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  1. 大垣市議会 2019-03-04
    平成31年第1回定例会(第1日) 本文 2019-03-04


    取得元: 大垣市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-05
    平成31年第1回定例会(第1日) 本文 2019-03-04 文書発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言単文選択全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者表示切り替え 全 14 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : ◯議長石川まさと君) 選択 2 : ◯議長石川まさと君) 選択 3 : ◯議長石川まさと君) 選択 4 : ◯議長石川まさと君) 選択 5 : ◯市長小川 敏君) 選択 6 : ◯議長石川まさと君) 選択 7 : ◯議長石川まさと君) 選択 8 : ◯議長石川まさと君) 選択 9 : ◯市長小川 敏君) 選択 10 : ◯議長石川まさと君) 選択 11 : ◯議長石川まさと君) 選択 12 : ◯市長小川 敏君) 選択 13 : ◯議長石川まさと君) 選択 14 : ◯議長石川まさと君) ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:              午前10時      開 会 ◯議長石川まさと君)  ただいまから、平成31年第1回大垣市議会定例会を開会いたします。  直ちに本日の会議を開きます。  これより日程に入ります。  会議録署名議員の指名を議題といたします。  本日の会議録署名議員には、2番 中田としや君、3番 空 英明君の御両君を指名いたします。  次に、会期の決定を議題といたします。  お諮りいたします。  今定例会会期は、本日から20日までの17日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。            〔「異議なし」と言う者あり〕 2: ◯議長石川まさと君)  御異議なしと認めます。よって、今定例会会期は17日間と決定いたしました。  お諮りいたします。  この際、日程の順序を変更し、議第44号 大垣功労章を授与することについて及び議第45号 人権擁護委員候補者推薦についての両議案を先議いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。            〔「異議なし」と言う者あり〕 3: ◯議長石川まさと君)  御異議なしと認めます。よって、両議案は先議することに決定いたしました。  まず、議第44号 大垣功労章を授与することについてを議題といたします。            〔第8番 粥川加奈子君、第9番 田中孝典君、第10番 日比野芳幸君、第11番 山口和昭君 退席〕
    4: ◯議長石川まさと君)  市長提案理由説明を求めます。  市長。            〔市長 小川 敏君 登壇〕 5: ◯市長小川 敏君)  ただいま御上程になりました議第44号 大垣功労章を授与することにつきましては、‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 森 美代子さん、‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 上田勝弘さん、‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 馬淵則昭さん、‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 渡邊貞子さん、‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 小倉利之さん、大垣市波須3丁目1番地8 山口和昭さん、大垣市荒川町398番地 日比野芳幸さん、大垣市池尻町1094番地1 粥川加奈子さん、大垣上石津町牧田3115番地1 田中孝典さんに、それぞれ功労章を授与いたしたいと存じますので、よろしく御審議を賜りますようお願い申し上げます。 