△諸般の報告
○議長(渡邉一夫君) 日程第3、諸般の報告を行います。 事務局長から報告させます。
議会事務局長、渡辺政美君。 〔事務局長 渡辺政美君登壇〕
◎事務局長(渡辺政美君) それでは、諸般の報告をいたします。 令和5年第1回定例議会以降、現在までの議会活動についてご報告いたします。 初めに、要望活動ですが、第1回定例会以降、現在まで要望活動は実施してございません。 次に、4月18日に行われました
双葉警察署川内駐在所開所式には、議長が出席しております。 次に、4月20日及び5月17日に開催しました
双葉地方町村議会議長会議は、議長が出席しております。 次に、4月23日に開催されました川内村消防団・
婦人消防隊春季検閲式には8名の議員が出席しております。 次に、4月30日に開催されました川内村婦人会総会には議長が出席しております。 次に、5月20日に雨天の中、開催されました
川内小中学園・
保育園合同運動会には、議長が出席しております。 次に、5月23日に
東京国際フォーラムで開催されました町村議長・副
議長研修会には、議長及び副議長が出席しております。また、翌日の5月24日に開催されました川内村
復興有限責任事業組合による
事業完了報告会には、
産業建設常任委員長の
井出剛弘議員が出席しております。 次に、5月27日に村内の
田ノ入工業団地で行われました大橋機産株式会社の
川内工場開所式及び第2工場竣工式には、8名の議員が出席しております。 次に、6月5日に開催されました
町村議会議長会の第1回定期総会には福島市で開催され、議長が出席しております。なおこの総会において先ほどの表彰伝達を行った2名の方が
自治功労者表彰を受賞しております。 次に、令和5年第2回
双葉地方広域市町村圏組合議会定例会が5月26日に開催されました。議事内容につきましては、本定例会において
坪井利之議員よりご報告いたします。 次に、令和5年公立小野町
地方綜合病院企業団議会第1回定例会が令和5年3月29日に開催されました。議事内容につきましては、本定例会において
新妻幸子議員よりご報告いたします。 最後に、本定例会に、村長より、
別紙議案提出書のとおり12議案が提出され、受理いたしました。 一般質問の通告は4名の議員で、お手元に配付の
一般質問通告一覧表のとおりであります。
例月出納検査報告並びに
定期監査報告について、
代表監査委員及び監査委員から報告書の送付があり、その写しを配付しております。 以上、ご報告いたします。
○議長(渡邉一夫君) これで諸般の報告を終わります。
△行政報告
○議長(渡邉一夫君) 日程第4、行政報告を行います。 これを許します。 村長、遠藤雄幸君。 〔村長 遠藤雄幸君登壇〕
◎村長(遠藤雄幸君) 皆さん、おはようございます。 本日は、令和5年第2回
川内村議会定例会を招集しましたところ、議員皆様には何かとご多用の中、ご参集を賜り、厚く御礼を申し上げます。 里では田植えがほぼほぼ終わり、一息というところでしょうか。新たに台風が発生したという情報もあります。心配なところでありますが、活着がいい天候が続けばと願っております。 それでは、行政報告として3月の定例議会後の村の状況等を報告させていただきます。 初めに、要望活動でありますが、4月10日に
東京電力ホールディングス福島復興本社 高原一嘉代表に対し、第5次追補に伴う賠償について川内村の地域事情や住民の声を丁寧に聞いて、最後の一人まで賠償を尽くすことなどについて、要望活動を行いました。 4月18日には、
額賀福志郎自民党東日本大震災復興加速化本部長に対し、震災・原発事故から12年が経過し、今後復興の状況により直面している事情や抱えている課題が異なる中、新たな課題やニーズに対応していくことを求められることから、現場に寄り添った支援をしていただくよう、強く要望活動を行いました。 5月12日には、
赤羽一嘉公明党東日本大震災復興加速化本部長に対し、国の責務として復興・創生支援の継続、若者が活躍チャレンジできる環境づくり、物価高(
電気料金高騰)対策、物流(配送)サービスの再開など5項目について、要望をいたしました。 5月23日には、原発事故による旧緊急時
避難準備区域が設定されておりました4市町村(川内村、南相馬市、田村市、広野町)合同で復興大臣及び内閣府
原子力災害現地対策本部長に対し、医療費の一部負担等の免除に対する財政支援、来年度以降の
高速道路無料措置の継続、復興に関する補助金等の事業継続及び財源確保、被害者や地域の実情を踏まえ、格差のない賠償の実施など6項目について要望いたしました。 要望は、福島市の
福島復興局内で、
荒井崇福島復興局長及び
師田晃彦原子力災害現地対策副本部長へ要望書を手渡しました。 6月4日には、
公明党東日本災害復興加速化本部との意見交換の場において、
震災復興特別交付税措置及び普通交付税の人口特例を継続するとともに、
復興庁関係の
福島再生加速化交付金や経済産業省の
企業立地補助金など、財源確保及び弾力的な運用を行うことなどについて要望を行いました。 続きまして、春季検閲式についてであります。令和5年4月23日、
村体育センターにおいて、消防団並びに婦人消防隊による令和5年川内村消防団・
婦人消防隊春季検閲式が、関係機関から来賓の方々をお迎えし挙行いたしました。消防隊員33名、
婦人消防隊員24名の総勢57名が出動し、凛とした空気の中で厳格な通常点検を行い、団員・隊員の厳かで勇敢な姿を拝見することができました。
教育委員会関係の行政報告につきましては、教育長から報告させます。
○議長(渡邉一夫君) 次に、教育長、
堀本晋一郎君。 教育長。 〔教育長
堀本晋一郎君登壇〕
◎教育長(
堀本晋一郎君) 引き続き、前回以降の
教育委員会行政報告をいたします。
川内小中学園の入学式は4名の新入生を迎えて4月6日に、かわうち保育園の入園式は2名の新入園児を迎えて4月7日に開催されました。その結果、川内で学ぶ
子どもたちは、保育園34名、小中学園64名で、昨年同期比6名減となっております。 また、5月11日には、奈良県の唐招提寺、東大寺、法隆寺、興福寺、西大寺、薬師寺の6つの寺院から成る南都隣山会様より双葉郡教育長会に、約1,700万円の義援金が贈呈され、双葉郡8町村に200万円ずつ分配されました。川内村では、毎年8月に6年生と7年生が長崎を訪問する
復興子ども教室の一部として活用する予定であります。 また、5月20日には小中学園・
保育園合同運動会が開催され、霧雨の肌寒い中ではありましたが、
子どもたちの笑顔いっぱい、感動いっぱいの運動会になりました。
新型コロナウイルス感染症が2類から5類に移行されたことにより、時間や内容等は縮小されておりますが、ご来賓の案内数を昨年の3名から23名と大幅に増やし、入場者数の制限や声を出しての応援等に規制のない運動会となりました。ご来場いただいたご来賓の皆様、村民の皆様に御礼と感謝を申し上げます。 今後も
新型コロナ感染状況を注視し、基本的な
感染予防対策を継続して
子どもたちの安全を確保しながら、少しずつ従来の姿に戻してまいりたいと存じます。 以上で、教育に関する行政報告といたします。
○議長(渡邉一夫君) これで行政報告並びに
教育行政報告を終わります。
△
双葉地方広域市町村圏組合議会報告
○議長(渡邉一夫君) 日程第5、
双葉地方広域市町村圏組合議会報告を行います。 本報告は、5月26日に開催された定例会の議会報告となります。本議会に出席した
坪井利之議員に報告願います。 これを許します。 4番、坪井利之君。 〔4番 坪井利之君登壇〕
◆4番(坪井利之君) それでは、
双葉地方広域市町村圏組合議会について報告をいたします。 令和5年第2回
双葉地方広域市町村圏組合議会定例会が5月26日午前10時より開催されました。 初めに、
管理者遠藤智広野町町長の任期満了に伴い、令和5年4月1日より管理者に就任されました篠木弘葛尾村村長の管理者就任の挨拶がありました。 次に、会期を1日と決定し管理者の行政報告並びに監査報告がありました。 行政報告について、総務関係では、今年度の
