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1. 多治見市議会 2021-05-28
   05月28日－01号

   
   取得元: 多治見市議会公式サイト
   最終取得日: 2022-12-31
   令和　３年　　６月　定例会（第３回）議事日程　令和３年５月28日（金曜日）午前10時開議　第１　会議録署名議員の指名　第２　会期の決定　第３　報第１４号　専決処分の報告について　第４　議第５７号　多治見市税条例の一部をするについて　第５　議第５８号　多治見市介護保険条例及び多治見市国民健康保険条例の一部を改正する条例の一部を改正するについて　第６　議第５９号　多治見市中小企業小口融資条例の一部を改正するについて　第７　議第６０号　令和３年度多治見市一般会計補正予算（第４号）　第８　議第６１号　令和３年度多治見市国民健康保険事業特別会計補正予算（第１号）　第９　報第１５号　令和２年度多治見市一般会計継続費繰越計算書の報告について　第10　報第１６号　令和２年度多治見市一般会計繰越明許費繰越計算書の報告について　第11　報第１７号　令和２年度多治見市一般会計事故繰越し繰越計算書の報告について　第12　報第１８号　令和２年度多治見市水道事業会計予算繰越計算書の報告について　第13　報第１９号　令和２年度多治見市下水道事業会計予算繰越計算書の報告について　第14　報第２０号　令和２年度多治見市病院事業会計予算繰越計算書の報告について　第15　休会期間の決定　　　　（第３から第14まで　提案説明）　　　　　－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－本日の会議に付した事件　議事日程のとおり　　　　　－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－出席議員（２０名）　　　　　　　　　　１番　　　　山田　徹君　　　　　　　　　　２番　　　　片山竜美君　　　　　　　　　　３番　　　　玉置真一君　　　　　　　　　　４番　　　　城處裕二君　　　　　　　　　　５番　　　　奥村孝宏君　　　　　　　　　　６番　　　　吉田企貴君　　　　　　　　　　７番　　　　佐藤信行君　　　　　　　　　　８番　　　　渡部　昇君　　　　　　　　　　９番　　　　寺島芳枝君　　　　　　　　　１０番　　　　古庄修一君　　　　　　　　　１１番　　　　柴田雅也君　　　　　　　　　１３番　　　　若尾敏之君　　　　　　　　　１４番　　　　三輪寿子君　　　　　　　　　１５番　　　　若林正人君　　　　　　　　　１６番　　　　林　美行君　　　　　　　　　１７番　　　　加藤元司君　　　　　　　　　１８番　　　　仙石三喜男君　　　　　　　　　１９番　　　　井上あけみ君　　　　　　　　　２０番　　　　石田浩司君　　　　　　　　　２１番　　　　嶋内九一君　　　　　－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－説明のため出席した者の職氏名　　　　　　　　　市長　　　　　　　　　古川雅典君　　　　　　　　　副市長　　　　　　　　佐藤喜好君　　　　　　　　　教育長　　　　　　　　渡辺哲郎君　　　　　　　　　副教育長　　　　　　　高橋光弘君　　　　　　　　　企画部長　　　　　　　仙石浩之君　　　　　　　　　総務部長　　　　　　　富田明憲君　　　　　　　　　福祉部長　　　　　　　鈴木良平君　　　　　　　　　市民健康部長　　　　　澤田誠代君　　　　　　　　　経済部長　　　　　　　長江信行君　　　　　　　　　環境文化部長　　　　　若尾浩好君　　　　　　　　　都市計画部長　　　　　細野道仲君　　　　　　　　　建設部長　　　　　　　知原賢治君　　　　　　　　　水道部長　　　　　　　村瀬正一君　　　　　　　　　消防長　　　　　　　　加藤　繁君　　　　　　　　　会計管理者　　　　　　藤井　憲君　　　　　　　　　監査委員事務局長　　　　　　　　　併選挙管理委員会書記長　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　加藤泰治君　　　　　－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－職務のため出席した事務局職員　　　　　　　　　事務局長　　　　　　　柚木崎　宏　　　　　　　　　書記　　　　　　　　　臼武徹也　　　　　　　　　書記　　　　　　　　　虎澤智子　　　　　　　　　書記　　　　　　　　　宮地久子　　　　　　　　　書記　　　　　　　　　阪野広紀　　　　　－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－ △開会　　　　午前10時00分開会 ○議長（石田浩司君）　ただいまから、令和３年第３回多治見市議会定例会を開会いたします。　