平成13年 12月 定例会(第5回)平成13年第5回
高山市議会定例会会議録(第1号)======================== 高山市告示第84号
地方自治法(昭和22年法律第67号)第102条第2項
の規定により、次
のとおり平成13年第5回
高山市議会定例会を招集する。 平成13年11月26日
高山市長 土野 守 記 1 日時 平成13年12月3日 午前9時30分 2 場所
高山市議会議事堂 =
===============◯議事日程 平成13年12月3日(月曜日) 午前9時30分開議第1
会議録署名議員の指名第2 会期
の決定第3 報第 7号 損害賠償
の額
の決定
の専決処分について第4 議第74号 高山市
国民健康保険条例の一部を改正する条例について第5 認第 3号 平成12年度高山市
一般会計歳入歳出決算について第6 認第 4号 平成12年度高山市
国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算について第7 認第 5号 平成12年度高山市
老人保健医療事業特別会計歳入歳出決算について第8 認第 6号 平成12年度高山市交通・
火災災害共済事業費特別会計歳入歳出決算について第9 認第 7号 平成12年度高山市
駐車場事業費特別会計歳入歳出決算について第10 認第 8号 平成12年度高山市
下水道事業特別会計歳入歳出決算について第11 認第 9号 平成12年度高山市
地方卸売市場事業特別会計歳入歳出決算について第12 認第10号 平成12年度高山市
学校給食費特別会計歳入歳出決算について第13 認第11号 平成12年度高山市
簡易水道事業特別会計歳入歳出決算について第14 認第12号 平成12年度高山市
農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算について第15 議第70号
高山市議会議員及び
高山市長の選挙における
選挙運動用自動車の使用及び
選挙運動用ポスターの作成
の公営に関する条例
の一部を改正する条例について第16 議第71号
高山市議会議員の報酬等に関する条例
の一部を改正する条例について第17 議第72号 高山市
特別職職員の給与に関する条例
の一部を改正する条例について第18 議第73号 高山市職員
の給与に関する条例
の一部を改正する条例について第19 議第75号 高山市潤い
のある
まちづくり条例について第20 議第76号
飛騨高山ビッグアリーナの設置及び
管理に関する条例
の一部を改正する条例について第21 議第77号 高山市
公営企業職員の給与に関する条例
の一部を改正する条例について第22 議第78号 高山・
大野広域連合規約の変更について第23 議第79号 平成13年度高山市
一般会計補正予算(第4号)第24 議第80号 平成13年度高山市
老人保健医療事業特別会計補正予算(第1号)第25 議第81号 平成13年度高山市
水道事業会計補正予算(第1号)第26 発議第5号
高山市議会議員定数条例について第27 陳情第35号
学校周辺の土地を確保し、安全で安心して活動できる場所
の整備を求める陳情書第28 陳情第36号 市
の印刷物発注に関する要望書第29 陳情第37号 地域材
の利用拡大に関する要望書第30 陳情第38号 木材
の利用拡大等に関する要望書第31 陳情第39号
狂牛病対策に関する要望書第32 陳情第40号 高山市
農業振興に関する建議第33 陳情第41号
飛騨猟友会教習射撃場建設に伴う支援に関する要望書第34 陳情第42号 松之木町
地内環境整備等について第35 陳情第43号 30人以下学級
の実現を求める
書見書採択に関する陳情第36 陳情第44号
飛騨民俗村活性化に関する要望書第37 陳情第45号 三福寺町
地内環境整備等について第38 陳情第46号
中山保育園の増改築に関する要望書第39 陳情第47号 国に対し「
患者負担増を伴う
医療制度の改革に反対する意見書」
の提出を要請する陳情書 =
===============◯本日
の会議に付した事件 1 日程第1
会議録署名議員の指名 1 日程第2 会期
の決定 1 諸般
の報告(議長) 1 諸般
の報告(市長) 1 日程第3 報第7号 1 日程第4 議第74号 1 日程第5 認第3号から 日程第25 議第81号まで 1 日程第26 発議第5号 1 日程第27 陳情第35号から 日程第39 陳情第47号 =
===============◯出席議員(23名) 1番
中田清介君 2番 谷澤政司君 3番
上嶋希代子君 4番
松本紀史君 5番 今井武男君 6番 小林正隆君 7番
小井戸真人君 8番 伊嶌明博君 9番
島田政吾君 10番
牛丸尋幸君 11番 杉本健三君 12番 塩谷 聰君 13番 大木 稔君 14番 蒲 建一君 15番 安江康夫君 17番
室崎希次君 18番
高原正夫君 19番 住 吉人君 20番 大坪 章君 21番 下山清治君 22番 鴻巣 昇君 23番 山腰 武彦君 24番 長田 安雄君 =
===============◯欠席議員(なし) =
===============◯説明のため出席した者
の職氏名 市長 土野 守君 助役 梶井正美君 収入役
西永由典君 企画
管理部長
高原喜勇君
財務部長 上木順三君
市民環境部長 蒲 昭典君
福祉保健部長 長瀬力造君
産業振興部長 川合善郎君
産業振興部参事 橋本正彦君
都市基盤整備部長 田屋英明君
都市基盤整備部参事 永江鐐一君 教育長 森瀬一幸君 教育
委員会事務局長 大下直弘君 監査
委員事務局長 中田 立君 消防長 打保一宏君
消防署長 谷本光雄君 =
===============◯事務局出席職員氏名 事務局長 橋本勝己君 次長 谷口芳幸君 書記 田近雅士君
自動車運転職員 櫻本明宏君 -------◯-------- 午前9時30分開会
○議長(
室崎希次君) これより平成13年第5回
高山市議会定例会を開会いたします。 直ちに本日
の会議を開きます。 ================
△日程第1
会議録署名議員の指名
○議長(
室崎希次君) 日程第1
会議録署名議員の指名を行います。 本日
の会議録署名議員は、
会議規則第80条
の規定により、議長において、
中田清介議員、
長田安雄議員を指名いたします。 ================
△日程第2 会期
の決定
○議長(
室崎希次君) 日程第2 会期
の決定を議題といたします。 お諮りいたします。
今期定例会の会期は、本日から12月20日まで
の18日間といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
室崎希次君) 御異議なしと認めます。よって、
今期定例会の会期は、本日から12月20日まで
の18日間と決定されました。 ================
△諸般
の報告(議長)
○議長(
室崎希次君) ただいまから諸般
の報告をいたします。 去る11月6日、恵那市において第245回岐阜県
市議会議長会議が開催され、議長が出席いたしました。 会議は、
会務報告の後、お手元に配付いたしております
各市提出議案5件、会長
市提出議案1件が審議され、いずれも原案
のとおり可決し、その処理については会長に一任することに決しました。 次に、去る11月28日、東京都において
全国市議会議長会の第113回
社会文教委員会が開催され、議長が出席いたしました。 会議は、
文部科学省、
厚生労働省の方
の講演
の後、お手元に配付いたしております平成14年度
の社会文教対策について
の要望書案が審議され、採択されました。 以上、議長会
の報告を終わります。 次に、監査
