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  1. 岐阜市議会 1981-07-08
    昭和56年第3回定例会(第6日目) 本文 開催日:1981-07-08


    取得元: 岐阜市議会公式サイト
    最終取得日: 2020-06-28
    ▼ 最初のヒットへ(全 0 ヒット)  開  議   午前十時四分 開  議 ◯議長(神山 栄君) これより本日の会議を開きます。  本日の日程は、さきに御通知申し上げたとおりであります。            ━━━━━━━━━━━━━━━━━  第一 会議録署名議員の指名 ◯議長(神山 栄君) 日程第一、会議録署名議員の指名を行います。  本日の会議録署名議員は、会議規則第八十条の規定により、議長において十九番尾藤正忠君、二十番伊藤 博君の両君を指名いたします。            ━━━━━━━━━━━━━━━━━  第二 第四十九号議案から第二十三 請願第六号の二まで ◯議長(神山 栄君) 日程第二、第四十九号議案から日程第二十三、請願第六号の二まで、二十二件を一括して議題といたします。            ─────────────────             〔議 案 等 掲 載 省 略〕            ─────────────────          総 務 委 員 会 審 査 報 告 書  本委員会に付託の事件は、審査の結果左記のとおり決定したから会議規則第百二条の規定により報告します。               記 (内容については後掲)            ─────────────────          閉 会 中 継 続 審 査 申 出 書(総務委員会
     本委員会は審査中の事件について、左記により閉会中もなお継続審査を要するものと決定したから、会議規則第百三条の規定により申し出ます。               記 (内容については後掲)            ─────────────────          産 業 委 員 会 審 査 報 告 書  本委員会に付託の事件は、審査の結果左記のとおり決定したから会議規則第百二条の規定により報告します。               記 (内容については後掲)            ─────────────────          厚 生 委 員 会 審 査 報 告 書  本委員会に付託の事件は、審査の結果左記のとおり決定したから会議規則第百二条の規定により報告します。               記 (内容については後掲)            ─────────────────          厚 生 委 員 会 請 願 審 査 報 告 書  本委員会に付託の請願は、審査の結果左記のとおり決定したから、会議規則第百三十九条第一項の規定により報告します。               記 (内容については後掲)            ─────────────────          閉 会 中 継 続 審 査 申 出 書(厚生委員会)  本委員会は審査中の事件について、左記により閉会中もなお継続審査を要するものと決定したから、会議規則第百三条の規定により申し出ます。               記 (内容については後掲)            ─────────────────          建 設 委 員 会 審 査 報 告 書  本委員会に付託の事件は、審査の結果左記のとおり決定したから会議規則第百二条の規定により報告します。               記 (内容については後掲)            ─────────────────          文 教 委 員 会 審 査 報 告 書  本委員会に付託の事件は、審査の結果左記のとおり決定したから会議規則第百二条の規定により報告します。               記 (内容については後掲)            ───────────────── ◯議長(神山 栄君) これら二十二件の各常任委員会における審査結果の報告を求めます。産業委員長、二十四番、安藤陽二君。    〔安藤陽二君登壇〕 ◯二十四番(安藤陽二君) 今期定例会において、当委員会に付託されました議案二件につきまして、去る七月四日、六日及び七日の三日間にわたり、委員会を開会し、慎重に審査いたしましたので、その経過並びに結果を御報告申し上げます。  まず、第四十九号議案昭和五十六年度岐阜市一般会計補正予算第二号、第一条歳入歳出予算の補正、歳出中、第六款農林水産業費についてであります。これが内容は、いま全国的に被害が広がっておりますマツクイムシ対策事業並びに林道一之洞線の工事費を主な内容とするものであります。質疑においては、さきの本会議でも取り上げられましたマツクイムシ対策に論議が集中しましたので、以下大要を述べます。まず、理事者側から、マツクイムシの被害状況やそのメカニズムについて説明を受けた後、ある委員は、伐倒後の利用価値について問われたところでありますが、材質がもろく、使用に耐えられないこと、また仮に一部使用可能でも山からの搬出費などを考えると採算が合わないこと等、現実的に無理であることが明らかにされました。つまるところ、松の多い日本において、名所、旧跡等景勝地のマツクイムシ予防・防除対策は考えられるとしても、広域的な民有松林に対する抜本的対策は、いまのところ薬剤の空中散布が最もよいとされている。が、かといって、人家が多い当市においては、それも実施できないので、現在行われている動力ポンプによる薬剤地上散布や伐倒殺虫法以外によい方策がないことを認め、本議案については、全会一致原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。  次に、網代並びに春近地区の土地改良事業における小規模排水の計画の概要を定めようとする第五十六号議案については、何ら異議なく全会一致原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、御報告申し上げます。 ◯議長(神山 栄君) 厚生委員長、二十一番、伏屋嘉弘君。    〔伏屋嘉弘君登壇〕 ◯二十一番(伏屋嘉弘君) 今期定例会において、厚生委員会に付託されました諸議案について、審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。  本委員会は、去る七月四日、六日及び七日の三日間にわたり委員会を開会し、慎重に審査いたしましたので、以下、その大要を御報告申し上げます。  まず最初に、第四十九号議案昭和五十六年度岐阜市一般会計補正予算第二号の第一条歳入歳出予算の補正における歳出中の第三款民生費及び第四款衛生費についてでありますが、本案は、木田地内における墓地の移転用地購入費、並びに福祉健康センターの開館に伴い、その運営・管理を受託する、社会福祉法人岐阜市社会福祉事業団の設立準備費等の補正であり、審査に際しましては、これと関連する第五十三号議案岐阜市福祉健康センター条例制定についてを一括議題として議事を進めたところであります。その過程におきましては、福祉健康センターにおける精神薄弱者通勤寮の入所資格等について質疑が交わされるとともに、一委員から、当センターの休日のあり方について、家族などの付添人に対する配慮から、日曜日は開館すべきである、また、社会福祉事業団といった外郭団体は、市職員のいわゆる天下り先になりがちであり、留意すべきである、といった要望が述べられたのであります。かくして討論に入ったところ、福祉健康センターの運営管理を社会福祉事業団に委託する方針に反対である、との立場の委員から、まず、福祉事業は、市当局が直接実施すべき性質のものである、とされ、委託することにより、福祉健康センターの運営に関し住民意思の反映が不十分になるのではないか、そして、経費節減の余り、福祉サービスの低下につながるのではないか、と懸念されるとともに、職員の採用や資質の問題についても、一般職員を適材適所に配置することにより十分対応できる等々の諸点を挙げられ、反対意思が表明されたのであります。よって、第四十九号議案及び第五十三号議案の二件を順次採決に付したところ、両議案とも賛成者多数をもって原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。  次に、第五十四号議案岐阜市災害弔慰金の支給及び災害援護資金の貸付けに関する条例の一部を改正する条例制定について、でありますが、何ら異議なく全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、第五十五号議案岐阜市住宅建築資金貸付条例の一部を改正する条例制定について、でありますが、本件についても、何ら異議なく全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、第五十七号議案工事請負契約の締結について、でありますが、仮称東部コミュニティーセンターの建設に係るものであり、これまた、何ら異議なく、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。  続きまして、あわせ付託されております請願三件につきまして、御報告申し上げます。  まず最初に、請願第四号聴覚障害者の情報等保障に関する請願であります。本請願は、今年が、国際障害者年であることにかんがみ、聴覚障害者の社会参加を促進するため、第一項において、テレビにおける文字多重放送が実用化された際には、その電波の一つを聾唖者専用とすること、第二項において、手話通訳制度化すること、第三項において、テレビの一般番組に字幕や手話通訳を挿入し、情報文化を享受できるようにすること、の以上三項目について、関係機関への働きかけを求めるものであります。委員各位は、手話通訳ボランティア活動に大きく依存していること、あるいは手話の全国的な統一といった観点から、早急に制度化が必要であるとの認識に立ち、今後は手話通訳の派遣などについて、行政の積極的な対応を求められつつ、本請願の願意は妥当であると述べられ、全会一致をもって採択すべきものと決した次第であります。  