○議長(
上遠野健之助君)
全員異議ないものと認めます。 したがいまして、議案第59号は原案のとおり可決されました。
---------------------------------------
△日程第4 議案第60号の質疑、討論、採決
○議長(
上遠野健之助君) 日程第4、議案第60号 郡山市と平田村との
連携中枢都市圏形成に係る
連携協約の締結に関する協議についてを議題といたします。 質疑に入ります。 質疑はありませんか。 8番。
◆8番(
高橋七重君) まず、2点についてお尋ねしたいと思います。
広域圏内の取り決めについては、
郡山地方広域市町村圏組合計画3市6町3村というのが発足し、平成21年に解散したと聞いています。 改めて、この集まりをやるようになった理由は何なのか、ひとつ聞きたいと思います。 それから、2点目として、協約の締結については、16自治体が全体でするのではなくて、郡山市対平田村というように、1自治体ずつ郡山市と協約を結ぶようになるわけですが、なぜこのような方法なのか。1自治体ずつ協約を締結することの意味は何なのか。 2点、お尋ねします。
○議長(
上遠野健之助君) 答弁に入ります。
総務課長。
◎
総務課長(
吉田政吉君) お答えいたします。 理由につきましては、こちらにつきましては、現在、全国的に
人口減少、
少子高齢化等が進んでおります。そのような中で、
小規模自治体では単独では対応できない住民への
サービスの広域的な対応、こちらも含めまして、以前の
郡山広域市町村圏こちらのほうの部分とはまた別に、もっと広域的な部分としまして連携をとりながら、ただいま申し上げました
人口減少、
少子高齢化の中の
住民サービスの向上に向けて、今回取り組むものでありますので、ご理解いただきたいと思います。 また、平田村と郡山市との協約につきましては、こちらにつきましては、今現在、15市町村ほどありますけれども、こちらのほうと協議の中で平田村、
郡山単独としまして協約を結びまして、こちらのほうの全体的な部分については、郡山市が取りまとめとなりますけれども、こちらのほうは国のほうの指針となりまして、こちらのほうは各単独の市町村との
取り組みとなりますので、今回協約につきましてもそのようなことで郡山市、平田村単独での協約となりますのでご理解いただきたいと思います。
○議長(
上遠野健之助君) 8番。
◆8番(
高橋七重君) 何か釈然としない答弁だったんですが、
人口減少とか
少子高齢化については今に始まったことではなくて、平成21年解散した当時もそういう問題は浮上していたと思うんですね。それをわざわざ、途中で何というんだろうか、どういう内容で解散に至ったのかというのは、ちょっと調べたんですがなかなかヒットしなくてわからなかったんですが、2点目についても、1自治体ずつ協約することで、より自由度がなくなって縛られるというような感じがするんですね。全てが、やっぱり郡山が財源を初めあらゆる点で優位になるのではないのかなという印象を持ってしまうんですが、その辺のところはどういうふうに考えているのでしょうか。
○議長(
上遠野健之助君)
総務課長。
◎
総務課長(
吉田政吉君) 縛られることではなくて、大枠の
取り組み内容、こちらのほうを示させていただきましたけれども、そちらの内容で
参加市町村こちらのほう連携を持ちながら今後の
取り組みについて現在協議を続けているところでありますので、そのようなことで、全
市町村連携のもと、事業を進めていくことになりますのでよろしくお願いしたいと思います。
○議長(
上遠野健之助君) 終わりですか。
◆8番(
高橋七重君) はい。
○議長(
上遠野健之助君) 他に質疑ございませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
上遠野健之助君) 質疑を終わります。 お諮りいたします。討論を省略し…… 〔発言する人あり〕 はい、採決したいと思いますが、異議ないということでありますが、討論ありとありますので、8番。 直ちに討論に入ります。 討論は、まず本案に対して反対者の討論を求めて、次に賛成者の討論を求め、さらに討論があれば
反対討論、
賛成討論を交互に行ってまいりたい、このように思います。 初めに、本案に対し、反対者の討論を求めます。 8番。
◆8番(
高橋七重君) 本案は、
連携協約の締結に関する協議についてと題するものですけれども、議会の議決を要する締結です。これまで
担当者会議が数回行われてきたとのことですけれども、その中身について詳しい説明はありませんでした。 これまでに、
公共施設の
相互利用については石川郡内でも行われていますが、なぜ、郡山を中心にしないといけないのか、事業の本質は、お金の流れを見ればわかるように締結した場合、
連携事業を行う郡山市に集中し、本村にも
交付税措置はされるといいますが、その分
普通交付税が減額されることも十分考えられます。
人口減少、
少子高齢化のもと、安心して活力ある地域をつくるということで突然出されたこの案件、郡山を中心に60万都市圏を形成すれば、
平田村民も生活していく上で安心し地域にも活力が出てくるというものですが、全くイメージできません。これは形を変えた
市町村合併のようなもの、もっと言えば、言葉としては一言も出てきてはいませんけれども、道州制に移行させるためのものではないかと不信感は拭えません。今回の定例会で初めてこれだけの内容のものが示され、
議会開会中に議決せよということは、余りに拙速過ぎるのではないかと思います。 よって、この議案には反対します。
○議長(
上遠野健之助君) 次に、本案に賛成の方の討論を求めます。 11番。
◆11番(
吉田好之君) 今回のこの法案に関しましては、事務局、行政側の
説明どおりでございます。郡山を中心にしまして、将来に向けた
連携中枢都市のいわゆる
人口減少、さらには
少子高齢者化社会に当たっても活力のある
地域経済を維持するという目的がございます。担当のほうから、いろいろ説明がございましたとおり、各自治体もこの法案、議案にはスタートしたばかりでございます。我々議員も心を大きく持ちまして、将来に向けた
地域安心、安全で暮らせるような自治体の末を見守っていくために、この法案に関しては賛成といたします。
○議長(
上遠野健之助君) 次に、反対者の討論を求めます。 ございませんか。 〔発言する人なし〕
○議長(
上遠野健之助君) 賛成者ございませんね。 〔発言する人なし〕
○議長(
上遠野健之助君) では、他に討論ないようですので、討論をおわります。 採決に入ります。この採決は起立により行います。 本案を原案のとおり決定することに賛成の議員は起立願います。 〔起立者 10人〕
○議長(
上遠野健之助君) 起立多数。 したがいまして、議案第60号は原案のとおり可決されました。
---------------------------------------
△日程第5 議案第61号の質疑、採決
○議長(
上遠野健之助君) 日程第5、議案第61号 福島県
市町村総合事務組合規約の変更についてを議題といたします。 質疑に入ります。 質疑ありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
上遠野健之助君) 質疑を終わります。 お諮りいたします。討論を省略し採決したいと思いますが、異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
