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  1. 大垣市議会 2020-09-17
    令和2年決算委員会 本文 2020-09-17


    取得元: 大垣市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-05
    令和2年決算委員会 本文 2020-09-17 文書発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言単文選択全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者表示切り替え 全 92 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : ◯委員長関谷和彦君) 選択 2 : ◯企画経営課長高橋祐真君) 選択 3 : ◯委員長関谷和彦君) 選択 4 : ◯委員(林 新太郎君) 選択 5 : ◯企画経営課長高橋祐真君) 選択 6 : ◯委員(林 新太郎君) 選択 7 : ◯企画経営課長高橋祐真君) 選択 8 : ◯委員(林 新太郎君) 選択 9 : ◯委員(空 英明君) 選択 10 : ◯水道課長北村泰之君) 選択 11 : ◯委員(空 英明君) 選択 12 : ◯企画経営課長高橋祐真君) 選択 13 : ◯委員(空 英明君) 選択 14 : ◯水道課長北村泰之君) 選択 15 : ◯委員(空 英明君) 選択 16 : ◯委員(林 新太郎君) 選択 17 : ◯委員長関谷和彦君) 選択 18 : ◯委員(林 新太郎君) 選択 19 : ◯下水道課長井上通孝君) 選択 20 : ◯委員(林 新太郎君) 選択 21 : ◯下水道課長井上通孝君) 選択 22 : ◯副委員長(粥川加奈子君) 選択 23 : ◯企画経営課長高橋祐真君) 選択 24 : ◯副委員長(粥川加奈子君) 選択 25 : ◯企画経営課長高橋祐真君) 選択 26 : ◯副委員長(粥川加奈子君) 選択 27 : ◯企画経営課長高橋祐真君) 選択 28 : ◯副委員長(粥川加奈子君) 選択 29 : ◯委員(石川まさと君) 選択 30 : ◯企画経営課長高橋祐真君) 選択 31 : ◯委員(石川まさと君) 選択 32 : ◯企画経営課長高橋祐真君) 選択 33 : ◯委員(中田としや君) 選択 34 : ◯企画経営課長高橋祐真君) 選択 35 : ◯委員(中田としや君) 選択 36 : ◯水道課長北村泰之君) 選択 37 : ◯委員(林 新太郎君) 選択 38 : ◯委員長関谷和彦君) 選択 39 : ◯委員(林 新太郎君) 選択 40 : ◯委員長関谷和彦君) 選択 41 : ◯下水道課長井上通孝君) 選択 42 : ◯委員(林 新太郎君) 選択 43 : ◯委員(川上孝浩君) 選択 44 : ◯水道課長北村泰之君) 選択 45 : ◯委員(川上孝浩君) 選択 46 : ◯水道課長北村泰之君) 選択 47 : ◯委員(川上孝浩君) 選択 48 : ◯委員長関谷和彦君) 選択 49 : ◯委員長関谷和彦君) 選択 50 : ◯病院庶務課長(冨田孝道君) 選択 51 : ◯委員長関谷和彦君) 選択 52 : ◯委員(林 新太郎君) 選択 53 : ◯病院庶務課長(冨田孝道君) 選択 54 : ◯委員(林 新太郎君) 選択 55 : ◯病院庶務課長(冨田孝道君) 選択 56 : ◯委員(林 新太郎君) 選択 57 : ◯病院庶務課長(冨田孝道君) 選択 58 : ◯委員(林 新太郎君) 選択 59 : ◯副委員長(粥川加奈子君) 選択 60 : ◯病院庶務課長(冨田孝道君) 選択 61 : ◯副委員長(粥川加奈子君) 選択 62 : ◯病院庶務課長(冨田孝道君) 選択 63 : ◯委員(空 英明君) 選択 64 : ◯病院庶務課長(冨田孝道君) 選択 65 : ◯委員(空 英明君) 選択 66 : ◯病院庶務課長(冨田孝道君) 選択 67 : ◯委員(空 英明君) 選択 68 : ◯病院庶務課長(冨田孝道君) 選択 69 : ◯委員(空 英明君) 選択 70 : ◯委員(中田としや君) 選択 71 : ◯病院庶務課長(冨田孝道君) 選択 72 : ◯委員(中田としや君) 選択 73 : ◯病院庶務課長(冨田孝道君) 選択 74 : ◯委員(中田としや君) 選択 75 : ◯病院施設課長(奥村公彦君) 選択 76 : ◯委員(中田としや君) 選択 77 : ◯病院庶務課長(冨田孝道君) 選択 78 : ◯委員(中田としや君) 選択 79 : ◯委員(川上孝浩君) 選択 80 : ◯病院施設課長(奥村公彦君) 選択 81 : ◯委員(川上孝浩君) 選択 82 : ◯病院施設課長(奥村公彦君) 選択 83 : ◯委員(川上孝浩君) 選択 84 : ◯病院庶務課長(冨田孝道君) 選択 85 : ◯委員(川上孝浩君) 選択 86 : ◯病院長(金岡祐次君) 選択 87 : ◯委員(川上孝浩君) 選択 88 : ◯副委員長(粥川加奈子君) 選択 89 : ◯病院庶務課長(冨田孝道君) 選択 90 : ◯委員長関谷和彦君) 選択 91 : ◯委員長関谷和彦君) 選択 92 : ◯委員長関谷和彦君) ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:              午前10時      開 会 ◯委員長関谷和彦君)  ただいまから、決算委員会を開会いたします。  それでは、本会議から付託されました諸議案について審査いたします。  議第79号 令和元年度大垣市水道事業会計未処分利益剰余金の処分について及び認第2号 令和元年度大垣市公営企業会計決算の認定についてのうち水道事業会計決算についての両議案は、関連がありますので一括議題といたします。  長時間になろうかと思いますので、着席のまま説明を願います。 2: ◯企画経営課長高橋祐真君)  おはようございます。それでは、失礼いたしまして、着座にて御説明させていただきます。  企画経営課より、議第79号 令和元年度大垣市水道事業会計未処分利益剰余金の処分について及び認第2号 令和元年度大垣市公営企業会計決算の認定についてのうち水道事業会計決算については、関連がございますので一括して説明させていただきます。  初めに、認第2号、決算の認定についてを御説明させていただきます。お手元の冊子、令和元年度大垣市水道事業会計決算書の1ページをお開きいただきたいと存じます。  (1)の収益的収入及び支出につきましては、営業関係の決算額を税込みで記載したものでございます。収入区分の第1款水道事業収益の決算額は22億7,635万7,665円でございました。内訳といたしまして、第1項の営業収益は19億6,149万8,050円で、主に水道料金収入でございます。第2項の営業外収益は3億1,485万9,615円で、主に長期前受金戻入れや下水道工事等に伴う水道管の布設替え工事に関わる補償費等でございます。次に、支出区分の第1款水道事業費用の決算額は18億4,074万4,680円でございました。内訳といたしまして、第1項の営業費用は16億9,585万6,469円で、主に事業運営費や減価償却費等でございます。第2項の営業外費用は1億4,488万8,211円で、主に企業債利息でございます。第3項の予備費の執行はございませんでした。