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02月16日-01号

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  1. 関市議会 2022-02-16
    02月16日-01号


    取得元: 関市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-29
    令和4年第1回定例会会議録議事日程 令和4年2月16日(水曜日)午前10時 開  議 第1 会議録署名議員の指名 第2 会期の決定 第3 承認第1号 専決処分の承認について(令和3年度関市一般会計補正予算(第13号)) 第4 承認第2号 専決処分の承認について(令和3年度関市一般会計補正予算(第14号)) 第5 議案第1号 関市一般職の任期付職員の採用等に関する条例及び関市職員の給与に関す          る条例の一部改正について 第6 議案第2号 関市議会議員議員報酬費用弁償及び期末手当に関する条例の一部改正          について 第7 議案第3号 関市特別職職員の給与等に関する条例の一部改正について 第8 議案第4号 関市職員の育児休業等に関する条例の一部改正について 第9 議案第5号 関市議会議員議員報酬費用弁償及び期末手当に関する条例及び関市特          別職職員の給与等に関する条例の一部改正について 第10 議案第6号 関市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正について 第11 議案第7号 関市国民健康保険税条例の一部改正について 第12 議案第8号 関市道の駅条例の一部改正について 第13 議案第9号 関市温泉施設条例の一部改正について 第14 議案第10号 関市小学校及び中学校の設置等に関する条例の一部改正について 第15 議案第11号 関市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部改正につい          て 第16 議案第12号 関市消防団員等公務災害補償条例の一部改正について 第17 議案第13号 財産の無償譲渡について(関市富之保大洞消防車庫) 第18 議案第14号 市道路線の廃止について 第19 議案第15号 市道路線の認定について 第20 議案第16号 損害賠償請求に係る和解について 第21 議案第17号 令和3年度関市一般会計補正予算(第15号) 第22 議案第18号 令和3年度関市国民健康保険特別会計補正予算(第4号) 第23 議案第19号 令和3年度関市食肉センター事業特別会計補正予算(第3号) 第24 議案第20号 令和3年度関市公設地方卸売市場事業特別会計補正予算(第3号) 第25 議案第21号 令和3年度関市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号) 第26 諮問第1号 関市監査委員の選任について 第27 諮問第2号 人権擁護委員の推薦について 第28 新年度施政方針について 第29 議案第22号 令和4年度関市一般会計予算 第30 議案第23号 令和4年度関市国民健康保険特別会計予算 第31 議案第24号 令和4年度関市財産区特別会計予算 第32 議案第25号 令和4年度関市中小企業従業員退職金共済事業特別会計予算 第33 議案第26号 令和4年度関市公設地方卸売市場事業特別会計予算 第34 議案第27号 令和4年度関市介護保険事業特別会計予算 第35 議案第28号 令和4年度関市後期高齢者医療特別会計予算 第36 議案第29号 令和4年度関市水道事業会計予算 第37 議案第30号 令和4年度関市下水道事業会計予算 第38 市議第1号 議員定数に関する調査特別委員会の設置について本日の会議に付した事件  1 議事日程第1から第38まで出席議員(22名)      1番   長 尾 一 郎 君        2番   池 村 真一郎 君      3番   林   裕 之 君        4番   武 藤 記 子 君      5番   浅 野 典 之 君        6番   田 中   巧 君      7番   後 藤 信 一 君        8番   渡 辺 英 人 君      9番   波多野 源 司 君        10番   鷲 見   勇 君      11番   村 山 景 一 君        12番   三 輪 正 善 君      13番   足 立 将 裕 君        14番   幅   永 典 君      15番   市 川 隆 也 君        17番   長 屋 和 伸 君      18番   栗 山   守 君        19番   土 屋 雅 義 君      20番   松 田 文 男 君        21番   小 森 敬 直 君      22番   猿 渡 直 樹 君        23番   石 原 教 雅 君欠席議員(なし)欠員(1名)説明のため出席した者 市     長    尾 関 健 治 君    副  市  長    山 下 清 司 君 教  育  長    森   正 昭 君    協働推進部長     西 部 成 敏 君 基盤整備部長     山 田 達 史 君出席した事務局職員 局     長    西 部 延 則      次     長    松 田 典 人 係     長    長 尾 鮎 子      主     査    渡 辺   淳     午前10時00分 開会 ○議長(市川隆也君)   皆さん、おはようございます。  初めに、関市民憲章を唱和いたしますので、よろしくお願いいたします。  それでは、皆さん、御起立をお願いいたします。  関市民憲章。  わたくしたちは 自然に恵まれた 伝統ある 刃物のまちの 市民であることに 誇りと責任を持ち 感謝の心で 郷土を住み良くするために みんなで力をあわせます  育てよう こころ豊かなまちづくり  鍛えよう からだ丈夫なまちづくり  伸ばそう 希望あふれるまちづくり  御協力ありがとうございました。御着席ください。  これより令和4年第1回定例会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。  日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第77条の規定により、私から指名いたします。  4番 武藤記子君、5番 浅野典之君のお二人にお願いいたします。  日程第2、会期の決定を議題といたします。  今定例会の会期等は、あらかじめ議会運営委員会で御協議いただいておりますので、その協議結果につきまして委員長より御報告をお願いいたします。  17番 長屋和伸君、どうぞ。    (17番 長屋和伸君登壇) ◆17番(長屋和伸君)   おはようございます。  御指名をいただきましたので、議会運営委員会の協議結果の報告をさせていただきます。  去る2月9日、全委員出席の上、委員会を開催し、今定例会の会期及び議事運営等について協議をいたしました。  その結果、会期につきましては、本日2月16日から3月18日までの31日間といたします。  そこで日程でございますが、本日の本会議第1日目は、議事日程順序に従いまして逐次上程し、諮問第1号及び諮問第2号の人事案件、市議第1号の議案については、上程の後、即決といたします。その他の議案については、提案説明のみといたします。  2月17日から27日までの11日間は休会とし、28日の本会議第2日目は議案質疑を行い、その後、即決または所管の委員会に付託といたします。その後、代表質問一般質問を行います。  3月2日、3日の両日は、本会議第3日目、4日目で、一般質問を行います。  4日から17日までの14日間は休会とし、その間に付託案件委員会審査をお願いいたします。  18日の本会議第5日目は、委員会付託案件委員長報告、質疑、討論、採決、閉会といたします。  また、代表質問一般質問の要旨通告は2月17日の正午まで、議案質疑の通告は18日の正午までといたします。  代表質問の順序は多数会派からとし、同数の場合は抽せんといたします。  なお、一般質問の順序は抽せんとし、議案質疑は通告順といたします。  議員提出の議案等につきましては、3月16日の正午までに提出願います。  以上で、議会運営委員会の協議結果の報告を終わります。    (降  壇) ○議長(市川隆也君)   御苦労さまでした。  会期等については、ただいまの報告どおり決定することに御異議ございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。  