多治見市議会 2020-08-27
08月27日-02号
△第1 議第 128号
○議長(嶋内九一君) お諮りいたします。本特別委員の選任については、委員会条例第8条第1項の本文の規定により、山田 徹君、片山竜美君、玉置真一君、城處裕二君、奥村孝宏君、吉田企貴君、佐藤信行君、渡部 昇君、寺島芳枝君、古庄修一君、柴田雅也君、松浦利実君、若尾敏之君、三輪寿子君、林 美行君、仙石三喜男君、井上あけみ君、石田浩司君、以上18名を指名したいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(嶋内九一君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました18名を
決算特別委員に選任することに決しました。
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△第3 承第7号から第71 議第 127まで
○議長(嶋内九一君) この際、日程第3、承第7号から日程第71、議第 127号までを一括議題といたします。
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○議長(嶋内九一君) これより質疑を行います。 最初に、承第7号 専決処分の承認を求めるについて質疑はありませんか。 7番 佐藤信行君。
◆7番(佐藤信行君) 承第7号 専決処分の承認を求めるについて、令和2年度多治見市
一般会計予算補正(第4号)の教育費、小中学校の
学習指導員等配置事業、人的体制強化についてですが、コロナ禍の中で、感染予防対策などで消毒ですとか、あと給食のおかわり等、各種業務が増えたりしていると思いますが、また、気温や雷雨で下校時刻の変更なども発生していると思うんですけども、本市としてスクール・サポート・スタッフを配置したことから、先生の業務の負担軽減にどのようにつながっているのかをお聞かせいただきたいと思います。
○議長(嶋内九一君) 副教育長 河本英樹君。
◎副教育長(河本英樹君) まず、教員の業務の負担軽減でございますが、この方々が入るまでは、児童生徒が下校した後に、教員がトイレとか教室、ドアの手すり、ノブ等の消毒をしておりました。そういったところの業務をこういった方々が担ってくださったおかげで、非常に教員にとっては業務の負担軽減につながっており、非常に助かっております。
○議長(嶋内九一君) 7番 佐藤信行君。
◆7番(佐藤信行君) ぜひともそのような形で、先生たちの業務の負担軽減につながっていただきたいなと、そのように思います。 全国的には、最近、ツイッター上で「#先生死ぬかも」というのが拡散中で、今回のコロナ禍の中でも大変な業務の負担ですとか、そういったものがあるということで、先生たちもかなり苦しんでいるという現状があると思います。 また、そのほかにも、本市独自のそういった取組があれば、今後も検討していただきたいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。
○議長(嶋内九一君) 16番 林 美行君。
◆16番(林美行君) 幾つもの補正がありますが、その中で、できればここで
新型コロナウイルス対応についてのことを少しこの枠から外れるかもしれないんですが、確認をしたいと思います。 13号冊の32ページに、第1次補正予算分の
地方創生臨時交付金で約3億 2,900万円、それから第2次補正予算分で約8億 7,600万円等々の数字が入っているわけですが、この数字というのは、最初の第1次補正予算は1兆円、第2次補正予算は2兆円、それが配分された結果がこの数字なんですが、その配分の枠というのはあったのか。それぞれが申請したものに対して適正であれば、平均の枠を超えて金額が入る形だったのか、そこだけまず教えてください。 枠というのは、枠があったかなかったかということで結構なんですが、それぞれが事業として申請したものについてお金が来てというものか、一定のここまではいいですよという形なのか、そこのところだけは確認はしておきたい。
○議長(嶋内九一君) 総務部長 富田明憲君。
◎総務部長(富田明憲君) 13号冊の32ページの下に、枠で囲ってございます3億 2,900万円余と8億 7,600万円余のここの平均額のことでございますが、この金額自体が、国が示した多治見市への枠ということでございます。 この金額を受けまして、市のほうで計画をつくって、そこで認められた範囲内で交付金が頂けるというものでございます。
○議長(嶋内九一君) 16番 林 美行君。
◆16番(林美行君) 第1次補正予算と違って、第2次補正予算の場合には、事業を申請する中でということになるので、その辺のところを努力によって、さらに可能性があったかどうかというのを確認がしたかったんです。 お話分かりましたので、現在の場合だと、今度の補正予算の第5号に上がっているんですが、これっていうのは、実施するのは予算が通ってから、あるいは国からの交付金が入ってからということになるんでしょうか。
○議長(嶋内九一君) 総務部長 富田明憲君。
◎総務部長(富田明憲君) 補正予算第5号の事業費につきましては、当然、議決を頂いた後に予算執行するというものでございます。
○議長(嶋内九一君) 16番 林 美行君。
◆16番(林美行君) といいますのは、内示等が来れば、多治見市が持つお金で代行して、一日でも早く対応することはできるんじゃないかと思っていますので、そういうことというのは難しいのか、あるいは努力すればそういったことはできるのか。そのときに、多治見市が対象にする事業として上げてくるものというのは、困ってみえる方がある、これは対応しなきゃいけないというふうに当然判断されるわけですが、どこの皆さんがどんなふうに困ってみえるとかの調査とか、そういうものはどんな形でされたのか。 それから、いろいろないい対応をしていただいているんですが、抜け落ちているところもあるような気がするわけですので、そういう点、どのようなやり方でおやりになったかということと、併せて、今後そういう交付金が出る可能性があるかないか。それから、もし出ない場合に様々な事情で多治見市として対応しなきゃいけないときは、多治見市の基金を財源として行うという取組まで行う姿勢があるかどうかをお伺いします。
○議長(嶋内九一君) 市長 古川雅典君。
◎市長(古川雅典君) まず、
多治見商工会議所、あるいは笠原町商工会を中心として、各経済団体が一番今お困りなのは何かというようなことをしっかりヒアリングを行います。また、個別の組合、例えば、前回ですと飲食店の組合、今回は和菓子・洋菓子の組合、こういうようなところから直接、市長あるいは議長に対して要望が上がってきます。 こういうようなことを見て、今、多治見市の一番支援を求めていらっしゃる人は、どこにどのようにいらっしゃるのか、こういうようなことをしっかり把握をし、予算編成をしております。 最も重要なのは、市議会議員の皆さんから、ここが抜けている、あるいは、ここをもっと強化すべきだというようなことについては、本会議の質疑あるいは一般質問、こういうようなところの意見をしっかり聞きながら、私どもは予想に基づくのではなくて、現地・現場の声をしっかり反映し、
新型コロナウイルスに対する予算編成を行っています。 なお、ここで注意することは、いつも申し上げますように、スピードと正確さ、申請に対してすごく難しい文章を書かなくても、ペラ紙1枚出せば、もう申請完了というようなことで、今回の美濃焼GOあるいはTAJIMEALGO、全く他の都市と比べると、異常なほどの簡単さ、仕組みが簡単というようなことを留意しております。
○議長(嶋内九一君) 16番 林 美行君の本件に関する発言は既に3回に及びましたが、特に発言を許可いたしますが、先ほどからの質問は、承第7号の内容から外れております。この承第7号は、民生費と教育費のことですので、その辺のことを外れないように質問してください。 16番 林 美行君。
◆16番(林美行君) 大変急なことで、いろいろな困難が起きている、どこに困った問題が起きているということの把握は難しかったかもしれないですけれど、ステイ・ホームという形になって、各家庭に負担がかかっている、あるいは、多治見には様々な業態の地域商業がある。こういうところを考えますと、商品券の発行とかいうところまで本来考えるべきじゃなかったかと思うところがあるわけですが、そういう検討はされなかったか。 それからもう一つは、大事なことは今後の問題として、ここでうまくいかなかったものは、国のお金がなくても、市として取り組むぐらいの姿勢はあるのかどうかの2点を最後にお願いします。
○議長(嶋内九一君) 市長 古川雅典君。
◎市長(古川雅典君) そういった意見というのは、私どもがヒアリングをした中、あるいは市議会議員の皆さんが個別に、こういう話があるから聞いてくれ、こういうようなところでは一つもありませんでした。 他の都市って、
プレミアム付商品券って好きですよね。1万円買うと1万 5,000円分もらえる、あのやり方はスピード感がないのと、お蔵入りする、眠る。もう一つ、元銭がないと、おまけのプレミアム分がもらうことができない。国がやった
プレミアム付商品券についても、結局もともと2万円の元銭を持ってこないことにはおまけがもらえないわけです。 だから、ああいう政策は政策としてよろしくないんじゃないかというのは、役所の中の議論を行いました。 加えて、できなかったこと、気がつかなかったこと、できなかったことが具体的に何があるのか、これは御指摘をください。 私どもは、
ひとり親家庭に対して1万円の図書券を申請なし、申請必要ないです。もう名簿を持っていますから、困っている人たちに早く届ける。このことについても、一つとしては書店の組合が非常に潤った。もう一つは、
ひとり親家庭の中で、学習が遅れることによって、絵本を買ったり、文房具を買ったり、参考書を買ったり、非常に高い評価を頂いております。 今後、
新型コロナウイルスがこれで収束するとは思っておりませんので、具体的な、こういったところについてこのようなことがあるというようなことがあれば、各団体の皆さんと一緒に要望書を持って来ていただければ、私どもはしっかり聞く耳を持ちますし、政策を実現をする、こういった姿勢は崩しません。
○議長(嶋内九一君) 14番 三輪寿子君。
◆14番(三輪寿子君) 今、市長のほうから、ほかの団体とか、そういった声があれば、検討をするというお話でした。 この承第7号の補正予算では、
保育対策総合支援事業として、2番、3番、4番の合計で 770万円組まれている。主に備品購入だとか、
私立保育所経営改善等助成費というふうになっていますが、もともと厚生労働省の通達では、職員が感染症対策の業務を継続的に行う事業として、かかり増し経費というのが認められておりますけれども、そうした中身については承知をしてみえますでしょうか。
○議長(嶋内九一君) 福祉部長 鈴木良平君。
◎福祉部長(鈴木良平君) 今回の 770万円専決補正につきましては、国からの通知が5月14日付であった中身を検討した上で、備品購入、消耗品購入について手を挙げるということで、実施をしたものでございます。
○議長(嶋内九一君) 14番 三輪寿子君。
◆14番(三輪寿子君) そうしますと、保育所あるいは児童福祉施設で働く職員の、先ほど先生のお話がありましたけれども、消毒だとか、子どもたちの保育に対するいろいろな
新型コロナウイルスの中での緊張感、そういうものに対する手当、そういうものが補償というか、一応対象の中にあるんですが、そうしたものは今後配慮をされていかないのでしょうか。
○議長(嶋内九一君) 福祉部長 鈴木良平君。
◎福祉部長(鈴木良平君) 議員言われるのは、職員手当が対象になっているということだと思いますが、基本的には時間外手当が対象になるんですけども、実績として保育園の正規職員の
新型コロナウイルスに対する時間外というのは出てきておりませんので、申請もしていないということでございます。
○議長(嶋内九一君) ほかに質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○議長(嶋内九一君) 次に、認第1号
令和元年度多治見市
一般会計歳入歳出決算の認定について質疑はありませんか。 16番 林 美行君。
◆16番(林美行君) この決算に関しましては、これに関係するものとして、報第16号は後として、5号冊 187ページの令和2年度市町村台帳の財政力指数等について、ここでお話するしかないので、御質問をいたします。 財政力指数は、3年平均の数字で0.74で、この3年間はその範囲で下がっている傾向、もう0.73に近い数字に来ていると思うんですが、そうやって0.74の中でも悪い数字になっているその理由はどういうことか。その理由が明らかになった上で、今後はどのような対応をしていくというふうに考えているかという点について、まずお伺いします。
○議長(嶋内九一君) 総務部長 富田明憲君。
◎総務部長(富田明憲君) 財政力指数については、3年平均の数値を通常用いるということで、昨年度の0.74から変更なしということで説明をずっとさせていただいております。 単年度で見ますと、確かに多少ではありますが、減少というか、小さな数字になっておりますけども、これぐらいの数字については、そんなに大きな異動ということではないというふうに考えております。 ただ、傾向としましては、基準財政需要額、福祉的経費を含め、需要額の伸びが多いということから、そのような傾向が出ておるということでございます。
○議長(嶋内九一君) 16番 林 美行君。
◆16番(林美行君) その数字が動いていくには、何か構造的なものがあるというふうにも考えますので、もし、そういう悪化させる構造があるとするならば、その対策をしなきゃいけないだろうと。ただ、そのときの予算の状態によって、事業をどう選択するかによって決まる。その予算の状態によって数字が動く範囲であれば問題はないとは思うんですけれど、そこのところをもう一度確認したい。 それから、何度も申し上げるんですが、やはり財政力指数を 1.0を超える状態にするために、みんなで努力するという姿勢を持ち続けないと、緊急事態に対応できないんじゃないかと思うんですが、以前質問したときには、夢のまた夢等々の話でしたけれど、財政力指数を上げていくというのは、やっぱりまちの活力が上がるということになりますので、力のあるまちであると。ですので、その結果を出すためには、この数字を上げるしかないと思うんです。その点は、どうされるんですか。
○議長(嶋内九一君) 総務部長 富田明憲君。
◎総務部長(富田明憲君) 財政力指数を上げていくということでございますけども、当然、税収が一番根幹になる部分でございますので、税収を上げていく努力は常日頃、企業誘致等を含めて、あるいは人口問題を含めて鋭意取り組んでおるというところでございます。 そういった中で、少しでも財政力指数が上がれば、もちろん好ましいわけでございますが、議員おっしゃる 1.0というのは、県内でも不交付団体はございませんし、なかなかその数値まで行くには、はるかかなたというふうに考えてございます。
○議長(嶋内九一君) 16番 林 美行君。
◆16番(林美行君) 私は、このまちは地の利があるし、いろいろな財産もあるので、やりようによっては可能だと思っているわけです。 例えば、税収を上げるというお話でしたが、具体的な数値、例えば、商業的な活力ができて地価が上がる、あるいは、企業誘致で土地を買ってもらえる、あるいは、企業が活発に活動することによって、法人市民税等々が入る。それから、豊かな生活ができる環境に所得の高い方がおみえになる。あるいは、まちの方たちの所得が上がれば、それによって市民税が増えるというふうになるわけですが、どこに目標を立てるかというのをやっておかないと、なかなかそういう問題というのは、そのときしゃべっただけで終わってしまうと、流れていくままに流れていくと。だから、そういう点は、もう少し具体的な何かを持つべきだと考えます。 同じく5号冊 188ページで、経常一般財源比率が99.9%と悪化しているけれど、この主な理由というのはどうなんでしょうか。 予算の立て方によるかと思うんですが、その内訳、どんなことかということの質問です。 もう一つその前にある、先ほど言いました積極的に財政力を上げていくための数値目標等についての何かが必要なんじゃないかという2つの質問です。
○議長(嶋内九一君) 市長 古川雅典君。
◎市長(古川雅典君) 毎年決算の認定の中で、林議員から財政力指数 1.0を目指す、と言われるが、これ、どこの首長もできれば、そんないいことはないというのが実感です。 総務部長が言いましたように、遠い、遠い、遠い先、例えば、愛知県に行けば不交付団体がほとんどです。岐阜県の中の21市の中で、財政力指数 1.0の市というのは、過去10年間はオーバーですが、過去5年間はないはずです。 そこの中で、本市は企業誘致を積極的に行ってきた。年間約8億円の税収をしっかり確保、増加をしてきた。加えて、駅北の区画整理、駅南、2年後の再開発の完成、こういうような総合的なことを含めて行っています。 「やりようによっては可能」、その「やりよう」ということを具体的に示してください。 みんなが試行錯誤をしながら、そこの一番は総合計画でしょう。だから、総合計画をみんなで議論をして、みんなで政策を立てて、0.74でキープをしている。これより低い都市っていっぱいありますよね。 こういうような中でやっているのを、そんな一朝一夕でできるんだったら、しっかり今度の一般質問で具体的にお示しを下さい。
○議長(嶋内九一君) 6番 吉田企貴君。
◆6番(吉田企貴君) 私も、全体の話で少しだけ伺いたいなと思います。 今、財政力指数が出ました。それ以外にも重要な指標がございまして、5号冊の 187ページの決算台帳、いわゆる市町村台帳から御質問させていただきたいかなと思いますが、左上のほう、収支の状況の中の下段に、実質単年度収支という項目がございます。平成30年度は17億円余、令和元年度に至りますと8億円余の赤字決算になっておりますが、この点について御質問いたします。 実質単年度収支がマイナスということは、基金を取り崩して積極的な財政を行ったということですので、心配をすると同時に評価もしなければならないんですが、今回伺いたいのは、実はこれと併せまして実態収支というのを多治見市では出しておりまして、それは 186ページの一番右下です。こちらのほうは、実質単年度収支がマイナスにもかかわらず、実態収支として8億 8,000万円ほどのプラスになっているわけですが、プラスなことはいいことなんですが、中期財政計画の平成31年2月20日に全員協議会で配られた資料を見ますと、平成31年度の実態収支の予測がマイナス 8.5億円となっておりました。これがプラスに転じている理由に関しまして、まず、どういった理由があったのかというのをお聞きしたいのと、今後、実態収支がマイナスが続いていくという予測をしておりますので、私は、今後、多治見市の財政運営は非常に、この状態でも厳しいんですが、より厳しいということで考えておりましたが、今後の実態収支の予測が大きく外れておる状況に鑑みて、今後どういう影響が発生し得るのかという点について、大きな視点でお答えいただければと思います。
○議長(嶋内九一君) 総務部長 富田明憲君。
◎総務部長(富田明憲君) 186ページの実態収支が、8億 8,000万円余の黒字ということでございますが、これは、このページの一番右下の欄を御覧いただきますと、(5)実態収支(ア+イ)とあるところでございますが、決算剰余金による財政調整基金繰入金17億円とございます。これは、令和元年度決算の実質収支の額から2分の1を下回らない額を積み立てるということで、今回も17億円を積み立てることができたということでございます。 この額は、当初、この指数を計算する際に当って、予定しておった額よりも少し多くなってございますので、この段階でこの繰入額を、実態収支を計算上加えるということで、ここは改善したということでございます。 今後の実態収支の見込みでこざいますけども、これは、財政調整基金のやり取りが非常に大きく影響してまいりますので、あくまでも中期財政計画等では見込みということでやっておりますが、現実的には基金の積立てあるいは取崩し状況で変動してくるものというふうに考えてございます。
○議長(嶋内九一君) 6番 吉田企貴君。
◆6番(吉田企貴君) 186ページにあります表は、今、御説明のとおり、この図を見たそのままだと思うんですけど、今聞きたかったのは、実態収支というのは、実質単年度収支と決算剰余金の繰入額の差額によって出てくるということは、この図のとおりなんですけども、要は、当初の予測としてはどっちがずれたのか。当初の予測よりもたくさん繰入れをしたからプラスになったというふうな考え方なのか、当初よりも実質単年度収支のマイナス幅が小さかったのかどうかということです。どちらのほうの原因があって現在の数字になっているのかという、そういう質問でございます。
○議長(嶋内九一君) 総務部長 富田明憲君。
◎総務部長(富田明憲君) 要因は両方あるかと思いますけども、大きいのは、やはり前者のほうの基金の繰入額が17億円も出るということで当初計算をしてございませんでしたので、この分で実態収支が大きく改善したというところでございます。
○議長(嶋内九一君) 6番 吉田企貴君。
◆6番(吉田企貴君) 分かりました。当初の予定よりも繰り入れたということですが、ただ、その減をそのまま反映いたしますと、もともとの予測がマイナス8億円で、実際は8億円プラスですので、この差が16億円ですが、そうするともともとは繰入金は1億円ぐらいしか積み立てる気がなかったのかと、そういうことになりますけど、多分そうではないですよね。 今の質問は、この辺で終わりますけども、実際部分の繰入額は、当初の予定よりは大きくしていらっしゃると思いますが、実質的には単年度収支の幅のほうが、思ったよりも少なかったということが実態ではないかなというふうには、私は理解しております。 その上で、ついでにですが、中期財政計画の見込みと、今回の決算で大きく変わる点、ほかの比率と比べて唯一違うのは、実は財政調整基金の充足率のところが随分違ってきます。もともと予想ですと15.6%だったところが、現在、実際は20.0%の積立てを実現しているということですね。すみません、ちょっと不勉強でしたので、やめておきます。 話を戻しますが、実態収支の差に関しましては、今、部長が言われたところもあるかと思いますけども、実質単年度収支の幅が小さかったことかなと思いますので、詳細につきましては、また
決算特別委員会のほうでいろいろ聞ければと思いますので、よろしくお願いいたします。
○議長(嶋内九一君) 20番 石田浩司君。
◆20番(石田浩司君) 5号冊の73ページ、病院事業会計補助金ということで、繰出金が約1億 7,100万円出ております。これは、全員協議会で副市長のほうから説明がありまして、分かるわけですけども、この中に1億 7,000万円を入れることによって、多治見市民病院で子どもを産むことができるようにしていただかなければいけないというふうに思うわけです。 この頂いた資料から見ると、トップ会談をされて進めていくというような文字が出ていたわけですけども、トップというのは多治見市長だというふうに私は理解をしておるんですけども、トップ会談の中で、産科の開設についてはどのような方向になっているのかというのが1つ聞きたいのと、あと、この1億 7,000万円のお金を、今回は黒字が出ておりまして、また来年度も、例えば黒字が出るときに、引き続き1億 7,000万円をつぎ込んでいかなければいけないのかどうか、その辺りは、執行部はどのように考えてみえるのかお聞かせください。
