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  1. 大垣市議会 2012-12-12
    平成24年決算委員会 本文 2012-12-12


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    最終取得日: 2021-05-05
    平成24年決算委員会 本文 2012-12-12 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言の単文・選択・全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者の表示切り替え 全 254 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言・ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : ◯議会事務局長(渡辺敏雄君) 選択 2 : ◯臨時委員長小川文康君) 選択 3 : ◯委員(丸山新吾君) 選択 4 : ◯臨時委員長小川文康君) 選択 5 : ◯臨時委員長小川文康君) 選択 6 : ◯委員長川上孝浩君) 選択 7 : ◯委員(日比野芳幸君) 選択 8 : ◯委員長川上孝浩君) 選択 9 : ◯委員長川上孝浩君) 選択 10 : ◯副委員長(岡田まさあき君) 選択 11 : ◯委員長川上孝浩君) 選択 12 : ◯総務部長(川合幸典君) 選択 13 : ◯委員長川上孝浩君) 選択 14 : ◯財務課長岩崎義博君) 選択 15 : ◯委員長川上孝浩君) 選択 16 : ◯委員長川上孝浩君) 選択 17 : ◯財務課長岩崎義博君) 選択 18 : ◯委員長川上孝浩君) 選択 19 : ◯委員長川上孝浩君) 選択 20 : ◯委員(笹田トヨ子君) 選択 21 : ◯人事課長(安田正幸君) 選択 22 : ◯委員(笹田トヨ子君) 選択 23 : ◯契約課長(野崎重光君) 選択 24 : ◯委員(笹田トヨ子君) 選択 25 : ◯契約課長(野崎重光君) 選択 26 : ◯委員(笹田トヨ子君) 選択 27 : ◯委員長川上孝浩君) 選択 28 : ◯契約課長(野崎重光君) 選択 29 : ◯委員(笹田トヨ子君) 選択 30 : ◯委員長川上孝浩君) 選択 31 : ◯副委員長(岡田まさあき君) 選択 32 : ◯契約課長(野崎重光君) 選択 33 : ◯副委員長(岡田まさあき君) 選択 34 : ◯契約課長(野崎重光君) 選択 35 : ◯副委員長(岡田まさあき君) 選択 36 : ◯契約課長(野崎重光君) 選択 37 : ◯副委員長(岡田まさあき君) 選択 38 : ◯委員(笹田トヨ子君) 選択 39 : ◯財務課長岩崎義博君) 選択 40 : ◯委員(笹田トヨ子君) 選択 41 : ◯財務課長岩崎義博君) 選択 42 : ◯委員(笹田トヨ子君) 選択 43 : ◯委員長川上孝浩君) 選択 44 : ◯委員(笹田トヨ子君) 選択 45 : ◯財務課長岩崎義博君) 選択 46 : ◯委員長川上孝浩君) 選択 47 : ◯委員(笹田トヨ子君) 選択 48 : ◯副委員長(岡田まさあき君) 選択 49 : ◯財務課長岩崎義博君) 選択 50 : ◯副委員長(岡田まさあき君) 選択 51 : ◯総務部長(川合幸典君) 選択 52 : ◯副委員長(岡田まさあき君) 選択 53 : ◯総務部長(川合幸典君) 選択 54 : ◯副委員長(岡田まさあき君) 選択 55 : ◯委員長川上孝浩君) 選択 56 : ◯委員長川上孝浩君) 選択 57 : ◯契約課長(野崎重光君) 選択 58 : ◯副委員長(岡田まさあき君) 選択 59 : ◯議長(岡本敏美君) 選択 60 : ◯副委員長(岡田まさあき君) 選択 61 : ◯議長(岡本敏美君) 選択 62 : ◯副委員長(岡田まさあき君) 選択 63 : ◯議長(岡本敏美君) 選択 64 : ◯副委員長(岡田まさあき君) 選択 65 : ◯議長(岡本敏美君) 選択 66 : ◯副委員長(岡田まさあき君) 選択 67 : ◯市民活動推進課長(高木義彦君) 選択 68 : ◯副委員長(岡田まさあき君) 選択 69 : ◯市民活動推進課長(高木義彦君) 選択 70 : ◯副委員長(岡田まさあき君) 選択 71 : ◯かがやきライフ推進部長(河内雅善君) 選択 72 : ◯副委員長(岡田まさあき君) 選択 73 : ◯市民活動推進課長(高木義彦君) 選択 74 : ◯副委員長(岡田まさあき君) 選択 75 : ◯委員長川上孝浩君) 選択 76 : ◯委員(丸山新吾君) 選択 77 : ◯財務課長岩崎義博君) 選択 78 : ◯委員(丸山新吾君) 選択 79 : ◯財務課長岩崎義博君) 選択 80 : ◯副委員長(岡田まさあき君) 選択 81 : ◯財務課長岩崎義博君) 選択 82 : ◯副委員長(岡田まさあき君) 選択 83 : ◯委員(笹田トヨ子君) 選択 84 : ◯債権回収対策室長(長屋雅治君) 選択 85 : ◯委員(笹田トヨ子君) 選択 86 : ◯債権回収対策室長(長屋雅治君) 選択 87 : ◯委員(笹田トヨ子君) 選択 88 : ◯委員長川上孝浩君) 選択 89 : ◯委員(笹田トヨ子君) 選択 90 : ◯副委員長(岡田まさあき君) 選択 91 : ◯副議長(石田 仁君) 選択 92 : ◯委員長川上孝浩君) 選択 93 : ◯委員(笹田トヨ子君) 選択 94 : ◯委員長川上孝浩君) 選択 95 : ◯副委員長(岡田まさあき君) 選択 96 : ◯人事課長(安田正幸君) 選択 97 : ◯委員(笹田トヨ子君) 選択 98 : ◯副委員長(岡田まさあき君) 選択 99 : ◯人事課長(安田正幸君) 選択 100 : ◯副委員長(岡田まさあき君) 選択 101 : ◯人事課長(安田正幸君) 選択 102 : ◯副委員長(岡田まさあき君) 選択 103 : ◯委員(田中孝典君) 選択 104 : ◯副委員長(岡田まさあき君) 選択 105 : ◯委員(田中孝典君) 選択 106 : ◯副委員長(岡田まさあき君) 選択 107 : ◯人事課長(安田正幸君) 選択 108 : ◯副委員長(岡田まさあき君) 選択 109 : ◯委員外議員(粥川加奈子君) 選択 110 : ◯副議長(石田 仁君) 選択 111 : ◯委員外議員(粥川加奈子君) 選択 112 : ◯副議長(石田 仁君) 選択 113 : ◯委員外議員(粥川加奈子君) 選択 114 : ◯副議長(石田 仁君) 選択 115 : ◯委員外議員(粥川加奈子君) 選択 116 : ◯委員長川上孝浩君) 選択 117 : ◯委員長川上孝浩君) 選択 118 : ◯委員(笹田トヨ子君) 選択 119 : ◯教育庶務課長(守屋明彦君) 選択 120 : ◯委員(笹田トヨ子君) 選択 121 : ◯総務部長(川合幸典君) 選択 122 : ◯委員(笹田トヨ子君) 選択 123 : ◯総務部長(川合幸典君) 選択 124 : ◯委員(笹田トヨ子君) 選択 125 : ◯総務部長(川合幸典君) 選択 126 : ◯委員(笹田トヨ子君) 選択 127 : ◯総務部長(川合幸典君) 選択 128 : ◯委員(笹田トヨ子君) 選択 129 : ◯副委員長(岡田まさあき君) 選択 130 : ◯窓口サービス課保険年金・医療課長(古田義広君) 選択 131 : ◯副委員長(岡田まさあき君) 選択 132 : ◯窓口サービス課保険年金・医療課長(古田義広君) 選択 133 : ◯副委員長(岡田まさあき君) 選択 134 : ◯窓口サービス課保険年金・医療課長(古田義広君) 選択 135 : ◯副委員長(岡田まさあき君) 選択 136 : ◯社会福祉課長(藤 千昭君) 選択 137 : ◯副委員長(岡田まさあき君) 選択 138 : ◯社会福祉課長(藤 千昭君) 選択 139 : ◯副委員長(岡田まさあき君) 選択 140 : ◯議長(岡本敏美君) 選択 141 : ◯副委員長(岡田まさあき君) 選択 142 : ◯議長(岡本敏美君) 選択 143 : ◯委員長川上孝浩君) 選択 144 : ◯委員(笹田トヨ子君) 選択 145 : ◯子育て支援課長(浅井靖弘君) 選択 146 : ◯委員(笹田トヨ子君) 選択 147 : ◯副委員長(岡田まさあき君) 選択 148 : ◯副議長(石田 仁君) 選択 149 : ◯学校教育課長(佐野 篤君) 選択 150 : ◯教育総合研究所長(小藪範雄君) 選択 151 : ◯副議長(石田 仁君) 選択 152 : ◯教育総合研究所長(小藪範雄君) 選択 153 : ◯副議長(石田 仁君) 選択 154 : ◯教育総合研究所長(小藪範雄君) 選択 155 : ◯副議長(石田 仁君) 選択 156 : ◯学校教育課長(佐野 篤君) 選択 157 : ◯副議長(石田 仁君) 選択 158 : ◯学校教育課長(佐野 篤君) 選択 159 : ◯副議長(石田 仁君) 選択 160 : ◯学校教育課長(佐野 篤君) 選択 161 : ◯副議長(石田 仁君) 選択 162 : ◯学校教育課長(佐野 篤君) 選択 163 : ◯副議長(石田 仁君) 選択 164 : ◯委員長川上孝浩君) 選択 165 : ◯委員長川上孝浩君) 選択 166 : ◯副委員長(岡田まさあき君) 選択 167 : ◯公設地方卸売市場長(柳瀬勝彦君) 選択 168 : ◯副委員長(岡田まさあき君) 選択 169 : ◯経済部長(鈴木 守君) 選択 170 : ◯副委員長(岡田まさあき君) 選択 171 : ◯委員(田中孝典君) 選択 172 : ◯農林課長(橋本 敦君) 選択 173 : ◯委員(田中孝典君) 選択 174 : ◯農林課長(橋本 敦君) 選択 175 : ◯委員(田中孝典君) 選択 176 : ◯農林課長(橋本 敦君) 選択 177 : ◯委員(田中孝典君) 選択 178 : ◯委員(丸山新吾君) 選択 179 : ◯商工観光課長(加藤 誠君) 選択 180 : ◯委員(丸山新吾君) 選択 181 : ◯副議長(石田 仁君) 選択 182 : ◯副委員長(岡田まさあき君) 選択 183 : ◯商工観光課長(加藤 誠君) 選択 184 : ◯副委員長(岡田まさあき君) 選択 185 : ◯商工観光課長(加藤 誠君) 選択 186 : ◯副委員長(岡田まさあき君) 選択 187 : ◯商工観光課長(加藤 誠君) 選択 188 : ◯副委員長(岡田まさあき君) 選択 189 : ◯商工観光課長(加藤 誠君) 選択 190 : ◯副委員長(岡田まさあき君) 選択 191 : ◯委員長川上孝浩君) 選択 192 : ◯委員長川上孝浩君) 選択 193 : ◯副委員長(岡田まさあき君) 選択 194 : ◯生活安全課長(馬渕尚樹君) 選択 195 : ◯副委員長(岡田まさあき君) 選択 196 : ◯委員(笹田トヨ子君) 選択 197 : ◯総務部長(川合幸典君) 選択 198 : ◯委員(笹田トヨ子君) 選択 199 : ◯総務部長(川合幸典君) 選択 200 : ◯委員(笹田トヨ子君) 選択 201 : ◯総務部長(川合幸典君) 選択 202 : ◯委員(笹田トヨ子君) 選択 203 : ◯総務部長(川合幸典君) 選択 204 : ◯副議長(石田 仁君) 選択 205 : ◯副委員長(岡田まさあき君) 選択 206 : ◯総務部長(川合幸典君) 選択 207 : ◯副委員長(岡田まさあき君) 選択 208 : ◯副議長(石田 仁君) 選択 209 : ◯生活安全課危機管理専門官(中川真澄君) 選択 210 : ◯副議長(石田 仁君) 選択 211 : ◯生活安全課危機管理専門官(中川真澄君) 選択 212 : ◯副議長(石田 仁君) 選択 213 : ◯生活安全課危機管理専門官(中川真澄君) 選択 214 : ◯副議長(石田 仁君) 選択 215 : ◯生活安全課危機管理専門官(中川真澄君) 選択 216 : ◯副議長(石田 仁君) 選択 217 : ◯委員(笹田トヨ子君) 選択 218 : ◯住宅課長(戸谷多民男君) 選択 219 : ◯委員(笹田トヨ子君) 選択 220 : ◯住宅課長(戸谷多民男君) 選択 221 : ◯委員(笹田トヨ子君) 選択 222 : ◯住宅課長(戸谷多民男君) 選択 223 : ◯委員(笹田トヨ子君) 選択 224 : ◯住宅課長(戸谷多民男君) 選択 225 : ◯副委員長(岡田まさあき君) 選択 226 : ◯住宅課長(戸谷多民男君) 選択 227 : ◯副委員長(岡田まさあき君) 選択 228 : ◯住宅課長(戸谷多民男君) 選択 229 : ◯副委員長(岡田まさあき君) 選択 230 : ◯委員(丸山新吾君) 選択 231 : ◯道路課長(近藤真澄君) 選択 232 : ◯委員(丸山新吾君) 選択 233 : ◯委員外議員(野田のりお君) 選択 234 : ◯都市計画課市街地整備室長(井上通孝君) 選択 235 : ◯委員外議員(野田のりお君) 選択 236 : ◯都市計画課市街地整備室長(井上通孝君) 選択 237 : ◯委員外議員(野田のりお君) 選択 238 : ◯都市計画課市街地整備室長(井上通孝君) 選択 239 : ◯委員長川上孝浩君) 選択 240 : ◯副委員長(岡田まさあき君) 選択 241 : ◯委員(田中孝典君) 選択 242 : ◯副委員長(岡田まさあき君) 選択 243 : ◯議長(岡本敏美君) 選択 244 : ◯委員(田中孝典君) 選択 245 : ◯議長(岡本敏美君) 選択 246 : ◯委員(田中孝典君) 選択 247 : ◯議長(岡本敏美君) 選択 248 : ◯委員長川上孝浩君) 選択 249 : ◯副委員長(岡田まさあき君) 選択 250 : ◯委員長川上孝浩君) 選択 251 : ◯副委員長(岡田まさあき君) 選択 252 : ◯委員(笹田トヨ子君) 選択 253 : ◯委員長川上孝浩君) 選択 254 : ◯委員長川上孝浩君) ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:              午前10時      開 会 ◯議会事務局長(渡辺敏雄君)  おはようございます。  一昨日の本会議において、決算委員会が設置されました。  本日は、初めての委員会でございますので、委員長が互選されますまでの間、委員会条例第9条第2項の規定により、年長の委員が委員長の職務を行うことになっております。  出席委員中、年長委員は小川委員でございますので、御紹介を申し上げます。  小川委員、委員長席にお着きいただきたいと思います。            (小川文康君 委員長席に着く) 2: ◯臨時委員長小川文康君)  皆さん、おはようございます。ただいま紹介いただきました小川でございます。  委員会条例第9条第2項の規定により、年長の私が、委員長が互選されるまで委員長の職務をとらせていただきますので、よろしく御協力をお願いいたします。  ただいまから、決算委員会を開会いたします。  これより、委員会条例第8条第2項の規定により、委員長の互選を行います。  いかがいたしましょうか。 3: ◯委員(丸山新吾君)  川上孝浩さんがいいと思いますが、いかがですか。 4: ◯臨時委員長小川文康君)  ただいま川上委員にという御発言がございましたが、御異議ありませんか。            (異議なし) 5: ◯臨時委員長小川文康君)
     御異議なしと認めます。委員長は川上委員に決定いたしました。  これをもって私の職務は終わりました。委員長と交代いたします。御協力ありがとうございました。            (川上孝浩君 委員長席に着く) 6: ◯委員長川上孝浩君)  ただいま委員長に選任をいただきまして、まことにありがとうございました。不肖、私が委員長を務めさせていただきますが、きょうの決算委員会が皆様の御協力によりまして、スムーズかつ活発な委員会であることを願いまして、私の御挨拶とさせていただきます。どうかよろしくお願いいたします。  引き続きまして、委員会条例第8条第2項の規定により、副委員長の互選を行います。  いかがいたしましょうか。 7: ◯委員(日比野芳幸君)  岡田委員にお願いしたいと思います。 8: ◯委員長川上孝浩君)  ただいま岡田委員にという御発言がございましたが、御異議ありませんか。            (異議なし) 9: ◯委員長川上孝浩君)  御異議なしと認めます。副委員長は岡田委員に決定いたしました。  副委員長から就任の御挨拶がございます。 10: ◯副委員長(岡田まさあき君)  皆さん、おはようございます。川上委員長のもと、先ほど御挨拶がありましたように、活発な決算委員会になりますように、また、きょうの決算委員会が大垣市政の発展につながるように努力したいと思います。よろしくお願いいたします。 11: ◯委員長川上孝浩君)  それでは、本会議から付託されました認第2号 平成23年度大垣市一般会計及び特別会計決算の認定についてを議題といたします。  理事者の説明を求めます。  事前に申し上げますが、説明は簡略にお願いいたします。 12: ◯総務部長(川合幸典君)  おはようございます。  認第2号 平成23年度大垣市一般会計及び特別会計決算の認定について、地方自治法の規定により監査委員の意見をつけて歳入歳出決算書を提出させていただきましたので、よろしく御審査賜りますようお願い申し上げます。平成23年度決算につきまして、総括的な事項は私から、詳細につきましては財務課長から御説明申し上げます。それでは、平成23年度歳入歳出決算実績報告書、A4の白い冊子でございますが、1ページをお願いいたします。  平成23年度は、世界的な景気後退に加え、東日本大震災や円高などの影響により先行きの不透明な状況となっております。そんな中、平成23年度一般会計決算額は、歳入が640億226万1,000円、歳出が620億2,797万9,000円で、歳入歳出差し引き額は19億7,428万2,000円、これから繰越明許費として翌年度へ予算を繰り越しました小中学校耐震補強事業費等に係る財源2億821万円を差し引いた実質収支は17億6,607万2,000円の黒字となりました。  歳入では、その根幹をなします市税は278億7,408万5,000円で、前年度より7億9,900万1,000円、3.0%の増となりました。法人市民税で6億5,506万円の増が主な要因でございます。また、国の地方財政計画において、地方財政の健全化を図るため、臨時財政対策債を大幅に縮減したことにより、地方交付税は2億3,736万1,000円の増の46億6,900万6,000円、臨時財政対策債は6億4,480万円減の25億3,520万円となっております。  歳出につきましては、大垣駅北口広場整備事業、奥の細道むすびの地周辺整備事業などの中心市街地活性化基本計画に盛り込まれた諸事業の推進を図るとともに、安全安心のまちづくりを進めるため、治水対策事業、学校耐震補強事業など市の重要政策課題に積極的に取り組みました。  次に、特別会計17会計の決算額は、歳入489億7,792万円、歳出459億1,148万円で、歳入が21億6,312万1,000円、歳出が16億7,867万5,000円、それぞれ増となりました。  市債現在高は、一般会計では、諸事業を積極的に実施したことにより、前年度に比べ51億801万9,000円の増となっております。  基金現在高は、財政調整基金、庁舎整備などに充てるための公共施設整備基金への積み立てにより、一般会計では前年度に比べ17億5,385万2,000円の増となっております。  以上、平成23年度の決算の概要を御説明申し上げましたが、各会計における予算の執行状況は4ページをお願いいたします。  一般会計の歳入款別内訳表でございますが、主な歳入といたしまして、一番下の市債は89億2,170万円で、17億6,680万円の増でございます。臨時財政対策債が6億4,480万円の減となる一方、学校耐震補強、奥の細道むすびの地周辺整備事業などの実施により合併特例債が21億540万円の増となっております。  5ページの歳出の主なものでございますが、決算額につきまして、総務費は116億5,022万1,000円で、奥の細道むすびの地周辺整備事業などにより24億4,567万8,000円の増、民生費は183億4,054万5,000円で、障害者福祉費や子ども手当の増などにより9億5,170万9,000円の増、中ほど、教育費は86億5,802万8,000円で、小中学校、幼稚園の耐震補強や北部学校給食センター改築事業費の増などにより5億8,523万5,000円の増、公債費は45億3,484万5,000円で、前年度より2億2,784万4,000円の減となっております。  以上、概要を御説明申し上げました。6ページからの詳細説明につきましては、引き続き財務課長から申し上げますので、よろしくお願い申し上げます。 13: ◯委員長川上孝浩君)  財務課長に申し上げます。長時間になろうかと思いますので、着席のまま説明を願います。 14: ◯財務課長岩崎義博君)  おはようございます。財務課の岩崎です。よろしくお願いいたします。失礼しまして、着席のまま御説明申し上げます。6ページをお願いいたします。  初めに、歳入科目決算の状況につきまして御説明申し上げます。  