議第54号 平成6年度大垣市一般会計補正予算中、当委員会関係の農林水産業費906万円の補正は、農業農村活性化農業構造改善事業に係る情報ネットワーク形成事業を実施した団体が、特色ある情報を映像ビデオに収録し、全国に配信する経費に助成するもの及び環境保全型農業実践地区のアイガモ稲作を推進するために、アイガモのひなを育てる施設を建設するために要する経費などが国、県の補助事業に採択されたことによる補助金等であり、原案のとおり承認することに決しました。
議第59号 大垣市企業立地促進条例の制定については、従来から工場設置奨励措置を講じているが、新たに情報サービス業や研究開発事業の知識産業に対しても立地奨励措置をとり、地域産業の高度化、活性化を図るため、大垣市工場設置奨励条例を全部改正するものであり、原案のとおり承認することに決しました。
以上、産業委員会の報告を終わります。
5:
◯議長(
鈴木一也君)
建設
委員長 桐山勝巳君。
〔建設
委員長 桐山勝巳君 登壇〕
6:
◯建設委員長(
桐山勝巳君)
去る9月19日、建設委員会を開会し、本会議から付託されました諸議案について審査いたしました結果を報告いたします。
議第54号 平成6年度大垣市一般会計補正予算中、当委員会関係の土木費の道路橋りょう費の道路新設改良費は、生活環境整備の推進のため道路舗装、側溝整備及び交差点改良事業費として1億6,400万円を、河川水路費の水路改良費は、国庫補助事業の準用河川、曽根川及び江西川改修事業費が確定したこと等により8,400万円を、都市計画費の都市計画総務費では、県施行街路事業の大垣環状線及び南高橋神戸線の事業費及び優良再開発建築物整備促進事業費が増額されたこと等により1億1,296万円を、公園新設改良費では、横曽根公園整備費及び浅中公園用地取得費等に1億8,170万円を、街路事業費では、高屋桧線及び昼飯大島線の国庫補助金の増額により事業費2億1,050万円をそれぞれ補正し、住宅費の住宅建設費は、本年度から2ヵ年事業で整備する和合団地の国庫補助金が大幅に来年度に繰り延べになったことに伴い2億2,790万円を減額し、あわせて債務負担行為2億2,790万円を増額設定するものであり、繰出金5,853万円は、下水道整備のため下水道事業会計へ繰り出すための補正であり、いずれも妥当なものと認め、原案のとおり承認することに決しました。
次に、議第55号 平成6年度大垣市下水道事業会計補正予算は、国庫補助事業の増額に伴い、これに伴う単独事業費を合わせて6億5,000万円を補正し、久徳町地内等の幹線整備等を推進するものであり、議第57号 平成6年度大垣市水道事業会計補正予算は、下水道事業の増加に伴う配水管布設がえ工事費等9,100万円を補正するものであり、2議案それぞれ原案のとおり承認することに決しました。
次に、議第65号 委託協定の締結については、近鉄養老線大垣-西大垣間軌道下函橋新設工事に係る委託協定を近畿日本鉄道株式会社と締結するものであり、妥当なものと認め、原案のとおり承認することに決しました。最後に、認第1号 平成5年度大垣市公営企業会計決算の認定についてのうち、当委員会関係の平成5年度大垣市水道事業会計決算については、決算書類により詳細な説明を受け、慎重に審査しました結果、これを認定することに決しました。
以上、建設委員会の報告を終わります。
7:
◯議長(
鈴木一也君)
民生環境
委員長 伊藤秀光君。
〔民生環境
委員長 伊藤秀光君 登壇〕
8:
◯民生環境委員長(
伊藤秀光君)
去る9月19日、民生環境委員会を開会し、本会議から付託されました議第54号 平成6年度大垣市一般会計補正予算について審査いたしました結果を報告いたします。
当委員会関係の総務費の交通安全対策費は、交通事故防止のため、道路標示設置工事費1,500万円を、また民生費の老人福祉費については、福祉の充実を図るため、在宅の要援護老人または重度身体障害者世帯の日常生活の利便を図るため、既存住宅の改善整備助成金600万円をそれぞれ補正するものであり、原案のとおり承認することに決しました。
以上、民生環境委員会の報告を終わります。
9:
◯議長(
鈴木一也君)
総務
委員長 吉川 勝君。
〔総務
委員長 吉川 勝君 登壇〕
10:
◯総務委員長(吉川 勝君)
おはようございます。
昨日、総務委員会を開会し、本会議から付託されました諸議案について審査いたしました結果を報告いたします。
議第54号 平成6年度大垣市一般会計補正予算中、当委員会関係の総務費、徴税費の賦課徴収費3,000万円は、法人市民税予定納付額の確定申告等に伴う過納金の還付金及び還付加算金であり、教育費の社会教育費、文化振興費100万円は皇女和宮顕彰事業補助金、図書館費50万円は図書購入費、青少年育成費200万円は青少年育成財団補助金であり、保健体育費、保健体育総務費835万円は体育連盟補助金等であり、いずれも市民各位の寄附金の趣旨に沿い補正するもので、歳入の市税、市民税の個人14億6,300万円の減額は、個人市民税の特別減税額で、これについては市債の住民税等減税補てん債として同額措置し、財源更正をするもので、繰越金5億2,274万円は、9月補正の財源として一般財源に充当するものであり、議第56号 平成6年度大垣市競輪事業会計補正予算については、特別競輪の実施等に伴う車券売上収入の増加により、払戻金等の経費55億300万円を補正するもので、両議案いずれも原案のとおり承認することに決しました。
