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03月22日-06号

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  1. 多治見市議会 2012-03-22
    03月22日-06号


    取得元: 多治見市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-31
    平成24年  3月 定例会(第2回)議事日程 平成24年3月22日(木曜日)午前10時開議 第1 会議録署名議員の指名 第2 議第4号 多治見市公共施設予約システムの再構築に伴う関係条例の整備に関する条例を制定するについて 第3 議第5号 多治見市個人情報保護条例の一部を改正するについて 第4 議第6号 多治見市市民活動交流支援センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正するについて 第5 議第7号 多治見市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の一部を改正するについて 第6 議第8号 多治見市税条例の一部を改正するについて 第7 議第9号 多治見市手数料条例の一部を改正するについて 第8 議第10号 多治見市福祉医療費の助成に関する条例の一部を改正するについて 第9 議第11号 多治見市保育所の設置及び管理に関する条例の一部を改正するについて 第10 議第12号 多治見市発達支援センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正するについて 第11 議第13号 多治見市介護保険条例の一部を改正するについて 第12 議第14号 多治見市障害者自立支援条例の一部を改正するについて 第13 議第15号 多治見市墓地等の経営の許可等に関する条例の一部を改正するについて 第14 議第16号 多治見市道路占用料徴収条例の一部を改正するについて 第15 議第17号 多治見市風致地区条例の一部を改正するについて 第16 議第18号 多治見都市計画事業多治見北土地区画整理事業施行条例の一部を改正するについて 第17 議第19号 多治見市火災予防条例の一部を改正するについて 第18 議第20号 多治見市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正するについて 第19 議第21号 平成23年度多治見市一般会計補正予算(第10号) 第20 議第22号 平成23年度多治見市土地取得事業特別会計補正予算(第2号) 第21 議第23号 平成23年度多治見市下水道事業特別会計補正予算(第6号) 第22 議第24号 平成23年度多治見市駐車場事業特別会計補正予算(第3号) 第23 議第25号 平成23年度多治見市国民健康保険事業特別会計補正予算(第5号) 第24 議第26号 平成23年度多治見駅北土地区画整理事業特別会計補正予算(第4号) 第25 議第27号 平成23年度多治見市介護保険事業特別会計補正予算(第4号) 第26 議第28号 平成23年度多治見市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号) 第27 議第29号 平成23年度多治見市病院事業会計補正予算(第1号) 第28 議第30号 平成24年度多治見市一般会計予算 第29 議第31号 平成24年度多治見市南姫財産区事業特別会計予算 第30 議第32号 平成24年度多治見市土地取得事業特別会計予算 第31 議第33号 平成24年度多治見市下水道事業特別会計予算 第32 議第34号 平成24年度多治見市駐車場事業特別会計予算 第33 議第35号 平成24年度多治見市営住宅敷金等特別会計予算 第34 議第36号 平成24年度多治見市国民健康保険事業特別会計予算 第35 議第37号 平成24年度多治見市農業集落排水事業特別会計予算 第36 議第38号 平成24年度多治見駅北土地区画整理事業特別会計予算 第37 議第39号 平成24年度多治見市介護保険事業特別会計予算 第38 議第40号 平成24年度多治見市廃棄物発電事業特別会計予算 第39 議第41号 平成24年度多治見市後期高齢者医療特別会計予算 第40 議第42号 平成24年度多治見市水道事業会計予算 第41 議第43号 平成24年度多治見市病院事業会計予算 第42 議第44号 新市建設計画を変更するについて 第43 議第45号 多治見市と瑞浪市との間の証明書等の交付等に係る事務委託に関する規約の変更について 第44 議第46号 多治見市と土岐市との間の証明書等の交付等に係る事務委託に関する規約の変更について 第45 議第47号 岐阜県後期高齢者医療広域連合規約の変更について 第46 議第48号 工事請負契約の変更について 第47 議第49号 市道路線の廃止について 第48 議第50号 市道路線の認定について 第49 議第51号 市道路線の認定について 第50 請第1号 暮らしにかかる消費税の減税に関する請願書 第51 発議第1号 駅北地区公共公益施設建設特別委員会の設置について 第52 発議第2号 父子家庭支援策の拡充を求める意見書の提出について 第53 発議第3号 こころの健康を守り推進する基本法の制定を求める意見書の提出について 第54 発議第4号 若者雇用をめぐるミスマッチ解消を求める意見書の提出について 第55 閉会中の継続審査の申し出について-----------------------------------議事日程(第2号) 平成24年3月22日(木曜日) 第1 議第52号 駅北地区公共公益施設建設特別委員の選任について    (第1 選任)-----------------------------------議事日程(第3号) 平成24年3月22日(木曜日) 第1 閉会中の継続審査及び調査の申し出について-----------------------------------本日の会議に付した事件 議事日程(第1号)から(第3号)まで-----------------------------------出席議員(23名)          1番    山口真由美君          2番    森  厚君          3番    寺島芳枝君          4番    古庄修一君          6番    柴田雅也君          7番    松浦利実君          8番    山中勝正君          9番    若尾敏之君         10番    三輪寿子君         11番    若林正人君         12番    林 美行君         13番    加藤元司君         14番    若尾円三郎君         15番    安藤英利君         16番    仙石三喜男君         17番    加納洋一君         18番    井上あけみ君         19番    石田浩司君         20番    各務幸次君         21番    岡田智彦君         22番    嶋内九一君         23番    若尾靖男君         24番    春田富生君-----------------------------------欠席議員(1名)          5番    水野正太郎君-----------------------------------説明のため出席した者の職氏名         市長         古川雅典君         副市長        木股信雄君         教育長        村瀬登志夫君         企画部長       青山 崇君         総務部長       服部知明君         福祉部長       渡辺哲郎君         市民健康部長     水野高明君         経済部長       佐橋政信君         環境文化部長     佐藤喜好君         都市計画部長     細尾 稔君         建設部長       堀江義英君         水道部長       若尾正人君         消防長        加藤英治君         会計管理者      平井純子君         教育委員会事務局長  纐纈崇治君                    町井好夫君-----------------------------------職務のため出席した事務局職員         事務局長       石丸正之         書記         水野浩則         書記         山本元太郎         書記         後藤紀男----------------------------------- △開議    午前10時00分開議 ○議長(若尾靖男君) これより本日の会議を開きます。----------------------------------- △第1 会議録署名議員の指名 ○議長(若尾靖男君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 本日の会議録署名議員は、会議規則第80条の規定により、議長において、16番 仙石三喜男君、17番 加納洋一君の両君を指名いたします。----------------------------------- △第2 議第4号から第50 請第1号まで ○議長(若尾靖男君) この際、日程第2、議第4号から日程第50、請第1号までを一括議題といたします。-----------------------------------     〔議案掲載省略〕-----------------------------------           総務常任委員会審査報告書 本委員会に付託の事件は、審査の結果、次のとおり決定しましたので、会議規則第 102条の規定により報告します。                 記事件番号件名審査結果議第5号多治見市個人情報保護条例の一部を改正するについて原案可決議第7号多治見市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の一部を改正するについて原案可決議第8号多治見市税条例の一部を改正するについて原案可決議第9号多治見市手数料条例の一部を改正するについて原案可決議第19号多治見市火災予防条例の一部を改正するについて原案可決議第21号平成23年度多治見市一般会計補正予算(第10号)(所管部分)原案可決議第22号平成23年度多治見市土地取得事業特別会計補正予算(第2号)原案可決議第30号平成24年度多治見市一般会計予算(所管部分)原案可決議第31号平成24年度多治見市南姫財産区事業特別会計予算原案可決議第32号平成24年度多治見市土地取得事業特別会計予算原案可決議第44号新市建設計画を変更するについて原案可決平成24年3月2日多治見市議会議長 若尾靖男様                       総務常任委員長 石田浩司-----------------------------------          総務常任委員会請願審査報告書 本委員会に付託の事件は、審査の結果、次のとおり決定しましたので、会議規則第 135条の規定により報告します。                 記事件番号件名審査結果請第1号暮らしにかかる消費税の減税に関する請願書不採択とすべきもの平成24年3月2日多治見市議会議長 若尾靖男様                       総務常任委員長 石田浩司-----------------------------------          経済環境教育常任委員会審査報告書 本委員会に付託の事件は、審査の結果、次のとおり決定しましたので、会議規則第 102条の規定により報告します。                 記事件番号件名審査結果議第4号多治見市公共施設予約システムの再構築に伴う関係条例の整備に関する条例を制定するについて原案可決議第6号多治見市市民活動交流支援センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正するについて原案可決議第15号多治見市墓地等の経営の許可等に関する条例の一部を改正するについて原案可決議第21号平成23年度多治見市一般会計補正予算(第10号)(所管部分)原案可決議第30号平成24年度多治見市一般会計予算(所管部分)原案可決議第40号平成24年度多治見市廃棄物発電事業特別会計予算原案可決議第48号工事請負契約の変更について原案可決平成24年3月5日多治見市議会議長 若尾靖男様                   経済環境教育常任委員長 山中勝正-----------------------------------           建設常任委員会審査報告書 本委員会に付託の事件は、審査の結果、次のとおり決定しましたので、会議規則第 102条の規定により報告します。                 記事件番号件名審査結果議第16号多治見市道路占用料徴収条例の一部を改正するについて原案可決議第17号多治見市風致地区条例の一部を改正するについて原案可決議第21号平成23年度多治見市一般会計補正予算(第10号)(所管部分)原案可決議第23号平成23年度多治見市下水道事業特別会計補正予算(第6号)原案可決議第24号平成23年度多治見市駐車場事業特別会計補正予算(第3号)原案可決議第30号平成24年度多治見市一般会計予算(所管部分)原案可決議第33号平成24年度多治見市下水道事業特別会計予算原案可決議第34号平成24年度多治見市駐車場事業特別会計予算原案可決議第35号平成24年度多治見市営住宅敷金等特別会計予算原案可決議第37号平成24年度多治見市農業集落排水事業特別会計予算原案可決議第42号平成24年度多治見市水道事業会計予算原案可決議第49号市道路線の廃止について原案可決議第50号市道路線の認定について原案可決議第51号市道路線の認定について原案可決平成24年3月6日多治見市議会議長 若尾靖男様                       建設常任委員長 松浦利実-----------------------------------           厚生常任委員会審査報告書 本委員会に付託の事件は、審査の結果、次のとおり決定しましたので、会議規則第 102条の規定により報告します。                 記事件番号件名審査結果議第10号多治見市福祉医療費の助成に関する条例の一部を改正するについて原案可決議第11号多治見市保育所の設置及び管理に関する条例の一部を改正するについて原案可決議第12号多治見市発達支援センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正するについて原案可決議第13号多治見市介護保険条例の一部を改正するについて原案可決議第14号多治見市障害者自立支援条例の一部を改正するについて原案可決議第21号平成23年度多治見市一般会計補正予算(第10号)(所管部分)原案可決議第25号平成23年度多治見市国民健康保険事業特別会計補正予算(第5号)原案可決議第27号平成23年度多治見市介護保険事業特別会計補正予算(第4号)原案可決議第28号平成23年度多治見市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)原案可決議第30号平成24年度多治見市一般会計予算(所管部分)原案可決議第36号平成24年度多治見市国民健康保険事業特別会計予算原案可決議第39号平成24年度多治見市介護保険事業特別会計予算原案可決議第41号平成24年度多治見市後期高齢者医療特別会計予算原案可決議第45号多治見市と瑞浪市との間の証明書等の交付等に係る事務委託に関する規約の変更について原案可決議第46号多治見市と土岐市との間の証明書等の交付等に係る事務委託に関する規約の変更について原案可決議第47号岐阜県後期高齢者医療広域連合規約の変更について原案可決平成24年3月7日多治見市議会議長 若尾靖男様                      厚生常任委員長 若尾円三郎-----------------------------------          市民病院特別委員会審査報告書 本委員会に付託の事件は、審査の結果、次のとおり決定しましたので、会議規則第 102条の規定により報告します。                 記事件番号件名審査結果議第20号多治見市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正するについて原案可決議第21号平成23年度多治見市一般会計補正予算(第10号)(所管部分)原案可決議第29号平成23年度多治見市病院事業会計補正予算(第1号)原案可決議第30号平成24年度多治見市一般会計予算(所管部分)原案可決議第43号平成24年度多治見市病院事業会計予算原案可決平成24年3月8日多治見市議会議長 若尾靖男様                     市民病院特別委員長 加藤元司-----------------------------------         火葬場建設特別委員会審査報告書 本委員会に付託の事件は、審査の結果、次のとおり決定しましたので、会議規則第 102条の規定により報告します。                 記事件番号件名審査結果議第21号平成23年度多治見市一般会計補正予算(第10号)(所管部分)原案可決議第30号平成24年度多治見市一般会計予算(所管部分)原案可決平成24年3月9日多治見市議会議長 若尾靖男様                   新火葬場建設特別委員長 安藤英利-----------------------------------        周辺まちづくり特別委員会審査報告書 本委員会に付託の事件は、審査の結果、次のとおり決定しましたので、会議規則第 102条の規定により報告します。                 記事件番号件名審査結果議第18号多治見市都市計画事業多治見北土地区画整理事業施行条例の一部を改正するについて原案可決議第21号平成23年度多治見市一般会計補正予算(第10号)(所管部分)原案可決議第26号平成23年度多治見駅北土地区画整理事業特別会計補正予算(第4号)原案可決議第30号平成24年度多治見市一般会計予算(所管部分)原案可決議第38号平成24年度多治見駅北土地区画整理事業特別会計予算原案可決平成24年3月12日多治見市議会議長 若尾靖男様                駅周辺まちづくり特別委員長 井上あけみ----------------------------------- ○議長(若尾靖男君) これより委員長の報告を求めます。 最初に、総務常任委員長 石田浩司君。   