直ちに本日の会議を開きます。　　　　　－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－ △故　松浦利実議員に対する弔意 ○議長（石田浩司君）　日程に入るに先立ち、去る５月17日、逝去されました故　松浦利実さんの御冥福を祈るため、黙祷を行います。　全員、起立をお願いいたします。　　　〔全員起立〕 ○議長（石田浩司君）　黙祷を始めます。黙祷。　　　〔黙祷〕 ○議長（石田浩司君）　黙祷を終わります。御着席ください。　この際、弔意を表わすため、若林正人さんから発言の申出がありますので、特に発言を許可いたします。15番　若林正人さん。　　　〔15番　若林正人君登壇〕 ◆１５番（若林正人君）　本市市議会議員松浦利実さんが、去る５月17日、御逝去されました。謹んで御冥福をお祈り申し上げます。私は、皆様の御賛同を頂き、議員一同を代表して、心から哀悼の言葉を捧げます。　松浦さん、あなたと私は、平成19年４月、統一地方選挙で多治見市議会議員に初当選を果たしました。あなたが50歳、私が55歳でした。この地に移住してきた新住民と言われる私とは違い、あなたは生粋のネイティブの多治見人であり、若くしての青年団活動、消防団活動等々を通じての知名度も高く、また、市民活動、まちづくりを通じて行政とのつながりも強く、我々同期の者にとっては羨望の的であり、よき指南役でもありました。　以来14年、同士として同じ道を歩み、あなたからは多くのことを学び、苦難のたびごとに支えていただきました。あなたを語るとき、その行動力には誰もが驚かされてきましたが、私には何よりも世話好きで面倒見がよく、常に笑顔の絶えない利実君の姿が真っ先に目に浮かびます。　最近は病のため、思うように自らの意思、考えを伝えることの難しさに悩み、苦しむ姿を身近にして見てまいりました。何らの対応もできなかったことを、個人としても組織としても、残された宿題として捉えなければなりません。　松浦さんは、議員定数削減において大きな功績を残されました。誰もが避けて通りたい懸案に対して、議員定数特別委員長として、内外からの火の粉を浴びながらも見事に采配をふるっていただきました。議会にとっても、多治見市にとっても、まさにこれからの人財でありました。　松浦さん、今日、あなたの机には一輪の花が飾られております。そこには、腕を組み、じっと瞑目しながら何かを考えているあなたの姿があります。「ゆく河の流れは絶えずして」と申しますが、あまりにも早い旅立ちでした。残念ではありますが、ナイスガイ松浦利実のふるさと愛と、男としての生き様は、しっかりと我々の胸の奥に刻まれております。　そして今、あなたが長い間まいてこられた種があちこちで花をつけ出しています。その花がどんどん増え続けることを念じつつ、在りし日の面影をしのび、追悼の言葉といたします。　令和３年５月28日、議員代表若林正人。　　　　　－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－ △諸般の報告 ○議長（石田浩司君）　次に、諸般の報告についてはお手元に配付いたしましたので、御了承願います。　以上で、諸般の報告を終わります。　　　　　－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－ △議会運営委員会委員の変更 ○議長（石田浩司君）　次に、議会運営委員会委員の変更を報告します。　去る５月18日、奥村孝宏委員、若林正人委員から議会運営委員会委員の辞任願が提出されたことに伴い、翌19日、多治見市議会委員会条例第８条第１項ただし書きの規定により、新たに、奥村孝宏さん、古庄修一さんを議長において指名いたしましたので、御報告をいたします。　　　　　－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－ △第１　会議録署名議員の指名 ○議長（石田浩司君）　日程第１、会議録署名議員の指名を行います。　本日の会議録署名議員は、会議規則第87条の規定により、議長において、16番　林　美行さん、17番　加藤元司さんの両名を指名いたします。　　　　　－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－ △第２　会期の決定 ○議長（石田浩司君）　次に、日程第２、会期の決定を議題といたします。　