款1市税は278億7,408万5,000円で、前年度に比べ7億9,900万1,000円、3.0%の増となりました。科目別の主なものにつきまして、市民税は、収入額が112億3,945万円で、前年度に比べ5億6,806万2,000円、5.3%の増、収入率は92.0%で、前年度に比べ0.3ポイント増加しております。内訳は、個人が80億1,420万6,000円で、前年度に比べ8,699万8,000円、1.1%の減でございます。法人は32億2,524万4,000円で、6億5,506万円、25.5%の増となっております。引き続き景気低迷の影響があるものの、企業収益の回復により法人税割が増加したことによる増でございます。固定資産税は、収入額が131億2,052万4,000円で、前年度に比べ3,580万3,000円、0.3%の減、収入率は92.6%で前年度から0.1ポイント増加しております。内訳は、土地が49億5,760万5,000円で3,534万4,000円の減、家屋が52億6,963万2,000円で1億1,685万7,000円の増、償却資産が27億1,973万7,000円で1億3,017万1,000円の減となっております。市たばこ税は、収入額が10億9,216万9,000円で、平成22年10月の税率の引き上げにより、前年度に比べ1億5,624万3,000円、16.7%の増となっております。都市計画税は、収入額が21億5,405万4,000円で、ソフトピアジャパン周辺地区及び加賀野地区の市街化区域への編入並びに墨俣地区の市街化区域への課税などにより、前年度に比べ1億602万1,000円、5.2%の増となっております。市税収入の収入率は、前年度に比べ0.2ポイント増の92.5%となっております。次に、8ページをお願いいたします。  款10地方交付税は46億6,900万6,000円で、前年度に比べ2億3,736万1,000円、5.4%の増となっております。このうち、普通交付税は38億9,628万2,000円で、前年度に比べ1億7,741万7,000円の増となっており、合併の特例により旧市町ごとに算定した合算額が交付されております。特別交付税は7億7,272万2,000円で、5,994万2,000円の増となっております。これは、被災者支援に係る応急対応経費や消防団員等公務災害補償基金掛け金などの特例交付による増が主なものでございます。震災復興特別交付税の2,000円は、自動車取得税交付金の減額分でございます。10ページをお願いいたします。  款14国庫支出金の項2国庫補助金は14億2,001万6,000円で、前年度に比べて3億5,973万4,000円の減でございます。総務費国庫補助金は4億791万1,000円で、前年度に比べ3億2,416万1,000円の減で、主な要因は社会資本整備総合事業費が奥の細道むすびの地周辺整備事業費などで増となる一方、地域活性化きめ細かな交付金事業費などの国の経済対策事業費の減によるものでございます。12ページをお願いいたします。  款15県支出金の項2県補助金は14億2,656万8,000円で、前年度に比べ2億2,078万4,000円の増となっております。その内訳といたしましては、民生費県補助金8億4,596万円は、前年度に比べ1億4,479万4,000円の増で、重度心身障害者医療費が3,876万2,000円の増など、福祉医療費の増や介護基盤緊急整備事業費の増などによるものでございます。また、13ページの衛生費県補助金1億3,023万3,000円は、前年度に比べ5,105万9,000円の増で、子宮頸がん等ワクチン接種緊急促進事業費の増などによるものでございます。14ページをお願いいたします。  款19繰越金につきましては24億5,409万5,000円で、このうち1億9,500万3,000円は、平成22年度から繰り越した学校耐震補強事業などの充当財源で、これを除きます実質の差し引きである純繰越金は22億5,909万2,000円でございます。16ページをお願いいたします。  款21市債は89億2,170万円で、前年度に比べ17億6,680万円、24.7%の増で、衛生債のリサイクルセンター建設事業で3億40万円の増、土木債の公園整備事業で浅中公園整備などにより3億8,880万円の増となっております。17ページをお願いいたします。臨時財政対策債は23億3,520万円で、前年度に比べ6億4,480万円の減、合併特例債は50億8,680万円で、前年度に比べ21億540万円の増でございます。奥の細道むすびの地周辺整備事業や小中学校耐震補強事業等で借り入れいたしております。合併特例債につきましては、起債充当率が95%で、元利償還金の70%が交付税に算入されます。これら市債の借入利率は、財政融資資金などの公的資金につきましては、借り入れ時の金利情勢を反映した全国一律の金利となっております。また、市中銀行等の資金につきましては、平成15年度債から市内に本店のある三つの金融機関による入札により決定いたしております。18ページをお願いいたします。  次に、歳出につきまして御説明申し上げます。このページからは各科目に事業内容を具体的に記載しておりますので、主な事項につきまして新規事業を中心に御説明申し上げます。  款1議会費は4億6,362万7,000円で、前年度に比べ1億203万5,000円、28.2%の増で、歳出決算構成比は0.7%、執行率は96.1%でございます。事業番号1の人件費/議員は、3億7,427万4,000円で、前年度に比べ1億320万5,000円の増となっております。議員数の減により、議員報酬が2億2,225万1,000円で、前年度から2,016万6,000円の減となっておりますが、議員年金制度の廃止に伴い給費負担率が高くなったことにより、共済費が1億5,202万3,000円と、前年度より1億2,337万1,000円増となっております。3の議会の本会議の状況は、会期日数が66日間で、議決件数は、予算・条例を含め132件となっております。19ページをお願いいたします。  款2総務費は116億5,022万1,000円で、前年度に比べ24億4,567万8,000円、26.6%の増で、構成比18.8%、執行率は97.2%でございます。  項1総務管理費の目1一般管理費の2の人件費/一般職の(1)の表で、退職者数は、総務費、教育費を合わせて81人で、前年度より5人の増、退職手当支給額は13億3,278万1,000円で、1億2,065万7,000円の増となっております。24ページをお願いいたします。目6事務管理費の25ページの5の住民情報システム事業7,136万5,000円では、住民基本台帳法改正に伴うシステム改修などを行いました。26ページをお願いいたします。9の統合型GIS事業2,005万7,000円では、住宅地図等の基盤地図や各課が整備した情報を相互利用できるよう、市の統合型GISの再構築を行いました。目7財産管理費の27ページの7の公共施設整備基金積立事業では、庁舎の整備に充てるため7億423万円を積み立ていたしました。28ページをお願いいたします。目8企画費の5のかみいしづ温泉活用研究事業354万1,000円では、間伐材の収集及び地域通貨かみいしづ里山券の流通に取り組む社会実験事業木の駅プロジェクトに補助金を支出し、燃料調達方法としての可能性を調査いたしました。29ページをお願いいたします。8のマスコットキャラクター制作事業302万3,000円では、誘客促進を図るため、誰からも親しまれる市のマスコットキャラクター「おがっきぃ」を応募により制定いたしました。9の水都大垣ふるさと応援基金積立事業4,051万5,000円では、まちづくりを応援される市民等から頂戴いたしました寄附金を将来のまちづくりに活用する貴重な財源として水都大垣ふるさと応援基金に積み立てをいたしました。目9情報化推進費の30ページをお願いいたします。5のICT戦略ビジョン策定事業49万3,000円では、ICTを身近なものとして利活用するため、大垣市ICT戦略ビジョンを策定いたしました。32ページをお願いいたします。目11国際交流費の4の多文化共生推進計画策定事業551万4,000円では、多文化共生社会の実現に向けた多文化共生推進計画を策定いたしました。35ページをお願いいたします。目19奥の細道むすびの地周辺整備費33億1,794万2,000円では、中心市街地の一層の活性化と回遊性の誘発に向け、松尾芭蕉が奥の細道の紀行を終えたむすびの地周辺の整備と奥の細道むすびの地記念館の建設を実施いたしました。平成23年度の主な整備事業は、22年度から引き続き記念館の建設工事を実施したほか、展示整備、むすびの地公園整備、駐車場整備に加え、周辺施設の整備を実施し、回遊性の向上を図りました。なお、全体の事業費につきましては、次のページの36ページに、構想を策定した平成20年度からの事業費を記載しております。37ページをお願いいたします。目20国民体育大会推進費の2のぎふ清流国体・ぎふ清流大会推進事業7,377万3,000円では、リハーサル大会の開催や本大会開催の準備を進める大垣市実行委員会に対し補助いたしました。38ページをお願いいたします。目21防災費は1億3,392万4,000円で、39ページの6の防災設備等整備事業1,136万5,000円では、被災時における地域住民の安全及び生活確保のため、えぼしふれあい会館駐車場内に防災備蓄倉庫及び防災資機材等を整備いたしました。10の被災情報管理システム構築事業129万2,000円では、被災情報管理システムを導入し、サーバー機器購入をいたしました。40ページをお願いいたします。13の防災設備強化事業1,421万8,000円では、巨大地震等においてライフラインが切断された場合においても、通信手段を確保し、災害対策本部が継続して機能できるよう発電機や衛星携帯電話など機器の整備を実施いたしました。41ページをお願いいたします。  項2市民活動費は3億4,300万6,000円で、前年度に比べ4億1,149万6,000円の減となっております。これは、平成22年度に中川地区センター整備及び青墓地区センター建設を行っておりましたので、大幅な減となっております。44ページをお願いいたします。  項3徴税費は7億1,173万1,000円で、前年度に比べると3,812万4,000円、5.1%の減となっております。47ページをお願いいたします。目2賦課徴収費は3億1,270万2,000円で、2の市税徴収事業の(2)市税滞納処分の実施状況は、差し押さえ件数が合計で382件、対象となる税額は2億4,519万4,000円でございます。(3)市税交付要求の実施状況は合計が136件で、対象となる税額は6,730万円となっております。48ページをお願いいたします。(5)市税不納欠損状況は合計で1,214件、不納欠損額は8,528万9,000円でございます。49ページをお願いいたします。4の市税過誤納金還付事業は1億358万7,000円で、その内訳は、市税過誤納還付金が2,716件、9,881万2,000円で、還付加算金が127件、477万5,000円でございます。  項4戸籍住民基本台帳費は2億1,384万9,000円でございます。50ページをお願いいたします。3の住民記録システム修正事業282万円は、住民基本台帳法の改正により、平成24年7月9日から外国人住民も住民基本台帳制度の対象となるため、証明書自動交付機システム改修を実施いたしました。53ページをお願いいたします。  項8交通安全対策費は5億1,233万2,000円で、前年度に比べ1億946万9,000円、27.5%の減となっております。54ページをお願いいたします。4の公共交通機関支援事業は2億385万6,000円で、前年度より3,717万8,000円の増となっております。自主運行バス運行費負担金及び生活交通路線維持費補助金は16路線の1億3,364万5,000円で、前年度に比べ4,401万6,000円の増となっております。5の有料自転車駐車場管理事業6,722万5,000円では、平成23年5月から、大垣駅周辺3ヵ所の自転車駐車場の有人かつ有料制による管理運営を開始いたしました。56ページをお願いいたします。  款3民生費は183億4,054万5,000円で、前年度に比べ9億5,170万9,000円、5.5%の増で、構成比は29.6%、執行率は97.4%でございます。58ページをお願いいたします。目2障害者福祉費は18億9,070万円で、身体障がい者等に必要な給付、介護支援等を行っております。59ページをお願いいたします。6の障害者計画・障害福祉計画策定事業377万7,000円では、障害者基本法に基づく障がい者施策の基本的な方向性を示す大垣市第二次障害者計画及び障害者自立支援法に基づき、各事業年度における障がい者施策の具体的な数値目標を定めた大垣市第3期障害福祉計画を策定いたしました。60ページをお願いいたします。7の介護等給付事業は11億1,762万9,000円で、旧法での施設入所等支援、新法での施設入所支援、介護給付及び在宅における介護給付を行いました。61ページの8の訓練等給付事業は、障がい者に対し、生活能力の向上や就労に必要な訓練等を事業費1億7,045万7,000円で給付を行うことにより、日常生活、社会生活の自立を図りました。63ページをお願いいたします。20の障害児放課後等支援事業1,106万円では、地域生活支援事業の一環として、放課後や休日における一時預かりをかわなみ作業所等において事業費872万5,000円で実施し、海津特別支援学校に通う本市在住児童には負担金233万5,000円を支出いたしました。23の地域巡回訪問サービス等事業2,059万4,000円では、障がい者や高齢者が在宅で安心して生活を継続するための基幹サービスとして、24時間体制の定期巡回訪問及び緊急時の随時訪問サービスを試験的に実施いたしました。67ページをお願いいたします。  項2老人福祉費は23億1,954万4,000円で、前年度に比べて1億4,624万9,000円、6.7%の増となっております。68ページをお願いいたします。6の老人福祉センター改修事業では、老朽化した空調設備の改修工事を実施いたしました。71ページをお願いいたします。25の民間老人福祉施設等整備助成事業の(2)介護老人保険施設等奨励助成事業では、介護老人福祉施設の設置に対して1,856万円を補助いたしました。72ページをお願いいたします。30の高齢者バス通院助成事業16万1,000円では、70歳以上で運転免許証を所有していない高齢者等が市内の医療機関に通院する際に、路線バス回数券利用額の半額を補助いたしました。31の地域密着型介護サービス施設整備事業1億3,712万5,000円では、地域における介護福祉等の多様なニーズに対応するため、地域密着型介護老人福祉施設の整備に1億1,600万円、開所準備に1,740万円を補助いたしました。また、グループホーム等4施設のスプリンクラー設備等の設置に対して372万5,000円を補助いたしました。73ページをお願いいたします。目2老人医療費の2の老人医療費支給事業では、対象者数4,495人に3億5,444万4,000円を給付いたしました。前年度に比べ、97人、190万7,000円の減となっております。目3後期高齢者医療費の1の後期高齢者医療広域連合事業11億3,512万5,000円では、岐阜県後期高齢者医療広域連合に療養給付費及び保健事業費に係る負担金を支出いたしました。74ページをお願いいたします。  項3児童福祉費は85億5,463万9,000円で、前年度に比べ4億875万9,000円、5.0%の増でございます。目1子育て支援費の75ページの9の家庭訪問型子育て支援ホームスタート事業87万5,000円では、乳幼児がいる家庭に子育て経験を持つ家庭訪問員が訪問し、悩みの相談や協働による家事援助を行いました。12の発達障害児等支援体制構築事業50万円では、発達障がい児等がそれぞれのライフステージに合った適切な支援を受けられる体制を整備するため、支援体制構築プロジェクトチームによるスマイルブックの配付、園への巡回相談、支援者への研修を行いました。76ページをお願いいたします。目2子育て総合支援センター費1億3,085万2,000円は、平成22年10月から、子育て相談、子育て情報提供、子育て人材育成の三つの機能を持つ子育て支援の拠点施設として開設した子育て総合支援センターの管理費等でございます。4の子育て総合支援センターフェスティバル事業599万2,000円では、親子が触れ合い、楽しめる企画展を年4回開催いたしました。78ページをお願いいたします。10の子育てサロン事業(1)子育てサロン事業657万2,000円では、平成23年度に開設した子育て総合支援センター、南地区センターを含め14ヵ所で子育てサロンを開催し、延べ2万4,795人が利用し、母親同士のコミュニケーションを図り、育児不安の解消に努めました。80ページをお願いいたします。目4子ども手当・児童手当費は32億9,948万円で、平成23年10月からは、手当月額が、一律1万3,000円から年齢等に応じ1万円または1万5,000円に変更し、支給いたしました。81ページをお願いいたします。目6民間保育所費は16億7,989万6,000円で、(1)民間保育所の保育の実施状況は、16園で月平均2,184人の保育を行い、運営費は15億2,414万1,000円となっております。なお、ながさわ、なかぞね、みのり保育園の園舎及び附帯施設は、平成24年3月31日をもって各運営法人に無償譲渡いたしました。83ページをお願いいたします。目7公立保育所費は17億1,172万6,000円でございます。3の公立保育所運営事業の(1)公立保育所の入所状況につきましては、17園で月平均1,797人の保育を行いました。84ページをお願いいたします。6の北幼保園建設事業3,969万4,000円では、既設の北保育園、かさぎ保育園、北幼稚園を統合した北幼保園を整備するため、平成23年度につきましては基本実施設計等を実施いたしました。85ページをお願いいたします。平成22年度の繰り越し事業で、国の景気対策事業として地域活性化きめ細かな臨時交付金を活用いたしまして、9の公立保育所遊具整備事業1,763万8,000円では、経年劣化したスチール製遊具の撤去及びステンレス製遊具等の設置を実施し、10の公立保育所防犯対策事業747万6,000円では、幼保園、保育園の防犯カメラを設置いたしました。86ページをお願いいたします。目9乳幼児等・母子家庭等医療費の2の乳幼児等医療費支給事業7億9,013万4,000円では、前年度に比べ5,935万3,000円の増となっております。  項4生活保護費の87ページをお願いいたします。目2扶助費は11億2,030万1,000円で、1の生活保護扶助事業の(1)生活保護の状況は、月平均1,885人に11億45万2,000円の扶助費を支給いたしました。前年度に比べ142人、9,830万4,000円、それぞれ増となっております。90ページをお願いいたします。款4衛生費は42億4,401万4,000円で、前年度に比べ2億7,454万1,000円、6.9%の増で、構成比は6.8%、執行率は96.0%でございます。3の小児夜間急患医療事業2,123万9,000円では、大垣市民病院救命救急センター内の小児夜間救急室において、木、土、日曜日の夜間における小児急病患者の一次初期診療を行い、診療者数は1,523人で、1日平均人数は10.0人でございました。92ページをお願いいたします。目4予防費の1の予防接種事業1億8,492万7,000円では、予防接種法に基づきBCGなどの予防接種を行い、疾患の発生等の予防に努めました。93ページをお願いします。3のワクチン接種緊急促進事業1億7,247万5,000円では、県の子宮頸がん等ワクチン接種緊急促進臨時基金を活用し、子宮頸がん等ワクチン、ヒブワクチン、小児用肺炎球菌ワクチンの予防接種を行い、重症化しやすい感染症の予防に努めました。100ページをお願いいたします。目8環境対策費は1億2,366万6,000円でございます。101ページの10の自然環境調査事業340万2,000円では、自然環境の現況を把握するため、平成23年度は専門家による文献調査を実施いたしました。102ページをお願いいたします。13の地球温暖化対策推進事業費の(1)高効率給湯器設置補助事業850万円では、一般家庭における高効率給湯器の導入に対し設置費用の一部を助成いたしました。(2)LED照明機器導入補助事業1,500万円では、一般家庭や中小企業の事業所などにおけるLED照明機器の導入費用の一部を助成いたしました。14のグリーン電力活用推進事業1,035万7,000円では、太陽光発電設備により生じるグリーン電力量を測定するメーターの設置に対して補助するとともに、太陽光発電による環境価値の創出に対し奨励金を交付いたしました。105ページをお願いいたします。  項2清掃費の目3塵芥処理費は7億9,470万1,000円で、ごみ処理状況につきましては合計で5万2,681.14tを処理しております。前年度より250.16tの増加となっております。106ページをお願いいたします。目4塵芥処理施設費は8億4,143万8,000円で、107ページの3のクリーンセンター営繕事業の(1)クリーンセンター分散制御装置等更新事業1億3,104万円では、焼却設備の運転操作を担う制御装置を平成22から23年度の2ヵ年事業で更新いたしました。