議第58号 外国の地方公共団体の機関等に派遣される職員の処遇等に関する条例の制定については、国際協力等の目的を達成するため、海外への派遣職員の身分取り扱いの整備を図るもので、議第60号 大垣市職員団体の登録に関する条例の一部改正については、行政手続法の制定に伴い地方公務員法が改正されたので、同法の引用条項を整備するもので、議第61号 大垣市職員退職金条例等の一部を改正する条例の一部改正については、恩給法の改正に準じて、年金計算の基礎となる仮定給料年額、普通退職年金及び遺族年金の最低保障額、遺族年金の寡婦加算額をそれぞれ引き上げるもので、議第63号 大垣市非常勤消防団員等損害補償条例の一部改正については、非常勤消防団員等に係る損害補償の基準を定める政令の改正に伴い、補償基礎額、扶養加算額、葬祭補償額をそれぞれ引き上げるもので、議第64号 大垣市非常勤消防団員退職報償金支給条例の一部改正については、
消防団員等公務災害補償等共済基金法施行令の改正に伴い、退職報償金額を引き上げるものであり、以上5議案、いずれも妥当なものと認め、原案のとおり承認することに決しました。
議第66号 財産の取得については、小学校におけるコンピュータ支援学習機器8校分を取得するものであり、原案のとおり承認することに決しました。
次に、請願第3号 人権宣言に関する請願については、種々検討した結果、請願趣旨を体し、採択とすることに決しました。
以上、総務委員会の報告を終わります。
11:
◯議長(
鈴木一也君)
以上をもって、
委員長報告は終わりました。
この際、
発言の申し出がありますので、これを許可します。
28番
北村修保君。
〔第28番
北村修保君 登壇〕
12: ◯第28番(
北村修保君)
おはようございます。
ただいま総務
委員長より報告されました、人権宣言に関する請願につきまして、私は反対の立場の表明をいたします。
既に9月13日の本会議の一般質問及びきのうの総務委員会で、私はこの趣旨に反対する立場からの質問と意見を述べましたので、重複は避けたいと思いますので、大事な点4点を改めて強調したいと思います。
第1点は、形式だけはすべての差別を解消するという形をとりながらも、この請願者である部落解放同盟が目指しているのは、1997年3月をもって時間切れとなる地域改善財特法などの、同和事業を引き続き延長することをねらっていることであります。1969年からことしまでの25年間に12兆円の巨費を投じ、それまであった、いわゆる同和地域の差別を解消するため、環境整備や住宅改善から就職、就学等の各種の事業に力が注がれ、かつ同和教育の推進などによって、これまであった差別的な状態は基本的には解決される方向にあります。
第2点、そのため既に政府としても、これ以上特別の法律をもって同和事業を推進することはせず、一般的行政に移行させる方針をとっておられます。その立場から、1993年10月28日、総務庁の地対室長は、部落解放同盟が画策している部落解放基本法なるものに反対の態度を表明され、総務庁として恒久条例には反対の立場から、自治体などに条例や宣言など制定しないよう、宣言とは書いてないが、条例などでありますから宣言も含めております。制定しないよう指導していると述べられているのであります。
第3点、きのうの総務委員会でも、「現在岐阜県下においてはどれだけの都市が宣言しておられるか」との質問に対しても、「部落解放同盟からの請願により宣言した都市は皆無である」と答弁されております。その後私が調べたところによれば、岐阜市ではこれをきっぱりと拒否しておられるのであります。こうした中で、当大垣市がもしこの宣言を受けるならば、必ずや差別を解消せよということを理由にして、市独自による同和事業の継続を求めてくることは明らかであります。
第4点、さらにこれはひとり大垣市のみならず、これをてことしてまだ採択されていない県下の各都市や、とりわけ西濃地域の各町村に、大垣市が宣言をしたのだからという理由で、条例や宣言を強要し、引き続き利権絡みの同和事業を要求してくることは明らかであります。その影響ははなはだ大きいと言わざるを得ないのであります。したがって、悔いを千載に残すことになるでありましょう。既に全国各地での経験がそのことを示しております。以上の立場から、私は、今回の請願には反対であることを改めて表明いたします。
なお、一言付言すれば、既にこの請願の採択を見越して、市当局は宣言案なるものを内定しておられるようでありますが、なぜそう取り急ぐのか。国の方針や県下、また全国の情勢をよく見きわめ慎重に対処すべきであるということを強く要請するものであります。
以上をもって、私は反対の意見表明といたします。
13:
◯議長(
鈴木一也君)
これより各議案の採決に入ります。議第54号 平成6年度大垣市一般会計補正予算から、議第57号 平成6年度大垣市水道事業会計補正予算に至る4議案を一括採決いたします。
お諮りいたします。
4議案それぞれ原案のとおり決するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う者あり〕
14:
◯議長(
鈴木一也君)
御異議なしと認めます。よって、4議案それぞれ原案のとおり可決されました。次に、議第58号 外国の地方公共団体の機関等に派遣される職員の処遇等に関する条例の制定について、及び議第60号 大垣市職員団体の登録に関する条例の一部改正についてから、議第64号 大垣市非常勤消防団員退職報償金支給条例の一部改正についてに至る5議案の、合わせて6議案を一括採決いたします。
