○議長(
石田浩司君)
総務部長 富田明憲さん。
◎
総務部長(
富田明憲君) 扶養の範囲の見直しによっての影響ということでございますが、具体的な人数は把握してございませんが、数はそんなに多いものではないと捉えてございます。例えば、外国人の方が日本に働きにおみえになって、国外に、外国に家族の方がおみえになるというような
ケース等が想定されますけれども、収入の多い方については、今度は非課税の
適用対象となりませんので、そのボーダーの方が対象になるということでございますが、数についてはそんなに多くないものと捉えてございます。
○議長(
石田浩司君) ほかに質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
-------------------------
○議長(
石田浩司君) 次に、議第58号
多治見市
介護保険条例及び
多治見市
国民健康保険条例の一部を改正する条例の一部を改正するについて質疑はありませんか。 1番 山田 徹さん。
◆1番(山田徹君) 3号冊のほうから質問させていただきます。 今回、こちらの内容を見させていただくと、減免の申請とかが結構ありますが、この場合、法改正による減収があった場合は
交付税措置等はされるのでしょうか。また、これにおきまして適用を受ける規模はどれくらいの人数を見込まれているのかお願いします。
○議長(
石田浩司君)
福祉部長 鈴木良平さん。
◎
福祉部長(
鈴木良平君) まず、
交付税措置かどうかということですが、これは減収分の基準が決まっておるんですけれども、
一定割合を国のほうが見ていただけると。
特別交付税でしたかね。
介護保険ではそういうもので一定の割合措置される。
多治見市の場合ですと、10分の4が財源措置されるということになっております。 それから、対象者、規模ですが、
介護保険の場合は、1
号保険者が大体3万 3,000人ほどいらっしゃいますが、これ、実はもう令和2年度からやっておりますけれども、令和2年度の実績で申請された方は23件、金額でいうと 113万円ほどでございますので、令和3年度についても
同等程度というふうに見ております。
○議長(
石田浩司君) ほかに質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
-------------------------
○議長(
石田浩司君) 次に、議第59号
多治見市
中小企業小口融資条例の一部を改正するについて質疑はありませんか。 3番
玉置真一さん。
◆3番(
玉置真一君) 審査会の廃止については理解できますが、本条例の目的である
中小企業の支援という側面は制度の中で担保されているのでしょうか。
○議長(
石田浩司君)
経済部長 長江信行さん。
◎
経済部長(
長江信行君) 今回は、
融資実行までの手続を見直すことによって、
中小企業者が本当に利用しやすいものにするために改正を行ったものでございます。
○議長(
石田浩司君) 3番
玉置真一さん。
◆3番(
玉置真一君) 分かりました。今後も、
中小企業利用者が利用しやすい制度となるようによろしくお願いします。
○議長(
石田浩司君) 15番
若林正人さん。
◆15番(
若林正人君) 平成22年から融資の実態がないわけですね。審査会も開かれていない。その間の審査に時間がかかるから使われていない。いつも言われるように、県に同じような制度があって、そちらのほうが現実使われているわけですよ。これはもう何年か前から審査会を廃止以前に、この
融資制度が必要かどうかの議論があってもいいと。当然、預託、何千万円の金が年頭に出ますよね。そういうお金をそこで最終的には戻してくれてですけど、 3,000万円ぐらいでしたかね、それくらいのお金がそこにストックされている。平成22年からですから、今、平成にすると平成三十何年ですか。もう十何年間使われていないような制度はそれこそスクラップにしていい事業だと、私はもう
行政改革大綱で、そちらの議論を始めるべきだと思うんですが、それについてだけ見解を下さい。
○議長(
石田浩司君)
経済部長 長江信行さん。
◎
経済部長(
長江信行君) 融資が必要か、この融資が必要かどうかというのも
十分議論はしてきました。ただ、今、
コロナ禍でもありますし、岐阜県
小規模企業資金制度にも予算があります。その予算、枠を超える場合の最後の
セーフティーネットとして残しておきたいというふうに考えております。
○議長(
石田浩司君) 15番
若林正人さん。
◆15番(
若林正人君) それだけの明確な目的があるのでしたら、より迅速に、本当に即、申し込んで本当に1週間とか、それくらいのほかの制度もありますけれども、これも本当にいい制度に変えないと意味がないので、ぜひ今の言葉を大事に審議してください。よろしくお願いします。
○議長(
石田浩司君) ほかに質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
-------------------------
○議長(
石田浩司君) 次に、議第60号 令和3年度
多治見市
一般会計補正予算(第4号)について質疑はありませんか。 5番
奥村孝宏さん。
◆5番(
奥村孝宏君) 2号冊の6ページ、歳入の中の19
款寄附金についてお尋ねしたいと思います。 この寄附金ですが、表の右のほうを見ると、
美術振興寄附金36万円と計上されておりますが、これはもともと寄附をされた方が希望されたのかどうか。もしこれが特定の希望がない場合は、
多治見市の寄附金の使い方の決め方というんですか、寄附金の使い方としては
多治見市
ふるさと応援基金に積み立てるということが記されていたと思うんですが、その辺りはどうでしょうか。お尋ねします。
○議長(
石田浩司君)
環境文化部長 若尾浩好さん。
◎
環境文化部長(
若尾浩好君) この寄附でございますけど、毎年、
株式会社東濃新報社から年度末に頂いているものでございます。この
寄附者と相談する中で、以前は年度内に図書を急いで買っておったわけですけど、より
文化振興に寄与するというものに使っていただきたいというような、
寄附者と相談する中で、しっかり次の年、後年に備品を購入したりとか、
文化施設の工事をしたりとか、そういったものに使って、より市民の
文化振興に役立つものということで使わせてもらっていまして、これは
寄附者の意向を酌んだ使い方でございます。
○議長(
石田浩司君) 5番
奥村孝宏さん。
◆5番(
奥村孝宏君)
寄附者の意向を酌んだということでございますが、
多治見市には基金に関する条例が40件弱あります。今回の
美術振興基金条例を見ますと、第2条に基金の額が 200万円以上ということが定められておりますけれども、現在のこの基金の残高はどのくらいで、また、令和2年度にこの基金からの支出は何かありましたか。お尋ねします。
○議長(
石田浩司君)
環境文化部長 若尾浩好さん。
◎
環境文化部長(
若尾浩好君) 令和3年3月末現在でございますけど、 349万 7,300円ほど残高がございます。 令和2年度に支出したかということなんですけど、これにつきましては、前の年度に寄附いただいた金額を
学習館展示用パネルの購入、そちらのほうに使わせていただいております。なお、39万円ほど支出してございます。
○議長(
石田浩司君) 5番
奥村孝宏さん。
◆5番(
奥村孝宏君) 今、
美術振興基金で学習館のパネルをつくられたという支出だということで聞き取れたんですが、それでいいかどうかということと、今回寄附いただいた36万円を今後何か特定の目的に使われる予定があるのかどうか教えてください。
○議長(
石田浩司君)
環境文化部長 若尾浩好さん。
◎
環境文化部長(
若尾浩好君) この支出につきましては、先ほど寄附いただいた
寄附者からの寄附を原資に使うものでございまして、
文化振興に使っていただきたいということですので、市民の
文化振興に役立つ学習館の
展示パネルを購入させていただきました。 あと、今回寄附いただいた36万円でございますけど、今年度、しっかり現場の
施設管理者等と相談しまして、本当に市民の
文化振興に役立つものということで、来年度に向けて予算化したいと思います。
○議長(
石田浩司君) 5番
奥村孝宏さんの本件に関する発言は既に3回に及びましたが、特に発言を許可します。5番
奥村孝宏さん。
◆5番(
奥村孝宏君) 寄附を頂ける、いろんな寄附を
多治見市も頂いているわけですけれども、これは大変ありがたいことだと思っております。寄附を頂いた方の意向に十分配慮して、適正な使用をしていただきますようお願いして、質問を終わります。ありがとうございました。
○議長(
石田浩司君) 特に発言を許可した際は、質問をしていただきたいと思いますので、その発言は3回目のときにお願いします。
◆5番(
奥村孝宏君) はい。分かりました。
○議長(
石田浩司君) 7番
佐藤信行さん。
◆7番(
佐藤信行君) 3号冊の4ページ、3番、衛生費についてまずお伺いさせていただきたいと思います。
新型コロナワクチン接種事業費について、協力金の上乗せをすることによって
協力医療機関が新たに出ると、出てほしいというような目的でやっていらっしゃるのかどうか。もう既に協力金の上乗せについては報道されているんですけれども、そういった動きは既に出ているのかどうかというお尋ねと、あと、
