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  1. 大垣市議会 2009-12-09
    平成21年決算委員会 本文 2009-12-09


    取得元: 大垣市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-05
    平成21年決算委員会 本文 2009-12-09 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言の単文・選択・全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者の表示切り替え 全 177 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言・ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : ◯議会事務局長渡辺敏雄君) 選択 2 : ◯臨時委員長岡本敏美君) 選択 3 : ◯委員(石田 仁君) 選択 4 : ◯臨時委員長岡本敏美君) 選択 5 : ◯臨時委員長岡本敏美君) 選択 6 : ◯委員長岡本敏美君) 選択 7 : ◯委員(石田 仁君) 選択 8 : ◯委員長岡本敏美君) 選択 9 : ◯委員長岡本敏美君) 選択 10 : ◯副委員長(横山幸司君) 選択 11 : ◯委員長岡本敏美君) 選択 12 : ◯総務部長川合幸典君) 選択 13 : ◯委員長岡本敏美君) 選択 14 : ◯財務課長(澤 達彦君) 選択 15 : ◯委員長岡本敏美君) 選択 16 : ◯委員長岡本敏美君) 選択 17 : ◯財務課長(澤 達彦君) 選択 18 : ◯委員長岡本敏美君) 選択 19 : ◯委員長岡本敏美君) 選択 20 : ◯委員(石田 仁君) 選択 21 : ◯秘書広報課長(鈴木 守君) 選択 22 : ◯委員(石田 仁君) 選択 23 : ◯秘書広報課長(鈴木 守君) 選択 24 : ◯政策調整課長社本久夫君) 選択 25 : ◯収納課長(渡辺隆司君) 選択 26 : ◯委員(石田 仁君) 選択 27 : ◯秘書広報課長(鈴木 守君) 選択 28 : ◯委員(石田 仁君) 選択 29 : ◯財務課長(澤 達彦君) 選択 30 : ◯委員(石田 仁君) 選択 31 : ◯総務部長川合幸典君) 選択 32 : ◯委員(田中孝典君) 選択 33 : ◯人事課長(安田正幸君) 選択 34 : ◯まちづくり推進課長(市川正志君) 選択 35 : ◯委員(田中孝典君) 選択 36 : ◯人事課長(安田正幸君) 選択 37 : ◯委員(田中孝典君) 選択 38 : ◯まちづくり推進課長(市川正志君) 選択 39 : ◯委員(田中孝典君) 選択 40 : ◯委員長岡本敏美君) 選択 41 : ◯委員(田中孝典君) 選択 42 : ◯委員長岡本敏美君) 選択 43 : ◯委員(粥川加奈子君) 選択 44 : ◯政策調整課長社本久夫君) 選択 45 : ◯委員(粥川加奈子君) 選択 46 : ◯政策調整課長社本久夫君) 選択 47 : ◯財務課長(澤 達彦君) 選択 48 : ◯委員(粥川加奈子君) 選択 49 : ◯財務課長(澤 達彦君) 選択 50 : ◯委員長岡本敏美君) 選択 51 : ◯委員長岡本敏美君) 選択 52 : ◯委員(田中孝典君) 選択 53 : ◯文化振興課長(野寺紀夫君) 選択 54 : ◯委員(田中孝典君) 選択 55 : ◯委員長岡本敏美君) 選択 56 : ◯委員(田中孝典君) 選択 57 : ◯委員長岡本敏美君) 選択 58 : ◯委員(粥川加奈子君) 選択 59 : ◯子育て支援課幼保担当・要保護児童対応対策官(木村あけみ君) 選択 60 : ◯委員(粥川加奈子君) 選択 61 : ◯子育て支援課幼保担当・要保護児童対応対策官(木村あけみ君) 選択 62 : ◯委員(三輪雅務君) 選択 63 : ◯学校教育課長(林 敦郎君) 選択 64 : ◯委員(石田 仁君) 選択 65 : ◯社会福祉課長(後藤茂治君) 選択 66 : ◯委員(石田 仁君) 選択 67 : ◯社会福祉課長(後藤茂治君) 選択 68 : ◯委員(石田 仁君) 選択 69 : ◯社会福祉課長(後藤茂治君) 選択 70 : ◯委員(石田 仁君) 選択 71 : ◯社会福祉課長(後藤茂治君) 選択 72 : ◯子育て支援課長(林 幹雄君) 選択 73 : ◯委員(石田 仁君) 選択 74 : ◯子育て支援課長(林 幹雄君) 選択 75 : ◯委員(石田 仁君) 選択 76 : ◯子育て支援課長(林 幹雄君) 選択 77 : ◯委員(石田 仁君) 選択 78 : ◯子育て支援課長(林 幹雄君) 選択 79 : ◯副委員長(横山幸司君) 選択 80 : ◯社会福祉課長(後藤茂治君) 選択 81 : ◯副委員長(横山幸司君) 選択 82 : ◯社会福祉課長(後藤茂治君) 選択 83 : ◯委員(粥川加奈子君) 選択 84 : ◯窓口サービス課後期高齢者医療対策官(片岡 博君) 選択 85 : ◯社会福祉課長(後藤茂治君) 選択 86 : ◯委員(粥川加奈子君) 選択 87 : ◯社会福祉課長(後藤茂治君) 選択 88 : ◯窓口サービス課後期高齢者医療対策官(片岡 博君) 選択 89 : ◯委員(粥川加奈子君) 選択 90 : ◯社会福祉課長(後藤茂治君) 選択 91 : ◯議長(野村 弘君) 選択 92 : ◯教育長(内田一之君) 選択 93 : ◯議長(野村 弘君) 選択 94 : ◯委員(日比野芳幸君) 選択 95 : ◯子育て支援課長(林 幹雄君) 選択 96 : ◯委員(日比野芳幸君) 選択 97 : ◯子育て支援課長(林 幹雄君) 選択 98 : ◯委員(日比野芳幸君) 選択 99 : ◯委員外議員(笹田トヨ子君) 選択 100 : ◯子育て支援課長(林 幹雄君) 選択 101 : ◯保健センター健康づくり指導対策官(高木きぬ子君) 選択 102 : ◯委員外議員(笹田トヨ子君) 選択 103 : ◯委員(粥川加奈子君) 選択 104 : ◯窓口サービス課長(内藤雅夫君) 選択 105 : ◯委員外議員(丸山新吾君) 選択 106 : ◯高齢介護課長(尾関清治君) 選択 107 : ◯子育て支援課長(林 幹雄君) 選択 108 : ◯高齢介護課長(尾関清治君) 選択 109 : ◯委員外議員(丸山新吾君) 選択 110 : ◯議長(野村 弘君) 選択 111 : ◯委員外議員(丸山新吾君) 選択 112 : ◯副議長(中沢清子君) 選択 113 : ◯教育総合研究所長(奥田修二君) 選択 114 : ◯副議長(中沢清子君) 選択 115 : ◯教育総合研究所長(奥田修二君) 選択 116 : ◯副議長(中沢清子君) 選択 117 : ◯議長(野村 弘君) 選択 118 : ◯教育総合研究所長(奥田修二君) 選択 119 : ◯議長(野村 弘君) 選択 120 : ◯教育総合研究所長(奥田修二君) 選択 121 : ◯議長(野村 弘君) 選択 122 : ◯教育総合研究所長(奥田修二君) 選択 123 : ◯議長(野村 弘君) 選択 124 : ◯委員長岡本敏美君) 選択 125 : ◯委員長岡本敏美君) 選択 126 : ◯委員(石田 仁君) 選択 127 : ◯産業振興室長(伊藤政治君) 選択 128 : ◯商工観光課長(伊藤亮一君) 選択 129 : ◯委員(石田 仁君) 選択 130 : ◯産業振興室長(伊藤政治君) 選択 131 : ◯商工観光課長(伊藤亮一君) 選択 132 : ◯委員(日比野芳幸君) 選択 133 : ◯農林課長(吉田和郎君) 選択 134 : ◯委員(日比野芳幸君) 選択 135 : ◯農林課長(吉田和郎君) 選択 136 : ◯委員外議員(山口和昭君) 選択 137 : ◯公営競技事務所長(佐竹芳行君) 選択 138 : ◯議長(野村 弘君) 選択 139 : ◯公営競技事務所長(佐竹芳行君) 選択 140 : ◯議長(野村 弘君) 選択 141 : ◯委員(粥川加奈子君) 選択 142 : ◯商工観光課長(伊藤亮一君) 選択 143 : ◯委員(石田 仁君) 選択 144 : ◯委員外議員(丸山新吾君) 選択 145 : ◯商工観光課長(伊藤亮一君) 選択 146 : ◯委員外議員(丸山新吾君) 選択 147 : ◯委員長岡本敏美君) 選択 148 : ◯委員長岡本敏美君) 選択 149 : ◯委員(三輪雅務君) 選択 150 : ◯クリーンセンター所長(窪田一仁君) 選択 151 : ◯住宅課長(嵯峨崎治水君) 選択 152 : ◯委員(三輪雅務君) 選択 153 : ◯住宅課長(嵯峨崎治水君) 選択 154 : ◯委員(三輪雅務君) 選択 155 : ◯住宅課長(嵯峨崎治水君) 選択 156 : ◯委員(田中孝典君) 選択 157 : ◯資源対策課長(大山正行君) 選択 158 : ◯クリーンセンター所長(窪田一仁君) 選択 159 : ◯委員(田中孝典君) 選択 160 : ◯委員(日比野芳幸君) 選択 161 : ◯環境衛生課長(高田正人君) 選択 162 : ◯委員(日比野芳幸君) 選択 163 : ◯環境衛生課長(高田正人君) 選択 164 : ◯委員(日比野芳幸君) 選択 165 : ◯環境衛生課長(高田正人君) 選択 166 : ◯委員(石田 仁君) 選択 167 : ◯生活安全課長(川瀬修平君) 選択 168 : ◯委員(石田 仁君) 選択 169 : ◯生活安全課長(川瀬修平君) 選択 170 : ◯委員(石田 仁君) 選択 171 : ◯生活環境部長(上田静夫君) 選択 172 : ◯委員(石田 仁君) 選択 173 : ◯委員(粥川加奈子君) 選択 174 : ◯都市施設課市街地整備室長(北村弘司君) 選択 175 : ◯都市計画課長(安田浩二君) 選択 176 : ◯委員長岡本敏美君) 選択 177 : ◯委員長岡本敏美君) ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:              午前10時      開 会 ◯議会事務局長渡辺敏雄君)  おはようございます。  一昨日の本会議において決算委員会が設置されました。本日は、初めての委員会でございますので、委員長が互選されますまでの間、委員会条例第9条第2項の規定により、年長の委員が委員長の職務を行うことになっております。  出席委員中、年長委員は岡本委員でございますので、御紹介を申し上げます。  岡本委員、委員長席にお着きいただきたいと思います。            (岡本敏美君 委員長席に着く) 2: ◯臨時委員長岡本敏美君)  おはようございます。  ただいまご紹介をいただきました岡本でございます。  委員会条例第9条第2項の規定により、年長の私が、委員長が互選されるまで、委員長の職務をとらせていただきますので、よろしく御協力をお願いいたします。  ただいまから、決算委員会を開会いたします。  これより、委員会条例第8条第2項の規定により委員長の互選を行います。  いかがいたしましょうか。 3: ◯委員(石田 仁君)  委員長は岡本委員にお願いしたいと思いますが、いかがでしょうか。 4: ◯臨時委員長岡本敏美君)  ただいま、私、岡本という御発言がございましたが、御異議ありませんか。            (異議なし) 5: ◯臨時委員長岡本敏美君)
     御異議なしと認めます。よって、委員長は、私、岡本に決定いたしました。  引き続き委員長職をとらせていただきます。 6: ◯委員長岡本敏美君)  ただいまは、委員長に御選任をいただき、ありがとうございました。  私が委員長を務めさせていただきますが、委員会が円滑に進められますよう、委員各位の御協力を賜りたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。  引き続いて、委員会条例第8条第2項の規定により、副委員長の互選を行います。  いかがいたしましょうか。 7: ◯委員(石田 仁君)  副委員長は横山委員にお願いしたいと思いますが、いかがでしょうか。 8: ◯委員長岡本敏美君)  ただいま横山委員にという御発言がございましたが、御異議ありませんか。            (異議なし) 9: ◯委員長岡本敏美君)  御異議なしと認めます。よって、副委員長は横山委員に決定いたしました。  副委員長から就任のごあいさつがあります。 10: ◯副委員長(横山幸司君)  ただいま皆様の御推挙をいただきまして副委員長を拝命いたしました。当委員会の運営が活発に行われ、そして円満に行われますことを願いまして、そしてまた委員長を補佐し、皆様方とともどもにこの委員会が無事終了するまで責務を果たしたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。 11: ◯委員長岡本敏美君)  それでは、本会議から付託されました認第2号 平成20年度大垣市一般会計及び特別会計決算の認定についてを議題といたします。  理事者の説明を求めます。  事前に申し上げますが、説明は簡略に願います。 12: ◯総務部長川合幸典君)  おはようございます。  認第2号 平成20年度大垣市一般会計及び特別会計決算の認定について、地方自治法の規定により監査委員の意見をつけて歳入歳出決算書を提出させていただきましたので、よろしく御審査賜りますようお願い申し上げます。  平成20年度決算につきまして、総括的な事項を私から、詳細につきまして財務課長から御説明申し上げます。  それでは、平成20年度歳入歳出決算実績報告書の1ページをお願いいたします。A4の冊子でございます。  平成20年度は、秋以降の100年に一度と言われます世界同時不況に陥り、深刻な経済危機に直面した年になりました。こうした経済状況の中、本市の平成20年度一般会計の決算額につきましては、歳入が579億1,569万3,000円、歳出が537億8,433万2,000円、歳入歳出差し引き額は41億3,136万1,000円で、これから繰越明許費として翌年度へ予算を繰り越しました定額給付金支給事業等に係る財源26億8,407万5,000円を差し引いた実質収支は14億4,728万6,000円の黒字となりました。なお、9月の企画総務委員会で御報告申し上げておりますとおり、財政健全化4指標の一つである実質赤字比率の早期健全化基準に触れます赤字額は、実質収支額で約40億円の赤字額が発生した場合でございます。  続きまして、歳入につきましては、その根幹をなします市税は287億1,288万9,000円で、前年度より5億5,362万4,000円の減となりました。平成16年度以来4年ぶりのマイナスでございます。法人市民税で10億8,712万6,000円、27.1%の減となっております。歳出におきましては、学校耐震補強事業の促進を図るとともに、引き続き治水対策、大垣駅南北自由通路整備、南部学校給食センター建設事業など市の重要政策に積極的に取り組みました。  次に、特別会計18会計の決算額は、歳入489億7,088万5,000円、歳出458億9,785万円で、老人保健医療特別会計の縮小などにより、前年度に比べ、歳入が130億6,051万円、歳出が133億5,872万2,000円の減となりました。  次に、市債現在高は、一般会計で学校の耐震補強や増改築事業などにより1億979万9,000円の増となる一方、特別会計では3億6,412万7,000円の減となっております。  基金現在高は、財政調整基金を2億円取り崩すなど、この取り崩しは平成16年度以来4年ぶりとなっておりますが、一般会計では5億8,896万1,000円の減となっております。  以上、平成20年度の決算の概要を御説明申し上げました。各会計における予算の執行状況等につきましては、3ページをお願いいたします。  一般会計の歳入款別内訳でございますが、20年度の主な歳入といたしまして、決算額が市税は287億1,288万9,000円で、右の4ページの下の円グラフに示しておりますが、構成比は49.6%と、前年度に比べ4.7ポイント下がっております。国庫支出金は国の第2次補正に伴う定額給付金に係る補助金25億8,716万9,000円を収入しているため、増となっております。5ページをお願いいたします。  歳出款別内訳の主なものでございますが、決算額につきまして、商工費は工場等設置奨励金及び景気対策のための貸付資金原資預託金の増などにより3億228万円の増、教育費は、小中学校の耐震及び増改築事業などにより11億1,060万1,000円の増、公債費は公的資金保証金免除の繰上償還1億7,600万円を除いた決算は59億1,278万1,000円で、前年度に比べ3億2,893万8,000円の減となっております。以上、概要を御説明申し上げました。  7ページからの詳細説明につきまして、引き続き、財務課長から説明申し上げますので、よろしくお願い申し上げます。 13: ◯委員長岡本敏美君)  財務課長に申し上げます。長時間になろうかと思いますので、着席のまま説明を願います。 14: ◯財務課長(澤 達彦君)  失礼しまして、着席のまま御説明申し上げます。7ページをお願いいたします。  初めに、1歳入決算の状況につきまして御説明申し上げます。  まず、款1市税は287億1,288万9,000円で、前年度と比べマイナス5億5,362万4,000円、1.9%の減となりました。科目別の主なものは、市民税は、収入額が121億3,078万1,000円で、前年度に比べマイナス10億1,955万8,000円、7.8%の減で、収入率は93.3%で、前年度に比べ1.1ポイント減少いたしております。内訳は、個人が92億1,009万4,000円で、前年度に比べ6,756万8,000円、0.7%の増であります。法人は29億2,068万7,000円で、マイナス10億8,712万6,000円、27.1%の減となっております。これは、昨秋からの急激な景気の低迷などから法人税割が大幅に減少いたしましたことによる減でございます。固定資産税は133億2,477万5,000円で、前年度に比べ4億9,223万2,000円、3.8%の増で、収入率は92.7%で、前年度に比べ0.1ポイントの増となっております。内訳は、土地が88万2,000円減の50億1,255万3,000円、家屋が2億5,089万円増の51億3,190万2,000円、償却資産が2億8,470万2,000円増の30億388万3,000円となっております。一番下の市税収入の合計でございますが、287億1,288万9,000円で、収入率は前年度に比べ0.5ポイント減の93.0%となっております。次に、飛びまして11ページをお願いいたします。項3地方税等減収補てん臨時交付金1,444万8,000円は、道路特定財源の暫定税率の失効期間中における地方公共団体の減収を補てんするため、平成20年度限りの措置として交付されたもので、その内訳は、地方道路譲与税減収補てん臨時交付金287万8,000円、自動車取得税減収補てん臨時交付金1,157万円でございます。  続きまして、款10地方交付税は20億9,866万4,000円で、前年度に比べマイナス2,076万1,000円、1%の減となっております。このうち、普通交付税は15億1,044万3,000円で、前年度に比べマイナス4,776万1,000円、3.1%の減となっております。普通交付税は合併算定がえにより旧市町ごとに算定いたしますが、旧大垣市分が不交付となっております。また、平成20年度の財政力指数は、単年度で1.025で、前年度に比べ0.009ポイント上昇し、大垣市は一本算定では不交付、合併特例による交付団体となっております。特別交付税は5億8,822万1,000円で、合併包括分は減少いたしましたが、上石津地域の災害復旧費の増などにより、結果的に2,700万円の増となりました。13ページをお願いいたします。  款14国庫支出金の項2国庫補助金は41億236万1,000円で、前年度に比べ25億3,285万9,000円の増で、総務費国庫補助金は前年度に比べ24億435万5,000円の増で、定額給付金支給事業費補助金で25億8,716万9,000円がその大半を占めております。飛びまして、20ページをお願いいたします。  