多治見市議会 > 2021-03-23 >
03月23日-05号

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  1. 多治見市議会 2021-03-23
    03月23日-05号


    取得元: 多治見市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-31
    令和 3年  3月 定例会(第1回)議事日程 令和3年3月23日(火曜日)午前10時開議 第1 会議録署名議員の指名 第2 承第1号 専決処分の承認を求めるについて 第3 議第1号 多治見駅北送迎バス停車場の設置及び管理に関する条例を制定するについて 第4 議第2号 多治見市ふるさと応援基金条例の一部を改正するについて 第5 議第3号 多治見市手数料条例の一部を改正するについて 第6 議第4号 多治見市福祉医療費の助成に関する条例の一部を改正するについて 第7 議第5号 多治見市介護保険条例の一部を改正するについて 第8 議第6号 指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例等の一部を改正するについて 第9 議第7号 多治見市国民健康保険条例の一部を改正するについて 第10 議第8号 多治見市市道の構造の技術的基準を定める条例の一部を改正するについて 第11 議第9号 多治見市営住宅管理条例の一部を改正するについて 第12 議第10号 多治見市学校給食共同調理場設置条例の一部を改正するについて 第13 議第45号 多治見市職員の特殊勤務手当に関する条例等の一部を改正するについて 第14 議第11号 令和2年度多治見市一般会計補正予算(第8号) 第15 議第12号 令和2年度多治見市南姫財産区事業特別会計補正予算(第1号) 第16 議第13号 令和2年度多治見市土地取得事業特別会計補正予算(第2号) 第17 議第14号 令和2年度多治見市駐車場事業特別会計補正予算(第2号) 第18 議第15号 令和2年度多治見市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号) 第19 議第16号 令和2年度多治見市介護保険事業特別会計補正予算(第3号) 第20 議第17号 令和2年度多治見市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号) 第21 議第18号 令和2年度多治見市下水道事業会計補正予算(第2号) 第22 議第19号 令和2年度多治見市病院事業会計補正予算(第2号) 第23 議第46号 令和2年度多治見市一般会計補正予算(第9号) 第24 議第47号 令和2年度多治見市病院事業会計補正予算(第3号) 第25 議第48号 令和2年度多治見市一般会計補正予算(第10号) 第26 議第20号 令和3年度多治見市一般会計予算 第27 議第21号 令和3年度多治見市南姫財産区事業特別会計予算 第28 議第22号 令和3年度多治見市土地取得事業特別会計予算 第29 議第23号 令和3年度多治見市駐車場事業特別会計予算 第30 議第24号 令和3年度多治見市営住宅敷金等特別会計予算 第31 議第25号 令和3年度多治見市国民健康保険事業特別会計予算 第32 議第26号 令和3年度多治見市介護保険事業特別会計予算 第33 議第27号 令和3年度多治見市後期高齢者医療特別会計予算 第34 議第28号 令和3年度多治見市水道事業会計予算 第35 議第29号 令和3年度多治見市下水道事業会計予算 第36 議第30号 令和3年度多治見市農業集落排水事業会計予算 第37 議第31号 令和3年度多治見市病院事業会計予算 第38 議第49号 令和3年度多治見市一般会計補正予算(第1号) 第39 議第32号 物品供給契約の締結について 第40 議第33号 第7次多治見市総合計画基本計画を変更するについて 第41 議第34号 多治見市の特定の事務を取り扱う郵便局の指定について 第42 議第35号 東濃西部広域行政事務組合の共同処理する事務の変更及びこれに伴う規約の変更について 第43 議第37号 市道路線の廃止及び認定について 第44 議第38号 市道路線の認定について 第45 議第39号 市道路線の認定について 第46 議第40号 市道路線の認定について 第47 議第41号 市道路線の認定について 第48 議第42号 市道路線の認定について 第49 議第43号 市道路線の認定について 第50 議第44号 市道路線の認定について    (第2から第50まで 委員長報告~討論~表決)     -------------------------本日の会議に付した事件 議事日程のとおり     -------------------------出席議員(21名)          1番    山田 徹君          2番    片山竜美君          3番    玉置真一君          4番    城處裕二君          5番    奥村孝宏君          6番    吉田企貴君          7番    佐藤信行君          8番    渡部 昇君          9番    寺島芳枝君         10番    古庄修一君         11番    柴田雅也君         12番    松浦利実君         13番    若尾敏之君         14番    三輪寿子君         15番    若林正人君         16番    林 美行君         17番    加藤元司君         18番    仙石三喜男君         19番    井上あけみ君         20番    石田浩司君         21番    嶋内九一君     -------------------------説明のため出席した者の職氏名         市長         古川雅典君         副市長        佐藤喜好君         教育長        渡辺哲郎君         副教育長       河本英樹君         企画部長       仙石浩之君         総務部長       富田明憲君         福祉部長       鈴木良平君         市民健康部長     澤田誠代君         経済部長       長江信行君         環境文化部長     若尾浩好君         都市計画部長     細野道仲君         建設部長       知原賢治君         水道部長       村瀬正一君         消防長        加地 哲君         会計管理者      藤井 憲君                    加藤泰治君     -------------------------職務のため出席した事務局職員         事務局長       柚木崎 宏         書記         皆元健一         書記         虎澤智子         書記         宮地久子         書記         阪野広紀     ------------------------- △開議    午前10時00分開議 ○議長(嶋内九一君) これより本日の会議を開きます。     ------------------------- △第1 会議録署名議員の指名 ○議長(嶋内九一君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 本日の会議録署名議員は、会議規則第87条の規定により、議長において10番 古庄修一君、11番 柴田雅也君の両君を指名いたします。     ------------------------- △第2 承第1号から第50 議第44号まで ○議長(嶋内九一君) この際、日程第2、承第1号から日程第50、議第44号までを一括議題といたします。     -------------------------             〔議案掲載省略〕     -------------------------          総務常任委員会審査報告書 本委員会に付託の事件は、審査の結果次のとおり決定しましたので、多治見市議会会議規則(昭和51年議会規則第1号)第 109条の規定により報告します。                 記事件番号件名審査結果承第1号専決処分の承認を求めるについて(所管部分)承認すべきもの議第2号多治見市ふるさと応援基金条例の一部を改正するについて原案可決議第11号令和2年度多治見市一般会計補正予算(第8号)(所管部分)原案可決議第12号令和2年度多治見市南姫財産区事業特別会計補正予算(第1号)原案可決議第13号令和2年度多治見市土地取得事業特別会計補正予算(第2号)原案可決議第20号令和3年度多治見市一般会計予算(所管部分)原案可決議第21号令和3年度多治見市南姫財産区事業特別会計予算原案可決議第22号令和3年度多治見市土地取得事業特別会計予算原案可決議第35号東濃西部広域行政事務組合の共同処理する事務の変更及びこれに伴う規約の変更について原案可決議第45号多治見市職員の特殊勤務手当に関する条例等の一部を改正するについて原案可決議第46号令和2年度多治見市一般会計補正予算(第9号)(所管部分)原案可決議第48号令和2年度多治見市一般会計補正予算(第10号)(所管部分)原案可決議第49号令和3年度多治見市一般会計補正予算(第1号)(所管部分)原案可決 なお、本委員会は、議第20号に対し、次のとおり附帯決議を付すことを申し添えておきます。          附帯決議 区長の成り手不足が加速する中、区長が担う役割は増しています。 市としては、各区の実情を鑑み、自主的な活動を支援されることを求め附帯決議とします。令和3年3月17日多治見市議会議長 嶋内九一様                         総務常任委員長 林 美行     -------------------------          経済建設常任委員会審査報告書 本委員会に付託の事件は、審査の結果次のとおり決定しましたので、多治見市議会会議規則(昭和51年議会規則第1号)第 109条の規定により報告します。                 記事件番号件名審査結果議第1号多治見駅北送迎バス停車場の設置及び管理に関する条例を制定するについて原案可決議第3号多治見市手数料条例の一部を改正するについて原案可決議第8号多治見市市道の構造の技術的基準を定める条例の一部を改正するについて原案可決議第9号多治見市営住宅管理条例の一部を改正するについて原案可決議第11号令和2年度多治見市一般会計補正予算(第8号)(所管部分)原案可決議第14号令和2年度多治見市駐車場事業特別会計補正予算(第2号)原案可決議第18号令和2年度多治見市下水道事業会計補正予算(第2号)原案可決議第20号令和3年度多治見市一般会計予算(所管部分)原案可決議第23号令和3年度多治見市駐車場事業特別会計予算原案可決議第24号令和3年度多治見市営住宅敷金等特別会計予算原案可決議第28号令和3年度多治見市水道事業会計予算原案可決議第29号令和3年度多治見市下水道事業会計予算原案可決議第30号令和3年度多治見市農業集落排水事業会計予算原案可決議第37号市道路線の廃止及び認定について原案可決議第38号市道路線の認定について原案可決議第39号市道路線の認定について原案可決議第40号市道路線の認定について原案可決議第41号市道路線の認定について原案可決議第42号市道路線の認定について原案可決議第43号市道路線の認定について原案可決議第44号市道路線の認定について原案可決議第46号令和2年度多治見市一般会計補正予算(第9号)(所管部分)原案可決議第49号令和3年度多治見市一般会計補正予算(第1号)(所管部分)原案可決令和3年3月18日多治見市議会議長 嶋内九一様                       経済建設常任委員長 柴田雅也     -------------------------          厚生環境教育常任委員会審査報告書 本委員会に付託の事件は、審査の結果次のとおり決定しましたので、多治見市議会会議規則(昭和51年議会規則第1号)第 109条の規定により報告します。                 記事件番号件名審査結果承第1号専決処分の承認を求めるについて(所管部分)承認すべきもの議第4号多治見市福祉医療費の助成に関する条例の一部を改正するについて原案可決議第5号多治見市介護保険条例の一部を改正するについて原案可決議第6号指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例等の一部を改正するについて原案可決議第7号多治見市国民健康保険条例の一部を改正するについて原案可決議第10号多治見市学校給食共同調理場設置条例の一部を改正するについて原案可決議第11号令和2年度多治見市一般会計補正予算(第8号)(所管部分)原案可決議第15号令和2年度多治見市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)原案可決議第16号令和2年度多治見市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)原案可決議第17号令和2年度多治見市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)原案可決議第19号令和2年度多治見市病院事業会計補正予算(第2号)原案可決議第20号令和3年度多治見市一般会計予算(所管部分)原案可決議第25号令和3年度多治見市国民健康保険事業特別会計予算原案可決議第26号令和3年度多治見市介護保険事業特別会計予算原案可決議第27号令和3年度多治見市後期高齢者医療特別会計予算原案可決議第31号令和3年度多治見市病院事業会計予算原案可決議第32号物品供給契約の締結について原案可決議第33号第7次多治見市総合計画基本計画を変更するについて原案可決議第34号多治見市の特定の事務を取り扱う郵便局の指定について原案可決議第46号令和2年度多治見市一般会計補正予算(第9号)(所管部分)原案可決議第47号令和2年度多治見市病院事業会計補正予算(第3号)原案可決議第48号令和2年度多治見市一般会計補正予算(第10号)原案可決議第49号令和3年度多治見市一般会計補正予算(第1号)原案可決令和3年3月18日多治見市議会議長 嶋内九一様                     厚生環境教育常任委員長 若尾敏之     -------------------------          本庁舎建設に関する特別委員会審査報告書 本委員会に付託の事件は、審査の結果次のとおり決定しましたので、多治見市議会会議規則(昭和51年議会規則第1号)第 109条の規定により報告します。                 