○議長(嶋内九一君) 市長 古川雅典君。
◎市長(古川雅典君) 子どものことって、産科の開設のことを今言われていますか。 これは、多治見市民病院の今井院長を中心として、愛知医科大学に再三アプローチをしております。多治見市の意向としては、早期に産科の開設をお願いをしたいというようなことは、再三、先方に伝えております。 ただ、ここ急激に今年の春から、
新型コロナウイルスの関係で、相当愛知医科大学、あるいは医療界のほうも、いろいろな形の大きな混乱があります。 したがって、具体的に私自身が愛知医科大学に行って、学長に会ってお願いをすると、そこまでは至っておりません。 ただ、その状況ができれば、いつでも動けるような形を木沢記念グループ、今井院長にはしっかりお願いをしております。
○議長(嶋内九一君) 副市長 佐藤喜好君。
◎副市長(佐藤喜好君) 今回、1億 7,000万円の助成で、大きく黒字化できたということで、まずもって過去の債務もその分減額できた。それによって、経営環境が好転する、こういうことは非常に大きな効果があったと、こういうふうに思っております。 今後につきましてですけれど、もともとこの1億 7,000円に関しては、今後、より経費的に苦しくなってくる医師の確保とか、医療機器の更新とか、これはもう当初入れて、やがて10年になりますと、どんどん更新が出てまいりますので、そういった部分とか、あるいは消費税増税の対応とか、あるいは働き方改革、これは従来の議論です。こういう新たないろいろな課題に対して、医師確保、産科の話もそうですけど、そういった部分も含めて1億 7,000万円というようなことです。 現に、ちょっと先を見ますと、起債の償還等も増えてくるというようなこともありますので、あるいは
新型コロナウイルスの問題もありますけれど、こういった部分を慎重に今後も見極めながら、当面はこの金額は必要だろうと、こういうふうに考えております。
○議長(嶋内九一君) 20番 石田浩司君。
◆20番(石田浩司君) 全員協議会で、23億円の債務があるというような話、副市長されていたんですけども、こちらのほうの債務についての、充てるという部分のことも考えてみえるわけですか、この1億 7,000万円、それをちょっとお聞かせ願いたい。それは、別なものなのかというのも、ちょっと聞かせてください。
○議長(嶋内九一君) 副市長 佐藤喜好君。
◎副市長(佐藤喜好君) 特に産科開設に当って、そういう大きな債務を持っているということ自体が、産科自体が、非常に経営的に直ちに好転するものじゃありませんので、それが重しになっていると、こういうことを協議の中でも言われていますから、これも、結果的にその部分の配慮も必要と、こういう認識でおります。
○議長(嶋内九一君) 18番 仙石三喜男君。
◆18番(仙石三喜男君) 6号冊の市監査委員による決算及び基金運用状況審査意見書から、質問させていただきます。 まず最初に、7ページ目についてお伺いをさせていただきます。 その前に、今回、実質収支で35億円ということで、プラスの要因が出ていることに対して、決算については私も評価をさせていただきます。 この中で、市税収入状況について、一覧表で書かれております。今回、個人税の伸びが大きく上げたなということと、それから固定資産税、あるいは都市計画税の増が、昨年度に比べてありまして、結果的に1億 2,000万円の市税の増収があったということに対しては、厳しい中で本当に税収の増はありがたいなということでございますが、そういう税収の表について通年聞いておりますけども、企業誘致も含めて、もう一度税収増について御見解をお聞きしたいのが1点。 続きまして、この表から、残念ながら法人税については、約 1,470万円が減少になっていますけども、これはどういう要因でこの辺になったのか、お示しをしていただければありがたいなと思います。 次に、35ページの要望事項の中で、これも、毎年毎年同僚議員からもある要望事項からの質問でございますが、6行目に、経費硬直率及び経常収支比率において目標値を超えているため、健全な財政状況ではあるが、注意が必要であるということの御指摘がされております。 あえてこれで、この質問をさせていただきますのは、昨年の10月のときに、財政判断指数の目標については、10年が経過しましたから見直しをしましょうねという議論をさせていただいたわけでございます。昨年の10月のときの財政判断指標の目標値の見直しについては、今回の見直しについては市税や普通交付税制度の大きな変化はなく、4年前と財政を取り巻く環境・状況に変化がないため、目標値は変更しないよということで、10年前の財政判断指数に対して変更されないで、同じ数値で財政向上目標、あるいは、財政健全基準が設定されていることで認識をされておる。 そういう中で、今回、この決算を見ますと、指摘もありましたように、経常収支比率では、先ほども若干触れていましたけども、人件費の退職者の増、あるいは扶助費または元金償還金等の増額によりまして、昨年の86.7%に対して88.3%ということで、経常収支比率においては、財政向上目標指数の88%を今回オーバーしてしまいました。 これについては、前の資料を見ますと、平成24年以降、初めて88%の台に乗ったなということで、認識をしているところで、目標値に達してしまった。 もう一つの経費硬直率におきましても、昨年が71.4%に対して72.4%の実績でございました。この経費硬直率におきましても、平成24年以降ずっと72%以下でありましたが、今回、令和元年度においては72.4%ということで、この指数においても、財政向上目標値をオーバーしてしまったことに対して、見直しについては、目標値は変更しないということで決まりましたが、これからこの辺の数値についてどのようなことが想定されるのか、昨年度の決算の内容から、数値についての御見解をお伺いしたいのが2点目でございます。 3点目といたしまして、財政の収入と併せまして、我々が常に注目しなきゃいけないのが、各年度ごとの債権管理条例に基づく、各年度ごとの収納率の実績は、必ず入りと出のところ、入りのフォローの部分で注意しないといけない数値だと思いますが、昨年度の収納実績においては、非常にまた、よい実績が我々のほうにも、手元に届いておりますが、そういう中で、これからコロナ禍の影響で、どのような影響が収納という面について、予測されていくのか。昨年度の状態と、これからの見込みについて御見解をお伺いさせていただければありがたいなと思います。
○議長(嶋内九一君) 総務部長 富田明憲君。
◎総務部長(富田明憲君) まず、税の関係で、企業誘致の影響から先にお答えいたします。 企業誘致活動によります税収の増については、平成30年度決算の際に 7.4億円というふうに御答弁させていただいておりますけども、令和元年度で見ますと、これもほぼ横ばいの 7.4億円でございます。 内訳としましては、固定資産税については1億 2,000万円ほど増収をいたしておりますけども、法人市民税のほうで、若干 1,400万円の減ということで、合計しますと同レベルの 7.4億円というふうに考えてございます。 ただ、これにつきましては、令和2年度以降は、もう一つの大きな企業誘致の成果が出てくるということで、そこはちょっと期待をできるところでございます。 それから、あと法人税の減収でございますけども、減収といいましても、金額的にそんなに大きく減っているわけではございませんので、個々の企業の決算状況によるものということでございますが、若干景気が下降気味であるというところが幾らか現れているというふうにも読み取ることも、可能かと思います。 それから、2番目の御質問の経常収支比率あるいは経費硬直率の目標値の今後の見通しということでございますけども、退職手当などは一過的なもの、その年度年度で増減いたしますけども、福祉的な経費、扶助費の伸びについては、ここ数年来、増加傾向が続いてございまして、これがそんなに下がることはないというか、むしろ今後さらに上がっていくことが想定されます。 したがいまして、この2つの率については、目標値前後で今後推移していくことが予想されます。あるいは、もう少し上昇していくということでございますが、これは多治見市だけの状況ではなくて、全国的にそのような傾向を示しておるというふうに見ておりますけども、当面、今回の財政向上指針に示しております期間、5年間においては、この目標値・基準値の下で、健全な財政の運営に努めていくということでございますが、5年後の状況を見て、これらの数値の目標値のレベルが本当に適正であるかどうかということについては、次の見直しの段階で、また改めて検討が必要になってくるというふうに考えております。 それから、3点目の収納率でこざいますけども、
新型コロナウイルスの影響も含めてということでございますが、おかげさまで7月末現在の、税に限って申しますと、収納実績、徴収実績は、そんなに率としては落ち込んでおりません。皆様に納税の御協力をいただいておるということでございますが、一部、業績の悪化から、徴収猶予の制度を適用してみえる例があったりとか、今後の
新型コロナウイルスの経済的な影響で、若干納税が難しい方も出てくることも想定されますので、下半期に向かっては、収納率についても注目をしていく必要があるということでございます。 ただ、決算で申しますと、昨年度の収納実績は、非常に堅調な数字を示してございますので、そこはまず一安心というところでございました。
○議長(嶋内九一君) 18番 仙石三喜男君。
◆18番(仙石三喜男君) 今、総務部長から御答弁いただいたように、私も、数値だけ見ますと、ここ数年と変わらない、非常に決算的には妥当な数値で決算されているなということで、受け止めさせていただいておりますが、今、財政判断指標については、4項目のうち2項目が、少し財政向上目標に対して、去年度からオーバーしてしまったこととすると、コロナ禍の中で非常に厳しい今後がうかがえる中、しっかり見ていかなきゃいけないなと思うところでございますが、私は、いろいろと皆さんとお話しすると、多治見市の企業の方については、オイルショック以降ずっと準備されてきましたから、去年度はあんまり影響なかったような感じかなということで、個人的な見解を持っていますが、第2波が今来ておりまして、これからが厳しいかなと思いますが、その辺のところについて、今後、例えば今までの決算を踏まえて、変化が来た場合は、早い手だてをして、修正をしていただける方向があるかどうか、その辺の御見解を今までのことを踏まえてどうお考えか示して。 というのは、我々は常々、この指標については毎回毎回報告を受けて、この指標を見ながら、よくなったな、悪くなったなということを思いをはせておりますので、ぜひ、市民の皆様と一緒になって、その辺の見解を求めていきたいなと思うところでございます。 以上、それだけお願いいたします。
○議長(嶋内九一君) 総務部長 富田明憲君。
◎総務部長(富田明憲君) 本年度の徴収の取組ということでございますけども、窓口では、やはり納税の相談の方も何人かございます。
新型コロナウイルスで、接触をなるべく避けるということから、来庁を促すというよりも、電話等での納税相談に力を入れてございます。 例えば徴収猶予、1年間の猶予があるような場合であっても、1年先送りすると、また来年度の納税が当然厳しいことになってまいりますので、猶予はするものの、できる範囲で計画的に分納していただくというようなことも含めて、丁寧な納税相談に努めるということで、窓口対応をさせていただいているところでございます。
○議長(嶋内九一君) 11番 柴田雅也君。
◆11番(柴田雅也君) 吉田議員や仙石議員から財政関係において質問がありまして、それを踏まえてお伺いしますけど、5号冊 187ページの市町村台帳のところで、先ほど吉田議員が2分の1の繰入れについて、または実質単年度収支においての質問をしました。 その中で、実質収支2分の1相当を財政調整基金に繰り入れるとのことで、今回17億円ですが、実質収支は30億円余です。17億円の中身について、説明をしていただきたいと思います。 また、実質単年度収支において、令和元年度と平成30年度の差がありますが、金額の差の要因について整理したいので、お伺いしたいと思います。 また、4号冊の1ページ、5号冊の2ページ、3ページを見てお伺いしますけど、市民税において、特別徴収はここ数年増加傾向であります。普通徴収は、減少傾向であります。これは、個人事業主が減り、市内外問わず法人企業へ勤める市民が増えているというような認識を持っていますが、それをどう捉えていいか。 また、先ほどの仙石議員からの、企業誘致の成果ということは理解できました。まず、その点についてお答えいただきたいと思います。
○議長(嶋内九一君) 総務部長 富田明憲君。
◎総務部長(富田明憲君) まず、決算剰余金の基金の積立ての件でございますけども、通常2分の1を下回らない額ということですので、三十億数千万円の2分の1を超えるということで、1億円単位で今まで積立てを行っておりますので、通常の計算でいきますと、16億円を積み立てるというのが今までのやり方でございますが、今回につきましては、それより1億円多い積立てということになっております。 これにつきましては、小中学校のエアコン整備の財源を財政調整基金を充てておったということでございますが、これについて決算を打ったところ、不用額といいますか、その分が出ましたので、その分については、まず財政調整基金にお返しをすると、その分を先に差し引いて、残りの額の2分の1以上を積み立てるという計算をいたしました結果、17億円ということでございます。これは、2分の1を下回らない額ということですので、ここは裁量で積立額は決定することができるものというふうに考えてございます。 それから、市民税の特別徴収と普通徴収の件でございますけども、主に給与所得者が特別徴収でございますけども、人数で申しますと、納税義務者数が 440人ほど給与所得者は増えてございますので、これの関係で特別徴収は大きく増えているということでございます。 それから、営業所得については、人数、納税義務者が60人ほど減っておるということですので、そういった影響等も含めて、普通徴収の人数が減っておるというふうに考えてございます。 実質単年度収支でございますけども、実質単年度収支は、先ほどの 187ページの表のところでございますけども、これについては、単年度収支から基金の積立て、取崩しを差引きするということでございまして、今回、8億円のマイナスということでございますが、令和元年度において財政調整基金の取崩しが15億円ほどあったということから、このような形になってございます。 それからもう一点、企業誘致の結果につきましては、先ほど御答弁差し上げたとおりでございますけども、これ、引き続き一生懸命取り組んで、増収に努めていくというところでございます。
○議長(嶋内九一君) 11番 柴田雅也君。
◆11番(柴田雅也君) 実質単年度収支において、令和元年度と平成30年度の差で、エアコンの財政調整基金の取崩しがあって、その辺において、不用額をプラス1億円してということで理解しました。それでいいかどうかということです。 今の市民税において、また反面、美濃焼業界とか、個人事業主が本市も多いんですが、こういう個人事業者主の廃業が進んでいることは、一つの普通徴収の減少の要因と捉えていいかどうかについて、どのように捉えているかお伺いしたいと思います。 あと5号冊3ページの固定資産税についてですが、課税分は、ここ数年土地、家屋ともに増加傾向であります。推測するに、中心市街地のマンション需要とか、陶都の杜の開発による住宅需要も一因であるかと思いますが、この辺についてどのように分析されるかどうか。 また、多治見市の中心市街地、特に駅北地区の公示地価の上昇率が、ここ数年県内では上位でありましたが、これも要因として捉えていいのかどうか、お答えいただきたいと思います。
○議長(嶋内九一君) 総務部長 富田明憲君。
◎総務部長(富田明憲君) 先ほどの答弁で、特別徴収の人数は、給与所得者が若干増えておるということで御説明いたしましたけども、もう一つ要因としまして、年金からの特別徴収の方が非常に増えておるというところで、人数的に大きな増になっておるというところを、補足をさせていただきます。 それから、固定資産税の増収の要因でございますけども、まず、土地については駅周辺を中心に、住宅地等で地価の上昇、確かに見られますけども、郊外ですとか、周辺部から離れた地域では、地価の下落も続いておりますので、トータルするとやや下落傾向ということが言えるかということでございます。 それから、家屋については、新・増築等による増収分があったということで、このような結果となってございます。
○議長(嶋内九一君) 11番 柴田雅也君。
◆11番(柴田雅也君) 分かりました。中心市街地で、多治見市内の土地の、固定資産税に反映するほど寄与できないということが理解できました。 現在のコロナ禍において、マンション需要にも今後ブレーキがかかり、これまでの右肩上がりに陰りが見えてくるようなことも懸念しております。ここの辺で、固定資産税というのは、非常に多治見市では大きな財源ですので、この辺について、今後本市の税収の大きな柱である固定資産税にも大きな影響があるのではないかと思いますが、御所見を伺いたいと思います。 また、駅南再開発においても、この
新型コロナウイルスの状況で密を避けるとか、いろいろな部分、また人的確保、資材供給の滞りなどの要因で、工事が遅れることもちょっと心配しております。今後、税収に影響を及ぼすことについて、どのように捉えているか、その辺について御見解を述べていただきたいと思います。
○議長(嶋内九一君) 都市計画部長 細野道仲君。
◎都市計画部長(細野道仲君) 駅南再開発事業につきましては、現在のところ、
新型コロナウイルスの影響で工事が遅れるということはございませんので、今後も予定どおり工事については完了できるものというふうに踏んでおります。
○議長(嶋内九一君) 総務部長 富田明憲君。
◎総務部長(富田明憲君) 固定資産税でございますけども、これ、当然市の中では、もう本当基幹をなすべき税ということで、安定的な税収も見込めるということから、非常に重要視をしてございます。 マンション等の建設によりまして、当然増収も見込めるということでございますけども、まちづくりを含めて、固定資産税の増収に努めていくというような方針は、確認をいたしております。
○議長(嶋内九一君) 19番 井上あけみ君。
◆19番(井上あけみ君) 5号冊 187ページの市町村台帳について、先ほど、皆さんがお話しされているところで、実質公債費比率について、毎回決算でお伺いしているんですけども、今回、マイナス3%ということで、少ないほどいいので、岐阜県では一番いいのではないかと思っておりますが、その点について。 それから、13号冊の議案説明資料の9ページがあるんですけども、基金がたくさんあるから少ないのかなというふうには思ってはいるんですけれども、基金についていろいろと書いてあります。市債償還対策基金ということで、毎年積み立て、令和元年度までに5億円積み立てますということになっています。ずっと見ていくと、毎年1億円とか2億円とか積み立てておりまして、令和元年度で 7.5億円になっております。 それから、修繕引当基金も、年度末残高5億円というふうにしているんですけども、これも毎年積み立てていて、令和元年度は11.7億円になっております。 職員退職手当基金は、毎年20億円ということであるんですけども、この金額というのは、このままで行きますと、毎年1億円相当、修繕引当基金は、平成29年度からゼロ円にはなっているんですけども、ここ5億円以上確保しますというのが、表現は妥当なんでしょうかということを一つお聞かせください。 それから、今回の決算は、分科会方式になっておりまして、細かいところがなかなか聞けませんので、大切なところで、これからまたごみ袋の値上げの問題が出るかなと思って、ちょっと注意して見てまいりました。 ごみの収集の部分で、毎年のこの経過というのを見ていて、そろそろまたごみの収集代金というか、ごみ袋代金の使用料の見直しというのがあるのかなと思いながら、注意して見ているんですけれども、5号冊74ページ、75ページにコークス代とか、委託料が出ております。経年の変化というのを見ているんですけれども、燃やすごみの量というのは、ほとんど同じか減っている状況です、平成27年度からは。そういう中で、コークスの価格が非常に増えていて、トン当たりの価格が平成27年と比べると 1.7倍になっております。それから、委託料も、平成27年と比べると1.16倍で、1億円上がっているわけです。 こういう状況が、市民の毎日の生活の非常にデリケートな部分なんですけども、ごみ袋代にどういうふうに反映するのかというのが、大変気になっております。 廃棄物減量等推進審議会の議論を見てみますと、もうこの9月の議会にそういう提案がされるんじゃないかというふうに思っていたんですけども、そのときに、これまでのこの在り方について、ある程度見直しをするという、そういうお話もあったんですけれども、そういう今回の決算、そういうふうなものの値上げの分がどのように、そういうごみ袋代等に反映されるのかどうかお伺いしたいんですけれども、よろしくお願いします。
○議長(嶋内九一君) 市長 古川雅典君。
◎市長(古川雅典君) 本年度は、多治見市役所全ての使用料、手数料の見直しをする、こういった年となっています。 ただ、この今、コロナ禍の中で、いろんな計算をする中で、恐らく値下げという方向は出てきません。一般的には、全体的な値上げの方向に行きますが、1年間これを凍結をする、来年までこの議論については見合わせをするというようなことを決定しております。 したがって、ごみ袋の料金等についても、現行料金を来年までこのまま継続をする、これが今の決定事項でございます。 一方で、かかる費用のどれだけを受益者として市民のほうから頂くのか、そういうような費用の中で、コークスが 1.7倍、あるいは委託料が 1.6倍、そういうようなことになれば、当然のことながらその費用の何割かを市民から受益者としての負担をいただく、これは、計算式として当然のことでございます。 一方で、こうした計算に基づいた金額プラス市として一番気にするのは、近隣との比較です。近隣都市との比較を計算する、出てきた生の数字を決定する。そこの中で、どの程度で落ち着くのかというようなことを政策決定をして、議会に提案をする、これが今までの方法でございます。
○議長(嶋内九一君) 総務部長 富田明憲君。
