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02月16日-02号

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  1. 関市議会 2021-02-16
    02月16日-02号


    取得元: 関市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-29
    令和3年第1回定例会会議録議事日程 令和3年2月16日(火曜日)午前10時 開  議 第1 会議録署名議員の指名 第2 会期の決定 第3 承認第2号 専決処分の承認について(令和2年度関市一般会計補正予算(第14号)) 第4 議案第2号 関市第1号会計年度任用職員の報酬、期末手当及び費用弁償に関する条例          の一部改正について 第5 議案第3号 関市財政状況の公表に関する条例及び関市債権管理条例の一部改正につい          て 第6 議案第4号 関市福祉医療費助成に関する条例の一部改正について 第7 議案第5号 新型インフルエンザ等対策特別措置法等の一部を改正する法律の施行に伴          う関係条例の整理に関する条例について 第8 議案第6号 関市介護保険条例の一部改正について 第9 議案第7号 関市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を          定める条例の一部改正について 第10 議案第8号 関市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに          指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の          方法に関する基準を定める条例の一部改正について 第11 議案第9号 関市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営等に関する基準を定める条          例の一部改正について 第12 議案第10号 関市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等          に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例          の一部改正について 第13 議案第11号 関市国民健康保険税条例の一部改正について 第14 議案第12号 アピセ・関条例の一部改正について 第15 議案第13号 関市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部改正につい          て 第16 議案第14号 工事請負契約の締結について(関市民球場改修(建築)工事) 第17 議案第15号 市道路線の廃止について 第18 議案第16号 市道路線の認定について 第19 議案第17号 令和2年度関市一般会計補正予算(第15号) 第20 議案第18号 令和2年度関市国民健康保険特別会計補正予算(第4号) 第21 議案第19号 令和2年度関市食肉センター事業特別会計補正予算(第1号) 第22 新年度施政方針について 第23 議案第20号 令和3年度関市一般会計予算 第24 議案第21号 令和3年度関市国民健康保険特別会計予算 第25 議案第22号 令和3年度関市財産区特別会計予算 第26 議案第23号 令和3年度関市中小企業従業員退職金共済事業特別会計予算 第27 議案第24号 令和3年度関市食肉センター事業特別会計予算 第28 議案第25号 令和3年度関市公設地方卸売市場事業特別会計予算 第29 議案第26号 令和3年度関市介護保険事業特別会計予算 第30 議案第27号 令和3年度関市後期高齢者医療特別会計予算 第31 議案第28号 令和3年度関市水道事業会計予算 第32 議案第29号 令和3年度関市下水道事業会計予算本日の会議に付した事件  1 議事日程第1から第32まで出席議員(22名)      1番   長 尾 一 郎 君        2番   池 村 真一郎 君      3番   林   裕 之 君        4番   武 藤 記 子 君      5番   浅 野 典 之 君        6番   田 中   巧 君      7番   後 藤 信 一 君        8番   渡 辺 英 人 君      9番   波多野 源 司 君        10番   鷲 見   勇 君      11番   村 山 景 一 君        12番   三 輪 正 善 君      13番   足 立 将 裕 君        14番   幅   永 典 君      15番   市 川 隆 也 君        17番   長 屋 和 伸 君      18番   栗 山   守 君        19番   土 屋 雅 義 君      20番   松 田 文 男 君        21番   小 森 敬 直 君      22番   猿 渡 直 樹 君        23番   石 原 教 雅 君欠席議員(なし)欠員(1名)説明のため出席した者 市     長    尾 関 健 治 君    副  市  長    山 下 清 司 君 教  育  長    吉 田 康 雄 君    市 長 公 室 長    森 川 哲 也 君 財 務 部 長    平 川 恭 介 君    協働推進部長     西 部 成 敏 君 健康福祉部長     後 藤 達 也 君    市民環境部長     市 原 克 美 君 産業経済部長     武 藤 好 人 君    基盤整備部長     後 藤 浩 孝 君 基盤整備部参事    大 西   勉 君    会 計 管 理 者    村 瀬 富喜子 君 教育委員会事務局長  西 部   靖 君出席した事務局職員 局     長    西 部 延 則      次     長    薮 下   彰 課 長 補 佐    林   良 広      主     査    渡 辺   淳     午前10時00分 開会 ◎局長(西部延則君)   御起立をお願いいたします。  ただいまから開会式を行います。  初めに、関市民憲章を唱和いたしますので、よろしくお願いいたします。  関市民憲章。  わたくしたちは 自然に恵まれた 伝統ある 刃物のまちの 市民であることに 誇りと責任を持ち 感謝の心で 郷土を住み良くするために みんなで力をあわせます  育てよう こころ豊かなまちづくり  鍛えよう からだ丈夫なまちづくり  伸ばそう 希望あふれるまちづくり  最初に、議長から御挨拶をいただきます。    (議長 波多野源司君登壇) ○議長(波多野源司君)   皆さん、おはようございます。  開会に当たり、一言御挨拶申し上げます。  本日、令和3年関市議会第1回定例会が招集されましたところ、議員各位の御参集を得て、ここに開会の運びとなりました。  今定例会には、令和3年度一般会計予算をはじめとする重要な案件が提出されております。新年度の市政の方向と、その施策を審議する議会であります。議会に課された役割を十分に果たし、市民の声を市政に反映できますよう、市政の諸課題も含め、活発に御議論、御審議いただきますことをお願い申し上げます。  議員各位並びに執行部の皆様には、議事が円滑に運営できますよう御協力をお願いいたしまして、開会の御挨拶といたします。  よろしくお願いいたします。    (降  壇) ◎局長(西部延則君)   続きまして、市長から御挨拶をいただきます。    (市長 尾関健治君登壇) ◎市長(尾関健治君)   それでは、改めましておはようございます。  傍聴席の方はお座りいただいても結構でございます。  それでは、開会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。  本日は、令和3年関市議会第1回定例会の開催をお願いいたしましたところ、御出席をいただき、誠にありがとうございます。  今定例会に提案いたします案件は、条例の一部改正、工事請負契約の締結、令和3年度予算など、いずれも重要な案件ばかりでございます。  施政方針では、コロナ禍における3つの施策を柱として「防災力の向上」、「ICTを活用したまちづくりの推進」、「地域経済力の強化」を掲げ、重点的、戦略的に取り組むこととしております。  議員の皆様方におかれましては、慎重なる御審議を賜りますようにお願い申し上げまして、開会の御挨拶とさせていただきます。  どうぞよろしくお願いいたします。    (降  壇) ◎局長(西部延則君)   これをもちまして開会式を終わります。  御着席ください。    (議長 波多野源司君議長席に着席) ○議長(波多野源司君)   これより、令和3年第1回定例会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。  