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  1. 岐阜市議会 2011-09-01
    平成23年第4回(9月)定例会(第1日目) 本文


    取得元: 岐阜市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-06
    トップページ 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 平成23年第4回(9月)定例会(第1日目) 本文 2011-09-06 文書発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言単文選択全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者表示切り替え 全 24 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : ◯議長渡辺 要君) 985頁 選択 2 : ◯議長渡辺 要君) 985頁 選択 3 : ◯市長細江茂光君) 985頁 選択 4 : ◯議長渡辺 要君) 986頁 選択 5 : ◯議長渡辺 要君) 986頁 選択 6 : ◯議長渡辺 要君) 986頁 選択 7 : ◯議長渡辺 要君) 986頁 選択 8 : ◯議長渡辺 要君) 1075頁 選択 9 : ◯議長渡辺 要君) 1075頁 選択 10 : ◯議長渡辺 要君) 1075頁 選択 11 : ◯議長渡辺 要君) 1075頁 選択 12 : ◯議長渡辺 要君) 1075頁 選択 13 : ◯議長渡辺 要君) 1075頁 選択 14 : ◯議長渡辺 要君) 1075頁 選択 15 : ◯市長細江茂光君) 1075頁 選択 16 : ◯議長渡辺 要君) 1081頁 選択 17 : ◯議長渡辺 要君) 1086頁 選択 18 : ◯11番(中川裕子君) 1087頁 選択 19 : ◯議長渡辺 要君) 1087頁 選択 20 : ◯25番(田中成佳君) 1087頁 選択 21 : ◯議長渡辺 要君) 1089頁 選択 22 : ◯議長渡辺 要君) 1089頁 選択 23 : ◯議長渡辺 要君) 1089頁 選択 24 : ◯議長渡辺 要君) 1089頁 ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:  開  会   午前10時 開  会 ◯議長渡辺 要君) ただいまから平成23年第4回岐阜市議会定例会を開会します。             ━━━━━━━━━━━━━━━━━  一 岐阜市名誉市民・元岐阜市議会議員林 春雄君逝去報告及び追悼演説 2: ◯議長渡辺 要君) 開議に先立って御報告申し上げます。  岐阜市名誉市民・元岐阜市議会議員林 春雄君におかれましては、去る7月27日逝去されました。まことに痛惜哀悼の念にたえません。  この際、同君に弔意を表するため、市長から発言を求められておりますので、これを許します。市長、細江茂光君。    〔細江茂光君登壇〕 3: ◯市長細江茂光君) 皆さん、おはようございます。    〔「おはようございます」と呼ぶ者あり〕  ただいま議長からお許しをいただきましたので、故林 春雄名誉市民への追悼の言葉を読まさせていただきたいと思います。  去る7月27日に御逝去されました岐阜市名誉市民故林 春雄さんに対し、謹んで追悼の言葉を申し上げます。  林さんは、温厚にしてたぐいまれな実行力と決断力を発揮され、岐阜市発展と市民福祉の向上に尽力をされました。その職務に対する献身的な姿勢は市民が深く敬慕するところでありました。  顧みますと、大正12年4月、この世に生をうけられた林さんは、岐阜市議会議員に昭和24年に26歳という若さで初当選されて以来、実績と衆望を重ねられ、平成19年5月までの連続15期58年余りと、全国の市議会議員の中で最も長い期間、議員として御活躍されました。  この半世紀を超える間、昭和50年から岐阜刑務所移転調査特別委員会の委員として10年近く取り組まれたほか、昭和63年には二度目の議長を務められ、市制100周年記念事業や、ぎふ中部未来博覧会の成功に大きく貢献をされました。  また、郷土発展の要諦は住民自治にあるとの信念によって、平成8年から岐阜市自治会連絡協議会、岐阜県自治会連絡協議会の会長の要職を10年近く務められ、市民と行政との協働や市民と市民とのきずなを強固にするために全精力を尽くしていただきました。  さらに、林さんの手腕は市政のみにとどまらず、岐阜県市議会議長会会長、東海市議会議長会会長及び全国市議会議長会理事の要職につかれ、地方自治の伸展に多大の貢献をされ、各方面における業績はまことに大きく枚挙にいとまがありません。  これらの多大な御功績により、議員在職中の昭和54年に藍綬褒章を、また、平成17年には旭日小綬章を受章されました。  そして、平成19年には岐阜市としては11年ぶりとなる岐阜市名誉市民として御推挙させていただいたものであります。
     岐阜市といたしましても、まだまだ経験豊富な林さんの御指導とお力添えを賜ることを期待していただけに、このたびの御他界は悲痛の念に胸が詰まる思いであります。  本日ここにありし日の林さんをしのびつつ、その御功績をたたえるとともに、林さんが生涯願われた市民が誇りと夢を持てるすばらしい岐阜市をつくっていくために、最善を尽くすことをかたくお誓い申し上げ、追悼の言葉といたします。 4: ◯議長渡辺 要君) ただいまから岐阜市名誉市民・元岐阜市議会議員故林 春雄君の御冥福を祈って黙祷をささげたいと思います。全員御起立を願います。                〔全  員  起  立〕 5: ◯議長渡辺 要君) 黙祷始め。                〔黙        祷〕 6: ◯議長渡辺 要君) 黙祷終わり。御着席願います。                〔全  員  着  席〕             ━━━━━━━━━━━━━━━━━  一 諸般の報告 7: ◯議長渡辺 要君) 次に、諸般の報告を行います。  監査結果報告書、報第8号専決処分事項の報告及び教育委員会の事務事業執行状況報告書については、お手元に配付しました報告書によって御承知を願います。            ───────────────────           監 査 結 果 報 告 書 提 出 一 覧                      平成23年第4回(9月)岐阜市議会定例会  例月現金出納検査結果報告書(平成23年3月分~平成23年6月分)  監査結果報告書(平成22年度分 必要に応じて平成23年度分)  ・定期監査及び行政監査   ・中央卸売市場   ・市民病院   ・上下水道事業部 ┌─────────────────────────────────────────┐ │                                         │ │  検査の対象  一般会計、特別会計、基金及び企業会計              │ │         (平成23年3月~平成23年6月出納事務)           │ │                                         │ │  検査の期間  平成23年5月25日~平成23年8月11日           │ │                                         │ │ 1 歳入歳出実績表及び試算表等の計数を各会計諸帳簿と照合したところ、正確であ  │ │  ることを認めた。                               │ │                                         │ │ 2 月末現金預金現在高を預け入れ金融機関の残高証明書と照合したところ、正確で  │ │  あることを認めた。                              │ │                                         │ │ 3 その他証拠書類等を検査したところ、おおむね適正に処理されているものと認め  │ │  られた。                                   │ │   なお、軽微な事項については、別途指示した。                 │ │                                         │ └─────────────────────────────────────────┘ ┌─────────────────────────────────────────┐ │                                         │ │  監査の対象  中央卸売市場                          │ │         (平成22年度分 必要に応じて平成23年度分)         │ │                                         │ │  監査の期間  平成23年6月1日~平成23年7月11日            │ │                                         │ │  証拠書類の一部を抽出して、関係諸帳簿と照合したところ、おおむね適正に処理さ  │ │ れているものと認められた。しかしながら、次のような事項が見受けられたので、改  │ │ 善に努められたい。                               │ │                                         │ │ [指導事項]                                  │ │ 1 過年度未収金の回収について                         │ │   未収金のうち、施設使用料等の過年度未収金は、平成23年3月末現在で4,5  │ │  53,498円である。その内訳は、面積割使用料が102件、3,690,90  │ │  2円、水道使用料が32件、11,660円、電気料が63件、850,936円  │ │  であり、前年度末と比較して1,447,139円の増となっている。       │ │   過年度未収金の早期回収を図り、不納欠損処分が生じないよう努めるとともに、  │ │  未収金発生防止対策の強化を図られたい。                    │ │                                         │ │ 2 空き店舗等の解消について                          │ │   平成23年3月末現在、仲卸店舗、関連店舗、場内駐車場の空き状況は、それぞ  │ │  れ12店舗、22.5店舗、135台となっている。また、その充足率は、それぞ  │ │  れ84.4%、85.2%、86.0%となっている。              │ │   今後とも、空き店舗等の解消を図り、収益改善に努められたい。         │ │                                         │ └─────────────────────────────────────────┘ ┌─────────────────────────────────────────┐ │                                         │ │  監査の対象  市民病院                            │ │         (平成22年度分 必要に応じて平成23年度分)         │ │                                         │ │  監査の期間  平成23年6月1日~平成23年7月11日            │ │                                         │ │  証拠書類の一部を抽出して、関係諸帳簿と照合したところ、おおむね適正に処理さ  │ │ れているものと認められた。しかしながら、次のような事項が見受けられたので、改  │ │ 善に努められたい。                               │ │  なお、軽微な事項については、別途指示した。                  │ │                                         │ │ [指導事項]                                  │ │ 1 過年度未収金の回収について                         │ │   未収金のうち、入院収益等の過年度未収金は、平成23年3月末現在で117,  │ │  388,747円であり、前年度末と比較して3,041,967円の減となって  │ │  いる。                                    │ │   平成23年度には、未収金台帳システムの導入が予定されるなど、未収金の回収  │ │  に向け、新たな取組みがなされている。                     │ │   今後とも、徴収体制を一層強化し、未収金の早期回収に努めるとともに、未収金  │ │  発生防止対策の強化を図られたい。                       │ │   加えて、納付機会の拡大を図るため、収納事務の一部を取扱わせることができる  │ │  収納取扱金融機関の指定についても検討されたい。                │ │                                         │ │ 2 不納欠損処分の取扱いについて                        │ │   入院収益等の不納欠損処分は、2,241件、46,847,823円であった。 │ │  平成21年度の不納欠損処分(平成18年度分)と比較すると、件数では257件、 │ │  金額では30,066,945円それぞれ減少しているものの、依然として多額の  │ │  不納欠損処分がなされている。                         │ │   不納欠損処分については、今後とも、慎重かつ適正な取扱いをされたい。     │ │                                         │ └─────────────────────────────────────────┘ ┌─────────────────────────────────────────┐ │                                         │
    │  監査の対象  上下水道事業部                         │ │         (平成22年度分 必要に応じて平成23年度分)         │ │                                         │ │  監査の期間  平成23年6月1日~平成23年7月25日            │ │                                         │ │  証拠書類の一部を抽出して、関係諸帳簿と照合したところ、おおむね適正に処理さ  │ │ れているものと認められた。しかしながら、次のような事項が見受けられたので、改  │ │ 善に努められたい。                               │ │                                         │ │ (水道事業)                                  │ │ [指導事項]                                  │ │ 1 過年度未収金の回収について                         │ │   未収金のうち、水道料金の過年度未収金は、平成23年3月末現在で80,58  │ │  0,318円であり、前年度末と比較して4,469,203円の減となっている。 │ │   今後とも、収納事務委託者とも協力して回収に一層努力するとともに、未収金発  │ │  生防止対策の強化を図られたい。                        │ │                                         │ │ 2 不納欠損処分の取扱いについて                        │ │   水道料金の不納欠損処分は、7,051件、46,564,517円であり、前  │ │  年度と比較して、金額では248,975円減少したものの、件数では78件増加  │ │  している。                                  │ │   不納欠損処分については、今後とも慎重かつ適正な取扱いをされたい。      │ │                                         │ │ 3 交通事故の防止について                           │ │   公用自動車による物損事故が7件発生し、修繕費として1,304,722円が  │ │  支払われていた。                               │ │   職員の交通事故防止の一層の徹底を図られたい。                │ │                                         │ │ 4 水道施設の維持管理の徹底について                      │ │   道路に埋設されている水道施設の維持管理に起因する事故が2件発生し、損害賠  │ │  償金として100,000円が支払われていた。                 │ │   水道施設の維持管理に万全を期されたい。                   │ │                                         │ │ (下水道事業)                                 │ │ [指導事項]                                  │ │ 1 過年度未収金の回収について                         │ │   未収金のうち、下水料金等の過年度未収金は、平成23年3月末現在で354,  │ │  262,282円であり、前年度末と比較して14,931,259円の増となっ  │ │  ている。                                   │ │   今後とも、収納事務委託者とも協力して回収に一層努力するとともに、未収金発  │ │  生防止対策の強化を図られたい。                        │ │                                         │ │ 2 不納欠損処分の取扱いについて                        │ │   下水料金等の不納欠損処分は、7,932件、46,958,521円であり、  │ │  前年度と比較して、金額では56,518,858円減少したものの、件数では1, │ │  124件増加している。                            │ │   不納欠損処分については、今後とも慎重かつ適正な取扱いをされたい。      │ │                                         │ │ 3 交通事故の防止について                           │ │   公用自動車による自損事故が2件発生し、修繕費として271,373円が支払  │ │  われていた。                                 │ │   職員の交通事故防止の一層の徹底を図られたい。                │ │                                         │ │ 4 下水道施設の維持管理の徹底について                     │ │   道路に埋設されている下水道施設の維持管理に起因する事故が2件発生し、損害  │ │  賠償金として291,038円が支払われていた。                │ │   下水道施設の維持管理に万全を期されたい。                  │ │                                         │ └─────────────────────────────────────────┘              岐阜市教育委員会の権限に属する              事務の管理及び執行状況報告書                (平成22年度評価)             岐 阜 市 教 育 委 員 会                 目  次 I 趣旨説明・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1 II 事務の管理及び執行状況の報告について・・・・・・・・・・ 2 III 教育委員会の活動状況等について・・・・・・・・・・・・・ 3 IV 事務の管理及び執行の状況について・・・・・・・・・・・・ 5 V 外部有識者の意見・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・62
    (参考資料) ・岐阜市教育委員会の点検・評価実施要綱・・・・・・・・・・・71 ・岐阜市教育委員会点検・評価委員会要綱・・・・・・・・・・・73 ・岐阜市教育委員会点検・評価委員会委員・・・・・・・・・・・75 ・平成22年度 教育委員会議案等一覧・・・・・・・・・・・・76 I 趣旨説明  地方教育行政の組織及び運営に関する法律(昭和31年法律第162号。以下「地教行 法」という。)第27条の規定に基づき岐阜市教育委員会(以下「教育委員会」という。) の権限に属する事務の管理及び執行の状況について点検及び評価を行い、その結果の報告 を行うものです。  なお、地教行法に規定されている教育委員会の職務権限は下記のとおりです。 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃【参考】                                    ┃ ┃「地方教育行政の組織及び運営に関する法律」                   ┃ ┃(教育委員会の職務権限)                            ┃ ┃第23条 教育委員会は、当該地方公共団体が処理する教育に関する事務で、次に掲げ ┃ ┃ るものを管理し、及び執行する。                        ┃ ┃(1) 教育委員会の所管に属する第30条に規定する学校その他の教育機関(以下「学┃ ┃    校その他の教育機関」という。)の設置、管理及び廃止に関すること。    ┃ ┃(2) 学校その他の教育機関の用に供する財産(以下「教育財産」という。)の管理に┃ ┃    関すること。                              ┃ ┃(3) 教育委員会及び学校その他の教育機関の職員の任免その他の人事に関すること。┃ ┃(4) 学齢生徒及び学齢児童の就学並びに生徒、児童及び幼児の入学、転学及び   ┃ ┃    退学に関すること。                           ┃ ┃(5) 学校の組織編制、教育課程、学習指導、生徒指導及び職業指導に関すること。 ┃ ┃(6) 教科書その他の教材の取扱いに関すること。                ┃ ┃(7) 校舎その他の施設及び教具その他の設備の整備に関すること。        ┃ ┃(8) 校長、教員その他の教育関係職員の研修に関すること。           ┃ ┃(9) 校長、教員その他の教育関係職員並びに生徒、児童及び幼児の保健、安全、厚 ┃ ┃    生及び福利に関すること。                        ┃ ┃(10)学校その他の教育機関の環境衛生に関すること。              ┃ ┃(11)学校給食に関すること。                         ┃ ┃(12)青少年教育、女性教育及び公民館の事業その他社会教育に関すること。    ┃ ┃(13)スポーツに関すること。                         ┃ ┃(14)文化財の保護に関すること。                       ┃ ┃(15)ユネスコ活動に関すること。                       ┃ ┃(16)教育に関する法人に関すること。                     ┃ ┃(17)教育に係る調査及び指定統計その他の統計に関すること。          ┃ ┃(18)所掌事務に係る広報及び所掌事務に係る教育行政に関する相談に関すること。 ┃ ┃(19)前各号に掲げるもののほか、当該地方公共団体の区域内における教育に関する ┃ ┃    事務に関すること。                           ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ (教育に関する事務の管理及び執行の状況の点検及び評価等)           ┃ ┃第27条 教育委員会は、毎年、その権限に属する事務(前条第1項の規定により教育 ┃ ┃ 長に委任された事務その他教育長の権限に属する事務(同条第3項の規定により事務 ┃ ┃ 局職員等に委任された事務を含む。)を含む。)の管理及び執行の状況について点検及┃ ┃ び評価を行い、その結果に関する報告書を作成し、これを議会に提出するとともに、 ┃ ┃ 公表しなければならない。                           ┃ ┃2 教育委員会は、前項の点検及び評価を行うに当たっては、教育に関し学識経験を有 ┃ ┃ する者の知見の活用を図るものとする。                     ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ II 事務の管理及び執行状況の報告について  教育委員会は、「岐阜市教育委員会の点検・評価実施要綱」(平成20年9月30日決裁) に基づき、平成22年度の教育委員会の事務事業等について、次の内容の点検・評価を実 施しました。  (1)教育委員会の活動状況等     教育委員会会議の実施状況、調査活動の実施等について  (2)事務の管理及び執行の状況     「岐阜市の教育基本方針」に示す施策の執行状況及びその成果について  上記項目については、次の4区分により、その評価を行っております。   「A」:順調に達成している   「B」:おおむね順調に達成している   「C」:達成について課題がある   「D」:順調でない  なお、地教行法第27条第2項に規定されている「教育に関し学識経験を有する者の知 見の活用」については、「岐阜市教育委員会点検・評価委員会設置要綱」(平成20年9月 30日決裁)に基づき、評価委員会を設置し、評定結果に対する意見の聴取を行いました。 III 教育委員会の活動状況等について (1)教育委員会会議の実施状況    教育委員会は、岐阜市教育委員会会議規則(昭和31年岐阜市教育委員会規則第6   号)に基づき、毎月1回、教育委員会定例会(以下「定例会」という。)を、また必要   に応じて教育委員会臨時会(以下「臨時会」という。)を開催することとされています。    平成22年度の実施状況は下記のとおりです。 ┌──────────────────────────────────────┐ │             教育委員会会議の実施状況             │ ├─┬────────────────────────────────────┤ │ │                                    │ │ │定例会:12回開催                           │ │ │ [審議等の内訳]                           │ │ │ ・議案審議:50件(内14件 非公開)                │ │ │ ・専決報告:51件(内31件 非公開)                │ │ │ ・協議事項: 2件(内 2件 非公開)                │ │実│                                    │
    │ │ [傍聴者]6名(4月:2名、9月:2名、2月:2名)         │ │績│                                    │ │ │臨時会:2回開催                            │ │ │ [審議等の内訳]                           │ │ │ ・議案審議: 4件(内 4件 非公開)                │ │ │                                    │ │ │  ※審議案件の詳細については76ページ以降に掲載しています。     │ │ │                                    │ ├─┼────────────────────────────────────┤ │ │                                    │ │ │・教育委員各自の積極的・主体的な議案審議を得て、責任体制や権限を明確にし│ │成│ つつ、教育委員会の活性化と教育委員会事務局の適確な運営に寄与することが│ │ │ できた。                               │ │果│                                    │ │ │・当日の審議内容等について教育委員が事前によく研究理解しているよう事務局│ │ │ 側で資料の準備を進め、より充実した審議に貢献できた。         │ │ │                                    │ ├─┼────────────────────────────────────┤ │課│                 -                  │ │題│                                    │ ├─┼────────────────────────────────────┤ │評│                「A」                 │ │価│                                    │ └─┴────────────────────────────────────┘ (2)教育委員会の調査活動等の状況   教育委員会が、教育行政の遂行のために必要な見識を深めるため教育委員の施策勉強  会である教育委員協議会(以下「協議会」という。)や現場視察を実施しました。   調査活動の実績や成果は下記のとおりです。 ┌──────────────────────────────────────┐ │               調査活動等の状況               │ ├─┬────────────────────────────────────┤ │ │                                    │ │ │協議会                                 │ │ │ ・8回開催                              │ │ │教育委員による学校(幼稚園)訪問                    │ │実│ ・各教育委員が、学校・幼稚園を訪問し教育現場の状況を視察       │ │ │ ・平成22年度視察校(園)                      │ │績│ (岐阜北幼稚園、三里小学校、梅林小学校、岐阜小学校、鷺山小学校、   │ │ │  本郷小学校、伊奈波中学校、藍川東中学校)              │ │ │教育委員による意見交換会等                       │ │ │ ・1回開催                              │ │ │                                    │ ├─┼────────────────────────────────────┤ │ │                                    │ │ │・教育委員協議会において、岐阜市教育委員会が直面する課題について、研修す│ │ │ るとともに、活発な意見交換を行い、施策の実施に向けた意思形成を図ること│ │ │ ができた。                              │ │ │                                    │ │成│・学校訪問では、学校の状況や実際の授業の様子を視察するとともに、校長等管│ │ │ 理職員との面談、教職員への講話や意見交換等を行い、学校の現状の把握に努│ │果│ めることができた。訪問校の選択は、特色ある学校や学校再編に関わる学校を│ │ │ 優先した。                              │ │ │                                    │ │ │・教育委員による意見交換の場として、岐阜市長と懇談を行い、現状把握や今後│ │ │ のあり方について検討を進めた。                    │ │ │                                    │ ├─┼────────────────────────────────────┤ │ │                                    │ │課│・毎年行っている教育先進市の視察を行えなかったため、毎年行えるよう、教育│ │題│ 委員の日程調整に努める必要がある。                  │ │ │                                    │ ├─┼────────────────────────────────────┤ │評│                「B」                 │ │価│                                    │ └─┴────────────────────────────────────┘ IV 事務の管理及び執行の状況について  事務の管理及び執行の状況については、「岐阜市の教育基本方針」に示す、「基本施策」 及びその下に展開される「施策」に基づいた67の「実施事業」について、その事業概要、 実績、成果及び課題を示し、前記の「A」~「D」の4区分で評価を実施しています。 (1)事務の管理及び執行の状況の評価結果について(全体)   ┌────────────────────────┐   │順調に達成しているもの(「A」と評価されたもの)│   └────────────────────────┘     ・48項目 (48/67項目:71.6%)   ┌────────────────────────────┐   │おおむね順調に達成しているもの(「B」と評価されたもの)│   └────────────────────────────┘     ・17項目 (17/67項目:25.4%)   ┌─────────────────────────────┐   │達成見込みであるが課題があるもの(「C」と評価されたもの)│   └─────────────────────────────┘     ・ 2項目 ( 2/67項目: 3.0%)   ┌────────────────────┐   │順調でないもの(「D」と評価されたもの)│   └────────────────────┘     ・ 0項目 ( 0/67項目: 0%) (2)事務の管理及び執行の状況の評価結果について(基本施策別)    ┌───────────────────────────────────┐    │基本施策:確かな学力の向上(13事業)                │    │     ┌───────┐┌───────┐┌───────┐   │    │     │「A」10事業││「B」 2事業││「C」 1事業│   │    │     └───────┘└───────┘└───────┘   │    ├───────────────────────────────────┤    │基本施策:豊かな心とすこやかな体の育成(13事業)          │    │     ┌───────┐┌───────┐┌───────┐   │    │     │「A」 5事業││「B」 7事業││「C」 1事業│   │    │     └───────┘└───────┘└───────┘   │