◎総務部長(富田明憲君) まず、実質公債費比率マイナス3%の評価ということでございますが、これ、議員御指摘のように、数値が低いほど財政の健全性が保たれているということでございます。恐らくこのマイナス3%、また今年も県下でもトップレベルの率だとは思います。 しかしながら、なぜ、こういったいい数字を残せているかといいますのは、過去に臨時財政対策債の発行可能額に対しまして、半分程度の借入れをということで、厳しく発行を抑制してきたということの積上げで、償還可能財源、交付税措置を含めてそういったものがあるということで、このような結果になってございます。 しかしながら、昨今の厳しい財政状況の折、臨時財政対策債の借入れも、枠に対してもう少し大きな額を借りるようになってまいりましたので、やがてこのマイナス3%もどんどん下がっていくということではなくて、どこかで止まって、やがて上昇に転ずるというふうに、長い目で見ればそういった動きになってくるというふうに考えてございます。 しかしながら、現時点では非常に良好な状態であるというふうに考えております。 それから、13号冊の9ページ、市債償還対策基金の残高が 7.5億円ございまして、目標より超えているのではないかという御指摘でございますけども、これ、昨年見直しを行っておりまして、市債償還対策基金については、令和5年度末までに10億円以上ということで変更しておりますので、その目標に向けて取り組んでおるというところでございます。 それから、修繕引当基金につきましては、これは、財政向上目標の数値から昨年外しておりますので、特に現段階では目標はございませんけども、今後、多くの施設の老朽化を迎えるに当って、修繕に充てる費用がたくさんかかるということから、可能なだけ今まで積立てをしてきたというところでございますが、今後は取崩額も増えていくというふうに考えております。
○議長(嶋内九一君) 19番 井上あけみ君。
◆19番(井上あけみ君) 多分、値上げの話が出ていないので、そういう決定をされたのかなとは思っておりましたが、一応今年度はなくて、来年度もなしで、再来年からそういう見直しの部分が実施されるという理解をすればいいんでしょうか。 それと、多治見市が選択したコークスによる溶融炉の方式なんですけども、コークスについては、非常に独占的な企業が取り仕切りをしていて、かなり激しい値上げがされているという、業界の新聞をちょっと見たんですけども、出ていました。 こういうことに関して、一地方自治体がどれだけの手を打てるのかというのは、一つ非常に厳しいものがあると思うんですけれども、何かやっぱりコークスの使用料を下げれるようなことというのは、例えば、稼働する2基あるものを1基にするとか、いろいろな手だてがあるかなと思うんですけども、そういうことは全く考えていないのかというのをちょっと伺えたらと思います。 あと基金なんですけども、いずれは枯渇してくるというふうなお話でしたけど、これまで地域振興基金も有効に使っていただけるようにしたいということで、毎年1億円取崩しをして、そういう市民の利便性を図るというか、耐震診断等の経費に使ったりとか、様々な福祉の基金についても、そういうふうに使っていただいているんですけども、まだ、もっともっとやっぱり市民に還元していただきたいなと、私は思っているんですけども、そのようなお考えというのは、マイナス3%ということで、ないのだろうかって思いながら質問しているんですけども、いかがでしょうか。
○議長(嶋内九一君) 市長 古川雅典君。
◎市長(古川雅典君) まず、使用料、手数料についてですが、先ほど申し上げましたように、令和2年度については議論を凍結をいたします。令和3年度の中でしっかり、
新型コロナウイルスが落ち着いたかどうかというようなことも含めて議論をし、実際の料金改定については、令和4年の4月を目指すというようなのが計画でございます。 次に、コークスの関係ですが、大変な議論の末に、新日本製鉄株式会社のコークスベッド方式を決定をいたしました。言われるように、当時としてはこれが最新鋭溶融炉というようなことで来ましたが、今、この仕入れについては環境文化部長、あるいは現場の所長を中心として、相当しっかりとした値引き交渉、あるいは、もう少し安くなりませんか、こういうようなことを行って経費の削減に努めております。 まだあの施設については、大規模改修を行いながら、10年以上はしっかりもたせていこうというような感覚ですので、コークスを使わないような方式というようなことでは、現三の倉センターの機械というのは動きません。 加えて、火災を発生をさせましたが、これに対する損害賠償請求は、多治見市として施設管理を行っている日鉄環境プラントソリューションズ株式会社に対してしっかり要求をすると。ただ、日鉄環境プラントソリューションズ株式会社は、私たちは普通に運転をしていたから、賠償する必要はないというようなことで、裁判闘争は辞さずというような毅然とした対応を取ってまいります。
○議長(嶋内九一君) 総務部長 富田明憲君。
◎総務部長(富田明憲君) 地域振興基金の使途についての御質問でございます。 これ、財政向上指針の中で、毎年1億円という条件を定めて活用しておるということでございます。もともと19億円余の基金でございますので、毎年1億円使っていけば、19年、20年でなくなるということでございまして、計画的に事業を行っていくということでございます。 昨年度も、地域集会所の補助、あるいは地域福祉の関係など、10個ぐらいの事業に充当、活用しておりまして、地域の市民の方々へ還元できるような方法をいろいろ考えておるところでございます。
○議長(嶋内九一君) ほかに質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○議長(嶋内九一君) 次に、認第2号
令和元年度多治見市南姫財産区
事業特別会計歳入歳出決算の認定について質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○議長(嶋内九一君) 次に、認第3号
令和元年度多治見市
土地取得事業特別会計歳入歳出決算の認定について質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○議長(嶋内九一君) 次に、認第4号
令和元年度多治見市
駐車場事業特別会計歳入歳出決算の認定について質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
-------------------------
○議長(嶋内九一君) 次に、認第5号 令和元
年度多治見市営住宅敷金等特別会計歳入歳出決算の認定について質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○議長(嶋内九一君) 次に、認第6号
令和元年度多治見市
国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について質疑はありませんか。 14番 三輪寿子君。
◆14番(三輪寿子君) 6号冊の29ページから31ページにわたり、国民健康保険事業特別会計について記載されている。 国民健康保険料が前年に比べると0.96%増えております。1人当たりで13万 6,244円、昨年比 5,911円値上げがされております。県への国民健康保険事業費納付金というのは、前年に比べて 5.8%増えて約31億円、 1.7億円増加しております。収入率は非常に、1.31%向上しておりますけれども、収入済額、これと見積りの差、これが約 2,422万円。ただ、調定額は、見積りよりも約1億 718万円上乗せをされています。不納欠損とか未済額、これが約1億 8,759万円と増えています。歳入歳出差引額は約1億 439万円です。それと基金です。基金も、9億 3,423万円と順当に積まれております。 昨年、国庫負担を元に戻して、応益負担分をなくすよう求める意見書を、国に上げた経緯がありますけれども、令和元年度引上げの大きな要因が、所得割と均等割の引上げであったと思います。 そこで、
新型コロナウイルスの影響で、さらに減収が大幅に見込まれると思いますけれども、条例改正をされました交付金を活用した減免措置、これ、減免申請という手続が要りますけれども、その結果がどうなっているのか、また、保険料軽減のために、今後
新型コロナウイルス、こういうときに基金を活用するべきだと考えますが、その点についてはいかがでしょうか。
○議長(嶋内九一君)
市民健康部長 澤田誠代君。
◎
市民健康部長(澤田誠代君) 条例改正をさせていただきました減免等の状況でございますが、8月7日締切り分で、申請件数は95件で、該当しているのが90件でございます。非該当が5件となっております。減免額といたしましては、令和2年度分が 1,677万円、過年度分、平成31年度分が 319万円ということになっております。 毎月10日頃を締めといたしまして、20日頃減免決定通知を発送しておりますので、1回目が令和2年8月24日の発送になっております。 また、徴収猶予につきましても、47世帯の方から申請がございまして、8月24日現在で47世帯の認定をしております。合計猶予額といたしましては、 672万 1,400円でございます。令和2年度分が 487万 8,400円、平成31年度分が 184万 3,000円でございます。 先ほど、基金についてでございますが、今後の収入の状況によりまして、来年度の国民健康保険の改定に反映させていく所存でございます。
○議長(嶋内九一君) 14番 三輪寿子君。
◆14番(三輪寿子君) かなり申請件数に応じて減免がされておるということで、ちょっと安心しておりますが、まだまだこれ、これから
新型コロナウイルスの状況によっては増えていくのではないかというふうに考えております。 それで、
新型コロナウイルスがない状況の中でも、やはり異常に滞納件数というのも依然増えております。それは、5号冊の
172ページです。 今年度でいきますと、翌年に繰越しが約1億 9,300万円、まだ収入済額は約 111億 3,100万円と。不納欠損というのもここに出てきておるわけですけれども、もうこれ、非常に年々不納欠損というのも多くあって、例えば、加入者の中で、今こういう
新型コロナウイルスのこういう中で、非正規のアルバイト、こういう方も非常に仕事がなくて、ダブルワークをしながら、不安定な中で非常に高い国民健康保険料が重く負担となっています。 今後、こうした
新型コロナウイルスの状況が、先ほども言いましたけれども、大変厳しくなっていく中で、非常に国民健康保険料を支払うのが負担になってくる傾向が強まると思いますので、ぜひこの減免制度、これを本当に多くの人が、こんなのがあるんだということを周知をしていただきたいんですが、その点についてはどのような周知をされていくのでしょうか、今後です。
○議長(嶋内九一君)
市民健康部長 澤田誠代君。
◎
市民健康部長(澤田誠代君)
新型コロナウイルスの関係の条例改正につきましては、7月に本算定を通知させていただいた折に、こういった減免制度がございますという通知を全ての方にさせていただいておりますし、今後も広報等を通じまして、皆さんにお知らせをしていきたいと思っております。また、御相談に来ていただいた市民の方には、丁寧に対応し、御相談させていただいておりますので、よろしくお願いいたします。
○議長(嶋内九一君) ほかに質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
-------------------------
○議長(嶋内九一君) 次に、認第7号
令和元年度多治見駅
北土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算の認定について質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
-------------------------
○議長(嶋内九一君) 次に、認第8号
令和元年度多治見市
介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
-------------------------
○議長(嶋内九一君) 次に、認第9号
令和元年度多治見市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○議長(嶋内九一君) 次に、報第13号
令和元年度多治見市基金の運用状況に関する調書の提出について質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○議長(嶋内九一君) 次に、報第14号
令和元年度多治見市
継続費精算報告書の提出について質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○議長(嶋内九一君) 次に、報第15号 和元年度決算に基づく
健全化判断比率の報告について質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○議長(嶋内九一君) 次に、報第16号
令和元年度多治見市財政向上指針の実施状況の報告について質疑はありませんか。 16番 林 美行君。
◆16番(林美行君) 13号冊8ページに、経常経費で 7.5億円改善されているというデータが入っているんですが、これだけの額が改善されたというのは、具体的にどういうことかというのは分かりますでしょうか。
○議長(嶋内九一君) 総務部長 富田明憲君。
◎総務部長(富田明憲君) 7.5億円は改善ではなくて、経常経費が増えたという表示でございます。
○議長(嶋内九一君) 16番 林 美行君。
◆16番(林美行君) ちょっと理解が十分でなかったが、 7.5億円経常経費が増えたということなんですか。 それで、同じ8ページに、支出の抑制という欄があって、公共施設のランニングコスト軽減、行政改革の実施による経常経費の抑制に努めますとあるんですが、時系列的にどんな実績が上がっているかということを明細化したリストとか、そういうものがあるのでしょうか。あれば、開示してもらいたいと思いますが。
○議長(嶋内九一君) 企画部長 仙石浩之君。
◎企画部長(仙石浩之君) 例えば行政改革というような意味合いでよろしかったと思うんですけども、当然のことながら行政改革は、計画に基づいて提示しておりますので、単に人数だけではなくて、業務全てを洗い出しを行って、どの部分についてどういう計画でやっていくかということはお出しできます。
○議長(嶋内九一君) 16番 林 美行君。
◆16番(林美行君) それぞれ把握できるように、客観的なものがあれば出していただければと。努力をしているから、やっているからというふうではなくて、実際どうなんだと。また、公共施設のランニングコストを下げるということが、本当に地域振興に逆行していないかどうかとか、いろいろな評価がそこでされていくので、そういうことをデータとしてつけていただくと、議会で審議ができると思いますので、それはお願いをしたいと思います。 それから、先ほど井上議員からもありましたが、地域振興基金、この金額で計算していくと20年でなくなると。当初つくった地域を活性化させていく、そういうソフト事業に使ったので、それでいいという話になるのかもしれないですが、どんなソフト事業に充てていくか。例えば、地域地域のコミュニティーの振興を行う、あるいは、住民の皆さんの自主的な活動ができて、市民参加が進んでいく。そのための背景になるとか、基本的にその考え方が要ると思うんですが、そういうものは数字だけじゃなくて、あるんでしょうか。
○議長(嶋内九一君) 総務部長 富田明憲君。
◎総務部長(富田明憲君) 地域振興基金を充当する事業につきましては、毎年度予算編成の中で検討いたしております。市民活動の支援ですとか、地域での活動をお支えできるような、そういった予算に対しての財源ということでございます。
○議長(嶋内九一君) 16番 林 美行君の本件に関する発言は、既に3回に及びましたが、特に発言を許可いたします。 16番 林 美行君。
◆16番(林美行君) 以前から、基金を活用して市民サービスをという議論をしてきたわけですが、何でもいいからお金を使って消費してしまうというような感覚では、原則はいかんと思いますので、そういうふうではないと思うんですけど、考え方として、こういう方針でこのお金を使って、20年でこれだけの結果が出せるというような、そういう戦略的な視点というのをお持ちいただかないかんと思うんですが、それはいかがか。 それから、もう一つ、簡単な話ですが、職員退職手当基金の令和元年のところ、 0.1億円増やしているが残高が20億円という平成30年のときの数字と変わっていないんですが、これは、そういう統計上の何かなんでしょうか。この2つ。
○議長(嶋内九一君) 総務部長 富田明憲君。
◎総務部長(富田明憲君) まず、後のほうの質問の職員退職手当基金の 0.1億円につきまして、これ、端数の範囲内でございますので、特に意味はございません。 それから、地域振興基金の件でございます。 地域の振興に資する事業は、特にこの基金がなくとも、各部署で必要な事業を行っておるというところでございまして、この基金については、その充当するにふさわしい事業を、その中で選んで財源は出ておるということでございますので、もともと担当各部署で、地域振興に資するような事業については、計画的に行っておるというところでございます。
○議長(嶋内九一君) 14番 三輪寿子君。
◆14番(三輪寿子君) 13号冊8ページの諸納付金の収納率の市税について。 市税は、先ほどからも、
新型コロナウイルスの影響はほとんどなくて、前年よりも 0.8%増加ということになっていますけれども、滞納繰越額、5号冊 173ページの市税年度別滞納繰越額に関する調べを見ますと、収納率にかけて非常に努力をしていただいておりますけれども、平成30年度と比較しますと、約倍近く増えていると思います。 こうした状況の中で、今年度、最大限の予算が組まれておりますけれども、先ほども最後のところで、これは順当な健全財政だというようなことも指摘されておりましたけれども、国民健康保険の、今コロナ禍で、国の制度を使って減免が行われておりますけれども、やっぱり市税に対しても、
新型コロナウイルスの前と現在、また、これから
新型コロナウイルスの状況がどういうふうに変化していくのか、非常に厳しい予測はされると思いますけれども、こうした状況の中で、どのようにこれを見てみえるかということと、今後の5年間を通して見直しをしていくという、先ほど総務部長のお答えでしたけれども、本当に一、二年、これは非常に厳しい財政見通しだというふうに私は思いますが、その点についてどのようにお考えでしょうか。
○議長(嶋内九一君) 総務部長 富田明憲君。
◎総務部長(富田明憲君) まず 173ページの表の見方ですが、倍以上に増えておるとおっしゃったのは、令和元年度の例えば市民税 6,500万円、平成30年度が 2,900万円、この辺りを捉えておっしゃってみえるかもしれませんが、そういう見方ではなくて、合計の滞納繰越額が、いつの年度の調定の分かということを表しておるものでございまして、合計で、市民税で申しますと、1億 5,400万円余のうち、令和元年度発生分が 6,500万円余、平成30年度の調定分が 2,900万円余という意味でございますので、決して滞納額が倍増しているということではございませんので、御理解をお願いいたします。 それから、コロナ禍の中での収納ということでございますが、先ほども少し申しましたけども、非常に納税環境が、市民の皆様厳しくなっておる中で、制度としては徴収猶予等の制度もございますけども、丁寧に納税相談に応じながらやっていくということでございます。 税の見通しとしては、今後後半にかけて、あるいは来年度にかけて、かなり厳しい結果も予測されるところでございますので、慎重に推移を見ていきたいというふうに思います。
○議長(嶋内九一君) 14番 三輪寿子君。
◆14番(三輪寿子君) ちょっと厳密に、私がきちっと見ていなかったみたいですけど、6号冊6ページ、これは市税だけではなくて、一番下のところに不納欠損額を差し引いた収入未済額は35億 3,058万円で、前年度と比較すると20億 9,997万 4,000円246.79%増加しているというふうに表現されておりますが、これはどういう意味なんでしょうか。
○議長(嶋内九一君) 総務部長 富田明憲君。
◎総務部長(富田明憲君) 収入未済額35億円余のここの意味でございますけども、これは、税とか使用料、手数料の滞納分ということだけではなくて、各事業の繰り越した事業の財源、補助金とか市債とか、そういったものも含んだ額でございますので、いわゆる滞納分とは違う収入未済額ということでお願いいたします。
○議長(嶋内九一君) ほかに質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○議長(嶋内九一君) 次に、認第10号
令和元年度多治見市
水道事業会計決算の認定について質疑はありませんか。 16番 林 美行君。
◆16番(林美行君) 7号冊10ページに有収率が 87.96%とあるんですが、これ、金額にして幾らぐらいになるもんでしょうか。
○議長(嶋内九一君) 水道部長 村瀬正一君。
◎水道部長(村瀬正一君) 有収率ですが、約1%違いますと、年間 1,300万円ほど変わってきます。
○議長(嶋内九一君) 16番 林 美行君。
◆16番(林美行君) そうすると、1億 5,000万円ぐらいの水が、ちゃんと活用されずに流れているということかと思うんですが、この原因というのは、道路の漏水とかということなのか、あるいは各家庭における漏水とか、それともほかに原因があるのか、その辺はどうでしょうか。
○議長(嶋内九一君) 水道部長 村瀬正一君。
◎水道部長(村瀬正一君) 一番大きな原因は、やはり老朽管で、耐用年数を超えた管が、約2割以上今あります。老朽管から漏れ出る漏水が一番大きな原因だというふうに考えております。
○議長(嶋内九一君) 16番 林 美行君。
◆16番(林美行君) それは、道路の老朽管だと思うんですが、本管から順番に、幹線のところから順番に新しい耐震の管に改善をしていると。そういうことは、20%ある老朽管のうち1割が改善したら、有収率も 1.2%改善し、約89.2%となる。こういうふうに、この問題を解決しないといけないということになるんでしょうか。 もしそうなった場合には、そこにできるだけ先行投資をして、収支を合わせるとどっちが利益が出るかという計算はされたんでしょうか。
○議長(嶋内九一君) 水道部長 村瀬正一君。
◎水道部長(村瀬正一君) こちらのほうの管を入替えることによって、やはり漏水量が減れば、当然有収率が上昇していくというようには思っております。 ただし、有収率といいますのは、要は、例えば火事であったりとか、そういったものについて使った水についても有収率に影響してきますので、幾ら老朽管を直しても 100%ということはありません。 また、宅内で漏れている分につきましても、メーターが回っておりますので、漏れた分の半分は皆さんに負担してもらっていますが、半分は市で負担してございますので、全て 100%を目指すのは大変厳しい状態ではあると思います。 ただし、これを直すことによって、少しでも有収率が上昇し、経営のほうが少しでも改善していくというのは、必ず上がっていくと思いますし、この3年間、4年間で91%以上を目標に進めていく予定であります。
○議長(嶋内九一君) 16番 林 美行君の本件に関する発言は、既に3回に及びましたが、特に発言を許可します。 16番 林 美行君。
◆16番(林美行君) 老朽管によって漏水が起きている。老朽管は、いわゆる耳で調査をして、漏水しているとかいうことは考える必要もなくて、順番に老朽管を更新していく。例えば、5年間で老朽管を改善できれば、1年で 3,000万円ぐらいの収入になる。だから、 3,000万円ぐらい投入しても、当面は、先のことを考えれば、将来のことを考えれば、大きく改善されるということになるというふうに理解ができるかどうか。 もう一つ、そういうふうだったら、思い切ってお金をかけて改善をしてしまえばいいんじゃないかと思うんですが、それはできないんですか。
