ツイート シェア
  1. 岐阜市議会 1982-09-17
    昭和57年第5回定例会(第5日目) 本文 開催日:1982-09-17


    取得元: 岐阜市議会公式サイト
    最終取得日: 2020-12-28
    ▼ 最初のヒットへ(全 0 ヒット)  開  議   午前九時三十五分 開  議 ◯議長(西垣 勲君) これより本日の会議を開きます。  本日の日程はお手元に配付申し上げたとおりであります。            ━━━━━━━━━━━━━━━━━  第一 会議録署名議員の指名 ◯議長(西垣 勲君) 日程第一、会議録署名議員の指名を行います。  本日の会議録署名議員は、会議規則第八十条の規定により、議長において二十八番辻 喜久雄君、三十二番臼井菊蔵君の両君を指名いたします。            ━━━━━━━━━━━━━━━━━  第二 第八十二号議案から第十八 第九十九号議案まで及び第十九 一般質問 ◯議長(西垣 勲君) 日程第二、第八十二号議案から日程第十八、第九十九号議案まで、以上十七件を一括して議題といたします。            ─────────────────              〔議 案 掲 載 省 略〕            ───────────────── ◯議長(西垣 勲君) 昨日に引き続き、質疑とあわせて日程第十九、一般質問を行います。順次発言を許します。三十五番、武藤房数君。     〔武藤房数君登壇〕(拍手) ◯三十五番(武藤房数君) 発言のお許しを得ましたので、通告に基づき順次質問をいたします。  最初に学校給食についてお尋ねいたします。  最も身体発育途上にある児童について学校給食は重要な問題であります。  問題の第一点は、給食の時間が非常に短い。どうしても食べ残しが出る。この食べ残しの量、それを金額にしてもかなりの額になると言われているのであります。もう少し時間の延長ができないものかと多くの父兄からの要望が出ているのであります。
     第二点は、食器の改善についてであります。現在岐阜市の小中学校において使用されているのはアルミの容器であります。この容器は手に持つと非常に熱く、手に持って食べることは困難なようであります。おのずから机の上に器を置いて食べる、いわゆるこれが犬食いと言われる形となっているのであります。最近非常によい容器が開発されて使用されているようであります。食器の改善についてのお考えをお聞きいたしたいと思います。  第三点は、最近の子供は魚離れの志向が強く肉を好むようでありますが、将来の日本の食糧事情を考えるときに、魚介類を食することを教えることも非常に重要なことだと言われております。学校給食にも大衆魚などを使用する給食を考えてはどうかと思うのでありますが、この三点については教育長よりお答えしていただきたいと思います。  次に、企業の移転促進についてお尋ねいたします。  これは少し今日までの経過を述べなければ問題の本質が理解いただけないと思いますので、若干述べさせていただきます。  この工場は、岐阜市長良雄総五二番地にある旭興業株式会社でありますが、この工場は昭和二十年ごろにできたようであります。この工場は計量器、消防器具の製造、岐阜市から発注されている水道メーターの再生加工などをしているようでありますが、三十四年ごろから工場が年々増築されてきたのであります。ところが四十四年ころ、この近くに居住しておられる高安節子さんから、工場から発生する物質、各酸化ガスが発生し健康被害が出始めて、市当局も当時は公害課であったのでありますので、公害課が四十六年三月十九日に立入調査したのであります。四十七年まで市、県と何回となく調査され、工場のその改善を指導されたようであります。一向に改善が進まないまま、ついに高安さんは岐阜県公害審査会に調停の申し立てを昭和四十七年五月一日になされたのであります。調停委員会は調査の結果、四十七年十二月一日に申し立て人高安さんに対し調停拒否を決定したの通知があったのであります。四十八年五月四日に岐阜地裁に提訴され、その後七年間にわたる裁判となり、五十四年十一月二十八日に岐阜地裁判決は高安節子さんの全面勝訴となったのであります。旭興業に対し慰謝料の支払いを命じたのであります。旭興業はその後名古屋高裁に控訴したのでありますが、五十六年二月二十六日に旭興業は控訴を全面取り下げにより岐阜地裁判決が確定したのであります。公害問題が発生して以来、何と解決するまでに十二年間の長い長い歳月を要したのであります。その間、御主人の協力を得ながら女一人で長い長い公害闘争であったのであります。大変な苦労であったのであります。これが今日までのあらましの経過であります。  ここで、都市計画部長及び建築部長にお尋ねいたします。  この地域は昭和二十一年九月に特別都市計画法により緑地地域とされ風致地区に指定されていたのであります。なぜか二十七年六月ころより工場建設がされて以来、昭和三十四年二月十日この工場が増築、無届けであります。いわゆる無許可の工場であります。三十五年八月二十八日工場増築、これも無許可であります。同三十五年十月三十日工場増築、これまた無許可であります。三十六年六月二十六日にも工場が増築されております。これもまた無届けであります。三十八年八月二十四日の工場新築については届けがなされております。四十一年八月二十日これも工場の増築でありますが、これも届けが出ております。四十一年五月二十日工場新築でありますが、これも届けは出ております。四十四年十月三十日工場新築これは無届けであります。四十五年十月二十日工場増築でありますが、これはなぜか四十六年六月に追認という形で届けが出されております。四十六年三月三十一日をもって都市計画法の規定に基づき市街化区域及び市街化調整区域に関する都市計画法が定められ、以後は岐阜市において緑地域は消滅する場所となり、また、建築確認に関する権限はすべて岐阜市に移管されているのであります。今日では住居地域として指定されているのでありますが、なぜ四十六年の都市計画法の規定されるまで違法な建築物が、しかも大半が無届けで建てられているのでありましょうか。この件について適法であればその適法の法的根拠、違法であるかないか、この二点について建築部長、都市計画部長よりお答えをしていただきたいと思うのであります。  次に、農業委員会神山会長にお尋ねいたします。  この工場の敷地内のうち、たしか十五筆あると思うのでありますが、七筆の借地すべてが農地になっているのでありますが、農地法違反の疑いがないのかお答えをしていただきたいと思うのであります。  次に、生活環境部長にお尋ねいたします。  裁判後に工場は以前にも増して作業がなされているようでありますが、高安さん本人も、また、工場周辺の住民の方々も公害発生の不安を持っておられるのでありますが、その後の監視体制はどのようになっているのでありましょうか、お答えしていただきたいと思うのであります。  次に、国鉄高架事業についてであります。  高架事業は県、高架に伴う貨物駅移転事業については岐阜市事業として事業認可がおりたところであります。また、本年度は貨物駅移転事業特別会計を設置し、約十三億五千万円の予算が計上されたところであります。しかしながら、肝心の国鉄との工事協定が臨調がらみでいまだ締結されておりません。このままでは計上予算についても不執行になりそうであります。ここでお尋ねいたします。工事協定締結の見通し等、市長にお答えをしていただきたいのであります。  来るべき臨時国会においては、臨調答申に対応して監理委員会設置の法制化がされるようでありますが、監理委員会が正式に発足されますと、未着工の事業については再検討の対象になるのではないかと憂慮しているのであります。もし、そのようなことになりますと国鉄高架も再検討ということになり、これが破算にもなりかねないと思うのであります。この点についての見通しについて、あわせて市長よりお答え願いたいと思うのであります。  以上、第一回の質問を終わります。(拍手) ◯議長(西垣 勲君) 市長、蒔田 浩君。     〔蒔田 浩君登壇〕 ◯市長(蒔田 浩君) 武藤議員の国鉄高架事業に関する御質問に対してお答えを申し上げます。  御承知のとおり高架事業、昨年の十二月に認可になっておるわけでございます。その後五十六年度には公共事業として貨物駅地内にありますところの道路の事業を行い、本年も引き続きまして関連の交差道路の用地買収その他を進めておるということでございます。そこでいま一番御心配、いま質問の中で言っていらっしゃるところの工事協定という問題でございます。私も東京へ出張するたびに国鉄本社をお訪ねをし、まだ十日くらい前にも本社の重要な方々全部回ってきておるわけでございます。国鉄自体も御承知のようにいろいろ臨調から出ておりますから、いろいろな作業をしていらっしゃいますし、また、岐阜駅の高架事業に関しても作業を進めていらっしゃるわけであります。感触といいますか、実態としまして、とにかく工事が、この事業が認可になり、国鉄もその事業認可についての協約を結んでおるわけであります。したがいまして、公共事業はすでに五十六年から仕事をやっており本年もやっておる。こういうことで建設省の予算はいま執行されておるわけでございます。そこの中で国鉄のこのたびの臨調の問題と、これからの貨物駅、特に国鉄と言っても貨物駅の問題が先でありますが、貨物は現実に非常に輸送量が減っておる。したがって、貨物駅の縮小はこれはあるということでございます。これは日本全体の貨物駅の縮小を行っていく、そういうことをいま国鉄の本社内においていろいろ作業をしていらっしゃるということでございます。その国鉄の貨物駅の規模あるいはいろいろな事業改善ということと、岐阜市の移転しようとする貨物駅との関係がどうなっていくかということであります。やはり恐らく岐阜市の移転すべき貨物駅も当初よりは縮小になるだろうということは予想をされます。一番心配を持つのは、いまの監理委員会ができて、そちらの方へ入っていきますと、いろいろこの移転しようという事業が大きな支障があるということをお互いに思うわけであります。そこが一番基本でありますから、国鉄の本社に対しまして、とにかく岐阜市はすでに仕事を始めておるわけやから、そして移転をしようという国鉄の中における貨物駅がほかにあるかないかは知らぬけれども、とにかくいま移転をしようとするところの事業だから、この移転は規模はそれは国鉄の方で将来の貨物の量ということを勘案の上、ある程度の縮小はせられることはそれはある程度やむを得ないが、とにかく軌道に仕事を乗せてほしいということを言っておるわけであります。国鉄もわれわれの言っておることと同じことでいま進めていただいておるわけであります。したがいまして、早くこの内容を詰めて、そして工事協定に持っていきたいという努力をいましております。こういうことでございます。それがいつだということでございますが、いろいろこう察していくには、岐阜の工事局内における作業は大方離れたというふうに思っており、いわゆる本社に仕事が入っていくと。まあこの間聞いた中にも、間もなく本社へ仕事が入ってくる。そうすれば本社の中で仕事を進めて一日も早く工事協定に持っていくようにしたい。こういうことをまあ国鉄の本社の方も言っていらっしゃるわけであります。したがいまして、一日も早くこれが軌道に乗るようにしてほしいということを強く要請をしてきたところでありますし、県、市で共同でもやっておるわけでございます。したがいまして、私たちとしましては近々その工事内容、どれだけの面積で、面積のとり方はどういうふうで、そしてその中における線路をどういうふうに敷くんだ、そういう具体的な案が示されるというふうに思っておるわけであります。そしてそれが示されれば当局との工事協定していくというふうになっていくということでございます。何にいたしましても、ちょうど国鉄再建と国鉄高架事業とが同じ時期に入ってきておる微妙なところでございます。したがいまして、とにかく貨物駅移転が予定どおり今年度内に工事協定ができるよう最大限いま努力しており、国鉄の方としてもそういう気持ちを持っていままでお進めをいただいておると考えておるわけでございます。この事業が遅滞なく、そしてできる限りスムーズに進むよう県、市合わせまして最大の努力をしたい、かように思うわけでございます。したがいまして、なお今後も引き続き工事協定の早期締結への努力を重ねていくつもりでございます。 ◯議長(西垣 勲君) 教育長、橋詰俊郎君。     〔橋詰俊郎君登壇〕 ◯教育長(橋詰俊郎君) 学校給食の問題につきましてお答えを申し上げます。  三点ございましたが、まず第一点、給食の時間をもっと長くして、ゆっくりと食べさせるようにはできないかということでございます。給食の時間は各学校教育計画、すなわち始業、教科指導、休みの時間、終業というように一日の日課の中で、昼の時間にすべての子供が食べられるように適当な時間を確保するということで努力しているわけでございますが、現在岐阜市では平均しまして小学校が四十一・九分でしたか、それから中学校が三十九・七分、食べる時間は小学校が二十一・二分、中学校が十八・三分というようなデータが出ております。ゆっくり、楽しい雰囲気の中で残さないでよく味わって食べるということ、これはきわめて大事なことでございますので、配膳なども手ぎわよく行うようにいたしまして、少しでも給食の時間を長くするように努力をし、楽しい雰囲気の中で、またよいマナーの指導も相まって、御指摘のようにさらに時間が長く確保できるように努力をしてまいりたいというふうに考えております。  それから次に、第二点の食器の問題でございますが、現在アルマイト製品を便用しております。アルマイト製品でございますから、熱いものを入れると持てないという難点はあるわけでございますが、まあ、軽くて持ち運びが便利であるとかあるいは食器の材質について安全であるとか、熱消毒が非常にしやすいといったような利点もあるわけでございます。現在御指摘のように、ポリプロピレンとかメラミン等の食器もございますが、岐阜市でこれを使用していない理由は、安全性は保証するというもののまだ心配であるとか、あるいはアルマイトの倍くらいの容積がありましてかさばる、したがって現在の食器のかごを保管庫に収納し切れないといううらみがある、消毒は百度に耐え得るというが変形することもある、傷つきやすく、傷がつくと脂肪やでんぷんが残留するおそれがある、使用しているうちに変色、退色または食品の色がついて落ちないこともある、といったようないろんな難点もあって、問題点もありまして、これ使用しておりませんが、しかし、お話しございましたように、現在日本学校給食会では、このアルマイトを中心にしましてポリプロピレンで覆った食器を試作研究中でございます。軽くて、いま申しましたような難点が解消できるというようなものがございますれば、それは結構でございます。今後の課題として研究さしていただきたい、かように思っております。  それから三番目に、魚類の利用でございます。学校給食物資の使用に当たりまして考慮しておりますことは、第一に栄養が高いということでございます。二番目に、衛生的な食品であるということ、加工品などにつきましては、添加物がないかどうかとか、生物につきましては、鮮度はどうかというようなこともございます。それから、とにかく大量でございますので、安価な物資ということもございます。調理に便利であるというようなこと、仕入れ上の量と質と形態というようなこと、同じ大きさのものが同じ質でしかも大量に入荷できるというような点、いろんな点を考えておりますが、これを活用するに当たりましては、特にしゅんのものを使用するというようなことも配慮しておるわけでございます。したがいまして、いまのお話しがございましたように、サンマが大量にとれたときとかあるいはイワシが大量にとれたというようなときには、努めて配慮しているわけでございます。御指摘の面につきましては、十分にこの献立に取り入れていきたい。献立は、御承知のように、委員会を、前々月の下旬に委員会を開催しまして、そこで決定して物資注文するので、少なくとも物資調達以前、一カ月前にこの入荷が判明しないと、途中から織り込めないというような点もございます。それから、御案内のように毎日六万三千食余というような大量の食事を実施しているわけでございますので、生鮮食料品の調達、輸送というような関係で献立を三地区に分けております。変更、取りかえということが、非常にまあ融通ができにくい点もございます。いま御指摘のしゅんのものを、特に魚類等について栄養価のある、安価なものを活用するというようなことにつきましては、従来もサンマとかアジとかサバ、サケなども十分に活用させていただいており、今後も十分配慮してまいりたい、かように思っております。 ◯議長(西垣 勲君) 都市計画部長、近藤直彦君。     〔近藤直彦君登壇〕 ◯都市計画部長(近藤直彦君) 御質問に対してお答えをいたしたいと思います。当該の建築物は昭和二十年八月ごろに建築されましたわけでございますが、昭和二十八年に緑地地域が指定されたわけでございます。したがって、この建物は既存不適格建築物となったわけでございますが、その後緑地地域の特別都市計画法が廃法になるまでの間におきまして、数回にわたりまして増改築がされたと、こういうようなことでございます。緑地地域の制度というのは非常に厳しいものがありまして、日本の国土の事情になじまないと、こういうものがあったわけでございましたが、これをほとんど無視されたと、こういうような形でございます。したがって、いま御質問のように、これが特別都市計画法の緑地制度に違法かどうかと、こういうようなことを言われますと、この条文の趣旨に照らしまして違法であったと、こういうようなことも言わざるを得ないと、こういうふうに思っておるわけでございます。ただ、昭和四十年ごろ、はっきりした記録がないわけでございますが、この岐阜市におきまして、広い範囲に緑地地域の網がかぶせられたわけでございますが、その後都市の開発の圧力を受けまして、なかなかその緑地地域制度を守らせると、こういうようなことがむずかしくなってきたというような現状から、監督官庁でございます県において、住居地域並みの取り扱いにしようと、こういうような申し合わせがあったと、こういうふうに聞いております。したがいまして、ただいまおっしゃいました四十一年とかあるいはそれ以後の問題につきまして、届け出とかそういうものがされておりますが、これは県において独自の判断で処理をされたと、こういうふうに判断はしております。以上でございます。 ◯議長(西垣 勲君) 建築部長、三島常男君。     〔三島常男君登壇〕 ◯建築部長(三島常男君) A工場の建築行政につきましての御質問でございます。この件につきましては、ただいま御質問のとおり、長い経過がございまして、県、当時の行政の中で大半の工場が建築されたのでございます。岐阜市がこの建築行政を引き継いだのは昭和四十六年四月でございまして、その時点におきましては、都市計画上未指定区域でありました。それから、昭和四十六年八月十日に住居地域の指定を受けたのでございます。以後、建築基準法上、基準値として工場の用途制限を受ける既存不適格建築物として取り扱っておるわけでございます。それで、基準時以後の建築につきましては、法的に一・二倍までの範囲内の増改築が可能でございます。したがって、今日までの取り壊し分もありましたが、二回程度作業場以外の倉庫その他の増築がなされ、今日の規模になっておるということでございます。そういうことで、建築基準法上はある程度までは拡張はできますので、そういうことで違法ではないということでございます。以上でございます。 ◯議長(西垣 勲君) 農業委員会会長、神山常雄君。     〔神山常雄君登壇〕 ◯農業委員会会長(神山常雄君) 御質問の趣旨は、旭興業が借地をしている土地が無断転用でないかという、農地法違反ではないかというお尋ねだと思います。御質問の土地につきましては、事務局にも調査をさせましたんですが、貸借関係をしました当時の土地の所有者が死んで、死亡いたしまして、おりませんので、はっきりしたことが非常にむずかしいんでございますが、相続人その他から聞き取り調査をしまして、これは非常に古いことでございます。昭和二十年ごろといいますが、これが戦争中であったのかあるいは終戦後のことか、そういうこともはっきりしないんでございますが、契約書などは残っておりません。これを転用しました、いわゆる改廃の時期も不明ということでありますが、農地の転用につきましては昭和二十一年の二月一日から昭和二十一年の十一月二十二日までの期間は転用が自由でございまして、この時期以外の昭和二十一年二月一日以前につきましては、臨時農地管理令というものがございます。これは昭和二十一年十一月二十日以降につきましては、いわゆる農地解放があった時期でございますので、自作農特別措置法または農地法というものができまして、県知事の許可が必要とされておるんでございますが、いずれにしましても古い転用でございます。当時の書類等は全然残っておりません。無断転用であるのかまたは無断転用でないのか、現在のところでは何とも申しかねますが、台帳地目と現況地目が異なっていることは、農地法上から見ても決して好ましいことではございませんので、合法的な手続をとらせるのが妥当ではないかと思っております。以上でございます。 ◯議長(西垣 勲君) 生活環境部長、白木文夫君。     〔白木文夫君登壇〕 ◯生活環境部長(白木文夫君) 武藤議員の御質問に対しまして、お答え申し上げたいと思っております。御趣旨は、昭和四十八年に提訴されました公害裁判で敗訴した工場のその後の状況というような御質問でございました。裁判に提訴されました当時の作業のうち、公害発生源とみなされるものは、すべてこの工場は外注をいたしておるわけでございます。それから、残存部分につきましては、公害防止装置の取りつけがなされ、大幅に改善をされておられます。その後も苦情者の方から数回にわたりまして調査方の依頼がございまして、その都度立入調査をいたしましたわけでございますけれども、特に異状というものは認められておりません。しかし、今後におきましても、引き続き適正な調査、指導をしていく所存でございます。以上でございます。     〔「議長、三十五番」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(西垣 勲君) 三十五番、武藤房数君。     〔武藤房数君登壇〕 ◯三十五番(武藤房数君) 若干の再質問をさせていただきます。  まず、給食の問題につきましては、教育長から、小学校が四十何分、中学校が三十九分、実質小学校が二十一分ぐらい、中学校が十八分ぐらい時間を費やしておるというお話しでありますが、これは平均しての話ですけれども、実際はその給食する時間が現場では非常に短い、もっと長くしてほしいという実態であります。教育長も答弁では、さらに時間が長くなるように努力するということでありますので、ぜひお願いしたいと思います。  で、容器の改善につきましては、何点か利点もあるが、現在の容器については、また新しい容器を使用する場合もまだ若干の問題があることを挙げられて、なお研究をしていくということでありますけれども、特に最近は新しいものが開発されておるようでありますので、研究をされて、まあ、かさにおいても、熱においても、あるいは傷、その容器に傷ができるというような点においても、大半が解消されているような容器が開発されたと聞いておりますので、よく研究をしていただきたいと思います。  第三点の、大衆魚の給食の中に取り入れてほしいということでありますが、これは当然二カ月前にこのメニューは決まって、そして各小中学校に実行されているわけでありますので、そうしたことも知っております。いま教育長は、サンマとかイワシなどを今後給食用に献立の中に取り入れていきたいということでありますので、ぜひ強力に進めていただきたいことをお願い申し上げます。  それから、次の工場移転の問題につきましては、都市計画部長のお話しであります。当時は県において独自に判断をされておった、これはもうたしかであります。