       ├───────────────────────────────────┤    │基本施策:国際化社会に対応できる人材の育成(6事業)         │    │     ┌───────┐                     │    │     │「A」 6事業│                     │    │     └───────┘                     │    ├───────────────────────────────────┤    │基本施策:個のニーズに応じた特別支援教育の推進(2事業)       │    │     ┌───────┐                     │    │     │「A」 2事業│                     │    │     └───────┘                     │    ├───────────────────────────────────┤    │基本施策:新たな教育制度への取組(2事業)              │    │     ┌───────┐┌───────┐            │    │     │「A」 1事業││「B」 1事業│            │    │     └───────┘└───────┘            │    ├───────────────────────────────────┤    │基本施策:家庭教育の充実と子育て支援(5事業)            │    │     ┌───────┐┌───────┐            │    │     │「A」 3事業││「B」 2事業│            │    │     └───────┘└───────┘            │    ├───────────────────────────────────┤    │基本施策:これからの社会を担う青少年の健全育成の推進(3事業)    │    │     ┌───────┐                     │    │     │「A」 3事業│                     │    │     └───────┘                     │    ├───────────────────────────────────┤    │基本施策:市民主体の生涯学習の推進と振興(8事業)          │    │     ┌───────┐┌───────┐            │    │     │「A」 5事業││「B」 3事業│            │    │     └───────┘└───────┘            │    ├───────────────────────────────────┤    │基本施策:元気で健康なまちづくりをめざす生涯スポーツの振興(5事業) │    │     ┌───────┐                     │    │     │「A」 5事業│                     │    │     └───────┘                     │    ├───────────────────────────────────┤    │基本施策:社会の変化に柔軟に対応した教育環境の整備(8事業)     │    │     ┌───────┐┌───────┐            │    │     │「A」 6事業││「B」 2事業│            │    │     └───────┘└───────┘            │    ├───────────────────────────────────┤    │基本施策:安全で環境にやさしい教育施設の整備・充実(2事業)     │    │     ┌───────┐                     │    │     │「A」 2事業│                     │    │     └───────┘                     │    └───────────────────────────────────┘ (3)「基本施策」、「施策」及び「実施事業」一覧表   「岐阜市の教育基本方針」に示された、「基本施策」、「施策」に平成22年度の「実施  事業」を結び付けて評価を行いました。それぞれの関係及び「実施事業」の評価は以下  のとおりとなります。 (4)基本施策ごとの実施事業の遂行状況   以下に、「基本施策名」とその概要及びそこにつながる「施策名」、そして施策を実現  するための「実施事業」について事業概要、実績、成果、課題及び評価を示します。   なお、(注)のついた用語については、59ページ以降に用語説明がされています。   また、施策名末尾に(※)が付されている施策については、「岐阜市教育委員会点検・  評価委員会」における委員からの意見が示されています。意見の概要については、62  ページ以降に掲載しています。 ┏━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃基本施策名│確かな学力の向上                        ┃ ┣━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ │ これからの子どもたちは、基礎的・基本的な知識や技能の確実な定着はもとより一│ │人ひとりが日常生活をおくる中で、自分なりの課題を見つけ、自分の「意志」をもっ│ │て学び、主体的に判断、行動し、問題解決できる資質や能力を身につけていくことが│ │必要です。これらの力を、子どもたちが身につけるため、学ぶ「楽しさ」や「喜び」│ │を感じることのできる施策や、教師が子どもたちと向き合う時間を確保することがで│ │きるような施策を推進していきます。                     │ └──────────────────────────────────────┘ ┏━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ 施策名 │小中一貫教育の推進(※)                    ┃ ┗━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ┌─────┬────────────────────────────────┐ │実施事業名│小中一貫教育推進事業                      │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・小中学校連携を推進するための体制づくり            │ │     │・授業交流や指導法の研究を通した小・中学校の連携強化      │ │事業概要 │・児童・生徒間交流の促進                    │ │     │・9年間を見通した教育課程の編成・開発             │ │     │・基礎、基本的な学力の定着を目指した教科指導の充実       │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・中学校区の取組が定着した。小中が共同歩調で取り組めるよう行事を│ │     │ 調整したり、入学説明会を小学生参加型にしたり、各校区で工夫した│ │ 実績  │ 取組が行われるようになった。                 │ │     │・教育相談や生徒指導等においても、9年間の発達段階を意識した指導│ │     │ ができるようになった。                    │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・夏季研修で小中教職員が一同に会して校区の子どもたちの姿を通して│ │ 成果  │ 交流し合う機会を増やすことができた。             │ │     │・具体的な校区の実態を提示することによって、共通理解を図ることが│ │     │ できた。                           │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 課題  │・統合再編成の対象となる中学校区は、現在の中学校区の取組と新しい│ │     │ 校区の取組と両方が重なっているため、検討し合う時間が足りない。│ ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 評価  │             「A」                │ └─────┴────────────────────────────────┘ ┏━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ 施策名 │「基礎的・基本的な内容」の確実な習得と活用(※)        ┃ ┗━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
    ┌─────┬─────────────────────────────────┐ │実施事業名│ぎふサイエンスクラブ事業                     │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │     │・学校・学校種を越えた小中学校児童生徒の理科活動グループ「ぎふサ │ │事業概要 │ イエンスクラブ」を組織し、ぎふネットスクールを用いて担当者と子 │ │     │ ども、子ども間による理科に関する交流を行ったり、通信を発行して │ │     │ 理科や自然に関する様々な情報の提供を行ったりする。       │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │     │・理科や自然に関する情報や科学作品展の様子を載せた通信を各小・中 │ │ 実績  │ 学校や関係機関に配布した。                   │ │     │・専用ホームページ内交流コーナーで理科に関する質問等について回答 │ │     │ し、理科に興味を持てるようにした。               │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │     │・サイエンスクラブ通信の発行により、科学作品展の様子やその年の各 │ │ 成果  │ 学年の良さや課題などを載せ、来年度への意欲を高めることができ  │ │     │ た。                              │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │     │・インターネットを活用した交流において魅力あるコーナーにするため │ │ 課題  │ 画像などを取り入れられるようにする。              │ │     │・周知度が期待値に達していないため、より周知に尽力する必要がある。│ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │ 評価  │             「C」                 │ └─────┴─────────────────────────────────┘ ┌─────┬────────────────────────────────┐ │実施事業名│自学自習コンテンツ研究開発事業                 │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・岐阜市の子どもたちが、ネット上の岐阜市オリジナルのコンテンツを│ │事業概要 │ 使って、楽しみながら学力向上を図っていくことができるようにして│ │     │ いく。そのために、コンテンツの作成・充実と系統的な編成を行い、│ │     │ 活用しやすい環境を整備する。                 │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・これまでに登録されたコンテンツの確認。算数や英語以外のコンテン│ │ 実績  │ ツも掲載し、活用範囲を広げた。                │ │     │・情報部会などで本事業の概要を説明し、活用を促した。      │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 成果  │・算数や英語のコンテンツについては周知され、少しずつ広まりつつあ│ │     │ る。                             │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 課題  │・学習プリントの種類や教科を増やし、児童生徒の自学自習を支えてい│ │     │ けるようにする。                       │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 評価  │             「B」                │ └─────┴────────────────────────────────┘ ┌─────┬────────────────────────────────┐ │実施事業名│学力向上プラン「わくわく授業」                 │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・課題を持って意欲的に追求できる指導計画や指導方法の工夫    │ │     │・学ぶ意欲や楽しさを生み出す教材,教具,環境の工夫       │ │事業概要 │・意欲化を図るコース選択を取り入れた少人数指導の推進と工夫   │ │     │・評価を生かした自己学習能力の育成               │ │     │・学び合う仲間を育てる集団作り                 │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 実績  │・算数・数学プロジェクト推進委員会及び国語プロジェクト推進委員会│ │     │ による「授業改善案集」を作成した。              │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・小学校算数では全学年の数と計算領域、中学校数学では全学年の関数│ │     │ 領域における、学習指導案集を作成した。            │ │ 成果  │・国語では、ICT機器を有効に取り入れた単元指導計画及び授業案を│ │     │ 作成した。                          │ │     │・上記のものを成果刊行物として、各学校へ配布した。       │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 課題  │              ―                 │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 評価  │             「A」                │ └─────┴────────────────────────────────┘ ┌─────┬─────────────────────────────────┐ │実施事業名│ICT教育推進プロジェクト事業                  │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │     │・平成21年度に、「わかる、できる授業」に向けて、校内LANに加 │ │     │ え、各学級に教材提示装置、デジタルテレビ、ノートパソコン、各学 │ │事業概要 │ 校に1台電子黒板を整備した。                  │ │     │・これらICTを効果的に活用した授業実践を推進していくと同時に基 │ │     │ 礎的・基本的な知識・技能の確実な定着を図るための多様な手段を考 │ │     │ える必要がある。                        │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │     │・繰り返し学習のためのフラッシュ型教材ソフト「リピランぎふ」を開 │ │ 実績  │ 発した。                            │ │     │・ICT活用事例集を作成し市内71校に配布した。         │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │     │・当該事業のプロジェクトチームによって、フラッシュ型教材ソフト「リ│ │     │ ピランぎふ」を開発し、市内71校からダウンロードできるようにし │ │ 成果  │ た。                              │ │     │・教育でのICT活用を推進するために、実践事例集を作成し71校に │ │     │ 配布することができた。                     │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │ 課題  │・当該ソフトを活用するためのデータを収集する必要がある。     │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │ 評価  │             「A」                 │ └─────┴─────────────────────────────────┘ ┌─────┬────────────────────────────────┐ │実施事業名│市岐商デパート                         │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・総合学習の時間に、株式会社の形態を取り入れた小売事業を実施。全│ │事業概要 │ 校生徒が株主として一人500円出資し、実際に商品を仕入れ、毎年│ │     │ 文化の日に『市岐商デパート』を開催して販売している。     │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・進路指導における啓発的活動の一環として、体験学習を実践すること│ │ 実績  │ により、働くことの意義や尊さを認識させ、勤労観や職業観の育成に│ │     │ 成果があった。来場者数約8,000人。            │ ├─────┼────────────────────────────────┤
    │ 成果  │・卒業生、PTA会員を始め地域の人々が大きな関心を寄せるほど定着│ │     │ した行事になっている。                    │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 課題  │・顧客のニーズ把握による販売品目を見直しながら継続する。来場者の│ │     │ 駐車場の確保。                        │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 評価  │             「A」                │ └─────┴────────────────────────────────┘ ┏━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ 施策名 │高度情報化社会に対応できる人材の育成(※)           ┃ ┗━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ┌─────┬────────────────────────────────┐ │実施事業名│コンピュータ設置事業                      │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │事業概要 │・パソコン室の教室環境を整備をしていくための小・中学校のパソコン│ │     │ リース料及び、教育用ソフトウェアの充実を図っていく。     │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・小学校48校と中学校11校の導入PC機器一式のリース契約の更 │ │ 実績  │ 新。中学校11校のパソコン教室のPC機器一式の入替による新規導│ │     │ 入。                             │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・既存機器のリース契約を更新したことで、小学校中学校とも1人1台│ │     │ パソコンを使用した授業が継続してできるようになった。     │ │ 成果  │・平成16年度に導入された中学校11校のパソコン教室のPC機器一│ │     │ 式の入れ替えを行ったことで、動作環境がよくなったり不具合による│ │     │ 授業延期がなくなったりした。                 │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・平成17年度に導入されている中学校11校のパソコン教室のPC機│ │ 課題  │ 器一式が老朽化のため不具合が出ている。23年度には新規導入す │ │     │ る。                             │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 評価  │             「A」                │ └─────┴────────────────────────────────┘ ┌─────┬──────────────────────────────────┐ │実施事業名│校内LAN整備事業                         │ ├─────┼──────────────────────────────────┤ │     │・中学校に続き、小学校に対して、校内LANに関わる教室内環境(端末 │ │事業概要 │ コンピュータ、周辺機器、ソフトウェア等)を2年計画で整備していき、│ │     │ 同時に何台ものコンピュータを稼働させて授業等に活用していくこ   │ │     │ とができるように整備していく。                  │ ├─────┼──────────────────────────────────┤ │     │・小学校24校と中学校22校の校内LAN用パソコンのリース契約の  │ │ 実績  │ 更新を行った。                          │ │     │・小学校24校の校内LAN用PC機器一式の入れ替えによる新規導   │ │     │ 入。                               │ ├─────┼──────────────────────────────────┤ │ 成果  │・既存機器のリース契約を更新したことで、小学校、中学校とも普通教  │ │     │ 室に1台のPC機器が継続して使用することができるようになった。  │ ├─────┼──────────────────────────────────┤ │ 課題  │・ICT機器を授業でもさらに活用できるように、指導計画等にICT  │ │     │ 機器の活用場面を示していく。                   │ ├─────┼──────────────────────────────────┤ │ 評価  │             「A」                  │ └─────┴──────────────────────────────────┘ ┌─────┬─────────────────────────────────┐ │実施事業名│未来教育情報センター事業                     │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │     │・岐阜市教育情報ネットワークセンターに設置された各種サーバ機器類 │ │事業概要 │ の保守メンテナンス、各学校の機器やネットワークの障害対応等を迅 │ │     │ 速に行い、ネットワークの正常な運用が図れるように業務委託を行  │ │     │ う。                              │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │     │・第II期教育情報センター機器の更新。               │ │ 実績  │・ネットワーク・ハードウェア保守。                │ │     │・各種ソフトウェアライセンス更新。                │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │     │・老朽化した既設機器の入替事業をスタートさせ、3年計画2年目が終 │ │     │ 了した。市内学校の機器増設による各種サーバ機器への負荷や学校の │ │ 成果  │ 運用状況を確認するためのシステムを導入し、円滑な維持管理ができ │ │     │ た。各学校の機器やネットワークの障害対応等を迅速に行い、ネット │ │     │ ワークの正常な運用が図れた。                  │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │ 課題  │・ネットワーク機器の維持管理のため、老朽化した第III期(最終年度) │ │     │ 教育情報センターサーバ機器の更新を行う必要がある。       │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │ 評価  │             「A」                 │ └─────┴─────────────────────────────────┘ ┌─────┬──────────────────────────────────┐ │実施事業名│データ処理実習室パソコン整備事業                  │ ├─────┼──────────────────────────────────┤ │     │・「情報処理」「文書デザイン」「商業デザイン」「課題研究」などの授業│ │事業概要 │ において、最新のソフトを利用して効率的・能率的学習及び実習を行  │ │     │ い、情報処理検定やワープロ検定の合格率アップを目指す。      │ ├─────┼──────────────────────────────────┤ │ 実績  │・情報化社会の進展に対応した新しいパソコン・ソフトへの更新により、 │ │     │ 授業効率の向上に貢献している。                  │ ├─────┼──────────────────────────────────┤ │ 成果  │・商業高等学校として必要不可欠な機器であり、今後も継続する。    │ ├─────┼──────────────────────────────────┤ │ 課題  │              ―                   │ ├─────┼──────────────────────────────────┤ │ 評価  │             「A」                  │ └─────┴──────────────────────────────────┘ ┏━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ 施策名 │教員の資質向上の推進(※)                    ┃ ┗━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ┌─────┬─────────────────────────────────┐ │実施事業名│岐阜市教育研究所研修講座                     │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │     │・教職経験に応じた研修(初任者研修・3年目研修・6年目研修・12 │
    │     │ 年目研修等)、職能に応じた研修(教務主任・生徒指導主事・教育相 │ │事業概要 │ 談・図書主任等)、専門研修(教科・情報・国際理解等)などを行う │ │     │ ことにより教職員の資質の向上を図り、児童・生徒の基礎的・基本的 │ │     │ な学力の向上や、生きる力の向上につなげる。           │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │     │・92の研修講座を開設し、のべ175回の研修を実施(昨年度比で2 │ │     │ 講座新設。のべ10回の研修増)。受講者のべ7,188人(昨年度 │ │ 実績  │ 比88人増)。                         │ │     │・また、新たに「出前講座」を6講座開設し、のべ38回の研修を実施。│ │     │ 受講者1,262人。                      │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │     │・学習指導要領の趣旨や内容の周知徹底、特別支援教育や教育相談、I │ │ 成果  │ CT活用等に関する研修の充実を図り、教員の資質向上に資すること │ │     │ ができた。                           │ │     │・受講者は、新設した出前講座をふくめ、昨年度比で1,350人増。 │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │ 課題  │・学校等の実態から、確かな学力の定着や問題行動・不登校等の予防な │ │     │ どに関する研修の充実を図る必要がある。             │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │ 評価  │             「A」                 │ └─────┴─────────────────────────────────┘ ┌─────┬────────────────────────────────┐ │実施事業名│教材制作センター(注1)の設置事業               │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・児童生徒一人ひとりに確かな学力を付けるため、教職員が教材研究を│ │     │ 行ったり、教材教具を作成したりすることは不可欠である。教材を作│ │事業概要 │ 成する際に使用する機器のうち、各学校で整備することが困難なもの│ │     │ を、教材制作センターに設置して岐阜市の教職員が共同で利用できる│ │     │ ようにしている。                       │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 実績  │・教材製作センターについて、先生方に周知され、多くの教諭が活用す│ │     │ ることができた。                       │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・研究所にあるため、研修会の前後に教材室で教材を作成するなど広く│ │ 成果  │ 活用されている。                       │ │     │・年間掲示しておくような教育方針などを作成し活用している学校も増│ │     │ えてきている。                        │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 課題  │              -                 │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 評価  │             「B」                │ └─────┴────────────────────────────────┘ ┌─────┬─────────────────────────────────┐ │実施事業名│研究所パソコン研修室整備                     │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │     │・校内LAN端末の整備や中学校のPC教室のリプレースを実施してお │ │     │ り、WindowsVISTAやWindows7が学校現場においても主流になり    │ │事業概要 │ つつある。現在、WindowsXP環境で行っている研修では、十分に目   │ │     │ 的を達成することが難しくなってきている。学校と同等の環境のもと │ │     │ で、効果的に研修を進めることができるよう、PC研修室の機器等の │ │     │ 環境整備を進めていく。                     │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │ 実績  │・研究所のパソコン研修室に整備されたパソコン等のリース契約の更新 │ │     │ を行った。(H21に5年間のリース契約終了 H22再リース契約)│ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │     │・これまでに導入されている研修室のパソコンや情報機器などのリース │ │ 成果  │ を更新し、研修会を継続的に実施することができた。        │ │     │・パソコン研修室でPCを用いて研修することで、学校でのICT活用 │ │     │ が広がった。                          │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │ 課題  │              ―                  │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │ 評価  │             「A」                 │ └─────┴─────────────────────────────────┘ ┏━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃基本施策名│豊かな心とすこやかな体の育成                  ┃ ┣━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ │ 子どもたちが自分たちの将来に夢や希望を持ちながら充実した毎日を過ごすため │ │には、自分自身だけでなく他人を尊び、大切にしていく思いやりの心など豊かな心を│ │はぐくむために道徳教育を充実させたり、これからの時代をたくましく生きぬいてい│ │くための健康な体づくりに取り組んだりすることは学力の向上とともに大切なこと │ │です。そのため、学校・家庭・地域が連携して、それらに取り組んでいくための体制│ │づくりを推進していきます。                         │ └──────────────────────────────────────┘ ┏━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ 施策名 │「夢」「志」「生きるよろこび」につながる自分探しへの支援(※)  ┃ ┗━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ┌─────┬─────────────────────────────────┐ │実施事業名│キャリア教育支援事業                       │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │     │・キャリア教育を推進するための条件整備として、児童生徒の勤労観・ │ │事業概要 │ 職業観を育むキャリア教育を推進するための、教員の資質向上と専門 │ │     │ 的能力を有する教員の育成を図る。また、推進校を中心として岐阜市 │ │     │ の小中学校9年間のキャリア教育モデルを作成する。        │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │ 実績  │・市内3校(小1校、中2校)において、起業家教育プログラムを実施。│ │     │ 学校や地域の実態にあったプログラムを開発・改善を行った。    │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │ 成果  │・学級単位、縦割りの委員会等、各学校にあった実践の在り方を探り、 │ │     │ プログラムを改善。取組の成果を公表会等で市内の学校へ広めた。  │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │ 課題  │・学校や地域の特色をいかしたプログラムの開発・改善をさらに行い、 │ │     │ 内容の充実を図る。                       │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │ 評価  │             「B」                 │ └─────┴─────────────────────────────────┘ ┌─────┬────────────────────────────────┐ │実施事業名│「1/2成人式」「立志の集い」(注2)支援事業         │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・小学校4年生(10歳)で「2分の1成人式」を、中学2年生(14│
