福島市議会 1996-03-13 平成 8年 3月定例会−03月13日-05号
これら住専問題は、その実態も責任も明らかにされず、いわば民間企業の放漫経営による倒産に税金を投入しようという政府の住専処理策に対し、今国民の怒りは爆発をしております。 六千八百五十億円は、国民一人当たり約五千五百円の負担となり、このあきれ果てた住専処理策を、何と政府は昨年十二月十九日に決定し、翌二十日の政府予算大蔵原案に盛り込み、そのまま二十五日に政府予算案として決定をしてしまいました。
これら住専問題は、その実態も責任も明らかにされず、いわば民間企業の放漫経営による倒産に税金を投入しようという政府の住専処理策に対し、今国民の怒りは爆発をしております。 六千八百五十億円は、国民一人当たり約五千五百円の負担となり、このあきれ果てた住専処理策を、何と政府は昨年十二月十九日に決定し、翌二十日の政府予算大蔵原案に盛り込み、そのまま二十五日に政府予算案として決定をしてしまいました。
今日の政治の最大の問題は、住専処理策に象徴されるように、国民の願いと政治の現実に余りにも大きな隔りが生じているということではないでしょうか。京都市長選挙の結果は、国民の声をまともに受けとめようとしない政治への批判票が、我が党が唯一の推薦政党となった井上候補が、五党推薦の候補者にわずか四千票と迫り、得票率で四八・一%の得票を得るという結果を生み出したのであります。