次に、2ページに参りまして、(2)の資本的収入及び支出につきましては、設備投資や企業債関係の決算額を税込みで記載したものでございます。収入区分の第1款資本的収入の決算額は6,877万3,976円でございました。内訳といたしまして、第1項の出資金は381万3,417円で、東海環状自動車道関連の支障移転費でございます。第2項の負担金は6,496万559円で、主に下水道工事等に伴う水道管の布設替え工事に関わる補償費等でございます。次に、支出区分の第1款資本的支出の決算額は12億4,038万6,603円でございました。内訳といたしまして、第1項の建設改良費は8億7,758万2,638円で、主に配水管布設工事や老朽化に伴う布設替え等の支出でございます。第2項の企業債償還金は3億6,280万3,965円でございます。なお、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額11億7,161万2,627円は、建設改良積立金2億円、当年度分損益勘定留保資金の8億1,538万4,333円等により補填いたしました。  次に、3ページに参りまして、令和元年度大垣市水道事業損益計算書につきましては、昨年4月1日から本年3月31日までの損益に関わる部分を税抜きで記載したものでございます。1の営業収益合計の18億577万7,281円から2の営業費用合計の16億4,485万5,844円を差し引いた1億6,092万1,437円が営業利益でございました。また、3の営業外収益合計の3億793万5,263円から4の営業外費用合計の1億216万3,715円を差し引いた2億577万1,548円が営業外利益でございました。したがいまして、営業利益と合わせた3億6,669万2,985円が経常利益でございました。なお、特別損益はございませんでしたので、この額が当年度純利益となりました。また、この額に前年度繰越利益剰余金の8億5,000万円とその他未処分利益剰余金変動額の2億3,300万円を加えた14億4,969万2,985円が当年度未処分利益剰余金でございました。次に、4ページに参りまして、令和元年度大垣市水道事業剰余金計算書につきましては、前年度から当年度に至る資本金と剰余金の変動を記載したものでございますので、お目通しいただきたいと存じます。  次に、6ページに参りまして、令和元年度大垣市水道事業剰余金処分計算書(案)でございますが、議第79号として提出いたしておりますので、後ほど御説明させていただきます。  次に、7ページに参りまして、令和元年度大垣市水道事業貸借対照表につきましては、本年3月31日現在の資産、負債及び資本の状況を記載したものでございます。初めに、資産の部、1の固定資産、(1)の有形固定資産は、水道事業が保有する土地や建物、配水管等の構築物を計上したもので、合計額は190億8,949万8,450円でございました。2の流動資産、(1)の現金預金は19億9,599万6,695円でございました。(2)の未収金は3億2,297万1,874円で、このうち貸倒引当金に3,753万7,487円を計上いたしております。未収金の内訳といたしましては、水道管支障移転工事に伴う補償費や徴収事務受託料等の市一般会計より収入されるものが4,728万8,623円、水道料金等に関するものが2億7,565万4,851円でございます。この中には、本年3月に検針し、4月に請求したもの1億6,513万3,480円が含まれております。なお、昨年度の水道料金に関わる収納率は94.11%で、前年度と比較して0.35ポイント向上いたしております。引き続き収納率の向上に努めてまいります。次に、(3)の貯蔵品は526万9,896円で、漏水補修材料等、貯蔵品の合計額でございます。流動資産の合計額は22億8,670万978円で、有形固定資産と合わせた資産の合計額は213億7,619万9,428円でございました。次に、負債の部、3の固定負債、(1)の企業債は40億527万9,286円で、企業債残高のうち流動負債に計上すべき令和2年度の償還額を除いた額でございます。(2)の引当金は将来の特定の支出に備えるためのもので、退職給付引当金が9,312万3,259円でございます。固定負債の合計額は40億9,840万2,545円でございました。次に、8ページに参りまして、4の流動負債、(1)の企業債は3億7,251万5,235円で、令和2年度の償還額でございます。(2)の未払金は2億5,873万5,142円で、昨年度実施いたしました工事代金等の未払金でございますが、本年6月までに全て支払い済みとなっております。(3)の引当金の賞与引当金は1,970万5,744円で、本年6月支給の期末勤勉手当の一部を計上したものでございます。(4)のその他流動負債の預り金は36万6,330円、預り保証金は100万円でございました。流動負債の合計額は6億5,232万2,451円でございました。次に、5の繰延収益は、全て長期前受金でございます。繰延収益の合計額は40億8,141万766円で、3の固定負債と4の流動負債を加えた負債の合計額は88億3,213万5,762円でございました。次に、9ページに参りまして、資本の部、6の資本金は105億2,456万243円で、平成30年度末資本金残高に令和元年度に剰余金の処分により資本金に振り替えた額と繰入資本金の受入れとの合計額でございます。7の剰余金、(1)の資本剰余金の受贈財産評価額は2,261万4,370円で、(2)の利益剰余金は、各積立金と当年度未処分利益剰余金の合計で19億9,688万9,053円でございました。剰余金の合計額は20億1,950万3,423円で、6の資本金と合わせた資本の合計額は125億4,406万3,666円でございました。また、負債と資本の合計額は資産の合計額と同額で213億7,619万9,428円でございました。11ページからは決算に伴う事業報告書と附属書類でございますので、お目通しいただきたいと存じます。  次に、タブレットの令和元年度大垣市公営企業会計決算に基づく資金不足比率報告書の2ページを御覧いただきたいと存じます。これは、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第22条第1項の規定に基づき、令和元年度大垣市公営企業会計決算に基づく資金不足比率に関する書類を監査委員の審査に付し、その意見をつけて議会に報告させていただくものでございます。資金不足額は、流動負債残高と流動資産残高との差額で、令和元年度決算では資産が負債を上回っておりますので、資金不足額は生じておりません。なお、決算及び資金不足比率につきまして、過日、監査委員の審査に付し意見書を頂いておりますので、決算資料として提出させていただいております。  次に、タブレットの令和元年度大垣市公営企業会計における私債権の放棄についての2ページを御覧いただきたいと存じます。これは、大垣市私債権管理条例第8条第1項の規定に基づき、令和元年度大垣市公営企業会計における私債権を放棄いたしましたので、同条第2項の規定に基づき御報告させていただきます。水道事業会計では、徴収困難な水道料金等につきまして、第2号の破産免責等により4人分、29件の15万3,010円を、また第5号の消滅時効により543人分、2,680件の874万4,971円を債権放棄いたしました。  続きまして、議第79号 令和元年度大垣市水道事業会計未処分利益剰余金の処分について御説明させていただきます。資料は、議案の63ページを御覧いただきたいと存じます。また、先ほどの冊子、決算書の6ページを併せて御覧いただきたいと存じます。  これは、地方公営企業法第32条第2項の規定に基づき、令和元年度大垣市水道事業会計決算に基づく利益の処分について御審査賜るものでございます。当年度未処分利益剰余金は14億4,969万2,985円で、このうち5億5,969万2,985円を処分するものでございます。内訳といたしまして、企業債の償還に充てる減債積立金として3,419万7,564円、建設改良工事等の財源に充てる建設改良積立金として1億円、資本金への振替として積立金の取崩し及び長期前受金戻入相当額の4億2,549万5,421円でございます。なお、処分後の残余分8億9,000万円は利益剰余金として次年度に繰越しさせていただきます。  以上が、令和元年度大垣市水道事業会計未処分利益剰余金の処分について及び令和元年度大垣市公営企業会計決算の認定についてのうち、水道事業会計決算についての説明でございます。よろしく御審査賜りますようお願い申し上げます。 3: ◯委員長関谷和彦君)
