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  1. 大垣市議会 2010-06-17
    平成22年経済産業委員会 本文 2010-06-17


    取得元: 大垣市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-05
    平成22年経済産業委員会 本文 2010-06-17 文書発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言単文選択全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者表示切り替え 全 71 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : ◯委員長横山幸司君) 選択 2 : ◯委員長横山幸司君) 選択 3 : ◯委員長横山幸司君) 選択 4 : ◯農林課長家畜診療所長吉田和郎君) 選択 5 : ◯委員長横山幸司君) 選択 6 : ◯委員長横山幸司君) 選択 7 : ◯政策調整課長寺嶋太志君選択 8 : ◯委員長横山幸司君) 選択 9 : ◯委員高畑 正君) 選択 10 : ◯政策調整課長寺嶋太志君選択 11 : ◯委員高畑 正君) 選択 12 : ◯政策調整課長寺嶋太志君選択 13 : ◯委員高畑 正君) 選択 14 : ◯政策調整課長寺嶋太志君選択 15 : ◯委員高畑 正君) 選択 16 : ◯政策調整課長寺嶋太志君選択 17 : ◯委員高畑 正君) 選択 18 : ◯委員(石田 仁君) 選択 19 : ◯政策調整課長寺嶋太志君選択 20 : ◯委員外議員岡田まさあき君) 選択 21 : ◯政策調整課長寺嶋太志君選択 22 : ◯委員外議員岡田まさあき君) 選択 23 : ◯政策調整課長寺嶋太志君選択 24 : ◯委員長横山幸司君) 選択 25 : ◯生活安全課長(川瀬修平君) 選択 26 : ◯委員長横山幸司君) 選択 27 : ◯商工観光課長(加藤 誠君) 選択 28 : ◯委員長横山幸司君) 選択 29 : ◯委員(石田 仁君) 選択 30 : ◯商工観光課長(加藤 誠君) 選択 31 : ◯委員長横山幸司君) 選択 32 : ◯農林課長家畜診療所長吉田和郎君) 選択 33 : ◯委員長横山幸司君) 選択 34 : ◯委員(林 新太郎君) 選択 35 : ◯農林課長家畜診療所長吉田和郎君) 選択 36 : ◯委員(林 新太郎君) 選択 37 : ◯農林課長家畜診療所長吉田和郎君) 選択 38 : ◯委員長横山幸司君) 選択 39 : ◯公営競技事務所長(中野哲朗君) 選択 40 : ◯委員長横山幸司君) 選択 41 : ◯委員高畑 正君) 選択 42 : ◯公営競技事務所長(中野哲朗君) 選択 43 : ◯委員高畑 正君) 選択 44 : ◯委員・副議長(吉川 勝君) 選択 45 : ◯委員高畑 正君) 選択 46 : ◯委員・副議長(吉川 勝君) 選択 47 : ◯委員高畑 正君) 選択 48 : ◯委員・副議長(吉川 勝君) 選択 49 : ◯委員高畑 正君) 選択 50 : ◯企画部長(広瀬幹雄君) 選択 51 : ◯委員高畑 正君) 選択 52 : ◯委員・副議長(吉川 勝君) 選択 53 : ◯委員(野村 弘君) 選択 54 : ◯委員・副議長(吉川 勝君) 選択 55 : ◯企画部長(広瀬幹雄君) 選択 56 : ◯委員・副議長(吉川 勝君) 選択 57 : ◯委員高畑 正君) 選択 58 : ◯企画部長(広瀬幹雄君) 選択 59 : ◯委員高畑 正君) 選択 60 : ◯委員長横山幸司君) 選択 61 : ◯委員高畑 正君) 選択 62 : ◯委員(野村 弘君) 選択 63 : ◯企画部長(広瀬幹雄君) 選択 64 : ◯委員高畑 正君) 選択 65 : ◯委員(石田 仁君) 選択 66 : ◯委員長横山幸司君) 選択 67 : ◯市街地整備室長(北村弘司君) 選択 68 : ◯委員長横山幸司君) 選択 69 : ◯経済部長(伊藤亮一君) 選択 70 : ◯委員長横山幸司君) 選択 71 : ◯委員長横山幸司君) ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:              午後 1時      開 会 ◯委員長横山幸司君)  ただいまから、経済産業委員会を開会いたします。  初委員会でありますので、ごあいさつをさせていただきます。            (正副委員長 あいさつ) 2: ◯委員長横山幸司君)  理事者から自己紹介を受けます。            (教育長、企画部長、かがやきライフ推進部長、生活環境部長、            経済部長、建設部長、都市計画部長、教育委員会事務局長、政策            調整課長、市民活動推進課長、生活安全課長、商工観光課長、産            業振興室長、農林課長兼家畜診療所長、農業委員会事務局次長、            公設地方卸売市場長、公営競技事務所長、管理課長、道路課長、            治水課長、都市計画課長、都市施設課長、市街地整備室長、市街            地整備室技術対策官、文化振興課長、図書館長 自己紹介) 3: ◯委員長横山幸司君)  本会議から付託されました議第53号 平成22年度大垣市一般会計補正予算(第2号)のうち当委員会関係分についてを審査します。  理事者の説明を願います。 4: ◯農林課長家畜診療所長吉田和郎君)  それでは、議第53号 平成22年度大垣市一般会計補正予算(第2号)のうち、当委員会関係の農林課分について御説明申し上げます。恐れ入りますが、議案の13ページをごらんください。  歳入につきましては、歳出の財源内訳で御説明させていただきます。款6農林水産業費、項1農業費、目2農業費100万円を補正し、補正後の額を1億4,420万円とするものでございます。財源は、国県支出金で100万円でございます。内訳は、節19負担金補助及び交付金100万円でございます。これは農地利用集積円滑化事業の補助金でございます。農地利用集積円滑化事業は、農地法や農業経営基盤強化促進法の改正により新しく創設された事業で、農地を貸したいという要望がある農家から委任を受けて、集落営農や認定農業者などの担い手に対して利用権設定を行う団体に補助するものでございます。なお、6年間以上の利用権設定が補助事業の対象になり、10a当たり2万円を団体に補助するものでございます。全体で5ha分、100万円を計上させていただきました。
     以上、農地利用集積円滑化事業に係る補正予算について御説明申し上げました。よろしく御審査賜りますようお願い申し上げます。 5: ◯委員長横山幸司君)  以上で説明が終わりました。  これより質疑に入ります。  委員の質問を受けます。─── ないようですので、採決いたします。  議第53号 平成22年度大垣市一般会計補正予算(第2号)のうち、当委員会関係分については、原案のとおり承認することに御異議ありませんか。            (異議なし) 6: ◯委員長横山幸司君)  御異議ありませんので、本案は原案のとおり承認することに決しました。  以上で本会議からの付託議案の審査は終了しました。  続いて、報告事項に移ります。  報告事項が7件ありますので、順次報告を願います。 7: ◯政策調整課長寺嶋太志君)  政策調整課から、奥の細道むすびの地周辺整備につきまして御説明申し上げます。大変恐縮に存じますが、お手元の企画部資料No.1、奥の細道むすびの地周辺整備についてをごらんいただきたいと存じます。  表紙を1枚おめくりいただきまして、1ページの奥の細道むすびの地周辺整備計画をごらんいただきたいと存じます。これは、今回の整備内容をお示しします全体計画でございまして、1から8に区分いたしております。中ほどの図面と左右の説明文書の番号がそれぞれに対応しておりますので、よろしくお願い申し上げます。  まず、1が施設ゾーンでございます。