委員から、平成13年度8月から10月分
の例月出納検査の結果報告書が議長
のもとへ提出されております。 以上、報告申し上げました
関係書類は、いずれも事務局に保管いたしておりますので、随時ごらん願います。 以上をもちまして、諸般
の報告を終わります。 ================
△諸般
の報告(市長)
○議長(
室崎希次君) この際、市長から発言
の申し出がありますので、これを許可いたします。
土野市長。 〔
市長土野守君登壇〕
◎市長(土野守君) おはようございます。
皇太子殿下御夫妻には御子が御誕生されまして、まことにおめでたく、心からお祝いを申し上げたいと存じます。また、市民
の皆様とともにお祝いを申し上げたいと存ずる次第です。 発言
のお許しをいただきましたので、ごあいさつと諸般
の報告を申し上げたいと思います。 先週は初雪も降り、冬到来でございますが、議員
の皆様にはそれぞれ御健勝で市政発展
のため格別
の御尽力をいただいておりますことに対しまして、深く敬意を表する次第でございます。 本日、平成13年第5回
高山市議会定例会を招集いたしましたところ、議員
の皆様には何かと御繁忙
の中御出席くださいまして、ここに開会
の運びとなり、会期も決定されまして、長期にわたり御審議・御指導を賜りますことは、市政進展
のために喜びにたえないところであります。 さて、本議会に提案いたしたい案件は、
報告案件1件、
認定案件10件、
条例案件8件、
事件案件1件、
予算案件3件、
人事案件1件であります。何とぞ十分な御審議をいただき、それぞれ御決定いただきますようお願い申し上げます。 続きまして、諸般
の報告をお手元に配付いたしておりますプリントにより順次申し上げます。 平成13年度上半期における
財政状況について申し上げます。 このほど平成13年度上半期における
財政状況について公表を行いましたので、その主な概要について申し上げます。
一般会計では、歳入は120億2,567万6,000円で、前年同期と比べ4億5,302万3,000円
の増であり、現計予算に対する
収入割合は47.5%で、前年同期49.2%と比べやや減少しております。 市税につきましては、
収入済額が62億629万5,000円で、前年同期に比べ9,842万7,000円
の増であり、現計予算に対する
収入割合は62.6%で、前年同期60.9%と比べ、やや増収となっております。 次に、歳出は88億9,006万1,000円で、前年同期に比べ13億7,091万7,000円
の増であり、現計予算に対する
支出割合は35.1%で、前年同期31.9%と比べ増加しております。
収支差引は、歳入が31億3,561万5,000円上回っております。 次に、
特別会計では、歳入は49億7,691万円で、前年同期に比べ1億8,058万9,000円
の増であり、現計予算に対する
収入割合は32.0%で、前年同期31.7%とほぼ同じとなっております。 歳出は55億2,705万8,000円で、前年同期に比べ1億9,892万6,000円
の減であり、現計予算に対する
支出割合は35.5%で、前年同期37.9%と比べやや減少しております。
企業会計の観光施設事業会計では、
飛騨民俗村は、
入館者数が21万6,972人で、前年同期に比べ3.6%
の減となっております。
事業収益は1億3,813万6,000円であり、前年同期に比べ6.5%
の減となっております。 また、
乗鞍高原施設は、利用者が5,289人で、前年同期に比べ25.3%と大幅な減となっております。
事業収益は783万1,000円であり、前年同期に比べ0.6%
の減となっております。 2施設に総務
管理費を含めた
収支状況は、
事業収益が1億4,596万7,000円、
事業費用が1億5,566万9,000円で、収支差し引きしますと、
事業費用が970万2,000円上回っております。 次に、
水道事業会計では、総給水量476万立方メートル、有収水量437万立方メートルで、有収率は91.8%となっております。
収支状況は、
事業収益が6億9,228万3,000円で、前年同期に比べて1.5%
の減、
事業費用が4億8,270万9,000円で、前年同期に比べて2.9%
の減となっており、収支差し引きしますと、
事業収益が2億957万4,000円上回っております。 以上が上半期における
財政状況の概要であります。 高山市
のバランスシート等の公表について申し上げます。市民
の皆様に高山市
の財政状況を民間
の視点に立って知っていただくため、平成12年度
普通会計のバランスシート及び
行政コスト計算書を作成し公表いたしましたので、その主な概要について申し上げます。
バランスシートにつきましては、昨年度に比べ、資産が約34億8,000万円
の増、負債が約1億6,000万円
の減となっております。
行政コスト計算書につきましては、今回新たに作成いたしました。平成12年度
の総
コスト額は約182億5,000万円で、前年度に比べ約14億5,000万円
の減となっております。
市町村合併について申し上げます。去る11月15日、高山市
町内会連絡協議会主催による
合併講演会が
飛騨地域振興局長を講師に迎えて行われ、市民500人が聴講されました。また、飛騨20市町村
の首長による
飛騨圏域広域合併研究会はこれまでに5回開催し、各市町村
の動向等について情報を交換しながら研究を進めているところであります。これまで
のところ、益田郡は1つ
の圏域でまとまる方向で検討されておりますが、大野郡及び吉城郡については、現在それぞれ意見が述べられているところであります。 市長会について申し上げます。去る10月5日、大垣市におきまして、平成13年度第2回岐阜県
市長会議が開催されました。
会務報告の後、「
道路整備促進に関する決議」及び「
牛海綿状脳症対策に関する決議」が決定されました。また、高山市提出
の「公債費金利負担対策について」など、
各市提出議案12議案について審議し、それぞれ決定
の上、
中央省庁並びに岐阜県など
の関係機関へ要望いたしました。 10月26日には、高山市におきまして第93回
東海市長会臨時総会が開催され、
会務報告の後、緊急決議として「体系的な
道路網整備の一層
の推進に関する決議」及び「
牛海綿状脳症対策に関する決議」が決定されました。また、「
社会福祉施策の充実強化について」など、東海4県
の各
市長会提出議案5議案についても審議し、それぞれ決定
の上、
中央省庁など
の関係機関へ要望いたしました。
海外友好都市提携について申し上げます。昨年10月に
中国雲南省麗江地区と
友好都市関係意向書を取り交わしました。その後、
麗江地区から
中国中央政府へ
正式調印の許可申請がなされておりましたが、先月末に
麗江地区行政公署から
中央政府の許可がおりたと
の連絡がありました。
正式調印の日程等につきましては中国側と協議し、議会にも御相談し、決定していきたいと考えております。 姉妹・
友好都市の提携記念行事について申し上げます。 松本市と
姉妹都市提携30周年を記念して、松本市から道祖神を寄贈していただき、去る9月16日に江名子町
の荏名スポットにおいて除幕式を行いました。高山市からは
飛騨雪見灯篭を贈り、10月7日、
松本城本丸庭園内において除幕式を行ったところであります。 また、武生市から提携20年目に入ったことを記念して、去る10月21日に
金森家古文書等のレプリカを寄贈していただきました。この
レプリカは、現在郷土館において公開しております。また、高山市からは、たけふ菊人形
の第50回を記念して、去る10月3日から11月11日まで開催されましたたけふ菊人形
の入口正面に、春
の高山祭
