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  1. 大垣市議会 2017-03-06
    平成29年第1回定例会(第1日) 本文 2017-03-06


    取得元: 大垣市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-05
    平成29年第1回定例会(第1日) 本文 2017-03-06 文書発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言単文選択全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者表示切り替え 全 11 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : ◯議長川上孝浩君) 選択 2 : ◯議長川上孝浩君) 選択 3 : ◯議長川上孝浩君) 選択 4 : ◯市長小川 敏君) 選択 5 : ◯議長川上孝浩君) 選択 6 : ◯議長川上孝浩君) 選択 7 : ◯議長川上孝浩君) 選択 8 : ◯議長川上孝浩君) 選択 9 : ◯市長小川 敏君) 選択 10 : ◯議長川上孝浩君) 選択 11 : ◯議長川上孝浩君) ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:              午前10時      開 会 ◯議長川上孝浩君)  ただいまから、平成29年第1回大垣市議会定例会を開会いたします。  直ちに本日の会議を開きます。  これより日程に入ります。  会議録署名議員の指名を議題といたします。  本日の会議録署名議員には、10番 山口和昭君、11番 笹田トヨ子君の御両君を指名いたします。  次に、会期の決定を議題といたします。  お諮りいたします。  今定例会会期は本日から24日までの19日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。            〔「異議なし」と言う者あり〕 2: ◯議長川上孝浩君)  御異議なしと認めます。  よって、今定例会会期は19日間と決定いたしました。  お諮りいたします。  この際、日程の順序を変更し、議第38号 大垣功労章を授与することについてから議第40号 大垣固定資産評価審査委員会委員選任についてに至る3議案を先議いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。            〔「異議なし」と言う者あり〕 3: ◯議長川上孝浩君)  御異議なしと認めます。  よって、3議案は先議することに決定いたしました。
     3議案一括議題といたします。  市長提案理由説明を求めます。  市長。            〔市長 小川 敏君 登壇〕 4: ◯市長小川 敏君)  おはようございます。  ただいま御上程になりました議第38号 大垣功労章を授与することにつきましては、‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 長澤ふさ子さん、‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 西田松代さん、‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 河合寛二さん、‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 車戸愼夫さん、‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 鈴木一朗さん、‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 名和 正さんに、それぞれ功労章を授与いたしたいと存じます。  続きまして、議第39号 大垣地域公平委員会委員選任につきましては、‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 矢橋修太郎さんを選任いたしたいと存じます。  