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10月25日-18号

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  1. 関市議会 2019-10-25
    10月25日-18号


    取得元: 関市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-29
    令和元年第3回定例会会議録議事日程 令和元年10月25日(金曜日)午前10時 開  議 第1 会議録署名議員の指名 第2 議案第74号 関市介護給付費準備基金条例の制定について 第3 議案第75号 関市森林環境譲与税基金条例の制定について 第4 議案第77号 関市総合福祉会館条例の一部改正について 第5 議案第78号 関市老人福祉センター条例の一部改正について 第6 議案第79号 関市福祉センター条例の制定について 第7 議案第80号 関市分担金徴収条例の一部改正について 第8 議案第81号 関市ふれあいセンター条例の一部改正について 第9 議案第82号 関市水道事業給水条例の一部改正について 第10 議案第88号 市道路線の廃止について 第11 議案第89号 市道路線の認定について 第12 議案第90号 令和元年度関市一般会計補正予算(第5号) 第13 議案第91号 令和元年度関市国民健康保険特別会計補正予算(第1号) 第14 議案第92号 令和元年度関市下水道特別会計補正予算(第1号) 第15 議案第93号 令和元年度関市財産区特別会計補正予算(第1号) 第16 議案第94号 令和元年度関市食肉センター事業特別会計補正予算(第1号) 第17 議案第95号 令和元年度関市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号) 第18 議案第96号 令和元年度関市介護保険事業特別会計補正予算(第2号) 第19 議案第97号 令和元年度関市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号) 第20 認定第1号 平成30年度関市一般会計歳入歳出決算の認定について 第21 認定第2号 平成30年度関市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について 第22 認定第3号 平成30年度関市下水道特別会計歳入歳出決算の認定について 第23 認定第4号 平成30年度関市財産区特別会計歳入歳出決算の認定について 第24 認定第5号 平成30年度関市中小企業従業員退職金共済事業特別会計歳入歳出決算の認          定について 第25 認定第6号 平成30年度関市食肉センター事業特別会計歳入歳出決算の認定について 第26 認定第7号 平成30年度関市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定について 第27 認定第8号 平成30年度関市公設地方卸売市場事業特別会計歳入歳出決算の認定につい          て 第28 認定第9号 平成30年度関市介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について 第29 認定第10号 平成30年度関市有線放送事業特別会計歳入歳出決算の認定について 第30 認定第11号 平成30年度関市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について 第31 認定第12号 平成30年度関市水道事業会計決算の認定について 第32 諮問第14号 関市副市長の選任について 第33 議員派遣について本日の会議に付した事件  1 議事日程第1から第33まで出席議員(22名)      1番   長 尾 一 郎 君        2番   池 村 真一郎 君      3番   林   裕 之 君        4番   武 藤 記 子 君      5番   浅 野 典 之 君        6番   田 中   巧 君      7番   後 藤 信 一 君        8番   渡 辺 英 人 君      9番   波多野 源 司 君        11番   村 山 景 一 君      12番   三 輪 正 善 君        13番   足 立 将 裕 君      14番   幅   永 典 君        15番   市 川 隆 也 君      16番   太 田 博 勝 君        17番   長 屋 和 伸 君      18番   栗 山   守 君        19番   土 屋 雅 義 君      20番   松 田 文 男 君        21番   小 森 敬 直 君      22番   猿 渡 直 樹 君        23番   石 原 教 雅 君欠席議員(1名)      10番   鷲 見   勇 君説明のため出席した者 市     長    尾 関 健 治 君    副  市  長    中 村   繁 君 教  育  長    吉 田 康 雄 君    市 長 公 室 長    井 上 敬 一 君 財 務 部 長    平 川 恭 介 君    協働推進部長     西 部 成 敏 君 健康福祉部長     後 藤 達 也 君    市民環境部長     市 原 克 美 君 産業経済部長     横 山 伸 治 君    基盤整備部長     後 藤 浩 孝 君 基盤整備部参事    大 西   勉 君    会 計 管 理 者    西 部   靖 君 教育委員会事務局長  北 瀬 美 幸 君出席した事務局職員 局     長    西 部 延 則      課 長 補 佐    伊 藤 敦 子 主     事    渡 辺   淳     午前10時00分 開議 ○議長(村山景一君)   皆様、おはようございます。  これより令和元年関市議会第3回定例会第5日目の会議を開きます。  日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第77条の規定により、私から指名いたします。  4番 武藤記子君、5番 浅野典之君のお二人にお願いいたします。  これより議案の審議に入ります。  日程第2、議案第74号から日程第31、認定第12号までの30件を一括議題といたします。  これら30件は、所管の各常任委員会に付託してございますので、その審査結果につきまして、各委員長から御報告をお願いいたします。  最初に、総務厚生委員長からお願いいたします。  7番 後藤信一君、どうぞ。    (7番 後藤信一君登壇) ◆7番(後藤信一君)   皆さん、おはようございます。  御指名をいただきましたので、総務厚生委員会の審査結果の報告をさせていただきます。  