6: ◯議長石川まさと君)  これより採決に入ります。  お諮りいたします。  本案原案のとおり決するに御異議ありませんか。            〔「異議なし」と言う者あり〕 7: ◯議長石川まさと君)  御異議なしと認めます。よって、本案原案のとおり可決されました。            〔第8番 粥川加奈子君、第9番 田中孝典君、第10番 日比野芳幸君、第11番 山口和昭君 着席〕 8: ◯議長石川まさと君)  次に、議第45号 人権擁護委員候補者推薦についてを議題といたします。  市長提案理由説明を求めます。  市長。            〔市長 小川 敏君 登壇〕 9: ◯市長小川 敏君)  ただいま御上程になりました議第45号 人権擁護委員候補者推薦につきましては、‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 赤尾春江さんを推薦いたしたいと存じますので、よろしく御審議を賜りますようお願い申し上げます。 10: ◯議長石川まさと君)  これより採決に入ります。  お諮りいたします。  本案は同意することに御異議ありませんか。            〔「異議なし」と言う者あり〕 11: ◯議長石川まさと君)  御異議なしと認めます。よって、本案は同意することに決定いたしました。  議第1号 平成31年度大垣一般会計予算から議第43号 上石津町及び墨俣町の編入に伴う大垣国民健康保険条例の適用の経過措置に関する条例の廃止についてに至る43議案及び報第1号 専決処分の報告についての合わせて44議案一括議題といたします。  市長提出議案並びに市政一般について説明を求めます。  市長。            〔市長 小川 敏君 登壇〕 12: ◯市長小川 敏君)  本日ここに、平成31年第1回市議会定例会が開会されるに当たり、提出いたしました平成31年度の予算及び条例、その他の議案につきまして御審議を賜るものでございます。  説明に先立ちまして、私の市政運営に対する所信の一端を述べさせていただきたいと思います。  昨年、大垣市は市制100周年を迎え、4月のオープニングセレモニーを皮切りに、市内外から多くの皆さんに御参加いただきながら、年間を通して100の多彩な記念事業を開催し、昨日のエンディングセレモニーをもって盛況のうちに終えることができました。これもひとえに議員各位を初め、市民の皆様の多大なる御支援、御協力のおかげと心から感謝申し上げます。  さて本年は、平成最後の年であると同時に、新元号による新しい時代の始まりの年であり、本市にとりましても、次の100年に向けて新たな一歩を踏み出す重要な年でございます。大正7年の市制施行に伴い市長に就任された三原範治初代大垣市長は、「城下町から工業都市へ」の方針のもと、産業の振興に努めるとともに、市の予算の半分を教育環境の整備に費やすなど、未来を担う人材の育成に力を尽くされました。私も、未来を担う人づくりを市政の最重要課題として位置づけ、来年度から国に先駆け、小学校全学年においてプログラミング教育を実施するなど、新たな100年を担う人材の育成に全力を注いでまいります。また、市制100周年記念事業では、ロボカップジャパンオープン2018おおがきやおおがき未来フェスティバルを開催するなど、年間を通じてロボット等先端技術の理解と普及の促進に取り組んでまいりました。これらの成果を生かしながら、現在策定中の大垣市ロボット等活用まちづくり指針に基づき、福祉、医療、産業など幅広い分野においてロボットやAI、IoTなどの先端技術を活用した持続可能なまちづくりを推進してまいります。とりわけ、九州・熊本や北海道で地震が発生しており、防災拠点としての庁舎建設を進めるほか、4月には危機管理室を設置し、防災体制に万全を期してまいります。また新庁舎では、市民サービスのさらなる向上を図るため、行政サービスの電子化やロボットによる窓口案内など、先端技術を活用した電子市役所の構築を図ってまいります。  