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03月23日-05号

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  1. 多治見市議会 2022-03-23
    03月23日-05号


    取得元: 多治見市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-31
    令和 4年  3月 定例会(第1回)議事日程 令和4年3月23日(水曜日)午前10時開議 第1 会議録署名議員の指名 第2 承第1号 専決処分の承認を求めるについて 第3 議第1号 多治見市是正請求手続条例の一部を改正するについて 第4 議第2号 多治見市個人情報保護条例の一部を改正するについて 第5 議第3号 多治見市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正するについて 第6 議第4号 多治見市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部を改正するについて 第7 議第5号 多治見市手数料条例の一部を改正するについて 第8 議第6号 多治見市国民健康保険条例の一部を改正するについて 第9 議第7号 多治見市法定外公共物管理条例及び多治見市準用河川流水占用料等徴収条例の一部を改正するについて 第10 議第8号 多治見市営住宅管理条例の一部を改正するについて 第11 議第9号 多治見市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正するについて 第12 議第10号 多治見市下水道条例の一部を改正するについて 第13 議第11号 令和3年度多治見市一般会計補正予算(第10号) 第14 議第12号 令和3年度多治見市南姫財産区事業特別会計補正予算(第1号) 第15 議第13号 令和3年度多治見市土地取得事業特別会計補正予算(第1号) 第16 議第14号 令和3年度多治見市駐車場事業特別会計補正予算(第1号) 第17 議第15号 令和3年度多治見市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号) 第18 議第16号 令和3年度多治見市介護保険事業特別会計補正予算(第3号) 第19 議第17号 令和3年度多治見市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号) 第20 議第18号 令和3年度多治見市下水道事業会計補正予算(第2号) 第21 議第19号 令和3年度多治見市病院事業会計補正予算(第2号) 第22 議第20号 令和4年度多治見市一般会計予算 第23 議第21号 令和4年度多治見市南姫財産区事業特別会計予算 第24 議第22号 令和4年度多治見市土地取得事業特別会計予算 第25 議第23号 令和4年度多治見市駐車場事業特別会計予算 第26 議第24号 令和4年度多治見市営住宅敷金等特別会計予算 第27 議第25号 令和4年度多治見市国民健康保険事業特別会計予算 第28 議第26号 令和4年度多治見市介護保険事業特別会計予算 第29 議第27号 令和4年度多治見市後期高齢者医療特別会計予算 第30 議第28号 令和4年度多治見市水道事業会計予算 第31 議第29号 令和4年度多治見市下水道事業会計予算 第32 議第30号 令和4年度多治見市農業集落排水事業会計予算 第33 議第31号 令和4年度多治見市病院事業会計予算 第34 議第32号 工事請負契約の締結について 第35 議第33号 工事請負契約の締結について 第36 議第34号 工事請負契約の締結について 第37 議第35号 工事請負契約の締結について 第38 議第36号 工事請負契約の締結について 第39 議第37号 市政監察契約の締結について 第40 議第41号 市道路線の廃止及び認定について 第41 議第42号 市道路線の廃止及び認定について 第42 議第43号 市道路線の廃止及び認定について 第43 議第44号 市道路線の廃止及び認定について 第44 議第45号 市道路線の廃止及び認定について 第45 議第46号 市道路線の廃止及び認定について 第46 議第47号 市道路線の廃止及び認定について 第47 議第48号 市道路線の廃止及び認定について 第48 議第49号 市道路線の廃止及び認定について 第49 議第50号 市道路線の認定について 第50 議第51号 市道路線の認定について 第51 議第52号 市道路線の認定について 第52 議第53号 市道路線の認定について 第53 議第54号 市道路線の認定について 第54 議第55号 市道路線の認定について 第55 議第56号 市道路線の認定について    (第2から第55まで 委員長報告~討論~表決)     -------------------------本日の会議に付した事件 議事日程のとおり     -------------------------出席議員(20名)         1番    山田 徹君         2番    片山竜美君         3番    玉置真一君         4番    城處裕二君         5番    奥村孝宏君         6番    吉田企貴君         7番    佐藤信行君         8番    渡部 昇君         9番    寺島芳枝君        10番    古庄修一君        11番    柴田雅也君        13番    若尾敏之君        14番    三輪寿子君        15番    若林正人君        16番    林 美行君        17番    加藤元司君        18番    仙石三喜男君        19番    井上あけみ君        20番    石田浩司君        21番    嶋内九一君     -------------------------説明のため出席した者の職氏名        市長         古川雅典君        副市長        佐藤喜好君        教育長        渡辺哲郎君        副教育長       高橋光弘君        企画部長       仙石浩之君        総務部長       富田明憲君        福祉部長       鈴木良平君        市民健康部長     澤田誠代君        経済部長       長江信行君        環境文化部長     若尾浩好君        都市計画部長     細野道仲君        建設部長       知原賢治君        水道部長       村瀬正一君        消防長        加藤 繁君        会計管理者      藤井 憲君        監査委員事務局長        併選挙管理委員会書記長                   加藤泰治君     -------------------------職務のため出席した事務局職員        事務局長       柚木崎 宏        書記         臼武徹也        書記         虎澤智子        書記         宮地久子        書記         阪野広紀     ------------------------- △開議    午前10時00分開議 ○議長(石田浩司君) これより、本日の会議を開きます。 日程に入るに先立ち、去る3月15日、市政一般質問における林美行君の質問と市長の答弁に関しての報告をいたします。 一般質問における多治見住吉土地区画整理区域内の沈砂池の発言の際、市長と林議員の主張に食い違いがあり、議長預かりとして、事実確認をすることとしました。 多治見住吉土地区画整理区域内には、既に完成した沈砂池が3か所あります。このほかに、現在造成中の5街区には、仮設の沈砂池が設けられていることが分かりました。 林議員は、現在造成中の5街区の仮設の沈砂池について、地元要望により、当初の大きさから拡大したと発言していますが、これはそのとおりであったことを確認いたしました。 一方で、市長の発言の主旨は、既に完成をしている3か所の沈砂池を指しての発言であったことを確認いたしました。 同じ沈砂池ということで発言がありましたが、指す場所が異なっていたため、話が合わなかったものであることが分かりました。 以上、事実確認の報告といたします。     ------------------------- △第1 会議録署名議員の指名 ○議長(石田浩司君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 本日の会議録署名議員は、会議規則第87条の規定により、議長において、9番 寺島芳枝君、10番 古庄修一君の両君を指名いたします。     ------------------------- △第2 承第1号から第55 議第56号まで ○議長(石田浩司君) この際、日程第2、承第1号から日程第55、議第56号まで一括議題といたします。     -------------------------             〔議案掲載省略〕     -------------------------          総務常任委員会審査報告書 本委員会に付託の事件は、審査の結果次のとおり決定しましたので、多治見市議会会議規則(昭和51年議会規則第1号)第 109条の規定により報告します。                 記事件番号件名審査結果承第1号専決処分の承認を求めるについて(所管部分)承認すべきもの議第1号多治見市是正請求手続条例の一部を改正するについて原案可決議第2号多治見市個人情報保護条例の一部を改正するについて原案可決議第3号多治見市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正するについて原案可決議第4号多治見市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部を改正するについて原案可決議第5号多治見市手数料条例の一部を改正するについて原案可決議第9号多治見市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正するについて原案可決議第11号令和3年度多治見市一般会計補正予算(第10号)(所管部分)原案可決議第12号令和3年度多治見市南姫財産区事業特別会計補正予算(第1号)原案可決議第13号令和3年度多治見市土地取得事業特別会計補正予算(第1号)原案可決議第20号令和4年度多治見市一般会計予算(所管部分)原案可決議第21号令和4年度多治見市南姫財産区事業特別会計予算原案可決議第22号令和4年度多治見市土地取得事業特別会計予算原案可決議第37号市政監察契約の締結について原案可決令和4年3月7日多治見市議会議長 石田浩司様                         総務常任委員長 城處裕二     -------------------------          経済建設常任委員会審査報告書 本委員会に付託の事件は、審査の結果次のとおり決定しましたので、多治見市議会会議規則(昭和51年議会規則第1号)第 109条の規定により報告します。                 