〔総務常任委員長 石田浩司君登壇〕(拍手) ◆総務常任委員長(石田浩司君) それでは、総務常任委員会の報告をさせていただきます。 去る2月29日の本会議におきまして、本委員会に付託されました12議案を議題として、3月の2日に本会議を開催をいたしました。 結果は、お手元の審査報告書のとおり、請願につきましては賛成なしで不採択、その他11議案は全員一致で可決するものと決しました。 それでは、審査の過程におきまして、質疑の主な内容について報告をさせていただきます。 請第1号 暮らしにかかる消費税の減税に関する請願書については、消費税が景気を悪くしており、消費税をやめたり減らしたりすることにより、本当に景気が回復すると思うのか。その根拠を教えてほしいとの質疑に対し、1997年に消費税が3%から5%に引き上げられたときも、9兆円の負担増となり、当時上向きだった景気がどんどん下降してしまったという事実がある。消費税をなくせば景気が回復するのかという面では、消費税はあらゆる階層に不平等にかかる税制であり、例えば低所得者、中小零細企業者にもかかる。大企業や富裕層にはそれほど重くない税制になっており、逆進性が高いため、税率の引き上げは行うべきではないと考えるとの答弁がありました。 紹介議員が所属する政党の考え方は、一貫して所得税に重きを置き、消費税のように広く浅くかかる税をできるだけ排除しようとしていることから、この請願が出されたと思う。果たして紹介議員が所属する政党の考え方が世間の大勢になっているのか。ある程度の政党支持率にとどまっているのは、現在の世の中の進め方がある程度容認されていることに原因があるのではないかとの質疑に対し、現状では国民の6割が消費税率の引き上げに反対をしている。特に中小零細企業、ものづくり産業、大手商店、メーカーなども消費税が2倍になると物が売れなくなり、さらに景気が冷え込み悪循環を来すと反対している。所得税に重きを置いているということに関しては、ヨーロッパにおいても消費税率の高い国もあるが、ヨーロッパは社会保障がきちんと整備されている。よい点は取り入れるべきであるが、ヨーロッパと日本を比較することには問題があり、基本的には所得税を中心にすべきだと考えるとの答弁がありました。 提出団体の名称は、消費税をなくす岐阜県の会であり、出された請願は消費税の廃止の請願ではなく、消費税の増税に反対する請願であるが、提出団体自体は既に消費税を認めているのかとの質疑に対し、消費税は認めていないとの答弁があり、認めていないのであれば、消費税廃止の請願でなければつじつまが合わないとの意見が出されました。 次に、議第5号 多治見市個人情報保護条例の一部を改正するについては、審議会の意見の中には、公共的団体の定義が不明確との指摘や、目的外利用外部提供についても本人の同意が必要との意見があった中、集約過程においてどのような意見が出されたのかの質疑に対し、個人情報保護審議会では、個人情報保護を目的としており、また、公共団体には多くのものが含まれている。例えば、町内会や老人会などすべての団体に個人情報がむやみに開示されることが懸念されることから、必要となる団体に限るべきという意見があったため、規則で定めることにしている。 調査時に本人の同意を得られればよいという議論もあったが、本人が不在の場合も考えられるし、同意が得られなかったため災害の支援に不平等が生じてはならないため、本人の同意がなくこのような規定を設けるという結論に達したものであるとの答弁がありました。 議第7号 多治見市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の一部を改正するについては、現給保障の経過措置を廃止し、昇給抑制してきたものをもとに戻すと理解していいのか。今後の待遇も含め厳しくなると思うが、それについてどのように考えているかの質疑に対し、平成18年に大きな給与構造改革があり、平均 4.8%の減額改定であった。平成18年3月31日に受けていた給料を、今まで経過措置として保障してきたものであるが、その財源として当時昇給を抑制した。人事院勧告の内容は、現給保障の対象者は50歳代を中心に残っているが、年数が経過したためこれを廃止するとともに、現給保障の原資とするため昇給を抑えられてきた職員のうち給与水準が官民の比較において低い層の抑制部分を戻すものである。今後についても、ここ数年来、人事院勧告の内容を見ると、かなり厳しいものになると実感をしているとの答弁がありました。 次に、議第8号 多治見市税条例の一部を改正するについては、市民税均等割については、10年間で2億 7,000万円ほどの税金が入ってくる。これは防災に使うという目的であるが、どのようにストックするのか。基金をつくるのかとの質疑に対して、これは、平成26年度から始まるものであり、どのように充当するかは具体的には決めていないが、耐震化工事など公共施設の老朽化に伴う工事に充当することが予想されるとの答弁がありました。 次に、議第9号 多治見市手数料条例の一部を改正するについては、特に報告する質疑はありませんでした。 議第19号 多治見市火災予防条例の一部を改正するについては、質疑はありませんでした。 次に、議第21号 平成23年度多治見市一般会計補正予算(第10号)(所管部分)については、事業確定により毎年この時期に大きな金額が減額され、12億円の基金への積み立てなどに回されている。借金を抑え、貯金がふえた原因は市民サービスを抑えた結果ではないかと懸念をしているが、その点について見解を聞きたいとの質疑に対し、今回の補正額が通常の3月の補正予算額と比べて大きな金額になっていることは承知をしている。一つには、国の3次補正、4次補正の影響で膨らんでいることに原因がある。そのほか、契約差金など減額分を計上し、その処分の結果として基金への積み立てなどを行っている。 例えば、大規模修繕にかかる契約差金については、修繕引当基金に積み立てるというように一定のルールに基づき、ほかの基金についても同様の措置をとっている。今年度については、財源の都合上、12月までの補正予算で繰越金を使い切ることなく、3月補正に持ち越すことができたので、その分交付税や増額分について、後年度の財政状況を考えて基金へ積み増しを行ったところであるとの答弁がありました。 次に、地域振興基金積立金についての今後はとの質疑に対し、この基金は合併特例債が原資になっており、原資を取り崩すことはソフト事業に起債を充てることになるため制度的にはできない。旧合併特例法の規定で10年間は利息をソフト事業に活用できるという制度になっている。平成23年度については、主なものとして、夏まつり事業 750万円ほど、花づくりの原材料費、公園や児童遊園地を管理する公園愛護会への謝礼金など、まちづくり全般にかかる各種の事業に活用しているとの答弁がありました。 次に、議第22号 平成23年度多治見市土地取得事業特別会計補正予算(第2号)については、質疑はありませんでした。 次に、議第30号 平成24年度多治見市一般会計予算(所管部分)については、市税収入が初めて歳入全体の4割を切ったが、これをどのように評価すべきかとの質疑に対し、自主財源と依存財源の割合ということで判断すると、自主財源の割合が高いほうが財政運営をする上でありがたいことであるが、今年度は起債がふえたことや病院事業会計から繰入金がふえたという特殊要因があり、歳入全体が膨らんだため、市税の割合が減ったものである。4割を切ったからといって直ちに何らかの影響が出るとは考えていないとの答弁がありました。 固定資産税の減少に関して、まちづくりの観点からどのように考えているのかとの質疑に対し、固定資産税については、土地と家屋に分けて考えなければならない。地価は年々下がっているので、固定資産税も下げなければならない。土地の利用形態として、住宅が建てば家屋の税は入るが、住宅用地は税額を低く抑えられているため、6分の1になってしまう。そのような用途による減少が影響している。また、最近家屋の新増築の件数が減っている。10年前には年間 1,000件を超えていたが、ここ数年はその半分である。新増築による増加分が以前より減り、同時に経過年数による評価の見直しによる減額があるため、10年前と比べ相当な減少になっている。まちづくりの構造そのものというより、景気の動向、地価の動向が大きく影響しているとの答弁がありました。 コンビニ収納は、もともと利便性の向上が第一の目的で、副次的に収納率の向上も期待できるとして平成23年度から始まったが、効果が上がっているのかとの質疑に対し、コンビニ収納の導入効果については、この1年だけでなく継続的に検証していかなければならないと考えている。平成24年の2月1日現在、納付書全体の21%ほどがコンビニで納められている。ただ、その多くは午後3時以降にも利用できるため金融機関利用者が流れているのではないかと考えられる。また、効果として考えられることは、最終的な収納率より納期限内の収納率の向上である。期限を過ぎるとコンビニでは使えなくなるので、期限内の納付がふえることにより、督促件数が減り、将来的に滞納整理にかかる時間は減らすことができると考えているとの答弁がありました。 市は、禁煙を進めているにもかかわらず、たばこ税がふえていることをどのように分析しているのかとの質疑に対し、平成23年度予算の計上に当たっては、健康志向による減少分を5%と見込み、値上げによる影響で3割程度売り上げが減ると予測していた。全国的な傾向からも、当市としても値上げによる売り上げの減少は20%程度にとどまったため、売り上げの減収分より値上げによる増収分が多かった。平成24年度の予算計上に当たっては、現在の売り上げ実績をもとに算定したため増加したものであるとの答弁がありました。 次に、第7次行政改革大綱の策定経費について、市民委員会をどのように進める計画なのかとの質疑に対し、来年度予定している第7次行政改革大綱の策定に関する市民参加については、行政改革懇談会で計画を検討してもらおうと考えている。方針についての全庁的な合意はまだとれていないが、担当課として問題意識を持っている。5月か6月ぐらいには第1回を開催し、平成24年中に策定できるように進めていきたいとの答弁がありました。 笠原振興事務所の予算について、事務所の縮小について、どの程度の規模で所管する事務はどのように変わるのかとの質疑に対し、笠原振興課が地区事務所になり、8人体制が3人体制になる。事業内容については、普通財産の関係業務は総務課、庁舎や公用車の管理は教育総務課に移管され、地区事務所の窓口業務は市民課の所管業務になる。平成24年度、平成25年度については、現在の笠原振興事務所の1階にそのまま残るとの答弁がありました。 次に、議第31号 平成24年度多治見市南姫財産区事業特別会計予算について、議第32号 平成24年度多治見市土地取得事業特別会計予算については、質疑はありませんでした。 次に、議第44号 新市建設計画を変更するについて、公共公益施設建設に27億 2,500万円については、本会議での議論では土地代が含まれるという印象を受けたが、間違いはないのか。免震構造や太陽光発電や遮熱タイルなどは含まれていないのかとの質疑に対し、27億 2,500万円の中には、土地代のほか、建築設計、備品購入までいろいろなものの経費を含んでいる。この事業費の積算の中には免震関係は入っていないが、本会議で答弁したように、免震構造、太陽光発電、遮熱タイルなどについても検討を進める。議会との研究会などで検討をする中で免震構造を採用しようという方向であり、太陽光発電や遮熱タイルなどの変更も含めて金額が変わる可能性があるとの答弁がありました。 なお、討論については請第1号について反対討論がありました。議員間討議についてはありませんでした。 以上で、総務委員会の報告といたします。よろしくお願いします。(拍手) ○議長(若尾靖男君) ただいまの報告について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕----------------------------------- ○議長(若尾靖男君) 次に、経済環境教育常任委員長 山中勝正君。   〔経済環境教育常任委員長 山中勝正君登壇〕(拍手) ◆経済環境教育常任委員長(山中勝正君) それでは、経済環境教育常任委員会の審査報告をいたします。 去る2月29日の本会議において、本委員会に付託されました7議案について審査するため、3月5日に本委員会を開催いたしました。 審査の結果につきましては、お手元の審査報告書のとおり、議第4号、議第6号、議第15号、議第21号(所管部分)、議第40号、議第48号につきましては、全員一致で可決し、議第30号(所管部分)につきましては、反対討論がありましたが、起立多数にて原案どおり可決することに決しました。 それでは、審査の過程において質疑のありました主な内容について報告をいたします。 最初に、議第4号 多治見市公共施設予約システムの再構築に伴う関係条例の整備に関する条例を制定するについては、再構築の目的は何かとの質問があり、現在のシステムは、構築から10年ほど経過しており、処理スピードが遅く、また、機能が限られている。そのため新システムを導入するに当たって、インターネットから予約するシステムにすることとしたとの答弁がありました。 新年度の予算を組むときに、新しいシステムでは、インターネット予約にしていこうという話があったのかとの質問があり、この10年間でインターネットで携帯端末などの環境が普及し、再構築する場合は、インターネットから予約できるシステムが必要だと考えたとの答弁がありました。 次に、議第6号 多治見市市民活動交流支援センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正するについては、今回の移転により、期待している相乗効果は何かとの質問があり、学習館を利用している団体の中には、市民活動交流支援センターを利用している団体もあり、同じ場所で活動していただくことによる相乗効果と学習館を利用される市民や団体間で今後交流が図られる事業が生まれるのではないかと期待をしているとの答弁がありました。 平成24年9月末までは、今のままで同じ委託料であるが、同じ施設に入って一貫して管理することになれば人件費が減ると考える。平成25年度の委託料は、再考するのかとの質問があり、平成25年度まで指定管理者として契約しており、平成25年度まではこのままとして、その後は考えたいと思う。ただし、職員を減らすことはなく、今の条件のまま行っていただくので、人件費等の削減はないものと考えるとの答弁がありました。 平成21年度まではTMOが、平成22年度からは文化振興事業団が指定管理者となり、平成22年度の指定管理者の評価概要を見ると、指定管理者として1年目として市民活動交流支援センターに入りやすい雰囲気づくりに努めたと書いてある。せっかく今まで雰囲気づくりに努めてみえたが、今回移転することで変わってしまうことについては、どのような議論がなされたのかとの質問があり、現在の場所は、商業スペースの中にある利点を生かして、入りやすい雰囲気づくりに努めてきた。移転後はさまざまな団体と交流できるようにPRしていきたい。また、学習館の利用者には、掲示板を設置して、上がってきていただきやすい雰囲気をつくりたいと思うとの答弁がありました。 次に、議第15号 多治見市墓地等の経営の許可等に関する条例の一部を改正するについては、質疑はありませんでした。 次に、議第21号 平成23年度多治見市一般会計補正予算(第10号)(所管部分)については、分別収集関係費について、年間で委託していると思うが、委託料は量によって変わってくるのかとの質問があり、分別収集関係費で減額になったのは、例えば、ペットボトルの圧縮業務の入札差金や乾電池、蛍光管の処理委託の量が少なかったこと。また、色柄トレイや発泡スチロールの量や単価の減があるなど、当初予算よりも少なく済んだため減額補正したものであるとの答弁がありました。 南姫小学校改修事業費について、浄水プールは初めて聞いたが、これは、東日本大震災による国の方針であるのかとの質問があり、来年度予算として南姫小学校のプールの改修事業を上げたが、庁内の会議の中で、災害等を考慮して浄水型プールを検討することとなり、見積もりをとったところ、通常のプールに 2,000万円ほど上乗せする程度であったので、浄水型プールを設置する方針となったとの答弁がありました。 浄水型プールは、新設のプールではないと設置できないのか。あるいは 2,000万円を追加すれば既存のプールでも設置することができるのかとの質問があり、既存のプールに浄水型機能を設置しても国の補助対象にはならない。プールそのものを建てかえるときに、浄水型ポンプやろ過装置を取りつけることで国の補助を受けられるとの答弁がありました。 次に、議第30号 平成24年度多治見市一般会計予算については、共栄調理場が民間委託化されて、メリットやデメリットは何かとの質問があり、直営時と同程度の給食を決められた時間までに提供することが大条件であり、この味を維持し、安全性に配慮していくことが期待されることである。委託業者とは請負契約になっているので、情報交換のやり方や、今後正規の調理員が減っていく中で、民間委託ばかりになった場合、だれが委託業者に対しての本市の給食の味や安全性について指導していくのか、将来的な課題になると考えているとの答弁がありました。 生活習慣向上事業費について、タブレット端末を30台導入されるということだが、どのようなタブレット端末なのか。なぜ30台必要なのかとの質問があり、タブレット端末は、iPad30台の購入を予定している。現在は、幼稚園、保育園、一部の小学校で6台ほど使って試験的に行っている。これまで脳活で行っていたフラッシュカードのようなものをiPadを使って教材の共有化を図り、各園、各校で共通して使っていくことができる。この教材開発については、現在進行中である。子どもたちが書いたノートを他の生徒に見せて発表するための実物投影機があるが、iPadならノートを写真に撮って投影することができる。iPadは非常に活用範囲が広いことから、小学校にも30台を導入して、活用について研究していきたいと考えるとの答弁がありました。 一説には、脳が発達していない子どもがタブレット端末ばかりを見ていると発達に影響を与えるのではないかという話もあり、もう少し慎重に研修を重ねていき、それで、子どもによいことならば導入していくべきである。 子どもへの影響は、1年未満でわかるものなのかとの質問があり、iPadを使う時間は10分程度であり、通常の子どもがテレビを見る時間よりも極めて短い時間であり、子どもの健康を害するものではないと考えているとの答弁がありました。 夏まつりは、施制記念花火大会とともに市民の方に1日楽しんでもらえるように始めたと思うが、10年たっても市民の認知度は低いと思う。どこかで見直しをしていく必要があると思うが、いかがかとの質問があり、花火大会よりも認知度は低いが、例年大勢の方に参加していただいている。全体の構成は変えていないが、場所ややり方などを変えながら、より効果的な夏まつりにするように実行委員会で検討していただいているとの答弁がありました。 