今後とも大垣市未来ビジョンの未来都市像「みんなで創る 希望あふれる産業文化都市」の実現を目指し、新たな100年に向かって、みんなが住みやすく、安心して暮らせる、元気があるまちづくりに取り組んでまいりたいと存じますので、議員各位を初め、市民の皆様の一層の御指導と御支援を賜りますようお願い申し上げます。  それでは、平成31年度の予算編成の基本的な考え方につきまして申し上げたいと存じます。  国の平成31年度の一般会計予算は、幼児教育の無償化を初めとする人づくり革命や生産性革命などの重要な政策課題や、消費税率引き上げへの対応に施策を総動員する予算編成となっております。一方、地方の予算編成の指針となります地方財政計画におきましては、防災・減災、国土強靱化のための3か年緊急対策や、本年10月から実施される幼児教育の無償化に係る事業費が計上され、通常収支分の歳出合計は3.1%の増となっております。  本市の財政状況は、歳入につきましては、根幹となる市税において景気の不透明感から法人市民税の減収が見込まれますが、固定資産税は家屋の新増築等による増収が見込まれ、市税全体では0.7%の増となっております。そのほか、財政調整基金繰入金や繰越金の増額などにより、一般財源の総額は1.2%の増となっております。一方、歳出につきましては、依然として増加傾向にある社会保障関係などの義務的経費に加え、施設の老朽化対策等にも多くの経費を要する厳しい財政状況が続いております。こうした中、事務事業の徹底した見直しによって歳出抑制を図りながら、大垣市未来ビジョン第1期基本計画に掲げる三つの未来創造戦略である、安心できるまちづくり、元気があるまちづくり、楽しく子育てができるまちづくりに可能な限り財源を振り向けました。今回の予算編成は、新たな時代にふさわしい人づくり・まちづくりを積極的に推進する「これから」へのまちづくり予算といたしました。  それでは、平成31年度予算で取り組んでまいります主な事業の概要につきまして、三つの未来創造戦略に沿って御説明申し上げます。  初めに、一つ目の戦略、安心できるまちづくりでは、防災施設を整備し、地域全体の防災力の向上を図るとともに、公共交通と連携して安心で快適な生活環境づくりを目指すほか、健康長寿のまちづくりに向け、健康づくりや生きがいづくりを支援し、地域福祉の充実に努めてまいります。まず、平成32年1月の供用開始を目指して、災害に強い市役所新庁舎の建設を着実に進めるとともに、上石津、墨俣両地域事務所とを結ぶテレビ会議システムを導入し、新庁舎を拠点とした防災体制の強化に取り組んでまいります。また、利用ニーズに合った持続可能な地域公共交通を再構築するため、大垣市地域公共交通網形成計画の策定に向け、地域の特性や費用対効果等の調査、検討を進めてまいります。さらに、平成32年度に県内の各市町村で開催される全国健康福祉祭ぎふ大会ねんりんピック岐阜2020に向け、種目別のリハーサル大会を開催し、活力ある長寿社会の形成を目指してまいります。  次に、二つ目の戦略、元気があるまちづくりでは、市街地再開発を初めとした中心市街地の再生に取り組むとともに、ロボットやAIなどの先端技術や歴史的・文化的な資源を活用したまちづくりを進め、地域全体の活力創造を図ってまいります。まず、子供たちを対象としたロボットの競技会であるロボカップジュニアやロボフェスおおがき2019などのイベントを開催し、先端技術への興味と理解を促進してまいります。また、ことしは松尾芭蕉の奥の細道紀行から330年目に当たることから、奥の細道にゆかりのある自治体と連携し、キャラバン隊の派遣や奥の細道紹介アプリなどを通じたPRを行うほか、記念シンポジウムやスタンプラリー、奥の細道むすびの地記念館での連続講座などを開催し、観光の振興と文化の高揚を図ってまいります。さらに、市民や学生の皆様から提案があった地域の課題解決につながる事業や、学生ならではの柔軟な発想による事業などを支援し、市民協働のまちづくりを推進してまいります。また、市役所新庁舎においては、ICT等の先端技術を活用して、庁内の案内やスムーズな窓口申請ができるシステムを構築し、来庁される市民の皆様へのサービスの向上を図るとともに、先端技術を活用したスマートシティの実現に向けた実証実験を実施してまいります。  