記事件番号件名審査結果議第7号多治見市法定外公共物管理条例及び多治見市準用河川流水占用料等徴収条例の一部を改正するについて原案可決議第8号多治見市営住宅管理条例の一部を改正するについて原案可決議第10号多治見市下水道条例の一部を改正するについて原案可決議第11号令和3年度多治見市一般会計補正予算(第10号)(所管部分)原案可決議第14号令和3年度多治見市駐車場事業特別会計補正予算(第1号)原案可決議第18号令和3年度多治見市下水道事業会計補正予算(第2号)原案可決議第20号令和4年度多治見市一般会計予算(所管部分)原案可決議第23号令和4年度多治見市駐車場事業特別会計予算原案可決議第24号令和4年度多治見市営住宅敷金等特別会計予算原案可決議第28号令和4年度多治見市水道事業会計予算原案可決議第29号令和4年度多治見市下水道事業会計予算原案可決議第30号令和4年度多治見市農業集落排水事業会計予算原案可決議第41号市道路線の廃止及び認定について原案可決議第42号市道路線の廃止及び認定について原案可決議第43号市道路線の廃止及び認定について原案可決議第44号市道路線の廃止及び認定について原案可決議第45号市道路線の廃止及び認定について原案可決議第46号市道路線の廃止及び認定について原案可決議第47号市道路線の廃止及び認定について原案可決議第48号市道路線の廃止及び認定について原案可決議第49号市道路線の廃止及び認定について原案可決議第50号市道路線の認定について原案可決議第51号市道路線の認定について原案可決議第52号市道路線の認定について原案可決議第53号市道路線の認定について原案可決議第54号市道路線の認定について原案可決議第55号市道路線の認定について原案可決議第56号市道路線の認定について原案可決令和4年3月8日多治見市議会議長 石田浩司様                       経済建設常任委員長 林 美行     -------------------------          厚生環境教育常任委員会審査報告書 本委員会に付託の事件は、審査の結果次のとおり決定しましたので、多治見市議会会議規則(昭和51年議会規則第1号)第 109条の規定により報告します。                 記事件番号件名審査結果承第1号専決処分の承認を求めるについて(所管部分)承認すべきもの議第6号多治見市国民健康保険条例の一部を改正するについて原案可決議第11号令和3年度多治見市一般会計補正予算(第10号)(所管部分)原案可決議第15号令和3年度多治見市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)原案可決議第16号令和3年度多治見市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)原案可決議第17号令和3年度多治見市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)原案可決議第19号令和3年度多治見市病院事業会計補正予算(第2号)原案可決議第20号令和4年度多治見市一般会計予算(所管部分)原案可決議第25号令和4年度多治見市国民健康保険事業特別会計予算原案可決議第26号令和4年度多治見市介護保険事業特別会計予算原案可決議第27号令和4年度多治見市後期高齢者医療特別会計予算原案可決議第31号令和4年度多治見市病院事業会計予算原案可決議第32号工事請負契約の締結について原案可決議第33号工事請負契約の締結について原案可決議第34号工事請負契約の締結について原案可決議第35号工事請負契約の締結について原案可決議第36号工事請負契約の締結について原案可決令和4年3月9日多治見市議会議長 石田浩司様                     厚生環境教育常任委員長 片山竜美     -------------------------          本庁舎建設に関する特別委員会審査報告書 本委員会に付託の事件は、審査の結果次のとおり決定しましたので、多治見市議会会議規則(昭和51年議会規則第1号)第 109条の規定により報告します。                 記事件番号件名審査結果議第20号令和4年度多治見市一般会計予算(所管部分)原案可決令和4年3月11日多治見市議会議長 石田浩司様                  本庁舎建設に関する特別委員長 吉田企貴     ------------------------- ○議長(石田浩司君) これより委員長の報告を求めます。 最初に、総務常任委員長 城處裕二君。   〔総務常任委員長 城處裕二君登壇〕(拍手) ◆総務常任委員長(城處裕二君) それでは、総務常任委員会の審査報告をいたします。 去る3月2日の本会議におきまして、本委員会に付託されました14議案を審査するため、3月7日に本委員会を開催いたしました。 審査の結果につきましては、お手元の審査報告書のとおり、14議案とも全員一致で原案どおり可決するものと決しました。 それでは、審査の過程において質疑のありました主な内容について簡単に御報告いたします。 承第1号 専決処分の承認を求めるについては、特に質疑はありませんでした。 議第1号 多治見市是正請求手続条例の一部を改正するについては、この条例が施行されてから12年が経過するが、現状にそぐわなくなった点は何かとの質疑があり、条例制定時に請求できる行為、不作為の範囲を特定していなかったため、あまりにも広くなりすぎ、適切な運用が難しくなっているとの答弁がありました。 また、本来は窓口でしっかり対応をして解決されるべきであるが、窓口対応に一定の基準は定められているのかとの質疑があり、窓口で職員によって判断基準が異なってはいけないため、要綱で定め、その内容に沿って判断することになる。職員によって対応が違うことはないと認識しているとの答弁がありました。 また、市民参加においても非常に重要な条例であり、全ての市民にとって使いやすいものにするため努力をしていただきたいがいかがかとの質疑があり、審査庁である総務課、審理員、是正請求審査会としても、市民にとって分かりやすい説明をするように心がけていきたいと答弁がありました。 続けて、是正請求制度の運用が恣意的になりはしないか、制度が何のためにあって、行政としてどう利用していかなければならないのかを改めて認識する必要があるのではないかとの質疑があり、条例を制定した最初の目的は、行政処分とそれ以外の区別をなくすことであり、市民から制度の不備を指摘していただき、多治見市がつくっているルール、例規や要綱をよりよい制度として、市政全体をよりよいものにしていくための一助であると考えている。運用の中で恣意的になってしまわないかとの懸念に関しては、具体的な利害があるものについては、審査庁で却下せず、当面は、是正請求審査会の判断に任せることになる。しかし、具体的な利害がないもの、議会の議決に関わるもの、公務員の身分に関するものは適用除外とし、審査庁で却下することはあるとの答弁がありました。 また、改正の趣旨や目的を今後どのように引き継いでいくのかとの質疑があり、運用について細かいマニュアルをつくっていく必要があり、考え方が変わってしまうことのないようにしていきたいとの答弁がありました。 議第2号 多治見市個人情報保護条例の一部を改正するについて、議第3号 多治見市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正するについては、特に質疑はありませんでした。 議第4号 多治見市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部を改正するについて、第1種会計年度任用職員と第2種会計年度任用職員の違いについて質疑があり、会計年度任用職員の制度は令和2年度から導入したものであり、第1種会計年度任用職員は、導入時点で嘱託員であり、職務内容が一定程度の専門的な知識を要する職員であり、第2種会計年度任用職員は、事務補助の職員であるとの答弁がありました。 議第5号 多治見市手数料条例の一部を改正するについて、特に質疑はありませんでした。 議第9号 多治見市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正するについて、本条例でいう年金は、けがで仕事ができなくなった人がもらえるものであり、一般的に受け取る年金とは違うのかとの質疑があり、そのとおりであるとの答弁がありました。 議第11号 令和3年度多治見市一般会計補正予算(第10号)(所管部分)について、今回の補正予算の基本的な考え方について質疑があり、令和2年度、令和3年度は大型の補正予算が続き、貯金を崩してきた。令和4年度以降においても、そういったことが起きる可能性もあるため、しっかり積立てをして備え、必要なときに使えるように今回の補正を行ったとの答弁がありました。 続けて、来年度以降もかなり支出があるかもしれないという認識に立った補正予算の編成なのかとの質疑があり、今後は施設整備も多く、また公債費も増額傾向にあるため、市債償還対策基金修繕引当基金などに積立てをして備えるとの答弁がありました。 また、庁舎建設基金平和太平線整備基金についての考え方について質疑があり、令和5年度に中期財政計画の指針の見直しがあり、そういった機会を捉えて議論していきたいとの答弁がありました。 また、まちづくり市民活動支援事業関係費の減額補正について質疑があり、新型コロナウイルス感染症の影響により、申請はあったものの中止が多かったとの答弁がありました。 次に、防災情報提供費の減額について質疑があり、令和3年度10月より補助制度をつくり、 100件の見込みをたてていたが、問い合わせはあったが設置には至っていない、周知を強化し、丁寧な説明を行っていくとの答弁がありました。 議第12号 令和3年度多治見市南姫財産区事業特別会計補正予算(第1号)について、議第13号 令和3年度多治見市土地取得事業特別会計補正予算(第1号)について、特に質疑はありませんでした。 議第20号 令和4年度多治見市一般会計予算(所管部分)について、予算全体に関して、現状の物価上昇についてどのように考えているのかとの質疑があり、令和4年度当初予算は、現時点での相場を考慮し編成されているが、今後、急激な物価上昇等で予算不足が生じる可能性はあり、予算不足が生じたとすれば、補正予算などで対応することとなるとの答弁がありました。 次に、固定資産税が前年度と比較し1億 6,000万円ほど増額になっている要因について質疑があり、多治見市内の土地価格が多治見駅周辺や一部の中心市街地を除き、下落傾向にあるものの、企業誘致の進捗により、償却資産に係る固定資産税が数年前と比べ 1.5倍程度に増加しているとの答弁がありました。 続けて、中長期的には償却資産は徐々に目減りしていくが、将来の固定資産税収入についてどのように考えているかとの質疑があり、償却資産は年々償却して価値が下がっていく性質のものだが、設備の更新を伴うものなどは、多少の増減は発生するものの、比較的高い水準で推移すると考えているとの答弁がありました。 続けて、太陽光発電の近年の動向について質疑があり、メガソーラーと呼ばれる大型のものは、償却資産としての課税も多くなる。また、その土地の地目が、それまで山林で課税をしていたところが雑種地に評価が変わり、土地の課税も大きくなる。近年、多治見市内にも幾つかメガソーラーができており、適切に課税をしているとの答弁がありました。 また、法人市民税滞納繰越分の税額が、令和3年度に比べ、令和4年度が大きく減額になっているのはなぜかとの質疑があり、新型コロナウイルス感染症の影響により、収益が下がった法人及び個人について、1年を限度に徴収を猶予する徴収猶予の特例制度があり、本来、令和2年度中に納めていただく税が繰り越されて、令和3年度滞納繰越分に計上されている。この徴収猶予の特例制度は1年限りの制度であるため、令和4年度の予算からは計上されていないとの答弁がありました。 次に、人件費について、保育現場で正規職員、非正規職員の割合はどのようかとの質疑があり、保育園及び幼稚園の職員は、正規職員が 125名、会計年度任用職員が 151名であり、本市においては全てがパートタイムの会計年度任用職員となっているとの答弁がありました。 続けて、会計年度任用職員でローテーション勤務している職員は、給料の調整額として給料月額の4%を支給し、ローテーション勤務していない職員は、給料月額の1%を支給するとのことだが、その割合はどのようかとの質疑があり、4%支給の会計年度任用職員が58名、1%支給の会計年度任用職員が80名と試算しているとの答弁がありました。 また、同一労働同一賃金という方向に進んでいるのかとの質疑があり、従来は、何年勤めても基本的に給料が上がらなかったが、令和2年度に新たに導入した会計年度任用職員の制度により、継続して勤務をした場合は、給料部分が若干ではあるが上がっていく制度設計となっており、同一賃金同一労働の方向に進んでいるとの答弁がありました。 次に、定住化促進関係費について、どのような形でPRしていくのかとの質疑があり、現在、仕事と遊びと子育てをテーマに、新しい動画をつくっており、その中にテレワークをしているシーンを盛り込み、多治見市はテレワークもしやすいまちというPRをしていきたいとの答弁がありました。 続けて、多治見市移住支援補助金を大きくPRしていくのかとの質疑があり、今回は、特に名古屋市や豊田市といった愛知県の方、39歳以下の若い子育て世代に焦点を絞って、補助制度をつくり、PRしていきたいとの答弁がありました。 