お諮りいたします。今定例会の会期は、本日から６月28日までの32日間としたいと思います。これに御異議ありませんか。　　　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長（石田浩司君）　御異議なしと認めます。よって、今定例会の会期は、本日から６月28日までの32日間とすることに決しました。　　　　　－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－ △第３　報第14号から第14　報第20号 ○議長（石田浩司君）　この際、日程第３、報第14号から日程第14、報第20号までを一括議題といたします。　　　　　－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－　　　　　　　　　　　　　〔議案掲載省略〕　　　　　－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－ ○議長（石田浩司君）　提出議案に対する市長の説明を求めます。　市長　古川雅典さん。　　　〔市長　古川雅典君登壇〕
   ◎市長（古川雅典君）　令和３年第３回多治見市議会の定例会の開会に当たり、市議会議員の皆さんには御参集を賜りました。　初めに、松浦利実市議会議員、本年４月に65歳になったばかりです。本当にあまりに早い逝去に心よりお悔やみを申し上げます。　平成19年の４月初当選ですので、私とは同期です。市長初当選になったのと、松浦議員が市議会議員でここの議場に入ってこられたのは全く同期です。私自身は、松浦利実議員のお父様、文雄元市議会議長とも懇意にさせていただきました。非常に豪放磊落、特に市之倉分団を率いて、消防団、地域の自治活動については本当に熱心に活動をされました。２年半の闘病生活でした。愛知医科大学病院にお見舞いに行った際も、本当に元気に振る舞っていらっしゃいました。直前の５月の臨時会、相当つらそうでしたが、しっかり登庁し、自ら投票、１票をしっかり投票をされました。　本日、奥様、美登利さんと意見交換をさせていただきました。ぜひとも市議会議員の皆さん、私ども執行部についても、御遺族の手助け、困ったときにはみんなで力を合わせるというようなことをお願いいたします。　松浦議員とは非常に馬が合いました。議員定数の削減の際も、彼は逃げませんでした。今後は、どんなことにおいても真剣に議論をする。そして、真剣に結論を出していく、議決をしていく、これが市議会議員の皆さんに課せられた最も大きな使命です。松浦利実議員の死を無駄にしないためにも、しっかりとした情報提供を今後とも皆さんに発信をいたします。　それでは、議案に入ります前に、これまでの臨時会以降の経過について、簡単に御報告を申し上げます。　初めに、こけいざん森の家に関して、５月臨時会表決後から本日までの経緯について説明いたします。　５月13日木曜日、これは５月臨時会の表決の日です。この日の朝、長江経済部長から、こうした報告がありました。理事の１名及び市議会議員の１名から、３点の報告があったと報告を受けました。１、民事調停を取り下げる、２、ＮＰＯ法人が施設の無償譲渡を受ける、３、代表理事を交代する等の調整がついたとの話を受けました。　この報告を受け、本会議の、この市議会の席上においても、合意が確認をすることができれば、第７条の要項を使って訴訟の提起は行わない、こういうようなことを議会の皆さんにお約束をいたしました。この間、市議会議員の皆様には、多くの御尽力を頂きました。心より感謝を申し上げます。　この日の朝、施設の鍵、こけいざん森の家の鍵１つが返却をされました。これ自身は、市長として、経済部として、合意の第一歩と期待をいたしました。　後日、文書が届けられました。「５つの鍵の１つを返却しただけ」、この書面を見て、私は唖然としました。極めて遺憾です。　そして、５月18日火曜日、市としては、民事調停の取り下げを最低限の条件と考えておりましたが、これが実現しなかったため、訴訟の提起をせざるを得ないという判断をせざるを得ませんでした。　このため、５月18日火曜日、第１回の調停期日に出廷をし、訴訟において解決を図る方針である旨を述べました。併せて同日、弁護士を通じて、岐阜地方裁判所多治見支部に訴状を提出いたしました。　これまでの経緯について、市の公式のコメントは、以下のとおりでございます。　合意点を求めて、双方最後まで話合いを行いましたが、提訴せざるを得なくなり極めて残念です。今後は、法廷の場で市の正当性をしっかり述べてまいります。　以上が、こけいざん森の家の本日までの経緯です。　