市内医療機関によって予約の取りやすいところとそうでないところがあるんですけれども、今回のこの措置によってその差をなくすようなことを期待されているのか。また、
接種希望者がその
医療機関にかかっていない場合でもスムーズに接種できるようになるのか。どのように見込んでいらっしゃるのかをお尋ねしたいと思います。 そして、消防費、6番の
消防本部資機材等整備費について、
防火服の修繕なんですけれども、平成28年度、平成29年度に購入したものですけれども、最新の
防火服との性能の差はあるのかどうか。新しいものを買ったほうが安全性ですとか動きやすさが増すのであればそのほうがいいというふうに思うんですけれども、いかがでしょうか。あわせて、修繕中に着用する代替の
防火服の性能は変わりはないのか。 まず、1回目の質問とさせていただきます。よろしくお願いします。
○議長(
石田浩司君) 市長
古川雅典さん。
◎市長(
古川雅典君)
新型コロナウイルスワクチン接種の
上乗せ分について、私から答弁を申し上げます。
岐阜県庁と岐阜県
医師会が岐阜の中の議論を進めておりました。おおむね時間外、休日等については 2,000円の上乗せ、うち2分の1を県が持つというような情報が早くも市役所に入る前に
多治見市
医師会のほうに情報がずっと入ってきました。これまで
多治見市
医師会と
多治見市役所は非常に良好な関係を結んできました。今回の
新型コロナウイルスワクチン接種においても、当初、7割を
クリニック接種と試算しておりましたが、約8割まで行くだろう。こういうような状況であれば、
多治見市も岐阜県及び岐阜県
医師会との内々の調整の中で早めに情報を得たものですから、
多治見市としては
上乗せ分を行っていこう。こういうようなことで、後から後づけでやるよりも、やっぱり6月
定例会でしっかり
補正予算で上げて、皆さんの理解をいただいてからやっていく。こういうようなことで今回予算化をしております。
○議長(
石田浩司君)
市民健康部長 澤田誠代さん。
◎
市民健康部長(
澤田誠代君)
市長答弁以外のことで答弁させていただきますが、今、
協力医療機関が増えるかというお尋ねですが、これによって協力していただける
医療機関が増えるということはないですが、対応していただける患者さん、
接種対象者の数を大分増やしていただけるというふうに考えております。 また、予約の取りやすい
医療機関とか取りにくいところとかあると思うんですけれども、また、
医療機関によってたくさん接種できるところと少ししかできないところという差は、こういった制度を設けてもあることは確かですので、できるだけ予約の取りやすい
医療機関を市民の方にお知らせをして接種をしていただこうというふうに考えております。
○議長(
石田浩司君) 消防長 加藤 繁さん。
◎消防長(加藤繁君) 性能の差、また、動きやすさ等々の質問を頂きました。 まず、性能につきましては、平成28年度、平成29年度に導入したものの前に、平成14年度に導入しております。その平成14年度のものと比べると、格段に性能はよくなっております。技術的な基準で申しますと、
防火服の
耐熱性能というのがありまして、これは欧州の基準を基に作成しておりますけれども、例えば、1平方メートル当たり80キロワットといいまして、 1,000度の熱に対して、
防火服の中が24度に上昇するまでの時間が13秒ほどを保たれなければいけないというような基準がありますので、その性能には準拠していると。ただ、今回補正をいただいたのは、今年の1月に職員から修繕の要望がございました。それで、業者に修繕を依頼したところ、修繕不能という結果になったものですから、これは、その結果を踏まえて、77人の現場の職員の防火衣に対して緊急の
チェックをお願いしました。無償でやってもらいましたけれども、結果的に77着のほぼほぼに
撥水性能がないということですので、先ほどの
耐熱性能を満たしていない状況です。心身を守る、防御するものですから、それに対してやっぱり命を守るものとして今回3月に結論が出たものですから、6月
定例会の
補正予算でお願いしたものでございます。 今回購入するもののことについての御質問ですけれども、6着購入して、6着を充てて、順次、隊員のものを修繕をかけていくということで、性能に変わりがないものを
新規購入6着して、77着を修繕していくということでございます。
○議長(
石田浩司君) 市長
古川雅典さん。
◎市長(
古川雅典君) 消防長は、大変大切なことを発言をしておりません。実は、非常に強く叱責をしました。何でこんな6月
定例会の
補正予算に出てくるんですか。今年度から、秋にしっかり全ての消防服を
チェック、点検をしろと。それは
消防職員の命を守る、ひいては市民の命を守るものをこんな変な時期に出してくるということは本来ではない。したがって、これ以降については秋までに必ず
チェック、点検をします。そして、新
年度予算に間に合わせる。こういうようなことを行います。これが1個。 もう一つ、なぜこれだけ傷むのか。よその
消防本部と比べると、約2倍の練習量、訓練を行っています。現場で傷むというよりも、日常的な訓練を行うことによって、火災現場で最大の機能を発揮をする。こういうようなことでございますので、今後はきちんと定期で点検をして、新
年度予算に間に合わせる。それから、傷むからといって訓練の頻度を下げるな。さらに傷んでもいいから訓練の度合いを上げろ。こういうようなことをしっかり指示をしております。
○議長(
石田浩司君) 7番
佐藤信行さん。
◆7番(
佐藤信行君)
防火服に関しては、消防長、そして今、市長から御答弁いただきまして、ぜひそのように
チェックしていただいて、必要であればもうすぐにでもそろえていただけるように、また、体にフィットしたものですとか、あと日々、いい性能のものが出れば、そういったものはぜひそろえてあげていただきたいなというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。
新型コロナウイルスワクチン接種についてなんですけれども、休日の接種に対して1回 2,000円の協力金の上乗せをされるということで、先ほど市長からの答弁で、クリニックの割合は7割から8割になるのではないかという御答弁があった中で、実際にじゃあ集団接種について影響は出ないのかどうかというのをお聞きしたいのと、あと今回、高齢者の接種がこれによってスムーズに進むことによって、一般接種のスピードも上がってくるのかなというふうに思います。先日、市長が優先順位について議会に対して意見を求められたんですけれども、ただ、今回、議案がないじゃないですか、それだけを審議できる議案というのが。例えば、先日は口頭で述べられたんですけれども、それを文書として頂くなり、例えば、私自身としては、市長ですとか、副市長、教育長、執行部の皆さんは優先的に接種していただきたいというふうに思いますし、子育て世代ですとか、妊婦がみえる世帯ですとか、持病がある方ですとか、あとは公共施設の従事者ですとか、また、東濃鉄道株式会社では、オリンピックにバスを出すといったところもありますので、その乗務員に対する新型コロナウイルスワクチンの接種とかも多分必要になってくると思うんですよね。あとは救急救命士ですとか、消防隊員の職員ですとか。優先接種を望む業界、業種というのはたくさん出てくるというふうに思いますし、実際にあると思うんですよ。ただ、それを全て今、この段階で全てを把握するということはどれだけできるのかどうかといったところもありますので、例えば、そのほかは市長の判断に委ねますよといったところも議会として文書として提出もできるのかなというふうに思ったんですけれども、その辺りの御見解を頂きたいと思います。
○議長(
石田浩司君) 市長
古川雅典さん。
◎市長(
古川雅典君) まず、エッセンシャルワーカーについて最優先をしたいというのはもう五、六か月前から言い続けています。岐阜県市長会を通じて言っています。今日、新聞に出ましたけれども、名古屋市が東海圏で初めてやる。これ、全然違っていますよね、情報は。
多治見市のほうがずっとそれは前もってやっています。今回、予算はありませんが、物すごく報道で嫌だったのは、市長が隠れて自分だけ打った、あるいは、集団接種に従事する一般行政職員に東京都多摩市が打ったことに対して、物すごく批判的に報道しました。今回、議案として、あるいは予算がないんですけれども、ボールは10万 9,000人の市民に投げるわけにいきません。したがって、この議会で市民の代表である議会がどういう御判断をされるのか。それは、統一見解なり、意見書なり、決議文なり、どういう形でも結構です。ただし、今、
多治見市が提示をしているようなエッセンシャルワーカー、公立だけですかって。いやいや、民間も私立も一緒ですよと。その辺りまで議論をしましたが、そういう人たちを優先すればするほど、一般接種が後ろに遅れていくわけですよね。だから、1つのメリットもあるんだけれども、1つのデメリットもある。それをどういうふうに判断するかといったときに、市長独自の判断では、昨今の報道って全く違う報道をしますよね。僕は不満ですよ。不満ですよ。だから、本来であれば、菅内閣総理大臣が、エッセンシャルワーカー、地方自治体のエッセンシャルワーカーはこれとこれとこれとこれとこれなんだ。だから打ってくれと言うというのが本来ですけど、もう気はオリンピックのほうに全部行っちゃっていますよね。だから、今回、意図的に市長として、20人の皆さんにいかがでしょうかと、こういうことをやらないと
