多治見市議会 > 2020-03-23 >
03月23日-05号

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  1. 多治見市議会 2020-03-23
    03月23日-05号


    取得元: 多治見市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-31
    令和 2年  3月 定例会(第1回)議事日程 令和2年3月23日(月曜日)午前10時開議 第1 会議録署名議員の指名 第2 議第1号 多治見市ふるさと農村活性化対策基金条例を廃止するについて 第3 議第2号 多治見都市計画事業多治見北土地区画整理事業施行条例を廃止するについて 第4 議第3号 多治見市避難行動要支援者名簿に関する条例を制定するについて 第5 議第4号 多治見市役所の位置を定める条例の一部を改正するについて 第6 議第5号 多治見市印鑑条例の一部を改正するについて 第7 議第6号 多治見市子どもの権利に関する条例の一部を改正するについて 第8 議第7号 多治見市職員の育児休業等に関する条例等の一部を改正するについて 第9 議第8号 多治見市手数料条例の一部を改正するについて 第10 議第9号 多治見市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正するについて 第11 議第10号 多治見市国民健康保険条例の一部を改正するについて 第12 議第11号 多治見市農業委員会の委員の定数に関する条例の一部を改正するについて 第13 議第12号 多治見市営住宅管理条例の一部を改正するについて 第14 議第13号 令和元年度多治見市一般会計補正予算(第4号) 第15 議第14号 令和元年度多治見市南姫財産区事業特別会計補正予算(第1号) 第16 議第15号 令和元年度多治見市土地取得事業特別会計補正予算(第1号) 第17 議第16号 令和元年度多治見市駐車場事業特別会計補正予算(第2号) 第18 議第17号 令和元年度多治見市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号) 第19 議第18号 令和元年度多治見駅北土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号) 第20 議第19号 令和元年度多治見市介護保険事業特別会計補正予算(第4号) 第21 議第20号 令和元年度多治見市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号) 第22 議第21号 令和元年度多治見市下水道事業会計補正予算(第2号) 第23 議第22号 令和元年度多治見市病院事業会計補正予算(第2号) 第24 議第23号 令和2年度多治見市一般会計予算 第25 議第24号 令和2年度多治見市南姫財産区事業特別会計予算 第26 議第25号 令和2年度多治見市土地取得事業特別会計予算 第27 議第26号 令和2年度多治見市駐車場事業特別会計予算 第28 議第27号 令和2年度多治見市営住宅敷金等特別会計予算 第29 議第28号 令和2年度多治見市国民健康保険事業特別会計予算 第30 議第29号 令和2年度多治見市介護保険事業特別会計予算 第31 議第30号 令和2年度多治見市後期高齢者医療特別会計予算 第32 議第31号 令和2年度多治見市水道事業会計予算 第33 議第32号 令和2年度多治見市下水道事業会計予算 第34 議第33号 令和2年度多治見市農業集落排水事業会計予算 第35 議第34号 令和2年度多治見市病院事業会計予算 第36 議第35号 工事請負契約の締結について 第37 議第36号 工事請負契約の締結について 第38 議第37号 工事請負契約の締結について 第39 議第38号 物品供給契約の締結について 第40 議第39号 工事請負契約の締結について 第41 議第40号 権利の放棄について 第42 議第41号 権利の放棄について 第43 議第42号 権利の放棄について 第44 議第43号 訴えの提起について 第45 議第44号 多治見市と中津川市との間の証明書の交付等に係る事務委託の変更について 第46 議第45号 多治見市と瑞浪市との間の証明書の交付等に係る事務委託の変更について 第47 議第46号 多治見市と恵那市との間の証明書の交付等に係る事務委託の変更について 第48 議第47号 多治見市と土岐市との間の証明書の交付等に係る事務委託の変更について 第49 議第48号 土岐川防災ダム一部事務組合規約の変更について 第50 議第50号 市道路線の廃止及び認定について 第51 議第51号 市道路線の廃止及び認定について 第52 議第52号 市道路線の認定について 第53 議第53号 市道路線の認定について 第54 議第54号 市道路線の認定について 第55 議第55号 市道路線の認定について 第56 発議第2号 中高年のひきこもりに対する実効性ある支援と対策を求める意見書の提出について 第57 発議第3号 国民健康保険財政への国庫負担割合引き上げ保険料算定方法の見直しを求める意見書の提出について    (第2から第55まで 委員長報告~討論~表決、第56及び第57 提案説明~質疑~委員会付託省略)~討論~表決)     -------------------------本日の会議に付した事件 議事日程のとおり     -------------------------出席議員(21名)          1番    山田 徹君          2番    片山竜美君          3番    玉置真一君          4番    城處裕二君          5番    奥村孝宏君          6番    吉田企貴君          7番    佐藤信行君          8番    渡部 昇君          9番    寺島芳枝君         10番    古庄修一君         11番    柴田雅也君         12番    松浦利実君         13番    若尾敏之君         14番    三輪寿子君         15番    若林正人君         16番    林 美行君         17番    加藤元司君         18番    仙石三喜男君         19番    井上あけみ君         20番    石田浩司君         21番    嶋内九一君     -------------------------説明のため出席した者の職氏名         市長         古川雅典君         副市長        佐藤喜好君         教育長        渡辺哲郎君         副教育長       鈴木稔朗君         企画部長       鈴木良平君         総務部長       打田浩之君         福祉部長       富田明憲君         市民健康部長     柳生芳憲君         経済部長       長江信行君         環境文化部長     若尾浩好君         都市計画部長     細野道仲君         建設部長       久野重徳君         水道部長       藤井 憲君         消防長        加地 哲君         会計管理者      松田真由美君         監査委員事務局長         併選挙管理委員会書記長                    澤田誠代君     -------------------------職務のため出席した事務局職員         事務局長       仙石浩之         書記         皆元健一         書記         虎澤智子         書記         宮地久子         嘱託員        水野靖子     ------------------------- △開議    午前10時00分開議 ○議長(嶋内九一君) これより本日の会議を開きます。     ------------------------- △第1 会議録署名議員の指名 ○議長(嶋内九一君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 本日の会議録署名議員は、会議規則第87条の規定により、議長において5番 奥村孝宏君、6番 吉田企貴君の両君を指名いたします。     ------------------------- △第2 報第1号から第55 議第55号まで ○議長(嶋内九一君) この際、日程第2、議第1号から日程第55、議第55号までを一括議題といたします。     -------------------------             〔議案掲載省略〕     -------------------------              総務常任委員会審査報告書 本委員会に付託の事件は、審査の結果次のとおり決定しましたので、多治見市議会会議規則(昭和51年議会規則第1号)第 109条の規定により報告します。                   記事件番号件名審査結果議第3号多治見市避難行動要支援者名簿に関する条例を制定するについて原案可決議第6号多治見市子どもの権利に関する条例の一部を改正するについて別紙のとおり修正可決議第7号多治見市職員の育児休業等に関する条例等の一部を改正するについて原案可決議第13号令和元年度多治見市一般会計補正予算(第4号)(所管部分)原案可決議第14号令和元年度多治見市南姫財産区事業特別会計補正予算(第1号)原案可決議第15号令和元年度多治見市土地取得事業特別会計補正予算(第1号)原案可決議第23号令和2年度多治見市一般会計予算(所管部分)原案可決議第24号令和2年度多治見市南姫財産区事業特別会計予算原案可決議第25号令和2年度多治見市土地取得事業特別会計予算原案可決議第43号訴えの提起について原案可決令和2年3月2日多治見市議会議長 嶋内九一様                         総務常任委員長 寺島芳枝 別紙  議第6号  多治見市子どもの権利に関する条例の一部を改正するについての修正案 議第6号 多治見市子どもの権利に関する条例の一部を改正するについての一部を次のように修正する。 第14条中第3項を第4項とし、第2項の次に次の1項を加えます。3 擁護委員は、中立な立場で客観的に判断しなければなりません。 第17条第1項中「独立性を尊重し、その活動を支援し」を「中立性を尊重するとともに関係機関との調整を図り」に改めます。を削る。     -------------------------             経済建設常任委員会審査報告書 本委員会に付託の事件は、審査の結果次のとおり決定しましたので、多治見市議会会議規則(昭和51年議会規則第1号)第 109条の規定により報告します。                   記事件番号件名審査結果議第1号多治見市ふるさと農村活性化対策基金条例を廃止するについて原案可決議第2号多治見都市計画事業多治見北土地区画整理事業施行条例を廃止するについて原案可決議第8号多治見市手数料条例の一部を改正するについて原案可決議第11号多治見市農業委員会の委員の定数に関する条例の一部を改正するについて原案可決議第12号多治見市営住宅管理条例の一部を改正するについて原案可決議第13号令和元年度多治見市一般会計補正予算(第4号)(所管部分)原案可決議第16号令和元年度多治見市駐車場事業特別会計補正予算(第2号)原案可決議第18号令和元年度多治見駅北土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)原案可決議第21号令和元年度多治見市下水道事業会計補正予算(第2号)原案可決議第23号令和2年度多治見市一般会計予算(所管部分)原案可決議第26号令和2年度多治見市駐車場事業特別会計予算原案可決議第27号令和2年度多治見市営住宅敷金等特別会計予算原案可決議第31号令和2年度多治見市水道事業会計予算原案可決議第32号令和2年度多治見市下水道事業会計予算原案可決議第33号令和2年度多治見市農業集落排水事業会計予算原案可決議第41号権利の放棄について原案可決議第48号土岐川防災ダム一部事務組合規約の変更について原案可決議第50号市道路線の廃止及び認定について原案可決議第51号市道路線の廃止及び認定について原案可決議第52号市道路線の認定について原案可決議第53号市道路線の認定について原案可決議第54号市道路線の認定について原案可決議第55号市道路線の認定について原案可決令和2年3月4日多治見市議会議長 嶋内九一様                       経済建設常任委員長 吉田企貴     -------------------------            厚生環境教育常任委員会審査報告書 本委員会に付託の事件は、審査の結果次のとおり決定しましたので、多治見市議会会議規則(昭和51年議会規則第1号)第 109条の規定により報告します。                   