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09月26日-05号

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  1. 多治見市議会 2001-09-26
    09月26日-05号


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    平成13年  9月 定例会(第5回)議事日程 平成13年9月26日(水曜日)午前10時開議 第1 会議録署名議員指名 第2 議第73号 多治見市オンブズパーソン条例を制定するについて 第3 議第74号 多治見市議会議員及び多治見市長の選挙における自動車使用及びポスター作成公営に関する条例一部を改正するについて 第4 議第75号 多治見市税条例一部を改正するについて 第5 議第76号 多治見市陶磁器意匠研究所設置及び管理に関する条例一部を改正するについて 第6 議第77号 多治見市非常勤消防団員に係る退職報償金支給に関する条例一部を改正するについて 第7 議第78号 多治見市消防団員等公務災害補償条例一部を改正するについて 第8 認第1号  平成12年度多治見市水道事業会計決算認定について 第9 認第2号  平成12年度多治見市病院事業会計決算認定について 第10 議第79号 平成13年度多治見市一般会計補正予算(第4号) 第11 議第80号 平成13年度多治見市駐車場事業特別会計補正予算(第1号) 第12 議第81号 平成13年度多治見市老人保健事業特別会計補正予算(第1号) 第13 議第82号 平成13年度多治見駅北土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号) 第14 議第83号 平成13年度多治見市介護保険事業特別会計補正予算(第1号) 第15 議第84号 平成13年度多治見市病院事業会計補正予算(第1号) 第16 議第85号 市道路線廃止について 第17 議第86号 市道路線認定について 第18 議第87号 市道路線認定について 第19 議第88号 市道路線認定について 第20 議第89号 市道路線認定について 第21 議第90号 笠原町道路線認定承諾について 第22 議第91号 国土利用計画(第2次多治見市計画)を定めるについて 第23 議第92号 多治見市公平委員委員の選任について 第24 議第93号 多治見市教育委員委員の任命について 第25 発議第9号 ジェイアール東海バス一般路線存続を求める意見書提出について 第26 閉会中継続調査申し出について   (第2から第22まで 委員長報告~表決、第23から第25まで 提案説明~表決、第26表決)           --------------------本日会議に付した事件 第1から第26まで (日程追加) 第1 発議第10号 多治見市教育長 長谷川泰生君に対する感謝決議について    (提案説明~表決)           --------------------出席議員(26名)         1番    石田浩司君         2番    各務幸次君         3番    斉藤 潔君         4番    若尾円三郎君         5番    加藤信弘君         6番    宮嶋由郎君         8番    岡田智彦君         9番    山口満秋君        10番    伴野誠治君        11番    山本勝敏君        12番    井上あけみ君        13番    水野由之君        14番    中山勝子君        15番    中道育夫君        16番    市原博嗣君        17番    増本喜代光君        18番    松浦文雄君        19番    富田正幸君        20番    若尾靖男君        21番    東山順次君        22番    春田富生君        23番    二和田美枝子君        24番    水野忠勝君        25番    木全迪昭君        27番    森 寿夫君        28番    三宅 昇君           --------------------欠席議員(1名)        26番    松永 務君           --------------------説明ため出席した者職氏名        市長          西寺雅也君        助役          江口賢治君        収入役         長江松男君        教育長         長谷川泰生君        教育参与        長谷川 哲君        理事兼企画部長     國友宏俊君        総務部長        酒井孝志君        環境経済部長      岡田幸三君        健康福祉部長      伊藤正司君        都市計画部長      荒川康利君        建設部長        坂崎 敏君        水道部長        深谷幸作君        消防長         鵜飼信尊君        病院事務部長      本田欣男君        監査委員事務局長    伊藤治徳君           --------------------職務ため出席した事務局職員         事務局長       坂崎裕生         書記         高橋明夫         書記         玉野和道         書記         鈴木貴宣           -------------------- △開議    午前10時00分開議 ○議長(若尾靖男君) これより本日会議を開きます。           -------------------- △第1 会議録署名議員指名 ○議長(若尾靖男君) 日程第1、会議録署名議員指名を行います。 本日会議録署名議員は、会議規則第80条規定により、議長において、2番 各務幸次君、3番 斉藤 潔君両君を指名いたします。           -------------------- △第2 議第73号から第22 議第91号まで ○議長(若尾靖男君) この際、日程第2、議第73号から日程第22、議第91号までを一括議題といたします。           --------------------                 〔議案掲載省略〕           --------------------               総務常任委員会審査報告書 本委員会に付託事件は、審査結果、次とおり決定しましたので、会議規則第 102条規定により報告します。                   記事件番号件名議決結果議第73号多治見オンブズパーソン条例を制定するについて原案否決議第74号多治見市議会議員及び多治見市長の選挙における自動車使用及びポスター作成公営に関する条例一部を改正するについて原案可決議第75号多治見市税条例一部を改正するについて原案可決議第77号多治見非常勤消防団員に係る退職報償金支給に関する条例一部を改正するについて原案可決議第78号多治見消防団員等公務災害補償条例一部を改正するについて原案可決議第79号平成13年度多治見市一般会計補正予算(第4号)(所管部分原案可決 平成13年9月11日 多治見市議会議長 若尾靖男様                        総務常任委員長  水野由之           --------------------              経済教育常任委員会審査報告書 本委員会に付託事件は、審査結果、次とおり決定しましたので、会議規則第 102条規定により報告します。                   記事件番号件名議決結果第76号多治見陶磁器意匠研究所設置及び管理に関する条例一部を改正するについて原案可決議第79号平成13年度多治見市一般会計補正予算(第4号)(所管部分原案可決 平成13年9月12日 多治見市議会議長 若尾靖男様                        経済教育常任委員長  岡田智彦           --------------------              建設常任委員会審査報告書 本委員会に付託事件は、審査結果、次とおり決定しましたので、会議規則第 102条規定により報告します。                   記事件番号件名議決結果認第1号平成12年度多治見市水道事業会計決算認定について認定すべきもの議第79号平成13年度多治見市一般会計補正予算(第4号)(所管部分原案可決議第80号平成13年度多治見市駐車場事業特別会計補正予算(第1号)原案可決議第82号平成13年度多治見駅北土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)原案可決議第85号市道路線廃止について原案可決議第86号市道路線認定について原案可決議第87号市道路線認定について原案可決議第88号市道路線認定について原案可決議第89号市道路線認定について原案可決議第91号国土利用計画(第2次多治見市計画)を定めるについて原案可決 平成13年9月13日 多治見市議会議長 若尾靖男様                        建設常任委員長  宮嶋由郎           --------------------              厚生常任委員会審査報告書 本委員会に付託事件は、審査結果、次とおり決定しましたので、会議規則第 102条規定により報告します。                   記事件番号件名議決結果議第79号平成13年度多治見市一般会計補正予算(第4号)(所管部分原案可決議第81号平成13年度多治見市老人保健事業特別会計補正予算(第1号)原案可決議第83号平成13年度多治見市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)原案可決 平成13年9月14日 多治見市議会議長 若尾靖男様                        厚生常任委員長  山口満秋           --------------------              市民病院運営特別委員会審査報告書 本委員会に付託事件は、審査結果、次とおり決定しましたので、会議規則第 102条規定により報告します。                   記事件番号件名議決結果認第2号平成12年度多治見市病院事業会計決算認定について認定すべきもの議第84号平成13年度多治見市病院事業会計補正予算(第1号)原案可決 平成13年9月17日 多治見市議会議長 若尾靖男様                    市民病院運営特別委員長  二和田美枝子           -------------------- ○議長(若尾靖男君) これより委員報告を求めます。 最初に、総務常任委員長 水野由之君。   〔総務常任委員長 水野由之君登壇〕(拍手) ◆総務常任委員長(水野由之君) おはようございます。 総務常任委員審査報告をさせていただきます。 去る10日本会議において、本委員会に付託された議第73号以下5議案を審査するため、11日に本委員会を開催いたしました。 審査結果につきましては、お手元審査報告書とおり、議第73号については、原案に賛成する者なしにより否決、ほか5議案については全員一致で原案どおり可決すべきものと決しました。 それでは、審査過程で質疑ありました主な内容について簡潔に御報告いたします。 議第73号 多治見市オンブズパーソン条例を制定するについては、まずこれまで苦情件数、処理状況や制度改善はどのようだったかと質問があり、平成11年度要望、陳情は 102件で、改善したもの18件、協議が17件、その他参考67件、平成12年度は87件で、改善14件、協議36件、その他参考が37件であったこと答弁がありました。 