多治見市民は救えないんですよ。そういったときにどういう御判断を頂けるのか。さらに拡大をしろと言われるのか。縮小しろと言われるのか。ルールどおりに行けと。今回、年代別の関係で、東京都新宿区は20代、30代を優先させるという。僕には画期的ですよ。すばらしいことです。そういうことをやるんだけど、それに対してあまりいい反応は国も県も示さない。したがって、
多治見市のことは
多治見市の中でもう決めるしかない。それ、決める余裕というか、時間的に全員にアンケートを取るわけにいかないから、こういうときこそ議会制民主主義ですよね。市民の代表である20人の市議会議員の皆さんに意見を聞く。そこの中でそれぞれの温度差があると思いますが、統一見解を議会運営委員長か、各派代表者か、正副議長が取りまとめていただいて、市のほうにこうしろというようなことになると、市長としてある意味、お墨つきをもらっていますよね。後ろ盾を頂いていますよね。そういうことをやれというのがここのところのマスコミの論調です。したがって、今回は冒頭にそういう考えで皆さんにお伺いをする。ただし、エッセンシャルワーカーを拡大して順位を早めれば、一般接種が後ろにずれていく。こういうようなことも含めてしっかり議論をしていただいて、意見をいただくようにお願いをいたします。
○議長(
石田浩司君)
企画部長 仙石浩之さん。
◎
企画部長(
仙石浩之君)
新型コロナウイルスワクチン接種の全体調整を企画部で担っておりますので、全体調整の立場で先ほどの御質問に答えられる部分についてお答えします。 2,000円の上乗せによって個別接種が拡大し、集団接種への影響はどうかという辺りの御質問がありました。基本的な考え方として、我々、最初は65歳以上の高齢者、接種率80%ぐらいで計画をしておりました。ただ、蓋を開けたら、昨今の報道等を見ておりましても、それをかなり上回ってくる可能性が強くなってきたんですね。かなり上回ってくると、これ足りないというおそれが出てきますので、そういうこともあって今回の 2,000円を積極的に採用したと。ということで、この制度を公にした後、改めて各
医療機関等にアンケートを取りました。このアンケートを取った結果、集団接種と個別接種と合わせて接種率が90%になっても対応できるだけの枠を市内全体として確保することができました。これによって、7月末までの高齢者の接種というのは何とか大丈夫だろうというふうに言い切ることができるような状況へ持ってきたということでございます。ですから、これによって集団接種がより枠が空いて、どんどん前倒しでほかの人へ回せるだろうとかいうところまではまだ行っていないというのが現実です。 ただ、今回の場合、国の制度が、今、市長の話にもありましたけれども、10日たてばかなりもう変わっちゃっているというような状況があります。ですから、今のエッセンシャルワーカーもそうですし、職域接種というのが最近出てきました。こういったものが具体化してくるのは、日を追うごとに明確になってまいりますので、
多治見市としては、そういったものがより効果的にマッチングするような全体調整を行って、その上でやっていきたいというのが現状でございます。
○議長(
石田浩司君) 7番
佐藤信行さん。
◆7番(
佐藤信行君) なかなかそういうピンポイントでやっていく難しさもあると思うんですけれども、また、市長御自身ですとか、執行部の皆さんを優先してほしいというのはなかなか世間的にもなかなか言えないというふうには思うんですけれども、私は議員として、市長、執行部、管理職の皆さんは受けていただきたいというふうに思っております。 最後に、3号冊5ページ、10番の小学校教育活動支援事業費、11番の中学校教育活動支援事業費についてお尋ねしたいんですけど、昨年、修学旅行の実施について学校判断であったため、各校でばらつきが出たと思います。保護者からも開催の有無について実際に相談も頂きましたし、学校の現場としてもすごく判断に苦慮されたというふうに思います。修学旅行というのは、児童生徒にとっては将来にわたって思い出に残る一大行事でありますし、ぜひとも何とか開催をする方向でアイデアを出し合っていただけるようにお願いをしたいと思います。 また、その判断をするタイミングで、結構、内容に差が出るというふうに昨年私は感じました。各学校それぞれでプランを考えるよりかは、昨年の経験を基に、お互いにその学校同士、情報を共有することによって、きっと学校側の負担の軽減にもつながると思いますし、より思い出になる素敵なプランが生まれるというふうに思いますので、そこら辺もちょっと調整をお願いしたいと思うんですけれども、教育委員会の御見解をお伺いさせていただきたいと思います。
○議長(
石田浩司君) 副教育長
高橋光弘さん。
◎副教育長(
高橋光弘君) 修学旅行は、議員おっしゃるとおり、子どもたちにとっては一生に1回の大事な行事です。 昨年度は、県からの指示により、指導により、宿泊を伴うものは中止するようにということがありましたので、各学校は相談しながら中止せざるを得なかったり、あるいは県内のところへ出たりというようなところがありました。 今年度は、現在、どの小中学校においても、宿泊を伴う修学旅行を計画しております。今回、この10番、11番で計上させていただいたところも、臨機応変に業者と相談して、何とか実施ができるように状況を見ながら、各学校、情報を共有して実施の方向で検討しております。その支援を教育委員会としてはしっかりしていきたいと考えております。
○議長(
石田浩司君) 2番
片山竜美さん。
◆2番(
片山竜美君) 3号冊6ページ、12番の東京2020オリンピック・パラリンピック出場選手応援費についてお聞きします。 まず、今回、会場としてとうしん学びの丘エールなんですが、これについてはなぜそこにしたのかという選定理由をお願いします。 もう一つは、市を挙げて応援するということは大変共感できますが、
コロナ禍において1つのところに人を集めるということについて、市民理解はなかなか得られるのかなというふうに思います。そこで、どのようにして市民理解を得られるか。この2点、お聞きします。
○議長(
石田浩司君) 市長
古川雅典さん。
◎市長(
古川雅典君) 約3週間ほど前に田中亮明さんの後援会が発足をしました。もともと市之倉、中京学院大学付属中京高等学校の出身で、2016年の成人式では、弟の田中恒成さんが代表して決意表明を行っている。それから、亮明さん自身は7月の広報たじみの表紙を飾っているというようなことで後援会が発足をしました。 代々木公園でのパブリックビューイングと議論を一緒にしないでくださいね。実は、東濃信用金庫の理事長で、今度、会長になった市原好二さん、今回の後援会の顧問、相当中心的な役を担っていただきます。こういうようなことから、ぜひともとうしん学びの丘エールを使いたい。こういうようなことで話が進みました。加えて、収容の人数については定数の半分にしよう。市が入れていい分を2分の1、後援会が2分の1、不特定多数ではなくて、この近隣、ゆかりのある人たち、こういうようなことに完全に絞り切って、なおかつ新型コロナウイルスの対策をしっかり対応して行う。やっぱりここまで来た、東京オリンピックを狙う人間をどういうふうに応援をするのか。こういうようなことから、今回の議案の提出となっています。
○議長(
石田浩司君) 2番
片山竜美さん。
◆2番(
片山竜美君) 代々木公園とは全く同じにしていないんですけど、僕らではなく、市民の方が見たときにそういうふうに思うんじゃないかなと思って質問させていただきました。しっかりとでき得るならばやると本当に盛り上がると思いますし、
多治見市民を代表してやられるので、非常に応援しております。よろしくお願いします。
○議長(
石田浩司君) 14番
三輪寿子さん。
◆14番(
三輪寿子君) 今の質疑に対して関連ですが、今回、私もたまたまこの選手のテレビ放映を最初から最後まで見ておりました。非常に市之倉の地元、この
多治見市の誇る選手が輩出されるということについては大変うれしく思っております。 先ほど、代々木公園と一緒にしないでくださいという市長の答弁だったんですけれども、昨日の尾身会長の言葉でいうと、パンデミックの下でパブリックビューイングなどがあれば懸念されると。感染対策をしっかりするということだったんですけれども、こういうときに普通はやらないと。IOCと国の姿勢というのがかなり前向きにこれを検討しているわけですけれども、一般世論が、8割を超す国民、市民が本当にやっていいのかと、中止すべきではないか、延期すべきではないかという声が多いんですが、市としての判断はこれをどのように情勢判断をして予算をつけられたのか。ちょっとその辺をお聞きしたいと思います。
○議長(
石田浩司君) 市長
古川雅典さん。
◎市長(
