理事者の説明を願います。
4:
◯農林課長(
浅野 誠君)
農林課より、議第52号 平成28年度大垣市一般会計補正予算(第1号)のうち、当委員
会関係の農林課分について御説明させていただきます。なお、歳入につきましては、財源内訳の中で御説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。お手元の議案の7ページをお開きいただきたいと存じます。
一番下の農林水産業費の農業費でございますが、補正前の額2億3,142万円に120万円を補正し2億3,262万円とするものでございます。財源内訳といたしましては、全額国県支出金でございます。歳出といたしましては、委託料として120万円を計上しております。これはニホンジカによる農作物被害を防止するため、地域ぐるみでわな捕獲を中心とした捕獲事業を青墓地区で実施するものでございます。
以上が補正予算第1号のうち農林課関係分についての説明でございます。よろしくお願いいたします。
5:
◯委員長(
石川まさと君)
以上で説明が終わりました。
これより質疑に入ります。
委員の質問を受けます。
6:
◯委員(林
新太郎君)
わな捕獲についてなんやけれども、これは猟
友会か何かに委託するのか、それとも地域住民の方に委託するのか、その辺をどうするのか教えてください。
7:
◯農林課長(
浅野 誠君)
わな捕獲につきましては、西濃猟
友会から選抜された大垣市有害鳥獣捕獲
隊の方でわな免許を持ってみえる方と、あと個人でわな免許を取得された方で、わなを購入して捕獲するものでございます。以上です。
8:
◯委員(林
新太郎君)
これは大垣市単独の補正予算やのうて、これは県からあれが来る、大垣を経由して来る、こういうことやな。
9:
◯農林課長(
浅野 誠君)
そのとおりでございます。
10:
◯委員(林
新太郎君)
わかりました。
11:
◯委員長(
石川まさと君)
ほかに御意見はありませんか。─── ないようですので、採決いたします。
議第52号 平成28年度大垣市一般会計補正予算(第1号)中、当委員
会関係分については、原案のとおり承認することに御異議ありませんか。
(異議なし)
12:
◯委員長(
石川まさと君)
御異議ありませんので、本案は原案のとおり承認することに決しました。
以上で本会議から付託された議案の審査は終了いたしました。
続いて、報告事項に移ります。
報告事項が6件ありますので、順次報告を願います。
13:
◯生活安全課長(
中川真澄君)
生活安全課から、養老線の事業形態変更等について御説明をさせていただきます。生活環境部資料No.1をお願いいたします。
初めに、1、趣旨でございます。養老線につきましては、平成29年中を目途に新たな事業形態に移行させることで、沿線市町等の関係者において平成28年3月1日に合意したところでございます。今後は、地域公共交通の活性化及び再生に関する法律に基づく協議
会を設立し、地域公共交通網形成計画の策定等に取り組むとともに、第三種鉄道事業者となる新法人設立、また沿線市町や関係機関が連携した利用促進策など必要な事業を実施してまいります。
次に、2、経過及び今後の予定でございます。3月議会で御報告させていただきました以降の内容になりますが、協議
会を4回開催いたしました。5月2日の平成28年度協議
会第1回会議では、事業形態変更に関する確認書について協議を行い、5月6日に近鉄、養老鉄道との署名式を開催することを決定いたしました。また沿線市町負担割合につきましては、継続協議となりました。この決定に基づき、5月6日に沿線7市町は近鉄と養老鉄道と確認書の交換をいたしました。5月23日には沿線市町の負担割合に関する合意確認書について協議し合意いたしました。今後でございますが、7月に7市町共同で法定協議
会、現段階では仮称でございますが、再生協議
会を設立いたしまして、地域公共交通網形成計画の策定等、所要の手続を進めてまいります。年が明けまして来年早々でございますが、1月から3月には三種事業者となる新法人を設立するという予定でございます。来年の7月から9月には、地域公共交通網形成計画の作成と鉄道事業再構築実施計画を国へ提出できるよう策定してまいります。その後、再構築実施計画の認定を受け、平成29年中に新しい事業形態での事業開始となります。次のページをお願いいたします。ただいま説明させていただきました中にございます地域公共交通網形成計画と鉄道事業再構築実施計画の概要がこちらにございます。また後ほど、お目通しいただきたいと存じます。
次のページの別紙1でございますが、5月6日に沿線7市町と近鉄、養老鉄道で合意した養老線の事業形態変更に関する確認書でございます。前文がございまして、全部で18条から成るものでございます。3月1日の基本合意以降、具体的になった主な内容を御説明させていただきます。次の4ページをお願いいたします。8条で一時金の支払いとございます。近鉄は、養老線の存続を支援するため、10億円を沿線市町または新法人が発足する養老鉄道経営安定化基金に拠出する。事業運営に関する近鉄の資金面の負担は、第10条に定める人件費の負担を除き、これ限りとするもの。第9条、第二種鉄道事業者の養老鉄道に利益が出た場合は、その相当額を基金に拠出する。第2項で、収入が鉄道運行に必要な費用を下回る場合は、沿線市町または新法人は必要な支援を行うこと。第10条、養老鉄道の人件費について、平成26年度の人件費決算額を超える場合は、超えた金額について近鉄が負担する。第11条、養老鉄道または新法人の要請に応じ、近鉄は人材育成や専門知識を有する人材の紹介など人的支援を行う。その費用、人件費は要請した者の負担とする。第12条、分離工事にかかる費用。事業形態の変更に伴い、近鉄名古屋線と養老線の設備について分離が必要となるが、その工事費用は近鉄が負担する。第13条、新法人は鉄道事業を廃止する場合は、鉄道施設、鉄道車両等を存置したまま鉄道用地を近鉄に返却するもの。事業形態変更後に建設された新駅、高架橋などの施設はこの限りでないなどでございます。7ページをお願いいたします。こちらのほうに、養老線の新しい事業形態の移行後のスキーム図がございます。今見ていただきました確認書にある基本的な事項をこの図でお示ししているところでございます。