よって、会期等は委員長の報告どおり決定いたしました。  それでは、これより議案の審議に入ります。  日程第3、承認第1号から日程第25、議案第21号までの23件を一括議題といたします。  これら23件は直ちに当局の説明を求めます。  尾関市長、どうぞ。    (市長 尾関健治君登壇) ◎市長(尾関健治君)   それでは、今定例会に提案いたします諸議案につきまして、順次御説明申し上げます。  議案書の1ページです。  承認第1号、専決処分の承認について(令和3年度関市一般会計補正予算(第13号))です。  地方自治法第179条第1項の規定により、次のとおり専決処分したから、同条第3項の規定によりこれを報告し、その承認を求めるものです。  この補正につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響が長期化する中、住民税非課税世帯や家計が急変した世帯に対し、1世帯当たり10万円を給付する国の臨時特別給付金や市独自の支援策として2万円を上乗せする生活支援臨時特別給付金を給付するため、専決処分したものです。  3ページです。  専決第20号、令和3年度関市一般会計補正予算(第13号)で、専決処分の期日は令和3年12月22日です。  第1条は、歳入歳出予算の補正で、歳入歳出予算の総額にそれぞれ10億8,049万5,000円を追加し、予算の総額を465億2,977万4,000円とするものです。  7ページ、歳入の15款国庫支出金の2項国庫補助金では、9億249万5,000円の補正増で、住民税非課税世帯等に対する臨時特別給付金給付事業費国庫補助金などによるもの、19款繰入金の1項基金繰入金では、1億7,800万円の補正増で、財政調整基金繰入金によるものです。  8ページ、歳出の3款民生費の1項社会福祉費では、10億8,049万5,000円の補正増で、住民税非課税世帯等に対する臨時特別給付金などによるものです。  以上、簡単ではございますが、承認第1号号の説明を終わります。  続きまして、13ページです。  承認第2号、専決処分の承認について(令和3年度関市一般会計補正予算(第14号))です。  地方自治法第179条第1項の規定により、次のとおり専決処分したから、同条第3項の規定により、これを報告し、その承認を求めるものです。  この補正につきましては、ふるさと納税が見込みを上回る寄附額となり、迅速に対応する必要があったため、また、板取地域を中心とした降雪により、除雪作業が増加したため、専決処分したものです。  15ページです。  専決第3号、令和3年度関市一般会計補正予算(第14号)で、専決処分の期日は令和4年1月14日です。  第1条は、歳入歳出予算の補正で、歳入歳出予算の総額にそれぞれ3億2,240万円を追加し、予算の総額を468億5,217万4,000円とするものです。  19ページ、歳入の18款寄附金では、5億円の補正増で、ふるさと納税によるもの、19款繰入金の1項基金繰入金では、1億7,760万円の補正減で、財政調整基金繰入金によるものです。  20ページ、歳出の2款総務費の1項総務管理費では、2億7,240万円の補正増で、ふるさと納税の返礼品などによるもの、7款土木費の2項道路橋りょう費では、5,000万円の補正増で、除雪作業に係る費用によるものです。  以上、簡単ではございますが、承認第2号の説明を終わります。  21ページ、議案第1号、関市一般職の任期付職員の採用等に関する条例及び関市職員の給与に関する条例の一部改正、24ページからの議案第2号、関市議会議員議員報酬費用弁償及び期末手当に関する条例の一部改正及び26ページからの議案第3号、関市特別職職員の給与等に関する条例の一部改正につきましては、人事院勧告に準じて、特定任期付職員及び再任用職員期末手当の支給率をそれぞれ年0.1か月、そのほかの職員及び市議会議員期末手当の支給率をそれぞれ年0.15か月引き下げる改定等を行うもので、令和4年4月1日からの施行です。  28ページ、議案第4号、関市職員の育児休業等に関する条例の一部改正につきましては、非常勤職員育児休業及び育児による部分休業の取得要件を緩和し、並びに育児休業を取得しやすい勤務環境を整備する改正を行うもので、令和4年4月1日からの施行です。  30ページ、議案第5号、関市議会議員議員報酬費用弁償及び期末手当に関する条例及び関市特別職職員の給与等に関する条例の一部改正につきましては、関市特別職報酬等審議会の答申に基づき、市議会議員議員報酬月額及び特別職職員の給料月額を改定する改正を行うもので、令和4年4月1日からの施行です。  32ページ、議案第6号、関市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正につきましては、特殊勤務手当の見直しに伴い、税務手当を廃止するもので、令和4年4月1日からの施行です。  34ページ、議案第7号、関市国民健康保険税条例の一部改正につきましては、国民健康保険税の税率等の見直しに伴い、当該税率等を改定等をする改正を行うもので、一部を除き令和4年4月1日からの施行です。  39ページ、議案第8号、関市道の駅条例の一部改正につきましては、関市道の駅平成内の日本平成花街道センターについて、日本平成村ギャラリーを地域交流コーナーに変更する等の改正を行うもので、令和4年4月1日からの施行です。  41ページ、議案第9号、関市温泉施設条例の一部改正につきましては、利用者の利便性の向上及び経営の安定を図るため、温泉施設の開館時間の延長及び入浴料を改定する改正を行うもので、令和4年4月1日からの施行です。  43ページ、議案第10号、関市小学校及び中学校の設置等に関する条例の一部改正につきましては、武芸川地域の小学校の再編に伴い、関市立寺尾小学校関市立武芸小学校に統合する改正を行うもので、令和5年4月1日からの施行です。  45ページ、議案第11号、関市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部改正につきましては、消防団員の処遇を改善するため、消防団員出動報酬を創設する改正を行うもので、令和4年4月1日からの施行です。  47ページ、議案第12号、関市消防団員等公務災害補償条例の一部改正につきましては、消防団員等公務災害補償等責任共済等に関する法律の一部改正に伴い、非常勤消防団員損害補償を受ける権利の保護の例外に関する規定を削る改正を行うもので、令和4年4月1日からの施行です。  49ページ、議案第13号、財産の無償譲渡につきましては、関市富之保大洞消防車庫について、当初は取り壊した後に敷地を地権者の方に返還する予定でしたが、地権者である稲荷神社が当該車庫の譲渡を希望されたため、無償で譲渡するものでございます。  51ページ、議案第14号、市道路線の廃止につきましては、市道7路線について廃止するもの、59ページ、議案第15号、市道路線の認定につきましては、市道3路線について認定するものです。  63ページ、議案第16号、損害賠償請求に係る和解につきましては、平成29年12月1日付で本市と和解の相手方との間で締結した刃物ミュージアム回廊基本設計実施設計等業務委託契約において、業務の遅延等により本市に発生した損害に対する賠償について協議が整ったため、次のとおり和解することについて、地方自治法第96条第1項第12号の規定により、議会の議決を求めるものです。  続きまして、一般会計特別会計補正予算につきまして御説明申し上げます。  補正予算書の1ページです。  議案第17号、令和3年度関市一般会計補正予算(第15号)です。  第1条は、歳入歳出予算の補正で、歳入歳出予算の総額にそれぞれ5,025万1,000円を追加し、予算の総額を469億242万5,000円とするものです。  第2条は、繰越明許費の補正です。  5ページです。  第2表繰越明許費補正の追加では、2款総務費の定年延長に伴う例規整備事業をはじめとして、令和3年度中に完了しない見込みの24件について、記載の事業ごとの金額を限度として、令和4年度へ繰り越そうとするもの、7ページの変更では、4款衛生費新型コロナウイルスワクチン接種事業など3件について、記載のとおり変更するものです。  10ページ、歳入の15款国庫支出金の1項国庫負担金では、6,378万4,000円の補正減で、新型コロナウイルスワクチン接種対策費国庫負担金などによるもの、2項国庫補助金では、1,342万7,000円の補正増で、社会保障・税番号制度システム整備費国庫補助金などによるもの、16款県支出金の1項県負担金では、1,605万6,000円の補正増で、国保基盤安定県負担金などによるもの、11ページ、18款寄附金では、65万円の補正増で、教育総務費寄附金によるもの、19款繰入金の1項基金繰入金では、8,237万円の補正増で、財政調整基金繰入金などによるもの、21款諸収入の5項雑入では、153万2,000円の補正増で、刃物ミュージアム回廊基本設計実施設計等業務に係る損害賠償金によるものです。  