5のクリーンセンター長寿命化計画策定事業367万5,000円では、施設の長寿命化を図り、ライフサイクルコストの低減による効率的な更新整備や保全管理を行うため、クリーンセンターの長寿命化計画を策定いたしました。108ページをお願いします。目5リサイクルセンター建設費4億1,859万4,000円では、ごみの減量化、資源の保全及び有効活用を図るため、旧ごみ焼却施設跡地にリサイクルセンターを整備いたしました。110ページをお願いいたします。  款5労働費は1億8,578万4,000円で、前年度に比べ1,596万7,000円、7.9%の減で、構成比0.3%、執行率95.4%でございます。111ページの6の職業訓練センター管理事業810万3,000円では、独立行政法人雇用・能力開発機構の廃止に伴い、平成23年3月31日に本市に無償譲渡された職業訓練センターの管理運営及び職業訓練を実施いたしました。112ページをお願いいたします。  款6農林水産業費は8億1,063万8,000円で、前年度に比べ289万8,000円、0.4%の増で、構成比1.3%、執行率95.6%でございます。目2農業費は1億2,730万1,000円で、113ページの2の農業ビジョン策定事業134万円では、大垣市の農業の10年後の姿を描くとともに、その実現に向けて当面5年間に重点的に取り組む基本方針となる大垣市農業ビジョンを策定いたしました。114ページをお願いいたします。11の環境保全型農業直接支払い事業637万2,000円では、化学肥料、化学合成農薬を5割以上低減する取り組みと、カバークロップを組み合わせた取り組みや有機農業の取り組みなど環境保全効果の高い営農事業を実施する農業者に対し支援いたしました。115ページをお願いいたします。16のかがやき農業塾事業130万円では、上石津地域において指導者つき菜園を開設し、作付講習会や交流事業等を実施する事業者に対し補助をいたしました。117ページをお願いいたします。  項3林業費は7,048万円で、前年度に比べ3,401万6,000円、32.6%の減でございます。119ページをお願いいたします。14の林道時山多賀線法面等復旧事業1,096万2,000円では、積雪によりのり面崩壊しておりました林道時山多賀線において復旧工事を実施いたしました。  項4土地改良費は4億8,796万円で、前年度に比べ3,082万2,000円、6.7%の増となっております。120ページをお願いいたします。目2県単土地改良事業費1億2,351万3,000円及び目3かんがい排水路・農道整備事業費1億1,936万5,000円では、用排水路等の改良整備を実施いたしました。121ページをお願いいたします。目4揚水施設維持管理費6,380万2,000円では、樋門改良工事等を実施いたしました。目5諸費は1億1,847万7,000円で、1の県営たん水防除事業1,671万7,000円では、静里地区の排水機場基礎工等に対し負担をしております。122ページをお願いいたします。3の県営ため池等整備事業939万3,000円では、新堀川地区の排水路工に対し負担をしております。5の県営中山間地域総合整備事業1,305万円では、上石津地区の用水路工等に対し負担をしております。123ページをお願いいたします。  款7商工費は32億1,841万7,000円で、前年度に比べ4億70万5,000円、14.2%の増で、構成比は5.2%、執行率は99.1%でございます。4の戦略的中心市街地活性化推進事業の124ページの(3)城下町おおがき新春マラソン事業補助金775万7,000円では、城下町おおがき新春マラソン2012を実施した実行委員会に対し補助いたしました。参加者は2,500人で、総事業費は1,138万8,000円でございました。(4)中心市街地商店街元気ハツラツ市開催事業補助金1,200万円では、大垣駅通りほか中心市街地商店街一帯で、4月から12月及び3月の第1日曜日に元気ハツラツ市を開催した市商連に補助し、中心市街地のにぎわいの創出に努めました。5の中小企業等金融対策事業の(1)中小企業小口資金信用保証料補助事業1,272万5,000円では、中小企業小口資金利用者が保証協会に支払う信用保証料を全額補助し、事業活動を支援いたしました。件数は121件で、前年度より15件減っております。(2)中小企業融資事業25億4,519万2,000円では、中小企業を対象に運転資金、設備資金の融資と利子補給を行い、中小企業者の経営の安定と事業の健全な発展を支援いたしました。また、東日本大震災により直接または間接的に影響を受けた中小企業者等を対象に、利子補給率を2分の1から全額に引き上げております。融資実績は合計446件で、前年度より157件の増、利子補給件数は469件で190件の増でございます。125ページをお願いいたします。目2観光費は2億588万6,000円でございます。127ページをお願いいたします。7の観光土産品等開発促進事業の(1)おいしい大垣の水PR事業350万円では、ペットボトルの「芭蕉葉の風」と瓶の「おいしい大垣の水」と、新たに瓶の「大垣ラムネ」の製造等の事業に補助をいたしました。(2)芭蕉元禄の街大垣PR事業100万円では、芭蕉元禄の街大垣をPRする絵はがきなどの土産品の開発、製作事業に補助をいたしました。8の芭蕉元禄事業4,150万4,000円では、俳句文化を通じた観光の振興と中心市街地の活性を図るため、表に掲げる諸事業を実施いたしました。好評をいただいております水門川舟下り事業では、秋の実施やたらい舟製作などの充実を図っております。128ページをお願いいたします。目3企業立地支援対策費は2億7,350万2,000円で、129ページの4の工業団地整備関連事業5,398万6,000円では、横曽根工業団地への搬入路となる市道浅西横曽根3号線及び国道258号交差点西側部分の拡幅工事を実施いたしました。130ページをお願いいたします。  款8土木費は77億277万2,000円で、前年度に比べ1億3,851万円、1.8%の増で、構成比は12.4%、執行率は94.6%でございます。ただし、翌年度への繰越額を除きますと、執行率は95.4%でございます。6の土地開発公社関連事業の(2)土地開発公社補助事業5,000万円では、土地開発公社が公有地を先行取得するため金融機関から融資を受けた借入金の超過に対し補助し、土地開発公社の健全な運営に努めました。131ページをお願いいたします。  項2道路橋りょう費は11億4,233万8,000円で、前年度に比べ1億5,146万9,000円、11.7%の減となっております。132ページをお願いします。4のバリアフリー整備事業1,992万9,000円では、三塚町地内ほか9ヵ所で歩道の段差解消や視覚障がい者誘導用ブロックの設置などを実施いたしました。5の道路安全対策事業の(1)橋りょう長寿命化修繕計画策定事業718万3,000円では、橋梁の点検と長寿命化修繕計画の策定を39橋について実施いたしました。133ページをお願いします。目3道路新設改良費は5億182万1,000円で、前年度に比べると4,660万4,000円の増でございます。2の県単独道路改良事業2,724万5,000円では、大垣江南線など表に掲げる県道改良工事に負担金を支出いたしております。34ページをお願いいたします。3の道路新設改良事業2億673万7,000円では、市道の拡幅改良及び歩道新設工事等11ヵ所、延長2,124mを実施し、道路環境の向上に努めました。主な施工場所は、野口地内ほか外野地内、上石津町乙坂地内の歩道整備などでございます。4の道路舗装事業8,988万9,000円では、大垣地域のアスファルト舗装事業の新設58ヵ所、延長8,761mを実施し、5の道路側溝整備事業1億1,494万3,000円では、大垣地域の63ヵ所、延長3,331mの道路側溝整備工事を行いました。135ページの7の上石津地域道路整備事業1,007万6,000円及び8の墨俣地域道路整備事業2,969万2,000円では、それぞれの地域の生活道路の整備に努めました。  項3河川水路費は11億4,146万3,000円で、前年度より190万4,000円、0.2%の増となっております。目2河川水路維持費の136ページをお願いいたします。5の排水機場等維持管理適正化事業の137ページの(2)排水機場等維持管理適正化事業4,545万1,000円では、綾里排水機場のポンプのオーバーホール等を実施し、治水対策に努めました。目3水路改良費は6億9,285万7,000円で、2の準用河川改修事業1億388万4,000円では、江西川、曽根川の護岸工事を実施いたしました。138ページをお願いいたします。3の主要幹線排水路改良事業は2,854万1,000円で、2ヵ所、延長47.4m、4の小水路改良事業は8,267万5,000円で、25ヵ所、延長1,111.9m、5の水路環境整備事業は7,435万7,000円で、52ヵ所、延長3,534.6mの水路改良工事を実施し、雨水の早期排除等環境整備に努めました。6の浸水対策事業3億3,255万4,000円では、平成14、16年の集中豪雨による浸水被害が発生している地域における水路などの排水施設の整備を進め、浸水被害の低減に努めました。平成23年度につきましては、禾森排水機場整備、139ページのほうでございますが、江西川改修、北小における雨水流出抑制施設の設計などを実施いたしました。8の急傾斜地崩壊対策事業3,004万5,000円では、上石津町上、堂之上地内の急傾斜地崩壊危険区域において、県が施行する対策事業に対して負担金の支出や県施行対象地域以外の上石津町宮地内の崩壊対策工事等を実施いたしました。140ページをお願いいたします。  項4都市計画費の目1都市計画総務費の141ページの8の木造住宅等耐震対策支援事業の(1)木造住宅耐震診断事業652万5,000円では、145件の耐震診断を実施いたしました。(2)木造住宅耐震補強工事費補助事業3,796万5,000円では、繰り越し事業を含め25件の補助を実施いたしました。142ページをお願いいたします。(3)建築物等耐震診断費補助事業214万円では、4件の木造住宅耐震診断事業の対象とならない建築物の耐震診断費の補助をいたしました。目2市街地整備費の3の大垣駅南街区市街地再開発事業7,980万円では、市街地再開発事業計画の策定及び権利変換計画の前提となる施設建築物の基本設計等を実施した大垣駅南街区市街地再開発準備組合に対して補助をいたしました。目3公園管理費は3億5,885万7,000円で、144ページをお願いいたします。6の公園安全安心緊急対策事業7,785万1,000円では、公園遊具の安全確保のため日常点検や精密点検を実施し、公園安全安心対策緊急総合支援事業計画に基づき老朽化した施設等の更新を順次実施しているもので、58公園の遊具の精密点検を実施し、青柳第2公園など12公園の遊具等を整備いたしました。145ページをお願いいたします。目4公園新設改良費は6億620万2,000円で、146ページをお願いいたします。4の浅中公園整備事業4億4,059万8,000円では、舗装広場等の整備を実施いたしました。5の犀川河川公園整備事業では、平成22年度から23年度にかけての2ヵ年事業で、犀川の河川敷8.47haを水辺の環境を生かした公園として整備いたしました。目5緑化推進費は2億3,074万6,000円で、148ページをお願いいたします。8の四季の里整備事業3,620万円では、南公園運動場などで秋の景観整備を行うほか、市民が四季折々の緑、花を1年を通して身近に感じ、親しんでもらえる公園緑地等の植栽整備に努めました。9の四季の回廊整備事業2,051万4,000円では、花と緑の拠点「四季の里」を、大垣の特色である輪中堤等を生かし、桜の木でつなぐ四季の回廊を杭瀬川、大島堤、笠縫堤遊歩道で整備いたしました。149ページをお願いいたします。目7大垣駅北口広場等整備費の2の大垣駅北口広場整備事業3億623万1,000円では、歩道舗装工、路線バス等停留所上屋整備工などの工事や、電線共同溝連系管路等工事委託などを実施いたしました。151ページをお願いいたします。  項5住宅費は2億7,982万5,000円で、目1住宅管理費の2の住宅管理一般経費の(1)住宅使用料収納業務委託事業では、市営住宅退去者の滞納家賃等について、平成24年2月1日から収納業務を民間委託し、対象債権1,165万円に対し13万1,000円を収納いたしました。委託金額につきましては、収納額の35%でございます。4の市営住宅等長寿命化計画策定事業954万2,000円では、今後の公営住宅と民間住宅の役割分担や各団地の方向性を明確にし、既存の市営住宅特区総合活用計画の見直しを盛り込んだ市営住宅等長寿命化計画を策定するための基礎調査及び南頬団地C棟及び禾森団地、廓町団地の耐震判定調査を実施いたしました。152ページをお願いしたします。  款9消防費は17億3,188万1,000円で、前年度に比べ1,067万3,000円、0.6%の減、構成比は2.8%、執行率は99.1%でございます。153ページの4の女性消防活動支援事業305万5,000円では、全国女性消防操法大会に岐阜県代表として出場されました大垣市女性防火クラブ連絡協議会に対し、出場経費の一部を補助するとともに、軽可搬ポンプ1台を購入いたしました。6の消防団員等公務災害補償関係事業2,344万9,000円では、東日本大震災による大津波で多くの出動中の消防団員が殉職されましたことにより、25年度の臨時措置として公務災害補償基金負担金の追加交付で追加負担金を実施いたしております。目3消防施設費は9,684万5,000円で、1の常備消防施設整備事業2,501万円では、養老町消防本部上石津分署に配備された救急自動車の更新を行いました。154ページをお願いいたします。4の非常備消防設備整備事業5,263万7,000円では、赤坂・洲本分団の消防ポンプ自動車2台と、北分団の小型動力ポンプ積載車1台をそれぞれ更新し、上石津第4分団のFRP型軽積載車1台を新たに配備するなど、消防設備の整備をいたしました。 15: ◯委員長川上孝浩君)  説明の途中ですが、ここで休憩いたします。              午前11時 8分   休 憩            ──────────────────              午前11時16分   再 開 16: ◯委員長川上孝浩君)  再開いたします。  引き続き説明を願います。 17: ◯財務課長岩崎義博君)  それでは、155ページをお願いいたします。  款10教育費は86億5,802万8,000円で、前年度に比べ5億8,523万5,000円、7.2%の増、構成比14.6%、執行率は73.1%、ただし、翌年度の繰越額を除きますと、執行率は93.6%でございます。156ページをお願いいたします。目4教育研修費は3億615万8,000円で、4の水都っ子ステップアップ事業2,321万3,000円では、主に小学校5・6年生の各学級において、1学級当たりの児童数が30人以上となる学校に非常勤講師を配置し、教科担任制の推進やチームティーチング指導の拡充を図り、中学校進学に向けた基礎学力の定着と学力の向上を図りました。5の学力向上推進事業226万円では、児童生徒の学力の実態を確実に把握し、学習指導の改善に活用するため、学力調査を実施いたしました。157ページをお願いいたします。7の水都っ子はかせくん応援事業127万8,000円では、チャレンジイングリッシュキャンプ、わくわく算数アドベンチャーなど、英語、算数、国語について、より発展的な学習を行う参加体験型学習会を開催する大垣市文教協会に対し補助いたしました。158ページをお願いいたします。15の特別支援教育サポート事業5,024万5,000円では、特別支援学級に介助員を前年度から4人増の19人、通常学級に特別支援教育支援員を前年度と同数の34人配置いたしました。目5教育総合研究所費の159ページの9のスクールソーシャルサポート事業477万6,000円では、遊び非行型、怠学、不登校傾向の児童生徒に対し、支援員2人が学校と連携しながら学習支援や相談活動を行いました。160ページをお願いいたします。目6私学振興費は2,000万円で、大垣日本大学高等学校が創立50周年記念事業として行う教育施設整備に対し補助をいたしました。  項2小学校費は17億2,654万7,000円で、前年度に比べ7,817万円、9.5%の増となっております。2の小学校一般経費の(1)児童数、学級数の状況は、児童数が9,339人、学級数が336学級で、前年度に比べ、児童数は114人の減、学級数は2学級の増でございます。161ページをお願いいたします。4の小学校指導用教科書整備事業7,059万5,000円では、平成23年度から全面実施された新学習指導要領に基づき指導用教科書等を購入いたしました。162ページをお願いいたします。目2学校営繕費の2の小学校太陽光発電導入事業1,512万円では、中川小学校の屋上に太陽光発電パネルを設置し、環境への負荷軽減と児童生徒への環境学習の場の創出を図りました。163ページの3の興文小学校プール改修事業168万3,000円では、平成24年度のプール改修に向け、改修設計を実施いたしました。目3学校耐震補強事業費10億2,188万8,000円では、地震防災対策特別措置法による国の補助金のかさ上げを活用し、校舎等の耐震補強工事を優先的に実施し、23年度末における小学校、中学校の合計の耐震化率は84.2%と、前年度から5ポイント上昇いたしました。1の小学校耐震補強計画事業2,823万8,000円では、興文小ほか2校の耐震補強工事の実施設計等を、2の東小学校耐震補強事業、3の川並小学校耐震補強事業、164ページの4の中川小学校耐震補強事業、5の赤坂小学校耐震補強事業、この4小学校の校舎の耐震補強工事をそれぞれ実施いたしました。  項3中学校費は9億9,927万9,000円で、前年度から1億6,134万9,000円、19.3%の増でございます。2の(1)生徒数、学級数の状況は、生徒数が4,523人、学級数が151学級で、前年度に比べ生徒数は28人の増、学級数は10学級の増でございます。165ページの4の新学習指導要領対応教材整備事業595万6,000円では、平成24年度から全面実施される新学習指導要領に基づき必要となる体育用備品を購入いたしました。166ページをお願いいたします。目2学校営繕費の167ページの2の中学校大規模改修事業2,299万5,000円では、赤坂中学校屋外運動場改修を実施いたしました。目3学校耐震補強事業費の1の中学校耐震補強計画事業3,682万7,000円では、興文中ほか3校の耐震補強工事の実施設計等を行うほか、2の南中学校耐震補強事業、3の西部中学校耐震補強事業で校舎の耐震補強工事を実施いたしました。168ページをお願いいたします。  項4幼稚園費は6億6,839万4,000円で、3の(1)園児数、学級数の状況は、17の公立幼稚園、三つの私立幼稚園を合わせまして、園児数は1,201人、学級数は72学級で、前年度に比べ、園児数が3人の減、学級数が2学級の減となっております。169ページをお願いいたします。9の幼稚園防犯対策事業438万9,000円では、市内幼稚園の防犯対策を強化するために、防犯カメラを設置いたしました。10の東幼稚園耐震補強事業6,767万円では東小学校とともに、170ページの11の中川幼稚園耐震補強事業5,269万2,000円では中川小学校とともに、それぞれ耐震補強工事を実施いたしました。  項5社会教育費は19億1,708万8,000円で、前年度に比べ8,843万1,000円、4.8%の増でございます。目1社会教育総務費の4の地域教育力向上事業134万8,000円では、地区センター等において食育、環境、子育て、人権などの地域社会にかかわる講座等を開催し、地域ぐるみの社会教育活動の充実を図りました。172ページをお願いいたします。目2図書館費の3の図書館施設改修事業4,077万2,000円では、大垣図書館の老朽化によるタイルの落下が発生しておりました外壁補修などを実施いたしました。173ページをお願いいたします。9の図書館施設利用促進事業1,102万2,000円では、国の平成22年度の景気対策事業、地域活性化・住民生活に光をそそぐ交付金を活用し、繰り越し事業により、1階から4階の一般男女トイレ洋式化改修、1・3階の多目的トイレ改修及び館内に防犯カメラの設置を行いました。174ページをお願いしたします。目3学習館・文化会館費は5億8,676万5,000円で、175ページの3の学習館・文化会館改修事業3億412万8,000円では、文化会館の文化ホールの舞台音響設備、照明設備及び空調設備の改修工事、アートギャラリーの監視カメラ更新工事及び展示ケースの購入などを行い、利便性の向上に努めました。178ページをお願いいたします。目8留守家庭児童教室費は1億3,549万3,000円で、小学1年生から4年生まで、18校区で留守家庭児童教室を開設し、798人の児童の生活指導を行い、児童の健全育成に努めました。179ページをお願いいたします。目10文化振興費は2億776万5,000円で、181ページをお願いいたします。5の市史編纂事業1,363万8,000円では、平成15年度から取り組んでいる、最新の研究成果や情報を盛り込んだ大垣市史全10巻と図説大垣市史、大垣市史総集編の刊行を進め、第IV巻を刊行いたしました。なお22年度までにIからIII巻、VからVI巻、IXからX巻が刊行を終え、販売を開始しております。182ページをお願いいたします。