ツイート シェア
  1. 大垣市議会 2018-03-05
    平成30年第1回定例会(第1日) 本文 2018-03-05


    取得元: 大垣市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-05
    平成30年第1回定例会(第1日) 本文 2018-03-05 文書発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言単文選択全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者表示切り替え 全 12 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : ◯議長岩井哲二君) 選択 2 : ◯議長岩井哲二君) 選択 3 : ◯議長岩井哲二君) 選択 4 : ◯市長小川 敏君) 選択 5 : ◯議長岩井哲二君) 選択 6 : ◯議長岩井哲二君) 選択 7 : ◯市長小川 敏君) 選択 8 : ◯議長岩井哲二君) 選択 9 : ◯議長岩井哲二君) 選択 10 : ◯市長小川 敏君) 選択 11 : ◯議長岩井哲二君) 選択 12 : ◯議長岩井哲二君) ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:              午前10時      開 会 ◯議長岩井哲二君)  ただいまから、平成30年第1回大垣市議会定例会を開会いたします。  直ちに本日の会議を開きます。  これより日程に入ります。  会議録署名議員の指名を議題といたします。  本日の会議録署名議員には、18番 石川まさと君、19番 岡田まさあき君の御両君を指名いたします。  次に、会期の決定を議題といたします。  お諮りいたします。  今定例会会期は、本日から22日までの18日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。            〔「異議なし」と言う者あり〕 2: ◯議長岩井哲二君)  御異議なしと認めます。よって、今定例会会期は18日間と決定いたしました。  お諮りいたします。  この際、日程の順序を変更し、議第43号 大垣功労章を授与することについてから議第48号 大垣市時財産管理委員選任についてに至る6議案を先議いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。            〔「異議なし」と言う者あり〕 3: ◯議長岩井哲二君)  御異議なしと認めます。よって、6議案は先議することに決定いたしました。  まず、議第43号 大垣功労章を授与することについてを議題といたします。  市長提案理由説明を求めます。
     市長。            〔市長 小川 敏君 登壇〕 4: ◯市長小川 敏君)  おはようございます。  ただいま御上程になりました議第43号 大垣功労章を授与することにつきましては、‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 後藤秀美さん、‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 名和哲彦さん、‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 田中勝英さん、‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 五島洋子さん、‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 石原美知子さん、‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 三輪高史さん、‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 石原健一さん、‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 野田治彦さんに、それぞれ功労章を授与いたしたいと存じますので、よろしく御審議を賜りますようお願い申し上げます。 5: ◯議長岩井哲二君)  これより採決に入ります。  お諮りいたします。  本案原案のとおり決するに御異議ありませんか。            〔「異議なし」と言う者あり〕 6: ◯議長岩井哲二君)  御異議なしと認めます。よって、本案原案のとおり可決されました。  