ふたばワールドについて、場所は大熊町「学び舎ゆめの森」を含む周辺エリアにおいて10月7日(土曜日)に開催することとし、開催内容については、今後の
実行委員会において検討し、今回で震災後
構成市町村を一巡するので、次年度以降の
イベント開催につないでいくという思いも込めて、サブタイトルを「みんなで歩む
ふるさと双葉の未来」と掲げて進めていくとのことでした。 次に、衛生関係でありますが
公立双葉准看護学院について、去る3月2日に卒業式が挙行され第5期生5名が医療人として卒業し、また4月6日に入学式が挙行され定員30名に対して13名が入学したところであり、引き続き、
医療人材育成に努め生徒数の現状を踏まえ、これまで以上に学院説明会や広報等いろいろな方法により情報発信を行い、志願者の確保に努力していくとのことでした。 次に、双葉郡立診療所について令和4年度の
診療患者数は医療歯科合わせて好間診療所3,481名、勿来診療所2,444名となっております。 次に、ごみ処理について、
南部衛生センター新
焼却施設整備工事について令和5年3月31日現在、建設工事及び解体工事とも予定工程同様の進捗率で進んでおり、今後も工事が遅延しないように適切な工事監理に努め、工期内完成を目指すとのことでした。 また、南部・北部の両
衛生センターの各施設の稼働状況については計画的なごみ処理に努め、構成町村の
住民帰還状況を注視しながら適正な処理を維持していくとのことでした。 次に、し尿処理について、
特定復興再生拠点区域の除染や
インフラ整備並びに浄化槽の清掃などにも対応し、適正な運転管理に努めていくとのことです。 次に、「
クリーンセンターふたば」の整備工事が令和5年3月末に完了したことから、搬入時の安全確保を図り、放射線物質の基準確認を十分に行いながら、環境省が特定廃棄物の搬入を6月1日から開始するとのことです。 また、令和4年度事業として契約した「
リサイクルプラザ補修工事」は
新型コロナウイルス感染症の影響により缶類破砕機の
インバーター等の資材調達が困難になり、事故繰越しになりました。 次に、消防関係「
消防本部庁舎及び
消防指令センター整備基本構想」に基づき、
消防本部庁舎整備に係る基本設計と
富岡消防署敷地内整備予定地の測量及び地質調査を令和5年度事業として進めるとのことでした。
消防活動状況について、令和5年3月に浪江町、4月に富岡町の
特定復興再生拠点区域解除に伴い、区域内の警戒強化並びに関係機関と連携した
火災予防対策を図り、帰還された住民の安全安心な生活に資するよう努めるとのことでした。 本年1月から3月末までの双葉郡内における火災発生と
救急出動件数は、火災発生4件、種別ごとには建物火災2件、車両火災1件、その他の火災1件となり、昨年同時期と比較した件数は同数、
救急出動件数は334件で主な種別は急病が209件、一般負傷39件、転院搬送が42件となっており、今後も現状に即した消防・救急活動を実施していくとの行政報告がありました。 次に、
監査委員報告について、監査結果は適正及び有効との報告でした。 次に、議長報告について、
常任委員会ごとの
所管事務調査報告書により報告を受けた旨の説明が議長から報告されました。 次に、議案の審議に入り、発議第1号
双葉地方広域市町村圏組合議会の個人情報の保護に関する条例の制定について、議案第11号
双葉地方広域市町村圏組合個人情報の保護に関する
法律施行条例の制定について、議案第12号
双葉地方広域市町村圏組合個人情報保護審査会条例の制定について、議案第13号 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の改正について、議案第14号 動産の取得について、議案第15号 動産の取得について、議案第16号 令和5年度
双葉地方広域市町村圏組合一般会計補正予算(第1号)について、慎重審議の結果、発議1件、議案6件とも原案どおり可決されました。 最後に、委員会の閉会中の継続調査の申出があり、異議なしと認められ閉会中の継続調査とすることに決定いたしました。 以上で、
双葉地方広域市町村圏組合の議会報告を終わります。
○議長(渡邉一夫君) これで
双葉地方広域市町村圏組合議会の報告を終わります。
△公立小野町
地方綜合病院企業団議会報告
○議長(渡邉一夫君) 日程第6、公立小野町
地方綜合病院企業団議会の報告を行います。 本報告は、3月29日に開催された議会報告です。本議会に出席した新妻幸子さんに報告願います。 これを許します。 9番、新妻幸子さん。 〔9番 新妻幸子君登壇〕
◆9番(新妻幸子君) 報告いたします。 令和5年3月29日招集、令和5年度
病院企業団第1回定例会に出席いたしましたので報告いたします。 1番目に、
関係条例整備に関する条例についての報告がございました。 2番、令和5年度
病院企業団事業会計予算は、業務予定量、病床数119床、患者数、入院年間の予定患者数が3万9,528人、外来が4万2,778人となります。 次に、収益的収入及び支出の予定額は、
病院事業収益22億940万4,000円、
病院事業費用同額、資本的収入5,610万5,000円、資本的支出9,536万8,000円、以上です。 次に、令和5年度
企業団組織に対する市町村の負担額が報告されました。小野町、負担率68%、5,728万3,200円、田村市13%、1,095万1,200円、平田村10%、842万4,000円、川内村3%、252万7,200円、いわき市6%、505万4,400円、以上の割当てで報告されました。 次に、令和5年度主な人事異動についての報告がございました。病院の医師の確保もできまして、その報告がございましたので報告します。 企業長、松崎浩司、元福島県職員。病院長、清野義胤、星病院派遣 。副委員長、郡司直彦、県立医大より新採用。副委員長、柏木真人、昇格、
診療部長兼務。内科医員、関根亮司、
大原総合病院より新採用。看護部長、増子 愛、星病院より新採用。
診療技術部長、オギノヤスヒロ、昇格、放射線室長。事務長、
ヨシダヨシヒロ、小野町役場より再任用。この体制で病院の運営を行います。 次に、令和4年度
病院運営状況についての報告がありました。当院におけるPCR検査、
新型コロナワクチン接種状況についての報告がございました。 次に、令和4年4月から令和5年3月までの運営状況についての報告がありました。入院数464人、延べ患者数3万2,354人、1日平均96.9人、新患者は3,579人、再来が3万3,901人、延べ患者数が3万7,480人。1日平均140.4人。 次に、
企業団事業収支状況報告がございました。令和4年4月1日から令和5年1月31日までの集計は、収益的収入及び支出について、
病院事業収益、本
年度予定額21億6,020万6,000円。
病院事業費用、本
年度予定額20億9,879万8,000円。以上、
企業団監査委員から。 令和5年1月30日、2月28日、3月27日、3回、
例月出納検査の結果についての報告がございました。計数上の誤りはなく適正である旨の報告がございました。 以上で終了します。
○議長(渡邉一夫君) これで公立小野町
地方綜合病院企業団議会の報告を終わります。
△
監査委員報告
○議長(渡邉一夫君) 日程第7、
監査委員報告を行います。
代表監査委員、秋元則行君。 〔
代表監査委員 秋元則行君登壇〕
◎
代表監査委員(秋元則行君) それでは、前回の定例会以降の
例月出納検査並びに今回2月に定期監査を行っておりますので、その2点につきまして報告させていただきます。お手元の報告書等を見ながら報告を聞いていただきたいと思います。よろしくお願いします。 まず、文書番号に従いまして、
例月出納検査報告のほうから報告させていただきます。 第16号 川内村長、遠藤雄幸様。川内村議会議長、渡邉一夫様。川内村
代表監査委員、秋元則行、川内村監査委員、高野政義。
例月出納検査報告書。 令和4年度2月分、3月分、4月分及び令和5年度4月分の