上遠野健之助君)
全員異議ないものと認めます。 採決いたします。 本案を原案のとおり決定することに異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
上遠野健之助君)
全員異議ないものと認めます。 したがいまして、議案第61号は原案のとおり可決されました。
---------------------------------------
△日程第6 議案第62号の質疑
○議長(
上遠野健之助君) 日程第6、議案第62号 平成30年度平田村
一般会計補正予算(第3号)を議題といたします。 質疑に入ります。 質疑ありませんか。 8番。
◆8番(
高橋七重君)
商工観光費の
工事請負費3,100万円の中の
トイレ休憩施設に係る3,000万円についてお尋ねしたいと思います。 9月議会で説明があった場所から変更して、南側、土手側のほうですね、に建てるという説明でしたが、理由は景観の面でまたは
炭焼き小屋を残したいのでということでしたが、実際には炭窯や倉庫を壊したとしても、狭くて今回設計されているトイレと休憩所が建てられないということもあるのではないですか。
○議長(
上遠野健之助君) それでは、答弁でありますが、
産業課長。
◎
産業課長兼
農業委員会事務局長(
三本松利政君) お答えいたします。 まず初めに、場所が狭いのではないかというようなことでございますが、寸法的にそんなことはありません。場所がなぜ変更になったかということにつきましては、現在、
あじさい園トイレ建築設計業務を委託して発注しておりますが、その中で、
建築場所を
コンクリート道路を挟んだ南側にすることによりまして、里山の田園風景と山側の
アジサイの眺めがよくなることや、発注前には
崖地条例に係る境界が不確定であったものが、南側も建築可能なことがわかり、今回最善と思われる場所にしたものであります。 以上です。
○議長(
上遠野健之助君) 8番。
◆8番(
高橋七重君) そもそも、このトイレや休憩所をつくるという計画は、初めはなかったわけですよね。今回のこの計画というのは、村長がこれまでに何度となく言ってきたように、期限や金額は決めずに来場者の声に応えていくために、その都度検討して必要ならつくるということの一つだと思うんですね。年間通しての
利用頻度を考えても、6月下旬から7月末ぐらいまでの、
アジサイが咲いている時期だけだと思うんですね、利用できるのは。その後は何もありません。イベントなどをやりたい旨の説明もありましたけれども、それも確実なものではなくて、できればやりたいという程度のもので、実効性は極めて低いと思われます。 現在、634として
コーヒーなどを期間中は
コーヒーなどを提供している、以前は野鳥の森だった所、ここの
オープン期間は、芝桜が咲いている期間だけです。ここはまだ、建物があったので中を簡単に改修して営業することができました。
あじさい園にも同じようなものをつくるとするならば、やっぱりそれだけ予算を必要とするわけですから、1年を通してオープンできるのはどのくらいなのか、やはり費用対効果を考えるべきではないかと思うんですが、どうですか。
○議長(
上遠野健之助君)
産業課長。
◎
産業課長兼
農業委員会事務局長(
三本松利政君) 休憩所の必要性、さらには費用対効果の部分でございますが、当然、本事業も事業費を最小にして、そして、お客様の満足度に応えるために事業を行うものでございます。 例えば、費用対効果だけを考えれば、石川管内に
1つ室内プールがあれば間に合うという学識者もいますし、今回議員からも質問がありました体育館へのエアコンの設置は
使用期間や
ランニングコストだけを考えれば要らないと言う人も少なからずいますが、行政の事業はそれだけでは割り切れず、今回の建築も休憩所だけでなく夏場の急な雷や大雨に対しての避難所としての側面もあります。また、
アジサイだけではなく
紅葉期間の利用や
各種サークル、グリーンツーリズムへの利用など、費用対効果を十分に意識して利活用に努めてまいりたいと思いますのでご理解をお願いいたします。
○議長(
上遠野健之助君) よろしいですか。
◆8番(
高橋七重君) はい。
○議長(
上遠野健之助君) ほかに質疑ありませんか。 5番。
◆5番(
三本松和美君) 私は、今回3項目について提出させていただいていますので、それに基づいてやりますが、最初の1項目から質問に入りたいと思います。 まず1つ目は、総務費の7諸費の
工事請負費158万円は、防犯灯20基設置分の計上額の説明がありました。 そこで伺います。平成29年のひらた
清風中学校通学状況は、
スクールバス利用生徒者が89人、
自転車登録者が50人、歩きでの登校者は30人です。平成30年度は、幾分違いはあると思いますが、約80人程度の生徒が自転車か歩きです。例えば、
鴇子行政区で見ると、国道49号線を含め
周辺道路の
防犯灯設置はごく少しです。暗い中での通学になります。今後、通学路は
防犯灯整備を急ぐ必要があると考えますが、村長の考えを伺います。
○議長(
上遠野健之助君)
住民課長。
◎
住民課長(
渡邉敏男君) お答えいたします。 私どもで把握している
自転車通学及び徒歩の生徒は65人と把握しているところでございます。 お答えいたします。 ひらた
清風中学校周辺の
防犯灯設置につきましては、既に平成28年度から政策的に取り組んでおりまして、今後も継続して設置しながら、先の
常任委員会で説明しましたとおり、財源の許す限りにおいて
不公平感のない、そしてバランスよく
防犯灯設置場所を選定し、
行政区長の要望に応えたいと考えております。 以上でございます。
○議長(
上遠野健之助君) 5番。
◆5番(
三本松和美君) これは、
行政区長の要望という問題とはまた別だというふうに認識していただきたいと思います。それは、私も夜になって、ひらた
清風中学校からそれぞれの方向でどれだけの防犯灯が設置されているか、夜ですから点灯されていますから当然わかりやすいんですけれども、そういった状況を見ますと、約4か所が大幅に防犯灯が少なくなっているという状況がわかってきております。 例えば、私の地元の鴇子の部分も一部あります。また、
東山方面、永田から
東山方面、あるいは
橋場方面、そしてもう一つは
下蓬田方面に向かうところですね、小松原を通って
下蓬田方面に行くそのルート、あとはその後川に行くルートの中では小松原の一部までは十分対応されているんですが一気に少なくなって、それから以降は、
吉田好之議員の方向はきちんと設置されているというふうな状況があるんですけれども、中間的に設置の数が少なく暗い、そういう状況下にあります。基本的には、中学校の通学、つまり
スクールバスであれば4キロを一つの基準にしておりますので、4キロ以内である程度見てきたつもりです。ですから、改めて確認をさせていただきたいのですが、そういった部分をよく調査をされて、計画的ではないです。もう子供たちが利用しているんです。
スクールバスの問題にしても、なかなかグレーゾーン的な3キロ、4キロ以内でも場合によっては対応したらということに対してもいい答えが出ていません。つまり、そういう状況下では通うようになるわけですから、歩くか自転車かで。ですから、これは問題なく直ちに対応していくというそういう考えをしていただかなければならないと思いますが、考えを伺います。
