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  1. 岐阜市議会 2017-11-05
    平成29年第5回(11月)定例会(第5日目) 本文


    取得元: 岐阜市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-06
    トップページ 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 平成29年第5回(11月)定例会(第5日目) 本文 2017-12-05 文書発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言単文選択全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者表示切り替え 全 32 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : ◯議長須田 眞君) 2037頁 選択 2 : ◯議長須田 眞君) 2037頁 選択 3 : ◯議長須田 眞君) 2037頁 選択 4 : ◯議長須田 眞君) 2037頁 選択 5 : ◯6番(石川宗一郎君) 2037頁 選択 6 : ◯議長須田 眞君) 2038頁 選択 7 : ◯教育長早川三根夫君) 2039頁 選択 8 : ◯議長須田 眞君) 2040頁 選択 9 : ◯教育委員会事務局長若山和明君) 2040頁 選択 10 : ◯議長須田 眞君) 2041頁 選択 11 : ◯6番(石川宗一郎君) 2041頁 選択 12 : ◯議長須田 眞君) 2042頁 選択 13 : ◯38番(堀田信夫君) 2042頁 選択 14 : ◯議長須田 眞君) 2044頁 選択 15 : ◯市長細江茂光君) 2044頁 選択 16 : ◯議長須田 眞君) 2050頁 選択 17 : ◯38番(堀田信夫君) 2050頁 選択 18 : ◯議長須田 眞君) 2053頁 選択 19 : ◯市長細江茂光君) 2053頁 選択 20 : ◯議長須田 眞君) 2055頁 選択 21 : ◯38番(堀田信夫君) 2055頁 選択 22 : ◯議長須田 眞君) 2056頁 選択 23 : ◯市長細江茂光君) 2056頁 選択 24 : ◯議長須田 眞君) 2056頁 選択 25 : ◯議長須田 眞君) 2057頁 選択 26 : ◯議長須田 眞君) 2059頁 選択 27 : ◯議長須田 眞君) 2059頁 選択 28 : ◯市長細江茂光君) 2059頁 選択 29 : ◯議長須田 眞君) 2059頁 選択 30 : ◯議長須田 眞君) 2059頁 選択 31 : ◯議長須田 眞君) 2060頁 選択 32 : ◯議長須田 眞君) 2061頁 ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1: 開  議  午前10時1分 開  議 ◯議長須田 眞君) これより本日の会議を開きます。  本日の日程はお手元に配付申し上げたとおりであります。             ━━━━━━━━━━━━━━━━━ 第1 会議録署名議員の指名 2: ◯議長須田 眞君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  本日の会議録署名議員は、会議規則第87条の規定により、議長において30番山口力也君、31番柳原 覚君の両君を指名します。             ━━━━━━━━━━━━━━━━━ 第2 第109号議案から第14 第121号議案まで及び第15 一般質問 3: ◯議長須田 眞君) 日程第2、第109号議案から日程第14、第121号議案まで、以上13件を一括して議題とします。            ───────────────────               〔議 案 掲 載 省 略〕            ─────────────────── 4: ◯議長須田 眞君) 昨日に引き続き、質疑とあわせて日程第15、一般質問を行います。  順次発言を許します。6番、石川宗一郎君。    〔石川宗一郎君登壇〕(拍手) 5: ◯6番(石川宗一郎君) おはようございます。    〔「おはようございます」と呼ぶ者あり〕  お許しをいただきましたので、順次質問をさせていただきます。
     まずは、支援の必要な児童生徒の小中学校の受け入れについて、教育長にお尋ねをいたします。  先般、情緒障がいのある児童の保護者の方から、その児童が通われる小学校には知的障がいの児童に対応するクラスはあるが、いわゆる情緒のクラスがないため、設置してもらいたいというような声が私のもとにも届きました。現在、岐阜市では、支援を必要とするさまざまな障がいのある児童生徒がおみえになり、小学校、中学校への進学の際には、入学前に児童生徒とその保護者と相談し、最終的には保護者の意向によってその児童生徒の受け入れ先を決定し、岐阜市のほうで受け入れているという認識をしておりますが、相談を受けたような声が届くということは、そうした児童生徒の受け入れについてまだまだ改善の余地があるのではないかと思うところであります。  もちろん、全ての方が100%納得し満足できるような状況は、予算の関係上も、また、その他の諸事情からも難しいことは承知しておりますし、岐阜市でもできることをしっかりと取り組んでいただいているということは思っておりますが、その上でこうした声もまだまだ聞くところでもありますし、今後の小中学校への進学時に困られる児童生徒や、また、現在も現状に悩んでおられる児童生徒がおられるのではないかと思うところで、あえて質問させていただきますが、そのような観点で1点目に、現在、岐阜市が行っている支援、サポートの必要な児童生徒の進学時における制度、仕組みがどのようになっているか教えてください。  2点目に、その児童生徒が自分の住んでいる地域の地元の小学校、中学校に進みたい、また、保護者が進めたいという希望がある場合、どのような受け入れになっているか、また、どのような対応を行っているかについて教えてください。  3点目に、現在の状況、課題等も踏まえ、今後について教育長のお考えを教えてください。  続きまして、三里公民館の移転に関して教育委員会事務局長にお尋ねをいたします。  今議会で住所の変更が議案として上がっている新しい三里公民館の開設時期は4月でありますが、昨年の工事に入る当初には土壌汚染も発覚し、対処のため工事のスタートもおくれたものの、しっかりとした対処の後、予定どおりの工期で進んでいるように聞いておりますし、地元の方々にもそうした御説明もいただいておりますが、いよいよ開設間近となり、4月は年度初めで、地域コミュニティーの中心的な施設として公民館の役割が重要な季節でもあり、きちんと4月に機能されているか、地域住民の1人として心配するところでもあります。  他の公共建物の工事でも、さまざまな理由により、もともとの工期からの遅延の話も聞きますが、地域の大切な施設として、平成30年度が始まる4月からの開設に向けての進捗について、改めてお聞かせをください。  2点目に、新たに建てられる公民館の機能として、数十年前に建てられた公民館とは当然に変わってくるところもあると思います。以前の議会でもお答えをいただいておりますが、いよいよ完成間近となり、より具体的になってきた部分もあると思いますので、その点について教えてください。  3点目に、新しい公民館ができた後の、現在の公民館の活用についてお尋ねをいたします。  現在の公民館は改装し、現在足りていない三里小学校の学校施設として活用されると聞いておりますが、その整備と具体的な活用方法についてお尋ねをいたします。  最後、4点目に、三里の公民館移転については、三里小学校の設置基準に満たない狭い運動場を何とかしたい、何とかしてほしい、そういう地域の方々の声からのスタートだと認識をしておりますが、その第一歩として学校敷地内からの公民館、消防団詰所が学校敷地の外に出る今回の事業の後、さきの質問でも触れているように当面は学校の施設として活用される予定で、すぐに2階に体育館の載っている現在の公民館を取り壊して足りていない運動場敷地にするというわけにはいかないということは承知しておりますが、今後の三里小学校の狭い運動場について、どのような考え、計画を持っておられるか教えてください。  以上で、1回目の質問を終わらせていただきます。(拍手) 6: ◯議長須田 眞君) 教育長、早川三根夫君。    〔早川三根夫君登壇〕 7: ◯教育長早川三根夫君) おはようございます。    〔「おはようございます」と呼ぶ者あり〕  小中学校の支援が必要な児童生徒の受け入れについて、3点御質問をいただきました。  まず、1点目の質問にお答えいたします。  支援の必要なお子さんがどのような環境やカリキュラムで学ぶかということに関しては、一人一人の保護者と学校が十分に話し合い、子どもにとってよりよい方向を求めていきます。その話し合いをもとに、お子さんの様子を専門的に判断できる医師、大学教授、臨床心理士、特別支援教育の専門性の高い教員等で構成する就学指導委員会という審議会に諮り、特別支援学級で指導することが望ましい、通級指導教室に通級することが望ましいなどの判定を出します。  小学校の新1年生についても、保護者向けの就学説明会や夏の相談会、個別の就学相談会を行った後、就学指導委員会において判定を出します。その判定結果を受け、保護者の方の合意をもって特別支援学級への入級や通級指導教室への通級が確定し、支援がスタートします。その後、お一人お一人のお子さんに対して個別の指導計画を学校が作成し、指導に当たります。  お子さんが進学する地元の学校に、該当する障がい種の特別支援学級が設置されていない場合は、自宅から最寄りの該当学級設置校に通学せざるを得ません。  次に、2点目の質問にお答えします。  他の校区の特別支援学級に通うより地元の学校を希望する場合は、その希望を尊重し、地元の学校へ通うことになります。その場合、1、通常学級に在籍する、2、通常学級に在籍しつつ、通級指導教室に通う、3、他の障がい種別の特別支援学級に通うといったいずれかの対応になり、必要に応じてハートフルサポーターや介助員を配置することになります。  障がいに応じた専門的な指導を受けられるという点では、校区外の該当する特別支援学級への入級がより好ましいと言えますが、校区の学校に通わせたいという保護者の方の要望がある場合は、できるだけ応えるように関係機関との調整を図ることになります。  