    │事業概要 │ 歳)で「立志の集い」を位置づけ、今までの自分を振り返ると共に、│ │     │ 将来の目標への決意を新たにする機会とする。          │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 実績  │・市内小学校29校、中学校7校で実施。地域との連携、他の教育活動│ │     │ との関連を大切にし、実施内容の充実を図った。         │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・地域人材の活用、他の教育活動との関連を図り、将来と今をつなげ志│ │ 成果  │ をもてるような活動の充実を図った。              │ │     │・前年度の実践を冊子にまとめ、市内各校へ広げることで実践校が増加│ │     │ した。                            │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 課題  │・一過性とならない継続した取組につながる実施の在り方を検討する。│ ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 評価  │             「A」                │ └─────┴────────────────────────────────┘ ┌─────┬────────────────────────────────┐ │実施事業名│キャリアチャレンジ(注3) ~職場体験学習開発事業~      │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・推進校を位置付け、各学校で合計5日間以上の職場体験学習:キャリ│ │事業概要 │ アチャレンジを実施する。そのための、事業開拓、他の教育活動を関│ │     │ 連付けた指導について、各学校で研究実践し、成果と課題の共有化を│ │     │ 図る。                            │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 実績  │・市内11校で実施。小中9年間のキャリア発達課題を踏まえた一連の│ │     │ 指導の在り方を検討し、実践の成果を共有した。         │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 成果  │・小中9年間のキャリア発達課題を踏まえた職場体験の実施の在り方を│ │     │ 検討し、実践した。                      │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・題材系統図を基にした教育活動との関連の見直しを図る。     │ │ 課題  │・職場体験は全中学校で実践されているが、本事業を活用した効果が担│ │     │ 当者レベルでもより周知できるようにしていく。         │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 評価  │             「A」                │ └─────┴────────────────────────────────┘ ┏━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ 施策名 │不登校・いじめ等への対応(※)                 ┃ ┗━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ┌─────┬────────────────────────────────┐ │実施事業名│教育相談事業                          │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・教育相談体制の充実を図るために、教育相談に関する研修を行う。ま│ │事業概要 │ た、不登校問題への対応の在り方を、専門家を講師として招いて研修│ │     │ を行うほか、主として発達障がいの児童生徒を対象として専門家によ│ │     │ る訪問発達相談を実施する。                  │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・不登校・発達障がいの児童生徒の教育の充実と推進を図るために、カ│ │     │ ウンセラー等から助言をいただきながら、年間20回、市内小中学校│ │ 実績  │ 20校(各2時間)を訪問して発達に関する相談を行った。    │ │     │・教育相談担当者やほほえみ相談員との連携の中で登校改善を図ること│ │     │ ができた事例を通して、カウンセラー等から助言をいただきながら研│ │     │ 修を深めることができた。                   │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・学校現場での子どもの姿を観察できるため、その子に必要な支援を見│ │     │ 極める上で有効である。                    │ │ 成果  │・専門家及び岐阜市教育委員会学校指導課担当者が、学校等を訪問し、│ │     │ 対象児童生徒の授業参観及び学校職員との相談を行ったり、保護者と│ │     │ の相談を行ったりすることで、その子に必要な支援を見極める上で有│ │     │ 効であった。                         │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・設定回数を上回る申し込みがあるため、派遣枠を広げたい。    │ │     │・相談が増加し、カウンセラー等からの助言を求められているが、20│ │     │ 回の予算枠しかないため、市内20校(小中学校)1事例しか対応で│ │     │ きない状況である。昨年度訪問したどの学校においても、相談ケース│ │ 課題  │ の他に2~3件のカウンセリング要請があったが、1回2時間の時間│ │     │ 枠では対応が不可能であり、断わらざるをえないのが現状である。ま│ │     │ た、市内72校中、20校しかカウンセリングができないため、要請│ │     │ があっても断っている学校が20校以上ある。従って、より多くの学│ │     │ 校に対して相談・支援ができるように配慮するため、派遣枠を広げた│ │     │ い。                             │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 評価  │             「B」                │ └─────┴────────────────────────────────┘ ┌─────┬────────────────────────────────┐ │実施事業名│ほほえみ相談員事業                       │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・家庭に引きこもっている児童生徒の家庭を訪問し、ふれあい活動を行│ │     │ う。                             │ │事業概要 │・引きこもりの児童生徒の活動の場を、家庭から徐々に広げる。   │ │     │・不登校児童生徒の学校復帰を支援する。             │ │     │・相談室(保健室)登校をしている児童生徒の学級復帰を支援する。 │ │     │・児童生徒とのコミュニケーションを図り、相談体制づくりを行う。 │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・1中学校校区あたり1名の配置ができた。(15名→22名)   │ │     │・家庭訪問先や相談室等でふれあい活動を行い、自己肯定感を高めるこ│ │ 実績  │ とによって、登校改善につないだ。               │ │     │・家庭訪問ののべ回数も、平成21年度の2,586回から平成22年│ │     │ 度は2,905回に増加した。                 │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・家庭訪問、相談室対応、関係諸機関との連携等、学校や個人の状況に│ │ 成果  │ 応じた柔軟な支援を行うことができた。             │ │     │・家庭訪問を継続することによって、長期間引きこもり状態だった子ど│ │     │ もたちを登校へとつないだケースも見られた。          │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 課題  │・いじめ・不登校への早期対応から、小学校における活動時間を確保す│ │     │ る。                             │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 評価  │             「A」                │ └─────┴────────────────────────────────┘ ┌─────┬────────────────────────────────┐
    │実施事業名│「ぎふ・学びの部屋」事業                    │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・不登校生徒の学習の遅れを解消し、学習への自信や学ぶ意欲を育むこ│ │事業概要 │ とにより、学校・学級復帰及び社会的自立を図るため、通級式分教室│ │     │ 「ぎふ・学びの部屋」を設置する。その中で一人一人の実態に応じた│ │     │ 教育課程の編成・実施を行う。                 │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・不登校生徒の登校改善を支援するため、学習の補充を重点とした教育│ │     │ 課程を編成・実施し、学習の遅れに対する不安を解消した。    │ │ 実績  │・一人一人の状況に応じたカリキュラムを編成し実施することで、学習│ │     │ に対する不安を解消した。定期テストを、学校で受けたり、学校行事│ │     │ に参加したりと登校状態を改善することができた。        │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 成果  │・10名の生徒を受け入れ、9割以上の生徒が登校改善を図ることがで│ │     │ きた。そのうち、7名が高校進学を果たすことができた。     │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・9割の登校改善は図れたが、目指すべき姿は通級生徒全員の登校改善│ │     │ である。より学校との連携を行い、登校改善を図る必要がある。  │ │ 課題  │・現在、国・数・英の3教科を学習しているが、高校入試は5教科であ│ │     │ る。生徒の学習への不安解消のためには、理科・社会を指導する教員│ │     │ の人的保障が必要である。                   │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 評価  │             「B」                │ └─────┴────────────────────────────────┘ ┌─────┬──────────────────────────────────┐ │実施事業名│適応指導教室 サルビア(注4)                   │ ├─────┼──────────────────────────────────┤ │     │・市内4ヶ所(少年センター内、畜産センター内、教育研究所内、旧岐  │ │     │ 阜養護学校小中学部内)に「適応指導教室 サルビア」を開設してい  │ │事業概要 │ る。開設時間は、月・水は、9:30~11:45 火・木・金は、9:│ │     │ 30~14:30である。市内の施設を利用した体験活動も年間約4  │ │     │ 0回実施している。またカウンセラーによるカウンセリングや保護者  │ │     │ の会を行っている。                        │ ├─────┼──────────────────────────────────┤ │     │・継続通所児童生徒実数52名のうち新学期時点で継続通所児童生徒実  │ │     │ 数52名中52名が、教室復帰、別室登校、放課後登校等の登校改善  │ │     │ を図ることができた。                       │ │ 実績  │・ふれあい活動36回実施。                     │ │     │・保護者の会年間10回実施。                    │ │     │・教育全般のカウンセリングは573件、発達障がいに関わるカウンセ  │ │     │ リングは513件実施。                      │ ├─────┼──────────────────────────────────┤ │     │・豊かな自然や他者とのふれあい、多様な体験活動、教科学習を通して、 │ │ 成果  │ 仲間とのかかわりや学習への意欲を高めることができた。それにより  │ │     │ 教室復帰、別室登校、放課後登校等の登校改善を図ることができた。  │ ├─────┼──────────────────────────────────┤ │     │・少年センター教育相談嘱託員が積極的に学校訪問し、ひきこもりに近  │ │     │ い状態である年間150日以上欠席の児童生徒約100人に対して、  │ │     │ 適応指導教育室「サルビア」への通所を勧めるなど、登校改善ができ  │ │ 課題  │ るように努めてきた。その結果、2割の児童生徒が通所するに至った。 │ │     │ しかしながら、まだ8割近くの児童生徒は、学校にも、適応指導教室  │ │     │ にも行くことができていない現実がある。よって、今後も学校復帰で  │ │     │ きるように、適応指導教育室の充実を図るとともに、活用を勧めてい  │ │     │ く必要があると考える。                      │ ├─────┼──────────────────────────────────┤ │ 評価  │             「B」                  │ └─────┴──────────────────────────────────┘ ┏━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ 施策名 │生涯にわたる健康づくりと自己管理能力の育成(※)         ┃ ┗━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ┌─────┬─────────────────────────────────┐ │実施事業名│小児生活習慣病予防対策事業                    │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │     │・小学5年生に血液検査を実施し、コレステロール・尿酸・中性脂肪が │ │事業概要 │ 基準値を超えた児童に対して、学校医や養護教諭、保護者らが正しい │ │     │ 生活習慣が身につくように指導する。               │ │     │・小学5年生の児童・保護者に啓発パンフを配布する。        │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │ 実績  │・生活習慣病予防のために、小学5年生に採血検査を実施するとともに、│ │     │ 啓発パンフレットを配布し、学校・家庭が連携してこの事業を行った。│ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │     │・血液検査結果と啓発パンフレットを活用し、望ましい生活習慣病のあ │ │     │ り方について啓発指導ができた。                 │ │ 成果  │・総コレステロール、中性脂肪、尿酸値のうち1つでも基準値を超える │ │     │ 児童の割合が29.3%となり、目標値30%を下回った。     │ │     │・検査結果を基に、対象者に養護教諭から指導する。         │ │     │・検査結果を小児生活習慣病予防の内容として授業に反映している。  │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │     │・採血後の体調不良や手の異常を訴える事故は増加(H22年度は14 │ │     │ 3人(4.1%)発生、前年度より55人(1.2%)増)した。今 │ │     │ 後、方法の変更を含めた検討が必要。               │ │ 課題  │・基準値を超える児童数を減らすためにも、低・中学年からの指導が重 │ │     │ 要となるが、小学校3~4年生については、「健康な生活」について │ │     │ の学習の事項の中で、また1~2年生ではそれが無いので、例えば給 │ │     │ 食時間での食育のお話などで、いかに伝えるかが重要である。    │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │ 評価  │             「B」                 │ └─────┴─────────────────────────────────┘ ┌─────┬─────────────────────────────────┐ │実施事業名│性教育のあり方検討                        │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │     │・全中学校で年1回、専門医を講師として招き、教職員の研修や生徒・ │ │事業概要 │ 保護者への講話を通して子どもたちが、「自分はかけがえのない存在 │ │     │ であることに気付き、命の尊さを強く感じることのできる」性に関す │ │     │ る教育の充実を目指す。                     │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │     │・中学校で年1回専門医による生徒への講演や、教職員への研修を行い、│ │ 実績  │ 性に関する教育の充実を図った。(学校行事等の都合により、平成22│ │     │ 年度は17校で実施)                      │ ├─────┼─────────────────────────────────┤
    │     │・専門医(産婦人科医)の指導を直接受けることで性に関する正しい情 │ │ 成果  │ 報を知り正しい知識を身につけることができた。          │ │     │・研修会に後に、アンケートにより、ためになる点や聞きたい点を把握 │ │     │ し、次回の研修の参考としている。                │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │     │・平成23年度は、対象校を小学校へと拡大予定であり、実施方法の検 │ │ 課題  │ 討が必要。                           │ │     │・生徒の意識や実態を踏まえた指導のあり方の検討が必要。      │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │ 評価  │             「A」                 │ └─────┴─────────────────────────────────┘ ┌─────┬────────────────────────────────┐ │実施事業名│総合型地域スポーツクラブ育成事業                │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・スポーツにより、青少年の健全育成、地域の体育振興、コミュニティ│ │事業概要 │ づくりを推進する必要がある。今までの小中学生世代中心のクラブか│ │     │ ら、多種目・多世代の大型クラブでスポーツによるまちづくりを展開│ │     │ する。                            │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・市内において、精華、長森・日野、長森南、みわ、長良西の5つのス│ │     │ ポーツクラブが活動。                     │ │ 実績  │・総クラブ員数:5,026名。                 │ │     │・柳津・梅林地区で創設検討。                  │ │     │・決算額:1,000,000円。                │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 成果  │・地域のスポーツ振興と共に地域コミュニティのキーステーションとし│ │     │ ての役割も果たし活発に活動している。             │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 課題  │・安定したクラブ経営には、クラブ員の増加は、必須であり、クラブの│ │     │ 努力と共に支援の方法を検討する必要がある。          │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 評価  │             「B」                │ └─────┴────────────────────────────────┘ ┌─────┬────────────────────────────────┐ │実施事業名│岐阜市ゴールデンジュニアスポーツプラン(注5)         │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・専門的な指導者の指導により、種目の基礎基本を体得し、スポーツの│ │事業概要 │ 楽しさを味わい、生涯スポーツの基礎を育むとともに、競技力の向上│ │     │ をめざす。                          │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・ジュニアスポーツクラブ                    │ │     │ 卓球、バドミントン、体操、剣道、柔道、陸上、ソフトテニス、サッ│ │     │ カー                             │ │     │ 参加人数:1,068人                    │ │ 実績  │・アビリティアップクラブ(注6)                │ │     │ ホッケー、自転車、レスリング、フェンシング、すもう、ビームライ│ │     │ フル、硬式テニス                       │ │     │ 参加人数:50人                       │ │     │・決算額:5,476,250円                 │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・小学校低学年から様々なスポーツに触れる機会を作ることによって、│ │ 成果  │ 競技人口の増加や運動能力の向上に寄与することができる事業だと │ │     │ いえる。                           │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 課題  │              ―                 │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 評価  │             「A」                │ └─────┴────────────────────────────────┘ ┌─────┬─────────────────────────────────┐ │実施事業名│学校体育施設スポーツ教室開講                   │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │     │・体育指導委員・スポーツ指導員の指導によりバドミントン・ミニテニ │ │事業概要 │ スほか地域住民のニーズに合わせ小学校体育館にて開催する。一教室 │ │     │ 10回の開催。                         │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │ 実績  │・地域住民が軽スポーツに親しむための備品、消耗品を提供している。 │ │     │・平成22年度は一教室のみ開催。                 │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │ 成果  │              -                  │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │     │・地域の体育指導委員がコーディネーターとして地域に密着した生涯ス │ │ 課題  │ ポーツ振興を図ることを目的としているが、近年、開催希望が少ない。│ │     │ 地域住民が生涯スポーツに親しむことができるよう、周知を徹底し、 │ │     │ 多様な教室を開催する必要がある。                │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │ 評価  │             「C」                 │ └─────┴─────────────────────────────────┘ ┏━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ 施策名 │食育の推進(※)                         ┃ ┗━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ┌─────┬─────────────────────────────────┐ │実施事業名│食の体験教室                           │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │     │・食の体験教室の目的や内容を各学校に啓発する。栄養職員と連携して │ │事業概要 │ 実施校決め、計画の段階からねらいに迫る活動になるよう指導する。 │ │     │ 「食の体験教室事例集」の内容や形式について検討し、作成する。  │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │     │・小学校3校で4回、中学校1校で1回、小中学校3校合同で1回、市 │ │     │ 立幼稚園4園で4回実施した。                  │ │ 実績  │・食の体験教室・学校給食独自献立実践等を作成し、各校に配布し、実 │ │     │ 践の拡大を図った。                       │ │     │・学校(園)によっては、親子での参加や、健康部健康増進課の食生活 │ │     │ 改善推進員と連携し実施している。                │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │     │・食についての知識(地産地消、衛生、栄養など)を自らが学び、体験 │ │ 成果  │ することにより食育の一翼を担うことができた。          │ │     │・親子で調理することにより、今後の食生活を考えるよい機会となった。│ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │ 課題  │・他部でも同様の事業が展開されており、またPTAや地域との連携に │ │     │ よる実践も行われたが、さらなる連携が必要である。        │
    ├─────┼─────────────────────────────────┤ │ 評価  │             「B」                 │ └─────┴─────────────────────────────────┘ ┏━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃基本施策名│国際化社会に対応できる人材の育成                ┃ ┣━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ │ 子どもたちが成長し、国際社会の一員として生きていく上で大切なのは、自らの原│ │点である「ふるさと岐阜」に愛着と誇りを持ち続けることです。郷土を愛し、国際化│ │社会に対応できる人材の育成をめざして、子どもたちが自分たちのふるさとの伝統や│ │文化に十分ふれることのできる機会づくりに取り組み、愛着と誇りを持てるようにし│ │ます。                                   │ │ その上で、異文化共生社会を迎える今日、世界の多様な伝統や文化に対し理解を深│ │め、互いに尊重していく気持ちを育てていくことや多様な外国人とのコミュニケーシ│ │ョンに際して、物怖じせずに自分の伝えたいことを伝えることができる能力の育成が│ │必要だと考えています。                           │ └──────────────────────────────────────┘ ┏━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ 施策名 │「ふるさと自慢」の育成(※)                  ┃ ┗━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ┌─────┬────────────────────────────────┐ │実施事業名│ふるさと大好き鵜飼事業                     │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・市内の主に5年生を中心とした児童を対象に、鵜飼観覧料及びバス代│ │事業概要 │ を半額補助する。また引率者(各学級2名)には、全額補助する。原│ │     │ 則は自由参加とする。                     │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・鵜飼という伝統文化に対する興味・関心の高まりが,地域やふるさと│ │     │ 岐阜のよさを見つめなおす機会につながった。          │ │ 実績  │・実施…43校                         │ │     │・洪水による中止校…3校                    │ │     │・辞退校…2校                         │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 成果  │・鵜飼の観覧が初めてという児童が多く,岐阜市の伝統文化「鵜飼」に│ │     │ 直接触れる体験学習ができている。               │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・学習指導要領の改訂にともなう総合的な学習の時間の削減により、環│ │ 課題  │ 境学習との関連により事業へ参加している学校においては実施が難 │ │     │ しくなってきている。学校によっては参加の意義を捉え直す必要があ│ │     │ る。                             │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 評価  │             「A」                │ └─────┴────────────────────────────────┘ ┌─────┬────────────────────────────────┐ │実施事業名│岐阜の文化再発見 文学ライブ                  │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・岐阜を舞台にした文学作品、岐阜の文学等に関する各種企画の実施 │ │     │・岐阜の文学に関わる講演会の開催                │ │事業概要 │・講演会と同時に開催する資料展示                │ │     │・朗読会の開催                         │ │     │・岐阜文化再発見~市民協働による民話ライブ~事業との連携    │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 実績  │・文学ライブを3回開催したほか、講座及び関連資料の展示を行った。│ │     │・参加人数675人。                      │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・岐阜の文学や郷土の作家を図書館から情報発信するとともに、市民の│ │     │ 読書活動の普及や生涯学習の推進に貢献した。          │ │     │・若い世代にも興味をもって参加できるように、全3回のうち2回目は│ │     │ 「戦国ドラマチック岐阜」と題して小説「信長と信忠」より県内在住│ │ 成果  │ 小説家鈴木輝一郎氏による講演を行い、30代と40代の割合が1 │ │     │ 7%になった。(94人)                   │ │     │・もう1回は古典や純文学と離れた分野の講演「道中記における岐阜」│ │     │ やトイピアノ(おもちゃの小さいピアノ)による演奏会を実施し、4│ │     │ 0と50代の割合が合わせて前年度比20%増加した。      │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 課題  │              -                 │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 評価  │             「A」                │ └─────┴────────────────────────────────┘ ┌─────┬─────────────────────────────────┐ │実施事業名│織田信長公居館跡発掘活用事業                   │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │     │・信長公居館跡の発掘調査により遺跡の価値が高いことが明らかになっ │ │     │ てきたため、平成21年度に国史跡の申請、平成22年に指定された。│ │事業概要 │ 居館に関するハード事業として発掘調査、ソフト事業としてフォーラ │ │     │ ム、講座を開催し、ハード・ソフト両面で信長公の岐阜をPRすると │ │     │ ともに、今後は、史跡の保存管理計画中で保全と活用をどのように進 │ │     │ めるか検討する。                        │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │     │・信長公居館跡の発掘調査、現地公開、体験発掘、信長学フォーラム、 │ │ 実績  │ 信長塾の開催等、遺跡の全体像の解明を進めるとともに、歴史、文化 │ │     │ を広く紹介。                          │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │     │・発掘調査等により、遺跡の価値が高いことが判明し、国史跡の指定を │ │ 成果  │ 受けた。また信長学フォーラムは520人、信長塾は200人の盛況 │ │     │ であった。                           │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │ 課題  │・今後、史跡の保存管理計画の中で、保全と活用をどのように勧めるか │ │     │ を協議する。                          │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │ 評価  │             「A」                 │ └─────┴─────────────────────────────────┘ ┌─────┬────────────────────────────────┐ │実施事業名│長良川流域の文化的景観保存調査事業               │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・「長良川鵜飼」の舞台となってきた長良川流域の文化的景観の価値を│ │     │ 明らかにし、良好な景観の継承と望ましい景観形成の仕組みを作るこ│ │事業概要 │ とを目的とし、検討委員会の指導・助言のもと保存計画を策定してい│ │     │ る。今後、重要文化的景観の選定に向けて地域住民への説明会、ワー│ │     │ クショップ等を行うとともに、選定申出準備を整える予定。    │ ├─────┼────────────────────────────────┤