最後に、三つ目の戦略、楽しく子育てができるまちづくりでは、子育て世代を中心とした移住・定住人口の増加につながる施策に取り組むとともに、幼保園などの整備やICTを活用した教育の推進など教育環境の整備に努め、未来の大垣を担う子供の成長を支援してまいります。まず、子育て世代をターゲットとした移住セミナーを開催するほか、本市への移住を希望する子育て世代等が住居や仕事を探す際の活動費に対する助成を拡充するなど、移住者の増加に努めてまいります。また、子育て施設の老朽化への対応として、ひまわり学園の移転改築に向けた設計のほか、荒崎幼保園の改築工事に着手し、園児、児童の安全確保に努めてまいります。さらに、平成32年度から小学校で必修となる予定のプログラミング教育を1年先行してスタートし、ロボット教材等を活用した授業を実施することにより、新しい時代に必要なプログラミング的思考や創造性を育んでまいります。  以上、平成31年度予算の基本的な考え方の一端を申し述べさせていただきました。景気は緩やかに回復しつつあるものの、依然として厳しい財政状況でございますが、次の時代を担う人材の育成を初め、未来創造戦略に掲げた諸事業に着実に取り組んでまいりたいと存じますので、議員各位を初め、市民の皆様の御理解を賜りますようお願い申し上げます。  本日提案いたしまして御審議を願う案件は、予算関係26件、条例関係17件、その他1件でございます。  それでは、当初予算関係議案の詳細につきまして御説明申し上げます。  平成31年度の予算規模は、一般会計644億7,000万円、特別会計538億8,000万円、企業会計409億7,500万円、総計1,593億2,500万円でございます。これを前年度当初予算と比較いたしますと、一般会計につきましては52億9,000万円、8.9%の増となっております。  次に、主要な事業につきまして、未来ビジョンに掲げる六つの未来のピースごとに御説明申し上げます。  一つ目は、みんなが住みやすいまちでございます。  まず、市街地の整備では、郭町東西街区における土地区画整理事業と市街地再開発事業の一体的な施行に向け、区画整理事業の計画作成や基本設計等を行うとともに、再開発事業においても事業計画の作成を支援してまいります。建築物の安全対策では、県が指定した緊急輸送道路沿いの建築物について、耐震改修計画の策定を支援し、大規模地震が発生した際の通行の確保に努めてまいります。空き家対策の推進では、倒壊のおそれがある空き家等の除却費用を補助するとともに、子育て世代等を対象とする中古住宅取得リフォーム補助金を拡充し、空き家の有効利用を促進してまいります。良好な景観の形成では、毎年開催しております宿場町・景観遺産めぐりに新たにスタンプラリーを取り入れ、子供たちを含めた幅広い世代に景観遺産の魅力を伝え、良好な景観に対する意識を高めてまいります。公園・緑地の整備では、外渕東公園と綾野北公園の整備を引き続き実施するほか、市役所新庁舎に隣接する丸の内公園の整備に着手し、市民の皆様に憩いとうるおいの場を提供してまいります。また、老朽化した公園の遊具を計画的に更新し、子供や高齢者を初め、誰もが安心して利用できる公園環境の整備を進めてまいります。上下水道の整備におきましては、水道事業では北部水源地の改良工事に着手するほか、簡易水道事業では時地区の配水管布設がえ工事を引き続き実施し、安定した給水の確保に努めてまいります。また公共下水道事業では、友江、池尻町など市街化調整区域の整備により、大垣処理区の人口普及率90%を達成してまいります。道路安全対策の推進では、源氏大橋の長寿命化・耐震補強工事や古知丸地内ほかの通学路の安全対策などを実施し、安心して通行できる道路の整備を進めてまいります。  二つ目は、みんなが元気なまちでございます。  産業活性化の推進では、昨年7月に開設された大垣ビジネスサポートセンター、Gaki─Bizの運営を引き続き支援し、創業希望者やベンチャー企業向けのセミナーなどを通じて、起業者の育成と地域への定着を促進してまいります。中心市街地の活性化では、空き店舗への出店を促進するため、遊休物件をリノベーションする際の経費を助成するほか、出店希望者と空き店舗とのマッチングを支援してまいります。