続きまして、9ページに別紙3がございますが、こちらのほうをお願いいたします。こちらは、5月23日に合意いたしました沿線市町の負担割合に関する合意確認書でございます。こちらも前文がございまして、6項目から成るものでございます。1項目めにございますが、新法人の設立に係る出資金、新法人の運営に係る経費に対する支援、また、確認書第9条第2項に定める養老鉄道への支援、この三つの支援につきまして、沿線市町において負担割合を均等とするというものでございます。2項目めでは、その支援の範囲は今後改めて別途協議することとしております。3項目めでございますが、受益者の範囲が特定の地域に限定される、新駅の建設など、大規模な設備投資等の費用は均等負担とはせず、別途協議するもの。次に、4番、5番でございますが、利用促進策や補助金の負担割合の考え方について書いてございます。次、11ページをお願いします。
養老線地域公共交通再生協議
会の概要でございます。1の目的でございますが、活性化再生法に基づき、沿線7市町が共同で地域公共交通網形成計画策定など所要の手続を進めるに当たり、同法律に基づく協議
会を組織して、養老線が地域住民に必要不可欠な公共交通機関として安定した運営ができるよう、沿線市町や関係機関等と連携し、必要な事業を実施するというものでございます。2番、名称でございますが、現段階、仮称ではございますが、養老線地域公共交通再生協議
会としております。3、設立の時期、ことしの7月を予定しております。委員の構成につきましては、この表にございますが、活性化再生法の第6条2項1号から3号の規定があり、その条文をこちらのほうに記載しております。委員の区分には、今回の協議
会で想定される団体名などでございます。具体的な委員の選考につきましては、国や県の指導もいただきながら沿線市町で協議を行っているところでございます。次のページをお願いいたします。再生協議
会、委員の任期は2年。協議
会の事業内容でございますが、形成計画の策定、変更に関する協議、計画の実施に係る連絡調整などがございます。7番で役員、8番で会議、9番で事務局というような規定がございますが、10番目、経費の負担につきましては、負担金、補助金、その他収入とありますが、平成28年度につきましては、各市町がそれぞれ400万円ずつ負担し、2,800万円の予算で事業を進めてまいります。12番に主なスケジュールがございますが、先ほど経過と今後の予定で御説明させていただきましたので、内容は省略させていただきます。
以上、養老線の事業形態変更等についてでございます。よろしくお願いいたします。
14:
◯商工観光課長(
中川智臣君)
商工観光課から、大垣市観光戦略指針の改定について外3点について御報告させていただきます。
初めに、大垣市観光戦略指針の改定につきまして御報告させていただきます。お手元の経済部資料No.2をごらんいただきたいと思います。
平成24年3月に策定いたしました大垣市観光戦略指針につきましては、本年度で計画期間が終了いたします。引き続き、本市の歴史や文化、自然などの観光資源を生かしながら、魅力ある観光地づくりを目指して、新たに広域観光の充実やインバウンド対応などを強化するため改定を行うものでございます。指針の内容といたしましては、指針の概要など4項目を、計画の期間は、来年度から平成33年度までの5年間を予定いたしております。なお、改定に当たりましては、観光に関するデータの分析や策定委員
会の開催など、広く市民の皆さんの意見を集約してまいります。
以上が大垣市観光戦略指針の改定についての説明でございます。
次に、大垣市雇用戦略指針の改定につきまして御説明させていただきます。お手元の経済部資料No.3をごらんいただきたいと思います。
平成24年3月に策定いたしました大垣市雇用戦略指針につきましても、本年度で計画期間が終了いたします。引き続き、働く意欲のある市民が、その能力を生かして安心して働くことのできる社会を実現するとともに、新たに広域連携による地元企業への就職支援や女性の職業生活における活躍の推進などを強化するため、改定を行うものでございます。指針の内容としましては、指針の概要など4項目を、計画期間は、来年度から平成33年度までの5年間を予定いたしております。なお、改定に当たりましては、雇用、就労に関するデータの分析や策定委員
会の開催など、広く市民の皆さんの意見を集約してまいります。
以上が大垣市雇用戦略指針の改定についての説明でございます。
続きまして、(仮称)エディオン大垣店の出店につきまして御説明させていただきます。お手元の経済部資料No.4をごらんいただきたいと存じます。
初めに、出店の経緯でございますが、本年3月1日に株式会社エディオンから県へ大規模小売店舗届出書が提出されました。その後、庁内関係課で構成する庁内連絡会議や外部有識者などで構成する検討委員
会などを開催し、意見集約を図ってまいりました。2の本市の意見といたしましては、交通安全対策及び周辺道路の渋滞防止に配慮いただきたい。また、児童生徒への交通安全対策や夜間に青少年の集まる場所とならないよう、青少年健全育成には特段の配慮をいただきたいとしております。なお、今後は、本市の意見を県へ提出してまいりたいと存じます。なお、3には出店概要を、2ページ目には店舗位置図を、3ページ目には店舗配置図を掲載しておりますので、お目通しいただきたいと存じます。
以上が(仮称)エディオン大垣店の出店についての御説明でございます。
次に、おおがきマラソン2016につきまして御説明させていただきます。お手元の経済部資料No.5をごらんいただきたいと存じます。
近年の健康志向の高まりによりマラソンランナーが増加する中、市民の健康増進を初め、中心市街地の活性化や交流人口の増加による地域の活性化を図るため、大垣らしい魅力あるマラソン大会を開催するものでございます。開催は、本年12月11日の日曜日、大垣駅通りを発着点といたします。
資料の2ページに参りまして、競技種目はハーフマラソンと3kmとし、定員はハーフマラソンが5,000人、3kmが500人、参加料はハーフマラソンが4,000円、3kmが1,000円としております。参加申し込みは8月15日から窓口や振り込み、インターネットにより受け付けいたします。