例月出納検査を実施したので、
地方自治法第235条の2第3項等の規定により報告いたします。 1.検査の対象 令和4年度2月分、3月分、4月分及び令和5年度4月分の川内村一般会計ほか5特別会計、令和5年度農業集落排水事業会計4月分並びに基金に属する現金の出納。 2.検査の時期 令和5年3月27日、令和5年4月25日、令和5年5月25日に実施しています。 3.場所 川内村役場議長室。 4.検査の結果でございます。 (1)収支出納関係諸帳簿及び整備の状況、適当であると認めた。 (2)違法または不適当と認めて指示した事項はなし。 (3)現金保管方法の適否、適当であると認めた。 (4)物品保管、出納管理状況、良好であると認めた。 (5)検査時における現金及び予算執行状況は、別紙のとおりでございます。 別紙に各月の調書等が添付されてございますので、見ていただきたいと思います。 引き続きまして、2月に実施いたしました
定期監査報告につきまして報告させていただきます。第17号のところでございます。 川内村長、遠藤雄幸様。川内村議会議長、渡邉一夫様。川内村
代表監査委員、秋元則行、川内村監査委員、高野政義。 令和4年度
定期監査報告書。
地方自治法第199条第4項の規定により定期監査を実施したので、同条第9項の規定により、監査結果に関する報告書を提出します。 記。 1.監査の対象 総務課、住民課、産業振興課、建設課、保健福祉課並びに教育課の令和4年度川内村一般会計、国民健康保険直営診療施設勘定特別会計、農業集落排水事業会計でございます。 2.監査の期日は、令和5年2月20日から21日の両日に実施しております。 3.場所 川内村役場議員控室。 4.定期監査の要点といたしましたのは、 (1)歳入歳出予算の執行状況について。 (2)事務事業の年間計画とその執行状況について。 (3)契約に伴う手続等について。 (4)繰越明許費の進捗状況等について。 5.定期監査の重点事項としましたのは、 (1)歳入歳出予算の執行状況について。 ア.予算は、計画的・効率的に執行されているか。 イ.調定の時期及び方法は適正か。 ウ.予算の流用・予備費充当は適正に行われているか。 エ.歳計外現金の取扱いは適正に行われているか。 オ.支出負担行為と支出の関係に誤りはないか。 (2)事務事業の年間計画とその執行状況について。 ア.事業は、計画どおり執行されているか。 イ.委託と工事請負の選択基準について全庁的な取組がなされているか。 ウ.実施事業と対住民サービスの状況。 エ.事業の能率的・経済的処理の状況はどうか。 オ.関係方面との連絡協調は適切にされているか。 カ.監督官庁に対する許認可申請が遅延しているものはないか。 キ.不急不要の事業実施はないか。 (3)施設の管理状況について。 ア.財産(土地)の管理は適正に行われているか。ということでございます。 監査の結果でございますが、前記の要点項目により、前記の要点項目は山での監査等の中で気がついた分もありましたので、 ございます。 令和4年度各課が所掌する歳入歳出について、予算執行状況とあわせ事務事業が効率的・経済的かつ合理的に実施されているかを着眼点として監査した結果、おおむね適正に執行されていると認められたものの、一部事務処理について、以下の指摘事項を踏まえ適正に管理するよう指摘させていただきます。 全般的指摘事項について。 予算はそもそも議会で承認されたものであり、当初予算に加え必要に応じ、随時補正予算等で承認されるものである。監査報告はその執行状況を監査し、議会へ報告するものであります。各事業執行職員には、その意味を十分理解した上で業務に取り組んでいただきたい。 また、行政事務執行の根幹である文書管理については、今年度の発議の決裁日が記載されていない書類や決裁日の欠落も見られることから、毎回申し上げているかと思いますが引き続き、川内村文書管理規定に基づき適正な業務執行をお願いしたいと思います。 歳入における主な指摘事項。 一般会計及び特別会計合わせて13事業を監査対象として確認しました。各事業における主な指摘は次のとおりです。 ①カーボンニュートラルで調査事業補助金 契約行為に基づく負担行為票が起票されていない。今後の監査で経過報告を求めるものとします。 ②村民税個人滞納繰越分 調定の時期及び事務手続きは適正である。今後も個人情報書類の管理方法を十分注意して事務処理をお願いしたいと思います。 ③草地使用料 歳入項目である使用料、もしくは長期にわたり相手方と契約する場合は貸付料なのか定義づけを検討してほしい。前回も本項目について指摘したところであり、合理的な整理を求めたいと思います。 ④公有林立木売払収入 調定の処理時期が不適切である。収入額が当初予算額と乖離しており、適切な予定価格積算に努めるべきである。 ⑤農業集落排水事業 過年度分使用料の調定時期が不適切。判明した時点で補正処理すべきである。 ⑥教員住宅使用料 使用料の納入は適正であることを確認いたしました。住宅が経年劣化で古いため、今後の入居に関しては利用者、入居者等の改善検討が必要である。 歳出における主な指摘事項。 一般会計及び特別会計合わせて19事業を監査対象として確認しました。 各事業における主な指摘は次のとおりです。 ①庁舎管理費 需用費 光熱水費 今後の電気料高騰が懸念される中、各施設の電気料事業者の統一をするなど、予算執行の一貫性についても検討してほしい。 ②諸費 表彰関係経費 食糧費 同一日に村表彰式及びしあわせ金婚夫婦表彰を行っている。これ自身は合理的ではあるが、所掌する課が複数となり、連携不足から無駄な経費支出が見られた。今後、こうしたことが発生しないよう関係課の連携を適切に行われたい。 また、関連して課内での意思疎通も不十分であると思われることから、併せて対処していただきたいと考えております。 ③文書広報費 印刷製本費 広報紙や村政要覧の作成等、契約に関して書類不備が見受けられます。前案踏襲ではなく、緊張感を持って対応するとともに、担当者、係、課によるチェック体制の強化に努めてほしいと考えます。 ④民生費 民生児童委員関係事業費 報償費 委員への報償支払いは年度末であるが、中途退任された委員への報償は退職直後に支払うべきでありここでは改善が必要でございます。 ⑤農地費 農道等維持事業費 工事完了による不用残が多いため、担当者は事業の進捗状況を適切に把握することにより、完了後に速やかに補正で減額処理をするなど適切な処理を行うべきである。 ⑥老人福祉費 シルバー人材センター運営事業補助金 名称がゴールド人材センターとなっており、補助金交付要綱等と矛盾する要綱の名称の変更等を検討すべきである。 ⑦保健体育総務費 補助金交付金 活動休止の部会には補助金交付を停止するなどして、予算の軽減を検討すべきであると考えます。これは先ほども言ったように前案踏襲の部分がこの辺にも残っているのかなと思います。 最後に、昨年同様、事務処理においては決裁日の記載漏れや伝票の未起票など軽微なミスが引き続き目立っており、改めてチェック体制の強化をお願いします。 1つの大きな間違いにはこうした軽微なミスが積み重なっているかと思います。こうしたことも考えていただきたいと思います。 加えて、これまで検討を指摘依頼してきた各種規則・規定等の見直し状況の報告を願うとともに、事務増加に伴い、職員の負担軽減のための事務処理の在り方等の見直しも、何度も申し上げますが検討をしていただきたいと思います。 以上をもちまして今回の
例月出納検査報告、それから令和4年度
定期監査報告につきまして、報告とさせていただきました。 以上です。
○議長(渡邉一夫君) これで
監査委員報告を終わります。
△請願等の委員会付託
○議長(渡邉一夫君) 日程第8、請願などの委員会付託について、先月末までに受理した請願・陳情はお手元に配付した資料のとおり陳情書が4件でございます。 会議規則第92条の規定に基づき、受理番号6番の陳情は総務常任委員会に付託しましたので、報告いたします。
△報告第1号の報告