今定例会におきまして、当委員会に付託されました案件は、議案第74号、関市介護給付費準備基金条例の制定について、議案第77号、関市総合福祉会館条例の一部改正について、議案第78号、関市老人福祉センター条例の一部改正について、議案第79号、関市福祉センター条例の制定について、議案第90号、令和元年度関市一般会計補正予算(第5号)の所管部分、議案第91号、令和元年度関市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)の所管部分、議案第96号、令和元年度関市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)、認定第1号、平成30年度関市一般会計歳入歳出決算の認定についての所管部分、認定第2号、平成30年度関市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定についての所管部分、認定第9号、平成30年度関市介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第10号、平成30年度関市有線放送事業特別会計歳入歳出決算の認定についての11件であります。これらの案件を審査するため、10月18日、21日の2日間にわたり委員会を開催いたしました。  審査に当たりましては、関係部課長の出席を求め、歳入歳出決算書、主要な施策の成果等説明書などに基づいて、当局の詳細な説明を受けた後、細部にわたって質疑し、慎重に審査いたしました。  主な質疑の内容についてですが、議案第79号、関市福祉センター条例の制定についてでは、老人福祉センターから福祉センターへと移行し、センターで行う事業が拡大するが、センター内の部屋数や職員体制は十分かとの質疑に対しまして、当局より、今現在も武芸川と武儀の老人福祉センターを多くの方に利用していただいているが、各部屋によっては曜日や時間帯で組み込める時間がたくさんあるため、今後調整しながら事業を行っていきたい。  また、現在も目的外利用子育てサロン親子教室、てらっこといった事業を既に行っていることや、福祉センター移行後においても、指定管理にて事業を委託していくため、現行の職員体制を大きく変更する必要はないと考えているとの答弁がありました。  また、議案第90号、令和元年度関市一般会計補正予算(第5号)の所管部分では、歳入の20款諸収入、5項雑入のプレミアム付商品券売上代金について、補正額の算出根拠と現在までの売上状況を問う質疑に対しまして、当局より、プレミアム付商品券の対象者について、前年度に予算計上する時点では世帯員全員が非課税の世帯が対象とされていたが、課税者がいる世帯であっても、税制上扶養に入っていない非課税者も対象となったことで、対象者が7,800人から1万4,000人に拡大したこと。また、子育て世帯分についても、当初、平成28年4月2日から本年3月末までに出生した子どもがいる世帯が対象とされていたが、本年9月末までに出生した子どもがいる世帯までが対象となったことで、対象者が1,750人から2,500人に拡大したことから、1人当たりの最高購入額2万円の6,950人分を売上代金として見込んでいる。また、商品券の売上については、10月11日現在で、関市役所分だけで1,278万8,000円で、引換券の交付率は40.6%、非課税世帯にあっては32.7%である。非課税世帯については、引換券の発行には申請が必要であるため、10月末をもって未申請者には再度通知をしていくとの答弁がありました。  また、認定第1号、平成30年度関市一般会計歳入歳出決算の認定についての所管部分で、歳入の13款使用料及び手数料、2項手数料の督促手数料について、前年度比46.7%の減となった理由を問う質疑に対しまして、当局より、保育料の収納について、振替不能となった場合に、すぐに通知を出すことで督促状を発送する前に納付していただくよう努めたためであるとの答弁がありました。  また、歳入の14款国庫支出金、3項委託金の自衛官募集事務国庫委託金について、自衛隊に協力し、適齢者の名簿を作成する事務は、関市個人情報保護条例第8条に規定する個人情報の登録が必要ではないかとの質疑に対しまして、当局より、条例第8条に規定する事務は、市の各部署の事務事業で、個人情報を取り扱う事務を行う場合は、市長に届け出をし、登録をする必要があるが、自衛隊に提供した名簿は、市で保管して取り扱うことはないため、条例第8条に規定する個人情報を取り扱う事務ではなく、条例第8条に規定する手続は必要ないと考えている。自衛隊への名簿の提供に当たっては、自衛隊法第97条第1項及び同法施行令第120条でもって、条例第9条第1項第2号の法令等に定めがある場合は、保有個人情報を外部提供できる旨の規定に該当すると判断し、自衛隊から提供依頼のあった個人情報を市民課が住民基本台帳から抽出して外部提供しているとの答弁がありました。  また、歳出の3款民生費、2項高齢福祉費敬老会補助金について、参加率が低い中、今後の方針を問う質疑に対しまして、当局より、一部の自治会長から、敬老会を開催することが負担である旨のご意見を伺っていることや、対象者についても、これまでと同様の敬老会を行うことを希望しているのか、どういった形を望まれているか伺う機会がなかったため、今後、アンケート調査を行いながら、敬老会を含めた敬老事業の検討を行っていきたいと考えているとの答弁がありました。  なお、議案第74号、認定第1号、認定第9号の3件については討論がありました。  そして、採決の結果、議案第74号は、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決し、議案第77号、議案第78号、議案第79号、議案第90号の所管部分、議案第91号の所管部分、議案第96号の6件は、いずれも全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  また、認定第1号の所管部分、認定第9号の2件は、いずれも賛成多数で原案のとおり認定すべきものと決し、認定第2号の所管部分、認定第10号の2件は、いずれも全会一致で原案のとおり認定すべきものと決しました。  以上で、総務厚生委員会の審査結果の報告を終わります。    (降  壇) ○議長(村山景一君)   次に、文教経済委員長、お願いいたします。  14番 幅永典君、どうぞ。    (14番 幅 永典君登壇) ◆14番(幅永典君)   御指名をいただきましたので、文教経済委員会の審査結果の報告をさせていただきます。  