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  1. 岐阜市議会 2018-06-06
    平成30年第3回(6月)定例会(第6日目) 本文


    取得元: 岐阜市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-06
    トップページ 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 平成30年第3回(6月)定例会(第6日目) 本文 2018-06-25 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言の単文・選択全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者表示切り替え 全 74 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言・ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : ◯議長信田朝次君) 971頁 選択 2 : ◯議長信田朝次君) 971頁 選択 3 : ◯議長信田朝次君) 971頁 選択 4 : ◯33番(松原徳和君) 971頁 選択 5 : ◯議長信田朝次君) 972頁 選択 6 : ◯議長信田朝次君) 977頁 選択 7 : ◯38番(堀田信夫君) 977頁 選択 8 : ◯議長信田朝次君) 978頁 選択 9 : ◯15番(大野一生君) 978頁 選択 10 : ◯議長信田朝次君) 981頁 選択 11 : ◯18番(西垣信康君) 981頁 選択 12 : ◯議長信田朝次君) 982頁 選択 13 : ◯11番(鷲見守昭君) 982頁 選択 14 : ◯議長信田朝次君) 984頁 選択 15 : ◯36番(浅井武司君) 984頁 選択 16 : ◯議長信田朝次君) 987頁 選択 17 : ◯17番(杉山利夫君) 988頁 選択 18 : ◯議長信田朝次君) 988頁 選択 19 : ◯議長信田朝次君) 989頁 選択 20 : ◯35番(服部勝弘君) 989頁 選択 21 : ◯議長信田朝次君) 990頁 選択 22 : ◯10番(原 菜穂子君) 990頁 選択 23 : ◯議長信田朝次君) 992頁 選択 24 : ◯33番(松原徳和君) 992頁 選択 25 : ◯議長信田朝次君) 993頁 選択 26 : ◯16番(須賀敦士君) 993頁 選択 27 : ◯議長信田朝次君) 994頁 選択 28 : ◯議長信田朝次君) 994頁 選択 29 : ◯議長信田朝次君) 994頁 選択 30 : ◯議長信田朝次君) 995頁 選択 31 : ◯議長信田朝次君) 995頁 選択 32 : ◯議長信田朝次君) 995頁 選択 33 : ◯議長信田朝次君) 995頁 選択 34 : ◯議長信田朝次君) 995頁 選択 35 : ◯議長信田朝次君) 995頁 選択 36 : ◯市長(柴橋正直君) 995頁 選択 37 : ◯議長信田朝次君) 996頁 選択 38 : ◯議長信田朝次君) 996頁 選択 39 : ◯35番(服部勝弘君) 996頁 選択 40 : ◯議長信田朝次君) 997頁 選択 41 : ◯市長(柴橋正直君) 997頁 選択 42 : ◯議長信田朝次君) 997頁 選択 43 : ◯35番(服部勝弘君) 997頁 選択 44 : ◯議長信田朝次君) 997頁 選択 45 : ◯市長(柴橋正直君) 997頁 選択 46 : ◯議長信田朝次君) 997頁 選択 47 : ◯議長信田朝次君) 998頁 選択 48 : ◯議長信田朝次君) 998頁 選択 49 : ◯議長信田朝次君) 998頁 選択 50 : ◯議長信田朝次君) 998頁 選択 51 : ◯議長信田朝次君) 998頁 選択 52 : ◯議長信田朝次君) 998頁 選択 53 : ◯議長信田朝次君) 998頁 選択 54 : ◯議長信田朝次君) 999頁 選択 55 : ◯議長信田朝次君) 999頁 選択 56 : ◯議長信田朝次君) 999頁 選択 57 : ◯議長信田朝次君) 1001頁 選択 58 : ◯議長信田朝次君) 1001頁 選択 59 : ◯議長信田朝次君) 1001頁 選択 60 : ◯議長信田朝次君) 1002頁 選択 61 : ◯議長信田朝次君) 1002頁 選択 62 : ◯議長信田朝次君) 1002頁 選択 63 : ◯議長信田朝次君) 1003頁 選択 64 : ◯33番(松原徳和君) 1003頁 選択 65 : ◯議長信田朝次君) 1004頁 選択 66 : ◯議長信田朝次君) 1004頁 選択 67 : ◯議長信田朝次君) 1004頁 選択 68 : ◯議長信田朝次君) 1004頁 選択 69 : ◯議長信田朝次君) 1004頁 選択 70 : ◯議長信田朝次君) 1004頁 選択 71 : ◯議長信田朝次君) 1004頁 選択 72 : ◯市長(柴橋正直君) 1004頁 選択 73 : ◯議長信田朝次君) 1005頁 選択 74 : ◯(楢橋康英君) 1005頁 ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1: 開  議  午前10時 開  議 ◯議長信田朝次君) これより本日の会議を開きます。  本日の日程はお手元に配付申し上げたとおりであります。             ━━━━━━━━━━━━━━━━━ 第1 会議録署名議員の指名 2: ◯議長信田朝次君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  本日の会議録署名議員は、会議規則第87条の規定により、議長において26番竹市 勲君、27番國井忠男君の両君を指名します。             ━━━━━━━━━━━━━━━━━ 一 発言の訂正の申し出について 3: ◯議長信田朝次君) この際、松原徳和君から発言を求められておりますので、これを許します。33番、松原徳和君。    〔松原徳和君登壇〕 4: ◯33番(松原徳和君) おはようございます。    〔「おはようございます」と呼ぶ者あり〕  6月19日の私の質問の中で、柴橋市長が当選されてと申し上げるべきところをですね、前の市長のお名前を申し上げまして大変申しわけないことをいたしました。(笑声)まことに申しわけございません。(笑声)訂正させていただきます。よろしくお願いいたします。             ━━━━━━━━━━━━━━━━━ 第2 第73号議案から第21 請願第6号まで 5: ◯議長信田朝次君) 日程第2、第73号議案から日程第21、請願第6号まで、以上20件を一括して議題とします。            ───────────────────              〔議 案 等 掲 載 省 略〕
               ───────────────────            総 務 委 員 会 審 査 報 告 書  本委員会に付託の事件について、審査の結果、下記のとおり決定しましたので、会議規 則第109条の規定により報告します。                     記 ┌───────┬─────────────────────────┬────────┐ │ 事件の番号 │    件               名    │ 議決の結果  │ ├───────┼─────────────────────────┼────────┤ │第73号議案 │平成30年度岐阜市一般会計補正予算(第1号)   │原案のとおり可決│ │       │ 第1条 歳入歳出予算の補正           │        │ │       │  歳入                     │        │ │       │  歳出中                    │        │ │       │   第2款 総務費               │        │ │       │   第9款 消防費               │        │ │       │   第13款 諸支出金             │        │ │       │ 第3条 地方債の補正              │        │ │第75号議案 │非常勤の特別職職員の報酬及び費用弁償に関する条例 │原案のとおり可決│ │       │の一部を改正する条例制定について         │        │ │第76号議案 │岐阜市税条例等の一部を改正する条例制定について  │原案のとおり可決│ │第79号議案 │財産の取得について(梯子車)           │原案のとおり可決│ │第80号議案 │財産の取得について(水槽付消防ポンプ自動車)   │原案のとおり可決│ │第81号議案 │財産の取得について(水槽車)           │原案のとおり可決│ └───────┴─────────────────────────┴────────┘  平成30年6月21日                       総務委員長  浅 井 武 司  印   岐阜市議会議長  信 田 朝 次 様            ───────────────────          総 務 委 員 会 請 願 審 査 報 告 書  本委員会に付託の請願は、審査の結果下記のとおり決定したから、会議規則第142条 第1項の規定により報告します。                     記 ┌───────┬─────────────────────────────────┐ │請 願 番 号│請願第4号                            │ ├───────┼─────────────────────────────────┤ │件     名│所得税法第56条の廃止を求める請願                │ ├───────┼─────────────────────────────────┤ │受理年月日  │平成30年6月7日                        │ ├───────┼─────────────────────────────────┤ │請願代表者  │岐阜市則武西2-1-17                     │ │住所・氏名  │岐阜北民主商工会 婦人部 部長 藤井美奈子 外1件        │ ├───────┼─────────────────────────────────┤ │紹 介 議 員│井深正美、原 菜穂子、堀田信夫服部勝弘松原徳和、田中成佳、  │ │       │高橋和江                             │ ├───────┼─────────────────────────────────┤ │審 査 結 果│不採択                              │ └───────┴─────────────────────────────────┘  平成30年6月21日                       総務委員長  浅 井 武 司  印   岐阜市議会議長  信 田 朝 次 様            ───────────────────          経 済 環 境 委 員 会 審 査 報 告 書  本委員会に付託の事件について、審査の結果、下記のとおり決定しましたので、会議規 則第109条の規定により報告します。                     記 ┌───────┬─────────────────────────┬────────┐ │ 事件の番号 │    件               名    │ 議決の結果  │ ├───────┼─────────────────────────┼────────┤ │第73号議案 │平成30年度岐阜市一般会計補正予算(第1号)   │原案のとおり可決│ │       │ 第1条 歳入歳出予算の補正           │        │ │       │  歳出中                    │        │ │       │   第4款 衛生費中              │        │ │       │    第4項 自然共生費            │        │ │       │   第6款 農林水産業費            │        │ │       │   第7款 商工費               │        │ │       │   第11款 災害復旧費            │        │ │       │ 第2条 債務負担行為の補正           │        │ │第86号議案 │平成30年度岐阜市中央卸売市場事業会計補正予算  │原案のとおり可決│ │       │(第1号)                    │        │ └───────┴─────────────────────────┴────────┘  平成30年6月21日                     経済環境委員長  堀 田 信 夫  印   岐阜市議会議長  信 田 朝 次 様            ───────────────────            厚 生 委 員 会 審 査 報 告 書  本委員会に付託の事件について、審査の結果、下記のとおり決定しましたので、会議規 則第109条の規定により報告します。                     