御異議なしと認めます。
委員長は日比野委員に決定いたしました。
これをもって私の職務は終わりました。
委員長と交代いたします。御協力ありがとうございました。
(
日比野芳幸君
委員長席に着く)
6:
◯委員長(
日比野芳幸君)
ただいまは
委員長に御選任をいただき、ありがとうございました。
委員会が円滑に進められますよう、委員各位の御協力を賜りたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。
引き続いて、委員会条例第8条第2項の規定により、副
委員長の互選を行います。
いかがいたしましょうか。
7:
◯委員(
関谷和彦君)
私は
北野ひとし委員が適任と考え、推薦させていただきます。
8:
◯委員長(
日比野芳幸君)
ただいま北野委員にという御
発言がございましたが、御異議ありませんか。
(異議なし)
9:
◯委員長(
日比野芳幸君)
御異議なしと認めます。副
委員長は北野委員に決定いたしました。
副
委員長から就任の御挨拶があります。
10: ◯副
委員長(
北野ひとし君)
おはようございます。
ただいま副
委員長を拝命いたしました北野でございます。
委員会の運営を、
委員長を補佐しスムーズに進むように努力してまいります。皆様の御協力をよろしくお願いいたします。
11:
◯委員長(
日比野芳幸君)
それでは、本会議から付託されました認第1号 平成29年度大垣市一般会計及び特別会計決算の認定についてを議題といたします。
理事者の説明を求めます。
事前に申し上げますが、説明は簡略に願います。
12:
◯総務部長(
寺嶋太志君)
おはようございます。
議案の29ページになりますが、認第1号 平成29年度大垣市一般会計及び特別会計決算の認定につきまして、地方自治法の規定により、監査委員の意見をつけて、歳入歳出決算書を提出させていただきましたので、御審議賜るものでございます。それでは、平成29年度決算につきまして、総括的な事項につきましては私から、詳細につきましては財政課長から御説明申し上げます。平成29年度歳入歳出決算実績報告書の1ページをごらんいただきたいと存じます。
平成29年度の我が国の経済は、海外経済の回復を背景として、輸出や生産の持ち直しが続くとともに、個人消費や民間設備投資が好転し、民需を中心とした景気回復と、デフレ脱却に向けた前進が見られました。
こうした経済情勢を踏まえ、本市の平成29年度における予算執行は、平成25年度から推進してまいりました大垣市第五次総合計画後期基本計画の総仕上げの年度として、地域活力創造、安全・安心、環境・エネルギー、子育て日本一、かがやきライフの5分野に積極的に取り組むとともに、定住促進や雇用の創出など、地方創生事業に力を注ぎました。とりわけ、平成28年度に引き続き、三城幼保園の建設事業を推進するとともに、市役所新庁舎の建設工事に着手するなど、老朽化した施設の改築・統合を進め、安全・安心の確保に努めたほか、地域活力創造の分野では、大垣駅南街区広場・水都の泉を整備するなど、市の重要政策課題に積極的に取り組みました。また、市制100周年となる平成30年度を初年度とする大垣市未来ビジョンを策定し、長期的な市政運営の指針を示すとともに、市制100周年プレイベントを開催し、祝賀機運を盛り上げました。
平成29年度一般会計決算額は、歳入が595億8,275万6,000円、歳出が573億5,736万円で、前年度に比べ、歳入が22億1,411万6,000円、3.6%の減、歳出が22億6,748万1,000円、3.8%の減となり、歳入歳出差引額の形式収支は22億2,539万6,000円の黒字で、形式収支から繰越明許費として翌年度へ予算を繰り越した中学校グラウンド改修事業等に係る財源1億5,861万6,000円を差し引いた実質収支も、20億6,678万円の黒字になりました。
また、公営企業を除く特別会計18会計の決算額は、歳入が627億6,762万5,000円、歳出が566億1,430万8,000円で、競輪事業会計の歳入歳出の増加などにより、前年度に比べ、歳入が54億4,357万7,000円、9.5%、歳出が46億8,348万9,000円、9.0%、それぞれ増となりました。
次に、市の借金である市債現在高は、元金償還が進み、一般会計では前年度末に比べ、平成19年度以来の減少となる3億1,799万2,000円の減、企業会計を除く特別会計でも、前年度末に比べ、7億6,319万8,000円の減となっております。
また、市の貯金である基金現在高は、新たに人づくり河合基金と養老線支援基金を創設したことなどにより、一般会計では、前年度末に比べ、15億8,454万円の増、一般会計と企業会計を除く特別会計の合計では21億664万円の増となっております。
以上、平成29年度決算の概要を御説明申し上げましたが、各会計における決算状況は2ページ及び3ページに記載のとおりでございますので、後ほどお目通しいただければと存じます。続きまして、4ページと5ページをお願いいたします。
平成28年度及び平成29年度の一般会計における歳入歳出の款別内訳表でございます。まず、4ページの歳入款別内訳表をごらんいただきたいと存じます。
平成29年度の主な歳入といたしましては、まず一つ目の市税でございますが、決算額は273億6,265万8,000円となっております。個人市民税や固定資産税の増などにより、前年度に比べ、4,345万7,000円、0.2%の増となっております。次に、中ほどの地方交付税でございますが、決算額は43億8,221万6,000円でございます。基準財政需要額の増による普通交付税の増により、前年度に比べ、1億65万4,000円、2.4%の増となっております。次に、その下四つ目の国庫支出金でございますが、決算額は63億1,018万6,000円でございます。臨時福祉給付金支給事業費やごみ処理施設整備事業費に対する国庫補助金の減などにより、前年度に比べ、14億5,734万8,000円、18.8%の減となっております。次に、その下、三つ目の寄附金でございますが、決算額は13億4,067万2,000円でございます。養老鉄道養老線の存続を支援するための基金創設に伴う寄附金の増などにより、前年度に比べ、10億8,656万8,000円、427.6%の増となっております。最後に、その下四つ目の市債でございますが、決算額は43億9,200万円でございます。臨時財政対策債が3億5,000万円の増となっておりますが、建設事業債が14億840万円の減となっており、前年度に比べ、10億5,840万円、19.4%の減となっております。次に、5ページの歳出款別内訳表をごらんいただきたいと存じます。
平成29年度の主な歳出といたしましては、まず二つ目の総務費でございますが、決算額は86億6,763万6,000円となっております。新庁舎建設事業や養老線支援基金積立事業の増などにより、前年度に比べ、4億9,344万8,000円、6.0%の増となっております。次に、その下の民生費でございますが、決算額は203億1,256万5,000円となっております。臨時福祉給付金支給事業、幼保園建設事業、新子育て総合支援センター整備事業の減などにより、前年度に比べ、12億9,515万6,000円、6.0%の減となっております。次に、その下五つ目の土木費でございますが、決算額は59億8,231万6,000円でございます。大垣駅南街区市街地再開発事業の減などにより、前年度に比べ、9億7,385万2,000円、14.0%の減となっております。最後に、その下二つ目の教育費でございますが、決算額は65億3,261万2,000円でございます。小学校外壁改修を初めとする小学校営繕費の増などにより、前年度に比べ、5億7,300万1,000円、9.6%の増となっております。
以上、概要を御説明申し上げました。6ページからの詳細説明につきましては、引き続き財政課長から御説明申し上げますので、よろしくお願い申し上げます。
13:
◯委員長(
日比野芳幸君)
財政課長に申し上げます。長時間になろうかと思いますので、着席のまま説明を願います。
14:
◯財政課長(
岩崎義博君)
財政課の岩崎です。よろしくお願いいたします。
失礼しまして、着席のまま御説明申し上げます。平成29年度歳入歳出決算実績報告書の6ページをお願いいたします。
初めに、1歳入科目決算の状況につきまして御説明申し上げます。
まず、款1市税は273億6,265万8,000円で、前年度に比べ4,345万7,000円、0.2%の増となりました。科目別の主なものにつきまして、市民税は収入額が112億2,191万8,000円で、前年度に比べ1,896万2,000円、0.2%の減、収納率は94.1%で、前年度に比べ0.3ポイント増加しております。内訳は、個人が90億334万1,000円で、前年度に比べ5,440万6,000円、0.6%の増でございます。法人は22億1,857万7,000円で、7,336万8,000円、3.2%の減となっております。固定資産税は収入額が125億7,468万6,000円で、前年度に比べ7,525万3,000円、0.6%の増、収納率は93.7%で、前年度から0.2ポイント増加しております。内訳は、土地が47億3,424万4,000円で1,236万3,000円の減、家屋が51億1,795万8,000円で1億2,732万4,000円の増、償却資産が25億7,576万1,000円で1,430万7,000円の減となっております。都市計画税は、収入額が21億3,572万6,000円で、前年度に比べ3,121万7,000円、1.5%の増となっております。市税収入の収納率は、前年度に比べ0.1ポイント増の93.9%となっております。次に、7ページをお願いいたします。