次に、議第40号 大垣固定資産評価審査委員会委員選任につきましては、‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 高橋淳子さんを選任いたしたいと存じますので、よろしく御審議を賜りますようお願い申し上げます。 5: ◯議長川上孝浩君)  これより採決に入ります。  まず、議第38号 大垣功労章を授与することについてを採決いたします。  お諮りいたします。  本案原案のとおり決するに御異議ありませんか。            〔「異議なし」と言う者あり〕 6: ◯議長川上孝浩君)  御異議なしと認めます。  よって、本案原案のとおり可決されました。  次に、議第39号 大垣地域公平委員会委員選任について及び議第40号 大垣固定資産評価審査委員会委員選任についての両議案を一括採決いたします。  お諮りいたします。  両議案それぞれ同意することに御異議ありませんか。            〔「異議なし」と言う者あり〕 7: ◯議長川上孝浩君)  御異議なしと認めます。  よって、両議案それぞれ同意することに決定いたしました。            ────────────────── 8: ◯議長川上孝浩君)  議第2号 平成29年度大垣一般会計予算から議第37号 大垣未来ビジョン基本構想策定に至る36議案及び報第1号 専決処分報告並びにその承認についてから報第4号 専決処分報告についてに至る4議案の合わせて40議案一括議題といたします。  市長提出議案並びに市政一般について説明を求めます。  市長。            〔市長 小川 敏君 登壇〕 9: ◯市長小川 敏君)  本日ここに、平成29年第1回市議会定例会が開会されるに当たり、提出いたしました平成29年度予算及び条例、その他の議案につきまして御審議を賜るものでございます。  説明に先立ちまして、私は昨年12月、引き続き市政を担う決意を表明させていただきました。その思いの一端を述べさせていただきたいと思います。  私は今日に至る4期16年にわたり、大垣まち活力を取り戻し、夢と希望にあふれる日本一住みやすいまち大垣を目指して、全力市政運営に努めてまいりました。この間、子育て日本一、安全・安心のまちづくり中心市街地活性化企業誘致推進行財政改革など、さまざまな施策・事業に取り組んでまいりました。とりわけ近年は、人口減少少子高齢化、東京一極集中などが大きな社会問題となる中、私はまず第一に元気があるまちづくり推進し、定住人口交流人口をふやすため、まちなか居住ができる112戸の分譲マンションを含む大垣南街区の再開発事業ユネスコ無形文化遺産に登録された大垣祭のやま行事、大ヒットしました映画「聲の形」といった新旧の大垣ならでは地域資源を活用したクールおおがきなどのソフト事業に取り組んでまいりました。今後も、郭町東西街市街地開発事業などにより、中心市街地のさらなるにぎわいをつくるほか、企業誘致や産業の振興による雇用の創出、アニメ等を活用した広域観光推進などに積極的に取り組んでまいります。  次に、「子育てするなら大垣市」をキャッチフレーズに、夢と希望にあふれた元気な子供たちの声が響きわたるような楽しく子育てができるまちづくり推進するため、大垣南街区の中に設けました新たな子育て支援施設・キッズピアおおがきの開設、北幼保園や先月完成いたしました日新幼保園建設など、国に先駆けた保育施設幼保園化に取り組んでまいりました。さらには、保育料軽減子ども医療費高校生世代までの無料化などによる子育て家庭負担軽減、また、小中学校ではICTを活用した授業やふるさと学習推進するなど、子育て支援の充実に努めてまいりました。今後も、三城幼保園を初めとした幼保園の整備や小中学校での英語教育推進など、継続して取り組んでまいります。  また、間もなく発生から6年を迎える東日本大震災や昨年4月の熊本地震発生を契機として、市民の皆様の安心できるまちづくりへの関心が非常に高まっております。従来から計画的に小中学校校舎耐震補強を完了するなど、災害に強いまちづくりを進めてまいりました。