お諮りいたします。
6議案それぞれ原案のとおり決するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う者あり〕
15:
◯議長(
鈴木一也君)
御異議なしと認めます。よって、6議案それぞれ原案のとおり可決されました。次に、議第59号 大垣市企業立地促進条例の制定についてを挙手により採決いたします。
本案に賛成の諸君の挙手を求めます。
〔挙手多数〕
16:
◯議長(
鈴木一也君)
挙手多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。次に、議第65号 委託協定の締結について、及び議第66号 財産の取得についての両議案を一括採決いたします。
お諮りいたします。
両議案それぞれ原案のとおり決するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う者あり〕
17:
◯議長(
鈴木一也君)
御異議なしと認めます。よって、両議案それぞれ原案のとおり可決されました。次に、認第1号 平成5年度大垣市公営企業会計決算の認定についてを採決いたします。
お諮りいたします。
本決算を認定するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う者あり〕
18:
◯議長(
鈴木一也君)
御異議なしと認めます。よって、本決算は認定することに決しました。
次に、請願第3号 人権宣言に関する請願を採決いたします。
本請願の
委員長報告は採択であります。
本請願は、挙手により採決いたします。
委員長報告に賛成の諸君の挙手を求めます。
〔挙手多数〕
19:
◯議長(
鈴木一也君)
挙手多数であります。よって、本請願は
委員長報告のとおり決しました。この際、藤田 守君外10名から提出の市議第4号 公立小中学校事務職員・栄養職員に対する義務教育費国庫負担制度の維持に関する意見書、及び市議第5号 「日本の農林業と食料、環境を守る政策の確立」に関する意見書の両議案を一括上程し、直ちに議題といたします。
お諮りいたします。
両議案それぞれ原案のとおり決するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う者あり〕
20:
◯議長(
鈴木一也君)
御異議なしと認めます。よって、両議案それぞれ原案のとおり可決されました。
追加議案を配付いたさせます。
〔議第67号議案 配付〕
21:
◯議長(
鈴木一也君)
ただいま市長から、議第67号 大垣市人権を尊重する都市宣言についてが提出されました。
この際、これを日程に追加し、直ちに議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
市長。
〔市長 小倉 満君 登壇〕
22:
◯市長(小倉 満君)
本日提案いたしました議第67号 大垣市人権を尊重する都市宣言につきましては、市民の総意を結集して、人権の尊重を一層促進するため、都市宣言を行うものでございます。何とぞよろしく御審議をいただき、適切な御議決を賜りますようお願い申し上げます。
23:
◯議長(
鈴木一也君)
ただいま上程になりました議案につきましては、総務委員会に付託して御審査願いたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う者あり〕
24:
◯議長(
鈴木一也君)
御異議なしと認めます。よって、さよう付託することに決定いたしました。
この際、暫時休憩いたします。
午前10時29分 休 憩
────────────────
午前11時 5分 再 開
25:
◯議長(
鈴木一也君)
休憩前に引き続き、会議を開きます。上程中の議案については、総務委員会におきまして御審査願っておりますので、
委員長から御報告を願います。
総務
委員長 吉川 勝君。
〔総務
委員長 吉川 勝君 登壇〕
26:
◯総務委員長(吉川 勝君)
それでは、総務委員会の報告をさせていただきます。
休憩中に総務委員会を開会し、本会議から付託されました議第67号 大垣市人権を尊重する都市宣言について審査いたしました結果を報告いたします。
本案は、市民の総意を結集して人権の尊重を一層促進するためのものであり、原案のとおり承認することに決しました。
以上、総務委員会の報告を終わります。
27:
◯議長(
鈴木一也君)
以上をもって、
委員長報告は終わりました。
これより議案の採決に入ります。議第67号 大垣市人権を尊重する都市宣言についてを挙手により採決いたします。
本案に賛成の諸君の挙手を求めます。
〔挙手多数〕
28:
◯議長(
鈴木一也君)
挙手多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。
以上で議事全部を終了いたしました。
これをもって、平成6年第3回大垣市議会
定例会を閉会いたします。
午前11時 7分 閉 会
────────────────
以上、会議の次第を記載し、その相違ないことを証するため、ここに署名する。
平成6年 9月21日
議 長 鈴 木 一 也
議 員 横 山 幸 司
議 員 岩 井 正 一
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