また、農業の担い手の確保・育成では、先端技術を活用して生産性や品質を向上させるスマート農業を支援してまいります。地産地消の推進では、本市の特産農産物を使用した体験型のワークショップを開催するほか、販路拡大や加工品開発の調査研究を支援し、さらなる普及と消費拡大を図ってまいります。観光の振興では、本市の大垣城と墨俣一夜城、尼崎市の尼崎城、郡上市の郡上八幡城の3都市4城でサミットや観光ツアーなどを開催し、お城を活用した観光まちづくりを推進してまいります。  三つ目は、みんなが安心するまちでございます。  水害対策の推進では、引き続き南頬ポンプ場の改築を進めるほか、禾森ポンプ場の詳細設計や幹線排水路の改良を実施し、地域の浸水対策を充実してまいります。また、本今排水機場と静里排水機場のポンプのオーバーホールなどを実施し、適正な維持管理に努めてまいります。災害時支援体制の充実では、防災備蓄倉庫にテント式の簡易トイレを追加配備するほか、新たに女性や乳幼児向けの衛生用品を備蓄し、非常用物資の充実を図ってまいります。環境保全の推進では、第20回記念となる環境市民フェスティバルの開催を支援するほか、市の昆虫ホタルや市の魚ハリヨをPRし、環境保全意識の啓発を図ってまいります。  四つ目は、みんながあったかいまちでございます。  感染症予防の促進では、全国で流行している風疹の感染拡大を防止するため、抗体保有率の低い年齢層の男性を対象に予防接種を実施してまいります。地域福祉の推進では、介護・福祉ロボットの展示会を開催し、高齢者施設や障がい者施設におけるロボットの導入を促進してまいります。自立した生活への支援では、本市の障がい者施策の基本計画である障害者計画や、障がい福祉サービスの確保策等を定めた障害福祉計画及び障害児福祉計画を策定するためのアンケート調査を実施し、市民ニーズの把握に努めてまいります。障がい児への支援では、発達障がいに関する相談窓口や支援方法の情報を分かりやすく提供するとともに、学習の場や交流の場づくりを充実するなど、発達障がい児の保護者の支援に力を入れてまいります。社会保障制度の適正な運用では、消費税率引き上げに伴う経済対策として、低所得者と子育て世帯を対象にプレミアム付商品券を発行し、増税の影響緩和と消費の喚起を図ってまいります。男女共同参画の推進では、団体の自主的な活動を支援し、男女共同参画に関する事業の企画・提案能力の育成に努めてまいります。また、仕事と介護の両立を支援するセミナーや男性の家事を応援する講座を開催し、男女ともにワーク・ライフ・バランスのさらなる推進を図ってまいります。  五つ目は、みんなが成長するまちでございます。  乳幼児期の保育・教育の充実では、民間保育所の通園バスの購入や園舎の補修などを支援し、保育所運営の安定と保育サービスの維持充実を図ってまいります。また、市内の保育園に就職する保育士等に支給している就職準備資金の対象に賃貸住宅の入居費用を追加するなど制度を拡充し、保育者の確保に取り組んでまいります。子育て支援の充実では、幼児教育無償化が適用されない住民税課税世帯における3歳未満児の保育料を引き続き減額し、子育て家庭の負担軽減を図ってまいります。子育て支援拠点等の充実では、昨年9月に開設した子育て世代包括支援センターにサブアドバイザーを配置して支援体制を強化するとともに、新たにホームページを開設して情報提供の充実に努めてまいります。また、高校生を対象に乳幼児やその親とふれあう体験講座を開催し、これから親となる世代に子育てに対する知識と関心を高めてまいります。教育環境の整備では、小中学校の児童生徒の環境改善を図るため、校舎トイレの洋式化を引き続き進めてまいります。生涯スポーツの振興では、35歳以上のアスリートが参加するスポーツの祭典、日本スポーツマスターズ2019ぎふ清流大会で本市を訪れる方々へのおもてなし事業を実施してまいります。競技スポーツの振興では、大垣ミナモソフトボールクラブの運営を引き続き地元企業との協働で支援してまいります。文化財の保護・活用では、美濃国分寺跡歴史公園南側隣接地を史跡公園として整備するための保存活用計画を策定いたします。