     以上で説明が終わりました。  これより質疑に入ります。  委員の質問を受けます。 4: ◯委員(林 新太郎君)  7ページの水道事業貸借対照表の中の流動資産の未収金やわね。先ほど水道料金等に関して2億7,000万円ばかり未収金があるということやけれども、どのくらいの収納率だったのか。そして、これは先ほどの未収金の処分案で、これ、払ってくれといって2年遡及して、2年の間にどれだけ回収されるのか。その辺のことについてお尋ねをいたしたいと思います。 5: ◯企画経営課長高橋祐真君)  ただいま御指摘のまず収納率でございますが、昨年度の収納率につきましては、全体で94.11%でございます。特に現年度と過年度分と分けてお答えさせていただきますと、現年度分につきましては99.3%、過年度分につきましては12.66%でございます。主に現年度でほぼ、99.3%の分を収納させていただいておりまして、過年度分については年間で1,600万円弱の金額を収入させていただいております。特に現年度分のほうに力を入れさせていただいておりまして、どうしても債権につきましては次年度に繰り越さないようにということを目標としてやっており、力を入れさせていただいております。 6: ◯委員(林 新太郎君)  大変、99.3%という収納率、全体は94.11%やけれども、現年度やと99.3%という、大変収納率がいいということで大変安心したんやけれども、こういう水道料金を払わない方については何か処分というのはあるのか、お尋ねします。 7: ◯企画経営課長高橋祐真君)  水道料金をお支払いいただけない方はどうしても中にはおられますので、20日ほどたちまして、まず督促状というものを発送いたします。その後に催告書とかの文書を送らさせていただいて、電話とかでお支払いのお願いの催告もさせていただきます。それでも納付がいただけない場合につきましては、最終的には給水停止という形で対応を取っております。その間につきましては、大体3ヵ月なり4ヵ月後ぐらいにはそういう形になりまして、できるだけ滞納がたまらないうちに、早めに御連絡のほうをさせていただいて進めておる状況でございます。 8: ◯委員(林 新太郎君)  適切な対応をされていると思うもんで、電気料金でもそうやしね、ガス料金もそうやし、電気も水道も止まってしまうと大変困ってしまうもんで、なるべく今言った、2ヵ月、3ヵ月間のいろんな、勧告やら催促やら電話やら、いろんなことをしていただいて水道料金の未収のないようにやられているというふうに聞いておるんですけれども、地道な努力ですけれども、頑張ってやってください。 9: ◯委員(空 英明君)  2点お尋ねします。  まず1点、審査意見書の27ページですけれども、(2)の配水状況の有収率が大体80%前後でここのところ推移しておるんですけれども、この有収率について8割というのはどのように捉えておられるかということと、これをもう少し、85%、90%としていくには何か対策があるのかというところをお尋ねします。 10: ◯水道課長北村泰之君)  有収率でございますけれども、令和元年度が80.1%ということで、平成30年度より少し伸びてはおるんですけれども、やはり漏水というのが原因と考えられますので、それにはやはり配水管の布設替えと、あと、漏水調査等を地道に行いまして伸ばしていくしかないと考えておりますので、今後も引き続きそのような工事と調査等を行っていきたいと考えております。 11: ◯委員(空 英明君)  もう1点、水道事業会計でいいのかあれなんですけど、給水車というのは、水道事業会計の車両とか固定資産に上がっておるんでしょうか。まずそこをお尋ねします。 12: ◯企画経営課長高橋祐真君)  ただいま御指摘がございましたように、資産のほうに上がっております。 13: ◯委員(空 英明君)  今、何台ぐらい保有をされておられますか。 14: ◯水道課長北村泰之君)  今現在、1台でございます。 15: ◯委員(空 英明君)  私も、地元の防災訓練に出動いただいて、その役割の大きさというのはよく認識しておるんですけれども、果たして1台が適切かどうかというところを一度ぜひ、もっと大きな災害対策というか、その辺りのところで御検討いただければと思っております。意見です。  最後に、いずれにしても、今回質問もさせてもらいましたけれども、住みよさランキングのランクアップに大きく寄与しておられる水道事業会計でございますので、引き続き健全な経営をよろしくお願いします。 16: ◯委員(林 新太郎君)  2点ほど質問しますけれども、今、空委員が言われたように、先般東洋経済新報社の住みよさランキングの、それが27位と、全国のね。それの中に水道料金が大垣は安いというのが評価の一つになったと思うんやけれども、地下水が豊富にある大垣ですので、水の都大垣ですので、引き続きこの低料金で市民に安全・安心の本当においしい水を供給してもらいたいというふうに、これも全国に誇れる水道の状況ですので、私も誇りに思っておるということでございます。  2点目には、下水道の敷設ですけれども、昨日の決算委員会でもお話があったように、下水道は市街化区域、いわゆる都市計画税をお支払いになっておるところの市街化区域は、下水の普及率はどのぐらい、今、ほとんど90%以上になると思うんやけれども、そのほか今、農振地域、いわゆる市街化調整区域のほうへ入っておると思うんやけれども、この下水道管の敷設については従来だといろんな要望を聞いて下水道を敷設しておったんやけれども、アンケートを取って本管から引込みをやってもらう方の希望が多いところが優先するというようなお話を聞いたんやけれども、その点についてちょっとお尋ねをしたいというふうに思います。 17: ◯委員長関谷和彦君)  林委員、この下水道は、昨日の決算委員会のほうに関係することでありますものですから。 18: ◯委員(林 新太郎君)  そうか。水道料金にみんな跳ね返るもんで、下水道といったって水道料金、水道を引かないと下水は流すことができぬもので、ということでちょっとお尋ねしておるんですけれども、御返答いただけるんやったらお願いしたい。 19: ◯下水道課長井上通孝君)  市街化調整区域におきます下水道工事の進め方でございますが、進めるに当たりまして、まず誓約書ですけど、3年以内に下水道をつなぎ込んでいただくという誓約書を頂きます。