次に、新型コロナウイルスワクチン接種の最新情報について、報告をいたします。　１、医療従事者の接種。医療従事者の新型コロナウイルスワクチン接種はおおむね１回目の接種が終了し、６月上旬には２回目の接種が終わる予定です。　２、予約について。開業医で行う個別接種の予約は、80歳以上の方を５月12日から始め、年齢区分ごとに予約を始めています。公共施設での集団接種についても、５月27日から70歳以上の方の予約を開始しました。　３、接種状況について。個別接種は、５月19日以降、準備ができた開業医から始まっています。５月23日日曜日時点で、高齢者施設も含め約 3,100人、率として 8.9％の１回目の接種が終了しています。　４、新型コロナウイルスワクチンの状況です。今まで不十分であった新型コロナウイルスワクチンが、先週末に新たに約２万 3,000回分到着しました。６月末までに高齢者向けの十分な新型コロナウイルスワクチンが到着することが確定し、今週後半からは接種を加速してまいります。　５、接種の体制について。重症化が心配される高齢者を７月末までに打ち終わることが、医療体制の逼迫化を防ぐこととなります。多治見市医師会に個別接種の回数を１割多くしていただくようにお願いをいたします。これで、当初７割がクリニック接種、３割が集団接種でしたが、さらに加速をしていただいて、８割がクリニック接種、２割が集団接種、こういうような比率に進化をしてまいります。増加する分を休日返上や診療時間外に接種していただく開業医には、国の上乗せの単価にさらに 2,000円の上乗せをするよう補正予算に計上をいたしました。　６月と７月の集団接種についても、多治見市医師会、特に県立多治見病院や多治見市民病院の御協力により、会場数や各会場での接種回数を増やし、７月末までに完了できるよう体制を整えています。　６、キャンセル対応です。接種当日のキャンセル等により、余った新型コロナウイルスワクチンの廃棄が問題となっています。開業医から要請があった際は、65歳以上の接種を原則とし、どうしても代わりが見つからない場合は、幼稚園、保育園、小学校、中学校の先生や学校給食調理員、集団接種に従事する市職員が直ちに連絡を受け、無駄のないような対応と名簿作りを完了しております。　引き続き、多治見市医師会の協力の下、安全を第一とし、スムーズにかつ確実に希望される方に接種できるよう、全庁的な体制で取り組んでまいります。　補正予算関係で、特に東京オリンピック男子ボクシングフライ級日本代表の多治見市出身、田中亮明選手の試合をパブリックビューイングで応援、懸垂幕やのぼり旗で応援機運を高めるようという意図から 186万円を計上しております。　では、議案の概要に入ります。　本定例会には、専決処分の報告１件、条例３件、補正予算２件、繰越計算書の報告６件、合計12件を提案しております。　最後に、新型コロナウイルスワクチンの接種に係る考え方について、ここで御提起をさせていただきます。　近年、エッセンシャルワーカーなる言葉が通っています。一般的には、医療従事者、介護従事者。エッセンシャルとは必要不可欠、絶対に必要なものというような議論でございます。　私自身は、余った新型コロナウイルスワクチンを廃棄しないためにも、一般接種が始まったときの優先順位を挙げるべきだということで、次のように提案をさせていただきます。　一般接種の最優先の中に、本市の幼稚園、保育園、小学校、中学校の教職員、あるいは保育士を優先させる。学校給食に従事する職員を優先させる。ごみ収集の職員に優先接種をする。そして、これから集団接種が行われますが、保健センターの職員だけではなくて、一般行政職の多くの職員が従事します。こういった職員を一般接種に先駆けて接種をさせる。これが、まさにエッセンシャルワーカーと、市長として議会の皆さんに御意見を頂きたく提案をさせていただきます。　この考え方は、岐阜県市長会、全国市長会を通じて東京に発信をしておりますが、いまだに返事はなしのつぶてです。岐阜県の堀健康福祉部長は、その考え方はとってもいいんじゃないか、こういうようなことですが、最近、このことについての報道が、内緒で隠れて打っている、市長だけ、あるいは幹部だけ先に隠れて打っているがごとくの報道がございます。　ぜひとも、揺り籠から墓場まで、ここの中でも最も重要な職務を行っていますさきに述べた職員を一般接種の優先順位を上げていく、これがひいては多治見市の幼稚園、保育園、小学校、中学校の子どもの命を守っていく。ごみの収集が止まったら、まちは大パニックになります。こういうような議論をしっかり行って、そこで異議がなければその方策は採っていいというのが、ここのところの一般的な新聞報道でございます。　