資料の3ページに参りまして、ゲストランナーには、新春マラソンにも御参加いただいております千葉真子さんを予定しております。このほか、飲み物の配布やお楽しみ抽せん
会、御当地グルメ、土産品などの販売などのおもてなしを予定しております。なお、広く全国から参加いただけるよう、RUNNETを初め月刊「ランナーズ」や専用ホームページ、各種イベント会場などにおいてPRしてまいります。
資料の4ページに参りまして、ハーフマラソンのコースでございますが、大垣駅通り大垣城前をスタートし、旧揖斐川橋梁や結神社、墨俣一夜城、大安大橋、ソフトピアジャパン、奥の細道むすびの地記念館など、市街地周辺の名所などを回るコースとしております。
資料の5ページに参りまして、3kmコースでは、大垣駅通りを発着点に、大垣城や奥の細道むすびの地記念館など市街地を回るコースとしております。
以上がおおがきマラソン2016についての説明でございます。以上、よろしくお願いいたします。
15:
◯農林課長(
浅野 誠君)
続きまして、農林課から大垣市農業ビジョンの改定について御報告させていただきます。お手元の経済部資料No.6をごらんいただきたいと存じます。
平成24年3月に策定いたしました大垣市農業ビジョンにつきましては、本年度で計画期間が終了いたします。引き続き、農業政策の現状と課題に対応し、本市の農業の目指すべき方向性を示すとともに、新たな施策等の充実や強化を図るため、改定を行うものでございます。ビジョンの内容といたしましては、ビジョンの概要など4項目を、計画期間は、来年度から平成33年度までの5年間を予定しております。なお、改定に当たりましては、農業に関するデータの分析、策定委員
会の開催など、広く市民の皆様の意見を集約してまいります。
以上が大垣市農業ビジョンの改定についての説明でございます。よろしくお願いいたします。
16:
◯委員長(
石川まさと君)
以上、報告を受けましたが、委員の質問を受けます。
17:
◯委員(
岡田まさあき君)
まず、養老鉄道ですが、先ほどの委員
会でもお話がありましたのですが、さっきも言われましたけど、いろんな市民の委員の方をぜひ入れていただきたいということと、それから、私は経費的に、先ほどの御説明にもあったんですけれども、今の人件費が養老鉄道は、近鉄の名古屋にお勤めの方の平均給料のほとんど9割という前提ですので、そして、将来的に近鉄の職員さんの出向されている方がやめられたら再雇用して、それが足りなければプロパーを入れていくという形ですけれども、早い時期にプロパーに入っていかないと再建がなかなかかなわないというふうに考えているのですが、700万円、800万円の給料の方と大垣市の現場の年間給料、300万円、400万円ということを考えますと、かなり乖離していますし、経費的に人件費の部分がかなり多いようですので、ぜひ活性化協議
会の中で、また特に会長職のところに事務局が来ると思いますので、今申し上げたような、近鉄からの脱却ということがもっと大きな点ではないかなと思っております。ぜひ御意見いたしてください。
それから3番目に、いろいろ無償貸与等をいただけるわけですけれども、できれば和歌山県の貴志川線のように、これは笹田議員もおっしゃっていましたけれども、和歌山県のたま電車で有名な貴志川線は、きちんと黒字に転換するようになったんですけれども、和歌山県が貴志川線の土地を買い取りましたのですけれども、今回は無償貸与ですけれども、将来的なことを考えると、県もちゃんと頑張っていただいているとは思うんですけれども、さらに買い取りまで考えていただいてはどうかなというふうに思っておりますので、その3点について御意見をお聞かせください。
18:
◯生活安全課長(
中川真澄君)
人件費等の問題につきましては、今後、協議
会が設置されまして、地域公共交通網形成計画で公共交通のネットワークの検討をしてまいりますと同時に、鉄道事業再構築実施計画を策定しますので、その段階で収支等も検討いたします。先ほどの生活環境部資料の4ページにございますが、第9条にございます。丙、これは養老鉄道なんですが、「増収及び人件費その他の費用節減に努め、自らの収入により事業を行うことを原則とする。」とありますので、養老鉄道、近鉄とこういう確認書を締結しておりますので、これに基づきまして、今後、計画策定を行う中で具体化していきたいというふうに考えております。
あと市民参加につきましては、先ほどの委員
会でお答えさせていただいたように、利用者、住民代表の参加を求めるとともに、広く皆様から御意見をいただくことができるようなアンケート調査、パブリックコメントなどを実施していきたいということでございます。
あと和歌山電鐵貴志川線と同じような、土地の取得をする予定はどうかというお話でございますが、その予定はただいまございません。
19:
◯委員(
岡田まさあき君)
では、今はないというのは知っておりますので、要望してくださいというお願いでございます。
それからもう1点ですけれども、養老鉄道に関して、今回、均等割ということですけれども、従来は、鉄道の駅とか沿線市町に走っている距離なんかを算定に入れながら割合をやってきたわけですけれども、一応合意されたので、いいとは思いますけれども、やっぱりいろんな形での、今回、例えば揖斐川町なんかは、名鉄の谷汲線が廃止されてかなりの影響を受けられて、とにかく揖斐川町議会さんの中では、どんな条件でもいいから残すためにやってくれというような御意見が大分出されている中での均等割ですので、本当は不満だけれども、とにかく残すためにという御意見をかなり町議会の中では言われておりましたし、神戸町さんなんかは、財政力に応じてやってはどうかということを最後まで町長さん初め議会が出されていたと思うんですけれども、西濃の盟主の一つですし、県の交通委員の先生も、これからの時代は交流人口割がいいのではないかという見解も出されていましたので、今後のいろんな形での運営の中で、大垣は西濃の盟主ですし、それから広域行政の中で、ごみも、きのうも申し上げたんですが、病院なんかの経営なんかでも、本当に西濃地域で助けていただかないと、うまくやっていかないと進まない。例えば病院なんかですと、病病連携で後方支援で、揖斐厚生病院とか養老町の厚生病院なんかともうまくやっていかないと、大垣市民病院がうまく運営できないというような問題も出てきますので、ぜひ西濃の盟主としての、均等割、均等割ばっかりではなしに、リーダーシップも出していただくことと、大垣がそれなりの負担をすれば、大垣の財界もお金を出してくれて、経営にもっと参加しやすくなるので、均等割ですと、どうしても足踏みしてしまう点もありますので、そういった点でぜひお考えをいただきたいと思うんですが、その点についてはどうでしょう。