次に、議第44号 大垣地域公平委員会委員選任についてから議第48号 大垣市時財産管理委員選任についてに至る5議案一括議題といたします。  市長提案理由説明を求めます。  市長。            〔市長 小川 敏君 登壇〕 7: ◯市長小川 敏君)  ただいま御上程になりました議第44号 大垣地域公平委員会委員選任につきましては、‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 杉原卓二さんを選任いたしたいと存じます。  次に、議第45号 人権擁護委員候補者の推薦につきましては、‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 鈴木一朗さん、‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 水谷あい子さんをそれぞれ推薦いたしたいと存じます。  続きまして、議第46号 大垣牧田財産管理委員選任につきましては、‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 古田忠幸さん、‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 牧野辰藏さん、‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 高木和道さん、‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 田中俊実さん、‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 山下雅弘さん、‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 立花正一さん、‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 中山 茂さんをそれぞれ選任いたしたいと存じます。  議第47号 大垣一之瀬財産管理委員選任につきましては、‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 小寺喜太郎さん、‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 金山善吉さん、‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 三宅義昭さん、‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 山元一生さん、‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 後藤藤四春さん、‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 後藤一朗さん、‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 三輪美春さんをそれぞれ選任いたしたいと存じます。  議第48号 大垣市時財産管理委員選任につきましては、‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 川添好孝さん、‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 川添峯輝さん、‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 桑原正敏さん、‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 伊藤 孝さん、‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 伊藤俊昭さん、‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 三和昭男さん、‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 寄田久勝さんをそれぞれ選任いたしたいと存じますので、よろしく御審議を賜りますようお願い申し上げます。 8: ◯議長岩井哲二君)  これより採決に入ります。  議第44号 大垣地域公平委員会委員選任についてから議第48号 大垣市時財産管理委員選任についてに至る5議案を一括採決いたします。  お諮りいたします。  5議案それぞれ同意することに御異議ありませんか。            〔「異議なし」と言う者あり〕 9: ◯議長岩井哲二君)  御異議なしと認めます。