記事件番号件名審査結果議第20号令和3年度多治見市一般会計予算(所管部分)原案可決令和3年3月12日多治見市議会議長 嶋内九一様                  本庁舎建設に関する特別委員長 石田浩司     ------------------------- ○議長(嶋内九一君) これより委員長の報告を求めます。 最初に、総務常任委員長 林 美行君。   〔総務常任委員長 林 美行君登壇〕(拍手) ◆総務常任委員長(林美行君) それでは、総務常任委員会の審査報告をいたします。 去る3月2日の本会議におきまして、本委員会に付託されました11議案を審査するため、また、去る3月17日の本会議におきまして、本委員会に付託されました2議案を審査するため、3月5日、3月17日に本委員会を開催いたしました。 審査の結果につきましては、お手元の審査報告書のとおり、付託された13議案全て全員一致で承認または可決すべきものと決しました。 それでは、審査の過程において質疑のありました主な内容について、簡単に御報告いたします。 最初に、3月5日に開催した総務常任委員会についてです。 承第1号 専決処分の承認を求めるについては、国の基準額を超えた場合の負担についての質疑があり、最初の接種に係る1人当たりの単価が決まっており、その単価から積算を超えた分は市負担ということであった。令和3年1月20日の全員協議会ではそのような説明をさせていただいた。ただし、その後、超えた部分についても国で負担していただけるということになったとの答弁がございました。 会計年度任用職員の業務内容について質疑があり、事務補助で、保健師となるとの答弁がございました。 議第2号 多治見市ふるさと応援基金条例の一部を改正するについては、ふるさと納税の収支についての質疑があり、平成31年で、市民の寄附額に対して寄附金控除となった額が約1億 5,000万円。対して、市への寄附が 3,710万円あった。返礼品の調達費などの経費を合わせると、収支としては約1億 2,700万円のマイナスとなるが、交付税措置により補填がされるため、最終的な収支は、 1,472万 3,000円のマイナスになるとの答弁がありました。 企業版ふるさと納税と企業誘致について質疑があり、企業から見てかなり有利な制度になっている。企業誘致をいただいた企業や、「やくならマグカップも」に関連した企業も多くあるため、各部署で関係する企業に声をかけていただきたいとの答弁がありました。 議第11号 令和2年度多治見市一般会計補正予算(第8号)(所管部分)については、減収補てん債について質疑があり、減収補てん債は、制度としてこれまでもあった。既存の分について借入れはしていない。今年度に限って新規の項目が追加され、借入れた場合にのみ、基準財政需要額において75%の交付税措置があるため、借入れることにしたとの答弁がありました。 議第12号 令和2年度多治見市南姫財産区事業特別会計補正予算(第1号)、議第13号 令和2年度多治見市土地取得事業特別会計補正予算(第2号)については、質疑はございませんでした。 議第20号 令和3年度多治見市一般会計予算(所管部分)は、歳入において、臨時財政対策債の発行可能額について質疑があり、はっきりとした額は、該当年度の交付税を算定したときに、不足額という形で算出されるため、交付税算定をしないと分からない。令和2年度の発行可能額は12億 7,000万円ほどとなっており、令和3年度は地方財政計画等を基に20億円ほどと見込み、安全率を見込んで、当初予算では16億円を計上したとの答弁がございました。 新型コロナウイルス感染症対策地方減収補填特別交付金について質疑があり、固定資産税と都市計画税において、新型コロナウイルス感染症により特定の期間の減収となった事業用の家屋と償却資産について、令和3年度に限り減額をするという制度において、その減額分について、全て国費で負担するものであるとの答弁がありました。 繰越金について質疑があり、例年、市税の上振れ分を見込んでいるが、令和2年度で減額補正をしているため、当初予算についても例年どおり見込むことができなかったとの答弁がありました。 次に歳出において、人件費で、年次有給休暇、時間外勤務時間と人事配置との関係について質疑があり、人事配置について、年次有給休暇の取得率は参考にしない。一方で、時間外勤務が多い課は把握しており、本当に人員が足りないのか、一時的なものかをヒアリングで確認をしながら、人員配置をしている。ただし、令和3年度の人員配置において、時間外勤務が影響して増員する課はないとの答弁がございました。 2款総務費において、自動車管理費及び庁舎・庁用設備等改良関係費の超小型EVについて質疑があり、導入の目的は、環境配慮に対するPR効果と、将来的に電気自動車で業務を運用することに対して、どういう支障があるのか検証するための実証実験をするためである。 この車は、家庭用のコンセント 100ボルトで充電可能なもので、充電設備が必要なため、電源コンセントの工事費も計上している。また、今回、購入ではなくレンタルに至った経緯は、まだ一般で購入できる状況ではなく、早い段階で導入しようと思うとレンタルしかなかったためであるとの答弁がございました。 子ども権利相談室運営費LINE相談について質疑があり、以前は来庁して相談をするため堅い内容が多かったが、LINE相談では手軽になったため、恋愛相談等で相談員の質を確かめ、相談員が真摯に対応すると、本当の相談に変わっていくパターンが多いとの答弁がございました。 庁内情報化施策推進費のチャットボットの試験導入について質疑があり、おしゃべりするロボットの略である。岐阜県がデジタル化として進め、多治見市も参加する。基礎データをシステムに覚えさせ、質問があった場合に適切な回答を導き出すシステムとなっている。できるだけ精度を高いものにして、市民の皆さんに満足していただけるようにしたいと考えているとの答弁がございました。 自治組織関係費区長活動謝礼金については、謝礼金を設けた理由について質疑があり、区長とやり取りをしながら、区長の仕事や悩みを情報交換し、地域の課題へ取り組む姿を十分見てきている。月1万円の謝礼金で問題が解決するわけではないが、少しでも背中を押せたらいいという思いで提案したとの答弁がございました。 区長会でどのように議論されたかとの質疑に対し、区長会の議題で、区長活動謝礼金については一切上がっていない。区長会の冒頭で、市長から、区長活動謝礼金について提案を予定しているという挨拶はあったとの答弁がございました。 費用弁償ではなく謝礼金とした理由について質疑があり、区長には、市との連絡や市の施策を遂行していく上での協力などをお願いしている。出勤されたから幾らという考えではないとの答弁がございました。 市政協力業務委託料としなかった理由についての質疑には、今回の謝礼金は、区長個人に対して支払うもので、市が総合計画等を進めていく上で、それぞれの地域の現状を把握し、意見を伺っていくことが非常に大切だということで支払うものであるとの答弁がございました。 支払いに対する法的根拠についての質疑に対して、町内会や区については、市役所の下部機関ではない。そのため、市の例規で位置づけて決めるというものではなく、予算の可決が法的な根拠になる。事務手続によりルールを定めるものであるため、規則や条例ではなく要綱で定めることとなるとの答弁がございました。 ふるさと寄附金事務費の魅力ある返礼品について質疑があり、多治見市へのふるさと納付金で、上位10位中、5種類は食料品などとなっている。 地場産品に限るという制限がかけられたため、地場産品として食料品が少ない自治体は、圧倒的に不利になる。そのため、なるべく魅力的なもの、または応援したくなるような事業を提案していくことが必要と考える。「やくならマグカップも」の売り込みなどに使えると考えているとの答弁がありました。 賦課徴収事務費のスマホ決済について質疑があり、既に契約を済ませている。スマホによる決済は、コンビニ決済と一体のもので、これまでコンビニ決済に使っていたバーコードをそのまま活用する。現在は、広報たじみ、あるいはホームページなどでPRをしており、既に問合せも頂いているとの答弁がありました。 土地家屋航空写真調査事業費についてドローンを活用できないかとの質疑があり、今のところドローンを活用し課税につなげるような事例を聞いておらず現実的なものではないとの答弁がございました。 この答弁に対し、ドローンの使用については、検討の余地があると思う。他市の事例がないから使わないのではなく、可能性があるなら検討していただきたいとの要望が出されました。 9款消防費については、応急手当普及関係費救急講習受講者について質疑があり、新型コロナウイルス感染症により、受講者数が大幅に減少している。今後は、バイスタンダーの質を高めるための講習を進めていきたいとの答弁がありました。 北消防署移転整備事業費について質疑があり、令和3年度と令和4年度で切り分けて造成工事を行う予定である。令和3年度は、農業用水路の測量として、現地調査や基準点、平面図や横断測量などの委託を行う予定であるとの答弁がございました。 通信指令管理費の救急指令業務の共同運用について質疑があり、3月末が意向調査の期限となっている。4月以降に市町村長によって決定される。全県一区ができないのなら、東濃5市で仕切り直しというような形になろうかと思うとの答弁がありました。 防災情報提供費の防災行政無線戸別受信機について質疑があり、 100台分の予算を計上している。まずは、防災アプリを普及させていきたい。戸別受信機の購入補助については、令和3年度の中盤過ぎぐらいから進めていこうと考えている。防災アプリの普及状況も見ながら費用負担割合も含め、今後検討していくとの答弁がございました。 タイムライン関係費のタイムラインカンファレンスin多治見について質疑があり、多治見市としての活動も発表することになっている。地域特性を生かした地区タイムラインについて発表する予定だが、これをきっかけに地域でそういったことを考えていただき、命を守る行動につなげてほしいと考えているとの答弁がございました。 また、総括質疑において、新たな自主財源についての質疑があり、ネーミングライツなどについては、継続して考えていきたいと思う。企業版ふるさと納税も当面力を入れていく。自分たちの政策について、市外の企業にアピールしていくことが必要だと思っている。各課で関係している企業には、既に当たっていて、一番成果があるのが、「やくならマグカップも」の関係だと思うとの答弁がございました。 議第21号 令和3年度多治見市南姫財産区事業特別会計予算、議第22号 令和3年度多治見市土地取得事業特別会計予算、議第35号 東濃西部広域行政事務組合の共同処理する事務の変更及びこれに伴う規約の変更について、議第45号 多治見市職員の特殊勤務手当に関する条例等の一部を改正するについて、議第46号 令和2年度多治見市一般会計補正予算(第9号)(所管部分)については、質疑はございませんでした。 なお、自由討議、討論はありませんでした。 議第20号 令和3年度多治見市一般会計予算(所管部分)については、自治組織関係費について附帯決議の動議が出され、区長の成り手不足が加速する中、区長が担う役割は増しているため、市としては、各区の実情を鑑み、自主的な活動を支援されることを求める附帯決議が付されました。 次に、3月17日に開催した総務常任委員会についてです。 議第48号 令和2年度多治見市一般会計補正予算(第10号)(所管部分)については、繰越明許費にしなかった理由について質疑があり、県からの指導があり、令和2年度の補正予算で減額することになったとの答弁がございました。 議第49号 令和3年度多治見市一般会計補正予算(第1号)(所管部分)については、国庫支出金について質疑があり、以前、説明したときと比べ、国の補助金額の上限額が上がり、補助対象も広がったため増額したとの答弁がございました。 コロナ禍後の新生児特別給付金事業の延長について質疑があり、新生児特別給付金事業はコロナ禍が継続していることへの対応であるとの答弁がございました。 新型コロナウイルスワクチン接種会場における市職員の人件費及び労務管理について、 5,292万円という金額は時間に換算すると2万時間分くらいになるがどのような積算をしたかとの質疑があり、ワクチンの集団接種は、土曜日、日曜日に行われることが想定されるため、動員される市の職員には、時間外手当でもって積算をしているとの答弁がございました。 なお、自由討議、討論はございませんでした。 以上で、総務常任委員会の報告といたします。よろしくお願いします。(拍手) ○議長(嶋内九一君) ただいまの報告について、質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕     ------------------------- ○議長(嶋内九一君) 次に、経済建設常任委員長 柴田雅也君。   〔経済建設常任委員長 柴田雅也君登壇〕(拍手) ◆経済建設常任委員長(柴田雅也君) それでは、経済建設常任委員会の審査報告をいたします。 去る3月2日の本会議におきまして、本委員会に付託されました22議案を審査するため、また、去る3月17日の本会議におきまして、本委員会に付託されました1議案を審査するため、3月8日と3月18日の両日に本委員会を開催しました。 審査の結果につきましては、お手元の審査報告書のとおり、付託された23議案全て全員一致で可決すべきものと決しました。 それでは、審査の過程において質疑のありました主な内容について簡単に御報告いたします。 議第1号 多治見駅北送迎バス停車場の設置及び管理に関する条例を制定するについては、管理について質疑があり、都市政策課で継続して管理していく。