大垣市議会 2013-12-13
平成25年文教厚生委員会 本文 2013-12-13
初めに、指定管理者の指定につきまして御説明申し上げます。恐れ入りますが、議案集の2冊目の172ページから175ページと福祉部資料のNo.1をあわせてごらんをいただきたいと思います。説明は福祉部資料No.1でさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
表の一番左に記載してございます議案番号121号の大垣市総合福祉会館、122号の大垣市中川ふれあいセンター及び同デイサービスセンター、その下三つ飛びまして、126号の大垣市上石津デイサービスセンターから一番下の130号の大垣市墨俣老人福祉センターまでの指定管理者の指定につきましては、指定管理予定候補者を平成25年10月1日から31日まで公募いたしましたところ、大垣市老人福祉センターには2団体から、その他施設にはそれぞれ1団体から申請がございました。指定管理予定候補者選定・評価委員会において、申請団体から提出されました事業計画書を選定基準に基づき審査した結果、総合福祉会館と上石津、墨俣の二つのデイサービスセンター、大垣市、上石津、墨俣の三つの老人福祉センターは社会福祉法人大垣市社会福祉協議会が、中川ふれあいセンター及び同デイサービスセンターは社会福祉法人大垣市社会福祉事業団がそれぞれ指定管理予定候補者として選定されましたので、指定管理者として指定するものでございます。指定期間は、いずれも平成26年4月1日から平成31年3月31日までの5年間でございます。
次に、上から三つ目、議案番号123号の大垣市牧野華園ほか4施設から125号の大垣市柿の木荘までの指定管理者の指定につきましては、利用者に応じた専門的な指導を継続かつ安定的にサービスを提供する必要があることなどから、牧野華園ほか4施設と柿の木荘は社会福祉法人大垣市社会福祉事業団を、かわなみ作業所及び同分場は社会福祉法人大垣市社会福祉協議会を引き続き選定することについて、指定管理予定候補者選定・評価委員会において審査した結果、それぞれ指定管理予定候補者として選定されましたので、指定管理者として指定するものでございます。指定期間は、いずれも平成26年4月1日から平成36年3月31日までの10年間でございます。
続きまして、これら指定管理者指定に伴う債務負担行為の設定につきまして御説明を申し上げます。恐れ入りますが、議案集1冊目、6ページの第2表をごらん願いたいと思います。
限度額につきましては、先ほどの教育関係施設と同様の方法で設定をしております。まず、上から三つ目の総合福祉会館管理委託から老人福祉センター管理委託までにつきましては、いずれも期間を平成26年度から30年度までの5年間とし、その下、かたらいプラザ管理委託からケアハウスお勝山管理委託までと、次のページの上から二つ目、牧野華園管理委託につきましては、いずれも期間を平成26年度から35年度までの10年間とし、限度額につきましては、それぞれ一覧に記載してあります金額に消費税及び地方消費税の税制改正による増額を加算した額とする債務負担行為を設定するものでございます。
以上、福祉部関係施設の指定管理者の指定並びにそれに伴う債務負担行為の設定につきまして御説明をさせていただきました。よろしく御審査賜りますようお願い申し上げます。
4:
◯窓口サービス課保険年金・
医療課長(
早崎広俊君)
窓口サービス課から、議第82号 平成25年度大垣市国民健康保険事業会計補正予算(第2号)のうち、当委員会関係分について御説明申し上げます。恐れ入りますが、議案集1冊目、37ページをお開きいただきたいと存じます。
議第82号 平成25年度大垣市国民健康保険事業会計補正予算(第2号)、歳入歳出予算の補正でございますが、歳入歳出予算の総額にそれぞれ2,400万円を追加し、167億7,900万円とするものでございます。人件費を除きますと2,500万円の補正額になります。補正内容につきましては、退職被保険者等に係る高額療養費が当初見込みより多くなったため、不足が生じましたので、その補正をお願いするものでございます。内訳につきましては、事項別明細書にて御説明させていただきますので、恐れ入りますが、40ページをお願いいたします。
款2保険給付費、項2高額療養費、目2退職被保険者等高額療養費、節19負担金補助及び交付金でございますが、2,500万円を補正いたしまして1億500万円とするものでございます。財源内訳は、退職者医療制度該当者医療費交付金から2,500万円を充当するものでございます。
以上、平成25年度大垣市国民健康保険事業会計補正予算(第2号)について御説明を申し上げました。よろしく御審査賜りますようお願い申し上げます。
5:
◯委員長(
野田のりお君)
以上で説明が終わりました。
これより質疑に入ります。
委員の質問を受けます。
6:
◯委員(
笹田トヨ子君)
指定管理の管理者の指定の件でお聞きします。
まず、2団体の応募があった老人福祉センターですけれど、どのような経過でこちらのほうに選定されたのか、指定されたのかということについて、もう少し、どういう団体が応募されて、どういう経過でこういう指定ということになったのか、その経過を聞かせてください。
7:
◯高齢介護課長(
川合明仁君)
大垣市老人福祉センターの件ですが、指定管理予定候補者選定・評価委員会において、団体から出された事業計画書の内容と団体のプレゼンテーション及び委員によるヒアリング等を実施いたしまして、選定基準の項目を点数化し、総合得点が高い団体が指定管理予定候補者として選定されております。その中で、社会福祉協議会が選定されております。
選定した理由といたしましては、2点ございます。1点目といたしましては、公の施設としての対応や適切な管理運営の取り組み、公益的活動の実績について、事業計画や事業実施計画がすぐれていたこと、もう1点が、管理経費について、選定した事業者が最も安価であったという理由から選定しております。以上でございます。
8:
◯委員(
笹田トヨ子君)
応募団体は、2団体というのはどこですか。
9:
◯高齢介護課長(
川合明仁君)
応募団体ですけれども、一つは、先ほど説明いたしました社会福祉法人大垣市社会福祉協議会、もう一つが、株式会社三和サービスとなっております。以上でございます。
10:
◯委員(
笹田トヨ子君)