なお、本件採択に伴い、別途「聴覚障害者の情報等の保障に関する意見書」の発議手続をとりましたことを申し添えます。  最後に、請願第五号郵便貯金金利決定方法の現行維持を求める請願及びこれと内容を同じくする、請願第六号の一郵便貯金の現行制度の存続を求める請願について、でありますが、討論におきまして、願意は妥当であり、また、「金融の分野における官業のあり方に関する懇談会」の答申が出される前に、早急に意思を表明すべきであり、即時採択を主張される委員と、他の金融機関からの意見もあり、慎重な審査の必要性を唱えられ、継続審査を主張される委員とに分かれましたので、採決に付したところ、両請願とも賛成者多数をもって閉会中も継続して審査すべきものと決したところであり、よって、その旨申し出るものであります。  以上、御報告申し上げます。 ◯議長(神山 栄君) 建設委員長、三十七番、中村好一君。    〔中村好一君登壇〕 ◯三十七番(中村好一君) 今期定例会において建設委員会に付託された議案三件について、去る七月四日、六日、七日の三日間委員会を開会し、慎重に審査しましたので、その結果を順次御報告申し上げます。  まず最初に、第四十九号議案昭和五十六年度岐阜市一般会計補正予算第二号、第一条歳入歳出予算の補正のうち、歳出中の第五款労働費及び第八款土木費並びに第二条債務負担行為の補正についてであります。本件の主な内容は、都市基盤及び生活環境の整備に伴う所要経費並びに債務負担行為の補正に関するものであります。本件審査に要しましては、まず道路舗装、側溝の新設改良等居住環境の整備に伴う事業について、本市の財政状況、予算編成のあり方といった基本的な質疑がなされた中で、こうした市民要望の強い事業に対する予算面での配慮をただす意見がありましたが、これに対しては、他の関係事業等、全体のバランスを考える中で一層充実していきたいとの説明がありました。また、激特関連事業として実施されている仮称柿ケ瀬大橋、繰舟橋等の事業につきましては、進捗状況と今後の見通しについて論議されましたが、各委員からは、本事業は北部一帯の交通事情等を考慮する中で、きわめて緊急性、重要性を有するものであり、計画の早期実現に向けて鋭意努力されたいとの意見表明がありました。さらに、急傾斜地崩壊対策につきましては、本委員会としても現場視察を行い、認識を新たにしたところでありますが、本事業については市の地域防災計画とも関連する内容であり、急傾斜地の現況等に触れながら、認定基準、建築基準法との関係、今後の宅地開発に当たっての指導強化等について質疑応答が交わされたところであります。その他、都市再開発に関連して、桜木町地内で進められている住宅地区改良事業の現況と見通し、南部地区に開設される交通教室の概要、失対事業の中で一部、事業名称の疑義をただす意見等について述べられたところであります。この後討論の中で、桜木町地内の住宅地区改良事業については、住宅地区改良事業としての基本線を堅持してほしいとの意見がありましたが、本件そのものには異論のないところであり、採決に付したところ、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  なお、本件審査の過程におきまして、伊自良川激特事業に伴う架橋事業の早期完成に関する意見書について、別途発議の手続をとりましたことを申し添えます。  次に、第六十六号議案財産の取得についてでありますが、本件は、芥見地区に公園用地を買収しようとする内容であり、何ら異議なく全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  最後に、土地改良事業施行等に伴う第六十七号議案町(字)の名称及び町(字)の区域の変更についてでありますが、本件については、町名町界整備事業との関連について若干の要望がありましたが、議案そのものについては異議のないところであり、採決に付したところ、全会一致をもって、原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、御報告申し上げます。 ◯議長(神山 栄君) 文教委員長、十九番、尾藤正忠君。    〔尾藤正忠君登壇〕 ◯十九番(尾藤正忠君) 今期定例会におきまして、文教委員会に付託されました議案八件につきまして、去る七月四日及び六日の両日にわたり委員会を開会し、慎重に審査いたしましたので、以下、その大要を御報告申し上げます。  本委員会に付託されました議案は、すべて校舎建築等の工事請負契約に係るものであります。すなわち、第五十八号議案は島小学校体育館等、第五十九号議案は常磐小学校、第六十号議案は合渡小学校、第六十一号議案は伊奈波中学校、第六十二号議案は明郷中学校、第六十三号議案は梅林中学校、第六十四号議案は三輪中学校、第六十五号議案は岐北中学校の、それぞれ建設工事であります。審査の過程におきましては、特別教室教室数、給食室の設備、本体工事における分離発注の基準、あるいは鉄筋化への市の将来計画等々に質疑が交わされたところでありますが、特に請負契約のあり方については、地元企業育成という観点から、市内業者を優先させるような行政配慮、あるいは請負工事に対する公平な指名割り振り、さらには完成後の責任保証問題等に関連して、事前の指名業者の実績、把握など、多くの要望が各委員から述べられたのであります。しかしながら、これら契約に関する事項は、教育委員会サイドだけで解決できる問題ではなく、むしろ市の契約行政全般に係る問題であるとして、文教委員会の名において、主管部長に対し、市内業者優先の趣旨を申し入れたところであります。このほか、解体工事の際に出される廃材などの処理について、質疑が交わされました。現在、廃材などの処分は業者に一任しているが、その投棄場所の確保が困難な昨今の状況の中で、これは一業者の手に余る問題であり、今後、ごみの埋立地の確保という、市を挙げての将来課題の中で検討していくべきものとされたのであります。この後討論におきましては、委員の中から、学校建築に当たっては、期限内に完成させるよう、平素の監督強化の要望がなされました。以上のような経過を経て、採決に付したところ、第五十八号議案から第六十五号議案まで、以上八件の工事請負契約議案については、異議なく、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決したのであります。  以上、御報告申し上げます。 ◯議長(神山 栄君) 総務委員長、十七番、山田 大君。    〔山田 大君登壇〕 ◯十七番(山田 大君) 総務委員会は、四日、六日、七日の三日間にわたって委員会を開会し、付託案件を審査しましたので、その経過並びに結果を御報告申し上げます。  まず最初に、第四十九号議案昭和五十六年度岐阜市一般会計補正予算第二号の第一条歳入歳出予算の補正における歳入の全款及び歳出中の第二款総務費並びに第三条地方債の補正について申し上げます。本件は、国庫支出金等から成る収入財源を見込み、退職及び遺族の各年金、産業教育機関の計画策定に要する経費を補正し、加えて地方債の限度額を改定しようとするものであります。審査に際し、一部委員は、寄附採納について触れられ、申し出趣旨あるいは申し出者と岐阜市とのかかわりを精査する等、節操のある運用を求める意見を述べられましたが、他にはさしたる発言もなく、本件は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、第五十号議案昭和五十六年度岐阜市競輪事業特別会計補正予算第一号でありますが、これは投票業務の電算化を行おうとするもので、過般の本会議ではさまざまな観点からただされたところであります。各員は本事業がここ数年来の懸案事項であったことを認識する中で、当局に対し、今日に至る経過、電算化による利点、これが事業費の積算根拠等々各般にわたり質疑を行い、電算化を前提に市と労働組合との間で取り交わされている確認書の性格についても議論を深めるなど、きわめて真摯な態度で審議に当たったところであります。このような経過をたどり、各員は本案そのものの是非について、それぞれの立場から言及されましたので、それらを取りまとめて紹介いたしますと、おおむね次のように述べられたのであります。  まず、本件を是とする委員は、共通する認識として、ファンサービスあるいは売り上げの向上を挙げられたのでありますが、さきにも述べました労働組合と交わされている確認書のあり方については、その見解を異にされたのであります。すなわち、電算機の導入は合理化を推進するものとして期待し、年々増高する経常経費、わけても人件費を抑制する効果があると言える。しかしながら、労組と交わされている確認書の内容は、ともすればこの期待感を阻害する側面があり、かねてより主張してきた適切な従業員の配置のもとに、より一層の収益を上げるべきだとする議会内部の意向が反映されないことになる。労使間の諸問題の解決策としての交渉はそれとして認めるも、公設公営の事業経営については、当然議会の権能として、労使間の問題といえども発言し得る立場にある。事前にその機会を得ずして確認書が交わされたことは遺憾であり、導入後においては適正な人員配置のもとで運営に当たるべきであるとの意見が述べられました。これに対し、今回の電算化は事業全体の合理化であり、労働者側から見れば人員整理、労働強化につながるものであり、生活防衛の観点から市当局と折衝し、提示された諸条件について判断を下すことは、民間、官界を問わず当然のことである。現行の執務状況は、終業時まで休憩時間は皆無であり、このことは勤務時間の関係から違法でないとしても、労働衛生上批判の免れないところであり、この際、電算機の導入を機会に弾力性のある人員配置を行うなどして健康管理の向上に努めるべきである。今回交わされた確認書は、憲法上認められている勤労者の基本権利の行使であり、議会といえども労使間で合意を見ているその内容について言をはさみ得るものではないとする意見が述べられたのであります。また、別の視点からは、電算機の導入に当たっては、最小の経費で最大の効果を上げるべきであり、いずれ導入委員会等で機種の決定をする際には競争入札を採用し、もって公正を期すべきだとする意見もありました。