多治見市議会 > 2022-09-29 >
09月29日-05号

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  1. 多治見市議会 2022-09-29
    09月29日-05号


    取得元: 多治見市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-31
    令和 4年  9月 定例会(第4回)議事日程 令和4年9月29日(木曜日)午前10時開議 第1 会議録署名議員の指名 第2 認第1号 令和3年度多治見市一般会計歳入歳出決算の認定について 第3 認第2号 令和3年度多治見市南姫財産事業特別会計歳入歳出決算の認定について 第4 認第3号 令和3年度多治見市土地取得事業特別会計歳入歳出決算の認定について 第5 認第4号 令和3年度多治見市駐車場事業特別会計歳入歳出決算の認定について 第6 認第5号 令和3年度多治見市営住宅敷金等特別会計歳入歳出決算の認定について 第7 認第6号 令和3年度多治見市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について 第8 認第7号 令和3年度多治見市介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について 第9 認第8号 令和3年度多治見市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について 第10 認第9号 令和3年度多治見市水道事業会計決算の認定について 第11 議第80号 令和3年度多治見市水道事業会計利益の処分について 第12 認第10号 令和3年度多治見市下水道事業会計決算の認定について 第13 議第81号 令和3年度多治見市下水道事業会計利益の処分について 第14 認第11号 令和3年度多治見市農業集落排水事業会計決算の認定について 第15 議第82号 令和3年度多治見市農業集落排水事業会計利益の処分について 第16 認第12号 令和3年度多治見市病院事業会計決算の認定について 第17 議第83号 多治見市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正するについて 第18 議第84号 令和4年度多治見市一般会計補正予算(第3号) 第19 議第85号 令和4年度多治見市南姫財産事業特別会計補正予算(第1号) 第20 議第86号 令和4年度多治見市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号) 第21 議第87号 令和4年度多治見市介護保険事業特別会計補正予算(第1号) 第22 議第88号 令和4年度多治見市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号) 第23 議第89号 令和4年度多治見市水道事業会計補正予算(第1号) 第24 議第90号 令和4年度多治見市下水道事業会計補正予算(第1号) 第25 議第91号 工事請負契約の変更について 第26 議第92号 権利の放棄について 第27 議第93号 指定管理者の指定について 第28 議第94号 指定管理者の指定について 第29 議第95号 指定管理者の指定について 第30 発議第6号 多治見市議会政務活動費の運用に関する規程の一部を改正するについて 第31 閉会中の継続調査の申し出について    (第2から第29まで 委員長報告~討論~表決、第30 提案説明~質疑~委員会付託省略)~討論~表決、第31 表決)     -------------------------本日の会議に付した事件 議事日程のとおり     -------------------------出席議員(20名)          1番    山田 徹君          2番    片山竜美君          3番    玉置真一君          4番    城處裕二君          5番    奥村孝宏君          6番    吉田企貴君          7番    佐藤信行君          8番    渡部 昇君          9番    寺島芳枝君         10番    古庄修一君         11番    柴田雅也君         13番    若尾敏之君         14番    三輪寿子君         15番    若林正人君         16番    林 美行君         17番    加藤元司君         18番    仙石三喜男君         19番    井上あけみ君         20番    石田浩司君         21番    嶋内九一君     -------------------------説明のため出席した者の職氏名         市長         古川雅典君         副市長        佐藤喜好君         教育長        渡辺哲郎君         副教育長       高橋光弘君         企画部長       柚木崎 宏君         総務部長       仙石浩之君         福祉部長       加藤泰治君         市民健康部長     澤田誠代君         経済部長       長江信行君         環境文化部長     伊藤徳朗君         都市計画部長     知原賢治君         建設部長       村瀬正一君         水道部長       木村信孝君         消防長        加藤 繁君         会計管理者      伊藤香代君         監査委員事務局長         併選挙管理委員会書記長                    金子 淳君     -------------------------職務のため出席した事務局職員         事務局長       河地孝彦         書記         臼武徹也         書記         虎澤智子         書記         山内祥子         書記         阪野広紀     ------------------------- △開議    午前10時00分開議 ○議長(石田浩司君) これより本日の会議を開きます。     ------------------------- △第1 会議録署名議員の指名 ○議長(石田浩司君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 本日の会議録署名議員は、会議規則第87条の規定により、議長において、17番 加藤元司君、18番 仙石三喜男君の両君を指名いたします。     ------------------------- △第2 認第1号から第29 議第95号まで ○議長(石田浩司君) この際、日程第2、認第1号から日程第29、議第95号までを一括議題といたします。     -------------------------             〔議案掲載省略〕     -------------------------           決算特別委員会審査報告書 本委員会に付託の事件は、審査の結果次のとおり決定しましたので、多治見市議会会議規則(昭和51年議会規則第1号)第 109条の規定により報告します。                 記事件番号件名審査結果認第1号令和3年度多治見市一般会計歳入歳出決算の認定について認定すべきもの認第2号令和3年度多治見市南姫財産事業特別会計歳入歳出決算の認定について認定すべきもの認第3号令和3年度多治見市土地取得事業特別会計歳入歳出決算の認定について認定すべきもの認第4号令和3年度多治見市駐車場事業特別会計歳入歳出決算の認定について認定すべきもの認第5号令和3年度多治見市営住宅敷金等特別会計歳入歳出決算の認定について認定すべきもの認第6号令和3年度多治見市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について認定すべきもの認第7号令和3年度多治見市介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について認定すべきもの認第8号令和3年度多治見市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について認定すべきもの認第9号令和3年度多治見市水道事業会計決算の認定について認定すべきもの議第80号令和3年度多治見市水道事業会計利益の処分について原案可決認第10号令和3年度多治見市下水道事業会計決算の認定について認定すべきもの議第81号令和3年度多治見市下水道事業会計利益の処分について原案可決認第11号令和3年度多治見市農業集落排水事業会計決算の認定について認定すべきもの議第82号令和3年度多治見市農業集落排水事業会計利益の処分について原案可決認第12号令和3年度多治見市病院事業会計決算の認定について認定すべきもの令和4年9月12日多治見市議会議長 石田浩司様                         決算特別委員長 若尾敏之     -------------------------           総務常任委員会審査報告書 本委員会に付託の事件は、審査の結果次のとおり決定しましたので、多治見市議会会議規則(昭和51年議会規則第1号)第 109条の規定により報告します。                 記事件番号件名審査結果議第83号多治見市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正するについて原案可決議第84号令和4年度多治見市一般会計補正予算(第3号)(所管部分原案可決議第85号令和4年度多治見市南姫財産事業特別会計補正予算(第1号)原案可決令和4年9月6日多治見市議会議長 石田浩司様                         総務常任委員長 奥村孝宏     -------------------------           経済建設常任委員会審査報告書 本委員会に付託の事件は、審査の結果次のとおり決定しましたので、多治見市議会会議規則(昭和51年議会規則第1号)第 109条の規定により報告します。                 