また、苦情窓口対応で、たらい回しになったり、同じ苦情を何回も言わなければならないような状況もある。窓口で処理できるようにはならないかと質問があり、市民相談で行っている相談は、担当職員が苦情を受け、各担当部署に開示という書類をつくり、担当課において責任ある回答をすることにしている。そこで納得する場合もあれば、なお不満であるという場合もある。市民相談で行っていることは、市執行機関に対して改善等を促す権限を持ち得ていないので、そういうことを含めて、今回、オンブズパーソン制度を設定したものである。 また、窓口で相談を受ける問い合わせ、苦情等すべては把握していないが、どこが対応できるか、国や県、各担当課も含めて水先案内的なことを行っており、相手先に電話をしたり、紹介したり、法律相談をしていただくなど対応をしていると答弁がありました。 次にオンブズパーソン制度を制定したところ、例えば川崎市などは、リクルート事件で幹部職員不正事件があり、信頼回復ためにつくられたと聞くが、本市場合もそうした不正があったか、また議員や監査委員の役割に否定的な感じを受けるがどうかと質問では、他市例では不正事件を出発点としているところもあるが、そうでないところもある。本市においては不正事件など事実はないが、制度評価中には職員自身自浄効果が高まるということもあり、事前に抑止する対応も必要と思っている。また、行政運営上意図しないふぐあいについても探ることができるではないかと考えている。また、議員活動や監査委員活動は十分機能していると思っている。制度提案は、行政に対する細かな苦情は行政側で拾うことができるではないか。また、政治的な意味合いを排除する必要もあり、制度は公正・中立なものにしたい。市長附属機関ではないかという意見もあるが、法律上そこにしか置くことができないということで、市長も政治色を排除した公正な立場で提案しているものであると答弁がありました。 次に、行政評価を削ったことは評価するが、理由を説明してほしいと質問があり、行政評価は議会や監査指摘、市民懇談会に諮って進めてきている。オンブズパーソンに評価するものを置くと行政改革やり方が二重になり、ダブルスタンダードになる可能性があり、評価チェックは議会もしくは監査制度で受けながら、行政責任において改革を行うことにしていると答弁がありました。 次に、他市で申し立て現状、件数と本市で見込みについて質問があり、 120万人口川崎市で苦情申し立て 169件、37万人藤沢市で19件、鴻巣市8万 3,000人で苦情24件、相談41件、西尾市9万 9,000人人口で5件など報告があり、本市でも2けたオーダーと思っていると答弁がありました。 そして、パーソン月額報酬23万円根拠、妥当性について質問があり、報酬額前提は月額にしようという考えであり、1日5時間程度、週2回と月1回、3時間程度合同会議も予定している。月平均23時間から25時間ぐらい稼働になる。本市顧問弁護士相談費用が1時間1万円であり、それによることが妥当と考えた。また、年間何十件で常に対応するということなら、数論理、件数論理で積み上げることができるが、どんな苦情で、相談時間がどれぐらいかはそのときでないとわからない。拘束する時間に対する費用弁償を幾らにするかが報酬額設定もとと考えている。あまり低廉な額であれば、高い識見を有する人材確保も難しいではないかとも考えている旨答弁がありました。 次に、市民情報課相談窓口強化、市民へフォローや報告義務づけ、いわゆる「ホウレンソウ徹底、職員意識改革が重要であり、先行して取り組むべきではないかと質問では、市民相談窓口強化は、同じ市職員に他部局権限を付与するが妥当かどうか、苦情を受けて、公正・中立立場を明確にするであれば、職員身分を持つ者は適当でないと判断した。市民情報課では、フォローところまで把握していないが、内容によっては時間をかけるとか、予算措置で担当課が最大限に努力していると理解している。制度ができても、職員が何もしなくてもいいとは思っていない。職員は、市民不平・不満に対してしっかり報告するということが仕事内容である。「ホウレンソウ」がうまくいってない面があるかもしれないが、市民相談職員が、市民苦情が細かい話になって対応がわからなくなるでは無責任になるので、説明責任を負う職員がきちっとやってもらわなければならない。行政内部においても不十分な点があることは認識しているので、外部方をオンブズパーソンとして一定コストをかけ補佐する職員も置き、全体でサポートする態勢をすることにより苦情対応を適切に行おうとするものである。 意識改革は、制度上でこうせざるを得ない状況をつくって気づいていくこともある。かつては、守秘義務が第一として、情報を出さないが前提だったが、情報公開条例で意識が改まってきた。オンブズパーソン制度で意識を変えざるを得ない状況にしていく。目標管理や人材育成はこれからもやっていく。現時点では、外部専門家力をかりた方が市民サービス向上になると判断している旨答弁がありました。 また、2人オンブズパーソンは、広く人材を求めるということだが、地元多治見実情や歴史認識が十分でないと判断できないところもあるので、勉強会とか研修会などを考えている質問があり、全国からということは市内に限らないということを比喩的に言ったものであり、識見を持ち、やる気ある方が身近にいれば、当然構わない話である。勉強会についてはそうした方にお願いすることになれば、制度趣旨、目的などを理解していただく手続はとることになると答弁がありました。 次に、議第74号については、一般車を使った場合はどうなるか質問があり、リース会社から車を借りると、1日につき車両借上料1万 5,300円、運転手費用1万 2,500円、燃料 7,350円で、計3万 5,150円となり、選挙期間7日分が経費負担となると答弁がありました。 次に、議第75号については、対象となる上場と具体例について質問があり、店頭売買登録株式特定株式投資信託受益証券、共同組織金融機関優先出資に関する法律に規定する優先出資上場転換社債が対象で、株売買が50万円譲渡益場合、申告分離課税なら、住民税3万円、所得税10万円計13万円税がかかり、源泉分離課税だと5万 7,800円税金がかかる。源泉分離では、譲渡益ではなく売却代金に税金がかかってくる。今回改正では、申告分離課税 100万円以内譲渡益には課税されないので、13万円がゼロになる内容であると答弁がありました。 次に、議第77号では、対象者は何階級で何人か質問があり、分団長1名が8月末退職予定と答弁がありました。 次に、議第79号、補正予算(第4号)については、まず 3,300万円財政調整基金取り崩しと残高について質問があり、保健福祉ネットワーク市費 8,300万円に充てること、財調目的は財源的な余裕ないときに充てるということがあり、今回、繰越金等も財源としており、その不足分を充てるものであること。残高は13年3月末で25億円ほどあったが、今回予算で5億 6,300万円使うので、その差し引きということ答弁がありました。 次に、まちなか活性化事業で 561万円案内看板はどこに立てるか質問があり、インターから音羽交差点、弁天町からおりべストリートへ誘導するために4ヵ所、北からルートでは北高前、記念橋、多治見橋南3ヵ所、計7ヵ所に設置したいと答弁がありました。 また、文化工房の管理委託料増と収支内容について質問では、当初 1,100万円で年4回自主企画を予定していたが、これを五、六回にふやす予定であり、12月にオープン1周年企画を考えている。これまで5回催事収支は、収入 340万円、支出が 370万程度で、30万円ほど赤字になっている。当初予算 1,100万円は人件費、光熱水費が含まれており、企画費も1回当たり50万円ほどを見ていたが、一つ催事が50万円で収まるかどうか、収入がどの程度確保できるか、60万円利益ときもあれば50万赤字ときもあった。利用料金制をとっており、比較中身だと考えている。1周年という節目催事を陶磁器中心に行うと答弁がありました。 次に、合併について調査はどういう項目で調査し、結果は公表するかなど質問があり、一つは、各自治体結びつき現状整備、二つとして、行政サービス把握と分析ということで、サービス内容、負担割合や単独制度比較、三つ目として、経済的・社会的な効果などヒアリング調査等を行い、合併議論基礎資料にしたい。また、すべて公開で行い、広報やホームページを使って市民にもお知らせしたいし、議論検討資料として使ってほしい旨答弁がありました。 また、合併パターンや各市町で動きはどうかと質問では、いろんなパターンでやるという議論はあったが、調査には相手があること、時間関係もあり、今回可児市は断念した。笠原町は独自にシンクタンクを使うことを検討されているようだが、事務レベルで協力了解は得ている。瑞浪市は恵那郡と関係で独自調査を行っており、土岐市は検討委員会をつくられたと聞いている。広域担当者会議では、合意できるレベルでやろうということになった旨答弁がありました。 次に、児童手当特例給付費交付金減額理由は何か質問があり、児童手当被用者は厚生年金加入者で、所得制限つきというもので、この限度以上は支給されないという形になっている。特例給付金は、制限上乗せ分を国が見ているというもので、今回、その限度額が引き上がったことにより被用者交付金が増えて、国が負担していた上乗せ分が減ったということであると答弁でした。 次に、ノートパソコン1人1台を今回予算化した理由について質問があり、これまで1人1台パソコンという考えを持っていたが、いつまでにというものはなかった。来年度には必要な庁内LAN、インターネット環境整備をしようと前倒し予算措置をとった。来年度までを目標に、2ヵ年で達成したい旨答弁がありました。 次に、保健福祉ネットワーク整備ICカード利用と今後取り組みについて質問があり、13年8月31日現在でICカード配付枚数 966枚、利用状況は、11年度住民票、印鑑証明で 214件、12年度は税証明が加わり 392件、13年度は今日まで 125件が自動交付機で交付されているが、今は必ずしもカードでなければできないというものではないので、思ったより少ないが、今後もPRし、増やしていきたい。 また、IT整備都市でICカード3万枚発行を12月から1月に予定している。今図書館や病院カードをICカードに更新していくので、1人1枚として3万枚を市民方に配付したいと答弁がありました。 また、ICカードは、その中に多く情報を入れるというものではなく、個人認証カードであり、住所、氏名、生年月日ぐらいものが入り、個人確認上で証明を受けるとか、施設予約とか、診察予約ができるものである。今まで幾つかカードを1枚にまとめるということ、また将来住民基本台帳カードシステムで同機種、同機能ものを想定しており、カードは個人認証にしか使えないので、その向こうで動くアプリケーションをそろえておけば、移行したときでも使うことができ、提供できるシステムをつくれるということでやっていくと答弁がありました。 以上で総務常任委員報告とさせていただきますが、討論はありませんでした。よろしくお願いいたします。(拍手) ○議長(若尾靖男君) ただいま報告について、質疑はありませんか。 12番 井上あけみ君。 ◆12番(井上あけみ君) 議第73号オンブズパーソン条例制定については、全員一致で否決ということでお伺いしましたけれども、討論がなかったというふうに今おっしゃられました。委員進行を務める委員長として、この全員一致で否決事態にもかかわらず討論がなかったということをどのように受けとめてみえるか、お伺いをしたいと思います。 ○議長(若尾靖男君) 13番 水野由之君。   〔総務常任委員長 水野由之君登壇〕 ◆総務常任委員長(水野由之君) 御質問にお答えいたします。 個人的な感想はありますけれども、議事次第に基づいて、委員長として採決を行ったものであり、委員長として見解を申し述べることはできませんので、御理解ください。           -------------------- ○議長(若尾靖男君) 次に、経済教育常任委員長 岡田智彦君。   〔経済教育常任委員長 岡田智彦君登壇〕(拍手) ◆経済教育常任委員長(岡田智彦君) おはようございます。 それでは、経済教育常任委員審査報告をいたします。 去る9月10日本会議におきまして本委員会に付託されました2議案を審査するため、9月12日に本委員会を開催いたしました。 結果は、お手元審査報告書とおり、2議案とも全員一致で可決すべきものと決しました。 それでは、審査過程で質疑ありました主な内容について簡単に御報告いたします。 最初に議第76号 多治見市陶磁器意匠研究所設置及び管理に関する条例一部を改正するについてでは、現行条例6番鉛毒調査・研究に関することが削除されるが、鉛毒調査・研究問題は、上絵つけ加工による食品衛生鉛害問題として地域にとって大きな課題であると認識している。もし鉛害問題が生じた場合には、やはり地元公的機関である意匠研究所でしっかり対処できるようにしてもらいたいと思うがと質問があり、鉛毒調査・研究に関することは、改正条例1番上絵つけ技術改良及び絵具研究指導中に含まれている。また、絵具改良によって鉛量が少なくなったことや、鉛の管理などについて東濃4市試験研究機関ではどこでも行っているが、意匠研究所においても、業界方から依頼があった場合に原子吸光という機械を使って食品衛生法自主規制基準がクリアされているかを検査して、公的機関としてその数値を報告していると答弁がありました。 次に、運営審議会委員について、第7条1号に加える、市長が特に必要と認める者2名には、レストラン事業者、あるいは料亭方という説明も聞いているが、そうした方々を入れることによってどのような効果を期待しているかと質問に対し、市民に開かれた研究所という意味で、業界方ばかりでなく、広く一般市民方にも委員になっていただこうという考え方であり、消費する側方にも入っていただくという考えである。構成員がおおむね業界関係者で占められていたこれまでとは全く違った視点から研究所を見てもらい、運営審議会などで意見を出していただくとか、それ以外ところでもさまざまなアイデアを出していただくなど、効果が期待できるではないかと思っていると答弁がありました。 また、これまで研究・人材育成機関として活用してきたが、なかなか効果が得られないから市民憩い場に方向転換してしまうではないかという懸念があるがと質問に対し、意匠研究所については、従来から研究と人材育成という2本柱で運営してきたわけであるし、今後も陶磁器業界期待に沿えるような施設運営を考えていくものであるが、広く市民にも開放して、より多く方に意匠研究所を利用していただいて、活気ある施設にしていきたいということで、今回条例改正に至ったものであると答弁がありました。 次に、施設名称も「やきもの文化情報館」に改めるということであったが、市民に親しんでもらうために何をどのようにするかと質問があり、現段階では名称を変更する予定である陶磁器技術開放研究センターを一部改装し、パソコンなどを導入して、陶磁器に関する情報収集をしていただくとか、専門的な技術も含め、陶磁器に対する興味を持っていただけるようなものを考えている。また、陶磁器に関する専門書を数千冊蔵書している図書室があるので、そこも市民方々に利用してもらいやすいように若干整備したいと考えている。また、現在行っている市民講座も、意匠研究所特徴を生かしながら、より幅広く開催して、市民方々に施設を使っていただこうと考えるところであると答弁がありました。 また、近隣試験研究機関独自性についてどのように考えているかと質問に対し、多治見意匠研究所については、上絵釉薬関係が得意分野であると考えている。土岐市については、粘土など土関係研究が進んでいる。瑞浪窯業技術研究所においては、地域と密着して一つ企業から依頼を徹底的に研究しており、日本一狛犬や竜吟入り口にあるドラゴンというような地域に根づいた活動が特徴である。また、県セラミック研究所においては、ファインセラミックという新しい素材を基調としてマイクロ波研究などを進めているが特徴であると思うと答弁がありました。 次に、議第79号 平成13年度多治見市一般会計補正予算(第4号)所管部分については、商工費国際陶磁器フェスティバルプレイベント実施に伴う異業種交流事業に対する補助金について、この事業開催期間はどれぐらいになるかと質問があり、例年だと3年ごとに開催される国際陶磁器フェスティバル2年間、それぞれ事業を行うことになっているので、これまではクラフトデザイン展とグラミックス展を交互に行ってきた。しかし、今年度については、セラミックパークMINO建設が1年遅れたことで1年間空白期間ができた。そのため、異業種による暮らし道具展をフェスティバル中間年事業として開催することにしたものである。そこで、県内異業種に協力をお願いして、創造館で1週間程度企画を開催しようと当初計画していたが、国補助金目的が販路開拓であり、創造館とは別に東京百貨店で催しもあわせて行いたいということで企画したものであると答弁がありました。 次に、教育費関係サポーターとサポートチームに対する補助事業については、小学校ではサポーターとなっており、中学校ではサポートチームということになっているが、どう違うかと質問に対し、これは大阪池田小学校で事件が起きたことから、県が中学校区を単位として地域学校サポートシステム事業として始めたモデル事業である。サポートチームについては、児童登下校安全確保や夜間学校周辺安全確保など活動を行う。また、青少年育成組織など関係機関と結びつきをもとにした活動を行う。さらに、地域において、休日に児童・生徒活動ができる態勢を確保するなど活動も行うことになっている。なお、夏休み中など巡回ということも活動範囲に含まれることになる。 一方、サポーター活動としては、登下校時における安全指導を補助する活動や、授業中における校舎内外巡回、来校者確認や、不審者を発見したとき通報、学校サポートチームメンバーと連携などがある。本市では、多治見中学校区はサポートチーム事業として指定を受けており、校区にある養正小学校にサポーターを設置するということであると答弁がありました。 また、このサポーター、サポートチーム事業は、今回補正予算のみで終了してしまうかと質問に対し、本年度と来年度2年間継続事業になっている。2年間成果と課題を集約した段階で、このようなサポートチームが非常に有効であるということであれば、県事業から市単独事業に切りかえるという方向も考えていると答弁がありました。 次に、環境教育で、1プラス1運動推進事業内容はどのようなものかと質問があり、各小学校から事業計画書が提出されているが、その内容については、環境教育に関して幅広く取り組んでもらえればよいということになっている。例を紹介すると、共栄小学校では、全校美化活動実施、落ち葉を集め腐葉土をつくる。牧場経営者から牛ふんを届けてもらって野菜や花づくりを行うなど活動内容であり、そのために必要な支出予算として竹ぼうき、竹箕、くわ、苗、種、牛ふんを運んでいただく方へ謝礼などが上げられている。また、南姫中学校例では、一人ひとりが課題を決めて、課題追求学習に向かっていこうということにしており、例えば姫川水質を調べるとか、姫川にメダカを増やそうとか、北小木蛍を守ろう、ケナフを育てて紙をつくろう、有機農法で稲や野菜を育てよう、ごみ収集、分別を考えよう、リサイクルを進めようといったような内容で、これらに係る費用として、水質検査用備品1セット分が計上されていると答弁がありました。 以上が質疑主な内容であります。なお、討論はありませんでした。 経済教育常任委員審査報告を終わります。よろしくお願いいたします。(拍手) ○議長(若尾靖男君) ただいま報告について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕           -------------------- ○議長(若尾靖男君) 次に、建設常任委員長 宮嶋由郎君。   〔建設常任委員長 宮嶋由郎君登壇〕(拍手) ◆建設常任委員長(宮嶋由郎君) おはようございます。 建設常任委員審査報告をさせていただきます。 去る10日本会議におきまして、本委員会に付託されました11議案を審査するため、9月13日、本委員会を開催いたしました。 審査結果は、お手元審査報告書とおり、全員一致で可決するものと決しました。なお、賛成、反対討論はありませんでした。 それでは、審査過程で質疑ありました主な内容について報告させていただきます。 最初に、認第1号 平成12年度多治見市水道事業会計決算認定については、受託工事費工事請負費について、国六、住吉区画、多治見開発という説明であったが、住吉は13年度に入っても事業認可がされていないのにどういうことかと質問に対し、住吉区画整理事業については、国六が別途造成工事を行っており、同じ管路となっている。国道19号弁天町交差点から高田町国六ポンプ場まで持っていく配管について、その間で住吉土地区画整理が行われるということで、その区画共用部分について共同施工である。つまり、住吉区画整理組合で先行投資をしてもらうという答弁でありました。 次に、12年度決算については7年ぶり黒字であり、その要因として、有収率向上、県水受水率減、いわゆる基本料金的なもの減少であると思うが、今後、将来的に見て、このまま有収率向上が見込まれるか、また県水承認基本給水量についても避けることが技術的に見て可能なかと質問に対し、有収率に対しては限界に近いと思うが、実際には厳しいが努力していきたい。県水承認基本給水量決定については、前年度一番多く使用した月平均水量に1.12を乗じた数字となっており、毎年気候などによって使用実態に合っていないということもあり、長期計画を立てる上で非常に難しく、今年に入って平準化に向けて受水市町が一本に向けて要望していくことになったと答弁がありました。 次に、牧尾ダム渇水が毎年叫ばれているが、多治見市は大した影響を受けずに済んでいる。その背景には、味噌川ダムや阿木川ダムから給水権利があるということだが、当初決められたとおり、水利権を岐阜県は保有しているかと質問では、東濃用水では毎秒 2.4トン水利権を持っており、牧尾ダムは毎秒 1.2トン、味噌川ダムでは 0.3トン、阿木川ダムが 0.8トンであると答弁がありました。 次に、退職金給与引当金が 4,800万円であるが、今後、退職者があった場合、この引当金から充てると思うが、そうした場合、損益計算書計算に計上するかと質問に対し、損益計算書に入る。退職引当金については、特に15年度までに対象者が2名ほどいるので、今年度から人件費20%程度引当金を計上して、退職金支払いに支障ないようにしていくと答弁でありました。 次に、土岐川水利権を放棄して東濃用水を使うということで県水を買っているわけだが、根本は水利権問題であるがと質問に対し、水利権は岐阜県が持っているので、県と一緒に国土交通省、水資源公団などへ要望をしていくように努めたい。牧尾ダムは、実際放流運用は水資源公団であるので、ダム放流時期を3月ではなく別月にしてもらうよう働きかけると答弁がありました。 次に、議第79号 平成13年度多治見市一般会計補正予算(第4号)所管部分について、県単事業多治見市負担率について、岐阜県負担条例でも定められていると思うが、地方財政法と整合性について、市町村に負担をさせるという考えでよいか、負担金は必要であるかと質問では、負担する根拠としては、岐阜県土地改良事業負担金及び分担金条例によっている。ある程度特定人が利益を受けることに対して、多治見市でも分担金徴収条例があるとおり、県工事においても同様分担割合が決められていると答弁がありました。 次に、廿原事業内容、場所及び大針ため池総事業費について質問では、廿原圃場整備については、用水路工、総事業費 2,078万 8,000円増である。