20:
◯生活安全課長(
中川真澄君)
今回の均等割の議論でございますが、今回の存続、沿線7市町のそれぞれの思いがある中での結論でございまして、存続ということに決まりました。今後、一丸となって養老線を存続させていくという思いが必要でございまして、そういう意味から、責任と負担についてはみんなで分かち合うということをお話しさせていただいたところでございます。
そういう中で、この前の5月22日に養老線の未来をつくるネットワーク西濃の勉強
会が開催されて、京大の中川教授のお話もございましたが、その中でも、負担割合について最終的にはどうあるべきというものはないというお話もございました。そういうことでございますが、今回の負担割合の議論、最終的には沿線市町全部で均等負担でいこうということで御同意いただいたところでございます。
21:
◯委員(
岡田まさあき君)
一つの方向性としてお願いをしておきます。
じゃあ、引き続き観光戦略についてでございますが、この中で、インバウンド対応を強化していくということと、それから、やはり宿泊を重点的にやっていかないと通過で行ってしまうということでございますので、手前みそですけど、私どものところ、ビジネスホテルをやっていますので、それなりにお客は来ているわけですけれども、やっぱり中小の個人で経営していらっしゃる旅館なんかがなかなか取り込めないという点での、もっと細かいことと、それから今ですと、中国、韓国を中心とした大きな団体の旅行で通過だけしていくと。あくまで、ゴールデンルートといって、東京、富士山を見て京都に行くための通過地点で大垣だけ泊まるということではなしに、本当に西濃地域、昇龍道プロジェクトもありますけれども、ぜひこの地域に泊まって、大垣の圏域の中で観光していただいてお金も落としていただくということが大事だと思います。ですから、そういった意味での、西濃を中心とした地域の中にもっと泊まっていただける、そして、お金を落としていただける、そして、小さな旅館であってもインバウンド対策ができるようなきめ細かい対策が必要だと思うのですが、その点での指針の改定に当たってのお考えをお聞かせください。
22:
◯商工観光課長(
中川智臣君)
委員のほうから御意見がありました個人旅館等の対応につきましても、話がうまくできるような会話集等の作成とか、そういうのをつくりまして、皆さんに来ていただいておもてなしができる対応をできるように観光協会と協力しながら支援していきたいと思いますし、その辺も盛り込んでいきたいと考えております。
あと中国、韓国の旅行客が通過しないようにということでの御意見でございますが、既にこれにつきましては、西美濃3市9町で構成します西美濃観光推進協議
会のほうで、海外に市長のトップセールスなどを行いながら、この地域に宿泊して観光してもらえるような旅行代理店舗の訪問などを行っておりますし、また、この辺は多国籍ガイドブックも策定しながらPRを行っておりますので、御理解をよろしくお願いします。
23:
◯委員(
岡田まさあき君)
ぜひそういうふうにお願いしたいのですが、特に、小さな旅館ですと設備投資が余りできませんので、冊子だけで終わらせずに、きめ細かい配慮をお願いしたいと思います。
それから養老鉄道とも関係があるんですけど、今、西美濃のいろんな観光協会があると思うんですけれども、今も話が出ましたけれども、もっとより密接につながっていただくというか連携していただいて、インバウンド対策も、それから養老鉄道を使った企画も含めて、もっと密になって連携していただけるといいなというふうに、日ごろからそういう御意見を耳にするのですが、そのあたりでどうなのかという点と、それから観光協会の連携で申し上げましたけれども、いろんな形でのいろんなアイデアがもっと出ると思うんですが、お互いに、例えば関ケ原が、今回県がかなり予算をつけてミュージアムをつくったりするわけですけれども、その連携をもっととったような形、例えば今回、関ケ原と養老町、バスが県の補助金がついて出るそうですけれども、そういったような方法論というのはないのか、そういったものをこの改定の中に指針だけでも入れることができないのか、お聞かせください。
24:
◯商工観光課長(
中川智臣君)
養老鉄道につきましては、既に先ほど御説明させていただきました西美濃広域観光推進協議
会のほうにおいて、養老鉄道を活用したハイキング等さまざまな事業に取り組んでおります。これにつきましても、引き続き養老鉄道などと連携をとりながら事業を展開していきたいと考えております。
あと広域の連携につきましても、指針のほうで広域観光というのを捉えておりますので、これにつきましても盛り込めるよう関係各庁と連携を図りながら考えてまいりたいと思いますので、よろしくお願いします。
25:
◯委員(
岡田まさあき君)
ぜひよろしくお願いします。
続いて、資料No.3の雇用戦略指針ですけれども、御理解いただいているとおりですけれども、男女雇用機会均等法ができる中で、なかなか進捗していない中小企業も多いと思いますし、ぜひそのあたりでの進捗が進むように。また最近では、貧困ということでシングルマザーの雇用条件なんかがかなり悪いということもありますので、そのあたりも重点的に、世の中の状況を踏まえながらぜひ改定をお願いしたいと思うんですが、この点についてはどうでしょう。
26:
◯商工観光課長(
中川智臣君)
この指針の改定につきましても、市民公募のほうで子育て中の女性なども参画いただきまして、女性の就業支援につきましても検討してまいりたいと思いますので、よろしくお願いします。
27:
◯委員(
岡田まさあき君)
よろしくお願いします。以上です。
28:
◯委員(林
新太郎君)
大垣市の農業ビジョンを24年3月に策定、今度また5年ごとのスパンでつくられると思うんやけれども、これから進められると思うんやけれども、ビジョン策定の推進委員
会、これも委員