不具合があった場合は、都市政策課が対応していくとの答弁がありました。 また、(仮称)白山豊岡線の予定地であることについて質疑があり、今後、(仮称)白山豊岡線の事業が進み、工事等で支障となれば、その段階で条例廃止を行うことになるとの答弁がありました。 次に、議第3号 多治見市手数料条例の一部を改正するについては、改正による効果と目的について質疑があり、今回の手数料の改正は、建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律の一部改正に伴うものであり、法改正に伴い追加となる業務の手数料を新設するもので、特に政策的な意図があっての改正ではない。 改正内容において床面積が 300平方メートルから 1,000平方メートルの間と、 1,000平方メートルから 2,000平方メートルの間の二つに手数料を区分することになった。多治見市は、限定特定行政庁のため、一部の建築確認事務を取り扱うことになり、 500平方メートル以下が市の審査対象になる。改正により、 300平方メートルから 1,000平方メートルの間の区分に収まるため、手数料は、全て減額となるとの答弁がありました。 次に、議第8号 多治見市市道の構造の技術的基準を定める条例の一部を改正するについては、オープンカフェやベンチをつくって、ゆっくり滞在できる空間について質疑があり、この法律の改正では、歩道の利用について、そういった利用形態をとってよいということであるとの答弁がありました。 次に、議第9号 多治見市営住宅管理条例の一部を改正するについては、ヘルパー等の使用者について、許可証の発行等について質疑があり、介護の内容によっては長時間駐車されることも想定される。基本的には入居者に申請をしていただいた上で許可をすることになるとの答弁がありました。 次に、議第11号 令和2年度多治見市一般会計補正予算(第8号)(所管部分)については、繰越明許費9番の観光施設整備事業費(タイル収蔵施設改修工事)について質疑があり、笠原クリーンセンターには使用していない広い場所がある。棚を設置するなどの整備をして、笠原中央公民館の地下にある収蔵品を移設するものであるとの答弁がありました。 また、市営住宅施設整備費のうち、南姫団地等の用途廃止に係る解体に伴う工事請負費の増額及び解体後の管理について質疑があり、解体後に全てが空き地となる場合は、総務課などへ所管換えをした後、跡地利用ということが考えられるが、入居者がまだ、みえるところでは、砕石を敷くなどして空き地として管理していくことになるとの答弁がありました。 次に、議第14号 令和2年度多治見市駐車場事業特別会計補正予算(第2号)については、企業債元金償還金について指定管理者納付金の減額に伴う財源更正について質疑があり、駅北立体駐車場の今年度の利用率は12月までの累計で約45%、豊岡駐車場が約78%であり、金額の大半は駅北立体駐車場である。 豊岡駐車場は、年度当たり 299万 1,000円を使用料としていただく。これは、1年間の総売上げから、管理費等相当額 2,157万 4,000円を除いた収益の2割をさらに使用料としていただくルールによるものである。駅北立体駐車場は、毎年度 3,328万 3,000円を使用料としていただくことになっている。豊岡駐車場と同様に、料金収入等から施設運営費相当額 2,500万円程度を差引き、その残額の3割をさらにいただくことになっている。 今回、収入減と申し上げているのは、使用料の約 3,300万円全額をいただけるかどうかという状況にあるということであるとの答弁がありました。 次に、議第20号 令和3年度多治見市一般会計予算(所管部分)については、7款商工費のTMO関係事業費で、多治見まちづくり株式会社、多治見市観光協会及び株式会社華柳の組織統合の検討について質疑があり、それぞれのいいところは十分認識している。弱点をカバーするように進めていきたいと思っている。個々の活動を十分尊重しながら阻害することのないよう、組織形態も含めて検討するとの答弁がありました。 また、多治見まちづくり株式会社、多治見市観光協会及び株式会社華柳の組織連携について質疑があり、「やくならマグカップも」活用推進協議会が布石になるのではないかと思っている。「やくならマグカップも」活用推進協議会の事務局には、多治見市産業観光課のほかに、多治見まちづくり株式会社、一般社団法人多治見市観光協会と株式会社華柳が連ねている。ここで新たな事業展開を図っていきたいとの答弁がありました。 人財育成事業費において、多治見市陶磁器意匠研究所の国内外からの研修生の応募状況及び入所状況について質疑があり、昨年度入所が決まっていた二人は、新型コロナウイルス感染拡大の影響から入国できない状況であったため、今年度の入所扱いとする。新入生は最多で21人を予定しているが、このような状況のため、恐らく外国人の研究生がなかなか入国できないのではないかと思うとの答弁がありました。 また、地場産業技術開発費3Dスキャナー及び3Dプリンター導入後の多治見市陶磁器意匠研究所内での習熟について質疑があり、既に機器は導入している。三人の職員が習熟に努めており、4月にお披露目し、依頼の受入れを開始する予定であるとの答弁がありました。 また、たじみビジネスプランコンテスト事業費のたじみビジネスプランコンテストの評価について質疑があり、現在の新型コロナウイルスの状況で、せっかくファイナルリストになっても、創業ができない状況の方もいらっしゃるが、基本的には開店しないと補助は出さないというルールになっている。これまでのグランプリ受賞者の方は、今もしっかり営業をされており、集客もあり、知名度も高く、中心市街地の活性化にも寄与するような事業形態を展開されているとの答弁がありました。 次に、8款土木費の駅南市街地再整備事業費において、特定業務代行者と、管理運営会社について質疑があり、特定業務代行者は、施設建築物の建築を行う一方、保留床の処分責任を負う。新たに設立を予定している管理運営会社は、保留床や権利床といった床を一括で借受けて、各テナントにサブリースすることで、商業業務棟全体の魅力をアップするための運営をしていくことが役割となるとの答弁がありました。 また、市の出資割合を、3分の1を超えて2分の1未満とする根拠について質疑があり、出資割合を3分の1を超えて2分の1未満とする資本総額の考え方については、 6,500万円が最大と考えている。内訳は、会社設立のための初期投資として 1,500万円程度、1年間の経費として 1,000万円程度を必要とすると考えている。ただ、会社運営が軌道に乗るまでは、いろいろな経費が必要になることを想定し、ある程度の余剰金も必要なため、最大 6,500万円、最低 2,500万円が必要と想定した。 出資割合については、会社法の規定に基づき、持ち株比率に応じて行使可能な権利が定められている。例えば、1人の出資者が発行済み株式総数の3分の1を超える株を保有すると、株主総会特別決議の単独否決の権利が生まれる。多治見駅南地区市街地再開発組合としては、そういう事態は避けたいということで、市以外の単独の出資割合は3分の1以下で調整することを考えている。 市は、管理運営会社の運営に対して、市職員OBも含めて、運営に対する人的な関与はしないが、まちづくりの観点を管理運営会社の運営にしっかりと反映させる必要があるため、市が筆頭株主となり、株主総会でしっかりと意見を反映させていく。持ち株比率が3分の1を超えれば、必然的に市が筆頭株主となるが、持ち株比率が2分の1を超えると、株主総会普通決議の単独可決の権利が与えられる。市は、この権利の責任は重過ぎると判断し、持ち株比率が2分の1を超えない範囲で、市の出資割合を考えていくこととしたとの答弁がありました。 また、まちづくりの観点についてと株主としての責任について質疑があり、駅周辺のにぎわいの創出といった機能をこのビル自体が発揮していかなければならない。本市の都市計画上、中心拠点の核として位置づけられており、完成をもって終了ではなく、完成後に、どのようににぎわいを創出していくかということが非常に重要である。商業ビルであるため、当然民間企業の集合体にはなるが、多額の税金を投入しているため、駅周辺の中心拠点として、また、多治見市全体のにぎわいを創出する核になるということである。当然、利益も追求しなければならないが、同種の企業ばかりを集めることや、地区計画で規制されている施設以外は実質営業が可能であるが、風俗営業法に抵触するような施設を置くことは、まちづくりの観点からいかがなものかということである。ふさわしくないため、市として株主総会の中でしっかり意見を述べていきたいと考えている。 また、会社法に基づき、出資者は有限責任となることから、出資額を超えた金額は、会社がどれだけ負債を抱えても責任が及ばない。会社が倒産した場合、出資金は戻ってこない。責任の範囲の上限は出資額までということになるとの答弁がありました。 また、多治見市の総支出額とペデストリアンデッキ整備について質疑があり、総合計画上、最大で44億円と計上している。再開発事業そのものの総事業費は約 190億円である。その2分の1程度が、国、県、市の補助金、残りは多治見駅南地区市街地再開発組合が保留床を販売して得た収入で賄うというのが事業のスキームである。 ペデストリアンデッキも、工事の形態が再開発事業区域内と区域外の二つに分かれている。多治見駅南北自由通路から、以前あった多治見駅前プラザ・テラの入り口までが再開発事業区域外であるため、そこに市の単独事業、再開発エリアに入ってから建物にタッチするまでのペデストリアンデッキは、再開発事業区域内ということで、4億 5,000万円の部分に該当する。再開発事業区域内が約 192億円、再開発事業区域外を含めると約 198億円になるとの答弁がありました。 また、商業・業務棟3階広場に設置する銅像の製作について質疑があり、大規模な事業であるため、完成記念として銅像を設置したいということである。この地域で銅像の製作ということで、当時考えられたのが神戸峰男先生である。土岐市に生まれ、現在可児市在住であるが、岐阜県立多治見工業高等学校の卒業生である。 大変厳しい財政状況の中で 2,650万円という金額は、いかがなものかという御意見だと思う。当然、全て一般財源を財源にすることは財政上非常に厳しいと考えており、できる限り寄附金を募り、できれば全額寄附で賄えるぐらいの意気込みで、寄附金を募っていこうと考えているとの答弁がありました。 また、既に、昨年4月の岐阜新聞に、市長が駅南市街地再開発事業完成後に神戸峰男先生の作品を設置する計画があることを起工式のときに話した記事が掲載された。その記事を見て、ぜひ寄附をしたいと希望された方があり、現在 850万円の寄附が集まっている。また、4月以降は、ふるさと納税のメニューの一つに追加する。そういった意味では、多治見市だけがお金を出すということではなく、広く御賛同いただける方から寄附金を募って、銅像を建てていこうということである。できるだけ一般財源の負担を減らして、できれば全額寄附で賄いたいということで、市長もトップセールスで寄附のお願いに、今までも回っているが、今後も一生懸命回ると聞いているとの答弁がありました。 次に、議第23号 令和3年度多治見市駐車場事業特別会計予算については、コロナ禍による減収から売上げに連動しての負担割合について質疑があり、指定管理者の駐車場負担金は、豊岡駐車場が 299万 1,000円、駅北立体駐車場が 3,328万 3,000円である。このうちの一部が売上げの減少に伴い、収入の見込みが立たないことを想定したものである。負担割合の見直しは、利用率の減少、もしくは利用が戻ってきた場合を検討しながら、随時設定していきたいと考えているとの答弁がありました。 次に、議第28号 令和3年度多治見市水道事業会計予算については、新型コロナウイルス感染症の影響による減免申請と水道使用量について質疑があり、新型コロナウイルス感染症の影響による減免は現在行っていないため、当初予算には反映していない。徴収猶予という形で対応をしている。水道使用量は令和2年度の現時点での実績では、給水量は前年度より2%程度増えているため、最終的には前年度より 4,000万円ほど収入が増える見込みであるとの答弁がありました。 次に、議第49号 令和3年度多治見市一般会計補正予算(第1号)(所管部分)については、地域公共交通対策関係費について質疑があり、乗務員の人数は、市内の運行会社3社に対し、運輸支局に登録している多治見市の営業エリア内において、2月の段階で3社の合計人数は99名であった。今後、支援していくに当たり要綱を制定する。その中で基準日を設ける予定であり、その基準日は4月1日にしたいと考えている。 実際に運行していただいている地域あいのりタクシーの事業者はこの3社である。今回この3社のタクシー事業者を支援することによって、引き続き継続して運行をしていただきたいということである。今回の支援によって、地域あいのりタクシーの安定な運行につながることを考えているとの答弁がありました。 また、商工業団体育成事業費について質疑があり、市内企業への就業支援の補助制度を創設して実施した。市内の企業は中小企業が多く、従業員の雇用に非常に苦労されていた。多治見市は新型コロナウイルス感染症の影響を受ける前の求人倍率は非常に高いエリアであり、素晴らしい技術を持った企業が多くあるにもかかわらず、かなりお金をかけてもなかなか結果が出ない状況であった。その中で、多治見で働こプロジェクト、多治見で働こフェスが開催され、補助金を出すということも関係したと思うが、30名余の雇用の実現に結びついた。国の臨時交付金の活用により行うわけであるが、この事業を継続していけば、重要な課題である移住定住にも直結して課題解決の一助になると考え、できる限り企業の採用活動を支援していくものであるとの答弁がありました。 また、緊急経済対策関係費、美濃焼販売促進支援事業(美濃焼GO・第3弾)に伴う委託料の追加について質疑があり、美濃焼GOは、多治見陶磁器卸商業協同組合の組合員に限定した制度ではない。前回も合計で83店舗の参加があったが、その中には酒販店や雑貨店、スーパーの参加も含まれている。 ウェブ版陶器市で購入したものを、美濃焼GOでの割引対象とする考えはないとの答弁がありました。 以上が質疑の主な内容です。 