そこで、3点目、こうした現在の状況に関する私の考えです。  校区の学校に該当の特別支援学級がないということが起こるのは、特別支援学級の設置許可権が県教委にあるからです。県教委は新規で特別支援学級を設置する場合は4人以上を目安とすることを条件とし、個別の事情に応じ、それ以下でも対応することとしています。県から認可されることがまず大事であり、県教委に対して強く働きかけてまいります。認可されれば、できるだけ特別支援教育の専門性がある教員を配置し、環境づくりにも努めます。  特別支援教育全般について言えば、盲、聾、肢体不自由など、障がいの種別や程度によって高度な教育とケアが受けられる施設の整った市立、県立の特別支援学校が、幸い市内には多くあります。そうした選択をせず、市立の小中学校で学ぶ場合は、障害者差別解消法の精神にのっとり合理的配慮を行い、いろいろな形態のインクルーシブ教育の推進に努めてまいります。  また、岐阜特別支援学校の高等部や、岐阜清流高等特別支援学校に在籍する生徒の100%の就職を目指して、企業等の方々の理解を一層得るなど、社会全体が障がいに対する理解と対応するスキルを身につけていただくことを願って、今後も取り組んでまいります。 8: ◯議長須田 眞君) 教育委員会事務局長、若山和明君。    〔若山和明君登壇〕 9: ◯教育委員会事務局長若山和明君) 三里公民館の移転に関する4点の御質問にお答えします。  現在、市内50の全ての地区に市が設置し管理運営している地区公民館は、社会教育法に基づく教育施設として教育委員会が所管し、社会教育、生涯学習活動の拠点としての役割を担ってまいりました。  一方で、近年は、小学校区を基本とする全ての地区に公民館があるという本市の特性から、地域コミュニティー活動の拠点や地域防災の拠点としての役割に対するニーズが高まっております。こうしたニーズや、さらには平成27年3月に策定された岐阜市都市内分権推進構想も踏まえまして、教育委員会では、今後の公民館建設や公民館運営における地域との連携強化に係る方策等について指針を取りまとめたところであります。  そこで、御質問の1点目、三里公民館建設工事の進捗状況についてでございます。  これまでのところ、工事はおおむね順調に進行しており、現時点では当初の予定どおり、今年度中の完成を見込んでおります。  次に、2点目の、新しい三里公民館に導入する新たな機能についてでございます。  施設内容につきましては、指針に基づき、随時実施している地域協議での御意見も踏まえまして、館内にまちづくり協議会や自治会連合会の事務、打ち合わせなどに活用していただくための地域連携スペースを公民館事務室とは別に設置することといたしております。  さらに、施設利用者の安全性や利便性向上を目的として、館内にエレベーターを設置する予定といたしております。  これらの設備は、いずれもこれまでの地区公民館にはない新たな機能であり、三里公民館を第1号として初めて整備するものでございます。  最後に、3点目の、移転後の現三里公民館の整備と具体的な活用法、4点目の、三里小学校運動場に関する今後の計画につきまして、一括してお答えいたします。  三里小学校は、本年度、児童数が780人と市内5番目の大規模校である一方、運動場の面積は、文部科学省令の小学校設置基準に定められた面積より約1,700平方メートル不足しております。そのため、体育の授業は、運動場と体育館で同時に実施するなど、授業時間を調整しながら運動場を利用している状況であります。  また、校舎につきましても、近年の児童の増加によって手狭になっており、今後数年間は同規模で推移すると見込まれますことから、運動場整備とあわせ、校舎の増設も課題となっております。  そこで、移転後の現三里公民館を学校施設として改修するため、現在、実施設計を進めているところであります。  主な整備内容としましては、現在の校舎内にある放課後児童クラブや会議室等を現三里公民館に移設し、現在の校舎には普通教室を確保してまいります。  加えて、現在運動場内にある倉庫や屋外トイレを現三里公民館に移設することで、より利用しやすい運動場として改善してまいります。  三里小学校の校地は、四方を道路に囲まれた上、近隣に住宅等が立ち並んでいるため、校地の拡充は難しい状況にあります。そういった状況ではありますが、今後とも子どもたちが伸び伸びと遊び、勉強に打ち込める教育環境となるよう施設整備に努めてまいりたいと考えております。    〔「議長、6番」と呼ぶ者あり〕 10: ◯議長須田 眞君) 6番、石川宗一郎君。    〔石川宗一郎君登壇〕 11: ◯6番(石川宗一郎君) それぞれに、御答弁ありがとうございました。  再質問はいたしませんが、要望だけさせていただきます。  まずは、小中学校の支援が必要な児童生徒の受け入れについて、お答えをいただきました。  こうした児童に関しては、答弁の中から、就学指導委員会という専門性の高い教員等で構成されている審議会にかけられて、その児童生徒に対して好ましいと思われる判定をされるわけでありますが、そういった判定をいただいても保護者の方の希望でその障がい種別に合った対応ができる学級がない学校に、地元の学校に通われるという選択肢もあるわけでありまして、ただ、そこは保護者と学校、そうした機関と相談の上、進学を決めておられるということでありますけれども、それでも、一番最初にいただいたような御要望もいただくわけであります。  希望して納得して進ませているわけですが、やっぱりその子どもさんに合った学級が欲しいというようなことでありまして、現在、ハートフルサポーターさんや介助員の方のサポートも得ながら受け入れをされているということでありますけれども、それに対しては設置許可権が県にあるということで、教育委員会のほうではそういった要望があれば強く要望していただけるということでありますけれども、そうした保護者の方がまず、設置をしてほしいということを学校側にしっかりと伝え、また学校から教育委員会、教育委員会から県に要望してもらうという流れになるかと思いますが、その辺の仕組みをしっかりと、現在地元の学校にそうした対応のできる学級がないこと、また、その許可権が県にあることをしっかりと伝え、そうした声が教育委員会にしっかり届いて、また県にもしっかり届くような、そうしたこと、その保護者の方々にもお伝えをいただきながら、日々対応していただきたいな、そんなふうに思います。    〔私語する者あり〕  お答えいただいたように、通級学級に通ったり、また、特別支援学校に通われたり、また、通常で受け入れたりとさまざまな選択肢があるわけで、どの選択肢がその児童生徒にとっていいのかということは、また、その正解というのは、正解がないといいますか、なかなか難しい問題ではあるかと思いますが、お一人お一人にしっかりと向き合い、対応をしていくことで岐阜市のインクルーシブ教育がよりよいものになっていくと思いますので、今後ともよろしくお願いをいたします。  続いて、三里公民館の移転に関しまして、お答えをいただきありがとうございました。  公民館は、4月に向けて順調に工事も進んでいるということで安心をしております。また、新たな施設として地域連携スペース、そして、それを公民館の事務室とは別に設置をするということでありまして、また、利便性、安全性を確保するためにエレベーターも設置をしていただけるということでありまして、また、この三里の公民館を新しいモデルとして、その活用法を今後の公民館に生かしていただきたい、そんなふうに思います。  あと、三里小学校の運動場についてのお答えもいただきました。  今回は、公民館の旧といいますか、現在の公民館を学校施設へと改修するに当たり、屋外のトイレや倉庫を公民館の中に押し込めるような格好で運動場を少し広くしていただけるという答弁をいただきました。  しかし、トイレと倉庫が中に押し込まれたような格好で運動場は少し広くなりますが、本当にまだ1,700平方メートル不足しているというようなことでありまして、抜本的な改善には至らないと思います。  答弁にあるように、四方は道路に囲まれておりますので、じゃあ、どうするのかというところでありますけれども、地域の知恵をかりながら、また、教育長にも一度、現地も御確認いただいているかと思いますが、学校の休み時間に、もう本当に狭い運動場の中で子どもたちがぶつかり合うような中で遊んでる様子でありますとか、また、運動会のときはですね、体操のできる隊形に広がれと、こう、何か、みんなが手を思いきり伸ばせないようなそんな状況なんだということも、一度また教育長の目で御確認をいただいて、地域と教育委員会が知恵を出し合ってこの問題解決に当たっていただきたいなと、そんなふうに思います。  そのような要望をさせていただきまして、私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 12: ◯議長須田 眞君) 38番、堀田信夫君。    〔堀田信夫君登壇〕(拍手) 13: ◯38番(堀田信夫君) おはようございます。    〔「おはようございます」と呼ぶ者あり〕  順次お尋ねいたします。  高島屋南地区の再開発事業にかかわってですが、公共施設整備で、この再開発事業の中で生み出される保留床、3階、4階を取得するための債務負担行為24億3,000万円についてであります。  面積は、3階が2,300平方メートル、4階が1,930、合わせて4,230平方メートルであります。  4点ほどお伺いしますが、今、なぜこの段階で保留床取得のための債務負担行為であるのか。1点。  2つ目に、購入の、取得のための価格であります。  債務負担で24億3,000万円、床を買うこの価格ですが、これの根拠をお示しください。  2つ目に、これから岐阜市も鑑定評価に付すということでありますが、どの時期に、まだ建物が建っていないわけですけれども、空中、空間を評価することになります。鑑定評価の基準、どのように鑑定評価をお願いするのか。  価格にかかわって3点目。  鑑定評価の委託料。健康部と子ども未来部で210万円ずつ、420万円の鑑定評価料、委託料と思いますが、かかります。かかると言っています。この鑑定評価料、委託料についてお伺いをしたら、予算の流用ということでした。なぜ補正予算を組まないのか。  大きく3点目。  保留床の取得ということですが、4,230平方メートルの床を買うということなんですが、全国で同じように、市街地の中心で子育ての支援であったり健康増進のための事業展開をやっている例が他都市でも幾つかあるようです。