ただし、あの立法精神、いわゆる特別都市計画法の緑地地域の立法精神というものは、そこに工場が、どういう理由か工場が建ってよろしいというような条文は何もないわけです。当時の県条例を見てもそうした条例がないわけなんです。まれに見る判断であったようであります。まあいま部長は、その今日までの経過を聞かれて、違法であったかなかったかといえば違法であったという答弁でありました。これがねえ、二十七年に、はっきりしておることは六十六平米くらいの工場があった。それから法が施行されてから、三十四年には九十二・六三平米、三十五年には百八十・二平米というように、もう法律で認められた一・二倍以外の建物がどんどん建っていった。そして、四十六年、この建築確認の権限が岐阜市に移されると、今度はこの法に認められた全体の建物の一・二倍を増改築している。そうすと、岐阜市に権限が委譲されてからは、全体の中から一・二を認めていくわけですから、まだふやしていけるわけですね。だから、非常に合法的、いわゆる岐阜市に移ってから、問題はその岐阜市に移管される前の全体のものがいわゆる基礎になるものが法的に違法なものである。それを、今度は法が改正になったからといって、岐阜市ではどんどん認めていく、こういうあり方そのものがいいかどうかということですね。この辺、今後ともそうしたことを工場側の申請があれば、この工場拡張を認めていかれるのかどうか、再度これは建築部長からお聞きしにいと思うのであります。  これはね、裁判の、高安さんに裁判の過程の中の議事録を私見していただいたわけです。そこではっきりと、被害発生地域は、本来工場の存在する相入れない緑地地域であるという地域性、しかも、本件加害行為の増大化をもたらした工場の新増築が緑地地域であることからする公益法上の規制及び建築基準法を全く守らずに強行された違法建築であったことは、その加害行為の違法性をますます強めるものとなっていったのである。こういうふうにいってるわけなんですね。これ、裁判所の議事録、そして、そういう過程であって、四十六年四月から岐阜市がその権限を得てからは法的に認めていくというような、もしこういうことが許されるなら、幾らでもできるわけですね。まあ、当時から岐阜市の水道メーター、再生加工ということもあって、そういうことが強引に進められたことが認められたんじゃないかということが言われている。だから、その、いま現在のあそこの場所は住居地域です。そこ自体に工場があること自体が変則なんです。しかも、以前は公害企業であった。いまは改善され、改善されて、ないというものの、やはり周辺住民は心配をされております。この点について、もう一度建築部長の所見を伺いたいと思うのであります。  で、あの農業委員会の会長、神山会長から、当時非常に古いことであるので、無断転用なのかあるいは法規制以前のものであったのかどうも調査してみると釈然としない。ただし、現状から見て非常に、農地であるということからも現況から見て余り好ましいことではないので、合法的な手段をとるようにするという答弁でありました。全体敷地の中に当時は恐らくはそんなに広い敷地ではなかったと思うんです。自分の所有地も七筆か八筆あるわけですから、工場がだんだん拡大されていく、拡張されていく、そこで借地という問題が出てきているわけですね。そうなると、当然この農地法が適用されてから拡張されている、しかも借地という形で、農地で、そしてそこに建築物が建てられていく。当然ですね。これはもう農地法の問題が大きく浮かび上がってくるわけですけれども、それも釈然としないということでありますが、まあ、農業委員会会長からは、合法的な手続をとるということでありますので、ぜひそういう手続をとっていただきたいと思います。  生活環境部長に再度お尋ねいたしますが、当時、裁判中においてもですね、いろんな高安さんの訴えがあった。そして、当時公害課が立入調査した。それで行政指導した部分的なものは外注に出した、こういうふうに言われておりますが、裁判の過程の記録を見ますと、そういう移転をした部分もあったけれども、岐阜市に報告をした以外にそうした公害の発生源というものがあったということをはっきり言っているわけであります。だから、いまも生活環境部長から、いろいろ改善もした、今後も指導をしていく、監視をしていくということでありますが、これはですね、ひとつ、あの地域住民の方々の見方というのは素朴な見方なんです。あの地域に工場があることはおかしい、しかも公害の発生があったことは事実だと、裁判ではっきり証明された。そして、改善はされたというものの、なお工場は操業をしている。だから、裁判に負けた工場がですね、しかも最近また増改築をされている、拡張されていく、早く、それはおかしいじゃないか、これはもうどっか適地を見つけてですね、移転をしていくというのが、移転を進めていく、行政側としては移転をするように進めていくことが本来のあり方じゃないか、こういう強い要請があるわけなんですね。そういうことも、当然その一挙に移転するということは大変むずかしいことだと思いますが、そういう移転の方向も今後考えながら監視体制をしていく、その移転の方向を工場側と折衝することも必要だと思いますが、あわせて生活環境部長から伺いたいと思うのであります。  で、高安さんはこういうふうにおっしゃっている──この裁判が終わってから本を出されているわけなんですね。当時ですね、私もこの議会、四十七年にこの本会議場で高安さんの悩み、苦しみの実態をお話ししたことがあります。町内周辺も回ったことがあります。当初は大変町内全体も盛り上がりを見せた。ところが、徐々にその住民運動というのはなぜか縮小されていってしまった。いまから思いますと、やはり借地という問題があった。そして被害者が当時は二人いたわけですけれども、一人の方は脱落してしまった。そして被害者が一人である。そこに全体の空気がですね、変な方向に行ったわけです。あらぬうわさが出てきたわけですね。特異体質ではないかとか、そういうことが言われてきた。それが、ついに高安さんをこの裁判に持っていくという決心をしたようであります。で、高安さんは本を出された回顧録の中に、これで公害闘争が終わったのではない、初めて出発点に戻ったのである、こういうふうにさりげなく表現をしておられますね。こういうことを考えますと、この工場の移転促進を進めることが地域住民へ対しての安全策ではなかろうかと思うのでありますので、再度答弁をお願いしたいと思います。  それから、市長からは、国鉄高架事業について東京なども行って、国鉄本社とも折衝しておる。確かに臨調の答申を見ますと、日本の国鉄の大きな問題が浮き彫りになっております。そして、日本全体の貨物事業に対しても、その中に強く言われておりますが、当然いま市長からも言われたように、岐阜市の国鉄貨物駅についても縮小の方向であるというようなことを、いま答弁されましたが、では、当初の計画からどの程度縮小されているのかですねえ、ある程度は感触をつかんでおられるんではないかと思いますが、もし、わかっておれば再度答弁をしていただきたいと思います。  また、この工事協定を結ぶ段階においてですねえ、たとえば縮小がどういう形でされるのか。そして予算の配分においてもですねえ、大変むずかしい工事協定の段階に持ち込んでくるんではなかろうかと、こう思うわけでありますが、この予算の面については大体工事協定を結ぶ段階にどういう形になっていくのか、わかれば大まかに答弁をしていただければ結構だと思いますので、再度答弁をお願いいたします。  以上。 ◯議長(西垣 勲君) 市長、蒔田 浩君。     〔蒔田 浩君登壇〕 ◯市長(蒔田 浩君) 再質問にお答えを申し上げますが、貨物駅の縮小は起こるであろうということは、これは全国の貨物駅全部縮小になるわけでしょうと、したがって、岐阜市におきましても縮小になることは予想されるわけでありますが、どんだけなるかということはちょっと私にも責任のある答弁はできません。半分になるのか三分の一になるのか全然私もわかりません。ただ縮小はせざるを得ないということだけは聞いております。したがって、やはり貨物の総量というものとの関係になるであろうと思いますので、その総量のつかみ方あるいは将来貨物駅が、岐阜貨物駅がどれだけの荷を扱うかといういろいろな計算のもとで行われると思います。それによってこの中の線の数がまたつくられるわけであろうと存じます。いずれにしましても、すでにかなりの設計をしておられると思いますので、それがやはり岐阜の工事局で行われ、本社の承認が得なければなかなかそういう話は簡単に漏らされるとは思いません。したがいまして、ただ一生懸命岐阜の貨物駅移転につきましては最大のいま努力をいたしておりますと、そういうところであり、早く工事協定に持っていきたいということは、国鉄本社の幹部も、高木総裁もとにかく岐阜の貨物駅は急げということを言われておるとまで言われておるわけでありますから、そこら辺で私たちは一日も早くやってほしいと、これからも何回も何回も陳情をといいますか、要請をしていこうと、こういうことであります。実際の仕事は鉄道高架工事建設事務所と工事局との打ち合わせがどんどん進められておるわけであります。そこら辺のところではっきりした数字まではただ私責任ある答弁はしぬくいということでございますので、御理解ください。     〔「予算、予算、予算」と呼ぶ者あり〕  まあ恐らくこれも言葉に出たわけじゃありませんが、こっちが察するには、国鉄の持ち出しのないようにしたいというこっちゃないかなあと思います。いわゆる現在の香蘭町の貨物駅とお金を持ち出さずに交換できるような方法でと、この貨物駅を先買収するにはもう県との話ができておりまして、県、市と両方でお金を出し合って立てかえていくと、そういうことはもう県との取り決めになっておるわけであります。これは予算にのっておる十三億数千万円の金を今年度消費するようにこれも国鉄に申してあるわけであります。予算が計上してあるから、これは買収費であるから、これの執行ができないと困るから、絶対執行できるような協定をと、こういうことでございます。将来どれだけの予算がかかるかということは、まだこれも定かでありませんが、いま憶測を申したと、こういうことであります。 ◯議長(西垣 勲君) 建築部長、三島常男君。     〔三島常男君登壇〕 ◯建築部長(三島常男君) 再質問にお答えをいたします。今後におきましては住居地域内としまして、工場につきましてはいろいろな面で付近住民に与える影響は大きいわけでございますので、今後増築計画のある場合につきましては他の部とも慎重に協議し、指導してまいりたいと考えております。以上でございます。 ◯議長(西垣 勲君) 生活環境部長、白木文夫君。     〔白木文夫君登壇〕 ◯生活環境部長(白木文夫君) お答えを申し上げます。公害関係の規制法では各種の基準を定め、その基準に使用する義務をこれは当然課しておるわけでございます。したがいまして、公害対策業務遂行上いろいろな問題点を包含をしております。当該地は気象条件等の特異的な場所でもあるということも承知をいたしております。御質問者の御趣旨を踏まえ、十分指導をしてまいりたいと思っております。以上でございます。     〔「了解」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(西垣 勲君) 十八番、玉田和浩君。     〔私語する者多し〕     〔玉田和浩君登壇〕 ◯十八番(玉田和浩君) おはようございます。     〔「おはようございます」と呼ぶ者あり〕 お許しを得ましたので、自由民主党のアンカーとして、(笑声)以下質問通告に基づきまして質問をいたしますので、よろしくお願い申し上げます。  まず第一点、大洞緑団地内道路についてお伺いいたします。  御承知のとおり、大洞緑団地は大洞団地の北側を昭和四十六年六月に開発許可をとり、以後造成し、五十一年に造成が完成し、昭和五十一年三月に県より検査済証が交付されたと聞いております。以来今日まで桜台、桐ケ丘、柏台、紅葉ケ丘等に住宅、市営アパート合わせ千九百八十六棟ほか、芥見東小学校を初め、大洞保育所、芥見東公民館、児童館、藍川東中学校と、公共施設も整備され、幹線道路は岐阜バスが通り、文字どおり岐阜市の一大団地となり、昭和五十一年七月には建設大臣より表彰もされたすばらしい団地であります。ところが、今日まだこの緑団地内の道路が建築部住宅課の管理道路で、いまだ土木部土木管理課の管理する市道になっていないのであります。すでに五十一年三月に県より検査済証が交付されているものがなぜ市道に移管されないのか。以下、数点について技術助役さんにお聞きします。  いま申し上げた五十一年三月に県より開発行為に関する工事の検査済証の交付を受けたと言っておられるが、そのとおりかどうか。  二つ目、検査済証の交付を受けたとしたら、なぜ同じ市役所の中で開発許可に合致したものを市道に移管できないのか。  三つ目、現在住宅課の管理をしている道路であるが、万が一道路上で事故があったときその原因が道路にあるとするならば、どのように対処されるのか、お尋ねをするものであります。  続きまして、学校給食の食器についてはさきの質問者と全く同じでございますので、(笑声)割愛をさせていただきますが、教育長に一点お聞きをいたしたいと思いますことは、今日の子供、小学生の子供、中学生の子供もはしを持たない子供、はしをよう持たない子供というのが大変多いということを聞いております。これは親のしつけあるいは家庭のしつけにあるとは言えばそのとおりでありますけども、私は、学校給食においては一体給食のときにどうされておるのか、その一点だけお聞きいたしたいと思います。  続きまして、東部体育館建設についてお尋ねをいたします。  今期九十二号議案に出されているところの仮称東部体育館建設用地の取得は、東部地区住民の長年の願望でありました件であり、市長さんに敬意を表し、議員各位の議決を心からお願いするところであります。市は、市民総合体育館、南部スポーツセンター、昨年完成した北部体育館と建設され、市長がいつも提唱しておられる幸福の基盤は健康であり、その増進的な面はスポーツであると言っておられることに十分対応されておられると思います。東部地区住民はこの体育館建設を早期に望んでおりますが、いつ建設されるのか。  また、建物の内容等計画がありましたら、お聞かせ願いたいと思います。  続きまして、新たな観光資源の掘り起こしについてお尋ねをいたします。  岐阜の観光は鵜飼と柳ケ瀬観光と、常に夜型の観光であると言われてきました。     〔私語する者あり〕(笑声) 昼は「国盗り物語」のころの寺院めぐり等を除けば金華山見物ぐらいで、これと言う観光資源がないのも事実であります。ことしの鵜飼は鵜飼ガイド嬢の登場、移動トイレの導入、市民鵜飼の実施等々、新しいサービス努力にもより、四年ぶりに前年を上回る実績を上げることができそうだと、新聞報道に載っていましたが、まことに結構なことであります。市長は観光資源の一つとなる金華山焼の再開発に努力されておられますが、私もその新しい資源の一つとして提言いたす次第であります。  それは簡単に言えば朝市の開始であります。観光地で朝市を行っているところは多く見られます。近くでは高山の朝市が大変有名で、客も増加の一途をたどっていると言われています。     〔私語する者あり〕 高山の朝市は、江戸時代に米市や花市といった市が立ち、それが徐々に朝市としての形をなして、明治二十七年から本格的に催されるようになったと言います。そして戦後は野菜だけを扱って地元の人々の用に供していたものが、十五年ほど前から観光の波を受け、野菜からつけもの、みそ、民芸品等、何でも扱うようになって、市民と観光客の両方から喜ばれているということであります。そこで私は、幸い岐阜市及びその周辺にはカキ、ナシ、クリ、イチゴ、枝豆、ホウレンソウ、大根、ブドウ等の産地が多く、一年を通じて何らかの産物が出荷されておりますことから、これらを定期的な朝市を開催して、観光客や市民に定着させることができないものかと思うものであります。たとえば、当初は土曜日に鵜飼観光客が多いので、翌日、日曜日の朝に朝市を開き、場所も長良川の河川敷の中を有効に使用するとか、こうしたきっかけを市が取り持ってそれが観光客だけでなく、市民にも定着していけば大変すばらしいことであると思うのであります。当初は観光朝市として週一日だけ野菜だけで出発しても徐々に定着すれば、他の多くの商品も出点されてくると思いますし、さらには岐阜の朝市として定着していけば、新しい昼の観光資源として鵜飼観光の充実にもなり、多くの観光客が訪れてくるのではないかと思う次第であります。このような方途を市が指導的立場に立っていくことができないものか、ぜひ努力されたいと提唱いたすものでありますが、市長、経済部長の所見を伺うものであります。     〔私語する者あり〕  最後に、ごみ収集についてお伺いいたします。  岐阜市四十一万市民の家庭から出るごみを毎日収集される職務に携わっておられる方々は、仕事とはいえその労苦には感謝するものであります。私は、収集するときの収集車についてお尋ねするものであります。  過日、私の友人がごみ収集車の後ろに包丁が差してあるが、何に使うのか。生き物をとらまえに行くのではあるまいに、あれを見た市民はいい感じを持たないよと言われ、返事に困ったものです。後日調べてみますると、なるほど収集車の後ろのナンバープレートに包丁が差してありました。出刃包丁から刺身包丁、はさみと、多種にわたり、ひどいのはナンバープレートの両方から二本差してあり、中にはまだ足りないのか、三本差しの車があるわけであります。     〔私語する者あり〕 ここにその写真を持ってまいりました。写真が小さいからはっきりわかりませんが、このような包丁というか出刃包丁というか、これがナンバープレートのこういう横に差してあるわけです、     〔私語する者あり〕 横に。     〔私語する者あり〕 これなんか二本差してあります。     〔私語する者あり〕 収集車に、これでは言われるとおり市民から見れば何と恐ろしい車が走っているのか、まことに市民感情が悪いのは当然であります。万が一車から包丁が落ちてそれがもとで事故、あるいは犯罪が起きたとしたら一体どうなるのか、身が縮む思いであります。  そこで、生活環境部長に以下お尋ねします。  いま見せましたこうした実態を部長は知っておられたかどうか。
     二つ目、包丁、出刃包丁、刺身包丁、はさみと多種にわたり差してあるが、一体何に使用されるのか。     〔私語する者多し〕(笑声)  三つ目、これらの刃物を持たなければ仕事に差し支えるのかどうか。  以上、お尋ねいたします。まあここに置いていきますので、よく見てください。  以上をもって私の第一回の質問を終わります。(拍手) ◯議長(西垣 勲君) 市長、蒔田 浩君。     〔私語する者多し〕     〔蒔田 浩君登壇〕 ◯市長(蒔田 浩君) 玉田議員の御質問にお答えを申し上げます。  第一点、東部体育館の建設、さきにコミュニティーセンターがつくられまして、十分活用されております。体育館用地も本年度買収ということでただいま出しております。そういうことでありますから、早急につくるという用意をいたしておると、こういうふうに御理解をしていただきたいと存じます。  新たな観光資源の掘り起こしということにつきまして、特に朝市の問題の提言でございます。いろいろ観光資源にはそれぞれの地域あるいはそれぞれの都市に特徴的なものがあろうかと存じます。したがいまして、高山の朝市あるいはその他にも朝市はあると思いますが、それが直ちに岐阜市において高山のような人気を博するかどうかという点は、これはまた一考を要することであろうと存じます。しかし、何を申し上げましても、ただいまは夜の観光ということから、昼の観光資源というものの開発をということで、さきに御答弁を申し上げましたように、予算にもそれをのせ、ただいま金華山周辺観光レジャー開発の基本構想ということをいま研究、調査をいたしております。委員も命ぜられてすでに第一回をやって、来年の三月までに一定の方向をつくっていただくと、こういうことになっております。そういう中に恐らくこうしたこともいろいろ研究はされることとは思いますが、いろいろさらに国際観光会館というようなものも建設へ進めておるわけであります。したがって、昼の観光ということをつくり出す上においてのいろいろのこの方策というものと、あるいはまた観光客ということと、地域、市民の皆さん方のそうしたレジャー資源、あるいはまたいまおっしゃったような朝市としての食事情、食と申しますか、そういう関係、いろいろ関係があろうと存じますから、より一層新しい観光資源の掘り起こしについては研究を一方でしてもらいつつ、市の行政の中におきましてもただいまの御提言も十分御参考にさしていただきまして、よりよい岐阜市が発展をするような資源づくりに努力をしたいと、かように考える次第でございます。御提言として十分受けとめさしていただく次第であります。  以上であります。 ◯議長(西垣 勲君) 助役、西田 創君。     〔西田 創君登壇〕 ◯助役(西田 創君) お答えいたします。  大洞緑団地内の道路についての御質問でございますが、御質問の第一点は仰せのとおりでございます。  それから第二点でございますが、市道に移管をするために、この事業をやりましたところの建築部と土木部の両部で回を重ねましていろいろ協議をいたしまして、市道に移管することについてなじまない問題点につきましては建築部で逐次改良をいたしまして、現時点では車道から車を乗り入れる、車の乗り入れ部分の改良でございますが、構造の面と方法で現在協議中と、こんなようなことで大変おくれておるわけでございます。こういうことでございますので、これを早く詰めまして移管ができるように条件を整えて移管に移したいと、このように考えております。  それから第三番目でございますが、実は市道につきましては、道路事故損害賠償保険と、こういうことで市道を含めまして、農道、林道、その他の道路というようなことで、限度額三億、対人二千万、対物一千万というようなことで一応保険を掛けておるわけでございますが、この団地内の道路についてはその対象に入っておりません。そういうことでございますので、先ほど申し上げましたこの調整を早く整えまして、市道への移管を完了してこれに対応するように早急に進めたいと、このように考えております。 ◯議長(西垣 勲君) 教育長、橋詰俊郎君。     〔橋詰俊郎君登壇〕 ◯教育長(橋詰俊郎君) 学校給食におけるはしの使用はどのようになっているかということでございますが、結論から先に申しますと、大いに奨励をいたしております。と申しますのは、五十三年の九月に米飯を週一回導入しました。そのときに週一回だけはしを持ってくるように原則的にはいたしております。五十四年の九月に週二回米飯を導入することになりまして、とにかく米飯のときには、はしということでこれを取り入れております。ところが、どうも週二回米飯のときにははし、パンのときには持ってこなくてもいいというようなふうにしますと、はしを子供が持ってくるのを忘れるということで、もうはしはパンのときも米飯のときも全部はしを利用するというような学校もすでにございます。で、問題はそのはしをしからば忘れるから学校備品にするか、本人に持たせるかということでございますが、これにつきましては、私どもの基本的な考え方としては、自分の持ち物として大事に使用するようにしていきたい、ほかの学用品などと同じようにしていきたい、それで自分で準備をし、自分で洗って衛生的に管理をしてこれを使っていくと、そういう習慣をつけたいと。で、お母さんにもそういうふうに子供にしつけていただきたいというのが私どもの基本的な考え方で、だ、けれども、やはり子供ですから、忘れることはこれはあります。で、そういう場合にはこれはやむを得ませんので、学校に、学級なりに一定の数備品を備えておきまして、衛生的に管理をして、そういうときには子供たちによく指導をして貸してあげるというような方法をとったらどうであろうかと、こういうことが基本的な考え方でございます。