7のスイトピアセンター20周年記念企画展準備事業1,008万7,000円では、平成24年度に会館20周年を迎えるスイトピアセンターアートギャラリーの記念事業として開催する日本画家土屋禮一氏の展覧会に向け準備を進めました。目11文化財保護費は2億2,619万5,000円で、183ページの3の指定文化財保護事業の(1)大垣祭やま再建事業9,750万円では、戦災で消失した浦嶋やまと布袋やまについて、地元保存会による祭やま本体及びやま蔵建設の再建事業に対し補助をいたしました。(2)指定文化財の保存・修理3,802万9,000円では、平成8年度に白木で再建した大垣祭・相生やまの漆塗りややま蔵改修に対する補助などを行いました。184ページをお願いいたします。目12昼飯大塚古墳整備費は7,399万1,000円で、発掘調査及び保存整備工事などを実施いたしました。188ページをお願いいたします。  項6保健体育費は24億2,363万8,000円で、前年度に比べ5億3,635万5,000円、28.4%の増となっております。190ページをお願いいたします。目2体育施設費の191ページの4の体育施設国体関連整備事業6,168万4,000円では競技関係者などが安全に大会に参加できるよう、競技会場施設の整備を実施いたしました。主な施設整備の状況は、武道館の第2駐車場、空調設備整備、南公園運動場の駐車場整備、浅中公園総合グラウンドの陸上競技場スタジアムベンチ改修、市民プールの50mプール塗装改修などを実施いたしました。目3体育施設大規模改修事業費は1億7,552万4,000円で、1の浅中公園総合グラウンド改修事業850万5,000円では、平成24年に開催されましたぎふ清流国体においてソフトボールの会場となった野球場について、芝舗装工事を実施いたしました。192ページをお願いいたします。2の南公園運動場改修事業1億1,135万4,000円では、ぎふ清流国体において、サッカーの会場及び軟式野球のサブ会場となったため、サッカー場の芝舗装や野球場の内野グラウンド改修などを実施いたしました。3の体育施設安全安心改修事業5,566万5,000円では、公園安全安心緊急対策事業の一環として、赤坂スポーツ公園庭球場の人工芝改修や北公園相撲場の上屋改修などを実施いたしました。195ページをお願いいたします。目7学校給食費は15億9145万7,000円で、2の南部学校給食センター管理事業の(1)食品放射線分析システム導入事業392万7,000円では、食品放射線分析システムを導入し、学校給食における食の安全性の確保を図りました。196ページをお願いいたします。7の北部学校給食センター改築事業7億7,793万3,000円では、老朽化した北部学校給食センターを平成21年度から23年度の継続事業で改築し、平成24年1月10日から学校給食の提供を開始いたしました。198ページをお願いいたします。  款11公債費は45億3,484万5,000円で、前年度に比べ2億2,784万4,000円、4.8%の減で、構成比は7.3%、執行率は99.3%でございます。地方債現在高の状況は、平成22年度末現在高が497億4,727万円で、平成23年度の起債額は89億2,170万円でございます。平成23年度元金償還額は38億1,368万1,000円で、平成23年度末現在高は548億5,528万9,000円となり、前年度に比べ51億801万9,000円の増となっております。なお、公債費比率は7.4%で、前年度に比べ1.3ポイント改善、実質公債費比率は4.0%で1.4ポイント改善しております。199ページをお願いいたします。  款13災害復旧費の林業施設災害復旧事業1,100万円では、台風6号による豪雨により被害を受けた林道時山多賀線の林道崩落復旧を実施いたしました。200ページをお願いいたします。  次に、緊急雇用創出事業の状況でございますが、県の緊急雇用創出事業臨時特例基金を活用して、景気後退に伴う企業の雇用調整により失業状態にある方を対象に、一時的な雇用、就業機会を創出・提供する事業を実施いたしました。次の表に掲げる23事業で142人を雇用し、うち新規雇用者数は125人で、事業費は1億1,548万7,000円でございます。201ページをお願いいたします。  次に、景気対策事業の状況でございますが、国の地域活性化・きめ細かな交付金、地域活性化・住民生活に光をそそぐ交付金を活用するとともに、市単独での地域活性化事業を展開し、効果的かつ迅速な景気対策に努めました。次の表に掲げる20事業、事業費総額2億1,221万7,000円を実施いたしました。203ページをお願いいたします。  特別会計に対する一般会計からの繰出金の状況でございますが、交通災害共済事業から水道事業までの13会計の会計は50億2,061万1,000円で、前年度に比べ7,431万3,000円の増となっております。  次に、一部事務組合等に対する負担金の状況でございますが、西南濃老人福祉施設事務組合ほか7組合及び岐阜県後期高齢者医療広域連合の合計が30億8,814万4,000円で、前年度に比べ308万8,000円の減となっております。204ページをお願いいたします。  次に、基金の状況でございますが、主な基金としましては、財政調整基金は、平成23年度に12億2,292万円を積み立て、2億円を取り崩し、平成23年度末残高は49億740万円となっております。減債基金は、4億75万円を積み立て、残高は5億740万円となっております。公共施設整備基金は、8億667万円を積み立て、4億1,138万円を取り崩し、残高は28億2,413万円となっております。公共施設整備基金の残高の主な内訳は、庁舎分が23億3,730万円、教育施設分が3億8,619万円となっております。一般会計、特別会計を合わせた基金合計では、23年度積立額25億6,929万7,000円、7億3,420万9,000円を取り崩した結果、平成23年度末現在高は110億8,177万9,000円となり、前年度に比べ18億3,504万8,000円の増となっております。  以上、一般会計及び基金の状況につきまして御説明申し上げました。205ページをお願いいたします。  続きまして、特別会計の会計別の主な事業内容と成果について御説明申し上げます。  物品調達会計につきましては、庁用物品について一括購入及び計画的な払い出しを行うための会計で、消耗品費、印刷製本費合わせて111品目を取り扱っております。  交通災害共済事業会計につきましては、1の共済加入者は5万7,352人で、前年度に比べ3,714人の減、共済事業収入は2,318万2,000円で53万2,000円の減となっております。2の共済見舞金の支給状況は、合計462件、支給額は2,123万円で、前年度に比べ、件数は8件の減、見舞金は、死亡による受給額の増などにより342万円の増となっております。206ページをお願いいたします。  国民健康保険事業会計につきまして、207ページの4の保険料の収入状況は、収入額が44億5,661万8,000円で、前年度に比べ3億4,112万9,000円の増で収入率は80.33%、前年度に比べ0.29ポイントの減となっております。5の保険給付の状況につきましては、保険者負担額は合計で97億4,635万6,000円で、前年度に比べ1億8,975万4,000円、2.0%増となっております。209ページをお願いいたします。  国民健康保険直営診療施設事業会計につきましては、上石津地域の医療機関として診療等を行い、3の診療収入は、診療人数5,038人、診療収入額は3,761万2,000円で、前年度に比べ263万7,000円の減となっております。210ページをお願いいたします。  後期高齢者医療事業会計につきましては、75歳以上の高齢者または65歳以上75歳未満の障害認定を受けた高齢者を対象に実施し、2の被保険者数は1万8,786人で、前年度に比べ503人の増となっております。4の保険料の収入状況は、収入額の合計が11億8,896万2,000円で、前年度に比べ1,976万円の増となっております。収入率は98.87%で、前年度に比べ0.17ポイントの減となっております。211ページをお願いいたします。5の広域連合負担金は、市で徴収した保険料や事務費負担金など合計14億5,180万6,000円を岐阜県後期高齢者医療広域連合に負担いたしました。  介護保険事業会計につきましては、2の加入状況は3万7,515人で、前年度に比べ674人の増となっております。212ページをお願いいたします。4の保険料の収入状況は、収入額の合計が19億4,069万4,000円で、前年度に比べ3,495万4,000円、1.8%の増となっております。5の要介護・要支援認定の状況は、実認定者の合計は6,380人で、前年度に比べ202人、3.3%の増となっております。213ページの6の保険給付の状況では、保険者負担額は、合計97億3,664万7,000円で、前年度に比べ4億2,650万8,000円、4.6%の増となっております。215ページをお願いいたします。
     簡易水道事業会計につきましては、大垣地域の1ヵ所、上石津地域の4ヵ所の簡易水道及び1ヵ所の飲料水供給施設を管理しており、給水戸数は2,086戸、給水人口は6,474人となっております。216ページをお願いいたします。2の簡易水道改良事業の(1)主な工事内容としては、上石津町堂之上地内ほかで配水本管布設がえほかの工事、牧田・時浄水場で流量計取りかえ工事などを実施いたしました。(2)一之瀬和田浄水場改良事業597万5,000円では、浅井戸を水源として給水している上石津北部簡易水道の一之瀬和田浄水場について、病原性原虫対策などを図るため、浄水施設整備の実施設計等を行いました。  市行造林事業会計につきましては、集落共有林地等の所有者と市が分収造林契約を結んだ造林地につきまして、2の森林保育事業に掲げる作業道整備や枝打ち、間伐などの保育に努めました。217ページをお願いいたします。  公設地方卸売市場事業会計につきましては、西濃2市4郡の拠点市場として、地域住民への新鮮な生鮮食料品の安定供給に努めました。218ページをお願いいたします。  公共下水道事業会計につきましては、平成22年度に市街化区域へ編入された加賀野、小野地内ほか及び市街化調整区域の外の米野町地内ほか85.3haの面整備を行いました。その結果、大垣地域の整備面積は3,238.7ha、処理区域内人口は12万4,534人、人口普及率は84.0%となりました。また、大垣市浄化センターにおいては、放流ポンプ更新工事及び重力濃縮タンク更新工事を行いました。墨俣処理区では、平成24年度末の供用開始を目指して墨俣浄化センター建設工事を進めるとともに面整備を行いました。そのほか、笠木町地内の浸水被害を低減するため、笠木ポンプ場建設工事に着手いたしました。220ページをお願いいたします。4の大垣処理区下水道建設事業の(1)下水管布設工事は、1)の表に掲げる禾森町地内の汚水幹線、加賀野ほか地内の面整備などの下水管布設整備を実施し、2)笠木ポンプ場建設事業では、浸水被害を低減するため土木建築工事に着手し、平成23年度事業費は1億円でございました。(2)終末処理施設整備事業の1)放流ポンプ更新事業では、排水機能の確保を図り、平成23年度事業費は7,986万5,000円でございます。221ページの2)重力濃縮タンク更新事業では、水質や汚泥処理能力の維持を図りました。5の墨俣処理区下水道建設事業の(1)下水管布設工事は、表に掲げる汚水幹線面整備などを実施いたしました。(2)終末処理施設整備事業の1)墨俣浄化センター建設事業では、土木建築工事などを実施し、222ページの2)墨俣浄化センター管理棟・機械棟建設事業では、管理棟の建築工事及び管理棟・機械棟の建築設備等の工事を実施いたしました。  特定環境保全公共下水道事業会計につきましては、上石津地域の牧田、一之瀬、多良地区141.2haの下水を処理し、公共用水域の水質保全を図りました。223ページの(3)排水処理状況は、平成23年度末排水設備利用人口が3,683人、水洗化率は82.1%で、前年度に比べ1.0ポイント増加いたしております。  農業集落排水事業会計につきましては、上石津地域の西山及び時地区の農業集落排水並びに平井地区の小規模集合排水により189.1haの下水を処理し、農業用排水の水質保全と農村の生活環境の向上を図りました。224ページをお願いいたします。(3)排水処理状況は、平成23年度末排水設備利用人口が1,130人、水洗化率は89.8%で、前年度より2.8ポイント増加いたしております。  駐車場事業会計につきましては、225ページの2の市営駐車場利用状況の収容能力は合計で741台で、利用台数は22万4,130台、使用料収入は1億259万8,000円で、前年度に比べ492万円、4.6%の減となっております。  競輪事業会計につきましては、2の車券発売状況では、車券売上金の合計が108億3,112万4,800円で、前年度に比べ7億4,098万700円、7.3%の増となっております。入場者数は9万7,609人で、本場のみの1人当たり売り上げは1万4,863円でございます。226ページをお願いいたします。4の主な施設等整備の状況は、走路補修工事1,417万5,000円などを行いました。6の競輪事業基金積立事業では、競輪事業の運営及び施設等の整備に備えるため、JKA交付金還付金8,909万4,000円及び基金利子等を合わせて8,960万円を積み立てました。  以上、一般会計及び17の特別会計の決算の概要につきまして御説明申し上げました。よろしく御審査賜りますようお願い申し上げます。 18: ◯委員長川上孝浩君)  以上で説明が終わりました。  なお、お手元に資料として不用額の一覧表が提出されておりますが、説明は省略して報告にかえたいと思いますので、お目通しをいただきたいと思います。  続きまして、これより質疑に入りますが、質疑の進め方につきましては、議会運営委員会において御決定いただいておりますように、常任委員会の所管ごとに区切って、企画総務、文教厚生、経済産業、建設環境の順にそれぞれ質疑を行いたいと思いますのでよろしくお願いいたします。また、答弁の都合上、奥の細道むすびの地周辺整備関連については企画総務で、子育て支援関連については文教厚生でそれぞれ質疑をお願いしたいと思いますのでよろしくお願いいたします。  それでは、質疑に入るに当たり、理事者に入れかわっていただきますので、この際、暫時休憩いたします。              午前11時48分   休 憩            ──────────────────              午前11時50分   再 開 19: ◯委員長川上孝浩君)  再開いたします。  これより企画総務委員会関係について質疑を行います。  発言に際しては、質問者は、決算書のページを示して御発言をいただきますようお願いいたします。なお、理事者においては、答弁がおくれるようでありましたら、申し出をいただくようお願いします。  それでは、企画総務委員会関係について御質問はありませんか。 20: ◯委員(笹田トヨ子君)  18ページの議会費のところです。この中で、議員の視察とかいろいろ旅費の中で、グリーン車の費用がどのぐらいになっているのか明らかにしていただきたいと思います。 21: ◯人事課長(安田正幸君)  具体的に今、数字は持ち合わせがございませんので、後日改めてということでお願いします。 22: ◯委員(笹田トヨ子君)  じゃあ、後でお願いします。  もう一つは、21ページのところの契約一般管理事業のところの2番目の物品購入等契約の状況というのがあります。この中の清掃業務委託契約が22件あるわけなんですが、例えば市民病院の清掃について業務委託を行っていると思いますけれど、それの内容について、例えば競争入札なのか、その契約金とかについて明らかにしてください。 23: ◯契約課長(野崎重光君)  23年度の清掃業務委託の21ページの表の中には、市民病院本体の清掃業務はございません。市民病院の救命救急センターの清掃業務の関係は、途中からでございますが、113万8,200円という形で入札をしております。 24: ◯委員(笹田トヨ子君)  市民病院の清掃は、そうすると、どういう形で。これは、業務委託は救命救急センターのみということですか。それ以外のところではやられていないのですか。 25: ◯契約課長(野崎重光君)  清掃業務に関しましては、長期継続契約で行っておりますので、市民病院本体の清掃業務に関しましては、22、23、24年度という形で22年度に契約を実施いたしておりますので、23年度分の中には市民病院本体は入ってございません。 26: ◯委員(笹田トヨ子君)  本体の件についてお聞きしたいんですけれども、今回の決算の対象にはならないということになるのかな。 27: ◯委員長川上孝浩君)  本会の決算の対象にはなりません。 28: ◯契約課長(野崎重光君)  はい。 29: ◯委員(笹田トヨ子君)  じゃあ、また別の場で聞きます。 30: ◯委員長川上孝浩君)  ほかに。 31: ◯副委員長(岡田まさあき君)  6の業務委託についてですけれども、かなりの業務委託があるわけですけれども、指名競争入札とか随意契約が、かなり随意契約が多いと思うんですが、実際何件ぐらいかと、それから、どうしてそういう入札にならないのか御説明いただきたいんですけれども。 32: ◯契約課長(野崎重光君)  清掃業務22件に関しましては、全て指名競争入札で行っております。それで、その下の業務委託契約の関係122件でございますが、こちらのほうは58件が随意契約で行っておるという状況でございます。随意契約は、地方自治法に定めます範囲内で、取り扱いがその業者でないと市に対して不利になるとか、その業者だけが専門的な知識を持っているとか、そういった形の中で随意契約という判断はさせていただいているという現状でございます。 33: ◯副委員長(岡田まさあき君)  それは担当課が判断されるんですか、契約課が判断されるんですか。 34: ◯契約課長(野崎重光君)  担当課のほうで随意契約の判断をして、理由を契約依頼の起案書に記入してまいりますので、それが適合するかどうかの判断をして、随契で行くという判断はさせていただくということになろうかと思います。 35: ◯副委員長(岡田まさあき君)  例えば、西美濃広域観光PR業務委託を大垣まちづくり株式会社がやっていらっしゃると思うんですが、699万3,000円で。これはどういう理由なんですか。これは多分含まれると思うけれども。 36: ◯契約課長(野崎重光君)  随契理由までの資料を持ち合わせておりませんので、申しわけございません。 37: ◯副委員長(岡田まさあき君)  後で、例えばの例ですけれども、1点について御報告をお願いしたいと。それと、今、122件のうち58件ということですので、もっと精査して、一般の事業者、市内のいろんな事業者があると思うんですが、もっと入りたい業者も多いと思うんですが、122件のうち58件が随意契約ということは半分ということで、もっと精査する必要があるのではないかと思っておりますので、その辺をぜひ研究課題でしていただきたいと思います。一例に関しては、後で御答弁いただけたらと思います。 38: ◯委員(笹田トヨ子君)  8ページの地方交付税です。報告の中で、合併に伴ってそれぞれの自治体で算定されているということですけど、これは一本化するのはいつ、何年ですか。それと、それによりましてどのような影響があるのか、その辺のところがわかれば教えていただきたい。 39: ◯財務課長岩崎義博君)  交付税につきましては合併後10年間ということでございますので、平成27年度から一本算定ということになってまいります。その後5年間減額ということで、段階的に交付のほうがされてまいります。 40: ◯委員(笹田トヨ子君)  平成27年ですね。 41: ◯財務課長岩崎義博君)  15年後でございます。失礼いたしました。 42: ◯委員(笹田トヨ子君)  今後の影響については、また改めてどこかの機会に聞くということにしますので、もう一つ別の形で交付税の件について質問します。  教育のところに。 43: ◯委員長川上孝浩君)  教育は文教厚生。 44: ◯委員(笹田トヨ子君)  ただ、ちょっと言いたいことがあるんです。就学援助制度がありまして、そこに、教育のほうで要保護、準要保護の予算が地方交付税の中で算定されていると思うわけなんですね。その中で、2010年からクラブ活動費とかPTA会費、それから学級会の生徒会費なども地方交付税に算定されていると思うわけですが、実際はその費用は出されていないんですね、今の大垣市の準要保護、要保護の費用の中には。それは、担当課のほうに聞くと、財政のほうで要は予算が決まるということなものですから財政のほうに聞くわけなんですけれど、地方交付税が全てというふうなことにはならないかもしれないですけど、重要な、特に子供たちにかかわる問題ですので、それは国の規定どおりにぜひ出していただきたいと思うんですが、いかがなものでしょうか。過去10年と11年、この11年の中では出されていないんじゃないですか。 