記事件番号件名審査結果議第5号多治見市印鑑条例の一部を改正するについて原案可決議第9号多治見市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正するについて原案可決議第10号多治見市国民健康保険条例の一部を改正するについて原案可決議第13号令和元年度多治見市一般会計補正予算(第4号)(所管部分)原案可決議第17号令和元年度多治見市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)原案可決議第19号令和元年度多治見市介護保険事業特別会計補正予算(第4号)原案可決議第20号令和元年度多治見市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)原案可決議第22号令和元年度多治見市病院事業会計補正予算(第2号)原案可決議第23号令和2年度多治見市一般会計予算(所管部分)原案可決議第28号令和2年度多治見市国民健康保険事業特別会計予算原案可決議第29号令和2年度多治見市介護保険事業特別会計予算原案可決議第30号令和2年度多治見市後期高齢者医療特別会計予算原案可決議第34号令和2年度多治見市病院事業会計予算原案可決議第35号工事請負契約の締結について原案可決議第36号工事請負契約の締結について原案可決議第37号工事請負契約の締結について原案可決議第38号物品供給契約の締結について原案可決議第39号工事請負契約の締結について原案可決議第40号権利の放棄について原案可決議第42号権利の放棄について原案可決議第44号多治見市と中津川市との間の証明書の交付等に係る事務委託の変更について原案可決議第45号多治見市と瑞浪市との間の証明書の交付等に係る事務委託の変更について原案可決議第46号多治見市と恵那市との間の証明書の交付等に係る事務委託の変更について原案可決議第47号多治見市と土岐市との間の証明書の交付等に係る事務委託の変更について原案可決令和2年3月5日多治見市議会議長 嶋内九一様                     厚生環境教育常任委員長 佐藤信行     -------------------------          本庁舎建設に関する特別委員会審査報告書 本委員会に付託の事件は、審査の結果次のとおり決定しましたので、多治見市議会会議規則(昭和51年議会規則第1号)第 109条の規定により報告します。                   記事件番号件名審査結果議第23号令和2年度多治見市一般会計予算(所管部分)原案可決            閉会中の継続審査の申し出について 本委員会は、下記の事件について、閉会中もなお継続審査を要するものと決定しましたので、多治見市議会会議規則(昭和51年議会規則第1号)第110条の規定により申し出ます。                   記事件理由議第4号多治見市役所の位置を定める条例の一部を改正するについて・市民の声が拾えきれていない ・跡地利用を含めた新庁舎の構想が示されていない令和2年3月10日多治見市議会議長 嶋内九一様                  本庁舎建設に関する特別委員長若林正人     ------------------------- ○議長(嶋内九一君) これより委員長の報告を求めます。 最初に、総務常任委員長 寺島芳枝君。   〔総務常任委員長 寺島芳枝君登壇〕(拍手) ◆総務常任委員長(寺島芳枝君) これより、総務常任委員会委員長報告をさせていただきます。 去る2月28日の本会議におきまして、本委員会に付託されました10議案を審査するため3月2日に本委員会を開催いたしました。 審査の結果につきましては、お手元の審査報告書のとおり、議第6号と議第23号以外の議案は、全員一致で原案どおり可決するものと決し、議第23号は賛成多数で可決するものと決しました。 また、議第6号につきましては、修正動議が出され修正案と修正部分以外の原案が全員一致で可決するものと決しました。 それでは、審査の過程において質疑のありました主な内容について、要点を絞り御報告致します。 最初に、議第3号 多治見市避難行動要支援者名簿に関する条例を制定するについては、条例制定の背景について質疑があり、実態として、名簿に載るべき人が載っていない。それでは名簿の意味がないため、逆手挙げ方式による名簿を作成することとした。現行では、65歳以上の高齢者世帯のみという条件があるが、実際には65歳以上の高齢者世帯のみの方でも元気な方も多いため、その点では見直しを図り、真に避難支援が必要と思われる人たちを対象としたとの答弁がありました。 次に、条例制定後の運用、自治会未加入者の取り扱いについて質疑があり、名簿には平常時の名簿と災害時の名簿がある。平常時の名簿は区長、民生委員の方々に提供するもので、日ごろの声かけ、地域の防災訓練などに活用いただける名簿である。災害時の名簿は警察、消防等の関係部署に提供するものであり、自治会未加入の方も含まれ、災害時に使うものであるとの答弁がありました。 次に、個人情報の管理について質疑があり、原本は区長のみにお渡しする。区で必要であれば、コピーをとり副区長、町内会長、自主防災隊長まではお渡しできるものとし、鍵のかかるところに保管するよう指導している。返却についても、企画防災課へ返却することとしているため、情報が漏れることはないとの答弁がありました。また、障がいの内容等について知られたくない方については、逆手挙げ方式ではなく、今までどおり、手挙げ方式での意向調査を行い配慮したい。本人の意思、郵送方法、紙の色なども検討させていただき、わかりやすく回答しやすいような内容としたいとの答弁がありました。 また、防災意識の地域間格差について質疑があり、今回条例の制定では、まずは自分の命を守りそれから困っている方、災害弱者の方々を救ってあげる共助の精神を培っていただく目的もあるとの答弁がありました。 次に、議第6号 多治見市子どもの権利に関する条例の一部を改正するについては、条例改正の背景にある、子どもの命に対する権利の保障について具体的な活動はとの質疑があり、給食の時間の放送を利用し、子どもの権利相談室のキャラクター「うさぽ」と相談員の会話という設定で、呼びかけを行い、子どもに対する啓発、周知を行っている。また、人権擁護委員が行っているミニレターについても、児童生徒全員に対して行っていこうと考えているとの答弁がありました。 また、子どもの権利擁護委員の独立性と中立性について質疑があり、地方自治法では、市長の執行機関のほかに委員または委員会を置くときは法の規定によるとされている。子どもの権利擁護委員は法の規定がないので、独立機関ではなく、附属機関という扱いになってしまう。その状況の中、子どもの権利擁護委員が独立して判断ができるよう、子どもの権利擁護委員活動の独立性の尊重という形で条例に盛り込んである。 だが、条例制定から16年が経過をし、この独立性の独立という部分だけがひとり歩きをしてしまって、独立機関ではないかという誤解が生じてきたため、今回わかりやすくするため改正しようとするものであるとの答弁がありました。 次に、議第7号 多治見市職員の育児休業等に関する条例等の一部を改正するについては、対象者の要件についての質疑があり、会計年度任用職員で、引き続き在職期間が1年以上であること、子が1歳6カ月達成日に引き続き任用されていることが明らかであること、1週間の勤務が3日以上または1年間の勤務が 121日以上、この3つの要件を満たすことが条件となっているとの答弁がありました。 また、育児休業等の等とは何か、育児休業中の給与の補償についての質疑があり、育児休業、育児短時間勤務、部分休業の3つである。育児休業中の給与は無給である。ただし、経済的援助ということで、雇用保険から育児休業給付金が支払われており、給料の67%、6カ月以降は50%という給付金制度があるとの答弁がありました。 次に、議第13号 令和元年度多治見市一般会計補正予算(第4号)(所管部分)についてでは、歳入、基金積立金についての質疑があり、3月補正時には、将来を考えどこに積み立てるのか、政策的判断を行っている。今後の財政支出を考えると、庁舎建設基金、修繕引当基金は確実に取り崩すことになるため、できるだけためておきたいという思いがある。議会との意思疎通についても考えていくべきかもしれないが、こういう運用をしているということで御理解をいただきたいとの答弁がありました。 次に、基金の運用、償還差益についての質疑があり、国債で運用したのは今回が初めてである。財政調整基金を2億円、退職手当基金の2億円を2回運用したとの答弁がありました。 また、歳出、まちづくり市民活動支援事業関係費の減額補正についての質疑があり、ソフト事業で8団体の申請があったが、ハード事業に関しての申請がなかった。ハード事業の申請がなかったということで、大幅な減額になっているとの答弁がありました。 次に、議第14号 令和元年度多治見市南姫財産区事業特別会計補正予算(第1号)、議第15号 令和元年度多治見市土地取得事業特別会計補正予算(第1号)については、質疑はありませんでした。 次に、議第23号 令和2年度多治見市一般会計予算(所管部分)については、歳入、制度改正による法人市民税の減収についての質疑があり、法人市民税の法人割の税率が落ちた分は、地方交付税と法人事業税で賄うことになる。地方交付税においては、地方法人税という国税で徴収し、これを地方交付税の財源とする。また、県税の法人事業税の 5.4%が市に交付されるとの答弁がありました。 次に、自動車取得税交付金環境性能割交付金についての質疑があり、前年度の当初予算では、自動車取得税交付金として 6,300万円を計上していた。環境性能割交付金については、消費税の関係で臨時的軽減が行われている。通常では1%、2%の税率をゼロ%、1%に軽減しているので、前年度の自動車取得税交付金と比較すると少なくなっている。軽減の対象は、令和元年10月1日から令和2年9月30日の間に取得したもので、それ以降は通常の税率となるとの答弁がありました。次に、地方交付税の合併算定替えについての質疑があり、令和2年度については、1割分が入っており、令和3年度からはなくなる。この合併算定替えの減額分は、既にわかっていたことであるため、計画にも反映させた上で歳入を見込んできているとの答弁がありました。 次に、歳出、国勢調査費 4,449万円についての質疑があり、前回の国勢調査では、職員の負担を極力減らそうと調査員を非常に多く集めた。しかし、結果として、チェックに時間がかかってしまった。今回は精度を上げるため、できる限り職員にお願いをしたいと考えていているとの答弁がありました。 次に、地域力向上推進事業費 369万 4,000円についての質疑があり、地域力支援については、全市的に支援を行っていく考えである。予算については、地域力立ち上げから2年間地域力の活動に対して支援をしていくことになっている。ただ、既に立ち上がった地域力、また今後立ち上がってくる地域力に対して、くらし人権課としてしっかり支援はしていきたいと考えている。地域力自体は自治組織の加入率の低下もあわせて、今後の重要な課題だと認識をしている。くらし人権課は区長会も所管をしているので、区長会とも力を合せながら、地域の力をつけていくとの答弁がありました。 次に、生活安全推進事業費の防犯カメラ設置補助 668万 9,000円について質疑があり、区や町内会が防犯カメラを設置する場合のガイドラインがあり、そのガイドラインに従って、規程を作成していただくことになっている。当然ながら区や町内会が設置した場合の管理責任は、区、または町内会になってくるとの答弁がありました。 次に消防費、通信指令管理費 3,347万円についての質疑があり、共同運用実現に向け、消防指令業務の共同運用に関する調査検討会運営部会圏域会議に参加しており、県一本化について動いている。現在は、課題の洗い出しや整理、あるいは優先順位づけについて協議している。多治見市の通信指令システムは、平成23年に導入し、平成29年にオーバーホールをしている。単独で運営した場合は、令和5年の更新を予定しているが、県一本化が令和7年になった場合の令和5年から2年というタイムラグについては、修繕を行い、延命を図ることとしているとの答弁がありました。 