御異議なしと認めます。委員長は関谷委員に決定いたしました。
これをもって私の職務は終わりました。委員長と交代いたします。御協力ありがとうございました。
(関谷和彦君 委員長席に着く)
6: ◯委員長(関谷和彦君)
ただいまは委員長に御選任をいただき、ありがとうございました。委員会が円滑に進められますよう、委員各位の御協力を賜りたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。
引き続いて、委員会条例第8条第2項の規定により、副委員長の互選を行います。
いかがいたしましょうか。
7: ◯委員(空 英明君)
粥川委員にお世話になりたいと思います。
8: ◯委員長(関谷和彦君)
ただいま粥川委員にという御発言がございましたが、御異議ありませんか。
(異議なし)
9: ◯委員長(関谷和彦君)
御異議なしと認めます。副委員長は粥川委員に決定いたしました。
副委員長から就任の御挨拶があります。
10: ◯副委員長(粥川加奈子君)
ただいま御指名いただきました粥川です。
不慣れではございますが、委員長を支え、円滑な充実した委員会運営に努めたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
11: ◯委員長(関谷和彦君)
それでは、本会議から付託されました諸議案について審査いたします。
まず、認第1号 令和元年度大垣市一般会計及び特別会計決算の認定についてを議題といたします。
理事者の説明を求めます。
事前に申し上げますが、説明は簡略に願います。
12:
◯総務部長(岩崎義博君)
おはようございます。
議案は74ページになりますが、認第1号 令和元年度大垣市一般会計及び特別会計決算の認定につきまして、地方自治法の規定により、監査委員の意見をつけて歳入歳出決算書を提出させていただきましたので、御審議を賜るものでございます。それでは、こちらの冊子になりますが、令和元年度歳入歳出決算実績報告書の1ページを御覧いただきたいと存じます。
令和元年度の我が国の経済は、10月からの消費税率引上げ後も内需を中心に緩やかな回復を見せていましたが、年明け以降、新型コロナウイルス感染症の影響を受け、急速に悪化しました。国は一連の緊急対応策に基づき、感染拡大防止、事業の継続、雇用の維持、生活の下支えに取り組みましたが、個人消費や企業活動は縮小を余儀なくされました。
こうした情勢の下、本市の令和元年度における予算執行は、事務事業の見直しによる歳出抑制を図る一方で、大垣市未来ビジョンの第1期基本計画に掲げた、安心できるまちづくり、元気があるまちづくり、楽しく子育てができるまちづくりの三つの未来創造戦略を積極的に推進しました。
令和元年度一般会計決算額は、歳入が684億3,877万3,000円、歳出が654億4,166万7,000円で、前年度に比べ歳入が66億8,399万1,000円、10.8%の増、歳出が62億5,271万5,000円、10.6%の増となり、歳入歳出差引額(形式収支)は29億9,710万6,000円の黒字で、形式収支から翌年度へ予算を繰り越した小学校グラウンド改修事業等に係る財源1億8,168万3,000円を差し引いた実質収支は28億1,542万3,000円の黒字になりました。
下のほうでございますが、また、公営企業を除く特別会計17会計の決算額は、歳入が559億9,230万5,000円、歳出が502億9,729万1,000円で、競輪事業会計などの歳入歳出が減少したことにより、前年度に比べ歳入が28億4,911万円、4.8%、歳出が27億371万2,000円、5.1%、それぞれ減となりました。
次に、市の借金である市債現在高は、一般会計では新庁舎建設事業などに係る借入れのため前年度末に比べ25億953万5,000円の増となりましたが、特別会計(企業会計を除く)では各会計で元金償還が進み、前年度末に比べ16億4,198万6,000円の減となっております。
また、市の貯金である基金現在高は、公共施設整備基金の取崩しなどにより、一般会計では前年度末に比べ42億6,652万8,000円の減、一般会計と特別会計(企業会計を除く)の合計では39億5,159万9,000円の減となっております。
以上、令和元年度決算の概要を御説明申し上げましたが、各会計における決算状況は2ページ及び3ページに記載のとおりでございますので、後ほどお目通しいただければと存じます。続きまして、4ページと5ページをお願いします。平成30年度及び令和元年度の一般会計における歳入歳出の款別内訳表でございます。まず、4ページの歳入款別内訳表を御覧いただきたいと存じます。
令和元年度の主な歳入といたしましては、まず一つ目の市税でございますが、決算額は278億2,133万5,000円でございます。法人市民税は減となりましたが、個人市民税及び固定資産税の家屋の増などにより、前年度に比べ1億1,301万9,000円の増となっております。次に、その下五つ目の地方消費税交付金でございますが、決算額は29億9,174万円で、前年度に比べ1億4,458万6,000円の減となっております。次に、中ほどの地方特例交付金でございますが、決算額は5億6,025万4,000円で、令和元年度限りの措置である子ども・子育て支援臨時交付金により、前年度に比べ4億1,490万3,000円の増となっております。次に、その下のほうの国庫支出金でございますが、決算額は66億7,880万3,000円でございます。幼児教育・保育の無償化に伴う国庫負担金の増や小学校空調
機整備事業などに対する国庫補助金の増などにより、前年度に比べ5億6,074万2,000円の増となっております。次に、その下四つ目の繰入金でございますが、決算額は63億9,740万1,000円で、新庁舎建設事業の財源として公共施設整備基金を取り崩したことなどにより、前年度に比べ49億466万4,000円の増となっております。最後に、一番下の市債でございますが、決算額は74億3,750万円でございます。臨時財政対策債が減となっておりますが、建設事業債が増となっており、前年度に比べ2億6,780万円の増となっております。次に、5ページの歳出款別内訳表を御覧いただきたいと存じます。
令和元年度の主な歳出といたしましては、まず二つ目の総務費でございますが、決算額は148億8,173万1,000円でございます。新庁舎建設事業の増などにより、前年度に比べ39億1,843万1,000円の増となっております。次に、その下の民生費でございますが、決算額は204億9,254万6,000円でございます。民間保育所施設等整備支援事業や三城幼保園建設事業の減などにより、前年度に比べ2億8,378万1,000円の減となっております。次に、中ほどの土木費でございますが、決算額は66億6,066万1,000円でございます。道路安全対策事業や公園新設改良費の増などにより、前年度に比べ6億4,000万4,000円の増となっております。最後に、二つ下の教育費でございますが、決算額は84億1万9,000円でございます。小学校空調
機整備事業や体育施設整備事業の増などにより、前年度に比べ18億3,565万円の増となっております。
以上、概要を御説明申し上げました。6ページからの詳細説明につきましては、引き続き財政課長から御説明申し上げますので、よろしくお願いいたします。
13: ◯委員長(関谷和彦君)
財政課長に申し上げます。長時間になろうかと思いますので、着席のまま説明を願います。
14:
◯財政課長(鈴木浩成君)
おはようございます。財政課長の鈴木でございます。よろしくお願いいたします。
失礼いたしまして、着席のまま御説明申し上げます。それでは、令和元年度歳入歳出決算実績報告書の6ページをお願いいたします。
初めに、1歳入科目決算の状況につきまして御説明申し上げます。
まず、款1市税は278億2,133万5,000円で、前年度に比べ1億1,301万9,000円、0.4%の増となりました。科目別の主なものにつきまして、市民税は収入額が116億3,066万3,000円で、前年度に比べ7,309万8,000円、0.6%の減、収納率は94.7%で、前年度に比べ0.2ポイント増加しております。内訳は個人が91億9,867万4,000円で、法人は24億3,198万9,000円となっております。固定資産税は収入額が126億1,177万1,000円で、前年度に比べ1億3,160万2,000円、1.1%の増、収納率は94.1%で、前年度から0.2ポイント増加しております。内訳は土地が46億7,144万円、家屋が51億3,337万9,000円、償却資産が26億6,716万7,000円となっております。軽自動車税は収入額が4億420万2,000円で、前年度に比べ2,261万6,000円、5.9%の増となっております。市たばこ税は収入額が10億2,983万8,000円で、前年度に比べ439万2,000円、0.4%の増となっております。都市計画税は収入額が21億4,254万2,000円で、前年度に比べ2,755万6,000円、1.3%の増となっております。市税全体の収納率は94.4%で、前年度に比べ0.2ポイント増となっております。次に、7ページをお願いいたします。
款2地方譲与税の項3森林環境譲与税998万円は令和元年度に創設された譲与税で、名目上は一般財源でございますが、市町村が行う木材利用の普及促進等に充てる譲与税であるため、令和元年度は庁舎建設のうち7階議場の机などに498万円充当したほか、2年度以降に活用するため森林環境譲与税基金として500万円を積み立てました。次に、8ページをお願いいたします。
款6地方消費税交付金は29億9,174万円で、このうち社会保障財源交付金は11億9,365万1,000円で、税率引上げ分を財源として障がい者福祉などの福祉事業や介護保険などの社会保険事業、医療などの保健衛生事業に活用しております。
款10地方特例交付金の項2子ども・子育て支援臨時交付金は3億7,533万7,000円で、幼児教育・保育の無償化に係る地方負担分について、令和元年度は消費税率引上げに伴う地方の増収が僅かであることから、令和元年度のみ全額国費で措置されたものでございます。
款11地方交付税は42億9,922万円で、前年度に比べ6,600万円の減となっております。次に、10ページをお願いいたします。
一番下の款15国庫支出金の項1国庫負担金は54億9,334万4,000円で、前年度に比べて3億1,374万2,000円の増となっております。主な要因は、民生費国庫負担金のうち、一番下の保育所費の施設型給付費3億1,790万8,000円や、次の11ページの教育費国庫負担金の1億4,490万2,000円で、幼稚園の施設型給付費及び無償化給付費などによるものでございます。項2国庫補助金は11億5,248万8,000円で、主なものは、一番下の土木費国庫補助金の社会資本総合整備事業費のほか、次の12ページの教育費国庫補助金の学校施設整備費のうち、小学校空調
機2億5,034万2,000円などでございます。次に、15ページをお願いいたします。
一番下の款19繰入金は63億9,740万1,000円で、前年度に比べ49億466万4,000円の増となっておりますが、主な要因は、三つ目の公共施設整備基金繰入金45億1,741万円のうち、庁舎建設の財源として44億830万円を繰り入れたことによるものでございます。次に、17ページをお願いいたします。
款22市債は74億3,750万円で、前年度に比べ2億6,780万円の増となっております。総務債の新庁舎建設事業7億3,000万円は、公共施設等適正管理推進事業債を活用いたしました。次に、19ページをお願いいたします。臨時財政対策債は16億6,000万円で、前年度に比べ4億8,000万円の減となっております。合併特例債は新庁舎建設事業で19億7,340万円、幼保園建設事業の荒崎幼保園改築で3,710万円を活用いたしました。なお、令和2年度以降の合併特例債の発行可能残高は11億6,100万円となっております。次に、20ページをお願いいたします。
次に、歳出について御説明申し上げます。このページからは、各科目に事業内容を具体的に記載しておりますので、新規事業を中心に主な事業につきまして御説明申し上げます。また今回から款項目のうち、目の横に担当部局を明記しております。なお、複数部局にまたがる目におきましては、事業の横に担当部局を明記しております。
款1議会費は3億5,470万3,000円で、前年度に比べ621万1,000円、1.7%の減、執行率は94.1%でございます。21ページをお願いいたします。5議会ICT化事業323万1,000円では、効率的な議会運営とペーパーレス化を推進するため、タブレット端末を用い議会のICT化を図りました。次に、22ページをお願いいたします。
