○議長(渡邉一夫君) 日程第4、行政報告を行います。これを許します。 村長、遠藤雄幸君。 〔村長 遠藤雄幸君登壇〕
◎村長(遠藤雄幸君) 皆さん、おはようございます。 いるべき人がいないと、やはりとても寂しいですね。改めて9番議員、新妻幸子さんのご冥福をお祈り申し上げます。 本日は、令和5年第3回
川内村議会定例会を招集しましたところ、議員皆様には何かとご多用の中、ご参集を賜り、厚く御礼申し上げます。 さて、今年の稲作につきましては、田植期以降はおおむね天候に恵まれたとして、8月15日、東北農政局から福島県浜通り地方の今年の水稲作況はやや良という発表がありました。今年も黄金色に鮮やかな秋を告げる豊かな風景を期待しているところもあります。 それでは、行政報告として6月の定例議会後の村の状況等を報告させていただきます。 最初に、かわうち
高原ドウダン祭りについてであります。 去る6月11日に、
村まつり実行委員会主催によるかわうち
高原ドウダン祭りは、あいにくの雨天のため、会場を
村民体育センターに変更して開催されました。雨天にもかかわらず約180名の方々に参加いただきました。イベントでは、昨年に引き続きプロアドベンチャーレーサーの田中陽希氏をゲストに迎えトークセッションを行い、田中氏からは日本300名山登頂に係る貴重なエピソードや番組終了後の活動状況やその心境などを紹介していただきました。また、来場者からの質問にも丁寧に回答されておりました。会場では、参加者全員に主催者からの豚汁が振る舞われ、村内の特産品の販売やキッチンカーの出展もあり、にぎわいのあるイベントとなりました。 次に、川内村村民号についてであります。 コロナ禍で2回中止となっていた村民号は、第6次総合計画で掲げた目標実現のために村民が一堂に会し、名所、旧跡地、観光地などを旅することによって、村民同士のさらなる親睦と融和を図るために、去る6月17日、18日の両日、新緑の日光東照宮と鬼怒川温泉の旅を実施いたしました。今回で18回目を数えますが、参加者は158名で、招待者やスタッフを合わせた総数は170名となりました。 当日は朝から天候に恵まれ、
那須サービスエリアで出発式を行い、行政区ごとに観光バス8台を連ねて一路栃木方面に向かいました。1日目は徳川家康公をご祭神にまつる世界遺産の日光東照宮を観光した後、
鬼怒川温泉日光きぬ川スパホテル三日月にて温泉を堪能し、懇親会ではカラオケ大会や抽選会が行われ、楽しい大宴会となりました。2日目も晴天に恵まれ、世界21か国、102点の有名建造物が実物の25分の1の大きさで再現されている
東武ワールドスクウェアを観光しました。 今回は、福島県に隣接する栃木県であったことからゆとりある行程となり、久しぶりに再会した隣人や友人と近況を語り合うなど、満足できる村民号であったと思います。議員の皆様にもご参加をいただきまして、感謝申し上げます。 次に、宮崎県高鍋町及び都農町の視察についてであります。去る6月20日から22日まで、宮崎県高鍋町と都農町を視察してまいりました。 高鍋町では、黒木町長を表敬いたしました。黒木町長からは、高鍋町は宮崎県一面積が小さい町ですが、そこには学校や商業施設などが集中しているのでとても便利なまちとのこと、田舎過ぎず、まち過ぎず、生活するにはちょうどいいまちと紹介がありました。その後、町内のIT・IoT事業の取組を視察しました。町内の中学校では
熱中症アラートシステムを導入し、事前に熱中症を防ぐことができるシステムを導入しており、農業分野では、水田の水位モニタリング、制御する農業IoTを導入することで栽培条件を最適化できるなど、参考になる説明を聞きました。 都農町では、河野町長を表敬いたしました。デジタル・フレンドリー宣言と銘打ち、高齢者や子供もよりデジタルを身近に感じられるような先進的な事業にも取り組んでいるとの説明をいただきました。その後、都農ワイナリーを訪問いたしました。都農ワイナリーは、設立時、行政が支援をしたということでかわうちワイン事業の先輩事例ということで話を聞きました。特に、ワイナリーの貯蔵、バックヤード機能の必要性を感じてまいりました。 次に、かえるの
郷トライアスロンinかわうちであります。 7月17日に第5回かえるの
郷トライアスロンinかわうちが、もりたろうプールとその周辺を会場に開催されました。今回は、道路改良工事の事情から、ロードについては大幅にコースを変更し実施されました。大会には県内各地から130名がエントリーされ、6歳から71歳までの幅広い年齢の選手が参加されました。今回の大会も福島県
高校生選手権大会と福島県
中学生選手権大会を兼ねており、学生の皆さんは上位を目指し真剣に競技されておりました。 大会運営に当たっては、福島県
トライアスロン協会の協力の下、福島大学生や東京電力の皆様にもスタッフとしてお手伝いをいただき、スムーズな運営ができたことに感謝しております。 当日は、朝から暑い日ではありましたが、選手皆様は熱中症や大きなけがなどもなく全員が完走され、川内高原の初夏の1日を満喫いただいたと感じております。 次に、BON DANCEについてであります。 帰省された方々の交流の場として、毎年恒例となったBON DANCEが8月15日に開催されました。多くの屋台や出し物が会場をにぎわせ、本村ふるさと大使である渡辺俊美氏をはじめとする福島県ゆかりのミュージシャンによるコンサートなどが披露されました。当日は、時折雨が降るあいにくの天候でしたが、約800人の来場者がやぐらを囲み笛と太鼓の音色に合わせ盆踊りを楽しみました。お待ちかねの抽選会や花火大会では場内の雰囲気が最高潮となり、夏の夜のひとときを満喫されておりました。 次に、ALPS処理水の海洋放出についてであります。 去る8月25日、
東京電力ホールディングス株式会社、小早川智明社長が本村を訪れ、渡邉一夫議長にも同席をいただき、ALPS処理水の海洋放出の開始に伴う説明を受けました。 私からは、処理水の海洋放出については、事故のないよう緊張感を持った作業、関係者の理解の醸成と風評被害対応のため、これからも丁寧な説明と透明性と精度を高めた情報発信、福島県だけの課題としてではなく、国全体の問題として国と東京電力の責任の下、現実的な対応を行ってほしいと要請を行いました。 次に、川内村新
庁舎等整備基本計画の策定についてであります。 役場庁舎は、令和5年度で築53年が経過し、構造体としての耐震基準に課題があり、老朽化した施設は維持管理の面からも負担が大きくなることが懸念されることなどから役場庁舎を新たに整備することが求められており、昨年度より新庁舎等整備のため基本計画の策定を進めてきました。 令和5年3月28日に川内村
役場庁舎等整備検討委員会から答申を受けて、3月下旬の議会全員協議会、村内8行政区の住民説明会、3回の職員説明会を行い、説明会の内容や意見などの整理を行い、行政区長会及び2回の議会全員協議会での説明を行い、基本計画の内容や新庁舎の立地場所等についておおむね理解を得られたことから、8月、
パブリックコメントを実施いたしました。結果、意見などもなかったことから、令和5年9月1日に川内村新
庁舎等整備基本計画を行政計画として策定いたしました。 最後に、
地域消費振興対策商品券事業についてであります。
新型コロナウイルス感染症により地域の消費需要に与える影響緩和と原油価格の高騰に伴う灯油、ガソリンをはじめ、電気・ガス料金などの値上げに対する経済支援のため、村内の店舗等で利用できる
地域消費振興対策商品券を今年2月に給付いたしました。 この事業では、1人当たり2万円の商品券として、村民2,292名に対し4,584万円を発行しており、利用期間は8月31日で終了いたしました。これまでの換金状況は、9月7日現在で4,380万4,000円であり、換金率は95.5%の状況であります。 教育委員会関係の行政報告につきましては、教育長から報告させます。
○議長(渡邉一夫君) 次に、教育長、堀本晋一郎君。 〔教育長 堀本晋一郎君登壇〕
◎教育長(堀本晋一郎君) 引き続き、前回以降の教育委員会の行政報告をいたします。 まず1点目は、7月8日の第58回天山祭りの開催であります。 今回は、
新型コロナウイルス感染症が5類に移行されたことにより、基本的な感染防止対策をしながら参加者の制限を外し7月8日に開催したところ、あいにくの雨天のため川内村
村民体育センターでの開催になりました。
高村光太郎連翹忌運営委員会代表の小山弘明様による草野心平先生生誕120周年記念講演や歴程同人の齋藤先生にご指導いただいた川内小中学園児童・生徒による連詩、川内村の未来を創るの発表、西郷獅子の披露、に
じいろ紙芝居クラブによる紙芝居など盛りだくさんの内容で、在りし日の草野心平先生をしのぶ会となりました。 2点目は、復興こども教室についてであります。 4月25日に村の歴史と現状について学び、6月19日には、
長崎大学教育学部教授と学生が来村し、長崎の歴史や被爆からの復興、雲仙普賢岳の自然災害と色素増感太陽電池の製作について事前学習しております。7月13日には、
長崎大学附属小学校の児童とオンラインで交流しました。そして、8月8日から11日までの日程で、川内小中学園の6年生と7年生12名が長崎市での現地研修をする予定でしたが、台風6号の影響により平和祈念式典をはじめ、附属小学校との交流等が全てできなくなり、残念ながら中止となりました。 3点目は、第76回川内村夏季野球大会についてであります。 8月13日から14日にかけて、村内8チームが出場して開催いたしました。13日の1回戦4試合は予定どおり実施できましたが、14日の試合は台風7号の影響による雨天のため、第1試合の途中で試合を打ち切り、残念ながら中止となりました。雨天中止となりましたが、実行委員をはじめ、大会審判員、小中学園生徒による大会アナウンスなど、関係者各位のご尽力に感謝いたします。 4点目は、8月15日の川内村二十歳のつどいの開催についてであります。 招待者もコロナ禍以前に戻しての開催になり、26名の成人者のうち10名が式に参列しました。代表者が、感謝の心を忘れず自分の行動に責任を持ちながら、故郷の復興のために貢献できるよう成長することを誓いますとの誓いの言葉を立派に述べました。成人証書授与後は、一人一人が現在の状況やこれからの目標等を発表し合い、5人の恩師を囲んで和やかな時間を共有できました。 5点目は、8月28日の教育に関する事務の管理及び執行状況の点検及び評価であります。 地方教育行政の組織及び運営に関する法律第26条第1項に基づき、令和4年度の事務事業の執行状況について点検及び評価を行い、9月6日付で議会に報告書を提出しております。点検評価に当たっては、同条第2項により教育に関し学識経験を有する者の知見を活用することになっていることから、村内外の学識経験者3名を委嘱して、当教育委員会の基本方針及び重点施策8項目の執行状況について評価を受けております。 昨年度は、まだ引き続くコロナ禍での教育行政運営で中央学級が一度も開催できなかったり、社会教育部門をはじめ、数多くの事業が感染防止対策と多くの制約の中での執行にありました。 ただ、令和3年度に開校した義務教育学校の川内小中学園、そして幼保連携型の認定こども園かわうち保育園が2年目を迎え、初年度の反省を生かした園・学校経営がなされたり、校舎を活用した村営塾である興学塾やピアノ教室、
放課後こども総合プラン、
コミュニティハウスにじいろでの様々な交流の機会や活動も充実し、新たな教育システムが、少しずつ進化をしているところであります。 そのことによって、教育行政全体に係る総評価においては4段階中、計画をほぼ達成しているとして3の評定を受けております。 最後に、議員の皆様方にはご多用中にもかかわらず天山祭り、夏季野球大会、二十歳のつどいにご臨席を賜りましたことに感謝と御礼を申し上げます。 以上で、教育行政報告といたします。
○議長(渡邉一夫君) これで行政報告並びに教育行政報告を終わります。
△
双葉地方広域市町村圏組合議会報告
○議長(渡邉一夫君) 日程第5、
双葉地方広域市町村圏組合議会報告を行います。 本報告は、8月28日に開催された定例会の議会報告となります。 本議会に出席した久保田裕樹議員に報告願います。 これを許します。 5番、久保田裕樹君。 〔5番 久保田裕樹君登壇〕
◆5番(久保田裕樹君) それでは、令和5年第3回
双葉地方広域市町村圏組合議会定例会を議事日程に基づき報告いたします。 開議は、令和5年8月28日月曜日、午前10時より。 日程第1、会議録署名議員の指名について、13番、14番が指名された。 日程第2、会期の決定、会期を1日間とした。 日程第3、管理者及び監査委員報告について。 管理者、篠木葛尾村長より、行政報告の冒頭に、
クリーンセンターふたばにおける雨水等の緊急排水について説明があった。環境省による
クリーンセンターふたばの復旧工事が完了し、6月1日から特定廃棄物の搬入を開始していたが、6月の連日の降雨により、調整槽に多量の雨水等が流入し、6月21日及び22日に、侵出水処理施設で処理しないこれらの水を場外に緊急排水したもので、本来、報告義務がある当