一方、本件を非とする委員は、本来、競輪事業そのものは社会的公正感からして認められないものであるが、今日地方自治体が置かれている財政的事情を考慮し、消極的にその存在を是認していると前置きし、今回、行おうとする電算化はこれに要する諸経費等を勘案するとき収益的に大きな期待はできない。そればかりか、ファンサービスと称して投票券の購入意欲を駆り立てることは、賭博性を助長させ好ましいことでないとし、この種の施設改善は最小にとめるべきであると述べられました。  大略、以上の経過を経た後、本件を採決した結果、賛成者多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  なお、本件可決に伴い、今後は機種の選定作業に入るわけでありますが、他都市等に見られた採用機種の決定時における好ましからざる風評に思いをし、本市にあってはかかることのないよう厳正な態度で事に処すよう委員会の総意をもって付言するものであります。  次に、恩給法の改正に伴い制定されます第五十二号議案岐阜市吏員退職金条例等の一部を改正する条例制定については、何ら異議なく全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  最後に、請願第六号の二郵便貯金の現行制度の存続を求める請願について申し上げます。願意は、郵便貯金の資金運用に関し、現行の資金運用部への預金のみに限定することなく、地方公共団体へ還元融資をされたいとするものであります。審査に当たり、当局から、資金運用部と地方自治体との関連について説明を受けたのでありますが、郵便貯金の資金運用の実態を解明した上で適切な判断を下す必要があり、そのためにはいましばらく調査研究を要するとする意見が述べられ、本件は多数をもって閉会中も継続して審査すべきものとなりました。よって、ここにその旨を申し出るものであります。  以上、御報告申し上げます。 ◯議長(神山 栄君) この際、暫時休憩いたします。   午前十時三十三分 休  憩            ━━━━━━━━━━━━━━━━━   午前十時四十四分 開  議 ◯議長(神山 栄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  常任委員長報告に対する質疑の通告はありません。  これより討論を行います。  討論の通告がありますので、順次これを許します。一番、西田悦男君。    〔西田悦男君登壇〕 ◯一番(西田悦男君) 私は、日本社会党議員団を代表いたしまして、反対の討論を行いたいと思います。  まず、五十三号議案福祉健康センターの運営管理を社会福祉事業団に委託することに反対の態度を表明いたしたいと思います。福祉事業団は、本来市が直営で行うべき性質のものであり、委託することによって住民意思の反映、ひいては議会審議が不十分になるばかりか、事業団に委託することには、精読の中でも財政メリットがないと明言されている事実からも、経費の節減を追求する余り、行政の責任で弱者に光を当てぬこと、サービスの低下にもつながると考え、職員の採用も一般職員の適性配置することによって対応できるのではないかと申し添え、第五十三号議案と関連する第四十九号議案について反対をいたします。以上です。 ◯議長(神山 栄君) 二十二番、野村容子君。    〔野村容子君登壇〕(拍手) ◯二十二番(野村容子君) 共産党議員団を代表いたしまして、反対の討論を行います。  第四十九号議案並びに第五十三号議案であります。これは、今度できます福祉健康センターを社会福祉事業団に委託をするというものであります。私ども共産党は、社会福祉の分野を社会福祉事業団を初めとしまして、いろいろな形での委託がありますけれども、こういう委託にすることに基本的に反対をするものであります。で、今日、国において行政のあらゆる分野を委託にしよ、民間部門の拡大の方針が進められているところでありますけれども、地方自治体というのは揺りかごから墓場までと言われておりますように、私どもの暮らしにとって密接な仕事をやっていく大きな責任があるわけです。この中で特に社会福祉の分野というのは、その中でも大きな位置を占めると思うのであります。そういう地方自治体の仕事の基本的な問題をこのように事業団に委託をする、あるいはまた減量経営ということで、いろいろな分野を委託をしていくということは大きな問題が基本的にあるというふうに考えております。さらに、この事業団委託でありますけれども、説明によりますと、減量経営という方針の中でこれが考えられているということも説明の一つにありましたけれども、私どもがいろいろな自治体で資料をとって調査いたしましても、民間委託が必ずしもその経費の節減メリットにはつながっていない。むしろ、多大な費用を支出をしなければならないというような状況も一部にはあるようであります。さらに、事業団委託によって市が直接責任を負わないということで、たとえ市長が理事長であろうとも、直接それを利用される市民の皆さん、福祉を利用される弱者の皆さん、この方々のいろいろな思いや悩みが私どものところに反映されるというわけにいかない、一つここにワンステップがある、こういうことで私どもはこの事業団委託に反対をするものであります。さらに、この事業団委託へは老人福祉センター、あるいは児童館などもあわせて委託をするということで、今後この分野の事業団委託、あるいは民間委託が拡大されようとしておりますけれども、これについて厳に反対をするものであります。よって、四十九号、五十三号には反対であります。  さらに、第五十号議案についてであります。昭和五十六年度岐阜市競輪事業特別会計補正予算であります。これは競輪の窓口に電算化事務、すなわち、トータリゼーターシステムを導入するということであります。私ども本議場でも、委員会におきましても、機種導入に絡んで過去他のところで納得しがたいような事実があることも御紹介をしてきたところであります。さて、競輪事業というのを私ども共産党基本的には自治体が積極的に推奨をするものではないと考えます。公営がギャンブルを推奨し、市民の皆さんにいろいろな不幸を醸し出している、これはどうしても納得しがたいものであります。共産党といたしましては基本的な立場は変わらないんですけれども、現在、地方財政が非常に危機にあるという状態がいまも続いている状況の中で、消極的にこの競輪事業を認めてきたところでありますが、そういう観点からいいますと、最小限の安全設備、環境設備の手直しは必要であると考えます。しかし、今回のこの電算化事務機械化というのは、説明にありますように、さらに売り上げを伸ばし、そして、その方々の心情を利用してサービスをしていく、こういう説明であります。私どもは公営が積極的に地方自治体が市民の皆さんのこれらギャンブル的な要素を拡大していくような、こういう対策をとることに基本的に反対であります。  次に、請願の第五号、六号の一、六号の二についてでありますが、これは多数で継続ということでありますが、採択の立場で反対をいたします。以上です。 ◯議長(神山 栄君) 二十三番、松尾一子君。    〔私語する者あり〕    〔松尾一子君登壇〕 ◯二十三番(松尾一子君) 第五十号議案は、競輪事業の特別会計補正予算であり、これは電算化に伴う機械購入が計上された予算でもあり、私はこれに反対をいたします。市民が最も必要とする福祉施設や保育所、学校などの場合はどこにどのようなものをつくるか、あらかじめ確定的な段取りにならなければ予算計上せず、通常の場合は予算計上と同時に購入契約の承認を求める議案が提案されるのであります。ところが、今回の電算機の購入に当たりましては予算が計上されていますが、どういうものをどこからどのぐらいで買うのか、具体的な裏打ちにつきましては一切不明であります。もし、予算を決めておいてこれからやるというのであれば、これから福祉施設、保育所、学校、すべてこのようになされるのですか。なぜ競輪場の電算機だけは入札契約の段階でいつものように仮契約をして予算計上をされないのでありましょうか。それでも遅くはないと思います。九月議会でなされてもよいではありませんか。    〔私語する者あり〕 不明朗のことが起こらないよう、いままでのとられてきた通常のやり方で行うが当然であります。まして、競輪はギャンブルによって行政費を
       〔私語する者あり〕 賄うものであり、社会悪の温床にもなっていますので、反対をいたします。以上。    〔私語する者あり〕 ◯議長(神山 栄君) 十四番、早川竜雄君。    〔早川竜雄君登壇〕 ◯十四番(早川竜雄君) 請願の第五号、第六号及び第六号の二に関する討論を行います。  これら請願に関する委員長報告はいずれも継続審査であります。請願の受け付けの時点では、これらの請願について何ら問題がなかった。とりわけ請願第五号はむしろこの請願が当然のこととして全会派が一致をして賛成をした。そうして、請願の紹介をいたしたことは御承知のとおりであります。ところが、今議会中に銀行協会及び一部の農協などより陳情が出されました。この陳情は本請願に対して真っ向から反対をするものでありまして、さらには、この議会が本請願を採択をすることは大変迷惑である、このように陳情文にも書かれていたのであります。この陳情が出されますと、請願に賛成をしておられた議員の中に大変な動揺が起こりました。そうして結局継続審査になったのであります。反対の理由といたしましては、銀行などの意見もあり、なお、慎重に審議をしなければならない、こういう理由であります。ところが、私が請願の紹介の中でも申し上げましたが、このいわゆる金融懇、この目的はまさに銀行の意に沿う金融政策を行うことを結論づけようとするものでありまして、本請願に対して銀行等がこれに反対をすることは当然予想がされていたこと、これを申し上げたところであります。それを十分承知で紹介議員になられたことに私は心から実は敬意を表していたのであります。特に私が申し上げたいのは、請願の第五号については、継続審査を主張される会派を通じて請願が紹介されてきたのであります。それが継続にする、一体どうなっているのか、全く私は理解に苦しむものであります。せめてこの請願文書紹介議員の取り下げをする、こういう手続でもあれば私は少しは納得ができるんでありますが、それもないのであります。