○議長(渡邉一夫君) 日程第9、報告第1号 令和4年度川内村
一般会計予算繰越明許費繰越報告について行います。 これを許します。 村長、遠藤雄幸君。 〔村長 遠藤雄幸君登壇〕
◎村長(遠藤雄幸君) それでは、報告第1号 令和4年度川内村
一般会計予算繰越明許費繰越報告について申し上げます。 本報告は、令和4年度予算におきまして、繰越明許費の承認をいただいた各事業について、令和4年度から令和5年度予算へ繰り越す額が確定しましたので、
地方自治法施行令第146条第2項の規定により、繰越額並びに財源内訳等につきまして議会に報告するものであります。 内容につきましては、第7区集会所井戸掘削事業、ふくしま森林再生事業、川内村地域消費対策商品券事業、令和元年台風19号による道路橋梁施設の災害復旧事業など計13事業、総額4億1,825万3,000円となっております。 目的別では、総務費550万円、農林水産業費3億508万6,000円、商工費2,097万円、土木費3,486万円、消防費1,650万円、教育費132万円、災害復旧費3,401万7,000円となっております。 以上で、報告第1号 令和4年度川内村
一般会計予算繰越明許費繰越報告を終わります。
○議長(渡邉一夫君) これで、報告第1号 令和4年度川内村
一般会計予算繰越明許費繰越報告について終わります。
△報告第2号の報告
○議長(渡邉一夫君) 日程第10、報告第2号 令和4年度川内村
一般会計予算の執行及び事故繰越の報告について行います。 これを許します。 村長、遠藤雄幸君。 〔村長 遠藤雄幸君登壇〕
◎村長(遠藤雄幸君) 報告第2号 令和4年度川内村
一般会計予算の執行及び事故繰越の報告について申し上げます。 本報告は、令和4年度予算におきまして、繰越しをした事業の繰越額が確定しましたので、
地方自治法施行令第146条第2項の規定により、議会に報告するものであります。 内容につきましては、台風19号により被災した道路橋梁の災害復旧工事など1件、総額1億2,215万円となっております。 以上で、報告第2号 令和4年度川内村
一般会計予算の執行及び事故繰越の報告を終わります。
○議長(渡邉一夫君) これで、報告第2号 令和4年度川内村
一般会計予算の執行及び事故繰越の報告について終わります。
△議案の一括上程、説明
○議長(渡邉一夫君) これより議案の上程を行います。 日程第11、議案第38号 専決処分の承認を求めることについて(令和4年度川内村
一般会計補正予算(第8号))から日程第22、議案第49号
工事請負契約の締結について(第10号 第2分
団屯所建設工事)までの12議案を一括上程します。 なお、この12件の議案につきましては、本日提案理由の説明を受け、8日に質疑、討論、採決を行いますので、ご承認願います。 次に、提出者から提案理由の説明を求めます。 村長、遠藤雄幸君。 〔村長 遠藤雄幸君登壇〕
◎村長(遠藤雄幸君) それでは、議案第38号 専決処分の承認を求めることについて(令和4年度川内村
一般会計補正予算(第8号))から議案第49号
工事請負契約の締結について(第10号 第2分
団屯所建設工事)までの12議案について、一括して提案理由を申し上げます。 初めに、議案第38号 専決処分の承認を求めることについてでありますが、これは令和4年度川内村一般会計に係る最終的な補正予算で、既定の歳入歳出予算額、総額歳入歳出それぞれ1億1,831万6,000円を減額し、最終的な予算総額を81億5,250万6,000円とするものであります。 歳入では、地方譲与税をはじめ各種交付金が年度末になって、事業等の確定に伴い補正予算を編成したものであります。主なものとしては、地方譲与税361万4,000円、地方消費税交付金423万2,000円、配当割交付金59万7,000円、株式等譲渡所得割交付金10万2,000円、地方交付税1億6,437万8,000円、財産収入2,006万1,000円、寄附金356万1,000円が増額となりました。 一方で、法人事業税交付金62万円、国庫支出金で6,100万3,000円、県支出金で588万1,000円、繰入金で2億3,620万6,000円が各補助交付事業の確定により減額となりました。基金繰入金のうち財政調整基金については、地方交付税が増額交付され公共施設建設及び維持管理基金については、充当事業の実績により基金繰入金が減額補正となりました。 また、過疎地域自立促進特別事業基金繰入金については、もりたろうプールの運営に充てる事業費が震災復興特別交付税の措置がされたことにより、減額補正となりました。 歳出の主なものにつきましては、総務費では総合行政情報システム保守料、勤怠管理システム業務保守料、移住定住事業費等の確定により5,030万1,000円の減、民生費では障がい者に対する生活介護、施設入所、就労支援事業やかわうち保育園の運営費用の確定により、1,727万7,000円の減、衛生費では不法投棄処分委託料等の事業費確定により99万6,000円の減、労働費はモニタリング検査委託料の事業費確定により364万6,000円の減、農林水産業費では捕獲隊活動報償、地域おこし協力隊の応募がなかったことにより、820万1,000円の減、商工費では地域魅力向上・発信支援事業業務、ふくしまプライド販売力強化支援が確定したことにより469万5,000円の減、土木費では橋梁補修工事、河川補修工事の確定により1,081万9,000円の減、消防費では消防団員出動報酬、消防屯所設計委託事業の確定により541万8,000円の減、教育費では村民プール施設指定管理委託料や小中学園学校運営費の確定により2,139万9,000円の減、災害復旧費では資材置き場を借用しなかったことなどにより81万4,000円の減があり、差額を予備費に補正計上するものであります。 次に、議案第39号 専決処分の承認を求めることについてでありますが、これは令和4年度川内村国民健康保険直営診療施設勘定特別会計に係る最終的な補正予算であり、事業費が確定したことにより歳入歳出予算それぞれ64万2,000円を減額し、歳入歳出それぞれ1億6,485万4,000円とするものであります。減額となった主な要因は、マイナンバーカードによる受付オンライン資格確認システムの事業費確定によるものであります。 議案第40号 専決処分の承認を求めることについてでありますが、これは令和4年度川内村介護保険事業勘定特別会計に係る最終的な補正予算で、交付決定により歳入予算の組替えを行ったものであります。 次に、議案第41号 専決処分の承認を求めることについてであります。これは令和4年度川内村後期高齢者医療特別会計に係る最終的な補正予算で、事業費が確定したことにより歳入歳出予算それぞれ226万6,000円を減額し、歳入歳出それぞれ7,304万3,000円とするものであります。減額となった主な要因は、後期高齢者医療広域連合納付金の確定によるものであります。 議案第42号 専決処分の承認を求めることについてであります。これは川内村税条例の一部を改正する条例で地方税法の一部を改正する法律の施行により改正を行うものであります。主な内容は、肉用牛売却益所得への村民税課税免除期間の延長や軽自動車税種別割の税率特例期間の延長の改正となります。令和5年4月1日から施行のため専決処分としたものであります。 次に、議案第43号 専決処分の承認を求めることについてであります。これは令和5年度
東日本大震災等による被災者に対する
国民健康保険税等の減免に関する条例の制定でありますが、令和5年度においては被災者に対する被保険者等の保険税や保険料の免除措置に対する財政支援が延長されることとなりましたが、国の制度見直しにより平成28年度に避難解除された荻・貝ノ坂地区の被保険者を除き国民健康保険税並びに介護保険料の2分の1を負担していただくこととなりました。今後も段階的に制度が変更していくものと考えております。この制度の適用が令和5年4月1日から施行のため専決処分したものであります。 次に、議案第44号 令和5年度