忘れるから全部学校の備品にしたらどうかというような意見もありますし、割りばしはどうかというような意見もありますが、これは割りばしは不経済でございますし、安易な気持ちにもなりますので、やはり自分のものは自分で大事にして、衛生的に学用品と同じように使っていくと、そういうのを家庭のしつけと一環の中で使っていきたいというのが基本的な考え方でございます。  それから、はしの持ち方でございますけれども、これはいろいろ持ち方があるそうでございます。この握った場合にV型に持って上のだけを上手に動かすというような方法や、こう何か変な持ち方をしてX型に持つとか、平行してこう握るような持ち方でやるとか、いろいろあるそうですが、これはやはりそれで家庭のしつけがわかるそうでございますが、それで学校では一番いい方法を栄養士の方を通しまして、学級の担任の先生等に持たせまして、私もこの間ある学校を視察してまいりました。栄養士の先生が学級へ行きまして、はしの持ち方はこういうふうですよというふうにして、懇切丁寧に指導しておいでになりました。そういうことで、はしの持ち方も指導をいたしております。  以上でございます。 ◯議長(西垣 勲君) 経済部長、高木 直君。     〔高木 直君登壇〕 ◯経済部長(高木 直君) 新しい観光資源の掘り起こしについての朝市の御提言でございまして、ただいま市長が笞弁さしていただきましたんですが、私も市長の御答弁の趣旨に沿いまして努力さしていただきたいと、このように考えております。     〔私語する者多し〕 ◯議長(西垣 勲君) 生活環境部長、白木文夫君。     〔私語する者多し〕     〔白木文夫君登壇〕 ◯生活環境部長(白木文夫君) 玉田議員の御質問に対しましてお答えを申し上げたいと思っております。  ごみ収集車の車体に所持する刃物の件でございますが、まず第一番目の御質問知っておったかどうかというような御質問でございますが、大変私うかつでございましたんですけれども、承知をしておりませんでした。  それから使用目的でございますけれども、ごみのステーションに出ます袋の中には非常に大きな大型の袋がございます。繊維のくずですとかいろいろなもの、それが収集車へ一つは巻き込む際に袋を切ると、そしてまんべんにいくようにというようなことで、そのために一つは用いられておったわけでございます。これも作業員からいたしますと取りやすいところにというようなことで、あの場所につけたと思っておりますけれども、これが先ほどの御質問者のおっしゃるとおり、市民の方の感情的影響を及ぼすということは、これは紛れもないことでございます。どうしても配慮が不足であったというようなことを痛感をいたしているわけでございます。早速に携帯用のナイフ等に切りかえまして、車にはつけないよう直ちに指示をいたしたいと思います。よろしく御了解をいただきたいと思います。以上でございます。     〔「議長、十八番」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(西垣 勲君) 十八番、玉田和浩君。     〔玉田和浩君登壇〕 ◯十八番(玉田和浩君) それぞれ御答弁をいただきましたので、若干の再質問をさしていただきます。  大洞団地内の道路につきましては技術助役から御答弁をいただいたわけでありますが、いま現在、建築課と土木課と協議している。その協議内容は何であるかというと、市道になじまないので改良しなければならないところがあると。よって、その改良をしなければ市道に移管することはできないと、こういうようなことを言っておられたわけでありますが、私は、そもそも岐阜市役所があの大洞団地を市長名でもって県の開発許可をとり、そして開発許可の申請どおり工事をしておきながら、市長が申請者であります。そうして今度その県から検査済証を開発どおりあなたはやられましたよと言って検査済証をもらっておきながら、今度自分どこのお家の事惰でもってとれないということは一体どういうことかということであります。少なくともあれだけの団地をつくるには当然市長とて所管によっていろいろと協議されて、あの図面を作成してやられたと思うわけであります。そうしてもって工事を完了してから、市道になじまないからそれはとれないということ自体、私はどうもそこらあたりが合点がいかないわけであります。申請者は市長でありますから、市長がそのとおりに工事をやってきたら、今度自分の所管のとこ、部課のところへ行けば全然あかんとかどうとかということになっておるということでありますから、まあちょっと合点がいかぬのでありますが、いずれにいたしましても相当年数がたっております。早期に建築課と土木課と協議していただきまして、それをやっていただきたいわけでありますが、いま技術助役は歩道の改良をすればいいと言っておられるが、ほかにはもうないのか、歩道だけでいいのか、その歩道を改良するには一体どの程度の歩道を改良するのか。たとえば何メーター歩道を改良すればいいのか、それともその改良するためには一体どれだけのお金がかかるのかということもちょっとお聞きし、そして一体それはいつごろまでに改良をしようとされているのか。その点も技術助役さんか建築部長さんかどちらかにお答えを願いたいと思います。それだけであります。  それから、学校給食につきましては、いま教育長さんから、はしを大いに使用するよう指導しているということでありますので、まあそのようにしていただきたいと思うんですが、学校給食の献立表を見てみますとですねえ、一部の学校ではすでに米飯週二回のほかに、パン食の場合もはしを使わせていると言っておられますので、私は全学校をそうした方がいいんじゃないかと、こう思うわけであります。内容等を見てみまするとですねえ、御飯以外の場合、パン食の場合ですねえ、五目冷めんとかみそかげうどんなんか食べれるのかどうかわからぬのですけれども、ここらあたりははしを使ってもいいと思いますし、中華風あんかけ、カワハギのてんぷら、おひたし、そういったものをずっと見てみますると、はしを使ってほとんど食べれるものばかりでありますから、かえってフォークを使うと食べれないようなものが相当あるんじゃないかと思うんです。いっそのこと、はしで全部食べさせるように指導した方がいいんじゃないかと思います。すでにやっておられる学校の実態も調査されましてですねえ、そういうふうに持っていった方がいいんじゃないかと、こういうふうに思うわけであります。  東部体育館につきましては市長さんから御答弁いただきまして、早期につくるということでありますから、ひとつ早期につくっていただくよう強く御要望申し上げておきたいと思います。  朝市につきましては、観光資源の朝市につきましては私は一つの提言をしたわけでありまして、そんなに費用もかからないと思うんです。あの河原でやればですねえ、清流母なる川、あのすばらしい川のふもとで朝市をやってみてください。来られたお客さんは、このようなすばらしい、きれいな水のところでとれた野菜、果物はさぞかしうまいだろうなあと思って買ってもらえると思うんですよ。それから、ちょっと上を見ればですねえ、朝もやが立ち込めるすばらしい金華山が見えるじゃありませんか。岐阜にもこのようなすばらしいお城もあるんだなあと思い、再度岐阜城に上ってみようかなあという気にもなると思います。ですから、岐阜市で一番景色がいいところはあの地域なんです。あそこで朝市をやれば私は必ずや成功すると思っておりますし、そうして、やられればわれわれも協力を借しまないつもりでありますので、余り金をかけて失敗するというんじゃないんですから、ひとつ前向きにやっていただくように、これもお願いをしておきたいと思います。  それから最後の、ごみの収集につきましてはですねえ、部長は知らなかった。知らなかったと言われるから、知らぬ者に言っとってもいかぬのやが、(笑声)こういうことがですねえ現実に行われておったわけですよ。ですから、ごみの袋が大きいから、それを切るのにどうしても必要だと。ならば、もう少しこの包丁をしまっておくようなケースやったって据えつけておくとか、あるいは運転席に置いといて、おりてごみを入れるときに持っていくとか、何らかの方法はあると思うんですよ。堂々とナンバープレートの後ろにつけてあるから一番目につくとこなんです。車の横ということならまんだかわいいとこあるんだけれども、ナンバープレートの一番目のとまるところにどんと据えてある。まことにもって市民感情の悪いのはそのとおりでありますから、改良すると言っておられますから、早急にひとつ改良をしていただきたいということを強く申し述べておきたいと思います。  以上をもって二回目の質問を終わります。 ◯議長(西垣 勲君) 助役、西田 創君。     〔西田 創君登壇〕 ◯助役(西田 創君) お答えいたします。同じ市長が申請をして許可をとり、市長が今度道路管理者として移管を受けると、まあちょっと矛盾をするんじゃないかというようなことをいまおっしゃったわけでございますが、これは車道から宅地の方へ車を乗り入れるために低く下げてすりつけをやらなくちゃならぬと、こういう問題でございます。それでこういうことにつきましては、ほかの団地も民間企業がやりました場合でも、そういうことをやってもらいまして市道に受け入れていると、こういう同じような考え方でございます。それで申し上げましたように、そのことについて建築部の方でどのように進めるかというようなことでいろいろやっているわけでございますが、先ほどお話しがありましたいまの問題の歩道部分でございますが、タイプが三種類ございまして、一つのタイプのものは二千六百五十メーター、もう一つのものは一千百三十メーター、もう一つのものは三百五十メーターと、このようにございます。それでこの中で実はこの歩道の中で車道側に道路の側溝があるものもございます。それからこれが反対側にあるものもございます。車道側にあるものにつきましてはこの切り下げがなかなかむずかしいと、こういうような問題点もございます。それで私の考えでは、この中でどのように受益者を含めて事業主管部の建築部でやるかということでございますが、この件につきまして建築部、土木部それぞれ調整しまして、これを整えさせて、これが整えば土木部の市道の管理に移すと、まあこういうような考えを持っておりますので、そのことを御答弁いたしたわけでございます。  それから、この金がどれだけになるかということでございますが、これは一部受益者にも出していただくべきじゃないかというふうな考え方を持っておりまして、その辺の詰めも持っておるわけでございます。総額幾らというようなところまではいま申し上げる段階に至っておりません。  それでまあこういうような調整をそれぞれ両部の間で、特に建築部の方でまず整えまして、そしてどのような部分をやるかということを決めまして、それが終わったならばこれは移管すると、このような考え方でございます。     〔「了解」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(西垣 勲君) 九番、大西啓勝君。     〔大西啓勝君登壇〕(拍手) ◯九番(大西啓勝君) お昼休みの前のひとときですが、(笑声)発言通告その他も含めまして、六項目につきまして質問をさせていただきます。  まず一番目は、内水対策についてであります。  これはわが党の野村議員も発言をされましたが、その問題を引き継ぎまして質問をさせていただきます。  ことしは、九・一二災害から五年たちました。また、この七月には長崎市で未曾有の大水害があり、改めて水害対策の重要性を痛感するところであります。さて、八月に開かれました内水対策特別委員会でも報告がございましたが、激特関連河川整備も二十五河川中十一河川が改修を完了しております。しかし、激特関連河川以外のものも含め、その多くが未改修となっているのが現状であります。岐阜市の九・一二災害の時間最大雨量は八十五ミリ、長崎市のそれは百五十三ミリでありました。こうした災害は特別に大きなものであったにいたしましても、今日三十ミリや五十ミリの治水対策では都市水害を防ぎ切れないところに来ているのは事実であります。さて今日、こうした中で総合治水対策が論じられるようになってまいりました。つまり、河川改修に頼るだけではだめではないか。すなわち、貯水池、遊水地、雨量の地下浸透、一時貯留など総合的な対策が必要だと論じられているところであります。こうした総合的治水対策が幾つか始まってきております。たとえば、東京新宿区では区下を流れる妙心寺川沿いに存在したオリエンタル写真工業の工場移転地を買収いたしまして公園、公団住宅とあわせて、洪水時には約三万トンを貯水できる全国初の多目的貯水池がつくり始められようとしております。ふだんは公園で洪水時は妙心寺川の貯水池となる構想だと言われています。また、東京豊島区では雨水浸潤トレンチ法による貯水対策を神田川の総合治水対策の中に位置づけようとする動きが出てきております。雨水浸潤トレンチ法とは、トレンチによって雨水を地下に浸透させることによって治水対策を行おうとするものであります。岐阜市におきましても昨年伊奈波貯留槽が完成し、総合的治水対策の道を開いたのであります。今後どのようにこうした総合対策を進められようとしているのか、以下、幾つかの点について土木部長にお尋ねをいたします。  まず一つは、長良川を初めとした河川で調整池構想がおありかどうかお伺いをいたします。  二つ目は、梶川の貯留槽構想については十二番議員がお尋ねになりましたが、昭和町の貯留槽構想どうなったのでしょうか、お尋ねをします。  三つ目は、市街地排水路の改修も現実問題として遅々として進まないのが現状であります。また、前にも申し上げましたように、雨量の問題などから遊水地の設置も考える必要があると思うのですが、いかがでしょうか。幸いにして市街地における空間としての公園地下の利用など実現可能と考えるのですが、いかがでしょうか。以上、三点についてお伺いをいたします。  続きまして、柳ケ瀬水路の改修についてであります。  この水路の改修は五十二年より始まったのですが、現在までに二百十八・九〇メートルが終了し、残るところ三十五・三〇メートルとなっております。ちょうど日進道路をはさんだ水路の上に建っている二軒のみが残っていることになります。しかし、この部分の改修は、現場担当者の努力にもかかわらず相当今後困難だと思うわけであります。で、当局の説明によりますと、昨年六月八日、家屋の所有者二名に対し撤去勧告書を送付されております。その勧告書に基づきまして回答が来ているのでございますが、たとえばK氏の回答書を私が直接見たわけではありませんが、お話を伺いますと、その中でK氏は、自分がこの家屋を昭和五十四年七月に取得した。そのときに、この取得は地上権も含めて取得したものである。その後調べてみると、この家屋には岐阜市保証協会、岐阜市所管の保証協会が昭和五十二年に三千万円で保証しているではないか。建物の値打ちから言ったらとてもそんな高い値打ちではない。したがって、当然これは地上権も含めた保証である。したがって、こういう市が認めたものだから自分の建物は不法占拠物ではない、不法建築物ではないという主張を繰り返しているわけであります。私は、この問題はずいぶん、昭和五十四年の議会でも問題にいたしましたけれども、やっぱりこういう問題に尾を引いてきたと残念に思うところであります。しかし、こういう言い分は私はほんとに通らないことだというふうに思います。市の一定の落ち度の中でこういう問題が出されてきたわけでありますけれども、しかし、引き続いてこういう方々に対し強い措置をとるとともに早期の改修を望むものでありますが、土木部長にその見解を伺います。  次に、こうした二軒の問題は残っているのでございますが、この水路を生かした町づくりの計画を推進していくことが大切だと思います。昭和五十年の五月の新聞だったと思いますが、柳ケ瀬のこの川を利用した町づくりの構想が掲載されておりました。川の流れる柳ケ瀬、川っぷちに柳を植え散策路を設ける。フナ、ハエが泳ぎ回り、清流日本一長良川の水明を繁華街の中に浮かび上がらせる。そうした夢のプランが報道されておりました。もちろん、幅二・五メートルから三・二メートルという狭い水路でありますから、その利用にも限界があります。また、散策路になればおかしなたまり場にならないかという心配もあるようであります。しかし、ここまで改修が進んできたのですから地元商店街との協議も重ねて早くプランを完成させ実施に移る必要があると考えます。このことが二軒の占有者にも心理的影響を与え撤去を早めることになると思いますが、この点につきましていかなる構想をお持ちなのか、土木部長にお伺いをいたします。  三つ目には、都市計画道路と周辺環境整備についてお伺いをいたします。  都市計画街路に決定されても、財政的事情で長い間着工されないできている道路が幾つかあります。たとえば、金宝町通りから木之本アイリスの西側交差点より斜めに鹿島町に抜ける路線あるいは金町―西荘路線もその一つであります。前者のは新設、後者のは既設道路の拡幅であります。いずれも自動車通行量から見まして重要な流れを形成する街路であります。前者は戦災復興後から計画されているもので、岐阜市の東西のメーン道路として金宝町通り、そしてこの新設のバイパス、鹿島町通り、河渡橋という流れとして考えられていたのであります。しかし、重要だという認識はあるものの、実際いつごろ実現していくのか不明確で、実現してもすいぶん後のことであろうと推察されるのであります。また、金町―西荘線でも環状線の完成によってここへ流れる車の量も多くなり重要な計画道路となっておりますが、この完成も十年くらいかかるのではないかと聞いています。車の流れをよくする措置、河渡橋のかけかえ、環状線の一部完成、こういう措置がとられてきながら、一方でこうした街路の建設を長期間おくらせているわけですから、交通が混乱し付近の住民が迷惑をこうむるわけであります。現実問題として金宝町通りから流れてきた車は鹿島町通りへ抜けるため、相当部分が本荘公園南の吹上町通りを西進していきます。静かなるべき公園地域で混乱が起こってきています。この吹上町通りは北側しか歩道がありませんので、狭い道幅で片側一車線がやっとであります。ここを相当のスピードで直進していきますから危険この上もありません。南側に住む人や商店を利用する人、あるいは本荘公園に遊びに行く子供たちも危ない思いをしています。私も南側に立って様子を調べたことがありますが大変危険を感じました。何よりも本荘公園へ遊びに行く子供たちの安全性を心配いたしました。交通事故も周辺では多いと聞いております。また、金町―西荘線でも環状線まで西進する車が多いため、途中から道路が極端に狭くなっております。付近住民の迷惑も多いようであります。  このように、都市計画街路に決定されても、道路の付近は将来は拡幅されるところだからということで、当面の交通施設や対策が事実上軽視されているのではないかと思うわけです。都市計画街路の工事着工が長期間にわたりおくれているとき、当面、住民の安全を守る上で見直しが必要と考えますが、この点につきまして都市計画部長と土木部長にお尋ねをいたします。  続きまして、岐阜市の制度であります勤労者住宅資金制度の改善について、一言質問をいたします。  この制度については皆さん御承知のことですので説明を省略させていただきますが、五十七年、三億円の予算が計上されております。八月三十一日現在、申し込みは百十件、金額にして三億四十万円となっております。しかし、当初の五月一日から十五日までの申込期間を相当大幅に延長して予算額に達したようであります。さて、五月にAさんがこの制度の申し込みをされました。増築でございましたが、すべての条件が整っております。ただ本人の増築予定地が借地でございましたので、岐阜市は、地主の建てかえ承諾書が必要だということでありました。そこで、地主にお願いをいたしましてAさんは承諾書を書いてもらって提出をされました。ところが、この書類提出のときになりまして、借地人がこの制度を利用する場合、地主の承諾書は、ただ単にここの土地に家を建てかえてもよろしいという承諾書だけではだめなんだと。場合によっては自分、すなわち地主の土地を担保に提供することを承諾いたします、そういう承諾書を地主にもらってきなさい、ちゃんとそういう印刷した用紙もございます、こういう説明だったんです。これは銀行の出張だからぜひ聞いていただきたい、そういうことでございました。私はその話を聞いて本当にびっくりいたしました。もちろんAさんもびっくりして、まあこんな制度はとても私はついていけない。常識的に考えて、地主に対して、自分が家を建てますから将来──失礼いたしました。自分が家を建てますから、おたくの土地を担保に提供してください、そんなことが言いに行けたものではございません。こう言ってこの制度の利用をやめられたわけであります。私も、こういうよい制度があるという御紹介をしました手前、引っ込みがつかなくなって銀行まで一緒に出かけていきました。ところが、支店長などの言い分は全く同じでありまして、担保の承諾書がなければだめであるという言い分でありました。私は一体どういう非常識な見解を持っておられるのかびっくりしたところであります。家屋の建築が幾つかの金融機関から融資を受けている場合、融資を受けるためにその家屋が一番抵当、二番抵当、こういうふうに入っていって、岐阜市の制度を借りるときに、その建物の値打ちからいって、もう三番抵当はほとんど意味がない、そういうことが起こってくるのは当然でしょう。このときに、失礼ですがこの制度を使われるのでしたら、家屋の値打ちがもう一番抵当、二番抵当できておりますから、ひとつ保証人でも立ててください、こういう話ならまだわからないことはありません。しかし、地主に担保提供をしてもらってこい、こんな筋の通らない話はないと思うわけであります。しかも私が相談を受けましたAさんの場合は、自分の持ち金とかあるいは親戚からの借り入れが中心でありまして、全くその家屋に担保が入っていなかったのであります。こうした銀行側の考え方、そしてこの銀行側の考え方をそのままうのみにして制度を推進していかれようとしている、こういうことでは本当に岐阜市の制度として発展をしないのではないかというふうに考えるところであります。銀行に対するその後の指導、あるいは今後借地で建築をしようとする場合の融資について、岐阜市の御見解を経済部長から伺います。  次に、不法な土地分譲について質問をいたします。  ここに三枚のチラシがあるわけです。これはちょっとコピーですけれども、いずれも最近行われた土地分譲のチラシでありまして、新聞広告に入れられておったものであります。分譲地は、山県郡高富町梅原、岐阜市日野舟伏、岐阜市方県石谷であります。ところが、こうした土地分譲には幾つかの問題があり、すでに市民から被害を訴える苦情が出されてきています。  高富町梅原の土地分譲、これは当市の行政区域外でありますけれども、何人かの市民が被害を受けておられますので、簡単に説明をしたいと思うわけであります。私も見てまいりましたが、山際の三千三百平米を栗林園予定地ということで、平米当たり一万円程度で分譲広告を出しております。しかし、実際には無断で山を削り、区画をつくって、宅地造成であるかのように見せながら、販売をしたものであります。ここは線引きが行われていない無指定区域となっていますが、都市計画法、法律附則第四項並びに政令附則第四条の二で定められているように、三千平米以上の場合はやはり開発許可を受けることが必要になっています。しかも、砂防河川には無断で橋がかけられ、分譲地の入り口となっております。排水も土どめの工事もないまま山を削ったわけですから、すぐに土砂の流出が始まり、近所の民間近くの側溝を埋め尽くし、通報によって警察が現在捜査に当たっているのが現状であります。ところでAさんは、このチラシ広告を見まして分譲地へ行き、セールスマンの勧め、いまは家が建たないが、将来は手統をとれば家が建てられる、トラックの入る道もつくられるなど、甘言でだまされ、契約をさせられたのであります。不動産屋は、その後逃げ回っております。土地の流出などの責任を一体だれがとるのか、大きな問題が残されているのであります。  次に、日野舟伏の土地分譲についてであります。「日当たり抜群 日野南平台 平米当たり一万一千八百円から二万三千六百円」で、こういう広告でこの十一日、十二日、十三日に分譲販売がやられました。