記 ┌───────┬─────────────────────────┬────────┐ │ 事件の番号 │    件               名    │ 議決の結果  │ ├───────┼─────────────────────────┼────────┤ │第73号議案 │平成30年度岐阜市一般会計補正予算(第1号)   │原案のとおり可決│ │       │ 第1条 歳入歳出予算の補正           │        │ │       │  歳出中                    │        │ │       │   第3款 民生費(第6項 市民参画費は除く) │        │ │       │   第4款 衛生費中              │        │ │       │    第1項 保健衛生費            │        │ │第77号議案 │岐阜市介護保険条例の一部を改正する条例制定につい │原案のとおり可決│ │       │て                        │        │ │第82号議案 │指定管理者の指定について(障害者生活支援センター)│原案のとおり可決│ │第84号議案 │平成30年度岐阜市民病院事業会計補正予算(第1号)│原案のとおり可決│ │第85号議案 │損害賠償の額を定めることについて(市民病院医療事 │原案のとおり可決│ │       │故)                       │        │ └───────┴─────────────────────────┴────────┘  平成30年6月21日                       厚生委員長  大 野 一 生  印   岐阜市議会議長  信 田 朝 次 様            ───────────────────          厚 生 委 員 会 請 願 審 査 報 告 書  本委員会に付託の請願は、審査の結果下記のとおり決定したから、会議規則第142条 第1項の規定により報告します。
                        記 ┌───────┬─────────────────────────────────┐ │請 願 番 号│請願第3号                            │ ├───────┼─────────────────────────────────┤ │件     名│精神障がい者に対する公共交通機関の運賃割引を求める請願      │ ├───────┼─────────────────────────────────┤ │受理年月日  │平成30年6月7日                        │ ├───────┼─────────────────────────────────┤ │請願代表者  │岐阜市祈年町11丁目8-1                    │ │住所・氏名  │岐阜市あけぼの会 会長 服部信子 外1件             │ ├───────┼─────────────────────────────────┤ │紹 介 議 員│杉山利夫、柳原 覚、山口力也、服部勝弘堀田信夫         │ ├───────┼─────────────────────────────────┤ │審 査 結 果│採択                               │ └───────┴─────────────────────────────────┘  平成30年6月21日                       厚生委員長  大 野 一 生  印   岐阜市議会議長  信 田 朝 次 様            ───────────────────            建 設 委 員 会 審 査 報 告 書  本委員会に付託の事件について、審査の結果、下記のとおり決定しましたので、会議規 則第109条の規定により報告します。                     記 ┌───────┬─────────────────────────┬────────┐ │ 事件の番号 │    件               名    │ 議決の結果  │ ├───────┼─────────────────────────┼────────┤ │第73号議案 │平成30年度岐阜市一般会計補正予算(第1号)   │原案のとおり可決│ │       │ 第1条 歳入歳出予算の補正           │        │ │       │  歳出中                    │        │ │       │   第8款 土木費               │        │ │第83号議案 │市道路線の認定及び変更について          │原案のとおり可決│ │第87号議案 │平成30年度岐阜市水道事業会計補正予算(第1号) │原案のとおり可決│ │第88号議案 │平成30年度岐阜市下水道事業会計補正予算(第1号)│原案のとおり可決│ └───────┴─────────────────────────┴────────┘  平成30年6月21日                       建設委員長  西 垣 信 康  印   岐阜市議会議長  信 田 朝 次 様            ───────────────────            文 教 委 員 会 審 査 報 告 書  本委員会に付託の事件について、審査の結果、下記のとおり決定しましたので、会議規 則第109条の規定により報告します。                     記 ┌───────┬─────────────────────────┬────────┐ │ 事件の番号 │    件               名    │ 議決の結果  │ ├───────┼─────────────────────────┼────────┤ │第73号議案 │平成30年度岐阜市一般会計補正予算(第1号)   │原案のとおり可決│ │       │ 第1条 歳入歳出予算の補正           │        │ │       │  歳出中                    │        │ │       │   第3款 民生費中              │        │ │       │    第6項 市民参画費            │        │ │       │   第10款 教育費              │        │ │第74号議案 │岐阜市附属機関設置条例の一部を改正する条例制定に │原案のとおり可決│ │       │ついて                      │        │ │第78号議案 │岐阜市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関す │原案のとおり可決│ │       │る基準を定める条例の一部を改正する条例制定につい │        │ │       │て                        │        │ └───────┴─────────────────────────┴────────┘  平成30年6月21日                       文教委員長  鷲 見 守 昭  印   岐阜市議会議長  信 田 朝 次 様            ───────────────────          文 教 委 員 会 請 願 審 査 報 告 書  本委員会に付託の請願は、審査の結果下記のとおり決定したから、会議規則第142条 第1項の規定により報告します。                     記 ┌───────┬─────────────────────────────────┐ │請 願 番 号│請願第5号                            │ ├───────┼─────────────────────────────────┤ │件     名│日本政府に核兵器禁止条約の署名と批准を求める意見書の提出を求める │ │       │請願                               │ ├───────┼─────────────────────────────────┤ │受理年月日  │平成30年6月7日                        │ ├───────┼─────────────────────────────────┤ │請願代表者  │岐阜市徹明通7-13 岐阜県教育会館302号           │ │住所・氏名  │新日本婦人の会岐阜支部 支部長 和田玲子             │ ├───────┼─────────────────────────────────┤ │紹 介 議 員│井深正美、原 菜穂子、堀田信夫服部勝弘松原徳和、田中成佳、  │ │       │高橋和江                             │ ├───────┼─────────────────────────────────┤ │審 査 結 果│不採択                              │ └───────┴─────────────────────────────────┘  平成30年6月21日                       文教委員長  鷲 見 守 昭  印   岐阜市議会議長  信 田 朝 次 様            ───────────────────        議 会 運 営 委 員 会 請 願 審 査 報 告 書  本委員会に付託の請願は、審査の結果下記のとおり決定したから、会議規則第142条 第1項の規定により報告します。                     記 ┌───────┬─────────────────────────────────┐ │請 願 番 号│請願第6号                            │ ├───────┼─────────────────────────────────┤ │件     名│「みんなの森 ぎふメディアコスモス不具合等対策特別委員会」の設置 │ │       │を要望する請願                          │ ├───────┼─────────────────────────────────┤ │受理年月日  │平成30年6月7日                        │ ├───────┼─────────────────────────────────┤ │請願代表者  │岐阜市黒野471-1                       │ │住所・氏名  │別処雅樹                             │ ├───────┼─────────────────────────────────┤