古川雅典君) 当初予算に盛らなかったということは、東京オリンピックがあるかないか、ぎりぎりまでの判断を行いました。したがって、今の流れですよね。それが僕は正しいとは思っていないですよ。今の流れとして、東京オリンピックはIOCの非常に強い力で行われます。尾身会長が言ったのはそこなんですよね、まさに。菅内閣総理大臣に言ったって、JOCに言ったって、何の声も届かないじゃないか。IOCに言いたいんだけれどもというようなことを言っています。ぎりぎりまでの判断をして、東京オリンピックは行われるであろう。そのときに、どういうふうに
多治見市から輩出をされた金メダルを狙う人間をどういうふうに応援をするのか。これが今回のいろんな形のいろんな考えを含めた中で、とうしん学びの丘エールでパブリックビューイングで応援をしよう。こういう結論に至りました。これ、市長として、必ずやったら、何でそんな公金使って新型コロナウイルスに感染するかも分からないことをやるのか。何もやらなかったら、冷たいじゃないか、ひどいじゃないか。どうやったって言うんですよね。どうやったって言うんですけれども、こんなチャンスって、僕、生きてきてもうすぐ70歳になるんですけど、東京オリンピックで金メダルを取る選手がここから出たんですよ。なおかつ、地元の高等学校なんですよ。住んでいるところはもう
多治見の駅前に住んでいて、僕も何回も会うんですけど、非常に性格がいい。もう結婚をしていて、奥さんも非常にすばらしい人。そういうようなことから、市民のいろんな声があるけれども、やっぱりみんなで声を絞って、声をひそめてでもいいけれども、1か所に集まって応援をしようということで、今回
補正予算を計上しております。一時はだんまりでいくかという議論も役所の中でしました。既決予算でこのくらいのことはできるんですよね。だけれども、市長としてそれは嫌だ。市民の代表である議会がどういう御判断をされるのか。こういうようなことで、今回、この部分についてもボールは皆さんのほうに投げられています。
○議長(
石田浩司君) 10番
古庄修一さん。
◆10番(
古庄修一君) 3号冊5ページ、9番の自主防災隊防災活動関係費という中で、宝くじの事業ということを伺っていますが、これは社会福祉とか、あとは防災、公園、それから教育、道路、さらにはスポーツ、こういった幅広い分野で宝くじ事業が行われているということなんですが、今、ここでは 200万円という数字が申請されています。これは、申請内容によってはこの 200万円を超えることもできるのか。もっと上限があるのか。こういったところもお聞きしたいと思います。それから、
多治見市から申請をされる件数はどのぐらいこういったものの中であるのか。また、その中でヒットするヒット率、ホームランというか、ヒット率、分かる範囲でお聞かせいただきたいと思います。
○議長(
石田浩司君)
企画部長 仙石浩之さん。
◎
企画部長(
仙石浩之君) 最大が 200万円というふうになっておりまして、これが全部通ったという形でございます。 どのぐらいヒットするかというようなのは非常に難しいんですけれども、過去の実績を申し上げますと、平成26年に 180万円が認められました。平成30年度には 190万円が認められたということで、数年に1回程度認められてきたという経過がございます。こういったありがたい制度ですので、今後もこういった自主防災に関わる団体等に対して申請を常に出していきたいと考えております。
○議長(
石田浩司君) 10番
古庄修一さん。
◆10番(
古庄修一君) 200万円が上限のようですということで、大変ありがたい。今度、この秋に
多治見ではドリームベースボール、僕の大好きな野球が開催される予定になっておりますけど、これもやはり宝くじ事業の一つということでありますが、そこで、ここではコミュニティー、自主防災組織というのと、市で行う一体となった事業かと理解をいたしますが、これについては、区長会等でもいろいろお話をされたり、どういう形でといういろいろ議論があるんではないかなと私は勝手に思いますけど、周知という点でどのように、こういった区長会等においての説明がなされているのか、また、区長自体も年々変わる人もあるので、温度差がかなりあるのではないかなということを思いますが、こういった説明する機会、これはもうそこにお任せしてやってくのかどうかお聞かせください。
○議長(
石田浩司君)
企画部長 仙石浩之さん。
◎
企画部長(
仙石浩之君) 御質問内容がどの担当で答えていいのか、なかなか図りかねるところはあるんですけども、一つのお答えとしてお答え申し上げます。 各地域、各区でいろいろな活動があります。コミュニティー活動、防災活動等がいろいろあります。そういったものというのは、決してコミュニティ助成事業助成金を目的にしてお金が欲しいというふうでやってるわけではなくて、それぞれが目的を持ってやってらっしゃって、それぞれの部署が担当して、それを支援しているということです。たまたまこういう制度があるからということで、市のほうで、じゃあ、これにチャレンジしてみようということで応募して認められれば、それが達成できるということですから、このコミュニティ助成事業助成金の応募ありきで、これを広く周知して、こんなのがありますから、みんな頑張って応募しましょうという懸賞みたいな扱いではなくて、常日頃の日常の活動を地道にそれぞれやってらっしゃる、そういったことに担当がお付き合いして、いろいろ支援をしていく。そういう中で、たまたまこういう助成制度もあるというふうにお考えいただきたいと思います。
○議長(
石田浩司君) 17番
加藤元司さん。
◆17番(
加藤元司君) 私も先ほど来お話にあります新型コロナウイルス関連で少し質問をさせていただきたいと思います。 先ほど来の
企画部長の御答弁の中で、ある程度の概略が分かってきたような気がしました。ただ、具体的に最近マスコミ等の報道を見ますと、全国平均で、例えば、65歳以上の接種率が17%ですとか、今朝のホットニュースなんですが、墨田区は、43%というような数字を出していました。分かる範囲で結構なんですが、
多治見市は今現在65歳以上でどのぐらいの進捗率にあるのか、これがもし教えていただければと思います。 それから、接種を実際に担当されてやってみえるわけですが、コールセンターですとか、それから実際の現場とか、そういったところで大きな苦情とか不平がなかったか、この辺についての具体的なものがあれば教えてください。 それから、これもマスコミでの話ですが、いわゆる打ち手不足があって、歯科医に講習をして打ち手の応援団とするというような話が、全国的には進んでいるようでございます。
多治見市の場合そこまで必要がないのか、これについてお知らせください。 この3点について、答えられる範囲で結構ですので教えてください。
○議長(
石田浩司君)
企画部長 仙石浩之さん。
◎
企画部長(
仙石浩之君) 数の質問が出るかなと思って、今朝、確認をしてまいりました。具体的に言える数字としては、先月末、5月末までの数字として、 7,087件が1回目を打ってると。高齢者の全体に占める率は20.3%でございます。これが進んでいるかどうかというと、平均より、もしかすると若干下かもしれません。というのは、なぜかというと、もう一日一日、数が今、急激に伸びてます、全国の数字。ですから、なかなか数日ずれた数字と比較してもあまり意味がないもんですから、そういう数字があるということ。 それから、一点だけ。これ余談ですけれども、今後について御承知おきいただきたいことがあります。いろいろなところで発表される数字は、相当に不平等な数字になっています。なぜかというと、実際に打った数字というのは、実際に打って、各医院なり市の職員が全国のVRSというワクチン接種記録システムに入力して初めてカウントされるんです。
多治見市は数日たってから入力するような形でシステム化されていますので、どうしても遅れて出ます。それ以外の数字としては、本当に何件打ったのかということをアンケートで答えてもらうという形式もあります。これだと若干多めに出ます。実際に打ったのを直接答えてもらってますから。それから、新型コロナウイルスワクチンがどれだけ出荷されたのかという、これはV-SYSというワクチン接種円滑化システムなんですけども、これによって判断する場合もあります。それぞれで時差がありますから、あまり出た数字をうのみにせずに、
多治見市の場合は確実に打ってもらうということを先行していますので、実際に出る数字よりもうちょっと多めに打っているということで、今後は御理解をいただければというふうに思っております。
○議長(
石田浩司君)
市民健康部長 澤田誠代さん。
◎
市民健康部長(
澤田誠代君) コールセンターや現場での苦情、不満は、毎日小さいことはいっぱいあります。ありますが、本当に市民の方も一旦は苦情を言われるんですけれども、あなたたちも大変だけど、頑張ってねっていうお言葉をいただくと、苦情の対応をした職員も頑張ろうっていう気持ちになれるというふうに言っております。 市民の方に申し訳ないと思っている点は、5月27日に70歳以上の方の集団接種の予約を始めました。あと、6月3日、昨日も65歳以上の方の予約を開始したときに、電話がつながりにくくなったり、あと、ネット予約のほうがつながらなくなってしまったりという、そういったトラブルがあったことに対しては大変申し訳なく思っております。 3つ目の打ち手不足の関係ですけれども、本当に
多治見市