○議長(嶋内九一君) 市長 古川雅典君。
◎市長(古川雅典君) 有収率の低下については、市長としても、あるいは監査委員からも大変厳しい指摘を頂いております。これを4年間で有収率91%を目標にする、これは、現在、村瀬水道部長の大命題でございます。 多治見市全体の有収率だけではなくて、各配水池ごとのブロック別に今分析をしています。なおかつ、老朽管がどこにあって、どこが一番漏れが大きいのか、これを今探っています。これは、職員も含めてその計画をしっかり立てようというようなことで、どれだけの費用を投入することによって有収率が向上する。その結果、91%に達するというような水道のしっかりとした計画及び市内全体のどこを第1の候補としてやっていくのか、次、どこをやっていくのか、ここまでも詳細な計画を現在、ほぼ立て終わった状況でございます。
○議長(嶋内九一君) ほかに質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○議長(嶋内九一君) 次に、議第79号
令和元年度多治見市
水道事業会計利益の処分について質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○議長(嶋内九一君) 次に、認第11号
令和元年度多治見市
下水道事業会計決算の認定について質疑はありませんか。 16番 林 美行君。
◆16番(林美行君) 企業会計になっていく過程の一番の仕上げの時期のことでございますが、その結果、企業会計にすることによって出てくるメリットというのは、当然、維持管理をしていくことに方向が変わったので、企業会計にしていくというところは十分理解をするんですが、その過程において、今までに先行投資したもの等々の評価がされて、その資産の形も分かった、それから経費の形も分かった、だから、こう取り組んでいく。この数字の中では、結構億の単位の黒字にはなっていますが、将来にわたっては、この経過をたどっての感触としてはいかがなんでしょうか。
○議長(嶋内九一君) 水道部長 村瀬正一君。
◎水道部長(村瀬正一君) 下水道事業、昨年度から企業会計に変わりました。一番としては、やはり今林議員言われたように、収支の関係がきちんと明確になったということが一番あると思います。また、職員のほうの考え方としても、企業職ということでありまして、やはり無駄をしないというか、少しでも利益を上げる方向に考えるようになってきたというふうに思っております。 将来的でありますが、下水道の未普及地域はもうありません。令和3年にはほぼ完了して、もう下水道の地域としては、広がっていくところはほぼない状態であります。これから本当、維持管理の世界に入っていきますので、今のままでは大変厳しい状態にあるなというのは分かります。当然、先ほど市長が言われたように、料金の値上げ等も考えながら、また私たちのほうとしては、少しでも出費を抑えながら、先を見て事業をしていくということになると思います。
○議長(嶋内九一君) ほかに質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○議長(嶋内九一君) 次に、議第80号
令和元年度多治見市
下水道事業会計利益の処分について質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○議長(嶋内九一君) 次に、認第12号
令和元年度多治見市
農業集落排水事業会計決算の認定について質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○議長(嶋内九一君) 次に、議第81号
令和元年度多治見市
農業集落排水事業会計利益の処分について質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○議長(嶋内九一君) 次に、認第13号
令和元年度多治見市
病院事業会計決算の認定について質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○議長(嶋内九一君) 次に、報第17号
令和元年度多治見市
水道事業会計継続費精算報告書の提出について質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○議長(嶋内九一君) 次に、報第18号
令和元年度多治見市
下水道事業会計継続費精算報告書の提出について質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○議長(嶋内九一君) 次に、報第19号
令和元年度多治見市
水道事業会計決算に基づく
資金不足比率の報告について質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○議長(嶋内九一君) 次に、報第20号
令和元年度多治見市
下水道事業会計決算に基づく
資金不足比率の報告について質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○議長(嶋内九一君) 次に、報第21号
令和元年度多治見市
農業集落排水事業会計決算に基づく
資金不足比率の報告について質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○議長(嶋内九一君) 次に、報第22号
令和元年度多治見市
病院事業会計決算に基づく
資金不足比率の報告について質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○議長(嶋内九一君) 次に、議第82号 多治見市延滞金の徴収等に関する条例等の一部を改正するについて質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○議長(嶋内九一君) 次に、議第83号
多治見市子育ち支援会議条例の一部を改正するについて質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○議長(嶋内九一君) 次に、議第84号 令和2年度多治見市
一般会計補正予算(第5号)について質疑はありませんか。 7番 佐藤信行君。
◆7番(佐藤信行君)
地方創生臨時交付金事業についてなんですが、国からでは目の届かないような地域の現場を知り尽くした幅広い視点から感染拡大の防止、雇用の維持と事業の継続、経済活動の回復、強靱な経済構造の構築への活用として、何に使うかは各自治体の判断ということで、全庁的な議論があったというふうに思うんですけども、どのように調整をされ、本市ならでの活用を、どこに重きを置きながら検討されたのかというのをまず教えていただきたいと思います。
○議長(嶋内九一君) 企画部長 仙石浩之君。
◎企画部長(仙石浩之君) 先ほどの御質問にもありましたけれども、これ枠があります。ただし、その枠があるからということではなくて、各課から今の状況に応じてどういったことをやるべきか、早急にやるべきこと、そういったものを予算化を御提出いただきました。提出された予算案に対して、さらに優先順位を全庁的に調整をしていったということでございます。 当然、やるべきことを積み上げた結果、枠を超える形になりました。超える形になりましたけれども、現時点でやらなければいけないことということで判断した部分については、今回、補正予算として計上させていただいたということでございます。
○議長(嶋内九一君) 7番 佐藤信行君。
◆7番(佐藤信行君) 次に、13号冊12ページの3番、情報化技術調査研究費について、リモート会議等、インターネット技術を使った職務環境の整備ですが、本市において、感染拡大防止の面から、交代制の在宅勤務も実施されておりましたが、今後、整備をすることによってどのような環境にしようと計画しているのかお聞かせいただきたい。 同じく13号冊18ページの42番、予防接種費につきまして、1歳から未就学児、小学生から高校生、そして高齢者と3つに分けておりますが、その理由をお聞かせいただきたいと思います。1歳から未就学児と、小学生から高校生は、2から4週間空けて2回接種するなど、自己負担分に差が生じるというふうに思うんですけども、そのところはどのようになっているのか。 また、20ページの50番、緊急経済対策関係費、TAJIMEALGOの第2弾として、和洋菓子を追加されましたが、こちら何食分、また期間を設けて、第1弾のように好評の場合、さらなる食数を増やす考えがあるのか。 また、飲食店がスイーツを新たに開発することも考えられますが、それらも対象になるのか確認をさせていただきたいと思います。 次に、21ページ53番、観光宣伝事業費のたじミュージアムコンテンツ整備事業、GO TO 多治見編について、短編動画作成はどのような内容を考えていらっしゃるのか。ロケツーリズム推進事業費もありますけども、これまで、ロケ地として本市も実績がありまして、実際にロケをした団体のほうからも、市の対応のよさ、そういったものも口コミで広がるなど、次のロケにつながったことがあるというふうに伺っております。 またこれから、「やくならマグカップも」のアニメ化も予定されておりまして、それらをコラボした動画にすることは可能なのか、どういったことを考えているのかをお聞かせいただきたい。 あと、3号冊22ページ、57番の所内ネットワーク環境整備事業費と、58番の商品開発高度化支援事業費では、陶磁器意匠研究所のLANの整備、3Dスキャナー等配備に伴います備品購入費の追加とありますが、陶磁器意匠研究所は、御存じのように本市が誇る施設であることから、求められる施設整備を行っていただきたいというふうに思っております。 今回は、
地方創生臨時交付金での対応ですが、十分な環境が整うのかお聞かせいただきたいと思います。 以上、よろしくお願いします。
○議長(嶋内九一君) この際、暫時休憩いたします。 午前11時54分休憩
------------------------- 午後0時59分再開
○議長(嶋内九一君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 企画部長 仙石浩之君。
◎企画部長(仙石浩之君) 午前中、情報化技術調査研究費について御質問いただきました。 この補正予算は、あくまでもウェブ会議等の開催を前提としたもので、在宅勤務の形、システムをつくっていこうというものではありません。ウェブ会議については、本庁舎と駅北庁舎、あるいは、大学機関等とのウェブ会議が可能になります。在宅勤務についてはあまりにも情報セキュリティーの問題が大きいですので、もう少し中長期で検討していく課題と捉えております。
○議長(嶋内九一君)
市民健康部長 澤田誠代君。
◎
市民健康部長(澤田誠代君) インフルエンザの予防接種への助成についての御質問を頂きましたので、お答えさせていただきます。 まず65歳以上の高齢者につきましては、定期接種となっております。優先的に受けていただく方ということでございます。それを、現行 1,900円の自己負担を頂いているところを自己負担 1,000円とさせていただくものです。 また、1歳から未就学児につきましては、今までこちらの助成が 1,000円でございましたが、 2,000円にさせていただきまして、2回打たなければいけないということに関しましても、1回につき 2,000円の助成をさせていただきますので、2回とも助成の費用は変わりません。 小学校から高校生を新たに追加させていただきました。こちらは、インフルエンザの集団感染が発生しますとやはり医療機関に大変負担になりますので、今回、小学生から高校生を追加させていただいた分となります。
○議長(嶋内九一君) 経済部長 長江信行君。
◎経済部長(長江信行君) まず、TAJIMEALGOスイーツ+(プラス)が何食分かということでございます。 お饅頭などの和洋菓子は、 500円分で 200円引きになるので、仮に 200円の割引を1食分として換算しますと、お弁当の持ち帰りの 200円引きと合わせて10万食分になります。これはいつまで実施するのかということですが、当然、予算の範囲内で実施する予定でございます。 増額することはあるのかということでございますけれども、先回のように大好評ですぐに終了するような状況になるのであれば、また、補正をお願いしたいというふうに考えております。 ただ、飲食店がスイーツを開発したら対象となるのかという御質問でしたけれども、TAJIMEALGOにスイーツ登録をしていただければ対象になります。 それから、たじミュージアムの動画についてということで御質問を頂きました。多治見のいろいろな魅力を発信する動画を考えておりますので、議員がおっしゃったような今までのロケ地についても対象に取り上げていければと思っております。 「やくならマグカップも」につきましては、13号冊21ページの56番にありますロケツーリズム推進事業費のPRプロモーションの中で作成する予定でございます。 それから、陶磁器意匠研究所のLAN整備と3Dスキャナ等の購入についてこれで十分な環境が整うかという御質問でございました。これで3密を避けたリモートの講義等ができますし、3Dプリンタに引き続き3Dスキャナを導入することで各業界と連携しながら新商品開発をできる環境が整うというふうに考えております。
○議長(嶋内九一君) 7番 佐藤信行君。
◆7番(佐藤信行君) 情報化技術調査研究費については、ウェブ会議ということで認識をさせていただきました。 また、予防接種費についてなんですけれども、高齢の方を優先的にということでもあったんですけれども、確認させていただきたいんですが、3つの段階に分かれているんですけれども、特にこの高齢者と1歳から未就学児、また、小学生から高校生の方々が実質的に支払いをする自己負担分の金額に少し差があるのかなというふうに思うんですけれども、逆にこの自己負担分の額を一緒に、同じ金額に、例えば、 1,000円なら 1,000円とするような検討はなかったのかということをお聞きしたい。あとは、今後、
新型コロナウイルスの影響、また、今回の助成拡充によって例年より予防接種を受けられる方が増えるのかなと思うんですが、どのようにワクチンを確保されるのか。また、先ほど優先的にというお言葉もあったんですけれども、こういうふうに分けて優先的に予防接種を受けていただくような対応を検討してやられていくのかというのをお聞きしたいと思います。 また、緊急経済対策関係費についてなんですが、10万食分ということであった。前回も非常に好評であって、非常に画期的な取組だと思いますので、今後のTAJIMEALGOスイーツ+(プラス)についても大いに盛り上がっていただきたいなと非常に期待をしております。 また、飲食店のほうでも各スイーツ開発に取り組んでいるという姿もありますので、併せてできると非常にいいなと思っていたが、そちらも対象になるということをお聞きすることができたので非常に良かったと思います。 また、テイクアウトだけではなく、Go To Eatへの支援も、今後、これの好評ですとか、これに絡んで検討されていくのかというのをお聞かせいただきたいと思います。 陶磁器意匠研究所の件については、今回、
地方創生臨時交付金での対応になるんですけれども、これからも引き続きこの
地方創生臨時交付金以外でも必要な整備については、行っていただきたいなと思います。
○議長(嶋内九一君)
市民健康部長 澤田誠代君。
◎
市民健康部長(澤田誠代君) 自己負担分を統一にするという考え方なんですけれども、インフルエンザの予防接種は各医療機関によりまして価格が違っておりますので、そちらの医療機関ごとで自己負担分を統一することになると差が出ますので、市としては、助成の金額を統一させていただいたという結果でございます。 また、優先順位をつけてということなんですが、高齢者につきましては、やはり定期接種が義務づけられておりますので、65歳以上の高齢者の方を優先的に打つということで、けさの報道でもございましたように、まずは高齢者の方から10月開始とともに打っていただきまして、10月の後半に、医療従事者や、1歳から、国の方針では小学2年生までというふうになっておりましたけれども、多治見市としては今まで未就学児に助成を出しておりましたので、1歳から未就学児の方を中心にというふうに考えております。 また、小学生から高校生はやはり蔓延してくる時期までには打っていただきたいなとは思いますけれども、ワクチンが手に入るかどうかということにつきましては毎年課題でございまして、今年も、けさの報道によりますと7%増産するということは出ております。今までで一番最大の量産をするというふうには出ておりますが、とても7%の増産では追いつかない部分があると思いますので、そのあたりは医師会にお話をさせていただいて、できるだけ手に入れていただけるようにお願いしたいと考えております。
○議長(嶋内九一君) 経済部長 長江信行君。
◎経済部長(長江信行君) 国が行いますGo To Eatにつきましては、まだ詳細が詰まっていないと思いますけれども、このTAJIMEALGOスイーツ+(プラス)とタイミングが合えばぜひ一緒になって活用ができればなというふうに考えております。
○議長(嶋内九一君) 5番 奥村孝宏君。
◆5番(奥村孝宏君) 13号冊19ページ、44番の焼却施設等火災対応関係費について質問をしたいんですけれども、今回、 407万 8,000円の補正予算が組まれています。当初予算で 2,250万円を計上していて、今回 407万円の増額となったんですけれども、この増額となった理由というのは、年度当初の見積もりに対して何か変わってきたのでしょうか。
○議長(嶋内九一君) 環境文化部長 若尾浩好君。
◎環境文化部長(若尾浩好君) この 407万 8,000円の部分につきましては、破砕ごみの処理し切れない部分を名古屋市の破砕工場で処理をしていただく委託料の増額でございます。その内容なんですけれども、当初予算は50トン分しか予算を組んでございませんでした。今回50トン分を全て使ってしまいましたので、さらに必要になってきた部分がございますので、補正させていただくというものでございます。
○議長(嶋内九一君) 5番 奥村孝宏君。
◆5番(奥村孝宏君) 当初50トンの予定が既に使ってしまって50トンということなんですけれども、まだこれは9月にもなっていない8月の段階で当初の見積もりを超えているということは、この後、この50トンの予定で年度内がクリアできるのか。それから、もともと三の倉センターで火事になってしまったところは、今、改修の計画がないわけなんですけども、その部分で、この後、名古屋市大江破砕工場へ持ち込むことによって、何年間、この委託料を年間幾らぐらいの見積もりで予定されているのか。これはずっと足りなくなったら足りなくなったらと言っていたら、きりがないと思うんですけど、どのように考えていらっしゃるのでしょうか。
○議長(嶋内九一君) 環境文化部長 若尾浩好君。
◎環境文化部長(若尾浩好君) 昨年度の8月末に火災がございましてからずっと破砕ごみが搬入されておりまして、その処理がほとんどできていない状態でしたので、そこにたまってしまった分をまず処理したいということで、もう精力的に破砕ごみを、大江破砕工場へお願いさせていただきました。 今後は、当然、持っていく分もございますが、今、大畑センターのほうで分別しております。来たものを金属部分とそれ以外の部分に分けまして、金属部分についてはもう買い取ってもらうような形にしています。ただ、やはり人力でやっていますから、処理し切れない部分がございます。そういったものにつきましては、ちょっと細かくして、幸い、多治見市の焼却施設は溶融炉でございますので、そこでちょっとした金属であれば、溶けて燃えますので、そちらのほうへ搬入するということも今後考えております。 ですので、今まで精力的に名古屋市大江破砕工場にお願いしてきたほどはそちらに持っていかなくても、自分のところで処理できると考えております。
○議長(嶋内九一君) 5番 奥村孝宏君。
◆5番(奥村孝宏君) 三の倉センターの施設自体は、計画だと、この先、13年ほど使う予定になっているようなので、その13年間をずっと今のことを繰り返していくならば、もし厳しい状況にあるならば、やはり市民の皆様にも分別なりで協力を頂かなきゃならんときもあるかと思いますので、そういったところを相対的に見て事業に取り組んでいただきたいと思います。
○議長(嶋内九一君) 15番 若林正人君。
◆15番(若林正人君) 私からもちょっと質問をさせていただきます。 今、奥村議員が言われた衛生費の件からちょっと質問させていただきたいんですけれども、間違いなくこれで大畑センターの役割が恒久化するわけですね。三の倉センターは回復の見込みがないとすると、今、環境文化部長が言われたように、大畑センターで分別して、もう一度三の倉センターに戻すという新たなことをやっていると言われると、それは前にも言ったんですけれども、搬入する車両が、従前と比べて量が増えるのではないかと懸念するわけなんです。その辺について、当初は三の倉センターがどの時点で回復するか、それまでの暫定だと思ったほうがこれは恒久化するという。分かりますが、財政的なものはありますけれども、その辺について、車両など、地域に与える影響を一回しっかりと示していただきたいと思うんですが、その点について、まず、お尋ねを致します。 それから、今回の補正予算をしましてこれで第5号です。 3月31日に多治見市に初めて
新型コロナウイルス感染者が報告されて以来、現在36名いる。この中で補正予算は第5号まで来ました。いろいろなことをやっていただいています。それを36名の数字も含めて
新型コロナウイルス対応について、行政のトップとして市民に対する可能な限りの支援、そういうものを含めて、ここまでの、これで全てとは思いませんが、市長には中間報告の形で行政がやるべきは、どの程度のことができているのか、ちょっとお聞かせ願いたいと思います。 それから、歳入について1件、3号冊の9ページにあります、22款諸収入、総合体育館指定管理者不適正業務に係る合意金92万 1,000円についてですが、これは報告を受けていますが、合意に至るまでの経緯と、さらにはこの後に出てまいります議第 120号への関連について、説明をしていただきたいと思います。 以上、冒頭の質問をお願いします。
○議長(嶋内九一君) 市長 古川雅典君。
◎市長(古川雅典君)
新型コロナウイルス関連につきましては、前半の5人は非常に重症の患者さんが多うございました。極度な緊張感を持って役所の中で会議を行いました。第2波は軽症といえども、発生、感染の人数があまりにも多いということで対応に相当苦慮いたしました。 最近につきまして、多治見市民病院の今井病院長を招聘しまして、2回、専門家会議を行いました。 とにかく一律10万円で見ていただいたように、国のお金をどういうふうに分配するのかということについては、スピード感を持ってやろうと。第2波、第3波については、全員に対しての応援ではなく、困っている人たちに対して早く応援をしよう。それも、申請制度ではなく、役所からのプッシュ型、ひとり親の子どもさんたちに1万円の図書券の配布等も行いました。 加えて、TAJIMEALGO、お弁当の応援ということも非常に大きな効果があった。今回、また、それにプラスお菓子、これはお菓子の組合からの要望がありました。 ここのところ一番心配をしているのは医療の崩壊です。1次の医師会との連携をしっかり密に取る。2次の多治見市民病院の状況を常にウオッチする。最終的には、砦として岐阜県立多治見病院、加えて、ありがたいことに土岐市立総合病院を使ってPCRセンター、多治見医師会が本当に積極的に動いていただいている。ということで、愛知及び県内の中では最も