今後も、市民の生命と財産を守るという重大な責務を果たすため、災害時の復旧・復興の拠点となる災害に強い新庁舎の建設を強い決意を持って推進するほか、全国初の取り組みでございます学生消防団員への奨学金制度などによる地域防災力の向上に全力で取り組んでまいります。  また、本年度は第五次総合計画後期基本計画最終年度となりますが、地域活力創造を初めとする五つの重点プロジェクトを着実に仕上げてまいりますと同時に、私は新年を迎えるに当たり、ことしのテーマに地域創生の「創」の1字を掲げましたが、新たな長期的な視点に立ちながら、未来まちを「創」りのあるべき姿を示す市政運営の指針として、市制100周年を迎える節目の年でもある平成30年度を初年度とする大垣未来ビジョン策定に取り組んでまいります。  議員各位を初め市民の皆様におきましては、これまでの温かい御指導と御協力に心よりお礼申し上げるとともに、今後とも初心を忘れず、愛する大垣、そして市民の皆さんの幸せのため、夢と希望にあふれる楽しい大垣を目指し全力を尽くしてまいりたいと存じますので、皆様の一層の御指導と御支援を賜りますようお願い申し上げます。  それでは、平成29年度予算編成の基本的な考え方につきまして申し上げたいと存じます。  国の平成29年度一般会計予算は、財政健全化への着実な取り組みを進める一方、一億総活躍社会を実現するための施策を充実させた編成となっております。また、地方自治体の予算編成の指針となります地方財政計画におきましては、まち・ひと・しごと創生事業費に今年度と同額の1兆円が確保されるなど、地方が安定的な財政運営のもとで地方創生等に取り組むことができるように配慮され、通常収支分において、歳出合計、公債費などを除く一般歳出は、ともに前年度比1.0%の増となっております。  本市の財政状況は、歳入につきましては、根幹となる市税は企業の減益に伴う法人市民税の減少が予想されるものの、固定資産税において家屋で新増築が見込まれることなどにより全体で0.2%の微増となっております。そのほか財政調整基金繰入金や繰越金を増額し、一般財源の総額は0.4%の増となっております。一方、歳出につきましては、大垣南街市街地開発事業などの重要施策に引き続き積極的に取り組む予算編成となっております。予算総額といたしましては前年度比2.1%の減でありますが、徹底した事業見直しによる歳出抑制を図り、国の平成28年度補正予算を効果的に活用しながら、第五次総合計画後期基本計画の総仕上げの年度として、地域活力創造、安全・安心、環境・エネルギー、子育て日本一、かがやきライフの5分野の充実と地方創生の推進を図る事業に重点的に予算を配分をさせていただいております。これにより、平成30年の市制100周年を迎える大垣市の礎となる「楽しく!未来創造」予算といたしました。  それでは、平成29年度予算で取り組んでまいります主な事業の概要につきまして御説明申し上げます。  まずは、優先的かつ重点的に取り組む五つの重点プロジェクトの概要につきまして申し上げます。  初めに、地域活力創造プロジェクトでは、地域の産業振興を図るとともに、歴史や文化など地域の観光資源をフル活用し、交流人口の増加に努めてまいります。まず、昨年12月にユネスコ無形文化遺産に山・鉾・屋台行事として登録された大垣祭において、新たに有料観覧席を設置するほか、関係市による物産展を開催するなど、一層の誘客促進と交流人口の増加を推進してまいります。また、大垣が舞台となっている映画「聲の形」の聖地めぐりや、上石津・墨俣・赤坂地域の観光資源の魅力をさらに高める地域プロモーション事業を展開するなど、多彩な事業で市内外に幅広くクールおおがきを発信してまいります。さらに昨年度、大変好評をいただいたおおがきマラソンを初め、西美濃地域の3市9町における産業振興や就労支援の施策、観光資源の魅力を広域で連携して情報発信し、地域への定住促進・交流拡大につなげてまいります。また、大垣の玄関口として快適な空間の創出を図るため、大垣南街区広場を整備するとともに、愛称を募集し、市民の皆様や本市を訪れる方々に親しまれる広場づくりに努めてまいります。  次に、二つ目の安全・安心プロジェクトでは、市民の皆様の生命や財産を守るため、災害に強いまちづくりを進めるとともに、安全な市民生活の確保に努めてまいります。まず、大震災に耐えられる免震構造を採用した防災の拠点として、新庁舎の建設工事に着手してまいります。