款2総務費は148億8,173万1,000円で、前年度に比べ新庁舎建設などに伴い39億1,843万1,000円、35.7%の増で、執行率は97.3%でございます。
2人件費、一般職の(1)退職者数と退職手当支給額は、総務費と教育費合わせて退職者数は50人、退職手当支給額は3億3,836万4,000円で、前年度に比べ6,213万1,000円の減となっております。次に、25ページをお願いいたします。目3広報費の3放送委託事業の(2)PR特別番組放送事業75万円では、市役所新庁舎の完成を記念して、1階の多目的スペースでエフエム岐阜のラジオ番組「OKB presents お祭り気分でBang!Bang!Radio@OKBスタジオ」の公開録音を実施し、市のPRを行いました。次に、26ページの目6事務管理費の次の27ページの一番下の7先端技術活用業務改革調査事業286万1,000円では、AIやRPAなどの先端技術の効果的な活用が可能で、市民サービスの向上が期待できる12事務と効率化が期待される42の内部事務の調査を行い、今後の業務改革に向けた基礎資料を作成いたしました。次に、少し飛びまして、30ページをお願いいたします。目8庁舎建設費の2新庁舎建設事業の(1)新庁舎建設事業71億3,167万4,000円では、本体建物の工事を完了させるとともに、備品等の整備を行い、令和2年1月6日から一部供用を開始いたしました。(2)絵画の購入3,000万円では、新庁舎の完成を記念して市内企業10社からの寄附を受け、郷土作家及び文化勲章受章作家の絵画作品全8作品を購入いたしました。3新庁舎関連事業の(1)新庁舎完成開所式の開催481万5,000円では、令和2年1月5日に記念セレモニーなどを実施いたしました。次に、31ページをお願いいたします。(2)シンボルモニュメント製作事業1,000万円では、デザイン、設計を実施するとともに、モニュメント下部の制作を行い、(3)矢橋六郎マーブルモザイク作品集制作事業614万3,000円では、懇話会や専門部会を開催するとともに、掲載作品の撮影業務などを行いました。4電子市役所構築事業8,005万1,000円では、総合窓口・業務案内システム構築を行い、各種証明書等の交付申請者に、書かせない・待たせない事務処理を図るための総合窓口システムの開発や、庁舎内案内サービスや各課への誘導サービスを実施するためのロボットの導入、新庁舎の全フロアにおいて無料の公衆Wi-Fi環境の整備、スマートフォンアプリを活用し、庁舎内フロア案内やデジタルサイネージとの連携による市政情報の提供などの各種施策を進めました。また、AIを活用した行政サービスの提供やRPAを活用した行政事務の効率化も進め、さらにスマートシティの実現に向け、市民サービスの質的向上につながる実証実験も実施いたしました。次に、32ページをお願いいたします。目9企画費の4移住定住促進事業284万2,000円では、本市への移住、定住を促進するため、PRリーフレット等制作やトラック用PRステッカー広告、フリーペーパー、PR広告への掲載などによるPRを行ったほか、県外に居住している子育て世代等を対象に、市内への移住を前提とした移住活動等に係る費用の一部を補助いたしました。次に、33ページをお願いいたします。5水都大垣ふるさと応援寄附金事業2億7,350万6,000円では、市内外から2万9,881件、6億5,373万6,000円の寄附をいただき、寄附者に対して特産品や観光体験利用券などの返礼品を贈呈いたしました。次に、少し飛んで、37ページをお願いいたします。目13上石津地域事務所費の2地域おこし協力隊事業252万6,000円では、協力隊員1人を配置し移住相談等を行い、5世帯10人の移住実績となりました。次に、39ページをお願いいたします。目19防災費の3防災行政無線整備事業2,530万円では、防災行政無線の難聴対策として、防災行政無線屋外拡声子局を4ヵ所に新設いたしました。次に、41ページをお願いいたします。
項2市民活動費の目1市民活動推進費の2市民活動推進一般経費の(1)コミュニティ活動事業補助金250万円では、太鼓による地域の祭り文化の継承に取り組んでいるコミュニティー組織・上石津まちづくり協議会の太鼓購入事業を支援いたしました。次に、43ページをお願いいたします。目2男女共同参画推進費の、次の45ページをお願いいたします、6ワーク・ライフ・バランス推進事業28万9,000円では、企業のための仕事と介護の両立支援セミナーなどの各種講座を開催いたしました。次に、47ページをお願いいたします。
項3徴税費の目1税務総務費の、少し飛びまして、50ページをお願いいたします、一番上の6固定資産(土地・家屋)評価替事業5,206万8,000円では、令和3年度の固定資産の評価替えに向け、土地の現況資料の全面的な見直しを行うとともに、標準宅地の鑑定評価を実施いたしました。目2賦課徴収費は2億3,325万7,000円で、2市税徴収事業の(2)市税滞納処分の実施状況は、差押えの件数が291件で、対象となる税額は7,633万5,000円でございます。次に、51ページをお願いいたします。(5)市税不納欠損状況は合計で373件、不納欠損額は6,587万5,000円となっております。次に52ページをお願いいたします。4電子納税環境整備事業45万8,000円では、多様化する納税者の需要に対応するため、全税目についてキャッシュレス決済を可能とするとともに、新たに各地域事務所やサービスセンターにおいて電子マネーやクレジットカード等で納付できる環境を整備いたしました。
項4戸籍住民基本台帳費の、54ページをお願いいたします、5個人番号カード等交付事業2,589万3,000円では、申請者に対し個人番号カードを4,227件交付いたしました。次に、57ページをお願いいたします。
項8交通安全対策費は8億8,520万8,000円で、次の58ページをお願いいたします、上から二つ目の4地域公共交通網形成計画策定事業947万4,000円では、地域公共交通会議を4回開催するとともに、市内5,400世帯、市内99事業所へのアンケート調査やバス停利用者へのヒアリング調査、そして地域懇談会を6回開催いたしました。5公共交通機関支援事業の(1)公共交通機関運行費等支援事業のバス関連支援事業は16路線40系統で1億6,047万9,000円、鉄道関連支援事業は2路線で2億5,282万1,000円となっております。次に、60ページをお願いいたします。一番下の15養老線支援基金積立事業1億860万3,000円では、養老鉄道株式会社からの寄附金などを受け、積立てを行いました。次に、61ページをお願いいたします。
款3民生費は204億9,254万6,000円で、前年度に比べ2億8,378万1,000円、1.4%の減で、翌年度の繰越額を除きます執行率は92.9%となっております。
項1社会福祉費の目1社会福祉総務費の、63ページをお願いいたします、12介護・福祉ロボット等活用展示会開催事業74万3,000円では、ソフトピアジャパンセンタービルで開催されましたイベント内におきまして、介護業務支援などのロボット展示会を開催いたしました。目2障害者福祉費の、64ページをお願いいたします、2障害者計画等策定事業199万3,000円では、大垣市第三次障害者計画及び第5期障害福祉計画・第1期障害児福祉計画の改定に向け、アンケート調査を実施いたしました。次に、65ページをお願いいたします。7介護等給付事業14億1,356万5,000円は、前年度に比べ3,614万8,000円の増となり、次の66ページの一番上の8訓練等給付事業8億2,470万2,000円は、前年度に比べ7,119万6,000円の増となっております。次に、69ページをお願いいたします。26障害者福祉年金助成事業4,711万7,000円では、令和元年度から市民税非課税世帯のみを支給対象に変更いたしました。次に、71ページをお願いいたします。目6プレミアム付商品券発行事業費2億4,732万円では、令和元年10月の消費税率の引上げに際し、地域における消費を喚起、下支えするため、0歳児から2歳児の子育て世帯や令和元年度の市民税が非課税の方を対象として、5,000円分の商品券を1冊当たり4,000円で販売するプレミアム付商品券を発行いたしました。なお発行状況は、発行枚数48万2,660枚のうち、令和元年度の換金枚数は41万1,650枚となっております。
項2老人福祉費の目1老人福祉対策費の高齢者人口は、65歳以上が前年度より227人増の4万3,905人で、比率は0.1ポイント増の27.2%となっております。75歳以上は409人増の2万2,908人で、比率は0.3ポイント増の14.2%となっております。次に、74ページをお願いいたします。一番上の15地域介護・福祉空間整備等施設整備事業851万1,000円では、地域包括ケアシステムの構築に向け、民間の介護サービス事業者が行う防災改修や安全対策強化に対する整備費を補助いたしました。次に、75ページをお願いいたします。目2老人医療費の2老人医療費支給事業では、70歳から74歳の対象者数は8,711人で、前年度に比べ645人増となり、給付額は2億4,704万7,000円で、前年度に比べ4,400万円の増となっております。目3後期高齢者医療費の1後期高齢者医療広域連合事業15億1,139万8,000円は、岐阜県後期高齢者医療広域連合に対し療養給付費及び保健事業費に係る負担金を支出いたしました。次に、76ページをお願いいたします。
項3児童福祉費は90億2,495万1,000円で、目1子育て支援費の2子育て支援計画策定事業194万1,000円では、「子供が健やかに育ち、安心して子育てができるまち」を実現するため、大垣市第三次子育て支援計画を策定いたしました。次に、77ページをお願いいたします。一番下の12幼児保育等無償化給付事業の(1)幼児保育等無償化給付費1,123万6,000円では、消費税率引上げによる財源を活用して令和元年10月から実施されました幼児教育・保育の無償化に伴い、保育認定を受けた児童の私立8園の預かり保育料や認可外保育施設10施設に対する利用料を補助いたしました。(2)第3子以降副食費無償化事業補助金58万5,000円では、副食費が実費徴収となるため、第3子以降の副食費の無償化を実施いたしました民間保育所等に対して補助し、多子世帯の経済的負担の軽減を図りました。次に、78ページをお願いいたします。目2子育て総合支援センター費の79ページの7子育て情報提供事業316万1,000円では、インターネットを活用した子育て応援サイト「ママフレ」のアクセス数は1万3,145件、子育て支援ポータルのアクセス数は5万5,622件、子育て支援アプリのダウンロード数は634件という実績でございました。次に、81ページをお願いいたします。目3障害児福祉費の2障害児通所支援事業4億4,753万4,000円は、前年度に比べ8,556万6,000円の増となり、利用件数が増加傾向となっております。次に、83ページをお願いいたします。一番上の7ひまわり学園改築事業1,180万2,000円では、発達支援施設としての充実を図れるよう、旧三城保育園跡地に移転改築するため、令和元年度は基本設計等を行いました。次に、一番下の目5児童扶養手当費の、84ページをお願いいたします、2児童扶養手当支給事業の(1)児童扶養手当支給事業6億6,168万1,000円では、国の制度改正に伴い、令和元年11月から支払い時期を年3回から年6回に見直したことにより、前年度より1億3,581万9,000円増の6億6,168万1,000円の支給となりました。(2)未婚児童扶養手当受給者臨時特別・給付金支給事業141万7,000円では、令和元年10月からの消費税率引上げに伴い、児童扶養手当の受給者のうち未婚の独り親に対し、受給者1人につき1万7,500円の臨時特別給付金を支給いたしました。目6民間保育所費は20億2,077万5,000円で、1民間保育所事業の(1)民間保育所の状況は、あおいこども園が平成31年4月から認定こども園に移行したことにより、1園減の9園で月平均1,003人の保育を行い、運営費は9億7,001万8,000円となっております。次に、85ページをお願いいたします。2認定こども園等給付事業の保育認定2号及び3号に係る施設型給付の状況は、1園増の7園で月平均1,062人の保育を行い、施設型給付費を7億2,157万7,000円支給いたしました。次に、86ページをお願いいたします。4民間保育所等特別保育事業の(3)保育環境改善等事業補助金419万4,000円では、新型コロナウイルス感染症の感染拡大を防止するため、民間保育所等が購入する感染防止用の子供用マスク、消毒液、体温計、空気清浄
