塙町議会 > 2022-12-12 >
12月12日-03号

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  1. 塙町議会 2022-12-12
    12月12日-03号


    取得元: 塙町議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-05
    令和 4年 12月 定例会(第7回)          令和4年第7回塙町議会定例会会議録議事日程(第3号)                    令和4年12月12日(月)午前9時開議日程第1 一般質問日程第2 議案第45号 塙町一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例の制定について日程第3 議案第46号 塙町職員の定年等に関する条例の一部を改正する条例の制定について日程第4 議案第47号 地方公務員法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例整備に関する条例の制定について日程第5 議案第48号 議会議員の議員報酬、期末手当及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定について日程第6 議案第49号 町長等の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について日程第7 議案第50号 職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について日程第8 議案第51号 東日本大震災による被災者に対する国民健康保険税等の減免に関する条例の一部を改正する条例の制定について日程第9 議案第52号 塙町下水道事業に地方公営企業法の規定の全部を適用することに伴う関係条例整備に関する条例の制定について日程第10 議案第53号 塙町辺地総合整備計画の変更について日程第11 議案第54号 工事請負変更契約の締結について日程第12 議案第55号 令和4年度塙町一般会計補正予算(第5号)日程第13 議案第56号 令和4年度塙町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)日程第14 議案第57号 令和4年度塙町農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)日程第15 議案第58号 令和4年度塙町公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)日程第16 議案第59号 令和4年度塙町介護保険特別会計補正予算(第3号)日程第17 議案第60号 令和4年度塙町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)日程第18 議案第61号 令和4年度塙町上水道事業会計補正予算(第1号)日程第19 同意第3号 塙町農業委員会の委員に占める認定農業者等又は認定農業等に準ずる者の割合を4分の1以上とすることについて日程第20 同意第4号 農業委員会委員の任命について日程第21 同意第5号 農業委員会委員の任命について日程第22 同意第6号 農業委員会委員の任命について日程第23 同意第7号 農業委員会委員の任命について日程第24 同意第8号 農業委員会委員の任命について日程第25 同意第9号 農業委員会委員の任命について日程第26 同意第10号 農業委員会委員の任命について日程第27 同意第11号 農業委員会委員の任命について日程第28 同意第12号 農業委員会委員の任命について日程第29 同意第13号 農業委員会委員の任命について日程第30 同意第14号 農業委員会委員の任命について日程第31 同意第15号 農業委員会委員の任命について日程第32 同意第16号 農業委員会委員の任命について日程第33 同意第17号 農業委員会委員の任命について日程第34 同意第18号 農業委員会委員の任命について---------------------------------------本日の会議に付した事件 1 一般質問 2 議案第45号 塙町一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例の制定について 3 議案第46号 塙町職員の定年等に関する条例の一部を改正する条例の制定について 4 議案第47号 地方公務員法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例整備に関する条例の制定について 5 議案第48号 議会議員の議員報酬、期末手当及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定について 6 議案第49号 町長等の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について 7 議案第50号 職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について 8 議案第51号 東日本大震災による被災者に対する国民健康保険税等の減免に関する条例の一部を改正する条例の制定について 9 議案第52号 塙町下水道事業に地方公営企業法の規定の全部を適用することに伴う関係条例整備に関する条例の制定について10 議案第53号 塙町辺地総合整備計画の変更について11 議案第54号 工事請負変更契約の締結について12 議案第55号 令和4年度塙町一般会計補正予算(第5号)13 議案第56号 令和4年度塙町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)14 議案第57号 令和4年度塙町農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)15 議案第58号 令和4年度塙町公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)16 議案第59号 令和4年度塙町介護保険特別会計補正予算(第3号)17 議案第60号 令和4年度塙町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)18 議案第61号 令和4年度塙町上水道事業会計補正予算(第1号)19 同意第3号 塙町農業委員会の委員に占める認定農業者等又は認定農業等に準ずる者の割合を4分の1以上とすることについて20 同意第4号 農業委員会委員の任命について21 同意第5号 農業委員会委員の任命について22 同意第6号 農業委員会委員の任命について23 同意第7号 農業委員会委員の任命について24 同意第8号 農業委員会委員の任命について25 同意第9号 農業委員会委員の任命について26 同意第10号 農業委員会委員の任命について27 同意第11号 農業委員会委員の任命について28 同意第12号 農業委員会委員の任命について29 同意第13号 農業委員会委員の任命について30 同意第14号 農業委員会委員の任命について31 同意第15号 農業委員会委員の任命について32 同意第16号 農業委員会委員の任命について33 同意第17号 農業委員会委員の任命について34 同意第18号 農業委員会委員の任命について追加日程第1 委員会の閉会中の事務調査の件追加日程第2 議員派遣の件---------------------------------------出席議員(13名)     1番  金澤太郎君      2番  菊地哲也君     3番  鈴木元久君      4番  吉村守広君     5番  七宮広樹君      6番  下重義人君     7番  吉田広明君      8番  青砥與藏君     9番  吉田克則君     10番  鈴木 茂君    11番  藤田一男君     12番  鈴木孝則君    13番  割貝寿一君欠席議員(なし)---------------------------------------地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名  町長        宮田秀利君     教育長       秦 公男君  総務課長      江田一寛君     町民課長      近藤正伸君  健康福祉課長    星 周児君     農林推進課長    大寺弘文君  まち振興課長    吉成知温君     まち整備課長    大森淳一君  生活環境課長    鈴木康夫君     会計管理者     松本崇司君  農業委員会事務局長 大寺弘文君     学校教育課長    菊池和弘君  生涯学習課長    鈴木サキ子君    選挙管理委員会書記長                                江田一寛君  代表監査委員    金澤忠良君---------------------------------------職務のため出席した者の職氏名  議会事務局長    藤成寛味      書記        関根宏二               開議 午前9時03分 △開議の宣告 ○議長(割貝寿一君) ただいまの出席議員は定足数に達しておりますので、これから本日の会議を開きます。--------------------------------------- △議事日程の報告 ○議長(割貝寿一君) 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配りました。 本日の会議のビデオ映像は、後日、インターネットにて配信する予定となっておりますので、ご了承願います。 また、会議規則に従い、議場内では携帯電話等の電源をお切り願います。--------------------------------------- △諸般の報告 ○議長(割貝寿一君) これから諸般の報告を行います。 本日付にて町長から、追加議案16件が提出されました。その議案をお手元に配りました。 これで諸般の報告を終わります。--------------------------------------- △一般質問 ○議長(割貝寿一君) 日程第1、9日に引き続き、一般質問を行います。--------------------------------------- △菊地哲也君 ○議長(割貝寿一君) 2番、菊地哲也君、登壇願います。 持ち時間は10時5分までです。 菊地哲也君。     〔2番 菊地哲也君登壇〕 ◆2番(菊地哲也君) おはようございます。2番、菊地哲也です。 通告の内容に沿って質問させていただきます。 まず、持続可能な財政ということですが、塙町の財務状況は、現在では財務指標や健全化判断比率等、特に問題となる数値は出ていませんし、監査報告でも、一部の財政援助団体の早急な改善を求める意見は出されていますが、おおむね適正であるとされています。また、経常収支比率も、令和3年度は87.7%まで改善されています。 今回、財政といいましても、数字の論争をしようなんていうことは毛頭なく、今は大丈夫ですが、今後15年、20年先も今のようにやっていけるのか、次の世代へ大きな負担を残すことはないのかということを少し項目を絞って、確認しながら伺ってまいりたいと思います。 現在、塙町の標準財政規模はおよそ40億円くらいでありますが、コロナの国からの交付金なども入って、実際の予算規模は80億円です。言い換えれば、町民とそれだけのサービスを受けているということだと思います。標準財政規模が40億円なのに80億円の財政運営をしていると、これは町長はじめ課長さん、財政担当、そして職員さん、皆さんが一生懸命補助金や有利な起債を集めて、80億円規模の行政サービス住民サービスをしていることだと思っております。 しかし、町民の要望、住民のニーズに応えていくのは重要なことだと思いますが、そうなると、予算規模はどんどん膨張していかなければなりません。私ども、地域の陳情などを町へ届ける立場というのもじくじたる思いはあるのですが、塙町の予算規模80億円というのは現在、マラソンの42.195キロを100メートル競走全力で走っていて、今がマックスの状態ではないのかと思っているんですが、町長は、町財政の現状、そしてこれから15年、20年先まで持続可能なのか、どのように捉えているのか、どのような思いなのか、伺います。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 これからの町の財政ということで、私も大変気がかりな部分であります。 それで、公債台帳、町の起債を全て網羅した台帳がございます。この公債台帳全てを取り寄せますといいますか、私のところに作っていただいて、全てを私計算してみました。これからの10年、15年の、あと後の町の借金です。要するに、これからの町を担っていくというんですかね、運営するための借金、これは、今、議員おっしゃったように今がピーク、と申し上げますのは、前任者が事業を数々やっておりますが、そうすると23億円ほどのハードの部分と申し上げますか、箱物では23億円ほどお金が使われております。その借金返しといいますか、起債をしっかり支払いを進めておるというのが現況であります。 これも、あと5年から6年ほどで、ほぼ大きな起債は終了するということでありますので、当然この話も絡めてお話しさせていただきますと、5年後、6年後は大きく返済する数字が小さくなってくるということであります。 その後、町庁舎ということになるんでありますが、庁舎もその5年間の据置き期間を置くと、ちょうどタイムリーに、体が楽になると申し上げますか、重荷が少なくなってきた時点では支払いを開始できるという、大変タイムリーな期間であった、工事進行であったなと私は思っておるんです。そして、その後、庁舎の工事等が終われば、この後は大きな工事はないんです。そしたら、どんどんどんどん財政規模を縮小させていくと。 全国的に見ますと、この町の規模でありますと、40億円ぐらいがやはり一番無難な年間予算であるということも学習しておりますので、これも含めて、これからの町の財政、しっかりと出を制し、入ることはどんどん門戸を広げますけれども、出を制すという決定的な部分で財政改革等々は進めていくべきだろうと思いますが、かといって大きく住民サービスが低下するようなことのないような思案も当然していかなければならないと。また、優秀なスタッフがそろっておりますので、しっかりと取り組んでいただけるだろうと、このように思っております。 それと、余談にはなるんですけれども、財政の話の中のことなのでお話をさせていただきます。 土曜日の民報ですか、これに2022年度の普通交付税の再判定結果というのが出たんです。塙町は総額で約26億5,000万円ほど交付税が交付されております。ただ、比較するのは大変失礼なんですけれども、郡内の町村はそれよりは9億円ぐらい少ない数字で、20億円を切っているという状態であります。ですから、今の塙町、26億数千万円というその数字、これは先ほど議員がお話ししたように、職員を含めて、みんながしっかりその交付税、後で交付税を頂けると申し上げますか、まず国の支援をいただけるようなお金を使って事業を進めていると、そういう結果だろうと、私は本当によかったと思っております。 これからも、そういうふうなお金の使い方と申し上げますか、調達の仕方を進めながら、財政運営、そして町全体の運営は進めていきたいと、このようには思っております。 ○議長(割貝寿一君) 菊地哲也君。 ◆2番(菊地哲也君) 今、町長からお話しありましたが、公債台帳を取り寄せて、計算して数字を出していると。そして、この5年間が一番厳しいところだというところなんですが、今お話しあった塙町としては、標準財政規模というんですか、40億円と言われていますけれども、大体それにいずれ近づいていったほうがいいんじゃないかというようなお話があって、要するに身の丈というんですかね。身の丈の財政運営ということになってくるのかなと思うんですが、ただ、現在はその倍の財政運営をしている。そして、住民もそのサービスを受けているということで、それをどういうふうに、何ですかね、何十年かけたか分かりませんが、ソフトランディングにしていかなくちゃならないと思うんですが、その点を少しずつお伺いいしていきたいと思います。 まず、過疎債(ソフト)について伺ってまいります。 今、国では、防衛費の増額について、取りあえず国債で賄おうという話が出ています。また、今回、政府は物価高騰の経済支援として大型補正予算を組みましたが、これもほとんどが赤字国債です。次世代への借金の先送りということで、よく子供支援っていいながら、子供とか孫が結局払わなくちゃならないというようなことが、先送りが出ているわけですが、国家財政を運営していくためには、起債、借金が悪いと言うつもりは全くありませんが、国の借金、1人1,000万円と言われていますが、次世代への先送りにも限度、限界があろうかと思います。 塙町はどうであろうかと。塙町は現在、赤ちゃんからお年寄りまで、1人おおよそ80万円の借金があります。類似町村と比べても特に多いというわけではありませんが、ここで町の起債について伺ってまいりたいと思います。 まず、過疎債のソフトについてですが、従来の過疎債は、例えば道路とか公民館など、みんなで長い期間使っていくのだから、みんなで返済していこうと。償還期間も、耐用年数を基にしてやっていこうということだと思うんですが、過疎債(ソフト)というのについては、国の財政難ということもあり、拡大解釈が増え、風土・文化醸成、人材育成というものにも使えるということになっていますが、塙町の場合、毎年決まって出している補助金や経常経費に近いものにも入っているように思われますが、過疎債(ソフト)について、どのような方針または考え方の下で起債しているのか、伺います。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 過疎債に限ったことではないんですが、今、何か事業を起こすときに起案書って持ってくるんです。その起案書に、必ず今、様式をつくって、添付させるものがございます。これは財源、こういう仕事やりたいんです。私は、反対に今度は職員にお話しするのに、お金どうするのというところから始まるわけです。ですから、職員は、この事業は過疎債、そのほかもろもろ債権がありますけれども、起債がございますけれども、その内容を添付して、必ず持っていきます。そして、町の一般財源はこれだけです。それを徹底してやっております。 ですから、過疎債が増えていく。これまた条件がございます。過疎債も範囲が決まっているんですね、全国で。それで今、過疎指定の町村ですか、自治体が増えておるということで、その範囲がどんどん少なくなってきている部分もあるんですが、おかげさまで塙町の場合は、比較的恵まれておると申し上げますか、比較的順調に過疎債の利用ができておるということもあります。 そんなこともありますので、過疎債は、やはり国からの補助金と私は解しておりますので、これからも利用して進めてまいりますし、当然、7割程度の国の補助という考え方でいきますと、3割で仕事ができるということでありますから、これからも有効な利用は進めていきたいな、このようには思っております。 ○議長(割貝寿一君) 菊地哲也君。 ◆2番(菊地哲也君) 過疎債は本当、使い勝手がいいといいますか、いろんな用途に使えるわけなんですけれども、過疎債の限度額といいますか、どこまで起債していいかとか、どこまで使っていいという、国からの制約というのはあるのか、伺います。
    ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 内容的な部分でありますので、担当課長より説明をいたさせます。 ○議長(割貝寿一君) 総務課長。 ◎総務課長(江田一寛君) 議員のおただしにお答えいたします。 過疎債(ソフト)ということでおただしかと思いますので、過疎債(ソフト)には発行限度額というのがございます。それは、基準財政需要額にある係数0.51からその市町村の財政力指数を引いたものに15分の1を掛けるというようなことで、そういう算定方式になっておるんですが、それが過疎債(ソフト)の発行限度額ということになりまして、今年度で申し上げますと、基準財政需要額が34億8,104万4,000円で、財政力指数0.28ということで当てはめてまいりますと、5,330万円が今年の塙町の発行限度額でございまして、今年、実際には4年度の申請額ということになりますと、4,560万円を使っているということでございます。 議員先ほどおただしの、かなりいろいろな部分で都合よく使っているように見受けられるかと思うんですが、実際、観光であったり、高齢者の緊急通報であったり、紙おむつであったり、高齢者支援、外出タクシーであったり、本来であれば一般財源で持ち出さなければならないところを、この過疎債(ソフト)を使ったことによって、有利な補助事業的に使えるということで、その分一般財源がほかのほうに回せるということで、当然、先ほどから申し上げておりますように交付税措置もございますので、財政サイドとしてはこれを使わない手はないというふうに考えているのが、過疎債(ソフト)分はそういったことで考えて使っております。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 菊地哲也君。 ◆2番(菊地哲也君) それでは、次なんですけれども、9月の決算審査のときに財政のほうに少しお聞きしました臨時財政対策債について伺ってまいります。 国が財政難のため、交付税の不足分を地方債を発行して、取りあえず賄ってくれと、そして後で標準財政需要額に入れて交付税として国が返すからというもので、一般財源にして使えますので、ほとんどの自治体で使っていると思われます。 使っていいということなんですけれども、塙町でも、一般会計起債残高68億円のうち20億円は臨財債です。この臨時財政対策債を、塙町としては将来もらえるべき地方交付税の前倒しと捉えているのか、それとも借金は借金として赤字地方債として捉えているのか、伺います。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) 内容的な部分でありますので、説明はいたさせます。ただ、私の認識としては、当然後段で、交付税措置されると、こういうふうには解しております。 ○議長(割貝寿一君) 総務課長。 ◎総務課長(江田一寛君) お答えいたします。 先ほどの過疎債(ソフト)とはちょっと臨財債は、議員がおっしゃるとおり、意味合いがかなり違うということでございます。本来は、現金で自治体に交付すべきところを、財源が不足するということで、地方でその分起債して、借金して賄ってくれというような意味合いなんです。 町の方針としては、今まで、この制度創設以降、毎年度、臨財債は借入れを行っております。ただし、あくまで、やはり借金でございます、これは。過疎債(ソフト)はちょっと意味が違います。こちらは、あくまで地方の借金であるということで、毎年度の財政状況を最後まで見極めていって、できるだけ臨時財政対策債の借入額を最少にする、もしくは借入れを行わない。できればそういったことも選択に含めて、財政運営を進めていくということで財政担当サイドでは考えております。 議員ご承知だと思うんですが、臨時財政対策債は実際借入れを行わなくても、発行可能額に対して財政措置、交付税措置されますので、そういったことで借りなくても交付税措置はあるので、この部分は有利に使っていきたいなというふうには財政サイドで考えております。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 菊地哲也君。 ◆2番(菊地哲也君) 今、町長、課長さんからのご説明がありましたが、全くそのとおりだと思うんですが、令和4年度、今まで令和3年度までは1億5,000万円、臨財債として予算を取っていたと。今回が、令和4年度が約5,000万円、その後は大体3,000万円台になっているんですが、大幅に今は1億5,000万円から3,000万円に、臨財債を使わないとした減額の理由を改めてお聞きします。 ○議長(割貝寿一君) 総務課長。 ◎総務課長(江田一寛君) お答えいたします。 理由としては、今ほど申し上げたとおりなんですが、やはり借金は借金でございますので、極力使わない。だけれども、交付税措置がされるということで、その点は有利に使っていきたいということと、できるだけほかの財源、当然いろいろございますが、そういったところのほかの財源を見つける、もしくはほかの歳出を抑える、そういったことでなるべくは借りない方向、借りても少しの方向、ぎりぎりの方向ということを見極めて運営していきたいというのが、今回の3,000万円台への財政措置の理由でございます。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 菊地哲也君。 ◆2番(菊地哲也君) 今回の臨財債の大幅な減額、これは今お話しあったように、町の将来に大変責任ある認識といいますか、決断だと私は評価いたします。 一方で、今まで一般財源として使っていましたので、今後の町の事業、行政サービスへの影響が心配ですが、どのようにその点は考えているのか、伺います。 ○議長(割貝寿一君) 総務課長。 ◎総務課長(江田一寛君) お答えいたしたいと思います。 議員の一番最初のご質問にもあったかと思うんですが、確かに標準財政規模からすると80億円ということで、マラソンだともうスタートから全速力で駆けている状況なんじゃないかというのが、今の塙町ではないかということでおただしでございました。確かに、そういう感じがございます。 どういったことでこれから考えていかなければならないかということでございますが、今後、さらなる少子高齢化の進展によりまして、地方公共団体に対する行政ニーズは、医療・福祉分野、あるいは環境分野を中心として、確実に高まっていくと予想されます。このような中、限られた財源と人的資源をもって新たな行政ニーズに効率的に対応できる仕組みを構築することが急務であると考えています。 そこで、そのためには、従来の行政サービスのうち、必要性が低くなったものについては見直しを行うと同時に、福祉、教育、社会資本整備など、様々な行政サービスの受益と負担の関係をより一層明確化するとともに、地域住民が行政サービスの費用負担、そこから得られる受益を比較考量いたしまして、できるだけ自らの判断と責任で地域の行政サービスの水準を決定できるような仕組みに改めていく必要があるということでございます。 先ほど菊地議員さんもおっしゃったように、陳情なんかで町財政、行財政改革を進めなきゃならないという一方、やはり地域のインフラを何とかしてほしいというようなことでお願いしなければならないというような、そういった総論賛成、各論反対みたい的なところが起こってしまうのも、地方財政の特徴的な一面ではあると思うんですが、やはりこれからは、町長が未来につなぐ、この塙町を未来につないでいくんだというためには、行政サービスの見直し等も含めて、職員の資質向上、そして事務の効率化、そういったものをしっかりやっていかなければならないのかなというふうに考えている次第でございます。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 菊地哲也君。 ◆2番(菊地哲也君) そうですね。今お話の、我々は総論賛成、各論反対というような場面が多々出ると思うんですが、行政サービスについてはまた後ほど聞くとして、起債残高についてまず聞いていきたいと思います。 振興計画を見ると、公債費がずっと、令和4年度以降、大体7億円前後となっていますが、これは起債残高に関係なく、毎年7億円のを払っていくと、償還していくということでよろしいんでしょうか。 ○議長(割貝寿一君) 総務課長。 ◎総務課長(江田一寛君) お答えいたします。 計画的に返済をしていくということで、そのぐらいの額が今のほぼほぼ限度で、そのぐらいをずっと返していきたいというような考えで設定しているものでございます。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 菊地哲也君。 ◆2番(菊地哲也君) 令和3年度は、決算は11億7,000万円起債、6億8,000万円が償還と。庁舎建設の起債を入れないで、一般会計の起債残高が68億円、有利な起債と言いますが、借金は借金で、いつかは返さなくちゃならないと。せめて、次の世代へ起債残高が減っていくような、年度の償還額が起債額を上回る、借金するより返済額が多くなるように、そういうふうにしていかなければならないと思いますが、そのような毎年公債費7億円となっていますが、そのような財政見通しに立っているのか、立ててあるのか、伺います。 ○議長(割貝寿一君) 総務課長。 ◎総務課長(江田一寛君) お答えいたします。 振興計画の中で財政シミュレーションというのをしております。その中で、起債の額と公債費、歳出側の支払う額のバランスを提示しているわけなんですが、町のいわゆるプライマリーバランスというんですかね、そういったもの、借りる額と返す額、それが逆転するという状態、借りるほうが多くて返すのが少ない、そういった状態が、一応振興計画の中では令和5年度まで続くというふうに設定しております。それ以降は返すほうが多いというような計画でおりまして、そういったことで一時的に4年と5年は借りる額が多くなるんですが、6年度以降はなるべく減らしていくというようなことで計画をしております。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 菊地哲也君。 ◆2番(菊地哲也君) 本当に振興計画を見ると、4年、5年がピークと、そしてその後はなだらかになっていくということなんですが、数字的にはそうなんですが、現実には庁舎が終わっても、実際は町所有の施設の老朽化、それから大がかりな修繕ですか、あとは新たなインフラ整備なんかも出てくるかもしれないんですけれども、こういうような老朽化の大がかりな修繕なんていうのは避けて通れないものだと思うんですが、それらの事業についてはどのように考えているのか、伺います。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 当然、ある程度老朽化と申し上げますか、経年劣化してきたそういう建物、町有財産といいますかね。これは、その都度しっかり調査をした上で予算立てをして、先ほど来お話ししているような起債の中でも、過疎債等々使えるものがあれば使いながら、やっぱりいろんな方法でその対応は考えていく、こういうふうにお話はさせていただきたいと思います。 ○議長(割貝寿一君) 菊地哲也君。 ◆2番(菊地哲也君) そこで、過疎債、辺地債とか、いわゆる有利な起債と言われるものです。充当率がいいと、そして交付税措置があると言われていますが、交付税措置とされているものですね、現実としたらあれですけれども、地方交付税として確実に町へ入ってきているのか、伺います。 ○議長(割貝寿一君) 総務課長。 ◎総務課長(江田一寛君) お答えいたします。 起債の交付税措置でございますが、こちらは交付税を算定するに当たって、積み上げというような、しっかり根拠、何年に借りた幾らのやつと積み上げて、それを申請するというような形になっています。当然、国のほうでも抑えているんですけれども、国のほうから、何というんですか、これだけなんだけれども、確認しなさいみたいな形で来るんです。それを計算でざーっと積み上げていって、間違いございませんということで国にお返しして、それが交付税措置されるということで、起債の交付税措置は全額来ております。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 菊地哲也君。 ◆2番(菊地哲也君) そこで、先ほど出ていた予算規模、標準財政規模40億円が予算規模80億円やっている。これをいずれ減らしていかなくちゃならないと。先ほど言ったように、身の丈と言ったらおかしいですけれども、いずれソフトランディング、今の全速力から少しソフトランディングしなきゃならないということのお話でしたが、国の新たな施策、国がいろいろ施策する中で、補助金を当然出してくるわけです。それを利用したり、あとは町民への行政サービスや町民の、先ほど言いました新たなニーズに応えていくのは大変重要でありますが、先ほども言いましたが、その分予算規模はどんどんどんどん大きくなっていくと、大きくならざるを得なくなってくると。そして、人、マンパワーも必要になってくると。 今の時期、来年度の予算編成で大変な時期だと思いますが、今後、どのような予算編成を考えているか。先ほど、少し落としていきたいというような話がありましたが、少子高齢化が進む中、関連予算は、先ほども話しましたがどんどん増えていく、そして新たな施策、町民のニーズにも応えていかなきゃならないと。これから、予算規模はうまく下げていくことができるのか、まず今後の、来年度以降の予算編成について伺います。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 先ほど40億円が適度な予算額であると申したんですが、ただ、塙町は地理的なものもございます。かなり広範な、211平方キロという面積と、それから町道はちょうど211キロあるそうであります。これを全て実施していくということはかなりお金もかかりますので、やっぱり目指すべきは40億円であっても、それに附帯してかかるお金はそれなりに調達していかなければならないということで、やっぱりこれからも国等々に働きかけをして、交付税の措置のもっとしっかりとした交付税措置をしてもらう等々、東京で大会もございまして、交付税の話も出ました。これもしっかりと守っていく、これからも増やしていくというような立派なお話もあったんですが、それはどこまで続いていくか、また別なものではあるんですけれども、やはり今の現況をよく見極めながら、最大限有利な方法で町政運営を行っていくというものが基本かなと思っております。 今、総務課長も案を持っておるそうでありますので、お話はさせます。 ○議長(割貝寿一君) 総務課長。 ◎総務課長(江田一寛君) 今後、どういったことで減らしていけるのかということでございますが、やはり例えば一番大きなのはインフラの関係になってくるのかなと思います。正直なところ、インフラ整備に当たっては何らかの指標的なものを持って平準化、平準化といえば言葉はいいですけれども、先送りですか、少しずつ事業を送っていくと、そういったこともやらなければならない時代が来るのかなというふうに思っております。 それと、令和4年11月18日付で来年度予算編成方針というのを出しております。こちらでは、町の財政というものが普通交付税や地方債に財源依存している状況で、少子高齢化対策、老朽化したインフラ等の更新対応、高度情報化対策など、取り組むべき課題が山積しているというふうになっております。これら施策の展開に多額の資金需要が見込まれるということで言っておりまして、こういったことで財政運営の健全性や弾力性の保持を図る、これが重要だということで基本的な考えを申しております。 その中で、やはり最終的に言っているものは、業務の集約化・効率化、業務プロセスの抜本的な見直し、行政改革に積極的に取り組むとともに、全ての事業について必要性・緊急性、優先度を点検し、新規事業の創設については必ず周期を設定する。既存事業であっても、原則として周期を設け、事業廃止・休止も検討した上で、重点化、選別化を図るということで予算要求の基本とすると。そして、なお一層の財源確保に向けた取組が必要だということで、予算編成の基本的な考えとしております。こういったことで、やはり事業の取捨選択というんですか、そういったものが必要だというふうに職員のほうに通知をしております。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 菊地哲也君。 ◆2番(菊地哲也君) 今、町長または課長さんからお話しいただきまして、大変厳しい覚悟というんですか、今後の予算編成、財政運営にそういうお気持ちを持っていると、その覚悟は分かりましたんですけれども、ただ、やはり我々人間、80億円、80億円にこだわるわけですけれども、80億円の行政サービスを受けていて、そこから落としていくというのは、住民心情としてはなかなか難しいと。 我々、先ほども言いました陳情する立場としても、さっき話しました総論賛成、各論反対みたいな話になってきやすいんですけれども、しかし、これ、先ほどから町長も課長さんも繰り返しているように、どうしても歳出は今後減らしていかなくちゃならないということになれば、やはり既存の、今お話しあった、今やっている事業あるいは補助金等を見直していくということも必要になってくると思います。 ただ、難しいのは、人によっては無駄だが、人によっては必要と。結局、要らないものはないというのは、これが行政だと思うんですよね、そこが行政の一番の難しいところで。しかし、打ち出の小づちがあるわけでもないので、限られた資源で、予算が町民の生活にどのように配分され、そしてその施策ですね。効果はどう出ているのかという評価、点検をやっていく必要があるのではないかと思っております。 ご存じと思いますが、事務事業評価、最近、この事務事業評価をして、ホームページで公開している自治体が増えてきています。ある意味、行政の見える化といいますか、県内でも会津若松市では事業シートを公開しています。また、岐阜県可児市では、議会が事業評価から事業をピックアップして、決算審査ですね。そして、議会がその事業に対して、逆に提言をするということもやっているそうです。 ここで、一例を出させていただきますが、東広島市の事業シート、公開されているやつなんですが、今回、移住・定住についての質問が続きますので、分かりやすいかと思いまして、ちょっと移住・定住の東広島市で公開している、これ施策の内容がどうこうじゃなくて、こういった公開の一例ということでちょっと取り上げたいと思うんですが、こういうふうにホームページで、1事業で公表しているわけですが、簡単に、大まかに言ってみますと、事業評価シート、企業でも採用しているPDCAサイクル、これを採用していまして、まず移住・定住事業ということで、P(プラン)、計画となっていまして、地域の魅力や特色を発信し、移住者を受け入れる環境を整備し、移住・定住を促進するということで、予算額がついています。 PDCAのD(ドゥ)、執行ということで、相談窓口の設置、首都圏定住フェアへの参加、セミナー、あと情報の発信、あと定住者への補助金などが出ています。そして、指標として、定住フェアや電話、窓口の相談受付数、そしてコスト幾らかかったかとかいう数字が出ています。 そして、PDCAのC(チェック)、成果ということで、簡単に言いますと、目標世帯数をつくっておきまして、そこに実際に定住した世帯数が出ています。そもそも東広島市は立地条件がいいので、数字的にはもう、いい数字が出ていますが、そこで評価・分析として、まずは必要性という項目では、まず、市がやるべき仕事かということから始まりまして、有効性では、市の魅力の情報発信や地域活性化などで他の類似事業があるということで、コスト削減の部門では類似事業との一元化を図るべきであるというふうに出ています。 最後のA(アクション)ですね、改善。今後、移住事業では、住まいも含め、地域の理解とコミュニケーションづくりと移住者の仕事についてが重要であり、さらなる細かな対応と支援制度の拡充を図ると。 このように、簡単ですけれども、そういうふうに事業シートはまとめてあるんですが、一例ですが、この事業評価シート、事業評価、これは塙町において現在、何らかの項目、あるいは何らかのやり方で事務事業評価はされているのか、伺います。 ○議長(割貝寿一君) 総務課長。 ◎総務課長(江田一寛君) お答えいたします。 事務事業評価、塙町でも取り組んでおりました。おりましたという言い方をさせていただきます。かなり盛んにやった時期もありました。ですが、正直のところ、定着しなかったというのが本当のところでございます。なぜか。この仕事のための仕事みたいな形になってしまって、これによって物すごい時間が割かれた。これによって物すごい超過勤務が出た。非常になかなか効果としては分かるんですけれども、それのために物すごい労力とお金がかかってしまった。これでは本末転倒だというようなことで、簡単なシート、簡単なシート等をやっていったんですが、なかなかそこは難しかったということで、今、シートというものは作成していないんですけれども、基本的には最高経営会議等を位置づけている事務事業調整会議、町長をはじめとした課長というところの会議の中で、事業について検討するべきものはそこの中でもんでいるというようなことでやっておりますので、その辺でご理解ください。 ただ、長期総合計画の中でもその辺の話が書いてあるんですね。計画の推進ということで、PDCAサイクルのお話と、あと毎年の予算編成、あと振興計画のときはそういった話をしてくださいということで話しておりまして、一番評価と、これ本当にどうなのという話をするのは、いわゆる予算査定の段階で財政でやって、それと今度は町長査定、そこでいわゆるこの事業は本当に効果あるのかというような話を、議論をしているという今の現状でございます。 それと、塙町の行財政改革で、事務事業の見直しということで、先ほど議員がお話しになったような、本当に必要なサービスなのかと。町がこれは関与しなければならないのか。それと、町が直接実施しなければならないのか、ほかに何か効果的な方法はないのかとか、あと過剰なサービスとなっていないか、利用者が固定化されていないかとか、将来にわたってこのサービスできるのかといった、事業調整会議の中でそういった視点を持って話されているという状況を報告するような形ですが、そんな状況だということでご理解ください。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 菊地哲也君。 ◆2番(菊地哲也君) そうなんですね。仕事のための仕事というようなことが一番の本当ね、本末転倒になっちゃって困るんですが、塙町の場合にはこの事業シートは使わなくても、事務事業調整会議とか最高経営会議とかでそういう議論はしているということですが、要するに査定といいますか、予算額を減らす、あるいは例えば事業を見直す、補助金を見直すということは現実に、ざっくばらんに聞きますけれども、調整会議で可能なのか、伺います。答えられる範囲で結構ですので。 ○議長(割貝寿一君) 総務課長。 ◎総務課長(江田一寛君) お答えしたいと思います。 実際そういったことが可能なのかということでございますが、やはり基本は、まず課から出してくるときに、振興計画なんかもそうなんですけれども、本当にこの事業、町民のためになっているのか、課題になっていないか、そういった視点でやるように、まずはそういったことを各課でやって、そして今度はヒアリングの場で、これは本当になっているのかというような、その辺の部分を精査するみたいなことをやっているという状況で、なかなかばさっと切るというところは、やっぱり最後は町長の決断ということになりますけれども、そういったことで、やはり切るべきものは切っていくということでやってまいりたいというふうには考えております。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 菊地哲也君。 ◆2番(菊地哲也君) お話よく分かりました。そうですね。15年、20年先のためにも少しずつ、今もやってらっしゃいますけれども、準備をしていき、1つには、やっぱり先ほどシートは例えで出しましたが、財政・行政の見える化というのは少しずつ、今もなっていますが、少しずつまた進めていくべきだと思っております。 我々議会も、次の世代へ責任があると思いますので、協力していけれると思いますので、今後も機会を持ってこの話はしていきたいと思います。 続きまして、子ども第三の居場所事業ですが、6番、下重議員が質問されましたが、私のほうからも二、三質問させていただきます。 事業推進委員会が2回開催されたということですが、その議論の中で、例えば委員がこの事業で心配していること、また逆に、参考になるアイデアですか、面白いようなアイデアとか、そういうことがありましたらば、お話しできる範囲で結構ですのでお願いいたします。 ○議長(割貝寿一君) 教育長。 ◎教育長(秦公男君) それでは、お答えをいたします。 現時点ではちょっと、詳しい資料は手元にございませんので、詳しいことはお話はできないんですが、おおむねこの事業に対しては期待をしていただいているというところでございます。ぜひ、実態把握をしておりますと、やはり約40名ぐらいの保護者の方が利用させたいというふうな、アンケートに回答をしておりますので、そういった意味でも、このアンケートの結果についても会議のほうで提示をいたしましたらば、委員の皆様方からも、ぜひ、これは要望もあるので、子供たちのためにしっかりした形で進めてほしいというようなお話もいただいております。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 菊地哲也君。 ◆2番(菊地哲也君) 委員から、しっかりした形で進めていってもらいたいというお話があったと言いますが、形なんですけれども、毎回、私こだわっちゃうというんですか、なかなか議論がすれ違って終わっちゃうんですけれども、子供の困難さ、例えば不登校、経済的困窮の子、例えば親が仕事で遅い子、DVで苦しめられている子、ヤングケアラー、特別な支援を要する子、子供の困難さは幅広くて、本当に見えづらいと思うんですが、私もちょっと頭刈りに来ている子で気にしている子はいるんですが、子供の困難さというのは本当に見えづらいし、みんな人それぞれなんですが。 そうすると、役場にすると担当する課も、子供の困難さによって違ってくると思うんですよね。そうした場合、現在は生涯学習課が担当しているわけですが、来年度以降、どの課が運営責任となってくるのか、伺います。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 議員のお話、本当に危惧される部分でもあるんですが、町の中、どこの課に置くかはまた別なんですけれども、この前お話ししたように、子ども支援室で専従するチームをつくりますので、そこで対応することになるだろうと思います。 以上であります。 ○議長(割貝寿一君) 菊地哲也君。 ◆2番(菊地哲也君) 子ども支援室を創設したいということなんですが、これは例えば教育委員会とか生涯学習課とか健康福祉課とか、それを横断した室というんですか、部署ということだと思うんですが、それは第三の居場所事業専用の担当室じゃなくて、横断的な、子供のことはある程度、串刺しというか、横に通してやるという考えの下で創設されるんでしょうか、伺います。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) 今のところ、私の考え方としては、そこを子ども第三の居場所ばかりでなくて、町の中でいろんな問題ある部分を含めて、横断的に対応するということで、それなりにそのチームの人間も、ある程度しっかり学習なさっている方を充てたいなというような考えでおります。 ○議長(割貝寿一君) 菊地哲也君。 ◆2番(菊地哲也君) 私考えたんですけれども、第三の居場所事業ですが、困難な子供に手を差し伸べて、よく町長も教育長も言いますけれども、塙町の子供支援、一人も子供を取り残さないということでやっていきたいと、子供に関してはやっていきたいと、私も大変共感するんですが、一人も子供を取り残さないというところから、今の第三の居場所事業は、今の展開は子供たちのコミュニティーの場とか、地域のコミュニティーの場所つくりというんですか、そちらのほうに移ってきているのかなという、年数かかってというふうに何か自分は感じるんですけれども、行政で事業の目的が変わってくるのは当然あると思うんですが、私は、困難な子供のほうにばっかり視点がいっていると、やっぱり若干議論が微妙にかみ合ってこないというのは、軸足がコミュニティー、年齢、あと地域のコミュニティーのほうに重点が、今の第三の居場所は重点が移っているのかなと。ここ重要だと思うので、改めて伺いたいと思います。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 第三の居場所事業を立案するときに、BGの本部でお話をさせていただきました。子供だけという限られた部分ではなかなか受け難いと。ただ、1つ提案をしました。と申し上げますのは、ふだんは高齢者と申し上げますか、大先輩方のサロン的なものっていうか、社交の場であってもいい。それから、子供たちが帰ってきたらば、子供たちと触れ合う場所であってほしい、そういうふうな説明を本部でさせていただいたら、それはそういうふうな使い方で大変結構だというようなご支持をいただいたので。 ただ、これからの利用ですね。1つこんなことを、その先輩方、高齢者の方にお話ししようと思うのは、できたらばお昼、何というか、気の合った方々が集まって、いろんな材料を持ち寄ってお昼をみんなで作って、そして食べて、そして一日の大半ということはないですけれども、何時間かはそこで過ごしてもらうようなことをぜひやってほしい。 これは、その作ったもの、できたらば、次の夕方来る子供たちに食べさせるような、そういうシステムまで持っていけたらいいなということで、これからそういうふうなチームを幾つかつくって、ぜひご協力いただきたいということで進めたいということでありますので、週に3日の営業と申し上げますか、会食というんですか、しているわけですから、あと残りは高齢者の方のサロン等に使ってもらって結構だと私は思っておりますので、それは審議会の中でもぜひお話はしていきたいと、このように思っておりますので、コミュニティーという部分も大きなウエートを占めておると、こう思っていただいて結構であります。 ○議長(割貝寿一君) 菊地哲也君。 ◆2番(菊地哲也君) 今のお話で、コミュニティーの部分も随分あるということで、ただ、やはり困難な子供はいるわけなので、今度、子ども室ですか、できるかどうかはこれからなんでしょうけれども、とにかく困難な子供を、塙町の誰一人として取り残さないということは、第三の居場所事業は別としましても、今後とも築いていくようにしていただきたいと。我々もその点は十分に協力していきたいと思っております。 それで、最後ですが、庁舎建設による経済効果ということで、4番、吉村議員が下請業者の件で質問されましたが、例えば県南建設事務所管内というお話がありましたが、もしこれ、地元業者へ下請要請があるとすれば、民間なんですけれども、どのようなルートでいくんでしょうかね。民間から民間ということになってくるのか、下請に依頼が来るというのはどういうルートが考えられるのか、お聞きします。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) 前回ですか、前の質問のときお話はしましたが、直接町が関わるということは難しいと申し上げますか、それはないと言っていいと思います。これは民間同士の話合いで、当然金額的なものもございます。それから、見積り等々があって、そして話合いが出来上がっていくものと思っておりますので、その辺は担当課長、どうですか、そういう話で大丈夫ですか。追加しますか、何か。 以上であります。 ○議長(割貝寿一君) 菊地哲也君。 ◆2番(菊地哲也君) それですね、先ほど執行業者は民間なんですが、町内、宿泊するかどうかもあるんでしょうが、また昼食、燃料など、いろいろ日用品とかそういうものも出てくると思います。そうした場合、町として例えば商工会、あるいは各商店会、事業所と連携して、町が積極的にですね。相手は民間といいましても、積極的にコミットしていってもいいのではないかと思いますが、この辺について伺います。 ○議長(割貝寿一君) 時間ですが、延長しますか。 ◆2番(菊地哲也君) 大丈夫です、これだけ、すみません。 ○議長(割貝寿一君) じゃ、回答の。 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 おただし、これは各分野への経済効果ということでやろうと思います。最も単純に考えますと、町内の飲食店、宿泊等施設ですか、これは直ちに経済効果が生じる、このようには考えております。また今、議員お話のガソリンスタンド、燃料等々もそれなりに波及効果はあるだろうと思っております。 また、建設に関わる地元の下請業者、これ参考までにお話しさせていただきます。下請業者といたしましては、建築、電気設備、機械設備、それから資材販売など、先ほど話したように、金額の面での売上げがございますので、確実ではないんですけれども、契約となればかなり大きな経済効果は出るだろうと。 そして、商工会とか、そういうふうなところで動いてはどうかというお話もあるんですが、これはこれで投げかけはしていきたいと思っております。 ○議長(割貝寿一君) 時間ですので、まとめてください。 菊地哲也君。 ◆2番(菊地哲也君) 大変ありがとうございました。 これをもちまして、2番、菊地哲也、一般質問を終わります。ありがとうございました。 ○議長(割貝寿一君) これで、2番、菊地哲也君の一般質問を終わります。 休憩します。               休憩 午前10時07分               再開 午前10時20分 ○議長(割貝寿一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。--------------------------------------- △青砥與藏君 ○議長(割貝寿一君) 次に、8番、青砥與藏君、登壇願います。 持ち時間は11時10分までです。 青砥與藏君。     〔8番 青砥與藏君登壇〕 ◆8番(青砥與藏君) 8番議員、青砥與藏です。 今日は、国土交通省特例の自家用有償旅客運送、公共交通の話をさせていただきます。このことについて質問いたします。 過疎化による路線バスが廃止され、住民の足となる交通網をどのように維持していくかは、中山間地区を抱える自治体の差し迫った課題です。 塙町では田代地区など、また、那倉・片貝地区の路線から少し離れたところの地域が多く点在しております。この地域の公共交通を確立する必要は差し迫っているものと考えます。そのほか、高城地区とか東河内、西河内、それから町うちの中でもそういう状況はあるわけです。 何回かお話しさせていただきましたけれども、秋田県の横手市では、住民自身が運転するミニバスを走らせることで交通網を維持しているという話をさせていただきました。このコミュニティバスは、トヨタから横手市に無償提供された7人用の車で、これを2人の運転手が交代で運転し、奥が30キロほどある運行区間なんですが、これを月水金、週3回運行するというようなことを、料金200円のところが700円、1回で200円、700円でやっているということです。金額的には安い料金でやっているので、利用者からは「安くてよかった」、そんな話があるようです。 塙町では、デマンドタクシー実証実験など、10年前からきっとやっていると思うんです。ここから得られた結果、データが蓄積されているかと思いますが、今日はこのことについてということと、蓄積されたデータを確認するということと、来年度から田代地区で運行したい、そういう町長の計画があるということで、このことについて深掘りしていきたいなと、そういうふうに思っております。 最初に、今までの実証実験で押さえておかなければならない重要な項目、重要な内容、そんなものを確認したいと思います。 また、来年から始まる田代地区の実証実験の結果などについてもお聞きしたいと思います。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 内容的な話でございますので、担当課長より説明をいたさせます。 ○議長(割貝寿一君) まち振興課長。 ◎まち振興課長(吉成知温君) 青砥議員のご質問にお答えします。 先ほど塙町の公共交通活性化協議会、こちら法定協議会と位置づけられておりますが、そちらのほうでこれまで交通空白地域、また、路線バスの運行が少ない地域の実証運行をやってございます。平成25年度から田代、那倉のデマンドバスの実証実験運行、26年度につきましては常豊地区のデマンドタクシーの実証運行、27年度が田代・那倉地区のデマンドでのタクシーです。こちらの実証運行のほうをやりまして、その後、タクシーの実証運行、また、町内全域のタクシーの実証運行ということで、今、高齢者支援のほうのタクシーの運行に入ってございます。 本年度、度々議会のほうでもお話しさせていただきましたが、いわゆる交通空白地域になっております田代地区、こちらの実証運行をやろうということで計画をしてございました。時期的には11月からの実証運行を計画していたところでございますが、こちらにつきましては大手バス会社とかタクシー事業者、こちらのほうに依頼をしたところでございます。 ご存じのように、コロナ禍で人手不足、また、従業員の新型コロナ感染リスクというものがありまして、試験運行ができないという状況にございました。 県内でも本年度、塙町同様に10地域、実証予定であるとお聞きしております。やはり、塙町同様の理由により、今年度、県内の他の地域については実施が困難であるというような情報を県のほうから受けております。 町のほうでは11月、先月、町内のバス会社のほうにお願いをいたしました。交渉の結果、実施が可能となりましたので、運行方法につきましてはドア・ツー・ドア型によるデマンド運行、実証運行期間が来年の1月から2月、2か月です。運行日が、平日運行の平日2日を予定してございます。午前8時から午後4時までと。今回、実証運行でございますので、運賃は無償ということで、予約時間は前日の17時までに、電話での予約になります。 実証運行するに当たりまして、やはり電話の予約のオペレーター、必ず必要になってきます。こちらの部分を、運転手の人件費、オペレーターの人件費も含めて、今後検証して、次年度の方に実施していくような形になろうかというふうに考えてございます。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 青砥與藏君。 ◆8番(青砥與藏君) 私質問したのとちょっとずれているかと思うんですが、今まで、平成25年から始まった内容について、どんなものが足りなくて、実際、実証実験だけで終わってしまったのか、ここから次の一手に必要なデータになるんであろう、そこをちゃんとしているのかどうかというのは、私は大事なことだというふうに思っているんです。 残念なことに、12月のこの時点で、田代の実証実験は進んでいて、来年、令和5年度から行いますよという話が進んでいるもんと思っていたんです。春からこの騒ぎは私のほうの一般質問でもやっていたもんで、何とかやっと形になったなというふうにちょっと喜んでいたことなんですね。 田代地区の人、ちょっと奥で那倉の呼石の人らも、実はこのコミュニティバスの事業が期待していたし、喜んでいたんですよね。来年はきっと大丈夫でしょう、そんな話ししたもんですから。ただ、コロナの影響だというふうに言われれば、やむを得ないのかなというところもあるんですが、コロナと言えばまあいいのかなという話で決着つけられては、本当に事業ってできないよねっていうことがあります。 今日は、現実、実証実験が行われていないという話であれば、私の質問もちょっと変えざるを得ないという話になるかと思うんですが、取りあえず私がちょっと確認したかったことがあります。