の風景花壇を出展いたしました。
市制施行65周年
記念式典について申し上げます。去る11月1日、
高山市民文化会館におきまして、
市制施行65周年
記念式典を挙行し、本年から創設した
地域振興功労賞の受賞者として5名を表彰するとともに、
自治功労者として4名、
一般功労者として35名、5団体をそれぞれ表彰いたしました。 職員
の管理職等へ
の昇任試験の実施について申し上げます。職員
の資質向上、組織
の活性化等を図るため、本年度から
管理職等へ
の昇任試験制度を導入し、一般職
の7級、
管理職へ
の登用及び6級へ
の昇任、
技能労務職の5級へ
の昇任試験を8月から11月まで
の間に実施しました。受験者・合格者
の状況は、一般職
の7級昇任は22名が受験し7名が合格、6級昇任は62名が受験し13名が合格、
技能労務職の5級昇格は14名が受験し3名が合格いたしました。この合格者から順次昇任または
管理職へ
の登用を行ってまいりたいと思います。また、この
昇任試験に際し、民間からお二人
の方を面接員としてお願いいたしました。この
民間面接員制度については、次に御報告いたします高山市
職員採用試験についても今回から新たに導入いたします。 次に、高山市
職員採用試験の実施について申し上げます。本年度
の職員採用試験については応募者が132名あり、去る11月18日に第一次試験を行いました。12月16日に行う第二次試験を経て、来年1月に合格者を決定することとしております。 環境省「
かおり風景100選」について申し上げます。環境省が実施した香り
のある豊かな環境を守り育てる地域
の取り組みを応援するため特に優れた地点を選定する「
かおり風景100選」に、全国
の自治体から推薦
のあった600件
の中から「飛騨高山
の朝市と古い町並」が選ばれ、去る11月12日に
川口環境大臣より認定書をいただいてまいりました。
紙製容器包装の分別回収について申し上げます。
容器包装リサイクル法に基づき、紙箱等
の紙製容器包装を
分別回収して、リサイクルするため
の準備を進めてまいりましたが、このほど
市内事業所で回収品
の処理が可能となりましたので、来年1月から
資源ごみ拠点集積所で
分別回収することといたしました。今後、市民
の皆さんに
分別回収について
の協力をお願いし、
資源リサイクルをさらに進めてまいりたいと考えております。
全国ノーマライゼーション推進高山会議について申し上げます。去る11月28日から30日まで
の3日間、
全国ノーマライゼーション推進高山会議を飛騨・
世界生活文化センターを
メイン会場として、同
会議実行委員会及び
関連団体等の共催
のもとで実施いたしました。 会議には、全国
の自治体、
観光旅行関連企業、
福祉関連の企業団体等約1,000名
の参画をいただき、
バリアフリー推進に当たって
の課題
の発掘と解決手法
の発見をテーマとして、
少子高齢化社会に向けて
の観光、福祉
のあり方、
ノーマライゼーション社会形成へ
の諸施策について研究、討議が行われ、盛会
のうちに終了いたしました。市民に対しても積極的にPRし、多数
の市民
の参加をいただきました。
関係各位の御協力に対し厚くお礼申し上げますとともに、この会議を当市において開催できましたことは大変意義深いものであることと感謝いたしております。
民生児童委員の選任について申し上げます。
民生児童委員の任期が平成13年11月30日をもって満了したことに伴い、改選が行われ、
主任児童委員16名を含む総員123名
の民生児童委員が12月1日付けをもって選任されました。任期は3年間であります。今回
の改選では、世帯数
の増加等に伴い、
民生児童委員2名
の増員及び
主任児童委員の複数配置で8名
の増員、計10名
の増員配置となりました。 高山・
大野広域連合における
介護保険の状況について申し上げます。本年10月まで
の介護サービス費の給付実績は、
広域連合全体で、
居宅介護サービス費が7億7,180万円、
施設介護サービス費が10億6,061万円、
居宅支援サービス費が2,587万円、
高額介護サービス費などが1,272万円など、合計で18億7,100万円となりました。当初
予算ベースに比べ、若干増加しております。 65歳以上
の方
の介護保険料は、国
の円滑導入対策により9月分までは半額徴収でありましたが、10月から本来
の額
の徴収となりました。事前にPRをしましたために、大きな問題もなく収納されております。4月から10月まで
の介護保険料の収納状況は、年金から天引きされる
特別徴収分は1億3,000万円で、全額が収納されました。
普通徴収分は、調定額が3,080万円に対し2,980万円が収納され、その収納率は96.13%となっており、その結果、保険料全体では、収納率は99.43%であり、順調に収納されております。 次に、介護認定審査会における認定
の状況でありますが、4月から10月までに審査会が70回開催され、1,917件が審査されました。10月末現在
の要介護認定者数は、2,547人であります。 農作物
の状況について申し上げます。今年
の気象状況は好天に恵まれ、台風や集中豪雨等
の大きな災害に見舞われることもなく、比較的順調な生産を上げることができたところであります。稲作につきましては、作況指数107に示されるとおり豊作
の結果が得られ、昨年に続き良好となっております。また、生産調整につきましては、生産者
の協力が得られ、高山市に示されました目標面積をクリアしたところであります。 共同出荷野菜につきましては、昨年並み
の生産を上げるなど順調な状況にありますが、主要産品でありますホウレンソウ、トマト等
の単価につきましては、輸入野菜や価格競争
の影響により、平均販売単価が年々下がっており、価格安定対策が望まれるところであります。 畜産
の状況について申し上げます。畜産物
の生産販売状況は、経済不況に加え、日本初
の牛海綿状脳症
の確認に伴い、牛肉消費が低迷し、全国的に非常に厳しい状況となっておりますが、高山市においても例外ではなく、その影響を受けて、粗生産額は、本年は23億4,700万円が見込まれており、前年対比92.5%となっております。 牛海綿状脳症について申し上げます。9月10日、千葉県で確認された牛海綿状脳症は、その後北海道や群馬県でも発生し、いまや生産者、消費者を巻き込んで全国的に大きな社会問題となっております。特に飛騨牛をブランドとしている飛騨地域においては深刻な影響を受けているところであります。各
関係機関、団体等
の協力を得てその対策に当たっておりますが、牛肉
の安全対策につきましては、早速飛騨家畜保健衛生所において、農家全頭
の立ち入り生体検査を行うとともに、飛騨地域保健所において検査機を導入していただき、牛海綿状脳症スクリーニング検査を全頭実施し、検査に合格した牛肉のみを出荷する体制となっております。 その結果、牛肉価格につきましてはほぼ順調に推移しておりましたが、2頭目
の牛海綿状脳症が確認されたことに伴い、価格
の低下傾向が出てきております。また、11月
の子牛価格につきましては、全国的に牛海綿状脳症発生以前
の価格から平均6万円ほど下がっている中、飛騨子牛市場におきましては平均42万1,000円で、前月対比1万3,000円、3%
の下げ幅にとどまっております。 経済
の動向について申し上げます。市内
の企業を建設・土木業、製造業、卸・小売業など6つ
の業種に分類し、その中から
の抽出により四半期ごとに行っております景気動向調査につきまして、本年7月から9月まで
の調査結果を御報告いたします。 販売高について
の回答を見ますと、前年同期比における景気動向指数は依然としてマイナス水準で