12ページ、歳出の2款総務費の1項総務管理費では、6,514万6,000円の補正増で、長良川鉄道経営安定対策補助などによるもの、3項戸籍住民基本台帳費では、459万2,000円の補正増で、システム改修等によるもの、3款民生費の1項社会福祉費では、5,002万3,000円の補正増で、国民健康保険特別会計事業勘定繰出金などによるもの、13ページ、2項高齢福祉費では、614万8,000円の補正減で、後期高齢者医療特別会計繰出金によるもの、4款衛生費の1項保健衛生費では、7,924万7,000円の補正減で、ワクチン接種委託などによるもの、5款農林水産業費の1項農業費では、800万円の補正増で、食肉センター事業特別会計繰出金によるもの、2項林業費では、造林・育林事業補助を増額し、森林環境譲与税積立金を減額するもの、14ページ、6款商工費では、98万5,000円の補正増で、経営安定支援補助によるもの、7款土木費の2項道路橋りょう費では、事業費の組替えによるもの、8款消防費では、660万円の補正増で、消火栓修繕等によるもの、15ページ、9款教育費の1項教育総務費では、財源変更によるもの、2項小学校費では、30万円の補正増で、校用器具購入によるもの、3項中学校費、4項高等学校費では、いずれも財源変更によるものです。  以上で一般会計の説明を終わります。  次に、19ページ、議案第18号、令和3年度関市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)です。  第1条は、歳入歳出予算の補正で、事業勘定歳入歳出予算の総額にそれぞれ409万1,000円を追加し、予算の総額を94億9,809万3,000円とするものです。  24ページ、事業勘定の歳入の1款国民健康保険税では、301万5,000円の補正減で、医療給付費分現年課税分などによるもの、4款県支出金では、278万2,000円の補正増で、特別交付金によるもの、6款繰入金では、293万9,000円の補正増で、保険基盤安定繰入金などによるもの、25ページ、9款国庫支出金では、138万5,000円の補正増で、国民健康保険災害等臨時特例補助金によるもの、26ページ、歳出の3款事業費納付金では、財源変更によるもの、5款諸支出金では、409万1,000円の補正増で、保険給付費等交付金返還金などによるものです。  29ページ、直診勘定の歳入では、一般会計繰入金事業勘定繰入金を組み替えるものです。  30ページ、歳出は、歳入の組替えによる財源変更ですが、財源内訳が同じ項目であるため表示がされていません。  31ページ、議案第19号、令和3年度関市食肉センター事業特別会計補正予算(第3号)です。  第1条は、歳入歳出予算の補正で、歳入歳出予算の総額にそれぞれ310万円を追加し、予算の総額を1億8,899万6,000円とするものです。  35ページ、歳入の1款食肉センター事業収入の1項使用料及び手数料では、490万円の補正減で、食肉センター使用料によるもの、3項繰入金では、800万円の補正増で、一般会計繰入金によるものです。  36ページ、歳出の1款食肉センター事業費の1項食肉センター管理費では、310万円の補正増で、修繕料などによるものです。  37ページ、議案第20号、令和3年度関市公設地方卸売市場事業特別会計補正予算(第3号)です。  第1条は、繰越明許費です。  38ページ、第1表繰越明許費では、1款市場事業費の中濃公設地方卸売市場改修事業が令和3年度中に完了しない見込みのため、記載の金額を限度として、令和4年度へ繰り越そうとするものです。  39ページ、議案第21号、令和3年度関市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)です。  第1条は、歳入歳出予算の補正で、歳入歳出予算の総額からそれぞれ614万8,000円を減額し、予算の総額を11億1,195万7,000円とするものです。  43ページ、歳入の1款後期高齢者医療事業収入の4項繰入金では、614万8,000円の補正減で、保険基盤安定繰入金によるもの、44ページ、歳出の1款後期高齢者医療事業費の2項納付金では、614万8,000円の補正減で、保険基盤安定負担金によるものです。  以上で、議案第17号から議案第21号までの補正予算の説明を終わります。  御審議のほど、よろしくお願い申し上げます。    (降  壇) ○議長(市川隆也君)   次に、日程第26、諮問第1号及び日程第27、諮問第2号の2件を一括議題といたします。  これら2件は、直ちに当局の説明を求めます。  尾関市長、どうぞ。    (市長 尾関健治君登壇) ◎市長(尾関健治君)   それでは、議案書の65ページです。  諮問第1号、関市監査委員の選任につきましては、関市監査委員に次の者を選任したいから、地方自治法第196条第1項の規定により、議会の同意を求めるものです。  同意を求める委員は、林隆一さんで、住所、生年月日はそれぞれ記載のとおりでございまして、任期は令和4年4月1日から4年間です。  66ページ、諮問第2号、人権擁護委員の推薦につきましては、人権擁護委員に次の方を推薦したいから、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会の意見を求めるものです。  意見を求める委員は、山田文子さん、田内和子さんの2名で、住所、生年月日はそれぞれ記載のとおりでございまして、任期は令和4年7月1日から3年間です。  以上、諮問2件につきまして、ご審議のほど、よろしくお願い申し上げます。    (降  壇) ○議長(市川隆也君)   説明が終わりましたので、これより一括して質疑を行います。  質疑のある方はございませんか。    (発言する者なし)  質疑もないようですので、質疑を終わります。  これより一括して討論を行います。  討論のある方はございませんか。    (発言する者なし)  討論もないようですので、討論を終わります。  これより採決いたします。  採決は区分して行います。  最初に、諮問第1号、関市監査委員の選任についてを採決いたします。  本件は、これに同意することに御異議ございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。  よって、諮問第1号は、これに同意することに決しました。  次に、諮問第2号、人権擁護委員の推薦についてを採決いたします。  本件は、これを可とすることに御異議ございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。  よって、諮問第2号は、これを可とすることに決しました。  次に、日程第28、新年度施政方針についてを議題といたします。  尾関市長、どうぞ。    (市長 尾関健治君登壇) ◎市長(尾関健治君)   令和4年関市議会第1回定例会の開会に当たり、市政運営について所信の一端を申し述べるとともに、令和4年度当初予算案の施策の概要を御説明申し上げます。  令和元年度から続く新型コロナウイルス感染症の影響は、感染力の強いオミクロン株の急拡大により、今まで以上に社会経済はもとより市民生活に大きな影響を与えており、先の見えない状況です。安心した暮らしを取り戻していけるよう、今後はワクチンの追加接種を迅速に進めていきます。  本年度の市政運営は、第5次総合計画の着実な推進に向けて「防災力の向上」、「ICTを活用したまちづくりの推進」、「地域経済力の強化」の3つの項目を重点的かつ戦略的に推進してきました。また、数回にわたる補正予算により、子育て世帯や生活が困窮している世帯の支援、事業者への感染防止対策物品購入補助、公共施設における感染防止対策など、市独自のコロナ対策を講じてきました。今後も引き続きスピード感を持って取り組みます。  さて、令和4年度は、第5次総合計画の基本構想が掲げる将来都市像「産業を鍛え、学びを伸ばし、文化を磨き、未来を切り拓く協働のまち」の実現に向けての前期基本計画の最終年度となります。感染症の影響により、新しい生活スタイルと事業手法が求められる中、令和4年度は、重点的に推進すべき施策を本年度同様3つに絞り、市政を運営していきます。また、国の2050年カーボンニュートラル実現へ向けての宣言を受け、本市におきましても、脱炭素化に目を向けた取組を行います。  1つ目は「地域経済の活性化」に関する施策です。  