今のその選定の理由ですけれど、実績と、それから経費が安いと、そういったことが理由かなというふうに思ったんですけれど、その実績とか評価についてですけれど、これで指定管理者制度がスタートして今回3回目の指定になるわけなんですよね。4年前の指定のときに、たしかそれぞれの指定管理者の評価について議会に提出されているわけなんですよ、その評価結果について。でも、今回は何も出ていないんですね。この老人福祉センターの実際がどうだったのかということについて、私たちには何も評価が提供されていないということで、実績があったと言われてもちょっとよくわからないところがあるわけなんですね。どうして今回は資料が出なかったんですか。
11:
◯社会福祉課長(藤
千昭君)
福祉部関係施設ということで、私から答えさせていただきます。
担当部署から聞いておりますところによりますと、前回は評価結果が公開されていなかったため、各委員会で御報告をさせていただきましたが、今回はホームページで公開させていただいておりますので、御報告をさせていただいていないということでございます。
12:
◯委員(
笹田トヨ子君)
ホームページで公開されているということなわけで、私たちはそれを見なきゃいけなかったということですね、そうすると。
それと、もう一つ、いろんな施設の事業について、例えば満足度調査をやっているとか苦情の件数とか、そういうようなことについてはとられているんですか。
13:
◯社会福祉課長(藤
千昭君)
社会福祉課関係施設で申し上げますと、年1回、アンケートによる満足度調査を実施させていただいております。また、その結果につきましては、現在は公表しておりませんが、来年度から公表することになっておりますので、よろしくお願いします。
14:
◯委員(
笹田トヨ子君)
この老人福祉センターは、私は苦情をいろいろと聞いているんですよ、実は。だから、どのような形で選定されたのか、特に応募が2団体あったという点では、もう少しきちんとできたら情報を提供していただきたいと思います。
それと、もう一つ、指定管理料ですけれど、指定管理料の積算というのはどういうふうに行われるのか、これはそれぞれ施設によって違ってくるし、また事業の中身によっても違ってくると思うんですけれど、その辺はほとんどこちらにはわかりませんので。
15:
◯社会福祉課長(藤
千昭君)
指定管理料は、私どもが提示した仕様書等に基づいて、申請団体から提出された金額を、私どもが実績等に基づきながら精査しまして、選定評価委員会で妥当と認められた金額でございます。
16:
◯委員(
笹田トヨ子君)
9月議会に私もちょっと取り上げたんですが、例えばひまわり学園の過去3年ばかりの指定管理料の金額がどんどん減ってきているわけなんですよね。それは、ある意味では子供さんがどんどん入ってくるので、それだけ事業者のほうは収入があるからということで指定管理料のほうは減るという、そういった仕組みに今なっているわけなんですが、ところが、実際、事業者がどういうふうな事業計画を立てているかわかりませんけれど、人材を確保していこうと思うと、それなりの要はお金は必要なわけですので、利用者がふえるから、それだけ収入が多いから、じゃあ、指定管理料は減るというふうな形の仕組みであると、事業を進めていく上での意欲とか、それから将来構想とかいろんな形で足を引っ張るような、そういった仕組みになっているんじゃないかなという気がして仕方がないんですけれど、本来、公的な事業なわけですよね。そういったことを含めると、この指定管理料の積算については、ちょっといろいろと私は疑問を感じるところもあるんですが。
17:
◯社会福祉課長(藤
千昭君)
全体的なお話をさせていただきますと、指定管理料は先ほど申し上げましたとおり、申請団体から提出された金額を精査しながらということでございますので、こちらから削減をしているわけではございません。仕様書に基づき、申請団体がこの金額ならできるということで提出された金額でございますので、人件費が賄えない金額ではないと理解しております。
18:
◯委員(
笹田トヨ子君)
そうすると、この金額のこれだけでやりますという形で指定管理者のほうから一応出してくるという、そういうことで、それを削るとかという、そういう感じでもないわけですね。
19:
◯社会福祉課長(藤
千昭君)
申請団体が提出された金額を当方で精査し、選定評価委員会で妥当と認められた金額を基本に調整しながら指定管理料として予算化させていただくことになります。
20:
◯委員(
笹田トヨ子君)
それは直接、例えばそれぞれの施設からというよりは事業団が出すという、そういうことですね。事業団のほうで決めているということですね。
21:
◯社会福祉課長(藤
千昭君)
事業団事務局が主に作成しておられると思いますが、当然、施設側の御意見も聞いておられると思っております。
22:
◯委員長(
野田のりお君)
ほかに御意見はありませんか。─── ないようですので、採決に移ります。
議第81号 平成25年度大垣市一般会計補正予算(第3号)中、当委員会関係分について及び関連する議第121号 指定管理者の指定についてから議第136号 指定管理者の指定についてに至る16議案並びに議第82号 平成25年度大垣市国民健康保険事業会計補正予算(第2号)中、当委員会関係分についての合わせて18議案について、それぞれ原案のとおり承認することに御異議ありませんか。
(異議なし)
23:
◯委員長(
野田のりお君)
御異議ありませんので、18議案はそれぞれ原案のとおり承認することに決しました。
次に、条例関係及び協議について審査いたします。
議第99号 大垣市総合福祉会館条例等の一部改正について及び議第145号 西美濃さくら苑介護老人保健施設事務組合規約の変更に関する協議についての両議案を一括議題といたします。
理事者の説明を願います。
24:
◯社会福祉課長(藤
千昭君)
社会福祉課から、議第99号 大垣市総合福祉会館条例等の一部改正についてのうち、福祉部関係分につきまして御説明申し上げます。恐れ入りますが、議案集2冊目の102ページから104ページと、福祉部資料のNo.2をあわせてごらんいただきたいと思います。説明は福祉部資料No.2で御説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。
今回の改正は、国において、平成26年4月1日から消費税及び地方消費税の税率を5%から8%に引き上げることが決定されたことに伴い、本市の福祉部関係施設の利用料金等への転嫁を行うため、大垣市総合福祉会館条例、大垣市中川ふれあいセンター条例、大垣市老人福祉センター条例の三つの条例の一部改正を行うものでございます。