なお、議第18号、議第24号、議第29号、議第30号、議第37号、議第38号、議第39号、議第40号、議第41号、議第42号、議第43号、議第44号、議第46号は、質疑はありませんでした。 なお、議第20号 令和3年度多治見市一般会計予算(所管部分)中、8款土木費、4項都市計画費、 086駅南市街地再整備事業費について、自由討議がありました。 また、同じく議第20号 令和3年度多治見市一般会計予算(所管部分)8款土木費、4項都市計画費、1目都市計画総務費、 086駅南市街地再整備事業費の商業業務棟を管理する運営会社と完成記念銅像製作事業について、賛成討論がありました。 以上で、経済建設常任委員会の審査報告といたします。よろしくお願いいたします。(拍手) ○議長(嶋内九一君) ただいまの報告について、質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕     ------------------------- ○議長(嶋内九一君) 次に、厚生環境教育常任委員長 若尾敏之君。   〔厚生環境教育常任委員長 若尾敏之君登壇〕(拍手) ◆厚生環境教育常任委員長(若尾敏之君) それでは、厚生環境教育常任委員会の審査報告をいたします。 3月2日の本会議におきまして本委員会に付託されました21議案を審査するために3月10日に、3月17日の本会議におきまして本委員会に付託されました2議案を審査するために、3月18日に本委員会を開催いたしました。 審査の結果につきましては、お手元の審査報告書のとおり、23議案のうち、承第1号、議第5号、議第6号、議第7号、議第10号、議第11号、議第15号、議第16号、議第17号、議第19号、議第26号、議第27号、議第31号、議第32号、議第33号、議第46号、議第47号、議第48号、議第49号につきましては全員一致で、議第4号、議第20号、議第25号、議第34号につきましては、起立多数で原案どおり承認または可決するものと決しました。 それでは、審査の過程における主な質疑の内容について簡単に御報告いたします。 初めに、承第1号 専決処分の承認を求めるについて(所管部分)は、新型コロナウイルスワクチンの接種について質疑があり、まず、接種地について、国の方針は、原則、住民票所在地の市町村で接種することになっている。ただし、入院中、入所中の方など、やむを得ない理由がある場合については、現居住地で接種することも可能である。 また、仕事等で東京に住んでいらっしゃる方など、申請をすれば居住地で接種することが可能である。また、訪問診療や往診などでも接種が可能である。国からは65歳以上の方の接種は、個別の医療機関での接種を勧めていくという通知を受けている。また、接種会場については、特に、土曜日、日曜日は、感謝と挑戦のTYK体育館やバロー文化ホールを貸切りで行うことが困難であるため、例えば、本庁舎や駅北庁舎を利用していきたいと考えている。また、多治見市民病院には、休診日に協力していただけないかという話をこれから進めていきたいと思っているとの答弁がありました。 次に、議第4号 多治見市福祉医療費の助成に関する条例の一部を改正するについては、マイナンバーカードの利用と個人情報に関する質疑があり、マイナンバーカードを健康保険証として利用することで利便性が向上することになる。マイナンバーカードを健康保険証として利用したくない方は、手続をしなければマイナンバーカードを健康保険証として使うことはできない。国の制度が変わっていく中、一つの自治体だけが国の制度から外れることは不可能である。個人情報の漏えい等について十分に注意を払い、事故が起きないように、業務を行っているとの答弁がありました。 次に、議第5号 多治見市介護保険条例の一部を改正するについては、認知症高齢者等みまもりシール交付事業の周知について質疑があり、認知症高齢者等みまもりシールを、市民の方に知っていただくことが大事なことだと思っているので、認知症サポーター養成講座等を実施する中で周知していきたいと思っている。また、認知症の高齢者の方のために安心声かけ訓練を行っており、今年度は初めてみまもりシールを活用しながら訓練を実施した。今後も積極的に周知をしていきたいと考えているとの答弁がありました。 次に、議第10号 多治見市学校給食共同調理場設置条例の一部を改正するについては、今回の条例改正による調理場で働く方の環境変化について質疑があり、直営であった昭和小近接校対応調理場を、令和3年8月1日から委託化を進めるため、その職員を(仮称)食育センターに集める形になる。市の直営分の食数が増えるため、現在、調理員等の不足分について募集をかけている状況であるとの答弁がありました。 次に、議第11号 令和2年度多治見市一般会計補正予算(第8号)(所管部分)については、障害者外出助成事業費の障害者福祉タクシー助成制度の対象者の見直しについて質疑があり、第8次行政改革大綱で対象者を見直し、令和3年1月現在で 1,211人になっている。1年前の 2,736人と比べると半数近く減ったことになる。主に、身体障がい者では、身体障害者手帳4級の65歳以上の方や市民税非課税の方、知的障がい者では療育手帳B2の方、精神障がい者では精神障害者保健福祉手帳3級の方、また自動車税、軽自動車税の減免を受けている方も対象から外すという見直しを行った結果、半減したとの答弁がありました。 スポーツ振興基金積立金について質疑があり、多治見市運動公園整備の事業費は高額なため少しずつ積み立てていきたい。そのため、今回の補正予算で 5,000万円を計上している。スポーツ振興基金の残高は約1億 300万円で、運用収益を多治見市スポーツ協会への交付金やスポーツ振興の事業に充てているとの答弁がありました。 次に、議第20号 令和3年度多治見市一般会計予算(所管部分)について、2款民生費、保育士の処遇改善と正規職員の配置について質疑があり、保育士の処遇改善につながるものとして園務員を配置した。その園務員は委託から直接雇用になる。また、保育士の配置について、正規の職員はクラス数の人数分を必ず配置するという基準があり、現在は、定数どおりで配置しているが、保育士不足の状況が認められるので、今年度、第5次多治見市定員適正化計画で今後5年間で正規の保育士を5人増やすこととしたとの答弁がありました。 東濃成年後見センターにおける、成年後見制度中核機関運営費と相談支援事業費について質疑があり、今までも東濃成年後見センターに成年後見制度そのものの周知や相談をお願いしている。加えて、国全体の方向は、後見人を選任するコーディネートを行う中核機関を設置するというものであった。今までの東濃5市の方式を生かしつつ、国の意向と合致するにはどうしたらよいか検討し、中核機関を従来と同様、東濃成年後見センターにお願いしたいと考えている。同じ東濃成年後見センターへの委託であるが、予算は、福祉課が主に障がい者を、高齢福祉課が主に高齢者ということで分けているとの答弁がありました。 4款衛生費、母子保健事業推進費について、産前産後のケアにおける今後の展望について質疑があり、保健師や助産師等も一緒になり、切れ目のない丁寧な支援を心がけている。お母さん方はいろいろなことで子育てが困難になっており、様々な問題へと発展していくことが多いと感じるので、今後は初期の段階できちんと支援していかなければいけないと考えている。しかしながら、保健センターだけでは全ての対象者への支援は難しく、子ども支援課や関係機関と連携しながら進めていきたい。特に、子ども支援課の相談員とは、家庭的に困難なケースを把握したら、すぐに妊娠中からでも一緒に訪問したり、その後のサービスにつながるところまで支援をしたりするなど、連携はかなり強まってきている。早期の対応に心がけており、今後もしっかりと進めていきたいと考えているとの答弁がありました。 10款教育費、星ケ台競技場第2種公認継続改修事業費について、第2種公認を継続することの意味とメリットについて質疑があり、第2種公認を継続することのメリットは、トップアスリートが参加する大会が開催できるということである。星ケ台競技場では、中部実業団陸上競技選手権大会が開催されており、市内の中学生や高校生が一緒に競技する貴重な機会となっている。星ケ台競技場があることで、岐阜県春季陸上競技や東濃地区高校総合体育大会、東濃地区高校陸上競技大会など多くの大会が開催されている。また、普段でも市民が利用することができるため、一流のトラックフィールドを使用することで質の高い練習ができていると考えている。競技人口の拡大にも貢献していると考えているとの答弁がありました。 また、今回の改修の詳細について質疑があり、主な改修箇所は、トラックとフィールドの間の半円部分の北側のウレタン舗装の改修や、助走路における地盤沈下部分の改修等である。改修工事以外に機器の購入費等も含まれている。また、第2種公認を継続する更新料は93万円ほどの業務委託費を計上しているとの答弁がありました。 10款教育費、小学校ICT教育整備事業費等について、大型掲示装置の設置教室並びにインターネット環境のない要保護、準要保護家庭へのインターネット環境整備の補助について質疑があり、設置教室は各学校の使用頻度にもよるが、主要教科の一つである理科室を想定している。環境整備については、これまでの調査で全体の7%程度であり、 500世帯程度と考えているとの答弁がありました。 10款教育費、加藤助三郎文書調査事業費について、調査すべき対象の文書数等について質疑があり、この文書の総点数は約4万点、枚数にして約10万枚である。まずデジタルデータ化を行い、その後に文書の調査、目録の作成等を12年かけて行う予定であるとの答弁がありました。 次に、議第25号 令和3年度多治見市国民健康保険事業特別会計予算について、非常事態である現在における基金の活用について質疑があり、多治見市の保険料率は、県が定める標準的な保険料率の指標より低く、本当は上げていかなければならない状況であったが、据え置きとした。この流れの中で、新型コロナウイルス第3波を超えた来年度、どのように状況が収束し、どのように皆様方の経済事情が改善していくのかといった事情を勘案しながら令和3年度の保険料率を定めていくことになる。決算剰余金は基金に繰入れ、改めて基金を取り崩して会計に入れるというのが本来のやり方であるが、ここ数年来、決算剰余金をそのまま次年度の会計に注入しており、基金を活用していることと同じ状況で運営しているとの答弁がありました。 次に、議第26号 令和3年度多治見市介護保険事業特別会計予算について、認知症総合支援事業費の認知症カフェ・コミュニティカフェの実施に関して質疑があり、認知症カフェ・コミュニティカフェについては、こちらから事業者に委託して実施しており、サロン活動とは異なるものである。認知症の方々も含め、サロン活動を行っていただける団体があれば、一般介護予防事業費のサロン活動への助成金を使って実施していただきたいとの答弁がありました。 地域密着型サービス事業所の詳細について質疑があり、地域密着型サービス事業所について、多治見市で一番大きいのは認知症のグループホームである。ほかには、小規模のデイサービス、小規模の特別養護老人ホームである。グループホームは現在11事業所、小規模デイサービスは22事業所、小規模特別養護老人ホームは2事業所であるとの答弁がありました。 次に、議第31号 令和3年度多治見市病院事業会計予算について、一般会計からの補助金、負担金について質疑があり、マイナンバーカードを利用した資格確認のシステム改修を行うに当たり、オーダリングシステムの改修も必要となり、改修費用に総額で1億円必要となった。2分の1の 5,000万円を補助金として支出することと経営支援補助金として 1.7億円を 3.5億円に上乗せしている。また、昨年度、機器購入については、債務負担行為の最終年であったため 2.2億円購入している。その元金の償還が高くなっており、来年度の繰入金が5億 8,571万 1,000円となっている。オーダリングシステムの改修に係る補助金 5,000万円と経営支援補助金 1.7億円の支出、産科開設補助金がなければ 3.5億円に収まっているとの答弁がありました。 次に、議第33号 第7次多治見市総合計画基本計画を変更するについて、第7次総合計画後期計画の範囲内における小中一貫教育校の建設の進捗状況と予算規模について質疑があり、現在の予定では、基本設計、実施設計、仮設校舎の建設まで進めたいと考えている。予算規模については、基本設計・実施設計で約1億 5,200万円、仮設校舎建設で約3億円を予定しているとの答弁がありました。 次に、議第34号 多治見市の特定の事務を取り扱う郵便局の指定について、先日開催された住民説明会での意見等に対する所管課の対応について質疑があり、3月6日に地域説明会を行い、20名ほどの出席をいただいた。説明会の中で頂いた意見に対応すべきことは様々あり、今後、高田郵便局と市民課で行う事務研修の中に取り入れていく。地域の皆さんは反対ではないが、初めてのことなので心配をされていると認識している。例えば、地区事務所であれば、市役所担当課への書類を預かって送達するが、高田郵便局でも同様に預かってくれるのか、市への相談についても連携してもらえるのかという質問もあった。今後、地域の皆さんの心配については高田郵便局にも説明し、連携を図っていきたいと考えているとの答弁がありました。 次に、議第46号 令和2年度多治見市一般会計補正予算(第9号)(所管部分)について、多治見市内における高齢者施設等でのPCR検査の実施予定について質疑があり、今回の補正予算の内容については、高齢者施設や障がい者施設で新型コロナウイルス感染症の陽性者や、濃厚接触者として行政の検査対象になった者が発生した場合に、施設再開、またはサービスを継続していくに当たり、事業者の不安を解消し、事業継続のために行うものであるとの答弁がありました。 体育施設管理費と体育館管理費について、県外の利用者が多いという実情に対する市の方針について質疑があり、利用者について、指定管理者からは市外の方が利用しているという声は聞いているが、市外の方だからということで断るという姿勢はとっていないとの答弁がありました。 次に、議第48号 令和2年度多治見市一般会計補正予算(第10号)について、専決処分とした補正第7号の減額について質疑があり、補助金の関係で、当初、専決処分したときは、3月に高齢者への新型コロナウイルスワクチンの接種が始まるという予定であった。