款6地方消費税交付金は29億3,714万8,000円で、前年度に比べ1億3,259万7,000円、4.7%の増となっております。平成26年4月の税率の引き上げによる引き上げ分は社会保障財源交付金11億7,163万2,000円で、障がい者福祉などの福祉事業や国民健康保険などの社会保険、医療などの保健衛生事業の財源としております。8ページをお願いいたします。
款10地方交付税は43億8,221万6,000円で、前年度に比べ1億65万4,000円、2.4%の増となっております。10ページをお願いいたします。
款14国庫支出金は63億1,018万6,000円で、前年度に比べ14億5,734万8,000円、18.8%の減となっております。項2国庫補助金は10億4,310万6,000円で、前年度に比べ15億8,328万円の減となっております。11ページの民生費国庫補助金1億8,483万円は、前年度から9億7,822万6,000円の減で、年金生活者等支援臨時福祉給付金支給事業費などの減で大幅な減となっております。14ページをお願いいたします。
款17寄附金は13億4,067万2,000円で、前年度に比べ10億8,656万8,000円、427.6%の増となっております。養老線支援基金創設に伴う寄附金の増などによるものでございます。
款18繰入金は8億9,813万5,000円で、前年度に比べ4億1,722万8,000円、31.7%の減となっております。財政調整基金や減債基金などの繰入金の減で、基金繰入金が前年度に比べ4億1,722万8,000円減の3億9,813万5,000円となっております。
款19繰越金につきましては21億7,203万1,000円で、このうち繰越事業費等充当財源繰越金4,593万6,000円は、平成28年度から繰り越しした三城幼保園建設事業などの充当財源で、これを除きます実質の差し引きである純繰越金は21億2,609万5,000円でございます。
15ページの款20諸収入は30億1,316万7,000円で、前年度に比べ5億996万7,000円、14.5%の減となっております。主な要因は、貸付金元利収入の中小企業貸付金元利収入16億6,300万円が、前年度に比べ5億8,700万円減となっていることなどによるものでございます。16ページをお願いいたします。
款21市債は43億9,200万円で、前年度に比べ10億5,840万円、19.4%の減となっております。総務債は2,990万円で、大垣駅西自転車駐車場建設などの減で、前年度に比べ3億1,810万円の減となっております。民生債は1億9,240万円で、キッズピアおおがき子育て支援センター整備や日新幼保園改築などの減により、前年度に比べ4億3,310万円の減となっております。土木債は6億5,970万円で、大垣駅南街区市街地再開発事業の減などにより、前年度に比べ5億8,020万円の減となっております。17ページの教育債は3億6,790万円で、小中学校トイレ改修などの増で、前年度に比べ1億6,300万円の増となっております。18ページをお願いします。臨時財政対策債は22億円で、前年度に比べ3億5,000万円の増となっております。合併特例債は2億8,440万円で、平成29年度末までの借り入れ累計額が186億3,620万円で、発行可能額234億190万円から差し引いた平成30年度以降の発行可能残額は47億6,570万円となっております。20ページをお願いいたします。
次に、歳出につきまして御説明を申し上げます。このページからは各科目に事業内容を具体的に記載しておりますので、主な事項につきまして、新規事業を中心に御説明申し上げます。
款1議会費は3億5,595万2,000円で、前年度に比べ1,050万6,000円、3.0%の増で、歳出決算額の構成比は0.6%、執行率は96.7%でございます。3の議会運営事業の(1)本会議の状況は、会期日数が66日間で、議決件数は予算、条例など102件となっております。
21ページの款2総務費は86億6,763万6,000円で、前年度に比べ4億9,344万8,000円、6.0%の増で、構成比は15.1%、執行率は95.1%でございます。
項1総務管理費の目1一般管理費の2人件費、一般職の(1)退職者数と退職手当支給額の退職者数は、総務費、教育費合わせて56人で、前年度に比べ7人の減、退職手当支給額は5億8,081万4,000円で、4,673万2,000円の増となっております。24ページをお願いいたします。目3広報費の2広報発行事業の(2)市制100周年記念映像制作事業460万6,000円では、舟下りなど四季折々のイベントや風景を撮影し記念映像を制作いたしました。25ページの(3)クールおおがきアニメ映像制作事業987万4,000円では、大垣の未来を描くアニメーション映像を制作いたしました。5思い出のアルバム事業120万7,000円では、家庭などで保管する昔の写真や映像を募集し、市ホームページで公開する思い出のアルバムを作成いたしました。目4広聴費の26ページをお願いいたします。3高齢者見守りネットワーク事業の(2)迷惑電話防止対策実証実験事業94万7,000円では、振り込め詐欺や悪質商法の被害の発端となる迷惑電話に防止措置を講ずるため、迷惑電話防止機器設置の実証実験を行いました。28ページをお願いいたします。目7財産管理費の29ページの4本庁舎管理事業の立体駐車場建設用地購入費1億5,483万円では、新庁舎建設に伴う駐車場対策として、本庁舎西側の用地を購入し、PPP事業手法による立体駐車場の整備を行いました。30ページをお願いいたします。8赤坂総合センター解体事業1億4,788万1,000円では、平成28から29年度の2ヵ年で赤坂総合センターを解体いたしました。目8庁舎建設費の2新庁舎建設事業4億1,074万6,000円では、本庁舎の一部解体や井戸の掘削を行うとともに、新庁舎建設工事に着手いたしました。31ページの目9企画費の3第六次総合計画策定事業448万8,000円では、大垣市未来ビジョン基本構想を実現するための基本的な施策を体系的に定めた大垣市未来ビジョン第1期基本計画を策定いたしました。32ページをお願いいたします。7市制100周年記念プレイベント事業の(1)市制100周年プレイベント事業補助金420万5,000円では、音楽を生かしたまちづくりシンポジウム「フレンドリーシティ合唱の夕べ」の開催や、未来に残したい本市の魅力や伝えたい思いを広く市民から募集するとともに、小中学生対象のワークショップを開催し、専門家による作詞・作曲を行うみんなでつくる「おおがきの歌」事業に対して補助を行いました。37ページをお願いいたします。目13上石津地域事務所費の3地域おこし協力隊事業140万4,000円では、都市地域の人材を積極的に誘致し、定住及び定着を図り、地域の活力維持や魅力の再発見につなげるため、地域おこし協力隊員1人を配置いたしました。38ページをお願いいたします。4木質バイオマスボイラー利用促進調査事業901万4,000円では、上石津地域内で算出される木材の地域内循環を高めるため、木質バイオマス資源の賦存量調査や木質バイオマスボイラー導入の可能性調査等を実施いたしました。43ページをお願いいたします。目2男女共同参画推進費の44ページをお願いいたします。4男女共同参画センター整備事業2,902万1,000円では、交流、研修、相談の三つの機能を持つ本市の男女共同参画社会づくりの拠点施設として、大垣市男女共同参画センターをスイトピアセンター学習館1階に整備し、平成29年10月11日に開設いたしました。47ページをお願いいたします。
項3徴税費は8億2,939万6,000円で、前年度に比べ1億2,496万9,000円の増となっております。50ページをお願いいたします。目2賦課徴収費は3億9,280万2,000円で、2市税徴収事業の(2)市税滞納処分の実施状況は、差し押さえ件数が合計で276件、対象となる税額は8,210万7,000円でございます。(3)市税交付要求の実施状況は合計が61件で、対象となる税額は6,140万3,000円となっております。51ページの(5)市税不納欠損状況は合計で515件、不納欠損額は8,084万円でございます。52ページをお願いいたします。5市税過誤納金還付事業は2億1,461万1,000円で、前年度に比べ1億2,317万円の増となっております。市税過誤納還付金が1,845件、2億1,088万2,000円で、還付加算金が101件、372万9,000円でございます。54ページをお願いいたします。
項5選挙費の55ページの目2市長・市議会議員補欠選挙費2,604万2,000円では、平成29年4月21日の任期満了に伴う市長選挙及び市議会議員補欠選挙を実施いたしました。なお、平成28年度の執行準備に係る経費は、平成28年度に執行しております。また、市長選挙につきましては無投票当選となっております。目3衆議院議員選挙費3,805万円では、平成29年9月28日の衆議院解散に伴い、衆議院議員総選挙及び最高裁判所裁判官国民審査を実施いたしました。56ページをお願いします。