機などの衛生用品等の経費に対し補助いたしました。5民間保育所施設等整備支援事業の(3)民間保育所増改築事業補助金1億5,731万3,000円では、社会福祉法人西美濃福祉会が実施するはだしっこ保育園の改築に対し補助いたしました。次に、87ページをお願いいたします。目7公立保育所費は17億3,417万5,000円で、3公立保育所運営事業の(1)公立保育所の状況につきましては、16園で月平均1,869人の保育を実施いたしました。次に、89ページをお願いいたします。目8幼保園建設費の1荒崎幼保園改築事業7,663万3,000円では、老朽化が著しく耐震性が低い荒崎幼保園の改築を行うため、令和元年度は旧園舎解体工事を完了し建設工事に着手いたしました。次に、90ページをお願いいたします。目10子ども・母子家庭等医療費の2子ども医療費支給事業では、高校生世代までの対象者数2万5,206人に8億7,023万円を給付いたしました。次に、91ページをお願いいたします。
項4生活保護費の、次の92ページをお願いいたします、目2扶助費の1生活保護扶助事業の(1)生活保護の状況は、月平均1,832人に9億5,252万1,000円の扶助費を支給いたしました。次に、94ページをお願いいたします。
款4衛生費は38億608万9,000円で、前年度に比べ77万8,000円、0.0%の増、執行率は95.4%となっております。
項1保健衛生費の目1保健衛生総務費の4地域保健計画改定事業116万8,000円では、第三次地域保健計画を策定するため、令和元年度は2,000人の市民へのアンケート調査を行いました。次に、96ページをお願いいたします。目4予防費の、次の97ページの一番上の2風しん抗体検査事業1,888万円では、風疹の感染拡大を防止するため、昭和37年4月2日から昭和54年4月1日までに生まれた抗体保有率の低い世代の男性の方を対象として抗体検査を実施いたしました。次に、98ページをお願いいたします。7新型コロナウイルス感染症予防事業78万6,000円では、市役所や各施設等へ設置する消毒液106lやマスク1万7,000枚などの物品を購入し、感染拡大防止を図りました。次に、少し飛んで102ページをお願いいたします。目8環境対策費の、次の103ページの一番下の9地球温暖化対策推進事業の(1)スマートライフ設備設置事業補助金といたしまして、家庭用燃料電池設置に対し10件50万円、家庭用蓄電池設置に対し50件250万円をそれぞれ補助いたしました。次の104ページをお願いいたします。地下水利用地中熱ヒートポンプモデル設置に対し1件100万円、次世代自動車充給電省エネ設備の導入に対し2件6万円、ホーム・エネルギーマネジメントシステムの導入に対し41件197万6,000円、ネットゼロエネルギーハウスの普及促進に対し20件200万円をそれぞれ助成いたしました。
項2清掃費の、次の105ページをお願いいたします、目2リサイクル推進費の一番下の4減量化啓発事業の(2)ごみ分別アプリ運営事業41万5,000円では、ダウンロード数の累計が8,491件となっております。次に、107ページをお願いいたします。目3塵芥処理費の2塵芥収集直営事業のごみ処理状況でございますが、合計で5万1,544.27tの処理量となっております。次に、109ページをお願いいたします。目4塵芥処理施設費の4クリーンセンター法令点検等整備事業1億1,077万円では、焼却設備タービンは4年に1度の法令点検、ごみクレーンは2年に1度の点検整備を実施いたしました。次に、111ページをお願いいたします。
款5労働費は8,484万1,000円で、前年度に比べ789万8,000円、8.5%の減で、執行率は99.0%となっております。2就労支援事業の(2)就労支援広域連携事業の1)大垣労務推進協会負担金88万1,000円では、高等学校企業視察事業のほか、働き方改革推進事業として女性の活躍やワーク・ライフ・バランスの充実を図るためのセミナーなどを開催いたしました。次に、113ページをお願いいたします。
款6農林水産業費は9億6,470万9,000円で、前年度に比べ1億448万6,000円、12.1%の増で、翌年度の繰越額を除きます執行率は93.4%となっております。
項1農業費の、次の114ページの目2農業費の、さらに次の115ページをお願いいたします、8担い手育成総合支援事業の一番下のほうの(4)スマート農業活用支援事業補助金40万7,000円や、(5)スマート農業技術導入支援事業補助金219万3,000円では、ICTを活用した農業経営を推進する支援を行いました。次に、116ページをお願いいたします。(6)被災農業者向け経営体育成支援事業補助金188万4,000円では、平成30年の台風21号により農業被害を受けました施設の再建等の支援を行いました。次に、119ページをお願いいたします。
項3林業費の目1林業振興費の5間伐材利用拡大事業の(1)間伐材ベンチ製作104万5,000円では、上石津地域で伐採された間伐材を使用したベンチ25基を製作し、かみいしづ緑の村公園や奥の細道むすびの地記念館などに設置いたしました。次に、120ページをお願いいたします。
項4土地改良費の、次の121ページの目3土地改良施設整備費の2県単土地改良事業1億7,510万6,000円では、用排水路15ヵ所、2,375.7m、樋門9ヵ所、揚水施設1基、農道2ヵ所、671mの改良工事を実施いたしました。次に、122ページをお願いいたします。3県営土地改良事業の(1)県営湛水防除事業5,353万円では、鵜森地区の排水
機場整備工などに負担し、(2)県営かんがい排水事業6,822万3,000円では、山王・下立用水2期地区などに負担いたしました。次に、123ページをお願いいたします。4かんがい排水路農道整備事業7,435万7,000円では、大垣地区の用排水路等の改良整備23ヵ所、1,281.1mを実施いたしました。5上石津地域かんがい排水路・農道整備事業819万9,000円、及び6墨俣地域かんがい排水路・農道整備事業522万4,000円では、それぞれの地域の用排水路等の改良整備に努めました。次に、124ページをお願いいたします。
款7商工費は21億1,807万1,000円で、前年度に比べ2,489万9,000円、1.2%の増で、執行率は96.4%でございます。
項1商工費の目1商工振興費の5戦略的中心市街地活性化推進事業4,151万4,000円では、次の125ページの(4)おおがきマラソン事業補助金1,600万円では、7,128人の参加がありましたほか、(5)中心市街地商店街元気ハツラツ市事業補助金950万円では、計7回で25万5,000人の来場者がありました。6中小企業等金融対策事業の(2)中小企業融資事業11億8,707万3,000円では、中小企業を対象に運転資金、設備資金の融資と利子補給を行いました。利子補給実績は207件、4,607万3,000円となっております。次に126ページをお願いいたします。9産業活性化広域連携推進事業の(2)大垣地域経済戦略推進事業補助金2,146万円では、相談企業519事業所から1,805件の相談を受けた大垣ビジネスサポートセンター、Gaki-Bizを支援いたしました。次に、127ページをお願いいたします。目2観光費の、次の128ページをお願いいたします、4広域観光宣伝啓発事業の(1)広域観光事業負担金939万6,000円では、県大河ドラマ「麒麟がくる」推進協議会に対し180万円、奥の細道紀行330年記念事業実行委員会に対し400万円を負担いたしました。(2)広域観光事業補助金3,544万9,000円では、奥の細道紀行330年記念シンポジウム事業に対し550万円、西美濃観光ネットワーク推進事業のぷらっと西美濃通行手形の発行等の事業に対し500万円などを補助いたしました。5大垣観光宣伝啓発事業の、次の129ページをお願いいたします。表の一番下の文化財活用観光推進事業では、文化庁の補助採択を受けて大垣観光協会が実施した大垣祭などの文化資源のアニメーションによる情報発信事業に対し補助いたしました。7クールおおがき推進事業6,847万7,000円では、地域ブランド化に向け戦略的に取り組み、国内外の交流人口の増加と地域経済の活性化につなげるため、クールおおがきと題し、(1)水の都おおがき水門川舟下り事業をはじめ、次の130ページのクールおおがき地域プロモーション事業から3都市4城サミット事業までの各種事業を展開いたしました。9ロボカップジュニア推進事業2,885万7,000円では、子供たちに夢や希望を与えるとともに、最新のロボット技術を体験し学習することができるイベントとして、ロボカップジュニア・おおがきオープン2019、大垣市長杯ロボカップジュニア大垣ノード大会などを開催いたしました。目3奥の細道むすびの地記念館費の、次の131ページをお願いいたします、2奥の細道むすびの地記念館管理事業の利用状況のうち、入館者は19万4,296人となり、3奥の細道むすびの地記念館イベント事業の(4)入館者達成記念事業5万1,000円では、入館者170万人達成イベントを令和元年8月12日に実施いたしました。次に、132ページをお願いいたします。
款8土木費は66億6,066万1,000円で、前年度に比べ6億4,000万4,000円、10.6%の増で、翌年度の繰越額を除きます執行率は94.6%となっております。
項1土木管理費の目1土木総務費の4東海環状自動車道推進事業118万7,000円では、大垣西インターチェンジから大野神戸インターチェンジ間7.6kmが令和元年12月14日に開通したことにより、大垣市区間の全線が開通いたしました。
項2道路橋りょう費の目2道路維持費の、134ページをお願いいたします、一番上の4道路安全対策事業1億8,856万2,000円では、平成30年度繰越事業である名神高速道路と立体交差する牧田28号橋の歩道橋撤去のほか、(2)で橋梁保全整備計画に基づき源氏大橋の耐震補強・補修工事などを実施いたしました。次に、135ページをお願いいたします。目3道路新設改良費の3道路新設改良事業8,180万円では、市道の拡幅改良等5ヵ所、438.8mなどを実施し、道路環境の向上に努めました。次に、136ページをお願いします。4道路舗装事業8,749万2,000円では、大垣地域のアスファルト舗装の新設38ヵ所、5,765.2mを実施し、5道路側溝整備事業1億431万3,000円では、大垣地域の36ヵ所、1,424mの道路側溝整備工事を行いました。6通学路安全対策事業2億1,027万3,000円では、対策が必要とされた市道の歩道整備等5ヵ所、376.4mを実施いたしました。次に、137ページをお願いいたします。7上石津地域道路整備事業720万円及び8墨俣地域道路整備事業838万2,000円では、それぞれの生活道路の環境向上に努めました。
項3河川水路費の目2河川水路維持費の、次の138ページをお願いいたします、5排水
機場改修事業7,876万円では、老朽化が著しい本今排水
機場及び藤江排水
機場の改修工事を実施いたしました。7排水
機場等維持管理適正化事業の、次の139ページをお願いいたします、(2)排水
機場等維持管理適正化事業8,384万2,000円では、静里(第2)排水
機場などの整備を実施いたしました。目3水路改良費の2主要幹線排水路改良事業は3,895万2,000円で、曽根川や古宮第1号幹線の水路整備に努めました。次に、140ページをお願いいたします。3小水路改良事業は8,480万8,000円で15ヵ所、871.2m、4水路環境整備事業は4,740万7,000円で29ヵ所、1,718.2mの水路改良工事を実施し、雨水の早期排除等、環境整備に努めました。5急傾斜地崩壊対策事業の(2)急傾斜地崩壊対策事業1,556万5,000円では、上石津町打上地内の崩壊対策工事を実施いたしました。
項4都市計画費は19億6,787万7,000円で、目1都市計画総務費の、次の141ページをお願いいたします、4建築物安全対策支援事業の一番下の(5)要安全確認計画記載建築物耐震改修計画策定費補助事業320万2,000円では、県が指定する一次緊急輸送道路の通行の妨げとなる沿線建築物を対象に、耐震改修計画策定費の一部を補助いたしました。次に、142ページをお願いいたします。目2市街地整備費の2郭町東西街区市街地再開発事業1億5万1,000円では、事業化へ向けた調査などを実施いたしました。次に、144ページをお願いいたします。目4公園新設改良費の2外渕東公園整備事業4,094万4,000円では、園路広場等の整備工事を行い、3丸の内公園整備事業6,770万3,000円では、新庁舎西側の北側部分の整備工事を行いました。次に、145ページの4福田公園整備事業6億3,550万2,000円では、大垣市土地開発公社経営の健全化に関する計画に基づき用地取得を進めました。次に、146ページをお願いいたします。目6街路事業費の2県施行街路事業2,702万2,000円では、神田神戸線などの県施行街路事業負担金を支出したほか、3街路整備関連事業1,044万7,000円では、長松大井線の道路設計や室村林1号線の交通量調査・解析などを実施いたしました。次に、148ページをお願いいたします。