1番の改正内容でございますが、現行の利用料金等の額を1.05で割り戻した税抜き金額に8%消費税分の1.08を掛け、10円未満を切り捨てた金額を改正後の利用料金等とするものでございます。改正後のそれぞれの利用料金等につきましては、1ページから2ページに総合福祉会館、3ページから4ページに中川ふれあいセンター、5ページに老人福祉センターをそれぞれ一覧表で掲載させていただいております。なお、この条例は、平成26年4月1日から施行するものでございます。
以上、議第99号 大垣市総合福祉会館条例等の一部改正についてのうち、福祉部関係分につきまして御説明をさせていただきました。よろしく御審査賜りますようお願い申し上げます。
25:
◯教育庶務課長(
守屋明彦君)
次に、教育委員会庶務課から、議第99号 大垣市総合福祉会館条例等の一部改正についてのうち、教育委員会関係分につきまして御説明申し上げます。恐れ入りますが、議案集2冊目の104ページから140ページと、教育委員会資料No.2をあわせてごらんいただきたいと存じます。説明は教育委員会資料でさせていただきますので、教育委員会資料のNo.2をごらんください。
今回の改正は、平成26年4月1日からの消費税及び地方消費税の税率改正に伴い、教育委員会が所管する施設使用料への転嫁を行うもので、使用料の改正を実施する施設は、第4条の学校施設から第17条の墨俣さくら会館までの2ページから44ページに記載してございます各施設でございます。施設の区分ごとに、左側が改正案、右側が現行料金でございます。転嫁方法につきましては、福祉部と同様でございます。なお、この条例は、平成26年4月1日から施行するものでございます。
以上、議第99号 大垣市総合福祉会館条例等の一部改正についてのうち、教育委員会関係分につきまして御説明させていただきました。よろしく御審査賜りますようお願い申し上げます。
26:
◯高齢介護課長(
川合明仁君)
議第145号 西美濃さくら苑介護老人保健施設事務組合規約の変更に関する協議について御説明申し上げます。恐れ入りますが、議案集2冊目の182ページをごらんいただきたいと存じます。
この一部改正の内容でございますが、事務組合において共同処理する事務に重症心身障がい児者等の短期入所を追加するため、関連いたします条項等について所要の改正を行うものでございます。詳細につきましては、新旧対照表で御説明させていただきますので、恐れ入りますが、福祉部資料No.3をごらんいただきたいと存じます。
第3条の組合の共同処理する事務についてでございます。改正後でございますが、第1号におきましては条項等の所要の改正を行い、第2号におきましては、障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律(平成17年法律第123号)に規定する短期入所の措置及び管理に関する事務を追加するものでございます。この規約は、平成26年4月1日から施行するものでございます。
以上、議第145号 西美濃さくら苑介護老人保健施設事務組合規約の変更に関する協議について御説明申し上げました。よろしく御審査賜りますようお願い申し上げます。
27:
◯委員長(
野田のりお君)
以上で説明が終わりました。
これより質疑に入ります。
委員の質問を受けます。
28:
◯委員(
笹田トヨ子君)
このさくら苑のことですけれど、重心の方がショートステイで入所できるという、そういったことなんですが、そのためにはそれなりの体制というのか、そういったことを、設備とかそういったことが対応されているのかどうか。人材も含めてですけれど、お聞ききします。
29:
◯高齢介護課長(
川合明仁君)
西美濃さくら苑からは、医師、看護師などの医療スタッフにつきましては十分充実していることから、受け入れ体制が可能であると判断されたと聞いております。人材等もそろっていると考えております。
30:
◯委員(
笹田トヨ子君)
医師は常駐しているということですか。それと、何人いらっしゃるとか、その辺の体制はどんなのですか。
31:
◯高齢介護課長(
川合明仁君)
医師の人数につきましては、把握はしていないところでございますけれども、ここは老人保健施設になっておりますので、医師は常駐しております。人数について確認はしておりませんが、常駐していると考えております。
32:
◯委員(
笹田トヨ子君)
これはどちらかというと要望というのか意見なんですけれど、高齢者の入所施設と、それから障がい者の施設という点では、やはり対応が違ってくるところはいろいろあると思うんですね。往々にして、高齢者施設にそのまま重心の障がい者の方を対応するというふうな形で済ませているというところで、障がい者の家族の方からいろいろと、合わないというのか、その障がい者の特性なりを踏まえて対応されるという点では不十分なことがいろいろ聞こえてきているんです。ですから、それはそれなりに、例えばスタッフの教育も含めてですけれど、きちんと対応されることを要望しておきますので、お願いします。
33:
◯委員長(
野田のりお君)
ほかにはよろしいですか。
34:
◯委員外議員(鈴木陸平君)
利用料金の消費税の転嫁の関係、これはそれぞれ1.05で割って1.08を掛けて10円未満を切り捨てと、単純にそういうふうにやってあるんだというふうに思いますが、例えばスポーツ施設、個人利用のトレーニング室の関係。300円で今まで使っている武道館は10円未満になろうかということでそのままと。西公園なり総合体育館、400円のところが410円になるというふうなことですが、きのうの委員会の報告が出ました奥の細道記念館の関係なんかは、誘客目的で据え置きということもありましたが、こういったトレーニング室の10円上がっているところ、政策的な配慮といいますか、健康づくりということも含めて、これというのは値上げを据え置いたらどうかというふうに思っていますし、もし考えられるならば、今後、いわゆる高齢者が使う部分についてはもう少し割引制度を設ける、これは今すぐということではないにしても、そういうふうなことも検討されたらどうかというふうに思いますが、10円の値上げというのは、この際、据え置いたらどうかと思う私の意見ですが、いかがでしょう。御見解を。
35: ◯社会教育スポーツ課長(田中伸司君)
今の御意見ですけれども、トレーニングセンターにつきましては、武道館については300円は据え置くということでさせていただきます。割り戻しても10円未満は切り捨てということで。ただ、利用者にとっても同じように負担はしていただくということで、400円のところは切り上げて410円ということでお願いするということにさせていただきたいと思っております。