また、大垣城天守再建60周年を記念したパネル展や大垣城、歴史民俗資料館、郷土館の3館連携による講座を開催するなど、郷土の歴史に親しむ機会の充実を図ってまいります。  最後に六つ目、みんなが主役のまちでございます。  行政資源の最適化及び効率化の推進では、質の高い公共サービスを効率的、効果的に提供するため、窓口業務等においてAIなどの先端技術の活用に向けた調査を実施してまいります。また、市役所新庁舎の建設に伴い、市民の皆様に長く愛されるシンボルモニュメントを平成33年度の設置に向けて制作してまいります。さらに、課税業務において、土地、家屋の登記情報を自動的に課税台帳に取り込むシステムを構築し、作業の効率化と正確性の向上を図ってまいります。  以上が主要な事業を中心とする平成31年度予算の大要でございます。このうち一般会計の財源といたしましては、市税269億4,000万円のほか、地方交付税37億8,000万円、国県支出金101億1,600万円余、財政調整基金等各種基金からの繰入金69億3,700万円余、地方交付税の代替財源であります臨時財政対策債16億6,000万円を含む市債60億7,300万円余などを計上いたしました。  以上、平成31年度一般会計、特別会計、企業会計における予算編成の概要と施策の基本方針につきまして御説明申し上げました。平成31年度の予算は、新しい時代、新しい100年、そして新しい庁舎のもとで、本市のさらなる発展への第一歩を踏み出す予算として、市民各界各層の御意見、御要望をできる限り取り入れて編成したものでございます。よろしく御審議の上、適切な御議決を賜りますようお願い申し上げますとともに、議員各位を初め市民の皆様の御理解と御指導を賜りますようよろしくお願い申し上げます。  次に、議第21号 平成30年度大垣市一般会計補正予算から議第26号 平成30年度大垣市水道事業会計補正予算までにつきまして、その概要を御説明申し上げます。  初めに、一般会計でございますが、国の平成30年度補正予算に連動し、防災・減災や農林水産業の強化、その他喫緊の課題に対応するための事業費を計上いたしました。  まず、衛生費の保健衛生費では、全国で流行しております風疹の予防のため、抗体検査事業費4,330万円を計上いたしました。  農林水産業費の土地改良費では、県営かんがい排水事業の負担金といたしまして、山王・下立用水2期地区の用水路補修工に570万円を計上いたしました。  教育費の小学校費では、日新小学校など4校のトイレ改修事業費1億9,240万円、宇留生小学校及び中川小学校の外壁改修事業費1億7,020万円、中学校費では、江並中学校のトイレ改修事業費6,840万円、幼稚園費では、宇留生幼稚園及び中川幼稚園の外壁改修事業費1,800万円をそれぞれ計上し、児童生徒などの教育環境を改善してまいります。  なお、国の補正予算に伴う事業費は、総額で4億9,800万円となりますが、事業の年度内完了が見込めないため、土地改良費を除く4億9,230万円を翌年度に繰り越すものでございます。  次に、総務費の一般管理費では、随時退職者の退職手当5,640万円を計上いたしました。企画費では、水の都大垣ふるさと応援寄附金の増加に伴い、返礼品等に係る経費2,500万円を増額するとともに、4,430万円を基金に積み立ててまいります。諸費では、財政調整基金に6億円、減債基金に2億円を積み立て、将来の財政基盤を強化するとともに、公債費負担に適切に対応してまいります。交通安全対策費では、養老鉄道株式会社の利益相当額及び養老線沿線市町への寄附金1億4,550万円を養老線支援基金へ積み立て、鉄道存続を支援する事業に活用してまいります。  民生費の社会福祉費では、医療費の増加に伴い、心身障害者医療扶助費について2,400万円を増額いたします。老人福祉費では、国の補助採択に伴い、高齢者施設の安全・安心を確保するため、大規模修繕に対する補助金740万円を計上いたしました。なお、年度内完成が見込めないため、全額を翌年度に繰り越すものでございます。児童福祉費では、障害児通所支援事業に係る報酬改定等に伴い、児童発達支援給付費で1,000万円、放課後等デイサービス給付費で8,000万円をそれぞれ減額いたしております。