長く続くコロナ禍において、経済を活性化させることが社会全体の課題であり、新しい生活スタイルに合わせた事業の支援を行います。市内企業の技術や伝統をつなぐため、後継者不在の中小企業の事業承継の支援や資金調達の選択肢を広げるため、創業時の資金調達にクラウドファンディングを活用することを支援していきます。  2つ目は「防災・減災対策の強化」に関する施策です。  全国各地で地震や集中豪雨など多くの災害が起きている中、河川の氾濫による浸水被害を軽減するため、通称田んぼダムと言われる大雨の際、一時的に水田に水を貯めることができる排水ますを設置するための支援や防災ガイドブックの作成など、ハード・ソフトの両面から地域防災力の強化に積極的に取り組みます。  3つ目は「ICTを活用したまちづくりの推進」に関する施策です。  コロナ禍において、非接触型の生活スタイルが当たり前になる中、特に進めるべき分野です。各地域にあるインターネット回線設備を更新し、地域のインターネット通信の高速化を進めます。また、市内の企業がDXに戦略的に取り組み、競争力を高めることを支援するため、令和元年度から実施しているIoT・IT導入事業補助制度をDX総合支援補助制度に変更し、補助メニューを拡充します。  以上が3つの重点的・戦略的に推進すべき施策です。  また、本市は、2050年までに二酸化炭素排出量を実質ゼロにすることを目指し、ゼロカーボン社会を実現するため、環境基本計画を見直すとともに、再生可能エネルギー導入計画を策定します。また、脱炭素経営の促進を進める事業者への補助を行うなど、市独自の取組も行っていきます。  このような施策を確実に実施し、市民一人ひとりが幸せを実感できる「日本一しあわせなまち」の実現に向け、市政運営に全力を投入してまいります。  令和4年度当初予算の編成に際しましては、関市第5次総合計画の基本構想に掲げる将来都市像の実現に向けて、第5期実施計画事業を積極的に推進するとともに、住民福祉の充実を図るため、全ての職員の知恵を結集して予算編成に取り組んできました。  令和4年度当初予算の規模は、一般会計400億3,700万円、特別会計191億5,710万円、水道事業会計31億500万円、下水道事業会計53億2,600万円、総額676億2,510万円でございまして、予算総額は前年度比1%の増加となり、過去最大の予算規模となっています。  一般会計の予算額は、予算総額と同様、過去最大の予算規模で、前年度比0.8%の増加となり、主な要因は、社会保障関連経費の増加に加え、ブロードバンド施設機器の更新、富岡保育園・富岡小留守家庭児童教室の新築、学習情報館や道の駅などの大規模改修などによるものです。  特別会計の予算額は前年度比2.4%の増加、また、水道事業会計は0.4%の減少、下水道事業会計は1.5%の減少となっています。  一般会計の歳入予算の約3分の1を占める市税は、前年度比5.9%増加の119億9,903万7,000円を計上しています。個人市民税では、景気の緩やかな回復による所得増が期待され、前年度比6.1%の増加を見込んでおり、法人市民税では、前年度比12.7%の増加を見込んでいます。  地方交付税では、普通交付税は、前年度比9.5%の増加の75億円、特別交付税は、前年度と同額の10億5,000万円を計上しています。  これらの歳入のほか、国庫支出金では、重層的支援体制整備事業などにより4.1%の増加、寄附金では、ふるさと納税を20億円計上しています。  また、市債では、市民球場改修事業や臨時財政対策債の減などにより、前年度比28.6%の減少となっています。  続きまして、令和4年度当初予算における各施策の主な内容につきまして、関市第5次総合計画のまちづくりの政策体系に沿って、特に重点的に予算化した施策について、順次御説明いたします。  最初に、第1の政策『地域全体で「人」を支える』です。  「地域福祉」の施策では、地域住民の抱える困難な課題を解決するために、複数の相談支援機関が連携し、支援を一体的に行う重層的支援体制整備を進めます。また、地域包括支援センターを、子ども、高齢者、障がいをお持ちの方、生活が困窮している世帯の相談拠点の場として充実させます。  「子育て支援」の施策では、富岡保育園の建て替えを行い、富岡小学校の留守家庭児童教室との複合化を図ります。  「健康づくり」の施策では、フィットネスジムなどと連携し、具体的なトレーニングを学べるプログラムの提供などを通じて、市民の健康づくりをサポートし、生活習慣病や病気の重症化を予防していきます。また、禁煙希望者に対する禁煙外来治療費の助成を行い、健康増進と医療費抑制に努めます。  次に、第2の政策『明日を担う「人」を育てる』です。  「教育環境整備」の施策では、学校施設の長寿命化計画に基づき、瀬尻小学校や旭ヶ丘中学校の大規模改修工事の基本設計など、学校の整備を計画的に進めます。また、電子黒板の更新や昨年度整備した1人1台タブレットを活用した学習の環境整備を行います。  「小中学校教育」の施策では、コロナ禍における学習支援や継続してプログラミング教育などのSTEAM教育を充実させるなど、教育内容の充実を図ります。またふれあい教室では、不登校やひきこもり状態にある児童生徒の自立や学校復帰を目指し、公認心理師等によるサポート体制を強化します。  「関商工高等学校」の施策では、校舎の改修工事や防球ネットの建て替え工事など、より安全に学習できるよう環境を整備します。  次に、第3の政策『「まち」を共に創る』です。  「市民協働」の施策では、地域委員会の主体的なまちづくりの活動を支援するため、地域支援職員を派遣するとともに、地域おこし協力隊を1名増員し、定住促進起業支援を行っていきます。  「過疎対策・地域振興」の施策では、地域の宝磨き上げ事業を継続し、洞戸地域ではキウイ栽培後継者育成、板取地域ではアジサイ管理、武芸川地域では寺尾ヶ原千本桜公園ベンチ設置、武儀地域ではシイタケ栽培後継者育成、上之保地域では登山道の整備などを進めます。  「多様性社会」の施策では、県内で初めてとなるパートナーシップ宣誓制度を導入し、LGBT当時者等で宣誓を希望する方々に対して宣誓書受領証を交付することで、公的にパートナー関係を認め、生きづらさの軽減や自分らしく生活することをサポートします。  「生涯学習」の施策では、市民一人ひとりが健康で豊かな生活を営むことができるよう、より充実した場を提供するため、引き続き学習情報館と図書館の改修を行います。  「スポーツ」の施策では、新しく生まれ変わる市民球場をはじめ、各施設をより多くの市民が利用し、多様なスポーツと接することができるよう各種スポーツイベントを開催していきます。  「文化・芸術・歴史」の施策では、小瀬鵜飼の後継者育成のための記録映像制作や弥勒寺史跡公園を整備し、また、文化施設では、洞戸円空記念館や文化会館の改修などを行います。  次に、第4の政策『「まち」に活力を生む』です。  「工業」の施策では、市内の中小企業が脱炭素経営に取り組み、国際的に競争力のある企業を目指せるように、温室効果ガス削減効果のある設備更新などの費用を一部補助していきます。  「観光」の施策では、関の刃物、小瀬鵜飼、温泉、アウトドア・レジャーなど、既存の観光資源の磨き上げとともに、体験アクティビティなど新たな観光資源の創出により、観光地としての魅力を高めます。また、観光施設の整備では、道の駅「ラステンほらど」・「むげ川」の改修などを行います。  「農業」の施策では、農業経営の規模拡大、農地の集積化、耕作放棄地の発生防止・解消のため、農地等の利用の最適化を進めます。また、農産物の被害を抑えるための有害鳥獣対策、農業用水路の改修など、様々な事業を展開し、農業の担い手や経営体を育成するとともに、農業経営の安定化を図ります。  「林業」の施策では、森林整備を進めるとともに、ゼロカーボン社会の実現に向けて、化石燃料から木質バイオマス資源への転換を促進するため、まきストーブなどの購入支援を行い、地域内循環によるエネルギーの安定供給化を図るため、林業安全装備購入費用を補助します。  次に、第5の政策『安心な「暮らし」を守る』です。  「防災・減災・消防」の施策では、自助・共助による災害に強いまちづくりを目指し、地域防災計画の改訂や防災ガイドブック、洪水ハザードマップを作成するなど、市民の生命と財産を守るための施策を行います。  「環境保全」の施策では、市民・事業者・市が一体となって、ゼロカーボン社会の実現を目指し、普及啓発活動や市民参加型のイベントなどを開催します。また、二酸化炭素を排出しない電気自動車を公用車として購入するなど、全庁的な脱炭素化を推進していきます。  次に、第6の政策『快適な「暮らし」を造る』です。  「都市計画・土地利用」の施策では、立地適正化計画の見直しを行い、持続可能なコンパクトかつにぎわいのまちづくりの推進に努めます。