そして、高齢者の方については、利用負担がかからないような措置が以前から図られているということで、指定管理の中で利用料金のほうでなっていると思います。
36:
◯委員外議員(鈴木陸平君)
ちょっと私の認識不足だったんですが、65歳以上の方は無料で使われているんですか。どうなっているの。割引になっているの、今の制度。私はまだそこまで行っておらぬで、ちょっと認識が。
37: ◯社会教育スポーツ課長(田中伸司君)
今はっきりしたことは言えないので申しわけありませんが、指定管理料の中で、高齢者の減額ということで指定料金を切りかえた経緯は記憶の中にありましたので今の
発言をしましたが、全額免除ではなかったと思います。
38:
◯委員外議員(鈴木陸平君)
その件は、利用料金、終了までに確認して御報告いただきたいと思います。例えば武道館のトレーニング室を300円で使っているのが、それが150円になっているとか、そういうことがあるのであれば、私の認識不足でありましたので、その点は了解をいたしますが、単純に割ってこの使用料にしているということであろうかと思うんですが、その部分は政策的な配慮ということでできないものかということです。
39: ◯社会教育スポーツ課長(田中伸司君)
入場料金につきましては、総体的に65歳以上の年齢を証するものを提示できる方を対象として対応しております。
40:
◯委員外議員(鈴木陸平君)
だから、幾らになっているんですか。無料ですか。無料だとは思っていないんですけどね。確認してください。
41: ◯社会教育スポーツ課長(田中伸司君)
後で報告させていただきます。
42:
◯委員外議員(鈴木陸平君)
今の私の提起した部分は、部長さんか教育長さんか、そこら辺、見解はどうでしょうか。きのう、奥の細道の関係はそういうことで、誘客ということで据え置いたというふうな報告もあったし、そういう配慮というのは政策的に、事務局長さん、どんなものですか。
43: ◯教育委員会事務局長(坂 喜美和君)
上げさせていただくということでよろしくお願いします。
44:
◯委員外議員(鈴木陸平君)
そういうことでこういうふうな提案だと、改正案ということで、1回出ちまったものはなかなか難しいということはあろうかと思いますが、私はそういうことがあってもいいんじゃないかというふうな意見にさせていただきます。さっき方の件だけ、高齢者の利用料の扱いだけ、終わるまでで結構ですから、御報告をいただきたいと思います。
45:
◯委員(
笹田トヨ子君)
この消費税の使用料、手数料の転嫁の案については、私は反対します。今、例えば奥の細道がそれを上げないにしても、どこかで消費税は市としては払わなきゃいけないわけですから、税金をそれに補填するわけですよね。消費税を上げれば市民負担になりますよね。どちらにしてもこれは市民負担には変わりない、税で補填するか、利用者の方に消費税を転嫁させるか、どちらにしても市民負担になるのは変わらない、いわゆるもともと消費税の仕組みそのものにやはり問題があるというふうに思っております。特に公的な、いわゆる公共サービスにこういう形で税金を掛けるというのは税の二重取りになるんじゃないかという、そういう意見もありますので、少なくともこれの値上げについて賛成するわけにはいきませんので、反対します。
46:
◯委員長(
野田のりお君)
ということは、今の議第99号には反対されるということですか。
47:
◯委員(
笹田トヨ子君)
はい。
48:
◯委員外議員(粥川加奈子君)
先ほどの西美濃さくら苑の老人介護保健施設に重症心身障がい者が入る件ですけれども、何床ぐらいのキャパで見ていらっしゃるわけですか。
49:
◯高齢介護課長(
川合明仁君)
短期入所ということですので、定員といたしましては2名を予定しています。
50:
◯委員外議員(粥川加奈子君)
ショートは2名で、デイサービスのほうはどれぐらいでしょう。
51:
◯高齢介護課長(
川合明仁君)
今回改正するものにつきましては、ショートだけということになりますので、ショートで2名となっております。
52:
◯委員長(
野田のりお君)
ほかに御意見はありませんか。─── ないようですので、採決に移ります。
議第99号 大垣市総合福祉会館条例等の一部改正についてを挙手により採決いたします。
本案は原案のとおり承認することに賛成の方の挙手を求めます。
(挙手多数)
53:
◯委員長(
野田のりお君)
挙手多数ですので、原案のとおり承認することに決しました。
次に、議第145号 西美濃さくら苑介護老人保健施設事務組合規約の変更に関する協議についてを採決いたします。
本案は原案のとおり承認することに御異議ありませんか。
(異議なし)
54:
◯委員長(
野田のりお君)
御異議ありませんので、本案は原案のとおり決しました。
続いて、請願の審査をいたします。
請願第3号 70歳から74歳である者に係る一部負担金等の軽減特例措置の継続への意見書採択を求める請願についてを議題といたします。
請願者は、大垣市久徳町153番地1 西濃医療生協内「垣老」の拡充をめざす会 代表 河村秀一氏であります。
お手元に請願書の写し及び請願
文書表を配付してありますので、お目通しいただきたいと思います。
それでは、紹介議員である
笹田トヨ子委員がおみえですが、御意見はございますか。
55:
◯委員(
笹田トヨ子君)
70歳から74歳までの医療費負担を、国のほうが今、来年の4月から1割のところを2割にするという、そういった方向性を打ち出していまして、そのことが出されてから、大垣市の方々、私も興文の自治会の皆さんとお話ししている中でも話題になりまして、じゃあ、垣老はどうなるのかと、そういった不安がもう当初のころから出されておりました。そうした中で、ぜひ垣老を、大垣市民はある意味では垣老制度があるということで一つの安心を持っていらっしゃるわけなんですね。それが70歳から2割負担になってしまうということになりますと、その安心が崩れてしまうという点で本当に話題になったというところであります。
この間、高齢者の方々の生活というのは、年金の受給は切り下げられるとか、介護保険料は改定ごとに値上がりしていくとか、さまざまな生きづらさというものがどんどん身にこたえるような状態になってきておりまして、せめて医療だけでも安心が得られるということが本当に切実な願いではないかというふうに思います。