ぜひとも本会議の質疑、あるいは一般質問等で御意見を賜りたい、このようにお願いを申し上げます。　失礼いたしました。報告が少し漏れております。　市職員に新型コロナウイルス感染症の陽性者が発生いたしました。これを受けて、市の緊急対策本部会議を行い、５月24日月曜日、多治見市職員等緊急事態宣言を発出しました。市職員等とは、公益財団法人多治見市文化振興事業団、社会福祉法人多治見市社会福祉協議会、市業務に携わる人間に対して、さらに緊張感を持ってもらうようにこの宣言を出しました。　もう一つ、本市職員の中で陽性者が出た中で、極めてグレーゾーンの人間がいました。保健所では濃厚接触ではないからということで、ＰＣＲ検査の対象になりませんでしたが、多治見市の緊急対策本部会議の中で、やっぱりグレーゾーンも有料で検査をしよう、有料も個人負担ではなくて市費、公費でＰＣＲ検査をしよう。実は、ＰＣＲ検査のキット及び検査機械を多治見市民病院が購入をしています。これを使えば、摂取して約２時間でプラスかマイナスか一気に分かるというようなことで、今回、７名のグレーゾーンの職員のＰＣＲ検査を行いました。　今後とも、市の業務を継続していく中では、こうしたツールを使ってしっかり早期発見、早期対応をしていく、このように考えております。　御報告と、私自身の優先順位の考え方について最後に述べさせていただきました。　それでは、議案の詳細については、総務部長が説明をいたします。 ○議長（石田浩司君）　引き続き、総務部長に議案の詳細について説明を求めます。　総務部長　富田明憲さん。　　　〔総務部長　富田明憲君登壇〕 ◎総務部長（富田明憲君）　議案の詳細を説明させていただきます。よろしくお願いいたします。　議案集１号冊の１ページをお開きください。３号冊議案説明資料も、１ページをお願いします。　初めに、報第14号　専決処分の報告についてでございます。　土地貸付料の未収金の権利放棄について、令和３年５月18日に専決処分いたしましたので、御報告するものです。　債務者は市内の中古車解体業者で、排水管用に市有地約２メートルを貸し付けていましたが、この貸付料が未納となっていました。時効期間が満了したため、権利を放棄したもので、金額は３年分で 306円でございます。　次に、２ページをお願いします。　議第57号　多治見市税条例の一部を改正するについてでございます。　３号冊１ページで改正内容を説明いたします。　令和３年度税制改正のうち、５月臨時会で専決処分の承認を頂いた部分以外の部分の改正となります。改正内容は主に３点です。　（１）、（３）、（４）が関連で、国外居住親族に係る扶養控除の適用について、国外で一定以上の所得のある親族でも控除対象とされていることを適正化するため、令和６年度分以後の個人市民税から、国外に居住する親族の扶養控除については、30歳以上70歳未満の者は原則として適用対象外となります。これに伴い、個人市民税の均等割・所得割の非課税の判定に用いる扶養親族についても、扶養控除の取扱いと同様とするものです。　（２）は、個人市民税の寄附金税額控除について、特定公益増進法人等に対しての寄附であっても、出資業務に限定して募集されたような寄附金は除外するもの。　（５）は、個人市民税の医療費控除について、いわゆるセルフメディケーション税制として、特定の医薬品を購入した場合に受けられる特例の適用期限を５年延長して令和９年度までとするものでございます。　施行日は、寄附金税額控除と医療費控除に関する部分が令和４年１月１日、国外の扶養親族の取扱いに関するものが令和６年１月１日となっております。　次に、１号冊４ページをお願いします。　議第58号　多治見市介護保険条例及び多治見市国民健康保険条例の一部を改正する条例の一部を改正するについてでございます。　新型コロナウイルス感染症の影響で収入が減少した被保険者等に対して、昨年度と同様に令和３年度中に納期限が設定される介護保険料及び国民健康保険料の減免を行うものです。　昨年６月定例会で御議決いただいた一部改正条例の附則の部分を改正するため、一部改正条例の一部改正という形になります。　施行日は、公布の日でございます。　次に、１号冊６ページ、３号冊２ページをお願いします。　議第59号　多治見市中小企業小口融資条例の一部を改正するについてでございます。　融資の際の審査が他の機関と重複していること等の理由により、多治見市中小企業小口融資審査委員会を廃止するものです。　なお、市の小口融資のほかに県の小口融資の制度があり、県の融資のほうが利用されやすいこともあって、平成22年度以降、市の融資への申込みはなく、同審査委員会は開催されていない状況です。　