ツイート シェア
  1. 岐阜市議会 1983-12-10
    昭和58年第5回定例会(第3日目) 本文 開催日:1983-12-10


    取得元: 岐阜市議会公式サイト
    最終取得日: 2020-01-21
    ▼ 最初のヒットへ(全 0 ヒット)  開  議   午前九時八分 開  議 ◯議長(上松宗男君) これより本日の会議を開きます。  本日の日程はお手元に配付申し上げたとおりであります。            ━━━━━━━━━━━━━━━━━  第一 会議録署名議員の指名 ◯議長(上松宗男君) 日程第一、会議録署名議員の指名を行います。四十六番武藤房数君、一番村瀬正己君の両君を指名いたします。     〔私語する者あり〕            ━━━━━━━━━━━━━━━━━  第二 第百六号議案から第十三 第百十七号議案まで及び第十四 一般質問 ◯議長(上松宗男君) 日程第二、第百六号議案から日程第十三、第百十七号議案まで、以上十二件を一括して議題といたします。            ─────────────────              〔議 案 掲 載 省 略〕            ───────────────── ◯議長(上松宗男君) 昨日に引き続き、質疑とあわせて日程第十四、一般質問を行います。順次発言を許します。六番、早田 純君。     〔早田 純君登壇〕(拍手) ◯六番(早田 純君) 私は、岐阜市の基幹産業でありますアパレル産業の振興施策についてお伺いをいたします。  本市のアパレル産業は、約七千数百億円という売り上げを上げ、いまや全国屈指の産地に成長してまいりました。これは、業界の皆さんの努力はもちろん、市民の皆さんの御理解という──古くから地域密着型の産地特性があり、他の産地に比較して小回りがきき、不況に強かったと思われるからでございます。また、市長も行政の最重点課題として、特にこのアパレル産業の育成に力を入れてこられ、これが功を奏したことにもよるものでございます。しかし、第一次、第二次石油ショックを契機とした経済不況により、量から質への移行の中、岐阜産地も大きな打撃をこうむり、業果は現在大変苦しい道を歩んでいるのでございます。これは、消費者の意向が単なる安いものから洗練された、オリジナリティーのあるファッション性の高い製品へと移っているときでもあり、業界もこれまでの姿勢を見直し、今後はより個性的な高級志向の製品づくりを目指さなければなりません。しかし、産地は社員数九名以下というものが全体の八〇・九%、また二名以下という家族経営が三一・六%と、零細企業が大部分を占めるという状況でございます。これでは、とても多様化する消費者ニーズを的確に分析し、広範な市場調査や情報収集に基づく製品づくりは困難なことでございます。事実、最近では情報収集能力にまさる大手企業がこのアパレル分野にも進出してきており、これに押されて地元は大変厳しい状態に追い込まれているというのが実情でございます。あれほど隆盛をきわめました駅前地区、特に前売り企業においては、現在、百から百五十ほどの空き店舗があるというありさまでございます。現在営業中の皆さんの中にも、将来に希望が持てず、何とかやりくりをしているという状態で、こんなときに新規に商売を始める者もほとんどないというのが、現在の業界の正直な姿ではないでしょうか。昨日市長は、今年冬はよく商品が流れたとの御答弁がございましたけれども、これはたまたま本年は予測に反して早くから寒かったこと、あるいは大企業が不況を見越して生産調整を行ったことにより、岐阜産地における在庫品の一掃ができたということで、決して大きな利益にはつながっていない、こう思われてなりません。このような厳しい状態を脱するためには、企業の自助努力だけではその活動にもおのずから限界があり、行政側に対しても、何らかの施策を講じて産地の活性化をする必要がございます。具体的には、ファッション性の高い高付加価値商品を開発するために必要な、しかもこの地元の従業員二人とか三人の零細規模の企業では十分になし得ない部分、すなわち市場調査や消費者動向の情報収集、それによる商品開発、技術開発、人材育成といった総合的機能を有した施設、たとえばファッションデザインセンターあるいはファッションコミュニティーセンターといった機関を設け、地場産業の活性化を図ることでございます。最近、新聞その他にも、情報センター設立全国各地で活発化等がよく聞かれ、中小企業庁でも実施に移しておりますし、通産省でも地場産業の振興にこの種の施設を研究中とのことも聞いておりますし、現在幾つかの都市においても設立に向け準備中とのことでもございます。岐阜市においてもこのような施設実現に向けて検討する必要があると思いますが、市長の所見をお伺いいたします。  次に、産地イメージを高め、内外にそのPRを図るという点からも、私は以前から駅前に住んでおりまして感じておるのですが、肝心の岐阜の玄関口にそれをアピールするような施設がないことも不思議でなりません。よく行政視察に出かけましても、必ずどの地域でもその都市を象徴する産業というものが紹介されている、こういうものを近い将来この岐阜の地にも設置を予定されているのか、お伺いしたいと思います。  引き続き、駅前再開発事業に関連して、公共駐車場の整備についてでございます。
     本件については、長年にわたり業界の強い要望が提出されており、また各種報告書よりもその必要性が指摘されてまいったところでございます。駅前東広場には、わが党先輩議員を初め、各党の御理解のもとに現在駐車場の建設が進行中であり、大いに評価されるものでございます。しかし、これだけでは十分とは言えず、当面の処置として駅前広場西側に増設の可能性があるのかどうか、都市計画部長にお伺いをいたします。また、現在、駅駐車場東、中、西で八十八台、市駐車場百二十八台、橋本パーキング六十台、計器パーキング二十九台、計三百五台分が将来の鉄道高架事業あるいは再開発ビルの計画でなくなってまいり、これに対応する駐車場設置予定は再開発ビルでの約二百台程度でございます。現在の駅前周辺での交通渋滞の状況、また将来この地域の再開発、高架事業が実現すれば、さらに多くの駐車場需要は当然のことながら増大するものと考えられますし、また新しい都市の発展は駐車場の有無がそのかぎを握るとも言われておりますが、この地域での地下公共駐車場設置計画はどのように考えておられるのか、都市計画部長にお伺いをいたします。  続きまして、本市の観光についてお伺いをいたします。  観光の目玉である鵜飼の観光客は、昭和四十八年国盗り物語の放映以来、年々減少し、ここ数年二十七万から二十八万という数に伸び悩んでおります。本年の乗船客数は、昨年に比べ一万一千人の減少でありまして、また長良河畔の観光旅館全体のことしの宿泊客は、五月から十月という観光シーズン中で昨年に比べ二万四千人の減、その他の期間を含めまして、推計でいきますと年間三万人以上の減員となり、金額にいたしましても約三億円以上の減収になるとのことでございます。もちろん観光関連業者も含めると大変な金額になるということにもなります。もちろんことしの鵜飼観光も七月の長雨あるいは東京ディズニーランドの開園等、直接原因に挙げられるものが幾多ございますが、呼ばなくても客が来た時代からの脱却が本当になされているのかどうか、私たちもよく耳にしますけれども、鵜飼は一度見れば十分だとか、待ち時間が長い、鵜飼が物足りない等々、また旅館業者からも、開始時間を厳守してほしい、客が待たされたり、鵜飼が早くし過ぎてお客が間に合わなかったこともある、また土曜日には鵜飼を回数ふやしてほしいという声も聞いております。鵜飼の二回制については、日没時間、終了時間、鵜飼関係者の労働時間の問題あるいは経費、輸送等々、研究課題となっているということでございますが、そのほかにも鵜飼の時間の一定化、トイレ設備の不足解消、鵜飼の料理にもっと工夫を、観光客にサービスを等々、問題点が指摘されております。現在、市、旅館、鵜匠、船頭さんと四者の協力が最も必要な時期にもかかわらず、まだまだお互いが要望を出し合うだけというのが現状でございます。市当局もこれが打開のために関係者との研究会を開催したり、また鵜飼のよさをまず市民に知っていただかなくてはということで市民鵜飼を行い、本年は昨年に比べ約二倍の三千人強の参加者があったということで、いろいろ努力はなされておりますが、今後鵜飼については種々問題点があり、大きな飛躍を望むことは無理で、むしろ後退するのではないかと考えております。これを盛り返すには、何といっても関係者がお互いの要望を出し合うだけではなくて、まず、お互いを理解し合い、連帯感を持つことが必要であり、このために一層の行政当局の強力な指導が必要と思われますが、今後どのように対処され、改善されていくのか、経済部長にお伺いをいたします。  また、鵜飼は、岐阜市の代表的観光ではありますが、それは長良川の一部を利用した点的観光であり、また夜型観光でありまして、その開発には限界があり、新しい発想が必要でございます。観光自体も、見る観光から参加する観光へと質の変革が進んでおります。わが岐阜市には、長良川流域、金華山一帯を中心に水の緑のすばらしい天然自然の観光資源があり、これを昼型観光資源として活用し、また私たちの生活の中に水と緑を再生する意味からも、以下二点について質問をいたします。  まず、金華山トンネルの開通後の忠節用水路、長良橋周辺の河畔緑道の整備についてでございます。  さきの議会で県道上白金―真砂線の改良に伴う金華山トンネル事業を県がことしより着工し、昭和六十一年三月までには開通の見込みと聞いております。これは、現在の納涼台や護国神社から元浜町付近までの交通緩和とその周辺の桜や岐阜公園に代表される緑の環境の維持整備に大いに効果があることと期待を持っております。また、湊町から元浜町にわたり、昨日わが党先輩議員の話の中にありましたように、都市景観にふさわしい、古いりっぱな商家が建ち並んでおります。三年ほど前にこの一帯にかけての将来の開発整備として、忠節用水路緑道公園計画が市民の中から市長に提案され、この計画は市長より栄誉ある評価を受けたとのことでございますが、いまこのようにリバーサイド事業が進められているとき、このような計画を参考にされ、新しい観光拠点としてこの地を河畔探索路として再整備が必要であると考えますが、市長の所見をお伺いいたします。  次に、金華山山ろく遊歩道の整備についてでございます。  さきに質問いたしました金華山トンネルの開通または東バイパスの仮称岩戸トンネルや環状線の日野大橋及び仮称日野トンネルの事業化等、今後岐阜市の開発事業のうち、金華山、長良川に関する整備はここ数年の間にメジロ押しに予定されております。また、関連して達目洞の緑地的整備も構想されるとのことですが、いまこれらの計画を一言で言えば水と緑という天然資源の観光資源の見直し、開発の時代に突入した観がございます。反面伊奈波神社付近から梶川町あるいは柳生町に至る山ろく部等、山のすべてが一帯となったたたずまいは、何とも言いがたい情景を持っておりまして、これらを一帯化して金華山を大きく一周し、山と川と市街地によって構成される相互の誘導の道を果たす山ろく遊歩道は大変重要であり、京都の東山哲学の道にならう、ある種の観光資源としても意義あるものと思われます。岐阜公園に端を発し、伊奈波神社、権現山、鴬谷、粕森神社、瑞竜寺、梅林公園、岩戸公園、北長森一帯、達目洞、長良川沿いにかけての系列化と拠点開発と整備は、将来の遊歩道設置の前提となり、個別の開発を有機的に連携づけるものと考えます。また、長期的構想は、参加する観光への変革、観光オフシーズンの対策ともなり、岐阜市の大きな観光の飛躍となり得るものと考えております。これらのことは一挙に行うのは無理と考えますが、徐々にでもこのような整備がなされるのかどうか、市長の所見をお伺いをいたします。  最後に、昨日来いろいろの観点により登校拒否に関して、先輩の皆さん方より御質問があり、議論もされてまいりましたので、重複は避けまして、一点だけお伺いをいたします。  教育長の昨日の答弁の中にも、その原因は、不安を中心とした情操的な混乱によって登校し得ない神経病的な拒否が代表的であるとのことでございました。一方、その対応についてはまず保護者が学校と解決のために全力を挙げられますが、それでも対応が困難であれば、教育委員会相談室あるいは教育センター相談部、精神科医、児童相談所に行くように指導されております。中でも精神科医等、専門家に早期に相談、治療を受ければ大きな問題となる前に解決できるのですが、やはり親の気持ちとしてそのような病院に行くことは世間体もあり、ちゅうちょしている間に手に負えなくなるということがよくあるとのことでもございます。気軽に専門家と相談できる場所があれば、多くの児童が短期自宅治療で救われるのではないかとの声も聞かれております。教護院、県立わかあゆ学園では五十七年度より、セラピスト、これは心理療法士と言われる専門家でございますが、このような方が嘱託の精神科医のアドバイスを受け、登校拒否児等の短期治療に大変効果を上げているとのことでございます。そこで、わが自民党の要望書の中にもありますように、このような専門家を身近に相談できる、たとえば、教育委員会等に配慮できないものか、教育長にお伺いをいたします。  また、教育上これだけ大きな問題になっております、青少年の反社会、非社会児童をより理解し、適切な対応をするためにも、このような専門施設に現場の先生方の研修を考えられるかどうか。このような施設は聞くところでは、宿泊施設等受け入れ態勢も整っているとのことですが、教育長にお伺いをいたしまして、私の第一回の質問といたします。(拍手) ◯議長(上松宗男君) 市長、蒔田 浩君。     〔蒔田 浩君登壇〕 ◯市長(蒔田 浩君) 早田議員の御質問につきましてお答えを申し上げたいと存じます。  地場産業の振興ということは、きわめて本市の場合格別大切なことであると同時に、いままででも産業発展のためにいろいろの施策をやってまいったところでございます。格別このアパレル産業は、本市産業の基幹的なものでございますし、また、その内容におきましても東京あるいは大阪、神戸と、こういった所と肩を並べるというところまでの発展をしてきたわけでございますが、これも関係の皆さん方の努力と、たゆまざる創意工夫の研究の結果、岐阜産地としての相当な地固めができたと思っておるところでございます。したがいまして、今後はやはりこうした地場産業の競争激化ということは、大変な勢いになってくると思うわけでございます。したがいまして、より一層行政と業界とが一体となりまして、この産業の定着化と申しますか、産地化というものを確立せなければならぬということは、御質問者も私も同じ意味におきまして重々感じておるところでございます。したがいまして、もちろん行政にもやはり限度はあろうかと存じますが、しかし、大局的に見て地場産業を活性化することは、最もわが市の経済の充実という面におきまして必要なことと十分感じております。したがいまして、おっしゃいましたところのファッションデザインセンターとか、あるいはまた地場産業振興センターと、こういったことの充実をしなければならぬということは考えております。どのように今後そういうものを取り入れていく、また、内容をどのようにするかという問題も一体となって研究をしようと考えておるところでございますが、とりあえず私はこの岐阜市の全部とは言いませんけれども、一つのファッションシティーとして考えるなら鉄道高架事業もございますし、駅前のアパレル関係の問屋全体の再開発も必要でありましょうし、いま考えておりますところの岐阜西駅ビル、この中におけるセンター等、あるいはいろいろ研究情報機関と、こういうようなものをつくり出すということも、これも必要でありましょう。そうした総合的な立場から今後のこの岐阜市のアパレル産業というものを強い産地化として持っていくという意味においては、これからのこの再開発、鉄道高架事業、駅前広場の整備、ビルの整備等々あわせましてのファッションタウンとしての創出を考えなければならぬと、こういうことでございますが、そういうことをする前におけるこのデザインセンターあるいは振興センターというものを十分検討をしていきたいと、かように思っておるところでございます。なお、具体的なことといたしましてはいろいろきのうも答弁申し上げましたように、来年度はファッションショーも、有名デザイナーによるところの外人、あるいはわが国の有名デザイナーによるところのファッションショーの大きなショーも考えておるということでございまして、やはり岐阜市がそういうどんどん旗上げをすることによって、全国にわが産地というものをさらに強く求めていくと同時に、私も年に三、四回それぞれの都市へ出かけまして、ミニのショーのようなものをやっておるわけでありますが、まだまだ十分岐阜市におけるこれらの産業というものの将来性という面からいけば、私は競争の中のときでございますから、大いに人材を育成する、あるいはまた研究をすると、情報を早くとる、あるいはまたその他いろいろの総合力を発揮すれば、私はまだ十分各地における岐阜製品というものの価値が高められてきておるということをみずから感じておるところでございます。したがって、日本ファッション大学等も今後の建設をどうするかということは、いまこれからまだ研究を要するにいたしましても、そういうようなことも東海都市帯整備構想の中に国土庁としても定着をさせようという意欲も持っていただいておると、ともどもみんなの力でこれからの地場産業振興という面における努力を重ねていきたいと考えておるところでございます。  本市の観光という面におかれましていろいろお話しがございましたが、観光は鵜飼オンリーではいけないわけでありまして、要はいつも出てまいりますところの、もっとこの入り込み客を多する方法という面における昼と申しますか、見る観光と申しますか、参加する観光といいますかなあ、そういうような設備、施設、こういうものもしなければならぬという中において岐阜公園の緑道計画、あるいはまた観光レクリェーション開発整備計画における金華山周辺というもの、それは山ろく緑道開発ということも含まることでありましょう。これを総合的に考えますと、やはり金華山周辺の全体を秩序ある開発整備をして、そしていまの状況から新しい整備をすることによって、鵜飼と、そしてそれらを一体にさせる、あるいはまた先ほどちょっと触れましたように、駅前のファッションと、こういうものとも連携をとるということによって、私はまだ十分な整備ができていないこの金華山周辺のこれからの開発整備ということは、きわめて重要であろうと同時に、その意義もまた深いと思うわけであります。特に金華山の山ろく公園、いわゆる岐阜公園というものは、これもすぐにああいった公園から、もっと歴史的な回遊公園というようなものにしたらどうかという話もございますし、あるいはまた、この中においてもっと楽しいと申しますか、いまは動物やら何かこう雑然としておると、もっとこうきちっとした歴史的回遊という言葉がありましたが、そういう公園という詰も出ております。したがいまして、この緑道の問題も含めまして、あるいはまた護国神社の向こう外縁の方も含めまして、総合的な公園の整備計画、これを改造計画と申したらいいかもしれません。そういうものを考えようということで、来年度ひとつ基本的な設計といいますか、整備計画というものを外注いたしまして、そして今後に備えて逐次その図面に基づきましていい公園にしていくということ、これが鵜飼との観光との連携も保つと、その中に山ろく公園も入るでしょうし、あるいはまた達目洞の整備計画というようなものもいま研究をしていただいておりますが、これは手づくりの里がよかろうというようなことも出ておるわけであります。いずれもまだ調査研究の過程でございます。総合的に私はぜひぜひこういったところを整備して、県民も市民も、あるいはまた多くの入り込み客、あるいは観光客に対する文化的な、あるいはまた、ただいま申されましたような意義の深い公園として整備をしたいと、かように考えておるところでございます。  以上、申し上げまして私の答弁といたします。 ◯議長(上松宗男君) 都市計画部長、近藤直彦君。     〔近藤直彦君登壇〕 ◯都市計画部長(近藤直彦君) 駅前駐車場関連につきましてお答えを申し上げたいと思います。  現在施工中でございます駅東駐車場の建設に当たりましては、国鉄との協議の段階におきまして、現在、国鉄側経営の駐車場の収容能力の増大を要請してまいったわけでございます。その結果として、約二十台ぐらいの収容増が図れると、こういうふうになっておるわけでございまして、したがいまして、現在の駐車難は幾分なりとも緩和されると、こういうふうに考えておるわけでございます。  次いで、駅前の広場並びに駅前通りにおきます地下を利用した地下駐車場建設の御質問でございます。岐阜市におきます公共駐車場の建設と、こういうものにつきましては、昭和四十三年に定めました駐軍場整備計画に基づいて、民間エネルギーを先導する形で金公園の地下駐車場を設置したわけでございます、その後自動車保有台数の急増とともに民間駐車場の新設が続出しまして、その収容能力は計画台数を上回る結果となっているために、新設を見合わしておるというのが現状でございます。岐阜市総合交通体系調査の中でも、公共駐車場を需要において整備をしていくことは好ましくないと、むしろ駅前とか都心近くの不特定多数の利用が激しく、かつ、民間の駐車場の確保がきわめて困難な所に限定すべきであるとの報告をいただいているものでございます。また、駅前問屋街再整備構想策定の一環として、問屋町の駐車実態とその特性を分析したのでありますが、中心商業地における駐車需要とは多少趣を異にしておりまして、公共駐車場の建設にはその採算性を含めて慎重な検討が必要であることを知ったわけでございます。     〔私語する者あり〕 問屋街を含む駅前地区には一千台ほどの潜在駐車の需要があると、なお、単純計算もありますので、いろいろのデータを総合すれば公共駐車場の建設は必要でありますが、その規模あるいは場所、駐車場の構造形式、その時期、こういうことにつきましては国鉄高架事業との関連も密接にございますので、今後慎重に検討をいたしていく所存でございます。  以上でございます。 ◯議長(上松宗男君) 経済部長、白木文夫君。     〔白木文夫君登壇〕 ◯経済部長(白木文夫君) 鵜飼観光につきましての御質問でございます。お答えを申し上げたいと思いますが、最近の観光志向といいますのは、観光客の消費志向の多様化の変化、あるいはまた経済の低成長の影響かどうかわかりませんが、従来の団体による宴会型慰安旅行というようなものから、最近は自己選択性の強い休養型の目的を持ちました小グループ、あるいはまた家族旅行というものに変わってきております。これに対応いたします面につきまして、いかに観光客を多く誘致するか、あるいはまた満足をしていただけるかというような問題が必要に迫られてきておることは事実でございます。御承知のとおり、代表的な観光資源は長良川の鵜飼と温泉、あるいはまた金華山と岐阜城であるわけでございますが、鵜飼の千二百年余りの伝統を持った、世界的な、有名な観光資源であります。先ほどもおっしゃいましたように、ですけれども、夜型であって夏季の観光であり、いろいろな御指摘もこの中にはあったわけでございまして、自然に流れる長良川で行われます鵜飼そのものを急激な変革というのはできない現状ではあろうと思います。いかにこれを魅力を持たせるか、あるいは満足していただけるかということでございますが、鵜飼関係者といたしましても、鵜匠はいかに鵜飼をよく見ていただけるか。また、旅館側といたしましてはいかにして喜んでいただける鵜飼料理、その他サービスができるかと、それなりの研究努力はされておるわけでございます。市といたしましても、御承知のように、鵜飼待ち時間のサービス、踊り船あるいは太鼓船、鵜飼ガイド、待合所の新しい設置というようなことで、これは全員協力してこれに当たっておるわけでございます。近日中にも鵜匠さん、あるいは旅館、あるいはまた船頭さんの代表の方に集まっていただきまして、御指摘の点も含めました懇談、研究会を計画をいたしておるわけでございます。また、先般につきましては観光業者、あるいは旅館、船頭さん等の接客研修と申しましょうか、研究会ちゅうことも実施をいたしたところでございます。いずれに申しましても年代的に非常に需要の多い観光には、やはり鵜飼観光に加えましての新しい観光資源をこれまた創造していくというような必要もこれあるわけでございます。その施策といたしまして、先ほど市長の方から御発言がありました国際会館の建設ですとか、あるいはまた金華山東部地区におきまする観光レクリェーションの開発というようなこともやはり審議をされ、また、これが多くのお客さんの誘致になる起因になろうと思うわけでございます。具体的には御指摘の点はもとより、関係機関との懇談あるいは研究会を重ねながら、極力問題点を解決いたしまして、よりよき観光事業にこれから努めてまいりたいと思いますので、よろしく御理解をいただきたいと思います。 ◯議長(上松宗男君) 教育長、橋詰俊郎君。     〔橋詰俊郎君登壇〕 ◯教育長(橋詰俊郎君) お答えを申し上げます。