項8交通安全対策費は16億2,412万7,000円で、前年度に比べ8億1,961万7,000円の増となっております。養老線支援基金積立事業の増が主な要因でございます。57ページの4公共交通機関支援事業は2億4,022万4,000円で、前年度より2,417万2,000円の減となっております。(1)公共交通機関運行費等支援事業のバス関連支援事業は16路線40系統で1億4,649万1,000円、鉄道関連支援事業は2路線で9,038万2,000円となっております。59ページをお願いいたします。14養老線支援基金積立事業10億1,790万円では、近畿日本鉄道株式会社及び養老鉄道株式会社からの寄附に伴い、養老線支援基金を創設いたしました。60ページをお願いいたします。
款3民生費は203億1,256万5,000円で、前年度に比べ12億9,515万6,000円、6.0%の減で、構成比は35.4%、執行率は93.6%で、翌年度の繰越額を除きます執行率は97.0%でございます。年金生活者等支援臨時福祉給付金支給事業費などの減により大幅な減となっております。
項1社会福祉費の目1社会福祉総務費の61ページの6中川ふれあいセンター改修事業1億3,244万1,000円では、空調設備の改修工事を平成27年度から29年度の3ヵ年で進め、平成29年度は、改修の最終年度として2階から4階部分を実施いたしました。62ページをお願いいたします。10地域福祉計画策定事業183万円では、第四次地域福祉計画を策定するため、市民・関係団体等へのアンケート調査を行うとともに、地区社会福祉推進協議会懇談会を開催いたしました。目2障害者福祉費は26億9,199万6,000円で、身体障がい者等に必要な給付、介護支援を行っており、前年度から1億2,951万3,000円の増となっております。64ページをお願いします。7介護等給付事業13億1,431万8,000円では、前年度に比べ3,785万6,000円の増で、障がいに起因する日常生活上継続的に必要な介護支援を行いました。65ページの8訓練等給付事業は7億1,745万2,000円で、前年度に比べ6,372万1,000円の増となっております。障がい者に対し、生活能力の向上や就労に必要な訓練等の給付を行いました。69ページをお願いいたします。33民間障害者福祉施設整備助成事業600万円では、障がい者グループホームの整備を行う2法人に対して補助を行いました。目3心身障害者医療費の2心身障害者医療費支給事業では、県の制度分、市の制度分、合わせて対象者数6,392人に10億7,219万5,000円を給付いたしました。前年度に比べ53人、1,006万9,000円の増となっております。70ページをお願いいたします。目4人権擁護推進費の4人権施策推進指針策定事業223万9,000円では、社会情勢の変化、人権に対する市民意識の変化を今後の指針に反映させるための市民意識調査等を実施し、大垣市人権施策推進指針(第二次改訂版)を策定いたしました。
71ページの項2老人福祉費は22億1,054万4,000円で、前年度に比べ6,500万3,000円の増となっております。目1老人福祉対策費の高齢者人口は、65歳以上が前年度より422人増の4万3,196人で、比率は0.3ポイント増の26.7%となっております。75歳以上では543人増の2万1,889人、0.3ポイント増の13.5%となっております。74ページをお願いいたします。14地域密着型介護サービス施設整備事業3,324万2,000円では、和合新町2丁目に看護小規模多機能型居宅介護事業所を整備する特定非営利活動法人障害をもつ子供の家族会に対し、施設整備及び施設開設準備補助を行いました。15地域介護・福祉空間整備等施設整備事業534万5,000円では、民間の介護サービス事業所が行うスプリンクラー設備整備や防犯対策強化に係る施設整備等に対して補助を行いました。75ページの27在宅医療・介護連携ネットワークシステム構築支援事業1,280万円では、在宅医療と介護を一体的に提供する体制を構築するため、患者等に関する情報の一元管理ができるシステムを導入した大垣市医師会に対し補助いたしました。76ページをお願いいたします。目2老人医療費の2老人医療費支給事業では、70歳から74歳の本人負担割合を順次2割に引き上げる国の制度改正に伴い、平成29年度は70歳から73歳を対象として、対象者数6,116人に、2億5,211万8,000円を給付いたしました。前年度に比べ、対象者数は281人増、給付額は3,781万7,000円の増となっております。目3後期高齢者医療費の1後期高齢者医療広域連合事業14億2,189万9,000円は、前年度に比べ4,797万1,000円の増で、岐阜県後期高齢者医療広域連合に対し療養給付費及び保険事業に係る負担金を支出いたしました。
77ページの項3児童福祉費は89億5,092万9,000円で、前年度に比べ8億5,781万9,000円の減でございます。子育て総合支援センター整備費や幼保園建設費の減などによるものでございます。78ページをお願いいたします。9親子バス利用支援事業619万7,000円では、平成29年度から対象児童をこれまでの未就学児から小学校2年生以下に拡大し、小学校2年生以下の子を連れた保護者等が市内のバスに乗車した際の運賃を無料化し、運賃相当額をバス会社へ補助いたしました。目2子育て総合支援センター費の79ページの6キッズピアおおがきフェスティバル事業315万7,000円では、オープン1周年を記念し、キッズピアおおがきフェスティバルやファミリーコンサートを開催いたしました。8潜在保育士等復帰支援事業57万3,000円では、保育士の保育現場への復帰に対する不安を解消し、就職・再就職を支援するため、市内で働く意思のある有資格者等に対し、職場復帰支援セミナーを開催いたしました。82ページをお願いいたします。目3障害児福祉費は4億9,344万6,000円で、前年度に比べ1億3,584万1,000円の増となっております。83ページの2障害児通所支援事業は3億8,733万6,000円で、利用者の増加などにより前年度に比べ1億2,633万8,000円の増となっております。内訳は、児童発達支援では延べ人数が644人増で、事業費が3,753万4,000円増、放課後等デイサービスでは延べ人数が1,424人増で、事業費が8,504万2,000円の増となっております。85ページをお願いいたします。目6民間保育所費は18億5,428万9,000円で、前年度に比べ3億2,533万8,000円の減となっております。きど保育園の増改築事業補助金の減により大幅な減となっております。1民間保育所事業の(1)民間保育所の状況は、11園で月平均1,406人の保育を行い、運営費は12億7,972万9,000円となっております。86ページをお願いいたします。2認定こども園等給付事業の2号・3号認定に係る(1)認定こども園(施設型給付)の状況は、5園で月平均737人の保育を行い、施設が利用者から徴収した保育料を控除した4億6,910万8,000円を給付いたしております。87ページの目7公立保育所費は16億5,981万1,000円で、3公立保育所運営事業の(1)公立保育所の状況につきましては16園で、88ページをお願いいたします、月平均1,882人の保育を行いました。89ページの7保育士確保推進事業5万3,000円では、平成29年度から市内の保育園や認定こども園で新たに保育士として働くため、市外から転入する際の引っ越し費用の一部を補助いたしました。目8幼保園建設費の1三城幼保園建設事業3億4,661万5,000円では、既設の三城保育園、小野幼稚園を統合した三城幼保園を整備するため、平成29年度は用地を購入したほか、建設工事に着手いたしました。2荒崎幼保園改築事業426万9,000円では、荒崎幼保園旧保育園舎の改築を行うため、平成29年度は地質調査等を行いました。90ページをお願いいたします。目9ひとり親家庭等対策費の3ひとり親家庭学習支援事業34万3,000円では、平成29年度の6月から多目的交流イベントハウスで、ひとり親家庭の小学生を対象に、大学生による学習支援や学習相談を月2回実施いたしました。目10子ども・母子家庭等医療費の2子ども医療費支給事業では、対象者数2万5,762人に8億7,648万8,000円を給付いたしました。
91ページの項4生活保護費の92ページをお願いいたします。目2扶助費は10億9,768万4,000円で、1生活保護扶助事業の(1)生活保護の状況は、月平均1,905人に10億7,823万円の扶助費を支給いたしました。94ページをお願いいたします。
款4衛生費は45億3,434万1,000円で、前年度に比べ6億1,705万8,000円、12.0%の減で、構成比は7.9%、執行率は96.1%でございます。
項1保健衛生費の目1保健衛生総務費の5食育推進事業の(1)食育推進計画改定事業43万4,000円では、平成28年度に実施した市民アンケート調査の結果をもとに第3次食育推進計画を策定いたしました。96ページをお願いいたします。目4予防費の、99ページをお願いいたします。6がん検診等ウエブ予約受付システム開発事業493万6,000円では、インターネットを利用してがん検診等の予約受け付けが可能なウエブ予約受付システムを平成29年11月から導入いたしました。103ページをお願いいたします。目8環境対策費の、104ページをお願いいたします、9地球温暖化対策推進事業の(1)新エネルギー・省エネルギー機器設置補助事業では、105ページの太陽光発電設備設置に対し154件598万8,000円、家庭用燃料電池設置に対し8件40万円、家庭用蓄電池の設置に対し31件310万円、地下水利用地中熱ヒートポンプモデル設置に対し2件200万円、それぞれ補助をしました。また、次世代自動車充給電省エネ設備の導入に対し3件9万円、HEMS(ホーム・エネルギーマネジメントシステム)の導入に対して30件150万円をそれぞれ補助いたしました。