新型コロナウイルス対応、特にPCR検査等についてはレベルの高い充実した地域がこの東濃地域ということが言えます。 最も緊張するのは、市の職員、あるいは、幼稚園、保育園、小学校、中学校の先生、ここで感染が起きたときに瞬時に誰がどう動くか。これをぎりぎりもう10回ぐらい、水際まで来ました。そうしたときに、学校をどういうふうに閉鎖をするのか、どういうふうに消毒をするのか、こういうことが、いざ有事になってから動くのではなくて、想定をしてしっかりと動こうということを行っております。 先般は、東濃保健所のほうに激励に行ってまいりました。保健所長も本当に疲弊をして、自らがPCRの検体を取るということも行っていらっしゃいます。 近くでは、岐阜県立多治見工業高等学校のクラスターのぎりぎり発生があるかどうかということも来ました。 とにかく見えない敵に対してどう対応するのかということに関しては、いつも申し上げますが、多治見市役所オールを挙げてしっかり対応する。 東濃県事務所長とのホットラインを使う。1日8人発生したという多治見市の感染者のときには、岐阜県知事に直接電話をして「大変御迷惑をおかけしています」ということを言いました。 感染者数、1番が岐阜市、2番が可児市、3番が多治見市です。県境をまたぐなということは、言うは簡単なんですが、例えば、多治見市民病院の病院長、事務部長は愛知県からの通勤です。本市の職員の多くも愛知県からの通勤が多いというようなことと、これだけ行き来がある状況の中では、やはりしっかりと緊張感を持つ。いざ大きな状況が起きたときには遅延なくすぐ動ける体制をしっかりと用意するということを行っております。 加えて、長期戦に備えて、マスクを何万枚用意するのか、消毒液をどれだけ用意するのか、その目標値はしっかり定めました。 もう一個、購入に当たっては、どれだけの金額が適正なのか、これは、木沢記念病院の物品購入等を参考にしながら長期戦に備えてしっかり対応する。こういうことを行っております。
○議長(嶋内九一君) 環境文化部長 若尾浩好君。
◎環境文化部長(若尾浩好君) まず、大畑センターへの搬入の件でございますが、当初、私たちも当然大畑センターへ出入りする車両が増えると予測しておりまして心配しておりましたが、幸い、一般車両の搬入に御迷惑をかけるなど、そういった状況はございません。今後も出入りは当然増えますので、留意していきたいと思っております。 もう一つですけど、総合体育館指定管理者不適正業務に係る合意金についての経緯でございます。 これは、感謝と挑戦のTYK体育館の大改修が終わった後の昨年度の4月から今年度の6月までの間に、不適切な貸し出しがあったということなんですけど、内容は、第1競技場のアリーナは2分割とか3分割で使えるんですけど、予約の後に空いているその真ん中の部分の3分の1を受付職員が意図的に個人利用枠というような名称で押さえてしまっていたということです。それによってどういうことが起きるかといいますと、主にバスケットボールになるんですけど、バスケットボールは最低でも2分の1を使いますので、バスケットボール競技への貸し出しができなくなるということでございます。 そういうふうにした理由なんですけれども、バスケットボール競技を第1競技場で行うためには、移動式のゴールを設置しなければいけない。自動でリモコンで持ってくるものなんですけど、その車両のところの調子が悪くて、女性の職員だけでは移動することができなかったということがございまして、それがあったために受付職員の判断でそういった不適切な状況になっていたということがございます。 それを本年度になって発見しまして、追及していきました。そういった中で、感謝と挑戦のKGIグループ、指定管理者側がそれを認めまして、そこの押さえた部分を全て借りたというような想定で出した金額がこの合意金の92万 1,000円でございます。 また、指定管理の指定との関係だと思いますけど、その関係につきましては、今回の件について、今回、指定替えの選定の際にしっかりと選定委員の皆様にもその件については知っていただいておく必要があると考えておりました。選定を行う前にまず前年度の評価委員会で評価を行って、その中で、しっかりそこも説明をして、反省等もしっかり指定管理者側から聞いた上で選定をしてございます。
○議長(嶋内九一君) 15番 若林正人君。
◆15番(若林正人君) 分かりました。今の指定管理者の指定については、議第 120号で聞きます。 地域には、やはりそういうことが問題にならない程度にきちんと我々も区に対してはきちんと話しますけれども、その辺も行政としての役割はしっかりとお願いいたします。 多治見市は、
新型コロナウイルス対応をよくやっていると思っています。ただ、7月末、第2波、市長がいわゆる緊急メッセージを出されたころ、議会としても非常に心配しました。今の36名という数字、私たちもプロではありませんので、何と評価していいのか分からないのですけれども、より一層気を引き締めなくてはいけないというふうに考えていますので、それはここで共有したいと思っています。 今回、先ほどこの議案ではないところで、例えば、今回の
地方創生臨時交付金の多治見市での決定手法等について優先順位等も含めて、企画部長でしたかね、そういう発言をされまして、しっかりとしたステップの中で決められているということは十分に分かりました。 ただこれを見る限り、もう市民の生活レベルにはもうそろそろそこまではいいのかなという感じが出てしまうんです。その中で、例えば、ぱっと感じるのが、組織なりの存続の保証をするための金額というのが非常に丁寧に細かく出ている気がするんです。 今回、そこに力点が置かれたように私は感じるんですけど、その点について、今、このタイミングでそこにこれだけのものを示す必要があったのか。そのところの説明を求めたいと思います。 それから、13号冊12ページの2款総務費、4番の新生児特別定額給付金事業費の 3,545万 1,000円についてですけれども、これ自体を事業項目に加えていただいたことには非常に感謝いたしますが、まず、対象とする期間、この基準日の4月28日から11月1日とした理由、明確な理由をこれを明らかにしていただきたいです。区切りですので、どこかで区切らなくてはいけないという必要性は、私も十分理解いたします。しかしながら、せめて同学年になる子どもたち、令和3年4月1日までの新生児に対して公平性の観点からも全員に給付すべきではないでしょうか。 市長は、常々、子育て環境県下ナンバーワンを目指されているわけです。ここを11月1日に区切る理由は何もないと思います。こういうところこそ財源の工夫をするなり、一般財源から恐らく 3,000万円あれば十分だと思います。 それでいて、それ以上のものが多治見市に与えられる価値観とするならぜひやるべきだと私は強く主張したいと思うんですけど、これについての再考の考えについて、お考えをお聞かせください。
○議長(嶋内九一君) 企画部長 仙石浩之君。
◎企画部長(仙石浩之君) まず、1つ目、組織の維持に重点的に配分しているのではないかという御趣旨の御質問がありました。それは恐らく指定管理への保証の部分を指しておっしゃっていると思われます。 指定管理の保証については、これは一番大きな理由としましては、市の要請に基づいて施設を閉館していただいたということでございます。ですから、閉館時については、10分の9の補填をしていくという形の計算をさせていただいております。それ以降も利用者はそれなりに少ないため、開館しているときについては、自助努力等もできるということで、10分の5という補填をさせていただいたということでございます。 もちろんこの交付金の性格自体が実は国も示しているんですけれども、雇用の維持や事業の継続の部分にまず使いなさい、それ以外については、未来に向かって、新しい生活様式等、そういったことを見据えた部分に使いなさいと。その2つがございます。ですから、今回の補正予算も、今、言った事業の継続という部分と、GIGAスクールのように将来への投資、あるいは、先ほどから出ているTAJIMEALGOのように新たな商品開発に向けての後押しをするというような部分にもバランスよく配置したものというふうに考えております。 それから、2つ目の御質問、新生児の給付の期間です。生まれた期間。11月1日と申されましたけれども、これはたしか「10月末日まで」ということで設定をさせていただきました。この制度を検討したときに、今、言われている第2波というのがどの程度のものなのかというのが明確になっておりませんでした。ですから、この10万円というのはあくまでもこの
新型コロナウイルスの感染症が蔓延をしていて、そこで経済活動もままならない、あるいは、生活のステイホームでもままならない、そういったものをどう克服していくかということに対して支給するものですから、その意味で、10月末という設定をしたということでございます。
○議長(嶋内九一君) 15番 若林正人君。
◆15番(若林正人君) 11月1日、10月31日が何曜日かは分からない。11月1日と書いてあったから言っただけである。まだ先の話になるが、例えば、10万円のために出生の日にちを1日前にするような人はいないとは思いますけど、こんな区切り方は、理由にならないのではないか。同学年ですよ。将来子どもたちは覚えていませんでしょうけれども、親が、君はもらった子で、君はもらっていない子だなんて言わないとは思いますが、子どもたちをここで区別する理由はないでしょう。 あと5か月分ですよ。6か月で 3,500万円ですから、約 3,000万円である。例えば、いつも私が言う一般財源から出しても、決して未来の投資として多治見市で無駄な金ではないと思いますよ。逆にここで切る理由のほうが説明が難しいと思う。ここはぜひ考えていきたいと思います。 それから、今回の補正予算について、
新型コロナウイルスでいっぱいなことは分かります。しかし、この9月議会にこれほどまでに議案の提案がないし、予算のほかのものに対して予算化されないのは、ちょっと驚きなんですけれども、多治見市はそれほど
新型コロナウイルス以外には問題が起きていないという理解でよろしいのでしょうか。併せて答弁をお願いいたします。
○議長(嶋内九一君) 市長 古川雅典君。
◎市長(古川雅典君) 多治見市単独としての愛情、よかれと企画部はきっと思いました。もともと一律10万円は国が基準日を持ってぴちっと切ってしまいました。それ以降、生まれた赤ちゃんってかわいそうじゃないか、そこがもともとの発端です。 では、今度、同級生でどうなんだという議論ですよね。と今度4月1日基準日でぶつっと切っちゃうと4月2日に生まれた子、かわいそうじゃないかと。でもそれは同学年なら同学年というような議論、というようなことについては、一理あると市長としては思います。 今後、この11月1日で切るのか、それをさらに同級生として延長して4月1日まで延期をするのか、これは役所内でしっかりと議論を致します。
○議長(嶋内九一君) 18番 仙石三喜男君。
◆18番(仙石三喜男君) まず、13号冊19ページ、44番の焼却施設等火災対応関係費でございますが、先ほど、大畑センターにたまっているものを処理をしたから増えたよという環境文化部長の御答弁でありました。 我々が聞いておりましたのは、この委託料について名古屋市大江破砕工場に持っていくのは、年間50トンぐらいということで当初予算も組まれておりましたけれども、50トン以上の破砕ごみがたまっていたという捉え方をしていいものかということをまず確認したい。 それと、また、飲料缶については、全員協議会の中で、据え置き型の飲料缶分別処理設備を導入することをお聞きしていましたけれども、その辺のところはどのような方向をお示しされながら、今来ているのかということも併せて少し教えていただければありがたいなということであります。 それと、破砕の処理の仕方はいろいろとあるけれども、こういうやり方しかない、これから12年間続くのだなということを認識しましたけれども、そうなのかをちょっと確認をさせてください。 2つ目は、先ほど同僚議員から質問のありました、今回、全部で10施設ですか、出ています休業運営支援について企画部長から御答弁がありましたが、休館、あるいは、開館後のその補助率の決め方が今回明示されておりますけれども、休館日については10分の9、開館後については10分の5ということで各施設とも特に休業支援については9施設載っていますけれども、約 7,200万円、そして、運営支援として多治見まちづくり株式会社の駅北立体駐車場等へ、これは運営支援になると思いますけれども、約 2,500万円ということで、これは全部足すと非常に大きな金額で1億円近いお金が運営支援、あるいは、休業支援ということで、今回の補正でなっていますので、金額はちょっと大きいのであえて御質問しますが、これは多分指定管理者との協定によるものだと思いますけれども、それで間違いはないのかということと併せまして、国からの指導の中で、こういう指定管理の施設についてもこのような対応を善処しなさいというようなことに導かれて、こういう今回の補正予算に上がっているのかどうか、少しお尋ねをさせていただきます。 それともう一点、先ほど総合体育館指定管理者不適正業務に係る合意金について出ましたけれども、ここでお聞きしたいのは、先ほど環境文化部長から、1年以上の間分からなくて、不適切処理があって、その分を今回処理するということの御答弁でありました。 非常に長い間分からなかった理由はどこにあったのか。もう少し早くそういうようなところに気がつくような体制がなかったのかどうか、聞いていて疑問に思うところがありましたので確認をさせてほしいということ。そして、また、感謝と挑戦のTYK体育館においては、JVで感謝と挑戦のKGIグループが指定管理者としてやっていただいておりますけれども、今回のこれは代表企業のコナミスポーツ株式会社だけの問題なのか。指定管理者としての、JVとしての責任としてあるのか、その辺の市としての見解はいかがか、お尋ねを致します。 以上です。
○議長(嶋内九一君) 市長 古川雅典君。
◎市長(古川雅典君) 三の倉センターの火災の関係、その後の対応については、しっかりこの場で発言をさせてください。 ずばり申し上げます。名古屋市役所の厚意です。あれ、全て今裁判をかけてでもいいから、日鉄環境プラントソリューションズ株式会社と多治見市が戦うという姿勢ですが、全面改良すれば10億円というお金。保険が若干出たとしても市費の投入はすごく大きい。これをどうするかということを副市長を中心としてプロジェクトを組みました。 そうこうしているうちに、名古屋市の環境局長から連絡がありました。名古屋市長からも連絡がありました。「困っている。困っているんだったら助けるよ」。これは過去に多治見市が名古屋市を何回も助けたことがあるという友情に基づいて「応援するから持っていらっしゃい。その分をやってあげますよ。その部分については利益を取らない。全く原価でやってあげる」ということになりました。 この後、どうするんだということなんですが、当面どころかずっとこの方策で行くというのが本市の計画でございます。 今月中に名古屋市の新しく就任された女性の副市長が多治見市に来られます。新しい名古屋市の環境局長も来ていただきます。そして、市長として11万人の市民をしっかり代表してお礼を申し上げます。こういった、困ったときは恩返し、お世話になったら恩返しという名古屋市と多治見市との非常に強い友好関係があってこういうことが成り立っております。 しっかりこういうことについては、市民の皆さんに本来はもっともっとPRするべきですが、今回、補正予算が出ておりますので、今までの経緯についてしっかり説明をさせていただきます。 次、コナミスポーツ株式会社の不正事件です。本来であれば、市長としてそれだけの不正をしたんだから、次の指定管理からは外すという選択肢も入れて委員会の中で議論をしてください、そこまで言いました。 ただ、委員会の中では、それは、ある意味、組織的なものではなくて、一個人の思い、バスケットゴールを動かすのが大変だというようなことから、減点はありましたが、2つの団体のエントリーがあって、最終的には感謝と挑戦のKGIグループが減点はあったものの、もう1団体より上回るということになりました。 監査の方法については、今後、しっかりと対応するということですが、どれだけいろいろな監査をしても、不正をする人はその目をかいくぐっていきます。一番いい例は下呂市の数億円というお金をずっと隠し続けたというようなことがあります。市の職員として指定管理に出した。それはもう完全に丸投げではなくて、定期的に、あるいは抜き打ち的にきちんと業務が行われているかどうか、それは、再度今回の事例として、環境文化部長として徹底をしなさいというような指示を出しております。
○議長(嶋内九一君) 企画部長 仙石浩之君。
◎企画部長(仙石浩之君) 指定管理者に対する支援金のことでの御質問を頂きました。 若干、先ほどの回答と重なる部分があるのですけれども、利用料金によって指定管理者が人件費を賄ったりしている施設が多い状況です。そういう中で、市の要請に基づいて、休業してもらったというところに対してこの支援金を払っていくということでございますけれども、協定に基づいたものかどうか、これは協定に
新型コロナウイルスの場合はどうするかということまでもちろん書いてありません。一つの読み替えです。それは協定の中で、甲、乙。要は多治見市と指定管理者ですね。両方の責めに帰さない事項とか、災害が起こったときは甲と乙が協議して対応を決めていくというふうになっています。 今回の
新型コロナウイルスの状況は、この災害に準じるのではないかという判断がありましたので、その部分を活用して、今回のような計算をしたということでございます。 あと、民間の通常の事業者云々とのバランスということが御質問の中に入っていたようですけれども、これはあくまでも市の施設について市から休業要請をしたというようなことは原則なものですから、一般の事業所とはちょっと違う。あと、一般の民間事業者の場合は、国による、今、いろんな支援策がありますよね、持続化給付金等々。ですから、そういうもので対応していただくという考え方です。 なお、先ほど、若林議員から新生児特別定額給付金事業費についての御指摘で、11月1日というのは議員がおっしゃるのが正しくて、私が間違えておりました。10月31日ではなく、11月1日までという議案になっております。申しわけございませんでした。
○議長(嶋内九一君) 18番 仙石三喜男君。
◆18番(仙石三喜男君) 最後に御答弁いただきました休業運営支援については、協定書の中ではその問題はないけれども、協議を進めていくということの御答弁だったと思います。 それで、今回、たくさんの施設が対象となっておりますけれども、この10施設の中にも、例えば、非常に利益が出ているところ、利用料金制の中で利益の出ているところ、余裕のあるところ、また、厳しいところなどいろいろと温度差があると思いますけれども、そういう、今までの経営の中の、内部留保というのか、経常収支のプラスに出た部分というのか、いろいろとあるかと思います。そういうところは若干加味されたのか、それとも、一律、こういうふうなほうが妥当かなと決められたのか、多分、後者だと思いますけれども、そのときにどういう議論がなされたのかということをもしあれば、お聞かせください。 2つ目といたしまして、先ほど市長から御答弁いただきました不適切業務の件については、さっき若林議員がおっしゃったように、指定管理の議案の中で皆さんの御意見を聞きながらしっかりと市長のおっしゃったことを受け止めながら議論が必要かなと思っていますので、またよろしくお願いいたします。 それから、もう一回聞きますけれども、破砕処理については、残っていた破砕ごみは、もう去年の中で全部処理は終わってしまいましたよということで今回の補正予算分で済んだという捉え方をする中での金額だということでよろしいでしょうか。
○議長(嶋内九一君) 企画部長 仙石浩之君。
◎企画部長(仙石浩之君) 御指摘のような議論は当然ございましたが、これまで利益をあげている、あるいは、非常に苦しい経営状況というのは、ある意味、指定管理を任された指定管理者の努力によって得られている結果であります。 それに対して、今回、何度も言うようですけれども、市のほうの一方的な休業要請を受けていただくということをやったわけですから、そこに対しては、今回に限っては一律のルールで適用したほうがいいだろうと判断を致しました。
○議長(嶋内九一君) 環境文化部長 若尾浩好君。
◎環境文化部長(若尾浩好君) 昨年の8月末に火災があったので、9月から今年の夏まで約1年近くごみの量、大体、月平均20トン当たり破砕ごみが入ってきます。名古屋市大江破砕工場にお願いしているのが50トンですので、 170トン残ってございます。 ただ、それも分別しながら大分減ってきておりますし、最近、自転車なんかは有償で引き取ってもらえるところもありましたので、そういったところでも減らしてきております。 ですので、また、名古屋市大江破砕工場のほうへお願いしなければいけない部分もございますので、今回、ちょっと多めに補正させていただきました。
○議長(嶋内九一君) 19番 井上あけみ君。
◆19番(井上あけみ君) 話の続きということで、焼却施設等火災対応関係費について破砕処理費の委託料の増額なんですけれども、たまっていたものがあるからということで、補正があったんですけれども、見込みとしては、毎年どのくらいというふうな見込みなんでしょうかということと、その金額ですよね。それが分かれば教えていただきたいということがあります。 それから、13号冊17ページ、31番の保育所備品購入費ということで、玩具等の殺菌機器整備ということなんですけれども、これは各保育園ですから保育園の数だと思うんですけど、1台お幾らなんですか。 なぜこういうことを聞くかといいますと、やはり玩具の殺菌の処理の機械が欲しいのが、児童館です。児童館に子どもたちが来てもおもちゃを出してあげられないということで、非常にちょっと残念な感じになっております。 それについてお伺いしたいということと、それから、先ほどの指定管理者の利用料金制度を採っておられるところに対しての支援の考え方を伺ったんですけれども、指定管理者の中でも全て正規の職員が携わっているわけではなく、非正規職員の方も働いていらっしゃると思うんですよね。その非正規職員の方たちに対してその指定管理者がどのような対応をとったかとか、そういうことは何か報告があって、御存じなんでしょうか。それも教えていただきたいと思います。 それから、13号冊27ページ、86番の学校給食管理運営費で、事業者への補助金の増額としてあるんですけれども、1回 1,000万円の補助を出していらっしゃるんですけれども、あとの 1,000万円というのはどういうふうな理由でここに計上されているのか教えていただきたいと思います。
○議長(嶋内九一君) 環境文化部長 若尾浩好君。