次に、市有施設整備調査研究費について、公共施設適正配置計画の見直しの基本的な方向性とそこに至る課題はどのようかとの質疑があり、現在の公共施設適正配置計画は、統廃合の予定年次等で無理な設定がされているところもあり、見直しを進めていく中で、より精緻化したい。その他、施設を全市的な視点の中で考えていくべきものと、校区ごとで考えていくべきものに整理することも必要と考えているとの答弁がありました。 続けて、この改定の進め方について質疑があり、まだ検討段階であるが、ある程度の見直しの具体案がまとまった段階で市民に示していこうと考えているとの答弁がありました。これに対し、公共施設の整理は、次の第8次多治見市総合計画においても重要な問題になると考えられ、コンセプトの段階から、議会や市民の意見を聞きながら、総論賛成まで持っていくことを心がけていただきたいとの要望がありました。 次に、定住化促進関係費に関して、多治見市が進める人口増加策は、家を買って住む人を増やすということが基本的な考え方なのかとの質疑があり、多治見市に定住していただくには住宅を取得することが重要であり、自治組織などに加入し、地域と一緒に暮らしていただくことも大事だと考えている。今回の多治見市移住支援補助金には、そういったことも条件に加えていきたいと考えている。多治見市は、流動人口が多いが、定住化していただくためにも住宅を取得していただき、また一旦市外に出た方も、再び多治見市に戻ってきて住んでもらえるようPRしていきたいとの答弁がありました。 次に、第8次総合計画策定費に係る人口推計の作成について質疑があり、人口推計は、まだ具体的には詰めていないが、全国的な人口の予測を見ながら、多治見の特殊性なども加味していく。人口が減少していく中で、移住定住施策を実施した場合と実施しなかった場合どうなるのかというようなことも推計した上で、総合計画を策定していきたいとの答弁がありました。 続いて、人口推計では、世代別、もしくは校区別の人口も出すと思うが、どの程度、総合計画に反映されるのかとの質疑があり、校区別の人口推計は今までにも出してきたが、誤差が大きくなってしまうところがあり、どこまで反映させるのかも含めて、今後、詰めていきたいとの答弁がありました。 また、各地域が主体性を持って、自分たちのことを考えていくためにも、校区別の計画や予測をもう少し精緻化し、人口問題に関する具体的な危機意識を、議員や市民が共有できるように、第8次多治見市総合計画をつくっていただきたいとの要望がありました。 次に、ふるさと寄附金事務費について、ふるさと納税を増やすための経費は、どこに計上されているのかとの質疑があり、全体の事務費の中に含まれているとの答弁がありました。 続いて、インターネットのポータルサイトを通して、寄附をしている方の割合はどのようかとの質疑があり、令和4年度の予算では、ふるさと納税を 5,200件と見込み、その中でポータルサイトを経由しないものは50件と積算し、一部郵便振替等もあるが、ほとんどがポータルサイトを経由してくると見込んでいるとの答弁がありました。 また、多治見市に寄附してくださる方の中で、一緒にワンストップ特例の申請をされる方はどれぐらいと見込んでいるのかとの質疑があり、ワンストップ特例は、 1,000件と見込んでいるとの答弁がありました。 また、多治見市のふるさと納税で人気がある返礼品は何かとの質疑があり、食料品が多く、商品としては、いぶしチーズ、どら焼き、飛騨牛、地酒に人気があるとの答弁がありました。 また、ふるさと納税に係る共通返礼品制度の現況について質疑があり、多治見市の場合は、飛騨牛が共通返礼品に当たり、基本的には、多治見市内の事業者から出品をしていただき返礼品に上げているが、市内の業者だけでは賄えない場合もあり、市外の業者も入れ、要望に応えているとの答弁がありました。 次に、財政運営調査研究費について、補助金の見直しを実施するとあるが、見直しに当たっての行政の方針はどのようかとの質疑があり、補助金の見直し方針は、令和4年度に入ってから検討となるが、コストパフォーマンスや質を満たしているかなどを中心に検討するとの答弁がありました。 次に、地域力向上推進事業費について、地域の活動ができる校区には行政がさらにサポートし、地域の活動がやりたくてもできない校区との間に格差が広がっているのではとの質疑があり、地域力はゆくゆくは13小学校区に広げていきたいと思っている。1区1校区はやりやすいと思うが、運営が難しい複数の区が集まっている校区には、今回の補助金やさらに人的な面でも支援をしていきたいとの答弁がありました。 また、契約関係事務費について、燃料費等の高騰が続いているが、どのように契約するかとの質疑があり、燃料費の契約方法は2通りあり、ガソリンは協会とそのときどきの相場価格で契約する。一方、プロパンガスは、年間契約をし、必要であれば双方で協議するという契約である。契約は、財政課が一括で行っている。車や施設で使う燃料の管理は担当課で行い、それぞれ予算要求をしているとの答弁がありました。 次に、消防指令業務共同運用関係費について、東濃5市の中で、多治見市は面積が小さく、人口が多いため負担は大きいが、消防指令業務の共同運用に参加して、コスト面でメリットがあるのかとの質疑があり、消防指令業務共同運用関係費の負担割合は人口案分となっているが、今後、設備等を導入する場合の案分方法はまだ決まっていない。緊急防災減災事業債という有利な起債が借りられ、元利償還金の70%が交付税算入されるとの答弁がありました。 国策として進めているのに近いと理解するが、人口が多くて財政が比較的豊かな都市部に山間部のカバーをさせる政策ともいえる。東濃5市の絆であるとか、コスト面以外のメリットはあるが、人口割でいくと、多治見市の負担が非常に大きくなるため、今回の予算に関して問題はないが、今後、事業を進めていく際は、シビアに交渉をしていただきたいとの要望がありました。 また、東濃5市の通信指令業務について、本部を置く場所以外、何か決まっているのかとの質疑があり、本部の場所は瑞浪市と決まっているが、通信指令のシステム運用に関しては、東濃5市でやり方が違うので統一できるのか協議を行っている。総務関係については、消防指令業務共同運用に関する準備委員会が予算を持ち、各市が負担を拠出しているとの答弁がありました。 続けて、今後の見通しはついているのかとの質疑があり、令和8年度の運用開始に向け進めているとの答弁がありました。 議第21号 令和4年度多治見市南姫財産区事業特別会計予算について、特に質疑はありませんでした。 議第22号 令和4年度多治見市土地取得事業特別会計予算について、公共用地先行取得事業費について、金額の算出根拠は何かとの質疑があり、過去の経験上から大規模な事業があっても対応できる範囲で計上しているとの答弁がありました。 議案37号 市政監察契約の締結について、市政監察員の両者とも任期満了であるが、1名は継続契約、1名は新規契約となった理由は何かとの質疑があり、2名とも契約が長くなり変更を考えたが、2名を一度に交代すると運用に断絶ができてしまう心配があったため、1名ずつの変更としたとの答弁がありました。 なお、自由討議及び討論はありませんでした。 以上で、総務常任委員会の報告とさせていただきます。 よろしくお願いいたします。(拍手) ○議長(石田浩司君) ただいまの報告について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、経済建設常任委員長 林 美行君。   〔経済建設常任委員長 林 美行君登壇〕(拍手) ◆経済建設常任委員長(林美行君) それでは、経済建設常任委員会の審査報告をいたします。 去る3月2日の本会議におきまして、本委員会に付託されました28議案を審査するため、3月8日に本委員会を開催いたしました。 審査の結果につきましては、お手元の審査報告書のとおり、28議案とも全員一致で原案どおり可決すべきものと決しました。 それでは、審査の過程において質疑のありました主な内容について、簡単に御報告をいたします。 最初に、議第8号 多治見市営住宅管理条例の一部を改正するについては、用途廃止後の取扱いが今後の課題であるが、市営住宅の入居者のうち、特に低所得者、高齢者、障がいのある方々の新たな受け皿として、バリアフリー化や住宅政策が必要ではないのかと考えるが、その方向性はどのようかとの質疑があり、老朽化した市営住宅を集約化しており、当面維持管理をする市営住宅団地及び4階建ての中層団地については、今後40年間、耐用年数80年を目標に修繕とバリアフリー化を同時に進めている状況であるとの答弁がございました。 次に、議第10号 多治見市下水道条例の一部を改正するについては、平成8年の規制緩和により、指定店の申請許可要件が多治見市限定から岐阜県内に緩和され、多くの業者が指定店に登録をしたが、コンプライアンス意識の低い業者や市民サービス意識の低い業者も増えてきたということである。工事指定店に登録されている業者は何者あるのかとの質疑があり、市内46者、市外74者の計 120者であるという答弁がございました。 また、これまでの業者の不誠実な行為には、どのようなものがあったのかとの質疑があり、申請書の不備事項に対して修正の指示を出すが、いつまでも直さない、来庁の約束の日に来ない、検査の際、資格を持った技術者を立ち会わせなければいけないが、現地には現場のことが何も分からない営業の方が来るなどといったことがあったとの答弁がございました。 次に、議第11号 令和3年度多治見市一般会計補正予算(第10号)(所管部分)については、平和太平線整備基金積立金について、事業の実現はいつごろになりそうなのか。また、実現に向けて岐阜県と連携して協議を行っているとのことであるが、どのようなアプローチを行っているのかとの質疑があり、(仮称)平和太平線については、市民の期待も大変大きいが、時期については明言できない。現在は岐阜県と連携し、ルートをどのようにしたらいいのかなどと協議を行っている。市長をはじめ、山本岐阜県議会議員、高木岐阜県議会議員にも御協力をいただき、県の担当部長に対して要望書を持参し、お願いをしているとの答弁がございました。 次に、議第20号 令和4年度多治見市一般会計予算(所管部分)については、総務費の地域内交通運行支援事業費について、地域あいのりタクシーの導入拡大のためのさらなる取組を今後どのようにされるのかとの質疑があり、公共交通のないところをピンポイントに拾いながら、その地域にお話を進めていくことを考えている。具体的な導入に向けて検討しているところが1地区あり、今までも区長から制度の説明をしてほしいと資料を取りに来庁されたことや説明をしたことは何地域かある。そういったところを中心に進めていきたいと考えているとの答弁がございました。 次に、小泉根本AI(あい)よぶくるバスの本格導入に当たり、時間の延長や料金の割引等、利用者の要望をかなえる形で引き継いでいただくわけだが、それに対する補助金の検討はされたのかとの質疑があり、AI(あい)よぶくるバスの本格運行に際し、事業者と協議を行ったが、当初から事業者による独自運行を前提にしていて、この1年間実証実験を行った経緯もあり、事業者としても独自で運行することで補助金は出さずに行うことにしたものであるとの答弁がございました。 また、事業者は単独で運行すると言われているが、運行が難しくなって事業をやめることがないよう考えていただきたい。市としても応援をしていただきたい。利用する人数について、ある程度考えがあるのかとの質疑があり、AI(あい)よぶくるバスの形式を、何とか独立採算がとれる形まで持っていきたい。それに当たっては、市の補助という考え方もあるが、まずは地域の方に乗っていただくことが大事だと思っている。登録者数と実利用者数には乖離がある。利用者や市民の方の実情もあるかと思うが、なるべく利用していただき、まずは採算性を高めることに注力していきたいと考えているとの答弁がございました。 次に、民生費の児童遊園地費について、法の目的に合った使われる公園を目指すことが大事であるが、公園の目的を整理する検討はしているのかとの質疑があり、人口やニーズの変更で、子どもが遊ぶという本来の目的ではない使われ方がされている公園も出てきている。そういうところは緑地にすることや、地域の人が必要としている土地の利用に変更することを、地域の方と相談しながら行っていく方針であるとの答弁がございました。 次に、商工費の企業誘致事業費について、新たな候補地になり得る場所は幾つぐらいあり、どれぐらいの規模なのかとの質疑があり、候補地は4か所ほどであり、今回は事業者から引き合いがとても多い2ヘクタールぐらいの面積を考えているとの答弁がございました。 