よって、5議案それぞれ同意することに決定いたしました。  議第1号 平成30年度大垣一般会計予算から議第42号 平成29年度大垣一般会計補正予算(第6号)に至る42議案及び報第1号 専決処分の報告についての合わせて43議案一括議題といたします。  市長提出議案並びに市政一般について説明を求めます。  市長。            〔市長 小川 敏君 登壇〕 10: ◯市長小川 敏君)  本日ここに、平成30年第1回市議会定例会が開会されるに当たり、提出いたしました平成30年度の予算及び条例、その他の議案につきまして御審議を賜るものでございます。  説明に先立ちまして、本年をもって大垣市が市制施行100周年を迎えるに当たり、その思いの一端を述べさせていただきたいと思います。  この大垣の地は、江戸時代には大垣藩10万石の城下町として大いに栄えるとともに、歴代戸田藩主により文化や教育を重んじる気風がつくり上げられ、多くの文人を生み出した文教のまちとして発展し、俳聖・松尾芭蕉は何度もこの地を訪れたほどでした。明治期になってからも文教尊重の伝統は引き継がれ、日本で最初の博士を初め、多くのすぐれた人物を輩出し、博士のまちとして知られました。大正期には、豊富かつ良質な地下水に恵まれた環境や東西交通の要衝という地域特性により、繊維工業を中心とした城下町から工業都市へ飛躍的な発展をとげ、大正7年4月1日、市制を施行するまでに至りました。当時、人口約3万2,000人でスタートした本市は、これまで幾多の災害や戦禍などの試練を乗り越え、今や人口16万人を要する西濃地域の中心都市として大きく発展し、市制100周年を迎えることとなりました。私は、100年に一度の節目の年に市長職を担わせていただく責任の重さを痛感するとともに、本市発展の礎を築いてこられた先人たちの英知と努力に感謝しつつ、次の100年へさらなる発展を遂げられるよう決意を新たにするものでございます。この節目となる記念の年を未来に向かって大きく飛躍・発展する契機の年と捉え、大垣の魅力を広く情報発信し次世代へとつなぐため、市民の皆様と一緒に年間を通じてさまざまな記念事業を実施してまいりたいと存じます。  また本年は、次世代を見据えた本市のあるべき姿を示した大垣市未来ビジョンのスタートの年でもあります。30年後の本市のあるべき姿、未来都市像として定める、「みんなで創る 希望あふれる産業文化都市」の実現に向け、着実に歩んでまいりたいと思います。第1期基本計画では未来創造戦略として、安心できるまちづくり、元気があるまちづくり、楽しく子育てができるまちづくりの三つの戦略を位置づけ、人口減少、少子高齢化社会の進行や社会経済情勢の変化、市民ニーズの多様化などに対して、限られた財源を最大限に有効活用しながら重点的に取り組んでまいります。  輝かしい新たな100年に向けてその礎となるよう、引き続き夢と希望あふれる楽しい大垣づくりに全力を尽くしてまいりますので、議員各位を初め市民の皆様におきましては、一層の御指導と御支援を賜りますようお願い申し上げます。  それでは、平成30年度の予算編成の基本的な考え方につきまして申し上げたいと存じます。  国の平成30年度の一般会計予算は、財政健全化への着実な取り組みを進めるとともに、人づくり革命の推進や生産性革命の実現に向けた諸施策に予算を重点配分させた編成となっております。一方、地方の予算編成の指針となります地方財政計画におきましては、地方が子ども・子育て支援や地方創生などに取り組みつつ、安定的な財政運営を行うことができるように配慮され、通常収支分の歳出合計は0.3%の増となっております。  本市の財政状況は、歳入につきましては、根幹となる市税において固定資産税は家屋の評価がえの影響により減少しますが、個人市民税と法人市民税は景気の改善傾向による増が見込まれ、市税全体で1.2%の増となることなどにより、一般財源の総額は0.4%の増となっております。一方、歳出につきましては、社会保障関係経費が依然として増加傾向にあるなど、厳しい財政状況が続いております。こうした中、引き続き事務事業の見直しによる歳出抑制に努めながら、今後100年の道筋となる大垣市未来ビジョン基本構想の実現に向け、安心できるまちづくり、元気があるまちづくり、楽しく子育てができるまちづくりの三つの未来創造戦略に基づく諸事業と市制100周年記念事業に重点的に予算を配分いたしております。今回の予算編成では、大垣のこれからを見据えた「次の100年スタート予算」といたしました。  それでは、平成30年度予算で取り組んでまいります主な事業の概要につきまして御説明申し上げます。  