○議長(
上遠野健之助君)
住民課長。
◎
住民課長(
渡邉敏男君) お答えいたします。 特に、ひらた
清風中学校に係る通学圏内の4キロ以内につきましては、先ほどお答えしたように政策的に取り組んでいるとことでございます。ことしの予算プラス今回の補正予算を加えますと、例年の
防犯灯設置工事費の合計額に対して2.5倍の伸び、これはまさに政策的な
取り組みのあらわれと考えております。全体的に見ますと、まだまだ不足する防犯灯というのはたくさんあります。その中で、予算の許す限り取り組んでいるところでございますので、どうぞご理解をいただきたいと思います。 以上でございます。
◆5番(
三本松和美君) 議長、最後。
○議長(
上遠野健之助君) はい、3回目です。
◆5番(
三本松和美君) 私が言いたいのを理解してください。今のように、場所によっては、対応の仕方によっては計画的に進めなければならない場所もありますよ。でもこれは、実際にひらた
清風中学校の子供たちが通う道路です。今小松原でも新たなルートを建設中というか改修して道路をつくっていますよね。当然あそこは真っ暗ですよ、ですから、あそこだって直ちに防犯灯の設置をしなくてはいけないというのは当然わかるわけですから。 要するに、今現在、暗くなって歩くという状況は防犯上も問題だということではないでしょうか。今回研修に行ってきた長野県の信濃町なんかでは、やはり柔軟に対応しているんですが、やはり防犯の問題もあるんですね。こちらでは4キロですけれども
スクールバスは、3キロといった形で進めています。それがなかなかできないのであれば、明るくする場所は、やはりそうやって防犯上の対応をするのは当たり前ですから、直ちに対応する予算をとるのは当然だと思います。子供の命の問題です。 どのような考えをしていますか。
○議長(
上遠野健之助君) 村長。
◎村長(
澤村和明君) あなたが今、議員さんがおっしゃっているのは、あなたの見た目で、あなたとしてはこうしてほしいということだと思うんですけれども、今、課長が答弁していましたように、平成28年度から既に、あそこに学校ができるという段階から、子供さんたちの通学のためのという意味での防犯灯の設置を、当然計画して立ててまいりました。ですから、先ほど言いましたように2.5倍の伸び率でやっているというお話ありました。 あと、
行政区長さんたちとの相談しながらという部分も、私も区長会におきまして、本来ですと子供さんが学校の周りだけでなくて、自宅の周りでも何でも
行政区長さんが要望するような所にもつけてあげたい。しかし、ここ近年は、優先して学校近辺から広げていきたいとういうことを区長さんにもご説明を申し上げご理解をいただきながら、まず優先して学校の周りから進めているとう事実はまず認めていただきたい。ただ、あなたが望んでいるような形にはまだなっていないというだけでございますので、今、行政の立場としても、学校をあそこへつくっている段階から、既に防犯灯の件に関しても慎重に考えながら対応しているということだけは、あなたが納得できる、できないという問題以外に努力をしているということは認めていただいて……。 〔「私一人のものじゃないんです」の声あり〕
◎村長(
澤村和明君) こちらが話しているときには、聞くのが本筋じゃないですか。
○議長(
上遠野健之助君) 村長、続けてください。 それでは、最初の質問について終わります。 次に、通告2項目め。 5番。
◆5番(
三本松和美君) では、2点目について質問いたします。 農林水産費、10農業経営基盤強化促進事業の19の負担金補助金及び交付金の中の農業経営基盤強化促進事業補助金について、補正で今回40万円程度計上しています。 そこで伺います。この事業は農家の皆さんから大変喜ばれている事業です。担当課から確認したところ、次年度に回す分が8件数百万程度の希望者があるようです。今年度中に暗渠排水を行えば、来年の収穫時に条件よく作業ができるはずです。なぜ今回、補正に計上しなかったのか伺いたいと思います。
○議長(
上遠野健之助君)
産業課長。
◎
産業課長兼
農業委員会事務局長(
三本松利政君) お答えいたします。 農業経営基盤強化促進事業は、昨年まで暗渠排水3,316アール4,183万円、区画拡大672アール532万円の事業を約100%の国庫補助事業で行ってきました。これらは、耕作条件改善事業として行ってきましたが、補助金交付要綱等の見直しがされ、農地の集約が必須となってきました。事業申請の多くの皆さんが、自己作付のためであり、集積困難なことから補助事業対象外となることとなりました。そして、今年度は村単独事業として、計画的に進めることとして、4月から9月定例議会までの全申請箇所100%を対象事業として内示をしております。この事業につきましては、他の事業と同じく、申し込み受付期間を設け年度内に完了する必要があり、8件の方につきましては内容を説明し、来年度対応として了承をいただいておりますので、ご理解いただきたいと思います。
○議長(
上遠野健之助君) 5番。
◆5番(
三本松和美君) この予算は、一般財源関係からということで、本当に今まで国が助成してくれるというふうな流れをずっと続けてほしかったわけですけれども、そのような厳しい状態に財源的にはなっているというのは理解しております。しかし、相変わらず農家の皆さんが、条件整備をしたいという思いがあるというのが、こういった関係ではよくわかるような気がしております。ですから、そういう関係で、私は農家の皆さんが要望を現実に出しているということであれば、やはり1つおくれれば、その年の収穫のときは、やはりやりづらい状況であるということがあり得るという考えに、今当然、思うわけであります。つまり、もし今の時期にこれだけのことがわかっていれば、予算を組むにも余裕といいますか次期的な余裕があるわけですから、今回補正を組んで、そして今年度中にその事業を終わらせて、来春からは作付をして秋には今よりは安心して対応できるようにするというような流れは、当然やっていっていいのではないかというふうな思いがあります。実際に、財政的な問題などいろいろなことは当然考えられるわけですけれども、村民あっての我々の仕事ですので、当然村長も同じ考えだと思います。ですから財源は一般財源でしたけれども、そういうときこそ、過疎債を使って対応したらそんなに負担は少なくて済むのではないかと思っています。 その点についての考えを伺います。
○議長(
上遠野健之助君)
産業課長。
◎
産業課長兼
農業委員会事務局長(
三本松利政君) まず、どの事業であってもそうなのですが、要望があったからすぐ対応できるということではなく、当然、期限等については予算の関係もあり、また、竣工から申し上げましても、期限を設けなければいけないということについてはご理解をいただきたいと思いますし、ことしから単独事業となって、そういうときこそ過疎債をというような話でございましたが、これら過疎債等に対応させるためには、当然、年度の計画、そして借入申請等を行った後の事業となりますので、例えば、年度当初にこれが過疎債対応の事業として行ったとしても、中途追加の部分については、その年度内の借り入れ等についてできるものではございませんので、そういった点で、計画的に進めると、財源を確保してやるということは、行政として基本的なことと考えております。