    │     │・鵜飼の舞台である長良川流域、道三公、信長公の都市計画を伝える旧│ │ 実績  │ 城下町などの文化的景観を継承し、岐阜ならではのまちづくりを推進│ │     │ するために、国の重要文化的景観の選定の準備を行った。     │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・保存調査を継続し、保存計画書案の作成を行った。検討委員会を2回│ │ 成果  │ 開催し、事業の妥当性や方向性を審議するとともに、調整を図りなが│ │     │ ら事業を実施した。                      │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 課題  │・文化的景観の保護は、その範囲が広大であるため、関係者、関係法令│ │     │ 等が多様となるため、その調整が大変重要となる。        │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 評価  │             「A」                │ └─────┴────────────────────────────────┘ ┏━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ 施策名 │コミュニケーション能力の育成(※)                ┃ ┗━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ┌─────┬─────────────────────────────────┐ │実施事業名│中学校ALT(注7)派遣事業                   │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │事業概要 │・招致ALTの各中学校への配置計画と派遣計画の作成。ALTの派遣 │ │     │ による英語のチーム・ティーチング(注8)。           │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │     │・市内22中学校にALTを派遣し、ネイティブスピーカーとの学習に │ │ 実績  │ よりコミュニケーション能力の育成を図った。           │ │     │・9月から民間ALT22名の派遣を開始した。週に1時間はALTと │ │     │ 日本人教師によるチーム・ティーチングを実施できるようにした。  │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │     │・週1時間のペースを上回る頻度で、チーム・ティーチングが実施され │ │     │ た。どの学校においてもALTの積極的な活用が見られた。     │ │     │・ALTとの授業が「とても楽しい」と回答している生徒の割合が昨年 │ │     │ 度と比べ、約5ポイント増加した。(平成22年度36.3%、「どち│ │ 成果  │ らかというと楽しい」と合わせると70.6%)          │ │     │・英語能力判定テストで3級以上の力を有している生徒の割合が、4  │ │     │ 0%を越えた。平成19年からテストを実施して以来、増加傾向が続 │ │     │ いている。(平成19年度全国32.3%、岐阜市32.7%、平成2 │ │     │ 2年度、40.8%)                      │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │ 課題  │・生徒とALTの間の会話をさらに増やしたり、生徒がALTの英語に │ │     │ 触れる機会を増やしたりするといった点での授業改善が必要である。 │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │ 評価  │             「A」                 │ └─────┴─────────────────────────────────┘ ┌─────┬─────────────────────────────────┐ │実施事業名│岐阜発「英語でふるさと自慢」事業                 │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │     │・小学校低学年で,年間18時間程度の英語活動の実施。小学校中学年 │ │事業概要 │ 以上で,年間35時間の英語科の授業の実施。一日10分程度の帯状 │ │     │ の英語の実施                          │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │     │・市内小学校1学級あたり、年間18時間English Frien  │ │     │ d(EF)(注9) を派遣して、チーム・ティーチングによる授業 │ │     │ を実施した。                          │ │ 実績  │・市内の全小学校での英語教育の充実に向け、年間5回の英語担当者研 │ │     │ 修会を実施した。                        │ │     │・岐阜市の教育公表会において、小中一貫英語教育の成果を発表すると │ │     │ ともに、長森南小学校において授業公開を行った。         │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │     │・市内の全小学校で低学年は年間18時間程度の英語活動、中高学年は、│ │     │ 年間35時間の英語科の授業が実施することできた。アンケートで  │ │     │ 「英語が楽しい・どちらかというと楽しい」と回答する児童が昨年度 │ │     │ より増加し、80%を超えた。                  │ │ 成果  │・英語担当者研修会において、模擬授業の交流、研究授業及び研究会を │ │     │ 位置づけ、担当者の指導技術の向上に努めた。           │ │     │・岐阜市では、平成16年度より小学校において英語教育を開始してい │ │     │ る。教師を対象にしたアンケート調査では、教師の授業に対する負担 │ │     │ 感が減少傾向にある。(負担に感じている教師の割合 平成18年度 │ │     │ 64%→平成22年度39%)                  │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │ 課題  │・各中学校区における小中連携を進めることができるよう、具体的方途 │ │     │ を示していく必要がある。                    │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │ 評価  │             「A」                 │ └─────┴─────────────────────────────────┘ ┏━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃基本施策名│個のニーズに応じた特別支援教育の推進               ┃ ┣━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ │ 特別支援教育を実りあるものとするには、今までの特殊教育の対象だけでなく、学 │ │習障がい(LD)、注意欠陥/多動性障がい(ADHD)、高機能自閉症など、さまざ│ │まな障がいのある子どもたち一人ひとりの自立や社会参加に向けた取り組みを支援  │ │するという視点が必要だと考えています。そのために、学校や支援にあたる教職員が、│ │障がいに対する十分な知識を深め、子どもたち一人ひとりのニーズにあった適切な指 │ │導や支援のできる体制づくりに取り組みます。                  │ └───────────────────────────────────────┘ ┏━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ 施策名 │効果的なサポート体制の充実(※)                 ┃ ┗━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ┌─────┬─────────────────────────────────┐ │実施事業名│ハートフルサポート事業                      │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │     │・さまざまな様相をもった子ども達に、その症状や実情(家庭環境や身 │ │事業概要 │ 体的なハンディー等)に応じて、根気強く接するとともに、きめ細か │ │     │ な指導が可能となる弾力的に活用のできる非常勤職員を配置する。  │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │ 実績  │・市内小中学校70校に1名ずつハートフルサポーター(注10)を配 │ │     │ 置。さらに、内11校に複数配置。                │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │ 成果  │・サポーターの配置により、学校や保護者が子どもの困難さに気がつき、│ │     │ 支援の方向を考えられるようになった。              │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │     │・インクルージョンの見方が強まり、発達障がいのある児童生徒だけで │
    │ 課題  │ なく、軽度な肢体不自由や聴覚障がい等のある児童生徒も、支援を受 │ │     │ けたいという要望が高まってきている。              │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │ 評価  │             「A」                 │ └─────┴─────────────────────────────────┘ ┏━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ 施策名 │自立の基礎作りをめざす特別支援教育の推進(※)         ┃ ┗━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ┌─────┬────────────────────────────────┐ │実施事業名│特別支援教育推進事業(特別支援教育介助員)           │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・特別支援学級に在籍する児童生徒一人一人の実態に応じ、きめ細かに│ │事業概要 │ 指導援助を行うことが求められる。担任一人では対応が困難な状況が│ │     │ あり、介助員を配置して教育・支援の充実を図る。        │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・より個別に支援が必要な特別支援学級の児童生徒に、学習面や生活面│ │ 実績  │ における自立に向けた支援を行った。(H21:15名→H22:1│ │     │ 8名配置)                          │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 成果  │・一人一人の実態を把握し、個のニーズに応じたきめ細かな支援を実現│ │     │ することで、児童生徒の成長がみられた。            │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 課題  │・特別支援学級に在籍し、より個別の支援を要する児童生徒の増加によ│ │     │ り、増員が望まれている。                   │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 評価  │             「A」                │ └─────┴────────────────────────────────┘ ┏━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃基本施策名│新たな教育制度への取組                     ┃ ┣━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ │ 学校・家庭・地域が連携しながら、地域の特色を生かした学校づくりや開かれた学│ │校づくりを進め、信頼される学校づくりを推進します。             │ │ また、学校種間の連携や接続に配慮した長期的な視野に立った施策や各学校がゆと│ │りを持って、子どもたち一人ひとりに向き合い、「生きる力」をはぐくむ施策を推進│ │していきます。                               │ └──────────────────────────────────────┘ ┏━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ 施策名 │開かれた学校づくりの推進(※)                  ┃ ┗━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ┌─────┬─────────────────────────────────┐ │実施事業名│特色ある学校づくり事業                      │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │     │・各学校が「総合的な学習の時間」を中心に教科・道徳・特別活動の中 │ │事業概要 │ で、児童生徒や地域の実態を踏まえ、めざす児童生徒を育てるための │ │     │ 特色ある教育活動、特色ある学校づくりを支援する。        │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │ 実績  │・各学校の実態に合わせた内容,継続的な活動,地域の人材との結び付 │ │     │ きをいかした体験的な取組が充実してきている。          │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │     │・各校の特色を生かし,「人」「環境」「文化」等テーマを明確にした取│ │ 成果  │ 組が大切にされている。                     │ │     │・地域人材の活用が進み学校と地域の結び付きが強く,地域の協力も大 │ │     │ きくなっている。                        │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │ 課題  │・総合的な学習の時間の時間数削減に対応したカリキュラムを基に,各 │ │     │ 校が工夫して進めたい。                     │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │ 評価  │             「A」                 │ └─────┴─────────────────────────────────┘ ┌─────┬────────────────────────────────┐ │実施事業名│コミュニティ・スクール(注11)研究推進事業          │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │事業概要 │・児童生徒を取り巻くいろいろな課題に対し、保護者や地域住民と学校│ │     │ とが協働していくため、コミュニティスクールの研究推進を行なう。│ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・学校運営協議会で検討・協議した内容に基づく学校や地域の教育活動│ │ 実績  │ の開発・改善や、地域・保護者との連携による教育プログラム開発を│ │     │ 行い、公表することができた。                 │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・学校運営に地域や保護者の声を直接取り入れる基盤作りが進み、学校│ │ 成果  │ や地域の教育活動の改善が進んだり、学校支援活動が推進されたりし│ │     │ た。                             │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 課題  │・学校運営協議会の活動を、より広く地域や保護者に啓発し、理解を深│ │     │ める必要がある。                       │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 評価  │             「B」                │ └─────┴────────────────────────────────┘ ┏━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃基本施策名│家庭教育の充実と子育て支援                   ┃ ┣━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ │ 基本的生活習慣や社会的規範を身につけるために、家庭や地域の果たす役割は非常│ │に重要であり、また、子どもが健全な身体と人格に育つためには、家庭・地域・学校│ │それぞれがなくてはならない役割をもっています。その役割をお互いが認め合いなが│ │ら連携していくために、家庭や地域の「教育力」の向上をめざした施策に取り組んで│ │いきます。                                 │ └──────────────────────────────────────┘ ┏━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ 施策名 │家庭の教育力への支援の充実(※)                ┃ ┗━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ┌─────┬─────────────────────────────────┐ │実施事業名│乳児読み聞かせ事業                        │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │     │・市民健康センター等の乳幼児健診の折、乳幼児を持つ親に対し、ボラ │ │事業概要 │ ンティアとの連携により、読み聞かせの大切さをPRし、図書館の絵 │ │     │ 本を貸し出す。                         │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │     │・毎月市内3箇所の市民健康センターで10ヶ月健康診査を受診する親 │ │ 実績  │ 子に対し、読み聞かせの大切さと絵本の紹介を行った。(年間36回、│ │     │ 参加者3,284組)                      │
    ├─────┼─────────────────────────────────┤ │     │・親子のふれあいを通じた子どもの読書活動を推進するとともに、図書 │ │     │ 館を利用する機会を提供することができた。            │ │ 成果  │・現在ボランティアの人数は足りている状況で、新人ボランティア研修 │ │     │ (13人)や実践を通しての研修を行うなど、ボランティアの資質の │ │     │ 向上を図った。                         │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │ 課題  │              -                  │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │ 評価  │             「A」                 │ └─────┴─────────────────────────────────┘ ┌─────┬────────────────────────────────┐ │実施事業名│家庭の日(注12)推進大会                   │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・岐阜県条例で毎月第3日曜日は「家庭の日」と定められており、岐阜│ │事業概要 │ 市では毎年1月は「明るい家庭づくり運動」強調月間と定め、明るく│ │     │ 豊かな家庭づくり運動を展開しています。その一環として、家庭の日│ │     │ 推進大会を開催し、広く市民に啓発をする。           │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・市民会議では、「明るい家庭づくり運動」強調月間に合わせて、1月│ │     │ 30日に第4ブロック地域が中心となって、家庭の日推進大会を実施│ │ 実績  │ し、市内各地から300人程の参加があり、去年に引き続いて盛大な│ │     │ 大会となった。大会の内容は「子どもたちに心豊かにたくましく生き│ │     │ ぬく底力を」をテーマとした講演と大会宣言を行い、市民会議が広く│ │     │ 市民に家庭の日を啓発していくことを再確認した大会となった。  │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・地域の特性を活かし、毎年趣向を凝らした大会となっている。第3日│ │ 成果  │ 曜日の「家庭の日」及び「明るい家庭づくり運動」強調月間に呼応し│ │     │ て、「家庭の日」推進大会を開催し、広く市民に啓発している。  │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 課題  │・子育て世代の参加者の拡大を図っていく必要がある。       │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 評価  │             「A」                │ └─────┴────────────────────────────────┘ ┌─────┬────────────────────────────────┐ │実施事業名│家庭教育啓発                          │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・青少年問題協議会に参加の諸団体等と協力して、「家族みんなが、一│ │     │ 人ひと役」運動を通じて、明るい家庭づくりが進むように啓発活動を│ │事業概要 │ 行った。また、平成20年度からは「話そう 創ろう ”家族の夢”│ │     │ を」運動を展開し、その定着を図るために様々な啓発活動を行ってい│ │     │ く。                             │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・「話そう 創ろう ”家族の夢”を」の新しいスローガンのもと三年│ │     │ 目の啓発活動を実施した。                   │ │     │・小中学校及び公的施設への啓発ポスター掲示やスローガン掲載のチラ│ │ 実績  │ シを小中学生全員に配布した。                 │ │     │・スローガンにかかわる作品募集と優秀作品の表彰と青少年教育課ホー│ │     │ ムページ、eggへの掲載を行った。              │ │     │・昨年に比べ、事業周知率の向上、作品応募数の増加など順調に達成し│ │     │ た。                             │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・事業の周知率は、児童生徒40%、保護者約30%と、三年目の目標│ │ 成果  │ とした30%を上回った。作品応募数は、過去最高の1,800点を│ │     │ 越え、啓発運動の効果は高い。                 │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 課題  │              -                 │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 評価  │             「A」                │ └─────┴────────────────────────────────┘ ┏━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ 施策名 │地域で子どもを育てる環境づくりの推進(※)           ┃ ┗━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ┌─────┬──────────────────────────────────┐ │実施事業名│放課後チャイルドコミュニティ(注13)               │ ├─────┼──────────────────────────────────┤ │     │・「放課後チャイルドコミュニティ」は「放課後子ども教室推進事業」「放│ │     │ 課後図書室活用事業」「放課後児童健全育成事業」の3つの事業から  │ │事業概要 │ なり、国(文部科学省)の補助事業として、実施各校区にコーディネ  │ │     │ ーターや学習アドバイザーを位置付け、「放課後学びの部屋」や「放  │ │     │ 課後児童クラブ」との連携を図りながら、上記の目的に迫るものであ  │ │     │ る。                               │ ├─────┼──────────────────────────────────┤ │     │・放課後子ども教室24開設                     │ │     │・放課後学びの部屋39開設                     │ │ 実績  │・留守家庭児童会48開設(土曜児童クラブ含む)           │ │     │・昨年に比べ、子ども教室で新規1教室の開設、留守家庭児童会の時間  │ │     │ 延長児童会の拡大など概ね順調に達成している。           │ ├─────┼──────────────────────────────────┤ │     │【放課後子ども教室、放課後学びの部屋】               │ │     │・放課後子ども教室で新規1教室が開設。               │ │     │【留守家庭児童会】                         │ │ 成果  │・時間延長児童会28→32・2教室体制の児童会を増やした結果、受  │ │     │ け入れ児童数を増加させた。(定員1824人→1919人)     │ │     │・4年生の利用を開始した。                     │ │     │・夏休みなど長期休暇期間中の開設時間を繰り上げた。         │ │     │・月に1回の土曜日開設を始めた。                  │ ├─────┼──────────────────────────────────┤ │     │【放課後子ども教室、放課後学びの部屋】               │ │ 課題  │・人材確保 地域・学校の理解・協力を得ながら新規開設を目指す。   │ │     │【留守家庭児童会】                         │ │     │・開設場所、指導員の確保、開設時間延長、土曜日の開設が課題。    │ ├─────┼──────────────────────────────────┤ │ 評価  │             「B」                  │ └─────┴──────────────────────────────────┘ ┌─────┬────────────────────────────────┐ │実施事業名│岐阜市子ども会育成事業                     │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・指導者養成事業として指導者、育成者を対象に研修を行う。    │ │事業概要 │・地域での奉仕活動や社会見学やキャンプなどの体験活動並びにレクリ│