八月の末までには金融懇の結論が出される、これはもう御承知のとおりであります。それ以前にこの請願に対する結論を出すことは当然でありまして、それが今議会で結論を出す、このことに当然つながってくるのであります。それを賛成でもないし反対でもない、まあまあ継続というのはあいまいな態度でありますが、こういうあいまいな態度を主張をされることに私は断固反対をしなければなりません。請願の第六号の二に関しても、郵便貯金の資金運用の実態を明らかにした上で、適切な判断を下す必要がある、こういう理由で継続審査を主張され、この結論になったわけでありますが、これについても請願紹介の中で十分説明をいたしたとおりであり、私は直ちに採択をすべきものであると思うのであります。よって、継続審査には反対をいたします。以上であります。 ◯議長(神山 栄君) 以上をもって討論を終結いたします。  これより採決を行います。  まず、第四十九号議案を、分離して起立によって採決いたします。本件に関する常任委員長報告は、原案のとおり可決であります。  お諮りいたします。本件については、これを常任委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    〔賛 成 者 起 立〕 ◯議長(神山 栄君) 起立多数であります。よって、第四十九号議案については常任委員長報告のとおり決しました。  次に、第五十号議案を、分離して起立によって採決いたします。本件に関する常任委員長報告は、原案のとおり可決であります。  お諮りいたします。本件については、これを常任委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    〔賛 成 者 起 立〕 ◯議長(神山 栄君) 起立多数であります。よって、第五十号議案については常任委員長報告のとおり決しました。  次に、第五十三号議案を、分離して起立によって採決いたします。本件に関する常任委員長報告は、原案のとおり可決であります。  お諮りいたします。本件については、これを常任委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    〔賛 成 者 起 立〕 ◯議長(神山 栄君) 起立多数であります。よって、第五十三号議案については常任委員長報告のとおり決しました。  次に、第五十二号議案及び第五十四号議案から第六十七号議案まで、以上十五件を一括して採決いたします。これら十五件に関する常任委員長報告は、いずれも原案のとおり可決であります。  お諮りいたします。これら十五件については、いずれも常任委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(神山 栄君) 御異議なしと認めます。よって、これら十五件については、いずれも常任委員長報告のとおり決しました。  次に、請願第五号を起立によって採決いたします。本件に関する常任委員長報告は、継続審査であります。  お諮りいたします。本件については、これを常任委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    〔賛 成 者 起 立〕 ◯議長(神山 栄君) 起立多数であります。よって、請願第五号については、常任委員長報告のとおり決しました。  次に、請願第六号の一を起立によって採決いたします。本件に関する常任委員長報告は、継続審査であります。  お諮りいたします。本件については、これを常任委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    〔賛 成 者 起 立〕 ◯議長(神山 栄君) 起立多数であります。よって、請願第六号の一については、常任委員長報告のとおり決しました。  次に、請願第六号の二を起立によって採決いたします。本件に関する常任委員長報告は、継続審査であります。  お諮りいたします。本件については、これを常任委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    〔賛 成 者 起 立〕 ◯議長(神山 栄君) 起立多数であります。よって、請願第六号の二については、常任委員長報告のとおり決しました。  次に、請願第四号を採決いたします。本件に関する常任委員長報告は、採択であります。  お諮りいたします。本件については、常任委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(神山 栄君) 御異議なしと認めます。よって、請願第四号については、常任委員長報告のとおり決しました。            ━━━━━━━━━━━━━━━━━  第二十四 昭和五十五年請願第十号 ◯議長(神山 栄君) 日程第二十四、昭和五十五年請願第十号、継続審査中の請願一件を議題といたします。            ─────────────────             〔請 願 書 掲 載 省 略〕            ─────────────────           閉 会 中 継 続 審 査 申 出 書(厚生委員会)  本委員会は審査中の事件について、左記により閉会中もなお継続審査を要するものと決定したから、会議規則第百三条の規定により申し出ます。               記 (内容については後掲)            ───────────────── ◯議長(神山 栄君) 本件について厚生委員会における審査結果の報告を求めます。厚生委員長、二十一番、伏屋嘉弘君。    〔伏屋嘉弘君登壇〕 ◯二十一番(伏屋嘉弘君) 閉会中も継続して審査すべき案件として、厚生委員会に付託されておりました昭和五十五年請願第十号合成洗剤の販売と使用を禁止し、天然石鹸に切換える条例制定を要請する請願について、審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。  本件審査に当たりましては、合成洗剤対策会議における活動状況等の報告を求め、議事を進めたのでありますが、討論に際しまして、願意は妥当であり、即時採択すべきであると主張される委員と、本問題については、なお慎重に対処すべきであり、継続して審査すべきであると主張される委員に分かれましたので、採決に付したところ、賛成者多数をもって閉会中も継続して審査すべきものと決した次第であります。  よって、その旨、申し出るものであります。  以上、御報告申し上げます。 ◯議長(神山 栄君) この際、暫時休憩いたします。   午前十一時五分  休  憩            ━━━━━━━━━━━━━━━━━   午前十一時十三分 開  議 ◯議長(神山 栄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  厚生委員長報告に対する質疑の通告はありません。  これより討論を行います。  討論の通告がありますので、これを許します。二十三番、松尾一子君。    〔松尾一子君登壇〕 ◯二十三番(松尾一子君) 昭和五十五年請願第十号は継続審査であります。私はこれに反対、即時採択すべきであります。すなわち、合成洗剤はあくまでも生活環境と健康を破壊していることは、幾多の調査で明らかとなっております。だれが何と言われましても、生活環境と健康を守るために石けんに切りかえるべきであり、継続審査に反対をいたします。以上。 ◯議長(神山 栄君) 以上をもって討論を終結いたします。  これより採決を行います。  昭和五十五年請願第十号を起立によって採決いたします。本件に関する常任委員長報告は継続審査であります。  お諮りいたします。本件については、これを常任委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    〔賛 成 者 起 立〕 ◯議長(神山 栄君) 起立多数であります。よって、昭和五十五年請願第十号については、常任委員長報告のとおり決しました。            ━━━━━━━━━━━━━━━━━    〔船戸 清君、四ツ橋正一君退場〕  第二十五 第六十九号議案 ◯議長(神山 栄君) 日程第二十五、第六十九号議案を議題といたします。            ─────────────────              〔議 案 掲 載 省 略〕            ───────────────── ◯議長(神山 栄君) 提出者の説明を求めます。市長、蒔田 浩君。    〔蒔田 浩君登壇〕 ◯市長(蒔田 浩君) ただいま上程になりました議案につきまして、御説明をいたします。  本議案は、監査委員の選任同意でございまして、市議会議員の中から選出される監査委員に、船戸 清さん及び四ツ橋正一さんを選任いたしたいと存じます。よろしく御同意のほどをお願い申し上げます。 ◯議長(神山 栄君) 本件について質疑を許します。質疑はありませんか。    〔「議長、九番」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(神山 栄君) 九番、大西啓勝君。    〔大西啓勝君登壇〕 ◯九番(大西啓勝君) ただいま市長から上程をされました、第六十九号議案監査委員選任の同意方について、市長にお尋ねをいたします。  監査委員は、地方自治法第百九十九条で、「普通地方公共団体の財務に関する事務の執行及び普通地方公共団体の経営に係る事業の管理を監査する。」とあります。こうした重要な任務でありますが、日本共産党の議員からいままで監査委員を出したことはありません。言ってみれば、岐阜市政はいまだかつて共産党議員の監査を受けたことはないということになるわけです。ことしもすでに私どもから市長に申し入れをしておりますし、過去何回かにわたってこの議場からも質問をしてまいりました。今回提出されました四ツ橋正一議員や船戸 清議員が監査委員として適格でないと言うわけではございません。しかし、私どもはこの監査委員を選任なさるときの基準がまことに不明確であると考えるわけであります。