それは、田代地区はやりますよといった話が、どういう形で、どういうエリアで、どういう人らを対象にやっていこう、地域エリアですね。そして、その地域エリアの中に対象者がどの程度いるのか、そんな話は数字的に確認しているのか、確認します。 ○議長(割貝寿一君) まち振興課長。 ◎まち振興課長(吉成知温君) 本年度、実証運行を予定しております田代地域ですが、やはりこちらにつきましては高齢者対象ということで、当然、病院に通院するときとか買物とかに使用していただくという予定でございます。そちらにつきましては、田代地域全般、ドア・ツー・ドアですので、申込みのあった方を対象という形で考えてございます。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 青砥與藏君。 ◆8番(青砥與藏君) 私が聞きたいのは、このエリアでコミュニティバスを事業としてやり切れるためには、対象者がちゃんといるのかどうかというのがまずベースになるはずなんですね。次に、このエリアを運行するときに、どのぐらいの距離数を動かないと1往復できないのか、それが見えてくれば、次にそれに係る予算はどうなのか、こういうのが基本が出てくるんです。対象者をこれから調べますよでは全くできていないということです。これは本当に考えてください。 対象者がどの人か、これはもう見えているんです。65歳以上の高齢者で足が悪くて、免許証を返納した、または免許証を持っていない、なおかつ息子には頼れないから、やっぱりコミュニティバスを使いたい。そういう話でいえば、対象者が50人いても、実際コミュニティバスを利用するという人は半分の25人だよ、そんな数字になっていくわけです。それをベースにどこまで運行するかという話になったときに、予算規模が見えてくる、経費が見えてくる、これはもう当たり前。 そこが、福島交通にお任せしましたという話になれば、これは福島交通、あのでかいバスって中型バスっていうんですか、40人ぐらいのバスで運行するという話であれば、私らが町長と打ち合わせしてきた話とは全く真逆の話になっちゃうんですね。7人乗りぐらいで、おばあちゃんがいる沢に入っていって、100メートル入ったところまで行って、ドア・ツー・ドア、まさにこれをドア・ツー・ドアというんです。こういう形をやろうじゃないか、言っているわけです。 大きな通りまで出てきてくださいと言っているわけじゃないんです。ドア・ツー・ドアというのは、おばあちゃんにほとんど歩かせなくても済むんだよという、出口まで行くよというぐらいの話で考えれば、10人乗りじゃなくて、7人ぐらいの小さい、ショートタイプというんですか、どこでもくるっと回れる、そんな流れで考えればいい。そういうベースをつくらないと、うまくいかないというふうに思うんです。 私は、いろいろ企画してみて提案しているんですが、今日はここまで、実証実験していなかったという話になれば、あとはどんな形で運行管理をするかという話は、ここではできるかなと思うんですが、町長、これ、誰が管理したほうがいいのか。こういう企画というか、どういうふうにしていくのがいいんですかね、質問します。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 まず、議員お話の、対象者云々というお話でありますけれども、これは、町としてこういうふうな事業で、こういうバスを運行させますという前提を提示して、その後に利用者として、私は利用したいという人を掌握するというのが基本かなと私は思っております。 そして、この運行云々ということであるんですけれども、これはいろいろ考えてはいかなければならんとは思うんですが、やっぱりこの町の一番特性といいますか、マイナスになるかどうか別なんですけれども、奥が深いということで、かなり走行距離が大きいというふうなハンデもございます。そんな中で、しっかりと対応を進めるとなれば、やはりいろいろ試行錯誤しながらやるだろう、やっていかざるを得ないだろう。 町としても、できる限り予算的なものも含めて担っていかなければならないということで、どこを対象にというんですか、その主体にやるんだということになれば、やはり事業の発足までですか、発足というか、事業のスタートまでは町がしっかり担っていくべきだろうと。その後というのは、その時点でまたしっかりと議論されるべきでないかと、このようには思っております。 ○議長(割貝寿一君) 青砥與藏君。 ◆8番(青砥與藏君) ちょっとよく分からないというか、もっと、骨格は町長が本当はつくってもらったほうが私はいいと思っていたんです。実は、この事業って、逼迫した交通問題は多くの自治体で取り組んでいるんです。でも、実は、思ったように利用者が増えていないというのが現実なんですね。 これは何かというと、やっぱり地域には、住民感情とか生活実態っていうんですか、そういうことがあるので、これに対してやっぱりちゃんと聞いて、そのニーズに応えられるようなシステムというのをつくり上げていかないと、誤解だけで進んでしまうと、じゃ私使わないと、こういう話になっていっちゃう。使う人に対して、あんたは使うのかとこう言って、クレームつける。そんな話で、みんなで潰しにかかっちゃうなんていうそんなところまでいっちゃうということがあるんです。 だから、そこをきちっとやって、計画的に、そして持続可能な形でこれもやっていくという話であれば、やっぱり地元の人が中心になってやっていかなきゃならないことは事実なんです。地元の人がやれば、1人欠けても、隣、次の人がこれを維持していくという話になっていくんだ。だから、地元中心型で物を考えていくという必要はあるかと思う。 課長が気を回してくれていると思うんですが、やっぱり地元に声をかけて、そのことについても地元の人の意見を受け入れて対応しますよという話は基本的なんだろうと思う。行政はどっちかというと、サポート側に立って、そうですね、それじゃ、そこはうちでやれますよ、そこはちょっと難しいですね、そんな形でくみ上げていかないと実は難しくて、余しているところも結構ある。むしろ、大きいところは余さないで、予算どんどんつぎ込んでいってやっていけるという話があると思うんです。 うちの場合は、誰も乗っていないこのバスを運行するということが本当に理想形なのかというところから始まったと思うんです。乗車が、誰も乗っていないバスを運行している、今でもそうなんですが、1人乗っているかゼロかぐらいのバスが毎日走っているんです。これは、補助金が国から来ているから走っているという話なんですが、こんな無駄なことはないよね。 もっと理想形のことがないかというと、やっぱりドア・ツー・ドアでおばあちゃんの目の前まで行くからと、こういう話になる。これは、四、五年前から見たら、もっと加速度的に進んでいるんですね。昔は、隣のおじいちゃんが免許を持っていたから、それに頼りましたよという話が、そのおじいちゃんが免許返納しましたという話まで出てきているんです。そうすると、本当に息子が帰ってくる日曜日しか塙に行けないよという人が出てくるんです。そのときには厚生病院は休みなんです。 だから、こういう現実もあるということを前提に考えれば、タクシー利用券というのが出ているので、これも皆さんから支持されているとは思うんですが、片貝の人、4回使えないんですよね。往復でいうと3回使えるかどうか、2回半ぐらいかもしれないというぐらいの話なんです。魅力はあるんだけれども、1年間は使えないんだっていう現実もある。この辺をコミュニティバスで対応できないかな、そんな話。 3,500万円ほど使っている生活バスというのを、振り替えればコミュニティバス5台ぐらいの運用費用は出てくるよね。私は、横手が600万円で始まったやつが400万円でやっていけますという話を聞いたときに、もうちょっとうまくやれば、350万円ぐらいまで落とせてやれるのかななんていう話、これ行政の負担の話です。全体的に500万円ぐらいでできればいいなという話でいたんですね。 最終的に、もう一度確認します。管理者は、きっと地域の人では無理です。それは、事務方でなければならないと思うんです。そうすると、おのずと社会福祉協議会とかシルバー人材センターとかというところ、または商工会というのもあるのかもしれないですけれども、こういうところが事務方を行わなければならないと思うんです。その中に地区の代表者、区長さんとか老人会の関係者とかというのが交ざって組織化していくという必要があると思うんですが、この辺の組織構想については、町長、どういうふうに考えますか。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) 先ほど申し上げましたように、出発点というんですか、そのスタートと申し上げますか、組織の立ち上げは行政側に関わることは結構だろうと思います。その後です。その運営状況になったときに、そういう方々にご参集をいただいて、そしてその取り決めを行っていくというふうな方向が一番無難かなとは思っております。そういうふうなことで考えてはおります。 ○議長(割貝寿一君) 青砥與藏君。 ◆8番(青砥與藏君) 私も今言ったばっかりの話で、町はサポート役に徹したほうがいいという話をしたので、確かにそういう形でもいいのかな。ただ、腹案という形では、町長がこういう形というのがありますねというのはきちっと持っていないと、事業って進まないような気がします。この話はここまでにして。 方向性という流れで、維持管理費の負担率をどのような形で考えていたのかというところの質問をしたいと思います。 事業を行えば、横手ではトータルきっと500万円ぐらいの話だったと思うんですが、町の負担はどのぐらいまで出せるのかという話。横手では400万円、塙では300万円ぐらいだったら何とかなるかなというふうには私の試算なんですが。 そんな話で、利用者が幾らぐらい、そして高齢者利用者の以外の、緊急にコミュニティバスを使いたいという高齢者以外の利用者、そんな話もあると思うんですね。そんな費用負担というのをどういうふうに町は見て、実証実験に対応しようと思っていたのか、お聞きします。 ○議長(割貝寿一君) まち振興課長
    まち振興課長(吉成知温君) 利用者の負担と町の負担という関係でございます。 振興計画の中でも計画のほうでご説明させていただきましたが、令和5年度、令和6年度700万円の予算の計画をしてございます。これは、あくまで、先ほど議員おっしゃられたワゴン車タイプの車両購入に400万円、人件費等係る経費に300万円ということで、2か年計上してございます。 利用者の負担でございますが、これもご承知のように、多分、旅客有償運送法上、バスまたはタクシーの価格より高く設定できないということになります。というのは、青ナンバーではなくて白ナンバーで多分運営するような形になりますので、そうしますと、それ以下になるということで、それ以下の設定ということで、バスの距離の料金と併せて、そこら辺については今後検討しなければならない。 当然、交通空白地域、点在している家が多いので距離も長くなるとは思いますが、その辺も含めて、料金の設定は今後検討しなければならない課題だというふうに考えてございます。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 青砥與藏君。 ◆8番(青砥與藏君) 私の試算というか、おおむねというか、ざっくりなんて言うと、前の総務課長に怒られちゃうかな。ざっくりなんですが、1日8時間、時給で1,000円という運転手がいるとすれば、1日8時間で1週間でという単位で運行する。そして、それを300日という話でいうと、年間で240万円ぐらい。それに何かかにか、ちょっと手当をつけるとかという話であれば、10万円ぐらいつけるというんだったらば260万円ぐらいかなというふうに思っています。 これで考えると、次に予算で考えると、燃料費なんですよね。車両本体というのがあるけれども、車両本体が、私的には、国から全部頂けるもんだということを前提にしていた話があったんですが、次に経費でいうと燃料費、燃料費は70万円ぐらいだったら上がるかな。値段がここのところ、ガソリンの値段が上がっているので、ちょっとどうも頭が、どういう計算式にすればいいのか、ちょっと頭痛いところがあるんですが、大体70万円とか80万円ぐらいだったらば何とかなるのかな。 そうすると、500万円の予算でいくと、60万円、70万円ぐらいの予算が浮いてくるんですね。これは、事務費だったりメンテだったり、車検だったり保険だったり、そういう予算で組み込めるとすれば、町の負担金というのは1台当たり300万円ぐらいでやっていけるのかなというのが私の試算です。 ほかに、これを田代の話でいうと、田代と呼石、そして鳩ノ宮、その辺まで平均で30キロという単位ではやり切れると思うんです。これを2往復するか3往復するかによって、燃料費の話も出てくるんでしょうけれども、平均して2回、遠いところへ行ったら2回、近いところだったら3回という話が可能だと思うんですが、こういう予算の規模でいっても、大体全体で500万円または五百二、三十万円ぐらいのところで、総額でやっていけるんだろうという私は試算していた。 対象者になる人は、きっと35人ぐらい、全体で60人ぐらいいるっていうふうに見ていたんです。その中で、コミュニティバス使いませんよと言った人が35人ぐらいかなというふうには思っているので、この予算でいうと、利用者から200万円弱ぐらいの負担金が出てくれば、もうこれは十分やっていけるんだなというふうに思っていたことなんです。 おおむねやるかやらないかだけの問題が最後に残っていたんじゃないかなと思っているのに、コロナだということで全て放棄しているという状況では、地域の人に何と言っていいのかな。私も頭下げなきゃならないのかな、来年はやりますよと言った都合上、何て言っていいか分からないんですが、町長は何て言うつもりでしょうか。少なくても、来年はやりますよと言うか、もう来年にはオーケーでしょうという話はしたかと思うんですが、この辺の話でいえば、責任を持って対応して、応えてもらいたいと思います。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) これですね、実証実験等々、私も報告は受けておるんですが、やはり完全に完結されておるわけではないということで、まだまだ修正しなきゃならん分もあるということで、これからも実証実験という形で進めていくということで考えてはおります。 実際に運行するとなれば、まだまだ諸問題が出てくるだろうということで、私も基本的にはできるだけ早く走らせたいなとは思っておるんですね。ただ、資金的な面、それからあれですか、人材と申し上げますか、運転を敢行してくれる方等々、ただ、昔、多分議員も同じような話し聞いているだろうと思うんですけれども、田代地区で、地域でバスというんですか、乗用車というのか、どういうふうな車両かは確認は取れないんですけれども、その車を利用して田代地区の方が、その地区の方々を送り迎えしたというような話はあったんですね。それをしばらくの間やっておったという話がございます。ただ、自然消滅的になくなってしまったみたいですけれども。 ですから、本来であれば、地域の方でそういうふうな方がいらっしゃって送り迎え、必要なときにそこへ電話して、そしてそのバスの運行計画を立てて、そして何時頃行くよというような話をしながら、一人一人利用者のところを回って便宜を図るというようなことが実際にできれば一番いいなとは思っておるんですが、これも含めて、そこの辺の溝は埋めていきたいなと思っております。 ただ、まだ実証実験という段であるということでありますので、いつ幾日こうしたい、ああしたいという話は、今ここではちょっと差し控えさせていただきたいと思います。 ○議長(割貝寿一君) 青砥與藏君。 ◆8番(青砥與藏君) 私もちょっと、先どうしていいか分からない話になってきた、現実の話。事業するときに、どういうふうに立ち上げていくかというのは一般的に担当者が、こういう、この項目については何月まで、この項目にという工程表を作るんですよね。整備課長なんか特技になっていると思うんですが、工程表というのを作って順次やっていくというのが一般的だと思うんです。そうじゃないと、多くの人を巻き込んでやっていくのに無理が出てくる、それだからこそ工程表というのを作って、みんなで共有しながらやっていく、これはもう当たり前。 今、この現在、実証実験をやって、やっていくよという予算はつくり上げてあるわけですから、あとはこの残り、今年度残りに何ができるかということと、5年度にスタートが切れるかという話になると、もう無理でしょうそれは。というのは、車両がない。でも、今から車両の手配もしなきゃならない。今、1年かかるなんていう話も出てくるわけですから、このことについても少し気合を入れて、みんなでやっていかないとならないよね、思っています。 私は、試算表というのも作っておりまして、ぜひ吉成課長から声かけられれば、私もできるだけ対応していきたいなというふうに思っています。本当に将来のことを考えれば、分かっているやつは、やっぱり一歩一歩ちゃんと着実に事業が展開されていくというのは大事なことですよね。そういかないと、何かずるずるずるずるやっていても結論が出ないという話になる。 ちょっと話は見えないものの話になっちゃって、ちょっと残念ではあるんですが、この先、まだ3月まで時間があります。令和5年にはスタートは、ちょっとこの状態では無理なんだろうと思いますが、打合せ等々、次の段階のステップにつなげられる時間はまだまだあるというふうに思っていますので、どうでしょう、町長、3月までもう少し事務的なところで、私も協力します。やっていきたいと思っているんですが、いかがでしょうか。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) 今、議員おっしゃるように、断言するのはなかなかこの場では厳しいということであります。 それで、実証実験やるわけですから、その中でまだ拾い出すものが出てくるだろうと。しっかりと実証実験の中で、これから先々のことを見極めるような方向で進めていきたいと思っております。それは、担当課にもよく指示はしておきたいと思います。 ○議長(割貝寿一君) 青砥與藏君。 ◆8番(青砥與藏君) 公共交通の話は、最後の1点だけ確認します。 実証実験は、どのような車両をもって実証実験に当たっているのか、確認します。 ○議長(割貝寿一君) まち振興課長。 ◎まち振興課長(吉成知温君) ご質問にお答えいたします。 先ほども申し上げましたが、令和5年、来月の1月から2月までの2か月間、実証試験でございますので、一応平日2日の運行を考えてございます。 車両については、レンタカーのワゴンタイプ、運転手は町内のバス事業者ということで、プロの方に運転をしていただくということになっております。ただ、こちらも、やはり予約方法、電話でやるようになりますので、前日までに電話で予約をいただくと。そちらの場所を確認して、次の日、ドア・ツー・ドアでご自宅の前までいけるような体制で考えてございます。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 青砥與藏君。 ◆8番(青砥與藏君) 最後と言いながら、ちょっと気になったので一言だけ。 高齢者という人がこれを利用する人の対象者になるわけですから、多くの部分では。この人って、自らあしたのスケジュール組めない人までいるんですね。本来は、運転手があした厚生病院に行くんですよね、9時の予約を受けているんですよねっていうところまで運転手が事細かに対応してもらうと、これ利用者は必ず減らないで、逆に増えていくという流れになるかと思う。これを、あんたが予約しなかったから、なかったことにしちゃったよなんていったらば、これは全然進まないですよということは頭の中に入れて対応していただきたいというふうに思います。 次に、DX(デジタルトランスフォーメーション)についての話です。 