記事件番号件名審査結果議第84号令和4年度多治見市一般会計補正予算(第3号)(所管部分原案可決議第89号令和4年度多治見市水道事業会計補正予算(第1号)原案可決議第90号令和4年度多治見市下水道事業会計補正予算(第1号)原案可決議第92号権利の放棄について原案可決議第93号指定管理者の指定について原案可決議第94号指定管理者の指定について原案可決令和4年9月7日多治見市議会議長 石田浩司様                       経済建設常任委員長 山田 徹     -------------------------           厚生環境教育常任委員会審査報告書 本委員会に付託の事件は、審査の結果次のとおり決定しましたので、多治見市議会会議規則(昭和51年議会規則第1号)第 109条の規定により報告します。                 記事件番号件名審査結果議第84号令和4年度多治見市一般会計補正予算(第3号)(所管部分原案可決議第86号令和4年度多治見市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)原案可決議第87号令和4年度多治見市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)原案可決議第88号令和4年度多治見市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)原案可決議第91号工事請負契約の変更について原案可決議第95号指定管理者の指定について原案可決令和4年9月8日多治見市議会議長 石田浩司様                     厚生環境教育常任委員長 玉置真一     -------------------------           本庁舎建設に関する特別委員会審査報告書 本委員会に付託の事件は、審査の結果次のとおり決定しましたので、多治見市議会会議規則(昭和51年議会規則第1号)第 109条の規定により報告します。                 記事件番号件名審査結果議第84号令和4年度多治見市一般会計補正予算(第3号)(所管部分原案可決令和4年9月13日多治見市議会議長 石田浩司様                  本庁舎建設に関する特別委員長 吉田企貴     ------------------------- ○議長(石田浩司君) これより委員長の報告を求めます。 最初に、決算特別委員長 若尾敏之君。   〔決算特別委員長 若尾敏之君登壇〕(拍手) ◆決算特別委員長若尾敏之君) それでは、決算特別委員会審査報告をいたします。 去る8月26日の本会議におきまして、本委員会に付託されました15議案を審査するため、同日に本委員会を開催し、3つの分科会を設置するとともに、各分科会に付託議案を割り振りして審査することといたしました。 第1分科会は8月30日、第2分科会は8月31日、第3分科会は9月1日にそれぞれ分科会を開催して審査を行い、9月12日には本委員会を再開し、委員全員関係説明員の出席により各分科会長の審査報告を受け、議員間討議、討論の後、特別委員会における採決を行いました。 審査の結果につきましては、お手元の審査報告書のとおり、付託された15議案のうち、認第1号 令和3年度多治見市一般会計歳入歳出決算の認定と認第6号 令和3年度多治見市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定については賛成多数で、この2議案以外の13議案は、全員一致で認定または可決すべきものと決しました。 それでは、審査の過程における主な内容について簡単に御報告いたします。 初めに、認第1号 令和3年度多治見市一般会計歳入歳出決算の認定について、最初に歳入について、企業誘致による税収効果について質疑があり、誘致した企業からの税収は相当程度あるが、令和3年度においては、法人市民税が一定程度の減収となった。この理由は2つあり、一つは、法人市民税の税率が改正され、法人市民税の収入額としてその分が減ったこと、もう一つは、新型コロナウイルス感染症の影響であるとの答弁がありました。 次に、寄附金のふるさと納税について、多治見市民が他市に寄附した額について質疑があり、令和3年中の寄附金額の総額は5億 1,700万円余、これにより市民税の減収分が2億 3,300万円余となっているとの答弁がありました。 次に、ふるさと納税に伴う市民税の減収による多治見市の財政や行政サービスへの影響について質疑があり、地方交付税で4分の3は補填されるという側面があるので、多治見市の財政に甚大な影響を及ぼすようなレベルではないが、見逃していくことはできないので、今年度から強化していく考えであるとの答弁がありました。 次に、歳出について、まず、2款総務費について、地区事務所管理費について、サービスが共栄事務所から高田郵便局に移ったことによる課題について質疑があり、郵便局の委託業務については法によって取り扱えない事務があり、転入や転居手続は取り扱っていない。そのため、ほかの事務所に行っていただくケースはあったが、対応時間を午前9時から午後5時までに延長して対応していただいていることから、サービスの向上になっているものと捉えているとの答弁がありました。 次に、3款民生費について、児童遊園施設整備費について、児童遊園の廃止について地元との調整や市民の方の意見への対応について質疑があり、地域の意見は基本的には自治会を通して要望を出していただいているとの答弁がありました。 また、愛護会の減少について質疑があり、愛護会には報奨金や資材の提供ができるので、ボランティアで町内清掃などをやっていただいているところには愛護会の結成を機会を捉えて伝えている。しかし、高齢化などの理由で愛護会が減っている状況であるとの答弁がありました。 次に、4款衛生費ついて、母子保健事業推進費について、産婦健診の回数について質疑があり、産婦健診について、近隣市においては産後1か月の1回助成であるが、岐阜県下で産後2週間と1か月の2回助成している市町村もあると確認できたので、計画の中で拡大するように考えていきたいとの答弁がありました。 次に、6款農林水産業費について、農業振興について、多治見市が目指す多治見型農業について質疑があり、多治見市の目指す農業は、認定農業者農業法人の育成を図り、観光農園や農産物直売所など、都市の消費者との交流機能を持った経営を行うという方針を持っている。都市型近郊農家としての特色を持った経営構造を確立し、安心・安全・健康といった消費者ニーズに対応した農産物の生産販売を図り、地産地消の拡大を目指していくとの答弁がありました。 次に、7款商工費について、新産業起業家創出環境整備事業費について、産業文化センター内BIルーム出身者多治見市内への定着状況と、新たに多治見市で起業する上での課題について質疑があり、BIルームを卒業した36者のうち、30者が多治見市内で起業し、4者が市外、2者は休業中である。創業相談の際に、一番問題となるのが物件探しであるので、金融機関や商工会議所、たじみDMOが持っている情報を、個人情報に差し障りのない部分で共有しながら、物件探しへのサポートに主眼を置いて対応しているとの答弁がありました。 次に、8款土木費について、民間空き住宅活用家賃補助事業費について、補助件数の減少について質疑があり、今回は5件の募集に対して2件の補助を行ったが、年々補助件数が減ってきているので、この政策は役割を終え、廃止に向けて議論を進めていこうと考えている。今後も、市営住宅の所管として、市営住宅の空き家を増やさないように維持管理をしていきたいと思っているとの答弁がありました。 次に、9款消防費について、消防団員募集啓発事業費について、充足率と昨年度の入退団の実績について質疑があり、令和4年4月1日現在で団員が 440人、充足率は80.7%になっている。昨年度の入団者は29人、退団者は24人であるとの答弁がありました。 また、消防団員の募集方法について質疑があり、消防団の中で活性化委員会という組織をつくり、その中で募集啓発の議論が進んでいるところであるとの答弁がありました。 次に、10款教育費について、奨学基金積立金高校入学準備資金給付事業費奨学資金給付事業費について、これらの制度の方向性について質疑があり、令和4年度予算については、基本的に奨学基金と寄附金、一部市費も充てているが、令和3年度決算については奨学基金や寄附金で全て賄えた状況であるとの答弁がありました。 次に、認第4号 令和3年度多治見市駐車場事業特別会計歳入歳出決算の認定について、閉鎖された駅西駐車場の影響を踏まえた、駅北立体駐車場豊岡駐車場の現況について質疑があり、駅西駐車場が閉鎖される際、定期利用の方からの移動先の相談はあったが、件数が増えていない理由としては、新型コロナウイルス感染症の影響が大きいと感じている。名古屋市等に電車で通勤している方が自家用車で通勤されるようになったり、リモートワークで通勤しなくなったりしたことが大きく響いているとの答弁がありました。 次に、認第6号 令和3年度多治見市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について、国民健康保険料の抑制、引下げのために、基金からの法定外繰入れをしながら滞納をなくしていく必要性について質疑があり、滞納については、新型コロナウイルス感染症の流行や物価高騰等があり、収納率は若干下がったが、現年度の収納率については前年を維持している。現在は現年度の保険料について滞納額を増やさないよう、極力納めていただくような方向で動いているとの答弁がありました。 次に、認第7号 令和3年度多治見市介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について、総合相談事業費地域包括支援センターの相談件数について質疑があり、地域包括支援センターが相談の場所だという認知度が徐々に高まっていることもあり、本人や家族、民生委員からの相談が増えている。