45: ◯財務課長岩崎義博君)  交付税につきまして、そういった算入がされておるというようなことはお伺いしておるんですけれども、実際に交付税のほうに算入されておるという数字でございますが、その数字については具体的な数字を持っておりませんけれども、事業につきましては、交付税算入というものにつきましては、一般財源ということで、その事業が必要かどうかということについて担当課のほうから予算要求が上がってきて、それについてどう判断していくというような考え方でおりますので、よろしくお願いいたします。 46: ◯委員長川上孝浩君)  川合総務部長と、岩崎課長と川元課長はずっと同席していますから、その都度のほうがわかりやすいんじゃないですか。 47: ◯委員(笹田トヨ子君)  じゃあ、またそのときにします。 48: ◯副委員長(岡田まさあき君)  今の交付税算入に関連して。今は教育の分野で言われましたけれども、例えば消防にしても、世帯数とか人口割り、消防職員の数とかで交付税算入の算定というのがあると思うんですよね、病院でも一緒だと思うんですが。そのあたりはどういうふうにつかんでいらっしゃって、100%交付税の算定がされているのか、あるいはこういう分野は来るんだけれども、理解していて、今の話で教育費に準要保護の部分は来ないけれども、PTA会費とかそういうのは外すというふうに判断していらっしゃるのか、どれぐらいの割合で国から来ているのかということをしっかりとつかんでいらっしゃるのか、よく国は交付税算入、交付税算入と言われるんですが、財務としてはどのあたりまでつかんでいらっしゃるんですか。教えてください。 49: ◯財務課長岩崎義博君)  算出資料に基づきまして、単位のもとになります学校数とか、そういったもので数字が入っておるということで、できるものにつきましてはある程度の算入という数字を把握しておりますけれども、標準的な財政運営という形でほかのいろいろなほうも入っておりますので、全て把握しておるというわけではございませんが、算入されている項目につきましては、ある程度把握したものとしていないもの、両方ございます。一般財源という中で適正な事業をするかどうかというのは予算の査定の中で判断をしておるという状況でございます。よろしくお願いいたします。 50: ◯副委員長(岡田まさあき君)  そのあたりでもう少し詳しく調べて、国がよく言われることが本当に地方自治体のところに算定、算入の根拠がいろいろ出されて、消防なんかでもよく言われるのは、もっと消防費がもらえるんじゃないか、国から来ているんじゃないかと。それなのに市の財政のところでカットされてしまうんじゃないかということは、今の教育の分野でも、病院の分野でも同じだと思いますので、よりそのあたりを分析して明確に出さないと、やっぱり各部署が一生懸命やっていて、他の自治体はもらっているけれども大垣市はもらえないというふうなことも起きてくると思いますので、そのあたりをやっぱり分析して、明確化する必要があると思うんですが、このあたり、部長、どうですか。 51: ◯総務部長(川合幸典君)  地方交付税の基準財政需要額といいますのは、負担費用に基礎的な数値、学級数とか、あるいは消防であれば人口とかを掛け、算入するわけでございますけれども、あくまで一般財源ベースで算入するものでございます。それで、算入したものから、さらに基準財政収入額を引きました結果が交付基準額となりまして、それが交付税のもとになるものでございます。ですから、不交付団体ですと交付税は来ないというようなことになりますけれども、算定された単位費用の元数値にそれぞれのいろいろな補正係数を掛けた数字で一般財源ベースで、複雑な計算でございますけれども、計算はできるかと思いますけれども、それと交付税額とは違いますもので、あくまで国が基本的に考えたものが交付税の基準で、算入したもの、そのとおりやらなければいけないということではございませんので、よろしくお願いします。 52: ◯副委員長(岡田まさあき君)  ですから、国のそのとおりにやる必要はないということであれば、そのあたりを明確に、大垣市の場合はどういうふうな形にしていくかということが1点と、それから、こんなことを言うと国に怒られるかもしれませんけど、先ほどおっしゃったように、不交付団体になった場合は、それがちゃらになってしまったりということで、例えば合併特例債とかいろんな形で交付税算入が国から来ますからということで、いろいろ公債等も発行されて借金をされるわけですけれども、実際に来ないという場合もあり得るわけですから、そのあたりで、やっぱり本当に国の言っていることが正しいのか、また市がそういう判断をされるのであれば、そのあたりをもっと明確に、わかりやすく市民に財政のあり方というものをお知らせいただく必要があるのではないかと思いますけれども、そのあたりは意見にとどめておきます。御答弁いただけたらどうぞ。 53: ◯総務部長(川合幸典君)  地方債につきましては、同じ借金をするなら、より財源が手厚いものを優先的に借り入れをいたしております。地方債によりましては交付税算入できないものがありますので、できるだけそちらの有利な地方債を借りるように努めております。 54: ◯副委員長(岡田まさあき君)  そのあたりはまた勉強してお話をしたいと思います。 55: ◯委員長川上孝浩君)  12時を過ぎましたので、休憩をとり、午後1時から委員会を再開し、引き続き質疑を続行したいと思います。  暫時休憩いたします。              午後 0時10分   休 憩            ──────────────────              午後 1時 2分   再 開
    56: ◯委員長川上孝浩君)  再開いたします。  休憩前に引き続き、質疑を続行いたします。  野崎契約課長より発言があります。 57: ◯契約課長(野崎重光君)  午前中の委員会で御質問がありました西美濃広域観光PR業務委託の随契理由でございますが、まず、本業務の業務内容でございますが、緊急雇用者5名による大垣かがやき芭蕉隊の結成ということと、奥の細道ゆかりの自治体、奥の細道サミット加盟自治体を指しますが、西美濃各地のイベント会場、その他大勢の人が集まる場所での記念館のオープンPR、西美濃観光PR及び特産品の販売という業務を実施するものでございます。大垣まちづくり株式会社でございますが、市街地整備等まちづくりに関します調査研究を初めといたしまして、地域開発、観光開発等に関するコンサルタント業務、広告、宣伝に関する企画など、大垣地域における都市機能の増進を推進するための事業を営むことを目的として組織されておる会社でございまして、幅広い知識を生かし業務遂行できるということで、第三セクター会社でもあり、大垣まちづくり株式会社と随意契約をするということで判断をさせていただきました。以上でございます。 58: ◯副委員長(岡田まさあき君)  今、御報告のまちづくり会社ですけれども、私は、入札をしてでも、そういった観光事業的なことができる団体とか会社はいっぱいあるわけで、確かに第三セクターで中心市街地活性化のためにまちづくり会社をつくったのは事実ですけれども、市も応援されていると思うので、ただ、安易に随意契約ではなしに、その中で選んで、点数もつけてやっていただくことが必要ではないかと思います。芭蕉記念館の指定管理者でもありますし、いろんな点でよく不備があるということをお聞きしていますし、スタッフもそれほど経験がある方でない方がまちづくり会社をつくっているということですので、専門家が余りいない団体に安易に随意契約するよりも、それなりのプロに、もちろんプレゼンテーションをやっていただいたところで、こういうふうにやっていただけるという構想を出していただいて出したほうがいいと思いますので、ぜひほかの随意契約も含めて検討するようにしていただきたいと思います。これは要望です。  決算実績報告書の42ページですが、かがやきライフタウン大垣推進協議会の事業に出ているわけですけれども、委員会等でも申し上げたんですけど、秋のつどい、春のつどいっていろいろありますよね。これの意義と効果をもう少し教えていただけませんか。 59: ◯議長(岡本敏美君)  これは決算だから、どうなんでしょう。予算に対してというふうに考えて質問というか、やっていただいたほうがいいかなと。 60: ◯副委員長(岡田まさあき君)  決算の中身ですから、その効果。 61: ◯議長(岡本敏美君)  それは予算の枠組みの中でやるべきというふうに私は思うんですけれども。決算ですから、それについてというふうに発言していただいて。 62: ◯副委員長(岡田まさあき君)  じゃあ、具体的に、秋のつどい、春のつどいを実際にやられて、成果をお聞きするのはいいですよね。 63: ◯議長(岡本敏美君)  決算についてのお話を。 64: ◯副委員長(岡田まさあき君)  だから、決算についてですよ。 65: ◯議長(岡本敏美君)  意義というのは、どうも私はおかしいと思うんですよ、それは。これは決算だと思いますから、その辺をちょっと考えていただかないと。ずっと時間が過ぎていっちゃうと思いますから。 66: ◯副委員長(岡田まさあき君)  まあいいでしょう、そんなところで。議論しておるよりも肝心のほうをやります。 67: ◯市民活動推進課長(高木義彦君)  かがやきライフタウン大垣事業でございますが、春のつどいは5月21日に行ったわけですが、この事業の目的は、市民団体の皆さんに日ごろの活動の成果を発表いただくとともに、団体相互の交流の場として、また新たな仲間をふやしていただくため、市民の皆様の体験の場として行っておる事業でございます。  春のつどいにつきましては、記念講演等、それから市民活動団体の発表等をとり行いまして、来場者数は400名ということでございます。また、秋のつどいにつきましては、かがやき熟年式を取り込んだ中で、それぞれステージ発表とか体験工房、活動紹介、フリーマーケット、食のコーナーなどを設けて2日間実施をいたしました。来場者数といたしましては1万2,000人ほどの参加をいただいております。以上でございます。 68: ◯副委員長(岡田まさあき君)  1万2,000人あったんですけれども、当日、堀内孝雄さんですかね、歌手を呼ばれたと思うんですが、この出演料は幾らですか。 69: ◯市民活動推進課長(高木義彦君)  秋のつどいにおきまして、熟年式の式典後、かがやきコンサートという形で堀内孝雄さんを呼んでおります。これは全て岐阜ラジオの公開放送という形の中で業務委託をしております。岐阜ラジオさんの業務委託といたしましては、2日間の照明・音響等の業務委託も全て含めた状態で530万円ほどを支出しております。以上でございます。 70: ◯副委員長(岡田まさあき君)  ほとんどの部分が有名人の出演料に充ててあるということかと思うんですよね。今、岐阜ラジオの委託だけでも589万2,000円のうち530万円が岐阜ラジオの委託で、30万円が市民活動に充てられると。私どもは、それだけ予算を使うのであったら、本当に市民や市民活動を育てるほうにもっとお金を使っていただきたいという声をよく聞きます。確かに、人を寄せたりして市民活動がどういう状況かということもお知らせせねばなりませんけれども、530万円も岐阜ラジオに出されるのであればその時間帯の視聴状況も含めて、本当に聞いていらっしゃるのかということも含めると甚だ疑問だなということもありますし、むしろ本来の形の市民活動を育てるところにもっと予算を集中してやっていただいたほうがいいのではないかと思っております。ことしも八代亜紀さんを呼ばれていますので、何か人寄せで人数だけ出せばいいということがあって、本当に市民活動が育っているかという点での予算の投入ではないと思いますけれども、そのあたりに関してはどうお考えでございましょう、部長さん。 71: ◯かがやきライフ推進部長(河内雅善君)  ただいまお話がございましたタレントといいますか、そういった方につきましては、熟年式のお祝いをさせていただく、そして65歳の方皆さんに来場していただいて、社会貢献をしていただくような市民活動団体のきっかけの場づくり、こういったものに使わせていただいております。そうした意味からいたしまして、この今の方法がいいのか悪いのかというのも、実行委員会等がございますので、そういった市民活動団体の皆さんの御意見をいただいて、今後また検討をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。 72: ◯副委員長(岡田まさあき君)  じゃあ、実際に65歳の方は何人ぐらいお見えになったか把握していらっしゃいますか。 73: ◯市民活動推進課長(高木義彦君)  熟年式におきましては1,000人ということでございます。  それから、先ほど私は530万円とトータルの数字を言いましたけれども、これは事業の企画運営委託料を含めて530万円ということでございまして、熟年式の企画運営だけにつきましては378万円ということでございます。以上でございます。 74: ◯副委員長(岡田まさあき君)  全て私は、実際にその会場にもいましたので、堀内孝雄さんが見たいということで見える方が大変多かったと思いますし、ことしも同じ例で八代亜紀さんが見たいということで見えている、どちらかというと芸能ショー的になっているところがあると思いますので、本来の意義から予算の使い方が、それこそ行政評価をしていただいて、それほどの価値があるのか、また有効なのかということ。それと、先ほど実行委員会とおっしゃったんですけれども、実行委員会等にも参加している団体からそういう声が強いよということを、どうしても市が誘導されるのでなかなか、市の企画の中でやられるので、例えば堀内孝雄さんがいいかどうかも、何も提案なしにぼんぼんとおりてくるということですので、そういったことも含めて今後考えていただくように、これは要望しておきます。 75: ◯委員長川上孝浩君)  そのほか、企画総務委員会について御質問はありませんか。 76: ◯委員(丸山新吾君)  16ページの市債ですけれども、大半が市中銀行等からの借り入れということで、入札によってこの利率になったという話を聞きましたが、高いときに比べると10分の1ぐらいでかなり低い金利になっているというのはよく理解できるんですが、ちょっと気になるのが、地方公共団体金融機構、何点かありますけど、ここは利率が若干高くなっているんですけれども、ここの機構というのはどういうところかということと、ほかに市中金融機関にすると安くなりそうな感じに、全体を見るとなるんですけれども、どうしてこういうところから借り入れをしたのかというのをちょっとお聞かせいただけますか。 77: ◯財務課長岩崎義博君)  地方公共団体金融機構につきましては、以前の地方公営企業等金融公庫で、国の出先から引き継いだような政府的な機関で、ある意味政府資金に準ずるものということで、全国一律的に市町村が出資している借り入れ先でございます。こちらにつきましては、固定金利でやっていましたり、借入期間が多少長いということで、借入期間等を考慮して、ある程度長いものについてはこちらで借りるという判断をして借り入れを行っておるものでございます。 78: ◯委員(丸山新吾君)  市中銀行はそれだけの長い期間の借り入れは難しいということですか。 79: ◯財務課長岩崎義博君)  市中銀行につきましては、10年固定と、あとは10年でもう一度利率を見直すという、最大20年までということになっております。地方公共団体金融機構につきましては、地方債のものによって借入期間がある程度決まっております。あと、水道とか下水とか耐用年数が比較的長いものでございますけれども、30年近く、28年といった借入期間がこちらの地方公共団体金融機構のほうにはございます。以上でございます。 80: ◯副委員長(岡田まさあき君)  今の借り入れの件ですが、市中銀行の支店等、入札なんかのときに、指名競争入札でも支店があればということですが、もっと枠を広げて金利を募集してもいいと思うんですが、そういう努力はこの年度はされなかったんですか。 81: ◯財務課長岩崎義博君)  現在のところ、市内に本店があります三つの金融機関のほうで入札をしておるという状況でございます。以上でございます。 82: ◯副委員長(岡田まさあき君)  建設とかそういったところでは支店があればいいという形になるんですけれども、金融に関しても、本当に最少のコストで最大の効果を上げるためには、支店があれば、それなりに市民サービスをしている銀行ですので、枠を広げてはどうかということだけ提言しておきます。 83: ◯委員(笹田トヨ子君)  税の徴収のところの48ページの債権回収対策室の取扱実施状況というところに、介護保険料の差し押さえ3件があるんですね。一つは、悪質滞納者という定義、以前も聞いたことはあるんですが、それとかかわって、介護保険の場合は年金で保険料は基本的には天引きになっていると思うんですけれども、こういう滞納状態になって差し押さえの対象になるというのは、具体的にはどういう事例になるんでしょうか。 84: ◯債権回収対策室長(長屋雅治君)  この件ですけれども、年金を差し押さえたことについてですか。 85: ◯委員(笹田トヨ子君)  いえ、そうではありません。 86: ◯債権回収対策室長(長屋雅治君)  これは、高齢介護課のほうから高額滞納案件ということで移管を受けまして、財産調査を行い、給与の差し押さえを実施いたしました。当初、給与の差し押さえをやっていたんですけれども、本人さんから年金のほうの差し押さえをしてくれというような申し出がありましたので、年金のほうの差し押さえをした案件でございます。 87: ◯委員(笹田トヨ子君)  ここの3件の中には入っていないと思うんですが、年金で天引きということにはならない事例がありまして、直接私がぶつかった事例ですけれど、結局、年金担保で資金を借り入れしていると、自動的に年金天引きというのがなくなるようなんですね。そうすると、直接徴収という対象になって、結果的には滞納しているというふうな状況に陥ってくるという事例がありました。債権回収対策室云々という問題ではないんですけれど、こういった人たちが結構あるような感じがしますので、ぜひその辺、きめ細かに、恐らく生活再建のためにどうするとか。その辺の対応を丁寧にまた見ていただきたいという、これはお願いです。 88: ◯委員長川上孝浩君)  企画総務委員会のその他の意見でお願いいたしたい。きょうは、あくまでも決算に対して審査するものですから、23年度の決算がどうでしたかということで審査する委員会ですので、よろしくお願いいたします。 89: ◯委員(笹田トヨ子君)  ですから、直接対応する窓口としては、ぜひそういったところを考慮していただきたいという、そういうお願いです。 90: ◯副委員長(岡田まさあき君)  決算委員会ですけれども、政策的なところも含めて実際に23年度やられたわけですから、そういう意味では、政策的な中身のところでも意見を申し上げるのは別に問題ないと思いますけれども。かえって、数字とか昨年度のこの事業だけというようなことではなしに、もちろん事業を通して全体の精査についての決算委員会だと思うんです。決算の中で何の数字が合っているかどうかをやるわけではなしに、本当にきちんと精査がなされているのか、目的に合っているのかということをきちんと議論して次年度に生かすということだと思いますので、今の笹田委員の発言はそんなにかけ離れているというふうにはとれませんけど。 91: ◯副議長(石田 仁君)  3件についての話はそれで結構だと思います。今度は、笹田さんが感じられた違う案件について、私がぶつかった案件についてこれからそういうふうにしてくださいよということは、今度の24年度、25年度以降に話をしていただければいいと思います。今のこの案件について、年金を差し押さえられたどうのこうのという事実確認をされることは全然僕らは何とも思わないんですけれども。そこまでの話です。 92: ◯委員長川上孝浩君)  よろしいですか。 93: ◯委員(笹田トヨ子君)  まあいいです。 94: ◯委員長川上孝浩君)  そのほか、企画総務委員会関係について御質問はありませんか。 95: ◯副委員長(岡田まさあき君)  先ほどの笹田委員が発言を留保された安田人事課長の御答弁をお願いします。 96: ◯人事課長(安田正幸君)  個別のグリーン料金の件でございますけれども、旅費等の関係書類が所管の所属課のほうに保管されておりますので、所属課のほうへ話をいたしまして調査をいたしますので、申しわけありませんが、お時間をいただきたいと思います。 97: ◯委員(笹田トヨ子君)  それはわかりました。この間、問題になってきているグリーン料金について、概算払いされているということはもう明らかになってきていますので、この23年度の決算の中においてもどのぐらいあるのかということを知りたかったわけなんですね。そういう点ではまた明らかにしていただきたいと思いますし、それは実態とは即していないということも明らかになってきましたので、これは今後の対応ですけれど、条例改正するとか、そういう形でやっていただきたいと思います。 98: ◯副委員長(岡田まさあき君)  そのグリーン特別料金のことですけれども、これは決算委員会ですよね、財政の処理を最終的に行うのは市長が行うわけですから、担当課しか知らないということはないと思うんですね。安田人事課長さんは、議会も含めて、それから職員さんが随行されるわけですから本当にグリーン料金を使っているかどうかも含めてちゃんと調べられるのが本当ではないのですか。 99: ◯人事課長(安田正幸君)  グリーン料金が支払われているということは承知をいたしております。これは、大垣市の条例規則にのっとって適正に執行された形でやられているというのは承知をしておりますが、その金額が幾らであったかという個々具体的な金額までは、申しわけございませんが、ちょっと把握していないということでございます。 100: ◯副委員長(岡田まさあき君)  私は、きのう、議会事務局で昨年度1年間の議会の様子をいただいたわけですけれども、その中で、起案の文書と、それから支出負担行為の決裁ですね、ここは両方とも安田人事課長の判が押してあるんですよ。どこの課でもきちんと、こういったような、これからどういう事業をするかということに関して担当課は、いろんな事業、何でもですけれども、出す前にきちんと、どういう形でお金が出るのかということが出て、最後にきちんと、やられた後に支出負担行為の内訳書というのがあるわけです。そこに安田課長さんの判もしっかり押してありますよ。それでも見ていないとおっしゃるんですか。 101: ◯人事課長(安田正幸君)  見ていないということを申し上げたつもりはございません。支出についての審査はさせていただいております。ただ、個々具体的に幾らであったかというような数字まで、申しわけございませんが、今は把握していないということでございます。 102: ◯副委員長(岡田まさあき君)  判まで押して、明細も、グリーン料金をきちんと出して視察をしたということになっておりますし、皆さんが判を押していらっしゃいます。私は、自分も含めて、何期かやらせていただいて安易に考えていてちょっと反省しているわけですけれども、本来グリーン料金を使わずに行った視察等であれば、これは概算払いをやるときにきちんと財務のところでそれはチェックをして戻していただくのが本当だと思いますし、それからやっぱり市民に対して、例えば東北の震災のように、最近国で問題になっているように、東北で使うといいながら沖縄の道路に使っていたとか、交付税の足しに使っていたというようなことが言われているわけですから、私どもがグリーン料金を使わなかったのであれば、それはきちんと返すということが必要ではないかと思います。それで、他都市の例も調べましたけれども、大垣市だけが全部決裁してやられていて、岐阜県内では、岐阜市さんは一応やっていますけれども、岐阜市さんでは、もしもグリーン料金を使わなかったらきちんと返していただきますというふうなこともやっていらっしゃいますので、そういった意味では、私どもは議会も含めてきちんと対処していく必要があると思いますし、市民に対してきちんとしたガラス張りの予算執行に対して、決算もしっかりやっていくという点からいうと、かなり不備があるのではないですか。 103: ◯委員(田中孝典君)