私、この前、江田課長が細かく説明していただいて、特に大きな問題はないんだなというふうに思いました。具体的な話でいうと、私を越えて、それぞれの課が、それぞれの課長がきちっとやっているんだなというふうに感じ取りました。 ただ、心配事として、DXなぜ始まったのかというのは、もう一度皆さん理解していただきたい。2016年に、実は2025年、あと3年後ぐらいにあるわけですけれども、このとき、日本の労働人口がぐっと急変して下がるんですね。このときに、労働者がいない社会をどうするんだという話になったときに、産めや育てやと言ったって、それはもう無理だよという話になってきて、じゃあ、どうするんだと。ITを利用して、その部分をカバーできないかという話が出てきて、2018年ですか、あの頃に国会でも議論されるようになってきて、今、地方公共団体でもDXについてちゃんと勉強してほしい。それは、2025年という問題をクリアするためにということが前提になっているんですね。ここは皆さん十分承知していただきたいということを私確認したかったということで、一般質問の中に入れさせていただきました。 町長、このことについての意識というか、考え方というのをお聞きしたいと思うんですが。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) 今、何ですかね、世の中の流れと申し上げますか、そういうふうな中での事業執行、事業推進ということでありますので、私は基本的にこの方向で進めるべきだろうとは思っております。詳細について説明させ……     〔「課長と話しして、十分承知しました」と言う人あり〕 ◎町長(宮田秀利君) あ、了解。じゃあ、私はそういうふうな考えです。 ○議長(割貝寿一君) 青砥與藏君。 ◆8番(青砥與藏君) 実際の話、各課で何をスタートしていくのかというのは、まだ見えていないものも実はあるんですよね。やってみないと分からないみたいなものが実際はあるんです。でも、やってみると、こういうことかというところも見えてくるんだろうと思います。 かなりDXについての資料はネットで配信されております。脱ハンコ化、ウェブ会議、RPA、それからアプリの開発、オンラインの接客、マーケティング、モニタリングなどなど、項目的にはめちゃくちゃあるという話の中で、行政がどこをスタートラインで、何から始まるかというのはなかなか難しいものがあるし、本当に必要かどうかという話もあるだろうし、難しいものがあるんですが、ぜひチャレンジしていただいて。 前、吉村議員が、これから持続可能な行政ってどうあるべきかという話があったと思うんですよね。それは、まさにパソコンを利用することで人材を増やさなくてもやっていけるというやり方をしないと、やっぱり行政難しくなっていっちゃうよねという話につながっていくと思うんです。私もそこは訴えていきたい。 職員の数を増やさなくても済むように、DXをうまく利用することで乗り切っていくという方向を模索していってもらいたいというふうに思っているんです。 今日はこの辺でDXの話は終わりにしたいと思うんですが、ぜひ皆さんで、みんなで協力してやっていかないと、この町はやっていけない。 さっき金澤議員が、哲也議員が、将来のことは心配ですよね。なぜ。財政が逼迫しているというのは、もう誰もが分かっているんです。80億円の予算を組む町でもないのに、80億円を予算組んじゃっているというのは、やっぱり過去の借金が大きい、そして過去の事業を継続しなきゃならないという、そういう負担が大きいからやっていく。 実際、町長は苦労しているのは重々承知なんです。経常収支が、きっと町長が始まったとき97だったと思うんです。もう異常事態なんです。この状況から、今80台まで下げたんです。しかし、ここから下げるのは一苦労じゃないよ。それは借金というものが頭にあるから、下げられないという現実もあるので、ちょっとDXから離れているような言い方するんですが、将来のことを考えると、こんなことも含めて考えていかないとならないよねということで、各課長にはお願いしたいというふうに思います。 3番目の行政の維持管理について質問したいと思います。 この状態でいくと、ちょっと早めに終わるかなと思うんですが、少子高齢化の影響で、区の維持管理は大変影響を受けています。それは、空き家になる、高齢者になるとすると、区費が下がっていくんですね。高齢者に満額もらえるような話って意外とないので、うちの区では下がっちゃうんですね。それが全体に増えていかない、減っていく、そんな話になっていくと、実は赤字になる可能性はあるよねというような話はあるんです。 たまたま去年、おととしもですか。コロナの影響で事業が推進されなかった、やれなかったということで、たまたまこのお金は残ったという話はあるんですが、通常のベースでいえばもう赤字になっているんですね。ここで、町長には一度、行政の仕分け、区分け、組替えというのは考えてもらえないですかねと言ったらば、それはそれぞれの行政区で検討するのがいい、我々が上から目線みたいに、こうやりなさいなんていうような話しできないよねっていう話はしたかと思うんです。私もそれは当然だと思う。やっぱり、行政区のほうでそのシステム、仕組みをつくり上げていくべきなんだろうと思うんですが、でも、行政側のほうが検討する必要はあるよねって一言言っておかないと、区長は動けないという現実もあるということだけは私は思っているんです。この辺は、町長はどのように考える。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 私も大字塙でもう何十年も暮らしております。その区の仕分けというんですか、それぞれの区の何ですか、独立性っていうか、変なあれがあるんですね、仕分けが。ですから、合併するというのはかなり難しいだろうと基本的には考えています。ただ、このような経済状況と申し上げますか、急速な人口減等々含めて、いろんな状態の中では行政区の再編というのは当然、ある意味で避けて通れない部分であるかとは思います。 ただ、今お話ししたように、町として関わるというのはかなり難しいという部分もございますので、連合区のほうに投げかけをして、その連合区の中で、できたれば区の再生のための再編成のための組織というんですか、協議会みたいなものをつくっていただいて、そこでもんでもらうということはあってもいいかもしれないですね。そして、例えばそうすれば、議員がおっしゃるように、住民自らが意思として表示できるということで、そうなれば町としては当然それに相合わせて、行政区の区割りを変えるということは可能かなと、こんなふうには思っております。 ○議長(割貝寿一君) 青砥與藏君。 ◆8番(青砥與藏君) ここでこの話を持ち出したというのは、いずれは議会だよりの中で、多くの人が見るかどうかはちょっと難しいものがあるんですが、議会だよりの中で再編成可だという話。可能ですよ、町長も、それは地域で検討してやってくれるならば、それに町は対応しますよという話でいくと、見えるものが出てくるんですよね。きっとそういうことなんだろうと思うんです。 区長が今年この話を持ち出せるかといったときに、持ち出せなかった区長がいたとすれば、こういう再編成も可能だよという話のきっかけづくりというのができるといいのかな。今年に限らず、来年がそういう起点になるような形になればいいのかなというふうに思っております。 次に、回覧板の話、ちょっとさせていただきます。 実は、去年、私は区長で、回覧板の回収が、めちゃくちゃ戻ってくるやつが多いやつがあるんですよね。これは本当に必要なのかな。回覧という形で出せばいいのに、1戸1枚ずつって配ったやつが戻ってきちゃうやつがめちゃくちゃ多いんですよ。これは、どこかで無駄だなという言い方と、それから何か対応策ってないのかな、そういう思いが実はあるんですが、これ、町で何か議論した話ってありますか、質問します。 ○議長(割貝寿一君) 総務課長。 ◎総務課長(江田一寛君) お答えしたいと思います。 私の地区でもやはり、私は最後のほうなんですが、抜かない人が結構いらっしゃいます。そういう実態は把握しております。 基本的にそういった、まず回覧を減らそうということで、そもそもIP告知システムというものを構築したわけでありますが、やはりいろいろな組織でもっと詳しく知ってほしいとか、いろいろな活動内容を知ってほしいとか、そういったことでいろいろな活動報告であったり、何々だよりであったりというのが出ていって、それを回覧というか、配布してほしいということで出すんですが、人によっては必要ないということで取らない。これがなかなか、せっかく出しても取らないという、非常に発行したほうにとってはジレンマかもしれませんけれども、そういった、やはりそれぞれの組織の状態をお知らせしたいというお気持ちは察してあげるしかないのかなというふうには現在のところ思っています。 あとは、できるだけやっぱりIPのほうに集約したいんですけれども、なかなかそれも全戸入っているわけではございませんし、人それぞれいろんな考え方の中で町民の方、生活していらっしゃいます。IPがうるさいという方もいらっしゃいます。いろんな人がいらっしゃるのがこの町であって、その辺をクリアしていくのが町の行政課題なのかなというふうに思っております。もうしばらく、ちょっといろいろ検討したいと思いますので、そういったことでご了解願いたいなというふうに思います。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 時間ですので、まとめてください。 青砥與藏君。 ◆8番(青砥與藏君) 最後にします。 今言ったのが、実は正しいんだろうと思うんですが、でも、いかんせん、戻ってくる量が多いんですよね。じゃ、これ回覧にしちゃっていいんじゃないかって、回覧にすれば10分の1ぐらいになるんですよね。この辺も、連合会の集まり、区長会があったときに、皆さんどうですかねという話も含めて、ちょっと検討する項目としてお願いしたいと思います。 以上をもって私の一般質問を終わります。 ○議長(割貝寿一君) これで、8番、青砥與藏君の一般質問を終わります。 休憩します。               休憩 午前11時11分               再開 午前11時25分 ○議長(割貝寿一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。--------------------------------------- △吉田克則君 ○議長(割貝寿一君) 次に、9番、吉田克則君、登壇願います。 持ち時間は12時25分までです。 吉田克則君。     〔9番 吉田克則君登壇〕 ◆9番(吉田克則君) 9番、吉田克則です。一般質問をさせていただきます。 まず冒頭に、町長の説明責任というか、どこの市町村長も新型コロナウイルスに感染した旨、新聞報道等で発表しております。それで、公務復帰は何日を予定しますということで、皆さんも新聞等で見ていると思うんですが、なぜ塙町町長は新聞等での発表というんですか、これは発表する義務があると思うんですが、なぜコロナに感染した旨の発表はしなかったのか、まずお聞きしたいというふうに思います。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 あれですね、発表する云々というお話でありますが、罹患して、私は当事者でありますから、当然、役場総務課等に電話をして、こういうわけだ。あと、対応どうするか、相談しながら進めましょうよということでお話はさせていただきました。ただ、その後の対応ですね。これは、議員お読みになったかどうかあれなんですけれども、ホームページにはちゃんと載せております。ただ、報道発表というんですか、それだけはやらなかったというか、あれですね、ほかの自治体でもそういう例もあったので、この流れですか、新型コロナ、それが首長が罹患したものの対応というのは、世情と申し上げますか、国の方針、県の方針を考えますと、罹患者数等々も今は全然つかめないという状況でありますから、つかめないと申し上げますか、発表しないという状況であるので、そこの発表はいかがなもんかという話もされたんですが、その対応は総務課長にお願いをした。そして、家におったということであります。 以上です。 ○議長(割貝寿一君) 吉田克則君。 ◆9番(吉田克則君) 誰がかかってもおかしくない新型コロナ感染なんですが、私が言いたいのは、公務を休む、これはやっぱり首長というか、それの報道義務というか、お知らせする義務があると思うんですよね。しかも、塙町新型コロナウイルス対策本部というのが塙町には設置してあるんでしょう。本部長が町長なんでしょ。そういう観点からも、報道機関にやはり感染した旨、あるいは公務を休む旨の報道はあって当然かなというふうに思ったので、そういうことで最初に質問させていただきました。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お話をさせていただきます。 説明が不足だったかなと思うんでありますが、やはり全体の流れが、罹患発表云々というところにやっていいものか、やっていいものと悪いというんではないですけれども、それが可か非かというふうな判断もあったわけであります。それは、国の方針とか県の方針ですか、それを鑑むと、それがいいのかどうかというのもちょっと悩んだというところもございます。 その後の対応ですね。総務課長からお話をさせていただきます。 ○議長(割貝寿一君) 総務課長。 ◎総務課長(江田一寛君) お答えいたします。 町長の発表しなかったということでございますけれども、町ごとの全数把握をしなくなったということもありまして、ほかの町村長の状況を見まして、報道発表とかはしなかったわけなんですが、その後、いろいろご心配するお声がありましたので、ホームページのほうでこういう状況ですということでお知らせしたところでございます。 隣町等も発表はしておりません。個人の町長のインスタグラムのほうで発表したというような状況もございます。塙町で先行してしまうと、ほかの町村長に迷惑がかかるということで、その辺は差し控えたところもございます。 それと、実際の公務ですが、会議等その他には出られませんけれども、その他の公務については、電話等でやり取りいたしまして、決裁も私のほうで行うということで、全く支障なく進んでいたということだけはお伝えしたいというふうに思います。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 吉田克則君。 ◆9番(吉田克則君) 総務課長はね、それは事務的な立場で言っているんでしょうけれども、実際、鮫川村だって浅川町だって平田村だって、どこの市町、あれですよ、つい最近も発表していますよ。要するにそれ、何か隠しているように思われるので、そういうのは改善していただきたいということで質問させていただきました。 本題に入ります。 町民から貴重な声があります。町の対応等について、ただいまから質問させていただきます。 図書館の利用時間帯について、郡内町村においても開閉館、時間差があります。町民の方から、利用しやすい開閉時間帯の延長の声があったので、現状は塙町での図書館については、平日が10時から午後7時までというようなことで、あと祝祭日が10時から午後の5時までということで、これはホームページ上で書いてあるんですが、声としては、朝ね、朝というか、棚倉町では9時から開館している。あと、もったいない図書館については9時半から、そんな状況なので、利用しやすい時間ということで、10時からじゃなくて、もっと前から開いて、利用したいんですがという声があったもんですから、その声に対する対応等お聞かせ願えればというふうに思っています。 ○議長(割貝寿一君) 教育長。 ◎教育長(秦公男君) それでは、吉田克則議員の質問にお答えをいたします。 お尋ねの図書館利用時間帯につきまして、東白川郡内各町村におきまして、開閉時間につきましては差があり、利用しやすい開閉時間帯の延長要望の声があるが考えを伺うということでございます。 まず、直接図書館もしくは生涯学習課のほうに、時間延長の要望についてのお声は1件も今のところはございません。直接言っていただければ、また様々な検討もできるかと思います。それが1つです。 具体的に、塙町立図書館の開館時間は、議員今お話ししたとおり、月曜日は閉館でございますが、火曜日から土曜日は午前10時から午後7時まで、日曜日及び祝日につきましては午前10時から午後5時までとなっております。 郡内他町村と比較してみますと、まず棚倉町立図書館は午前9時から午後7時まで、鮫川村図書館は午前9時30分から午後6時まで、矢祭のもったいない図書館は午前9時半から午後6時までとなっております。開閉時間に多少の差がございますが、開館時間数を比較しますと、棚倉町立図書館は10時間、鮫川村図書館と矢祭もったいない図書館が8時間30分に対しまして、塙町立図書館は平日9時間でございます。開館時間数に大きな差はないと考えてございます。 時間帯の延長要望についてでございますが、過去5年間の午後5時から7時まで、要するに夕方の入館者数を見てみますと、年間約5,000人、1日平均22人程度でございます。さらに、図書館内にアンケートボックスを設置してございますが、来館者のアンケート集計では、過去3年間のうち令和2年度に、「平日午後8時まで延長してほしい」との意見が1件、「日曜日・祝日を午後7時まで延長してほしい」ということが1件ございました。「今のままでよい」との意見がほとんどでしたので、図書館利用時間につきましてはこれまでどおりと考えております。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 吉田克則君。 ◆9番(吉田克則君) いや、正直がっかりしました。町民の声を、私は町民の声を代表して言っているんですよ。それを直接言ってください、こんなばかげた話ありますか。     〔発言する人あり〕 ◆9番(吉田克則君) いや、いいです、いいです。 ○議長(割貝寿一君) ちょっと質問終わってからにしてね。 ◆9番(吉田克則君) 町民の声をやっぱり大事にするのが執行側でないんですか、それだけです。 ○議長(割貝寿一君) 教育長。 ◎教育長(秦公男君) それでは、お答えをします。 議員さんにご意見があったということは、今お話を伺って初めて理解いたしておるところでありますが、直接私どものほうにはお話がなかったと、そういうことを申し上げているわけでありまして、議員さんに直接お話しいただいたことを悪いとか、あるいは直接言ってこないのはおかしいということを言っていることではございません。町民の代表であります議員さんのほうにお話があったということは真摯に受け止めております。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 吉田克則君。 ◆9番(吉田克則君) そうすると、この件についてはどういう対応するんですか。 ○議長(割貝寿一君) 教育長。 ◎教育長(秦公男君) それでは、お答えをいたします。 もちろん、多くの皆様が図書館の利用時間を長くするというご要望がございましたら、もちろん検討をさせていただくことになります。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 吉田克則君。 ◆9番(吉田克則君) 図書館運営も、何とか委員という方がいて、それでいろいろ検討はしているんでしょうけれども、そういうところにぜひかけてもらって、そういう対応もお願いしたいというふうに思っています。 次に、あぶくま高原美術館にハナワクジラの展示要望がありました。ありましたというか、11月に加藤明さんの写真展があったときに、私もあぶくま高原美術館に行って写真を見てきたんですが、大変すばらしい写真が展示されておりまして、そのときに町民の方から、あぶくま高原美術館にハナワクジラを展示すると、来館数というんですか、あるいは塙のイメージにも、いろいろ歴史があるっていうか、そういうことでも大変よいことなので、ぜひ、展示要望があるので、議会の中でお伝えしてくださいということで言われました。 