次に、中心市街地活性化事業費について、多治見DMOとして3組織が統合することで、担当課としては何がメリットで、どういう点が新しく生まれるのかとの質疑があり、3つの組織、事業が融合することで、相乗効果と効率化が望めることがメリットであり、多治見まちづくり株式会社の先駆的な取組が、一般社団法人多治見市観光協会における観光誘客事業等と連携して事業を展開することで、公民連携の持続可能なまちづくり、多治見モデルの推進が実現していくことだと思っているとの答弁がございました。 次に、セラミックバレー振興補助金について、これまでの予算額は 500万円ほどであったが、今後さらに予算額を上げるための努力や工夫をしているのかとの質疑があり、基本的に予算額は例年 500万円であるが、昨年度は新型コロナウイルス感染症に対する緊急支援ということで、ECサイト創設補助金と新商品開発補助金を新たなメニューに加え、プラス 700万円で、今回は、例年と同じように予算額を 500万円ほどにして、新商品開発の補助金だけを計上しているが、この予算額が足りない状況が数年続いている。セラミックバレー振興補助金のメニューは、もともと地方創生臨時交付金の初期に滞在型作陶施設、オープンファクトリーやシェア工房への補助に見本市出展事業を加えているが、今は見本市出展事業に手を挙げる人が非常に多い。出展者は、複数の見本市に出展をされるが、出展されない方は全く出さないということもあり、運用をどのようにしていけばいいのかというところが悩みである。国内には幾つもの見本市があるので、予算規模と合わせ、今後、業界の意見をいただきながら見直しを行うとの答弁がございました。 次に、国際陶磁器フェスティバルについて、今後、国際陶磁器フェスティバルを計画的に開催するということを見据えて、開催年以外は関連事業を継続的に開催するということかとの質疑があり、国際陶磁器フェスティバルの翌年度は、フェスティバル開催にかかる予算は計上をしなかった。しかし、これを途切れなく実施していくことが重要であるとの観点から、人員体制を岐阜県と土岐市それぞれから1名ずつ増員することとなった。予算もしっかり計上して、次回の国際陶磁器フェスティバルへ向けたPRを進めていくための募集要項を早めにつくることや、今回の国際陶磁器フェスティバルの受賞者を支援すること、国際陶磁器フェスティバルのブランド力を上げることで、しっかり対応していくために空白の期間をなくすことが今回の大きな目的であるとの答弁がありました。 次に、観光宣伝事業費について、TAJIMEALGO、美濃焼GO資源を活用した観光客向けコンテンツなどの整備とはどのようなものかとの質疑があり、観光客を中心に来訪者が使える観光アプリのようなものにしていきたいと考えている。観光客が来訪の際にアプリをダウンロードすると、例えば、美濃焼が買えるお店や飲食店、観光地といったいろいろなコンテンツがアプリから展開して見ることができるサイトを考えているが、新型コロナウイルス感染症に対する緊急整備をしてきたため、技術的なところは研究中であるとの答弁がございました。 次に、土木費の若松町交差点改良事業(ラウンドアバウト)費について、全体の進捗状況はどのようであるか。また、予定どおり令和5年度中に完成する方向で、順調に進んでいると理解してよいかとの質疑があり、今年度、北東の水路の部分の整備を終え、その上の土地を取得した。来年度の予算の中でその部分を整備するということで、スーパーマーケットバロー多治見店の駐車場とその対岸の部分の2つの大きなスペースが来年度予算でおおむね整備できる状況である。他の場所も順次用地交渉が行われている。令和5年度の完成に向けて頑張っていきたいとの答弁がございました。 次に、自歩道分離整備改良事業費及びバリアフリー化改良事業費について、自歩道の分離については計画があるのか、またバリアフリー化については、どの地区を重点的に進めているのかとの質疑があり、自歩道の分離については、太平町の辺りで、特に通学路をある程度考えながら整備をしている。バリアフリー化については、都市政策課が行っている各地区のバリアフリーの計画ルートがあり、今は精華小学校横の都市計画道路の歩道のバリアフリー化を進めている。ある程度、地区を決めながら計画を進めている状況であるとの答弁がございました。 次に、交通安全施設整備費について、議会から通学路の安全対策を要望し、令和4年度は約 3,000万円の予算が計上されているが、交通安全施設整備として、どの内容が多いのかとの質疑があり、議会から要望があり、令和4年度の当初予算は少し上乗せをしている。外側線やカラー舗装による安全対策を進めており、大きなものとしては、防護柵やガードレールを整備しているとの答弁がございました。 次に、都市計画審議会関係費について、令和9年度完成を目指す都市計画道路音羽小田線について、完成までの大体のスケジュールはどのようか。また、関係機関と話が進んでいる状況なのかとの質疑があり、来年度、都市計画の変更決定を行うことに合わせ、道路河川課で道路の詳細設計を行い、令和5年度に事業認可を取りたいと考えている。事業認可を取らないと、補助金等の関係から次のステップに行けないため、令和5年度の事業認可を目指し、その後、用地交渉を進め、併せて工事に入る流れである。継続して協議を進めているため、早期に協議をまとめたいとの答弁がございました。 次に、駅南市街地再整備事業費について、オープンイベントの費用 300万円の中身はイルミネーションの実施ということだが、あえてこれだけのお金を使うのはなぜかとの質疑があり、多治見駅南地区市街地再開発組合と市が共同で実施する、令和4年11月1日の竣工式と令和5年3月上旬のグランドオープンの2回の経費として、多治見駅南地区市街地再開発組合に対し、市から負担金として 300万円ずつ負担をする。したがって、多治見駅南地区市街地再開発組合と市でそれぞれ 300万円ずつの合計 600万円が2回分の経費となっている。多治見市始まって以来の大事業であり、これが完成したということ、また多治見市の顔である多治見駅周辺が生まれ変わったことを、多治見市内外にアピールして、多治見市のPRにつなげていくことが大きな趣旨である。総工費は、国、県、市、多治見駅南地区市街地再開発組合の自己資金の合計で 199億円である。イベントの核は、イルミネーションであると考えており、ほかにもオープニングイベントでは、ペデストリアンデッキの親子3代による渡り初めや神戸峰雄先生の銅像の除幕式を多治見駅南地区市街地再開発組合と合同で実施したいと考えている。予算の範囲内でしっかりと精査をしながら進めていきたいとの答弁がございました。 次に、議第28号 令和4年度多治見市水道事業会計予算について、漏水調査業務のため新たな調査方法についての質疑があり、JAXAの衛星だいち2号が持つ、月や火星の水分の有無を調査する技術を地球にも適用するもので、マイクロ波を利用して、水道に含まれる塩素成分を探知し、漏水の有無を調査する技術である。衛星が発した電波は、東西に約50キロメートル、南北に約70キロメートルの四角い写真として撮影され、その跳ね返りをだいち2号が受け取るものである。AIでその内容を解析したものから塩素が含まれる水が地表に出ていることが分かると、その部分 100メートルの円で現されて、データとして出てくる。このデータを使って、その先は最終的に人の耳で聞く調査にはなるとの答弁がございました。 なお、議第7号 多治見市法定外公共物管理条例及び多治見市準用河川流水占用料等徴収条例の一部を改正するについて、議第14号 令和3年度多治見市駐車場事業特別会計補正予算(第1号)、議第18号 令和3年度多治見市下水道事業会計補正予算(第2号)、議第23号 令和4年度多治見市駐車場事業特別会計予算、議第24号 令和4年度多治見市営住宅敷金等特別会計予算、議第29号 令和4年度多治見市下水道事業会計予算、議第30号 令和4年度多治見市農業集落排水事業会計予算、議第41号 市道路線の廃止及び認定についてから議第56号 市道路線の認定についてまでは、質疑はございませんでした。 以上が、質疑における主な内容でした。 なお、自由討議、討論はありませんでした。 以上で、経済建設常任委員会の審査報告とさせていただきます。よろしく御審査のほどお願いいたします。(拍手) ○議長(石田浩司君) ただいまの報告について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、厚生環境教育常任委員長 片山竜美君。   〔厚生環境教育常任委員長 片山竜美君登壇〕(拍手) ◆厚生環境教育常任委員長(片山竜美君) それでは、厚生環境教育常任委員会の審査報告をいたします。 去る3月2日本会議におきまして、本委員会に付託されました17議案を審査するため、3月9日に本委員会を開催いたしました。審査の結果につきましては、お手元の審査報告書のとおり、全て全員一致で可決すべきものと決しました。 それでは、審査の過程における主な内容について、簡単に御報告いたします。 まずは、承第1号 専決処分の承認を求めるについて(所管部分)の子育て世代の臨時給付金について、申請されていない方への対応について質疑があり、市としては、この制度に限らず、広報たじみ、ホームページ、FMPiPiなどで情報を発信している。今回の子育て世代の臨時給付金については、該当者がいると思われる世帯で、まだ申請がない方に対してさらに案内を出しているとの答弁がありました。 次に、議第6号 多治見市国民健康保険条例の一部を改正するについて、今回の条例改正は子育て世帯の負担を軽減し、その分を所得の高い方を引き上げるという趣旨であるかという質疑に対し、必ずしも全体の負担限度額の上限を引き上げた分が、子育て世帯の軽減分に回るわけではなく、この軽減分は、一般会計から財源を繰り入れるため、イコールの関係ではないとの答弁がありました。 次に、議第11号 令和3年度多治見市一般会計補正予算(第10号)(所管部分)について、衛生費、焼却施設等運営費のハイブリッドコークスの単価上昇について質疑があり、今年度4月から12月末までは、主にコロナ禍による単価上昇と、インドと中国が海外産に手を出したため、市場の単価が上昇したことが要因である。さらに、現在のロシア、ウクライナの情勢もあるため、今後の単価の上昇の見込みは非常に不透明である。コークスだけではなく、恐らく他の燃料全てに影響が出て、物流コストも上がってくると予想されるとの答弁がありました。 また、一般廃棄物処理施設等整備基金積立金の一般廃棄物施設の長寿命化のための積立ての期限について質疑があり、長寿命化工事のための資金の積立ては令和5年度で終わるが、一般廃棄物処理施設のための整備基金である。長寿命化を行っているが、今後、新たな焼却施設を建設することも予想される。また10年後には、月見センターの老朽化に伴い建て替えを検討しなければならない。焼却場の建設費は、1トン当たり1億円と言われているので、三の倉センターと同規模の施設を建設しようと思うと、約 160億円かかることになる。今後、一般廃棄物処理施設等整備基金積立金を幾らまで積み立てるのかは決まっていないとの答弁がありました。 次に、公民館施設整備費の養正公民館の駐車場の土地購入について質疑があり、今回購入した土地は、多治見工業高等学校のテニスコート西側の土地で、公民館に隣接する民有地であるが、駐車場用地として使えることから声をかけたところ、所有者から売ってもよいと話があり購入したとの答弁がありました。 次に、議第15号 令和3年度多治見市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)について、医療費負担金が増えていることについて質疑があり、今のところ原因は分かっていない。多治見市だけ局地的に起きていることではなく、全県的に同じようなことが起きているとの答弁がありました。 次に、議第16号 令和3年度多治見市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)について、議第17号 令和3年度多治見市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)について、議第19号 令和3年度多治見市病院事業会計補正予算(第2号)については、質疑はありませんでした。 次に、議第20号 令和4年度多治見市一般会計予算(所管部分)について、民生費、生活困窮者自立支援事業費における新規事業の就労準備について質疑があり、この事業は研修を受けた社会福祉士が、なかなか外出しない、ひきこもっている、あるいは精神的な病であるなど、外に向かって動き出すことが困難な方を就労に向けて準備する事業である。