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  1. 大垣市議会 2005-06-14
    平成17年第2回定例会(第3日) 本文 2005-06-14


    取得元: 大垣市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-05
    平成17年第2回定例会(第3日) 本文 2005-06-14 文書発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言単文選択全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者表示切り替え 全 37 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : ◯議長高畑 正君) 選択 2 : ◯第18番(横山幸司君) 選択 3 : ◯議長高畑 正君) 選択 4 : ◯市長小川 敏君) 選択 5 : ◯議長高畑 正君) 選択 6 : ◯教育委員会事務局長牧野義貞君) 選択 7 : ◯議長高畑 正君) 選択 8 : ◯第23番(長澤忠男君) 選択 9 : ◯議長高畑 正君) 選択 10 : ◯市長小川 敏君) 選択 11 : ◯議長高畑 正君) 選択 12 : ◯第23番(長澤忠男君) 選択 13 : ◯議長高畑 正君) 選択 14 : ◯第20番(富田せいじ君) 選択 15 : ◯議長高畑 正君) 選択 16 : ◯市長小川 敏君) 選択 17 : ◯議長高畑 正君) 選択 18 : ◯総務部長水井静雄君) 選択 19 : ◯議長高畑 正君) 選択 20 : ◯病院事務局長小川博隆君) 選択 21 : ◯議長高畑 正君) 選択 22 : ◯生活環境部長小倉竹治郎君) 選択 23 : ◯議長高畑 正君) 選択 24 : ◯都市計画部長清水義彦君) 選択 25 : ◯議長高畑 正君) 選択 26 : ◯水道部長(古川則義君) 選択 27 : ◯議長高畑 正君) 選択 28 : ◯第20番(富田せいじ君) 選択 29 : ◯議長高畑 正君) 選択 30 : ◯市長小川 敏君) 選択 31 : ◯議長高畑 正君) 選択 32 : ◯第20番(富田せいじ君) 選択 33 : ◯議長高畑 正君) 選択 34 : ◯議長高畑 正君) 選択 35 : ◯市長小川 敏君) 選択 36 : ◯議長高畑 正君) 選択 37 : ◯議長高畑 正君) ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:              午前10時      開 議 ◯議長高畑 正君)  ただいまから、本日の会議を開きます。  これより日程に入ります。  会議録署名者の指名を議題といたします。  本日の会議録署名者には、24番 林 新太郎君、25番 吉川 勝君の御両君を指名いたします。  昨日に引き続き、一般質問を行います。  順次、質問を許します。  18番 横山幸司君。           〔第18番 横山幸司君 登壇〕 2: ◯第18番(横山幸司君)  皆さん、おはようございます。2日目の1番ということで、一生懸命頑張ってまいりたいと思います。  それでは、通告に従いまして、3点にわたりまして、質問、提言をいたします。  まず、第1点目、大垣市給食センターについてであります。  南部給食センターは、昭和41年に建設され、39年の長きにわたって市内小中学校の給食事業を担ってきましたが、老朽化が目立ち、建てかえ時期の到来との声も久しく、やっとの思いで、去る3月議会において、給食センターの整備の検討として、PFI導入可能性についての調査費390万円が予算措置されたことは、御案内のとおりであります。また、先日行われました大垣商工会議所の定例会席上、小川市長は、南部学校給食センターについてPFI方式による建設、運営等に言及され、新築構想の一端を述べられました。時を同じくして、6月8日の業界紙中部版には、「「南部学校給食センター」の建替事業で、PFI導入を検討するため可能性調査を実施する。調査委託先を公募型プロポーザルで選定するため、募集要項を7月上旬に公告する。今回の調査で、従来の公共事業方式と比較したコストを試算し、検討のためのデータを入手したい考えだ。当初は5月中旬に募集要項を公告する予定だったが、議会説明の必要性が生じたため、議会終了後に公告することにした。事業計画では、現在の南部学校給食センターを大垣消防組合消防本部・中消防署の隣地、敷地面積7,644m2に移転改築する。新給食センターの規模は現在のところ未定だが、現給食センターと同程度となる見込み」等云々と掲載されておりました。今議会総務委員会では、その内容や建設・運営方式がどのように開示されるのかわかりませんが、担当課のお考えをお知らせください。南部給食センターの着工、完成時期、設置場所について、また建設・運営方式としてPFI方式の導入について、詳細なデータと可能性調査など、一歩踏み込んだ方向性を示していただきたいものであります。  そもそも、国においては、1999年、平成11年7月に、民間資金等の活用による公共施設等の整備等の促進に関する法律、いわゆるPFI、プライベート・ファイナンス・イニシアチブ推進法を成立させ、その促進が図られたところでありますが、既に実施された先進事例も数多く出ております。この方式は、学校、病院、市庁舎、市営住宅、文化施設、社会福祉施設など、さまざまな公共施設を整備する際に、施設の設計から施工、そして施設運営、維持管理や補修に至るまで、最も条件にかなった提案をした民間業者に一括して発注するという方式であります。メリットとして、地方自治体はその事業への投資費用が節約できることや、事業資金のすべてが民間受注者の負担で行われること、発注者は、その費用を長期間の分割払いにできるなど、財政的にいっときに多額の資金支出が避けられることなど幾つか挙げられております。先ほど冒頭で触れましたが、既に業界紙等で発表済みのこれらの案件につき、調査費390万円がどのように活用され、どのように市民に開示され、PFIのメリット、デメリット、先進他都市の動向も含めてよく研究されることをお願いいたします。そして、市民によくわかるよう開示、提供しながら慎重な推進をお願いいたすものであります。  次に、現況の大垣市南部・北部学校給食センターについて、従来からよく聞かされてきたことでありますが、保護者の方々から、学校給食のメニュー内容について、種類や品数について充実したものを、また栄養学的観点のみならず彩りや現代風にマッチした一層おいしく見せる給食、豊富なメニューなどについての要望を聞かされてきたところであります。