観光交流拠点となる刃物ミュージアム回廊「せきてらす」を中心に、本町BASEや1月にオープンしたにぎわい施設古民家「あいせき」を運営し、関シティターミナルからせきてらすまでの区間において、遊歩道やふれあい広場などを整備し、歩いて楽しい空間づくりを目指します。  「住環境」の施策では、空き家等対策計画を見直し、空き家の発生抑制や危険な空き家の除去に取り組みます。また、住みよい住環境を提供し、快適なまちづくりを推進するため、土地区画整理事業の推進を図ります。  「道路・橋りょう」の施策では、南北幹線道路である倉知一ノ門線のほか、東山西田原線、尾太中池線などの整備を進め、安全で便利な道路網を構築していきます。さらに、市道3か年集中整備計画に基づき、幹線道路だけでなく生活関連道路の重点的な舗装・側溝補修などを行い、快適な生活環境づくりを進めます。  「治山・治水」の施策では、河川・調整池のしゅんせつ工事や排水路改修工事を進め、また、土砂災害対策として急傾斜地崩壊防止工事を継続して進めます。  「上水道」の施策では、水道施設を適正に維持管理し、安全な水を供給できるよう、機能強化及び老朽管対策を行います。また災害時にも安定した給水ができるよう、耐震管への布設替えを行います。  「下水道」の施策では、幹線管路の長寿命化を図るため計画的な管路整備を進め、安定した下水道処理が継続できるよう努めます。  最後に、『持続可能な行財政運営を行う』です。  「ふるさと納税」による寄附額は、本年度におきましても好調を維持しており、本市を応援してくださる皆様に感謝申し上げるとともに、まちづくりのために有効に活用してまいります。このふるさと納税のチャンネルを活用し、広く本市をPRするとともに、シティプロモーションにつなげていきます。  職員が一層知恵を出し合い、自主財源の確保に努めてまいります。  以上、令和4年度の市政運営の基本方針と予算案の概要について申し述べさせていただきました。  新型コロナウイルス感染症により生活が一変している今だからこそ、『日本一しあわせなまち』の実現に向け、市民の皆様との協働により、誰もが誇りと愛着を持っていただけるようなまちを全力で創ってまいる所存でございます。何とぞ、市議会をはじめ関係各機関の御理解と市民の皆様の御支援、御協力を切にお願い申し上げまして、令和4年度の施政方針といたします。    (降  壇) ○議長(市川隆也君)   次に、日程第29、議案第22号から日程第37、議案第30号までの9件を一括議題といたします。  これら9件は、直ちに当局の説明を求めます。  尾関市長、どうぞ。    (市長 尾関健治君登壇) ◎市長(尾関健治君)   議案第22号から議案第30号までの令和4年度関市一般会計特別会計、事業会計の予算案における主要な施策及びその考え方につきましては、施政方針の中でおおむね述べさせていただきましたので、提出しました予算案の内容につきましては、副市長及び基盤整備部長から説明をさせていただきます。    (降  壇) ○議長(市川隆也君)   山下副市長、どうぞ。 ◎副市長(山下清司君)   それでは、議案第22号から議案第28号までの一般会計及び特別会計、合わせまして7会計の令和4年度予算案について、関市予算書により御説明申し上げます。  3ページをお願いします。  議案第22号、令和4年度関市一般会計予算です。  第1条は、歳入歳出予算で、歳入歳出予算の総額をそれぞれ400億3,700万円と定めるもので、前年度から0.8%の増となっています。  第2条は、債務負担行為、第3条は、地方債、第4条は、一時借入金、4ページの第5条は、歳出予算の流用を定めるものです。  5ページです。  第1表歳入歳出予算は、款及び項の区分ごとに歳入歳出予算の金額を記載のとおり定めるものです。  12ページです。  第2表債務負担行為は、子育て応援券事業をはじめ、計28件につきまして債務負担行為を設定するものです。  14ページです。  第3表地方債は、ブロードバンド施設改修事業をはじめ、計40件につきまして、限度額、起債の方法、利率、償還の方法を記載のとおり定めるものです。  続きまして、歳入歳出予算の主な内容につきまして御説明いたします。  22ページです。  1款市税の1項市民税は、前年度から3億1,278万1,000円増の47億2,285万7,000円、2項固定資産税は、3億8,888万5,000円増の56億31万3,000円、3項軽自動車税は、1,386万3,000円増の2億8,331万8,000円を見込んでいます。  23ページ、4項市たばこ税は、2,538万8,000円減の4億4,619万7,000円、6項都市計画税は、2,571万3,000円減の9億3,195万1,000円、7項入湯税は、318万5,000円増の1,440万円をそれぞれ経済情勢や前年度の実績などを踏まえて見込み、市税全体といたしまして6億6,761万3,000円増の119億9,903万7,000円を見込んでいます。  24ページ、2款地方譲与税から26ページ、10款地方特例交付金までは、本年度の収入実績及び国が公表しています令和4年度地方財政計画等を参考にして計上をしております。  2款地方譲与税の1項地方揮発油譲与税は、600万円増の8,600万円、2項自動車重量譲与税は2,200万円増の2億7,700万円、3項森林環境譲与税は、1,578万2,000円増の7,441万2,000円、3款利子割交付金は、100万円減の700万円、25ページ、4款配当割交付金は600万円増の4,700万円、5款株式等譲渡所得割交付金は、1,000万円増の3,000万円、6款法人事業税交付金は、8,000万円増の1億5,000万円、7款地方消費税交付金は、1億9,500万円増の21億1,500万円、26ページ、8款ゴルフ場利用税交付金は、同額の9,000万円、9款環境性能割交付金は、1,800万円増の3,800万円、10款地方特例交付金の1項地方特例交付金は、同額の7,000万円、27ページ、11款地方交付税は、普通交付税が6億5,000万円増の75億円、特別交付税は、同額の10億5,000万円を見込んでいます。  12款交通安全対策特別交付金は同額の1,000万円、13款分担金及び負担金の1項分担金は、302万5,000円減の1,599万2,000円で、ライフライン保全事業分担金など、28ページ、2項負担金は、1万9,000円減の1億6,263万円で、保育所運営費負担金などによるものです。  14款使用料及び手数料の1項使用料は、643万9,000円減の3億4,053万3,000円で、市営住宅使用料など、32ページからの2項手数料は177万7,000円増の1億9,573万5,000円で、可燃・不燃ごみ処理手数料などによるものです。  33ページからの15款国庫支出金の1項国庫負担金は、1億5,010万5,000円増の35億8,273万2,000円で、子どものための教育・保育給付交付金など、35ページからの2項国庫補助金は、1,846万2,000円増の6億9,493万2,000円で、社会資本整備総合交付金など、37ページ、3項委託金は、193万8,000円増の1,853万9,000円で、国民年金事務費国庫委託金などによるものです。  38ページからの16款県支出金の1項県負担金は、4,535万6,000円増の14億8,628万5,000円で、子どものための教育・保育給付交付金県費負担金など、40ページからの2項県補助金は、1億118万円減の8億864万2,000円で、福祉医療費県補助金など、44ページからの3項委託金は、1,411万5,000円増の2億634万9,000円で、県民税徴収事務費県委託金などによるものです。  45ページからの17款財産収入の1項財産運用収入は、2,756万3,000円増の2億5,291万1,000円で、基金利子など、47ページ、2項財産売払収入は、8,572万2,000円減の601万円で、土地建物売払収入などによるものです。  18款寄附金は、20億30万2,000円で、ふるさと納税など、19款繰入金は、2億2,563万2,000円増の17億9,001万8,000円で、職員退職手当基金繰入金など、48ページ、20款繰越金は同額の6億円です。  21款諸収入は、724万1,000円増の8億3,344万1,000円で、児童発達支援センター事業収入などによるものです。  56ページからの22款市債は、13億9,820万円減の34億9,850万円で、学習情報館改修事業などによるものです。なお、臨時財政対策債は、9億円減の6億円を計上しております。  次に、歳出の主な内容につきまして御説明をいたします。  