    │     │ エーション活動の実施。                    │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・指導者養成事業:指導者、育成者の研修の実施          │ │     │・児童文化振興事業:奉仕活動、読書、創作活動          │ │ 実績  │・スポーツ活動振興事業:社会見学、キャンプ、レクリエーション活動│ │     │ の実施                            │ │     │・子ども会員数:21,747人 加入率:94.2%       │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・子どもたちの地域社会における校外活動の場として、地域の人たちが│ │     │ 指導者・育成者となり様々な活動を実施、子どもたちが社会のルール│ │     │ を学習する機会として有効である。               │ │     │・加入率向上に向けての取り組み                 │ │     │ 年当初の集団指導者講習会の折、子ども会育成会の組織や活動の趣旨│ │ 成果  │ など子ども会活動の重要性を指導し、地域に帰って役員が加入推進を│ │     │ しやすいように重点的に講習を行い、啓発ができた。       │ │     │・子ども会育成事業にインリーダーやジュニアリーダーなどの地域指導│ │     │ 者養成があり、現在約1,000人のインリーダーが活動している。│ │     │・地域の子ども会育成会にも様々の様態があり、インリーダーが主体と│ │     │ なり活動している地域がある。子どもの自主性を尊重した活動ができ│ │     │ るよう啓発活動を行った。                   │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 課題  │・今後も指導内容の充実と加入率100%を目指し、地域における子ど│ │     │ もたちの健全育成を図る。                   │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 評価  │             「B」                │ └─────┴────────────────────────────────┘ ┏━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃基本施策名│これからの社会を担う青少年の健全育成の推進            ┃ ┣━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ │ 青少年が、広い視野を持ち、世界に羽ばたいていく人材として育っていくためには、│ │一人ひとりが、「夢」や「志」を持ち、たくましく成長していくことが望まれます。 │ │ 青少年の健全な育成のために、青少年自身が成長していく喜びを感じることができ │ │るような体験活動の充実や企業等を含めた社会全体で青少年を育成していく啓発運  │ │動の推進に取り組みます。                           │ └───────────────────────────────────────┘ ┏━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ 施策名 │青少年の各種体験活動の機会の充実(※)              ┃ ┗━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ┌─────┬─────────────────────────────────┐ │実施事業名│科学館教育活動                          │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │     │・植物、石等の観察や電気的な工作・パソコンの演習・習得、木の工作 │ │事業概要 │ 等ものづくりを通して科学への関心を高める。(科学教室・サイエンス│ │     │ 工房・サイエンス広場など)                   │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │     │・親子科学教室等の科学教室には述べ3,283人、サイエンス工房に │ │ 実績  │ は延べ664人の参加があり、募集はほとんどの講座で定員を超えて │ │     │ いる。                             │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │ 成果  │・ほとんどの講座で応募者数が定員を超えており、非常に好評である。 │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │     │・応募者が多く、スタッフやスペースを考慮するとこれ以上の開催が難 │ │ 課題  │ しいが、大学、高校等との共催イベントにより、要望にできるだけ応 │ │     │ えられる機会を設ける。                     │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │ 評価  │             「A」                 │ └─────┴─────────────────────────────────┘ ┌─────┬─────────────────────────────────┐ │実施事業名│長良川ふるさと体験キャラバン                   │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │     │・長良川流域の自然体験                      │ │事業概要 │・長良川流域に暮らす人々との触れ合い及びボランティア体験     │ │     │・歴史、伝統文化の学習及び伝統的産業の体験            │ │     │・長良川ふるさとキャラバン実行委員会を組織・構成し事業にあたる。 │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │     │・長良川流域の自然体験                      │ │     │・長良川流域に暮らす人々とのふれ合い及びボランティア体験     │ │ 実績  │・歴史・伝統文化の学習及び伝統的産業の体験(夏 2回、冬 1回) │ │     │・隊員参加者数:126人                     │ │     │・リピーター参加者:0人                     │ │     │・青年サポーター登録:32人                   │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │     │・長良川を通し、子どもたちが自然、文化、歴史、産業など様々な体験 │ │     │ 活動を実施、自ら考え主体的に判断する力を育む機会として有効であ │ │     │ る。                              │ │     │・リピーターも多く、過去の参加者がボランティアサポーターとして参 │ │     │ 加するケースもあり成果は上がっている。             │ │ 成果  │・活動内容の充実                         │ │     │ 岐阜市を流れる「長良川」とその上流の「吉田川」を見学、体感して、│ │     │ 「自然」「環境」を学ぶことを取り入れた。            │ │     │ 「星の観察」など夜の活動の充実を図った。            │ │     │ 過去のキャラバン参加者にサポーターとしての参加を呼びかけた。  │ │     │ (2人参加)                          │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │ 課題  │・今後より多くの青年サポーターを育成していく。          │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │ 評価  │             「A」                 │ └─────┴─────────────────────────────────┘ ┌─────┬─────────────────────────────────┐ │実施事業名│青少年会館少年講座                        │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │     │・地域ボランティア講座(ゲーム、福祉、自然体験)、1回コース(年 │ │     │ 24回)開講。                         │ │事業概要 │・少年定期講座(筝曲、卓球、将棋、剣道、テニス等)、6回コース。 │ │     │・親子チャレンジ講座(金華山登山、岐阜空襲の話、農業体験等)。  │ │     │・青年チャレンジ講座(古今金華町人ゼミ、イベントブース企画等)。 │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │     │・地域ボランティア講座:スキルアップ、福祉、自然体験など 1回コ │ │     │ ース 24回/年                        │ │     │・少年定期講座:箏曲、卓球、将棋、剣道、テニス等 6回コース   │
    │ 実績  │・親子チャレンジ講座:金華山登山、岐阜空襲の話を聞く会、農業体験 │ │     │ 等                               │ │     │・青年チャレンジ講座:古今金華町人ゼミ、イベントブース企画等   │ │     │・講座数:80回                         │ │     │・参加人数:1,491人                     │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │     │・小・中・高生を対象に子どもたちの体験活動や知識技能の習得及び創 │ │     │ 造性を育む機会として有効である。                │ │     │・地域ボランティア講座では、地域貢献を目的に内容を整理し、「スキ │ │ 成果  │ ルアップコース」「実地研修コース」「福祉体験コース」「自然観察コ│ │     │ ース」を設定することで、受講生が講座内容を意識して参加できた。 │ │     │・青年チャレンジ講座では、「岐阜市の青年が岐阜の町の文化と出会い │ │     │ 魅力を発見し、若者同士の繋がりを深める」ことを目的に再編し、「古│ │     │ 今金華町人ゼミ」6講座を開講し、講座の充実を図った。      │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │ 課題  │・今後は、趣味的色合いの強い定期講座の内容を精査し、地域貢献に繋 │ │     │ がるような、意欲や力に繋げる内容をふくらませていく。      │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │ 評価  │             「A」                 │ └─────┴─────────────────────────────────┘ ┏━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃基本施策名│市民主体の生涯学習の推進と振興                  ┃ ┣━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ │ 市民一人ひとりが、自ら学び・楽しみ・貢献することで生きがいをもつ「生涯学習」│ │の生き方を進めるため、学習機会の充実と学んだ成果を活動につなげていく事ができ │ │る仕組みづくりに取り組みます。そのために、「学習」に対する市民のニーズの的確 │ │な把握や生涯学習施設の長期的な視点による整備、生涯学習・社会教育施設との連携 │ │を深めた、利用しやすい環境づくりに取り組みます。               │ └───────────────────────────────────────┘ ┏━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ 施策名 │市民の自発的な学びの場づくり(※)               ┃ ┗━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ┌─────┬────────────────────────────────┐ │実施事業名│公民館活動事業                         │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │事業概要 │・公民館講座の企画・開催、クラブサークルの育成・助言、公民館の活│ │     │ 動の地域への啓発、施設の維持管理の委託。           │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・全公民館で586回の公民館講座を実施。35,287人の受講者。会議室│ │ 実績  │ 等利用件数は、50,852件。                │ │     │・講座受講者数は約3千人増加した。               │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・地域住民の社会教育・生涯学習活動、地域団体の活動拠点として大い│ │ 成果  │ に活用されており、利用者の協力のもと館の清掃、戸締り等も行われ│ │     │ ており、効率的な運営管理がされている。また、公民館講座も活発に│ │     │ 開催し、地域住民の学習機会の充実に努めている。        │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 課題  │              ―                 │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 評価  │             「A」                │ └─────┴────────────────────────────────┘ ┌─────┬─────────────────────────────────┐ │実施事業名│ぎふ生涯学習広域連携講座                     │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │事業概要 │・岐阜地区6市3町が持ち回りで、それぞれの地域の生活と文化をテー │ │     │ マに講演会を行う。                       │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │ 実績  │・「ふれよう学ぼうぎふの生活と文化」をテーマに岐阜地区6市3町が │ │     │ 連携して講座を開催。(主催:岐阜地区社会教育振興協議会)    │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │ 成果  │・開催3回 61名受講。各市町の社会教育担当者の連携、協力で運営。│ │     │ 講師謝金、資料代等は参加費(3回分で800円)で対応している。 │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │ 課題  │              ―                  │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │ 評価  │             「A」                 │ └─────┴─────────────────────────────────┘ ┌─────┬─────────────────────────────────┐ │実施事業名│図書館利用推進事業                        │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │事業概要 │・図書館資料の閲覧や貸出事業、レファレンス事業及び住民の学習支援 │ │     │ のための蔵書の充実、読書推進のための各種行事の展開。      │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │     │・本館、分館及び5図書室において、図書資料の閲覧や貸出、レファレ │ │ 実績  │ ンスのほか、おはなし会や各種イベントを開催した。(利用者372,│ │     │ 632人、貸出冊数1,440,573冊、レファレンス28,50 │ │     │ 2件)                             │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │ 成果  │・図書館の利用を促進することによって、市民の読書活動の普及と生涯 │ │     │ 学習の推進に貢献した。                     │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │     │・現状のインフラで最大限のサービスが提供できるよう努めているが、 │ │ 課題  │ 利用状況は横ばい状態である。                  │ │     │・現在、(仮称)中央図書館の整備に向け検討中で、来年度は図書館を │ │     │ 含む複合施設の基本・実施設計を行う。              │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │ 評価  │             「B」                 │ └─────┴─────────────────────────────────┘ ┌─────┬─────────────────────────────────┐ │実施事業名│自動車図書館(注14)管理運営事業                │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │事業概要 │・交通手段の少ない児童や高齢者で最寄りの図書館拠点が利用できない │ │     │ 市民に対し、地域サービス拠点を巡回し、図書館サービスを提供する。│ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │ 実績  │・市内の図書館拠点から遠い地域49地点に対して自動車図書館で毎月 │ │     │ 巡回を行った。(利用者数3,513人、貸出冊数22,417冊) │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │     │・図書館の拠点から遠い地域住民に対し図書館サービスの提供を図って │ │ 成果  │ いる。特に高齢者や乳幼児連れなど図書館への来館が困難な市民に対 │ │     │ する読書活動推進に貢献した。利用状況は減少傾向である。     │
    ├─────┼─────────────────────────────────┤ │     │・利用者の減少や図書館車自体の老朽化も進行しており、サービス拠点 │ │ 課題  │ の再編やサービスの見直し等により利用促進に努める。       │ │     │・(仮称)中央図書館の整備を検討する中で、今後地域サービス等を総 │ │     │ 合的に考えていく。                       │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │ 評価  │             「B」                 │ └─────┴─────────────────────────────────┘ ┌─────┬───────────────────────────────────┐ │実施事業名│歴史博物館教育活動                          │ ├─────┼───────────────────────────────────┤ │事業概要 │・一般及び夏休み期間の子ども・親子を対象に、郷土の伝統文化に関わ   │ │     │ る物作り・教養講座を開催。博物館実習の実施。            │ ├─────┼───────────────────────────────────┤ │     │・子ども、親子を対象とした事業として、「子ども歴史講座」(5講座)、 │ │     │ 「夏の子ども歴史教室」(7講座)を開催。一般向け教養講座として   │ │     │ 「岐阜提灯を作る」(全3回)、「暮らしの中のわら」(全1回)、「岐阜│ │     │ 和傘を作る」(2グループ各4回)、「古文書入門」(全7回)、「土曜講│ │ 実績  │ 座」(4回)、「まちなか博士サポート講座」(1回)、「らくご歴博亭」│ │     │ 3回を開催した。また、各大学の博物館学芸員養成講座に関わる博物   │ │     │ 館実習を7月27日~8月1日までの期間実施したのをはじめ、博物   │ │     │ 館の専門性を活かした社会教育、研修の場として、教員、大学生、高   │ │     │ 校生、中学生を受け入れた。                     │ ├─────┼───────────────────────────────────┤ │     │・各講座の参加者延人数は「子ども歴史講座」67人、「夏の子ども歴   │ │     │ 史教室」親子46組と199人、「岐阜提灯を作る」27人、「暮らし  │ │     │ の中のわら」14人、「岐阜和傘を作る」80人、「古文書入門」28  │ │     │ 6人、「土曜講座」141人、「まちなか博士サポート講座」55人、  │ │ 成果  │ 「らくご歴博亭」497人を数えた。                 │ │     │・博物館実習では6日間で15大学延144人の実習生を受け入れた。   │ │     │ また、教育施設研修員制度などによる教員の受け入れを延40人、岐   │ │     │ 阜大学1年生社会活動演習として3日間延30人、中・高校生の職場   │ │     │ 体験学習として8校延52名を受け入れた。              │ ├─────┼───────────────────────────────────┤ │     │・「土曜講座」「暮らしの中のわら」等、一部で定員の8割をきる講座が  │ │     │ あり、市民への認知が低かったと思われるため、チラシ等による効果   │ │ 課題  │ 的な宣伝をおこないたい。                      │ │     │・ものを作りながら学ぶ講座は博物館独自のものが多く好評を得ている   │ │     │ が、講師の高齢化や本業との兼ね合いにより継続が困難なものがあ    │ │     │ り、今後検討の必要がある。                     │ ├─────┼───────────────────────────────────┤ │ 評価  │             「A」                   │ └─────┴───────────────────────────────────┘ ┌─────┬────────────────────────────────┐ │実施事業名│加藤栄三・東一記念美術館教育活動                │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │事業概要 │・絹絵、模写、版画、親子絵画教室等を開催。           │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 実績  │・一般を対象にした「絹絵・模写・版画」等の講座や夏休み親子絵画教│ │     │ 室を開催した。                        │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 成果  │・4講座全体では、定員145人に対し申込者数140人と、ほぼ近い│ │     │ 数になっている。                       │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 課題  │・模写教室については、ここ数年、申込者数が定員を大きく割り込んで│ │     │ おり講座の内容を含め、検討する必要がある。          │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 評価  │             「B」                │ └─────┴────────────────────────────────┘ ┏━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ 施策名 │生涯学習施設の整備・充実                    ┃ ┗━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ┌─────┬────────────────────────────────┐ │実施事業名│公民館建設                           │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │事業概要 │・公民館の老巧化のため順次改築を行い、快適な学習場所、必要な学習│ │     │ 機会を提供。                         │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・七郷公民館の移転改築を行った。                │ │ 実績  │・京町公民館の移転改築の工事に着手した。            │ │     │・地元の要望等を取り入れながら鶉公民館の設計業務を行った。   │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 成果  │・七郷・京町・鶉公民館の建設について、バリアフリー、省エネ等、利│ │     │ 用者及び環境に配慮した計画及び整備に努めた。         │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 課題  │              ―                 │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 評価  │             「A」                │ └─────┴────────────────────────────────┘ ┌─────┬────────────────────────────────┐ │実施事業名│図書館拠点整備事業                       │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │事業概要 │・中央館機能を備えた生涯学習拠点施設である新本館建設に向け、先進│ │     │ 都市調査研究、市民意識調査等により基本計画等の策定を行う。  │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・市民や学識経験者等多方面の意見を踏まえて、(仮称)中央図書館の│ │ 実績  │ 機能について検討した。(図書館機能等検討委員会2回、岐大医学部│ │     │ 等跡地整備基本計画としてパブリックコメントの実施219件)  │ │     │・開館準備用の図書購入を進めた。(美術本、全集等2,732冊) │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 成果  │・(仮称)中央図書館を含む複合施設の基本・実施設計協議に向けた図│ │     │ 書館基本計画を作成した。                   │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 課題  │・蔵書計画、システム導入、管理運営体制など、開館に向けて検討する│ │     │ 課題が多数ある。                       │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 評価  │             「A」                │ └─────┴────────────────────────────────┘ ┏━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃基本施策名│元気で健康なまちづくりをめざす生涯スポーツの振興          ┃
    ┣━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ │ 地域の子どもから高齢者まで、年齢に関係なく「いつでも」「どこでも」「だれもが」│ │スポーツに親しみ、健康で潤いのある充実した生活をおくるために、地域社会と連携  │ │しながら、「生涯スポーツ」の振興に積極的に取り組みます。            │ └────────────────────────────────────────┘ ┏━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ 施策名 │競技人口の拡大と競技力の向上                  ┃ ┗━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ┌─────┬────────────────────────────────┐ │実施事業名│地域体育振興事業補助金                     │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │事業概要 │・地域住民の健康増進と住民の相互交流を図るためのスポーツ事業の推│ │     │ 進に取り組む。                        │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 実績  │・岐阜市内45校区の体育振興会に補助金を交付。         │ │     │・決算額:1,676,700円。                │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・ドッジボール大会やグランドゴルフの大会、市民運動会などを地域独│ │ 成果  │ 自で開催し幅広い年齢層の交流や、スポーツをする機会を創出するな│ │     │ どの成果が考えられる。                    │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 課題  │              ―                 │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 評価  │             「A」                │ └─────┴────────────────────────────────┘ ┌─────┬────────────────────────────────┐ │実施事業名│国際大会派遣補助金                       │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │事業概要 │・オリンピック等国際大会出場者で、岐阜市在住・在勤及び岐阜市出身│ │     │ 者に派遣補助金を交付する。                  │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 実績  │・国際大会出場選手:4人。                   │ │     │・決算額:160,000円。                  │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 成果  │・国際大会への激励金を交付することによって選手の負担を軽減するこ│ │     │ とができ、市内のスポーツ振興に役立っているといえる。     │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 課題  │              ―                 │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 評価  │             「A」                │ └─────┴────────────────────────────────┘ ┌─────┬────────────────────────────────┐ │実施事業名│小中学生全国大会派遣補助金                   │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │事業概要 │・オリンピック、国体種目で全国を統括する団体の主催する全国大会出│ │     │ 場者に派遣補助金を交付する。                 │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 実績  │・全国大会出場選手:のべ150人。               │ │     │・決算額:750,000円。                  │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 成果  │・全国大会に出場する優秀な成績を持つ小中学生に激励金を交付するこ│ │     │ とによって、さらに競技能力を向上することができているといえる。│ ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 課題  │              -                 │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 評価  │             「A」                │ └─────┴────────────────────────────────┘ ┏━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ 施策名 │生涯にわたってスポーツに親しむ環境づくり            ┃ ┗━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ┌─────┬────────────────────────────────┐ │実施事業名│学校体育施設開放事業                      │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・学校体育施設を開放することにより、地域住民が気軽にスポーツを楽│ │事業概要 │ しみ、体力の向上や健康の増進のみならず、地域住民の交流の場とし│ │     │ て活用する。                         │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・体育館 70校。                       │ │ 実績  │・運動場 70校(通年16校)。                │ │     │・挌技場 10校。                       │ │     │・利用人数 約58万人。                    │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 成果  │・年間利用者は約58万人で、地域住民のスポーツの拠点として多くの│ │     │ 住民に利用され体力の向上及び健康増進に役立っている。     │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 課題  │・施設や備品の老朽化に伴い、修繕費の増大が見込まれる。     │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 評価  │             「A」                │ └─────┴────────────────────────────────┘ ┌─────┬────────────────────────────────┐ │実施事業名│岐阜市レクリエーション協会運営費補助金             │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・レクリーションとして軽スポーツの普及に努め、市民が生涯スポーツ│ │事業概要 │ に親しむきっかけづくりのため市内各地で講習会の開催や、市のスポ│ │     │ レク祭、その他市主催のレクリエーション事業運営の中心的役割を果│ │     │ たしている団体の育成に取り組む。               │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・軽スポーツ講習会や、岐阜市スポーツ・レクリエーション祭における│ │ 実績  │ ウォーキングイベントなど、市民が幅広く参加できるイベントを多く│ │     │ 開催している。補助金10万円。                │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・子どもから高齢者まで幅広く参加できるイベントを開催することによ│ │ 成果  │ り、多くの市民にスポーツとふれあう機会を提供しており、生涯スポ│ │     │ ーツ振興の一端を担っているということができる。        │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 課題  │              ―                 │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 評価  │             「A」                │ └─────┴────────────────────────────────┘ ┏━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