広域市町村圏組合の協議会、地元大熊町、構成市町村を含む関係機関への報告が速やかに行われなかったことが説明された。周辺地域への安全確保に十分配慮すべきところであるにもかかわらず、現場における施設の維持管理基準の徹底や、緊急時の各種対策などを含め、原因を究明するとともに、再発防止の徹底を図り、確実な改善対策を講ずるよう要請したことが告げられた。 それから、令和5年第2回議会定例会以降の経過について以下のように報告された。 まず、総務関係について。 ふたばワールド2023inおおくまについて。 今年度は会場を大熊町学び舎夢の森において、10月7日土曜日に開催予定であります。 次に、保険衛生について。 公立双葉准看護学院は、4月に入学した1年生13名は基礎課程を、2年生14名は臨地実習により、実践的な臨床を学習中とのことでした。 次に、ごみ処理事業について。 南部衛生センター新焼却施設整備工事については、工事進捗状況は、予定工程同様順調に進捗しているとのことでありました。 次に、消防について。 4月から6月末までの火災発生件数でありますが、火災は9件で、種別ごとには、建物火災が4件、車両火災が1件、その他火災が4件となり、昨年同時期と比較した件数より6件の増加となりました。次に、救急出動件数は331件で、主な種別では、急病194件、転院搬送51件、一般負傷が41件、交通事故が26件です。 次に、令和4年度決算について。 一般会計の決算額は、歳入で30億9,891万9,833円で対前年比16.21%のマイナスで、歳出では30億4,246万1,677円で対前年度比15.28%のマイナスとなり、歳入歳出差引きにおいて事故繰越しを含め5,645万8,156円の余剰金が生じたため、補正予算に計上し承認を賜りたいとのことでありました。また、下水道事業特別会計の決算額は、歳入で5,690万6,189円で対前年度比4.56%のマイナスで、歳出では5,683万9,651円で対前年度比4.57%のマイナス、6万6,538円の余剰金が生じたとのことです。 このたびの提案案件は、条例改正案件1件、決算認定案件2件、予算案件1件、計4件です。 以上、行政報告が終わり、続いて、監査委員報告があり、令和4年度、令和5年度3・4・5月分、令和5年4・5月分の例月出納検査を実施した結果が報告された。検査の対象、一般会計、下水道事業特別会計、歳入歳出外現金、検査の結果、適当・良好であると認めた。 日程第4、議長報告について。 常任委員会(総務・消防・保健衛生)ごとの所管事務調査報告書により報告を受けた旨の説明が議長から報告されました。 日程第5、報告第2号 専決処分の報告、福島県
市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の増減及び規約の一部変更について。 日程第6、議案第17号 双葉地方広域市町村圏火災予防条例の改正について。 日程第7、議案第18号 令和4年度双葉地方
広域市町村圏組合一般会計歳入歳出決算の認定について。 日程第8、議案第19号 令和4年度双葉地方
広域市町村圏組合下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について。 日程第9、議案第20号 令和5年度双葉地方
広域市町村圏組合一般会計補正予算(第2号)について。 以上4件、全員起立により、原案どおり全て可決されました。 日程第10、委員会の閉会中の継続調査の申し出について。 異議なしと認められ、閉会中の継続調査をすることと決定し、閉会した。 なお、冒頭管理者から説明された
クリーンセンターふたばにおける雨水等の緊急排水について、8月31日付で通知書が送付され、9月22日、双葉地方会館において全員協議会が開催されることが決定いたしました。 以上で、令和5年第3回
双葉地方広域市町村圏組合議会定例会の報告を終わります。 このたびの定例会の詳細及び報告書類等は、議会室入り口に置きましたので、ご確認ください。 以上です。
○議長(渡邉一夫君) これで
双葉地方広域市町村圏組合議会報告を終わります。
△小野町
地方綜合病院企業団議会報告
○議長(渡邉一夫君) 日程第6、公立小野町
地方綜合病院企業団議会報告を行います。 本報告は、7月7日に開催された議会報告ですが、出席した新妻幸子さんが亡くなられたため、代わって議会事務局長よりご報告いたします。 これを許します。 議会事務局長、渡辺政美君。 〔事務局長 渡辺政美君登壇〕
◎事務局長(渡辺政美君) それでは、令和5年第2回公立小野町
地方綜合病院企業団議会第2回定例会報告をいたします。 事務局よりご報告いたします。 議会招集日は令和5年7月7日金曜日、会期は令和5年7月7日の1日間です。また、定例会が開催される前に全員協議会が開催され、令和4年度病院運営状況報告(令和4年4月から令和5年3月)及び令和5年度病院運営状況報告(令和5年4月から同年令和5年5月)がありましたので、併せてご報告いたします。 初めに、全員協議会で説明ありました運営状況をご報告いたします。 令和4年度の入院患者数は3万5,305人、1日平均96.7人で前年比4,702人の減となっています。外来患者数は4万1,193人で1日平均140.6人、前年比で2,688人の増となっています。次に、市町村別の患者数ですが、本村からの入院数は800人、対前年比で562人の減、外来は2,343人、対前年比で134人の増となっています。 次に、令和4年度の収益的収支については、決算見込額となりますが、総収益で21億7,551万4,000円、前年度対比5,569万5,000円の増額で、理由は
新型コロナウイルス感染症患者受入れによる病床確保事業補助金の増によるものです。 総費用は、20億6,449万5,000円、前年度対比9,737万9,000円の増額で、理由は職員数の増、看護助手派遣や電子カルテ保守の委託料の増や光熱費の増によるものです。 総収益から総費用を差し引いた額は1億1,101万9,000円となり、前年比4,168万4,000円の減となっております。 次に、令和5年度の運営状況を報告いたします。 4月及び5月の数字となりますが、入院患者数は99人、外来患者数は585人です。次に、市町村別の患者数ですが、本村からの入院数は148人、外来は370人となっています。
新型コロナウイルス感染症についてのPCR検査件数ですが、令和4年度においては合計3,196件で、うち陽性者が534件です。令和5年6月25日現在は244件、うち陽性者は15件となっています。 ワクチン接種状況ですが、令和3年5月から令和5年3月までの件数は1万179件、うち本村における接種者は32件となっています。令和5年4月から6月までの接種者は775件、うち本村における接種者は1件です。 続いて、第2回定例会の内容についてご説明いたします。 付議事件については、議案1件、報告1件になります。 まず、議案ですが、議案1件については、公立小野町地方綜合病院企業団使用料及び手数料等徴収条例の一部を改正する条例について上程されました。 病床の特別個室の使用料6,875円を緩和ケアとして使用する場合、1日につき1万1,000円と改定する内容です。原案のとおり可決となっております。 ただいま説明しました緩和ケアの病床開設の経緯を説明いたします。 2020年に始まった
新型コロナウイルス感染症により、医療現場が大きく変化し、これまで制限はあっても可能だった家族の面会も一切できなくなりました。臨終期や死亡確認の場面ですら、家族の病室への立入りはご遠慮いただかなければならない状況が続きました。2023年5月に
新型コロナウイルス感染症は2類から5類へ引き下げられることとなり、医療現場もウィズコロナへの方針転換が求められてきました。 このような状況の下、病院内には一般病棟や特別室はあるものの、患者や家族のニーズに応えるため、このたび、患者本人と家族等がともに過ごすことができるハード面と終末期に出現する様々なつらい症状を緩和する医療・ケアを提供できるソフト面を兼ね備えた緩和病棟を整備するもので、一般病棟、これは3階病棟にあります。及び特別室を緩和ケア病床として運用するものです。 今回の条例改正は、このような一般病棟、特別室を緩和ケア病床として運用し、差額室料として付加するものになっております。 次に、専決処分を報告いたします。 内容は、福島県
市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び福島県
市町村総合事務組合規約の一部の改正についてで、規約の改正を行った報告で、改正後の規約は左横書きに改めるなどの改正となってございます。 以上、令和5年第2回公立小野町
地方綜合病院企業団議会第2回定例会の報告を終わります。
○議長(渡邉一夫君) これで公立小野町
地方綜合病院企業団議会報告を終わります。 すみません、猪狩係長、場内がすごく暑いので、エアコンのスイッチ入れてください。
△監査委員報告
○議長(渡邉一夫君) 日程第7、監査委員報告を行います。 代表監査委員、秋元則行君。 〔代表監査委員 秋元則行君登壇〕
◎代表監査委員(秋元則行君) それでは、私のほうから監査報告のほうをさせていただきます。 まず、お配りの部分で読み上げる形になろうかと思いますけれども、
例月出納検査報告書でございます。 川内村長、遠藤雄幸様。川内村議会議長、渡邉一夫様。 川内村代表監査委員、秋元則行。川内村監査委員、高野政義。
例月出納検査報告書。 令和4年度5月分、令和5年度5月、6月、7月分の例月出納検査を実施したので、地方自治法第235条の2第3項等の規定により報告いたします。 検査の対象、令和4年度5月分、令和5年度5月、6月、7月分の川内村一般会計ほか4特別会計、川内村農業集落排水事業会計並びに基金に属する現金の出納でございます。 検査の時期は、令和5年6月26日、同じく令和5年7月24日及び令和5年8月24日でございます。 場所は、川内村役場議長室。 検査の結果でございます。 (1)収支出納関係諸帳簿及び整備の状況、適当であると認めた。 (2)違法または不適当と認めて指示した事項は、特にございません。 (3)現金保管方法の適否、適当であると認めた。 (4)物品保管、出納管理状況、良好であると認めた。 (5)検査時における現金及び予算執行状況につきましては、別紙、各調書がつけてございます。あらかじめ配付してございますので、 。 以上、
例月出納検査報告でございます。 引き続きまして、令和5年度の工事等監査報告書で報告させていただきます。 これも、お手元の資料を見ながらよろしくお願いしたいと思います。 同じく、川内村長、遠藤雄幸様。川内村議会議長、渡邉一夫様。 川内村代表監査委員、秋元則行。川内村監査委員、高野政義。 令和5年度工事等監査報告書。 令和5年度工事等監査を実施したのでその結果を地方自治法第199条第9号の規定により報告いたします。 1、監査の対象、令和4年度に執行された工事、委託及び物品。監査対象箇所は別紙のとおりでございますので、ご参照いただければと思いますが、2、監査の期日は、令和5年7月10日から11日の2日間で実施しております。 3、監査の結果。 工事等の契約書、設計図書、関係法令等に基づき適正に執行されているかについて、関係書類の検査及び工事等実施現場の調査を行うとともに、担当職員から説明を聴取することにより実施した結果、工事、委託及び物品購入について、総じて良好に執行されていることを確認しましたが、下記のような指摘事項があります。また、その一部には前年度と同様な指摘事項が確認された部分もあります。これらにつきましては、適切な措置をお願いするとともに改善等の措置を講じられたときは、地方自治法第199条第15号の規定に基づき、その旨を当職宛てに速やかに通知願いたいと思っております。 (1)全般的指摘事項。 監査対象とした令和4年度に執行された工事、委託及び物品購入についての予算額、設計額、予定価格、契約額の誤記等について一覧表を提出してもらいましたが、一部の係で記載漏れや誤記等が見受けられました。 監査の実施に際し提出書類の確認をあらかじめ各担当課長に依頼していましたが、確認せず提出されたものがありました。村からは、令和4年10月4日に提出された改善措置等の中で、今後の提出書類の確認等については、必ず事前チェックやダブルチェック等を実施するとなっておりますが、総務課をはじめとした複数課で実施していないことが確認されたため、今後は必ず事前チェックを適切に実施するようお願いしたところでございます。 また、今回も、一部に発議書の決裁日や押印が欠落しているものも見られることから、今後さらに文書管理の徹底と事務契約の共通認識を再確認してください。 (2)各事業の主な指摘事項について。 