いわき市議会 1988-12-14 12月14日-04号
共稼ぎ、核家族化が進む中で行われる学校給食は子供たちが通っている学校内でつくられる自校方式が最良です。しかし、いわき市内の学校給食は共同調理場「センター」方式が大部分となっています。センターでは学校から遠いところで 5,000食から1万食まで短時間に調理されます。ですから材料は手間のかからない缶詰や冷凍保存食が多くなっています。
共稼ぎ、核家族化が進む中で行われる学校給食は子供たちが通っている学校内でつくられる自校方式が最良です。しかし、いわき市内の学校給食は共同調理場「センター」方式が大部分となっています。センターでは学校から遠いところで 5,000食から1万食まで短時間に調理されます。ですから材料は手間のかからない缶詰や冷凍保存食が多くなっています。
から始まって、早速本県においては「未来を開き心豊かなたくましい人間」の育成を目指し、第三次福島県長期総合教育計画を策定し、本県における初任者研修の試行はさらに教員の資質の向上を図るため、新任教員の一部を対策として小、中、高、盲、聾、養護学校の各校種にわたる指定校方式により、64年度から全面実施が予定されている初任者研修制度の内容、方法等の効果的なあり方を究明しようとするものであると言われております。
今回の補正内容は、給与改定に伴う職員人件費を初め市立小名浜西小学校のアスベスト撤去にかかる補修費、市立鹿島小学校、好間第二小学校、好間中学校、中央台北中学校の学級増に伴うプレハブ教室増設工事費、全国吹奏楽コンクール東北大会並びに全国中学校体育大会出場費補助金、及び単独校方式より学校給食共同調理場方式に移行されたことに伴う賄材料費が主なものであります。
センターの問題は、第1に、配送に時間がかかるため、調理はたったの2時間でやらなければならず、自校方式のように直前までじっくり調理ができず、できたてのおいしさを味わうことができないのであります。第2に大量のものを短時間でつくるため、特に芋類などを初め野菜が少なくなります。第3に大量一括方式購入へのため、食品添加物の多用の問題を初め加工食品、冷凍品が多くなる等の問題があります。
また、本市のセンター方式と単独方式の昭和60年度決算額による1食当たりの経費は、備品購入費・工事請負費等の臨時的経費を除きますと8センターの場合の平均は、114円71銭であり、単独校方式の場合は16施設21校の平均が178円26銭となっております。
しかしながら、業務委託で運営しております中学校給食センターにつきましては、中学生の急増並びに40人学級編制とのかかわりから、限界にも来ておりますことから、小学校分離新設校につきましては単独校方式で実施したい考えであります。
単独校方式より学校給食共同調理場方式に移行されたことに伴う賄材料費。さらに、現在改修工事を行っている陸上競技場の公認検定を受けるために必要な設備、器具等の購入費が主なものであり、当局より詳細な説明を受け、審査を進めた結果、妥当な予算措置と認め異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、2点目の民間委託の推進のうちその1は、学校給食共同調理場についてのおただしでございますが、御承知のように、当市における学校給食は、共同調理場方式と単独校調理方式の併用で実施しているところでありますが、共同調理場方式につきましては、本年4月から単独校方式でありました湯本第二小学校、川部中学校を吸収し、学校数で98校82.35%給食人員で4万6,042人89.64%となっており、共同調理場への取り
以上のような問題を考えた時、給食センターの欠点とまったく裏腹の関係にある単独校方式で実施するのが当然のことでありますし、最善の方法であるといえます。しかしながら最近、改築された学校におきましてはすべて給食センター方式となっており、まことに残念であります。また現在、改築が進められている入遠野小学校におきましても田人給食センターから搬送する計画と聞いております。
近く菊田小学校の増築、あるいは植田中学校の分離新設等も検討しなければならない時期がまいるので、勿来方部の自校給食校は引き続き自校方式で行い、勿来給食センターは現在受け持っている10校よりふやさない方針である。推計であるが、児童数の増加により、同センターの小学校のかま割りは昭和59年度で満杯になるので、川部小については従来どおり自校給食にしたい」との答弁がなされました。
ところで、自治労いわき市現業協議会の第3回定期大会資料によれば、大会資料51ページでは組合の学校給食の姿勢について触れておりますが、その内容は「学校給食の単独校方式拡大については、今後1,000人規模の新設校、全面改築校は単独校方式とし、1,000人を下回る学校の場合であっても、その給食方式については労使で協議しながら決めていくことを確認し、単独校方式拡大闘争の布石としました」と組合の姿勢を明らかにしているのであります
さらに、4月から四倉学校給食共同調理場の完成によってさらにセンター方式がふえ、自校方式が分校を含めて小学校20、中学校6校となるわけですが、センター方式についても他県の状況を調査してみたわけですけれども、「センターは、経済効率ばかりが優先し、食事内容は二の次にされている。