今定例会におきまして、当委員会に付託されました案件は、議案第75号、関市森林環境譲与税基金条例の制定について、議案第81号、関市ふれあいセンター条例の一部改正について、議案第90号、令和元年度関市一般会計補正予算(第5号)の所管部分、議案第93号、令和元年度関市財産区特別会計補正予算(第1号)、議案第94号、令和元年度関市食肉センター事業特別会計補正予算(第1号)、認定第1号、平成30年度関市一般会計歳入歳出決算の認定についての所管部分、認定第4号、平成30年度関市財産区特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第5号、平成30年度関市中小企業従業員退職金共済事業特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第6号、平成30年度関市食肉センター事業特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第8号、平成30年度関市公設地方卸売市場事業特別会計歳入歳出決算の認定についての10件であります。  これらの案件を審査するため、10月10日全委員出席の上、委員会を開催いたしました。  審査に当たりましては、教育長、関係部課長の出席を求め、歳入歳出決算書、主要な施策の成果等説明書などに基づいて、当局の詳細な説明を受けた後、細部にわたって質疑し、慎重に審査いたしました。  主な質疑の内容についてですが、認定第1号、平成30年度関市一般会計歳入歳出決算の認定についての所管部分で、歳出の9款教育費、6項保健体育費の中で、関市体育協会は市からの補助金のほか、市の施設の指定管理スポーツイベント等開催事業の委託料により、スポーツの振興を担える法人となっているかとの質疑に対しまして、当局より、市は体育協会イベントや教室等の事業を委託するに当たり、それらを実施するために必要な人件費等を適正に計上した上で契約を締結している。また、体育協会決算報告からは、給料等人件費以外に、各加盟団体への助成金、強化費及び謝金等の支出が確認できることから、体育協会には市からの補助金やさまざまな受託事業収入の運用により、スポーツ活動の振興に寄与していただいていると認識しているとの答弁がありました。  また、認定第8号、平成30年度関市公設地方卸売市場事業特別会計歳入歳出決算の認定についてでは、卸売市場の取扱高の推移及び市場の今後の方向性について、市の考えを問う質疑に対しまして、当局より、本市の市場は、平成2年に開設され、平成3年度の取扱高は約15億円であったが、平成30年度は3億円未満に減少している。ただし、現在も取引のある小売店が存在するため、市場は今後も必要であると考えている。また、卸売市場に関する規制緩和等により、流通の円滑化を図ることを目的として、令和2年6月に卸売市場法が一部改正されることに伴い、現在、市の条例改正を検討しているところであり、今後、市場がより活性化していくことを期待しているとの答弁がありました。  そして、採決の結果、議案第75号、議案第81号、議案第90号の所管部分、議案第93号、議案第94号の5件は、いずれも全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  また、認定第1号の所管部分、認定第4号、認定第5号、認定第6号、認定第8号の5件は、いずれも全会一致で原案のとおり認定すべきものと決しました。  以上で、文教経済委員会の審査結果の報告を終わります。    (降  壇) ○議長(村山景一君)   次に、建設環境委員長、お願いいたします。  12番 三輪正善君、どうぞ。    (12番 三輪正善君登壇) ◆12番(三輪正善君)   御指名をいただきましたので、建設環境委員会の審査結果の報告をさせていただきます。  本定例会におきまして、当委員会に付託されました案件は、議案第80号、関市分担金徴収条例の一部改正について、議案第82号、関市水道事業給水条例の一部改正について、議案第88号、市道路線の廃止について、議案第89号、市道路線の認定について、議案第90号、令和元年度関市一般会計補正予算(第5号)の所管部分、議案第91号、令和元年度関市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)の所管部分、議案第92号、令和元年度関市下水道特別会計補正予算(第1号)、議案第95号、令和元年度関市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)、議案第97号、令和元年度関市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)、認定第1号、平成30年度関市一般会計歳入歳出決算の認定についての所管部分、認定第2号、平成30年度関市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定についての所管部分、認定第3号、平成30年度関市下水道特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第7号、平成30年度関市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第11号、平成30年度関市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第12号、平成30年度関市水道事業会計決算の認定についての15件であります。  これらの案件を審査するため、10月16日、全委員出席の上、委員会を開催いたしました。  審査に当たりましては、関係部課長の出席を求め、歳入歳出決算書、主要な施策の成果等説明書などに基づいて、当局の詳細な説明を受けた後、細部にわたって質疑し、慎重に審査いたしました。  主な質疑の内容についてですが、議案第80号、関市分担金徴収条例の一部改正についてでは、ライフライン保全事業の内容を問う質疑に対しまして、当局より、ライフライン保全事業は、昨年9月の台風21号による大規模停電を契機として、台風などの自然災害による倒木によって、停電の被害をもたらす可能性がある立木を伐採することにより、停電の発生を未然に防ぎ、市民生活への影響を抑えることを目的として、県と市と電力会社が協力して事業を実施するもので、市が業者へ伐採業務を委託して行うものである。  市では、停電の被害をもたらす可能性がある立木の所有者の承諾を得た上で伐採を実施するが、伐採した立木の運搬処理については、各所有者で対応を検討していただくことになるとの答弁がありました。  なお、認定第1号、認定第3号、認定第7号の3件につきましては、討論がありました。  そして、採決の結果、議案第80号、議案第82号、議案第88号、議案第89号、議案第90号の所管部分、議案第91号の所管部分、議案第92号、議案第95号、議案第97号の9件は、いずれも全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  また、認定第1号の所管部分、認定第3号、認定第7号の3件は、いずれも賛成多数で原案のとおり認定すべきものと決し、認定第2号の所管部分、認定第11号、認定第12号の3件は、いずれも全会一致で原案のとおり認定すべきものと決しました。  