その後、3月中に新型コロナウイルスワクチンが打てなくなり、接種対策費負担金という1回当たりの負担金の支払いが令和3年度以降になる。3月以降になるのであれば、予算を計上し直したほうが分かりやすいということ。また、補助金についても、当初は補助メニューが限られていたが、河野内閣府特命担当大臣から、かかった費用は全額国が負担するという発言があり、補助金の対象も広がった。そのため、専決処分をした予算について調整をさせていただき、令和3年度に改めて計上したとの答弁がありました。 次に、議第49号 令和3年度多治見市一般会計補正予算(第1号)(所管部分)について、生活困窮者自立支援事業費について、生活保護の状況について質疑があり、多治見市の場合、生活保護者の人数は 200人前後で推移している。毎年20人ほどが新たに生活保護になるが、20人ほどが生活保護ではなくなるため、常に 200人前後で推移している。このコロナ禍の状況でもその推移は大幅には変わっておらず、総じて生活保護者数はだんだん減っているという傾向が続いている。生活困窮者支援制度に加えて、市が特別な給付をしていることが役立っているものと考えている。生活保護に至る手前で生活再建ができているということが一番の効果であるとの答弁がありました。 次に、新型コロナワクチン接種事業費について、準備状況について質疑があり、国から通知があり、情報課と協力しながら準備を進めている。多治見市医師会にも説明をさせていただいた。日程は、まだ確定していないが、新型コロナウイルスワクチンの供給状況により、集団接種は6月頃ではないかと予定しており、その前にシミュレーションをしていく予定であるが、具体的なシミュレーションの時期は決めていないとの答弁がありました。 また、3月1日から設置されているコールセンターへの相談について質疑があり、コールセンターへの問い合わせは、現在それほど多くはない。問い合わせの内容は、接種の方法、ワクチンのこと、市外にみえる方からの相談など想定している内容である。コールセンターを開設する前に、コールセンターの業者と何度も打ち合わせを行った。国のマニュアルも参考に市のマニュアルをつくっている。市民の方からの相談を追加していきながら、随時対応できるよう進めているところであるとの答弁がありました。 以上が、質疑においての主な内容でした。 なお、議員間討議は、両日ともありませんでした。 議第4号、議第20号、議第25号、議第34号については、反対討論がありました。 議第20号、議第34号については、賛成討論がありました。 以上で、厚生環境教育常任委員会の審査報告とさせていただきます。よろしくお願いいたします。(拍手) ○議長(嶋内九一君) ただいまの報告について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕     ------------------------- ○議長(嶋内九一君) 次に、本庁舎建設に関する特別委員長 石田浩司君。   〔本庁舎建設に関する特別委員長 石田浩司君登壇〕(拍手) ◆本庁舎建設に関する特別委員長(石田浩司君) それでは、本庁舎建設に関する特別委員会の審査報告をいたします。 去る3月2日の本会議におきまして、本委員会に付託されました議第20号 令和3年度多治見市一般会計予算(所管部分)を議題とし、3月12日に本委員会を開催をいたしました。 結果につきましては、お手元の審査報告書のとおり、全員一致で可決すべきものと決しました。 それでは、質疑の主な内容について報告をさせていただきます。 多治見市役所新庁舎検討市民委員会の方針、回数、委員の任期について質疑があり、方針であるが、資料づくりの段階から委員長の意見を伺い、全体的な方向性についても議論していただきながら、ゼロベースから議論していただくようお願いをしている。回数については、当初4回を想定をしていたが、秋までに中間報告を出したいという委員長からの要望方針もあり、年度途中で4回を超えると考えているので補正予算も視野に入れながら検討していく。委員の任期については、設置要綱第3条第2項第1号の副市長、区長会長については当て職なので、職に当たる方が代われば代わる。設置要綱第3条第2項第2号の各種団体については、団体のほうから推薦を受けており、役職について決めはない。事務局としては同じ方に継続していただきたいと努めていきたいが、団体側の意向により代わることもある。その他、学識経験者と公募については基本的には代わらないと考えているとの答弁でした。 なお、議員間討議はありませんでした。 以上で、本庁舎建設に関する特別委員会の報告といたします。よろしくお願いします。(拍手) ○議長(嶋内九一君) ただいまの報告について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(嶋内九一君) これをもって委員長報告を終わります。     -------------------------
    ○議長(嶋内九一君) これより討論を行います。 討論の通告がありますので、順次発言を許可します。 最初に、14番 三輪寿子君。   〔14番 三輪寿子君登壇〕 ◆14番(三輪寿子君) 日本共産党を代表して、議第4号、議第20号、議第25号、議第34号について、反対討論を行います。 初めに、議第4号 多治見市福祉医療費の助成に関する条例の一部を改正するについて、改正趣旨は、利便性、行政の効率化、公正、公平な負担を国がマイナンバーで結びつけるもので、今までは税と社会保障、災害対策しか利用できなかったものが、3月から健康保険証として、次には介護保険の被保険者証、運転免許証の一体化、預貯金口座の結びつけも予定されている。所得、資産、健康状況等個人情報、データが国と自治体のシステムの統一化で丸ごと管理される。役所の窓口業務の削減と一体でサービス低下を招きかねない。 東京商工リサーチ調査によると、2012年から2020年の累計で、個人情報の漏洩や紛失事故は 460社、累計で日本人口の9割、1億 4,400万人分が紛失事故という調査結果がある。デジタル社会形成基本法案の理念には、「個人情報保護」の文言がないことが問題である。中国の委託企業でLINEの利用情報が閲覧できる状態だったことが発覚した。本人同意の在り方が問われている。特定企業に都合のよいルールづくり、予算執行など官民癒着のおそれがある。デジタル化を否定するものではないが、便利になる反面、プライバシーの侵害のおそれがあるので反対とする。 次に、議第20号 令和3年度多治見市一般会計予算について、まず政府予算案では、新型コロナウイルス感染防止対策としての予算は、予備費5兆円に第3次補正を計上したが、新型コロナウイルス対策は十分とは言えない。 しかし、地方税など税収が減収する中、臨時財政対策債の増額、一般財源総額の増額、3次補正の地方創生臨時交付金など考慮されたので、コロナ禍で打撃を受けた市民の切実な要求実現のための財源は確保された。また、県予算は新型コロナウイルス対策を最重点課題と位置づけている。 当市の予算案は、それらの予算案を前提に、新型コロナウイルス対策の万全と第7次総合計画の一部事業の先送り、近未来投資で積極予算を組んだとの概要説明であった。そこで重点予算歳出で大きく目立つのが、総務費の文化会館施設整備費、土木費の駅南市街地再開発事業の前倒し、ラウンドアバウト交差点改良事業、街灯照明施設整備など約36.7%を占めている。 令和4年度秋に完成を目指す駅南市街地再開発事業については、33億 5,000万円と莫大な費用が投入されようとしている。今回は、運営会社設立に当たって、市の出資に対する公金投資について懸念する声が多かった。8月に詳細計画は提示されるということだが、リスクの分析、市の役割と責任がどこまであるのか懸念される。 また、まちの活性化を目指す事業であるが、コロナ禍において市民サービスが抑制されないよう、市の独自負担が増えないようにしていただきたい。 次に、民生費、生活困窮者自立支援事業については大変評価をしている。全ての対象者に行き届くようにしていただきたい。ただし、生活保護が昨年度比 4,500万円ほど減額をされた。国も1億円減額されている。保護手前での救済、申請件数が微増、これが要因とのこと。当市は、親身に相談窓口対応をされているが、扶養紹介が大きな壁である。扶養義務要件が緩和されたので、「生活保護は権利」、「扶養紹介は義務ではない」、この視点に立って憲法が生かされる対応を望みたい。 民生費、代替保育士等配置費、公立保育園7園の会計年度任用職員に対する経費とあるが、新型コロナウイルス対応に対する園務員配置、委託から市の直接雇用については、保育士の負担が軽減されるため評価するが、クラス補充、延長加配などは、正規職員に比べて賃金が低く抑えられ、正規保育士の負担も重くなる。専門性を必要とする保育士の待遇改善と正規職員の大幅な増員が必要である。 教育費の奨学資金給付事業費では、昨年比申請件数が65人から37人と減った。給付を必要とする申請者数は満たしている。経済的な理由要件を対象としたので、ハードルは決して高くないとのことであるが、申請者数が少なかった要因として、周知徹底が十分行き届いていなかったのではないか。対象を経済的理由にしたことはハードルが低くなったと思うが、どの子も将来に希望を持って進学できるよう十分な財源の確保をしていただきたい。 総務費の地区事務所管理費については、郵便局の委託化による個人情報漏洩の懸念があるのではないか。 総務費の戸籍システム更新クラウド化関係事務費、自治体システムのクラウド化については、国の基準で自治体独自のサービスが抑制され、国に一括管理される懸念があるため、デジタル化の検証が必要である。 以上、提案し、反対とする。 議第25号 令和3年度多治見市国民健康保険事業特別会計予算について、令和3年度国民健康保険料は、前年比マイナス4.05%で、県への納付金もマイナス0.53%、保険給付費マイナス1.92%と減額見込予算案である。大きな要因は、被保険者減、新型コロナウイルスの影響で受診控えにより医療費が増えていなかったこと、財政安定化繰入金の 7.4%増などがある。歳入歳出の合計は、昨年比マイナス1.41%減額予算案となっている。新型コロナウイルスの影響で営業や仕事を失った人もあり、厳しい生活を余儀なくされている。政府は、災害や景気変動により国民健康保険財政が財源不足になった場合、貸付交付を行う財政安定化基金も維持されるということである。 一方で、法定外繰入削減や保険料収納率給付努力に応じて交付金を増減額する保険者努力支援制度を求めているが、全国からの抗議で努力義務規定になった。令和3年度の保険料は被保険者に過度な負担はかけたくないと表明されているので、法定外繰入れ、基金、これを活用して国民健康保険料の据え置き、引下げを提案し、反対とする。 最後に、議第34号 多治見市特定の事務を取り扱う郵便局の指定について、公共施設適正配置計画における地区事務所の事務移管または集約化を進める、この一つとして提案されているが、会計年度任用職員2名分の人件費、維持費含めて約 369万円かかる費用、また委託料が、これに対して 156万 6,000円で、差引き 203万円削減、効率化される。また、午前9時から午後5時まで受付時間の延長、サービスの利便性の向上ということが説明されたが、民間委託による個人情報漏洩の懸念、経験豊かな職員が幅広い経験で行ってきたきめ細かなアドバイス対応が難しくなるのではないか。郵便局の委託化が直営でこそできていた地域の安心サービス向上につながるのか懸念される。 以上提案し、4議案に反対討論とする。御賛同をどうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(嶋内九一君) 次に、17番 加藤元司君。   〔17番 加藤元司君登壇〕(拍手) ◆17番(加藤元司君) 市井の会を代表いたしまして、議第20号について賛成の討論をしたいと思います。 今回の令和3年度の予算を見れば見るほど、執行部の皆さんがいろいろな面で苦労されたんだろうなということをしみじみと感じました。その主なものは、特に市税減収の部分が 7.9億円、本当にまれに見る大きな穴でございます。これを埋めるべく、財政調整基金から 3.3億円、臨時財政対策債の借入れが 4.5億円、減収補てん債が1億円など借りられるものはしっかり借りて、トータルで一般会計予算 407億 8,800万円ほどを計上しておられます。本当に今回の予算案を総じて見ますと、あらゆる収入の面をしっかり考え、またこのコロナ禍における減収分をいかに抑え、そして、多治見市の令和3年度における事業をしっかりと遂行していくためには、どのような方策が必要なのか、この辺の知恵を存分に発揮していただいた予算ではなかろうかと考えております。 特に、コロナ禍における事業として、非常に今申し上げたように窮屈な中で、支出に関しては市民生活に影響の出ないように相当な苦労を重ねておみえになると見受けられました。 ただ、こういった非常に大変な予算案だということは誰が見ても分かることでございます。事業の実行に際しては、市執行部におかれましても十二分に慎重な執行をしていただきたい、これを申し上げておきたいと思います。 また、ただいまの委員長報告ですとか討論にもあったように、駅南市街地再開発事業については、いよいよ最終段階に来たなと、こんな思いを強く見ております。そういった中で、私も30年前になりますが、再開発事業に関わった人間として、経験者の一人として申し上げますが、計画が、いわゆる商業棟において7階建てが3階建てになった、これはあの時期においては本当に必要だったんだろうなということを強く感じておりますが、3階建てになったからといって、その事業が果たして無事平穏にいくのかというと、そこの自信がなかなか持てないものでございます。経験者のざれごととしてお聞き願えればいいですが、本当に市民が望むものであれば、この事業は、きっと市民が支えてくれるはずです。いかに市民を巻き込んで市民のための施設ができるか、この辺を十二分に検討していただいて今後の計画に生かしていただきたい、こんなことを強く感じております。 何にいたしましても、今申し上げましたように、今回の予算というのは知恵の結集である、このような印象を私は強く持っております。どうかその実行に当たっては、先ほども申しましたように、細心の注意をもって、公費を使っていただきたい、このようなことを強く申し上げて賛成の討論に代えたいと思います。