極端な話、先進自治体では、私立の学校等で行われているようなメニュー選択制やコミュニティ・ランチ、カフェテリア方式といった運営方法まで行われている現在、大垣市も新しい規格で始められるわけですから、食器点数も現在の2点から将来は3点、4点へと進め、充実した内容の学校給食が行われますよう要望いたすところであります。ぜひ、よく調査、研究していただき、立派な給食センターの設立、運営をお願いいたします。  次に、岐阜国体について。  平成12年12月、岐阜国体の申請が日本体育協会の国体委員会で承認され、「二度目の国体開催に向けて大きく前進」と報道されておりました。7年後の平成24年の開催は、昭和40年の第1回岐阜国体から実に47年ぶりであり、第67回国民体育大会岐阜県準備委員会も設立され、スタートしたところであります。  さて、国のスポーツ振興基本計画の総論の冒頭には、「スポーツは、人生をより豊かにし、充実したものとするとともに、人間の身体的・精神的な欲求にこたえる世界共通の人類の文化の一つである。心身の両面に影響を与える文化としてのスポーツは、明るく豊かで活力に満ちた社会の形成や、個々人の心身の健全な発達に必要不可欠なものであり、人々が生涯にわたってスポーツに親しむことは、極めて大きな意義を有している」と述べられておりますが、体を思いっ切り動かすことや、スポーツをすることにより、私たちは、爽快感や、やり遂げた達成感、またチームワークによる連帯感、そしてスポーツそのものの楽しさや喜びなどを体で感じ、快適な日常生活を送ることができるようになります。また、スポーツは、体力の向上や、精神的なストレスの発散、生活習慣病の予防など、心身ともにバランスのとれた健康の保持、増進に役立つものとされていることは皆さん御承知のとおりであります。特に高齢化の急激な進展や、食生活の向上や、日常生活が便利になったことによる肥満や運動不足が原因となり、三大成人病、がん、脳卒中、心筋梗塞などに陥らないためにも、生涯にわたり多くの市民がスポーツに親しむことができる環境づくりを行わなければならないと考えられます。
     さて、皆さん、先週6月8日のサッカーワールドカップのアジア予選の実況中継やニュースを見られたことと思います。北朝鮮に2対0で勝ったときの先制ゴールを決めた柳沢選手や、後半44分時に相手ゴールキーパーをかわし2点目を決めた大黒選手の極限の中で放たれたプレーなど、私たちに大きな感動を与えてくれました。競技スポーツに打ち込む選手のひたむきな姿には、国民のスポーツへの関心を高め、我々に夢や感動を与えるなど、活力ある健全な青少年の教育、生涯学習、そして社会の形成にも大きく貢献するものと思います。また、スポーツをすることにより、自己責任、克己心、フェアプレー精神などの向上や、青少年のコミュニケーション能力を育成し、思いやりの心を育て、精神的なストレスの解消など、青少年の健全育成に貢献するものであります。そして、スポーツを通じて市民が交流を深めていくことは、地域の連帯感や活力の醸成につながっていきます。さらに、スポーツは世界共通の文化の一つでもあり、国際的な友好親善やスポーツ産業の広がりの中で、雇用創出や国民の健康増進により医療費の縮減にもつながる等々、多くの効果が期待されているところであります。  いよいよ、7年後に、スポーツの振興と健康、体力の保持増進、競技力向上の推進等を目指して、県民の総力を結集して、我が国最大のスポーツ祭典、国民体育大会が、平成24年、47年ぶりに再び開催の運びとなりましたことは、私たちの大きな喜びと期待するところであります。岐阜国体への市民の期待は大であります。  そこで、第1に、本市における開催への準備の状況や競技種目はどのようになりましたか、お伺いいたします。第2に、この大きな機会へ市民がどのように参加し、国体を共有して、市民や地域に根差した大会となっていけるのか、担当課は県との打ち合わせを進めていかれることと思いますが、今後、市民や学生への参加の呼びかけ、アピール、広告宣伝活動等、啓発活動について、どのような進捗状況かお伺いいたします。第3に、7年後といえども時のたつのは早く、今から将来を担う児童生徒等の中にも選手として活躍する人たちが生まれてくるでありましょうから、市内ジュニア選手の育成や県で行われているスーパージュニアスクール事業等、あらゆる機会を通して多くの青少年がより積極的にスポーツ文化に触れる機会を提供していただくとともに、競技力の向上、選手強化はもとより、競技会場、施設等の準備プロジェクトや、スタッフ等の強化推進をお願いするものであります。本市の今後の取り組み方につきましては、それぞれ前向きな御答弁を期待いたします。そして、岐阜国体の開催を契機として、大垣市と体育連盟が中心となって、市民のスポーツの振興と健康、体力の増進、競技力向上を推進していただくとともに、21世紀の大垣市を担う人づくりを目指して大きく飛躍していただきますようお願いするものであります。  次に、大垣市の文化力の向上のために。大垣市の文化芸術振興条例の策定については、今回で4回目の提言になります。  文化庁の河合隼雄長官は、ある講演会で、御自身の抑うつ症の治療中、文化や芸術に触れることにより症状を軽くさせ、乗り越えていかれた経験を通し、心の落ち込みは、文化芸術の力で元気を取り戻し、症状を軽くさせることができたと文化庁の長官を引き受けるときの心境を述べておられました。2001年12月7日に施行された文化芸術振興基本法の第4条、地方公共団体の責務について示された条文には、「地方公共団体は、基本理念にのっとり、文化芸術の振興に関し、国との連携を図りつつ、自主的かつ主体的に、その地域の特性に応じた施策を策定し、及び実施する責務を有する」と明記されております。また、その前文には、「文化芸術を創造し、享受し、文化的な環境の中で生きる喜びを見出すことは、人々の変わらない願いである。また、文化芸術は、人々の創造性をはぐくみ、その表現力を高めるとともに、人々の心のつながりや相互に理解し尊重し合う土壌を提供し、多様性を受け入れることができる心豊かな社会を形成するものであり」、中略、「文化的な伝統を尊重する心を育てるものである」とあります。まさに、文化芸術を愛し、創造し、生活の中で享受し、一層心豊かに生きていくことができると考えられ、地方自治体には、この理念を条例という形と施策によって市民に提示し、実施しなければならない使命があると考えます。この条例づくりの提言をいたして満4年が経過しようとしておりますが、いまだ姿形が見えません。なぜでしょうか。  さて、北海道の苫小牧市では、2001年12月に、国の文化芸術基本法を受けたものとして、いち早く、全国に先駆けて、文化の薫り高く潤いのある市民生活の形成に資することを目的とした市民文化芸術振興条例が制定されております。