次に、議第24号 令和2年度多治見市南姫財産区事業特別会計予算、議第25号 令和2年度多治見市土地取得事業特別会計予算について、質疑はありませんでした。 次に、議第43号 訴えの提起については、訴えを起こすに至った経緯と今後の取り扱いについての質疑があり、これまで、現地に出向くとか、相手方に電話をかけるというようなお支払いを求めることは行ってきたが、なかなかお支払いがいただけなかった。最新の段階では、単純にお支払いをお願いするだけでなく、訴訟も辞さないということの連絡もしている。 私どもが求めているのは、賃料をお支払いいただくことだけである。場合によっては契約の解除という可能性もあるが、安定的に借りていただいて、お支払いをいただけるのであれば、それで特に問題はない。仮に、その土地を買いたいという申し出があって、納得できる金額で折り合いがつくのであれば、売却をすることも構わない。ただ、先方の御意向もあるし、訴訟を起こすものであるため、その結果がどうなるかというのは、今の段階では不明であるとの答弁がありました。 以上が主な質疑の内容でした。 次に、議第6号 多治見市子どもの権利に関する条例の一部を改正するについて、自由討議を行いました。 自由討議の主な内容を簡単に報告します。 第14条と第17条の改正について討議がなされ、第14条の中立の立場で客観的な判断をしなければならないという部分について、これ自体が今回の命を守るという表現とうまくつながっていないのではないか。 組織が意向に反したような行動をするから、言葉を変えれば直るものなのかということは感じる。そこはもっときちんと会話をしていけばできる部分、条例を変えることで、逆に混乱を招くのはどうかという思いがある。 子どもの権利擁護委員の人選に関しては、中立性、独立性に触れなくてもチェックできると考える。そうすれば、何も中立性という言葉をわざわざ使って、意識をそこに向けさせなくてもいいのではないか。今までと同じような進め方で、十分にチェックはできるのではないか。今回のこの部分に関する中立性という言葉をあえて入れるということについては、少し抵抗がある。 独立性という言葉がひとり歩きをしているということであったが、私は変だなと感じた。むしろ行政、学校、その擁護機関、そこが信頼関係のもとでつながっていかないと、本当に子どもの最善の利益を守るということにつながっていかないという、ただその1点だ。だから独立性はそのままでいいと思う。 第14条の中立な立場で客観的に判断しなければならないというところは、子どもの権利擁護委員の職務の問題であると考える。子どもたちを守る立場だということが書いてある中で、突然第3項として中立な立場で客観的に判断しなければなりませんということになってしまう。この立ち位置的なものを子どもたちがどう感じるのかということを考えたとき、この文言がここにはなくてもいいのではないか。 第17条における独立性の尊重と中立性の尊重も、似たような部分ではあるが、やはり、市が子どもの権利擁護委員に対し、独立性を尊重してお仕事をお願いするのか、中立性を尊重するとともに関係機関との調整を図るのか、ということになったとき、これまでどおり独立性を尊重して活動を支援するといったほうが、ダイレクトで、その方々に対するやりがいや、やる気の部分にもなると思うし、市が信頼性を置いているという表現に聞こえるため、子どもたちにとってもこちらのほうがいいのではないか、との意見が出されました。 以上が自由討議の内容でした。 その後、議第6号 多治見市子どもの権利に関する条例の一部を改正するについて「第14条及び第17条の改正を削除する」修正動議が提出されました。 提案理由として、第14条については、命を守ることを主眼に置いた変更に対し、この一文はそのものにつながっていないということ。子どもの最善の利益を代弁する子どもの権利擁護委員の役割が、この一言で全体的にぼやけてしまっていると感じる。 第17条に関しては、市が独立性を尊重するのか、中立性を尊重するのかという部分において、中立性を尊重するという表現になってしまうと、子どもの権利擁護委員の独立性自体がぼやけてしまう。 独立機関と独立性の違いについては、子どもの権利擁護委員の方に説明をするなどの方法でやっていくべきものであって、条例を変えるほどのものではなく、以前の独立性を尊重しのほうが全てに対して整合性もとれているとの説明がありました。 採決の結果は、先ほど報告したとおりです。 なお、討論については、議第23号 令和2年度一般会計予算(所管部分)については、反対討論がありました。 以上で、総務常任委員会の審査報告とさせていただきます。よろしくお願いいたします。(拍手) ○議長(嶋内九一君) ただいまの報告について、質疑ありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕     ------------------------- ○議長(嶋内九一君) 次に、経済建設常任委員長 吉田企貴君。   〔経済建設常任委員長 吉田企貴君登壇〕(拍手) ◆経済建設常任委員長(吉田企貴君) それでは、経済建設常任委員会の審査報告をいたします。 去る2月28日の本会議におきまして、本委員会に付託されました23議案を審査するために3月4日に本委員会を開催いたしました。 審査結果につきましては、お手元の審査報告書のとおり、23議案とも全員一致で原案のとおり可決するものと決しました。 それでは、審査の過程において質疑がありました主な内容について、簡単に御報告いたします。 最初に、議第1号 多治見市ふるさと農村活性化対策基金条例を廃止するについては、基金廃止の経緯と、取り崩した原資の使途について質疑がありました。経緯については、平成5年ごろは基金 2,000万円に対して年利6%、年間 120万円ほどの利息があったものが、ここ数年間は14万円程度まで落ち込んでおり、利息を活用した施策が打ちがたくなったため、原資を取り崩して有効な政策に充てていくべきという判断に基づくといった旨の答弁がございました。 また、原資の使途については、老朽化している南姫ライスセンターの更新費用に充当し、水稲耕作を維持していくためには必要な施設ということで、地元の方々と話し合って進めてきたものであるとの答弁がありました。この機械を更新するために、大体 4,000万円ほどのお金がかかるが、その財源として、この基金を取り崩したうちの 1,700万円を充当するとのことでございました。 次に、議第2号 多治見都市計画事業多治見北土地区画整理事業施行条例を廃止するについては、構想から30年を経て結実した当事業に対して総括する質疑がありました。これに対して、本土地区画整理事業については、交通広場や都市計画道路音羽小田線、その他3つの公園も含めた基盤整備がなされており、駅舎の橋上化もされた。また、虎渓用水広場等々の整備もしたことから、多治見市の顔としてふさわしい、安全で快適なにぎわいのある駅周辺の整備ができたものと自負しているとの答弁がございました。 次に、議第8号 多治見市手数料条例の一部を改正するについては、平成30年度の多治見市における申請の実績は何件あったかという質疑がございました。これに対して、建築物エネルギー消費性能の認定についての実績はない。ただ、同じ趣旨であるが、低炭素建築物の認定については、平成31年度1件であるとの答弁がありました。 次に、議第11号 多治見市農業委員会の委員の定数に関する条例の一部を改正するについては、農業委員会の定数が18人から17人になるが、そもそも18人がどうだったのか、17人ならどうなのかという議論がなされているのか。東濃4市の農地面積、農業委員の数を、多治見市との比較がわかるように説明していただきたいという説明については、東濃4市を比較した詳細な説明がございました。 次に、議第12号 多治見市営住宅管理条例の一部を改正するについては、廃止された跡地は平地にしておくのか、用途はもう計画されているのかという質疑に対して、市内にはそれぞれ市営住宅がある。その地区の実情に合わせて、跡地利用を考えていく必要があると考えており、周辺の公共施設の有効な代替地であったり、何か駐車場に利用するといった、いろいろな方策をそれぞれで考えていく必要があると思っていると答弁がございました。 次に、議第13号 令和元年度多治見市一般会計補正予算(第4号)(所管部分)については、畜産振興事務費について詳細を求める質疑がございました。これに対して、国の補助金2分の1、事業費の2分の1ということになっており、県費や市費の充当はない旨の答弁がありました。 次に、議第16号 令和元年度多治見市駐車場事業特別会計補正予算(第2号)については、組合からの補償金の増について質疑があり、補償については、駅西駐車場の工作物と立竹木に対する補償であるとの答弁がありました。 次に、議第50号 市道路線の廃止及び認定から議第55号 市道路線の認定については、行きどまりの道でも市道認定はありうるのかという質疑がありましたが、市道の認定基準があるが、もともと行きどまりがだめということはなく、両端あるいは一端が国道等の公道に接続していればよいという規定になっているとの答弁がありました。 次に、議第51号 市道路線の廃止及び認定については、防犯灯やカーブミラーなど、開発するときの話し合いで、民間側もしくは開発者が出すということになっているのかという質疑に対して、開発の中では設置していない旨の答弁がありました。 次に、議第23号 令和2年度多治見市一般会計予算(所管部分)については、市制記念関連事業助成費 849万円の使途は何かという質疑がありました。これに対して細目での増加分については、全て花火大会への80周年記念の補助金の増額であるとの答弁がありました。また、企業誘致事業費の効果について質疑があり、効果の大きなものの一つとして、例えば、平成30年度末の進出企業による税収などを見てみると、固定資産税、都市計画税、法人市民税の合計で約7億 4,000万円ほどの効果を上げているとの答弁がありました。 次に、議第26号 令和2年度多治見市駐車場事業特別会計予算については、予算組みが適正であるのかという質疑に対して、駐車場の利用状況等を見て、指定管理者からの納付金がふえる見込みの場合については、増額補正をさせていただくとの答弁がありました。 次に、議第32号 令和2年度多治見市下水道事業会計予算については、池田・市之倉下水処理場管理業務委託とコンビニエンスストア収納取扱手数料についての債務負担行為について質疑がありましたが、更新時期が来ただけであるという答弁がありました。 次に、議第33号 令和2年度多治見市農業集落排水事業会計予算については、借り入れしているお金はあと何年ぐらいで返せるのか、返済終了後、この会計はどういう形で残るのかという質疑に対して、償還金については建設当初に借りたものであり、あと10年ほどで完済予定である。残金は 6,300万円ほどであるとの答弁がありました。 なお、議第18号 令和元年度多治見駅北土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)について、議第21号 令和元年度多治見市下水道会計補正予算(第2号)について、議第41号 権利の放棄について、議第48号 土岐川防災ダム一部事務組合規約の変更について、議第52号 市道路線の認定について、議第53号 市道路線の認定について、議第27号 令和2年度多治見市営住宅敷金等特別会計予算について、議第31号 令和2年度多治見市水道事業会計予算については、質疑がございませんでした。 以上が質疑における主な内容でした。 なお、自由討議、討論はありませんでした。 以上で経済建設常任委員会の審査報告とさせていただきます。(拍手) ○議長(嶋内九一君) ただいまの報告について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕     ------------------------- ○議長(嶋内九一君) 次に、厚生環境教育常任委員長 佐藤信行君。   〔厚生環境教育常任委員長 佐藤信行君登壇〕(拍手) ◆厚生環境教育常任委員長(佐藤信行君) それでは、厚生環境教育常任委員会の審査報告をいたします。 去る2月28日の本会議におきまして、本委員会に付託されました24議案を審査するため、3月5日に本委員会を開催いたしました。 審査結果につきましては、お手元の審査報告書のとおり、24議案とも全員一致で原案どおり可決するものと決しました。 それでは、審査の過程において質疑のありました主な内容について簡単に御報告いたします。 初めに、議第5号 多治見市印鑑条例の一部を改正するについては、今回の改正で、成年被後見人が条件を満たせば印鑑登録ができるようになるが、意思能力の確認など窓口で混乱することはないのかとの質疑があり、成年被後見人の方が印鑑登録をする場合は、後見人も同行し、2人とも印鑑登録をする意思をあらわした場合だけ登録するとしているとの答弁がありました。 