それに併せまして、戸当たり延長なんですけど、60m以内で施工できるところを選択しております。もし誓約書を頂いておりましても施工延長が60mを超える場合は、整備保留ということで工事を進めさせていただいておりますので、御理解いただきますようよろしくお願いします。 20: ◯委員(林 新太郎君)  昨日の決算委員会でやりゃよかったんやけれども、どっちみち下水道といったって水道料金に跳ね上がることやし、水道料金が即、下水道の利用のあれになるもんで、そこへ水道料金を払うということになると思うもんでちょっとお尋ねしたんやけれども、従来ですとこの下水道は、敷設してくれとか引いてくれという要望に基づいて全体の計画を立てて進めておられるというふうに思うんですけれども、そんなようなことで、誓約書まで皆さんに出していただいて、その誓約書のあれが多いところを優先するというようなことをちょっと聞いたんですけれども、そのとおりでよろしいでしょうか。 21: ◯下水道課長井上通孝君)  下水道工事の進め方でございますが、基本的に事業計画区域の中に入っている区域で順番に整備を進めております。整備に当たりましては、前年度にそういった意向を確認させていただいて、誓約書を取ってそれを基に路線を決めさせていただいているという現状がございますので、御理解いただきますようよろしくお願いします。 22: ◯副委員長(粥川加奈子君)  ちょっと2点ほどかなと思いますが、13ページの概況、総括事項のところで、配水量は前年に比べて減ったけれども、事業費用がもっと節約できたということで、差引純利益はよかったというふうに思えるんですが、水道事業費用が5.4%も減ったというこの御努力は、どういうことが原因だと思われますか。 23: ◯企画経営課長高橋祐真君)  水道事業の減った主な理由でございますが、下水道事業に伴って水道事業も管の布設を行っております。下水道事業のほうの敷設替えのほうの事業が減少したことを含めて、水道事業がそれに引きずられまして減少したということでございます。 24: ◯副委員長(粥川加奈子君)  つまり、利用者が減っているから布設が減ったから費用が減ったということですか。ちょっと違う。何かよく分からない。 25: ◯企画経営課長高橋祐真君)  利用者が減ったということではございません。下水道事業が管の更新とかで敷設替えをするんですが、それに合わせて水道も一緒に管を延ばしたり、一緒についていきますので、その分が減少して、工事の全体事業が減っているというところでございます。 26: ◯副委員長(粥川加奈子君)  一緒にやるということね。分かりました。  あと、その下のほうに、昨年度新長沢町地内などの老朽化をいろいろやられたということが書いてあるんですけれども、私が、あまりはっきり分かりませんが、全般を見るとなかなか事業内容はよかったと思うんですけれども、こういった布設替えとか老朽化に対する工事というのは、もちろん毎年計画的に続けられているとは思うんですが、ある意味大災害とかが危惧される中で、前倒し、例えば毎年決められた一定量しか今まで計画はなかったけど、まあまあ事業内容がいいのでなるべく早めにやろうかという、そんな考え方の変更とかいうことは考えてはみえませんか。 27: ◯企画経営課長高橋祐真君)  ただいま御指摘がございましたように、災害とかに備えて更新してはどうかということでございますが、どうしても一度に更新いたしますと、減価償却費とかいう形で後々に足かせとかになってまいりますし、あと全体的な平均ですが、本市の管路の経年化率につきましては一応全国平均を上回っておりますし、更新につきましても順次計画的に、経営に影響がないように計画を立てて今やっておりますので、御理解いただきますようお願いいたします。 28: ◯副委員長(粥川加奈子君)  御説明はよく理解できましたし、それでいいのかなと思いますが、減価償却費に響くようで、将来において負担がかかるようであるほどのことは確かに難しいとは思うんですけど、もうちょっとここもやっておいたらよかったなと思うことが後から起こらないように、できるだけ将来的なことを考えて、災害時に強い水道事業にしていっていただきたいと要望しておきます。 29: ◯委員(石川まさと君)  未納のところで、集金ができないと言われた話の中で、最後は水を止めるという話をされたんですけれども、電気、ガスは止められても生命に異常はないんですけれども、水だけは止められると熱中症とかいろんな形の、死に追いやる形が往々にしてあるんですが、止めた後、見に行かれるのか、そのまま放置されているのか、死んでからだととんでもないことになるので、その辺の対応はどういうふうにされておるのか、ちょっと気になるので教えてください。 30: ◯企画経営課長高橋祐真君)  ただいま御指摘がございましたように、厚生労働省のほうからも給水停止につきましては、一義的な、一辺倒な給水停止はしないようにという通知もございます。本市におきましても、給水停止に至るときの催告もその状況に応じて対応のほうをさせていただいておりますし、給水停止で何も連絡がない場合もございますが、その場合につきましては1週間後、定期的に見に行っているというのが現状でございます。 31: ◯委員(石川まさと君)  例えば、100円でも200円でも払ったらバルブを開けるとかそういうことはない。 32: ◯企画経営課長高橋祐真君)  金額に対してはちょっとあるかもしれませんけれども、一旦給水停止をした後に、どうしても生活ができないという場合につきましては、相談に応じて対応させていただいております。 33: ◯委員(中田としや君)  審査意見書の34ページを見ておるんですけれども、供給単価及び給水原価について、非常に販売利益のところを見ると15.36円というふうになっておりまして、昨年度より多い、増減率86.6%というふうな数字が出ているんですけれども、これの見方なんですけれども、供給単価が上がって給水原価が下がったから販売利益も上がるんだという理屈は分かるんですけれども、この辺りどういうふうな、なぜ供給単価が上がったと分析しているのか、なぜ給水原価が下がったと分析しているのか、その辺り御説明をお願いします。 34: ◯企画経営課長高橋祐真君)  供給単価が上がった理由につきましては、給水収益のほうが増加しているということもございまして、その分、配水水量は減っておりますけれども、給水戸数が増え、有収率も上がっているということもあると思いますが、それらも含めて上がっていると考えております。 35: ◯委員(中田としや君)  有収率が上がっているからというふうな御説明をいただきました。  次の質問ですが、先ほど老朽管の更新、管路更新率については御報告がありましたが、本年が水道ビジョンの最終年ということで、耐震化率については、類似団体比較、また全国と比べてどのような数字になっておりますかお伺いいたします。 36: ◯水道課長北村泰之君)  耐震化率でございますけれども、基幹管路の耐震化率、導水管、送水管、250mm以上の配水管のことを基幹管路というんですけれども、そちらの耐震化率ですけれども、令和元年度末39.4%となりまして、昨年度より0.8%プラスでございます。平成30年度末の全国平均が40.3%ですので、若干低いですけれども今後も耐震化の向上に努めていきたいと考えております。 