高齢者の対応のみではないということが出てきており、福祉部の中でも情報を共有しながら、家族の構成員の方それぞれに合った方策を考えなければいけないとの答弁がありました。 次に、認第9号 令和3年度多治見市水道事業会計決算の認定について、給水人口の減少と経営の健全化のための取組などについて質疑があり、新型コロナウイルス感染症の影響で令和2年度の水道事業は増収であった。令和3年度はコロナ禍の状況も落ち着きを見せ、令和元年度と同程度に戻った。令和3年度と令和4年度の2年間をかけて水道事業基本計画の見直しをしている。基本計画で今後10年間の計画を立て、令和5年度以降の水道事業の経営戦略を立てる予定である。人口減少は水道使用料収入の減に明らかにつながっていくので、その中で施設の集約化・延命化などをしながら、健全な経営に努めていきたいとの答弁がありました。 次に、認第10号 令和3年度多治見市下水道事業会計決算の認定について、公共下水道整備区域内で、下水道未整備区域からの下水管布設の要望の有無について質疑があり、公共下水道整備区域内でまだ整備されていないところは、今後、白地解消事業として粛々と整備をしていく予定である。市内全体で 100か所ぐらいあるが、住宅が多いところ、住民の要望が強いところから整備を進めていこうと考えている。昨年度は、下水管布設についての要望はないと記憶しているとの答弁がありました。 認第12号 令和3年度多治見市病院事業会計決算の認定について、指定管理者である社会医療法人厚生会への追加支援について質疑があり、現在、社会医療法人厚生会の経営は少しずつ安定してきており、現在協議をしている最中である。協定の見直しということになる場合は、報告させていただくとの答弁がありました。 また、市民から強く求められている産科開設について質疑があり、現在、予定病床は新型コロナウイルス感染症専用の病床として使用している。新型コロナウイルス感染症の状況が続く限り、産科開設は難しい状況だと考えているとの答弁がありました。 認第2号 令和3年度多治見市南姫財産事業特別会計歳入歳出決算の認定について、認第3号 令和3年度多治見市土地取得事業特別会計歳入歳出決算の認定について、認第5号 令和3年度多治見市営住宅敷金等特別会計歳入歳出決算の認定について、認第8号 令和3年度多治見市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について、議第80号 令和3年度多治見市水道事業会計利益の処分について、議第81号 令和3年度多治見市下水道事業会計利益の処分について、認第11号 令和3年度多治見市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定について、議第82号 令和3年度多治見市農業集落排水事業会計利益の処分について、以上の8議案について、特に質疑はありませんでした。 以上が主な内容でした。 次に、議員間討議は、第1分科会、第2分科会、第3分科会により、それぞれ出されたテーマで議員間討議が行われました。 それでは、主な内容を報告します。 第1分科会の議員間討議提案テーマ、行政の生産性を高める施策についてでは、提案理由として、日本は生産性が低いと言われているが、生産性を高める努力はいろいろな事業で取り組んでいる。全国的な広域化や共同化を図ることで徴税コストを下げること、外部委託できるものは委託し、民間が担い得るものは民間が担うことを進めることも生産性を高める取組である。それらを体系的に、多治見市として課や分科会の枠を超えて、目標値を定めて、みんなで取り組むような議論をしたいとの説明があり、行政の生産性を高める施策は、まちづくりの視点で市民の方たちも交えた形で議論するのか、行政の中で行政事務の改革を進めていくことにとどめるのかという点が大きな課題だと思う。まち全体の課題を目標を定めて解決していくということであれば、どういう分担でどういう答えを出していくのかという整理をし直す必要があるとの意見がありました。 また、日本の生産性が低いと言われて久しい。行政として生産性が低いところはなぜかということを議論した上で、直すべきところは直していくという趣旨、例えば、教育・子育ての現場では、先生方は大変忙しく、子どもと向き合える時間がなかなか取りにくい。報告書が多いとか、違う部分で時間を割かれていて、本来現場で優先してやるべきことができていないとの意見がありました。 次に、第2分科会の議員間討議提案テーマ、経済建設の観点から見る移住・定住施策についてでは、提案理由として、農業施策では、平成30年度から多治見市農地及び空き家再生補助制度が行われており、企業誘致施策では、雇用促進、移住定住促進について奨励金を用意し、多治見市在住の方の雇用につなげようとしている。 また、創業支援や多治見市陶磁器意匠研究所の卒業生に対する移住定住のほか、土木施策では、空き家対策事業による空き家バンクなど、多岐にわたる施策を行っている。サテライトオフィスの誘致も含め、各部署が独自に動くのではなく、多治見市全体の大きな問題と考え、今後の新しい生活様式の展開により社会動態のありようも含め、部署間の連携を密にし、積極的に取り組む方向を求めていきたいとの説明があり、いろいろな施策を行っている中で、部門間に少し壁があるということだと思う。 例えば空き家の問題は、不動産をどのように動かしていくかという問題も含まれており、各部の連携が必要である。一つのテーマについて、各部を横断するワーキンググループをつくって、時には市民の参加も得ながら議論する中で、どういう施策ができるかを考える必要がある。施策によっては、専門的な知識、民間の協力を得ながら議論を活性化して、庁内で一つ一つの施策が連携できる仕組みをつくることが必要だと思うとの意見がありました。 また、空き家問題について、多治見市でも空き家が増えているが、ハードルになっているのは相続の問題である。個人情報保護の観点で、例えば税務課の固定資産税の情報を他部署と共有することは大変難しいが、全国的にもそれが大きな壁になって空き家問題が解決できないということがある。どうしたら少しでもその壁を取ることができるのか、行政としても真剣に考えていかなければいけないと思う。その辺も含めて、移住定住施策を全庁的に考えていく必要があるとの意見がありました。 次に、第3分科会の議員間討議提案テーマ、安心して産み育てられる環境づくりについてでは、提案理由として、若者には未来を、そして高齢者には健康で安心、安全で暮らせるまちづくりをである。 健康、安心、安全で暮らせるまちづくりがなぜ大切かというと、やはり子どものためである。子どもは明日の多治見を担う宝であり、子どもたちの環境の中には教育環境もある。子どもの原点は、子どもを産んで安心、安全に育てられる環境であるということ、妊産婦、新生児に限らず、子どもに対するこれからの施策を議論したいとの説明があり、少子化対策、子育て支援のスタートとして、妊娠、出産、子育て施策が、移住定住施策、住みたいまちの魅力につながると考えるので、妊産婦産後健診、新生児聴覚検査の予算の増額、回数の増加を求めたいとの意見がありました。 また、産み育てられる環境づくりという視点で、決算審査でも議論された産科の問題については、今後、人口減少問題の議論を進めていく中で、大変なこととは認識しつつも、議会での議論を通して、市民の声を明確に打ち出していく姿勢が必要である。財政的な問題も含めて、しっかりスポットを当てて、議会で議論を深めていく必要があるとの意見がありました。 以上で、各分科会の議員間討議についての報告を終わります。 次に、討論について、認第1号 令和3年度多治見市一般会計歳入歳出決算の認定については反対討論と賛成討論が、認第6号 令和3年度多治見市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定については反対討論がありました。 以上で、決算特別委員会審査報告といたします。どうぞよろしくお願いいたします。(拍手) ○議長(石田浩司君) ただいまの報告について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、総務常任委員長 奥村孝宏君。   〔総務常任委員長 奥村孝宏君登壇〕(拍手) ◆総務常任委員長(奥村孝宏君) それでは、総務常任委員会の審査報告をいたします。 去る8月26日の本会議におきまして、本委員会に付託されました3議案を審査するため、9月6日に本委員会を開催いたしました。 審査の結果につきましては、お手元の審査報告書のとおり、3議案とも全員一致でそれぞれ原案どおり可決すべきものと決しました。 それでは、審査の過程において質疑のありました主な内容について、簡単に御報告いたします。 最初に、議第83号 多治見市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正するについては、育児休業は最大で何日間取得することができるのかとの質疑に対し、いわゆる産後パパ育休は、女性の産後休暇に当たる期間となる、生まれてから8週までの期間の全部について取得することが可能であるとの答弁がありました。 また、自治体が率先垂範して、男性の育児休業の取得を進めていかなければならないが、現在、多治見市役所として男性の育児休暇の取得状況はどの程度かとの質疑に対し、令和元年度は、対象者が15人おり、そのうち2人が取得している。率にすると13.3%になる。令和2年度は、16人に対して1人で 6.3%。令和3年度は、11人に対して3人で27.3%という状況であるとの答弁がありました。 また、非常勤職員である会計年度任用職員が育児休業を取得できるようになったということだが、その間の給料はどうなるのかとの質疑に対し、育児休業は無給の休業である。正規職員の場合は、共済組合から手当金が最長1年支払われる。非常勤職員も同様であるが、共済組合ではなくて、雇用保険から支払われるという違いがあるとの答弁がありました。 