昨日も申し上げましたように、登校拒否問題は校内暴力とともに現在教育界の大きな問題でございます。教育委員会といたしましても昨日も申し上げましたが、現在、青少年課の電話相談員及び学校教育課内の特殊教育中心でございますけれども、指導相談員置いておりますし、担当指導主事、生徒指導主事によりますところの一体的な取り組みを進めているところでございます。さらに、岐阜大学の教授を専門指導官といたしまして二名委嘱をいたし、その御指導を受けながら現在も指導に当たっているわけでございますが、さらに昨日申し上げましたように、これを強化したいということで、登校拒否等にかかわるところの専門カウンセラーの設置をぜひいたしたいというような気持ちを持っております。そうした一環の計画の中に御指摘の専門家の活用ということを積極的に取り入れる方向で進めたいと、こういうふうに思います。なお、現在も各学校の生徒指導主事の研修会の中で、こうした方々の指導を得ているわけでございますが、その中にも御指摘の指導の方の受ける機会というものをぜひ取り入れていくように進めたいと、このように考えます。     〔「議長、六番」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(上松宗男君) 六番、早田 純君。     〔早田 純君登壇〕 ◯六番(早田 純君) おのおの御回答をいただきましたけれども、市長も今後とも横極的にアパレル産業の振興のために施策をやっていかれるということで、大変評価をしておきます。  ただ、現在一宮におきまして、先ほど申しましたファッションデザインセンター、これが建設中でございまして、来年五十九年には一宮地場産業ファッションデザインセンターとして竣工するとも聞いておりますし、また、神戸市においてもファッションコミュニティーセンターを現在もうすでに計画中という話もございます。当市は全国まれに見るアパレル産業が活発な地域でございますので、ぜひこういうものにおくれをとらないように実施に移していただきたいということを要望しておきます。  それから、駐車場問題でございますが、都市計画部長の方から慎重に検討しているということでございますが、余り慎重過ぎてできないというようなことでは困りますので、ぜひ再開発あるいは高架事業が行われれば駅前も大きく変わると思われますので、前向きに検討をしていただきたいと思っております。  観光については、市長の方から歴史的回遊公園というようなもの、あるいは散策路をもうすでに計画中ということでございますので、これを了としておきます。  教育長におかれましても、いま大きな社会問題になっております登校拒否児等について、専門家の導入あるいは研修を一層深められるということでございますので、了として、これで私の質問を終わらさしていただきます。 ◯議長(上松宗男君) 二十六番、船戸 清君。     〔船戸 清君登壇〕(拍手) ◯二十六番(船戸 清君) 質疑並びに一般質問を行いたいと存じます。  まず初めに、決算認定の関係に関連をいたしまして、御質問するわけですが、さきの六月の参議院選挙に際しまして、わが党は高橋 かん君を地方区に立てまして戦ったわけでありますが、一方、自民党さんは杉山令肇さんが勝たれたわけですが、たまたま決算との関連で指摘をいたしたいのが、ここに手元にこういうチラシがあるわけですが、「岐阜県選挙区地方区、最初の黄色の用紙には杉山令肇と書いてください。比例代表全国区、二番目の白い用紙には自民党と書いてください。」こういうのがありまして、その中に推薦団体がたくさん打ち込んであるわけであります。したがって、このねらいというのはおのずから、かくもたくさんの推薦団体が応援をし、推薦をしておりますと、地方区並びに比例代表もぜひわが自民党によろしく頼む、こういう目的があるわけであります。その推薦団体の中に、岐阜県土地改良事業団体連合会というのが入っておりますが、決算認定の中を見てみますと、耕地課から支出をされております中で、岐阜県土地改良事業団体連合会負担金と、負担金という名目で百二十六万八千八百二十円出ておるわけですね。まあ御承知のように負担金というのは、地方公共団体が当該事業の特別の利益を受けることに対しての一定の金額を支払うと、こういうものでありまして、少なくともその負担金というのは監査の対象になると、こういうきわめて拘束力の高い義務的経費だと言われておるわけです。と、なりますと、少なくとも公費を支出をしていくという立場からまいりますと、一定の政党なり特定の候補予定者にですねえ、の、運動に対して公費を間接的にしろ、直接的にしろ支出することは適切かどうか、非常にまあ問題があろうと思うわけであります。  したがって、農林部長に答弁を求める次第でありますが、まず、この支出について認められるかどうかということと、このチラシにありますように、その受けた土地改良団体連合会岐阜県土地改良区、これは県に出しておるわけですけれど、県の連合会、負担金として。その団体が、さきに行われました参議院選挙の地方区並びに全国区に推薦をしたというチラシですがねえ、このことを承知しておられるかどうかいうことをお尋ねをし、さらにそのことがよいことなのかどうか、一定の見解をひとつ求めておきたいと思います。     〔私語する者あり〕 少なくとも私の方としては、三権分立という厳格な立場からしておかしいと思う。さらに、公費の適切な支出からして妥当とは言い切れないのではないかと、こういう見解を述べておきたいと思います。これが第一点です。  次に、第百十七号議案についてお尋ねをいたします。  これは交通事業会計補正予算であり、減額補正でありますが、要は収入見込みの違いでありまして、それが当初に比較をして、乗合事業で四千五百三十九万二千円、貸切で二千五百二十八万二千円、合計七千六十七万四千円、四・三%減として、これを手直しをするというのであります。見込み違いはそれぞれ路線では料金改定を差し引いても実質三・六%減であり、貸切で五%を過大見込みをした、したがって、直すというものであります。少なくとも私は、旅客運送事業での経営のポイントというのは何といっても収入をどのくらい見込めるのか、それを見きわめるのがプロとしての常識であり、かつ、経営能力と言わざるを得ないのであります。簡単に見ても路線では五十七年度の逸走率は七・一四%と大幅減であり、その逸走状況を見る限り、これを踏まえて今年度はさらに厳しく見込むべきではなかったかと思うのであります。その点、視点の甘さと軽率さがあったと言わざるを得ません。貸切についてもしかりであります。当初見込みは昨年実績より五%増を見たのでありますが、昨年は料金改定と連動して売り上げが上昇した部分があったのであります。その証拠に稼働率は五九・一%が五四・六%と昨年度は五十六年度に比較をして下がっているにもかかわらず売り上げが上昇しておる。このことが、とりもなおさず料金改定一一・九%が売り上げに連動したと見るべきであり、そのことが今年度も自動的に昨年同様に五%見込むところにお役所的な判断があると思うんです。世の中というのはそんな甘いもんではないのでありまして、絶えず競争原理が働き、料金のたたき合い、お客の取り合い、サービスの激化、さらに今日の長期不況による客離れの状態、また、ギャンブルはもちろんのこと、レジャー全体が今日低迷をしておること等々、そのことを客観的に見きわめず、昨年五%上昇したので今年度も五%と見たところが結果はゼロであり、まさにいま申し上げたとおり総合的に見る目が欠けていると重ねて言わざるを得ないのであります。裏返して言えば、そのことは経営努力にどこか問題があるようでもあります。さらに九月議会が終わって間もないにもかかわらず今期議会に減額補正とは、逃げの経営、そういったそしりを免れないと思うのであります。いすれにせよ、かかる経営のあり方、物の見方、考え方にお役所的発想、素人臭さを感ずるのであります。これでは今後市バスの行く道に一抹の不安を抱くのは私のみではないと思うのであります。  交通部長にお尋ねをします。経営の基本に触れる問題であります。いかに認識し、いかに対応されるのかお尋ねをしておきたいと思います。  次に、制度融資の利率についてお尋ねをします。  いま岐阜市では中小企業対策、さらに勤労者からの独立するための開業資金等が制度的に運用されておりますが、私の質問の要点は利率の問題であります。現在の利率は五十六年六月一日定めたままでありまして、果たしてその利率が今日の経済状況、民間金融機関との動向から適切かどうかという点でありますが、御承知のように金融状況は一般的に言われていることは資金が豊富でありダブついておる、借り手市場だと言われております。貸出金利もかなり、かつてのことを思えば借り主の事情によっては低利であるようであります。そこで、たとえば現在振興資金の場合、個人会社は二千万まで、組合は三千万までとして、設備、運転に分けましてそれぞれ貸し付けがなされ、利率は御案内のように七%と保証料〇・八五、合わせて七・八五となっておるのであります。そういたしますと、七・八五は私としては今日安いとは思えないのであります。直接金融機関との取引、交渉等によって、かなりそれ以下で取引がなされておるようであります。すなわち現行制度が、現行利率が金融事情から決して好条件でないと判断をされるのであります。借りたら返さなきゃならぬ、これは当然でありますが、もし利率が低く条件がよければ貸付件数さらには貸付金額が増加をするはずだと思います。ちなみに振興資金を見ても、そうではなくて、五十六年、五十七年、五十八年の推移は、まず件数では五十六年には百十件、それが五十七年には五十一件と、五十六年を一〇〇として四六・三%と大幅に減少をし、さらに五十八年は近く十一月末の調査というものの何と三十二件であります。約三分の一と極端に減少しているのであります。金額についても五十六年には八億二千八百三十万であったものが五十七年は三億四千九百五十万、四二・一%減少し、五十八年には二億三千七十万、これまた三分の一以下であるということであります。いかに実情が今日沿わないか、このことを端的に物語っていると思うのであります。中小企業開業資金についても、見てみますとしかりであります。五十六年には十四件、五十七年には四件、五十八年には何とまだ二件しかないのであります。金額においても総額四千七百三十八万、これは五十六年でありますが、これを一〇〇として、ことしにおいては十分の一のわずか五百万ということであります。これが実績であります。これを見る限り何としても改善をされなきゃならぬことは言をまちません。それには、小むずかしさをできるだけ簡素にすることは当然でありますけれども、同時に、先ほどから指摘をいたしておりますように利率の引き下げを図るべきだと思うのであります。御承知のように、たまたま公定歩合がさきの十月に〇・五%ですか、下がったことでもありまして早急に見直すべきだと。直接、公定歩合が下がったことが一〇〇%連動するとは思いませんが、しかし、これは大いに関係するわけであります。この際、早急に中小企業対策という立場からも見直すべきだと思うんですが、経済部長にそのお考えがあるかどうか、お尋ねをいたしておきたいと存じます。  最後になりますが、岐阜公園公園施設についてお尋ねをいたします。  岐阜公園は、岐阜市の都市公園であると同時に岐阜市の重要な観光施設でありますが、この岐阜公園内において、明治天皇の等身大の全長約五メートルそこそこの彫像があります。建立は四十七年七月三十日となっており、当時、奉賛会がつくられまして、その奉賛会によって明治百年を記念をして岐阜市に寄贈されたものであります。自来今日まで岐阜市の施設として、公園施設として管理をされておるわけであります。ところが、どういうものかそこに内閣総理大臣田中角栄と刻まれ刻印が押されておるわけであります。御承知のとおり、田中内閣は昭和四十七年七月七日、五十六代内閣として発足をいたしたわけであります。そうしますと、建立は同年の七月三十日とすれば、発足間もなくできたものだと思うわけです。私は天皇そのものを否定するものではありません。御承知のとおり、日本社会党は国会においても天皇陛下のごあいさつのときは出席をしておる事実、これを見ましても御了解が願えるところであります。  さて、質問の要点でありますが、まずその第一は、田中角栄は建立当時ならともかくといたしまして、今日では一審とはいえ御案内のように実刑四年の判決を受け、その身は被告田中角栄であります。しかもこの彫像は、いま申し上げたとおり都市公園の施設であると同時に、岐阜市の管理するがゆえに大いに問題があると思うのであります。すなわち、今日、国民の田中批判の世論の前には、当然市民感情としてこれを容認、無視することはできないと思うのであります。ましてや彫像が明治天皇というこのイメージからも似ても似つかない感じがいたすのであります。  そこで、市長にお尋ねしますが、この状態について、あなたの認識は田中評価を含めいかに位置づけをされておるのか率直にお尋ねをしておきます。  私は、「内閣総理大臣田中角栄」という、その部分を削除すべきであると判断します。これまた、どう判断をされるのかお尋ねをいたします。  次に、都市計画部長にもお尋ねをしておきますが、建立の経過並びに公園管理者としての立場の見解を求めておきたいと思います。  なお、この文字は自筆なのかどうか、この際お尋ねをしておきます。  さらに、教育長にお尋ねをしますが、岐阜公園は学童の教育の一環として遠足のコースにも入っておる、これはまあ御承知のとおりです。私も行ったわけでありますが、幼いころ。これは市内の学重のみならず他県からも多くの見学者が岐阜公園に参っておるわけであります。果たしてこれを学童が見たときに教育上の見地から好ましい状態かどうか、いささか問題があると思うが、どのように考えられるのかお尋ねをします。  さらに、経済部長にもお尋ねをしますが、観光コースにも入っておるわけです。しかも岐阜公園はこれはメーンであります。岐阜公園はメーンになっております。歴史的にも岐阜市の顔でもあるわけです。岐阜市の顔は田中角栄であるはずもないのであります。今後裁判の推移は一審判決を十月十日を経まして、控訴されておりますから二審、三審と今後推移することは、これはもう予想する今日の裁判の状況の展望であるわけであります。となりますと、少なくとも今日の日本の裁判の審理の状況、テンポの状況等々からまいりますと、少なくとも十年以上はかかると言わざるを得ません。となりますと、その間、田中角栄の名前をそのままにすることになる。よい意味ではなく悪い意味での観光名物としてのそしりを受けるかもしれないと思うのです。その点、観光担当の所管部長としての経済部長はどう考えておられるのか、率直にお聞きをしておきたいと思います。  以上、第一回の質問を終わります。(拍手) ◯議長(上松宗男君) 市長、蒔田 浩君。     〔蒔田 浩君登壇〕 ◯市長(蒔田 浩君) お答えを申し上げます。私に対する質問は、岐阜公園内の明治天皇の像に関する施設のことでございます。私もこの像のできることには役所におりましたから携わっておりますが、明治百年を記念をせられまして、そして多くの方々の寄附金によってでき、そして建立されたものでございまして、そしてまた、これの維持管理費をつけて市に寄附されたものということでございます。その際、その明治大帝聖像という文字に対する時の内閣総浬大臣に揮毫を頼まれたことも承知いたしております。また、自筆であることも事実であります。  いま質問者は、この像に対して、内閣総理大臣とこの明治天皇の像に関しての御質問でございますが、いろいろお話がございましたが、私といたしましては、これを直ちに削除するという気持ちは現在持っておりません。以上であります。 ◯議長(上松宗男君) 都市計画部長、近藤直彦君。     〔近藤直彦君登壇〕 ◯都市計画部長(近藤直彦君) 御質問にお答えを申し上げたいと思います。  建立された経過はどうかということでございますが、ただいま市長が御答弁されたとおりでございますが、約十年以前のことでございまして、当時の占用の許可書類というものが廃棄されておりますので不明でございますが、記憶あるいは記録によると、四十七年四月二十二日に着工されたと、まあこういうようなことでございます。除幕が七月の三十日に行われておるということでございます。  自筆かどうかと、こういうようなことでございますが、これは市長の答弁のとおりでございます。 ◯議長(上松宗男君) 教育長、橋詰俊郎君。     〔橋詰俊郎君登壇〕 ◯教育長(橋詰俊郎君) この問題について子供、父兄、教師等から、現在いろんな問題が上がっているというような事実はございません。もし児童生徒から質問がありますならば、明治百年という日本の歴史上の内容等を中心にいたしまして、質問しました児童生徒の理解力に応じて説明するという事実にとどめたいと、こういうふうに思っております。 ◯議長(上松宗男君) 経済部長、白木文夫君。     〔白木文夫君登壇〕 ◯経済部長(白木文夫君) 制度融資の利率につきましての御質問でございますが、御承知のように、融資制度の金利の変更につきましては、公定歩合あるいは基準金利等々を勘案いたしていままで改定を行っているところでございます。今回、公定歩合の若干の引き下げが行われたわけでございますけれども、この件につきましては現在内部でも検討いたしておりますが、御質問者がおっしゃったように、中小企業者に金融緩和の対策ということもあるわけでございます。前向きに検討をし、あるいはまた、金融機関ともよく連携をとりながら早い時期に見直しを考えたいと思っているわけでございます。  それから二つ目の、観光面から見た明治大帝の像の御質問でございますが、この件につきましては、ただいま市長が御答弁されましたとおりでございますので、よろしくお願いをします。(笑声)     〔「答弁になっとらぬ、観光コースとしてどう思うか聞いとる」と呼ぶ者あり〕  はい。お答え申し上げますが、観光面から見ましても、これは先ほど市長がおっしゃいましたように明治大帝の像ということ、まあいままでの歴史的の問題もあります。したがって、観光面から見ましてもこれが不適当だとは私は思っておりません。     〔私語する者多し〕 ◯議長(上松宗男君) 農林部長、工藤多喜三君。     〔工藤多喜三君登壇〕 ◯農林部長(工藤多喜三君) 岐阜市は県土地改良連合会に負担金を出しているが、土地改良連合会が政治活動をしていることは農林部長は認めるかどうかという第一点だと思いますが、これにつきましては、上部団体でございます土地改良連合が法の定める範囲内でやられることにつきましては、私が認めるとか認めないという問題ではないと存じます。土地改良連合自身の問題と理解をしております。  二番目は、土地改良連合の推薦をしているそのチラシについては承知しているかということでございますが、実はこの問題につきましては去る七月の定期監査のときに監査委員から指摘がありましたので、そのときに承知をいたしました。  三番目として、このことは、よいことかどうかというような御質問でございますが、岐阜県土地改良政治連盟を設立して活動しておられることはわかっております。法の範囲内でやっておられますので、悪いともいいとも、あくまでも土地改良連合自体の問題というふうに理解をしておりますので御了承いただきたいと思います。 ◯議長(上松宗男君) 交通部長、三輪久彦君。     〔三輪久彦君登壇〕 ◯交通部長(三輪久彦君) お答えいたします。第百十七号議案中、特に運送収入の減額補正につきまして、当初の収入見積もりが甘かったのではないかという強い御指摘の中で、今後の市営バスの経営健全にどう対処するのかという趣旨の御質問だろうと存じます。  企業であります以上、不景気または伸び悩みということを予想しながらも、やはり現在の交通部の事業経営の現況を考えまして、活力を持って厳しい経営姿勢として強気に見込んだということはあろうかと存じます。なお、最近の景気の低迷による社会への影響、車社会の動向とか変化、こういうもの、いかにそういう外的事情があるとは申しながら、結果的には御質問者の御指摘のとおり、総合的、客観的に視点の努力の不足を問われることは残念ながら否定はできません。最近の取り巻く交通環境もまた相当に厳しいものがございまして、こうした状況の中で今後に向かって交通事業の健全な経営を維持していくためには、それなりの努力、また、覚悟というものが一層必要であるということは十分自覚いたしております。御指摘の点、十分反省しながら今後に対処してまいりたいと存じます。今後の対応の仕方についても、昨日の御質問者にもお答えしましたとおり、この厳しい環境にもめげず一段と生産性の向上のためにも、収入の面、支出の面合わせまして交通部の経営の健全化のために一層努力をしてまいりたいというふうに考えます。よろしく御了承を賜りたいと存じます。     〔「議長、二十六番」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(上松宗男君) 二十六番、船戸 清君。     〔船戸 清君登壇〕 ◯二十六番(船戸 清君) 質問の順序に従ってそれぞれ再質問をしたいと思います。  まず、土地改良の関係で決算認定で、岐阜県土地改良事業団体連合会に負担金として百二十六万八千八百二十円を耕地課が支出した。この認定について疑問を抱き質問をしたわけでありますが、農林部長の答弁は、土地改良団体が自主的にやられることは、この政治団体との関係で土地改良組合そのものの問題である、独自の問題である、こういうことであったようです。まあ推薦しておったかどうかということについての指摘は監査のときに知りました、まあそれは、その時期はそれで結構だと思うんです。少なくとも部長の答弁はおかしいのではないかと思うんです。政治連盟という名のもとにやられるならともかくとして、土地改良組合、これは政治団体ではないはずです。すなわち、岐阜県なり岐阜市との強い関係で結ばれておるんですね。したがって、先ほど申し上げたように補助金でなくして義務的経費で負担金になっておる。だから監査の対象にもなるんです。そういう団体は地方公共団体の、ある意味においては拘束の範囲にあるということなんですね。そういう団体に対しての公費支出というのは適正でなければならぬし非常に慎重でなければならぬということであります。それには少なくともその団体が特定の政党を支持したり特定の政治活動をするためにその公費を流してはならぬ。公費を利用して運営に回して使っておった、これは当然です。ところがその団体、岐阜市の方から百二十八万出しておるでしょう。そうするとその団体、その金で運営をしてですねえ事業を進めたと。その過程で選挙があったらそれを推薦しておる。推薦をするということは裏返せば運動をやるということですよ。推薦というのは運動するという関係が結びつくんです。ふんなら公費を支出して特定の政党の政治運動、政治活動までですねえ岐阜市が援助したことになる。これは僕はねえ、もらった方の自由で構わぬというわけにはいかぬと思う。政治団体は自由にやられる。政治団体ではないんですこれは。明らかに単なる岐阜県土地改良事業団体連合会、それで岐阜市との結びつき、県との結びつき、事業を通しての結びつきにすぎないわけですね。したがって私は、答弁が少し正確ではないというふうに思いますので、いま一度再答弁を求めたいと思います。  それから、交通部の指摘でありますが、一応謙虚に、これは毎回議会で出るわけですから謙虚に受けとめていただきまして、真剣かつ最善の努力を今後も引き続き図られたいと強く要望申し上げておきたいと思います。  それから、経済部の関係で、制度融資の利率を引き下げてもらいたい、今日そうすべきではないかという質問に対しまして、部長は、早い時期に見直すと、こういう答弁でありますので、およそかみ合った感じがいたしますが、早い時期とはいつなのか、私は少なくとも新年度にはそれが頭を出すと言いますか、変わっていかなきゃならぬ、こういうように常識的に思うわけですが、いま一度そこらあたりを見解を求めておきたいと思います。  それから、岐阜公園の明治天皇の、「明治大帝」と刻まれておりますけれども、建立されました彫像についての質問でありますが、御承知のように、ここに都市計画、都市公園法の抜粋したものがありますけれども、都市公園法第二条に、その二項第二号、二項に、二号ですね、「この法律において「都市公園」とは、都市公園の効用を全うするため当該都市公園に設けられる次の各号に掲げる施設をいう。」こうなっておりまして、その二に、「植栽、花壇、噴水その他の修景施設で政令で定めるもの」となっておる。すなわち、修景施設で政令で定めるものとなっておるわけですから、その政令を見てみますると、政令第四条第一項、「法第二条第二項第二号の政令で定める修景施設は、植栽、芝生、花壇、いけがき等」だと、その中に彫像があるわけですね。でありますので、都市公園法にいう公園施設にぴったりあの彫像は該当するわけです。しかも、それは寄附を岐阜市に受けたわけですから、岐阜市に所有権は帰属しております。岐阜市の公園施設である、岐阜市の公共施設の一部である。これは、まず前提であることは論をまたないわけです。あれは何じゃと言った場合には、そういうものであります。それで、いま、総選挙が開始されております。これは御案内のとおりであります。どういう選挙か──すなわち田中裁判と言われております。