37: ◯委員(林 新太郎君)  昔から、下水は文化のバロメーターというぐらいで、私の妹も今、上石津の一之瀬に住んでおるんやけれども、私どもに下水管がまだ来ていないときに、兄貴のところは文化程度が低いなと言っていつも笑っておったんですけれども、そんな中で、上石津が集落排水というか、それで農水省の管轄やったもんで早く下水が引かれたんやね。我々は都市下水で国交省の管轄やったけれども、やっと大垣も文化のバロメーターが高い水準に少しずつ近づきつつあるんやけれども、私も最後に聞くんですけれども、いわゆる皆さんにお話しするのは、文化のバロメーターで下水の普及率が、当初質問までできなかったんですけれども、市街化区域の普及率がどれだけ、調整区域、いわゆる農振地域の普及率はどのぐらい、ちょっとその点だけお教えをいただきたい。 38: ◯委員長関谷和彦君)  下水は、昨日の決算委員会のほうになるものですから。 39: ◯委員(林 新太郎君)  併せてあれやけど、ちょっと昨日は物すごく決算のあれが多かったもんで、質問がほかに。それでちょっと忘れたもんで、この際ですのでそういう資料があるのやったらちょっとお願いをしたい。 40: ◯委員長関谷和彦君)  関連して答えられるのであれば。 41: ◯下水道課長井上通孝君)  ちょっと手元に資料がございませんので、後ほどお答えするということでよろしいでしょうか。 42: ◯委員(林 新太郎君)  はい。 43: ◯委員(川上孝浩君)  先ほど来、災害に強い水道管ということで耐震化のこともありましたが、過去のこういう資料の中で、備蓄してあるそういった災害用の管等があったと思うんですけれども、それはどこを見れば金額的に分かりますか。内容がそれでいいのかどうかは私には分かりませんけれども、やっぱり災害時に強いためには配水車も必要ですけれども、先に面が使えるんだったら、ある程度そういった工事をやられてしまえば、早急に地域の中でも、また家庭でも使えるのではないかなというふうな思いもあるんですけれども、その辺のことで十分にそういったものが備蓄されているのかどうか、その辺をちょっと聞きたいんですけれども。 44: ◯水道課長北村泰之君)  備蓄しております材料は補修用の部材になります。耐震管を何十mも保管しておるとかそういうことはございません。 45: ◯委員(川上孝浩君)  そうするとそういった部材は、例えば水道屋さんと契約してあるとか、そういった契約というか、いざというときにそういったことも対応していただけるようなことがあるのかどうか、ちょっとその辺を教えてほしいんですが。 46: ◯水道課長北村泰之君)  今のところそういった契約は直接結んでいません。当然、災害時には緊急でたくさん必要にはなるかとは思うんですけれども、やはり今、受注生産みたいな形になっておるのが現状ですので、大量に備蓄とかいうことまでは今のところ考えられていないというのが現状でございます。 47: ◯委員(川上孝浩君)  災害時に一番必要なのは水なんやね、やっぱり。備蓄も必要でしょうし、ペットボトルの水も、それで賄えればそれでいいんでしょうけれども、やっぱり大垣というすばらしい財産、水の財産があるんですから、そういった対応能力も高い地域にしてほしいなと思いますので、ぜひその辺も検討していただきたいなと思っております。 48: ◯委員長関谷和彦君)  ほかに御意見はありませんか。─── 御意見もないようですので、以上で質疑を終了いたします。  認第2号 令和元年度大垣市公営企業会計決算の認定についてのうち、病院事業会計決算については午後1時から行いたいと思います。  この際、暫時休憩いたします。
                 午前10時42分   休 憩            ──────────────────              午後 1時      再 開 49: ◯委員長関谷和彦君)  再開いたします。  認第2号 令和元年度大垣市公営企業会計決算の認定についてのうち、病院事業会計決算についてを議題といたします。  長時間になろうかと思いますので、着席のまま説明を願います。 50: ◯病院庶務課長(冨田孝道君)  認第2号 令和元年度大垣市公営企業会計決算の認定についてのうち、令和元年度大垣市病院事業会計決算につきまして御説明申し上げます。僣越ではございますが、着座にて説明させていただきます。お手元の令和元年度大垣市病院事業会計決算書の1ページを御覧いただきたいと存じます。  1ページの令和元年度大垣市病院事業決算報告書の(1)の収益的収入及び支出の収入でございますが、病院事業収益の当初予算額が341億2,600万円、補正予算額が3億200万円、予算額の合計が344億2,800万円で、決算額は340億7,901万7,365円で3億4,898万2,635円の減でございます。次に、支出でございます。病院事業費用の当初予算額が341億1,600万円、補正予算額が3億200万円、予算額の合計が344億1,800万円で、決算額は335億263万4,777円で、不用額は9億1,536万5,223円でございます。なお、補正予算額3億200万円につきましては、がん患者に対して使用する免疫チェックポイント阻害薬の購入により診療材料費が不足したことや、損害賠償額の増額補正を行ったものでございます。次に、2ページをお開きください。  (2)の資本的収入及び支出の収入でございますが、資本的収入の当初予算額が3億6,700万円、決算額は3億7,221万4,969円で521万4,969円の増でございます。この資本的収入の決算内訳は、企業債元金の償還及び医療器械整備等に対する一般会計からの出資金1億5,581万4,969円、奨学金等返還に伴う貸付金返還金2億1,515万円、寄附金125万円でございます。次に、支出でございます。資本的支出の当初予算額が35億2,700万円、補正予算額が5,000万円、決算額が25億5,164万5,894円、不用額は10億2,535万4,106円でございます。この資本的支出の決算額内訳は、医療器械の整備等に伴う建設改良費17億4,866万4,210円、企業債償還金2億4,243万1,684円、奨学金貸付けに伴う貸付金5億6,055万円でございます。また、欄外にございます資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額21億7,943万925円は、過年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額134万1,377円及び過年度分損益勘定留保資金21億7,808万9,548円で補填をいたしております。  3ページに参りまして、大垣市病院事業損益計算書でございますが、このページ以降は税抜き表示でございますので、よろしくお願いいたします。病院医業収益は335億6,289万8,912円で、入院収益と外来収益、その他医業収益でございます。病院医業費用は314億2,404万2,807円で、給与費、材料費、経費でございます。病院医業外収益は4億3,350万8,342円で、国・県補助金、他会計負担金、その他医業外収益などでございます。病院医業外費用は17億6,960万1,852円で、支払利息及び企業債取扱諸費と雑損失の仕入れに係る控除対象外の消費税が主なものでございます。特別利益は194万9,867円で、過年度損益修正益でございます。特別損失は2億5,789万280円で、過年度の診療報酬などの調定減である過年度損益修正損と奨学金貸付免除などによるその他特別損失でございます。これによりまして、当年度純利益は5億4,682万2,182円でございます。