この条例の中で、市は文化芸術の振興に関する基本的な方針を定めることとしており、市民の文化芸術に対する意識の高揚を初め、芸術鑑賞等の文化芸術に接する機会の拡充などの推進を図るとして、市民の文化活動が盛んに推進されております。また、目黒区においても、区民の芸術文化活動の促進を初め、芸術文化の担い手の育成、芸術文化交流の促進、青少年の芸術文化活動の促進などを網羅した芸術文化振興条例が制定され、取り組みが推進されつつあるところであります。文化芸術振興基本法の前文には、「これまで培われてきた伝統的な文化芸術を継承し、発展させるとともに、独創性のある新たな文化芸術の創造を促進することは、我々に課された緊要な課題となっている」とあります。文化芸術は市民一人一人の持つ創造性を開き、多様性を尊重する社会をつくるための大切な要素であり、また青少年の豊かな心をはぐくむためにも重要な分野でもあります。老いも若きも、生涯学習においても位置づけられる文化芸術が大垣市民の中で着実に根づいて花開くために、一日も早く大垣市の文化芸術振興条例の制定をお願いするものであります。  第2に、地方分権、地域再生、地域活性化が叫ばれている中で、住民が最も頼りとする地域の共同体意識を高めていく力となるのが文化の力であると言われております。例えば、大垣まつりや十万石まつりなど、それぞれの町内にあるやまやみこしにより、また1市2町においても共同意識が生まれ文化が生まれております。桜まつりや水まつり、舟下り芭蕉祭など、それぞれの町や地域には伝統的な文化芸術があります。その中で、その中心で頑張っている若いリーダーたちや、子供のころから英才教育を受け、絵画や彫刻、ピアノや声楽、バレエや舞踊、お茶やお花といったそれぞれの道を進んで、芸術家や指導者となった市民が大勢おられます。その中から秀でた人を発掘して、学校教育や社会教育などにおける多彩な人材を臨時職員として採用し、その力を教育現場で発揮してもらうシステムづくりを考えてはどうか提言いたします。具体的には、小中学校の芸術教室に招かれる演奏家や芸術家、セミナーの講師となる文化人、舞台芸術を指揮する監督や専門スタッフなどを任期付の臨時職員として採用し、教育現場を初め生涯学習の推進の中で、大垣市の文化力の向上を目指し、推進をお願いするものであります。  第3に、文化芸術活動に関する情報提供などを行う総合窓口の設置であります。昨年5月に、岐阜市の文化センターにおきまして、国からは文化庁の課長さん、そして但馬久美さん、また県の局長さん、部長さんをお迎えし、文化芸術フォーラムを開催いたし、大垣市の関係幹部の職員の皆さんや文化連盟の方々に御参加をいただきました。その折に、種々の質問や要望をいただきました。また、同様に全国で行われた文化芸術フォーラムでいただきました要望を取りまとめた結果、芸術家や文化団体からは、活動を発表する機会や練習場の確保などで気軽に相談できる窓口が欲しいとか、国や自治体などの支援策についてどこに相談すればいいかわからない等々の意見が出ておりました。こうしたことから、本市においても芸術活動に必要な情報をつぶさに提供できる総合窓口をスイトピアセンターの中に設置していただきたく要望をいたします。また、文化事業団が提供されている種々の文化活動、スケジュールや広報おおがきに掲載されているイベント情報等々も、従来のホームページ、文化事業団のホームページ等々にさらにきめ細かく掲載いただき、最新情報なども広く提供されますよう、ここに要望いたすところであります。  以上、3点にわたりまして、質問、提言をいたしました。以上で終わります。 3: ◯議長高畑 正君)  市長。           〔市長 小川 敏君 登壇〕 4: ◯市長小川 敏君)  おはようございます。  それでは、岐阜国体について御答弁申し上げます。  第67回国民体育大会が平成24年度に岐阜県で開催されることが決定されております。全部で38競技が実施されますが、そのうち24競技の開催地が内定を受けております。本市におきましては、軟式野球、水球、柔道、フェンシングの4競技が内定を受けたところでございます。残りの14競技につきましては、本年度中に内定する予定でございます。国民体育大会は、広く国民の間にスポーツを普及し、国民の健康増進と体力の向上を図ることを目的として行われますので、この機会に市民一人一人がこの国体にかかわることで、開催に向けての機運を高めていきたいと思っております。今後、あらゆる機会をとらえて啓発活動を行い、市民への周知を図っていきたいと存じます。また、国体の開催は、地域スポーツの普及振興、競技力の向上、生涯スポーツへの参加などの絶好の機会でもありますので、7年後の開催に向けて各競技団体等の選手強化を図るとともに、部活動の強化指定や指導者派遣事業を充実させ、本市での開催が成功いたしますよう努めてまいりたいと存じます。御理解賜りますようお願いいたします。 5: ◯議長高畑 正君)  教育委員会事務局長。 6: ◯教育委員会事務局長牧野義貞君)  給食センターについて御答弁申し上げます。  南部学校給食センターは昭和41年5月に建設され、39年が経過し、老朽化が著しい状況になっております。その移転改築のため、既に外野3丁目地内の用地を土地開発公社にて先行取得いたしましたことは、御案内のとおりでございます。公共施設整備の新しい手法として、平成11年に施行されました民間資金等の活用による公共施設等の整備等の促進に関する法律、いわゆるPFI法に基づいた整備手法が近年注目されてまいりました。PFI法が施行されましてから、これまでに全国の公共施設で197件に上る実施方針が策定、公表されており、多くの自治体でこの方法を採用され、計画が進行されているところであります。そして、効率的かつ効果的な公共サービスの提供や市場原理による事業の効率化とコストダウンの実現など、最小限の投資で最大限のサービスを得られることが期待されております。本市におきましては、本年度にPFI手法導入可能性調査を実施する中で、従来の建設手法と、PFIによる建設手法との比較で生じるVFM、バリュー・フォー・マネーの確認や導入について総合的に判断しながら、改築の時期等も含めて検討を進めることといたしております。  次に、おいしい学校給食の要望につきましては、現在、学校給食は南部及び北部学校給食センター合わせて1日当たり1万5,000食を三つのメニューで実施いたしております。その中には季節料理やフレンドリーシティ料理などを取り入れながら、児童生徒に喜んで食べてもらえるよう工夫に努めているところでございます。御指摘のより一層メニューを充実させるためには、現在の食器の数を増加させ、御飯に汁物をつけることなどができるような環境整備をする必要があります。そのためには、洗浄機、コンテナなど、すべてを充実させる必要がございますが、両施設とも古く手狭な状況となっており、敷地的に対応が不可能な状況であります。