また、耐震性が劣っている三城保育園と小野幼稚園を統合して新たに大垣市立三城幼保園を整備するほか、老朽化が著しい荒崎幼保園の改築に向けた調査を行うとともに、民間保育所の増改築事業を支援し、市内の保育施設の耐震化を推進してまいります。さらに市内の空き家等の実態調査を行い、件数や状態等を把握して空家データベースを構築し、今後の空き家等対策の推進を図ってまいります。また、大垣消防組合のデジタル無線を傍受できる機器の整備を引き続き支援し、消防団への火災情報の伝達を強化してまいります。  三つ目の環境・エネルギープロジェクトでは、緑豊かな環境を保全するとともに、市民・地域との協働による循環型社会の実現を目指してまいります。まず、市民の皆様に憩いと潤いの場を提供するため、防災機能を兼ね備えた安井ふれあい公園を整備してまいります。また、計画期間が終了する環境基本計画を抜本的に見直して、アクションプランを包括した新たな計画として策定し、本市の環境保全に係る事業を引き続き計画的に展開してまいります。  続きまして、四つ目の子育て日本一プロジェクトでは、安心して子育てができるよう子育て支援策の充実を図るとともに、家庭や地域、学校、行政が連携して子供たちを見守り育てる体制の整備に努めてまいります。まず、平成28年10月にオープンいたしましたキッズピアおおがき子育て支援センターでは、市内在住の利用者に対し周辺駐車場の駐車料金の一部助成をするとともに、1周年記念イベントを実施し、さらなる利用促進と中心市街地のにぎわい創出を図ってまいります。また、昨年6月から多くの方々に御利用いただいております親子バス利用支援事業では、利用対象となるお子さんの範囲を就学前から小学校2年生以下までに拡大し、子育て世代の親子での外出を支援してまいります。さらに学校教育では、小学校3年生から6年生までを対象に、デジタル教材を活用した英語のモジュール学習を実施し、児童の英語力向上に努めてまいります。  五つ目のかがやきライフプロジェクトでは、地域におけるさまざまな市民活動を支援し、市民一人一人が輝き続け、市民の魅力で活力あふれるまちづくりを進めてまいります。まず、平成30年の市制100周年に向け、公式ホームページの立ち上げや「おおがきの歌」の作成など、記念事業実行委員会が市民と一体となって実施する各種事業を支援するとともに、子供たちがロボットを通じて近未来を体験できるイベントを開催するなど、節目の年を市民の皆様と祝う機運の醸成に努めてまいります。また、男女共同参画社会づくりの拠点施設として、本年10月にスイトピアセンターにオープンを予定しております大垣市男女共同参画センターを活用し、男性も女性も意欲に応じてあらゆる分野で活躍できる社会の実現を目指してまいります。さらに、多発する振り込め詐欺などの被害を防止するため、高齢者の方を対象に迷惑電話の防止機器を試験的に設置し、効果を検証してまいります。  以上、平成29年度予算の基本的な考え方の一端を申し述べさせていただきました。少子高齢化が進展する中、社会保障関連経費の増加が続き、依然として厳しい財政状況でありますが、より多くの方々に大垣の魅力をアピールするため、積極的に必要な事業を展開し、全力で取り組んでまいりたいと存じますので、議員各位を初め市民の皆様の御理解を賜りますようお願い申し上げます。  本日提案いたしまして御審議を願う案件は、予算関係24件、条例関係11件、その他5件でございます。  まず、当初予算関係議案の詳細につきまして御説明申し上げます。  平成29年度予算規模は、一般会計576億5,000万円、特別会計627億5,000万円、企業会計394億4,900万円、総計1,598億4,900万円でございます。これを前年度当初予算と比較いたしますと、一般会計につきましては12億2,000万円、2.1%の減となっております。  次に、主要な事業につきまして、第五次総合計画の施策大綱に合わせて分野別に御説明申し上げます。  第1に、快適で機能的なまちづくりでございます。  まず、居住環境では、市営住宅等長寿命化計画を改定し、市営住宅等の効率的な維持管理に努めてまいります。公園緑地の整備では東公園を順次整備するほか、公園を安心して利用していただくため、公園施設の適切な維持管理を図る計画を策定してまいります。