    │紹 介 議 員│服部勝弘松原徳和、田中成佳、高橋和江、井深正美、原 菜穂子、  │ │       │堀田信夫                             │ ├───────┼─────────────────────────────────┤ │審 査 結 果│不採択                              │ └───────┴─────────────────────────────────┘  平成30年6月21日                     議会運営委員長  杉 山 利 夫  印   岐阜市議会議長  信 田 朝 次 様            ─────────────────── 6: ◯議長信田朝次君) これら20件の各委員会における審査結果の報告を求めます。経済環境委員長、38番、堀田信夫君。    〔堀田信夫君登壇〕 7: ◯38番(堀田信夫君) おはようございます。    〔「おはようございます」と呼ぶ者あり〕  経済環境委員長報告を行います。  今期定例会において、本委員会は、去る6月20日及び21日の両日、委員会を開会し、付託されました議案2件について慎重に審査しましたので、以下、その経過及び結果を御報告申し上げます。  初めに、第73号議案平成30年度岐阜市一般会計補正予算(第1号)のうち、本委員会所管分についてであります。  本件審査において交わされました主な質疑の内容を申し上げます。  まず、衛生費に関する質疑では、若年層の資源回収に対する意識の向上を図ることを目的としたごみ減量1/3大作戦市民運動のサブカルチャー活用啓発事業について、当該事業の対象者を確認されたほか、新たに作成する雑がみ回収袋の意匠について尋ねられたのであります。  また、路上喫煙禁止啓発事業では、事業の内容について尋ねられるとともに、当該事業に関連し、路上喫煙防止指導嘱託員の人数及び活動状況を確認されたところであります。  次に、農林水産業費に関する質疑では、農業用施設改良整備について、用排水路及び揚水機改良の実施予定地区を確認されたのであります。  続いて、商工費に関する質疑について申し上げます。  中心商業地活性化イベントでは、トランジットモールと同時に開催される信長楽市の今後のあり方について、当局の方針を尋ねられたのであります。  また、観光ビジョン策定の目的を問われたところであります。  次に、災害復旧費に関する質疑について申し上げます。  東部クリーンセンター粗大ごみ処理施設復旧に係る斜面安定化対策工事に関連して、復旧事業の進捗状況を尋ねられるとともに、暫定処理体制における粗大ごみ処理の現状を確認されたのであります。  大略、以上のような質疑の後、討論へと移行したところ、本議案に賛成の立場の複数の委員から、それぞれ次のような要望がなされたところであります。  まず、路上喫煙禁止啓発事業では、禁止区域における路上喫煙の実態を調査するよう要望されたところであります。  続いて、信長楽市について、関係団体と連携しイベントの定着を図ることで、中心商業地の活性化、ひいては、本市の都市ブランド化につなげるよう求められたところであります。  次に、観光ビジョン策定では、本市の観光の目指すべき姿を明確に示すとともに、信長を中心とした歴史、文化を生かした本市独自のビジョンを策定するよう要望されたのであります。  さらに、東部クリーンセンター粗大ごみ処理施設の火災事故対応に関し、損害賠償に係る協議は粘り強く行う必要があるものの、施設の復旧については、本市にとって急務であることから、着実な事業推進に努めるよう求められたところであります。  かくして、本件を採決に付したところ、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、第86号議案平成30年度岐阜市中央卸売市場事業会計補正予算(第1号)であります。  質疑においては、岐阜市中央卸売市場のあり方検討委員会からの答申を踏まえ、今後実施する中央卸売市場の再整備等に係る検討について、当局の基本方針を尋ねられたのであります。  その後の討論においては、再整備等の検討を行うための基礎資料となる経営展望の策定及び整備手法の検討業務委託に係る事業費の妥当性とそれに見合う成果を要望されたものの、議案そのものに異議はなく、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、経済環境委員長報告とします。 8: ◯議長信田朝次君) 厚生委員長、15番、大野一生君。    〔大野一生君登壇〕 9: ◯15番(大野一生君) おはようございます。    〔「おはようございます」と呼ぶ者あり〕  厚生委員長報告を行います。  今期定例会において、本委員会は、去る6月20日及び21日の両日、委員会を開会し、付託されました議案5件、請願1件につきまして慎重に審査いたしましたので、以下、その経過及び結果を御報告申し上げます。  初めに、第73号議案平成30年度岐阜市一般会計補正予算(第1号)のうち、本委員会所管分についてであります。  本件審査において交わされました主な質疑の内容を申し上げます。  まず、有料老人ホームのスプリンクラー設置費用の助成に関連し、今回補助対象となる施設のほかにスプリンクラーを設置すべき施設の有無を問われたのであります。  次に、児童館等における防犯カメラの設置について、設置する理由、録画した映像の管理体制、公立保育所における現在の設置状況を問われたのであります。また、今回設置する児童館及び児童センター等を確認されたのであります。さらに、他部局が管理する子どもが利用する施設の設置状況を尋ねられた上で、部局間で対応が異なる可能性に懸念を示されたのであります。  さらに、ひとり親家庭等ガイドブック作成に関し、ガイドブックに掲載する内容を尋ねられたのであります。  加えて、子どもにやさしい保育環境整備に係る食物アレルギー対応給食食器において、私立保育所における導入状況を問われるとともに、食物アレルギーを持つ児童に対する代替食による対応の可能性を尋ねられたのであります。  このほか、小規模保育事業所整備に係る助成では、岐阜市に待機児童はいないとの当局の答弁を受け、待機児童の定義を尋ねられたのであります。  また、福祉システム改修について、国が実施する生活保護基準の見直しに伴うシステム改修費用は、全額国費で負担すべきとの考えから、費用負担に対する当局の見解を問われたのであります。さらに関連して、平成28年度及び平成29年度の生活保護に係る扶助費の決算額を尋ねられたのであります。  続いて、7月開始予定の母子健康包括支援センターに関し、予算の内訳を確認されるとともに、子育てに悩む母親から相談を受ける母子保健コーディネーターの勤務形態を尋ねられたのであります。また、支援プランを作成する場合も関係部局と連携し支援することを確認されたのであります。  さらに、相談件数の増加に伴いコーディネーター増員の必要性が想定されることから、当局の対応方針を尋ねられたのであります。  そのほか、産後ケア事業について、当該事業を実施する医療機関数を問われたのであります。  また、みんなで健幸・みんなで歩こう推進事業と連携する岐阜県の清流の国ぎふ健康ポイント事業の内容を確認されたのであります。  大略、以上のような質疑を踏まえ、討論へと移行したところ、賛成の立場の複数の委員から、それぞれ次のような意見及び要望が述べられたのであります。  すなわち、有料老人ホームのスプリンクラー設置費用の助成において、未設置の有料老人ホームの実態を把握した上で、設置に向けた適切な対応方を要望されたのであります。  さらに、児童館及び児童センター等への防犯カメラの設置に関し、カメラを設置するだけではなく、カメラが作動中であることを示す防犯表示板の設置による犯罪抑制も重要である旨を述べられた上で、既設カメラに対する対応も含め、防犯表示板のさらなる設置を要望されたのであります。  加えて、食物アレルギー対応給食食器について、私立も含めた保育所に対し、さらなる導入の推進方を求められたのであります。  このほか、小規模保育事業所整備に係る助成では、保育所への入所を希望しているにもかかわらず、みずからの判断で申請を見送る潜在的な入所希望者の存在を指摘された上で、その解消に向けたさらなる施設整備について要望されたのであります。  また、福祉システム改修について、生活保護基準の見直しにより保護費が減額となる世帯等の対応に当たる職員の負担に憂慮を示され、職員に対する十分な配慮を求められたのであります。  そのほか、母子健康包括支援センターについて、今後、相談者の増加による業務量の増加が予想されることから、相談に対応可能な人員の配置を要望されたのであります。また、母親に対する支援は、他機関との連携が重要であることから、関係機関との連携を視野に入れた体制の整備を求められたのであります。  さらに、子育てに関する相談業務は、重要な仕事であるにもかかわらず、コーディネーターが嘱託職員であることに憂慮を示されたほか、連携する他部局との業務量の増加も見込まれることから、さらなる組織体制の強化を要望されたのであります。  また、産後ケア事業について、産後4カ月未満の母親が鬱病等になるリスクが高いことから、妊婦に対する当該事業の周知を求められたのであります。  かくして、本件を採決に付したところ、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、第77号議案岐阜市介護保険条例の一部を改正する条例制定については、異議はなく、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、障害者生活支援センターに係る第82号議案指定管理者の指定についてであります。  質疑では、当該センターの指定管理者である岐阜市身体障害者福祉協会の運営費の状況について尋ねられたものの、議案そのものには異議はなく、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、第84号議案平成30年度岐阜市民病院事業会計補正予算(第1号)についてであります。  質疑では、岐阜市民病院における近年の医療事故の状況を問われるとともに、医療事故における弁護士との連携について尋ねられたのであります。  また、重症患者管理病床整備事業では、ICU及びHCUにおける現在の稼働率を確認されたのであります。  その後の討論において、医療事故に関連し、現在、働き方改革において医師等の長時間労働が問題となっていることから、医師等の増員に向けたさらなる努力方を要望されたのであります。  また、重症患者管理病床整備事業に関し、ICU及びHCUの稼働率が高いことから、重症患者が一般病棟に入院している現状に憂慮を示され、早期の病床整備を求められたのでありますが、議案そのものには異議はなく、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、市民病院医療事故に係る第85号議案損害賠償の額を定めることについては、異議はなく、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  最後に、請願第3号精神障がい者に対する公共交通機関の運賃割引を求める請願であります。  本件審査においては、精神障害者保健福祉手帳における顔写真の添付について当局に尋ねられたのでありますが、本件を採決に付したところ、全会一致をもって採択すべきものと決しました。  なお、別途、本委員会所管に係る精神障がい者に対する公共交通機関の運賃割引を求める意見書、旧優生保護法による不妊手術の被害者救済を求める意見書及び子どもの医療費助成制度に関する意見書の発議手続をとりましたことを申し添え、厚生委員長報告とします。 10: ◯議長信田朝次君) 建設委員長、18番、西垣信康君。    〔西垣信康君登壇〕 11: ◯18番(西垣信康君) 建設委員長報告を行います。  今期定例会において、本委員会は、去る6月20日及び21日の両日、委員会を開会し、付託されました議案4件につきまして慎重に審査しましたので、以下、その経過及び結果を御報告申し上げます。  初めに、第73号議案平成30年度岐阜市一般会計補正予算(第1号)のうち、本委員会所管分についてであります。  質疑では、まず、街路新設改良費に関し、都市計画道路水野町線における事業の進捗状況を尋ねられたのであります。  次に、まちづくり推進費のはじめての就職定住支援事業について、制度の内容を確認されるとともに、はじめての就職定住支援事業及びまちなか居住支援事業に関して、事業周知の取り組み方を問われたところであります。  また、まちなか居住支援事業では、申請件数が年々減少している原因を確認された上で、補助金額が変更になった理由を問われたほか、当該事業の対象区域を尋ねられたのであります。  あわせて、まちなか賃貸住宅家賃助成事業及び中心市街地個人住宅取得資金利子補給事業が廃止になった理由を問われた次第であります。  さらに、旧加納町役場跡地整備では、今後のスケジュールを確認されたのであります。  加えて、公園整備事業費の緑の基本計画改定に関して、本計画に位置づけられているものの、実現していない事業に対する当局の方針を尋ねられたところであります。  また、関連して、市街化区域にある農地は法改正により貴重な緑地として位置づけられていることから、市が今後改定する緑の基本計画における当局の見解を問われた次第であります。  次に、岐阜ファミリーパーク再整備では、岐阜メモリアルセンターのスポーツ施設を使用する際の規制に触れられた上で、岐阜ファミリーパークの総合スポーツ公園化を検討する当局の方針に好感を示されたのであります。また、総合スポーツ公園化に向けた整備期間を尋ねられたところであります。  あわせて、総合スポーツ公園化の検討に当たり、当該業務の受託業者が市内業者となる可能性を問われたのであります。  その後、討論へ移行したところ、賛成の立場の複数の委員から、それぞれ次のような意見及び要望が述べられたのであります。  すなわち、まちなか居住支援事業の対象区域は、3期中心市街地活性化基本計画の中心市街地と定める区域に限定されることが申請件数の伸び悩みにつながっている旨主張され、対象地域を岐阜市駐車場整備計画に定める立地適正化計画駐車場配置適正化区域に拡大するよう要望されたのであります。  また、当該事業の対象者のうち、子育て世帯を補助金の加算対象とすることには一定の理解を示されたものの、ほかの対象者は昨年度までと比較して補助金が減額になることに憂慮を示された上で、当該事業に対する効果の検証を求められたところであります。  あわせて、旧加納町役場跡地整備について、基本設計、実施設計及び地質調査の速やかな着手を要望するとともに、地域住民と意見の調整を図りながら早期建設に取り組むよう当局に求められたのであります。  さらに、岐阜ファミリーパーク再整備では、総合スポーツ公園化の検討について、早急に対応されるよう要望されたのでありますが、議案そのものに異議はなく、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、第83号議案市道路線の認定及び変更について、第87号議案平成30年度岐阜市水道事業会計補正予算(第1号)について及び第88号議案平成30年度岐阜市下水道事業会計補正予算(第1号)についての以上3件は、いずれも異議はなく、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、建設委員長報告とします。 12: ◯議長信田朝次君) 文教委員長、11番、鷲見守昭君。    〔鷲見守昭君登壇〕 13: ◯11番(鷲見守昭君) おはようございます。    〔「おはようございます」と呼ぶ者あり〕