今後、給食センター建てかえの折には、メニューの充実に向けて対応可能な施設となるよう十分考慮し、子供たちにおいしい給食を提供し、健康増進を考えてまいりたいと存じます。  次に、大垣市の文化力向上のためにについてでございますが、初めに文化芸術振興条例の策定につきましては、国で文化芸術振興基本法が制定されたのを受け、他県や他市におきましては、文化芸術の振興に関しての基本理念や、各自治体としての責務を盛り込み条例化されているところもございます。本市は、文化芸術性の高い文教都市として発展してまいりました。今後、こうした条例制定の重要性は十分認識いたしておりますので、他都市の事例を参考にして、調査、研究し、検討してまいりたいと存じます。  次に、大垣市文化事業団への音楽や美術等の若手芸術家等、専門スタッフの採用につきましては、現在本市では、文化庁事業の文化芸術事業や地元の音楽、美術団体等の人材を積極的に活用して、文教都市にふさわしい文化振興に努めているところでありますので、今後の検討課題としてまいります。また、芸術活動に必要な情報を提供する総合窓口や、ホームページの充実につきましては、既にスイトピアセンターを拠点とした文化芸術活動に関する公演や、展覧会のスケジュール及び事業内容等の情報を本市のホームページで紹介しているところであります。今後は、内容の充実を図るとともに市民の声を取り入れながら、検索しやすいホームページを検討してまいりたいと考えておりますので、御理解賜りますようお願いを申し上げます。 7: ◯議長高畑 正君)  次に移ります。  23番 長澤忠男君。           〔第23番 長澤忠男君 登壇〕 8: ◯第23番(長澤忠男君)  通告に従いまして、近鉄、JR鉄道無人駅などにトイレの設置について質問をいたします。  現在、近鉄養老線、揖斐線、JR美濃赤坂線などで、無人駅が西濃地方で17ヵ所ほどありますが、このうち大垣市内には6ヵ所の無人駅があります。そのほとんどの駅にトイレが設置されていません。特に美濃赤坂駅は、有人駅にもかかわらずトイレが設置されておりません。そこで、私は西濃地方の無人駅を調べてみましたところ、大半の駅に立派な水洗トイレが設置してありました。私は、無人駅である荒尾駅をいつも利用していることもあり、無人駅にはトイレはないものと思い込んでいましたが、ほかの町にある無人駅のほとんどが立派なトイレが設置されていることにびっくりしたのであります。特に、無人駅周辺の住民からは、駅近くで立ちしょんをよく見かけるとのことでもあり、民家にトイレを借りに駆け込むことも時々あるそうであります。文化の高い、環境に優しいまちづくりを進める本市にとって、こうした状況は一日も早く解消しなければなりません。最近、健康づくりの一つとして、また自然との触れ合いを兼ねたウオーク大会がよく開催されていますが、鉄道を利用して駅からウオーキングを始めることが多くあると聞いています。そんなとき、駅にトイレがないと参加者も大変困るのではないでしょうか。  私は、この鉄道駅のトイレ問題で一つの疑問を持ったのであります。15万都市の大垣市内の駅にはほとんどトイレがないのに、人口の少ない郡部の各町にはなぜ立派なトイレが設置されているのかということであります。本市は、かつて西濃周辺の町と大合併を進めてきましたが、郡部の町の合併に反対する人たちの声として上がっていたのは、合併して町が大きくなると、我々末端の住民の声は聞いてもらえなくなるのではないかと、そういう危惧がされているということでありました。郡部の町では、利用人口が少なくても、住民の声があればきめ細かい行政サービスをされているようであります。今回の鉄道駅のトイレ問題は、その行政サービスの違いの一つの参考になったような気がいたしてなりません。ぜひとも、鉄道各会社にトイレ設置を申し入れていただき、もしだめな場合は本市の責任で設置していただきたいと思います。市長のお考えをお聞きしたいと思います。参考までに、養老線の烏江の駅は近鉄が設置し、管理は養老町でありますが、他の駅はすべて各町が設置し、管理もされています。最近、市内各地域にあります公園にはほとんどトイレが設置されています。利用者が少なくても、人が一時的にでも集まる場所にはトイレが必要ではないでしょうか。駅を利用する人々のためにも、ぜひとも早期にトイレが設置されるように取り組んでいただきたいと思います。以上で質問を終わります。 9: ◯議長高畑 正君)  市長。           〔市長 小川 敏君 登壇〕 10: ◯市長小川 敏君)   近鉄、JR鉄道無人駅にトイレの設置について御答弁を申し上げます。  近鉄、JR東海ともに鉄道駅は、無人化に伴ってトイレが廃止されてきております。その理由として、JR東海は列車内のトイレを使用していただくという方針でございますし、また近鉄は管理の観点からトイレを設置しないと伺っております。その結果、近鉄養老線の大垣市内の無人駅には、御指摘のとおり、トイレが設置されておりません。今後の対応として、JR美濃赤坂駅につきましては、従業員トイレの利用等について協議してまいりたいと存じます。また、近鉄養老線につきましては、現在近鉄及び沿線自治体が集まって存続に関する検討が行われているところでございます。その方向性が定まったところで、トイレの設置につきましても協議を行ってまいりたいと存じます。御理解賜りますようお願い申し上げます。 11: ◯議長高畑 正君)  23番。           〔第23番 長澤忠男君 登壇〕 12: ◯第23番(長澤忠男君)  ちょっと市長に認識していただきたいんですが、実は養老線という表現でありますけれども、揖斐川町から大垣に来ている通称揖斐線、これは廃止議論が出ているんですか。私が聞いているのは、大垣から桑名へ行く養老方面の廃止をしたいということを聞いているんですが。私は少なくとも現在そういう方向にいっていない、まだ健全として鉄道を運行していくというようなところ、例えば美濃本郷、北池野、池野、北神戸、広神戸、ここらは全部無人駅でトイレが設置してあるわけですね。大垣市内の範疇では、北大垣と室駅、この二つが対象になるわけです。私は、初め東赤坂は大垣だと思っていましたら、場所が神戸町であるので、大垣市は関係ないとなりましたので、ただ一つ東赤坂だけが郡部でトイレがないと、こういうことであります。存続はもうずっと、今検討もされていない揖斐線の方はすぐにでも設置できるのではないかと、これが一つであります。  それから、養老線の方は、実は昨年も南濃町の方ですばらしいトイレがつくられましたし、それから烏江の駅も、これは近鉄がつくったんです。すばらしいトイレをつくりました。