緑の保全・活用では、花見の時期など毎年多くの人でにぎわう犀川堤の桜について延命化に努めるほか、赤坂スポーツ公園では藤棚の改修にあわせて新たな藤を補植し、四季の里の一つである藤の名所としての再生を図ってまいります。上下水道の整備では、安定した給水を確保するため、水道事業におきまして北部水源地の改良設計を引き続き実施するほか、簡易水道事業では牧田浄水場の建設改良を完成に向けて実施してまいります。公共下水道事業では、釜笛、荒川町など市街化調整区域の整備により、大垣処理区の人口普及率89.2%を達成してまいります。また浄化センターにおいては、消化ガス発電で得られる電力の売電を開始し下水道資源の有効利用を図るとともに、環境負荷の低減に貢献してまいります。公共交通機関の維持では、養老線の鉄道施設等の維持管理を行うため、本年2月に設立された一般社団法人養老線管理機構の運営に係る経費について、沿線市町等で負担してまいります。幹線道路の整備では、神田神戸線などの整備促進を図るほか、橋梁の整備では江西橋などの耐震補強等を実施し、安全な道路交通の確保に努めてまいります。  第2に、にぎわいと活力みなぎるまちづくりでございます。  産業活性化では、地域の特長ある農産物・産業を活用した新産業の創出を図る計画策定のための基礎調査に要する経費や、新製品の開発等に向けた大学等との共同研究経費の一部を助成するなど、企業が競争力強化を図る取り組みに支援してまいります。中心市街地活性化推進では、外国人向け商店街マップを作成することにより、本市を訪れる外国人によるインバウンド効果を高めてまいります。また農業の振興では、6次産業化による新規商品開発や販売促進など地産地消に努めるほか、担い手の育成・確保に係る取り組みを引き続き支援してまいります。観光交流の振興では、ユネスコ無形文化遺産に登録された山・鉾・屋台行事の関係自治体をめぐるスマートフォンを活用したスタンプラリーを実施するほか、関係市町と連携し広域的な観光ネットワークを設立するなど、大垣祭のPR活動を強化してまいります。さらに、西美濃3市9町と連携して国内外での観光プロモーションを展開し、観光客のさらなる増加に努めてまいります。就労支援では、リアル大垣合同企業展や就職活動を迎える大学生等をターゲットとした地元企業見学会の開催などを支援し、市内企業の人材確保を推進してまいります。  第3に、安全で環境にやさしいまちづくりでございます。  治水対策では、浸水対策事業として大井排水機場を出水期前に完成するほか、急激な集中豪雨へ迅速に対応するため各排水機場に遠方監視設備等を順次整備してまいります。また消防体制の充実では、大学生等消防団員奨学金制度を創設し、若者の消防団への積極的な加入促進を図ってまいります。環境保全では、家庭用蓄電池や地下水利用地中熱ヒートポンプ設備等の設置につきまして引き続き支援し、一般家庭における省エネルギーの促進を図ってまいります。そのほか、ごみの発生・排出抑制では、長寿命化計画に基づくクリーンセンターの基幹工事を完了し、施設の利用可能年数の延長に努めてまいります。  第4に、健やかでぬくもりのあるまちづくりでございます。  まず、健康・医療の充実では、パソコンやスマートフォンから24時間いつでもがん検診等の予約ができるシステムを導入し、利便性と受診率の向上を図ってまいります。また、妊婦健康診査の受診補助券の15回分交付を引き続き実施し、安心して妊娠・出産ができる環境づくりを推進してまいります。地域福祉の充実では、新たに災害時用障がい者支援バンダナを作成し、災害時における障がい者への適切な支援に取り組んでまいります。高齢者福祉サービスの充実では、住みなれた地域で暮らし続けることができるように、在宅医療と介護サービスのネットワーク強化を図るシステム構築を支援してまいります。さらに男女共同参画の推進では、今年度に実施した市民意識調査をもとに、男女共同参画プランの内容を改定し、ニーズや社会情勢の変化に対応してまいります。  第5に、豊かな心と人間性を育てるまちづくりでございます。  子育て支援の充実では、国の徴収基準に対する保育園保育料軽減率が41.0%となる見込みでございますが、これに2人以上同時入園などの減額特例を含め全体で46.6%の軽減率とするなど、子育て家庭負担軽減を図ってまいります。