国民の大きな批判によって中曽根内閣は渋々解散をせざるを得なかった、こういうことであります。これは、マスコミのみならず、国民全体が評価をしておるこの解散の位置づけであります。何であるか、すなわち時の総理大臣として五億円を収賄として受け取った。そのことが一審とはいえ有罪、しかも実刑判決である。これはもうけじめをつけなきゃならぬ、こういう圧倒的な世論、国民が田中批判であったわけです。少なくとも、新聞、マスコミ等の調査によれば、田中批判は圧倒的に、七割から八〇%まで上がっておるですね、かつてない、歴史的に、こんなことは。国会は空転をして審議が一切進まない。野党が一致、それぞれきちっとして、一切審議に応じない。応じないのは国民が支持しておったからです。やむなく解散に追い込まれて、今日の選挙が行われておるわけです。まさに国民は、田中批判一色であるわけです。そういう状況を踏まえていまこの問題を取り上げるとすれば、少なくとも当時はですね、田中さんはなるほどどうもなかったかしらない。明治天皇さん、百年の記念だ、日本国民として天皇陛下、大した偉業のある天皇さんであった。だから、明治大帝という名前をつける。だから、田中さんにひとつ総理大臣として、就任間もないから、自筆で頼みますと言って頼んだ。そのころはよかったと思うんです、それなりの評価は。しかし、今日いま申し上げたように、かくも国民世論が、田中はやめよ、自民党は何をしておる、いつまで田中隠しをしておる、こういう圧倒的な世論の中でですね、岐阜市のいま申し上げたように、都市公園施設の中に実印で刻印まで押してある状態がええのか悪いのか、このことを私は議論をしておるわけです。国会の議論じゃないんです、国会ならええと思うんですけど。岐阜市としてですね、岐阜市として市長はですね、市民があの状態を見て、あった、公園の中に、彫像が明治天皇、「田中角栄」と刻んである。その場合に、市民の受け取り方として、ええという意見があるか、そら、やむを得ぬという意見があるのか。これは、少なくとも僕は知った限りは、市民は、それはいまとしては削除すべきだと、こう意見は圧倒的に集中すると思います。すなわち、国会ならともかくとして、岐阜市のいまこの議会で議論する場合には、市民のサイドに立って僕は議論しなきゃならぬし、市民の意思を尊重して市長はどう決断をするか、こうならなきゃいかぬ。となると、あなたは、いま削除する意思はない、気持ちはないという、となると市民も削除する意思がないというふうに受け取っとるんですか、市民が田中批判をしておらないと、あれはええこっちゃと、ああいう状態は、ああん。汚職もええこっちゃというふうに市民は理解をしておるという認識で、あなたは市長として、市民から選ばれた市長としてそういう決断をして、削除しないというふうに言われたのか、いうことをまずお聞きしながら、第一、私は、質問に対して答えておらない──削除するかと言うと削除しない、それだけのことで、その削除しない前に理由があるはずだ、何だって。そうでしょう、結論がある限り、結論の前に理由があるはずなんだ。かくかくしかじかの理由でこういう結論出しますと、こういうもんです。理由何にもなしでやね、削除しません──こういう理由である、こういう法的な根拠がある、こう私は思います、だから削除しませんと。僕はきちっと理由を述べております。いまの国情、いまの市民感情、岐阜市の施設、ましてや明治天皇の百年記念という偉大な事業をたたえて、その意義と目的のためにつくった奉賛会の人々の気持ち等々考えたら、おかしいじゃないかという指摘、前段に説明をしながら、結論は削除するべきだと、こう私はやっておる。あなたは前段は全然なしで、削除する気持ちだけありません──まさに木で鼻くくったような返事である。とともに、口は私は悪いかしらんけど、あなた田中軍団のメンバーやないかというふうに疑わざるを得ないですね、聞いとる市民は。(笑声)そうじゃないと私は信じてやまないわけですけどね、少なくとも勇気ある市長とすれば、市民が恐らくこれはね、見た限り、知った限りは納得しない。納得しない立場なら、市民は、市長はその立場に立って行動を起こすべきではないか、行政の長としての勇気ある決断をし、行動を起こすべきではないか。奉賛会のものではないんだ、もう。岐阜市のものになったんだから、岐阜市が決断すればですね、できるわけなんですからね、そのこともつけ加えながら、私はさらに納得ができないわけであります。まあ御承知のように憲法第一条は、天皇陛下は地位を定めております。どう言っておるか、まあ御承知のように、天皇は国民の象徴である、日本国の象徴である、こう規定しております。田中角栄は日本国の象徴じゃないんだからね、今日、ね、そうでしょう。天皇は、憲法第一条で日本国の象徴だと言っておる、その明治天皇と同じ銅像の中にぺたっと田中角栄がへっついておるんだ、一緒になって。田中角栄もそうなるとやねえ、日本国の象徴と思われちゃうですよ、そら。実に市民は納得のできない状態を指摘せざるを得ない。あなたはそういうことを好ましいと思われますか、重ねてお訴えをし、私はそれは避けるべきである、岐阜市としては避けるべきである。ある、県でしたかね、何かこう、こう何ですか、校庭の中にスローガンみたいな、田中角栄表示したものがあったらしいですね、そいつは埋めたという、新聞、いつでしたか、私見ましたけれども、そういう所があるわけですが、それよりもっと私はね、明治天皇との像との関係、しかも、これは岐阜市の管理する公園施設だ、総合的に見た場合、非常に意義は重大であるし、岐阜市としての責任は大きい、いまの国情、世論を踏まえた私は答弁をしてもらいたいということを、重ねて指摘をいたしまして、再答弁を求めたいと思います。  それから、教育長にお尋ねをしますが、あなたの答弁は、児童はまだ何も言っておらぬと、もし言ってきたら一人一人説明をしますと、こういう答弁ですね。言ってきたかどうか、今後の問題です。このテレビ放映を通して、親が知り、子供が聞くかわからぬ、あしたから学校で話になる、そういうときに子供が言ってきたら、あなたは、じゃあ、田中角栄をどうやって説明するんですか。説明して理解を求めますという答弁ですがね、あれは日本のかがみですと、よい人ですという説明をするのか、どういう説明をするのか。理解を求めるという──どういう答弁か、私は意味がわからぬのですね。教育上好ましいかどうかと、あの状態が、教育者としてやよ。今日、田中角栄は、被告田中となっておる。実刑四年の判決を受けた身なんですね。その人が公園の中に、彫像にある。子供さんが見たら、教育長は好ましい状態だと言って説明をするのか、ねえ。えろう、一人一人説明するとおっしゃるですが、どういう説明の仕方をするのかわからぬのですけれども、お尋ねをします。  経済部長にはまだ答弁がかみ合っておりません。市長の言うとおりでありますという、市長は消さぬと言っただけのことであって観光ルートとして、しかもメーンだと、岐阜公園は。名物として田中角栄の直筆のサインしたものが明治天皇と彫像の中に入っておるんだ。それは、よい意味での評判にはなりませんよと、私はやよ、市民もそう思うと、悪い意味の、ね、評判になるという、岐阜公園にああいうものがあると、そういうことをあなたどう思われるかという質問をしたはずです。ところが、それには答えておらないわけですので、いま一度お答えを願いたいと思います。  以上、二回目の質問を終わります。
    ◯議長(上松宗男君) 市長、蒔田 浩君。     〔蒔田 浩君登壇〕 ◯市長(蒔田 浩君) 再質問にお答えを申し上げます。岐阜公園の明治大帝の彫像についての再質問でございますが、先ほどいま直ちにこれを削除する意思を持っておらないという答弁をしたわけであります。再質問におきましては、市民の感情あるいはまた新聞その他の論調、そういう中に市長としてはどういうふうに考えるかということでございます。これは、岐阜市が現在は所有でございますけれども、岐阜市そのものが市費をもって積極的につくったもんでもございません。いわゆる奉賛会ができまして、奉賛会の意思の結集によりましてでき、そして、それを管理費をつけて岐阜市に寄附をされたということでございます。  したがいまして、二つの問題でございますが、一つは、そうしたいろいろ論調がある、あるいはまた市民の意思、いろいろな面からどういうふうに考えるかということと、削るのか削らぬのかという、こういう話でございます。したがいまして、こういった問題につきましては、現下きわめて重要な時期でございます。したがいまして、いま私がそうした論評を私の、こうした議場あるいは市長としての立場で、どうのこうのというようなことを発言するのは、控えたいということでございます。  いま一つ、削るのか削らないかということは、先ほど申し上げたとおりでございまして、私はいま直ちに削る意思は持っていない、さらにこれは先ほど言いましたように、寄附されたものでありますから、寄附者の意思もあるであろうと存じます。そういう寄附者の意思についても、ただいまの船戸議員の質問の意思を伝えて、そしてその意思がどう伝わり、その意思をどう解釈をされるか、あるいはまたどう対応されるかということは、寄附者の意思に基づかなくて私が勝手に寄附者の意思を無視して、どうとかこうとかということもできない。したがって、先ほど言いましたように、私自身としては、いまこれを直ちに削るという意思は持ってないということであります。  以上、お答えを申し上げます。 ◯議長(上松宗男君) 農林部長、工藤多喜三君。     〔工藤多喜三君登壇〕 ◯農林部長(工藤多喜三君) お答えを申し上げます。県の土地改良連合は、昭和五十七年度の総会終了直後に、三月の十九日でございますが、緊急動議の形で推薦を決定されたそうでございます。そして、運動は政治連盟でやったということでございます。法の範囲内でやっておられるということならば、私が認めるとか認めないとかいうことではないと理解をいたしております。 ◯議長(上松宗男君) 経済部長、白木文夫君。     〔白木文夫君登壇〕 ◯経済部長(白木文夫君) お答え申し上げます。  制度融資の利率の引き下げの時期でございますけれども、御質問者は新年度からどうだというようなお尋ねでございますが、この件につきましては、やはり金融機関の関係、協議もございます。極力その方向で検討をしてまいりたいと、このように考えております。  それから、岐阜公園の明治大帝の像の田中角栄さんの面でございます。観光面から見たらどうだというようなお話でございますが、やはり観光客の心情というのも、これはあるでしょう。ですけれども、やはりその像といいますのは寄附をされたものでございますし、先ほど市長が申されましたように、私といたしましてはその寄附者の意思のない限り、これを直ちに削除するというような考え方はいま現在持ち合わせはございませんので、よろしく……。(笑声) ◯議長(上松宗男君) 教育長、橋詰俊郎君。     〔橋詰俊郎君登壇〕 ◯教育長(橋詰俊郎君) 石碑に書かれておりますような個人の名前について子供が問題にするかどうかということは、一つの仮定の問題でございまして、私にもわからないわけでございますが、明治百年という歴史上の大業、これを記念して建てられたということ、明治の事業につきましては、小学校の六年生、中学校では一、二年に歴史の中で教えるわけでございますが、そういう日本の歴史上の画期的な時代の偉業というものを中心に、子供たちに話し、かつそれを記念して有志の方が寄附されたということも事実でございますし、当時の内閣総理大臣が田中角栄氏であったということも事実でございます。そういう事実をそれぞれの学年にわかるように話をしましてとどめたいと、こういうことでございます。     〔「議長、二十六番」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(上松宗男君) 二十六番、船戸 清君。     〔船戸 清君登壇〕 ◯二十六番(船戸 清君) 金華山の彫像についてで、市長は、先ほど私は理由を述べなさい、理由なく、ただ、削除しませんでは納得できない、こう再答弁を求めたところ、その理由の中には、いまの状況、いわゆる選挙の状況に影響するがのような意味を含めての答弁、理由なんですね。自分が言うと、選挙に、いまの総選挙に影響する──これ、どういうことかというと、裏返して言うと田中擁護をするということなんやないの、そうなりゃ。言うと田中派に影響するということやない、いうと、それこそおかしいやないの、それ、そういう意味での見解というの、岐阜市の長として僕は言っておるです。岐阜市民が、岐阜市の施設に、公園施設に──岐阜公園みたいだれでも知っとる、子供でも、おじいさんも、おばあさんでもみんな知っとる、岐阜公園。その公園の中にああいうものがある。いま、そのことをめぐって選挙が行われておる。好ましくない、だから、岐阜市長として、市民が言った場合にはどうするかという決断を求めた。ところがあなたは、その理由としてはいま選挙中だからという意味もあるとおっしゃる。そうすると、市民の意思に反するとともに、田中批判は、市民、圧倒的だと思うんです。全国的に、そうなりゃしゃあない、ね。新潟三区はわたしは知らぬ、特別区だから。ところが全国的にはですね、少なくとも七〇か八〇%は田中批判、だめだと、ああいう悪いことは、これは岐阜市民を含んでおるんですよ、それは。岐阜市民だけは別じゃない、何やったらアンケートとってみなさい、絶対そうですよ、それは、いうことなんだから、それで選挙が行われておる。それで、自分が市長として言うと選挙に影響する、いうことは、田中擁護になるんだということなんだよ。そのことを僕がいかないちゅうんだよ。毅然とした態度をとられるべきではないか、言うんだけど、あなたの気がないものを、いわゆる勇気がないというこっちゃわ、そういうことを、いう、ねえ。(笑声)だから、まあやむを得ぬので、奉賛会は解散をされたようですね、できたから、まあ寄附したから。したがって、奉賛会の方々、おられる方々に早速聞いていただきながら、ね、どうするんかと、なるほど寄附された人の御意思も、これは、当然、ね、尊重すべきだ。私もそう思う、そしてその人の意見を聞きながら、さらに市長はまた市長としての決意をする時期があろうと思います。何はともあれ、まず聞いていただきまして、常任の委員会にその結果を報告をしてもらいたい、その御意思があるかどうか、報告をしてもらえないかということを、最後にお尋ねをしておきたいと思います。  さらに、農林部長、土地改良の負担金の支出の問題、それから教育長の答弁、まだ何となしに舌足らずと言うんですかね、仕上がっておらぬ感じがいたしますけれども、あとはそれぞれ社会党は常任委員、各委員、全部持っておりますから、その場面でその機関でさらに論議を高めていきたい、調査を含めてやっていきたい、このことをつけ加えて最後の質問を終わります。 ◯議長(上松宗男君) 市長、蒔田 浩君。     〔蒔田 浩君登壇〕 ◯市長(蒔田 浩君) 再々質問にお答えを申し上げます。奉賛会からの寄附でございますから、奉賛会の方の意思を尊重しなければならないということを先ほど答弁を申し上げたわけであります。したがいまして、奉賛会の方の御意見を聞きまして、御質問のとおり、関係の委員会に報告するように進めたいと思っております。     〔私語する者あり〕 ◯議長(上松宗男君) 二十四番、矢島清久君。     〔矢島清久君登壇〕(拍手) ◯二十四番(矢島清久君) 質問を行います。  最初に、南部コミュニティーセンターの建設についてであります。  地域の社会活動、文化活動の拠点として、利用度の高いこの種の建設について、原則的には東西南北という考え方の中で逐次建設されてきているのであります。残る南部地域、地区ということになりますが、残るのは南部地区ということになりますが、仄聞するところによりますと、最近になってかっこうの候補地が見つかったとのことでありますが、その内容と今後の具体的な建設計画並びに同地区の支所統合事務所の建設についても、あわせて市民部長にお伺いするものであります。  次に、シルバー人材センターについて福祉部伎に伺います。  高齢者の短期的、補助的な就労を通じみずからの生きがいと活力のある地域社会づくりに寄与することを目的とした、六十歳以上で健康な働く意欲のある方々の自主組織である社会法人岐阜市シルバー人材センターが昭和五十六年一月に発足し、早くも三年を迎えようとしております。最近の新聞によれば、会員数も四百名近い登録があり、就業率七〇%を超え、その成果は目覚ましいものがあると報じられております。国の高齢者労働能力活用事業の適用を受け、市が事業団に対し全国平均に比べかなりの実績を上げている点を大いに評価するものであります。  ここで伺いますが、事業の発展には作業場の不足、受注の問題等、かなりの問題を抱えているように伺っておりますが、高齢者人口のますますの増加する社会情勢の中で、こうした事業団の必要を強く思うものでありますが、その所見を伺うものであります。  次に、父子家庭についてお尋ねいたします。  さきの議会でもわが党の議員が父子家庭における福祉の充実を図るよう質問を行ったところであります。御案内のとおり、これらの福祉の制度化された時点といまは大きく社会も変わり、現在、父子家庭でも母子家庭でも何ら変わらぬ実情であります。むしろ、父子家庭の方が、精神面その他に大変な苦労を強いられているのではないでしょうか。たとえば、洗たく、掃除、食事、育児等、すべて女性より劣るのが実態であります。こうした両者変わらぬ実情の中で、母子家庭での福祉制度が先行しているのが実情であります。そこで、私どもは父子家庭に対しても実効のある温かい施策、制度を確立してはどうかと、議会で訴えてきたところであります。こうした声に、市当局は父子家庭に対して市民劇場の招待等を催されているところでありますが、非常にこれは結構なことだと思っておりますが、いま一つ父子家庭に対する取り組みが弱いのではないかと思うのであります。たとえば、母子家庭で現在行われております医療費の助成とか、男が働けばどうしても就労時間いっぱい働いて家へ帰りますわけでありまして、子供の待つ食事の用意もなかなか大変であろうかと思います。そこで、温かい食事を給食センター等から届けていただき、一食何がしのお金で一部助成等をする。父子家庭の実数から見てもそう多額なお金を必要とするものではありません。少しでも父子家庭の思いを酌んで行政の理解を得ていただくためにも、これらの施策が講じられないものか、お尋ねするものであります。  次に、長良川にサケ椎魚の放流について提案したいと思います。  サケは、サケ属に属し、マスやヤマメの仲間であることは、皆様も御案内のとおりであります。北海道ではアキアジと呼んでいるそうでありますが、中心漁場は北海道サハリン及びカムチャッカ方面でありますが、太平洋岸の利根川以北並びに北日本一帯に広く分布するものであります。  さて、ここでサケの稚魚の放流について、その動機に至ったのは、そのサケの習性にあるからであります。すなわち、サケは九月から翌年の一月にかけて産卵のため川を遡上し、上るものであります。親魚が川に入ると絶対に食をとらず、一心不乱に産卵床を目がけて突進するものであります。一日平均約十四キロぐらいの速力で川を上り、悠々産卵床に達すると、約三千粒内外の卵を産むのであります。サケは一夫一婦制で雄は雌の産卵と同時に射精して卵を受精させ、産卵後は雌、雄ともに死してしまうのであります。ふ化育成した椎魚は、翌年の春、融水に乗じて一気に川を下がっていくのでありますが、三、四年たちますと、成熟してまたもとの川へ上るという、まことにロマンに満ちた習性を持っているのであります。最近では多摩川、荒川など、関東五カ川で組織化されている「サケを放す会」がシロサケの受精卵を無料配布したところ、たった一粒の卵をとりに親子はるばる車を飛ばしてきたとか、四回も電車を乗り継いできた小学生もあったというふうに聞いております。このようにサケには夢とロマンがあり、清流を取り戻す運動の起爆剤として、また、子供らには生命の尊厳とか、必ず帰ってくるという希望を持たせ、国や自治体は川や海をきれいにするといった責任を果たす上にも、大きな意味を持つことにもなりましょう。また、何よりも今日物質文明のみに走り、夢とロマンに飢えた現状を踏まえるとき、市民にはロマンを、子供らには夢と希望を与えてやるためにも、ぜひこの種のサケを放流してみてはどうかと思うのであります。そこで私は、わが長良川においてもサケの成熟魚が群れをなして川を上るといった光景を夢見るものであります。もし、これが実現するならば、岐阜市の観光資源としても、また、子供らの情操教育の観点からもすばらしいことではないかと思うのであります。私は素人でありまして、詳しくはわかりませんが、もし実現すればと大きな希望を持っているのであります。そこで、その可能性はあるのかないのか。たとえ失敗しても一度放流してはどうかと思うのでありますが、農林部長にお尋ねいたします。  次に、姉妹都市友好の推進についてであります。  岐阜市は中国の杭州市、イタリアのフィレンツェ市、ブラジルのカンピーナス市と国際友好都市を結んでおります。この友好をさらに推進するために、毎年経済界あるいは教育界などの人の交流が行われております。  ここで伺いますが、過日のカンピーナス市への友好訪問の際、岐阜市の小中学校と姉妹校を結んでおりますリオ・ブランコ学園の校長先生から、児童生徒の交流をしたらどうかとの提案がありました。夏休み十日か二週間程度、岐阜市の児童生徒とブラジルの児童生徒の子供たちの交流をしたらとのことであります。また、カンピーナス市の市長からは、今後は若手の市の職員の交流派遣をしたらとの提案もあったことであります。この場合は約一年程度の派遣だということのようであります。このように子供たちや市の職員相互の交流ということについて、市長はどのようにお考えになっておられるのか、その所見を伺うのであります。  勤労者の生活資金融資制度についてお尋ねいたします。現在、これは議会のたびごとに問題が提起されておりまして、くどいようではございますが、いま一度お伺いをするものであります。  現在、一世帯五十万円を限度とした融資制度が行われております。そうした融資制度の折に市で審査をしていただくわけでありますが、金融機関において融資が断られるというケースがあります。利用者としては、市民としては市で書類が通れば一〇〇%おおむね金融機関でも融資が受けられるものだと考えておられます。また、これは当然なことでありますが、実際はそうではないという現状であります。利用者は資金の必要に迫られて申し込みをするわけでありますので、市を通した書類についてはもう少し確実に融資がなされるような方法がとれないものか、経済部長にお尋ねいたします。  最後に、斎場の建設について市長に伺います。  市民の強い要望であります公営による葬斎場の建設について、すでに前の議会でもたびたびの論議をされてきているところであります。斎場という特殊な施設でもあり、広域的に、あるいは利用者の利便等を考慮に入れながら種々検討をされる中で、一応の調査と、さらに基本計画もできていると聞いておりますが、その具体的な内容と建設年度の見通しについて、市長に伺うものであります。  以上でもって第一回の質問を終わります。(拍手) ◯議長(上松宗男君) 市長、蒔田 浩君。     〔蒔田 浩君登壇〕 ◯市長(蒔田 浩君) 矢島議員の御質問にお答えを申し上げますが、一点は、友好都市のさらに友好への推進を進めてほしいという中で、カンピーナスの問題が出てきておるわけでありますが、三市の友好盟約以来五、六年もうすでにたっておりまして、イタリア・フィレンツェあるいは中国の杭州市、あるいはまたブラジルのカンピーナスと、いずれもそれぞれ特徴を持った大変いい都市だということで、議員の皆さんを初め、市民の方々、あるいはまた職員も行って交流をしていただき、友好の実を上げていただいておるところでございます。その中で一番この新しいブラジル・カンピーナスとの友好をさらに推進せよということでございます。趣旨は、私もそのために友好盟約を結んでおり、友好を強めていくことは十分趣旨には賛同をするところでございます。何といいましても距離的に遠い所でございます。あるいはまた時間的にもかかるわけであります。そういうところと、この学生、小中学生の交流ということにつきましては、よく内容、あるいはまたそうした時期、金銭、経費等、あるいは向こうのカンピーナス市の態度、こういうものもさらに双方が十分連絡を取り合って、実現できるものから実現に進めていきたいというふうに思っております。また、職員の派遣と、こういうものも御希望があるようでございますが、いろいろこの職員の派遣の内容も詰めなければ、実施になかなか移りにくい面もあろうかと存じますが、こういう面もいまの学生と含めまして連絡を取りつつ、実現に向けての努力を傾注したいと、かように思うわけでございます。  火葬場の建設につきましては、たびたびお答えを申し上げておりますし、また、御質問者もすでに御質問を受けておりまするが、要はいろいろ迷っておりましたが、それは迷うということは位置の問題であるわけであります。それは現在の所が狭隘ということであるわけでありますが、しかし、もう現地で改築をしようという強い意思を固めておるわけであります。