次に、議第9号については、質疑はありませんでした。 次に、議第10号については、特に御報告すべきものはありませんでした。 次に、議第13号 令和元年度多治見市一般会計補正予算(第4号)(所管部分)については、小中学校GIGAスクール構想推進事業費に対し、無線LANとパソコンの今後の整備方針と、既に整備されている学校への対応の質疑があり、無線LANの整備については令和2年度までの補助制度と聞いており、パソコンの整備に先行して整備する。これまでに整備したものと今回新たに国が求めているスペックでは一部合わない部分があるため、改修が必要な部分が出てくるのではないかと見込んでいるとの答弁がありました。 また、複数の委員から5Gへの質疑がありましたが、今回の無線LAN整備は光ネットワークに接続可能性が高いため、本市においては関係がないと思っているとの答弁がありました。 次に、議第17号、議第19号、議第20号、議第22号については、質疑はありませんでした。 次に、議第23号 令和2年度多治見市一般会計予算(所管部分)については、2款総務費、戸籍住民台帳関係事務費について、戸籍の広域交付とマイナンバーへの関連についての質疑があり、令和6年度から戸籍が全国で広域交付できるようになるため、第1弾としてのシステム改修を令和2年度に行う。マイナンバーを使えるように、戸籍と住民票のデータをどこかで結ぼうというものであるとの答弁がありました。 3款民生費、家庭児童相談室運営費については、児童虐待に関する専門員に求める資格について質疑があり、求める資格としては、虐待に関係のある仕事への勤務経験、教員免許をお持ちの方をお願いしているとの答弁がありました。 4款衛生費、霊園施設整備費については、複数の委員から質疑がありました。 まず初めに、北市場霊園に計画している合葬墓の建物に関し、面積と具体的なイメージについての質疑に対し、面積は 22.36平米である、イメージはモニュメント等のデザインも検討しており、どこかのタイミングでお見せしたいとの答弁がありました。 敷地面積について77平米というのは大きくなく、駐車場が混雑するのではないかと思う。現在駐車場にある建物の跡地を活用できると思うが、どのように考えているかとの質疑があり、現時点では追加の駐車場整備は考えていないが、跡地利用については今の意見も含めて検討するとの答弁がありました。 また、合葬墓は新規の募集となるため、最初が肝心であると思う。不公平感や混乱を起こさないように検討していただきたいとの意見がありました。 市民病院費では、産科開設への質疑があり、予定は未定であるが、引き続き開設に向けて努力していただくよう協議を進めているところである。今回も再予算化し、期待に応えるべく進めていく予定であるとの答弁がありました。 環境基本計画行動計画関係費と地球温暖化対策地域推進計画関係費での取り組みについてへの質疑に対しては、環境基本計画の見直しについて、改定のベースは第5次環境基本計画の考え方を踏まえてのものになると考えている。主となるのが、地球温暖化対策や地域循環共生圏など、広域で取り組んでいこうという考え方になると思っている。本市としては何をしていくかについては今後考えていく必要があるが、タイミング等を踏まえた上で、第3次環境基本計画改定版にしたいと考えている。地球温暖化対策推進計画については、今のところは再生可能エネルギーの設置補助にとどまっているが、新たな施策等があれば、その都度考えていきたいとの答弁がありました。 10款教育費、さわらび学級関係費と不登校児童生徒適応指導関係費については、教育機会確保法に関する質疑があり、全市民に対して啓発するのではなく、テーマを絞り、構えを広くして勉強の機会を考えていく。教育機会確保法の趣旨は十分承知しており、フリースクールに通っていることが確認でき、校長が認めればこれからも出席扱いにしていく。さわらび学級へ通っている子は、これまでも指導要録上は出席にしているとの答弁がありました。 次に、議第28号については、質疑はありませんでした。 次に、議第29号については、特に御報告するべきものはありませんでした。 次に、議第30号、議第34号、議第35号から議第40号、議第42号、議第44号から議第47号については、質疑はありませんでした。 以上が質疑においての主な内容でした。 なお、自由討議・討論はありませんでした。 以上で厚生環境教育常任委員会の審査報告とさせていただきます。 どうぞよろしくお願いいたします。(拍手) ○議長(嶋内九一君) ただいまの報告について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕     ------------------------- ○議長(嶋内九一君) 次に、本庁舎建設に関する特別委員長 若林正人君。   〔本庁舎建設に関する特別委員長 若林正人君登壇〕(拍手) ◆本庁舎建設に関する特別委員長(若林正人君) それでは、本庁舎建設に関する特別委員会の審査報告をさせていただきます。 去る2月28日の本会議におきまして、本委員会に付託されました2議案を審査するため、3月10日に本委員会を開催いたしました。 なお、今回の審査におきましては、一議事一議題の原則にのっとり、個別議案ごとに質疑、自由討議、討論、採決を行いました。 審査の結果につきましては、お手元の審査報告書のとおり、議第4号 多治見市役所の位置を定める条例の一部を改正するについては、委員より継続審査の申し出を求める旨の動議が提出され、動議に対する質疑、自由討議の後、全員一致で承認されました。 最終日に先立ち、3月10日、議長に対して継続審査の申し出を既に行っております。 なお、継続審査の申し出について、賛成討論が1件ございました。 また、議第23号 令和2年度多治見市一般会計予算(所管部分)につきましては、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 それでは、審査の過程における質疑について簡単に報告をさせていただきます。 議第4号が継続審査の申し出に至った経緯として、多くの委員から、「明確な基本構想までとは言わないが、多治見市役所の位置を駅北に定めたとき、駅周辺がどのように変わるのか、養正校区がどう変わるのか、具体的なイメージ、ストーリーを示してほしい」との要望に対し、明確な答弁もなく、執行部が終始、「跡地利用や新庁舎のあり方は場所を決めてから」との姿勢であったことに対する理解しがたい虚無感がございました。 さらには、市庁舎将来構想における基本方針、一定の市民合意を得てからの受けとめ方の違いから生まれた不信感等々に集約されるのではないかと私は考えています。 また、議第23号につきましては、委員長として一言申し添えさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 私が本委員会での付託議案を審査するに際し、懸念をいたしましたことは、橋下徹大阪府知事時代の府議会におきまして、今回の本市と同様な行政事例がございました。 大阪府議会は、先行議案であった府庁舎の位置を定める条例改正案を否決、その後の補正予算案、つまり移転費用だったわけですが、その審査を2つの議案は連動するものであるとして、条例改正案が否決された時点で審査不要として、委員会を散会した事例の存在がございました。 同時に総務省は、地方自治法第4条関係の行政実例として、昭和34年8月31日付で「事務所の位置の変更条例の制定時期を新事務所の建設着工前とするか、建設完了時とするのかはいずれでも差し支えない。各議会の運営に委ねる」との総務省見解の存在がございます。 大阪府の場合は後者であったわけですが、良識ある多治見市におきましては、至極まっとうな上程時期であったとの思いをいたしております。 しかしながら、一部の委員からは、「本予算は、議第4号議案と密接な関係・連動があるものとして、議第4号が可決されない限り不要な予算であり、行政実例のように審査そのものも不要とすべき」との意見もいただいておりました。 そのような状況ではありましたが、審査過程において佐藤副市長から、「建設予定地の決定がされるまでは、本予算の執行は行わない」との、明快かつ大変に重い答弁がいただけたことが、委員会質疑において最も重要で意味あるものと考える次第であります。 なお、本議案につきましての自由討議・討論はありませんでした。 以上を、本庁舎建設に関する特別委員会の審査報告といたします。よろしくお願いいたします。(拍手) ○議長(嶋内九一君) ただいまの報告について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(嶋内九一君) これをもって委員長報告を終わります。     ------------------------- ○議長(嶋内九一君) これより討論を行います。 討論の通告がありますので、順次発言を許可します。 最初に、14番 三輪寿子君。   〔14番 三輪寿子君登壇〕 ◆14番(三輪寿子君) 議第10号、議第13号、議第23号、議第28号について、日本共産党を代表して反対討論を行います。 初めに、議第10号 多治見市国民健康保険条例の一部を改正するについては、限度額世帯は 144世帯から 134世帯と10世帯減り、約 380万円の増額となります。 中低所得層への軽減策としては、5割軽減世帯は 2,139世帯から 2,179世帯と40世帯増加し、保険料は 155万円減額、2割軽減世帯は 1,810世帯から 1,848世帯と38世帯増加し、保険料は65万円の減額、合わせて約 220万円の減額です。これによって、高所得層の保険料増額分 380万円から中低所得層の減額分 220万円、差し引き約 160万円程度の残高ということです。 高所得層から中低所得層への軽減策は必須でありますが、被保険者の中で負担をやりくりするのには限界があります。根本的には国の公費負担増を求めるとともに、市独自の軽減策こそ求められます。 以上提案し、反対といたします。 次に、議第13号 令和元年度多治見市一般会計補正予算(第4号)については、補正予算額8億 1,000万円のうち、教育費GIGAスクール構想推進事業費が4億 5,000万円と、国費とはいえ55%を占めています。 コンピューター1人1台の活用で、効果的学習や遠隔地、病児、特別支援教育など、学習環境整備にメリットがある反面、教育の画一化につながるのではないか、また、教職員の負担もふえるのではないかと懸念します。子どもたちの豊かな教育を保障するために、教職員をふやすことこそ必要ではないかと思います。 また、住民基本台帳関係事務費も 100%補助ですが、マイナンバーカード導入は、個人番号一つで政府は個人情報を一括管理することになります。カード普及は、プライバシー、人権を無視した監視社会につながるおそれがあり、制度導入はやめるべきです。 以上提案し、反対といたします。 次に、議第23号 令和2年度一般会計予算については、市政誕生以来初の 400億円を超えた、昨年をさらに上回る11億 7,400万円増の 417億円、 2.9%増額です。 公共施設、駅南再開発事業など大型公共事業への投資が大きく占めておりますが、昨年の消費税10%大増税と新型コロナウィルス感染拡大の影響で経済の冷え込みはさらに悪化し、内閣府の発表した景気判断は6カ月連続後退悪化としております。雇用や地域経済も直撃することが懸念されます。 仕事をしたくても、建設に必要な資材が中国から入ってこないので困っている、予定していた契約もキャンセルが続いている、こんな地元事業者の声を聞いてまいりました。緊急財政措置を国に大幅に求め、地域経済・雇用確保のための無担保・無利子融資など早急に支援が求められます。駅南再開発事業は身の丈に合った予算の抑制・節約をしていただきたいと思います。 こうした中、市税では景気回復・賃金上昇を見込んだ前年比1%増となっておりますが、新型コロナウイルス感染拡大の影響の直撃を受けた家計や、中小企業の休業補償などの支援・底上げが必要なため、大変厳しいのではないかと考えています。 法人税など前年度決算では企業誘致効果があったものの、税率変更による減収見込みとの説明がございました。しかしながら、中小企業の雇用情勢悪化の中、雇用の確保・地域経済対策が緊急課題であります。また、大手企業は、内部留保を働く人の賃金、中小企業への単価引き上げに活用することが求められるのではないでしょうか。 また、賦課徴収事務について、納税相談・滞納処分の強化を継続し、自主納付・収納率向上とありますが、ペナルティ、財産差し押え、預貯金停止など強制執行の姿勢が感じられます。 