項2清掃費は30億6,673万9,000円で、前年度に比べ5億4,264万3,000円の減となっております。110ページをお願いいたします。目4塵芥処理施設費は、クリーンセンター焼却施設長寿命化事業の事業費の減により、前年度から5億270万2,000円減の16億1,293万7,000円となっております。111ページの5クリーンセンター焼却施設長寿命化事業8億3,772万5,000円では、平成23年度に策定した焼却施設長寿命化計画に基づき、施設の延命化及びCO2削減対策を図る改良工事を平成26年度から実施し、平成29年度に完了いたしました。113ページをお願いいたします。
款5労働費は1億220万2,000円で、前年度に比べ433万1,000円、4.4%の増で、構成費は0.2%、執行率は96.5%でございます。2就労支援事業の(2)就労支援広域連携事業の2)就園支援広域連携事業補助金514万5,000円では、リアル大垣合同企業展事業、就職支援情報発信事業、サクセスレディ推進事業などに対し補助をいたしました。115ページをお願いいたします。
款6農林水産業費は8億7,518万5,000円で、前年度に比べ1,845万7,000円、2.1%の減で、構成比は1.5%、執行率は91.9%でございます。
項1農業費の116ページをお願いいたします。目2農業費の118ページをお願いいたします。13鳥獣害対策事業の(2)鳥獣被害防止総合対策事業補助金58万円では、ニホンザルの捕獲や追い払い用のロケット花火の購入に対して補助いたしました。119ページの項2畜産業費の120ページをお願いいたします。2畜産振興事業の(1)強い畜産構造改革支援事業補助金1,497万5,000円では、繁殖用牛舎の新設及び堆肥乾燥施設の機能向上整備に対し補助いたしました。項3林業費の121ページの4治山林道改良事業の(2)林道橋点検事業302万4,000円では、林道内のインフラ長寿命化を推進するため、林道橋11橋を点検いたしました。122ページをお願いいたします。9多良峡森林公園イベント事業100万円では、紅葉の時期における混雑による事故等を防ぐとともに、観光客の誘客促進を図るため、交通整備員の配置やリーフレットの作成などに対し補助いたしました。
項4土地改良費の目2土地改良施設維持費の1土地改良施設長寿命化事業467万6,000円では、整備優先順位や最適案の
選択を踏まえ、揚水ポンプ24ヵ所について長寿命化計画を策定いたしました。123ページの目3土地改良施設整備費の2県単土地改良事業1億3,279万4,000円では、用排水路等の改良工事、用排水路10ヵ所、1,818.9m、樋門9ヵ所、揚水施設1基、農道1ヵ所、278.2mを実施いたしました。124ページをお願いいたします。3県営土地改良事業の(1)県営たん水防除事業3,491万3,000円では、静里地区の場内整備工・接続水路工、鵜森三郷地区の排水路工、鵜森地区の進入路工・管理橋下部工に負担し、(2)県営かんがい排水事業5,824万3,000円では、揖斐川以東3期地区のパイプライン工、山王・下立用水2期地区の用水路補修工、入方用水地区の用水路補修工などに負担しております。(4)県営中山間地域総合整備事業1,095万円では、大垣上石津地区の用水路工などに負担しております。125ページの4かんがい排水路・農道整備事業8,942万6,000円では、大垣地域の用排水路等の改良整備23ヵ所、1,393.8mを実施いたしました。5上石津地域かんがい排水路・農道整備事業609万7,000円及び6墨俣地域かんがい排水路・農道整備事業288万8,000円では、それぞれの地域の用排水路等の改良整備に努めました。126ページをお願いいたします。
款7商工費は25億4,321万円で、前年度に比べ5億5,115万5,000円、17.8%の減で、構成比は4.5%、執行率は97.9%でございます。
項1商工費の目1商工振興費の3商店街活性化推進事業の(4)まちなかインバウンド推進事業補助金105万円では、外国人向け商店街マップの作成など、外国人宿泊客を中心市街地商店街に取り込むための事業に対し補助いたしました。127ページの4戦略的中心市街地活性化推進事業の(5)中心市街地商店街元気ハツラツ市事業補助金1,131万円では、前年度から1回増の9回の開催に対し補助いたしました。128ページをお願いいたします。5中小企業等金融対策事業の(1)中小企業小口資金信用保証料補助事業860万2,000円では、中小企業小口資金利用者が保証協会に支払う信用保証料を全額補助し、事業活動を支援いたしました。件数は89件で、前年度から1件の増となっております。(2)中小企業融資事業17億504万円では、中小企業を対象に運転資金、設備資金の融資と利子補給を行いました。利子補給件数は311件で、前年度より24件の減でございます。129ページの8産業活性化広域連携推進事業の(3)大垣地域経済戦略推進事業補助金295万5,000円では、大垣ビジネスサポートセンター、Gaki-Bizの開設準備や大垣地域経済戦略策定のためのアンケート調査等を行った大垣地域経済戦略推進協議会に対し補助いたしました。130ページをお願いいたします。目2観光費は3億5,123万9,000円で、2観光イベント事業の(3)大垣まつり世界のポスター展事業補助金239万6,000円では、大垣祭のやま行事のユネスコ無形文化遺産登録1周年を記念し、世界のポスターデザイナーが描いた大垣まつりのイメージポスターを展示する事業等に対し補助いたしました。133ページをお願いいたします。9クールおおがき推進事業5,110万4,000円では、観光資源の魅力をさらに高め、地域ブランド化に向け戦略的に取り組み、国内外の交流人口の増加と地域経済の活性化につなげるため、クールおおがきと題し、クールおおがき地域プロモーション事業、ロボットフェスティバルおおがき事業などを実施いたしました。10関ケ原古戦場広域観光環境整備事業1,379万1,000円では、県が取り組む関ケ原古戦場整備に関連した統一デザイン看板を設置いたしました。136ページをお願いいたします。
款8土木費は59億8,231万6,000円で、大垣駅南街区市街地再開発事業補助金の減などにより、前年度から9億7,385万2,000円、14.0%の減で、構成比は10.4%、執行率は93.8%で、翌年度の繰越額を除きます執行率は94.7%でございます。
項2道路橋りょう費は13億3,689万8,000円で、目2道路維持費の138ページをお願いいたします。4道路安全対策事業の(1)道路ストック・橋りょう点検事業2,250万8,000円では、橋りょう点検72橋を実施いたしました。(2)橋りょう耐震補強・補修事業9,496万5,000円では、橋りょう保全整備計画に基づき耐震補強・補修設計を行うとともに耐震補強・補修工事を実施いたしました。139ページの目3道路新設改良費の2県単独道路改良事業1,626万1,000円では、県道上石津多賀線などの県単独道路改良事業に負担金を支出いたしました。3道路新設改良事業1億5,751万8,000円では、市道の拡幅改良5ヵ所、1,207.3mなどを実施し、道路環境の向上に努めました。4道路舗装事業8,448万1,000円では、大垣地域のアスファルト舗装の新設36ヵ所、5,411mを実施いたしました。140ページをお願いいたします。5道路側溝整備事業1億495万8,000円では、大垣地域の37ヵ所、1,579mの道路側溝整備工事を行いました。6通学路安全対策事業9,928万4,000円では、対策が必要とされた市道の歩道整備等6ヵ所、256.9mを実施いたしました。7上石津地域道路整備事業769万9,000円及び8墨俣地域道路整備事業781万9,000円では、それぞれの地域の生活道路の整備に努めました。
141ページの項3河川水路費は8億8,775万1,000円で、目2河川水路維持費の5排水機場改修事業4,287万1,000円では、集中豪雨等の発生時において早急に施設状態を把握し、運転指示や異常時の対応ができるよう遠方監視設備を整備するほか、ポンプ起動の遅延を防ぐために自動運転機能の増設を行いました。142ページをお願いいたします。7排水機場等維持管理適正化事業の(2)排水機場等維持管理適正化事業9,697万円では、禾森排水機場の電気設備整備補修工などを実施し治水対策に努めました。143ページの目3水路改良費の2主要幹線排水路改良事業は5,848万1,000円で、北方第1号幹線の緑化ブロック護岸工、曽根川の緑化ブロック護岸工、美和町第3号幹線のL型水路工などを実施いたしました。3小水路改良事業は1億413万2,000円で16ヵ所、1,243.5m、4水路環境整備事業は5,392万1,000円で58ヵ所、2,891.9mの水路改良工事を実施し、雨水の早期排除等、環境整備に努めました。144ページをお願いいたします。5浸水対策事業6,281万5,000円では、浸水被害が発生している地域における排水施設の整備を進め、浸水被害の低減に努めました。平成29年度につきましては大井排水機場の建設工事を進め、整備を完了しております。そのほか、禾森ポンプ場の基本設計などを実施いたしております。6急傾斜地崩壊対策事業1,967万5,000円では、上石津地域の急傾斜地崩壊危険区域において、県が施行する上多良地内の重力式擁壁工などに対し負担金の支出や県施行対象地域外の打上地内の崩壊対策工事等を実施いたしました。