畑地部分に必要な用水路を引くもので、場所としては廿原集落に入るところ寿和工業道路沿い両側で、水源は北洞池、下2ヵ所からポンプで揚げてパイプで引くことになる。ため池しゅんせつについては、総事業費 1,785万円25%、貯水量は1万 3,000立方メートルで、堆積している土砂は 1,400メートルであるので、これをしゅんせつすると答弁がありました。 次に、議第80号 平成13年度多治見市駐車場事業特別会計補正予算(第1号)及び議第82号 平成13年度多治見駅北土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)及び議第85号 市道路線廃止については質疑はありませんでした。 次に、議第86号 市道路線認定については、通称公園通りという団地がある、市道認定時期について教えてほしい。また、認定する時期は何か取り決めがあるかと質問では、開発も終わった段階で検査を行い、検査済証を交付する。それから1年間、現地状況を見るため、そのままにしておき、1年後に再検査し、悪い箇所があれば修繕していただき、最終的に修繕が終わった段階で市道認定にすることになると答弁がありました。 次に、議第87号 市道路線認定については、短くて突き当たりある道路は私的な道路であるという感じを持ったが、関係住民利益を考えて認定するかと質問では、多治見市市道路線認定手続に関する要綱に基づいて指導し、基準に適合したということで寄附をしていただき認定するものと答弁がありました。 次に、議第88号 市道路線認定について、議案として認定に付された以上、現場で見ておく必要があり、それを見に行けなくなるとはどういうことか。今後はそうしたことも踏まえて認定に付してほしいと質問では、認定前にそこに迷い込んだら困るということでバリケードなどはそのままにしておいた。今後、認定され次第、バリケードは撤去すると答弁がありました。 次に、議第89号 市道路線認定について及び議第90号 笠原町道路線認定承諾については、質疑はありませんでした。 次に、議第91号 国土利用計画(第2次多治見市計画)を定めるについては、池田町市街地周辺丘陵地について、自然環境を生かした公園を確保することになっているが、決まっているか。これからやろうとしているかと質問では、喜多土地区画整理事業事業見直しに伴う喜多緑地を想定しており、9月7日都市計画審議会において審議され、今年度中にも県都市計画決定をもらう予定になっていると答弁がありました。 次に、前文にあるように、必要に応じて見直すとしているが、中間年次平成17年を待たずに、必要であったら見直すという見解でよいかと質問では、特にこの部分で意識しているは、首都機能移転候補地として決定された場合を想定しているが、どうしても見直さなければならない事態が生じたときは見直すこともやぶさかではないと答弁がありました。 次に、どこ市町村でも人口増を願っているときであり、多治見市でも、市勢発展ために人口をふやすことを考えなければならない。また、北開発ゴルフ場ができ、市財政が厳しいとき、歳入が増えることは望ましいことである。なぜゴルフ場を抑制する必要があるかと質問では、人口については、5次総中で増加するは、現在開発されている団地ストックが幾つかあり、市街化区域内で開発を含めて11万 9,000人を想定している。ゴルフ場については、第1次計画においても抑制するという表現であり、環境基本計画中でもゴルフ場を抑制していくという市基本的な方針があり、整合性を図ったものであると答弁がありました。 以上で建設常任委員報告を終わります。よろしくお願いいたします。(拍手) ○議長(若尾靖男君) ただいま報告について、質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕           -------------------- ○議長(若尾靖男君) 次に、厚生常任委員長 山口満秋君。   〔厚生常任委員長 山口満秋君登壇〕(拍手)
    厚生常任委員長(山口満秋君) それでは、厚生常任委員審査報告をいたします。 去る9月10日本会議におきまして、本委員会に付託されました3議案を審査するため、9月14日に本委員会を開催いたしました。 審査結果は、お手元審査報告書とおり、議第79号は起立多数により、また議第81号、議第83号は全員一致で原案どおり可決すべきものと決しました。 それでは、審査過程で質疑がありました主な内容について報告をさせていただきます。 最初に、議第79号、保健福祉ネットワークシステムについてであります。ここで対象となるは総合福祉センター、市民病院、保健センターなどであり、そこ情報を行政側としてもリンクできるし、市民個人としても呼び出せるというふうに理解していいかと質問に対し、基本的にはそういうことである。市民皆さんがアクセスできる情報については、行政が情報発信として提供する健康福祉に関する情報端末から、血圧測定など個人データベースとしてそれが蓄積されていくとか、行政が今まで台帳を管理している健康診査に関する基本データも入力するので、それを個人認証とあわせて、個人データはネットワーク端末から引き出していただくことができるようなイメージであると答弁がありました。 次に、これを個人認証するためにはICカードを用いるということだが、ICカードを持っていれば保健センター情報とか自分市民病院病歴等もわかるようになるということか質問に、基本的にはICカードは、また別システムで運用しようとしているものをこちら方でも同じように使っていくとするものであるが、基本的にICカード自体に個人個々データをたくさん蓄積していくということではなく、個人データは、それを保護するためにも、中枢にあるコンピューターに一括管理する、そのICカードとパスワードを組み合わせた個人認証によって初めて画面に出すことができるように、このような考えでいると答弁でございました。 次に、例えば市民病院とか保健センターで必要ではないと意思表示された方は、昔カードでもずうっと使っていけるかと質問に、当面はそのように対応していくものだと理解している。 次に、福祉通報システム整備事業費について、どのような基準でどのような人に認めているかと質問に、ひとり暮らし高齢者とか重度身体障害者世帯で何かが起きたときに、消防署方へ連絡をとりやすくするために、電話機そばに呼び出しボタンがあって、消防署に連絡をする。本人が応答できれば救急で病院に行っていただく。もし応答ができないときは、協力者に連絡して対応してもらう。ひとり暮らしで、家にほかにだれもいないような世帯で低所得方であれば貸し与えております。本年3月までに 243台利用をしていただいています。この補正で今年度31台ふやす予定である。 子育て支援ネットワークづくり事業81万 6,000円について、子育て支援ネットワークは、現在、共栄保育園に支援センターがあるが、どこで行うものかと質問に、子育て支援センターや各保育園、児童館、また東濃児童センターなど、それぞれで子育て支援を行っているが、それを一つネットワークにするためにセンターを福祉課に設置するということです。 次に、老人クラブ活動助成費について、養正第2区が7月から新しく組織されたということで補正を組まれているが、市内にはたくさん組織があると思うが、これは一律補助額かと質問に、現在補助は1年間丸々活動された場合、年額6万 300円であります。補助対象となる組織条件はあるかについて、原則として60歳以上で構成されており、50人以上であること、補助申請をしていただき、そのチェックに基づいて補助をしていると答弁でございました。 次に、保健福祉ネットワークシステムについてだが、これは家庭からICカード化によって相談システムとかいろんなことに利用できるという理解でいいかと質問に、これについては、通常、インターネットによる情報収集ができるということで考えている。ICカードを利用するには、ICカード情報を読み書きする機械が必要なので、それを各家庭に置くことはなかなか困難である。この機械を配置するは、公共施設拠点ということになると答弁でございました。 次に、在宅重度身体障害者 116万 9,000円が増えているが、これは当初予算で事業拡大して増えたものであったと思うがと質問に、この事業については、障害者方で利用者が増えたことによるもので、成人事業であると答弁でございました。 次に、保健福祉ネットワークシステムについてだが、基本的には三つ事業が中心になって1億 6,000万事業費が計上されていると説明でありましたが、その三つ予算内訳をお聞きしたいと申し出に、まず最初内訳であるが、システムであるので、ここからここまでを分けるということができないので、システムトータル設計に 1,000万ほど、それから災害監視システムに 200万ほど、保健福祉システムに 2,000万ほど、福祉相談システムに 600万ほど、その他ソフト開発における費用と答弁でありました。 議第81号 平成13年度多治見市老人保健事業特別会計補正予算(第1号)については、質疑はありませんでした。 議第83号 平成13年度多治見市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)について、今回は精算ということで、県とか国に対する償還金と積立金整理というふうに理解しているが、当初予算で介護保険サービスに使った部分がどの程度か質問に、約82%執行率であったと答弁でございました。 次に、介護保険サービスを受ける方は市内に何人いるかと質問に、12年度に認定申請を出されて、それなり介護が必要だと認定された方は 1,856名であった。実際にサービスを受けられる方は、全体的な数値でいくと7割ぐらい方が利用していると答弁でありました。 以上をもって厚生常任委員審査報告とさせていただきます。よろしくどうぞお願いします。(拍手) ○議長(若尾靖男君) ただいま報告について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕           -------------------- ○議長(若尾靖男君) 次に、市民病院運営特別委員長 二和田美枝子君。   〔市民病院運営特別委員長 二和田美枝子君登壇〕(拍手) ◆市民病院運営特別委員長(二和田美枝子君) おはようございます。 これより市民病院運営特別委員審査報告を行います。 去る10日本会議におきまして、本委員会に付託されました2議案を審査するため、17日に本委員会を開催しました。 審査結果につきましては、お手元審査報告とおり、2議案とも原案どおり可決すべきものと決しました。 それでは、審査過程におきまして質疑ありました主な内容について御報告申し上げます。 最初に、認第2号 平成12年度多治見市病院事業会計決算認定については、患者数が減少しているにもかかわらず、収入については入院で増えたという説明であったが、なぜかと質問に対し、入院患者1人1日当たり負担金が 1,434円増加している。このため、患者数が減っても収益が増加したということである。また、外来負担金については、11年度に比較すると減少しており、1人1日当たり外来負担金が 6,399円から 6,165円に 234円減少している。外来については、診療報酬改定があり、 200床以上病院については外来診療報酬が減ということになっており、それに伴ったものである旨答弁がありました。 次に、内科と産婦人科が減少した理由について質問に対し、内科減少であるが、神経内科では 1,010人増えており、消化器科についても 801人増えている。内科全体ではあまり変化はないと言える。また、産婦人科については、市内で産婦人科開業があり、そこ施設面や環境面がいいということで、一生に何度もない産婦人科を利用するには、そういう環境いいところに行かれるということが大きな要因で減少していると考える旨答弁がありました。 次に、今後、大部屋人数が少なくなると患者数が限られてくる。一方では、新しい器械を導入しなければならない中で、経営将来予測はと質問に対し、診療報酬については、国は総医療費を抑制したいという方針である。