次に、議第84号 令和4年度多治見市一般会計補正予算(第3号)(所管部分)については、ふるさと納税について、株式会社スチームシップに委託し、発送の質の向上なども含めて事務費を増額したということだが、それに見合う増額となっていると考えてよいかとの質疑に対し、例えばウェブデザインについてプロの職員がいるわけではないので、職員では実現できないことがあり、それだけの経費をかけても採算が取れる。また、多治見市民が外に寄附する金額のほうが、多治見市が頂く寄附額より多い現状であり、多治見市の地域経済そのものをプラスに展開していくためには、これぐらいの経費をかけても取り組む価値はあると考えているとの答弁がありました。 また、ふるさと納税についてどの辺りの層を狙っているのかとの質疑に対し、寄附額としては10万円前後ぐらいのところを考えており、所得階層としては 800万円から 1,000万円ぐらいのところを考えているとの答弁がありました。 次に、議第85号 令和4年度多治見市南姫財産事業特別会計補正予算(第1号)については、質疑はありませんでした。 以上が、質疑においての主な内容でした。 なお、自由討議及び討論はありませんでした。 以上で、総務常任委員会の審査報告とさせていただきます。よろしくお願いいたします。(拍手) ○議長(石田浩司君) ただいまの報告について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、経済建設常任委員長 山田 徹君。   〔経済建設常任委員長 山田 徹君登壇〕(拍手) ◆経済建設常任委員長(山田徹君) それでは、経済建設常任委員会の審査報告をいたします。 去る8月26日の本会議におきまして、本委員会に付託されました6議案を審査するため、9月7日に本委員会を開催いたしました。 審査の結果につきましては、お手元の審査報告書のとおり、6議案とも全員一致でそれぞれ原案どおり可決すべきものと決しました。 それでは、審査の過程において質疑のありました主な内容について、簡単に御報告いたします。 議第84号 令和4年度多治見市一般会計補正予算(第3号)(所管部分)について、意匠研究所施設整備費について、外国の方もオンライン見学ができるのかとの質疑があり、オンライン見学は、タブレットを職員が持って多治見市陶磁器意匠研究所内をカメラで撮影しながら、イベントや授業の内容を説明する形で行う。日本人だけではなく外国人も対象としており、パンフレットも日本語のものと英語のものを用意している。今後は、自分たちが作成した動画を積極的にアップしていきたいと思っているとの答弁がありました。 また、多治見市陶磁器意匠研究所には、大学のような専門的な研究機関として人材を育てていくという役割もあるが、今後はどのような運営をしていくのかとの質疑があり、多治見市陶磁器意匠研究所の主要事業は、人材育成事業と産業振興の二本立てとなっている。人材育成事業については、外国人特別研修生の受入れをはじめ、外国人特別研修のコースと、日本人の2年間のコースの2つを行っている。令和3年度の卒業生13名のうち、多治見市内への定着率は約60%、東濃エリア全体における定着率は約70%となり、地域に残っていただく人材の育成を行っている。 また、産業振興については、鉛・カドミウム溶出試験や業界との研究会、依頼デザインの受託も含めたデザイン試験を積極的に行っており、この方針は今後とも堅持していく。また、人財育成事業費に計上している備品購入費について、通常は、高額の備品は全て総合計画に上げ、計画的な購入、更新を行っているが、今回は、令和3年度の授業料の引下げによる入所生が定員20名に達したタイミングで、老朽化した備品を更新し、研究生の研究・研修環境の向上を図るため、実習用焼成炉の更新を前倒しで計上しているとの答弁がありました。 次に、中心市街地活性化事業費について、本町オリベストリートにおける古民家リノベーション事業についての質疑があり、たじみDMOが主体となって行う、築 145年の古民家のリノベーション事業であり、人出や出店が年々増えている本町オリベストリートに投資していくことを協議し、決定したとの答弁がありました。 次に、農地法事務適正実施支援事業費について、タブレット端末を導入することについての質疑があり、以前の農地パトロールは、紙の大きな地図を持って現地へ行き、地番と農地の状況を確認する作業をしていたが、タブレット端末の導入により、写真を撮り、農地の状況がまとめられ、それを全体で共有できるとの答弁がありました。 次に、かわまちづくり事業費について、本事業における多治見市と国土交通省のすみ分けはとの質疑があり、基本的な部分は国土交通省の管轄となる。国土交通省は、護岸工事や管理用通路となる散策路など、河川管理者として必要な部分の整備を行う。多治見市は、散策路の転落防止用の柵や多目的広場駐車場の整備、芝張りなどを行うとの答弁がありました。 また、河川維持費について、多治見市の今後の水害対策はどのようかとの質疑があり、近年、降雨災害は集中化・甚大化している。多治見市としてやれることに限りはあるが、市が管理している河川の治水安全度を高めるため、土砂しゅんせつや護岸整備を着実に行い、一級河川や主要河川を管理する国土交通省や岐阜県に対しても、整備促進の働きかけをしていきたいとの答弁がありました。 次に、議第89号 令和4年度多治見市水道事業会計補正予算(第1号)について、住民生活や地域経済を支援するため、どのような議論を経て、水道基本料金4か月分を減免することとなったのかとの質疑があり、多治見市内の水道普及率は、現在 99.81%であり、市内のほぼ全域で水道が使われている。その中で水道料金を支援することが、一番平等ではないかという考えに至った。新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金は、今年度に限った制度であり、令和5年3月までに事業を完結しなければならず、4か月分の減免となったとの答弁がありました。 次に、議第92号 権利の放棄について、この事業者は、市に協力し、結果的にこのような事態となったわけだが、返還自体を最初から求めないという判断には至らなかったのかとの質疑があり、そのような議論もあったが、公金でもあるため、しっかりとした形で議案として提出したとの答弁がありました。 議第90号 令和4年度多治見市下水道事業会計補正予算(第1号)、議第93号 指定管理者の指定について、議第94号 指定管理者の指定については、質疑がありませんでした。 以上が、質疑においての主な内容です。 なお、自由討議並びに討論はありませんでした。 以上で、経済建設常任委員会の審査報告とさせていただきます。よろしくお願いいたします。(拍手) ○議長(石田浩司君) ただいまの報告について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、厚生環境教育常任委員長 玉置真一君。   〔厚生環境教育常任委員長 玉置真一君登壇〕(拍手) ◆厚生環境教育常任委員長(玉置真一君) それでは、厚生環境教育常任委員会の審査報告をいたします。 去る8月26日の本会議におきまして、本委員会に付託されました6議案を審査するため、9月8日に本委員会を開催いたしました。 審査の結果につきましては、お手元の審査報告書のとおり、全員一致で可決するものと決しました。 それでは、審査の過程における主な質疑の内容について御報告させていただきます。 議第84号 令和4年度多治見市一般会計補正予算(第3号)(所管部分)について、市民の里施設整備費について、浴室給湯設備の改修をこのタイミングで行うことになったきっかけは何かという質疑があり、令和3年度から、浴室給湯設備の不具合の原因調査並びに部分的な改修等を行ってきた。根本的な改修を行うべく、令和4年度に設計業者を含めて確認し、不具合箇所を特定することができたため、給湯設備の改修を行うとの答弁がありました。 また、屋根や外壁等の補修工事も含めて、およそ 7,200万円という金額である。給湯設備は改修ではなくて新規機器への取替えだと思う。事業内容にもそのように掲載したほうが適切ではないかという質疑があり、給湯設備については、御指摘どおり全面的に改修するもので、大規模な修繕となる。屋根及び外壁等補修工事については、腐食や壊れている部分があり、空調設備についても、年数がかなり経過しているため、併せて改修、整備をする予定であるとの答弁がありました。 続いて、地域介護・福祉空間整備等施設整備事業費について、高齢者施設等に係る非常用自家発電設備の設置に対する補助金により、2施設が整備対象とされているが、どのような施設かという質疑があり、今回予定しているのは、小規模特別養護老人ホームと認知症高齢者施設の2事業所であると答弁がありました。 続いて、保育所管理費について、保育人財確保に係るプロモーション事業の詳細についての質疑があり、プロモーションビデオを制作し、市のホームページへの掲載、大学等への配信依頼のほか、ユーチューブ動画への広告といったいろいろな方法で配信を考えていると答弁がありました。 また、保育士の処遇改善について、学童保育の指導員と同様に9月まで行われてきたと思うが、10月以降も処遇改善を行うのかという質疑があり、令和4年2月から9月までは処遇改善措置をさせていただいている。10月以降も、今のところ本年度は交付税措置も行われるということなので、引き続き、処遇改善の措置を講じていくとの答弁がありました。 続いて、ごみ収集袋関係費について、物価高騰対応として可燃ごみの市指定ごみ袋、大袋と中袋を全世帯に配布されるということだが、どの大きさのごみ袋を配布するかについて検討はされたのかという質疑があり、市民に多く使っていただいている指定ごみ袋が大袋と中袋であるため、その2種類の大きさに決定したとの答弁がありました。 他市では、商品券を配布したという事例がある、商品券のほうが分かりやすく、使いやすいのではないかという質疑があり、物価高騰という中で市としてできること、現物で渡せるものということで検討した結果であるとの答弁がありました。 続いて、焼却施設等運営費について、ハイブリッドコークスの価格が、予算時点から2倍になったということである。社会情勢の影響を受けて、ハイブリッドコークスの値段が跳ね上がると認識している。価格交渉はどのように行っているのかという質疑があり、単価の変動が激しい燃料であるため、3か月に1回、年4回、日本銀行が発表する企業の物価指数の見込みを基に、交渉を重ねながら、比較的安価な価格での納入に努力をしている。