これにつきましては、別紙のとおりでございますが、主な指摘としたもので、これについては前述のとおり措置状況の通知をお願いします。これは、また下のほうで読み上げます。 (3)現場確認について。 令和4年度の工事施工箇所を数か所確認しましたが、各施工箇所においては、担当者からの説明により、おおむね適切に施工されていることを確認しました。 (4)その他。 プロポーザル入札における公募期間の設定。 検査調書における記載ミス、不備。 備品購入における価格調査や積算の検討、備品台帳の作成基準。 支払日の確認(請求日と同日になっている場合があります)。 4、むすび。 本年度実施した工事等監査においての指摘事項については、上記のとおりですが、今後についても緊張感や課内での共通認識、内部牽制の徹底を持っての業務遂行をお願いします。 また、これまでも申してきたところでございますが、復興関係や新規事業の増加のため、職員個々の負担も大きく、そして責任も増大していると思います。各課担当課責任者の適切な指導を含め、担当職員の負担軽減のための事務処理の在り方等の見直しも検討を望みます。 先ほど申し上げましたように、各事業の主な指摘事項につきましては、それ以降の部分につきましてそれぞれ挙げてございます。これにつきましては、先ほど申し上げましたように、地方自治法第199条の第15号に基づきまして、これら全部で10件ほど挙げてございます。これにつきまして、また後日、報告頂きたいと思いますので、各議員の皆様におかれましても指摘事項についてはよく確認しておいていただければと思います。よろしくお願いいたします。 次に、これは2月20日、21日に行われました定期監査でございます。 これにつきましては、さきの第2回の定例会、6月7日でしたか、報告されたものでございますが、これにつきまして、川内村長より当職宛てに地方自治法第199条第14号の規定に基づき措置状況について回答があったところでございます。 これにつきまして、私ども当職としましても、同条同項に基づき、また、並びに川内村監査基準第23条に基づき、これを皆さんの下に公表という形であらかじめ配っております。 この内容は逐一読み上げませんが、一部規則の改正等でもう措置済みとなっている部分、それから補正を行っている部分等々、措置済みというところであります。 また、併せて同じように今後の努力部分、これから進めるというような部分もございますので、当職としましては、これからの例月検査並びに の監査報告の中で引き続き注視してまいりたいということでご報告させていただきたいと思います。 以上でございます。
○議長(渡邉一夫君) これで監査委員報告を終わります。
△議案の一括上程、説明
○議長(渡邉一夫君) これより、議案の上程を行います。 日程第8、議案第50号 令和4年度川内村
一般会計歳入歳出決算認定についてから、日程第22、議案第64号 川内村教育委員会委員の任命につき同意を求めることについてまでの15議案を一括上程します。 なお、この15件の議案につきましては、本日提案理由の説明を受け、15日に質疑、討論、採決を行いますので、ご了承願います。 次に、提出者から提案理由の説明を求めます。 村長、遠藤雄幸君。 〔村長 遠藤雄幸君登壇〕
◎村長(遠藤雄幸君) それでは、議案第50号 令和4年度川内村
一般会計歳入歳出決算認定から、議案第64号 川内村教育委員会委員の任命につき同意を求めることについての15議案について一括して提案理由を申し上げます。 議案第50号から議案第55号までは、令和4年度の一般会計と5つの特別会計に係る決算について、地方自治法第233条第3項の規定により提出するものであります。 初めに、議案第50号 令和4年度
一般会計歳入歳出決算認定であります。 内容を申し上げる前に、令和4年度の予算編成における重点課題や政策、行財政等の状況を踏まえながら、順次報告をいたします。 令和4年度は、5つの基本政策を掲げ各種事業を計画いたしました。 1つ目は、「村ならではの資源を生かした魅力的な『しごと』づくり」として、福島再生加速化交付金事業の農業基盤整備促進事業、ワイン施設駐車場整備事業、ふくしま森林再生事業、川内村
地域消費振興対策商品券事業や令和3年度に引き続きプレミアム商品券事業の実施。 2つ目は、「交通・通信ネットワークの拡充」として、光ファイバー施設管理などの情報通信施設整備運営事業や生活交通対策運営事業の実施。 3つ目は、「健康で安心して生活できる環境づくり」として、原子力災害復旧費の仮置き場返地事業、乳幼児家庭保育に対する支援事業、予防接種事業の実施。 4つ目は、「安心・安全な快適環境の村づくり」として、交通防犯対策では防犯カメラ保守事業、消防・防災では第2分団消防屯所建築設計事業の実施。 5つ目は、「心豊かな人と文化を育む村づくり」として、生涯スポーツ、文化活動などの事業のほか、ICT支援員派遣事業、学力向上サポート事業に係る事業などであります。 そのほか、台風19号による農業施設、林業施設及び公共土木施設の災害復旧事業を実施いたしました。 このような事業を計画し、編成した令和4年度一般会計予算は、42億8,000万円でスタートいたしました。 このほか、令和3年度からの繰越し事業として、ふくしま森林再生事業、災害復旧事業など11億8,558万5,000円を含め、8回に及ぶ予算補正を行い、最終予算額が93億3,809万1,000円となりました。 この予算規模により、各種事業と事務事業を実施したところ、歳入決算額87億8,690万9,000円で、令和3年度決算と比較すると27億2,207万2,000円、約45%の増額となりました。 歳出決算では83億309万6,000円で、令和3年度決算と比較すると27億4,083万5,000円、約49%の増額となりました。 歳入歳出決算額の増額の要因は、ワイン醸造施設関連事業や東京電力山林賠償金積立金の増額などであります。 この結果、形式収支となる歳入歳出差引額は4億8,381万3,000円となり、このうち令和5年度に繰り越すべき財源1億4,382万1,000円を差し引いた金額3億3,999万2,000円が実質収支額で決算剰余金であります。 この決算剰余金は、地方自治法第233条の2の規定及び地方財政法第7条の規定により、剰余金の2分の1を下らない金額を剰余金が生じた翌々年度までに積み立て、または地方債の償還に充てなければならないとされていることから、2億円を庁舎建設準備基金に積立ていたします。 残りの1億3,999万2,000円は純繰越金として、令和5年度一般会計に繰り越すものであります。 歳入の主なものを申し上げますと、村税のうち、固定資産税大規模償却資産において送電設備に係る大臣配分額に係る減額があったため、令和4年度の収入額は5億1,796万8,000円となり、1,572万2,000円、約2.9%の減額となりました。 地方交付税は、普通交付税と市町村における特殊事情に応じた特別交付税、さらには震災復興財源をカバーする震災復興特別交付税が交付され、17億9,717万6,000円の決算となり、歳入全体の20.5%を占めております。普通交付税が12億9,011万円、特別交付税が2億244万円、震災復興特別交付税が3億462万6,000円の収入となり、交付税総額では、前年度より1億5,339万5,000円の増額となりました。 国庫支出金は3億8,099万1,000円の決算で、前年度決算額に対し、10億7,488万5,000円の減額となりました。これは、川内村醸造施設整備事業、台風19号における災害復旧事業費が減額したことによるものであります。 県支出金は、10億76万円の決算となり、前年度決算額に対し、3,965万3,000円の減額となりました。主な減額の要因は、林業費県補助金や原子力災害復旧費県補助金を合わせて2億9,613万円増額したものの、台風19号による災害復旧事業費が3億5,373万4,000円減額したことが理由であります。 村債につきましては、例年、償還の際に交付税措置が図られる有利な起債を借りており、令和4年度において、過疎債、辺地債、臨時財政対策債、緊急自然災害防止対策債等、合わせて2億2,223万5,000円を借入れしております。 主な借入事業は、緊急防災減災事業債で、新消防屯所建築設計に560万円、緊急自然災害防止対策事業債で河川改修工事に4,700万円、過疎債で村民プール施設運営補助3,500万円、7区集会所整備事業に2,820万円、林道改良工事990万円、橋梁補修工事に1,390万円、辺地債で消防車両購入に490万円、戸毛ノ森のり面工事4,440万円、村道改良工事1,260万円、臨時財政対策債で2,073万5,000円などの借入を行っております。なお、臨時財政対策債は、
普通交付金で交付されるべき額の一部を起債で充当されているもので、後年度において交付税の対象となり、財政補填がされております。 令和4年度末の起債残高は、下水道事業債を除く一般会計分で23億9,944万9,000円となります。 次に、歳出決算の主な内容でありますが、目的別では、議会費は5,746万3,000円となり、前年度対比で107万5,000円の増、総務費では、総務管理費や徴税費、選挙費など8億5,663万3,000円となり、前年度対比で1億4,835万2,000円の増額となっております。増額の主な要因は、庁舎建設計画委託料1,482万8,000円、行政手続オンライン化対応改修委託料948万2,000円、光ケーブル移設工事1,212万9,000円、公共施設建設及び維持管理基金積立金3,854万2,000円の増額であります。 民生費は、国民健康保険特別会計や介護保険特別会計、後期高齢者医療特別会計への法定繰出金などの社会福祉費や児童福祉費、災害救助費など5億2,303万1,000円となり、前年度対比で1,851万8,000円の減額となっております。減額の主な要因は、子育て世帯への臨時特別給付金事業の完了によるものです。令和4年度の主な事業は、原油価格高騰対策支援事業2,546万円、住民税非課税世帯に対する臨時特別給付金1,030万円、障がい者自立支援介護給付費6,318万5,000円、複合施設ゆふね管理運営費4,607万円、かわうち保育園運営費6,117万3,000円であります。 衛生費は、保健衛生費、塵芥処理負担金やし尿処理負担金などで1億2,763万円となり、前年度対比2,188万8,000円の減額となっております。主な事業は、新型コロナワクチン接種等に係る予防費1,181万2,000円、国民健康保険直営診療施設特別会計繰出金360万1,000円などであります。 労働費は、モニタリング検査費など1,196万円となり、前年度対比55万4,000円の減額となっております。 農林水産業費は、45億8,751万4,000円となり、前年度対比で34億1,621万9,000円の増額となりました。主な要因は、東京電力山林賠償金の地域創造基金積立金の増額によるものです。令和4年度の主な事業は、ワイン醸造施設駐車場等整備工事5,695万9,000円、旧乳牛育成施設解体工事4,102万5,000円、農業用施設等維持工事6,675万4,000円、農業集落排水事業特別会計繰出金1億1,361万1,000円、ふくしま森林再生事業委託料4億2,482万円、川内村地域創造基金積立金31億7,857万5,000円などであります。 商工費は、2億8,815万3,000円となり、前年度対比で2,481万9,000円の増額となっております。令和4年度の主な事業は、川内村