第5次改正では、診療報酬についても抑えた改定になると思う。病院経営における収入はなかなか難しい状況が今後出てくるというふうに思っている。そのような中で、市民病院としては外来が中心になっているが、入院患者増も経営安定方針にしていきたいと思っている旨答弁がありました。 次に、未収金については長期的なものと短期的なものがあるが、どのように回収努力をしているかと質問に対し、未収金に対してすべて照会を出し、所在不明や状況を確認している。その上で、どのような措置をとるか対策を考えていきたいと思っている旨答弁がありました。 次に、最近、医療ミスで賠償金を払うというような事例があるが、医療業務中で、病院全体でそういったミス防止体制は現状どのようになっているかと質問に対し、現在、病院では医療事故防止対策委員会を設置し、副院長を窓口にして、ドクター、看護婦が入っている。看護婦についても、防止対策マニュアルをつくり、朝ミーティングなどで徹底を図り、どのような対策をするかを考え実行している旨答弁がありました。 次に、整形、小児科、眼科は黒字で、他科については赤字であるということだが、これは県病院と関係が大きいかと質問に対し、今整形外科、小児科、眼科というは県病院と業務分担がきっちりできて、患者取り合いが少ないではないかと思う。例えば外科で、乳がん手術は市民病院で年間30人、県病院で20人である。同じ数ぐらいで競合するということになると、施設とか医師紹介関係とかが出てくると思う旨答弁がありました。 次に、議第84号 平成13年度多治見市病院事業会計補正予算(第1号)については、病歴管理システムについてだが、これを導入することによって入院患者方にはどんなサービス向上になるかと質問に対し、患者に対する治療指針、方針を提供する資料になる旨答弁がありました。 次に、そのデータをドクターが見て適切な判断ができるということだと思うが、今までと違いは何かと質問に対し、日本保険医療における病名問題がある。医師立場からすると真病名が欲しいだが、保険適用を受けるため、保険病名をつけざるを得ない。今回システムに関しては真実病名統計ができる。これができると、自分ところ診療実績が医師にはっきりわかる。現在はどうやっているかというと、各科で医師が統計をつくって利用していた。これが、事務サイドでそういう統計が出ることになると医療実績が出てくることになる旨答弁がありました。 次に、この管理システムを導入している病院はどれぐらいあるか、また将来的には病院や自治体ですべて導入していくだろうという認識でいるかどうか質問に対し、管理システム導入件数については把握していないが、近隣では美濃加茂木沢病院、笠松松波病院で実施している。保険請求上、入院初日に 300点取れるという届け出を行っているところだけである。また、診療報酬関係で、病歴管理について実施すれば、何点計上できるということで、医療制度中からも、そういったシステムを導入していこうという流れである。今後は、そういった制度を導入する病院が多くなってくると認識している旨答弁がありました。なお、討論はありませんでした。 以上で市民病院運営特別委員審査報告といたします。(拍手) ○議長(若尾靖男君) ただいま報告について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕           -------------------- ○議長(若尾靖男君) これより討論を行います。 討論通告がありますので、順次発言を許可いたします。 23番 二和田美枝子君。   〔23番 二和田美枝子君登壇〕(拍手) ◆23番(二和田美枝子君) 日本共産党を代表いたしまして、議第73号、多治見市オンブズパーソン条例制定について及び議第75号、多治見市税条例一部改正について、反対討論を行います。 初めに、議第73号は、住民利益擁護ために設置するという趣旨に、私は大いに賛同いたします。しかし、今回ように、少なくとも執行部提案が、付託された委員中で全員一致で否決されてしまうという結果を生んだ背景を考えますと、とても賛成するわけにはいかないと判断をいたしました。 その理由一つは、議会とコンセンサスに問題があったではないか。市が本気で立ち上げたい、立ち上げなくてはならないと考えているならば、議員にその思いは伝わったことでしょう。しかし、他自治体が立ち上げているから本市でも行う程度では困ります。なぜ多治見市にオンブズパーソンを置くか、財政非常事態宣言で市民や職員が痛みを分かち合ってきた数年間、委託・民営化と進められています。その一方で、このような1ヵ月報酬23万円効果とはどのようなことなかと疑問をぬぐい去れない今回御提案でした。 私は、確かに以前より福祉オンブズマンを要望してまいりました。市が直接福祉サービスをするという仕組みから民間業者に任せていくという新たな仕組みに変わってきた福祉現場には、せめてその程度市民側に立つチェック機能が存在するが当然と思うからであります。市御答弁では、もっと全体的なものを考えているというものでしたが、結局、多くを望めば具体性が欠け、市民から見れば、役所中にまた偉い人が座る位置ができたという印象を与えるであります。市議会や市が十分チェックできない仕組みが増えています。多種多様な委員会で大抵ことは決まってしまう。あるいは市が委託費を出すなど、負担はするけれど、その内容は議会で、審議会ものと複雑な行政仕組みになってきています。これこそ、まず見直す必要があるです。なぜならば、このままでは議会形骸化さえ招きかねないと思えるからです。今回御提案については不十分さが否めず、十分な準備検討をされて、オンブズパーソン制度を見直すべきと提案し、本案に反対をするものでございます。 次に、議第75号は国法改正に伴うものです。これは、個人投資家が長期保有株式譲渡益を得て申告分離課税を選択した場合、 100万円未満場合は地方税を控除するというものです。個人投資家市場参加を促進するため、ごく一部高額所得者に税制上優遇措置を講じるものであります。国では、これを緊急経済対策関連として、6月20日に私ども日本共産党ほか民主、自由、社民反対にもかかわらず、自民、公明、保守与党3党で可決成立させたものであります。これと同様に、緊急経済関連として租税特別措置法改正を行い、所得税を控除するということを同時に可決成立させています。他所得控除から見て、破格優遇措置を高額所得者不労所得に講じることは、税公平性を著しく損なうものです。 また、減税によって個人投資家市場参加を促進しようということも問題です。それぞれ地方自治体へ影響額は少ないにしても、長引く景気低迷と公共事業負債を抱え苦しい台所にあり、わずか歳出も縮減努力している自治体苦労へ理解も感じられないものとなっております。しかも、国民に対しては、低所得者である高齢者からも、介護保険料、利用料など情け容赦なく徴収するように、弱者へは厳しく、今回ような一部金持ちへは優遇しようという都合よい国政治姿勢をうかがわせるものであります。そして、そうした理由から、到底賛同することはできません。 以上2議案に対する私反対討論といたします。議員皆様御賛同をお願いし、終わります。(拍手) ○議長(若尾靖男君) 次に、28番 三宅 昇君。   〔28番 三宅 昇君登壇〕(拍手) ◆28番(三宅昇君) 私は、議第73号 多治見市オンブズパーソン条例を制定するについて、反対討論を行います。 地方自治法が本来自治であるためには、国から独立地方公共団体が設けられるという点で団体自治と、その事務処理は住民意思に基づくという意味における住民自治と二つ要素が兼ね合わされることが必要であると言われております。とりわけ、住民自治が地方自治本質的要素であるとも言われております。憲法第92条において、地方自治基本原則として、地方公共団体組織及び運営に関する事項は、地方自治本旨に基づいて法律でこれを定めると規定されておりまして、その地方自治本旨に基づくということは何であるかが問われるところであります。 私は、地方自治本旨たるべきこととは、住民自治原理をすべからく実践に移していくことだと思います。すなわち、住民直接、または住民代表者による機関構成であります。言いかえるなら、市であり、議会構成であります。そして、住民直接、または間接的な地方公共団体等意思決定ではないでしょうか。言いかえるなら、住民が主役となって市や議会意思を決定していくということではないでしょうか。いわば、市も議会も住民から託されてそれぞれ任務を果たしていくということであります。要するに、その地方公共事務は、何よりもその地方住民意思に基づいて行っていくことだということであります。 このような原理から見るならば、オンブズパーソンを置かなければならないということ自体、主客転倒していることだと思わなくてはならないではないでしょうか。なぜなら、住民が主人であることを認識するならば、住民から託されて住民ため職務を遂行している公務員、いわゆる職員は、当条例案第3条に規定するオンブズパーソン職務、これすなわち職員方々が果たすべき当然職務であるからであります。これを職員以外第三者にこの職務を託すことは、まさに職務放棄であり、怠慢であると言わざるを得ません。鳥なき里コウモリになってはなりません。職員方々意識変革こそがまさに求められているではないでしょうか。 まして、多治見市には、劣後に落ちない先験的なすばらしい制度があるではありませんか。住民不利益を擁護するため条例、すなわち行政手続条例しかり、情報公開条例しかり、そして市民相談業務、また完全ではないかもしれませんが、着々と実を上げてきております監査業務など、これら制度等機能を十二分に発揮されますことが先決であります。十万市民権利、利益擁護を図り、市民生活に立脚した市民本位信頼される市政を実現していくことと今回条例案目的には少しも異議はございませんが、私は、それを今、市行政に現存する諸制度等を大いに生かすべき職員方々意識変革とその意欲をもってすれば、万端可能であると申し上げたいであります。オンブズパーソンを置く制度創設は全く不要でありまして、むしろ屋上に屋を架すこととなるではないかと判断いたします。市財政窮乏折です。むだは許されません。市長を先頭として、幹部職員皆さん賢明なリードによりまして、住民信頼をかち取る努力こそ大切ではないでしょうか。 以上、当条例案に反対意見といたします。(拍手) ○議長(若尾靖男君) 次に、14番 中山勝子君。   〔14番 中山勝子君登壇〕(拍手) ◆14番(中山勝子君) 私は、議第79号 平成13年度多治見市一般会計補正予算(第4号)に対しまして賛成討論をさせていただきます。 ヒューマニズム政治を掲げます私たち公明党は、人間が主役社会実現を目指しております。政治や経済、さまざまな制度は、すべて人間が人間らしく平和に生きるため手段であると考えており、行政は市民へよりよきサービスを供給すべく取り組み、努力していくべきものと認識いたしております。 今回一般会計補正予算は、日ごろ市民皆様御意見、御提案に誠実に対処している姿勢も見られ、評価いたします。 まず保健福祉ネットワークシステム整備事業ですが、平成11年に導入したICカードは、住民票や印鑑登録証発行、施設予約などが可能でした。今回、国補助金を活用し、保健・医療・福祉分野にも広げ、情報を一元化して、以後健康管理、指導に役立てるというもの、市民病院診察券、図書館利用者カード役目も果たすというすぐれもの。「もう何枚もカードを持ち歩く煩わしさから解放されるわね」「将来的に血圧や脈拍数など健康診断データが入るようになれば、健康管理が行き届き、安心だね」などと、市民皆様からは歓迎御意見を多く耳にいたしております。平成15年には東日本、西日本でネットワーク化を図り、日本全体が住民基本台帳を実施、いわゆる住民台帳カードを発行するとこと、そのとき移行できるICカードであり、市民サービスに大いに寄与するものと考えます。 次に、教育費といたしまして、全小学校、中学校におりべCATVに接続ため回線引き込み工事費が計上されております。