初めに、市制100周年記念事業では、100周年の節目を祝う記念式典のほか、「未来の子どもたちのために」をテーマに最新ロボットや最先端の技術を紹介する近未来体験型イベント・おおがき未来フェスティバルや自律移動型ロボットの世界的競技大会であるロボカップの日本大会、ロボカップジャパンオープン2018おおがきなど、ロボットやAIなどを活用したさまざまな事業を開催いたします。また、多くの市民の皆様にも参加していただくギネスに挑戦や十万石まつりにあわせて行うおおがき大パレードなど、市民総参加型の事業を初め、大垣城とかかわりの深い尼崎城、郡上八幡城、墨俣一夜城の3都市4城を結ぶ観光交流など、大垣らしさ、オリジナリティあふれる多彩な事業を一年を通して実施し、この記念すべき年を盛り上げてまいりたいと存じます。  次に、優先的かつ重点的に取り組む三つの未来創造戦略の概要につきまして御説明申し上げます。  初めに、一つ目の戦略、安心できるまちづくりでは、地域全体の防災力の向上と環境保全の推進を図ることにより、安心で快適な生活環境づくりを目指すとともに、暮らしの不安がない健康長寿のまちづくりに向けた地域福祉の充実に努めてまいります。まず、防災拠点として免震機能を備えた災害に強い新庁舎の建設を着実に進めてまいります。また、家庭用蓄電池や地下水利用地中熱ヒートポンプ設備等の設置を引き続き支援するとともに、新たにエネルギー消費量を正味でゼロにする住宅の購入に対し補助を行うなど、環境保全施策を充実してまいります。さらに、市内の訪問介護事業所等に就職され、継続して6ヵ月以上就労する介護職員に対し奨励金を支給することにより、介護人材の確保に努めてまいります。  続きまして、二つ目の戦略、元気があるまちづくりでは、県内有数の産業都市として、地域の特性を生かした既存産業の活性化を推進するとともに、ロボット・ITなど新たな分野での産業育成を促進することにより、地域活性化と交流人口の増加を図ってまいります。まず、県内最大の企業展である、ものづくり岐阜テクノフェア2018を本市で開催するとともに、市内企業の出展に対し補助することで販路開拓やビジネスマッチングの場を提供してまいります。また、昨年設立された大垣地域経済戦略推進協議会が開設するGaki─Bizを支援し、地域経済の活性化を促進してまいります。さらに、文教のまち大垣の先賢が築いた功績や本市の文化遺産に、誰もが気軽に触れ合うことができるスマートフォンなどを活用した大垣遺産アプリを開発し、市内外に情報発信してまいります。また、大垣城など文化施設の展示資料を多言語で解説したホームページを作成し、増加傾向にある外国人観光客への魅力発信に対応してまいります。  最後に、三つ目の戦略、楽しく子育てができるまちづくりでは、子育て日本一のまちの取り組みのさらなる充実に努めるとともに、未来の大垣を担う子供の成長を地域全体で支援するまちづくりを推進してまいります。とりわけ、妊娠から子育てまで切れ目のない支援を提供するため、保健センターとキッズピアおおがき子育て支援センターが連携して支援を行う子育て世代包括支援センターを開設するほか、妊娠期に必要な情報を効果的に配信する子育て支援アプリの改修や好評をいただいております親子バス利用支援事業の対象を妊婦まで拡大することにより、妊産婦への一体的な支援拡充を図り、安心して出産・育児のできる環境づくりに力を入れてまいります。さらに、平成31年4月の開園に向けて三城幼保園の建設を進めるとともに、老朽化の著しい荒崎幼保園の改築設計に着手するほか、民間保育所の改築や小規模保育事業所の整備事業を支援し、市内保育施設の整備を推進してまいります。また、小中学校の児童生徒の環境改善を図るため、校舎トイレの洋式化を順次進めてまいります。  以上、平成30年度予算の基本的な考え方の一端を申し述べさせていただきました。依然として厳しい財政状況が続いておりますが、限られた財源を有効に活用し、未来創造戦略を優先的に取り組み、次の100年のスタートの年に当たり、さらなる繁栄を目指して着実に前進してまいりたいと存じますので、議員各位を初め市民の皆様の御理解を賜りますようお願い申し上げます。  本日提案いたしまして御審議を願う案件は、予算関係24件、条例関係18件、その他1件でございます。  まず、当初予算関係議案の詳細につきまして御説明申し上げます。  平成30年度の予算規模は、一般会計591億8,000万円、特別会計567億300万円、企業会計405億1,300万円、総計1,563億9,600万円でございます。これを前年度当初予算と比較いたしますと、一般会計につきましては15億3,000万円、2.7%の増となっております。  次に、主要な事業につきまして、未来ビジョンに掲げる未来都市像、「みんなで創る 希望あふれる産業文化都市」を実現するための六つの未来のピースの分野ごとに御説明申し上げます。  