そのほかに、税制改正等に伴う所要の改正を合わせて行います。　施行日は、令和３年７月１日でございます。　次に、２号冊１ページをお願いします。３号冊は３ページです。　議第60号　令和３年度多治見市一般会計補正予算（第４号）でございます。　歳入歳出予算の総額に３億 6,990万 4,000円を追加いたしまして、歳入歳出予算の総額を 423億 2,800万 8,000円とするものです。　それでは、歳出予算の内容とその財源について、３号冊４ページからの主要内容により説明させていただきます。　コロナ対策事業は、３番、４番、10番、11番です。　１番から順に御説明いたします。　１番の美術振興基金積立金は、株式会社東濃新報社様から36万円の寄附を頂き、これを美術振興基金に積み立てるものです。　２番の新本庁舎建設事業費は、新本庁舎検討市民委員会の委員謝礼金等について、当初予算では４回分を計上していましたが、これまでの開催状況から８回分に増やすため、26万 4,000円を増額するものです。　３番の新型コロナワクチン接種事業費は、新型コロナウイルスワクチン接種の個別接種において医療機関へ支払う単価は国で統一されているところですが、高齢者への接種を７月末に終えるためには医療機関の一層の協力が必要なことから、岐阜県において、平日の診療時間外及び休日に個別接種を行う場合には、７月末までに限り、１回当たり 2,000円を上乗せする制度を検討中との情報を得ています。本市においても、多治見市医師会に協力をお願いしている中で、これに対応することとし、県補助金２分の１を財源に予算化するものです。予算額は、接種１万回分の 2,000万円でございます。　４番の緊急経済対策関係費は、飲食店への県の時短要請協力金、４月26日から５月31日までの第５弾の分に対する市町村負担５％分の 3,398万 8,000円です。　５番の駅南市街地再整備事業費は、駅南再開発事業において、国庫補助金の前倒しの内示があったことなどにより、事業費で３億円を増額いたします。財源には、国・県補助金と市債を充ててございます。　６番の消防本部資機材等整備費は、消防職員の防火服が傷んでおり、修繕料等に 187万 9,000円を計上いたしました。点検の結果、77着の修繕が必要と判明したことによるものです。　５ページ、７番から９番までは、宝くじのコミュニティ助成事業に採択されたことにより予算計上するもので、７番の非常備消防関係機器購入費は、滝呂小学校の少年消防クラブが訓練用水消火器と消防用はっぴを購入する事業に68万 6,000円、８番の災害出動関係費は、消火活動を向上させるため、各消防団に小型ポンプ用簡易流量計を配備する事業に 108万 9,000円、９番の自主防災隊防災活動関係費は、滝呂区町内会に地域防災組織育成事業として地域の防災倉庫の備蓄資機材購入費の助成 200万円でございます。　10番の小学校教育活動支援事業費と11番の中学校教育活動支援事業費は、昨年度と同様に、学校で修学旅行のキャンセル料が発生した場合に、その一部を補助するもので、小学校費が 237万 5,000円、中学校費が 540万円です。　６ページ、12番の東京2020オリンピック・パラリンピック出場選手応援費は、東京オリンピックに本市在住の田中亮明選手がボクシング男子フライ級に出場することから、市を挙げて応援するため、パブリックビューイング等の経費 186万 3,000円を計上いたしました。　７ページをお願いします。　一般財源の内訳です。　新型コロナウイルス対策事業には、財政調整基金の災害留保分を 5,176万 3,000円、それ以外には、繰越金を 1,671万 5,000円充ててございます。　次に、２号冊に戻っていただき、13ページをお願いします。　議第61号　令和３年度多治見市国民健康保険事業特別会計補正予算（第１号）でございます。　歳入歳出予算の総額に 319万 9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を 108億 9,433万 7,000円とするものです。　補正の内容は、３号冊８ページを御覧ください。　１番、特定健康診査等事業費が 319万 9,000円です。特定健診受診率が伸び悩む中、新たな未受診者対策として、受診勧奨を事業者に委託する事業で、県の特別調整交付金を財源としてございます。　９ページをお願いします。　新型コロナウイルス対策事業の予算について、財源を含めて整理しています。今回の補正予算で 6,176万 3,000円を追加して、合計で13億円超えとなります。今回の補正予算の財源には、財政調整基金を活用していますが、国の臨時交付金等が新たに交付された場合は、今後の補正予算で財源更正を検討してまいります。　