○議長(
上遠野健之助君) 5番、よろしいですね。
◆5番(
三本松和美君) はい。
○議長(
上遠野健之助君) では、2項目の通告について終わります。 3項目めについて入ります。 5番。
◆5番(
三本松和美君) では、3項目めの質問をいたします。 商工費、1
商工観光費、15の
工事請負費の単独事業あじさいトイレ整備事業3,000万円を過疎債で計上しています。そこで伺います。 来年は、①
あじさい園・ゆり園の開催実施期間は何日と見ておりますか。 ②来客数をどのくらいに見ていますか。 ③収入をどのくらいに見ていますか。 ④今までに、
あじさい園・ゆり園にどのくらい支出してきましたか。 ⑤将来の来客数と収入をどのくらいと考えていますか。 伺います。
○議長(
上遠野健之助君) それでは答弁に入ります。
産業課長。
◎
産業課長兼
農業委員会事務局長(
三本松利政君) お答えいたします。 現在、
あじさい園のトイレ建築に係ります設計業務を、さきの第3回
議会定例会で議決をいただき、設計委託業務を発注し進めているところであります。議員おただしの
あじさい園・ゆり園の開催期間につきましては、その年の気候により大きく変わる可能性があり、花に合わせての開催となることから、実行委員会としても想像が難しいところであります。 また、ことしも
アジサイは品種によりまして、10月下旬ごろまで見ることができるものなどがあることから、今後、大きくなる
アジサイのボリュームにより開園期間は大きく変わる可能性がございます。 次に、
あじさい園・ゆり園への支出についてでありますが、
あじさい園、5ヘクタールの造成費と2万7,000本の植栽費等を合わせまして約1億300万円、ゆり園は60アール2万3,000本のユリの植栽とネット、フェンス等で780万円の合計1億1,000万円の支出です。 なお、来客数と収入につきましては、今年度、高温対策として連日のように不用な外出を控えることとの放送など、予想のできない事態が発生し、大幅に入場者が減少しました。入場者や入場料につきましては、予想できない事情により大きく変わる可能性があることから、本議会での入場者数や収入といった数字の答弁が絶対値としてひとり歩きすることがありますので、数値につきましては控えさせていただきたいと思いますが、いずれにいたしましても、お客様の満足度を高め多くのお客様にご来場いただけるよう努力をしてまいります。 今回ご質問いただきました、
あじさい園のトイレ等の建築につきましても、常設トイレ、多目的トイレがないため、お客様には大変ご不便をおかけしている状況にあり、あわせて多くのお客様から常設の水洗トイレ、多目的トイレ、休憩所の整備について要望のお声をいただいているところであります。これらは、造成や苗木の移植と同様に、将来、平田村に大きな花を咲かせるために行うものであり、苗を植え、愛情を込めて維持管理を行い、厳しい冬を乗り越え、それを繰り返すことで大きな花を咲かせることができるものと思っています。トイレ等の設置も、公園の設置管理者として、利用する全てのお客様にいつでも安心して利用いただくための責務であります。花を咲かせるための、一番大事な根の部分としてその役割と考えておりますので、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
上遠野健之助君) 5番。
◆5番(
三本松和美君) 一つ一つお答えいただきました。それで、日数については不安定さがあるとは言っても、去年の結果で言えば、ある一定の1か月近い期間があったようです。 しかし、その中に種類に応じては10月下旬に見られるようになるのもあると。ですからそれは大いに努力されて、できるだけ長い間見られるようなそういう体制をとっていただければ、それだけ人が来る可能性があるますから、収入も上がると思います。 来客数の問題では、予想ができないような関係で、収入もそれに対して答えていただくことはできませんでした。でも、村長は構想として村民の皆さんなどに懇談会などで話をしたりなど、いろいろしている場面では何といいますかね、芝桜みたいに、10万人くらい来ましたから、やっぱりそれ相当の数を考えて収入は5,000万円くらいあってもいいなというふうな、大盤振る舞いのように、その希望、自分の考えを相当でかく話をしていてくれていたんですけれども、今回は全然、そういった将来に向けての数ですね、そういったものも言っていただけない。つくる前、いろいろとどんどん進めている段階では、大いに村民の皆さんには大きく言って、それが芝桜と合わさって相当の収益となった場合は村民の皆さんに還元すると、いうくらいまで言っていたことは、当然本人も認めざるを得ないと思いますけれども、そういう流れの中で、今現在、全く不安定な状態の内容報告しかできない、それなのに3,000万円のトイレをつくる。期間も本当に不安定だ、不安定な所に立派なトイレをつくる、観覧もできる、そこでは、そういった喫茶店も設けられるようにするという、場所的には端っこであると。 むしろ大事なのは、今メーンになっている部分のトイレを、しっかり直していくのが先決ではないかと思うんです。芝桜のほうが、断然、人が来ます。その影響力は大きいと思います。
アジサイはこれからまだまだだという見通しがこれで明らかですね。ですから、そう言った意味で、投資の仕方って誰でもそうなんですが、安定するまで無理をしないんですね。本来は無理をしないで、仮設だったら仮設トイレであんばい、ぐあいを見て、あ、これならだんだんやれるぞ、というふうになったときに投資をしてみるっていうのが大概のやり方じゃないですか。まあ、収支に関してあまり考えないという前の答弁もあったから、関係ないんでしょうけれど。それでは、困るんですよね。ですから、そういう点で村長自身どういう考えしていますか。
○議長(
上遠野健之助君) 村長。
産業課長。
◎
産業課長兼
農業委員会事務局長(
三本松利政君) はじめに、産業課のほうから答弁をさせていただきたいと思いますが、それぞれ、入場者数等につきましては、また、
アジサイ等については生育途中、また、最近の以上気象等によりまして、収入が不安定というよりは不確定な要素が多いというふうに考えております。 また先ほど、ジュピアランド内にあるトイレ等、それらを優先的に整備をすることだというふうなことでございますが、今あるトイレから
あじさい園までは500メートル以上ありますし、高低差、さらにはお客様の客層等ですね、高齢者の皆様が多いということを考えれば、
あじさい園にトイレ等の整備につきましては、絶対必要なものではないかというふうなことを思っておりました。そして、これまで
オープン期間において、それぞれ仮設トイレ等を行うことによって、お客様の声が上がってきて、今回それらを整備をするものでありますので、ご理解をお願いしたいと思います。
○議長(
上遠野健之助君) 続いて、村長。
◎村長(