特に、こうした状況下、緊急小口融資など所得の減少が続く住民税非課税世帯の償還免除、あるいは生活困窮者自立支援制度の利用相談など、福祉窓口へつなぐ支援制度相談窓口の周知徹底が求められます。減免制度利用を紹介しつつ、滞納者への適切な納付指導、分納誓約、減免制度適用など丁寧な対応が求められるのではないでしょうか。 また、会計年度任用職員制度が導入されますが、諸手当などは今より改善されますが、基本給を抑えて期末手当に充てるなど不安定雇用の固定化につながるため、安定的な正規職員の増員こそ必要です。 マイナンバー対応システム改修費、戸籍住民基本台帳関係費など、社会保障と税を一体化して管理することを目的としておりますが、医療機関などシステムの整備が整っていないところもあり、混乱を招く懸念があります。自治体公務員、その扶養家族まで加入を任意と言いながら、なかば強制的に申請を進め、増加した背景があるのではないでしょうか。個人情報の漏えい、なりすましなど多くの不安があるため、導入は再検討を求めます。 教育費のGIGAスクール構想推進費については、初期投資は国が持ちますが、後年度の維持費、これは自治体予算を圧迫するのではないかと、また、教員不足をコンピューターが補うことになるのではないかと心配されます。 以上提案し、反対といたします。 最後に、議第28号 令和2年度多治見市国民健康保険事業特別会計予算については、歳入歳出それぞれ 110億 4,692万円で、昨年に比べて5億 3,148万 6,000円の 4.6%減額予算です。 減額の主な要因は、被保険者の減少、給付費の減少です。国民健康保険料の当初予算も昨年比2億 2,283万 9,000円減額見込み、今年度、県への事業費納付金も28億 5,205万円で前年比8.02%減額です。繰越金 2,000万円、予備費 1,000万円と安定運営予算となっています。 一方、国民健康保険財政調整基金残高は9億 3,000万円で、滞納額は平成30年度で2億 2,843万円です。当初予算保険料1人当たり14万 4,135円で、前年比 358円増額、1世帯当たり22万 1,122円で前年比 7,466円減額となっています。全体的に抑制引き下げが可能な予算ではないでしょうか。担当課の姿勢も値上げをしないと言われております。被保険者の大半が年金者・非正規雇用など低所得世帯が多く占めており、その上消費税の10%増税、医療介護の負担増でますます高過ぎる国民健康保険料の滞納をせざるを得なくなっています。また、県広域化による国民健康保険料の値上げ自治体が多い10都道府県中、岐阜県は7番目になっています。県内の17の自治体の一つに当市も含まれています。国は市町村の公費繰り入れの削減廃止を進めないと、保険者努力支援金制度の交付金を減らすというペナルティーを2020年度から導入決定としております。この矛盾を解消するためにも、国への公費負担の声を上げていただきたいと思います。感染防止のためにも、受診抑制の原因となっている資格証発行世帯に短期証発行を郵送で行うなど、緊急事態に対応していただきたいと思います。こういうときこそ、市独自の財源の繰り入れ、国民健康保険財政調整基金9億 3,000万円の一部を取り崩して活用すべき時ではないでしょうか。国民健康保険料の抑制・引き下げを求め、安心して医療にかかれるようにしていただきたいと提案し、反対といたします。 以上、4議案について反対討論といたします。御賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(嶋内九一君) 次に、2番 片山竜美君。   〔2番 片山竜美君登壇〕(拍手) ◆2番(片山竜美君) それでは、議第3号 多治見市避難行動要支援者名簿に関する条例を制定するについて、議第6号 多治見市子どもの権利に関する条例の一部を改正するについての修正案について、議第13号 令和元年度多治見市一般会計補正予算(第4号)、議第23号 令和2年度多治見市一般会計予算、議第29号 令和2年度多治見市介護保険事業特別会計予算について、公明党を代表し、賛成討論をさせていただきます。 まず、議第3号 多治見市避難行動要支援者名簿に関する条例を制定するについてです。 この条例は、避難行動要支援者名簿記載に当たり、これまでの手挙げ方式から逆手挙げ方式にすることで、本当に支援が必要な方を避難行動要支援者名簿に記載し、地域で支援できる体制にするものであり、一人でも多くの方を災害から救っていこうという行政の決意のあらわれであり、高く評価します。しかしながら、避難行動要支援者名簿の取り扱いや避難行動要支援者名簿記載者の把握など、課題もあり、各自治会組織に任せっきりにならないよう、しっかりと、行政職員が地域に入り、事前も事後も責任を持って指導・監督することで、さらに強力な共助の体制の構築に御尽力いただくことを強く望みます。 次に、議第6号 多治見市子どもの権利に関する条例の一部を改正するについての修正案についてです。 増加傾向にある児童虐待から子どもの命を守ることを特に強調した条例に改正したことは、高く評価いたします。修正案において子どもの権利擁護委員の職務に関する条文は訂正しないように修正いたしました。子どもの権利擁護委員は、市からの任命ではあるが、どこまでもその活動は独立性を保ち、子どもに寄り添った活動に徹し、子どもから発せられたSOSを決して見逃さない、大切な命をあらゆる機関と連携して守り抜くとの思いを共有され、多治見市の子どもたちの4つの権利を大切にすることを強く求めます。 次に、議第13号 令和元年度多治見市一般会計補正予算(第4号)です。今回の補正予算では、8億 1,010万 4,000円を追加しました。その中で、国が推進する小中学校の全ての児童生徒にパソコンを支給し、より早い高速無線通信を配備するというGIGAスクール構想を盛り込み、4億 5,206万 4,000円が計上されます。来年度より始まるプログラミング教育に備え、また全ての児童生徒への教育の機会均等、さらにはSociety 5.0に備えた人材を育てていこうという市の積極的な姿勢を高く評価いたします。 次に、議第23号 令和2年度多治見市一般会計予算です。 過去最高の 416億 7,300万円が計上されました。できる限り無駄を省き、社会福祉、教育、防災に力を入れた予算であると評価できます。特に私たち公明党が強く主張した防災情報伝達手段の拡充、産後ケア事業や利用者支援事業母子保健型の設置、風疹抗体検査と予防接種の継続、ロタウイルスワクチンの定期接種の開始、(仮称)食育センターの建設など、市民生活の向上のための予算が盛り込まれました。中でも防災情報伝達手段の拡充は、防災無線ではわかりにくかった情報をできる限り多くの方に正確に伝えようとするもので、この導入を評価します。ただ、戸別受信機については、台数も限られており、誰に貸与するか、いま一度検討をお願いしたい。 本議会において新年度予算が執行され、政策を実現するに当たっては、しっかりと市民への周知を徹底し、対象者が漏れなく行政の恩恵を受けることができるよう強く求めます。 次に、議第29号 令和2年度多治見市介護保険事業特別会計予算です。 577万 3,000円が計上され、認知症高齢者への支援として、これも公明党が主張してきた認知症徘回見守りシールを作成、導入することになりました。市民が認知症について、理解し、支え合うまちへさらなる一歩が踏み出されたことを評価します。これもまた、周知が重要です。その点も重ねてお願い申し上げます。 以上、5つの議案についての賛成討論とします。御賛同、よろしくお願いいたします。(拍手) ○議長(嶋内九一君) 次に、1番 山田 徹君。   〔1番 山田 徹君登壇〕(拍手) ◆1番(山田徹君) 議第6号 多治見市子どもの権利に関する条例の一部を改正するについての修正に賛成の立場で討論いたします。 今回の本条例の改正において、命に対する権利を保障することが最重要であることを強調することに異論はなく、一部を除いて今回の改正には賛成であります。 しかし、第14条及び第17条の部分の改正については、異論を申し上げます。 本市の子どもの権利条例の特筆すべき内容として、子どもの権利擁護委員の独立性の担保があります。子どもの権利擁護委員は、何人の干渉も受けず、あくまでも子どもに寄り添い活動することが本市の条例として重要な部分と理解しております。 よって、第14条及び第17条の改正部分を削る修正案に賛成いたします。御賛同、よろしくお願いいたします。(拍手) ○議長(嶋内九一君) 次に、4番 城處裕二君。   〔4番 城處裕二君登壇〕(拍手) ◆4番(城處裕二君) 自民クラブ、城處でございます。私からは、議第3号 多治見市避難行動要支援者名簿に関する条例を制定するについて、賛成の討論をさせていただきます。 南海トラフに起因する地震の脅威が増し、千年に一度と言われるような風水害が常態化する昨今、かの条例のように名簿を整備することは、有事に備えるため、自治会等関係者の啓発の意味においても、有事の際に有効なツールを準備する意味においても、大変有意義なものと考えます。 一方、この避難行動要支援者名簿を受けとめる自治会等の温度差があるのも否めません。あえてつけ加えるならば、この避難行動要支援者名簿をさらに生きたものにするために、さらなる関係各位との連携、調整をお願いします。この条例が、単に名簿作成にとどまらず、非常時において実効性、実用性を発揮し、市民の安全安心に寄与することを信じ、賛成討論とさせていただきます。御賛同、よろしくお願いいたします。(拍手) ○議長(嶋内九一君) 次に、6番 吉田企貴君。   〔6番 吉田企貴君登壇〕(拍手) ◆6番(吉田企貴君) 6番議員、吉田企貴でございます。自民クラブを代表いたしまして、議第23号 令和2年度多治見市一般会計予算について、賛成の立場で討論をさせていただきます。 令和2年度は多治見市にとって、第7次総合計画の後期計画が始動する極めて重要な年度でございます。また、それと同時に、いよいよ人口が11万人を切り、本格的な人口減少に突入していくであろう年度でもあります。すなわち、新たなまちづくりに向かってスタートダッシュを決める必要とともに、限られた財源の中で財政運営を求められるという二律背反に対峙していかなければならないということであります。 令和2年度予算は、歳入歳出ともに 416億 7,300万円と、前年度比11億 7,400万円の増額となっており、過去最大の予算編成であります。市民サービスの充実に直結する予算であることは疑うところではございませんが、前述のごとく、多治見市の置かれている状況に鑑みたとき、手放しに喜ぶことは厳に慎むべきであろうと考えます。これは、予算総額が純増となっている中、自主財源については、4億 1,700万円余、増減率にして2%の減額となっていることは注意しなければなりません。これは、今後、国・県からの補助金や交付金が先細っていくことが否定できない中、自主財源の確保と財政基盤の強化が喫緊の課題であると考えるからであります。特に市税における市民税のうち、個人につきましては 8,500万円の増額となるが、法人税は1億 5,460万円の減額となり、差し引き 6,960万円の減額となっております。このことは、法律改正により法人税率が引き下げられたことが主な原因でありますが、当局における企業誘致のこれまでの成果がなければ影響は一層顕著であろうと考えます。 また、固定資産税については、2億 300万円の増額であることから、歳入全体に占める市税の割合は35.1%となり、前年度よりも1%の増額となっております。このことも、企業誘致による効果が大であったことは疑うべくもないでしょう。ただし、歳入全体における増収分のうち、市の借金である市債が前年度と比較して7億 280万円、17.4%の増額となっている点は、財政規律の点からも大いに注意を要するところであります。 また、歳出につきましても、11億 7,400万円の増額となっておりますが、民生費、土木費を初めとして多くの款において減額となっている中で、突出して増額となっているのが教育費の16億 7,500万円余の増額であります。これは、(仮称)食育センターの建設に充てられる費用が主な原因と考えられます。また、公債費についても、1億 5,800万円余の増額となっていますが、これは合併特例債の償還を初め、今後も増加が見込まれる費用であります。ますます財政の弾力性を損ねることが予測されます。 また、土木費全体では、3億 9,000万円余の減額にもかかわらず、駅南市街地再整備事業に対して18億円以上の支出を実現したことは、大いに評価に値すると考えます。これは相当厳しい予算編成を強いられたものと想像にかたくございません。土木担当者の努力に敬意を表したいところであります。 以上のように、一層厳しさが増す中、市民生活に直結する多くの政策の実現を目指したことは、深く評価に値するものと言って差し支えはないと考えます。 