私も、幾らか調査してきた向きもありますが、果たして、それらが全て市街地再開発の場合に保留床の取得であるのかどうか。権利関係、場合によっては賃貸、さらにはリースという選択もあるのではないか。なぜ購入なのか、お答えください。  4点目。  たびたび高島屋南地区の再開発では問題を投げかけてきましたが、行政がこの場所で子育ての支援、健康増進に乗り出す大義。市長は全体益というふうにおっしゃっておられましたが、たびたび子育ての支援であったり健康増進は、それぞれ生活圏内で、ちょっとしたげた履きで、あるいは自転車に子どもを乗せて行けれるようなところで支援するのが行政の役目ではないのかと申し上げてきました。現に、子育ての支援では具体的に、地域の児童センターの整備状況も具体的に私は指摘をしてまいりました。行政の支援のあり方、この点で改めて市長は、子どもの支援のことで児童センターについて検討したい旨、私の質問に答えた経過もありますが、検討してきているのかどうか。  健康センターの関係でいえば、来館者のデータも伺いましたが、ほとんど中心部の人たちばかりであります。全体の支援をしていくという観点に立ったときに、なぜここで大枚24億3,000万円、さらに整備を含めますと30億円にも上りますが、それだけの大枚をはたいて支援する大義がどこにあるのか、改めて明らかにしていただきたいと思います。  次に、新庁舎建設について、お伺いいたします。  今回、入札の不調を受けて、本体工事の予定価格の引き上げ、足したり引いたり若干ありましたが、全体としてプラス15億円です。254億円であったものが269億円ということになりますが、この中に含まれるのは、建設費、それに伴う諸経費、さらに本庁舎、この今沢町の建物の取り壊しの費用、さらには、用地の取得費であります。  当然、総事業費として含まれるべき引っ越しの費用、それから、南庁舎の取り壊しの費用、案内サイン、道路整備、含まれておりません。さらに具体的に言えば、初期のイニシャルコスト、ランニングコストではなく、初期の投資に係る経費が全く見られておりません。少なくとも来年度4月に着工しようという事業で、それに伴ってのかかる経費について市民に向かって明らかにできないというのはいかにも不誠実と言わざるを得ませんが、今の段階でも引っ越しの費用、初期投資、南庁舎の取り壊しの費用、サイン、道路整備含めて269億円に含まれないその他の経費について、この場で明らかにしていただきたいと思います。改めて伺います。  次に、メディアコスモスです。  この間の代表質問、私ども、原議員の代表質問に対しての答弁ですが、全く意味不明です。岐阜市は、施工者でも設計者でもない、専門家でもない。岐阜市がこの原因を出せるものでもない、立場でもない。一般的な見解を出すのは難しい。一体これは何なのか。  私どもが担当者から伺っていたのは、今回いろんなふぐあいがあってとったりやったりしてきた。けれども、けじめとして設計・施工業者が11月の16日でしたか、あのような場所で正式な見解を発表された。それについて、それが的を射ているのかどうか、妥当なのかどうか、12月の、日にちはまだ伺っておりませんが、まだ、一体本気になってやるのかどうかわかりませんが、12月のうちに検討委員会を開いて、そこで検証してもらった上で岐阜市の見解を明らかにすると伺っていたんですが、この間の市長の答弁だと、業者の言いっ放し、それを聞きっ放しで、岐阜市の見解が全くないということになります。こんなことでいいのか。少なくとも、岐阜市としての、この先のあなたの任期中に解決するとは思われません。それ以降においても、後の市長や、あるいは職員、そして、市民が納得できる方向性を市長は示す必要があるのではないかと私は思いますが、この点につきましても改めて市長の見解を伺っておきたいと思います。  以上です。(拍手) 14: ◯議長須田 眞君) 市長、細江茂光君。    〔細江茂光君登壇〕 15: ◯市長細江茂光君) ただいまの御質問にお答えをいたします。  ちょっと余談になりますが、16年間この市議会でずっと答弁をさせていただきまして、計算しますと64回この本議場で皆様方と議論させていただきました。今回のこの議論がまさに最後になりますので、印象深く(笑声)討論をしたいと、こういうふうに思います。  今の3点の御質問にお答えをしたいと思います。  いずれにいたしましても、いずれの問題もですねえ、決して生易しい問題ではなくて、これからしっかりとですね、皆さん、我々全員でしっかりと取り組んでいかなければいけない、市民を挙げて取り組んでいかなければいけない重要なテーマだと、こういうふうに理解をしています。  まず、高島屋南地区の公共施設整備事業についての御質問であります。  まず、その前に、我が国の最近の時代の変化というものを認識する必要があるかと思います。中心市街地が衰退をして、地方創生が叫ばれる時代であります。また、少子・高齢化が進展をしてきているわけでありまして、そういう中で、まさにまちなか居住の必要性であるとか、あるいは中心市街地のにぎわいの創出が重要だと、こんなふうに言われているわけでありまして、このような時代背景を受けて、中心市街地の活性化が重要なテーマとなってきています。  中心市街地につきましては何度も御答弁申し上げておりますように、さまざまな都市機能が集積をしているとか、あるいは高い交通利便性があるなど都市を特徴づけておりますまちの顔でありますし、都市全体の発展の原動力にもなり得る地域だと、こういうふうに、今、御説明をしているわけであります。  本市におきましては、平成15年に柳ケ瀬をもっと土地の高度利用を図るべき地域として、国から都市再生緊急整備地域の指定をいただきました。平成15年です。平成19年に「中心市街地の活性化に関する法律」、いわゆる中活法でありますが、これに基づきまして、まちなか居住の推進とにぎわいの創出を基本方針とした岐阜市の中心市街地活性化基本計画を策定いたしまして、内閣総理大臣の認定をいただきました。平成19年であります。この基本計画におきましては、まちなか居住の推進とにぎわいの創出という高い効果が期待される市街地再開発事業を位置づけています。  さらに、子育て、健康増進をテーマにした公共施設を導入することによって、高島屋南地区の再開発事業の魅力と効果を高めていこうということにしているわけであります。
     その高島屋南地区でありますが、平成23年の12月に公益的施設を主要用途の1つとしました市街地再開発事業の都市計画決定を行いました。また、平成26年の10月には長年の悲願でありました再開発組合が発足をいたしました。平成28年度・昨年度には分譲用住宅を取得をしてくれる企業が決まって、いよいよ一歩先に歩を踏み出したところであります。  このように、高島屋南地区の再開発事業の組成、あるいは公共施設の導入につきましては、これまで何度も申し上げてきておりますように、当初から市民の皆様や市議会の皆様とともに丁寧なプロセスを積み重ねまして、長い年月をかけて現在に至っております。本市が中心市街地の活性化にとって大変重要な役割を担っているプロジェクトだと考えています。  このように、再開発事業は本市にとって極めて重要なプロジェクトでありまして、この事業を成立させることが重要であります。したがいまして、再開発事業を成立させ、かつ確実に事業効果を発現するためにも、本市がリースではなくて保留床を購入するということによってこの事業を成り立たせ、加えて、市民の皆様方に長きにわたって御利用いただくということが重要だと考えております。  なお、高島屋南市街地再開発組合によりますと、権利者の合意形成等の調整が難航いたしまして、完成時期、もともとは市役所庁舎と同じ平成33年の3月を予定しておられましたが、既に1年ほど遅延をしておりまして、現在は組合としては強い思いで何としてでも1年おくれの平成34年3月の再開発ビル完成を目指しておられるそうであります。そのためには、組合は、昨年予定しておりました、ちょうど1年遅延しているんですが、この除却工事を来年の、──あっ、失礼。──今年度予定をしておりました除却工事を来年の秋には何としてでも着手したいということでありまして、それを踏まえて組合から強い要望を受け、本議会で債務負担行為の上限額を提案させていただいているものであります。  本議会でこの債務負担行為の御承認をいただきますと、来年に入りまして2月下旬には本市と組合が保留床取得に関する仮契約を行い、3月議会で契約議案の議決をいただき、契約を締結するということになります。  その後、来年4月以降になりますと、組合が県に対しまして権利変換計画を申請いたしまして、数カ月の審査機関を経て遅くとも来年の秋ごろには除却工事に着手することができ、先ほど申し上げましたように1年おくれとはなりますが、平成34年の3月のビル完成ということが視野に入ってくるわけであります。  続きまして、今回提出をしております債務負担行為の限度額でありますが、組合の依頼で不動産鑑定士が算定されました価格を、今回提案をさせていただいています。ただし、本市ではこの価格は上限として、今回提案をさせていただいているものでありまして、本市では、保留床の価格につきましては、岐阜市不動産鑑定評価の依頼等に関する要綱がございますので、これに基づいて、現在、本市が2者の不動産鑑定士に床の価格の鑑定評価を依頼しているところであります。  先ほどの答弁と繰り返しにはなりますが、組合としては来年の秋ごろに除却工事に着手をしたいと、それによって平成34年の3月の完成を目指しておられるわけでありますから、組合からの強い要望で今議会に債務負担行為の上限額の提案を行っているわけでありまして、先ほど申し上げたように2月の仮契約等々ということになるわけであります。  そのためにも、緊急的に予算を流用した上で鑑定評価を行うということにしたわけでありまして、今後、市の鑑定評価を踏まえて、適正な価格で本市と組合が保留床取得に係る契約を締結する予定としております。  この高島屋南地区再開発事業で計画をしております公共施設の整備の内容につきましては、42万人の市民の皆様にさまざまな形で御意見を伺ってきております。市民にとって最大多数の最大幸福との視点で施設整備に取り組んできているわけでありまして、その視点のもと平成25年3月には、どのような施設がふさわしいかについて市民アンケートを行いました。その調査の結果、第1位に健康・運動施設、第2位に子育て支援施設の意向が高いことを確認いたしました。  その後、市民意見交換会など、さまざまなパブリックインボルブメントを経まして、翌平成26年に基本構想を策定、また、平成26年度から27年度にかけまして、学識経験者らによる公共施設整備基本計画策定委員会を4回開催する。