◎環境文化部長(若尾浩好君) 処理の見込みという質問です。先ほどちょっと申しましたように、月平均20トン入ってきますので、年間 240トン処理する必要があると考えております。 先ほど申しましたように、手作業で分別しながら、残ったものは溶融炉で溶かす、燃やしてしまうということもできます。ですので、できるだけそういうことをしながら、なおかつ、名古屋市大江破砕工場のほうへお願いしたいということですので、名古屋市大江破砕工場のほうへお願いする分につきましては、今年度の予算では50トンと考えておりましたが、今後、50トンよりはちょっと多くなる見込みになるかなと思います。 大畑センターのほうで処理できるものについては、もう少し多くできますので、そういった形で年間 240トンを処理していきたいと考えております。
○議長(嶋内九一君) 福祉部長 鈴木良平君。
◎福祉部長(鈴木良平君) 保育所の殺菌庫の件ですが、これは1台当たり42万 8,000円で9園分でございます。 今回、確かにおっしゃるように、児童館についても消毒作業をやっております。検討は致しましたけれども、特に保育園は慢性的な保育士不足で大変であるという中でまず保育園に入れることによって少しでも作業を楽にしようという観点からです。 児童館については、営業時間を1時間繰り上げて殺菌の時間に充てているという対応を取っておりますので、その中で今のところやってもらっています。 議員おっしゃったような苦労があるということも話としてはある程度聞いておりますけれども、まずは保育園を優先したということでございます。
○議長(嶋内九一君) 企画部長 仙石浩之君。
◎企画部長(仙石浩之君) 指定管理者の正規職員、非正規職員の待遇等々について御質問がありました。まさに今回の支援金制度の目的の一つがそういった安定した雇用をきちんと守っていただくということでございましたけれども、この制度をやる際に、指定管理者から多くのお話を伺いましたが、その伺った範囲内で言えば、例えば、一方的な解雇をしたとか、そういうことはないというふうに聞いております。 もちろんこちらからもそういうことをしないようにということはきつく言っております。むしろ問題は労務管理上、その解雇云々ではなくて、
新型コロナウイルス感染症にかかるのが怖いから行きたくないと言われる職員がいるということで困っているというお話はよく伺いました。
○議長(嶋内九一君) 教育長 渡辺哲郎君。
◎教育長(渡辺哲郎君) 給食費の補助でございますが、3月、4月、5月と休校しました。3月の発生分は国のほうからもその手当がありまして、補償金という感じで、市のほうも 1,000万円予算を計上させていただきました。 663万円入ってきました。 今回は、4月、5月に発生した分と、それ以降に起こるだろうということに対して補助金という形で業者のほうに協力していきたいということで計上したものでございます。 これまで 1,000万円は損失、今回は補助金ということで計上させていただきました。
○議長(嶋内九一君) 19番 井上あけみ君。
◆19番(井上あけみ君) 名古屋市に友好的にやっていただいているということは本当に感謝をしたいと思います。それで、年間 240トンということは、そうするとお幾らになるのか。今の 400万円に4を掛けることになると思うんですけれども、答えていただきたい。 それで、あとは、この費用というのは、今これから費用を答えていただくんですけれども、三の倉センターの破砕機が正常に運転していれば、発生をしなかった金額だというふうに理解していいのか。 それから、殺菌機器ですけれども、まずは保育園を優先されるということで、いずれはやはり児童館のほうもちょっと遅れるかもしれないけれども、対応していただけると理解すればよろしいかということが一つ。 それから、指定管理者の方のところの正規職員、非正規職員の問題なんですけれども、非正規職員の人は働きたいけれども、働けないというわけではなくて、
新型コロナウイルス感染症にかかるのが怖いからちょっとこもっていたいという、そんな印象だったということなんですけど、そういう人ばかりでしたかということが一つ。 それと、その方たちの雇用については、指定管理者の費用の中から働きたいという方に関しては、しっかりとお金が払われていたということでよろしいかということです。 それから、あと、給食のところでは、前のところは損失補填、今度のは補助金なんですけれども、補助金というのは、やはりその事業者が大変苦労されていることに関して補助を出すということなんですけれども、それは事業者の方から要請があったからということでよろしいでしょうか。
○議長(嶋内九一君) 副市長 佐藤喜好君。
◎副市長(佐藤喜好君) 三の倉センターの火災の件は皆さん本当に御質問が多かったもんですから、ちょっとしっかりまとめて御説明したいと思います。 まず、火災があって、その復旧の費用を試算してもらいましたら、当時ですけれど、約10億円かかるということでした。10億円、通常、ごみ処理施設は国の補助とか起債とかがあって、大体、現金は3分の1ぐらいあれば済むんですけれども、あとは補助金等、これの場合はそれの対象にならずに全て現金で10億円必要ということとなりました。ですから、三の倉センターは稼働後30年を目標としておりますので、破砕ごみについてもあと13年、14年稼働すればいいということになる。ですから、13年、14年のために10億円を丸々現金で投入するかどうか、こういう議論を行いました。 その結果として、従来のできるだけ人海戦術で破砕ごみに関しても手作業でいろいろと分けられますものですから、分解できれば金属は金属資源として、それが困難なものは溶融炉ですからそこで溶融処理するということも可能と。あるいは、そういう議論の中で名古屋市のほうから御支援の手を出していただいたものですから、では、こちらについては、1トン当たり2万円ですけれども、その費用で処理してあげると、こういうような約束ができて、そういう形でいっても、分けるための作業員を臨時に雇用いたしましたけれども、それにしても年間 1,000万円、 2,000万円のレベル。仮に10年でも2億円3億円ですね。とてもではないけれども、10億円という、それと比べればおのずと選択は決まってくるというようなことで、現在も作業員でできるだけ分けてやるようにしていますが、最初の半年分は相当積み上がってしまったもんですから、先ほど、自転車とかありましたが、そういうものを名古屋市のほうへお願いしたものですから、ちょっと量が多かったと。 今後については、従来、毎月20トン入っていますが、それを全部持っていくという話ではない。できるだけ自前で資源化して残りをお願いするという格好でおりますので、よろしくお願いします。
○議長(嶋内九一君) 教育長 渡辺哲郎君。
◎教育長(渡辺哲郎君) 今回の給食のほうにつきましては、業者のほうから要望がありました。要望は3月と同様、損失全てをみてもらいたいということですけれども、今回の臨時交付金はその損失は認めないということでございまして、業者に全部お話をして補助金という形で交付するということで納得いただいております。
○議長(嶋内九一君) 福祉部長 鈴木良平君。
◎福祉部長(鈴木良平君) 今後、児童館に殺菌庫を買うかどうかという話ですが、現時点でまだ決めておりません。議員がおっしゃったようなことについても、現場の意見をよくお聞きして、今後の必要性をしっかりと考えていきたいと思います。
○議長(嶋内九一君) 企画部長 仙石浩之君。
◎企画部長(仙石浩之君) 指定管理者の非正規職員の方のお話、さっきちょっと余分なことを言いました。多くの方がそうやって出勤を拒否されているわけではなくて、ごく少数にそういう方がいらっしゃって、指定管理者のほうが苦慮している例があるという意味で申し上げました。申しわけございません。
○議長(嶋内九一君) 19番 井上あけみ君。
◆19番(井上あけみ君) 破砕ごみの件は、十分市のほうが復旧をしないで、名古屋市の御厚意に沿うということについては、私は支持をしております、もともと。 それで、なぜこのような質問をしたかといいますと、日鉄環境プラントソリューションズ株式会社のほうとのこれからの交渉事の中で、市長が裁判も辞さずというふうにおっしゃっていただいたので、その関連も踏まえて、これからかかるお金について確認しておきたかったですし、そういう意味でお尋ねをしました。 破砕に関係する日鉄環境プラントソリューションズ株式会社には現業の職員の方たちの仕事を除いてあそこ一切を今は委託というか、分別も含めてあちらに管理委託料として支払っているというのをちょっと調べたら分かったんですけども、そういう中でその委託料も含めて、あるいは、この損失の部分を含めて、どういうふうな交渉をしていただいて、少しでも多治見市民に不利益にならないようにしていただきたいという、そういう思いで質問をしたわけです。そういうことですので、よろしくお願いを致します。 それから、休業については、しっかりと指定管理者のほうが非正規職員の方に対してはきちんと考慮した対応をしていただいているということで理解を致しました。 児童館のほう、よろしくお願いします。
○議長(嶋内九一君) 14番 三輪寿子君。
◆14番(三輪寿子君) 3つ質問します。1つ目、13号冊13ページ、9番の賦課徴収事務費69万 3,000円と、29ページ債務負担行為の追加で、住民税当初賦課事務労働者派遣委託 117万 9,000円とありますけれども、4名分の労働者派遣業務委託、どこの事業者か。本来であれば、守秘義務、それを担保するために正規職員、あるいは臨時職員ということで対応すべきだというふうに考えておりますけれども、約27日間、こうした市民の個人情報を扱う点で情報漏れなどの心配がされます。守秘義務を短期間とはいえ、短期間だからこそですね。なかなか難しいと思いますが、どのように担保されているのか。 2つ目、3号冊14ページ、10番の戸籍住民基本台帳関係事務費 169万 8,000円について、国費ではありますけれども、例えば、利用範囲が広がっていきますと情報漏洩、あるいは誤操作、こういったリスクが増えていくと思います。 今回、多治見市は特別定額給付金の10万円の給付についても県下で最も早い形で人海戦術でやっていただいておりますが、マイナンバーによるオンライン申請、これの方法は採られていなかったというふうに聞いておりますけれども、こういう点からもやはりこのマイナンバーを拡張していくということは、非常にリスクが高いと思いますが、その点でのお考えをお聞きしたいと思います。 3つ目、3号冊24ページと25ページ、69番の小学校ICT管理運営費、73番の小学校GIGAスクール構想推進事務費、74番の中学校ICT管理運営費、77番の中学校GIGAスクール構想推進事務費について、これはGIGAスクールに関係することですけれども、今回は光ファイバーなどの環境整備の予算なんですけれども、以前もお聞きしましたけれども、家庭にIT環境のない子、興味の持てない子、そういう差がありますね。あるところとないところの。それをどうされるかということと、授業展開する際に本当にこういう子たちに対して寄り添って丁寧にやっていかないと、ますますここでも格差が広がっていくと思います。 そこで、さっき佐藤議員が小学校の先生に対する補助というんですか、そのことについてはスクールサポーターというのが配置されていると聞きましたけれども、これは専門的な知識が必要とされると思うんですが、こうしたところへの補助員の配置、これは確保されているのか。その3つをお聞きします。
○議長(嶋内九一君) 市長 古川雅典君。
◎市長(古川雅典君) マイナンバーカードについて答弁を申し上げます。 今回の特別定額給付金一律10万円については、全く役に立ちませんでした。役に立たないどころかマイナンバーを使うと余計二重手間になってしまうから、これは職員もマイナンバーカード、相当、大多数が取っていますが、これを使わないようにという指示、徹底を行いました。 一方で、今後、国の方針としては、マイナンバーをさらに加速していく、利用範囲をさらに拡大していく、こういう方向でございます。 既にマイナポイント 5,000円の変なCMをやっていますが、あれを見て、お年寄りを中心として、市民課に相当、今、殺到しております。したがって、マイナンバーカードへの対応の臨時職員の増員ということも対応しながら、今回の特別定額給付金一律10万円では役には立ちませんでしたが、今後の方針としてマイナンバーカードは拡大、あるいは、拒否、リンクをしないということは事実上、無理ですので、その方向にしっかり慎重に対応してまいります。
○議長(嶋内九一君) 総務部長 富田明憲君。
◎総務部長(富田明憲君) 住民税の賦課における人材派遣の関係でございます。 派遣を受けておりますのは、岐阜市が本社の人材派遣会社ということでございます。お願いしております仕事の内容は住民税の賦課に当たりまして、計算上のエラー処理が中心でありますので、個人情報を全く見ないわけではございませんが、業務については、その辺は配慮しておるということ、それから、当然、事業者、派遣会社との契約の中でその辺についても確認を致しておるところでございます。 この制度は、そもそも隣の可児市で人材派遣を受けてやられている実績を参考にさせていただいておりまして、可児市においても特に問題なく事業を行われたということをお聞きしてございます。
○議長(嶋内九一君) 副教育長 河本英樹君。
◎副教育長(河本英樹君) まず、先般、家庭でインターネット環境が整っているかどうかということについて各御家庭にアンケートを取らせていただきました。その結果、ネット環境が整っていないという御家庭が 638件、 638世帯ございました。こういった御家庭に対してどのように援助していくかということになるわけですけれども、先般のときも少しお話をさせていただきましたけれども、Wi-Fiルーターを整備するということをまず一つは考えておりますが、この整備の仕方について、いわゆる端末については補助ができるというふうにあるわけですけれども、通信費をどのように支援をしていくのか、また、どれぐらいの期間、それを使わなければならないのかというところで、支援の仕方について現在検討しているところでございます。 そして、補助員についてですが、この補助の仕方について、今、それも含めて検討しているところでございます。
○議長(嶋内九一君) 14番 三輪寿子君。
◆14番(三輪寿子君)
新型コロナウイルスに関しての支援ということで、市長のほうが、先ほど、未来への投資ということも今後しっかり対策を打っていきたいということでしたので、GIGAスクール構想に関して本当に情報の格差がないようにしっかりと手を打っていってほしいと思います。 マイナンバーの件なんですけど、二重手間になるので特別定額給付金のときには使用しないということを徹底したと。しかし、今後、国の方針でそういうふうにどんどん拡張していくと。だから、拒否は無理だろう、慎重に対応ということでしたけれども、本当にこれは、情報がどんどん拡大していくとそれを操作するのは人ですから、本当に誤操作とか、そうしたことでもう大変なことになると思うんです。そういう意味では、立ち止まって、慎重に考えていって、いただきたいと思います。 1つ目のこの守秘義務について、これは可児市のことを参考にしていると。こうした中で、今まで何もそうした問題はない、業務はエラー処理を中心にしていただいているということだったんですが、その守秘義務を担保するための何か教育というか、指導というか、申し合わせというか、そういうものはありましたか。
○議長(嶋内九一君) 総務部長 富田明憲君。
◎総務部長(富田明憲君) 人材派遣を受けるに当たりまして、当初お越しいただいた際に4名の方に対して担当の者から情報の取り扱いについては慎重に行うようにということは当然申し伝えて業務に当たっていただいております。
○議長(嶋内九一君) 16番 林 美行君。
◆16番(林美行君) まず、3号冊、16ページの商工費、緊急経済対策関係費からいきます。これは、周りの陶磁器産業の方たちにお話を聞くと大変喜んでみえるわけですが、その次に規模がちょっと小さいのではないかと。多治見は製造だけで付加価値額が 300億円を超えるぐらいはきっとあるはずで、それに当初のいわゆる販売額がつくので結構大きな規模であるけれど、それに比すと少し金額が小さいと。 といいますのは、こうやって緊急対策をしたと。しかし、新しい生活をする、そういう日本のこれからの向こう側にあるもの、そういうものに合う形の地域の基盤である産業を立て直していくということとつなぐ必要があると思うんですけど、そういう視点は持って考えてみえたかどうかを教えてください。 次に、3号冊の18ページ、19ページの教育費、小中学校GIGAスクール構想推進事業費について、こういう補正が入って、小学1年生から3年生まで対応してもらえると大変ありがたいことでありますが、少し心配しますのは、このGIGAスクールに関しては、多治見は方針が一転、二転、三転して今があると。大事なことは多治見市としてそういうICTを活用してどんな形の教育環境がつくれるかということを考えた上で一つ一つステップを踏んでいくというのが多分必要なわけだと思うんですが、そういう点、そういう大きい方向というのを持ってみえるのか。持ってみえるとしたらどういう体制でそれをつくってこられたのかという点。 それから、同じく3号冊の18ページ、19ページの小中学校空調機整備事業費について、これも当初から特別教室という声もあったけれども、この補正でようやく整備されて大変ありがたい。これも本来大きい方向性があって、財政が許す範囲でできることをやっていくというステップを踏んでいかなければいけないですが、どうもばたばたしていっていると。それで、取りあえず特別教室は音楽室と理科室とあるけれど、工作室とか体育館というのは今後どうなっていくのかということ。それから、そのエアコン整備等を行うことによって、将来かかってくる電気代等、経常経費のコントロールなんですが、これも、学校に太陽光発電をつけてということとか、あるんですが、そういう対策を考えたことがあるのかという点、それだけの質問をさせていただきます。
○議長(嶋内九一君) 経済部長 長江信行君。
◎経済部長(長江信行君) 産業支援についてちょっと規模が小さいのではないかという御質問ですが、まずやってみようということで、例えば、6月の補正予算で御承認いただいた美濃焼GOをスタートしております。既に3週間で約 450万円の補助になっておりますので、実質的には単純計算をすると、 1,000万円ほど、これは全て美濃焼ではないかもしれませんけれども、実際に市内の小売店の売り上げにつながっている。それから今回補正予算に上げさせていただいております美濃焼GOの第2弾、これはWEB陶器市ですけれども、これに約 3,000万円弱、また、今回、同じ補正予算で上げさせていただいておりますセラミックバレー振興補助金。これも新商品開発ですとか、ウェブ構築についての補助金、それから、陶磁器意匠研究所の3Dスキャナの購入といったさまざまな角度から業界の支援を今後も続けてまいります。
○議長(嶋内九一君) 教育長 渡辺哲郎君。
◎教育長(渡辺哲郎君) GIGAスクールにつきましては、御承知のとおり、昨年末にいきなり出た方針でございまして、これまでは市としましては、1校に40台ぐらいというのを一気に1人1台に変わってきました。 その方針でございますが、今、プロジェクトチームをつくって、教員で具体的にどう使うかということを詰めてきております。 それから、特別教室につきましても、これまで有利な補助金があれば考えますということで、今回、こういう制度があったものですから、まず、特別教室の中でも、利用率が高い理科室と音楽室を優先して行う。今度はまたそういう制度があれば、ほかの、例えば、家庭科室とか美術室とかを考えていきたいと思っております。 あと、エアコンの燃費につきましては、ガスにします。そうすると、本来であれば、年間1億円のところ年間 4,000万円で済むということで、今、計算しております。
○議長(嶋内九一君) 16番 林美行君。
◆16番(林美行君) 多治見の場合、産業政策というのはいろいろあるわけですけど、地場産業、それから、新規産業、地域産業とかというふうに分けられるかと思うのですが、企業誘致したところについては、取りあえず何とか企業の持っているお金で対応できるだろうと。地域産業の問題と地場産業の問題が心配で、地場産業の場合、観光で生き残れるというふうにして動いてきた部分もあるんですが、観光で成り立つというのは生産額の1割、30億円程度だと思うわけで、そうすると、ほかの 270億円つくってみえる方たちは小さくなるか、やめるかしかなくなると。そういうことを考えてきて、この
新型コロナウイルスですので、どういう形の地場産業として将来可能性があるかという検討は、言葉ではいろいろと聞いてはいるんですけれども、具体的にどうかということを方向づけることというのはされてきているのかどうかをお伺いします。 それから、多治見市のGIGAスクールについて、取りあえず考え方を持っていて、皆さんの考え方を合わせて体制を整えていくということであったんですが、このICTを活用してどんな形の教育ができるか、あるいは、家庭でそういうことができるのかという問題というのはかなり前から日本の国の課題であったと。そういうものに対してなかなか取り組んでこられなかったというのが大きい課題かと思うんですが、ここでこうやって追い詰められてやる、やるのだったら最善を尽くさないかんですので、もう教育委員会、あるいは行政、民間の総力を集めるための体制づくりが必要かと思うんです。 今まで十分できていなかった人たちを集めてやるといって、できるかと思うところなんですが、そういう、考え方をまとめていく一番拠点になるところは、教育委員会なのか、あるいは、担当の課なのか、あるいは、教育研究所なのか、どういうところで今はできているのかをお伺いしたいです。 それから、空調機の関係で、燃費をガスにしたら 4,000万円で済むとのことであった。特別教室が増える、それからゆくゆく体育館ができるとか、そういうことになるとその金額ではきっと済まなくなっていく。それは、多治見市の財政が人口が減ってくるのに伴って小さくなっていけば負担が大きくなるので、その経常経費を最小にしていくための対策を何か考えることが必要かと思うんですが、そういうことをどこかで考えていただきたいと思うんですが、いかがでしょうか。
○議長(嶋内九一君) 経済部長 長江信行君。
◎経済部長(長江信行君) 地場産業についてのお話だったと思いますけども、今回の事業、いろいろと業界の方から直接いろいろな声を聞いて、さまざまな角度で事業を考えて補正予算を上げさせていただいております。 今後もこういったコロナ禍でも何とかしようというやる気のある地場産業、美濃焼産業、タイル産業の事業者を支援してまいります。
○議長(嶋内九一君) 教育長 渡辺哲郎君。
◎教育長(渡辺哲郎君) GIGAスクールにつきましては、これまでもハードについては教育総務課、ソフトは教育研究所として計画を進めてきました。 今回、GIGAスクールの方針が出た段階では、やはり現場の先生方をしっかり入れて、どのような授業をするかということが必要だということでプロジェクトチームを発足していまして、現在5回まで行っております。そして、学校等も視察に行っております。 それから、空調機の燃費につきましては、昨年、クーラーを入れたときにしっかり検討した結果でございます。
○議長(嶋内九一君) 16番 林美行君。