    ┃基本施策名│社会の変化に柔軟に対応した教育環境の整備             ┃ ┣━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ │ 今日の教育行政の推進においては、少子高齢化、国際化、高度情報化など、社会の │ │変化から生じるさまざまな問題や課題などを的確に把握し、柔軟に対応していくこと │ │が求められています。そのために、教育委員会の活性化をはじめとする「質的な改善」│ │に今まで以上に積極的に取り組み、質の高い教育環境を整備します。        │ └───────────────────────────────────────┘ ┏━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ 施策名 │教育助成の充実(※)                      ┃ ┗━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ┌─────┬─────────────────────────────────┐ │実施事業名│私立幼稚園就園補助金(注15)                  │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │事業概要 │・岐阜市の幼児教育の振興を図るため、私立幼稚園に在籍する幼児の保 │ │     │ 護者の経費負担の軽減を図る。                  │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │     │・私立幼稚園へ通園する家庭の経済負担の解消のため、保護者に対し、 │ │     │ 3歳児1人につき10,000円、4・5歳児1人につき6,000 │ │ 実績  │ 円を助成。                           │ │     │【実績】                             │ │     │・6,851人                          │ │     │・49,994,000円                     │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │ 成果  │・保護者の経済的な負担軽減、公立・私立間の格差是正に貢献している。│ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │ 課題  │・幼児教育センター構想の実現など今後の幼児教育のあり方や子育て支 │ │     │ 援の充実をふまえ見直しを検討する。               │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │ 評価  │             「B」                 │ └─────┴─────────────────────────────────┘ ┌─────┬────────────────────────────────┐ │実施事業名│私立幼稚園就園奨励費補助金(注16)              │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・幼稚園教育の普及に資するため、家庭の所得状況や幼稚園児の人数に│ │事業概要 │ 応じて幼稚園児の保護者の経済負担を軽減するとともに公・私立幼稚│ │     │ 園間の保護者負担の格差の是正を図る。             │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・幼稚園教育普及のため、家庭の所得状況や幼稚園児の人数に応じ、保│ │     │ 護者の経済負担を軽減するとともに公私立幼稚園間の保護者負担の │ │ 実績  │ 格差の是正を図った。                     │ │     │【実績】                            │ │     │・5,648人                         │ │     │・541,226,520円                   │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 成果  │・私立幼稚園に通園する園児の保護者負担を軽減している。公立・私立│ │     │ 間の格差是正を趣旨とした補助金であり、貢献度は高い。     │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 課題  │              ―                 │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 評価  │             「A」                │ └─────┴────────────────────────────────┘ ┌─────┬──────────────────────────────────┐ │実施事業名│特別支援教育就学奨励費補助金                    │ ├─────┼──────────────────────────────────┤ │     │・小学校若しくは中学校の特別支援学級への就学への事情にかんがみ、  │ │事業概要 │ 就学する児童生徒の保護者等の経済的負担を軽減するため、必要経費  │ │     │ を援助する。                           │ ├─────┼──────────────────────────────────┤ │     │・小中学校の特別支援学級へ就学している児童生徒の保護者等の経済的  │ │     │ 負担を軽減するため必要経費を援助している。            │ │     │小学校 151人 4,504,244円               │ │     │中学校  61人 3,066,583円               │ │ 実績  │  計 212人 7,570,827円               │ │     │(H21                              │ │     │小学校 145人4,245,456円                │ │     │中学校  58人2,961,826円                │ │     │ 計  203人7,207,282円)               │ ├─────┼──────────────────────────────────┤ │ 成果  │・特別支援学級への就学への特殊事情に鑑み、特別支援学級在級者の保  │ │     │ 護者の経済的負担を軽減している。                 │ ├─────┼──────────────────────────────────┤ │     │・国庫補助事業であり、補助率(1/2)であるところが、実際は補助率(3/8)│ │ 課題  │ であり、市費の負担が増えている。                 │ │     │・国庫補助金 2,728千円                    │ ├─────┼──────────────────────────────────┤ │ 評価  │             「A」                  │ └─────┴──────────────────────────────────┘ ┌─────┬────────────────────────────────┐ │実施事業名│要保護及び準要保護(注17)児童生徒援助費補助金        │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │事業概要 │・経済的理由によって就学困難と認められる学齢児童生徒の保護者に対│ │     │ し、学用品費等、医療費、給食費の援助を行う。         │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・経済的理由により、就学困難と認められる学齢児童生徒の保護者に対│ │     │ し、学用品費等、医療費、給食費の援助を行った。        │ │     │・平成22年度は                        │ │     │ 準要保護児童生徒 4,422人                │ │ 実績  │ 要保護児童生徒    223人                │ │     │ 計325,010,644円の援助を行った。          │ │     │(H21  準要保護4,318人                │ │     │      要保護   137人                │ │     │       計 307,968,230円)          │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・学校教育法第19条に基づき、必要な援助を行っている。     │ │ 成果  │・子ども医療費助成制度開始により、就学援助による医療費支給を子ど│ │     │ も医療費助成制度に一本化した。                │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 課題  │・続く不況により就学援助費の受給者・受給額は増加し続けており、財│ │     │ 政状況も含め、今後の経済動向を注視していく必要がある。    │ ├─────┼────────────────────────────────┤
    │ 評価  │             「A」                │ └─────┴────────────────────────────────┘ ┌─────┬────────────────────────────────┐ │実施事業名│岐阜商業高等学校部活動振興会補助事業              │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・体育系、文化系部活動で頑張る生徒の健全育成に資するため、施設・│ │事業概要 │ 設備・器具備品などの充実を図ると共に生徒の強化指導、各種大会及│ │     │ び競技会への出場参加など部活動の振興に寄与する。       │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・インターハイにハンドボール部、陸上競技部。全国選抜大会にハンド│ │ 実績  │ ボール部。全国高校簿記コンクールに簿記部。東海総体に剣道部、相│ │     │ 撲部。東海地区総合競技大会にコンピュータ部、簿記部が出場する等│ │     │ 「市立岐阜商業高等学校」の名を高めた。            │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・部活動の全国大会出場は、全国各地持ち回りで開催され、交通費・宿│ │ 成果  │ 泊費等多額の経費を要するので、部活動の継続的な振興が図れる本事│ │     │ 業は妥当であり、今後も継続する必要がある。          │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 課題  │              ―                 │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 評価  │             「A」                │ └─────┴────────────────────────────────┘ ┏━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ 施策名 │学校の適正な配置、適正規模化(※)               ┃ ┗━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ┌─────┬────────────────────────────────┐ │実施事業名│幼稚園統廃合                          │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・市立幼稚園(4園)のあり方を見直し、幼児教育の研究実践と私立幼│ │事業概要 │ 稚園への率先垂範を担うべく、(仮称)幼児教育センター(2ヶ所)│ │     │ を設置する。幼児教育の充実、子育て支援及び発達支援機能の充実を│ │     │ 図っていく。                         │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 実績  │・平成21年度に市として決定した方針に基づき、保護者や地域、市議│ │     │ 会議員への説明を進め、理解を図った。             │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・市立幼稚園(注18)4園在園の保護者(卒園含む)並びに新年度入│ │ 成果  │ 園希望者、実質廃園となる岐阜北、大洞地区の自治会、市議会議員に│ │     │ 対する説明を複数回にわたって進め、理解を求めた。       │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 課題  │・(仮称)幼児教育センターに移行する期間の園児の保育を保障するた│ │     │ め、様々な調整が必要である。                 │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 評価  │             「B」                │ └─────┴────────────────────────────────┘ ┌─────┬──────────────────────────────────┐ │実施事業名│学校規模適正化事業「旧市内の通学区域のあり方(注19)」      │ ├─────┼──────────────────────────────────┤ │     │・すべての子供たちに等しく享受できる教育環境を整備し充実を図り、  │ │事業概要 │ 教育効果をより一層高めるため、「通学審」の答申を尊重し、学校の  │ │     │ 適正配置、適正規模化を図り、学校間格差の解消を行う。       │ ├─────┼──────────────────────────────────┤ │     │・9月議会において学校設置条例を改正。(仮称)北中を岐阜清流中、(仮│ │ 実績  │ 称)南中を岐阜中央中と決定。                   │ │     │・12月議会において学校設置条例を改正。明徳・本郷統合小を明郷小  │ │     │ と決定。                             │ ├─────┼──────────────────────────────────┤ │ 成果  │・中心市街地の小学校の一部において、適正規模化の計画が具体化した。 │ │     │・校区外に設置されていた中学校の適正配置の計画が具体化した。    │ ├─────┼──────────────────────────────────┤ │ 課題  │・残る小学校の統合について、設置準備委員会において具体的な統合の  │ │     │ 方針を決定する必要がある。                    │ ├─────┼──────────────────────────────────┤ │ 評価  │             「A」                  │ └─────┴──────────────────────────────────┘ ┌─────┬────────────────────────────────┐ │実施事業名│小中学校再編施設整備事業                    │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │事業概要 │・統合、再編学校の校舎等の建築及び大規模改修工事の計画的な実施。│ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・岐阜中央中学校の建設に取りかかったほか、H24.4から岐阜清流│ │     │ 中となる明郷中の耐震補強・大規模改修工事の実施設計を行った。ま│ │ 実績  │ た、H24.4から明郷小となる本郷小の耐震補強・大規模改修工事│ │     │ の実施設計を行った。                     │ │     │(昨年度時点では、改修等の内容の計画段階であったが、概ね集約を終│ │     │ え、設計を行い具体的な整備へ向け着手した。)         │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 成果  │・小学校における適正規模化が図られる。また、中学校については校区│ │     │ 外への通学が解消される。                   │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 課題  │              ―                 │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 評価  │             「A」                │ └─────┴────────────────────────────────┘ ┏━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃基本施策名│安全で環境にやさしい教育施設の整備・充実            ┃ ┣━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ │ 子どもたちが多くの時間を過ごす学校は、安全で安心できる学習・生活の場でなく│ │てはなりません。また、社会変化にともなって変わっていく学習内容への対応も求め│ │られます。特に近年の学校施設は、教育の場という本来の役割とともに、地域防災の│ │場、地域コミュニティの場としての役割も担っています。そのために、子どもや教職│ │員といった学校関係者のみならず、保護者や地域住民の様々なニーズにも対応した教│ │育施設の整備や充実に取り組みます。                     │ └──────────────────────────────────────┘ ┏━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ 施策名 │学校施設の整備(※)                      ┃ ┗━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ┌─────┬────────────────────────────────┐ │実施事業名│学校施設整備事業                        │ ├─────┼────────────────────────────────┤
    │事業概要 │・校舎、屋内体育館の増改築を進める。              │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・生徒数増加を解消するため、鶉小学校校舎増築工事の実施設計を行っ│ │     │ た。また、岐北中学校、黒野小学校の2校において、トイレ改修を行│ │ 実績  │ った。                            │ │     │(トイレ改修については、前年並みの実績であるが、児童数増加への対│ │     │ 策として、鶉小学校の児童増に対して増築校舎の設計を行い、その問│ │     │ 題の解消に向け、具体的に着手を行った。)           │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 成果  │・生徒数増加に対応し、必要な教室数が確保できる。また、トイレの洋│ │     │ 式化が図られる。                       │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 課題  │              ―                 │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 評価  │             「A」                │ └─────┴────────────────────────────────┘ ┌─────┬────────────────────────────────┐ │実施事業名│耐震補強事業                          │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │事業概要 │・教育施設の整備、充実を図る中で児童生徒はもとより避難所としての│ │     │ 役割を考慮して安全の向上を図る。               │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・H21繰越分として、小学校5校と中学校8校、H22予算分として│ │ 実績  │ 小学校3校の耐震補強工事を行った。              │ │     │(H21の実績 小学校3校、中学校2校、幼稚園1園の耐震補強工事│ │     │ を実施。)                          │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 成果  │・児童生徒の安全はもとより、避難場所としての安全性を確保した。 │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 課題  │・安心実現のため耐震化事業の一層の加速が必要となっている。   │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 評価  │             「A」                │ └─────┴────────────────────────────────┘ ┌────┐ │注釈一覧│ └────┘ (注1)教材制作センター      ・大型ラミネータや大判カラープリンタ、製本機等、教材を作成する際に使用       する機器のうち、各学校で整備することが困難なものを集約し、設置してい       る施設。岐阜市教育研究所内にあり、岐阜市の教職員が共同で利用できるよ       うに整備されている。 (注2)「1/2成人式」「立志の集い」推進校      ・「1/2成人式」推進校:岐阜小学校、明徳小学校、白山小学校、梅林小学校、       本郷小学校、島小学校、鷺山小学校、加納西小学校、則武小学校、常磐小学       校、黒野小学校、木田小学校、岩野田小学校、茜部小学校、七郷小学校、       西郷小学校、市橋小学校、鏡島小学校、長良西小学校、芥見小学校、合渡小       学校、三輪南小学校、三輪北小学校、網代小学校、城西小学校、芥見東小学       校、岩野田北小学校、長森東小学校、長良小学校の29校      ・「立志の集い」推進校:本荘中学校、岩野田中学校、藍川中学校、三輪中学校、       藍川東中学校、東長良中学校、明郷中学校の7校 (注3)「キャリアチャレンジ」推進校      ・明郷中学校、加納中学校、岩野田中学校、精華中学校、藍川中学校、三輪中       学校、青山中学校、東長良中学校、境川中学校、長森中学校、伊奈波中学校       の11校 (注4)適応指導教室 サルビア      ・「適応指導教室」とは、不登校児童生徒等に対する指導を行うために教育委員       会が、学校以外の場所や学校の余裕教室等において、学校生活への復帰を支       援するため、児童生徒の在籍校と連携をとりつつ、個別カウンセリング、集       団での指導、教科指導等を組織的、計画的に行う組織として設置したもの。       本市は「適応指導教室 サルビア」という名称で、市内4ヶ所開設。 (注5)岐阜市ゴールデンジュニアスポーツプラン      ・市内小中学生を対象に市民体育施設等を利用して、優れた指導者のもとでス       ポーツにおける競技人口の拡大と競技力向上をめざす。 (注6)アビリティアップクラブ      ・スポーツに高い意欲を持つ市内小中学生を対象に、専門的な指導者のもとで、       個性の伸張と種目の普及、強化を図る。      ・平成24年度国民体育大会に向けて、学校外におけるスポーツ環境を高める       と共に、ジュニア期の指導の充実を図る。 (注7)ALT(Assistant Language Teacher)      ・外国語指導助手のこと。ネイティブ・スピーカーであるALTの存在は、生       徒の英語学習に対するモチベーションを高めるためには有効な手立てとなる。 (注8)チーム・ティーチング      ・学級担任または教科担任が、他の教師や外部指導者(EF:イングリッシュフ       レンドやALT、地域の講師等)とチームを組んで指導にあたる。それにより、       個に応じた指導やそれぞれの役割(特性)を生かしての指導を行うことがで       きる。 (注9)English Friend(EF)      ・英語活動指導協力員のこと。ネイティブに限らず英語が話せる外国人を、全       小学校に派遣している。英語に親しみながら、異文化をもつ人々と積極的に       コミュニケーションを図ろうとする態度及びコミュニケーション能力の基礎       を培う。 (注10)ハートフルサポーター      ・通常学級において、個別の支援を必要とする児童生徒に対して配置し、学級       担任の下、学習・生活の両面からその子に応じたきめ細かい支援を行う。現       在までに、市内の全ての小中学校に各1名ずつ配置し、さらに小学校6校に       ついては、複数配置を行っている。 (注11)コミュニティ・スクール(学校運営協議会制度)      ・保護者や地域の人々の声を学校運営に直接反映させ、「保護者・地域・学校・       教育委員会」が一体となってより良い学校を作り上げていくことを目指す制       度。コミュニティ・スクールの設置については、保護者や地域の意向やニー       ズを踏まえて、学校を設置する教育委員会が決定する。      ・平成20年度開校の岐阜小学校が本市初のコミュニティ・スクール(岐阜県       内では、多治見市に続いて2例目) (注12)家庭の日      ・「岐阜県家庭の日を定める条例」により、毎月第3日曜日が家庭の日と定めら       れている。本市においては、青少年問題協議会の各団体を中心に、「家庭の日」       の周知や普及活動を継続的に行っている。また、「家庭の日」推進のため、歴       史博物館等の無料化や「家庭の日」ファミリー優待事業に取り組んでいる。 (注13)放課後チャイルドコミュニティ      ・放課後に子どもたちに安全で・安心な子どもの居場所を地域と学校の協力の
          下、提供するもので、「遊びの場」「体験の場」「交流の場」としての「放課後       子ども教室」、「学びの場」としての「放課後学びの部屋」、「生活の場」とし       ての「留守家庭児童会」の3事業で構成されている。 (注14)自動車図書館      ・交通手段の少ない児童や高齢者など最寄りの図書館拠点が利用できない地域       に対し、地域サービス拠点を巡回し、図書館サービスを提供している。 (注15)私立幼稚園就園補助金      ・私立幼稚園設置者が市内在住3、4、5歳児の保育料を減免している場合に       3歳児 10,000円 4、5歳児 6,000円の補助金を設置者に対       し交付。 (注16)私立幼稚園就園奨励費補助金      ・私立幼稚園設置者が市内在住園児の世帯の所得に応じて、保育料を減免して       いる場合に、設置者にその減免額を補助するもの。 (注17)要保護及び準要保護      ・要保護:生活保護法第6条第2項の規定による要保護者      ・準要保護:教育委員会が、生活保護法第6条第2項に規定する要保護者に準            ずる程度に困窮しているため就学困難と認定した者 (注18)市立幼稚園      ・岐阜市立幼稚園は加納幼稚園(昭和22年5月設立)、岐阜北幼稚園(昭和       41年4月設立)、岐阜東幼稚園(昭和49年4月設立)、大洞幼稚園(昭和       54年4月設立)の4園。各園に通級指導教室「ことばの教室」を併設して       いる。 (注19)旧市内の通学区域のあり方      ・急激な児童の減少がみられる旧市内の通学区域のあり方について、平成14       年5月1日付けで通学区域審議会により示された答申「旧市内における岐阜       市立小学校及び中学校の通学区域のあり方について」を受け、旧市内につい       て小学校の統廃合、中学校の再編に着手している。平成20年度に、金華小       学校と京町小学校が統合し、岐阜小学校が開校した。 (5)平成20年度評価において「C」とされた評価の事業の対応状況   前年度評価において、「C」あるいは「D」とされた事業については、翌年度にその対 応状況を再度確認することとしていますが、平成21年度において、「C」と評価された事 業はありませんでした。 V 外部有識者の意見  本市では、地教行法に定められた「教育に関し学識経験を有する者の知見の活用」にも とづき、「岐阜市教育委員会点検・評価委員会」を設置し、学識経験者の知見の活用を図る こととしています。  委員会においては、各担当課が実施した事業の第1次評価に対し、協議を行い、委員会 としての意見が示されます。教育委員会は、その示された意見を参考に、最終評価を行う とともに、今後の教育行政へのフィードバックを行うこととしています。  今年度の委員会は、平成23年8月22日に開催されました。委員会において各施策に 対して示された主な意見は次のとおりです。これらの意見については、今後の教育行政の 参考にしていきます。 ┌──────────────────────────────────────┐ │               小中一貫教育の推進              │ ├──────────────────────────────────────┤ │ ・平成21年度の課題である「指導の検証と活動の精査」が実施されており、計画│ │  的な取り組みがなされていると評価できる。                │ │ ・小学校の先生が中学校へ、中学校の先生が小学校へ赴任することは、他県では見│ │  られず、小中一貫教育の期待ができる。                  │ │ ・連携事業を通して、小中学校それぞれが課題を明確にし、解決していくことが大│ │  切である。                               │ └──────────────────────────────────────┘ ┌───────────────────────────────────────┐ │        「基礎的・基本的な内容」の確実な習得と活用          │ ├───────────────────────────────────────┤ │ ・「ぎふサイエンスクラブ事業」については、理科離れの解消や、自然への関心を高│ │  めるために、今後も事業の拡大・充実を図ってもらいたい。          │ │ ・「ぎふサイエンスクラブ事業」専用HPについて、「ぎふサイエンスくらぶ事業」│ │  説明ページ、「GSCつうしん」の更新が止まっている。すでに終了したイベント│ │  が掲載されているケースも見られる。HP管理を適切に行っていただきたい。  │ │ ・「自学自習コンテンツ研究開発事業」は、学校現場での活用事例が増えている。事│ │  業を充実させ、中間・期末テストの作成に発展できるようにするとよい。    │ │ ・「学力向上プラン「わくわく授業」」について、検証として、研究授業の実施を位│ │  置付けていくと結果があがると考える。                   │ │ ・ICTを活用した教材開発は素晴らしい。「リピランぎふ」がすべての小中学校に│ │  配付されたが、教材の理念や効果的に使用するノウハウの教員研修を実施してい │ │  ってほしい。                               │ │ ・「市岐商デパート」については、前年も駐車場の確保が課題になっていたが、来場│ │  者数が増加する傾向にある中で、対策を考えてもらいたい。          │ └───────────────────────────────────────┘ ┌───────────────────────────────────────┐ │          高度情報化社会に対応できる人材の育成           │ ├───────────────────────────────────────┤ │ ・「コンピュータ設置事業」について、残りの11中学校の入替え事業を確実に達成│ │  してほしい。                               │ │ ・8年間PCを使ってようやく入替えが実現したわけであるが、動作環境を保つた │ │  め、またICT機器の目覚ましい進歩を考えると、もう少し早い期間での入替え │ │  をした方がいい。                             │ │ ・保護者との連絡が取りにくい中、保護者への緊急メール送信やホームページにて │ │  情報発信できるようになったことにより、学校と保護者間の情報疎通が良くなり、│ │  学校に対する信頼を深めることができるようになった。            │ └───────────────────────────────────────┘ ┌───────────────────────────────────────┐ │              教員の資質向上の推進               │ ├───────────────────────────────────────┤ │ ・「岐阜市教育研究所研修講座」は、教職員のニーズを把握し、実践に直結した口座│ │  が開かれ、評価できる。                          │ │ ・教材制作センターは、センターから遠い学校に在籍している教員には使用しにく │ │  い。利用時間についての配慮が必要である。                 │ └───────────────────────────────────────┘ ┌───────────────────────────────────────┐ │     「夢」「志」「生きるよろこび」につながる自分探しへの支援      │ ├───────────────────────────────────────┤ │ ・「キャリア教育支援事業」は、社会とのかかわりを具体的な働きかけを通して学ぶ│ │  場となっている。                             │