また、さらに27年度にはパブリックコメントなどを行いまして、平成28年に基本計画を策定いたしました。  子育て支援施設あるいは健康・運動施設は、幅広い世代の方々に利用されることが期待され、高い集客力があるわけでありまして、これによってにぎわいの創出、まちなか居住の促進が期待できるものと考えています。  また、さらに、「みんなの森 ぎふメディアコスモス」とJR岐阜駅のちょうど中間に位置する柳ケ瀬にこの公共施設を整備することで、回遊性の向上と面的な活性化を図ることができ、ひいては岐阜市全体の活性化につながるものと考えています。  先ほどお話がありましたように、市内各地域には、子育て支援施設、児童館や児童センター、鷺山子ども館、あるいは地域子育て支援センターなどなど、さらには、健康施設でいえば、長良川健康ステーション、サンライフ岐阜、スポーツ交流センター、もえぎの里体育館、あるいは各地区の公民館、コミセンなど、さまざまな場所で運動教室やいきいき筋トレ体操も実施されています。それから、芥見にもリフレ芥見という運動施設があります。  本施設につきましては、中心地の立地条件を生かした機能として、これらの中核的、拠点的な役割を果たしてもらおうということで、今回こういう施設を柳ケ瀬につくろうというものであります。  例えば、図書館でいいますと御存じのとおり、いろんな学校や図書館でありますとか地域の図書館もありますが、加えて、中核的図書館として「みんなの森 ぎふメディアコスモス」を設置をいたしまして、これが、多くの皆さんに御利用いただけていることからもおわかりいただけるように、中核的機能というのは大変重要な役割を果たしてくれるものだと、こんなふうに思っているところであります。  いずれにいたしましても、今後本市の中心市街地の活性化を図るため、限られた財源の中で選択と集中を行いながら施設の充実に努めてまいりたいと、こういうふうに思っています。  それから、まだ完成していないビルの鑑定評価をどうするんだというような御質問がございましたが、岐阜市は先ほど申し上げましたように、岐阜市不動産鑑定評価の依頼等に関する要綱がございまして、複数の不動産鑑定士に依頼をしようということになっています。  そういうことで、保留床の取得価格の鑑定評価を依頼しているわけでありますが、公共施設にかかわる不動産鑑定評価の方法につきましてはいろいろな方法があるようでありまして、原価法、幾らのコストでできているのか、あるいは取引事例比較法、ほかの同じような取引事例はどんなものだったかというものとか、あるいは収益還元法といって、この施設からどれだけの収益が将来上がるかということなどを逆算してその不動産の価格を鑑定する方法などいろいろあるようでありますが、どの方法を採用するかについては、不動産鑑定士が適切な方法で評価を行われるというふうに理解をしています。  なお、国土交通省におきまして不動産鑑定評価基準というものを定めておりますが、建築にかかわる工事が完了していない建物については当該工事の完了を前提として鑑定評価の対象とすることと示されております。竣工前の建物の鑑定評価におきましても一般的に行われておりまして、本再開発ビルにおきましても同様な形で鑑定評価が行われるものというふうに考えています。  次に、新庁舎建設に関する御質問、全体事業費に関する御質問にお答えをしたいと思います。  本市では、平成26年度から現庁舎が老朽化の問題とかバリアフリーの問題だとかがありますから、これらを抜本的に解消しようということ、さらには、大規模災害に備えた防災対策の強化を図る目的などで、本市百年の大計として新庁舎の建設に平成26年度から取り組んできています。  これまでも申し上げましたように、庁舎は、私たち基礎自治体が万が一の災害時には、災害応急活動や復旧・復興活動を行う際の最前線の司令塔となる必要不可欠な施設であります。万が一庁舎が被災して使用できないなどの事態に陥りますと、復旧、復興がおくれるなど市民生活に大きな影響が出ることは、過去の災害の例から見ても明らかであります。  当地域は御存じのとおり、南海トラフ巨大地震の発生確率、今後30年以内に70%以上と言われています。現庁舎は大規模地震の際に使用できなくなる可能性も高く、市民の皆様の命と暮らしを守るという基礎自治体としての使命を全うするためには、一刻も早い新庁舎の建設が必要であります。  そして、事業費につきましては、常に最小の経費で最大の効果を上げるという本市の基本姿勢のもと、費用対効果を徹底的に吟味をし、その縮減に努めてきております。  一方で、新庁舎の建設は巨額の費用を要する大型プロジェクトでありますことから、さまざまな情勢の変化に柔軟に対応できる財政力を備えるとともに、市民の皆様の負担に配慮しながらその財源を確保するため、周到に準備を整えてきております。事業を支える盤石な財政基盤を構築するため、私が市長に就任以来一貫して徹底した行財政改革に取り組みまして、現在の本市の財政状況は、中核市屈指の健全度を誇っております。  このような中、将来に備え、昭和62年から30年以上にわたり基金を積み増し続け、現在は130億円ほどになっておりますが、加えて、国から大きな支援が受けられる合併特例債や緊急防災・減災事業債、あるいは国や県の補助金など、将来世代の負担の抑制に資するありとあらゆる優位な財源の確保にも努め、市民の皆様の負担軽減を図ってまいりました。  新庁舎は、市民の皆様の利便性、快適性の向上、防災拠点機能の強化、業務の効率化など、多様な事業効果の実現を目指しております。これらの効果、事業効果を高めるためには、ハード、ソフト両面の取り組みが必要でありまして、例えば、新庁舎を建てましたら、その周辺の道路につきましては、国の補助金なども活用して道路事業として実施する計画であります。また、新庁舎の備品や情報システムにつきましては極力継続して使用する方針としておりますが、必要なものについては新たに調達をするとか、改修をすることになります。  社会情勢の変化が著しいこの前例なき時代にありまして、今後もさまざまな事由によって不測の事態が想定されます。このような状況下にあって予見が可能な事態については、これにあらかじめ対処することは当然でありますが、一方で、予見が不可能な事態に対しましても常に柔軟に対応できるよう、事前の一策として常日ごろから不断の行財政改革を継続し、盤石な財政基盤を堅持し続けるとともに、補助金の活用や合併特例債の期限の再延長など、有利な財源の確保にも継続して取り組むことが重要であります。  事業費につきましては、これからも最小の経費で最大の効果を上げるという経営的視点を失わず、できる限りその縮減に努めるとともに、適切な時期に市議会に予算をお諮りしまして、市議会や市民の皆様に丁寧に説明を重ねていくことが重要だと思っています。  いずれにいたしましても、本事業は市民の皆様の思いを形にした新庁舎を築くため、市民の皆様、また市民の代表である市議会の皆様とともに丁寧にプロセスを積み重ねながら進めてまいりました。私は、その重みをかみしめながら、当初計画に掲げる平成32年度末までの新庁舎の完成に向けて、最後まで全力を尽くしてまいりたいと考えております。  最後に、「みんなの森 ぎふメディアコスモス」のふぐあいについて、市としての見解を示すべきだという御質問にお答えをいたします。  まず、ぎふメディアコスモスですが、申し上げるまでもありませんが、知の拠点である図書館、あるいは文化の拠点、絆の拠点から構成される複合施設でありまして、市民の皆様方に大いに活用いただいております。  先月、来館者数が300万人に到達したのは御存じのとおりでありまして、旧図書館が年間15万人でしたから、このペースだと20年かかるこの300万人をわずか2年4カ月という驚異的な速さで達成できたというのは、大変うれしい事実であります。  また、加えまして、国内外からの視察も大変多くありまして、平成29年11月現在で約670団体、1万4,000人に上る視察を受け入れております。  また、開館から1年以内に文部科学大臣が三度訪問されたというのも大変珍しい例だと思います。  さらに、施設の中でも、例えば、「おどるスタジオ」、あるいは「あつまるスタジオ」の利用率は、今も100%であります。  また、週末、祝日には、開館前からいまだに中高生がお気に入りの席を確保するため、    〔私語する者あり〕 長蛇の列をなしています。    〔私語する者あり〕 また、図書館の利用者層、年齢層も旧図書館と比較しますと、40歳未満の利用者が旧図書館に比べて倍増いたしました。    〔私語する者あり〕 若者を中心に大変好評を博しています。    〔私語する者あり〕 など、この施設に対する評価は大変高いものがあります。  また、この独創的な意匠につきましては、専門家である建築業界からも大変評価を受けているわけであります。  しかし、このようにすばらしい施設であるにもかかわらず、建物の引き渡し以降、漏水などふぐあいが続き、市民や利用者の皆様に御心配をおかけしていることは大変残念なことであります。  今回、設計者並びに施工者による共同記者会見が行われました。これは、私どもから業者みずからが説明責任を果たしていただきたいという申し入れによって行われたものでありますが、今回、設計者及び施工者からの側からは、原因が判明したもの及びいまだ原因が不明であるものを含めまして、それぞれのふぐあいについて、係る原因や対策等について、現時点において把握されている範囲内の状況が説明されたものであります。  本市におきましては、ふぐあいに対して、その都度、設計者及び施工者に対し、期限を定めて報告を求めるとともに、専門家の助言を得ながら庁内の検討会議において原因の確認や対策についての検討を行った上で、それぞれの発生した事案に関して本市としての検討結果をまとめ、記者会見などを通して本市の公式な見解として公表してまいりました。  その中では、例えば、さびにつきましては、換気を継続し経過観察するという業者の説明は全く受け入れられない話であり、直ちに防錆措置を行うことを求めるとともに、結露につきましては、結露しない屋根内部の環境を維持していくことを要求し、また、雨漏りにつきましても、原因が判明しているものに対しては、直ちに対策を図ることを求め、また、原因がいまだ判明していないものに対しましては、速やかなる原因究明を求めるなど、設計者並びに施工者に対し、厳しく求めてまいりました。  当初から我々が一貫して求めておりますのは、方法のいかんにかかわらず、一刻も早くふぐあいを解消することであります。