南相馬市議会 2004-03-10 03月10日-03号
ちょっと私としてはいろいろ考えるところもあって慎重にしているところなんですけれども、例えば、九州の水俣市、水俣病でいろいろ騒がれましたが、あの水俣市においては、リサイクル産業、企業を集中的に立地して、いろんな中規模、大規模工場を含めてリサイクルの工業団地をつくっています。
ちょっと私としてはいろいろ考えるところもあって慎重にしているところなんですけれども、例えば、九州の水俣市、水俣病でいろいろ騒がれましたが、あの水俣市においては、リサイクル産業、企業を集中的に立地して、いろんな中規模、大規模工場を含めてリサイクルの工業団地をつくっています。
ことしの夏は、災害防除活動中に3名の消防団員が亡くなった7月20日発生の熊本県水俣市の梅雨前線による水害を初め、夏には珍しい秋のコースをたどった台風10号による東海・西日本を襲った水害、そして宮城県北部を震源とした宮城県南郷町などを襲った地震など、大きな災害が多発しました。
そのような中、本年に入り、7月20日未明に九州地方を襲った記録的豪雨は、熊本県水俣市や鹿児島・長崎両県で土石流や河川決壊を引き起し、多くのとうとい生命を奪いました。また7月26日には、宮城県沖を震源とする、震度6弱、6強、6弱と強い地震が3度発生し、家屋の倒壊、断水、停電と、ライフラインに甚大な被害をもたらしました。
環境都市を目指す熊本県水俣市では、24番目の分別品目として生ごみの堆肥化に悪戦苦闘の中、取り組んでおります。ぜひ、福島市でも取り組み、農家に無償で使ってもらい、安心、安全な農産物づくりに生かしてもらいたいものであります。
我が明世会も過去に、九州の水俣市を視察させていただきまして、このISO問題について視察をしてきております。その中で、庁内の中できちんとISOの技術的な部分、この環境というような部分で、ISOの基本的な理念を把握するならば、庁内の中でだけでもきちんとしたISO方式をとれるんではないかなと、お金をかけるばかりが能ではないというような感じもしております。
先般、水俣病の苦しい経験を教訓に環境モデル都市を目指す水俣市へ行ってまいりました。21種類のごみ分別をはじめ、家庭版ISOや環境マイスター、エコショップ制度の創設など、独創的な環境への取り組みを行っておりました。
今まで、公害と言えば、四日市市で起こった大気汚染問題は、極端に言えば四日市市の問題、水俣市で起こった水俣病問題は、水俣市の問題というふうに地域が限定されておりまして、それが日本国中、ましてや世界中に広まるということはございませんでした。
昭和33年には、江戸川下流において漁民とパルプ工場との間に紛争を起こし、また昭和28年から30年にかけて熊本県水俣市並びにその周辺に原因不明の奇病が発生し、死者18名、患者83名を数える大事件となったのであります。
この問題については公明党調査によりすでに神通川、水俣市、安中市、富山県等において水俣病203名、ゼンソク1,153名、イタイ・イタイ病96名、合計1,452名、昭和45年4月30日現在、公害病患者と認定されてすでに死亡者は117名を数えており、その後全国各地の調査を続行中であります。
たとえば、四大公害病訴訟として知られる三重県四日市市の石油コンビナート群から排出される亜硫酸ガスに起因すると言われる「四日市ぜんそく」、富山県婦中町神通川流域における亜鉛銅等の製錬に伴う重金属カドミウムによる「イタイイタイ病」、熊本県水俣市と新潟県新潟市阿賀野川流域における水銀を含む水、魚介類等の摂取による「水俣病」等かあり、また、食品公害と言われる「カネミライスオイル症」、「森永ミルク中毒症」等、
熊本県水俣市の水俣病、新潟県の阿賀野川下流に発生した第2水俣病、近くは八戸市、当いわき市内の小名浜、四倉港でも問題になりつつあります。しかし残念ながら病源を発見し公害であると断定するまでには約10年ないし20年かかっておるため発見したときにはすでに手おくれで数多くの犠牲者を出しているのであります。いかにして早期発見をするかが現在の課題であります。