一般会計補正予算でありますが、既定の歳入歳出予算総額に4,169万6,000円を増額し、予算総額を47万7,169万6,000円とするものであります。主な補正内容でありますが、歳入では子育て世帯生活支援特別給付金国庫負担金250万円、新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業費臨時補助金274万円、
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金2,662万4,000円、産地生産力強化総合対策事業県補助金32万3,000円、川内村財政調整基金繰入金460万円、川内村避難地域復興拠点推進交付金繰入金258万2,000円、原子力災害損害賠償金226万円をそれぞれ増額するものであります。 歳出の主な内容でありますが、総務費では会計年度任用職員を採用するためなど、人件費や人事給与システム改修業務委託料921万5,000円、民生費では電気・ガス・食料品等価格高騰給付金として非課税世帯へ3万円給付するため、また、ひとり親世帯を除く子育て非課税世帯へ1世帯当たり3万円を給付するため、2,152万5,000円、衛生費では新型コロナワクチン追加接種に係る経費として、347万1,000円、農林水産業費では川内村醸造施設駐車場等整備工場が完了したことによる県返還金等445万5,000円、商工費では、商業施設駐車場用地取得のための図画作成委託料等68万4,000円、教育費ではスクールゾーンソーシャルワーカー雇用のため237万6,000円増額補正し予備費で調整するものであります。 第2表 地方債でありますが、対象の道路改良工事を辺地債から過疎債へ減額変更したことによる限度額の変更であります。 次に、議案第45号 令和5年度川内村
国民健康保険直営診療施設勘定特別会計補正予算であります。 歳入歳出予算総額それぞれ86万4,000円を増額し、歳入歳出予算総額を1億4,133万7,000円とするものであります。補正予算の主な内容としましては、看護師の欠員による代替えのための人件費と診療所内検査機器の整備に係る経費を増額するものであります。 次に、議案第46号 令和5年度川内村
農業集落排水事業会計補正予算でありますが、既定の収益的支出予算の総額に農業集落排水事業費の営業費用として、180万円を増額し収益的支出予算の総額を1億332万7,000円とするものであります。補正予算の主な要因は宮坂住宅内マンホールとゆふね沢ポンプ場の修繕の費用として160万円、処理場周辺の刈払いの費用として20万円、それぞれ増額するものであります。 次に、議案第47号 第6次川内村総合計画の策定についてであります。本村は平成30年度から令和4年度まで計画期間とする第5次川内村総合計画の基、村ならではの資源を生かした新たな農林業の確立や産業づくりを進め、若者をはじめ住民一人一人が希望を持って暮らせるよう、そして、多くの人々を引きつけるような魅力ある村となることを目指し、様々な施策を講じてきました。 また、令和3年度には第2期の川内村まち・ひと・しごと創生総合戦略を策定し、地域力の維持のため移住・定住策推進等を図ってまいりました。 こうした中、第5次川内村総合計画の期間が令和4年度で満了することから、第6次総合計画の策定に向けた検討を進めてまいりました。その際、
新型コロナウイルス感染症期による社会経済環境の大きな変化への対応、住民ニーズの多様化、SDGsやDXへの対応、さらには今後、自主・自立した自治体運営を進めていくため、これまで本村が策定し各種行政計画との整合性を図りながら、引き続き、持続可能な魅力あふれる村づくりを進めるための総合的かつ戦略的な行政運営の羅針盤として、第6次川内村総合計画の策定について提案するものであります。 次に、議案第48号 辺地に係る総合整備計画の変更についてであります。本計画は辺地対策事業を実施するにあたり、「辺地に係る公共的施設の総合整備のための財政上の特別措置等に関する法律」第3条に基づき、議会の議決を経て当該辺地に係る公共施設の総合的な整備に関する財政上の計画を定め、総務大臣に提出するものとされております。 本村では第1行政区、第4行政区、第6行政区の手古岡・三ツ石地区及び第8行政区が辺地の対象地域となり、令和5年度から3年間の計画を策定しているところですが、橋梁補修設計委託及び補修工事並びに林道改良工事を追加するため、計画の変更について提案するものであります。 次に、議案第49号
工事請負契約の締結についてであります。この工事は東日本大震災における消防団員の活動状況を踏まえ、平成30年度に消防団組織の再編が図られ、現第2分団は旧第1機動分団、旧第3分団、旧第4分団が統合された組織体制となりました。旧第1機動分団の屯所解体に伴い屯所の建設が必要性となったことから、去る5月24日条件つき一般競争入札を執行しましたが、予定価格の範囲内での落札者がいなかったため、
地方自治法施行令第167条の2第1項第8号により不落随意契約に移行したところ、最低入札者が予定価格の範囲内で見積書の提出があったため、丸川建設株式会社 代表取締役西山武志氏と8,085万円で工事請負仮契約を締結しましたので、
地方自治法第96条第1項第5号及び議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。 以上、12議案についてご審議の上、ご決議賜りますようお願い申し上げ、提案理由とさせていただきます。 訂正をお願いします。議案第44号 令和5年度
一般会計補正予算、予算総額を47億7,169万6,000円に訂正をお願いいたします。申し訳ございません。
○議長(渡邉一夫君) これで提案理由の説明を終わります。 ここで休息のため暫時休議といたします。 再開を10時30分といたします。 (午前10時20分) (午前10時31分)
○議長(渡邉一夫君) 休息前に引き続き会議を開きます。
△一般質問
○議長(渡邉一夫君) 日程第23、これより一般質問を行います。 本定例会の一般質問は、一問一答により行います。質問者の持ち時間を60分とします。 初めに、4番、
坪井利之議員の発言を許します。 4番、坪井利之君。 〔4番 坪井利之君登壇〕
◆4番(坪井利之君) それでは、通告に従いまして一般質問を行います。 福島事業再開・帰還促進事業について。 福島事業再開・帰還促進事業を平成29年度から令和4年度までプレミアム付商品券及び集客効果を高めるイベント事業に補助金を交付して実施しておりましたが、今年度は集客効果を高めるイベントのみの実施になっております。帰還促進事業としてプレミアム商品券事業も継続するべきと思うが村の対応を伺います。 交流施設指定管理委託について。 交流施設指定管理委託の委託料は、新型コロナウイルスの影響による利用客の減少や原油価格の高騰の影響により令和4年度の2,500万円から令和5年度は3,500万円となっております。 令和5年度の予算説明会において委託料を引き上げることは理解しますが、その分、現在「かわうちの湯」で行われている第1、第3金曜日の村民の日を毎週金曜日に行うようにするなどして、少しでも村民の方々が利用しやすい環境をつくるように要望しておりましたが、村の対応を伺います。 旧かわうち保育園の利活用について。 令和4年度は、大智学園高等学校を運営するコーチング・スタッフに旧かわうち保育園の利活用にかかる計画書等が提出された後に内容を確認して貸付けを検討するとのことでしたが、昨年度は貸付けされませんでした。 その理由と今年度の旧かわうち保育園の利活用に対しての村の方針を伺います。 以上、よろしくお願いします。
○議長(渡邉一夫君) 村長、遠藤雄幸君。
◎村長(遠藤雄幸君) それでは、