款21市債は53億5,330万円で、前年度に比べ17億8,380万円の増で、学校給食センター建設事業債、義務教育施設整備事業債の増加などが主な増額の理由でございます。21ページの合併特例債は24億1,060万円で、先ほど増加理由で説明した以外にも、民間保育施設整備、大垣駅南北自由通路整備、防災消防施設整備などの事業で借り入れいたしております。合併特例債は充当率95%、交付税算入率が70%でございます。これら市債の借り入れ利率は、財政融資資金などの公的資金につきましては借り入れ時の金利情勢を反映した全国一律の金利となっており、償還期間が短いほど低利になってございます。また、銀行等引受資金につきましては、平成15年債から、市内に本店のある三つの金融機関による入札により決定いたしております。23ページをお願いいたします。  次に、歳出につきまして御説明申し上げます。このページからは、各科目ごとに事業内容を具体的に記載しておりますので、主な事項につきまして新規事業を中心に御説明申し上げます。  款1議会費は3億7,170万5,000円で、前年度に比べ159万1,000円、0.4%の減で、歳出決算構成比が0.7%、執行率は96.3%でございます。事業番号3の本議会の状況でございますが、会期日数は65日間、議決件数は予算、条例を含め139件となっております。次ページをお願いいたします。  款2総務費は65億3,891万9,000円で、前年度に比べ4,085万2,000円、0.6%の減でございます。構成比12.1%、執行率は69.0%で、前年に比べ大幅に下がっております。これは、定額給付金支給事業での翌年度繰り越しによるものが大半でございます。2の人件費の1退職者数と退職手当支給額は、総務費、教育費合わせ、退職者数が合計で84人で、前年度より13人ふえております。退職手当の支給額は13億8,072万円で、前年度より5,819万7,000円の増となっております。これら退職手当に充当可能な退職手当債は8億3,166万円で、平成20年度の収支状況を勘案いたしまして5億5,000万円の借入金にとどめております。27ページをお願いいたします。11の緊急雇用対策事業699万3,000円では、20年秋以降の急激な景気後退に伴います企業の雇用情勢により、失業状態の方を対象に、表に掲げる緊急雇用対策事業を市の直接事業として実施いたしました。これによる雇用の創出は16人でございます。続きまして、33ページをお願いいたします。目6事務管理費の11の電算業務システム最適化事業2億7,242万3,000円では、住民記録システムや財務会計システムなど各システムの開発に当たりまして、共通部分の共用やインターネットを利用した外部データセンターを専用回線で利用するシステムにするなどコスト縮減を図りながら、システムの再整備に19年度から2ヵ年計画で取り組みました。35ページをお願いいたします。目8企画費は7,973万2,000円で、4の大学連携特定政策課題調査研究事業313万5,000円では、本市のさまざまな課題の解決、方針検討のため、大学の知的資源を活用し、ワーク・ライフ・バランスに関する研究調査及び地域コミュニティの振興に関する調査研究を岐阜経済大学に、子育て支援施設に関する調査研究を大垣女子短期大学にそれぞれ委託し、三つの調査研究事業を実施いたしました。次ページの7のかみいしづ温泉入浴体験事業304万6,000円では、かみいしづ温泉湯葉の湯を市民に広くPRするため、温泉宅配、入浴体験、足湯体験などを実施いたしました。次ページをお願いいたします。8のダイナミックシティ大垣子ども「夢・未来」事業422万2,000円では、子供たちの個性や能力を開花させ、ダイナミックに活躍する人材を育成するため、独立行政法人宇宙航空研究開発機構との連携により、子ども「夢・未来」スクールを実施し、小学生を対象に実施いたしました。9の奥の細道むすびの地周辺整備構想策定事業523万2,000円では、俳聖松尾芭蕉が奥の細道の紀行を終えたむすびの地周辺に憩いとにぎわいの空間を整備するため、奥の細道むすびの地周辺整備構想を策定いたしました。10の水都大垣ふるさと応援基金積立事業600万3,000円では、まちづくりを応援される市民の方々からちょうだいいたしました水都ふるさと応援寄附金を将来のまちづくりに活用する貴重な財源として水都ふるさと応援基金に積み立ていたしました。目9情報化推進費は7,417万3,000円で、39ページ、8のウェブアクセシビリティ推進事業843万1,000円では、高齢者や障がい者の方がだれもが容易に行政情報を取得できるよう市ホームページをリニューアルいたしました。目11国際交流費は6,068万5,000円で、3の市内在住外国人支援事業1,153万1,000円では、(1)外国人市民相談事業として、在住外国人に対応するためポルトガル語相談員を3名配置し、窓口業務における通訳や市民相談業務を行いました。(2)外国人学校児童生徒緊急就学支援事業として、就職した外国人の児童生徒の授業料を減免する外国人学校に対し、減免額の一部を補助し緊急就学支援をいたしました。44ページをお願いいたします。目19市制90周年記念事業費は1億2,086万9,000円で、本市が大正7年4月1日に全国で71番目の市として市制施行以来90周年を迎えたことを記念して、市制90周年記念19事業と市制90周年記念関連18事業を、このページから46ページまでの表に掲げるとおり開催いたしました。46ページをお願いいたします。目20防災費は2億8,212万3,000円で、47ページ、3の防災行政無線整備事業9,505万6,000円は、平成20年度からの3ヵ年事業で、同報系の防災行政無線において合併前の3団体の設備が不統一であり、各設備が耐用年数を大幅に超過し、故障時の対応が課題でもあったため、難聴地域の解消、デジタル化、全国瞬時警報システムJ-ALERTの導入を含めて防災行政無線の統一した整備を行っております。20年度は、親局及び墨俣地域の子局10局、個別受信機6基を整備いたしました。4の地域防災無線整備事業7,426万7,000円は、平成17年度から21年度までの5ヵ年事業で、移動系の地域防災無線において23年度にアナログでの運用ができなくなるため、19年度からの3ヵ年で3地域統一したデジタル方式での地域防災無線の整備を行っております。20年度は、西山中継所及び上石津地域の移動局23台の整備を行いました。目22定額給付金支給事業費は2億130万2,000円で、国の生活対策の一環として、景気後退下での市民への生活支援と地域経済の活性化を図るため、定額給付金を給付いたしました。(5)の表でございますが、給付対象者数は計16万5,197人で、受給権者数6万4,203人中4,085人に1億7,258万8,000円を給付いたしまして、給付率は6.4%でございました。なお、24億70万円は翌年度に繰り越しいたしました。次ページをお願いします。  項2市民活動費は3億4,401万4,000円で、目1市民活動推進費、51ページの7のかがやきライフタウン大垣2008事業490万5,000円では、市民活動のきっかけづくりとするため、市民団体のブース展示による活動紹介やステージ発表などを実施いたしました。目2男女共同参画推進費は3,623万4,000円で、53ページの4の男女共同参画宣言都市サミット事業419万5,000円では、内閣府、他都市、地域住民との連携交流を深め、男女がともに活躍できる男女共同参画社会の実現を一層推進するため開催されました全国男女共同参画宣言都市サミットin大垣事業に対し補助いたしました。55ページをお願いいたします。  項3徴税費は9億4,481万1,000円で、前年度に比べ1億9,072万9,000円、25.3%の増となっております。58ページをお願いいたします。目2賦課徴収費は4億6,765万8,000円で、2市税徴収事業の(2)市税滞納処分の実施状況は、差し押さえ件数が合計で316件、対象となる税額は1億5,095万2,000円で、(3)市税の交付要求の実施状況でございますが、合計で108件、対象となる税額は1億1,160万2,000円となっております。(4)市税不納欠損状況は合計で670件、不納欠損額は8,663万9,000円でございます。  65ページをお願いいたします。  項8交通安全対策費は3億8,292万8,000円で、前年度に比べ2,808万8,000円、7.9%の増となっております。4公共交通機関支援事業は1億2,843万3,000円で、前年度より1,664万4,000円の増となっております。一番上の自主運行バスなど運行費負担金及び補助金は12路線5,135万4,000円で、前年度に比べ821万5,000円の減となっております。下から四つ目の養老鉄道運営維持費補助金は6,118万円で、前年度に比べ2,491万9,000円の増となっております。7の自転車駐車場等整備計画策定事業680万7,000円では、大垣駅北口広場整備等に伴い自転車駐車場整備計画を策定いたしました。また、駐車場整備計画の見直しもございました。68ページをお願いいたします。  款3民生費は147億3,875万円で、前年度に比べ2,615万2,000円、0.2%の増で、構成比は27.4%、執行率は96.5%でございます。70ページをお願いいたします。目1社会福祉総務費の12第二次地域福祉計画策定事業では、平成19年度に実施いたしましたアンケート調査結果に基づきまして、第二次地域福祉計画、平成21年度から5ヵ年でございますが、これを策定いたしました。目2障害者福祉費は14億6,193万8,000円で、三つの障がい給付を行っております。73ページをお願いいたします。10介護等給付事業自立支援給付は8億4,016万1,000円で旧法での施設入所支援、新法での施設通所、在宅における介護給付につきまして7,853件の給付を行いました。80ページをお願いいたします。  項2老人福祉費は19億1,289万1,000円で、前年度に比べ7億7,944万4,000円、68.7%の増となっております。84ページ、12配食サービス事業2,821万3,000円では、栄養バランスのとれた食事を提供することにより、安否の確認とともに高齢者の自立生活を支援しております。88ページをお願いいたします。目3老人医療費の2老人医療費支給事業では、対象者4,332人に3億1,539万2,000円を給付いたしました。前年度に比べ412人、2,207万8,000円の増となっております。目4後期高齢者医療費の後期高齢者医療広域連合事業では、高齢者の医療の確保に関する法律が昨年4月1日に施行されまして、75歳以上の高齢者、65歳以上75歳未満の障がい認定を受けた高齢者につきまして、従来の老人保健医療制度から新たに後期高齢者医療制度へ移行することとなったため、運営主体、保険者として保険料の決定給付を行う岐阜県後期高齢者医療広域連合に対し、療養給付費及び保健事業費に係る負担金9億2,504万3,000円を支出いたしました。  項3児童福祉費は64億6,539万7,000円で、前年度に比べ668万円、0.1%の増でございます。次ページをお願いいたします。4の次世代育成支援後期行動計画策定事業199万6,000円では、次世代育成支援行動計画の22年度から26年度までの後期5ヵ年計画の基礎資料となるニーズ調査を実施いたしました。目2子育て支援費の1(1)の子育てサロン事業382万9,000円では、新たに開設いたしましたかみいしづ緑の村、日新地区センターを含む9ヵ所でお母さん同士のコミュニケーションを図り、育児不安の解消、軽減を図りました。次ページ、4のファミリーサポートセンター事業では、専任のアドバイザーの設置により、育児支援を必要とされる利用会員に対し、最適と思われるサポート会員をマッチングさせることできめ細かい育児支援サービスを実施いたしました。登録会員数は203人、サポート会員が67人、利用会員が136人で、利用件数は692件でございました。92ページをお願いいたします。目4児童手当費の2児童手当支給事業では、小学校修了前の児童を養育している方に児童手当を支給することにより、家庭生活の安定、次世代を担う児童の健全な育成を助長いたしました。支給児童数は16人増の1万6,721人で、支給額は3,145万5,000円増の13億1,632万5,000円となっております。目6民間保育所費は17億7,290万7,000円で、民間保育所の保育の実施状況は、16園で月平均2,080人の保育を行い、運営費は13億5,716万1,000円となっております。右ページの5民間保育所施設等整備支援事業の(3)民間保育所増改築支援事業2億3,821万3,000円では、民間保育所の木の花保育園及び浅草ひかり保育園の新増築工事に対し一部を補助し、保育サービスの推進・向上と児童の健全育成を推進いたしました。目7公立保育所費は17億9,775万円で、3の(1)公立保育所の入所状況につきましては、17園で月平均1,826人を保育いたしました。97ページをお願いいたします。6幼保園化施設整備事業2,152万2,000円では、荒崎保育園、荒崎幼稚園及び日新保育園、日新幼稚園を統合した幼保園にするための整備を行いました。この結果、幼保園は5園となります。目9の2乳幼児等医療費支給事業6億5,989万円1,000円では、子育て支援の一環として、子育ての経済的負担を軽減するため、小学校卒業までの入院外来、中学校卒業までの入院に係る医療費を助成いたしました。給付額は6億5,989万1,000円でございます。目10子育て応援特別手当支給事業費は155万円で、幼児教育期、小学校就学前3年間における子育てを支援するため、幼児教育期の第2子以降の児童に特別手当を支給するための準備を行いました。なお、支給額は児童1人につき3万6,000円でございます。  項4生活保護費の目2扶助費は8億9,733万5,000円で、(1)生活保護の状況は、月平均1,403人に8億8,238万4,000円の扶助費を支給いたしました。前年度に比べ193人、1億4,324万円のそれぞれ減となっております。2の中国残留邦人生活支援給付事業1,495万1,000円では、永住帰国された中国残留邦人で、老齢基礎年金の満額支給をしてもなお生活の安定が不十分な方に対し、生活保護と同程度の生活支援を行いました。103ページをお願いいたします。  款4衛生費は36億11万9,000円で、前年度に比べ5,330万7,000円、1.5%の増で、構成比6.7%、執行率96.5%でございます。4の小児夜間急患医療事業1,778万3,000円では、市民病院救命救急センター内の小児夜間救急室において、木・土曜日の小児急病患者の一次初期診療を行い、診療者数は107人増の1,161人で、1日平均人数11.5人でございました。105ページをお願いいたします。目4予防費の1予防接種事業1億1,820万円では、予防接種法に基づき、BCG、ポリオから百日せきを三種混合と申しますが、あと、麻疹及び風疹などの予防接種を行い、これら疾患の発生、蔓延の予防に努めました。109ページをお願いいたします。目5母子保健費は6,231万円で、3の新生児聴覚検査事業174万円では、新生児の聴覚障がいを早期に発見するため、産婦人科で実施する耳の聞こえの検査費一部を保護者756人に対し、上限2,300円で補助いたしました。115ページをお願いいたします。目8環境対策費は1億3,172万1,000円で、次ページの10エコ水都アクションプラン事業の(2)環境フォーラム事業158万9,000円では、環境基本条例に基づき、リフューズ、リデュース、リユース、リサイクルの4Rの推進による地球温暖化防止に向け、水の都大垣環境フォーラム2008を開催いたしました。12の地球温暖化対策推進事業856万4,000円では、一般家庭における高効率給湯器の導入に対し設置費用の一部を助成し、省エネルギー活動の推進を図りました。  項2清掃費、目2リサイクル推進費は1億4,847万9,000円で、119ページ、5の生ごみ減量大作戦事業(2)ダンボールコンポスト推進事業130万円では、ダンボールコンポストの普及を図るための指導者育成を行うほか、普及推進をいたします大垣市環境市民会議に補助いたしました。次ページの目3塵芥処理費は7億4,477万2,000円で、ごみ処理状況につきましては合計で5万9,243.57tを処理いたしております。前年度に比べマイナス2,547.23t、4.1%の減となっております。122ページをお願いいたします。目4塵芥処理施設費は7億8,663万2,000円で、7,381万8,000円、10.4%の増となっております。5のクリーンセンター余熱利用拡大事業4,880万8,000円では、ごみ焼却時に発生する熱を活用し、発電量を増加させるための施設改修を行いました。126ページをお願いいたします。  款6農林水産業費は8億6,217万4,000円で、前年度に比べマイナス2,867万3,000円、3.4%の減で、構成比1.6%、執行率96.3%でございます。目2農業費は1億7,407万4,000円で、真ん中の3の農業振興地域整備計画改定事業302万4,000円では、農業振興のための各種施策を計画、集中的に実施するための総合計画を改定するため、現地調査、意向調査を実施いたしました。次ページ、8の高齢者健康農園整備事業555万6,000円では、安井町5丁目地内に新規農園を開設するための整備を行いました。134ページをお願いいたします。  項3林業費は5,880万3,000円で、5の林道維持管理事業126万6,000円では、林道災害復旧のため、被災箇所の測量設計等を実施いたしました。8の烏帽子岳登山道駐車場等整備事業994万5,000円では、登山口付近に駐車場を中心とした広場を整備するとともに、登山道を整備されました実行委員会に対し補助いたしました。137ページをお願いいたします。  項4土地改良費は5億20万8,000円で、前年度に比べマイナス940万2,000円、1.8%の減となっております。139ページをお願いいたします。目5諸費は、県営たん水防除事業285万8,000円では、新堀2期地区、柳瀬地区の排水路詳細設計ほかに対し負担しております。2県営かんがい排水事業3,100万5,000円で、墨俣の揖斐川以東地区の揚水機場工、宇留生地区の用水路工などの事業に対し負担金を支出しております。141ページをお願いいたします。  款7商工費は27億2,915万8,000円で、前年度に比べ3億228万円、12.5%の増で、構成比は5.1%、執行率98.6%でございます。143ページをお願いします。4の戦略的中心市街地活性化推進事業524万円の(1)中心市街地商店街再生推進事業200万円では、中心市街地商店街の活性化や新しいイメージを構築するため、マーケティング調査やまち歩きマップを作成された大垣市商店街振興組合連合会へ補助いたしました。同じく(2)ファサード整備事業214万2,000円では、店舗の魅力向上と商店街全体のイメージアップを図るため、ファサード、店舗の通りに面した部分の改修でございますが、これを行った事業者に対して店舗改修費の一部を補助いたしました。5の金融対策事業は19億6,561万9,000円で、(1)中小企業小口資金信用保証料補助事業では、急激な景気低迷による中小企業者の資金繰り悪化を防ぐため、昨年の12月16日から信用保証料の補助率を2分の1から全額に引き上げました。(2)中小企業融資事業では、原油・原材料価格高騰による経営悪化を緊急支援するため、平成20年4月1日から、通常融資より低利で設定いたしました中小企業経済変動対策特別資金を設け、中小企業者のより積極的な事業展開を支援いたしました。次ページの7の大垣いちおし製品創出事業137万5,000円では、地域の特色を生かした製品サービスを大垣いちおし製品と認定し、認定製品の広告経費を補助し、製品の認知度向上を図りました。目2観光費は1億7,433万7000円で、147ページをお願いいたします。8の芭蕉元禄事業1,886万円では、俳句文化を通じた観光の振興と中心市街地の活性化を図るため、表に掲げる諸事業を実施いたしました。  次ページの目3企業立地支援対策費は3億9,868万4,000円で、4の工業団地整備準備事業278万3,000円では、新たな工場の進出や既存企業の増設等に対応する用地の確保を図るため、工業団地の整備・開発に必要となる農業振興地域整備計画の変更等の書類作成を実施いたしました。  