の推移が続いており、前期比では大きく下降し、より一層厳しい状況となっております。業種別に見ますと、前年同期比でいずれ
の業種もマイナス水準となっているものの、前期比では飲食業と旅館業においてプラスとなっております。雇用
の状況につきましては、産業全体で、来期は過剰感が強まると見ており、特に建設・土木業においてその傾向が強くなっております。詳細につきましては、お手元に資料を配付いたしておりますので、ごらんいただきたいと存じます。 中小企業に対する融資について申し上げます。10月末現在
の小口融資
の貸付状況は157件、7億4,501万円で、前年同期に比べ、件数で35件
の増、金額では2億4,491万円
の増となっており、本年10月から市単独
の景気対策として実施した緊急融資による利用
の増加が見られます。一方、勤労者生活安定資金融資につきましては74件、7,188万円で、前年同期に比べ15件、988万円
の減となっており、また、勤労者住宅資金融資は14件、9,500万円で、前年同期に比べ4件、2,050万円
の減となっております。今後、年末を控え利用者
の増加が予想されますので、緊急融資等
のPRを行ってまいります。 飛騨高山ワークホリデー事業について申し上げます。全国
の若い人たちに地場産業と生活体験を通してUIJターン
の機会を提供することを目的に、本年度
の新規事業として去る10月17日から20日まで
の3泊4日
の日程でワークホリデー事業を実施いたしました。地元受け入れ事業者が当初見込みに達しなかったことなどもあり、一位一刀彫、陶芸、手打ちそば
の三業種で6名という少人数
の参加となりましたが、遠くは埼玉県や神奈川県から参加した方があり、貴重な作業体験や寝食をともにするという生活体験を通じて、作業
の内容、高山市
の文化、自然、人情味について、参加者及び受け入れ事業者から一定
の評価を得ることができました。 観光動向について申し上げます。本年1月から10月まで
の観光客推定入り込み数は271万4,000人で、前年同期
の216万人と比べ55万4,000人、25.65%
の増加となり、11月22日には、年間観光客入り込み数が300万人を超えました。これに伴い、記念セレモニーを飛騨
の里において行ったところであります。これは、官民一体となって1月より実施している飛騨・高山ふれあい21事業
の展開や早い時期から全国へ向けて
の情報発信や誘客宣伝
の実施並びに安房トンネルや飛騨清見インター等、道路整備等によるものと考えており、これら
のことに努力いただきました関係者に対し深く感謝をいたすものであります。 宮前橋等
の工事について申し上げます。宮前橋につきましては、昨年10月24日に着工して以来順調に工事が進捗し、去る10月5日に完成式を行いました。宮前橋は観光文化施設に近いことから、地元
の人々と観光客がともに集える橋となることと期待しております。また、越後橋につきましても、昨年10月21日に着工して以来工事も進み、去る10月1日に完成式を行ったところであります。なお、弥生橋及び千鳥橋につきましては、本年9月4日に下部工を発注し、10月22日には安全祈願祭が行われました。来年10月初旬
の完成を目指し現在工事を行っているところであります。工事期間中は、宮前橋を迂回路として利用することといたしております。市民
の皆様には御迷惑をおかけすることとなりますが、御協力をお願いいたしたいと存じます。 川上別邸史跡公園について申し上げます。平成10年12月に寄付を受けました島川原町
の旧川上別邸につきまして、本年4月より整備を進めてまいりましたが、10月末に完成し、11月1日に「川上別邸史跡公園」
の名称で都市公園として告示いたしました。面積は約1,100平方メートルで、市文化財に指定されている土蔵、社、庭園を復元した公園として整備いたしました。去る11月4日に公園整備を記念して、土蔵、社
の内部を一般公開いたしましたところ、多く
の市民
の方々に見学していただきました。その結果、都市公園は29か所で、面積約58.1ヘクタールとなります。 平成13年度景観デザイン賞について申し上げます。本年度
の景観デザイン賞は16件
の応募があり、高山市潤い
のあるまちづくり推進協議会において現地審査を行いました。本年度は優秀賞
の該当はありませんでしたが、奨励賞として、建築
の部で2件、サイン
の部、緑
のある修景
の部でそれぞれ1件を選出し、表彰を行いました。 三福寺借上市営住宅
の建設について申し上げます。三福寺借上市営住宅につきましては、去る9月10日、エムアセット株式会社と
の間において、借上市営住宅等に関する協定書を締結しました。工事
の進捗状況につきましては、11月末現在、基礎工事が行われているところであります。 上水道未給水地区解消事業について申し上げます。本年度から新たに実施した上水道
の未給水地区解消事業につきましては、これまでに16会場で説明会を開催いたしましたが、現在11件
の利用申し込みがあります。申し込み
のあったもの
のうち、1件は9月に完成し、9件は工事施工中で、1件は設計にとりかかっているところであります。 簡易水道事業について申し上げます。岩井地区において施工中
の簡易水道事業は、配水管布設工事等が完了し、残す舗装工事も年内には終わる予定であります。平成8年度から取り組んできました地域待望
の簡易水道施設が完成し、全戸へ
の給水が可能となります。今後は本格的な供用開始に向け、健全な事業運営ができるように努めてまいります。 下水道水洗化普及状況について申し上げます。11月末現在
の下水道水洗化状況は、水洗化可能戸数1万8,295戸に対し、水洗化戸数1万6,173戸であり、水洗化率は88.4%であります。10月から景気対策として実施した緊急融資等
のPRも含め、その普及に努めてまいります。 南小学校屋内運動場改築工事について申し上げます。10月末現在
の進捗率は31.5%で、現在は大断面
の集成材梁かけ工事を終え、屋根板金工事等を施工いたしているところであります。 学校給食における牛肉
の使用について申し上げます。牛海綿状脳症
の発生以来、全国
の学校給食において牛肉
の使用を見合わせる動きが広がりましたが、高山市においては、飛騨牛はその原因とされる牛肉骨粉を一切使用していないことと、県において牛海綿状脳症を疑う家畜がいないことを証明する証明書が交付されることになったこと等を踏まえ、10月15、16日
の学校給食
の献立から飛騨牛を取り入れております。今後も農協等
の助成制度を活用しながら、当分
の間これら
の証明書が添付された飛騨牛のみを使用した学校給食を実施してまいりたいと考えております。 消防ポンプ自動車
の更新について申し上げます。消防団第4分団第3班片野班
の消防ポンプ自動車をCD-1型消防ポンプ自動車に更新し、10月2日に受け渡し式を行いました。 防火水槽
の整備について申し上げます。去る9月28日、旭ケ丘児童公園内に40立方メートル
の耐震性防火水槽を設置いたしました。この完成により、高山市における耐震性防火水槽は36か所となりました。 自主防災組織用小型動力ポンプ等
の整備について申し上げます。本年度整備した島川原町及び旭ケ丘町地内
の耐震性防火水槽に、去る10月7日小型動力ポンプを設置いたしました。また、7町内会自主防災組織10か所に初期消火資機材を、三枝小学校及び山王小学校に手押しポンプ用
の井戸をそれぞれ整備したところであります。 以上で、諸般
の報告を終わらせていただきます。ありがとうございました。
○議長(
室崎希次君) 以上をもちまして、市長
の発言を終わります。 ================
△日程第3 報第7号 損害賠償
の額
の決定
の専決処分について