市民の方や団体が参加していると言われるが、動員により集めている面もあり、参加していない多くの市民の方が夏まつりを理解しているのか。多治見まつりも予算を減らしたりして模索をしているが、夏まつりについても大きく見直しをすべき時期であると思うがいかがかとの質問があり、今までは駅前のバス停のところにステージを設けたり、二、三年前までは、東濃信用金庫の裏の駐車場で行い、昨年は産業文化センターで行ったりと、場所を変えて行っている。踊りについては、多くの団体の応募があり、制限を設けることを検討するほどの参加がある。踊りの団体だけではなく、見ている方も楽しんでいただいているし、ステージでは、踊りだけではなく、親子で楽しめるイベント、大道芸やいろいろなゲームなど、多くの人に楽しんでもらえるよう工夫している。当初踊りがメインであったのが、少しずつやり方や時間帯などを見直している状況であるとの答弁がありました。 勤労青少年ホームは、廃止の方向であると聞いているが、いかがとの質問があり、当初、行政改革では廃止と決めた。昨年利用者説明会を開催し、平成24年度末で廃止して取り壊しを行う旨説明をさせていただいた。利用者には何とか継続していただきたいという熱い思いがあり、利用者の代表者が市長へ直接継続の要望を出された。それを受けて、今までと同じように委託するのではなく、利用者にも協力していただくなど工夫をして継続できないかとNPO精華コミュニティーの方と協議しており、本年8月までに方向性を出すこととしているとの答弁がありました。 大畑調理場施設整備費について、大畑調理場の老朽化と関連しているのかとの質問があり、本市としては、単独校調理場化を進めていくが、大畑調理場の配送校である各学校に調理場を整備するものには、まだしばらく年数が要するために、最低限の整備計画を立てて、各年度順次、特に部品の修繕がきかないものや、調理に支障が出るものを中心に整備していくとの答弁がありました。 現場の方も納得された状況で進められていると理解してよいかとの質問があり、大畑調理場は10年間の長期計画を見直した。共栄調理場は12年間の計画を見直した中で延命を図るのに精いっぱい努力していこうということで納得した。現在、非常に衛生基準が厳しい給食関係においては、単独校調理場化をより推進していく中で、現場は頑張っていこうと考えているとの答弁がありました。 日本タイル館整備事業関係費について、タイルに特化した施設であると聞いたが、以前は複合施設として運営していく話であったと思う。この変更は市から提案されたものなのか。あるいは一般財団法人たじみ・笠原タイル館から提案されたものなのか。合併特例債を財源にするが、ほかの事業で合併特例債を使っていき、いざ建物を建てようとしたときに財源がないという状態は困ると思うがいかがかとの質問があり、計画を立てて行っている一般財団法人たじみ・笠原タイル館とどういった施設にしたら一番よいのか話し合っている。昨年策定した基本構想では、産業観光と地域のコミュニティーを3つの柱として取り組んでいく。集客を図っていくような設計にしていきたいとの答弁がありました。 次に、議第40号 平成24年度多治見市廃棄物発電事業特別会計予算については、質問はありませんでした。 次に、議第48号 工事請負契約の変更については、太陽光発電の増設額とLED化の金額を教えてほしいとの質問があり、太陽光発電で 2,200万円、LED化で 100万円の内容で、合計 2,300万円である。変更による契約金額の差額が太陽光発電の増設とLED化金額との答弁がありました。 太陽光発電と増設でどのくらい重くなるのかとの質問があり、10キロワットで 100キログラム、20キロワットで 200キログラムという説明を受けている。20キロワットを増すと校舎そのものの強度も変わってくることから、建設工事でさらに費用がかかることになる。増設する20キロワットについては、校舎の上ではなく、中庭に粘土工作場をつくるが、その屋根の上に増設分を乗せるとの答弁がありました。 職員室と保健室をLED化する理由は、点灯時間がほかの部屋よりも長いことから選ばれたということか。また、児童の部屋にも取りつける議論がされたのかとの質問があり、常時教諭がいるから、職員室と保健室を選んだ。LED化には、蛍光灯よりもたくさんの照明の管が必要になり、かなり初期投資コストが割高になったため、限定したものであるとの答弁がありました。 以上が、議案についての主な質疑の内容であります。 議第30号 第10款教育費のうち、学習習慣・生活習慣向上事業費につきましては、自由討議を行いました。 以上で、経済環境教育常任委員会の審査報告といたします。よろしくお願いいたします。(拍手) ○議長(若尾靖男君) ただいまの報告について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕----------------------------------- ○議長(若尾靖男君) 次に、建設常任委員長 松浦利実君。   〔建設常任委員長 松浦利実君登壇〕(拍手) ◆建設常任委員長(松浦利実君) それでは、建設常任委員会の審査報告をいたします。 去る2月29日の本会議におきまして、本委員会に付託されました14議案を審査するため、3月6日に本委員会を開催いたしました。 審査の結果につきましては、お手元の審査報告書のとおり14議案とも全員一致でそれぞれ可決すべきものと決しました。 それでは、審査の過程において質疑のありました主な内容について簡単に御報告いたします。 最初に、議第16号 多治見市道路占用料徴収条例の一部を改正するについては、一般的な道路においても占用許可の対象となることにより、占用許可を出すことができるのかとの質疑があり、道路占用許可物件が追加されたが、歩行者の安全を確保すること、占用場所では構造の基準を遵守すること。ある程度の継続期間を持つこと等に十分注意を払い、占用許可基準を厳正に取り扱い許可を出すこととなるとの答弁がありました。 また、オープンカフェを開きたい、あるいは、商店街からの利用の申請があった場合、占用許可を出すのかとの質疑に対して、交通に支障がないなどの条件が整うか厳正に判断することが必要であり、個別に対応するとの答弁がありました。 次に、議第17号 多治見市風致地区条例の一部を改正するについて、10ヘクタール以上の風致地区の都市計画決定権が市の権限になるということだが、本市にとってどのような利点があるのかとの質疑があり、都市計画決定や条例制定は、今まで10ヘクタール未満しか市の権限が及ばなかったものが、10ヘクタール以上でもできるようになるとの答弁がありました。 また、条例の改正により、市の権限が拡大するので、虎渓山風致地区を拡大したらどうかとの質疑があり、虎渓山風致地区の対岸部分までの拡大については、検討していく予定であるとの答弁がありました。 次に、議第21号 平成23年度多治見市一般会計補正予算(第10号)(所管部分)について、災害復旧費の事業が繰越明許となっている。9月の台風災害に関して、専決処分を行い、12月定例会においても災害の増額補正を行った。その際、年度内に工事を完了させるという決意を聞いたが、今年度中に工事は終わるのかという質疑に対して、今回上程した繰越明許費にかかる工事以外は、年度末までに完了する。工事全体で 100本ほどの事業があり、そのうち繰越明許に係る事業が12本で、繰越明許に係る工事以外はめどが立っているとの答弁がありました。 次に、議第23号 平成23年度多治見市下水道事業特別会計補正予算(第6号)については、質疑はありませんでした。 次に、議第24号 平成23年度多治見市駐車場事業特別会計補正予算(第3号)については、耐震工事に伴い、コンクリートの張りが出ているためドアが開けづらくなっている。何らかの方策がとれないものかとの質疑に対し、一度検討するとの答弁がありました。 次に、議第30号 平成24年度多治見市一般会計予算(所管部分)について、河川改良事業費は、昨年の水害を受けての事業ということだが、どのような内容かとの質疑に対して、大原川や辛沢川、姫川に入っている支川及び雨水等による浸水被害を受けた箇所の調査を予定しているとの答弁がありました。 民間空き住宅活用家賃補助事業については、長い期間を見据えて事業を行うのか。また、これまでに何件の利用があったのかと質疑に対して、将来については市営住宅の管理戸数を減少させていく政策と、市営住宅への応募状況も踏まえて検討していく。利用件数は、途中退去はあったものの、現在53件の利用となっているとの答弁がありました。 また、市営住宅への入居希望倍率はどれくらいかの質疑に対して、市営住宅の入居希望倍率は、平成21年度で2.09倍、平成22年度は1.69倍、平成23年度は1.03倍という結果で、年々下がってるとの答弁がありました。 駅南市民病院のバリアフリー化改良事業費について、具体的な工事内容を示してほしいとの質疑に対して、田代町付近の道路全体が傷んでおり、自転車と歩行者の分離ができていないことから、周辺地区の道路補修や、ソフト分離のためのカラー舗装、側溝設置による段差解消などの工事をする予定であるとの答弁がありました。 また、多治見駅から市民病院までのどのルートを整備するのか、まだ決まっていない。面的に整備する予定であるとの答弁がありました。 さらに、事業名を見ると、高齢者等が多治見駅から市民病院まで安全に行けるイメージを受けると同時に、もっと踏み込んでやってほしいとともに、道路標識などの設置も考慮していただきたいとの質疑に対して、第1の目的は、市民病院までの安全なルートを確保することである。多治見駅をおりてから真っすぐ土岐川まで行き、土岐川の堤防沿いの道を通って堤防のブリッジをかけて市民病院の2階に行くというルートが理想だが、予算上の問題もあり検討段階である。今回、新年度予算に計上した事業は、そのような大々的な工事ではないとの答弁がありました。 JR小泉駅南側線改良事業費について、改良工事はいつ終わるのか。また、JR小泉駅の東側にまだ購入予定地があるのかとの質疑に対して、県道多治見犬山線もあわせて地権者との用地交渉を行っているので、早期開通できるように努力する。購入予定地は、信号角のコンビニエンスストアの土地と、その隣の駅側にある田んぼであるとの答弁がありました。 市営住宅用地確定調査研究費について、星ケ台地区の地籍調査は済んでいないのか。地籍調査は事業の測量をすれば、このような予算は必要ないのではないかとの質疑があり、地籍調査は、平成25年度の予定で、この事業費には住民の要望である道路拡幅設計費用も入っている。平成22年度には、団地を廃止する予定であったが、入居者の都合で1年先送りしており、これをもう1年延長することは理解が得にくいと判断したとの答弁がありました。 次に、議第33号 平成24年度多治見市下水道事業特別会計予算について、地震対策下水道事業は、どのような事業なのかとの質疑があり、主にマンホールトイレ設置のための設計と工事であるとの答弁がありました。 継続費の姫第一汚水ポンプ場土木建築工事については、下水管の埋設工事はどのあたりまで行うのかとの質疑に対して、姫駅前にある市有地に第一中継ポンプ場を建設し、旧国道 248号線を通って牧峠に圧送する圧送管と、逆に牧峠から自然流下してポンプ場に集める管を埋設する予定であるとの答弁がありました。 次に、議第34号 平成24年度多治見市駐車場事業特別会計予算について、質疑はありませんでした。 次に、議第35号 平成24年度多治見市営住宅敷金等特別会計予算について、市営住宅国京団地の空き状況及び入居状況、入居募集はいつかとの質疑があり、現在3戸の空き家があり、入居募集は修繕してから5月にする予定であるとの答弁がありました。 次に、議第37号 平成24年度多治見市農業集落排水事業特別会計予算について、質疑はありませんでした。 次に、議第42号 平成24年度多治見市水道事業会計予算について、質疑はありませんでした。 次に、議第49号 平成24年度市道路線の廃止について、質疑はありませんでした。 次に、議第50号 平成24年度市道路線の認定について、道路拡幅事業に伴い、代替地を地権者に使ってもらう上で従来より道路を延長しなければならなかったのかとの質疑があり、地権者の要望で延長した。代替地には、倉庫などの建築物ができると思われるとの答弁がありました。 次に、議第51号 平成24年度市道路線の認定について、質疑はありませんでした。 なお、議員間の自由な討議はありませんでした。討論につきましてもありませんでした。 以上で、建設常任委員会の審査報告といたします。どうかよろしくお願いをいたします。(拍手) ○議長(若尾靖男君) ただいまの報告について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕----------------------------------- ○議長(若尾靖男君) 次に、厚生常任委員長 若尾円三郎君。   〔厚生常任委員長 若尾円三郎君登壇〕(拍手) ◆厚生常任委員長(若尾円三郎君) それでは、厚生常任委員会の審査報告をいたします。 去る2月29日の本会議におきまして本委員会に付託されました16議案を審査するために、3月7日に本委員会を開催しました。 審査結果につきましては、お手元の審査報告書のとおり、全員一致でそれぞれ可決すべきものと決しました。 それでは、審査の過程におきまして質疑のありました主な内容につきましては、簡単に御報告いたします。 最初に、議第10号 多治見市福祉医療費の助成に関する条例の一部を改正するについては、医療費の無料化は大変重要なポイントになる。多治見市が子育て支援に力を入れていることが伝わるような仕方でアピールしてほしいとの質問に対し、医療費の助成の拡大については、平成22年度から小学校3年生まで拡大をし、平成24年7月からは小学校6年生まで拡大することになっている。 まず、小学校6年生まで拡大をし、その後は財政状況を踏まえて検討したいと考えている旨の答弁がありました。 次に、議第11号 多治見市保育所の設置及び管理に関する条例の一部を改正するについては、私的契約児という言葉を今回初めて知ったが、私的契約児は本市に実際にいるのかとの質問に対し、本市事例では、年度初めに育児休業中で5月に仕事に復帰される予定の方が、5月から子どもを保育園に入れるのであれば入園時から入れたいという場合や、年度末間近に離職した方が卒園式まで預かってほしい場合などがある。保育園の定員を超えることはなく、現状のままで保育できる状態の場合のみ、私的契約児としてお預かりしている。保育園の入所に当たるので、市長が判断することになるとの答弁がありました。 次に、議第12号 多治見市発達支援センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正するについては、障害者という用語を市としてはどのような扱いを考えているのかとの質問に対し、本市においては、基本的には、「害」をひらがな表記するように取り組んでいる旨の答弁がありました。 次に、議第13号 多治見市介護保険条例の一部を改正するについては、全員協議会での説明も聞いて、介護保険料の値上げはやむを得ないと思っている。市民に対する説明をどう考えているか。また、本市の場合は保険料が10段階となっているが、市によっては6段階というケースもある。考え方として、本市はより細分化をしていくということかとの質問に対し、介護保険の運営審議会や高齢者保健福祉計画等の策定も行う中で議論してきたが、委員も現状では保険料を上げることはやむを得ないという意見であった。介護保険料の値上げについては、市民に介護の現状をよく説明して理解していただくことが大切だとの意見もいただいたので、今後対応していきたいと思っている。また、多段階設定については、被保険者の支払い能力に応じて保険料を設定すべきとする国の指導もあり細分化しているとの答弁がありました。 次に、議第14号 多治見市障害者自立支援条例の一部を改正するについては、質疑はありませんでした。 次に、議第21号 平成23年度多治見市一般会計補正予算(第10号)(所管部分)については、生活保護世帯が 324世帯から 310世帯に減少したことについて、また、ファミリーサポートセンター事業費は病児保育の分が減額になったことについて、また、災害弔慰金の対応について、また、放課後児童健全育成事業費の減額について、それぞれ質問がありました。 今年度の生活保護の増減は、開始が36件、廃止が45件である。働いて収入がふえたための廃止が17件、3分の1強が収入の増による廃止であるとの答弁がありました。 また、病児保育については、ファミリーサポート事業の中で、今年度実施できないかと調整してきた。しかし、病児となると病状が急変した場合などの対応の面で援助する会員の側にも不安があり、しっかりした体制で実施すべきという意見もあったため延期することにしたとの答弁がありました。 また、災害弔慰金については、法律があり、市は法律に基づいて条例をつくっている。 250万円の支出をしたが、予備費で対応した。補正予算に上げてから支払うことがベストだったと思うが、今回は対象者が発見された後すぐに葬儀が行われたため、葬儀に間に合わせたいという趣旨から、予備費で対応したものであるとの答弁がありました。 また、放課後児童健全育成事業については、2つのクラブが当初予定していた規模より実際の規模が小さくなったために委託料が減額となった。また、姫のクラブについても、1年分の予算計上をしていたが、実際には7月から事業開始となったため不用額が生じた旨の答弁がありました。 次に、議第25号 平成23年度多治見市国民健康保険事業特別会計補正予算(第5号)については、保険料の減額について、また、共同事業拠出金についての質問がありました。補正の保険料の減額については、財源を調整基金から取り崩すことと繰越金の残高を保険給付費に充てることが原因である。当初予算の段階では、国及び岐阜県の補助金と前期高齢者交付金の金額は確定しておらず、当初予算での保険料収入額は実際に徴収する保険料の額より多く見積もりしている。今年度も当初予算での保険料収入と本算定後の保険料収入では、10億円程度の差があるので、予算上保険料を減額するものである。また、共同拠出金は、岐阜県の国民健康保険団体連合会が県内の共同事業として行っている事業に対する交付金である旨の答弁がありました。 次に、議第27号 平成23年度多治見市介護保険事業特別会計補正予算(第4号)については、施設介護サービスと居宅介護サービスについての本市の考え方はとの質問に対し、施設の整備がおくれたことにより、施設介護サービスの費用が予定より少なかったため補正を行った。施設サービスより、居宅介護サービスのほうが1人当たりの費用は少ない。国も施設から在宅へという方針を示しており、本市もその方向でやっていくべきものと思っているとの答弁がありました。 次に、議第28号 平成23年度多治見市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)については、質疑はありませんでした。 