項5住宅費は4億8,548万9,000円で、目1市営住宅管理費の管理戸数は、令和元年度末で市営住宅が合計1,155戸、その他が60戸で合計1,215戸でございます。次に、149ページの目3住宅対策費の、次の150ページをお願いいたします、3定住促進支援事業の(1)子育て世代等住宅取得支援事業利子補給金1億97万3,000円では、子育て世代の世帯が市内に新築住宅を取得した場合に借入金利子の一部を補助し、前年度から201件増の1,022件となっております。一番下の5空家等対策事業の(2)空家除却支援事業補助金526万円では、倒壊のおそれのある危険な空き家等18件の除却費用の一部を補助いたしました。次に、151ページをお願いいたします。
款9消防費は前年度に比べ1,581万4,000円、0.9%の増で、執行率は99.1%でございます。
項1消防費の目2非常備消防費の、152ページをお願いいたします、3非常備消防事業の(3)デジタル簡易無線
機整備事業485万6,000円では、団本部に5台及び各分団に50台のデジタル簡易無線
機を配備し、災害時における消防団活動の適切な情報伝達手段を確保いたします。次に、153ページをお願いいたします。目3消防施設費の2非常備消防設備整備事業4,088万3,000円では、老朽化した中川分団の消防ポンプ自動車や赤坂分団の小型動力ポンプ積載車などの更新を行いました。
15: ◯委員長(関谷和彦君)
説明の途中ですが、ここで10分ほど休憩いたします。
この際、暫時休憩いたします。
午前11時 2分 休 憩
──────────────────
午前11時13分 再 開
16: ◯委員長(関谷和彦君)
再開いたします。
引き続き説明を願います。
17:
◯財政課長(鈴木浩成君)
それでは、154ページをお願いいたします。
款10教育費は84億1万9,000円で、前年度に比べ18億3,565万円、28.0%の増で、執行率は92.7%でございます。
項1教育総務費の目2事務局費の3教育振興基本方針策定事業74万7,000円では、本市の教育行政を進める上での指針となる教育振興基本計画を策定いたしました。次に、157ページをお願いいたします。一番下の目6教育研究費の、次の158ページをお願いいたします、5プログラミング教育推進事業2,091万3,000円では、小学校全学年においてタブレット端末を使用したプログラミング体験を行うとともに、小学校5、6年生の総合的な学習の時間において、ドローンなどを教材としたプログラム学習を実施いたしました。次に、159ページをお願いいたします。
項2小学校費は21億8,135万円で、目1学校管理費の2小学校一般経費の(1)児童数、学級数の状況でございますが、児童数は8,556人で前年度から32人の減、学級数は336学級で前年度と増減なしとなっております。次に、161ページをお願いいたします。目3学校営繕費の次の162ページの2小学校トイレ改修事業1億8,227万5,000円では、日新小、宇留生小、中川小、小野小のトイレ全面改修を実施いたしました。3小学校外壁改修事業1億3,226万5,000円では、宇留生小、中川小の外壁改修を行い、安全確保を図りました。次に、163ページをお願いいたします。4小学校空調
機整備事業11億6,604万2,000円では、市内全小学校の普通教室及び特別教室553室に空調
機660台を整備し、児童が健康で快適に学習できる環境を整えました。
項3中学校費は、目1学校管理費の2中学校一般経費の(1)生徒数、学級数の状況でございますが、生徒数は4,205人で前年度に比べ84人の減、学級数は144学級で前年度に比べ5学級の減となっております。次に、少し飛んで166ページをお願いいたします。目3学校営繕費の2中学校トイレ改修事業1億140万5,000円では、江並中のトイレ全面改修を実施したほか、西部中、星和中のトイレ洋式化改修を実施し、環境改善を図りました。次に、167ページをお願いいたします。
項4幼稚園費は9億7,400万3,000円で、3幼稚園一般経費の(1)園児数、学級数の状況につきましては、公立、私立合わせまして園児数は995人で前年度に比べ79人の減、学級数は81学級で前年度と増減なしとなっております。次に、168ページをお願いいたします。5認定こども園等給付事業は3億1,306万2,000円で、前年度に比べ5,743万3,000円の増となっておりますが、主な要因はあおいこども園が新たに認定されたことによるものでございます。7幼稚園無償化給付事業の(1)幼稚園無償化給付費7,909万3,000円では、消費税率引上げによる財源を活用して令和元年10月から実施された幼児教育・保育の無償化に伴い、529人の児童の授業料を無償化した14園の私立幼稚園に対して、無償化給付費を支給いたしました。次に、169ページをお願いします。11幼稚園トイレ改修事業568万3,000円では、宇留生幼稚園、中川幼稚園の、12幼稚園外壁改修事業1,355万6,000円では、宇留生幼稚園及び次の170ページの中川幼稚園の外壁改修を行い、それぞれ安全確保を図りました。13幼稚園空調
機整備事業1,458万2,000円では、園児が健康で快適に学習できる環境を整えるため、未整備の4園について空調
機8台の整備工事を実施いたしました。
項5社会教育費は15億1,797万9,000円で、目1社会教育総務費の2家庭教育支援事業の(3)家庭教育講演会開催事業49万1,000円では、かがやき教育週間の事業として令和元年6月9日に家庭教育講演会を開催いたしました。次に、172ページをお願いいたします。目2図書館費の利用状況は、利用者数が17万5,812人、貸出冊数は70万6,673冊となっております。次に、174ページをお願いいたします。目3文化施設費の次の175ページの3学習館・文化会館改修事業9,534万6,000円では、文化会館北面の外壁改修工事を完了させたほか、スイトピアセンターの自動火災報知設備の更新に着手いたしました。次に、176ページをお願いいたします。5文化施設営繕事業4,548万9,000円では、墨俣さくら会館の屋上防水改修事業などを行いました。次に、178ページをお願いいたします。目6留守家庭児童教室費2億830万3,000円では、放課後等に18教室の留守家庭児童教室を開設し、児童の生活指導などを行いました。次に、181ページをお願いいたします。目8文化財保護活用費の、次の182ページをお願いいたします、6美濃国分寺跡関連整備事業654万7,000円では、美濃国分寺跡歴史公園の南側隣接地等を含めた一体的な整備などの指針を示す保存活用計画を策定いたしました。目9郷土・歴史施設費の、184ページをお願いいたします、10郷土・歴史施設企画事業の(2)郷土・歴史施設、10共通紹介パンフレット等の作成226万5,000円では、パンフレット18万5,000部、リーフレット1万2,000部を作成しました。次に、少し飛びまして、187ページをお願いいたします。
項6保健体育費は20億928万5,000円で、目1保健体育総務費の、次の188ページをお願いいたします、一番下の10東京オリンピック聖火リレー事業415万9,000円では、実行委員会に対し負担金を支出しましたが、新型コロナウイルス感染症の影響によるオリンピックの開催延期に伴い、聖火リレーは延期となりました。次に、189ページをお願いいたします。目2体育施設費の、次の190ページをお願いいたします、2体育施設営繕事業1億5,750万3,000円では、総合体育館梁支持接合部等の改修のほか、上石津総合体育館のアリーナ照明改修事業や浅中公園総合グラウンド陸上競技場の第3種公認更新のための走路舗装などの整備を行いました。次に、191ページをお願いします。3体育施設整備事業の(1)アーチェリー場及び野外活動センター用地購入事業4億2,109万6,000円では、大垣市土地開発公社経営の健全化に関する計画を推進するため用地購入を行い、(2)アーチェリー場施設整備事業1,064万8,000円では防矢ネット等の張り替えや管理棟の便所改修を行いました。次に、193ページをお願いいたします。目6学校給食費の学校給食実施状況は、小学校、中学校、幼稚園を合わせまして合計1万3,024人分の給食を提供いたしました。次に、195ページをお願いいたします。
款11公債費は52億7,904万1,000円で、前年度に比べ9,103万2,000円、1.8%の増となっております。地方債現在高の状況は、令和元年度末起債額が74億3,750万円、元金償還額が49億2,796万5,000円で、令和元年度末現在高は674億5,726万8,000円となりました。次に、196ページをお願いいたします。
法律相談につきましては、着手に入る前の、皆さん方の御相談を受けまして、その相談内容に法律的な問題があるかどうかとか、裁判になるかという一般的なアドバイスをさせていただいていますが、細かい相談までは行っておりません。さらに深く裁判的なことをやりたいとか、法的なことをやりたい場合につきましては、別途、弁護士さんと御相談いただくようにお願いしております。回数につきましては、より多くの方に利用していただきたいと思いますが、弁護士の皆さんの日程等、いろいろと調整させていただきながら、今は月4回がいっぱいいっぱいというお話を聞いております。これにつきましても、また関係者と相談させていただきながら前向きに検討させてもらいたいと思いますので、よろしくお願いします。
129: ◯委員(林 新太郎君)
弁護士さんも忙しいので、それは一概にお願いしてすぐというような調子にはいかぬと思うんやけれども、市民の方が直接弁護士さんに相談するとお金を取られるもんで、むしろこういう窓口があるなら、そこで相談したほうがええということで大変需要があるもんで、これをちょっと前向きに検討をひとつお願いして、増やす方向でお願いしたいと。これは要望ですけどね。
それから次、44ページの女性相談事業(2)結婚相談事業ですけど、これの相談によってどのぐらい、いわゆるカップルができるのか、婚約ができて結婚できるのか、今どのぐらいですか、数は。相談は一応やっておるけれども、勝手にやっておれということだけじゃなしに、やっぱりカップルをつくることが大事やと思うんやけれども、この辺の内容はどのようなものか、ちょっとお尋ねをしたいと思います。
130: ◯まちづくり推進課男女共同参画推進室長(三浦陽子君)
昨年度で実績が6組、成婚されたということです。
131: ◯委員(林 新太郎君)
年間どのぐらい相談を受けられるんだね。ここに書いてあると1,599件ということで、いかにこういう相談所に相談をして結婚をしたい人が多いんやないかというふうに思うんですけれども、そのうち6組しか成婚しない、カップルができないと、こういうことですか。
132: ◯まちづくり推進課男女共同参画推進室長(三浦陽子君)
1,599件というのはお一人の方が何回も相談をしておられるというところで、登録者数自体は今現在184人です。その登録者がこの方とお見合いしたいというお申込みが相談件数です。6件の成婚というのは、他の結婚相談所、こういう公的な結婚相談所の中ではどちらかというと頑張ってもらっているところだと思っているんですけれども。
133: ◯市民活動部長(安藤 亨君)
結婚の件数は6件ということですけれども、お見合いまでこぎ着けたものにつきましては100件程度あります。ですので、その後、結婚の御報告があった方は6件ということですが、お見合いまでは結構な数を行っているということで御報告申し上げます。
それから先ほど、消費生活相談室と警察との連携という件での補足ですが、私どもは消費者見守り会議というのを横連携で行っております。この中に警察や例えば高齢者の団体のほか、消費生活相談室も入っていただいて会議を行っておりまして、情報共有や必要な事業を一緒にやらさせていただいているということで、連携が図られているということを申し上げますので、よろしくお願いします。
134: ◯委員(空 英明君)
市民活動部で1件、それから、健康福祉部で2件お尋ねをさせていただきます。