ここは実は風致地区内でありまして、六月十六日に伐採と杉の植林ということで風致地区内許可申請書が出され、七月二十七日に県建築事務所は三つの条件をつけて許可をおろしております。しかし、その後この不動産屋は、この山を削り、切り盛りをして、先ほど申し上げましたような土地分譲を行ったわけであります。これは、明らかに砂防法第四条第四項違反、宅地造成等規制法施行令第三条第四項違反であります。驚いた県土木や市土木部は、申請人、工事人を呼び出し、防災工事や植林、雑草の植えつけを口頭で申し入れをされました。ところが、九月一日、わずかばかりの植林をしただけで前に申し上げましたような分譲を十一日、十二日、十三日、チラシを入れ、大売り出しの旗を道路に並べながら行ったわけであります。堂々たるものであります。こういう分穣が行われたことを聞いて、十四日の日に県土木事務所は土地所有者と建設会社に指示書を出しています。  そこで私はお伺いをしたいのですが、こうした悪質な土地分譲に対し、一体どういう対処を行政はしていくのか、市民をこういう悪徳の不動産屋から守るという観点でどういう対処をしていくのか、質問をしたいと思います。  まず第一に、都市計画部長についてお尋ねをいたします。  昨年の議会でも取り上げましたが、こうした土地分譲の誇大広告についてであります。昭和五十五年七月二十五日の建設省の通達、開発行為の解釈についてでも明らかなように日野南平台、石谷苑という呼び方、土地の区画割りが行われていること、近くに団地等の地図が書いてあるということなど、このチラシはまさしく先ほどの通達に大きく違反をしているのであります。これは、山林の土地の分譲だと言っております。家も建たないとは言っています。しかし、明らかに地図も入り、言葉も入った中では、その将来宅地分譲となるんだということをにおわせるような、そういうふうにとれるような広告になっているわけであります。しかも、それを裏づけるように、先ほどから申し上げていますように、分譲をしてしまえば、もうすたこらさと逃げていく、後のもう造成されてしまった、削られてしまった山地を一体だれが管理するのか、そういう大きな問題も残されてきているのであります。こういうチラシが折り込まれたときに、私は昨年も申し上げましたが、市職員も多くの方がこれを見るわけですから、当然そういう分譲が行われる前に打つべき手があるというふうに思うわけです。いつもいつも後手後手に回っているんではないか、この点について今回どういう対処をされたのか、お伺いをしたいと思います。  次に、土木部長についてであります。  日野舟伏の土地分譲は、九月六日の県建築事務所、市土木部など、四者の打ち合わせの際明らかに二つの法律に違反をしている、こういうことが明らかになりました。それであるのに、なぜチラシの折り込み時や九月十一日から十三日までの分譲販売日に、なぜこの販売をやめさせ、二つの法律違反を犯している業者や地主に対して厳正な措置がとれなかったのか、高富町の梅原の例にもありますように、土砂が流出してからでは遅い、そうしたときに一体だれに対して責任を問うのか、いま、この梅原でも問題になっているわけですけれども、すでに土砂が流出しているところは分譲されてしまっているんです。そうしますと、その持ち主に対して土どめ工事をやれ、植林をやれ、そんなことを言っても、とてもそんなお金がありませんし、そんな責任もありません。しかも、不動産屋はもういないわけです。こういうときに一体どういう地元住民に対する迷惑がかかってくるのか明らかであります。この点について、なぜそういう毅然たる態度がとれなかったのか、今後この日野舟伏に対してどういう対処をしていかれるのかお尋ねをしたいと思います。  次に、教育問題について、二点お尋ねをいたします。教科書問題でありますが、これはすでにこの議会で二人の議員から問題が取り上げられておりますので、重複を避けまして簡単に質問をさせていただきます。  いま問題になっている教科書問題は、従来からすでに基本的で重要な問題として進行をしていたことであります。日常的には、こうした入試を中心にした教育体制の中では、親自身も自分の子供がどの学校に入れるのか、あるいは子供の成績はどうなのかということが最大の関心事になりがちですけれども、しかし、本来自分の子供に教えられていることが真実なのかどうか、そういうことが最も関心を引く問題でありますし、またそうでなければならないと思うところであります。もし、真実が教えられていないとしたら、子供たちを戦場に駆り立てたあの悲劇が再び自分たちの子供を襲うかもしれないからであります。子供を幸せにするという教育の本来の役割りが逆に人間の生命を奪うという反対の役割りに転化をしてしまう、そんなことが二度とあってはならないと思います。そうした意味でも教科書問題は私たち一人一人にとっても大変重要なことだと考えます。さて、現実問題としてそれほど重要な教科書が市民の目に触れるところにないというのも事実だと思うわけです。教科書という性格上、あちこちに置けないと思いますけれども、少なくとも市の教育委員会にはこれをそろえ、市民にも広報して、いつでも市民の関心にこたえられるよう処置すべきだと思いますが、この点について教育長にお伺いをします。  次に、教科書採択時の教師や市民の参加の問題であります。  昭和五十七年の法定展示会は、この七月一日から十二日まで、また特別展示会は五月二十八日より六月四日まで行われました。これらへの教職員の参加数は三百五十人、これは意見書提出数ということも含めてだと思いますが、約三〇%だと聞いております。教職員を参加させるための努力あるいは市民参加の努力を私は強く願っていきたいと思うものであります。ちなみに、武蔵野市では、教科書展示会開催を市の広報でお知らせし、岐阜市も広報では知らしているようでありますが、会場の入り口では、現在使用している教科書についての感想、教科書を比較してみるための事例などをわかりやすく記載した、教科書採択についての市民のための手引き書を配って、一般住民の教科書検討に便宜を図り、また父母の意見も取り上げるなどの工夫をしているようであります。また、この市では、法定展示会に先立って教科書見本を、一校当たり一週間程度置いておきまして、教師が学校で教科書を研究できるように措置していると聞いております。岐阜市でもこういう教職員や市民の参加をもっと盛んにするという具体的な措置を考えていただきたいと思いますが、その点について御見解を伺います。  次に、こういうことのためにも採択地区の規模の問題があるわけであります。武蔵野市がこうしたことが可能な一つの要因といたしまして、小学校が十三校、中学校が六校の規模で教科書採択地域になっているということがございます。岐阜地区は、三市三郡が一採択地区でございます。これの縮小は前の議員も質問をされましたが、大変重要なことだと私も思います。教育長の答弁はその質問に対しまして、岐阜市以外の市町村の要望があるのでということでございました。岐阜市は、しかし私は岐阜市は独立してやるんだということになれば、教科書無償措置法第十二条では、市もしくは郡の区域で設定することを認めているわけですから、本巣郡は本巣郡、羽島郡は羽島郡というふうに、一つで独立して採択地区をつくることも十分可能なのであります。岐阜市の独立を主張されるつもりはないかどうか、この点につきまして教育長にお尋ねをいたします。  最後に、もう一つの教育問題として、性格診断テストについてお伺いをいたします。  この問題、たびたび取り上げてまいりましたが、いろんな問題を含みながらすでに小学校四十一校が実施され、八校が二学期の実施ということで残っております。中学校二十校は全部実施をされてきているのであります。ずいぶん教師や父母からの反対、疑問など意見がございました。相当強引に実施をされてきたやに聞いております。で、今後このテストをどうやって取り扱っていくのか、また来年度は一体どうするのか、こういう問題が残されているのであります。私は、教育委員会も一部認めているわけでありますが、教師の研究会が行われずに実施されてきた学校がずいぶん多いと聞いているのであります。私が調べてみましたところでは、研究会や説明会が教師に対して行われた学校は十校に満たないのではないかというふうに思います。この中には、当然教師や父母の反対が起こって初めてあわててそういう説明会を聞いたというところも含まれております。市の教育委員会は、八月六日に担当学年主任や学校担任、これを集めて説明会を開かれました。早稲田大学の先生が講師で来られたと聞いております。しかし、ずいぶん学校の中ではこの取り扱いにつきましてすでに大きなずれが出てきているのではないかと私は思います。六月中にすでに実施をされた学校で、七月の夏休みに入る前の学級懇談会で、これは学校の名前は申し上げませんが、四年生で四学級あるところだと聞いておりますが、そこの四学級全部に対しまして、学校の先生が一人一人の父母の方と懇談をされました。そのときにこの性格診断テストの結果が話されているんであります。先生によってニュアンスはいろいろでありますが、ある先生は、このテストは結果をしるすところがあるのですが、そこを切り取りを渡して、あなたの子供さんについてこんな結果が出たので気をつけてほしい、そういうことをストレートに言っておられる、そういう話を聞いております。またある学校では、この結末を指導要録に記録をしていく、そして五年生のときの参考にしてもらいたい、そういうことも言われていると聞いております。私が八月六日の市教委主催の研究会というのを申し上げましたが、そのときに来られた講師も、この結果はそのまま渡してはいけないと言っておられるのであります。すでにこうした混乱が出てきているのは、教育委員会が当初この問題を取り上げられた時点から、教員の総意のもとに教育を充実さしていくものとしてとらえたのでなしに、予算がついてからあわてて、いろんな問題が起こってきて、あたふたと対策を考えている。それが、そのまま露骨にあらわれてきていると思うところであります。私は、しかしこれは生徒や父母が絡んでいる非常に重要な問題ですので、この責任たるや大きいと思うのであります。一体こうした混乱がどうして出てきているのか、今後どのようにこの取り扱いを考えていかれるのか、教育長にお伺いをいたします。  続きまして、このテストの持つ意味合いについて考えてみたいと思うわけです。  ここに心理テストという本があります。これは、日本臨床心理学会、いわゆる心理学の先生方でつくっておられます、そうした学会が編集をした本であります。この本の中にも、性格診断テスト、これは一般的な心理テストも、知能テストも含めてですけれども、いわゆるテストをする側が、いまこういうテストについていろいろと考えていかなければならない時期にきているということを述べておられます。そこで、こういう本が出されたのであります。すなわち、テストをする側がテストをされる側、テストされた側からの血のにじむようなこの問題での叫び、そういうものの中から、こうしたテストについての多くの問題が改めて提起されてきているのであります。時間の関係もありますので詳しくは申し上げませんが、私はこの中の幾つか読みまして、本当に愕然といたしました。たとえば特殊学校の問題であります。御存じのように、現在は五段階評価でずいぶん差別、選別と申しますか、そういうことの上に成り立っているのが今日の教育であります。大体小学校でも、1という科目を七%くらい、自分のクラスの七%くらいはつけなきゃならない、そういうふうになっていると言われています。したがって、いつも1をとる生徒は、実は現在の学校制度の中では大変迷惑な存在であるわけです。と申しますのは、自分が3から2に落ちないか、2から1に落ちないか、そういう心配、いわば言葉は悪いですがあめとむちの使い分けによって子供がテストで教育をされていく、そして進学体制の中に乗っかっていく、そういう体制になっているのであります。したがって、いつも1をとっている子はそういう措置すらとれないと申しますか、もうわかり切っているわけであります。そこで、そういう子供は当然こうした性格診断テストの結果などが出てまいりますと、やっぱりこの子は特殊学級だというレッテルをもう一つ張られることになるわけであります。そういう子供を差別の中でこういうテストを実施いたしますと、一層差別を明確にする、この子はこうなんだという決めつけを一層明確にする、そういう作用を与えるんだな、こういうテストをする側からの改めての反省が出されているわけであります。私は、こういう問題を教育委員会といろいろ精読のときなど話しをいたしますと、性格診断テストは子供たちのことを思ってやっておるんです。学校の先生方が一つの子供をつかむ参考資料のためにやっておるんです。こういうことを言われます。しかし、そういうことだけではこの議論は進まないと思うんです。議論は進まないと思うんです。今日の教育体制がどうなっているのか、改善すべき要素が多いのか、しかもそうでなくって現在の教育体制は正しいのか、その認識の違いから、討論を幾らしておってもかみ合わないと思うわけです。少なくとも私は国民の多くが、今日政党、政派は別にして今日の教育制度の中で非常に大きな矛盾が出てきている、何とかしなければならない、そういう問題が国民の世論の総体ではないでしょうか。そうしたときに、このテストが今日の教育体制の中で逆にゆがみに知らず知らずに使われていく、そこから親の心配、教師の心配、それが起こっていると考えなければならないと思うわけであります。で、これはこの中にも出ておりますけれども、こうした性格診断テストが教育の場で適用された場合、ほとんど利用されていないのが現状ではないか、こんなに忙しい中でこれを利用するゆとりが教師の側には余りないのではないか、こういう結論を、結論と申しますか、感想を述べておられます。そして、先ほど八月六日の市教委主催の講師の方も、これはストレートで本人に言ってはいけませんよと、教師がよくつかんで、個人的に一人に一日二十分くらいの時間をかけて話し合わなければいけませんよ、そして、それは相手の反応、相手をどういうふうにするか、そういうことを中心に当たらなければなりませんよ、そういうことを主張しておられるわけであります。皆さん、そうしたときこういう性格診断テストが実際上今日の大変忙しい学校教師の置かれている環境の中で、そんなに十分な時間をかけて分析をするゆとりはなかなかありません。したがって、それがストレートでこんな結果が出ましたから気をつけなさいよ、こういうふうにして出されていってしまうのであります。私はこうしたとき、この性格診断テストは、予算をつけて一律にやる、そういうものでは決してないというふうに思います。やればやるほど混乱が深まる、子供を一定の枠づけをしてしまう、そういうことになると思うのであります。こういう点から、来年度についていかに考えておられるか、教育長にお尋ねをいたします。  以上で質問を終わります。(拍手) ◯議長(西垣 勲君) この際、暫時休憩いたします。   午前十一時五十一分 休  憩            ━━━━━━━━━━━━━━━━━   午後 一時 十八分 開  議 ◯副議長(中村和生君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  質疑並びに一般質問を続行いたします。大西啓勝君に対する答弁を求めます。土木部長、坂井 博君。     〔坂井 博君登壇〕 ◯土木部長(坂井 博君) お答え申し上げます。  市街地の内水対策につきまして、内策基本調査に基づきまして土木部が対応しております河川改修として、準用河川、都市下水路、普通河川等があり、そのうち特に改修を要する延長が四百七・〇三キロメーターありますが、五十六年度までに約四四・八%を実施いたしてまいりました。中でも先ほど質問者がおっしゃっておいでになりますように、基幹排水路となるものについて激特事業、関連事業として、市単独事業として六十年度を目標に鋭意施工中でございます。  そこで、御質問で、長良川についての調整池構想はあるのかどうかということでございます。長良川は大河川でありまして、部分的には遊水機能はあると思われますが、調整池の構想は私はまだ聞いておりません。そこで、別のことでございますが、境川流域につきましての境川について研究会、こういうものが設置されまして、総合治水対策事業として研究会、プロジェクトの中でいまの質問者がおっしゃっておりますように、この河川の流域において遊水機能を果たしながら改修をしていく必要があるんではないかというようなことで、このプロジェクトの中で研究をし、今後総合治水として考えていきたいというようなことが境川流域では行われておるようでございます。  続きまして、二番目の昭和町についての問題でございます。昭和町排水路につきましては、部分的に改修をいたしておりますが、清水川の改修が高架事業と関連がありまして、未改修部分がたくさんあるわけでございますが、このもの自体の改修計画はできております。が、あわせて貯水の計画も立案をいたしたわけでございますが、設置場所あるいは清水川の未改修のための水位的な諸条件あるいは立地条件等の整合性があり、現在調整中であるわけでございます。  それから三番目の、改修に伴いまして雨水貯留槽あるいは遊水地等の考えはあるのかどうかということでございますが、排水改良とあわせまして貯留施設あるいは遊水機能につきましては、いまも申し上げましたように、建設場所等を十分調査いたしまして、それにあわせて水位的な諸条件の整合性がなければなりませんので、公共施設あるいは公園等を含めまして遊水機能ができるかどうか、十分検討、研究を重ねていきたいと、かように思います。  次が、柳ケ瀬排水路の問題についての改修と町づくりについての構想を御質問になったと思いますが、柳ケ瀬水路につきましては徹明町四丁目から神田町四丁目の間、二百五十四メーターについては、地元商店街の代表の方々の御協力と関係各位の非常な理解によりまして、約九〇%ができた現在でございます。未施行地域につきましては今後とも協力と理解を得るよう、柳ケ瀬水路対策プロジェクトの中でも関係部とともに協議をし、なおかつ、地元商店街の方々にも協力を得、これから先も土木部といたしましては全力を挙げて解決に努力したいと、かように思います。  それから柳ケ瀬水路の今後のことでございますが、劇場通りから日進町通りの区間が一応開通をしておるわけでございます。この間の柳ケ瀬リバーとしての考え方についてでございますが、現在全体計画の中で地域住民の方々あるいは商店街の代表の皆様方等、あらゆる角度から十分協議し、そして親しみのある川として調査研究をしてまいりたい、かように存じます。  次に、都市計画道路の未施行に伴いまして、安全性の見直しはどうかということでございますが、現在、都市計画道路の金町―鹿島線の未整備のために、吹上町通りへ流入する自動車の交通に対する交通安全対策といたしましては、信号機四カ所、横断歩道四カ所、カーブミラー六基、その他制限速度、これはスクールゾーンもございますので、各種標識をして安全対策が現道で講ぜられております。また、金町―西荘線につきましても信号機、横断歩道等が各一カ所、カーブミラーが三地点、また車の速度制限は三十キロとなっております。このように両区間とも各種標識の設置がされておりますが、いま質問者がおっしゃるように、今後現地を一度よく調査いたしまして、安全対策上の見直しの検討を実施してまいりたいと、かように思います。
     続きまして、不法土地譲渡に関する問題につきましての御質問でございます。土木部といたしましては、風致地区内行為の許可申請手続につきましては、常日ごろ内容を精査いたしまして、法的に違反しないように細心の注意を払っておるところでございますが、今回申請されました日野字舟伏に係る許可申請につきましても、雑木及び竹林を伐採し、杉の木を植樹しようとする内容のものでありましたので、県に進達をしたわけでございます。しかしながら、現場を見てまいりますと、風致地区内行為の申請許可の域を脱した行為が行われており、当地域は砂防指定地でもあるので、急遽、県土木、関係機関と協議いたしまして、岐阜県岐阜土木事務所の名において、申請人及び建設工事人に対し直ちに防災工事を着工すること、あるいは防災工事の内容については至急土木事務所と協議し、防災計画を出すことについて指示をいたして、工事は九月末までに完了することになっており、行為に対する始末書、誓約書を提出する等を内容といたしまして、指示書を県が直接手渡した経過がありますが、今後工事の万全を期するようにいたしたい、かように存じます。  なお、工事が思うように進まなかった場合はどうだということでございますが、指示書の内容の示すとおり、岐阜土木事務所と申請人が協議の上計画し、実施していく内容になっておりますので、これが実現について鋭意努力してまいりたい、かように存じます。  以上でございます。 ◯副議長(中村和生君) 都市計画部長、近藤直彦君。     〔近藤直彦君登壇〕 ◯都市計画部長(近藤直彦君) 都市計画街路二路線につきましてのお尋ねがあったわけでございますので、この点について御説明申し上げたいと思うわけでございます。  都市計画の街路事業につきましては、鋭意この促進に努めておるわけでございますが、この事業費が補償費を伴うというような関係で、相当膨大なものになるわけでございます。したがいまして、公共事業に頼らざるを得ないと、こういうようなことでございますが、ちなみに昭和五十六年度の岐阜県全体の街路事業費としては、公共として国から認められております事業費は七十三億五千万でございます。そのうち岐阜市関係で県事業と市事業があるわけでございまして、合計で二十五億一千五百八十万円、全体に占める割合は三四・二%、こういうことになっております。県事業といたしましては、環状線あるいは岐阜駅―岩崎線、岐阜―蘇原線、あるいは岐阜―大須線、清流大橋、市事業といたしましては、本町―打越線とか新所―平島、あるいは新本町―今嶺線の三路線と、こういうようなことになっております。五十七年度につきましても、この事業費につきましては三十億五千七百三十五万、こういうようなことになっております。五億ばかの増でございますが、これは鉄道高架事業に対する増でございまして、街路事業はむしろダウンと、こういうような傾向でございます。こういうような内容の中におきまして、現在街路事業の促進を図っておるわけでございます。このためには事業費、特に国におきます予算獲得と、こういうような問題から、従来からございます都市計画街路事業促進協議会とか、あるいは市長会の方からもこの事業促進についての運動がされておるわけでございます。そういうような関係でございますが、岐阜県内の実情を申し上げますと、新規路線を採択する場合につきましては、大体一年に県下で二路線と、こういうのが標準でございまして、大体岐阜市で一路線が終わればほかに一路線を入れると、こういうような形態をたどっておるわけでございます。したがって、思うように現状の街路事業の促進ができないと、こういうような実情にあることを御承知が願いたいと思うわけでございます。  そこで、いまの金町―鹿島町線の問題でございますが、この点につきましては岐阜市を東西に結ぶ非常に重要な幹線でございまして、四車線を構成するものでございます。したがって、現在非常に交通渋滞を来しております金園町通り、これのバイパス的な性格を帯びております重要な路線でございますが、この整備につきましては、従前からできておりますのが、戦災復興事業によりまして各用地の確保された部分を整備をしたわけでございます。それ以遠の西側につきましては延長約三百五十メートルが残っておるわけでございます。事業費的には恐らく二十億を突破すると、こういうような事業費が必要でございます。したがいまして、これらの事業の実施については必要性を認めながらも、今後いろんな他事業との関連を勘案しますと、どうしても現在の段階におきましてはこの事業実施のめどがつきかねると、こういうような状況でございます。  それから、続きまして金町―西荘線でございます。これの路線につきましては、すでに地元の方からの御要望も承っておりますし、それから環状線の西荘の立体交差ができたと、こういうような関連から東西に連結する道路と、こういうようなことで非常に重要性があるわけでございます。