また、保育士資格を持つ潜在保育士の方々を対象とした保育園等への就職・再就職に向けたセミナーを開催し、現場への復帰を支援してまいります。さらに、市外から転入される新たに就職した保育士の引っ越し費用を補助し、市内保育園の保育士確保を推進してまいります。子育て施設の充実では、民間小規模保育所の整備に対し補助し、3歳未満児の入園体制を充実してまいります。学校教育の充実では、地域の特色に沿った学校経営を推進するかがやきスクール経営事業を引き続き実施し、魅力あふれる学校づくりに努めてまいります。生涯学習施設の充実では、図書館の老朽化した空調設備を改修し、快適に利用できる環境を提供してまいります。またスポーツ施設の充実では、総合体育館について、各棟の接続部を改修し施設の安全性を高めてまいります。国際交流の推進では、アメリカ合衆国のビーバートン市を拠点に活動する市民合唱団を受け入れ、合唱の夕べを開催するなど、フレンドリー都市交流の充実を図ってまいります。  第6に、一人ひとりが輝く協働のまちづくりでございます。  市民協働では、市民の皆様とともに大垣市100年の歴史を振り返るきっかけづくりとして、古い写真を広く市民から集め、思い出のアルバムのホームページを作成いたします。また上石津地域の活性化を図るため、地域外の人材を地域おこし協力隊員として受け入れ、上石津地域の魅力の新発見・再発見を通じて、定住の促進や地域の活力維持につなげてまいります。さらに、大垣市のイメージ映像を多用した紹介コンテンツを制作するほか、さらなる定住促進を図るため、県外に居住する子育て世代の移住希望者が本市での情報収集を行う際に使ったレンタカー代などの経費の一部を助成してまいります。地方分権への対応では、本市の第六次総合計画に当たる大垣未来ビジョンの基本計画及び実施計画を策定し、市民の皆さんの御意見を反映した具体的な施策を定めてまいります。  以上が、主要な事業を中心とする平成29年度予算の大要でございます。このうち一般会計の財源といたしましては、市税264億4,000万円のほか、地方交付税36億円、国県支出金99億3,700万円余、財政調整基金等各種基金からの繰入金21億2,500万円余、地方交付税の代替財源であります臨時財政対策債23億円を含む市債45億9,800万円余などを計上いたしました。  以上、平成29年度一般会計、特別会計、企業会計における予算編成の概要と施策の基本方針につきまして御説明申し上げました。平成29年度予算は、社会保障関連経費が増大していく中、徹底した事業見直しによる歳出抑制を図りながらも、平成30年の市制100周年を控え、輝く大垣未来に向けた独創的な事業構築に努めるとともに、市民各界各層の御意見、御要望を幅広く取り入れながら編成したものでございます。よろしく御審議の上、適切な御議決を賜りますようお願い申し上げますとともに、議員各位を初め市民の皆様の御理解と御指導を賜りますようよろしくお願い申し上げます。  次に、議第23号 平成28年度大垣市一般会計補正予算から議第25号 平成28年度大垣市水道事業会計補正予算までにつきまして、その概要を御説明申し上げます。  初めに、一般会計でございますが、未来への投資を実現する国の平成28年度補正予算に連動し、各種の経済対策や地域の活性化に係る事業費を計上いたしました。  まず、総務費の市民活動費では、男女共同参画センターの整備費3,190万円を計上し、男女共同参画社会の推進を図ってまいります。  民生費の老人福祉費では、高齢者施設等におけるスプリンクラーや防犯設備の設置等に対する補助金550万円を計上いたしました。児童福祉費では、三城幼保園建設事業費1億1,730万円を計上するとともに、債務負担行為として、建設事業費6億6,760万円、建設工事監理委託費1,400万円をそれぞれ設定いたしました。  教育費の小学校費では、北小学校の外壁改修事業費1億320万円、川並小学校のグラウンド改修事業費5,520万円をそれぞれ計上いたしました。なおこのほかに、経済対策臨時福祉給付金支給事業費1億2,180万円、小学校トイレ改修事業費8,650万円及び小学校外壁改修事業費9,060万円が国の補正予算に伴う事業として既に予算措置されておりますが、いずれも事業年度内執行が見込めないため、全額を翌年度に繰り越すものでございます。  