まず、市民活動部のところは46ページ、このページが適切かどうかあれですけれども、地区センターというのは地域の皆さんのコミュニティーの場ということで大変有用だと思うんですけれども、コロナの影響でいろいろな種目の制限があるんですが、いまだに声を出す合唱関係の利用が禁止されているということで、実は垂井町とか瑞穂市あたりではいろいろな条件をつけながらでも解除しているということで、大垣の団体の方がそちらのほうへ行って活動されているというようなことも耳にしておりますので、完全になくなるわけじゃないので、ウイズコロナの時代にでも合唱とかができるような工夫というか、そういう条件提示みたいなことをして、そろそろそういう方にも地区センター等公共施設を使っていただけるような、そんな御検討はありますでしょうか。
135: ◯まちづくり推進課長(中川智臣君)
地区センターの利用制限につきましては、国、県のほうの一部解除等を考慮しながら徐々に解除してまいりましたが、実際、今、委員から御指摘ありました合唱等につきましてはなかなか解除できない状況にあります。これにつきましては、いま一度、地区センター運営委員会委員長の皆様方と協議をさせていただきながら、それぞれの施設で本当に各団体が出しているガイドラインを遵守してもらえるような方針、方向性を私どもも勉強させていただきながら、解除できるよう検討してまいりたいと思いますので、よろしくお願いします。
136: ◯委員(空 英明君)
100%駄目じゃなくて、こういうことの条件をそろえたらやっていいよというものをそろそろ示していただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
では、健康福祉部のほうで2件、202ページ、以前も一般質問でもちょっとさせてもらいましたけれども、特定健康診査、特定健診ですね。これの受診率が当時質問したときは県下で下から2番目というようなことで、全国的にも下位のほうだったんですけれども、この31.44%というのを現状どのように捉えておられるかをお尋ねします。
137: ◯国保医療課長(中川信行君)
特定健診の受診率につきまして、現在、最新の受診率でいきますと31.5%になっております。大垣市の受診率が低い要因を分析いたしました結果、大垣市は市内には身近に医療機関がある環境から、かかりつけ医として定期的に受診される方が多くて、特に年齢が高い人ほどそういった定期的な受診が多いと考えておりますが、受診率の内容から見ましても70代の受診率がちょっと低いということがあり、全体的になかなか伸びない要因となっております。県内の受診率につきましても現在39%ほどの受診率になっている中、本市としても今後、受診率の伸びる取組をしていきたいと考えております。日曜日に行っております集団健診を一昨年度は4回実施していましたが昨年度は8回に増やしたところ、多くの人が受診していただけましたので、今年度は集団健診を10回予定しております。あと、他市の取組状況を見て、今年度から新規事業として、特定健診の未受診者の方で糖尿病などの生活習慣病で定期的に医療機関に受診している方に対し、本人の同意の上で治療の一環として実施した血液検査等の結果のうち特定健診の検査項目に該当する検査結果を提供していただくという情報提供事業を行い、受診率の向上に努めていきたいと考えております。
138: ◯委員(空 英明君)
徐々に改善しているということで、私が言いたいのは、垣老とかの給付型の制度じゃなくて、こういうのを積極的に受けていただいて、やっぱり未病に努める、健康づくりに努めるということが大事ですので、ちょうど今おっしゃられた70代の方がなかなかというところ、まさにそこのところの方が積極的に特定健診を受けていただいていくことが大切だと思いますので、よろしくお願いします。
最後に一つ、72ページ、これは要望で、6全国健康福祉祭ぎふ大会、残念ながらコロナでねんりんピックが延期になりましたんですけれども、来年度の現状の見通しと、ぜひやっていただきたいという中で引き続きのサポートをぜひお願いしたいと思います。
139: ◯高齢福祉課長(平松 茂君)
ねんりんピックにつきましては、既に委員御承知のとおり1年延期となりましたが、期間を令和3年10月30日から11月2日、名称もねんりんピック岐阜2021と変更して事業が進められるというふうで県の実行委員会から通達が下りてきております。当市の実行委員会といたしましても、これに基づき事業が適切に進めていけるよう努めてまいりたいと思っております。
140: ◯委員(林 新太郎君)
ここにはないんですけれども、73ページの中で、今、大垣市のほうが3年間、介護施設で特養ホームと老健は造ってはいけないということを市長さんが言ってみえたんやけれども、それが6年に延びておるんやわね。これを当初は小川 敏市長さんは市街地の便利のいいところに施設を造るんやということやけれども、そんな環境の悪いところ、悪いというか、もうちょっと環境のいいところに、郊外に造ったほうがいいと思うんやけれども、介護保険料が大垣市は高くなるのでそういう施設はあかぬということで、3年というのが今度6年に延びておるんやわね。この辺について今現状はどういうふうなのか。ある介護施設の特養ホームやけれども、待機されておる方が二百七十数名みえるんやね。もちろんほかの施設と掛け持ちの方もおみえになるんやけれども、何とかしてもう少し増床してもらいたいという希望がたくさんあるので、この辺について部長さんにひとつ答弁をお願いしたいんですけれども、どのように大垣市は方針として考えられておるのか、このことについてお尋ねをしたいと思います。
141: ◯健康福祉部長(三浦健二君)
特養ホーム等の介護施設のことにつきましては、第8期の介護保険の計画をつくっておるところですけれども、その中で考えていきたいと思っています。
142: ◯委員(林 新太郎君)
部長さんから非常に力強い激励のお言葉をいただきましたので、しかと受け止めまして、そのように進めていただきたいと思いますので、ありがとうございました。よろしくお願いします。
143: ◯副委員長(粥川加奈子君)
先ほどの空委員さんの御質問であった特定健康診査のことですが、202ページです。私も以前質問したことがあって、特定健康診査ももちろん非常に大切で、受診率も上げていただかなくてはいけないんですが、その後の特定保健指導、ここもすごく大事なポイントで、これが今、利用率が45.05%、つまりは引っかかった人の中で半数以下しかその指導を受けていないということになるかと思うんですが、そういうことですよね。この辺についてはどのような感覚でしょうか。
144: ◯保健センター所長(橋本 敦君)
特定保健指導の利用率につきましては昨年度45.05%で、平成30年度が23.13%ですので20%ほど上昇しております。県の平均は40%台で、県平均に近づいてきたと考えております。
145: ◯副委員長(粥川加奈子君)
そういうことでしたらちょっと安心しましたが、でも本来ですと、ここはできる限り100%に近づけていただくのが理想かと思いますので、その辺、またよろしくお願いします。
それともう1点、45ページ、一般質問でもお聞きしましたけど、しっかりお答えがなかったと思うのでちょっとお聞きしたいんですが、自治会の加入率とか登録者数、ここ二、三年といいますか、近いところで去年は494自治会ですか、これって減ってきているように思っているんですが、その辺はいかがですか。
146: ◯まちづくり推進課長(中川智臣君)
自治会加入率につきましては、副委員長の御指摘のとおり、年々減少しておりまして、この4月の段階ですと75.4%というふうに、毎年1%弱ずつ減少しているのが現状でございます。よろしくお願いします。
147: ◯副委員長(粥川加奈子君)
もちろん市もぜひ加入していただくように呼びかけてはいらっしゃると思うんですが、本当に今回の一般質問でもたくさん上がっていたように、災害時のことがすごく危惧されていて、そういうときって本当に自治会の力というのはすごく大きいと思うんですね。ですので、PRといいますか、どんな方法で加入率を上げるようにしていらっしゃいますか。
148: ◯まちづくり推進課長(中川智臣君)
市内に転入手続を取られた方につきましては、窓口で自治会加入の啓発パンフレットを配布しまして啓発を図っております。また、マンション等が建設されますが、そのときには販売事業者に対して入居者の自治会加入をお願いするということで、個別じゃなく、マンション1棟ごと自治会に入ってもらうような働きかけを連合自治会連絡協議会の役員の皆さん方と連携しながら取り組んでおります。
149: ◯副委員長(粥川加奈子君)
努力はしていただいているというふうには受け止めますが、そういった活動は前からもしてみえたように思っておりますので、そういう言い方はよくないかもしれませんが、この頃の災害の大きさがすごく大きくなっていて、自治会活動とか、そういったコミュニティーの活動は大切ですよというような新たな呼びかけをしていただいて、ぜひ退会者とかそういう方がないように、そしてまた新しく自治会とか、いろんな会もつくっていただけるような、そんな取組をぜひ積極的にやっていただきたいと要望しておきます。お願いします。
150: ◯委員(中田としや君)
46ページ、地区センター管理事業についてお伺いします。
北地区センターにおいて地区センター管理事業費の適切な管理費の運用がなされなかった事例をお伺いしておりますところ、本市の見解と地区センターや指定管理者に対するチェック体制はどのようになっておりましたか、お伺いします。
151: ◯まちづくり推進課長(中川智臣君)
北地区センターにつきましては、皆様方のお手元の資料にございますように、年間4万8,000人を超える方が御利用されており、市内でも一番利用されている地区センターと認識しております。地区センターの管理につきましては、それぞれの地区センター運営委員会を立ち上げていただきまして指定管理をお願いしておりますが、管理評価につきましては、事業実績報告書等を毎年出していただきまして、それを基に指定管理者評価委員会において評価いただいております。なお、北地区センターにつきましても、先般行われました指定管理者評価委員会におきましても適正に運用されているということでの結果を受けておりますので、よろしくお願いします。
152: ◯委員(中田としや君)
引き続き適正にチェックされますようよろしくお願いいたします。
続きまして、44ページ、女性相談事業の結婚相談事業についてお伺いをいたします。
先ほど、登録会員数が184名の方がいらっしゃるとお伺いしました。こうしたマッチングというのは分母の数が非常に重要なのかなと受け止めておりまして、以前はもう少し会員数が多かったのかなと思っておりますところ、昨年度との比較、なぜそうなったか、その辺りの御説明をよろしくお願いいたします。
153: ◯まちづくり推進課男女共同参画推進室長(三浦陽子君)
結婚相談所の会員数でございますが、平成30年度が432人、令和元年度末が184人と半減以上しているわけなんですが、これにつきましては、登録していらっしゃる方が既に結婚をされたあと相談所を退会するのを忘れておられたりとか、特に今活動をしていないというような方があります。マッチングをする中で実際に結婚したいという意思がない方がある状態ですとなかなか困難なところがありまして、昨年の2月から3月にかけまして、もう一度登録をし直していただくということをしました結果、減った状態でございます。この方たちに関しましては、今、結婚したいという思いがしっかりある方と認識しております。
154: ◯委員(中田としや君)
アクティブな会員数ということで整理をされたということで、それ自体は非常によろしいことかと思っております。以前、本会議でもこれについて発言がありましたが、この事業は西濃圏域の紹介に限るとなっておりまして、県の婚活のネットワークのほうに登録すると、西濃圏域外でも、岐阜市とか各務原市とかでも御紹介をいただけると聞いておりますので、そちらのネットワークへの加入も併せて進めていただきたいというふうに思います。といいますのも、今現在、民間のマッチングアプリサービス等々いろいろありますけれども、やはり公的なところがやっているという点において一定の信頼が見込まれますところ、非常に少子化対策として、まず出会っていただいて、その後が大切なのかなというふうに思っておりますので、引き続き頑張って取り組んでいただきたいと思います。
74ページ、配食サービス事業についてお伺いします。
年度末実利用者数が213人となっておりまして、割と年度末といいますとコロナの関係で、むしろこうした宅食系のサービスは伸びるのかなというふうに見ておりましたところ、昨年の数から比べると約1割減というふうになっておりました。現在の利用者数とそのサービス内容についてどのように分析をされておられますか、お伺いいたします。
