◆産業建設常任委員長(
井出剛弘君)
令和4年3月11日。
川内村議会
議長、
渡邉一夫様。産業建設常任委員会委員長、
井出剛弘。 産業建設常任委員会審査報告書。 本委員会に付託された事件は、審査の結果、次のとおり決定したので、
会議規則第94条の規定により報告します。 記。1、審査の日時
令和4年3月8日、午後2時55分から午後3時10分まで。 2、審査の場所
議長室。 3、出席者 委員5名。 4、審査の結果。 請願受理番号、1番。件名、小田代地区水路に関する請願書。審査の経過及び結果。請願書にある水路は、小田代地区の農業用水や防火用水に利用されている重要な水路であるが、既設の水路は経年劣化から破損が見られる。また、既設の側溝が小さいことから、近年の台風や豪雨災害において過大な水流を排出できない状態であり、農地以外への流出も見られる。このことから、水路改修が必要と判断し、この請願については採択とします。 以上です。
○
議長(
渡邉一夫君) 以上で、産業建設常任委員長の報告を終わります。 これより
質疑に入ります。
質疑はありませんか。 〔「
なし」と言う人あり〕
○
議長(
渡邉一夫君)
質疑なしと認めます。これで
質疑を終わります。 これより
討論を行います。
討論はありませんか。 〔「
なし」と言う人あり〕
○
議長(
渡邉一夫君)
討論なしと認めます。これで
討論を終わります。 これより
日程第23、産業建設常任委員会所管事務審査報告の件についてを
採決を行います。 本
採決は
起立によって行います。
本件を
原案のとおり決することに
賛成の
諸君の
起立を求めます。 〔
賛成者起立〕
○
議長(
渡邉一夫君)
起立全員。 よって、
本件は委員会報告のとおり決定いたしました。
△閉会中の
継続審査の申出
○
議長(
渡邉一夫君)
日程第24、閉会中の
継続審査の申出についてを
議題といたします。 総務・産業建設両常任委員長から総務、産業、経済等について、議会運営委員長から次期議会の会期
日程等について、
会議規則第75条の規定により、閉会中も継続して調査したい旨の申出がありました。 お諮りいたします。 3委員長からの申出どおり、継続調査についてご異議ありませんか。 〔「異議
なし」と言う人あり〕
○
議長(
渡邉一夫君) 異議
なしと認めます。 よって、3委員長からの申出のとおり閉会中の継続調査をすることに決定しました。 お諮りいたします。 ただいま3番、井出茂君ほか1名から、発議第1号 ロシアによる
ウクライナ侵略に断固抗議する決議について提出されましたが、これを
日程に追加し、追加
日程第25として
議題にしたいと思います。ご異議ありませんか。 〔「異議
なし」と言う人あり〕
○
議長(
渡邉一夫君) 異議
なしと認めます。 発議第1号 ロシアによる
ウクライナ侵略に断固抗議する決議についてを
日程に追加し、追加
日程第25として
議題とすることに決定しました。
△発議第1号の上程、説明、
質疑、
討論、
採決
○
議長(
渡邉一夫君) 追加
日程第25、発議第1号 ロシアによる
ウクライナ侵略に断固抗議する決議についてを
議題といたします。 次に、提出者から提案理由の説明を求めます。 3番、井出茂君。
◆3番(井出茂君) 発議第1号
令和4年3月11日、
川内村議会
議長、
渡邉一夫様。提出者、
川内村議会議員、井出茂、
賛成者、
川内村議会議員井出剛弘。 ロシアによる
ウクライナ侵略に断固抗議する決議について。上記の
議案を別紙のとおり
地方自治法第112条及び
会議規則第14条第1項の規定により提出いたします。 提案理由。ロシアに対し、ウクライナへの侵略、軍事行動を直ちに中止するよう求めるとともに、政府に対し、在留邦人の安全確保に全力を尽くし、国際社会と連携し、毅然たる態度でロシアに対し制裁措置の徹底及び強化を図り、ロシア軍の即時撤退を求めるよう要請するため本決議を提案するものであります。 ロシアによる
ウクライナ侵略に断固抗議する決議。 去る2月24日、ロシアがウクライナに軍事侵攻し、隣国の主権と領土を武力で踏みにじる暴挙に出た。これは国連憲章及び国際法に違反し、人道にも反する明らかな侵略である。また、核の使用をほのめかし、世界を恫喝するなど言語道断であり、断じて許すことができず、この非道な侵略国に対し毅然とした対応で臨んでいかないといけない。 よって、本村議会は、ロシアによる前代未聞の暴挙に断固として抗議し、即時の攻撃停止と完全撤退を求めるとともに、日本政府においては、在留邦人の安全確保に全力を尽くし、経済制裁など厳格な対応をとり、国際社会と強く連携し速やかな平和の実現に尽くすことを要請する。 以上、決議する。
令和4年3月11日、
川内村議会。 以上です。(拍手)
○
議長(
渡邉一夫君) これで提案理由の説明を終わります。 これより
質疑に入ります。
質疑はありませんか。 〔「
なし」と言う人あり〕
○
議長(
渡邉一夫君)
質疑なしと認めます。これで
質疑を終わります。 これより
討論を行います。
討論はありませんか。 〔「
なし」と言う人あり〕
○
議長(
渡邉一夫君)
討論なしと認めます。これで