そういうことと、それからこの路線の途中におきまして、岐阜市本荘西部土地区画整理事業によりまして一部用地が確保されていると、こういうような観点から、この路線の整備を早急に実施すべきと、こういうような方向で現在進んでおるわけでございます。五十六年度につきましては、この事業につきます路線測量及び縦横断測量を実施をしております。今後の事業に対する見通しでございますが、国の財政が厳しい最近の状況でございますが、昭和五十八年度には事業認可をいただき、何とかこの整備を図っていきたいと、こういうような予定でおります。  それから、不法分譲についてでございます。都市計画部といたしましては、このような有姿現況あるいは菜園分譲と、こういうような形での販売が開始された際には直ちにこの旨を県に報告するとともに、その判断、指示あるいは県の対応を要請してきておるわけでございます。それと同時に職員を現地に派遣いたしまして、その販売の実情と、こういうものも詳しく調査をしておるわけでございまして、岐阜市内で行われております石谷あるいは日野の販売の状況につきましては、いずれも建築はできないと、あるいは菜園分譲であると、こういう目的をはっきり申して説明をいたしておると、こういうのを確認はいたしておるわけでございます。そこで、御指摘のような分譲が行われる前に、事前に何らかの手段をとれないかと、こういうような御質問でございます。この問題につきましては当然従来から検討をしてきていましたが、現況有姿等の分譲を承知の上で購入される人もあると、こういうようなこと、あるいは営業権あるいは財産権の尊重と、こういうような立場もございまして、事前に何らかの手段を講ずることは非常に困難であると、こういうようなふうに思っております。要は購入される意識の問題としてとらえ、従前からこのPRと、こういうものに注意をしてきたわけでございまして、過去におきましては広報ぎふあるいは商業新聞にもお願いしまして、このような記事を載せていただいたこともございます。今後もこのようなPRをすることによりまして、不法分譲的なものに善良な市民の方がこれに巻き込まれないような形でPRにさらに努めていきたいと、こういうふうに思っております。  それから、後の問題といたしまして、特に建設省の通達の問題がございます。これら通達につきましてはあくまで試案という形で出ております。これが果たしてもし裁判になった場合に、果たしてそれが、それを準拠として勝訴にできるかと、こういうような不安感も県にはあるようでございます。が、しかしながら、この中で特にがけを伴うようなものにつきましては、これについては一応開発行為の違反にもなるんではなかろうかと、こういうふうに判断もされるわけでございます。これらはあくまで県の判断でございますが、いずれにしましても先ほどの日野あるいは石谷につきましては、県は開発行為の違反には該当せないと、こういう判断を示しておりますことを申し添えます。 ◯副議長(中村和生君) 経済部長、高木 直君。     〔高木 直君登壇〕 ◯経済部長(高木 直君) 勤労者の住宅資金の融資における債権保全のための担保物件の提供についてのことでございますが、地主が借り主のために担保を提供するというような問題でございます。私の方で取り扱っておりますいままでの事例の中で、いわゆる借地で家を建てられる場合に、往々にしていわゆる親や兄弟の土地を借りて建てるというような場合もありまして、その中で銀行の方も地主さん、親、兄弟の場合にそういった土地を担保に提供してくれというようなふうな手続上しておったようなケースがございます。が、他人の土地を借りる場合に他人までということの問題でございます。常識的に画一的にそれを親、兄弟の土地と同じような扱いにすることも問題もあるかと思います。担当者が画一的にそういった取り扱ったケースであろうと思います。いずれにしましても担保保全のための手段でございます。いわゆる金融機関の考え方もいろいろあろうかと存じますけども、連帯保証人あるいは保証人の担保の提供をするとか、こういったいままでの問題で出てきました、取り扱った中でのケース、ケースの問題点を一遍取り上げまして、いわゆる金融機関とも一応研究いたしまして、そういった債権保全のための適切な方法につきまして協力を求めていきたいと、このように考えておりますので、御理解のほどお願いいたします。 ◯副議長(中村和生君) 教育長、橋詰俊郎君。     〔橋詰俊郎君登壇〕 ◯教育長(橋詰俊郎君) お答えを申し上げます。  最初に、教科書の問題でございますが、第一点に教科書の展示場所をもっと市民の目に触れるところに置くべきではないかとの御指摘でございますが、この点につきましては市庁舎に置くとか、図書館に置くとか、あるいは青少年会館に置くとかいう方法も考えられます。前向きに検討をいたしたいと考えております。  第二番目の、教科書展示にもう少し教職員や市民参加の対応性を考えられないかということでございます。御指摘のように、現在も広報に載せたり、特別展示の期間各学校に教科書を回して見ていただくということで努力をしているわけでございます。国や県で定められた一応の期間もございます。この中でさらにフルに活用できるような道を考えていきたいと、このように考えております。  それから、採択地区を岐阜市で単独にできないかということでございますが、この点について現在岐阜市だけがひとり歩きをすることができないシステムになっておりますので、昨日も申し上げましたように、岐阜地区の教育長会に上げて検討をさしていただきたいと、このように思っております。  次に、診断テストにつきましてお答えを申し上げます。  御指摘のように、学校でストレートにこの診断の結果を子供にあるいは父兄に渡してというような実態があるとするならば、まことに私どもの意図するところに反したやり方で大変心外に思いまして、残念に思いますし、もし、そういう事実があったとすればおわびをし、今後よりこの診断テストが活用できるような方向に研究を各校で深めてもらいたいと思っております。そういう意味で八月にも研究会を開きましたし、校長会も一生懸命に対応をしている次第でございます。  また、お話しの中に診断が子供にレッテルを張るとかゆがみをつけるのではないかと御指摘がございましたが、診断テストの意味というものを、私どもは第一番に、教育の目的は一人一人の人格の完成を目指すものである。二番目に、人格形成にかかわる精神発達の状況を理解しなければならない。生徒指導は児童と生徒理解に始まるものである。精神発達についてのフィードバックっていうものは今日的な課題であって、これは教科だけの問題ではなくて、生徒児童理解診断についても考えなければならないことである。子供の心の中に土足で入り込むというような見方があるが、むしろ、子供たちの人間関係の中にもそういった状況が見られるわけでございまして、現に存在している事実こそ問題にいたしまして、そのどろどろしたものの中から目をそらさないで、一人一人の内面を直視することこそ大切である、子供を大切にすることであると、こういうふうに考えております。だから、診断検査を唯一のものと過信することは、いままでも何回も申し上げましたように、厳に慎みまして、日常観察調査を大切にして理解の一助とする、日常実践の重視の、教師に役立つものであると、こういうふうに考えてこの問題に取り組んでまいりたいと、かように考えておる次第でございます。  今後の取り扱いでございますが、研修講座に参加されました先生方が講師となり、夏休み中に全校研修会を持ち、とても勉強になったという報告も受けております。また、ある学校では一学期中に研修会が持たれましたが、九月の行事予定を見ますと、全校研修会、それに続いて学年研修会に位置づけておる学校もあります。五年来続けて実施されているある中学校では、一、二、三年と追跡しておられまして、学年が進むにつれまして好ましい傾向になっており、教育目標具現の教育評価としているという実践が報告をされている学校もございます。各学校では一人一人をよりよく育てるために個別指導、学級づくり、学校づくりに診断検査が生かされていく、こういうふうに私どもは信じております。  次に、来年度実施するか否かにつきましては、今年度の成果をまだ検討の過程でございますが、これを十分に検討をし、現場の先生方の意見を大切にし、また、皆様方の御指導や御助言を大事にいたしまして決めてまいりたいと思います。  そういうわけで、何はともあれ児童生徒一人一人の自己実現を願いますし、担任教師が一人一人を正しくより深く理解して、的確な診断がなされることにより学校教育の信頼回復を大事にしたいと、こういう考えでこの問題に取り組んでまいりたいと思いますので、どうか御理解と御支援をいただきたいと思います。     〔「議長、九番」と呼ぶ者あり〕 ◯副議長(中村和生君) 九番、大西啓勝君。     〔私語する者あり〕     〔大西啓勝君登壇〕 ◯九番(大西啓勝君) 一通り御答弁をいただきましたので、再質問をさせていただきます。  内水対策につきましては、土木部長から三点にわたって御答弁をいただきました。了解いたしました部分は除きまして一つだけお聞きをしたいと思うんですが、市街地の排水池のことでございます。公共の施設や公園等を含めて場所を検討、研究していきたいという御答弁でございましたが、こういう検討をされて、もし実施されるとしたらそれはいつごろから実施されるのか、その点具体的なことがあればお教えいただきたいと思います。  それから、柳ケ瀬水路の改修の問題ですが、これにつきましては大変御努力をいただいておるということもよくわかっております。しかし、残った区間の整理というのは相当のやはり大英断を持ってかからなきゃならぬのではないかというふうに思います。ぜひ御努力をいただきたいと思うわけです。  同時に、土木部長も述べられましたように、劇場通りから日進道路までは当面開通をしたと、この区間についての町づくり計画ということを調査研究をしていくという御答弁でしたが、やはりこれは地元の人とのいろんな協議が必要だというふうに思います。プロジェクトチームもせっかくつくってあるわけですから、早急に御検討いただきたいというふうに思います。  それから、都市計画街路の問題につきましては、都市計画部長からいろいろむずかしい問題ございました。私もこういう都市計画道路そのものが本当に全部いいのかどうかということも含めて、と申しますのは、現在たとえば先ほどの路線のところではどんだけですか、二十億ぐらいかかると、こうおっしゃったわけですけれども、今日の大変財政状況の中で、果たしてそこにだけそれだけのお金を投入するということがいいのかどうかということも含めましていろいろ思うわけですけれども、私が言いたかったことは、こういう状況のところ必要だから計画があるわけですから、そこがおくれておる時点でぜひ将来計画があるからということでなしに、十分な交通安全対策、環境整備等を早急に講じていただきたいということであります。  土木部長はいろいろ設置はしておるつもりだけれども、現地を見て安全対策上の調査をしたいということでございましたので、ぜひお願いをしたいというふうに思います。私もずっと歩いてみましたけれども、やはり設置はしてあるということですけれども、私は急に道路が狭くなっておるところもありますし、ずいぶん問題なところが多いんではないかというふうに思っております。  それから、勤労者住宅資金について、経済部長からいろいろ行き違いと言うんですか、そういう点についてあったので、今後金融機関と協議をして対策を講じたいと、これはそういういわゆる担保提供のようなことを地主には求めないという御回答だったと思うわけです。私はこれは強く要望しておきたいんですけれども、金融機関ペースでは決していけないと、これは生活資金の問題でもたびたびこの議場でも言われているわけですけれども、この問題、事ここに至って全くという感じがするわけですので、ぜひ金融機関には強い指導をしていただきたいというふうに思います。  それから、不法な土地分譲の問題ですが、どうも私ちょっと都市計画部長の答弁がわからなかったんですけれども、私が言っていることとちょっと違うと思うんですがねえ。チラシについて、これは営業権、財産権そういうものがあるし、また、単に資材を置きたいというふうに思って購入される方もあると。だからそういう点で事前にそれを差しとめることはできないんだというふうな御答弁だったと思うんですねえ。しかし、私は幾つかの経過を見てですよ、確かにそういう悪徳業者の財産権それから営業権、これも一つの権利だと思います。だけれども、事は市民が相当数被害を受けているということなんですねえ。これはもう毎年毎年そういう事態が起こっているわけです。そういう中で、この問題でただ単にいままでどおりのことをやっておってはいけませんよと。本当にPRその他施していくということを言われましたけれども、時期的にはこれは春とか秋とかそういうときが多いわけですね。こういう期間にはやはり特別なPR体制が必要ではないかということを強く要望しているわけであります。  それから、土木部長に一つお伺いしたいんですけれども、内容を精査して県への申請を許可したと。しかし、実際に苦情がふえてきて、見てみたら申請時の状況を脱しておったと。だから現在指示しているということでございます。私が聞きたいのは、その実際四者がですねえ、そういう状況を聞いて、現場も視察されて、そして協議されて、二つの法律に違反しているということを確認されたわけですね。で、確認されてすぐそういうことを指示されれば、そういうことができない段階での分譲はいけないんだということを言われればねよかったと思うんですね。ところが、現実には十一、十二、十三というふうに分譲してしまう。そして十四日にこの指示を出しておられるわけですよ。ですから、そういう後手後手に回っているのではないかということであります。そこで、なぜそういうふうにおくれてしまったのかということを先ほども聞きたかったわけですけれども、その辺の御答弁と、それからもう一つはですねえ、先ほどの都市計画部長との関係もあるわけですけれども、土どめ工事がやってない、あるいは排水対策がやってない。そこから土砂の流出などが起こってきているわけですね。そういう責任について、分譲してしまったら持ち主に対して行うということもでてこないとも限らないと思うんですよ。ですから、そういう問題については明確にその業者、地主に対して責任を追及していかれるのかどうか、その辺についてもお伺いをしたいと思います。  それから、教育長でございますが、教科書の問題については、設置については図書館、市庁舎などで前向きに検討するということでございましたが、同時に、こういうところに教科書が展示し、市民が自由に見ることができますよという公示もぜひお願いをしたいと思うわけです。  それから、展示会への教員や市民の参加の問題、これはまあ確かになかなかむずかしい問題だと思いますが、活用の道を考えていきたいとおっしゃっております。ぜひ検討をお願いしたいと思うわけです。  それから、採択地区についても、地区教育長会議でも諮るということでしたが、ぜひ前向きに岐阜市の案を提出してがんばっていただきたいというふうに思います。  それから、性格診断テストの問題です。これにつきましては、そういう混乱が起こったことについて自分たちの本意ではなかったということをおっしゃったわけですけれども、私は現場教師一人一人にその責任を問うことはこれは酷だと思うんですねえ。私が終始一貫して言っているように、こういう問題をですねえ、現在の大変忙しい、しかもまた、それぞれむずかしい複雑な問題が多い教育現場の中に、十分な研究もせずに、ぱんと提出されたと。そしてどうしても実施をされる、予算があるから実施をする、実施をする以上は担任はその仕事もやらなきゃならぬ。そういう中でその取扱指針について十分な研究、意思統一もないし、それから忙しい中でやらなきゃならぬと。そうするとこういう結果が起こってくるんではないかということを言っているわけですね。ですから、私はこの問題については、この当初からそういう無理を承知で予算を計上してしまったという教育委員会当局が肝に銘じて、やはり反省してもらう必要があるんではないかというふうに思うわけです。  それから今後の研修については、いろいろと研修を重ねていきたいということでございました。また、来年についても今年度についての成果を検討していないので態度は未定だということでございましたが、私はこれは七月の二十六日に出された岐阜日日新聞の特集というんですか、「私の意見」というところで、コンピューターによる児童生徒の性格判断ということで岐阜市民の声をずっと特集した記事があるわけですねえ、新聞社ですから、ことさら一方的な意見だけを載せられたわけではない、現実には賛成の意見もあるわけですけれども、これを読みますと、私たちが思っている以上に市民はこの問題に敏感だし、しかも正確な判断をしておられるというふうに私は思うんですねえ。ですから、あんまり大したことではないのではないかというふうな感じが、私は教育委員会の精読を通じてもそんな感じを持っておられると思えて仕方がないんですけれども、岐阜市民は非常に敏感にこの問題をとらえているというふうに感じています。ですから、本当に検討していただくのは結構ですけれども、私としては来年度は一律に予算をつけてやるというようなことはよくないのではないかということを申し添えておきたいというふうに思います。  以上で二回目の質問を終わります。 ◯副議長(中村和生君) 土木部長、坂井 博君。     〔坂井 博君登壇〕 ◯土木部長(坂井 博君) お答え申し上げます。  市街地内での具体的な案があったらということでございますが、現在、特に先般の集中豪雨等を含めまして湛水状況等をよく承知しておりますので、その中で遊水機能を果たせる地域としてはわれわれとしてもあるわけでございますので、そこら辺の公共施設等を含めまして遊水機能が果たせる地域については水理的検討をして進めてまいりたい、かように存じます。  続きまして、土地の分譲の件でございますが、いま御指摘の、なぜ九月六日の日に四者が寄って、その中でそういうことができなかったかという御質問でございますが、九月六日の日に建築事務所あるいは県土木、山林事務所、岐阜市を含めまして、現場に行きまして四者が打ち合わせ、そしてその中で九月八日の日にすぐ申請者あるいは工事者を呼びまして、先ほど申し上げましたような砂防工事をしなければいけないということで、しがらみ工法あるいは雑草の種をまくと、あるいは植林をするということについて指示したわけでございます。その後十一、十二、十三ですか、あったわけでございますが、日曜日をはさんであったわけでございますが、その時点ではそれが分譲されるのかどうか、それがはっきりわからなかったということでございます。  それから、あとの事業に対して果たして申請者がやるのかどうかということでございますが、先ほども申し上げましたように岐阜土木と開発者との中で協議をしてそれをやりますと言っておりますので、それについてはやれるように、うちの方からも岐阜土木を通じまして強く要請をしていきたい、かように思います。 ◯副議長(中村和生君) 十三番、市川尚子君。     〔市川尚子君登壇〕(拍手) ◯十三番(市川尚子君) 質問者の最後を承りまして、発言通告に従いまして順次御質問を申し上げてまいりたいと思います。  まず、教育長にお尋ねをいたしたいと思います。  最初に、学校の施設面についてのお尋ねでありますが、特に中学校についてであります。  いま、各学校の児童生徒数あるいはクラス数の表を見てまいりますと、各学年十クラスから十五クラスというような大きな学校が七校あり、また、七クラスから九クラス程度の学年数で運営されている学校が八校というように、非常に文部省基準から申し上げますと大規模な学校が多いわけであります。この中で学校にあります特別教室は非常に限定された中で、特に理科のように教材や資料を使わなければならない授業の中で、授業数も一週間における授業時間数も多いわけでありますけれども、この割り振りは特別教室が少ない中で各学校とも大変苦慮されているように聞いております。ある学校ではワンフロアに準備室と理科室をそろえている学校もあるというふうに聞いておりますけれども、しかし、学校の教室の割り振りの中から準備室と理科室が離れていたり、あるいは一階と四階に分かれていたりする中で、先生の弁解とか述懐と申しましょうか、資料を忘れた場合、ついづいその資料をとりに行くのがえらくて、資料なしあるいは教材なしでやってしまうというようなことも実はお話しをされているわけであります。私は、こうした大規模校の特別教室等の配置だとかあるいは不足数について、いま一度見直しをして充足し、教科の指導に不都合のない教室配置をすべきであるというふうに思うわけでありますが、この点について教育長に御見解を伺っておきたいと思います。  次に、職員室の問題であります。クラス数が多ければ当然教職員の数も多くなるし、一つの職員室に六十人近くの先生方が机を並べられております。しかも、各学校へ参りましても非常に多い書類の中で先生方が仕事をし、あるいは学年会での話し合いあるいは生徒指導にも当たっておられるわけでありますけれども、こういう大きな数を持った職員室の中で生徒指導等にも事を欠いているというお話を伺っております。いま中学校では四つの学校において職員室を二つか三つに分断をし、それぞれ生徒指導の面あるいは教育指導の面からも効果を上げているというふうなお話も伺っております。ある学校では各学年別に階層別に分け、それぞれ職員室を持って生徒指導に当たって、あるいは相談にも効果を上げておられるという話、あるいはまた、三年生だけが進路指導も含めまして特別に職員室を配置をしていただいて、生徒指導や相談に乗っている、こういう学校もあるわけであります。で、お話を伺いますと、市の教育委員会としては職員室が分散をされるということに対して非常に好まない傾向があるというふうに現場教師の中からは意見が出ておりますけれども、     〔副議長退席、議長着席〕 これは校長の教師を管理する側から見れば確かに管理しにくい問題ではあろうと思いますけれども、しかし、常に教師は生徒の方へ向いて指導し相談に乗っていく、そういうふうに持っていかなければならないと思うわけであります。したがって、私はこうした非常に多い学校、クラス数を多く持っている学校に対して、職員室の分散等が教育効果を上げるならば、そのような方向で努力する必要があるというふうに思いますので、教育長の見解を求めておきたいと思います。  次に、学校施設内における冷房の設置についてであります。御承知のように学校は夏休みがあるということで冷房施設がないわけであります。しかし今日、どんな小さな職場でもあるいは家庭でも一つはクーラーのある時代であります。まして先生方は夏休みといいながら研究会だとかあるいは部活動あるいは日直等々ほとんど毎日、家庭研修だということを言われますけれども、しかし、毎日何らかの形で出勤をされる先生が多いのが今日の夏休みの実態であります。また一面、PTAの役員として校外生活補導等で外へ出かけていろいろ歩くわけでありますけれども、特に生徒指導の先生方については、あるいは皆さん手分けをしてこの炎天下を校外補導活動をされているわけでありますが、せめてこういう努力をされている先生方に対しても、一部屋程度各学校において冷房施設が整った部屋をつくってあげることもいまの時代必要ではないか。先生方からも強い要求がありますだけに、ぜひ実現をしてあげたいというふうに願うわけであります。あるいはまた、職員の休養室として特別な設備もありませんし、更衣室があるところ、ないところ、いろいろあるわけであります。こうした現場の実態をもう少しよく調査をされて、これらの実現に向けて努力をしてほしいというふうに願うわけであります。これについて教育長の見解を求めておきたいと思うわけであります。  この休憩設備等の施設の設置改善に関する要求というのは、勤務条件にかかわる重要な部分であるというふうに判例なども出ております関係もありますので、ぜひ先生方の働きやすい勤務条件を整えるための、こうした施設の改善にも努力をしていただきたいと思います。  