次に、総務費の一般管理費では、随時退職者の退職手当が不足してまいりましたので1億4,850万円を計上いたしました。財産管理費では、将来の市庁舎の整備に充てるため、公共施設整備基金に7億7,600万円を積み立ててまいります。企画費では、お寄せいただきました寄附金1億5,300万円を基金に積み立ててまいります。また諸費では、財政調整基金に3億円、減債基金に2億円を積み立て、将来の財政基盤強化に努めるほか、公債費負担に対応してまいります。なお、個人番号カード等関連事務費交付金につきましては、事業年度内執行が見込めないため、1,489万円を翌年度に繰り越すものでございます。  民生費の社会福祉費では、制度利用者の増加等に伴い、障害者訓練等給付費1,680万円を増額するほか、心身障害者医療費助成制度の受給者数の増などにより扶助費5,160万円を計上いたしました。また、支給対象者の減に伴い、臨時福祉給付金900万円、年金生活者等支援臨時福祉給付金3,300万円をそれぞれ減額いたしております。老人福祉費では、養老華園入所者の減に伴い、管理委託料1,840万円を減額いたします。なお、地域密着型介護サービス施設整備事業補助金につきましては、補助対象施設の年度内完成が見込めないため、3,200万円を翌年度に繰り越すものでございます。児童福祉費では、支給対象者の減に伴い、児童手当1,590万円を、事業費の確定に伴い、三城幼保園建設に係る設計委託費4,180万円を、それぞれ減額するものでございます。  土木費の道路橋りょう費では、県単独道路改良事業負担金3,320万円、道路新設改良事業費2,270万円、通学路安全対策事業費500万円、浅中2号橋架替事業費1,000万円を、河川水路費では、排水機場等維持管理適正化事業費1,100万円、急傾斜地崩壊対策事業費1,750万円を、事業費の確定に伴い、それぞれ減額いたしております。都市計画費では、補助件数の確定に伴い、木造住宅耐震補強工事費補助金1,380万円を、事業費の確定に伴い、県施行街路事業負担金1,320万円、街路整備関連事業費3,010万円を、それぞれ減額するものでございます。住宅費では、まちなか住宅取得支援利子補給金につきまして、申請者の増加が見込まれるため210万円を計上するとともに、債務負担行為の限度額を変更いたします。  教育費の教育総務費では、随時退職者の退職手当が不足してまいりましたので、1,340万円を計上いたしました。  次に、特別会計でございますが、公共下水道事業会計では、事業費の確定に伴い、下水管布設事業費で1億2,680万円を、雨水処理施設整備事業費で1,000万円を、終末処理施設整備事業費で2,100万円を、それぞれ減額いたしております。なお、財源が確保できなかった消化タンク更新工事につきまして、国の追加補助採択を受けましたが、事業年度内完了が見込めないため、7,700万円を翌年度に繰り越すものでございます。  次に、企業会計でございますが、水道事業会計では、下水道の整備に伴う配水管布設がえ工事費等の減により、仮設配管及び給水管布設替等事業費1,430万円、配水管布設事業費4,820万円を、それぞれ減額するものでございます。このほか、課税仕入れ控除額の減に伴い、消費税及び地方消費税2,200万円を増額いたしております。  以上、補正予算関係につきまして御説明申し上げましたが、今回の補正は、一般会計16億9,880万円の増、特別会計1億5,780万円の減、企業会計4,050万円の減、総額にして15億50万円の増となります。なお、一般会計の主な財源といたしましては、固定資産税2億8,900万円、都市計画税1,500万円、財産収入2億7,600万円、寄附金1億5,300万円、繰越金9億2,950万円、市債2億1,820万円などを充当したほか、国庫支出金1億8,030万円などを減額措置いたしました。  続きまして、条例関係等につきまして御説明申し上げます。  議第26号 大垣市養老線支援基金条例の制定につきましては、養老鉄道養老線の存続を支援する財源とするため、基金を設置するものでございます。  議第27号 大垣市職員定数条例の一部改正につきましては、市民病院の看護師等の増員を図るため、所要の改正を行うものでございます。  