日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第77条の規定により、私から指名をいたします。  1番 長尾一郎君、2番 池村真一郎君のお二人にお願いいたします。  日程第2、会期の決定を議題といたします。  今定例会の会期等は、あらかじめ議会運営委員会で御協議いただいておりますので、その協議結果につきまして委員長より御報告をお願いいたします。  17番 長屋和伸君、どうぞ。    (17番 長屋和伸君登壇) ◆17番(長屋和伸君)   おはようございます。  御指名をいただきましたので、議会運営委員会の協議結果の報告をさせていただきます。  去る2月9日、全委員出席の上、委員会を開催し、今定例会の会期及び議事運営等について協議いたしました。  その結果、会期につきましては、本日2月16日から3月18日までの31日間といたします。  そこで、日程でございますが、本日の本会議第1日目は、議事日程順序に従いまして逐次上程し、提案説明のみといたします。  2月17日から25日までの9日間は休会とし、26日の本会議第2日目は議案質疑を行い、その後即決または所管の委員会に付託といたします。その後、代表質問一般質問を行います。  3月2日、3日の両日は本会議第3日目、4日目で、一般質問を行います。  4日から17日までの14日間は休会とし、その間に付託案件の委員会審査をお願いいたします。  18日の本会議第5日目は、委員会付託案件委員長報告、質疑、討論、採決、閉会といたします。  また、代表質問一般質問の要旨通告は2月17日の正午まで、議案質疑の通告は18日の正午までといたします。  代表質問の順序は多数会派からとし、同数の場合は抽せんといたします。  なお、一般質問の順序は抽せんとし、議案質疑は通告順といたします。  議員提出の議案等につきましては、3月16日の正午までに提出願います。  以上で、議会運営委員会の協議結果の報告を終わります。    (降  壇) ○議長(波多野源司君)   御苦労さまでした。  会期等については、ただいまの報告どおり決定することに御異議ございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。  よって、会期等は委員長の報告どおり決定いたしました。  それでは、これより議案の審議に入ります。  日程第3、承認第2号から日程第21、議案第19号までの19件を一括議題といたします。  これら19件は、直ちに当局の説明を求めます。  尾関市長、どうぞ。    (市長 尾関健治君登壇) ◎市長(尾関健治君)   それでは、今定例会に提案いたします諸議案につきまして、順次御説明申し上げます。  議案書の1ページです。  承認第2号、専決処分の承認について(令和2年度関市一般会計補正予算(第14号))です。  地方自治法第179条第1項の規定により、次のとおり専決処分したから、同条第3項の規定によりこれを報告し、その承認を求めるものです。  3ページ、専決第2号、令和2年度関市一般会計補正予算(第14号)です。専決処分の期日は、令和3年2月5日です。  第1条は歳入歳出予算の補正で、歳入歳出予算の総額にそれぞれ1億2,331万3,000円を追加し、予算の総額を543億8,127万8,000円とするものです。  第2条は繰越明許費の補正です。  5ページ、第2表繰越明許費補正の追加では、4款衛生費新型コロナウイルスワクチン接種事業について、令和2年度中に完了しない見込みであるため、記載の金額を限度として令和3年度へ繰り越そうとするものです。  8ページ、歳入の14款国庫支出金では、1億2,331万3,000円の補正増で、新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業費国庫補助金によるもの、9ページ、歳出の4款衛生費の1項保健衛生費では、1億2,331万3,000円の補正増で、今月から始まる予定の新型コロナウイルスワクチン接種に対応するための体制整備を緊急的に行うため、ワクチン接種体制運営委託などに係る費用を専決処分したものです。  以上、簡単ではございますが、承認第2号の説明です。  10ページ、議案第2号、関市第1号会計年度任用職員の報酬、期末手当及び費用弁償に関する条例の一部改正につきましては、第1号会計年度任用職員の報酬の時間額に係る限度額を改定するもので、令和3年4月1日からの施行です。  12ページ、議案第3号、関市財政状況の公表に関する条例及び関市債権管理条例の一部改正につきましては、下水道事業地方公営企業法の規定を適用したため、関係する2条例を整理する改正を行うもので、公布の日からの施行です。  14ページ、議案第4号、関市福祉医療費助成に関する条例の一部改正につきましては、医療保険制度の適正かつ効率的な運営を図るための健康保険法等の一部を改正する法律の施行に伴い導入された電子資格確認に対応するために規定を整理するもので、公布の日からの施行です。  16ページ、議案第5号、新型インフルエンザ等対策特別措置法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例につきましては、新型インフルエンザ等対策特別措置法の一部改正に伴い、関係する3条例の規定を整理するもので、公布の日からの施行です。  18ページ、議案第6号、関市介護保険条例の一部改正につきましては、令和3年度から令和5年度までの第8期関市介護保険事業計画の策定に伴い、介護保険料の額及びその特例に関する規定を定めるもので、令和3年4月1日からの施行です。  20ページ、議案第7号、関市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正、39ページ、議案第8号、関市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部改正、49ページ、議案第9号、関市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営等に関する基準を定める条例の一部改正及び54ページ、議案第10号、関市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部改正につきましては、指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等の関係省令の一部改正に伴い、施設の人員配置及び利用定員等の基準の緩和、感染症対策の強化、利用者の処遇の向上等に関する規定を定めるもので、一部を除き、令和3年4月1日からの施行です。  59ページ、議案第11号、関市国民健康保険税条例の一部改正につきましては、地方税法の一部改正に伴い、低未利用土地等を譲渡した場合の課税の特例を加えるもので、公布の日からの施行です。  61ページ、議案第12号、アピセ・関条例の一部改正につきましては、第3研修室の設置等に伴い、同研修室の使用料を新たに設ける等の改正を行うもので、一部を除き、令和3年8月1日からの施行です。  64ページ、議案第13号、関市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部改正につきましては、消防団員の処遇改善を図るため、消防団員の報酬及び出動手当の額を改定等する改正を行うもので、令和3年4月1日からの施行です。  67ページ、議案第14号、工事請負契約の締結につきましては、関市民球場改修(建築)工事を一般競争入札により11億円で青協建設株式会社を相手方として工事請負契約を締結するものです。  68ページ、議案第15号、市道路線の廃止につきましては、市道3路線について廃止するもの、70ページ、議案第16号、市道路線の認定につきましては、市道15路線について認定するものです。  続きまして、一般会計特別会計補正予算につきまして御説明申し上げます。  補正予算書の1ページです。  議案第17号、令和2年度関市一般会計補正予算(第15号)です。  第1条は歳入歳出予算の補正で、歳入歳出予算の総額にそれぞれ10億5,833万2,000円を追加し、予算の総額を554億3,961万円とするものです。  第2条は繰越明許費の補正、第3条は地方債の補正です。  5ページ、第2表繰越明許費補正の追加では、2款総務費公共施設予約システム導入事業をはじめとして、令和2年度中に完了しない見込みの25事業について、記載の事業ごとの金額を限度として、令和3年度へ繰り越そうとするものです。  7ページの変更では、7款土木費交通安全施設整備事業など3件について、記載のとおり変更するものです。  8ページ、第3表地方債補正の追加では、稲河交差点改良事業などの2件について、記載のとおり追加するものです。  9ページの変更では、刃物ミュージアム回廊整備事業など5件について、記載のとおり限度額を変更するもので、起債の方法、利率、償還の方法については従前のとおりです。  