これは、後ほど詳しく御説明申し上げますが、芭蕉館、先賢館、観光・交流館の3館から成る(仮称)奥の細道むすびの地記念館の整備と、大垣藩藩老の小原鉄心の別荘でございました無何有荘大醒しゃの復元を行うものでございます。次に、2がイベント広場でございます。これは、多くの市民の皆様が交流するさまざまなイベントにも使用できる都市公園を整備するものでございます。次に、3が駐車場でございます。これは、自家用車や観光バスで来訪される方が駐車できるスペースでございまして、一般車両35台、身体障がい者用車両3台、観光バス5台の駐車が可能となります。次に、4が周辺道路の遊歩道化でございます。これは、記念館などの施設整備地と水門川沿いを一体化したエリアとするため、イベント時には周辺道路の遊歩道化を予定しており、周辺道路の御影石風舗装を初め歩道の補修や側溝補修などを行うものでございます。また、今回の整備にあわせまして、総合福祉会館周辺や虹の橋を渡った北側の道路の歩道に整備してございます石畳の表面を少し削るなどして、遊歩道とする場合に歩きやすいように補修をいたします。次に、5が川湊の風情の修景化でございます。これは、水門川右岸、西側でございますけども、右岸の護岸改修を行うものでございまして、舟下りやたらい舟川下りの下船場としても使用できるように整備をいたします。これによりまして、7の川舟運航でございますが、現在四季の広場を下船場といたしておりますが、整備後は記念館の東側へ移動させ距離を延長させます。また、現在整備してございます階段ですが、傾斜が少し急なため緩やかになるよう再整備をいたします。なお、これらの整備に当たりましては、景観を意識した整備を進めてまいりたいと存じます。次に、6がリバーサイドの修景化でございます。これは、水門川東側の旧美濃路沿いの船町公園の住吉公園と水都公園の修景を行うものでございます。現在、公園内には観光案内所がございまして、ボランティアガイドの方がいらっしゃいますが、記念館の整備後はこの記念館内に移っていただきますので、観光案内所につきましては撤去の方向で進めていきたいと考えております。次に、8が周辺地域の修景化でございます。これも旧美濃路沿いでございますが、今回の記念館などの整備にあわせまして、水門川を挟む東西で心が和む雰囲気を醸し出していくということで、地域の皆様の御協力を得て、川湊の町屋をしのばせる修景を進めるものでございます。なお、修景に当たりましては、助成対象経費の10分の10を助成率として、200万円程度を限度額とする新たな助成要綱を整備いたしまして、平成23年度に修景に係る費用の助成を行ってまいります。  以上が奥の細道むすびの地周辺整備計画の概要になります。  続きまして、2ページの奥の細道むすびの地周辺整備計画(詳細)をごらんいただきたいと存じます。左側に先ほど1ページで説明申し上げました4から8の詳細内容と、右側に舟下りとたらい舟川下りの運航内容を記載させていただきました。右側の運航内容をごらんいただきたいと存じますが、奥の細道むすびの地周辺整備後の運航に当たりましては、水門川の水量をふやす必要がございますので、現在貝殻橋付近に臨時の堰を設けておりますが、整備後は、図の一番下になりますけども、上田橋付近に臨時の堰を設けてまいりたいと存じます。赤い線の部分が今回の運航の延長部分になります。  次に、大変申しわけございませんが、3ページの奥の細道むすびの地記念館1階と4ページの2階のレイアウト図をごらんいただきたいと存じます。昨年の12月に補正予算を計上させていただきまして、これまでこの記念館の設計を進めてまいりました。施設内容を御説明申し上げます。図の右方向が北、下方向が東で水門川、左方向が南で旧美濃路になります。図にございますように、記念館は芭蕉館を中央に、北側に先賢館、南側が観光・交流館となります。  初めに、1階部分を御説明申し上げます。まず、茶色に編みかけしてございます公園部分のO側を正面といたしまして、Aというところにエントランスがございます。このAのエントランスを入りますと、西側と東側方向に風除室がございまして記念館の中に入ることができます。このほかに、東側の水門川側と、南側の旧美濃路側にも出入り口を設けております。先ほどの正面となります北側のエントランスから、図でいうと上のほうでございますが、西方向に向かいますとBが事務室でございます。芭蕉館と先賢館に入る場合には、この事務室で入館料をお支払いいただくことになります。入館料につきましては、今後、大垣城や郷土館、守屋多々志美術館などの入館料とのバランスなどを考慮して設定してまいりたいと存じます。Bの事務室で入館料をお支払いいただきまして、まず芭蕉館へ入館していただきますが、最初に入っていただきますのが、CのAVシアターでございます。ここでは、芭蕉の紀行文でございます奥の細道を20分程度の映像で概説いたします。なお、このAVシアターは、観光バスでの来訪者を想定いたしまして、バス1台分の人数の方が一緒に見ていただけるよう、40から45名程度の収容を可能といたしております。AVシアターで奥の細道の概説を見ていただいた後は、Dの常設展示室のほうへ進んでいただきます。Dの常設展示室の隣のEが企画展示室となります。ここでは、芭蕉関連と先賢関連の企画展示を行います。芭蕉関連の企画展示につきましては、今後、兵庫県伊丹市にございます柿衞文庫を初め多くの芭蕉関連資料をお持ちの施設だとか、類似の芭蕉関連施設を有する市町村とネットワークを構築いたしまして、例えば芭蕉真筆の資料をお借りするといったことも行いまして、充実した企画展示を展開してまいりたいと存じます。次に、芭蕉館のDの常設展示室、あるいは企画展示室を出まして、通路をさらに奥へ進みますと、Gが先賢館でございます。その先賢館を出ますと通路部分ですが、Hにお休み処がございまして、ここで休憩しながら、窓越しにIの無何有荘大醒しゃを眺めることができます。説明が後先になりましたが、芭蕉館と先賢館の関連資料につきましては、Eの企画展示室の隣にございますFの収蔵庫と、1枚おめくりいただきまして4ページでございますが、2階の右のほうですが、Fの資料室におきまして、収蔵、保管をいたします。3ページにお戻りいただきたいと存じます。  Gの先賢館を出まして、Iの無何有荘大醒しゃを眺めながら通路を歩いていただき芭蕉館を出ますと、観光・交流館に戻ることになります。Bの事務室の横のJが情報・図書コーナーでございまして、芭蕉関係や先賢関係のデジタル資料のほか、芭蕉や奥の細道関連などの図書を閲覧することができます。また、Kがホール、Lがインフォメーションコーナー、その下のHがお休み処になります。このお休み処は、北側のガラス扉を開放いたしますと、外部お休み処と一体となりまして、オープンカフェのような運用も可能となります。また、Mが物産コーナーと業務用スペースでございまして、物品販売などを行います。ここではお弁当などの販売も考えておりまして、Hのお休み処で休憩しながらお食事をしていただくことも可能です。また、先ほどのOはイベント広場、Pが駐車場でございます。イベント広場内には、先賢館の東側でございますが、井戸を整備いたします。また、駐車場の出入口は、通常、東側といたしますが、南側にも2ヵ所の出入口を設けております。続きまして、4ページをごらんいただきたいと存じます。  2階でございますが、Nが多目的室(1)と多目的室(2)でございまして、句会だとか、さまざまな講座、研修会、そういったものの開催が可能な多目的スペースでございます。なお、多目的室(1)につきましては大小二つの部屋に分けることができます。  5ページと6ページでございますが、それぞれの施設の概要をまとめたものでございます。6ページの中ほどの右端ですが、記念館は全体で2,329.21m2でございます。その下でございますが、無何有荘大醒しゃの建物が21.59m2、敷地面積は163.51m2でございます。その下にございますが、イベント広場が1,337.24m2、駐車場が1,738.71m2でございます。7ページをごらんいただきたいと存じます。  記念館外観のイメージパースでございます。川湊の船問屋の町屋と蔵をイメージするとともに、旧美濃路沿いの顔づくりということで、屋根は和がわら、外壁は聚楽調と漆喰調の塗り壁とし、ところどころの窓や出入口に格子を入れ、和風の外観といたしております。また、無何有荘大醒しゃの中庭のところですが、東側に、鉄心門と竹をイメージしたさくを設けております。