澤村和明君) 今まで、でかいことを言ってたとか、何とかっていうことをおっしゃってますけれどもね、政治家として、村民の皆様と夢も希望も語れないなんていうような社会でどうするんですか。そして、入園料をいただき始まったのはことしからですよね。それで、これはだめだって、ことし始まったやつ、即、これはだめだの話ですか。とてもね、話になりませんよ、とても話になりません。現実に、以前、芝桜で入場料ではなくて駐車料でいただいていたころは、1,000万円なんては絶対届かなかったですよね。それが、入園料をいただけるようになってから、当然1,000万円以上簡単に超して、そしてこれからなお、お客さんをたくさん集めようという努力を一所懸命しているわけですけれども、このようにトイレをつくってはだめだ、ギネスはだめだ、カートはだめだ、一生懸命足を引っ張っていただいていますので、なかなかこれも実は、苦労をしております。 しかし、皆さんが広い意味で、定住人口をふやしたい、若い者が平田村に残るようにしたい、そのときに、芝桜の面積よりもはるかに広いような
あじさい園に、仮設トイレしかないなんていうような、そういうふうなお客様に対する待遇でと言いますか、
サービスと言いますか、そのような村に、若い人たちまで本当に喜んでくれますか。少なくとも、世界一をギネスで認定された
あじさい園が誕生したわけですね。ですから、それを起爆剤として、もっともっと客を集めようという気にはなりませんか。そういうふうな意味で、私たちは、
アジサイの花1つを取り上げて、どうのこうのという整備をしているつもりはありません。平田村にとって、将来にわたって、これから先々、毎年毎年、
アジサイは成長してボリュームアップしていきます。恐らく、3年、5年、10年とたつうちには、相当なボリュームアップをしてくるはずであります。そのようなときに、本当にあのころに植えておいてよかったなと言っていただけるような事業だと私は確信しています。 ですから、ことし初めて入園料を取ったものに対して、これはだめだという簡単な、そのような結論を出していただくには、ちょっと寂しいですね。私は、今、おっしゃっていただいたように、これからも常々、相当、入園料関係も努力次第によってふえてくると思いますし、あそこで経費がかかっている以上のものが収入として入ってくるようになりましたら、当然お話ししていましたように、村民にそっくり還元する方法を今から考えております。税金だけでごっそり持っていかれるようなことのないような形には、何か方法がないか、という所まで考えております。ですから、ことし、今やらないと間に合わない事業、あるいは先々を見越してやらなくてはいけない事業、それが行政にはいろいろあるということをご理解いただきたいと思いますが、なかなかご理解できないかもわかりませんけれども、私はそう思っております。
○議長(
上遠野健之助君) 5番、最後になります。
◆5番(
三本松和美君) 私、全く拒否しているような、反対のようにしか村長は言っていれないのが大変残念なんです。 先ほども①の質問の実施日の関係でも、そういうふうに工夫して10月下旬にも咲かせることができるんだったらということで、そういうのも利用して、そういうことも活用すればいっぱい来るので、どんどん、その分お客さんがくれば収益も上がるっていうことで、私喜んで話をしたんですよ。 それに、私も商工会の集まりのときにも、村長いましたからね。あのときにも、私、反対ぶってばかりいるっていうふうなイメージが強かったようでしたから、でも、あのときも予算の内容を説明して、実際に予算での話でしたから産業振興費と商工費の額を言って合わせて1億4,000万円程度、その中に7割くらいはこういった関係のジュピアに関して投資をしていますから。私、これだけの投資をしいているのに、それがだめだっていうふうなことは言えないんですよ。努力して、これだけの投資をしたものをよくしていくんだと、なおさら、より一層。そういう考えで話をしたんですね。その辺は、あの場は全然違うのでよく理解をしていただけなかったと思うんですが、何せ、この11年間の投資っていうのは、ジュピアにおいては人件費や、あるいは
工事請負費、原材料費等々、必要と思われるものを村長も足し算をして、懇談会で発表されていますから。私も一応足し算をしてきたんですが約9億円くらのお金を使っているんです。しかも、抑えて。それをちょっと緩めると11億円以上のお金が支出されているっていうのがジュピアランドなんです。懇談会では2億7,000万円程度しか事業費は使っていないと言っていますし。しかも、一般財源は三千数百万円だと。2億7、8,000万円かな、もしかすると、過疎債を使ったと。だから、実際に1億ちょっとだけ村の一般財源といいますか、お金を使っただけだと。そういう話もしているくらいですけれど、全然違うんですね。 ですから、そういうふうに使っているお金も相当のものを使ってきているんですから、私だって適当には言えないんです。本当によくしていかなければいけないんだろうという思いがある。ただ、いろんな論議の仕方の中で食い違いが起きている。それは、村長と合わないから全く反対なことばかり言っている、と言いますけれども、そんな甘いものではないです。これだけのものを使ったものを、少しでもよくしていかなかったら村民はどうするんですか。 〔発言する人あり〕
○議長(
上遠野健之助君) はい、ちょっと待って、ちょっと待ってください。
◆5番(
三本松和美君) ですから、そういう全体的なものを……。
○議長(
上遠野健之助君) 5番、議員、ちょっと待って。他の議員の私語は謹んでください。 それから、5番議員、方向性が変わってきていますから厳重に注意します。 村長。
◎村長(
澤村和明君) 話ぐらい聞きなさい。 いろいろね、ジュピアランドにしても何にしてもそうですけれども、聞いていてよ、聞いてくださいよ。自分が反対していたものが、だんだんよくなってくると、これ以上反対していると自分の立場も都合もよくないと思えば、今度それは、反対はしていません、その話だ。 ほらまた、人の答弁しているときに。
○議長(
上遠野健之助君) 勝手な発言はしないように。村長、続けなさい。
◎村長(
澤村和明君) いいですか。トイレをつくるのは私も反対しないという言葉、よく使いますけれども、現実に予算を反対したら、トイレをつくるのを反対はしていませんという言葉を使っていたってそれは詭弁でしょう。そういうことを私は言っているんですよ。現実に、それはつくるのは反対しませんよ、だけれども予算だめだったら反対でしょう。それを、私は反対していませんとかというようなことでは、まるっきり歯車が合いません。 そして、私の集計では幾ら幾ら使っています、それは、あなたの集計であってこちらの実質集計とは全然違っているわけですから、それを私が集計したのがこうですから絶対だめですなんて、そんなの議論、絶対歯車合いません。ですから、これ以上あなたと議論しても全く無意味ですし、聞いていませんから、そういうことで聞いていない人に質問されたのを答弁したって聞いていないんじゃ答弁する意味がないので、これでやめます。
○議長(
上遠野健之助君) これで、5番議員の質疑について終わります。 ここで10分間、場内時計ちょうど11時10分まで休憩といたします。
△休憩 午前10時58分
△再開 午前11時08分
○議長(
上遠野健之助君) 再開いたします。 休憩前に引き続き会議を開きます。 ほかに質疑ありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
上遠野健之助君) 質疑なしと認めます。 質疑を終わります。 お諮りいたします。討論を省略し……。 5番。
◆5番(
三本松和美君) 質疑は終わったんですね。
○議長(
上遠野健之助君) 質疑は終わりました、討論に入ろうとしておりますから。 討論を省略し、採決をしたいと思いますが、異議ありませんか。 8番。 〔発言する人あり〕