12ページ、歳入の12款分担金及び負担金の1項分担金では376万6,000円の補正増で、公共急傾斜地崩壊対策事業分担金によるもの、14款国庫支出金の1項国庫負担金では352万9,000円の補正増で、国保基盤安定国庫負担金によるもの、2項国庫補助金では13億3,646万5,000円の補正増で、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金などによるもの、15款県支出金の1項県負担金では1,350万4,000円の補正増で、国保基盤安定県負担金によるものです。  13ページ、2項県補助金では760万円の補正増で、新型コロナウイルス感染症対応地域活力県補助金などによるもの、16款財産収入の1項財産運用収入では715万2,000円の補正増で、財政調整基金利子によるもの、2項財産売払収入では2億1,698万2,000円の補正増で、土地建物売払収入によるものです。  14ページ、18款繰入金の1項基金繰入金では6億8,776万6,000円の補正減で、財政調整基金繰入金などによるもの、21款市債では1億5,710万円の補正増で、減収補填債などによるものです。  15ページ、歳出の2款総務費の1項総務管理費では9億1,828万7,000円の補正増で、財政調整基金積立金などによるもの、4項選挙費では財源変更によるもの、3款民生費の1項社会福祉費では2,514万9,000円の補正増で、国民健康保険特別会計事業勘定繰出金などによるもの、16ページ、2項高齢福祉費では217万円の補正増で、介護人材確保助成金によるもの、3項児童福祉費では財源変更によるもの、4款衛生費の1項保健衛生費では55万1,000円の補正減で、国民健康保険特別会計直診勘定繰出金などによるものです。  17ページ、5款農林水産業費の1項農業費では1,432万2,000円の補正増で、食肉センター事業特別会計繰出金によるもの、6款商工費では8,625万4,000円の補正増で、新型コロナウイルス感染症拡大防止協力金などによるもの、7款土木費の2項道路橋りょう費では財源変更によるものです。  18ページ、3項河川費では570万円の補正増で、公共急傾斜地崩壊対策事業負担金などによるもの、8款消防費では700万1,000円の補正増で、消火栓取付工事などによるもの、9款教育費の1項教育総務費から20ページの6項保健体育費では、いずれも財源変更によるものです。  以上で一般会計の説明を終わります。  25ページ、議案第18号、令和2年度関市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)です。  第1条は歳入歳出予算の補正で、事業勘定歳入歳出予算の総額にそれぞれ258万3,000円を追加し、予算の総額を96億8,811万2,000円とするものです。  30ページ、事業勘定の歳入の4款県支出金では105万1,000円の補正増で、特別交付金によるもの、6款繰入金では153万2,000円の補正増で、保険基盤安定繰入金などによるものです。  31ページ、歳出の3款事業費納付金では、歳入の組替えによる財源変更ですが、財源内訳が同じ項目であるため、表示がされていません。  5款諸支出金では258万3,000円の補正増で、退職被保険者等納付金精算金などによるものです。  34ページ、直診勘定の歳入では、一般会計繰入金事業勘定繰入金を組み替えるものです。  35ページ、歳出は、歳入の組替えによる財源変更ですが、財源内訳が同じ項目であるため、表示がされていません。  37ページ、議案第19号、令和2年度関市食肉センター事業特別会計補正予算(第1号)です。  第1条は歳入歳出予算の補正で、款項区分ごとの金額を1,432万2,000円の変更をするものです。  41ページ、歳入の1款食肉センター事業収入の1項使用料及び手数料では1,187万円の補正減で、食肉センター使用料によるもの、3項繰入金では1,432万2,000円の補正増で、一般会計繰入金によるもの、4項繰越金では1,000円の補正減、5項諸収入では245万1,000円の補正減で、電気料によるものです。  42ページ、歳出の1款食肉センター事業費の1項食肉センター管理費では、財源変更によるものです。  以上で、議案第17号から議案第19号までの補正予算の説明を終わります。  御審議のほど、よろしくお願い申し上げます。    (降  壇) ○議長(波多野源司君)   次に、日程第22、新年度施政方針についてを議題といたします。  尾関市長、どうぞ。    (市長 尾関健治君登壇) ◎市長(尾関健治君)   令和3年関市議会第1回定例会の開会に当たり、市政運営について所信の一端を申し述べるとともに、令和3年度当初予算案の施策の概要を御説明申し上げます。  令和元年度から続く新型コロナウイルス感染症の拡大によって、岐阜県においても緊急事態宣言が発令され、先行き不透明な状況となっています。令和2年度には、開催予定であった2020東京オリンピック・パラリンピックが延期となり、関市においても市制70周年・合併15周年記念イベントの多くを中止せざるを得ない状況となりました。先の見えない状況ではありますが、現在準備を進めておりますワクチン接種とともに、安心した暮らしを取り戻していけるよう努めてまいります。  本年度の市政運営は、第5次総合計画の着実な推進に向けて「防災・減災対策」、「人口減少対策・移住定住」、「地域経済の好循環」、「子育て支援、高齢者の生きがいづくり」、「夢のある教育」の5つの項目を重点的かつ戦略的に推進してまいりました。  また、新型コロナウイルス感染症緊急対策として、プレミアム付商品券の発行やひとり親家庭の支援などの社会経済活動の支援、地域経済・雇用対策、感染拡大防止対策など、国や県の対応に加え、市独自の対策を講じてまいりました。今後も引き続きスピード感を持って取り組んでまいります。  さて、令和3年度は第5次総合計画の策定から3年が経過し、基本構想に掲げる将来都市像「産業を鍛え、学びを伸ばし、文化を磨き、未来を切り拓く協働のまち」の実現に向けて成果を出していくことが、これまで以上に求められます。  また、本格的な高齢化、人口減少時代の到来と、グローバル化高度情報化の急速な進展など、自治体を取り巻く環境は大きく変化しており、さらにコロナ禍による新しい事業手法へ転換が求められています。  このような状況を踏まえ、令和3年度は重点的に推進すべき戦略をしぼり、3つの戦略に重点を置いて市政を運営してまいります。  1つ目は「防災力の向上」に関する戦略でございます。  まず、災害時の最も基本的な情報伝達手段である防災行政無線の機器更新を令和3年度から計画的に行ってまいります。平成30年7月豪雨災害の教訓を生かし、引き続き災害避難カードの作成を普及させるために、新たに6地区でワークショップを開催するとともに、市民防災フェアや小学生を対象にした防災キャンプなどを通し、防災意識の高揚、自主防災組織の育成強化を図ってまいります。  また、土砂災害ハザードマップを更新し、被災想定地域を可視化するとともに、河川改修や浚渫、山林に放置された間伐材の撤去、停電対策として電線等のライフライン周辺の危険木の伐採、木造住宅耐震化やブロック塀撤去の支援など、ハード、ソフトの両面から地域防災力の強化に積極的に取り組んでまいります。  2つ目は「ICTを活用したまちづくりの推進」に関する戦略でございます。いつでもどこでも市が行う業務・サービスに関する問合せが行えるAIチャットボットの導入、自宅からでもオンラインで一部の手続が可能な申請システムの導入、学校と各家庭をつなぐなど、全ての児童生徒がタブレット端末を活用した効果的な学習を行うことができるGIGAスクールの推進など、ICTの活用により市民の利便性を向上させ、新たな時代に適合した行政サービスを提供してまいります。  3つ目は、「地域経済力の強化」に関する戦略でございます。コロナ禍において、停滞する市内企業の競争力や経営力の向上、販路開拓や商品開発の支援を行います。  また、本年3月に開館しますせきてらすでは、関市の産業・観光の拠点としての情報発信を行い、新たな人の交流を創出してまいります。  さらに、市街地中心部の空き地に整備した本町BASEでは、様々なチャレンジをする人を応援し、まちのにぎわいを生み出し、交流人口の増加を図るとともに、地域経済応援券(せきチケ)やしあわせ循環ポイント事業を継続することにより、地域内の消費喚起にも取り組んでまいります。  以上が、3つの重点的・戦略的に推進すべき戦略でございます。  このような3つの戦略を確実に実施し、市民一人ひとりが幸せを実感できる「日本一しあわせなまち」の実現に向け、市政運営に全力を投入してまいります。  令和3年度当初予算の編成に際しましては、関市第5次総合計画の基本構想に掲げる将来都市像の実現に向けて、第4期実施計画事業を積極的に推進するとともに、住民福祉の増進を図るため、全ての職員の知恵を結集して予算編成に取り組んでまいりました。  