一つ目は、みんなが住みやすいまちでございます。  まず、市街地の整備では、郭町東西街区再開発の事業化に向けた調査を継続して実施してまいります。公園緑地の整備では、新たに外渕東公園と綾野北公園を整備し、市民に憩いと潤いの場を提供してまいります。緑化の推進では、100周年に際して市の花木を市民の皆様から募集し新たに制定するほか、引き続き犀川堤の桜の延命化に努めてまいります。上下水道の整備におきましては、水道事業では南高橋町ほかの重要管路布設がえ工事を施工するほか、簡易水道事業では時地区の配水管布設がえ工事等を実施し、安定した給水の確保に努めてまいります。公共下水道事業では、池尻町、中曽根町など市街化調整区域の整備により、大垣処理区の人口普及率89.7%を達成してまいります。公共交通の利用促進では、養老線沿線市町で策定いたしました養老線交通圏地域公共交通網形成計画に基づき、養老線の各種サービスの情報提供やPR、駅前広場の改善等を実施し、利用者の満足度向上を図ってまいります。道路環境の整備では神田神戸線などの整備促進を図るほか、道路安全対策の推進では荒尾町地内ほかの通学路の歩道整備を実施し、安心して通行できる道路の整備を進めてまいります。都市プロモーションの推進では、本市の魅力を存分に盛り込んだテレビ番組やパンフレット等を制作し、住みやすいまち大垣を市内外の方々に積極的にPRしてまいります。  二つ目は、みんなが元気なまちでございます。  産業の振興では、子供たちがロボット技術等の最新技術に触れることができる、ものづくり名工塾を開催し、次世代のものづくりを担う人材の育成に取り組んでまいります。中心市街地の活性化では、好評をいただいております元気ハツラツ市やおおがきマラソンを引き続き開催するほか、中心市街地の飲食店が開催するまちなかバルを支援し、まちなかの賑わい創出に努めてまいります。また、農業の振興では、本市の特産農産物の産業化を図るため、特産農産物の販路拡大や新たな活用方法について調査研究するほか、奥の細道むすびの地記念館で開催する朝市における6次産業化商品の配布を支援し、地元農産物のPRを推進してまいります。観光の振興では、伝統ある大垣祭の掛芸披露を間近で観覧できるシルバーシートを設置するほか、本市とともにユネスコ無形文化遺産に登録された山・鉾・屋台行事の関係自治体と連携し、スタンプラリーの開催や祭りPR出展など、市内外に向けて大垣の魅力を情報発信してまいります。観光交流の促進では、大垣駅ビル1階にある西美濃観光案内所を2階大垣駅サービスコーナーに移転し、大垣を訪れる観光客の利便性を高めてまいります。  三つ目は、みんなが安心するまちでございます。  水害対策の推進では、順次設置してまいりました排水機場の遠方監視設備や自動運転化の整備が完了するほか、南頬ポンプ場の改築を実施してまいります。また、防災力の向上では、外国人市民の防災意識を高めるため、多文化共生防災フェスタを開催してまいります。環境保全の推進では、市の魚制定10周年を記念して、地域の活動事例などを発信するトゲウオシンポジウムを開催し、本市の環境保全のシンボルである市の魚をPRしてまいります。ごみ排出の抑制とリサイクルの推進では、ごみの分別方法や収集日を手軽に検索できるごみ分別アプリを導入し、幅広く情報を提供することで、市民の意識啓発に取り組んでまいります。  四つ目は、みんながあったかいまちでございます。  健康づくりの推進では、がんの早期発見・早期治療につなげるため、検診の受診を促すリーフレットを送付し、受診者の増加を図ってまいります。また、障害福祉の充実では、障がい者等に対する理解を高めるため、講演会の開催や授産製品の配布を通じた街頭啓発活動を実施してまいります。高齢者福祉の充実では、行方不明事案が発生した際に、市域を越えて情報共有できるアプリを活用した横断的なネットワークを構築し、認知症高齢者の保護に努めてまいります。男女共同参画の推進では、昨年10月に開設したハートリンクおおがきにおいて、女性の活躍やワーク・ライフ・バランスをテーマとした講座を開催し、働く女性の支援を強化してまいります。  五つ目は、みんなが成長するまちでございます。  子育て支援の充実では、国の徴収基準に対する保育園保育料の軽減率が41.4%となる見込みでございますが、これに2人以上同時入園などの減額特例を含め全体で46.6%の軽減率とするなど、子育て家庭の負担軽減を図ってまいります。また、市内の保育園等に新たに就職する保育者の就職準備経費を支援し、保育者の確保に取り組んでまいります。さらに、市の具体的な子育て施策の基本計画となる子育て支援計画の策定に向けて、子育て世帯へのアンケート調査を実施し、最新の市民ニーズの把握に努めてまいります。