そして、その斎場の規模、あるいは建築の様式、これを狭隘の中でつくるわけでありますから、技術的にいろいろ工夫をしなければならない、それが半地下式に一部をしなければならぬ部分もあるであろう、あるいは現在すでに墓碑が一万有体あるわけでありますから、そういう墓碑との関係も新しく建物との調和、あるいは日照、その他いろいろこうお墓のことでありますから、感情があります。そういう点を苦心をしていまやっておるところでございます。それで、それと同時に、新しく改築をするとなれば、やはり地域の方々の理解と協力もいただきたいという面もあるわけであります。それからまた進入路の問題もあります。いろいろ総合的に考えまして、来年さらに調査を、具体的な地域の人々との話し合い、あるいはまた決定的なその建築様式、こういうものを来年に詰めまして、そして、その後建築にかかっていこうという考え方を持っておりますが、きのうもお答えを申し上げたと思いますけれども、大体この十六億ぐらいはかかるのではないかというふうに見ておるわけであります。十五基ぐらいの炉も要るでしょうし、休憩室も要るでしょうし、それから葬斎をする部屋も要るでしょう。よその都市もずいぶんもう研究もしておるわけであります。そういうこととあわせまして、いま言いました、私が一番悩みに持つのは、狭いもんですから、駐車場の問題、車寄せの問題、いろいろあるもんですから、そういうところをさらに本当に建築そのものの設計もしなければならぬということへ努力をいましつつあるわけであります。来年度はそういうことをいたしまして、六十三年予定として、六十三年までには終わりたいというような考え方を持っておるところでございます。若干の日時がかかることは、これはやはり経費の問題と両方の問題があるわけでございますので、御理解を賜りたいと存じます。  以上であります。 ◯議長(上松宗男君) 市民部長、松尾 弘君。     〔松尾 弘君登壇〕 ◯市民部長(松尾 弘君) お答えいたします。  第一点の、南部コミュニティーセンターの建設についてどうかというお尋ねでございます。コミュニティーセンターの建設につきましては、東西南北の四カ所に建設する計画に基づきまして昭和五十六年度から進めてまいり、東部、西部地域が開館し、本年度は北部地域に建設中でありまして、工事も順調に進み、昭和五十九年四月に開館の予定でございます。南部地域につきましては本年度当初から関係地域の連合広報会長さん及び関係の方と何回か会議を重ねてまいりまして、十カ所ほどの候補地をいろいろ検討いたしましたけれども、敷地が狭いとか、交通の利便等の問題がございまして、なかなか決定がむずかしかったんでございますけれども、最近になりまして加納城南通に適当な候補地のお話がございまして、現在検討中でございます。  第二点の、コミュニティーセンターに支所を、統合事務所を併設するかどうかというお尋ねでございますが、市長も昨日申し上げておりますように、昭和六十年度をめどに来年度は二つでも三つでも統合をしていきたいということを申されております。南部の東地域のブロックを統合し、この用地が確保されましたならば、コミセンと同時に統合事務所も併設したいという考え方でございます。  以上でございます。 ◯議長(上松宗男君) 福祉部長、鬼頭成行君。     〔鬼頭成行君登壇〕 ◯福祉部長(鬼頭成行君) シルバー人材センターについてお答えをいたします。  高齢化社会が急速に到来する中で、高齢者の経験や能力を社会の生産活動に活用し、同時に生きがいのある老後を送れる社会環境をつくり上げることは、当面行政の最重要課題の一つであり、高齢者の社会参加を促進する組織として、シルバー人材センター高齢者福祉事業団の充実は、将来ますます重要であると考えております。事業団の経過といたしましては、五十六年の一月十六日、会員百二十八人で発足し、現在三百十八人となり、本年度の目標は四百人でございます。事業団役員、会員の努力、関係各位の援助により受注件数は年々増加して、昭和五十七年度においては九百九十四件でございました。本年上半期においてはすでに六百九十五件を受注し、作業も完了いたしております。就労延べ人員は受注件数の伸びとともに増加いたしまして、昭和五十七年度において一万九十三人、本年度上半期で七千二十九人に達しております。就労率は五十七年度においては七三%という高率で、全国でも上位にランクされ、高い評価を受けております。仕事の内容では昭和五十七年度で見てみますと、一番多いのが清掃、草刈り等の単純作業で三百六十件、一千百十万円の配分金があり、延べ四千七十四人が就労いたしました。次いで、技術関係、すなわち、家屋の補修、庭木の剪定等で三百六件、七百六十七万円の配分金があり、延べ二千十一人が就労いたしました。続いて、社会活動、サービス等で、これは病人の世話、障害児の付き添い、入浴サービス、家庭手伝いなどで五百六十二万円の配分金があり、延べ二千三百八十五人が就労をいたしました。以下事務補助とか、伝票整理、駐車場、倉庫等の管理監督、折衝、外交の順となっております。また、受注の内容を官公庁と民間の割合で見てみますと、件数では官公庁が八・四%、民間九一・六%、受注額では官公庁二一・五%、民間七八・五%となっております。  次に、将来の展望でございますけれども、会員もふえまして、受注獲得に懸命になればなるほど、民間専門業者との競合問題が発生いたしますので、受注の際には諸般の状況を勘案して進めることが大切であろうと存じます。厳しい社会状況下でありますから、シルバー人材センターの独自事業の開発が必要となってまいります。現在手がけておりますのは、障害児が日常生活に必要な生活補助具、すなわち、机やいす、遊具等の製作であります。市販のものと競合することなく、障害児個々の要望のもとに製作いたしますので、大変喜ばれておるものでございます。また、会員がお互いに仕事を開拓すると同時に、会員が自分でできないことを事業団に依頼する相互扶助システムを確立したいと考えております。たとえば、自分が病気になったときに介護あるいは病院への付き添い等、シルバーへ申し出れば、福祉グループの会員がこれに当たるということでございます。この福祉グループでは病人の介護、食事の世話、部屋の掃除、衣類の洗濯、補修等に従事し活躍しているわけでございますので、これを組織内でお互いに助け合い、将来の生活不安の解消を図り、健康の保持に努め、友達づくりをし、活用していくということでございます。会員の増加とともに仕事の公平な配分が重要となってきますので、本人の希望、職種の登録がえ、能力の把握に努め、スムーズな就労と親睦に留意いたしまして、生きがいをつかんでもらうよう配慮していく所存でございます。このためには事務局体制の一層の充実が急務であり、地域班の編成や、御指摘の専用の作業場等も必要となってきますので、鋭意努力をしていきたいと存じます。また、大世帯の会員を抱え、年数とともに未就労会員が増加してまいりますので、就労はしないが組織の中には残りたいと願う会員の対策といたしまして、文化活動や作品展、社会奉仕活動、親睦会などで活躍できる機会と場の創設が大切になってまいります。  次に、一般市民の理解と協力がなければなりませんので、高齢化社会におけるシルバー人材センターの本質について、さらにPRに努めてまいりたいと存じます。同時に会員一人一人の自覚が最も大切でありますので、会員の研修内容をより充実させ、新しい社会環境に即応、参画できるよう指導し、地域社会で認められる高齢者となっていただき、本市の発展に寄与するシルバー人材センターを目指してまいりたいと存じます。  次に、父子家庭についてでございますが、さきの議会におきましてお答え申し上げましたように、本市におきましては介護人の派遣事業、一日親子の集い、交通公園入場券交付、市民の劇場招待等、援護及び父子家庭児童の健全育成に意を注いでおるところでございます。現在、全国各都市あて照会中でございますけれども、各都市におかれましても、その施策につきましては非常に苦慮されているようでございます、さきに県社協が実施いたしました父子家庭調査の結果を見ましても、経済的援助とともに、子供の世話や教育の悩みが多いようでございます。したがいまして、本市でも父子家庭介護人派遣制度を実施いたしましたけれども、さらに、ただいまの御提言の趣旨をも体しまして、また、他都市の状況等もあわせ考え、検討をいたしたいと存じます。 ◯議長(上松宗男君) 農林部長、工藤多喜三君。     〔工藤多喜三君登壇〕 ◯農林部長(工藤多喜三君) お答えを申し上げます。  サケの御提案でございますが、まことに夢とロマンに富んだお話でございまして、私も全く同感でございます。このお話は他の方からも御提案をちょうだいし、一昨年以来調査研究を進めてきたところでございまして、県当局や水産試験場技術員の御意見をいただくなど、研究をいたした経過がございます。アユの遡上は春でございまして、サケは秋でございまして、長良川にこれが実現した場合はまことに結構なことではございまして、はかり知れないメリットもあるわけでございます。しかし、現段階で私どもが得ております結論は、いずれの機関が仮に実験的であっても実施する場合はきわめて慎重でなければならないということでございます。その理由を申し上げてみますと、まず第一番に、サケは寒海域に生息する魚でございまして、海流に乗って日本の沿岸に達しまして、生まれた河川に産卵に戻る母川回帰する習性があるわけでございます。太平洋岸の寒流海域は房総半島まででございまして、河川としてはしたがって利根川までとなっていますが、気候不順等も加わりまして、近ごろは海域が南下して富士川あたりまでになっているとも聞いております。このことは海水の温度が十度以下の所に生息するということでございます。伊勢湾近海は暖海域でございまして、水産学上その見込みはきわめて薄いということでございます。二番目といたしましては、サケの遡上している河川はすべて河口が直接海に開いている河川でございます。長良川は木曽川に入ってから伊勢湾に注いでおります。伊勢湾は海流と海水温の影響下にないので、サケの遡上には大変むずかしいものがあるそうでございます。仮に実現いたしましても伊勢湾は大きな阻害条件となるわけでございます。三番目には、長良川河口ぜきが建設されるわけでございますが、その場合の影響は未知数でございます。     〔私語する者あり〕 それから、第四番目としては、大きな漁業権の問題がございます。仮にこれを実施いたしましても、愛知県や三重県の河口付近で一網打尽に捕獲してしまわれれば全く岐阜県では見ることができません。     〔私語する者あり〕 このことは県内でも同じことでございます。     〔私語する者あり〕 郡上方面の上流支派川へたどりつくサケは途中で捕獲されてしまい皆無となるわけでございます。これは県や県漁連がその気になって対応してもらわないとできない相談でもございます。三重県、愛知県との話し合いも必要と存じます。したがいまして、岐阜市あたりが取り組む事業としてでなく、県段階の水産業の問題と言うべきであると考えます。いずれにいたしましても、学問的、理論的に見通しの裏づけが乏しい段階でございますので、(笑声)この件についてはこの程度のことしか申し上げれないのが残念でございます。あしからず御了承をいただきたいと思います。(笑声)     〔私語する者多し〕 ◯議長(上松宗男君) 経済部長、白木文夫君。     〔白木文夫君登壇〕 ◯経済部長(白木文夫君) お答えを申し上げます。生活資金の融資制度、これは御存じのとおり、市におきましての資格審査、それから、融資の実行につきましては要綱に基づきまして取扱銀行が所定の手続を行っております。このことにつきましては窓口におきまして申込者と十分お話しを申し上げ、御理解もいただいておると思っておりますが、融資の実行率はこれは確かに御指摘がございますが、昨今徐々にこの率を高めつつあります。いずれにいたしましても、利用者の立場に立ってのさらに融資の方向というようなことで努力、対処をしてまいりますので、よろしくお願い申し上げます。     〔「議長、二十四番」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(上松宗男君) 二十四番、矢島清久君。     〔矢島清久君登壇〕 ◯二十四番(矢島清久君) サケの放流以外の問題については一応納得いたしましたので、(笑声)了といたします。ひとつよろしくお願い申し上げます。  農林部長、いま、     〔私語する者あり〕 学説上長良川には遡上しないと、考えられないと、だから、なかなか慎重にせざるを得ないという旨をおっしゃいました。神戸の川にもですねえ、最近そのサケが上がってきたいうことも報道されております。で、学説上、学問上その考えられないからやれないというようなことを言われますが、すべてがですねえ、学問上に合ってるということはないということもあるのであります。一週間ほど前にもマグロが四国の川に上がってきた、これ事実あるんですが、(笑声)これは学説上合うのか合わないのか、これは。     〔私語する者あり〕 だから、そういうこともあり得るので、最初からやらぬというようなことはですねえ、(笑声)やってみたらどうかと私は言うのであります。     〔私語する者多し〕  次に、教育長にお尋ねいたしますが、     〔私語する者あり〕(笑声) 子供に対しての情操教育として、そういうサケの自然界における生命の流転、あるいはとうとさというものに対して教える、生命のとうとさを教えるという観点から、そういう放流をすることがいいのか悪いのか。(笑声)教育長としてその判断を仰ぎたい、このように思います。  次に市民部長、サケを放す会というものをもっと啓発したらどうかと思いますが、その意思ありや否や。  また経済部長は、この問題に対して財源問題もあるでしょうが、これがもし実現すれば大きな岐阜市の観光資源ともなります。そういう意味から財源については私は安いお金で済む。一回の放流が約百万から二百万と思われますが、こうした財源も長良川河畔の旅館組合と話し合って協力を得てですねえ、理解を求めれば決して無理ではないと、このように思いますが、経済部長の所見を伺います。  そして技術助役、(笑声)先ほど河口ぜきという問題がありましたが、私はこれらの問題はいまや四日市や三重県は水はもう要らないと言っておりますが、この河口ぜきの建設時期、完了というものは大幅におくれるだろうと。たとえば来年放流しても五、六年は、まず上ってくる間の五、六年はできないだろうと、このように思われますが、その建設の見通しをお尋ねするものであります。  また総務部長は、これらの財源について本当にわずかなお金と思いますが、このわずかなお金に対してその予算計上、来年度するのかしないのか、(笑声)お聞きしたいと思います。  まず、これらの部長に、サケの放流に対しての賛否を問いたいと思います。以上。     〔私語する者多し〕 ◯議長(上松宗男君) 農林部長、工藤多喜三君。     〔工藤多喜三君登壇〕
    ◯農林部長(工藤多喜三君) お答えをいたします。基本的には先ほど申し上げたとおりでございますが、県からいただいている資料によりましても、サケは冷水性の魚であり、シロサケの分布の中心は北海道、東北地方であるが、南限については太平洋側では寒流親潮海流の影響を受ける茨城県の利根川とされているが、親潮海流の張り出しが強い年は、それより南においても迷いザケが(笑声)漁獲されることがある。日本海側の南岸については山口県の粟野川となっているということでございます。それから、シロサケの分布を制限する主要因は水温であり、降下した稚魚の適水温は十度前後とされているということでございますので、私は水産学上無理であるということを申し上げているわけでございます。それから予算のことでございますが、私の範囲内ではございませんが、いままで兵庫県がやっております事業を見てみますと、やはり一千万円ぐらいを四年間続けてやっておられるようであります。以上でございます。     〔私語する者あり〕 ◯議長(上松宗男君) 市民部長、松尾 弘君。     〔松尾 弘君登壇〕 ◯市民部長(松尾 弘君) お答えいたします。サケの稚魚の放流について、そういうことができたら市民の会をつくって、そうした呼びかけをするかどうかということでございます。それがもしも可能になったならば非常に結構なことではないかと思います。(笑声)     〔私語する者あり〕 ◯議長(上松宗男君) 経済部長、白木文夫君。     〔白木文夫君登壇〕 ◯経済部長(白木文夫君) お答え申し上げます。サケの放流、遡上が実現すれば、これは観光面にも大きなメリットになります。したがいまして、その財源はどうかということになりますと、これはやはり観光の関係機関とも十分話し合いできますれば、これはまた可能であるというふうに考えておりますので、よろしくお願いをいたします。 ◯議長(上松宗男君) 教育長、橋詰俊郎君。     〔橋詰俊郎君登壇〕 ◯教育長(橋詰俊郎君) お答え申し上げます。私の判断の専門外と思いますけれども、教育のサイドから申しますならば、私はテレビでサケが北海道のなにをさかのぼっていく様子を見ましていつも感動しております。(笑声)ああいうのを私も見たいと思いますし(笑声)子供にも見せてやりたいということも思います。それぞれ自然の状況に応じて魚はそれぞれの繁殖の生活をしているわけでございます。アユは長良川で生活をしておりますし(笑声)、先ほどのお話の中に、四国ですか、マグロをつかまえた子供は中学生でございます。彼は感動したと思います。(笑声)で、教育のサイドから言うならば、子供にいろんな夢を持たすということは大事なことだと思います。     〔「そのとおり」と呼ぶ者あり〕 そして現在は遺伝子の組みかえによって(笑声)いろいろ科学的な研究も進められております。そういうことでございますので、現在の社会科の中では日本の水産業のことで、いろいろな地域におけるそういう水産業の現実というものを教えております。で、子供には、そういうこともできるかもしれないという夢を持たせながら、大人になったらそういう研究にも取り組んでいくような姿勢を(笑声)教育することが大事だと、こういうふうに思っております。     〔「了解、そのとおり」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(上松宗男君) 総務部長、高木 直君。     〔高木 直君登壇〕 ◯総務部長(高木 直君) サケの放流に対して予算措置するかどうかと、こういうことでございますが、突然のお話でございますが、これらの経済効果、夢を買うための投資、こういったことも検討の上、それぞれ専門の方から答弁がございましたので、そういったことが必要であれば、それなりの検討もさせていただきたいと、このように考えております。 ◯議長(上松宗男君) 助役、西田 創君。     〔西田 創君登壇〕 ◯助役(西田 創君) お答えいたします。下流の三重県の漁業組合との協議がまだ調っておらない。それで本体着工にはまだ間があると、こういうふうに聞いております。(笑声)     〔「議長、二十四番」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(上松宗男君) 二十四番、矢島清久君。     〔矢島清久君登壇〕 ◯二十四番(矢島清久君) ただいま各部長からその所見を伺ったところでありますが、私は先ほども第一回の質問で、子供には夢、大人、市民にはロマンを与える、かっこうのそうした行為ではないかということを申し上げたところであります。先ほどの農林部長の説明によれば、学問上それはなかなかいろんな難点があって不可能だというような答弁がありました。私もそれはそうだろうと思います。しかし、そうした夢とロマンを与えるために、私は先ほども言っておりますように多額のお金を必要とはしない。そういう観点から一度やってみてはどうかと提唱するものであります。そうしたときに、学問上否定されているのをやるということについて非常な勇気と決断が要ると思いますが、私はあえてこれをやったことによって人体、生命が損なわれるということではありません。(笑声)そういう観点からですねえ、そういうことであれば私はやれとは言いませんが、実験的にやってみて、市民にロマンを、子供には夢を与えるというようなことから、市長に勇気を持って決断をもって、どういう批判があろうとも一度やってみると、こういう決断がおありかどうか再度質問いたしまして終わりたいと思います。     〔私語する者あり〕 ◯議長(上松宗男君) 市長、蒔田 浩君。     〔蒔田 浩君登壇〕 ◯市長(蒔田 浩君) サケの放流につきましてお答えを申し上げます。私もこの話は二年ぐらい前から聞きまして、農林部長にいろいろ研究してみよということでやってきたわけであります。なぜならば、私もきわめて興味の深いことであり、そしていま申されました子供の情操教育にも観光資源にも、さらに川も美しくなるでありましょうが、そういうために私も心からサケが上ってこんかなあということを願う一人であります。(笑声)しかし、物理的にあるいはまたいろいろ考えまして農林部長が答弁したような結果もあるように聞いております。いろいろ漁業組合との関係もあるでしょう。いろいろありますが、やはり私は長良川のような清流に、学問的にはいざ知らず、サケが上るという川になってほしいというふうに思うわけでありますから、さらにさらに検討をいたしまして、(笑声)研究をいたしまして、そして実験的な面に踏み切るかどうか、いましばらくの時間をおかしいただきたいと、かように思うわけであります。 ◯議長(上松宗男君) 三番、所 一好君。     〔所 一好君登壇〕(拍手) ◯三番(所 一好君) 国民年金の給付と岐阜薬大の一般公開講座、この二点についてお尋ねいたします。  先日、国民年金の給付におきまして、こんなことがございました。それは国民年金の給付を受けている方がお亡くなりになり、この方をAさんといたします。そしてお亡くなりになった月がこの十一月でございます。国民年金法によって年金給付は年四回で毎年三月、六月、九月、十二月、それぞれの前月までの分を支払う、こうなっております。また、年金は権利が消滅した日の属する月で終わるものとすると、こうなっておりますから、このお亡くなりになりましたAさんは九月分、十月分、十一月分の三カ月分は受給する権利があるわけでございます。それでAさんの息子さんが市役所へ行かれてその分を手続をしようとしますと、あなたにはその分について受け取る権利がありませんからだめですと、こう言われたわけであります。と申しますのは、この家庭には事情がございまして、Aさんの息子さんというのをBさんといたしますとBさんはAさんとの間に血縁関係がないのでございます。で、Bさんの父親、すでに死亡されておりますが、この方をCさんといたしますと、お亡くなりになったAさんとBさんの父親Cさんとは夫婦でありますが、BさんはAさんの先妻の子でありますから、なるほど血縁関係がございません。また、AさんとCさんの間には子供もできなかったわけであります。ですから二十数年間、生活の上では親子でありながら養子縁組というものがしていないので、事実上第三者が見れば親子であっても法律的には親子でないのであります。で、住民票を見てみますと二十数年間同居家族でございます。国民年金法の第十九条に未支給年金の項があり、「年金給付の受給権者が死亡した場合において、その死亡した者に支給すべき年金給付でまだその者に支給しなかったものがあるときは、その者の配偶者、子、父母、孫、祖父母又は兄弟姉妹であって、その者の死亡の当時その者と生計を同じくしていたものは、自己の名で、その未支給の年金の支給を請求することができる。」とありますから、この場合、養子縁組がしていないため、この三カ月分の年金は受給する者がいないということになります。このことで私は二つの疑問を持つものであります。その一つは、支給される月が年四回という便宜のため、本来なら受給できる権利が、受給できるものが受給できない。もう一つは、だれが見ても二十数年間同じに暮らしているんですから親子だと思っているのに、法律的な手続、養子縁組という法律手続を知らず、また、しなかったがために受給できない。私はある意味では法の未整備をうらむものであります。これと同じようなケースがやはり国民年金の窓口へ行きますと数多くあるとも聞いております。何とかよい方法がないものでしょうかと思うものであります。この件を前置きといたしまして、以下、三点について市民部長にお尋ねをいたします。  まずその第一点が、いま申し上げました例の、受給できないこの三カ月分の年金はどうなるのか。  二つ目に、生計をともにしていた場合の年数を考えますと、私は法律的に血縁関係がなくても支給するのに十分資格があると思うわけでありますが、今後そういった問題を解決されるには法改正という問題が大前提でございます。それに対する取り組みについて市民部長にお尋ねいたします。  そして三番目に、五十七年度の決算において、国民年金の岐阜市の総加入者数が九万九千七百二十名で、その納付額合計が五十一億八百一万八千百九十円でございます。そして受給者が二万四千九百八十二名で受給金額が七十三億七千二百二十七万二百円であります。国からの委任事務でございますから岐阜市の財源からの持ち出しということはないとはいえ、約二十二億七千万円の持ち出しになってくるわけであります。