会を立ち上げられてやると思うんやけれども、今、西美濃農協が大体正組合員、準組合員を含めて4万人近くおみえになるんですね。その中の大垣なもので、全く農業ビジョンが整合性のあるように、やっぱり農協からの何かパブリックコメントもよく聞きながら、あっち向いてホイで、農協は農協でやっておる、市は市でやっておるということやなしに、お互いに整合性を保ちながらやれるように農業ビジョンを策定。多分、このスパンは大体同じ期間、大垣市の農業ビジョンと農協の農業ビジョンと同じようなサイクルでやられていると思うもので、その辺、ちょっとどうやろうなと思うんやけど。
29:
◯農林課長(
浅野 誠君)
大垣市農業ビジョンの改定につきましては、委員がおっしゃられるように、農業は農協や県の農業普及課や、関係機関が連携して取り組んでおります。西美濃農協につきましても、今年度からJA西美濃農業振興ビジョンを策定いたしまして、私もその概要版を拝見させていただきまして、大変立派なビジョンだというふうに思っております。その中には大垣地域のことも載っておりますので、整合性を図りながら改定作業を進めてまいります。よろしくお願いします。
30:
◯委員(林
新太郎君)
今の答弁でよろしいと思うんやけれども、いずれにしても、農業ビジョンというと、いわゆる農業のバイブルみたいなものやもんで、大垣市の農業の行く末というか、これからどういうふうに振興していくということ、それを進めるためのバイブルみたいなもんやわね。しっかりとその辺も踏まえて、そのビジョンを策定した以上、それが本当に実行できるような、あるいは成果がおさめられるような、そういうビジョンをつくってもらいたいということを、ちょっと要望ですけれども、お願いしておきます。以上です。
31:
◯委員(石田 仁君)
済みません、2点ちょっと。
最初に養老鉄道の関係ですけれども、本当に去年頑張ってやっていただけたと十分に理解をさせていただいています。西濃の雄として、均等割の中でも、この確認書の中の3番で、運営の中において、これから大垣市が担っていかなければならないことは多々あろうかというふうに思っていますので、しっかりと頑張っていただきたい。
一部、今のところでも出てきていましたけど、近鉄との覚書の13条のところで、事業廃止時の鉄道用地等の資産の扱い、それから、この覚書の、ごめんなさい、さっきのは2番ですね。今度は3番や。覚書の3番のところで、受益者の範囲が特定の地域に限定される新駅の建設など大規模なものは、1の均等割をあれしないという覚書がかかっているんですが、例えば、この間誰か言ってみえたけれども、室駅をつくるとすると、大垣の独自の予算で室駅をつくって、廃線のときは大垣が独自で壊さなきゃいけないというニュアンスは頭に置いていかなきゃいけないんじゃないかというところを1点確認したいんですけれども。
32:
◯生活安全課長(
中川真澄君)
今、存続を決めたところで、廃線の話ということもあれなんですけど、一番大きな今回の存続の課題で廃止時の問題がございました。今石田委員のほうからお話がありましたように、13条にございます後段のただし書きの部分で、事業形態変更時以降に建設された新駅、高架橋その他これに類するものについてはこの限りではないということで、以降につくった建設物については、つくったほうできちんと取り除いて返してくださいということがここに書いてございます。要するに、近鉄からもらったもの以外、それ以降につくったものについては、つくった者が撤去して返してくださいということでございます。
ということで、よほど利便性が高まるというようなものであっても、建設自体相当の考慮が必要ではないかというふうに考えておりますので、例えば、室駅をこれからつくった場合、もし返す場合については、それを大垣市で撤去する。建設についても、その利便性を考えると、大垣市でつくらなくてはいけない。撤去する場合も、大垣市で撤去するというようなことになってくるのではないかというふうに考えております。
33:
◯委員(石田 仁君)
つくるときも、一回話はしなきゃいけないけど、地域でつくらなければいけませんよと。撤去するときも、近鉄ではないので、また検討すると、その地域で壊さなきゃいけないよということを認識しなきゃいけないということですね。
大きな問題として、キセルが横行しておるような話もございますし、まず既存の中で、今度つくられる再生協議
会の中でまずはもんでいただかなければいけないことはいっぱいあろうかと思っていますので、今の頑張ってやっていただきたいというところが第1点ですので、よろしくお願いをいたします。養老鉄道は以上で結構です。
あと、おおがきマラソン2016についてですが、市長さんが肝いりで新年マラソンをやって、また大垣市のマラソンをつくろうということで頑張っていただいております。経済部も一生懸命やっていただいておりまして、進んでおります。趣旨の中にも、中心市街地活性化や交流人口増加ということを図るという意味でありますけれども、よそのあれを見ておりますと、どちらかというと教育委員
会主催が多いんですよね、こういうマラソン大会を主で動かしているのは。
ただ、大垣市の場合は、新年マラソンの段階から、中心市街地を中心に、また観光人口、交流人口をふやそうということで、今回も経済部が動いていただいていることに何ら問題はないと思っています。しっかりとやっていただきたいと思いますが、半年しかありませんし、もう時間もない、初めてやることですので、1点お聞きしたいのは、大垣市として、経済部だけじゃなしに、どういう体制でこのマラソン大会に臨んでいただけるか、今どういうふうにそれを進めてみえるかという点だけちょっとお伺いをしたいと思います。
34:
◯商工観光課長(
中川智臣君)
マラソンの推進体制につきましては、全庁体制で取り組んでいくということで、関係各課の連携をとりながら行っております。あと教育委員
会につきましても、いろいろと細かい部分で連携をさせていただいていますので、御理解をよろしくお願いします。
35:
◯委員(石田 仁君)
墨俣一夜城までという、大変長いといってもハーフで、いろんな道がありますので、ほかの団体も含めお願いをしておりますのは、やはり市として一丸となって、全庁体制と今言っていただきましたので、全庁体制で臨んで成功裏に第1回目を進めていただくようにお願いをしたいと思います。ありがとうございました。