款8土木費は82億1,379万円で、前年度に比べ4億2,759万円、5.5%の増で、構成比は15.3%、執行率94.4%でございます。4の道路台帳統合事業1億2,186万円は、平成19年度から3ヵ年継続事業で、大垣地域、上石津地域、墨俣地域の道路台帳をデジタル方式で統合を行うものでございます。  項2道路橋りょう費は11億2,158万9,000円で、前年度に比べ1,764万9,000円、1.6%の増となっております。次ページの5のバリアフリー整備事業980万7,000円では、御殿町地内ほか6ヵ所で歩道の段差解消や視覚障がい者誘導用ブロックの設置などを実施いたしました。6の道路安全対策事業1,951万4,000円では、南一色跨線橋及び源氏大橋の整備を行いました。目3道路新設改良費は5億806万3,000円で、前年度に比べ1,369万円の増となっております。2の県単独道路改良事業費3,653万1,000円では、大垣江南線の道路改良、用地補償など表に掲げる県道改良工事に負担金を支出いたしました。3の道路新設改良事業は1億7,293万5,000円で、市道の拡幅改良、歩道新設工事等9ヵ所、延長3,028mを実施し、道路環境の向上に努めました。主な施行場所は、笠縫町地内の道路拡幅、釜笛地内の交差点改良工事と用地取得など表に掲げる事業を実施いたしました。  4の道路舗装事業は8,989万4,000円で、大垣地域のアスファルト舗装事業の77ヵ所、延長8,681mを実施し、5の道路側溝整備事業1億2,912万4,000円で、大垣地域の118ヵ所、延長4,052mの道路側溝整備工事を行いました。6の東海環状自動車道関連道路整備事業1,312万4,000円では、大垣西インターチェンジの整備にあわせ、桧町地内の道路拡幅90.6mを実施いたしました。8の上石津地域道路整備事業は1,463万4,000円で、9の墨俣地域道路整備事業は2,900万1,000円で、2地域の生活道路の整備に努めました。  項3河川水路費は11億6,960万6,000円で、前年度に比べマイナス2億7,681万4,000円、19.1%の減となっております。目2河川水路維持費の4の排水機改修事業6,060万7,000円では、老朽化が著しい上面排水機場のポンプオーバーホールを実施し、6の排水機場等維持管理適正化事業は7,249万3,000円で、次ページの(2)排水機場等維持管理適正化事業5,672万3,000円では、県土地改良事業団体連合会から補助金の交付を受け、鵜森三郷排水機場のポンプオーバーホール2台も実施し、治水対策に努めました。目3水路改良費は6億8,805万3,000円で、2の準用河川改修事業は1億87万円で、曽根川及び江西川の護岸工事を進めました。3の主要幹線排水路改良事業は1億2,297万4,000円で、4の小水路改良事業は1億50万8,000円で、19ヵ所、延長531.4m、5の水路環境整備事業は23ヵ所、延長943.7mのそれぞれ水路改良工事を実施し、雨水の早期排除等環境整備に努めました。6の浸水対策事業2億507万円では、平成14、16年の集中豪雨による浸水被害が発生している地域における雨水貯留施設や水路などの排水施設の整備を進め、浸水被害の解消に努めました。7の金生山排水対策事業は3,306万5,000円で、金生山流域における浸水対策のため、雨水貯留施設の導水路整備や排水路の改良を行い、平成15年度からの6ヵ年事業を完了いたしました。  項4都市計画費は21億8,299万2,000円で、前年度に比べ3億6,237万円、19.9%の増となっております。4の都市計画マスタープラン等策定事業1,556万1,000円では、県が実施する都市計画の見直しにあわせ、市街化区域と市街化調整区域の区分変更、用途地域の見直しのため検討を実施し、その素案資料を作成し、また大垣市都市計画区域マスタープランの素案の作成もいたしました。6の市街地再開発事業109万8,000円では、市街地再開発事業を検討した大垣駅南街区市街地再開発準備組合に対し、事業費の一部を補助いたしました。9の既成市街地整備手法調査事業294万円では、住宅密度が高く、狭隘な道路で形成されております林町地区をモデルとして、既成市街地の整備手法の調査を実施いたしました。次ページ、12の木造住宅等耐震対策支援事業1,177万9,000円では、(1)の木造住宅耐震診断199件、(2)の木造住宅耐震補強工事3件、(3)のその他建築物の耐震診断2件に対しそれぞれ補助し、耐震化の促進に努めました。13の指定道路台帳整備事業718万7,000円では、20年度からの2ヵ年事業でございますが、指定道路台帳作成に必要となる資料の収集・整理等を行いました。目2公園管理費、5の公園遊具安全対策事業968万5,000円では、平成16年度から安全基準に基づき順次実施しているもので、平成20年度は33ヵ所47基の遊具改修を行いました。目3公園新設改良費1億8,873万1,000円で、2の杭瀬川公園整備事業では、南一色町の杭瀬川河川敷約4haの自然を生かした公園として19年度から4ヵ年計画で整備しておるもので、20年度は1.25haの整備を行い、1.03haの用地を取得いたしました。目4緑化推進費は1億6,946万2,000円で、167ページ、10の四季の里整備事業は670万円で、すのまた犀川あじさい街道ではアジサイを、三城公園ではツバキを整備し、市民が憩える特色ある公園緑地の整備に努めました。目5街路事業費は3億4,236万3,000円で、2の県施行街路事業3,168万7,000円では、神田神戸線において宿地町地内の用地取得などに負担金を支出しました。3の昼飯大島線道路改良事業2億7,366万2,000円では、平成12年度から20年度までの9ヵ年継続事業の最終年度として、3工区の道路改良工事694m、用地取得1,285m2などを行い、平成20年12月16日に全面供用開始いたしました。目6大垣駅北口広場等整備費の2の大垣駅北口広場整備事業1億8,139万6,000円では、大垣駅北口広場の整備を進めるため、水道管、下水道管敷設や樹木移植工、用地取得1,406m2などを実施いたしました。3の大垣駅南北自由通路整備事業4億8,741万円では、平成21年度の完成を目指して、東海旅客鉄道株式会社への工事委託や支障移転補償など諸事業を進捗させました。目8都市景観費の3の景観計画策定事業351万8,000円では、19年度からの2ヵ年事業で景観行政団体として基本となる景観計画を策定いたしました。  項5住宅費の172ページ、目3住宅建設費は3億7,071万7,000円で、2の和合団地建替事業3億6,376万円では、老朽化した和合団地の建てかえを完成させました。全52戸でございます。  款9消防費は18億608万9,000円で、前年度に比べ9,665万9,000円、5.7%の増で、構成比3.4%、執行率99%でございます。175ページをお願いいたします。目3消防施設費は1億4,865万5,000円で、1の常備消防施設整備事業295万9,000円では、上石津分署の破損箇所の整備を行いました。3の耐震性貯水槽整備事業3,809万9,000円では、長松町地内など4ヵ所の耐震性貯水槽を整備し、消防水利の充実に努めました。5の非常備消防設備整備事業3,013万2,000円では、東・綾里分団の消防ポンプ自動車2台、上石津地域自衛消防隊の小型動力ポンプ1台を更新し、6の消防団育成強化事業3,632万円では、大垣共済協同組合からの寄附金を受け、南分団の普通消防ポンプ自動車1台及び大垣地域本部及び10分団の小型動力ポンプ計11台などの消防設備の整備を行いました。 15: ◯委員長岡本敏美君)  説明の途中ですが、ここで5分ほど休憩いたします。  再開は11時5分といたします。              午前11時      休 憩            ──────────────────              午前11時 5分   再 開 16: ◯委員長岡本敏美君)  再開いたします。  引き続き説明を願います。 17: ◯財務課長(澤 達彦君)  177ページをお願いいたします。  款10教育費は81億3,423万3,000円で、前年度に比べ11億60万1,000円、15.8%の増で、構成比は15.1%、執行率97.2%でございました。目4教育研修費は2億6,250万5,000円で、7の多文化共生教育推進事業466万1,000円では、小中学校に在籍する外国人児童生徒を対象の日本語教室を拠点校6校、準拠点校6校において開設し、通訳等指導補助者を派遣いたしました。8のほほえみ相談員設置推進事業2,809万3,000円では、ほほえみ相談員を中学校全10校に、小学校は前年度の4校から8校に増員配置し、児童生徒の心の安定を図りました。16の心の居場所づくり推進事業479万3,000円では、いじめや不登校の早期発見により、学級崩壊を未然に防ぐため、学級集団状況調査QUを実施し、児童生徒の心理状況を把握し、健全な学習集団の形成を図りました。目5教育研究所費は1億158万2,000円で、182ページ7のスクールソーシャルワーカー活用事業172万7,000円では、対応困難な児童生徒の環境改善のため、地域や関係行政機関と連携・調整を行うスクールソーシャルワーカーを小中学校、家庭に派遣し、その活用についての調査研究を実施いたしました。目6私学振興費は1億5,000万円で、岐阜経済大学が創立40周年記念事業として行う教育研究施設等整備に対し補助し、私学の振興を図りました。  項2小学校費は16億293万3,000円で、前年度に比べマイナス1億683万円、6.2%の減となっております。  2の(1)小学校の児童数、学級数の状況は、児童数9,573人、学級数328学級で、前年度に比べ児童数5人の増、学級数2クラス減となっております。185ページをお願いいたします。  目2学校営繕費は9,590万円で、前年度に比べマイナス5億3,517万9,000円、84.8%の減となっております。1の小学校営繕事業6,526万5,000円では、西小の留守家庭児童教室改修工事、青墓小の教室改修工事、安井小など4校のトイレ改修工事など表に掲げる工事を施工いたしました。2の小学校大規模改修事業3,063万5,000円では、小野小学校南舎南面外壁改修を行いました。目3学校耐震補強事業費3億7,592万7,000円では、地震防災対策特別措置法の地方財政措置嵩上を活用いたしまして、校舎耐震補強計画を前倒しして、Is値0.3未満の校舎等の耐震補強工事を優先的に実施いたしました。1の小学校耐震補強計画事業3,918万1,000円では日新小ほか6校の耐震補強工事実施設計を、2の安井小学校耐震補強事業1億3,549万1,000円では北舎耐震補強工事を、3の静里小学校耐震補強事業2億125万5,000円では東舎耐震補強工事をそれぞれ実施いたしました。20年度末における小中学校校舎の耐震化率は65.5%となります。目4学校建設費は5億5,502万9,000円で、安井小学校プール改築及び校舎増築事業2億2,430万3,000円では、児童数の増加による教室不足を解消し、学習環境の改善を図るため、既設校舎の改修と第二グラウンドの整備を行いました。2の静里小学校屋内運動場改築事業423万6,000円では、21年度に改築のため、静里小学校の屋内運動場の地質調査及び耐力度調査を実施いたしました。3の荒崎小学校屋内運動場改築事業3億2,295万8,000円では、19年度からの2ヵ年事業でございますが、老朽化した屋内運動場の改築を実施し、快適な教育環境の整備を図りました。  項3中学校費は13億5,696万6,000円で、前年度に比べ6億6,204万9,000円、95.3%の増となっております。2の(1)中学校の生徒数、学級数の状況は、生徒数4,556人、学級数138学級で、前年度に比べ生徒数が23人の減、学級数は1学級の増となっております。190ページをお願いいたします。目2学校営繕費は1億5,455万円で、前年度に比べ1億5,845万3,000円の減となっております。1の中学校営繕事業7,251万2,000円では、興文中学校南舎高置水槽取替工事、星和中グラウンド改修工事など表に掲げる工事を実施いたしました。2の中学校大規模改修事業8,203万8,000円では、西中学校北舎外壁改修事業と南中学校特別支援関連改修事業を行いました。目3学校耐震補強事業費は3億2,784万9,000円で、2の興文中学校北舎耐震補強工事及び3の西部中学校北舎西耐震補強工事をそれぞれ実施いたしました。目4学校建設費の1北中学校屋内運動場及び北舎改築事業5億3,018万6,000円は、19年度から21年度までの3ヵ年事業で、老朽化が著しい屋内運動場及び北舎の改築を行うもので、20年度は1期工事を実施いたしました。  項4幼稚園費は6億4,808万4,000円で、3の(1)幼稚園の園児数、学級数の状況でございますが、17の公立幼稚園、二つの私立幼稚園合わせて園児数1,298人、前年度に比べ64人の増、学級数は72学級で6学級の増となっております。194ページの11、民間幼稚園施設整備支援事業は6,200万円で、キートスガーデン幼稚園の園舎新築に対し、施設整備費の一部を補助いたしました。  項5社会教育費は15億6,359万円で、前年度に比べ5,898万6,000円、3.9%の増となっております。197ページ、7の芭蕉元禄事業700万円では、俳句文化に対する市民意識の醸成を図るため、東西全国俳句相撲に補助金を交付いたしました。目2図書館費は1億9,613万9,000円で、7の子ども読書フェスティバル事業85万6,000円は、地域の読み聞かせサークルとの連携を図るため、読み聞かせネットワークを設立し、子ども読書フェスティバルを開催いたしました。目3学習館・文化会館費は3億2,087万4,000円で、200ページの3のスイトピアセンターリニューアル事業では、施設を効率的に運用できるよう機能を見直し、文化会館展示室の改修を行いました。204ページをお願いいたします。目8青少年育成費は8,134万9,000円で、206ページの13水都っ子手作りたこあげ事業では、親子が協力してつくったたこを一堂に集めてあげる大会を開催し、地域の交流と親子の触れ合いを深めました。目11文化振興費は2億3,655万9,000円で、209ページの5の市史編纂事業2,428万4,000円では、平成15年度から10ヵ年計画で取り組んでおります新しい大垣市史全10巻のうちV巻について刊行いたしました。211ページをお願いいたします。目12文化財保護費は1億928万3,000円で、213ページの12旗本西高木家陣屋跡保存整備事業979万1,000円では、県指定重要文化財の西高木家陣屋跡の石垣の保存のための現況調査、及び老朽化して雨漏りしている主屋の修繕を行ったほか、陣屋跡に残る建造物について名古屋市立大学へ調査を委託し、報告書を作成いたしました。218ページをお願いいたします。  項6保健体育費は19億6,921万6,000円で、前年度に比べ7億8,371万4,000円、66.1%の増となっております。7の国民体育大会準備事業155万6,000円では、平成24年に開催されるぎふ清流国体、ぎふ清流大会の開催準備を円滑に進めるため、国民体育大会大垣市準備委員会を設置し補助するとともに、事務局を設置準備を行いました。223ページをお願いいたします。目3体育施設大規模改修事業費は3億4,101万円で、1の北公園野球場改修事業3,164万8,000円は、24年度に開催されるぎふ清流国体における軟式野球のメーン会場として競技ができるよう野球場の内野改修とバックネットの張りかえ工事を行いました。2の西公園庭球場改修事業2億3,874万3,000円では、全天候型の砂入り人工芝に改修し、駐車場用地を購入・整備し、利用者の利便性の向上を図りました。3の浅中公園総合グラウンド陸上競技場改修事業7,061万9,000円では、陸上競技場トラックの不陸に対する地盤対策工、ぎふ清流国体サッカー会場となるためフィールドの芝の張りかえなどの改修事業を行いました。227ページをお願いいたします。目7学校給食費は10億1,554万4,000円で、4の南部学校給食センター建設事業4億9,734万8,000円では、南部学校給食センターの老朽化とドライシステム化の推進などPFI手法を用いた新設整備、運営のため、特定事業の選定から契約の締結までのPFIアドバイザリー業務及び金融機関等の支援業務を委託いたしました。また、南部学校給食センターの用地の取得を行いました。229ページをお願いします。  款11公債費は60億8,878万1,000円で、前年度に比べ1億5,293万8,000円、2.5%の減で、構成比11.3%、執行率99.1%でございます。表の地方債現在高の状況ですが、19年度末の現在高441億4,144万1,000円で、20年度起債額が53億5,330万円、20年度償還額が元金52億4,350万1,000円で、一番右、20年度末現在高が442億5,124万円となっており、前年度と比べ1億979万9,000円の増となっております。なお、公債費比率は12.2%で、前年度に比べ1.9ポイント改善しております。  款13災害復旧費は1億6,812万7,000円で、昨年9月2日、3日の集中豪雨により被害を受けた各施設の災害復旧費でございます。1の林業施設災害復旧事業は1,085万4,000円で、門前林道ほかの林業施設の災害復旧に努めました。2の土地改良施設災害復旧事業は5,716万8,000円で、上石津町上多良地内ほかの土地改良施設の災害復旧に努めました。目2土木施設災害復旧費の1の道路橋りょう災害復旧事業は787万5,000円で、上石津町上多良地内ほかの道路の災害復旧に努めました。2の河川水路災害復旧事業は5,592万3,000円で、上石津町上多良地内ほかの河川水路の災害復旧に努めました。目3の公共施設災害復旧費1日本昭和音楽村災害復旧事業の2,215万5,000円は、江口夜詩記念館の音楽ホール舞台照明改修など、2のかみいしづ緑の村公園災害復旧事業の1,415万2,000円は、陶芸教室横の山腹改修等を実施し災害復旧に努めました。なお、9月2日、3日集中豪雨災害関連事業の詳細につきましては、次ページから234ページまでの3ページを御参照ください。続きまして、235ページをお願いいたします。  特別会計に対する一般会計からの繰出金の状況でございます。総務費の交通災害共済事業から水道事業までの14の会計の合計は、前年度に比べ6億3,068万1,000円の減となっております。後期高齢者医療事業会計の繰り出しが20年度から新たに加わりました。  次に、一部事務組合等に対する負担金の状況でございますが、西南濃老人福祉施設事務組合ほか、八つの一部事務組合及び岐阜県後期高齢者医療広域連合の合計が31億772万3,000円で、前年度に比べ8億8,304万8,000円の増となっております。  次に、基金の状況でございますが、主な基金としましては、財政調整基金は950万円積み立て、2億円取り崩し、20年度末残高は32億5,241万円となっております。公共施設整備基金は3,348万円積み立て、2億2,083万円取り崩し、残高は13億8,723万円となっております。残高の主な内訳は、庁舎分が6億81万円、義務教育施設分が5億5,415万円でございます。一般会計、特別会計を合わせた基金合計では、2億9,467万3,000円積み立て、7億7,624万5,000円を取り崩した結果、20年度末現在高は95億4,698万8,000円となり、前年度に比べ4億8,157万2,000円の減となっております。  以上、一般会計及び基金の状況について御説明しました。次ページをお願いします。  続きまして、特別会計の主な事業内容と成果について御説明申し上げます。  まず、物品調達会計につきましては、庁用物品を一括購入し、計画的に払い出しを行うための会計で、消耗品費、印刷製本費、合わせて103品目を取り扱っております。  交通災害共済事業会計につきましては、共済加入者は20年度末、6万6,318人で、前年度に比べ2,357人の減、共済事業収入は2,563万円で、111万1,000円の減となっております。共済見舞金の支給状況でございますが、合計で538件、支給額2,155万円で、前年度に比べ件数で22件の増、見舞金は105万円の減となっております。  国民健康保険事業会計につきましては、4の保険料の収入状況につきましては、収入額が36億4,317万7,000円で、前年度に比べ11億3,876万7,000円の減で、収入率は82.49%、前年度に比べ4.39ポイントの減となっております。これは、平成20年4月1日から、後期高齢者医療制度への移行に伴い、75歳以上の高齢者等の保険料が後期高齢者医療事業会計へ移動したことによるものでございます。5の保険給付の状況につきましては、保険者負担額は合計で89億8,969万3,000円で、前年度に比べ1億6,570万5,000円、1.9%の増となっております。241ページをお願いいたします。  国民健康保険直営診療施設事業会計につきましては、上石津地域における医療機関として、診療、健康診断、健康相談を行い、3の診療収入では、診療人数6,770人で診療収入4,489万円で、前年度に比べ192万8,000円の増となっております。  後期高齢者医療事業会計につきましては、先ほど御説明しましたように、新たな医療保険制度に移行いたしましたが、被保険者数は1万7,148人で、うち障害認定を受けられた方が620人でございます。次ページの4の保険料の収入状況は、収入額の合計が11億4,507万2,000円でございます。