そのため、ふぐあいの解決に向けては、ふぐあいごとにしっかりと原因を究明させ、その上で対策を図らせることが重要であると考えています。  いずれにいたしましても、ぎふメディアコスモスは市民の思いを聞き、それを形にするために、構想から10年余りをかけ、築き上げた施設であり、また、本市の中心部に大きなにぎわいをもたらしております。その南側に市役所新庁舎が完成いたしますと、その両施設の相乗効果によって、さらに多くの皆様方に御利用いただけるものと期待をしています。  今後も、ふぐあいの解消に向け、設計者及び施工者に対して厳しく対応を求め、市民の皆様に安心してこの施設を御利用いただけるよう努力をしてまいりたいと考えております。    〔「議長、38番」と呼ぶ者あり〕 16: ◯議長須田 眞君) 38番、堀田信夫君。    〔堀田信夫君登壇〕 17: ◯38番(堀田信夫君) 相変わらずという感を否めませんが、市長最後の答弁ですので少し私も遠慮ぎみだったんですけれども、この、質問に与えられた60分というのは市長のためにあるわけではなくて、市政をチェックする立場の議員、市民の立場に立っての貴重な時間である。あなたが私の質問に的確に答えなくてとうとうとしゃべられると大変困る。相変わらず、最後でありながら変わってないなというのが率直な感想です。  そこで、再質問申し上げますが、まず、順番がいろいろありますけども、なぜ今という段階ですけれども、これとリンクするところもあるんですが、今、答弁もあったように、仮契約、これから岐阜市が鑑定評価、お願いをして、ほぼそれが確定すれば、それに基づいて2月末から3月にかけて仮契約。で、担当部局に仮契約のポイントを聞きましたら、まだこれからや、組合と今、協議中。要は、目で見える土地を買う、目で見える建物の床を買うというんじゃなくて、空中空間を買うわけでしょう。それに当たって、どういう契約内容になるのか、それについてはこれから協議中だとおっしゃっている。しかも、それは、契約する段階っていうのは、恐らく2月の末から3月っていうんですから、2月23日の細江市長の任期満了後ということになる。そういう駆け込み的なことが果たしていいのかどうか。私は、疑問でならないところです。  そして、購入価格なんですが、いろいろおっしゃったけれども、まずは組合の言い分。実施設計も行われて、建設に係る費用がこれぐらいかかる。そして、補償費の算定や何かもこれからだとおっしゃっている。二百数十億円の総事業費の中で、それに費やしてこの3階、4階は案分するとこれぐらいでしょうというのが、組合の言い分だと思うんです。つまりは、市長も最後におっしゃったけども、床の評価額、平米当たり幾らかというのは、建物ができ上がったときに、一体どれぐらいその建物を建てるのにお金がかかったかということを想定してはじき出す、そろばんを。今、この段階でっていうことになる。  この段階はどういう段階かといえば、本庁舎の建築主体工事が、オリンピック需要もあって資材の高騰、職人さんがそろわない。人夫の工賃も高くなって、一番高いピーク。そういったときに建てることを想定して鑑定評価をするということになる。そんなリスクをしょって、岐阜市が高い買い物をするのかと私は言いたい。  そして、リースという選択もあるんじゃないか。市長は、確実にこの事業をなし遂げたい、それは組合の言い分でしょう。こっちは買い手や。例えば、床を買ってしまったら、そこで子育て支援とか、あるいは健康増進の取り組みについて、ちょっとこれは検討が必要だなってなったときに、いわゆるあきの保留床というか、岐阜市の遊休の床を抱えるようなもの、遊んでいる土地を抱えて、何年か先に、これ、どうしましょうということだってあり得る。だから、10年とか20年かの定期借家権とか、借地権とかというものもありますが、そういう選択だってある。10年、20年先に、この床、どうしましょう、そのときに相談しましょうねという選択だってある。あるいは賃貸だってある。そういう賃貸と、それから、リースという選択だってある。じゃないかなあと思うんです。  そこでお伺いしますが、初めから購入ということではなくて、全国の自治体でこのように市街地再開発、中心市街地で同様な展開をやっているところで、それが購入であるのかどうか、調査をされたかどうかお答えください。  そして、鑑定評価について、こんなやり方で、果たしてリスクをむしろしょうことになるんではないか。このことについてもお答えください。  それから、子育て支援や健康増進で中核的役割っておっしゃったけれども、市長がね、これはいつの議会か、この間、この問題では何回もやりとりしてきて、子育て支援でも、いわゆる画面でいろんなものを映し出したり、ハイテクのものを駆使して子どもたちが喜ぶようなことをやっていることに対して、それは陳腐なことであり、いずれ飽きがきたらだめだよっていう話をしていたときに、それは市長自身も、ディズニーランドでもUSJにしても、あれだけすばらしいものでもどんどん更改していくわけで、そういうものと勝負しようと思うのは大きな間違いだ、それは、私から言われるまでもないなんてことをおっしゃって。それから、地域の児童センターについても、やっぱり建物の中で子どもを遊ばせるというのではなくて、なるだけ創造力たくましく育っていくためにも、与えられたもので、それしか遊べないということではだめだということを市長もおっしゃって、それを支持する、そのとおりだとおっしゃっている。それから、生活圏内で整備していくってことは当然だとおっしゃって、児童センターで私が中学校区単位に具体的に調べると、ないところが幾つかまだあると具体的に申し上げました。島中校区、藍川中校区、厚見中校区、青山中校区、陽南中校区、岐阜西中校区、藍川北中校区、長森南中学校区、東長良中学校区と具体的に申し上げたことに対して、検討するとおっしゃった。検討してきた結果を、要は、児童センターが中学校区単位で見たときにあるところとないところとがある。それについて、今、初めて聞いたので、そこをちょっと勉強しますみたいな答弁をしておられましたけれども、どう勉強してきたのか、検討してきたのか、明らかにしていただきたいと思います。  それから、新庁舎ですけども、原議員も代表質問で具体的に申し上げましたように、引っ越しをする費用、あるいは初期投資の費用について、一番やっぱり悩ましいところがあると思うんです。現在あるものを使っていく、その見きわめもある。けれども、そうではなくて、例えば、防災情報システムだとか、そして、総合窓口支援システムなんていうのは、現在あるものよりもさらに更新していく可能性もある。  具体的に伺うと、防災は市長もおっしゃったように拠点となる施設整備ということで、今、何か災害があると、この低層部の大会議室で防災会議が開かれます。あそこはその都度ということですが、今回新庁舎を建てると6階が常設の防災フロアになるんですかね。そこにスクリーンか何かが用意されて、市内各地での災害の状況、雨の降っている状況だとか、土砂災害が起きていないかというのが瞬時でスクリーンでわかる。それぞれ、会議のテーブルに部長ごとに端末があって、そこで会議をやられるんですけども、かなりの、その防災の施設整備に一体幾らかかるのか。相当な額です。相当な額。ですけれども、その相当額と、さらに上回るのが今ほど申し上げた市民サービスの総合窓口支援システムなんかについては、もう桁が違うぐらいの金額だと言われていますが、それらについて今まさに担当部局は情報を、財政部と予算関係で査定中みたいな話。  予算の計上年度、防災関係は、防災情報システムについて平成30年度で、平成31年度から33年度予算ということで、予算計上を平成30年度に想定している。来年度。市民サービスの関係も平成30年度で、平成30年度から33年度までの予算で債務か何かを組むんでしょうね。それから、情報システム関係でも平成30年度、31年度から33年度にかけてということになる。もう目の前の30年度にそういうことを考えていて、それらがなぜ初期投資として予算が市民の前に明らかにされないのか。それはおかしいでしょうと私は申し上げているわけです。  引っ越しの費用、初期投資、南庁舎の取り壊し、サイン関係、これらについて、少なくともあなたが来年の平成30年4月着工と言うのであるならば、それら全体像を、後を受けて立つ市長に、これぐらいかかるんですよ、あるいは市民に向かってこれぐらいかかるんですよと言うことは、今の段階で、今の段階で、その都度ではなくて、今の段階で説明する責任が市長にはあるんではないかと思いますが、改めてお伺いします。全く答弁がなかったので。全体事業の中でこぼれ落ちている、取りこぼしている引っ越しの費用、初期投資、南庁舎の取り壊し、サイン関係の道路整備がこの先あるのかないのか、その点について明らかにしていただきたいと思います。  メディアコスモスですけども、12月に開くと言っている検討会、これをいつ開くのか。そして、岐阜市は業者の説明を聞いて検討会で検証してもらう。それを受けて岐阜市としての、こんな程度ではあかんということなのか、きちんとした考え方を明らかにするでしょうけれども、検討会がいつ開かれて、いつ岐阜市は全体的な考え方を明らかにするのか、あなたの任期中にそれがなされるのかどうか、お伺いしたい。  それからもう一つ。やはり申し送っていただきたい問題の1つとして、メディアコスモスの立体駐車場、総合庁舎の南側に建設されて、9月オープンしました。この土地は3億円で県から買ったんですが、使おうと思った段階で汚染が発覚をして、その対策に1億2,000万円かかりました。  これについて市長は、県と今、協議、まあ、何とか払ってくんせえといって県とやりとりしておるけれども、なかなか県は首を縦に振らない。総合的に何か県からそれ相当の面倒を見てもらいたいような話をしておられるようですけれども、あなたの任期中にこの問題、決着をつけられるのかどうか。  申しわけなかった、契約に、何か土の中からいろんな物が出てきても文句言いませんよ、値段も安くしてっていうような、まあ、森友学園で出てきておるような問題なんでしょうけれども、何かがあっても文句を言えません、言いませんという瑕疵担保放棄の条項がある。それについて申しわけないという答弁も過日の議会でありましたけれども、あなたが退任する前にこの問題について、後の市長や市民が、なし崩し的にこのことが流されていかないように、きちんとしたメッセージを示していただきたいと思います。 18: ◯議長須田 眞君) 市長、細江茂光君。    〔細江茂光君登壇〕 19: ◯市長細江茂光君) ただいま何点かに関して再質問をいただきました。