すべての会派からの監査を公平に受ければよいわけで、なぜ、共産党監査を避けられるのか理解に苦しむわけであります。どういう基準で今回選任をされたのか、また私どもの主張をどうお考えになっておられるのか、御答弁をいただきたいと思います。 ◯議長(神山 栄君) 市長、蒔田 浩君。    〔蒔田 浩君登壇〕 ◯市長(蒔田 浩君) ただいま提出いたしておりますところの監査委員の選任同意につきましての御質問でございます。御質問にありましたように、法の規定によりまして、市議会議員四十八名の中から二名を選ぶと、こういうことでございます。したがいまして、ただいま提出をさせていただいております議員の方々お二人の任命同意をお願いするわけであります。御質問にありますところのどういう基準でと、基準ということは、法の中にありますところの議員二人ということでございまして、四十八名から二名というのが基準でございます。ただいま共産党の議員からは選んでいないがどうかというような話しがございます。政党どうとかこうとかいうことではなくして、皆さんが御適格でもありますし、四十八名の方々からということでございます。また申し入れのあったことも承知いたしております。そうしたことを踏まえて、ただいま御提案をさせていただいた次第であります。御意見としては承っております。    〔「議長、九番」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(神山 栄君) 九番、大西啓勝君。    〔私語する者あり〕(笑声)    〔大西啓勝君登壇〕 ◯九番(大西啓勝君) いま市長が四十八名の中から二名を選ぶ、基準は別に政党から選ぶというふうにはなってないからという、昨年の答弁と全く一緒ですねえ。(笑声)で、昨年も、    〔私語する者あり〕
    昨年もですねえ、全くそのおたくの申し入れについては参考にさせていただくということでありながら、全く一緒であります。共産党の議員の監査を受けるということが大変不都合であると、何か……    〔私語する者あり〕 そういうふうにしか考えられないわけであります。私どもは今日この会派、議会の構成を見ましても、ほとんど党を代表する会派で構成されておるわけでありますし、そういう中から二名を毎年選んでこられるという中では、当然一定の基準があってしかるべきだと考えるわけであります。    〔私語する者あり〕 先ほど言われるようなことではとても市民が納得することはできないというふうに考えます。いまの答弁につきまして基準はまことに不明確で、遺憾であるという点だけを申し上げまして質問を終わります。    〔私語する者あり〕 ◯議長(神山 栄君) 以上をもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。本件については常任委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(神山 栄君) 御異議なしと認めます。よって、本件については常任委員会付託を省略することに決しました。  討論はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(神山 栄君) 討論はなしと認めます。  これより採決を行います。  第六十九号議案を採決いたします。  まず、船戸 清君を監査委員に選任するについては、これに同意するに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(神山 栄君) 御異議なしと認めます。よって、船戸 清君を監査委員に選任するについては同意と決しました。  次に、四ツ橋正一君を監査委員に選任するについては、これに同意するに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(神山 栄君) 御異議なしと認めます。よって、四ツ橋正一君を監査委員に選任するについては同意と決しました。    〔船戸 清君、四ツ橋正一君入場〕            ━━━━━━━━━━━━━━━━━    〔矢島清久君、山田 桂君、臼井菊蔵君、高瀬春雄君、浅野秀雄君退場〕  第二十六 農業委員会委員の推薦 ◯議長(神山 栄君) 日程第二十六、農業委員会委員の推薦を行います。  本件は、来る七月十九日、任期満了となる選任委員五人の後任の推薦を求められたものであります。  お諮りいたします。選任委員については議長において指名いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(神山 栄君) 御異議なしと認めます。よって、議長より指名いたします。  農業委員会委員には、岐阜市萱場東町一丁目三七番地 矢島清久君、岐阜市正木二二番地の二 山田 桂君、岐阜市西鶉三丁目一一四番地 臼井菊蔵君、岐阜市鷺山五五五番地の一 高瀬春雄君及び岐阜市鏡島一七六七番地 浅野秀雄君、以上の五人を指名いたします。  ただいまの指名に御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(神山 栄君) 御異議なしと認めます。よって、農業委員会委員には、以上の五人を推薦することに決しました。    〔矢島清久君、山田 桂君、臼井菊蔵君、高瀬春雄君、浅野秀雄君入場〕    〔議員提出件名一覧(日程追加分)配付〕            ━━━━━━━━━━━━━━━━━  一 日程追加(市議第十一号議案から市議第十五号議案まで) ◯議長(神山 栄君) ただいま伏屋嘉弘君から成規の手続をもって、市議第十一号議案聴覚障害者の情報等の保障に関する意見書が、中村好一君から同じく成規の手続をもって、市議第十二号議案伊自良川激特事業に伴う架橋事業の早期完成に関する意見書が、西垣 勲君外二名から同じく成規の手続をもって、市議第十三号議案道路財源確保に関する意見書が、白橋国弘君外三名から同じく成規の手続をもって、市議第十四号議案県立高等学校入学者選抜に係る現行学校群廃止を前提に改善を要望する意見書が、また、堀田信夫君外一名から同じく成規の手続をもって、市議第十五号議案県立高等学校入試制度に関する意見書、以上五件が提出されております。  お諮りいたします。これら五件を本日の日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(神山 栄君) 御異議なしと認めます。よって、これら五件を本日の日程に追加し、直ちに議題とすることに決しました。            ─────────────────  一 市議第十一号議案から市議第十三号議案まで ◯議長(神山 栄君) まず、市議第十一号議案から市議第十三号議案まで、以上三件を一括して議題といたします。  職員をして議案を朗読せしめます。              〔職   員   朗   読〕            ─────────────────  市議第十一号議案        聴覚障害者の情報等の保障に関する意見書  標記について別紙のとおり決議するものとする。    昭和五十六年七月八日提出                            提出者  岐阜市議会議員  伏   屋   嘉   弘                            賛成者  岐阜市議会議員  早   川   竜   雄                            同    同        服   部   勝   弘                            同    同        伊   藤       博                            同    同        武  藤  代  次  郎                            同    同        高   瀬   春   雄            ─────────────────       聴覚障害者の情報等の保障に関する意見書  本年は国際障害者年であり、聴覚障害者の「完全参加と平等」の実現を図るためには、テレビを通じた情報文化の提供、並びに社会生活において欠かせぬ役割りを持つ手話通訳制度化が必要不可欠と思量される。  よって、政府におかれては、左記事項の実現に努められたい。                記  一 現在のテレビ放送においては、字幕や、手話通訳の挿入が一部の番組に限られており、その拡大を促進するとともに、文字多重放送の実用化の際には、電波の一つを、聾唖者専用として活用すること。  二 ボランティア活動に依存している手話通訳国家試験による資格として制度化し、有資格者を関係公共機関へ配置するなどの対策を講じること。   右 地方自治法第九十九条第二項の規定により意見書を提出する。   昭和  年  月  日                                 岐  阜  市  議  会   関 係 行 政 庁 宛            ─────────────────  市議第十二号議案        伊自良川激特事業に伴う架橋事業の早期完成に関する意見書  標記について別紙のとおり決議するものとする。    昭和五十六年七月八日提出                            提出者  岐阜市議会議員  中   村   好   一                            賛成者  岐阜市議会議員  近   藤   武   男                            同    同        園   部   正   夫                            同    同        大   野   栄   吉                            同    同        松   尾   一   子                            同    同        西   垣       勲                            同    同        小  木  曽  忠  雄                            同    同        浅   野   秀   雄            ─────────────────       伊自良川激特事業に伴う架橋事業の早期完成に関する意見書  岐阜市を襲った九・一二集中豪雨は、一地方自治体では対処し得ることが困難な大災害をもたらしたが、これが災害復旧のため当局の特段の配慮を得、国の激特事業の採択を受け、本市においても事業完遂のため鋭意努力しているところである。  