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  1. 岐阜市議会 2021-03-06
    令和3年第1回(3月)定例会(第6日目) 本文


    取得元: 岐阜市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-06
    トップページ 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 令和3年第1回(3月)定例会(第6日目) 本文 2021-03-25 文書発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言単文選択全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者表示切り替え 全 83 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : ◯議長大野一生君) 715頁 選択 2 : ◯議長大野一生君) 715頁 選択 3 : ◯議長大野一生君) 715頁 選択 4 : ◯議長大野一生君) 725頁 選択 5 : ◯29番(井深正美君) 725頁 選択 6 : ◯議長大野一生君) 730頁 選択 7 : ◯30番(松原和生君) 730頁 選択 8 : ◯議長大野一生君) 739頁 選択 9 : ◯13番(若山貴嗣君) 739頁 選択 10 : ◯議長大野一生君) 742頁 選択 11 : ◯18番(江崎洋子君) 742頁 選択 12 : ◯議長大野一生君) 747頁 選択 13 : ◯24番(竹市 勲君) 747頁 選択 14 : ◯議長大野一生君) 752頁 選択 15 : ◯議長大野一生君) 752頁 選択 16 : ◯36番(田中成佳君) 752頁 選択 17 : ◯議長大野一生君) 754頁 選択 18 : ◯38番(堀田信夫君) 754頁 選択 19 : ◯議長大野一生君) 759頁 選択 20 : ◯議長大野一生君) 759頁 選択 21 : ◯議長大野一生君) 759頁 選択 22 : ◯議長大野一生君) 759頁 選択 23 : ◯議長大野一生君) 759頁 選択 24 : ◯議長大野一生君) 760頁 選択 25 : ◯議長大野一生君) 760頁 選択 26 : ◯議長大野一生君) 760頁 選択 27 : ◯議長大野一生君) 760頁 選択 28 : ◯議長大野一生君) 760頁 選択 29 : ◯議長大野一生君) 760頁 選択 30 : ◯議長大野一生君) 760頁 選択 31 : ◯議長大野一生君) 761頁 選択 32 : ◯議長大野一生君) 761頁 選択 33 : ◯議長大野一生君) 761頁 選択 34 : ◯議長大野一生君) 761頁 選択 35 : ◯議長大野一生君) 761頁 選択 36 : ◯議長大野一生君) 762頁 選択 37 : ◯議長大野一生君) 762頁 選択 38 : ◯議長大野一生君) 762頁 選択 39 : ◯議長大野一生君) 762頁 選択 40 : ◯議長大野一生君) 762頁 選択 41 : ◯市長(柴橋正直君) 762頁 選択 42 : ◯議長大野一生君) 762頁 選択 43 : ◯議長大野一生君) 763頁 選択 44 : ◯議長大野一生君) 763頁 選択 45 : ◯議長大野一生君) 763頁 選択 46 : ◯議長大野一生君) 763頁 選択 47 : ◯議長大野一生君) 763頁 選択 48 : ◯市長(柴橋正直君) 763頁 選択 49 : ◯議長大野一生君) 764頁 選択 50 : ◯議長大野一生君) 764頁 選択 51 : ◯議長大野一生君) 764頁 選択 52 : ◯議長大野一生君) 764頁 選択 53 : ◯議長大野一生君) 764頁 選択 54 : ◯議長大野一生君) 764頁 選択 55 : ◯教育長(早川三根夫君) 764頁 選択 56 : ◯議長大野一生君) 765頁 選択 57 : ◯議長大野一生君) 765頁 選択 58 : ◯市長(柴橋正直君) 765頁 選択 59 : ◯議長大野一生君) 766頁 選択 60 : ◯議長大野一生君) 766頁 選択 61 : ◯議長大野一生君) 766頁 選択 62 : ◯38番(堀田信夫君) 766頁 選択 63 : ◯議長大野一生君) 768頁 選択 64 : ◯議長大野一生君) 768頁 選択 65 : ◯議長大野一生君) 768頁 選択 66 : ◯議長大野一生君) 772頁 選択 67 : ◯議長大野一生君) 772頁 選択 68 : ◯議長大野一生君) 772頁 選択 69 : ◯議長大野一生君) 772頁 選択 70 : ◯議長大野一生君) 772頁 選択 71 : ◯議長大野一生君) 772頁 選択 72 : ◯議長大野一生君) 773頁 選択 73 : ◯35番(松原徳和君) 773頁 選択 74 : ◯議長大野一生君) 774頁 選択 75 : ◯議長大野一生君) 775頁 選択 76 : ◯議長大野一生君) 775頁 選択 77 : ◯議長大野一生君) 775頁 選択 78 : ◯議長大野一生君) 775頁 選択 79 : ◯議長大野一生君) 775頁 選択 80 : ◯議長大野一生君) 775頁 選択 81 : ◯(水川和彦君) 775頁 選択 82 : ◯市長(柴橋正直君) 775頁 選択 83 : ◯議長大野一生君) 776頁 ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1: 開  議   午前10時 開  議 [ 715頁]◯議長大野一生君) これより本日の会議を開きます。  本日の日程はお手元に配付申し上げたとおりであります。             ━━━━━━━━━━━━━━━━━ 第1 会議録署名議員の指名 2: [ 715頁]◯議長大野一生君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  本日の会議録署名議員は、会議規則第87条の規定により、議長において38番堀田信夫君、1番石原宏基君の両君を指名します。             ━━━━━━━━━━━━━━━━━ 第2 報第1号から第85 請願第4号まで 3: [ 715頁]◯議長大野一生君) 日程第2、報第1号から日程第85、請願第4号まで、以上84件を一括して議題とします。            ───────────────────              〔議 案 等 掲 載 省 略〕            ───────────────────            総 務 委 員 会 審 査 報 告 書  本委員会に付託の事件について、審査の結果、下記のとおり決定しましたので、会議規 則第109条の規定により報告します。                     記 ┌───────┬────────────────────────┬────────┐ │ 事件の番号 │    件              名    │ 議決の結果  │
    ├───────┼────────────────────────┼────────┤ │報第1号   │専決処分事項の報告について(令和2年度岐阜市一般│承      認│ │       │会計補正予算(第13号))           │        │ │       │ 第1条 歳入歳出予算の補正          │        │ │       │  歳入                    │        │ │報第2号   │専決処分事項の報告について(令和2年度岐阜市一般│承      認│ │       │会計補正予算(第14号))           │        │ │       │ 第1条 歳入歳出予算の補正          │        │ │       │  歳入                    │        │ │報第3号   │専決処分事項の報告について(令和2年度岐阜市一般│承      認│ │       │会計補正予算(第15号))           │        │ │       │ 第1条 歳入歳出予算の補正          │        │ │       │  歳入                    │        │ │       │ 第2条 繰越明許費              │        │ │       │  第9款 消防費               │        │ │第1号議案  │令和3年度岐阜市一般会計予算          │原案のとおり可決│ │       │ 第1条 歳入歳出予算             │        │ │       │  歳入                    │        │ │       │  歳出中                   │        │ │       │   第1款 議会費              │        │ │       │   第2款 総務費              │        │ │       │    ただし、第6項 企画費については所管分 │        │ │       │   第9款 消防費              │        │ │       │   第11款 公債費             │        │ │       │   第12款 諸支出金            │        │ │       │   第13款 予備費             │        │ │       │ 第2条 債務負担行為             │        │ │       │  納税通知書作成等業務委託費         │        │ │       │  庁舎跡活用事業者選定支援業務委託費     │        │ │       │  基幹系システム機器更新業務委託費      │        │ │       │  情報システム機器更改等支援業務委託費    │        │ │       │  本庁舎解体工事費              │        │ │       │  救急相談センター業務委託費         │        │ │       │ 第3条 地方債                │        │ │       │ 第4条 一時借入金              │        │ │       │ 第5条 歳出予算の流用            │        │ │第2号議案  │令和3年度岐阜市競輪事業特別会計予算      │原案のとおり可決│ │第13号議案 │岐阜市事務分掌条例の一部を改正する条例制定につい│原案のとおり可決│ │       │て                       │        │ │第14号議案 │岐阜市附属機関設置条例の一部を改正する条例制定に│原案のとおり可決│ │       │ついて(総務)                 │        │ │第17号議案 │岐阜市職員定数条例の一部を改正する条例制定につい│原案のとおり可決│ │       │て                       │        │ │第18号議案 │非常勤の特別職職員の報酬及び費用弁償に関する条例│原案のとおり可決│ │       │の一部を改正する条例制定について        │        │ │第54号議案 │岐阜市火災予防条例の一部を改正する条例制定につい│原案のとおり可決│ │       │て                       │        │ │第60号議案 │包括外部監査契約の締結について         │原案のとおり可決│ │第66号議案 │令和2年度岐阜市一般会計補正予算(第16号)  │原案のとおり可決│ │       │ 第1条 歳入歳出予算の補正          │        │ │       │  歳入                    │        │ │       │  歳出中                   │        │ │       │   第2款 総務費              │        │ │       │ 第2条 繰越明許費の補正           │        │ │       │  変更分中                  │        │ │       │   第9款 消防費              │        │ │       │ 第4条 地方債の補正             │        │ │第67号議案 │職員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正する条例│原案のとおり可決│ │       │制定について                  │        │ │第68号議案 │岐阜市基金条例の一部を改正する条例制定について │原案のとおり可決│ └───────┴────────────────────────┴────────┘  令和3年3月23日                       総務委員長  竹 市   勲  印)   岐阜市議会議長  大 野 一 生 様            ───────────────────          経 済 環 境 委 員 会 審 査 報 告 書  本委員会に付託の事件について、審査の結果、下記のとおり決定しましたので、会議規 則第109条の規定により報告します。                     記 ┌───────┬────────────────────────┬────────┐ │ 事件の番号 │    件              名    │ 議決の結果  │ ├───────┼────────────────────────┼────────┤ │報第1号   │専決処分事項の報告について(令和2年度岐阜市一般│承      認│ │       │会計補正予算(第13号))           │        │ │       │ 第1条 歳入歳出予算の補正          │        │ │       │  歳出                    │        │ │報第2号   │専決処分事項の報告について(令和2年度岐阜市一般│承      認│ │       │会計補正予算(第14号))           │        │ │       │ 第1条 歳入歳出予算の補正          │        │ │       │  歳出中                   │        │ │       │   第7款 商工費              │        │ │第1号議案  │令和3年度岐阜市一般会計予算          │原案のとおり可決│ │       │ 第1条 歳入歳出予算             │        │ │       │  歳出中                   │        │ │       │   第4款 衛生費中             │        │ │       │    第3項 環境費             │        │ │       │   第5款 労働費              │        │ │       │   第6款 農林水産業費           │        │ │       │   第7款 商工費              │        │ │       │ 第2条 債務負担行為             │        │ │       │  掛洞プラント運転管理業務委託費       │        │ │       │  新リサイクルセンター運転管理業務委託費   │        │ │       │  新型コロナウイルス感染症対応資金利子補給  │        │ │       │  レンタサイクル運営管理業務委託費      │        │ │       │  旧いとう旅館整備費助成           │        │ │       │  歴史博物館企画展会場設営等業務委託費    │        │ │第8号議案  │令和3年度岐阜市廃棄物発電事業特別会計予算   │原案のとおり可決│ │第9号議案  │令和3年度岐阜市食肉地方卸売市場事業特別会計予算│原案のとおり可決│ │第10号議案 │令和3年度岐阜市観光事業特別会計予算      │原案のとおり可決│ │第15号議案 │岐阜市附属機関設置条例の一部を改正する条例制定に│原案のとおり可決│
    │       │ついて(経済環境)               │        │ │第50号議案 │岐阜市自然・環境保全学習センター条例を廃止する条│原案のとおり可決│ │       │例制定について                 │        │ │第51号議案 │岐阜市レンタサイクル条例の一部を改正する条例制定│原案のとおり可決│ │       │について                    │        │ │第56号議案 │岐阜市立学校等体育施設夜間開放使用料徴収条例の一│原案のとおり可決│ │       │部を改正する条例制定について(経済環境)    │        │ │第59号議案 │岐阜市スポーツ交流センター条例の一部を改正する条│原案のとおり可決│ │       │例制定について                 │        │ │第63号議案 │令和3年度岐阜市中央卸売市場事業会計予算    │原案のとおり可決│ │第66号議案 │令和2年度岐阜市一般会計補正予算(第16号)  │原案のとおり可決│ │       │ 第1条 歳入歳出予算の補正          │        │ │       │  歳出中                   │        │ │       │   第5款 労働費              │        │ │       │   第6款 農林水産業費           │        │ │       │   第7款 商工費              │        │ │       │ 第2条 繰越明許費の補正           │        │ │       │  追加分中                  │        │ │       │   第7款 商工費              │        │ │       │ 第3条 債務負担行為の補正          │        │ │第71号議案 │岐阜市火入れに関する条例の一部を改正する条例制定│原案のとおり可決│ │       │について                    │        │ │第73号議案 │工事請負契約の締結について(東部クリーンセンター│原案のとおり可決│ │       │旧粗大ごみ処理施設解体工事)          │        │ └───────┴────────────────────────┴────────┘  令和3年3月23日                     経済環境委員長  井 深 正 美  印)   岐阜市議会議長  大 野 一 生 様            ───────────────────            厚 生 委 員 会 審 査 報 告 書  本委員会に付託の事件について、審査の結果、下記のとおり決定しましたので、会議規 則第109条の規定により報告します。                     記 ┌───────┬─────────────────────────┬────────┐ │ 事件の番号 │    件               名    │ 議決の結果  │ ├───────┼─────────────────────────┼────────┤ │報第3号   │専決処分事項の報告について(令和2年度岐阜市一般 │承      認│ │       │会計補正予算(第15号))            │        │ │       │ 第1条 歳入歳出予算の補正           │        │ │       │  歳出                     │        │ │       │ 第2条 繰越明許費               │        │ │       │  第4款 衛生費                │        │ │第1号議案  │令和3年度岐阜市一般会計予算           │原案のとおり可決│ │       │ 第1条 歳入歳出予算              │        │ │       │  歳出中                    │        │ │       │   第2款 総務費中              │        │ │       │    第6項 企画費中所管分          │        │ │       │   第3款 民生費(第6項 市民協働推進費は除 │        │ │       │       く)                │        │ │       │   第4款 衛生費(第3項 環境費は除く)   │        │ │       │ 第2条 債務負担行為              │        │ │       │  高島屋南地区公共施設整備工事費        │        │ │第3号議案  │令和3年度岐阜市国民健康保険事業特別会計予算   │原案のとおり可決│ │第4号議案  │令和3年度岐阜市介護保険事業特別会計予算     │原案のとおり可決│ │第5号議案  │令和3年度岐阜市後期高齢者医療事業特別会計予算  │原案のとおり可決│ │第6号議案  │令和3年度岐阜市育英資金貸付事業特別会計予算   │原案のとおり可決│ │第7号議案  │令和3年度岐阜市母子父子寡婦福祉資金貸付事業特別 │原案のとおり可決│ │       │会計予算                     │        │ │第16号議案 │岐阜市附属機関設置条例の一部を改正する条例制定に │原案のとおり可決│ │       │ついて(厚生)                  │        │ │第19号議案 │岐阜市手数料徴収条例の一部を改正する条例制定につ │原案のとおり可決│ │       │いて(厚生)                   │        │ │第21号議案 │岐阜市福祉事務所設置条例の一部を改正する条例制定 │原案のとおり可決│ │       │について                     │        │ │第22号議案 │岐阜市養護老人ホームの設備及び運営に関する基準を │原案のとおり可決│ │       │定める条例の一部を改正する条例制定について    │        │ │第23号議案 │岐阜市特別養護老人ホームの設備及び運営に関する基 │原案のとおり可決│ │       │準を定める条例の一部を改正する条例制定について  │        │ │第24号議案 │岐阜市軽費老人ホームの設備及び運営に関する基準を │原案のとおり可決│ │       │定める条例の一部を改正する条例制定について    │        │ │第25号議案 │岐阜市指定障害福祉サービスの事業等の人員、設備及 │原案のとおり可決│ │       │び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する │        │ │       │条例制定について                 │        │ │第26号議案 │岐阜市指定障害者支援施設等の人員、設備及び運営に │原案のとおり可決│ │       │関する基準等を定める条例等の一部を改正する条例制 │        │ │       │定について                    │        │ │第27号議案 │岐阜市障害福祉サービス事業の設備及び運営に関する │原案のとおり可決│ │       │基準を定める条例の一部を改正する条例制定について │        │ │第28号議案 │岐阜市障害者支援施設の設備及び運営に関する基準を │原案のとおり可決│ │       │定める条例の一部を改正する条例制定について    │        │ │第29号議案 │岐阜市地域活動支援センターの設備及び運営に関する │原案のとおり可決│ │       │基準を定める条例の一部を改正する条例制定について │        │ │第30号議案 │岐阜市福祉ホームの設備及び運営に関する基準を定め │原案のとおり可決│ │       │る条例の一部を改正する条例制定について      │        │ │第31号議案 │岐阜市指定通所支援の事業等の人員、設備及び運営に │原案のとおり可決│ │       │関する基準等を定める条例の一部を改正する条例制定 │        │ │       │について                     │        │ │第32号議案 │岐阜市児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定 │原案のとおり可決│ │       │める条例の一部を改正する条例制定について     │        │ │第33号議案 │岐阜市児童保育条例の一部を改正する条例制定につい │原案のとおり可決│ │       │て                        │        │ │第34号議案 │岐阜市障害者福祉施設条例の一部を改正する条例制定 │原案のとおり可決│ │       │について                     │        │ │第35号議案 │岐阜市介護保険条例の一部を改正する条例制定につい │原案のとおり可決│ │       │て                        │        │ │第36号議案 │岐阜市指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運 │原案のとおり可決│ │       │営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例 │        │ │       │制定について                   │        │ │第37号議案 │岐阜市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及 │原案のとおり可決│ │       │び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する │        │