○議長(
室崎希次君) 日程第3 報第7号 損害賠償
の額
の決定
の専決処分についてを議題といたします。 議案
の朗読を省略し、理事者
の報告を求めます。 ---------------- (議案は本号その2に掲載) ----------------
○議長(
室崎希次君) 高原企画
管理部長。 〔企画
管理部長
高原喜勇君登壇〕
◎企画
管理部長(
高原喜勇君) おはようございます。ただいま議題となりました報第7号 損害賠償
の額
の決定
の専決処分について御説明申し上げます。 損害賠償
の額
の決定について、
地方自治法第180条第1項
の規定により、平成13年9月20日専決処分したので、同条第2項
の規定によりこれを報告する。 平成13年12月3日提出
高山市長。 次
のページをごらんください。 専決処分書。 平成13年8月7日、高山市上岡本町7丁目地内で発生した公用車と普通貨物自動車と
の衝突事故に関し、被害者へ次
のとおり賠償金を支払うことについて、
地方自治法第180条第1項
の規定により、次
のとおり専決処分する。 平成13年9月20日
高山市長。 損害賠償
の相手は、高山市石浦町1丁目51番地
の1、株式会社浅市商店高山営業所さんです。損害賠償
の額は15万2,817円でございます。この事故に関しましては、上岡本町7丁目地内
の白馬橋手前
の交差点で、市嘱託職員
の運転する公用車が一時停止を怠り右折しようとして、直進してきた普通貨物自動車と衝突したものでございます。相手方
の被害状況は、フロントバンパー等
の車両
の破損で、人的被害はございませんでした。車両
の修理代16万860円について、9月20日、示談が成立しましたので、過失割合95%
の15万2,817円を賠償することとしたものでございます。 以上、説明を終わらせていただきます。 なお、職員によります交通事故につきましては、9月議会でも市長からお断りを申し上げたところでございますが、十分注意するよう徹底しているところでございますが、たびたび発生しており、おわび申し上げます。引き続き交通安全に心がけ、事故が起きないよう取り組んでまいりたいと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。
○議長(
室崎希次君) ただいま報告
のありました本案について、御質疑はございませんか。
○議長(
室崎希次君) 上嶋議員。
◆3番(
上嶋希代子君) 今報告ありましたことについてですが、前
の議会にも報告がありましたように、たびたびあったという話があるんですが、私たちも本当にたびたびだなという、交通禍、車が多い時代、事故はやむを得ないことかなというふうにも思いますけれども、職員
の安全
の問題でどうかなというふうに思う
のと、そして税金
のことでもありますので、職員
の方には気苦労も多いと思いますけれども、この原因については一体何な
のかなというふうに思うんですが、本当に職員
の方が忙し過ぎる
のか、その辺はどんなふうに考えている
のか、御意見を聞かせていただきたいと思いますけれども、市長さんかだれか、お願いします。
○議長(
室崎希次君) 高原企画
管理部長。
◎企画
管理部長(
高原喜勇君) 事故
の理由につきましては、いろいろな点があるものと思いますが、要は職員
の不注意によるものが多いということを思っており、常に職員
の服務規律等につきましては、十分注意するよう指導徹底いたしておるところでございますが、引き続き十分注意してまいりたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
○議長(
室崎希次君) 伊嶌議員。
◆8番(伊嶌明博君) まず、予算的なことですが、保険で来て、そういうふうに返すようになっている
のか、またはそういう特別
の予算支出というふうになる
のか。その辺
の考えをお願いします。
○議長(
室崎希次君) 上木
財務部長。
◎
財務部長(上木順三君) ただいま予算的なことで
の御質問でございますが、保険金
の収入は雑入で、保険金と収入いたしまして、支出
の方では財産
管理費
の方で補填・補償という形で支出いたしております。
○議長(
室崎希次君) 伊嶌議員。
◆8番(伊嶌明博君) つまり、保険には入って使わなかったということになる
のか。その辺をもうちょっとわかりやすく。
○議長(
室崎希次君) 上木
財務部長。
◎
財務部長(上木順三君) 事故がありますと、私
の方では全国市有物件
の共済に加入しておりますので、そちら
の方から保険金として収入させていただきます。それは、収入は収入として受けまして、支出
の方では財産
管理の方で補償という形で、賠償という形で支出させていただいております。
○議長(
室崎希次君) 牛丸議員。
◆10番(
牛丸尋幸君) ちょっと市長
の考え方だけ伺っておきたいと思いますけれども、実は前回
の9月議会
の前
の総務
委員会協議会が8月23日に開かれて、そのときには救急車
の問題と、5月に起きた高信
のオートバイと
の事故
の報告があったんですね。いろいろ、2回も続けてという話をしていたんですけれども、実はこの事故もそのときには既に起きていたんですね、8月7日ですから。ですから、そのときには何も、一言もこの話は出なかったんです。何で話があったときに、この事故
のことについても一言ぐらい触れて、こういう状況だからという話はあってもいいんじゃないかということを僕は非常に、この間
の総務
委員会協議会でも言いましたけれども、僕が思うには、そのとき
の答弁では示談が成立していなかったから報告しなかったんだという話ですけれども、本来95%も悪いということになれば、相当こちら
の過失ということになるわけですから、そういう問題についても当然報告はあってもいいんじゃないかという思いがしているわけです。 一番心配な
のは、職員
の皆さん
の中で
の不祥事があったときに、内部で処理しちゃうような傾向じゃなくて、問題は問題として明らかにして、この際うみを出してもらって、本当にやるべきじゃないかという思いがしていたんですけれども、どうもできるだけ隠そうという
のか、公表せずにおこうという感じがしてならないんですけれども、そういう対応
の仕方じゃなくて、機会があればしっかり話もしていくということは当然じゃないかと思っているんですけれども、その辺
の考え方だけ伺っておきたいと思います。
○議長(
室崎希次君)
土野市長。
◎市長(土野守君) 交通事故という
のはしばしば車社会
の中で起きるわけでして、大変残念なことだと思います。これは、やはりお互いに交通ルールを守るということが基本
のことじゃないかと。職員にもそのことを徹底しているつもりですけれども、たまたま事故が起きる。 それから、私どもは別に隠すつもりは全くありませんし、今までもいろいろなことについては全部公開しておりますし、また必要なことは警察に告訴もしております。ですから、たまたま今回
の件については、私もちょっと後で聞いた話なのでよくわかりませんけれども、示談がまだまとまっていなかったので、まとまった段階で御報告するということにしたということであります。隠すとかそういうことではございませんので、そこは誤解
のないように、ぜひお願いしたいと思います。 できるだけ早くおわかりいただくことが必要かもしれませんけれども、この程度
の交通事故まで全部いちいち事前に御報告して、また事後に報告することまで必要な
のかということになりますと、少し問題
の程度によって判断していいんじゃないかなというふうに私は思います。
○議長(
室崎希次君) 牛丸議員。
◆10番(