議第28号 大垣市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正につきましては、一般職の職員の勤務時間、休暇等に関する法律の一部改正に準じ、介護休暇の分割取得を可能にするほか、所要の改正を行うものでございます。  議第29号 大垣市職員の育児休業等に関する条例の一部改正につきましては、地方公務員の育児休業等に関する法律の一部改正に伴い、育児休業等の対象となる子の範囲について規定するものでございます。  議第30号 大垣市に常時勤務を要する特別職の給与の特例に関する条例の一部改正につきましては、市長及び副市長の給料月額の減額の特例を平成29年度も継続するため、所要の改正を行うものでございます。  議第31号 大垣市税条例等の一部改正につきましては、地方税法等の一部改正に伴い、軽自動車税の環境性能割について規定するほか、所要の改正を行うものでございます。  議第32号 大垣市手数料徴収条例の一部改正につきましては、建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律の施行に伴い、建築物エネルギー消費性能の適合性判定等に係る手数料を規定するものでございます。  議第33号 大垣市日本昭和音楽村条例の一部改正につきましては、施設の利用促進を図るため、使用料等を見直すものでございます。  議第34号 大垣市国民健康保険条例の一部改正につきましては、国民健康保険法施行令の一部改正に伴い、保険料の負担の適正化を図るため、所要の改正を行うものでございます。  議第35号 大垣市視聴覚ライブラリー設置条例の廃止につきましては、大垣市視聴覚ライブラリーの廃止に伴い、条例を廃止するものでございます。  議第36号 上石津町及び墨俣町の編入に伴う大垣市介護保険条例の適用の経過措置に関する条例の廃止につきましては、介護保険料等に係る合併時の経過措置について、適用対象者がいなくなったことに伴い、条例を廃止するものでございます。  議第37号 大垣未来ビジョン基本構想策定につきましては、本市の新たな総合計画として策定される大垣未来ビジョンの基本構想を策定するものでございます。  報第1号 専決処分報告並びにその承認につきましては、専第16号 大垣市国民健康保険条例の一部改正でございます。国民健康保険法施行令の一部改正に伴い、総所得金額の対象に特例適用利子等の額等を追加するほか、所要の改正を行うため、地方自治法第179条の規定に基づき専決処分いたしましたので御報告申し上げ、御承認を賜るものでございます。  報第2号から報第4号までの専決処分報告につきましては、外渕2丁目地内、長沢町6丁目地内及び美和町地内において発生いたしました車両事故等について、それぞれ相手方と示談いたしましたので、地方自治法第180条の規定により御報告するものでございます。  以上、所信の一端を述べますとともに、提出いたしました諸議案につきまして御説明申し上げましたが、何とぞよろしく御審議をいただき、適切なる御議決を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 10: ◯議長川上孝浩君)  お諮りをいたします。  本日はこの程度をもって散会し、13日午前10時から本会議を再開して一般質問を行いたいと思います。これに御異議ありませんか。            〔「異議なし」と言う者あり〕
    11: ◯議長川上孝浩君)  御異議なしと認めます。  よって、本日はこれをもって散会いたします。              午前10時48分   散 会            ──────────────────  以上、会議の次第を記載し、その相違ないことを証するため、ここに署名する。                  議   長    川   上   孝   浩                  議   員    山   口   和   昭                  議   員    笹   田   ト ヨ 子 発言が指定されていません。 Copyright © Ogaki City Assembly Minutes, All Rights Reserved. ↑ 本文の先頭へ...