地域消費振興対策商品券事業委託3,000万円、原油価格高騰対策支援事業補助金2,213万円、地域魅力向上・発信支援事業委託2,316万9,000円、プレミアム付事業再開・帰還促進券事業委託5,458万2,000円、交流施設指定管理委託料2,500万円、集客効果を高めるイベント事業補助金2,456万8,000円などであります。 土木費は、3億3,669万6,000円となり、前年度対比で195万1,000円の増額となっております。令和4年度の主な事業は、村道補修工事4,336万2,000円、河川補修工事5,230万3,000円、村営住宅修繕工事2,002万円、川内村村営住宅等整備管理基金積立金3,871万6,000円であります。 消防費は、1億5,490万1,000円となり、前年度対比で3,786万2,000円の減額となっております。主な事業は、双葉地方広域圏組合消防費負担金7,819万4,000円やJアラート自動起動装置更新事業委託880万円であります。 教育費は、6億9,493万7,000円となり、前年度対比で4億5,845万3,000円の増額となりました。増額の要因は、義務教育学校建設に係る補助金返還金によるものです。令和4年度の主な事業は、ICT支援員派遣事業693万円、学力サポート事業委託料579万3,000円、テニスコート解体工事2,272万4,000円、川内もりたろうプール施設指定管理運営委託料4,005万5,000円、義務教育学校運営費6,078万6,000円などであります。 災害復旧費は、3億2,756万6,000円となり、前年度対比で12億8,397万2,000円の減額となっております。減額の主な要因は、原子力災害復旧事業の減額であります。令和4年度の主な事業は、農地等災害復旧費が1,526万円、そのほか、原子力災害復旧費3億985万9,000円であります。 公債費は、3億3,661万1,000円となり、前年度対比では5,276万円の増額となりました。主なものは、長期債元金3億3,311万7,000円、長期債利子349万4,000円であります。 歳出を性質別に整理しますと、まず、義務的経費の決算額は10億2,372万6,000円で、令和3年度と比較すると2,654万5,000円の増額となりました。義務的経費は、人件費、扶助費、公債費で構成されており、増額の主な要因としましては、令和元年台風19号災害に係る災害復旧事業債の償還開始に伴う増などによるものであります。 投資的経費では、普通建設事業費の補助事業分が6億5,380万円となり、前年度対比で8,714万円の減額となっております。これは、川内村醸造施設整備事業が終了したことによることが要因であります。また、普通建設事業費の単独事業分は4億1,552万5,000円となり、前年度対比で1億5,521万1,000円の増額となっております。これは、河川補修等工事5,230万4,000円、旧乳牛育成施設解体工事4,102万6,000円、村営住宅取り壊し工事3,527万5,000円が主な要因であります。 そのほかの経費では、物件費が12億196万7,000円となり、前年度対比で2億7,364万2,000円の増額となっております。これは、除染関係仮置き場委託料の増額が要因であります。また、積立金が36億4,902万1,000円となり、前年度対比で33億3,909万1,000円の増額となっております。これは、東京電力山林賠償の地域創造基金に係る積立金の増額などによるものが要因であります。 以上が、一般会計の決算内容であります。 次に、議案第51号 令和4年度川内村
国民健康保険事業勘定特別会計歳入歳出決算認定であります。 令和4年度の歳入総額は5億387万2,000円で、歳出総額が4億6,550万円となり、歳入歳出差引残額として3,837万2,000円が次年度への繰越額となりました。決算額を前年度と比較しますと、歳入歳出とも、前年度とほぼ同額の決算額となっております。 事業内容につきましては、被保険者数が減少傾向となっておりますが、依然として1人当たりの医療費は高い状況となっています。今後は、さらに村民の健康な体づくりのための保健事業をより進めてまいりたいと考えております。 次に、議案第52号 川内村
国民健康保険直営診療施設勘定特別会計歳入歳出決算認定であります。 令和4年度の歳入総額は1億7,077万8,000円、歳出総額は1億5,810万6,000円となり、実質収支額は1,267万2,000円となりました。 歳入の対前年度比は340万5,000円の増額、歳出では1,087万円の増額です。その要因として、歳入では、新型コロナウイルス感染対策予防接種費等の診療収入の増額によるものであります。また、歳出では、診療体制の整備として、診療バスの購入やマイナンバーカードによるオンライン資格認証の整備を行ったことによるものです。 川内村国民健康保険診療所は、村民の医療需要に応えるため、専門医を設置し、新しい機材等の整備を含め、医療の体制を図ってまいります。また、新型コロナウイルス感染の発熱外来検査も行っております。引き続き、ご来院、ご利用くださいますようお願いいたします。 次に、議案第53号 令和4年度川内村
農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定についてでありますが、歳入決算額で1億5,329万3,000円、歳出決算で1億1,617万1,000円、繰越額が3,712万2,000円となり、実質収支額は3,712万2,000円で、前年度決算と比較すると歳入歳出ともに増額となりました。 増額の主な要因は、歳入では、雑入として原子力損害賠償金が増額となり、歳出では、公会計の移行に伴う委託料が増額となったためであります。 本年3月末時点での農業集落排水への加入状況につきましては、上川内地区は248件、下川内地区は318件の加入となり、全体加入率では90.4%となりました。 今後におきましても、施設の適切な維持管理を図るとともに、生活環境の向上並びに水質の改善を図るため、加入の推進に努めてまいります。 次に、議案第54号 川内村介護保険事業勘定特別会計歳入歳出決算についてであります。 歳入決算額は4億7,461万7,000円、歳出総額は4億5,196万8,000円となり、繰越額は2,264万9,000円で、前年度に比べて672万円の減額となりました。 昨年度に引き続き、新型コロナウイルスによる感染防止のための対応で、福祉サービス事業の制限などの影響によるものですが、こうした中にあっても介護予防事業の重点化等により引き続き健康づくりに努めてまいります。 今後とも、住み慣れた地域で暮らし続けるため、つながりを大切にしてともに支え合える地域づくりを推進していきます。また、自分らしい暮らしを最後まで続けられるよう、医療・介護・予防・住まい・生活支援を包括的に進めていきます。 次に、議案第55号 令和4年度川内村
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についてであります。 本特別会計は、75歳以上の高齢者等を対象とした医療保険制度であります。令和4年度の歳入総額は7,256万円で、歳出総額が7,251万9,000円となり、4万1,000円が次年度への繰越額となりました。 決算額は、前年度とほぼ同額の決算額となっておりますが、今後は年々被保険者数が増加することが見込まれ、事業費も増加することが予測されます。被保険者の心身面での健康増進への取組を強化してまいりたいと考えております。 次に、議案第56号から議案第61号までは、令和5年度の一般会計及び5つの特別会計補正予算についてであります。 初めに、議案第56号 令和5年度川内村
一般会計補正予算(第2号)でありますが、既定の予算に歳入歳出それぞれ3億2,492万1,000円を増額し、歳入歳出予算の総額を50億9,661万7,000円とするものであります。 主な内容としまして、歳出では、人事異動による職員給与費等の増額の補正が全般的に行われております。総務費では、コミュニティーセンター及び川内村
村民体育センターの解体設計積算業務委託料1,800万円、川内村役場庁舎建設準備基金積立金として2億円など2億4,223万2,000円を増額、民生費では、国民健康保険事業勘定特別会計繰出金538万3,000円、旧かわうち保育園廃棄物処分委託料220万円など1,665万1,000円の増額、衛生費では、国民健康保険直営診療所特別会計繰出金として160万円の増額、農林水産業費では、昨年度に引き続き農業者等経営支援事業補助金620万円、農道維持補修として1,000万円、林道維持補修として1,000万円など3,857万7,000円を増額し、商工費では、川内高原農産物栽培工場運営補助金1,000万円など1,332万1,000円の増額、土木費では、村道維持補修451万3,000円、河川維持補修222万5,000円など784万1,000円の増額、消防費では、川内村原子力災害広域避難計画改定業務策定時期の見直しにより217万8,000円の減額、教育費では、学校給食業務委託料284万円の増など553万9,000円の増額、災害復旧費では、災害復旧事業に伴う電柱移転費用など86万7,000円を増額計上するものであります。 歳入の主なものは、地方交付税では、普通交付税の確定により3億4,222万9,000円の増額、県支出金では、福島県ICT推進市町村支援事業補助金の増などで169万6,000円の増、寄付金では、ふるさと応援モリタロウ基金寄付金の増で275万8,000円の増、繰入金では、令和4年度決算に伴う各特別会計からの繰入金1,270万5,000円を増額し、財政調整基金等からの繰入金3億8,500万円を減額、繰越金は令和4年度からの繰越金3億3,999万1,000円を増額、諸収入として、光ファイバー移設補償料1,185万5,000円の増額など、歳入総額で3億2,492万1,000円を増額するものであります。 次に、議案第57号 令和5年度川内村
国民健康保険事業勘定特別会計補正予算(第1号)でありますが、既定の歳入歳出予算にそれぞれ4,375万3,000円を増額補正し、予算総額を4億9,754万8,000円とするものであります。 この補正の主な内容は、歳入では、繰入金に538万3,000円を増額し、繰越金には令和4年度決算に伴う剰余金3,837万1,000円を計上しました。歳出では、人件費の増額分、本年度の各種負担金が確定したことによる増額、さらに基金積立金に2,999万円を計上し、予備費へ736万円を増額計上するものであります。 次に、議案第58号 川内村
国民健康保険直営診療施設勘定特別会計補正予算についてでありますが、既定の歳入歳出予算にそれぞれ1,427万2,000円を増額補正し、予算の総額を1億5,560万9,000円とするものであります。 補正予算の主な内容は、令和4年度決算に伴う剰余金を繰越金として5年度予算に受入れを行い、一般会計に繰り出し処理するものであります。また、ヘモグロビン血中濃度・一酸化炭素濃度分析装置の機器等整備のための事業費として歳入歳出の予算調整を行うものであります。 次に、議案第59号 川内村
介護保険事業勘定特別会計補正予算についてでありますが、既定の歳入歳出予算にそれぞれ2,325万1,000円を増額し、予算の総額を4億8,084万2,000円とするものであります。 補正予算の主な内容は、令和4年度決算に伴う繰越金の確定により、剰余金2,264万8,000円を5年度予算に受入れを行い、過剰交付となった国・県給付費負担金償還のための予算調整をするほか、決算剰余金1,043万9,000円を基金に積立てする予算の調整となります。 次に、議案第60号 令和5年度川内村
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)についてであります。既定の歳入歳出予算にそれぞれ6万9,000円を増額し、予算の総額を8,984万1,000円とするものであります。 補正の主な内容は、歳入では、令和4年度決算に伴う剰余金4万1,000円を繰越金に計上し、事務費の不足分を補うため一般会計からの繰入金増額計上し、歳出では、総務管理費に事務費の増額分を計上するものであります。 次に、議案第61号 令和5年度川内村
農業集落排水事業会計補正予算でありますが、既定の収益的支出予算の総額に、農業集落排水事業費の営業費用として5万1,000円を増額し、収益的支出予算の総額を1億337万8,000円とするものであります。 補正予算の内容は、農集排処理施設に係る無線局の免許更新のための費用として5万1,000円を増額するものであります。 次に、議案第62号 事務所設置条例の一部を改正する条例についてであります。 この条例の一部改正については、川内村新
庁舎等整備基本計画を令和5年9月1日付で策定し、今後、新庁舎の整備を進めていく上で役場の位置を定める必要があることから、条例の一部を改正するものであります。 次に、議案第63号 福島県
市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び福島県
市町村総合事務組合規約の一部変更についてであります。 田村広域行政組合が令和5年3月31日に解散したことに伴い、福島県
市町村総合事務組合の構成団体の数を減少させること及び規定の整備を行うため、福島県
市町村総合事務組合規約を変更する必要があることから、組合規約の変更に関する関係地方公共団体との協議について、地方自治法第290条の規定により、議会の議決を求めるものであります。 次に、議案第64号 川内村教育委員会委員の任命につき同意を求めることについてであります。 本案は、令和5年9月30日をもって任期満了となります井出裕子氏の後任として、新たに選任したい方は、人格高潔にして識見を有します下川内字上ノ台5番地の渡邉理沙子氏であります。 渡邉氏は、昭和54年12月7日生まれの43歳。跡見学園女子大学を卒業され、結婚を機に本村へ転入し、現在は夫とともに農事組合法人アグリで就業されております。明るい性格と臨機応変に対応できる人柄で、川内村母子推進委員としても活躍しております。渡邉氏には、本村教育発展のためご尽力いただけるものと思っておりますので、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定によりまして、議会の同意を求めるものであります。 以上、議案第50号から議案第64号までの15議案について、一括してご提案させていただきました。ご審議の上、ご決議賜りますようお願い申し上げ、提案理由とさせていただきます。