155: ◯高齢福祉課長(平松 茂君)
高齢者の配食サービスについてですが、直近の数字で令和2年8月現在で206人となっております。コロナの影響のほうを分析させていただいたんですが、3ヵ年遡って全部分析させていただいたんですけれども、コロナでの影響で人が増えたり減ったりという動きは特に見られませんでした。むしろ、高齢者のニーズ、そちらのほうでの変動かなと認識しております。
156: ◯委員(中田としや君)
配食とそれに伴う見守り、どちらも非常に重要な事業と認識していますので、民間さんの進出も大いにあるかなと私は見ておりますけれども、引き続き頑張って取り組んでいただきたいと思います。
157: ◯委員長(関谷和彦君)
ほかに御意見はありませんか。─── 御意見もないようですので、以上で市民活動部、健康福祉部関係についての質疑を終了いたします。
ここで10分ほど休憩いたします。こども未来部、教育委員会関係についての質疑は再開後に行います。
この際、暫時休憩いたします。
午後 2時22分 休 憩
──────────────────
午後 2時35分 再 開
158: ◯委員長(関谷和彦君)
再開いたします。
これより、こども未来部、教育委員会関係についての質疑を行います。
理事者においては、答弁が遅れるようでありましたら申出をいただくようお願いします。
それでは、委員の質問を受けます。
159: ◯委員(空 英明君)
それでは、87ページ、おとといも申し上げましたけど、保育園の改築にも力を入れていただいて、その都度、3歳未満児の受入れもということですけれども、現状どれぐらい3歳未満児のところが増えてきておられるか、そこをお尋ねしたいんですけど、受入れの状況とか。
160: ◯保育課長(毛利正人君)
3歳児の園児数ということで。
161: ◯委員(空 英明君)
3歳未満児。
162: ◯保育課長(毛利正人君)
ちょっとお時間をいただいてよろしいですか。すみません。
163: ◯委員長(関谷和彦君)
じゃあ、後から答弁いただくということで。
164: ◯委員(空 英明君)
続きまして、89ページ、上段の保育者スタート応援事業、大変いろいろな知恵を絞ってやっていただいておるんですけれども、実際、事前のレクチャーというか、これを通して保育士に復帰された方の人数というのはお分かりになりますか。
165: ◯保育課長(毛利正人君)
保育者スタート応援事業につきましてですが、これは実績報告にございます28件ということで、この内訳といたしましては、公立園が18件、民間園が10件ということですけれども、潜在的に何人かということはちょっと把握できていない、採用された方の中で28人がこの制度を使われたということは報告できるんですが。
166: ◯委員(空 英明君)
私の理解が違っておったらあれですが、これは新卒ではなくて、免許状を持っておられる方が再度復帰するときに使われる事業ですかね。
167: ◯保育課長(毛利正人君)
これは新規に限らず、採用された方が利用できる制度でございます。あと、潜在的保育士の育成というか、掘り起こしというような事業につきましてはキッズピアおおがき子育て支援センターのほうで対応してございます。この事業ではございません。
168: ◯委員(空 英明君)
そういうことですね。勘違いしていました。すみません、失礼しました。
どうもホームページだけだと明らかにおかしな数字になってしまいますので、五つの委託業務を紹介していただきまして、またそれぞれの業務としてチェックしていきたいと思います。
155ページ、教育振興費の教育振興一般経費、(1)大垣市文教協会研修事業等補助金545万3,000円、この文教協会がやっている研修に対して補助しますよという事業かと思いますところ、ほかにも教育委員会の予算でいろいろな研修について取り組んでおられまして、その辺りの文教協会がやる部分の研修と市が独自でやる部分の研修についての整理といいますか、線引きといいますか、私なんかは文教協会さんは任意加入の団体ですので、市が、教育委員会のほうで皆さんに研修を受けてもらうのがよろしいのではないかと考えておりますところ、その辺りどのような整理になっておられますか、お伺いいたします。
217: ◯学校教育課長(渡邊勝敏君)
委員がおっしゃいますとおり、文教協会は協会へ加入した先生方への会員としての研修でございますので、その会の中で自発的に行っている教育研究会と一緒に研究を進めたりとか、あるいは総会でもって皆さん方と一緒に研修の場として講演会等を行うという形で、あくまで会員のための研究会ということで行っているところでございます。
218: ◯教育総合研究所長(神谷憲一君)
教員の研修についてでございます。今し方、学校教育課長のほうから文教協会主催のものがございましたけれども、教育研究所主催で教職員の例えば経年研修と申しますか、初任者、何年目、何年目という経験年数に従って課している研修がございます。それからまた職務研修、このたびこういう学校の役職に就いた職員を対象に研修を行うと、そういうような構成でもって様々、大垣市としても組んでいるところでございます。そのような両方の構成で行っているということであります。
219: ◯委員(中田としや君)
基本的な研修はちゃんと教育委員会のほうでやっていて、その上でプラスアルファを文教協会でやっているという御答弁だと理解をしました。
220: ◯教育総合研究所長(神谷憲一君)
先ほど御質問いただきました委託業者がどこかというところでございます。グレートインフォメーションネットワーク株式会社でございます。
221: ◯委員(中田としや君)
161ページ、小学校ふるさと大垣科推進事業についてお伺いします。641万8,000円、この内訳として、この中に例えば地域講師謝礼なども含まれているという理解でよろしいでしょうか。
222: ◯教育庶務課長(山下直人君)
地域の方への講師謝礼はこの中に含まれております。
223: ◯委員(中田としや君)
先ほどの文教協会との関係において、文教協会のほうからも地域への講師の謝礼が出ておるとお話をお伺いしましたが、そのような事実はありますか。その趣旨は、明確にすべきという点において、文教協会は任意団体なので、やっぱり教育委員会のほうでしっかりとその線引きを明確にすべきという趣旨からの発言です。今ほどの課長の答弁で、ふるさと大垣科の講師謝礼はこの641万円に含まれておるというお話でした。文教協会からは支払われていないという理解でよろしいでしょうか。
224: ◯学校教育課長(渡邊勝敏君)
文教協会が主催として実施した講義でなければ講師謝礼を出すことはございません。
225: ◯委員(中田としや君)
明確な御答弁ありがとうございます。
続きまして、学校営繕費についてお伺いします。この間、小学校、中学校のトイレと空調を整えていただいて、環境整備に取り組んでいただいて、ありがとうございました。この結果として、トイレや空調の整備率といいますか、整備はどの程度進んだのでしょうか。小学校と中学校に分けてお伺いをいたします。
226: ◯教育庶務課長(山下直人君)
まず、トイレの整備状況でございますが、小学校については、校舎片側の洋式化については昨年度で終わっておりますので、100%でございます。中学校については今年度で終わる予定でございますが、昨年度末でいきますと、70%ほど校舎片側の洋式化ができている状況でございます。
次に、エアコンにつきましては、小学校のエアコンについて、昨年度、普通教室、特別教室にエアコンを設置させていただきましたので、よろしくお願いいたします。
227: ◯委員(中田としや君)
進めていただき、ありがとうございます。引き続きお願いしたい部分としては、学校の体育館のトイレとエアコンも、今後避難所として重要になってくると考えておりますので、今後進めていただくよう要望させていただきます。教育委員会分については以上です。
228: ◯委員(空 英明君)
182ページ、お願いします。美濃国分寺跡関連整備事業ということで、整備の緒に就いたというふうに理解しておるんですけれども、こういう整備をすれば当然いろんな方に見学に訪れていただくというところを目的にしているかどうかをまずお尋ねします。
229: ◯文化振興課長(中井正幸君)
この事業そのものが国の史跡として保護された範囲ですので、まず第一義的には、国が将来にわたり保護、保存すべきという史跡に指定された場所ですので、明確に保存していくこと、さらにそれを有効に多くの市民の皆さんに活用してもらえるような整備をしていくこと、そういうような大きな2本柱で事業を進めていこうと考えております。
230: ◯委員(空 英明君)
整備をして新たに建てるということじゃないと思うんですけれども、岐阜県の、僕、うろ覚えですが、苗木城だったと思うんですけれども、あそこも山城で城郭はないんですが、それぞれ山を登って箇所箇所にARか何か分かりませんけれども、かざすと当時の様子がぱっと出る。そういうことで観光客を呼び込んでいるということですので、ぜひこういうところについても紙のパンフレットを置くのではなくて、やっぱりそういう何かをかざせば当時の寺院の様子が浮かび上がるとか、この私の発想の原点は昼飯大塚古墳のタブレットを見させていただいて大変感激した覚えがありまして、あれだけ作り込むのはなかなか難しいかもしれませんけれども、今はもう紙のパンフレットでなくて、それぞれがスマホで当時の様子をビジュアルに現地で確認するという流れだと思いますので、ぜひともその辺りまで視野に入れて今後進めていっていただければなと思います。
231: ◯委員(中田としや君)
77ページ、墨俣児童館管理事業についてお伺いします。1日平均51人と、たくさんの方が御利用いただいていると思っております。この児童館事業について非常に活況で、私なんかはこの墨俣だけではなくて、旧大垣市内のほうにもこうした子供の居場所があるといいのかなと思っておりますところ、本市における児童館の事業についてどのように認識しておられますか、お伺いいたします。
232: ◯子育て支援課長(浅井靖弘君)
こちらのほうは一般質問でもいただいているんですけれども、今ある施設を活用しまして、子供の健康増進と豊かな情操を育むきっかけを提供してまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
233: ◯委員(中田としや君)
同じページの8家庭訪問型子育て支援ホームスタート事業、昨年との比較では訪問世帯数が二十数世帯からちょっと落ち込んでいるのかなと思っておりますところ、どのように分析しておられますか、お伺いします。
234: ◯子育て支援課長(浅井靖弘君)
ホームスタート事業のほうでございますが、平成30年度が21世帯、そして、令和元年が13世帯ということで件数は減っているわけでございますが、件数が少ないからこの事業が駄目というわけではないと思います。しっかりと支援が必要な方、困ってみえる親子の方に寄り添ってまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
235: ◯委員(中田としや君)
私も件数が少ないから駄目という趣旨ではありませんので、これは申込制と伺っておりますので、広く周知していただいて少しでも困っている方に届くように今後も頑張っていただきたいと思っております。
236: ◯委員(川上孝浩君)
186ページの日本昭和音楽村費の中で、端的に言いますけど、野外ステージの床が非常にぼろぼろの状態だった覚えがあるんですが、直ったかを確認しておきたいなと思いまして、それが1点と、次、188ページの東京オリンピックアスリート応援事業ですが、これ、アスリートが替わった場合はまた来年プラスアルファでやられるのかというのが一つと、聖火リレーはこの金額がまた来年も要るのかというのが一つと、中止になった場合、このお金はどうなるのかと、その3点お願いをしたいと思います。
237: ◯文化振興課長(中井正幸君)
日本昭和音楽村の野外ステージでございますが、御指摘のとおり、床の傷みが以前修理したにもかかわらず、また傷んできております。来年度、これについての予算要求をしてまいりたいと思っております。よろしくお願いいたします。
238: ◯社会教育スポーツ課長(堀 恭寿君)
まず、東京オリンピックアスリート応援事業でございますが、平成30年から行っておりまして、平成30年は27人、そして令和元年度も同じく27人でしたが、3人入れ替わっております。このように1年ごとに選定を行っておりますので、よろしくお願いいたします。