項4都市計画費は14億5,391万3,000円で、大垣駅南街区市街地再開発事業の減などにより、前年度に比べ7億2,356万6,000円の減となっております。目1都市計画総務費の145ページの3立地適正化計画策定事業442万5,000円では、平成28年度に策定したまちづくり方針をもとに、居住誘導区域や都市機能誘導区域、都市機能誘導施設、誘導施策等を検討し、大垣市立地適正化計画を策定いたしました。146ページをお願いします。6建築物安全対策支援事業の(4)特定建築物等耐震補強工事費補助事業3,172万9,000円では、緊急輸送道路に面する施設1件の耐震補強工事の一部を補助いたしました。(6)要安全確認計画記載建築物耐震診断費補助事業985万3,000円では、県が指定する一次緊急輸送道路のうち、大規模地震発生時、建築物の倒壊等により広域避難路の通行の妨げとなる沿線建築物を対象に、耐震診断費の一部を補助いたしました。147ページの目2市街地整備費の2市街地再開発事業の(1)郭町東西街区事業化推進事業3,437万6,000円では、郭町東西街区における土地区画整理事業と市街地再開発事業の一体的施行の事業化へ向けた調査等を実施いたしました。3大垣駅南街区市街地再開発事業の(1)大垣駅南街区広場整備事業1億9,192万円では、大垣駅南街区第一種市街地再開発事業により生み出された公共空間を利用し、大垣駅南街区広場を整備いたしました。148ページをお願いいたします。148、149ページでは、大垣駅西自転車駐車場、キッズピアおおがき子育て支援センターを含む大垣駅南街区市街地再開発事業の全体事業をまとめております。150ページをお願いいたします。目3公園管理費の2公園施設長寿命化計画策定事業490万8,000円では、都市公園の安全・安心な利用環境の確保や効率的な維持管理、保全改修計画を策定するため、公園施設の健全度調査等を行いました。151ページの目4公園新設改良費の2安井ふれあい公園整備事業9,077万8,000円では、東前3丁目地内において用地取得及び整備工事を実施いたしました。152ページをお願いいたします。目5緑化推進費の2緑の基本計画改定事業383万4,000円では、平成28年度に設定した基本方針に基づき、施策や都市公園の整備・管理方針など計画の見直しを行いました。153ページの8四季の里整備事業の(1)赤坂スポーツ公園フジ再生整備事業1,265万4,000円では、平成26年度から実施しておりましたフジの再生整備を完了いたしました。154ページをお願いいたします。目6街路事業費の3街路整備関連事業2,238万2,000円では、長松町地内ほかの長松大井線の地質調査や道路詳細設計などを実施いたしました。
155ページの項5住宅費は4億3,401万9,000円で、前年度に比べ1億1,367万2,000円の増となっております。目1市営住宅管理費の管理戸数は、平成29年度末で市営住宅が1,251戸、その他の住宅及び店舗等が60戸、合計1,311戸でございます。2市営住宅等長寿命化計画改定事業302万4,000円では、国の公営住宅等長寿命化計画策定指針の改定等を踏まえ、計画の見直しを行いました。156ページをお願いいたします。4市営住宅長寿命化事業1億44万4,000円では、外渕団地A棟及びC棟の外壁塗装などの改修工事を実施いたしました。157ページの目3住宅対策費は1億875万8,000円で、3定住促進支援事業の(1)子育て世代等住宅取得支援事業利子補給金は、前年度から利子補給係数が281件増の528件で、利子補給金は2,765万円増の5,184万4,000円となっております。5空家等対策事業の(2)空家等実態調査事業572万4,000円では、市内の空き家等の件数や分布状況を把握し、今後の空き家等対策の推進に向けた基礎資料とするため、実態調査を実施いたしました。158ページをお願いいたします。
款9消防費は17億3,772万円で、前年度に比べ2,963万9,000円、1.7%の増となっております。構成比は3.0%、執行率は99.0%でございます。項1消防費の目2非常備消防費の159ページの3非常備消防事業の(2)消防救急デジタル無線受令機整備事業補助金255万7,000円では、消防救急デジタル無線受令機16台を整備した消防団に対して補助いたしました。6消防団員加入促進事業108万円では、若年世代の消防団への積極的な加入促進を図るため、消防団に加入する大学生等10人に学生消防団員修学支援補助金を交付いたしました。160ページをお願いいたします。3非常備消防設備整備事業5,228万7,000円では、消防ポンプ自動車1台、小型動力ポンプ積載車2台などの更新をいたしました。
15:
◯委員長(
日比野芳幸君)
説明の途中ですが、ここで8分ほど休憩いたします。
午前11時 2分 休 憩
──────────────────
午前11時10分 再 開
16:
◯委員長(
日比野芳幸君)
再開いたします。
引き続き、説明を願います。
17:
◯財政課長(
岩崎義博君)
161ページをお願いします。款10教育費は65億3,261万2,000円で、公共施設整備基金の積み立てや小学校営繕費などの減により、前年度に比べ5億7,300万1,000円、9.6%の増となっております。構成比は11.4%、執行率は90.6%で、翌年度の繰越額を除きます執行率は96.5%でございます。
項1教育総務費の163ページをお願いいたします。目5教育支援費の3小学校英語力向上事業177万3,000円では、平成32年度から始まる新学習指導要領の完全実施に先駆けて、週70時間の英語科授業を行うとともに、年間35時間の増加分について、15分間の短時間学習を週3日間行うモジュール学習として対応できるようにデジタル教材等を整備いたしました。166ページをお願いいたします。目8私学振興費7,000万円では、岐阜経済大学が創立50周年記念事業として行う新2号館建設に対し、その経費の一部を補助いたしました。
項2小学校費は10億8,833万円で、前年度に比べ1億8,512万8,000円の増となっております。目1学校管理費の167ページの2小学校一般経費の(1)児童数、学級数の状況は、児童数が8,657人、学級数が340学級で、前年度に比べ児童数は30人の減で、学級数は10学級の増となっております。168ページをお願いいたします。6小学校情報化機器整備管理事業の(5)小学校英語力向上事業用機器整備事業686万2,000円では、デジタル英語教材を活用したモジュール学習に対応できるよう機器整備を行いました。169ページの目2学校活動費の5小学校子どもの誓い作成事業14万2,000円では、市制100周年となる平成30年度に、将来を担う子供たちが目指す姿の指標となる言葉を全児童生徒みずからの手でつくり上げる大垣市子どもの誓いを作成するため、子どもの誓い実行委員会を開催いたしました。170ページをお願いいたします。目3学校営繕費は4億9,287万2,000円で、1小学校営繕事業1億6,059万3,000円では、宇留生小学校受水槽更新や綾里小学校北舎、青墓小学校南舎、北小北舎の屋上防水改修を実施したほか、南小階段床補修工事や墨俣小灯油庫設置工事などを実施いたしました。171ページの小学校トイレ改修事業1億2,922万4,000円では、赤坂小南舎西及び青墓小北舎西のトイレ全面改修のほか、安井小北舎西、中川小北舎、荒崎小南舎、墨俣小東のトイレの洋式化改修を実施いたしました。3小学校外壁改修事業1億5,336万円では、東小南舎、北小北舎、赤坂小南舎の外壁改修工事を実施いたしました。172ページをお願いいたします。4小学校グラウンド改修事業4,969万5,000円では、川並小学校のグラウンドを改修いたしました。
項3中学校費は5億1,861万8,000円で、前年度に比べ、中学校指導用教科書整備事業の減などにより5,763万4,000円の減となっております。目1学校管理費の2中学校一般経費の(1)生徒数、学級数の状況は、生徒数が4,383人、学級数が147学級で、前年度に比べ生徒数が49人の減、学級数が5学級、それぞれ減となっております。175ページをお願いいたします。目3学校営繕費は1億214万7,000円で、1中学校営繕事業5,392万3,000円では、江並中学校北舎東及び赤坂中北舎の屋上防水改修などを実施いたしました。176ページをお願いいたします。2中学校トイレ改修事業4,822万4,000円では、興文中南舎及び東中中舎西のトイレ洋式化改修を実施いたしました。
項4幼稚園費は7億8,738万3,000円で、前年度に比べ、認定こども園等給付事業の増などにより1億1,513万6,000円の増となっております。3幼稚園一般経費の(1)園児数、学級数の状況は、17の公立幼稚園と市内の三つの私立幼稚園を合わせまして、園児数は1,145人、学級数は79学級で、前年度に比べ園児数が9人の減で、学級数は前年度と同数となっております。177ページの5認定こども園等給付事業は1億8,103万8,000円で、前年度に比べ1億254万8,000円の増で、市内では大垣ひかりが新たに認定され5園となったほか、市外の認定こども園の大垣市居住の子供の利用が前年度3園から9園と増加したことなどにより大幅な増となっております。178ページをお願いいたします。