また、これまで多治見市社会福祉協議会が積み上げてきたネットワークで、アプローチの仕方について研究をし、少しでも外に出て就労につながるような側面的、底上げ的な支援を行っていきたいとの答弁がありました。 また、児童発達支援センター統合整備事業費の発達支援センターなかよし、ひまわりの統合について質疑があり、多治見市はもともと公立しか児童発達支援事業を実施してこなかったが、他市では民間事業者も実施していることから、今回、公立の発達支援センターは中核的な位置づけにして、民間事業者と一緒に枠を広げて受け入れていこうとしている。これにより、通えない方が出るとは考えておらず、逆に選択肢が増えるものと考えているとの答弁がありました。 次に、衛生費、地球温暖化対策地域推進計画関係費の再生可能エネルギーの活用について質疑があり、再生可能エネルギーには幾つか種類はあるが、地熱は莫大な初期投資費用がかかり、風力は多治見市の場合は平均風速が足りないため、太陽光を中心に検討しているとの答弁がありました。 次に、教育費、体育館施設整備費の感謝と挑戦のTYK体育館に設置される太陽光パネルについて質疑があり、感謝と挑戦のTYK体育館は拠点避難地であり、災害時に対応するため、太陽光発電装置の設置を進めている。この設置には、環境省の外郭団体を通じて 4,600万円の補助金が支出されるとの答弁がありました。 また、学校給食調査研究費の食育推進委員会について質疑があり、委員会のメンバーは、学校関係者6人、医師1人、保護者2人、保育園の給食関係者1人、計10人を予定しており、主な活動は食に関する指導の意義や教育効果について、園、学校、保護者へ改めて周知をする。また、食育推進体制計画をつくり、食育推進について目指すべき姿を共有し、校内の食育推進委員会の活動内容を精査して情報共有を図る事を考えているとの答弁がありました。 次に、議第25号 令和4年度多治見市国民健康保険事業特別会計予算について、調剤費が高額であることについて質疑があり、調剤費が高くなる理由として、入院をせず通院して調剤を受ける方が増えていることと、市内には、慢性的な病気を治療する医療機関が多いことが要因であると考える。必ずしもジェネリック医薬品の使用率が低いことで多治見市の医療費が高くなっているとは言えない状況であるとの答弁がありました。 次に、議第26号 令和4年度多治見市介護保険事業特別会計予算について、総合相談事業費における具体的な仕事の内容について質疑があり、高齢者の相談業務には、各包括支援センターで様々な相談を受けているが、金銭的な問題、家族関係の問題など、各関係団体と調整が必要な難しい相談が増えてきている。そういった不安を解消するために、市として専門的な知見を持った処遇困難相談等ケース対応指導者を1人配置し、6地域包括支援センターを統括するとの答弁がありました。 次に、議第27号 令和4年度多治見市後期高齢者医療特別会計予算について、保険・介護予防一体的事業費における具体的事業の内容について質疑があり、市として後期高齢者医療広域連合から受託をして、専門の担当者を置き、レセプトデータから抽出された今後慢性的な病気が悪化していきそうな高齢者の方、虚弱につながっていきそうな高齢者の方をピックアップする。その方のところに保健師や専門家を訪問させて、適切な受診をしてもらう。また、1人で家に閉じこもっていないように、デイサービスやサロン等通いの場に通ってみないかという働きかけをすることで、医療費の抑制、将来の介護費の抑制につなげていくという事業であるとの答弁がありました。 次に、議第31号 令和4年度多治見市病院事業会計予算について、固定資産購入費の医療機器3台を順次交換することについて質疑があり、医療機器の実際の耐用年数は5年から6年のものが多い。病院側もメンテナンスを行いながら長く使っているが、更新する3台の医療機器については、いよいよ買換えが必要であるため、今回の予算に計上したとの答弁がありました。 次に、議第32号 工事請負契約の締結について、落札率について質疑があり、建築工事は多くの業者が関わる。積算をする段階で業者に細かくヒアリングを行っており、今の情勢をしっかり見極めながら積算しているため、こういった結果になったものと捉えているとの答弁がありました。 議第33号 工事請負契約の締結について、電気設備の耐用年数について質疑があり、メーカーには大体10年といったようなことはあるが、多治見市は、使えればしっかり使っていくという方針であるとの答弁がありました。 次に、議第34号 工事請負契約の締結については、質疑はありませんでした。 次に、議第35号 工事請負契約の締結について、今回、バロー文化ホール天井改修工事に採用された鴻池CSFP工法を選定した理由について質疑があり、多くの工法から5つを選定し、国土交通省の告示の基準を基に比較検討を行った。ホールという特殊性から音響性能の確保や天井の中に複雑なダクトや電気設備などがあることから、天井材を取り外すとダクトや電気設備などの全てを作り変えなけなければいけなくなり、他の工法は、この工法と比べて 2.6倍、6億 5,000万円ぐらいかかると試算した。また、工期は1年以上必要となる。そのため、安価で工期が短く、バロー文化ホールに合った工法を考えて選定したとの答弁がありました。 次に、議第36号 工事請負契約の締結について、アスベスト除去の方法について質疑があり、空気中に粉じんが飛散しないように、高圧洗浄で剥離して吸い込む工法を採用しているとの答弁がありました。 以上が質疑においての主な内容でした。なお、自由討議、討論はありませんでした。 以上で、厚生環境教育常任委員会の審査報告とさせていただきます。(拍手) ○議長(石田浩司君) ただいまの報告について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、本庁舎建設に関する特別委員長 吉田企貴君。   〔本庁舎建設に関する特別委員長 吉田企貴君登壇〕(拍手) ◆本庁舎建設に関する特別委員長(吉田企貴君) それでは、本庁舎建設に関する特別委員会の審査報告をいたします。 去る3月2日の本会議におきまして、本委員会に付託されました1議案を審査するため、3月11日に本委員会を開催いたしました。 審査結果につきましては、お手元の審査報告書のとおり、議第20号 令和4年度一般会計予算(所管部分)は全員一致で原案のとおり可決するものと決しました。なお、議案に対する質疑等はございませんでした。 また、去る令和2年9月に多治見市役所の位置を定める条例の一部を改正するについては、審議未了廃案となったことを受けて、本委員会において調査・研究を続けてきた本庁舎建設に関する議論が一定の整理を見たことから、本委員会において議論経過報告書を策定し、全員一致で決定いたしました。 報告書においては、議論の経緯を客観的に記述するとともに、本委員会における議論の要点と各種資料を添付しております。 なお、本報告書の結びをここに紹介いたします。13ページに記載がございます。 議案提出に先立って設置された本庁舎建設に関する特別委員会は、議案提出後も2度にわたる継続審査を経て、駅北庁舎隣接地への本庁舎移転の議案は審議未了廃案となった。その後、2度の委員長交代を経つつも、議論の後戻りをしないことを前提に論点の整理を行い、本庁舎建設に関する主要な論点を明確にすることができたと言える。 以降は、ここまでの特別委員会における議論を踏まえて、各議員が市民に対しての説明責任を果たし、執行部からの再度の議案提出を待つ形となる。表決に臨んでは、本報告書における議論の成果を踏まえ、各自が充分な自覚と責任を持って行動できるとともに、本報告書が判断の一助となることを切に願うものである。 今、述べましたように、本庁舎建設をめぐる主要な論点については、整理がつきましたことをここに申し添えます。これは、全議員の一致をもって策定された報告書にも記載のとおりであります。 つきましては、これよりは執行部からの議案再提出を待つ形となり、議案の提出をもって、本庁舎の位置選定に対する本格的な議論が行われるものと考えています。 執行部におかれましては、パブリック・コメントの実施等も含めて、必要な手続を適正に実施していただくことをお願い申し上げます。また、引き続き市民並びに議会への説明責任を果たしていただきますよう、併せてお願いをいたします。 以上、本庁舎建設に関する特別委員会の報告とさせていただきます。(拍手) ○議長(石田浩司君) ただいまの報告について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石田浩司君) これをもって委員長報告を終わります。     -------------------------
    ○議長(石田浩司君) これより討論を行います。 討論の通告がありますので、順次発言を許可いたします。 最初に、14番 三輪寿子君。   〔14番 三輪寿子君登壇〕(拍手) ◆14番(三輪寿子君) 日本共産党を代表して、議第11号 令和3年度多治見市一般会計補正予算(第10号)、議第20号 令和4年度多治見市一般会計予算、議第25号 令和4年度多治見市国民健康保険事業特別会計予算、議第27号 令和4年度多治見市後期高齢者医療特別会計予算の4議案について反対討論を行います。 初めに、議第11号 令和3年度多治見市一般会計補正予算(第10号)については、新型コロナワクチン接種事業、子ども子育て分野の職員の処遇改善について、市民の命と健康を守るために必要不可欠な予算措置であるので、前進と評価できる。 しかし、財政調整基金等の基金積立てについて、将来的負担のリスクを避けるため安定的財政措置が取られているが、必要以上の積立ては、現在必要としている住民サービスの低下につながるのではないか。教育・福祉・社会保障の拡充に重点を置くべきである。 戸籍住民基本台帳関係事務費について、政府の目標は、2022年度末 100%を目指しているが、マイナンバーカード交付率、全国的には現在4割、当市は36.2%である。 国策なので、市長は個人情報を1つに集約することにサイバー攻撃など懸念は持っているが、ノーの選択肢はないと言われた。 行政のデジタル化の問題点は、プライバシー侵害の拡大、住民サービスの後退、マイナンバー制度の拡大、官民癒着の拡大が挙げられる。 マイナンバー制度の狙いは、社会保障の自己責任化、公平公正な負担と給付として、国民の所得・資産・社会保障給付、これを把握して、税収強化と社会保障の給付削減を進める仕組のため、マイナンバー制度は廃止すべきであると提案し反対とする。 次に、議第20号 令和4年度多治見市一般会計予算については、国の地方税・地方譲与税は 3.9兆円の大幅増、地方交付税も 3.5%増である。臨時財政対策債は 3.7兆円の減、地方創生臨時交付金は、2021年度補正で 6.8兆円計上。国からの財源で主要な一般財源総額の予算は確保されている。 当市の予算総額は、令和2年度に続く 763億 149万円と、4年連続増額で過去最大となっている。重点予算のうち、コロナ対策予算総額は約2億円事業で必要な財政措置である。 大規模改修については、文化やスポーツなど、ハード事業が大変大きいが、消防署、児童発達支援センターの基本設計、通学路安全対策など、住民の命と安全、子どもの発達教育の関連予算が組まれており、評価できる。 潮見公園進入路改良調査等、かねてから観光、子育て支援策として自然公園の魅力を伝えてきたことからも、大事な事業である。 高田テクノパークなど企業誘致については、地元への環境問題、交通対策など、住民への合意と地元雇用目標 3,000人中市内は 1,000人、これを達成していただきたい。 また、税収効果年間9億円、これは固定資産税 1.5%、法人市民税で 1.7%増収見込みというふうに聞いております。これを市民生活に還元させることが求められる。特に、中小零細企業への支援、生活困窮者支援、医療ケア、市民病院の産科開設が期待される。 駅南再開発事業総工事費 199億円、独自予算44億円、限度近くまで使われている。秋の完成をめどに進められているが、不要不急の予算は見直すべきである。 市債など将来的な返済の見通しは、税収効果を評価しながら見ていくとのことだが、将来的見込みは明確にしていただきたい。万が一赤字になった場合、公的資金の導入ということにならないようにしていただきたい。 まちづくりの土台である公共交通手段については、 200円バスの曜日や時間帯延長で利用者を増やすことが必要である。 駅南再開発事業を後世に伝え、多治見市のにぎわいの象徴とするためにも、移動・利便性の確保が必要である。したがって、華々しいイベント事業に予算は控えていただきたい。 マイナンバーシステム改修費情報化技術調査費などについては、補正予算で述べたとおり、国費とはいえ、改修費用に市費も投入されている。 