次に、議第30号 平成24年度多治見市一般会計予算(所管部分)については、今までは、子ども手当ということで所得制限がなかったが、児童手当については所得制限はあるのか。また、保健センター関係で、本市では心の病の関係で何らかの予算はつけているのかとの質問に対し、児童手当には、平成24年6月支給対象分から所得制限がかかる予定である。また、自殺者が13年連続で年間3万人を超えているという背景から、心の体温計という名前の事業で、生活習慣病予防推進事業費の中で63万円ほど計上している。パソコンや携帯から気楽にメンタルチェックを自分自身でできるというもので、心の健康維持増進に役立てるものである旨の答弁がありました。 また、民生委員関係費について、個人情報の提供についてどういう見解を持っているのか。また、地域福祉計画策定事業について、また相談支援事業についての質問に対し、民生委員は校区ごとに組織されており、本市全体で 208人が活動されている。個人情報については、高齢者の見守りを民生委員にお願いしているので、地区の老人世帯の情報をその地区の民生委員にお渡ししているとの答弁がありました。また、地域福祉計画策定事業費は、根本地区での地域支えあいのモデル事業をやっている。自治組織も含めた地域での見守りといったことは今後必要不可欠と考えているとの答弁がありました。また、相談支援事業は、多治見市障害者自立支援条例中の地域生活支援事業のメニューの一つである。東濃5市で共同して事業所に相談支援事業を委託しており、本市には1カ所あるが、障害に関する相談がメールや電話で入ってくるとの答弁がありました。 予防接種について、対象者が全員予防接種を受けることができる予算になっているのか。また、私立幼稚園就園奨励事業費について、それぞれ質問がありました。 予防費の予防接種の予算は、対象者の70%の人数で計上している。これまでの実績では70%であるため、そのように計上しているとの答弁がありました。私立幼稚園就園奨励事業費は、私立幼稚園の保育料と多治見市立幼稚園の保育料には差が生じている。私立幼稚園就園奨励事業は、私立幼稚園園児の保護者に対し保育料の減免をしてもらえるように私立幼稚園に対して補助金を交付する制度である。差額については、国が基準を定めており、その基準に基づいて市町村が規則等を定めて交付をしている旨の答弁がありました。 次に、議第36号 平成24年度多治見市国民健康保険事業特別会計予算については、保険料の督促に当たり、個々の事情の調査はどのように行っているかの質問に対し、滞納整理については、再建管理計画に従い行っている。督促状を送付し、それでも納付していただけない方については、個々に相談も受け付ける。生活困窮者の方から相談があれば、必要に応じて関係課につなげている旨の答弁がありました。 また、退職被保険者が増加していると思う。退職被保険者がふえることによって国民健康保険の特別会計への影響についての質問がありました。国民健康保険以外の保険者にあって、国民健康保険よりも被保険者の年齢層が若く、被保険者は退職後は国民健康保険に移るので、65歳までの退職被保険者の療養給付費交付金と65歳から74歳までの前期高齢者交付金が国民健康保険に入ってくる。国民健康保険も社会保険診療報酬支払基金に拠出金を拠出するが、拠出額がほかの保険者に比べて低くなるため、拠出金と交付金を比較すれば、国民健康保険は交付金の収入のほうが拠出金の支出よりもはるかに多くなるとの答弁がありました。 次に、議第39号 平成24年度多治見市介護保険事業特別会計予算については、質疑はありませんでした。 次に、議第41号 平成24年度多治見市後期高齢者医療特別会計予算については、質疑はありませんでした。 次に、議第45号 多治見市と瑞浪市との間の証明書の交付等に係る事務委託に関する規約の変更についても質疑はありませんでした。 次に、議第46号 多治見市と土岐市との間の証明書の交付等に係る事務委託に関する規約の変更についても質疑はありませんでした。 次に、議第47号 岐阜県後期高齢者医療広域連合規約の変更についても質疑はありませんでした。 なお、自由討議並びに討論はありませんでした。 以上で、厚生常任委員会の審査報告といたします。よろしくお願いします。(拍手) ○議長(若尾靖男君) ただいまの報告について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕----------------------------------- ○議長(若尾靖男君) 次に、市民病院特別委員長 加藤元司君。   〔市民病院特別委員長 加藤元司君登壇〕(拍手)
    市民病院特別委員長(加藤元司君) それでは、市民病院特別委員会の審査報告をいたします。 去る2月29日の本会議におきまして、本委員会に付託されました5議案を審査するため3月8日に本委員会を開催いたしました。 審査の結果につきましては、お手元の審査報告書のとおり全議案とも全員一致でそれぞれ可決すべきものと決しました。 それでは、審査の過程におきまして、質疑のありました主な内容について簡単に御報告いたします。 最初に、議第20号 多治見市民病院事業の設置等に関する条例の一部を改正するについてでは、法令の定めがなくなった分をそのまま条例で定めれば今までどおりできるから改正すればよいという問題ではないのではないかという質疑に対し、多治見市民病院は、指定管理者制度の中でも利用料金制という制度をとっているため、多治見市には収益を得るすべがなく、資産管理を行っているだけである。今回の改正でどのような対応をしても影響がないため、従来の方法を踏襲しようと判断したものであるとの答弁がございました。 多治見市と指定管理者が半額ずつ負担することになるが、資産の所有権は多治見市になる。公営企業の場合、指定管理者の負担分は帳簿上何らかの形で残るのかという質疑に対しまして、減価償却の問題と指定管理者の半額負担の問題は切り離して考えなければならない。指定管理者が半額を負担するのは、むしろ起債の償還時である。起債を償還するときには従来から半額は一般会計から、半額は病院の収益から出してきた。これは、指定管理者制度になっても同様のもので、収益から半額を負担すると言えなくもないが、正確には起債償還額の半額ずつを負担するものであるとの答弁がございました。 次に、議第21号 平成23年度多治見市一般会計補正予算(第10号)(所管部分)については、質疑はありませんでした。 次に、議第29号 平成23年度多治見市市民病院事業会計補正予算(第1号)についての質疑では、その他医業収益は、もともとすべての文書料収益だったのかという質疑に対し、診療費などは原則として指定管理者に入るが、条例上で手数料と位置づけている診断書料については、国にかけ合ったもののの指定管理者の収入ではなく、市の収入だとすべきだという見解でございました。毎年の契約の中でそのまま徴収委託料として支払うため、収入も支出も同額を減額しているものであるとの説明でございました。 続いて、議第30号 平成24年度多治見市一般会計予算(所管部分)についてでは、政策的医療の中に普通交付税の単価に病床数を乗じるが、病床数は幾らを想定しているのかとの質疑に対し、新病院開院までは、病床数によるルールではなく、1億 5,000万円を上限としており、その額を計上している。再来年度以降は、普通交付税の単価に病床数を乗じる方式になる。新市民病院の建設計画では 250床であり、以前は、40万円から50万円程度であったが、地方における自治体病院の経営が大変になったため、ここ2年で急激に上がっておる。このままのルールでよいのかという検討をしなければならないと考えているとの答弁でございました。 また、指定管理者が負担し、新市民病院建設基金の積み立てる額が8億 5,000万円であるが、多治見市も8億 5,000万円を負担するのかという質疑に対し、これには新市民病院建設基金に医療機器用の9億円を積んでおり、機器の主なものとしてオーダーリングシステムであるが、あれだけの病院を維持していくためには、会計と各診療科を結ぶシステムが必要になる。これが億単位の高い金額となる予定であり、新市民病院の目玉とするMRIについては先行して導入し移設するため、既に購入が済んでいるという説明がございました。 また、9億円については、指定管理者の負担が8億 5,000万円という金額になっておるが、将来の利息分を除いたものなのかという質疑に対しましては、購入する医療機器は最大でも17億円ほどで、15億円程度に実際はなるのではないかと想定している。残りの3億円ほどは、ベッドや什器備品などの費用であって、これは起債対象ではなく、現金を出し合って購入することとしておる。これを見越して、起債対象の上限である17億円の半額の8億 5,000万円を予定しておるという答弁でございました。 また、残りのベッドに何億円という分は、その時点で半額を負担してもらえるのかという質疑に対しましては、什器備品については、覚書等で指定管理者に購入してもらい、多治見市が半分を負担することになっているという説明がございました。 続いて、議第43号 平成24年度多治見市病院事業会計予算についてでは、現病院の地下部分は予定どおり貯水池的な形で残すのかという質疑に対し、地下の雨水貯留槽については、それをつくらない場合、契約上、建設会社には地下部分を撤去する必要が生じます。撤去しないかわりに、貯水槽にふさわしい仕組みを整えるものであり、プラス面とマイナス面が生じると考える。現在、折衝をそのことについてはしておる最中でございます。こういう答弁がございました。 次に、政策的医療の中に産婦人科や口腔外科は入っているのかとの質疑に対し、産婦人科については、計算上入れることはできますが、その前に産婦人科の医師を確保し、体制を整えてから参入するのか判断をしなければならない。また、歯科口腔外科については、国の基準に入っていないのが現状である。復活する考え方は持っていない。産婦人科については、8月をめどとしている開院時には間に合わないと考えるが、開院後なるべく早くお産できるように準備を進めたいという意向を聞いているという答弁でございました。 また、地方自治体が、病院を開設していることで、法定外の政策的医療についても基準外として政策的医療交付金に上乗せされると理解してよいかとの質疑に対し、それぞれの政策の担当部署と指定管理者の間で契約をするため、お金の動きもそのようになります。市民病院に期待される役割はさまざまであるが、ここでは病院に関することというふうに整理してほしいという答弁でございました。 指定管理者に任せているからということではなく、多治見市に必要な課題について各部局の政策とすり合わせて市民病院に取り入れるような運営が担保されているのかとの質疑に対しては、指定管理者に任せるものではないので、今でも現実に病院事業会計予算とは別枠で、市役所のいろいろな部署が市民病院と協力しながら進めている事業が数多く存在する。十分ではないかもしれないが、障害児のデイサービスや保健センターが行う健康づくり事業などがあり、市民病院が参画を強めている。保険年金課の特定健診などについてソフト面での協力を始めているとの答弁でございました。 医師や看護師の確保はどのような状況であり、この予算とどのように連動しているのかとの質疑に対し、医師や看護師の確保の状況と多治見市民病院事業会計の予算は直接に結びついてはいない。おおむね政策的医療交付金の交付と資産管理であり、その部分に医師や看護師の数は直接的な影響がないため、この予算にはほとんど影響がないと考えている。 医師や看護師の確保の状況については、市長と指定管理者の理事長との協議の場でも話題になっていますが、看護師確保が厳しい状況となっている。ただ、市が設立した病院であるため、間接的な応援として職員の家族などに働きかけて何人かに面接をしてもらっておるという答弁がございました。 駅南から市民病院までの間をバリアフリー化する計画があり、2カ年事業となっていた。内容は、道路舗装でのでこぼこを直すだけであったが、この事業に関して建設部との調整や要望をしたのかという質疑に対しては、前畑町や田代町の人が地域全体をよくしていこうという声が上がったことがきっかけではないかと思う。市民病院がかかわった部分としては、堤防から直接入るブリッジや県道部分に歩道をつけるという、その意見がつながったと考えておる。 我々は病院に接する部分の協議を行っておりますが、駅につながる部分までの協議には参加していない、このような答弁がございました。 以上が、質疑の内容でございます。 自由討議及び討論につきましてはありませんでした。 以上をもちまして市民病院特別委員会の審査報告といたします。どうぞよろしくお願いいたします。(拍手) ○議長(若尾靖男君) ただいまの報告について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕----------------------------------- ○議長(若尾靖男君) 次に、新火葬場建設特別委員長 安藤英利君。   〔新火葬場建設特別委員長 安藤英利君登壇〕(拍手) ◆新火葬場建設特別委員長(安藤英利君) それでは、新火葬場建設特別委員会の審査報告をいたします。 去る2月29日の本会議におきまして本委員会に付託されました2議案を審査するため、3月9日に本委員会を開催いたしました。 審査の結果につきましては、お手元の審査報告書のとおり全議案とも全員一致でそれぞれ可決すべきものと決しました。 それでは、審査の過程において質疑のありました主な内容について簡単に御報告いたします。 最初に、議第21号 平成23年度多治見市一般会計補正予算(第10号)(所管部分)についてでは、平成24年度の早い段階において造成などの設計業務が予定されている。今回の 2,426万 6,000円の減額補正により、こういった設計業務に影響を与えるのかとの質問に対し、全く影響がないことはないが、並行して作業することで影響がないようにしたいとの答弁がありました。 また、合併市町村補助金を使って事業が行われているが、今回事業が行われず、来年に持ち越されても補助金を活用することができるのかとの質疑に対し、そのとおりであり、平成27年度までに活用するということで補助金を申請している旨の答弁がありました。 次に、議第30号 平成24年度多治見市一般会計予算(所管部分)については、質疑はありませんでした。 なお、自由討議及び討論については、ありませんでした。 以上で、新火葬場建設特別委員会の審査報告といたします。よろしくお願いいたします。(拍手) ○議長(若尾靖男君) ただいまの報告について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕----------------------------------- ○議長(若尾靖男君) 次に、駅周辺まちづくり特別委員長 井上あけみ君。   〔駅周辺まちづくり特別委員長 井上あけみ君登壇〕(拍手) ◆駅周辺まちづくり特別委員長(井上あけみ君) それでは、駅周辺まちづくり特別委員会の審査の報告をさせていただきます。 去る2月29日の本会議において、本委員会に付託されました5議案について、3月12日に本委員会を開催いたしましたところ、結果はお手元の審査報告書のとおり、5議案とも全員一致で可決すべきものと決しました。 それでは、審査の過程の中の主な質疑の内容について報告をします。 最初に、議第18号 多治見都市計画事業多治見北土地区画整理事業施行条例の一部を改正するについては、県知事から市長に建築行為等の制限に係る許可権限の一部が移譲されることで、本市に何らかの影響があるかとの質問に対し、平成19年度から既に権限の移譲を岐阜県から受けているので影響はないとの答弁がありました。 次に、議第21号 平成23年度多治見市一般会計補正予算(第10号)(所管部分)については、質疑はありませんでした。 次に、議第26号 平成23年度多治見駅北土地区画整理事業特別会計補正予算(第4号)については、社会資本整備総合交付金(公共市街地整備分)について質問があり、これに対し、公共市街地整備分は補助率が40%で、主に区画道路事業や宅地の整地事業が補助対象である。一方、公共活力基盤整備分は補助率が55%で都市計画道路事業が補助対象となるとの答弁がありました。 次に、議第30号 平成24年度多治見市一般会計(所管部分)については、まず、駅周辺現地事務所管理費について質問があり、換地のために駅周辺現地事務所を取り壊すということだが、今後事務をどこで行っていくのかとの質問があり、これに対し、平成25年1月に駅周辺現地事務所から本庁舎に戻り、現地事務所を取り壊す予定で、課としては本庁に戻るとの答弁がありました。 また、自転車駐車場整備事業費についての質問に対しては、駐輪施設には、笠原町で生産されるタイルを使用していただく。照明に太陽光発電を行うことは今のところ考えていない。昨年の水害を受けて、貯水機能を備えた施設など、今後詳細設計をつくると聞いているとの答弁がありました。 次に、議第38号 平成24年度多治見駅北土地区画整理事業特別会計予算については、駅北土地区画換地関係事業費(公共市街地整備分)の中の水と緑の委員会に関係する予算の事業内容について、複数の委員から多くの質疑がありました。 まず、どのような事業内容かという質問に対しては、水と緑の委員会や市民からの意見を踏まえながら、修景水路基本計画を作成する費用である。平成24年度に基本計画、平成25年度に詳細設計を策定するとの答弁でした。 また、水と緑の委員会の計画案について、市民の意見などを聞いて新たに作成するのか。委員会が要望する水路のある広場をつくることは選択肢の一つなのか。確定しているのか。確定しているのなら、その決定はいつされたのかとの質問があり、これに対し17街区にこのような広場をつくることは、議会も理解していると考える。プロセスとしては、市民の意見を聞いて、議会に予算の議決をいただかなければ決定ではないので、最終的な計画の決定はまだである。計画案を行政が作成して、市民の意見を聞きながら取りまとめていき、議会に提示する。計画案をつくる過程において、本市商工会議所が水と緑の再生プロジェクトを積極的に進めており、ともに議論した結果が現在の形になっているとの答弁がありました。 さらに、委員会の案は、ほぼ決定しているのかという質問に対しては、市民に示す案を作成している段階で、8月をめどに基本計画を作成し、2回ほど地元に説明する。その後、広く意見を求めるためにパブリック・コメントを実施する。事業の計画については、平成24年度から平成25年度にかけて基本計画と実施設計を策定するとの答弁がありました。 また、市民の意見を聞くという答弁に対しては、委員会のメンバー構成についてサラリーマンや女性などが入っておらず、駅や広場を利用する人の意見が反映されていないとし、具体的な市民の意見を反映する方法についての質問が複数委員からありました。 これに対し、広報のあり方を検討する。また、議会への説明の機会も設けたい。具体的にはパブリック・コメント、広報、FMピピやおりべテレビなどの放送媒体、アンケートなどを利用するとの答弁がありました。 