かなり御質問の数が多いので、答弁漏れがあったら、また御指摘をいただきたいというふうに思います。  高島屋南についてですが、他都市の事例を調査したのかと、例えば、全て購入しているわけでもないだろうと、リースもあるだろうしという御指摘であります。  他都市で、再開発におきまして市が保留床を取得した事例は担当部局で調査しているというふうに聞いていますが、多分、あるだろうと思います。まだ、これ、調査結果については報告を受けておりません。  子育て支援施設の事例も確認しておりますが、中心市街地の活性化には大きく寄与しているという事例もありまして、これが、御指摘の、御質問の、購入したのかリースであるのかについては、ちょっとまだ調べがついていないということであります。調査はしていますが、購入、オア、リースかと、こういう視点からの調査はしていないという、現時点ではしていないということであります。  それから、鑑定でリスクを負うことにならないかという、たしか御質問がありましたが、先ほど申し上げたように鑑定評価に関してはですね、専門家の皆さんがそれぞれの知見によってですね、この鑑定をするに当たって原価から積み上げていくのがいいのか、ここからどんな価値が出てくるのかによってそれを逆算するのか、あるいはリプレース、周辺での取引価格を比較するのかなどなど、方法があることは先ほど申し上げたとおりですが、そういう中で最適な方法で鑑定をしていただけるものというふうに思っていますし、国土交通省でも先ほど申し上げたような基準を設けておられるということです。  それから、児童センターについてでありますが、児童センター、全ての地域、50地区ありますが、全ての50地区に全て置くということではないわけでありまして、例えば、他の公共施設が活用できる場合はそこを活用していただきましょうということになるわけであります。例えば、鷺山子ども館というのがありますので、鷺山の場合でしたらこんなものを御利用いただければということになるわけでありますし、移動児童館というものもありますから、こんなものも充実をすることで職員が出向いていって、それぞれで、いろんな子どもたちに遊んでもらおうという企画もありますから、こんな回数をふやすなどで対応していきたいと、こういうふうに思っています。  それから、初期投資につきまして、先ほども、これは御答弁申し上げたつもりだったんですが、御指摘のように引っ越し費用であるとか、サイン計画をやり直すとか、庁舎を壊すとかっていろんなことがありますが、これは先ほど、例えば、道路であれば道路事業として行うと、こういうふうに申し上げたわけでありまして、それぞれの事業としてやる場合もありますし、それから、今回の新庁舎建設事業として行うにつきましても、当然丼勘定でやるわけにいきませんから、きちっとした精査をいたしまして、金額的なめどがついたところで議会にお諮りをして、御承認をいただいて、支出をしていくということになるのではないかと、こんなふうに思っています。    〔「土壌汚染かな」と呼ぶ者あり〕  ちょっと待って、その前に先ほどの、自治体で購入した事例があるのかという御質問に対して、1つまた別の情報が入っていました。今、手元に資料はありませんが、再開発事業の床を購入した事例は確認をしているということであります。  それから、先ほどから、さっきも答弁申し上げたんですが、市としての統一見解を出すべきではないかと言っておられますが、今、先ほども御答弁申し上げたようにですね、原因のわかったものについては具体的な対策も講ずることができるということであるし、まだ原因が不明な漏水というのもあるわけでして、その原因に対してさまざまな専門的観点から業者の皆さんも調査をしておられることだし、我々も調査するわけでありますが、我々としましては、現在出てきている事象に対してですね、具体的にどう対応してほしいということを我々の、岐阜市の公式な見解として申し上げているわけでありまして、都度、公式見解、統一見解を出してきているということであります。  それから、駐車場の土壌汚染、メディコスの駐車場の土壌汚染でありますが、今、浅井副市長を中心としてですね、粘り強く交渉しているわけでありますが、契約上はですね、その責任を負わないということになっているということで、なかなかこの瑕疵担保責任の問題については厳しい姿勢をとられておりますが、先ほど議員からも御指摘いただいたようにですね、総合的な幅広い観点から何とか対応してほしいということで申し入れをして協議を行っているところです。協議、もう既に15回に及んでいますし、相手方の副知事さんもおかわりになったりもしておられたりもしますから、いずれにせよ粘り強くですね、県との協議を継続していくことが大事だと、こういうふうに思います。  それで、どの件ということではなくて、後継者へのメッセージでありますが、行政というのは継続であります。誰の時代に何をやったということではなくて、市民の思いをですね、形にしていくという作業が我々行政に課せられた使命でありますから、その市民の皆さんの思いというものを的確に把握し、また、もちろん思いというのは時代とともに変わったりもいたしますから、そこに耳をそばだててですね、その意向をしっかりとお伺いをして、それに合った行政を行っていくことをですね、しっかりとお伝えしたいと思います。  大変優秀な市の職員がたくさんおられますから、それぞれ個別の案件についてはですね、それぞれの専門分野の知見などを踏まえて、専門の職員からのアドバイスなども受けられると思いますが、我々として決してぶれてはいけない部分は絶対ぶれない。また一方で、柔軟に対応しなきゃいけないところは柔軟に対応すると。いつも言っておりますが、不易流行の気持ちでですね、市政に当たることが大事ではないかということなどをメッセージとして次の方にお伝えをしたいと、こういうふうに思います。    〔「議長、38番」と呼ぶ者あり〕 20: ◯議長須田 眞君) 38番、堀田信夫君。    〔堀田信夫君登壇〕 21: ◯38番(堀田信夫君) 私も3回目で最後になりますので、簡潔に改めて申し上げたいところがあります。また、答弁もお願いするところがあります。  まず、高島屋南の関係ですけども、1回、2回のこのやりとりで明らかになったように、つまりは保留床を、中心市街地でいろんな子育て、健康増進の展開を他都市でやっていても、それが、全てが買っているわけではなくて、買っているところも事例があった。けれども、調べているであろう、調べた結果は把握していない。結局ここは、初めに購入ありきということで拙速ではないかと思うんです。調べてもいないということ。そのデータが、この、かくかくしかじかで調べた結果やっぱり購入がベストですよという、そういう説明があってしかるべきだけれども、初めに購入ありきというの、こういうのを。  それからもう一つは、鑑定。鑑定は、現瞬間で鑑定すれば、これから取り壊して、来年、再来年ぐらい着工で、一番高いところで建設工事が行われる、それをもとにして結果をはじき出すわけですから、これもリスクが大きいと思うんです。  そして、日程の問題。仮契約、岐阜市が組合とこの床を買いますよという契約は、2月末か3月、新しい市長のもとでやるということになる。つまりは、組合のほうはいろいろおくれて今が熟してきたけど、岐阜市の側、市民のお金を使ってやるかどうか、ここでこのことをやっていいのかどうかという点では、岐阜市側はまだ機が熟していないと考えれば、やはりここは、今回の予算は、債務負担行為は撤回すべきだと思いますが、その意思のあるやなしや、お答えください。  それから、庁舎の関係ですけども、それぞれの事業についていろいろこの先出てくるでしょう。けども、それらは他の自治体を見ればどこも庁舎の関連事業として市民に説明している。めどがついたらとおっしゃるけども、めどがつけるのは、今、この段階がめどをつけるとき。私は、それができないというのは怠慢であり、そして、また、市民に対して不誠実としか言い様子がないと思います。  そして、メディアコスモスの関係ですけれども、私は、改めて申し上げておきたいことは、検討会、開くのかどうか。お答えください。  そして、私は、今回、市長、最後ということで、いろいろ16年間を振り返って、対峙してきたというか向かい合ってきましたけども、一言申し上げておきたいことは、やっぱり今のこの段階でも2月の23日までは市長ですし、あなたのその瞬間までもやっぱり全身全霊打ち込んで仕事をやってもらいたいと思うし、私はその瞬間まで真正面から向き合っていく、これが議員としてあなたに対する最大の礼儀であろうと思っています。ですから、ただ、やるべきこと、市が何をなすべきかということを、あなたの不誠実な態度で私は随分学ばされることもあったなあと、改めて自治体がどうあるべきかということを十分勉強させていただけたと、その点ではありがたく思っていますが、最後の瞬間までもあなたが市長であって、2月23日まで真正面から向き合ってその責任が全うされること、また、私も議会人として、議員として、市長にきっちり、最後の瞬間までものを言う、真剣に向き合っていきたい。1日たりとも無駄な時間を過ごしてほしくない。そのことを申し上げておきたいと思います。  残り2分ほどありますので、答弁よろしくお願いします。 22: ◯議長須田 眞君) 市長、細江茂光君。