    │ ・「1/2成人式」「立志の集い支援」事業は、全学校に広めてほしい。     │ │ ・子ども達に、教師がもっと夢を語り、夢や憧れを持たせてほしい。       │ └───────────────────────────────────────┘ ┌───────────────────────────────────────┐ │             不登校・いじめ等への対応              │ ├───────────────────────────────────────┤ │ ・「教育相談事業」は、とても大切な事業である。より充実を図っていただきたい。│ │  予算不足が理由で対応できないことは残念である。早急な予算の増額を望む。  │ │ ・「ほほえみ相談員事業」は、1中学校区に1名の配置実現がされており、素晴らし│ │  い。しかし、特別な支援が必要な子どもの数はかなり多いと思われる。より充実 │ │  するように検討してほしい。                        │ │ ・「ぎふ・学びの部屋」事業は、より良くしていくために、課題を重く受け止め取り│ │  組んでほしい。                              │ │ ・「適応指導教室 サルビア」は、現在の4教室で今後も充実した体制が取れるのか│ │  を、今回の課題になっていることと合わせて検討されることが望ましいと考える。│ │  また、通所児童生徒全員に改善が見られた実績は、たいへん評価できる。カウン │ │  セリング回数が前年度に比較して倍以上実施されており、教室のニーズの高さと │ │  果たす役割の重さを感じることができる。                  │ │ ・不登校が減少傾向にあるのは、適応指導教室等の取組があるからであり、今後一 │ │  層充実発展させる必要がある。                       │ └───────────────────────────────────────┘ ┌───────────────────────────────────────┐ │         生涯にわたる健康づくりと自己管理能力の育成         │ ├───────────────────────────────────────┤ │ ・「小児生活習慣病予防対策事業」は、H8年度から15年間継続した事業であり、│ │  子どもの健康把握には大切な生化学検査である。しかし、1項目基準値超過児童 │ │  が30%を下回ったことを評価としているが、パンフレットを配布して啓発した │ │  ことがこの結果をもたらしたと言えるのか。この15年間の30%ラインを前後 │ │  する推移は、単にその年度の5年生の特徴に過ぎないのではないかと考える。本 │ │  気でこの事業の成果を上げるのであれば、実質的な改善の取り組みを岐阜市内全 │ │  校で実施し、それを踏まえて生化学検査をすべきである。現状では、子どもの血 │ │  液を採取してその結果を羅列しているだけの事業であると言われても仕方ないと │ │  言える。                                 │ │   相当な経費をかけての事業であるが、年間行事に終わらず、本当に成果の上が │ │  る方法を模索し、実施するのがこの事業の役割である。成果を上げるにはかなり │ │  時間がかかることは理解しているが、3人に1人が生活習慣病の予備軍因子をも │ │  っている現状を、このままの取り組みで本当によいのか疑問である。      │ │ ・採血トラブルが、H20年に112名、H21年に88名、H22年に143名 │ │  と相当数存在することについて、改善を求める。               │ │ ・「性教育のあり方検討」について、小学校への拡大は必要である。       │ │ ・高校生で部活に所属していない生徒等への対応の為にも「総合型地域スポーツク │ │  ラブ育成事業」は必要であり、推進してほしい。               │ │ ・岐阜市ゴールデンジュニアスポーツプランは、総合型地域スポーツクラブの発展 │ │  充実とリンクする必要がある。                       │ │ ・子どものみでなく成人・高齢者のスポーツ参加環境の充実は大切だと思う。体育 │ │  施設の利用が困難な状況であるようだが、改善策を打ち立ててほしい。     │ └───────────────────────────────────────┘ ┌──────────────────────────────────────┐ │                 食育の推進                │ ├──────────────────────────────────────┤ │ ・現代の子どもたちにとって食育は大切な取り組みである。しかし、前年度の開催│ │  規模よりやや縮小しているように見受けられる。進展を望む。        │ └──────────────────────────────────────┘ ┌───────────────────────────────────────┐ │              「ふるさと自慢」の育成              │ ├───────────────────────────────────────┤ │ ・「ふるさとを思う気持ちを育む」ためには、「ふるさと大好き鵜飼事業」は、一度│ │  内容(方法)を見直すことも必要ではないかと考える。児童が鵜飼観覧をするの │ │  ではなく、鵜匠が鵜の訓練をする姿を見学するなどに変えてみてはどうか。   │ │ ・岐阜市は伝統文化の豊かなところであり、岐阜市ならではの鵜飼は子どもたちに │ │  是非体験してもらいたいものである。                    │ │ ・「織田信長公居館跡発掘活用事業」について、保存管理には、相当の神経を使うで│ │  あろうが、岐阜市の新しい財産として、全国に広くアピールできるとよいのでは │ │  ないか。                                 │ │ ・長良川流域の文化的景観は、岐阜市のみならず、日本の大切な景観である。保存 │ │  のための早い取り組みを期待したい。法令だけでなく、保護の必要性・重要性の │ │  理解を広めることも大切である。                      │ └───────────────────────────────────────┘ ┌──────────────────────────────────────┐ │            コミュニケーション能力の育成            │ ├──────────────────────────────────────┤ │ ・ALTの配置は、今後も推進される必要がある。活用については、各学校で取り│ │  組まなければならない課題である。                    │ │ ・英語教育の岐阜市として、英語教育のモデルとなることを期待したい。また、汎│ │  用性のある英語教育法を視野に入れてカリキュラム編成をされることを望む。 │ │ ・ALTの増員により、小学校にもALTを派遣する必要がある。       │ └──────────────────────────────────────┘ ┌───────────────────────────────────────┐ │             効果的なサポート体制の充実             │ ├───────────────────────────────────────┤ │ ・「ハートフルサポート事業」は、ニーズの高い、たいへんありがたいサポート体制│ │  である。さらなる充実を望みたい。発達障がいのある子どもへの細やかな対応の │ │  為にもハートフルサポーターの増員が必要である。              │ │ ・発達障がいだけでなく、家庭環境等様々なハンディを背負った児童生徒への対応 │ │  も重要な課題である。                           │ │ ・補助的な先生がいなくても、充実したサポート体制を確立する必要がある。   │ └───────────────────────────────────────┘ ┌──────────────────────────────────────┐ │          自立の基礎作りをめざす特別支援教育の推進        │ ├──────────────────────────────────────┤ │ ・介助員の増員が実績として示されているが、ニーズとの格差があるようなので、│ │  さらなる増員を実現していってほしい。                  │ │ ・重度な障がいのある子どもへの支援を手厚く行う必要がある。        │ └──────────────────────────────────────┘ ┌──────────────────────────────────────┐ │              開かれた学校づくりの推進            │ ├──────────────────────────────────────┤ │ ・特色ある学校づくりを推進するためには、各学校が計画に応じて自在に使用でき│ │  る経費の増額が必要である。                       │ │ ・コミュニティ・スクールについて、学校運営協議会の役割が重大であるが、過重│
    │  負担になることが心配である。                      │ └──────────────────────────────────────┘ ┌────────────────────────────────────────┐ │             家庭の教育力への支援の充実              │ ├────────────────────────────────────────┤ │ ・近年、子育て支援が大切な課題となってきているが、父親の参加を広める取り組  │ │  みを実施してほしい。                            │ │ ・「家庭教育啓発」事業は、周知率が前年度よりもかなり向上したことは評価できる。│ │  さらなる推進を期待する。                          │ └────────────────────────────────────────┘ ┌───────────────────────────────────────┐ │          地域で子どもを育てる環境づくりの推進           │ ├───────────────────────────────────────┤ │ ・「岐阜市子ども会育成事業」は、加入率が成果ではなく、加入率向上のための具体│ │  的な取り組みは何をしたかを成果として示すべきである。           │ │ ・子ども会の在り方として、子どもたち自身が自主性・思考性・楽しみを味わうこ │ │  とができるような内容にしていくことが大切である。             │ └───────────────────────────────────────┘ ┌───────────────────────────────────────┐ │           青少年の各種体験活動の機会の充実            │ ├───────────────────────────────────────┤ │ ・「科学館教育活動」は、応募者に対してスタッフや教室に不足があるようだが、理│ │  科好きな子どもを育成するために、積極的に予算の改善を求め、子どもが理科に │ │  触れられるチャンスを増やしてほしい。また、応募者が皆参加できるよう、高等 │ │  学校等と連携した取り組みなどを考えてほしい。               │ │ ・ボランティア講座は、年24回に回数を増やし、内容のバリエーションを充実し │ │  たのではないかと評価できる。                       │ └───────────────────────────────────────┘ ┌────────────────────────────────────────┐ │            市民の自発的な学びの場づくり              │ ├────────────────────────────────────────┤ │ ・図書館の利用は、会社員等に対して、夜間利用の便宜を図る必要がある。     │ │ ・「自動車図書館管理運営事業」は、お年寄りや図書館が近くにない市民のためにも、│ │  充実すべきである。                             │ │ ・「歴史博物館教育活動」は、課題にある物づくりを継承できる後継者づくりに、岐 │ │  阜市が支援できる体制をとることができるとよい。               │ └────────────────────────────────────────┘ ┌───────────────────────────────────────┐ │                教育助成の充実                │ ├───────────────────────────────────────┤ │ ・養護施設から通っている子どもたちに対する助成がない。福祉の領域、教育の領 │ │  域という問題ではなく、すべての子どもたちに平等に助成しなければならない。 │ │ ・「要保護及び準要保護児童生徒援助費補助金」は、将来の社会不安を無くすために│ │  も、更なる充実が必要であると考える。                   │ │ ・市岐商は岐阜市の財産の一部である。今後も、部活動だけでなく全体にわたって │ │  補助・支援を行い、更なる充実を図るべきである。              │ └───────────────────────────────────────┘ ┌───────────────────────────────────────┐ │           学校の適正な配置、適正規模化              │ ├───────────────────────────────────────┤ │ ・子どもたちのことを考えれば、「学校規模適正化事業」「小中学校再編施設整備事│ │  業」いずれも早急に行うことが肝要である。                 │ └───────────────────────────────────────┘ ┌───────────────────────────────────────┐ │                学校施設の整備                │ ├───────────────────────────────────────┤ │ ・学校が地域のセンター機能を果たすには、不充分な状態にある。例えばトイレの │ │  問題、バリアフリーができていない状態等山積している。           │ │ ・学校施設の整備は、子どもの安全・安心を確保し、教育環境を良くするとともに、│ │  災害時における地域住民の避難場所や生涯学習・スポーツの拠点としての充実を │ │  図るという視点も必要である。特に、耐震化やライフラインの整備は急を要する。│ │  財政的に難しい面もあると思うが、最重要課題として取り組む必要がある。   │ └───────────────────────────────────────┘ ┌───────────────────────────────────────┐ │          その他、岐阜市の教育行政全般に関して           │ ├───────────────────────────────────────┤ │ ・新学習指導要領の実施にともない、授業数が大幅に増えた。しかし、心のゆとり │ │  を失わない教育が必要である。                       │ │ ・今回の東日本大震災から、歴史、自然、環境の視点が大切だと感じた。歴史では │ │  先人のメッセージ、自然に対する畏敬の念、環境では人間に根本があること等を │ │  子どもの教育だけでなく、社会の教育力としていく必要性を感じた。      │ │ ・生きることにタフである人間の育成が必要である。全体を見れば分かるが、もう │ │  少し強く打ち出すような施策が必要であり、それが、「いじめ」「不登校」の減少│ │  にも繋がるのではないかと考える。また、「志」を持ち続け「夢」に向かって粘り│ │  強く進めるのではないか。仮に「夢」が叶わなくともしっかりと生きて行けると │ │  思うので、各施策や事業を横断して「生きることにタフな人間の育成」を推進す │ │  ることが必要であると考える。                       │ │ ・他人への「いたわり」「やさしさ」や自然への「素直な態度」を培うような事業が│ │  さらに必要である。                            │ │ ・自分の精神を表現し、相手に伝える、物を考える力となるものが言語である。特 │ │  に、国語は、子どもたちが生きて行くための重要な基盤である。そのためには、 │ │  国語力が必要である。教育現場では行われていると思うが、事業として見えない │ │  ので、あえて申し上げる。その更なる充実のための事業が必要である。     │ │ ・子どもに「夢」を持たせるには、教師や親を含めた大人が「夢」を持ち、語り、 │ │  それを子どもに感じさせることが大切である。これは全体で行う必要があり、環 │ │  境作りが大切である。そのための継続した事業は必要であると考える。     │ │ ・養護施設や、そこで生活をしながら学校へ通っている子どもに対する援助の事業 │ │  が見えてこない。将来の社会不安の要素を作らないためにも援助事業を行うべき │ │  であると考える。                             │ │ ・岐阜で生まれ育った良さを感じている。子どもたちにも岐阜市に誇りを持てるよ │ │  うに財産を知り、豊かな体験をさせてほしい。                │ │ ・学校の危機管理等、再度徹底、再点検し、安全な教育が受けられる体制を整えて │ │  ほしい。                                 │ │ ・基本目標を達成し、理念を実現するには、他にも大切な施策があるように思う。 │ │ ・教師の研修の場の更なる活用を望む。                    │ │ ・地域との密着を深め、情報の発信をし、教育の現場を理解してもらう必要がある。│ └───────────────────────────────────────┘                参  考  資  料
               岐阜市教育委員会の点検・評価実施要綱            岐阜市教育委員会点検・評価委員会要綱            岐阜市教育委員会点検・評価委員会委員            平成22年度  教育委員会議案等一覧            岐阜市教育委員会の点検・評価実施要綱                         平成20年9月30日決裁 (目的) 第1条 この要綱は、岐阜市教育委員会(以下「教育委員会」という。)の権限  に属する事務の管理及び執行の状況について、積極的かつ主体的に点検・評  価を行うことで、効果的な教育行政を推進することを目的とする。 (点検・評価の実施及び体制) 第2条 教育委員会は、前年度の教育委員会の取組みについて、点検・評価を  行う。 2 教育委員会は、前項の点検・評価を適正なものとするため、外部の学識経  験者等により構成される評価委員会の意見を聴かなければならない。 (評価事項) 第3条 教育委員会は、前年度の取組みについて、次の各号に掲げる内容の点  検・評価を実施する。 (1)教育委員会の活動状況 教育委員会会議の実施状況、調査活動の実施等 (2)事務の管理及び執行の状況 岐阜市の教育基本方針に示す施策の執行状   況及びその成果 (3)前年度の点検・評価結果への対応状況 前年度の評価において次項によ   る達成度の評価がC又はDとされた事務事業に対する対応の状況 2 前項各号の点検・評価はそれぞれ様式1から3までにより行い、次の4区  分により達成度の評価を行う。   A 順調に達成しているもの   B おおむね順調に達成しているもの   C 達成見込みであるが課題があるもの   D 順調でないもの (点検・評価の手順) 第4条 点検・評価を実施するに当っては、事務局各課がその所管する事務事  業等について第1次評価を行う。 2 教育委員会は、第1次評価の結果をもとに、第2条第2項に規定する評価  委員会の意見を聴いたうえで、教育委員会会議において最終評価を行う。 3 教育委員会は、前項の評価結果を報告書にまとめ、議会に提出する。 4 教育委員会は、前項の報告書を公表する。 (庶務) 第5条 点検・評価の庶務は、教育政策課において行う。 (委任) 第6条 この要綱に定めるもののほか、実施のために必要な事項は、教育長が  別に定める。    附 則  この要綱は、平成20年10月1日から施行する。            岐阜市教育委員会点検・評価委員会要綱                         平成20年9月30日決裁 (設置・目的) 第1条 岐阜市教育委員会(以下「教育委員会」という。)の権限に属する事務  の管理及び執行の状況について、教育に関し学識を有する者の知見を活用す  ることにより、適切な点検・評価を実施し、教育行政の充実を図るため、岐  阜市教育委員会点検・評価委員会(以下「評価委員会」という。)を設置する。 (協議事項) 第2条 評価委員会は、教育委員会から示された、次に掲げる事項について協  議を行い、その協議内容について、教育委員会に報告するものとする。  (1) 教育委員会の活動状況  (2) 教育委員会の権限に属する事務の管理及び執行の状況  (3) 前年度の点検・評価結果への対応状況  (4) 前3号に掲げるもののほか、教育委員会が協議を求めた事項 (組織) 第3条 評価委員会は、3人の委員をもって組織する。 2 委員は、学校教育等に係る専門的知識又は経験を有する者のうちから教育  委員会が委嘱する。 3 委員の任期は、2年とする。ただし、補欠の委員の任期は、前任者の残任  期間とする。 4 委員の再任は妨げない。 (評価委員会の運営) 第4条 評価委員会に委員長を置き、委員の互選により定める。 2 委員長は、会務を総理し、評価委員会を代表する。 3 委員長に事故があるとき又は委員長が欠けたときは、あらかじめ委員長が  指名する委員がその職務を代理する。 4 評価委員会の会議は、必要に応じ委員長が招集し、その議長となる。 (庶務) 第5条 評価委員会の庶務は、教育政策課において処理する。 (その他) 第6条 この要綱に定めるもののほか必要な事項は、別に定める。    附 則
     この要綱は、平成20年10月1日から施行する。 岐阜市教育委員会点検・評価委員会委員  委員長    花井 忠征 (中部大学教授、中部大学現代教育学部副学部長、           元岐阜聖徳学園大学教授)  委員    梅田 昭博 (岐阜県PTA連合会顧問、元中央教育審議会委員、元社           団法人日本PTA全国協議会会長、元岐阜県PTA連合           会会長)  委員    水口 順道 (岐阜市小中学校校長会会長、岐阜市立岩野田中学校校長) 平成22年度 教育委員会議案等一覧 (III 教育委員会の活動状況について 別紙資料) 8: ◯議長渡辺 要君) 以上で諸般の報告を終わります。             ━━━━━━━━━━━━━━━━━  開  議 9: ◯議長渡辺 要君) これより本日の会議を開きます。  本日の日程は、さきに御通知申し上げたとおりであります。             ━━━━━━━━━━━━━━━━━  第1 会議録署名議員の指名 10: ◯議長渡辺 要君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  本日の会議録署名議員は、会議規則第80条の規定により、議長において15番竹市 勲君、16番広瀬 修君の両君を指名します。             ━━━━━━━━━━━━━━━━━  第2 会期の決定 11: ◯議長渡辺 要君) 日程第2、会期の決定を議題とします。  お諮りします。今期定例会の会期は、本日から9月29日までの24日間と定めたいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 12: ◯議長渡辺 要君) 御異議なしと認めます。よって、今期定例会の会期は、本日から9月29日までの24日間と決しました。             ━━━━━━━━━━━━━━━━━  第3 第72号議案から第19 第88号議案まで 13: ◯議長渡辺 要君) 日程第3、第72号議案から日程第19、第88号議案まで、以上17件を一括して議題とします。            ───────────────────               〔議 案 掲 載 省 略〕            ─────────────────── 14: ◯議長渡辺 要君) これら17件に対する提出者の説明を求めます。市長、細江茂光君。    〔細江茂光君登壇〕 15: ◯市長細江茂光君) 提案説明に先立ちまして、諸般の事項について申し上げます。  国においては、前内閣の総辞職を受け、新たに就任されました野田佳彦首相のもと、新しい内閣が誕生いたしました。  新内閣においては、東日本大震災からの復興や原発事故の収束を初め、復興財源の確保と財政再建、また、戦後最高の水準が続く円高への対応や長引く不況からの脱却を目指す景気対策、そして、我が国の経済政策を支えるエネルギー政策のあり方など、前内閣から引き続く課題が山積しております。  その中でも、今後、地方の行財政運営に多大な影響を及ぼすテーマといたしまして、必要な社会保障の機能強化と、そのための安定財源確保に向けた社会保障と税の一体改革があります。  去る7月に閣議決定された改革案では、社会保障給付費等の財源を賄うために、2010年代半ばまでに消費税率を現行の5%から10%へ段階的に引き上げるとされておりますが、引き上げに係る国、地方の税源配分については、今後さまざまな議論がなされることとなっております。  我々地方自治体は、社会保障サービスの多くを地方が独自の財源で実施しているという状況を踏まえ、地方の役割分担に見合う安定的な税源配分が確実になされるよう、国と地方の協議の場など、さまざまな機会を通して国に対し強く申し入れていく必要があるというふうに考えております。  また、子ども手当につきましては、さきの3党合意に基づき今年度末までの支給については決定されたものの、来年度以降のあり方については財政負担の枠組みも含め、引き続き検討することとされており、本事業を実施する各自治体にとっては時間的制約もある中、大きな不安定要因となっております。  さらに、来年度から市町村に配分予定であります一括交付金につきましても、その交付対象事業の範囲、あるいは配分方法などがいまだ明確でないなど、国が打ち出す施策の制度設計が依然として進まない状況に対し、地方として大変憂慮しております。  新内閣におかれましては、ぜひとも強いリーダーシップを発揮し、山積する諸課題を迅速かつ適切に解決していただきたいと考えているところであります。  いずれにいたしましても、我々基礎自治体は、いかなる状況においても行政サービスの停滞を招くことは許されないわけでありまして、今後とも国の方針、施策等の情報に細心の注意を払い、日々の市民生活を支えるために、粛々と対応してまいりたいと考えております。  次に、東日本大震災についてであります。  震災の発生から既に6カ月が経過しようとしております。この間、被災地においては、瓦れき撤去や放射性物質の除染作業、公共施設、インフラ基盤の再整備など、復旧、復興に向けた懸命の取り組みが続けられております。  しかし、依然として多くの被災者の方が生活再建の見通しが立たないまま、避難所や仮設住宅などで不自由な生活を強いられている状況にあることから、被災地の一刻も早い復興に向け、国を中心としたより一層の努力と十分な支援が望まれるところであります。  本市といたしましても、これまで緊急消防援助隊の派遣や支援物資の搬送などを実施してまいりましたが、引き続きさまざまな事務に従事する職員を被災自治体に派遣するなど、被災地の要望に応じ、今後もできる限り支援を継続していく所存であります。  去る7月14日に被災をされました中核市の仲間でありますいわき市、郡山市、盛岡市をお見舞いのため訪問いたしました。その際、地震、津波による被災現場を視察するとともに、現状の課題と今後の防災対策について、それぞれの市長さんたちと意見交換を行いました。震災後、さまざまな困難に直面し、対処を迫られている被災地の実体験から直接学べたことは、今後の防災を考える上で大変参考になりました。  一例を申し上げますと、被災状況に関する情報はもとより、市民生活の安全を脅かす放射性物質の拡散状況などについて、市みずから情報収集できる体制づくり、あるいは市町村同士が直接助け合うことができる仕組みづくりの重要性であります。さらには、庁舎を初め、ハード、ソフト両面における災害時の司令塔機能の充実の重要性も挙げられます。  こうした観点から、直ちに取り組むべき防災対策として、食料や飲料水などの災害備蓄品の拡充整備や放射線量測定器並びに発動発電機の配備などを進めるため、今議会において補正予算を計上したところであります。  また、近い将来、東海、東南海、南海の3連動地震の発生が危惧されている状況の中、本市におきましては、震災の教訓を踏まえ、被害想定や原子力災害対策の見直しなど、防災計画の見直しを行っているところであります。  見直しに当たりましては、本年6月に学識経験者を初め、医療、基盤整備、自主防災など各分野の関係者で構成されます地震災害対策検討委員会を設置し、8月16日に第1回会議を開催、また、来年の2月までには計4回を開催する予定としております。今後、その委員会の御意見を参考に本年度中に地域防災計画の改正を行い、防災対策に万全を期していきたいというふうに考えております。  なお、本年6月に日本経済新聞社が人口10万人以上の全国289市区を対象として実施をいたしました自治体の災害対応力調査におきまして、本市は全国第8位にランクされました。これは地域防災計画の見直しや市民への情報伝達などの防災に対する取り組みが評価されたものと考えておりますが、この結果に満足することなく、より一層災害に強いまちづくりに取り組んでいく所存であります。  次に、再生可能エネルギーの普及についてであります。  福島原発で発生した事故により、我が国はもとより、世界各国において改めてエネルギー政策のあり方が問われております。  国は、太陽光などの自然エネルギー比率を2020年代の早期に20%とする方針を打ち出しており、さきの国会において、再生可能エネルギーで発電した電気を国が決めた固定価格で電力会社が買い取る再生可能エネルギー特別措置法案が成立するなど、再生可能エネルギーの普及はますます加速していくものと考えております。  こうした中、本市は県庁所在市の中でも上位の日照時間、あるいは豊富で良質な地下水に恵まれていることから、太陽光や地中熱といった本市の強みである再生可能エネルギーの活用を推進し、エネルギーの地産地消を進めてまいりたいと考えております。  加えて、日本古来の生活様式や生活文化を見直し、自然共生型の生活へとライフスタイルの転換を図ることなどにより、再生可能エネルギーを最大限活用した省エネ都市・スマートシティ岐阜を確立していきたいと考えております。  また、電力需給の逼迫が懸念される中、節電や再生可能エネルギーの活用に向けた取り組みをより一層推進をしていきたいと考えております。  次に、岐阜市歴史博物館において、7月29日から10月2日までの2カ月間にわたり開催されております特別展「国宝 薬師寺展」についてであります。  この特別展には、国宝に指定されております吉祥天女像や聖観世音菩薩像などを初め、数々の貴重な宝物を薬師寺から出品していただいております。これらの宝物が薬師寺の外に持ち出されて一堂に展示されるのは、平成20年に東京で開催された展覧会に次いで2回目ということであります。本市でこのような特別展を開催できましたことは大変名誉であり、また、喜ばしいことだと感じております。  また、この薬師寺展は本物の文化芸術に触れることのできる貴重な場であり、市民の皆様が心の豊かさを実感するとともに、未来を担う人材が文化芸術を総合的に理解する心をはぐくむことのできる絶好の機会と考えております。  また、震災により県内に避難された約400人の方全員に対しまして、厳しい避難生活の御苦労をねぎらうため、無料で観覧いただけるよう御招待をしたところでございます。  これらの宝物の数々を御出品いただいた関係者の御尽力に対し厚く感謝を申し上げますとともに、市民の皆様に、この機会をとらえ、ぜひ会場まで足を運んでいただきたいと思います。  それでは、今期定例会に提案をいたしました諸議案につきまして、その概要を御説明申し上げます。  まず、第72号議案、平成23年度一般会計補正予算についてであります。  今回の補正予算におきましては、東日本大震災を踏まえた防災対策を推進するとともに、道路、河川などの市単独の基盤整備事業などを中心に所要の補正をいたしました。  補正予算の内容につきまして順次説明をしてまいります。  まず、防災対策であります。  このたびの福島原発の事故を受け、市民の皆様の放射能汚染に対する不安が高まっています。  このため食品や大気、土壌などの放射線量を測定し、市民の皆様の健康被害の防止や不安解消等を図るため、また、近隣の原発における有事の際の対策も視野に入れ、職員携帯用及び避難所等への配備のため、放射線量測定器を購入するほか、災害備蓄品を追加配備する経費などに合わせて1億1,200余万円を防災対策費など関係費目において措置をいたしました。  次に、民生費の障害者自立支援費、障害者福祉費及び衛生費の保健所費におきましては、障がい者の自立した生活を支援するため、関係法令の施行に伴い、グループホーム・ケアホーム利用の際の家賃助成や重度の視覚障がい者の移動支援への給付を補正するほか、障害者支援施設への建設助成として、合わせて3,300余万円を補正するものであります。  老人福祉費は、高齢者が住みなれた地域での在宅生活を支援するため、デイサービス、ショートステイなどの機能をあわせ持った小規模多機能型居宅介護事業所の施設整備などへの助成として3,500余万円を補正するほか、介護の必要な高齢者が居宅においても安心して生活ができるよう24時間対応の定期巡回・随時対応サービスを推進するため、1,600余万円を補正するものであります。  児童福祉総務費は、子ども手当の法改正に合わせ、新たな支給額に組みかえるため11億2,500余万円を減額補正するものであります。  保育所費には、耐震補強工事を行う私立保育園への助成として1,800余万円を補正するものであります。  戸籍住民基本台帳費におきましては、平成24年7月の改正住民基本台帳法等の施行により、外国人住民が新たに住民基本台帳法の適用となることに伴い、当該住民の氏名に係る文字を国が定める文字に合わせるためのシステム改修費1,100余万円を補正するものであります。  また、この法改正に伴い、福祉総合システムの改修費1,600余万円並びに改正原住民票・除票証明システムの改修費1,400余万円をそれぞれ債務負担行為により措置するものであります。  次に、衛生費の環境保全費であります。  省エネ活動推進の一環として、市施設の照明のLED化を推進するための経費300万円を、住宅用太陽光発電システムの設置助成費用として1,800万円を措置するとともに、冒頭で申し上げましたスマートシティ岐阜の実現のため、市施設等における分散自立型のエネルギー供給体制の整備に向けた予備調査に900余万円を補正するものであります。  商工費の商工総務費につきましては、来年度のぎふ清流国体の会場となります岐阜産業会館の受変電設備改修のため、実施設計費300余万円を補正するとともに、設計完了後、直ちに工事に着手するため、工事費8,500余万円を債務負担行為により措置するものであります。  また、東日本大震災の影響で売り上げ等が減少した市内中小企業者の経営改善を目的といたしまして、商工業振興費には、岐阜商工会議所が実施する小規模事業者に対する金融支援事業への補助として100万円を、金融対策費には、本市の行う中小企業融資制度に震災対象融資枠を新設したことに伴い、不足が見込まれる貸付金13億8,000万円及び保証料補填金3億円を補正するものであります。  次に、震災により被災地においては多くの消防団員の方が公務中に亡くなられました。このため、消防団員及び水防団員に係る公務災害補償等責任共済の掛金を今年度に限り引き上げる政令改正がなされたことに伴い、追加掛金として、土木費の土木総務費、水防費及び消防費に合わせて6,800余万円を補正するものであります。  その他の土木費につきましては、道路舗装や側溝改良など市単独の基盤整備事業を中心とした補正であります。  まず、道路橋梁維持費には、市道の舗装に2億6,000万円を、道路橋梁新設改良費には、側溝の整備に対し2億3,600万円を補正するとともに、河川水路新設改良費には、支線水路の改良に7,800万円を補正するものであります。  次に、建築指導費には、民間木造住宅の耐震診断及び耐震補強工事に対する助成に1,800万円を補正するものであります。