36:
◯委員長(
石川まさと君)
ほかに御質問はありませんか。─── ないようですので、報告事項を終了いたします。また、お手元に平成28年度主要事業についての資料を配付してありますが、お目通しをいただくこととし、説明を省略して報告にかえたいと思いますので、御了承いただきたいと思います。
その他御
発言はありませんか。
37:
◯委員(林
新太郎君)
先ほどの鳥獣捕獲の委託料の賃金があったんですけれども、ことしの3月の予算議会のときに、この
経済産業委員会のときに、西濃管内で鳥獣の鹿とかイノシシ、猿も含めてそうやけれども、大体750頭年間に処理しなあかぬと。捕獲したり、あるいは死んだそういう鳥獣を処理しなあかぬと。もちろん、それには埋設とか焼却というのがあるんやけれども、ことしは西濃管内では750頭ということを聞いておって、その250頭を大垣で処理する、焼却するということやけれども、大垣のかみいしづ斎場、それと勝山斎場、鶴見斎場と3斎場で焼却ということをやるんやけど、どのくらい今稼働しているのかどうか、その辺のあれが聞きたかったんです。順調にいっておるかどうか、その辺をちょっと。
38:
◯農林課長(
浅野 誠君)
イノシシとか鹿とか猿の大型獣の未細断での焼却処理の御質問ですけれども、12月にも田中先生から一般質問をいただきまして、何とか市内にあるへい獣処理施設で対応できないかということで、環境衛生課といろいろ検討を重ねまして、とりあえず今年度は試行的に上石津の斎場に限定をいたしまして、上石津で個人捕獲してみえる方のみを限定に未細断での焼却処理をさせていただいております。そういった中でいろいろ検証して、いろんな御意見があれば、拡充していくなり検討を進めていくということで取り組みを始めました。
実績といたしましては、今、2頭、上石津の斎場でへい獣処理をしたということを聞いております。近いうちに、予算編成前を目途に検証を、また関係者の意見を聞き、環境衛生課と連携しながら進めてまいりたいと思っています。以上でございます。
39:
◯委員(林
新太郎君)
2頭ぐらいということ、いつがシーズンの時期で、何月が一番そういう焼却するシーズンなのかちょっとわからないんだけれども、この間ちょっと鶴見斎場で聞いたら、何か今の鹿とかイノシシの大きいやつもそこで焼却できるように、焼却施設というか、大きさということをちょっと聞いたんやけれども、やっぱりそこの鶴見斎場まで回るまでは大分時間がかかると思うんやけれども、とりあえず上石津で焼却するということであれやけど、焼却するのにいつごろ一番ピークになるかな、シーズンでは。
40:
◯農林課長(
浅野 誠君)
手元に月別の捕獲の資料がないですが、ピークというのは特にないです。大体コンスタントにというようなイメージです。
ちょっと補足ですけれども、今取り組んでおります処理につきましては、一応指定日がありまして、毎日受け付けているわけではないです。斎場の職員さんの人員体制の関係もございまして、週1回指定日を一つ設けて、あと上石津の施設利用がされているときということで、その日に捕獲がタイミングが合えば持ってこられるというようなことで今やっておりますので、そういった意味でもまだ実績が上がらないのか、それとも利用できる日であっても、実際そこまで持っていくのは手間だから、穴を掘って埋めてみえるかというところも検証してまいりますので、よろしくお願いします。以上です。
41:
◯委員(林
新太郎君)
予算編成するときには、大垣管内、上石津、青墓を含めて250頭ぐらいという話を聞いたもんで、そんなにおるのかなと思うんやけど、一部、今まではみんな埋葬というか埋設で済んでおったやつが、今度焼却のほうにも回るというか、処分ということを聞いたんやけれども、大きい鳥獣やら小さい鳥獣やら、いろいろと細断せなあかぬやつが出てくると思うもんで、せっかく予算を組んでやるくらいやで、その辺もしっかりとやってもらいたいということをちょっとお願いして終わりたいと思います。以上です。
42:
◯委員(
岡田まさあき君)
大垣まつりのPR強化事業の補助金が1,000万円出ているんですけれども、恐らく、今年度は5月が終わりましたので、PRキャンペーン、見ていますと、名古屋駅とか、あるいはデジタルサイネージというんですか、これが東京駅や大阪駅に流れたと思うんですけれども、その間、名古屋駅でポスターが張られたんですけれども、そのあたりの成果とか実績を、ちょうど半分済んだわけで、来年度に向けてまた予算が、来年の3月は東京駅でやるぞということなんですけれども、ほぼ大体1,000万円のうちのある程度の部分を使われたと思うんですが、実績を教えていただけますか。
43:
◯商工観光課長(
中川智臣君)
PRの実績につきましては、JR東海さんの乗降客数が前年度より増加したというふうに聞いております。具体的な数字につきましては、平素に比べては1万人ぐらい増加して利用されたというふうに聞いておりますので、これにつきましては、名古屋のキャンペーンの成果があったんじゃないかというふうに私どもは判断しております。以上でございます。
44:
◯委員(
岡田まさあき君)
1万人ふえて何万人から何万人ぐらいになったかということと、それからデジタルサイネージを掲げられたと思うんですが、これはもう少し具体的に、どんなことでどんな効果があったのか教えてください。
45:
◯商工観光課長(
中川智臣君)
デジタルサイネージにつきましては、JR東海の東京駅、大阪駅、名古屋駅のコンコースにデジタルで広告を流すモニターがございます。これに6分間に1回という形で、ずっと大垣祭りのPRを流させていただいております。これにつきましては、東京駅は6分間ですが、名古屋駅についてはもう少し短いですが、そういうふうな感じで、ずっと期間中PRをさせていただいておりました。
あと、全体の大垣祭りの参加者数が昨年度より4万人ふえた、31万人になったというのも、これも成果じゃないかと思っております。よろしくお願いします。
46:
◯委員(
岡田まさあき君)
JR東海は、何万人から何万人にふえて1万人ふえたんですかね。
47:
◯商工観光課長(
中川智臣君)