私は、ここに参考までに資料を持っているんですが、例えば養老線で多度町がつくったトイレなんかは、780万円もかけて立派なトイレをつくっているんですけども、こんなトイレは立派過ぎて、聞きますと、公園でつくられているトイレは300万円か400万円でできると、こういうことでありますので、私は少なくともそんなにお金をかけなくても各駅につくっていただきたい。養老線の方では美濃青柳、それから友江、大外羽、特に大外羽の駅は学生もたくさん乗降しますし、それからスポーツ公園もありますから、そこへ電車で来る人たちもお見えになります。特にここらは利用頻度が非常に高いと思いますので、学生たちが立ちしょんなんかしなくてもいいように早急につくるべきではないかと。もし本当に廃線になるのなら、私は仮設トイレを早急につくってもいいと、こんなふうに思っていますので、廃線の方向が検討されているだけで、今利用している人たちが困っている状態を見逃すのではなくて、私は市長の勇気を持った、わずかな人のためにでも手が届く、そういう行政をぜひやっていただきたい、こんなふうに思いますので、先ほどの答弁で十分こういうところも検討して、できるところは考えていきたいというふうに私は解釈しましたので、今の2回目の発言は要望としてお願いしておきますので、よろしくお願いします。 13: ◯議長高畑 正君)  次に移ります。  20番 富田せいじ君。           〔第20番 富田せいじ君 登壇〕 14: ◯第20番(富田せいじ君)  おはようございます。  通告に従いまして、質問をさせていただきます。  まず第1番目に、固定資産税の見直しについて。  これは、市場の地価が下がっていることは事実だと思います。その中、税額がややもいたしますと上がっておる部分があります、都市計画税でありますけれども。それで、市民、また大垣市に土地を持っておられる郡部の方から、下げられないかと、こういうことのお手紙とか、非常に景気が悪うございますので、そういう申し入れが来ております。それで、まず市長さんに、固定資産税の評価員名と監査委員名とその職務についてお尋ねしておきたいと思います。  次に、大垣市民病院のドクターの充実と良質看護士・ナースの増員について、質問なりお願いをしておきたいと思います。  医師の中に、やはり優秀と優秀でない方は当然出てくるかと思いますが、仕事を一生懸命される方とそうでない方もあるそうですが、その辺の給与面、給与待遇面が一律という部分もあるそうであります。その辺も若干問題の一つかと思いますけども、優秀な医師はわかるわけで、上司から見たらわかるわけで、給与と時間的待遇改善を強くお願いしておきたいと思います。やはり一生懸命働いていただくには、給与面と当然待遇面、時間的といいますと、結局忙し過ぎるということが中の方からもやはり出ておりますし、私どもが市民病院に参りましても、ああ大変だなというふうに思います。そんなところから改善を強くお願いすることと、それからそれを改善するにはやはり増員でありますので、医師の増員をお願いいたしたいと思います。よく委員会で収支のことが出るわけでありますけども、福祉と比べたとき、福祉は全面的に持ち出し、要するに支出だらけであります。だから、そういうところからいたしますと、病院というのは普通の他のところとは違うわけでありますから、健全経営の意味からいたしまして、収支の安定ということは当然というふうに考えられますけれども、しかしやはり市民、また市外の方もありますけれども、生命のことでありますので、万全を期していただくには、やはりそんなに収支云々ということを強調すべきでないと私は思って、委員会でいつも聞いておるわけであります。  それから、ナースのことでありますけれども、やはり中に対応の悪い方があるようで、市内を行き来しておりますと、そのために非常に嫌な思いをしたとかいう話をよく聞きます。市の幹部になられた方も、昨年か一昨年、他界されたときにも、非常に嘆き悲しむ形の中、非常に対応が悪かって、自分は一生懸命、職員として勤めてきたのにどうしてそんな対応しかしてもらえなかったかということをつい先般お聞きして、ああ、難しいものなのだなというふうにつくづく感じたわけであります。  それから、市民病院は、私どもはなれ親しんでおりますので、そんなに感じなかったんですけども、これは他から見ますと、周辺の整備、例えば急患が北側の、朝、特に8時から9時、10時、11時ごろまでですか、北の通路、要するに通路というか門というか、アクセスが非常に交通渋滞しておりまして、救急車もなかなか入りにくいと、そういうように思います。また、そういうことについて、この場、また委員会で何らかの改善策をというふうに思っておったわけでありますけれども、また発言をしておったわけでありますけれども、ある方から、失礼ですけど、こういう景気状況でありますので、店舗らしく活気のある状況でない店舗もありますし、空き地らしきところ、また閉鎖されているお店もあるわけで、今、財政的に多難な状況でありますので、すぐということはできないといたしましても、市長の在職期間にできないかどうかわかりませんが、5年か10年の目標で、例えば皆さん目をつぶっていただいて、北側の店舗が全部なかったらどのような市民病院の状況になるか、位置づけになるかということを考えていただいたときに、そのある方の提案ですと、どうしても店舗をやりたいというのなら、何も共済組合なり職員組合等に任せるだけでなしに、例えば車庫をつくったとします。例えば市の車庫をです。必要でありますから。それを例えば3階建てなり4階建て、北側でありますから、高層は無理といたしましても3階建てぐらいにして、そしてエレベーターでもつければいいわけでありますから、その中に店舗を移動していただくと。要するに大垣共立さんが対面にKixビルをつくられたようにやられたらいいのではないかと。市が相手でありますから、大垣市民病院が相手でありますから、地主の方も共立さんとは違って土地をとられてしまうというような意識も感覚も持たれることはないと思いますので、これはやはり英断をもって、ひとつ周辺整備、道路整備、それから、やはり近隣に結果的には住宅もあるわけですから、駐車で、または車の往来で不便が周りにも起きていることは事実でありますので、改善を10年ぐらいのスパンで考えていただきたい、そんなふうに思っております。  それから、私も気づいてはいなかったわけですけども、言われてみればそうだなと思っていますが、病院の中で右側通行、左側通行が整然としていないために、ぶつかって仕方ないと言われるわけであります。そう言われてみると、前から例えばこまのついたベッドが来ますと、参勤交代の大名ではありませんが、確かにどかなきゃならないことがあるわけで、床のライン引き云々ということを質問しましたら、局長さんから美化の点で誘導ラインはちょっと云々ということでありましたので、それはそうかなと。