鉄心門につきましては固定でございますが、さくにつきましては、抹茶や煎茶サービスなどを行う野点を初め、イベント広場で開催するイベント時には、移動、収納を可能といたしておりまして、イベント広場との一体的な運用を可能といたします。  続きまして、芭蕉館と先賢館、観光・交流館の展示計画につきまして御説明申し上げます。8ページをごらんいただきたいと存じます。  昨年の12月に補正予算を計上させていただきまして、これまで、記念館の設計にあわせまして、名古屋大学大学院の塩村 耕教授と、和洋女子大学の佐藤勝明教授に総合監修をお願いいたしまして展示内容の設計を進めてまいりました。まず、芭蕉館でございますが、8ページの右のほうに施設レイアウトを掲載させていただきました。AVシアターと常設展示室(1)から(3)となっておりまして、それぞれのイメージ図を掲載させていただいております。AVシアターでは、3D映像にも対応できる150インチ程度の大画面によりまして、20分程度の映像で紀行文学、奥の細道を概説いたします。なお、このAVシアターの映像につきましては、同じ映像の上映にならないように、当初段階から5本程度のコンテンツを用意しまして、ローテーションさせながらリピーターの確保にも努めてまいりたいと存じます。AVシアターで奥の細道の概説を見ていただいた後、常設展示室の方へ移動していただきまして、奥の細道めぐりと芭蕉の世界をごらんいただきます。常設展示室(1)と(2)の奥の細道めぐりでは、初めに、奥の細道の諸本を紹介します。近年、芭蕉直筆の奥の細道というものが発見されましたけども、ここでは、曽良本だと素龍本というものがございまして、清書本でございますが、そういうものについても紹介をいたします。参考までにですが、今の中学校で学習する奥の細道は素龍本というものになります。その後、紀行文学、奥の細道を旅路ごとに区分して紹介をしていきます。まず、序・出立のところでございますが、「月日は百代」というところで始まる冒頭部分を取り上げまして、芭蕉の漂泊の思いに迫ります。なお、総合監修をお願いしております両教授からは、ここでは、奥の細道の原文や読み下し文の各項目に対する総合監修者による注釈、奥の細道の出立前に芭蕉から2人の知人に送られた書簡、そういったものをトピック的に取り上げて、これまでの類似の芭蕉関連施設にない展示にするといったアイデアや御指導をいただいております。序・出立のコーナーの後は、日光路、奥州路、出羽路、北陸路、そして、むすびの地大垣へと、各コーナーを順にめぐっていただきます。左下の方に各コーナーでの展示イメージを掲載させていただきました。各コーナーでは、最初に、映像で旅路のルートや地名、奥の細道ゆかりの名勝などを紹介するともに、先ほどの序・出立のコーナーと同様に、さまざまな資料や写真をパネルだとかレプリカで紹介してまいります。なお、各旅路コーナーでは、奥の細道の全文を取り上げるのではなく絞り込んでの展示となりますので、どの部分を取り上げるか、どのような資料を展示するかにつきましては、総合監修者にお願いしているところでございます。次に、常設展示室(3)の芭蕉の世界でございますが、これも総合監修者からの御指導によりまして、芭蕉書簡だとか如水日記というものがございますが、そういった古文書を取り上げて、芭蕉の人となりなどに迫ります。また、本市が所有しております鳶の巻といった資料も取り上げまして、芭蕉と大垣との関係などを紹介するほか、総合監修者の人脈によりまして、これまで他の類似施設で取り上げたことがない資料を積極的に取り上げて、松尾芭蕉の魅力を前面に押し出して、市民の皆様だけでなく全国の芭蕉ファンにお越しいただけるように展示してまいりたいと存じます。次に、9ページをごらんいただきたいと存じます。  先賢館の展示内容でございます。先賢館では、文教のまち大垣の礎を築いた幕末までの先賢の偉業を紹介いたします。具体的には、大垣藩主・戸田公の歴代にわたる文教施策を解説した後、大きく蘭学コーナーと漢詩文学の二つのコーナーを設け、全体で5人の先賢を取り上げます。このページの真ん中にレイアウト図を、そして矢印でそれぞれの展示イメージを掲載させていただきました。まず、蘭学コーナーでは、日本の蘭学の背景を紹介した後、パネルやレプリカによりまして、江馬蘭斎と飯沼慾斎の2人の先賢の偉業を紹介いたします。また、このコーナーでは、右上のほうにございますが、ブックTVということで、江馬蘭斎ですと例えば解体新書、飯沼慾斎関連ですと草木図説といった古文書をバーチャルにめくって見ることができるような体験的な展示も取り入れてまいります。真ん中のレイアウト図にお戻りいただきたいと存じますが、次の漢詩のコーナーでは、漢詩をめぐるネットワークを紹介した後、梁川星厳、江馬細香、小原鉄心の3人の先賢の偉業を紹介します。小原鉄心のコーナーの最後には、無何有荘大醒しゃの概説を行いまして、先賢館を出て通路を歩きますと、中庭に無何有荘大醒しゃを眺めることができるといったつながりを持たせております。なお、漢詩コーナーにつきましては、本市では、梁川星厳、江馬細香、小原鉄心の資料を比較的多く所蔵しておりますので、常設展示室ではございますけれども、展示がえを行いながらリピーターの確保に努めてまいります。次に、10ページをごらんいただきたいと存じます。  観光・交流館の展示内容でございます。観光・交流館では、情報・図書コーナー、ホール、そしてインフォメーションコーナーにおきまして、来訪者にさまざまな情報を提供いたします。中央上側のイメージ図が情報・図書コーナーでございまして、ここでは、先ほど申しましたが、芭蕉関係、先賢関係のデジタル資料や図書を閲覧することができます。また、右上のイメージ図がホールでございます。ホールの壁面には、60インチ程度の四つのディスプレイを設置いたしまして、それぞれのディスプレイに地図や写真などを表示しながら、類似の芭蕉関連施設を有する各市町との連携によりまして、そういった施設の情報やイベント情報などを映像で紹介するほか、川湊の風情を残した船町や中心市街地への回遊性を誘発するということで、船町、中心市街地の観光資源、歴史・文化資源などの地域情報を映像で紹介いたします。また、館内情報や市内のイベント情報もここで紹介をいたします。また、右下のイメージ図でございますが、これはインフォメーションコーナーでございます。壁面に100インチ程度の二つの大きなディスプレイを設置いたしまして、地図や写真などを表示しながら、大垣市域、西美濃地域の観光資源、歴史、文化などの地域情報を映像で紹介いたします。この記念館では、船町や中心市街地だけでなく、大垣市域全体、さらには西美濃、全国へというネットワークを構築いたしまして、大垣市から全国へ、そして全国から大垣市へと、そういったゲートウエイとなるように取り組んでまいりたいと存じます。  続きまして、11ページの整備経費(概算)をごらんいただきたいと存じます。整備経費につきましては、現在右下にございますように34億3,220万円を見込んでおります。このうち、網かけ部分でございますが、記念館の建設と無何有荘大醒しゃの復元に伴う経費といたしまして、合計が8億8,800万円、芭蕉館、先賢館、情報・図書コーナーを含む観光・交流館の展示整備に、合計で約5億3,960万円を見込んでおります。なお、この展示整備の5億3,960万円のうち、本年度予算で2億6,480万円を計上させていただいておりましたが、出来高が見込めませんので、9月議会におきまして、来年度の債務負担行為限度額の補正予算案を提出させていただきたいと存じますので、よろしくお願い申し上げます。  最後に、12ページの今後のスケジュールをごらんいただきたいと存じます。今後のスケジュールといたしましては、本年度から、施設の工事と展示の整備を進めてまいります。施設工事といたしましては、まず、建築主体工事を7月に入札、仮契約の締結を行いまして、9月議会におきまして、工事請負契約締結議案を提出させていただきたいと存じます。そして、御議決をいただきました後、本契約を交わしまして、10月から工事に着手してまいりたいと存じます。また、電気、機械、衛生の各工事につきましては、7月から8月にかけまして入札を行いまして、建築主体工事に合わせまして9月に契約締結、そして10月から工事に着手してまいりたいと存じます。