続いて、父兄負担の増加傾向について指摘をしてまいりたいというふうに思います。  私はこの問題を何回もとらえながら、父兄負担の軽減について消耗品費等の増加を要求いたしてまいりましたし、さきの質問者も学校運営費を増加されるよう、この場でも質問をされております。私は、そうした予算の配分を増加させると同時に、消耗品費等の、あるいは備品等の購入方法にも改善をしていく必要がある、問題点があると指摘をせざるを得ないのであります。今日では、たとえ千円の一締めのざら紙を買おうにも、あるいは色紙、いろいろ教材で使う資材を購入しようと思いましても、一日、十五日を一つの目安として教育委員会へ申請をし、そして教育委員会から契約課へ回り、契約課から業者へ行き、その業者から学校へ入っていく、まあそういう仕組みになっているわけであります。つまり非常に時間がかかるわけであります。たとえば、理科の先生がおっしゃっておりましたけれども、メダカなどを使って授業をしようというときに、十日も十五日も前から買っておいて死んでしまうこともある。こんな形で待っておられないので学校で直接買う。結局それは学習費として毎月子供たちから徴収される教材費等の中へ組み込んで父兄が負担をしていただく形になっていく。あるいは色紙、ボールペン、セロテープ、画用紙、ざら紙、いわゆるその、授業に使おうとするすべてのものについて、結局は安易に購入できる形で父兄負担に肩がわりしていくのが現実だというふうに答えられております。私たちも子供の持ってまいります教材費の決算報告などからもこの事実を証明することができるわけであります。これに反対の立場から一つ問題があるわけでありますが、たとえば、今度市の教育委員会から事務機器の配分として予算の枠の中で何か機械が配分をされていくわけであります。たとえば、ある学校では輪転機が配置されたので、これは新しい機械が来たからといって早速使おうと見てみますと、以前からある輪転機と機種が違っていて、その消耗品は全部新たに購入をしなければならない。結局場合によっては、早く使いたいときにはPTAの予算で買っていくとか、そういう形になってしまうという話も聞いているわけであります。このほか多くの問題点を各学校が持っているようでありますけれども、私は、それぞれの学校の実態に合う、あるいは授業の形態に合わした中で、学校独自の裁量権の範囲の中で行使できる予算の配分こそいま最も必要ではないか。そういう中で最大限父兄負担の増加を抑えていく努力、これがいま教育委員会に求められる問題点ではないかというふうに考えているわけであります。教育委員会の考え方、教育長のお考えをお聞かせいただきたいと思います。  次に、部活動についてであります。  この夏休みで三年生の部活動が終了いたしまして、ようやく二年生や一年生の子供たちが活躍の場ができたというふうに喜んで参加をするわけであります。しかし、よくこの議場でも部活動の問題が取り上げられるわけでありますけれども、五十二年七月の学習指導要綱改定に基づきまして、岐阜市では五十六年度から部活動は完全に学校教育の場に位置づけがなされているわけであります。しかし、現実には学校現場では義務的に、やったことのないスポーツに対しても部活動担当の教師が割り当てられたり、あるいは一方では部活動に大変生きがいを持っている先生に対する教師仲間の問題点など、いろいろ問題が出ているのも事実であるようであります。で、先生の勤務時間は五時十五分でありますが、実際の部活動は夏場は六時半であります。学校によっては六時までで終えているところもありますが、実際には明るさもありまして六時半ころまで子供たちがおる。指導者がいないと部活はできないという指導をしておりますので、結局は先生方が残られるわけであります。あるいはまた、学校によっては管理職から先生の勤務時間は五時十五分だから、その時間が来たら帰るようにというふうに指示をされる学校もあるようでありますけれども、子供がいるのに先生方としてはやはり責任上帰れないのが現実でありますし、ましてや、けがあるいは事故等の関係もありまして、学校によっては養護教員に対して、事故があるといけないから、とにかく部活動が終わるまで学校に残ってくださいというような指導もされたりするわけであります。で、教職員に対し時間外勤務を命ずる場合に関する規程というのがあるわけでありますが、この中の第三条に、教職員については正規の勤務時間の割り振りを適正に行い、原則として時間外勤務は命じないものとする、という一項がありまして、校長先生は、五時十五分になったらお帰りなさいというふうに言われる学校も、これをもとにしておっしゃっていると思いますが、部活動を担当する先生方も授業時間はきちんと割り当てられておりますし、あるいはホームルームも担当しながら、さらに部活動育成に努力されている。こういう現場の問題がありましても現実には時間外勤務でありますが超勤は払われないわけであります。そして一日四時間以上部活動に従事した場合五百円の手当が文部省からの配分予算としてついているようでありますけれども、しかし、ほとんどの先生方が大変な労力奉仕という形で子供たちの育成のために努力されているわけであります。また、夏休み中は部活動はほとんどの学校が毎日対応しているわけでありますが、日直方式をとっている学校もありまして、電話や事務を担当しながら部活動もめんどうを見ていく、大変問題があるようであります。つまり、学校教育の面で部活動を位置づけていくならば、経済的な面の配慮あるいは事故の責任問題の明確化、指導者の問題等々、市教育委員会としての明確な指導性が求められなければならないというふうに思うわけであります。あるいはまた、施設の面等から考えましても、たとえば一つのクラブで、大きい学校でまいりますと百五十人も部活動に参加をするような学校があるわけです。中学校へ入学しますと、皆さん、とにかく部活動へ入りなさい。健康な体と健康な心は部活動からということで部活動へ入るように指導がされるわけでありますが、現実には、入りましてもその部活動に参加できる場所、たとえばテニスコート、バレーコート、バスケット、野球、サッカー、ソフト、いろいろあるわけでありますが、十分その子供たちが対応できる施設面がないわけであります。結局部活動にたくさん入り部活動育成費を納めますけれども、それも一つは父兄負担の形だけで子供たちのプラスになっていない面もある。こういうことも考えられますので、これらの点につきまして教育委員会はどのように対応されようとしていくのか。もっと明確に部活動に対する方針を指針を市教育委員会として出していただきたいということを申し上げながら、教育長の見解をお尋ねをしておきたいと思います。  次に、都市計画部長にお尋ねをいたしたいと思います。  まず第一点、来年度以降、島土地区画整理事業に対する見通しについてお尋ねをしてまいりたいと思います。  近島、萱場、旦島、北島、東島地区と仮換地指定がごく一部を残しまして順次進んでまいりまして、それぞれの地区においては側溝整備等の住環境が整いつつあり、長年この事業の進行を待っていた人々にとっては喜ぶべき出来事であろうかというふうに思います。一方、仮換地指定の中にあっても幾つかの事情があって問題点を残している部分、事業のおくれや未調整のために、早く仮換地指定をしてほしいという願いを持っている人があっても事業が進んでいかない地域などあるわけでありまして、それらに対してはもっと積極的によく話を聞き、調整し、取り組んでいく姿勢の誠意をまず求めておかなければならないというふうに思います。職員の皆さんも少ない人員の中で幾つかの補償交渉等むずかしい問題を抱えて懸命な努力はされておりますけれども、それぞれの職員の立場ではできる仕事に限界があり、部長以下、管理職のやる気を促したいと思います。そこでまず、来年度の仮換地指定区域の見通しと工事施行の予定、それに伴います来年度当初予算枠の見通しを、まず第一点の質問としてお尋ねをしておきます。  で、事業計画で見てまいりますと、基本事業費その他合わせまして十一億円が予定されているわけでありますが、これは計画策定時点のときからの時の流れや物価上昇、工事単価の年々改定あるいは国の補助金等の先行き不安等から考えますと、事業量、事務量が減少していきはしないかというふうに心配をするわけであります。で、仮換地指定区域が広がれば工事面積も広がり、予算の枠が拡大していかなければ、すでに仮換地指定済みの地域は工事量は減少するかに見えるわけであります。で、来年度への見通しは計画はどのように考えておられるのかお伺いをしておきます。  で、特に工事を着工してほしい、あるいは移転対象等早くやってほしいというふうに皆さんが願っていらっしゃる部分というのは、畑の中よりもむしろ道路や側溝整備を期待している民家集中地区であります。これは補償費も工事費も非常に多く必要な部分でありますが、こうした部落内の整備等は今後どういうふうにされていこうとされているのかお尋ねをしておかなければならないと思います。上下水道の布設等々も関連がありますので、あわせて都市計画部長の見解を求めておきたいと思います。  次に、保留地の処分についてであります。仮換地発表直後、住民の皆さんから、自分の宅地や農地に隣接をして換地の割り込み等から、あるいはつけ保留地あるいは保留地等がつけられた場合、特にそれがいままで自分が所有し使用してきたような土地であれば何とか特別処分をしてほしいと数多くの要望書が出されてきたわけであります。当然特別処分を受けるという要望書を出されるとき、換地係に対しましては、自分の予算の関係もありますので坪単価どの程度で特別処分が受けられるかどうか、お尋ねになっているわけであります。で、そのとき大体皆さんはお聞きになって承知はしておられるわけでありますが、しかし、現実には年々の地価の上昇や付近周辺地の売買実例等が参考にされ、評価委員会で単価が審議され、まあ私も昨年本会議でも取り上げましたように、平米当たり九万円も十万円もする時代になってしまったわけであります。場所によって多少の差異はありますけれども、しかしサラリーマンのような過小宅地の所有者がつけ保留地をつけていただいても、あるいは農家でも自分たちのいま手持ち金の中ではとうてい手の出せない数字になってしまっているわけであります。つい最近も、これ則武の区画整理事業地域でありますけれども、保留地処分価格が当初聞いていた金額の倍になってしまった。とうてい、退職金の中で買う予定をしていたけれども、これでは買えなくなってしまった。何とかしてほしいというようなお話を聞いたこともあるわけでありますけれども、今回保留地処分が補正に上げられているわけでありますが、一体この地価がどこまで上がっていくのか、昨年の例から言いましても、公共性のある土地については案外処分金が安くって、個人に対する処分金は高かった例がありましただけに、今回の処分金は平米単価幾らなのかお尋ねをしておきたいと思います。これ、いろいろな地域によって、場所が違いますので、平均単価で結構でございますので教えていただきたいと思います。  さらに、区画整理事業のメリットというのは、土地の面だけからをとらえれば、個人にとっても非常に環境もよくなりますし、それから農地をあるいは土地を持っていらっしゃって、売ろうという意思のある方にとっては、地価の上昇があるというふうに市当局も説明をされているわけでありますが、小規模宅地所有者にとってはその土地だけでしかなく、売れるものではないわけであります。一方、市当局にとっても、本換地後は土地の評価額が大きく変わってくるわけであります。一つの農地でありましても、路線価評価による固定資産税や都市計画税は、あるいはそれが宅地化をされていけば何十倍、大きいところでは百五十倍とか二百五十倍になるというようなお話も資産税からお伺いをしているわけでありますが、他のどんな大プロジェクト事業よりも市財政にとってはこうした区画整理事業が財政メリットが大きいわけであります。つまり安定的に、将来、未来永劫にわたって税金として取れる、投資効果の最も高い事業であります。それだけに、土地の価格が上がり、ごく一部の人にしか土地が買えないとすれば、この保留地処分金価格は行政配慮の中で対応していく必要がありはしないか、大変むずかしい問題ではありますけれども、しかし、地価の上昇や評価委員会の審査、工事量との兼ね合いというふうに、ただ単に簡単に片づけないで、私はもう少し土地政策として考慮をしていく必要があるというふうに指摘をしておきたいと思いますが、これについてお答えをいただきたいと思います。  次に、水の問題についてでありますが、さきの質問者と重複する部分は避けておきたいと思います。  この中で特に私指摘をしておかなければならないと思いますが、常に私が申し上げてまいりましたように、萱場、旦島北部の水路を通しまして、三〇三号線、一五七号を越えまして旦島、本郷南地区を流れますあの水路に面する一面は、この前の八月三十日の一時的集中豪雨によって、大変九・一二の集中豪雨を思わせるような、大変な出水の状況でありました。すでにその水の出方を見て家財道具を二階へ避難をさせる準備をされた家庭もありましたし、それから、このとき島の農協前には両満川の水があふれまして、国道が交通麻痺をする、あるいはこれは区画整理区域内ではありませんが、鏡島大橋南詰めの浸水によって環状線がストップになるなど、大変な混乱を来した事実も皆様御承知のことであります。私もこうした現状を河川課にも要請をいたしまして、実はジープで見に来ていただいたわけでありますが、ジープのブレーキに水が上がってブレーキがきかなくなった、区画整理課の方もこういう実態があったというふうに報告を受けておるわけでありますが、河川課の職員は、惨状は聞いているけれどもこんなにひどいとは知らなかったということをつくづく述懐をされていたわけであります。私は、これらの水の処理の問題について、かねてから何回も、一体五号水路への両満への切り落としはどうするのかというふうに問いかけてきたわけでありますが、もうこの水は一五七南にはすでに水路が両満に通じておりますので、一五七掘削以外には一つは方法はないというふうに思うわけであります。早田川排水機場周辺からの水をすべて旦島で受けて、その問題を河川課へ行けば、これは区画整理事業ですよと、区画整理事業へ行けば、まあちょっといつのことかわからないけれども、もうしばらくお待ちください、この間の答弁も若干の時日を要するというふうに答弁をされているわけであります。いつまでほんとに同じ答弁を繰り返すのですかと、住民を代弁して私は言わなければならないというふうに思うわけであります。本当に住民の皆さんにいつまで待てというふうに言うのですかという質問を都市計画部長にしたいと思うわけであります。一五七号の掘削については、いつ、どのような方法で、それによって水の湛水は防げるのかどうか、あるいは本郷南から更屋敷地区の水路の改修はいつなのか、常襲地帯の水処理について明快な答弁を求めておきたいと思います。  さらに、この区画整理事業に伴う水路河川の一五七掘削についてお尋ねをしておきたいと思います。  いま、県の施行で一五七環状線西へ舗装工事が着工されたわけであります。これ国道でありまして、県には県なりの道路管理基準があっての工事だとは思いますけれども、私ども素人目に見てまいりますと、まだ舗装のやり直しをしなければならないような状態ではないと思いますし、十分交通に対応もできますし、まだ国道といいながら、側溝の未整備地区や区画整理事業に伴う大工事であります水路二本と両満川の橋梁のかけかえなどが残っているわけであります。お話を伺いますと、その部分は除いて県が舗装をするというふうなお話を聞いているわけでありますが、先ほど申しましたようにまだ十分交通に対応できる道路をそうした大事業を抱えながら、いま県が全面舗装していくということに、何かむだな投資がありはしないか、むしろ、そうしたすべての工事を完了して後、県が一斉に全面を舗装された方が道路の管理上もいいのではないかというふうに思うわけであります。こうした区画整理事業との調整は一体全体どうなっているのか。せっかく舗装したところをまた掘り起こさなければならないというようなむだな投資は、この時代でありますから避けるべきでありますし、仮にそういうことがありますと、原因者負担として結局は区画整理事業の費用で補修が行われなければならないというふうに考えるわけでありますが、その点についてどうなっているのか、お尋ねをしておきます。  実は、道路工事等する場合、岐阜市においては、各関係団体、各庁内の機関との道路協議会がありまして、関連する施設について協議をされて工事が施行されるというふうに聞いておりますが、県と市とではこうした協議や調整機関がないのかどうか、どうもないみたいな気がするからこういうような事態が起こるわけでありますが、この点についてもあわせてお尋ねをしておきたいと思います。  それから、六月議会でもちょっと触れましたけれども、今回伊自良川左岸堤の改修工事により、旦島地区の住民は五町一反余の農地を結局は手放さなければならない事態になったわけであります。この農地は、市民税の標準所得割から言いましても専門蔬菜畑として畑の中では一番高い所得標準がかけられているわけでありまして、税務当局でさえその土地の優秀さを証明し、農家にとっては何にも増して宝の土地であるわけであります。で、大方の農家の皆さんは、この土地が買収されることによって、また島の区画整理事業の減歩との割合によって、岐阜市の農家基準の五十アールをほとんど割ってしまう事実が出てくるわけであります。機械は大型化し、畑が少なくなったからといって、借金で買いました農機具を返すわけにもいかず、何とか食べられる農業だけはやっていきたいというふうに気持ちを持っておられるわけであります。そこでお答えをいただきたいのは、仮換地指定後の農地内における旧導水路や雑草地、荒れ地、宅地へ入って建物がある場合は、補償との兼ね合いがありまして、非常に時間もかかるんではないかというふうに私は感ずるわけでありますが、それらも早く解決をしていただかなければなりませんが、こうした旧導水路や雑草地、荒れ地の耕作不能の部分に対しては、いっときも早く農地への整地を求めたいわけであります。たとえば、換地の割り込みによりまして、旧導水路が畑を斜めに横切ったり、耕作中の畑の真ん中に道路が入って畑が畑に換地をされたりして耕作をできない実態があちこちにあるわけであります。私はあの、いっときも皆さんが耕作をしたいというこういう願いにこたえ、伊自良川の改修工事との兼ね合いもありまして、ぜひともこうした不能農地に対して整地を求めたいと思うわけでありますが、これに対して、いつ、どういう形で整地がされていくのか、お答えをいただきたいと思います。  次に、都市計画部長に最後の質問でありますけれども、相当多くの家屋移転対象の方々もありまして、それぞれいろいろの事情の中でやむなく補償交渉が成り立ち、相当の私費を加えられて家屋の移転をされている方があるわけであります。私は、補償も当然のことでありますけれども、移転をしていただくためには、環境整備の一つにどうしても周囲の側溝整備を挙げなければならないと思います。特に水がつく常襲地帯だというふうに、この前の集中豪雨の経験から土地をかさ上げされる方があるわけであります。飛び換地で行った場合、皆さんかさ上げされるわけでありますが、側溝がないために非常に不都合な状態になるところが多いわけでありますが、こうした移転補償の前提条件として側溝等の整備あるいは上下水道があればそれを当然優先的に完備をしてから、移転してくださいというのが筋ではないかと思うわけであります。これらについて、直接の移転対象者の方からなかなかこういう願いも聞いていただけない──本来なら、こんなことは本会議でやりたくないわけでありますが、なかなか答えてくださらないために、あえてこの場で移転対象家屋についての側溝整備等は、環境整備大前提であるという観点から申し上げ、お考えをただしておきたいと思います。  またもう一つ、この側溝整備にかかわって電柱の問題であります。いま六メーター道路の狭いところに、側溝の外側といいますか、道路側に出ている電柱に対しては、巻き側溝型にいま土木部は改良されている部分もあるわけでありますが、島の区画整理は側溝の外側、道路側に電柱が立っているわけであります。民地で了解が得られたところについては民地の中へ立てさしてもらったという話は聞きますけれども、土木は巻き側溝型に切りかえて区画整理事業は外に立てていく、特に六メーター道路のような狭い道路の場合、たとえそれが電柱片側であっても、少しでも道路を広くしていくという立場からいえば巻き側溝型が望ましいのではないかというふうに私考えるわけでありますが、その点についてどのようにお考えなのかお尋ねをしておきたいと思います。  続きまして、土木部長にお尋ねをしておきたいと思います。  都市計画部長にもお尋ねをいたしました、たとえば一五七の舗装工事等にかかわる県と市との協議調整機関があるのかないのか、これあの、都市計画部だけではなしに、土木部にとっては市全域では相当の県管理の道路等もあり、その掘削に当たっては地元の住民の意向も十分反映をしながら、工事調整をされていく必要があるというふうに思うわけでありますが、そうしたことはいままでどういうふうであったのか、あるいは今後はどうされていくのか、お尋ねをしておきたいと思います。  次に、これに関連しまして、環状線工事に伴う問題点についてお尋ねをしておきます。いま、白菊町、大福町地内環状線を全面通行どめにいたしまして、地下道と早田川の橋梁のかけかえ工事が始まるわけであります。一つは、地下道工事でありますが、いま、そのすぐ前で移転工事が、これ家屋移転工事でありますが、進められているお宅があるわけであります。とにかく地下道をやるから早くどいてくださいというふうに、移転工事が完了もしていないのに県から強い要請があった。だけども、仕事、営業の関係もあり、いますぐのけないからということで、工事が半断面からかかっておられるわけであります。したがって、立ち退きは完了しておりませんので、狭いために実は地元の要望もありまして全面通行どめの予定を一部小型車だけ片側通行をさせている実態があるわけであります。ただし、大型車については迂回路を回って通行をさせているわけでありますが、これもまた六メーター幅の道路で、しかも通学時間帯など大変危険な状態にさらされているのも事実であります。これなども、県と市あるいは住民などともよく話し合って、早田川の橋梁から先に工事にかかった方が、交通遮断をする、多少の交通渋滞はありますけれども、交通遮断をすることも少なくて済むでしょうし、それから移転家屋の対象の方にも迷惑をかけずに済むんではないか、あるいはまた市営バスがこの工事に伴って来年の二月まで迂回をしていくわけであります。これらに対しても、住民にとってはいままで走っていました市営バス路線が変わったということで、大変不都合な事態になっているわけであります。こうした問題点について、市土木部は十分県との協議がなされたのかどうか、地元の皆さんが県へお話しすると、県としては話が通っていたけれども、なかなか市へ言っても解決されない、あるいは結局はこういうことになってしまったというふうに嘆いておられますので、こうした協議に対して市は市民の安全あるいは市民の営業権、生活権を守る立場からどのように協議をされていったのか、明らかにしてほしいと思います。  次に、伊自良川左岸改修に伴う問題点でありますが、これは六月九日に地元において初めて地権者に対して建設省から、激特最終年度の採択として着手したい、築堤は早田川排水機場下流三百五十メートル、激特関連事業として二百メートルやっていきたい。しかし、用地買収だけは当年度、この前石堤まで全部買収をしたいという説明がなされたわけであります。地元では、九・一二災害時のあの実態を知っておりますから、いっときも早く堤防をつくってほしいというふうに願いながら、実はいささか突然な話だという感じもなきにしもあらずでありました。また、それから建設省が今日まで幾つか説明の機会を地元の皆さんにしてきたわけでありますが、建設省が来て説明をするたびに、工事の方法や堤防の幅や工事区間の問題など、変更がされていったわけであります。