他の病院よりは整然として建物が並んでおるわけでありますので、そんなにわかりにくい病院ではないことは事実だから、それはそうかなと思いましたが、右側通行、左側通行のことはやはりもうちょっと整然とされたらいいのではないかというふうに感じております。  それから、ヘビースモーカーの患者さんだったと思うのですけども、先般たまたま歩いておりましたら市民病院の話になりまして、たばこを吸うのに、待ち時間が非常に長い、薬の待ち時間でも1時間も、1時間半にもなるときがあると。90分とかいうような言い方をされましたが、そんなときに、おれはたばこが好きなんやと、好きなものを全然吸うなといって、そういう状況になっておると。私も自分に吸わないので、ああ、そうですかということで局長さんにお尋ねしましたけれども、敷地内から全部取っ払ってしまったということであります。まあ、垣老もそうでありましたけれども、大垣流のやり方が私はあると思うのですね。例えば、全くなしになってしまったことは知らなくて、それはやっぱり趣味嗜好の云々。ただ、中が院でありますから、私もどうしてくれとまでは申し上げませんが、ただないというままでいいのかなというふうに思ってここに立たせていただいておりますので、いい方法があればまた御検討いただけたらと思っております。  それから、徳洲会の進出に関しては、大垣市が、また大垣市民病院が、まさに市民の方がおっしゃるには、圧力をかけて来ぬようにしておると。もうそう決まったというようなことも言われるわけで、どうもその辺のところがよくわからないので、ちょっとお尋ねして次に移りたいと思います。  次に、新聞紙上をにぎわしております墨俣町と安八町との下水道問題について。  新聞で見る限りしかわかりませんので、当市は静観であられるようでありますけれども、他人事ではありませんので、どのように、要するに台風で言うなら、こういうコースに来たときはこう、こういうコースに来たときはこうだというようなことに当然なろうと思いますので、じゃあ、最悪のコースに来たときにはどのように対応されるおつもりなのか。合併の云々のところの広瀬さんあたりの話に聞くと、名前を挙げて申しわけありませんが、総務委員会で全く違った話しか答弁されていなかったので、市長にこの点は大事な部分だと思いますので、あえてお聞きしたいと思います。  次に、キャリアカーの違法停車の問題でありますが、これはどうもトヨタとか日産の力があるがために、思い起こしますと昔の佐川急便の大事件が起きるまでは、事故が起きてももみ消されるということは私は耳にしておったわけでありますが、それから五、六年して事件になって、今はおとなしい佐川急便に変わったように思うのですが。私が何回も何回も、例えば258号で、僕は企業も企業だと思うんですよね。ホンダさんのディーラーにしても、トヨタさんにしても、全くだれもつけずに運転してきたその人の責任だというような形で、そこでキャリアカーを大動脈である258号等でとめて車の乗せおろしをしておる。それをディーラーは何も見て見ぬ振りしてやっておられる。それで、今から五、六年前のこのような場で、要するに建築確認や開発許可のときに適切な指導をということでお願いをいたしました。そうしますと、担当の方から、ちゃんと図面は出ておると。私がその図面を見ておりますと、ぎりぎりの歩道でキャリアカーが何とかその敷地に入れておるというような絵がかいてありました。ところが、そこにお客さんならお客さんの車がとまりますと、もう全然入れないというようなスペースであります。そういう状況でありましたので、これは両面で、一つはやはり事故が起きないといかぬのかなというふうに、本当にそんな気持ちになるわけでありまして、一つはやはり警察当局に市長から、先ほどのだれかしらの話じゃないけど、市長がやっぱり燃えてもらわなあかぬわけであります。きのうだったかな、だれやったかな、議員の方がおっしゃっていたように、市長は大垣の警察署の署長なんかとお会いになることが多いと思いますので、ただ団らんだけしておいでになることなしに、ここでお願いするようなことは市長からきちっと県警の方にお願いしていただくこと、それは必ずお願いしたいと思います。後刻できたら報告いただきたいと思います。  それから、もう一つは、建築指導で、もうちょっと厳しく、建てかえとかそういうときには必ずお願いをしておきたいと思います。私は、先代の市長のときに、市内の各所においての隅切りの問題、これもついでに申し上げておきますが。市長さん、あなたが市長職になられてからは隅切りがだんだんなくなってきております。前市長においてはなかなか返事をもらえませんでしたが、先ほど廃線になりかかっておっても、ああいう意見もあるわけで、市長も頭の中がいっぱいになられることばかりだと思います、財政的に。ですけども、大垣市内の、旧来の市内の百年の計からいきますと、隅切りができないと消防自動車に限らず非常に住みにくい町になるわけで、昨今あなたが市長になられてからは隅切りがだんだんだんだんなくなってきておるわけです。当時小倉市長さんには、私はなかなか返事をもらえなかったんですが、3回、4回の中で、それはやはり有償で市民の方から買い上げると。知れたものですから、3mなら3m、2mなら2mの隅切り、それの坪数なんていうのは知れたものでありますから、これが実施されておりませんので、市長さん、やはり担当部局に強くお願いはしておいていただいて、次の方に参りたいと思います。  5番目に、個人情報の管理についてでありますが、昨日も他の議員さんから質問がありましたので、簡単にお尋ねして終わりたいと思いますが、まずフロッピーの紛失というのが出てきたのか、このようなことがどうして起きたのか、対応のおくれと、議会人に知らせがなかったわけです。どうしてかということですね。私は気の緩みがあるのではないかと、こんなふうに思っております。それで、職員の執務室に市民が簡単に入れないようにすることが必要でないかと私は思います。特に、支所など、議員を含め自治会長も、何か我が家の部屋で団らんをしておるような感じの部分がありますので、やはりこの際、いろんな何を今尋ねても、市の職員の方にこのごろやられますのは、個人情報、個人情報、そのこと一つで議員がどうしても知らなきゃならない部分も個人情報で昨今来て、何でも個人情報、個人情報、自民党もいいかげんなものを決めたものやなと。いや、大事な部分もあると思いますけども、大変やなと。それは、そのことで何も勝手便利には使ってみえぬと思いますけども、非常にそこで遮られてしまう部分があって、その点からいきますと、それだけの大事なものを紛失しても、私は、テレビか、たしか町内を歩いていて知らされて、どうなっているんですかと事務方にお聞きしたらそうなんですというような話でしたので、やはり市長、気の緩みもあると思いますので、十二分にしっかり頑張っていただきたい。