これにつきましては、JR東海さんがやっぱりなかなか情報は出していただけないということで、1万人ぐらいふえたというふうに聞いておりまして、それぞれの企業情報になりますということで、具体的な数字は聞いておりませんので、御理解をよろしくお願いします。
48:
◯委員(
岡田まさあき君)
ちょっとその辺はわからない、理解しにくいんですが、逆に、実際にJR東海はお客もふえますし、宣伝費がふえるので、どれくらいふえたというのをある程度出されてもいいと思うので、また追求していただくようお願いいたします。
それで、先ほども御説明で27万人から31万人ということで、4万人ふえたということで、とてもいいことだと思うんですけれども、観光協会の会長さんなんかはもっと不満で、100万人ぐらいにするんだみたいな勢いでお話しされていましたけれども、今後、かなり特に今年度、土曜、日曜の夜なんかは大変多く見えたので、ごみの量なんかも大変ふえてきていますので、宣伝費だけではなしに、あるいはそういった意味での治安とかごみの回収費用とか、きめ細かいことをぜひお願いしたいんですね。
高岡橋のあたり、業者さんがやっていらっしゃったけど、なかなかすごい人で回収ができないとか、それから最終日、今回は臨時のトイレをつくられ、やっぱりことしもトイレが詰まったりということがありましたので、やっぱりトイレにきちんと人が張りついて、そこでごみを受け取るみたいなことをきちんと徹底されるともっといいのではないかなと思いますし、ことしは市長さんがいつも言われるように、天気がずっと晴天が続きましたので、観客としての人口もふえましたし、掃除をされる小中学生の方も大変ふえて、従来ですと1,000人台が、掃除のボランティアが2,000人を突破したというようなことでの実績もあるわけですから、今後もっとふえるということであれば、きめ細かいごみ対策。特に駅前のロータリーのあたりのごみの処理が十分できなかったということも聞いておりますので、そのあたりの対策と今後の見通しをお聞かせください。
49:
◯商工観光課長(
中川智臣君)
ごみの対応につきましては、主催者であります大垣まつり実行委員
会等が、ごみ箱の設置、回収等につきましては事業者と連携して行っていただいております。これにつきましても、ボランティアさんと連携しながら、より効果よく資材や人員配置をしていきたいと思いますので、よろしくお願いします。
50:
◯委員(
岡田まさあき君)
ぜひよろしくお願いします。
それから、先ほどいろんな形で、今度のマラソンも全庁的にというお話でしたけれども、大垣祭りこそ全庁的なことですので、商工観光課の方だけが一生懸命じゃなしに、もっと全庁的な、ましてや今度ユネスコ登録を目指すわけですから、全庁的にいろんな形で御参加、観客で、割と新しい職員さんが大垣祭りを見たことがないよという方もあると聞いておりますので、参加していただくとか、それこそごみのボランティアに来ていただくとか、もう少し大垣祭りの実態を知ってもらったほうが、担当課でないと、やまが13両あることも歴史的経過も御存じない方が若い職員の中には多いというふうに聞いておりますので、ぜひそのあたりも、全庁的に取り組んではいらっしゃるんですけれども、新しい職員さんたちに、むしろ職員教育も兼ねて大垣祭りをやっていただきたいなと思うんですが、その点はどうでしょう。宣伝の仕方です。
51:
◯商工観光課長(
中川智臣君)
今の件につきましても、祭りへの参画とかボランティアについてもプライベートで職員が参加できるように、周知等も庁内掲示板を活用するなりPRしてまいりたいと思いますので、よろしくお願いします。
52:
◯委員(
岡田まさあき君)
ありがとうございます。
続いて、公設卸売市場ですけれども、年々売上高が減ってきているわけですけれども、昨年度実績から、4月、5月、もうすぐ6月中旬まで来たわけですけれども、見通しとか事業者の動向等、正規の職員さんをパートに切りかえられたりしているんですが、恐らく、事業者の中でのお話し合いとか今後の経営改革をお話しされていると思うんですが、そのあたりの見通しを教えてください。
53: ◯公設地方卸売市場長(岡田剛則君)
運営のほうはやっぱり年々右肩下がりとなっておりますが、平成25年5月にあり方検討委員
会を設置しまして、今後のあり方とか、いろいろと商工会議所からアドバイザーを入れたりして、30年ぐらいを目安に結果を出したいと思っております。
54:
◯委員(
岡田まさあき君)
30年といったらあと2年ですので、アドバイザーを入れられてどうであったかということも含めて、年々今のお話ですと減っていますので、市の職員さんの数は余り変わらずに売り上げがどんどん落ちていくとすると、広大な市場の面積の中で、確かに市場開放の日もあって、その日は好評でございますけれども、本来の目的である市場の、市場ですので、公設の卸売市場の機能を大切にしながら、時代に見合った市場の形態というものをいち早く改善される必要があると思いますし、地元のスーパーがどんどん撤退やら、あるいは経営改革とかいろんな形で変わってきておりますので、そのあたりをやはり25年にやられたということですけれども、もっときめ細かくお話し合いされたり、プロの方を入れられて改善されることをしたいと思うんですが、どうでしょう。
55: ◯公設地方卸売市場長(岡田剛則君)
とりあえず今のメンバー、10人ぐらいで組織した、あり方検討委員
会ですが、その中で、市場を取り巻く環境とか状況及び問題等を検証して、今後のあり方を調査研究してまいりますが、平成27年度に3回ほど、27年5月に開催しました。このあり方検討委員
会が、27年度まだ3回ぐらいしか開催していないので、問題というか目的とか、そういうのをしっかりしていなかったため内容がちょっと浅いので、今年度、恐らく7月の終わりごろに第1回目を行いますが、目的、目標を持って調査研究をしてまいりますので、もうしばらく時間をいただきます。
56:
◯委員(
岡田まさあき君)
3回くらいしかやっていないということでしたので、やっぱり中身の濃い、また詰めていただく、行政目的に合った、土地の広さも広いですし、あるいは市の職員さんも張りついているわけですから、それなりの効果を上げないとだめだと思いますので、もっとプロの方を入れていただくことも含めて経営改善をやっていただくように、これは強く要望しておきます。