また、展示整備につきましては、展示物制作と映像制作でございますが、先ほど御説明申し上げました展示内容の方向で、7月から9月にかけまして、それぞれのプロポーザル募集を行い、最もすぐれた業者を選定した上で10月に仮契約の締結を行い、12月議会におきまして展示業務委託契約締結議案を提出させていただきたいと存じます。また、それにつきましても、御議決をいただきました後、本契約を交わしまして、1月から展示業務に着手してまいりたいと存じます。これらの工事、整備につきましては、23年度内に完成をいたします。また、平成23年度につきましては、整備工事といたしまして、イベント広場の整備工事を初め駐車場、記念館の外構、無何有荘大醒しゃの庭園のほか、周辺道路などの整備工事を進め、24年春のオープンを目指してまいります。今後、こうした基本計画と展示計画に基づきまして取り組んでまいりたいと存じますので、よろしくお願いを申し上げます。また、今後、工事着手前、具体的には来月の中旬ぐらいを予定いたしておりますが、周辺住民の皆様を対象とする説明会を開催させていただきたいと考えております。  以上、奥の細道むすびの地周辺整備につきまして御説明を申し上げました。よろしくお願いを申し上げます。 8: ◯委員長横山幸司君)  それでは、今、報告いただきました1番目の奥の細道周辺整備につきまして、御質問等ございましたら、よろしくお願いいたします。 9: ◯委員高畑 正君)  ここまで来て、なかなか引き締まって目的がはっきりした、非常に期待が持てる計画案になってきたことの評価をまず申し上げたいと思います。  細かいことになりますが、少々お伺いしたいのは、エントランスが1ヵ所ですよね。それで、先賢館まで行っている人がいざ避難というときには、当然先賢館の窓か何かがあいて大醒しゃのほうへ逃げられるとかというようなつくりになるわけですか。 10: ◯政策調整課長寺嶋太志君)  ただいま御質問いただきました内容につきまして説明させていただきます。3ページをごらんいただきたいと存じます。  Gの先賢館のところでございますが、その前の南側、Hのところにお休み処がございまして、さらに無何有荘大醒しゃのところに出入口を設けてございます。これにつきましては、今、高畑委員さんの方から御質問いただきましたように、何かあったときに避難できるような形で出入口を設けさせていただいております。通常は閉め切っております。 11: ◯委員高畑 正君)  同じく芭蕉館の場合はどうなの。 12: ◯政策調整課長寺嶋太志君)  3ページのIの無何有荘大醒しゃのところでございますが、この通路に出入口を設けておりまして、無何有荘大醒しゃの中庭を通って広場のほうへ避難できるような体制にしてございます。 13: ◯委員高畑 正君)  わかりやすくしておかないとね、何が起きるかわかりませんから。  それから、イベント広場ですけど、まだ中身は詰めていないかもしれないけど、どういうふうに貸し出しをするか。いろんなやり方があるだろうけど、使用料とか何とかは本当は考えてくれないほうがいいな。田楽をやりたい人とか、かき氷をやりたい人とか、ほとんど自由に、申し込み順ぐらいで、にぎやかなほうがいいものな、四季を通じて。だけども、一応区画ぐらいは、全体を使う人もあるだろうし、ABCDぐらい、四つぐらいに割って、そういう貸し出し方もある。いっぱいもっとあってもいいんだろうけども、その辺を、今、もし考えがあったら聞いておいたほうがいいと思うし、なければそれを詰めてくれればいい。 14: ◯政策調整課長寺嶋太志君)  イベント広場につきましては、ただいま高畑委員さんのほうからお話がございましたように、さまざまな、例えば屋台だとか、そういうことに使えるような施設を、例えば電気だとか給水だとか、そういうものも用意してまいりたいと。料金設定については今後検討させていただきたいと思います。 15: ◯委員高畑 正君)  区画については。 16: ◯政策調整課長寺嶋太志君)  区画につきましては、今後詳細に検討させていただきますが、おおむね4区画に分けて貸し出しができるよう、電気設備や給水設備を考えております。 17: ◯委員高畑 正君)  先に言ってまうけど、使用料はなしでいいだろう。使用料を取るということになると、要するに営利目的の人しか入ってこられないようになる。一遍やってみたいなと、僕と横ちゃんでかき氷を一遍やってみようか、ボランティアでな。10円か20円で、来た人にサービスするだけやな。そんなことも市民がいろいろチャレンジしてみたくなるような、そんなような方向性で持っていっていただけたらと希望を申し述べさせていただいて終わります。 18: ◯委員(石田 仁君)  2ページですけれども、舟下り及びたらい舟の川下りの運用、今は貝殻橋のところに堰を設置してみえますが、上田橋までおろされると。高橋から南へは、大分川幅も広くなりますが、堰をそこまで下らせて取水機とかいろんな部分に対しては問題がないのかということと、なければいいんですけど、そのことと、あと、左側の修景、要は1ページの8の周辺地域の修景化、この辺の商店の方々にどんなような川湊の町屋をしのばせる修景、今、床屋さんとか仕出し屋さんとかいろいろあるんですが、どんなような思いを持ってみえるか、今あれば。 19: ◯政策調整課長寺嶋太志君)  2ページの右下でございますが、堰の設置につきましては、石田委員さんからの御指摘ございましたように、一番南の上田橋のところに設置いたします。今後、県とも協議しながら進めるわけですが、その辺は水量の危険がないように設置してまいりたいと考えております。  それから、もう一つの旧美濃路沿いの8番の修景でございますが、先ほど申しました川湊の町屋というイメージで整備をお願いいたしたいということで、例えば記念館の窓等に格子を入れるようなことをしますが、そういうようなことができないかなということで、今後の家の持ち主の方とか地権者の方、そういった人と協議しながらできる限りやりたいなと思っています。 20: ◯委員外議員岡田まさあき君)  今の堰のことですが、今ですと、春の舟下りなんかは大体臨時のをおろしたりしていると思うんですが、これは常時あけ閉めが割とできるという形になってくるのか、そのあたりと、舟下りは春の決まった期間ですけど、これからこれはもっと回数がふえてくると考えればいいんですか。 21: ◯政策調整課長寺嶋太志君)  堰につきましては、現在、貝殻橋で春のイベントに向けて臨時で設置しております。今回の上田橋の堰につきましても、臨時で設置して、舟下りが終われば撤去というふうな形になります。  それと、もう1点、川下りにつきましては、現在春に実施しておりますけども、今後、市民ニーズ、やはりそういうものを考慮しながら随時拡充を検討してまいりたいと思います。 22: ◯委員外議員岡田まさあき君)  毎年100万円、200万円単位で臨時の堰をつくられて、年によっては2回、3回の年もあったと思うんですけども、そうすると200万円単位でも600万円とかですね。できれば、そういうイベントをふやしていかれるのであれば、臨時ばかりではなしに、将来的に必要なときはあけることができるような堰を考えていただいたほうが、短期間には費用的には少ないですけども、将来的には上げおろしできるような、出水時にはきちんとあけられるというような、雨量がふえたときに、そういったようなことを考えていただきたいのと、市民ニーズやなしに、観光ニーズで多いと思いますので、ぜひまたふやしていただくように検討してください。これは要望です。1点目だけ御返答ください。 23: ◯政策調整課長寺嶋太志君)  この水門川の堰の設置に当たりましては県とも協議が必要になります。常時設置となりますと、河川の管理上、支障が出る場合もございますので、その辺は県と協議してまいりたいと思いますが、基本的には臨時での設置になります。 24: ◯委員長横山幸司君)  次へ移りたいと思います。 25: ◯生活安全課長(川瀬修平君)  生活安全課長の川瀬でございます。生活安全課から、自転車に関する放置規制区域の設置概要について、素案でございますが、御報告をさせていただきます。生活環境部資料のNo.1をごらんいただきたいと存じます。  