そういうことで、とりあえず、まず国のこの方針を、今までどおり1割負担で継続してほしいという、そういった請願という形で今回出されたものです。279名の方がこの請願を出されておりますけれど、多くは自治会の会長さんとか、それから老人クラブの会長さんとか、それから医療機関のお医者さんとか、そういった方々がこの請願に署名されているということを聞いております。ぜひ請願を、意見書を提出していただけたらというふうに思います。
56:
◯委員長(
野田のりお君)
ただいま紹介議員の御意見をお伺いしましたが、委員の御意見を伺いたいと思います。
57:
◯委員(田中孝典君)
私どもは、国の法案の状況を鑑みて、こういう意見書の提出時期ということではないと。むしろ、今、笹田議員もいみじくもおっしゃいましたが、垣老制度の整備というのを、自民クラブにせよ、公明さんにせよ、民主さんにせよ、一生懸命それを進めようとしている時期でありますので、むしろ、そちらの制度の整備、充実等で対応していかざるを得ないだろうというふうに思いますので、この請願の時期ではないというふうに思います。
58:
◯委員長(
野田のりお君)
ほかに御意見はありませんか。─── ないようですので、採決に移ります。
御意見が分かれておりますので、挙手により採決いたします。
請願第3号 70歳から74歳である者に係る一部負担金等の軽減特例措置の継続への意見書採択を求める請願について、採択とすることに賛成の方の挙手を求めます。
(挙手少数)
59:
◯委員長(
野田のりお君)
挙手少数ですので、本請願は不採択とすることに決しました。
以上で本会議から付託されました諸議案の審査は終了いたしました。
続いて、報告事項に移ります。
報告事項が3件ありますので、順次報告を願います。
60:
◯社会福祉課長(藤
千昭君)
社会福祉課から、大垣市第三次地域福祉計画の素案につきまして御報告申し上げます。資料は、福祉部資料No.4-1とNo.4-2がございますが、資料No.4-1の大垣市第三次地域福祉計画(素案)の概要についてで御説明申し上げます。資料No.4-2の計画(素案)につきましては、後ほどお目通しをいただきたいと存じます。それでは、恐れ入りますが、資料No.4-1をごらん願います。
1の策定の趣旨でございますが、地域福祉計画は、住民の皆様の御意見を反映しながら、今後の地域福祉を総合的に推進するための社会福祉法に基づく計画でございます。本市では平成16年3月に第一次計画を策定し、現在は第二次計画に基づきさまざまな施策を展開しているところでございます。こうした中、第二次計画が今年度25年度で終了することから、新たな課題等を踏まえた第三次計画を策定するものでございます。
2の計画期間でございますが、平成26年度から平成30年度までの5年間でございます。
3の計画の基本的な考え方につきましては、基本目標「創り出そう 一人ひとりが“住みつづけたい ぬくもりの大垣(まち)”」の実現を目指し、その下にございます三つの重点目標を掲げて、各種施策に取り組んでまいりたいと存じます。
そこで、4の施策の内容でございますが、恐れ入りますが、1枚おめくりいただきますと、A3の折り込みで施策の体系図がございますので、ごらん願います。上から、今御説明をいたしました基本目標と重点目標が、その下に六つの推進目標と13の基本施策、20の推進施策と50の推進事業がございます。第三次計画におきまして新たに位置づけました主な事業といたしましては、一番下の推進事業で御説明いたしますと、まず5番の民間事業者等による見守り活動の促進、17番と18番の障がい者や認知症高齢者に対する理解の促進、19番の虐待防止等の啓発、33番の市民後見人の育成支援、そして35番の災害時要援護者支援体制の構築でございます。これらは、いずれも第二次計画策定以降、地域福祉を取り巻く環境が変化する中、新たに生じてまいりました課題などに対応していくものでございます。恐れ入りますが、前のページに戻っていただきたいと存じます。
5の市民ニーズの把握でございますが、昨年度24年度に市内20ヵ所で地区社会福祉推進協議会との懇談会を開催するとともに、市民や関係団体などの皆様を対象にしたアンケート調査を実施し、広く市民の皆様の御意見を頂戴し、本計画の策定に反映させていただきました。
6、今後のスケジュールでございますが、本議会終了後から1ヵ月間、パブリックコメントを実施し、それらを反映した計画案を来年2月の策定・評価委員会において御審議いただき、市長に提言してまいります。その後、3月に本委員会で最終案を報告させていただく予定でございます。
以上、大垣市第三次地域福祉計画の素案について御報告させていただきました。よろしくお願いいたします。
61: ◯文化振興課文化財専門官(中井正幸君)
文化振興課より、国の文化財指定について御報告をさせていただきます。恐れ入りますが、教育委員会資料No.3をごらんいただきたいと存じます。
去る11月15日、国の文化審議会は、「おくのほそ道の風景地」を新たに国名勝指定するよう文部科学大臣に答申したことが報道されました。これを受け、来年2月には国の名勝指定が官報にて告示される予定であります。今回の指定は、「おくのほそ道」紀行とゆかりのある12市町にまたがる13ヵ所が対象となっております。大垣市はこの中で「大垣船町川湊」が含まれ、市指定史跡「奥の細道むすびの地」を含めた水門川一帯の4,746.84m2が保護の対象となります。今後、風景地としての景観が保てるよう保存管理計画を策定し、さらに隣接する奥の細道むすびの地記念館の利活用を進めてまいりたいと考えております。資料の図は指定範囲を示しております。
続きまして、裏面をお開きいただきたいと思います。二つ目は、これまで国史跡に指定されております昼飯大塚古墳に関する追加指定に関するものです。
昼飯大塚古墳は平成12年に国指定史跡に指定され、国の補助を受けながら平成24年度に歴史公園として整備が完成しております。今回の指定は古墳北側にあります2筆の水田地で、これまでの調査により周壕と陸橋と呼ばれる遺構が確認されているところであります。今後は追加指定地の公有化を順次進め、古墳関連施設の保存に努めてまいりたいと考えております。
資料に掲載しております図については、これまでの指定範囲と、新たに追加指定をしました範囲を示しております。
以上、国の文化財指定について御報告申し上げました。よろしくお願いいたします。
62: ◯文化振興課長(平野孝義君)