令和3年度当初予算の規模は、一般会計397億3,000万円、特別会計187億640万円、水道事業会計31億1,900万円、下水道事業会計54億800万円、総額669億6,340万円でございまして、予算総額は前年度比0.8%の減少となりました。  一般会計の予算額は前年度比0.2%の減少となり、主な要因はせきてらす本体工事の終了や橋りょう撤去費などの減少によるものでございます。  特別会計の予算額は前年度比0.7%の減少となっており、また水道事業会計は1.0%の増加、下水道事業会計は6.4%の減少となっております。  一般会計の歳入予算の約3分の1を占める市税は、前年度から約12億円減の113億3,142万4,000円を計上しております。新型コロナウイルス感染症の影響により、景気の先行きが不透明なため、個人及び法人市民税は前年度比13.7%の減少を見込んでおります。  地方交付税は、普通交付税で0.7%増加の68億5,000万円、特別交付税は前年度と同額の10億5,000万円を計上しております。  これらの歳入のほか、地方特例交付金では、新型コロナウイルス感染症の影響による固定資産税等の軽減措置に伴う減収補填分として2億6,000万円を見込んでおり、371.4%の増加となっております。  寄附金では、ふるさと納税を20億円計上しており、前年度から11.1%の増加となっております。  市債では、市民球場や学習情報館の改修事業などにより、前年度から20.5%の増加となっております。  続きまして、令和3年度当初予算における各施策の主な内容につきまして、関市第5次総合計画まちづくりの政策体系に沿って、順次御説明いたします。  最初に、第1の政策『地域全体で「人」を支える』でございます。  「地域福祉・福祉医療」の施策では、地域共生社会の実現に向け、多機関の協働による包括的支援体制の構築を引き続き進めてまいります。また、社会福祉法人等と連携して、地域に根づいた全世代型の相談拠点の設置や地域ネットワークの構築により、地域全体で課題解決に取り組むことができる体制づくりを推進してまいります。  福祉医療では、ひとり親家庭や心身に重度の障がいのある方の医療費負担を軽減するとともに、中学生までの子どもの医療費の無料化を引き続き実施してまいります。  「低所得者支援」の施策では、自立支援相談、家計改善支援、就労準備・ひきこもり相談支援の事業に加え、コロナ禍における住居確保給付金の円滑な支給を行いつつ、生活困窮者の自立を促進してまいります。  「障がい者福祉」の施策では、障がい者の社会参加を促進するため、引き続き障がい者ジョブアシストわくわくにより、障がいのある方を雇用し、就労経験を積み、企業等へ就職できるよう支援してまいります。  「高齢者福祉」の施策では、高齢者の社会的つながりや虚弱状態といった実態を把握し、よりよい高齢者福祉サービスを提供する上で基礎となる調査を実施します。また、住み慣れた地域で安心して生活が送れるよう、在宅支援に係るサービスを引き続き提供し、ビッグデータを活用した地域診断も活用しながら支援の方法を決めてまいります。  介護事業者への支援では、施設整備のための助成を行い、充実した介護サービスを提供してもらえるよう支援します。  さらに、介護業務等に従事する人材を確保するため、資格取得などの助成事業も継続して行ってまいります。  介護保険事業については、増加傾向にある要支援認定者などを対象とした短期集中型の予防通所型サービスを新たに立ち上げるなど、介護予防のための事業を充実してまいります。  「子育て支援」の施策では、子どもの健全な発育を支援するため、子どもの遊び場や児童館、サロンなどの子育て支援拠点を充実させるとともに、ファミリーサポートセンター、子育て支援スタッフの派遣、病児・病後児保育室の運営、あゆっこでの託児サービスなど、子育て世帯へのサポートを継続してまいります。  また、公立保育園においては、より多くの時間を保育に費やせるよう、保育支援システムの導入や業務委託の拡充を行ってまいります。  さらに、支援が必要な子どもや家庭について、より専門的な相談対応や切れ目のない継続的な支援を行うため、専門職の雇用や職員のスキルアップ研修の実施などにより、子ども家庭総合支援拠点の機能を拡充してまいります。  「健康づくり」の施策では、民間企業と提携した運動プログラムやセミナーを通して、市民の健康意識と運動意欲を高めることを目指します。また、クアオルト健康ウオーキングにつきましても、新規のガイド養成を行いつつ、継続して実施してまいります。  母子保健事業では、充実した産前産後のサポートに加え、新たに多胎児家庭を対象としたサロンの開催や訪問などの支援を行い、産後ケアにおいては、訪問型のサービスを追加するなど、安心して妊娠、出産、育児ができる環境づくりに努めてまいります。  また、妊娠をお祝いして配布する地域経済応援券及び産前産後のサポート事業で利用できるママサポート券をそれぞれ増額し、経済的に支援してまいります。  妊娠期から子育て期にわたり、切れ目のない相談支援を行う子育て世代包括支援センターひだまりでは、専門職による継続した相談・支援体制の充実を図ってまいります。  「地域医療」の施策では、市民の安全・安心な生活を守るため、引き続き関係機関の協力により、休日や夜間の診療、救急時の医療体制の確保に努めるとともに、医師不足に対応するため、医学生等修学研修資金貸付事業を実施してまいります。  次に、第2の政策『明日を担う「人」を育てる』でございます。  「教育環境整備」の施策では、学校施設の長寿命化計画に基づき、計画的に整備を進めてまいります。  また、学校給食センター事業については、現在2校で先行して実施中のアレルギー対応食を、2学期より全ての小中学校で実施いたします。  「小中学校教育」の施策では、ICT支援員設置などによるGIGAスクールの推進のほか、コロナ禍における児童生徒の学習支援、感染症対策の強化を目的として、学習指導員やスクールサポートスタッフを継続して配置してまいります。  また、継続してドローンなどの先端技術体験、プログラミングコンテスト、理科数学コンテストなど、STEAM教育の充実を図るほか、郷土教育を目的とした小瀬鵜飼観覧、古式日本刀鍛錬の見学や国際化が進む社会に対応するための英語スピーチコンテスト、特色ある教育活動を行う学校の支援など、教育内容の充実を行ってまいります。  ふれあい教室では不登校やひきこもり状態の児童生徒の自立や学校復帰を支援するため、公認心理士によるサポートを導入し、支援体制の充実を図ります。  「関商工高等学校」の施策では、小中学校と同様、GIGAスクールの推進、感染症対策強化のため、学習指導員を継続して配置してまいります。  次に、第3の政策『「まち」を共に創る』でございます。  「市民協働」の施策では、地域委員会の主体的なまちづくり活動を支援するため、地域支援職員を派遣するとともに、地域資源を活用するための整備に対しても補助金を交付してまいります。  「若者活躍」の施策では、高校生が自由な発想でまちづくりに関するⅤSプロジェクトや大学生を対象としたせきららゼミ、また、まちづくりの新しい担い手を創出する若者まちづくり団体、まちづくりプレーヤーの登録制度を運用し、若者が地域と関わる機会をつくるとともに、活躍できる場を提供してまいります。  「過疎対策・地域振興」の施策では、地域おこし協力隊として都市部から人を呼び込み、地域活力の創出と若者の移住を促進してまいります。  さらに、地域の宝磨き上げ事業では、洞戸地域では紅葉やアジサイの植栽、キウイ栽培後継者育成、板取地域ではアジサイの整備、武芸川地域では寺尾ヶ原千本桜公園東屋の修繕、地域案内看板設置、武儀地域では教育の森案内看板設置、シイタケ栽培の後継者育成、そして上之保地域では城山から天神山をつなぐ登山道の整備や温泉でのジビエ料理の啓発などを進めてまいります。  「多様性社会(ダイバーシティ)」の施策では、女性の活躍を推進するため、女性が働きやすい職場認定制度、女性のはじめの一歩応援セミナーなどを開催するとともに、LGBTへの理解を深めていくために、啓発イベントなどを開催し、誰もが活躍できる社会を目指してまいります。  「人権」の施策では、市民や自治会、NPО、企業などの参加・参画を通して地域における人権尊重の意識を醸成してまいります。  「生涯学習」の施策では、生涯学習活動の機会を拡げ、利便性の向上を図るため、わかくさ・プラザ学習情報館の大規模改修と豊かな感性を養う空間を創るとともに、座席の混雑解消などを図るため、図書館の改修を行います。  また、SEKIいきいきフェスタの開催をはじめ、電子図書館サービスによる図書館の充実など、生涯学習の機会を提供してまいります。  「スポーツ」の施策では、第33回全国健康福祉祭ぎふ大会「ねんりんピック岐阜2021」が開催され、本市では剣道競技が行われます。心のこもったおもてなしでお迎えし、スポーツ、健康と福祉の祭典を盛り上げてまいります。本市では、剣道競技とゴルフでございます。  