大垣駅周辺自転車駐車場の駅北、駅東、駅西自転車駐車場につきましては、有人管理による有料制とする方針で進めておりますが、施設を利用せず路上に放置される自転車の増加が考えられますので、駅周辺利用者の安全な交通環境や都市景観の向上を図るには、放置自転車対策が必要となってまいります。その取り組みといたしまして、2にございます放置規制区域の条例化につきましては、自転車の安全利用の促進及び自転車等の駐車対策の総合的推進に関する法律に基づくものですが、放置された自転車の撤去や保管など放置自転車対策を講じるための根拠となる条例を制定することにより、関係機関が相互に協力して放置自転車の撤去に努めようとするものでございます。2ページのほうをごらんいただきたいと思います。  3の放置規制区域の設置でございますが、3ページの自転車の放置規制区域図(案)と見比べながら御説明させていただきますのでよろしくお願いいたします。  規制区域は、大垣市自転車駐車場整備計画の中で検討いたしました大垣駅を中心とするおおむね半径300mの区域を中心に設定しております。放置規制区域の設置に当たりまして配慮した点でございますが、多くの自治体では、放置禁止区域と制限外区域の2区域制をとっておりますが、今回の案では、放置規制区域をさらに放置によって安全や景観を損なう区域、これを禁止区域とし、区域図では赤色で表示をしております。また、放置行為と安全確保及び利用者の利便性等との権衡を考慮する区域、これを整理区域としまして、区域図では黄色で標示、その他の区域を制限外区域とする3区域に区分しています。それぞれの区域の定義でございますが、3の(1)放置禁止区域、図では赤色表示の箇所でございますが、この区域は指定区域内での自転車の放置を禁止する区域でございます。ここは、駅南北のロータリーや自転車駐車場の周辺ですが、自転車の放置は、大垣の玄関口として景観上問題があったり、朝夕を中心に歩行者の通行が多く、放置してあるのが大変危険な場所でもあり、また放置されやすい場所でもございます。次に、(2)が放置整理区域、図では黄色の部分でございますが、ここは、買い物等に必要な所要時間を踏まえ、一定時間以上の放置を禁止する区域とします。今回の条例では、悪質な放置自転車を排除するのが一番の目的でございますので、自転車で訪れる買い物客等、自転車利用の利便性を十分確保するような仕組みづくりを考えてまいります。最後に(3)制限外区域でございますが、放置禁止区域、放置整理区域以外の市内の区域を指します。この制限外区域の道路に放置してある自転車は、一定期間経過後には撤去できるものとします。このように、条例は市内全域を対象としたものを想定しております。  4が放置自転車処理の流れでございますが、細部にわたりましては、今後条例で定めてまいりたいと存じます。  なお、この放置規制区域の設置案につきましては、今後、関係各位の御意見を伺うほか、パブリックコメントを実施する予定をしております。  以上、自転車に関する放置規制区域の設置概要(素案)でございますが、御報告をさせていただきました。よろしくお願い申し上げます。 26: ◯委員長横山幸司君)  御質問はございますでしょうか。─── ないようですので、次に移ります。 27: ◯商工観光課長(加藤 誠君)  商工観光課より、大垣市観光協会事務所の移転につきまして御報告させていただきます。お手元の経済部資料No.1をごらんいただきたいと存じます。  このたび、観光協会が入居しております大垣商工会議所ビルが老朽化のため取り壊しされることに伴いまして、大垣市観光協会事務所が郭町の多目的交流イベントハウス内に移転するものでございます。移転予定日は、来月7月4日の日曜日を予定しております。また、移転に伴います電話番号等の変更はございません。裏面に参りまして、移転後のイベントハウス1階の平面図を記載しておりますのでお目通しいただきたいと存じます。なお、新しい観光協会の事務所は、従来の観光物産コーナーを一部移動し設置するものでございます。また、観光協会の事務所の移転等につきましては、市広報紙等を通じまして広く市民に周知してまいりたいと存じますので、よろしくお願いいたします。  以上が大垣市観光協会事務所の移転につきましての御報告でございます。よろしくお願いいたします。 28: ◯委員長横山幸司君)  御質問はございますか。 29: ◯委員(石田 仁君)  1点だけちょっとお聞きしたいんですが、多目的イベントハウスを設置されたときに直営でやられて、将来的には、僕は、今、指定管理がいいとは思わないんですけども、観光協会がそこへ移られるということに際してはどういうお考えを持ってみえますか。 30: ◯商工観光課長(加藤 誠君)  イベントハウスにつきましては、現在直営で管理をしておりますが、今回、観光協会事務所がイベントハウス内に移転することもございまして、指定管理者制度の導入についても観光協会と協議しながら検討してまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。以上でございます。 31: ◯委員長横山幸司君)  ほかにございますか。─── それでは、次へ移りたいと思います。順次お願いいたします。 32: ◯農林課長家畜診療所長吉田和郎君)  農林課より、農業経営基盤の強化の促進に関する基本構想の見直し及び口蹄疫対策の2点につきまして御報告させていただきます。  お手元の経済部資料No.2-1、農業経営基盤の強化の促進に関する基本構想の見直しについてをごらんいただきたいと存じます。  農業経営基盤の強化の促進に関する基本構想は、農業経営基盤強化促進法に基づいて都道府県が策定する基本方針をもとに市町村が定めるものでございます。今回は、法改正に伴う県の基本方針変更にあわせ、基本構想を見直すものでございます。見直し内容の一つ目といたしまして、本市の農業政策に転作作物等の追加をいたしました。具体的には、小麦、大豆のほか、鶏などのえさとなる飼料用米等の転作作物の栽培推進を追加いたしました。また、ブロッコリーや里芋につきましても、特産品化を進めてまいりたいと考えておりますので、栽培面積の拡大推進を追加いたしました。二つ目といたしまして、農地利用集積円滑化事業の創設に伴う事項を追加いたしました。具体的には、農地所有者から農地の貸付等について委任を受け、その者にかわって集落営農や認定農業者などの担い手に貸し付ける、いわゆる利用権設定などを行う農地利用集積円滑化事業の創設に伴う事項を追加いたしました。その他といたしまして、法改正に基づき、共有地の利用権設定の特例や特定農業法人制度の拡大等も追加いたしました。また、お手元に資料No.2-2として、基本構想の見直し(案)を配付させていただいておりますので、お目通しいただきたいと存じます。  以上が農業経営基盤の強化の促進に関する基本構想の見直しについての説明でございます。  次に、経済部資料No.3の口蹄疫対策についてをごらんいただきたいと存じます。  口蹄疫は家畜伝染病の一つであり、病原体はウイルスでございます。このウイルスは、牛、豚、水牛、綿羊、シカ、イノシシなどの偶蹄類に感染するものであり、感染した牛や豚の肉が出回ることはございませんが、仮に感染した肉を食べたとしても人に感染することはございません。口蹄疫が発生した場合の対応といたしましては、蔓延防止のため当該農家には感染の疑いのある家畜も含め同一畜舎内にて飼育されているすべての家畜の殺処分が義務づけられております。  2の市内の畜産農家の現状につきましては、酪農9戸、349頭、肉牛6戸、620頭となっており、豚を飼育している農家はございません。なお、市内の農家には、宮崎県から仕入れた子牛はおりませんし、安全が確認されております。