     続きまして、介護保険事業会計につきましては、サービス利用者数、保険給付額とも増加している中で、適切かつ健全な保険給付に努めるとともに、介護予防サービス及び地域支援事業の円滑な運営に努めました。  4の介護保険料の収入状況は、収入額の合計が18億3,234万1,000円で、前年度に比べ3,863万1,000円、2.2%の増となっております。5の要介護・要支援等認定者数でございますが、合計で5,625人で、前年度に比べ199人、3.7%の増となっております。6の保険給付の状況でございますが、保険者負担額は合計で81億3,802万9,000円で、前年度に比べ2億1,718万9,000円、2.7%の増となっております。  簡易水道事業会計につきましては、大垣地域1ヵ所・深池、上石津地域の5ヵ所の簡易水道及び2ヵ所の飲料水供給施設を管理しております。給水戸数は合計で2,050戸、給水人口は6,723人となっております。3の(2)延坂飲料水供給施設改良事業307万円では、わき水を水源として給水している延坂飲料水供給施設について、浄水施設を整備するための実施設計を行いました。次ページをお願いします。  市行造林事業会計につきましては、集落共有林地等の所有者と市が分収造林契約を結んだ造林地につきまして、2の森林保育事業に掲げる作業道整備や枝打ち、間伐などの保育に努めました。  公設地方卸売市場事業会計につきましては、西濃2市4郡の拠点市場として地域住民への生鮮食料品の安定供給に努めました。3の市場使用料は6,014万7,000円で、前年度に比べマイナス1,235万7,000円、17%の減となっております。次ページをお願いいたします。  公共下水道事業会計につきましては、矢道町地内ほかの33号幹線の整備を促進する一方、面整備は赤坂町、開発町、長松町、浅草など92.1haを整備し、認可面積の95.4%が供用可能となりました。また、人口普及率は80.6%となっております。255ページをお願いいたします。4の下水道建設事業につきましては、(1)下水管布設工事が12億3,439万8,000円で、1)主な下水管布設整備は、矢道町地内ほかの汚水幹線のほか、次ページまでの表に掲げるとおりでございます。256ページの2)本今ポンプ場設備及び3)世安ポンプ場設備増設工事に、20年度から21年度までの2ヵ年事業で着手し、20年度事業費はそれぞれ1億5,393万円、5,008万5,000円でございます。(2)の終末処理施設整備事業では、汚水量の増加に対応するため、1)浄化センター汚泥脱水機更新工事を19年度から2ヵ年継続で実施し、20年度の事業費は1億6,789万4,000円でございます。また、2)沈砂池更新工事を20年度から3ヵ年事業で着手し、20年度事業費は1億2,000万円でございます。次ページをお願いいたします。5の大垣処理区管渠改築更新計画策定事業では、19年度から20年度の2ヵ年事業で、老朽化した既設管渠の計画的な改築更新を実施するため、更新計画を策定いたしました。6の大垣処理区公共下水道事業計画変更事業では、市街化調整区域を事業計画区域とするため、変更認可図書等を作成いたしました。8の墨俣浄化センター実施設計及び地質調査事業では、墨俣処理区の終末処理場建設予定地のボーリング調査及び実施設計等を行いました。  続きまして、特定環境保全公共下水道事業会計につきましては、牧田、一之瀬地区、多良地区141.2haの下水を処理し、公共用水域の水質保全を図りました。(3)の排水処理状況は、平成20年度末設備利用人口3,545人で、水洗化率は76.4%で、前年度に比べ4.0ポイント増加しております。  続きまして、農業集落排水事業会計につきましては、西山地区及び時地区の農業集落排水及び平井地区の小規模集合排水により合計189.1haの下水を処理し、農地等の水質保全と農村の生活環境の向上を図りました。(3)の排水処理状況は、平成20年度末設備利用人口が1,099人で、水洗化率は82.2%で前年度より3.4ポイント増加いたしております。  次ページの駐車場事業会計につきましては、2の市営駐車場利用状況は、収納能力が972台で利用台数は延べ27万9,714台、使用料収入は1億3,894万4,000円で、前年度に比べマイナス2万5,149台、1,918万3000円、12.1%の減となっております。  競輪事業会計につきましては、2の車券発売状況につきましては、合計115億552万7,400円で、前年度に比べ34億5,223万2,700円、23.1%の減となっております。入場者は11万7,355人で、本場のみの1人当たりの売り上げは1万7,071円でございます。4主な施設等整備の状況では、メーンスタンド中央監視システムの更新工事7,560万円、自動発払機購入4台3,570万円などを実施いたしました。  以上、一般会計及び18の特別会計の決算の概要につきまして御説明申し上げました。  よろしく御審査賜りますようお願い申し上げます。 18: ◯委員長岡本敏美君)  以上で説明が終わりました。  なお、お手元に資料として不用額の一覧表が提出されておりますが、説明は省略して報告にかえたいと思いますので、お目通しをいただきたいと思います。  続きまして、これより質疑に入りますが、質疑の進め方につきましては、議会運営委員会において御決定いただいておりますように、常任委員会の所管ごとに区切って、企画総務、文教厚生、経済産業、建設環境の順に、それぞれ質疑を行いたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  それでは、質疑に入るに当たり、理事者に入れかわっていただきますので、この際、暫時休憩いたします。              午前11時34分   休 憩            ──────────────────              午前11時36分   再 開 19: ◯委員長岡本敏美君)  再開いたします。  これより企画総務委員会関係について質疑を行います。  発言に際しては、質問者は、決算書のページを示して御発言をいただきますようお願いいたします。なお、理事者においては、答弁がおくれるようでありましたら申し出をいただくようお願いします。  それでは、企画総務委員会関係について御質問はありませんか。 20: ◯委員(石田 仁君)  実績報告書の29ページですけども、放送委託事業の関係ですが、岐阜FM放送、週4回30秒放送ということですけども、岐阜放送ラジオでも週1回ですが10分やって400万円で済んでいるということで、これはどういう試算をすると岐阜FMに250万円払わなきゃいけないかなと。それだけFMを聞いてみえる価値があるのかどうか、そこのところの費用対効果的な部分ですけども、教えていただきたいのと、36ページの6番、7番、かみいしづ温泉活用研究事業と温泉入浴体験事業ですが、企画部で政調さんが大変御苦労をかけてお湯を運んでおられるそうですが、いつまでそんなことをやってみえるおつもりなのかなと。58万2,000円をかけて研究をいつまでやっているのか。先進視察はだれがどこまで行かれてどんな結果になったのか教えていただきたいのと、もうぼちぼち商工に移すなり何なりということが出てこないと、いつまでもこんな決算は認められないと思います。  あと、ちょっと細かいですが、39ページのウェブアクセシビリティ推進事業、800万円もかけた割にはホームページが非常に見づらいと、検索がしづらくなっちゃったという話を聞いておるんですけども、これはどういうふうでやられたのか、それに対しての検証はされておるのかと。  あと、収入未済の関係はここですか。収入未済、不納欠損、ここでいいですか。21年度から債権回収対策室をつくられたということで、58ページの市税不納欠損状況ぐらいのところになるのかなと思うんですけども、どちらかというと、先般いただいた20年度の歳入歳出決算書、一応総括で見ていただいたほうがあれなのかな。20年度の市税の未収額が20億円。去年と比較をしますと、一般会計、収入未済やなしに不納欠損のほう、額としては去年よりも減っているんですが、これは多分大きな不納欠損が今回なかったのかなと思いますけども件数が二十何件ふえていると思うんです。ここらあたりは、毎回、去年の決算委員会を見てもおととしのを見ても、不納欠損、債権回収の関係で収入未済のことを口酸っぱく先輩委員の方が言ってみえますけども、どんなような対策を打たれて、今回の債権回収ということにつながったのかもしれないですけども、去年、どんなことをしてみえたのかということを教えていただきたい。以上です。 21: ◯秘書広報課長(鈴木 守君)  今回の放送でございますけれども、費用対効果のことを御質問いただいたということで理解させていただいてよろしいでしょうか。 22: ◯委員(石田 仁君)  岐阜FMに250万円払うのは、週1回として2分で250万円、岐阜放送やと週1回10分で400万円というようなことで、岐阜放送は一般の皆さんに聞いていただける放送で10分間週1回だけ放送しているのが400万円で済んでおるのに、岐阜FMが30秒の放送しかしいへんのに週4回であっても250万円。ほかのものと比較をしても、FM放送は非常に高いなと。これは育成の部分があると理解をするのか、何でこんな高いのか。 23: ◯秘書広報課長(鈴木 守君)  時間帯でございますけれども、通勤時間帯でありますとか、それから、自営の方が家事先で聞いていただきやすい時間も配慮いたしまして、放送時間を配慮しながらより多くの方に聞いていただけるという努力をしておりまして、今のところ1回1万7,840円を支払っておるわけでございますけれども、回数も年間144回ということでございますので、本当に費用対効果を考えますと適正な金額ではないかなというふうに思っております。  続きまして、ウェブアクセシビリティでございますけれども、昨年CMSを導入いたしまして、それまでのシステムと大きく違いますのは、各課の情報を同じ形で、入力フォームが統一のものができまして、だれが入力をしても同じような形式で、文字の形ですとか大きさとか、同じような形で見やすくさせていただいたつもりでおります。よろしくお願いいたします。 24: ◯政策調整課長社本久夫君)  36ページのかみいしづ温泉活用の関係でございますが、平成20年度につきましては、岩手県一関市にございますたまご湯さんという、自治会立でやってみえるところに視察に参りました。これについては、上石津の時地区の地元8名の方、それに私が同行させていただいて、11月20日、21日の1泊2日で視察させていただきました。そこでの建設のいきさつとか建設費、それから運営の仕方等についてお話を伺ってまいりまして、上石津で具体的にどういった方向があるのかということで、20年度につきましては課題を整理していただきました。そして、ことし7月に、高山市さんのほうで、木質燃料ペレットを活用したボイラーを入れてみえるということで、今後のことを考えると、ぜひ採算性も含めて視察をしたいということで、高山と下呂のそういった施設を視察しております。これについては、上石津の時地区の6名の方、それから市のほうで私ともう1名、それから農林課の職員です。この後、飯田市の天竜峡に同じく7月に行っております。こちらも木質ペレットを活用してみえるということで、そういった施設とペレット工場をあわせて視察をしております。また地元の周辺で温泉をやってみえるところ、公共、民間のところを含めまして、実際に訪問をしておみえになります。こういった点がどうかといったところを今まとめておみえになりまして、その上で、地元としてどういう方向が見出せるかということで今取りまとめをいただいております。今後につきましては、そういった内容が21年度に出てまいりますので、地元の意向を踏まえて具体的な建設というふうに向かっていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 25: ◯収納課長(渡辺隆司君)  不納欠損についてですが、額は19年度と比べまして減っているけれども、件数については20件ほどふえているということでございますが、滞納整理につきましては、滞納者の財産調査をしても、預金とか給与など差し押さえる財産がなくて、納税相談はするものの、昨年来の解雇や倒産などによりまして、市外転出とかそういうケースがふえておりまして、時効が到来したケースが増加したためでございます。それで、対策といたしましては、さらに財産調査を進めるとともに、また今年度につきましてはインターネット公売というようなやり方も進めまして、できるだけ不納欠損にしないような滞納整理業務を行っていきたいと思いますが、いかんせん、やはり昨年来の不況等によりまして、解雇、赤字決算等がございます。そういうことはありますけれども、できるだけそういうような、先ほども言いましたような個々の財産調査をさらに進めるとともに、インターネット公売など新しい方法も活用しながら進めていきたいと思いますので、よろしく御理解いただきますようお願いします。 26: ◯委員(石田 仁君)  不納欠損、市税の場合は5年ですよね。その5年の間に、結局、今の話でいろいろやっているけども5年がたっちゃったという話なんですが、ことしの収入未済、19年、20年を見ると、景気の状態が悪くなったということもあるのか、ふえていますよね。とにかくどこの収入未済を見ても不納欠損を見ても、2年目、3年目やなくて過年度分というのは本当に入ってくる額が少なくなるので、とにかく現年度の要は収入未済を減らしてもらうようにだけ、毎年同じことの要望というか話になりますけども、それだけはちょっとしっかりとやっていただきたいと思います。  ホームページですけど、同じ書式で皆さんが同じように入ってきやすいと言われるけども、入っていく場所がわからぬようになってまっておるんです、前のはわかったんやけど。だから、課長みたいによくたけてみえる方はぱっと入っていけるんやろうけど、システム的に僕らも聞いてやると確かにずっと入っていきやすいのかなと思うんですけども、ぱっとホームページをあけたときに、どこへ何が行くのか。ぱっと書いてある中で、もう1回ちょっと見直していただくべき点があるんじゃないのかなと。こういう時代の中でいろんな方がインターネットを見られるので、小さいお子さんとか学生さんはいいにしても、やはり我々よりも上の人間にもうちょっといろんな意見を聞いてもらって、ちょっと改善していただかぬときついかなと、今のホームページは余り評価できないと思っています。 27: ◯秘書広報課長(鈴木 守君)  一番PRしたい部分、市民の方に見ていただきたい分につきましては、真ん中のセンターにトピックス、新着情報のコーナーがございまして、各課からの情報を更新していくときに、新着に上げたい項目につきましては入力の際に新着というところをチェックすると、それを更新した場合に真ん中の表示が出るというふうになっておりますけども、それはあくまで市のほうから発信する場合のことでございますので、例えば各課のページの場を大きくするとかそういったことで、また検討させていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 28: ◯委員(石田 仁君)  もう1点だけ、総務でこれはつくられるんですよね。最終、まとめられるのは総務部でまとめられるんですね。特別会計のまとめ方なんですけども、それぞれ一つずつ聞いて、その内容はまた後でそれぞれの部門に聞いていきますけども、市行造林以降、駐車場会計まで、この部分は一般会計から繰り入れますよね、足りない分を。そうすると、すべてゼロになっていくんですね。そうすると、単純に見ていて、健全なんだなということで終わっていくんですが、駐車場会計でも水門川をなくしたのでちょっとよくなると思っていますけど、実際はひどい状態ですよね、ひどいと言ったら怒られますけども内容は。市行造林でも、今の起債のほうはどんどんふえていっているような状態ですし、そういうことが決算の段階で、一般会計から繰り入れして全部ゼロに、足りない分は一般会計からもらってゼロにしちゃっているので、我々としても何の危機感も持たずに済んでいくというようなふうに思うんですが、この辺はこういう方法で決算をしていくものなんですか、ちょっと教えていただけると。改善できるものなら改善していただいたほうが、実際特別会計は非常に厳しいんだという状態がわかるのではないのかなと思うんですけど。 29: ◯財務課長(澤 達彦君)  非常に限られた時間の中の説明で、十分歳入のほうをお話ししませんでしたが、特別会計につきましては、委員御指摘のとおり、歳出が足りない分を一般会計から繰り出しをしているということで、先ほど特別会計の前に御説明しましたように、235ページのほうで、各一般会計から特別会計に、例えば交通災害共済でございますと599万9,000円、水道事業ですと476万3,000円、これは繰り出しのルールに基づいてそれぞれ繰り出ししたものです。各会計ごとに説明しておりませんでしたので、次回のときまでに研究したいと思います。 30: ◯委員(石田 仁君)  そういうことじゃないんだけど。 31: ◯総務部長川合幸典君)  235ページに一般会計の繰出金がありまして、それで収支を合わせているということでございますけども、今、財務課長が説明しましたように、それぞれの会計、例えば下水道会計ですと、繰り出し基準というものがございまして、その基準内で繰り出すように努力はしておるのでございますけども、それをオーバーした分については、料金改定とかそういうふうに改善をするように努めております。それから、公営企業会計のほうで赤字がありますと、昔ですと普通会計だけの赤字が問題になりましたけども、財政上の連結赤字比率という指標が導入になりまして、特別会計で赤字がありますと、その赤字部分の連結赤字額が大きければ財政再建団体になるということで、連結しておりますので、それぞれの会計で経営努力をしながらやっていくということになるかと思います。この決算で、繰入金につきまして、繰入額が多いか少ないかということをおっしゃってみえるんじゃないかなと思いますけども、これの表示の仕方について、繰り出し基準をオーバーする部分とか、そういった説明を今後検討させていただきたいと思います。 32: ◯委員(田中孝典君)  2点ちょっとお伺いしたいんですけど、まず、28ページの3の職員研修事業の中の自主研修で、自主研修グループ、3グループというふうにあるんですけども、どのような自主研修をされているかということと、それから、市の職員の規模から見て、基本的にこの自主研修というのが一番熱意のあるグループだと僕は思うんですけども、3グループというのは、適正というとおかしいですけど、望ましい規模なのか。同規模の市の状況からいうと、本来ならもっと多くあるべきなのか、この程度でいいのかといった御判断をお聞きしたい。どういうテーマかということと、この3グループというのがこれで適当と判断しておられるのかということですね。  