以上で、建設環境委員会の審査結果の報告を終わります。    (降  壇) ○議長(村山景一君)   それでは、これより各委員長の審査結果の報告に対する質疑を行います。  質疑のある方はございませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり)  質疑もないようですので、質疑を終わります。  これより討論を行います。  討論の通告がございますので、発言を許可いたします。  21番 小森敬直君、どうぞ。    (21番 小森敬直君登壇) ◆21番(小森敬直君)   ただいま議長の許可を得ましたので、各常任委員会に付託されました議案についての討論を行います。  各常任委員長から報告されました議案のうち、議案第74号、関市介護給付費準備基金条例の制定について、認定第1号、平成30年度関市一般会計歳入歳出決算の認定について、認定第3号、平成30年度関市下水道特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第7号、平成30年度関市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第9号、平成30年度関市介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定についての5件の案件について、日本共産党関市議員団を代表して討論を行います。  まず最初に、議案第74号、関市介護給付費準備基金条例の制定についてであります。  この条例は、関市基金条例に含まれていた介護給付費準備基金条例の規定を本条例案の附則により削除し、同条例を全7条からなる独立した条例として制定しようとするものであります。基金を再構築するという説明が行われました。しかし、その主な狙いが条例案の第6条に示された処分の規定の拡大にあることが審査を通じて明らかになりました。新たな条例の規定では、これまで第1号被保険者の介護保険料の不足額に充てる場合の1項目に限定していた基金の処分規定を5項目に拡大しています。これは介護に関するものであれば、何でも使えるようにするということを意味します。  一見すると、当局が主張するように、介護保険事業の資金をあらかじめ確保するために役立つ改正であるようにも見えますが、しかし、それは一面的な評価に過ぎません。問題は基金に積み立てられる各年度の余剰金には被保険者の負担による介護保険料の余剰分が含まれているということです。  例えば、平成30年度がそうであったように、介護保険料引き上げの年度には比較的大きな余剰金が生まれます。それは被保険者の負担増によって生まれたものです。そういった性格を持つ資金であるからこそ、これまで介護給付費準備基金の処分を第1号被保険者の介護保険料の不足額に充てる場合に限定し、余剰金が第1号被保険者への給付に還元されるように基金が運営されてきたのではないでしょうか。  今回の提案のように、基金処分の範囲を広げれば広げるほど、より多くの事業に介護保険余剰資金を使われるということになります。これでは、あらゆる介護保険事業に国・県・市で50%、被保険者が50%の負担割合という枠組みを押しつけて、受益者負担の範囲を大きく広げることになりかねません。  関市の介護保険料標準月額は、制度開始のときと比較して標準月額が既に2倍以上になっております。これ以上の引き上げを抑制すること、さらには、引き下げを図ることが必要です。そのためには必要な資金を政府に求めると同時に、介護事業の資金が足りなければ、その分は一般財源を投入して、被保険者を守るようにしなければなりません。  しかし、この条例は、受益者負担を引き下げるもののためであるということとは思いません。逆に従来よりも介護保険財源ルール介護予防を初めとする、あらゆる介護事業に広げることで受益者負担強化につながる財政運営を招くおそれがあります。  以上の理由により、この条例制定には反対といたします。  次に、認定第1号、平成30年度関市一般会計歳入歳出決算の認定についてであります。  まず、総務厚生委員会所管部分では、自衛官募集業務についてであります。  自衛官募集協力は、個人情報保護条例の観点から見直しを行うべきと考えます。個人情報保護条例を無視した若者の名簿提供や不合理な郵便発送業務の引き受けをやめることを求めます。個人情報保護条例に関しては、当局は、自衛隊に提供されるために作成する名簿が関市個人情報保護条例第2条に規定する個人情報ファイルであることを認めました。しかし、その個人情報ファイルについては、条例第8条に沿った取り扱いをしていないということが明らかになりました。このような条例違反名簿提供はやめるべきと考えます。  都市計画税についてです。  平成30年度から武芸川地域への新規課税が実施されています。都市計画事業の行われない地域への新規課税は不当で見直すべきです。また、長年にわたり課税されてきた関地域においても、課税区域の見直しを求めます。  なお、今回の委員会審査では、住宅専用地の都市計画税が固定資産税とは異なる課税標準額をもとに税率を計算していることについて、当局からまともな答弁が得られませんでした。固定資産税と都市計画税で異なる課税標準額を使っているという問題についても、今後検討が必要であると考えます。  次に、臨財債の取り扱いについてであります。  臨時財政対策債の発行抑制は、財政運営上の弊害が大きいと考えます。発行可能額の全額を自主財源とし、余剰資金は財政調整基金に積み立てて管理を行うことが適切ではないかと思います。  また、余剰資金の取り扱いについては、公共施設整備基金はやみくもに積立金を増やし、既に過剰な残高となっていると言わざるを得ません。具体的な資金需要もないまま、特定目的基金を増大させることは、余剰資金の使い道を狭める行為であり、財政運営上の合理性に欠けます。余剰資金は、使途が限定されない財政調整基金に積み立て、必要に応じて有効活用を図るべきと考えます。  次に、建設環境委員会所管部分であります。スマートインターチェンジの問題です。  これはスマートインターチェンジ可能性調査が行われました。スマートインターチェンジは、地域の発展、活性化の効果が期待され、インターへのアクセス道路の整備などが国の補助制度となり、全国的にも整備が進んでいるという説明でした。調査は東海北陸道、東海環状自動車道を対象にされ、2か所の候補地が選定されたとのことであります。その後、どこまで進んだかと言いますと、今年度は予算にも計上されておらず、今後また車両の通行状況の調査をしていくということであります。これ以上の調査は適切ではないと考えます。  次に、ごみ処理関連では、水処理関連で行われている合特法の問題です。一般会計関連では、ごみ処理関連で、合特法の合理化事業計画に従って、転換業務として事業が提供されております。その金額は前年度より増えているという答弁がございました。