市の土木部に、一体全体県はどういうかっこうでやろうとしているのか、その辺がわからないかというふうにお聞きをしましても、いや、建設省がおやりになることですから私どもではわかりませんという回答でした。ずいぶんいろいろ議論をいたしまして、最終的な詰めに近づきました八月二十二日、市の土木部長にも来ていただきまして、若干の未調整の部分についての協議をしていったわけでありますが、五百五十メートルの先については、私はまだ何にも聞いておりませんし、建設省は一般改修で行うというふうに言っておりますという、その範囲の説明でしかなかったわけであります。それが八月二十七日になりまして、建設省の工務課長も一緒に用地課長と参加をいたしまして、役員会に出ました折に、名鉄の揖斐線とそれからさらには五百五十メーター、名鉄の揖斐線まで延びたその先は一体全体どうなるんか、少しばか残しておいてもおかしいんではないかという、いろいろな質問の中で工務課長は、それでは一五七号の国道までとにかくじゃあ暫定築造やりましょう。非常に、どういう予算が動かせれるのか、ちょっと私わかりませんけれども、非常にいとも簡単に、それじゃあそこまで延ばしましょうというふうに答えられたわけであります。私たちはいっときも早く全面堤防の築堤改修を行ってほしいと思いながらも、一遍にまたたく間にこう一五七まで築堤が延びたわけでありますから、しばらく唖然としたというのが事実であります。しかし、皆さんのいろんな話し合いの中で一応の御了解をいただき、今晩最終のまとめの総会を予定をしているわけであります。  そこでお尋ねをしておきたいわけでありますが、市土木部としては、市民の命や財産を守るために、こうした工事についても全くその工事概要を知ることなしに用地買収だけにかかわっていくのか、もう少し私はその実態、工事概要を知る必要があるというふうに思うわけでありますが、その辺についての土木部長の見解を求めておきたいと思います。工事はどんな形で、どんな工法がとられていくのか、御承知ならお答えをいただきたいと思います。  なぜ、私、このことをお尋ねをいたしますかと申しますと、実は正木川の改修にかかわって五十三年の二月六日付で正木広報会と市土木部との一つの覚書があるわけであります。この覚書というのは、八項目ありまして、そのうちで尻毛橋及び名鉄鉄橋の取りつけ堤の改良について、激特事業と同時に建設省木曽川工事事務所、岐阜県土木事務所と協議しながら改良しますという覚書があるわけであります。たとえば旦島の地元の皆さんにお話を伺いますと、あの突堤は、たとえば長良川本川が水位が上がったときに下流から差し込みをしてきて、あの突堤があるおかげで畑が冠水を免れる場合もあるというお話も伺いますし、上流から見れば、水を阻害することなく流すためにはあの突堤は非常に邪魔な部分であるというふうに思われるわけであります。あれは、戦争中名鉄の橋脚を武器にするために提供したために土手がつくられたというふうに伺っておりますが、工事の概要を知らずにこういう覚書との兼ね合いが詰めていけないと思うわけであります。これらについて、どういうふうにやられていくのか、この約束、覚書をどのようにされていこうとしているのか、お尋ねをしておきたいと思います。  それから、寺田の曽我屋等の改修においては、いま橋脚を埋め込み式で堤防につくっておられます。実はこの名鉄揖斐線に沿いまして、都市計画街路であります運動場―加茂線の計画決定が指定をされているわけであります。西は農事試験場付近まで、東は旦島から則武区画整理事業地内を経由して、徐々に整備が進められているわけであります。事業決定ではない、事業認可ではないと言いながらも、私たち素人目から見ますと、築堤工と同時に橋脚でもやっといた方が、また堤防を掘り返す必要はないんではないか、そういうふうに思いますので、これらについて建設省に対してどのように要請をされているのか、お尋ねをしておきたいと思います。  次に、あの老人保健法につきまして、衛生部長にお尋ねをしておきたいと思います。  老人保健法の来年二月実施をめぐりまして、多くの方々から現行制度の後退に対して質問が投げかけられてまいりました。増高する医療費の抜本的な見直しをすることなく、個人負担の増加やしいては受診抑制のためにだけしかないという法の改正でありまして、せっかく長年の願いの中から実現をいたしました七十歳以上老人の医療費無料制度の後退等々、幾つかの問題点が指摘をされてきているわけであります。答弁では、具体的な指導や通達が来ていないので、まだどうするという明確な答弁もなされていないようでありますが、私は現行制度を後退させることなく存続させる方向で鋭意努力をしていただきたいということで、この点については要望をしておきたいと思います。  実は、今回の老人保健法の改正は、この医療費を含めまして七つの事業を挙げているわけであります。健康手帳の交付だとか健康教育、健康相談、健康診査、機能回復訓練あるいは訪問指導等々があるわけであります。この原資でありますけれども、国が二〇%、市、県で五%ずつ、そして保険者が七〇%を拠出する仕組みになっているようでありますが、この保険者の負担が、政管健保では百七十億、組合健保で七百八十億、共済組合健保で二百十億の負担増、そして船員保険では四十億と国民健康保険では千五百七十億円の負担減が図られる、そういう内容のようでありますが、確かに国保の面だけからとらえれば結構な制度ということで、全国的にも国保財政を担当していらっしゃる部分からは歓迎されているやにお聞きをいたしているわけであります。岐阜市では、一体幾らこれによって出てくるのか、負担減があるのかお聞きをいたしましても、実は計算ができていないということであります。しかし、この制度をよくよく考えてみますと、要するに政管健保等に対する国庫補助金が千八百四十億の減少をもたらすものであり、結局その分が各種保険者や個人負担に転稼をした、そういう結果になっているという、国にとっては大変都合のいい制度であると言わなければならないと思います。いろいろな保険事業に対しまして、厚生省は当年度もそれなりの予算化をしていますが、そのどれをとってみましても保健婦さんの出番が非常に多い仕事のようであります。厚生省も今年度、全国で一万五千人ほどの保健婦さんがいらっしゃるわけでありますが、そのうち老人保健に携わっているのが二千人と計算をいたしまして、それに新たに新規採用四百人、それから退職保健婦の活用ということで千五百人、計四千人の保健婦さんをこの事業に充てようと予算措置がされているようであります。岐阜市に対して、この保健婦の新規採用、保健所に配分する百人が予定をされているようでありますが、岐阜市にこの配分が見込めるかどうか、結局国庫負担との関係がありますので、この百人が見込めるかどうかわかりませんけれども、しかし、現在岐阜市の保健婦さんは二十九人。住民対比でまいりますと一万三千人余の住民を対象として日常保健婦活動が続けられているわけでありますが、さらに老人保健法の制定に伴って保健婦さんの活動分野が非常に多くなってくると思うわけでありますが、これらの対応について今後どう対応されていこうとしているのか、衛生部長からお答えをいただきたいと思います。  それから、健康教育の問題でありますが、今回の場合は四十歳以上を対象にしているようでありますが、私は健康教育というのは、せめて中学校の義務教育のうちから健康の価値やとうとさを徹底をしていく、特に予防が可能な成人病や慢性病疾患あるいはがんなどの知識を得させるための教育をする場、保健体育の時間の中へ副読本を使うなどしての教育をやっぱりやっていく必要があるんではないかというふうにも思います。また、健康診査も他都市より岐阜市は大変進んでいるようでありますけれども、しかし、たとえば二十歳の成人記念の健診等もして、若いうちから対応していく必要もあるというふうに思うわけであります。昔から厄年という言葉がよくありますけれども、やっぱりこれは生理上あるいは健康上の一つの人間の節目だというふうに思うわけであります。こうした時期を選んで健康教育を徹底をしていく、あるいは健診を強化していく、それらも大変大切なことではないかと思います。  それから、いま、がん検診は胃とそれから子宮を対象にしているわけでありますが、岐阜市の死亡例から見てみましても、乳がんだとかあるいは肺や気管支炎系のがんの死亡率も大変高くなってきているわけであります。これらを加えていく必要もあるというふうに思いますが、これらについて衛生部長は今後どのように対応されていこうとするのか、ぜひ見解を求めておきたいと思います。  で、老人にかかわって、老人と言うとちょっとあれですが、福祉部長に一点だけお尋ねをしておきたいと思います。  御承知のことだと思いますが、先ごろ名古屋駅構内にたむろしておられた浮浪者風と言うと大変言葉は悪いかもしれませんけれども、二人の男性の方が、夏休みを終えて訓練施設へ帰ろうとしている車いすの身体障害者の方から、金品を奪って逃げるという事件が発生したことは皆さん御承知だと思います。幸い大きなけがはなかったものの、自分の力で抵抗するすべを持たない身体障害者のくやしさ、あるいは大ぜいの人通りの中での出来事等いろいろ思うにつけまして、腹立たしい思いをしたのは私一人ではなかったと思います。こんな事件がありましてから特に気になり出しましたのは、新岐阜駅前の地下道でいつも座っておられる二人の男性の方であります。お見かけするところ六十歳から七十歳ぐらいの年代の方でしょうか、冷たいコンクリートに座り、身の回りの品々を置き、物ごいをしながら、時には語り合い、時には横になっておられるわけであります。で、拝見する限り、この方々には名古屋のような事件は起こらないと思いますが、しかし、今後これを放置しておいていいというものではないと思います。お年寄りでありますだけに、あの冷たいコンクリートに座っておられることは大変身にもこたえますし、生活の援助等の問題も、あるいは健康上の問題も考えてあげる必要があると思うわけであります。かつては新成寮などもありまして収容されていたわけでありますが、これらの方々の実態はどのように把握をしておられるのか。あるいはまたこの方々を含めてまだほかに二、三こうした方の姿を町の中でときどき見かけるわけでありますが、どのように対応されていこうとするのか、お尋ねをしておきます。  最後に一点だけ、その他で市長にお尋ねをしたいと思います。  昨日、鈴木首相が財政非常事態宣言という形で記者会見をされたことは、皆さん御承知のことだと思います。財政見通しの誤りや財政破綻の責任を明確にせずに、そのしわ寄せを大衆負担、教育や福祉を切り捨て、切り下げ、公務員賃金の抑制に肩がわりをさせようとする姿勢が明らかになってきているわけであります。この人勧制度は、常に申し上げておりますように、公務員労働者の労働基本権の代償措置として、その完全実施を政府や国会に義務づけたものであることは言をまたないわけであります。で、市長は市民の命と暮らしを守ると同時に、その市民のために日夜懸命に働く市職員の生活と権利、その家族の生活をも守る義務があるわけであります。今日まで賃金抑制、退職手当カットなど、抑制措置がとられた上に、労働基本権の保障のためのこの代償措置としての人事院勧告の凍結は、全国二千万労働者とその家族の怒りを買い、あるいはまた一方で消費の落ち込みを来すことは当然であろうと思います。で、鈴木首相は閣僚会議や国会審議にゆだねるとして、はっきり自分の意思を明確にしませんでしたし、きのうあるいはきょうの大臣交渉等の経過を見てみましても、非常に給与担当大臣であります自治大臣が、両論あるが、要するにその人勧実施と、それから凍結と二つのこう考え方があるわけでありますが、世耕自治大臣は両論の中で強いて言えば中間である、しかし、人勧は尊重されるのが当然である。まあ非常にあいまいな答弁をしているわけであります。この中で労働大臣と総務長官が完全実施を主張しているという報告もあったわけでありますが、市長は市の職員の賃金改定について、この人勧完全実施について人勧を尊重し、完全実施をするべきであるというふうに申し上げ、その見解だけ求めておきたいと思います。  以上で第一回の質問を終わります。(拍手)     〔私語する者多し〕 ◯議長(西垣 勲君) この際、暫時休憩いたします。
      午後二時五十六分 休  憩            ━━━━━━━━━━━━━━━━━   午後三時三十四分 開  議 ◯議長(西垣 勲君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  質疑並びに一般質問を続行いたします。市川尚子君に対する答弁を求めます。市長、蒔田 浩君。     〔私語する者多し〕     〔蒔田 浩君登壇〕 ◯市長(蒔田 浩君) 市川議員の御質問に対しましてお答えを申し上げます。  私に課せられました質問は最後の問題でございまして、昨日鈴木総理が財政非常事態宣言ということで、報道記者とのテレビ会見があったわけでありますが、     〔私語する者あり〕 国民として今日の国家財政が悪いということは、これはやはり国民ひとしく心配をしなければならぬということでございます。こうした非常事態宣言というようなことは過去にも私たちが余り記憶がない、そういうようなこの国の事態、政府の憂慮すべき事態であるということからおっしゃったわけでありますけれども、その中で公務員の給与、いわゆる人事院勧告の問題にも少し触れられておっしゃっていらっしゃるわけでございます。それで御質問は基本的な問題と、そして今後の問題と両方あると思いますが、基本的にはこれはもう国家公務員法に、そしてまたこの人事院勧告という制度は、あくまでストライキ権がない、それに対する人事院勧告でありますから、従来もそういう形であり尊重せられてきたわけであります。そうした事態と、また、われわれもそれは人事院勧告というのは尊重さるべき制度であるということはお互いによく承知をしておるわけであります。ところが一方にはこのたびの臨調の第三次の答申では、人事院勧告は尊重されるべきであるけれども、しかし、財政事情を勘案してやるべきであると、こういうことが新たに出てきておることも事実であります。したがいまして、そうした臨調と、あるいはまた人事院勧告制度、そして今日の国の財政非常事態、そういうものを勘案をして総理としておっしゃったのではないかということでございます。しかし、総理も凍結するとかどうかはっきり明言をせられておるわけではないわけであります。そういう国民世論、あるいはまたそうしたいろいろのこの財政事情も勘案して、そして今後給与閣僚会議の結論によって、あるいは討議によって総理として決定をしたいと、こういうふうにおっしゃっていらっしゃるわけでございます。やはり市といたしましては給与の基本原則でございますところの均衡の原則というのがあるわけであります。これは地方公務員は国家公務員に準ずると、これが基本原則でありますから、従来もそういうことできたわけであります。今後国家公務員がこのたびの人事院勧告に対してどのようになるかということは今後のまた推移を見なければなりません。したがいまして、いまどうする、こうするというようなことは岐阜市としてまだ申し上げる時期ではないわけでありますが、そうしたやはり国家公務員に準ずるという基本というものは、やはり堅持しなければならぬ、こういうふうには思うわけでございます。 ◯議長(西垣 勲君) 教育長、橋詰俊郎君。     〔私語する者あり〕     〔橋詰俊郎君登壇〕 ◯教育長(橋詰俊郎君) お答えを申し上げます。  学校施設の充実でございます。特別教室の配置、充実につきましてお答えを申し上げます。  特別教室と申しますと、理科室、音楽室、美術、技術家庭科等がございます。御指摘の事実は比較的以前に建てられた学校、生徒数増による一般教室の改造等の学校においてそうした事態が生じていると思います。現在、五十六年に小学校の子供がピークになりまして、教室の内部改造等によってそれを対応しております。中学校は六十年、六十一年に規模がピークになっておりますので、教室の適正規模増改築、適正規模分離校の建築ということで努力をしております。そういう中で御指摘の特別教室のアンバラを解消してまいりたいと、こういうふうに考えております。  次に、職員室でございますが、職員室は全職員の日常的な集会接触の場であり、職員朝会、学年打ち合わせ、学年主任を中心とする連絡協議、報告、教材指導法などの研修、文書校務の処理など、児童生徒の教育活動の基地としての役割りを持っております。また、教職員の人間関係を深める場でもございます。その他教頭、事務職員の執務室でもあり、教頭の指導助言、指示、相談、人事、事務管理、教委との連絡、報告事務、保護者や外部との渉外など、広範囲な事務管理が常時ここで行われておるわけでございます。すなわち、学校教育活動の中枢の場でございます。したがいまして、これらの機能を能率的に果たすために施設設備を十分整える必要があり、やはり全職員の机を配置し、活動しやすい、ゆとりのあるペースをとりたいということで努力をいたしております。そういう中で休息のコーナーなどもできるだけ設置をしてまいりたいと思います。したがって、環境といたしましては通風、換気、照明、採光等々設備をいたしまして、新しい図書の置き場とか、あるいは研究物のカセット化というようなことも考え、先生方の教育活動の中枢の場として充実すべきだというふうに考えます。したがいまして、冷房装置が職員室に設けていただければほんとにそれにこしたことはございません。現段階ではしかしまだそこまでほかにいろいろ設備をしなけりゃならないことが優先されますので、まず暖房の面では子供と同じ歩みを進んでおりますが、冷房の面につきましても子供とともに歩むという方向で、将来の問題として考えたいと思います。  それから次に、父兄負担の軽減でございますが、昨日は学校の予算を増額するように努力したいと申し上げましたが、御指摘の学校割り当て制でございますが、安易に先生方が父兄負担にお願いをしたりすることのないように、財政の方と十分にこの問題については話し合ってまいりたいと思います。  次に、部活動でございますが、かつて学校教育活動として行われていたものが、一時社会教育活動に移行されたわけでございます。子供の教育という立場で、学校教育で実施する方針で現在取り組んでいるわけでございまして、月曜日から金曜日に定められた時間、各部自主的な活動を体育館、運動場で実施をいたしております。土曜日は比較的指導時間がとりやすいので、運動場、体育館において二、三交代によってやっておるような実態でございます。日曜日は学校で活動する率が五三%になっております。もちろん、この場合には学校の指導者がついております。考え方といたしましては、学校教育の中で非常に大事に扱っていきたいと、このように考えております。真剣にこの部活動に取り組んでいる学校は、教師も子供もともに気持ちが一つで、生気もみなぎっていると、学校の成績あるいは体育スポーツの成績も実績が上がっている、非行も少ないというような実態が出ております。そういう関係で指導者はあくまでも教師が担当するという考え方でいきたいと思います。本当に教師に真剣に子供を育てる気持ちで取り組んでいただきたいと思っております。ただ、従来の関係で子供が本当にこのスポーツに取り組みたいと考えてはおりますが、その専門の指導者のないという学校があります。そういう学校についてはやむなく社会コーチをお願いいたしておりまして、現在各学校にお二人ずつを認めるという方針で進んでおりますが、将来は先生の中に指導者をだんだんと勉強していただきまして、先生の手でもって指導していただくという方向でこれに対応していただきたいと、こういうふうに願っております。スポーツを楽しみながら最終的にはこの青少年時代の活力を十分このスポーツに発揮するということを目的にしまして、最終的にはやはり対抗競技には勝つということで、あくまでも教育的な指導ということに重点を置いていきたいと思っております。施設面の充実につきましては、いろいろ限られた場所で全部の子供が一斉にこの部活動に入るということがいろいろ困難な問題もありますが、そこは学校の中でいろいろ工夫を、交代制をとったりしてお願いをしたいというふうに思っております。格技場などの新設も今後の課題でございます。  以上でございます。 ◯議長(西垣 勲君) 都市計画部長、近藤直彦君。     〔近藤直彦君登壇〕 ◯都市計画部長(近藤直彦君) 区画整理事業に関しまして、約十項目の質問をいただいたわけでございます。順次それについてお答え申し上げていきたいと思いますが、順序不同になるかもしれませんので、御了承が願いたいと思っております。  第一番目の、来年度の事業の見通しでございます。来年度事業費につきまして、国から指示受けておりますのはゼロシーリングと、こういうような形のもので、昨年と同程度の事業費しか見込めないと、こういうようなことでございます。したがって、本年度約十一億と、現計で十一億と、こういうような形になっておりますが、来年度も恐らくそのような形になるのではなかろうかと、こう思っております。  それから第二点目でございます。特に事業の見通しあるいは事業量の見通しと、こういうようなことを申されたわけでございます。来年度につきましては、現在進めております西中島並びに江口の話が了解がつけば、仮換地の指定をしたいと、こういうような方向で現在進んでおるわけでございます。したがいまして、事業といたしましてはこれら両地区の仮換地指定並びに道路の整備と、仮設道路の整備と、こういうような形になると思っておりますが、これはまだこれから検討する段階でございますので、およその形として申し上げるわけでございます。詳細についてはまだ検討、これからの段階でございます。  それから、民家集中地区とかあるいは部落内の整備を急げと、こういうようなことでございます。区画整理事業の目的といたしまして、土地利用の増進とかあるいは環境整備と、こういう問題もございます。人の生活のあるところについてはやはり優先的にやるべきであると、こういうようなことでございまして、すでに菅生とかあるいは北島、こういうところについて部落あるいは人家の集中地区については、ある程度の集中的投資を図っておると、こういうような御事情も御賢察をいただきたいと思っております。  保留地の単価でございます。これは毎年の世の中の経済動向によって決まってくるわけでございます。来年度の経済動向がどうなるか、あるいはそれに伴う地価の上昇率がどうなるかと、こういうような前提条件は不明でございますが、およそ現在の推計では各地区の地区、地区によって相違はございまして、平均して約平米当たり八万円と、こういうふうになるだろうと、こういうふうに思っております。大体これは売買実例の約二〇%を下回る額でなかろうかと、こういうふうに思っております。  それからその次が、小規模所有者に対するつけ保留地の処分の問題でございます。小規模の宅地の所有者につきましては、過小宅地の救済措置といたしまして、百平米までについては法的にもある程度考慮が払われておるわけでございますが、この島の区画整理事業につきましては、さらに百平米を超え二百平米までの過小宅地の方については、さらに減歩の軽減を図るような措置が講じてございます。したがって、以上のような措置が講じてございまして、さらにそこにつけ保留地があると、こういうような場合におきましてはその保留地の処分の価格について特別の考慮を払っておりません。ただし、処分についてはその過小宅地の所有者に処分をいたすと、こういうことにいたしたいと思っております。     〔私語する者あり〕  それから、水の問題でございます。これは、先日もこの旦島あるいは萱場地区の排水路の整備と、こういうことについて御質問があったわけでございまして、現在本年度事業といたしましては、重点的にこの浸水に対する被害を軽減するような形で五号水路の整備を進めておるわけでございます。その中で若干の時間が必要だと、こういうようなことも申し上げておるわけでございますが、これらにつきましてはこの水路に該当する部分については民家がありまして、これの移転の交渉が要ると、こういうようなこととか、あるいはさらに部落間といいますか、特に排水問題については下流域については特に非常に神経を使われておると、こういうようなことから北島地区に若干の異議があると、こういうようなこともございましておくれておると、こういうような状況もあります。