     3の市の予防対策につきましては、県の家畜保健衛生所や市の獣医師の指導により、既に各農家が実施しているものでございますが、車両等の消毒や人が立ち入る場合に靴を消毒するための踏み込み消毒槽の設置などを行っております。さらに、定期的に消石灰を畜舎周囲や畜舎内通路などに散布しており、市独自の対応といたしまして、5月20日に消毒用の消石灰20kgを10袋、5月24日には消毒薬のビルコンSを2kgずつ各農家に配布いたしました。裏面をごらんください。  4の市の口蹄疫対策本部の設置につきましては、現在当市及び周辺自治体において口蹄疫は発生しておりませんが、6月3日に市長を本部長とした対策本部を設置し、全庁的な情報の共有、発生の予防に努めております。  5の市で発生した場合の主な対応につきましては、万が一、口蹄疫が発生した場合には、まず、畜舎、畜舎出入り口、通行車両の消毒の徹底が必要になります。また、当該農家の家畜はすべて殺処分し埋却することになり、半径10km以内の家畜は移動させることができず、半径10kmから20km以内の家畜につきましては、当該地域外へ搬出することができなくなります。  6の国及び県の対応につきましては記載のとおりでございます。  以上が口蹄疫対策についての説明でございます。  以上、農業経営基盤の強化の促進に関する基本構想の見直し及び口蹄疫対策の2点につきまして御報告いたしました。よろしくお願いいたします。 33: ◯委員長横山幸司君)  委員の皆さんから質問はございますか。 34: ◯委員(林 新太郎君)  農業経営基盤の強化の促進に関する基本構想の見直しの中で、主な見直しの内容で、本市の独自の目標と方向、その中で、ブロッコリーと里芋の特産品化と書いてあるんやけども、今、午前中に農協の理事会でちょっとこの問題が出たんやけども、ブロッコリーは何も大垣だけやなしに、不破、垂井のほうも盛んにこれの栽培を始めたんやね。既に8haが栽培しておる、大垣は10町歩超えておると思うんやけども。しかも、垂井町は町単独事業でやろうという、全面的に応援をしようということで、半自動の野菜移植機まで買って、そして農家に使ってもらって特産品化をやろうということやけども、一応こういう目標を書いてあるんやけども、大垣はそれに対応するような、何か応援するようなことをやっておるのか、やるのか。その辺がまず第1点お聞きしたいのと、それから、4番目の特定農業法人制度の範囲の拡大ということやけども、先般、岐阜新聞の県内版に、デリカスイト職員が揖斐川町で龍の瞳という下呂から出たおいしいお米、これを自分のところのレストラン、あるいはお弁当にこのお米を使おうということで、大変これはおいしいお米やけども、これを揖斐川町でどんどん拡大して生産していこうと、他産業の業種が農業へ参入しておるという、こういうことやけども、こういうような法人も特定農業法人になれるのか。これは非常に農地法の関係でいろんなことがあるんやけども、他産業の業種が農業部門へ参入していくという新しい方式が出ておるんやけども、こういうことが認められるのかどうか、この辺もちょっとあわせてお尋ねをしたい。2点、よろしくお願いします。 35: ◯農林課長家畜診療所長吉田和郎君)  それでは、お答えいたします。  まず、一つ目、ブロッコリーについてですが、大垣市も拡大、推進をしていきたいということで力を入れておりまして、昨年は苗の植えつけ機械を助成して購入していただきましたし、今年度はブロッコリー部会につきましては、事業費100万円を補助対象としまして、2分の1の50万円の補助ということを予算計上して、今、研修会等を進めてもらうように御計画をお願いしておるところでございます。  また、その次の特定農業法人の関係でございますが、先ほど御質問にありましたように、一般の法人も農業に参入できるというのが今回の農地法の改正の趣旨でございます。ただし全く何もやっていないところが農業に参入することは怖いということで、いろんな規制がされております。例えば、そういう法人の役員のうち、役員1人は必ず常時農業に従事していなければならないということで、最低1人以上農業の従事者がいるというのが条件でございますし、例えば農地を買うなり借りたりして農地をやっても、水管理とか草管理が全然できていないという場合には解除する、あるいはこちらから警告してもできない場合は解除するというようなことになりまして、そういった条件つきの契約を結ばないといけないという規制があります。一応そういう規制さえクリアしてもらえば、一般の法人も参入できるというのが今回の農地法の改正の趣旨でございます。よろしくお願いいたします。 36: ◯委員(林 新太郎君)  今の最初のブロッコリーやけど、今、補助が半分やということを聞いてちょっと安心したんやけど、垂井町は3分の1補助しようということで、これでは大垣はちょっと勝っておるなと安心したんやけど、もう一つ、例の龍の瞳の、これは揖斐川町でデリカスイト職員さんが生産を始めたんやけど、今のところ大体1反から5反ぐらいの範囲内で、これからは従業員、社員にも生産に携わってやらせると。それを拡大させるという、こういうことを言うてござるんやけども、新しい時代のこういう新規参入、ほかの産業が農業に参入してくることで、これはいいことか悪いことか知りませんけれども、農業の発展の上では大変刺激になると、農業者もうかうかしておれぬと、こういうことでございますので、だれか1人、法人の中の役員かだれかが農業に専念すると、こういう約束があると思うんやけども、そこをクリアすれば、ほかの産業からも農業の新規参入はいいということですので、この辺も大いに注目をして我々は見ておると、こういうことでございますので、大いにこれは奨励してもらわなあかぬ。  それと、もう一つ関連で。私ばかりしゃべっておってもあかぬけども、多分揖斐川町で生産されるのは、下呂と同じように、昼と夜の温度差があって、大変お米がおいしくなるということで揖斐川町で生産されておると思うんやけども、もう一つは、耕作しない不耕作地が大分ふえていっておるんやわね。大垣は、お話に聞くと、どうも100ha以上不耕作地があるという話やけども、その辺、今後不耕作地をどのように解消し、そういういわゆる特産物の生産に、そういう不耕作地を利用して生産していくのがいいのか、その辺の解消の方策というのはあるのかどうか。その辺もちょっとあわせてお尋ねをしたい。 37: ◯農林課長家畜診療所長吉田和郎君)  不耕作地も確かにありますが、旧大垣市内においてはかなり少ないと見ております。全部、農業委員会のほうでパトロールしていただいて調査をしております。今、24haを数えております。特に、上石津地域の獣害が少しあります。それと、水管理が難しいところがありまして、どうしてもそちらに集中はしております。そういう意味で、獣害にならないものを作付するということを上石津地域では考えておりますし、先ほど利用集積を言いましたが、旧大垣市内においては、集落営農など担い手にお願いをして耕作放棄地の解消を目指すということで、今、耕作放棄地の解消を目指した補助金も予定しておりますので、何とかその辺で上手に不耕作地を減らしていきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。 38: ◯委員長横山幸司君)  それでは、次に移りたいと思います。  では、6番、お願いいたします。 39: ◯公営競技事務所長(中野哲朗君)  公営競技事務所から、大垣ケーブルテレビにおける大垣競輪中継につきまして、口頭にて御報告させていただきます。  大垣ケーブルテレビにおける大垣競輪中継につきましては、車券売り上げの増大及びファンサービスの向上を目的とし、平成8年度から実施してまいりました。今回、株式会社大垣ケーブルテレビから、平成23年7月の地上アナログ放送から地上デジタル放送への完全移行に関する準備を進める中で、デジタル放送への移行を実施するためには早期に現行のアナログ放送を終了する必要があることから、大垣競輪中継を終了せざるを得ないとの申し出がございました。市といたしまして継続の要望をいたしましたが、デジタル放送への移行を実施しながら大垣競輪中継を維持するためには新たな設備投資が必要となり、大垣ケーブルテレビとしては設備投資はできないということで、残念ながら大垣競輪中継を終了せざるを得ないこととなりました。つきましては、本年7月末をもちまして、大垣ケーブルテレビでの大垣競輪中継が終了することとなりますので、御報告させていただきます。よろしくお願いいたします。 40: ◯委員長横山幸司君)  これについて御質問は。 41: ◯委員高畑 正君)  極めて残念な話やね。ますます公営競技に対する客離れを加速させることをケーブルさんはおやりになるわけですね。設備投資していただくのが本当だと思うんですよね。