    │       │条例制定について                 │        │ │第38号議案 │岐阜市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関 │原案のとおり可決│ │       │する基準等を定める条例等の一部を改正する条例制定 │        │ │       │について                     │        │ │第39号議案 │岐阜市指定介護老人福祉施設の人員、設備及び運営に │原案のとおり可決│ │       │関する基準等を定める条例の一部を改正する条例制定 │        │ │       │について                     │        │ │第40号議案 │岐阜市介護老人保健施設の人員、施設及び設備並びに │原案のとおり可決│ │       │運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例 │        │ │       │制定について                   │        │ │第41号議案 │岐阜市指定介護療養型医療施設の人員、設備及び運営 │原案のとおり可決│ │       │に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定 │        │ │       │について                     │        │ │第42号議案 │岐阜市介護医療院の人員、施設及び設備並びに運営に │原案のとおり可決│ │       │関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定に │        │ │       │ついて                      │        │ │第43号議案 │岐阜市指定介護予防サービス等の事業の人員、設備及 │原案のとおり可決│ │       │び運営並びに指定介護予防サービス等に係る介護予防 │        │ │       │のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める │        │ │       │条例の一部を改正する条例制定について       │        │ │第44号議案 │岐阜市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、│原案のとおり可決│ │       │設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービス │        │ │       │に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する │        │ │       │基準等を定める条例の一部を改正する条例制定につい │        │ │       │て                        │        │ │第45号議案 │岐阜市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並び │原案のとおり可決│ │       │に指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的 │        │ │       │な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部を改 │        │ │       │正する条例制定について              │        │ │第46号議案 │岐阜市客引き行為等の禁止等に関する条例制定につい │原案のとおり可決│ │       │て                        │        │ │第47号議案 │岐阜市保健所及び市民健康センター使用料等徴収条例 │原案のとおり可決│ │       │の一部を改正する条例制定について         │        │ │第48号議案 │岐阜市市民健康センター条例の一部を改正する条例制 │原案のとおり可決│ │       │定について                    │        │ │第49号議案 │岐阜市食品衛生法施行条例の一部を改正する条例制定 │原案のとおり可決│ │       │について                     │        │ │第61号議案 │令和3年度岐阜市病院事業会計予算         │原案のとおり可決│ │第62号議案 │岐阜市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正す │原案のとおり可決│ │       │る条例制定について                │        │ │第66号議案 │令和2年度岐阜市一般会計補正予算(第16号)   │原案のとおり可決│ │       │ 第1条 歳入歳出予算の補正           │        │ │       │  歳出中                    │        │ │       │   第3款 民生費               │        │ │       │   第4款 衛生費               │        │ │       │ 第2条 繰越明許費の補正            │        │ │       │  追加分中                   │        │ │       │   第3款 民生費(第6項 市民協働推進費は除 │        │ │       │       く)                │        │ │第69号議案 │岐阜市福祉医療費助成に関する条例の一部を改正する │原案のとおり可決│ │       │条例制定について                 │        │ │第70号議案 │岐阜市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定に │原案のとおり可決│ │       │ついて                      │        │ │第76号議案 │令和2年度岐阜市病院事業会計補正予算(第3号)  │原案のとおり可決│ └───────┴─────────────────────────┴────────┘  令和3年3月23日                       厚生委員長  松 原 和 生  印)   岐阜市議会議長  大 野 一 生 様            ───────────────────          厚 生 委 員 会 請 願 審 査 報 告 書  本委員会に付託の請願は、審査の結果下記のとおり決定したから、会議規則第142条 第1項の規定により報告します。                     記 ┌───────┬────────────────────────────────┐ │請 願 番 号│請願第1号                           │ ├───────┼────────────────────────────────┤ │件     名│75歳以上の医療費窓口負担2割化に反対する意見書の提出を求める │ │       │請願                              │ ├───────┼────────────────────────────────┤ │受理年月日  │令和3年3月3日                        │ ├───────┼────────────────────────────────┤ │請願代表者  │岐阜市則武西2-1-17                    │ │住所・氏名  │岐阜市社会保障推進協議会 会長 小林明人 外1件        │ ├───────┼────────────────────────────────┤ │紹 介 議 員│井深正美、森下満寿美、堀田信夫田中成佳、服部勝弘、松原徳和、 │ │       │高橋和江、原 菜穂子                      │ ├───────┼────────────────────────────────┤ │審 査 結 果│不採択                             │ └───────┴────────────────────────────────┘  令和3年3月23日                       厚生委員長  松 原 和 生  印)   岐阜市議会議長  大 野 一 生 様            ───────────────────            建 設 委 員 会 審 査 報 告 書  本委員会に付託の事件について、審査の結果、下記のとおり決定しましたので、会議規 則第109条の規定により報告します。                     記 ┌───────┬────────────────────────┬────────┐ │ 事件の番号 │    件              名    │ 議決の結果  │ ├───────┼────────────────────────┼────────┤ │報第3号   │専決処分事項の報告について(令和2年度岐阜市一般│承      認│ │       │会計補正予算(第15号))           │        │ │       │ 第2条 繰越明許費              │        │ │       │  第8款 土木費               │        │ │第1号議案  │令和3年度岐阜市一般会計予算          │原案のとおり可決│ │       │ 第1条 歳入歳出予算             │        │ │       │  歳出中                   │        │ │       │   第8款 土木費              │        │ │       │ 第2条 債務負担行為             │        │ │       │  村山川河川改修工事委託費          │        │
    │       │  洞排水路改良工事委託費           │        │ │第11号議案 │令和3年度岐阜市駐車場事業特別会計予算     │原案のとおり可決│ │第20号議案 │岐阜市手数料徴収条例の一部を改正する条例制定につ│原案のとおり可決│ │       │いて(建設)                  │        │ │第52号議案 │岐阜市都市公園条例の一部を改正する条例制定につい│原案のとおり可決│ │       │て                       │        │ │第53号議案 │岐阜市みんなで創り守り育てる地域公共交通条例の一│原案のとおり可決│ │       │部を改正する条例制定について          │        │ │第55号議案 │岐阜市水防団設置条例及び岐阜市非常勤水防団員に係│原案のとおり可決│ │       │る退職報償金の支給に関する条例の一部を改正する条│        │ │       │例制定について                 │        │ │第64号議案 │令和3年度岐阜市水道事業会計予算        │原案のとおり可決│ │第65号議案 │令和3年度岐阜市下水道事業会計予算       │原案のとおり可決│ │第66号議案 │令和2年度岐阜市一般会計補正予算(第16号)  │原案のとおり可決│ │       │ 第1条 歳入歳出予算の補正          │        │ │       │  歳出中                   │        │ │       │   第8款 土木費              │        │ │       │ 第2条 繰越明許費の補正           │        │ │       │  追加分中                  │        │ │       │   第8款 土木費              │        │ │       │  変更分中                  │        │ │       │   第8款 土木費              │        │ │第75号議案 │市道路線の変更について             │原案のとおり可決│ │第77号議案 │令和2年度岐阜市下水道事業会計補正予算(第3号)│原案のとおり可決│ └───────┴────────────────────────┴────────┘  令和3年3月23日                       建設委員長  若 山 貴 嗣  印)   岐阜市議会議長  大 野 一 生 様            ───────────────────            文 教 委 員 会 審 査 報 告 書  本委員会に付託の事件について、審査の結果、下記のとおり決定しましたので、会議規 則第109条の規定により報告します。                     記 ┌───────┬────────────────────────┬────────┐ │ 事件の番号 │    件              名    │ 議決の結果  │ ├───────┼────────────────────────┼────────┤ │報第2号   │専決処分事項の報告について(令和2年度岐阜市一般│承      認│ │       │会計補正予算(第14号))           │        │ │       │ 第1条 歳入歳出予算の補正          │        │ │       │  歳出中                   │        │ │       │   第10款 教育費             │        │ │第1号議案  │令和3年度岐阜市一般会計予算          │原案のとおり可決│ │       │ 第1条 歳入歳出予算             │        │ │       │  歳出中                   │        │ │       │   第2款 総務費中             │        │ │       │    第6項 企画費中所管分         │        │ │       │   第3款 民生費中             │        │ │       │    第6項 市民協働推進費         │        │ │       │   第10款 教育費             │        │ │       │ 第2条 債務負担行為             │        │ │       │  外国語指導助手派遣業務委託費        │        │ │       │  薬科大学学生実習業務委託費         │        │ │第12号議案 │令和3年度岐阜市薬科大学附属薬局事業特別会計予算│原案のとおり可決│ │第57号議案 │岐阜市立学校等体育施設夜間開放使用料徴収条例の一│原案のとおり可決│ │       │部を改正する条例制定について(文教)      │        │ │第58号議案 │岐阜市公民館条例の一部を改正する条例制定について│原案のとおり可決│ │第66号議案 │令和2年度岐阜市一般会計補正予算(第16号)  │原案のとおり可決│ │       │ 第1条 歳入歳出予算の補正          │        │ │       │  歳出中                   │        │ │       │   第10款 教育費             │        │ │       │ 第2条 繰越明許費の補正           │        │ │       │  追加分中                  │        │ │       │   第3款 民生費中             │        │ │       │    第6項 市民協働推進費         │        │ │       │   第10款 教育費             │        │ │第72号議案 │工事請負契約の締結について(長良小学校プール及び│原案のとおり可決│ │       │長良公民館建築主体工事)            │        │ │第74号議案 │和解及び損害賠償の額を定めることについて(中学校│原案のとおり可決│ │       │いじめ事案)                  │        │ └───────┴────────────────────────┴────────┘  令和3年3月23日                       文教委員長  江 崎 洋 子  印)   岐阜市議会議長  大 野 一 生 様            ───────────────────          文 教 委 員 会 請 願 審 査 報 告 書  本委員会に付託の請願は、審査の結果下記のとおり決定したから、会議規則第142条 第1項の規定により報告します。                     記 ┌───────┬────────────────────────────────┐ │請 願 番 号│請願第2号                           │ ├───────┼────────────────────────────────┤ │件     名│日本政府に核兵器禁止条約の署名と批准を求める意見書採択について │ │       │の請願                             │ ├───────┼────────────────────────────────┤ │受理年月日  │令和3年3月3日                        │ ├───────┼────────────────────────────────┤ │請願代表者  │岐阜市徹明通7-13 岐阜県教育会館302号          │ │住所・氏名  │新日本婦人の会岐阜支部 支部長 和田玲子            │ ├───────┼────────────────────────────────┤ │紹 介 議 員│井深正美、森下満寿美、堀田信夫田中成佳、服部勝弘、松原徳和、 │ │       │高橋和江、原 菜穂子                      │ ├───────┼────────────────────────────────┤ │審 査 結 果│不採択                             │ └───────┴────────────────────────────────┘ ┌───────┬────────────────────────────────┐ │請 願 番 号│請願第3号                           │ ├───────┼────────────────────────────────┤ │件     名│県の責任による少人数学級の前進を求める意見書採択についての請願 │ ├───────┼────────────────────────────────┤ │受理年月日  │令和3年3月3日                        │
    ├───────┼────────────────────────────────┤ │請願代表者  │岐阜市徹明通7-13 岐阜県教育会館302号          │ │住所・氏名  │新日本婦人の会岐阜支部 支部長 和田玲子            │ ├───────┼────────────────────────────────┤ │紹 介 議 員│井深正美、森下満寿美、堀田信夫田中成佳、服部勝弘、松原徳和、 │ │       │高橋和江、原 菜穂子                      │ ├───────┼────────────────────────────────┤ │審 査 結 果│不採択                             │ └───────┴────────────────────────────────┘ ┌───────┬────────────────────────────────┐ │請 願 番 号│請願第4号                           │ ├───────┼────────────────────────────────┤ │件     名│令和3年度の小学校英語指導協力員・EFの派遣及びSTEAM教員 │ │       │の配置の継続を求める請願                    │ ├───────┼────────────────────────────────┤ │受理年月日  │令和3年3月3日                        │ ├───────┼────────────────────────────────┤ │請願代表者  │岐阜市徹明通7-13                      │ │住所・氏名  │岐阜県教職員組合 岐阜支部 支部長 片桐 豊 外10件     │ ├───────┼────────────────────────────────┤ │紹 介 議 員│井深正美堀田信夫、森下満寿美、田中成佳、服部勝弘、松原徳和、 │ │       │高橋和江、原 菜穂子                      │ ├───────┼────────────────────────────────┤ │審 査 結 果│不採択                             │ └───────┴────────────────────────────────┘  令和3年3月23日                       文教委員長  江 崎 洋 子  印)   岐阜市議会議長  大 野 一 生 様            ─────────────────── 4: [ 725頁]◯議長大野一生君) これら84件の各常任委員会における審査結果の報告を求めます。  経済環境委員長、29番、井深正美君。    〔井深正美君登壇〕 5: [ 725頁]◯29番(井深正美君) おはようございます。    〔「おはようございます」と呼ぶ者あり〕  経済環境委員長報告を行います。  今期定例会において、本委員会は、去る3月19日、22日及び23日の3日間にわたり委員会を開会し、付託されました専決処分事項の報告2件、議案13件について、現場視察を踏まえ、慎重に審査しましたので、以下、その経過及び結果について御報告申し上げます。  初めに、令和2年度岐阜市一般会計補正予算(第13号)に係る報第1号専決処分事項の報告についてのうち、本委員会所管分について及び令和2年度岐阜市一般会計補正予算(第14号)に係る報第2号専決処分事項の報告についてのうち、本委員会所管分については、いずれも異議のないところであり、全会一致をもって承認すべきものと決しました。  次に、第1号議案令和3年度岐阜市一般会計予算のうち、本委員会所管分についてであります。  本件審査において交わされました主な質疑の内容を申し上げます。  まず、衛生費に係る質疑についてであります。  一般ごみ収集及び粗大ごみ収集について、予算の増額理由を尋ねられたのであります。また、東部クリーンセンターに関し、火災事故に係る訴訟の進捗状況を問われたほか、新粗大ごみ処理施設の運転管理を行う事業者、その選定方法及び契約期間等を尋ねられたのであります。  さらに、災害廃棄物の仮置場とするための土地の購入について、現在の進捗状況を尋ねられたのであります。  また、新リサイクルセンター整備について、当センターで開始されるプラスチック製容器包装のリサイクルに当たり、その収集物の再資源化及び市民の分別意識を醸成するための啓発方法について尋ねられたのであります。  さらに、「ごみ1/3減量大作戦」市民運動に係るダンボールコンポスト普及促進補助に関し、ほかの自治体で普及が進んでいないことを指摘された上で、本市における普及に向けた方策を問われたのであります。  また、路上喫煙禁止啓発事業について、予算の減額理由を尋ねられた次第であります。  このほか、地球温暖化対策推進支援事業に係るゼロエネルギー住宅普及促進補助金に関し、1件当たりの平均補助額を尋ねられたのであります。  次に、労働費に関しては、就職バックアップに係る予算の減額理由を尋ねられた次第であります。  続いて、農林水産業費については、農業6次産業化支援に係る予算内訳を尋ねられたのであります。  次に、商工費に係る質疑について申し上げます。  まず、日本食文化会議2021岐阜開催負担金について、開催スケジュール、予算の増額理由及び県との連携の有無を尋ねられたのであります。  また、商店街空き店舗等活用について、大型店舗に関しては建物全体の活用を見込んで予算計上されているのかを確認されたのであります。  さらに、スタートアップ支援について、利用者の増加につながる相談員等の募集方法を問われた次第であります。  また、広告宣伝支援に関し、支援内容の変更の有無、申請実績及び新年度の申請見込みを尋ねられたのであります。  さらに、キャッシュレス決済を活用した地域経済活性化事業について、キャッシュレス決済を利用できない市民及び事業者に対する当局の考えを尋ねられるとともに、全市民が利用可能であるプレミアム付商品券の発行に対する当局の見解を問われたのであります。  