が、これらの問題についてはこれらを十分納得をしていただいた上について実施をしたいと、こういうようなことでございます。  特に一五七号の掘削と、こういうものに関連もするわけでございますが、この一五七号を掘削するというのは、この五号水路の一五七号の個所の横断をつくると、こういうことでございます。したがって、この一五七号の横断をすると、こういう前提で横断をすると、こういうようなことから事前に県の方と協議をいたしまして、横断する部分についての道路舗装だけは手戻りになるためにこれは施工せないと、こういうようなことにしておるわけでございます。  まだ舗装について非常に見たところ十分でないかと、そういうようなことでむだな工事をしていろんじゃないかと、こういうような御指摘もございますが、これは道路管理者である県が、道路の維持あるいは交通安全と、こういうものを考えて実施をされるものでございまして、これが軽々に市の方で判断すべき問題ではないと思っております。  それから、整地の問題でございます。仮換地を指定しますと、当然道路の位置変更とかあるいは宅地の位置変更、畑の位置変更と、こういうようなことで位置が変わるわけでございまして、それに伴っていろんな荒蕪地とか、そういうとこが当たった方がすぐ耕作ができないと、こういうようなことで、現在この荒蕪地につきましては整地費を見て、全部天地返しを行って耕作ができるような形にしておるわけでございます。これらのことについて早く実施をせよと、こういうようなことでございます。これは旦島の更屋敷地内だろうと思っておりますが、これらにつきましては地元と連携をとってやっておるわけでございますが、本年度内に大部分を実施するような予定でおります。ただ一部だけ既存の道路だけを残しておく必要なところについては、これは残ると、こう思っております。  それから、移転に伴いまして特に道路の側溝を早くやってほしいと、こういうようなことでございます。これは各地域におきましてもやはり道路の概成ができれば、すぐ側溝、舗装と要望が重なって出てくるのが当然の結果でございます。が、総体的のバランスも必要であり、工事の実施に際しましてしばらくの時間をかしていただくこともあることは御理解を願っておるものでございます。特に移転に協力された方々の心情は十分察することはできますが、特別にその家屋の前の側溝を実施するということは、側溝は系統的に実施すべきものであり、反面家屋は点在するためにそのような配慮は今後事業の実施に大きな批判を生むような形になりはしないかと、こういうような考えでございます。したがいまして、最終的にはやはり一系統の側溝を整備すると、こういうことで対応していきたいと、こういうようなことでございまして、場所あるいは事業計画によってケース・バイ・ケース、こういう形になろうと思っております。  それから次に、巻き側溝のことが御質問でございます。土木部の方では巻き側溝をやっておるがどうかと、こういうようなことでございます。区画整理事業の区域内につきましては、地元との了解がついたところについては電柱は民地側に建立をすると、こういうようなことをお願いしておりますが、話がつかないところについては道路内に建立をすると、こういうようなことにしております。したがって、巻き側溝のいい点、悪い点はございますが、現在区画整理事業の事業の方針としては巻き側溝は行っていかないと、こういう方針でおります。  以上でございます。 ◯議長(西垣 勲君) 土木部長、坂井 博君。     〔坂井 博君登壇〕 ◯土木部長(坂井 博君) お答え申し上げます。私に御質問の四点について御答弁をさしていただきます。  まず、国道一五七号線及び環状線に伴って、その調整の協議は受けておるのかどうか。そして後どうするんだということだと思いますが、この国道並びに環状線につきましては道路工事連絡協議会、岐阜市にもございますが、県にもございまして年一回行われております。ことしも五月に県で行われまして土木部としては協議を受けておるわけでございます。御指摘の問題につきましては、事業の着手前に事業者と十分協議をいたしまして、いま御指摘の関係、市民の立場に立って交通安全施設、あるいは道路の関係等について万全を期するように努めますと同時に、県に対しても強く要請をしてまいりたい、かように思います。  次に、伊自良川の改修、まあ建設省が改修を計画されております。その伊自良川の当初計画に対する実態はどうかということでございます。これにつきましては、建設省におかれましては当初上流部の則武、正木地域の工事計画が旧堤撤去を含め全体計画がされておったわけでございます。その中には護岸工事も予定されておりましたが、その後実施に当たりまして旧堤の撤去は最低三年間はおくこととなったわけでございます。そのために、この事業費をもって旦島の暫定盛り土を実施することとなり、当初計画が変更になったわけでございますので、どうか御理解が賜りたいと思います。  それから、今後の実施計画につきましては、早田排水機場より下流三百五十メーター及び二百メーターにつきましては、五百五十メーターでございますが完成断面で築堤、これより下流五十五メーター国道までにつきましては暫定盛り土でハイウォーターレベルまで実施される予定でございますので、よろしくお願いします。  次に、覚書についてでございますが、尻毛橋及び名鉄橋の改良については、この覚書の趣旨を十分尊重いたしまして、建設省及び岐阜土木事務所と協議をいたしてまいります。  次の、街路事業の問題でございますが、街路事業、運動場―加茂線がここに計画がされておりますので、建設省の築堤工事が実施されるに当たりましては、都市計画部あるいは建設省と十分協議をしていきたい、かように思います。 ◯議長(西垣 勲君) 衛生部長、高橋 豊君。     〔高橋 豊君登壇〕 ◯衛生部長(高橋 豊君) お答えします。  まず、保健婦の件でございますが、五十四年につくりました、五十五年から六十一年までの保健婦の増員を含めます基本計画に基づきまして、母子保健、成人保健に関するそれぞれ実施計画をつくりまして、それによって業務を進め体制を整備してまいりました。また現在、それぞれプロジェクトチームで乳幼児健診と成人健診の評価、見直しを行っておりますし、また、訪問指導に関するプロジェクトチームでも訪問基準をつくり検討してまいりましたが、おおむね現在の実施計画を進めることによりまして老人保健法の保健事業に対応できると思っておりますけれども、今後一層業務の効率化を図りながら、また、老人保健事業の進展を見ながら、さらに検討を続ける中で適切に対処していきたいと考えております。  次に、御指摘のありました健康教育でございますが、先ほど述べました実施計画の中にもありますが、健康教育の対象はできる限り若年層から行うよう、ことに母子保健に関しましては中学二年を教育の出発点とすべきと述べておりますけれども、何といいましても衛生教育は公衆衛生の基本でありますので、あらゆる機会に効率的に対処できるよう五十六年度から専門係をつくり、あらゆるメディアの開発に努めているところであります。  次に、健診でございますが、現在行っております成人健診は十八歳以上を対象にしておりますけれども、厄年健診とかあるいは年齢を限定した計画健診も考えております。健康増進コーナーの三十歳健診も計画健診の一つでありますし、また、岐阜市におきますがん死亡率は何といっても胃がんが第一ですので、厄年健診を考えまして実施しようとしました。けれども、男は四十二歳で対象になりますけれども女子は三十三歳で対象外ですので、一応ことしは九月のがん制圧月間にテストとして九月満四十歳を迎える人を対象に胃がん検診を実施しましたが、今後は受診率を高めるためにいろいろな方法、対策を検討していかなければならないと思っております。  次に、乳がんでございますけれども、乳がんはすでにチラシとそれから乳がんの模型も購入しまして、あらゆる機会をとらえて自己健診のPRに努めておりますし、肺がんにつきましても岐大の病理学教授と現在まで何回か協議しまして実施の方向で検討しておりますが、何といいましても肺がんの場合は、細胞診検査の受けざらの整備が必要でございますので、それができ次第、他の体制も考えながら実施の方向で進めたいと考えております。 ◯議長(西垣 勲君) 福祉部長、高橋 寿君。     〔高橋 寿君登壇〕 ◯福祉部長(高橋 寿君) お答えいたします。御指摘のような浮浪者といいますか、浮浪者風というところの生活実態については正直言ってつかめておりません。しかし、今後所轄警察署と連携を保ちつつ、その実態の把握とその者の生活実態を十分見きわめた上で、就労指導なりあるいは生活保護の適用なり施設収容等適切な措置を考えていきたいと思います。いずれにいたしましても福祉の基本といいますか、これにつきましては、本人の自助とそれから近隣の助け合い、それから最後に扶助ということになるわけでございます。この三つがバランスよく行われなきゃなりません。これらの人の中には、どうしても自立意識の薄い方も多うございます。したがいまして、そうした方に対する生活指導もあわせて行う必要がございます。それと同時に、かつては新成寮という更生施設を持っておりましたが、これは戦後の混乱期でこれらの人の対応をしてきたわけでございますが、これは所期の目的を達したので、今後はこうした更生施設とかあるいは食住提供施設をつくることは私としてはいま考えておりません。それは、そういうことによって、何といいますか、惰民養成とか、あるいは岐阜市へいっぱいに集まってくるというような経過もあるということでございますので、現在つくる考えは持っていないということでございます。以上。     〔「議長、十三番」と呼ぶ者あり〕     〔私語する者あり〕 ◯議長(西垣 勲君) 十三番、市川尚子君。     〔市川尚子君登壇〕 ◯十三番(市川尚子君) それぞれ御答弁をいただきましたので、時間の関係で皆さんもお急ぎのようでありますが、要望する分、それから再質問する分、ちょっとお願いをしたいと思います。  まず、教育長の答弁についてでございます。  特別教室等については、児童生徒数の変化ということもありますので、これはひとつ配置と充実に向けて鋭意努力していただくように。そして学校の実態というのをもっともっとよく教育委員会も知っていただく必要があるんではないか。そういう立場から努力していただきたいというふうに要望を申し上げます。  職員室の分散の問題でありますが、私あの一つの職員室を完全に解体せよと言っているわけではないんです。確かにいろいろな意味で統一的に連絡調整をする必要もありますけれども、生徒指導の観点から言いましても、時と場合によっては分散する必要もありましょうし、それからまた、そういうふうの、たとえば教師間の人間環境をつくるのだったら、会議室として完全に独立したものを設置していけばいいことですし、それを分散したからといって事務が必ずしも分散をしてやりにくいというわけではないと思います。それは教師仲間の努力も当然でありましょうし、いずれにいたしましても子供たちの教育に目を向けていく教師像、そういう姿を追求するために必要であるという学校からの要望があれば、それにこたえる努力こそ私は教育委員会の大事な仕事であるというふうに思いますので、その点も要望にとどめておきます。  それから、冷房装置はつけていただくにこしたことはないけれども、他に優先される仕事が多いということは、それは確かにそうでありますけれども、しかし、それにしてもやはり努力をしてあげる必要があると思います。勤務条件の改善のためには、こうしたことにも細かく配慮しながら、先生たちが働きやすい環境づくりをしていくことも市教育委員会の責務だというふうに思います。  それから、父兄負担の問題でありますが、財政と協議して努力するというふうにおっしゃいましたけれども、ゼロシーリングということで財政は、たとえば、きのうの鈴木総理の非常事態宣言にもありますように、福祉や教育はどんどん切り捨てていく姿勢がありますだけに、市の財政当局もなかなか、いままででさえ十分こたえてくれないわけでありますが、私は父兄負担をこれ以上ふやさないための鋭意努力というのは教育長の責任だというふうに思いますので、精いっぱいの努力を続けていただきたいし、財政当局もそれにこたえるだけの努力を切望してやまないところであります。  部活動につきましては大変先生方が努力されておりますけれども、やはりこういう先生方の努力に敬意を払う意味からも、指導性と財政面での市教育委員会の方針というのを、しっかり明確に各学校へ指導していただき、子供が一生懸命やりたいというその願いにも当然こたえていただく。やる先生だけがやっていくということだけではやはり問題があるんではないかと思いますし、それから施設等の充実、年々の努力で鉄筋化率九五%以上になったわけでありますから、施設面の投資は徐々にこれから少なくなっていくわけですから、そうした方向で努力されるよう切望しておきます。  それから、都市計画部長でありますが、まず、予算の枠につきましてはゼロシーリングということで大変厳しい状況であります。このことは六十五年が完了目途にされておりますけれども、いまの状況でいきますと大変まだ長引いていく心配があるわけであります。せっかくやりかけた仕事でありますから、いっときも早くやってほしいというのは対象地区住民の総体的な願いであるはずであります。したがって、いっときも早く皆さんの要望にこたえるための努力は鋭意していただかなければならないと思います。その中で特に都市計画部長は水問題について下流域について神経を使うという表現をされましたけれども、じゃあ常襲浸水地帯に対しては、あるいはその地区外の水を受けて区画整理事業が進まないために、常襲浸水地帯に対しては神経を使わなくてもいいんですか。私はその辺いかにも姿勢が悪いというふうに指摘をしておきたいと思います。ほんとに大変お気の毒な状況でありますので、いっときもその努力を、先ほども申し上げましたけれども都市計画部長みずからもっと率先して進めて、区画整理事業の推進のために誠意をもって当たる努力をしていただきたいというふうに思います。  それから、道路の掘削については当然市の判断ですべきではないと思いますけれども、やはりもう少し調整をする必要があるんではないかというふうに思います。  それから、耕作不能地の整地についてでありますが、部長は更屋敷地内と思うが、というような表現をとっておられますけれども、今回指定されました北部下水処理場以北について全面的にこうした問題点があるわけであります。したがって、農地が大変減少した。こうした地区住民の要望にこたえて、いっときも早く旧導水路の整地、整地返しも含めて早く耕作ができるような努力をしてあげる必要があると思います。この点について再度都市計画部長の答弁を求めておきたいと思います。  それから、移転対象家屋の周囲における側溝の整備に関してですが、当然水の排水先の系統性は大事だというふうには思います。しかし、たとえば換地工事、そして補償ですね、これがそれぞれどうもばらばらにやられていて、移転補償は移転補償だけで先行する。そして移転補償が先行し、そうだったら側溝もきちっと整備してほしいと言いますと、それは水の排水先がないからだめですよということで側溝も整備されていかないわけであります。したがって、私は課内におけるそうした調整を全体的に総合的に見る中から、移転対象家屋については優先的に側溝整備をしてあげる必要があるというふうに指摘をしておきたいと思います。あるいはまた、移転対象のために車庫を移動した場合、側溝はできても側溝のふたが決められた、たとえば二メーターしか、一軒に対して二メーターしか置かないとか、いろいろ細かい問題がたくさん派生しておりますので、こうした問題についても、もう少し積極的に移転対象の皆さん方の願いにだけは、もっともっとこたえる努力をする必要があるというふうに指摘をしておきます。  土木部長の答弁に対しては、一応協議されたということでありますけれども、もう少し地元の実情や要請を十分勘案する中で、今後こうした事業に着手してもらうように要望申し上げておきたいと思いますし、特に名鉄敷、一五七、尻毛橋の突堤の扱いについては十分対応できるように努力していただきたいというふうに要望しておきます。  それから、老人保健法に関しての衛生部長の答弁であります。今日まで保健婦の増員を図られ、予防保健の立場から鋭意努力されていることに対しまして敬意を表しますと同時に、今後一層高齢化社会を迎えまして健康の問題というのは重要な自治体の施策になってくると思いますし、保健所を持つ政令市としての岐阜市の役割りというのは非常に大きいと思いますので、前向きに取り組んでいっていただくように要請をしておきたいと思います。  乳がん検診についてもあるいは肺がん等についても実施の方向で検討されるということでありますので、ぜひ実現をいっときも早くされるように要請をしておきたいと思います。  福祉部長については了解はいたしますが、市内を歩いておりますと、あちこちにそんな方が最近多いようであります。岐阜が住みいいのかどうかわかりませんけれども、しかしこれは追い出すという形だけではなしに、本当にこの人たちの生活実態を十分把握する中で、働く場所あるいは生活援護の方法を考慮していただくように努力をお願いしておきたいと思います。  最後に市長であります。国公に準じてやるのは当然だという、まあそういう形でいままで抑制されてきたわけであります。全国的に見ましても官公労労働者の怒りというのは大変大きく、全国的にそれぞれ担当閣僚に対しても抗議行動なり抗議声明なり抗議のための打電が行われますし、やはり各自治体の長、岐阜市の職員の生活と権利を守る立場からも、市長も国に対して人勧の完全実施を要請するようなそういう働きかけ、そして仕事は十分してもらうような働きかけこそ、私は市長としてやっていただかなければならないことだと、こういうふうに思うわけであります。大変厳しい情勢でありますが、市の職員の皆さんも限られた範囲の中で精いっぱい努力し働いておられるその仕事をしっかり見ていただく中で、職員とさらにはその家族として市民の生活と権利を守るために精いっぱいの努力をされるよう、国にそういう働きかけをする意思があるかないかだけ、一言だけ市長から御答弁をいただいて再質問を終わりたいと思います。 ◯議長(西垣 勲君) 市長、蒔田 浩君。     〔蒔田 浩君登壇〕 ◯市長(蒔田 浩君) お答えを申し上げます。給与に関連をいたしましての再質問でございますが、基本的には地方自治体の自主自立ができる地方分権が基本になってくると思うわけでございます。そうした意味で私たちは精いっぱいただいま努力いたしており、政府にもあるいはまた臨調にも、あらゆる面においての努力をしておる。基本がそこにあるということだけを、私たちも一生懸命やって努力しておるということだけ御理解をいただきたいと存じます。 ◯議長(西垣 勲君) 都市計画部長、近藤直彦君。     〔近藤直彦君登壇〕 ◯都市計画部長(近藤直彦君) 再質問にお答えいたします。整地の問題について積極的にやれというようなことでございます。先ほどの答弁の中に更屋敷というような表現を使ったわけでございますが、まあ下水処理場周辺についても当然これを含めての考え方でございます。そういう関係でございまして、仮換地を指定された後につきまして早急に整地を実施したいという方針で進みます。 ◯議長(西垣 勲君) 以上をもって質疑並びに一般質問を終結いたします。                 〔付  託  表  配  付〕            ━━━━━━━━━━━━━━━━━  一 常任委員会付託 ◯議長(西垣 勲君) ただいま議題となっております第八十二号議案から第九十九号議案まで及び日程第二十、請願第五号、日程第二十一、請願第六号、以上十九件については、お手元に配付いたしました表のとおり常任委員会に付託いたします。          ────────────────────────       昭和五十七年第五回岐阜市議会定例会常任委員会議案等付託並びに会議場表 ○総 務 委 員 会 (第一委員会室)  第八十二号議案 昭和五十七年度岐阜市一般会計補正予算(第三号)           第一条 歳入歳出予算の補正            歳入            歳出中             第十二款 諸支出金           第三条 地方債の補正  第九十五号議案 昭和五十六年度岐阜市民病院事業会計決算認定について  請願第六号 靖国神社公式参拝実現についての請願          ──────────────────────── ○産 業 委 員 会 (第三委員会室)  第八十二号議案 昭和五十七年度岐阜市一般会計補正予算(第三号)
              第一条 歳入歳出予算の補正            歳出中             第六款 農林水産業費  第八十三号議案 昭和五十七年度岐阜市食肉地方卸売市場事業特別会計補正予算(第一号)  第九十六号議案 昭和五十六年度岐阜市中央卸売市場事業会計決算認定について          ──────────────────────── ○厚 生 委 員 会 (第二委員会室)  第八十二号議案 昭和五十七年度岐阜市一般会計補正予算(第三号)           第一条 歳入歳出予算の補正            歳出中             第三款 民生費  第八十五号議案 岐阜市精神薄弱者援護施設設置条例の全部を改正する条例制定について  請願第五号 市町村社会福祉協議会の法制化に関する請願          ──────────────────────── ○建 設 委 員 会 (第四委員会室)  第八十二号議案 昭和五十七年度岐阜市一般会計補正予算(第三号)           第一条 歳入歳出予算の補正            歳出中             第八款 土木費  第八十四号議案 昭和五十七年度岐阜市島土地区画整理事業特別会計補正予算(第一号)  第八十七号議案 工事請負契約の締結について((仮称)柿ケ瀬大橋架設工事)  第九十三号議案 市道路線の認定について  第九十四号議案 字の名称及び区域の変更について          ──────────────────────── ○企 業 委 員 会 (第五委員会室)  第九十七号議案 昭和五十六年度岐阜市水道事業会計決算認定について  第九十八号議案 昭和五十六年度岐阜市下水道事業会計決算認定について  第九十九号議案 昭和五十六年度岐阜市交通事業会計決算認定について          ──────────────────────── ○文 教 委 員 会 (第六委員会室)  第八十二号議案 昭和五十七年度岐阜市一般会計補正予算(第三号)           第一条 歳入歳出予算の補正            歳出中             第十款 教育費           第二条 債務負担行為の補正  第八十八号議案 財産の取得について(長森東小学校校舎及び体育館用施設)  第八十九号議案 財産の取得について(厚見中学校校舎及び体育館用施設)  第九十号議案 財産の取得について(陽南中学校体育館用施設)  第九十一号議案 財産の取得について(藍川東中学校校舎及び体育館用施設)  第九十二号議案 財産の取得について((仮称)東部体育館用地)            ━━━━━━━━━━━━━━━━━  散  会 ◯議長(西垣 勲君) 以上をもって本日の日程は全部終了いたしました。本日はこれをもって散会いたします。   午後四時二十三分 散  会  岐阜市議会議長      西 垣   勲  岐阜市議会副議長     中 村 和 生  岐阜市議会議員      辻   喜久雄  岐阜市議会議員      臼 井 菊 蔵 Copyright (c) Gifu City Assembly. All Rights Reserved. ページの先頭へ▲...