医師会の先生方に御協力いただいて、これだけの数の予防接種を打てておりますので、今のところは、そういった歯科医の先生方にお願いするというようなことは考えておりません。
○議長(
石田浩司君) 17番
加藤元司さん。
◆17番(
加藤元司君) これだけの大事業をやっている中で、多少のトラブルや苦情が出るのは当然ありますし、大きな問題にならずにここまで来れたということが、まず、現場の皆さんとしては一番成果だろうと思いますし、これからますます接種の機会が多くなるでしょうから、その辺を現場ではしっかりと、ミスが起こらないようにくれぐれも配慮していただきたいということを申し上げておきたいと思います。 今、数について
企画部長から答弁いただきました。先ほど、今朝のニュースで全国的には大体17.3%とか言ってましたので、それからいけば、多少前を進んでいるなと、ちょっと安心をいたしました。 それから、このことによって先ほども答弁があったわけですけども、いわゆる一般接種がもう少し繰り上がらないかなという話を思うわけですが、まだそこまでの見通しはついてないよという
企画部長の答弁でしたけども、やっぱりそれはそういうふうに今思ってみえるということで、仕方がないですね。
○議長(
石田浩司君) 市長
古川雅典さん。
◎市長(
古川雅典君) 最大限の努力をします。もうこれで僕らが限界だっていうことは言っていません。実は、打つほうにすごく専念しているんですよね。打った結果を各医院が一々入力する、そんなことはやっていられないっていうことで、
市民健康部長が「分かりました。入力は、全部市役所でやります」というようなことを言いました。 実は、今、早打ち合戦を意図的にマスコミはあおっていますよね。県別のランキングを出したり、今度、岐阜県は市町村別のランキングを出そうとしてますよね。そうすると、本当に打って、それを機械に入力する、VRSに入力する。それを少し後ろに置いといてでもいいから、
多治見市は打つほうに専念をする、医師の負担を徹底的に打つほうに回してくださいというようなことをやっています。とにかく
市民健康部長一人に責任を負わすことなく、企画部が全庁を挙げて、今度集団接種になったときに、何人がどこの現場に行くのか、もう名簿も作っています。したがって、これぐらいで我慢してくださいという気は、市長としては毛頭ありません。とにかく一刻も早く、一刻も早くというようなことについては、全庁体制でしっかり対応してまいります。 もう一つ。コールセンター見られた方いらっしゃいますか。やっぱりこういうときに、議会と執行部は車の両輪だってよく言われますけれど、こういう国難、至難のときに、何が市議会のほうとしてできるのか。あれやったのか、これやったのか、どうなのかというような議論ではなくて、ここはモーニングショーの解説者ではなくて、やっぱりプレイヤーとして一骨、あるいは一汗かいていただく、こういうようなことをぜひとも市長としてお願いを申し上げます。
○議長(
石田浩司君) 17番
加藤元司さん。
◆17番(
加藤元司君) 少し関連質問になったので、ちょっとはみ出たかなと自分自身は思っております。私も75歳でございまして、75歳以上の期日で、実は、来週の7日に第1回を予約してあります。現実こんなところですね、
多治見市は。それで、決して遅いとも思ってませんし、そういうことを安心して、私としては、高齢者の方、特に私の周りには70歳ぐらいの人が多いわけですけども、そういう方の意見を聞きますと、市民の皆さんとしては、あまり不安や不満を言われる方は正直言って少ないです。
多治見市は比較的うまくやってるね、こういう言葉を正直、私の周りではいただきます。そういうことを、まず皆さんにお伝えしておきたいということを思います。そして、このことは、
多治見市が進めてきた方針が的を得たものであったということを示しておることにほかならないと、私自身は考えております。そして、これに
多治見市
医師会とか行政の皆さんの努力がしっかり報われるような接種体制になっていければいいなと心から思っておりますし、関連した皆様方に最大級の感謝を申し上げたいと、こういう気持ちでおります。 また、先ほども申し上げましたが、今後もミスの起こらないように、ここには最新の注意をしていただいて、
多治見市の安心、安全、そして、市民の心の安心を併せて得られるように、現在の方向で決して間違ってたというふうに思っておりません。的を得ておったと思っておりますので、ぜひとも粛々とこの接種という大事業が進んでいくように心からお願いをして、質問といたします。
○議長(
石田浩司君) 19番
井上あけみさん。
◆19番(
井上あけみ君) 私は、3号冊4ページ、2番の新本庁舎建設事業費について、新庁舎検討市民委員会の回数がもう少し必要であるということで増額がされております。この点についてお伺いをいたします。 最初の新庁舎検討市民委員会へ、傍聴に行きましたけれども、その中の資料の3のところで、今後の計画、スケジュールについてという文書をいただいております。そのときに、具体的な令和2年、3年、4年、5年という、そういう表が出てるんですけれども、星印がありまして、議会提案、要するに、建て替え場所を提出するんですけれども、最も早くて令和3年9月。議論の進捗や地区懇談会の状況を見ながら判断するということで記されておりました。今回、4回のものが8回に増加するということです。このスケジュールが今度どのように立てられて、この8回という、4回分を増額されたのかどうなのか。年内に中間報告をする予定というふうにはありますけども、この中間報告では何を求めていらっしゃるのかお伺いをします。 それから、先ほど来議論がありました、3号冊4ページ、3番の
新型コロナワクチン接種事業費ですけれども、最初この予算の案を見ましたときに、県と市がそれぞれ2分の1というのを見まして、何で県なんだろうというふうに思いました。国がそういう支援をする予定ということで、決定したのが5月25日ということでNHKの報道にあったんですけども、6月
定例会が始まる直前ということであったので、これを県が先取りをして、早くということで予算化して、市もそれに倣ったのかなというふうに考えたんですけども、それでよろしいかどうかっていうことをお伺いをします。 具体的には、国が支払う接種費用として、現在 2,070円だったものを、 100回以上されたらプラス 2,000円、 150回以上の場合はプラス 3,000円っていうふうな具体的な数字が出てたんですけれども、その辺りの事情、経緯についてちょっとお伺いをしたいと思います。よろしくお願いします。
○議長(
石田浩司君) 市長
古川雅典さん。
◎市長(
古川雅典君) 新庁舎検討市民委員会の回数について答弁を申し上げます。 市長から、あるいは、執行部から急いでくださいというようなことは言っていません。ゆっくりやってくださいとも言っていません。これは、あくまで自主的な判断として、委員長及び委員の皆さんが議論を活発化させたいというようなことから、今回、回数2倍、委員会の回数が2倍になってくる、こういうようなことでございます。
○議長(
石田浩司君)
企画部長 仙石浩之さん。
◎
企画部長(
仙石浩之君) 少し整理して、新型コロナウイルスワクチンの件について御答弁申し上げます。 国のほうは、今回上げただけではなくて、以前にももう既に一部上げています。例えば、単価でも今の 2,070円というお話がありましたけども、統一で出てたのが、既に以前から、例えば、時間外にやれば幾らとか、休日にやれば幾ら割増というのはありました。国が今回出してきたのは、さらにそれを上乗せしていこうと。要は、接種単価ですから、実際に、いわゆる契約する金額ですね。市のほうから医師に対して一回幾らでやってもらえますねということで、休日にやれば幾ら、さらに、何人以上やれば幾らという、今、議員のほうから御指摘ありましたけど、そういったルールを国が今どんどん上乗せをしてきた。これは、接種を少しでも早めようということでやってきたというのが一方のラインであります。 今回、県と市のほうで 1,000円ずつ出して 2,000円を上乗せしようというのは、この国のラインとは別の話として、岐阜県内でもさらに頑張ってほしいと。打ち手、医師の皆さんに頑張っていただきたいと。それによって接種を促進しようということで出てきたものですので、基本的には別です。ただ、議員がおっしゃったように、タイミングが非常に似てたものですから、どちらかが先取りしようとして、後から国が出てきたので、どちらなんだろうとか、そういうちょっと誤解を招くようなタイミングであったことは確かですけれども、この仕組自体は、国が示した委託料としての単価、これはこれで上がっていきます。その上がっていくものに対して、さらに上乗せして協力金という形で出そうというのが、今回の
補正予算に計上した 2,000円分だというふうに御理解をお願いしたいと思います。
○議長(
石田浩司君) 19番
井上あけみさん。
◆19番(
井上あけみ君) 自主的な判断でという新庁舎検討市民委員会の回数増加については市長の答弁がありましたけれども、具体的なスケジュールっていうのが出てるんですけども、最初の1回目で。それが、例えば、スケジュールはこの際、一応めどとしては、どういうふうなめどをもって回数を増やしたのか、中間報告に何を期待してるのかっていう、何を期待されてるのかということについては答弁がなかったので、答弁をお願いしたいと思います。 それからあと、国がというよりも、県と市が独自でラインとは別で考えた、考案したということで、26日の岐阜新聞では、岐阜市と