続きまして、東京オリンピック聖火リレー事業でございますが、こちらの415万9,000円のほうを県の実行委員会に負担金として出しております。その後、今年の3月の下旬、大垣で行っていただく約1週間前に中止が決まっております。それで、県の実行委員会ではキャンセル料を支払っておりますので、新たな負担金がまた必要ではないかと思います。しかし、県の実行委員会に日本オリンピック委員会からどのような形でどういうふうにやるかという方針がまだ出ていない状態ですので、12月以降でまたお願いしなければいけないかと思っておりますので、何とぞよろしくお願いいたします。
239: ◯委員(川上孝浩君)
オリンピックに関しては仕方ないのかと思っていますが、ぜひ恥ずかしくない対応をしてほしいなと思っております。
日本昭和音楽村の野外ステージなんですけど、実際使われるときは少ないかもしれぬけど、やっぱり野外ステージって今なかなかないんですよね、全国的に。そんな中で、あそこのステージでジャズフェスティバルなんかでも本当にたくさんの方が来ていただいておる。非常にいいところだと思います。また、湖の横の非常にきれいなところですので、ぜひあれは残してほしいなと思っておりますので、ぜひきちっとした対応をお願いいたします。
240: ◯保育課長(毛利正人君)
先ほどの空委員さんに頂戴しておりました3歳未満児の就園状況でございます。令和元年度の利用者数が1,334人で、前年度比24人の減ということでございます。
241: ◯委員長(関谷和彦君)
ほかに御意見はありませんか。─── 御意見もないようですので、以上でこども未来部、教育委員会関係についての質疑を終了いたします。
ここで10分ほど休憩いたします。経済部、水道部関係についての質疑は再開後に行います。
この際、暫時休憩いたします。
午後 3時21分 休 憩
──────────────────
午後 3時34分 再 開
242: ◯委員長(関谷和彦君)
それでは、再開いたします。
これより、経済部、水道部関係についての質疑を行います。
理事者においては、答弁が遅れるようでありましたら申出いただくようお願いします。
それでは、委員の質問を受けます。
243: ◯委員(中田としや君)
1点だけです。126ページ、Gaki-Bizについてお伺いをいたします。昨年と比べても相談件数は1,000件から1,800件へと非常に伸びていらっしゃって、それに伴って事業費も補助金も総事業費も伸びておるのかなと思っておりますところ、この具体的な成果について本市としてはどのように受け止めておられますか。特にスタートアップがうまくいったよとか、そうした成果事例がありましたら御紹介いただけたらと思います。
244: ◯産業振興室長(河田憲章君)
大垣ビジネスサポートセンターにつきましては、昨年度と比較いたしまして相談件数も伸びている状況でございます。資料にございますけれども、相談件数は1,805件、相談企業数は519事業所ということでございまして、平成30年度では相談件数が1,042件でございましたが、800件ほどの増ということでございます。また、相談企業数、平成30年度は385事業所でございましたが、今回、令和元年度は519事業所ということで、多くの事業所の方に御利用いただきまして、販路拡大ですとか、情報発信といったところの相談で対応をさせていただいているという状況でございます。また、スタートアップということで、創業希望者の方の相談ですとか、セミナーなども開催をさせていただいております。昨年度では経済講演会等を2回ほど、またセミナー、ワークショップ、ゼミなどを15回開催させていただき、商工会議所のほうでも創業塾という取組がなされております。それとの相乗効果ともあり、およそでございますが、20件ほどの創業があったということでございます。
245: ◯委員(中田としや君)
20件ほどという数字を御紹介いただきました。引き続き頑張っていただきたいというのと同時に、スタートアップにとどまらず、事業の継承、後継ぎ問題についても力を入れていただきたいと思います。10社のうち1社が続ければ、その分の1社のスタートアップと同様の価値があるのかなと考えておりますので、引き続きいろんな企業の相談に乗っていただければと思います。
246: ◯委員(石川まさと君)
127ページなんですけれども、いろんなイベントをやっていただいておる中で、予算があって、観光客の誘客の数等々、目標があろうかと思うんですけれども、その目標を達成できたかどうかという印を今度つけていただけると、目標達成なのか、足らなんだのか、何で足らなんだ、何で至らぬという反省材料になろうかと思うので、今の表のところに丸、ペケ、三角ぐらいをつけていただくと、これは目標を達成したんだなとか、それぞれ目標がないとなかなか前に進みませんので、ぜひ来年度はイベントに対する目標を達成したかどうかという印をつけていただくといろんな反省材料になるので、できませんかね。できたらちょっとつけていただくと見やすいので、お願いできぬかなということですけれども、どうでしょうか。
247: ◯商工観光課長(清水克人君)
目標設定のイベント、観光入り込み客数といったところの御質問でございますが、県へ報告しております平成30年度の入り込み客数は約309万人となっております。令和元年度分は約278万人となっております。イベント等は天候に左右されますが、平成30年は、市制100周年でございましたので令和元年とは入り込み数に差が出ているところでございます。誘客部分にもにも目標を設け、観光協会やイベント主催者等と連携し、事業を進めてまいりますので、よろしくお願いいいたします。
248: ◯委員(石川まさと君)
大垣祭なんかが37万人だとか、水都まつり14万人とかいう数字が出ていますとやったなという気になりますし、予算立て、規模の大きさ、イベントの違いもいろいろあるかと思いますけれども、やっぱり何でも目標があるほうが感激もあるし、いろんなことで次回にもつながるかと思いますので、ぜひ1個ずつ達成したか、しないかということを表示していただけるとありがたいと思っていますので、よろしくお願いいたします。以上です。
249: ◯委員(空 英明君)
2点、お願いします。まず1点、126ページ、中田委員からも質問されたGaki-Bizについてですけれども、これだけ大きな公費も入っているわけですので、守秘義務というところは別にしておいて、どういう業種の方が相談、どういう内容で来て、どういう効果があったとかというのは、ある程度Gaki-Bizからそういうデータをもらって市としてそういうのを公表するというのも必要じゃないかなと思います。主には金融機関がお取引先を連れて相談に訪れていると伺っておるんですけれども、いわゆる創業したいとか、そういう思いを持った人が大垣の広報とかできちっとこういう相談センターがあるということを金融機関の取引がなくても利用できるような、そんなGaki-Bizの概要等についての今までの成果も併せて、こんな相談ができますよとか、こんな成果が期待できますよというようなものを作られたらどうかなと思いますけど、いかがでしょうか。
250: ◯産業振興室長(河田憲章君)
大垣ビジネスサポートセンターの相談内容などでございますけれども、大垣ビジネスサポートセンターのホームページで公開させていただいております。また、年次リポート等にも掲載をさせていただいてPRさせていただいておりますけれども、最も多い相談件数の項目といたしまして、やはり販路拡大、これが全体の5割でございます。次に多いのが情報発信でございます。近年のSNSですとか、そういったツールを使った情報発信の方法、その次が創業に関するものとなっております。こうした相談内容、また相談を経て事業者の方がそれぞれ取り組まれたいわゆる成功事例などについても、大垣ビジネスサポートセンターのホームページ、またリポートでも掲載させていただいております。今後は先ほどお話がございました市の広報、ホームページ等でもセンターについて情報を発信してまいりたいというように思っております。
251: ◯委員(空 英明君)
リンクというか、アクセスできる、Gaki-Bizの存在を知らない事業者の方にも市のホームページ等でアクセスができるというような、そういうことを工夫してください。
もう1点、128ページですけれども、広域観光事業補助金の中の下から二つ、三つのところ、西美濃まるごとバザール事業であるとか、交流都市観光交流事業、今日はなかなか出ないかもしれませんが、これの二つの事業の来客数とか、出店者数の推移をぜひ一度またお示しいただきたいということを一つお願いしておきますのと、これと元気ハツハツ市の違いがなかなか分かりにくいと、そんな声も聞くんですけれども、その辺のところの交通整理とかいうところはどのように考えておられますか。
252: ◯商工観光課長(清水克人君)
まず、西美濃まるごとバザール事業につきましては、フレンドリーシティーや、奥の細道関係都市、西美濃地域の市町による物産展をはじめステージイベント等を実施している事業で、令和元年度は18万人の方にお越しをいただきました。出展者数は、78事業所、85テントでございました。もう一年前の数字を手元に持っておりませんので、また御報告させていただきたいと存じます。
次に、交流都市観光交流事業につきましては、西美濃まるごとバザールへ観光交流都市1区14市1町、16都市を招聘させていただきました。フレンドリーシティーの鹿児島県日置市さんにもお越しいただいているところでございます。
それと、元気ハツラツ市事業でございますが、中心市街地の商店街を活性化させるために事業を行っており、毎回、約3万5,000人ほどの集客でございます。商店街の皆様方がワゴンセールなどをして賑わいを創出する事業となっておりますので、交流都市を招聘し、物産展を開催するまるごとバザール事業とは趣旨といいますか、開催内容が違うと感じております。
253: ◯委員(空 英明君)
そうしますと、場所は駅通りでやるわけですので、この二つの事業をやるときは、例えばハツラツ市は休止とかと、そういう交通整理をしておるという理解でよろしいわけですね。
254: ◯商工観光課長(清水克人君)
委員のおっしゃられるとおり、今後整理しつつ、実施してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
255: ◯委員(林 新太郎君)
117ページの市民農園ふれあい事業で市民菜園栽培指導等事業ということで、これはどういうふうに使われているのか、市民菜園の指導事業というのはどういうものか、ちょっと教えていただきたいと思います。
256: ◯農林課長(浅野 誠君)
市民菜園栽培指導等事業について御説明をさせていただきます。これは非農家さんが菜園をやられるということで、ある意味素人さんがやられるということで、作り方とか、その辺が分からないということで、シルバー人材センターの農業のノウハウを持った方に年4回お願いをいたしまして現地で指導するという事業でございます。
257: ◯委員(林 新太郎君)
そういう方の費用を含んでおるわけやね。指導する、教えてもらう費用というか、そういう指導者の費用も含まれておるということですか。
258: ◯農林課長(浅野 誠君)
耐震診断につきましては、今現在、ローラー作戦というのを継続して行っておりまして、戸別に訪問して、まずは診断をしていただくようにPRをさせていただいております。それから、その際に補強工事のPRも当然しております。それから耐震補強工事の工法といたしまして、愛知県の大学、行政機関等が構成員となっている減災協議会という、法律上の考え方に基づく工法をベースにして、少しでも安く補強工事ができないかということで、自分たちで実験をして工事費を安く出来る工法を研究して、普及、PRをしていただいている団体があるんですが、岐阜県のほうでその工法を使って耐震補強をしていいということで、その工法も含めてPRをさせていただいて、少しでもお値打ちな工事費で補強工事していただけるように配慮しつつ、頑張ってPRさせていただきたいと思います。
303: ◯委員(林 新太郎君)
お願いします。
もう1点、150ページの空家等対策事業の中で、空家除却支援事業補助金ということで、空き家対策の推進によってより良好で快適な住生活環境を確保するために、倒壊のおそれのある危険な空き家等の除却費用の一部を補助したということなんですけれども、だんだん空き家が増えてくるし、こういう倒壊の危険のある、誰も住んでいないという空き家の建物が倒壊のおそれがあるやつが増えてくると思うもんで、この辺のことについて要望があるのか、待ちがあるのか、この予算で十分なのか、この辺についてお尋ねをいたしたいと思います。