政府は国民に将来変わらない番号をつけて個人情報をひもづけし、利用する狙いがある。プライバシー権侵害のおそれがあるので反対である。 次に、議第25号 令和4年度多治見市国民健康保険事業特別会計予算については、歳入の大きな変化は1億円の基金の繰入れと 722万 3,000円の未就学児均等割保険料の繰入れである。 均等割改正前は、就労していない子どもたちから税を徴収するのは人頭税ではないか。子育て世帯の負担をなくすべき、こうした声が一歩実現し、大変評価できる。引き続き、義務教育終了まで年齢を拡大すべきである。 なお、当初予算では保険料は昨年比 3.6%増、1世帯当たり1万 3,135円増、1人当たり1万 4,390円増と、均等割2分の1軽減しても、なおかつ保険料の増加傾向である。 基金1億円投入の要因としては、県納付金が昨年比約5%、1億 3,700万円の負担増、激変緩和策、医療給付費、0.15%微減、新型コロナウイルス感染による医療抑制等が考えられる。 県の財政安定化基金は、前年比9億 7,878万円増の黒字である。当市も繰越高 2,000万円、予備費 1,000万円、基金残高8億 3,000万円の黒字である。 したがって、新型コロナウイルスに感染した被保険者への傷病手当金15万円とあるが、国の災害時特例交付金交付を10分の10されるので、対象者の拡大、低所得者に対する保険料負担軽減のため、本算定では災害時のための基金活用、法定外繰入れで、安心して医療が受けられるようにしていただきたい。 最後に、議第27号 令和4年度多治見市後期高齢者医療特別会計については、後期高齢者医療広域連合納付金が、昨年比2億 6,000万円の増額である。 一般管理費 1,834万円は、後期高齢者医療制度の改正より、現役並み所得以外の1割負担が2割に、一気に2倍になる。全国では、加入者の約20%、約 370万人が対象である。 当市は、1万 6,828人中 3,400人、約20%、これは年金収入 200万円以上 388万円の人が対象になります。現状は滞納者数も2020年度81人、短期保険証交付12人である。 2008年度から6回も保険料値上げがされてきた。コロナ禍で精神的経済的理由から受診抑制が起きていることも明らかになった。これ以上の負担をなくすために、元の老人保健制度に戻し、国庫負担の増額を求めるものである。 以上、4議案について反対討論といたします。御賛同、よろしくお願いいたします。 ○議長(石田浩司君) 次に、2番 片山竜美君。   〔2番 片山竜美君登壇〕(拍手) ◆2番(片山竜美君) 2番議員、公明党、片山竜美でございます。公明党を代表して、承第1号 専決処分の承認を求めるについて、議第11号 令和3年度多治見市一般会計補正予算(第10号)、議第20号 令和4年度多治見市一般会計予算について、賛成討論をさせていただきます。 まず、承第1号 専決処分の承認を求めるについて、令和3年度一般会計予算補正(第9号)です。 子育て世帯への臨時特別給付金給付事業費は、公明党がさきの衆議院選挙の重点政策である未来応援給付を実現したものです。これは、長引くコロナ禍の影響で、多くの親子が過度のストレスを抱えている現状に、未来を担う全ての子どもたちを社会全体で応援していくという強いメッセージを込めています。 先行で昨年給付した現金5万円に引き続き、今回、残りの5万円の現金を速やかに給付していただき、誠にありがとうございます。多くの保護者の方から、ありがたい、助かった、すぐに子どものために使ったよなど、多くの喜びの声が寄せられました。事務作業など、職員の皆様には御負担をおかけしましたが、本当にありがとうございます。重ねてお礼申し上げます。 コロナ禍を克服し、我が国の再生を成し遂げる主役は、未来を担う子どもたちです。多くの方が4月から進級・進学を迎えます。皆様にとって、すばらしい未来が開けるよう、私たちは皆さんを心より応援します。 また、住民税非課税世帯等に対する臨時特別給付金給付事業についても、公明党が衆議院選挙で生活困窮者の生活を守る給付金の支給検討を約束し、実現したものです。これについても速やかな対応、誠にありがとうございました。いずれも漏れのないよう、さらなる周知を徹底し支給できることを要望し、本案に賛成します。 次に、議第11号 令和3年度多治見市一般会計補正予算(第10号)です。 まずは、地方創生臨時交付金の全体調整に係る財源更生により、小学校の特別教室にもエアコンが設置されることになりました。私が令和元年12月を含め、二度にわたって要望した特別教室へのエアコン設置ですが、その際は、市長より優先順位は低いとの答弁がありましたので、こんなにも早く実現するとは思いもよりませんでした。 地方創生臨時交付金の使い道について、庁内で随分検討されたと思いますが、未来を担う子どもたちのために優先的に活用していただき、感謝します。 次に、公立保育園・幼稚園に勤務する保育士・幼稚園教諭の処遇改善に係る給料等の増額です。これは、子どもたちのために日々活躍する保育士・幼稚園教諭の皆さん、特にコロナ禍においては、本当に日々奮闘されている皆さんの処遇を改善すべく、介護士とともに、公明党が懸命に取り組んできた施策であり、決して首相の思いつきの発言ではありません。 今回の措置で、僅かながらですがやっと増額できました。これをきっかけに、多くの人財を集め、幼児教育の向上のため、今後も増額分をしっかり維持していくことを要望し、本議案について賛成いたします。 次に、議第20号 令和4年度多治見市一般会計予算です。 令和4年度の一般会計予算は、4年連続で 400億円を超え、新型コロナウイルスの終息を見据えた積極的な予算編成であり、その上で将来のために臨時財政対策債を抑えたことで、財政判断指数が財政健全基準をクリアしたことなど、高く評価いたします。 また歳出については、私たち公明党の提案、要望が、随所に反映されました。 まずは、総務費、マイナンバー対応システム改修費は、令和2年12月に私が提案したマイナポータルぴったりサービスが本格的に導入されることになりました。今後、市民の皆さんにとって利便性が向上し、職員の皆様にとって効率性の上がるよう、使用範囲のさらなる拡大を要望いたします。 2つ目に、予防接種における子宮頸がん予防のためのHPVワクチン接種の個別周知による積極的推奨再開の費用です。 これは、寺島議員が要望してきたもので、積極的勧奨差し控えにより接種機会を逃した方に対して、公平な接種機会を確保する観点から、時限的に17歳から25歳までのキャッチアップ接種もされるようになります。市民の皆様が子宮頸がんにより命を落とすことのないよう、周知のほどよろしくお願い申し上げます。 3つ目は、医療時ケア児受入事業運営費です。医療時ケア児の幼稚園受入れについては、公明党が長年訴えてきたものであり、国費として予算化され、いよいよ本市において来年度より精華小学校附属愛児幼稚園で実現します。既に看護師の配置は済んでおり、今回は物品購入費に要する経費ですが、受入れ準備が着々と進み、うれしい限りです。今後ともしっかりと市として、子どもたちを支えていただきたいと思います。 4つ目は、要電源児者非常用電源整備事業費です。これは、令和3年6月議会にて寺島議員が提案したものです。 電源を必要とする障がいを持つ方には、有事には即、命の危機につながります。どんなにか安心につながるものと早期実現に感謝するものです。しかし、平常時において施設や病院などの移動時に常時使用されている方もみえ、今後消耗品としての視点も考慮した運用の検討を要望します。 5つ目は、生活困窮者自立支援事業です。 中でも新規事業として就労支援の前段階として、ひきこもり等の就労に向けた準備が整っていない生活困窮者に対する一般就労支援をスタートします。 生活困窮者自立支援については、公明党が推進してきた施策でありますが、ひきこもっている方へのアウトリーチをしていただきたいとの思いで、私が昨年9月に重層的支援体制事業の中で要望提案させていただきました。今回は社会福祉協議会が中心となって行います。市としてもしっかり連携を取り、一人でも多くの方が就労に向かえるよう期待しております。 6つ目です。感謝と挑戦のTYK体育館への太陽光パネルや照明のLED化、さらには公園のLED化等、脱炭素の推進が見られました。 今国会の新年度予算案にも、自治体による再生可能エネルギーや省エネルギーの設備導入を支援する、地域脱炭素移行・再エネ推進交付金が計上されています。国の動きも注視しながら、市として脱炭素の動きをさらに活発にしていただき、ぜひ環境に優しい多治見市としてアピールする意味でも、独自のゼロカーボンシティーを宣言していただきたいと、再度要望させていただきます。 7つ目は、新生児特別定額給付金事業費です。 今年度に引き続き1人当たり10万円の給付金は、コロナ禍により一層不安な中、懸命に新たな命の誕生に頑張ったお母さんへの御褒美でありエールです。新型コロナウイルスが収まった以降も、経済的な不安の解消へ永続的な事業としていくことも要望いたします。 8つ目です。本年度予算に、学校司書4名分が会計年度任用職員人件費として加わりました。 これは、昨年6月議会において、私が学校図書館司書は外部委託ではなく、教育委員会が採用すべきであると提案したことを実行していただきました。この変更により、これまでの3名から4名に増員され、1人が担当する学校も減少し、より長い時間同じ学校、同じ子どもたちと接することができます。 ぜひ、多治見市の子どもたちの読書習慣構築や読書好きを増やし、子どもたちの成長につなげていくことを期待します。 最後になりますが、今年度御退職される富田総務部長、鈴木福祉部長、細野都市計画部長、若尾環境文化部長、藤井会計管理者におかれましては、市政発展のため御尽力いただき、誠にありがとうございました。本当にお疲れさまでした。これからのますますの御活躍をお祈りし本議案に賛成します。皆さんの御賛同をお願いいたします。(拍手) ○議長(石田浩司君) 次に、10番 古庄修一君。   〔10番 古庄修一君登壇〕(拍手) ◆10番(古庄修一君) 令和クラブ、古庄修一です。令和クラブを代表して、議第20号 令和4年度多治見市一般会計予算について、賛成の立場で討論をさせていただきます。 総額 763億 149万円、一般会計では2021年度当初予算を上回る 1.9%増の過去2番目の大きさ、総額では過去最大の予算規模となり、多治見市のまちの発展と安定財政に向けた予算規模となっています。 主なものとしては、歳入の市税では 142億 100万円、 2.6%の増、このうち市民税では66億 9,600万円、 2.0%の増、固定資産税では56億 6,870万円、3%の増、さらに地方交付税では57億 3,900万円、10.7%の増、こうした中で、交付税不足を補う臨時財政対策債は、これにより大幅な減となり、市債としては42億 2,030万円の 1.8%の減となり、歳出も併せながら、古川市長は健全財政を維持しながら、しっかり事業を完結させ、市民に幸せを感じていただきたいと述べられています。 さて、令和4年度の事業としては、数多くの事業が組み込まれ、計画をされています。 その中でも特筆する点としては、新たにスタートします多治見DMO、中心市街地活性化事業予算に 3,250万円が計上され、まちの発展の鍵が託されています。 また、かねてから懸案でありました(都)音羽小田線道路改良事業費予算に 6,000万円が計上されました。令和5年度内に事業認可を受け、その後、令和9年度の完成を目指すという道路渋滞解消への本格的な幕が切って落とされたといっても過言ではないと期待をいたすところであります。 さらに、企業会計の水道事業では、新しくAIを駆使し、衛星を使い細部にわたって調査するという、全国でも豊田市に次ぐ先進的な事業の取組予算に 1,900万円が計上されています。マイクロ波で地下2メートルまで塩素調査できるという画期的なもの、この調査については、多治見市の各地で、今、起きかけている漏水問題について、先進自治体として大きな期待をいたすところであります。 今、コロナ禍という大変な渦中の中にあって、仕事を失い、生活に困窮する人たちもある中で、子どもや一部高齢者も含むこうした方々への下支えとなっている子ども食堂、今回、90万円の支援予算が計上されていますことは、市民を守る側、そして守られる側という点では欠かせない市の事業であり、さらにはこれに関わっておられる方々も含め、心強い支援であると思います。粘り強い一層の支援と協力を願うところであります。 また、ふるさと納税に関しましては、本年は 3,990万円を予算化されました。また、組織の編成も考えておられると伺い、内容についても、返礼品等の充実は喫緊の課題であると思われます。