項5社会教育費は15億2,486万2,000円で、180ページをお願いいたします、目2図書館費の181ページの3図書館施設改修事業の(1)図書館空調設備改修事業6,546万9,000円では、空調設備の改修を利用者の多い夏休み時期に対応できるよう2ヵ年事業とし、平成29年度はガスヒートポンプ機器の製作、天井解体及び配管撤去等を実施いたしました。また、空調設備改修工事に伴い、平成30年2月1日からスイトピアセンター学習館内に臨時総合窓口等を設置いたしました。182ページをお願いいたします。目3文化施設費の、184ページをお願いいたします、3学習館・文化会館改修事業の(1)文化会館エレベーター改修事業2,214万円では、エレベーター2台の制御盤・運転盤更新及び停電時自動着床装置取りつけなどを実施いたしました。190ページをお願いいたします。目8文化財保護費の192ページをお願いします。12東町田墳墓群保護管理事業4,609万6,000円では、平成28年度に国の史跡に指定された東町田墳墓群について、適切な保存管理のために必要な史跡指定用地を購入いたしました。13旧清水家住宅整備事業757万7,000円では、板塀の改修等を行い、旧清水家住宅の整備を完了いたしました。197ページをお願いします。
項6保健体育費は14億5,273万1,000円で、前年度に比べ5,457万2,000円の増となっております。199ページをお願いいたします。目2体育施設費の200ページをお願いいたします。2体育施設営繕事業の(1)総合体育館梁支持接合部等改修事業3,849万円では、第2・第3体育館の管理棟の支持接合部等の改修工事を実施いたしました。(2)市民プール床等改修事業2,173万7,000円では、25mプールサイド床改修及び管理棟屋上防水改修工事を実施いたしました。203ページをお願いいたします。目6学校給食費の学校給食実施状況は、小学校、中学校、幼稚園を合わせて、南部学校給食センターで9,843人、北部学校給食センターで2,934人、上石津学校給食センターで399人、墨俣小学校で277人、合計1万3,453人分の給食を提供いたしました。205ページをお願いいたします。
款11公債費は51億6,008万2,000円で、前年度に比べ2,812万7,000円、0.5%の増で、構成比は9.0%で執行率は99.1%でございます。地方債現在高の状況は、平成28年度末現在高が628億8,795万8,000円で、平成29年度起債額は43億9,200万円、平成29年度元金償還額は47億999万2,000円で、平成29年度末現在高は625億6,996万6,000円となり、前年度に比べ3億1,799万2,000円の減となっております。なお、実質公債費比率は0.9%で前年度と同率となっております。206ページをお願いいたします。
款13災害復旧費は3,979万7,000円でございます。目1農林施設災害復旧費1,415万7,000円では、8月7日の台風5号及び10月22日の台風21号により被害を受けた林道及び農業用施設の災害復旧を実施いたしました。目2土木施設災害復旧費2,325万2,000円では、河川水路の災害復旧を実施しております。目3公共施設災害復旧費238万8,000円では、10月22日の台風21号により被害を受けたかみいしづ斎場駐車場の災害復旧を実施いたしました。
207ページの特別会計に対する繰出金の状況でございますが、公共用地先行取得事業から水道事業までの14会計の合計は56億9,801万6,000円で、前年度に比べ2,811万6,000円の減となっております。次に、一部事務組合等に対する負担金の状況でございますが、西南濃老人福祉施設事務組合ほか7組合及び岐阜県後期高齢者医療広域連合の合計は32億3,025万円で、前年度に比べ2,073万7,000円の増となっております。208ページをお願いいたします。
続いて、基金の状況でございますが、主な基金につきましては、財政調整基金は5億1,240万円を積み立て、平成29年度末現在高は49億3,640万円となっております。公共施設整備基金は1億9,998万円を積み立て、1億6,900万円を取り崩し、残高は57億1,311万円となっており、そのうち庁舎分は、1億4,000万円を取り崩し、52億3,360万円の残高となっております。人づくり河合基金は、額面300万円の株式会社ヒロコーポレーションの株式と寄附5,000万円により基金を設置いたしました。養老線支援基金は、近畿日本鉄道株式会社及び養老鉄道株式会社の寄附10億1,790万円を積み立て、基金を創設いたしております。一般会計、特別会計を含めた基金合計では、平成29年度末現在高は、有価証券300万円を除いた額で152億5,975万5,000円となり、前年度に比べ21億364万円の増となっております。以上、一般会計及び基金の状況につきまして御説明申し上げました。209ページをお願いいたします。
続きまして、特別会計の会計別の主な事業内容と成果について御説明申し上げます。
物品調達会計につきましては、庁用物品について一括購入及び計画的な払い出しを行うための会計で、消耗品費、印刷製本費合わせて82品目を取り扱っております。
公共用地先行取得事業会計につきましては、先行取得する際に借り入れた地方債の償還を行い、平成29年度末現在高は21億7,172万円となっております。
交通災害共済事業会計につきましては、平成29年度は経過措置として、過年度に係る見舞金の支給のほか交通遺児福祉年金の支給等を行いました。なお、交通災害共済事業特別会計は、平成29年度をもって廃止いたしております。210ページをお願いいたします。
国民健康保険事業会計につきましては、保険料については医療保険分、後期高齢者支援金分、介護保険分の各料率を据え置いております。211ページの4保険料の収入状況は、収入額が34億8,446万4,000円で、前年度に比べ1億7,236万9,000円の減でございます。5保険給付の状況につきましては、保険者負担額は93億4,434万6,000円で、前年度に比べ2億3,000万6,000円の減となっております。213ページをお願いいたします。
国民健康保険直営診療施設事業会計につきましては、上石津地域の医療機関として診療等を行い、2診療状況は1日平均24人で、3診療報酬等の収入状況は、診療人数4,200人、診療収入額は3,897万3,000円で、前年度に比べ139万7,000円の減となっております。214ページをお願いいたします。
後期高齢者医療事業会計につきましては、75歳以上の高齢者または65歳以上75歳未満の障害認定を受けた高齢者を対象に実施し、2被保険者数の状況は、平成30年3月31日現在が2万2,139人で、前年度に比べ517人の増となっております。4保険料の収入状況は、収入額の合計が15億3,516万6,000円で、前年度に比べ5,330万9,000円の増となっております。215ページの5広域連合負担金は、市で徴収した保険料や事務費負担金など合計18億9,312万5,000円を岐阜県後期高齢者広域連合に負担いたしました。
介護保険事業会計につきましては、2被保険者の状況の介護保険第1号被保険者数は平成30年3月31日現在が4万3,182人で、前年度に比べ417人の増となっております。216ページをお願いいたします。4保険料の収入状況は、収入額の合計が29億646万9,000円で、前年度に比べ4,883万3,000円の増となっております。5要介護・要支援認定の状況は、実認定者数の合計が7,559人で、前年度に比べ101人、1.4%の増となっております。217ページの6保険給付の状況の保険者負担額は合計117億9,850万5,000円で、前年度に比べ5億139万7,000円の増となっております。218ページをお願いいたします。8介護保険基本システム及び介護認定審査会システム改修事業では、平成30年度から施行される介護保険制度の改正に対応するため、関連するシステムの改修を行いました。220ページをお願いいたします。
簡易水道事業会計につきましては、上石津地域において2ヵ所の簡易水道を管理しており、1簡易水道の状況の給水戸数は1,965戸、給水人口は5,509人となっております。3簡易水道改良事業の(1)主な工事内容としては、多良低区浄水場の急速ろ過機整備工事や牧田地内の配水管布設がえ工事などを実施いたしました。(2)牧田浄水場改良事業1億7,414万8,000円では、引き続き浄水場の改良工事を実施いたしました。
221ページの市行造林事業会計につきましては、集落共有林地等の所有者と市が分収造林契約を結んだ造林地につきまして、2森林保育事業の作業道整備や間伐などの保育に努めました。
公設地方卸売市場事業会計につきましては、西濃2市4郡の拠点市場として、地域住民への生鮮食料品の安定供給に努めました。223ページをお願いいたします。