10ページをお願いします。　財政判断指数は、償還可能年数が 0.1年悪化いたします。これは、駅南再開発事業で起債を増額するためでございます。　次に、１号冊に戻っていただき、８ページをお願いします。　ここからは繰越計算書の報告が幾つか出てまいりますが、令和２年度から令和３年度へ予算を繰り越したものの計算書です。　まず、報第15号　令和２年度多治見市一般会計継続費繰越計算書の報告についてでございます。　９ページの繰越計算書を調製しましたので、御報告するものです。文化会館改修整備事業等の３事業で、翌年度への逓次繰越額の合計は18億 2,940万 5,830円でございます。　次に、10ページをお願いします。　報第16号　令和２年度多治見市一般会計繰越明許費繰越計算書の報告についてでございます。　11ページから15ページまでの表のとおり、37事業について繰越計算書を調製しましたので、御報告するものです。臨時交付金事業など新型コロナウイルス対策の事業が26件あり、そのほか関係者との協議に時間を要したことによる工事の遅れや、３月補正で繰越を見込んで予算化した事業などでございます。　翌年度繰越額の合計は、15ページにありますように、28億 8,393万 5,238円でございます。　次に、16ページをお願いします。　報第17号　令和２年度多治見市一般会計事故繰越し繰越計算書の報告についてでございます。　17ページの表のとおり、３事業について繰越計算書を調製しましたので、御報告するものです。業者の事情でＰＣＢの廃棄ができなかったことによるものが２件と、市民参加で行う潮見公園トイレの外壁工事が新型コロナウイルス感染症の影響で遅れたものです。　なお、この事業の繰越額は、令和元年度から令和２年度へ繰越明許で繰り越した額の一部でございます。　ＰＣＢの廃棄ができなかった理由でございますが、もともと契約をいたしておりましたが、ＰＣＢ廃棄を行う業者の作業所、工場において火災が発生したことにより、予定どおり執行できなかったということが原因でございます。　翌年度繰越額の合計は、３つ合わせて 938万 4,879円です。　次に、18ページをお願いします。　報第18号　令和２年度多治見市水道事業会計予算繰越計算書の報告についてでございます。　19ページの表のとおり、２事業について繰越計算書を調製しましたので、御報告するものです。配水管布設替工事における、県工事との工程調整等による工事の遅れなどでございます。　次に、20ページをお願いします。　報第19号　令和２年度多治見市下水道事業会計予算繰越計算書の報告についてでございます。　21ページの表のとおり、７事業について繰越計算書を調製しましたので、御報告するものです。管渠埋設工事等で、関係者との調整に時間を要したこと等による工事の遅れでございます。　次に、22ページをお願いします。　報第20号　令和２年度多治見市病院事業会計予算繰越計算書の報告についてでございます。　23ページの表のとおり、２事業について繰越計算書を調製しましたので、御報告するものです。一般会計と同様に、ＰＣＢの廃棄ができなかったことによる事故繰越しでございます。　私からの説明は以上でございます。　　　　　－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－ △第15　休会期間の決定 ○議長（石田浩司君）　日程第15、休会期間の決定を議題といたします。　お諮りいたします。議事の都合により、明日から６月３日までの６日間は休会したいと思いますが、これに御異議ありませんか。　　　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長（石田浩司君）　御異議なしと認めます。よって、明日から６月３日までの６日間は休会することに決しました。　　　　　－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－ △散会 ○議長（石田浩司君）　以上をもって、本日の日程は全て終了いたしました。　本日はこれをもって散会いたします。　　　午前10時42分散会　　　　　－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－　上記会議の顛末を記録し、相違なきことを証するためここに署名する。　　令和３年５月28日　　　　　　　　　　　　　　　多治見市議会議長　　　石田浩司　　　　　　　　　　　　　　　多治見市議会議員　　　林　美行　　　　　　　　　　　　　　　多治見市議会議員　　　加藤元司...