本市への寄附金いかんによっては、幾つもの事業の支援に役立つものとして、大きな期待をいたすところであります。 民間保育所施設整備事業として、おとわものの木保育園1億 1,500万円について、待機児童ゼロを目指しての事業であり、この受入れ枠を拡大されるということについては、安心してこのまちに住むことができる子育て支援施策として、一丁目一番地の大切な事業であると期待をいたします。 以上、簡単ですが、令和4年度一般会計の新年度予算について期待をし、賛成討論とさせていただきます。皆様の御賛同をいただきますよう、よろしくお願いします。(拍手) ○議長(石田浩司君) 次に、3番 玉置真一君。   〔3番 玉置真一君登壇〕(拍手) ◆3番(玉置真一君) 自民クラブの玉置真一です。議長のお許しをいただきましたので、議第20号 令和4年度多治見市一般会計予算に対し、賛成の立場から討論いたします。 令和4年度は第7次総合計画終盤となり、大変重要な年となります。 本予算は、4年連続で 400億円超え、歳入歳出予算それぞれ 415億 7,200万円とするものです。新型コロナウイルス感染症の終息を見込んだ景気回復を踏まえ、市税が前年比3億 5,500万円、 2.6%増収を見込まれております。しかし、目に見えない新型コロナウイルスとの戦いはまだまだ続いており、感染症対策予算総額1億 9,578万円が盛り込まれております。 景気回復を立てつつ、一昨年、昨年に引き続き、国、県が日々刻々と変わるコロナ対策をめぐる感染症に対して、多治見市としては、今後の予測、様々な場面を想定しての予算設定には、御苦労が多々あったと思います。 さて、近年最大の事業であります駅南市街地再整備が11月1日に竣工を迎えます。この大事業を成し遂げた古川市長、多くの職員の功績は、建物、モニュメントとともに、長く後世に伝えられることと思います。 また、バロー文化ホールの大改修、星ケ台運動競技場の改修など、文化、芸術、スポーツ、平和といった活動に使いやすい施設を提供することは、多くの市民に生きがいを与え、日々の暮らしを豊かで活力のあるものにすることにつながります。 そして、市民の生活に欠かせない三の倉センターの長寿命化改良工事、委員会等、本会議の中でも広域連携の計画もあると聞いているが、具体的な案が見えてこない現状、引き続き計画的にお願いします。 そして、地球温暖化対策、脱炭素に向けた感謝と挑戦のTYK体育館への太陽光発電装置の設置、今後さらに公共施設への再生可能エネルギーの導入をお願いいたします。 次に、移転計画のある北消防署は、市内全体の安心、安全の要である。今後、地盤調査、設計、道路改良等、令和7年度完成に向けて、住民への周知等、説明、密に進めていただくようにお願いします。 重ねて、東濃5市消防通信指令業務共同運用についても、優先すべき事業と賛同します。よろしくお願いします。 次に、文化財保護普及啓発費による小中学校余裕教室における文化財の展示、子どもたちが歴史に触れることは、大変よいことだと思います。文化財保護センターには貴重な資料、発掘品が多くあり、今後も計画的に整理、調査、保存、そして展示を進めてくださることを願います。 多治見市は、自然環境に恵まれたまちですが、さらに住みやすく、環境づくりのため、中心市街地の緑のボリュームアップに向けた施策は、大いに進めていただきたい施策の一つでございます。 そして、議会から要望した健全な財政運営と移住定住施策、さらに美濃焼GO、美濃焼タイル振興事業等の緊急経済対策関係費、これはセラミックバレーをさらに盛り上げるために有効だと考えます。 そして、何よりも一丁目一番地、多治見市の将来を担う子どもたちの通学路の安全管理について、交通安全施設整備費、通学路の安全に係る施策はさらに敏速に、スピード感を持って実行してください。 「共につくる。まるごと元気!多治見」第8次総合計画に向け、行政、議会、市民と共に進めてまいりましょう。 以上、議第20号 令和4年度多治見市一般会計予算に対する賛成討論とさせていただきます。御賛同よろしくお願いします。(拍手) ○議長(石田浩司君) 次に、5番 奥村孝宏君。   〔5番 奥村孝宏君登壇〕(拍手) ◆5番(奥村孝宏君) 5番議員、市井の会の奥村孝宏です。 議第20号 令和4年度多治見市一般会計予算について、市井の会を代表して賛成の立場から討論させていただきます。 長い長いまん延防止等重点措置も昨日解除され、経済の活性化に期待するものの本市におきましては、昨日も34名の感染が確認されています。まだまだ慎重にならざるを得ない状況かと思います。 こうしたことから、令和4年度一般会計予算では、公共施設へのコロナ対策や継続ではありますが新生児への給付金、新型コロナウイルスワクチンの接種事業などに多くの予算が組まれています。さらに今回の予算には、私が副委員長を務めました決算特別委員会の審査を踏まえ、昨年10月21日付で議会から提出した令和4年度当初予算への要望書に配慮された内容が見受けられます。 先ほどの玉置議員の賛成討論にもありましたが、健全な財政運営、移住定住への支援、緊急経済対策の推進のほか、通学路の安全管理においては土木費の橋りょう長寿命化事業費として京町の歩道橋修繕や、交通安全施策整備費ではガードレールの設置が困難な通学路に対して歩道部分を緑色に塗るカラー舗装を行うことなどで事故防止に努めていただくとのことです。事故が起こってからでは遅いです。子どもたちの命を守るためにも、通学路安全推進協議会はもとより日頃から通学路で御指導いただいている地域の見守りボランティアの皆さん、区長、交通安全協会の各分会、学校及びPTAなど、広く意見を聞いて取り組んでいただくことを期待しています。 また、16億 8,000万円余の予算が計上され、11月1日、竣工式を予定している駅南市街地再整備事業やバロー文化ホールの改修事業、新たに予算化されました星ケ台運動公園整備などは、市民が待ち望む大きな事業です。そのほかにも老朽空き家等対策関係費では、昨年、私の地元大薮町で多治見市が初めて実施した行政代執行の第2弾を計画しているとのことです。積極的な行政の姿勢は、市民が大いに期待するものだと思います。 さて、予算の中の歳出について述べてきましたが、一方の歳入につきましては、古川市長の政策で功を奏しております企業誘致による税収はありますが、先週の本会議、一般質問で我が会派の若林議員が取り上げましたふるさと納税につきましては、他の先進自治体に少し後れをとった状況です。 市長や部長の答弁にもありましたが、機構改革、組織改革も必要かもしれませんが、職員一人一人が知恵を絞って、よりよい方向にかじをとられることを大いに期待し、賛成討論といたします。 御賛同賜りますようよろしくお願いいたします。(拍手) ○議長(石田浩司君) 次に、19番 井上あけみ君。   〔19番 井上あけみ君登壇〕(拍手) ◆19番(井上あけみ君) 市民ネットワークとして、議第20号 令和4年度多治見市一般会計予算について賛成の討論を行います。 令和2年度は尋常でないコロナ対策により、国は税収の 1.6倍もの赤字国債を発行して乗り切ったという印象ですが、令和3年度は落ち着く期間もあり、令和4年度の国の税収は前年度より7兆 7,860億円増の見込み、当市の税収についても前年度より 2.6%、3億 5,000万円の伸びということでした。ウクライナへの侵攻の件による影響も心配をされますが、健全財政を維持するという点で、臨時財政対策債を極力減らすという姿勢について評価をいたしております。 多治見市独自の一般市民向けコロナ対策は、これまでピンポイントに絞り、令和2年度のとりわけ産業観光課の飲食店から始まるテークアウト 200円引きTAJIMEALGO、美濃焼GOをはじめ、令和3年度はイエ呑みGO+など、いずれも多治見まちづくり株式会社を介しての支援でした。 今年度、多治見まちづくり株式会社は株式会社花柳と一般社団法人多治見市観光協会と統合し、新観光協会、多治見DMOという統一新組織になります。特別なコロナ対策が終わるようになれば、いよいよ交流人口を増やし、活性化を図る中で、中心市街地活性化事業をどう進めていくのか期待をされるところでございます。 また、福祉面ではこれまで痛いところに手が届かず、歯がゆい面もありましたが、生活困難者支援事業の拡大、特に住まいの確保の支援ほか、就労準備支援事業が始まり、初めてひきこもりの家庭にも支援の手が差し伸べられることになりました。また、地域福祉協議会のより活動しやすいための支援の充実も図られています。 児童発達支援センター統合整備事業は、随分遅れましたが、ようやく形が明確になり、基本設計、実施設計が作成されます。できるだけ早い完成とよい成果を期待しております。 そして、土木費では、(都)音羽小田線の道路詳細設計業務委託 6,000万円が計上されました。計画ではなく、また完成時期も当初より早い令和9年度を目標に、実現に向けて大きく前に進みます。期待が大きい事業と考えております。 なお、駅南市街地再開発事業に関しては、オープン事業 600万円のうち多治見市としては 300万円の支出の内容と銅像の設置については、疑問を持っております。また、地代の高さからテナントが入りにくい、入っても長続きしないのではと、陶都創造館のときと同様に補助金を出さなければならなくなるのではという不安も拭えません。多治見市の税金を投入し続けることがないよう努力をお願いいたします。 最後に、本庁舎の位置については、6月に議案上程予定ということでしたが、仮に場所が決まったとしても、構想、基本計画等については、しっかり議会、新庁舎検討市民委員会や他の市民団体とも意見交換をし、くれぐれも強引な進め方をしないよう求めます。 以上、私の議第20号 令和4年度多治見市一般会計予算について賛成の討論といたします。 そして、私も大変お世話になりました鈴木良平福祉部長、若尾浩好環境文化部長、富田明憲総務部長、細野道仲都市計画部長、藤井憲会計管理者、大変お世話になりました。ありがとうございました。これからもお世話になりたいと思っておりますのでよろしくお願いいたします。(拍手) ○議長(石田浩司君) ほかに討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石田浩司君) これをもって討論を終結いたします。     ------------------------- ○議長(石田浩司君) これより採決を行います。 最初に、承第1号 専決処分の承認を求めるについては、承認することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石田浩司君) 御異議なしと認めます。よって、本案は承認することに決しました。     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、議第1号 多治見市是正請求手続条例の一部を改正するについては、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石田浩司君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、議第2号 多治見市個人情報保護条例の一部を改正するについては、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石田浩司君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、議第3号 多治見市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正するについては、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石田浩司君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、議第4号 多治見市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部を改正するについては、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石田浩司君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、議第5号 多治見市手数料条例の一部を改正するについては、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石田浩司君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、議第6号 