加えて、今年度実施した当該事業に係る利用実績等に関する資料がキャッシュレス決済事業者から提出されないことに疑問を呈され、当局からは、利用者が登録する際、年齢等の報告が不要とされている旨の答弁がされたものの、公費を投入している以上、事業実施後の検証を十分に行うよう求められたのであります。  このほか、事業承継サポートについて、予算の減額理由を尋ねられたのであります。  また、中小企業金融調整貸付金について、中小企業への貸付方法を尋ねられた上で、新型コロナウイルス感染症の影響で売上げが減少したにもかかわらず、融資を断られる事例が見られることから、まずは中小企業を救済することを優先して融資を行うとの意見を述べられ、このような地域経済の現状について、当局の見解を求められたのであります。  さらに、レンタサイクルに関し、現在の利用状況について、当局の評価を尋ねられたのであります。  また、フォトツーリズム推進では、写真展示会の実施の有無等、事業内容を確認されたのであります。  このほか、インターネット旅行サイトを活用した観光推進について、事業内容を確認された上で、見込まれる成果を尋ねられた次第であります。  また、観光振興に関し、本市の魅力を発信するため、大河ドラマ館閉館後の新たな施策を尋ねられたほか、岐阜県が新年度から実施を予定している戦国武将観光をテーマとした魅力発信と広域周辺観光に係る各市町村の取組内容を尋ねられたのであります。  加えて、県内各自治体の観光資源をより一層生かすため、連携して観光施策を実施する考えの有無を尋ねられたのであります。  また、(仮称)境川花火ふれあい夏祭り開催負担金について、夏祭りの名称を変更した理由を尋ねられるとともに、負担金の縮小について、当局の見解を求められたのであります。  このほか、道の駅柳津交流センター運営管理に関し、当該センターは利用者が少ないことに加え、市外の物産が販売されていると指摘された上で、運営からの撤退について、当局の見解を尋ねられたのであります。  加えて、旧いとう旅館活用整備について、活用に向けた検討状況を尋ねられた次第であります。  大略、以上のような質疑を踏まえ、討論へと移行したところ、反対の立場の一委員から、次のような要望及び意見が述べられたのであります。  すなわち、キャッシュレス決済を活用した地域経済活性化事業について、前回の予算執行率は5割を下回っているにもかかわらず、総括がされないまま再事業化していること。キャッシュレス決済を利用できない市民及び事業者がいることは、地方自治法第10条の精神に反するとともに、市民の間に不公平が生じること。  (仮称)境川花火ふれあい夏祭り開催負担金に関し、岐阜を代表する長良川花火大会等への補助金と比較しても高額であるほか、名称変更のみで事業の根本的な見直しが行われていないこと。  道の駅柳津交流センターは、水防倉庫に変更するなど、施設の在り方を検討すべきであること。  以上の理由から、本議案には賛成できないと述べられたのであります。  一方、賛成の立場の複数の委員からは、それぞれ次のような要望及び意見が述べられたのであります。  すなわち、地球温暖化対策としても、これまで以上に市民がごみの減量やリサイクル等に関心を持つような取組を行うこと。  労働・雇用相談に関し、コロナ禍で仕事を失った方のニーズに応える内容とすること。  移住・就業等支援について、着実な事業実施に努めること。  商店街空き店舗等活用に関し、大型空き店舗等の活用が進むよう民間との連携をスケジュール感を伴いながら推進すること。  「Neo work-Gifu」について、多額の予算を投じる中で利用者が少ない厳しい状況に加え、同業種の民間参入が活発であること、さらに南庁舎跡地の活用が同様のコンセプトで検討されていることを踏まえれば、ますます競争が激しくなることが予想されるため、公費を投入している以上は起業希望者や経営者から求められるキーパーソンの選定においては、特に意を用いて努めること。  融資対策に関し、新型コロナウイルス感染症の影響で打撃を受けた事業者等に対して岐阜市信用保証協会が保証を断る事例が見られることから、国の指針に従い、着実に融資が行われるよう働きかけること。  また、特に打撃を受けた中小企業や飲食業及び観光業を支援するため、着実な予算執行に努めること。  レンタサイクルについて、ポートの無人化及びキャッシュレス化によって経費削減は見込まれるものの、コロナ禍で使用料収入が見通せないほか、市内業者への影響が懸念されることから、慎重に事業を遂行すること。  岐阜城跡の発掘調査など、岐阜市の魅力づくりに向けた取組を推進すること。  シビックプライドを醸成することで本市を活性化し、誰もが岐阜に住みたい、訪れてみたいと思えるようなまちづくりを行うこと。  以上のような要望及び意見が述べられた次第であります。  かかる討論を経て、本件を採決に付したところ、賛成者多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、第8号議案令和3年度岐阜市廃棄物発電事業特別会計予算についてであります。  質疑では、近年の電力需要について尋ねられたほか、個人による売電単価の違いを尋ねられたのでありますが、議案そのものには異議のないところであり、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、第9号議案令和3年度岐阜市食肉地方卸売市場事業特別会計予算については、異議はなく、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、第10号議案令和3年度岐阜市観光事業特別会計予算についてであります。  質疑では、鵜飼納涼観覧所撤去方法等検討について、今後の方針を尋ねられた上で、検討する際には隣接する道路や景観への影響を考慮するなど、慎重な対応方を求められたのであります。  また、岐阜城天守閣耐震化計画策定について、天守閣再建の可能性を尋ねられるとともに、将来の再建に当たっては、木造とするなど、当時の面影を色濃く残した天守閣となるよう要望されたのであります。  その後の討論においては、今年度ぎふ魅力づくり推進部や民間団体が行った取組を生かし、観光客の増加につながる鵜飼の魅力向上に努めるよう要望されたのでありますが、議案そのものには異議のないところであり、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、本委員会所管分の附属機関を規定する第15号議案岐阜市附属機関設置条例の一部を改正する条例制定について及び第50号議案岐阜市自然・環境保全学習センター条例を廃止する条例制定については、いずれも異議のないところであり、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、第51号議案岐阜市レンタサイクル条例の一部を改正する条例制定についてであります。  質疑では、新庁舎へのレンタサイクルポートの設置予定を尋ねられたのでありますが、議案そのものには異議はなく、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、本委員会所管分の使用料を規定する第56号議案岐阜市立学校等体育施設夜間開放使用料徴収条例の一部を改正する条例制定についてであります。  質疑では、空調使用料の減免対象者を尋ねられたほか、空調を利用しない選択もできることを確認されたのでありますが、議案そのものには異議はなく、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、第59号議案岐阜市スポーツ交流センター条例の一部を改正する条例制定について及び第63号議案令和3年度岐阜市中央卸売市場事業会計予算については、いずれも異議のないところであり、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、第66号議案令和2年度岐阜市一般会計補正予算(第16号)のうち、本委員会所管分についてであります。  質疑では、新型コロナウイルス感染症対策に係るキャッシュレス決済を活用した地域経済活性化事業について、8億1,000万円の予算のうち、約4億円の執行となった結果に対する当局の見解を求められたのであります。  また、国際交流・多文化共生推進事業に係る「東京オリンピック・パラリンピック」ホストタウン推進について、ホストタウン相手国の選手団による事前合宿の実施見込みを尋ねられたものでありますが、議案そのものには異議はなく、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、第71号議案岐阜市火入れに関する条例の一部を改正する条例制定についてであります。
     質疑においては、火入れの申請状況を尋ねられたのでありますが、議案そのものには異議のないところであり、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  最後に、東部クリーンセンター旧粗大ごみ処理施設解体工事に係る第73号議案工事請負契約の締結については、異議はなく、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、経済環境委員長報告とします。 6: [ 730頁]◯議長大野一生君) 厚生委員長、30番、松原和生君。    〔松原和生君登壇〕 7: [ 730頁]◯30番(松原和生君) おはようございます。    〔「おはようございます」と呼ぶ者あり〕  厚生委員長報告を行います。  今期定例会において、本委員会は、去る3月19日、22日及び23日の3日間にわたり委員会を開会し、付託されました専決処分事項の報告1件、議案43件、請願1件につきまして、慎重に審査しましたので、以下、その経過及び結果を御報告申し上げます。  初めに、令和2年度岐阜市一般会計補正予算(第15号)に係る報第3号専決処分事項の報告についてのうち、本委員会所管分についてであります。  質疑では、ワクチン接種に向けた対応の進捗状況及び本市の接種スケジュールを尋ねられたのであります。  また、接種の優先順位に関し、高齢者施設入所者とともに当該施設の従事者についても同じ順位に位置づけ、接種を行うべきと主張された上で、当局の見解を求められたのであります。  さらに、65歳未満の高齢者施設入所者の接種順位を確認されたのであります。  また、ワクチンの供給量など不透明な部分が多いことから、医療従事者が接種する前に高齢者への接種が行われる可能性について危惧されたのであります。  さらに、新庁舎や現庁舎を集団接種会場とする可能性を尋ねられたのであります。  また、独り暮らしの高齢者などは、ワクチン接種に係る通知内容が理解できないおそれがあることに懸念を示された上で、地域包括支援センターや民生委員と連携し、接種の働きかけを行う予定について問われたのであります。  加えて、岐阜市ワクチンコールセンターへの問合せ件数等を尋ねられたのであります。  また、16歳未満の方がワクチン接種の対象になっていない中、全ての年齢を接種対象として予算計上した理由を問われたのであります。  さらに、高齢者施設従事者PCR検査モデル事業に係る対象人数を確認されるとともに、県に対する負担金支払いの対応方を尋ねられたのであります。  大略、以上のような質疑を踏まえ、討論へと移行したところ、本議案に賛成の立場の複数の委員から、それぞれ次のような要望がなされたところであります。  まず、一委員は、新型コロナウイルスワクチン接種後のアナフィラキシー発生等に対応する体制を確保するよう要望されたのであります。  また、別の一委員は、ワクチン接種に係る冊子の配布など迅速な情報提供を行うよう当局の対応方を要請されたのであります。  加えて、他の一委員は、ワクチン接種の情報は誰もが知りたい情報であることから、できるだけ早く周知するよう当局の努力方を求められたのであります。  かかる討論を経て、本件を採決に付したところ、全会一致をもって承認すべきものと決しました。  次に、第1号議案令和3年度岐阜市一般会計予算のうち、本委員会所管分についてであります。  本件審査において交わされました主な質疑の内容を申し上げます。  まず、福祉部関連では、福祉まるごと支援員3人の役割に関し、地域包括支援センターとの違いを問われたのであります。  また、機能強化型地域包括支援センターに配置される3人の予算額との整合性について尋ねられたのであります。  加えて、福祉まるごと支援員は、本市独自の事業であること及び支援員3人を同一施設内に配置することを確認されるとともに、事務効率向上の観点から、3か所の各機能強化型地域包括支援センターにそれぞれ配置するよう当局の対応方を求められたのであります。  また、福祉の店運営費について、新庁舎における当該事業の実施方法を尋ねられたのであります。  さらに、独り暮らし高齢者等の自宅に設置している緊急通報装置の利用状況を確認されたのであります。  加えて、高齢者世帯エアコン購入費等助成に係る予算の積算根拠を尋ねられるとともに、市民への周知方法を確認されたのであります。  また、敬老事業における地区敬老会について、地区ごとに対応が異なっていることに言及された上で、今後の敬老会の在り方について当局の見解を求められた次第であります。  さらに、地域福祉コーディネーター配置事業に係る内容を確認されたほか、地域包括支援センター、地域福祉コーディネーター及び福祉まるごと支援員の連携に向けた取組方を尋ねられたのであります。  また、認知症高齢者等個人賠償責任保険事業に係る予算が前年度と比較して増額されている理由を問われたのであります。  加えて、成年後見センターに係る予算内訳を尋ねられるとともに、設置場所が新庁舎1階の高齢福祉課内であることを確認されたのであります。  また、認定就労訓練助成事業に係る内容を問われるとともに、農福連携の取組に対する当局の考え方を尋ねられたのであります。  加えて、住居確保給付金に係る予算が前年度と比較して大幅に増額となった理由を確認されたのであります。  次に、子ども未来部関連では、DV被害者同行支援に関し、本市のDV相談件数を尋ねられたのであります。  また、ドリームシアター岐阜について、利用状況を確認されるとともに、同施設と高島屋南地区公共施設整備における子育て支援施設のすみ分けについて問われたのであります。  さらに、子ども遊び場について、遊具等を利用する子どもが減少していることから、遊具等の設置の見直しや安全性の確保に向けた方策を確認されたのであります。  加えて、助産施設運営について、その内容を尋ねられたのであります。  また、結婚新生活支援事業について、現在、結婚に関する担当部局が分散していることから、担当部局の統一化に対する当局の見解を求められたのであります。  さらに、不育症検査費用助成に関し、不育症に悩む方の相談体制を尋ねられたのであります。  加えて、子ども食堂支援事業について、子ども食堂の実施団体数を確認されたのであります。  また、認定こども園に関し、私立幼稚園の認定こども園への移行状況を問われたほか、一時預かり事業(幼稚園型I)補助金の広域市町での実施状況を尋ねられたのであります。  さらに、子ども・若者総合支援センターについて、専門相談員確保の現状を確認されたほか、児童虐待に関する緊急性の高い相談の有無を尋ねられたのであります。  続いて、市民生活部関連では、まず、犯罪被害者等支援について、令和2年1月に制定された岐阜市犯罪被害者等支援条例による効果を尋ねられたのであります。  また、岐阜駅北地区客引き問題対策に関して、巡回指導員の活動内容等を確認されたのであります。  さらに、防犯・交通指導員の業務内容を尋ねられたのであります。  加えて、幼児・高齢者交通安全対策に係る予算が前年度と比較して減額されている理由を問われたのであります。  また、新庁舎におけるワンストップ窓口業務委託に係る予算が従来と比較して大幅に増額されている理由を尋ねられたほか、情報漏えいなどを防止するための委託業者に対するチェック体制の構築を求められたのであります。  さらに、マイナンバーカードの交付枚数等を尋ねられるとともに、住民票写し等のコンビニ交付の現状を確認されたのであります。  加えて、事務所リノベーション事業に関連して、新庁舎におけるワンストップ窓口で市民の利便性が向上することにより、各事務所の利用者の減少が想定されるとの見解を示された上で、事務所の今後の在り方を問われたところ、当局からは、新庁舎総合窓口の開設に伴い本庁機能が充実するとともに、地域の事務所においても機能拡充などにより住民サービスの向上に努めていることから、それぞれの窓口の利用実績などを踏まえ、人員配置を含めた適切な対応を行っていくとの答弁がなされた次第であります。  次に、健康部関連では、来年度の組織・機構改革において、新型コロナウイルス感染症の影響による業務量の増加を考慮した適切な人員配置がなされることを確認されるとともに、健康部職員の年次有給休暇及び超過勤務の実態を尋ねられたのであります。  また、岐阜市医師会看護学校施設整備費補助金の補助内容及び岐阜市医師会准看護学校運営費補助金の補助期間を尋ねられたのであります。  加えて、妊婦健康診査及び多胎児家庭サポートに係る予算額が前年度と比較して減額されている理由を問われたのであります。  さらに、不妊治療及び不育症に係る予算が計上されている子ども未来部との連携について尋ねられたのであります。  加えて、高島屋南地区公共施設における健康・運動施設について、器具等の設置時期を確認されるとともに、同施設の機能を高めるためのトレーニング機器の導入に対する当局の見解を問われたのであります。  さらに、新型コロナウイルス感染症の検査体制について、岐阜県内においても新型コロナウイルスの変異株が確認されたことを受け、その検査体制を問われたのであります。  このほか、本会議でも議論のありました会議の在り方について、開催に係る基準の制定などアフターコロナも見据えたオンライン会議に対する当局の見解を問われたのであります。  大略、以上のような質疑を踏まえ、討論へ移行したところ、反対の立場の一委員は、就労継続支援A型事業所において、仕事の減少、単価の引下げにより不安を感じていることに憂慮され、行政が手を差し伸べるなど仕事の確保に向けた当局の対応方を求められたのであります。  また、高島屋南地区に整備する健康・運動施設内に、中市民健康センターを移設することに憂慮を示された上で、コロナ禍において新たに人が密集する場を設けようとする当局の対応方に疑念を抱かれたのであります。  さらに、マイナンバー制度には、情報漏えいなどの問題があり不安が拭い切れないことから、本議案には賛成できないと主張されたのであります。  一方、賛成の立場の一委員は、新庁舎のワンストップ窓口に係る委託料が現行の約3倍となっていることに触れられた上で、委託業者に対する指導を徹底し、市民に喜ばれるようなサービスの提供に努めるよう要望されたのであります。  加えて、防犯灯の設置補助に関して、防犯灯のLED化は相手方からの申請に基づくのみではなく、各自治会に対し、積極的に推奨するよう当局の対応方を求められたのであります。  さらに、福祉まるごと支援員は新規事業であることから、活動報告を求めるなど事業成果の把握に努めるよう要望されたのであります。  また、同じく賛成の立場の別の委員は、新庁舎のワンストップ窓口に関し、便利で使いやすい市役所の実現に向け市民に対し十分な説明を行うことを要請されたのであります。  また、高島屋南地区公共施設整備について、完成に向けて広報PR活動を行うよう主張されたのであります。  かくして、本件を採決に付したところ、賛成者多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、第3号議案令和3年度岐阜市国民健康保険事業特別会計予算についてであります。  質疑では、収納業務委託について、受託者の雇用人数、給与の支払方法等を確認されたほか、本市の国民健康保険料の多寡に対する当局の見解を求められたのであります。  その後の討論において、反対の立場の一委員は、新型コロナウイルス感染症による市民生活への影響が大きい中、国民健康保険料の引上げは市民生活にさらなる影響を及ぼすことから、本議案には賛成できないと主張されたのであります。  かくして、本件を採決に付したところ、賛成者多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、第4号議案令和3年度岐阜市介護保険事業特別会計予算についてであります。  質疑では、一般介護予防事業のいきいき筋トレ体操普及啓発に関して、いきいき筋トレサポーターの男女比率及び年齢等を確認されるとともに、同体操の会場数を尋ねられたのであります。  また、コロナ禍での認知症初期集中支援チームの活動状況を確認された上で、地域包括支援センターとの連携を図ることにより、認知症を早期発見し治療に結びつけるなどの成果を問われたのであります。  加えて、認知症高齢者等見守りシール交付事業に係る予算が前年度と比較して減額されている理由を尋ねられるとともに、当該シールの利用状況を確認されたのであります。  さらに、認知症は高齢者にとって、認めたくない気持ちが強く、なかなか周囲へ相談することができないことから、こうした状況を打破できるよう当局の検討方を求められたのであります。  その後の討論においては、反対の立場の一委員は、第3号議案と同様の理由により、介護保険料の引上げには賛成できない旨を述べられた次第であります。  かくして、本件を採決に付したところ、賛成者多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、第5号議案令和3年度岐阜市後期高齢者医療事業特別会計予算についてでありますが、今年度において、低所得者世帯への均等割額の軽減措置が8割から7割となっており、被保険者の経済的負担が増加していることから、本議案には賛成できないとの反対討論がなされ、採決に付したところ、賛成者多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、第6号議案令和3年度岐阜市育英資金貸付事業特別会計予算について、第7号議案令和3年度岐阜市母子父子寡婦福祉資金貸付事業特別会計予算について及び本委員会所管分の附属機関を規定する第16号議案岐阜市附属機関設置条例の一部を改正する条例制定についての以上3件は、いずれも異議のないところであり、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、本委員会所管分の手数料を規定する第19号議案岐阜市手数料徴収条例の一部を改正する条例制定についてであります。  質疑においては、更新手数料の改正に伴う対象店舗等を確認されたのであります。  その後、討論へと移行したところ、反対の立場の一委員は、コロナ禍での手数料の引上げは事業者にとって大きな負担となることから、実施を見送るべきであると主張された次第であります。  かくして、本件を採決に付したところ、賛成者多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、第21号議案岐阜市福祉事務所設置条例の一部を改正する条例制定については、異議はなく、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、第22号議案岐阜市養護老人ホームの設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定について、第23号議案岐阜市特別養護老人ホームの設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定について、第24号議案岐阜市軽費老人ホームの設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定について、第36号議案岐阜市指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例制定について、第37号議案岐阜市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例制定について、第38号議案岐阜市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例等の一部を改正する条例制定について、第39号議案岐阜市指定介護老人福祉施設の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例制定について、第40号議案岐阜市介護老人保健施設の人員、施設及び設備並びに運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定について、第41号議案岐阜市指定介護療養型医療施設の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定について、第42号議案岐阜市介護医療院の人員、施設及び設備並びに運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定について、第43号議案岐阜市指定介護予防サービス等の事業の人員、設備及び運営並びに指定介護予防サービス等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例制定について、第44号議案岐阜市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例制定について、及び第45号議案岐阜市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例制定についての以上13件は、国の社会保障審議会介護給付費分科会の審議を踏まえた3年に一度の厚生労働省令の改正に伴う条例改正であることから、一括して審査したところであります。  質疑では、各施設及び事業所における人員配置の確認方法を尋ねられたのであります。  かくして、これら13件を順次採決に付したところ、いずれも全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、第25号議案岐阜市指定障害福祉サービスの事業等の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例制定について、第26号議案岐阜市指定障害者支援施設等の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例等の一部を改正する条例制定について、第27号議案岐阜市障害福祉サービス事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定について、第28号議案岐阜市障害者支援施設の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定について、第29号議案岐阜市地域活動支援センターの設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定について、第30号議案岐阜市福祉ホームの設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定について及び第31号議案岐阜市指定通所支援の事業等の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例制定についての以上7件は、国の障害福祉サービス等報酬改定検討チームの審議を踏まえた3年に一度の厚生労働省令の改正に伴う議案であることから、一括して審査をしたところであります。  質疑では、災害への対応において、地域住民の参加が得られるよう連携に努めることとした条例改正案に対する当局の見解を尋ねられたほか、3年に一度のサイクルで大幅な改正を行う根拠を問われたのであります。  かくして、これら7件を順次採決に付したところ、いずれも全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、第32号議案岐阜市児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定についてであります。  質疑では、改正内容を確認されたのでありますが、議案そのものには異議はなく、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、第33号議案岐阜市児童保育条例の一部を改正する条例制定についてであります。  質疑では、公立保育所の民営化に関し、移管先法人の保育士確保の現状を確認されるとともに、民営化に伴う現在の職員の異動について尋ねられたのであります。  また、民営化に際しての土地及び建物の取扱いを問われたのであります。  その後の討論においては、反対の立場の一委員から、保育現場の苛酷な状況などにより保育士確保が大変厳しい中、保育の質の低下を危惧する声もあることから、保育所は今後も直営において保育の質の向上に努めるべきであると主張されたのであります。