とりわけ、岐阜市北部の幹線道路として架設予定の繰舟橋、古川橋、仮称柿ケ瀬大橋の三橋の早期完成は、激特事業促進のためにも強く望まれるところである。  よって、国、県当局におかれては、これが事業推進に当たって遅滞なく実施されるよう強く要望する。  右 地方自治法第九十九条第二項の規定により意見書を提出する。  昭和  年  月  日                                 岐  阜  市  議  会  関 係 行 政 庁 宛            ─────────────────  市議第十三号議案        道路財源確保に関する意見書  標記について別紙のとおり決議するものとする。    昭和五十六年七月八日提出                            提出者  岐阜市議会議員  西   垣       勲                            同    同        小   島   武   夫                            同    同        小  木  曽  忠  雄                            賛成者  岐阜市議会議員  安   田   謙   三
                               同    同        所       一   好                            同    同        武   藤   房   数            ─────────────────       道路財源確保に関する意見書  道路整備は産業・経済の発展、生活基盤の向上に不可欠な要素であり、これが実現の一助として、昭和二十八年制定された「道路整備費の財源等に関する臨時措置法」により特定財源制度が確立され、その後幾多の変遷を経て着実に成果を上げてきたところである。  しかしながら、近時、行財政改革の一環として、道路特定財源の一般財源への転用、あるいは道路予算の削減等々が検討されているやに仄聞するが、いまだ道路の整備状況は決して十分でなく、住民のかかる改善要求は以前にも増して大なるものがある。  よって、国におかれては、左記事項について特段の配慮をされるよう要望する。               記  一 揮発油税、自動車重量税等の道路特定財源を全額確保し、絶対他に転用しないこと。  一 道路予算の大幅な拡大を図ること。  右 地方自治法第九十九条第二項の規定により意見書を提出する。  昭和  年  月  日                                 岐  阜  市  議  会  関 係 行 政 庁 宛            ───────────────── ◯議長(神山 栄君) お諮りいたします。これら三件に関する趣旨弁明は、これを省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(神山 栄君) 御異議なしと認めます。よって、これら三件に関する趣旨弁明は、これを省略することに決しました。  これら三件について質疑を許します。質疑はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(神山 栄君) 質疑はなしと認めます。  お諮りいたします。これら三件については、常任委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(神山 栄君) 御異議なしと認めます。よって、これら三件については、常任委員会付託を省略することに決しました。  これより討論を行います。  討論の通告がありますので、順次これを許します。九番、大西啓勝君。    〔大西啓勝君登壇〕 ◯九番(大西啓勝君) 市議第十三号議案道路財源確保に関する意見書につきまして、反対の立場から討論を行います。  この意見書は、従来からの建設省の道路交通体系を一層発展させるということで、住民の中に幾多の混乱がもたらされるであろうというふうに考えられるわけであります。御承知のように、今日行われております道路交通体系の政策というのは、その予算の四割近い部分が高速自動車道路の仕事として出されておるわけであります。このことから、生活道路が非常にないがしろにされたり、あるいはそこから起こってくる住民の間での公害問題、生活環境整備の問題等がなおざりにされているということは、非常に明確であります。たとえば第七次道路整備五カ年計画によりますと、高速自動車道の事業費は三四・七%を占めておりまして、これは主要地方道を除く市町村道路の事業費の十倍にも上っているわけであります。このことが、高速道路をつくる、それが自動車を非常に多くして、モータリゼーション化させていくという悪循環になっております。そのことから、交通体系が高速自動車道一辺倒になって、結局のところ国鉄の赤字路線が一層誘発されたりあるいは地方公営交通企業体の赤字がひどくなったり、そういう交通問題での幾つかの問題点が出てきているわけであります。また、こうした高速道路一辺倒の道路政策の中で、住民の受ける公害等の被害も非常に多くなってきておるわけであります。ここに出されております特定財源、道路特定財源としてこれを重視して、生かしていけということになりますと、一層そのことがひどくなるというふうに考えられるわけであります。私どもは高速道路即反対と言うわけではありません。たとえば高速道路につきましても、どこにどういうふうに必要だということは、住民も参加した審議会等の中で審議をしながら、最終的には国会で決めていくべきだというふうに考えるわけであります。同時に、いま行われています高速自動車道の建設等におきましては、公団、事業団の受注先は九六%が資本金一億円以上の企業でありまして、この高速自動車道の事業がどんどん発展をしても、なかなか地域の産業が潤っていくというふうにはならないわけであります。どうしても大企業に発注する度合いが大きくて、そのこと自身が大企業を潤して、そして、新しいモータリゼーションの中で公害を生み出していく、そういう混乱が起こってきているわけであります。そういう点から、私どもはたとえば岐阜市で当面しております、環状線や一五六号バイパス線など、生活に密着したものはどんどん早期に実現をしていくことは非常に重要でありますけれども、こうした特定財源を確保しながら、高速道路中心の交通体系をつくり上げていくというやり方には反対をするものであります。以上をもちまして反対討論を終わります。 ◯議長(神山 栄君) 二十三番、松尾一子君。    〔松尾一子君登壇〕 ◯二十三番(松尾一子君) 市議第十三号は道路財源確保に関する意見書提出であります。私は反対討論を行うものであります。  昭和三十六年から五十年までの県の決算を見てみますと、土木費の内容は、道路関係費は全体の三一・九%を占め、治山、治水費は六二・八%でありました。しかし、これは年を経るごとに逆転し、五十年には道路関係費五二・一%、治山、治水費は二九・五%となっております。さらに、国の予算、すなわち建設省関係、公共事業費中に占める治山、治水費は、昭和二十六年には全体の一九%を占めていましたものですが、昭和五十年にはわずかに五・五%を占めるにすぎないのであります。これは、いかに国及び地方行政が開発中心になっているかを示すものであります。もっとはっきり申しますならば、道路建設、とりわけ高速道路の建設は、直接大企業にとって経済的メリットがあり、経済成長に大きく寄与いたしますが、治山、治水は災害がなくてもともと、それ自体経済メリットがなく、大企業にとって治山、治水に金を使うことはありがたくないのであります。このように、経済中心主義、開発第一主義によって道路建設を重視することは、大企業の最も歓迎するところと言えます。道路に金を投ずるよりは治山、治水に金を投ずるべきであります。さらに、道路建設という場合には、高速自動車道路より住民の生活道路ともいうべき市町村道に重点を置くべきであります。以上の理由をもちまして、市議第十三号の意見書議決に反対いたします。以上。 ◯議長(神山 栄君) 以上をもって討論を終結いたします。  これより採決を行います。  まず、市議第十三号議案を分離して、起立によって採決をいたします。  お諮りいたします。本件については、原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    〔賛 成 者 起 立〕 ◯議長(神山 栄君) 起立多数であります。よって、市議第十三号議案は原案のとおり決しました。  次に、市議第十一号議案及び市議第十二号議案の二件を一括して採決いたします。  お諮りいたします。これら二件については、原案のとおり決するに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(神山 栄君) 御異議なしと認めます。よって、市議第十一号議案及び市議第十二号議案の二件については、原案のとおり決しました。            ─────────────────  一 市議第十四号議案及び市議第十五号議案 ◯議長(神山 栄君) 続いて、市議第十四号議案及び市議第十五号議案の二件を一括して議題といたします。  職員をして議案を朗読せしめます。              〔職   員   朗   読〕            ─────────────────  市議第十四号議案       県立高等学校入学者選抜に係る現行学校群廃止を前提に改善を要望する意見書  標記について別紙のとおり決議するものとする。    