58ページからの1款議会費は、1,142万円減の2億4,755万6,000円、59ページからの2款総務費は、3億815万1,000円増の55億1,752万5,000円です。  総務費の主な予算では、1項総務管理費は、47億1,949万6,000円で、ふるさと納税事業など、71ページからの2項徴税費は、4億2,295万2,000円で、市税賦課徴収事務の経費など、73ページからの3項戸籍住民基本台帳費は、2億6,169万4,000円で、個人番号カード関連経費など、74ページからの4項選挙費は、7,850万1,000円で、参議院議員選挙費など、76ページからの5項統計調査費は、1,617万3,000円で、就業構造基本調査などによるものです。  78ページからの3款民生費は、7億208万2,000円増の128億2,408万3,000円です。  民生費の主な予算では、1項社会福祉費は、43億8,479万4,000円で、介護・訓練等給付費など、84ページからの2項高齢福祉費は、29億1,607万6,000円で、老人保護措置費など、87ページからの3項児童福祉費は、49億8,315万9,000円で、児童手当など、94ページからの4項生活保護費は、5億3,955万4,000円です。  96ページからの4款衛生費は、2億6,065万8,000円増の30億8,550万6,000円です。  衛生費の主な予算では、1項保健衛生費は、18億2,640万円で、予防接種事業など、103ページからの2項清掃費は、12億5,910万6,000円で、中濃地域広域行政事務組合負担金などによるものです。  104ページからの5款農林水産業費は、1,007万4,000円減の8億3,004万3,000円です。  農林水産業費の主な予算では、1項農業費では2億4,654万円で、鳥獣害防止対策など、108ページからの2項林業費は、3億850万8,000円で、林道改良など、111ページからの3項農地費は、2億7,098万9,000円で、多面的機能支払事業補助など、112ページ、4項水産業費は、400万6,000円で、各漁業協同組合への補助などによるものです。  113ページからの6款商工費は、1億2,616万9,000円増の12億7,284万8,000円です。  商工費の主な予算では、企業立地促進奨励金、観光協会事業補助などによるものです。  119ページからの7款土木費は、1億1,047万3,000円増の44億1,759万3,000円です。  土木費の主な予算では、1項土木管理費は、2億7,426万3,000円で、県営道路改良事業負担金など、122ページからの2項道路橋りょう費は、14億5,544万2,000円で、生活関連道路維持補修など、124ページの3項河川費は、1億7,982万1,000円で、河川改良など、125ページからの4項都市計画費は、23億8,304万2,000円で、遊歩道等整備など、128ページからの5項住宅費では、1億2,502万5,000円で、東山3丁目住宅改修などによるものです。  129ページからの8款消防費は、2億9,458万5,000円減の16億260万円です。  消防費の主な予算は、中濃消防組合負担金などによるものです。  133ページからの9款教育費は、9億8,352万2,000円減の58億9,933万8,000円です。  教育費の主な予算では、1項教育総務費は3億9,625万8,000円で、STEAM教育推進事業の経費など、135ページからの2項小学校費は、9億3,767万1,000円、139ページからの3項中学校費は、4億350万8,000円で、それぞれ校舎改修など、142ページからの4項高等学校費は、9億7,543万6,000円で、施設改修など、144ページからの5項社会教育費は、19億1,975万5,000円で、学習情報館、図書館の改修など、153ページからの6項保健体育費は、12億6,671万円で、中池公園施設改修などによるものです。  159ページからの10款災害復旧費は、同額の1億3,615万円で、農林水産施設及び土木施設災害復旧事業によるものです。  11款公債費は、9,906万8,000円増の41億7,375万8,000円です。  160ページの12款予備費は、同額の3,000万円です。  以上で、一般会計の説明を終わります。  次に、特別会計につきまして御説明をいたします。  185ページです。  議案第23号、令和4年度関市国民健康保険特別会計予算です。  第1条第1項は、事業勘定歳入歳出予算の総額をそれぞれ99億2,960万円と定めるもので、前年度から4.8%の増、第2項は、直診勘定の歳入歳出予算の総額をそれぞれ3億8,000万円と定めるものです。前年度から0.1%の減となっています。  第2条は、債務負担行為、第3条は、地方債を定めるものです。  190ページ、第3表債務負担行為は、健診結果提供事業について債務負担行為を設定するものです。  191ページ、第4表地方債では、診療所医療機器整備事業につきまして、限度額、起債の方法、利率、償還の方法を記載のとおり定めるものです。  197ページ、事業勘定の歳入の主なものは、1款国民健康保険税は、3億9,180万5,000円増の20億7,429万6,000円、198ページの3款県支出金は、2億2,984万9,000円増の71億1,226万4,000円で、保険給付費等交付金など、199ページの5款繰入金は、1億6,968万8,000円減の7億2,873万3,000円で、一般会計からの繰入金は、6億5,791万3,000円です。  201ページからの歳出の主なものは、1款総務費は、2,751万4,000円増の1億8,622万円で、報償金など、203ページの2款保険給付費は、2億2,986万9,000円増の69億8,545万5,000円で、療養給付費など、3款事業費納付金は、1億8,764万8,000円増の26億3,997万1,000円で、医療給付費分などによるものです。  214ページ、直診勘定の歳入の主なものは、1款国民健康保険診療所収入の1項診療収入は、687万8,000円減の1億3,984万3,000円、215ページの4項繰入金は、92万8,000円減の1億8,775万3,000円、217ページからの歳出の主なものは、1款国民健康保険診療所運営費の1項総務費は、934万8,000円減の2億2,389万4,000円で、津保川診療所指定管理料など、218ページからの2項医業費は、780万6,000円増の1億99万4,000円で、医療用器具購入などによるものです。  231ページです。  議案第24号、令和4年度関市財産区特別会計予算です。  第1条は、歳入歳出予算の総額をそれぞれ720万円と定めるもので、前年度比22%の増となっています。  253ページです。  議案第25号、令和4年度関市中小企業従業員退職金共済事業特別会計予算です。  第1条は、歳入歳出予算の総額をそれぞれ1億610万円と定めるもので、前年度と同額となっています。  267ページです。  議案第26号、令和4年度関市公設地方卸売市場事業特別会計予算です。  第1条は、歳入歳出予算の総額をそれぞれ4,930万円と定めるもので、前年度比0.2%の増となっています。  281ページです。  議案第27号、令和4年度関市介護保険事業特別会計予算です。  第1条は、歳入歳出予算の総額をそれぞれ74億3,470万円と定めるもので、前年度比1.1%の減となっています。  289ページ、歳入の主なものは、1款介護保険事業収入の1項保険料は、1,008万5,000円増の17億7,062万4,000円、3項国庫支出金は、6,080万5,000円減の15億4,435万3,000円、290ページ、5項県支出金は、3,044万円減の10億1,808万5,000円、291ページ、7項繰入金は、445万4,000円減の11億9,686万5,000円です。  歳出の主なものは、293ページの1款介護保険給付事業費の2項保険給付費は、204万円増の68億3,331万円で、居宅サービス費負担金など、3項地域支援事業費は、1億2,917万1,000円減の3億3,696万4,000円で、介護予防事業などによるものです。  305ページです。  議案第28号、令和4年度関市後期高齢者医療特別会計予算です。  第1条は、歳入歳出予算の総額をそれぞれ12億5,020万円と定めるもので、前年度比11.8%の増となっています。  313ページ、歳入の主なものは、1款後期高齢者医療事業収入の1項保険料は、1億531万9,000円増の8億7,372万円、3項広域連合支出金は、29万9,000円増の4,605万3,000円、314ページの4項繰入金は、2,674万1,000円増の3億694万6,000円です。  