今後ますます高齢者社会を迎え受給者がふえるわけでございますから、受給金額が抑えられるのか、または納付者のいわゆる国民年金に対する納付額が高率でアップされるのか、また、この両方の施策をとっていかなければこの問題は解決しないと思うわけであります。ですから、今後の国民年金の進んでいく方向と申しますか、年金業務について今後どうなるのかについてお尋ねをいたします。  続きまして、岐阜薬科大学の一般公開講座についてお尋ねをいたします。  先般、岐阜市黒野に移転をいたしました岐阜大学におきまして一般公開講座が開設され、定員二百名ということで募集がされ、市民の関心を呼び、私もまたこの講座に参加をさせていただいた一人でございます。講義内容では、たとえば長良川の風俗史でありますとかアユの話、いろんな地質学または動物に宿る寄生虫など幅広くおもしろい内容の講義を興味深く拝聴させていただいたわけでございます。そして聴講されている多くの方々も十分満足されたのではないかと思うわけであります。また、本市におきましては岐阜市立の薬科大学があり、全国の薬科大学の中におきましてもトップレベルのスタッフを擁され、優秀な生徒を社会へ送り出されてみえるわけであります。ここで御提案申し上げたいのは、この薬学知職をわれわれ岐阜市民にもぜひ分けていただきたい、こうお願いしたいわけであります。近年われわれは薬というものに対しては情報過多で何を選択してよいのやら、何に基づいてどんな薬を選んでいいのやら全くその選別についてはむずかしくなってきております。たとえばテレビのCMでも薬品会社の宣伝が朝早くから深夜にわたり流され、新聞においても大きな記事で毎日のように宣伝されております。また、その反面、一方では三面記事に、全く効果がないのに効果があるかのごとくして売り、薬事法違反であったり詐欺行為であったりのニュースも流れてまいります。お医者さんへ行けば、これが薬だよ、こう言って袋に入った薬を渡されるのですけれども、その成分は何なのか、一体どんなふうに効くのかさっぱりわからないという現実もございます。薬にも漢方薬から新薬、置き薬から栄養ドリンク、かぜ薬からまたまたやせる薬まで非常に薬のはんらん時代でございます。われわれ市民といたしましては、自分の体でございますから自分で判断のできるような素養を身につけなければならないと思うわけであります。そのためには岐阜薬大の優秀な頭脳を知識をわれわれ市民にも教えていただき、薬に対する認識を深めたい、こう思うわけであります。たとえば五十七年度の決算を見ましても、純然たる市費の持ち出しと申しますか、その投入額が九千四百七十三万三千四百六十一円、一億に手の届くほどの金額でございます。こういった市費投入をよりさらにふやしてでも、岐阜市民の薬学知識向上のために公開講座の開設を望むものでございますが、そういった計画がおありならばぜひ聞かせていただきたい、こう思います。  以上で第一回目の質問を終わります。(拍手) ◯議長(上松宗男君) 市民部長、松尾 弘君。     〔松尾 弘君登壇〕 ◯市民部長(松尾 弘君) お答えいたします。国民年金の給付について、第一点の受給できない未支給年金はどうなるかというお尋ねでございます。未支給年金は請求権のある者が社会保険庁官に請求書を出すことにより支給されるものでございまして、この場合は請求することができません。したがいまして、未支給年金の支出、つまり給付行為は行われないということになります。  第二点の、生計をともにしているが、法律的に血縁関係がなくても未支給年金の受給資格がない人の問題につきましては、御質問のとおり感情的にはわれわれといたしましても何とか支給したいと考えるわけでございますが、現行法の中では支給できないわけでございます。したがいまして、われわれ実務者といたしましては、この問題につきまして法律の改正を要望いたしているところでございますが、社会保険庁からの答弁といたしましては、年金の種類が非常に多く国民年金のみについて法改正はできない、各省庁との審議の中で年金全体について検討しなければならないので早急に結論を出すことができないという話を聞いているわけでございます。いずれにいたしましても法律改正につきましては今後機会あるたびにさらに要望を重ねてまいりたいと存じます。  第三点の、国民年金の将来の方向についてのお尋ねでございますが、厚生省は長期的に見た場合、公的年金制度の一元化を昭和七十年までに達成したいとしております。この場合、基本的な考え方といたしましては制度間の格差、給付水準の是正、婦人年金権の保障等解決するとともに長期的に安定した制度を確立し、世代間の公平の確立に努めるとしております。一方、当面の問題といたしましては、国民年金、厚生年金、船員保険の三つについて五十九年度に法改正を行うため、六十一年実施をめどにこれから国民年金審議会と社会保険審議会とで審議されることになっており、厚生省の諮問案が示されるところであります。その内容につきましては新聞等で報通されておりますが、概要を申し上げますと、国民年金を国民共通の基礎的な年金としまして、自営業者は国民年金に加入し五万円の年金を受け取ることとすると。また、サラリーマンは国民年金と厚生年金に二重加入し、基礎的年金を国民年金から、所得比例による年金を厚生年金から受け取ることとして、給付水準は現役世代の平均賃金の七割、約十七万円程度を予定するとしております。さらに婦人の年金権を確立するために、婦人はすべて国民年金に強制的加入をすると、基礎的な年金五万円を受け取ることとすると。それから、国民年金の保険料でございますけれども、五十九年度では六千二百二十円、六十一年度からは五十九年度ベースで六千八百円、保険料水準は最終的にピーク時においては一万三千円程度とするということで、年金の物価スライドを毎年四月に定期的に行うというようなことが報ぜられております。国民年金の改革はいままでにない大きな制度再編でありまして、審議会の答申を待って法律改正が行われることになりますが、国民年金は公的年金制度の一元化に向かいまして基礎的年金として位置づけられていくことは確実でございます。将来に対する不安を抱く必要はないと考えております。 ◯議長(上松宗男君) 薬科大学学長、堀 幹夫君。     〔堀 幹夫君登壇〕 ◯薬科大学学長(堀 幹夫君) 岐阜薬科大学の一般公開講座に関する所議員の御質問にお答えをいたします。  岐阜薬科大学は公開講座を明年七月の夏季土曜日ごとに実施する方向で現在具体策を検討しております。十分魅力ある公開講座を行い御質問にお答えしていく心づもりでございます。すでに卒後教育につきましては岐阜県薬剤師協会へ講師を派遣し、また、岐阜市教育委員会主催の市民大学講座に対して教授、助教授を参画してまいりました。また、老人福祉センターなど各種講演会にも講師を送ってまいりました。しかしながら、公開講座には岐阜薬科大学内を使用していくのが本筋と考えております。幸い昨年創立五十周年を記念いたしまして教育研究センターを建設していただきましたので、三百名以上入れる四階大ホールを使用の中心に学内諸施設を使用いたしまして、岐阜市民に愛され親しまれる岐阜薬科大学をスローガンといたしまして、地域教育文化の繁栄にできるだけ参画していく方針でございます。以上でございます。 ◯議長(上松宗男君) この際、暫時休憩いたします。   午前十一時五十四分 休  憩            ━━━━━━━━━━━━━━━━━   午後一時三分    開  議 ◯副議長(武藤代次郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  質疑並びに一般質問を続行いたします。十一番、堀田信夫君。     〔堀田信夫君登壇〕(拍手) ◯十一番(堀田信夫君) それでは、順次お尋ねをいたします。  まず最初に、中国からの帰国者への援護についてであります。  昭和四十七年の日中国交回復を契機といたしまして、中国から毎年多数の帰国者があります。帰国者は日本国籍を持ち、終戦前から引き続き中国に居住していた方々で、日本への永住の目的を持って帰国される永住の帰国者、また終戦前から中国に居住する日本婦人で、終戦後初めて墓参りや親族の訪問などの目的を持って帰国をされる一時帰国者に大別をされております。そしてまた、終戦前後における両親との離別によって中国人養父母等によって育てられてまいりました、いわゆる中国残留日本人孤児で身元が判明をした永住帰国者あるいは一時帰国者等があります。いずれの方々も日本の行った侵略戦争の犠牲の方々であります。帰国者に対しては、帰国、そしてまた日本での社会生活への適応が円滑に行われるようにと、帰国のための旅費の支給、また帰国後における当座の生活費の支給、あるいはまた公営住宅の優先入居、また日常的な生活に対する指導を行うための生活指導員の派遣、日本語習得のための語学教材の支給、カセットテープやテープレコーダーの支給などが厚生省あるいは文部省から行われております。上陸時に一泊させて、各種行政機関の窓口の紹介やあるいは生活習慣の違いなどを伝えるミーティングなども実施をされております。これらの施策は当然のことと言わなければなりません。ことしの十月に中国の東北地区から二世帯十二人の方が永住のため帰国をされ、岐阜市にその住居を構えられております。県の厚生援護課、そして市の住宅課の配慮によって市営住宅にその居を構えられております。すでに二カ月になろうといたしております。この方々の帰国後における悩みは、何といいましても日本語がわからないこと、そして仕事が見つからないことであります。就学対象の児童が三名この帰国者の中に含まれておりますけれども、学校へ毎日通って、特別に日本語習得のための教室が設けられております。そして、育ち盛りということもありまして、日に日にこれがなれていっているようであります。ところが、学齢児童以外の方々には大変な御苦労で日本語の語学教材等のいわゆるテープレコーダーを使っての習得に励んでおられますけれども、これがなかなかはかどっておらないようであります。こういう中で、外へ出る勇気が持てず、帰国後というのは全般的に家の中にこもりがちで、ますます語学が身についていかない、そして仕事も見つかってこないというような、きわめて悪循環の状況が続いているようであります。厚生省の調査によりますと、日常会話の習得についてはおよそ帰国後二年で習得がされている、あるいはまた日常生活、職場への適合で自立できるようになるのが帰国後の三年ないし四年だというような、帰国者に対する調査結果が出されておりますけれども、問題は、この完全にとまではいかないまでも、おおむね日常的な生活に適応できるまでの二年ないしは三年、こういう間におけるつらさにどれだけ耐えれるかが問題であります。岐阜にはいま十世帯の方々が帰国をせられ、生活を営んでおられますが、中にはノイローゼで苦しんでおられ、毎日病院へ通っておられる方もあります。また、これは岐阜市ではありませんけれども、他の市町村においては、この間のつらさに耐えかねてみずから命を断つというような悲惨な出来事さえも起きているのであります。帰国者が一日も早く日常生活、日常会話に適応できるように、でき得る可能な限りの援助の手を差し伸べていくのがいま求められていると思います。先ほど御紹介いたしましたような厚生省のさまざまな施策もあります。しかし、岐阜市に永住された方々のために具体的にその実情に即応して、必要な行政の側の独自の施策も必要ではないかと考えるものであります。  そこで、お尋ねをするわけでありますが、まず第一に、日本語を何よりもいち早く集中的に習得をするために、帰国者のための日本語の教室あるいは学校、こういったものを行政あるいは民間の団体の協力も得て開いていくことができないのかどうか、この点についてまず第一点、お尋ねをいたします。  二点目は、自立のための生活指導、職業訓練、就職のあっせん等、援助を行政としても行っていく必要があるのではないか。以上、二点について福祉部長にお尋ねをいたします。  次に、野球場、ソフトボール場についてお尋ねをいたします。  スポーツをする人は、今日あらゆる階層の間で広がっており、少し前の世論調査でありますけれども、人口の過半数がスポーツをしたいと答えられ、一五%が何らかのスポーツ組織に所属しているとのことであります。市民の豊かな生活にとってスポーツを楽しむことはなくてはならないものになっていると言えます。日増しに高まってまいりますスポーツ人口の増加、またその要求にこたえてのスポーツ行政で場所の提供、指導員の養成など、その前進が望まれるところであります。ここで、私は、とりわけ施設の拡充の面で大きくおくれていると思われる野球場、ソフトボール場の増設について提案をし、お答えをいただくものであります。  市の保健体育課に登録されている野球チーム、ソフトボールチームが合わせて五百七十六チームと伺っております。これに対する市営の野球場、ソフトボール場は合わせて十八面と伺っております。これに県営の野球場、さらには夜間における小学校、中学校の校庭開放等によるグラウンドの開放、こういったものがありますけれども、全体のチーム編成数から考えれば大きなおくれと言いますか、十分に需要にこたえられていない、このように見ることができます。  そこで、まず第一点、お尋ねをいたしますが、いろんな施策の中でも用地を確保するということは、なかなか今日においては至難の事業であります。グラウンドを増設しようと考えてもなかなかその用地が見つかってまいりません。そしてまた、市内地において用地を確保しようと思えば、大きな予算も伴ってまいります。そこで、これまでもとってこられた施策の中で河川敷を活用してのグラウンドの設置がございます。これで改めて長良川の河川敷を初めとして、市内の河川敷の実情を調査し、新たにグラウンドを増設する個所がないのかどうか、そういう現状の調査、そしてまたそれによる市全体におけるグラウンドの増設計画を持っていく必要があると考えるものでありますが、この点につきまして都市計画部長からお答えをいただきたいと思います。  また、第二点目は、以前にも提案をしたことがありますけれども、県営あるいは市営などのグラウンドとともに民間の企業が持っているグラウンドで、すでに校下住民や周辺の地域住民にそのグラウンドが開放されている所があります。こういう企業の協力も得て行っているグラウンドの提供、これが市内及び近くの市町村、隣接する都市においてどれだけあるのか、その実態の把握を行って、協力を求め、その周辺地域においては仮に公営のグラウンドが確保できなかった場合に、これこれこういう球場があるというような紹介を行っていく、そういう具体的な援助ができないものかどうか。現に各地域で行われております野球やソフトのリーグ戦などにおいて、シーズン中における球場の確保は本当にその事務局になっておられる方々というのは大変な苦労で、リーグ予算全体の中でもその球場確保のために占める予算というのが大変なものになっていると伺っております。これらの民間の企業の有しているグラウンドについての実態把握、そして、それらの施設の一覧を作成し、利用できるように図っていってはどうかという点であります。この点につきましては、教育長からお答えをいただきたいと思います。  次に、さきの九月議会におきまして指摘をしてまいりました農林部農林課における、管理していた外郭団体の預金通帳から現金が盗み出されていた事件であります。こういうことが二度と再び起きてはならないよう問題を指摘をし、その対策を求めてきたところであります。その中において、外郭団体の事務局を引き受けるということ自体が、その職員にたとえば預金通帳や判こを管理する職員の方の新たな事務量増大となること、またそれらが精神的な苦痛、そしてそういうこと自体が地方公務員法の定める職務専念の義務に反しはしないかという問題の指摘、そして預金通帳や判こ、それの管理体制そのものがずさんになっていた問題、そしてさらにはこういう外郭団体の事務局の受託、預金通帳の管理、判この管理というものが、農林部農林課にだけとどまらず、全庁的でほとんどの部署でこうした管理があったという実態が明らかにされ、またそのことが全体として全庁的にどれだけあるのかということが判明をしていない問題も指摘をしてまいりました。この間、総務部総務課におきまして実態調査がなされるとともに、保管体制の強化がなされておるようであります。その結果によりますと、全庁的にこういう外郭団体の預金通帳や判この管理が団体数にして二百二十三団体にも上っております。これらの団体の預金通帳や判こが保管されているということでありますが、この調査結果の中に見られる問題点、そしてまたこの間とってこられてきた対策について明らかにしていただきたいと思います。私が一昨日資料をいただきまして仄聞したところ、中には役所のこの管理をする職員の職務と全くかかわり合いのない、関係のない団体の預金通帳や判この管理も含まれているようでありますが、この間、総務部においてとってこられた処置について明らかにしていただきたいと思います。  最後に、国有地の買収についてお尋ねをいたします。  今期定例会における一般会計補正において学校建設費が計上されております。これは、厚見中、そして陽南中の用地購入費で開発公社から再取得をしようというものであります。これに関連をしてお尋ねをするわけであります。  実は、陽南中の学校用地には、大蔵省所有の市認定道路、用悪水路の国有地が含まれております。当然学校用地になるわけでありますので、これら道路及び水路のつけかえを当然行ってまいります。そして、つけかえた面積を超える学校用地にかかった道路、水路の国有面積部分、これが一千百三十五・二五平方メートルということであります。これの平米当たりの単価は八万一千七百九十二円であり、これが二分の一減額をされる措置がとられて四万八百九十六円で、総額にして四千六百四十二万七千百八十四円となっております。都市の基盤整備上、必要な道路、水路がつけかえられたわけで、その面積がつけかえられたそれら道路及び水路の面積が従来までのものより少なくなったとして、そこに生じる面積の差を国から買うというものであります。こういうことについても、率直な疑問が感じないわけではありません。ところが、いろいろお尋ねをしてみますと、さきに用地買収が開発公社で行われております、県立三田高校の用地取得について調べてみますと、ここでもやはり大蔵省所有の水路があり、この用地にかかった面積が全体で六百五十六・二八平方メートルということであります。この用途廃止が当然なされて、これに対する代替水路もつくられました。この代替の水路の面積は六百七十一平方メートルであります。学校用地にかかった全体面積六百五十六・二八平方メートルを上回る代替の水路面積六百七十一平方メートルであります。ところが、全部交換するのではなく、そのうち二百八十五・七三平方メートルを買収いたしております。陽南中学校の用地買収の考え方から言えば、その差だけを買えばいいということになりますけれども、この三田高校の場合には差が生じていない。むしろ、新たにつくられた水路の方がその面積を超えているわけでありますので、別に購入しなくてもいいという勘定になります。ところが、用途廃止をされた面積のうち二百八十五・七三平方メートルを買収したわけであります。そして、なお、単価について見てみますと、平米当たり二万六千八百二円であります。これが二分の一減額をされておりません。それで、総費用として七百六十五万八千三百二十九円を要しております。陽南中学校の大蔵省所有の道路や水路の購入の際には、これが二分の一減額される。しかし、三田高校の用地買収においては、これが二分の一減額をされない。こういう問題が生じてくるわけであります。  改めて整理をいたしますけれども、代替の水路が三田高校の場合でありますけれども、代替の水路が用途廃止分を上回っているのになぜ買収をしなければならないのか。また、なぜ二分の一の減額がされなかったのか。また、さらに水路を市側で埋め立て造成を行って、周辺の土地並みに評価を行っているという疑問も感じるわけでありますが、これらの点につきまして、教育長からお答えをいただきたいと思います。  さらに、今期定例会は別に国有地の買収があります。社会教育費の文化財保護費であります。加納城址用地として購入するものでありますが、これが四百三十九・六八平方メートル、平米当たり十二万円、これは二分の一の減額の措置というものが全くなされておりません。また、公園整備費で計上されている用地購入費で、同じ加納公園の用地購入でありますけれども、千三百九十一・四三平方メートルを購入するというもので、今回国の補正が二百五十平方メートルということでありますけれども。この場合千三百九十一・四三平方メートルの半分が実は無償貸与になるということであります。同じ国有地でありながら、その買収の価格、算定の根拠、これらについてきわめて不統一であります。国においてはきちんとした国有地払い下げの基準を持っているということで、当然あります。しかしながら、実際の個々の実例においてはこういう根拠が明らかにされず、算定の根拠が明らかにされず、一方的に向こうから提示があってそれを買うというものであります。また水路と、そして宅地化されたすぐ公園になるようなものと全く比較にはならないと思いますけれども、しかし、同じ水路でありながら二分の一減額を受けたもの、また、そうでないものがある、こういう不統一な状況であります。国有地の払い下げに対して、市としての毅然たる態度が必要ではないのか。国有地払い下げに臨む基本的な態度について、どのような考え方で臨んでおられるのか、この点については関係する方に御答弁をお願いして、第一回目の質問を終わります。(拍手) ◯副議長(武藤代次郎君) 福祉部長、鬼頭成行君。     〔鬼頭成行君登壇〕 ◯福祉部長(鬼頭成行君) お答えをいたします。  中国からの帰国者は現在市内に十一世帯四十四人がおられます。そこで、日本語のわからないといいますか、通じないという言葉の問題でございますが、家族の中で日本語のわかる方がいるとか、国内の親族の方から教えられるとか、また、ただいまおっしゃいました国の制度、あるいは県におきましても帰国者の生活指導員を配置いたしまして、言語を中心に生活指導に当たられまして今日に至っておるわけでございます。最近帰国されました二世帯につきましては、こうした日本語のわかる家族とか親族がないため大変御不便ということでございます。そこで、御質問の日本語教室とか学校、こういったものをつくってはということでございますが、関係機関と協議をいたしたいと存じます。が、当面県に対しまして帰国者生活指導員の派遣増、あるいはボランティアでこういうようなことをできる人がないんだろうか、こういった点につきましても協議をいたしまして、御不自由の早期解消に努力をいたしたいと存じます。  第二の御質問の、自立のための生活指導並びに職業訓練等につきましては、県並びに職業安定所と連携をとりながら、積極的に推進をしてまいりたいと存じます。 ◯副議長(武藤代次郎君) 都市計画部長、近藤直彦君。     〔近藤直彦君登壇〕 ◯都市計画部長(近藤直彦君) 市内の河川敷の実情を調査して、スポーツ施設について増設せよと、こういうようなことでございまして、特に野球場、ソフトボール場の増設についてのお尋ねでございます。これらスポーツ施設だけではなくて、そのほかに岐阜市ではテニスあるいはサッカー、あるいはゲートボールと、こういうようないわゆる人口がふえまして、これら施設の対応に追われているのが現実でございます。したがいまして、これら適正な運動施設の配置基準と、こういうものについては、四十七年十二月十日に保健体育審議会より、体育・スポーツの普及振興に関する基本方策についてと、こういうようなものが文部大臣あてに答申をされておりまして、その中で四十万都市におきましては運動広場としては二十四カ所、あるいはコートとしては四十カ所と、こういうような基準があるわけでございます。これらの基準に照らし合わしても、岐阜市は基準をオーバーしていることは確実でございますが、やはり球場が満足に使えないと、特に土曜、日曜の球場使用が満足に使用ができないと、こういうような苦情が相次いでおるわけでございます。したがいまして、現在までに河川敷でございますが、長良川あるいは境川、伊自良川等のそういうような河川敷に着目いたしまして、運動施設の増設を図ってきたわけでございます。現在、運動施設としては、河川敷には野球場が六面、あるいはテニスコート六面、サッカー場三面、ソフトボール場四面を確保しておりまして、また、五十八年度にはさらに長良川の河川敷におきまして、野球場一面あるいはサッカー場一面を造成する予定でございます。そういうような予定の中におきまして、なお今後河川敷の利用と、こういうものには着目をしておりますが、激特事業がおおよそ終わります伊自良川につきましては、河川改修計画にあわせまして六十一年度以降につきまして、伊自良川の旦島地先に確保できます四万三千五百二十二平米ございますが、この土地につきましては、ここに案ではございますが、テニスコートを四面あるいは野球場二面、それから多目的広場一面、ゲートボール場五面、その他駐車場を設置する予定でございます。なお、今後建設省あるいは県とも連携を保ちながら、河川改修にあわせましてできるだけ多くの運動施設を確保してまいりたいと、こういうようなつもりでおります。