多治見市が 2,000円の上乗せをしますっていう、そういうことが出てまして、先に情報を察知した
多治見市と岐阜市が6月
定例会に間に合うような形で提案されたのかなというふうに理解はするわけですけども、でも、結果的には、県も市も国からのいわゆる協力金というか、そういうものが後から入ってくるので、その分で充てるのか、国からの新型コロナウイルス対策の臨時交付金を、当然その部分をこちらの予算に充てるのではないかというふうに、結果的にはっていうふうに思っているんですけども、そういう理解でよろしいんですか。
○議長(
石田浩司君) 市長
古川雅典さん。
◎市長(
古川雅典君) 新庁舎検討市民委員会中間報告に何を期待するか。新本庁舎の建て替えの科学的な必要性、冷静な議論、そこの中の中間報告を期待をいたします。
○議長(
石田浩司君)
企画部長 仙石浩之さん。
◎
企画部長(
仙石浩之君) 多少繰り返しになると思うんですけれども、国と、何ていうんですかね、国からもらえるから県や市は出さないとか、そういうことではありません。国のほうの単価はもう出して、市は市、県は県で 2,000円にして、上乗せして協力金という形で出しましょうということです。 ちょっと余計なことかもしれませんけど、さらに市が出す 1,000円分については、将来、今年度の地方創生臨時交付金、新型コロナウイルス対策の交付金が来たときには充当することはあるかもしれませんので、結果的に国のお金で払うという形になるかもしれませんけど、現時点ではそういった内示がないので、一般財源でやるということです。あえて言えば、これも余計なことで申し訳ありませんけども、議員が御指摘のように、国のほうは、例えば、1週間で 100回されたら少し上乗せしますよ、 150回されたらさらに上乗せしますよということです。医師一人のクリニックではなかなかできないような数にもなっています。ですから、そういう方にも少しでもいいですから頑張って打ってくださいねというふうでプラスしたいものですから、だから、国のとは別個にもう 2,000円上乗せしますから、1本でも多く頑張ってくださいという意味合いでございます。
○議長(
石田浩司君) 19番
井上あけみさん。
◆19番(
井上あけみ君) 新型コロナウイルスワクチンについては、
多治見市がそれなりの意気込みを持って取り組むという、国がどうであろうが取り組んでいくという決意の思いをお聞きしたわけです。 それで、市長からの答弁としては、新庁舎検討市民委員会に対して中間報告としては、建て替えの科学的な必要性をしっかりと冷静な議論でしていただきたいという、そういうことだったと思うんですけども、この間の2回目だったと思うが、委員長は、建て替えの必要性については皆さんで一致しましたねということを最後にまとめられたわけですけれども、じゃあ、その部分を、もう少し科学的なそういうもので裏づけをしてほしいという、そういうことだったのかなということで、要するに、場所の決定については、もう少ししっかりとした議論を重ねてほしいということで、場所の決定についてのスケジュール的なものというのは、お持ちではないですか。
○議長(
石田浩司君) 市長
古川雅典さん。
◎市長(
古川雅典君) 場所の決定の決定権は、議会の議決ですよね。前回、議案を出して、6か月慎重審議をしていただいて、審議未了、廃案になっていますよね。だから、皆さんの気持ち、目つき、顔色、これ見て出さないと、ばかかって言われますよね。ばかかって。あれができていない、これができていない、市民参加条例に違反する、市民委員会をつくれ、もう言われたことは全部やっていきますよ。全部やっていきます。そのときに、さあ出せよという気配、雰囲気を執行部側は感じないと駄目です。いろんなこの問題をさらに延期をして、政治的に利用しよう、あるいは、政争の具にしよう、ここのところ、地元ミニコミ誌を読むと、そういうような論調が結構、某氏が発言をされています。 もう一つは、この新庁舎検討市民委員会は、市長のかいらいとか、思うようにちゃんと結論出してね、こういうようなことは、僕、市長になってから、どの委員会にもそういう圧力、あるいは、裏から手を回すというようなことをしていません。今回は2分の1議決ではなくて、特別議決ですので、しっかり議論をしていただく。加えて、市議会の本庁舎建設に関する特別委員会は、新たに委員長、副委員長が変わりました。まだ活発な活動が始まったということは聞いておりませんが、新庁舎検討市民委員会は新庁舎検討市民委員会の中で議論をいただく、議会は議会の中で議論をいただく、これをお願いをいたします。 今回、前回言われましたように、市民の声が聞けていない、それの最たるものは、地区懇談会を開いていないじゃないか、こういうふうに僕は言われました。もう強行突破でもいいからやるかという考えは持ちません。持ちません。この後は、新庁舎検討市民委員会がどういう中間報告を出されるのか。それを受けて、議決権を持っている皆さんがどういうふうに動かれるのか。これが最も今回のターニングポイントに来ている、このように捉えております。
○議長(
石田浩司君) 6番 吉田企貴さん。
◆6番(
吉田企貴君) 3号冊6ページ、12番の東京2020オリンピック・パラリンピック出場選手応援費に関して、先ほどの質問に関連して伺いますが、
多治見市からすばらしい選手が輩出されるにあたって、市を挙げて応援する、これに対して極めて共感するものであります。その中で、例えば、懸垂幕であるとか、広報物を発行するということに関しては、時世に鑑みても、恐らく理解が得られると思います。 その中で、今、議論の中にあったパブリックビューイングというものに関して、どうなのかということが当然にして疑問が持たれるのは理解ができるわけです。今の市長、執行部の答弁の中で、やるよという意思は伝わってまいりましたが、例えば、これが議決後に、社会の情勢において、そもそもパブリックビューイングは、全体としてもうやめましょうというような雰囲気になることも当然にしてあるかなとは思います。そういったときでも、それでも
多治見市は頑としてやるんだというような今お考えなのか、当然今はやる決意で臨んではいるけども、情勢に鑑みて柔軟な対応をするという、そういう発想で今いらっしゃるのか、その辺りを確認させてください。
○議長(
石田浩司君) 市長
古川雅典さん。
◎市長(
古川雅典君) 頑としてはやりません。情勢を冷静に判断します。これ常識の問題じゃないですか。だから、これがまたまん延防止等重点措置どころか、緊急事態宣言になって、沖縄県のような状況が岐阜県、あるいは愛知県の中であったときには、それはできる状況ではありません。予算は既決するんだけれど、強行突破じゃないだろうな。保険はちゃんと掛けさせていただきます。責任、判断は、市長が判断をいたします。そういう状況が悪くなったときには行いません。
○議長(
石田浩司君) 15番
若林正人さん。
◆15番(
若林正人君) まず、新型コロナウイルスワクチンについてなんですけど、本市は、皆さん承知のように、個別接種に軸足を置いて、7割から8割そこでやっていくと。今度の上乗せでモチベーションも上がるし、接種機会も拡大するということは非常にいいことだと思ってます。半分持たれるという判断は岐阜市もなんですけども、岐阜県は個別接種を中心にやってこうという方針なんでしょうかということですね。まず、これ1点。 それと、もう一点は、これについては、高齢者、おかげさまで、市長より私のほうが年が上で、70歳くくりで、実は、明日打てるんですよ、私。何も、普通に申し込みました。正面突破で取れました。まあそれはこっち置きまして。 それで、高齢者までは7月末でオーケーだと、済むというスケジュール感をお聞きして、自分のくくりではよかったねでいいんですけど、その後、当然今度12歳以上接種対象になるというと、今まで以上の方が控えてるじゃないですか。そこまで
多治見市
医師会の方の体力、モチベーションがもつか分からんときに、集団接種というときも、もう枠ももう少し拡大しないといけないから、あらゆるツールを使って、資源を使ってやる時代になるでしょう。そうしたときには、先ほど加藤議員も言われたように、今、日本全体で歯科医師ですとか、もう昨今ではすごい話出てますよね。救急救命士ですとか、臨床検査技師だとかが研修を受けて接種をしたらどうとかいう案が出ています。今のところ
多治見市は高齢者枠でしか考えてないでしょうけど、いざ、そういう必要があったときに、やれ講習だとか、そこからやっては遅いんで、やはり並行的にそういう方針も検討はしていっていただかないといけないと思うんですよ。それについてのお考えをお聞きしたいということです。 それから、3号冊4ページ、4番の緊急経済対策関係費について、 3,400万円弱のお金なんですね。要は、皆さん、第5弾ということですね。5%で 3,400万円ぐらいということは、6億 8,000万円ぐらいのうちの5%がこのくらいの数字になるので、これで相当のお金が
多治見市の方にそういう協力金なりで支払いされてるとは思うんですが、独自政策を含めて、