青少年の健全育成では、みんなで描こう未来の大垣をテーマにした作文コンクールの実施を支援し、子供たちのふるさと大垣に対する誇りと愛着の醸成を図ってまいります。生涯学習施設の充実では、空調設備改修のため1月から休館しております図書館につきまして、夏からの開館を目指してまいります。競技スポーツの振興では、日本女子ソフトボール1部リーグに昇格した大垣ミナモソフトボールクラブの運営を地元企業との協働で支援し、スポーツの都市OGAKIづくりを推進してまいります。また、世界女子ソフトボール選手権大会においてオランダ代表チームが行う事前合宿を本市で受け入れ、東京オリンピック事前合宿の誘致へつなげてまいります。文化財の保護・活用では、平成28年度に寄贈された貴重な輪中関連資料につきまして、平成31年度の公開に向けて、輪中館2階の収蔵庫を輪中文庫として整備してまいります。  最後に六つ目、みんなが主役のまちでございます。  市民協働の推進では、市民活動や生涯学習に取り組む団体の日ごろの活動成果を発表するかがやきライフタウン大垣推進事業において、市民活動団体とさまざまな協働事業を実施し、まちづくりに対する市民意識の向上や社会参加の促進を図ってまいります。行政経営の推進では、市民税などの税目でインターネットバンキング収納サービスを導入し、納税方法の拡充による市民の利便性の向上を図ってまいります。地方分権への対応では、水の都大垣ふるさと応援寄附金において、ふるさと納税利用者の利便性や認知度の向上を目指し、本市の特産品等を紹介するふるさと納税ポータルサイトを拡充するなど、さらなるPRに努めてまいります。  以上が主要な事業を中心とする平成30年度予算の大要でございます。このうち一般会計の財源といたしましては、市税267億6,000万円のほか、地方交付税38億円、国県支出金96億8,800万円余、財政調整基金等各種基金からの繰入金25億7,000万円余、地方交付税の代替財源であります臨時財政対策債22億9,000万円を含む市債69億6,500万円余などを計上いたしました。  以上、平成30年度一般会計、特別会計、企業会計における予算編成の概要と施策の基本方針につきまして御説明申し上げました。平成30年度の予算は、未来ビジョンの初年度であるとともに、100周年を迎え、郷土の歴史・文化を継承しつつ、次の時代を担う子供たちが未来に向かって夢を育んでいけるような活力あふれる予算として、市民各界各層の御意見、御要望をできる限り取り入れて編成したものでございます。よろしく御審議の上、適切な御議決を賜りますようお願い申し上げますとともに、議員各位を初め市民の皆様の御理解と御指導を賜りますようよろしくお願い申し上げます。  次に、議第21号 平成29年度大垣一般会計補正予算から議第23号 平成29年度大垣市水道事業会計補正予算までにつきまして、その概要を御説明申し上げます。  初めに、一般会計でございますが、総務費の一般管理費では、随時退職者の退職手当が不足してまいりましたので、7,950万円を計上いたしました。企画費では、市内外からお寄せいただきましたふるさと応援寄附金2億1,530万円を基金に積み立ててまいります。また、株式会社ヒロコーポレーションからいただいた寄附金5,000万円を基金に積み立て、御趣旨に沿いまして子育て、教育等における人づくりの推進に役立ててまいりたいと存じます。諸費では、財政調整基金に5億円を積み立て、将来の財政基盤の強化を図ってまいります。交通安全対策費では、養老鉄道株式会社の利益相当額1,800万円を寄附金として収入し養老線支援基金へ積み立て、鉄道存続を支援する事業に活用してまいります。なお、個人番号カード等関連事務費交付金につきましては、事業の年度内執行が見込めないため、1,600万円を翌年度に繰り越すものでございます。  民生費の老人福祉費では、養老華園入所者の減に伴い、管理委託料1,300万円を減額するほか、老人医療扶助費について、医療費の増に伴い1,600万円を増額いたします。児童福祉費では、1件当たりの医療費の増に伴い、子ども医療扶助費1,770万円、母子家庭等医療扶助費240万円をそれぞれ増額いたしております。なお、なかぞね保育園の改築に係る民間保育所増改築事業補助金3億4,880万円、三城幼保園の建設に係る工事費4億2,620万円につきましては、年度内完成が見込めないため、翌年度に繰り越すものでございます。  農林水産業費の土地改良費では、県営事業費の増加に伴い、県営たん水防除事業負担金1,325万円、県営かんがい排水事業負担金2,850万円、県営中山間地域総合整備事業負担金675万円をそれぞれ計上いたしました。  土木費の道路橋りょう費では、県単独道路改良事業負担金2,610万円、東海環状自動車道関連道路整備事業費1,410万円を、事業費の確定に伴い、それぞれ減額いたしております。