○議長(渡邉一夫君) これで提案理由の説明を終わります。
△決算審査報告
○議長(渡邉一夫君) 日程第23、決算審査報告を行います。 ここで監査委員の報告を求めますが、事前に審査意見書を配付しておりますので、重点的な報告にとどめたいとの申出がありました。これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(渡邉一夫君) 異議なしと認めます。 それでは、代表監査委員、秋元則行君。 〔代表監査委員 秋元則行君登壇〕
◎代表監査委員(秋元則行君) それでは、私のほうから、先ほど議長のほうからおっしゃっていただきましたように、今回の件につきまして、特に私のほうからは審査の結果の部分、5ページになるかと思いますけれども、そちらの部分を見ていただいて、よろしくお願いしたいと思います。 先ほど、村長のほうから今回の議案として上程されました第50号から第55号並びに基金運用状況につきまして、ご報告という形になりますし、今回、8月24日、25日ということで決算審査行ってございますので、その審査の結果、まとめの部分を皆さんにまたご認識していただきたく、ここでまたご報告させていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 5ページ、審査の結果、まとめでございます。 村長から提出された令和4年度一般・特別会計の歳入歳出決算書及び附属書類並びに基金の運用状況は、総括的かつ慎重に審査した結果、予算の執行状況の一部に確認、説明が必要な部分はあるものの、指摘すべき違法と見られるものはないものと判断し、令和4年度決算は総じて妥当であったと認めるものであるが、特に以下について意見を付すこととしました。 1番、主要事業執行状況について。 令和4年度に行われた主要事業等については、決算書に基づき書類審査を行うとともに、審査対象とした事業内容等の説明を各担当部署より受けたところであります。 工事監査や定期監査の報告時にも触れましたが、行政需要の拡大、引き続く復興関係事業や繰越し事業など取り扱うべき事務量が増加しており、マンパワー不足は否めないところでございます。こうした中で事業の完了、書類等の整備を実施してきた職員の努力に改めて敬意を表するところでございます。これは毎度繰り返しになりますが、引き続き職員の健康管理に注意した業務遂行に努めてほしいと思います。 2、決算等概要全般について。 財務係から別紙の令和4年度決算資料により内容を確認しました。説明資料として提示されました決算書等で審査を行いました。 全体的な決算額については、一般会計、特別会計ともに特に問題は見られませんでした。特別会計では、資金不足や実質赤字比率も発生せず良好な会計運営と確認しました。また、予備費や流用は、令和3年度決算額よりもやや支出額が増額しているものの、事業において緊急的に必要とすべき措置と判断し、支出については適正と認めます。 基金では、29件、約91億円の積立てを確認しましたが、東京電力の賠償金積立ての影響が大きく、これらを考慮した分析も必要ではないかと考えますし、今後の活用方法につきましても検討が必要と感じるところがありましたので、今後検討いただきたいと考えております。 3、歳入について。 歳入においては、昨年度からは縮小しているものの予算現額と調定額との差が大きく不用額の部分が散見されており、予算減額処理など適切な処理をお願いします。 税の不納欠損や広域農業開発費、分担金については、地方税法や財務規則に併せて適正に処理されていることを確認しました。今後も、滞納解消に向けて一層の収納努力をお願いいたします。また、住宅使用料の過年度分及び現年度の滞納については、引き続き関係者と連絡を取りながら滞納解消に努めてください。 県補助金等や起債については、担当課及び財政部局が関係してくることから、その流れについて相互の綿密な連携をお願いしたいと思います。 4、歳出について。 歳出においては、提出資料の予算額と執行額に誤記が見られるなどチェック体制が働いていないことが確認されたため、今後は必ず担当課長が確認するようにお願いしたいと思います。 交際費は、性質上、その範囲及び額については必要最小限度とすべきであり、予算ありきの支出とはならないよう執行してください。内容のその多くが飲食の提供であり、交際費と類似する食糧費との関係性から疑念を抱かれないよう特に留意する必要があり、その使途目的等を明確にしてください。 各種団体における補助金等の支出については、委託契約の実施において、その手順が不必要な部分も見受けられたことから、今後にあっては事務処理の手順、書類整備、契約日等の確認はもちろんのこと、対象事業の費用対効果も検証して翌年度における補助金額の交付をお願い申し上げます。 また、予算及び決算の内容は広く公開されるべきものと考えるため、昨年度も指摘しましたが事業名の付与にあっては統一的な考え方、大事な行政サービスだと思ってございます。内容が分かりやすい表記となるようお願いいたします。 その他。 今回、定期監査や工事等監査と同様な指摘事項が確認された部分もありますので、適切な措置をお願いするとともに、その改善等を講じられたときは、地方自治法第199条第15号の規定に基づき、その旨を当職宛て速やかに通知願います。また、担当課長及び係員から説明を受ける上で、この決算審査を受ける事前に決算書が配付されていないことが確認されたため、監査の効率的かつ適切な実施の観点から、来年度よりあらかじめ各課長に決算書の配付をお願いできればと考えてございます。 以上でございます。
○議長(渡邉一夫君) これで決算審査報告を終わります。 ここで休息のため暫時休議といたします。再開を11時15分といたします。 (午前11時00分) (午前11時15分)
○議長(渡邉一夫君) 休息前に引き続き会議を開きます。
△一般質問
○議長(渡邉一夫君) 日程第24、これより一般質問を行います。 本定例会の一般質問は、一問一答により行います。質問者の持ち時間を60分とします。 初めに、3番、井出茂議員の発言を許します。 3番、井出茂君。 〔3番 井出 茂君登壇〕
◆3番(井出茂君) それでは、通告に従い一般質問をさせていただきます。 まず、物価高騰下における経済支援について。 現在、燃料油価格激変緩和補助金は、コロナ禍からの経済回復後の重荷になる事態を防ぐ、及び国際情勢の緊迫化による国民生活や経済活動への影響を最小化するための激変緩和措置の補助金ですが、小規模事業者はいまだコロナ禍からの経済回復が遅れております。 本補助金が予定どおり今年の9月末で終了してしまうと、ガソリン代等のさらなる経費負担を強いることになります。ますます経済回復が遅れることになり、また、この地域は都市部より公共交通機関が発達しておらず自動車が交通の主流であり、ガソリン代等の価格高騰は大きく影響を受けます。 そこで、個人及び企業への経済支援策が急務ではないかと考えますが、行政の対応をお伺いいたします。 旧みやさか保育園、旧川内中学校の利活用の方針について。 旧みやさか保育園、旧川内中学校の利活用について、どのような組織でどのような期間を想定して方針を策定していくのか、お伺いいたします。 また、両施設の年間の維持経費についてお伺いします。 以上2点です。
○議長(渡邉一夫君) 村長、遠藤雄幸君。
◎村長(遠藤雄幸君) それでは、3番、井出茂議員のご質問にお答えいたします。 1点目の物価高騰下における経済支援についてでありますが、昨年からレギュラーガソリン価格や電気料金等が高どまりしており、物価高が村民生活に大きな影響を与えておりますことは承知しており、これまで村も商品券を配布するなどの経済対策を行ってきました。 今後、国や県による経済対策が予想されることから、状況を注視しながら、村においても村民生活に対する経済対策を検討してまいりたいと考えております。 2点目の旧みやさか保育園、旧川内中学校の利活用の方針についてありますが、旧かわうち保育園の利活用でありますが、令和元年12月9日付で答申された川内村公共施設等利活用方針において、大智学園高等学校の校舎活用の一案が示されております。その後、令和3年度に2回の政策会議で協議を行い、利用において各種条件が満たされた場合には大智学園高等学校に貸付けする方針となっていたことから、令和5年5月24日に大智学園高等学校より改善計画が提出されたことから、施設の備品等の処分が完了する令和5年11月16日頃から貸し付ける予定となっております。 また、旧中学校の利活用についての基本的な考え方としては、先日の全員協議会の場で私から説明させていただいたとおり、立地場所の特性を生かしたゾーニングの考え方で検討していくことが必要と考えております。 そのために、学識者、各団体、若者、女性等から成る利活用検討委員会を立ち上げ、期待される役割、機能等を整理していくことが必要と考えております。 検討の期間についてでありますが、例えば、令和5年度は期待される役割、機能の整理を行い、その論点を踏まえ、令和6年度に基本構想(計画)を策定していくことも一案と考えております。 今後、中学校の利活用につきましては、適宜、議会にも状況を説明、協議させていただくことになるかと思います。その際はよろしくお願いいたします。 また、2つの施設とも電気料金と保守等の委託管理経費が発生しており、旧かわうち保育園の年間の経費は149万1,000円、旧川内中学校は219万4,000円であります。 以上で井出茂議員からのご質問に対する答弁とさせていただきます。
○議長(渡邉一夫君) 3番、井出茂君。
◆3番(井出茂君) コロナ禍、それから電気代の高騰について、それぞれ行政から適宜商品券等々で村民生活についてご支援をいただきましたこと、この場をお借りして御礼を申し上げたいと思います。ありがとうございます。 さらに、今般、9月に緩和措置が解除となってしまうと、さらにガソリン代等々値上げしてくるというふうになってきます。 実は、ガソリン代の価格高騰というのは税金が相当かけられていまして、なおかつ小売のときにその税金にも10%の税金が課せられると、要するに二重に税金が課せられるということで非常に好ましくない税金の取り方になっているなというふうに考えています。 そこで、実は公共施設等々ございますけれども、ルールに関してはこれ実は政策項目としてやられている部分がございます。特定の施設ということではなくて公共施設に準ずるようなところについても、やはりそういう形での政策項目として取り扱っていただけると非常に助かるんではないかなというふうなところも思っております。 実は、もう既に令和5年、独自の川内の総合計画の中にも実は45ページのところに商工業振興というところに主要取組項目という部分がございます。ここのところではどういうことを言われているかというと、プレミアム商品券の発行をしますよ、創業・起業、事業継承の支援をしていきますよ、さらに、起業支援の充実もしますよと、さらに、これは特産品のブランド化による販路拡大もいたしますよということで、実は村内の商店、企業を手厚くバックアップしていきますよということが、この総合計画の中に盛り込まれているんです。 そういったことを鑑みますと、やはり今回のこのガソリン代の高騰というのはかなり生活を圧迫している部分、それから企業活動を圧迫している部分がありますので、ぜひこういった部分の支援をお願いしたいなというふうに考えているところであります。 このことについては、既に総理が指示を出しているというふうなところでもありますけれども、なかなか財政難の中で個別対応するというのは難しいかも分かりませんが、企業にとってみたら企業を継続するためにはやはり従業員の暮らしも守るということも含めて考えていくと、早急に対策が必要ではないかなというふうに考えますので、ぜひその辺のところを考えていただきたいというふうに思っております。 実は、構造的に言うと、円安基調がこういったものを増長している部分もありますけれども、さらにトリガー条項、こういったものが速やかに発動されれば非常にいい部分があるかなというふうに思いますが、ただこれが解除できない最大の理由は、東日本大震災の復興財源を立てるということで、この部分がまだ解除されていないというところがありますけれども、そういったことも考えても、やはり単独ででも早急に対応していただけないかなというふうな希望があります。 そのためにも、やはり繰り返しになりますけれども、政策項目としての考え方を導入していただけないかなというふうなところがありますので、ぜひご検討をしていただければなというふうに考えております。 これについて、よろしくお願いします。
○議長(渡邉一夫君) 村長、遠藤雄幸君。