◆16番(林美行君) 業界からいろいろな声を聞きながらということでございますが、本当に構造的、大きな転換期にあるわけで、そういう中で、どういう可能性があるか、今までみたいな大量生産をやり続けなければいけないのか、あるいは、タイルの可能性にかけて別の取組をしなければいけないかなど、いろいろな大きな課題があって、時間がない話だと思うんですけれども、
多治見商工会議所とか多治見市出身でそういうさまざまな分野で活動してみえる人たちとか、何かで大きな戦略的な骨格をつくっていかないと間に合わないと。ずるずるといくと私は心配しているので、なかなか優秀な経済部長ですので、そういう点を踏まえていただいて、できるだけ早く立て直しをしていただきたい。それが1つ。 それから、ICTの関係、教育委員会の問題については、本当に大事なことで、誰がやっても同じことになるというところもあるのかもしれないですけれども、やはり基本的な考え方、子どもたちが自分たちで学習できる、あるいは、先生たちと議論ができていく、そういう、これからの時代にふさわしい、子どもたちを育てるための一番いいツールになるだろうと。 ただし、悪い面もあるわけですので、そういう点をよくよく考えていただかなければいけないと思うので、その辺、教育長にはここを一番大事なときと心得ていただいて頑張っていただきたいと思います。 以上です。
○議長(嶋内九一君) 9番 寺島芳枝君。
◆9番(寺島芳枝君) 13号冊12ページ、2番の子どもの権利相談室運営費の99万円です。LINEを使った相談ということで、これは一般質問等でも早期発見ということでお願いをしてきたもので大変ありがたいなというふうに思う反面、LINEの相談を子どもの権利相談室で受けるというふうにこれを見る限りは思うわけですが、よそのところで見ますとやはり委託をして、専門の方たちに委託をしているというところが多いわけですけれども、これは自前でやっていただけるということですが、そこのところの検討のところで、どういったことで自前でやろうというふうになったのか、その辺の過程を教えていただけたらと思います。
○議長(嶋内九一君) 環境文化部長 若尾浩好君。
◎環境文化部長(若尾浩好君) 自前の相談員でこれを研修してやろうと考えております。子どもの権利相談室には優秀な相談員が3名みえますので、相談の今までのノウハウ、これを生かしてLINEを使った相談をやっていきたいと考えております。
○議長(嶋内九一君) 9番 寺島芳枝君。
◆9番(寺島芳枝君) 一番身近にいて、そのままリアルな相談にも結びつけられるのかなと思うと、ありがたいかなと思う反面、やはり研修と、やはり普段のメールとは違ったやりとりが、それがいい所でもあります。気軽にできるという点ではいいところでもありますが、その辺の研修等をしっかりとやっていただきたいなと思います。 その中で99万円というものの内訳としては、どのような形でこの99万円が出てきたかなとちょっと思うわけですが、そこら辺を教えていただければ。
○議長(嶋内九一君) 環境文化部長 若尾浩好君。
◎環境文化部長(若尾浩好君) 99万円の内訳でございますが、イニシャルコスト、導入に当たっての費用が50万円、あとはランニングコストが月10万円かかりますので、まず4か月分、12月からやろうと思っておりますので、4か月分で40万円ということでございます。 業者によっては、イニシャルコストで研修費も入れたいということもございます。その辺、やはりSNSでやる相談というのはやはり技術的なものが必要でございますので、その研修をしっかりとやっていきたいと考えています。
○議長(嶋内九一君) 9番 寺島芳枝君。
◆9番(寺島芳枝君) 昨年、大津市に、LINE相談、いじめ相談について会派で視察へ行った。相談の時間が割と遅い時間帯に多いというようなグラフ等を見せていただいたわけですので、人件費が今の時間帯でいいのかなとか、その辺のところも12月から始めるということでありましたら、ありがたいことでありますので、その辺のところの打ち合わせをしっかりしていただいて、実のあるものにしていただきたい。期待を申し上げて、よろしくお願いしたいと思います。
○議長(嶋内九一君) ほかに質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○議長(嶋内九一君) 次に、議第85号 令和2年度多治見市
駐車場事業特別会計補正予算(第1号)について質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○議長(嶋内九一君) 次に、議第86号 令和2年度
多治見市営住宅敷金等特別会計補正予算(第1号)について質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○議長(嶋内九一君) 次に、議第87号 令和2年度多治見市国民健康事業特別会計補正予算(第2号)について質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○議長(嶋内九一君) 次に、議第88号 令和2年度多治見市
介護保険事業特別会計補正予算(第1号)について質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○議長(嶋内九一君) 次に、議第89号 令和2年度多治見市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○議長(嶋内九一君) 次に、議第90号 物品供給計画の締結について質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○議長(嶋内九一君) 次に、議第91号
物品供給契約の締結について質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○議長(嶋内九一君) 次に、議第92号
物品供給契約の締結について質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○議長(嶋内九一君) 次に、議第93号
物品供給契約の締結について質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○議長(嶋内九一君) 次に、議第94号
物品供給契約の締結について質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(嶋内九一君) 15番 若林正人君。
◆15番(若林正人君) 議第92号から議第94号の小中学校大型ディスプレイ購入事業について伺う。 まず、この議案は3つに分かれておりますが、予定価格1セット41万 8,000円ということで、対象となる物品は同一なものだということだと思うんですが、確認をさせていただきたい。 また、今回これを小学校の北地区、南地区、そして中学校として、ある意味、分割して事案とした理由についてを2つ目にお伺いします。 そして、3つに分かれているわけですが、同日7月22日に入札が行われたわけですけども、どのような手順で行われるのか。1つ目にみんなが入札をして、また次に2つ目を入札して、別々に行うのか、それとも同時にスタートするのか、そのスケジュール感というものを教えていただきます。 これを見ますと何となく不自然なものを感じるんですけれども、この点について、なぜこのように契約ごとに業者や単価がころころと変わるのか。その点についてお考えになっているのか、教えていただきたい。
○議長(嶋内九一君) 市長 古川雅典君。
◎市長(古川雅典君) まず、原則としては、大きな工事なので、従来どおりの公共工事の地産地消、地元の業者の皆さんにしっかり工事を担っていただく。小学校を2つ、中学校を1つに分けることによってそれぞれの業者が参入してくるチャンス、このようなことがしっかりとできるということと、技術、あるいは、時期的にしっかりと守っていただくというようなことでこうした方式を採りました。
○議長(嶋内九一君) 教育長 渡辺哲郎君。
◎教育長(渡辺哲郎君) 今回の大型ディスプレイは、3つとも同じ製品でございます。仕様書では、65インチ、そして4Kということで、3つに分けたんですが、偶然、今回は同じでございました。 そして、この3つに分けた大きな理由でございますけれども、 280台に近い数をやはり早く入れたいということで、調達の遅延の心配をして、できる限り市内の業者等に出てもらいたいということで3つに分けました。
○議長(嶋内九一君) 総務部長 富田明憲君。
◎総務部長(富田明憲君) 入札の執行は総務部のほうで担当しておりますので、私から答弁いたします。 入札につきましては、毎週水曜日に行っておりまして、時間はある程度30分刻みぐらいでずらしてお呼びをしております。 ただ、この3件については、同じ時間帯で順番に1件ずつ行っていったということでございます。1つ入札を終わったら次の案件という形で行ってございます。
○議長(嶋内九一君) 15番 若林正人君。
◆15番(若林正人君) 私は入札に関わったことがあるわけではないので、細かいことまでは分かりませんが、今回、7業者が入札に応じまして、そのうちの3団体は、3契約とも金額が同じもんだから変わらないわけですよ。同じ単価で入札を行っているわけなので。つまり7つのうち4つが契約ごとに単価を変更して出しているんですけども、それがきれいに一番安いところだけみんな、すぽっ、すぽっとそこが落札決定者になっているんです。それで、変な話なんですが、1回目に落札決定者になったところは、2回目以後はだんだんと単価を上げているんです。1回目で入札決定したら、全部落札できるように同じ単価で行けばいいではないですか。非常にこれは普通の考えで見たって、これは不自然を感じるんですね。感じるのは私だけで、これが入札なのかもしれませんが、こういうことについて、疑念が起きるような形ではないのですかと私はお尋ねしているのですけれども、いかがでしょうか。
○議長(嶋内九一君) 総務部長 富田明憲君。
◎総務部長(富田明憲君) 1件目に、例えば落札された業者が、2件目を同じ額で入れられるかどうかというのは事前に私どもは把握することは一切できませんし、そのときの参加される各業者さんが計画を立てて、それぞれ応札されてみえるということでございます。特に事業者の中でも数が多いものですから、一度にどれだけできるかという、そういった仕事の量も見極めながらそれぞれ応札していただいておるということでございますので、あくまでも結果ということで特に不自然な点はないかと存じます。
○議長(嶋内九一君) 15番 若林正人君。
◆15番(若林正人君) あとは、所管の厚生環境教育常任委員会で検討していただければよろしいかと思うんですが、最後に、今回、入札決定者というか、参加事業所の中に特定非営利活動法人というのがあるわけです。このようなNPO法人が収益事業に関わってはいけないなどという決まりはありませんので、それ自体に何ら問題はないとは思うわけですけれども、ただ私の勉強不足なのでしょうが、こういう形で非営利団体が入札等に関わったのは初めて見たわけです。さっき申しましたように、収益事業に関わることは特段問題はございませんが、こういうことが昨今ではトレンドというか、普通なのでしょうか。それとも、こういうところを指名業者とするときに、何らかのそういうふうな決まりというものはないのかどうかだけ教えてください。
○議長(嶋内九一君) 総務部長 富田明憲君。
◎総務部長(富田明憲君) 指名するに当たりまして、指名業者登録をしていただくわけでございますけれども、特に特定非営利活動法人を除外するということはございませんので、一定の基準を満たせば業者登録をしていただくということでありますし、特にNPO法人が今まで入札に参加したことはないというわけではない。
○議長(嶋内九一君) ほかに質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○議長(嶋内九一君) 次に、議第95号 指定管理者の指定について質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○議長(嶋内九一君) 次に、議第96号 指定管理者の指定について質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○議長(嶋内九一君) 議第97号 指定管理者の指定について質疑はありませんか。 6番 吉田企貴君。
◆6番(吉田企貴君) 池田保育園の指定管理者の件でございますが、私が多治見市議会議員に当選して間もないぐらいに、今の社会福祉法人多治見市社会福祉協議会に変わった思い出がございますが、そのときに市民の皆様からいろいろな声がある中で、変わりました。結果的にそのあと、現在の社会福祉法人多治見市社会福祉協議会が受けてから、特段、悪いうわさは聞いてないんですけれども、前回の経緯に鑑みて結果的に5年間がどういうふうだったかということを所管の部署からお聞かせいただければと思います。
○議長(嶋内九一君) 福祉部長 鈴木良平君。
◎福祉部長(鈴木良平君) 池田保育園でございますが、現在、社会福祉法人多治見市社会福祉協議会が指定管理者ということでございます。 今回、この選定以外に、例年、評価についても資料をお出ししているかと思いますが、この4年間も、最初平成28年度の実績では81点ということでしたが、だんだんと上向きで点数も上がってきておりまして、年を重ねるほど評価もよくなってきておりまして、やはり実績を積んできていただいておりますので、問題なく良好にやっていただいているというふうに分析をしております。
○議長(嶋内九一君) ほかに質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○議長(嶋内九一君) 次に、議第98号 指定管理者の指定について質疑はありませんか。 18番 仙石三喜男君。
◆18番(仙石三喜男君) それでは、議第98号を見ながら指定管理者制度について少しお尋ねをさせていただきます。 今回たくさんの指定管理者の指定が出ていますが、この議第98号については、非公募ということでございますので、非公募について確認させていただきますけれども、今回、26施設グループが指定管理となっています。この26施設グループというのは、多治見市においてはおおむね32の施設グループがあって、本年度5年ごとの見直しの中で26施設グループが今回の指定管理者の指定になっているわけでございますが、そのうち、今、申し上げました議第98号をはじめとして、これから出てきます議案の中で17の施設が非公募となっておりまして、17の数というのは、ただいま申し上げました26の施設グループからいくと約65%ということで、多くの施設グループが今回は非公募となっております。 この非公募につきましては、この説明欄に書いてありますように、条例施行規則の第2条第3項第5号で、「指定管理による管理状況が極めて良好で、かつ、引き続き同一の指定管理者を指定することにより、施設の管理運営を効果的かつ効率的に行うことができ、サービスの向上に寄与すると認められる場合」ということで、明確にうたわれています。私はこれに異存があるということではございません。 こういったことで、今回出ております議案の中の65%が非公募となっておりまして、この規則が採用されたのが、初めてかな、大きな要因だと思いますが、その非公募の理由としまして、毎年頂いています指定管理者の実績表をチェックしますと、きわめて良好が、この3年間、あるいは、連続して2回取ると、この対象になるんだということで認識をしておりますが、改めて、この「極めて良好」がどういう基準の中でこの項目に相当するのか、再度確認をさせていただきたいということが1点。 それと、併せまして、今回、26施設中17施設が非公募、そして9施設が公募でございましたけども、公募の中の9施設のうち、複数団体が応募をしたのはそのうちの2施設しか現実として今回の事案として上がってこなかったことを見ますと、少し今回のおおむね5年ごとの指定管理の改正の中で、大きな変化を遂げる時期だということでご質問をさせていただきますけれども、こういう実態を踏まえて行政として、指定管理者制度についてどういう御見解をお持ちか、お尋ねを致します。
○議長(嶋内九一君) 市長 古川雅典君。
◎市長(古川雅典君) 指定管理者は約10年ほど前に官から民へ、民が行えばすごい競争をやって低い金額で高い行政サービスが得られるというところから始まりましたが、今回、総括について、部長級の中で議論を致しました。 全く、指定管理者制度は当初の状況から大きく様変わりをしています。実際に複数競合になったのは2施設のみ。もっと言えば、一つの施設に一つの業者がきちんとエントリーをしていただけるかどうか。物すごく危険な状況になっています。一つの施設に誰も指定管理者が手を挙げなくなったら市役所はどうすればいいんだと。ここまで追い込まれています。 特に、人口11万人の都市、名古屋市との距離感という状況を全国の類似団体を調べると全く同じ状況が現れています。 したがって、「極めて良好」の分析についてはしっかり担当のほうからお話を致しますが、10年前と指定管理者を巡る社会情勢は全く大きく変わってきた。したがって1分の1の業者としっかりと市役所は綿密に連絡をしながら市役所はどういう方針でこの施設をお願いしようとしているのか。 もう一つ、その施設の管理をお願いをしている団体がどのような困っていること、どのような不満、どういうことがあるかを市役所はしっかりと把握をしていないと1分の1がなくなってしまう。 急遽、誰も受け手がないといったときに、公設公営で職員を集めて一気にその施設を運営することはできるのか、まさにそれぐらいまで追い込まれた状況であるというのが今回の多くの指定管理者の選定を行って見えてきたところでございます。 ただし、今はそれぞれの部署がしっかりとしたいい意見交換、意思疎通を行っておりますので、1分の1が消えてしまうというような状況ではないという状況です。
○議長(嶋内九一君) 企画部長 仙石浩之君。
◎企画部長(仙石浩之君) 「極めて良好」という判断の基準について御質問がございました。 議員御指摘の多治見市公の施設に係る指定管理の手続等に関する条例施行規則の第2条第3項第5号に当たるわけですけれども、これに該当させる基準としましては、3回の評価のうち2回以上極めて良好、これは 100点満点中85点以上ですけれども、3回のうち2回以上この評価を得た場合、さらに引き続き同一の指定管理者を指定して、施設の設置目的が十分達成されるという判断ができるということ、それから、当然のことながら指定管理者にその意向があるということ、以上の3つがそろった状況でこの第2条第3項第5号が適用ということになります。 それから、もう一つ、議員が65%の施設がこれに当たってしまうという御発言がありました。今回だけに限れば、おっしゃるとおりなんですけれども、この第2条第3項第5号の適用は1回限りです。ですから、また同じように良好でも、次は必ず公募となりますので、年によって公募が多い場合とこういったことが重なる場合とありますので、単に今回が65%だからといって5年後も65%になるというわけではございません。それは併せて申し添えます。
○議長(嶋内九一君) 18番 仙石三喜男君。
◆18番(仙石三喜男君) 市長からの御答弁は本当に私も当然だと思います。指定管理者制度について官から民というテーマでやってきましたけれども、本市については、ずっと私もこの問題について注目していましたけれども、しっかり指定管理者制度にのっとって、指定管理者制度は、すばらしい制度設計の中でやってきたと認識はしておりますが、やはり見直しとか変化が起きてきたということを今回痛切に感じたところでございます。 市長がそのように追い込まれた、これからしっかりまた制度設計について答えをおっしゃっていただきましたので、そこは期待するところでございます。 そういう中で、企画部長から御答弁がありましたように、この第2条第3項第5号のところについて、1回は権利であって、また次の5年後には、非公募の方たちも次はまた頑張らなきゃいけないよということは決まっていると思いますが、非常にまたこの5年間が私は大事かと思いますのでぜひしっかりと毎回の審査をしていただきたいなと思います。 併せまして答弁していただきましたので、感謝しています。 それで、最後に申し上げたいのは、そういう中で、官から民ということの中で、非常に競争ということもこの制度設計の中には当初あったんですが、それが本当に正しいだろうかということを私自身も最近疑問に思うところがありますし、そういう事例もあるのかなということで認識をさせていただいています。 最後に、市長にお尋ねしますが、市長が常々申されています地産地消という視点からこの制度設計についてどのようなお考えかを確認させていただいて、終わります。よろしくお願いします。
○議長(嶋内九一君) 市長 古川雅典君。
◎市長(古川雅典君) 一番近いところで、一番よくまちのこと、子どものこと、お年寄りのことが分かっている人たちにその仕事を担っていただくというのは最も重要なところでございます。 ただ、これまで多治見市と友好な関係をずっと結んできた公益財団法人多治見市文化振興事業団、あるいは、社会福祉法人多治見市社会福祉協議会というような中においても、指定管理者制度の中のある意味、もう少しここをこう変えてほしい、ここがかなりきつい状況だというような声は聞こえてくるようになりました。 そうした、地域の中で担っていただいている各団体としっかりと意見交換を各部長級がやり合う、現場の職員がやり合う、最終的には副市長が腹を割って、しっかりと意見交換をしていく。 こういうことを行っていきます。地域にずっと生まれて育っている人たちがそこのことを一番よく知っているはずですので、こうしたいろいろなお仕事については、地産地消、物を買うときもそうなんですが、人から人への行政サービスについても、こういったことをしっかり最優先をしてまいります。
○議長(嶋内九一君) 18番 仙石三喜男君。
◆18番(仙石三喜男君) 私は、この指定管理者制度というのは、ややもすると市の職員の皆様が受託者に、ある程度、委ねてしまって、現場から離れてしまう、現場から少し遠くなってしまうということが時にはあるかなということを認識しております。 これから、もし制度設計なり、指定管理者制度について議論されるにあたっては、必ず現場に出向いていただいて、今以上に現場を見ていただいて、現場の声、また、使われる市民の利用者等々の意見をぜひ聴いていただいて、そうしてその中で市長が申されたようなことに対してはしっかりやっていただきたいということを最後に勝手な要望として訴えて終わります。
○議長(嶋内九一君) 19番 井上あけみ君。
◆19番(井上あけみ君) ただいま市長の答弁を聞きまして、ちょっと納得するというか、ちょっと遅かったのではないのかという思いを致しました。 以前、私が、たじっこクラブについて「実は職員は現場の状況を分かっていないのではないか」と申し上げたときに、市長から帰ってきた言葉は「失礼な」という言葉でしたし、その次に答弁された教育長も「失礼な」という言葉を頂きました。 その後、結局、事業団の人たちは撤退をしたわけなんですけれども。 やはり現場の人たちがどういうふうに苦しんでいるのかとか、例えば、指定管理期間を3年ということは、1年目受けて、その次、2年目にはもう次の準備をしなければいけない、そういう事務もやっていかなければいけないということとか、それから、人員の体制、やっぱり過密のところもありますし、いろいろなところがあるんですけれども、そういうところについての大変さというのを申し上げたつもりだったんですけれどもなかなか分かっていただくことはできなかったというふうに思っています。 今回、そういう答弁を頂きまして、本当に3年間が果たしていいのかどうかも含めて、また検討していただきたいということを申し上げて、答弁は結構ですので、よろしくお願いいたします。