また、市民が手軽にスポーツを楽しみ、継続的にスポーツ活動ができるよう、ウオーキング大会やスポーツ教室などを定期的に開催するとともに、老朽化した市民球場の大規模改修を行い、安全かつ快適に使用していただけるよう整備を進めてまいります。  「文化・芸術・歴史」の施策では、文化・芸術性の高い演劇やコンサートなど、多彩な事業を実施することで文化に触れる機会を提供してまいります。  文化財保護では、高賀神社文化財収蔵庫改修の助成や小瀬鵜飼の調査などを行ってまいります。  また、文化施設の整備では、文化会館大ホールの機器取替改修や舞台床改修などを行ってまいります。  次に、第4の政策『「まち」に活力を生む』でございます。  「工業」の施策では、ものづくりのまち関市の魅力を発信すること、魅力ある商品開発を支援することで、関のブランド価値を高めてまいります。  また、企業力の強化のため、引き続きIoT導入支援、中小企業の研修支援、関の工場参観日などを実施してまいります。  さらに、工場等設置奨励金制度や雇用促進奨励金制度を活用し、企業誘致活動を積極的に行ってまいります。  「商業」の施策では、しあわせ循環ポイントと商店街ポイントの連携、市内登録店舗で使用できる地域経済応援券(せきチケ)や子育て応援券(べビチケ)を発行し、市内における消費喚起を図ってまいります。  「経済・雇用」の施策では、ビジネスサポートセンターセキビズによる企業競争力・経営力の向上を目指すとともに、みんなの就職サポートセンターにより、企業が抱える労働力確保の課題と職を求める人とのマッチングを支援してまいります。  「観光」の施策では、3月にオープンします産業と観光の拠点施設であるせきてらすを活用し、多くの人を呼び込み、本市の刃物の文化と産業を広く発信してまいります。さらに、本市にゆかりのある刀匠の刀の購入や関鍛冶伝承館企画展の開催など、刃物のまち関市を積極的にPRしていきます。  また、観光コーディネーターがプロデュースする観光振興策を展開し、市内企業の工場見学を観光に取り入れるなど、既存の資源を相互につないで、視野が広い観光振興を推進してまいります。  「農業」の施策では、地域の中心となる経営体への農地の集約化を目指し、組織の法人化、機械及び施設整備への補助事業を推進してまいります。  また、地産地消の推進や6次産業化事業による特産品の開発・振興、有害鳥獣の対策を強化してまいります。  「林業」の施策では、身近な里山の整備を通し、快適な住環境の実現を図り、森林環境譲与税を活用し、長期的な視点を踏まえた森林づくりや新たな森林経営管理制度による森林所有者への意向調査を行ってまいります。  次に、第5の政策『安心な「暮らし」を守る』でございます。  「防災・減災・消防」の施策では、自助、共助による災害に強いまちづくりを目指し、災害避難カードの普及、自主防災会の防災訓練及び防災資機材整備に対する補助、防災備蓄倉庫、消防車庫・消防車両などの施設・設備整備を継続的に実施いたします。  また、防災行政無線の設備について、機器を計画的に更新し、防災情報を適正かつ分かりやすく伝えるほか、土砂災害ハザードマップを作成するなど、市民の生命と財産を災害から守るための施策を行ってまいります。  「交通安全・防犯対策」の施策では、子どもや高齢者などを対象に交通安全教室の開催や高齢者交通安全大学校を開校し、体験型や実践型の教育啓発を行ってまいります。  また、警察、中濃地区防犯協会、関市自治防犯防災会と地域が一丸となり、防犯体制を強化してまいります。  「循環型社会」の施策では、さらなるごみの減量化と再生利用の促進、食品ロス削減の啓発などを推進するとともに、廃棄物の不法投棄対策への取組を強化してまいります。  「環境保全」の施策では、外来種の駆除啓発や希少野生生物の生息状況把握及び保護対策を行い、自然環境を維持するよう努めてまいります。  「医療保険・年金」の施策では、岐阜県や岐阜県国民健康保険団体連合会と連携を図り、国民健康保険を適正に運営してまいります。  また、後期高齢者医療事業については、高齢者が安心して医療を受けられ、地域で健康的な生活が送れるよう、岐阜県後期高齢者医療広域連合と連携を図り、後期高齢者医療制度を適正に運用してまいります。  次に、第6の政策『快適な「暮らし」を造る』でございます。  「都市計画・土地利用」の施策では、立地適正化計画で定められた居住誘導区域への居住を促進するとともに、市街地中心部のにぎわいづくりとチャレンジの場として整備した本町BASEを活用し、交流人口の増加を図ってまいります。  「住環境」の施策では、木造住宅の耐震補強や耐震シェルターの設置に対する補助を行うなど、地震に強い住環境の整備を進めてまいります。  また、空家等対策計画に基づき、空き家の発生抑制や危険な空き家の除去に取り組んでまいります。  土地区画整理事業では、平賀第一、平賀天神杜地区では事業推進に係る経費を助成し、平賀第二地区では道路整備を進めるとともに事業推進に係る経費を助成してまいります。  「公共交通」の施策では、運転免許証を自主返納された高齢者に、シティバスを3年間無料で利用できる乗車証を発行し、高齢者による交通事故防止を図るとともに、公共交通機関の利用を促進してまいります。  また、高速名古屋線を利用してバス通学をする学生の負担を軽減するために、引き続き通学定期券購入費の一部を助成いたします。  「景観・公園」の施策では、景観計画・景観条例に基づき、良好な景観の形成・保全に努めるほか、岐阜県屋外広告物条例に基づき、屋外広告物の規制、誘導を行ってまいります。  既設の公園では、清掃や遊具の保守点検、修繕を行い、安全で利用しやすい公園を維持してまいります。  「道路・橋りょう」の施策では、東海環状自動車道の西回り区間の建設や東回り区間の全線4車線化をはじめ、国道156号岐阜東バイパス第3工区、国道248号バイパスの4車線化、国道256号洞戸尾倉地内の建設など、その他の路線も含め、国や県とともに事業促進に努めてまいります。  橋りょうについては、快適な生活環境づくりのため、長寿命化計画に基づく耐震化及び橋りょう補修を行い、トンネルについては安全確保のための点検業務を実施します。  道路については、特に舗装補修に重点を置き、側溝補修等を含めた道路機能の適正維持に努めてまいります。  また、安全対策として、通学路のカラー舗装、区画線やガードレールの整備、防犯灯・道路照明灯のLED化を進めるとともに、自治会の防犯灯管理を支援してまいります。  道路防災対策では、道路法面点検、落石防止対策工事をはじめ、倒木による集落の孤立や電線などのライフラインが被害を受けないよう、支障木の除去を進めてまいります。  「治山・治水」の施策では、河川・調整池の浚渫工事や排水路改修工事を進めてまいります。  また、土砂災害防止策として急傾斜地崩壊対策事業を継続して進めてまいります。  「上水道」の施策では、安全な水を供給できるよう水道施設を適正に維持管理し、機能強化及び老朽管対策を行ってまいります。  また、地震に強い耐震管に布設替えを行うなど、災害時にも安定した給水ができるよう、水道管の耐震化、長寿命化を進めてまいります。  「下水道」の施策では、幹線管路の長寿命化を図るため、計画的な管路整備を進めるとともに、武儀中之保処理区緊急通報装置の更新などを行ってまいります。  最後に『持続可能な行財政運営を行う』でございます。  「移住定住」の施策では、本市を移住先として選んでもらえるよう、他市との連携による移住定住プロモーション、移住セミナーや相談会を通して本市の暮らしや子育て支援に関する情報を積極的に発信してまいります。  また、3世代同居世帯奨励金や子育て応援券(べビチケ)などの支援制度を推進するとともに、これまで子育て世帯に限定していた定住促進奨励金の対象を全世帯に拡充することで、さらなる移住定住の促進につなげます。  さらに、経済的な理由で結婚に踏み出せない世帯を対象に、結婚に伴う経済的負担を軽減するため、住宅費や引っ越し費用の一部を補助する結婚新生活支援事業を実施し、少子化対策を講じてまいります。  「広報・シティプロモーション」の施策では、広報誌、ホームページ、SNSなど多様化する広報媒体を活用し、市政に関する様々な情報を分かりやすくかつタイムリーに提供します。また、まちの魅力やイメージをブランディングし、内外に効果的に発信することで交流人口や関係人口の拡大をねらうとともに、市民の愛着や誇りの醸成を図ってまいります。  「行財政改革・行政評価」の施策では、書面・押印・対面が前提となっている行政手続の見直しを進め、手続の簡略化と利便性を図るとともに、行財政改革アクションプランにより、事務の効率化、電子化を進めてまいります。  「地方創生・広域連携」の施策では、美濃加茂市と各務原市との地方創生連携、長良川流域の観光資源を生かす広域自治体間の連携を図ってまいります。  「職員育成」の施策では、職員がやりがいを感じ、意欲的に職務に取り組めるよう、適切な人員配置や働き方改革を推進してまいります。  