     それでは、文教委員長報告を行います。  今期定例会において、本委員会は、去る6月20日及び21日の両日、委員会を開会し、付託されました議案3件、請願1件について慎重に審査しましたので、以下、その経過及び結果を御報告申し上げます。  初めに、第73号議案平成30年度岐阜市一般会計補正予算(第1号)のうち、本委員会所管分についてであります。  質疑においては、市民協働参画費のコミュニティ活動促進助成に関して、明徳まちづくり協議会が作成する祭り用衣装の内容を確認されたのであります。  次に、教育費の教育施設整備基金積立金について、平成29年度末の基金残高及び積み立ての目標額を尋ねられたのであります。また、例年、教育施設整備基金積立金が当初予算に計上されていることに言及された上で、今回補正予算に計上した理由を問われたところ、当局から、既に事業が開始され、今後も計画的な積み立てが必要な庁舎整備基金及び鉄道高架事業基金以外の基金積立金については、今後の財政需要等を勘案した上で、市長の政策的判断により積立金額等の検討を行う必要があったため、骨格予算とした当初予算ではなく、肉づけ予算である今回の補正予算に計上した旨、答弁がなされたところであります。  あわせて、小学校費及び中学校費のトイレ改修に関し、洋式化の進捗状況を確認された次第であります。  さらに、大学費中、薬科大学整備基金積立金では、平成29年度末の基金残高を確認されたほか、当該基金の目的及び今後の積み立て計画を尋ねられたのであります。  加えて、図書館費では、図書館ブランディング事業について、予算額の内訳を尋ねられるとともに、作成する手提げバッグの個数及び配布方法を確認されたのであります。また、手提げバッグを500個作成し、1個当たり1,000円で販売するとの当局の答弁に対し、物品売り払い収入の予算計上が10万円であることの説明を求められたのであります。  大略、以上のような質疑を踏まえ、討論へと移行したところ、賛成の立場の複数の委員から、それぞれ次のような意見及び要望が述べられたのであります。  まず、一委員からは、小中学校のプールの稼働期間が短いことを指摘された上で、教育施設整備基金に関し、公共施設マネジメントとの整合性を図りつつ有効に活用するよう要望されたのであります。  また、別の一委員は、学校校舎等の更新及び長寿命化においては、児童生徒の減少に伴う学校統廃合、施設一体型小中一貫校の開設等々、あらゆる観点から検討を重ねた上で、計画性を持って対処すべきとの意見を開陳されたのであります。  あわせて、薬科大学整備基金積立金に関連し、薬科大学キャンパス整備の候補地の1つである本部学舎近接地において、今後、東海環状自動車道全線開通に伴う(仮称)岐阜インターチェンジの設置により、地価上昇が見込まれることを憂慮され、キャンパス移転について早急な方針決定を求められたのであります。  さらに、別の一委員は、薬科大学キャンパス統合により、岐阜大学及び産業界との連携促進が見込まれることに言及され、人材育成の観点から、これまで以上にスピード感を持って事業に取り組む必要性を主張されたのであります。  加えて、金華山で新たに発見された石垣について触れられた上で、国指定史跡岐阜城跡保存整備に全力で取り組むよう切望されたのであります。  また、別の一委員は、図書館ブランディング事業において作成される手提げバッグの在庫管理を厳格に行うよう求められたのであります。  かくして、本件を採決に付したところ、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、第74号議案岐阜市附属機関設置条例の一部を改正する条例制定についてであります。  質疑においては、新たに設置される岐阜市歴史文化基本構想策定委員会の委員数を確認されたのでありますが、議案そのものには異議はなく、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、第78号議案岐阜市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定についてであります。  質疑においては、放課後児童支援員の資格要件が明確化及び追加されることによる支援員の確保に対する影響を尋ねられたのでありますが、議案そのものには異議はなく、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  最後に、請願第5号日本政府に核兵器禁止条約の署名と批准を求める意見書の提出を求める請願についてであります。  討論において、本件を是とする一委員は、日本政府が核兵器禁止条約に署名と批准することの必要性を主張する立場から、次のような意見を述べられたのであります。  すなわち、核兵器禁止条約が国連加盟国の約3分の2に当たる122カ国の賛成で採択されていること。  核兵器のない世界に向けた取り組みは、世界で唯一の被爆国である日本にとって最優先の課題であること。  日本が核兵器禁止条約に署名及び批准しないことに対し、世界から批判の声が高まっていること。  核兵器禁止に対し、異論を唱える国民はいないと考えられること。  以上の理由から、本請願の願意は妥当であると主張されたのであります。  他方、本件を否とする立場の一委員は、核兵器禁止条約の内容に対して一定の理解を示されたものの、核兵器保有国が不参加の中での条約採択であり、核兵器保有国と非核兵器保有国の対立を深めるおそれがあることから、現時点で署名すべきではない旨を主張されたのであります。  その後、本件を採決に付したところ、賛成者少数をもって不採択とすべきものと決しました。  以上、文教委員長報告とします。 14: ◯議長信田朝次君) 総務委員長、36番、浅井武司君。    〔浅井武司君登壇〕 15: ◯36番(浅井武司君) 総務委員長報告を行います。  今期定例会において、本委員会は、去る6月20日及び21日の両日、委員会を開会し、付託されました議案6件、請願1件について慎重に審査しましたので、以下、その経過及び結果を御報告申し上げます。  初めに、第73号議案平成30年度岐阜市一般会計補正予算(第1号)のうち、本委員会所管分についてであります。  質疑では、まず、歳入面において、市長の政策的経費を盛り込んだ、いわゆる肉づけ予算の財源の大部分が財政調整基金からの繰入金であることに触れられ、当該基金の残高の現状を確認された上で、近年減少傾向にあることの要因及び今後の見込みを尋ねられたのであります。また、当該基金のあり方に対する当局の見解を求められた次第であります。  続いて、歳出面では、財政管理費の行財政改革推進会議について、政策総点検に伴い招聘される委員の選定基準及び選定時期を尋ねられるとともに、当該会議の開催回数及び開催時期を確認されたところであります。また、行財政改革推進会議に新たに招聘される委員との関係性を問われた上で、会議の運営について尋ねられた次第であります。  さらに、市民福祉健康医療基金に関し、過去に財源として活用した事業及び活用方針を問われたのであります。  次に、企画費では、まず、交通施設バリアフリー化設備整備費補助事業について、JR岐阜駅に設置予定のエレベーターの完成時期及び事業費を尋ねられるとともに、本事業における担当課を確認されたところであります。  また、「岐阜を動かす」若手職員プロジェクト会議に関し、観光振興に係る内容を尋ねられたのであります。  さらに、バスレーン導入事業においては、整備状況を問われた次第であります。  また、トランジットモール推進事業に関し、事業費の使途を問われるとともに、これまでに実施したトランジットモールの成果及び議会への報告の有無を尋ねられたのであります。  さらに、公共交通自動運転技術活用調査について、調査を委託する事業者の業種を問われるとともに、調査内容を確認されたところであります。  続いて、行政管理費の飛び出す公務員サポート事業及びがんばる公務員サポート事業に関して、これまで実施してきた職員表彰との違いを尋ねられるとともに、表彰の範囲及び対象となる職員について問われたところ、当局からは、これまでも地域貢献活動に対しては、職員表彰を行ってきたものの、今回、新たに対象を拡大するなど、制度の見直しとともに啓発していくものであるとの答弁がなされた次第であります。また、本事業は、新規もしくは拡充のどちらとして捉えればよいのか問われたのであります。  大略、以上のような質疑を踏まえ、討論へと移行したところ、反対の立場の複数の委員から、それぞれ次のような意見が述べられたのであります。  まず、行財政改革推進会議においては、政策総点検を行うために新たな委員を招聘することに疑義を示されるとともに、政策総点検を踏まえた事業の見直しは、市民目線に立って判断すべきであると主張されたのであります。  次に、トランジットモール推進事業について、公共交通の利用促進を目的とするのであれば、中心市街地でトランジットモールを実施するのではなく、郊外における路線バスの運行ルートの検討及び運賃の引き下げなどに取り組むべきと言及されたところであります。また、当該事業を実施した結果を踏まえ、本市において経常的にトランジットモールを導入することは困難であると主張されるとともに、中心市街地のにぎわい創出を目的とするならば、より効果が高くなる企画を立案し予算を配分すべきであると指摘されたのであります。  続いて、公共交通自動運転技術活用調査は、本来、国からの助成を受けて行うべき事業であると述べられるとともに、市民の日常生活を支えるためには、コミュニティバス事業に優先して予算配分すべきである旨を主張されたところであります。さらに、自動運転技術は日進月歩であり、今年度に自動運転技術に関する情報を収集することに疑義を呈されたのであります。  次に、飛び出す公務員サポート事業及びがんばる公務員サポート事業に関し、ボランティア活動は、意義と必要性を感じ自主的に参加すべきものであり、ボランティア活動等への参加により表彰されるものではないこと。  職員の評価は本来の業務においてなされるべきであること。  消防団や水防団といった特定の活動には、既存の表彰制度があり、同じ活動に対し、今回の制度と既存の制度で職員が重ねて表彰されることは、同じ活動をしている市民との間で格差が生ずること。  職員のボランティア活動等に対する表彰ではなく、市内事業者及び市民の活動に対して表彰すべきであること。  職員の自主研究活動及び資格等取得に支援が必要であれば、給与の改善で対応するべきであること。  以上の理由から、本議案には賛意を表することはできないと述べられたのであります。  一方、賛成の立場の複数の委員からは、以下の意見及び要望が述べられたのであります。  まず、財政調整基金の残高が減少傾向にあることを踏まえ、社会保障費の増大により、今後の財政規律が懸念されることから、他都市の財政状況も分析し、健全な財政運営に努めること。  政策総点検においては、それぞれの事業がこれまで実施されてきた経緯も踏まえ、丁寧な検討を重ね、市民の理解をいただけるよう見直しを行うこと。  公共交通網の整備及び利便性向上に向けた取り組みを今後も着実に進めること。  トランジットモール推進事業は、市民に対し丁寧な周知に努めること。  飛び出す公務員サポート事業及びがんばる公務員サポート事業については、本来の業務との優先順位などを整理し、評価基準を定めること。  かかる討論を経て、本件を採決に付したところ、賛成者多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、第75号議案非常勤の特別職職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定については、異議はなく、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、第76号議案岐阜市税条例等の一部を改正する条例制定についてであります。  質疑では、まず、固定資産税、都市計画税に関する改正のうち、公害防止用設備及び再生可能エネルギー発電設備に係る固定資産税の特例割合の変更について、国が示した特例割合の参酌基準に対する当局の考え方を求められたところであります。  