公共下水道事業会計につきましては、赤坂大門、荒尾町、荒川町、釜笛地内を中心に20.4haの汚水管渠整備を行った結果、整備面積は3,471.5ha、処理区域内人口は13万9,333人、普及率は89.3%となっております。225ページをお願いいたします。5大垣処理区下水道建設事業の(1)汚水管渠整備事業の1)汚水管渠布設事業11億5,346万7,000円では、伝馬町ほかや釜笛ほか、赤坂大門、桧町ほか、荒尾町地内などの汚水汚水管渠布設工や、226ページをお願いいたします。恵比寿町ほかや藤江町ほか地内などの管渠更新などの下水管整備を実施し、(2)雨水管渠等整備事業の1)雨水管渠整備事業1億329万4,000円では、本今第1号幹線及び荒尾第3号幹線水路改良工事を実施しております。2)南頬ポンプ場改築事業4,147万2,000円では、排水能力を増強したポンプ設備を整備するとともに、施設の耐震補強を実施するため詳細設計を行いました。227ページの(3)終末処理施設整備事業の1)浄化センター消化タンク設備更新事業及び2)浄化センター消化ガス発電施設整備事業では、平成27年度から実施してまいりました消化タンク設備更新工事、消化ガス発電施設工事を完成させております。また、平成29年6月より発電を開始いたしております。そのほか、浄化センター受変電設備更新や、228ページをお願いいたします、汚泥脱水設備更新、低段沈砂池設備更新、A施設1系最終沈澱池汚泥掻寄機改築などの工事を実施いたしております。
229ページの特定環境保全公共下水道事業会計につきましては、上石津地域の牧田、一之瀬、多良地区の141.2haの下水を処理し、公共用水域の水質保全を図りました。230ページをお願いいたします。
農業集落排水事業会計につきましては、上石津地域の西山及び時地区の農業集落排水並びに平井地区の小規模集合排水により189.1haの下水を処理し、農業用排水の水質保全や農村の生活環境の向上を図りました。
231ページの駐車場事業会計につきましては、2市営駐車場利用状況は収容能力が711台で、利用台数は29万1,941台、使用料は9,354万4,000円で、前年度に比べ305万4,000円の減となっております。232ページをお願いいたします。
競輪事業会計につきましては、2車券発売状況では、車券売上金の合計が171億7,396万6,400円で、国際自転車トラック競技支援競輪の開催などにより、前年度に比べ62億6,958万8,400円の増となっております。入場者数は3万7,692人で、本場のみの1人当たり売り上げは1万1,054円でございます。233ページの4主な施設等整備の状況では、自動音声案内システムの更新、着順表示板更新やバックスタンド2階トイレ改修工事などを実施しております。5繰出金の状況では、前年度から2,000万円増の1億円を一般会計へ繰り出しております。
以上、一般会計及び特別会計の決算の概要について御説明申し上げました。よろしく御審査賜りますようお願い申し上げます。
続いて、平成29年度大垣市一般会計における私債権の放棄について御報告いたします。議案と一緒にお配りしておりますお手元の資料、平成29年度大垣市一般会計における私債権の放棄についてをごらんください。
大垣市私債権管理条例第8条第1項の規定に基づき、平成29年度大垣市一般会計における私債権を放棄いたしましたので、同条第2項の規定により御報告申し上げます。
資料2枚目の中ほど、2債権放棄の内容にございますとおり、一般会計におきましては、障がい福祉課で担当しております身体障害者ホームヘルプサービス事業利用者徴収金につきまして、平成30年3月31日に、条例第8条第1項第3号に規定する消滅時効により、1人2件で15万5,690円を放棄いたしました。次に、人権擁護推進室で担当しております大垣市同和更生資金貸付金につきまして、平成30年3月31日に、条例第8条第1項第5号に規定する消滅時効により、1人1件で96万2,850円を放棄いたしました。次に、住宅課で担当しております市営住宅使用料につきましては、平成30年3月31日に、条例第8条第1項第5号に規定する消滅時効により、3人70件、69万4,710円を放棄いたしました。
以上、平成29年度大垣市一般会計における私債権の放棄について御説明申し上げました。よろしくお願い申し上げます。
18:
◯委員長(
日比野芳幸君)
以上で説明が終わりました。
なお、お手元に資料として不用額の一覧表が提出されておりますが、説明は省略して報告にかえたいと思いますので、お目通しをいただきたいと思います。
続きまして、これより質疑に入りますが、質疑の進め方につきましては、議会運営委員会において御決定いただいておりますように、常任委員会の所管ごとに区切って、企画総務、文教厚生、経済産業、建設環境の順にそれぞれ質疑を行いたいと思いますので、よろしくお願いいたします。なお、委員外議員からの
発言は、付託議案の審査のため認められておりませんので、御了承ください。また、答弁の都合上、子育て支援関連については文教厚生委員会関係分で質疑をお願いしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
それでは、質疑に入るに当たり、理事者に入れかわっていただきますので、この際暫時休憩いたします。
午前11時34分 休 憩
──────────────────
午前11時40分 再 開
19:
◯委員長(
日比野芳幸君)
再開いたします。
これより企画総務委員会関係について質疑を行います。
発言に際しては、質問者は決算書等のページを示して御
発言をいただきますようお願いいたします。なお、理事者においては、答弁がおくれるようでありましたら申し出をいただくようお願いします。
それでは、企画総務委員会関係について御質問はありませんか。
20:
◯委員(
中田としや君)
特に新しい事業について、2件程お伺いしたいと思います。37ページの地域おこし協力隊事業、11月から、移住相談等についてかかわってもらっておると認識をしておりますところ、実際に、この相談の後に移住された方の数や、またこの事業の評価等があればお伺いいたします。
21:
◯上石津地域事務所地域政策課長(
村北祥造君)
地域おこし協力隊事業についてでございますが、地域おこし協力隊員につきましては、上石津地域の移住・定住を推進するため、平成29年11月から1名が従事しております。活動内容といたしましては、移住希望者や空き家提供希望者の相談を初め、移住促進の新聞の発行や移住体験ツアーの開催、名古屋・関西地区等で開催される移住・定住相談会への参加を通じて移住希望者向けに地域の魅力を情報発信するなど、活発に活動をしております。また、地域事務所とともに上石津地域各地区の移住推進団体の会合にも出向き、空き家物件の掘り起こしも行っております。活動実績といたしましては、平成29年11月から平成30年3月までの移住相談や空き家紹介などの件数は49件となっておりますが、平成30年8月現在は113件となっておりまして、4月以降も増加傾向にございます。実際移住者数は、平成29年11月から平成30年8月末現在で9世帯の18人ということになっております。以上でございます。
22:
◯委員(
中田としや君)
実際に18人の移住されている方がいらっしゃるということで、非常に頑張っていただいているのかなと認識しております。これ、政府の財政措置が3年間ということでしたが、御本人さんの希望もあるかとは思いますが、引き続き、3年間と言わず、頑張っていただきたいなという要望です。
続きまして、52ページの、事業としては公金クレジット収納サービス事業に絡めた税目別納付手段の状況についてお伺いいたします。
今回、新たに公金クレジット収納サービス事業であるとか、また、ネットを使っての口座振替が可能になったことなど、いろいろな払い方の多様化に向かって頑張っていただいていると認識しております。実際に、この新たな払い方ができるようになって収納率の変化はどうであったのか、事業の評価をお伺いいたします。
23:
◯収納課長(
冨長 寛君)
まず、新たな払い方につきましては、主にクレジットカード、それとインターネットバンキング、それとスマホ決済というふうに開始しておりますけれども、まず、クレジットカードにつきましては、8月31日現在の利用率ですが、0.58%、それとインターネットバンキングにつきましては、同じく8月末現在で0.09%、あとスマホ払いのほうでございますけれども、これに関しましては、軽自動車税が0.02%、固定資産税・都市計画税につきましては0.003%、市・県民税については0.02%という状況でございます。以上でございます。
24:
◯委員(
中田としや君)
いろいろな支払い方について説明していただきました。まだまだ新しい手法ということで、引き続き広報、周知も必要かと思いますが、収納率の向上に向けて、いろいろな払い方を引き続き研究していただけると思います。以上です。
25:
◯委員(
山口和昭君)
36ページの国際交流費のところでよかったでしょうか。一時は外国人の方たちの就労が非常に多く、また、地域もある程度限定していたということで、西地域を中心にした形の多文化共生というような形をそれぞれやっておられたわけですけれども、昨今の状況を見ておりますと、市内幅広くふえているように思いますし、また市庁舎のほうへも、大変多くの外国人の方たちがいろいろな面で支えておられるという傾向ですけれども、この辺と市内全域の動きをあわせて、外国人の方たちとのいろんな接触段階の中で、戸惑いだとかいろんな問題点、こういうものが生じていないのか、ちょっとお尋ねしたいと思いますけど。
26: ◯まちづくり推進課長(安藤 亨君)