さらに、一方的なお知らせではないかという質問に対し、市民の意見を反映させることは強く意識しているとの答弁がありました。 また、水害や財政面への懸念から、計画案を縮小することは考えていないかの質問があり、これに対して、あくまでもたたき台であり、計画案を見て、できるだけ多くの意見をいただき、反映する予定であるとの答弁がありました。 また、虎渓用水の水量については、前回の委員会以降、技術的な検証をし、委員会が案とした水量の確保は可能であるということ。次回には、具体的なルートや課題、その解決策を提示するが、現実的かどうかを議論していただく予定であるとの答弁がありました。 また、ルートについての質問に対しては、歩道に水路をつくって水を流すという案を委員会は提案しているが、歩道に水路をつくることは技術的に困難である。地下埋設物があり、また、今後入れなければならない地下埋設物もあるので無理であり、水を見せる箇所を減らすことになる。虎渓用水の大半は利用できるので、水量は確保できるが、区画整理事業の地区内では高低差がないので、車道の中に暗渠をつくって水を流すことを考えているとの答弁がありました。 また、道路の状況についての質問に対しては、広い道路に急に正面に建物があるのは問題であると認識している。また、保健センターの交差点付近の通学路の問題もあり、優先順位をつけて進めていくとの答弁がありました。 なお、議第38号 平成24年度多治見駅北土地区画整理事業特別会計予算の中の多目的広場の整備について自由討議を行うことが提案され、以下のような議員間での討議がありました。 1、規模の縮小についての意見が複数あり、人が集いやすい憩いの場、グルメ大会などを開催して人を集めたらよいのでは。 2、委員会の案に実際に駅を使う人の意見が加わるような仕組みはできないものかなど、業種や年齢階層、性別なども含め、市民の意見を取り入れるようにしていただきたい。これは大多数の委員の意見、発言であります。 3、維持管理にかかる費用がわからないと将来的に管理できるのか疑問である。 4、区画整理区域内の全体の修景、1号公園、2号公園なども含めて議会も検討していくべきと考える。 5、最終的に基本計画が提案されてから議会が結論を出すものではないか。 なお、討論はありませんでした。 以上で、駅周辺まちづくり特別委員会の報告とさせていただきます。よろしくお願いをいたします。(拍手) ○議長(若尾靖男君) ただいまの報告について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若尾靖男君) これをもって委員長報告を終わります。----------------------------------- ○議長(若尾靖男君) これより討論を行います。 討論の通告がありますので、順次発言を許可いたします。 最初に、17番 加納洋一君。   〔17番 加納洋一君登壇〕(拍手) ◆17番(加納洋一君) 請第1号 社会保障と税の一体改革に反対し、暮らしにかかる消費税の減税に関する請願について反対討論をいたします。 この請願文面を見る限り、消費税は、社会保障には何ら関係なく、逆に消費税は、社会保障を切り捨て、不安で希望と誇りが持てない社会が実現するような表現がなされていますが、これは物事の一面のみをとらえ、多面的にとらえないという組織の特徴があらわれていると言わざるを得ません。 我が国の社会保障制度は、戦後の経済成長にも支えられ急速に整備が進み、1960年代には、国民皆保険・皆年金の基本的枠組みが整い、先進諸国に比べ遜色ない制度となり、平均寿命が世界最長を実現するなど、我が国の社会保障制度は、世界に誇り得る国民の共有財産として、支え合う社会の基盤となっております。 しかしながら、この国民皆保険・皆年金制度がスタートして半世紀が経過し、経済の高度成長期から安定成長期への転換、これに伴う財政の健全化問題、急速な高齢社会の到来など、社会経済情勢に大きな変化が生じております。 我が国の財政は、税収が歳出の半分すら賄えず、国・地方の長期債務残高はまもなく対GDP比 200%に達すると、極めて厳しい状況にあります。 こうした状況を放置しておくと、国債市場における信用が失われ、その結果、ヨーロッパで発生している財政危機に陥る事態になりかねないと思われます。 一方、急速な高齢化にも注目しなければなりません。 現在の社会保障制度ができた半世紀ほど前は、65歳以上を9人から10人で支えていた胴上げ型社会でした。近年は騎馬戦型社会であり、2050年には肩車型社会の到来と言われています。 今や国の一般歳出に占める社会保障関係費の割合は50%を超えており、これに加え、毎年1兆円規模の社会保障の自然増が不可避の状況だと言われています。 消費文明という右肩上がりの時代を生きてきた私たちは、経済面や社会保障面でよき時代を享受してきましたが、今そのツケを私たちの子や子孫に先送りすることは、余りにも無責任と言わざるを得ません。 現在、国会において、本件について消費税増税に当たっての前提条件が議論されていますが、党利党略にとらわれることなく、また、政府は、持続可能な社会保障を支えるという名目で国民のみに負担を強いるのではなく、社会保障と税の一体改革について具体的な施策・行程を示すことが必要であると思います。 そして、国会議員の歳費・定数削減等、政治家自身も汗をかくことが求められていますが、それぞれの思惑があり、紆余曲折の状況の中でありますが、聖域が設けられるようなことがあれば、国民の理解が得られることはあり得ません。また、これらは、やがて地方公務員・地方議会にも迫ってくるものと覚悟しなければなりません。 我が国は、成長社会から成熟社会へと入り、安定社会を目指すという変化の時代に入っています。この変化に対応するためには、大きなエネルギーを必要とし、また、汗をかかなくてはならないため、だれもが避けて通りたいのが本音ではないでしょうか。変化に対応することなく、状況に満足し、ぬるま湯につかっていると、やがて外部環境の変化に気がつくのがおくれ、すなわち湯が熱くなり命取りになるという、ゆでガエル現象とならないように、世代間・世代内の公平性を確保しつつ、この難局を乗り切ることが必要であると考え、本請願に対する反対討論といたします。 御賛同のほどをよろしくお願いいたします。(拍手) ○議長(若尾靖男君) 次に、10番 三輪寿子君。   〔10番 三輪寿子君登壇〕(拍手) ◆10番(三輪寿子君) 請第1号 暮らしにかかる消費税の減税に関する請願書に対する賛成討論を日本共産党を代表して行います。 消費税は、社会保障のため、国の財政再建のためと導入されてから23年目でありますが、1997年消費税が5%に引き上げられ、医療費値上げなどで9兆円の負担増となり、景気をどん底に落としました。国民実質所得は28万円減少しています。貧困と格差が広がり、多くの中小企業が経営難に陥りました。 地域経済が深刻な疲弊のもとで消費税を10%増税すれば、国民の暮らしと日本経済はますます冷え込み、財政破綻を一層ひどくすることは目に見えています。 年金削減、医療保険料値上げ合わせると年間20兆円の大負担増です。平均サラリーマン世帯4人家族で年平均17万円から34万円の負担増、夫婦合わせた年金20万円世帯では消費税10%で10万円、年金引き下げと介護保険料引き上げで約1カ月分の年金が消えます。社会保障と税の一体改革とは名ばかりで、社会保障改悪のメジロ押しです。 消費税は、所得の低い人ほど負担の重い不公平な税制です。消費税増税で社会保障制度が安定するのかと、こういう問いに対して「思わない」が世論調査では79%、社会保障に不安を感じている国民92%、こういう結果が報道されております。被災地であっても無慈悲な課税がされます。事業者にとっては消費税を価格に転嫁できないなど小規模事業者ほど過酷な税制になります。社会保障拡充に充てる予算は1%、 2.7兆円だけです。 総務常任委員会では、大企業、富裕層に法人税減税など優遇と言われるが、日本企業の赤字倒産がふえ、海外流出により産業空洞化の引き金になっているのではないか。消費税が低所得者に厳しいというが、国は軽減策のためにマイナンバー制度導入で救済措置を考えているが、これに対しては、どう思うか。消費税は年金財源がなくなるその社会保障財源のためにも広く薄く集める点で公平性を保てるので請願に反対とされました。 企業は需要のあるところに投資をするところが六十数%、日本に需要が不足しているから海外に出ていく。消費税をかけたらさらに空洞化はひどくなるという悪循環を生みます。低所得者層の救済策として、消費税増税対策と所得情報の把握をすることを口実に、番号制導入は実施している他国ではプライバシーの侵害や成り済まし詐欺の危険性が横行。国民を番号で管理する発想自体に人権軽視につながるためにやるべきではありません。社会保障の財源を確保し、国の財政再建のためには、下げ過ぎた法人税所得税率をもとに戻し、生活費非課税、勤労所得者には所得税累進課税、これを税制の原則とすること。無駄なダムの建設、在日米軍の思いやり予算、原子力推進予算、政党助成金を削減し、税金の使い道を社会保障と国民の暮らし優先に変えることです。 景気回復、国民の暮らしと社会保障を守る立場から、1、政府が進める社会保障と税の一体改革を断念し、消費税をやめること。2、緊急に食料品など、暮らしにかかる消費税を減税すること、について、地方自治法第99条の規定により、意見書を国に上げていただきたい旨の請願に対して賛成討論といたします。御賛同よろしくお願いいたします。 続いて、議第7号、議第8号、議第13号、議第25号、議第30号、議第36号、議第39号、以上7号議案に対して、日本共産党を代表して反対討論を行います。 初めに、議第7号 多治見市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の一部を改正するについては、平成18年4月から人事院勧告によるマイナス 4.8%の減額補償額を廃止して、平成24年度は上限1万円までの2分の1を減額、平成25年度4月1日廃止、また抑制されてきた分の昇給、号給を少しずつ上げるもので、国家公務員の給与引き下げ法案マイナス 7.8%削減が可決されれば、全国自治体職員にも波及する流れだと言われました。しかし、国家公務員の給与引き下げは人事院勧告を無視したものであり、東日本大震災被災地も例外ではなく、復興に逆行するものです。地方公務員給与、民間労働者だけでなく、年金生活者などにも影響します。地域経済をますます悪化させるので賛成できません。自治体労働者が市民の暮らし、福祉の守り手として役割を発揮するためにも、減給保障は廃止すべきではないと提案し、反対いたします。 次に、議第8号 多治見市市税条例の一部を改正するについては、東日本大震災の復興に関して、地方が防災に必要な財源確保のためということから、住民税均等割を 1,000円引き上げ、退職金に係る住民税の特例廃止、法人税に10%の付加価値税を2012年から3年間かけるものですが、減税分を震災対策に回すだけで、4年目からは減税のみ残るので、結局市民から広く負担をかけるものであり、所得税は来年1月から増税、住民税は2014年度から10年間増税となります。国税で不足するから庶民に広く薄く負担するというやり方には反対といたします。 次に、議第13号 多治見市介護保険条例の一部を改正するについては、第5期介護保険事業計画に当たって高齢化率が高くなり、サービス給付がふえることから保険料を22.5%引き上げることで、年基準額は5万 7,910円とするものである。低所得者軽減のために負担割合を10段階にしてありますが、4期から平均 888円の値上げ幅は抑制されたとはいえ、負担がとても大きいです。介護保険法第 142条市町村は条例で定めることにより、特別な理由があるものに対して保険料を軽減できる、としています。ただし、これには制限があります。 独自減免も3原則、1、個別申請による判定をし、資産審査なしに減免してはならない。2、減額のみで全額免除してはならない。3、財源は一般財源ではなく保険料で賄うこと。2010年4月時点で保険料の単独減免を行っている市町村は、全市町村の33%、 529自治体、そのうち3原則を厳守していない自治体は50自治体、介護保険は市町村の自治事務で、本来国の権力的関与が及ばないものです。 2002年、厚生労働委員会において、日本共産党の質問の追求において、3原則厳守については、地方自治法上従う義務というものではないと答弁し、認めております。多くの高齢者は住民税非課税であり、低所得者対策の確立は不可欠であります。根本的には国の制度で保険料利用料減免制度を確立するべきです。国庫負担割合を介護保険導入前の50%に戻すよう国へ強く求めるとともに、当市でも、平成23年度末で基金2億 5,000万円繰り入れて最大限努力していただきましたが、特に住民税非課税世帯で老齢福祉年金受給者などの保険料、利用料の市独自減免制度を設け、安心して介護が受けられるようにすべきであると提案し、反対します。 次に、議第25号 平成23年度多治見市国民健康保険事業特別会計補正予算については、保険料見込み額と実際の保険料が余りにも大き過ぎる。繰入金額は当初小さく見積もっている。結果、繰越残高を基金に積み立て、基金は8億円を超しています。これは保険給付費を大きく見積もることで保険料決定に大変大きく影響しているので、実態に見合った保険料の見積もりと繰入金額を当初予算から多くすることで保険料引き下げに充てるべきだと提案し、反対といたします。 次に、議第30号 平成24年度多治見市一般会計予算については、全体予算の3分の1が医療介護福祉に充てられており、高齢化に伴って必要な分野であると考えるので必然だと思います。特に子どもの医療費助成、小学校6年生までの無料化拡大は一歩前進ととらえております。 しかし、学校給食調理場の民間委託化に向けた債務負担行為として、北栄、北陵共同調理場業務委託予算 8,774万 9,000円は、調理場正規職員の退職者不補充により、現在、正規職員は全体67名中、半数を切る30名ほどで、半数以上が非正規職員という実態から、さらなる合理化を進めるもので、直営、単独調理場の自校方式を目指すとしながら、一方で民間委託化の流れが強まっています。老朽化した給食調理場の延命化をするのか、共同調理場にされるのか、単独校方式をどうされるのか、全体の方針が見えない中、安心安全でおいしい学校給食の充実、子どもたちの命の源をつくる学校給食の役割、子どもを守る立場の行政責任、関与が弱まり、北栄、北陵共同調理場業務委託予算及び平成24年8月から学校給食管理民間委託予算に対して、直営で運営すべきと提案し、以上の理由から反対といたします。 次に、議第36号 平成24年度多治見市国民健康保険事業特別会計予算については、平成23年度保険料から見ても見込み額が同様に多い。基金繰り入れも入っていません。当初予算では保険料1人当たり14万 4,429円、世帯当たり24万 9,641円ですが、1人当たりは昨年比 2,099円減額、世帯当たりは1万 1,606円増額になっています。本算定では基金繰り入れをして支払える保険料に引き下げをすべきと提案し、反対といたします。 最後として、議第39号 平成24年度多治見市介護保険事業特別会計予算については、平成23年度補正で基金から2億 5,000万円を繰り入れて抑制されたが、なお 888円の値上げ幅は低所得者ほど重い負担になります。介護保険制度12年目を迎えていますが、全国では14%、多治見市では17%しか利用されておりません。特別養護老人ホーム待機者は全国で42万人、当市では 528人。利用したくても利用できない人が潜在的に多いことを示しています。年間収入80万円以下という生活保護以下で暮らす高齢者、無年金の生活保護受給者が保護費から介護保険料分を支給されることからしても、本来なら免除すべきです。国の責任で介護保険制度の拡充を求めるとともに、市独自の減免制度確立をするよう提案し、反対といたします。 どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(若尾靖男君) 次に、3番 寺島芳枝君。   〔3番 寺島芳枝君登壇〕 ◆3番(寺島芳枝君) それでは、公明党を代表いたしまして、議第30号 平成24年度多治見市一般会計予算に賛成の討論をさせていただきます。 一般会計予算の総額は、 335億 5,200万円と前年度比 2.7%増。合併特例債の活用を目指して、多治見駅北公共公益施設建設事業費に5億 7,239万円、日本タイル館の設計費に 2,750万円、新火葬場建設の環境アセス費に1億 2,584万円となっております。また、地域拠点のモデル施設として根本町に根本交流センター建設費4億 562万円、平成25年4月オープンに向け、いよいよ着工してまいります。そして、本年9月から10月にかけて開催されます「ぎふ清流国体」で空手道、軟式高校野球などの開催費1億 1,103万円、選手の方々も、見にきてくださるお客様にも厚いおもてなしの心で、市民の皆様と、うながっぱとともに、我が多治見市にお迎えしたいと思います。また、記念橋の長寿命化工事と川尻橋の修繕設計費も、我が党の防災・減災のための社会資本整備を積極的に行い、デフレ不況から脱却していく防災・減災ニューディールの考えを体現したものとして評価するものであります。 そして、ハード面だけでなく、市民の多くの皆様が望まれていた子育て支援、子どもの医療費助成を小学校6年生まで拡大。公明党が訴えてきた女性・子どもの健康を守るための予防接種費、妊産婦14回健診費も継続をされております。また、昨年9月議会で提案をさせていただきました、心の健康をチェックできる「こころの体温計」の予算も計上されており、大変ありがとうございます。 先日、立ち会わせていただきましたインターネット通信販売大手のアマゾンジャパンに物流サービスを提供するアマゾンジャパン・ロジスティクスの調印式には、古川市長のリーダーシップに喝采でありました。ハヤシダ社長の従業員を大切にし、地元貢献の思いにも感銘を受けました。2期目の古川市政の「もっと元気!多治見」の「もっと」に込められた一念が運を呼び寄せたんだと思います。すべてが原因、結果だと思っています。  1,000人の地元雇用が見込まれ、若い世代の定住を期待するものであります。 その中で、経済状況を見ながら、さらなる子育て支援の拡充も期待をし、多治見の礎を築いていただいた先輩方が安心して生活できる基盤の構築に、市長のさらなるリーダーシップに期待をさせていただきます。女性の視点を生かし、私たち公明党もしっかり提言をさせていただきます。 最後になりましたが、今年度をもって退職されます服部総務部長、若尾水道部長、紅一点、平井会計管理者を初め、各役職の方々におかれましては大変お世話になり、心より厚く御礼を申し上げます。私は1年弱という短い間で、まだまだ多くを学ばせていただきたく、残念でございますが、まだまだお元気な皆様方でありますので、またどこかでお世話になるやもしれません。どうぞ忘れないでお声をかけてください。くれぐれもお体を大切にされまして、すばらしい人生の総仕上げをされますことを願いまして討論とさせていただきます。