それから、続いて、44ページ以降、46ページまで、市制90周年の記念事業費1億2,000万円を上げられておるんですけども、ざっと見ると、いわゆる打ち上げ花火の記念事業、それから従来やっていたもののかさ上げ事業で構成されているかと思うんですけども、この中で、91年目から100年目に向かってどういう形で伸ばしていこうというようなものが成果があったのか、これで1億2,000万円使ったけど、これはこれでおしまいということなのか、この2点についてお聞きしたいんですけども、お願いします。 33: ◯人事課長(安田正幸君)  まず、28ページの職員研修でございます。  自主研修グループ、3グループですけども、ちょっとグループ名の正確な名前は今すぐに出てきませんが、内容は、英語を勉強するというグループが一つございます。もう一つは幼稚園関係の教諭でつくっております保育・教育の関係の勉強会、それともう一つが女性職員を中心にした勉強会という一応3グループになっております。これが多いか少ないかというのはなかなか評価は難しいかと思います。他都市との比較というような形で調べたことはございませんが、ほかにも過去にあったグループがなくなって新しいグループができたりとかということはしております。私ども、研修の中では、人材育成の基本方針というのをつくりまして、その中でいろんな研修があるんですけども、我々がメニューを用意する研修もありますけれども、やっぱり自主的に研修をするということも重要であるということでこういうものを続けておりますし、通信教育や、昨年からは中堅職員を中心に自分たちでテーマを決めてグループをつくって、それに対して先進地を視察するとか、そういうような形でこちらのほうが支援をするというような制度も始めましたので、こちらがメニューを用意するいろんな研修もあるんですけども、できるだけ職員さんの自主的な意欲を高める研修に今後とも力を入れていきたいなというふうに考えております。 34: ◯まちづくり推進課長(市川正志君)  市制90周年記念事業につきましては、未来に向けての飛躍の年であるとの認識のもと、記念式典や市民の協力を得て多彩な事業を実施し、市民の皆様には、90年の歴史を振り返るとともに、郷土の生んだ先賢から多くのことを学び、まちのさまざまな魅力を再発見していただきまして、大垣で暮らすことの誇りと愛着を深めていただきましたと思っております。それで、記念事業につきましては、市制90周年記念事業といたしまして、記念式典事業とか大垣ルネサンス先賢フェスティバルとか、そういった事業を行いました。また、45ページに掲げてございます(2)の市制90周年記念事業の再掲につきましては、今まで行っていた事業を含めまして行ったものでございます。先賢フェスティバルにつきましては、春夏秋冬と大垣ゆかりの先賢を紹介いたしまして、体験工房やギャラリー、工作など多くの市民の皆様の参加と協力をいただいて実施してきました。また、アンケート調査におきましても、80%を超える方から満足との結果をいただいております。市制90周年記念事業は、市制100年に向け、またさらなる未来に向けて、市民の皆様と手と手を携え新しいまちづくりに取り組む地域の醸成につながったと思っております。御理解賜りますようよろしくお願いします。 35: ◯委員(田中孝典君)  まず、研修のほうですけど、自主研修グループがテーマを設けて職員がみずから行って、それを行政システムとしてもバックアップするというふうに理解していたんですが、そうではなくて、それはもっと別にあって取り組んでいるということですか。課題解決型研修とかそういうのでもなくて、それはどうやって判断したらいいんですか。中堅職員が課題をみずから設定して、そしてグループをつくって出て行って、それを市政に反映させようとしている仕組みがあるというふうにはおっしゃったんですけども。 36: ◯人事課長(安田正幸君)  この特別研修の内容の中に入っておるんですけども、一応、課題解決研修という部類の中に入っております。ちょっと重複するかもわかりませんけれども、年度の初めぐらいに、大体対象としておりますのは中堅から係長ぐらいのあたりを対象に、それぞれ自分たちでテーマを決めていただいてグループをつくってもらう、一応個人応募もできる形になっていますが、同じようなテーマを持った方を集めてグループをつくり、ほとんどは自分たちで仲間同士集めてグループをつくって、簡単にどういうことをやりたいとかそういったものが上がってきますので、こちらで内容を審査させていただきます。予算の関係もありまして、件数が多ければちょっとことしは我慢してくださいと、採択できないものもあるんですが、その中から選考いたしまして、大体今3グループでやっています。時間外等に自分たちで勉強し、こちらで支援しているのは、先進地へ視察へ行く、旅費などをこちらで支援いたしております。年度終わりぐらいにその結果をまとめていただいて、副市長を含めた幹部の方にその研究成果を発表していただいて、その中で、正直私どもは、それがすぐ市の政策に反映されるかどうかというそこまでは求めておりませんで、自主的にやりたいという意欲と、いろんなことに取り組んでもらいたいということも含めて、現実になかなかそれができるかできないかというのはちょっと置いた形で、そこまではプレッシャーをかけない形で、まず自主的に勉強していただくという意図でやっております。内容については、人事のほうである程度研究成果としてまとめ上げたものを、発表できるものは発表するという形をとっております。 37: ◯委員(田中孝典君)  90周年事業ですけども、やはり厳しい財政の中で1億2,000万円投下したので、課長のおっしゃったような部分からもう少し踏み込んで、少なくとも市長は子育て日本一というのをテーマに掲げていらっしゃるし、これは本市が掲げているということですし、それから「水と緑の文化・産業・情報・交流都市」とあるんですから、やっぱりしっかりと仕切って、例えばこれはわずかですけど、子ども読書フェスティバル事業というのがあるんですけども、これから子供に対しては本を読むということを少し伸ばしていこうとかいうことで、これをきっかけにしてこういう事業の拡大に取り組んでいったとか何かそういうストーリーが要るんじゃないかという気がするんですけども、そういうふうにはこの事業というのは考えられていなかったということか。要は、過去はよかったということを言いたいんじゃなくて、これだけのお金を投資したんですから、どこかに社会実験的な部分があって、それを次の10年のためのプロトタイプみたいな形で行って、これはいけたということで、このやり方でここを拡大していこうというような事業は、例えば子ども「夢・未来」スクールでもいいんですけども、これで子供たちが科学に対して物すごく食いつきがよかったから、こういう科学の出前講座ということはこれから拡大していこうとかいうような、そういうような位置づけはこの事業の中ではなかったのかということをもう1回お聞きします。 38: ◯まちづくり推進課長(市川正志君)  先ほどは御説明不足でまことに申しわけありませんでした。  (1)の市制90周年記念事業の記念式典以外の室内楽演奏会事業とか、ものづくりフェスティバル事業、それから市民手づくり事業につきましては、これからも21年度も引き継いでいきたいと考えております。それから、下の(2)のほうでございますが、基本的にこれは各課が行っておるものを含めました分と認識しておりますので、委員のお話を踏まえまして前向きに検討させていただきたいと思いますので、よろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。 39: ◯委員(田中孝典君)  パワーアップにつながらないと。 40: ◯委員長岡本敏美君)  要望でいいですか。 41: ◯委員(田中孝典君)  要望でいいです。 42: ◯委員長岡本敏美君)  ほかにございますか。 43: ◯委員(粥川加奈子君)  3点ほど教えていただきたいと思います。  まず、35ページの大学連携特定政策課題調査研究事業ですけども、岐阜経済大学と大垣女子短期大学に調査研究を委託されていますが、この大学の選考に当たる基準というかそういうものがもしあるのでしたら教えていただきたいですし、この結果、例えばワーク・ライフ・バランスなんかの調査研究は何を見ればわかるのかということが1点。  これはどこで聞けばいいかちょっとわからないんですけども、236ページの基金の状況というのはここでいいですか。全部のことだと思うんですけども、財政調整基金なんかの運用というのはどのようにされているかという部分を教えていただきたいと思います。 44: ◯政策調整課長社本久夫君)  35ページの大学連携特定政策課題調査研究事業について、どのような基準で大学を選考しているかというお話でございますが、これにつきましては、岐阜経済大学、岐阜大学、大垣女子短期大学と、それぞれ包括的に連携、協力する協定を結んでおります。そうした中で、庁内各課のほうに、今後に向けて取り組むべき課題とか、そういった内容について調査研究等で大学と連携し、そういったものができないかということを聞いておりまして、その中から、協定を結んでおる3大学のほうにお願いをしまして、今回につきましては、ワーク・ライフ・バランスについては岐阜経済大学、次の地域コミュニティの振興についても岐阜経済大学、そして3番目の子育て支援関係は大垣女子短期大学さんのほうでお願いができるということになりましたので、こういった形で調査研究をしております。それで、ワーク・ライフ・バランスの中身がどこで見られるのかということですが、基本的には、こういった調査研究でございますので。 45: ◯委員(粥川加奈子君)  ホームページには載せていますか。 46: ◯政策調整課長社本久夫君)  ホームページのほうでは今出してはおりません。こういう報告書がございますので、男女共同参画室で見られますので、よろしくお願いいたします。 47: ◯財務課長(澤 達彦君)  先ほど御説明しました基金の状況と基金の運用ということでございますが、例えば財政調整基金でございますと、半年の大口定期預金、それから譲渡性預金ということで、市中金融機関のほうへお預けして運用しております。 48: ◯委員(粥川加奈子君)  今の大体の利率を1点教えていただきたいことと、それからこれは要望ですが、先ほどの大学連携の話ですけれども、例えばワーク・ライフ・バランスなんかだったり、子育て支援のこういった調査研究がなされていた場合ですけれども、折しもこの年には男女共同参画サミットがありましたね。こういった調査研究がせっかくなされているんだったら、そういうところでもまた活用して発表していただけるような場があったらいいんじゃなかったかなというふうに思います。なるべく市民にも、私たち議員にもこういったのが広く示されるといいと思います。  あと、利率だけ教えてください。 49: ◯財務課長(澤 達彦君)  財政調整基金におきましては半年間ですけれども、0.26%という利率で20年度運用いたしました。 50: ◯委員長岡本敏美君)  そのほかに企画総務委員会関係についての御質問はありませんか。─── ないようですので、以上で企画総務委員会関係についての質疑を終了いたします。  ここで休憩をとり、文教厚生委員会関係については午後1時から再開して質疑を行います。  暫時休憩いたします。              午後 0時14分   休 憩
               ──────────────────              午後 1時      再 開 51: ◯委員長岡本敏美君)  再開いたします。  これより文教厚生委員会関係について質疑を行います。  理事者においては、答弁がおくれるようでありましたら申し出をいただくようお願いします。  それでは、御質問はありませんか。 52: ◯委員(田中孝典君)  200ページですけども、スイトピアセンターリニューアル事業ということで、まちづくり活動と展示室の充実というのがこの年度だったわけですけども、スイトピアセンターリニューアルという名前から想定すると、学習館だけにとどまらず文化会館のホールとか、それから展示のこと、今、先賢のパネル等を展示してあります空間とか、そういうのを計画的にリニューアルを進めていかれるつもりなのかどうかということをお聞きしたいんです。というのは、特に文化ホールについては、つり物の改修はありましたけども、音響系等、物すごく声は通るのに、施設そのものが極めて老朽化していて、恐らく使う人が、せっかく大垣へ来てもプラスの言葉で大垣を表現できずに、よそへ行ったときに、言葉は悪いですけど、あそこはひどいよというふうに言わないかと思って、それが文教都市と逆効果になっていくんじゃないかと思って、その辺は早急に切りかえていくべきじゃないかなと。なぜそう思ったかというと、運動施設については、例えば国体とか、例えば何々大会とかあると、後のページに出てくるように、かなりのお金を入れてがっとリニューアルが進むんだけど、文化設備というのはそういうのがないから、ちょっとずつごまかして、ちょっとずつごまかして、最悪の施設に至ってしまわないかという、そういう不安があるんです。ですから、スイトピアセンターリニューアルは今後どういうふうに継続されていくのか、この単年度で終わりなのかということをちょっとお聞かせください。 53: ◯文化振興課長(野寺紀夫君)  20年につきましては、学習館、それから文化会館、展示室等の改修をさせていただきました。舞台等につきましては、順次計画的に改修を行ってきております。また、お尋ねのスイトピアセンターの中の水のパビリオンとか、そういういろんな部分の計画につきましては、今、検討を進めております。 54: ◯委員(田中孝典君)  体育施設と同じように、ちょっと固めてがっとやる時期をつくったほうが僕はいいと思います。 55: ◯委員長岡本敏美君)  要望でいいですか。 56: ◯委員(田中孝典君)  要望でいいです。 57: ◯委員長岡本敏美君)  ほかに、委員の方、御質問ないですか。 58: ◯委員(粥川加奈子君)  194ページの7のちびっこ夢ひろば事業というのですが、書いてある内容というのは、一般的にどこでもいつでもやらなきゃいけないような気がする事業だとは思うんですけれども、これを特別こういうふうな形で、17園と2園に補助金を出していらっしゃるという部分は、どういった事業なのかということと、どういった内容の報告があるかということを教えていただけますか。 59: ◯子育て支援課幼保担当・要保護児童対応対策官(木村あけみ君)  ちびっこ夢ひろば事業についてでございますが、子供たち、幼児に対しまして、幼稚園のほうで行っています。夢と感動を得る体験ができる機会の創出を図る事業として進めております。園児一人一人の個性豊かな力を伸ばして、その内容につきましては、例えば夢と感動を与えるためにさまざまなコンサート、日ごろなかなか聞けないフルートやピアノ演奏とか、それから畑づくり、この中で生きる力を育てていく。それから、絵本のおばさんに来ていただき、さまざまな絵本に親しんだり、それからはたまた自分たちで実際に使ってみたこともないような大きな太鼓に触れて、太鼓のどんどんと響く、そんな音を聞いたり自分で打ったりしておりますが、これが子供たちにこれからの未来ある大垣市を担っていく夢と感動を与える事業としてとらえております。御理解賜りますようよろしくお願いいたします。 60: ◯委員(粥川加奈子君)  内容はよくわかりましたが、これは特定のところだけこういった助成をしていらっしゃるのか、全部回っていくのか。 61: ◯子育て支援課幼保担当・要保護児童対応対策官(木村あけみ君)  これは、全部の幼稚園、私立2園も含めましてですけれども、公立17園、それから私立2園におきまして事業補助金により、特色ある各園さまざまな機会の創出という形の中でとらえて行っております事業です。御理解賜りますようよろしくお願いいたします。 62: ◯委員(三輪雅務君)  180ページですけど、心の居場所づくり推進事業479万3,000円で、いじめや不登校児童の早期発見云々と書いてありますけど、これは把握に努められて健全な学習集団の形成を図ったとありますけど、ここら辺の結果から、20年度、21年度にかけて何か新しいことをやっていらっしゃいますか。 63: ◯学校教育課長(林 敦郎君)  ここにも書いてございますように、調査対象としまして、すべての小中学校におきまして調査を実施し、その結果をもとに学級づくりを、特に子供たちの人間関係、学級集団の人間関係づくりの課題を各担任がその分析からとらえ、2学期以降の学習集団への働きかけ、指導を見直すきっかけとなっております。また、市内の小中学校の教員を毎年数名集めまして、それぞれの分析結果を生かした学級づくりの成果といったものをまとめ、年度末にすべての学校のほうへその成果を広めていくように啓発に努めているところでございます。 64: ◯委員(石田 仁君)  69ページの8の福祉バス運行事業ですが、社協さんに委託をされておるということで、利用件数100件、127万8,000円だけども、内容的にもうちょっと細かく教えていただきたいのと、もう1点、90ページの5の病後児保育事業782万円ですが、延べ人数145人ということでは、ちょっと内容がよくわかりませんので、その辺どういうような内容で運用されておるのか。これだけの費用をかけて、当然病後児保育は必要な事業ですが、医療法人に委託をしてこれだけの費用を払ってどんな内容があるのか、ちょっと教えてください。 65: ◯社会福祉課長(後藤茂治君)  福祉バスの運行事業についてでございますけども、福祉活動と障がい者の方が社会参加として、他町村での事業とか、また自分たちが創作活動に出られるときに福祉バスを使われて参加していただくものでございます。 66: ◯委員(石田 仁君)  それについては、福祉部のほうで全部運行の内容とかいろんなことは、要は委託しているので、向こうで勝手に全部やって払うだけの話なのか。 67: ◯社会福祉課長(後藤茂治君)  報告はもらっております。 68: ◯委員(石田 仁君)  報告をもらわれるだけなんですね。1回どれぐらいでやってみえるんですか。それぞれで違うわけですか。どういうような単価でこの127万8,000円というのは出てきておるのでしょうか。 69: ◯社会福祉課長(後藤茂治君)  これは、福祉バスの運転手の費用とかそれぐらいでございます。 70: ◯委員(石田 仁君)  それは、社協さんに、この部分だけ別枠で運転手さんの費用とかガソリン代を、ほかのものとは全部別で区切って、切り出してやってみえるということですか。 71: ◯社会福祉課長(後藤茂治君)  ガソリン代と運転手の費用も合わせまして委託をしております。 72: ◯子育て支援課長(林 幹雄君)  病後児保育についてでございますが、これは、ここにも書いてありますように、保育園、それから小学校3年生までを対象に、病気の回復期にある児童を、児玉レディスクリニックさんで保育をお願いしているものです。それで、保育時間ですけれども、平日は8時から6時まで、それから土曜日につきましては8時から12時半まで基本的にお願いをしています。1人当たり1日2,000円で委託をしておる状況でございます。 73: ◯委員(石田 仁君)  その2,000円というのは市のほうに入ってくるんですか。児玉レディスクリニックさんが取られるんですか。 74: ◯子育て支援課長(林 幹雄君)  これは利用料でございますので、基本的には市のほうへ入るものでございます。ただし、簡易的にとらえさせていただいておりますけども、業務委託料で相殺をさせていただいているということでございます。 75: ◯委員(石田 仁君)  毎年782万円で委託をしてみえるんですか。 76: ◯子育て支援課長(林 幹雄君)  基本的には同額に近い金額でお願いをしている状況でございます。 77: ◯委員(石田 仁君)  他市町村に行くと、保育園であるとか幼保園であるとかで、病後児保育事業とかをやってみえるところもありますが、このほうが費用的に安く上がり、また子供たちのためになるという結論でしょうか。 78: ◯子育て支援課長(林 幹雄君)  病気の回復時でございますので、今、保育園を例にとりますと、やっぱり体温が高い園児についてはお預かりできかねるという状況でございます。それから、一般質問でもありましたが看護師の配置が、今、検討はしておりますけれども、そのあたりができておりませんので、今の段階では専門的なクリニックさんにお願いをしているという状況でございます。 