外国人の初期段階の接触につきましては、通訳等と情報共有している中で、やはり日本語がわからないということから、不理解や不案内というのが発生しておるというように聞いております。現在窓口サービス課に外国人の通訳、ポルトガル語ができる職員を配置しております。今後につきましても、情報共有しながら進めてまいりたいと思います。以上です。
27:
◯委員(
山口和昭君)
関連いたしますけれども、今新市庁舎の建設ということも踏まえて、本庁舎の正面入り口の周辺が大変にぎわいがあるという形ですけれども、それに加えて、大変いい傾向だなというか、ありがたいなと思いますのは、入り口周辺で、特に窓口サービス課の皆さん、課長以下の皆さんが粘っていただいて、戸惑っておられる市民の皆さんに積極的に声をかけてコントロールしていただいているということ、これは非常に市民の皆さんからも好評でございます。ぜひぜひひとつ継続していただきたいと思っております。
もう1点いいですか。
51ページのところですけれども、市長がかねがね市民サービスという形のいろんな市民税の決済等に関して、コンビニ等でも支払いができますよという形をPRしていただいております。この状況を見ましても、確かにそういう傾向がふえているのかなというふうに、53ページのところなんかはそうですけれども、私自身もここへ出てくる機会が多いんですけれども、ついついコンビニで、いろんな面で登録用紙、住民票等も含め、徴収するといいますか、交付を受けるというようなケースが多いんですけれども、これは思いとして、ふえている傾向なのか、あるいは大体安定した形で市民の皆さん、コンビニの動向を、利用を大体平均的な形でおさまっているのか、この辺のところをまた動向がわかったら教えてください。
28:
◯収納課長(
冨長 寛君)
ただいまの御質問ですけれども、あくまでも収納部門に関していいますと、需要のほうはふえておりまして、収納率だけ見てもコンビニでの収納率は上がっております。
29:
◯委員(横山幸司君)
33ページの水の都大垣ふるさと応援寄附金事業がございます。これで税収を上げてということ、あるいは取られないようにという、他の都市からということで頑張っていただいていると思いますけれども、大垣市をPRするということ、また、地域の産業の活性化に大きく貢献できているこの特産品をというようなことでやっていただいておりますが、昨今のニュース等でも出ていますように、野田聖子さんがああいう形でブレーキをかけるようなことを言って、30%以上の非常に法外なこと、あるいは外国への流出につながるようなこと、いろいろあることについてはストップをかけるというようなことでわかるわけですけれども、実際、大垣のこの今の現状と、これからの見通しといいますか、そんなのがありましたら教えていただきたいと思います。
30: ◯地域創生戦略課都市プロモーション室長(松山正博君)
ふるさと納税につきましては、昨日、野田大臣の会見等ございまして、返礼割合の高いところなどが指導の対象というふうになっておりますけれども、大垣市といたしましては、返礼割合につきましては総務省の通知どおり対応させていただいておりますので、今後もそのような形で返礼品のほうを送付させていただきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。
31:
◯委員(横山幸司君)
状況等については、今、推移といいますか、ここ過去二、三年の推移とか、教えていただきたいと思います。
32: ◯地域創生戦略課都市プロモーション室長(松山正博君)
そこにございますように、平成29年度の金額につきましては約2億700万円でございました。そして、そのうち市民税の控除額がございまして、約1億6,100万円でございます。差し引きいたしますと約4,600万円のプラスということでございます。昨年度よりは若干減っておるということでございますが、今後新たなポータルサイトなども設けまして、寄附額の増加に向けてやっていきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いします。
33:
◯委員(横山幸司君)
よくわかりました。ぜひ頑張っていただきまして、一生懸命やっていただいていることはよくわかりましたので、引き続き頑張っていただきたいと思います。
その前の32ページの市制100周年記念プレイベント事業、去年の話でありますけれども、その結果、ことしの事業は着実に進められておると思います。特に、音楽を生かしたまちづくりシンポジウムも大変、アメリカから来ていただいて、いろいろすばらしい演奏だったと思います。このおおがきの歌、この事業につきましては、ことしのような、7月、谷川賢作さんが見えて、総合福祉会館で初めて披露したというような流れもありますが、このおおがきの歌をつくった事業の活動といいますか、それについて、どのような形で盛り上げてきて、これから先もあるわけですから機会を捉えて、こういう大垣の歌を歌っていくべきであると思っておりますが、その辺の、過去の経緯から少しお話をいただければと思いますが、どのような形でしょうか。お願いいたします。
34: ◯まちづくり推進課市制100周年記念事業推進室次長(高木俊介君)
ただいま御質問いただきましたみんなでつくる「おおがきの歌」事業、まず昨年度の状況を御説明いたします。市民協働で歌をつくるということで、まず市民の皆さんから、ふるさと大垣の自慢できるところとか、特徴をホームページ及び応募用紙などで募集をいたしました。これは昨年の6月から8月にかけてで、応募総数が119点ございました。それとあわせて、子供たちにこの歌を歌い続けてほしいということで、子供向けのワークショップを開催いたしました。昨年の7月と8月、小学校3年生から中学校3年生を対象に2回実施いたしまして、その際、1回目は谷川俊太郎さんもお越しいただきました。また、出前ワークショップということで、中学校の合唱部を公募したところ、星和中学校の方に御参加いただきまして、こちらでも大垣のよさなど、歌に反映させたいものをお聞きいたしました。その結果、それらの市民の思いをモチーフに谷川俊太郎さんに作詞をしていただいて、息子さんの賢作さんに作曲をしていただいたというものが昨年の流れでございます。先ほどおっしゃられた7月7日に合唱の集いということで歌の披露をして、それ以降、各小中学校には合唱版の楽譜やデモCD、保育園・幼稚園にも同様に配付をいたしております。また、吹奏楽版を作成いたしまして、高校や中学校で吹奏楽部のある学校に配付いたしました。現在はイベントでも流していますが、それぞれの地域の行事、学校行事で歌っていただきたいということでお願いをしております。以上でございます。
35:
◯委員(横山幸司君)
大変よくわかりました。ぜひこの輪を広げて、我々議会もバックアップしながら、いろんな機会に歌っていきたいと私は願っておりますが、またよろしくお願いいたします。御苦労さまでございました。
36:
◯委員(
関谷和彦君)
26ページの迷惑電話防止対策の実施をしてみえるというところなんですけれども、モニターの応募者数が48人あったということで、実証実験を行われたと思うんですけれども、実際この後、その機械を、たしか月額で貸し出すというようになっていたと思いますが、それをそのまま貸してくれと言われた方はおられるのか。それとあと、このモニターというのは一過性のものなのか、継続してやれるのか、この辺のところをお聞かせ願いたいです。
37: ◯まちづくり推進課長(安藤 亨君)
資料のほうを確認させていただきますので、しばらくお時間をいただきたいと思います。
38:
◯委員長(
日比野芳幸君)
ほか、質問ありましたら先にお伺いします。
39:
◯委員(
山口和昭君)
51ページの市税不納欠損状況ですけれども、よろしいでしょうか。
これ、たしか法定である程度欠損処理の額か決まっていたかと思っているんですけれども、今年度の不納欠損状況というのは、法定内の枠で処理されたのか、それを超しているのか、以下なのか、ちょっと教えてください。
40:
◯収納課長(
冨長 寛君)
ただいまの御質問でございますけれども、法定で決まっている金額というのは、不納欠損額幾らまでというふうに決まっているという御質問でしょうか。
41:
◯委員(
山口和昭君)
0.何%とかという、そういう数値はなかったですか。
42:
◯収納課長(
冨長 寛君)
欠損額の係数ということですか。
43:
◯委員(
山口和昭君)
なければいいんですけれども。
44:
◯収納課長(
冨長 寛君)
欠損額の係数というのはちょっと存じ上げておりませんでしたので、調べさせていただきます。
45: ◯まちづくり推進課長(安藤 亨君)
先ほどの関谷委員の御質問の関係ですけれども、迷惑電話防止機器無料モニターの募集ということで平成29年度に実施しております。募集人数が100人に対して応募者数が48人ということで、単年度事業とさせていただいております。なお、継続につきましては、一定数の希望者が現在も続けられているという状況でございます。以上でございます。
46:
◯委員長(
日比野芳幸君)
そのほかに企画総務委員会関係についての御質問はありませんか。─── ないようですので、以上で企画総務委員会関係についての質疑を終了いたします。
ここで休憩をとり、文教厚生委員会関係については午後1時から再開して質疑を行います。
暫時休憩いたします。
午後 0時 3分 休 憩
──────────────────
午後 1時 再 開
47:
◯委員長(
日比野芳幸君)