牛丸尋幸君) それはいいんですけれども、たまたま前回は幾つも重なって、非常に問題になったときだったので、そのときにそういう話がなかったものでちょっと。このことだけだったら、それは示談が成立したからという、この事故だけだったらそう言われることもわかると思うんですけれども、たまたまそういう重なったときだったので、そういう疑問をちょっと感じましたので。
○議長(
室崎希次君) 御質疑は尽きたようでありますから、以上をもって質疑を終結いたします。 以上で報第7号について
の報告を終わります。 ================
△日程第4 議第74号 高山市
国民健康保険条例の一部を改正する条例について
○議長(
室崎希次君) 日程第4 議第74号 高山市
国民健康保険条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。 議案
の朗読を省略し、理事者
の説明を求めます。 ---------------- (議案は本号その2に掲載) ----------------
○議長(
室崎希次君) 高原企画
管理部長。 〔企画
管理部長
高原喜勇君登壇〕
◎企画
管理部長(
高原喜勇君) それでは、議案つづり
の12ページをごらんいただきたいと思います。 ただいま議題となりました議第74号 高山市
国民健康保険条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 高山市
国民健康保険条例の一部を改正する条例を次
のように制定するものとする。 平成13年12月3日提出
高山市長。 提案
の理由といたしましては、国民健康保険法施行令
の一部改正に伴い改正しようとするものでございます。 それでは、改正
の内容につきまして、資料として新旧対照表を配付いたしておりますので、ごらんいただきたいと思います。 それでは、資料に基づきまして、高山市
国民健康保険条例の一部を改正する条例について御説明いたします。 左側が旧条例、右側が新条例で、下線部分が改正内容でございます。まず、附則に新たに12項といたしまして、商品先物取引に係る雑所得等に係る保険料
の算定
の特例を追加するもので、地方税法
の改正により、平成14年度から16年度まで
の市民税
の課税において、他
の所得と区分して課税されることとなりました商品先物取引に係る事業所得または雑所得を有する被保険者につきまして、平成14年度以降も従来どおり他
の所得と合算して保険料
の算定ができるよう、条文を追加するものでございます。 また、この条文
の追加により、第12項延滞金
の割合
の特例を第13項に改めるものでございます。 戻りまして、次に議案
の13ページをごらんいただきたいと思います。 附則でございます。第1項、この条例は公布
の日から施行する。第2項、この条例による改正後
の附則第12項
の規定は、平成14年度以後
の年度分
の保険料について適用し、平成13年度分まで
の保険料については、なお従前
の例によるものとするものでございます。 以上で説明を終わらせていただきます。御審議
の上、御決定を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
室崎希次君) 説明は終わりました。 ただいま説明
のありました本案について、御質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
室崎希次君) 御質疑がないようでありますから、以上をもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております本案については、
委員会
の付託を省略し、直ちに採決を行いたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
室崎希次君) 御異議なしと認めます。よって、本案については
委員会
の付託を省略し、直ちに採決を行うことに決しました。 それでは、本案を原案
のとおり決するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
室崎希次君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案
のとおり決しました。 ================
△日程第5 認第3号 平成12年度高山市
一般会計歳入歳出決算についてから 日程第25 議第81号 平成13年度高山市
水道事業会計補正予算(第1号)まで
○議長(
室崎希次君) 日程第5 認第3号 平成12年度高山市
一般会計歳入歳出決算についてから、日程第25 議第81号 平成13年度高山市
水道事業会計補正予算(第1号)まで
の21件を一括議題といたします。 議案
の朗読を省略し、提案理由
の説明を求めます。 ---------------- (議案は本号その2に掲載) ----------------
○議長(
室崎希次君)
土野市長。 〔
市長土野守君登壇〕
◎市長(土野守君) ただいま上程になりました
認定案件10件、
条例案件7件、
事件案件1件、
予算案件3件につきまして、提案
の理由を御説明申し上げます。
認定案件について御説明を申し上げます。 認第3号 平成12年度高山市
一般会計歳入歳出決算についてから、認第12号 平成12年度高山市
農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算についてまで
の認定案件10件につきましては、
地方自治法第233条第2項
の定めにより、監査
委員の御審査をいただいており、同条第3項に基づき御意見をつけて提出いたしております。御認定をお願いするものであります。 平成12年度も引き続き厳しい社会経済情勢
の中で、議会を初め、市民各位
の幅広い御意見と御協力をいただきながら、行政改革
の推進を図るなど、行財政
の効率的な運用に努めてまいりました。特に少子高齢化対策、環境対策、景気雇用対策など
の諸課題に取り組み、市民福祉
の向上と安全、安心、快適に暮らすこと
のできるバリアフリー
のまちづくりを進めてまいりました。 決算
の概要について御説明申し上げます。なお、金額については端数処理いたしておりますので、御了承をお願いいたします。 まず、認第3号 平成12年度高山市
一般会計歳入歳出決算について申し上げます。 当初予算額は231億2,000万円で、7回
の補正と中山冬頭線道路改良事業、山王小学校校舎大規模改造事業等に係る前年度から
の繰越明許費を加え、最終予算額は253億5,599万9,000円となり、当初予算比9.7%
の増加に、また、前年度最終予算比では9.1%
の減少になりました。 歳入決算額は253億1,105万1,000円で、歳出決算額は239億2,761万4,000円、歳入歳出差引残額は13億8,343万7,000円であります。このうち継続費に係る財源4,614万1,000円、繰越明許費に係る財源1億454万4,000円を差し引いた実質収支額12億3,275万2,000円は平成13年度へ繰り越しをいたしました。 前年度決算比は、歳入決算額で25億7,903万4,000円、率にして9.2%
の減少、歳出決算額は28億6,751万4,000円、率にして10.7%
の減少であります。 歳入決算額における主な費目
の構成比は、市税40.0%、地方交付税17.2%、国庫支出金7.6%、市債6.0%、県支出金4.3%となっております。 歳出決算額では、総務費18.7%、民生費18.6%、土木費18.4%、教育費10.3%、公債費10.2%であります。 また、性質別歳出決算構成は、普通建設事業費で23.8%、人件費20.3%、物件費10.6%、公債費10.1%、扶助費8.2%、繰出金8.0%、補助費等7.7%、積立金5.6%及び貸付金5.0%となっております。 歳入