304: ◯住宅課長(松山晃司君)
空家除却支援事業補助金でございますけれども、令和元年度の実績といたしましては18件でございました。制度が2年目に入った今年度ですけれども、かなりPRと周知も進みまして件数が増えております。それで、この定例会で補正予算として20件分の補正を上程させていただいているところでございます。空家等対策計画もつくりましたので、5年間のうちに集中的に除却を推進していきたいと考えております。
305: ◯委員(林 新太郎君)
やはり一人住まいというか、その方が亡くなって空き家になってくるところが大分増えてくるもんで、近所迷惑というか、倒壊のおそれがあるということは大変危険ですので、この辺のやっぱりPRもしてもらって、大垣市ではこのくらいの補助をするので、ぜひ危険な空き家については除却してくださいということをやっぱりPRすると同時に、これだけ少しずつ、今年は補正予算で20件増えておるのかな、これもだんだんいっぱいになってしまうもんで、少しずつ毎年増やしてもらうということで、ぜひひとつ環境整備と同時に、安全・安心という点も含めてぜひひとつこれもお願いをしたいということで、補正予算で20件ぐらいやけど、またこれが提示されると市民の方はまた利用してやりたいなとなってくるもんで、増えてくると思うので、この辺も対応をひとつお願いしたいということで、終わります。
306: ◯委員(空 英明君)
最後のグループですので、頑張って四つお尋ねしたいと思いますので、お願いします。
58ページ、一番上段、高齢者運転免許証自主返納支援事業ということで、支給件数596件と報告されておりますけれども、これはこれとして、高齢者の運転免許証返納について、この事業だけで十分というふうに御認識されておるかどうか、ちょっと伺いたいと思います。
307: ◯交通政策課長(馬淵義昭君)
高齢者の運転免許証自主返納ということで、自主返納支援事業につきましては、昨年度実績からもこの支給を受けていただいておる方も増加しております。全国、岐阜県内、また大垣市内の免許証を自主返納してみえる方も増加しております。私ども、公共交通の利用促進並びに交通事故防止ということで、あくまでも免許証を返納されるというのは、個人の御家庭とか、いろんな条件が必要かと思います。私どもはそれの一つのきっかけになればということでこの支援事業をさせていただいておりますけれども、これだけで十分かというところにつきましては、各家庭の御事情がありますので、何かをもって自主返納をするというのは非常に難しいかなというところはございます。
308: ◯委員(空 英明君)
なかなかお答えづらいかもしれませんけど、いずれにしても1回のみの事業ですので、やっぱりこれはこれとして、じゃあ、この代わりにきちっとした公共交通の足の確保とか、その辺との兼ね合いだと思いますので、よろしくお願いします。
二つ目、146ページ、2県施行街路事業ということで神田神戸線(笠縫町地内ほか)となっておりますけれども、この事業の中身を確認したいんですけれども、これはかねてから課題となっています河間の交差点の、取りあえず国道21号の南側はきちっと用地買収して拡幅して整備をすると、その事業という理解でよかったですか。
309: ◯市街地整備課長(河瀬良康君)
今お話のありました神田神戸線の県事業に関する負担金でございますが、河間交差点は県内でもワースト4位の交通事故発生箇所ということで、都市計画に位置づけている神田神戸線のラインに交差点の形状を変えるということで県が進めている事業でございます。これに対して用地費や建設工事費の負担金を市のほうからも1割負担しているということでございます。
310: ◯委員(空 英明君)
私の認識では、最近ちょっとこういう形で予算をつけて動き出したんですけれども、やっぱり過去五、六年、これも縦割り行政の悪いところで、県の事業だ、市の部分だというようなことでしばらくストップした期間があったと認識しておりますので、せっかく動き出したわけですから、それぞれが当事者の意識を持って進めていただきたいというふうに思います。
では三つ目、134ページ、5揖斐川橋修復整備事業ということで、私、個人的にはこの辺はウオーキングコースでございますので、年々きちっと小豆色のペンキが塗られて、昔の面影がよみがえったというのは大変うれしく思っておるんですけれども、その橋のたもとにプラスチックのボックスでパンフレットが入れてあるんですけれども、風雪にさらされてよれておるのが実態でございまして、ここは建設部さんの範疇じゃないかもしれませんけれども、こういう産業遺産についても、いわゆる今はやりのスマホをかざしたらいろいろな解説が出てくるとかというところを教育委員会の文化振興課にもちょっと美濃国分寺の件でお願いしましたので、ぜひこういうところにもそういう技術を活用して見学者が訪れるようにお願いをいたします。これは要望しておきます。
最後、四つ目、142ページ、郭町東西街区市街地再開発事業、こちらの進捗状況についてお尋ねをします。
311: ◯市街地整備課長(河瀬良康君)
郭町東西街区の進捗状況でございますが、昨年6月議会でも御報告させていただいておりますように、平成30年11月に地権者の皆さんの合意をいただきました。それから、事業化に向けた依頼をいただいたことを踏まえまして、平成31年3月に区画整理事業の都市計画決定、それから昨年5月には再開発の準備組合のほうが設立されております。現在は、再開発事業の都市計画決定を目指し、参加組合員の公募に向け候補企業との調整を進めている状況でございますので、御理解いただきますようよろしくお願いいたします。
312: ◯委員(石川まさと君)
60ページの通学路安全対策事業なんですけど、小学校の通学路に関わる危険箇所の点検による対策ということで載っているんですけど、中学校はやられないのかをお尋ねいたします。これは建設部でしょう。通学路安全対策事業で小学校の通学に関わる危険箇所の点検、区画線やクロスマークなどの交通安全施設を整備し、児童の通学路における安全確保を図ると。
313: ◯道路課道路整備対策官(北村好章君)
通学路安全点検でございますが、小学校だけでなく中学校もということでしたが、大垣市通学路交通安全プログラムでは、主に小学校の点検を行っております。現在は、小学校の通学路の整備を優先して行っております。
314: ◯委員(石川まさと君)
小学校が済んだら中学校もやるということですか。
315: ◯道路課道路整備対策官(北村好章君)
中学校もということですが、要望をいただき点検を行いまして、実施する方向で進めたいと思っております。
316: ◯委員(石川まさと君)
要望があれば。分かりました。
それからもう1点、都市計画の線引きの見直しについてですけど、これ、いつもかねがね都市計画の線引きを見直ししていただいているんですけど、なかなか予算もつかないのか、進んでいませんけど、過去にたくさんの都市計画の線引きをされたところが放置されているんですけど、今までに計画の中で予算がついていないので、これはそのまま放置していくお考えなのか、これから少しずつでも見直していくというお考えなのかをお聞かせください。道路、道路。
317: ◯市街地整備課長(河瀬良康君)
本市の都市計画道路は高度成長期の経済が拡大基調を背景に計画されたもので、平成28年3月時点で整備率が67%にとどまっているほか、人口減少社会等への移行を踏まえまして、平成29年3月には都市計画道路の見直し基本方針を策定し、平成元年9月にはこの方針による見直し検討結果を発表させていただいております。この結果に基づきまして、今年3月には神田木戸線、神田高渕線、東外側木戸線の3路線の一部廃止の都市計画の変更をさせていただきました。本年度は禾森東前線の一部廃止に向け、8月7日に説明会を開催し、年度内の変更を予定しておるところでございます。引き続き県や隣接自治体との協議を進めまして、検討結果に基づく都市計画の変更を進めてまいりたいと思いますので、御理解いただきますようよろしくお願いいたします。
318: ◯委員(石川まさと君)
それで、計画廃止路線はさることながら、進めていく方向に対する予算というのはつけてみえるのかどうか、お尋ねしたい。
319: ◯市街地整備課長(河瀬良康君)
こちらの予算ですけれども、今回、146ページの一番下の街路整備関連事業費の中で、昨年、令和元年度におきましても、整備に向けた線形や幅員の確認をするための事業費を充てて調整を進めております。
320: ◯副委員長(粥川加奈子君)
1問だけですが、58ページの4地域公共交通網形成計画策定事業がありますが、これはアンケートとか地域懇談会などをやっていただいたんですけど、これが具現化して、その上にあります高齢者運転免許証自主返納支援事業とも兼ね合いがあるんですよね。免許証を返したが、交通網がないという指摘をいつもよく聞くんですけれども、この方々にとって本当に地域公共交通網が整備されてくるというのは、およそいつ頃を目指していらっしゃいますか。
321: ◯交通政策課長(馬淵義昭君)
議会でもこの計画策定の最終案を委員会のほうで御報告させていただく予定でございます。この計画が5年間の計画ということで、本市の公共交通というのは大垣駅を中心とした通勤通学の方、非常に多くの方が大垣駅の乗降で約4,000人利用されていますので、これを確保しながら高齢者やその他の買物とか、そういったものにつなげるよう進めていくということでございますので、今後その5年間の中で様々な方法、路線の見直しとか、回送車を使った増便とか、そういった部分を主体的に考えて、あとは福祉部門と連携しながら、買物支援とか、福祉事業所が今事業展開されています買物のサービス、そういったものも併用して移動困難が防げるような方向で検討していきたいと思っております。関係者と一緒になって実施していきたいというふうに思っております。
322: ◯副委員長(粥川加奈子君)
非常にいい取組で、横の連携を取りつつやっていただいているのでありがたいと思うんですが、つまり5年間取り組んで、その中で解決をしていくということですか。それとも、5年間で計画を策定して、6年目から実行に移すということですか。
323: ◯交通政策課長(馬淵義昭君)
計画の策定は今年度させていただきますので、今後5年間、まずはその5年間の中でできる範囲からという形になりますけれども、この5年間の中で全てが解消されるというのは非常に難しいと思いますので、今後、関係者と事業者も含めて検討していきたいというふうには思っております。
324: ◯委員(中田としや君)
58ページの公共交通機関支援事業、バス関連支援事業についてお伺いします。
計画によりますと、この間のバスの利用者さんは割と微増でここまで来ていて、しかし、今回のコロナで非常に公共交通機関は厳しい状況になっているのかなというふうに認識しておりますところ、補助負担額が昨年と比べてプラス400万円ほど、400万円ちょっととなっております。その微増分について御説明をお願いします。
325: ◯交通政策課長(馬淵義昭君)
今、委員さんからもおっしゃっていただいたように、自主運行バス、地域幹線バスともに近年、輸送人員が増加しております。ただ、輸送にかかる経費でございます経費単価が国等から示されますけれども、やはり人件費の増というのが非常に大きいということと、また燃料費の単価増ということで収入も増えますけれども、経費も同じだけの距離を走るとやっぱり経費単価は今まで以上にかかると。近年はそういった増加が激しくされておりますので、輸送人員は増え、収入も増えますけれども、経費のほうがどうしてもかかっておるというのが状況でございます。
326: ◯委員長(関谷和彦君)
ほかに御意見はありませんか。─── 御意見もないようですので、以上で建設部、都市計画部関係についての質疑を終了いたします。
以上をもって質疑は終了いたしました。
327: ◯委員(中田としや君)
採決についてですが、当該予算に反対しておりまして、その予算の執行である今回の決算についても反対といたします。
328: ◯委員長(関谷和彦君)
これより採決に移ります。
認第1号 令和元年度大垣市一般会計及び特別会計決算の認定について、中田委員から反対の御意見がありますので、挙手により採決いたします。
本決算を認定することに賛成の委員の挙手を求めます。
(挙手多数)
329: ◯委員長(関谷和彦君)
挙手多数であります。よって、本決算は認定することに決しました。
長時間にわたり、慎重な御審査ありがとうございました。
本日は、これをもちまして散会いたします。
午後 4時44分 散 会
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