○議長(
上遠野健之助君) 討論ですから、8番でよろしいです。 いままで、修正動議の提出はございませんでしたから、討論をどうぞ。 〔「ちょっと待ってください、今、勘違いしていました」と言う人あり〕 〔「討論と言われて8番が指名されたんだもの、8番やったらいいべ、議長から8番と指名されたんでしょう」と言う人あり〕
○議長(
上遠野健之助君) 5番議員に申し上げます。 質疑については終了しましたから、直ちに討論というふうに申し上げましたけれども、その間に、必ずあなたは修正動議を出したいというのであれば挙手、発言をすべきであります。 ですから、5番と言いましたけれども、あなたからはそのとき何とも言わなかったんですよ。ですから、8番と私は言ったんですよ。8番は討論と言いましたから。 では戻して、5番議員の通告がございましたから、どうぞ。
◆5番(
三本松和美君) 大変申しわけありませんでした。 平成30年度の平田村
一般会計補正予算(第3号)に対しての修正動議を提出したいと思います。
○議長(
上遠野健之助君) ただいま5番議員から修正動議が提出されました。 修正動議について、文書をもって提出されておりますので、暫時休憩いたしまして、直ちに議会運営委員会を開催していただきたいと思います。 委員長、よろしくお願いします。
△休憩 午前11時11分
△再開 午前11時18分
○議長(
上遠野健之助君) 再開したします。 休憩前に引き続き会議を開きます。
---------------------------------------
△議案第62号の修正動議の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(
上遠野健之助君) ただいま、5番、
三本松和美議員から議案第62号 平成30年度平田村
一般会計補正予算(第3号)に対する修正の動議が提出されました。本動議は1人以上の賛成があれば成立いたします。 これより、5番、
三本松和美議員から提出されました議案第62号 平成30年度平田村
一般会計補正予算(第3号)に対する修正を議題といたします。 提出者の説明を求めます。 5番、
三本松和美議員、登壇。 〔5番
三本松和美君登壇〕
◆5番(
三本松和美君) では、今回の修正動議に対して、提案理由を述べたいと思います。 今回提案された補正予算款7商工費、項1商工費、目1
商工観光費、節15
工事請負費3,000万円を減額するものであります。 この工事請請負3,000万円は
あじさい園トイレ施設として計上しています。私は、9月第3回議会定例議会で、
あじさい園トイレ施設整備のための設計委託料計上に反対しました。それは、使用する水の確保のためのボーリングによる下流地域への影響と、場所や
あじさい園・ゆり園への来客の状況からです。そのようなことから、仮設トイレ対応で問題ないと考えました。それよりも、ジュピアランド中心部の風のプロムナード近くにある既存のトイレを改修するほうが先と考えております。 以上です。
○議長(
上遠野健之助君) 提出理由の説明を終わります。 これより修正案について質疑に入ります。 質疑ありませんか。 12番。
◆12番(
瀬谷一男君) 2点ほど質問させていただきます。提案理由の中で、設計委託料計上には反対しましたと。 民主主義の中で、やっぱり最終的には多数決で決定するというふうなことで、あくまでも反対したという意識で今後行動をとるのか、それ1点と、下流への影響があるということで理由にありますが、蓬田新田地元では説明会がありまして、その説明内容についてよく把握しているのかどうか、お聞きしたいと思います。
○議長(
上遠野健之助君) 5番。
◆5番(
三本松和美君) 今、2点ほどの質問がありました。 まず1点目が、この反対のためなのかというふうな、反対をしていくためのというか、何かそれ一本でいくために私が反対をしているというふうに思って質問をしたのかと思いますが、私は今回、質疑でもやりとりしましたが、1から5まで、
あじさい園の実際の実施する期間のこととか来客のこととか収入とか、あと将来の見込みに対してとかそういった質問をしたということは、やはり今後、そういったことがきちんとわかることによって、収益性が上がっているのかどうかも確認できるのではないかと。そして、同時にその内容によっては、今後、どのような対策をとっていくことが重要か、そういったことがわかってくるのではないかということもどうしても確認したかった、という点がありますので、ただ単に反対ということではありません。やはり少しでも実績を上げていくことで、これならばある程度の投資をしていっても価値があるというふうになってくる時点が、努力をすることによっていずれあり得るのではないかというときには、また議論をしてこのような問題に対して対処をしていくべきではないかというふうに思っています。 2点目についてですけれども、下流の影響については、確かに
常任委員会の中でも確認もさせていただくというか、一応、話を聞いてみました。要するに、そのために今回、水洗トイレとはいっても、流さない水洗トイレという対応だということを聞きました。つまり、地元の皆さんからも、全くいいよということではなかったんだなということで、村側もそういったためておくことでの水洗トイレという形で対応するんだというふうに聞いておりました。ですから、やはり私は、下流におられる皆さんが、それなりに賛成はしていただいたんだと思いますけれども、やっぱり心配もしていたというあらわれではないかというふうに思っています。 以上です。
○議長(
上遠野健之助君) 12番。
◆12番(
瀬谷一男君) 第1点目の、反対についてですが、今まで三本松議員の話を聞いていると、中学校のときも、その件に触れると、あのときは、私は違うとこでここには反対していたという話を耳にします。また、こども園のところについても、私はどこどこではなく、違うところで、今の場所では反対したというふうなことが、時々、耳にしますので、これは議員として1回決まったことであるのだから、反対だったというふうな語源は慎むべきだというふうに感じております。 あと、2点目の件については、実際に地権者とか関係する人たちの話を聞いたわけではないというふうに理解しますが、私はその場に参加させていただいて、皆さん、ボーリングについては離れているからそんなに影響はないだろうと、かえって上水が出てくるのだから水がふえるのではないか、という冗談的にも話もありました。その中で、トイレの合併槽による排水については、U字溝まで引っ張らなくてはならない、というふうなことで、大変だなというふうな話が出まして、今回の
常任委員会では、修正してくみ取り式にするというふうなことでありまして、地元の声も聞き込んでくれたのかなというふうなことで、安心しているところでございます。
○議長(
上遠野健之助君) 12番、答弁はよろしいですか。
◆12番(
瀬谷一男君) はい。
○議長(
上遠野健之助君) 他に質疑ございませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
上遠野健之助君) 質疑を終わります。 次に、討論に入ります。 討論は、まず修正案に対し反対者の討論を求め、次に修正案に賛成の討論を求めて、さらに反対、賛成の討論を交互に行っていきます。 まず初めに、修正案に対し反対者の討論を求めます。 12番。