ごみの量や人件費が増えたとの答弁でありました。  この合特法による転換事業の提供は、もう既に見直すべき時期がとっくに来ているというふうに思います。県のグランドルールの見直し、また、他市町村との協力による見直し、このことは今までの経緯から見て非常に困難な状況であると思われますが、関市においては業務提供のあり方を見直すという姿勢をまず示すことが大切ではないかと思います。このことを指摘して、反対を表明します。  次の認定第3号、平成30年度関市下水道特別会計歳入歳出決算の認定についてと認定第7号、平成30年度関市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定についても水処理関連で合特法の合理化事業計画に従って転換業務が提供されており、同じ理由で反対といたします。  最後に、認定第9号、平成30年度関市介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定についてであります。  平成30年度は、3年に一度の第7期介護保険事業計画策定の年でした。第7期の介護保険基準額は5段階で、年額6万6,600円から、6万8,400円に1,800円の値上げ、月額5,550円から5,700円に150円に引き上げられ、基準月額で5,700円、年間6万8,400円も背負わなければなりません。昨年の本会議や委員会質疑で、3年間で総額4億2,000万の引き上げになるとの答弁がありました。1年間で1億4,000万円であります。  介護保険料は、保険制度が始まった1期の基準額が3万2,800円だったのに対し、18年間で6万8,400円という2倍以上にもなったことになります。これ以上の受益者負担強化は既に限界に達しております。高齢化の進行による保険給付費の増加は、制度開始時点から当然予測できたものですが、政府はそれに見合った国の財政負担を行わずに社会保障費を削減し、市民と地方自治体の財政負担に転嫁を続けており、国の責任が問われています。  介護報酬については、軽度者を中心にした利用制限に一層拍車がかかっている。訪問介護の生活援助では、一定の回数を超える利用を厳格にチェックする仕組みが導入されました。デイ・サービスについても、一定規模以上の施設の報酬が引き下げられました。介護従事者の処遇改善が進まない中で、平成30年度には関市内の介護施設で人手不足を理由とするショートステイの休止という事態も発生しました。  一方で、介護利用者の自立を促進した事業者への報酬を増額されたことは、高齢者が無理な自立を強要されたり、自立機能回復が困難な人がサービスから締め出される危険を強めるものです。保険料や受益者の負担増を抑制しながらサービス低下を招かない介護制度にしていくためには、国の負担を求めることが重要です。現在25%の国の負担率を30%にすれば、市民負担を軽減することができます。国の責任が大きいとはいえ、介護保険料の大幅な負担は避けなければなりません。  関市でも可能な措置をとることが求められています。不納欠損や長期の滞納者が増えていることは、保険料負担が限界に来ていることを示しています。昨年の関市でも11名の2年以上の滞納者があるということでした。大変な思いをして暮らしている高齢者の方がみえるということであります。基金を取り崩し、繰り入れを増やすなど、最大限の努力をし、保険料の抑制に努めるべきです。  以上の理由から、認定第9号の認定、これに反対をいたします。  以上で、5つの議案に対する討論を終わります。    (降  壇) ○議長(村山景一君)   ほかに討論の通告もございませんので、これで討論を終わります。  これより採決いたします。  採決は区分して行います。  最初に、議案第74号、関市介護給付費準備基金条例の制定についてを採決いたします。  本件は、総務厚生委員長の報告どおり決することに賛成の方は挙手をお願いします。    (賛成者挙手)  賛成多数と認めます。  よって、議案第74号は総務厚生委員長の報告どおり可決されました。  次に、議案第75号、関市森林環境譲与税基金条例の制定についてを採決いたします。  本件は、文教経済委員長の報告どおり決することに御異議ございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。  よって、議案第75号は文教経済委員長の報告どおり可決されました。  次に、議案第77号、関市総合福祉会館条例の一部改正についてを採決いたします。  本件は、総務厚生委員長の報告どおり決することに御異議ございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。  よって、議案第77号は総務厚生委員長の報告どおり可決されました。  次に、議案第78号、関市老人福祉センター条例の一部改正についてを採決いたします。  本件は、総務厚生委員長の報告どおり決することに御異議ございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。  よって、議案第78号は総務厚生委員長の報告どおり可決されました。  次に、議案第79号、関市福祉センター条例の制定についてを採決いたします。  本件は、総務厚生委員長の報告どおり決することに御異議ございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。  よって、議案第79号は総務厚生委員長の報告どおり可決されました。  次に、議案第80号、関市分担金徴収条例の一部改正についてを採決いたします。  本件は、建設環境委員長の報告どおり決することに御異議ございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。  よって、議案第80号は建設環境委員長の報告どおり可決されました。  次に、議案第81号、関市ふれあいセンター条例の一部改正についてを採決いたします。  本件は、文教経済委員長の報告どおり決することに御異議ございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。  よって、議案第81号は文教経済委員長の報告どおり可決されました。  次に、議案第82号、関市水道事業給水条例の一部改正についてを採決いたします。  本件は、建設環境委員長の報告どおり決することに御異議ございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。  よって、議案第82号は建設環境委員長の報告どおり可決されました。  次に、議案第88号、市道路線の廃止についてを採決いたします。  本件は、建設環境委員長の報告どおり決することに御異議ございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。  よって、議案第88号は建設環境委員長の報告どおり可決されました。  