会津若松市議会 2022-09-06 09月06日-一般質問-03号
8月26日に閉幕したNPT、核兵器不拡散条約再検討会議においては、2回連続で最終文書を採択できない結果に終わり、NPT体制は形骸化し、世界は核の軍拡競争に進みかねない危機的状況となりました。 65年前の9月8日、創価学会第2代会長、戸田城聖先生は、全人類の生存の権利を守り抜けと核兵器の存在を許す生命の魔性を糾弾した原水爆禁止宣言を発表いたしました。
8月26日に閉幕したNPT、核兵器不拡散条約再検討会議においては、2回連続で最終文書を採択できない結果に終わり、NPT体制は形骸化し、世界は核の軍拡競争に進みかねない危機的状況となりました。 65年前の9月8日、創価学会第2代会長、戸田城聖先生は、全人類の生存の権利を守り抜けと核兵器の存在を許す生命の魔性を糾弾した原水爆禁止宣言を発表いたしました。
ニューヨークの国連本部で開かれていた核不拡散条約(NPT)再検討会議は、5月22日、約1カ月にわたる議論の成果をまとめた最終文書を採択できないまま閉幕してしまいました。被爆70年という年に決裂という形で再検討会議が終わってしまったことは残念でなりません。今回の再検討会議では、中東を非核地帯とする構想をめぐる加盟国の対立が解消せず、全会一致での文書の採択に失敗してしまったわけであります。
前回会議が決裂して終わっているだけに今回も決裂が危ぶまれましたが、64項目の行動計画を含む最終文書が全会一致で採択されました。今回のNPT再検討会議の大きな成果は、最終文書を全会一致で採択したということよりも、その最終文書の中で触れられている内容にあらわれていると思います。
◆10番(大條一郎) 議長というのも載っておりましたので、事務局にも照会というか話を聞いたら、何かわからないみたいな話で、これ先月なので、最近だと思うんですけれども、こういうようなことで1,522名の知事や市長や議会の署名をしたということで、曲がりなりにも今回は最終合意文書がまとまって終結、閉幕されたということでありまして、5年前のときは、結局最終文書を合意できなかったんですね。
また、来年5月に開催される核不拡散条約(NPT)再検討会議の議題に、「核兵器国による自国の核軍備を廃棄することの明確な約束」をうたった2000年の再検討会議の最終文書を踏まえたNPTの運用見直しを含めることが、再検討会議の準備委員会において全会一致で合意された。この合意は、再検討会議が核廃絶に向けて大きく前進する期待を抱かせるもので、こうした国際的な動きは、核兵器廃絶への機運として重要である。