     かくして、本件を採決に付したところ、賛成者多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、第34号議案岐阜市障害者福祉施設条例の一部を改正する条例制定についてであります。  質疑においては、令和4年度からの第二恵光等の指定管理者制度の導入に向け、現在の施設の老朽化に伴う今後の対応方を問われるとともに、指定管理者制度導入後の行政によるチェック体制の構築を求められたのであります。  また、指定管理者制度導入に伴う職員の異動等による利用者の不安を和らげるため、現在の職員を3年間派遣することへの当局の見解を求められた上で、3年経過後の当該職員の処遇について問われたのであります。  さらに、本条例改正案第12条の職員の立入りについて、その実施体制を尋ねられるとともに、必要があると認めるときは立入検査を実施されることを確認されたのであります。  その後、討論へと移行したところ、反対の立場の一委員は、行政は指定管理者に対して監督する立場であるものの、これまでの施設入所者の生活が担保できるか憂慮を示されたところであります。  かくして、本件を採決に付したところ、賛成者多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、第35号議案岐阜市介護保険条例の一部を改正する条例制定についてであります。  質疑では、介護保険料の算定に用いる所得段階が一部集約された理由を確認されたほか、保険料の滞納状況を尋ねられたのでありますが、議案そのものには異議のないところであり、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、第46号議案岐阜市客引き行為等の禁止等に関する条例制定についてであります。  質疑においては、本条例を制定するに至った背景を尋ねられたほか、違反行為者に対し過料を科すまでの手続を確認されたのであります。  また、現在の客引き行為の状況を尋ねられたのでありますが、議案そのものには異議はなく、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、第47号議案岐阜市保健所及び市民健康センター使用料等徴収条例の一部を改正する条例制定について及び第48号議案岐阜市市民健康センター条例の一部を改正する条例制定については、いずれも異議はなく、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、第49号議案岐阜市食品衛生法施行条例の一部を改正する条例制定についてであります。  質疑では、改正内容を確認されたのでありますが、議案そのものには異議はなく、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、第61号議案令和3年度岐阜市病院事業会計予算についてであります。  質疑では、精神病床の稼働率を確認されたほか、内視鏡手術支援ロボットなどの高度医療機器の今後の適応拡大について尋ねられたのであります。  また、病院情報システムネットワーク及び医業外費用に係る雑損失の内容を確認されるとともに、貸倒引当金に係る積算根拠等を尋ねられたのであります。  加えて、新型コロナウイルス感染症の影響により病院経営が厳しい中、そうした状況を十分に反映した予算編成となっているか問われたのであります。  また、コロナ禍における公立病院の病床削減について当局の見解を求められたのであります。  その後、討論へと移行したところ、賛成の立場の一委員は、新型コロナウイルス感染症の影響により病院経営は大変厳しい中、未収金の回収については、滞納整理の弁護士法人への委託などに対し一定の評価をされた上で、当局のさらなる努力方を要望されたのであります。  また、同じく賛成の立場の別の委員は、コロナ禍において医療現場で闘っている医療従事者等に敬意を表された上で、新型コロナウイルス感染症への対応に係る一層の努力方を要請されたのであります。  かかる討論を経て、本件を採決に付したところ、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、第62号議案岐阜市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例制定については、異議のないところであり、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、第66号議案令和2年度岐阜市一般会計補正予算(第16号)のうち、本委員会所管分についてであります。  質疑では、新型コロナウイルス感染症対策に係る備品整備について、減額した理由を尋ねられたほか、高齢者のインフルエンザ予防接種に関して、寝たきりの方への接種方法を確認されたのでありますが、議案そのものには異議はなく、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、第69号議案岐阜市福祉医療費助成に関する条例の一部を改正する条例制定についてであります。  質疑では、本議案に係る条例改正の変更点を確認されたのであります。  その後の討論において、反対の立場の一委員は、医療機関受診時に健康保険証に替えてマイナンバーカードを用いたオンラインでの資格確認が可能となったものの、現在、医療機関にはカードリーダー等端末の普及が遅れていることから、市民が混乱するおそれがあると危惧されたのであります。  また、同じく反対の立場の別の一委員は、マイナンバーカードに個人情報を一元管理すると情報漏えいのリスクが高まるなど、マイナンバー制度に関する様々な問題は、いまだ払拭されておらず、多くの国民が不安を抱いている中、高齢化社会において高齢者や認知症の方がマイナンバーカードを所有することにより、カードの紛失、盗難など個人情報の流出が危惧されるにもかかわらず、そうした国民の不安解消に向けた安全対策が不十分であることから、本議案には賛成できないと述べられたのであります。  かくして、本件を採決に付したところ、賛成者多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、第70号議案岐阜市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定についてであります。  質疑では、低未利用土地を譲渡した場合における長期譲渡所得の特別控除の創設に伴い、該当者の所得情報の取得方法を尋ねられたのであります。  また、納入通知書の記載内容について、算定基準だけでなく控除額等の保険料算定に至る積算根拠も記載するよう求められるとともに、そのためのシステム改修に対する当局の見解を問われたのでありますが、議案そのものには異議のないところであり、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、第76号議案令和2年度岐阜市病院事業会計補正予算(第3号)については、異議はなく、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  最後に、請願第1号75歳以上の医療費窓口負担2割化に反対する意見書の提出を求める請願であります。  本件の審査においては、75歳以上の医療費の自己負担割合の引上げに伴う本市の対象人数を確認されたほか、自己負担割合の引上げに対する岐阜県医師会などの関係団体の見解を尋ねられたのであります。  その後の討論では、本件を是とする立場の一委員は、コロナ禍において医療機関への受診を控える高齢者が多い中、窓口負担割合が引き上げられると過度な受診控えがさらに増加すると予想され、健康上のリスクを高めてしまう可能性があることから、本請願の願意は妥当であると主張されたのであります。  同じく、本件を是とする立場の一委員は、75歳以上の高齢者の窓口負担割合を2倍にすることは金銭的に日常生活を脅かし、さらに受診控えにつながり、ひいては命に関わる問題であると主張されたのであります。  また、社会保障制度そのものを見直す中で負担増を賄える財源が捻出できるとの見解を示され、弱者にしわ寄せを強いるような75歳以上の医療費窓口負担2割化については見直すべきであり、本請願の願意は妥当であるとして、即時採決を主張されたのであります。  他方、本件を否とする立場の一委員は、団塊の世代が75歳以上の高齢者となる2025年には、後期高齢者に係る医療費増加が見込まれる中、国は現役世代の負担上昇を抑えながら全ての世代が安心できる社会保障制度の構築を進めていると述べられた上で、後期高齢者の窓口負担割合が引き上げられたとしても、長期頻回受診患者等への配慮措置が導入されるなど、必要な受診が抑制されることのないよう勘案されていると主張されたのであります。  また、高齢者の方々に可能な範囲で医療費を負担してもらうことで、高齢者医療制度を将来にわたり持続可能なものとすることが重要であることから、請願の採択には賛成できない旨を主張されたのであります。  その後、本件を採決に付したところ、賛成者少数をもって不採択とするものと決しました。  以上、厚生委員長報告とします。 8: [ 739頁]◯議長大野一生君) 建設委員長、13番、若山貴嗣君。    〔若山貴嗣君登壇〕 9: [ 739頁]◯13番(若山貴嗣君) おはようございます。    〔「おはようございます」と呼ぶ者あり〕  建設委員長報告を行います。  今期定例会において、本委員会は、去る3月19日、22日及び23日の3日間にわたり委員会を開会し、付託されました専決処分事項の報告1件、議案11件について慎重に審査しましたので、以下、その経過及び結果を御報告申し上げます。  初めに、令和2年度岐阜市一般会計補正予算(第15号)に係る報第3号専決処分事項の報告についてのうち、本委員会所管分についてであります。  質疑では、市橋横断歩道橋補修事業に関連して、市内歩道橋の老朽化の現状を確認された上で、階段の勾配及び幅員について、高齢者等への一層の配慮が必要であるとの見解を示され、全市的な歩道橋の在り方を検討するよう要望されたのでありますが、議案そのものには異議はなく、全会一致をもって承認すべきものと決しました。  次に、第1号議案令和3年度岐阜市一般会計予算のうち、本委員会所管分についてであります。  本件審査において交わされました主な質疑の内容を申し上げます。  まず、基盤整備部関連であります。  初めに、水防団運営に関して、水防団員の充足率を確認されたのであります。  また、小紅渡船業務では、乗船方法の改善状況を確認されたところ、当局からは、新たに押しボタン式の呼出し装置を設置したとの答弁がなされた次第であります。  次に、災害復旧用排水ポンプ車管理では、排水ポンプ車の運用主体について問われるとともに、保管場所の近隣地区のほか、市内全域への出動が可能かを確認されたのであります。  加えて、長森駅北口交通広場整備に関し、事業規模及び取得する予定の用地面積を確認されるとともに、広場整備を幹線道路整備事業として位置づける理由を尋ねられたのであります。  また、通学路安全対策について、具体的な事業内容を確認された上で、道路のカラー舗装についても実施可能かを問われたのであります。  続いて、自転車等駐車場管理に関し、名鉄岐阜駅南2自転車駐車場をはじめとする岐阜駅周辺の自転車駐車場の利用状況を確認されたのであります。  次に、まちづくり推進部関連の質疑について申し上げます。  まず、リノベーションまちづくり推進拠点やながせRテラスの利用人数を問われたのであります。  次に、黒野北団地敷地整理事業に関しては、市が所有する土地における測量の必要性を確認されるとともに、その跡地の利活用についても早期に検討するよう要望されたのであります。  続いて、都市建設部関連の質疑について申し上げます。  公共交通利用促進では、公共施設利用者をはじめ、より多くの市民等が公共交通を利用するよう啓発を行うとともに、本市職員に対しても利用を促すよう求められたのであります。  次に、公共緑化事業推進に関し、桜の管理及び保全状況を尋ねられたのであります。  また、都市部の緑地空間は人を呼び込む重要な要素であるとの見解を示された上で、中心市街地活性化の観点から、関係部局との連携を図るよう求められたのであります。  大略、以上のような質疑を踏まえ、討論へと移行したところ、賛成の立場の複数の委員から、それぞれ次のような意見及び要望が述べられたのであります。  すなわち、団体負担金等に関連して、国道21号、22号及び岐阜南部横断ハイウェイの整備に当たっては、沿線地域の状況が計画当初とは異なり、多数の商業施設等が立地していることから、経済活動への影響を調査し、地域住民の合意を得るよう努めること。  また、各関係団体と連携し、道路行政の着実な進捗を図ること。  次に、道路環境保全に関連し、新型コロナウイルス感染症の影響により、自転車の利用が増加していることから、走行環境の整備に意を用いること。  加えて、中心市街地活性化推進に関し、中心市街地に係る各施策においては、関連部局が多岐にわたることから、全庁横断的な体制を確立するよう提言がなされたのであります。  さらに、交通政策においては、新庁舎の開庁は、中心市街地への来訪を促す契機であり、公共交通に係る施策の一層の推進を求められたのであります。  また、鉄道高架事業対策において、名鉄名古屋本線鉄道高架化事業に係り開設を予定している現場事務所は、沿線住民への説明の場となるなど、事業の進捗に重要な役割を果たすことから、早期に整備するとともに、事業主体である県、鉄道事業者及び国との連携の下、着実に事業を推進するよう要望されたのでありますが、議案そのものには異議のないところであり、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、第11号議案令和3年度岐阜市駐車場事業特別会計予算についてであります。  質疑では、岐阜市駅西駐車場における車両走行時の舗装面との摩擦音について、対策を講ずる予定があるかを問われたのでありますが、議案そのものに異議はなく、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、本委員会所管分の手数料を規定する第20号議案岐阜市手数料徴収条例の一部を改正する条例制定については、異議のないところであり、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、第52号議案岐阜市都市公園条例の一部を改正する条例制定についてであります。  質疑では、岐阜市中央公民館分館の廃止後における当該建物の所管部局を確認されたのでありますが、議案そのものには異議はなく、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、第53号議案岐阜市みんなで創り守り育てる地域公共交通条例の一部を改正する条例制定については、異議はなく、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、第55号議案岐阜市水防団設置条例及び岐阜市非常勤水防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部を改正する条例制定についてであります。  質疑では、該当する4水防団の現在の手当額等について、岐阜市水防団との差異を確認されたのでありますが、議案そのものには異議はなく、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、第64号議案令和3年度岐阜市水道事業会計予算についてであります。  質疑では、まず、給水戸数の増加が見込まれる地域を確認されたのであります。  また、水道料金の滞納に伴い、給水を停止する場合の基準とその件数を確認されるとともに、料金を滞納するに至った事情に配慮した、丁寧な対応を行うよう求められたのであります。  加えて、保有する未利用地の処分の見込みを尋ねられた上で、土地の適正な保全及び管理の観点から、市長部局において未利用地を一元的に管理する必要性について見解が示されたのであります。  その後の討論においては、本市の有収率について、岐阜市上下水道事業経営戦略には、改善に向けた数値目標が掲げられていないことから、具体的な目標を設定した上で有収率の向上に取り組むよう求められたのでありますが、議案そのものには異議のないところであり、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、第65号議案令和3年度岐阜市下水道事業会計予算についてであります。  質疑では、まず、リン回収の現状及び来年度の実施予定について尋ねられたのであります。  また、汚泥処理に関して、リン酸肥料と焼成れんがの在庫量及び販売見込みを尋ねられた上で、在庫削減に向けた努力を継続するよう求められたのであります。  次に、下水道未整備の区域においては、老朽化が進む集中浄化槽の維持管理が、高齢化等の事情により困難となってきている現状に触れられ、市民の快適な生活環境を確保するため、関係部局と連携し、支援策を検討するよう要望されたのであります。  その後、討論へ移行したところ、反対の立場の一委員は、汚泥処理としてリン回収を行う意義は認められるものの、その実施に係る財政負担が約1億3,000万円に上ることに憂慮を示されたのであります。  加えて、快適な市民生活を支える公共下水道から生じる汚泥の最終処理は、環境対策における全市的な課題であることから、一般会計からの支援を求めるべきであるとの見解が示されたのであります。  一方、賛成の立場の一委員からは、リン回収を進めるに当たり、リン酸肥料等の販売先を確保するため、引き続き多方面への働きかけに努められたいとの要望がなされた次第であります。  かかる討論を経て、本件を採決に付したところ、賛成者多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、第66号議案令和2年度岐阜市一般会計補正予算(第16号)のうち、本委員会所管分についてであります。  質疑では、まず、交付金街路整備に関し、水野町線の整備完了見込みを問われたのであります。  加えて、路線バス利用環境整備事業について、全国交通系ICカードが利用可能となる時期を尋ねられたのでありますが、議案そのものに異議はなく、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  最後に、第75号議案市道路線の変更について及び第77号議案令和2年度岐阜市下水道事業会計補正予算(第3号)については、いずれも異議のないところであり、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
     以上、建設委員長報告とします。 10: [ 742頁]◯議長大野一生君) 文教委員長、18番、江崎洋子君。    〔江崎洋子君登壇〕 11: [ 742頁]◯18番(江崎洋子君) 文教委員長報告を行います。  今期定例会において、本委員会は、去る3月19日、22日及び23日の3日間にわたり委員会を開会し、付託されました専決処分事項の報告1件、議案7件、請願3件について、現場視察を踏まえ、慎重に審査しましたので、以下、その経過及び結果を御報告申し上げます。  初めに、令和2年度岐阜市一般会計補正予算(第14号)に係る報第2号専決処分事項の報告についてのうち、本委員会所管分についてであります。  質疑においては、新成人特別祝金の支給事業について、祝い金を1人当たり2万円とした根拠を問われたほか、事業の意図及び当該祝い金の使途に係る調査実施の有無を確認された上で、支給時期、支給方法及び今後の見通しに関する当局の考え方を尋ねられたのであります。  その後、討論へと移行したところ、反対の立場の一委員は、当該支給事業について、新成人に対する新たな学びの援助や就学支援といった目的が見受けられないこと。2万円という金額の妥当性が検証できないこと。単年度の事業であること。以上の点から、その在り方に疑問があるとして、承認できないと主張されたのであります。  他方、賛成の立場の一委員は、コロナ禍という特殊な状況下においても、本件が2万円の現金支給とする根拠、専決処分である理由、他都市の状況、成人式との重複対応等に関して、事業総額の大きさからも十分に検討して判断する必要があると指摘された上で、今後の政策判断においては、より慎重を期するよう要請されたのであります。  かくして、本件を採決に付したところ、賛成者多数をもって承認すべきものと決しました。  次に、第1号議案令和3年度岐阜市一般会計予算のうち、本委員会所管分についてであります。  本件審査の過程における主な質疑を順次申し上げます。  最初に、民生費中、市民協働推進費では──失礼いたしました。──市民活動支援事業について、事業開始年度及び事業効果を尋ねられたのであります。  あわせて、ふるさと納税を活用したNPO法人等応援事業についてもその事業効果を問われたほか、NPO法人等が実施する事業に係るクラウドファンディングを自治体が募る意義を確認された上で、対象となるNPO法人等の条件及び予算増額の理由を尋ねられたのであります。  さらに、公民館の初期救急活動環境整備について、AEDの今後の買換え時期を問われた次第であります。  また、自治会連合会運営費補助金に関連して、自治会加入率、加入世帯数の推移及び各自治会連合会における会費等の負担に関する現況について尋ねられたほか、自治会を取り巻く今後の環境の変化を見据えた取組を要望されるとともに、地域担当職員制度のより効果的な実施手法について当局の検討方を求められた次第であります。  さらに、女性の活躍推進に関する予算の内訳及び女性センターの管理運営形態を確認されたほか、男女共同参画の実現が求められる社会情勢を踏まえた上での今後の事業展開及び同センターの充実について当局の見解を問われたのであります。  また、生涯学習推進費では、生涯学習「長良川大学」について、市民大学化に向けた取組内容を確認された次第であります。  さらに、柳津地区学習等供用施設について、自治公民館との比較の観点から地域間の公平性に言及され、その施設機能等を問われたほか、令和3年度末をもって現在の指定管理者の指定期間が終了することを確認された上で、当該供用施設の在り方について今後の検討方針を尋ねられたのであります。  あわせて、図書館費では、図書館司書として働いている会計年度任用職員の人数及び男女比を問われたほか、庁舎移転により新庁舎と隣接する「みんなの森 ぎふメディアコスモス」について、所管部局が管理する敷地の範囲を確認されたのであります。  次に、教育費中、教育総務費では、学校のあり方検討について、その目的を尋ねられた次第であります。  また、民間プール活用事業については、対象となり得る民間事業者の数を問われた次第であります。  続いて、小学校費のALTに関連して、まず、新年度の方針である小学校英語指導協力員・EFをALTに変更するとともに、STEAM教員を廃止することについては、急な決定であり、その通知も令和2年11月に初めて行われたものであって、当事者である教員や子ども、特に外国籍のEFには戸惑いが見られると述べられた上で、当事者への説明の状況及び時期の妥当性を尋ねられたほか、令和3年度からの小学校全学年に対するALT配置が確実に実施されることを確認されるとともに、今後の理科教育の人員配置に関する当局の所見を問われたのであります。  また、ALTに係る予算が前年度と同額であることを確認された上で、EFの勤務時間、報酬額等について尋ねられたほか、ALTがEFの果たしてきた役割を担い得るかという点について、当局の見解を問われたのであります。  さらに、ICT教育推進事業について、学校現場の教員や子どもによるタブレット端末の活用実態を確認されたほか、今後の効果的な活用策を尋ねられたのであります。  また、多様な教育実践のためのさらなる研究の重要性を述べられた上で、目覚ましく進展するテクノロジーに後れを取らないための方策及び子どもの学習意欲を喚起する支援策について、今後の検討方針を問われたのであります。  そのほか、常勤講師について、その人数、平均年齢及び隣県との給与差等を確認された上で、待遇改善等に係る当局の見解を尋ねられたのであります。  次に、大学費の女子短期大学管理費では、令和2年12月に提言された岐阜市立女子短期大学ビジョンに係る今後の取組方針を問われた次第であります。  