     都市建設総務費には、まちなか居住を進める方策として、中心市街地における都市開発事業手法を検討するための費用300余万円を措置いたしました。  また、公園整備事業費には、加納公園の用地取得に向けた鑑定評価の費用のほか、公園の諸施設整備などに合わせて2,100余万円を補正するものであります。  教育費の事務局費は、学校統合後に空き校舎となる明徳小学校校舎を活用し整備をしてまいります仮称・総合教育支援センターにつきまして、平成25年度の開設に向け実施設計費400万円を補正するものであります。  このほか諸支出金につきましては、水道事業会計への補助金を補正するものであります。  以上、一般会計の補正総額は15億919万2,000円となり、財源内訳といたしましては、     県  支  出  金     5,476万9,000円     諸   収   入        13億8,000万円 をもって充てる一方、     国 庫 支 出 金   10億7,119万5,000円 を減額することとし、不足する財源として     繰   越   金   11億4,561万8,000円 をもって措置した次第であります。  次に、第73号議案は、国民健康保険事業特別会計補正予算であります。  国保財政の健全な運営のため、前年度の決算剰余金22億7,000余万円の一部、11億7,000万円を国民健康保険財政調整基金に積み立て、中期的に保険料の値上げを抑制するなど、年度間の財源調整を図ろうとするものであります。  第74号議案につきましては、介護保険事業特別会計の補正予算でありまして、前年度の保険給付費等の精算の結果、支払基金交付金並びに国及び県支出金が歳入超過となりましたので、償還金として9,600余万円を補正するものであります。  また、住民基本台帳法の一部改正に伴う介護保険システムの改修費1,600余万円を債務負担行為により措置いたしました。  同様に、第75号議案、後期高齢者医療事業特別会計の補正予算につきましても、住民基本台帳法の一部改正に伴い、後期高齢者医療収納連携システムの改修費900余万円を債務負担行為により措置するものであります。  第76号議案から第78号議案は、いずれも条例の改正でありまして、それぞれ提案理由が付記してありますので、説明を省略させていただきます。  次に、第79号議案及び第80号議案は、ハイツ宇佐1号棟及びハイツ上加納に係る耐震改修工事の請負契約を締結しようとするものであります。  第81号議案は、国道156号岐阜東バイパス建設などに伴い、市道路線の認定、廃止及び変更をしようとするものであります。  次に、第82号議案並びに第85号議案から第88号議案は、平成22年度の一般会計及び特別会計並びに企業会計の決算認定でありまして、決算成果説明書並びに監査委員の審査意見書を添付してありますので、御参照いただきたいと存じます。  第83号議案は、市民病院事業会計補正予算でありまして、災害発生時に増加が予想される緊急手術への対応等のため、手術室を増設する費用1億円を補正するとともに、災害発生時においても地域の中核病院としての診療機能が維持できるよう主要な医療機器の使用に必要となる電源を確保するため、非常用自家発電設備を増設する費用2億9,000万円を債務負担行為により措置するものであります。  第84号議案、水道事業会計補正予算は、水道水の放射線量を把握するための測定機器を導入する経費700余万円を補正するものであります。  以上、補正予算及び関係諸議案を御説明いたしました。よろしく御審議の上、適切なる御決定を賜りますようお願いを申し上げます。             ━━━━━━━━━━━━━━━━━  第20 請願第4号から第25 請願第9号まで 16: ◯議長渡辺 要君) 日程第20、請願第4号から日程第25、請願第9号まで、以上6件を一括して議題とします。            ───────────────────             請   願   文   書   表                      平成23年第4回(9月)岐阜市議会定例会 ┌───────┬────────────────────────────────┐ │請 願 番 号│請願第4号                           │ ├───────┼────────────────────────────────┤ │件    名 │ポリオ不活化ワクチン早期導入など、予防接種改善に関する請願   │ ├───────┼────────────────────────────────┤ │受理年月日  │平成23年9月6日                       │ ├───────┼────────────────────────────────┤ │請願代表者  │岐阜市徹明通7-13 岐阜県教育会館内302号         │ │住所・氏名  │新日本婦人の会岐阜支部 支部長 山田明美 外50件       │ ├───────┼────────────────────────────────┤ │紹 介 議 員│堀田信夫、井深正美、中川裕子                  │ ├───────┼────────────────────────────────┤ │付託委員会  │厚生委員会                           │ ├───────┴────────────────────────────────┤ │(請願要旨)                                  │ │ 本年5月、厚生労働省はワクチン接種により感染の心配のないポリオの不活化ワクチ │ │ンについて、早ければ来年度にも導入するとの見通しを示した。しかし、不活化ワクチ │ │ンの導入までの間、生きた菌を弱毒化してつくった「生ワクチン」により新生児100 │ │万人に2人から4人の割合でポリオ患者が発生することを把握しながら、生ワクチンの │ │接種が続くことになる。                             │ │ ほとんどの先進国が不活化ワクチンに切りかえ、安全性と効果が実証されているにも │ │かかわらず、このような日本の対応は著しくおくれていると言わざるを得ない。来年度 │ │まで待つことなく、早急に不活化ワクチンを導入すべきである。           │ │ 一方、昨年には子宮頸がん予防ワクチン、ヒブワクチン(インフルエンザ菌b型ワク │ │チン)及び小児用肺炎球菌ワクチンの接種を実施する地方自治体に対して、国の補正予 │ │算により接種費用の半額を助成することになった。その結果、ほぼ全国すべての地方自 │ │治体で残りの半額を負担し、保護者負担を無料とする制度が実現したところであり、岐 │ │阜市においても本年2月から無料接種が実施されている。このことは大きな前進であり、│ │保護者は歓迎していることから、この制度を2012年3月末までの時限の措置にとど │ │めることなく、恒久的に行うことが求められている。                │ │ また、世界保健機関(WHO)では、この3ワクチンのほかに、B型肝炎、おたふく │ │風邪などを含むワクチン接種も推奨しているが、これらのワクチンが日本ではいまだ定 │ │期接種の対象となっていない。そのほか現在任意接種となっているインフルエンザ予防 │ │接種は接種費用が高いことから、予防効果が有効であっても接種を控えざるを得ない世 │ │帯が少なくないなど、現行の予防接種制度にはさまざまな問題があると言える。    │ │ ついては、子どもの命と健康を守るため、希望する者が安心して予防接種を受けるこ │ │とができるよう、下記事項について請願する。                   │ │                   記                    │ │1 来年度まで待つことなく早急にポリオの不活化ワクチンを導入するよう、国に対し │ │ 意見書を提出すること。                            │ │2 子宮頸がん予防ワクチン、ヒブワクチン及び小児用肺炎球菌ワクチンの予防接種に │ │ 対する助成を国が恒久的に行うよう、国に対し意見書を提出すること。       │ │3 子宮頸がん予防ワクチン、ヒブワクチン及び小児用肺炎球菌ワクチンについては、 │ │ 引き続き無料接種を行うこと。                         │ └────────────────────────────────────────┘ ┌───────┬────────────────────────────────┐ │請 願 番 号│請願第5号                           │ ├───────┼────────────────────────────────┤ │件    名 │原発廃止を求める請願                      │ ├───────┼────────────────────────────────┤ │受理年月日  │平成23年9月6日                       │ ├───────┼────────────────────────────────┤ │請願代表者  │岐阜市大門町12                        │ │住所・氏名  │「原発いらん・ぎふ」代表 松井英介               │ ├───────┼────────────────────────────────┤ │紹 介 議 員│田中成佳、堀田信夫、井深正美、中川裕子、服部勝弘        │ ├───────┼────────────────────────────────┤ │付託委員会  │総務委員会                           │ ├───────┴────────────────────────────────┤ │(請願要旨)                                  │ │ 原発の安全神話はうそであった。東京電力福島第一原子力発電所の事故により、原発 │ │の安全神話は崩れた。                              │ │ 今まで東海村JCO臨界事故を初め、原発現場でのさまざまな事故は看過されてきた │ │と言わざるを得ない。これらの事故に対して警鐘を鳴らし、地震多発国であり、人口が │ │密集する日本において原発がいかに危険かを訴えてきた多くの科学者や市民たちの声は │ │軽視されてきた。これは司法の場においても同様であった。その結果、東京電力福島第 │ │一原子力発電所の事故は起きたのである。                     │ │ 東京電力福島第一原子力発電所の事故に関しては、地震により格納容器のパイプが破 │ │損し放射性物質を放出したとする記録が残されている。すなわち地震によって破壊され │ │たのである。国は原発が壊れても緊急電源装置を準備しておけば放射能災害は防げると │
    │言っていたが、これは完全ではなかった。また、地球は地殻変動の活動期に入ったとも │ │考えられており、この地震国である日本に54基もの原発が存在するのである。    │ │ 放射性物質の拡散は日本全土に及び、さらに地球全体に広がろうとしている。また、 │ │東北地方の農業、林業、漁業及び酪農業は、放射性物質の汚染によって存亡の危機に追 │ │い込まれている。そこに根づいた文化も人々の営みも奪われようとしている。私たち消 │ │費者は、お茶、農作物、魚及び肉などを通じて事態の深刻さを知ることとなった。これ │ │だけ長期間にわたり放射性物質に汚染され続けることは、人類史上かつてないことであ │ │る。                                      │ │ 私たちは本当に原発を必要とするのであろうか。経済発展は何のためにあるのであろ │ │うか。原発事故がどれだけ理不尽な災害をもたらし、多くの人たちを脅かし、苦悩と涙 │ │をもたらしているかに心をいたすべきではないか。子どもたちの未来や日本の未来を原 │ │発で台なしにしたくはない。                           │ │ よって、以上のことから、下記事項について請願する。              │ │                   記                    │ │1 日本にあるすべての原子力発電所を廃止するよう、国に要求する決議をすること。 │ └────────────────────────────────────────┘ ┌───────┬────────────────────────────────┐ │請 願 番 号│請願第6号                           │ ├───────┼────────────────────────────────┤ │件    名 │被災地からの移住における支援態勢づくりに関する請願       │ ├───────┼────────────────────────────────┤ │受理年月日  │平成23年9月6日                       │ ├───────┼────────────────────────────────┤ │請願代表者  │岐阜市大門町12                        │ │住所・氏名  │「原発いらん・ぎふ」代表 松井英介               │ ├───────┼────────────────────────────────┤ │紹 介 議 員│田中成佳、堀田信夫、井深正美、中川裕子、服部勝弘        │ ├───────┼────────────────────────────────┤ │付託委員会  │総務委員会                           │ ├───────┴────────────────────────────────┤ │(請願要旨)                                  │ │ 東日本大震災による東北地方での被害のうち、特に東京電力福島第一原子力発電所の │ │事故に起因する高濃度放射性物質の汚染により被害を受けた方々の不安と困窮は、想像 │ │に余りあるものがある。中でも、この事故により、妊産婦を初め、幼い子どもを抱える │ │親やその家族は、子どもたちの将来を案じており、また、第1次産業である農業、林業、│ │漁業及び酪農業に従事する人たちは、生活の糧を奪われた。             │ │ こうした中、放射性物質による汚染から身を守るため、また、その汚染により住居を │ │奪われた人たちが居所を求め、別の場所への移住を余儀なくされている。しかし、個別 │ │に移住することは身寄りや仕事があったとしても厳しく、金銭的のみならず、精神的に │ │も大きな負担となる。                              │ │ それにもかかわらず、私たちの地域における被災者への施策を見ると、国土交通省主 │ │導のもと、岐阜市などそれぞれの地方自治体で被災者への住宅提供を初めとした被災者 │ │対策が行われており、また、一方で、岐阜県においては、以前から地域振興を目的とし │ │た他県からの移住促進策が進められているが、これらの地方自治体の施策には横の連携 │ │が見られない。                                 │ │ このような状況の中、岐阜県内において放射性物質による汚染から子どもたちを守る │ │ため、有志による夏休みプロジェクトが実施された。私たち市民は、何とか命を救いた │ │いと懸命に活動しているものの、このような個別的な活動では大きな動きはつくり出せ │ │ない。                                     │ │ 以上のことから、地方自治体においては今までの施策や活動を生かすとともに、長期 │ │的にとらえ、個別ではなく被災者のコミュニティーが存続するような移住が可能となる │ │よう、態勢をつくることが必要であると考える。                  │ │ ついては、支え合う支援態勢をつくるために、岐阜県と連携し、早急に対策を講じる │ │よう下記事項について請願する。                         │ │                   記                    │ │1 被災地からの移住について、個別にではなく被災者のコミュニティーの存続が得ら │ │ れる移住が可能となるよう、岐阜市での支援態勢を岐阜県とともに築くこと。    │ │  また、国において法制化及び予算措置を講じるよう、国に対し働きかけを行うこと。│ └────────────────────────────────────────┘ ┌───────┬────────────────────────────────┐ │請 願 番 号│請願第7号                           │ ├───────┼────────────────────────────────┤ │件    名 │東電と国に謝罪と賠償を求める請願                │ ├───────┼────────────────────────────────┤ │受理年月日  │平成23年9月6日                       │ ├───────┼────────────────────────────────┤ │請願代表者  │岐阜市大門町12                        │ │住所・氏名  │「原発いらん・ぎふ」代表 松井英介               │ ├───────┼────────────────────────────────┤ │紹 介 議 員│田中成佳、堀田信夫、井深正美、中川裕子、服部勝弘        │ ├───────┼────────────────────────────────┤ │付託委員会  │総務委員会                           │ ├───────┴────────────────────────────────┤ │(請願要旨)                                  │ │ 東日本大震災による東京電力福島第一原子力発電所の事故から半年を迎えようとして │ │いるが、さまざまな方面で放射性物質の汚染により困難な事態が生じている。     │ │ 第1次産業である農業、林業、漁業及び酪農業は、甚大な被害をこうむっており、ま │ │た、高濃度の放射性物質に汚染された地域に住む人たちは、住みなれた場所を後にしな │ │ければならない事態に追い込まれている。                     │ │ 現在、保育所、学校及び公園などの除染作業が進められているが、除染できる区域は │ │限られており、水源地にもなる森林などの除染は到底不可能だと思われる。仮に汚染さ │ │れたすべての場所を除染する場合、その費用だけでも何百兆円という莫大な金額が必要 │ │であるとの予想もされている。                          │ │ このように、取り返しのつかない事態が引き起こされたのである。         │ │ 本年8月に「原子力損害賠償支援機構法」が国会において成立したが、刑事法や民事 │ │法で裁かれるべき東京電力株式会社(以下「東電」という。)の責任はあいまいなまま │ │である。この事故については、まず初めに東電が企業責任を果たし、損害を賠償すべき │ │である。                                    │ │ さらに、原子力政策を国策として進めてきた経緯からも、国の責任も明らかにし、被 │ │災者に対して謝罪と賠償がなされるべきであると考える。それらがなされることなく、 │ │新たな税金の創設や電気料金の値上げを受け入れることはできない。         │ │ 以上のことから、下記事項について、国に対して意見書を提出されるよう請願する。 │ │                   記                    │ │1 国において、かかる事態の原因をつくった東電と国の責任を明らかにし、東電と国 │ │ が謝罪と賠償を行うこと。                           │ └────────────────────────────────────────┘ ┌───────┬────────────────────────────────┐ │請 願 番 号│請願第8号                           │ ├───────┼────────────────────────────────┤ │件    名 │放射性廃棄物受託に関する請願                  │
    ├───────┼────────────────────────────────┤ │受理年月日  │平成23年9月6日                       │ ├───────┼────────────────────────────────┤ │請願代表者  │岐阜市大門町12                        │ │住所・氏名  │「原発いらん・ぎふ」代表 松井英介               │ ├───────┼────────────────────────────────┤ │紹 介 議 員│田中成佳、堀田信夫、井深正美、中川裕子、服部勝弘        │ ├───────┼────────────────────────────────┤ │付託委員会  │厚生委員会                           │ ├───────┴────────────────────────────────┤ │(請願要旨)                                  │ │ 東京電力福島第一原子力発電所の事故により、かつてない規模で発生した木くずや瓦 │ │れきなどの災害廃棄物が放射性物質により汚染された。               │ │ 現在、我が国では低レベル放射性物質を含む廃棄物を一般廃棄物と同等に扱うことを │ │認めるクリアランス制度があるが、それ自体に問題があるにもかかわらず、さらに環境 │ │省は別途基準を緩和し、地方自治体に災害廃棄物の処理を依頼した。         │ │ 岐阜市は、県からの照会に対し、「放射能で汚染されていないもの」などの条件をつ │ │け、受け入れをすると回答したが、放射性物質はいつ、どのような経路で紛れ込むかわ │ │からない。そもそも瓦れき一つ一つに対する放射線の測定は不可能であり、加えて、基 │ │準値は大変あいまいなものである。例えば、さきに問題となった京都の「五山送り火」 │ │用の木材においては、最初に被災地から送られてきた木材は心材であったため、放射性 │ │物質は検出されなかったが、後から送られてきた表皮を含めた木材からは放射性物質が │ │検出されたため、使用が断念された。                       │ │ また、平成23年6月16日付で発出された原子力災害対策本部からの通知文による │ │と、50万ベクレル・パー・キログラム以上の放射性セシウムで汚染された上下水道汚 │ │泥や瓦れきなどの災害廃棄物であっても、高性能の焼却炉で燃やせば問題がないとされ │ │ている。しかし、猛毒なダイオキシン類をほとんど排出しないとされる焼却炉でさえ、 │ │これまでさまざまな問題を引き起こしており、ダイオキシン類以上に人体に影響がある │ │とされる放射性物質に関しては、その測定や環境汚染への影響ですら調査されていない。│ │ また、原子力発電所の敷地内にある焼却炉は、放射性物質対応のフィルターがついて │ │いるにもかかわらず、その敷地内は高濃度の放射線量が検出されると言われている。  │ │ このような状況の中、地方自治体が安易に災害廃棄物の処理を受託することは、全国 │ │に放射性物質による汚染を拡大することにほかならない。一たん広がった放射性物質に │ │よる被害は、短期間で解決できるものではないため、放射性物質の拡散は非常に無責任 │ │なことであり、恐ろしいことである。                       │ │ 以上のことから、下記事項について請願する。                  │ │                   記                    │ │1 汚染が低レベルであっても、放射性物質に汚染された廃棄物処理を地方自治体に押 │ │ しつけないよう国に対して要求すること。                    │ └────────────────────────────────────────┘ ┌───────┬────────────────────────────────┐ │請 願 番 号│請願第9号                           │ ├───────┼────────────────────────────────┤ │件    名 │食及び健康を守ることを求める請願                │ ├───────┼────────────────────────────────┤ │受理年月日  │平成23年9月6日                       │ ├───────┼────────────────────────────────┤ │請願代表者  │岐阜市大門町12                        │ │住所・氏名  │「原発いらん・ぎふ」代表 松井英介               │ ├───────┼────────────────────────────────┤ │紹 介 議 員│田中成佳、堀田信夫、井深正美、中川裕子、服部勝弘        │ ├───────┼────────────────────────────────┤ │付託委員会  │厚生委員会                           │ ├───────┴────────────────────────────────┤ │(請願要旨)                                  │ │ 東日本大震災による東京電力福島第一原子力発電所の事故から半年を迎えようとして │ │いるが、いまだに事故の収束が見えない状況であり、さらに、放射性物質の拡散が懸念 │ │される事案が次々と発覚している。この問題は、静岡の茶葉や全国にまで広まった牛肉 │ │の放射性物質による汚染を見ただけでもわかるように、限られた地域だけの問題ではな │ │い。                                      │ │ 被災地住民の被曝や食物汚染については、放射性物質の拡散データを事故発生後の初 │ │期段階でいち早く公開し、関係省庁において適切な対応がなされていれば、被害の最小 │ │化が図られていたと考える。また、放射性物質の飛散核種については、沃素、セシウム │ │のみならず、ストロンチウムやプルトニウムなど、すべての核種とその詳細を明らかに │ │し、それら核種の全国規模での飛散状況などについて、日時別の正確なデータをすべて │ │公表することが必要である。                           │ │ だれもが放射性物質に対して正確な情報を得て、食や健康に対する安全を損なうこと │ │のないように、速やかに対応策を講じることが必要であり、特に被曝の影響を受けやす │ │い妊産婦及び子どもには配慮が必要である。被害が出てからでは遅いのである。    │ │ そのような状況の中、私たちは、大気汚染のみならず、日々の生活に欠かせない食の │ │安全を懸念している。それは大気や食物から体内に放射性物質が取り込まれる、いわゆ │ │る内部被曝によるリスクが大きな問題となるからである。一たん体内に取り込まれれば │ │長期間にわたって繰り返し遺伝子に傷をつけるのである。              │ │ 以上のことから、農産物生産者及び消費者を守り、安全な食べ物を市民に届けるとと │ │もに、少しでも市民が安心できるよう下記事項について請願する。          │ │                   記                    │ │1 次の項目について、国に対して意見書を提出すること。             │ │ (1)核種ごとの放射性物質の拡散と汚染状況の詳細を迅速にすべて公表すること。 │ │ (2)食品等に対する放射線基準値を国際食品基準と同等もしくはそれ以下にし、安 │ │   全な食べ物を国民に届けること。特に子どもについては、大人と一くくりの基準 │ │   値にしないこと。                             │ │2 食の安全、安心のために、市民が利用できる放射線測定所を岐阜市内に設置するこ │ │ と。                                     │ └────────────────────────────────────────┘ 17: ◯議長渡辺 要君) 請願の紹介議員において、発言の申し出がありますので、順次これを許します。11番、中川裕子君。    〔中川裕子君登壇〕(拍手) 18: ◯11番(中川裕子君) 請願第4号ポリオ不活化ワクチン早期導入など、予防接種改善に関する請願について、紹介議員を代表して一言申し上げます。  ポリオの生ワクチンは、生きたウイルスの毒性を弱めたものです。これがまれに体内で強い毒性に変容するため、この請願で述べられているように、ポリオ患者を発生させることになります。不活化ワクチンとは生きたウイルスではないため、そうした副作用の心配がなく、先進国では10年以上前から導入されています。  厚生労働省によりますと、生ワクチンによって日本では毎年2人から3人の患者が出ており、切りかえを一日も早く行うことが必要と考えられます。  ヒブ、子宮頸がん予防、小児用肺炎球菌の3つのワクチンについては、岐阜市で無料接種が2月から始まったことを歓迎するとともに、国の接種補助を恒久化し、無料接種の継続を求めるというものです。  この3つのワクチンについては、2012年3月までは国の補正予算がついています。高崎中央病院が行ったヒブと小児用肺炎球菌ワクチンの接種状況の調査によりますと、この公費助成ができる以前、年間の平均所得が131万円という国保世帯ではほとんど接種を受けていませんでした。しかし、助成が始まってからは接種される方が急増しています。  ワクチンで防げる感染症はワクチンで防ぎ、子どもの命と健康を守るためにも、この本請願を採択していただきますよう、よろしくお願いいたします。(拍手) 19: ◯議長渡辺 要君) 25番、田中成佳君。    〔田中成佳君登壇〕(拍手) 20: ◯25番(田中成佳君) 請願第5号から請願第9号までの紹介議員の一人として発言をさせていただきます。  原子力発電所の安全神話はうそでした。3月11日の東京電力福島第一原発で起きた事故で白日のもと明らかにされました。今日まで東海村JCO臨界事故を初め、幾多の事故は軽視されてきました。  1970年からの30年間に震度5以上の地震がドイツやフランスではわずか2回にすぎないのに、我が日本では何と3,954回も起きているのです。ちなみに19基の原発を有するイギリスではゼロ回、つまり一度も起きていないようであります。このような地震多発国であり、人口密集地である日本での原発がいかに危険かを訴えてきた多くの科学者や市民たちの声は軽んじられ、司法の場においても同様でした。その結果、東京電力福島第一原発の事故が発生したのであります。  先ほど述べたように、日本は地震多発国です。地球は地殻変動の活動期に入っています。その日本に54基もの原発があるのです。  放射性物質の拡散は日本全土に及び、さらには、地球全体に広がっています。東北地方の農業、林業、酪農、漁業は放射性物質の汚染により、今まさに存亡の危機に瀕しています。そこに根づいた文化も人々の営みも奪われようとしています。私たち消費者は、お茶、農作物、魚、肉などを通じて事態の深刻さを知ることとなりました。これだけ長期間にわたり放射性物質に汚染されることは、人類史上かつてなかったことであります。私たちは本当に原発を必要とするのでしょうか。  去る8月22日から24日まで開催された全国地方議員交流会の分科会で、福島県いわき市の県議会議員は次のような発言をされました。「福島では8つの町から人が1人もいなくなった。放射能がどんなに怖いものか、現実に見て恐ろしさを知った。もう福島県自体がゴーストタウン化するのではないかと考えている。文部科学省は4月に、学校等の校舎や校庭等の放射線量の目安として年間20ミリシーベルトという基準を通知したが、それは大人が大人の基準で考えているだけであり、子どもの視点に立てば、子どもは集団避難するべきであります。時に皆さんは、事業者や電気の明るさや経済活動への影響などに思いを寄せ過ぎてはいないだろうか。最も大切な命の問題をおざなりにしていないか。子どもを守ることが日本列島の使命だ。だれも放射能をとめることはできません。」と述べられました。
     また、ここにあるのはそのときに購入した地元の福島の新聞、福島民報です。これは全26面の中で原発関連の記事がないのはテレビ欄とスポーツ欄と株価欄のみです。あとの面にはすべて原発関連の記事が大きなスペースとしてとられ、掲載をされています。原発事故が地元に与えた影響の甚大さが新聞紙面からも十分伝わってきます。  この新聞には「みんなのひろば」という読者からの投稿欄があります。その中に原発被災者の置かれている日常と気持ちをあらわした投稿文を見つけました。読み上げたいと思います。「一時帰宅で見た自宅の無残な姿」との表題がつけられている南相馬市に住んでおられた60歳の主婦の方からのものです。   私の自宅は南相馬市の警戒区域にあり、いつ戻れるのか全く見通しが立っていない。  毎日が不安を抱えたままの生活だ。今は鏡石町に避難していて、七月に一時帰宅できた。  わが家は津波を免れ、地震にも耐えたが、庭は荒れ、無残な姿だった。   家は怒っていた。怒りと悲しみの涙を流していた。薄暗い中できれいな空気も吸えず  何カ月も放っておかれ、床には虫がたくさん落ちて汚れた闇の中だった。   家は叫んでいた。「早く助けに来て」。悲痛な叫びが聞こえてきた。こんな状態がい  つまで続くのか。こんなつらい悲しみを誰がもたらしたのか。言葉にできない。その原  因は、地震でも津波でもない。放射能だ。   早く放射能を取り除いてほしい。元の家に戻してほしい。早く住めるようにしてほし  い。もっと大切に、もっといとおしんで暮らしたい。近所の人たちや友達にも会いたい。  一分一秒でも早く収束させてほしい。政府や東電は、私たち県民一人一人のことをもっ  と真剣に考えてほしい。 というものでした。行間から、原発難民に追いやられた被災者の悲痛な訴えと原発事故のもたらす結果のむごさがにじみ出ているではありませんか。  私たちは子どもたちの未来を、日本の未来を原発で台なしにしたくはありません。本議会には第5号から第9号まで、原発関連の5つの請願が提出されていますが、どの請願も大変貴重な内容を含んだものばかりです。東に浜岡、北に敦賀の原発が控える岐阜市から、市民代表としての市議会からしっかりした意思表示を行おうではありませんか。  請願の紹介議員の一人として、皆様方の御賛同が得られ、すべての請願が採択されることを心よりお願い申し上げる次第です。よろしくお願いいたしたいと思います。ありがとうございました。(拍手) 21: ◯議長渡辺 要君) 以上で請願紹介を終わります。             ━━━━━━━━━━━━━━━━━  一 休  会 22: ◯議長渡辺 要君) お諮りします。明日から9月9日まで及び9月12日から9月14日までの6日間は議案精読のため休会したいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 23: ◯議長渡辺 要君) 御異議なしと認めます。よって、明日から9月9日まで及び9月12日から9月14日までの6日間は休会することに決しました。             ━━━━━━━━━━━━━━━━━  散  会 24: ◯議長渡辺 要君) 以上で本日の日程は全部終了しました。本日はこれで散会します。   午前10時41分 散  会  岐阜市議会議長      渡 辺   要  岐阜市議会議員      竹 市   勲  岐阜市議会議員      広 瀬   修 発言が指定されていません。 Copyright © Gifu City Assembly. All Rights Reserved. ↑ 本文の先頭へ...