○議長(嶋内九一君) ほかに質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○議長(嶋内九一君) 次に、議第99号 指定管理者の指定について質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○議長(嶋内九一君) 次に、議第 100号 指定管理者の指定について質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(嶋内九一君) この際、暫時休憩いたします。 午後2時51分休憩
------------------------- 午後3時9分再開
○議長(嶋内九一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
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○議長(嶋内九一君) 次に、議第 101号 指定管理者の指定について質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○議長(嶋内九一君) 次に、議第 102号 指定管理者の指定について質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○議長(嶋内九一君) 次に、議第 103号 指定管理者の指定について質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○議長(嶋内九一君) 次に、議第 104号 指定管理者の指定について質疑はありませんか。 6番 吉田企貴君。
◆6番(吉田企貴君) 指定管理の非公募に関して特段異存はないわけですけれども、この多治見市モザイクタイルミュージアムに関しても指定されてから5年がたち、更新の時期が来たわけですけれども、初めて指定されたときは、いまだに覚えておりますが、たとえ、損失が出ようと赤字になろうと地元でこの建物は守りをしていくのだと非常に強い決意表明の下、受けたのをいまだに私は鮮明に覚えておりますが、経済部としてこの多治見市モザイクタイルミュージアムのこの指定管理の今までの期間に関しまして、総評がもしいただけたらと思いまして、質問いたします。
○議長(嶋内九一君) 経済部長 長江信行君。
◎経済部長(長江信行君) この4年間で55万人の集客、確かに建物の魅力で来た部分もありますが、この指定管理者のPRの努力も多分にあったのではないかなと思います。 特に最近では、一般財団法人たじみ・笠原タイル館がお金を出して借りている部分ですが、2階を大幅にリニューアルしまして大好評を頂いているということで、タイルの知見、それから地域、企業との連携を取っていただいて、すばらしい管理をしていただいているのではないかなというふうに考えております。
○議長(嶋内九一君) 6番 吉田企貴君。
◆6番(吉田企貴君) 私も一市民として議員として、非常にすばらしい施設の運用がされていると思っております。 ここも御多分に漏れず
新型コロナウイルスの影響を受けていると思いますが、現在この多治見市モザイクタイルミュージアムに関しましては、この多治見市に対して非常に多くのお客様を呼び寄せる施設であり、また、発信していく拠点となっておりますので、ここに限らずではございますが、大変な時期でありますので、経済部として十分に物心両面におきまして支援をしていっていただきたいと思いまして、質問を終えさせていただきます。回答は結構です。
○議長(嶋内九一君) ほかに質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○議長(嶋内九一君) 次に、議第 105号 指定管理者の指定について質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○議長(嶋内九一君) 次に、議第 106号 指定管理者の指定について質疑はありませんか。 10番 古庄修一君。
◆10番(古庄修一君) 多治見市勤労者センターの指定についてでありますが、まず、指定期間を3年間とされた理由を教えてください。
○議長(嶋内九一君) 経済部長 長江信行君。
◎経済部長(長江信行君) ここは近隣の小泉交流センターの利用状況なども今後見ながら、この施設の方向を決めていくため3年間とさせていただいております。
○議長(嶋内九一君) 10番 古庄修一君。
◆10番(古庄修一君) 既にこの建物は建設から36年、耐震度は問題なしと。それから、老朽化が正しいかどうかはよく分かりませんが、基本的には利用者の減少と、今、おっしゃったように、周辺施設の充実というのが取り上げられるかと思うんです。指定管理料として3年間で約 2,800万円という大きな金額となってまいります。こういった形で、これについて以前から質問の対象によく出ていましたが、周辺の施設の充実によって、この3年間の前倒しというか、検討とか、視野に入れられたことはあったのか、お聞かせください。
○議長(嶋内九一君) 経済部長 長江信行君。
◎経済部長(長江信行君) 議長、反問させていただきたいと思います。
○議長(嶋内九一君) 経済部長 長江信行君。
◎経済部長(長江信行君) 質問の要旨が分からないので、もう一度お願いできればと思います。3年間の前倒しというのは何の前倒しか、教えてください。
○議長(嶋内九一君) 10番 古庄修一君。
◆10番(古庄修一君) 指定期間を3年間と決められた内容があると思うんです。例えば、2年間でもよかったのではないかと思うが、そういった前倒しという検討は、あったのかなかったのかを伺いたい。
○議長(嶋内九一君) 経済部長 長江信行君。
◎経済部長(長江信行君) 議長、反問を終わります。 ここは前回の指定期間も3年でございましたので、今回も同様の3年間という形にさせていただきました。
○議長(嶋内九一君) 10番 古庄修一君。
◆10番(古庄修一君) 手を挙げる指定管理者がいなかったら大変であるという市長の言葉もあったようですが、公益財団法人多治見市文化振興事業団が引き受けていただけるかなというふうに思うんですけれども、先の見通し、今後の課題、こういった点についてはいかがか、教えてください。
○議長(嶋内九一君) 経済部長 長江信行君。
◎経済部長(長江信行君) 昨年の評価も84点ということで、極めて良好ではないですが、それに近い非常に高得点を出しております。公益財団法人多治見市文化振興事業団のほうも幅広い世代向けの企画、地域をうまく巻き込んだ事業等を評価されておりますので、引き続き市としても公益財団法人多治見市文化振興事業団と連携を取りながらこの多治見市勤労者センター、次の3年間しっかりと運営してまいります。
○議長(嶋内九一君) ほかに質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○議長(嶋内九一君) 次に、議第 107号 指定管理者の指定について質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○議長(嶋内九一君) 次に、議第 108号 指定管理者の指定について質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○議長(嶋内九一君) 次に、議第 109号 指定管理者の指定について質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○議長(嶋内九一君) 次に、議第 110号 指定管理者の指定について質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○議長(嶋内九一君) 次に、議第 111号 指定管理者の指定について質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○議長(嶋内九一君) 次に、議第 112号 指定管理者の指定について質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○議長(嶋内九一君) 次に、議第 113号 指定管理者の指定について質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○議長(嶋内九一君) 次に、議第 114号 指定管理者の指定について質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○議長(嶋内九一君) 次に、議第 115号 指定管理者の指定について質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○議長(嶋内九一君) 次に、議第 116号 指定管理者の指定について質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○議長(嶋内九一君) 次に、議第 117号 指定管理者の指定について質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○議長(嶋内九一君) 次に、議第 118号 指定管理者の指定について質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○議長(嶋内九一君) 次に、議第 119号 指定管理者の指定について質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○議長(嶋内九一君) 次に、議第 120号 指定管理者の指定について質疑はありませんか。 7番 佐藤信行君。
◆7番(佐藤信行君) 先ほどから話が出ています感謝と挑戦のKGIグループの得点のほうなんですけれども、別紙でいただきました令和元年度実績に係る指定管理者総合評価一覧表を見ると、評価項目のその他に(1)報告書類の提出状況、(2)市からの指示等への対応、(3)その他、管理運営上の重大な瑕疵、不適切な行為等といったものがあって、総合計には、努力が必要という評価がされているんですけれども、例えば、ほかの団体でこの施設の管理に手を挙げられたところというのはあるのかないのかを確認したいです。それは、市内の団体であるのかどうかは分からないのですが、もしあったら教えていただきたいと思います。
○議長(嶋内九一君) 環境文化部長 若尾浩好君。
◎環境文化部長(若尾浩好君) 13号冊の58ページにありますように、候補団体以外の団体ということでA団体が手を挙げられました。
○議長(嶋内九一君) 7番 佐藤信行君。
◆7番(佐藤信行君) そこなんですけれども、総合評価一覧表ですと総合体育館と指定公園及び運動場を分けて点数づけをされていると思うんですけれども、分けて点数をされた場合ですと、この、決まりました感謝と挑戦のKGIグループの得点を見ていると努力が必要になってきているとなっているんですけれども、そのほかの団体で例えば点数づけというのは、まとめて3つとも一緒にやらないといけなかったのか。例えば、今回分けて計算をすることができなかったのか、この総合体育館については、総合体育館の評価として、また、指定公園及び運動場では、また別の評価をすることによって指定管理者を分けるといったことは考えられなかったのかというのを教えていただきたいと思います。
○議長(嶋内九一君) 環境文化部長 若尾浩好君。
◎環境文化部長(若尾浩好君) 評価と選定につきましては、当然項目の内容が違いますので、評価のほうは分けて評価したということがございます。 ただし、選定のほうにつきましては、総合体育館、運動場、指定公園の3つを含めまして載せて出しておりますので1つの評価で評価してございます。
○議長(嶋内九一君) 7番 佐藤信行君。
◆7番(佐藤信行君) これまで見ていますと、確かに指定公園、運動場、あとは総合体育館のトレーニングルームや、さまざまな取組をされて、非常にいい団体だったのかなと思うんですけれども、今回、このように2つに評価が分けられるのであれば、また、市内業者、市内の団体がもしこのA団体が積極的に手を挙げて、総合体育館やまた別のところによりよい提案ができるのであれば、そこら辺は工夫をしてできたらいいのかなというふうに私は思いましたので、質問だけさせていただきました。 それとは別に、例えば、保守点検や備品管理、恐らくそういったところで先ほど来から出ているような話で減点につながったと思うんです。例えば、保守点検などそういったものを事前にやっていれば、市に対してこの部品が壊れているとか、ここはどうにかできないかですとか、あとは備品管理、こちらへの点数にも影響があったのかなと思うんですけれども、こちらの評価にあえて関わらなかったという理由というのは何かあるんですか。
○議長(嶋内九一君) 環境文化部長 若尾浩好君。
◎環境文化部長(若尾浩好君) 評価と選定をたまたま同じ日にやりましたけど、通常でしたら別の日に開催をします。まず、評価を行い、評価の点数の項目の中で点数をつけまして、それとは全く別に、一回区切りまして選定の項目がございますので、それについて選定をさせていただいたということでございます。
○議長(嶋内九一君) 15番 若林正人君。
◆15番(若林正人君) 今、佐藤議員も言われていましたように、令和元年度実績に係る指定管理者総合評価一覧表の中で、先ほどからあった不適切な行為により10点マイナス、それ以外で2点と3点のマイナスがあって合計15点マイナスにより62点になっている。いつもこの団体は80点前後の点数ですよね。いつもの82点から、15点マイナスしても67点しかない。ここの全体からの評価も下がる。 それで、午前中お聞きした中で、市長が、事実を申し上げて、選定を始めたというんですけれども、今回評価合計点を 108点取られているが、その点数の中にこの問題で減点されたであろう項目はどれなんでしょうか。それを教えていただきたい。 この感謝と挑戦のKGIグループは、全く業種が違う3者によるJVで指定管理を行っている。施設も総合体育館、指定公園、運動場と分かれているんですけれども、おたくはこれが得意だから、おたくはこれをやってねという形になっていることがあるんでしょう。みんなで一つずつ全部の責任を持っているのか。 例えば、コナミスポーツ株式会社は体育館の責任を持つ。岩間造園株式会社は運動場なり公園をやっていくのか、そういうくくりの指定管理になっているのか、まずその2つを教えてください。
○議長(嶋内九一君) 環境文化部長 若尾浩好君。
◎環境文化部長(若尾浩好君) 評価のことがありまして、やはり施設運営の基本的な考え方のところでは、多少A団体のほうが上手だということもございました。 ただ、一番大きいのは、事業の提案でございまして、そこのところが非常にこちらの感謝と挑戦のKGIグループにつきましては、体育館事業においても屋外体育施設事業においても、やはり期待を持たせる、すばらしい、分かりやすい、具体的な提案であったと認識しております。 管理の仕方ですが、こちらはコナミスポーツ株式会社が一番のリーダー的な役割で、株式会社技研サービスと岩間造園株式会社が一緒にやっているという形でございます。 主にコナミスポーツ株式会社は事業系の体育館の管理や事業の運営など、そういったところが得意な部分でございまして、株式会社技研サービスは施設管理が得意な分野でございます。 岩間造園株式会社は、星ケ台競技場の芝を見ていただけますとかなり今すばらしい状況になっていると思いますけど、そういうところの芝管理、公園の管理、そういったものが得意な分野でございまして、それぞれが得意なところを生かしながら管理しているというやり方でございます。
○議長(嶋内九一君) 15番 若林正人君。
◆15番(若林正人君) これを指定している施設のくくりをどうするかというのはまた別のところで議論をすればいいかと思うんですけれども、例えば、今、環境文化部長が言われた評価項目の6番体育館事業の提案と、7番屋外体育施設事業が、感謝と挑戦のKGIグループはすばらしかったんだと。55点中の44点あるので、これがすばらしかったと。もう一つの団体はこれよりも相当低かったんでしょう。減点分を加味してでも最終的に5点の差がついているわけですから。 もう一つの団体というのは、これはあえて聞きませんけれども、私たちの中では不敗神話の団体ですよ。このチームがなぜ負けたと思っていますか。なぜ負けたんでしょうか。 これは、競争原理を働かせるのに負けてもいいやと出ていただいたものなんでしょうか。勝つ気があって負けるような団体だとは私は思えないんだけど。答えられる範囲でそれを教えていただきたいと思う。 先ほども指定管理者全体の話が出ました。10年前、アウトソーシングの議論があって、官から民へ、最も少ないコストで最良の方法、誰がそれを担うのがいいかという議論がトレンドだったんですよ。全国一律で。多治見市も指定管理者制度、アウトソーシング、いい方法だといろいろと議論をした。ただし、その間に競争原理が働かない。なぜだろうか。何で多治見というのは魅力がなくて、応募が少ないのだろうと。そんな値切っているのだろうか、いろいろな議論をしてきた。 先ほど仙石議員の質問の中で、10年経過しているので見直す時期だ。市長から見直す時期だ、時期だといつも聞いているんです。この先どうするかなんです。これが本当に市民に対してベストなのか、今のままでだましだましやっているのが一番いいのか、多治見市におけるアウトソーシングとは何なのかという根本から一度議論をすべき必要があるのではないかと私は思うわけです。 それと今回、多治見市以外の方に5年間で、6億円近いお金が流れてしまう。本来、多治見市ぐらいの都市ですとこれだけの大きなお金が市内で循環できたらとてもいいことでしょう。地産地消、項目に加えればいいではないですか、ポイントを。市外にお金を持っていかれるぐらいだったら、ある程度目をつぶっても、市内でお金を循環したほうがよほど市民にとってはメリットだと私は思うんですが、その辺のものを多治見版として議会の中で民間委託、アウトソーシングの手法に加えられたらいいのではないかと思うんですが、それについてお考えをお聞きしたいと思います。
○議長(嶋内九一君) 市長 古川雅典君。
◎市長(古川雅典君) 本日の議論の中でアウトソーシング、指定管理の在り方については、大きな岐路に立っているというのが多治見市役所全体の共通の認識でございます。 そのような中で、もともとこの施設というのは、地元の大きなスイミングスクール、あるいは、トレーニングルームを担っている団体が取っていました。それをコナミスポーツ株式会社という日本の中でも大きな、プロの体操チームまで持っているところがすごい提案を引っ提げてきました。そういう中からやはりこれから1年ぐらいかけて指定管理はどうあるべきか、もう一つは、地元業者にプラス加点をするか、こういうようなことも含めてしっかり議論をする時期に来ています。 冒頭、申し上げましたように、職員の不正事件をもって、例えば今回完全にオフリミットをしてしまうのか、それぐらい強い対応をするのかというようなことを市長として環境文化部長に提案をしました。 ただ、2団体来て、A団体の場合は星ケ台陸上競技場のあれだけすばらしい芝生の管理をあそこまでつくり上げてくれたというのは、市長として今までサッカーのグラウンドでもなんか剥げ剥げででこぼこだったのをあそこまでもってこれた。これは今回外れたA団体ではとてもではないけれど、無理だろうというような総合判断として今回従来どおりの団体が取るというようなことになりました。 実はこの議論の中でもこの3つの団体を分離するというのも一つの案でございます。感謝と挑戦のTYK体育館だけ、星ケ台陸上競技場だけ、施設だけ、そういうようなことも含めながら、今後、指定管理者の在り方、一番危惧するのは1分の1がなくなったときにどうするのか。これはお隣の春日井市の31万人都市においても、もう、多くが特定者指名、競争の原理が働かないと、あんな大きなまちでも言い始めているという状況ですので、少なくとも1年間かけてしっかりと今言われたような中で地元業者にプラス加点を与えるというようなことも含めて今後の指定管理者の在り方についてはしっかりと議論をして方向性を見いだしてまいります。
○議長(嶋内九一君) ほかに質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○議長(嶋内九一君) 次に、議第 125号 市道路線の廃止及び認定について質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○議長(嶋内九一君) 次に、議第 126号 市道路線の廃止について質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○議長(嶋内九一君) 次に、議第 127号
物品供給契約の締結について質疑はありませんか。
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△委員会付託
○議長(嶋内九一君) ただいま議題となっております承第7号及び議第82号から議第 127号までは、お手元に配付いたしました議案付託表のとおり所管の常任委員会へ付託いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております認第1号から認第10号まで、議第79号、認第11号、議第80号、認第12号、議第81号及び認第13号は、18人の委員をもって構成する特別委員会に付託の上、審査することにしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(嶋内九一君) 御異議なしと認めます。よって、認第1号から認第10号まで、議第79号、認第11号、議第80号、認第12号、議第81号及び認第13号は、18人の委員をもって構成する特別委員会に付託の上、審査することに決しました。
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△第72 休会期間の決定
○議長(嶋内九一君) 日程第72、休会期間の決定を議題といたします。 お諮りいたします。議事の都合により明日から9月22日までの26日間は休会したいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(嶋内九一君) 御異議なしと認めます。よって、明日から9月22日までの26日間は休会することに決しました。
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△散会
○議長(嶋内九一君) 以上をもって、本日の日程は全て終了いたしました。 本日はこれをもって散会いたします。 午後3時33分散会
------------------------- 上記会議の顛末を記録し、相違なきことを証するためここに署名する。 令和2年8月27日 多治見市議会議長 嶋内九一 多治見市議会議員 城處裕二 多治見市議会議員 奥村孝宏...