他市で使っているコークスと比較すると、多治見市は非常に安価で納入ができているとの答弁がありました。 1年間分を見込んでストックしておくことはできないのか。3か月分の入札、半年分の入札など方法はいろいろあると思うが、ある意味では、納入業者のペースになってしまっているのではないかという質疑があり、当初は、一律価格で年間納入していたときもあったが、社会状況の変化による価格の変動があまりにも激しく、価格が上がることも下がることもあるので予測はできない。半年分、あるいは1年分、2年分のハイブリッドコークスをストックすることについて何度も議論してきたが、非常に難しいということから、現在の3か月分の納入に至っているとの答弁がありました。 以前に、燃料の構成を検討していると聞いたが、検討の結果はどのようかという質疑があり、我々ができることとして、燃料の節約が第一と考えている。燃料を節約するための具体的な方法として、均一な温度で燃焼させるように攪拌をしっかり行い、むらのない酸素の供給によって燃えやすくすることを心がけている。1トンのごみに対して、ハイブリッドコークスは、通常68.7キログラム、木材チップは31.3キログラム使用するのが一般的だが、現在は努力の結果、ハイブリッドコークスの利用を50キログラム台に抑えることができていると答弁がありました。 次に、議第86号 令和4年度多治見市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)について、特定健康診査・保健指導負担金返還金について、特定健診の受診率が41%にとどまったことと、新型コロナウイルス感染症との関係性についての質疑があり、新型コロナウイルス感染症も要因の一つと捉えているとの答弁がありました。 次に、議第87号 令和4年度多治見市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)及び議第88号 令和4年度多治見市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)については、質疑はありませんでした。 次に、議第91号 工事請負契約の変更について、改修工事の様子がSNSで発信されており、市民にとって親しみが湧いてとてもよい、この工事請負契約の変更によってオープンが延期になることはないのかという質疑があり、リニューアルオープンの日程が変更することはないとの答弁がありました。 次に、議第95号 指定管理者の指定については、質疑がありませんでした。 以上が、質疑においての主な内容でした。 なお、自由討議並びに討論はありませんでした。 以上で、厚生環境教育常任委員会の審査報告とさせていただきます。よろしくお願いします。(拍手) ○議長(石田浩司君) ただいまの報告について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、本庁舎建設に関する特別委員長 吉田企貴君。   〔本庁舎建設に関する特別委員長 吉田企貴君登壇〕(拍手)
    ◆本庁舎建設に関する特別委員長吉田企貴君) それでは、本庁舎建設に関する特別委員会審査報告をいたします。 去る8月26日の本会議におきまして、本委員会に付託されました1議案を審査するため、9月13日に本委員会を開催いたしました。 審査結果につきましては、お手元の審査報告書のとおり、賛成多数で原案のとおり可決するものと決しました。 それでは、審査の過程において質疑のありました主な内容について、簡単に御報告申し上げます。 まず、プロポーザルは、どのような内容、タイミングで行うのかという質疑に対しては、設計コンペのようなものではなく、策定支援を行っていただく事業者を選ぶものであり、年末頃から選定に入り、年度末に契約をして、実質的な作業は来年度に行う予定であるとの答弁がありました。 次に、なぜ単年度会計とせず、継続費にされているのかという質疑に対しては、予算の全体像を皆様にきちんと示した上で、適宜、後年に送る場合もあることも含めて、継続費としたという答弁がありました。 次に、繰越明許費ではなく、継続費にした理由は何かという質疑に対しては、繰越明許費の場合は、1回は明許で繰り越せるが、その次は事故繰越になってしまう。事故繰越は、予算ではなく決算となり報告になってしまうことから、継続費とさせていただいたとの答弁がありました。 また、継続費の全体計画が示されているが、完成目標、供用開始はいつ頃を想定しているかという質疑に対しては、当初4年後をめどに令和9年1月を想定していたものの、基本構想を固めていくのは来年度を想定しており、供用開始はもう少し遅れる可能性もあると考えているとの答弁がありました。 以上が質疑における主な内容でした。 次に、自由討議について御報告いたします。 自由討議に関しては、議第84号 令和4年度多治見市一般会計補正予算(第3号)(所管部分)について、議員間討議を行うことが提案され、自由討議を行いました。 提案議員からは、提案の趣旨として、現段階でプロポーザルの経費は認めるべきではないのではないか。継続費の枠組みで、一括してこの段階で認めるべきではないのではないかという2点が説明されました。 これに対して、提案の趣旨に賛成する発言のほかに、当初は、基本構想があって、それに対するプロポーザルを実施するという理解であったので、とてもこの段階ではという理解をしていたが、説明を伺っている中で、基本構想を組み上げていく段階から、コンサルタントに助言も受けながらつくっていくということで、これをもって決定ということではなく、そのプロセスの中で議会として関わることができると判断したので、私は適当であると考えるなどといった意見がありました。 なお、討論はありませんでした。 以上で、本庁舎建設に関する特別委員会審査報告とさせていただきます。(拍手) ○議長(石田浩司君) ただいまの報告について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石田浩司君) これにて、委員長報告を終結といたします。     ------------------------- ○議長(石田浩司君) これより討論を行います。討論の通告がありますので、順次発言を許可いたします。 最初に、14番 三輪寿子君。   〔14番 三輪寿子君登壇〕(拍手) ◆14番(三輪寿子君) 認第1号 令和3年度多治見市一般会計歳入歳出決算の認定について、認第6号 令和3年度多治見市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定についての2議案に対して、日本共産党を代表して反対討論を行います。 初めに、認第1号 令和3年度多治見市一般会計歳入歳出決算の認定については、歳入歳出差引残高55億 445万円で、繰越額が4億円、実質収支51億 423万円、そのうちの半分26億円を財政調整基金に積むという、昨年に次ぐ最大級の規模の決算である。 市長は、51億円の決算剰余金の分析については、新型コロナウイルス関連でかなり厳しく落ち込むだろうと歳入を見込んだが、そこまでの落ち込みはなかった。市民の幸せのためにどう使うか議論をしていくとの答弁であった。 そこで、財源の使い方については、教育、福祉、医療、子育て世帯、高齢者世帯への支援、貧困対策への強化が必要ではないかと提案する。 歳入の33%を占める市税収入の法人市民税は、やや増加しているが、個人市民税は1億 4,700万円、2.35%減少している。 厚生労働省がまとめた勤労統計調査では、実質賃金は6月の時点では3か月連続マイナス、物価高騰の影響を受け市民生活・中小零細企業は大変厳しくなっている。当市においても、生産年齢人口の減少、コロナ禍で所得が減少しているとのこと。法人で大きい企業は潤っているかもしれないが、一人一人の住民にとって景気の兆しという実感はない。 一方、大型公共事業である駅南再開発事業は完成を間近にしているが、組合整理事業工事費 192.5億円と市独自財源上限44億円の投資である。総工事費は、約 196億円である。 再開発事業は魅力的なまちづくりを目指しているが、華美なものを避け、節約を最大限行っていただきたい。若い人や子育て世帯の転入、移住、定住を積極的に受け入れていくための施策、投資こそ必要である。 具体的には、妊産婦産後健診、新生児聴覚検査の拡充、給付型奨励金制度の拡充、子どもの貧困対策、給食費の無償化、要保護児童等就学援助費の拡充、行政職員の処遇改善が求められる。 市民サービスの向上のために働く自治体職員の働き方改革が生きがいにつながる。常勤職員人件費は、昨年比 2.2%増、職員数3人減、会計年度任用職員、非正規職員は2名増員となっているが、正規職員と非正規職員の割合がほぼ半数となっている。 会計年度任用職員は全国的にも公募が導入されているが、継続雇用が難しく、長期的に働くモチベーションが持てないなどの問題がある。公立保育園で働く保育士の非正規職員も同様に半数近く占めており、知識や経験があっても続けて働くことが困難である。公募しても応募者が少ない傾向の背景には、保育士の処遇改善の問題がある。将来を担う子どもたちへの予算の増額・投資こそ必要ではないかと提案する。 次に、総務費の戸籍住民基本台帳関係費について、マイナンバーカード取得率、現在までに国は47.4%、当市は令和4年度7月時点で40.8%である。国はマイナポイントに補助金をつけて、普及の強制が行われようとしている。市民や医療現場の多くは、個人番号カードの保険証利用は必要としていないのが実態である。健康保険証利用のための顔認証付きカードリーダーを運用している医療機関は28.7%で、新型コロナウイルス対応で疲弊する現場を振り回すなという声、また、私が利用している医療事務の方も複雑な事務でこの導入は医師も私も反対、こんな声を聞いている。命と健康に関わる医療と引換えにマイナンバーカードを強制することはすべきではない。 最後に、自衛官募集委託金、リニア中央新幹線用地取得等委託金などは、国・県の委任事務であり、地方自治体の本旨にそぐわない。 以上、提案して反対とする。 