続いて、競輪場ですけれども、繰越金とか基金で大体20億円ぐらいあるというふうにお聞きしているんですけれども、今後いろいろな長寿命化とか、あるいは将来さらに運営されるということであれば、建物の費用の、今後の計画の費用の積み立ても必要になってくると思うんですけれども、今後の施設運営、要するに、今ですとサイクルコストですから、最後の時点では壊して終わるというまで考えるのが行政のコスト計算だと思うんですけれども、そういった意味で、繰越金と基金が20億円あれば、それで壊すところ分の費用は出るのかなと思うんですが、今後の運営なんかも含めて、そのあたりは経済的には大丈夫なのかということをお聞かせください。
57: ◯公営競技事務所長(高橋 武君)
引き続き経営の安定化に努めながら収益を出し、そして中長期的にも施設改修の計画を持って進めてまいりたいと考えております。よろしくお願いいたします。
58:
◯委員(
岡田まさあき君)
今、中長期的にというお言葉が出ましたので、この間、借り上げていた民間の駐車場を返したりとか、あるいは入っていらっしゃるバスを名古屋発のバスをなくしたり、大垣市内を走るバスを入札にして軽減されたり、いろいろ経営努力されたと思う点は大いに評価するんですけれども、今後は、やっぱり私はお正月なんかでも行ってみると、高齢化していてどんどん減っているので、これからは中央競馬も一緒なので、競馬も中央競馬はもうけているけれども、地方競馬はもうかっていないみたいな感じですので、競輪人口の高齢化がどんどん進んでいく。確かに、今回ミッドナイト競輪なんかも計画されたりして、一時的には改善されると思いますけれども、大変見通しは厳しいと思いますので、そのあたりをぜひじっくり検討していただきたい。
それから1点要望なんですけれども、前も申し上げたんですけれども、競輪事業は特別会計なんですけれども、今、国は地方財政をしっかり考えるという点で、地方公営企業法の会計がどんどん変わってきて、退職引当金を全部きちんとつけなさいということなんですけれども、下関の競艇等は特別会計から企業会計に変えられて引当金をしっかり出していらっしゃるので、例えば、競輪に9年、10年いらっしゃって、その人の退職金も含めて黒字でなければ、やっぱり競輪事業をやっておる意味がないと思うんですけれども、実際長くいらっしゃる方は、たしか9年、前なんかは20年いらっしゃる方もいて、最後は一般会計で退職金を2,000万円、2,500万円出していらっしゃったと思うんですが、そういった意味での地方企業会計からの観点から競輪事業を考えるべきだと思うんですが、そういった意味で、退職引当金をしっかり計上していただくということが大事だと思うんですが、そのあたりのお考えをお聞かせください。
59: ◯公営競技事務所長(高橋 武君)
退職給与引当金につきましては、いろんな考え方があるということで承知いたしておりますが、従来お答えさせていただいておりますとおり、本市におきましては、一般会計で払っていくということで今後も進めてまいりたいと思っております。よろしくお願いいたします。
60:
◯委員(
岡田まさあき君)
まだ5年ほど前には赤字に転落したわけですから、やっぱりきちんとした、確かに大垣市に競輪事業というのは、小学校の体育館を建てたり、いろんな貢献していただいた時代は確かにあると思うんですけれども、もうこれからの時代はやっぱり厳しく一つ一つの事業を見直して、そして将来性を考えていかないと、いつまでも持っていて、先ほど言いましたように、ライフサイクルコストで、壊しておしまいですので、そのときにやっぱり退職金も入れていかないと、実際には市の公務員さんの退職金を払うためにやっていたということにならないように経営のことを考えていただく。実際に、下関の市長さんは公認会計士さんですので、企業会計に切りかえられて経営を見るというふうに切りかえられましたので、ぜひ大垣競輪も企業会計にしていただくように、これは要望しておきます。以上です。
61:
◯委員長(
石川まさと君)
その他御
発言はありませんか。─── ないようですので、ここで加藤経済部長より
発言を求められておりますので、許可いたします。
62: ◯経済部長(加藤 誠君)
貴重なお時間をいただきましてありがとうございます。
委員の皆様には、これまで毎年全国の競輪場を御視察いただき、御指導いただいているところでございますが、本年度も他の先進的な取り組み状況を御視察いただき、本市の競輪事業の収支改善やお客様サービスの向上に向け御指導、御助言を賜り、さらなる経営の安定化に努めてまいりたいと存じます。つきましては、御多用のところまことに恐縮に存じますが、御視察について御検討いただきますようお願い申し上げます。なお視察に際しましては、理事者も同行させていただきますので、よろしくお願いをいたします。以上でございます。
63:
◯委員長(
石川まさと君)
ただいま競輪場の視察について要請がありましたので、協議のため、この際、暫時休憩をいたしたいと思いますが、加藤経済部長、高橋公営競技事務所長にはお残りいただき、ほかの理事者の方には退席していただきたいと思います。
この際、暫時休憩をいたします。
午後 2時12分 休 憩
──────────────────
午後 2時18分 再 開
64:
◯委員長(
石川まさと君)
再開いたします。
競輪場の視察については、御協議いただきましたように、7月28日(木)から29日(金)、小倉競輪場を視察するということでお願いいたします。
また、行政視察につきましては、10月25日(火)から27日(木)の日程でお願いしたいと思いますが、視察地については正副委員長に一任いただきまして、決定次第、委員の皆様には御連絡させていただきたいと思います。
なお、委員長から議長に対し、派遣申請をいたしたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。
以上で
経済産業委員会を閉会いたします。
午後 2時19分 閉
会
──────────────────
○傍聴議員11名 中田としや 空 英明 関谷和彦 長谷川つよし 中田ゆみこ 粥川加
奈子 田中孝典 山口和昭 笹田トヨ子 丸山新吾 横山幸司
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