なぜそれを申し上げるかというと、今は理事者の方も、議会の方も、ケーブルテレビの発足時の郵政省の認可について、経緯を御承知の方は少なくなったと思うんですが、申し上げれば、野田クレーンさんが申請されたときに、民間だけでは絶対に認可できないと、郵政省が。ですから、地方自治体の大垣市が第三セクターとして関連を持つということならば許可すると、こういう経緯だったんです。それで、当時の委員会で大変意見が割れましたよ、一企業の利益追求のために市が加担するのかと。ケーブルに対して認識が余りないころのことで、やむを得ない意見もたくさん出た。私なんかは、むしろ公共電波が電波障害等も解消されるしということで、私は賛成のほうの意見も申し上げたことがあるんですけども、大垣市がその一翼を担っていなきゃ、ケーブルテレビが今あるのかどうか。大垣ケーブルというものは、むしろ今はなかったかもしれぬね、ほかの入り方がされたところがあったかもしれないという経緯の中でね。さらには、ソフトピアジャパンができたときに、電波障害があのエリアで起きて、あれは県が持ったのか市が持ったのか知らないけど、全障害エリアは無料でケーブルを引いてもらって電波障害をなくした。ケーブルを利用する促進をバックアップしてきたわけだな。今度の地デジ対策で上石津町もケーブルというのでやろうといち早く、市が100分の100なのかどれだけかは知らないけれども、ケーブルさんには相当エールを送りつつやっておるのに、設備投資でどれだけかかるのか知らぬけれども、要は今は庁内でテレビなんかでも見られないということでしょう。見られないでしょう、中野さん。 42: ◯公営競技事務所長(中野哲朗君)  はい、そうです。 43: ◯委員高畑 正君)  どこで見るんですか。中野さんの御報告やと、相当お願いしたとおっしゃるが、企画部長さんかね、取締役か理事会か知らぬが、大垣市の代表として行っておるのは。どうしてあなたがそこにいらっしゃってこんな結末になるわけ。ましてや市会議員にもその代表者がおるんじゃないのか。 44: ◯委員・副議長(吉川 勝君)  1人行ってござる。 45: ◯委員高畑 正君)  ケーブルの代表者、市会議員やろう。しかし、いかがなものかね、この経緯から見て。お互いに折半とかやな。けんもほろろに木で鼻をくくったような、ぽんぽんと捨てるよということなんでしょう。どういう経緯なんや。 46: ◯委員・副議長(吉川 勝君)  デジタル化するだけやろう。 47: ◯委員高畑 正君)  見られぬということやがな。アンテナを立てな見えませんということやて。そういうことやろう。アンテナを立てな見えぬのでしょう、ツーパーツーなら。立てな見えぬのよ、ケーブルは一切そのサービスをしないわけだから。ツーパーツーに入らないかぬのやから。 48: ◯委員・副議長(吉川 勝君)  要は、別に大垣ケーブルテレビの設備投資といったって、デジタル化するだけやがな。あとは、個々はテレビを変えぬと見れぬから、それは個々の問題やろう。我々もデジタルを見ておるわけやで、大垣ケーブルテレビで。だから、中継をする上において、デジタル化するのにどのぐらい設備投資が要るというの、中継ぐらいのことで。 49: ◯委員高畑 正君)  おれが先に言うておるで、企画部長、それも含めて答弁してくれやいいがね。 50: ◯企画部長(広瀬幹雄君)  委員御指摘のとおり、ケーブルテレビさんには、市のほうから1,100万円出資をいたしております。市が出資している趣旨というのは、やはり公共性、また社会性、ケーブルテレビが担っていただくそういった側面に照らして出資をしているということでございまして、当然事業を通じて地域に貢献をいただくというのが大切だなと、私どもは考えているところでございます。先ほどの大垣競輪の中継でのデジタル移行に伴いまして、それを継続しようと思いますと、2,000万円ちょっと設備投資が必要であるというような試算もケーブルさんのほうからいただいているところでございます。公共性に富んだ会社ということもございますので、当然、事業を進める場合、単に採算性だけを考えて事業を展開していただくということではなく、やはり公共性という、そういった観点からいろんな事業展開をお考えいただくのも大事かなと思っております。特に、難試聴地域については、なかなか採算がとれない場合でもやっぱり展開していただくという、そんなことも必要だと、そういうことは申し上げているところでございます。ただ、今回の場合、デジタル時代到来というようなことで、そういった方向に向かわざるを得ないということ、それからほかに、先ほど御紹介がございましたが、ツーパーツー衛星放送、それとインターネット中継、そういう代替の部分がだんだんできるようになってきたというような環境もございましたので、そのあたりで継続というのはなかなか難しいのかなというような、そんな考えで、何とか継続できないか、ほかの方法、もっと安くできないかというようなこともケーブルさんには申し上げたんですけども、やはり今のところ、2,000万円をちょっと超える設備投資が必要だというような御説明でございました。以上でございます。 51: ◯委員高畑 正君)  それは積算はケーブルさんがやったので、丸のみする気にはとてもならぬな。さらに、あなたは何を言っておるの。あなた、ケーブルテレビの社員さんかね。こっち側に立ってくれないかぬやないか。向こうへ入っちゃった、そういう答弁やよ。違う。無理やね。というのは、この人が説得しようとするわけやろう。 52: ◯委員・副議長(吉川 勝君)  1,100万円になったんやな。かなりふやしてきたということ、投資額。 53: ◯委員(野村 弘君)  最初からでしょう。 54: ◯委員・副議長(吉川 勝君)  最初から1,100万円やった。 55: ◯企画部長(広瀬幹雄君)  はい。 56: ◯委員・副議長(吉川 勝君)  1,100万円も投資しておるところに対して、設備投資が2,000万円もかかるからって、やめるという話も何や。今の同じ仲間の中でのやつやから、設備投資するぐらいのことはしていってもいいんやないかなと私は思う。それだけなんですわ。 57: ◯委員高畑 正君)  再度何ともならぬの。出資されておる取締役さんか議員さんか知らぬけど。 58: ◯企画部長(広瀬幹雄君)  デジタル移行に関しての時代の流れの中でやむを得ないかなというふうに考えております。 59: ◯委員高畑 正君)  これはどこまで行っても、そんなものは押し問答で、特にだめだ、市から行っておる人がやむを得ないと思ったんじゃ。公営競技も閉鎖の方向に進める。それでいいの。拍手して喜ぶ人も傍聴してみえるがやな。どうやろう、委員長、提案として、この報告は了とできないと、この経済産業委員会としては御議決をいただきたいと思うんやが。いろんなお考え方もあるやろうけど、ちょっと提案をさせていただきたい。 60: ◯委員長横山幸司君)  それでは、今、高畑委員さんの提案に対して、各委員さん、どのようなお考えでしょうか。 61: ◯委員高畑 正君)  了承できないという結論を出していただきたい。 62: ◯委員(野村 弘君)  今、高畑委員が言われたように、ケーブルテレビの言い方、考え方じゃなくて、もっと言えば、競輪場をどうするかというところの考えからそれに向かっていかないとだめじゃないんですか、考え方というのは。向こうさんがこう言うから、市が手助けするのかしないかは別として、できなからやむを得ないです、いろんな状況もあるから、ケーブルテレビが要らないんですという判断を市側がしたから、では、やむを得ないとなるわけでしょう。極論を言えば、高畑委員言われたように、では、こういう競技はもう要らないんですかというところまで行く話にもなるんじゃないんですか、それはやっぱり。だから、肝心なのは、大垣市のまずそれに対する構え方というものがあって、その中でそういう諸問題に当たっていかないことにはと僕は思いますね。だから、行政としてはどうなんですか、考え方は。いわゆる競輪場をこのままやり抜くんだというところの考え方はないということになっちゃうんでしょう、結局は。 63: ◯企画部長(広瀬幹雄君)  競輪事業が大切だとは思っております。この競輪中継を見ておられるファンの方を大切にしなきゃいけないと思っているところでございます。