そして、その中では、町長にもその話をしてあるということだったので、それらの町民の声に対する対応ですね。これ、全国の方が議会傍聴とか聞いておるもんですから、そういう声に対する町の対応等をお聞かせ願いたいというふうに思っています。 ○議長(割貝寿一君) 教育長。 ◎教育長(秦公男君) それでは、まず私のほうから、具体的なお話について、ご要望もあったということで、現状ですね、ハナワクジラについてお話をさせていただきたいと思います。 現在、ハナワクジラは、福島県立博物館で管理されておりまして、現時点では正式な学名が決まっておらず、クジラの種類を決める調査中とのことでございます。今後は、国際的な場に論文を提出しまして調査は完了となるとのことでありますが、調査完了まで、あと1年くらいはかかるだろうとのことでございました。場合によりましてはそれ以上かかることもあり得るかと存じます。 まだ調査が完了していない状況でございますので、これは県立博物館と話はしておりませんが、調査が完了し、もし学術的などの観点から、非常にまれで貴重なものなどと評価された場合、当然、所有者の方ともともと保管されていた方との同意や承諾などは必要になるでしょうが、これから先、県立博物館で管理・保管させていただけないかというような方向へ進むことも否定できません。塙町へ戻ってくることになった場合は、第一にその関係者の方々の意思を尊重することになるわけでありますが、もし所有者や関係者の方々が町での展示を希望する場合は、町としても前向きに展示について検討させていただき、展示場所や方法などを慎重に検討していきたいというふうに思います。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 吉田克則君。 ◆9番(吉田克則君) ぜひ、町民からの声に、期待に応えていただきたいというふうに思ってございます。 次に、冬場になって特になんですが、タヌキとか猫等の小動物の交通事故による死骸が道路上に放置されている、よく見かけます。それで、町民の方から、いや、自分の家で飼っている猫等については当然、かわいそうだから処置をするというか、引き揚げて、分からないもの、そういう死骸の扱い、実際困っているんだということで、連絡先、町では恐らく清掃というかそういうことも、一般ごみの点検とかいろいろやっていると思うので、動物はどういう扱い、連絡をして、処理してもらえるものなのか、それについて手順、あるいは方法、これも町民の方に、実際困っているやつなので、お知らせする方法等もお聞きというか、知らせる、しておくべきだと思うんですが、その点についてお伺いいたします。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 死骸の処理ですね。これは、担当課で現場に出て、実際にやっておりますので、その詳細の部分、担当課長より説明をいたさせます。 ○議長(割貝寿一君) 生活環境課長。 ◎生活環境課長(鈴木康夫君) それでは、吉田議員の質問にお答えいたします。 タヌキ、猫等小動物の交通事故による死骸の取扱いについてでございますが、交通事故による死骸につきましては、所管しております役所担当課へ連絡をいただければ、死骸処理の対応を行います。 国・県道敷の場合におきましては、直接道路管理者の棚倉土木事務所へ連絡をしていただきたいと思います。また、生活環境課のほうへ連絡をいただければ、県のほうに話のほうをつないでいくことになります。 また、町道敷であれば、生活環境課で現場のほうに行きまして、死骸を回収して処理のほうをしております。 道路管理者が不明な場合につきましては、生活環境課へご連絡をいただければ、生活環境課で道路管理者を特定しまして、棚倉土木事務所であったり、または生活環境課で死骸の処理を行います。生活環境課のほうで処理する場合は、職員が回収しまして、衛生組合のほうへ直接搬入しまして、焼却処分をしてございます。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 吉田克則君。 ◆9番(吉田克則君) ぜひ、お知らせ等でやっていただきたいというふうに思います。日曜・祭日、365日役場はやっているわけじゃないので、その点も踏まえてお願いを、お知らせするなり対応をしていただきたいというふうに思っております。 次の質問に移らせていただきます。 宮田町長の町施策及び次年度予算編成方針についての考えを質問いたします。 町長は、町施策について、何を基本に捉え、町政運営を行っているのか、考えを伺います。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 令和2年9月の定例会でも、2期目の町政ビジョンということでお答えをしたと、このように解しております。その中で申し上げました言葉でありますが、私が基本理念といたしますことは、次の世代に町をつないでいく、塙町をつないでいく、この思いを実現させるため、可能な限りの施策を実施していきたいと、このように考えております。 長期総合計画の中にもあります「生み育てたい町」「活力あふれる町」「町民主役の町」「家庭と地域に安全・安心の町」、これらは私の基本理念と思いを同じくしておりますので、町として限られた財源の中ではありますけれども、全ての事業に集中と選択、これは不可欠なものとなりますが、皆様のお力添えをいただきながら町づくりを進めていきたいと、このように考えております。 その大きな思いの中に、高齢者の支援、地場の力の振興、子育て支援、若者の定住促進、町の魅力の発信、インフラ整備の中心になっております北野・松岡線、この開通後大変期待されますのは、常豊地区がこれからの町の第2の居住地区として大きく飛躍するのではないかという期待も含めて、これからしっかりとしたインフラ整備を進めていきたいと、このように思っておるところであります。 ○議長(割貝寿一君) 吉田克則君。 ◆9番(吉田克則君) 長期総合計画だね、10年を見据えた計画ということで、計画書は令和4年3月ですか、策定はしましてありますけれども、ただいま町長が考えるところということで、基本に捉えるということでお話はいただいたんですが、長期総合計画の中では基本理念は「山水花のまちづくり」、そして将来像については「豊かな自然と和のこころ 未来につなぐにぎわいの里 はなわ」、これを基本に事業を進めていくということで書いてあるんですが、ただいま町長の申されたやつは、それをまた詳しく言ってくれたのかなというふうに思うんですが、そういう理解でよろしいんですかね。 それで、町有施設と今度は子ども食堂の関係でありますが、第三の居場所事業ということで、当初、私は子ども食堂ということで事業が進められているのかなというふうに思っていたんですが、第三の居場所づくり事業に変わったようにも受けられるんですが、これは子ども食堂ではないんですか。その辺からちょっと話をお聞きしたいというふうに思います。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) 第三の居場所、これは子供の場所、子供たちのための食堂という部分も含めてのその敬称と申し上げますか、呼び名といっていただいて結構だと思います。これは、BGの事業名からくるその名前、名づけでありまして、この第三の居場所というのはBGの事業名として解していただければありがたいと、このように思っております。 ○議長(割貝寿一君) 吉田克則君。 ◆9番(吉田克則君) 子ども食堂も入っているという意味合いだと思うんですが、あそこの子育て地蔵前の通りというか、そこに立派なモミジがあるんですね。それをこの子ども食堂やら第三の居場所をつくるのに伐採をするような話も聞いて、地区の方からは、絶対あのモミジは切っては困るような、そんな話も聞いたもんですから、そういう地区の方の、これつくるに当たっても地区住民の説明会などは開いたのか、それもお聞きしたいというようなことで。 あとは、町でせっかく整備した道の駅を中核とした観光資源、あるいは子育て地蔵もそうなんですけれども、それらの駐車場整備とイベント会場ということで、せっかく舗装したり、町で税金を使って整備したところを何で壊して、またお金を使わなきゃならないのか、これちょっと不思議なので、その点お伺いいたします。 ○議長(割貝寿一君) 教育長。 ◎教育長(秦公男君) それでは、吉田議員のご質問にお答えをいたします。 まず、にぎわい座のところですね。あそこで様々なイベントをしていただいていたわけでございますが、あの建物そのものは町で建設したわけではございません。それで、にぎわい座とも話をしまして、このような形で駐車場を活用させてもらいますのでということは事前にお話をして、了承を得ているところでございます。 モミジの関係でございますが、あのモミジは非常に枝が折れやすくて、非常に危険であるということも、皆様方からお話を伺っています。それで、そこに建物を建てたり、子供が入るということになると非常に危険ということで、いずれ伐採をさせていただきたいと思っているところでございます。 子ども第三の居場所事業につきましては、子供たちがあそこのところでですね。子育て地蔵もあるところでございますので、非常にいい場所であるということで建設を進め、子供たちの様々な希望に応えていけるようにしていきたいと思っているところでございます。 以上です。 ○議長(割貝寿一君) 吉田克則君。 ◆9番(吉田克則君) 私が言いたいのは、植物だって生きているんですよ、それね。あんな立派なモミジ、それを簡単に伐採するとか、そういう気持ちでいいんでしょうかね、うんと疑問です。 あとは、この町の施設である。しかも、金額はちょっと分からないんですが、整備したイベント会場兼駐車場をね、まだ一部ではあるかと思うんですが、あまりにもそれ、前に税金使って、また今回も税金を使う、これはおかしいんじゃないですかね。町長、それどういうふうに思っているんですか。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 お金を使うという話でありますが、あの建物自体は全てBG財団からの支援で建てるものでありますので、町では一銭もお金は使っておりません。 以上であります。 ○議長(割貝寿一君) 吉田克則君。 ◆9番(吉田克則君) 幾ら、補助金ありきでしょう、それでは。補助金をもらうからつくるという考えしかないんですかね。ちょっと私には、それだって税金から成り立っているんでしょ。だって、一般会計予算の中には、町から支出するようになっているんじゃないですか。何でそれを、何というんだ、町から使ってないって、そんなばかな話はないんじゃないですかね。そういうふうに思ったので、あとのもありますから。 あと、塙高校については、令和5年度から入学を停止したような状況で、町では以前、塙高校の存続の署名活動運動をした、そういう経過があるんですが、それを県のほう、あるいは県教育委員会のほうに署名書を提出しましたけれども、やはり署名した方に対する説明、結果的には廃校になるような感じなので、最低限、やっぱり町民の方にはお知らせする義務があると思うんですが、それ、町長はどう考えているんですか。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) この廃校に関してお答えを申し上げます。 これは県の所有物でありますから、町はあくまでもお願いをしていくしかないということで進めてきたわけであります。そして、あれですか、同窓会の会長さんを中心とした皆さんが、それぞれに署名集めに奔走いたしまして、そして署名は提出されたということであります。 それですね、町で仕切ったわけではないので、そこまで言われても困るのでありますけれども、その説明責任とか責務があるとすれば、やはり署名集めを一生懸命やった皆さん方で、きちっとした立場でお話はしていただくべきかとは思います。町も当然、その説明はしていかなければならない。 ただ、いかんせん、あくまでもお願いするしかないという弱い立場であったということは、もう出発点から分かっておったわけでありますから、その対応の仕方、これについては、まず町としてできることをやるということで、これまでどおり、先々日の答弁でもお話ししたように、町としてできることをしっかり、これからも継続してやっていく、そんなことでご理解をいただきたいと思います。 ○議長(割貝寿一君) 吉田克則君。 ◆9番(吉田克則君) 塙高校存続は、町が主導して署名運動やったんじゃないんですか。 ○議長(割貝寿一君) 教育長から。 ◎教育長(秦公男君) それでは、まず私のほうからお答えを申し上げます。 塙工業高校活性化協議会というのを立ち上げまして、その会議は、もちろん町長が会長でございますが、構成員はご存じのとおり、塙工業高校のPTAはじめ皆さんがその組織に入っていただいております。その中で、要望としてこういう方向でと、塙工業高校をぜひ残したいということで皆さんが賛同して、そして署名運動しましょうという形になったわけでございます。 したがって、共同でしっかりやる。町長が会長とはなっておりますが、共同で一生懸命やった経過がこのような結果になったということでございます。 もちろん、皆さんに多くの署名をしていただいたことに感謝を申し上げますし、それはこれからも感謝しながら、何らかの形で御礼をしていかなければならないなと思っておりますし、塙工業高校の同窓会はじめPTAの方々とも協議をしていく必要があるかと思っております。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 吉田克則君。 ◆9番(吉田克則君) 時間がちょっと経過したので、塙厚生病院と空き家対策に関する施策については、時間があればしていきたいというふうに思っています。 次に、委託料補助金等、町と議員との関係について伺っていきます。 町では、議員が組織の代表者等なっている方との委託契約、あるいは補助金等の交付先、これは現実にあるものなのか。交付先ね、補助金でいえば受け手になっている議員がいるのかいないのか、それをまずお伺いいたします。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 この補助金ですね。町民であれば、その資格を有している者であれば誰でも受けることができると、こういうふうに解しております。 以上であります。 ○議長(割貝寿一君) 吉田克則君。 ◆9番(吉田克則君) 執行機関と議会の関係で、議会基本条例の中に、「議会と執行機関が権限を分かち合って相互に牽制し合う『対立の原理』を基本としている。互いの機能を発揮できる適度な距離感を持つべきである。」ということで書いてあるんですが、町がですよ、補助金等の受入先に議員がいるとすれば、補助金もらっているほうは補助金もらっているんだから、俗に言う表決なんてした場合には、反対が普通はできないんじゃないんですかね。逆に、町はそれを目当てにしてそういう、もし議員のほうが代表になっている組織とか、あるいは団体、団体といっても長ですよ、団体の長。そういう関係あるかないか分からないんですが、そういう関係は町長はおかしいとは思わないですか、議場の中でですよ。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 これですね、営利目的の補助金ということであれば、約定等々にさわるという部分もあるかと思うんですが、町民であれば、議員であっても誰であってもその資格を有すると私は解しておりますので、補助金を出すこと自体には全く問題はないと、このようには考えております。 ○議長(割貝寿一君) 吉田克則君。 ◆9番(吉田克則君) いや、そうすると、議員を囲い込んでいるような感じに、町長の発言ではいいんですが、もしそういう代表者とかに議員がなっている場合には、それでは議会としては牽制も何にもできないような体制になっているんじゃないんですかね。そういう関係の補助金、あるいは委託等そういう受け手が、そういう関係であってはならないと思うんですが、議会条例でも、牽制し合う対立の原理ですよ、逆に。対立どころじゃないでしょう、全然。そういう関係は望ましくはないと私は思っているんですが、町長、もう一回お願いします。
    ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) 本当にこまい話なんですけれども、それを言いましたらば、町で出したエール商品券、これなんかも家庭生活の中の補助金と考えれば、大変差し障りが出てくるんではないか。そうすると、議員さんは受けられないというような、そういうふうなことになりますけれども、やっぱり議員さんであっても町民でありますから、平等な公平な場合と申し上げますか、これは受けるべきであるし、全くそのことには問題ないと私は解しておりますので、議員のお話ししている囲うという意味がよく分からないんですね。 それと、議会の条例ですか、議会で決めたその条例と申し上げますか、約束事の中のことをこちらに振られても困るんですが、やっぱりこれはこれ、それはそれで、しっかりと町としての役目を果たしていくと、こういうふうに私は考えておりますので、問題はないということで解しております。 ○議長(割貝寿一君) 吉田克則君。 ◆9番(吉田克則君) 私が言っているやつは、組織の代表者とか、補助金の受け手の代表者を言っているんです。一般町民と、そういうことを言っているんじゃないんです。代表者を言っているので。 また時間が足りなくなっちまうので、次年度予算編成方針について今度は伺っていきます。 どういう、12月では3か年の振興計画書の概算事業費、そういう提示ありましたが、12月は恐らく次年度に向けた予算編成の作業をしていると思うので、その方針、町長の方針をお聞かせ願いたいというふうに思います。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 ちょっと補足ではあるんですけれども、先ほどの議員さんのお話の中で答えていない部分があったので、お答えをさせていただきます。 町の予算を使って子ども第三の居場所、建物を造るということでありましたが、あれは全額BGから後日振り込まれるという、一時的な支払制度の中でやっているもんですから、町の金は一銭も使っておりませんので、予算編成上は全く支障はございません。 それでは、質問にお答えを申し上げます。 令和5年度の予算編成方針については、11月18日付で各課等の長及び全職員に指示したところであります。 塙町の財政は、普通交付税や地方債に財源を依存している状況で、少子高齢化対策、老朽化したインフラ等の更新対応、高度情報化対策など取り組むべき課題が山積しており、これらの施策の展開に多額の資金需要が見込まれております。さらに、今後、人件費をはじめ扶助費、施設に係る維持管理経費など経常経費の予算総額に占める割合が依然として高い状況が続き、これらに連動する経常収支比率が高率になることが見込まれております。財政が硬直化していくことから、財政運営の健全性や弾力性の保持を図ることが重要な課題となっております。 また、新型コロナウイルス感染症、そしてウクライナ情勢等に伴う経済的な影響が続く中、自主財源であります町税収入のさらなる確保と健全な財政運営を目指す必要がございます。 令和4年度の新規町債借入見込額は14億円を超える見通しであり、将来的な負担を見据えながら、今年度以降の4年間で計画しておる庁舎改築事業を考慮し、必要に応じ、現在行われている事業計画の見直しも検討しなければならないと、このようにも考えております。 以上によりまして、令和5年度において非常に厳しい予算編成が想定されることから、業務の集約化・効率化、業務プロセスの抜本的な見直し等を通しまして、行政改革に積極的に取り組むとともに、全ての事業について必要性、緊急性、優先性を点検いたしまして、新規事業の創設については必ず終わる時期(終期)を設定いたしまして、既存事業にあっても原則として終期(終わる時期)を設け、事業廃止・休止も検討した上で、選別化を図ることを予算要求の基本とし、一層の財源確保に向けた取組が必要であります。 