大略、以上のような質疑を踏まえ、討論へと移行したところ、反対の立場の一委員から、次のような主張がなされたのであります。  すなわち、EFをALTに変更するとともに、STEAM教員を廃止することについては、本市の教育において看板とも言える事業の急な変更であり、子どもや教員の理解が得られているのか疑問があること。理科の授業においてSTEAM教員の支援がなくなることにより、実験の安全な実施に影響が出ることが懸念されること。  さらに、ICT教育推進事業に係るタブレット端末については、端末の導入に係る契約が高額の随意契約であり、一斉導入の必要性や他市事例調査の充足度の観点から当該契約締結にはいまだに疑問が残ること。教育現場におけるタブレット端末の活用に係る効果等の検証が必要であること。  以上のことから、本議案には賛成できない旨を述べられたのであります。  一方、賛成の立場の複数の委員からは、それぞれ次のような要望及び指摘がなされたのであります。  まず、一委員は、今般の英語教育及びSTEAM教育に係る人員再編に関して、教員の働き方改革、慢性的な教員不足、厳しい財政状況下において、当局にとって苦渋の決断であった点に理解を示された上で、今後の課題として、再編等による学校関係者への影響緩和策、すなわち、EFやSTEAM教員が子どもたちと構築してきた信頼関係及びその教育効果の維持、継続とそれを支える雇用体制の充足の必要性を指摘されたほか、EFを務めた者の今後の処遇についての配慮を求められたのであります。  さらに、別の一委員は、コロナ禍において教育委員会が幾つか事業を見直した点に触れられ、子どもたちや地域への影響を考慮した上での引き続きの検討方を要望されたのであります。  また、教育現場で教員が不足している実態を踏まえ、退職教員が短時間でも学校で働くことができるよう、その実現に向けた努力方を要望されたのであります。  加えて、STEAM教員の廃止に関連し、実験を実際に見られる科学館について、市内の全小学生を対象とした見学の実施に係る検討方を要望されたのであります。  このほか、薬科大学のキャンパス整備について、市全体の課題として、地元の理解及び関係部局の協力を得ながら進めるよう要望されたのであります。  また、女子短期大学の在り方に関しても、長期的な市全体の課題として、検討を進めるよう求められたのであります。  かかる討論を経て、本件を採決に付したところ、賛成者多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、第12号議案令和3年度岐阜市薬科大学附属薬局事業特別会計予算についてであります。  質疑では、岐阜大学医学部附属病院の敷地内に民間薬局が新設されることにより岐阜薬科大学附属薬局が受ける影響等について確認された上で、予算への反映状況を尋ねられたのでありますが、議案そのものに異議はなく、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、本委員会所管分の使用料を規定する第57号議案岐阜市立学校等体育施設夜間開放使用料徴収条例の一部を改正する条例制定については、異議はなく、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、第58号議案岐阜市公民館条例の一部を改正する条例制定についてであります。  質疑では、中央公民館分館廃止後の建物について、市の所有権の有無、面積及び今後の用途等を確認されたのでありますが、議案そのものに異議はなく、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、第66号議案令和2年度岐阜市一般会計補正予算(第16号)のうち、本委員会所管分についてでありますが、第1号議案と同様に、タブレット端末の導入に係る契約そのものに疑義があるため賛成できない旨の反対討論がなされ、採決に付したところ、賛成者多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、長良小学校プール及び長良公民館建築主体工事に係る第72号議案工事請負契約の締結については、異議はなく、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、中学校いじめ事案に係る第74号議案和解及び損害賠償の額を定めることについてであります。  質疑においては、和解の背景を確認されたほか、本賠償案件に関する議会への説明については、より早い段階で行う機会があったと述べられ、当局の見解を尋ねられたところ、当局からは、和解金については、和解に係る議案として本定例会に提案し、日本スポーツ振興センター災害共済給付金は、同センターから給付対象の保護者に見舞金として支払われるものであるとの答弁がなされたのであります。  その後、討論へと移行したところ、賛成の立場の一委員から、本議案に係る和解金1,144万余円以外に日本スポーツ振興センター災害共済給付金として3,000万円の給付があったことについて、当該給付金に係る説明が議会になされたのは3月定例会が初めてであり、それ以前に説明はなかったが、遺族が受け取る慰謝料であれば説明があってしかるべきであったと強く主張されたものの、議案そのものには異議はなく、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、請願第2号日本政府に核兵器禁止条約の署名と批准を求める意見書採択についての請願についてであります。  討論において、本件を否とする立場の一委員は、政府が、現実的に核軍縮を進める道筋の追及が適切であるとの我が国の立場に照らし、条約に署名する考えはないと表明しており、そうした主張に賛同することから、本請願の採択には賛成できない旨を主張されたのであります。  かくして、本件を採決に付したところ、賛成者少数をもって不採択とすべきものと決しました。  次に、請願第3号県の責任による少人数学級の前進を求める意見書採択についての請願についてであります。  討論において、本件を否とする立場の複数の委員から、それぞれ次のような意見が述べられたのであります。  すなわち、一委員は、本市では全ての公立小学校において35人学級を進める方針であり、現状においてもほぼ35人学級となっていることから、本請願については必要性を感じないとして不採択を主張されたのであります。  さらに、別の一委員は、本請願の目指す方向性は認めるものの、今は少人数学級の導入を進めている国の状況を見極める段階にあることから、本請願の採択には賛成できない旨を主張されたのであります。  かくして、本件を採決に付したところ、賛成者少数をもって不採択とすべきものと決しました。  最後に、請願第4号令和3年度の小学校英語指導協力員・EFの派遣及びSTEAM教員の配置の継続を求める請願についてであります。  討論において、本件を是とする立場の一委員は、本請願を進める意義を述べられた上でその採択を主張されたのであります。  他方、本件を否とする立場の一委員は、本請願は第1号議案の賛否に関わると述べられた上で、第1号議案に賛成する立場から、本請願の採択には賛成できない旨を主張されたのであります。  かくして、本件を採決に付したところ、賛成者少数をもって不採択とすべきものと決しました。  なお、別途、本委員会所管に係る、今後の学校プールの在り方についての所管事務調査を行ったことを申し添え、文教委員長報告とします。 12: [ 747頁]◯議長大野一生君) 総務委員長、24番、竹市 勲君。    〔竹市 勲君登壇〕 13: [ 747頁]◯24番(竹市 勲君) 総務委員長報告を行います。  今期定例会において、本委員会は、去る3月19日、22日及び23日の3日間にわたり委員会を開会し、付託されました専決処分事項の報告3件、議案11件について慎重に審査しましたので、以下、その経過及び結果を御報告申し上げます。  初めに、令和2年度岐阜市一般会計補正予算(第13号)に係る報第1号専決処分事項の報告についてのうち、本委員会所管分については、異議はなく、全会一致をもって承認すべきものと決しました。  次に、令和2年度岐阜市一般会計補正予算(第14号)に係る報第2号専決処分事項の報告についてのうち、本委員会所管分についてであります。  質疑では、歳入において、新成人特別祝金の費用が含まれているか確認されたのであります。  その後、討論へと移行したところ、反対の立場の一委員は、昨今の成人式では記念品が簡素化されていること、また、新型コロナウイルス感染症対策として密閉、密集、密接、いわゆる3密回避が求められているにもかかわらず、新成人特別祝金が懇親会の費用として使用される可能性があり、事業に対する疑義を述べられたのであります。  加えて、新型コロナウイルス感染症対策を教育費で行うのであれば、他都市の事例を参考に、学校給食無償化などの子育て支援施策への予算配分に充てるべきであり、さらには、独り親家庭を対象とした福祉施策予算への配分も可能であったと主張されたところであります。  その後、本件を採決に付したところ、賛成者多数をもって承認すべきものと決しました。  続いて、令和2年度岐阜市一般会計補正予算(第15号)に係る報第3号専決処分事項の報告についてのうち、本委員会所管分については、異議はなく、全会一致をもって承認すべきものと決しました。  次に、第1号議案令和3年度岐阜市一般会計予算のうち、本委員会所管分についてであります。  本件審査において交わされました主な質疑の内容を申し上げます。  まず、歳入面では、マイナンバーカードに係る予算の有無を確認されたのであります。  次に、歳出面では、まず、広報費の広報紙発行について、減少している自治会加入率に言及された上で、自治会への配布部数等を問われたところであります。  続いて、財政管理費の基金に関連し、特定目的基金の積立目標額を尋ねられたほか、次年度の財政調整基金の残高見込額を確認された次第であります。  さらに、財政調整基金を取り崩し、新型コロナウイルス感染症対策を最優先に取り組まれたことを評価された上で、次の不測の事態に備える必要があることから、財政規律を堅持するために指標として定めた財政調整基金と繰越金の状況を尋ねられたのであります。  そのほか、本会議でも議論がありましたコロナ禍における会議の在り方に関し、総務省の通知に基づいて要綱を整備した大阪市議会の例を挙げられ、オンラインを活用した会議の開催に対応した要綱等の見直しの必要性について言及されたところであります。  次に、企画費の(仮称)未来都市構想策定に関し、スケジュール等を確認された次第であります。  さらに、庁舎跡活用の活用事業者選定については、今後の進め方を尋ねられたのであります。  また、女子短期大学のあり方検討では、懇談会の委員数や会議の開催数の予定等を問われたところ、当局からは委員数は7名程度で、会議は5回程度予定しているなど答弁されたところであります。  加えて、地域においては、大学運営と結びついた経済活動が行われているため、大学運営は1つの産業であるとの視点を含めた検討方を要望された次第であります。  続いて、行政管理費の行政管理事務に関連して、外国人が来庁した際に外国語が話せる職員の把握の有無を尋ねられたのであります。  さらに、デジタル活用推進について、活用する主なデジタル技術を確認されたところであります。  また、財産管理費の庁舎等施設管理について、新庁舎駐車場における開庁当初の混雑時と平常時の警備員の人員配置を問われた次第であります。  加えて、庁舎建設に関し、本庁舎には有害なアスベストが使用されているため、解体に当たっては飛散に十分注意するよう要望されたところであります。  関連して、民間駐車場に代わる公用車駐車場の確保については、性急な対応は必要なく、庁舎の跡地利用も含めた慎重な対応方を求められ、当局に駐車場確保の検討状況を尋ねられた次第であります。  次に、常備消防費の消防事務について、一般職給の職員数には、消防広域化により岐阜市の職員に身分統一した他市町の職員数も含まれているが、消防団員数には他市町の消防団員数が含まれていない理由を尋ねられた上で、整合性の観点からも出初め式のような行事に各市町の消防団の参加を促すような体制整備について問われたのであります。  さらに、団体助成に関し、女性防火クラブに対する補助金額を確認された上で、当該クラブの活動が活発になってきているにもかかわらず、補助金が少額であると所見を述べられ、当局の見解を求められたところであります。  また、救急医療対策の救急相談センター(#7119)導入事業について、導入スケジュール及び対象者を確認されたほか、実施体制を問われた次第であります。  加えて、消防団運営について、消防団の定数見直しの基準及び消防団員の確保が困難になっている原因を確認されたのであります。  あわせて、消防団維持運営費負担金に関し、機能別消防団員制度が導入されるものの、予算が前年度と変わっていないことに触れられ、大規模災害時の出動で支給する手当に係る予算の有無を尋ねられたところであります。  関連して、全消防団員を対象としたアンケート調査について、アンケートを行う目的を問われた次第であります。  さらに、防災対策の自主防災組織補助金に関し、市民消火隊に対する補助金交付の有無を確認されたのであります。  また、家具固定器具設置普及促進事業について、対象者等の事業概要を尋ねられたところであります。  関連して、電源が入っていないテレビを自動的に作動させ、災害情報を発信する将来的な技術を例示された上で、防災行政無線が聞き取りにくい現状に鑑み、情報を発信する新たな手段の検討の必要性に言及された次第であります。  このほか、災害備蓄品について、使用期限が明記されている食料や飲料水を除く生活必需品の管理や使用に関する考え方を問われたのであります。
     大略、以上のような質疑を踏まえ、討論へと移行したところ、反対の立場の一委員から、次のような意見が述べられたのであります。  すなわち、審議会等の会議に関し、要綱等が未整備のままオンラインを活用して議決を行うことは、市民の不信感につながると主張された上で、議会においては、要綱等の整備の必要性について意見交換していることから、執行機関においても早急に対応するよう求められるとともに、各審議会を取りまとめている財政部に対し全庁的な指導を要望されたのであります。  庁舎建設の本庁舎解体では、近隣へのアスベスト対策とともに、職員の健康管理についても十分な対応方を求められたところであります。  また、社会保障・税番号制度対応に関して、昨今、情報管理におけるセキュリティーの脆弱性が大きく話題となる中で、とりわけマイナンバー制度に対しては多くの国民が不安を感じているため、マイナンバーに関連する本議案には賛成できない旨を述べられた次第であります。  一方、賛成の立場の複数の委員からは、それぞれ次のような要望及び意見が述べられたのであります。  まず、一委員から、新年度予算に関し、新型コロナウイルス感染症の影響はいまだ深刻であり、予断を許さない状況であるが、新型コロナウイルス感染症対策に最優先で取り組みつつ、社会経済活動と両立するような施策の推進が必要であるとも述べられ、こどもファーストなどの5つの政策ベクトルに基づく様々な施策の着実な実施を要望されたのであります。  さらに、庁舎跡活用については、今月末までに全ての新庁舎建設に係る工事が完了するため、庁舎跡の活用に市民の関心が寄せられていると述べられた上で、庁舎跡は中心市街地にあり、まちづくりなどに寄与する大変重要な土地であることから、今後も着実に事業を進めていくことを求められたところであります。  また、消防団員の確保では、団員確保が困難になった原因は様々であるものの、消防団は地域防災の要となる組織であるため、引き続き団員確保に向けた取組を要望された次第であります。  加えて、家具固定器具設置普及促進事業の65歳以上の高齢者が1人世帯であることの確認方法について、検討するよう要望されたのであります。  また、別の一委員は、財政調整基金に関し、主に新型コロナウイルス感染症対策の財源として取り崩した財政調整基金は、役割を果たしたものの、大規模災害等による次の不測の事態に備えるため、一定規模の残高を確保する必要があると主張され、当面は厳しい財政状況であるが、他都市の状況も注視しながら計画的な財政運営を求められたところであります。  さらに、救急相談センター(#7119)導入事業について、本事業による大きな成果を期待するとともに、効果的な広報戦略を検討し、万全を期して事業を推進するよう要望された次第であります。  加えて、別の一委員は、消防団運営について、人間関係の希薄化等による問題を取り上げ、消防団が現状のままで存続できるとは考えにくいとの見解を披瀝され、消防団の在り方に関する検討を求められたのであります。  さらに、市民病院等を訪れる外国人が増えている現状に触れられ、外国人に対する対応は、災害時においても、ますます重要になってくることから、外国語が話せる職員の把握を要望されたところであります。  あわせて、別の一委員は、新年度予算の総論として、今年度並みの予算規模を堅持しつつ、コロナ禍の厳しい社会的環境下にあっても、多様化する市民ニーズを把握していること、また、ポストコロナの社会も想定したバランスの取れた予算であることに対して評価を示されたものの、社会保障関係経費等の増加や新型コロナウイルス感染症拡大の影響による市税等の減収により令和4年度以降の予算編成は不透明であるため、新年度は従来以上の着実な予算執行が求められると主張された上で、予算執行に関する留意事項について、以下4点を述べられたのであります。  まず1点目として、新型コロナウイルス感染症対策については、国の対応を待つのではなく、市民から求められる対策に関し、可能な限り市費による対応も視野に入れた柔軟な行政運営に努めること。  2点目として、女子短期大学のあり方検討では、市立として持つ意義を明確にするためにも、最重要課題として検討する体制を早急に整えること。  3点目として、デジタル活用推進に関し、積極的に外部からのマンパワーを活用するとともに、情報等を受け入れる体制づくりに努力されること。  4点目として、新庁舎の開庁に当たっては、多くの市民に新庁舎を見学する機会を増やすために、新庁舎が見学できる仕組みを構築し、当面の間、実施すること。  以上のような要望及び意見が述べられた次第であります。  かかる討論を経て、本件を採決に付したところ、賛成者多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、第2号議案令和3年度岐阜市競輪事業特別会計予算についてであります。  質疑では、特別競輪の開催場所が決定する仕組みを問われたものの、議案そのものには異議のないところであり、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、第13号議案岐阜市事務分掌条例の一部を改正する条例制定について及び本委員会所管分の附属機関を規定する第14号議案岐阜市附属機関設置条例の一部を改正する条例制定についての以上2件は、いずれも異議はなく、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、第17号議案岐阜市職員定数条例の一部を改正する条例制定についてであります。  質疑では、行政サービスが多様化している中で、業務は正規職員のほか、会計年度任用職員等により行われている現状を踏まえ、会計年度任用職員を含めた職員数を尋ねられたのであります。  その後の討論において、長期にわたる新型コロナウイルス感染症対策により健康部を中心とした職員が疲弊しないよう労務管理に努めること。また、プラント施設では、クラスターが発生した際の人員確保策は構築しているものの、少ない人員では限界があるため、定数管理に当たっては新型コロナウイルス感染症対策を十分配慮するよう要望されたものの、議案そのものには異議がないところであり、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、第18号議案非常勤の特別職職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定について、第54号議案岐阜市火災予防条例の一部を改正する条例制定について及び第60号議案包括外部監査契約の締結についての以上3件は、いずれも異議はなく、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、第66号議案令和2年度岐阜市一般会計補正予算(第16号)のうち、本委員会所管分についてであります。  質疑において、歳入面からは、ICT教育推進事業のオンライン学習用タブレットパソコンに係る予算の有無を確認されたのであります。  また、歳出面からは、新庁舎建設の電波障害対策について、対象となる条件を確認されたほか、対象者への行政の関わり方を尋ねられたところであります。  その後の討論においては、本件に反対の立場の一委員から、オンライン学習用タブレットパソコンの購入経過に疑義があるため、本議案には賛成できないと主張されたのであります。  一方、賛成の立場の委員からは、本市が示している新型コロナウイルス感染症対策を最優先に取り組む方針を堅持し、感染の再拡大を防ぐ取組を推進するよう要望されたのであります。  その後、本件を採決に付したところ、賛成者多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  最後に、第67号議案職員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正する条例制定について及び第68号議案岐阜市基金条例の一部を改正する条例制定についての以上2件は、いずれも異議がなく、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、総務委員長報告とします。 14: [ 752頁]◯議長大野一生君) この際、しばらく休憩します。   午前11時45分 休  憩             ━━━━━━━━━━━━━━━━━   午後 1時 1分 開  議 15: [ 752頁]◯議長大野一生君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  委員長報告に対する質疑の通告はありません。  これより討論を行います。  討論の通告がありますので、順次これを許します。36番、田中成佳君。    〔田中成佳君登壇〕(拍手) 16: [ 752頁]◯36番(田中成佳君) それでは、岐阜市議会無所属クラブを代表して、反対意見及び要望を述べさせていただきます。  報第2号、第1号議案、第11号議案、第65号議案、第66号議案及び第69号議案について反対討論を行い、請願第1号から請願第4号については賛成討論を行います。  まず報第2号についてです。  新成人への特別祝い金として1人当たり2万円の給付金、合計8,968万円が専決処分されています。  成人式における記念品は、近年、削減方針により簡素化されてきました。にもかかわらず、今回、唐突に2万円給付が決定されました。コロナ対策として、3密回避の徹底が呼びかけられる中、あたかも懇親会の費用となる可能性の大きい給付金は、市民の理解が得られるでしょうか。祝い金支給の意図が明確に説明されていません。所得制限もありません。また、支給した後、どのような使い方をされているのかといった追跡調査も検証も全く行われていません。まさに税金のばらまきです。  教育費としては学校給食無料化などの子育て支援や、福祉予算としては所得の低い独り親家庭への増額支援など、コロナ禍での有効な使い道は多々あります。新成人への特別祝い金は理解できない施策です。  第1号議案についてです。  マイナンバーが含まれています。直近に発生したLINEの情報安保に関わる重大事態に見られるように、近年、情報管理やセキュリティーの脆弱性への懸念が広まっています。それに伴い、1枚のカードによって、国民の財産など個人情報が一元管理されることへの怖さ、不安などの多くの問題が払拭されないまま今日に至っています。マイナンバー制度に対する国民の不信は増大しています。マイナンバー関連の予算には賛成できません。  また、小学校へのEF・イングリッシュフレンド及びSTEAM教員の廃止が盛り込まれています。請願第4号の請願要旨にあるように、教育現場の混乱、児童への悪影響等心配が尽きません。  さらには、GIGAスクール構想に係る学習用端末、いわゆるタブレット端末の調達についてです。  31億円もの契約が超法規的とも言える随意契約で行われたこと。補助金の対象となる買取りやリース契約ではなく、わざわざ補助金対象外である賃貸借契約を結んだこと。通信方法も調査した自治体で調達したタブレット端末の95%がWi-Fiのみであるのに、Wi-Fiプラスセルラーモデルを選んでいること。GIGAスクール構想に係る学習用端末調達のために国が新設した補助金──岐阜市に当てはめれば約19億円──を一切使用せず、全額市の単独予算で契約したこと。ほかの自治体の契約額に比べ高額であることなど、不透明な実態が浮かび上がっています。大いに問題です。  次に、キャッシュレス決済を活用した地域経済活性化事業です。  auペイやペイペイなどQRコードを利用し決済したときに、20%の還元が受けられる事業ですが、スマホを使えない市民、QRコード決済事業者として登録をしない、また、登録できない市内の店舗があります。  自治体の行う事業で不平等を強いられるのは、憲法第14条、法の下の平等や地方自治法第10条のその属する普通地方公共団体の役務の提供をひとしく受ける権利を侵害するものと考えられ、大変な問題がある施策です。  さらに、(仮称)境川花火ふれあい夏祭り開催負担金600万円についてです。  前年度までのやないづ境川ふれあい夏祭りの名称を単に変更したものです。特定の校区に税金を投入し過ぎています。  ちなみに、岐阜市が全国に誇る中日花火大会の負担金は135万円、岐阜放送主催の全国花火大会は225万円、合わせても360万円にすぎず、境川花火ふれあい夏祭りの負担金600万円が極めて多額であることが分かります。税金の配分としては問題です。  道の駅柳津交流センターについてです。  岐阜市の観光窓口は岐阜駅です。この場所が観光窓口とはなり得ません。これまでも提案してきたように、水防倉庫などに変更する等、施設の在り方を真摯に検証すべきです。  以上の理由で第1号議案には反対します。  次に、第11号議案です。駅西駐車場に係る特別会計予算です。  これまで毎回述べてきたように、建設当初の過大な収入見積りにより、平成11年度以降21年間で一般会計からの繰入額は、平成元年度末までに約52億円に上ります。当初計画での繰入金総額は約20億円であり、既に約30億円を超える持ち出しとなっているのです。  