       〔細江茂光君登壇〕 23: ◯市長細江茂光君) ただいまの御質問にお答えをいたします。  1点目の御質問は、債務負担行為を撤回する気はないのかという御指摘でありました。  先ほども申し上げましたように、大変長い間停滞をしております、岐阜市のみならず、日本全国の地方都市の、いわゆる中心市街地の活性化というのは大変大きなテーマであります。そのテーマの1つの解を見出すのは、その地域にまちなか居住を誘導することであろうと、こう思うわけでありまして、その意味では、この市街地再開発事業、高島屋南地区の再開発事業が成功裏に着手され、成功裏に完成することが大変重要であるし、また、柳ケ瀬の活性化は本市全体の活性化にもつながるものと信じております。そういう意味で今回のこの債務負担行為については、その一環として重要な役割があるということで、ぜひこの本議会で御審議をいただき、また、御採決をいただきたいと、こういうふうに思っています。  それから、メディコスの検討会につきましては、早急に開催をするように指示をしておりまして、早ければ今週中にも開催をするという予定にしておりますので、その席で、何度も言われておりますが、岐阜市側に専門家がいないとですね、一方的な言われ放題になるのではないかということを市民の皆さんも御心配されると思いますが、この検討会議には専門家の大学の先生たちにも入っていただいておりますので、専門的な御意見等もいただくわけでありますが、こちらが原因究明をして、それをやりなさいという類いの話ではありませんので、我々としては早急にこのふぐあいを解消するようにということをですね、しっかりと指示をし、かつ我々として認識できるものについては1つの可能性として申し上げるわけでありまして、我々が原因をこれだと言いますとそれに対して対応したということで終わってしまいますから、そういうふうにはならないことが大事だと、こういうふうに思っています。  長い間、大変お世話になりました。本当にありがとうございました。 24: ◯議長須田 眞君) 以上で質疑並びに一般質問を終結します。             ━━━━━━━━━━━━━━━━━                〔付 託 表 配 付〕 一 常任委員会付託 25: ◯議長須田 眞君) ただいま議題となっております第109号議案から第121号議案まで及び日程第16、請願第13号から日程第18、請願第15号まで、以上16件については、お手元に配付しました表のとおり常任委員会に付託します。            ───────────────────            委 員 会 審 査 事 件 付 託 表                    平成29年第5回(11月)岐阜市議会定例会 ○総務委員会(第1委員会室) ┌───────┬──────────────────────────────────┐ │第109号議案│平成29年度岐阜市一般会計補正予算(第4号)            │ │       │ 第1条 歳入歳出予算の補正                    │ │       │  歳入                              │ │       │ 第2条 繰越明許費                        │ │       │  第2款 総務費                         │ │       │  第9款 消防費                         │ │       │ 第3条 債務負担行為の補正                    │ │       │  変更分                             │ │       │ 第4条 地方債の補正                       │ ├───────┼──────────────────────────────────┤ │第111号議案│岐阜市火災予防条例及び岐阜市消防長及び消防署長の資格を定める条例  │ │       │の一部を改正する条例制定について                  │ ├───────┼──────────────────────────────────┤ │第112号議案│岐阜市消防本部及び消防署設置条例の一部を改正する条例制定について  │ ├───────┼──────────────────────────────────┤ │第115号議案│財産の取得について(市庁舎用地)                  │ ├───────┼──────────────────────────────────┤ │第121号議案│平成29年度岐阜市一般会計補正予算(第5号)            │ │       │ 第1条 歳入歳出予算の補正                    │ │       │  歳入                              │ │       │  歳出中                             │ │       │   第1款 議会費                        │ │       │   第2款 総務費                        │ │       │   第9款 消防費                        │ ├───────┼──────────────────────────────────┤ │請願第13号 │岐阜市新庁舎建設の見直しを求める請願                │ ├───────┼──────────────────────────────────┤ │請願第15号 │治安維持法犠牲者の名誉回復実現の意見書採択を求める請願       │ └───────┴──────────────────────────────────┘ ○経済環境委員会(第3委員会室) ┌───────┬──────────────────────────────────┐ │第109号議案│平成29年度岐阜市一般会計補正予算(第4号)            │ │       │ 第3条 債務負担行為の補正                    │ │       │  追加分中                            │ │       │   東部クリーンセンター粗大ごみ処理施設復旧造成工事実施設計業  │ │       │   務委託費                           │ │       │  (指定管理関係分)                       │ │       │   岐阜産業会館運営管理業務委託費                │ ├───────┼──────────────────────────────────┤ │第116号議案│指定管理者の指定について(岐阜産業会館)              │ ├───────┼──────────────────────────────────┤ │第121号議案│平成29年度岐阜市一般会計補正予算(第5号)            │ │       │ 第1条 歳入歳出予算の補正                    │ │       │  歳出中                             │ │       │   第4款 衛生費中                       │ │       │    第3項 環境事業費                     │ │       │    第4項 自然共生費                     │ │       │   第5款 労働費                        │ │       │   第6款 農林水産業費                     │ │       │   第7款 商工費                        │ └───────┴──────────────────────────────────┘ ○厚生委員会(第2委員会室) ┌───────┬──────────────────────────────────┐ │第109号議案│平成29年度岐阜市一般会計補正予算(第4号)            │ │       │ 第3条 債務負担行為の補正                    │ │       │  追加分中                            │ │       │   高島屋南地区公共施設整備保留床取得費             │ ├───────┼──────────────────────────────────┤ │第119号議案│平成29年度岐阜市民病院事業会計補正予算(第2号)         │ ├───────┼──────────────────────────────────┤ │第120号議案│損害賠償の額を定めることについて(市民病院公務災害)        │ ├───────┼──────────────────────────────────┤ │第121号議案│平成29年度岐阜市一般会計補正予算(第5号)            │ │       │ 第1条 歳入歳出予算の補正                    │ │       │  歳出中                             │ │       │   第3款 民生費(第6項 市民参画費は除く)          │ │       │   第4款 衛生費中                       │ │       │    第1項 保健衛生費                     │ │       │    第2項 保健所費                      │ └───────┴──────────────────────────────────┘ ○建設委員会(第4委員会室) ┌───────┬──────────────────────────────────┐ │第109号議案│平成29年度岐阜市一般会計補正予算(第4号)            │ │       │ 第1条 歳入歳出予算の補正                    │ │       │  歳出                              │ │       │ 第2条 繰越明許費                        │ │       │  第8款 土木費                         │ │       │ 第3条 債務負担行為の補正                    │ │       │  追加分中                            │ │       │   道路整備工事費                        │ ├───────┼──────────────────────────────────┤