79: ◯副委員長(横山幸司君)  生活保護の関係ですが、生活保護総務費の中で、100ページの措置の入退園状況、一番上の表ですけども、市内の方と市外の方ということで、延べ人数で区切ってありますが、この市内の方508に対して、市外の方312というふうに表示されておりますが、通常、大垣市の福祉事務所としての取り扱いというのは、市内の方ばかりかと思っていたんですが、市外ということはどういうふうな分け方といいますか、親戚の人を引き取ってそういうふうになったのか、どういう状況でどうなってきたのか、具体例を少し教えていただけますか。 80: ◯社会福祉課長(後藤茂治君)  牧野華園の措置状況についてでございますが、市内の方、市外の方ということでございますけども、牧野華園は救護施設でございます。県下に一つの施設でございますので、他市から依頼を受けたときに入所していただいておりますので、市内ばかりではございません。よろしくお願いしたいと思います。 81: ◯副委員長(横山幸司君)  わかりました。要は県に一つしかないという理解ですか。それで県から広く受け入れる必要性があると、拒めないと、こういうことなんですね。 82: ◯社会福祉課長(後藤茂治君)  定員に余裕がある場合につきましては、他の福祉事務所からの依頼があれば受け入れております。 83: ◯委員(粥川加奈子君)  まず、70ページの13の高額療養費貸付事業ですが、これは困難な方にかわって費用を立てかえるということなので、後の返済が見込まれるということなのかなと思いますが、その状況といいますか、平均するとですけども、ざっくり割ると十九万円になるんですけども、こういうのは患われた方にどのような返済をとられているのかということが1点と、それから、76ページの訪問入浴サービスなんですけれども、実利用者数が5人と書いてありますが、これは296万8,000円の費用がついていて、延べ回数は多いんですけれども、5人の方しか利用されていないというのは、周知が徹底されているのかどうなのかなというちょっと疑問がありますので、その辺のことを聞きたいと思います。  同じような内容ですが、79ページの38のねたきり障害者介護手当助成事業も9人になっていますが、寝たきりの障がい者というのは結構今多いと思うんですけれども、これは所得に応じるのかということも考えられますが、どのような対象でこういった9人ということになるのかというのを教えていただきたいと思います。以上です。 84: ◯窓口サービス課後期高齢者医療対策官(片岡 博君)  高額療養費の貸付事業でございますが、平成19年4月1日から、入院に係る医療費につきましては、限度額適用認定証または限度額適用・標準負担額減額認定証が入院された方に出ますので、高額療養費というのは現物給付みたいな形になっているんですが、外来にかかってみえる方についてはこの認定証が出ませんので、外来の方に限って貸し付けをするということになっております。ですから、平成18年度以前はかなり利用者が多い状況でしたけれども、19年度以降につきましては、ここに書いてございますように、貸し付け件数も20件ということでかなり減ってきているという状況でございます。 85: ◯社会福祉課長(後藤茂治君)  訪問入浴サービスでございますが、家庭の浴槽を利用できない、またはデイサービスに通所することが困難な重度障がい者の方を対象として移動入浴を行っておるわけでございますが、人数が少ないということでございますけども、65歳以上の方であれば介護保険を利用できるというようなことがありまして、重度障がい者の方の利用でございますので、実際は5人ということでございます。  続きまして、介護手当でございますけども、これにつきましては、65歳未満の方で特別障害者手当を受給しておられる方は受給できませんので、どうしても人数的には少ないのではないかと推測しております。 86: ◯委員(粥川加奈子君)  先ほどの高額療養費の貸し付けのところですが、返済状況のことをお聞かせ願いたいのと、それから、今の入浴サービスですが、これはいわゆる家庭のおふろとは違った様式ですよね、多分。寝たきりのような方でも入れるおふろのことですよね。 87: ◯社会福祉課長(後藤茂治君)  訪問入浴につきましては移動でございますので、寝たままで、浴槽も広い浴槽を使っております。 88: ◯窓口サービス課後期高齢者医療対策官(片岡 博君)  18ページをごらんいただきたいと思います。諸収入で、貸付金元利収入の2番目になりますが、高額療養費貸付金収入として410万2,000円が返ってきております。 89: ◯委員(粥川加奈子君)  要望ですが、多分これは私の想像の範囲ですので何とも言えませんが、そういったおふろというのは、もう少しPRされれば、きっと貸してほしい方は、私は高齢者の方ではきっと多くいらっしゃると。高齢者の方は借りられなかったんですか。 90: ◯社会福祉課長(後藤茂治君)  この部分につきましては、障がい者の方対象でございますので、高齢者の方は介護保険制度の中での訪問入浴がございますので、よろしくお願いします。 91: ◯議長(野村 弘君)  別に、決算ですからこの場で言う必要はないかと思いますけど、特に文教厚生委員会においては関連施設が数多くあると思うんですね。その中で、教育長さんなんかはよくわかっていらっしゃるかなと思うんですけども、各施設のいす、例えば市民会館、文化会館、福祉会館、それから中川ふれあいセンター等々あるんですけども、これだけの面積でこれだけを定員にしたいという形の中で、非常に狭過ぎるんですよ、いすそのものが。あえて言うと、田中さんと日比野さんならすんなり入れるかもわからないし、例えを出すとまずいから、私と林課長さんが一緒に座ると、とてもじゃないけれども真っ直ぐ正面を向いて座れるということはできないんだけども、今、既につくってある状況がそうなんだから、今どうこうしなさいということは言えませんけれども。例えば、市民会館にしたって、文化会館にしたって、福祉会館にしたって、それらしき環境の中で、例えばお金を払ったり、趣味を持って楽しみに来る方々に対して、例えばいすの広さ、1人の割合、それから前後については、やはり大垣としては、今後そういうものをつくるとか取りかえる場合には、定員そのものは、1割減してもいいわけですから、もっとゆったりと伸び伸びと、革張りにする必要はさらさらないんですけども、普通の形でやれるようなところへ考えを持っていってもらいたいんですよね。特にここに関係する教育とか福祉についてはそういう施設が多いわけですので、これはぜひ、今後そういう施設ができるかできないかちょっとわかりませんけれども、特にさっき言った文化会館をリニューアルするというようなときには、今のあるやつをカバーだけを変えるというよりいす全体をもっと考えてやってもらう必要があるんではないかな。そういうのがやっぱり大垣の気持ちでしょう。今後そういう場合にはぜひ持っていってもらいたいなということで、要望でいいんですけども、よく座っていらっしゃる教育長さん、どんなものですかね。 92: ◯教育長(内田一之君)  施設も大変古くなっておりますので、そういうことは十分考えられると思いますし、今後、リニューアルするときにはぜひ検討したいと思います。 93: ◯議長(野村 弘君)  特に福祉会館、とてもじゃないけども、正面を向いて座れません。私の隣はいつも尊敬する市長でございますけれども、嫌いじゃないけども背中同士にしか座っておれませんので、あれは本当に無理やり二百何名ですかね、定員が。あれは本当に、新しいんでしょうけども、考えてつくり直してほしいぐらいです。現在、ハード的な面はないと思いますけども、やっぱりそういうところへ施設等をやる場合は着目してもらいたいなというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。 94: ◯委員(日比野芳幸君)  91ページ、障害児福祉費の関係なんですけども、ここでは、3に児童デイサービス事業ということで、上石津、墨俣においてはこういう事業がやられておるというようなことを書かれているんですけども、大垣市内においてはひまわり学園でということだと思うんですけども、4に障がい児のほうで39万5,000円が上がっておるんですけども、これは各幼保園だとか保育園にあると、地域にとっては非常に利用しやすい、また、いいということを言えるんですけども、市内はひまわり学園一本でということなのかというようなことなんですけども。上石津、墨俣にとっては非常に便宜が図られておるということは言われるんですけども、その辺のちょっとお考えをお聞きしたいんですけども。各保育園にしてもたくさんあると思いますけども、そちらのほうで利用できるなら地域の方はかなり助かると思うんですけども。程度もあると思いますけども、ちょっとその辺のお考えを。 95: ◯子育て支援課長(林 幹雄君)  幼稚園児、それから保育園児につきまして、保育園の場合はプレールーム、これが市内に5園つくってあります。ここで療育的なことを今は提供をさせていただいております。それから、言葉につきましては、これは幼稚園のことばの教室でございますが、幼稚園に3園ございます。3園で言葉の関係の療育をお願いしています。就園以降につきましては、ひまわり学園から幼稚園、保育園でお引き受けしているほうが今は多いです。ただし、ひまわり学園については0歳から基本的には就学前を中心にお受けをしているということですので、今、各地区に基本的には幼稚園、保育園がございますので、その中で5園と幼稚園の3園、ここでの療育も可能ということで進めております。 96: ◯委員(日比野芳幸君)  地域に住む人としては、できたら少しの障がい程度なら、普通の地域に住む子供たちと一緒に地域の保育園、幼稚園へ通わせたいというような思いがあるんですけども、そういう面からいいますと、4の39万5,000円というのは非常に少なくて、先ほどもちょっと説明はあったんですけども、いいのかなというような思いがしますが。 97: ◯子育て支援課長(林 幹雄君)
     この4の障害児療育支援事業につきましては、各保育園、幼稚園では、障がいのある方については引き受けをしておりますので、ここで各子供さん、園児に関して、保育者がどのように対応していいのか、要するにそのあたりの指導を受けるために各園をひまわり学園の先生に巡回指導をお願いしている事業でございます。 98: ◯委員(日比野芳幸君)  できればもう少し拡充されることを、身近なところでもそういう例をたくさん聞きますので、お願いしたいと思います。要望です。 99: ◯委員外議員(笹田トヨ子君)  民間の保育園ですと93ページですし、それからまた公立保育園ですと95ページの保育所の入所状況のところをちょっと見ていただくとわかりますが、一つは、大垣市は待機児童は基本的にはないんじゃないかというふうに私は理解はしているんですけれど、例えばこの民間保育園の場合は定員以上の入所の子供さんがいますし、この間、お母さんが入所のためにあちこちの園を当たっておられて、入れないというふうな声も聞こえてきているものですから、特に未満児の子供さんかなと思うんですけれど、この間の保育所の入所とか、実際の待機児童の実態はどうなのか、ちょっとその辺を聞かせていただきたいということが一つと、それからもう一つは107ページの健康診査事業、(1)の成人健康診査事業のところで、これは18歳から39歳までの市民を対象に健康診査を行っているというふうなことですけれど、これはきっと特定健診以外のところの部分のことかなと思いますが、これについての評価というのか、実際、受診者が473人いて、異常なしというのが128人で、それ以外の人は要指導とか要医療という形で、結構発見というのが高いですよね。これをどういうふうに見ていくのか、また今後どういう形の対応になっていくのかというところについてちょっと聞かせていただきたいと思います。 100: ◯子育て支援課長(林 幹雄君)  保育園の待機児童がいるかどうかということでございますが、これについては、御指摘がありましたように、現在待機児童はございません。ただ、途中入園で、この定員よりふえておりますのは、実は国からの通知で25%はふやしてもいいとなっており、それで定員よりもお預かりするキャパはあるんです。一番問題になっておりますのは、やっぱり保育者不足で、今の時点では即入ることは難しいですが、保育者を確保して入れるように今はしております。ですから、施設としてはあるんですが、基本的に保育者が足りない状況を今示しているというのが一番大きい原因かと思っております。 101: ◯保健センター健康づくり指導対策官(高木きぬ子君)  成人健康診査は、今、委員さん御指摘のように、40歳未満の方を対象として特定健診に準ずるような内容で健康診査を行っております。以前は女性だけということで限定して行っていたものですけれど、20年度は男性も入れた形で現在行っておりまして、異常なしという方が基本健診と同じような形で少ないわけなんですけど、要医療の方については医療機関を受診されたかどうかの確認と、要指導については栄養指導の必要な方には健康相談日を案内したり、電話相談等で現在把握しているということで、把握率のほうはまだちょっと二、三十%というところで低い状況ではありますけれど、引き続き特にメタボリックに関連するような方については、保健指導のほうを充実していきたいと考えております。 102: ◯委員外議員(笹田トヨ子君)  今の健康診査の結果から見ると、要は40歳以前の若いところでも、ある意味ではいろいろと課題があるような感じがするんですね。それを市民の対象の人数からいくと、473人というのは本当に一部じゃないかと思いますけれど、今後そういう形の健康づくりをどういう形で、市民全体を健康的なものにしていくのはどうすればいいのか、一度検討する必要はあるのかなという感じがします。  それからあと、保育所の問題ですけれど、何かお母さんたちがあちこち園に当たっているようなところがあるので、やはり子育て支援課のほうで少し情報をきちんと提供するとか、そういうところを丁寧に対応する必要があるんじゃないかなという感じがしました。 103: ◯委員(粥川加奈子君)  61ページの行政ファクシミリシステム事業というところですけれども、読んだ限りで945万8,000円の費用がかかるというのはどういうふうにかかっているのか、ちょっと理解できないので教えていただきたいと思います。 104: ◯窓口サービス課長(内藤雅夫君)  これは、ここに書いてありますように、大垣市ほか1市9町と岐阜市ほか5市3町相互で、住民票あるいは戸籍抄本、印鑑登録証明を双方に発行できるということの事業で、大垣市については本庁にファクスが2台、地域事務所にファクスが2台、それからサービスセンターにファクスが1台ずつあります。それに対する賃借料、それともう一つはシステムの保守料がありますので、こういう大きな金額になっておるところでございます。 105: ◯委員外議員(丸山新吾君)  83ページの8のあすわ苑の関係ですけども、特養とデイサービスがあるわけですが、デイサービスの利用者数がかなり少ないはずなんですけれども、私、以前からこれはやめたほうがいいんじゃないかという話をさせていただいたんですが、20年度の利用者というか利用率をちょっと教えていただきたいのと、94ページ、95ページにわたって、94の下のほうの民間保育所増改築支援事業、木の花保育園ほか、次のページの浅草ひかり保育園、これは2園とも大垣市の公立保育園を民間移譲したところなんですけども、移譲してすぐ建てかえ、または増築、こういう形にされているんですが、これは公募したと思うんですけども、公募の段階、もしくは選定が決まったころには、既にこういった改修なり、建てかえなり、増築なりの約束をされていたのかどうかをお聞かせいただきたい。  それと、236ページの基金なんですけども、下のほう、介護従事者処遇改善臨時特例基金8,700万円、これはどのように使っているのかを教えていただきたいと思います。以上です。 106: ◯高齢介護課長(尾関清治君)  あすわ苑の老人福祉施設事務組合でございますが、ここには特別養護老人ホームとデイサービスがございます。デイサービスは、墨俣の方が御利用されてみえますけど、月に約二、三人の方しか御利用になっていません。デイサービスの廃止につきましては、安八の方は利用されてみえますが、大垣の方は利用されていないということで、施設へは廃止していただけるよう要望しておりますが、管理者は引き続き実施をしていきたいという意向がございまして、今、実施をされているという状況でございます。 107: ◯子育て支援課長(林 幹雄君)  木の花保育園と、それから浅草ひかり保育園でございますが、民営化した段階ではそういうお約束はしておりません。ただし、3年間何らかの格好で施設整備が必要であれば、最高限度1,000万円まではお手伝いしましょうということでお話はしております。補助を出しましょうということです。 108: ◯高齢介護課長(尾関清治君)  介護従事者処遇改善臨時特例基金でございますけども、これは247ページの10でございますが、介護従事者処遇改善臨時特例基金の積み立て事業でございまして、21年度から23年度までに介護報酬が3%上がりますので、それに伴う基金ということで、21年度は保険料の上昇分全額の相当分、22年度については半額の相当分ということで、これに充てる基金でございます。 109: ◯委員外議員(丸山新吾君)  あすわ苑のデイサービスのほうは、市のほうは廃止を要望しておるということでいいわけですね。はっきり言って、今、1日二、三人しか利用がないということで、私、福祉に関しては、利用者が少なくとも必要な事業であればいいと思うんですが、既に民間の事業者もかなりランクが上がって、本当にすごい競争の状況の中で行政が税金を使ってやる意味がほとんどないと思っておりますので、むしろ、ここの特養のほうがかなり利用者が多いので、デイサービスの部分を特養のほうに改修するなりして、特養のほうで受け入れたほうが効果は物すごくあると思いますので、管理者がうんと言わないということですけども、ぜひ管理者に理解してもらえるようにお願いしたいと思います。  それと、二つの民間保育園の件ですけども、必要な1,000万円を約束していたけど、それ以上、改修、建てかえに税金を使うわけですけども、それはそれでいいと思うんですが、民間に移譲されたらすごく現金を使って建てかえ、改修をされる反面、公立の保育園はひどい状態のまま放置されている施設もあるという現状を考えると、先ほどひまわり学園の話もありましたけども、あそこも施設としてはかなり古いですし、中のいろいろな教材というか、ああいうものもかなりひどい状況ですので、民間を優遇されるのは結構ですけども、足元の公立の部分が大変ひどい状況にあるということをぜひもっと強く理解していただいて、子供たちの保育とか福祉の環境を改善していただきたいというふうに思います。 110: ◯議長(野村 弘君)  特に北保育園。 111: ◯委員外議員(丸山新吾君)  北、かさぎ、ひかり幼稚園、話も今ありませんので、そういうことも含めてお願いいたします。 112: ◯副議長(中沢清子君)  182ページのスクールソーシャルワーカー活用事業ですけど、内容的にどうだったのか、検証を教えてください。 113: ◯教育総合研究所長(奥田修二君)  内容的には学校だけで対応できない御家庭の子供、親さんに対応するということで動かせていただきました。事業の補助金が打ち切られましたので、今年度は引き続き今の職員で続けていくということで御理解ください。 114: ◯副議長(中沢清子君)  今回は県の事業でしたので、それは打ち切られて、現在それにかわる社会福祉士が対応されているということですか。 115: ◯教育総合研究所長(奥田修二君)  特別社会福祉士をお願いしているということではなくて、研究所の職員で対応をしております。 116: ◯副議長(中沢清子君)  要望ですけど、ぜひ続けていただければと。要望です。 117: ◯議長(野村 弘君)  関連で申しわけないんですけども、今の件ですけども、人数的には足りているんですか。対応するのに、人数的には先生方がそれでいいんですかということ。十分ですか。 118: ◯教育総合研究所長(奥田修二君)  十分とは言えないと私は思っています。 119: ◯議長(野村 弘君)  今、何人いらっしゃるんですか。 