よろしくお願いして、1回目を終わりたいと思います。 15: ◯議長高畑 正君)  市長。           〔市長 小川 敏君 登壇〕 16: ◯市長小川 敏君)  墨俣町の下水道問題について御答弁申し上げます。  墨俣町の下水道につきましては、平成15年9月に、墨俣町の下水道を安八町の処理場に接続する内容の協定書が、県の立ち会いのもと、2町の間で締結をされております。しかしながら、本年5月19日に、安八町から協定書の白紙撤回の申し入れが墨俣町にありました。これを受けまして、墨俣町では、今月6日に、安八町に対しまして、協定書の白紙撤回の再考と協定書の履行の申し入れを行っておられます。本市といたしましても、墨俣町の意向を踏まえながら、問題解決に向け支援してまいりたいと存じますので、御理解賜りますようお願い申し上げます。 17: ◯議長高畑 正君)  総務部長。 18: ◯総務部長水井静雄君)   固定資産税の見直しについて御答弁申し上げます。  御質問の評価員、これは固定資産評価員でございますが、課税課長の宮部俊雄でございます。議会で御承認を賜っております。その職務でございますが、毎年4月における税額決定において、適正なる固定資産の評価を行い、税額を決定するものでございます。監査委員、これは固定資産評価審査委員会のことと存じますが、委員は3人お見えになりまして、委員長は堤 俊彦氏でございます。その評価額に御不満の場合、この審査委員会に申し立てされまして、その審査を行うものでございます。この委員会の委員につきましても、議会の議決を賜っております。以上でございます。 19: ◯議長高畑 正君)   病院事務局長。 20: ◯病院事務局長小川博隆君)  ドクターの充実、良質ナースの増員について、御答弁申し上げます。  初めに、医師及び看護師の充実についてでございますが、地域住民の信頼にこたえるため、優秀な医師や看護師の確保は大変重要であると認識しております。そうした中、本年5月1日現在、当院の医師は158人で、昨年より4人、看護師は686人で、昨年より25人の増員ができたところでございます。また、採用後における職員のレベルアップにつきましては、症例検討や各種の教育研修などを定期的に行っております。今後とも、適正な職員採用を推進し、良質な医療の提供ができるよう努力してまいりたいと存じます。  次に、病院西側の道路や北側の店舗などの周辺整備につきましては、用地の取得や建設費などの問題がございますので、大変難しい状況でございます。  次に、院内の右側通行についてでございますが、現在、当院には多数の患者さんやお見舞いの方々が来院され、廊下などが大変混雑していることは認識しております。したがいまして、職員には右側通行をするよう指導しております。今後は、来院される皆様にも右側通行をしていただくよう啓発してまいりたいと存じます。  次に、たばこを吸う場所の確保についてでございますが、平成15年5月に施行された健康増進法では、公共施設等における受動喫煙の防止がうたわれております。当院では、皆様の健康を守ることを使命としている立場から、院内の職場環境改善委員会で検討し、本年4月から敷地内禁煙を実施しているところでございます。また、県内では、岐阜大学附属病院や高山赤十字病院でも同様に実施されております。当院といたしましても、よりよい環境づくりのため、皆様の御理解、御協力を賜り、継続してまいりたいと存じます。  最後に、徳洲会病院の大垣地域への進出につきましては、新聞等で報道がなされておりますが、進出がなくなったという情報は把握しておりません。御理解賜りますようお願い申し上げます。 21: ◯議長高畑 正君)  生活環境部長。 22: ◯生活環境部長小倉竹治郎君)  キャリアカーの違法停車について御答弁申し上げます。  幹線道路におけるキャリアカーからの車の積みおろしにつきましては、これまでにも再三市内の事業者に対し、交通安全対策をお願いしているところでございます。今後につきましても、さらに敷地内の作業を基本とし、道路上においては、誘導員の配置などについて関係機関と連携を密にし、指導してまいりたいと存じます。御理解賜りますようお願い申し上げます。 23: ◯議長高畑 正君)  都市計画部長。 24: ◯都市計画部長清水義彦君)  キャリアカーの駐車スペースの確保につきまして、御答弁申し上げます。  駐車スペースの確保につきましては、開発許可、建築確認申請において法的に規制、あるいは指導をすることはできませんが、事業所の新設、改築の際には、駐車スペースを確保するよう開発許可などの申請時にお願いし、事業者の協力をいただいているところでございます。御理解賜りますようお願い申し上げます。 25: ◯議長高畑 正君)   水道部長。 26: ◯水道部長(古川則義君)  個人情報の管理について御答弁申し上げます。  今回の水道料金等口座振替請求の磁気テープ紛失につきましては、個人情報の取り扱いについての認識不足が最大の原因であったものと存じます。紛失に気づきました後は、庁舎内外の徹底的な捜索、大垣警察署への届け出、関係金融機関への連絡、報道機関への発表を行うとともに、該当するお客様へはおわび状をお送りするなど、一連の対策を講じてまいりました。このような状況の中、いまだ発見に至っておりません。今後、このような事態を招かないよう、個人情報の管理、職員の指導、研修を徹底し、再発防止に努めてまいる所存でございます。御理解賜りますようよろしくお願いを申し上げます。
    27: ◯議長高畑 正君)  20番。           〔第20番 富田せいじ君 登壇〕 28: ◯第20番(富田せいじ君)  キャリアカーの件でありますけれども、法律的にないとかあるとかというようなことは、私は余分な発言やと思いますので、今後はそういうことのないようにお願いして、次にまいります。  市長に実は答弁を最初から、通告のときから求めておりますし、それから、一番最初の固定資産税のことは、やはり市民が非常に苦しんでおられますので、市長さんに2回目からの答弁は重要な部分ですので、お願いしておきたいと思います。  それで、文書は垂井の若山という人から実は来まして、長松町の区域の農地を持っておられるということであります。そこで、時価相場というのか、評価は下がっておるのに全体的な税が上がったということであります。もっと安くならないかということであります。それで、私はこの方だけでなしに、町を見ておりますと、市長御存じのように、都市部に、中心部に住んでおられますので、空き店舗に限らず空き住宅が非常に多い大垣の昨今であります。そんなときに、例えば収入減とか、例えば雇用が事実ないわけであります。20代の方でも働く場がないためにおうちの中でうろうろされているような時代でありますので、大変な部分やと思いますけれども、1.4%ということでありますが、下げられないかということであります。