◎村長(遠藤雄幸君) 円安、それからトリガー条項の発動というのは、こう言うマクロ的な経済のことについては、しっかり国あるいは県が考えてほしいなというふうに思います。 我々は、やはりミクロ、地域の経済をどうしていくかということにエネルギーを費やすべきかなと。当然、そういうような環境に置かれているというのは、川内のような小さな村にも影響を及ぼしているわけですから、当然、注視しながら現実的には対応を考えなくちゃいけないなというふうに思っています。 電気料金に関しては、ご指摘のとおり、今まで、昨年の1月からですか、補助金が7円交付されて、今後だんだん減って9月の3.5円、それ以降はひょっとしたら通常ベースに戻るんじゃないかというような、しかし一方で円安が急激に進んでいる状況で、原油が下がったとしても、あるいは例えば補助金をさらに継続したとしても、この円安傾向がどこまでいくかによって全て吹っ飛んじゃうじゃないかなというふうに考えています。 そういう状況は、我々も大変気にしていますので、しっかり実効性のある対応というようなことを考えております。例えば、これまでありましたプレミアム商品券がいいのか、しかしそれも現実的にはもう全て基金は吹っ飛んでいますので、こういう中で自前の財源の中でどこまでの、かつてのような1.5倍じゃなくてもうちょっと低い率でのプレミアム商品券というのは現実的かもしれません。あるいは、それ以上に今年の2月にやりました地域消費振興商品券というような方法も検討しなければいけないのかなというふうに思います。 いずれにしても、今の状況においてはやはり財政規律、それから公平性という観点から、どういうような実効性があるものかというのはしっかりと検討していきたいというふうに思っています。 それから、政策項目の件については、一概に特定企業、村が所有する何かで指定管理などを行っている企業がありますから、こういったところはちょっと状況を見ながら今後判断していきたいというふうに思っております。 いずれにしても、こういう企業においても電気料の高騰によってかなり傷めつけられている状況でありますから、ここはしっかり支えていかなければいけないというふうには考えております。
○議長(渡邉一夫君) 3番、井出茂君。
◆3番(井出茂君) 非常に厳しい状況であろうかと思いますけれども、ぜひ検討していただいて対策をしていただきたいなというふうに思っております。 それから、2点目の利活用について、大智学園が決まったということで、ちょっと安心はしております。 ただ1点、まだ11月16日あたりからの契約ということになっておりますけれども、その間、例えば電気代であったりそういったものは契約がされないと相手方にその義務が発生しないというふうに考えてよろしいですよね。その間は村の持ち出しというふうなことになるわけですね。というふうになりますね。今、後でいいです。 それから、川内中学校の利活用については、令和6年に基本構想というふうなことになっておりまして、実は新庁舎の基本計画の中にも実はその部分がちょっと書かれておりまして、庁舎建設が実は令和8年秋の竣工を目指すという、これはその後変わっていくのか分かりませんがそういう形で書かれていまして、その同じ冊子の中に78ページに、これは現庁舎もしくは旧川内中学校の利活用及び敷地利用アイデアということでいろいろ書かれてあります。先ほど村長が言われたように検討委員会を立ち上げて、そこでいろいろ考えていきますよというふうなことだと思います。 ある程度、行政としては何らかの具体的な構想があるのかなというふうなことは思いますけれども、やはり利活用検討委員会の答申を尊重していくという形で、あらかた行政のほうでこんなことを考えていますよというようなことを発表すると、今までもマスコミがそういったことをあたかも決まったようにリークをする、そうすると、村はこんなふうに考えているんだよねというようなことが村民の人たちがまさしくそのとおりに思ってしまう、誤解をしてしまうということも今までも何回かありましたので、実はそういったことを注意しながら、なおかつ検討委員会でしっかり揉んだ形で政策を決定していっていただきたいなというふうに考えているところでありますが、年間、あそこ219万4,000円、年間の維持費がかかるということですので、できるだけ早くそういったことをやっていかないと、例えば219万4,000円が、簡単な言葉で言うともったいなというふうなところもありますので、ぜひ早めに検討委員会を立ち上げる、そして答申を早めにいただく、その中には今までこういったことをやってきた実績のある事業者であったり、もしくは個人であったり、そういった人たちを入れていくというのも一つの手法かと思いますけれども、やはり村民の方の希望であったり、そういったものを多く取り入れるためにも、若い人たちだけとかではなくて、やはり多様性のある構成員の中で決めていっていただけると、年代別というか高齢者にも優しい、高齢者も使いやすい、なおかつ若い人たちもそれがあることによって川内村で暮らすのにわくわく感を持ったり、そういったことができるようなそういう、この中にもそういったことが書いてありました。この基本計画の中に利活用についてのことにも触れてちょっと書いてありましたけれども、ぜひその辺の、今、村長から令和6年、基本構想をつくると、来年ですよね。来年、基本計画をつくって翌年実施計画になるのか、その年の中に実施計画ができてくるのか分かりませんが、そのスケジュールをしっかりつくっていただいて、利活用検討委員会の立ち上げも早急にやっていただきたいなというふうに思っているところであります。 よろしくお願いします。
○議長(渡邉一夫君) 村長、遠藤雄幸君。
◎村長(遠藤雄幸君) 当然、契約前は村が維持管理をしていきます。当然、中学校においては219万、それから旧保育所に関しては149万の維持費は、当然契約が履行されれば、当然その契約者、相手方が維持管理をしていくということになっていきます。 それから、旧中学校の利活用ですけれども、議員がおっしゃるとおりで、どういうメンバーを入れるかというのは、もうまさに我々も考えているのとそんなに違わないと思うんです。多様な価値観を持った人たちに入っていただきたいし、そして何よりも村民の人たちがどう活用したいのか、こういったところもある手法を用いながら意見を聞いていきたいなというふうに思います。 例えば、秋には住民懇談会もありますし、さらには前にもやりましたけれども、アンケートのような形で答えていただくということも必要なのかもしれません。 それから、いろんな情報発信の仕方で、我々も今回の新庁舎建設については学習してきた部分はあります。 ただ、議会の皆さんに説明するとき、どこまで説明していいのかというのは、やっぱり議会の皆さんも住民への説明責任もある中で、こういったことを踏まえると、議会に説明するということはもう既に公にされるよということでありますので、こういったところもきちっと順を踏んで説明していきたいなというふうに思います。 第一にマスコミにというわけではありません。そういったところの情報をきちっと踏みながら情報発信していきたいというふうに思います。 いずれにしても、庁舎建設と併せて旧中学校の利活用というのは、これから川内村の近未来における大きな課題の一つかなというふうに思っていますので、ここは我々もそうですけれども、職員一同、そして議員の皆さんも一緒に課題解決のため全力で取り組んでいきたいなというふうに思います。 いずれにしても、早く協議会を立ち上げて具現化していきたいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。
○議長(渡邉一夫君) 3番、井出茂君。
◆3番(井出茂君) 庁舎建設、何度もできることではありません。それから、中学校の利活用についても、やはりこれはこれからの川内村の活性化にとって非常に重要な部分かなというふうに考えております。 2つの大きなプロジェクトをどう乗り切っていくかというのは、これ非常にエネルギーの必要な部分でもあるかと思いますが、ぜひ、役場一丸となって、それから住民の方にもお知恵を拝借しながらしっかり進めていっていただきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いしたいなというように思っております。 私の質問は以上で終わります。 以上です。ありがとうございます。
○議長(渡邉一夫君) これで、3番、井出茂君の一般質問が終了しました。 皆さんにお諮りいたします。 今回、一般質問者は2名でありますので、午前中の時間延長で2番目の一般質問者に質問していただくことをお諮りいたしますが、どうしますか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(渡邉一夫君) それでは、時間を延長して、次に、4番、坪井利之議員の一般質問を許します。 4番、坪井利之君。 〔4番 坪井利之君登壇〕
◆4番(坪井利之君) それでは、通告に従いまして一般質問をいたします。 食料品を中心に販売するスーパーマーケットの誘致について。 移住されている方々や若い人たちの話を伺うと、多くの方が食料品を中心に販売するスーパーマーケットの誘致を求める声が多く上がっております。商業施設開業後、販売品目については地元商店に配慮しての運営のため限定的になっており、現在の商業施設での食料品購入に対して移住された方や若い方が不便を感じている原因と思われます。 地元商店の理解を得た上でのこととなると思いますが、スーパーマーケットの誘致に対する村の見解を伺います。 かわうちの湯、村民の日について。 前回の定例会において、交流施設指定管理委託料を前年度より1,000万円引き上げるのであれば、かわうちの湯による第1、第3金曜日の村民の日を毎週金曜日に行うよう要請し、行政も村民の福利厚生の観点から有益なものであると理解をいただきました。 しかし、指定管理業者から業務上対応できないとの回答をいただきました。 かわうちの湯は村が指定管理者に委託しているため業者に強制できないことは理解しますが、議会でも村民の健康維持や憩いの場として少しでも多くの村民の方に利用していただくためにかわうちの湯関係の議案を議決してきました。 今回、村民の福利厚生のために村民の日を増やし、少しでも多くの方に利用していただくとの提案に対し、業務上対応できないとの回答は到底理解できません。 村の見解を伺います。 プレミアム商品券事業について。 前回の定例会において、プレミアム商品券事業は村内における経済状況を見ながら財源を確保し、必要に応じて実施するとのことでした。 現在、原油価格が高騰し、レギュラーガソリンの価格が15年ぶりの高水準になっており、燃料価格の高どまりが続くと予想されております。自動車での移動が必須である川内村民の経済状況は、日常生活品の値上がりも加わり逼迫してくると思います。 プレミアム商品券事業、またはそれに代わる事業の早期展開が必要と思うが、村の見解を伺います。 県道、富岡大越線改良工事について。 令和4年第2回定例会において、県道富岡大越線、下原柳橋線の改良工事は、事業主体である福島県相双建設事務所が、現在、主要地方道小野富岡線の改良を最優先として整備を行っているため完成の時期は明確に答えられないとの答弁をいただいておりますが、交流人口の拡大により、かわうちワイナリーなどに訪れる方が増えている中、道路に不慣れな方たちが改良途中の車幅の広い道路から突然車幅が狭くなるため危険を感じたとの声が多く寄せられております。 再度早急の改良工事完成を求めるとともに、今後の工事予定がどのようになっているのか、伺います。 以上、よろしくお願いします。
○議長(渡邉一夫君) 村長、遠藤雄幸君。