また、生産性向上設備に係る固定資産税の特例措置の創出に関し、中小事業者が特例措置を受けるための申請方法及び周知方を確認されたのであります。  次に、たばこ税に関する改正においては、たばこ税率の引き上げによる影響額及び税収入の見込みを尋ねられたところであります。  その後の討論においては、生産性向上設備に係る固定資産税の特例措置の創出は、中小事業者の設備投資により経済波及効果も期待されることから、中小事業者へ広く周知するとともに、申請の受け付けから認定までを関係団体と連携して速やかに進めることを要望されたものの、議案そのものには異議はなく、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、梯子車に係る第79号議案財産の取得についてであります。  質疑では、応札業者数及び入札金額のほか、現在使用している車両の処分方法を確認されたものであります。また、第80号議案及び第81号議案も同様であると前置きされた上で、消防車両は特殊な車両であり、応札業者が少なく、競争性が低いことを指摘され、当局の見解を求められた次第であります。  その後の討論において、賛成の立場の一委員からは、物品購入においては予定価格を公表しておらず、落札率がわからないため、透明性の観点から見直す余地があると指摘されたのであります。  同じく賛成の立場の他の委員は、市民の安全、安心を最優先にした消防車両の購入に努めるよう要望されたのであります。  かくして、本件を採決に付したところ、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、水槽付消防ポンプ自動車に係る第80号議案財産の取得についてであります。  質疑では、応札業者数及び入札金額を尋ねられるとともに、購入する車両が3台とも同じ規格であることを確認されたところでありますが、議案そのものには異議はなく、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、水槽車に係る第81号議案財産の取得についてであります。  質疑においては、応札業者数及び入札金額を確認されたところでありますが、議案そのものには異議はなく、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  最後に、請願第4号所得税法第56条の廃止を求める請願であります。  討論では、本件を是とする立場の一委員から、次のような意見が述べられたのであります。  すなわち、白色申告制度を選択している小規模事業者の家族従業者においては、事業に従事した分の対価が必要経費とみなされず、控除額が少額であるため、社会保障などにおいて不利益を受けていること。  同一労働であるにもかかわらず、申告方法により税法上の扱いが異なること。  国連の女性差別撤廃委員会から所得税法の見直しに関する勧告が出されていること。  日本弁護士会連合会が政府に対して所得税法第56条の見直しを求めていること。  本請願と趣旨を同じくする意見書が全国の490以上の地方議会で採択されていること。  以上の理由から、本請願の願意は妥当であるとして採択を主張されたのであります。  他方、本件を否とする立場の一委員は、青色申告を選択し自家労賃を必要経費として計上することが可能であり、公平性が保たれていることから、本請願には賛成できない旨を述べられたのであります。  かくして、本件を採決に付したところ、賛成者少数をもって不採択とすべきものと決しました。  以上、総務委員長報告とします。 16: ◯議長信田朝次君) 議会運営委員長、17番、杉山利夫君。    〔杉山利夫君登壇〕 17: ◯17番(杉山利夫君) 議会運営委員長報告を行います。  今期定例会において、本委員会は、去る6月21日に委員会を開会し、付託されました請願第6号「みんなの森 ぎふメディアコスモス不具合等対策特別委員会」の設置を要望する請願について慎重に審査しましたので、以下、その経過及び結果を御報告申し上げます。  本件の審査においては、まず、紹介議員から本請願の趣旨を以下のとおり述べられたのであります。  すなわち、建物のふぐあいが毎月のように発生しており、およそ完成品とは言えないこと。  設計者及び施工者の対応に誠実さを感じられないこと。  このままでは瑕疵担保期間終了後において、改修費用を本市が負担せざるを得ないおそれがあること。  当局だけに任せるのではなく、議会の活動強化を求められていること。  以上4点について説明されたのであります。  その後、討論へと移行したところ、本件を是とする立場の一委員からは、頻繁に発生するふぐあいへの設計者及び施工者の対応が不十分である中、本市議会として組織を挙げて迅速に取り組む必要があることから、常任委員会ではなく特別委員会を設置して対応すべきであり、願意は妥当である旨を述べられたのであります。  また、他の一委員は、特別委員会は今回のような緊急性を有する課題に対応するために設置されるものであると述べられた上で、設計者及び施工者の不誠実な対応に対処し、当局と議会が一丸となって取り組むため、当該特別委員会の設置は真に必要である旨を主張されたのであります。  一方、本件を否とする立場の一委員からは、次のような意見が述べられたのであります。
     すなわち、2階天井からの漏水は昨年10月以降発生していないこと。  今後、ふぐあいが発生した場合に備え、設計者及び施工者が適切な対応を図るよう合意書が交わされていること。  市議会として常任委員会の所管事務調査において、適宜対応していること。  以上の理由から、特別委員会の設置は不要であると述べられたのであります。  さらに、別の一委員は、当該事案については、所管する常任委員会が所管事務調査によって対処することに意義があると述べられた上で、特別委員会にこだわるのではなく、所管する常任委員会の活動の充実を図ることも含め、所管事務調査により十分対応できることから、本請願には賛成できない旨を主張されたのであります。  かくして、本件を採決に付したところ、賛成者少数をもって不採択とすべきものと決しました。  以上、議会運営委員長報告といたします。 18: ◯議長信田朝次君) この際、しばらく休憩します。  午前10時49分 休  憩             ━━━━━━━━━━━━━━━━━  午前10時57分 開  議 19: ◯議長信田朝次君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  委員長報告に対する質疑の通告はありません。  これより討論を行います。  討論の通告がありますので、順次これを許します。35番、服部勝弘君。    〔服部勝弘君登壇〕(拍手) 20: ◯35番(服部勝弘君) はい、おはようございます。    〔「おはようございます」と呼ぶ者あり〕  私ども無所属クラブは、第73号議案について、次の理由を述べて反対をいたします。  企画費の交通政策にあるトランジットモール推進事業は、既に数回の実験を経過し、岐阜市内に恒常的にトランジットモールを導入することは困難と思われます。  中心市街地のにぎわい創出を目的とするならば、トランジットモールと分離し、新たに商店街とイベントを行うべきである。目的を1つにしたほうが予算が効率的に配分され、目的と効果が合致した企画となります。  交通政策の公共交通自動運転技術活用調査は、本来国が全額予算をつけ、自治体に要請する実験と調査であります。地方都市が苦しい財源の中で行う事業ではない。自動運転はハードが完全に確立されてから、地方都市がソフトのための調査活動を始めても十分に間に合います。日本で一番乗りの都市の誘いに応じる必要はないと思います。  日本で初めての呼び声の上下水道事業部のリンプラントは、国の表彰を受けましたが、表彰後の実態は、年間約500万円の収益を上げるのに1億円の管理費を要している。新事業への税金投入には慎重であるべきと考えます。  市民の日常生活を支えるためには、現在稼働しているコミュニティバス事業を拡充すべきであると思います。  行政管理費の職員表彰制度は、企業内労務管理としては古典的な手法であり、40年前の労務管理の本にも書いてあります。また、クレジットカードのようなポイント加算制度は、社会貢献活動とは相入れません。  消防団、水防団の活動は大切な仕事であり、その強化のために職員や職員OBが積極的に参加されることはすばらしい活動であります。現に多くの方々が参加されており、この参加者は表彰されることを名誉と受けとめても、表彰されることが目的で参加してはいません。意義と必要性を感じ、地域住民の連携の中で参加されているわけであります。  職員の評価は、本来業務の中で評価されるべきであり、社会貢献活動、ボランティア活動への参加は、参加する本人だけでなく、送り出す職員、同僚の支えもあって継続できます。市役所職員の個人表彰にはそぐわない。既に、消防団、水防団には表彰制度があり、市役所職員だけに二重表彰制度を設けることは、民間団員との間に格差が生ずることになります。  労務管理と自治体政策を混同してはいけないと思います。消防団、水防団の強化を表彰する制度で補強する目的なら、民間団体、中小企業の中で長く協力いただいている会社、個人を表彰すること、活動を補助することが優先されるべきであると考えます。  また、自主研究活動支援、資格等取得支援の予算が出されておりますが、民間企業では、表彰制度とあわせて、個人への資格取得支援などが労務管理の一環として存在するが、その財源は私企業の企業活動で支えられた収益から出されておるわけであります。  市役所の場合、財源は全て市民の皆さんの税金であります。税金の支出がされれば自主ではなくなる。自主を尊重するならば、税金の支援はそぐわない。支援を要するなら、給料表の改善で対応すべきであります。支援制度は市民の評価にはなじみません。自治体の政策としては、市役所組織の中ではなく、零細企業への同趣旨の補助事業に予算を配分すべきであります。  以上の理由を述べて、私ども無所属クラブは第73号議案について反対をいたします。(拍手) 21: ◯議長信田朝次君) 10番、原 菜穂子君。    〔原 菜穂子君登壇〕(拍手) 22: ◯10番(原 菜穂子君) それでは、日本共産党岐阜市議団を代表して、議案に対して反対の立場で、請願については採択を求め賛成の立場で討論します。  第73号議案平成30年度岐阜市一般会計補正予算(第1号)についてです。  財政管理費の行財政改革推進会議は、細江前市政の16年間について、新市長のもと政策総点検を行う。従前の11人の委員に加え、今回新たに民間企業の方3人を招聘するとのことです。  細江前市政では、民間にできることは民間にと職員定数の削減、市の行う事業についても民営化や民間委託化を実施してきました。たび重なる職員定数の削減によって、職員の負担が過大となり、既に限界に達しています。相次ぐ学校給食の異物混入、納税課での公金の紛失や市民税課による課税処理ミスは、民間委託や職員定数を減らし続けてきた弊害と言えます。  行政の仕事は、マンパワーによって支えられています。政策総点検を行うということであるなら、改めて市民目線という立場で行うべきです。  次に、企画費のトランジットモール推進事業です。  郊外における路線バスの運行ルートや料金などの課題が置き去りにされる中、中心市街地ばかりに目を向ける姿勢は改めるべきです。  同じく企画費の公共交通自動運転技術活用調査についてです。  自動運転については、自動車や情報を扱う世界中のトップメーカーが技術革新にしのぎを削り、日々進化を続けています。しかし、実用化は今後かなりの時間を要すると言われています。そうした情勢での情報収集がどれだけ役に立つのか疑問が尽きません。  次に、行政管理費です。  飛び出す公務員サポート事業についてですが、現在もある職員表彰制度に加え、職員の自主申告により地域貢献活動を行っている職員について、新たに表彰の枠を広げるとのことです。評価対象の地域貢献活動は、市職員に限らず、多くの市民が自主的に行っているボランティア活動です。わざわざ職員の自主申告に基づいて表彰することが市民の目にどう映るのか、疑問を抱かざるを得ません。  また、がんばる公務員サポート事業についてですが、毎週所属長の判断によって評価を行い、GoodJobカードを渡し、年間を通して評価の高かった職員にはピンバッジを授与するとのことですが、こういったやり方が全体の奉仕者である公務員の職場でなじむのか、疑問が尽きません。  職員研修の自主研究活動支援、資格等取得支援の予算計上ですが、職員によっては、土曜日や日曜日に出勤しなければならない部署もあります。制度を活用できるのが一部の職員に限定されることになりかねません。  以上のことから、第73号議案に反対します。  次に、請願です。  請願第4号所得税法第56条の廃止を求める請願についてです。  現在の所得税法第56条は、家族従業者の働き分、自家労賃を必要経費として認めていません。家族従業者の多くは女性であり、所得税法第56条によりその働き分が給料として認められていないことは、男女格差を助長するもので、日本の女性の地位向上の妨げになっています。  