かねてPTA方々から、また教育現場方々からも、学校におけるテレビを通して学習も大いに必要であり、一日も早く整備を実施していただきたいとお声が上がっておりました。こたえる形で今回予算措置、教育現場で大いに役立つものと確信いたします。 同じく教育費で、過日、大阪池田小学校に暴漢が押し入り、何人も小学生と教師方々が死傷した事件を教訓に、学校における子供たち安全をより確実にするため小学校学校安全サポーター設置事業、中学校地域学校サポートチーム事業、県事業を取り込み、いち早く補正予算に計上していただきました。このモデル事業が今後多治見市小学校、中学校、各地域における子供たちさらなる安全に役立ちいくことを願うものでございます。 次に、道路改良事業におきましては、傷み激しい市道修繕工事費も予算措置されております。我が多治見市は、国道、県道から少し横道に入りますと、幅狭い上り、下り坂道が多くあります。傷み激しい場所もそこかしこにあり、市民皆様から道路修繕、危険箇所改修をしていただきたいとお声は珍しくありません。快適で安心な市民生活環境整備ためにも、適切な予算措置であります。 次に、平和町六丁目地内に建設予定授産施設へ貸し付けため、用地を土地開発公社から購入予算措置がされております。障害をお持ち方々からは、授産施設が足りない、また遠過ぎる、多治見市内に施設が欲しいと切なる願い声は、私もたびたび耳にしているところでございます。平和町地内に建設予定と聞き、その完成を一日も早くと待ち望んでいる市民方々も少なくないです。 ただいま何点か述べさせていただきましたように、今回一般会計補正予算中で、市民生活利便性に向け、限られた予算中で誠実に向かい合っていると評価させていただきます。今後ますます市民サービスに徹した市行政であることを願いつつ、議第79号 平成13年度多治見市一般会計補正予算(第4号)へ賛成討論とさせていただきます。よろしくお願いいたします。(拍手) ○議長(若尾靖男君) 次に、12番 井上あけみ君。   〔12番 井上あけみ君登壇〕(拍手) ◆12番(井上あけみ君) 市民ネットワークとしまして、議第73号 多治見市オンブズパーソン条例を制定するについてと議第79号 平成13年度多治見市一般会計補正予算(第4号)について、賛成討論を行います。 最初に、オンブズパーソン条例についてでありますが、総務委員議論を伺いますと、執行部と委員の皆さん議論が全くかみ合っていないという印象を受けました。オンブズパーソンが市民と行政間で、また議会と関係でどのような役割を果たすかが明確にならなかったは残念なことで、この責任一端は執行部側にもあると考えます。つまりこの制度が実施されている自治体がまだ少数で理解されにくいこと、議員活動一つである苦情処理を実施するため、議員仕事領域を侵すではないかと思われやすいことを踏まえたなら、聞かれたら答えるというような通り一遍説明ではなく、より丁寧な対応が必要ではなかったでしょうか。本来なら、議案として上げる前に、全員協議会ような場できちんとした説明があるべきでした。総務委員会では否決されてしまいましたが、私自身は、この制度を、市民立場に立てば、歓迎すべきものとして受けとめています。10万 6,000人多治見市民を、公務員ももちろんですが、議会改革委員会では、これから定数を減らす方向で検討するという28人議員がすべて市民苦情を受けとめることはできません。個々議員とつながりない市民方が一般的であり、また個人的に問題を解決したい市民も多いではないかと考えるとき、オンブズパーソン制度は必要で、その道を閉ざしてしまってはなりません。 また、この制度は、行政改革という視点からも有意義な制度ではないでしょうか。委員議論では、職員意識改革をなおざりにした他力本願的な制度だと誤解されたようですが、行政職員とは異なる視点と、一定専門性と権限を持つオンブズパーソン存在は、縦割りで、問題解決に消極的な職員意識改革を促します。実行できない理由をまず考える発想から、道理があるなら、どうしたら実現できるかを考える思考転換を迫ることになるでしょう。また、苦情を訴えてくる市民側問題点も率直に指摘しやすいだろうと考えます。さらに、利害がなく中立な立場に立つがゆえに、オンブズパーソンは、首長や議員など政治家がかかわらない方がよい問題---この場では具体的には申し上げませんが---について解決を図るには有効な制度と言えるではないでしょうか。諸外国例では、オンブズパーソンが行政側でなく、議会機関として設置される形態もあると聞いています。日本では制度上難しいことがあり、議会は任命・罷免同意という形でかかわるわけですが、苦情処理一部をオンブズパーソンに担っていただき、議会本来仕事である政策立案、立法、行政チェックに力を入れることができるなら、議員としてもそれは歓迎すべきことと考えます。皆様御賛同をお願いし、私オンブズパーソン条例について賛成討論といたします。 続いて、多治見市一般会計補正予算(第4号)についてです。今回予算は、小泉校区大方皆さんが望んでいる公園用地取得ため債務負担行為なども含まれ、私としても賛成をいたしますが、疑問が残るもの、非常に問題ある予算も含まれております。 疑問が残るものとしては、保健福祉ネットワークシステム整備事業に財政調整基金も取り崩し 8,000万円市費を投入していることです。国から同額補助金がつくとはいえ、他事業より優先して今行うことが本当に必要なでしょうか。また、並行して、NEDOが 100%、4億円投資をし、多治見市をフィールドとして3万枚ICカードを発行し、ITネットワークシステムを構築するとことです。16年度から住民基本台帳ICカード化に対応するというこの事業推移については、個人情報保護という視点からも注意深く見守っていかねばならないと考えます。 さらに私が大きな問題と考えますは、核融合科学研究所重水素実験についてフォーラム実施です。金額こそ少ないものですが、先日中道議員一般質問に対する答弁によって、市長考え、行おうとしていることが明らかになりました。市長は、環境審議会正式な提言が出る前に、既に提言内容を無視することを決めており、協定書案について住民参加で協議することを拒否しています。協定を締結してから、必要なら、それから市民参加で重水素実験について議論を深めればいいとしています。そして、その批判をかわすために、形ばかりフォーラムを実施しようとしているではないかと私は考えました。市が条例で定めた環境審議会提言である三者協議などしない、最初に協定書調印ありき姿勢は、市民派、環境派、地方分権を唱える顔とは全く別ものであり、環境保全を願う市民が信頼して送り出した人姿とは違ってきています。市長は、D-T反応とD-D反応ではレベルが違うと言われますが、もちろん周辺にすさまじい放射化をもたらすD-T実験などできるはずもないし、D-D実験、重水素実験であっても、大規模住宅、小学校建設予定地すぐそばで行うような実験ではないはずです。県や他市町と間に立って難しい立場にあることは理解できるにしても、独自性を失っては意味がありません。協定書締結で、D-D実験についてレールが敷かれてしまいます。協定調印前座に使われるようなフォーラム実施は許されないし、そのようなものとして強行するならば、自ら環境基本条例精神を否定することになることを自覚されるよう要望し、私補正予算賛成討論といたします。(拍手) ○議長(若尾靖男君) 次に、1番 石田浩司君。   〔1番 石田浩司君登壇〕(拍手) ◆1番(石田浩司君) おはようございます。民主党市民フォーラムを代表して、議第73号、オンブズパーソン条例、議第79号、多治見市一般会計補正予算について、反対討論をいたします。 オンブズパーソン条例について、制度自体は否定するものではありませんが、市民参加を標榜する西寺市長にとって、だれが必要としているか見えてきません。アンケート調査では6割方が賛成したということでありますが、そのアンケート中には、市民感覚オンブズパーソンを導入してほしいと意見もありました。先進自治体政策を手本にしていくことは必要でありますが、すべてが多治見市に当てはまることではないはずです。そこまで行く経過は各自治体で違いがあり、市民や職員、議員とも十分な検討がされてきております。多治見市においても本当に必要となり、市民から運動が起こってからでも遅くはないはずです。今、行政側がシステムをつくることが必要なか疑問であり、反対をさせていただきます。 次に、補正予算について、特に保健福祉ネットワークシステム予算に反対をいたします。 多治見市情報先進都市テレトピア計画がどのように市民に活用されていくか、テレトピア計画保健福祉ネットワークシステムはどのように位置づけられているかわかりません。情報化によりさまざまなシステムが導入されていきますが、市民にとって使いやすく、わかりやすくなるようになるが重要なことでございます。マルチメディアパイロットタウン事業やIT装備都市事業など、補助金でハード面は整備し、実験進捗状況も、今議会では執行部から報告がありましたが、それを市民生活にどう反映させ活用していくか見えてきません。実験反省が次に生かされていないであります。実験事業を行ったことや、これから行っていく実験事業が声高に語られております。実験結果がどのようだったか、現実市政にどう反映されていくか全く不透明であり、1枚ICカードが何でも使えることがそれほど市民にとって必要なことかどうか、補正予算1億 6,000万が市民にとって必要な理由と、今後そのシステムにどれだけ予算を使わなければならないか不明であります。市民望んでいる情報化は、市役所問い合わせに対してたらい回しにならないようにするとか、待ち時間を少なくしてほしいなど、縦割り行政弊害を克服する情報化を望んでおります。 また、岐阜県シンポジウムに使われる予算についても、この時期になって何を求めてシンポジウムを開かなければならないか理解ができません。今議会でオンブズパーソン条例が総務委員会で否決されたことは、行政全体に忠告をされていると受けとめております。執行部提案方法に問題があった。何か急いでいる感じが受け取られる執行部体制ですが、そのようなことがないようにし、慎重に議論し、結果を出していくことが重要でございます。 以上、民主党市民フォーラムを代表して、反対討論とさせていただきます。(拍手) ○議長(若尾靖男君) ほかに討論はありませんか。 これをもって討論を終結いたします。           -------------------- ○議長(若尾靖男君) それでは、これより採決を行います。 最初に、議第73号 多治見市オンブズパーソン条例を制定するについては、起立により採決いたします。 本案に賛成諸君起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(若尾靖男君) 起立少数であります。よって、本案は否決することに決しました。 傍聴席皆さんに申し上げます。 議場内でルールはしっかり守っていただくようにお願いいたします。           -------------------- ○議長(若尾靖男君) 次に、議第74号 多治見市議会議員及び多治見市長の選挙における自動車使用及びポスター作成公営に関する条例一部を改正するについては、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若尾靖男君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。           -------------------- ○議長(若尾靖男君) 次に、議第75号 多治見市税条例一部を改正するについては、起立により採決いたします。 本案に賛成諸君起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(若尾靖男君) 起立多数であります。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。           -------------------- ○議長(若尾靖男君) 次に、議第76号 多治見市陶磁器意匠研究所設置及び管理に関する条例一部を改正するについては、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若尾靖男君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。           -------------------- ○議長(若尾靖男君) 次に、議第77号 多治見市非常勤消防団員に係る退職報償金支給に関する条例一部を改正するについては、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若尾靖男君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。           -------------------- ○議長(若尾靖男君) 次に、議第78号 多治見市消防団員等公務災害補償条例一部を改正するについては、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若尾靖男君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。           -------------------- ○議長(若尾靖男君) 次に、認第1号 平成12年度多治見市水道事業会計決算認定については、原案どおり認定することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若尾靖男君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり認定することに決しました。           -------------------- ○議長(若尾靖男君) 次に、認第2号 平成12年度多治見市病院事業会計決算認定については、原案どおり認定することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若尾靖男君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり認定することに決しました。           -------------------- ○議長(若尾靖男君) 次に、議第79号 平成13年度多治見市一般会計補正予算(第4号)は、起立により採決いたします。 本案に賛成諸君起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(若尾靖男君) 起立多数であります。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。           -------------------- ○議長(若尾靖男君) 次に、議第80号 平成13年度多治見市駐車場事業特別会計補正予算(第1号)は、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若尾靖男君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。           -------------------- ○議長(若尾靖男君) 次に、議第81号 平成13年度多治見市老人保健事業特別会計補正予算(第1号)は、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若尾靖男君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。           -------------------- ○議長(若尾靖男君) 次に、議第82号 平成13年度多治見駅北土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)は、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若尾靖男君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。           -------------------- ○議長(若尾靖男君) 次に、議第83号 平成13年度多治見市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)は、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若尾靖男君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。           -------------------- ○議長(若尾靖男君) 次に、議第84号 平成13年度多治見市病院事業会計補正予算(第1号)は、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若尾靖男君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。           -------------------- ○議長(若尾靖男君) 次に、議第85号 市道路線廃止については、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若尾靖男君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。           -------------------- ○議長(若尾靖男君) 次に、議第86号 市道路線認定については、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若尾靖男君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。           -------------------- ○議長(若尾靖男君) 次に、議第87号 市道路線認定については、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若尾靖男君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。           -------------------- ○議長(若尾靖男君) 次に、議第88号 市道路線認定については、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若尾靖男君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。           -------------------- ○議長(若尾靖男君) 次に、議第89号 市道路線認定については、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若尾靖男君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。           -------------------- ○議長(若尾靖男君) 次に、議第90号 笠原町道路線認定承諾については、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若尾靖男君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。           -------------------- ○議長(若尾靖男君) 次に、議第91号 国土利用計画(第2次多治見市計画)を定めるについては、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若尾靖男君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。           -------------------- △第23 議第92号及び第24 議第93号 ○議長(若尾靖男君) この際、日程第23、議第92号及び日程第24、議第93号を一括議題といたします。           --------------------                 〔議案掲載省略〕           -------------------- ○議長(若尾靖男君) 提出議案に対する市長説明を求めます。 市長 西寺雅也君。   〔市長 西寺雅也君登壇〕 ◎市長(西寺雅也君) 議第92号 多治見市公平委員委員の選任についてお願いするものでございますけれども、本市公平委員でございます若尾壽美男さん任期が平成13年9月27日に満了いたしますので、後任として、多治見市滝呂町8丁目 166番地、加藤美子さんを新たに選任したいというふうに考えておりまして、議会同意を求めるものでございます。 次に、議第93号 多治見市教育委員委員の任命につきましては、本市教育委員委員長谷川泰生さん任期が平成13年9月30日に満了いたします。後任といたしまして、岡田幸三さんを新たに任命したいというふうに考えておりますので、議会同意を求めるものでございます。 人事案件でございますけれども、2件、よろしくお願いしたいと思います。以上でございます。           -------------------- ○議長(若尾靖男君) これより質疑を行います。 最初に議第92号 多治見市公平委員委員の選任について質疑はありませんか。 8番 岡田智彦君。 ◆8番(岡田智彦君) 今回選任案、加藤美子さん経歴について、簡単に教えていただければありがたいと思います。 ○議長(若尾靖男君) 総務部長 酒井孝志君。 ◎総務部長(酒井孝志君) 現在は会社役員をなさってみえまして、公職暦といたしましては、家庭裁判所調停委員をお務めになっておみえになります。以上でございます。 ○議長(若尾靖男君) ほかにありませんか。   〔発言する者なし〕           -------------------- ○議長(若尾靖男君) 次に、議第93号 多治見市教育委員委員の任命について、質疑ありませんか。 28番 三宅 昇君。 ◆28番(三宅昇君) 2点伺います。 一つは、私は、従来から教育委員はなるべく学校教育現場に携わってこられた方がよいではないかと、このように申し上げてまいりました。特に、いずれ教育委員会におかれまして教育長に任命されると見られる方教育委員の選任には、その思いが私にはあります。現教育長ときもそうでありましたが、今回、また教育畑ではない岡田幸三氏を任命されようとしておられますが、市長にはそれだけ信念、教育にかける思いがおありかと存じます。そのことにつきまして、差し支えがございませんでしたならお聞かせください。 二つ目質疑ですが、これは関連でお伺いさせていただきますが、岐阜県には5ヵ所地域振興局がございますが、その一つが多治見市にございます東濃地域振興局であります。この多治見市東濃地域振興局を除きまして、他4ヵ所地域振興局にはそれぞれ教育事務所が設置されておると伺っておりますが、この東濃地区には恵那に設置されているままです。やはり東濃地域中心都市でありますこの多治見市に教育事務所を移設していただくと。このため運動を市長さんはお考えになっておられませんか、伺っておきます。以上です。 ○議長(若尾靖男君) 市長 西寺雅也君。 ◎市長(西寺雅也君) まず教育現場方を教育委員にした方がいいではないかという御提案につきましては、以前から三宅議員御主張としてよく私も承知いたしておりますけれども、以前から、私考え方といたしましては、特に今日は学校改革といいますか、教育改革ということが叫ばれており、一層その感を強くしているわけでございますけれども、やはり学校が今日市民に対して、あるいは地域に対して開かれた施設でなければならないと思いますし、また学校教育そのものが社会とかかわりなくては成り立たないということで、総合学習等もつくられていくわけでございますけれども、そうした中で、今日まで、我々市長部局に立っている者が市民側に立って、やはり学校を見ていくということが今非常に必要ではないか。そういうふうな視点から、教育現場にいた方ではない方を教育委員の委員として任命させていただきたいというふうに考えているわけでございます。 それから、2番目教育事務所でございますけれども、これについては、多治見総合庁舎、あるいは振興局と同じ場所にということが運動として起きつつあるということは認識いたしておりまして、そういうことで、私も及ばずながら努力していきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(若尾靖男君) 28番 三宅 昇君。 ◆28番(三宅昇君) もう一つだけすみませんが、市長さん所見をちょっとだけお尋ねしますが、教育は子供幸せためにあるということを言ってみえます識者がおられますが、このような思いでよろしいでしょうか。市長さん所見を伺っておきます。以上。 ○議長(若尾靖男君) 市長 西寺雅也君。 ◎市長(西寺雅也君) もちろんそれは当然ことでございますし、子供たちが育っていく中で、自立して、自己実現に向かってどういうふうに努力できるか、あるいはそういう環境を私たちがどういうふうに整えることができるかということが教育問題であろうというふうに思っておりまして、そのために少しでも私どもが努力をさせていただきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(若尾靖男君) ほかにありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕           -------------------- ○議長(若尾靖男君) お諮りいたします。ただいま議題となっております議第92号及び議第93号は、会議規則第36条第2項規定により委員付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若尾靖男君) 御異議なしと認めます。よって、議第92号及び議第93号は、委員会付託を省略することに決しました。           -------------------- ○議長(若尾靖男君) これより討論を行います。 討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若尾靖男君) これをもって討論を終結いたします。           -------------------- ○議長(若尾靖男君) それでは、これより採決を行います。 最初に、議第92号 多治見市公平委員委員の選任については、原案どおり同意することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若尾靖男君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり同意することに決しました。           -------------------- ○議長(若尾靖男君) 次に、議第93号 多治見市教育委員委員の任命については、原案どおり同意することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若尾靖男君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり同意することに決しました。           --------------------               〔議案配付〕 ○議長(若尾靖男君) お諮りいたします。ただいまお手元に配付いたしましたとおり、発議第10号 多治見市教育長 長谷川泰生君に対する感謝決議についてを日程に追加し、議題といたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若尾靖男君) 御異議なしと認めます。よって、発議第10号を日程に追加し、議題とすることに決しました。           -------------------- △第1 発議第10号 ○議長(若尾靖男君) この際、日程第1、発議第10号 多治見市教育長 長谷川泰生君に対する感謝決議についてを議題といたします。           --------------------             〔議案掲載省略〕           -------------------- ○議長(若尾靖男君) 提出議案に対する発議議員説明を求めます。 21番 東山順次君。   〔21番 東山順次君登壇〕(拍手) ◆21番(東山順次君) それでは、発議第10号 多治見市教育長 長谷川泰生氏に対する感謝決議について、提案説明を申し上げます。 教育長 長谷川泰生氏は、昭和33年4月に職員として就職をされ、土地利用対策室長、下水道部長、市長公室長、企画部長教育参与を経て、平成8年に教育長に就任。1期4年と1年半間、その職を務められました。本市市政に多大な貢献を残され、卓越した手腕と豊富な見識をもって業務に邁進し、すぐれた指導力を発揮、市政発展ため尽くされた功績は極めて顕著であります。このたび氏がこの職を辞させるに当たり、本市議会決議により、感謝意を表したいと思います。どうか皆様方御賛同を賜りますようよろしくお願いを申し上げまして、提案説明とさせていただきます。お願いいたします。(拍手)           -------------------- ○議長(若尾靖男君) これより質疑を行います。 本案について、質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若尾靖男君) これをもって質疑を終結いたします。           -------------------- ○議長(若尾靖男君) お諮りいたします。ただいま議題となっております発議第10号 多治見市教育長 長谷川泰生君に対する感謝決議については、会議規則第36条第2項規定により、委員付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若尾靖男君) 御異議なしと認めます。よって、発議第10号は、委員付託を省略することに決しました。           -------------------- ○議長(若尾靖男君) これより討論を行います。 討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若尾靖男君) これをもって討論を終結いたします。           -------------------- ○議長(若尾靖男君) それでは、これより採決を行います。 本案は、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若尾靖男君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。 ここで、教育長 長谷川泰生君から発言を求められておりますので、特に発言を許可いたします。 教育長 長谷川泰生君。(拍手)   〔教育長 長谷川泰生感謝決議に対するあいさつ〕(拍手)           -------------------- △第25 発議第9号 ○議長(若尾靖男君) この際、日程第25、発議第9号 ジェイアール東海バス一般路線存続を求める意見書提出についてを議題といたします。 提出議案に対する発議議員説明を求めます。 21番 東山順次君。   〔21番 東山順次君登壇〕(拍手)
    ◆21番(東山順次君) ジェイアール東海バス一般路線存続を求める意見書。 市場原理導入により、不採算路線から民営バス撤退が予想される。 日本国有鉄道改革法により1987年に東海旅客鉄道株式会社に継承され、1988年に子会社化、ジェイアール東海バス株式会社として1932年に旧鉄道省として運行以来、地域住民重要な交通機関として70年歴史を見つめ、今日まで走り続けてまいりましたが、今回提案された一般路線廃止は、このバス路線に依存せざるをえない地域住民にとって極めて大きな問題であり、今後高齢化進行に伴う交通弱者増加と環境問題、交通体系問題等々からも今後に与える影響は大きなものであります。 よって国におかれましては、一般乗合路線廃止がもたらす影響大きさと地域住民生活を守る立場から、ジェイアール東海バス一般路線が維持、存続されるよう、特段処置を講じていただくことを強く要望する。 以上、地方自治法第99条規定により意見書を提出する。 平成13年9月26日、多治見市議会。内閣総理大臣、総務大臣、財務大臣、国土交通大臣あてであります。よろしくお願いいたします。(拍手)           -------------------- ○議長(若尾靖男君) これより質疑を行います。 本案について、質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若尾靖男君) これをもって質疑を終結いたします。           -------------------- ○議長(若尾靖男君) お諮りいたします。ただいま議題となっております発議第9号 ジェイアール東海バス一般路線存続を求める意見書提出については、会議規則第36条第2項規定により、委員付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若尾靖男君) 御異議なしと認めます。よって、発議第9号は、委員付託を省略することに決しました。           -------------------- ○議長(若尾靖男君) これより討論を行います。 討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若尾靖男君) これをもって討論を終結いたします。           -------------------- ○議長(若尾靖男君) それでは、これより採決を行います。 本案は、原案どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若尾靖男君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。           -------------------- △第26 閉会中継続調査申し出について ○議長(若尾靖男君) 日程第26、閉会中継続調査申し出についてを議題といたします。 お手元に配付いたしましたとおり、総務常任委員長、経済教育常任委員長、建設常任委員長、厚生常任委員長から、会議規則第 103条規定により、各所管事項について、閉会中継続調査申し出がありました。 お諮りいたします。委員申し出とおり、閉会中継続調査にすることに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若尾靖男君) 御異議なしと認めます。よって、委員長から申し出とおり、閉会中継続調査に付すことに決しました。           -------------------- △閉会 ○議長(若尾靖男君) 以上をもって、本定例会に付議された事件はすべて議了いたしました。 本日会議はこれをもって閉じ、平成13年第5回多治見市議会定例会を閉会いたします。   午前11時55分閉会           -------------------- 上記会議顛末を記録し、相違なきことを証するためここに署名する。  平成13年9月26日               多治見市議会議長   若尾靖男               多治見市議会議員   各務幸次               多治見市議会議員   斉藤 潔...