どうぞ、御賛同よろしくお願いいたします。(拍手) ○議長(嶋内九一君) 次に、10番 古庄修一君。   〔10番 古庄修一君登壇〕(拍手) ◆10番(古庄修一君) 10番議員、古庄修一でございます。先ほど委員長報告の中で詳しい説明がありましたので、よくお分かりいただけたかというふうに思います。 議第20号 令和3年度多治見市一般会計予算について、賛成討論をさせていただきます。 私が特に取り上げさせていただきます事業は、最重点事業の一つである駅南市街地再開発事業についてです。駅南市街地再整備事業費については、多治見駅南地区市街地再開発組合への支援事業や市事業の推進等が挙げられております。総額は33億 5,128万 5,000円ということになっておりますが、また商業業務棟3階広場に設置されます銅像製作の予算として、令和3年度に 1,415万円、令和4年度に 1,250万円、合計 2,665万円が、この中に含まれております。 こうした案件について、先日の経済建設常任委員会でも多くの議論がありました。この意見に対し、執行部から、詳細にわたって、るる説明をいただき、私を含む委員がこの説明に理解を示されたのではないかと思います。 また、制作に当たられる予定の方については、日本を代表する彫刻家の師事の下、地元郷土が生んだまれなる彫刻家の存在として現在も活躍をされておられます。私からも推挙できる第一人者であると理解をいたしております。 笠松競馬場でデビューし一躍有名になったオグリキャップは、その雄姿が今もなお北海道の牧場に作品として実物大で残されております。また、観光の目玉にもなっております。私もこの姿を拝見し、感動した覚えがあります。こうしたモニュメント像は、今や全国の至るところで見ることはありますが、ある時は大きな衝撃や感動を与えるといった意義深いものを持っております。しかも何十年の時がたっても永久に残る財産価値のあるものであると思います。こうしたものが多治見市の未来史に残るものとして期待をする一人であります。 この3月定例会で、記念に残るモニュメントの制作について、このように参画できることは大きな意義があるものと思います。子どもをテーマにした作品であると伺っておりますが、どのようなものかは今後の期待にとどめ置き、未来を見据え、羽ばたく子どもたちにふさわしい銅像になるものと考えております。 そこで提案があります。完成の暁には、必ず除幕式が行われるものと思います。そこに将来を担う子どもたちの姿があることが大きな意義につながるものと思います。多治見市内の小学校、中学校、各校の代表1名ずつを招いてテープカットに参加できるような配慮をお願いしたいと思います。ここに参加された一人一人は、やがてこのまちの人材となっていかれることでありましょう。また、この事業に参加されたことは生涯忘れないことでしょう。 この多治見駅南地区市街地再開発事業完成記念銅像製作事業を含む予算について、賛成の討論とさせていただきます。皆様の御賛同をよろしくお願いいたします。(拍手) ○議長(嶋内九一君) 次に、3番 玉置真一君。   〔3番 玉置真一君登壇〕(拍手) ◆3番(玉置真一君) 自民クラブの玉置真一です。議長のお許しをいただきましたので、議第20号 令和3年度多治見市一般会計予算に対し、賛成の立場から討論いたします。 本予算は、歳入歳出それぞれ 407億 8,800万円とするものです。新型コロナウイルス感染症拡大による景気悪化を踏まえ、前年度に比べ、税収が前年比 7.9億円、約 5.4%減収を見込むなど苦しい財政事情ながら、「令和3年度予算基本方針、やりかけた計画は進める、使える貯金を使う、借りられるものは借りるが将来に負担は残さない」と市長の発言どおり、財政調整基金から繰入れ 3.3億円増、臨時財政対策債借入れ 4.5億円増、そして今回初めて減収補てん債借入れ1億円など約9億円の財源を確保し、新型コロナウイルスへの対応はもちろん、「共につくる。まるごと元気!多治見」への取組は高く評価いたします。 国県が日々刻々と変わる新型コロナウイルス感染症を巡る対策に対して、多治見市として新型コロナウイルスワクチン接種を含め、今後の予測、様々な場面を想定し、目に見えぬウイルスとの闘いの中での予算設定には御苦労が多かったと思います。 先日、内覧会がございました新小泉小学校、子どもたちの成長をつかさどる(仮称)食育センターがおおむね完成し、予算規模が縮小した部分もありますが、減収が予想される中での3年連続 400億円を超える予算のやりくりは大変厳しい現実だと思われます。 このような厳しい状況で、優先順位をつけて、事業計画として、明日を担う子どもたちに関する小中一貫教育校やICT環境の整備、少子化対策での多治見市民病院の産科開設に向けた準備、産前産後サポートなどは優先すべき事業と賛同いたします。そして、今後の高齢福祉を見据えた地域包括支援制度の確立に向けた取組など、今必要なところに必要な予算を的確につける優しさが伝わる政策と評価いたします。 また、バロー文化ホールの大改修、星ケ台競技場の改修など、文化、芸術、スポーツ、平和といった活動に使いやすい施設を提供することは、多くの市民に生きがいを与え、日々の暮らしを豊かで活力のあるものにすることにつながります。今後、すばらしい施設の利用頻度を上げていくよう、我々議員も含め、惜しまない努力が必要かと思います。 市民の生活に欠かせない三の倉センターの大規模整備や上下水道を含むインフラは、途切れることは許させませんので、計画に沿って耐震改修、長寿命化修繕事業を継続していただくことをよろしくお願いいたします。 市民の安心、安全を担う消防関係費、防災関係費、そして道路照明LED化整備に向けた素早い対応は、市長がいつも話されるスピードと正確さをもって着実な市政の運営の現れだと思います。 私たちのまち、大好きな多治見を内外に発信する「やくならマグカップも」、そして今年こそ開催できるよう準備が進んでいる国際陶磁器フェスティバル美濃’21、東京2021オリンピック・パラリンピックの関連事業やねんりんピック岐阜2021など大きく期待いたします。 最後になりましたが、ネットワーク型コンパクトシティの形成推進において、重要かつ未来への投資としての駅南市街地再開発事業です。運営会社設立に当たり、収益が見込まれるよう事業計画を作成し、ぜひとも必ず駅南ににぎわいを創出させていただきたい。また、完成記念銅像は、駅南再開発事業のシンボルとして、多治見市の未来に向けての大事業であったと多くの思いを多くの市民が持てるようになるものを強く望みます。 以上、議第20号 令和3年度多治見市一般会計予算に対する賛成討論とさせていただきます。御賛同をよろしくお願いいたします。(拍手) ○議長(嶋内九一君) 次に、19番 井上あけみ君。   〔19番 井上あけみ君登壇〕(拍手) ◆19番(井上あけみ君) 市民ネットワークとして、議第20号 令和3年度多治見市一般会計予算と議第33号 第7次多治見市総合計画基本計画を変更するについて、賛成の討論を行います。 最初に、議第20号 令和3年度多治見市一般会計予算についてです。 今当初予算は、コロナ禍による大幅減収を受けて、市長の言葉を借りれば、「財政健全化を守る判断指数の基準値ぎりぎりの予算編成」となりました。財政調整基金繰入れは前年より3億 3,000万円増、臨時財政対策債は4億 5,000万円増の16億円、減収補てん債は1億円の借入れです。そして、この状況が、今年度だけではなく令和6年度までは続く、さらに本庁舎建設となれば、さらに厳しい財政運営が続くものと予想されます。 このような中でも、限られた経費で最大の効果を、多様な視点で市民の幸せ度を高める知恵と工夫、努力が求められております。 本予算の中でも、教育費ですけれども、注目すべきものとして、特に学校、ICT環境整備事業、昨年の大規模予算で市内全ての児童生徒に令和3年度から1人1台のタブレットが配布されると聞いております。これをどう生かすかが教育現場に問われる1年です。経過と効果の議会への報告を求めます。 また、駅南再開発事業は、国の補助があると言いながら、たくさんの税金をさらにつぎ込むことが要求されるのではないかと不安を持ちながら見守ってきた事業が、いよいよ山場となりました。今予算では、他の議員から賛成の討論がありましたが、この商業業務棟の3階広場に、銅像を造るということで、令和3年度、令和4年度分として約 2,600万円が記載をされておりました。なぜ銅像なのか、共用スペースなのに多治見駅南地区市街地再開発組合ではなく、なぜ多治見市なのか、なぜ子どもなのか、3階なのか、 2,600万円なのか疑問でした。広場には、活用するための日よけ、雨よけの整備こそが必要ではないでしょうか。 この 2,600万円については、全額寄附金で行えるよう努力するということを求める附帯決議は、執行部の全額寄附でやれるよう努力するとの答弁があり、提出はありませんでした。お隣の可児市では、明智光秀像 3,100万円の予算でしたが、クラウドファンディングで全額寄附という条件でした。ぜひ努力をお願いいたします。 また、地域公共交通対策では、AI(あい)よぶくるバスの実証実験について、大変重要な試みと受け止めています。これを成功させるために地域一丸となって取り組めるよう私も精一杯努力をいたします。また、担当課には、利用しやすいような仕組み、提案を求めます。 次に、学習支援事業 580万円予算規模としては前年度と変わらないということですが、これはひとり親家庭の子どもが対象です。今回、会場を交通の便利なまなびパークで民間学習塾に委託して行うということです。さらには、会場に来られない子どものための訪問型支援も用意をしているということです。担当職員の子どもに対する愛情を感じることでございました。 商工費では、「やくならマグカップも」が真夜中の放送ということで、ちょっと心配はありますが、市民の皆さんのPR努力などにも敬意を表して賛成をいたします。 また、多治見市陶磁器意匠研究所は、3Dスキャナーなどを活用したデザイン支援などの地元への貢献、また研究所卒業生だけではなく、新たに多治見工業高校専科卒業後の地元で陶芸創作をする方への家賃、工房使用料の一部補助が加えられることを評価いたします。 そのほか、審査の中で確認すべきことは多々ありました。特に、坂上児童館の統合について、今後、調査研究を行うとの答弁がありました。全小学校区に一つの児童館、児童センターがあることは評価をしますが、その内容について、中途で統合吸収された施設の子どもコーナー的なものになってしまってはならないと考えます。 そして、複合化を目指すのであれば、子ども関連施設同士を複合化することで、より魅力のあるものを目指すことが成功のポイントと言えるのではないでしょうか。公園と子ども専用図書館、児童センター、そこに行けば、半日、あるいは一日、遊びや学びもできる魅力のある拠点となる場所づくりをぜひ検討していただきたいものです。 以上、市民の生活に欠かせない基礎自治体である多治見市の令和3年度一般会計予算、議第20号についての賛成討論といたします。 次に、議第33号 第7次多治見市総合計画基本計画を変更するについてです。 笠原小中一貫教育校の設置検討から、これを建設をしますという変更については、異論はなく賛成をいたします。 しかしながら、一般質問の場でもお訴えしたように、6月の時点で単独校給食のセンター化を決めていたということならば、広くこれを明らかにし、7月にはパブリック・コメントで意見を求め、説明をしていくべきではなかったでしょうか。何も知らないで一貫教育校建設を議論していた方々にとって大きな衝撃ではなかったかと推察いたします。もともとセンター方式であった学校ならともかく、ずっと自校の調理場で、できて間もない給食を頂き、働く調理員たちの姿と触れ合ってきた子どもたちです。皆さんが納得できる説明をすべきであると申し上げ、笠原小中一貫教育校の給食のセンター化については再検討を要望した上で、中間報告を尊重し、賛成の討論といたします。 以上、私の賛成討論といたします。皆様の御賛同をよろしくお願い申し上げます。(拍手) ○議長(嶋内九一君) 次に、2番 片山竜美君。   〔2番 片山竜美君登壇〕(拍手) ◆2番(片山竜美君) 2番議員、片山竜美でございます。公明党を代表し、議第20号、議第33号、議第49号について賛成討論をさせていただきます。 最初に、議第20号 令和3年度多治見市一般会計予算です。今年度の予算も 400億円を超える積極型予算となりました。しかしながら、歳入については、新型コロナウイルスの影響により市税の減収が見込まれる中、財政調整基金を切り崩し、臨時財政対策債をできる限り借りたとして、財政判断指数が財政健全基準をぎりぎり超えないところで調整されたことは大いに評価します。 次に、歳出についてです。 1つ目は、広報関係費における市のホームページをグレードアップと、誰でも読みやすいUDフォントの導入、そして、庁内情報化施策推進費では、住民からの問い合わせに対し、自動回答するチャットボットシステムの試験導入は、いずれも前回の議会にて私が提案したことを具体化してくださり、誠にありがとうございます。見やすく分かりやすいホームページになり、市民の皆様が情報を分かりやすく収集できる改善を期待しております。 2つ目は、母子保健事業推進費の新生児聴覚検査の助成金です。これは、寺島副議長が平成29年6月定例会の一般質問で提案したことから5年後、ようやく実現しました。また、産後ケア事業に訪問型が加わり、出かけることの難しい運転免許証のない方や、多胎児のお子さんをお持ちの方などにも、自宅内においての母乳相談や傾聴、一緒に育児に加わっていただく中で信頼関係も生まれ、継続した支援に結びつくものと大きく評価させていただき、さらに宿泊型の実施に向けて努力していただくことを要望いたします。 3つ目は、何度も要望してきた骨髄等ドナー支援事業費です。ドナー登録の後押しとなり、ドナーを待っておられる方の命をつなぐものと期待し、周知に努めていただきたいと思います。 4つ目は、子どもの権利相談室運営費です。昨年より約50万円増額し、子どもたちへのLINE相談を継続したことです。また、いじめ防止対策推進事業関係費では、昨年の3倍の予算を投入し、現役の弁護士による未然防止事業の計画もされ、子どもたちをいじめから守り、人権を守る姿勢を高く評価いたします。 5つ目は、道路、公園、児童公園などの照明のLED化や、公用車として超小型EVを導入したことです。