◎村長(遠藤雄幸君) それでは、4番、坪井利之議員の質問にお答えいたします。 1点目の食料品を中心に販売するスーパーマーケットの誘致についてでありますが、現在の商業施設YO-TASHIは、避難から帰還後、村民のニーズに基づいて建設されました。建設に当たっては、商工会が主体となり地元商店と共同仕入れや品ぞろえ等について調整を図り、平成28年3月にオープンいたしました。 スーパーマーケットについては、アンケート等での回答で、あればいいなという声があることは承知しておりますが、スーパーマーケットの誘致となりますと多くの課題を解消しなければならないと考えております。まずは、これまで生業とされている地元の事業者からの理解を得なければならないこと、また、理解を得られたとしても、現在の村の商圏、市場規模に対して参入を希望する事業者がいるかどうかについても検討しなければならないと考えます。 当面は、現在の商業施設で食料品目の充実を図れるよう指定管理者と検討してまいりたいと考えております。 2点目のかわうちの湯、村民の日についてでありますが、坪井議員から6月定例会で一般質問があったことから、村民の日を増やすことについて、指定管理者である株式会社あぶくま川内と協議した結果、当面は現状維持で運営していくこととなりました。理由としては、現在も燃油や電気料金の高騰が継続しており経営に影響があること、また、ふくしま健康カードやJAF会員、ふくしま日帰り温泉クーポン等の雑誌の割引サービス券の利用者も多いことで客単価が下がっていること、さらには、父の日や母の日、敬老の日の対象者には無料としていることなどが主な理由であります。 さらに、アンケート調査票やフロントにおいて、村民からの要望が特になかったことから、かわうちの湯における村民の日については現状のままで運営していきたいと考えておりますので、ご理解賜りますようお願いいたします。 3点目のプレミアムつき商品券事業についてでありますが、昨年来、レギュラーガソリン価格や電気料金等が高どまりしており、物価高が村民生活に大きな影響を与えております。 先ほど井出茂議員の質問にも答弁したとおり、今後、国や県における経済対策は予想されることから、動向を注視し、村の財政状況も勘案しながら、村においてもプレミアムつき商品券事業を含め、村民生活に対する経済対策を検討してまいりたいと考えております。 4点目の県道富岡大越線改良工事についてであります。 この工事は、県道富岡大越線上川内字柳橋地区から下原地区の幅員狭小及び線形不良区間を解消し、車両通行の安全確保を図るため、令和元年度から福島県相双建設事務所が工事を行っております。 今後の見通しでありますが、相双建設事務所に照会しましたところ、完成予定は未定とのことでありますが、村としても一日も早く工事が完成されるよう、また、安全の確保対策についても要望してまいりたいと考えております。 以上で坪井利之議員からのご質問に対する答弁とさせていただきます。
○議長(渡邉一夫君) 4番、坪井利之君。
◆4番(坪井利之君) では、1点目の再質問に移らせていただきたいと思います。 スーパーマーケット、誘致できれば本当に最高なんですが、先ほど申しましたとおり参入してくれるところがあるのかとか採算がとれるのかという問題を考えると、なかなか難しいところがあるのかなとは思っています。 じゃあどうしたらいいかということを考えると、やはり今の商業施設YO-TASHIにそういったものをちょっと増やしていただくというのが一番早い道なのかなとも考えておりました。 私が議員になりたての頃、松本勝夫議員が一般質問でYO-TASHIにおける販売品の充実確保ということで、生鮮食品、鮮魚、刺身など、また精肉の充実を商業施設に求める一般質問をなされておりました。 ただ、その当時は既存商店が廃業しないように、販売品目は地元商店に配慮した運営をしているということと、鮮魚販売、刺身等の販売は地元商店に配慮して自粛しており、また精肉類に関しては廃棄率が高いため仕入れを調整しているということで、なかなか販売品目を充実させるということはかなわないというような答弁を聞かせていただきました。 それから8年ほどたっています。帰村率が8割、それで移住者の方も現に100人近くいるということで、かなりそのときの状況とも変わってきています。やはり、できるだけ1か所で買物を済ませたいということでスーパーマーケットという、移住してきた方は都会のほうでスーパーマーケット、そういったところで買物を1か所でやっているということでそういったものの要望を受けたりはしているんですが、それが難しいとなれば、やはり今現在、その当時、松本議員が要望していた当時ともまた状況が変わってきておりますので、商業施設にそういった生鮮食品とかそういったものの品目をできるだけ多く置いてもらえるような、例えば、今のファミリーマートの中だけではちょっと難しいとなれば、今、ふれあい広場という一般の方が使えるところというところもありますので、その辺に少し拡充しながら販売品目を増やすとか、そういったこともやっていただけるとかなりそこでも対応していけるのかなと、これは施設管理者のかわうち屋さんとの相談になるとは思うんですが、そういったことも考えられるのかなと思うんですが、いかがでしょうか。
○議長(渡邉一夫君) 村長、遠藤雄幸君。
◎村長(遠藤雄幸君) YO-TASHIが整備した経緯は、先ほど申し上げましたように、その以前に実は今の議長、渡邉一夫議長がまだ議員のときに、商業施設を造ることによって既存のお店が廃業してしまうんじゃないかというような一般質問を受けました。それを受けて、商工会、そしてその事業者の方の協議を重ねてきました。数回だったと思います。 初めに、商業施設を造るのに、実は共同店舗はいかがでしょうかという提案をいたしました。結果的には、どの事業所、店舗も手を挙げていただけなかったという経緯があります。 それを踏まえて、じゃあコンビニを兼ね備えたような商業施設という中で、やはり一つは各店舗で扱わないようなもの、例えば薬とかクリーニング、こういったものを踏まえて商業施設を造りましょうということで現在の形になりました。 その中でも共同仕入れをしていこうよとかというような提案もあって、当初はそういうような共同仕入れも実現してきたという経緯があります。 議員も心配しているように、既存のお店との共存共栄ができるのかというのが一つの条件でありますから、今言われているようなことも、今後、商工会あるいは既存のお店といっても商業、今、6店舗ですよ。村の中で。そして生鮮産品を扱っているのは3店舗です。1店舗は、坪井議員の隣にあるお店ですよね。こういったところがセンター化することによってどうなるかというのは、私以上に坪井議員のほうが想像できるじゃないですか。 ここは、話し合っていきます。しかし、それが話し合った結果、実現できるかどうかというのはまた難しいところがありますよね。 それから、やはり民間が参入するというのは、経営できるかどうかというのがまず第一条件です。地域貢献や社会貢献もありますけれども、小さくなったマーケットの中で参入することが可能なのか、もし可能だとすれば、これはかなりいい条件を村としては示さなければ、多分手を挙げてもらえないと思います。 こういうような中で、今言われているようなことが可能なのか、こういったところも商工会、そして事業所と検討してみたいと思います。 しかし、事務局からいただいた答えは恐らく廃業になってしまうだろうというような答えでありましたから、そこは我々の説明の仕方があるのかなと思いますから、この件に関しては十分事業者そして団体の商工会、こういったところと少し議論していきたいなというふうに思います。
○議長(渡邉一夫君) 4番、坪井利之君。
◆4番(坪井利之君) 先ほどの村長の答弁のとおりかなり難しい問題だとは思うんですが、当初、共同店舗ということに対してはなかなか手を挙げる方がいなかった、それで、今、店舗も6店舗しかなくて、生鮮食品を扱っているのは3店舗という形になってきたということですので、本当にできればこういう方たちが、今残っている店舗の人たちが1か所に集まってやっていただければ、頑張って今も、震災後、かなり苦しいところでこういった店舗を続けていらっしゃった方が商業施設に一緒に入ってやれるような状況というのが一番ベストなのかなとか考えたりもしていますが、それはその店舗の人たちの考えもあるのでなかなか難しいということもあると思いますので、その辺はしっかりお話をしてもらいながら進めていっていただきたいなと思っております。 また、そういった中で車の、令和4年9月の定例会ですかね、井出茂議員のほうからもあった交通インフラの整備に伴い、にぎわい拠点の整備の充実、あれ・これ市場の周りをとかというような一般質問もありました。 その中で、あれ・これ市場を中心に、道路は399号をしっかり改良され、小野富岡線も でちょうどここが中間になってくる、この中間になって素通りさせないためにいろいろな方策を考えていくというようなことの話もありました。その中でも、やっぱり道の駅みたいなものというような構想も中には多分入っているのかなと思います。 その中で、そういったところにもそういったものをちょっと少しでも生鮮食品とかそういったものも中に入れるように、時代はどんどん変わってきていますので、地元の商店の方にもみんなで集まってできるような状況をつくっていただければ一番よろしいのかなとは思うんですが、これはなかなか難しいとは思いますが、そういったことで商店、商工会の方とも相談しながらやっていただけるということなので、よろしくお願いしたいと思います。 続きまして、かわうちの湯、なかなか村民の日に関して第1、第3金曜日を毎週金曜日に行うということで、まず初めにできないという報告をいただいたのが産業振興課の課長のほうからいただきました。 それで何でできないかということの説明を私のほうに社長のほうからしますということだったので、私は待っていたんですが、今現在になっても説明がなかったということで、先ほど村長のほうからいろいろ説明はありましたが、そういったものを聞けば私も納得するところもあったのかなとは思うんですが、一応議員なので、しかも定例議会でこうしたらどうですかと、行政のほうがそれは大変村民の福祉向上のためにもいいことだということで返答いただいて、よかったな、じゃあそれでやってもらえるんだなというふうに思っていました。それができないということで連絡をもらったんですが、その説明をじゃあ議会にしてくださいというようなお話もしました。 でも、連絡もなく、じゃあどうなっているのということで、今回一般質問させていただいたんですが、指定管理者のほうでは議会はそんなものに思っているのかなというようなちょっと悲しい思いもあるんですが、ちょっと調べてみたんです。こういう施設、指定管理ってどういうものなのかということをちょっと調べてみました。 指定管理制度は、公の施設の管理に広く民間の活力やノウハウを生かすことで、提供するサービスの質の向上とより効率的な施設運営を両立させる。指定管理業者のノウハウ、創意工夫を最大限発揮させることが重要であると。 公の施設とはとなりますが、その地方自治体の住民の利用に供するものであること。そして、住民の福祉増進を目的とするものであること。地方自治体が設置するものであること。 基本は、住民の方の福祉増進とか住民の方に使ってもらうことを基本にして、指定管理者はそこを管理しているものだと思っております。 少しでも、今、川内村、高齢の方もどんどん増えていって、なかなかかわうちの湯に行く1日の料金を支払うのもなかなか難しい、その中でかわうちの日をつくっていただいたということで、その日に行けるようになるということで、そういった日を増やせばどんどん少しでも村民のために使ってもらえるのかなと思っていたのですが、先ほどの説明の中にも燃料や石油が上がっていて経営状態がちょっとというようなことを言っていますが、ちなみに村民の日はやはり利用客が増えていると、前の議員説明の中で聞いたときにはかなり増えているよということでしたが、今現在はどんな感じなんでしょうか。
○議長(渡邉一夫君) 産業振興課長、秋元敏博君。
◎産業振興課長(秋元敏博君) 最近の状況でございますが、平日の利用客は大体110名から140名、村民の日は大体150名から160名程度というようなことで聞いております。
○議長(渡邉一夫君) 4番、坪井利之君。
◆4番(坪井利之君) ということで、50人から60人増えているんですよ。その中で利用料が半額でもある程度の料金はペイできているのかなと、そういったもので少しでも、100人と150人の差というので大した差はなかったら、1回お風呂を沸かす経費は一緒なので、少しでも多くの人に使ってもらうのが正解なんじゃないかなと思うんです。 その中で、じゃあ何で、これで利用客も増える、村民の方の福祉厚生にも役立つということで、村民の日を増やすということができないというのが理解できないです、私。 その件に関して、お願いします。
○議長(渡邉一夫君) 産業振興課長、秋元敏博君。
◎産業振興課長(秋元敏博君) 直近の村民の日が9月1日だったものですから、一応温泉のほうに利用状況を確認しました。 9月1日の利用客は、160名だったそうです。そのうち、約100名の方が何らかの割引を使っていると。その100名のうち25名が無料、パスポート券を持っている方だと思うんですが無料だったという状況です。 これを、平日、大体中間をとって130名の利用客があった場合に換算しますと大体7万8,000円、9月1日の状況を見ますと6万6,000円くらいなんで、大体1万2,000円くらいの利用料の減があります。 また、多い部分については、温泉とかシャンプーとか体を洗う消耗品、その他いろいろ、電気料、あとはシャワーを使う灯油代などの経費も含まれますので、これだけちょっと増えてくるなというような状況です。
○議長(渡邉一夫君) 4番、坪井利之君。