続きまして、同じく文化振興課から、スイトピアセンター・学習館食堂喫茶室の事業者の出店につきまして、資料はございませんが、口頭にて御報告をさせていただきます。
スイトピアセンター・学習館の食堂喫茶室につきましては、開館以来、株式会社槌谷フードサービスがレストラン・ツチヤとして営業を行っていただいておりましたが、本年9月30日をもちまして営業を廃止し退店されました。これを受けまして教育委員会では、引き続きスイトピアセンターの利用者に飲食サービスの提供を行っていただく新たな事業者の出店募集を行ってまいりました。その結果、大阪市に本社を置く株式会社魚国総本社名古屋本部から出店の申し込みをいただき、今月21日から営業を開始する準備を現在進めていただいているところでございます。店舗名は「レストランふれあい」、営業時間は午前11時から午後5時までを予定されております。
以上、スイトピアセンター・学習館食堂喫茶室の事業者出店についての御報告でございます。よろしくお願いいたします。
63:
◯委員長(
野田のりお君)
以上、報告を受けましたが、委員の質問を受けます。
64:
◯委員外議員(粥川加奈子君)
先ほど御説明いただきました第三次の地域福祉計画の件ですけれども、19番に虐待防止を入れていただいたのは大変ありがたいと思うんですが、まだ本チャンのほうといいますか、きちっとしたほうを見ていませんので、全部把握したわけではないんですけれども、DVのことに関しては何か触れてありますか。
65:
◯社会福祉課長(藤
千昭君)
素案の45ページをごらんいただきますと、一番下の19番の虐待防止の啓発のところでございますが、「障がい者、高齢者、児童に対する虐待や配偶者等に対する暴力(DV)等について」という形で盛り込ませていただいておりますので、よろしくお願いいたします。
66:
◯委員外議員(粥川加奈子君)
書かれているということはいいと思うんですけれども、やはり虐待防止の啓発の中にとどめるのではなくて、DVは本当に社会問題にも非常に大きくなってきておりますし、虐待が先かDVが先かは、これは定かではないと思いますが、やはり特筆して書いていただいて、ぜひ防止や相談ということにもつなげていっていただきたいと思いますので、できればこういった一つの項目として扱っていただきたいというふうに要望しておきます。
67:
◯委員(長谷川つよし君)
地域福祉計画の10ページのほうなんですが、カテゴリー3で、「こんな地区であったらいいな」という欄に、「子どもたちが安全に遊べる地区」であったり、「子どもが遊べる公園があるまち」、「子どもが元気に外で遊べる地区」とか、子供が外で主に元気よく遊ぶといった、地元、団体からのいろんな意見があるかと思いますが、これは子育て支援のほうだと思うんですけれども、北幼保園の建設に関して3園が統合するということで、現状北保育園なんかは公園敷地内かと思いますが、統合した後のその施設の活用というか、利用方法というのは、今の時点で何かアイデアがあるかどうかをお聞かせいただきたいんですけれども。
68:
◯委員長(
野田のりお君)
今の質問は子育て支援日本一対策委員会の所管でありますので。
69:
◯委員(長谷川つよし君)
はい、わかりました。
70:
◯委員外議員(岡田まさあき君)
ちょっと勉強不足であれなんですが、この計画というのは、もう少し具体的な実施計画もできるのかどうなのかという点が1点と、それから介護保険制度が来年度以降大きく変わると思うんですが、例えば介護度の要支援2とか介護度1なんかの関係が変わってくると思うんですが、そのあたりの流れも含めてお考えだとは思うんですが、その関連性も含めてどうお考えなのか、その2点お答えいただきたいと思います。
71:
◯社会福祉課長(藤
千昭君)
この計画だけで、実施計画はございません。
72:
◯高齢介護課長(
川合明仁君)
介護保険の関係につきましてなんですけれども、現在、介護保険法の改正ということで、まだ国のほうで、先週ですけれども、12月6日に社会保障制度改革に関するプログラム法というのが、正式名称でいきますと持続可能な社会保障制度の確立を図るための改革推進に関する法律というのがようやく成立した状況となっています。その中で、平成26年から29年度に行う医療、介護の制度の改革についてのスケジュールとか実施時期が定められたところでございますので、まだ詳細につきましては来年になりますけれども、そのときに国から出される介護保険法の改正案の中で基準が示されますので、それを見ながら、また国の動向を見ながら対応を検討してまいりたいと存じますので、よろしくお願いいたします。
73:
◯委員外議員(岡田まさあき君)
まず、この地域福祉計画に関しては実施計画案というものはないということですので、できるだけ細かいところまで踏み込んだ形でぜひつくっていただきたい。特に今、介護保険制度が大きく変わりますので、今までは介護保険の中でやっていた予防介護とか、あるいは要支援、介護度1とか何かがなくなってくると、大垣市の高齢介護課のほうで新たに一般財源をもってやるのかとか、そういった問題も起きてくると思いますので、むしろ、この地域福祉計画の中に介護保険から外れてくる福祉サービスが上がってくると思いますので、ぜひその辺は検討していただいて、特に言われているのは、今度の介護保険制度が変わると市町村格差が大きく開いて、サービスの差が、ある自治体だときちんと今までどおりの要支援1とかというものが行われるけれども、ある自治体だとないということが実際に起きてきますので、大垣市はその辺は慎重に、かつ細かい部分まで踏み込んで、この計画を生かせるように、後からつけ加えるとか、あるいは実際の中でつけ加えられるような形に文言をお願いしたいということを思いますが、その点、どうでございますか。
74:
◯高齢介護課長(
川合明仁君)
今後につきましては、介護保険法の改正を見ながら検討をしてまいりたいと存じますので、御理解賜りますよう、よろしくお願いいたします。
75:
◯委員外議員(岡田まさあき君)
では、要望だけで、お願いします。
76:
◯委員外議員(粥川加奈子君)