なお、揖斐川橋修復整備事業5,480万円、道路新設改良事業230万円、通学路安全対策事業70万円につきまして、年度内完成が見込めないため、翌年度に繰り越すものでございます。都市計画費の都市計画総務費では、事業費の確定に伴い、都市計画調査委託料2,970万円を、補助件数等の確定に伴い、木造住宅耐震補強工事費補助金1,620万円、特定建築物等耐震補強工事費補助金2,180万円をそれぞれ減額するものでございます。市街地整備費では、事業費の確定に伴い、郭町東西街区事業化推進調査委託料1,200万円、大垣駅南街区市街地再開発事業費800万円をそれぞれ減額するものでございます。また公園新設改良費では、国庫補助金の減額に伴い、東公園整備事業費1,930万円を減額いたします。街路事業費では、県施行街路事業負担金4,890万円、街路整備関連事業費3,900万円を、事業費の確定に伴い、それぞれ減額するものでございます。住宅費では、市営住宅解体事業におきまして、南頬団地の解体方法の見直しにより1,680万円を減額いたしております。  教育費の教育総務費では、随時退職者の退職手当が不足してまいりましたので、550万円を計上するほか、今後の教育施設の整備に充てるため、公共施設整備基金に1億9,700万円を積み立ててまいります。中学校費では、国の追加補助採択に伴い、西部中学校のグラウンド改修費1億6,200万円を計上いたしました。なお、年度内完成が見込めないため、全額を翌年度に繰り越すものでございます。幼稚園費では、認定こども園の受け入れ児童数の増に伴い、施設型給付費4,000万円を増額いたします。  災害復旧費では、昨年10月の台風21号により被害を受けた上石津町三ツ里地内の河川水路の復旧に2,790万円を計上いたしました。なお、この他に林業施設災害復旧事業2,700万円、土地改良施設災害復旧事業5,400万円が既に予算措置されておりますが、いずれの事業も年度内完成が見込めないため、全額を翌年度に繰り越すものでございます。  次に、特別会計でございますが、公共下水道事業会計では、事業費の確定に伴い、下水管布設事業費で6,500万円、雨水処理施設整備事業費で2,000万円をそれぞれ減額いたしております。また、国の補正予算関連事業といたしまして、南頬ポンプ場の改築事業費8,000万円を計上するとともに、債務負担行為といたしまして2億7,000万円を設定いたしております。なお、事業の年度内完了が見込めないため、全額を翌年度に繰り越すものでございます。  次に、企業会計でございますが、水道事業会計では、下水道の整備に伴う配水管布設がえ工事費等の減により、仮設配管及び給水管布設替等事業費1,770万円、配水管布設事業費2,660万円をそれぞれ減額するものでございます。このほか、課税仕入れ控除額の減に伴い、消費税及び地方消費税2,600万円を増額いたしております。  以上、補正予算関係につきまして御説明申し上げましたが、今回の補正は、一般会計11億1,570万円の増、特別会計500万円の減、企業会計1,830万円の減、総額にして10億9,240万円の増となります。なお、一般会計の主な財源といたしましては、法人市民税1億5,100万円、国庫支出金4,870万円、財産収入1億9,700万円、寄附金2億8,330万円、繰越金4億5,340万円を充当したほか、市債1,090万円などを減額措置いたしました。  以上、一般会計、特別会計及び企業会計の補正予算につきまして、概要を御説明申し上げました。  続きまして、条例関係等につきまして御説明申し上げます。  議第24号 大垣市人づくり河合基金条例の制定につきましては、株式会社セリアの創業者である河合宏光氏ほかからいただいた寄附を本市の人づくり推進の財源として活用するため、基金を設置するものでございます。  議第25号 大垣市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営等に関する基準を定める条例の制定につきましては、介護保険法の一部改正に伴い、指定居宅介護支援事業者等の指定等の基準について規定するものでございます。  議第26号 大垣市地域経済牽引事業の促進による地域の成長発展の基盤強化に関する法律に基づく準則を定める条例の制定につきましては、工場等に係る緑地面積率等の規制を緩和するため、必要な事項を規定するものでございます。  議第27号 大垣市教育長の給与等に関する条例の一部改正につきましては、教育長の給料月額の特例を廃止するものでございます。  議第28号 大垣市特別会計条例の一部改正につきましては、交通災害共済事業の廃止に伴い、交通災害共済事業会計を廃止するものでございます。  