次に、議案第89号、市道路線の認定についてを採決いたします。  本件は、建設環境委員長の報告どおり決することに御異議ございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。  よって、議案第89号は建設環境委員長の報告どおり可決されました。  次に、議案第90号、令和元年度関市一般会計補正予算(第5号)を採決いたします。  本件は、各常任委員長の報告どおり決することに御異議ございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。  よって、議案第90号は各常任委員長の報告どおり可決されました。  次に、議案第91号、令和元年度関市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)を採決いたします。  本件は、各常任委員長の報告どおり決することに御異議ございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。  よって、議案第91号は各常任委員長の報告どおり可決されました。  次に、議案第92号、令和元年度関市下水道特別会計補正予算(第1号)を採決いたします。  本件は、建設環境委員長の報告どおり決することに御異議ございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。  よって、議案第92号は建設環境委員長の報告どおり可決されました。  次に、議案第93号、令和元年度関市財産区特別会計補正予算(第1号)を採決いたします。  本件は、文教経済委員長の報告どおり決することに御異議ございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。  よって、議案第93号は文教経済委員長の報告どおり可決されました。  次に、議案第94号、令和元年度関市食肉センター事業特別会計補正予算(第1号)を採決いたします。  本件は、文教経済委員長の報告どおり決することに御異議ございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。  よって、議案第94号は文教経済委員長の報告どおり可決されました。  次に、議案第95号、令和元年度関市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)を採決いたします。  本件は、建設環境委員長の報告どおり決することに御異議ございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。  よって、議案第95号は建設環境委員長の報告どおり可決されました。  次に、議案第96号、令和元年度関市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)を採決いたします。  本件は、総務厚生委員長の報告どおり決することに御異議ございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。  よって、議案第96号は総務厚生委員長の報告どおり可決されました。  次に、議案第97号、令和元年度関市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)を採決いたします。  本件は、建設環境委員長の報告どおり決することに御異議ございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。  よって、議案第97号は建設環境委員長の報告どおり可決されました。  次に、認定第1号、平成30年度関市一般会計歳入歳出決算の認定についてを採決いたします。  本件は、各常任委員長の報告どおり認定することに賛成の方は挙手をお願いいたします。    (賛成者挙手)  賛成多数と認めます。  よって、認定第1号は各常任委員長の報告どおり認定することに決しました。  次に、認定第2号、平成30年度関市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定についてを採決いたします。  本件は、各常任委員長の報告どおり認定することに御異議ございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。  よって、認定第2号は各常任委員長の報告どおり認定することに決しました。  次に、認定第3号、平成30年度関市下水道特別会計歳入歳出決算の認定についてを採決いたします。  本件は、建設環境委員長の報告どおり認定することに賛成の方は挙手をお願いいたします。    (賛成者挙手)  賛成多数と認めます。  よって、認定第3号は建設環境委員長の報告どおり認定することに決しました。  次に、認定第4号、平成30年度関市財産区特別会計歳入歳出決算の認定についてを採決いたします。  本件は、文教経済委員長の報告どおり認定することに御異議ございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。  よって、認定第4号は文教経済委員長の報告どおり認定することに決しました。  次に、認定第5号、平成30年度関市中小企業従業員退職金共済事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを採決いたします。  本件は、文教経済委員長の報告どおり認定することに御異議ございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。  よって、認定第5号は文教経済委員長の報告どおり認定することに決しました。  次に、認定第6号、平成30年度関市食肉センター事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを採決いたします。  本件は、文教経済委員長の報告どおり認定することに御異議ございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。  よって、認定第6号は文教経済委員長の報告どおり認定することに決しました。  次に、認定第7号、平成30年度関市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを採決いたします。  本件は、建設環境委員長の報告どおり認定することに賛成の方は挙手をお願いいたします。    (賛成者挙手)  賛成多数と認めます。  よって、認定第7号は建設環境委員長の報告どおり認定することに決しました。  次に、認定第8号、平成30年度関市公設地方卸売市場事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを採決いたします。  