昭和五十六年七月八日提出                            提出者  岐阜市議会議員  白   橋   国   弘                            同    同        西   垣       勲                            同    同        小   島   武   夫                            同    同        小  木  曽  忠  雄                            賛成者  岐阜市議会議員  大   野   栄   吉                            同    同        武   藤   房   数                            同    同        所       一   好            ─────────────────       県立高等学校入学者選抜に係る現行学校群廃止を前提に改善を要望する意見書  岐阜市議会は、本年三月「県立高等学校入学者選抜に係る学校群制度見直しに関する意見書」を議決し本制度に対する一定の提言をしたところであるが、このほど、岐阜県教育委員会も本制度を見直すべく、岐阜県高等学校問題研究懇談会を設置したことは時宜を得た措置と言える。  ところで、本制度は発足して以来八年目を迎えたが、これが問題点として学校選択の自由の欠如を初め、群間における学力格差、また、学内における学力差の顕現化、入学時の生徒の帰属意識の希薄化、特色ある学校づくりに対する障害等々、幾多の批判を受けるに至り、学校群制度を取り巻く環境は大きく変貌したと言わざるを得ない。  よって、岐阜県教育委員会は、かかる現況や本制度をめぐる世論等を総合的に判断し、現行の公立高等学校入学者選抜に係る学校群制度の廃止を前提に現行制度の問題点解決に最善を期されるよう要望する。  右 地方自治法第九十九条第二項の規定により意見書を提出する。  昭和  年  月  日                                 岐  阜  市  議  会  岐 阜 県 知 事  岐阜県教育委員会委員長 宛            ─────────────────  市議第十五号議案        県立高等学校入試制度に関する意見書  標記について別紙のとおり決議するものとする。    昭和五十六年七月八日提出                            提出者  岐阜市議会議員  堀   田   信   夫                            同    同        中   村   好   一                            賛成者  岐阜市議会議員  大   西   啓   勝                            同    同        市   川   尚   子                            同    同        野   村   容   子                            同    同        早   川   竜   雄            ─────────────────       県立高等学校入試制度に関する意見書  このほど、岐阜県教育委員会は、岐阜県高等学校問題研究懇談会を発足させ、学校群制度の見直しの検討に入った。ところが、学区はそのままで、学校群のみの検討で、早ければ五十七年度からの実施もあり得るやの方向が示されている。  現行制度は、大学区制の弊害、すなわち、学校間格差中学校における過熱化した受験準備競争を緩和するために、昭和四十九年から施行されたものであるが、その後群間格差、群と単独校との間の格差も広まっているところである。  また、現行制度は、大学入試準備校の色合いも強め、正しい高校教育のあり方が問われてきている。NHKのテレビ討論でも、学校群だけでなく学区についても検討の要望が強く出されており、今日、すべての子どもたちに豊かな学力と人間性を育てる入試制度、高校教育のあり方、父母、教師、生徒が参加して十分検討することが必要である。よって、次のことを要望するものである。  一 五十七年度実施にとらわれず、父母、教師、生徒を含め十分な検討を進め、県民合意で進められること。  一 学校群のみの検討でなく、岐阜学区のあり方についてもあわせて検討されること。  右 地方自治法第九十九条第二項の規定により意見書を提出する。  昭和  年  月  日                                 岐  阜  市  議  会  岐 阜 県 知 事  岐阜県教育委員会委員長 宛            ━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◯議長(神山 栄君) これら二件についてそれぞれ提出者の趣旨弁明を求めます。四十番、白橋国弘君。    〔白橋国弘君登壇〕 ◯四十番(白橋国弘君) ただいま上程になりました市議第十四号議案に関しまして、提出者を代表いたしまして趣旨弁明を若干行いたいと思います。  学校群問題をめぐる論議は本会議を通じまして、熱心に各議員によって行われたところは御案内のとおりでございますし、かつまた、この問題をめぐって岐阜市議会が見直しの意見書をさきの三月議会で提出したことも御案内のとおりでございます。そのような背景を受けて、先ほど朗読があったとおり、高校問題研究懇談会が県に設置されたことは一定の評価を与えるものでございます。ところが、最近の世論の動向、あるいはまた学校群制度をめぐる内容、あるいは生じている問題点は本会議等でも明らかになりましたけれども、まず第一に、学校選択の自由の欠如、これがやはり大きな問題点としてクローズアップされているところがある。あるいは群間における学力差、あるいは群と群以外の学校における問題、あるいは学内における学力差、こういうようなものが問題として浮上してきておるところも論議を通じて明らかになったところでございます。かつまた、入学時の生徒の学校に対する愛着といいますか、愛校心、そういうものにも通じていく帰属意識の希薄化、あるいは教育行政上高校教育の多様化、あるいは特色ある学校づくり、そういうものに対する障害等も問題点と浮上しておるところは御案内のとおりでございます。で、本学校群制度をめぐってベストの制度というのはなかなか見出されない。すなわち、中学校の進路指導から後期中等教育としての高校教育っていうのをどのようにしていくか、こういうまあ問いかけが本学校群制度をめぐっての論議であろうと思うわけでございます。それは教育長等の答弁でも明らかになりましたが、高校の学校格差と学内における学力差、これはもう相矛盾する要素として露呈してくるわけでございまして、そういった中でどうしたらいいかという問題点が浮上するわけでございますが、私どもといたしましては、この問題点の中でとりわけ学校選択の自由がないこと、そしてまた、入学時の生徒の学校に対する帰属意識というものの希薄化、あるいは特色ある学校づくり、こういうような問題点というのはやはり人の生き方の問題、あるいは進路指導の問題、そういうかかわり合いの中できわめて本質的な問題としてとらえることができるのではないだろうか。そういった中で進路っていうのはやっぱり自分で選択していくということが大事であって、どこまでもその自主的な意思というものが尊重される必要があるわけでございます。その中で先生とそして親と本人というのが進路をめぐって、すなわち、まあ本会議でも答弁としてもございましたが、全くその答弁には私自身も賛意を表したわけでございますが、学校に入ることよりも入った学校で何を学ぶかというところに力点を置いたときに、やはりそういう人生とのかかわり合いの中で学校の選択がされていく、そういう一つの制度というものにすべきじゃないだろうか。そしてまた学校経営といいますか、学習指導、生徒の生徒指導という面にあっても、やはりその学校に入学したことに対する愛着といいますか、帰属意識、こういうものに基づく高校教育というものがされる必要があるんじゃないか、それがまあ別の言葉で言えば特色ある学校づくりに連動していくものと考える次第でございます。そういった中で世論、すなわち、NHKのUHFで先般長時間番組をやりましたけれども、それを見ている限り約八〇%の方が群制度を廃止願いたいという意向でもございましたし、PTAその他の研修会やそういう場でも研修ではございますけれども、群制度そのものに積極的賛意を表する意見はない、そういう点からいいましてなかなか制度としてベストなものは見つからないけれども、ベター論の中で何をこの際私どもはこの学校群制度問題をめぐってとらえていったらいいか、そういう観点に立ったときに、まず廃止を前提としてこの学校群制度問題というものに最善を期されるよう、県の知事、教育委員会委員長あてに意見書を提出し、現在設置されております高等学校問題研究懇談会の存在というものも一方において尊重しながら、この制度の適正な高校入試、あるいはまあその後に行われる高校教育をめぐる問題、こういうものをひとつ議会から意見書議決したい、こういうことでございますので、よろしく御理解を賜りまして、御賛同いただきますよう心からお願いを申し上げまして、趣旨弁明にかえたいと思う次第であります。 ◯議長(神山 栄君) 十番、堀田信夫君。    〔堀田信夫君登壇〕