なお、はだしっこ保育園の改築に係る民間保育所増改築事業補助金1億5,732万円につきましては、年度内完成が見込めないため、翌年度に繰り越すものでございます。  農林水産業費の農業費では、県の交付単価の増額に伴い、農地集積促進事業補助金440万円を増額いたしております。なお、経営体育成支援事業補助金480万円につきましては、年度内完了が見込めないため、翌年度に繰り越すものでございます。  商工費では、補助件数の増加に伴い、中小企業小口資金信用保証料補助金480万円を増額いたします。  土木費の道路橋りょう費では、事業費の確定に伴い、県単独道路改良事業負担金4,800万円を減額いたしております。なお、道路安全対策事業5,220万円、揖斐川橋修復整備事業5,735万円につきましては、年度内完成が見込めないため、翌年度に繰り越すものでございます。河川水路費では、事業費の確定に伴い、排水機場改修事業費630万円を減額いたしております。都市計画費の都市計画総務費では、補助件数等の確定に伴い、木造住宅耐震改修工事費補助金1,560万円、要安全確認計画記載建築物耐震診断費補助金1,210万円をそれぞれ減額するものでございます。市街地整備費では、事業費の確定に伴い、郭町東西街区事業化推進調査委託料1,200万円を減額いたしております。また、公園新設改良費では、国庫補助金の減額に伴い、綾野北公園整備事業費1,150万円を減額するものでございます。街路事業費では、県施行街路事業負担金3,760万円、街路整備関連事業費2,250万円を事業費の確定に伴い、それぞれ減額するものでございます。住宅費では、事業費の確定に伴い、市営住宅解体事業費880万円を減額いたしております。  教育費の教育総務費では、随時退職者の退職手当3,350万円を計上いたしました。幼稚園費では、認定子ども園の受け入れ園児数の増加に伴い、施設型給付費1,600万円を増額いたします。  災害復旧費では、林業施設災害復旧事業500万円、道路橋りょう災害復旧事業2,566万円につきまして、それぞれ年度内完成が見込めないため、翌年度に繰り越すものでございます。  次に、特別会計でございますが、公設地方卸売市場事業会計では、市場事業収入の減に伴い、380万円を一般会計繰入金へ財源更正するものでございます。公共下水道事業会計では、事業費の確定に伴い、下水管布設事業費で9,000万円、雨水処理施設整備事業費で7,500万円をそれぞれ減額いたしております。競輪事業会計では、競輪場施設再整備基本設計委託4,860万円につきまして、年度内の完了が見込めないため、翌年度に繰り越すものでございます。  次に、企業会計でございますが、病院事業会計では、高額がん治療薬の使用増加に伴い薬品費が不足してまいりましたので、1億円を増額いたしました。水道事業会計では、下水道の整備に伴う給水管布設がえ工事費等の減により、仮設配管及び給水管布設替等事業費2,940万円を減額するものでございます。また、課税仕入控除額の減に伴い、消費税及び地方消費税1,900万円を増額いたしております。  以上、補正予算関係につきまして御説明申し上げましたが、今回の補正は、一般会計13億7,370万円の増、特別会計1億6,500万円の減、企業会計8,960万円の増、総額にして12億9,830万円の増となります。なお、一般会計の主な財源といたしましては、国庫支出金405万円、寄附金1億8,480万円、繰越金8億7,720万円、諸収入3,000万円、市債2億9,130万円を充当したほか、県支出金1,365万円を減額措置いたしました。  以上、一般会計、特別会計及び企業会計の補正予算につきまして、概要を御説明申し上げました。  続きまして、条例関係等につきまして御説明申し上げます。  議第27号 大垣市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正につきましては、人事院規則の一部改正に準じ、時間外勤務命令ができる時間の上限を規則で定めるため、所要の改正を行うものでございます。  議第28号 大垣市手数料徴収条例の一部改正につきましては、建築基準法の一部改正に伴い、用途変更の認定の制限緩和等に係る手数料を規定するものでございます。  