討論を終わります。 これより追加
日程第25、発議第1号 ロシアによる
ウクライナ侵略に断固抗議する決議について
採決を行います。 本
採決は
起立によって行います。
本件を
原案のとおり可決することに
賛成の方の
起立を求めます。 〔
賛成者起立〕
○
議長(
渡邉一夫君)
起立全員。 よって、
本件は
原案のとおり決定しました。 以上で本
定例会の
議事日程は全て終了いたしました。
△副
村長及び
総務課長の挨拶
○
議長(
渡邉一夫君) ここで副
村長及び1名の課長より発言の申出がありますので、これを許します。 初めに、副
村長、猪狩貢君。 そこじゃなく、こっちでやってください。 〔副
村長 猪狩 貢君登壇〕
◎副
村長(猪狩貢君) 私ごとで恐縮でございますが、退任のご挨拶をさせていただきます。 最初に、皆様に感謝と御礼を申し上げます。私は副
村長の職として3期12年間、職員と共に政策的な施策を立ち上げてまいりました。そして、
村長の補佐役として務めさせていただきました。様々な喜怒哀楽を感じつつ、そして経験しつつ、職員と共に歩んできましたけれども、この復興の11年間というのは、本当に見通しの暗い中での出来事だっ
たかなと思っております。 この12年間の中で特に印象的なものは何だったと言われましたら、私は代表的な3つを挙げなければならないかなと思っております。 1つ目は、平成23年の3月の
東日本大震災、それに伴いまして原発事故の災害でございます。ちょうど11年前の3月11日、この議会の閉会時で、私は揺れたときにはそこにまだ立っていたんですね。そして揺れ始まったときに、ちょうどこの演台の下で身を隠した形でおりました。それからこの11年間が始まったのかなというふうに思っています。経験のしたことのない、体験にしたことのない施策を、見切り発車の中で進んできたなというふうなことでございます。それには村民の皆さん、もちろん議会の皆さんのご理解をいただきながら、
村長のかじ取りの下で進んできたなと。ただ、形は少しは見えてきましたが、まだ復興の途中だなというふうに思っております。 2つ目ですが、
令和元年の台風19号災害かなと思っております。甚大な被害があって、何と50億という被害額というところで、ただ皆さんのご協力もいただきまして、ほぼ災害復旧の見通しもついたのかなというふうなことでございます。 これまでいろいろな台風の経験をしてきましたけれども、昭和46年の台風23号さえ、あのときも大変な被災があって復旧をしてきました。そして、平成元年の11、12、13号の連続した台風でした。あのときは役場庁舎の床へまで浸水したというふうな本当に大変な時期であっ
たかなと思っています。そして今回の台風19号というふうなところで、今日の審議の中にもありましたけれども、まだ繰越明許分があるのかなというところで、それを残せばほぼ復旧が終わるのかなというところでございます。 3つ目ですが、
令和2年の3月、新型コロナウイルス感染症が福島県で1例目が確認されたというところで、その後、今まで続いております。また5月には第7波が到来するんではないかという予想もされておりますが、世界の人々は早く収束がしないかというような願いが皆同じじゃないかなと思っております。 村が誕生して132年経過しました。これまで幾多の苦難を乗り越えて、前向きな復旧、復興に取り組んでおります。村民の皆様の辛抱強い、耐え難いその努力、理解の下に復旧がされているんではないかな。これは
川内村の誇りだというふうに思っております。 2040年の人口ビジョン、先ほど説明があったと思いますけれども、村の人口が1,800人というふうに設定する予定でございます。その中には、生産年齢の人口、そして子供を増やす、これに尽きるのかなと思っております。これにはいろいろな施策も必要かなと思いますが、そこには議会の皆様の絶大なるご理解をいただかなければならないかなと思っております。私も、これから別な角度で新たな村づくりに少しでもご協力ができればいいかなというふうに努力してまいりたいと思います。 これまで多くの皆さんにご縁をいただきました。そして、多くの皆様に励ましをいただきました。そして、多くの皆様にご支援をいただいてきましたけれども、この御恩は一生忘れないかなと思っております。 この議場には
管理職含めて23年間通わせていただきました。その中で、いつも朝、議会の前には緊張した趣で家から出てきまして、この2階の階段を上がるときに、なおさら緊張してこの議会に臨んだ、そういうふうな記憶がございます。議会の皆様にはご指導、ご協力をいただいたことについて改めて御礼を申し上げます。皆様方に大変お世話になりました。ありがとうございました。(拍手)
○
議長(
渡邉一夫君) 次に、
総務課長、
横田正義君。 〔
総務課長 横田正義君登壇〕
◎
総務課長(
横田正義君)
定例会の貴重な時間に発言する機会をいただきまして、ありがとうございます。 この3月定例議会におきましては、
総務課長として最後の議会になりました。全22