一方で、前年度決算において実態収支がマイナスとなり、今後数年は多治見市のキャッシュフローは赤字となる見込みであります。冬の時代だからこそ、攻めの姿勢を忘れてはなりませんが、将来への投資は財政規律と市民ニーズの充実という相反する二つの観点からなされなければなりません。その意味で、令和2年度における投資が、後年の多治見市にとって必要かくべからざるものだったと評価されるものでなければならないでしょう。大いに期待を寄せると同時に、一層慎重な行政執行を求めたいことを一言申し上げておきます。 しかしながら、当初申し上げましたように、将来への投資と規律ある財政運営等、同時になし遂げなければならないという困難な状況下において、十分対応できる予算編成であると考えることから、議第23号 令和2年度多治見市一般会計予算につきまして、賛成の討論とさせていただきます。御賛同のほどよろしくお願い申し上げます。(拍手) ○議長(嶋内九一君) 次に、11番 柴田雅也君。   〔11番 柴田雅也君登壇〕(拍手) ◆11番(柴田雅也君) それでは、議第4号 多治見市役所の位置を定める条例の一部を改正するについての審査を継続することに、自民クラブを代表して、賛成の立場で討論いたします。 本議案は、本市のまちづくりの将来に大きく影響すると言っても過言ではありません。そのような中で多くの市民の声を拾い切れていないこと、跡地利用や跡地を活用したまちづくりの方向性が見えないこと、そして新庁舎の構想が示されていないこと、など結論に至るためには余りにも判断できる材料が十分でないと考えます。 よって、本議案について継続審査をすることに賛成します。御賛同をよろしくお願いいたします。(拍手) ○議長(嶋内九一君) 次に、20番 石田浩司君。   〔20番 石田浩司君登壇〕(拍手) ◆20番(石田浩司君) 立憲フォーラムたじみ石田浩司は、議第23号 令和2年度多治見市一般会計予算に賛成の立場で討論をいたします。 第7次総合計画後期計画が動き出す大変重要な予算であり、「共につくる。まるごと元気!多治見」の実現のため、総額 416億円余りの多治見市一般会計予算であります。前年度対比 2.6%、約11億円余の増額で、積極的な予算編成であります。 歳入の市税は 146億 3,908万円で企業誘致による固定資産税の増加などで1%の増、駅南再開発事業などに伴い国庫支出金は54億 784万円の 5.4%の増、市債は47億 3,900万円で17.4%の増と、かなりの積極的な予算であります。 短期的な新型コロナウイルスの影響による景気の不透明さが増しますが、財政判断指数で決められた指数を超えないように注視し、事業の実施に向けて進まなければならないと考えます。 支出では、小泉小学校の建てかえに21億 8,782万円、(仮称)食育センターの建設に13億 2,818万円と子どもたちの教育・食環境の充実のための予算は高く評価をいたします。子どもたちが親しみやすい学校としての建設、多治見の学校給食を引き継ぎ、子どもたちに愛される学校給食の継続を望みます。 駅南の再開発事業には18億 6,821万円と駅を中心としたにぎわいのある多治見市の建設に向けて事業が進みます。ネットワーク型コンパクトシティを同時に進めることで多治見市のまちの価値の高め、にぎわいの創出に寄与することを望みます。 また、本庁舎の位置を決定をする重要な年になります。予算では、積立金を含めた1億円余りの予算が計上されております。本庁舎建設に関する特別委員会では、庁舎の位置については継続審議となりましたが、新庁舎の構想と跡地についても議論を進め、早い時期に場所を決定するべきだと考えております。 防災アプリや防災行政無線各戸配付は、災害に備えた地域防災力を高めていき共助のまちづくりに進めていくことで大変重要な事業であります。 また、一般質問でも言いましたが、高齢者の移動手段の確保のための地域あいのりタクシーを進めながら、地域内の移動手段のニーズも多く解決していく問題もあります。 いずれにいたしましても、市政始まって以来の最大の大型の予算であります。市民の皆様からいただきました税金を無駄にすることなく、住民福祉の充実のため、企業誘致、雇用確保、地域の活性化、第7次総合計画後期計画の着実な実行を期待いたします。 中国の武漢市において発生したとされる新型コロナウイルスの感染についても、本市は、2月25日に新型コロナウイルス対策本部を設置し、毎週木曜日に会議が開かれております。感染拡大防止に全力を挙げて取り組んでいただいていることに敬意を表します。 今後も、多治見市民の安心安全の確保に迅速かつ全力で取り組むよう求め、賛成討論といたします。よろしくお願いします。(拍手) ○議長(嶋内九一君) ほかに討論はありませんか。15番 若林正人君。   〔15番 若林正人君登壇〕(拍手) ◆15番(若林正人君) 議第23号 令和2年度多治見市一般会計予算につきまして、市井の会を代表いたしまして、賛成の立場で討論を行います。 令和2年度は、オリンピックイヤーとして、また新たな国際協調構築の年にとの思い、強い高揚感を持ってスタートラインに立てるものと信じておりました。しかしながら、新型コロナウイルスという見えない敵、先の見えない、出口の見えない戦いに向かっての幕開けとなってしまいました。 市民の方々からも学校等の全面休業、各種イベントの中止等々による精神面でのストレスとともに経済活動の停滞、消費の落ち込みにより、日々身近に迫りつつある日常生活への不安に対し、多方面からさまざまな声が聞こえてまいります。 世界保健機関WHOからパンデミック宣言された新型コロナウイルスの感染拡大により、世界での経済損失は1兆ドル、約 107兆円規模を超すとの試算が、国際貿易開発会議UNCTADから出されております。 動揺する金融市場の安定を図るため、日本銀行、連邦準備制度理事会FRBを初め、G7各国の中央銀行が協調して金融緩和に踏み切りはいたしましたが、金融政策には限界があり、経済・財政面での迅速な対応が求められております。まさに政治の役割であります。 本来は、予算案そのものを組み替え直すべきなのかもしれませんが、現状はまさに非常事態であります。 古川市政におかれましては、これまでもリーマンショック、東日本大震災をも乗り越えてきた経験と実績があるはずでございます。 国・県からの指示、支援だけを待つのではなく、多治見市として知恵をいかんなく発揮するとともに、常日ごろより培ってきたスピード感を持って、1日も早い補正予算案の上程を強く求めまして、議第23号に対する賛成の討論といたします。御賛同のほど、よろしくお願いいたします。(拍手) ○議長(嶋内九一君) ほかに討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(嶋内九一君) これをもって討論を終結いたします。     ------------------------- ○議長(嶋内九一君) これより採決を行います。 最初に、議第1号 多治見市ふるさと農村活性化対策基金条例を廃止するについては、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(嶋内九一君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。     ------------------------- ○議長(嶋内九一君) 次に、議第2号 多治見都市計画事業多治見北土地区画整理事業施行条例を廃止するについては、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(嶋内九一君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。     ------------------------- ○議長(嶋内九一君) 次に、議第3号 多治見市避難行動要支援者名簿に関する条例を制定するについては、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(嶋内九一君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。     ------------------------- ○議長(嶋内九一君) 次に、議第4号 多治見市役所の位置を定める条例の一部を改正するについては、お手元にあります審査報告書11ページのとおり、閉会中の継続審査の申し出が提出されています。よって、閉会中の継続審査について、採決を行います。 お諮りいたします。議第4号 多治見市役所の位置を定める条例の一部を改正するについては、委員長の申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(嶋内九一君) 御異議なしと認めます。よって、本案は委員長の申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに決しました。     ------------------------- ○議長(嶋内九一君) 次に、議第5号 多治見市印鑑条例の一部を改正するについては、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(嶋内九一君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。     ------------------------- ○議長(嶋内九一君) 次に、議第6号 多治見市子どもの権利に関する条例の一部を改正するについては、お手元にあります審査報告書5ページのとおり、修正案が提出されています。よって、最初に、修正案について、採決を行います。 お諮りします。議第6号 多治見市子どもの権利に関する条例の一部を改正するについては、総務常任委員会の修正案のとおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(嶋内九一君) 御異議なしと認めます。よって、本案は総務常任委員会の修正案のとおり可決することに決しました。     ------------------------- ○議長(嶋内九一君) 次に、ただいま可決いたしました修正部分を除いた原案について、採決を行います。修正部分を除いた原案を可決することに、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(嶋内九一君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。     ------------------------- ○議長(嶋内九一君) 次に、議第7号 多治見市職員の育児休業等に関する条例等の一部を改正するについては、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(嶋内九一君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。     ------------------------- ○議長(嶋内九一君) 次に、議第8号 多治見市手数料条例の一部を改正するについては、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(嶋内九一君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。     ------------------------- ○議長(嶋内九一君) 次に、議第9号 多治見市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正するについては、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(嶋内九一君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。     ------------------------- ○議長(嶋内九一君) 次に、議第10号 多治見市国民健康保険条例の一部を改正するについては、反対討論がありましたので、起立により採決を行います。本案に賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(嶋内九一君) 起立多数であります。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。     ------------------------- ○議長(嶋内九一君) 次に、議第11号 多治見市農業委員会の委員の定数に関する条例の一部を改正するについては、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(嶋内九一君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。     ------------------------- ○議長(嶋内九一君) 次に、議第12号 多治見市営住宅管理条例の一部を改正するについては、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(嶋内九一君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。     ------------------------- ○議長(嶋内九一君) 次に、議第13号 令和元年度多治見市一般会計補正予算(第4号)は、反対討論がありましたので、起立により採決を行います。本案に賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(嶋内九一君) 起立多数であります。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。     ------------------------- ○議長(嶋内九一君) 次に、議第14号 令和元年度多治見市南姫財産区事業特別会計補正予算(第1号)は、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(嶋内九一君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。     ------------------------- ○議長(嶋内九一君) 次に、議第15号 令和元年度多治見市土地取得事業特別会計補正予算(第1号)は、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(嶋内九一君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。     ------------------------- ○議長(嶋内九一君) 次に、議第16号 令和元年度多治見市駐車場事業特別会計補正予算(第2号)は、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(嶋内九一君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。     ------------------------- ○議長(嶋内九一君) 次に、議第17号 令和元年度多治見市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)は、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(嶋内九一君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。     ------------------------- ○議長(嶋内九一君) 次に、議第18号 令和元年度多治見駅北土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)は、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(嶋内九一君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。     ------------------------- ○議長(嶋内九一君) 次に、議第19号 令和元年度多治見市介護保険事業特別会計補正予算(第4号)は、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(嶋内九一君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。     ------------------------- ○議長(嶋内九一君) 次に、議第20号 令和元年度多治見市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)は、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(嶋内九一君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。     ------------------------- ○議長(嶋内九一君) 次に、議第21号 令和元年度多治見市下水道事業会計補正予算(第2号)は、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(嶋内九一君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。     ------------------------- ○議長(嶋内九一君) 次に、議第22号 令和元年度多治見市病院事業会計補正予算(第2号)は、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(嶋内九一君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。     ------------------------- ○議長(嶋内九一君) 次に、議第23号 令和2年度多治見市一般会計予算は、反対討論がありましたので、起立により採決を行います。本案に賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(嶋内九一君) 起立多数であります。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。     ------------------------- ○議長(嶋内九一君) 次に、議第24号 令和2年度多治見市南姫財産区事業特別会計予算は、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(嶋内九一君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。     ------------------------- ○議長(嶋内九一君) 次に、議第25号 令和2年度多治見市土地取得事業特別会計予算は、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(嶋内九一君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。     ------------------------- ○議長(嶋内九一君) 次に、議第26号 令和2年度多治見市駐車場事業特別会計予算は、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(嶋内九一君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。     ------------------------- ○議長(嶋内九一君) 次に、議第27号 令和2年度多治見市営住宅敷金等特別会計予算は、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(嶋内九一君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。     ------------------------- ○議長(嶋内九一君) 次に、議第28号 令和2年度多治見市国民健康保険事業特別会計予算は、反対討論がありましたので、起立により採決を行います。本案に賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(嶋内九一君) 起立多数であります。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。     ------------------------- ○議長(嶋内九一君) 次に、議第29号 令和2年度多治見市介護保険事業特別会計予算は、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(嶋内九一君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。     ------------------------- ○議長(嶋内九一君) 次に、議第30号 令和2年度多治見市後期高齢者医療特別会計予算は、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(嶋内九一君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。     ------------------------- ○議長(嶋内九一君) 次に、議第31号 令和2年度多治見市水道事業会計予算は、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(嶋内九一君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。     ------------------------- ○議長(嶋内九一君) 次に、議第32号 令和2年度多治見市下水道事業会計予算は、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(嶋内九一君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。     ------------------------- ○議長(嶋内九一君) 次に、議第33号 令和2年度多治見市農業集落排水事業会計予算は、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(嶋内九一君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。     ------------------------- ○議長(嶋内九一君) 次に、議第34号 令和2年度多治見市病院事業会計予算は、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(嶋内九一君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。     ------------------------- ○議長(嶋内九一君) 次に、議第35号 工事請負契約の締結については、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(嶋内九一君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。     ------------------------- ○議長(嶋内九一君) 次に、議第36号 工事請負契約の締結については、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(嶋内九一君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。     ------------------------- ○議長(嶋内九一君) 次に、議第37号 工事請負契約の締結については、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(嶋内九一君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。     ------------------------- ○議長(嶋内九一君) 次に、議第38号 物品供給契約の締結については、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(嶋内九一君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。     ------------------------- ○議長(嶋内九一君) 次に、議第39号 工事請負契約の締結については、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(嶋内九一君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。     ------------------------- ○議長(嶋内九一君) 次に、議第40号 権利の放棄については、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(嶋内九一君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。     ------------------------- ○議長(嶋内九一君) 次に、議第41号 権利の放棄については、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(嶋内九一君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。     ------------------------- ○議長(嶋内九一君) 次に、議第42号 権利の放棄については、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(嶋内九一君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。     ------------------------- ○議長(嶋内九一君) 次に、議第43号 訴えの提起については、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(嶋内九一君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。     ------------------------- ○議長(嶋内九一君) 次に、議第44号 多治見市と中津川市との間の証明書の交付等に係る事務委託の変更についてから議第47号 多治見市と土岐市との間の証明書の交付等に係る事務委託の変更についてまでを一括で採決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(嶋内九一君) 御異議なしと認めます。よって、議第44号から議第47号までは、一括で採決することに決しました。 それでは、議第44号から議第47号までは、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(嶋内九一君) 御異議なしと認めます。よって、議第44号から議第47号までは、原案どおり可決することに決しました。     ------------------------- ○議長(嶋内九一君) 次に、議第48号 土岐川防災ダム一部事務組合規約の変更については、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(嶋内九一君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。     ------------------------- ○議長(嶋内九一君) 次に、議第50号 市道路線の廃止及び認定についてから議第55号 市道路線の認定についてまでを一括で採決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(嶋内九一君) 御異議なしと認めます。よって、議第50号から議第55号までは、一括で採決することに決しました。 それでは、議第50号から議第55号までは、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(嶋内九一君) 御異議なしと認めます。よって、議第50号から議第55号までは、原案どおり可決することに決しました。     ------------------------- △第56 発議第2号及び第57 発議第3号 ○議長(嶋内九一君) この際、日程第56、発議第2号及び日程第57、発議第3号を一括議題といたします。     -------------------------             〔議案掲載省略〕     ------------------------- ○議長(嶋内九一君) 提出議案に対する発議議員の説明を求めます。 11番 柴田雅也君。   〔11番 柴田雅也君登壇〕(拍手) ◆11番(柴田雅也君) それでは、発議第2号 中高年のひきこもりに対する実効性ある支援と対策を求める意見書の提出について及び、発議第3号 国民健康保険財政への国庫負担割合引き上げ保険料算定方法の見直しを求める意見書の提出について、それぞれ文案の朗読をもって、提案をさせていただきます。 初めに、発議第2号です。 中高年のひきこもりに対する実効性ある支援と対策を求める意見書。 従来、ひきこもりは主として若年・青年層の課題としてイメージされてきた。しかし、最近では、就職氷河期世代も含めた中高年層に及ぶ大きな社会問題としてクローズアップされてきている。 政府は、初めて中高年層を対象に実施した全国規模の調査結果を、昨年3月に公表。それにより40歳から64歳のひきこもりが全国で約61万人にのぼると推計されたことは、社会に大きな衝撃を与えた。また、ひきこもり期間の長期化や高齢化により、高齢の親とともに社会的に孤立するケースも少なくない。 政府は、これまで都道府県・指定都市への「ひきこもり地域支援センター」の設置や、「ひきこもりサポーター養成研修・派遣事業」を行ってきたが、より身近な場所での相談支援の実施や、社会参加の場の充実など、就職氷河期世代も含めた中高年層のひきこもりに対して、これまで以上に実効性ある支援と対策を講じるべきである。 よって政府におかれては、中高年のひきこもりを、個々人やその家族だけの問題ではなく、社会全体で受け止めるべき大変重要な課題と捉え、下記の事項について早急に取り組むことを強く求める。                   記 1 より身近な場所での相談支援を行うため、自立相談支援機関の窓口にアウトリーチ支援員を配置し、同行相談や信頼関係の構築といった対本人型のアウトリーチ支援を実施すること。また、自立相談支援の機能強化に向けたアウトリーチ等を行うための経費については、新たな財政支援の仕組みを創設すること。 2 中高年のひきこもりにある者に適した支援の充実を図るため、市区町村による「ひきこもりサポート事業」のさらなる強化を図ること。具体的には、中高年が参加しやすくなるような居場所づくりやボランティア活動など、就労に限らない多様な社会参加の場の確保、さらには家族に対する相談や講習会などの取り組みを促進すること。 3 「8050問題」など、世帯の複合的なニーズやライフステージの変化に柔軟に対応できるよう、「断らない相談支援」や「伴走型支援」など、市区町村がこれまでの制度の枠を超えて包括的に支援することが出来る新たな仕組みを構築すること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 令和2年3月23日、多治見市議会。衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、厚生労働大臣宛て。 続きまして、発議第3号でございます。 発議第3号 国民健康保険財政への国庫負担割合引き上げ保険料算定方法の見直しを求める意見書の提出について。 国民健康保険は、個人事業者、非正規労働者、無職者等が多く加入しており、国民皆保険制度の根幹をなすものである。しかしながら、1人当たりの保険料は、会社側の負担がある協会健保や大手企業の組合健保の1.3倍から2倍近くになり、その重い負担が大きな問題となっている。保険料には、家族の数に応じて負担が増える「均等割」があり、それが負担増の要因となるとの指摘がされている。 国民健康保険料は、1984年の国民健康保険法改正により、医療費に対する国庫負担率が45%から30%程度に引き下げられた経緯があり、また、応能分(所得割と資産割)に加え応益分(平等割と家族の人数にかかる均等割)という保険料算定方法の特殊性によって、人数の多い世帯や低収入世帯への負担が重くなっている。 これらの状況の中、保険者である自治体は、滞納者の生活実情に即した納付支援で納付率を高め、レセプト点検やジェネリック医薬品の推奨、その他生活習慣病の予防等様々な政策努力を行っているが、保険者としても大変厳しい運営を強いられている。 この状況を踏まえ、全国知事会をはじめ地方6団体は、2018年11月に制度改善強化全国大会を開催、「被保険者にこれ以上負担を求めることは極めて困難」、「毎年 3,400億円の公費投入を確実に行うとともに、都道府県単位化による保険料の激変緩和に必要な財源を確保するなど財政支援を拡充すべき」と国に求め、併せて、子どもの均等割の軽減への支援制度創設を要求している。 基礎自治体である本市としても、市民の健康と医療を守るため市を挙げて様々な努力を重ねてきており、国におかれては、以下の2点について強く要望する。                   記 1 国民健康保険財政への国庫負担割合を引き上げること。 2 国民健康保険料算定方法を見直し、地域住民が無理なく負担できる保険料に改めること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 令和2年3月23日、多治見市議会。衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、財務大臣、厚生労働大臣宛て。 以上でございます。よろしくお願いいたします。(拍手)     ------------------------- ○議長(嶋内九一君) これより質疑を行います。 最初に、発議第2号 中高年のひきこもりに対する実効性ある支援と対策を求める意見書の提出について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(嶋内九一君) 次に、発議第3号 国民健康保険財政への国庫負担割合引き上げ保険料算定方法の見直しを求める意見書の提出について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(嶋内九一君) これをもって質疑を終結いたします。     ------------------------- ○議長(嶋内九一君) お諮りいたします。ただいま議題となっております発議第2号及び発議第3号は、会議規則第36条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(嶋内九一君) 御異議なしと認めます。よって、発議第2号及び発議第3号は、委員会の付託を省略することに決しました。     ------------------------- ○議長(嶋内九一君) これより、討論を行います。討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(嶋内九一君) これをもって討論を終結いたします。     ------------------------- ○議長(嶋内九一君) これより採決を行います。 最初に、発議第2号 中高年のひきこもりに対する実効性ある支援と対策を求める意見書の提出については、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(嶋内九一君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。     ------------------------- ○議長(嶋内九一君) 次に、発議第3号 国民健康保険財政への国庫負担割合引き上げ保険料算定方法の見直しを求める意見書の提出については、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(嶋内九一君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。     ------------------------- △閉会 ○議長(嶋内九一君) 以上で、本定例会に付議されました事件はすべて議了いたしました。 本日の会議はこれをもって閉じ、令和2年第1回多治見市議会定例会を閉会いたします。   午前11時34分閉会     ------------------------- 上記会議の顛末を記録し、相違なきことを証するためここに署名する。  令和2年3月23日               多治見市議会議長   嶋内九一               多治見市議会議員   奥村孝宏               多治見市議会議員   吉田企貴...