2015年12月に閣議決定された第4次男女共同参画基本計画では、女性が家族従業者として果たしている役割が適切に評価されるよう、税制等の各種制度のあり方を検討すると明記。2016年3月には、国連女性差別撤廃委員会において、配偶者や家族の所得を認めていないことが女性の経済的自立を妨げているとして、所得税法第56条の見直しを求め、さらに、昨年11月には、日本弁護士会連合会が政府に対する意見書において所得税法第56条の見直しを求めています。  所得税法第56条の見直しや廃止を求める世論は大きく広がっており、意見書を採択した地方自治体は、ことし3月現在498自治体に上っています。委員長報告は不採択でしたが、採択を求めます。  次に、請願第5号日本政府に核兵器禁止条約の署名と批准を求める意見書の提出を求める請願についてです。  日本政府は、核兵器禁止条約に署名、批准しない理由を条約は核保有国と非核保有国の分断を深めるものだからとしています。しかし、今、この条約への署名、批准への態度で日本政府が問われているのは、核兵器の非人道性を体験した世界で唯一の被爆国として核兵器の使用を認めるのかどうかという根本的な問題なのです。  条約が国連で採択された昨年の7月7日以降、日本政府に対して禁止条約への批准や参加などを求める世論は大きく広がっており、ことし4月9日現在、岩手県、長野県、三重県の3つの県議会を初め、239の地方自治体で意見書が可決、県内でも多治見市議会が昨年の12月議会、全会一致で可決しています。  以上のことから、委員長報告は不採択でしたが、採択を求めます。  最後に、請願第6号「みんなの森 ぎふメディアコスモス不具合等対策特別委員会」の設置を要望する請願です。  メディアコスモスのふぐあいは、30回以上を数えます。屋根の上の水たまり、屋根裏の鉄骨のさびについても有効な改善策がとれないままです。瑕疵担保責任は4年とされていますが、有効な改善策がとられないまま、もう既に3年が経過してしまいました。このままこの状態が続けば、今後防水工事などの費用を岐阜市が税金から支出しなければならないおそれもあります。  市議会においては、所管の文教委員会において関係者の出席を求めて事情を聞くなど活動を展開してきましたが、事の重要性が一常任委員会の負担を超えているものであり、率直な感想として活動の限界を感じます。市民の財産を生かし守るためには、「みんなの森 ぎふメディアコスモス不具合等対策特別委員会」を設置し、集中的な調査、審議を行い、オール市議会でスピード感を持って対応する必要性があると痛感します。  委員長報告は不採択でしたが、採択を求めます。  以上で討論を終わります。(拍手) 23: ◯議長信田朝次君) 33番、松原徳和君。    〔松原徳和君登壇〕(拍手) 24: ◯33番(松原徳和君) 請願第6号「みんなの森 ぎふメディアコスモス不具合等対策特別委員会」の設置を要望する請願の討論を行います。無所属クラブの松原でございます。  本請願は、建築3年にして雨漏り等のふぐあいが30回以上あらわれ、建築費を約60億円も費やした岐阜市の財産、建築物に係り、出された請願でございます。  市民の請願の思いは、しっかり雨漏りを直してほしい、税金の無駄遣いとならないようにしてほしい、市民の財産を守ってほしいとの願いです。そのために岐阜市議会に「みんなの森 ぎふメディアコスモス不具合等対策特別委員会」を設置することを求めています。特別委員会でしっかり原因を調べ、解決策を出してほしいとの願いです。  本年6月20日に提出の市民参画部資料によれば、本年5月、つまり先月ですが、5月3日、ついに1階に雨漏りが発生しました。2階テラスからの鉄骨柱を伝って1階コンビニエンスストア床面に落ちた雨水を確認と報告されています。  この雨漏りに関する報告が先月22日に受理されています。記載の原因は、外壁鋼板の熱伸縮による変形により防水層に亀裂を生じて浸水と報告されています。対策は、防水層が鋼板の熱伸縮に影響を受けないために鋼板上部に絶縁材を張り、その上に防水層を施工するという報告です。  鋼板の熱伸縮は、施工時からの当然予測可能の事象であり、設計ミス、施工ミスの疑いがあります。設計者、施工者の報告をただ受けるだけでなく、ふぐあい対策を通じて、設計者、施工者の責任を追及しなければなりません。  建築1年目の田中文教委員長、2年目の信田文教委員長は、その任期中に設計者、施工者を文教委員会に呼んで調査を行いました。質疑の中で、戸田建設は、業者の主張する夏型結露について、メディアコスモスのような広い建築物での前例はないと認めました。つまり、戸田建設の建設経験からも異常な現象が起きている現在です。業者の主張する夏型結露ではなく、単なる雨漏りであることを突きとめることは重要です。  2回の質疑で戸田建設の重要な報告が出されています。しかし、3年目の文教委員会は、覚書に対する業者の見解を聞く機会もなく、設計者も施工者も委員会への出席を求めることもなく任期を終了しています。  瑕疵担保期間の期日が残り1年に迫った現在、市議会の責任として特別委員会を設置して、全会派参加のもと解決策を究明することは岐阜市民の願いです。本請願は極めて重要な議案であり、議員各位の御賛同をお願い申し上げまして、討論といたします。  ありがとうございます。(拍手) 25: ◯議長信田朝次君) 16番、須賀敦士君。    〔須賀敦士君登壇〕(拍手) 26: ◯16番(須賀敦士君) 自民岐阜を代表しまして、本議会に提出されております3つの請願に対し、反対の討論をいたします。  まず、請願第4号所得税法第56条の廃止を求める請願についてであります。  所得税法第56条は、不当な税負担の軽減を図ることを防止するために、事業者がその親族に対し、その事業に従事したことに関して対価を支払う場合には、その対価を事業の必要経費に算入しないことが定められております。また、同法第57条につきましては、事業に専従する親族、いわゆる青色事業専従者がある場合の必要経費の特例が定められております。  同法が制定された当時と比較し、我が国の社会、家族のあり方も大きく変化しており、同法の解釈、適用のあり方を現在の社会に、より合致したものへと変えていくなどの対応が必要であると考えます。  一方、現在においても、所得税法第56条は、親族間での恣意的な所得分割により、不当に累進課税を免れることなどの租税回避行為を防止するため一定の役割を果たしており、所得税法第56条の廃止を求める請願には賛成できません。  続きまして、請願第5号日本政府に核兵器禁止条約の署名と批准を求める意見書の提出を求める請願であります。  我が国は、戦後、唯一の被爆国として核なき世界の実現のため核軍縮に取り組んできました。今回、請願で扱われております核兵器禁止条約は、これまでに国連でなされてきた核廃絶決議とは異なり、核兵器の法的禁止を目指しており、昨年行われた同条約の採択においても、全ての核保有国は反対か棄権のいずれかでありました。核保有国の賛成がなければ、この条約の実効性は望めず、逆に核保有国と非核保有国との対立を深める危険性があります。  我が国は、核兵器保有国による核軍縮と非核兵器保有国への不拡散を目指すNPT体制を前提として、1994年から毎年国連総会へ核兵器の究極的廃絶に向けた核軍縮決議案を提出しております。NPT体制を柱とする国際的な核軍縮、核不拡散体制の強化が求められる中、核兵器保有国と非核兵器保有国がともに参加できる枠組みづくりこそが核のない世界実現に向けた最善の道であると考えます。  以上の理由から、本請願には反対であります。  最後に、請願第6号「みんなの森 ぎふメディアコスモス不具合等対策特別委員会」の設置を要望する請願についてであります。    〔私語する者あり〕  平成27年7月にオープンした同施設は、当初の予想を上回る来場者を数え、世代を超えて多くの市民に愛され活用されております。県産出の木材をふんだんに使った斬新なデザインも相まって、岐阜市を代表する文化市民交流施設となっております。  一方、開設当初より、本施設ではたびたび結露、雨漏り等のふぐあいが発生してきております。本市では、このような状況を踏まえ、本年3月、この先、万一ふぐあいが発生した場合に備え、設計者及び施工者が適切な対応を図るよう、3者で合意書が取り交わされております。  また、市議会におきましても、ぎふメディアコスモスのふぐあいへの対応に関しましては、文教委員会の所管事務調査において適宜対応してきており、今後も議会として同施設の状況には、引き続き注視し、文教委員会の所管事務調査において適切に対処すべきものと考えます。  以上の理由により、本請願には反対をいたします。  以上で反対討論を終わります。(拍手)    〔私語する者多し〕 27: ◯議長信田朝次君) 以上で討論を終結します。  これより採決を行います。  まず、第73号議案を、分離して起立によって採決します。本件に対する常任委員長報告は、原案のとおり可決であります。  本件については、これを常任委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。              〔賛  成  者  起  立〕 28: ◯議長信田朝次君) 起立多数であります。よって、第73号議案については、常任委員長報告のとおり決しました。  次に、第74号議案から第88号議案まで、以上15件を一括して採決します。これら15件に対する常任委員長報告は、いずれも原案のとおり可決であります。  お諮りします。これら15件については、いずれも常任委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。
       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 29: ◯議長信田朝次君) 御異議なしと認めます。よって、これら15件については、いずれも常任委員長報告のとおり決しました。  次に、請願第4号を、分離して起立によって採決します。本件に対する常任委員長報告は、不採択であります。  本件については、これを常任委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。              〔賛  成  者  起  立〕 30: ◯議長信田朝次君) 起立多数であります。よって、請願第4号については、常任委員長報告のとおり決しました。  次に、請願第5号を、分離して起立によって採決します。本件に対する常任委員長報告は、不採択であります。  本件については、これを常任委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。              〔賛  成  者  起  立〕 31: ◯議長信田朝次君) 起立多数であります。よって、請願第5号については、常任委員長報告のとおり決しました。  次に、請願第6号を、分離して起立によって採決します。本件に対する議会運営委員長報告は、不採択であります。  本件については、これを議会運営委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。              〔賛  成  者  起  立〕 32: ◯議長信田朝次君) 起立多数であります。よって、請願第6号については、議会運営委員長報告のとおり決しました。  次に、請願第3号を採決します。本件に対する常任委員長報告は、採択であります。  お諮りします。本件については、これを常任委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 33: ◯議長信田朝次君) 御異議なしと認めます。よって、請願第3号については、常任委員長報告のとおり決しました。             ━━━━━━━━━━━━━━━━━ 第22 第89号議案から第24 第91号議案まで 34: ◯議長信田朝次君) 日程第22、第89号議案から日程第24、第91号議案まで、以上3件を一括して議題とします。            ───────────────────               〔議 案 掲 載 省 略〕            ─────────────────── 35: ◯議長信田朝次君) これら3件に対する提出者の説明を求めます。市長、柴橋正直君。    〔柴橋正直君登壇〕 36: ◯市長(柴橋正直君) おはようございます。    〔「おはようございます」と呼ぶ者あり〕  ただいま上程になりました議案につきまして、御説明いたします。  最初に、第89号議案は、副市長選任の同意方についてであります。  その任に御尽力をいただきました今岡和也さんが6月4日をもって退任されましたので、後任の副市長として、楢橋康英さんを選任いたしたいと存じます。  楢橋さんは、平成3年に建設省に入省され、住宅局、都市局などで御活躍されたほか、愛知県や秋田市において地方自治体の業務に直接携わられるなど、豊富な知識と経験を有しておられます。この豊富な行政経験を生かして、本市の発展に尽力していただける人材と期待をしております。  