これは新型コロナウイルスの影響等により患者が減少いたしましたが、各種加算の取得強化により診療報酬が増加したことや経費が減少したことが要因となっております。なお、前年度繰越利益剰余金176億3,172万6,086円と合わせまして、当年度の未処分利益剰余金といたしましては181億7,854万8,268円でございます。次に、4ページをお開きください。  令和元年度大垣市病院事業剰余金計算書でございます。一番下段の当年度末残高でございますが、資本金の自己資本金219億9,860万3,920円、剰余金の資本剰余金合計1億4,910万8,609円、利益剰余金合計は181億7,854万8,268円で、資本合計の当年度末残高が403億2,626万797円でございます。次に、5ページをお開きください。  令和元年度大垣市病院事業剰余金処分計算書でございますが、令和元年度は剰余金の処分はありませんでしたので、未処分利益剰余金は181億7,854万8,268円でございます。次に、6ページをお開きください。  令和元年度大垣市病院事業貸借対照表でございます。資産の部の1、固定資産は、有形固定資産、無形固定資産、投資その他の資産を含めまして、固定資産の合計が215億3,739万6,552円でございます。2の流動資産は、現金預金等を含めまして301億275万7,141円。資産合計は516億4,015万3,693円でございます。次に、7ページをお開きください。負債の部の3、固定負債でございますが、建設改良費などの財源に充てるための企業債が45億7,985万7,787円、リース債務が1億2,208万6,440円、引当金の退職給付引当金が30億1,002万8,685円、固定負債合計が77億1,197万2,912円でございます。4、流動負債でございますが、建設改良費などの財源に充てるための企業債が2億5,146万4,014円、リース債務が4,413万9,168円、未払金が20億820万9,151円、賞与引当金が8億5,330万円、預り金のその他流動負債合計が800万円で、流動負債合計は31億6,511万2,333円でございます。5、繰延収益でございますが、補助金等の長期前受金合計である繰延収益合計は4億3,680万7,651円で、負債合計は113億1,389万2,896円でございます。次に、8ページをお開きください。資本の部、6、資本金でございますが、219億9,860万3,920円でございます。7、剰余金でございますが、資本剰余金と利益剰余金を合計いたしまして、剰余金合計が183億2,765万6,877円で、資本合計は403億2,626万797円でございます。負債と資本の合計で516億4,015万3,693円で、先ほどの資産合計と一致いたしております。  以上が、令和元年度大垣市病院事業会計決算書の概要でございます。  次ページ以降の令和元年度大垣市病院事業報告書・附属書類につきましては、別紙資料、令和元年度大垣市病院事業会計決算についてにまとめさせていただきました。なお、21ページ以降の令和元年度大垣市病院事業会計収益費用明細書の節の内訳は8ページ以降にまとめてございますので、後ほど御覧いただきたいと存じます。  それでは、タブレットのほうで説明をさせていただきます。右上段にページ数が入っておりますので、まず1ページを御覧ください。令和元年度大垣市病院事業会計決算についてを御覧いただきたいと存じます。なお、1ページから3ページまでは、ただいま御説明申し上げました決算書のまとめでございますので、4ページをお開きください。  患者総数でございますが、年延べ患者数は、入院患者数21万7,733人で、前年度と比較して9,612人、4.2%の減でございます。外来患者数は49万9,057人で、前年度と比較しまして1万6,463人、3.2%の減でございます。合計では71万6,790人で、前年度と比較して2万6,075人、3.5%の減でございます。1日平均患者数は、入院患者が595人、前年度と比較して28人の減、外来患者数は2,079人で、前年度と比較しまして34人の減でございます。患者1人1日当たりの診療収入でございますが、入院は8万8,141円、前年度と比較しまして4,005円の増、外来は2万7,615円で、前年度と比較しまして1,367円の増でございます。病床利用率でございますが、令和元年度につきましては65.9%で、前年度と比較して3.1%の減でございます。次に、5ページをお開きください。経営の状況でございますが、医業収支の病院医業収益は335億6,289万8,912円で、前年度と比較しまして3億718万2,888円、0.9%の増でございます。そのうち令和元年度の入院収益は191億9,116万3,091円で、前年度と比較しまして6,322万2,286円、0.3%の増、外来収益は137億8,155万7,810円で、前年度と比較しまして2億5,033万5,376円、1.9%の増でございます。病院医業費用は314億2,404万2,807円で、前年度と比較しまして4億5,757万1,641円、1.5%の増でございます。給与費は133億1,809万9,138円で、前年度と比較しまして2億9,747万円、2.3%の増でございます。材料費は128億9,025万3,919円、前年度と比較しまして3億6,994万5,481円、3%の増でございます。費用構成比率の対事業費用比率でございますが、令和元年度の給与費が39.8%、材料費が38.5%、経費が10.6%、減価償却費が4.5%、その他が6.6%でございます。医業収益に対する費用比率でございますが、給与費は39.7%で前年度より0.5%の増、材料費は38.4%で前年度より0.8%の増、両方合わせると78.1%を占めております。次に、6ページをお開きください。医療器械等の整備状況でございますが、500万円以上の器械等17件を上げさせていただきました。そのうち2,000万円以上の医療機器は、医療情報総合システム、超高速撮影マルチスライスCT装置、人工腎臓装置、電子内視鏡装置、乳房X線撮影装置でございます。次に、7ページをお開きください。企業債の概況でございますが、当年度の企業債の借入額につきましてはございません。当年度償還額は合計2億4,243万1,684円で、当年度末残高は合計48億3,132万1,801円でございます。  次に、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第22条第1項の規定に基づく資金不足比率の関係でございます。恐れ入りますが、令和元年度大垣市病院事業会計決算書の6ページ、大垣市病院事業貸借対照表を御覧いただきたいと存じます。資金不足比率とは、病院事業会計の資金不足額の事業規模に対する比率でございますが、まず右端の下段から2番目の流動資産合計が301億275万7,141円で、流動負債といたしましては、7ページの右端、上段から2番目の流動負債合計額が31億6,511万2,333円で、資金不足額はございません。なお、決算に基づく資金不足比率につきましては、令和元年度大垣市公営企業会計決算に基づく資金不足比率審査意見書に適正に算定されているとの意見をいただいておりますので、併せて御報告申し上げます。  最後に、令和元年度大垣市公営企業会計における私債権の放棄についてを御覧いただきたいと存じます。