次に、認第6号 令和3年度多治見市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定については、国民健康保険の県単位化、4年目を迎え、被保険者の減少、高齢化による医療費の増加傾向で運営が大変厳しいと言われる中、決算剰余金は1億 363万 8,000円の黒字である。 黒字分は全額繰り越している。激変緩和措置として、財政調整基金は 9,000万円を繰り入れ、現在高8億 4,715万円、そのうち5億円は、10年前に流行したといわれるSARSなどの感染症、疾病給付した場合に備えるという答弁だが、新型コロナウイルス感染症も、症状こそ違いがあるが、今まさにそれに匹敵する状況ではないか。 県単位化が令和6年度以降になる状況とのことであるが、それまでに感染症の予防、保険料の抑制、引下げの手だてが求められる。現状では、滞納繰越しは19億30万円、不納欠損は 138件、資格証明書の発行は18件、短期保険証は 413件である。正規保険証の発行をすべきである。収納努力をしていただいているが、国民健康保険料が1人当たり 1,000円程度引き上がっており、低年金非課税の方も 500円上がったと嘆いてみえた。 子育て世帯・中間層の保険料も均等割減免、7割・5割・2割減免世帯でも引上げの傾向である。コロナ禍、物価高騰の影響で負担がのしかかる高齢者や低所得者の多い国民健康保険加入者が安心して医療にかかるために、国の制度改正を求めるとともに、今こそ基金を法定外繰入れをしていただきたいと提案し、2議案に反対とする。 御賛同のほどよろしくお願いいたします。日本共産党会派、三輪寿子。 ○議長(石田浩司君) 次に、2番 片山竜美君。   〔2番 片山竜美君登壇〕(拍手) ◆2番(片山竜美君) 2番議員、公明党の片山竜美でございます。公明党を代表して、議第84号 令和4年度多治見市一般会計補正予算(第3号)の賛成討論をさせていただきます。 今回の補正の大きな特徴として、新たな地方創生臨時交付金3億 5,322万円をどう活用するかがありました。この交付金は、自治体の新型コロナウイルス対策を支援するために、2020年に公明党の推進で創設されたものです。今回は、新型コロナウイルス対策だけでなく、物価高騰にも活用できるよう、公明党の主張で実現したものであります。 多治見市では、この地方創生臨時交付金を水道基本料金4か月無料、指定ごみ袋全世帯配布、給食費の補助などに活用することとなりました。できる限り早く、平等に、そして申請型ではなくプッシュ型でという思いの中で、このような活用方法にされたことは高く評価いたします。 しかしながら、我が公明党の寺島議員が一般質問で提案したプレミアム商品券は、様々な業種に活用でき、経済活性化、物価高騰対策にもなり、市民の税金を市民のために活用するという意味で要望しましたが、残念ながらそれは実現しませんでした。 市長はこれを嫌いなことは十分に承知しております。その考えも一定の理解はいたします。しかし、土岐市や瑞浪市、さらには恵那市、中津川市、御嵩町でも同様なものが採用されております。ぜひその活用の様子も研究していただき、今後このような機会がありましたら、ぜひ御一考していただきたいと要望いたします。 さらに、市民の里地球村の浴室給湯設備の改修などに 7,263万円が計上されました。現在のキャンプブームやコロナ禍における野外での活動が活発になるこのときに、この地球村という貴重な資源を大いに活用していただき、多治見市に大きな収益をもたらしてほしいと考えています。一日も早い改修を行い、さらに地球村の利活用のさらなる推進を要望いたします。 また、地域介護・福祉空間設備等施設整備事業 1,058万 7,000円では、高齢者施設等における防災・災害対策を推進するための補助金の活用であり、障がい者施設等にも活用が広がることも望みます。 最後に、放課後児童健全育成事業費 475万 2,000円は、たじっこクラブに勤務する職員の処遇改善の今年度分までの水準維持に係る補助金の増額であります。コロナ禍の中でも保護者が安心して働くことができる事業の継続のためにも、持続可能な処遇改善を要望して、議第84号の賛成討論といたします。御賛同よろしくお願いいたします。(拍手) ○議長(石田浩司君) 次に、16番 林 美行君。   〔16番 林 美行君登壇〕(拍手) ◆16番(林美行君) 16番議員の林でございます。議第84号 令和4年度多治見市一般会計補正予算(第3号)について賛成の討論をさせていただきます。 令和4年度多治見市一般会計補正予算(第3号)は、新本庁舎建設準備事業で、総額3億 6,920万 2,000円という大きな継続費の追加がなされています。 令和4年度の内容は、プロポーザル経費に 149万 2,000円、土壌汚染対応として土地利用履歴調査に87万 5,000円、土壌汚染調査に 188万 2,000円、合計 424万 9,000円。令和5年度の内容には、基本計画業務委託 1,738万円、基本設計委託 5,349万 8,000円、産業廃棄物混合土処理費として2億 2,444万 4,000円などとなっています。 継続費は、単年度では支出が終わらない事業について、歳出予算とは別に、あらかじめ経費の総額及び年割額を定め支出するものとされており、工事、製造、その他の事業で、完成に数年度を要するものについて経費の総額と年割額を定め、あらかじめ議決を経て、その議決するところに従い、数年度にわたって支出することができる経費でございます。本来は精査された金額であるべきであります。 しかしながら、今回の予算は、駅近にふさわしい建物としてどうあるべきかという検討の上に、シティオフィスでいくのか、シティホール型なのか。また、不足する駐車場・公用車駐車場はどのように考えるのか。市民用の駐車場はどのように考えるのかという基本構想を構成するものが全くと言っていいほど明らかではなく、当然のことながら、建設予算をどのように考えるのかというところも実のところ曖昧でございます。現状では、行政事務の管理のために持つ数字以上の正確さは考えにくいと思うところでございます。 ウクライナ危機などに伴う物価の高騰は、一般社団法人日本建設業連合会のデータでは、H型鋼で60%の上昇、コンクリート型枠用合板で76%上昇など、本年8月時点で建設資材の値上がりに伴って約21%の増額が算定されています。この上昇はこれからも続きます。建設費として、市民の皆さんに説明した費用52億円を大きく超えそうな状況となっています。 しかも、岐阜市のような合併特例債の使用も補助金の可能性についても、多治見市の事業の進め方に長期の視点が不足していたためか、無理になっているという事態、財政力が低下していく中で、費用を貴重な一般財源で賄わなければなりません。 また、道路予定地とされている場所を公用車駐車場として考えるとのプランは、道路建設時にどこかの土地を用意しなければなりませんが、そのような計画は明らかではありません。事業として進めるためには十分な検討が必要な状況であると危惧をしています。 一番心配なことは、52億円との数字で収まらず、この結果、この事業を検討したときの日ノ出町庁舎と比較したデータの中で、大きく数字が変化してしまうことです。このような経過の中で、市政運営に対する市民の皆さんからの信頼性が失われれば、これからの多治見市には大きなマイナスになると考えます。 令和4年度多治見市一般会計補正予算(第3号)は、このような不安を感じさせる内容であります。しかし、来年4月には市長選挙が行われる機運もあり、十分な民意を受けて考えることができる場が用意されるはずでございます。 議会としても、一から考えるレベルから十分に検討を進めていくとの姿勢であり、執行部からも丁寧に事業を進めていくとの説明もなされていますので、継続費、また、 149万 2,000円のプロポーザル経費を活用するについて、市民の皆さんのため、今後、 100年の多治見市のための議論を十分にすることができるものと考えます。 また、令和4年度多治見市一般会計補正予算(第3号)は、ふるさと納税のように、今まで10年以上しっかり取り組むべきお金に色がついていないとしていたものが、ようやく新たな取組でスタートすること。2008年からの事業と考えると、この間のチャンスロスはとても大きいものと考えますが、財政力が単年度で0.68と急速に低下していることを考えると、大いに期待できる事業でございます。 また、コロナ禍において経済的に苦しみ、ウクライナ危機からの物価高騰で大変な状況で、市民の皆さんが本当に待ち望んでおられた給付、ささやかでございますが、水道の基本料金4か月分、ごみ袋の給付、子どもたちの給食費の補助がなされます。 厳しい時代でも、市民の皆さんのため、歳入を増やそう、お困りになっている市民の皆さんを少しでも支えようという息吹が感じられる補正予算と考えます。 あとは、日々、市民の皆さんの幸せな生活を支える行政という基本を大切にしながら、無駄のない合理的な計画行政を進めていただくことを望んで、賛成の討論といたします。よろしくお願いいたします。(拍手) ○議長(石田浩司君) 次に、4番 城處裕二君。   〔4番 城處裕二君登壇〕(拍手) ◆4番(城處裕二君) 4番議員、城處裕二でございます。議長より発言の許可を頂きましたので、自民クラブを代表して、認第1号 令和3年度多治見市一般会計歳入歳出決算の認定について、賛成の立場から討論します。 変異株の出現による感染拡大と小康状態を繰り返し、いまだ出口の見えないコロナ禍の中、国・県の日々刻々と変わる新型コロナウイルス感染症をめぐる政策に対して、多治見市としてワクチン接種、生活支援、経済支援と目に見えぬウイルスとの戦いの中での行政運営には、大変な御苦労があったものと思います。 全会計の決算規模は、歳入決算総額は 735億 5,438万 9,000円、歳出決算総額は 675億 2,638万 6,000円、歳入歳出差引残額は60億 2,800万 3,000円と昨年に次ぐ大きな規模の決算となりました。 そのような状況下において、セラミックバレー構想下、初の国際陶磁器フェスティバルが、規模縮小とはいえ綿密な感染対策の下、開催できたことは大変喜ばしいことであり、関係各位の御努力に敬意を表します。 また今回より、開催年度単年にこだわらず間をつないでいく計画の中、企画されましたセラミックバレークラフトキャンプも盛況のうちに開催され、今後に大いに期待するところとなりました。 