議案議決をいただきまして、今、安堵しているところでございます。ありがとうございました。 改めまして、私ごとになりますが、この3月31日をもちまして定年退職となります。昭和59年4月に奉職して以来、38年間という時間を勤務させていただきました。特にこの7年間につきましては、議会事務局、建設課、そして総務課と、渡邉
議長をはじめ、皆様にいろいろとお世話になり、大変ありがとうございました。 原発事故から今日でちょうど11年がたちました。これまで議員の皆様にはいろいろなアドバイスをいただきながら、
村長をはじめ、職員一丸となって復興再生事業に努めてまいりました。その結果、このように帰村が82%を超える帰村、そして、あらゆるインフラ整備が整ってきたと、十分に帰還できる環境が整ってきたのかなと思っております。これも議員皆様のご理解、そしてご協力、そしてアドバイスがあっ
たからだと思っております。 これから第2期創生期間の2年目という重要な期間に入っていきます。人口減少、超高齢化、そういった重要な課題を迎える事業に退職ということになりますが、そうしたことを迎えて、そして一村民として、私としても何か協力ができることがあれば協力していきたいと思っております。 最後になりますが、改めまして、
議長をはじめ、そして議員の皆様には本当にありがとうございました。長い間ありがとうございます。(拍手)
○
議長(
渡邉一夫君) 猪狩貢副
村長、
横田正義総務課長、両名が退職されますが、退職後も本村復興を見守っていただきたいと思います。 特に副
村長におかれましては、長年にわたり村政の運営にご貢献をいただきまして、大変お疲れさまでした。議会からも厚く御礼を申し上げます。 今まで職務されてきました両名に、皆さんの労をねぎらった拍手をもってお送りしたいと思いますので、拍手のほうをよろしくお願いします。(拍手)
○
議長(
渡邉一夫君) ありがとうございました。
△
村長の挨拶
○
議長(
渡邉一夫君) 続きまして、
村長から発言の申出がありますので、これを許します。
村長、
遠藤雄幸君。 〔
村長 遠藤雄幸君登壇〕
◎
村長(
遠藤雄幸君) ごめんなさい。辞めるそのときまで村の将来を心配している、お二人ですね。この瞬間を迎えるだろうなということは、もう想像していました。しかし、いざその場面に出くわすと、もう本当にあれもこれもと思い出されます。 副
村長は役場職員、そして副
村長になって3期12年、54年ですよ。すごいでしょう。自分のこと以外、家族、子供たち、そばに置いて、まさに冒頭で話したように、村の将来、村民の幸せを願って半世紀以上もの間、労を尽くされました。もう言葉には表せません。置いてけぼりになるような感じで、正直、寂しいです。 そして、
総務課長の
横田正義君、38年、どちらかというと技術畑を多く歩んできたんじゃないかなというふうに思いますね。それも災害対応とか、もうまさに喫緊の問題に最前線で活躍されてきた課長であります。最後の1年、
総務課長を務めていただきました。とてもクレバーです。先々まで読んで、いろんなものを準備して、職員の信望も厚かったんだろうというふうに思います。私にとっては、もう右腕、左腕になってくれた存在でもありました。彼もこれまでの経験を生かして、これからもまた違った立場で村民の幸せ、村の発展のためにお力添えいただきたいなというふうに思っております。 お礼を言うのを忘れていました。本当に議員の皆様方には新年度お忙しい中、ご出席をいただきまして、22
議案、提出
議案、
令和4年度の予算も含め、そして副
村長の人事案件も含めた22
議案について、全てにおいてご決議賜りました。まずもって心から感謝申し上げたいと思います。 午前中、
川内小中学園の初めての卒業式がありました。9名の9年生が旅立っていただきました。震災、原発事故、そして台風の被害、そしてコロナ、そして今、世界を揺るがしているウクライナとロシアのまさに戦争と言っていいと思いますね。こういう時代背景、世界状況の中で、彼ら、彼女ら9名が飛び立っていきました。負けるなよと声をかけてやりました。恐らくこれからも、彼ら、彼女らの歩む中で多くの壁にぶち当たっていくんだろうというふうに思います。もう負けないで、希望を持って進んでねというエールを送らせていただきました。 年度末、本当に皆様方にはお忙しい中、ご参集をいただきましたこと、そして、この副
村長、そして横田課長に最後の発言の機会を与えていただきましたことに心から感謝申し上げたいと思います。 いよいよ、もうまさに年度末、年度始め、そして春の訪れとともに、農作業のほうも何とか気になるようなタイミングになりました。ぜひ皆様方におかれましても、季節の変わり目でありますので、ご自愛いただいてお励みいただければなというふうに思っております。 改めてお二人にお寄せいただいたご指導に心から感謝を申し上げまして、お礼の挨拶に代えさせていただきます。本当にありがとうございました。(拍手)
△閉会の宣告
○
議長(
渡邉一夫君) これをもって、
令和4年第1回
川内村議会
定例会を閉会いたします。 大変お疲れさまでした。 (午後1時58分)上記
会議の顛末を記載し、相違のないことを証するためここに署名する。
令和 年 月 日
川内村議会
議長 渡邉一夫 署名議員
井出剛弘 署名議員
松本勝夫...