の主なものについて申し上げます。 市税は101億2,073万円で、予算現額比8,774万1,000円
の増加となりました。前年度決算比では1億7,603万2,000円、率にして1.7%
の減少であり、収入率は前年度より0.4ポイント減少し、96.3%でありました。 厳しい景況を反映して収入率が若干減少しているものの、引き続き高い収入率を維持できましたことは、市民
の皆様
の納税に対する深い御理解と御協力
のたまものであり、心から感謝を申し上げるものであります。 地方譲与税は2億4,215万3,000円で、前年度決算比552万5,000円、率にして2.3%
の増加であります。地方消費税交付金等
の交付金につきましては、合計16億9,313万5,000円で、前年度決算比3億4,552万9,000円、率にして25.6%
の増加となりました。 地方交付税は、合計43億6,455万円で、内訳は、普通交付税が32億7,245万6,000円、特別交付税が10億9,209万4,000円であります。前年度決算比では、普通交付税で1億6,781万8,000円、4.9%
の減少、特別交付税は9,507万8,000円、9.5%
の増加であります。 国庫支出金は19億2,091万3,000円で、前年度決算比1億8,454万1,000円、8.8%
の減少、県支出金は10億9,744万2,000円で、前年度決算比5億7,349万5,000円、34.3%
の減少であります。 市債は、金利
の動向及び良質資金
の借り入れに留意して、15億1,600万円
の借り入れをいたしました。 次に、主な事業について申し上げます。 総務費では、住民情報システム
の開発導入により、窓口業務等
の市民サービス向上や事務
の効率化、迅速化を図るなど、行政情報推進費に2億741万円を支出いたしました。 民生費では、12年度から
介護保険がスタートし、市独自
の事業等を実施するなど、老人福祉費として5億5,104万円を支出いたしました。 また、児童福祉費として16億7,270万円を支出し、保育所
の運営や少子化対策、子育て支援に関する事業などを行いました。 障害者福祉につきましては、障害者福祉計画に基づき、障害者福祉費として4億8,420万円支出いたしました。 衛生費では、市民
の健康
管理の推進を図るため、保健衛生費に3億5,260万円を支出いたしました。また、ごみ収集処理やリサイクルに関する事業に対し12億5,435万円を支出いたしました。このうち、13年度にかけて
の継続事業となっておりますごみ焼却施設基幹改良工事に5億5,800万円を支出いたしました。 農林水産業費では、農林業や畜産
の振興として3億6,290万円、ふるさと農道緊急整備事業など、土地改良費に3億9,259万円を支出いたしました。 商工費では、中小企業やベンチャー企業など
の経営支援や地場産業
の活性化、雇用
の促進などに14億5,139万円を支出いたしました。また、観光客
の誘致活動を幅広く展開し、観光振興費として2億8,230万円を支出いたしました。 土木費では、道路
の新設、改良、舗装など、道路新設改良費に12億8,385万円を支出いたしました。また、平成13年度にかけて
の継続事業である新橋整備事業を含む橋りょう整備費に1億3,491万円を、12年度に完成した宮川河川環境整備事業に2億707万円を支出いたしました。 教育費では、平成11年度から繰越事業である江名子小学校校舎
の増築や山王小学校校舎
の大規模改造、耐震補強工事など、学校整備費に3億3,663万円を支出いたしました。また、文化会館施設整備事業として、大ホール舞台照明設備改修工事等を行いました。 以上が平成12年度高山市
一般会計歳入歳出決算の概要でございます。 次に、認第4号 平成12年度高山市
国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算についてから、認第12号 平成12年度高山市
農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算についてまで
の9会計について、一括御説明申し上げます。 9会計
の歳入決算額は152億2,498万2,000円、歳出決算額は149億9,024万8,000円であります。 歳入歳出差引残額は2億3,473万4,000円で、9会計とも黒字となり、下水道事業
特別会計の管きょ建設事業
の繰越明許費にかかる財源380万円を差し引いた実質収支額2億3,093万4,000円は、平成13年度へ繰り越しをいたしました。 前年度と比較いたしますと、歳入決算額は2億6,386万2,000円、率にして1.7%
の減少となり、歳出決算額は3億8,892万1,000円、率にして2.5%
の減少となっております。 9会計
の歳出決算額
の前年度と
の比較については、簡易水道事業
特別会計、農業集落排水事業において配水管工事、管路工事等による工事費が増加し、老人保健医療事業が
介護保険の施行に伴い減少しております。 以上、決算
認定案件10件
の概要説明を終わらせていただきます。御認定を賜りますように、よろしくお願い申し上げます。 なお、詳細につきましては、お手元にお配りいたしております平成12年度高山市歳入歳出決算主要施策実績報告書を御参照くださいますようお願いいたします。 続きまして、
条例案件について御説明申し上げます。 議第70号
高山市議会議員及び
高山市長の選挙における
選挙運動用自動車の使用及び
選挙運動用ポスターの作成
の公営に関する条例
の一部を改正する条例につきましては、公職
選挙法施行令
の一部改正に伴い改正しようとするものであります。 議第71号
高山市議会議員の報酬等に関する条例
の一部を改正する条例につきましては、市議会議員
の期末手当
の支給率を改定するため改正しようとするものであります。 議第72号 高山市
特別職職員の給与に関する条例
の一部を改正する条例につきましては、
特別職職員の期末手当
の支給率を改定するため改正しようとするものであります。 議第73号 高山市職員
の給与に関する条例
の一部を改正する条例につきましては、国家公務員
の給与改定に準じて給与
の改定を行うため改正しようとするものであります。 議第75号 高山市潤い
のある
まちづくり条例につきましては、安全で快適な都市環境
の形成と市民
の福祉
の増進に寄与するため制定しようとするものであります。 議第76号
飛騨高山ビッグアリーナの設置及び
管理に関する条例
の一部を改正する条例につきましては、中山第二土地区画整理事業
の換地処分に伴い改正しようとするものであります。 議第77号 高山市
公営企業職員の給与に関する条例
の一部を改正する条例につきましては、国家公務員
の給与改定に準じて給与
の改定を行うため改正しようとするものであります。 続きまして、
事件案件の御説明を申し上げます。 議第78号 高山・
大野広域連合規約の変更につきましては、高山市と大野郡8町村
の公平
委員会に関する事務を高山・
大野広域連合において行うため改正しようとするものであります。 続きまして、
予算案件について御説明申し上げます。 議第79号 平成13年度高山市
一般会計補正予算(第4号)では、1億8,932万5,000円を追加し、補正後
の予算額を歳入歳出それぞれ254億9,593万4,000円とし、当初予算に対し6.2%増としようとするものであります。 歳出につきましては、主なものといたしまして、児童保育費で私立保育所児童保育委託料などに7,647万円を、予防費で高齢者に対するインフルエンザ予防接種事業に1,520万円を、道路新設改良費で国