◆12番(
瀬谷一男君) 本案件については、来場者の皆様の強い要望、さらには県内でも有数の観光スポットとして注目を浴びる中、我々、
平田村民のおもてなしの心として、トイレ、休憩所の設置は必須の課題であると考えます。 今まで、何回か修正案が可決されてきた経緯がありますが、村民のために、何かプラスになってきたでしょうか。それどころか、全く正反対で、道の駅では利用者、生産者に大きな不便をかけているところでございます。
中央公民館の保健センターの併設の事案についても、特に、障がい者、高齢者の利用者に不便をなしているところでございます。 保健センターの取り壊しについては、ただ、ことも園の建設と開園のおくれを発生させただけで、修正案は村民の不便の助長と、不安の情勢のそのもので、本村の活力ある村づくり、福祉の向上に大きく阻害するものであります。 村の事業については、村民の要望、議会からの提案、村の長期ビジョンにより立案されるもので、数年という多くの時間を費やし、検討に検討を重ねているところで、最も大事なことは、有利な財源の確保に努めることであります。この財源の確保により、万全を期して提案しているわけで、根拠のない思いつきのような将来性のない夢も希望もない、村民の心も経過も無視した自分だけの陶酔した考え方による修正案は、反対します。
○議長(
上遠野健之助君) 次に、修正案に対し賛成者の討論を求めます。 ございませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
上遠野健之助君) なければ討論を終わります。 採決いたします。 議案第62号 平成30年度平田村
一般会計補正予算(第3号)に対する
三本松和美議員から提出された修正案について、起立により採決をいたします。 採決をいたします。 本修正案に賛成の議員の起立を求めます。 〔起立者 1人〕
○議長(
上遠野健之助君) 起立小数。 したがいまして、修正案は否決されました。
---------------------------------------
△議案第62号の討論、採決
○議長(
上遠野健之助君) 次に、原案についてを議題といたします。 直ちに討論を省略し、採決したいと思いますが、異議ありませんか。 8番。
◆8番(
高橋七重君) 原案についての
反対討論をさせていただきます。 私は、トイレは必要だと思いますが、休憩所としての機能はなくてもよいと思っています。急な天候の変化に対応するために、雨宿りをする場所が必要というのであれば、園内の数か所に、東屋のような簡単な休憩所をつくることで解決できると思います。例え、世界一の
あじさい園の称号をいただいたとしても、費用対効果を考えないような、この予算の使い方には賛成できません。 先ほどの質疑のときの答弁で、児童生徒の命を守るエアコンの設置と、このトイレ休憩所の費用対効果を比較して必要性を言いましたけれども、情けなくて悲しくなりました。比較すべきものが間違っていると思います。トイレをつくるための費用は認めたいと思いますが休憩所をつくる費用も含めた補正予算額ですので、3,000万円は認めることができず、反対とします。
○議長(
上遠野健之助君) 次に、賛成の方の討論を求めます。 11番。
◆11番(
吉田好之君) 私は、賛成する一員として意見を述べさせていただきますが、るる、先ほどから議論の中で、行政、さらには担当課の細々とした説明がございました。内容につきましては、今まで議論したとおりでございます。一日も早い、そして若者の定住のできる、さらには人口交流を拡大するような事業をやっていただきたい。 よって、この議案に関しては賛成します。
○議長(
上遠野健之助君) 次に、反対者の討論を求めます。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
上遠野健之助君) ないようでありますので、討論を終わります。 採決に入ります。 この採決は起立により行います。 本案を原案のとおり決定することに賛成の議員は起立願います。 〔起立者 9人〕
○議長(
上遠野健之助君) 起立多数。 したがいまして、議案第62号は原案のとおり可決されました。
---------------------------------------
△日程第7 議案第63号の質疑、採決
○議長(
上遠野健之助君) 日程第7、議案第63号 平成30年度平田村
国民健康保険特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。 質疑に入ります。 質疑ありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
上遠野健之助君) 質疑を終わります。 お諮りいたします。討論を省略し、採決したいと思いますが、異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
上遠野健之助君)
全員異議ないものと認めます。 採決いたします。 本案を原案のとおり決定することに異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
上遠野健之助君)
全員異議ないものと認めます。 したがいまして、議案第63号は原案のとおり可決されました。
---------------------------------------
△日程第8 議案第64号の質疑、採決
○議長(
上遠野健之助君) 日程第8、議案第64号 平成30年度平田村
簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。 質疑に入ります。 質疑ありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
上遠野健之助君) 質疑を終わります。 お諮りいたします。討論を省略し、採決したいと思いますが、異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
上遠野健之助君)
全員異議ないものと認めます。 採決いたします。 本案を原案のとおり決定することに異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
上遠野健之助君)
全員異議ないものと認めます。 したがいまして、議案第64号は原案のとおり可決されました。
---------------------------------------
△日程第9 議案第65号の質疑、採決
○議長(
上遠野健之助君) 日程第9、議案第65号 平成30年度平田村
農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。 質疑に入ります。 質疑ありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
上遠野健之助君) 質疑を終わります。 お諮りいたします。討論を省略し、採決したいと思いますが、異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
上遠野健之助君)
全員異議ないものと認めます。 採決いたします。 本案を原案のとおり決定することに異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