同じく、今の地域福祉計画の最後のほうの文章の施策の展開部分ですけれども、実施計画がないと聞きましたので、ちょっと不安というか、本当にできるのかなという部分で、所管というところが、どの項目にも三つ、四つ書かれていますよね。大変いいことなんですけれども、例えば41ページの表の7番、「地域住民による交通安全・防犯活動の促進」というところを見ますと、本当にさわやかみまもりEyeさんや地域のおじさん、おばさんとか、PTAさんなどがやっていらっしゃるんですけど、これを本当に一体的に所管しているというか、まとめてというか、相互の協力ができるような形という体制がまだまだとられていないのが今実情だと思うんですね。それとか、その隣のページでも、見守り活動の促進なんかのところでも、事業者等による活動の促進というふうにも書かれていて非常にいいんですけれども、これを地域としっかりと結びつけていただくということが非常に大事なことといいますか、これからの第三次の計画にとって重要なポイントとなってくると思いますので、その辺を縦割りではなくて、きちっとした連携の中にやっていただきたいと思うんですけど、このあたりの何か御見解を聞かせていただければ。
77:
◯社会福祉課長(藤
千昭君)
第二次地域福祉計画におきましても、毎年、担当部局と連携を図りながら、事業実績や事業計画、その進捗状況を作成し、評価委員会に御報告させていただいております。今後とも、担当部局と連携を図りながら進めてまいりたいと思いますので、よろしくお願いします。
78:
◯委員外議員(粥川加奈子君)
わかっていてはくださると思うんですけれども、本当に実務者レベルにおろして、きちっと三者なら三者、四者なら四者が一度はどこかのテーブルに着いて話し合って、本当に相互の協力ができるような体制をぜひつくっていただきたいと思いますので、これは要望しておきます。
79:
◯委員長(
野田のりお君)
ほかにありませんか。─── ないようですので、報告事項を終了いたします。
その他御
発言はありませんか。
80:
◯委員(長谷川つよし君)
スイトピアセンターの駐車場料金についてなんですが、一般質問で中田議員も述べられておりましたが、私のほうにも本当にたくさんの意見が入っており、無料化であったり時間延長であったりということなんですが、御答弁の中でたしか負担の公平性という言葉があったかと思うんですけど、図書館と学習館、そして文化会館の利用者の公平性というのは意味がわからなくもないんですが、そもそも図書館、図書の利用に関係なく、全員1時間まで無料とするというような考え方というのはできないのかなと単純に思いました。そうすることで、今懸念となっている本を選ぶ時間がないということももちろん解消できますし、子育て世代、特に読み聞かせで時間をかけておられる方もみえます。各館の利用者に対しても不公平ということもないですし、もちろん1時間を超過した場合には、受益者負担として今までどおりの200円を払うというのは同じ、現行どおりで、こういったことで、1時間の無料というのはひとつ検討はできないのかなとちょっと思っているんですけど、そのあたりはどういったお考えでしょうか。
81: ◯文化振興課長(平野孝義君)
スイトピアセンターの駐車場につきましては、先般の一般質問でも御答弁をさせていただきましたように、スイトピアセンターが平成5年5月に有料化した一つの理由に受益者負担の原則という、そういう中で、例外として、当初、施設の利用の申し込みやチケット等の購入、それと図書の返却といった理由で来館された方のみに、時間の制限なく次回駐車券を交付いたしておりました。その後、平成6年8月には、負担の公平の観点から、現在の一律30分という形で運用させていただいておりますが、これを1時間に延長いたしますと、やはり例外をふやすということになり、有料化した原点である受益者負担の公平性が阻害されるというふうに考えておりますし、また減収にもつながりますので、現時点ではこのままで運用をさせていただきたいという判断をいたしているところでございます。御理解をいただきたいと思います。
82:
◯委員(長谷川つよし君)
御答弁と同じ内容かなと思うんですが、30分がよくて1時間がだめというのはなかなか理解がしにくいところではあるとは思うんですね。もう一度、1時間ではできない理由というのが本当にどこにあるのかというのをよく考えていただきたいというのと、駐車場収入というのは、もちろんそれによって減収が予想されますので、例えば無料駐車券に企業広告を載せたりして、スポンサー的な収入を企業からお願いするとか、そういった別の形で企業さんにも、特に文教、図書館という施設がありますので、そういったところに企業さんからお金を出してもらうということも一つのアイデアとしてできる、検討の余地はあるんじゃないかなと、そんなふうに思っておりますので、いずれにしましても、昔から出ている問題ですが、今なお多くの方がこの問題に関しては改善してほしいという声があることをしっかり考慮してもらって、市民の要望に早く応えられるように前向きに取り組んでいただきたいと思います。以上です。
83:
◯委員外議員(横山幸司君)
私も一般質問でちょっと述べさせていただきましたが、雑誌スポンサーの制度ですね。これにつきましては雑誌のカバー等でスポンサーになっていただくという、一般質問では御紹介いたしました。県下でも四つぐらいの都市がやっております。県も含めてやっておりますが、これについて、やらない理由というのがよくわからないんですね。どうしてやれないのか、やらないのか、そこら辺を。図書館にとっては、そのことによってスポンサーからの雑誌購入代を肩がわりしていただけると、そういう形になりますし、その業者を選ぶということも大事だと思いますし、しかしながら、優良企業とか、そうしたところで選定委員会を設けて選定していけばいいと思うし、ましてや本市のホームページとかそういうところへバナーをしっかり張って、これは話が違いますけれども、そうしたスポンサー制度を活用している。あるいは広報おおがきにしても、裏面、最後のページにはスポンサーがついている。やはり同じような感覚で、図書館の本を、雑誌を購入する幅広い財源確保にもなるし、そうしたスポンサーがいることによって、ひょっとしたらそこの企業に勤めていらっしゃる方もそういうことに対して非常に歓迎をするのではないかと思うし、どこがこのカバーをやらないということについての理由があるのか、そうしたことを明確に教えていただきたい。以上です。
84: ◯図書館長(川元信之君)
雑誌スポンサーを導入しないという理由でございますが、県内市の図書館の導入状況を見てみますと、県図書館を初め5館がやっておると、委員御指摘のとおりなんですけれども、請負社数とか、雑誌数のうち広告を出している雑誌の割合、それを見ますと、県内の市の図書館でいいますと、1%から25%までの幅広い導入率が見られるんですけれども、ほかの県内市の図書館とかほかの県の図書館、他県の市町村の図書館の導入状況をもう少し見て導入したほうがいいと考えております。以上です。