また、職員の政策形成などの能力開発が重要であるため、各種研修などを通した人材育成を積極的に行い、より活力ある行政組織を構築してまいります。  「情報基盤」の施策では、ICTを積極的に導入し、市民本位の効率的で利便性の高い情報サービスの提供を図るとともに、市民が安心してサービスを享受できるよう情報セキュリティ対策の強化に努めます。  「財政運営」の施策では、適正な起債や基金の運用に努め、長期的な視点に立った財政運営を行ってまいります。  「自主財源確保」の施策では、ふるさと納税のプロモーション活動を積極的に展開することで自主財源の確保に努めてまいります。  「財産管理」の施策では、庁舎やわかくさ・プラザの長寿命化を図るとともに、市営住宅の改修など、公共施設を適正に管理してまいります。  以上、令和3年度の市政運営の基本方針と予算案の概要について申し述べさせていただきました。  新型コロナウイルスにより大きな社会不安が起きる激動のときにあっても、「日本一しあわせなまち」の実現に向け、市民の皆様との協働により、誰もが誇りと愛着を持っていただけるようなまちを全力で創ってまいる所存でございます。何とぞ、市議会をはじめ、関係各機関の御理解と市民の皆様の御支援、御協力を切にお願い申し上げまして、令和3年度の施政方針といたします。  なお、新型コロナウイルスへの対策は現在ではなかなか見通せないことがございますので、今後も、時を逸することなく必要な対策を講じてまいりますので、お願いいたします。    (降  壇) ○議長(波多野源司君)   次に、日程第23、議案第20号から日程第32、議案第29号までの10件を一括議題といたします。  これら10件は、直ちに当局の説明を求めます。  尾関市長、どうぞ。    (市長 尾関健治君登壇) ◎市長(尾関健治君)   議案第20号から議案第29号までの令和3年度関市一般会計特別会計、事業会計の予算案における主要な施策及びその考え方につきましては、施政方針の中でおおむね述べさせていただきましたので、提出しました予算案の内容につきましては、副市長及び基盤整備部長から説明させていただきます。  よろしくお願い申し上げます。    (降  壇) ○議長(波多野源司君)   山下副市長、どうぞ。 ◎副市長(山下清司君)   それでは、議案第20号から議案第27号までの一般会計及び特別会計、合わせまして8会計の令和3年度予算案について、関市予算書により御説明申し上げます。  3ページをお願いいたします。  議案第20号、令和3年度関市一般会計予算です。  第1条は歳入歳出予算で、歳入歳出予算の総額をそれぞれ397億3,000万円と定めるもので、前年度から0.2%の減となっています。  第2条は債務負担行為、第3条は地方債、第4条は一時借入金、4ページの第5条は歳出予算の流用を定めるものです。  5ページです。  第1表歳入歳出予算は、款及び項の区分ごとに歳入歳出予算の金額を記載のとおり定めるものです。  12ページです。  第2表債務負担行為は、子育て応援券事業をはじめ、計13件につきまして債務負担行為を設定するものです。  13ページです。  第3表地方債は、庁舎設備改修事業をはじめ、計35件の事業等につきまして、限度額、起債の方法、利率、償還の方法を記載のとおり定めるものです。  続きまして、歳入歳出予算の主な内容につきまして御説明いたします。  20ページです。  20ページから21ページまでの1款市税におきましては、新型コロナウイルス感染症の影響により、景気の先行きが不透明なため、1項市民税では前年度から6億9,906万7,000円減の44億1,007万6,000円、2項固定資産税では3億9,672万9,000円減の52億1,142万8,000円、3項軽自動車税は4,898万8,000円減の2億6,945万5,000円を見込んでいます。  21ページの4項市たばこ税では2,524万9,000円減の4億7,158万5,000円、6項都市計画税は2,065万4,000円減の9億5,766万4,000円、7項入湯税は973万円減の1,121万5,000円をそれぞれ前年度の実績などを踏まえ、見込み、市税全体としましては12億41万7,000円減の113億3,142万4,000円を見込んでいます。  22ページです。  2款地方譲与税から24ページの10款地方特例交付金までは、本年度の収入実績及び国が公表しています令和3年度地方財政計画等を参考にして計上しております。  2款地方譲与税の1項地方揮発油譲与税は1,000万円減の8,000万円、2項自動車重量譲与税は2,500万円減の2億5,500万円、3項森林環境譲与税は昨年と同額の5,863万円、3款利子割交付金は100万円減の800万円、23ページの4款配当割交付金は100万円減の4,100万円、5款株式等譲渡所得割交付金は1,000万円増の2,000万円、6款法人事業税交付金は7,000万円、7款地方消費税交付金は4,000万円減の19億2,000万円、24ページの8款ゴルフ場利用税交付金は200万円減の9,000万円、9款環境性能割交付金は1,000万円減の2,000万円、10款地方特例交付金の1項地方特例交付金は同額の7,000万円、2項新型コロナウイルス感染症対策地方税減収補填特別交付金は、固定資産税等の軽減措置に伴う減収補填分として2億6,000万円を見込んでいます。  25ページの11款地方交付税の普通交付税は68億5,000万円、特別交付税は10億5,000万円を見込んでいます。  12款交通安全対策特別交付金は昨年と同額の1,000万円、13款分担金及び負担金は337万5,000円増の1億8,166万6,000円で、保育所運営費負担金などによるものでございます。  26ページから31ページまでの14款使用料及び手数料は1,339万9,000円減の5億4,093万円で、市営住宅などの使用料、可燃不燃ごみ処理手数料などによるものです。  31ページから34ページまでの15款国庫支出金は3億5,948万7,000円減の41億2,569万8,000円で、1項国庫負担金では障害者自立支援給付費国庫負担金、子どものための教育・保育交付金など、32ページからの2項国庫補助金では個人番号カード交付事業費国庫補助金、社会資本整備総合交付金などによるものです。  35ページから41ページまでの16款県支出金は1億3,978万1,000円増の25億4,298万5,000円で、1項県負担金では障害者自立支援給付費県負担金、子どものための教育・保育給付交付金県費負担金などです。  37ページからの2項県補助金では、福祉医療費県補助金、地域密着型サービス等整備助成事業費等県補助金など、41ページからの3項委託金では、衆議院議員選挙費県委託金などによるものです。  42ページから43ページまでの17款財産収入は6,667万円増の3億1,708万円で、基金利子などによるものです。  44ページの18款寄附金は2億円増の20億30万1,000円で、ふるさと納税などによるもの、19款繰入金は489万8,000円減の15億6,438万6,000円で、職員退職手当基金繰入金などによるもの、45ページの20款繰越金は、昨年と同額の6億円です。  52ページまでの21款諸収入は5,702万5,000円減の8億2,620万円で、児童発達支援センター支援事業収入、公立保育園や小中学校の給食費などによるものです。  53ページから54ページまでの22款市債は8億3,440万円増の48億9,670万円で、庁舎設備改修事業、道路舗装補修事業、防災行政無線整備などによるものです。  なお、臨時財政対策債は5億円増の15億円を計上しています。  続きまして、歳出の主な内容につきまして御説明いたします。  55ページの1款議会費は1,106万3,000円減の2億5,897万6,000円で、前年度比4.1%減、56ページの2款総務費は8,820万9,000円減の52億937万4,000円で、前年度比1.7%減となっています。  総務費の主な予算では、1項総務管理費は44億4,159万7,000円で、ふるさと納税事業、庁舎改修事業などによるもの、68ページの2項徴税費は3億7,931万4,000円で、市税賦課・徴収事務の経費などによるもの、70ページの3項戸籍住民基本台帳費は2億9,744万3,000円で、通知カード・個人番号カード関連事務の委任交付金などによるもの、71ページの4項選挙費は4,967万円で、衆議院議員選挙の経費などによるもの、73ページの5項統計調査費は2,217万9,000円で、経済センサスなどによるものです。  74ページの3款民生費は2億6,071万8,000円増の121億2,200万1,000円で、前年度比2.2%増となっています。  民生費の主な予算といたしましては、1項社会福祉費では41億3,039万1,000円で、重度心身障がい者や子どもなどの医療費助成、障がい者自立支援のための介護・訓練等給付費などによるもの、81ページからの2項高齢福祉費は28億3,834万8,000円で、老人保護措置費、老人福祉施設等整備事業補助などによるもの、83ページからの3項児童福祉費は46億3,056万3,000円で、児童手当、私立保育所への保育業務委託、公立保育園運営費などによるもの、90ページの4項生活保護費は5億2,219万9,000円です。  