坪井利之議員のご質問にお答えいたします。 1点目の福島事業再開・帰還促進事業についてでありますが、プレミアム付商品券の販売については、議員のご承知のとおり福島事業再開・帰還促進事業交付金を活用し、約3億円の財源で平成29年度から昨年まで6年間実施してまいりましたが、配分された交付金を使い切ったことから事業を終了したところであります。 今後は、村内における経済状況を見ながら財源を検討し必要に応じて実施していきたいと考えております。 2点目の交流施設指定管理委託についてでありますが、ウクライナ情勢の影響により燃料が高騰し電気料金も引き上げられ、これまでの運営経費では交流施設の経営が厳しい状況となることから、指定管理料を計上させていただきました。 議員ご提案の「かわうちの湯」における村民が利用しやすい環境づくりについては村民への福利厚生の観点から有益なものと思われますので施設利用者からも意見を聞き、施設管理者である株式会社あぶくま川内と協議してまいりたいと考えております。 3点目の旧かわうち保育園の利活用についてでありますが、令和4年第1回
川内村議会定例会においてもご質問をいただいており、大智学園高等学校を運営する株式会社コーチング・スタッフに対し、利活用計画にかかる計画書の提出を求めております。今後計画書が提出された後に内容を確認し貸付け等を検討してまいりたいと答弁させていただいておりました。 昨年度の大智学園高等学校から村が求めている本校機能の再開に向けた具体性のある本校校舎整備計画の提出がなかったことから、貸付けできないでおりました。今年度に入り株式会社コーチング・スタッフから旧かわうち保育園の利用の考え方、
インフラ整備、改修などについてまとめられた計画書が提出されておりますので、今後、行政財産の貸付けの申請手続きを行う予定となっております。 以上で、
坪井利之議員からのご質問に対する答弁とさせていただきます。
○議長(渡邉一夫君) 4番、坪井利之君。
◆4番(坪井利之君) それでは、1点目ですが、交付金がなくなったということで今年度はプレミアム付商品券の基金ができないということですが、それを使って多分集客効果を高めるイベント事業を行っていたのかなと思うんですが、令和4年でなくなってこのプレミアム付商品券の事業がなくなったのかなと思ったんですけど、それを一緒にやっていた集客効果を高めるイベントは実施ということになっていましたので、なぜ片方はやられて片方は大丈夫というふうになっているのかちょっとお聞かせください。
○議長(渡邉一夫君) 村長、遠藤雄幸君。
◎村長(遠藤雄幸君) 基金の残金がその事業費の範囲内という事業を計画したというところです。
○議長(渡邉一夫君) 4番、坪井利之君。
◆4番(坪井利之君) ということは、集客効果を高めるイベントをやる分の基金は、今年度は残っているということでよろしいでしょうか。
○議長(渡邉一夫君) 村長、遠藤雄幸君。
◎村長(遠藤雄幸君) 既に予算のときにそのように説明しております。
○議長(渡邉一夫君) 4番、坪井利之君。
◆4番(坪井利之君) ということを予算のときに説明しているということでございますので、すいません。ちょっとそこまでの理解ができていなかったということで、申し訳ございません。ということでございますが、やはりこのプレミアム付商品券というのは、川内村村民の方々が、この燃料高騰の中で、ほとんどの人がこれを使ってガソリン燃料を使ったり、灯油類を使っているということで、大変恩恵を受けている事業だと思うんですね。 やはりこういったものをやることによって、村民の方々がこれから燃料のほうも9月には国の補助金がなくなってどんどん上がっていく、原油価格が下がっても国の補助金がどんどんなくなっていくので、今の状況よりどんどん上がっていくという状況で電気代も高くなるということでやはりこういったプレミアム付商品券をぜひやっていただきたいという要望がありますので、何とかそういったものを使えるような補助金も別にあるんじゃないかと思うんですが、そういったものを探してやっていただきたいと思うんですがいかがでしょうか。
○議長(渡邉一夫君) 村長、遠藤雄幸君。
◎村長(遠藤雄幸君) 1.5倍のプレミアムですよね。ですから事業の目的としては、事業所の再開、それから帰還促進が目的で始まった事業でもあるんですね。ですから1.5倍のプレミアムというのは非常に魅力的で地域への経済波及効果も大きかったりもするので、そういう面ではしっかり目的を果たしてきたのかなというふうに理解しております。 一方で、震災、原発事故だけではなくてその後の台風の被害、それから度重なる地震、そしてコロナ禍の中で、かなり人の出入りも少なくなって経済も停滞していたというようなことも起きております。こういった状況はやっぱり平常時ではないわけですよね。こういう異常時でどう対応していくか。そのことの経済効果あるいはこのことによってその 管理していく、あるいは事業者が再開、あるいはいろんなことのリスクを少しでも削減できるような効果につながればなというような目的で、実施してきたんですね。 ですから、この事業が始まるときにはまず、我々は何を考えるかというと終わり、ソフトランディングすることは必ずある。そのタイミングをどう計っていくかということを実は想定しながらこの事業を進めてきました。ですから、今年度で、失礼前年度でこのプレミアムについては終了というようなタイミングだったんですね。 その後、ご指摘のようなことが世界情勢の中で起きていることは重々知っております。そのことに対応する事業として、これまで電気料、そういったメニューで支援をしてきたという経過がございます。 これからも継続するということは、ある面では事業者、商店においても自走するというそういうエネルギーをなくしてしまうんじゃないかということもやはり危惧しますよね。どこかのタイミングで必ず終わるわけですから、そういったところをきちんと明確にして、万が一、平常時でない異常時が起きたとき、あるいは経済状況が許されないような環境になったときには、我々としても財政出動を考えていくということは、十分今考えているところでもあります。
○議長(渡邉一夫君) 4番、坪井利之君。
◆4番(坪井利之君) 事業者帰還促進とかそういったものでやってきたというのは理解しておりますが、今村長に言われたお話ですと、もうだいたいこれをソフトランディングさせて事業者が自力で頑張れるようにしていくと理解させてもらったんですが。 今回提案される、第6次川内村総合計画の中に消費拡大のため商品券の発行などにより地元住民はもとより観光等の来訪者も想定した品物や商品構成に対応していく必要性があるということで、計画の中にはプレミアム商品券の発行ということがのっております。先ほどの村長のお話だとこういったものをやめていくと感じているんですが、村長のそういったのと計画と矛盾があるんじゃないのかなと感じましたので、どのように考えているのかお聞かせください。
○議長(渡邉一夫君) 村長、遠藤雄幸君。
◎村長(遠藤雄幸君) 多分最後のほうを理解していないですね。状況に合わせて我々は十分に検討していきますよということです。ですから、第6次総合計画を読まれて、はたと思われたと思いますけれども、やっぱり何が起きるか分からないでしょう。自然災害が起きたりそれから12年前のような震災・原発事故が起きたり、それから今回のようなパンデミックが発生する。 そういった中の状況をしっかりと考えながら、財政出動していくということは当然だと思いますね。何らそれで終わりだよ、全てのものが終わるんじゃなくてその時々その状況に応じて、支援していくということは、その辺は理解してほしいなというふうに思います。 こういう状況、こういう制度は実は末代まで続くわけがないじゃないですか。どこかで終わるんですよ。終わるタイミングをやはりきちんと示しながら、それぞれの既得権益を持たれた方々がやはり自力であるいは自立していくということは必要じゃないかなというふうに思いますね。
○議長(渡邉一夫君) 4番、坪井利之君。