の補助内示に伴い、旅行村線道路新設事業に5,000万円を計上いたしております。また、人件費関連
の補正として、総額で980万5,000円を増額しようとするものであります。 歳入につきましては、特定財源で分担金・負担金、国庫支出金、県支出金、寄附金、諸収入で1億946万1,000円を、一般財源で7,986万4,000円を計上いたしております。 次に、議第80号 平成13年度高山市
老人保健医療事業特別会計補正予算(第1号)につきましては、返還金
の補正として267万1,000円を追加し、補正後
の予算額を歳入歳出それぞれ57億3,583万円とし、当初予算に対し微増としようとするものであります。 議第81号 平成13年度高山市
水道事業会計補正予算(第1号)につきましては、人件費関連
の補正として1,200万3,000円を増額しようとするものであります。 以上、議題となっております案件につきまして、簡単でございますが提案
の理由を御説明申し上げました。よろしく御審議を賜り、それぞれに御決定いただきますようにお願い申し上げます。ありがとうございました。
○議長(
室崎希次君) 提案理由
の説明は終わりました。 ただいま議題となっております認第3号から認第12号まで
の決算10件について、監査
委員より発言
の申し出がありますので、これを許可いたします。塩谷監査
委員。 〔12番塩谷聰君登壇〕
◆12番(塩谷聰君) 発言
のお許しをいただきましたので、ただいま議題となっております平成12年度高山市
一般会計及び
特別会計歳入歳出決算等につきまして、審査
の結果を御報告申し上げます。 監査
委員の審査に付されました議題
の認第3号、平成12年度高山市
一般会計歳入歳出決算について及び認第4号から認第12号まで
の平成12年度高山市
特別会計歳入歳出決算につきましては、去る10月3日から10月23日まで詳細かつ慎重に審査をいたしました結果、各会計
の決算書及び附属書類並びに基金
の運用状況を示す書類はいずれも関係法令
の示すところに従って作成されており、この係数は正確で、記載事項も適正であることを認めました。 細部について
の意見は皆様
のお手元に配付されております平成12年度高山市
一般会計・
特別会計歳入歳出決算及び基金
の運用状況等審査意見書
のとおりでありますので、ごらんいただきたいと思います。 以上、まことに簡単ではございますが、これで監査
委員の審査結果
の報告を終わらせていただきます。
○議長(
室崎希次君) 以上をもって監査
委員の発言を終わります。 ただいま上程されました認第3号から議第81号まで
の21議案に対します質疑は、10日から行われます一般質問にあわせて行いたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
室崎希次君) 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。 ================
△日程第26 発議第5号
高山市議会議員定数条例について
○議長(
室崎希次君) 日程第26 発議第5号
高山市議会議員定数条例についてを議題といたします。 議案
の朗読を省略し、提出者
の説明を求めます。 ---------------- (議案は本号その2に掲載) ----------------
○議長(
室崎希次君) 長田議員。 〔24番長田安雄君登壇〕
◆24番(長田安雄君) ただいま議題となりました発議第5号
高山市議会議員定数条例について、
高山市議会議員定数条例を次
のように制定するものとする。 平成13年12月3日提出。提出者 市議会議員 長田安雄。賛成者 市議会議員 鴻巣昇議員、下山清治議員、
高原正夫議員、安江康夫議員、塩谷聰議員、伊嶌明博議員、今井武男議員、
中田清介議員。 提案理由でありますけれども、市議会
の議員
の定数を定めるため、この条例を制定する。
高山市議会議員の定数条例でありますが、高山市議会
の議員
の定数は
地方自治法(昭和22年法律第67号)第91条第1項
の規定により24人とする。 附則といたしまして、1、施行期日、この条例は平成15年1月1日以後初めてその期日を告示される一般
選挙から施行する。2といたしまして、旧条例
の廃止、高山市議会
の議員
の定数減少条例(昭和37年高山市条例第29号)は廃止する。 若干
の補足をさせていただくとすれば、地方分権一括法によりまして
地方自治法が一部改正され、市議会
の定数は条例で定めることとするとされたことに伴いこの条例を定めようとするもので、これまでは定数減少条例で対応してきたわけでありますけれども、平成11年1月19日、条例第18号で定めておりました24人とし、各党、各会派
の御賛同
の上提案させていただいておりますので、御決定を賜りますようお願い申し上げまして、提案者
の説明といたします。
○議長(
室崎希次君) 説明は終わりました。ただいま説明
のありました本案について、御質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
室崎希次君) 御質疑はないようでありますから、以上をもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております本案については、
委員会
の付託を省略し、直ちに採決を行いたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
室崎希次君) 御異議なしと認めます。よって、本案については
委員会
の付託を省略し、直ちに採決を行うことに決しました。 それでは、本案を原案
のとおり決するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
室崎希次君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案
のとおり決しました。 ================
△日程第27 陳情第35号
学校周辺の土地を確保し、安全で安心して活動できる場所
の整備を求める陳情書から 日程第39 陳情第47号 国に対し「
患者負担増を伴う
医療制度の改革に反対する意見書」
の提出を要請する陳情書まで
○議長(
室崎希次君) 日程第27 陳情第35号
学校周辺の土地を確保し、安全で安心して活動できる場所
の整備を求める陳情書から、日程第39 陳情第47号 国に対し「
患者負担増を伴う
医療制度の改革に反対する意見書」
の提出を要請する陳情書まで
の13件を一括議題といたします。 ---------------- (陳情文書表は本号その2に掲載) ----------------
○議長(
室崎希次君) ただいま議題となりました陳情13件につきましては、お手元に配付しました陳情文書表
のとおりであります。これを議長において受理いたしましたことを報告いたします。 なお、陳情原本につきましては、事務局において保管いたしておりますので、随時ごらん願いたいと思います。 以上で陳情受理報告を終わります。 ================
△閉議・散会
○議長(
室崎希次君) 以上をもちまして、本日
の議事日程が全部終了いたしましたので、本日
の会議を閉じ散会いたします。 午前10時32分散会------------------------------------
地方自治法第123条第2項
の規定によりここに署名する。 平成13年12月3日 高山市議会 議長
室崎希次 議員
中田清介 議員 長田安雄...