92ページの4款衛生費は1,097万5,000円減の28億2,484万8,000円で、前年度比0.4%減となっています。  衛生費の主な予算といたしましては、1項保健衛生費は16億9,792万1,000円で、健康診査委託、予防接種事業、総合斎苑管理運営事業、水道事業負担金などによるもの、98ページからの2項清掃費は11億2,692万7,000円で、リサイクル事業委託、塵芥処理収集運搬委託、中濃地域広域行政事務組合負担金、し尿処理業務委託などによるものです。  100ページの5款農林水産業費は890万2,000円減の8億4,011万7,000円で、前年度比1%減となっています。  農林水産業費の主な予算といたしましては、1項農業費は2億5,874万円で、農業経営安定化や新規就農者確保事業、鳥獣害防止対策、強い畜産構造改革支援事業補助などによるもの、104ページからの2項林業費は3億187万8,000円で、造林・育林事業補助、林道改良などによるもの、106ページからの3項農地費は2億7,548万5,000円で、水路整備、農村振興総合整備事業負担金、多面的機能支払事業補助などによるもの、108ページの4項水産業費は401万4,000円で、各漁業協同組合への補助などによるものです。  6款商工費は1億6,139万2,000円減の11億4,667万9,000円で、前年度比12.3%減となっています。  商工費の主な予算といたしましては、アピセ・関改修事業、ビジネスサポートセンター運営業務委託、工場等設置奨励金、せきてらす指定管理料、観光協会事業補助などによるものです。  115ページの7款土木費は6億7,275万3,000円減の43億712万円で、前年度比13.5%減となっています。  土木費の主な予算といたしましては、1項土木管理費は2億7,797万6,000円で、県営道路改良事業負担金などによるもの、118ページからの2項道路橋りょう費は14億2,158万2,000円で、生活関連道路維持補修、倉知一ノ門線などの道路改良、橋りょう補修などによるもの、120ページからの3項河川費は1億6,156万3,000円で、河川浚渫、河川改良、急傾斜地崩壊対策事業などによるもの、121ページからの4項都市計画費は23億4,227万4,000円で、木造住宅耐震補強補助、古民家改修事業、本町BASE運営事業、土地区画整理事業、下水道事業負担金などによるもの、124ページからの5項住宅費は1億372万5,000円で、東山3丁目住宅改修などによるものです。  125ページからの8款消防費は2億3,866万2,000円増の18億9,718万5,000円で、前年度比14.4%増となっています。  消防費の主な予算といたしましては、中濃消防組合負担金、消防車庫改築事業、防災行政無線設備更新事業などによるものです。  129ページからの9款教育費は2億5,842万5,000円増の68億8,286万円で、前年度比3.9%増となっています。  教育費の主な予算といたしましては、1項教育総務費は4億5,692万9,000円で、奨学資金貸付金、外国人児童生徒等初期適応指導教室、STEAM教育推進事業の経費などによるもの、132ページからの2項小学校費は9億538万6,000円で、留守家庭児童教室、児童用机椅子購入、GIGAスクールの推進などによるもの、135ページからの3項中学校費は3億7,634万円で、グローバル教育推進事業、防球ネット改修事業、GIGAスクールの推進などによるもの、138ページからの4項高等学校費は9億1,930万5,000円で、各種実習装置の借り上げや教材備品購入などによるもの、141ページからの5項社会教育費は16億1,855万2,000円で、学習情報館、図書館、文化会館の改修及び指定管理料、弥勒寺史跡公園整備などによるもの、150ページからの6項保健体育費は26億634万8,000円で、ねんりんピック推進事業、市民球場の改修、洞戸テニスコートの改修などによるものです。  155ページからの10款災害復旧費は294万9,000円減の1億3,615万円で、前年度比2.1%減で、農林水産施設災害復旧事業、土木施設災害復旧事業によるものです。  156ページの11款公債費は1億843万8,000円増の40億7,469万円で、前年度比2.7%増となっています。  157ページの12款予備費は前年度と同額の3,000万円です。  以上で一般会計の説明を終わります。  181ページをお願いいたします。  議案第21号、令和3年度関市国民健康保険特別会計予算です。  第1条第1項は事業勘定歳入歳出予算の総額をそれぞれ94億7,900万円と定めるもので、前年度から1.5%の減、第2項は直診勘定の歳入歳出予算の総額を3億8,050万円と定めるもので、前年度から2.4%の減となっています。  第2条は債務負担行為、第3条は地方債を定めるものです。  182ページです。  第1表歳入歳出予算事業勘定)は、款及び項の区分ごとに歳入歳出予算の金額を記載のとおり定めるものです。  184ページです。  第2表歳入歳出予算(直診勘定)は、款及び項の区分ごとに歳入歳出予算の金額を記載のとおり定めるものです。  186ページです。  第3表債務負担行為は、特定健康診査業務委託をはじめ、計2件につきまして債務負担行為を設定するものです。  187ページです。  第4表地方債では、診療所医療機器整備事業につきまして限度額、起債の方法、利率、償還の方法を記載のとおり定めるものでございます。  193ページです。  歳入の主なものは、1款国民健康保険税は2億2,454万円減の16億8,249万1,000円で、新型コロナウイルス感染症の影響により、保険税の算定基礎となる所得割の減を見込み、保険税の減額を見込んでいます。  194ページの4款県支出金は4,250万円減の68億8,241万5,000円で、保険給付費等交付金などによるもの、195ページの6款繰入金は1億2,210万3,000円増の8億9,842万1,000円で、一般会計からの繰入金は6億3,093万3,000円です。  197ページからの歳出の主なものは、1款総務費は787万7,000円減の1億5,870万6,000円で、人件費などによるもの、199ページの2款保険給付費は2,286万4,000円減の67億5,558万6,000円で、療養給付費、高額療養費などによるもの、3款事業費納付金は1億564万9,000円減の24億5,232万3,000円で、医療給付費分などによるものです。  200ページの4款保健事業費は736万8,000円減の7,358万9,000円で、特定健診委託などによるものです。  210ページです。  直診勘定の歳入の主なものは、1項診療収入は1,035万9,000円減の1億4,672万1,000円、211ページの4項繰入金は692万2,000円増の1億8,868万1,000円、212ページの7項市債は610万円減の280万円です。  213ページからの歳出の1項総務費は845万2,000円増の2億3,324万2,000円で、津保川診療所指定管理料などによるもの、214ページからの2項医業費は1,707万円減の9,318万8,000円で、医療用器具購入などによるものです。  227ページです。  議案第22号、令和3年度関市財産区特別会計予算です。  第1条は歳入歳出予算の総額をそれぞれ590万円と定めるもので、前年度と同額となっております。  249ページです。  議案第23号、令和3年度関市中小企業従業員退職金共済事業特別会計予算です。  第1条は歳入歳出予算の総額をそれぞれ1億610万円と定めるもので、退職金の減少などにより前年度比16%の減となっております。  263ページです。  議案第24号、令和3年度関市食肉センター事業特別会計予算です。  第1条は歳入歳出予算の総額をそれぞれ5,210万円と定めるもので、前年度比4.8%の減となっています。  277ページです。  議案第25号、令和3年度関市公設地方卸売市場事業特別会計予算です。  第1条は歳入歳出予算の総額をそれぞれ4,920万円と定めるもので、施設改修の増により前年度比241.7%の増となっております。  289ページです。  議案第26号、令和3年度関市介護保険事業特別会計予算です。  第1条は歳入歳出予算の総額をそれぞれ75億1,580万円と定めるもので、前年度より370万円増となっています。  297ページです。  歳入の主なものは、1項保険料は1,589万8,000円増の17億6,053万9,000円、3項国庫支出金は567万3,000円減の16億515万8,000円、298ページの4項支払基金交付金は2,064万2,000円減の18億9,319万2,000円、5項県支出金は529万7,000円減の10億4,852万5,000円、299ページの7項繰入金は1,909万3,000円増の12億131万9,000円です。  