以上でございます。 ◯副議長(武藤代次郎君) 教育長、橋詰俊郎君。     〔橋詰俊郎君登壇〕 ◯教育長(橋詰俊郎君) お答え申し上げます。  民間企業所有で野球場やソフトボール場を貸し出しているところがあるか、それを実態を把握して市民に紹介してはどうかという御質問でございます。現在三カ所ほど貸し出している企業を把握いたしております。岩野田地区あるいは岐南町の方、それから下奈良地区ですか、把握いたしております。が、あとにつきましてはまだ十分把握もいたしておりません。これも企業サイドのいろいろ都合もあるわけでございまして、私どもも借りているわけですけども、大体各種団体の大会に主にお借りしているのが現状でございます。その実態につきましては、今後どのように協力してもらえるのか把握をいたしまして、関係者に紹介をしてまいりたいと思います。  それから、三田高校用地内の水路用地の買い受けの問題でございます。御指摘のように、県立三田高校敷地内に水路としまして六百五十六・二八平米がございました。学校敷地の造成に伴いまして、用途廃止及びつけかえ水路六百七十一平米の申請をいたしましたところ、財務部の方からそのうちの三百七十・五五平米は贈与すると、二百五十・七三平米は売り渡しをするという通知があったわけで、これを五十八年三月学校用地として買い受けたものでございます。これは陽南中の場合と単価が違うではないかという御指摘でございます。陽南中の場合には国有財産特別措置法第三条の規定に基づきまして、五割減額がなされておることも事実でございます。三田高校の場合は御案内のように、県の代行取得をしましたわけでございます。そういう関係で財務部との方も、あるいは県とも話し合いながらこの取得を進めたわけでございますけども、普通財産売り払い評価基準というのがございまして、その土地の評価が算定されたものによりまして買い受けるということになったわけでございます。御理解をいただきたいと思います。 ◯副議長(武藤代次郎君) 総務部長、高木 直君。     〔高木 直君登壇〕 ◯総務部長(高木 直君) 外郭団体の事務に関する件につきまして、御質問にお答えさしていただきます。先般の九月の議会以降、私の方で、岐阜市の役所の方で外郭団体の事務をどのぐらい扱っておるかということで、そういった保管状況を含めて調査したわけでございます。全部で二百二十三団体ございます。その大きな内訳といたしましては、PTA関係、小中学校の方で預かっておるのが七十四団体、それから、支所等で広報会関係の事務を扱っているのが十八団体、その他役所の中にもいろいろ団体でもいろいろございます。たとえば、観光協会だとか、食品衛生協会だとか水防協会、消防協会あるいは体育協会、あるいは老人クラブ連合会、そういった活動における団体と、あるいはまた経済関係での経済活動に伴う、たとえば岐阜市商店街連絡協議会だとか、あるいは畜産振興会だとか、そういった活動を母体とした組合もあるわけでございますが、そういった中での保管状況をいろいろ調べて調査いたしました。そういった結果の中で、いろいろその仕事の内容を画一的に保管をどうするかということを検討をしたわけでございますが、そういった中で去る十一月の部長会におきまして、一応あくまでもそういった通帳の保管、あるいは印鑑の保管というのは、関係団体の責任者の方へ移管するのを本筋としながらも、業務の関係上どういってもこちらで預かると、こういうことになれば、あくまで所属長、課長の責任においてこれを保管すると、こういうことに統一をいたしました。そういった中で各関係部課の方へ連絡を取ったわけでございます。そういった中で係長だとか課長補佐、そういった点での保管状況が二百二十三団体のうち百十二団体ございましたが、そういった中であと二十二団体まだ残っておりますけども、ほとんどがそれぞれ課長の責任においてということでの、管理をしっかり確認させていただいております。あと二十二団体につきましても今月じゅうには解決するんじゃないかと思っておりますが、その主なのは全部が学校における小中学校のPTA関係の会計事務を扱っているというのにとどまっております。そういった状況でございますが、今後ともこういった管理につきましては実態を把握いたしておりますので、その組合の責任者への移管、そういった状況も把握しながら、そういった管理と責任体制を私の方で求めていきたいと、このように考えておりますし、今後こういった問題が起きないよう万全な努力を今後とも続けてまいりたいと、このように考えておりますので、よろしく御理解のほどお願いをいたします。 ◯副議長(武藤代次郎君) 助役、宮浦清美君。     〔宮浦清美君登壇〕 ◯助役(宮浦清美君) お答え申し上げます。  国有地の買収問題に関係しまして、先ほど教育長がお答えを申し上げましたが、このたびの国有地の買収につきましては、これは窓口が財務部でございますので、従来から関係部局と財務部とが直接折衝するのが実情でございます。その前に売買契約前になるべく借地でできるものは借地で行うと、減額譲渡の場合は減額払い下げというような方法で積極的に折衝を進めるわけでございますが、最終的に買収単価につきましては売買実例、あるいは鑑定士の価格によって適正な価格で契約を締結するわけでございます。先ほど御質問がございました、加納公園の用地の関係につきましては、これは国有地を公園として買収するわけでございますので、国からの通達がございますように、以前からの公園としての買収する場合につきましては二分の一、有償二分の一払い下げという方向でございますので、それによって今回は総面積三千二百八十二平米のうちで、半分が無償払い下げ、半分は有償ということで今回一部予算措置を債務負担行為を含めまして予算措置を講じたわけでございます。  それから、次の教育関係につきましては、このたび加納城址の史跡指定がございましたので、その史跡指定内の民有地を四百三十九平米買収するわけでございますので、民有地につきましては国とは関係ございませんので、そういう減額払い下げがございませんので、そのまま有償ということで予算措置を講じたわけでございます。したがって、基本的な方向といたしましては、国のそれぞれ学校、あるいは道路、排水路等、それぞれございますが、いろいろケース・バイ・ケースがございますが、国の指導方針もございますので、それによって折衝をいたしまして、少しでも廉価で買収できるような方向で折衝をいたしておりますので、今後もその方向で対処してまいりたいと考えております。     〔「議長、十一番」と呼ぶ者あり〕 ◯副議長(武藤代次郎君) 十一番、堀田信夫君。     〔堀田信夫君登壇〕 ◯十一番(堀田信夫君) 中国からの帰国者に対する援護でありますが、これらの人たちのための日本語の教室や学校について、関係機関と協議したいということであります。それはぜひ厚生省の方の通達によっても、それらを開くようにという内容のものが出されておりますので、ぜひこれは早速に開催、永久的なもんではないわけで、この方々が身につける、習得するまでの間ということでいいわけで、ぜひこれは早期に実現していただきたい。そのことと、これに要する費用の負担などについては、当然公費で持つべきであると考えますが、その点について福祉部長からもう一点お伺いをしておきます。  野球場やソフトボール場の増設についてでありますが、伊自良川の激特の関連の事業の推移を見計らって一定の計画も明らかにされました。今後さらに県とも協議をし、できるだけ数多くのものをということでありますので了解いたしますが、あわせて要望を一点申し上げておきますが、市内の長良川を初めとした河川だけにとどまらず、行政区外ではありますけれども、木曽川の河川敷なんかについても有効な活用を図っていくよう、関係市町村と協議を進めてもらいたい。特にこの木曽川の河川敷においては、各務原市の教育キャンプ場、そしてそれに隣接する広大な野球場、ソフトボール場、さらには岐南町や笠松町のグラウンドがそれぞれ点在をいたしておりますけれども、こういう所になお広大な有効に活用できる河川敷も見受けられます。これらについて行政区外ではありますけれども、大宮市に見られるようなたくさんの球場が一時期に確保できるようなそういう施設にしていくために、ぜひ、県とも協議してということでありますが、この点については県と協議し、さらには関係市町村とも連携を取ってこの方も進めてもらいたい、あわせて要望をしておきます。  外郭団体の事務局の受託に関しての預金通帳及び判この管理ですけれども、二十二、現在協議あるいは改善方が進んでいないところがあるけれども、これは今月じゅうに解決するということであります。  ここでもう一点お尋ねいたしておきますが、この中には、残っている中ではありませんけれども、すでに解決済みの中にもその責任を持たなければならない──課長と言われましたが、課長の責任においてと言われましたけども、課長の職務と直接関係のない団体の預金通帳や判この管理が含まれていますけれども、この点については果たしてこれが適正なのかどうか、総務部長から再度お答えをいただきたいと思います。  国有地の処分について教育長に再度お尋ねをいたします。
     三田高校の場合に用途廃止をした面積を超えて新たにつけかえられた水路があるわけで、それを買うというのが陽南中学の場合と比べてみておかしいのではないか、こういう指摘であります。陽南中の場合には用途廃止をした、そしてつけかえした面積よりも、なお、用途廃止して学校用地として使っていく部分が残る、この部分を買い取ったわけであります。三田高校の場合にはそれが逆転しているわけで、これを買うということについてなぜそうなったのか、明らかにしていただきたい。  そしてまた、三田高校の場合にはなぜ国有財産特別措置の第三条が適用されなかったのか、この点についても明らかにしていただきたいと思います。 ◯副議長(武藤代次郎君) 教育長、橋詰俊郎君。     〔橋詰俊郎君登壇〕 ◯教育長(橋詰俊郎君) 国の財産取得につきましては、先ほど助役さんの方から回答がありましたように、国の方針に従ってその指導を受けているわけでございまして、陽南中の場合は市自体の購入でございますが、先ほども申し上げましたように、三田高校の場合は県の代行取得でございます。したがいまして、ここの購入につきましては県の方とも何回も相談をいたしまして、少しでも安くということで話し合いを進めたわけでございますが、県の方からこの代行取得の場合には減額をされないと、こういうことでこのように取り扱いをさしていただいたわけでありますので、御理解をいただきたいと思っております。 ◯副議長(武藤代次郎君) 福祉部長、鬼頭成行君。     〔鬼頭成行君登壇〕 ◯福祉部長(鬼頭成行君) お答えをいたします。お尋ねの点につきましては関係機関と協議いたしまして、どうした内容になるかよく調査いたしました上で、必要なものについては公費で予算するようにいたしたいとは存じますが、さきにも申し上げましたように、当面県に対しまして帰国者の生活指導員の派遣増、あるいはボランティア等の派遣につきまして協議をしてまいりたいと存じます。 ◯副議長(武藤代次郎君) 総務部長、高木 直君。     〔高木 直君登壇〕 ◯総務部長(高木 直君) お答えいたします。調査の結果いろいろの外郭団体、それぞれ行政に何らかのかかわり合いを持っておるわけでございます。が、そういった中で報告を受けました各部において、そういった点でのことも含めまして、整理できるものは整理していきたいと、このように思っておりますので、よろしく御理解をお願いしたいと思います。     〔「議長、十一番」と呼ぶ者あり〕 ◯副議長(武藤代次郎君) 十一番、堀田信夫君。     〔堀田信夫君登壇〕 ◯十一番(堀田信夫君) 教育長の答弁でありますが、それが教育長の正式な見解ということであれば、また、国がそういう態度であったということであれば、また私はそれ自体が問題だというふうに思います。これは県立高校の用地を市がかわって財政的な負担も行って立てかえてやるわけであります。で、これにかかる金利等の負担というのも相当な市の負担になるわけで、県が早速にこの用地買収を行って返してくれるかと言ったら、これが延々として返してくれない、ずいぶん長くかかるわけです。そういうことを考えてみれば、むしろ県に代行して取得を行うということであれば、むしろ市の負担が大きくなる、こういうことでさらにこれは減額の対象にならなきゃならぬ、むしろこれが真っ先に減額の対象になるんじゃないか、このように私は考えます。そういう立場で国有財産の処分に当たってもやっぱり臨むべきではないか、このように私は考えますが、教育長はどのように私のこの指摘を受けとめられておられるのか、再度お答えをいただきたいと思います。  福祉部長の答弁ですが、努力をしていくということでありますので、了解いたしますけれども、念のために申し添えておきますが、福祉部からいただいた資料の中では、帰国者の自立更生を図る観点から、学齢児童以外の者が昼間部中学校以外において日本語を習得する場合は、習得に必要な経費を技能習得費として一般的に取り扱って、これを生活保護の中に認定して援助していきなさい、こういうことを明らかにいたしておりますし、国の種々の施策に加えて、地方公共団体においても日本語学校の実施等の対策をとっていけ、こういうことを明らかにいたしていますので、ぜひこれはこの線に沿って詰めていただきたいというふうに思います。 ◯副議長(武藤代次郎君) 教育長、橋詰俊郎君。     〔橋詰俊郎君登壇〕 ◯教育長(橋詰俊郎君) 県の高校の用地取得につきましては、市がいままでもずっと代行取得をしてきているわけでございますが、この三田高校の用水路だけでなしに用地取得全体につきまして、いろいろ市といたしましても不合理の点、県に要求をしてまいったところでございます。そういう中でこういう結果になったわけでございます。どうかよろしくお願いいたします。 ◯副議長(武藤代次郎君) 二十七番、松尾孝和君。     〔松尾孝和君登壇〕 ◯二十七番(松尾孝和君) 私は二点ほどお尋ねをいたしたいと思います。  まず初めに、長良川左岸のリバーサイド計画のうち、仮称金華山トンネルの交通安全対策と環境保全対策及び千鳥橋の複橋化についてお尋ねをするわけであります。  仮称金華山トンネルは完成すれば全長八百メートルで岐阜市内では最も長いトンネルとなることになります。このトンネルの環境保全については、岐阜市はさきに鴬谷トンネル、これは長さ六百八十メートルでございますが、苦い経験をいたしているのであります。現在の鴬谷トンネルは複線化されていますが、当時は単線であり、車の排気ガスでトンネルの両出入り口周辺ではぜんそく患者が出たり樹木に被害が発生するなど公害問題が大きな問題となり、その解決策としてトンネルの複線化がされ、それぞれ一方通行となり、環境改善が図られたのであります。仮称金華山トンネルの場合は車道幅員がわずか六メートルで対面通行となり、排ガス対策は風で外に送り出す程度のものであると聞いています。これでは鴬谷トンネルの苦い経験を生かしたことにはならないと考えるのであります。かつての鴬谷トンネルは車の窓を閉じ息を殺して通過せねばなりませんでした。まして金華山トンネルの場合、六メートルの車道の両サイドに七十五センの歩道が二本つけられ、自転車と歩行者が通ることになっていますが、排ガスの充満したトンネル内を八百メートルにわたって自転車と歩行者が通ることは健康上問題ではないかとさえ考えられますし、果たして一体こういう中を通る人があるだろうかと疑問にさえなるのであります。さらに車道六メートルを対面交通で曲がった見通しの悪いトンネル内を車で通すことになっていますが、裏金華山一帯は一番路面凍結が起こる場所で、谷筋が何本もありトンネル内へのたれ水も十分考えられます。これが路面凍結になったとき、万一トンネルの中での事故や、それにより火災となった場合は、日本坂トンネルの惨事を繰り返す結果となります。ましてトンネル内の事故や火災に気づかず、両方の入り口から次々と車が入り込んだ場合、トンネルの延長が長いだけに進むも退くも三メートル一車線ではどうにもならず一酸化炭素中毒を引き起こすことは換気装置が十分でないだけに明らかであると思われるのであります。さらに排気ガスを両方の入り口へ風で排出するとなれば、裏金華山一帯の天然林の国有林や公園のツブラジイ群生地などが被害を受けることは論をまたないところであります。対岸の旅館地区から赤く枯死した木や岩肌だけの金華山を眺めるのでは観光岐阜も終わりです。さらに交通量は県の調査でも一日一万四千台にも上っているのであります。しかもそれが朝夕のラッシュ時に集中をしているのであります。長良川リバーサイド事業は県の事業として実施されますが岐阜市の負担も多大であります。当初地質とか植生などについての調査はされたようでありますが、交通安全と環境保全に関する調査はきわめて不十分のように思われるのであります。私は、さきに開かれた建設委員協議会で、これらの点について県当局にただし対策を立てていただくよう技術助役さんや担当部長さんにお願いをしておきましたが、県は現在の計画で交通安全も環境保全も大丈夫と言っておりましたかどうか。技術助役さんや部長さんはこの問題をどう考えておられるのかお尋ねをいたす次第であります。  事前に十分災害や事故、環境悪化が予測されるのに、大金を負担して、その結果悲惨な事故を招いたり得がたき自然環境を破壊したりしたのでは取り返しがつきません。市長さんは現在の県の計画で大丈夫と考えて負担金を出されるのかどうか、お尋ねをいたしておきたいと思います。  次に、長良川リバーサイド計画による車の流れを考えてみますに、岩田地区の一・一キロメートルにわたる有料道路区間について、朝晩通勤者がその都度料金を支払っていたのではたまったものではありませんので、恐らくこの区間は朝晩のラッシュ時には敬遠をされ、岩田地区の一五六号線から有料区間の終わる地点へ通ずる道路を通り、仮称兎走山トンネルに入るものと考えられます。したがって、この地点に集中する車でここに大きな渋滞が起こることは、だれでもすぐ予測されるところであります。そこで千鳥橋を複橋化し車の流れを容易にする必要がどうしても起こってくるのであります。千鳥橋はそのために橋脚部分は当初よりその計画で複橋化ができるようにすでに架橋時において完成をいたしており、橋げたのみを載せれば複橋化ができることは御承知のとおりであります。県のリバーサイド事業計画にあわせて市も千鳥橋の複橋化を計画すべきではないのか、市長さんにお尋ねをいたしておきます。  次は、下水道汚泥や屎尿処理場における汚泥についてであります。  下水道汚泥や屎尿処理場の汚泥に関しては、市が最終埋立地を確保して合渡地区のように埋め立て処分するものと、業者に委託して処分するものとありますけれども、埋立地の確保は将来に向け困難になるばかりであると思います。これは業者とて同様であります。一方、下水道は拡張され、汚泥の量は増加の一途をたどることは当然であります。現在大別して汚泥の処理は埋め立て処分、資源化して再利用する方法、海上投棄処分の三つになると思われます。埋め立て処分は可能な土地の確保が困難であり、資源化や海上投棄もそれぞれその前提となる無害化のための前処理が問題となります。しかし、資源化や海上投棄の場合は無害化のための前処理は資金的な面だけの問題で技術的には解決されていると考えられます。埋立用地の場合より解決が容易であるようにも考えられます。汚泥処理の将来展望において業者任せではなく、市は民間の資本を導入し、関係業者を加えた第三セクター形式の公社をつくり、ここで無害化のための前処理から再資源化や投棄まで実施できるような体制づくりと受け皿づくりを考えなければならないと存じます。二年ないしは三年の余裕のある現在、このことを考えておくことがきわめて大事な対策ではないかと思うのであります。行き着いてからではどうにもならない。この点について市長さんのお考えをお尋ねをいたしておきたいと思います。以上。 ◯副議長(武藤代次郎君) 市長、蒔田 浩君。     〔蒔田 浩君登壇〕 ◯市長(蒔田 浩君) 松尾議員の御質問に対する長良川左岸のリバーサイド問題に関連する問題でお答えを申し上げます。  いろいろいま御質問をお聞きいたしておりますと、心配をするような内容があるように聞いておりました。細部につきましては助役、土木部長からお答えを申し上げますが、事があってからでは何にもならぬわけであります。いろいろ備えをしなければならぬ内容の中で、長いトンネル、排ガス、あるいはまた環境問題、交通安全、いずれをとりましても大きな事故が予測されるような問題になりがちのことが多いわけであります。そういう点における安全性ということをさらに詰めていかなければならぬというふうに感じたわけでありますが、どのように県でとっておるのか私自体が十分承知いたしておりませんので、そういう点につきましてまだまだ不安が残るとすれば県に対しましてそういう点を強く要望し、交通安全、環境保全に十分意を用いてもらうようにして設計をしていただくようにということになろうと存じますが、その他につきましては関係の者からの答弁によってお答えさせていただきます。  千鳥橋の複橋という問題は前から出ておるわけでございます。この金華山トンネル問題もそら大いに関連をするでありましょうし、現在のあれは三輪―早田線ですか、こういう道路との関係もありまして前からそういうことはありますが、私も地元の人に、あれが複橋になるように基礎ができておりますので、いろいろ地元の人との話し合いをしたことがありますが、なかなか地元の方は、結局通過交通をもろに自分たの部落に大きなものが、幅員が広くなれば一層大きなものが通る。そうすると通過交通のために古津の人間がそうしたことを大きな被害として考える。したがって、複橋は余り望まないということを聞いておったわけであります。いろいろ新しい時点にもなるわけでありますから、そういうことと、今後のこのリバーサイドの問題の関連がどのように解決したらいいかということを、いま即答的にここで複橋にしますとも言い切れないところがあります。いろいろ変化する交通環境でございますから、複橋しなければならないということによって解決できる面があれば、これはまた地元への説得もしなければならぬ、このように考えます。推移を見ながらの対応をしていきたいと、かように思います。  下水道汚泥、屎尿処理場関係の汚泥、これはいま最も都市経営の中においての、特に汚泥問題というのは難渋の大きな問題であるわけであります。いずれの都市も大変困っておるわけであります。したがいまして、埋め立て処分地の確保を比較的いまはしておりますけれども、将来そうしたことが安易に確保できるかといえば私は不安を持つものでございます。したがいまして、業者処分も同じようなことだろうと。なれば、やはり新しい考え方をつくって、そしてそこに汚泥処理の長期的な展望を考えなければならぬというふうに思うわけでありますが、いまおっしゃいました海洋投棄をするためのいろいろ無害化の施設あるいは運搬、海洋投棄、三つのことを一貫してできるような市の出資をする第三セクター、公社、こういうことは私はいい御提言であり、また、いい方策というふうに思うわけであります。もちろん、そこに至りますまでには、いろいろまだ十分調査も研究もしなければなりませんが、しかし、数年後の展望の中における汚泥処理を考えれば私は新しいそういう方式も必要になってくるというふうに思うわけでありますから、十分ひとつ、もろもろの諸要素を研究いたした上においての対応をまた考えていきたいと思っております。 ◯副議長(武藤代次郎君) 助役、西田 創君。     〔西田 創君登壇〕 ◯助役(西田 創君) お答えいたします。いま議員がおっしゃいましたように、十一月の二日に建設委員会の協議会を煩わしまして、この計画につきまして県の計画の内容等、現時点でわかっているものにつきまして御説明申し上げまして、いろいろな御意見を承りました。それで、その中で主要なものは、まず排気ガスの問題、それから交通事故対策の問題、千鳥橋の問題、それから交差点改良の問題、それから大退の地区での改良の問題、有料道路の制度、まあこういったようなことが主なものでありましたが、やはり主要なものは安全対策と環境問題であると、こういうふうに受けとめております。それで十一月十七日でございますが、私ども一応そういう協議会の御意向も受けました中で、岐阜土木事務所の方へ私と土木部長、都市計画部長、道路建設課長一緒に参りまして、県の土木事務所長、次長、道路建設課長、こういった方々、道路公社も入りましたが、いまの問題点についていろいろお話しをしまして、今後の進め方について要望をいたしました。これは建設委員会の御要望でもあるということを含めまして、岐阜市としての対策、設計の中での内容にしていただきたいというようなことをやっておりましたが、これはまありっぱなものをつくらなければなりませんので、こういう要求をしまして、そしてこういうものを──実情としましては県は測量調査をやりまして、それに基づきまして計画をやっているものと、細部計画まで至っておらないものもございます。そういう段階の中で、この取り入れをしてもらうように頼んでいるわけでございます。それで、いまの交通安全対策の問題でございますけれども、お話がありましたように、わが市の中にありますところの三つのトンネルでございますが、前に本議会でもトンネルの安全対策についての御指摘もありました経緯もありまして、うちの関係のやつは福富トンネルと打越でございます。