     議運の中身の話になっていると思いますので、それは質問の対象が違うと思いますので、議運でやっていただきたいと思うんですが、いかがでしょうか。 104: ◯副委員長(岡田まさあき君)  これは決算ですよね。決算で、実際に使われていない金額を使ったかどうかという確認をしているわけです。使っていないのに、それを使ったと言うかどうかという確認をしているわけです。 105: ◯委員(田中孝典君)  いえ、今、岡田副委員長さんの御質問の趣旨は、グリーン料金を議員がどのように使用するかという趣旨で、まさに議運で論ずべき論点に変わりつつありましたので、私はそうさせていただきました。この支出に誤りがあるかどうかということであれば、私はぜひ御確認をいただければと思います。 106: ◯副委員長(岡田まさあき君)  じゃあ、事実確認だけをさせていただきます。市の職員も行かれているので、はっきり申し上げて私ども議員はグリーン料金を使っていないんですが、市の職員は、条例によりますと議員等特別職についていく場合に限りグリーン料金を出すことができるとなっているわけですけれども、そういった確認をされたのかされていないのか、これを実際に支出されておるということは、きちんと確認をされたと考えればいいんですね。担当者、御答弁をお願いします。 107: ◯人事課長(安田正幸君)  条例規則にのっとって、それは適正に処理されているというふうに考えております。 108: ◯副委員長(岡田まさあき君)  適正に処理されているということですね。わかりました。じゃあ、あとは議運でやります。 109: ◯委員外議員(粥川加奈子君)  23年度の歳入歳出決算審査意見の中から、気になったことがあるので伺いたいのですが、4ページの上から五つ目の段落の中に、しかしながらという2行目からですけれども、「高齢化社会を迎え扶助費などの義務的経費は年々増加傾向にあり、財政状況は更に厳しくなるものと予想される。限られた財源で最大の効果を上げるため、既存の施策体系やサービスを再点検し、民間活力をも有効に活用するなど、不断の行財政改革を推進されたい。」というふうに書かれていますが、全く私も、国と同じことで市のほうもそうだと思うんですけれども、こういった面に対してどのような考え方といいますか、方向性を考えていらっしゃるかをちょっとお聞きしたい。 110: ◯副議長(石田 仁君)  決算のどこを。 111: ◯委員外議員(粥川加奈子君)  だから、決算が、扶助費とかそういう義務的経費がふえるので、ほかの施策を考慮して行財政改革に臨んでほしいという意見が出ているんですね。私も全くそうだと思うんですけれども、例えばどういうところを減らすというか、扶助費がふえることはもう目に見えていますので、財源をどこに充てる、どういうところから持ってくるかとか、あるいはどこかを削るとしたら、どういうところを考えてみえるかとか。 112: ◯副議長(石田 仁君)  文教厚生委員会じゃないですか。 113: ◯委員外議員(粥川加奈子君)  これは全体的なことかと思って、ここで聞くのかなと思ったんですけど、違えばほかでも。 114: ◯副議長(石田 仁君)  監査委員さんが今回の監査をされて、財政がどんどん厳しい状態になっているから、これからもコスト削減意識を持ってくださいねということを一言つけ加えられたということであって、その言葉をもって市はどういうことをやっているのですかという質問には答えられないんじゃないですか、それは。だって、これは、一生懸命やっているけれども厳しいから、今後も頑張ってくださいねと言っておるのやで、市は一生懸命頑張っていますという答弁しかないんじゃないですか。どういう答弁を求めているのかちょっとわからない。 115: ◯委員外議員(粥川加奈子君)  私は、答えられないということであれば仕方ないんですけど、ある意味、予算委員会で聞いたほうがいいのかもしれませんが、歳出をどこら辺で抑えるかとか、どの部分を扶助費に持っていくかとか、そういう方向性みたいなものが聞けたらと思ったんです。 116: ◯委員長川上孝浩君)  ほかに御意見はありませんでしょうか。─── ないようですので、以上で企画総務委員会関係について質疑を終了いたします。  ここで休憩をとり、文教厚生委員会関係については、1時40分より再開して質疑を行います。  暫時休憩いたします。              午後 1時34分   休 憩            ──────────────────              午後 1時39分   再 開 117: ◯委員長川上孝浩君)  再開いたします。  これより文教厚生委員会関係について質疑を行います。  理事者においては、答弁がおくれるようでありましたら、申し出をいただくようお願いします。  それでは、御質問はありませんか。 118: ◯委員(笹田トヨ子君)  先ほどの続きになります。教育費の小学校それから中学校の要保護、準要保護の件ですが、161ページの5番のところが小学校要保護及び準要保護児童援助事業ということで出されています。一つは、傾向として、実際の人数がどういうふうに前年度と比べて、ここ数年の変化はどうなのかということと、それから、あわせて、その中で学用品と学校給食費がここには出されていますが、2010年からクラブ活動費、それからPTA会費、それから学級会費など3項目が交付税に算入されているということです。大垣市の場合、23年度決算の段階では実際に支給されているのかどうかということについてお聞きいたします。 119: ◯教育庶務課長(守屋明彦君)  要保護、準要保護につきましては、小学校の推移といたしましては、23年度は693人、22年度は708人、21年度は650人で、年々増加をしております。また、中学校も同様の傾向で、中学校費は165ページにございますが、23年度は462人、22年度が443人、21年度は397人で、中学校も年々増加傾向でございます。  2点目の御質問のクラブ活動費と生徒会費、PTA会費等につきましては要保護のほうでは、国の制度が変わりまして対象になっております。また、現在、準要保護のほうは一般財源化されておりまして、市の制度ということで、こちらについては助成対象としておりません。 120: ◯委員(笹田トヨ子君)  どちらに答えていただけるのかわかりませんけど、ぜひ国のほうが指定している項目を対象にしていただきたいと思いますので、次からの予算の段階では入れていただきたいと思います。先ほどの話では、教育のほうから財務のほうに予算要望を出してほしいというふうな意見が出されておりましたが、いかがですか。 121: ◯総務部長(川合幸典君)  何のことかよくわかりませんが、あくまで交付税といいますのは一般財源でございますので、一般財源の使い道は地方公共団体が独自の裁量でやるものでございますので、それについてどれだけ支払うとか何を支払うかということについては地方の裁量であると思っておりますので、よろしくお願いいたします。 122: ◯委員(笹田トヨ子君)  どこの裁量で行われるということですか。 123: ◯総務部長(川合幸典君)  地方公共団体が判断する。 124: ◯委員(笹田トヨ子君)  どこの部署ということになるんですか。 125: ◯総務部長(川合幸典君)  予算執行するところは担当する部署でありますし、予算を審査するところは財務のほうで調整しまして、市の考えとして議会へお諮りして決定していくものでございます。 126: ◯委員(笹田トヨ子君)  そうすると、基本的には財務のほうで最終的には決めるということですか。 127: ◯総務部長(川合幸典君)  いろんな経費もそうでございますけど、予算の要求がありまして、それを、先ほどの話じゃないですけど、優先順位とかいろんなことを総合的に勘案しまして予算編成していくものでございます。 128: ◯委員(笹田トヨ子君)  要望です。一般財源という点ではどういう形になるかというのはあるかもしれませんけど、ただ、こういった準要保護の就学援助というのは、個々人対象にお金が支給されるというふうな形になりますので、例えば部活なんかも、高いところでは吹奏楽とかそういうのは月に1万円ぐらい、何かクラブの会費が必要だというふうなことも聞いています。もちろんそれだけ出せとかそういうことを言っているわけではありませんけど、国が基準として出している分ぐらいについては、特に子供たちの育ちの問題からいきますと、優先順位としては高くなるんじゃないかと思いますので、そういうところはぜひ基準どおりに出していただきたいというふうに思います。これは要望です。 129: ◯副委員長(岡田まさあき君)  まず、206ページの国保事業会計の中でいろんな特定健診等があると思うんですが、本市ではどれぐらいの費用を使われているのか教えてください、23年度。 130: ◯窓口サービス課保険年金・医療課長(古田義広君)  特定健診の費用でよろしかったですか。 131: ◯副委員長(岡田まさあき君)  はい。 132: ◯窓口サービス課保険年金・医療課長(古田義広君)  209ページのほうに特定健康診査等事業といたしまして、事業費6,116万9,000円ということでございますので、よろしくお願いします。 133: ◯副委員長(岡田まさあき君)  それで、ちょっと調べたのですが、お手元の資料の左のほうを見ていただくと、対象者、受診者、受診率、前年比というふうにあるんですが、大垣市の受診率26.3%で、それから、大垣市の場合は、23年度までの間に年々受診率が減っていると思ったんですけれども、そのあたりの対策と、それから、やっぱり今国保の障がい者の費用も、あるいは介護の費用も年々増加傾向の中にあって、そういった意味では、きちんと特定健診、特定保健指導をやることによってもっと医療費を使わなくなるというふうになってくると思うんですが、大垣市の場合、かなり低い値ですので、そのあたりのどういう対策をその年度から、あるいは受診率が毎年下がっているんですが、どうであったのか対策も含めてお答えいただけますか。 134: ◯窓口サービス課保険年金・医療課長(古田義広君)  今年度新たな取り組みといたしまして、勧奨チラシを作成いたしまして、市内全医療機関や、公共施設などに配付させていただくということと、あと、食生活改善協議会や民生・児童委員協議会等々の団体と連携しまして、そのチラシを配って受診率を高めようということでPRをさせていただいております。  さらに、未受診の方に勧奨通知を出させていただきまして、そして、受けていただくように通知も発送しております。あと、徴収嘱託員などにもお願いしまして、訪問時にPR等を実施していただいて、少しでも受診率を高める方策をさせていただいておりますので、よろしくお願いいたします。 135: ◯副委員長(岡田まさあき君)  国からの補助金制度で、市単独でないかもしれませんけれども、23年度の受診率がかなり低いので、ずっと低いのでぜひ研究していただいて、あわせて私ども委員会の視察等で行かせていただいたけれども、やっぱり国保の財政状況はどこも大変ですので、いろんな知恵を出していかに国保の料金を減らすかということを工夫していらっしゃいます。医療費で市の一般財源からかなり国保に繰り出していかないといけないということのないように、受診率を高めて、大きな病気になって医療費がたくさんかからないように早い時期からやっていただきますように、特に岐阜県の中でも受診率が低いので、せめて2番ぐらいになるように頑張っていただきたいというふうに、これは要望だけしておきます。  次に、生活保護のほうについてでございますけれども、生活保護の費用等がやっぱりかかってきておると思うんですが、そういった意味で先ほどちょっと申し上げたことと一緒で、23年度の生活保護の半分は医療費でございますね。87ページの扶助費ですね。被保護者の数も6,560世帯ということで、医療費の分は幾らですか、23年度。 136: ◯社会福祉課長(藤 千昭君)  平成23年度の医療費は、5億7,089万9,000円でございます。 137: ◯副委員長(岡田まさあき君)  生活保護の扶助費の半分は医療費ということで、これもやっぱり、先日も文教厚生委員会でしたか、尼崎へ行ったときでも、やっぱり生活保護の人たちに対する健診を今後やっていって、少しでも大きな病気にならないように早い時期から対策をとるということを言っていらっしゃったんですが、お手元の資料を見ていただくと、本市の健康診査の状況は20年度から始めているんですが、20年度はゼロで21年度は1人、22年度1人で、23年度はゼロでしたんですが、これは健康診査というのは全然進められなかったんですか。 138: ◯社会福祉課長(藤 千昭君)  これは平成20年度から保健センターで実施しております、生活保護受給者など40歳以上の医療保険未加入者を対象とした健康診査と保健指導でございます。生活保護受給者の皆様には、機会を捉えながら受診を指導しておりますが、なかなか実績が上がらないのが実情でございます。 139: ◯副委員長(岡田まさあき君)  先ほどから申し上げておりましたように、大きな川でいえば、川上で早い時期に処置していただくことによって、川下で大きな医療費がかからないように、特に生活保護の方というのは、就労支援も大事ですけれども、それはもちろんやっていただくと同時に、健康でいていただくことによって扶助費の生活保護費を使わない努力をしていただきたいと思いますので、そういう意味での健康診査をもっとやっていただくということを要望しておきます。以上です。 140: ◯議長(岡本敏美君)  あくまで、さっきの例からいきますと、23年度ですよね。なぜこの資料が出てきたか、ちょっとよく私には理解ができないんですけれども、あくまで理事者から説明を受けました23年度の歳出、歳入についてのことでやっていただいて、それは今の定例会の中でやっていただくべきことかなというふうにちょっと思いましたので、ぜひその辺は、あくまで23年度の決算についてのことをやっていただかないと、何かちょっと、これはわかりますよ、わかるけれども、これはあくまで定例会の中の委員会の中でもんでもらうべきことかなというふうに思いましたので、その辺だけちょっとお願いしたいなと思っているんですけど。 141: ◯副委員長(岡田まさあき君)  私はいろんな勉強会とかへ行っているんですけれども、全国の議会の決算委員会なんか3日も4日もやられるところが多いんですけれども、やっぱり政策というものは単年度だけで決することではないのと、それと傾向と対策もありますし、それから今までの経過とかを見るときに、単年度だけを近視眼的に見られても見えない点がありますよね。これはやっぱり継続して見ないと、今年度ゼロであったのが正しいのか、あるいは何年もやっていて数字が悪いのかということもありますので、それはやっぱり政策的には前から。ただ、ここから、まるっきり決算の内容から、先ほどのようなことであれば別ですけれども、やっぱり決算委員会というのは、市政の中で数字さえ合っておればいいということではなしに、政策を生かして、今後の大垣市の政策をよくしていくために分析をして、かつ意見を述べるわけですから、余りにも狭い範囲に絞ってしまってその政策が見えなくなるということがありますので、国保に関しては大きな金額が毎年ふえているわけですから、なぜふえているかという傾向を見るときには、前から見られないとそれはできないことだと思いますので、私は全国の状況とか決算委員会のやり方なんかも勉強してきた上で御意見を申し上げていますので、いつも大垣市は大垣市の独自だとおっしゃるけれども、やっぱり決算委員会はきちんと議論をして、もっと政策を勉強して、理事者とやり合うことによって、そして高めてよくしていくことだと思いますので、余りにもピントが外れておれば御指摘いただいてもいいんですけれども、やっぱり傾向を見るという点では、前からの傾向を見て、実際0人というのは、今年度だけゼロだったのかということを見ないとわかりませんので、見ていただいたように、20年度から始めても0、1、1、0ですから、やっぱり23年度はやっていないということは、今の担当の社会福祉課のほうではまだ不十分な取り組みだよということを申し上げておるんですから、そういうふうに御理解いただきませんと。 142: ◯議長(岡本敏美君)  よくわかりました。これは、本当に親切にデータとしていただいたんですが、これは個々の私ども議員一人一人が勉強することなんですよ、こんなことは。事前にこれは渡してあるんですよね、皆さんに。こういう決算書というのは。だから、それを見ていただいて、そしてどうなのということをやっていただかないと、私は決してそんなことを言っていないですよね。だから、これは副委員長が、ありがたい、頼まれてデータをいただいてあれなんですが、こんなことは個々の委員がやるべきことなんですよね。やって臨むべきなんです、ここへ。そういう意味で言ったものですからね、ぜひ。この場だけというふうに言ったかもわからないですけど、決してそうじゃないです。前年度の22年度の報告書もあります、ちゃんと。24年度の予算明細書もありますよね。それを見て、そして判断してやっていただきたいと、そんな思いがあったものですから、ちょっと発言しました。以上です。 143: ◯委員長川上孝浩君)  そのほか。 144: ◯委員(笹田トヨ子君)  保育所の、ページは83ページから、民間の保育所も同じですけど、この間、途中入所の子供さんの入所で、お母さんたちが保育園を走り回るという、そんな感じの話もありましたので、23年度で結構ですけれど、途中入所の数をどのぐらいの人が民間、公立を合わせて途中入所されているのか。そして、待機児童になっているのかなっていないのか、その辺のところはどうなのか、ちょっとお聞きしたいんです。 145: ◯子育て支援課長(浅井靖弘君)  途中入所の人数でございますが、23年度におきましては、4月から3月で比べますと約200人ほどの方がふえておりますので、途中入所の方は、公立、民間合わせて200人ほどと把握しております。  そして、待機児童についてですが、今のところ市内では待機児童はなく、途中入園の方は第一希望の園に入っていただくことはできないかもしれませんが、市内のどこかの園にはあきがありますので、そちらに入っていただくことで対応しております。よろしくお願いいたします。 146: ◯委員(笹田トヨ子君)  今、待機児童はないという、そういう市のほうの認識ですけれど、実態として、お母さんたちの声としては保育所探しには大変苦労されているような、そういう声も聞かれます。具体的に子育て支援課のほうで窓口に来られた方の受け付けを行うとか、そういう人たちが保育所に入ったかどうかということは申込書の中でわかっていくわけですので、具体的にはまだ、保育所を希望している人がどのぐらいいるかどうかということは、ある程度現状をつかむという点ではそれなりの方法というのを今後は考えていっていただきたいと、これは要望ですけれど、そういう方法もあってもいいんじゃないかなという気がしますので、よろしくお願いします。以上です。 147: ◯副委員長(岡田まさあき君)