また、駅南再開発事業においては、国庫補助金の前倒しなど、この難環境の中、本年11月無事に竣工を迎えられるよう事業を進めて来られた、当局の努力も評価されるものと思います。 新型コロナウイルス対策にとどまらず、アフターコロナを見据えた先行投資も着実に進めておられると考えます。今後は、施設整備をもって完了ではなく、中心市街地の活性化に向けて大いなる成果を期待します。 税収の上振れ等による決算剰余金の拡大については、気になるところではありますが、この状況下やむを得ぬ事象も多々あり、適切な対応をされたと考えます。 今後は、迫りくる少子高齢化による財政課題に対し、多少意味合いは違うが創意工夫をもって対処していくよい経験になったと信じています。困難を極めることは予想されますが、将来を見越し、先で慌てることなく、備え、対処していっていただくことを期待し、賛成討論とさせていただきます。御賛同よろしくお願いいたします。(拍手) ○議長(石田浩司君) 次に、19番 井上あけみ君。   〔19番 井上あけみ君登壇〕(拍手) ◆19番(井上あけみ君) 市民ネットワークとして、議第84号 令和4年度多治見市一般会計補正予算(第3号)について、賛成の討論をいたします。 議第84号は、補正予算としては17億 2,000万円という極めて異例の多額のものとなりました。 内容としては、物価高騰対策の水道料金基本料金の4か月分の無料分2億 1,000万円、可燃ごみ指定袋の大と中、各1袋分の各戸配布と郵送費合わせて約1億円、さらに、新本庁舎建設事業費として 424万円、これには継続費となりますので、総額約3億 7,000万円となります。 その他、学校給食の材料費値上がり分の補填、施設の改修事業の前倒し分2億円、ふるさと応援基金の寄附金取組強化ということで、寄附金の1億 2,000万円を含む2億円が提示されました。 多治見市の新型コロナウイルス感染症対策地方創生臨時交付金は、産業観光課の職員のユニークなアイデアで地場産業、飲食、お酒、菓子、理美容等の店舗の救済と、またその利用者に限られることもありましたが、今回、水道料金、指定ごみ袋に拡大されたことで漏れる人がなく、全市民に支援が届く形となりました。これを評価いたします。 ただ、ごみ袋の郵送料と製作費の 2,500万円の内訳をお聞きしたところ、ごみ袋製作費が 780万円、これを入れる封筒が配達証明つきなものですが、その封筒にごみ袋を詰める作業の委託費が 438万円、郵送料が 1,344万円、これは郵便局のほうで割引を頂いた金額でございます。 経費の 2,500万円を多治見市の全世帯数4万 7,440世帯で割ると 527円となります。指定ごみ袋2つを送るために、ごみ袋1袋分の費用がかかるということですけれども、目に見える形で手にできるものを確実に全戸に配るということの難しさを思いました。 ごみ袋ということで、この後、コークスの値上げの問題もありまして、大きな値上げにならないようにお願いをしたいものでございます。 さて、この議第84号 令和4年度多治見市一般会計補正予算(第3号)の大きなポイントの一つは、新本庁舎建設事業費としてプロポーザル関連費の 424万円が上げられています。他と比べれば小さい金額ですが、最初に述べたように継続費3億 7,000万円も含まれております。 新庁舎の基本構想案については、令和2年9月定例会で、多治見市役所の位置を定める条例の一部を改正するについてが廃案になる前に、令和2年3月定例会に提案された経緯があります。議案に付随するものとして、提案する前に議場の位置や議場の在り方など議会の意見を聞くことはなく、また、次の月の6月の広報たじみ等で発表されるということもありました。納得がいかない場面も多々ありましたが、そのようなことがないよう、今後しっかりと議会、そして新庁舎検討市民委員会等とも議論を尽くした上での構想の決定、基本計画の作成を強く要望して、議第84号 令和4年度多治見市一般会計補正予算(第3号)への賛成討論といたします。よろしくお願いいたします。(拍手) ○議長(石田浩司君) ほかに討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石田浩司君) これをもって討論を終結いたします。     ------------------------- ○議長(石田浩司君) これより採決を行います。 最初に、認第1号 令和3年度多治見市一般会計歳入歳出決算の認定については、反対討論がありましたので、起立により採決を行います。本案に賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(石田浩司君) 起立多数であります。よって、本案は認定することに決しました。     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、認第2号 令和3年度多治見市南姫財産事業特別会計歳入歳出決算の認定については、認定することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石田浩司君) 御異議なしと認めます。よって、本案は認定することに決しました。     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、認第3号 令和3年度多治見市土地取得事業特別会計歳入歳出決算の認定については、認定することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石田浩司君) 御異議なしと認めます。よって、本案は認定することに決しました。     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、認第4号 令和3年度多治見市駐車場事業特別会計歳入歳出決算の認定については、認定することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石田浩司君) 御異議なしと認めます。よって、本案は認定することに決しました。     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、認第5号 令和3年度多治見市営住宅敷金等特別会計歳入歳出決算の認定については、認定することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石田浩司君) 御異議なしと認めます。よって、本案は認定することに決しました。     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、認第6号 令和3年度多治見市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定については、反対討論がありましたので、起立により採決を行います。本案に賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(石田浩司君) 起立多数であります。よって、本案は認定することに決しました。     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、認第7号 令和3年度多治見市介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定については、認定することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石田浩司君) 御異議なしと認めます。よって、本案は認定することに決しました。     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、認第8号 令和3年度多治見市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定については、認定することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石田浩司君) 御異議なしと認めます。よって、本案は認定することに決しました。     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、認第9号 令和3年度多治見市水道事業会計決算の認定については、認定することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石田浩司君) 御異議なしと認めます。よって、本案は認定することに決しました。     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、議第80号 令和3年度多治見市水道事業会計利益の処分については、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石田浩司君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、認第10号 令和3年度多治見市下水道事業会計決算の認定については、認定することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石田浩司君) 御異議なしと認めます。よって、本案は認定することに決しました。     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、議第81号 令和3年度多治見市下水道事業会計利益の処分については、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石田浩司君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、認第11号 令和3年度多治見市農業集落排水事業会計決算の認定については、認定することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石田浩司君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり認定することに決しました。     