ちょっと検討していただきたいと思います。  また、こんな話もあるんです。これは神戸町の方からですけど、中村隆男という人、中村さんが神戸町の総合体育館に2,031平米を貸されておるわけです。約束は、当時、十何年前になると思うのですが、1反20俵で1万7,800円ということで、土地代は15年間ずっと一律で79万円年間もらってきたと。ここに来て固定資産税が5,500万円云々に、0.85%掛けて58万円と一方的に決められて、今までどおりに頼みたいというふうにおっしゃっておられることでありますが、結局79万円が58万円に下げられてしまったということがあるわけであります。近隣では1反150万円で店舗等に貸されておるというようなことであるわけで、それで私は参考になったので、以上のような状況は地価が下がったからかなと思っておりますし、また町財政が苦しいからかなと思っておりますが、当市においてはこのようなケースがあろうかと思うんです。同じようなケースがあると思いますので、状況をちょっとお聞きしておきたいと思います。  それで、先ほど申し上げた、収入減、雇用のなさ、税の負担感が非常に大きいと思います。不満も市民の中にあります。昨日の部長さんの御答弁の中で、収納率も非常に悪いそうであります。それで、先ほど固定資産評価員の方の名前をお聞きしたのは、国の提示の路線価格でそのまんま、昨日も会計士さんと、税理士さんとちょっと話をしておりまして、そのまんまの金額で1.4のパーセンテージの掛け合わせだけで結局課税をしてきておるのではないかと。そうでない部分もあると思いますが、そうなると、その方もおっしゃっていたわけでありますが、職員とか監査委員とか、例えば固定資産評価員さんが怠慢と違うかと、もうちょっとこの現状を把握すべきでないかと。聞くやによると、監査委員さんも関係があるということをその方が言われるんですよね。今、監査委員というと寸田会計さんになると。そんな話も出まして、彼はあんまりそういう実践は経験ないからなというような話もされていて、そこで私はやはり新鮮な目を持っていただくために、監査委員なんかは外部監査委員でありますから重要でありますので、1期ごとに市長がかえられるべきと思うわけであります。  そんなところで、最後に固定資産評価員、それから職員は、見直しにどのように調査したのかお尋ねをするのと、税率の1.4%を下げればよいわけであって、どうして下げられないのか、下げないのかを市長にちょっと御答弁願いたいと思います。 29: ◯議長高畑 正君)  市長。           〔市長 小川 敏君 登壇〕 30: ◯市長小川 敏君)  通告にもございませんでしたし、具体的な箇所の問題については詳細を把握しかねることがございますので、答弁ができないわけでございますけども、標準税率、1.4%を採用しておるというのは、これは全国的にも標準的なことでありますし、またこれを下げてというところもないわけでございますので、標準税率を大垣市としても採用しているということでございます。また、現在の財政状況からするなら、この標準税率1.4%を下げるということは今後とも考えられないと思っております。 31: ◯議長高畑 正君)  20番。 32: ◯第20番(富田せいじ君)  自席で最後にお願いをいたしておきたいと思います。  多くの市民が増税に苦しんでおります。税の減額ができないか見直しを、今の市長の御答弁でありますが、1.4で、標準税率でやっておるということですが、それなら例えば各委員がどういう存在になるのかということになります。私は、要するに、財政が苦しいからという市長の御答弁もわかりますが、市民の方々の財政も大変であるということであります。それで、収入減と、それから雇用がないということ、これは国の責任かもわかりません、自分の責任かもわかりませんが、国の方が路線価等を決めてくるわけでありますけれども、少なくとも時価相場が下がっておるということは各委員がもっとそれをながめ、そのことについて、もっとある意味においたら忠実に委員としての職務をされるべきで、そういう意味では全うされていないと思いますので、市長から先ほどの委員の交代も含めてもう少し指導をしていただきたいとお願いをしておきます。以上です。 33: ◯議長高畑 正君)  以上をもって、一般質問を終了いたします。  本日、市長から、議第73号 附帯控訴の提起についてが提出されました。  これを日程に追加し、直ちに議題とすることに御異議ありませんか。           〔「異議なし」と言う者あり〕 34: ◯議長高畑 正君)  御異議なしと認めます。よって、これを日程に追加し、直ちに議題とすることに決定いたしました。  市長から、提案理由の説明を求めます。  市長。           〔市長 小川 敏君 登壇〕 35: ◯市長小川 敏君)  ただいま御上程になりました議第73号 附帯控訴の提起につきましては、平成17年5月26日言い渡しの岐阜地方裁判所大垣支部平成14年(ワ)第75号損害賠償請求事件の判決に対する原告の控訴に附帯して、同判決の取り消しなどを求めるため、名古屋高等裁判所に控訴を提起するものでございます。  何とぞよろしく御審議を賜りますようお願い申し上げます。 36: ◯議長高畑 正君)  ただいま上程中の各議案につきましては、お手元に配付してあります議案付託表のとおり、それぞれ所管の委員会に付託いたします。  お諮りいたします。  本日はこの程度をもって散会し、以降の日程については、別紙日程表のとおり、各委員会で御審査を願い、17日午前10時から本会議を再開して、各付託議案の委員長報告を願いたいと思います。これに御異議ありませんか。           〔「異議なし」と言う者あり〕 37: ◯議長高畑 正君)  御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたします。  なお、別紙日程表をもって、それぞれの招集通知にかえますので、さよう御了承願います。  本日は、これをもって散会いたします。              午前11時14分   散 会            ──────────────────  以上、会議の次第を記載し、その相違ないことを証するため、ここに署名する。                  議   長    高   畑       正                  議   員    林       新 太 郎                  議   員    吉   川       勝 発言が指定されていません。 Copyright © Ogaki City Assembly Minutes, All Rights Reserved. ↑ 本文の先頭へ...