120: ◯教育総合研究所長(奥田修二君)  職員は、支援のほうでいいますと4人で対応しておりますが、非常勤も含めての4人ですので、非常に難しいです。 121: ◯議長(野村 弘君)  だから、十分に対応していこうとした場合には、今、総勢で4人の方にやっていただいているということですけれども、所長さんの思いでは、多ければ多いほうがいいと思うんですけども、その辺だけをお聞かせください。 122: ◯教育総合研究所長(奥田修二君)  今、人数をというふうにおっしゃられると考えてしまいますが、毎日動こうとすると、複数の人間が一遍に動きますので、あと2人ほどふえれば、動きとしてはありがたいと思っています。 123: ◯議長(野村 弘君)  御意見は聞いておきます。 124: ◯委員長岡本敏美君)  そのほかに御質問はありませんか。─── ないようですので、以上で文教厚生委員会関係についての質疑を終了いたします。  続いて、経済産業委員会関係の質疑に入るに当たり、理事者に入れかわっていただきますので、暫時休憩いたします。              午後 1時47分   休 憩            ──────────────────              午後 1時51分   再 開 125: ◯委員長岡本敏美君)  再開いたします。  これより経済産業委員会関係について質疑を行います。  理事者においては、答弁がおくれるようでありましたら、申し出をいただくようお願いします。  それでは、御質問はありませんか。 126: ◯委員(石田 仁君)  144ページの大垣いちおし製品創出事業ですが、137万5,000円、これは9件で、新規3件、更新6件と、前の大垣ブランドから大垣いちおしに変わっても、認定が毎年3件、4件、5件と上がってきていますけども、もう少し基準を高くして、本当にいちおしをもらったらすごいものだというような認識に変えられないものですかね。100万円を2件に出すとか、これを今やっていても、申しわけないですけども本当に手前みそな、市役所が勝手にやって市長さんが喜んでみえる程度の話にしか聞こえないんですけども、毎年そういうふうで、いちおし製品に変えられただけで進んでいますが、お考え直していただけないかなと。上げるならもうちょっと金額を上げてやってもいいし、今のような状態であれば100万円ももったいないのでやめたほうがいいと思いますし、ちょっとそこらあたりをお聞かせいただきたいのと、148ページの9のかみいしづ温泉スタンド事業ですが、先ほど企画総務のときにも言いましたが、これだけ何で経済産業のほうに来ているのかなと。先ほどの二つの事業、企画のほうで政策調整課が持っているかみいしづ温泉活用研究事業とかみいしづ温泉入浴体験事業、一括でこの温泉スタンドも進める、もらうのならもらう。先ほども政調には、いつまであんたのところでやるのやと、もうちょっときちっとした企画を持って、渡せるものなら早く渡して、実現するなら実現してほしいという要望はしたんですけども、商工のほうとして、これだけやっておられるが結局4万9,700lしか販売がないと。実質の手取りが4万9,700円ほどしかないわけで、余り力が入っていないのではないのかなと。それは何だというと、温泉スタンドだけをやっておることにつながるのかな。すべてを入れてやってみえないから力が入ってこないのではないかと。これは、分けられておる意味、何でこれだけ政調やなくて商工がとってやってみえるのか、今後どうされていくおつもりなのかということ。  あと、10の多目的交流イベントハウスですが、当初、これは何で直営なんですかというお話をして、新規の施設は全部指定管理を入れるべきじゃないのかということもお聞きしたんですけども、利用者数で、1階、1万1,587人とか、3階A、491、B、33、これは多分ぼんと入られていますけども、現実問題として、利用回数のほうが端的に内容が把握できるんじゃないのかなと。どれぐらい利用されてみえるのか。今後、あそこはどういうふうにしていかれるのか。すぐ北側に支援センターがありますし、115万4,000円ではありますけども、これの使い方についてどういうふうにお考えなのか。  もう1点だけ、その下の企業誘致事業ですが、(1)の92万6,000円ほどですけども、市外企業16社へ企業誘致活動を行われたと。これは結果どういうふうになっておるのでしょうか。以上、教えてください。 127: ◯産業振興室長(伊藤政治君)  まず、144ページの7の大垣いちおし製品創出事業についてでございますが、平成20年度に製品認定の評価を見直しまして、いわゆる製造・提供の状況とか、情報発信、販売実績等、いろいろ評価項目を加え、従来より評価基準を厳しくいたしました。その結果、この年に11品目の更新を行わず、評価基準に適合できた製品を更新いたしました。  それから、148ページの企業誘致事業ですが、この年に16社に企業誘致活動を行い、埼玉の業者の誘致に成功しております。取引業者との関係で会社名は伏せていただきたいということでしたので、企業名は公表できませんが、平成20年度に横曽根のほうに1社企業誘致を行いました。設備や工事に時間がかかり、平成21年の11月ごろから操業をされております。以上でございます。 128: ◯商工観光課長(伊藤亮一君)  148ページのかみいしづ温泉スタンドでございます。これにつきましては、合併をしました折に、かみいしづ温泉スタンドの方向性がまだ定まっていないということがございましたので、その方向性については政調で、スタンドの管理については商工ということで、スタンドのほうは観光客など、いろんな方に御利用していただけるというところで商工と政調とのすみ分けがされたと記憶しております。それから、スタンドのPRにつきましては、20年度のぼりを作成して、主要なところに立ててPRしたりとか、また国道沿いに温泉の案内看板を設置したりとかいった形で利用促進に努めているところであります。  それから、多目的交流のイベントハウスでございます。この表は利用者数でございますが、利用日数といたしましては、20年度、1階、3階のA、B合わせまして182日間利用をしていただいております。それから、イベントハウスの今後の管理をどうしていくかということでございますが、今も利用目的別にいろいろ状況を把握しておりますが、多目的交流イベントハウスということでございますので、いろんな方に御利用していただきたいという思いがございますので、もうしばらく利用状況といいますか、利用目的等を把握してまいりたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 129: ◯委員(石田 仁君)  イベントハウスですが、1階、3階A、B合計ではなしに、それぞれで日数を教えてください。  それから、7のいちおし製品ですけども、11品目が任意更新となったということで、厳しくなったように聞こえますけども、今ので十分いいと。20年度これをやられたんですけども、ことしを見ていましても全然意味がないような気がしているんですけども、どの程度厳しくされたのか、その時点で。どういうところを切って、その11品目を未更新にされて、そのいちおし製品、新規3と更新6をされた部分については、広報とか何かで二、三回は見るんですが、市民に対して、それから市民だけじゃなしに市外へ対してのPR方法として、この137万5,000円の中でPRとかいろんなことも入っておるのかもしれませんけども、どの程度この事業に対して思い入れをしてやってみえるのか、もうちょっと教えていただけませんか。 130: ◯産業振興室長(伊藤政治君)  いちおし製品の認定評価といたしましては、製造・提供の状況、あるいは情報発信、販売実績、意欲、期待度などを項目として評価の対象とさせていただき、以前より厳しい評価にさせていただきました。  PR活動につきましては、いちおし製品の知名度をあげるため、市ホームページへの掲載や、テレビの市広報番組を利用してのPR、新聞各紙にも取り上げていただくなど、以前より充実してきたのではないかと思っております。また、認定業者には、まるごとバザールや十万石まつりなど各種イベントへの出店をしていただいたり、パンフレットによるPR活動等を行っていただいております。 131: ◯商工観光課長(伊藤亮一君)  イベントハウスの部屋ごとの利用状況でございますが、今、利用目的別に集計しておりますので、ここでざっと計算いたしますと、1階の展示室が80日、3階のAが81日、3階のBが21日でございます。よろしくお願いいたします。 132: ◯委員(日比野芳幸君)  128ページですが、市民菜園と高齢者健康農園整備事業があると思いますけども、高齢者健康農園の内容、今度新しく開設されたということですけども、こちらのほうはすぐ満杯で、利用状況はどんなものですか。内容をちょっと詳しく教えてください。 133: ◯農林課長(吉田和郎君)  市民菜園と高齢者農園について御説明申し上げます。市民菜園についても高齢者農園についても農林課管轄でやっておりますけども、かなり人気がありまして、ほぼ埋まっておるという状況でございます。高齢者健康農園については、実は、ここにありますように、犬ケ渕のほうが一部高齢者農園を別のことに使いたいということで、地権者のほうから返してほしいと言われまして、新たに代替として開設したものでございまして、ほぼ利用されておりますので、状況を報告させていただきます。よろしくお願いします。 134: ◯委員(日比野芳幸君)  かなり利用率も高いということですので、地域的にもちょっと市民菜園は偏っておると思うんですけども、市内全域でということになりますと、例えばある地域でそういうふうにお願いしたいということがあったら、新規とかそういうことはお考えかどうかということをちょっとお聞かせ願いたい。 135: ◯農林課長(吉田和郎君)  今、新規で、例えば市民菜園等のほかの大垣地域全体でバランスをとってはどうかという話でしたが、当然大垣市としましては、そういう話があれば御相談に乗っていくということになると思いますが、今は具体的に何もございません。それから、先ほど、高齢者健康農園のことでちょっと説明を忘れましたが、ここに書いてありますように、老人クラブに委託して、高齢者の方が御利用になるということを目的に高齢者健康農園を開設しておりますので、市民菜園は一般の方でよろしいですが、高齢者健康農園は高齢者の方が老人クラブに申し込んで利用していただくというような形をとっております。よろしくお願いします。 136: ◯委員外議員(山口和昭君)  261ページ、競輪事業ですけども、この夏の特別競輪が終わった後は若干駐車場の契約面積を減らすという方向で伺っておりますけれども、その後の状況をお聞かせいただきたい。 137: ◯公営競技事務所長(佐竹芳行君)  駐車場につきましては、今日平均入場者は2,000人ほどでございまして、競輪場の近辺の市の所有する駐車場で十分そこだけで足りているという状況で、その他の借地駐車場につきましてはほとんどあいている状況でございます。ことしは8月に全日本選抜競輪がございましたので、そのときに、やはりファンが大勢押しかけたときの対応ということで、借地駐車場を確保してておりましたけれども、その後、返還しなければいけない状況に来ているんですが、なかなか進んでいないというのが現状でございます。ちなみに地権者は今35名で、約4万m2ほど借りておりまして、その賃貸料は、固定資産税と都市計画税の合計額の2倍で、年間約3,500万円ほど支払っております。競輪事業は大変厳しい状況が続いておりますので、このような固定経費を少しでも削減するために今後より一層返還に努めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いします。 138: ◯議長(野村 弘君)  今の件なんですけども、そういうふうに努めていただくことは僕は結構だと思うんですけども、例えば大きな大会を大垣競輪場が招聘しようとした場合に、駐車場が2万台以上確保できる敷地を持っていますよとかいうような規定はないんですか。 139: ◯公営競技事務所長(佐竹芳行君)
     そういう規定はございませんが、ファン対策のために万全を期すように、予定するファンの数の十分な駐車場を確保していくというのは施行者として当然の考え方としてありますので、ことしの実績を見ていますと、G1、特別競輪、こういうので大体マックスで5,000人ほどでございますので、駐車場は今以上に借りる必要はないと思います。そういう状況でございますので、最低限のものとしては確保していきたいという考え方がございますが、現在の状況、すべて必要かといいますとそういうふうにはならないと思いますので、努めて返していきたいという気持ちでございます。 140: ◯議長(野村 弘君)  だから、その辺をよく考えて、減らされることはいいことでありますので、それはそれで良なんですけども、今、所長は寂しいことを言われたけど、5,000人が1万人になる場合もあるわけですので、またそういう努力も日々していただいていると思いますので、そういうときに足らなんだということはだめなわけで、その辺をシビアな数字感覚を持って減らすものは減らしていただきたい、残すものは残すというようなことで、こちらからお願いしておきます。 141: ◯委員(粥川加奈子君)  143ページなんですけれども、これは大変難しいことだと思うんですが、4で戦略的中心市街地活性化推進事業という非常にすばらしい名前がついておりますが、なかなかはかどっていないのが実態だと思うんです。(1)の再生推進事業ですけれども、その中で200万円でマップとかの作成というふうに書いてありますが、調査もしていらっしゃるんだと思いますが、マップというのは、たしか大垣まつりか何かのときに配っていらしたのではないかということの確認ですが、なぜかというと、あれはほとんどごみになっていた記憶があるので、すごく何かむなしいなという感想を持っていますので、こういった事業の推進の仕方といいますか、その辺が、何がいいということは確かにわからないんですけれども、毎年毎年予算をつけていく中でなかなかはかばかしくない、もちろん市の努力だけでも難しいですし、商店街組合もいろいろ考えてはいらっしゃると思うんですが、この辺の助成の仕方といいますか、事業内容といいますか、その辺をちょっとお話しいただけませんか。 142: ◯商工観光課長(伊藤亮一君)  この中心市街地商店街再生推進事業でございますが、これは19年度から始まった事業でございまして、要は市商連の青年部の皆さんが、今後のまちづくりについて調査・研究するために、まちづくりアドバイザーの石黒先生を呼ばれて、その中で石黒先生の名前をつけて石黒塾というのをつくられて、その中で青年部の皆さんがいろいろ考えられて、街歩きマップでありますとか、まるごとバザールで街角案内人とか、いろんなことを進めておられます。そういった事業に対しての補助金ということでございます。よろしくお願いいたします。 143: ◯委員(石田 仁君)  145ページの2)の観光協会事業なので、観光協会のほうの関係になると思いますが、できることなら、おいしい大垣の水PR事業で、前からちょっと言われたんですけど、芭蕉葉の風は、森の深層水ですとか六甲の水ですとか、端的に皆さんわかりやすい名前がついていますが、これを見たときに、だれも何が何だかわけがわからないと。大垣の水でもいいじゃないかと、逆に。おかしな名前をつけるなよという話を当時お聞きしていまして、今64万7,000円の補助金なのであれですけども、大垣市としてもやはりそこらあたりはアドバイス的に、余りにも格好よ過ぎる名前をつけて本末転倒状態にならないようにしていただきたいかなと。それだけ要望します。 144: ◯委員外議員(丸山新吾君)  125ページの4の勤労者福祉サービスセンターの関係ですけども、これは前から市外の事業者にも会員になってもらうように私らは要望しておったんですけども、いまだにできていないのかな。この辺、どうなんですか。 145: ◯商工観光課長(伊藤亮一君)  サービスセンターのほうの会員拡大というところかと思いますが、やはり周辺の市町に拡大していきますと、このサービスセンターは大垣市独自で立ち上げておりますので、その辺の既存財産とか、管理運営費を各市町にどれぐらいの負担をしていただくかというようなところもございますので、その辺のところが非常に難しいところがございます。今後、サービスセンターのほうの理事会等で御協議いただくようにまたお願いをしてまいりたいと思っております。よろしくお願いいたします。 146: ◯委員外議員(丸山新吾君)  例えば、市の施設なんかでも市外の人は幾らでも使えるんだから、別に大垣市の事業だから市外の事業者は使えないという、そういう狭い考え方じゃなくて、ここにも書いてあるように、スケールメリットを生かそうと思えば、より広い会員獲得が必要だと思うので、そういう観点からも、そんな大きな障害になっていると思わないの、今の町村からお金がもらえないというのは。スケールメリットをさらに生かそうと思えば、そんなのをもらわなくても、各町村、隣の町村まで対象事業者を広げて会員獲得をしていただくようにしてください。要望というか、してください。 147: ◯委員長岡本敏美君)  そのほかに御質問はありませんか。─── ないようですので、以上で経済産業委員会関係の質疑を終了いたします。  続いて、建設環境委員会関係の質疑に入るに当たり、理事者に入れかわっていただきますので、暫時休憩いたします。              午後 2時16分   休 憩            ──────────────────              午後 2時20分   再 開 148: ◯委員長岡本敏美君)  再開いたします。  これより建設環境委員会関係について質疑を行います。  理事者においては、答弁がおくれるようでありましたら、申し出をいただきますようお願いします。  それでは、御質問はありませんか。 149: ◯委員(三輪雅務君)  122ページのクリーンセンター余熱利用拡大事業の結果を教えていただきたいのと、この中だけでここの発電はいけますよというお話なのかどうか。  それと、監査委員さんが出された意見書の23ページで、使用料及び手数料というところがあるんですが、不納欠損は昨年に比べて、金額的には779万円ですが、前年度の4倍近くになっているんですが、監査委員さんの説明では、ほとんど主なものが住宅使用料になっているんですが、不納欠損、これは市税ではないもの、使用料なので、どれだけのあれなのか私もちょっとわからないもので、その辺を含めて、何かこの不納欠損で処理する時期が来たものか、それともほかに理由があるのか、ちょっと教えていただきたいと思います。 150: ◯クリーンセンター所長(窪田一仁君)  クリーンセンターから、余熱利用の実績の報告について簡単に説明させていただきます。3月から余熱利用を拡大しておるわけですが、上半期の実績でございますが、電力量が30%以上上がりました。それで、電力の削減も58万kw、売電も88万kwということで、このままいきますと、増加する発電量は254万kwにはなります。それによりまして、受電電力の削減分が年間で1,200万円、売電電力が1,400万円、合計2,600万円の経済効果を見ております。また、あわせて、この電力は新エネルギーでございますので、このエネルギーを使うことによりましてCO2の削減もできます。受電電力が削減したものによりまして、CO2の削減が628万t、売電の関係で972t、合わせて1,600tのCO2の削減が可能になります。以上でございます。 151: ◯住宅課長(嵯峨崎治水君)  不納欠損のことについてお答えいたします。監査委員さんの資料23ページでございますが、民法174条の2第1項に基づきまして、裁判をかけたものが6人全員でございますが、これらが10年を経過いたしましたもので、その合計額が770万円ということでございますが、そういったものを不納欠損したものでございます。以上です。 152: ◯委員(三輪雅務君)  今の住宅の使用料は、裁判をやって結論が出て、何か10年をたたないとこういうふうにできないんですか。 