◆4番(坪井利之君) ということで、その場合によってこういったものを発動していく。商品券なども発売、そういったものは少しずつソフトランディングして、計画に沿っているということですが計画書の中では何かあった場合にはこういったものをということの答弁だと思います。 今の現状はどうなのかというと、やはりこれからの燃料高騰、燃料が下げるということはほぼほぼ今の情勢では難しい状況にあります。電気料が上がりますということで、やはり今の川内村民の状況としても、やはりかなり危機的な、例えば高齢者が今増えていて所得が減っている方々、そういった方々もかなり増えてきています。 こういったものをやはり発行するような状況で、今あるんじゃないかなと思うんですがいかかでしょうか。
○議長(渡邉一夫君) 村長、遠藤雄幸君。
◎村長(遠藤雄幸君) もう既に前年度の予算で、1人2万円の商品券を発行しています。これはパンデミックに対する経済的な停滞に対応する。それから、利用期間は限定されておりますけれども、こういったところと、それから先ほども言いました電気料高騰、燃料費高騰も含めて既に事業費を実施して、それぞれが利益を得ている部分もあるし、その事業を運営するにおいてもかなりプラスになっている事業だというふうに思います。 今回のご指摘の9月で補助事業が、燃費のガソリンの上乗せの分の国の補助が切れると思います。それから、11月の電気料金も同じようになる可能性があります。しかし、今日の新聞を見ますと県はしっかりとその辺のサポートを押し出してきています。恐らく楽観的な見方ですけれども、この9月、11月のポイントで恐らく国が何もしないということは、想定できないんじゃないかなというふうに思います。こういう状況が、例えば我々が想定していたことが起こらなかったという場合については、十分それは村としても検討するタイミングになるかなというふうに思います。
○議長(渡邉一夫君) 4番、坪井利之君。
◆4番(坪井利之君) ということで、9月、10月のタイミングで国が引き上げると言っていますが、それを継続してやっていただけるという期待はしていますけれども、それがうまくいかなかったとき、そういったものがないときはやはり行政のほうでこういったものを使ってやっていただけるというのが答弁なのかなと思っています。 本当に電気・ガス料金の値上げというのは直接村民の方々にもニュースが出るたびに、食料品も値上げ、値上げ、値上げの構造しかないという状況で、独り暮らしの低所得者の方たちの年金金額が上がるわけでもなく、勤めている人の給料が上がるのかというとそれも上がるわけでもないということですので、今、村長の答弁ではそういったものが国の補助がなくなったり、そういったものがあればまた新しく考えていくということですので、そういった時にはよろしくお願いしたいと思います。 ちなみに、前年度、電気・ガス・食料品等価格高騰緊急支援金という形で2万円、皆さん本当に助かっております。それが交付金の原資、
新型コロナウイルス感染症対策、地方創生交付金ということで、今年度もあるのかと思うんですが、交付限度というものが各市町村決められると思うんですが、ちなみに川内村の交付金の限度は幾らぐらいかお聞かせください。
○議長(渡邉一夫君) 村長、遠藤雄幸君。
◎村長(遠藤雄幸君) これまで、震災・原発事故から様々な状況が生まれている中で、我々もその状況に応じた支援、サポートをしてきたというふうに思っております。しかし一方で与えられることに慣れていくというこういう負のネガティブな状況も生まれているという状況もご理解ください。 それから、痛みに耐える。ポピュリズムは結構無責任なところがあります。そういった情報をやはり議員として耳にしたときに、それが全ての意見なのかと捉えると、多分そこは間違いを起こすという感じでもあります。ですからやはりそこはしっかりと咀嚼をしていただいて、議員としての住民との意見を聞くというスタンスは必要なのかなというふうに思います。 私も政治家ですのでいい顔したいですよ。しかし、なかなかそれは許されない状況であるということはご理解していただきたいのと、それから先ほど痛みを乗り越えると言いましたけれども、やはり今まで、例えばプレミアム商品券が発行されて既得権益が生じてきた、あるいは商品券が生まれて消費者にとっては消費拡大にもつながってきた。 こういう既得権益とか住民サービスというのはやはりいつまでも続くものだというふうに思いがちなんですね。ところが、いい顔すると財源的な負担が生じてきて、自治体そのものの財政源が困難にしていくという側面も実は持っているんですね。 ですから、そのバランス感覚は非常に重要でその住民の意見とそれから村の財政、こういった相反する環境をやはり議員として理解してほしいなというふうに思います。限度額については、財政のほうから答弁させますが。
○議長(渡邉一夫君) 総務課長、草野圭吾君。
◎総務課長(草野圭吾君) 限度額については、今年度は2,800万円程度となっておりますが、追加がある場合もありますが当初では2,800万円となっております。
○議長(渡邉一夫君) 4番、坪井利之君。
◆4番(坪井利之君) 村長のほうから今、住民の皆さんの話もいろいろな範囲で聞いて、それをしっかりそしゃくしてということで、確かに村民の方の話を一人一人の話を全部、そのまま受け取ってここでお話をするようなことのないようにということですが、私たち議員は村民の声をいかにここに届けるかというのを仕事にしていると私は思っています。村民の代表として、ここにいさせていただいておりますので一人一人の言葉そういったものはやっぱりしっかり行政のほうに届けなければならないと思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。 なぜ先ほど地方創生交付金が幾らぐらいあるのという話をしたんですが、これっていろんなものに使えるということで、いろんな自治体でやはりこの商品券の事業というものをやっているというところもありましたので、もし去年までの交付金がなくなったのであれば、こういったものも利用できるのかなと思っていたんですが、先ほどの予算でも既に、去年みたいに3万円とかそういったものの、これを使っての交付がかなりの金額が上がっているのかなと思うんですが、その辺、先ほどの行政報告の中にあった金額はもう支出が決まっているということでよろしいんでしょうか。
○議長(渡邉一夫君) 総務課長、草野圭吾君。
◎総務課長(草野圭吾君) 先ほど、村長の提案理由の
一般会計補正予算の説明の中にありましたように、低所得者世帯に対しては電気・ガス・食料品等価格高騰給付金として、3万円支給が今年度もあります。 以上です。
○議長(渡邉一夫君) 4番、坪井利之君。
◆4番(坪井利之君) 何でもかんでも行政でこういったものを実際に使ってやれと言っているわけではなくて、こういった補助金そういった交付金なんかを少しでも使って村の行政費に負担がかからないようにそういったものを見つけてきてやるということを、行政のほうにはお願いしています。何でもかんでも村にやってやれとそういうものを私は言っているつもりはなくてそういったものを使えるものはしっかり使って、ただ今回こういう交付金がなくなってくるというのはちょっと理解ができていないところもありましたが、ぜひ村長のお話のソフトランディングはしていきますが、何かあったときにこういったものも再開するということですので、その辺はよろしくお願いしまして、2点目にいきたいと思います。 先ほども「かわうちの湯」毎週金曜日ということを行者のほうと相談していただけるということですので、ぜひ川内村の施設を村民ができるだけ使いやすいようにやっていっていただきたいなと思います。 ちなみに「かわうちの湯」去年あたりかなり売上げは下がっています。今回、1,000万円ぐらいの補助金を増額していっているんですが、それに対してもやはり「かわうちの湯」自身が集客、収益を上げるという努力をしていっていただかないと「売上げがない、どうにもならない、お願いします、村」というのではなくて、「かわうちの湯」業者のほうにも少しでも収益を上げるような努力をしていただきたいと思うんですが、新たにどのようなことを、今までどおりじゃ収益が上がってないですから、これに対して少しでも上げるためにはどのようなことを今回していくのかなというようなものがもしあればお聞かせ願いたいのですがいかがでしょうか。