上遠野健之助君)
全員異議ないものと認めます。 したがいまして、議案第65号は原案のとおり可決されました。
---------------------------------------
△日程第10 議案第66号の質疑、採決
○議長(
上遠野健之助君) 日程第10、議案第66号 平成30年度平田村介護保健事業特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。 質疑に入ります。 質疑ありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
上遠野健之助君) 質疑を終わります。 お諮りいたします。討論を省略し、採決したいと思いますが、異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
上遠野健之助君)
全員異議ないものと認めます。 採決いたします。 本案を原案のとおり決定することに異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
上遠野健之助君)
全員異議ないものと認めます。 したがいまして、議案第66号は原案のとおり可決されました。
---------------------------------------
△日程第11 同意案第4号の採決
○議長(
上遠野健之助君) 日程第11、同意案第4号 平田村
固定資産評価員の選任につき議会の同意を求めることについてを議題といたします。 お諮りいたします。 本案は、人事案件でありますので、質疑、討論を省略し、直ちに採決したいと思いますが、異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
上遠野健之助君)
全員異議ないものと認めます。 採決いたします。 この採決は起立により行います。 同意案第4号 平田村
固定資産評価員の選任につき議会の同意を求めることについてを原案のとおり同意する議員の起立を求めます。 〔起立者 全員〕
○議長(
上遠野健之助君) 起立全員。 したがいまして、同意案第4号は原案のとおり同意することに決定されました。
---------------------------------------
△
追加日程について
○議長(
上遠野健之助君) お諮りいたします。
追加日程を議題にしたいと思いますが、異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
上遠野健之助君)
全員異議ないものと認めます。
---------------------------------------
△
追加日程第1 議案第67号の上程、説明、質疑、採決
○議長(
上遠野健之助君)
追加日程第1、議案第67号 財産の取得についてを議題といたします。 ここで、地方自治法第117条の規定により、1番、
根本定雄議員は除席の対象となりますので、退場を求めます。 〔1番
根本定雄君 退場〕
○議長(
上遠野健之助君) 暫時休憩いたします。
△休憩 午前11時36分
△再開 午前11時36分
○議長(
上遠野健之助君) 再開いたします。 休憩前に引き続き会議を開きます。 提案理由の説明を求めます。 村長。
◎村長(
澤村和明君) それでは、提案理由を申し上げます。 議案第67号 財産の取得について、提案理由を申し上げます。 議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定に基づき、村道逆水論田線の道路改良事業に係る道路用地として、財産(土地)を取得するものであります。 以上、議案1件を追加提出いたしますので、よろしくご審議くださいますようお願い申し上げ、提案理由といたします。
○議長(
上遠野健之助君) 提案理由の説明を終わります。 質疑に入ります。 質疑ありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
上遠野健之助君) 質疑を終わります。 お諮りいたします。討論を省略し、採決したいと思いますが、異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
上遠野健之助君)
全員異議ないものと認めます。 採決いたします。 本案を原案のとおり決定することに異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
上遠野健之助君)
全員異議ないものと認めます。 したがいまして、議案第67号は原案のとおり可決されました。 ここで、1番、
根本定雄議員の入場を許します。 暫時休憩します。 〔1番
根本定雄君 入場〕
△休憩 午前11時37分
△再開 午前11時37分
---------------------------------------
△
追加日程第2
議会閉会中における委員会の
継続調査について
○議長(
上遠野健之助君)
追加日程第2、
議会閉会中における委員会の
継続調査についてを議題といたします。 会議規則第75条の規定により、各委員長から
議会閉会中の
継続調査の申し出がありました。 お諮りいたします。各委員長から申し出のとおり、
議会閉会中における
継続調査とすることに異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
上遠野健之助君)
全員異議ないものと認めます。 したがいまして、各委員長から申し出のとおり、
議会閉会中における
継続調査とすることに決定しました。 以上で、本日予定されました日程は全て終了いたしました。
---------------------------------------
△村長挨拶
○議長(
上遠野健之助君) ここで、村長から発言があれば、これを許します。 村長。
◎村長(
澤村和明君) 平成30年第4回
議会定例会の閉会に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。 去る5日の開会から本日まで7日間にわたりまして、条例の改正を初め、平成30年度補正予算など重要案件につきまして熱心に審議され、いずれも原案のとおり可決承認を賜り、まことにありがとうございました。 今定例会の中でいただきました貴重なご意見、ご提言につきましては、十分検討させていただきまして、今後の行財政を執行してまいりますので、今後ともよろしくご指導を賜りたいと存じます。 年の瀬を迎え、寒さ厳しくなってまいりますので、議員の皆様には健康に十分留意され、希望に満ちた輝かしい新年を迎えられますようご祈念を申し上げまして、御礼の挨拶とさせていただきます。 どうもありがとうございました。
○議長(
上遠野健之助君) 村長の挨拶を終わります。
---------------------------------------
△閉会の宣告
○議長(
上遠野健之助君) これで、平成30年第4回平田村
議会定例会を閉会といたします。
△閉会 午前11時40分地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。 平田村議会議長
上遠野健之助 平田村議会議員
太田清実 平田村議会議員 永瀬成元...