それから鴬谷トンネルはいまお話がありましたとおりでございますが、これに対しまして日本坂トンネルの教訓を得た中で安全対策の施設をそれぞれやったと、こういう経緯がございますが、現在のこのトンネルの事故対策、安全、まあ技術基準といいますか、それはこういうような背景を受けまして国の方も新しく基準を示しております。それでそれが昭和五十六年四月二十一日で道路局長それから都市局長から関係の方へおりまして、これによってやりなさいと、まあこういう基準を示しております。それでこの金華山トンネルの場合ですと、計画の交通量は一万五千台一日ということでございます。それから、これに対して延長が八百メーター、八百四メーターというふうに聞いておりますけれども。でございますので、この場合にはこのトンネルの中での非常用施設の設置基準というのがございまして、これによって何を設けなさいと、こういうようなふうな一応基準が示してあります。で、県はいまのところ、まずこれはランクといたしまして一番目、二番目、三番目、ちょうど真ん中ぐらいの位置になっておりますが、そういう中でこの通報、警報設備、この中でまあ非常用電話とか押しボタンの通報装置、それから非常警戒警報装置、それから消火設備といたしましては消火器、それから避難誘導施設としては誘導表示板と、こういうようなものについて一応この基準からいってもつくらななりませんもんですから、こういうようなふうな考え方をもって現在進めているわけでございます。それで、こういう中でのもので、まず非常施設、金華山トンネルの場合、いまのようなものでこれが安全であるかどうかという問題でございます。この出口の所が長良橋の交通量が現在二万七千から二万八千になっております。で、そういう交通量の中ヘトンネルから出ましたところのいまの自動車交通が流れる場合に、委員会でもお話がありましたように、これが停滞をしてトンネルの中までこれが続くというような場合もこれ考えなければなりません。そういう場合に、このランクで安全の施設としていいか悪いかというようなことも実は私どもも思うわけでございます。これで対応できるかどうかということにつきましては、さらに実施を近く詳細設計に入っているということでございますので、これを詰めていかなくちゃならぬと。先ほど市長が言いましたように、これはせっかくつくるのでございますので、安全で事故が起きないように、また、万一起きた場合でも対応ができるようにと、これは仰せのとおりでございますので、こういったことについて今後さらに県と協議しながらこれを進めていかなくちゃならぬと、こういうふうに考えております。  それから、その次の環境対策問題でございますが、一応これにつきましては、あそこの所が仰せのように非常に大事な、岐阜市のああいう自然の風物ということもありまして、これがこの工事によってどのように調和されるかということで、私どもも単に工事をやればいいということでなしに、これは非常に関心を持っていかなくちゃならぬというようなことを重々承知しているわけでございますが、この関係につきまして、まず地下水と植生の関係についての問題がございます。それでこれにつきましては、昨年の年末の都市計画審議会におきましてもこのことが論議されまして、一応県は参りましたところの環境影響検定書におきまして一応見通し、あくまでこれは見通しでございますけれども、結論的にはこの植栽の問題については現在のこのまず第一番にこの地質の問題から、それからその次に地下水の現況から、それからその次に北斜面の植栽の状況がこれはシダとか木を覆うような、そういうようなものができていると。それから、そういうような三つの観点から言いまして、また、実際に工事をやる場合には、トンネルを掘ります場合のその工事の場合での地質に対する影響等も新しい工法を使うならば余り大きな影響がないんじゃないかというようなふうな一応は結果を出しておりますけれども、これとてやはり実際やっていく場合の状況については細心の工事の進め方をいたしまして対応については慎重にやらざるを得ないと、まあこんなようなふうに考えております。  それから、排気ガスの問題について、鴬谷トンネルの事例からもいろいろお話がありましたが、一応問題になりましたのはやはり一酸化炭素と、それから自動車の排気ガスと、こういうようなことでございまして、これにつきましての対策としては、一応トンネルの中に強制方式のジェットファン、こういう方式というふうに言っておりますけれども、これによりまして両方のトンネル入り口へこの中の空気を押し出すというふうな考え方でおりますけれども、鴬谷の例もございますし、それからあそこの図書館前の状況、それから北側のあの緑地の所の状況というようなことを考えますと、これがいまのような見解だけで果たしていいかどうかという問題も残しておりますけれども、現時点では一応このジェットファンによりまして希薄にすると、こんなような考え方で県はおりますが、この件もさらに協議をしなくちゃならぬというふうに考えております。  もう一つ、水の関係のことでお話があったように思いますが、この水につきましては大体一番少ないところで、このトンネルの上へ載る土などが十メーターぐらいというふうになっておりますが、工事をやった場合に一応水の対策をすると、あわせましてトンネル本体に止水のゾーンを設けるというような考え方で対応したいと、こんなようなことを現時点では考えております。  それで冒頭に申し上げましたように、このものにつきましては御指摘の問題もありますし私どももそういうことを真剣に考えておりますので、まだ調査設計に至ってない分もございますもんですから、よく県と相談いたしまして、この対策につきまして万全を期したいと、このように存じます。     〔「議長、二十七番」と呼ぶ者あり〕 ◯副議長(武藤代次郎君) 二十七番、松尾孝和君。     〔松尾孝和君登壇〕 ◯二十七番(松尾孝和君) それぞれお答えをいただきましたわけでございますが、千鳥橋の複橋化の問題はですね、現実にたとえば対岸の古津の方が岩田地区へ今度行こうとしました場合には、現在の設計では、一たんこう千鳥橋を渡りまして右へ折れて、いわゆる川下の方へ来て、そこからいわゆるリバーサイドの兎走山トンネルへ向かう道路に鋭角的な形でこう曲がり込まなければいけないと、こういう形になるわけです。これでは、できてしまったときに必ず古津の方だって、私は、ほんなことかと、もうちょこっと早う行けぬかと、また、片一方の道路は非常に交通量が多い、ということになりますと、必ずその問題は出てくると私は思うんであります。したがって、この千鳥橋はですね、複橋化して全面的にこの車が通れるように、全部のっぺらぼうにするというのではなくて、またしようとしてもできないと思うんです。そうじゃなくて、現在の橋は橋のまま、その横へまたもう一つ現在の大きさの橋をかけるということになって、真ん中はいわゆるフェンスを取らないでおいてもいいんではないか。ということは、向こうへ渡った行く先が二つに分かれるわけでありますから、山を挟んで二つに分かれるかっこうになるわけでありますので、私は、大型の車が通れるとかどうとかというような、そういう形には、むしろあの橋の構造から考えてならないのではないだろうか、地形から考えてもならないのではないだろうかということが考えられるわけでございます。こういう点も含んで、ぜひひとつ複橋化の問題について日程に加えていただいて、ふん詰まりになって交通渋滞を来すようになってからどうこうということは、私はだめだろうと思うんですね。そういうことをやっぱり初めから計画を立てていくことが私は必要だろうと思うわけです。まして、有料区間の所を避けて、先ほど言いましたように、車が必ず殺倒してくることはもう火を見るより明らかだと思うんですね。そうした場合には、当然この問題を考えなければ通っていくことはできないだろうということを思うわけでございますので、再度この問題をひとつお尋ねをしておきたいと思います。  それから、金華山トンネルの方でございますけれども、私は現在の公害防除の関係の技術的な水準から考えますと、決して解決のできない問題ではないのではないかという気がしてならないわけでございますので、まず、排ガスを外へ送り出すだけの計画から進んでいただいて、これを処理できるようなそういう施設を必ずつけていただかないといけないのではないか、そういうふうに思うわけでございまして、そういうような問題を含めてですね、私は、なるほどおっしゃいましたように、私も前に目を通さしていただいたことがあるわけでございますけれども、工事による植生への被害という問題あるいは地下水の変化による植生へのいわゆる影響、そういったものについては一応お調べになっておるようでございまするけれども、問題はトンネル内の思わざる、いわゆる日本坂トンネルのような、そういったような災害やいわゆる排ガスの問題についての処理、そういったようなことを含めてのアセスメントは私はやられていないのではないかということを思うわけでありますので、これは県、市の関係者は当然のことながら、私はかなり大きな計画であり、及ぼす影響が市長さんも言われるように、大きいだけに、私は専門家を加えた、しっかりしたアセスメントをやっていただいておかないと、場所が場所でありますので、取り返しのつかないことになってはいけないと思うわけでございます。トンネル内のたれ水は、これはもうどんなトンネルでも多かれ少なかれ出てくるわけでございますけれども、これが路面凍結という形になりますと、きわめて危険であるということも考えられるわけでございますので、そういったような場合を考えながら、私はぜひアセスメントをやっていただいておく必要があるのではないかというふうに思うわけでございますので、この点を再度お尋ねをしておきたいと思うわけでございます。 ◯副議長(武藤代次郎君) 市長、蒔田 浩君。     〔蒔田 浩君登壇〕 ◯市長(蒔田 浩君) 金華山トンネルに関しまして、二点の再質問でございます。  千鳥橋の複橋の問題は、私、技術屋ではございませんので技術的なことはわかりませんが、車の流れの変化、こういうものがもう一本、この橋をかけるという状況になる予想もつかないわけではありません。したがいまして、そういうこととあわせて、どんな橋をどんなふうにつけるのかという技術的なことと両方あわせまして、助役を中心に検討をしてもらいます。  それからもう一つは、トンネル内の安全は、私も先ほど申し上げましたように、十分こういう点につきましては配意をしなければ、後で取り返しのつかないようなことになってはということは、重々思いますので、さらに県と十分トンネル内の安全性、それから環境アセスメント、こういう問題について事を詰めていきたいと、かように思います。 ◯副議長(武藤代次郎君) 助役、西田 創君。     〔西田 創君登壇〕 ◯助役(西田 創君) 第一点の千鳥橋につきましては、いま市長が御答弁ありましたとおりでございまして、これは三輪―早田線、それから今度できる道路、それから一五六の第三次工区の展望もございます。また、三輪―早田につきましては、今度右岸の方の関係の整備という問題も将来出てまいります。それから藍川橋のこの付近の交通も、対策というような問題も出てまいります。諸般の、いま市長が言いましたような、そういう交通の流れ、交通解決、道路網のいろいろな検討というような中での、これはことじゃないかと思いますので、これはそういうような内容を調査いたしまして対応していきたいと。  それから第二点の、アセスメントを行うべきであるというようなことでございますが、これは一応県といままで協議した中では、県はこの関係の調査は一応しておるというような見解でございますけれども、トンネルの中での排気ガスを外へ出しまして、拡散するだけやなしに、これを処理すべきであるというような御意見もございますもんですから、この点につきましては県と一遍よく相談したいと、そのように考えます。 ◯副議長(武藤代次郎君) 四番、小林幸男君。     〔小林幸男君登壇〕(拍手) ◯四番(小林幸男君) 通告に従いまして、私は農業問題につきまして三点ばかり、順を迫ってお尋ねをしていきます。  第一番目に、水田の利用再編第三期対策について農林部長にお尋ねをいたします。  米につきましては、最近稲作志向がきわめて強い一方、需要が引き続き停滞している、その過剰基調は一層強まっている現状であります。このような状態で、政府は農産物の需要の動向に即した総合的な食糧自給の向上を図るため、昭和五十三年度から昭和五十五年度までの三年間を第一期対策とし、さらに五十六年度から五十八年度の三カ年間を第二期対策として、それぞれ水田利用再編対策を実施されてきました。その内容を見ますと、国全体では第一期対策は三十九万一千ヘクタール、昭和五十五年度のみ五十三万五千ヘクタールとし、第二期対策中は六十三万一千ヘクタール、昭和五十八年度の冷害対策として六十万ヘクタールの転作目標面積を示し、本対策が推進されてきたところであります。これが岐阜市においては、第一期は五百三十ヘクタール、昭和五十三年度五百二十ヘクタール、昭和五十四年度七百四十ヘクタール、昭和五十五年度第二期は九百三十ヘクタール、昭和五十六年・五十七年度八百四十九ヘクタール、昭和五十八年度の転作目標面積が示され、困難な状態の中で市の行政指導と関係農業団体を初め、農家の協力と理解のもとに目標達成されたと聞き、その努力に対し、心から深く敬意を表する次第であります。しかし、米の需給的均衡については、生産者を初め、関係者の御努力にもかかわらず依然として過剰基調が続く中で、昭和五十九年度から三カ年間を期間として第三期対策が実施されることになり、転作は、目標面積も国においては六十万ヘクタール、県へは昨年度より百ヘクタール少ない一万六百十ヘクタールの配分がなされてきたようであります。特に第三期は、多用途利用米・奨励補助金の見直し、備蓄米制度等、従来とは大分変わってきた点があるやに聞いております。  そこで、第三期対策の内容とこれに対する市の対応について、今後どのように進めていかれるか、お尋ねをいたします。  次は、畜産問題についてお尋ねをいたします。  今日の食糧事情は大変な変わりようで、畜産物のうち肉類だけの消費の変化を農水省発表の数字について十年刻みで見ますと、国民一人当たり、昭和三十五年度は五キログラム、昭和四十五年には十三・四キログラム、昭和五十五年は二十二・四キログラム、二十年の間に四・四倍に食肉の需要がふえてきたわけであります。そこで、最近、留易自由化に伴う牛肉の自由化が大きな社会問題になっていることは御案内のとおりであります。国の畜産農家は、今日深刻な苦境に立たされており、その苦しい中で懸命に生産コストの切り下げと肉質改善のために、品種、資質、能力等の模索を続けて経営しているのが畜産農家の現実の姿であります。一方、鶏に始まったハイブリット系雑種強勢が今日では豚まで普及し、もと豚の輸入が行われ、ハイブリット豚の浸透が進みつつある、このことは品種が複雑多岐にわたり、農家にとって憂慮すべきことであります。  そこで、次の点について農林部長にお尋ねします。  一つには、豚の肉質改善について、国は聞くところによると、系統成豚の育成をしているようでありますが、これが農家に普及するまでには相当の年数を要するものと考えられますが、岐阜市は肉豚改善の対策として当面どのような指導をしておられるか。また、畜産センターの役割りは現状では多岐にわたっているようでありますが、養豚農家との関係はどのような状態にあるのか。  二つ目には、畜産全体の防疫対策についてでありますが、行政の指導も、農家も、規模拡大が畜産経営を安定させ、自立できる道として、今日まで拡大し、さらに今後も拡大されるであろうと予測されます。そのため、農家の衛生管理が粗放がちになり、衛生面での不安定要素が規模拡大とともに増すことはやむを得ないことであるだけに、防疫、衛生についての現状と今後の指導方針について説明を願いたいと思います。  次に、小規模治山事業について農林部長にお尋ねします。  治山事業の重要性については、私から申し上げるまでもなく皆さんが十分御承知のとおりであります。市長も市政の基本的な考え方の中で、安全で快適に暮らせる町づくりを推進しておられるところであり、本市も去る昭和五十一年の九・一二災害という未曽有の集中豪雨に遭って、全市が大きな被害をこうむったことは、いまだ記憶に新しいところであります。その後、鋭意これら山林治水の災害復旧事業が進められてまいりましたが、まだまだ全市域の中には危険個所が散在し、要望個所が三十七カ所も残っていると聞いております。そこで、これら林地の危険個所の中、比較的小規模のもので公共治山事業や県単治山事業で採択されない林地崩壊個所並びに県営で施工された治山施設、下流部の流末に対して適正な処置をするよう、市においても積極的に取り組むべきであると思慮されますが、その考えがあるのかどうかお尋ねをしておきたいと思います。  続きまして、文教関係で三点ばかりお尋ねをいたします。  第一点目は、中学生の地域参加についてであります。  今日、青少年の健全育成を図るためには、学校教育ばかりではなく社会教育や家庭教育の充実と相まってその達成が可能であることは言うまでもないことであります。したがって、学校の教育活動以外の社会的な諸行事の生徒の参加について、学校としても十分な教育的配慮に基づいて奨励することも大切ではないでしょうか。地域社会は、学校や家庭だけで与えることのできない、生きる上での力を育ててくれる重要な教育の場であり、私たち自身、成長の過程で地域から受けた知恵や力がいまどんなに役立っているかを考えてみればわかります。私たちは、いま一度地域と生徒の結びつきについて考えてみることが大切だと思います。小学生の場合、地域における仲間との集団活動により町内単位子ども会、小学校下には校下子ども育成会、市町村、県、国と全国的な組織で子ども会連合会があり、ボランティア活動、創作活動、生産活動、ふるさと運動などの中で地域の各種団体との連携、交流を深め、連帯意識の向上に努めあるいはスポーツ活動、レクリエーション活動、遊びを通して活発な活動を展開し、その中で健全育成に努力していることは周知のとおりであります。しかしながら、中学校に入学している子供たちは、中学生となると一部ジュニアリーダーと言われる青年会館で研修指導を受けている者以外、全く地域の少年団体との交流参加が見られなくなります。勉強の問題、部活動の問題等々、理由はいろいろあると思われます。せめて第三土曜日の子ども会の日、第三日曜日の家庭の日くらいは地域行事の参加、ボランティア活動などできないかと思います。いま中学生を見ますと、脱地域的傾向であり、地域とは単なる通学路にすぎないように思われてなりません。また、このような地域参加、地域への連帯感の欠如が、特に校内暴力、登校拒否等、中学生の問題行動と関連がないとは言えないと思います。そこで、教育長に中学生の地域参加についてのお考えを伺いたいと思います。  次は、教師の服装についてであります。  人生の中で、中学生時代は子供から大人へと脱却する過程であり、心身ともに激しく揺れ動いており、大人への反抗、決まりへの反発など、きわめて不安定な時期であります。こういう時期こそ規律正しく、人としての基本を学ばせる時期でもあります。中学校における生徒指導として各学校では望ましい生活態度の育成を目指し校則が決められており、それらの中に生徒の服装についても触れ、男女おのおのの生徒にそれぞれふさわしいと思われる標準的な服装を規定しております。生徒が非行に走る過程では、校則の違反、中でも服装の乱れが初めに見られ、服装の乱れは心の乱れと言われ、学校ではこうした生徒の身なりなど、外見上からの変化を見逃すことなく指導の徹底に留意されておられるようであります。このような指導は、日常教師と生徒との人間関係の緊密、相互の信頼関係等が基本になることは言うまでもありません。そのためにも、またその指導効果を上げるためにも、指導する側の教師の態度、服装、身だしなみにも配慮が最も大切であると思われます。このような観点から見て、近ごろの教師の服装について、必ずしも教師としての品位を保つにふさわしくないものもあります。体育の時間は別として、学校への登下校や授業に臨むのに軽装なトレーニングウェアでは、生徒にも厳しく指導できないかと思います。  そこで、教師の服装について、教育長はどのように考え、どのように指導されているのかお尋ねをしておきます。  次に、中学生の非行と健全育成について教育長にお尋ねをいたします。  現在、各関係機関や各種団体の努力にかかわらず、少年非行は年ごとに増加のいちずをたどり、低年齢・悪質化していることは御案内のとおりであります。その中でも特に中学生の非行は激増し、五十七年度の警察白書によりますと、補導された刑法犯少年及び触法少年の数は全刑法犯の五二・二%となり、その少年非行の四六・三%が中学生であると報告され、歯どめのかかる兆しは全く見えない状態であります。岐阜中・南・北警察署並びに岐阜市少年補導センターでことし一月から十月までの岐阜市内における少年非行の概況のまとめを見てみましても、窃盗非行は中学生が断然多く、万引百八件、自転車盗十九件、オートバイ盗二十五件、それに自動車盗までが六件、学校荒らし八件などとなっており、不良行為に至っては二千六百二十一件、補導されています。その内訳は、飲酒、喫煙、薬物乱用、凶器携帯、乱暴・けんか、たかり、深夜徘回、家出、無断外泊、婦女誘惑・いたずら、不良交友、怠学、不健全娯楽、金品持ち出し、暴走行為と、昨年同期と比較し、ますます悪質化、また女子非行も目立って増加している現状は、まことに憂慮にたえないのであります。中学生といえば、義務教育のまとめの段階であり、いよいよこれからという大事な時期であります。  そこで、かかる現状を踏まえてどのように対応されているのか。また、今後健全育成についての指導のあり方、方針を伺います。  次は、長森地区の内水排除についてお尋ねをいたします。  長森地区は、昭和三十四年から昭和四十三年にわたり、時代の要請に応じて岐阜市東部土地改良区として土地改良事業がなされ、道・水路並びに基盤整備がなされてきたところであります。しかしながら、それ以来社会情勢の変化と市街地近郊という地域的環境の中で、都市化が急激に進んでいることは御案内のとおりであります。開発が進行するに伴い排水問題は重要な課題となり、特に内水対策、雨水排除はたびたびの浸水から見ても急を要することであると思われます。昭和五十一年の九・一二災害を契機とした激特事業、激特関連事業としての新荒田川の改修や内水河川の沓掛、北一色、野一色排水路等の改良事業も着手され、当局においても鋭意努力されているようでありますが、広範囲にわたる長森地区の内水排除について、まだまだ数多くの問題が山積しているものと私は考えます。  そこで、荒田川への幹線排水路は、北一色、野一色、沓掛、岩地排水路で将来さらに宅地化が進行した場合、これらの排水路で対処できるかどうか、第一点としてお尋ねをしておきます。  第二点は、長森本町を初め、一五六号線以北の団地の排水、雨水を受ける水路の改修が大切であると考えますが、これについての計画があるのかどうかお尋ねします。  あわせて、長森地区の排水は、流域下水道事業の東部処理区として、汚水、雨水排除の計画が決定されていると伺っていますが、事業の実施が地域の現状から見て急務であり、早期実現について地域住民も熱望しているところであり、この事業の実施の見通しと計画を土木部長にお尋ねをします。  最後に、競輪場の駐車場有効利用と周辺環境整備についてお尋ねをします。競輪場の問題につきましては、この議場でたびたび諸先輩が質問されたと聞いていますが、お許しをいただきまして私なりに競輪場駐車場の有効利用と周辺環境対策についてお尋ねいたします。  本市の競輪場駐車場は、市有地として三万六平米、民間からの借り上げ土地が八万六千三十四平米、総合収容台数は七千六十台であります。競輪開催中は当然駐車場として利用されるのですが、その競輪開催は年間七十二日と聞いております。残りの二百九十三日はと申しますと、わずかに中古車のオークションまたはある種の催しに、他は一部がテニスコートとして日曜、祭日等利用されるだけというのが現状のようであります。この土地、不動産の評価を考えてみますと、現在では相場として五十万とも六十万とも言われるようであります。  そこでお尋ねします。このように高価な土地を競輪開催日以外の二百九十三日、大部分を遊休地として遊ばせておるようなのんびりとした利用の状況をまだまだ続けていかれるのかどうか。これは私の提案ですが、有効的な利用を図るためにも、屋外スポーツ場、催し物広場的な施設、たとえば、市有地の一部に雨をしのぐ屋根だけをつくり、それに伴い電気照明を初めとして、給水さらにはトイレ等を設け、積極的な活用を推進していかれるような考えはないのか。  また、競輪事業の低迷の中で、愛好家の皆さんのマナーも近年とみに悪くなり、近隣関係住民に多くの問題を投げかけているようであります。そうした中、関係住民、特に学校関係者からは交通整理の徹底を図るとともに、防犯上からも現状の民間の警備員だけではなく、警察官のパトロールの実施、移動交番の設置等は考えられないものか。  関係住民に対して迷惑対策としてであろうと考えますが、数カ所の駐車場が何の約束事もなく常時開放されているようでありますが、限られた皆さんの利用にとどまっており、地域の皆さんの中で問題化しているようであります。このことについても何らかの約束の中で利用していただくという方向へ持っていかなければと考えますが、どうでしょうか。  殺伐とした駐車場の中、一部は緑もあるようですが、花や緑に囲まれた潤いのある地域住民の憩いの場所となるような駐車場にはならないものでしょうか。以上、総務部長にお尋ねをいたします。  以上で第一回目の質問を終わります。(拍手) ◯副議長(武藤代次郎君) この際、暫時休憩いたします。   午後三時 二 分 休  憩            ━━━━━━━━━━━━━━━━━   午後三時二十九分 開  議 ◯議長(上松宗男君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  質疑並びに一般質問を続行いたします。小林幸男君に対する答弁を求めます。農林部長、工藤多喜三君。     〔工藤多喜三君登壇〕 ◯農林部長(工藤多喜三君) お答えを申し上げます。  まず、水田利用再編対策でございますが、水田利用再編対策につきましては質問者のお話しのとおりでございまして、恒常的な過剰基調となっております米の需給を均衡させつつ、農産物の総合的な自給率の向上を図るために、昭和五十三年以降、農業者及び関係団体の協力を得て本対策を推進し、他の関連施策の充実と相まちまして、需要の動向に安定的に対応し得る農業生産構造確立の推進を図ってまいったところでございます。第三期対策は昭和五十九年から昭和六十一年までの三年間として実施されますが、それに伴い米の需給計画を次のとおり定めております。すなわち、潜在生産量は国全体で一千三百七十五万トンで、そのうち需要量は一千四十万トンと見込まれ、さらに在庫積み増し量、これは備蓄米でございますが、それを四十五万トンを加えますと、要調整数量、転作目標でございますが、二百九十万トンとなりまして、その面積はおよそ六十万ヘクタールとなるのでございます。したがって、生産予定量を千八十五万トンとして、政府への事前売り渡し由込限度数量は七百七十五万トンと定めたのでございます。岐阜市に対しましての目標面積は、今月の中旬以降にならなければ詳細についてはわかりませんが、第三期対策の基本的な内容は次のようでございます。  その一といたしまして、需給計画の中で適正な在庫水準を確保するため、いわゆる備蓄米を各年平均四十五万トンの計画的な在庫積み増しを行うこととしています。  その二といたしまして、第三期の転作目標面積は六十万ヘクタールとし、事前売り渡し申込限度数量は七百七十五万トンで、第三期期間中は原則としてこれらの数量を固定するとしております。