○議長(渡邉一夫君) 村長、遠藤雄幸君。
◎村長(遠藤雄幸君) 主たる質問とはまたちょっと違いますかね。先ほど議員が言った使いやすい施設、ちなみにどういったところが不便だと感じていますか。
○議長(渡邉一夫君) 4番、坪井利之君。
◆4番(坪井利之君) 一番皆さんが言っているのは、やはり金額の問題です。よそのこういった施設に行ったりすると町村の金額、その他の金額ということで優遇されているわけです。今回は毎週金曜日にはやってください。少しでも村民が使いやすくなれるようにということで、こういった質問をしています。 本来ならば、町民、村民はもう少し優遇してもらってもいいかなというのが一番多いのは、新妻議員が質問したときもあったと思うんですが、よそのからすれば金額はいろんなものを使って500円だったものが600円になったけれども、回数券を使えば500円になってというような話もあって、そういったものを使ってはいきますがそれでも、なかなか来られない人もいるということで、金額をちょっと下げてもらって、使いやすいというところになりますと、やはりそのほかは営業時間ですね。 コロナ禍で営業時間がかなり短縮されております。奥様方が食事を終えて、片づけが終わってそれからちょっと温泉に行ってというふうになりますと、やはり今の時間帯だとちょっと難しいところがあります。9時ぐらいまではやっていただきたいなというのがあります。そういった時間帯の延長またやはり収益を上げるとなれば、毎週休んでいると思うんですが、休みがないくらいに頑張るといつでも使える、使いやすくなるというところもありますので、月、週、働き方改革もあるので難しいところもあるとは思うんですが、月に1回ぐらいの休みを減らしていつでも使えるような状況にしてもらう。そういった使いやすさというものを考えていただければいろいろな方法があるんじゃないかなと思っております。いかがでしょうか。
○議長(渡邉一夫君) 村長、遠藤雄幸君。
◎村長(遠藤雄幸君) ちなみに議員は、どの料金体系で入られていますか。それから、どの時間帯で入られていますか。
○議長(渡邉一夫君) 4番、坪井利之君。
◆4番(坪井利之君) 私は、回数券を買わせていただきまして、夕方ですね。なかなか行く時間帯がないので土日に行くとすればやはり夕方。また孫やそういったものが来れば昼間からは行きますが、ただ奥さん、うちの家内なんかは夕方、食事が終わってから行きたいというようなことをずっと言っておりまして、それでちょっと今日は早く帰ってきたときは行ってもらったり、そういった状況があります。 仕事終わりで村民の人が帰ってきて食事してお風呂という形になりますので、時間帯はやはり夕方になっていくと思っています。
○議長(渡邉一夫君) 村長、遠藤雄幸君。
◎村長(遠藤雄幸君) 賢明なシフトの料金の金額の入り方だと思いますね。一方で、もっと格安を狙うのであればやはりその年間券でしょうかね。こういったことも考慮されれば、議員が不便だね、利用しにくいねといった1点目は解決できるんじゃないでしょうかね。 それから時間です。一方で、コロナ禍の発生の中で多分時短を進めてきたというふうに思います。かつては9時でしたかね。現在8時です。こういったところは、やっぱり折り合いをつけていく作業は必要だと思うんですよね。 例えば、少し早めに食事を終わらせて入るとか、こういった全てのお客様が満たされるかというと非常にそれは難しい部分もありますが、営業時間を長くすれば当然、今、水道光熱費もそうですし、人件費もそれから間接費もかかってくる。こういったところの縮小が結局は営業利益にかかってくるわけですから、こういった営業戦略を株式会社が経営戦略的に計画しているというところじゃないでしょうかね。 金額、それから営業時間、こういったところもやはり施設管理の上ではとても重要ですけれども、やっぱりそれ以上に重要なのは温かく迎えてリラックスした空間を与えていく、清潔でね。そういった空間を演出していくということは、もっと重要なのかもしれません。営業時間については、これから話し合いの中でひょっとしたら解決する、できる問題なのかもしれませんね。
○議長(渡邉一夫君) 4番、坪井利之君。
◆4番(坪井利之君) 時間短縮というのはこのご時世なので、もう仕方のないものだと思っております。コロナも2類から5類に変わったということで営業時間のほうも考えていただけるのかなと思っております。 本当に、「かわうちの湯」みんな村民に使っていただきたいんですよ。1人入っても100人入ってもかかる経費は一緒なので、少しでも多くの村民に入ってもらえるような段取りをして、少しでも気持ちよく入っていただけるような施行をしていただきたいということで、業者のほうと村のほうも相談していただきながら、よりよく村民の方が使っていただけるようにしていただきたいと思いますのでよろしくお願いして、次の再質問に入りたいと思います。 大智学園のほうから前年度は計画提出がなかったということで、その前から旧かわうち保育園もかなりの時間使わない状況にあります。今回そういった計画をしようと改良するという計画が上がったということなんですが、大ざっぱでいいんですが、どのような改修を考えてどのような使用をするという計画が上がっているのか、もし説明できる範囲でいいんですが、お聞かせ願えればと思います。
○議長(渡邉一夫君) 教育課長、大山浩志君。
◎教育課長(大山浩志君) ただ今の質問でございますけれども、まず利用される場合につきましては、旧保育園の教室のほうの改修等はございませんが、ただし保育園のほうの利用だったものでトイレのほうの改修は子ども用になっておりますので、その辺の改修は必要になってくるかというふうに思います。議員がご指摘するとおり使用年数も少したっておりますので、給排水設備とかそういった点検とかも必要になってくるのかなというふうに思っております。 以上でございます。
○議長(渡邉一夫君) 4番、坪井利之君。
◆4番(坪井利之君) そういったものを貸出しすると決まったときにやはり配管やそういったものの整備が必要になるといった場合は、これは大智学園さんのほうで見るということでよろしいんでしょうか。
○議長(渡邉一夫君) 教育課長、大山浩志君。
◎教育課長(大山浩志君) 今現在では、そのとおり大智学園のほうで費用負担で整備するというふうになっています。
○議長(渡邉一夫君) 4番、坪井利之君。
◆4番(坪井利之君) そういった方向で進んでいるのであれば、しっかりと整備をして使っていただきたいなと思うんですが、大智学園さんは、去年あたりからは再開して、コロナで来られなかった生徒さんも去年あたりから来ているような話も聞いているんですが、そういった去年あたりの村に何人来てというものがあれば聞かせてください。
○議長(渡邉一夫君) 教育課長、大山浩志君。
◎教育課長(大山浩志君) 4年度の実績だったんですけれども、生徒数が444名、教員が44名で計488名ご利用されております。宿泊先につきましては、いわなの郷コテージ、活動につきましてもいわなの郷を中心に活動させていただいているという実績でございます。
○議長(渡邉一夫君) 4番、坪井利之君。
◆4番(坪井利之君) 去年から実績が出てきたということは、今年はもっと増えて利用していただければなとは思いますが、大智学園さんの事務所というか学校をここに置いていますはあるんですが、そこに専属スタッフがいるわけでもなく、使っているのか使っていないのか分からなかったりして、本当に管理できるのかなというところもあるんですが、もし今回貸し出した場合、その専属スタッフが常に常置するようになるのかどうなんでしょうか。
○議長(渡邉一夫君) 教育課長、大山浩志君。
◎教育課長(大山浩志君) 今のご質問の件なんですが、令和4年4月1日から旧寄宿舎のほうに事務職員1名、村から採用になっています。その部分とあと東京のほうから1名教員のほうが常駐しているという状況でございます。