大垣市私債権管理条例第8条第1項の規定に基づき、病院診療費につきましては、28万5,820円を破産免責等により、1,602万5,300円を消滅時効により、8万3,180円を所在不明等により、合計1,639万4,300円を債権放棄いたしましたので御報告させていただきます。  以上、よろしく御審査賜りますようお願い申し上げます。 51: ◯委員長関谷和彦君)  以上で説明が終わりました。  これより質疑に入ります。  委員の質問を受けます。 52: ◯委員(林 新太郎君)  2ページの投資のところなんですけれども、これ前も聞いておったんですけれども、国債を10億500万円かな、投資して国債を買っておるというか、国債を手当てしておるということなんですか、お尋ねをいたします。 53: ◯病院庶務課長(冨田孝道君)  委員さんおっしゃるとおり国債の購入を予定して予算を立てておりますが、残念ながら、今国債のほうが利率がかなり低いのと販売がうまくされていないようですので、今年度については見送らさせていただいております。 54: ◯委員(林 新太郎君)  これは、毎年10億500万円の投資をしてみえるということなんですけれども、累計ではどのぐらいあるんかな。累計というか、毎年10億円ずつ投資をしてみえるということだと理解しておるんやけれども、その累計というのはどのぐらいあるのか、ちょっとお尋ねをしたいと思います。 55: ◯病院庶務課長(冨田孝道君)  国債のほうにつきましては、今現在は購入しておりませんので、累計額はゼロになっております。 56: ◯委員(林 新太郎君)  累計はないという。 57: ◯病院庶務課長(冨田孝道君)  はい。 58: ◯委員(林 新太郎君)  そういうことですか。分かりました。 59: ◯副委員長(粥川加奈子君)  3ページの雑損失というのが結構な金額になっておりますが、これはどういったものでしょうか。併せて特別損失も、分かれば教えてください。 60: ◯病院庶務課長(冨田孝道君)  こちらにつきましては、過年度分の診療報酬の調定減が大多数を占めております。その他特別損失につきましては、奨学金の貸付けの免除が主な要因となっております。 61: ◯副委員長(粥川加奈子君)  分かりました。  次、17ページの費用がいろいろマイナスになっているところがあるんですが、その中で治験研究費というのが下がっているということで、これというのは大きな変動ではないというふうに考えればいいですか。 62: ◯病院庶務課長(冨田孝道君)  そうですね、治験につきましてはやはり製薬メーカーさんのほうから依頼があって初めて受けれるものですので、毎年波があるんです。ですから、これぐらいは誤差かなとこちらでは判断しておりました。 63: ◯委員(空 英明君)  では、2点お尋ねをします。  まず1点、29ページの(3)の投資その他の資産ですけれども、一般会計貸付金の残額が20億円ということで、毎年5億円ずつだというふうに理解しておるんですけれども、今年度も貸付けがあるのかどうかと、現状、元金の償還があるのかどうか、それから貸付利率はどれぐらいで貸し付けてみえるのかを教えてください。 64: ◯病院庶務課長(冨田孝道君)  一般会計貸付金につきましては、今年度まで5億円貸すことになっております。今現在は0.1%の利率でやらさせていただいております。償還のほうにつきましては、5,000万円ずつ返還になっております。 65: ◯委員(空 英明君)  年間5,000万円、毎月か。年間5,000万円やと気が遠くなる。 66: ◯病院庶務課長(冨田孝道君)  各年度の貸付けの翌年度から償還が始まり、毎年5,000万円ずつ償還が増えていくという形になりますので。 67: ◯委員(空 英明君)  ありがとうございます。もう1点。  監査委員の審査意見書の2ページ、病院事業会計の2ページのところにありますように、地域別の患者数の内訳が、本市と、それから西濃地域でいきますと約9割ということですので、本当に西濃の中核病院だということで理解しておるんですけれども、何が言いたいかといいますと、ちょっと今資料を持ち合わせていないですけれども、西濃地域の大垣をはじめとした、例えば国保について、軒並みジェネリックの使用率というのが岐阜県内においても下位に位置しているというのは、市民病院のジェネリックの使用率との因果関係があるのではないかというか。ずばり言いますと、県内の大手の総合病院の中でジェネリックの使用率が非常に低いというのは、いろいろな団体からも指摘されておるということで認識しておるんですけれども、当然、企業会計ですので収益を求めていくという部分もあるとは思うんですが公立の病院でありますので、市民病院が頑張ってジェネリックを使うことで各地域の国保の財政という面に大きく寄与するという側面もあると思いますので、ジェネリック薬品の使用について今後どのようにされていくかをお聞かせください。 68: ◯病院庶務課長(冨田孝道君)  ジェネリックにつきましては、毎月、薬剤部長を中心に薬事委員会のほうで検討しております。毎月、採用品目数につきましては切替えをしておりますので、徐々にですが進んでいると認識をいたしております。 69: ◯委員(空 英明君)  了解しましたので、引き続きよろしくお願いします。 70: ◯委員(中田としや君)  一般病床利用率について、私も審査意見書の右上通番で8ページを見ておりましたところ、昨年度は68.6%となっておりまして、おととしと比べて落ちたというふうな数字になっておりますところ、どのように分析しておられますかお伺いいたします。 71: ◯病院庶務課長(冨田孝道君)  病床利用率につきましては在院日数のほうを、今、急性期病院といたしまして短くするように努力しておりますので、どうしても新しい新規患者が増えない限りは悪くなっていくという状況となっております。実際昨年度につきましては入院単価等も上がっておりますので、今のところは一定の成果を上げているのかなと思っていますので、下がっていること自体はもうちょっと上がったほうがいいかなとは思うんですが、取りあえず今のところは大丈夫かなと認識しております。 72: ◯委員(中田としや君)  趣旨はよく理解しました。  続きまして、本委員会資料の右上通番で4ページを見ておりますところ、患者1人当たりの収入というふうな項目がありまして、これを見た後に、すみません行き来して申し訳ないんですけれども、先ほどの審査意見書に戻りまして、審査意見書の右上通番で17ページ、下の番号でいうと11ページを見ますと、患者1人1日当たりの収益及び費用について収益は2,077円増加したと。費用も増加したよと。その結果、昨年度に比べると1人当たりの収益は398円減少しているというふうな審査意見書に記載があります。これ、どのようにこの数字を読んだらいいのか。費用が増えたのは人件費なのか感染症対策なのか、その辺り御説明をいただければと思います。 73: ◯病院庶務課長(冨田孝道君)  費用につきましては、感染症が、正直年度末でしたので、それほど費用はまだ発生していない状況でございました。ただ、消耗品関係のマスクとかガウン等につきましては、著しく単価が上がったのは確かにありましたが、1ヵ月、2ヵ月の話ですのでそれほど影響はないかなと思っております。やっぱり一番大きいのは人件費で、看護師さん等が増えておりますので、その分が一番かさんでいるのと、あと抗がん剤が結構高い額になっておりますので、その分で薬品費の材料費がかなり上がっていると思っております。 74: ◯委員(中田としや君)  分かりました。  