85:
◯委員外議員(横山幸司君)
最後の言葉が、検討をして導入をしたいというふうに聞こえるわけですね。私は思うんですよ。例えば館長さんとかは導入したいに決まっている。教育委員会も導入したいに決まっていると私は思うんですが、そうでなきゃおかしいと思うんですよね。何の抵抗もないと思いますね。ぜひ、財務にしたって、そういうスポンサーがついて、カバー、それほど品格が、例えば落ちるとか、それだったらホームページに載せるようなバナーもある、品格が落ちないようにとか、比較対照しようがないといいますか、私はそう思います。ぜひこれは、財源が少ないところでたくさんの雑誌を購入できて、それが広く企業さんとか諸団体さんから支援を受けて、そして多くの方に教育の、あるいは文化の振興が図られるということは、私は前向きに捉えるべきであると思いますし、当事者の方々は、図書館関係者を初め、それはこんないいことはないと、そういうふうに思っていらっしゃるんじゃないかなと私は思うんですけど、その点いかがですか。
86: ◯教育委員会事務局長(坂 喜美和君)
費用の削減にもつながりますし、図書館では特に新刊が大変人気がありまして、10冊ぐらい入れても、3ヵ月、4ヵ月待ちの状態があります。費用軽減を図った分、そういった図書の充実に充てるということも考えられますので、今後しっかり研究してまいります。よろしくお願いします。
87:
◯委員外議員(横山幸司君)
大変言いにくい御答弁になるようで恐縮なんですけれども、やはり心の中はやりたい、そういうふうに聞こえて仕方がありません。ぜひ、財務等、いろんなところと検討していただいて、ひょっとしたらトップにも強く働きかけを、私もしますので、導入に向けて推進していただきたいと思います。以上です。
88:
◯委員外議員(岡田まさあき君)
今、横山議員がおっしゃったことは大賛成で、行政も、先ほどホームページとか大垣市の広報に載せるという、ネーミングライツも含めて、流れですし、それから、御存じのように、佐賀県の武雄市みたいにツタヤを入れて図書館の大改革をやって、たくさんのお客さんが来ていらっしゃるとか、それから今事務局長がおっしゃったように、ベストセラーなんかは取り合いになるわけで、3ヵ月待ちになってからベストセラーを読むのかという、もちろん自分で買えばいいよという御意見もあるかもしれませんが、やっぱり小中学生がベストセラーを読みたいというときに、カバーのきちんとしたものを買おうと思うと2,000円、3,000円かかる場合もあるわけですから、もっと大胆に、雑誌のカバーに限らず、ベストセラーは企業に協賛してもらって本の貸し出しだってできるわけですから、先ほど来、行政はどうしても右に倣えで、ほかの図書館の状況を見てからということですけれども、武雄市なんかは全国1番に大改革をやって人気になっているわけですから、何でも右へ倣え方式ではなしに、今、横山議員がおっしゃったようなことも含めて導入していただきたいなということを要望しておきます。
それから、2点目に、長谷川議員が言われたことに関連するんですが、子育て支援ということではなしに、実際に保育園の跡地、今度北幼保園ができたりしますし、母子支援施設がなくなるわけですけれども、福祉に転用されるお気持ちはあるのか。従来から石田議員が御指摘されている公園施設内で違法じゃないかという御指摘もあったと思うんですが、今後、残された施設というものは福祉に転用されるおつもりがあるのか、あるいは廃止されるのか、その方針だけお聞かせください。
89: ◯子育て支援課長(浅井靖弘君)
北保育園は、以前にも御報告させていただきました安井保育園の仮園舎で、来年度利用させていただこうと考えております。また、さつき寮につきましては検討してまいりますので、よろしくお願いいたします。
90:
◯委員外議員(岡田まさあき君)
意見ですけれども、できれば、従来から石田議員も御指摘あるように、都市計画の公園の中にそういったものをいつまでもほっておくのはいいのかということもありますので。
91:
◯委員(石田 仁君)
違うよ。あそこはちゃんと正規の場所にあるんやで。あそこはきちんとした場所に保育園はつくってある。僕が言っているのは、都市計画決定を打った公園の中に保育園施設があるのは違う場所のことを言っているので。全部の施設ではないので。
92:
◯委員外議員(岡田まさあき君)
いやいや、そういうことを言っているわけじゃないので。
93:
◯委員(石田 仁君)
それとは大きく違うので。
94:
◯委員外議員(岡田まさあき君)
北保育園は違うと思います。ごめんなさい、かさぎ保育園は。
95:
◯委員(石田 仁君)
かさぎ保育園は、あれは公園の中になんかないと思います。ないです、たしか。あそこは違いましたよね。
96: ◯子育て支援課長(浅井靖弘君)
まだ開園していないということです。
97:
◯委員(石田 仁君)
だから、まだあれは問題にはならない場所ですよね。
98:
◯委員外議員(岡田まさあき君)
そこだけ答弁を。
99: ◯子育て支援課長(浅井靖弘君)
かさぎ保育園は、都市計画区域は決定されておりますが、公園として開園はされておりません。
100:
◯委員(石田 仁君)
開園前なので、問題はないんですよ。
101:
◯委員外議員(岡田まさあき君)
わかりました。以上です。
102: ◯社会教育スポーツ課長(田中伸司君)
先ほど、鈴木議員からの御質問で、体育施設の中で高齢者への配慮があるのかということで、曖昧な返事をしたので訂正させていただきます。
トレーニングセンターにつきましては減額ということはございませんでした。ただ、競技場の個人利用について減額の措置をさせていただいております。例えば、市民プールにおきましては一般200円のところが高齢者につきましては50円、総合体育館とか北部体育館につきましては200円のところを100円に減額させていただく等の対応をさせていただいておりますので、御理解いただきますようお願い申し上げます。
103:
◯委員長(
野田のりお君)
その他御
発言もないようですので、以上で
文教厚生委員会を閉会いたします。
午前11時25分 閉 会
──────────────────
○傍聴議員10名 中田ゆみこ 富田三郎 粥川加奈子 日比野芳幸 山口和昭 川上孝
浩 丸山新吾 岡田まさあき 鈴木陸平 横山幸司
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