315ページからの歳出の主なものは、1款後期高齢者医療事業費の2項納付金は、1億3,048万9,000円増の11億9,029万9,000円、3項健康保持増進事業費は、30万円増の4,605万4,000円で、健康診査業務委託などによるものです。  以上で、一般会計及び特別会計の当初予算案の説明を終わらせていただきます。  御審議のほど、よろしくお願いをいたします。 ○議長(市川隆也君)   山田基盤整備部長、どうぞ。 ◎基盤整備部長(山田達史君)   それでは、議案第29号、令和4年度関市水道事業会計予算の説明をさせていただきます。  予算書の321ページをお願いします。  第1条では総則を、第2条では業務の予定量を定めるもので、給水戸数は3万4,203戸、年間総給水量は1,051万9,000立方メートル、1日平均給水量は2万8,819立方メートルを予定しております。  建設改良費の配水設備拡張及び改良工事事業費は前年対比6.2%の減、8億7,691万3,000円を予定しており、主な事業としましては、配水設備改良工事費において老朽管対策事業9件、施設等整備事業9件を予定しております。  322ページをお願いします。  第3条は、収益的収入及び支出の予定額を定めるもので、水道事業収益は前年度比0.41%減の18億1,319万4,000円に対しまして、水道事業費用は前年度比2.0%増の17億2,998万7,000円を予定しております。  323ページをお願いします。  第4条は、資本的収入及び支出の予定額を定めるもので、資本的収入は前年度比10.0%減の3億7,390万1,000円、資本的支出は前年度比3.4%減の13億7,501万3,000円を予定しており、収入額が支出額に対して不足する額は10億111万2,000円で、記載してあります補填財源及び金額で補填する予定でございます。  324ページをお願いします。  第5条は、企業債の目的や限度額を定めるもので、5件の老朽管対策事業工事等の財源とする予定です。  限度額、起債の方法、利率及び償還の方法は記載のとおりです。  第6条は、一時借入金の限度額を定めるものです。  325ページをお願いします。  第7条は、予定支出の各項の経費の金額を流用できる場合を定めるものです。  第8条は、議会の議決を経なければ流用することのできない経費を定めるものでございます。  第9条は、他会計からの補助金を定めるもので、児童手当給付補助金や旧簡易水道事業助成に充当するため、一般会計から補助を受ける金額です。  第10条は、たな卸資産の購入限度額を定めるものです。  327ページ以降は予算説明書でございまして、実施計画、財務諸表等を添付しております。  続きまして、議案第30号、令和4年度関市下水道事業会計予算の説明をさせていただきます。  予算書の369ページをお願いいたします。  第1条では総則を、第2条では業務の予定量を定めるもので、整備区域内人口は8万5,040人、年間総排除汚水量は1,313万2,700立方メートル、1日平均排除汚水量は3万5,980立方メートルを予定しております。  主要な建設改良事業は前年対比36.2%の増、3億4,375万7,000円を予定しており、公共下水道管路施設整備事業として8,177万7,000円、公共下水道処理場施設整備事業として1億2,018万円、特定環境保全公共下水道処理場施設整備事業として1億4,180万円を予定しております。  370ページをお願いします。  第3条は、収益的収入及び支出の予定額を定めるもので、下水道事業収益は前年度比3.2%減の34億5,783万2,000円に対しまして、下水道事業費用は前年対比4.4%減の34億1,269万5,000円を予定しております。  371ページをお願いします。  第4条は、資本的収入及び支出の予定額を定めるもので、資本的収入は前年度比11.4%増の10億3,707万円、資本的支出は前年度比4.1%増の19億1,330万5,000円を予定しており、収入額が支出額に対し不足する額は8億7,623万5,000円で、記載してあります補填財源及び金額で補填する予定です。  372ページをお願いします。  第5条は、企業債の目的や限度額を定めるもので、主に建設改良費の財源とする予定です。限度額、起債の方法、利率及び償還の方法は記載のとおりです。  第6条は、一時借入金の限度額を定めるものです。  第7条は、予定支出の各項の経費の金額を流用できる場合を定めるものです。  373ページをお願いします。  第8条は、議会の議決を経なければ流用することのできない経費を定めるものです。  第9条は、他会計からの補助金を定めるもので、下水道事業に充当するため、一般会計から補助を受ける金額です。  375ページ以降は予算説明書でございまして、実施計画、財務諸表等を添付しております。  以上、簡単ではございますが、令和4年度関市水道事業会計予算並びに下水道事業会計予算の説明を終わらせていただきます。  御審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(市川隆也君)   御苦労さまでした。  ここでお諮りいたします。  本件を審査するため、皆様に配付してございますように、議長を除く21名の委員をもって構成する新年度予算特別委員会を設置することに御異議ございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。  よって、本件を審査するため、議長を除く21名の委員をもって構成する新年度予算特別委員会を設置することに決しました。  この際、新年度予算特別委員会開催のため暫時休憩をいたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  それでは、暫時休憩といたします。     午前11時11分 休憩     午前11時45分 再開 ○議長(市川隆也君)   休憩前に続きまして会議を開きます。  新年度予算特別委員会の委員長、副委員長の互選結果について、私から報告します。  委員長に松田文男君、副委員長に鷲見勇君、以上であります。  次に、先ほど議会運営委員会が開催されましたので、その協議結果につきまして委員長より御報告をお願いいたします。  17番 長屋和伸君、どうぞ。    (17番 長屋和伸君登壇) ◆17番(長屋和伸君)   御指名をいただきましたので、議会運営委員会の協議結果の報告をさせていただきます。  新年度予算特別委員会の設置に伴い、先ほど全委員出席の上、委員会を開催し、委員会の審査日程につきまして協議をいたしました。  その結果、3月4日は総務厚生委員会、7日は文教経済委員会、9日は建設環境委員会、10日、11日、14日及び15日の4日間は新年度予算特別委員会といたします。  以上で、議会運営委員会の協議結果の報告を終わります。    (降  壇) ○議長(市川隆也君)   御苦労さまでした。  委員会の日程については、ただいまの報告どおり決定することに御異議ございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。  よって、委員会の日程は委員長の報告どおり決定いたしました。  この際、暫時休憩をいたしたいと思いますが、御異議ございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  それでは、暫時休憩といたします。  なお、本会議は午後1時から再開いたします。     午前11時47分 休憩     午後1時00分 再開 ○議長(市川隆也君)   休憩前に続きまして会議を開きます。  日程第38、市議第1号、議員定数に関する調査特別委員会の設置についてを議題といたします。  本件は、直ちに提出議員代表の説明を求めます。  8番 渡辺英人君、どうぞ。    (8番 渡辺英人君登壇)