ただ、先ほどもちょっと申し上げましたが、衛星中継とか代替。 64: ◯委員高畑 正君)  年齢層は高いから、公営競技を見たい人は、インターネットや携帯を使えるかね、今のこのファン層が。万策尽きましたと、私もいろいろとお願いをして尽くしたけどという答弁をしてくれるものやと思ったら、代替の方法がありますと。そうすればもっと公営競技も活性化しておるわな、そういう年齢層がファンでおってくれれば。どうや、野村さん、答弁を聞きとうもなくなったに。ちょっと委員会でそんな了解できないという、ただそれだけのことなんや。議事録に残してもらうだけやで。そうかといったって、そういう結果でやっちゃうんだから。 65: ◯委員(石田 仁君)  これは競輪中継だからそういう判断をされたのかどうかわからないですけども、高畑委員言われたように、当初第三セクター絡みでないと立ち上がらないと言われているぐらいのケーブルテレビが、行政側がやっている事業に対して、今後、競輪じゃなくても、自分のところがもうからない、設備投資ができないんだったらどんどん切ってくるという懸念を持つわけですね。そういう大垣ケーブルテレビ側の会社の体質というのを、僕はこれを見て非常に憤りを感じるんですけども、何とか市のほうでも出してもらえぬかとか、何とか努力しようとかという話は一切今何も出てこない中で、競輪だから、ではやめましょうよと。でも、競輪は、今、公営企業として、我々、経済産業委員会も何とか存続、それから市民が楽しんでみえる分もあるからやろうとしている、そういう事業に対して、あからさまにそういう表現の仕方、競輪だから中継を終了しますよと、設備投資は2,000万円もできませんよと。では、これから先、市がやっている事業に対して、その設備投資はできませんよとケーブルテレビが言ったとき、何でもかんでも切っていくと。そんな事業を、ましてや今、議会中継までやってくれと言ってみえるようなところが、とてもそれは僕らも納得ができないです。ですから、今言われるように、委員会として僕はこの報告というのは聞きたくもないです。以上です。 66: ◯委員長横山幸司君)  それでは、今、各委員さんの貴重な御意見がございました。当委員会といたしましては、この報告については了とできないので、その旨をきちっと残したいと思いますので、よろしくお願いいたします。  それでは、7番目、お願いいたします。 67: ◯市街地整備室長(北村弘司君)  都市施設課市街地整備室から大垣駅南街区市街地再開発事業について御報告させていただきます。都市計画部資料No.1、大垣駅南街区市街地再開発事業の概要をごらんいただきたいと思います。  大垣駅南街区市街地再開発準備組合におきましては、5月18日に総会が開催され、初動期の計画であります推進計画の確認や22年度の組合事業などが審議され、再開発事業の実現に向け、取り組みをさらに深めることを確認されてきております。資料は、推進計画をもとに現時点での計画の概要をまとめたものでございます。  1ページでございますが、左側には地区の概況と土地利用の課題について記載しております。老朽化した建物、不整形や低利用の土地が混在していることなど恵まれた立地が十分生かされていないことなどが触れられております。それらを受けて、右上では、計画の基本方針と基本コンセプトを定めております。基本方針を、まちづくりに資すること、地権者意向を踏まえること、事業採算を考慮することとし、「暮らしとにぎわいのある「街のみなと」づくり」をコンセプトとして位置づけております。これらをもとに、現時点での施設イメージをあらわしたのが、次ページにあります配置図とパースになります。2ページをごらんください。  上が北になりますが、課題にありましたように、敷地を整備した上で、水路の西側では逆コの字型に一部で連結したビル群で、北側に17階程度の建物、南側で3階、西側で4階とし、この西側に駐輪場と駐車場などを予定しております。水路東側では駅前面であることに配慮し、空地、広場を基調とする配置としております。ページ右には、用途別面積等の概要が記載してございます。なお、この施設計画は初動期の計画でございまして、今後地権者の意向や外部からの新たな事業参加者の参入状況により変更されることがありますので、御理解をお願いいたします。総事業費はおおむね70億円程度と見込まれております。下段には、平成26年度を事業完了とする今後の想定スケジュールを記載してございます。1ページにお戻りください。  右下の都市計画決定の予定でございますが、都市再開発法に基づく再開発を行う場合、南街区におきましては、第一種市街地再開発事業の施行区域及び高度利用地区の区域を指定し、都市計画に位置づけることが条件になっております。そのため駅西自転車駐車場の再開発事業内への位置づけ変更とともに、9月をめどに決定できるよう手続を進めてまいります。準備組合では、今後1年半程度をかけて本格的な事業計画を策定し本組合の設立を目指しておりますが、市といたしましても、事業の実現のため引き続き積極的に支援を進めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。  以上、簡単ではございますが、市街地整備室から御報告を申し上げます。 68: ◯委員長横山幸司君)  この件に関しまして御質問はございますか。─── ないようですので、報告事項を終了いたします。  また、お手元に、平成22年度主要事業についての資料を配付してありますが、お目通しをいただくこととし、説明を省略して報告にかえたいと思いますので、御了承いただきたいと思います。  その他御発言はありませんか。─── ないようですので、ここで、伊藤経済部長より発言を求められておりますので、許可いたします。 69: ◯経済部長(伊藤亮一君)  平素は、公営競技につきまして、委員各位には格別の御理解、御協力を賜り、厚くお礼を申し上げます。5月に開催をさせていただきました開場58周年記念競輪におきましては、景気の低迷、また日程などの影響もございまして、車券売り上げが伸びず、63億8,000万円という結果でございました。こうした状況の中で、特別競輪等が開催されます他の競輪場における運営状況やお客様の動向などにつきまして、経済産業委員会の皆様にぜひとも御視察をいただき、今後の事業運営につきまして御指導を賜りたいと存じますので、よろしくお願いを申し上げます。なお、御視察に際しまして理事者も同行させていただきたいと存じますので、あわせてよろしくお願いを申し上げます。それらの詳細につきましては、中野公営競技事務所長から御説明をさせていただきますので、よろしくお願いをいたします。 70: ◯委員長横山幸司君)  ただいま競輪場の視察について要請がありましたが、協議のため、この際、暫時休憩をいたしたいと思います。伊藤経済部長、中野公営競技事務所長にはお残りいただき、ほかの理事者の方には退席していただきたいと思います。  この際、暫時休憩をいたします。              午後 2時23分   休 憩            ──────────────────              午後 2時36分   再 開 71: ◯委員長横山幸司君)
     再開いたします。  競輪場の視察については、9月2日(木)から3日(金)、いわき平競輪場、行政視察につきましては、7月14日(水)から16日(金)ということで、視察地については、正副委員長に一任ということでありますので、決定次第、委員の皆様には御連絡をさせていただきたいと思います。また、委員長から議長に対し派遣申請をいたしたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。  以上で経済産業委員会を閉会いたします。              午後 2時36分   閉 会            ────────────────── ○傍聴議員10名 三輪雅務 山口和昭 小川文康 笹田トヨ子 野田のりお 川上孝浩         丸山新吾 岡田まさあき 中沢清子 鈴木陸平 発言が指定されていません。 Copyright © Ogaki City Assembly Minutes, All Rights Reserved. ↑ 本文の先頭へ...