次に、第90号議案は、教育委員会委員任命の同意方についてであります。  現在、その任に御尽力をいただいております足立佳代子さんの任期が6月30日に満了いたしますので、引き続き足立佳代子さんを教育委員会委員として任命いたしたいと存じます。  また、任期につきましては、委員の交代時期を分散するため、地方教育行政法の改正に伴う経過措置を適用し、3年9カ月といたしたいと考えております。  最後に、第91号議案は、農業委員会委員任命の同意方についてであります。  その任に御尽力をいただきました川島千春さんが昨年11月18日をもって退任されましたので、その後任として松野芳正さんを任命いたしたいと存じます。  以上、よろしく御同意のほどお願い申し上げます。 37: ◯議長信田朝次君) これより質疑を行います。  これら3件について質疑を許します。質疑はありませんか。    〔「議長、35番」と呼ぶ者あり〕 38: ◯議長信田朝次君) 35番、服部勝弘君。    〔服部勝弘君登壇〕(拍手) 39: ◯35番(服部勝弘君) ただいま提案をされました第89号議案副市長選任の同意方について質疑を行います。  私は、人事議案について質疑をするのは極めて異例なことでありますが、副市長の選任をするという重要な議案でありますので、若干の問題についてお尋ねをいたします。  なお、質問に先立ち一言申し上げます。  去る5月18日の岐阜市議会臨時会において提出された議会選出監査委員2名の選任の同意方について、私ども無所属クラブの田中成佳議員の、どのような基準で選任をしたのかという質問に対し、柴橋市長は、浅井副市長の差し出したメモを見ながら、議会の賛同を得られる人を選んだ、議会の賛同を得られる人を選んだなどと木で鼻をくくったような不誠実な答弁がありました。このような議会質問を軽視した答弁は納得できません。まことに遺憾であると申し上げ、議会質問に対しては真摯な答弁をするよう強く求めておきます。  さて、提案された副市長候補者、楢橋康英さんについては、私はまだお会いしたこともありませんので、楢橋さんの人柄や考え方については、全く存じていません。しかし、立派な人であると思いますし、人物について異論はありませんが、ここで次の2点についてお尋ねをいたします。  1点目は、楢橋康英さんをなぜ、どのような理由で選任されたか、その経緯についてお尋ねします。  2点目は、楢橋康英さんに岐阜市は何を期待して選任されたのか、この点についてもお尋ねをいたします。  以上です。(拍手) 40: ◯議長信田朝次君) 市長、柴橋正直君。    〔柴橋正直君登壇〕 41: ◯市長(柴橋正直君) 副市長の選任に関する御質問にお答えをいたします。  副市長の選任につきましては、私は副市長の人選について、前任の副市長の退任に伴い後任者を国に要請しておりましたが、国からの推薦を受け、私の市政運営をしっかりとサポートしていただける人材であると判断したため、私の責任において副市長候補者として提案したものであります。  次に、期待することでございますが、本市の発展のためには、中心市街地の活性化や名鉄高架事業の推進などにおいて、国と密接に関係し、その力添えが必要であります。楢橋康英さんは、平成3年に現在の国土交通省である建設省に入省して以来、豊富な経験がございますので、この行政経験を生かし、岐阜市のために大いに役立てていただきたいと考えております。    〔「議長、35番」と呼ぶ者あり〕 42: ◯議長信田朝次君) 35番、服部勝弘君。    〔服部勝弘君登壇〕 43: ◯35番(服部勝弘君) 大事なことですので、念を押して聞きたいと思いますが、副市長の任期は4年だと承知しておるわけですが、きょう選任されたとしますと、いつからスタートしていつまでかということをお聞きしたいと思います。  今までの国からの副市長さんについては、任期を全うせずにいろいろ人事異動ということで、本省のほうへ帰られるという例も多々ありました。やはりじっくり腰を据えて岐阜市政のために取り組んでいただく。そのためには、任期いっぱい十分自分の能力を発揮して務めていただくことが必要ではないかと思います。この点について大事なことでありますので、お尋ねをいたします。 44: ◯議長信田朝次君) 市長、柴橋正直君。    〔柴橋正直君登壇〕 45: ◯市長(柴橋正直君) 議員の再質問にお答えをさせていただきます。  副市長として求められておりますのは、在任期間中いかに熱意を持って市政の発展に尽くしていただくかであると考えております。今まで国の事情で任期途中での交代ということもありましたが、国に対しては4年間という任期でお願いをしており、楢橋康英さんにつきましても、7月1日から同様のお願いをしているところであります。    〔私語する者あり〕 46: ◯議長信田朝次君) ほかに質疑はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 47: ◯議長信田朝次君) 以上で、質疑を終結します。  お諮りします。これら3件については、常任委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 48: ◯議長信田朝次君) 御異議なしと認めます。よって、これら3件については、常任委員会付託を省略することに決しました。  これより討論を行います。  これら3件について討論を許します。討論はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 49: ◯議長信田朝次君) 討論はなしと認めます。  これより採決を行います。  まず、第89号議案を採決します。  お諮りします。楢橋康英君を副市長に選任するについては、これに同意するに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 50: ◯議長信田朝次君) 御異議なしと認めます。よって、楢橋康英君を副市長に選任するについては、同意と決しました。  次に、第90号議案を採決します。  お諮りします。足立佳代子君を教育委員会委員に任命するについては、これに同意するに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 51: ◯議長信田朝次君) 御異議なしと認めます。よって、足立佳代子君を教育委員会委員に任命するについては、同意と決しました。  次に、第91号議案を採決します。  お諮りします。松野芳正君を農業委員会委員に任命するについては、これに同意するに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 52: ◯議長信田朝次君) 御異議なしと認めます。よって、松野芳正君を農業委員会委員に任命するについては、同意と決しました。             ━━━━━━━━━━━━━━━━━ 第25 木曽川右岸地帯水防事務組合議会議員の選挙 53: ◯議長信田朝次君) 日程第25、木曽川右岸地帯水防事務組合議会議員の選挙を行います。  本件は、来る7月3日任期満了となる組合議会議員の選挙を求められたものであります。  お諮りします。選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選によることとし、議長において指名したいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 54: ◯議長信田朝次君) 御異議なしと認めます。よって、議長より指名します。  木曽川右岸地帯水防事務組合議会議員には、長の推薦に基づいて選挙する議員として、浅野昌彦君、小木曽 忍君、渡邊 喬君、縄田秀夫君の4人を、長の推薦に基づかないで選挙する議員として、平工佐富君、田村忠幸君、澤田裕治君、野田純司君の4人をそれぞれ指名します。ただいまの指名に御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 55: ◯議長信田朝次君) 御異議なしと認めます。よって、木曽川右岸地帯水防事務組合議会議員には、ただいま指名した8人が当選されました。この当選告知は文書で行います。             ━━━━━━━━━━━━━━━━━
    第26 市議第4号議案から第28 市議第6号議案まで 56: ◯議長信田朝次君) 日程第26、市議第4号議案から日程第28、市議第6号議案まで、以上3件を一括して議題とします。  議案はお手元に配付申し上げたとおりであります。            ───────────────────  市議第4号議案     精神障がい者に対する公共交通機関の運賃割引を求める意見書   標記について別紙のとおり決議するものとする。    平成30年6月25日 提 出           提出者            岐阜市議会 厚生委員長   大   野   一   生            ───────────────────       精神障がい者に対する公共交通機関の運賃割引を求める意見書  国の障がい者支援施策においては、身体障がい、知的障がい及び精神障がいの3障害一 元化が基本方針である。しかし、JR及び大手民営鉄道等の公共交通機関における運賃割 引制度について、身体障がい者及び知的障がい者には適用されているものの、精神障がい 者は除外されており、高速道路の使用料金についても割引は適用されていない。  また、精神障害者家族会の全国組織である公益社団法人全国精神保健福祉会連合会が実 施した全国調査では、精神障がい者は、就労が困難で所得保障が乏しく、経済的負担から デイケアや作業所を利用しない者もおり、外出を控えている実態が明らかになった。  加えて、平成26年2月に日本は障害者権利条約の締結国となり、また、平成28年4 月には、障害者差別解消法及び改正障害者雇用促進法が施行されたところであり、精神障 がい者の自立や社会参加を進めるためにも公共交通機関における運賃割引制度を精神障が い者にも適用することは必要不可欠である。  以上のことから、国におかれては、下記事項について取り組むよう強く要望する。                     記 1 精神障がい者に対して、公共交通機関の運賃割引制度が適用されるよう、必要な措置  を講ずること。  以上 地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。   平成  年  月  日                                岐 阜 市 議 会  国会及び関係行政庁宛            ───────────────────  市議第5号議案     旧優生保護法による不妊手術の被害者救済を求める意見書   標記について別紙のとおり決議するものとする。    平成30年6月25日 提 出           提出者            岐阜市議会 厚生委員長   大   野   一   生            ───────────────────        旧優生保護法による不妊手術の被害者救済を求める意見書  昭和23年に施行された旧優生保護法(以下「旧法」という。)は、知的障がいや精神 疾患などを理由に本人の同意がなくても不妊手術を認めていた。同法は平成8年に障がい 者差別に該当する条文を削除して母体保護法に改正された。  厚生労働省によると、旧法のもとで不妊手術を受けた障がい者らは約2万5,000人 であり、このうち、本人の同意なしに不妊手術を施されたのは1万6,475人であると 報告されている。  本人の意思に反して手術が施されたとすれば、人権上問題がある。また、同様の不妊手 術を行っていたドイツやスウェーデンでは当事者に対する補償等の措置が講じられている。 旧法のもとで不妊手術を受けた障がい者らの高齢化が進んでいることを考慮すると、我が 国においても早急な救済措置を講じるべきである。  よって、国におかれては、下記の事項を実施されるよう強く要望する。                     記 1 速やかに旧法に基づく不妊手術の実態調査を行うこと。 2 都道府県が所有する優生保護審査会の資料などの保全を図るとともに、資料の保管状  況を調査すること。あわせて個人を特定できる資料について、当事者の心情に配慮しつ  つ、できる限り幅広い範囲で収集できるよう努めること。 3 旧法の改正から20年以上が経過しており、関係者の高齢化が進んでいることから、  的確な救済措置を一刻も早く講じること。  以上 地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。   平成  年  月  日                                岐 阜 市 議 会  国会及び関係行政庁宛            ───────────────────  市議第6号議案     子どもの医療費助成制度に関する意見書   標記について別紙のとおり決議するものとする。    