多治見市国民健康保険条例の一部を改正するについては、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石田浩司君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、議第7号 多治見市法定外公共物管理条例及び多治見市準用河川流水占用料等徴収条例の一部を改正するについては、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石田浩司君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、議第8号 多治見市営住宅管理条例の一部を改正するについては、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石田浩司君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、議第9号 多治見市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正するについては、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石田浩司君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、議第10号 多治見市下水道条例の一部を改正するについては、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石田浩司君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、議第11号 令和3年度多治見市一般会計補正予算(第10号)は、反対討論がありましたので、起立により採決を行います。本案に賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(石田浩司君) 起立多数であります。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、議第12号 令和3年度多治見市南姫財産区事業特別会計補正予算(第1号)は、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石田浩司君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、議第13号 令和3年度多治見市土地取得事業特別会計補正予算(第1号)は、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石田浩司君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、議第14号 令和3年度多治見市駐車場事業特別会計補正予算(第1号)は、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石田浩司君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、議第15号 令和3年度多治見市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)は、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石田浩司君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、議第16号 令和3年度多治見市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)は、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石田浩司君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、議第17号 令和3年度多治見市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)は、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石田浩司君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、議第18号 令和3年度多治見市下水道事業会計補正予算(第2号)は、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石田浩司君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、議第19号 令和3年度多治見市病院事業会計補正予算(第2号)は、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石田浩司君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、議第20号 令和4年度多治見市一般会計予算は、反対討論がありましたので、起立により採決を行います。本案に賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(石田浩司君) 起立多数であります。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、議第21号 令和4年度多治見市南姫財産区事業特別会計予算は、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石田浩司君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、議第22号 令和4年度多治見市土地取得事業特別会計予算は、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石田浩司君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、議第23号 令和4年度多治見市駐車場事業特別会計予算は、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石田浩司君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、議第24号 令和4年度多治見市営住宅敷金等特別会計予算は、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石田浩司君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、議第25号 令和4年度多治見市国民健康保険事業特別会計予算は、反対討論がありましたので、起立により採決を行います。本案に賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(石田浩司君) 起立多数であります。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、議第26号 令和4年度多治見市介護保険事業特別会計予算は、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石田浩司君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、議第27号 令和4年度多治見市後期高齢者医療特別会計予算は、反対討論がありましたので、起立により採決を行います。本案に賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(石田浩司君) 起立多数であります。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、議第28号 令和4年度多治見市水道事業会計予算は、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石田浩司君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、議第29号 令和4年度多治見市下水道事業会計予算は、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石田浩司君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、議第30号 令和4年度多治見市農業集落排水事業会計予算は、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石田浩司君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、議第31号 令和4年度多治見市病院事業会計予算は、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石田浩司君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、議第32号 工事請負契約の締結については、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石田浩司君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、議第33号 工事請負契約の締結については、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石田浩司君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、議第34号 工事請負契約の締結については、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石田浩司君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、議第35号 工事請負契約の締結については、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石田浩司君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、議第36号 工事請負契約の締結については、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石田浩司君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、議第37号 市政監察契約の締結については、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石田浩司君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、議第41号 市道路線の廃止及び認定についてから議第56号 市道路線の認定についてまでを一括で採決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石田浩司君) 御異議なしと認めます。よって、議第41号から議第56号までは一括で採決することに決しました。 それでは、議第41号から議第56号までは、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石田浩司君) 御異議なしと認めます。よって、議第41号から議第56号までは原案どおり可決することに決しました。     ------------------------- △閉会 ○議長(石田浩司君) 以上をもって、本定例会に付議されました事件は全て議了いたしました。 本日の会議はこれをもって閉じ、令和4年第1回多治見市議会定例会を閉会いたします。   午前11時53分閉会     ------------------------- 上記会議の顛末を記録し、相違なきことを証するためここに署名する。  令和4年3月23日               多治見市議会議長   石田浩司               多治見市議会議員   寺島芳枝               多治見市議会議員   古庄修一...