     関連して。昨年度も、私も同じ御意見をいただきましたので、保育所の申し込みを途中からする場合に、不親切で、お母さんが仕事をしようと思っても、いつ判断できるかわからないので、あいているところを自分で探して電話してくださいみたいなニュアンスでとれたということですので、できるだけ受付で聞いて対応していただくようにお願いをしたいと思います。市民サービスの点だと思いますので、子育て日本一で待機児童ゼロだとおっしゃるんだけれども、途中入所の場合はかなりいろんなハンデもあるよということを聞きますので、その点を、これも要望ですので、もっとスムーズに、かつ丁寧にお願いしたいということだけお願いしておきます。 148: ◯副議長(石田 仁君)  委員外ですけれども、156ページ、158ページ、176ページ。要は教育委員会関係ですけれども、156ページの教育研修費、人件費として9,460万6,000円、職員11人ということで、ざっと計算すると、教育研究所の職員さんで838万円ほど。専門員さん1人で226万円。158ページのほうへ来ると、特別支援教育サポート事業のほうで、介助員さんは、計算すると1人165万円、臨時職員さんは60万円、特別教育支援員さんは、計算すると1人80万円、ほほえみ相談員さんは、計算すると1人151万円、その下で、教育研究所費、ここの研究所の職員さん1人861万円、嘱託さんは224万円、あと、178ページ、留守家庭児童教室指導員さん、計算すると1人235万円、これは、それぞれどういう採用というか、どういう仕事内容で、この差というのは何なのか僕はよくわからぬのですわ。適正に、我々は、特別支援教育サポート事業であるとかほほえみ相談員は設置してほしいと、子供たちのためにどんどんやってほしいということで増員の要望もしました、23年度も。だから、ふやしていただいているので非常にありがたい。これは当然の話だと思っていますけれども、ここらあたりの、僕はちょっと内容がここらと研究所やとか総合研究センターとか、そこらあたりはまた違うと思いますが、この職員さんであるとか臨時職員さん、特に介助員、特別支援員、ほほえみ相談員、ここらあたりの給与というか、手当というか、賃金というか、その差というのはどこらあたりからこれは出てくるんですか。 149: ◯学校教育課長(佐野 篤君)  ほほえみ相談員の職務内容でございますけれども、心に悩みを抱える子供たちや保護者の相談を受けることで、問題の早期発見や未然防止に努めるということで、特に不登校の子供たちや、保護者の相談に応じているところでございます。勤務の形態につきましては、月曜日から金曜日まで、1日6時間、学校に勤務をしまして、子供たちの悩みや、保護者の悩みに応じているという状況でございます。 150: ◯教育総合研究所長(小藪範雄君)  教育総合研究所の嘱託職員の内容でございますが、特に適応指導教室の子供たちに対応する職員でございます。学校には行けないけれども、そういう適応指導教室なら来られるということで、その子供たちへの支援を行っている者でございます。 151: ◯副議長(石田 仁君)  せっかく今、課長さんが1日何時間でどこへ勤務しておるかと答えていただいたんやで、教育研究所も、当然そういう手法で答えていただかぬと比較ができぬのですが。 152: ◯教育総合研究所長(小藪範雄君)  勤務場所は教育総合研究所のほうに適応指導教室がございまして、6時間の勤務になっております。以上でございます。 153: ◯副議長(石田 仁君)  週は。週何日で6時間か。 154: ◯教育総合研究所長(小藪範雄君)  週5日間でございます。 155: ◯副議長(石田 仁君)  ほかは。 156: ◯学校教育課長(佐野 篤君)  先ほどの質問がございました介助員についてでございますけれども、これにつきましては、特別支援学級に在籍する児童生徒の授業のほか、交流で通常学級のほうへ子供たちは行きますので、その時間のサポートや援助をするなど、特別支援学級の子供たち一人一人にきめ細かな指導、援助を行うことを目的としております。勤務形態は、1日6時間で、始業時から終業時刻は勤務校によってちょっと違います。  もう一つ、先ほどお話がありました支援員についてでございますけれども、これは、通常学級に在籍する、特別な支援を必要とする子供たちに対して支援をしていくことを目的としております。具体的には、身の回りの整理整頓を含めて学習にかかわる個別の支援を行っているところです。なお、勤務形態は1日4時間で、年間42週というような勤務の中で進めているところでございます。 157: ◯副議長(石田 仁君)  全部が全部のお答えではないですけれども、例えば教育研究所ですと、同じ時間内で、職種は、学校へ通えない人たちだから、なおかつ学校の先生とかがそこへ来てみえるからなのかもしれませんが、861万円なんですよね。ほかのところも6時間の勤務で、仕事内容が全然違うということですが、そこに7人必要なのかなと思ったり、確かに、特別支援教育サポート事業の特別支援教育支援員は通常学級の中で見ていただくということですから、年間80万ぐらいの金額が妥当なのかもしれませんけれども、それぞれの場所、教育研究費の11人の職員さんについても800万円とか、そこらあたりって、仕事内容でそれぞれそれぐらいの差をつけていくということになってくるんですか。極端なことを言うと、学校の先生をもらっちゃうわけですよね、失礼な話。教育委員会でもそうですが、学校の先生をもらっちゃうから、学校の先生の給料を市費で払わなきゃならなくなっちゃうという事業になってくるのかなと思うんですね、この教育研究所であるとか教育研修費の最初の人件費の部分とか。だから、それって適当な人員をこれは配置されているのか、この今回の決算に際して、人件費部分を見た中で、それぞれの仕事内容に応じて金額が大分違うので、それが適切なのかは、ここからは副委員長に怒られるかもしれぬけど、本当に適切なのかなという思いをするんですが、適切なんですか。 158: ◯学校教育課長(佐野 篤君)  適切と考えております。 159: ◯副議長(石田 仁君)  余りにも給与体系が違うので、ええのかなという思いもしながらお聞きをしたかったんです。  もう1点だけ、194ページ。中学校の体育系部活動実技指導者派遣事業、これも我々は大変重要な事業だと思っています。指導者のいない中学校に対して指導者を派遣していただくということで673万5,000円ということですが、派遣回数30回。指導者数は76人で派遣回数は年間30回というのは、これは事業をやってみえるのですか。というのは、76人がどういうような動き方をしてこの事業を進められたのかというのがちょっと見えないんですけれども。そこらあたりを教えていただけますか。 160: ◯学校教育課長(佐野 篤君)  これは、指導回数が1人当たりに年間30回ということで、1回当たりが1時間30分ということでございまして、この費用につきましては、1回につき3,000円というふうな計上をさせていただいておるわけですが、実質のところは、これだけの回数は指導者の方がかかわってみえますし、それ以上については、指導者の方のいわゆるボランティア的な活動で各学校の部活指導にかかわりを示していただているところでございます。 161: ◯副議長(石田 仁君)  派遣回数というのは、76人の方全員が30回派遣されたということですか。 162: ◯学校教育課長(佐野 篤君)  はい。76人でございますが、1人当たりが年間30回ということでございますので、そのようなふうに捉えていただければよいかと思います。 163: ◯副議長(石田 仁君)  わかりました。 164: ◯委員長川上孝浩君)  そのほか、御意見はありませんか。─── ないようですので、以上で文教厚生委員会関係についての質疑を終了いたします。  続いて、経済産業委員会関係の質疑に入るに当たり、理事者に入れかわっていただきますので、暫時休憩いたします。              午後 2時11分   休 憩            ──────────────────              午後 2時16分   再 開 165: ◯委員長川上孝浩君)  再開いたします。  これより経済産業委員会関係について質疑を行います。  理事者においては、答弁がおくれるようでありましたら、申し出をいただくようお願いします。  それでは、御質問はありませんか。 166: ◯副委員長(岡田まさあき君)  決算実績報告書の217ページの公設地方卸売市場のことでございますが、お手元に資料もありますので、平成23年度にわたる2年間、監査委員の意見書のほうでも、御指摘のグラフが同じような状況があったと思いますが、もう3分の1の売り上げの中で、市の職員さんの数は変わらずに、お手元の資料の3番を見ていただくと、繰入金で、最初は繰越金を毎年、平成16年ですと1,500万円、17年は1,200万円、平成18年からは繰越金と繰入金、一般財源から入れていたのですが、ゼロベースにしようということで平成19年度からは一般会計から公設市場にお金を入れておるんですけれども、年々繰入金が膨らんでいって、そして売り上げがどんどんどんどん下がっていくと。そういった意味で、市の職員さんも正規の給料をお支払いになってやっているんですけれども、このままどんどん行きますと売り上げがもっと減って、とにかく10年間で減り続けているわけですから、もっと減っていって、職員さんの数は同じで、繰出金はもっと出されていくという形になると思うんですが、このあたりの改善策も含めて御意見を、平成23年度を見ていただいてどうなのか、御意見をいただけたらと思います。 167: ◯公設地方卸売市場長(柳瀬勝彦君)  取扱高の減少でございますが、商品の流通の主流は、地元スーパーから全国規模で展開する大型量販店へと変わりつつあります。これらは独自の流通システムを持ち、商品は市場を経由しない、いわゆる市場外流通の増加と、その影響を受けた一般小売業者の廃業等が取扱高減少の要因と考えております。そのため、販路拡大等売り上げの確保に努めるとともに、経費の節減に取り組むなど経営改善に努めているところでございますので、よろしくお願いします。 168: ◯副委員長(岡田まさあき君)  毎年恐らく同じような御答弁になってしまうので、職員さんの再任用の方も入れるとか、指定管理者にするとか、あるいはもっと民間に任せるとかいうことも含めて考えていかないと、例えばことしはよくて来年が悪いというようなことではなしに、本当に今おっしゃったように、大垣市の場合は大型店舗の市民1人当たりの面積は全国でも5本の指に入るんですよね。ということで、分析のとおり、大型スーパーにほとんど売り上げを食われてしまって、中小のスーパーとか小売店はだめになっていて後継者がいないという中で、もうそろそろ、遅いぐらいなんですけれども、恐らく公設市場の二つの会社を合併したりして苦労されてきたと思うんですけれども、本当にこのまま市の正規の職員さんに毎年5人ずつお給料を払って、特別会計ですからもちろん退職金は含まれておりませんよね。一般財源から退職金は払われますよね、市の職員さんに。そういったことを考えると、もっと抜本的なことを考えないと、極端な言い方をすると、中小の小さな小売店さんとか、あるいは料理屋さんなんかは結構岐阜まで行くとか、そういう意見もよく聞きます。逆に量が入ってこないから、どんどん新鮮なものがなくなってくるから岐阜や名古屋へ行くんだよというようなことも実際の業者さんにもお聞きしたことがあります。そのあたりでどうやっていくのか。本当に中小企業のそういった生鮮食品等を扱う方のために残すのであれば、それなりの方針と、それからやっぱり市民がこの状況を見たときに、これ以上どんどんふえていくのかというときに、一部の商人の方のためにだけこれだけ税金を使っていいのかという不公平感も出てきますので、そのあたりでぜひ早急に検討されて対策をとられるべきだと思いますけれども、部長さんの御意見を聞かせてください。 169: ◯経済部長(鈴木 守君)  今、委員から御提案をいただきました。さらに今後、経費削減に努めますとともに、方策につきましても研究させていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 170: ◯副委員長(岡田まさあき君)  ぜひ行政言葉ではなしに実際の対策をとっていただくように。正規の職員さんを私はこれ以上投入すべきではないというふうに考えておりますので、これは要望をしておきます。 171: ◯委員(田中孝典君)  117ページですけれども、山林面積ですが、1万884haで間違いはありませんか。 172: ◯農林課長(橋本 敦君)  1万884haでございます。 173: ◯委員(田中孝典君)  大垣市のミニデータによれば、山林面積は39.86km2ですので3,986haですけれども、どちらが正しいのでしょうか。 174: ◯農林課長(橋本 敦君)  現在、手持ち資料がございませんので、確認してまた御報告させていただきたいと思います。よろしくお願いします。 175: ◯委員(田中孝典君)  森林担当課として206.52km2の大垣市の総面積に対して、山林の面積はその39.86km2なのか、108.84km2なのかは、直感としてどちらの数字が正しいかどうかというのはわかると思いますが、そのお答えはいただけませんか。 176: ◯農林課長(橋本 敦君)  現在、手持ちのデータがございませんので、確認させていただきたいと思います。よろしくお願いします。 177: ◯委員(田中孝典君)  では、要望です。小学生、中学生、あるいは高校生等に大垣市のデータを言うときに、一般的には、いずこの地でも、合併によって半分以上緑を獲得して、有効な資源として山林資源を活用していこうということがあちこちで話されておりますので、そうした説明に沿ったデータを一本化していただきたい。以上、要望です。 178: ◯委員(丸山新吾君)  200ページ、201ページですが、緊急雇用創出事業ということで、各課に事業はそれぞれありますけれども、緊急雇用ということでここで聞きたいと思うのですが、これは一時的な雇用ということではありますけれども、やはり望むところは、緊急で雇用された後に継続して雇用していただきたいということがその後の理想というか考え方だと思うのですが、この後に、新規雇用をされた方は、その期間が終わったら皆さんどうなったんですかね。追跡されましたか。 179: ◯商工観光課長(加藤 誠君)  緊急雇用創出事業につきましては、県の基金を活用して行っている事業でございます。市のほうでも、緊急時、臨時の職員等必要な部分について、各部局におきまして採用しております。これは、最長1年の期間で、既に今年度で終了となりますが、この後の調査につきましては、それぞれ臨時職員のまま引き継いでいる部分があろうかと思いますが、実際には、そういった経験を生かしながらまた正規の雇用につなげるということが目的でございまして、現状、そういった後の追跡調査をしておりませんので、データはございません。 180: ◯委員(丸山新吾君)  やはり緊急的な雇用かもしれませんけれども、本当にこういう厳しい状況ですので、今課長さんが言われたように、ここでの仕事の経験がその後の継続した雇用につながるというのがやはり一番大切なことだと思いますので、そういった趣旨も含めて採用される会社とかにはお願いをしていただきたいと思いますし、直営の事業もありますけれども、直営の事業に関しても同様の考え方で雇用というものを大事に考えていただきたいと思いますので、その要望をします。 181: ◯副議長(石田 仁君)  127ページの観光土産品等開発促進事業450万円なんですが、この決算に関しては、つくられた分としてそれでいいですが、過去何回も、予算の段階とか、当初できたときにも、「芭蕉葉の風」なのですけれども、この名称でいつまでやるのかと。誰かがつけたからこれで仕方がないと言われたけど、大垣のおいしい水とか、下の「おいしい大垣の水」のほうがはるかに大垣の水として使いやすいのに、今まで何回予算とかいろんなところで、経済産業委員会でも、何でこの名前を使うんですか、変えないのですかと、市民の皆さんもこの名前については全く愛着を持ってみえる方のほうが少ないんじゃないのかなと僕は感じているんですけれども、決算に際してなので非常に申しわけないですけれども、いいかげんにこの名前についてもう1回審議をしていただきたいと思いますので、そこだけお願いをしておきたいと思います。要望でいいです。 182: ◯副委員長(岡田まさあき君)  124ページの(3)の城下町おおがき新春マラソン事業補助金ですが、1,138万8,000円で市の補助金が775万7,000円ですが、これの内訳をまず教えていただけますか。 183: ◯商工観光課長(加藤 誠君)  正確な数字は、ちょっと申しわけございません、県の補助金をいただいておりますので、それが百数十万円あったと思います。あと、参加費をいただいておりますので、その分があると思います。 184: ◯副委員長(岡田まさあき君)  幾らぐらいですか。 185: ◯商工観光課長(加藤 誠君)  1人当たり、この年度は1人1,000円だと思います。マラソンについては1,000円の参加費をいただいております。 186: ◯副委員長(岡田まさあき君)  200万円ぐらいですか。 187: ◯商工観光課長(加藤 誠君)  ごめんなさい、細かい数字はまた別途、報告させていただきます。 188: ◯副委員長(岡田まさあき君)  1月3日にやられるんですが、例えばこれが社会教育スポーツ課とか生涯スポーツでやるのはいいのですが、中心市街地の活性化でやっていらっしゃって、1月3日の商店街はほとんど閉めていらっしゃるんですが、その辺の指導とか、せっかくこれだけのお金を出して、年間1,000万円ですよね、1日で。それを出していて、市の商店街がみんなシャッターを閉めているということで本当にいいのかと、費用対効果は。市民の方が市民のスポーツと健康のためにやっているというイベントならまだわかりますが、中心市街地活性化で商工観光課が大きな予算としてやられていると。そういう点で、例えば1月の最初の日曜日で商店街が開いているときに行うとか、例えばこれ何年間やってきてもなかなか1月3日は開かれませんよね。むしろ、商店街の役員さんは一生懸命芋煮をやったり、ぜんざいは炊いているんだけど、一向にオープンされないので、その辺はどういう指導をされているのかなという点が1点。それから、かつてのマラソン選手の有名人を呼んでこられるんですが、その費用はどれぐらいかかっているのか。もうそろそろ、市民に定着してきたのであれば、そういった費用を減らして、市民参加だけで十分人が集まるということをしていかないと、財政が厳しい折にいつまでも有名選手に出す費用を計上していかないとだめなのか人寄せパンダを出さないとできないのかという点で、この2点についてお答えいただけませんか。 189: ◯商工観光課長(加藤 誠君)  新春マラソンにつきましては、従来、郊外で行われていたものを中心部でということで、開催しているものを引き継いだという経緯もございまして、この時期に開催しているということだと思います。また、商店街がこの日お休みということでございますが、極力あけていただくようなことで働きかけをし、飲食店、お菓子屋さん等は極力あけていただくようなことでお願いをしているところでございます。事業の内容につきましては、当然、昨今、マラソンブームということもございまして参加者は年々増加をしているところでございますが、ゲストランナー等のあり方については今後見直しを考えていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 190: ◯副委員長(岡田まさあき君)  ぜひ見直しをかけていただくのと、商店街がオープンされる実績で出していただくようにお願いしたいと要望しておきます。 191: ◯委員長川上孝浩君)  そのほか、ありませんか。─── ないようですので、以上で経済産業委員会関係についての質疑を終了いたします。  続いて、建設環境委員会関係の質疑に入るに当たり、理事者に入れかわっていただきますので、暫時休憩いたします。入れかわりが終了し次第、再開いたします。              午後 2時32分   休 憩