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、議第82号 令和3年度多治見市農業集落排水事業会計利益の処分については、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石田浩司君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、認第12号 令和3年度多治見市病院事業会計決算の認定については、認定することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石田浩司君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり認定することに決しました。     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、議第83号 多治見市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正するについては、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石田浩司君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、議第84号 令和4年度多治見市一般会計補正予算(第3号)は、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石田浩司君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、議第85号 令和4年度多治見市南姫財産事業特別会計補正予算(第1号)は、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石田浩司君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、議第86号 令和4年度多治見市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)は、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石田浩司君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、議第87号 令和4年度多治見市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)は、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石田浩司君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、議第88号 令和4年度多治見市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)は、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石田浩司君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、議第89号 令和4年度多治見市水道事業会計補正予算(第1号)は、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石田浩司君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、議第90号 令和4年度多治見市下水道事業会計補正予算(第1号)は、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石田浩司君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、議第91号 工事請負契約の変更については、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石田浩司君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、議第92号 権利の放棄については、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石田浩司君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、議第93号 指定管理者の指定については、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石田浩司君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、議第94号 指定管理者の指定については、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石田浩司君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、議第95号 指定管理者の指定については、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石田浩司君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。     ------------------------- △第30 発議第6号 ○議長(石田浩司君) この際、日程第30、発議第6号 多治見市議会政務活動費の運用に関する規程の一部を改正するについてを議題といたします。     -------------------------             〔議案掲載省略〕     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 提出議案に対する発議委員会委員長の説明を求めます。 議会運営委員長 吉田企貴君。   〔議会運営委員長 吉田企貴君登壇〕 ◆議会運営委員長(吉田企貴君) それでは、発議第6号 多治見市議会政務活動費の運用に関する規程の一部を改正するについての提案をさせていただきます。 お手元の資料、9ページを御覧ください。議案説明資料は1ページです。 発議第6号 多治見市議会政務活動費の運用に関する規程の一部を改正するについてでございます。 改正の趣旨は、他市でございました政務活動費不適切受給問題で、同市議会に政務活動費報告書の訂正に関する規定がなく、市議会として訂正手続の方法を早急に調整する必要が出てきたという報道をきっかけに、本市議会において、政務活動費の収支報告書等の提出後に、政務活動費を返還すべき事由等訂正事由が発生した場合に対応するため、収支報告書等の訂正に係る規定を新設するものです。 改正の内容は、会派の経理責任者が収支報告書等を提出した場合において、当該収支報告書等の訂正をしようとするときには、速やかに政務活動費収支報告書等訂正届により議長に届け出なければならないこととするものです。 施行は公布の日からとなります。よろしくお願いいたします。     ------------------------- ○議長(石田浩司君) これより質疑を行います。 本案について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石田浩司君) これをもって質疑を終結いたします。     ------------------------- ○議長(石田浩司君) ただいま議題となっております発議第6号は、会議規則第36条第2項本文の規定により、委員会の付託を省略いたします。     ------------------------- ○議長(石田浩司君) これより討論を行います。討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石田浩司君) これをもって討論を終結いたします。     ------------------------- ○議長(石田浩司君) それでは、これより採決を行います。 発議第6号 多治見市議会政務活動費の運用に関する規程の一部を改正するについては、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石田浩司君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。     ------------------------- △第31 閉会中の継続調査の申し出について ○議長(石田浩司君) 次に、日程第31 閉会中の継続調査の申し出についてを議題といたします。 お手元に配付いたしましたとおり、会議規則第 110条の規定により、総務常任委員長経済建設常任委員長及び厚生環境教育常任委員長から閉会中の継続調査の申し出がありました。 お諮りいたします。委員長の申し出のとおり、閉会中の継続調査に付することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石田浩司君) 御異議なしと認めます。よって、委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査に付することに決しました。     ------------------------- △閉会 ○議長(石田浩司君) 以上をもって、本定例会に付議されました事件は全て議了いたしました。 本日の会議はこれをもって閉じ、令和4年第4回多治見市議会定例会を閉会いたします。   午前11時28分閉会     ------------------------- 上記会議の顛末を記録し、相違なきことを証するためここに署名する。  令和4年9月29日               多治見市議会議長   石田浩司               多治見市議会議員   加藤元司               多治見市議会議員   仙石三喜男...