本件は、文教経済委員長の報告どおり認定することに御異議ございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。  よって、認定第8号は文教経済委員長の報告どおり認定することに決しました。  次に、認定第9号、平成30年度関市介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを採決いたします。  本件は、総務厚生委員長の報告どおり認定することに賛成の方は挙手をお願いいたします。    (賛成者挙手)  賛成多数と認めます。  よって、認定第9号は総務厚生委員長の報告どおり認定することに決しました。  次に、認定第10号、平成30年度関市有線放送事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを採決いたします。  本件は、総務厚生委員長の報告どおり認定することに御異議ございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。  よって、認定第10号は総務厚生委員長の報告どおり認定することに決しました。  次に、認定第11号、平成30年度関市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定についてを採決いたします。  本件は、建設環境委員長の報告どおり認定することに御異議ございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。  よって、認定第11号は建設環境委員長の報告どおり認定することに決しました。  次に、認定第12号、平成30年度関市水道事業会計決算の認定についてを採決いたします。  本件は、建設環境委員長の報告どおり認定することに御異議ございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。  よって、認定第12号は建設環境委員長の報告どおり認定することに決しました。  次に、日程第32、諮問第14号、関市副市長の選任についてを議題といたします。  本件は、直ちに当局の説明を求めます。  尾関市長、どうぞ。 ◎市長(尾関健治君)   それでは、今定例会に追加提案いたします諮問第14号につきまして御説明を申し上げます。  追加議案書をお願いします。  諮問第14号、関市副市長の選任につきましては、中村繁副市長が任期満了により、10月31日付をもって退任されることから、関市副市長に、次の方を選任したいので、地方自治法第162条の規定により、議会の同意を求めるものです。  同意を求める方は、住所、関市黒屋3563番地、氏名は、山下清司さんで、生年月日は記載のとおりです。  山下さんは、昭和55年4月に関市役所に入庁し、農業委員会事務局兼農務課を皮切りに、税務課、農務課、農林課、生活環境課、広報課で勤務し、平成21年4月からは広報課長、平成23年4月からはまちづくり推進課長、平成24年4月からは市民協働課長、平成25年4月からは商工課長、平成27年4月からは市長公室長を務めており、平成30年4月からは再任用職員として現在は農業委員会事務局兼農林課で勤務しております。  山下さんの任期は、令和元年11月1日から4年間です。  なお、中村副市長におかれましては、昭和49年に市役所に奉職されて以来、約46年間の長きにわたりまして、そのすぐれた人格、知力、識見を持って職責を果たしていただきました。  また、副市長として2期8年間、私の就任当初から現在までを支えていただき、長い行政経験を生かして、防災・減災、市民協働の分野を初めとした関市の行政全般にわたり大変な御尽力をいただきました。この場をおかりして感謝を申し上げ、厚く御礼を申し上げます。  以上、諮問第14号につきまして、御審議のほどよろしくお願い申し上げます。 ○議長(村山景一君)   説明が終わりましたので、これより質疑を行います。  質疑のある方はございませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり)  質疑もないようですので、質疑を終わります。  これより討論を行います。  討論のある方はございませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり)  討論もないようですので、討論を終わります。  これより採決いたします。  本件は、これに同意することに御異議ございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。  よって、諮問第14号は、これに同意することに決しました。  それでは、ここで退任されます中村副市長より御挨拶をいただきたいと思います。  中村副市長、どうぞ。    (副市長 中村 繁君登壇) ◎副市長(中村繁君)   このような機会を与えていただきまして、ありがとうございます。  つい先日まで青々としておりました街路樹が四季の移り変わりの中で赤く紅葉してまいりました。半分赤く色づいた街路樹の葉と自分の人生と重ね合わせまして、これからのことについていろいろ思いめぐっているところでございます。  2期8年、皆様方には大変お世話になりました。ありがとうございました。  特に、御支援をいただき、そして御指導をいただいたこと、心から感謝を申し上げます。  46年間の公務員生活に別れを告げて一市民となりますけれども、関市が日本一しあわせなまちになることを心から切望をしております。  どうか皆様方のますますの御活躍と御健勝、そして関市が発展することを祈念いたしまして、簡単でございますけれども、退任の挨拶とさせていただきます。  本当にありがとうございました。    (拍手・降壇) ○議長(村山景一君)   御苦労さまでございました。ありがとうございました。  次に、日程第33、議員派遣についてを議題といたします。  お諮りいたします。  本件は、白川村との議員交流会、令和元年度中濃十市議会議長会議員研修会に出席するため、地方自治法第100条第13項及び関市議会会議規則第79条の規定により、皆様に配付いたしましたとおり、議員を派遣いたしたいと思います。  本件は、これに御異議ございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。  よって、議員を派遣することに決しました。  次に、お諮りいたします。  ただいま可決をされました議員派遣の内容に、今後変更を要するときは、その取り扱いを議長に一任していただきたいと思いますが、これに御異議ございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認め、そのように決定をいたします。  次に、当局より発言を求められておりますので、これを許可いたします。  中村副市長、どうぞ。 ◎副市長(中村繁君)   それでは、発言の許可をいただきましたので、最後になりますけれども、皆様のお手元に配付させていただきました4件の損害賠償の額を定める件につきまして御報告をさせていただきます。  これらは、地方自治法第180条第1項の規定により、専決処分をしたものでございます。  最初に、専決第12号につきましては、専決日は令和元年8月28日でございます。  内容といたしましては、令和元年7月15日午後9時30分ごろ、関市倉知字〆切1903番2地先の市道の穴により、次の方が所有する自動車に損害を与えましたので、記載のとおり賠償するものでございます。  損害賠償の相手方と損害賠償の額につきましては記載のとおりで、市の過失割合は40%でございます。  次に、専決第13号につきましては、専決日は令和元年9月20日でございます。  内容といたしましては、令和元年6月21日午前11時30分ごろ、関市側島808番地1の自治会ごみステーションにおいて、職員が公用車を運転し、後退する際、次の方が所有する仕切りブロックに接触し、損害を与えましたので、記載のとおり賠償するものでございます。  損害賠償の相手方と損害賠償の額につきましては記載のとおりで、市の過失割合は100%でございます。  次に、専決第14号につきましては、専決日は令和元年9月26日でございます。  内容といたしましては、令和元年7月20日午後11時ごろ、関市前山町35番地先の市道の穴により、次の方が所有する原動機付自転車に損害を与えましたので、記載のとおり賠償するものでございます。  損害賠償の相手方と損害賠償の額につきましては、記載のとおりで、市の過失割合は50%でございます。  次に、専決第15号につきましては、専決日は令和元年9月27日でございます。  内容といたしましては、令和元年7月9日午前9時50分ごろ、関市肥田瀬1014番地の民間アパートの敷地内において、職員が公用車を運転し、後退する際に、次の方が管理する駐輪場サイクルポートに接触し損害を与えましたので、記載のとおり賠償するものでございます。  損害賠償の相手方と損害賠償の額につきましては記載のとおりで、市の過失割合は100%でございます。  なお、その賠償額につきましては、4件全て全国市有物件災害共済会から全額補填を受けるものでございます。  以上、4件の損害賠償について報告させていただきましたが、事故の原因となった市道の穴につきましては、既に補修を終えております。今後はより一層の注意義務を持ってパトロール等による道路の維持管理、交通事故防止の徹底、指導に努めてまいりますので、よろしくお願い申し上げます。  続きまして、5,000万円以上の工事請負契約につきまして御報告をさせていただきます。  これは令和元年8月9日から令和元年10月17日までの契約分についてでございます。事後審査型一般競争入札、総合評価落札方式による当初契約1件、事後審査型一般競争入札による当初契約1件、指名競争入札による当初契約3件の計5件で、工事名及び場所、工事概要、契約金額及び相手方、契約日及び工期、参加業者または選定業者名は記載のとおりでございます。  以上で報告を終わります。 ○議長(村山景一君)   次に、教育委員会から事務事業の点検評価結果報告書の提出があり、皆様に配付してございますので、御承知おき願います。  次に、総務厚生委員会で先般実施されました行政視察の視察報告書が私の手元に届いておりますので、御承知おき願います。  以上をもちまして、本定例会に提案になりました案件は、全て議了いたしました。  これをもちまして、令和元年関市議会第3回定例会を閉会いたします。 ◎局長(西部延則君)   御起立をお願いいたします。  ただいまから閉会式を行います。  最初に、議長から御挨拶をいただきます。    (議長 村山景一君登壇) ○議長(村山景一君)   閉会に当たり、一言御挨拶を申し上げます。  初めに、このたびの台風19号に伴う災害により多くの尊い命が失われたことに謹んで哀悼の意を表しますとともに、被害に遭われた方々に心よりお見舞いを申し上げます。そして、被災地の一日も早い復興をお祈りいたします。  さて、議員各位には、30日間にわたる本定例会会期中、決算認定議案を含む諸議案を初め、当面する市政の諸問題について、終始熱心に御審議を賜り、ここに全ての案件を議了することができました。  議員並びに執行部各位には、議事運営に格別の御協力をいただきましたことを心からお礼申し上げます。  本定例会では、さまざまな問題や課題について議論をいただきました。執行部におかれましては、議員から提出された意見、要望などを十分に尊重し、なお一層の努力をお願い申し上げるとともに、決算審議に係る意見が新年度の予算に反映されることを望みます。  秋も深まり、朝夕は随分寒くなってまいりました。皆様方におかれましては、健康に十分御留意され、ますますの御活躍を御祈念申し上げ、閉会の御挨拶といたします。  皆さん、連日にわたり、まことに御苦労さまでございました。    (降  壇) ◎局長(西部延則君)   続きまして、市長から御挨拶をいただきます。    (市長 尾関健治君登壇) ◎市長(尾関健治君)   閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。  初めに、私からのも東日本を中心に各地を襲った台風19号によりお亡くなりになられた方々の御冥福をお祈り申し上げますとともに、全ての被災者の皆さんに心からお見舞いを申し上げます。一日も早い被災地の復旧・復興を願っております。  さて、9月26日に開会されました今定例会におきまして、議員の皆様には連日にわたり本会議並びに各委員会を通じて御審議を賜り、まことにありがとうございました。  提案をいたしました条例の制定及び一部改正、補正予算、決算の認定、そして人事案件などにつきまして、それぞれ御決定をいただき、まことにありがとうございました。  本会議あるいは各委員会におきまして、議員の皆様からいただきました貴重な御意見や御提案を十分に踏まえまして、今後の市政運営に取り組んでまいります。  なお、次回、令和元年関市議会第4回定例会は、12月2日の開会を予定いたしたいと考えております。  最後になりましたが、議員の皆様におかれましては、公私ともに大変お忙しい日々が続くことと御推察いたしますが、健康には十分御留意をいただき、一層の御活躍をいただきますよう御祈念を申し上げまして、御礼の御挨拶とさせていただきます。  まことにありがとうございました。    (降  壇)
    ◎局長(西部延則君)   以上をもちまして、閉会式を終わります。     午前11時03分 閉会上会議の顛末を記録し、相違ないことを証するために署名する。          関市議会議長       村   山   景   一          関市議会議員       武   藤   記   子          関市議会議員       浅   野   典   之...