大変ありがとうございました。 ○議長(若尾靖男君) 次に、15番 安藤英利君。   〔15番 安藤英利君登壇〕 ◆15番(安藤英利君) 市民クラブを代表して、議第30号 平成24年度多治見市一般会計予算について賛成討論をいたします。 平成24年度一般会計の当初予算は 335億 5,200万円で、前年対比 2.7%増になってはいるものの、固定資産税を初め、市税は減少しており、大変厳しい財源であることには変わりありません。 そんな厳しい財源の中、昨年の大災害を受け、新年度の最重点課題は「安心・安全なまちづくり」を掲げて、災害対策、特に雨水排水対策に力点を置かれている点、そして、第6次総合計画後期計画にのっとって実行されるものばかりではありますが、新規事業の美濃焼ミュージアム、子ども医療費の通院医療費の無料化を小学校6年生までの拡大、そして、新市民病院の竣工、池田小学校の完成、そして五大プロジェクトの本格的な始動など、ビッグプロジェクトがメジロ押しであります。特に五大プロジェクトは平成27年度に完了期限が決まっており、もうこれ以上先延ばしできない事業ばかりでございます。事業が予定どおり進行されることを強く要望して賛成討論といたします。御賛同よろしくお願いします。 ○議長(若尾靖男君) 次に、18番 井上あけみ君。   〔18番 井上あけみ君登壇〕 ◆18番(井上あけみ君) 市民ネットワークとしまして、議第10号 多治見市福祉医療費の助成に関する助成の一部を改正するについてと、議第30号 平成24年度一般会計予算について、一言申し上げながら賛成の討論といたします。 まず、議第10号 福祉医療費の助成に関する助成の一部を改正するについて、子ども医療費の無料化が小学校3年生から小学校6年生まで拡充いたします。 実は、子どもの病気は大変治りにくくなっている上に、アレルギーやその他、昔では見られなかったような症状が幾つもあらわれていると言われております。中耳炎やとびひは割合簡単に治る病気でしたが、抗生物質の乱用によって現在は強力な耐性菌が出現し、なかなか治りません。代表的なものはMRSA、正確にはメチシリン耐性黄色ブドウ球菌ですが、この耐性菌による死亡は表にはあらわれていませんが、日本でも2万人を超えるだろうとも言われております。安易に病院に行き、安易に薬をいただく風潮がこのような状況を招いています。 また、例えばインフルエンザの有効な治療薬と言われるタミフルですが、日本のタミフル使用量は世界最大で、事故死の数も突出していると言われています。薬を飲んだ後、睡眠中に突然死亡する例や異常行動死、突然の心肺停止など、少なくない数が報告されています。 さらに、一昨年流行した豚インフル、新型インフルエンザについては、WHOがフューズ6、人の感染が広範囲に広がるパンデミックという最高レベルを宣言しましたが、この宣言についてWHOと薬品会社との癒着が指摘され、EU、欧州評議会、さらにWHO内部からも製薬企業の影響下にあるとの指摘がなされております。そして、多くの国がさして重要でないこの新インフルエンザワクチンを購入し、日本でも輸入ワクチン分だけでも成人換算で 9,900万人分、総額 1,126億円の大半が余ったということです。ワクチン接種に自治体の助成を迫る圧力も増してきています。 ちなみにインフルエンザ脳症は日本で圧倒的に多く、日本人特有の遺伝子のせいかもと言う人もいますが、薬害という指摘が多くあります。 私が何を言いたいのかと申しますと、製薬会社を中心とした原子力村ならぬ医療村に自治体の財源が大きく流れている現実があるということです。自治体の財政的な負担の問題はもちろんですが、私は、子どもの健康、命を守る観点からも受診は慎重にすべきという主張を持っています。むしろ子どもの病気に関しては、24時間対応のベテラン看護師等の相談機関を設けることはできないだろうかと考えます。そして、助成を行う場合は完全な無料化でなく、静岡県や長野県のように1回 500円、あるいは1レセプト 500円というような助成が制度を持続させるためにもよかろうと考えています。 今回の無料化の拡充に際しては、反対という対応はしませんが、この問題に対し、安全面、財政面、さらに親育ちという観点からも、執行部は今後の方向性について熟慮、熟議すべきと申し上げて賛成といたします。 次に、議第30号 平成24年度多治見市一般会計予算についてです。 本予算の特徴ですが、土木系が減って福祉系がふえたということです。高齢化と少子化対策、障害児者への支援に大きく予算配分を行ったというか、行わざるを得なかったというふうにも感じています。また、駅北区画整理事業がいよいよ終盤に近づき、かつ合併特例債の新市計画も同時期の終了となる中で、内容の精査が問われているとも感じています。そのような中だからこそ、限られた予算の中から何を削って、何をつけ足す、何をやめて、何を続けるか、また同じ事業でもどのような方法を選ぶのか、これからの行政職員と議会の腕の見せどころではないでしょうか。 そして、私が市民の方と接して感じることは、行政がどちらかというとPR下手だということです。そして、すべてではもちろんありませんが、職員に自信が弱い、ゆえに市民の方から批判されると多治見市の子ども施策と他市の違い、他市よりずっと優れた部分についても他市の状況は余り知らないので、反論やPRができていないのかなという印象を持ちました。 財政についても、多治見市は貧乏で他の都市は豊かというように思い込んでいる市民の方に、私が県下他市の財政状況などを具体的な比較の数字を見せて財政健全化条例などについても説明をしますと、へぇという声を出されます。また、具体的な施策では、児童館の数にしても人口4倍の岐阜市と同じ数ですし、隣の可児市は児童館が4カ所しかありません。多治見市は13館あります。障害児への加配もほかより手厚い、また、学校給食の内容も他市よりレベルが高い、また水道料金も職員の努力があって県水需給の自治体の中では一番安いと理解しています。 そういう観点で平成24年度当初予算を見たとき、高齢者・障害者政策やトヨタやアマゾンなどの企業誘致や地域交通の充実のための施策など、全般については評価をした上で、共栄調理場、北栄、北陵の調理場の民営化については偽装請負の疑いもあり、見直しを求めたいし、また、毎年苦しめられる水害対策に重点を置けば、土木系職員と予算をしっかり確保してほしい、また、ITのシステム関連に関しては、基本的かつ効率的なレベルにとどめるべきと申し上げて、私の平成24年度多治見市一般会計予算への賛成討論といたします。よろしくお願いいたします。 ○議長(若尾靖男君) 次に、19番 石田浩司君。   〔19番 石田浩司君登壇〕 ◆19番(石田浩司君) 私は、リベラルたじみを代表いたしまして、議第30号 平成24年度多治見市一般会計予算に賛成の討論をさせていただきます。 第6次総合計画後期計画が動き出す大変重要な予算であり、「もっと元気なたじみ」を実現するために、総額 335億 5,200万円の平成24年度多治見市一般会計予算が提出をされております。依然として厳しい経済状況の中、前年度対比 2.7%、8億 9,500万円の増額で、積極的な予算編成と評価はできます。 歳入は、固定資産税の評価がえに伴う減、地方交付税の 5.9%の増、繰入金の木沢記念病院からの8億 5,000万円の繰り入れなど、依然として厳しい歳入が続いておりますが、財政健全化条例に決められた指数を超えないことを基本に、この難局を乗り越えていかなければいけません。 歳出では、小学校6年生までの通院医療費無料化、子ども医療費給付事業1億 5,000万円は議会からの提案でもあり、また、我々会派といたしましても医療費無料化の拡大を支持しており、7月からの実施を高く評価をいたします。池田小学校の建設についても、平成23年度補正予算で前倒し予算で計上されており、太陽光発電、LEDの設置などエコスタイルの、子どもたちが親しみやすい学校としての建設を望んでまいります。また、4月からは五大プロジェクト建設事務局も設置をされ、ビッグプロジェクトの対応が行われます。根本交流センターにつきましては、総合福祉施設としての住民サービスを託す施設として期待をしておりますし、第6次総合計画後期計画の見直しで上げられた公民館未整備地区の検討も今後行っていただきたいと思います。新火葬場については、市民の皆さんの関心が高いことから、地元住民との合意をとり、早急に建設するように着手を望みます。タイル館の建設につきましては、財団法人と連携をとり、管理運営を指定管理業務として検討をお願いをいたします。滝呂・美坂統合保育園の建設につきましても、平成24年度当初予算には計上されておりませんが、候補地の選定など地元と積極的に協議を行い、早急に決定をしていただきたい。駅北公共公益施設建設は、議会としても特別委員会の設置を予定をしており、計画段階から参加し、市民の皆さんにとって使いやすいシビックオアシスとしての公共施設を目指して、会派としても取り組んでまいります。計画段階から議会として議論をしてきた第6次総合計画後期計画の実現のため、それに伴うさまざまな施策を実施していかなければならない平成24年度の予算。 3月14日に発表がありましたアマゾンジャパンを初めとする大手企業の企業誘致に雇用確保、地域の活性化、税収確保など多治見市民の安心・安全・雇用確保を期待しながら平成24年度多治見市一般会計に賛成をいたします。御賛同をよろしくお願いします。 ○議長(若尾靖男君) 次に、12番 林 美行君。   〔12番 林 美行君登壇〕 ◆12番(林美行君) 議第4号議案、第44号議案への反対討論をさせていただきます。 まず、議第4号議案への反対討論でございます。 多治見市公共施設予約システムの再構築に伴う関係条例の整備に関する条例について、公民館が対象とされることは公民館の機能をいたずらに阻害するものと考えます。 多治見市の公民館は、小学校区を地域課題を共有して解決していくためのコミュニティーの基盤と考え、各小学校区にシビルミニマムとして地域の自治、地域コミュニティーの活性化を実現することを支えるための機関として設置しているものであります。 現実に、これまでの活動は小学校区公民館が中央公民館を超える活動を行ってるとの評価を受け、多くの公民館が大臣表彰の栄に浴しております。各小学校区に設置されている青少年まちづくり市民会議などの活動、地域ボランティアの皆さんとの連携、地域リーダーの発掘と育成、地域の人材のネットワークづくりなど、コミュニティー支援、地域自治の活性化に大きく貢献しております。 今回の条例制定は、このような機能を持つ公民館を全市的な貸館レベルに引き落とす可能性があります。窓口での人と人との交流から生まれる連帯感、地域の触れ合い意識を希薄にしてゆくきっかけになってしまう可能性もあります。 考えてみてください。町内会の皆さんや地域のボランティアの皆さんが6カ月も先のことを計画できるものでしょうか。また、公民館は塾的な使用は制限されてもいます。公民館に集う、地域の活動範域を持つ人たちが地域のために活動することの障害になりかねません。 また、ホールを使用する場合、当初の6カ月の期間が延長されることにより、当初3カ月分増額した金額を支払う必要が出ますが、高齢者の使用をとめてしまうことになるかもしれません。この事業のメリットはほとんどなく、施設の存在の本質を危うくするものと考えます。 さらに、公民館職員の気持ちがパソコン画面での管理の方向に向いていくことはさらに問題です。公民館職員は地域の人たちとの日常的な触れ合いの中で、お互いに育ち合っていくものです。 このような事態になるのは、生涯学習の大切さ、地域コミュニティーの大事さを実感できる人材の不足と考えます。それゆえ、この条例については反対をいたします。地域を支える人たちとともにある議員各位の御賛同をいただきたいと考えます。 次に、議第44号への反対討論をさせていただきます。 この議案において、以前箇所づけされていた防災体制の整備の公共施設耐震化工事の欄から庁舎が抜け、さらに計画的な行政運営から市庁舎改築工事の項目も抜けました。昨年の東北大震災からちょうど1年、歴史的な地震の活性期を迎えている現在、0.31という低い数値の本庁舎の耐震対策を先送りすることには無理があると考えます。本庁舎の耐震工事の可能性の確認が行われるまでは、このような新市建設計画の変更は行ってはならないと考えます。この国の先行きの不安定な状況を考えるとき、短期間に分庁舎30億円程度、本庁舎40億円超の行政機能のための投資、お金を生み出さない事業を行う時期とは考えにくく、少しでも経費を節約するための努力をぎりぎりまで行うべきと考えます。今一層慎重な取り組みに、議員各位の御賛同をいただきたいと考えます。 ○議長(若尾靖男君) ほかに討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若尾靖男君) それでは、これで討論を終結いたします。 この際、暫時休憩をいたします。   午後0時08分休憩-----------------------------------   午後0時39分再開 ○議長(若尾靖男君) 休憩前に引き続き会議を開きます。----------------------------------- ○議長(若尾靖男君) これより採決を行います。 最初に、議第4号 多治見市公共施設予約システムの再構築に伴う関係条例の整備に関する条例を制定するについては、反対討論がありましたので起立により採決を行います。本案に賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(若尾靖男君) 起立多数であります。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。----------------------------------- ○議長(若尾靖男君) 次に、議第5号 多治見市個人情報保護条例の一部を改正するについては、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若尾靖男君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。----------------------------------- ○議長(若尾靖男君) 次に、議第6号 多治見市市民活動交流支援センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正するについては、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若尾靖男君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。----------------------------------- ○議長(若尾靖男君) 次に、議第7号 多治見市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の一部を改正するについては、反対討論がありましたので起立により採決を行います。本案に賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(若尾靖男君) 起立多数であります。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。----------------------------------- ○議長(若尾靖男君) 次に、議第8号 多治見市税条例の一部を改正するについては、反対討論がありましたので起立により採決を行います。本案に賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(若尾靖男君) 起立多数であります。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。----------------------------------- ○議長(若尾靖男君) 次に、議第9号 多治見市手数料条例の一部を改正するについては、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若尾靖男君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。----------------------------------- ○議長(若尾靖男君) 次に、議第10号 多治見市福祉医療費の助成に関する条例の一部を改正するについては、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若尾靖男君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。----------------------------------- ○議長(若尾靖男君) 次に、議第11号 多治見市保育所の設置及び管理に関する条例の一部を改正するについては、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若尾靖男君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。----------------------------------- ○議長(若尾靖男君) 次に、議第12号 多治見市発達支援センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正するについては、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若尾靖男君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。----------------------------------- ○議長(若尾靖男君) 次に、議第13号 多治見市介護保険条例の一部を改正するについては、反対討論がありましたので起立により採決を行います。本案に賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(若尾靖男君) 起立多数であります。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。----------------------------------- ○議長(若尾靖男君) 次に、議第14号 多治見市障害者自立支援条例の一部を改正するについては、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若尾靖男君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。----------------------------------- ○議長(若尾靖男君) 次に、議第15号 多治見市墓地等の経営の許可等に関する条例の一部を改正するについては、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若尾靖男君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。