多治見市民はこれで救われてるんでしょうか。その辺のところの認識をお尋ねいたしたいと思います。 それから、もう一点。先ほどから出てます、3号冊6ページ、12番の東京2020オリンピック・パラリンピック出場選手応援費でございますが、過去に本市出身のオリンピアンなり、パラリンピアンは何名おいでか、ちょっと分かりましたら教えていただいて、東京オリンピックって2回しかないんですけど、海外の場合も含めて、応援というものの事例がありましたら、ちょっと教えていただきたいと思います。それが1回目です。お願いします。
○議長(
石田浩司君) 市長
古川雅典さん。
◎市長(
古川雅典君) まず、新型コロナウイルスワクチンに関する岐阜県の方針です。各自治体、市町村において最善の策を取ってほしい。これ以外、以上、以下ありません。これだけの大きな都市ですけれど、個別接種をかなり優先してやっているというようなことについては、平木副知事から大変高い評価をいただいております。 次、救急救命士等の注射の研修。もう再三、僕らは振り回されています。もうひどいもんです。テレビ会議やったって何やったって、そんなことよりも河野太郎内閣府特命担当大臣が一言言う。たくさん打ってるところは、ファイザー社の新型コロナウイルスワクチンどんどん送ってあげるからね。もうふざけるなっていう話です。したがって、こうなればこうなるであろうという予測はつけて動いておりますが、救急救命士が打つというようなことを国が決定をし、それをしっかり要請があれば、消防長を通じて救急救命士に対して、なぜこうなっているのか、こういう状況だからこうするというようなことを言って、十分本人に納得をしてもらって、そういう業務に当たる。
多治見市は、基本的にはそういう姿勢でございます。
○議長(
石田浩司君)
経済部長 長江信行さん。
◎
経済部長(
長江信行君) 緊急経済対策について御質問をいただきました。皆さん御承知のとおり、TAJIMEALGOや美濃焼GO、それから、今回のイエ呑みGOなど、
多治見市独自の緊急経済対策を実施してきております。これで全てが救われているとは思っておりませんが、今までも、それから、これからも現場に出向いて、現場の声をしっかり聞いて、どういった支援を行政にしていただきたいのか、そういう声をしっかり確認をしながら、これからも経済対策を実施していきます。
○議長(
石田浩司君)
環境文化部長 若尾浩好さん。
◎
環境文化部長(
若尾浩好君) 過去にオリンピック・パラリンピックで選手がみえたかということなんですけど、1996年のアトランタオリンピックのマラソン代表で、実井謙二郎さんが、たしか
多治見市出身で出場されています。それ以外ちょっと把握してございませんが、具体的にどういう応援をしたかというのは、ちょっと今現在把握しておりませんので、よろしくお願いします。
○議長(
石田浩司君) 15番
若林正人さん。
◆15番(
若林正人君) そもそも僕は、先ほど
企画部長が、井上議員の質問に、
上乗せ分の国が、国が条件つけて上乗せなんて何を言っとるかなんですよ。本来、主体はもともと地方自治体が主体だからって言って、情報を流さずにきて、勝手に急に振り回してるわけです。本来つけるのであるなら、無条件ですればいいわけですよ、そんなことはね。予防接種法の法律の枠でやってるわけですから。ですから、最終的にそれは来年度のお金で、一般財源からじゃなくて、もう財源変更になると思いますけども、この辺の考えが違っているから、私は、その分は皆さん大変だというのは思います。ただし、現場はドクターたちの、医療関係者の現場なんで、その人たちが1年間、もう1年間以上、患者診ながら、今回の注射も1年以上かかると。普通の人間だったら耐えれませんよ。普段だったら◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯がですよ。そうやってやっていただく。これは、僕、市民として本当にありがたいことと思ってますけど、それ以上にやはりみんなが公平で、
多治見市はスピード感があって、正確で、安全でよかったなと思える結果を出すように、最善の努力をしてください。 それから、
経済部長、ここは県が主導したり、国が決まってますけども、やはりまだまだ続くんで、不公平感、商いだけに限らず、いろんな垣根を超えて、この影響のとこを救える、産業・労働環境のことも含めて、一生懸命よろしくお願いいたします。 最後に、オリンピックです。教育費という予算づけになってますが、教育費であるけども、やっぱり所管はそちらなんですね。これをやることで、まあ教育費というイメージなので、子どもたちにどういう夢を与えるためにやろうとしてますか。それから、税を使ってまでという議論は先ほどちょっとありましたんで、後にしますけども、まず、子どもたちにこれを見せることで、何を期待しますか。
○議長(
石田浩司君) 市長
古川雅典さん。
◎市長(
古川雅典君) 高い頂点には、必ず広い底辺が必要です。若林議員も僕もほぼ同じ年代ですから、1回目の東京オリンピックは、学校のテレビでずっと見て応援をしましたよね。こういうような中で、こういった
多治見市からすばらしい選手が出た。これは、株式会社バロー
多治見店の近くのイトカワジムというところから大河の一滴が生まれる、そういうようなことで、高いスポーツをやるには、いろんな試練、訓練が必要になっていく。こういうようなことも含めて、複合的に教育委員会がしっかり応援をしながら、できれば、実井謙二郎、田中亮明、次のオリンピックの選手が
多治見市から出てもらえるような形、こういうような形でしっかり教育委員会とタイアップをして、子どもの感動、心に残るような形で対応してまいります。
○議長(
石田浩司君) 15番
若林正人さん。
◆15番(
若林正人君) 3回目ですので最後にいたしますが、今のパブリックビューイングの件なんですけど、先ほどいろんな議論を聞きました。吉田議員の話も聞いて、なかなかやってもやらなくても批判を受けそうな事例であることは事実なんで、今度とうしん学びの丘エールでやられるんですね。東濃信用金庫の理事長から会長となられた市原さんがそのリーダーですか。顧問ですか。そういうことも含めて、東濃信用金庫がメインで、バックでやっていただいているという臭いを感じます。これは、やはりもしかしたら、そういうものをパブリックビューイング何とかやろう委員会みたいのをつくって、
多治見市が協賛して何とかという形にしといたほうが、税金を投入して、こんな時期にやるんですよというよりは、何か市民受けが、市民理解も得やすいような気もするんですけど、そういう議論というのはなかったんでしょうか。最後にお願いいたします。
○議長(
石田浩司君) 市長
古川雅典さん。
◎市長(
古川雅典君) 時間が相当迫っています。今言う実行委員会方式というようなことも一つの方法でありましたが、ここはいろいろ議論の結果、
多治見市が市議会にきちっと予算を提出して、
多治見市が主体となってやっていく、そこに後援会、あるいは、近隣の応援をする人たちを呼び戻していこうという結論になりました。
○議長(
石田浩司君) ほかに質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
-------------------------
○議長(
石田浩司君) 次に、議第61号 令和3年度
多治見市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)について質疑はありませんか。 9番
寺島芳枝さん。
◆9番(
寺島芳枝君) 特定健診です。早期発見のため、早期治療のためにということで、強化策ということで増額になっております。具体的な対策と委託先を教えてください。
○議長(
石田浩司君)
市民健康部長 澤田誠代さん。
◎
市民健康部長(
澤田誠代君) 特定健診の受診率がここのところ高止まりというか、ある程度の線まで来て、そこからなかなか伸びない状況が来ております。今まで特定健診の受診勧奨者の対象を、保険年金課の保健師が特定の方、この方っていうことを決め打ちしながら選定をして、対象者の方に勧奨のはがきとかダイレクトメールを送っておりましたが、その業務を外部委託することによりまして、受診勧奨対象者の選定ですとか、お手紙のデザインの作成ですとか、はがきやダイレクトメールの作成ですとか、データ分析や報告書の作成っていうことがやっていただけて、受診率がアップしたという実態がありましたので、では、
多治見市でもそのようなところを利用したら、もう少しアップできるのではないかということで、今回委託料を予算要求させていただいた次第でございます。
○議長(
石田浩司君) 9番
寺島芳枝さん。
◆9番(
寺島芳枝君) 委託先も、差し支えなければ教えてください。
○議長(
石田浩司君)
市民健康部長 澤田誠代さん。
◎
市民健康部長(
澤田誠代君) 委託先はまだ、これから契約になりますけれども、1社ではございませんので、ある程度のところから見積りを頂きまして、契約を結ぶということにしております。
○議長(
石田浩司君) 9番
寺島芳枝さん。
◆9番(
寺島芳枝君) 分かりました。大変そういう提案もしてきたことなので、しっかり市民の方に寄り添った、あなたのことを思ってるよというような再勧奨をぜひぜひしていただいて、お願いしたいと思います。