議第29号 大垣市立幼稚園条例等の一部改正につきましては、小野幼稚園と三城保育園を統合した三城幼保園の設置及び南幼稚園と江東幼稚園の廃止に伴い、所要の改正を行うものでございます。  議第30号 大垣市障害者福祉年金条例の一部改正につきましては、障害者福祉年金の支給額の見直しを行うものでございます。  議第31号 大垣市母子家庭等医療費助成に関する条例の一部改正につきましては、児童扶養手当法の一部改正に伴い、母子家庭等医療費助成の受給資格に係る規定について所要の改正を行うものでございます。  議第32号 大垣市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部改正につきましては、災害弔慰金の支給等に関する法律等の改正に伴い、災害援護資金に係る保証人等の規定を整備するものでございます。  議第33号 大垣国民健康保険条例の一部改正につきましては、国民健康保険法施行令の一部改正に伴い、保険料の負担の適正化を図るため、保険料の基礎賦課限度額の引き上げ等を行うものでございます。  議第34号 大垣市墓地条例の一部改正につきましては、市営墓地の承継に係る要件等を緩和するものでございます。  議第35号 大垣市営住宅条例の一部改正につきましては、老朽化した市営住宅の入居者等の安全を確保するため、他の市営住宅に住みかえる場合の特例措置を規定するものでございます。  議第36号から議第41号までの大垣市情報工房条例等の一部改正についてほか5議案につきましては、消費税率等の引き上げに伴い、使用料、手数料等を改正するものでございます。  議第42号 大垣市教育振興基金条例の廃止につきましては、学力テストなどの事業に充ててまいりました教育振興基金の取り崩しが今年度をもって終了するため、設置条例を廃止するものでございます。  議第43号 上石津町及び墨俣町の編入に伴う大垣国民健康保険条例の適用の経過措置に関する条例の廃止につきましては、合併時の国民健康保険税の賦課等に係る経過措置について適用対象者がいなくなったことに伴い、条例を廃止するものでございます。  報第1号 専決処分の報告につきましては、青墓町地内において発生した物損事案について、相手方と示談いたしましたので、地方自治法第180条の規定により報告するものでございます。  以上、所信の一端を述べますとともに、提出いたしました諸議案につきまして御説明申し上げましたが、何とぞよろしく御審議をいただき、適切な御議決を賜りますようお願い申し上げます。 13: ◯議長石川まさと君)  この際、請願が提出されておりますので、これを報告いたします。  請願第1号 国に対し「消費税増税中止を求める意見書」の提出を求める請願書、請願者は、大垣市久徳町560番地 西濃民主商工会会長 小倉昌弘氏、請願第2号 75歳以上の後期高齢者医療自己負担原則2割化に反対する意見書を求める請願、請願者は、大垣市久徳町153番地1 西濃社会保障推進協議会代表 河村秀一氏、両請願いずれも紹介議員は笹田トヨ子君であります。  ただいま報告いたしました請願は、お手元に配付の請願文書表のとおり、担当委員会に付託いたします。
     お諮りいたします。  本日はこの程度をもって散会し、11日午前10時から本会議を再開して一般質問を行いたいと思います。これに御異議ありませんか。            〔「異議なし」と言う者あり〕 14: ◯議長石川まさと君)  御異議なしと認めます。よって、本日はこれをもって散会いたします。              午前10時49分   散 会            ──────────────────  以上、会議の次第を記載し、その相違ないことを証するため、ここに署名する。                  議   長    石   川   ま さ と                  議   員    中   田   と し や                  議   員    空       英   明 発言が指定されていません。 Copyright © Ogaki City Assembly Minutes, All Rights Reserved. ↑ 本文の先頭へ...