----------------------------------- ○議長(若尾靖男君) 次に、議第16号 多治見市道路占用料徴収条例の一部を改正するについては、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若尾靖男君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。----------------------------------- ○議長(若尾靖男君) 次に、議第17号 多治見市風致地区条例の一部を改正するについては、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若尾靖男君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。----------------------------------- ○議長(若尾靖男君) 次に、議第18号 多治見都市計画事業多治見北土地区画整理事業施行条例の一部を改正するについては、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若尾靖男君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。----------------------------------- ○議長(若尾靖男君) 次に、議第19号 多治見市火災予防条例の一部を改正するについては、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若尾靖男君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。----------------------------------- ○議長(若尾靖男君) 次に、議第20号 多治見市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正するについては、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若尾靖男君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。----------------------------------- ○議長(若尾靖男君) 次に、議第21号 平成23年度多治見市一般会計補正予算(第10号)は、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若尾靖男君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。----------------------------------- ○議長(若尾靖男君) 次に、議第22号 平成23年度多治見市土地取得事業特別会計補正予算(第2号)は、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若尾靖男君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。----------------------------------- ○議長(若尾靖男君) 次に、議第23号 平成23年度多治見市下水道事業特別会計補正予算(第6号)は、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若尾靖男君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。----------------------------------- ○議長(若尾靖男君) 次に、議第24号 平成23年度多治見市駐車場事業特別会計補正予算(第3号)は、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若尾靖男君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。----------------------------------- ○議長(若尾靖男君) 次に、議第25号 平成23年度多治見市国民健康保険事業特別会計補正予算(第5号)は、反対討論がありましたので起立により採決を行います。本案に賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(若尾靖男君) 起立多数であります。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。----------------------------------- ○議長(若尾靖男君) 次に、議第26号 平成23年度多治見駅北土地区画整理事業特別会計補正予算(第4号)は、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若尾靖男君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。----------------------------------- ○議長(若尾靖男君) 次に、議第27号 平成23年度多治見市介護保険事業特別会計補正予算(第4号)は、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若尾靖男君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。----------------------------------- ○議長(若尾靖男君) 次に、議第28号 平成23年度多治見市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)は、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若尾靖男君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。----------------------------------- ○議長(若尾靖男君) 次に、議第29号 平成23年度多治見市病院事業会計補正予算(第1号)は、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若尾靖男君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。----------------------------------- ○議長(若尾靖男君) 次に、議第30号 平成24年度多治見市一般会計予算は、反対討論がありましたので起立により採決を行います。本案に賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(若尾靖男君) 起立多数であります。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。----------------------------------- ○議長(若尾靖男君) 次に、議第31号 平成24年度多治見市南姫財産区事業特別会計予算は、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若尾靖男君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。----------------------------------- ○議長(若尾靖男君) 次に、議第32号 平成24年度多治見市土地取得事業特別会計予算は、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若尾靖男君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。----------------------------------- ○議長(若尾靖男君) 次に、議第33号 平成24年度多治見市下水道事業特別会計予算は、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若尾靖男君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。----------------------------------- ○議長(若尾靖男君) 次に、議第34号 平成24年度多治見市駐車場事業特別会計予算は、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若尾靖男君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。----------------------------------- ○議長(若尾靖男君) 次に、議第35号 平成24年度多治見市営住宅敷金等特別会計予算は、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若尾靖男君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。----------------------------------- ○議長(若尾靖男君) 次に、議第36号 平成24年度多治見市国民健康保険事業特別会計予算は、反対討論がありましたので起立により採決を行います。本案に賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(若尾靖男君) 起立多数であります。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。----------------------------------- ○議長(若尾靖男君) 次に、議第37号 平成24年度多治見市農業集落排水事業特別会計予算は、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若尾靖男君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。----------------------------------- ○議長(若尾靖男君) 次に、議第38号 平成24年度多治見駅北土地区画整理事業特別会計予算は、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若尾靖男君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。----------------------------------- ○議長(若尾靖男君) 次に、議第39号 平成24年度多治見市介護保険事業特別会計予算は、反対討論がありましたので起立により採決を行います。本案に賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(若尾靖男君) 起立多数であります。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。----------------------------------- ○議長(若尾靖男君) 次に、議第40号 平成24年度多治見市廃棄物発電事業特別会計予算は、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若尾靖男君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。-----------------------------------
    ○議長(若尾靖男君) 次に、議第41号 平成24年度多治見市後期高齢者医療特別会計予算は、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若尾靖男君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。----------------------------------- ○議長(若尾靖男君) 次に、議第42号 平成24年度多治見市水道事業会計予算は、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若尾靖男君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。----------------------------------- ○議長(若尾靖男君) 次に、議第43号 平成24年度多治見市病院事業会計予算は、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若尾靖男君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。----------------------------------- ○議長(若尾靖男君) 次に、議第44号 新市建設計画を変更するについては、反対討論がありましたので起立により採決を行います。本案に賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(若尾靖男君) 起立多数であります。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。----------------------------------- ○議長(若尾靖男君) 次に、議第45号 多治見市と瑞浪市との間の証明書等の交付等に係る事務委託に関する規約の変更については、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若尾靖男君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。----------------------------------- ○議長(若尾靖男君) 次に、議第46号 多治見市と土岐市との間の証明書等の交付等に係る事務委託に関する規約の変更については、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若尾靖男君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。----------------------------------- ○議長(若尾靖男君) 次に、議第47号 岐阜県後期高齢者医療広域連合規約の変更については、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若尾靖男君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。----------------------------------- ○議長(若尾靖男君) 次に、議第48号 工事請負契約の変更については、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若尾靖男君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。----------------------------------- ○議長(若尾靖男君) 次に、議第49号 指導路線の廃止については、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若尾靖男君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。----------------------------------- ○議長(若尾靖男君) 次に、議第50号 市道路線の認定については、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若尾靖男君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。----------------------------------- ○議長(若尾靖男君) 次に、議第51号 市道路線の認定については、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若尾靖男君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。----------------------------------- ○議長(若尾靖男君) 次に、請第1号 暮らしにかかる消費税の減税に関する請願書は、反対討論がありましたので起立により採決を行います。本案に賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(若尾靖男君) 起立少数であります。よって、本案は不採択とすることに決しました。----------------------------------- △第51 発議第1号 ○議長(若尾靖男君) 次に、日程第51、発議第1号 駅北地区公共公益施設建設特別委員会の設置についてを議題といたします。-----------------------------------     〔議案掲載省略〕----------------------------------- ○議長(若尾靖男君) 提出議案に対する発議議員の説明を求めます。 21番 岡田智彦君。   〔21番 岡田智彦君登壇〕 ◆21番(岡田智彦君) それでは、発議第1号 駅北地区公共公益施設建設特別委員会の設置について、提案をさせていただきます。 公共公益施設整備に関する協議については、一昨年から各会派の代表者や議長経験者により公共公益施設整備研究会として協議を進めてまいりましたが、このたび駅北地区公共公益施設の事業に関する議案、議第30号及び議第44号について、先ほど可決され、事業が本格化してまいることになりましたので、この際、特別委員会を設置して、今後、市民に公開された場で協議、審査を進めたいとの考えから本提案をさせていただきます。御賛同のほどよろしくお願い申し上げます。----------------------------------- ○議長(若尾靖男君) これより質疑を行います。本案に質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若尾靖男君) これをもって質疑を終結いたします。----------------------------------- ○議長(若尾靖男君) お諮りいたします。