議第29号 大垣市手数料徴収条例の一部改正につきましては、地方公共団体の手数料の標準に関する政令の一部改正に伴い、砂利採取法に係る事務の手数料を引き下げるものでございます。  議第30号 大垣市スイトピアセンター条例の一部改正につきましては、学習館に新たに整備する学習室について利用料金を規定するほか、所要の改正を行うものでございます。  議第31号 大垣市デイサービスセンター設置条例の一部改正につきましては、生活保護法の一部改正に伴い、デイサービスセンターの利用者に係る引用条項等を整備するものでございます。  議第32号 大垣市後期高齢者医療に関する条例の一部改正につきましては、高齢者の医療の確保に関する法律の一部改正に伴い、保険料を徴収すべき被保険者について所要の改正を行うものでございます。  議第33号 大垣市国民健康保険条例等の一部改正につきましては、国民健康保険法施行令の一部改正に伴い、保険料賦課総額の算定方式を変更するほか、所要の改正を行うものでございます。  議第34号 大垣市介護保険条例の一部改正につきましては、介護保険事業計画に基づき、第1号被保険者の保険料額を改定するほか、所要の改正を行うものでございます。  議第35号 大垣市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正につきましては、介護保険法の一部改正に伴い、新たな共生型地域密着型通所介護等の運営基準について規定するものでございます。  議第36号 大垣市地域包括支援センターの包括的支援事業の実施に関する基準を定める条例の一部改正につきましては、介護保険法の一部改正に伴い、引用条項を整備するものでございます。  議第37号 大垣市環境基本条例の一部改正につきましては、市制100周年を記念し、環境保全のシンボルに市の昆虫を加えるものでございます。  議第38号 大垣市緑を育み生かす条例の一部改正につきましては、工場等に係る緑化の基準について工場立地法との整合を図るため、所要の改正を行うものでございます。  議第39号 大垣市地区計画区域内における建築物等の制限に関する条例等の一部改正につきましては、建築基準法の一部改正に伴い、引用条項等を整備するものでございます。  議第40号 大垣市都市公園条例の一部改正につきましては、安井ふれあい公園が開園することに伴い、都市公園を設置すべき区域から削除するほか、所要の改正を行うものでございます。  議第41号 大垣市非常勤消防団員等損害補償条例の一部改正につきましては、非常勤消防団員等に係る損害補償の基準を定める政令の一部改正に伴い、扶養親族に係る損害補償基礎額の加算額を改定するものでございます。  議第42号 平成29年度大垣一般会計補正予算につきましては、国の追加補助採択に伴い、教育費の小学校費で興文小学校及び江東小学校のトイレ改修事業費1億200万円、江東小学校の外壁改修事業費4,800万円を、中学校費で赤坂中学校及び西部中学校のトイレ改修事業費1億1,400万円を、幼稚園費で江東幼稚園の外壁改修事業費1,700万円をそれぞれ計上し、児童生徒の教育環境を改善してまいります。なお、事業の年度内完成が見込めないため、それぞれ全額を翌年度に繰り越すものでございます。  報第1号 専決処分の報告につきましては、草道島町地内において発生した車両事故について、相手方と示談いたしましたので、地方自治法第180条の規定により報告するものでございます。
     以上、所信の一端を述べますとともに、提出いたしました諸議案につきまして御説明申し上げましたが、何とぞよろしく御審議をいただき、適切な御議決を賜りますようお願い申し上げます。 11: ◯議長岩井哲二君)  お諮りいたします。  本日はこの程度をもって散会し、12日午前10時から本会議を再開して一般質問を行いたいと思います。これに御異議ありませんか。            〔「異議なし」と言う者あり〕 12: ◯議長岩井哲二君)  御異議なしと認めます。よって、本日はこれをもって散会いたします。              午前10時50分   散 会            ──────────────────  以上、会議の次第を記載し、その相違ないことを証するため、ここに署名する。                  議   長    岩   井   哲   二                  議   員    石   川   ま さ と                  議   員    岡   田   まさあき 発言が指定されていません。 Copyright © Ogaki City Assembly Minutes, All Rights Reserved. ↑ 本文の先頭へ...