いわき市議会 2014-12-04 12月04日-05号
今から10年ほど前ですが、元官房長官で自民党の元幹事長の野中広務さんは、本市で発行されている雑誌うえいぶに一文を寄稿し、次のように言っておりました。
今から10年ほど前ですが、元官房長官で自民党の元幹事長の野中広務さんは、本市で発行されている雑誌うえいぶに一文を寄稿し、次のように言っておりました。
古賀誠元自民党幹事長ですとか加藤紘一元自民党元幹事長、そして野中広務自民党元幹事長、いずれも自民党の幹事長として自民党を中核で支えてきた皆さんが新聞赤旗に登場してきたのも、ここに理由がありました。憲法の原則を踏みにじる安倍政権に、こそくな閣議決定による憲法解釈の変更ではなく、やるのであれば堂々と改憲を提起せよということから、赤旗に登場してきているわけであります。
いわき市の総合文化誌として発行されております「うえいぶ」の昨年9月15日号には、自民党で元幹事長を務めた野中広務氏が一文を寄稿しています。野中氏は、小泉内閣の5年間を指して、日本はアメリカの51番目の州あるいは属国だとして、我が国の行く末を憂いています。少し紹介しますと、野中氏は19歳で陸軍幹部候補生として終戦を迎えたそうです。
これはアメリカと一体となって戦争をすることだと批判も強く、みずから戦争を体験した自民党の野中広務氏さえ反対しておりますが、こうした政府の姿勢の中に、日の丸がはっきり見えるように思います。 国民を戦争に駆り出すために大きな役割を果たした日の丸が、今議場に掲揚されました。国旗国歌法が強行採決されたときでさえ、内心の自由は尊重されるべきとした趣旨にも反するものです。