本案は会議規則第36条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若尾靖男君) 御異議なしと認めます。よって、本案は委員会の付託を省略することに決しました。----------------------------------- ○議長(若尾靖男君) これより討論を行います。討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若尾靖男君) これをもって討論を終結いたします。----------------------------------- ○議長(若尾靖男君) それでは、これより採決を行います。発議第1号 駅北地区公共公益施設建設特別委員会の設置については、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若尾靖男君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。----------------------------------- △追加日程(議事日程 第2号) ○議長(若尾靖男君) お諮りいたします。ただいまお手元に配付いたしましたとおり、議第52号 駅北地区公共公益施設建設特別委員の選任についてを日程に追加し、議題としたいと思います。これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若尾靖男君) 御異議なしと認めます。よって、議第52号 駅北地区公共公益施設建設特別委員の選任についてを日程に追加し、議題とすることに決しました。----------------------------------- △第1 議第52号 ○議長(若尾靖男君) 議事日程第2号、日程第1、議第52号 駅北地区公共公益施設建設特別委員の選任についてを議題といたします。 お諮りいたします。本特別委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、三輪寿子君、若林正人君、加藤元司君、若尾円三郎君、仙石三喜男君、井上あけみ君、各務幸次君、岡田智彦君、嶋内九一君、春田富生君、以上10名を指名したいと思います。これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若尾靖男君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました10名を、駅北地区公共公益施設建設特別委員に選任することに決しました。 この際、暫時休憩をいたします。   午後0時59分休憩-----------------------------------   午後1時08分再開 ○議長(若尾靖男君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ただいま休憩中に開催されました駅北地区公共公益施設建設特別委員会において、正副委員長が互選されましたので報告いたします。委員長に嶋内九一君、副委員長に春田富生君、以上のとおりであります。----------------------------------- △追加日程(議事日程 第3号) ○議長(若尾靖男君) お諮りいたします。ただいまお手元に配付いたしましたとおり、閉会中の継続審査及び調査の申し出についてを日程に追加し、議題といたします。これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若尾靖男君) 御異議なしと認めます。よって、閉会中の継続審査及び調査の申し出についてを日程に追加し、議題とすることに決しました。----------------------------------- △第1 閉会中の継続審査及び調査の申し出について ○議長(若尾靖男君) 議事日程第3、日程第1、閉会中の継続審査及び調査の申し出についてを議題といたします。 駅北地区公共公益施設建設特別委員長から、会議規則第 103条の規定により、お手元に配付いたしましたとおり、閉会中の継続審査及び調査としたい旨の申し出がありました。 お諮りいたします。委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査及び調査に付することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若尾靖男君) 御異議なしと認めます。よって、委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査及び調査に付することに決しました。----------------------------------- △第52 発議第2号から第54 発議第4号 ○議長(若尾靖男君) この際、日程第52、発議第2号から日程第54、発議第4号までを一括議題といたします。-----------------------------------     〔議案掲載省略〕----------------------------------- ○議長(若尾靖男君) 提出議案に対する発議議員の説明を求めます。 最初に、21番 岡田智彦君。(拍手)   〔21番 岡田智彦君登壇〕 ◆21番(岡田智彦君) それでは、発議第2号及び発議第4号を一括して提案させていただきます。 提案については、文書の朗読をもってかえさせていただきます。 最初に、発議第2号 父子家庭支援策の拡充を求める意見書。 父子家庭が年々ふえており、多くの父子家庭も母子家庭同様、経済的に不安定で、子育て等でも多くの課題を抱えていますが、父子家庭と母子家庭では、行政による支援の内容に大きな差があります。 児童扶養手当法改正により平成22年8月1日から、母子家庭の母を支給対象としていた児童扶養手当が父子家庭の父にも支給されることとなりました。しかし、このほかにも母子家庭が受けられる行政による支援制度(就労支援や技能習得支援、福祉貸付金、自立支援給付金など)の多くが、父子家庭では受けられません。 よって、政府におかれては、対象が「母子家庭」に限られている諸制度に関して、「父子家庭」にも対象とするよう改善を行うとともに、以下の項目について速やかに実施することを強く要望します。                 記 1 遺族基礎年金の父子家庭への拡充策として、死別の父子家庭の父においても支給対象とするとともに、父と子がともに暮らしていても子に遺族基礎年金が支給されるよう改正すること。 2 母子寡婦福祉資金貸付金、高等技能訓練促進費事業及び特定就職困難者雇用開発助成金の対象を父子世帯にも拡大すること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。 平成24年3月22日。多治見市議会。内閣総理大臣、厚生労働大臣、総務大臣、男女共同参画担当大臣あて。 次に、発議第4号 若者雇用をめぐるミスマッチ解消を求める意見書 2008年の金融危機以降、とりわけ若者の雇用は厳しい状況が続いており、昨年の東日本大震災に加え、超円高に見舞われ、さらなる悪化が懸念されます。 日本は技術立国として知られていますが、少子高齢化の進展により担い手の育成は急務で、前途有望な若者たちに活躍の場がないことは、社会全体にとっても大きな損失です。 さらに、長引く景気低迷は、若者の正社員への道を閉ざし、現役学生が安定を求めて大企業志向を強める一方、就職できなかった者は、職業能力向上の機会が著しく失われ、仕事の本質的な魅力に触れる機会も少なくなります。 このような状況の中、若者雇用の非正規化が進む要因の一つとして、「情報のミスマッチ」が上げられます。それは、多くの中小企業がハローワークを通じて求人する一方、学生は就職支援サイトを多用しているというミスマッチです。また、中小企業の情報が乏しいために、それが学生の大企業志向を助長させ、雇用のミスマッチを生んでいるとも言えます。 よって、政府は、若者の雇用をめぐるミスマッチ解消のため、以下の項目を迅速かつ適切に講じるよう強く求めます。                 記 1 ハローワークと就職支援サイトの連携強化で中小企業に関する情報提供体制の充実を図ること。 2 企業現場での実習を行う「有期実習型訓練」を実施する中小企業に対する助成金制度を拡充すること。 3 ジョブカフェ強化型事業や「ドリームマッチ・プロジェクト」の継続、または同様の取り組みの拡充を図り、学生と中小企業の接点を強化すること。 4 地域の中小企業と関係団体が協力し、新入社員への基礎的な職業訓練・能力開発を一体的に実施するなど、中小企業への定着支援の充実を図ること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。 平成24年3月22日。多治見市議会。内閣総理大臣、厚生労働大臣、経済産業大臣、文部科学大臣あて。 以上、よろしくお願いいたします。(拍手)----------------------------------- ○議長(若尾靖男君) 次に、8番 山中勝正君。(拍手)   〔8番 山中勝正君登壇〕 ◆8番(山中勝正君) 発議第3号 こころの健康を守り推進する基本法の制定を求める意見書について、文案の朗読によって提案とさせていただきます。 心身の健康は、一人一人の国民の基本的な権利であり、社会の活力と発展の基盤をなすものです。しかし、現在の我が国は、年間自殺者が3万人にも上り、 320万人を超える方々、つまり国民の40人に一人以上が精神疾患のために医療機関を受診しているという数字に代表されますように、「国民のこころの健康危機」と言える状況にあります。ひきこもり・虐待・路上生活など多くの社会問題の背景にも、心の健康の問題があると言えます。 しかし、日本における精神保健・医療・福祉のサービスの現状は、こうした心の健康についての国民ニーズにこたえられるものはありません。 世界保健機関は、病気が命を奪い、生活を障害する程度をあらわす総合指標を開発し、政策における優先度をあらわす指標として提唱していますが、この世界標準の指標により、先進国において命と生活に最も影響するのは精神疾患であることが明らかになりました。 精神疾患は、それに続くがんと循環器疾患とあわせて三大疾患の一つと言えます。 欧米ではこの指標に基づいて国民の健康についての施策が進められていますが、日本ではそうした重要度にふさわしい施策がとられてきていません。 心の健康危機を克服し、安心して生活ができる社会、発展の活力ある社会を実現するためには、心の健康を国の重要施策と位置づけ、総合的で長期的な施策を実行することが必要です。 よって、その重要性にふさわしく、すべての国民を対象とした、心の健康についての総合的で長期的な政策を保障する「こころの健康を守り推進する基本法」の制定を強く求めます。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。 平成24年3月22日。多治見市議会。内閣総理大臣、厚生労働大臣あて。 以上、よろしくお願いします。(拍手)----------------------------------- ○議長(若尾靖男君) これより質疑を行います。 最初に、発議第2号 父子家庭支援策の拡充を求める意見書の提出について、質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕----------------------------------- ○議長(若尾靖男君) 次に、発議第3号 こころの健康を守り推進する基本法の制定を求める意見書の提出について、質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕----------------------------------- ○議長(若尾靖男君) 次に、発議第4号 若者雇用をめぐるミスマッチ解消を求める意見書の提出について、質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若尾靖男君) これをもって質疑を終結いたします。----------------------------------- ○議長(若尾靖男君) お諮りいたします。ただいま議題となっております発議第2号から発議第4号までは、会議規則第36条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若尾靖男君) 御異議なしと認めます。よって、発議第2号から発議第4号までは委員会の付託を省略することに決しました。----------------------------------- ○議長(若尾靖男君) これより討論を行います。討論の通告がありますので、発言を許可いたします。 18番 井上あけみ君。(拍手)   〔18番 井上あけみ君登壇〕 ◆18番(井上あけみ君) 市民ネットワークとしまして、発議第3号 こころの健康を守り推進する基本法の制定を求める意見書に対し、皆さまにこういう問題点、考え方もあるということをお示しするために反対の討論を行います。 この意見書をきっかけに、こころの健康を守り推進する基本法の制定とは何かを勉強させていただくことができました。内容は、世界の三大疾患である精神疾患について、国の施策として精神医療科を他の診療科と同列にする、最小期間の専門的入院治療を実施、本人の自立や家族の権利が守られるよう、また、地域・職場の啓発などの施策を進めるため予算措置を求めるものです。 100万人署名も行われ、超党派の国会議員なども参加をし、国民運動にしていこう、議員立法でことしの通常国会にという意気込みも伺われます。 これらの資料を一読すると大変もっともなことと思われるのですが、実は、このこころの健康を守り推進する基本法の制定を求める意見書や運動には、次のような問題もあります。 このこころの健康を求める推進をする基本法の制定を求める議員連盟、こころの健康推進議員連盟が発足したことを受けまして、これに危機感を強めた市民らが、精神科早期介入の問題を考える会を発足させました。同会は、過剰医療や誤診被害がさらに広がる可能性を指摘し、会を発足させ、議員連盟が今国会中での提出を目指している心の基本法法案にストップをかけていきたいということでございます。考える会は、発足理由として、精神医療という名のもとに患者が病院に隔離、収容された歴史があり、誤診や過剰医療の被害が広がっている。こうしたことの反省を抜きにして、早期支援、早期発見の名のもとに被害が広がる可能性は高いとしております。また、早期介入政策は、特に子どもが対象になっており、心配をしているとのことでございます。 私が懸念する一つに、発達障害と診断された子ども、不登校、ひきこもりの子どもたちにこの精神科の早期介入が進み、かえって子どもたちに甚大な被害を与えることにならないかという懸念があります。なぜなら、治療の基本は薬プラス休養と言われていますが、安易な青少年・子どもへの投薬が法的な根拠に基づいて行われれば薬漬けになってしまう危険性があるからです。今でも不登校の子どもに対して、学校から精神科を受診するように勧められたという話も聞いています。抗鬱剤の薬の代表的なものにパキシルがありますが、薬の添付書には自殺衝動や、ほかへの加害衝動が高まる危険性があり、注意喚起、また離脱症状の副作用も記されております。薬は一たん飲み始めるとやめることが困難になり、種類がふえてきます。 心の病は、効率主義、競争、失業、身分不安定な雇用、そして不健全な食生活によるミネラル不足など、さまざまな要因があり、これらを改善することで減らすことができると考えます。 この基本法にこれらの懸念があることを訴えまして、当意見書への私の反対討論といたします。皆様の御賛同をよろしくお願いいたします。(拍手) ○議長(若尾靖男君) ほかに討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若尾靖男君) これをもって討論を終結いたします。----------------------------------- ○議長(若尾靖男君) それでは、これより採決を行います。発議第2号 父子家庭支援策の拡充を求める意見書の提出については、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若尾靖男君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。----------------------------------- ○議長(若尾靖男君) 次に、発議第3号 こころの健康を守り推進する基本法の制定を求める意見書の提出については、反対討論がありましたので起立により採決を行います。本案に賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(若尾靖男君) 起立多数であります。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。----------------------------------- ○議長(若尾靖男君) 次に、発議第4号 若者雇用をめぐるミスマッチ解消を求める意見書の提出については、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若尾靖男君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。----------------------------------- △第55 閉会中の継続審査の申し出について ○議長(若尾靖男君) 日程第55、閉会中の継続審査の申し出についてを議題といたします。 議会活性化特別委員長から、会議規則第 103条の規定により、お手元に配付いたしました申し出書のとおり、閉会中の継続審査としたい旨の申し出がありました。 お諮りいたします。委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若尾靖男君) 御異議なしと認めます。よって、委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに決しました。----------------------------------- △閉会 ○議長(若尾靖男君) 以上をもって、本定例会に付議されました事件はすべて議了いたしました。 本日の会議はこれをもって閉じ、平成24年第2回多治見市議会定例会を閉会いたします。   午後1時27分閉会----------------------------------- 上記会議の顛末を記録し、相違なきことを証するためここに署名する。  平成24年3月22日               多治見市議会議長   若尾靖男               多治見市議会議員   仙石三喜男               多治見市議会議員   加納洋一...