     その三は、多用途利用米制度の新設でございます。これは主食用以外に利用する米で、みそ、せんべい等、加工利用米でおよそ三十万トンでありまして、取り扱いは目標面積の内数として六万ヘクタールとなっております。問題点としましては、奨励金を含めて一俵当たり一万八十円前後、十アール当たり五万三千円程度の収入となる見込みでございます。飼料用青刈り稲より若干条件がよい程度のようでございます。  その四といたしまして、奨励補助金については、現行の加算制度を見直すとともに、基本額を一律に八千円の減額をしたかわりに、新たに転作定着化推進加算が設けられ、転作の集団化を一層図ろうとしているのでございます。  そこで、本市におきましては国の本対策の推進方策に基づき、第二期期間中に推進してまいりました地域ぐるみによる計画的な集団転作の充実と定着を図り、さらに地域農業集団を主体として、農地の流動化による集積、農業用機械の整備充実、組織の強化による農作業の受委託等により生産費の軽減、所得の増大を図り、転作作物の定着を進める一方転作条件の整備としての排水対策、生産振興対策、価格流通対策等、各般の施策を総合的に実施して、本事業の円滑な推進を図ってまいりたいと考えております。  第二点の畜産問題でございますが、第一の豚の肉質改善と畜産センターの役割りと農家との関係でございますが、現在畜産センターは広範な目的を持っている中で、そのうち畜産は特に重要な事項として事業を進めておるのでございます。現在、豚はランドレース種と大ヨークシャー種の一代雑種を繁殖育成しまして、その中で優秀な雌豚候補は検定の上、登録を受けて繁殖母豚として農家に分譲しておるのでございます。主母豚はジュロック種等を導入して貸し付けするなど、農家の飼育豚の品質改善向上のために資しており、養豚振興上畜産センターは重要な部分を担っておるのでございます。将来国、県等の系統造成豚が真に確立されれば、その段階でさらに対応を考えていきたいと考えております。  第二の、防疫衛生の対応と指導方針でございますが、いずれの家畜も多頭飼育経営になってきておりますだけに、疾病等の防疫体制を確立することは、畜産振興の基本事項でありますので、現在畜産課の家畜診療所の獣医師職員三人を中心に、岐阜家畜保健衛生所、岐阜地域家畜防疫衛生協会等と緊密な連絡を取り、防疫の重要性を農家に普及、啓蒙しつつ、万全を期しておりますが、今後も防疫体制確立のために一層の努力をしてまいりたいと考えております。  次に、小規模治山事業についてでございますが、質問者の言われますとおり、本市にとって非常に重要なことと認識しております。御承知のとおり、この種の事業は多額の経費を要するものでございますので、従来県で施行される公共県単治山事業に依存してきたわけでございます。治山事業の採択基準も厳しく、なかなか地元の要望を満たし切れない状態であります。したがいまして、採択漏れの比較的小規模な治山事業につきましては、市においても積極的に取り組んでいかなければならないと存じます。新年度予算編成に当たりまして、財政当局とも十分協議を重ねたいと思っております。  以上でございます。 ◯議長(上松宗男君) 教育長、橋詰俊郎君。     〔橋詰俊郎君登壇〕 ◯教育長(橋詰俊郎君) お尋ねの三点につきましてお答えを申し上げます。  最初に、中学生の地域参加でございます。次代を担う青少年に小さいときから地域社会に進んで参加し、公共のために貢献できるような体験と実感を持つ、そういう経験をさせるということがきわめて大事であるということを思います。しかし、現在中学生の実態を見ますと、まことに御指摘のとおりで私も同感でございます。教育委員会といたしましては、そのために中学校に少年団体活動相談員というのを各校一名委嘱をいたしまして、生徒の社会参加の促進、それから地域における少年団体活動の指導助言あるいは調整等の地域参加活動の指導を進めてもらっております。学校におきましても校外の行事の中でできるだけ地域活動の機会と場の工夫をいたしまして、地域社会に対する関心や愛着を高めるように努力をしてまいっているところでございます。また、地域では校下青少年育成会を母体として中学生が参加できるよう活動を進めております。たとえば、四月の岐阜祭りのみこし広場、夏休みのラジオ体操、毎月第三日曜日家庭の日の早朝清掃、河川等の清掃美化運動、あるいは地域におけるところのあいさつ運動とか、ふるさとを学ぶ運動などでございます。しかし、何分にもこの参加意識が薄いことと、それから、御承知のように中学生という時期が部活とか、あるいは上級高校入学のための学習とか、そういうことに拘束される時間が非常に長いというような実態にございまして、なかなか思うように運んでいないようでございます。今後は社会参加のしやすいような条件の整備とか、あるいは機会の提供ということについても、十分地域、学校との連携によって努力をしてまいりたいと思いますが、高校や中学生になって突然地域参加活動を進めましてもなかなか思うようにはかどらないのでございます。やはり地域に貢献するという生活は、幼い時代、小学時代から家庭の中で家庭に奉仕をするといったような、やはりそういう生活習慣を基礎として培っていかないと順調に成長をいたしませんので、そういう面も学校教育の中で十分心がけてまいりたいというふうに考えております。  次に、教職員の服装につきましてお答えを申し上げます。  教職員の服装につきましては、御意見のとおり、ごく一部ではありますけれども、品位に欠け、一般常識から逸脱しているために大変批判を受け、あるいは生徒指導上からも好ましくないというような御指導をいただいている事実もあります。教職員は教育公務員でございまして、全体の奉仕者としての責務、使命がございますので、服装につきましても御指摘のように生徒指導の一環として、生徒の服装等の指導に当たる教師自身が、指導者として良識のある服装に整えることは、生徒に与える心理的な影響ということからも大変大切なことだと思います。教員には制服もございませんので、各自の自覚にまつわけでございますが、これも教育委員会といたしましては、児童生徒に好印象を与える服装に、また、一般の方々からとかくの批判を受けるような服装は改めていくように、学校訪問等の機会を利用しまして、絶えず教育課で指導しているところでございます。もう少し具体的に申しますと、一つは通勤時についてでございますが、これは清楚で端正な服装、身だしなみというものを指導しております。もう一つは勤務中でございますが、これは小学校と中学校、あるいは小学校でも児童の発達段階に応じまして、また、指導の内容に応じまして多少異なる面もありますけれども、概括的に申し上げますと、それぞれの目的や必要に応じてそれにふさわしい服装を整えて指導に当たるということでございます。こういう立場から、生徒指導にかわっての服装のみならず、改めて教職員の綱紀の粛正や服務規程の確保についての指導を含めて、今後も指導してまいりたいと、こういうふうに思っております。  次に、中学生の非行防止についてでございますが、中学生のみならず、少年の非行防止、健全育成には、家庭、学校、地域社会、関係機関が連携いたしまして、一体的に事に当たらなければならないという基本方針で努力しておりますことは御承知のとおりでございます。御質問の中学生の部分に重点を置いてお答え申し上げたいと思いますが、まず、地域社会でございますけれども、地域社会の取り組みにつきましては、中学校を取り巻く地域が一体になって当たっていただくという意味におきまして、中学校の校下別児童生徒を育てる会というのを設置させてもらっております。これはその校下内の小学校、高等学校、PTA、青少年育成会、広報会等が共通の目標のもとに活動ができるように、中学校が中心になって非行防止のためにいろいろ御指導をいただくような機会というものを進めているわけでございます。そのほか地域子ども会では、地域で守り育てていく運動というのを展開してもらっております。青少年育成会の活動や地域小集会拡充も図っております。また、地域における補導活動の充実、環境浄化運動等も進めてもらっております。家庭教育の分野におきましては、子育て講座とか家庭教育学級、地域小集会活動等におきまして、家庭教育機能の充実強化という面につきまして支援をさしてもらっております。一番私どもが悩みますのは、個々の子供の、特に非行化した子供の対策でございます。これにつきましては学校もずいぶん悩んでおりますが、地域の民生指導委員の方、保護司の方々と協力をして家庭にまで食い入っていくような指導を進めてもらっているわけでございます。なお、いろんな施設でございますね、児童相談所とか警察とか家庭裁判所等々、緊密な連携に努力をいたしていることも御承知のとおりでございます。そういうことで地域あるいは家庭教育でいろいろ御協力もいただいているわけでございますけれども、何と申しましても生徒個々の、子供がほんとに自覚をして、健全な生活を営むようにできますためには、学校教育で子供たちにこの善悪のけじめとか、あるいは正しい判断力をつけるとか、希望を持った人生を送るとか、仲間同士がお互いに大切にし合って磨き合うとか、人間はお互いに尊重し合わなければならないとかいったような、この生きていくために人間はどうあるかということを一番子供たちに強く指導する場は、何と申しましてもやっぱり学校教育の場であろうかと思います。そういうことでこの面につきましては学校教育が中心にして、学校訪問をいたして先生方と話しをいたしております。過日も私も某校を訪問いたしまして、夜遅くまで先生方と真剣にお話し合いをしてまいりましたが、先生方も本当に涙ぐましいぐらいの一生懸命に努力をいたしております。とかく学校教育に対していろんな社会的な批判があろうが、とにかくその批判にこたえて最後までやっぱりめんどうを見るのは教師であると、教師がギブアップしたならば、一体だれが子供をめんどうを見るかと、その批判にも耐えて努力をしなければならないというようなお話しを進めてきたところでございます。そういった方針でもって非行化の問題に取り組んでまいりたいと、こういうふうに思いますので、よろしく御理解のほどをお願いいたしたいと思います。 ◯議長(上松宗男君) 土木部長、坂井 博君。     〔坂井 博君登壇〕 ◯土木部長(坂井 博君) 長森地区の内水排除についてお答えを申し上げます。  長森地区の排水の整備につきましては、内水基本調査によりまして全体計画を樹立し、昭和五十二年より激特関連事業といたしまして、北一色排水路、野一色排水路、沓掛排水路の三本の整備を実施いたしております。地区の全体といたしましては、流域関連公共下水道事業の東部処理区といたしまして、雨水、汚水の計画決定を昭和五十七年三月に行いまして、現在事業認可をいただくように作業中でございます。排水計画といたしましては、基準排水量の整備で対応ができるものと思っておりますが、雨水の計画内容は関係面積八百五十四ヘクタール、幹線水路二十七路線、延長にいたしまして二万九千六百八十メーターでございます。事業認可をいただき整備を実施していくのでありますが、国庫補助事業でございますので、関係機関に対しまして早期実現のできるように要望をしてまいりたいと存じます。  続きまして、国道一五六号線北側の地域についての排水はどうかということでございますが、これにつきましては地形、勾配、現況の排水等勘案いたしまして、北一色排水路、野一色排水路の流域として計算を樹立いたしておりますので、この排水計画区域で処理ができるものと思います。  以上でございます。 ◯議長(上松宗男君) 総務部長、高木 直君。     〔高木 直君登壇〕 ◯総務部長(高木 直君) 岐阜競輪場の周辺に関する関係についての御質問にお答えさしていただきます。  まず、第一番目に競輪場の駐車場の有効利用についてでございますけれども、これら競輪場の駐車場につきましては、これが開催されてない日の利用法でございますので、いままでもいろいろ検討をしてきております。その中で一部実施しているわけでございます。この主な状況を申し上げますと、常時または定期的なものとしては、ローラースケート場として一カ所、これは小中学生を対象にいたしまして、靴は無料で貸すということで利用願っておるわけでございますし、テニスコートは二面を一般の方、あるいは中学生クラブの方々にも利用願っております。これはバレーコートと併用ができるようになっております。それからソフトボール場として一カ所、これも付近のスポーツ少年団の方々に御利用願っておる。それから軟式野球場の練習場として一カ所、これも周辺校下の方々の愛好クラブの方々に御利用を願っております。また、定期的にはちょうど南側の所でバイクの安全運転講習会を毎週水曜日に御利用願っておるわけでございますし、また、月一回、いわゆるこれは有料でございますけども、先ほど申されました中古車のオークションの利用を願っておると。こういうことでございますが、その他市民ひろばだとか、いろんな周辺住民の方々の盆踊りだとか、消防団の訓練だとか、そういったことにも利用していただいておるわけでございますけれども、どういっても御指摘のとおり、この利用というのは土曜日、日曜日、祭日と、こういうことになるわけでございまして、競輪場も土曜日に使ったりいろいろそれぞれ不規則でございます。いろんな利用について競輪場が開催されておるときに支障があってはいけないというようなことで、いろいろ利用についても限度があるということで、有効な利用計画ができないのが現状でございます。しかし、御提案のこと大変結構な利用方法の御提唱を願ったわけでございますけども、いろいろそういった面につきましてもまた内部でも考えていきたいと、このように考えております。  次に、周辺の整備についてでございますけども、開催中につきましては、大変付近の方々に交通が混雑いたしまして御迷惑をかけておるわけでございます。現在競輪場周辺、その他の交通整理につきましては、御指摘のとおり、私たちの方でガードマン三十人ほどで実施しておるわけでございます。警察官によるパトロールあるいは移動交番というようなことの御指摘でございます。今月の七日の日も中署の担当官の方々、課長さんもいていただきまして、こういった点についてのお話し合いもしたわけでございます。中署の方も限られた人員の中でできるだけの応援はすると、こういうようなことも話しもいたしておるわけでございますが、何せこういった交通整理ということも大事でございます。今後とも中署、所轄署とも連携をとりながら、できるだけ御迷惑のかからないように努力をしてまいりたいと、このように考えております。  それから、駐車場の管理についてでございますが、いわゆる民家に隣接した所での駐車場に一部特定の方が利用されておるんじゃないかと、こういうことでの一律的な貸し方と、こういうようなこともあるわけですが、こういったことにつきましてなかなか地域ごとのそれぞれ御迷惑をかけている。つい、そこにあいているから貸してくれというようなことで、画一的にいけないと言うこともできませんし、また、他から見ればいいなあということになるわけですが、こういったことも町内の方々と一遍よく協議しながら、統一的に管理できるのか、公平に利用願えるのか、こういった点も前からの問題ではございますけれども、今後とも一遍よくそういった点での適正利用ということに配慮してまいりたいと、このように思っております。  なお最後に、駐車場の緑化についてでございます。まあ岐阜市も緑の町づくりということで目標を掲げております。御指摘のとおり殺伐とした競輪場の駐車場でございますが、いままで一部にはカイヅカイブキで囲った所もございますけれども、やっぱりそういった所で殺伐としていることは事実でございます。いままで周辺整備につきましての予算も計上いたしまして、道路の舗装だとか側溝整備というようなことに力を入れてきたわけでありますけれども、今後はもう少し、たとえば桜の木だとかケヤキの木だとかクスノキだとか、ちょっと高目の木をですね、それぞれ周辺部において、そういった森とまではいきませんでしょうけれども、まず市有の駐車場にそういった緑を植えていきたい。なお、借り上げている土地につきましても、これは地主の方々の御了解を得られれば、そういった緑の植栽もやっていきたいと、このように考えておりますので、よろしく御理解のほどお願いいたしたいと思います。     〔「議長、四番」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(上松宗男君) 四番、小林幸男君。     〔小林幸男君登壇〕 ◯四番(小林幸男君) それぞれ御答弁をいただきましたが、農業問題につきましては、農家の所得が近年大幅に減少傾向にありまして、原因は米、野菜、畜産物の価格の低迷、それからその反面、光熱、動力、農機具などの値上がりがあり、あわせて高齢化と核家族、それから高齢者の不足などという深刻な問題を抱えておりますので、農業の安定のためにもいろいろな施策を考えていただきながら推進をしていただきたいと、こう考えております。特に畜産につきましては、畜産センターを市内の農家の養豚のために有効に利用しているということでございますが、先ほども伺いましたように、とにかく牛でも豚でもですが、一年や二年でその資質がわかるというものではございませんし、一遍にふやしたり減らしたりということはできませんので、長期的な展望に立っていただきまして、特に先ほど御答弁もありましたが、豚につきましては昭和四十七年にアメリカからランドレースを導入しまして市内の農家の畜産改善のために努力をされてきたわけですが、先ほども申しましたように一代雑種のFIをこのごろは指向としてはやってきているというようなことでございますので、ランドレースに大ヨークシャーを母豚としたジュロックとかハンプシャー種をかけていただきながら、りっぱな肉質をつくるように改善策をお願いしたいと思うわけです。また、防疫につきましても、近年規模拡大ということで農家もやっておりますので、どうしても管理面が粗雑になりますので病気が出た場合には大変な問題が起きると思います。外国でも昨年あたりは口蹄疫とか豚コレラそういうようなものが発生しまして、わが国におきましても大変打撃を受けたというような例もありますので、防疫面については一層の指導と努力を要望しておきます。  それから、教育問題につきましては教育長から適切な御答弁をいただきましたが、特に教師の服装については、私は決して高価なりっぱな服装でということを申しているのではありませんので、とにかく教師には教師らしい、教師にふさわしい服装があると思いますので、そういうこともこれから強く御指導をお願いしながら、私たち親として子供に教師を信頼させるためにも服装や態度を改めていただくように要望しておきます。  それから、先ほど非行の問題につきましては、中学生、なかなか地域の行事に参加しないということで御答弁をいただいたわけですが、夏休みのラジオ体操の参加にしましても、参加はなるほど学校の方から半強制のようなふうでされるので参加はしますが、出てきて体操が身についておらないというのが現状でございますので、かえって小学生に悪い影響を与えるような結果も出てきておりますので、そこらあたりも学校当局ともいろいろ御相談をいただきまして、せっかく夏休みのラジオ体操に出てくるなら自分を鍛えるために、しっかりとした体操をしてもらうような指導の方法をお願いしておきます。  それから、先ほどの答弁の中で、校下別の生徒を育てる会とか個々に指導というようなことでございますが、私もこの三月まで中学校のPTAに三年ばかり参画をしておりましたが、なかなか校下別でそういう組織を持とうと思っても、いろいろな団体、また、学校の都合もございまして、なかなかうまくいっておらないので、そういうことも今後御指導のほどをよろしくお願いしたいと思うわけです。  それから、長森地区の内水排除につきましては、地域が広範囲にわたるためになかなか工事の実施ができないというようなことで、これからも、大変おくれている地域でございますので鋭意努力していただくようにお願いしたいと思います。  また、競輪場の駐車場の問題ですが、ただいま御答弁をいただきましたが、開催時におきましては、長森西小学校がすぐ近くにありますので、生徒の下校時刻を早めまして、いつも競輪の開催時には早く子供を帰しているというような状態でございますので、とにかく民間の指導員ということではなしに、専門の警察官などの配慮を強く要望しておきたいと思います。  それから、競輪場のいままでの有効に利用してみえる面でございますが、答弁にもありましたように南側の交通の安全コースの利用なども言われましたが、私も実は交通少年団の指導をしておりますが、自転車競技会というのが各警察署管内で毎年催されるわけでございます。それが済みますと岐阜地区それから県という形であるわけですが、そのコースが安全競技のコースと大分違っているということもございますので、それらも今後とも改善をしていただきたいと思います。  それから、付近の道・水路の整備をもしているというようなことでございますけれども、まだまだ道路も悪いので、とにかく地域の人たちは大変競輪のために時間的な、一時間か二時間ですが大変迷惑をしておりますので、整備の方もお願いしたいと思います。  それから、交番のことですが、必ず長森西の校下では、競輪開催時には一回か二回の盗難がいつもあるわけなんで、これはお聞きだろうと思いますが、そういうこともございますので、警察官とか移動交番などを設けていただいて防犯面からもいろいろと御指導をお願いしたいと、こう思うわけでございます。  以上、いろいろ適正な御答弁をいただきましたので、各面にわたりまして強く要望いたしまして私の質問を終わります。(拍手)            ━━━━━━━━━━━━━━━━━  延  会 ◯議長(上松宗男君) お諮りいたします。本日の会議はこの程度にとどめ延会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(上松宗男君) 御異議なしと認めます。よって、本日はこれをもって延会することに決しました。本日はこれをもって延会いたします。   午後四時六分 延  会  岐阜市議会議長      上 松 宗 男  岐阜市議会副議長     武 藤 代次郎  岐阜市議会議員      武 藤 房 数  岐阜市議会議員      村 瀬 正 己 Copyright (c) Gifu City Assembly. All Rights Reserved. ページの先頭へ▲...