    ◯十番(堀田信夫君) それでは、市議第十五号議案県立高等学校入試制度に関する意見書の提出者を代表いたしまして、趣旨説明をさせていただきます。  さきの三月議会や本議会通じても県立高等学校の入試制度に関していろんな角度から論議がされてきたところであります。県教育委員会におかれては、見直しのための岐阜県高等学校問題研究会も発足をし、進んできておるわけでありますが、最近の論調の中で、やはり問題として明確になってきておることがあると思います。研究懇談会の意向は、御承知のように、学区はそのままにして学校群制度のみの検討を行って、早ければ五十七年度実施もあり得るとの方向であります。そして、ただいまも述べられましたが、学校群廃止を望むその理由として、選択の自由の欠如や入学した学校への愛着心、特色ある学校づくりが行いにくい等々が言われておりますが、この本議場でも私が指摘をいたしましたが、学校選択の自由は学校間格差を前提としており、指摘したとおり、公教育が求めるものではないと思います。確かに有名校あるいは一流、二流校と言ったような形容で、特色ある学校が生まれることとは思いますが、格差が現在の段階よりも一層激しくなり、受験競争が過熱することは明らかであります。このことによって、受験競争がこれに打ちかって生き抜くことがいたいけない十代の中において人生最大の目標になる、こういうことではないかと思うわけであります。本来の特色ある学校づくりというものは、こうした学校間格差を通じて生み出すものではなくて、学校内の教育づくりの中で独自の努力で生み出していくべきと考えるものであります。先般開かれたNHKの討論会中継放送もされましたので私も見ました。さらに、市連のPTAの研修会での討論を通じても、県立の高等学校入試制度のあり方をめぐる問題では、次第に明らかになっていることがあります。そこで明らかにされてきているものは、必ずしも学校群制度廃止のみではないようであります。学校群廃止のみでは、今日求められている子供たちに豊かな学力、人間性を育てる入試制度の確立、特色ある学校づくりは困難であると、そして、学区についてもあわせ検討する必要性を浮き彫りにしていると思うわけであります。市連のPTA研修会では、特に選択の自由に関連して、希望する高校とは一体どんな高校なのか、これについても討論がなされておるようでありますが、三年後の大学入試に都合のよい高校という意見とともに、近いところにある学校、学校のカラー、とりわけスポーツを初めとしたクラブ活動に魅力ある学校、こういった意見もあるわけであります。また、学校の先生からも、通学が近くて済むこと、地域に育つ高校、小、中、高と連動した教育活動が指摘されたことも、希望等が指摘をされ、まさに注目をしなければならない数々の意見が出てきておると思うのであります。そして、八〇%が学校群の廃止を望む、これはアンケート等から明らかでありますが、私は、やはりすべての児童生徒の立場に立ってこの問題に対処しなければならない、このように考えます。今日の段階でさまざまな意見があり、いまいろんな機会をとらえて話し合いがなされている状況であります。こういう段階で、市民の総意、市民の総意とは言い得ないような結論を性急に求めるような意思表示は厳に慎しむべきではないかと思うわけであります。むしろ、現在の段階で求めるべきは、学区問題も検討の上に乗せ、父母、教師、子供らの意見を十分に反映させる最大限の努力を払っていただく、このところにあると思います。以上のような趣旨であります。議員各位の御理解を心からお願いいたしまして、説明にかえさせていただきます。 ◯議長(神山 栄君) これら二件について質疑を許します。質疑はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(神山 栄君) 質疑はなしと認めます。  お諮りいたします。これら二件については常任委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(神山 栄君) 御異議なしと認めます。よって、これら二件については常任委員会付託を省略することに決しました。  これより討論を行います。  討論の通告がありますので、順次これを許します。十三番、市川尚子君。    〔市川尚子君登壇〕 ◯十三番(市川尚子君) 私は、市議第十四号議案県立高等学校入学者選抜に係る現行学校群廃止を前提に改善を要望する意見書について、反対討論を行いたいと思います。  いままでいろいろ議論をされてきておりますけれども、今回、県教委が指向しているものもあるいはこの意見書の底辺を流れているものも、あくまでも現行学校群制度を廃止をする、廃止を目的とした意見書であります。私どもも現行の学校群制度が最良のものとは考えておりませんし、だからこそこの七年間にわたりましていろいろな問題点が出て、世論は改善を求めているわけであります。先ほども十四号議案にかかって、八〇%の父母が学校群の廃止を求めているというふうに言われますけれども、しかし、これはいろんな見方がありまして、現行のあり方そのものに対する反対もあるでしょうしあるいは通学距離の問題から今日の学校群制度を廃止をしてほしいという願う人もあるでしょうし、この中身はまだまだ検討の余地があるわけであります。本来なら九六%に近い進学率があり、高校全入が求められてしかるべきでありますし、当面それができないならば、いまの学校群制度の中へあるいは単独校を組み込んでいくとか、高等学校をもっと公平に扱い、子供たちを公平に扱う中で、入学後持てる力を最大限発揮できる場をつくっていく等々、いろんな方法をもっともっと慎重に考えなければならないと思います。あるいはまた、生徒や先生、そして父母等の意見を十分聴取し、交換し、討論し、よりよい学校群制度あるいは高等学校入学制度を求めていくためには、もっともっと慎重な配慮が私どもは必要だというふうに考えております。したがって、この現行学校群制度を廃止を前提とした第十四号については反対の立場を表明し、第十五号議案に賛成の討論を行います。以上です。 ◯議長(神山 栄君) 十五番、大野栄吉君。    〔大野栄吉君登壇〕 ◯十五番(大野栄吉君) ただいま提案されました、市議第十四号県立高等学校入学者選抜に係る現行学校群廃止を前提に改善を要望する意見書について、賛意を表す立場から簡単に討論を行います。  現行学校群制度に対する諸種の問題点は本定例議会の一般質問の中でも、私なりの調査に基づき詳細に俎上に乗せたことは御承知のとおりでありますし、意見書の中身においても的確に述べているところであります。議案の趣旨は、いかにして時宜に応じた教育効果を上げるかということであります。議会質問の一端を繰り返して申し上げますが、教育は一国の命運をかけた最高の国是であり、また、その基本理念は悠久不変のものでもあります。ただ変移する時代ごとに真剣な模索を積み重ねながら、いかにして効果あらしめるかは常に為政、行政ともに心すべきことは当然のことであります。現状の進学率に対する受け入れ体制が整備された今日、さまざまな問題点を包含する現行群制度を見直し、たがを外して選択の自由の中で伸び伸びと特色ある学校づくり、人づくりをすべき時点が今日の課題であると確信をいたし、ぜひとも本議案に一層の御理解をいただき、採択されんことを切望して賛成の弁といたします。以上です。(拍手) ◯議長(神山 栄君) 以上をもって討論を終結いたします。  これより採決を行います。  まず、市議第十四号議案を採決いたします。  お諮りいたします。本件については、原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    〔賛 成 者 起 立〕 ◯議長(神山 栄君) 起立多数であります。よって、市議第十四号議案は、原案のとおり決しました。  次に、市議第十五号議案を採決いたします。  お諮りいたします。本件については、原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    〔賛 成 者 起 立〕 ◯議長(神山 栄君) 起立少数であります。よって、市議第十五号議案は否決せられました。  なお、可決されました意見書の取り扱いについては、これを議長に一任願いたいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(神山 栄君) 御異議なしと認めます。よって、そのように取り計らいます。            ━━━━━━━━━━━━━━━━━  閉 議 閉 会 ◯議長(神山 栄君) 以上をもって今期定例会に付議された事件はすべて議了いたしました。よって、本日の会議はこれをもって閉じ、昭和五十六年第三回岐阜市議会定例会を閉会いたします。   午後零時五分 閉  会    〔閉会後、市長及び議長から次のようなあいさつがあった。〕 ◯市長(蒔田 浩君) 一言お礼のごあいさつをさしていただきます。  今期定例会に提案をいたしました諸議案につきましては、議員各位には連日御熱心なる御審議をいただき、本日それぞれ適切なる御決定をちょうだいいたしました。心から感謝、御礼を申し上げる次第であります。なお、審議を通じましていろいろ御意見、あるいは御質問等を承りましたわけであります。それらにつきましても今後十分慎重に検討いたし、今後適切なる処置をしてまいりたいと存ずるわけであります。また、目下国におきましては行財政の膨脹をした諸政策を見直すために、ただいま第二次臨調において調査検討が重ねられ、間もなく答申がせられる予定になっておりますが、本市におきましてもこの議会を通じましていろいろ御意見が出されました。いわゆる今後の行政というものに対しまして一層の事業事務を見直しまして、効率のある行政を行い、経費の節減にも十分意を用いまして、市民各位の期待と信頼にこたえる、そうした行政の進展になお一層努力を重ねることをお約束を申し上げまして、長期間にわたりました今期の定例会に心から御礼を申し上げまして、ごあいさつを終わりたいと存じます。ありがとうございました。(拍手) ◯議長(神山 栄君) 一言ごあいさつを申し上げます。  去る六月二十日開会されました今期定例会では、途中参議院議員補欠選挙が行われるなど、きわめて重要な時期でございましたが、幸いにして五月臨時会の懸案事項を含めまして本日無事終了することができました。特に今期定例会の冒頭におきましては、不肖私を議長に御選任をいただいたわけでございます。今後におきましても岐阜市のよりよい発展のために、また、住民の信頼にこたえるべく鋭意努力をいたしたいと存じます。この間にあって議会の果たす機能はますます重要であると考えられるのでありますが、どうか皆さん方の御理解と御協力を得まして、健全な議会運営に努めてまいりたいと存じますので、よろしくお願いを申し上げたいと思います。大変どうもありがとうございました。(拍手)  岐阜市議会議長      神 山   栄  岐阜市議会議員      尾 藤 正 忠  岐阜市議会議員      伊 藤   博 Copyright (c) Gifu City Assembly. All Rights Reserved. ページの先頭へ▲...