○議長(
石田浩司君) ほかに質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
-------------------------
○議長(
石田浩司君) 次に、報第15号 令和2年度
多治見市
一般会計継続費繰越計算書の報告について質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
-------------------------
○議長(
石田浩司君) 次に、報第16号 令和2年度
多治見市
一般会計繰越明許費繰越計算書の報告について質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
-------------------------
○議長(
石田浩司君) 次に、報第17号 令和2年度
多治見市一般会計事故繰越し
繰越計算書の報告について質疑はありませんか。 18番
仙石三喜男さん。
◆18番(
仙石三喜男君) 今回、報第17号と報第20号について、PCBが繰越しされておりますので、この場を借りて少し確認をさせてください。 PCBについては、処理期限が低濃度については令和9年まで、そして、高濃度については令和5年3月末日までに処理することになってますが、今回の事案については、相手方の、処理する業者の火災によるものであるので、これは致し方ない繰越しかなと思いますが、今、本市においてPCBについてどのような内容のものが、どのように保管をされてて、この状況にあるのか、少しお尋ねをさせていただきます。これが一点。 2点目といたしまして、もう一点の潮見公園トイレの外壁タイル工事についてでございますが、事故繰越しということでございますが、
コロナ禍で令和2年度は市民参加によるタイル張りモザイクアート制作ができなかったためということで説明が書かれておりますが、今後の御予定について、もしあればお聞かせいただきたいと思いますが、以上についてよろしくお願いします。
○議長(
石田浩司君)
環境文化部長 若尾浩好さん。
◎
環境文化部長(
若尾浩好君) PCBの処理でございますが、今現在、高濃度のものを今回処理しようというところで、相手方に火災があって、今年度に延びたということでございます。 高濃度のPCBでございますけど、一般会計部分が 170個あります。この後に出てきます病院事業会計分が59個ございます。あと、企業会計などでは載っておりませんが、水道企業会計分が74個、合計 303個ということで、今回処理しようというものでございます。
○議長(
石田浩司君)
建設部長 知原賢治さん。
◎
建設部長(
知原賢治君) 潮見公園トイレの外壁につきましては、昨年の夏に、笠原小学校でありますとか、モザイクタイルミュージアム、そういったところで市民参加の下でということで考えておりましたが、
コロナ禍というところでございましたので、それを延期をさせていただいたというところでございます。今年度も現状であればかなり難しいというところでございますが、我々としては、夏、8月ぐらいに大きな会場をお借りしながら、地元の小学校、中学校の方とか、あと、地元の自治会の方とか、そういった形で参加していただけるような形で今、模索をしているところでございます。
○議長(
石田浩司君) 18番
仙石三喜男さん。
◆18番(
仙石三喜男君) まず、潮見公園については、本当に年々すばらしい公園になっていることは、私も捉えているところでございます。そういう中でトイレができて、あのすばらしいトイレができて、皆さんも非常に喜んでいただいてると思うところでございます。あわせまして、私も以前、一般質問でモザイクタイルということの視点から、早くできればやれればいいなということでありましたが、非常に
コロナ禍で大変な時期ですが、今年はぜひ頑張っていただいて、地元の小学生、中学生の皆さんに御協力いただいてやっていただいて、早く市民の方に披露していただきたいと思いますので、ぜひよろしくお願いしたいなと思います。 それから、PCBについては、今、数を確認させていただきましたけども、例えば、今、高濃度のものがということでございますけども、もし高濃度のものですと、今年には間違いなく業者のほうもやっていただけるような環境になっているのかということを少し確認をさせていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
○議長(
石田浩司君)
環境文化部長 若尾浩好さん。
◎
環境文化部長(
若尾浩好君) 今回、事故繰越しさせていただいた部分につきましては、8月末までには終了する予定で、今現在お願いしてございます。
○議長(
石田浩司君) 15番
若林正人さん。
◆15番(
若林正人君) 今のPCBの件の続きですけども、これは、令和2年度の繰越しなんですね、事故繰越しで。当該委託会社が火事になったから、令和2年度にできなかったから、今、令和3年度に繰越しているわけなんですけど、そこのとこ曖昧だったんですが、今はどうなっているのですか、その会社。ちょっと教えてください。
○議長(
石田浩司君)
環境文化部長 若尾浩好さん。
◎
環境文化部長(
若尾浩好君) 火災事故といっても、全焼とかという火災ではなくて、火災事故が起きたことによって、徐々に処理を行っているんですけど、それがちょっと延びていって、昨年度中にはちょっと無理だという話が3月になって相談がありましたので、その会社自体はしっかりと今は処理して、処理ができるようにちゃんと稼働しているというふうに聞いております。
○議長(
石田浩司君) 15番
若林正人さん。
◆15番(
若林正人君) 3月の割には、なかなか繰り越した金額というのは、ほとんど全額じゃないの。違ったら、また言ってもらえればいいんだけど。それくらいのことで火事も済んで、今は支障はないわけね。保管しとって駄目だから、運搬して外へ出してもらっとるわけで、これがどれだけ続いて、どういうふうになるかという懸念はないのかね。そこだけはっきり教えてください。
○議長(
石田浩司君)
環境文化部長 若尾浩好さん。
◎
環境文化部長(
若尾浩好君) そういった心配はございません。
○議長(
石田浩司君) ほかに質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○議長(
石田浩司君) 次に、報第18号 令和2年度
多治見市
水道事業会計予算繰越計算書の報告について質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○議長(
石田浩司君) 次に、報第19号 令和2年度
多治見市
下水道事業会計予算繰越計算書の報告について質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○議長(
石田浩司君) 次に、報第20号 令和2年度
多治見市
病院事業会計予算繰越計算書の報告について質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
石田浩司君) これをもって質疑を終結いたします。
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△委員会付託
○議長(
石田浩司君) ただいま議題となっております議第57号から議第59号まで、議第60号所管部分及び議第61号は、お手元に配付いたしました議案付託表のとおり、所管の常任委員会へ付託いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議第60号所管部分は、お手元に配付いたしました議案付託表案のとおり、本庁舎建設に関する特別委員会に付託したいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
石田浩司君) 御異議なしと認めます。よって、議第60号所管部分は、議案付託表案のとおり、本庁舎建設に関する特別委員会に付託することに決しました。
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△第14
休会期間の決定
○議長(
石田浩司君) 次に、日程第14、
休会期間の決定を議題といたします。 お諮りいたします。議事の都合により、明日から16日までの12日間は休会したいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
石田浩司君) 御異議なしと認めます。よって、明日から16日までの12日間は休会することに決しました。
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△散会
○議長(
石田浩司君) 以上をもって、本日の日程は全て終了いたしました。 本日はこれをもって散会いたします。 午前11時40分散会
------------------------- 上記会議の顛末を記録し、相違なきことを証するためここに署名する。 令和3年6月4日
多治見市議会議長
石田浩司 多治見市議会議員
仙石三喜男 多治見市議会議員
井上あけみ...