次に、決算書のほうでいいますと、これ、決算に表れているかどうか自信がないので、表れていたら御指摘をいただきたいんですけれども、昨年度から第2病棟の改築であるとか施設整備の計画を、まずはつくるところからやっていきたいというふうなこの委員会での御答弁があったところです。この施設整備の現在の進捗状況といいますか、今のところ、これを見ると、新たな固定資産の購入はされていないのかなというふうにお見受けしておりますところ、現在の施設整備計画の進捗についてお伺いいたします。 75: ◯病院施設課長(奥村公彦君)  現在の新2病棟の進捗状況でございますが、おととしの9月で、施設整備計画について2年かけてやってまいりますという御報告をさせていただきました。その後内部で検討を始めまして、昨年度基礎調査を終えました。課題を認識したという状況でございまして、また同時に土地を拡張していかないといけないという認識を持ちましたので、土地の購入について地権者との交渉を開始したという状況でございます。 76: ◯委員(中田としや君)  現在は交渉を開始した頃だというふうに理解しました。  もう一つ、同じく決算書で表れているかどうかは、表れるところなのかどうかも分からないんですけれども、「大垣市民病院強さの秘訣」と題する書籍を発行されまして、私も勉強させてもらいまして、非常に市民病院が、やっぱり全国の自治体病院でいかに優れておるかと。今後も研究に力を入れていって地域診療のために医療を頑張っていきたいというようなすばらしい内容の書籍だったと思うんです。もしかしたらなんですけれども、一部医業外収益の部分で上がっているのかなというふうに思いましたところ、この本と決算との関係はどのようになっておりましたかお伺いいたします。 77: ◯病院庶務課長(冨田孝道君)  本につきましては、正直収入がうちには入ってこない契約になっております。どちらかというと、うちとしては病院を知っていただきたい、医師とか看護師とかに知っていただいて、PRのために作ってある本でございますので、収入のほうは全く入ってきていない状況でございます。 78: ◯委員(中田としや君)  内容的には非常に読み応えのあるすばらしい書籍だったなと、知った顔のある皆さんのお仕事の中身が分かる内容だったなというふうに私は思いましたので、PRに御活用いただきたいというふうに思います。  先ほど、新型コロナウイルスとの関係でいうと、まだこの2月、3月のことであって、そう影響はないよというふうなお話でした。時期的にもそうなのかなというふうに思っております。非常に現場の職員さんにおかれましては、感染症対策に気をつけながら最前線で医療に従事していただいておるところ、私からも感謝を申し上げたいと思っております。引き続き感染症に対応しながらも、市民の医療の発展、よろしくお願いしたいというふうに思います。意見を述べて終わります。 79: ◯委員(川上孝浩君)  決算書の11ページですが、下から2段目の2病棟3階無停電電源装置更新工事が約6,200万円、結構金額は高額なんですが、これは、この棟の3階というと手術室があるところかな。特別だからこれだけの金額がかかっているのか、毎年、この次は3階をやったから4階をやるとか5階をやるとか、そういった意味でこれだけ毎年かかるのかということをちょっとお尋ねします。 80: ◯病院施設課長(奥村公彦君)  2病棟3階の無停電電源装置更新工事につきましては、主に2病棟にございますICU、オペ室の停電時のための無停電電源装置ということで、平成17年の設置以来10年以上経過したということで、今回更新をした次第でございます。 81: ◯委員(川上孝浩君)  ということは、特別な階だからこういう装置をつけてあるということで理解しておればよろしいですか。 82: ◯病院施設課長(奥村公彦君)  御指摘のとおりございまして、2病棟3階にあるICUとオペ室のための無停電電源装置でございます。 83: ◯委員(川上孝浩君)  分かりました。  14ページの下から、合計の次の感染症という部分がいわゆるコロナの患者というふうに理解していいですか。 84: ◯病院庶務課長(冨田孝道君)  御指摘のとおり、そのとおりでございます。
    85: ◯委員(川上孝浩君)  何科にも属さないというスタイルでいいのか、それとも実際には呼吸器のほうに入るのか僕は分かりませんが、その辺のことは。その辺ちょっとだけ教えていただけますか。理解したいと思っているので。 86: ◯病院長(金岡祐次君)  感染症に関しましては先回もちょっと説明したかもしれませんけど、感染症病棟というのが3病棟の上にありまして、6床つくってあって、今回それでは足りないということで結核病棟のほうにちょっとはみ出しまして増やしたんですね。17床に増やしたんですけれども、そこの中心は呼吸器内科ではありますけれども、やはり呼吸器内科は7名の医者がいるだけなので、そこに全負担をかけるのは大変なことだということで、外科も含めて各診療科が主治医制で患者を診ることになっておりますので、これは内科に限らず全科で診ていく、そういう状況でございます。 87: ◯委員(川上孝浩君)  大変な状況で病院側も大変でしょうけれども、ぜひ頑張って、コロナに対して撲滅のためにも努力を惜しまずに頑張ってください。以上でございます。ありがとうございました。 88: ◯副委員長(粥川加奈子君)  審査意見書の右上が18で下が12ページの経営分析のところですが、ちょっと気になるのが、全部ここ、何か下がっているんですけど、これはそう大した、気にするほどのことではないのか、利益率とか収支比率とか。全体が、全部下がっているというふうに書かれていて、この比率が高いほど総合的な収益性が高いことになるというふうな論調が書かれておりますが、この辺に関してはどのように理解したらいいですか。 89: ◯病院庶務課長(冨田孝道君)  基本的には御指摘のとおりだと思うんですけど、正直昨年度につきましては、当然、末期、コロナの影響があったのと、あと10月に消費税が2%上がりましたのが影響しておりまして、どうしても下がる傾向はもうやむを得ないかなと思っております。 90: ◯委員長関谷和彦君)  ほかに御意見はありませんか。─── 御意見もないようですので、以上で質疑を終了いたします。  これより採決に移ります。  まず、議第79号 令和元年度大垣市水道事業会計未処分利益剰余金の処分についてを採決いたします。  本案は原案のとおり承認することに御異議ありませんか。            (異議なし) 91: ◯委員長関谷和彦君)  御異議ありませんので、本案は原案のとおり承認することに決しました。  次に、認第2号 令和元年度大垣市公営企業会計決算の認定については、認定することに御異議ありませんか。            (異議なし) 92: ◯委員長関谷和彦君)  御異議なしと認めます。よって、本決算は認定することに決しました。  長時間にわたり、慎重な御審査ありがとうございました。  以上で、本会議から付託されました諸議案の審査は終了いたしました。  これをもって決算委員会を閉会いたします。              午後 1時42分   閉 会            ────────────────── 発言が指定されていません。 Copyright © Ogaki City Assembly Minutes, All Rights Reserved. ↑ 本文の先頭へ...