               ──────────────────              午後 2時35分   再 開 192: ◯委員長川上孝浩君)  再開いたします。  これより、建設環境委員会関係について質疑を行います。  理事者においては、答弁がおくれるようでありましたら、申し出をいただきますようお願いします。  それでは、御質問はありませんか。 193: ◯副委員長(岡田まさあき君)  実績報告書の224ページの駐車場事業会計についてお尋ねをします。監査委員の報告書を見ておりますと、年々売り上げも減ってきておりますけれども、現状に対して、昨年度も大幅に減らしておりますが、対策と今後のあり方についてどうお考えなのか教えていただきたいと思います。 194: ◯生活安全課長(馬渕尚樹君)  駐車場事業につきましては、特に中心市街地においては、最近、民間コイン駐車場がかなり建設されてきたというようなことでございます。特に駅南につきましてはそういった傾向が強いということと、駅北のほうにも民間の駐車場もございまして、南北自由通路の開通というようなことで、駅の北、南の行き来の利便性がよくなり、市営駐車場の利用率が落ちているというふうな実態でございます。対策としましては、これから検討していかなければならないと存じますけれども、駐車料金設定のこともございますが、そういった部分、公共駐車場の状況、他市の状況等も勘案いたしまして、料金の見直しも含めた検討をしてまいりたいというふうに今の段階では考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。 195: ◯副委員長(岡田まさあき君)  2年前ですか、水門川の駐車場も廃止されたということで、やっぱり今おっしゃったように民間が出てきているのであれば、民間のやるところまで大垣市の費用を使ってやるべきかということも含めて、やっぱり経営改善できるように努力をしていただきたいと思いますし、それなりの今おっしゃったようなことを分析して対策をやっていただくように、要望だけしておきます。 196: ◯委員(笹田トヨ子君)  130ページの土地開発公社の関連事業というところで、土地開発公社に補助金が5,000万円出ていますが、これは利子の償還に対して補助ということですけれど、元金には何も影響はないわけですね。 197: ◯総務部長(川合幸典君)  土地開発公社の補助金につきましては、公社が借りておみえになります借入金を利子も含めて返済していただくための補助金でございます。 198: ◯委員(笹田トヨ子君)  元金には影響はないのですか。 199: ◯総務部長(川合幸典君)  借入金を減らすための補助金でございます。 200: ◯委員(笹田トヨ子君)  借入金を減らすということは、だんだん減っていくということですか、この5,000万円は。 201: ◯総務部長(川合幸典君)  平成21年度から公社の決算につきましては、特定土地と代替地につきましては時価評価するということで赤字計上されておりまして、それの赤字を解消するために借入金、23年度決算で140億円ということでございますが、土地を実際に持っておりますのが120億円の借入金で、残り20億円は赤字分の借入金でございますので、それを徐々に減らしていくための、借入金を返済するための補助金でございます。 202: ◯委員(笹田トヨ子君)  これで元金が減らないのであれば、そのままずっと。ちょっと十分今の話で理解できなかったんですが、後でもう1回。 203: ◯総務部長(川合幸典君)  5,000万円で、借入金を返済していただいております。 204: ◯副議長(石田 仁君)  元本と書いてある。元本及び利子やで、元本にも5,000万円は入る。 205: ◯副委員長(岡田まさあき君)  関連して。恐らく5,000万円は元金、利子、両方合わせて投入するということで、5,000万円ずつ、今おっしゃったように21年度からですね、5,000万円を入れられたのは。22年度からでしたか。 206: ◯総務部長(川合幸典君)  21年度から赤字解消に経理基準が決まりましたもので、赤字を少しでも早く解消したいということで、いろいろな経営努力のうちの一つとしてこの補助金がついて、23年度から予算計上させていただきまして、御審議いただきまして、5,000万円を補助いたしておるものでございます。 207: ◯副委員長(岡田まさあき君)  だから、23年度から5,000万円ずつ、ことしも5,000万円入っているということだと思うんですけれども、元利返還ということで。要は、一般財源から毎年5,000万円を持っていっても、なかなか負債総額が120億円あって減っていかないという現状の中で、これは今まで一般質問でも申し上げたので私は解散すべきだとは思っていますが、そういった中で23年度も5,000万円を入れて、なかなか難しい経営状況であるよという中で、横曽根工業団地とかいろいろ投資をされていくという点では、私は土地開発公社というものが本当に大垣市民のためになるのかということと、それから、今ですと解散する場合、国の公債が発行できるという点から考えれば、前回も申し上げましたけれども、国、総務省とよく相談すれば10年でも20年でもできるわけですから、そういった意味での経営努力をされるべきだなということを今までも申し上げてきたので、答弁も一緒だと思いますので、要望だけしておきます。 208: ◯副議長(石田 仁君)  153ページの6番の消防団員等の公務災害補償関係事業、同じ日本で国難でしたので、東日本大震災関連追加負担金1,710万円というのは、出すことに対しては全然いいですけれども、これはどういう算定基準で来たのか。通常ですと、遺族補償年金と障害補償年金、療養補償費、そして差し引きしてこの消防団の基金負担金は174万7,000円ぐらいなんですか、例年は。例年はどれぐらいなのかと、今回の負担金、ことしだけの負担金だと思いますが、臨時措置の。算定基準って、これはどういうふうなことでこの金額になるんですか。 209: ◯生活安全課危機管理専門官(中川真澄君)  昨年度支払いました消防団員等公務災害補償基金への負担金でございますが、今お話にありましたように、東日本大震災で殉職された消防団員関係の方の遺族年金とか、そういった殉職者への費用として、例年でありますと1,900円の団員750人分の負担をしておりますが、昨年度につきましては2万2,800円増額して2万4,700円を全国の各自治体が負担しまして、遺族年金などの支払いの安定に努めたということでございます。 210: ◯副議長(石田 仁君)  その2万二千幾らというのは、全国一律なので首は横に振れないのかもしれないけど、どういう算定基準なんですか。国が2万2,000円払えと言ったで払ったのか。 211: ◯生活安全課危機管理専門官(中川真澄君)  遺族補償年金と一時金などがございますが、基金が今後の必要額を算定いたしまして、基金の安定化のための費用として、各市町の団員1人に対して2万2,800円の加算を求めてきたということでございます。 212: ◯副議長(石田 仁君)  それは、義務として国ないしどこかが言ってみえたわけですか。これは予算にあった分ですか。ちょっとごめんなさい、僕は予算の段階でこれは覚えがないので、あったらごめんなさい。そこらあたりというのはどういうふうなんですか。 213: ◯生活安全課危機管理専門官(中川真澄君)  こちらの基金の支払いの負担金でございますが、9月議会で補正させていただきまして、準備させていただいたというものでございます。 214: ◯副議長(石田 仁君)  昨年度9月の補正。 215: ◯生活安全課危機管理専門官(中川真澄君)  昨年度の9月補正です。 216: ◯副議長(石田 仁君)  僕らは聞いておって忘れておるということ。済みませんでした。 217: ◯委員(笹田トヨ子君)  151ページの住宅費で、住宅管理一般経費の中の住宅使用料収納業務委託事業4万6,000円、これは弁護士法人に委託して滞納家賃などの回収に当たったという事業だと思いますけれど、対象債権34人で1,165万円に対して収納額が13万1,000円、6人ということですけど、この実績についてどのように評価されているかちょっとお聞きしたいのですが。 218: ◯住宅課長(戸谷多民男君)  家賃の収納業務委託につきましては平成24年2月から始めまして、実績としましては2ヵ月分という期間になります。本来、これを始めた理由というのが、退去された方の未収金につきましてなかなか回収できなかったものを、弁護士委託することによって回収することができたということで、これぐらいできたのかなと思っております。 219: ◯委員(笹田トヨ子君)  それでは、その後どんな感じですか、状況としては。 220: ◯住宅課長(戸谷多民男君)  参考までに、今年度につきましては、11月末現在でございますが、回収金額といたしましては42万3,070円を回収しており、委託料としましては35%ということで、15万1,574円を弁護士へ支払っているという状況でございます。 221: ◯委員(笹田トヨ子君)  これは、対象債権という34人とかいうふうに出ていますけれど、大体どのぐらいの割合になるんですか。 222: ◯住宅課長(戸谷多民男君)  34人というのは、あくまで退去した人数の中でたまっている人が、弁護士さんに委託するものとして34人いたということでございます。 223: ◯委員(笹田トヨ子君)  それで、今の現状でいくと、どのぐらい目的が果たせたということなんでしょうか。 224: ◯住宅課長(戸谷多民男君)  実際、34人委託した中で、10月末現在ですと、完納されている方が5人、実際に分納中の方が6人ということです。それと、今現在お支払いがないのですが交渉中の方が3人ということで、合計14人の方を一応回収または交渉しているということになりますので、全体に委託した分、34人と比較しますと、約40%の方に対して何らかの交渉を行っているということでございます。 225: ◯副委員長(岡田まさあき君)  実績報告書の151ページ、4番の市営住宅等長寿命化計画策定事業で954万2,000円使われたんですが、ちょっと勉強不足で、もういただいているのかもしれませんが、その結果と、中身はどうであったのかということと、もう報告書は出されているのかどうなのかを教えてください。 226: ◯住宅課長(戸谷多民男君)  まず、計画策定事業の954万2,000円のうち長寿命化計画の基礎調査委託として567万円支出しておりますが、この内訳につきましては、市営住宅の入居者の方全員に対して、市営住宅の整備に当たってニーズの把握ということでのアンケート、それと市民の方に対しましては、一般住民から見た住生活や住環境についての現状及び今後の意向の把握ということと、事業者に対しましても行っておりまして、住宅供給の状況や家賃、それから市場のニーズのアンケートを行っております。それと、各団地ごとにですけれども、現地調査を行いまして、長寿命化の視点での調査を行いまして、修繕履歴等をまとめた団地別のカルテを作成しております。カルテについては提出をいただいており、基礎調査の結果報告として、いただいております。 227: ◯副委員長(岡田まさあき君)  議会のほうへの報告はいただいたんでしょうか。 228: ◯住宅課長(戸谷多民男君)  報告はまだしておりません。この基礎調査をもとに、今年度ですけれども、長寿命化計画を策定いたしまして、議会へは次回3月定例会で報告する予定でございます。 229: ◯副委員長(岡田まさあき君)  この間もファシリティマネジメントの質問をしましたので、ぜひいろいろな観点からよく検討されて、いい分析結果を出していただいて、提案も出していただきたいと思います。要望しておきます。 230: ◯委員(丸山新吾君)  130ページの真ん中あたりに道路台帳管理事業とありますが、この中に永久橋1,695件とありますが、永久とは書いてありますが、これは永久というわけでは結局はないわけで、さきの中央自動車道のトンネルの事故もそうですけれども、戦後の急速な経済発展、社会資本整備の中で次々つくられたものがもう既に老朽化している時代に入ってきていると思うんですけれども、橋梁にかかわらず、今ほどは住宅のほうの長寿命化の計画という話もありましたけれども、こういった土木関係の構造物なんかに関して、その危険度であるとかの調査をしっかりしていて、その対応をしてみえるのかどうか。ちょっとその辺、今まで余り聞いたことがないので、かなり傷んでおる橋なんかもあると思うんですけれども、今の現状と今後どうしていかれる考えを持ってみえるのかということをお聞かせください。 231: ◯道路課長(近藤真澄君)  今、委員のほうから御質問のありました橋梁に関しての計画ですけど、資料の132ページのほうの道路安全対策事業の(1)橋りょう長寿命化修繕計画策定ということで、市内の橋の橋長15m以上の橋になりますけど、これは15m以上の橋梁126橋があるわけですけど、これの点検と調査のほうを実施させていただきまして、これに基づきまして予防安全的な修繕計画等を策定して、今現在も順次補修の必要なものから補修を実施しております。 232: ◯委員(丸山新吾君)  わかりました。ごめんなさい、ここを見落としていまして申しわけないです。今、橋梁に関してはこうやって調査して、計画的に危険なものから補修されるという話でしたけれども、橋梁以外にもいろいろな社会資本がありますけれども、もう今かなりいろいろなものが傷んできて、補修であるとか、建てかえとかかけかえとかいうことをしなければ安全が確保できないというものもたくさんあると思いますので、そういったことを考えながら社会資本の整備というものを、新しいもの、新規のものをつくるだけではなくて、危険なものに対して安全対策として補修なり、つくり直すということも、ぜひ先にそちらのほうへ私は力を入れていただきたいと思いますので、要望しておきます。 233: ◯委員外議員(野田のりお君)  142ページの大垣駅南街区市街地再開発事業で7,980万円ですか、これ1件出ておるんですけれど、ことしも結構なお金が出ておるんですけれど、先ほど都市計画部長から再開発組合の役員名簿をちょっといただいたら、理事の中に、私は都市計画部長が入っていると思ったら、契約課長が入っているんですね。かかわり方としてどういうかかわり方を今後していくのかなと、ちょっと大垣市が資金元になるのか、そんなような感じも受けるんですが、そこら辺のかかわり方はどういうふうになっているんですかね。 234: ◯都市計画課市街地整備室長(井上通孝君)  大垣駅南街区市街地再開発事業でございますが、契約課長のほうが理事になっておりますのは、こちらに大垣市の財産となります駐輪場等がございますので、こういった関係で、財産に関するということで契約課のほうでお願いしておるところでございます。また、市街地整備室といたしましては、組合のほうに資金補助とか補助金を出すという立場で支援をしていくことになっておりますので、よろしくお願いしたいと思います。 235: ◯委員外議員(野田のりお君)  たまたま土地があるから契約課長がかかわっているというだけで、そうすると都市計画ということでは入っていないわけですか。 236: ◯都市計画課市街地整備室長(井上通孝君)  南街区再開発事業につきましては、毎月理事会というのを開催してございます。その理事会におきましては、契約課のほうからも出席して入っていただいております。 237: ◯委員外議員(野田のりお君)  ということは、全体的な都市計画の、私はそこら辺が大垣市の顔がある一番大事なところかなと思ったんですけれど、それだとやっぱり都市計画部長さんがどこかへ入ったほうがいいのかなと思っておったんですけど、そうではないわけですね。純然たるこれは民間がやられる工事ですから、大垣市としては、今の土地のかかわる分だけでついていくという考えでいいわけですか。 238: ◯都市計画課市街地整備室長(井上通孝君)  契約課のほうでございますが、一地権者といたしまして理事会のほうに参加していただいておるということでございます。 239: ◯委員長川上孝浩君)
     そのほかはございませんか。─── ないようですので、以上で建設環境委員会関係についての質疑を終了いたします。  以上をもって質疑は終了いたしました。  これより採決いたします。 240: ◯副委員長(岡田まさあき君)  最初の企画総務のときに御意見を申し上げましたように、議会の視察の部分でグリーン車料金のほうで、私も含めてよく反省をして、今までグリーン車に乗っていないのに支出が行われておりましたので、私はこれに関しては反対させていただきます。  それと、もう1点、人事課長が適切であるということと、グリーン料金を笹田委員が質問されて、調べていただくということでしたが、わからないということでしたけれども、起案用紙も含めて決裁用紙の中には安田人事課長も含めて、議会事務局長の渡辺事務局長も含めて起案用紙の中にグリーン料金のことも書いて、そして出してあるにもかかわらず、グリーン料金の総額が出ないということは、私はこれはうそをついているのではないかというふうに捉えますから、議会の委員会の中での正しい答弁がなされなかったと。人事課長はグリーン料金を使ったということをここにちゃんと判を押して、明細も全部書いてあるわけですよね、こういう用紙が昨年度全部行っているわけですから。これに全部判を押していらっしゃるのを認めないということは、これは議会に対する偽証ではないかなと思います。それから、適切であるというふうには私は思いませんので、反対をさせていただきます。 241: ◯委員(田中孝典君)  今の岡田副委員長の件ですけれども、事実認識を正確にしていただいてからのほうがいいと思います。というのは、旅費の支給方法が総括主義で、積算があって、総括として計算されて支払われるという形を大垣市がとっているのであるならば、この支出については全部伝票をつけた後の一件積算主義ではないとしたら、今の支出の方法は正しいのであって、それが使うか使わないかではなくて一括で旅費が支給されているというやり方です。そのやり方を改めるのであるならば、それは議運の中で総括主義から一括積み上げ主義に切りかえて、使った分だけを旅費の支給方法とするというふうに改めないと、条例に基づいて支出していたにもかかわらず、今、岡田委員はこのやり方は不適切であるというふうに言われましたが、私はもし総括主義で出しているのであれば、それで積算されていたら担当課長は当然印鑑を押しますし、議会のほうもそのように旅費を支給されてきたものであるので、決算としての認定で言うのであるならば、一件主義であるにもかかわらず、伝票がないにもかかわらずというようなやり方での支出に改めた上で、なおかつ総括で出せば誤りになりますが、現状ではそういうふうには聞いておりませんので、少し現状をよく判断してからでないと勇み足になると思われますが、岡田副委員長、どうでしょうか。 242: ◯副委員長(岡田まさあき君)  条例解釈の違いだと思いますので、田中委員は総括というふうにおっしゃいましたけれども、これはちゃんと積み上げて行うべきものでありますし、事実、議会事務局から出しているものに関しても、きちんとしたグリーン料金の距離計算もされておりますし、それから実際にグリーン料金を使わないところは省いて出してあるということは明らかに概算払いで、後できちんと精査すべき問題でありますので、これに関しては議会運営委員会できちんと、先ほども言いましたようにお話をしたいと思いますけれども、私は田中委員と見解が違いまして、条例解釈の違いだと思いますので、お願いしたい。 243: ◯議長(岡本敏美君)  これは、あくまでも決算のことの承認、不承認のことだから、そのことは今度議運のほうできちっとやっていただきたいと思いますね。今そのことをどうこうしても、それは。 244: ◯委員(田中孝典君)  ですから、私は、この平成23年度予算は、私の解釈と岡田副委員長は言われますけれども、総括主義で出していて、それで執行して、全部執行し終わった後に。 245: ◯議長(岡本敏美君)  だから、副委員長は反対ということで、そういうふうで。 246: ◯委員(田中孝典君)  わかりました。 247: ◯議長(岡本敏美君)  そうしないと、議運でもんでいただいたほうがいいことですから、その問題は。 248: ◯委員長川上孝浩君)  ただ、先ほど言われたように、安田課長が出ないというんじゃなくて、今すぐには出せないと言っただけであって、出ないとは言っていないと思っております。その辺のところをちょっと聞いていただいて、議事録をきちっと見ていただきたい。偽証とか言われましたが、それはないというふうに私は判断しておりますので。 249: ◯副委員長(岡田まさあき君)  そうであれば、きちんともう一度調べて出してください。 250: ◯委員長川上孝浩君)  後から出しますということで言われたんですから。 251: ◯副委員長(岡田まさあき君)  じゃ、そういうことで訂正します。 252: ◯委員(笹田トヨ子君)  金額がどうのこうのではないですけれど、実際は出されていたけれど使っていないという事実はありますので、私もこの決算については反対します。 253: ◯委員長川上孝浩君)  反対の御意見がありますので、認第2号 平成23年度大垣市一般会計及び特別会計決算の認定については、挙手により採決いたします。  本決算を認定することに賛成の方の挙手を願います。            (挙手多数) 254: ◯委員長川上孝浩君)  挙手多数であります。よって、本決算は認定することに決しました。  以上で、本会議からの付託議案の審査は終わりました。  これをもって決算委員会を閉会いたします。              午後 3時 5分   閉 会            ────────────────── ○傍聴議員5名 長谷川つよし 富田三郎 粥川加奈子 山口和昭 野田のりお 発言が指定されていません。 Copyright © Ogaki City Assembly Minutes, All Rights Reserved. ↑ 本文の先頭へ...