153: ◯住宅課長(嵯峨崎治水君)  住宅使用料というのは、市役所にとりまして公の金でございますが、昭和59年、最高裁の判決も出ておりまして、公営住宅も個人と個人の債権であるというようなことが出されまして、それにつきましては地方自治法での不納欠損ではなくて民法を使いなさいということで、その中で裁判があったものは10年という規定がございます。通常は短期の消滅債権ということで5年でやるんですが、裁判で大垣市が勝訴し、明け渡しをしたわけですが、それについては10年ということになっております。 154: ◯委員(三輪雅務君)  裁判をやられて明け渡せと言ってから10年ということは、裁判をやってもほかにとるものは何もなかったのかなということですが、そういう理解でよろしいですか。待つより先に、もっと何らかの形でいただけるものがあればいただいてもらったほうがいいかなと思ったんですが。 155: ◯住宅課長(嵯峨崎治水君)  10年間何もなしで黙っていたわけじゃなくて、入居者本人及びその家族、それから入居のときに連帯保証人2名をつけていただくことが基準なんでございますが、入居から数年、十何年たっているうちに、連帯保証人のほうも行方がわからなくなったり亡くなられたりというような方が多うございますし、本人、市営住宅に入っておった者ですけども、なかなか払ってくれないというような状況がございます。 156: ◯委員(田中孝典君)  廃棄物の関係で、ダンボールコンポスト推進事業の119ページ、120ページの塵芥処理費、それから、121ページの3の(2)厨芥ごみ収集・高速堆肥化処理事業というところがちょっと関連性があるので質問いたしますが、端的に言いまして、ダンボールコンポストではなくて、どういうわけか本市の場合はダンボールコンポスト、九州から始まって生ごみを堆肥化するというところに引っ張られ過ぎているんですけども、国際標準から言えば、生ごみの一番無駄なのは、水気があって、水をただ運ぶだけで何tもの車を運搬させていくということなので、水気をどう飛ばすかということがごみの減量化、特に生ごみ系は最大というふうに言われているので、ダンボールコンポストで堆肥をつくるというのではなくて、3ヵ月で生ごみがゼロになりますから、家庭で置いておくと。ということは、家のダンボールコンポストで3ヵ月間水を切ってもらって、それがまだ半生であろうが何であろうが、それを生ごみとして出してもらえれば非常にごみの減量化に役に立つんですけども、そういうふうな発想で、民間がされるのは、家庭菜園がある人は堆肥にしてオーケーですけども、コンポストというところから外して、それをごみ収集車で集めて可燃ごみとして燃やすというふうな事業にできないのかということを一つお聞きいたします。今、頭打ちなんですね。この前の環境フェスティバルでも、ダンボールコンポストが普及しない。それはそうです。700円も1,000円も払って、まるきり何のインセンティブもなく、せいぜいごみ処理券が何枚か、あるいは十何枚か家に残るんだけど、それは個人の収入にはもちろんなりません。何のインセンティブもないまま、ただ環境によかれと思っている、いわゆるボランティアの人が頭打ちに来たということです。その間、市はごみ回収としては何の手も打ってこなかったんですけど、それは、いわゆる常識的には全然行政としては手を伸ばさなかったということなので、そうじゃなくて、全家庭でダンボールコンポストを使って生ごみの水分を落としてごみに出してくださいというようなやり方で、そのダンボールコンポストを使ってごみの減量化に協力してくださったところには、それで浮いた収益の分のどれだけかをペイバックするという、いわゆるインセンティブ方式というようなことを検討できないのかということです。それは、ほかのところにも当然入ってくるんですけども。  それで、2点目に入りますけども、厨芥ごみ収集・高速堆肥化処理事業というところで、今度は堆肥化されていますけども、実は私どもが数年前に、西濃、広域の職員で、スウェーデンがその当時ヨーロッパでは一番先進的でしたので、スウェーデンへ行ったとき、こういうことだったんです。調理くずと料理残渣をきれいに分けて処理をしていました。調理くずというのは、いわゆるオイル分とか塩分とかを入れていない調理の過程で出てくるくずです。これは堆肥です。食べ終わった後、マヨネーズが入ったり、しょうゆが入ったり、ソースが入ったりというようなものというのは、明らかにこれは可燃ごみとして処理をしていました。なぜなら、塩分、オイル分というのは、堆肥で土中に還元していくべき性質のものではないからですね。そうしたことを考えますと、給食センターとか市民病院の給食施設の調理残渣はオーケーですけども、食事をとった後の残渣については可燃ごみとして、同じく堆肥化するにしても処理すべきではないのかというのが2点目です。  あと、それから、ここには民間事業者からの受け入れのことは載っておりませんが、民間事業者、市内にたくさんある食堂施設や飲食施設、それからこの辺で一番進んでいるのは、実は滋賀の平和堂が物すごく進んだ取り組みをやっておるんですけども、そういう平和堂の残渣を堆肥化したりしていくような取り組みについて研究をされて、それを大垣方式として普及していくというようなことは検討されたか、この3点をお聞きいたします。 157: ◯資源対策課長(大山正行君)  今、委員が言われましたように、生ごみの80%は水分と言われています。それで、資源対策課のほうとしましては、昨年より生ごみ減量大作戦と銘打ちまして、従来からやっておりますコンポスト容器、それから電気式処理機、それから昨年よりダンボールコンポスト、それと水切り運動という四つを柱にしまして、生ごみ減量大作戦というのを銘打ってやってまいりました。それで、委員が言われましたように、確かに段ボールに関しましては、若干伸びがありません。5年で大体3,000世帯というのを予定しておったんですけど、今のところこの11月末現在で1,944世帯の新規の取り扱い利用者がございます。順調には消化しておりますものの、昨年に比べまして伸び率が低いというのは、これは事実でございます。それで、方法論として、いかにこれを普及していくかという研究としていろいろな形を部の中で検討している最中でございます。 158: ◯クリーンセンター所長(窪田一仁君)  厨芥ごみの調理の残渣と、それから食事をした後の食品残渣、これを分けて処理したらというお話でございました。今、同時に処理をしているのが現状でございます。今、ちょっと考えている中でございますので、十分検討して、取り入れることができればそうしたいと思っております。  それから、3番目の民間から出る食品残渣の受け入れの件でございますが、現在の食品残渣が、民間のほうでも逆にかなり利用価値が高いということで、いろんなところから、うちが回収している食品も何とか欲しいというような話が出ております。したがいまして、民間のほうの残渣につきましては、十分民間のほうで直接処理されると考えておりますので、そちらにゆだねておけばいいのかなというのは思っております。 159: ◯委員(田中孝典君)  ダンボールコンポストについて、ちょっとまだわかっていただけていないような気がするんですけど、要は水切りを一方でやっていて、一番水切りでいいのは、微生物発酵で、微生物が水を利用して発酵している中で水を飛ばしていく。水切りネットで水を飛ばしましょうとか、もう一度よく絞って家庭から出して水を減らしましょうなんていうのはペケなんですよ。それから、本当に地球環境からいうと、微生物でダンボールコンポストのようなはるかに安い、しかも再利用のできるペーパーを使って水切りをやるのに、今なお電気で生ごみ処理機をやっているということは、極めて地球環境に対して負荷が多いんですわ、たかだか水を飛ばすためだけに電気でやっているというのは。ですから、せっかく大垣市で市民の方がダンボールコンポストを始められたんでしたら、それを水切りとして大垣はこれをメーンに据えて、そのまま微生物が水を飛ばしてくれた後、可燃ごみで出していただければ、はるかに運搬コストが安くなるし、処理コストも安くなるし、水を熱をかけて飛ばす可燃の燃料も安くなる、そこに発想をぜひ一歩進めてほしいということです。ダンボールコンポストは堆肥になるから、堆肥じゃなくて、水切りのベストが発酵で水を切るんだというふうに進めて、そういう発想で一度御検討いただいてインセンティブをやらないとだめですよ。それでは伸びません。恐らく大垣では、2,000人の人たちが純粋なボランティア精神の人たちで、これ以上はふえていかない。何百円も払って1年に、ダンボールコンポストの箱が、三月とすると4回要るとすると、その都度買っていったらということを考えると、何千円という負担になりますから、そんなばかなことはないです。一生懸命やっている人が何千円も負担して、そのままごみを出している人は全然負担しないという逆現象が起きているから、これ以上はふえないです。そこは発想を変えないと僕はだめだと思います。  それから、農業をする人の立場からいうと、絶対に塩が入ったりオイルが入ったり、どこから出てきたかわからないようなものを堆肥として使用するというのは物すごく危ないことです。平和堂は自社だけでやっているんです。要は、入り口の農産物に対して認証をとっていますから、向こうは。認証をとった農産物を入れたところ、自社から出たということを、今度は自分のところが認証をつけて、それを堆肥化して、農家に補償してその堆肥を出しています。それくらいやっぱり民間事業者は堆肥というものに対してクオリティーを上げているんですね。ですから、どのようにやるかは別にして、今、食べた後のものも調理くずも一緒に堆肥にしていくということは極めて暴力的なやり方ですので、早晩そのやり方はだめだというところが出てきますと、もし市内でやっている食品業者の方もみんなそういう形で暴力的な堆肥化をされているとしたら、どこかで足元をすくわれることになるので、今から検討をしておいてあげて、ダンボールコンポストで水切りして出したものは可燃ごみとして処理し、調理で出た野菜くず、あるいは魚くずとかは堆肥化するというような形をとられたほうがいいと思いますので、これは滋賀の平和堂がやっていますので、一度それを見に行かれたら参考になると思いますので、これは要望です。 160: ◯委員(日比野芳幸君)  115ページの環境対策のことなんですが、公害発生に対する行政指導というようなこと、そしてからまた苦情処理が198件もあるということなんですけども、この中でやはり何回も、複数回にわたる苦情というのもあると思うんです。そういうのに対して、苦情があったら当然見に行っていただいて対処はしておってもらえると思うんですけども、その後、やはり複数回あるということは監視が必要やと思いますが、その辺の体制というのはどういうふうにやってみえるか、ちょっとお聞きしたいです。 161: ◯環境衛生課長(高田正人君)  環境対策、特に公害苦情処理、こちらのほうは20年度で年間198件、ございました。若干昨年に比べて減ってきてはおるという状況でございます。特に多いのが、一番左の欄にあります大気汚染、この中に入ってまいりますのが野焼きというものでございます。このあたりは、通報を受けましたら早速私どもが出かけまして指導させていただくと、結構この苦情の中には、いわゆる畑の麦わらとか稲わらとか、こういった野焼きも入ってまいりますので、なかなか一概にすべてがだめだということも言えないということもあるんですが、できるだけ周りの方に迷惑がかからないように、時間帯とか風向きとか風の強さとか、十分気をつけてやってほしいということを指導してまいります。このあたりが繰り返しが結構多い部分と今のところ認識いたしております。いわゆるごみを燃やすという部分につきましては、一度申し上げますと、それ以降まずないというのが現状と今のところ認識いたしております。 162: ◯委員(日比野芳幸君)  今のお答えで、野焼きなんかの関係は、多分注意すれば、場所が変わるか、その人がやめるというふうに言えるんですけども、水質だとか騒音の関係になりますと、大抵は同じ場所から来る場合が多いと思いますので、そういう対応のことをちょっとお聞きしておるんですけども。 163: ◯環境衛生課長(高田正人君)  申しわけございません。ちょっと認識が違っておりました。特に騒音でございますが、こちらのほうは同じ場所からの苦情というのが確かに多うございます。ただ、騒音で規制できるというのが騒音規制法等によりまして上限が決められておりまして、それを超えると当然指導に入れるということがございますが、よくございますのが、そのぎりぎりのあたりで、若干低いんですが、その方にとっては大変気になるという部分でございます。このあたりは、すぐにうまく解決ができるというのもなかなか難しい部分がございますが、何回も何回もお邪魔をさせていただいて、その後どうなりましたかとか、何か対策はとっていただきましたとか、そういったことで積み重ねてお邪魔をしておるというのが現状でございます。 164: ◯委員(日比野芳幸君)  水のほうがちょっと欠けておると思うんですけども、水の場合は明らかに同じところというのは結構出てくると思うんです。そういう箇所についてはやはり追跡調査が必要だと私は思うんですけども、そういう対応はされているのかどうかということをちょっとお願いします。 165: ◯環境衛生課長(高田正人君)  水質に関しましても、特にラーメン屋さんとか、こういったたぐいで度重なるということが出てまいります。こういうところにつきましては、先ほどと同じように何回もお邪魔をさせていただいて状況を見せていただく。重点的に特にあそこはというところにつきましては、年に何回かお邪魔をさせていただくということで対応はさせていただいております。 166: ◯委員(石田 仁君)  260ページの駐車場事業会計の関係なんですが、235ページの特別会計に対する繰出金、先ほど、企画総務の段階でもちょっとお聞きしたんですが、駐車場事業会計に6,966万7,000円繰り出されていると。それで、きりちゃらになっているという状態で内容がわかりません。水門川はことしなくしたということなのであれなんですけれども、この当時、20年決算の段階でどういう状況下にあったのかということと、あと、1の人件費933万3,000円、職員数1人ということですが、駐車場の職員さんは市の職員がお一人でしたでしょうか。 167: ◯生活安全課長(川瀬修平君)  市営駐車場の状況でございますけども、平成20年度、状況としては変わりませんが、水門川駐車場が内容的に赤字であったと。あと、本町駐車場が赤字でございます。あとの駐車場につきましては一応黒字といった内容でございます。それと、駐車場の職員は、平成20年度当時は2人でございましたが、そのうち1人をここで見ていたということでございます。 168: ◯委員(石田 仁君)  2人ともあそこにみえたような気がするんですけど、1人しかここで見ていないという理由はよくわかりませんが。 169: ◯生活安全課長(川瀬修平君)  現在は正職員1人と臨時職員ですが、平成20年度は職員は2人おりました。 170: ◯委員(石田 仁君)  その1人分はどこで見ているんですか。 171: ◯生活環境部長(上田静夫君)  1人というのは、特別会計のほうの給与費です。臨時職員は賃金で見ておりますので、ここには賃金は出てきませんので、そういう意味で1人分を駐車場事業会計で見たということで、実際には職員は2人でやっています。あと、例えばシルバー人材センターに委託したり、そういったものはこの給与費には入っていないということで、1名分をここで見たということでございます。 172: ◯委員(石田 仁君)  僕は、2人ここで見るべき人が見えたというふうに記憶しておるんですけど、大丈夫ですか。部長が大丈夫やと言われるなら、私はもう何も申しませんので結構ですけど。  あと、水門川はなくなりますが、本町のほう、今、郭町パーキングが更地にされて、先進地事例ということで全国のそういった駐車場の関係の方が見にみえると。大変好評でいっぱいになっておるというようなお話も聞きますので、駐車場についても今までいろんな御提案があって、20分ただにしましょうとか、駅南のように、ただにしていても一番収益が上がっておるような状況下もありますし、そういった先進事例を考えながら、駐車場事業会計も一日も早く健全になるようにしていただきたい。要望で結構です。 173: ◯委員(粥川加奈子君)  161ページの9の既成市街地整備手法調査事業ですが、こういう聞き方はいいのかどうかちょっとわかりませんが、林町地内を調査されたようなんですけれども、こういうところは、実際に将来において整備する予定があるから調査されたのかなという思いで見ますが、大変困難なような気もするんですけれども、どうなのかなということが1点と、それから、その前のページの4の都市計画マスタープラン等策定事業で、これはコンサルタントに委託していらっしゃるのかなということと、1,556万1,000円の費用はどういうふうに使っていらっしゃるのかということ。  それから、ちょっと違う分野かもしれませんが、次のページの7の民間建築物アスベスト除去等支援事業の1件というのですが、これは要望があったところだけに補助を出されるのか、今後もこういったケースが出てきたときには予算がつけられるのかという3点をお尋ねしたいと思います。 174: ◯都市施設課市街地整備室長(北村弘司君)  委員からの質問がありました2点にお答えさせていただきます。  既成市街地整備手法調査事業ということですが、これにつきましては委員がお話しされたように、林町地区を対象に20年度実施をさせていただきました。この林町地区につきましては、狭隘道路、それから行きどまり道路等の状況があるということで、基礎的な地域の状況を調査する中で、面整備だとか線による道路整備、そういった手法がどういう形でとれるのかという基礎調査でございますので、その調査結果に基づきまして、今後どういうような整備手法が適用できるかということを検討していくということでの調査をさせていただいたものです。  2点目は、民間建築物アスベスト除去等支援事業でございますが、20年度につきましては、民間から募集をさせていただいて、お申し出が数件ありましたが、補助対象になった物件としては1件ということで申請に至ったものです。このアスベスト除去の調査ですが、含有調査でございますので、20年度につきましては、調査結果で除去しなければいけない基準の0.1%を下回るというか検出されなかったケースということで、除去までには至らなかったということです。 175: ◯都市計画課長(安田浩二君)  160ページ、都市計画マスタープランの策定事業についての御質問でございますが、この事業は入札によります委託契約で、株式会社パスコのほうへ委託をさせていただいております。その項目の前にございます都市計画基礎調査事業をごらんいただきますと、19年度から20年度にかけまして都市計画の基本図を作成し直しております。こういったデータを活用いたしまして、御案内の線引き見直しを含め、22年の6月を目標に、大垣市、垂井町、神戸町、それから安八町と一緒にマスタープランを岐阜県の指導のもとに作成するものでございまして、広域的な連携調査等を同一業者で行っているものでございます。内容につきましては、ここにございますような区域区分の見直し、それから用途地域の見直しのための基礎資料の作成及び岐阜県、国との協議資料の作成に充てさせていただいております。 176: ◯委員長岡本敏美君)  そのほかに御質問はありませんか。─── ないようですので、以上で建設環境委員会関係の質疑を終了いたします。  以上をもって、質疑は終了いたしました。  これより採決いたします。  認第2号 平成20年度大垣市一般会計及び特別会計決算の認定については、認定することに御異議ありませんか。            (異議なし) 177: ◯委員長岡本敏美君)  御異議なしと認めます。よって、本決算は認定することに決しました。  以上で本会議からの付託議案の審査は終わりました。  これをもって、決算委員会を閉会いたします。              午後 2時52分   閉 会
               ────────────────── ○傍聴議員 5名 山口和昭 笹田トヨ子 野田のりお 川上孝浩 丸山新吾 発言が指定されていません。 Copyright © Ogaki City Assembly Minutes, All Rights Reserved. ↑ 本文の先頭へ...