LEDについては、8年後にもとが取れるという試算でしたが、それ以上に環境に配慮した脱炭素社会の構築を目指した取組と評価します。 なお、電気設備工事発注方式について、岐阜電業協会から要望書も出されております。ぜひ御検討をお願いいたします。 6つ目に、老朽空き家等対策関係費、老朽空き家除却工事補助制度、危険空き家除却工事補助制度の新設により、危険な空き家の解消につながることは、危険と隣り合わせでありながら怒りのぶつけどころのない近隣住民の方の安心、安全につながるものと大いに評価し、スムーズな執行に向けて、なお一層の御配慮をお願いするものです。 7つ目は、教育費において、インターネット環境のない要保護、準要保護家庭に対し、インターネット環境の整備のための補助です。これで児童生徒の学習環境も平等となり、オンライン学習も含めた学習機会の拡大や学力向上へ結びついていくものと期待します。 この7点のほかにも、地域あいのりタクシーの助成拡大や健康マイレージ事業の開始、「やくならマグカップも」関連事業など、この予算案には、SDGs目標達成に向けての取組や、誰一人取り残さないというSDGsの理念が息づくまちづくりの事業が多く含まれていると評価いたします。 その上で、要望もさせていただきます。 1つ目は、地域意欲向上においての取組を加速していただきたいことです。コロナ禍において、中止になった地域行事もあり、これを再始動するとなると、かなりエネルギーが要ります。困っている地域に、金銭的な面だけでなく、具体的なアドバイスや支援をしていただきたいと考えます。 2つ目は、認知症の方の増加や高齢者のみの世帯の増加が見込まれる中、相談支援事業の拡充を行っていますが、支援が必要な方に情報が届くよう、より多くの方に情報発信をお願いしたい。 3つ目に、SDGsの理念が位置づくまちづくりを行っていることを、もっとアピールしてもよいのではないでしょうか。今回リニューアルされるホームページや広報に分かりやすくする等、いろいろな手はあると思います。市民の皆さんの協力あってのSDGs目標達成です。こういった広報活動は、市民への周知と同時に関心を持っていただき、市民と一緒になって取り組めることが重要であると考えます。 以上、3つの要望を含めて、賛成討論といたします。御賛同のほどよろしくお願いいたします。 続いて、議第33号 第7次多治見市総合計画基本計画を変更するについてです。 今回の基本計画の変更は、笠原校区における小中一貫教育校、いわゆる義務教育学校の設置に向けた研究調査を進めますから、建設を進めますへの変更です。笠原中学校で、文部科学省指定の英語教育最後の5年間を、教務主任として、幼保小中一貫教育の最前線で取り組んできた私としては、この変更により笠原における一貫教育が、さらに前進するものと評価します。 笠原校区幼保小中一貫教育では、英語教育だけでなく、家庭生活から道徳教育など様々な観点から笠原の子どもたちを育てていきました。英語科の先生方を初めとした先生方の努力と、PTAや特定非営利活動法人NPOまいて、そして地域の方々の献身的な協力もあり、笠原の子どもたちは英語教育で培ったコミュニケーション能力を生かし、こんな担任でもない私に、よく町なかで気さくに励ましの声をかけてくれるなど、素直で優しく、どこに出しても恥ずかしくない人間へと成長していると確信しています。 今回の建設の意味は、校舎を初めとする施設などのハード面の建設だけでなく、学校目標を含めた教育の在り方などソフト面の建設の意味もあると思います。ハード面はもちろん重要ですが、私としては、笠原の子どもたちが今以上に人間性豊かな人材として成長できるよう、しっかりとしたソフト面の準備を要望いたします。多治見市の教育、多治見市のまちづくりにとって、とても重要な事業です。ぜひこの変更を契機に、活発な討論の中、着実な歩みをしていただくことを期待し、賛成討論とさせていただきます。 次に、議第49号 令和3年度一般会計予算補正(第1号)です。これは、新型コロナウイルスワクチン接種事業費と新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金交付対象事業10億 5,700万円が計上され、新生児特別定額給付金の延長、美濃焼GO第3弾、中学校特別教室の空調整備など、経済、福祉、教育それぞれの事業に満遍なく支援の手を差し伸べていただいたことを高く評価いたします。 また、新型コロナウイルスワクチン接種については、いつどれだけ届くか分からず、政府の方針も二転三転している中で、多治見市医師会とも綿密に連携を図り、万全な準備をしていただいていることに心より感謝申し上げます。 現在、予定どおりに新型コロナウイルスワクチンが届かないなど様々な問題を抱えていますが、その中で私たち公明党は懸命に取り組んできました。 1つ目は、海外の新型コロナウイルスワクチンの輸入です。実は、当初、政府は、国内開発の新型コロナウイルスワクチン支援に頼るあまり海外の新型コロナウイルスワクチン確保交渉が滞っていました。この姿勢を、公明党の国会議員が国会にてただし、最終的には予備費を活用して、ファイザー社など3社から1億 5,700人分の新型コロナウイルスワクチンを確保でき、輸入することが決まったのです。公明党のこの働きがなければ、現在でも一本の新型コロナウイルスワクチンも輸入できなかったかもしれません。 2つ目は、COVAXファシリティへの参加です。これも拠出金が必要になるため慎重論もありましたが、これも公明党の訴えで、先進国に先駆けて参加を決定いたしました、この日本の姿を見て、ヨーロッパ各国が次々と参加し、現在では 190か国地域に国際協力の輪が広がっています。これにより自国に一定量の新型コロナウイルスワクチンが確保できるだけでなく、低所得国にも新型コロナウイルスワクチンが行き届くという国際貢献の役割も果たすことができています。この公明党の行動に、COVAXファシリティの枠組みを指導するGaviワクチンアライアンスのセス・バークレーCEOより、公明党の支援に心から感謝したいと謝意を表明する寄稿や、その団体に資金を拠出しているビル&メリンダ・ゲイツ財団からは礼状が届き、その中で、貴党の多大なる御支援は日本政府が参加を決定する上での決定打になりましたと謝意が述べられました。 3つ目は、自治体への支援です。当初予算では、新型コロナウイルスワクチン接種のための財源不足を訴える自治体が多くあり、その声をいち早く国会に届け、政府に要望したのが公明党です。その結果、今回の補正ではワクチン接種事業費の上限額が大幅に上がりました。また、現在の分科会の前進である専門家会議の設置を提言するなど、申し上げたいことはまだまだありますが、ここまでとさせていただきます。 私たち公明党は、市町村の担当者や市民の声を聞き、新型コロナウイルスワクチン接種の課題や問題点、要望をくみ上げ、改善してきました。しかしながら、市長がおっしゃるとおり、多くの問題点を抱え、混乱していることは事実ですが、そこで、国を批判するだけなら誰でもできます。だからこそ、現場の声を直接政府に届け、改善を図るよう訴えていくのが私たち地方議員の役割と考えております。 ちなみに、市長が答弁の中で言われた情報不足については、既に国会、国に要望しており、党として、菅首相に全国の要望を取りまとめた新たな提言をする予定であると聞いております。 今回の新型コロナウイルスワクチン接種事業は大規模な国家プロジェクトです。また新たな問題が出てくるかと思いますが、互いに情報を共有し合い、協力し合いながら、市民の皆様に無事新型コロナウイルスワクチンの接種ができることを切望し、賛成討論といたします。 最後になりますが、加地消防長におかれましては御退職おめでとうございます。また、河本副教育長におかれましては1年間大変にお世話になりました。両名のこれまでの献身的な活動、御活躍、誠にありがとうございました。今後も知識と経験を生かし、多治見市の発展のため、新天地での御尽力をお願いし、お礼とさせていただきます。 以上で終わります。(拍手) ○議長(嶋内九一君) ほかに討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(嶋内九一君) これをもって、討論を終結いたします。 この際、暫時休憩いたします。   午後0時00分休憩     -------------------------   午後1時00分再開 ○議長(嶋内九一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。     ------------------------- ○議長(嶋内九一君) これより採決を行います。 最初に、承第1号 専決処分の承認を求めるについては、承認することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(嶋内九一君) 御異議なしと認めます。よって、本案は承認することに決しました。     ------------------------- ○議長(嶋内九一君) 次に、議第1号 多治見駅北送迎バス停車場の設置及び管理に関する条例を制定するについては、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(嶋内九一君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。     ------------------------- ○議長(嶋内九一君) 次に、議第2号 多治見市ふるさと応援基金条例の一部を改正するについては、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(嶋内九一君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。     ------------------------- ○議長(嶋内九一君) 次に、議第3号 多治見市手数料条例の一部を改正するについては、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(嶋内九一君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。     ------------------------- ○議長(嶋内九一君) 次に、議第4号 多治見市福祉医療費の助成に関する条例の一部を改正するについては、反対討論がありましたので、起立により採決を行います。本案に賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(嶋内九一君) 起立多数であります。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。     ------------------------- ○議長(嶋内九一君) 次に、議第5号 多治見市介護保険条例の一部を改正するについては、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(嶋内九一君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。     ------------------------- ○議長(嶋内九一君) 次に、議第6号 指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例等の一部を改正するについては、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(嶋内九一君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。     ------------------------- ○議長(嶋内九一君) 次に、議第7号 多治見市国民健康保険条例の一部を改正するについては、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(嶋内九一君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。     ------------------------- ○議長(嶋内九一君) 次に、議第8号 多治見市市道の構造の技術的基準を定める条例の一部を改正するについては、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(嶋内九一君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。     ------------------------- ○議長(嶋内九一君) 次に、議第9号 多治見市営住宅管理条例の一部を改正するについては、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(嶋内九一君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。     ------------------------- ○議長(嶋内九一君) 次に、議第10号 多治見市学校給食共同調理場設置条例の一部を改正するについては、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(嶋内九一君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。     ------------------------- ○議長(嶋内九一君) 次に、議第45号 多治見市職員の特殊勤務手当に関する条例等の一部を改正するについては、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(嶋内九一君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。     ------------------------- ○議長(嶋内九一君) 次に、議第11号 令和2年度多治見市一般会計補正予算(第8号)は、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(嶋内九一君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。     ------------------------- ○議長(嶋内九一君) 次に、議第12号 令和2年度多治見市南姫財産区事業特別会計補正予算(第1号)は、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(嶋内九一君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。     ------------------------- ○議長(嶋内九一君) 次に、議第13号 令和2年度多治見市土地取得事業特別会計補正予算(第2号)は、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(嶋内九一君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。     ------------------------- ○議長(嶋内九一君) 次に、議第14号 令和2年度多治見市駐車場事業特別会計補正予算(第2号)は、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(嶋内九一君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。     ------------------------- ○議長(嶋内九一君) 次に、議第15号 令和2年度多治見市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)は、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(嶋内九一君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。     ------------------------- ○議長(嶋内九一君) 次に、議第16号 令和2年度多治見市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)は、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(嶋内九一君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。     ------------------------- ○議長(嶋内九一君) 次に、議第17号 令和2年度多治見市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)は、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(嶋内九一君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。     ------------------------- ○議長(嶋内九一君) 次に、議第18号 令和2年度多治見市下水道事業会計補正予算(第2号)は、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(嶋内九一君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。     ------------------------- ○議長(嶋内九一君) 次に、議第19号 令和2年度多治見市病院事業会計補正予算(第2号)は、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(嶋内九一君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。     ------------------------- ○議長(嶋内九一君) 次に、議第46号 令和2年度多治見市一般会計補正予算(第9号)は、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(嶋内九一君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。     ------------------------- ○議長(嶋内九一君) 次に、議第47号 令和2年度多治見市病院事業会計補正予算(第3号)は、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(嶋内九一君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。     ------------------------- ○議長(嶋内九一君) 次に、議第48号 令和2年度多治見市一般会計補正予算(第10号)は、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(嶋内九一君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。     ------------------------- ○議長(嶋内九一君) 次に、議第20号 令和3年度多治見市一般会計予算は、反対討論がありましたので、起立により採決を行います。本案に賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(嶋内九一君) 起立多数であります。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。     ------------------------- ○議長(嶋内九一君) 次に、議第21号 令和3年度多治見市南姫財産区事業特別会計予算は、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(嶋内九一君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。     ------------------------- ○議長(嶋内九一君) 次に、議第22号 令和3年度多治見市土地取得事業特別会計予算は、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(嶋内九一君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。     ------------------------- ○議長(嶋内九一君) 次に、議第23号 令和3年度多治見市駐車場事業特別会計予算は、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(嶋内九一君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。     ------------------------- ○議長(嶋内九一君) 次に、議第24号 令和3年度多治見市営住宅敷金等特別会計予算は、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(嶋内九一君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。     ------------------------- ○議長(嶋内九一君) 次に、議第25号 令和3年度多治見市国民健康保険事業特別会計予算は、反対討論がありましたので、起立により採決を行います。本案に賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(嶋内九一君) 起立多数であります。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。     ------------------------- ○議長(嶋内九一君) 次に、議第26号 令和3年度多治見市介護保険事業特別会計予算は、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(嶋内九一君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。     ------------------------- ○議長(嶋内九一君) 次に、議第27号 令和3年度多治見市後期高齢者医療特別会計予算は、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(嶋内九一君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。     ------------------------- ○議長(嶋内九一君) 次に、議第28号 令和3年度多治見市水道事業会計予算は、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(嶋内九一君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。     ------------------------- ○議長(嶋内九一君) 次に、議第29号 令和3年度多治見市下水道事業会計予算は、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(嶋内九一君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。     ------------------------- ○議長(嶋内九一君) 次に、議第30号 令和3年度多治見市農業集落排水事業会計予算は、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(嶋内九一君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。     ------------------------- ○議長(嶋内九一君) 次に、議第31号 令和3年度多治見市病院事業会計予算は、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(嶋内九一君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。     ------------------------- ○議長(嶋内九一君) 次に、議第49号 令和3年度多治見市一般会計補正予算(第1号)は、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(嶋内九一君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。     ------------------------- ○議長(嶋内九一君) 次に、議第32号 物品供給契約の締結については、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(嶋内九一君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。     ------------------------- ○議長(嶋内九一君) 次に、議第33号 第7次多治見市総合計画基本計画を変更するについては、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(嶋内九一君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。     ------------------------- ○議長(嶋内九一君) 次に、議第34号 多治見市の特定の事務を取り扱う郵便局の指定については、反対討論がありましたので、起立により採決を行います。本案に賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(嶋内九一君) 起立多数であります。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。     ------------------------- ○議長(嶋内九一君) 次に、議第35号 東濃西部広域行政事務組合の共同処理する事務の変更及びこれに伴う規約の変更については、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(嶋内九一君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。     ------------------------- ○議長(嶋内九一君) 次に、議第37号 市道路線の廃止及び認定についてから議第44号 市道路線の認定についてまでを一括で採決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(嶋内九一君) 御異議なしと認めます。よって、議第37号から議第44号までは一括で採決することに決しました。 それでは、議第37号から議第44号までは、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(嶋内九一君) 御異議なしと認めます。よって、議第37号から議第44号までは原案どおり可決することに決しました。     -------------------------
    △閉会 ○議長(嶋内九一君) 以上をもって、本定例会に付議されました事件は全て議了いたしました。 本日の会議はこれをもって閉じ、令和3年第1回多治見市議会定例会を閉会いたします。   午後1時13分閉会     ------------------------- 上記会議の顛末を記録し、相違なきことを証するためここに署名する。  令和3年3月23日               多治見市議会議長   嶋内九一               多治見市議会議員   古庄修一               多治見市議会議員   柴田雅也...