◆4番(坪井利之君) 1日1万幾らの差ですよね。それを、村民の日を月、毎週金曜日にしたことによって幾らの損失が出るのかですよね。1万5,000円だったら1か月で20万くらいです。 今回、1,000万上げているんですよ、指定管理料を。確かに燃料が高くなって、コロナでお客さんが少なくなって仕方ないなと。それで、でもかわうちの湯は基本的には村民に少しでも多く使ってもらうというのが目的でできているので、本来なら私は村民の日だけ安くしろじゃなくて、毎日村民は安い値段で利用できるようにしてもらいたいくらいなんです。 ただ、経費がかかる、そういったものがかかるのでということで、じゃあ村民の日だけでも、それが月に2回あります。その2回を目がけて行っている人がいるんです。だったら、月2回なので、その日を忘れちゃったら1回になる。だったら、もう週に1回で、だったらもう忘れることもないし、それで少しでも多くの村民の人に使ってもらうということができるということに関して、これを毎週金曜日でお願いするということはぜひやっていただきたいことじゃないかなと思うんです。 それをどうお考えでしょうか。
○議長(渡邉一夫君) 産業振興課長、秋元敏博君。
◎産業振興課長(秋元敏博君) 指定管理料、今までは2,500万だったんですが、今年3,500万になりました。これはかわうちの湯だけの指定管理料じゃなくて、いわなの郷ほかあれこれ、ビジネスホテル等も含めた料金でございます。 水道光熱費でございますが、平常時の令和2年の全体の光熱水費の支出料が3,142万円ほどになっております。昨年度の実績で4,176万円、ですから光熱水道費だけで1,000万円上がっていますので、あぶくま川内としても今後健全な経営をするにはこのくらいは必要じゃないかなということでございます。
○議長(渡邉一夫君) 4番、坪井利之君。
◆4番(坪井利之君) その件に関しては、私は理解しています。 ただ、その財源は一般財源なので、少しでも村民にその分を還元してほしいということから、このお話は前回しております。村も、その件に関して福利厚生の観点から有益なものであると理解をいただいたと思っておりました。 今回、できないということで、何でから先に入ったんですが、まず、かわうちの湯に関しては議会のほうでも少しでも村民の方に利用してもらわなきゃいけないと思っていますので、少しでも修理や何だ、そういったものが出れば本当に休ませることはできないということで、前回、令和4年度のかわうちの湯に関する予算、決算書の中から見てもかわうちの湯源泉ポンプ温泉槽保守管理委託料やエアハンドリング修繕工事、サウナ室改善工事もろもろ、その中でも860万以上、また、ポンプが詰まって、できなくなったらということで1,700万くらいのものを買うよということに関しましても、これも全て川内村民が少しでも多く利用してほしいということで議会のほうでも議決してきているのがあるんです。 こういったものは、多分かわうちの湯のほうからこういったことをやってください、1,000万上がったのも、お願いします、これもお願いします、じゃあ、行政のほうでこうしてくださいよは、いやできませんというのが、ちょっと私には理解できないということであります。 それだけ議会も村もかわうちの湯というのは大事なものだと、いつまでも必要なものである、できるだけ村民に使ってほしい、村民が数多く行ってもらえる日を増やすということに関してできないということに対しては、ちょっと私は理解ができませんでした。 村のほうでももう少し強く要望していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
○議長(渡邉一夫君) 村長、遠藤雄幸君。
◎村長(遠藤雄幸君) 数字的にはもう理解していただいているんでしょう。 恐らく、指定管理者からすれば、やはり健全な経営をしながら、そして住民へのサービスということも考えていると思うんです。 今年、令和4年度のかわうちの湯の売上げは約5,000万です。そして、先ほど課長から答弁あったように、令和4年度の水道光熱費が2,000万ですよ。それに固定費でしょう。だから7割、8割というのが燃費なんですよね。これに人件費が約2,000万ぐらい、千五、六百万、だからこれだけで売上げの大部分を食っちゃっているんです。 指定管理者からすれば、まずきちっとした安定経営をしていきたいと。まして、補助金体質のような現状をやっぱり非常に憂いていると思うんです。だから、今言われたようにあそことしてもコストカットしていくというような思いがあるんだと思います。 その経費はまさに議員がおっしゃったように血税で、なるべくそういったものの負担にならないような経営努力をしていきたいという考えです。 一方で、今、議員がおっしゃるように住民サービスと声高に叫んでいますけれども、やはり安定経営していくためには実は客単価をしっかり維持していく、あるいは高めていくということが必要なんです。 6万6,000円を160で割ったら、今、大体400円じゃないですか。本来ならば、平日は600円ですか、この200円の差って大きいと思います。ましてや、月20万じゃないかと言っていましたけれども、掛ける12だったら240万、250万ぐらいになるじゃないですか。こういったところをしっかりマネジメントして、指定管理料として村の世話にならないような経営に向けていくというのは、やっぱり住民サービスも大切、そして一方で安定経営も大切、こういうバランスを考えた上での判断じゃないでしょうか。 住民サービスしてないわけじゃないでしょう。村民の日があったり、それから先ほどありましたけれどもそれぞれの記念日は無料です。まして、160人のうちいろんな割引利用したというのが100名近く、そのうち無料が20名ほどいるとか、これってひょっとしたら客単価を下げないように努力していこうという一方で、こういうような状況に陥っているわけですから、そこはある程度、経営の状況をもう少し様子を見てもよろしいんじゃないかなというふうに思いますよね。 私自身も週に一遍ぐらいは利用していますけれども、なかなか毎日というわけではありません。私は回数券を買って利用させてもらっていますけれども、やはりあのかわうちの湯で働かれている人の従業員の年齢って幾らくらいだか分かりますか。65に近いんですよね。70過ぎている人たちもいるんですよね。これはパートではありません。しっかり従業員として採用しているんです。こういう組織が村の中にあるというのは雇用の創出、当然、働く人がいないというのもあるかもしれませんが、大きく役立っているんです。これも考えてみると、やはり住民サービスなんです。 だから、1点だけを捉えてサービス低下だ、住民の福祉増進につながらないという判断でなくて、やっぱりトータル的に見て今のあぶくま川内という管理者はどうなのかということを考えてみる必要もあるのかなと私自身は思いますけれども。 だから、もう少しちょっと経営がどうなっているのか、ましてや人口減少の中であの組織をどう維持していくかというのは、かなりこれは優秀な経営者でも難しいと思います。 一方では、投書を見ますと、この料金体系でやっていけるのかという投書があるんですよ。私自身もそのアンケートの箱の中のメモを読ませていただきましたけれども、まさに利用者から経営状態を心配されているというようなことがありますから、もう少しちょっと様子を見ていくということも必要じゃないでしょうか。
○議長(渡邉一夫君) 4番、坪井利之君。
◆4番(坪井利之君) 今言ったように、説明を聞きながらこうこうこうですよというような感じになれば、私も理解していくところもあるんですけれども、いつまでたっても説明が来なかったというのが一番今回自分としても納得できていないところであるんです。 でも、村長の言っていることは分かります。本当に、今、経営がとても大変で、今の状態、金額を上げられないというのは確かにそのとおりであるので、ただ、村民の日を2日または3日、月に増やしてもらえるだけでその後に50人増えれば、それだけでもかなりの人数の数が増えてくるということもありますので、そういったことを考えながら、そういった要望をしていきたいと思いますので、本件に関しましてはここまでにしておきたいと思います。 続きまして、プレミアム商品券ということで、この券に関しましては先ほどの井出議員のほうにもありましたけれども、検討していってくれるということでしたので、よろしくお願いしたいなと思います。 ただ、この中で前回、地域商品券なんかは交付金をちょっと加味させていたのかなとは思って、全て一般財源ではなかったと思うんですが、今年度の
新型コロナウイルス感染症対策地方創生臨時交付金ということで電気・ガス・食料品等価格高騰重点支援地方交付金というものが、多分そのまま今年度も増額されていると思います。 実施計画、大体第2回というのがありまして、第1回が5月29日、第2回が10月2日ということになっているんですが、こういったものを使ってプレミアム商品券とかそういったものを検討していくと思うんですが、いかがでしょうか。
○議長(渡邉一夫君) 村長、遠藤雄幸君。
◎村長(遠藤雄幸君) 既に 関係では飼料高騰、それから燃油高騰、こういったところは今回の補正の中でかけさせてもらっています。その原資は、今言われた交付金ですので、ですから1,700万ほどの基金が残っています。これも当然、これから検討していかなければならない、実効性のある支援策を検討しなければいけない、その原資になることは間違いないというふうに思います。
○議長(渡邉一夫君) 4番、坪井利之君。
◆4番(坪井利之君) そういったものを原資にして、プレミアム商品券とかそういったものに代わることを検討していっていただけるということですので、本当に一般財源、自主財源を使ってやるのは簡単なんですけれども、これは大変なことだと思います。なので、こういったもの、国の補助、県の補助、先ほど井出茂議員のときの答弁にもありましたように、県・国のこれから補助が増えるのを見ながら、そういったものを検討していくということですので、しっかりそういったものを利用しながら少しでも村民に還元できるような、そういったものをお願いしたいと思いますので、よろしくお願いします。 最後に、富岡大越線改良ということで、これまだ改良工事完成は未定ということです。 今年度ですか、小野富岡線が開通するというようなお話もありますので、そっちのほうをメインにやっているので、こっちのほうにはまだないということもあるということなので、来年度あたりからはそういったものが、そんなことはないですか。 去年、この話を聞いたときには、小野富岡線を重点的に進めているのでちょっとこちらのほうに予算は回せないというような話だったので、そちらのほうが落ち着けばこっちに回ってくるのかなと思っているんですが、いかがでしょうか。
○議長(渡邉一夫君) 建設課長、遠藤栄治君。
◎建設課長(遠藤栄治君) 県のほうには問合せしていまして、少しずつですが着実に工事のほうを進めていくということですので、ご理解のほうよろしくお願いしたいと思います。
○議長(渡邉一夫君) 4番、坪井利之君。
◆4番(坪井利之君) 本当に少しずつなんですね。 何で私、あそこの道路に関して少しでもと、今回、お盆休みにやはりワイナリーとかそういったところがあると出ているんで、そういったところにお客さんが来て、大越方面から来ると結構渡辺商店さんの辺りから道路が真っすぐ続くんで、その勢いで結構スピードを上げて、あの辺まだ広くなっているので、途中でいきなり狭くなってしかも下りになっていてすごい危険な思いをしたというお話が来て、慣れている人は分かっている、というのは分かるので地元の人は大丈夫なんですけれども、そういった話もありました。 私の祖母、何十年も前の話、あそこの狭いところ、ちょうどお盆でした。お盆の頃、海水浴にでも行ってきたらいいねとか何か言いながら海水浴に行って、あそこで村外の若い人が来て交通事故に遭いました。それでけがをして入院したり出たりして、最後までしっかり治ったようなあれもなくて、そういったこともありましたので、そういう例が二度と起きないように、少しずつではなくてできるだけ早急にやっていただきたいということを再度要望していただきたいと思いますので、よろしくお願いしたいんですが、いかがでしょうか。
○議長(渡邉一夫君) 村長、遠藤雄幸君。
◎村長(遠藤雄幸君) 不幸な事故があったということであります。 まさに事故が起きないように、早期の一日も早い改修をこれからもお願いしてまいります。
○議長(渡邉一夫君) 4番、坪井利之君。
◆4番(坪井利之君) 要請しまして、私の一般質問を終わります。ありがとうございました。
○議長(渡邉一夫君) これで、4番、坪井利之君の一般質問を終了いたします。
△散会の宣告
○議長(渡邉一夫君) 本日の議事日程は全て終了しました。 お諮りいたします。 川内村議会会議規則第10条で定めるもののほか、決算説明のため9月13日と14日を休会にしたいと思いますが、ご異議ございませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(渡邉一夫君) 異議なしと認めます。 よって、9月13日と9月14日を休会とすることに決定しました。 これで散会いたします。 お疲れさまでした。 (午後0時28分)...