新年度予算においても、利用料収入約9,000万円に対し、一般会計繰入額は1億6,000万円に上ります。さらなる市税投入を当て込む予算には反対します。  第65号議案、下水道事業会計についてです。  これまでに指摘してきたように、当事業会計には北部プラントにおけるりん回収事業が含まれています。当初予算では292万3,000円のリン収益のために、1億2,157万4,000円の処理場費が計上されています。本来は環境対策費用として一般会計で支出される性格のものと考えます。下水道事業を圧迫しています。リン回収を含む予算には反対です。  第66号議案です。  この議案には、GIGAスクール構想に係る学習用端末調達が含まれています。第1号議案で述べた理由で反対します。  第69号議案です。  この議案はマイナンバー関連です。第1号議案で触れた理由により反対します。  請願についてです。請願第1号から第4号まで、いずれも願意妥当であり、即時採択を強く求め、賛成いたします。  最後になりますが、以下、5点について指摘、要望をさせていただきます。  まず1点目です。コロナ対策としてのオンライン開催での委員会や審議会についてです。  会議での議決にいささかの疑義が生じないよう、要綱等の整備を行革担当の財政部はしっかりと各部に指導されるべきです。  岐阜市議会でも、整備の必要性が話題となり、意見交換をしています。行政機関がオンライン会議について開催規則や要綱等の未整備なまま議決を繰り返すことは、市民の不信を招くことにつながります。早急に改正に向け、対応すべきと考えます。  2点目です。  現庁舎解体工事に関連し、アスベスト対策には近隣住民はもとより、職員への健康管理にも十分な配慮と対応を求めておきます。  3点目です。高島屋南地区再開発建築物に入る計画の健康部所管のスポーツジムです。  クラスター発生の主要因とも言われる施設を行政が率先して造ることに市民の理解は得られていません。早急に施設建設を中止し、コロナ禍で市民が活用できる施設内容を検討し、変更すべきであると指摘、要望をしておきます。  4点目です。第17号議案岐阜市職員定数の一部を改正する条例制定についてです。  コロナ対策は災害時対策であり、長期災害対応との認識を持つべきです。長期にわたるコロナ対策で、健康部等を中心とする職場が疲弊しないよう、労務管理に努められること。クラスター発生に対応するプラント等の運転管理が重要になっています。このように定数管理にはコロナ対策を十分配慮し、行うことを要望しておきます。  最後、5点目です。第74号議案、中学校いじめ自死問題での和解及び損害賠償事案についてです。  この件について、今議会開会まで、議会に対する経過報告は一切行われていないこと及びいじめ自死問題の区切りにもかかわらず、記者会見もなく、謝罪も行われなかったことに抗議をしておきたいと思います。  以上で私の意見表明とさせていただきます。ありがとうございます。(拍手) 17: [ 754頁]◯議長大野一生君) 38番、堀田信夫君。    〔堀田信夫君登壇〕(拍手) 18: [ 754頁]◯38番(堀田信夫君) それでは、日本共産党市議団を代表して討論を行います。  請願4件については採択の討論です。議案11件について反対の討論です。順次申し上げます。  まず、第1号議案令和3年度岐阜市一般会計予算です。  議会費の政務活動費ですが、市民の暮らし向き、市民感情等を考えたとき、月額15万円はいささか高額であること。このところの実績にもばらつきがあります。引き下げるべきと考えます。  行政管理費、デジタル化の推進です。  コロナ禍を通じて、住民がオンラインを活用する場面もありますが、適したものと適さないものがあるんではないか。デジタルによる申請は、履歴が全て記録されます。日常生活の一挙手一投足が記録、管理されることになります。利便性の向上という目的の背後に個人の監視、企業によるデータの利活用というものが入り込んでくるおそれがあります。さらに、公務を担う体制の弱体化の懸念も拭い切れないところです。  商工業振興費、キャッシュレス決済を活用した地域経済消費喚起です。  これの恩恵が得られる事業者、市民が限られていること。投入する税額の割に効果が薄い。市単独のコロナ対策は約15億円ですが、その40%も占めておりますが、もっともっと効果のある税の使い方があるんではないかと思います。  障害者総合支援費、自立支援給付、就労継続支援A型事業所に係る予算ですが、基本報酬の算定に係る実績について、1日平均労働時間に加え、生産活動、多様な働き方、支援力の向上、地域連携の5つの観点から成る総合評価に改めるというのですが、これによって事業運営が安定するのか、利用者の待遇はどうなるのか。間もなく4月ですけれども、いまだ見えてきません。もとより他の事業者と比べようにならない不安定さを常に抱えているものが、こうした事業所です。混乱をもたらすようなことがあってはならないと考えます。  戸籍住民基本台帳費に係ることです。  マイナンバーの普及対応ですが、あの手この手と対策が取られていますが、健康保険証として使える医療機関も限られていること、その整備も整っていない。何よりも、国によって住民が管理されるという根本問題は消えておりません。
     高島屋南地区市街地再開発事業における公共施設整備についてです。  事業展開しようとする子どもの遊び場、健康・運動施設、健康センターについて、本来、生活圏内で整備されるべきだし、さらにこれが柳ケ瀬の活性化に寄与するとも思えない。そのことをコロナ禍を通じて改めて強く指摘したいと思います。  既に床を購入しておりますが、床活用についてゆっくりと市民とともに再検討を行うよう求めます。  ICT教育推進に係るタブレットパソコンの件です。これについて手助けとして否定はしませんが、一気普及に伴う財政出動、いかにも高額。契約の在り方について指摘があったとおりだと思いますが、疑問が残ります。この解明を避けてはならないものと考えます。結果として、本来必要とされる予算が、教育委員会の言葉を借りれば、お金がないお金がないの一点張りで、削減の危機にあると言わざるを得ません。  英語授業支援のEF、理科授業の支援のSTEAM教員の廃止についてです。  あれこれと理由づけされていますが、教育現場に働く先生方を突然、路頭に迷わすがごとくの対応、あってはならないことです。  EFの方は、スクール・サポート・スタッフにどうですかと提案されていますが、時給が2,200円から890円に減ることになるのです。STEAM教員の方については、常勤講師としての採用を提案。理科の授業の応援をお願いする。ところが、1人で1校ではなくて、ほかの学校にも行ってもらうというのです。1日の間に、あっちこっちと学校を移動、理科の授業は準備がある、片づけもある。とてもできない。不可能。何を考えているという現場の声がこの二、三日で上がってきています。新たに常勤講師、引き受けようかな、思ったところですけども、辞退される方も出ています。  教育委員会からの指示が急なこと。現場はてんてこ舞い。それでなくても年度末の大変な時期に混乱させるようなことを教育委員会がやっちゃ駄目でしょ。先生方の混乱は、ひいては子どもたちに影響を及ぼすことになります。  中学校教育振興費の小中一貫校についてです。  令和2年度2校の開設に続いて、令和3年度、芥見東小、藍川東中を分離型の一貫校としてスタートさせます。これまでの2校と違って校舎間に距離がかなりあること、当面両校に校長を配置し、慣れてきたら1人とのことですが、学校運営上に不安が拭い切れません。  背景に小規模校の学校運営を懸念する向きがあるんでしょうが、コロナ禍で新しい生活様式が学校運営に求められています。慌てることはない。一体、何のため、誰のためと疑問が拭い切れないところです。いささか焦り過ぎではないのか。  保健体育費、学校給食です。  調理業務の民間委託でありますが、共同調理場において、この近くの岐阜中央中学校、長良小学校でこの共同調理場が近隣住民の生活に不安を与えている。規模の大きくなった調理場が何をもたらしているのか、厳しく受け止める必要があります。  その対策は当然ですけれども、今後の全体計画の再検討を求めたいと思います。また、委託事業者の下で働く皆さんの処遇等についても検証が必要と考えるものです。  以上が第1号議案です。  第3号議案令和3年度岐阜市国民健康保険事業特別会計予算です。  もとより国保加入者の多くは、収入が不安定な方々です。そこへコロナ禍です。厳しい台所事情が続いています。1人当たり平均4,162円もの負担増は、生活苦に追い打ちとなります。社会保障としての本質が問われています。  第4号議案令和3年度岐阜市介護保険事業特別会計予算です。  保険料基準月額1.8%の引上げです。所得段階区分について国基準、市の基準も見直しがされますが、どの区分も引上げです。コロナ禍で介護の現場からは悲鳴が上がるほどです。制度設計の抜本的見直しが急務と考えます。  第5号議案令和3年度岐阜市後期高齢者医療事業特別会計予算です。  低所得者の8割軽減が7割軽減へと令和2年度に続く後退で、実質の保険料の引上げになります。負担軽減の拡充こそ必要と考えます。  第17号議案岐阜市職員定数条例の一部を改正する条例制定についてです。  若干の増員が図られているものの、コロナ禍にあって、これまで以上にマンパワーの必要さを痛感してきている今日です。そんな中、地域保健課15人が8人に減らされているのはあり得ないことです。生活福祉課など、誰一人取り残さない立場に立つならば、なお充実が求められます。コロナ禍に対応する抜本的な体制強化が図られるべきと考えます。  第19号議案岐阜市手数料徴収条例の一部を改正する条例制定についてです。  食品衛生法に基づく衛生検査手数料ですが、新規の届けは現行どおりですが、更新の際の手数料について、何と6割増しているのです。コロナ禍にあって認め難いものです。  第33号議案岐阜市児童保育条例の一部を改正する条例制定についてです。  保育の現場からはひとしく、人材難が伝えられています。労働条件についても厳しい状況にあることを伺っています。子どもらに不安、負担を与えるようなことになりかねません。民営化によってカバーできるのか疑問が尽きないところです。行政のスリム化を追い求める手法はいま一度立ち止まって再検討すべきと考えます。  第34号議案岐阜市障害者福祉施設条例の一部を改正する条例制定についてです。  岐阜市西島で事業展開の4つの恵光の運営を指定管理制度に移行させようというものです。  恐らく、応じられるであろう社会福祉法人の方々もコロナ禍、本当によく頑張っておられます。しかし、昭和30年代からの恵光が誕生した歴史を顧みたときに、本当にこれでいいのかと不安がよぎります。  この間、民営化の話もあったやに聞き及んでいますが、まあ、指定管理なら民営化よりはいいかと思わないわけではありませんが、現地を伺うたびに、心が洗われる思いを致します。人だな、人と人との心の通い合い、痛感します。それが絶たれるようなことになってはならない。経過措置として3年間で引継ぎするとのことですけども、個人差があります。誰一人取り残さないって考えたときに、疑問が残るところです。  第59号議案岐阜市スポーツ交流センター条例の一部を改正する条例制定についてです。  平成28年に北西部運動場に隣接し整備した岐阜市スポーツ交流センターの運営を指定管理者制度に切り替えるための条例改正です。  公募方式で総合的評価にて選考されるんでしょうが、指定管理料も主要なポイントです。  既に、指定管理者制度で運営を任せているところにおける雇用の実態、労働条件には、なかなか厳しいものが見受けられるんです。お任せで済まされないように思います。サービスの低下につながることでもあり、より慎重であるべきだと考えます。  第65号議案令和3年度岐阜市下水道事業会計予算です。  この中にあるりん回収事業ですが、下水処理施設から排出される脱水汚泥や焼却汚泥の量を減らしていく取組としては理解できます。リン及び処理灰を売却しても、リン回収に係る経費は賄えず、1億3,000万円の損失です。リン回収を行わないとなったら、脱水汚泥や焼却灰を持っていく先はどうなるのかとの懸念もよぎるところです。けれども、この事業だけで採算を問題視するつもりはありませんが、いかにも額が大きい。料金への負担になってまいります。環境への負荷軽減に貢献と考えれば、一般会計からの支援を大胆に行っていくべきだと考えます。企業会計では無理があると考えます。  第69号議案岐阜市福祉医療費助成に関する条例の一部を改正する条例制定についてです。  マイナンバーに関するものです。第1号議案で述べた同様の趣旨であります。  以上、議案11件について反対の理由です。  次に、請願第1号75歳以上の医療費窓口負担2割化に反対する意見書の提出を求める請願です。  年を取るに伴って老化による様々な症状が出てまいります。若い頃からの疾患も重くなったりいたします。75歳以上となれば、ほとんど年金頼りの生活。お医者さんの窓口の支払いが2倍になることでどうなるのか。受診のためらい。日々の生活の切り詰め。近所の方々との語らいも少なくなり、地域経済にも影響が及びます。ひきこもりの、大人のひきこもりの心配もされるところです。  請願第2号日本政府に核兵器禁止条約の署名と批准を求める意見書採択についての請願です。  本年1月22日、条約が発効しました。広島、長崎の被爆者をはじめ、核兵器のない世界を求める世界の圧倒的な多数の政府と市民社会の協働した取組による画期的な成果と思います。  菅政権が、世界の流れに背を向けて、核抑止力の維持強化を持ち出し、国民多数が望む禁止条約への参加を拒否していることは、恥ずべき態度です。内外で失望を広げています。  核抑止は、いざとなれば広島、長崎のような破滅的な人道的結果を容認するものであり、到底許されるものでありません。被爆国である日本の条約参加は、核兵器のない世界の実現に向け、大きな前向き変化をつくることになると考えます。  請願第3号県の責任による少人数学級の前進を求める意見書採択についての請願です。  40年ぶりに公立小学校の学級編制基準が引き下げられました。令和3年4月から5年かけて小学校全学年で35人学級が実現することになります。  菅首相は、中学校についても少人数学級の実施を検討する旨、衆議院予算委員会で明言しました。  全国各地で、国の方針に先駆けて少人数学級が進んでいます。令和3年度から15の道県で少人数学級の独自施策に取り組んでいることが伝えられていますが、特に群馬県では、小中全学年に対象拡大を決めていますが、こうした動きがさらに国を動かす力になると考えるものです。  最後に、請願第4号令和3年度の小学校英語指導協力員・EFの派遣及びSTEAM教員の配置の継続を求める請願です。  第1号議案で述べたとおりですが、この請願に先立って、市教育委員会には学校長はじめ、現場の先生方から切実な声が届いているはずです。市教育委員会のこのたびの措置には全く道理があると思えません。  子どもらの利益第一、現場の声を無視してはならない、冷静さを取り戻し、教育行政の原点に立ち返った仕事をしていただきたい。今回の事態も、やはり拙速のそしりを免れないと思います。  教育委員会は、請願に込められた教育現場のリアルな声を真摯に受け止めていただきたいと思います。  早川教育長には、最後の最後の仕事として、EFの派遣、STEAM教員の配置の継続を置き土産としてお願いしたい。  以上、請願4件について、委員長報告はいずれも不採択でしたが、採択を主張します。(拍手) 19: [ 759頁]◯議長大野一生君) 以上で討論を終結します。  これより採決を行います。  まず、報第2号を分離して起立によって採決します。本件に対する常任委員長報告は承認であります。  本件については、これを常任委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。              〔賛  成  者  起  立〕 20: [ 759頁]◯議長大野一生君) 起立多数であります。よって、報第2号については、常任委員長報告のとおり決しました。  次に、第1号議案を分離して起立によって採決します。本件に対する常任委員長報告は原案のとおり可決であります。  本件については、これを常任委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。              〔賛  成  者  起  立〕 21: [ 759頁]◯議長大野一生君) 起立多数であります。よって、第1号議案については、常任委員長報告のとおり決しました。  次に、第3号議案を分離して起立によって採決します。本件に対する常任委員長報告は原案のとおり可決であります。  本件については、これを常任委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。              〔賛  成  者  起  立〕 22: [ 759頁]◯議長大野一生君) 起立多数であります。よって、第3号議案については、常任委員長報告のとおり決しました。  次に、第4号議案を分離して起立によって採決します。本件に対する常任委員長報告は原案のとおり可決であります。  本件については、これを常任委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。              〔賛  成  者  起  立〕 23: [ 759頁]◯議長大野一生君) 起立多数であります。よって、第4号議案については、常任委員長報告のとおり決しました。  次に、第5号議案を分離して起立によって採決します。本件に対する常任委員長報告は原案のとおり可決であります。  本件については、これを常任委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。              〔賛  成  者  起  立〕 24: [ 760頁]◯議長大野一生君) 起立多数であります。よって、第5号議案については、常任委員長報告のとおり決しました。  次に、第11号議案を分離して起立によって採決します。本件に対する常任委員長報告は原案のとおり可決であります。  本件については、これを常任委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。              〔賛  成  者  起  立〕 25: [ 760頁]◯議長大野一生君) 起立多数であります。よって、第11号議案については、常任委員長報告のとおり決しました。  次に、第17号議案を分離して起立によって採決します。本件に対する常任委員長報告は原案のとおり可決であります。  本件については、これを常任委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。              〔賛  成  者  起  立〕 26: [ 760頁]◯議長大野一生君) 起立多数であります。よって、第17号議案については、常任委員長報告のとおり決しました。  次に、第19号議案を分離して起立によって採決します。本件に対する常任委員長報告は原案のとおり可決であります。  本件については、これを常任委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。              〔賛  成  者  起  立〕 27: [ 760頁]◯議長大野一生君) 起立多数であります。よって、第19号議案については、常任委員長報告のとおり決しました。  次に、第33号議案を分離して起立によって採決します。本件に対する常任委員長報告は原案のとおり可決であります。  本件については、これを常任委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。              〔賛  成  者  起  立〕 28: [ 760頁]◯議長大野一生君) 起立多数であります。よって、第33号議案については、常任委員長報告のとおり決しました。  次に、第34号議案を分離して起立によって採決します。本件に対する常任委員長報告は原案のとおり可決であります。  本件については、これを常任委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。              〔賛  成  者  起  立〕 29: [ 760頁]◯議長大野一生君) 起立多数であります。よって、第34号議案については、常任委員長報告のとおり決しました。  次に、第59号議案を分離して起立によって採決します。本件に対する常任委員長報告は原案のとおり可決であります。  本件については、これを常任委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。
                 〔賛  成  者  起  立〕 30: [ 760頁]◯議長大野一生君) 起立多数であります。よって、第59号議案については、常任委員長報告のとおり決しました。  次に、第65号議案を分離して起立によって採決します。本件に対する常任委員長報告は原案のとおり可決であります。  本件については、これを常任委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。              〔賛  成  者  起  立〕 31: [ 761頁]◯議長大野一生君) 起立多数であります。よって、第65号議案については、常任委員長報告のとおり決しました。  次に、第66号議案を分離して起立によって採決します。本件に対する常任委員長報告は原案のとおり可決であります。  本件については、これを常任委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。              〔賛  成  者  起  立〕 32: [ 761頁]◯議長大野一生君) 起立多数であります。よって、第66号議案については、常任委員長報告のとおり決しました。  次に、第69号議案を分離して起立によって採決します。本件に対する常任委員長報告は原案のとおり可決であります。  本件については、これを常任委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。              〔賛  成  者  起  立〕 33: [ 761頁]◯議長大野一生君) 起立多数であります。よって、第69号議案については、常任委員長報告のとおり決しました。  次に、報第1号、報第3号、第2号議案、第6号議案から第10号議案まで、第12号議案から第16号議案まで、第18号議案、第20号議案から第32号議案まで、第35号議案から第58号議案まで、第60号議案から第64号議案まで、第67号議案、第68号議案及び第70号議案から第77号議案まで、以上66件を一括して採決します。  これら66件に対する常任委員長報告は、いずれも承認ないし原案のとおり可決であります。  お諮りします。これら66件については、いずれも常任委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 34: [ 761頁]◯議長大野一生君) 御異議なしと認めます。よって、これら66件については、いずれも常任委員長報告のとおり決しました。  次に、請願第1号を起立によって採決します。本件に対する常任委員長報告は不採択であります。  本件については、これを常任委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。              〔賛  成  者  起  立〕 35: [ 761頁]◯議長大野一生君) 起立多数であります。よって、請願第1号については、常任委員長報告のとおり決しました。  次に、請願第2号を起立によって採決します。本件に対する常任委員長報告は不採択であります。  本件については、これを常任委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。              〔賛  成  者  起  立〕 36: [ 762頁]◯議長大野一生君) 起立多数であります。よって、請願第2号については、常任委員長報告のとおり決しました。  次に、請願第3号を起立によって採決します。本件に対する常任委員長報告は不採択であります。  本件については、これを常任委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。              〔賛  成  者  起  立〕 37: [ 762頁]◯議長大野一生君) 起立多数であります。よって、請願第3号については、常任委員長報告のとおり決しました。  次に、請願第4号を起立によって採決します。本件に対する常任委員長報告は不採択であります。  本件については、これを常任委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。              〔賛  成  者  起  立〕 38: [ 762頁]◯議長大野一生君) 起立多数であります。よって、請願第4号については、常任委員長報告のとおり決しました。             ━━━━━━━━━━━━━━━━━ 第86 第78号議案 39: [ 762頁]◯議長大野一生君) 日程第86、第78号議案を議題とします。            ───────────────────               〔議 案 掲 載 省 略〕            ─────────────────── 40: [ 762頁]◯議長大野一生君) 本件に対する提出者の説明を求めます。市長、柴橋正直君。    〔柴橋正直君登壇〕 41: [ 762頁]◯市長(柴橋正直君) ただいま上程になりました第78号議案令和3年度一般会計補正予算につきまして御説明いたします。  今回の補正予算におきましては、新型コロナウイルス感染症に関して、国の緊急支援策に伴い、所要の補正をいたしております。  民生費の子ども支援費につきましては、低所得の独り親世帯並びに2人親世帯を支援するための子育て世帯生活支援特別給付金のうち、5月までに支給する必要のある独り親家庭における給付金に係る所要額2億1,700余万円を補正するものであります。  以上、令和3年度一般会計の補正総額は2億1,743万6,000円となり、財源内訳としましては、    国  庫  支  出  金      2億1,743万6,000円 をもって措置した次第であります。  よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。 42: [ 762頁]◯議長大野一生君) この際、しばらく休憩します。   午後1時43分 休  憩             ━━━━━━━━━━━━━━━━━   午後1時56分 開  議 43: [ 763頁]◯議長大野一生君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  本件に対する質疑の通告はありません。  お諮りします。本件については、常任委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 44: [ 763頁]◯議長大野一生君) 御異議なしと認めます。よって、本件については常任委員会付託を省略することに決しました。  本件に対する討論の通告はありません。  これより採決を行います。  第78号議案を採決します。  お諮りします。本件については、これを原案のとおり決するに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 45: [ 763頁]◯議長大野一生君) 御異議なしと認めます。よって、本件については原案のとおり決しました。             ━━━━━━━━━━━━━━━━━ 第87 第79号議案及び第88 第80号議案 46: [ 763頁]◯議長大野一生君) 日程第87、第79号議案及び日程第88、第80号議案、以上2件を一括して議題とします。            ───────────────────               〔議 案 掲 載 省 略〕            ─────────────────── 47: [ 763頁]◯議長大野一生君) これら2件に対する提出者の説明を求めます。市長、柴橋正直君。    〔柴橋正直君登壇〕 48: [ 763頁]◯市長(柴橋正直君) ただいま上程になりました議案につきまして御説明いたします。  最初に、第79号議案は、教育委員会教育長任命の同意方についてであります。  平成24年4月の就任以来、市の教育行政の発展のため御尽力いただいております早川三根夫さんが3月末をもって退任されますので、後任の教育長として、水川和彦さんを選任いたしたいと存じます。  水川さんは、昭和56年に教員になられて以降、岐阜市を含む県内の小中学校で長年勤められました。その後、県教育委員会において、教職員課教育主幹、岐阜教育事務所長、県の義務教育全体を束ねる義務教育総括監などを経て、平成29年4月に開校した白川村立白川郷学園の初代校長として勤められた後、現在、岐阜聖徳学園大学教育学部の教授として後進の指導に当たっておられます。  学校現場における豊かな経験と高い指導力、また、教育行政への深い見識をお持ちであり、本市の教育行政の発展に尽力していただける人材であると期待しております。  次に、第80号議案は、教育委員会委員任命の同意方についてであります。  現在、その任に御尽力をいただいております横山正樹さんの任期が3月31日に満了いたしますので、引き続き横山正樹さんを教育委員会委員として任命いたしたいと存じます。  以上、よろしく御同意のほどお願い申し上げます。 49: [ 764頁]◯議長大野一生君) これより質疑を行います。  これら2件について質疑を許します。質疑はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 50: [ 764頁]◯議長大野一生君) 質疑はなしと認めます。  お諮りします。これら2件については、常任委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 51: [ 764頁]◯議長大野一生君) 御異議なしと認めます。よって、これら2件については、常任委員会付託を省略することに決しました。  これより討論を行います。  これら2件について討論を許します。討論はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 52: [ 764頁]◯議長大野一生君) 討論はなしと認めます。  これより採決を行います。  お諮りします。水川和彦君を教育委員会教育長に任命するについては、これに同意するに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 53: [ 764頁]◯議長大野一生君) 御異議なしと認めます。よって、水川和彦君を教育委員会教育長に任命するについては、同意と決しました。  次に、第80号議案を採決します。  お諮りします。横山正樹君を教育委員会委員に任命するについては、これに同意するに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 54: [ 764頁]◯議長大野一生君) 御異議なしと認めます。よって、横山正樹君を教育委員会委員に任命するについては、同意と決しました。
     この際、早川三根夫君から御挨拶があります。    〔早川三根夫君登壇〕 55: [ 764頁]◯教育長(早川三根夫君) 議長のお許しをいただきましたので、退任に当たり、御挨拶をさせていただきます。  議員の皆様はじめ、市民の皆様、子どもたち、保護者の皆様、ありがとうございました。  私の9年間は、小1が中3になる9年間です。子どもたちには、君たちの大切な時間を一緒に過ごさせていただきありがとうとお伝えしたいと思います。  第1の局面は才能開花、第2の局面はいじめ重大事態、第3の局面はコロナ禍でした。それらは重なり合って、あるときは夢を施策にし、日本の教育をリードし、また、大き過ぎる犠牲を払い、重い教訓を得ながら、そのたびに本市の教育は進化しました。  特に、いじめ問題に取り組み続けることが、教育の本質、人間のありようを考え続けることになるということを御遺族から学びました。御遺族には、今日まで57回お会いしていただいております。そのたびに、新たに取り組むべきことが明らかになり、励まされました。  改めまして、亡くなられました生徒の御冥福をお祈りし、おわび申し上げます。彼の訴えたかった命のメッセージを考え続けていきます。  さて、草潤中学校がいよいよ開校します。日本の教育の在り方を根本から見直すダイナモになる可能性があると思っております。より強靱になる、5年先行く本市の教育が展開されます。  最後に、本市発祥の狂俳を。お題は「人生100年時代」。「名刺捨て 仙人になる」  ありがとうございました。(拍手)             ━━━━━━━━━━━━━━━━━ 第89 第81号議案 56: [ 765頁]◯議長大野一生君) 日程第89、第81号議案を議題とします。            ───────────────────               〔議 案 掲 載 省 略〕            ─────────────────── 57: [ 765頁]◯議長大野一生君) 本件に対する提出者の説明を求めます。市長、柴橋正直君。    〔柴橋正直君登壇〕 58: [ 765頁]◯市長(柴橋正直君) ただいま上程になりました第81号議案岐阜市名誉市民の推挙につきまして御説明いたします。  御推挙いたします故細江茂光さんは、平成14年2月に岐阜市長に就任されて以来、4期16年間の長きにわたり、高邁な政治信念と民間企業で培った経営感覚を持って、市政の発展と市民生活の向上に献身的に尽力され、常に時代の潮流を捉えながら、幅広い分野で今日の岐阜市発展の基礎を築かれたところであります。  とりわけ、人こそが最大の資源との理念に基づき、教育立市を標榜し、小学校における英語の教科化をはじめ、ICT教育、岐阜市型コミュニティ・スクールなど、時代を先取りした先駆的な取組に積極果敢に挑戦されました。  さらに、岐阜市子ども・若者総合支援センター「エールぎふ」を開設し、子ども、若者のあらゆる相談に対応できる体制を整備されるとともに、知、絆、文化の拠点として、多くの方に利用されている「みんなの森 ぎふメディアコスモス」を開館するなど、教育・子育て環境の充実に大きな功績を残されました。  一方で、不断の行財政改革を推進し、行政運営から行政経営への転換と職員の意識改革を図り、健全な財政基盤を構築するとともに、市民満足度の向上に努められました。  このほかにも、JR岐阜駅北口駅前広場整備や市街地再開発事業、本年5月に開庁する新庁舎建設等の都市基盤整備のほか、柳津町との合併や連携中枢都市圏の形成、さらには、芸術文化の振興や国際交流にも幅広く尽力されるなど、市政発展に貢献されました。  今回こうした御功績を顕彰するため、名誉市民候補者として、名誉市民審査委員会へ諮問いたしましたところ、先般、名誉市民として推挙されることが適当であるとの答申をいただいたものであります。  これらを踏まえまして、故細江茂光さんを岐阜市名誉市民に推挙し、その御功績をたたえたいと思います。  よろしく御同意のほど、お願い申し上げます。 59: [ 766頁]◯議長大野一生君) この際、しばらく休憩します。   午後2時 6分 休  憩             ━━━━━━━━━━━━━━━━━   午後2時13分 開  議 60: [ 766頁]◯議長大野一生君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  本件に対する質疑の通告はありません。  お諮りします。本件については、常任委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 61: [ 766頁]◯議長大野一生君) 御異議なしと認めます。よって、本件については常任委員会付託を省略することに決しました。  これより討論を行います。  討論の通告がありますので、これを許します。38番、堀田信夫君。    〔堀田信夫君登壇〕(拍手) 62: [ 766頁]◯38番(堀田信夫君) 前市長、細江茂光氏の名誉市民推挙に際して、一言申し上げたいと思います。  これは、細江氏の人物評価について問いかけられておりますので、私どもの思いをお伝えしたいと思います。  昨年お亡くなりになってからこの間、何ら思いを伝える場面がありませんでした。若干追悼めいた話になりますけれども、その点は、故人の人物評価が問いかけられているという点でお許し願いたいと思います。  政策上のこと、政治姿勢について、この議場で口角泡を飛ばさんばかりの議論をいたしましたが、今は大変懐かしく思い出されます。  私は、ほとんど限られた場面でのお付き合いになります。その関係から、細かなことも随分覚えています。  質問を終えると、しばしば私の携帯に連絡がありました。それが翌日の早朝もあれば、直後の休憩時間のケースもありました。彼の携帯番号は、いまだ私の携帯に消せないでまだ残してあります。なかなか消せないものです、私は。  私の母が亡くなった折、華陽の実家に来てくださいました。間口三間の長屋です。私が、こんな小狭いところへと言葉を詰まらせて言うと、彼は、私のとこと一緒と小さな声でおっしゃったことが印象深く残っています。大して深い意味はなかったんでしょうが、私には、その瞬間に人としてのぬくもりを感じ取ったものです。  マラソンは、私が始めた少し後で始められたと記憶しています。平生、たしか水曜日と日曜日ではなかったかと思うんですが、伊奈波さんをスタートにジョギングをされておられました。その際、1人ではなくて何人も誘ってやるもんだから、こういうのはお供を連れてやるもんじゃないよと嫌みを言ったものです。清流マラソン、元旦マラソン、やまなみジョギング、淡墨桜マラソンで度々一緒になりました。大体が、お互いのレベルが近いせいか、レース中にはコースの前、後、並走がよくありました。そんなとき、決まって、一緒に走ろう、一緒にゴールしようって声をかけてきたのです。私には人に合わせて走る力量がありませんでしたから、背中を見せることになりました。  また、一緒に飲まないか、何度か誘われました。そのときにこういうことを言うんです。人目につかんところで割り勘でって。と思うと、うちに来てよとも言いました。ある式典で来賓席で一緒になったときのこと、間もなく始まろうというときに、前の席におられた彼は突然振り向いて、静かなときです、堀田さん、飲めるんやろう、そういう調子でした。けれども、ただの一度も一緒に飲むことはありませんでした。  市内のある施設の入り口に建立された記念碑への揮毫を一筆振るってもらうことを縁あってお願いすることになりましたとき、堀田さんが、何で、私の筆でいいのと、戸惑いながらも後日、墨痕鮮やかなものが用意されていました。  初めて言葉を交わしたのは、彼が市長選挙に当選した直後で、私どもの事務所に挨拶に来られたときでした。そして、最後、これは先般の統一地方選挙前の電話でした。そのときにも、選挙終わったら、無事に選挙終わったら、ということでした。この会話が最後でした。  出会いから最後の別れまでの間、政治的、政策的な議論が本当に様々ありました。政治的なことで言えば立命館の問題が思い出されますけども、政治姿勢の問題でいくと、全国教育研究集会が岐阜で開催された折に騒動から逃れて下呂温泉へ行ったこと。東京出張なんかが多かったわけですが、おうちがあったからでしょう。旅費計算も疑念を抱いたものです。宿泊代。  日帰りの出張なんかの折には、昼飯が相手先で出ると半日当で、日当が半額になるんですが、昼飯はどこで食うか、俺が決めると言っておられたことも気になるところです。  あるときの議会、本会議が終わり、いよいよ委員会、本会議が終わってほっとしたんでしょう。解放感があって、委員会の開催中に彼の後援会の稲取温泉行きの行事に合流されてもおられましたが、まあ、本当にいろいろです。  時に、そういったことを思い出しながらも、あっ、もういないのやなと思うときがありますが、寂しいものがあります。舞台から降りたんやし、今度誘われたらお受けしようと決めていただけに本当に残念です。今は、ただただ冥福を祈るばかりです。  そして、そのことと名誉市民、それは違うでしょうという思いです。  スポーツ、文化・芸術、学術などの分野ならまだしも、政治家を名誉市民として祭り上げる、そんな時代ではなくなっているんではないんでしょうか。  政治家となれば、評価は分かれるものです。功績としてあれこれ列記されましたが、市民の暮らし向き、市民が心豊かに日々を送れているか、その点は置いてきぼりの面があったんではないかと思います。  政治家に対する評価は分かれるところです。政治の主役は住民。市井に名をはせることなく、一生懸命に生きている人々があります。そうした人々によって地域社会は支えられています。政のリーダーであった、その在任期間でもって名誉市民としてあがめるごとくの時代ではない。市井の、ちまたの人々みんなが光り輝いていくべきだと思います。名誉市民という制度の在り方、見直す時期に来ているんではないかと思います。  そういう意味を持ちまして、私どもは、この案件に対して採決は遠慮させていただきます。  追悼めいたものになりましたが、御容赦を願い、一言申し伝えたところです。ありがとうございました。(拍手) 63: [ 768頁]◯議長大野一生君) 以上で討論を終結します。  これより採決を行います。  第81号議案を起立によって採決します。故細江茂光君を岐阜市名誉市民に推挙するについては、これに同意するに賛成の諸君の起立を求めます。              〔賛  成  者  起  立〕 64: [ 768頁]◯議長大野一生君) 起立多数であります。よって、故細江茂光君を岐阜市名誉市民に推挙するついては同意と決しました。             ━━━━━━━━━━━━━━━━━ 第90 市議第1号議案から第92 市議第3号議案まで 65: [ 768頁]◯議長大野一生君) 日程第90、市議第1号議案から日程第92、市議第3号議案まで、以上3件を一括して議題とします。  議案はお手元に配付申し上げたとおりであります。            ───────────────────  市議第1号議案     岐阜市議会委員会条例の一部を改正する条例制定について   岐阜市議会委員会条例の一部を改正する条例を別紙のとおり制定するものとする。    令和3年3月25日 提 出           提出者            岐阜市議会 議会運営委員長  杉   山   利   夫            ───────────────────           岐阜市議会委員会条例の一部を改正する条例  岐阜市議会委員会条例(昭和42年岐阜市条例第20号)の一部を次のように改正する。  次の表の改正前の欄中下線が引かれた部分を同表の改正後の欄中下線が引かれた部分に 改める。 ┌────────────────────┬────────────────────┐ │        改正後         │        改正前         │ ├────────────────────┼────────────────────┤ │ (常任委員の所属並びに常任委員会の名 │ (常任委員の所属並びに常任委員会の名 │ │ 称、委員定数及びその所管)      │ 称、委員定数及びその所管)      │ │第2条 (略)             │第2条 (略)             │ │2 常任委員会の名称、委員の定数及びそ │2 常任委員会の名称、委員の定数及びそ │ │ の所管は、次のとおりとする。     │ の所管は、次のとおりとする。     │ │ (1)・(2) (略)           │ (1)・(2) (略)           │ │ (3) 厚生委員会 8人         │ (3) 厚生委員会 8人         │ │    (略)              │    (略)              │ │    保健衛生部の所管に属する事項   │    健康部の所管に属する事項     │ │     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄            │     ̄ ̄ ̄              │ │    (略)              │    (略)              │ │ (4)・(5) (略)           │ (4)・(5) (略)           │ └────────────────────┴────────────────────┘    附 則  この条例は、令和3年4月1日から施行する。
       提 案 理 由  岐阜市事務分掌条例の一部改正に伴い、この条例を定めようとする。            ───────────────────  市議第2号議案     岐阜市議会会議規則の一部を改正する規則制定について   岐阜市議会会議規則の一部を改正する規則を別紙のとおり制定するものとする。    令和3年3月25日 提 出           提出者            岐阜市議会 議会運営委員長  杉   山   利   夫            ───────────────────            岐阜市議会会議規則の一部を改正する規則  岐阜市議会会議規則(昭和42年岐阜市議会規則第1号)の一部を次のように改正する。  次の表の改正前の欄中項の表示に下線が引かれた項(以下「移動項」という。)に対応 する同表の改正後の欄中項の表示に下線が引かれた項(以下「移動後項」という。)が存 在する場合には、当該移動項を当該移動後項とし、移動後項に対応する移動項が存在しな い場合には、当該移動後項(以下「追加項」という。)を加える。  次の表の改正前の欄中下線が引かれた部分(項の表示を除く。以下「改正部分」という。) に対応する同表の改正後の欄中下線が引かれた部分(項の表示及び追加項を除く。以下 「改正後部分」という。)が存在する場合には、当該改正部分を当該改正後部分に改め、 改正後部分に対応する改正部分が存在しない場合には、当該改正後部分を加える。 ┌────────────────────┬────────────────────┐ │        改正後         │        改正前         │ ├────────────────────┼────────────────────┤ │ (欠席の届出)            │ (欠席の届出)            │ │第2条 議員は、公務、疾病、育児、看護、│第2条 議員は、事故のため出席できない、│ │         ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄│         ̄ ̄          │ │ 介護、配偶者の出産補助その他のやむを │ ときは、その理由を付け、当日の開議時 │ │  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │                    │ │ 得ない事由のため出席できないときは、 │ 刻までに議長に届け出なければならない。│ │  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄              │                    │ │ その理由を付け、当日の開議時刻までに │                    │ │ 議長に届け出なければならない。    │                    │ │2 議員は、出産のため出席できないとき │2 議員は、出産のため出席できないとき │ │ は、出産予定日の8週間(多胎妊娠の場 │ は、日数を定めて、あらかじめ議長に欠 │ │    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄           │ │ 合にあっては、14週間)前の日から当 │ 席届を提出することができる。     │ │  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │                    │ │ 該出産の日後8週間を経過する日までの │                    │ │  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │                    │ │ 範囲内において、その期間を明らかにし │                    │ │  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │                    │ │ て、あらかじめ議長に欠席届を提出する │                    │ │  ̄                  │                    │ │ ことができる。            │                    │ │                    │                    │ │ (起立等による表決)         │ (起立による表決)          │ │   ̄ ̄ ̄               │   ̄ ̄                │ │第69条 (略)            │第69条 (略)            │ │2 (略)               │2 (略)               │ │3 第1項及び第75条ただし書の規定に │                    │ │ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │                    │ │ かかわらず、議長が必要があると認める │                    │ │  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │                    │ │ ときは、電子表決システムにより表決を │                    │ │  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │                    │ │ とることができる。          │                    │ │  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄          │                    │ │4 前項の規定により電子表決システムに │                    │ │ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │                    │ │ よる表決をとる場合には、問題を可とす │                    │ │  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │                    │ │ る者は賛成のボタンを、問題を否とする │                    │ │  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │                    │ │ 者は反対のボタンを押さなければならな │                    │ │  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │                    │ │ い。                 │                    │ │  ̄ ̄                 │                    │ │                    │                    │ │ (欠席の届出)            │ (欠席の届出)            │ │第90条 委員は、公務、疾病、育児、看 │第90条 委員は、事故のため出席できな │ │          ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │          ̄ ̄         │ │ 護、介護、配偶者の出産補助その他のや │ いときは、その理由を付け、当日の開議 │ │  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │                    │ │ むを得ない事由のため出席できないとき │ 時刻までに委員長に届け出なければなら │ │  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄            │                    │ │ は、その理由を付け、当日の開議時刻ま │ ない。                │ │ でに委員長に届け出なければならない。 │                    │ │2 委員は、出産のため出席できないとき │2 委員は、出産のため出席できないとき │ │ は、出産予定日の8週間(多胎妊娠の場 │ は、日数を定めて、あらかじめ委員長に │ │    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄           │ │ 合にあっては、14週間)前の日から当 │ 欠席届を提出することができる。    │ │  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │                    │ │ 該出産の日後8週間を経過する日までの │                    │ │  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │                    │ │ 範囲内において、その期間を明らかにし │                    │ │  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │                    │ │ て、あらかじめ委員長に欠席届を提出す │                    │ │  ̄                  │                    │ │ ることができる。           │                    │ │                    │                    │ │ (請願書の記載事項等)        │ (請願書の記載事項等)        │ │第138条 請願者(法人を除く。)は、 │第138条 請願書には、邦文を用いて、 │ │       ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │       ̄ ̄ ̄ ̄ ̄         │ │ 請願書に、邦文を用いて、請願の趣旨、 │ 請願の趣旨、提出年月日、請願者の住所 │ │  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄              │             ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │ │ 提出年月日及び請願者の住所を記載し、 │ 及び氏名(法人の場合にはその名称及び │ │       ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄      │  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │ │ 署名又は記名押印をしなければならない。│ 代表者の氏名)を記載し、請願者が押印 │ │  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄           │  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │
    │                    │ をしなければならない。        │ │                    │                    │ │2 請願者が法人の場合には、邦文を用い │                    │ │ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │                    │ │ て、請願の趣旨、提出年月日、法人の名 │                    │ │  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │                    │ │ 称及び所在地を記載し、代表者が署名又 │                    │ │  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │                    │ │ は記名押印をしなければならない。   │                    │ │  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   │                    │ │3 前2項の請願を紹介する議員は、請願 │2 請願を紹介する議員は、請願書の表紙 │ │ ̄  ̄ ̄ ̄               │ ̄                   │ │  書の表紙に署名又は記名押印をしなけ │ に署名又は記名押印をしなければならな │ │ ればならない。            │ い。                 │ │4 (略)               │3 (略)               │ │ ̄                   │ ̄                   │ └────────────────────┴────────────────────┘    附 則  この規則は、公布の日から施行する。ただし、第69条の改正規定は、令和3年5月6 日から施行する。    提 案 理 由  欠席事由に係る規定の見直し、電子表決システムによる表決の導入等のため、この規則 を定めようとする。            ───────────────────  市議第3号議案     岐阜市議会傍聴規則の一部を改正する規則制定について   岐阜市議会傍聴規則の一部を改正する規則を別紙のとおり制定するものとする。    令和3年3月25日 提 出           提出者            岐阜市議会 議会運営委員長  杉   山   利   夫            ───────────────────            岐阜市議会傍聴規則の一部を改正する規則  岐阜市議会傍聴規則(昭和42年岐阜市議会規則第2号)の一部を次のように改正する。  次の表の改正前の欄中項及び号の表示に下線が引かれた項及び号(以下「移動項等」と いう。)に対応する同表の改正後の欄中項及び号の表示に下線が引かれた項及び号(以下 「移動後項等」という。)が存在する場合には、当該移動項等を当該移動後項等とし、移 動項等に対応する移動後項等が存在しない場合には、当該移動項等(以下「削除項等」と いう。)を削り、移動後項等に対応する移動項等が存在しない場合には、当該移動後項等 (以下「追加項等」という。)を加える。  次の表の改正前の欄中下線が引かれた部分(号の表示及び削除項等を除く。)を同表の 改正後の欄中下線が引かれた部分(号の表示及び追加項等を除く。)に改める。 ┌────────────────────┬────────────────────┐ │        改正後         │        改正前         │ ├────────────────────┼────────────────────┤ │ (一般席の傍聴人の定員)       │ (一般席の傍聴人の定員)       │ │第10条 一般席の傍聴人の定員は、74 │第10条 一般席の傍聴人の定員は、80 │ │                  ̄ ̄ │                  ̄ ̄ │ │ 人とする。              │ 人とする。              │ │  ̄                  │  ̄                  │ │2 (略)               │2 (略)               │ │                    │                    │ │ (傍聴席に入ることができない者)   │ (傍聴席に入ることができない者)   │ │第12条 (略)            │第12条 (略)            │ │                    │2 児童及び乳幼児は傍聴席に入ることが │ │                    │ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │ │                    │ できない。ただし、議長の許可を得た場 │ │                    │  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │ │                    │ 合はこの限りでない。         │ │                    │  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄         │ │ (傍聴人の守るべき事項)       │ (傍聴人の守るべき事項)       │ │第13条 傍聴人は、傍聴席にあるときは、│第13条 傍聴人は、傍聴席にあるときは、│ │次の事項を守らなければならない。    │ 次の事項を守らなければならない。   │ │ (1)~(6) (略)           │ (1)~(6) (略)           │ │ (7) 携帯電話その他の音を発する機器  │                    │ │  ̄   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  │                    │ │   を携帯する場合には、当該機器の電  │                    │ │    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  │                    │ │   源を切り、又は音を発しない状態に  │                    │ │    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  │                    │ │   すること。             │                    │ │    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄             │                    │ │ (8) (略)              │ (7) (略)              │ │  ̄ ̄                 │  ̄ ̄                 │ └────────────────────┴────────────────────┘    附 則  この規則は、令和3年5月6日から施行する。    提 案 理 由  新庁舎への移転に伴い、一般席の傍聴人の定員を改める等のため、この規則を定めよう とする。            ─────────────────── 66: [ 772頁]◯議長大野一生君) お諮りします。これら3件に対する趣旨弁明は、これを省略したいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 67: [ 772頁]◯議長大野一生君) 御異議なしと認めます。よって、これら3件に対する趣旨弁明は、これを省略することに決しました。  これより質疑を行います。  これら3件について質疑を許します。質疑はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 68: [ 772頁]◯議長大野一生君) 質疑はなしと認めます。  これより討論を行います。  これら3件について討論を許します。討論はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 69: [ 772頁]◯議長大野一生君) 討論はなしと認めます。  これより採決を行います。  市議第1号議案から市議第3号議案まで、以上3件を一括して採決します。  お諮りします。これら3件については、いずれも原案のとおり決するに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 70: [ 772頁]◯議長大野一生君) 御異議なしと認めます。よって、これら3件については、いずれも原案のとおり決しました。             ━━━━━━━━━━━━━━━━━ 第93 市議第4号議案
    71: [ 772頁]◯議長大野一生君) 日程第93、市議第4号議案を議題とします。  議案はお手元に配付申し上げたとおりであります。            ───────────────────  市議第4号議案     脱原発を実現し、自然エネルギー中心の社会実現を求める意見書   標記について別紙のとおり決議するものとする。    令和3年3月25日 提 出            提出者  岐阜市議会議員  田   中   成   佳            同    同        松   原   徳   和            賛成者  岐阜市議会議員  堀   田   信   夫            同    同        原       菜 穂 子            同    同        服   部   勝   弘            同    同        高   橋   和   江            ───────────────────       脱原発を実現し、自然エネルギー中心の社会実現を求める意見書  東京電力福島第一原子力発電所での炉心溶融及び連続爆発事故の発生から本年で10年 になる。この大事故により、海も大気も大地も汚染された。福島第一原発事故原因調査は 遅々として進んでいないことから、事故原因は不明のままである。  汚染水が蓄積され、廃炉作業のめども立たないまま10年が経過した。いまだ避難した ままの住民が存在し、国土が失われたに等しい現状である。  今の子どもたちだけでなく、まだ生まれていない子どもたちにも計り知れない悪影響を 与えるとの不安に駆られており、未来の命のために、自然を傷つけ、エネルギーを浪費す る生活を見直し、あらゆる生物と共存する持続可能で平和な社会の実現が求められている。  既に、大手電力会社の中には、再生可能エネルギー産業に参入する会社も出現している。  よって、国におかれては、原発廃止に向けて政治のかじを切り、核エネルギー政策から の大転換を図るため、下記の事項について実施されるよう強く要望する。                     記  1 現在稼働している全ての原子力発電所を直ちに停止すること。  2 既存の全ての原子力発電所の計画的な廃炉を実施すること。  3 省エネルギー、自然エネルギーを中心に据えたエネルギー政策への転換を早急に始め   ること。   以上 地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。   令和  年  月  日                                岐 阜 市 議 会  国会及び関係行政庁宛            ─────────────────── 72: [ 773頁]◯議長大野一生君) 市議第4号議案に対する提出者の趣旨弁明を求めます。35番、松原徳和君。    〔松原徳和君登壇〕(拍手) 73: [ 773頁]◯35番(松原徳和君) ありがとうございます。それでは、市議第4号議案の趣旨弁明を行います。  脱原発を実現し、自然エネルギー中心の社会実現を求める意見書の趣旨弁明をさせていただきます。  福島第一原発事故から10年、廃炉作業、被災者への損害賠償、除染作業など事故処理にかかった費用は約13兆3,000億円と、3月23日の中日新聞は報じています。  政府は、廃炉処理費総額を21兆5,000億円と見込むが、上回る可能性濃厚。賠償費用は国が立て替え、後に、電気料金、税金で返済され、国民負担は数十年継続。政府有識者が示した見込額21兆5,000億円のうち、現在まで、廃炉に1兆5,000億円、賠償に7兆円、除染に4兆8,000億円が使われたが、既に廃炉だけでも想定の2割近くを上回っている。処理費が見込みどおりの金額、期間で終わる保証はない。30年計画の廃炉作業は、溶融核燃料、いわゆるデブリの取り出し作業が困難を極め、長期化の懸念があると報道されています。  安い原発電力の神話は崩壊しました。事故を起こした原発は発電どころか、管理するのに電力を消費し、税金を消費し続けています。  警告のように、本年3.11の前後に大きな地震が襲いました。2月13日の最大震度6強の地震以降、15日から福島第一原発の核燃料格納容器の水位低下が続き、注水量を毎時3トンから4トンへ増加したとの報道もあります。  動き続ける全国の原発は地震大国日本で、いつ福島のような事故を起こすか、危険以外の何物でもありません。さらには、電力会社によるテロ対策の不備、不備放置が指摘される事態に至り、発電以前の問題が明らかになりました。  意見書はこう訴えております。  東京電力福島第一電力発電所での炉心溶融及び連続爆発事故の発生から本年で10年になる。この大事故により、海も大気も大地も汚染され、福島第一原発事故原因調査は遅々として進んでいないことから、事故原因は不明のままである。  汚染水が蓄積され、廃炉作業のめども立たないまま10年が経過した。いまだ避難したままの住民が存在し、国土が失われたに等しい現状である。  今の子どもたちだけでなく、まだ生まれていない子どもたちにも計り知れない悪影響を与えるとの不安に駆られており、未来の命のために、自然を傷つけ、エネルギーを浪費する生活を見直し、あらゆる生物と共存する持続可能で平和な社会の実現が求められている。  既に、大手電力会社の中には、再生可能エネルギー産業に参入する会社も出現している。  よって、国におかれては、原発廃止に向けて政治のかじを切り、核エネルギー政策からの大転換を図るために、下記の事項について実施されるよう強く要望する。  記1、現在稼働している全ての原子力発電所を直ちに停止すること。  2、既存の全ての原子力発電所の計画的な廃炉を実施すること。  3、省エネルギー、自然エネルギーを中心に据えたエネルギー政策への転換を早急に始めること。  以上であります。  議員各位におかれましては、御賛同をいただけますようお願い申し上げ、趣旨弁明とさせていただきます。ありがとうございました。(拍手) 74: [ 774頁]◯議長大野一生君) これより質疑を行います。  本件について質疑を許します。質疑はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 75: [ 775頁]◯議長大野一生君) 質疑はなしと認めます。  お諮りします。本件については、常任委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 76: [ 775頁]◯議長大野一生君) 御異議なしと認めます。よって、本件については常任委員会付託を省略することに決しました。  これより討論を行います。  本件について、討論を許します。討論はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 77: [ 775頁]◯議長大野一生君) 討論はなしと認めます。  これより採決を行います。  市議第4号議案を起立によって採決します。本件については、これを原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。              〔賛  成  者  起  立〕 78: [ 775頁]◯議長大野一生君) 起立少数であります。よって、市議第4号議案は否決されました。             ━━━━━━━━━━━━━━━━━ 閉 議 閉 会 79: [ 775頁]◯議長大野一生君) 以上で今期定例会に付議された事件は全て議了しました。よって、本日の会議はこれで閉じ、令和3年第1回岐阜市議会定例会を閉会します。   午後2時31分 閉  会    〔閉会後、教育長予定者、市長及び議長から次のような挨拶があった。〕 80: [ 775頁]◯議長大野一生君) なお、この際、先ほど教育委員会教育長に任命同意されました水川和彦君より御挨拶がありますので、よろしくお願いいたします。 81: [ 775頁]◯(水川和彦君) ただいま御紹介をいただきました水川でございます。  このたび、私の教育委員会教育長選任に御同意を賜りまして、誠にありがとうございました。  もとより微力ではございますが、岐阜市の教育の発展のため、そして、全ての子どもたちの命輝き、希望あふれる未来づくりのために全力を尽くす所存でございますので、議員の皆様方におかれましては、御指導、御鞭撻のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。  本日は誠にありがとうございました。(拍手) 82: [ 775頁]◯市長(柴橋正直君) 閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。  今期定例会では、新年度当初予算をはじめとした諸議案を提案いたしましたところ、慎重な御審議の上、それぞれに御決定を賜り、厚く御礼を申し上げます。  また、審議におきましては、コロナ禍における諸施策や、財政への影響と今後の見通しなど、本市が取り組むべき課題に対し、多様な観点から御意見、御提言を賜りました。今後の施策や市政運営に反映させてまいりたいと存じます。  初日の提案説明でも申しましたように、来る新年度は、新型コロナウイルス感染症対策を最優先事項とし、SDGsの理念の推進やデジタルトランスフォーメーションの促進を全ての施策に反映させるとともに、5つの政策のベクトルに重点を置きながら、各施策を進めてまいる所存であります。  とりわけ、教育立市のさらなる深化に向けては、学校、家庭、地域の誰もが生命の尊厳を理解し、互いに心を開く対話を重ね、一人一人が価値ある大切な存在として互いに認め合う教育を推進することを基本方針とする新しい教育大綱に基づき、ただいま御同意をいただいた教育長ともしっかりと連携を図りながら、全ての子どもたちが自らの選択と行動によって幸せな未来をつくり出せる力を育んでまいります。  さらに、ポストコロナ社会を見据えた本市の新たな総合的方針となる(仮称)未来都市構想について、市民の皆様の声に広く耳を傾け、議論を深めながら策定し、持続可能な岐阜市の新たな将来像を示してまいります。  さて、4月に入りますと、初旬には東海地区初となる公立の不登校特例校、草潤中学校が開校します。また、中旬には高齢者を対象とした新型コロナウイルスのワクチン接種が始まる予定です。  そして、5月6日には、本市の新たなシンボルとなる新庁舎がいよいよ開庁します。職員一同、新たな気持ちで選ばれるまち岐阜市の実現に向け、全力を尽くしてまいりますので、議員の皆様方の御支援、御協力をよろしくお願い申し上げます。  最後に、例年より早く桜の開花が発表され、既に見頃になっている場所もあるようです。しかし、まだまだ季節の変わり目、寒暖の差が激しい時期でもあります。  議員各位におかれましては、御自愛の上、なお一層の御活躍いただきますよう御祈念申し上げまして、閉会の挨拶といたします。ありがとうございました。(拍手) 83: [ 776頁]◯議長大野一生君) 閉会に当たりまして、私からも挨拶を申し上げます。  今期定例会は、去る3月3日から本日までの23日間にわたり開会し、付議されました諸議案について審議を行い、ここに閉会するに至りました。  この間、新年度予算をはじめ、補正予算、条例改正等議案及び請願について終始熱心に御審議いただきました。心から敬意を表するとともに、円滑な議会運営に御協力いただきましたことを、厚く御礼を申し上げます。  さて、55年間にわたり様々な歴史を積み重ねてまいりました本議場も本日をもってその役割を終えることとなります。  顧みますと、市制100年の節目には、議員提案による平和都市宣言を可決いたしました。また、長良川河口堰建設の賛否をめぐっては、連日傍聴を希望する人で傍聴席があふれ返ったとのことであります。  記憶に新しいところでは、産業廃棄物不法投棄事案や、市岐商、立命館の問題など、様々な課題について熱心に議論が交わされ、平和──失礼しました。──昭和、平成、令和にわたり、市政運営の重要な決定の場を担ってまいりました。  また、この間、本市発展のため、常に議会と行政が共に研さんを重ね、現在の岐阜市があることは、ひとえに岐阜市民の皆様の御理解、御協力のたまものであります。全ての皆様に対し、議会を代表し、心より感謝、御礼を申し上げる次第であります。  いよいよ、次の議会からは新庁舎へと移り、新しい議場での開催となります。これまで以上に市民に開かれた議会を目指すとともに、昨年9月に制定した議会基本条例の理念の下、我々市議会は、本市の発展と市民福祉の向上を目指して、今後より一層市民の負託と信頼に応えるべく、その役割と責務を果たしていかなければなりません。  コロナに翻弄されました今年度もあと僅かとなりました。新年度には、新庁舎への移転も始まりますが、いまだコロナ禍にあります。
     議員各位におかれましては、その感染対策と健康管理には十分御留意いただき、さらなる御活躍を御期待申し上げ、閉会の挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。(拍手)  岐阜市議会議長      大 野 一 生  岐阜市議会議員      堀 田 信 夫  岐阜市議会議員      石 原 宏 基 発言が指定されていません。 Copyright © Gifu City Assembly. All Rights Reserved. ↑ 本文の先頭へ...