    ◆8番(渡辺英人君)   ただいま議長さんの御指名をいただきましたので、市議第1号、議員定数に関する調査特別委員会の設置について、関市議会会議規則第13条の規定により提出するものでございます。案文を朗読して説明に代えさせていただきます。  議員定数に関する調査特別委員会の設置について(案)。  次のとおり議員定数に関する調査特別委員会を設置するものとする。  記。  1、名称 議員定数に関する調査特別委員会。  2、設置の根拠 地方自治法第109条及び関市議会委員会条例第5条。  3、付議事件 議員定数に関する調査研究。  4、委員定数 13名。  5、設置の期限 閉会中も調査研究を行うことができるものとし、調査研究を終了するまで。  令和4年2月16日提出。  関市議会議長、市川隆也様。  提出議員につきましては、敬称を略して紹介させていただきます。石原教雅、田中巧、浅野典之、幅永典、栗山守、鷲見勇、不肖私、渡辺英人です。  以上でございます。御賛同いただきますようよろしくお願いいたします。    (降  壇) ○議長(市川隆也君)   説明が終わりましたので、これより質疑を行います。  質疑のある方はございませんか。  22番、猿渡直樹君、どうぞ。 ◆22番(猿渡直樹君)   ただいま上程されました市議第1号について質疑を行います。  議員定数に関する調査特別委員会の設置が提案されましたが、何点か疑問を呈したいと思います。  1点目は、議員提出までの協議があまりにも不十分ではないかという点です。特別委員会の前提となる議会での意見集約や協議が本当におろそかにされていることに驚いております。本来なら議会活性化協議会や代表者会議で議論・検討を行うべきであるし、これまでの関市議会は、議会内の合意形成を大切にしてきたのではないでしょうか。  関市議会では、昨年度から議会活性化協議会が設置されております。約2年間に10回の協議会が行われておりますが、この協議会で議員定数についての協議は一度も行われていないと、話題になったということは聞いておりますけれども、実質上、協議は行われていないという状況です。  また、議長の下で開かれております会派代表者会議でも議員定数問題を課題とする、あるいは議題とするということはありませんでした。  こういう状況で、今定例会で突然特別委員会の提案が行われております。このような経過の中で、私たち日本共産党関市議員団は、この提案に加わりませんでした。協議を尽くし見通しを持って特別委員会を設置するべきではないのか、その点について提案者のお考えを伺います。  2つ目に、議員定数調査研究の終了までが設置の期限であるという御提案でした。その趣旨について確認をさせていただきますが、調査研究を終了するまでというのは、何を持って、何を目安として終了とするのか、御説明をいただきたい。この議員定数に関する調査というのは、大変広範囲な調査と総合的な判断を要するテーマであると私は思っておりますけれども、言い換えると、際限のない調査研究ということもあり得るわけですね。どういう範囲で調査研究したいと、どこで終わりにするのかと、その辺のお考え、見通しを伺いたい。  3つ目に、今のこととも関係ありますけれども、特別委員会は、今期の議員の任期が終われば自動的に消滅する委員会です。ですから、考えようによっては任期いっぱい、令和5年の4月まで調査研究をすることが法的には可能です。しかしながら、議員定数に関する調査ということで、そんなにいつまでも調査研究をしているわけにはいかないだろうと思うわけですね。そういう意味では、今、任期満了まで1年ちょっとというこの時期に、調査研究という目的で特別委員会を設置するのは適切なんでしょうか。私は遅過ぎるという考えです。それで、お聞きしますけれども、調査委員会の報告、取りまとめを最終的にされることになると思いますが、調査委員会の報告、取りまとめはいつ頃の見通しになるというお考えでいらっしゃるのか、提案者のお考えをお聞かせください。  最後に、閉会中審査についてお尋ねをいたします。関市議会の特別委員会は、これまでの状況から見ますと、定例会ごとに特別委員会が開催されるということが多かった。閉会中の審査はあまり数多くは開催されていなかったように思います。閉会中の審査を積極的に行わなければならない状況での御提案だと受け止めておりますけれども、相当の意気込みで閉会中審査をするということだろうと推測をするわけですが、提出議員の皆さんはどんな意気込みで提案をされてみえるのか、提案者の代表者で結構でございますが、お聞かせいただきたい。  以上、質疑を行います。 ○議長(市川隆也君)   答弁をお願いいたします。  渡辺英人君、どうぞ。 ◆8番(渡辺英人君)   では、順にお答えいたします。  まず、猿渡議員お尋ねの1点目の協議が十分ではないんじゃないかと、議会の活性化協議会とか会派代表者会議でもっと協議すべきではなかったかという御意見ですが、これは、昨年度から私ども市政クラブのほうでは、9月の議会活性化協議会においてもこの提案をさせていただいております。その場においては、私は、毎月でも毎週でもいいので、この活性化協議会で、そのときはまだ答申が出る前でしたので、議員定数、そして議員報酬についてもいろいろな議論がしたいのでお願いしますと、そういうふうに申し上げております。  当然、議会の活性化協議会、協議会ですから、その後にそれを基に会派の代表者会議が開かれるものと思っておりましたが、賛同も得られない状態でありましたので、そういった各会派の御意見をお聞きしたところ、そういった議員定数に関することについては、特別委員会を立ち上げて、そこで議論すべきではないかという御意見もいただいておりますので、今日の提案となりました。決して今まで活性化協議会等で全くこれを取り上げないとかそういったつもりはございませんでした。  2番目の終了までの期限についてでございますが、この場で私の御意見を申し上げるのは控えさせていただきます。といいますのは、それは、この調査特別委員会が立ち上がってから、その委員会で決定することであると思っております。  今期終了まで、令和5年の4月で統一地方選挙が予定されておりますので、取りまとめはどうするのかという御質問でございますが、これも先ほど述べましたように、この委員会が立ち上がりましたら、そちらのほうで皆さんの御意見をいただいて決定することであると考えております。  4番目の閉会中の審査は、今まであまり数が多くないとおっしゃいましたが、先ほども言いましたが、議会の活性化協議会でも、私は、こういうコロナ禍でございますので、オンラインを使ってでも、毎週、毎月でもできるのではないかということを提案させていただいておりますので、それ相当の意気込みを持って今回の提案とさせていただいております。  以上でございます。 ○議長(市川隆也君)   ほかに質疑もないようですので、これで質疑を終わります。  これより討論を行います。  討論のある方はございませんか。    (発言する者なし)  討論もないようですので、これで討論を終わります。  これより採決いたします。  本件は、原案のとおり決することに御異議ございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  異議なしと認めます。  よって、市議第1号は原案のとおり可決されました。  この際、暫時休憩をいたしたいと思いますが、御異議ございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  それでは、暫時休憩といたします。     午後1時12分 休憩     午後1時40分 再開 ○議長(市川隆也君)   休憩前に引き続きまして会議を開きます。  先ほど設置されました議員定数に関する調査特別委員会の委員の選任につきまして、会派代表者会議の選考結果により、私から指名させていただきます。  議員定数に関する調査特別委員会委員には、長尾一郎君、池村真一郎君、武藤記子君、浅野典之君、田中巧君、渡辺英人君、三輪正善君、足立将裕君、幅永典君、栗山守君、土屋雅義君、猿渡直樹君、石原教雅君、以上、13名の方を指名いたします。  次に、ただいま選任いたしました特別委員会の正副委員長の互選をしていただきたいと思います。  この際、議員定数に関する調査特別委員会を開催していただきますので暫時休憩をいたしたいと思いますが、御異議ございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。  暫時休憩といたします。     午後1時41分 休憩     午後2時10分 再開 ○議長(市川隆也君)   休憩前に引き続きまして会議を開きます。  議員定数に関する調査特別委員会の委員長、副委員長の互選結果について、私から報告します。  委員長に三輪正善君、副委員長に浅野典之君、以上であります。  次に、令和3年度定期監査結果報告書、例月現金出納検査報告書2件及び関市の財務書類につきまして皆様に配付してございますので、御承知おき願います。  以上で、本日の日程は全て終了いたしました。  次の本会議は、来る28日の午前10時から開きます。議事日程は、議案質疑及び代表質問一般質問でございます。  本日は大変御苦労さまでした。  これにて散会いたします。     午後2時11分 散会上会議の顛末を記録し、相違ないことを証するために署名する。          関市議会議長       市   川   隆   也          関市議会議員       武   藤   記   子          関市議会議員       浅   野   典   之...