平成30年6月25日 提 出           提出者            岐阜市議会 厚生委員長   大   野   一   生            ───────────────────            子どもの医療費助成制度に関する意見書  岐阜県の子どもの医療費助成制度においては、就学前の子どもの通院及び入院を対象と している。 一方、本市を含む県内42市町村の子どもの医療費助成制度においては、通院及び入院と もに義務教育終了時までを対象としている。  岐阜県において子どもの医療費助成制度が就学前の子どものみを対象としているのに対 し、本市を含む県内42市町村においてその対象を義務教育終了時までとしているのは、 次世代育成支援対策の観点から、子育て家庭の経済的負担の軽減を図ると同時に、子ども が早期に受診しやすい環境を整えることによって、傷病の重症化を防ぐことを目的として いる。また、これらの目的は継続的な実施によって効果が得られるものである。  しかしながら、市町村の財源のみでこの制度を維持していくことは、大変に厳しい状況 にあり、県の一層積極的な対応が望まれるところである。  よって、県におかれては、下記の事項を実施するよう強く要望する。                     記 1 岐阜県の制度として、子どもの医療費助成制度においてその対象を義務教育終了時ま  でとするものに拡大すること。 2 岐阜県として、子どもの医療費助成制度の創設と財源措置を国に求めること。  以上 地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。   平成  年  月  日                                岐 阜 市 議 会  岐 阜 県 知 事 宛            ─────────────────── 57: ◯議長信田朝次君) お諮りします。これら3件に対する趣旨弁明は、これを省略したいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 58: ◯議長信田朝次君) 御異なしと認めます。よって、これら3件に対する趣旨弁明は、これを省略することに決しました。  これより質疑を行います。  これら3件について質疑を許します。質疑はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 59: ◯議長信田朝次君) 質疑はなしと認めます。  これより討論を行います。
     これら3件について討論を許します。討論はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 60: ◯議長信田朝次君) 討論はなしと認めます。  これより採決を行います。  市議第4号議案から市議第6号議案まで、以上3件を一括して採決します。  お諮りします。これら3件については、いずれも原案のとおり決するに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 61: ◯議長信田朝次君) 御異議なしと認めます。よって、これら3件については、いずれも原案のとおり決しました。             ━━━━━━━━━━━━━━━━━ 第29 市議第7号議案 62: ◯議長信田朝次君) 日程第29、市議第7号議案を議題とします。  議案はお手元に配付申し上げたとおりであります。            ───────────────────  市議第7号議案     脱原発を実現し、自然エネルギー中心の社会実現を求める意見書   標記について別紙のとおり決議するものとする。    平成30年6月25日 提 出            提出者  岐阜市議会議員  服   部   勝   弘            同    同        松   原   徳   和            賛成者  岐阜市議会議員  堀   田   信   夫            同    同        田   中   成   佳            同    同        高   橋   和   江            ───────────────────       脱原発を実現し、自然エネルギー中心の社会実現を求める意見書  東京電力福島第一原子力発電所(以下「福島原発」という。)での連続爆発、炉心溶融 (メルトダウン)事故によって、海も大地も大気も汚染され、いまだ福島原発の廃炉のめ ども立たない。  震度7を2回も記録した熊本地震は、地震大国日本での原発稼働の危険性を強く示して いる。  日本国民は福島原発事故後、既に原発稼働ゼロでも日本の経済活動が持続される現実を 経験した。  未来の命のために、自然を傷つけ、エネルギーを浪費する生活を見直し、あらゆる生物 と共存する「持続可能で平和な社会」を希求する。  まず、原発廃止に向けて政治のかじを切る「核エネルギー政策からの大転換」を強く訴 える。  よって、国におかれては、下記の事項について取り組むよう強く要望する。                     記 1 全ての原子力発電所を直ちに停止し、再稼働を行わないこと。 2 原子力発電所の新規計画を中止し、既存の原子力発電所の計画的な廃炉を実施するこ  と。 3 省エネルギー・自然エネルギーを中心に据えたエネルギー政策への転換を早急に始め  ること。  以上 地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。   平成  年  月  日                                岐 阜 市 議 会  国会及び関係行政庁宛            ─────────────────── 63: ◯議長信田朝次君) 市議第7号議案に対する提出者の趣旨弁明を求めます。33番、松原徳和君。    〔松原徳和君登壇〕(拍手) 64: ◯33番(松原徳和君) ありがとうございます。市議第7号脱原発を実現し、自然エネルギー中心の社会実現を求める意見書について趣旨弁明を行います。  日本経済新聞の本年6月18日朝刊1面で、「思考停止が招く危機」の5段見出し、「原発の扱い 議論先送り」『「国策民営」の限界』との大見出しで、エネルギー基本計画について報じられています。  文中で発電コストについて記載があります。すなわち、『国は「原発がもっとも安い」と言い続けてきた。』「原発の発電コストは1キロワット時あたり約10円、火力は12~13円、太陽光や風力発電は20円以上だった。だが、常識は変わりつつある。ある米投資銀行の試算によると、安全対策費用がかさむ原発は約15セント(約16円)に上昇しているが、急速な普及と技術革新が進む風力や太陽光は世界で約5セント程度。すでに原発を逆転した。」  また、原発には1兆円単位の巨額の投資がかかること、使用済み核燃料の処理の問題は、民間企業が個別対応できる範囲を超えていることなどの記載があります。  経済新聞としての個別の主張はありますが、少なくとも最も安い原発電力との従来の見解が変更されています。さらに、使用済み核燃料処理問題が未解決である現実は、この原発システムの限界を示している現実とも読めます。  先日、福島第二原子力発電所廃炉方針の大ニュースがもたらされました。この意見書は、時を得た意見書となりました。意見書の記書き以降の3点。  1、全ての原子力発電所を直ちに停止し、再稼働を行わないこと。  2、原子力発電所の新規計画を中止し、既存の原子力発電所の計画的な廃炉を実施すること。  3、省エネルギー、自然エネルギーを中心に据えたエネルギー政策への転換を早急に始めることであります。  議員各位の御賛同をお願い申し上げ、趣旨弁明とさせていただきます。    〔私語する者あり〕 ありがとうございます。(拍手) 65: ◯議長信田朝次君) これより質疑を行います。  本件について質疑を許します。質疑はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 66: ◯議長信田朝次君) 質疑はなしと認めます。  お諮りします。本件については、常任委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 67: ◯議長信田朝次君) 御異議なしと認めます。よって、本件については、常任委員会付託を省略することに決しました。  これより討論を行います。  本件について討論を許します。討論はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 68: ◯議長信田朝次君) 討論はなしと認めます。  これより採決を行います。  市議第7号議案を、起立によって採決します。本件については、これを原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。              〔賛  成  者  起  立〕 69: ◯議長信田朝次君) 起立少数であります。よって、市議第7号議案は、否決されました。なお、可決されました意見書の取り扱いについては、これを議長に一任願いたいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 70: ◯議長信田朝次君) 御異議なしと認めます。よって、そのように取り計らいます。             ━━━━━━━━━━━━━━━━━ 閉 議 閉 会 71: ◯議長信田朝次君) 以上で今期定例会に付議された事件は全て議了しました。よって、本日の会議はこれで閉じ、平成30年第3回岐阜市議会定例会を閉会します。  午前11時48分 閉  会    〔閉会後、市長及び議長、楢橋康英君から次のような挨拶があった。〕 72: ◯市長(柴橋正直君) 本会議を終了するに当たり、一言御挨拶を申し上げます。  今期定例会におきましては、道路整備や河川改修など国の補助内示に伴う予算に加え、岐阜駅前活性化方策の検討や観光ビジョンの策定など「岐阜を動かす」施策の本格展開に向けた肉づけ予算を提案させていただきました。その他諸議案と合わせ、慎重な御審議を賜り、それぞれ適切な御決定を賜りましたことに厚く御礼を申し上げます。  とりわけ子育て世代のまちなか居住に対する支援につきましては、多方面にわたり御意見、御提言を賜りました。議員の皆様との双方向の対話により、議論を深めることができましたので、岐阜都市圏形成に向けた定住人口・交流人口増加への取り組みをなお一層加速させてまいりたいと思います。  さて、ことしの秋から金華山山上部の発掘調査を開始することとなりました。この調査により、これまで埋もれていた本物の石垣に光を当ててまいります。岐阜城の持つさまざまな魅力をより一層磨き上げ、見に来られる方々が本物に触れることで、斎藤道三公、織田信長公らが築き上げてきた歴史を一層身近に感じていただきたいと考えております。  最後になりますが、これから暑さも本番となり、身にこたえる季節になってまいります。議員各位におかれましては、くれぐれも御自愛をいただきまして、市政発展のため、一層の御尽力、御協力を賜りますようお願いを申し上げまして議会終了の御挨拶とさせていただきます。(拍手) 73: ◯議長信田朝次君) 閉会に当たりまして、私からも一言御挨拶申し上げます。  今期定例会は、去る6月7日から本日までの19日間にわたり開会し、付議されました諸議案について審議を行い、ここに閉会するに至りました。  今議会におきましては、柴橋新市長の政策を反映した肉づけ予算を初め、国、県の補助内示に伴う補正予算、また、条例改正について、終始熱心に御審議いただきましたこと、心から御礼申し上げる次第でございます。  また、この間の円滑な議会運営に御協力くださいました皆様方の御指導、御鞭撻に対しまして、厚く御礼申し上げます。  まだまだ梅雨の最中でございますが、梅雨が明ければ、いよいよ盛夏の季節を迎えます。皆様方におかれましては、体調管理や健康面に十分御留意され、ますます御活躍いただきますよう祈念申し上げまして、私からの挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。(拍手)  なお、この際、先ほど副市長に選任同意されました楢橋康英君より御挨拶がありますので、よろしくお願い申し上げます。 74: ◯(楢橋康英君) ただいま御紹介をいただきました楢橋と申します。どうぞよろしくお願いいたします。私の副市長の選任に同意をいただきまして、まず御礼を申し上げたいと思います。  もとより微力ではございますけれども、岐阜市の発展のため、岐阜市に暮らす皆様が心豊かになりますように、また、訪れる方々の笑顔が見られますように、身を賭して頑張っていきたいというふうに思います。柴橋市長のもと、議員の皆様方、御指導、御鞭撻のほど、どうぞよろしくお願いしまして、御挨拶とさせていただきたいと思います。どうぞよろしくお願いを申し上げます。(拍手)  岐阜市議会議長      信 田 朝 次  岐阜市議会議員      竹 市   勲
     岐阜市議会議員      國 井 忠 男 発言が指定されていません。 Copyright © Gifu City Assembly. All Rights Reserved. ↑ 本文の先頭へ...