いわき市議会 1967-03-14 03月14日-06号
すなわち地方自治というものをますます圧迫しいつまでも財政的権利を握ろうとしている中央集権下の方向を意図しているのが、今日政府のやりかたではないかと私は考えるものであります。現に昭和42年度のいわき市予算をみましても、投資的経費の削減を意図し、新市基本計画の実施は困難となっております。この現実を直視いたしますときに真剣に将未のいわき市の財政というものを考えていかなければならないと思います。
すなわち地方自治というものをますます圧迫しいつまでも財政的権利を握ろうとしている中央集権下の方向を意図しているのが、今日政府のやりかたではないかと私は考えるものであります。現に昭和42年度のいわき市予算をみましても、投資的経費の削減を意図し、新市基本計画の実施は困難となっております。この現実を直視いたしますときに真剣に将未のいわき市の財政というものを考えていかなければならないと思います。
これは今回の議会でもすでに明らかなように中央集権政治であると考えられるのであります。各地区の事情を考慮に入れないことは、あなたのその政治は、やはり官僚政治に過ぎないと思います。 市長あなたは、この議案を議会に提案し、いままた撤回を提案されております。あなたの政治信念は一体どこにあるのか、あなたの政治責任はどうとろうとしているのか。その点を具体的に説明していただきたい。
大和田さんは功を急ぐのあまり、国県との緊密なる連係はよいけれども、憲法に保障され、地方自治法に保護されている地方自治体を無視して、中央集権化に奉仕するのではないか、というような世論が出ているのであります。私はかようなことを信じたくないけれども、一つの時点として出ることは間違いない。
と同時に、これは市長の人事の移入に見られるように、中央に結びついた官僚的なあるいは中央集権化につながるというふうに考えないわけにはいかないわけでございます。一つの例をとつてみても、現在すでに管内には多数の工場誘致条例があります。国際的な大会社が、アメリカの新植民地主義のうしろ立てで、海外進出ができるような巨大な工場が「いわき」市にできております。
私はこれを聞いて市長の施政方針は県や国に直結するということで、中央集権的に進められるようなことになると思いましたが、それは異にして太陽と新鮮な空気と緑に恵まれた生活環境に改善して、より豊かな郷土の建設をするということに対しては、心から賛意を表するものであります。