300ページからの歳出の主なものは、301ページの2項保険給付費は4,000万円減の68億3,127万円で、居宅サービス費負担金などによるもの、3項地域支援事業費は814万2,000円増の4億6,613万5,000円で、介護予防事業などによるもの、303ページの4項基金積立金は3,598万円増の9,749万9,000円で、介護給付費準備基金積立金によるものです。  313ページです。  議案第27号、令和3年度関市後期高齢者医療特別会計予算です。  第1条は歳入歳出予算の総額をそれぞれ11億1,780万円と定めるもので、前年度比0.8%の増となっております。  321ページです。  歳入の主なものは、1項保険料は470万9,000円減の7億6,840万1,000円、3項広域連合支出金は563万5,000円増の4,575万4,000円、322ページの4項繰入金は807万4,000円増の2億8,020万5,000円です。  323ページからの歳出の主なものは、2項納付金は263万7,000円増の10億5,981万円、3項健康保持増進事業費は563万5,000円増の4,575万4,000円で、健康診査業務委託などによるものです。  以上で、新年度の一般会計及び特別会計のの当初予算案の説明を終わらせていただきます。  御審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(波多野源司君)   後藤基盤整備部長、どうぞ。 ◎基盤整備部長(後藤浩孝君)   議案第28号、令和3年度関市水道事業会計予算の説明をさせていただきます。  関市予算書の329ページをお願いします。  第1条では総則を、第2条では業務の予定量を定めるもので、給水戸数は3万4,027戸、年間総給水量は1,045万1,000立方メートル、1日平均給水量は2万8,633立方メートルを予定しております。  建設改良費の配水設備拡張及び改良工事事業費は前年対比8.4%の増、9億3,509万3,000円を予定しており、主な事業としましては配水設備拡張工事費において配水管布設工事を2件、停滞水対策事業を1件、配水設備改良工事費において老朽管対策事業を5件、施設等整備事業13件を予定しております。  330ページをお願いします。  第3条は収益的収入及び支出の予定額を定めるもので、水道事業収益は前年度比3.0%減の18億2,079万円に対しまして、水道事業費用は前年度比4.5%減の16億9,590万3,000円を予定しております。  331ページをお願いします。  第4条は資本的収入及び支出の予定額を定めるもので、資本的収入は前年度比10.7%増の4億1,525万4,000円、資本的支出は前年度比8.5%増の14億2,309万7,000円を予定しており、収入額が支出額に対し不足する額は10億784万3,000円で、記載してあります補填財源及び金額で補填する予定でございます。  332ページをお願いします。  第5条は企業債の目的や限度額を定めるもので、2件の配水管布設工事と2件の老朽管対策事業工事などの財源とする予定です。  限度額、起債の方法、利率及び償還の方法は記載のとおりです。  第6条は一時借入金の限度額を定めるものです。  333ページをお願いします。  第7条は予定支出の各項の経費の金額を流用できる場合を定めるものです。  第8条は議会の議決を経なければ流用することのできない経費を定めるものです。  第9条は他会計からの補助金を定めるもので、児童手当給付補助金や旧簡易水道事業助成に充当するため、一般会計から補助を受ける金額です。  第10条はたな卸資産の購入限度額を定めるものです。  335ページ以降は予算説明書でございまして、実施計画、財務諸表などを添付しております。  続きまして、議案第29号、令和3年度関市下水道事業会計予算の説明をさせていただきます。  予算書の377ページをお願いいたします。  第1条では総則を、第2条では業務の予定量を定めるもので、整備区域内人口は7万6,458人、年間総排除汚水量は1,207万6,755立方メートル、1日平均排除汚水量は3万3,087立方メートルを予定しております。  主要な建設改良事業は、前年対比40.0%の減、2億5,236万2,000円を予定しており、公共下水道処理場施設整備事業として1億6,581万円、特定環境保全公共下水道処理場施設整備事業として8,655万2,000円を予定しております。  378ページをお願いします。  第3条は収益的収入及び支出の予定額を定めるもので、下水道事業収益は前年度比6.5%減の35億7,075万7,000円に対しまして、下水道事業費用は前年対比6.5%減の35億7,075万1,000円を予定しております。  379ページをお願いします。  第4条は資本的収入及び支出の予定額を定めるもので、資本的収入は前年度比14.9%減の9億3,121万5,000円、資本的支出は前年度比6.2%減の18億3,724万9,000円を予定しており、収入額が支出額に対し不足する額は9億603万4,000円で、記載してあります補填財源及び金額で補填する予定です。  380ページをお願いします。  第5条は企業債の目的や限度額を定めるもので、主に建設改良費の財源とする予定です。限度額、起債の方法、利率及び償還の方法は記載のとおりです。  第6条は一時借入金の限度額を定めるものです。  第7条は予定支出の各項の経費の金額を流用できる場合を定めるものです。  381ページをお願いします。  第8条は議会の議決を経なければ流用することのできない経費を定めるものです。  第9条は他会計からの補助金を定めるもので、下水道事業に充当するため、一般会計から補助を受ける金額です。  383ページ以降は予算説明書でございまして、実施計画、財務諸表などを添付しております。  以上で、令和3年度関市水道事業会計予算並びに下水道事業会計予算の説明を終わらせていただきます。 ○議長(波多野源司君)   御苦労さまでした。  ここでお諮りいたします。  本件を審査するため、皆様に配付してございますように、議長を除く21名の委員をもって構成する新年度予算特別委員会を設置することに御異議ございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。  よって、本件を審査するため、議長を除く21名の委員をもって構成する新年度予算特別委員会を設置することに決しました。  この際、新年度予算特別委員会開催のため暫時休憩をしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  それでは、暫時休憩といたします。     午前11時23分 休憩     午前11時50分 再開 ○議長(波多野源司君)   休憩前に引き続きまして会議を開きます。  新年度予算特別委員会の委員長、副委員長の互選結果について、私から報告いたします。  委員長に三輪正善君、副委員長に栗山守君、以上であります。  次に、先ほど議会運営委員会が開催されましたので、その協議結果につきまして委員長より御報告をお願いいたします。  17番 長屋和伸君、どうぞ。    (17番 長屋和伸君登壇)
    ◆17番(長屋和伸君)   御指名をいただきましたので、議会運営委員会の協議結果の報告をさせていただきます。  新年度予算特別委員会の設置に伴い、先ほど全委員出席の上、委員会を開催し、委員会の審査日程につきまして協議いたしました。  その結果、3月4日は文教経済委員会、5日は建設環境委員会、8日は総務厚生委員会、9日、10日、11日及び15日の4日間は新年度予算特別委員会といたします。  以上で、議会運営委員会の協議結果の報告を終わります。    (降  壇) ○議長(波多野源司君)   御苦労さまでした。  委員会の日程については、ただいまの報告どおり決定することに御異議ございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。  よって、委員会の日程は委員長の報告どおり決定いたしました。  次に、令和2年度定期監査結果報告書及び令和2年度行政監査結果報告書並びに関市の財務書類につきまして皆様に配付してございますので、御承知おき願います。  以上で、本日の日程は全て終了いたしました。  次の本会議は、来る26日の午前10時から開きます。議事日程は、議案質疑及び代表質問一般質問でございます。  本日は大変御苦労さまでございました。  これにて散会いたします。     午前11時52分 散会上会議の顛末を記録し、相違ないことを証するために署名する。          関市議会議長       波 多 野   源   司          関市議会議員       長   尾   一   郎          関市議会議員       池   村   真 一 郎...