    │第110号議案│岐阜市営住宅管理条例の一部を改正する条例制定について        │ ├───────┼──────────────────────────────────┤ │第117号議案│市道路線の認定について                       │ ├───────┼──────────────────────────────────┤ │第118号議案│山県市の市道路線認定の承諾について                 │ ├───────┼──────────────────────────────────┤ │第121号議案│平成29年度岐阜市一般会計補正予算(第5号)            │ │       │ 第1条 歳入歳出予算の補正                    │ │       │  歳出中                             │ │       │   第8款 土木費                        │ └───────┴──────────────────────────────────┘ ○文教委員会(第5委員会室) ┌───────┬──────────────────────────────────┐ │第113号議案│岐阜市公民館条例の一部を改正する条例制定について          │ ├───────┼──────────────────────────────────┤ │第114号議案│岐阜市屋外体育施設条例の一部を改正する条例制定について       │ ├───────┼──────────────────────────────────┤ │第121号議案│平成29年度岐阜市一般会計補正予算(第5号)            │ │       │ 第1条 歳入歳出予算の補正                    │ │       │  歳出中                             │ │       │   第3款 民生費中                       │ │       │    第6項 市民参画費                     │ │       │   第10款 教育費                       │ ├───────┼──────────────────────────────────┤ │請願第14号 │小・中学校の給食費の保護者負担軽減を求める請願           │ └───────┴──────────────────────────────────┘             ━━━━━━━━━━━━━━━━━ 第19 第122号議案から第22 第125号議案まで 26: ◯議長須田 眞君) 日程第19、第122号議案から日程第22、第125号議案まで、以上4件を一括して議題とします。            ───────────────────               〔議 案 掲 載 省 略〕            ─────────────────── 27: ◯議長須田 眞君) これら4件に対する提出者の説明を求めます。市長、細江茂光君。    〔細江茂光君登壇〕 28: ◯市長細江茂光君) ただいま上程になりました第122号議案から第125号議案につきまして御説明をいたします。  これらの議案は、人事院が国家公務員の給与について、官民較差を是正するため、給料月額の引き上げなどの改定を勧告した、いわゆる人事院勧告に準じ、本市におきましても、一般職について給与を改定するとともに、特別職及び市議会議員の給与等につきましても、一般職に準じ、改定を行うものであります。  一般会計で、1億6,100余万円を補正するとともに、関係条例の一部を改正するものであります。  よろしく御審議の上、適切なる御決定を賜りますようお願い申し上げます。 29: ◯議長須田 眞君) この際、しばらく休憩します。  午前11時30分 休  憩             ━━━━━━━━━━━━━━━━━  午後 1時 3分 開  議 30: ◯議長須田 眞君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  これら4件に対する質疑の通告はありません。             ━━━━━━━━━━━━━━━━━                〔付 託 表 配 付〕 一 常任委員会及び議会運営委員会付託 31: ◯議長須田 眞君) ただいま議題になっております第122号議案から第125号議案まで、以上4件については、お手元に配付しました表のとおり常任委員会及び議会運営委員会に付託します。            ───────────────────       委 員 会 審 査 事 件 付 託 表 ( 追 加 分 )                    平成29年第5回(11月)岐阜市議会定例会 ○総務委員会(第1委員会室) ┌───────┬──────────────────────────────────┐ │第122号議案│平成29年度岐阜市一般会計補正予算(第6号)            │ │       │ 第1条 歳入歳出予算の補正                    │ │       │  歳入                              │ │       │  歳出中                             │ │       │   第1款 議会費                        │ │       │   第2款 総務費                        │ │       │   第9款 消防費                        │ ├───────┼──────────────────────────────────┤ │第123号議案│岐阜市職員の給与に関する条例及び岐阜市一般職の任期付職員の採用等  │ │       │に関する条例の一部を改正する条例制定について            │ ├───────┼──────────────────────────────────┤ │第124号議案│特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定について   │ └───────┴──────────────────────────────────┘ ○経済環境委員会(第3委員会室) ┌───────┬──────────────────────────────────┐ │第122号議案│平成29年度岐阜市一般会計補正予算(第6号)            │ │       │ 第1条 歳入歳出予算の補正                    │ │       │  歳出中                             │ │       │   第4款 衛生費中                       │ │       │    第3項 環境事業費                     │ │       │    第4項 自然共生費                     │ │       │   第5款 労働費                        │ │       │   第6款 農林水産業費                     │ │       │   第7款 商工費                        │ └───────┴──────────────────────────────────┘ ○厚生委員会(第2委員会室) ┌───────┬──────────────────────────────────┐ │第122号議案│平成29年度岐阜市一般会計補正予算(第6号)            │ │       │ 第1条 歳入歳出予算の補正                    │ │       │  歳出中                             │ │       │   第3款 民生費(第6項 市民参画費は除く)          │ │       │   第4款 衛生費中                       │ │       │    第1項 保健衛生費                     │ │       │    第2項 保健所費                      │ └───────┴──────────────────────────────────┘ ○建設委員会(第4委員会室) ┌───────┬──────────────────────────────────┐ │第122号議案│平成29年度岐阜市一般会計補正予算(第6号)            │ │       │ 第1条 歳入歳出予算の補正                    │ │       │  歳出中                             │ │       │   第8款 土木費                        │ └───────┴──────────────────────────────────┘
    ○文教委員会(第5委員会室) ┌───────┬──────────────────────────────────┐ │第122号議案│平成29年度岐阜市一般会計補正予算(第6号)            │ │       │ 第1条 歳入歳出予算の補正                    │ │       │  歳出中                             │ │       │   第3款 民生費中                       │ │       │    第6項 市民参画費                     │ │       │   第10款 教育費                       │ └───────┴──────────────────────────────────┘ ○議会運営委員会(第2委員会室) ┌───────┬──────────────────────────────────┐ │第125号議案│市議会議員の議員報酬、費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例  │ │       │制定について                            │ └───────┴──────────────────────────────────┘             ━━━━━━━━━━━━━━━━━ 散  会 32: ◯議長須田 眞君) 以上で本日の日程は全部終了しました。本日はこれで散会します。  午後1時5分 散  会  岐阜市議会議長      須 田   眞  岐阜市議会議員      山 口 力 也  岐阜市議会議員      柳 原   覚 発言が指定されていません。 Copyright © Gifu City Assembly. All Rights Reserved. ↑ 本文の先頭へ...