また、前例踏襲、現状踏襲を常とし、改革・改善を怠った場合、財政調整基金をはじめとする各基金は数年で枯渇する可能性が非常に高いことを自覚して、職員は例外なく最大限の危機感を持つとともに、直面する課題は決して他人ごとではないと、自らが直面する課題であり、その課題は必然かつ責務であることを強く自覚し対処することが必要であります。 以上のとおり、予算編成方針として、各課、課題解決に向けて、全職員一丸となって全力で取り組んでまいる、この指示をしっかりといたしまして、これからも事あるごとに職員には叱咤激励を進めていきたいなと、このように思っておるところであります。 ○議長(割貝寿一君) 吉田克則君。 ◆9番(吉田克則君) 町振興計画の中に、観光協会運営事業費1,950万円、ふるさと産業おこし連絡協議会事業750万円、観光PR事業1,263万円ということで思っていたんですが、観光協会の代表者並びにふるさと産業おこし連絡協議会の代表者並びに連絡協議会のメンバーですね。補助金とかそういう金額が、この団体に多く予算化されるような振興計画書になっていたもんですから、その組織の内容についてお伺いいたします。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 観光協会、そしてふるさと産業おこし連絡協議会、これは次世代を担っていく子供、それから関係者を育てるために、しっかりと事業規模と申し上げますか、組織の拡大を図ってまいります。 一昨日の答弁の中でもお話ししましたように、図書館の運営を観光協会に委任する等々、これから人を増やして、しっかりと町の観光産業全てを担っておく、それからそういう事業等にもしっかり参加をしていただく、そんなふうに考えておるところであります。 そして、ふるさと産業おこし連絡協議会にあっては、これからの祭りとか……     〔発言する人あり〕 ◎町長(宮田秀利君) 待って。しゃべっているときに途中で切るんですか。 ○議長(割貝寿一君) いや、町長、淡々と答弁だけしてください。 ◎町長(宮田秀利君) 以上です。 ○議長(割貝寿一君) 吉田克則君。 ◆9番(吉田克則君) 私が言いたいのは、代表者は町長になっているんでしょう。さっきそれ、議員のほうでもちょっとお話ししたんですが、自分の囲い込みのところを補助金はいっぱい出したり、そういう施策ではちょっとどうなのかなというふうに思っているもんで。 それとあと、図書館の業務委託も、恐らく観光協会の組織をつくるときには、定款とかいろいろ、事業の範囲というのも書いたと思うんですが、そういう法的なことも検討してあるんだか何だか、そこら辺も分からないんですが、そこら辺も後でよく検討されたほうがいいのかなというふうに、これは思うところであります。 次に、塙町振興公社事業運営及び業務改善支援等業務委託についての質問でありますが、町が事業運営及び経営改善支援事業に至った経緯、それと業務委託及び委託料の決定における委託先選定方法と委託料金の決定根拠についてお伺いいたします。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 この件は何度か説明をしておると、このように記憶しておるんですが、担当課長より説明をいたさせます。 ○議長(割貝寿一君) まち振興課長。 ◎まち振興課長(吉成知温君) 昨年度実施いたしました株式会社塙町振興公社業務改善支援等の業務委託関係でございます。 経緯でございます。 ご承知のように、株式会社塙町振興公社、経営が悪化したことに伴いまして、それまでもいろいろな改善策、協議したところでありますが、今回、2か年にわたりまして、経営改善のコンサルタントを派遣させていただいております。会社は株式会社旅館マネジメントサポートという会社でございまして、ちょっと年数は遡りますが、2005年、産業再生機構による国の資本で、温泉旅館施設の再支援を目的として設立された会社でございます。 これまで、全国で130件のサポートがあるということで、まずはそこの会社に、令和3年度に湯遊ランドのまずは業務の改善の中身を把握していただいて、令和4年度に、昨年度ですね、この支援業務を委託するに当たりまして、やはりまずこの旅館マネジメントサポート、すごくノウハウを持っているということで、契約方法につきましては随意契約という形です、契約をさせていただいております。 委託料の決定については、まず見積りを徴した上で、町のほうで新たに積算、設計をした上で、契約に至った経過がございます。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 吉田克則君。 ◆9番(吉田克則君) この経営コンサルタントの関係者というんですかね。何だかうわさに聞くところによると、旧すみれ会館の関係者がそのコンサルトに当たったという話がちょっと聞こえてきたんですが、これはうわさということなんですが、事実関係はどうなんですか。 ○議長(割貝寿一君) 吉田克則君、ちょっと延長しますか、3分。 ◆9番(吉田克則君) ぜひお願いします。 ○議長(割貝寿一君) 当初、答弁が長くなりましたので、3分だけ許可します。 まち振興課長。 ◎まち振興課長(吉成知温君) おただしの、いわゆる旅館マネジメントサポートに塙町の出身者が入っているかというおただしでございますが、経営コンサルの従業員として入ってございます。 ○議長(割貝寿一君) 吉田克則君。 ◆9番(吉田克則君) それは、旧すみれ会館の関係者ということで理解していいんですか、重要なところなんで。 ○議長(割貝寿一君) まち振興課長。 ◎まち振興課長(吉成知温君) そのように解していただいて結構でございます。 ○議長(割貝寿一君) 吉田克則君。 ◆9番(吉田克則君) コンサルに委託して、様々な事業を実施したとして、支援等を実施したということで、成果があったということを書いてあるんですが、経営改善につながったということで理解していいんだと思うんですが、私が心配しているところは、令和4年度だけですよ。まず、9月定例会に2,501万1,000円の補正、湯遊ランドはなわ観光施設整備交付金、その前の6月定例会、132万円、湯遊ランドはなわ施設整備交付金、そして12月定例会、湯遊ランドはなわ管理費・工事請負費283万6,000円、補正だけで年に3回もやるんですか、これ。これはみんなコンサルがやって、こういう結果になるんですかね。それ本当に疑問です、お金のかけ放題。 そのほかに、健康増進助成事業600万円、湯遊ランドはなわを活用した健康増進の取組への助成ということで600万円。健康増進施設であれば、俗に言う健康管理も含めて、血圧とか、あるいは体重とかいろいろ測って、体の異常とかそういうのも見て、これ補助金をただ交付しただけで、その成果とか何かもさっぱり報告もないような気もするんですが、要はこんなにお金をかけて、コンサルをかけてこのような補正3回もやるような、そういうことでいいのか、それは町長にお伺いいたします。 ○議長(割貝寿一君) 時間が来ますので、答弁だけで終わり。 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答え申し上げます。 以前にもこの質疑はお答え申し上げております。と申し上げますのは、25年という年月を経て、かなり経年劣化しておる施設であります。直しに入るのはごく普通である、私はこのように思っております。 前にもお話ししたように、開設当初、その使用料としてしっかりお金を取っていたわけですね、何億円か。そのお金が基金として残っていれば、これほど町のお金は持ち出さないで済んだろうと。残念ながら、そのお金はどこかへ消えてしまって、町の財政の中に入ったんでしょうけれども、その中でのこの対応です。ただ、この施設を投げるわけにはいきませんよね。町の施設ですから、町が直すのはごく自然、別に湯遊ランドに補助しているわけではございません。 それともう一つ、健康づくり600万円、これは今日、一朝一夕に結果の出るものではございません。少し時間がかかっても、しっかり町民に浸透するような努力を重ねていって、そして利用して、利用の頻度を上げてもらうということを真剣に取り組んでいきたいと、このように考えておるところでございます。 まず、町有施設を町の金で直さなかったらば、体育館が壊れたらどうするんですか、公民館が壊れたらどうするんですか、全部町の金で直しますよね。それとどこが違うのか、私は理解しかねます。 以上であります。 ○議長(割貝寿一君) 吉田克則君。 ◆9番(吉田克則君) 質問は終わるんですが、整備するって、ここを見てみらっしょ。これ落っこってきて、この2人の議員のところに当たって、事故なんて起こったらどうなんですか。 あとは、今、常豊小学校跡ね、体育館、祝、小学校、まるまるというか、剥がれちゃうってあるんですが、危険、貼り紙貼ってあるんです、まだ。それで、町長、管理していると思うんですか。 ○議長(割貝寿一君) 克則君、時間ですので、まとめて。 ◆9番(吉田克則君) 終わりです。別に答弁は要らないです。 以上をもちまして9番、吉田克則の質問を終わります。ありがとうございました。 ○議長(割貝寿一君) これで、9番、吉田克則君の一般質問を終わります。 休憩します。               休憩 午後零時30分               再開 午後1時30分 ○議長(割貝寿一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。--------------------------------------- △議案第45号の質疑、討論、採決 ○議長(割貝寿一君) 日程第2、議案第45号 塙町一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 討論なしと認めます。 これから議案第45号を採決します。 お諮りします。 本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 異議なしと認めます。 議案第45号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第46号の質疑、討論、採決 ○議長(割貝寿一君) 日程第3、議案第46号 塙町職員の定年等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。 9番、吉田克則君。 ◆9番(吉田克則君) 9番、吉田克則です。 町職員の定年等に関する条例の一部を改正する条例の制定でありますが、65歳定年制を段階的に引き上げるということでありますが、この条例に関して、県の人事委員会とかを見習って改正するということでありますが、町民に対する決定後でしょうけれども、どのように知らせていくのか。 年1回、人事行政に関する報告ということで、12月の広報はなわには載っておりますけれども、あれは年1回ということでありますが、今改正に当たって、いつ頃町民の方にお知らせしていく考えなのか、その点についてをお伺いします。 ○議長(割貝寿一君) 総務課長。 ◎総務課長(江田一寛君) お答えいたします。 町民に対する周知でございますが、本議案が可決されましたら、極めて速やかに、やはり広報等で周知したいなと思います。IP告知システムではちょっと伝え切れない部分がありますので、やはり広報しかないかなというふうに考えておりますが、記事の関係、広報の記事の予定もございますが、そちらと調整しながら、速やかに町民の皆様にはお知らせしたいなというふうに思っております。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) ほかに質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 討論なしと認めます。 これから議案第46号を採決します。 お諮りします。 本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 異議なしと認めます。 議案第46号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第47号の質疑、討論、採決 ○議長(割貝寿一君) 日程第4、議案第47号 地方公務員法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例整備に関する条例の制定についてを議題とします。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 討論なしと認めます。 これから議案第47号を採決します。 お諮りします。 本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 異議なしと認めます。 議案第47号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第48号の質疑、討論、採決 ○議長(割貝寿一君) 日程第5、議案第48号 議会議員の議員報酬、期末手当及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 討論なしと認めます。 これから議案第48号を採決します。 お諮りします。 本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 異議なしと認めます。 議案第48号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第49号の質疑、討論、採決 ○議長(割貝寿一君) 日程第6、議案第49号 町長等の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 討論なしと認めます。 これから議案第49号を採決します。 お諮りします。 本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 異議なしと認めます。 議案第49号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第50号の質疑、討論、採決 ○議長(割貝寿一君) 日程第7、議案第50号 職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。 11番、藤田一男君。 ◆11番(藤田一男君) 11番、藤田です。 この中の勤勉手当の件なんですが、多分、職員は毎日来ていれば勤勉だということで勤勉手当は、昔聞いたことあるんですが、全員に出るということです。ただ、この勤勉手当の中で、基準日の前6か月以内の期間における当該職員の勤務成績に応じて、それぞれ基準日の属する月の町長が規則で定める日に支給するということでありますが、それでいうと、町民から随分苦情のある職員がいると思うんですよね。そういう方にも勤勉手当は出すのかなと、そこらがちょっと不思議なんですが、そこら辺はどういう見解なのか、お教え願いたいと思います。 ○議長(割貝寿一君) 総務課長。 ◎総務課長(江田一寛君) お答えいたします。 今の勤勉手当の率の話になるんですが、勤勉手当を出すに当たって、職員の勤務評定というようなものを行っております。本人自己評価、一般職であれば、本人評価、係長評価、課長評価というような形になっているんですけれども、その中で、100点満点で50点に満たないような職員がいましたら、これは率が下がるということになるんですが、一応今のところ、人事評価上50点に満たないという者はいないという状況にはなっておりますので、そういったことで、特に優秀な職員もいないというようなことで、基本的には皆同じ率をしているというようなことでご理解いただければというふうに思います。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 11番、藤田一男君。 ◆11番(藤田一男君) 今、点数で50点以下の職員はいない。例えば、町民の苦情なんか来たのは何点に評価するのか、多分マイナスになると思うんですが、これは一応足していくのか、引いていくのかい、評価というのは。100点から引いていくのか、それともゼロから足していくのか、そこら辺をちょっと。あとは、例えば苦情なんかあった場合の評価というのはどのくらいのマイナス査定になるのか、ちょっとお伺いします。 ○議長(割貝寿一君) 総務課長。 ◎総務課長(江田一寛君) お答えいたします。 基本的に加点方式というんですか、例えば項目がいろいろあるんですが、その項目に対して5点満点でこの職員は何点だと、1点なのか2点なのか、5点が最高ですけれども、そういうのを積み上げてやっております。苦情、クレーム、苦情が多い職員であれば、町民の立場に立っていないというような項目がございますので、そういったところで例えば2点とか1点とか、そういった形になっていくというようなことでご理解いただきたい。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 11番、藤田一男君。 ◆11番(藤田一男君) 50点未満の人はいないということなんですが、極力、上司の方も大変だと思いますが、町民からの苦情がないように、ぜひ指導をしていただきたいなと思います。 ○議長(割貝寿一君) 総務課長。 ◎総務課長(江田一寛君) 議員ご指摘のとおり、研修等いろいろやっているわけなんですが、なかなか三つ子の魂百までではございませんけれども、なかなか直らないという部分もございます。この点に関しましては、やはり繰り返し繰り返し指導していくしかないのかなというふうに思っておりますので、その点ご理解いただきたいなというふうに思います。これからも、職員研修を含めて、しっかりとやっていきたいというふうに思っております。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) ほかに質疑はありませんか。 9番、吉田克則君。 ◆9番(吉田克則君) 9番、吉田克則です。 職員の給与に関する条例の改正なので、俗に言う労組、この提案する前に労働組合、町にもあるんだかないんだか、ちょっと分からないんですが、あるとすれば、調整というんだか、労働組合のほうの、これ給料に直結するやつなので、了解というんだか、そういう調整というんですか、それを経て今議案に提案しているのか、それをまずお伺いしたいというふうに思います。 ○議長(割貝寿一君) 総務課長。 ◎総務課長(江田一寛君) お答えいたします。 当町にも職員団体のほうございまして、いろんな職員の権利とかそういったものをお話しする機会がございます。こういった人事院勧告に伴う給与改定につきましては、今年のように増額の場合もございますが、減額の場合もございます。どちらの場合も、人事院勧告が出た後に私と執行委員長というんですが、そちらのほうと今年も人勧どおり議会のほうには提出させていただきますよというようなお話はさせていただいて、職員団体のほうも、人勧どおりであれば、これは致し方ありませんということで、増額の場合も減額の場合も毎年ご了解いただいていると、そういった状況でございます。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 9番、吉田克則君。 ◆9番(吉田克則君) 52ページのほうに別表第1(第3条関係)で給料表が、新旧ということで金額それぞれ書いてあるんですが、この給料表については、福島県内、前は59市町村なんていうことを言っていたんですけれども、今ちょっと分からないんですが、市はまた違うんだかちょっと分からないんですが、その辺、みんな一律のものを、全部等級も、職務の級とか、そういう金額ですね、今回の改定、全てどこの市町村も同じ表を使って提案してあるものなのか、それをお伺いいたします。 ○議長(割貝寿一君) 総務課長。 ◎総務課長(江田一寛君) お答えいたします。 この給料表というのは、町村レベルはほぼ同じものだというふうに解していただいてよろしいんですが、市レベルになりますと、職制が部長からというような、部長、課長というような職制も違いますし、市レベルはちょっと違う給料表ということで、町村レベルがこの給料表をほぼほぼ使っているとご理解いただければというふうに思います。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 9番、吉田克則君。 ◆9番(吉田克則君) 町村については同じということでありますが、この表ね、実際の表、これは町で作ったものなのか、逆に言えば、送られてきたものなのか。送られてきたものについては、それぞれチェックはしているんでしょうけれども、どんなふうにこの表が作られてきたものなのか、それをお伺いします。 ○議長(割貝寿一君) 総務課長。 ◎総務課長(江田一寛君) 給料表でございますが、長い歴史がございまして、その都度、毎年の人事院勧告とかで動いてきたということで、県のほうから給料表というのが送られてきて、そちらのほうで合わせていくというような作業になっております。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) ほかに質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 討論なしと認めます。 これから議案第50号を採決します。 お諮りします。 本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 異議なしと認めます。 議案第50号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第51号の質疑、討論、採決 ○議長(割貝寿一君) 日程第8、議案第51号 東日本大震災による被災者に対する国民健康保険税等の減免に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕
    ○議長(割貝寿一君) 討論なしと認めます。 これから議案第51号を採決します。 お諮りします。 本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 異議なしと認めます。 議案第51号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第52号の質疑、討論、採決 ○議長(割貝寿一君) 日程第9、議案第52号 塙町下水道事業に地方公営企業法の規定の全部を適用することに伴う関係条例整備に関する条例の制定についてを議題とします。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 討論なしと認めます。 これから議案第52号を採決します。 お諮りします。 本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 異議なしと認めます。 議案第52号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第53号の質疑、討論、採決 ○議長(割貝寿一君) 日程第10、議案第53号 塙町辺地総合整備計画の変更についてを議題とします。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 討論なしと認めます。 これから議案第53号を採決します。 お諮りします。 本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 異議なしと認めます。 議案第53号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第54号の質疑、討論、採決 ○議長(割貝寿一君) 日程第11、議案第54号 工事請負変更契約の締結についてを議題とします。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。 9番、吉田克則君。 ◆9番(吉田克則君) 9番、吉田克則です。 今回の請負の変更契約の件でございますが、この789万9,100円の増ということでありますが、説明資料によると、道路案内標識が2つとベンチフリューム500型、あとは矢羽根型路面標示、この3種類というんですかね。それで、その金額789万9,000円の、この金額がやけに、この標識つくったりベンチフリュームを調節したりするのには、金額的に何かちょっと高いんじゃないかなんて私なりに思ったんですが、この積算はどんなことをして、町のほうでこの工事金額の増額は、内容だね、要するに。積算というか、それは町のほうで設計して、設計したやつがこの金額になっているんだか、その辺ちょっと分からないというか、決め方、積算、設計会社のほうで決めたものか、町で決めたのか、請負会社できめたのか、ちょっと分からないから、積算基礎と、あとは決定に至る、これ入札は恐らくやっていないと思うので、その辺ちょっとお聞きします。 ○議長(割貝寿一君) まち整備課長。 ◎まち整備課長(大森淳一君) 吉田議員のご質問にお答えしたいと思います。 金額をどうやって決めたかということですけれども、今回の変更で皆増、今まで当町発注時ゼロだったのが増えたというのが案内標識です。それと、矢羽根型路面標示、あとそのほかのベンチフリュームと信号機設置に伴う路面標示については、県の単価がありますので、そちらについては当然県の単価を使って積算してございます。 道路案内標識と矢羽根型路面標示については、積算のための見積りを3社から取りまして、その見積りを取った3社の中の一番低い額で積算をしてございます。参考までに、今回変更額789万9,100円ということで、直工での内訳になりますが、矢羽根型路面標示については直工で34万円、U型側溝設置21万8,023円、道路標識352万1,296円、これは主に追加になった工種の直工でございます。 今の土木の道路改良、直工に対して設計額というのは、諸経費を入れますと2.1倍から2倍ぐらいで積算になります。ですので、今言った金額で諸経費を掛けますと、それでさらに当初請負時の請負差額を計算に入れまして、提案しました789万9,100円の増額ということになります。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 9番、吉田克則君。 ◆9番(吉田克則君) 今回、道路標識工ということで、それ案内ね、これは工事しているところから見たやつだと思うんですが、今現在、289、北側から来て、左に鮫川というか289の、そして右には町内って書いてあったんだか、ちょっと忘れたんですが、丁字路になっていて、今の段階では通行が止まっているわけでね。 それで、その標識は、あそこは国道でしょうから、国のほうで、そうすると標識を立てるようになっているものなのか、あと逆に、塙方面から来て八幡神社の下側に、やはり道路工標識が載っているんですね。それも真っすぐと左側しかないんです。そうすると、標識工を見てみると、管理者というんですか、ちらっとしかちょっと見なかったので、恐らく国道は何か国のところで管理する上で、標識が載っていたもんで、あと八幡神社の下にも、こういうふうに字は見えるんです。これは、今朝ちょっと見てきたもんで分からなかったんですが、ああいうのもやっぱり今度、この工事に合わせて、町のほうでは手配をしているのか、その辺をお聞きしたいのと。 あと、今回、道路を造った中で、いろいろのり面管理、これ結構、草刈りとか、あるいは石垣を積んだとか、セメント工事でやったりしてはいるんでしょうけれども、急なところもあれば、道路の管理ですね。これはどのように扱いをしていくのか、その辺も、これが最後の恐らく工事契約の変更だと思うので、その辺を確認しておきたいというふうに思います。 ○議長(割貝寿一君) まち整備課長。 ◎まち整備課長(大森淳一君) 吉田議員のご質問にお答えしたいと思います。 まず、今現在ある国道と、あとあれですか、県道赤坂東野・塙線に表示してあります案内標識の修正でございますが、それについても今回、原因者が、町の道路が今回十字路でつながるということで、町のほうで、本来であれば、あの標識自体をちゃんとレイアウトしてやるべきなんでしょうけれども、そうなりますと物すごいお金がかかってしまいます。ですので、今回、棚倉土木事務所と協議させていただいて、今ある看板のところにシールを貼って、今度こちらにも道路ができましたということで、シールで対応するということで、今ある県道、国道289の標識についてはシールで修正するという形で、原因者側の町がやらせていただきます。 あと、のり面の今後の維持管理ということで、実は今回この変更を上げるに当たりまして、最終年度ということもありまして、当初、防霜シートの検討もさせていただきました。ですけれども、やっぱり防霜シートは、八幡辺りはないと思うんですけれども、結構凍結したりすると凍であがって、防霜シートが浮いた形で、そこに風が吹いたりすると飛んでいってしまうとか、そういった原因があったりとか、あと当然、除草する際に若干草刈刃のほうが傷んでしまうとかということもありまして、最初、防霜シートの検討もしたんですけれども、当面そこは見送りまして、我々、当然のり面は道路敷地内ですので、町のほうで維持管理の中で対応していくしかないのかなと思っております。 以上であります。 ○議長(割貝寿一君) ほかに質疑はありませんか。 5番、七宮広樹君。 ◆5番(七宮広樹君) 土曜日に(仮称)新雨谷橋の北側ですか、車を走らせていましたら、当初計画がなかった信号機が設置してあったんですね。これは願ったりかなったりなんですけれども、この図面上で見ても、その信号機の表示も出ていなかったもので、その信号機が設置された経緯というものがありましたらお尋ねをいたします。 ○議長(割貝寿一君) まち整備課長。 ◎まち整備課長(大森淳一君) 七宮議員のご質問にお答えしたいと思います。 これまでの信号機設置の経緯を時系列にちょっと説明したいと思います。 平成31年3月に、道路改良工事の交差点協議というのを警察署のほうと行います。その際に、県の公安委員会委員長宛てに町長名で、信号機設置の要望をまず出しております。その後、3か月後に、まず交差点協議の回答がありました。その際、信号機に対する回答がなかったので、口頭で確認したところ、交通量を考慮すると設置は難しいという回答でした。 その後、令和4年、今年になりますが、今年いよいよ交差点接続ということで、今年の5月に改良工事の交差点協議を改めて行った際に、再度口頭で信号機の設置の話をしましたが、やはり交通量を考慮すると、今後検討するという回答にとどまっておりました。ですが、今年の7月14日に、地元の常世北野連合区、八幡区、水元区、赤坂区、この3区合同で要望書を提出したようです。そうしたところ、警察署のほうで県警本部のほうと協議をした結果、設置する方向で動くということで、逆に棚倉警察署のほうから町のほうに報告がございました。それを受けて、今度、令和4年7月に福島県、町、警察署でまず3者協議、10月に県警のほうで入札、11月に今度、町と県と棚倉警察署と請負業者で設置場所の現地立会い、令和4年11月28日に工事着工という運びになったようでございます。 今回のケースでも分かるように、やはり地元要望というのは大変効果があったのかなと、つくづく感じさせられました。 以上のような経過で、設置の運びとなりました。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 5番、七宮広樹君。 ◆5番(七宮広樹君) 地域の方々、連合区の要望、それから町当局の後ろ盾もあったんだと思います。非常に危険な場所だと危惧しておったので、これから、信号機ができて安全に通行ができると思いますので、非常に素早く対応していただいたと思います。ありがとうございます。 ○議長(割貝寿一君) まち整備課長。 ◎まち整備課長(大森淳一君) ちなみに、信号機の設置のほうでありますが、今月の27日に完了しまして、当日午前10時半から、赤点滅と黄色点滅で運用が開始されます。鮫川方面、竹之内方面が赤点滅、近津のほうから来たのが黄色点滅での運用開始になります。正式運用については、道路が完了して供用開始になったら正式に運用ということで伺っていますので、うちのほうも工事の進捗状況を見ながら、警察と連絡をしまして、開通と同時に供用開始されるように、その辺は連絡を密にしていきたいと思っています。 以上であります。 ○議長(割貝寿一君) ほかに。 11番、藤田一男君。 ◆11番(藤田一男君) 11番、藤田です。 矢羽根標識、これ国道と県道のほうにもなっているんだけれども、矢羽根の標識ね、道路に。これは町でつけるようになったというのは、どういう経過でこれなったのか。県道と国道は国・県でやるべきだと思うんだけれども、そこはどうなのか。 ○議長(割貝寿一君) まち整備課長。 ◎まち整備課長(大森淳一君) 藤田議員のご質問にお答えしたいと思います。 すみません。説明資料の平面図、ちょっと見づらいんですが、国・県道に書いてある表示は、右折レーンへの矢印です。矢羽根は、実際この説明資料には表示してございません。矢羽根のほうは、裏面にも書いてありますが、水色でこういう矢羽根型の形のやつを10メートルに1か所という基準がございまして、それを今回新設する道路340メートルありますので両車線に10メートル間隔で設置をしたいと考えています。ですので、289と県道のほうには今回は表示しておりません。すみません。よろしくお願いします。 ○議長(割貝寿一君) ほかに質疑はありませんか。 9番、吉田克則君。 ◆9番(吉田克則君) 道路標識工なんですが、今で言うあれですね、川上のほうに行く方と赤坂のほうに行く方、農道ではないんでしょうけれども、JA東西しらかわがあるところのその標識なんていうのは、赤坂のほうから、赤坂っていうか、工業団地のほうから来る標識なんていうのは考えていないんですか。逆に今度、川上から棚倉方面、あるいはまちうち方面という標識ですね、そういうことは考えていないのか、後で考えていくのか、その辺をちょっとお聞きしたいのと。 あと、一番言いたかったのは、大津港・高萩線ね、そして町内、これで赤坂のガソリンスタンドのところに湯遊ランドはなわはこっち方面ですということで小さい看板があるんですが、それで、あの辺でよく、湯遊ランドに行くのはどこに行ったらいいんですかなんていう話も聞いたときがあるんです。 それで、今回これをつくって、このほかに附属としてもいいですが、湯遊ランドはなわは左側に、この標識でいうとね、そういう標識もあったほうが、湯遊ランドはなわを利用する町外からの人のためになると思うので、そういう標識案内もつくるべきではないかなというふうに思ったもんですから、今回の契約の中には入っていないんでしょうけれども、そういうことも含めて、なお検討されたほうがよいのかなというふうに思いました。 ○議長(割貝寿一君) まち整備課長。 ◎まち整備課長(大森淳一君) 吉田議員のご質問にお答えしたいと思います。 まず、今ある町道川上・東河内線への案内標識ということですが、今回、あくまで改良工事のほうは社総金の補助対象になるということで、新設改良のほうに対してはこういった形で標識をつけさせていただきました。 今ある川上・東河内線のほうについては、今、吉田議員のご指摘のとおり、確かに標識があってもおかしくないのかなと思いますので、今後、当然単独費か、もしくは財源を見つけて、それについては確約はできませんが、検討していければなと思っています。 あと、湯遊ランドのほうの案内標識ということで、今回、常豊小学校の新たにできる十字路交差点から東部営農センターのほうに来ると丁字路になりますが、そこの案内標識は、役場の今、白信のATMの裏側にあるこういう高い標識ではなくて、ここにも図面に書いてありますが、地表高1.8で、約2メートル近くで看板のある、高い看板ではない形の看板をつける予定なんです。ですので、ちょっとした脚立であればシールとかは貼れるのかなと思いますので、今後、湯遊ランドはなわのようなそういったステッカーをもし作れれば、あの一角に貼ることも可能かと思いますので、その辺は関係課とも協議しながら検討していきたいと思います。 以上であります。 ○議長(割貝寿一君) ほかに質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 討論なしと認めます。 これから議案第54号を採決します。 お諮りします。 本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 異議なしと認めます。 議案第54号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第55号の質疑、討論、採決 ○議長(割貝寿一君) 日程第12、議案第55号 令和4年度塙町一般会計補正予算(第5号)を議題とします。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。 10番、鈴木茂君。 ◆10番(鈴木茂君) 10番、鈴木茂です。 24ページ、10款4項1目14節こども園南側室外機防音対策工事、かつてあの西側で200万円かけて防音工事をやったと思うんですが、今度は南側に400万円だと。南側って太陽光しかなくて、たしか家はなかったはずなんですが、このちょっと詳細な説明をお願いします。 ○議長(割貝寿一君) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(菊池和弘君) 鈴木議員さんのご質問にお答えいたします。 今回計上しております南側室外機の防音対策工事なんですが、西側の室外機に比べて規模と数が大変多うございまして、金額は西側より高くなっております。また、今回設置する理由ですが、前にあった建物が解体されたことに伴いまして、音の拡散状況が前方よりも周囲に広がるような形になってしまったので、近隣住民の方への防音対策として今回、対応策を検討して、工事費を計上させていただきました。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 10番、鈴木茂君。 ◆10番(鈴木茂君) この室外機が稼働して騒音になるというのは、これ夏なんですか、それとも冬なんですか、それとも1年中通して、夏は暑くて冬は冷えて、いつもその室外機が稼働しているということなんですか、どういうことなんですか。電気代は幾らぐらいかかるんですか、それだけ大きいとかなり電気代かかるんじゃないかと思いますけれども。 ○議長(割貝寿一君) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(菊池和弘君) エアコンの使用状況でございますが、基本的には夏が頻繁に使われるものと思えます。冬は、石油ストーブ、ファンヒーターも使用しておりますので、冬の使用は全くないとは思いませんが、夏場に比べては少なくなると思います。 年間の使用料につきましても、精査はまだ、細かい数字までは調べておりませんが、年間の額については、当初予算でも前年度の金額の状況を見ながら計上させてもらっていますが、値上げ等による金額の増も今回出てきておりますので、毎年若干ずつは増えていく可能性はございます。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) ほかに質疑はありませんか。 5番、七宮広樹君。 ◆5番(七宮広樹君) 21ページになります。9款1項3目消防施設費、節でいいますと節10で需用費、修繕料と、シャッターの整備ということで20万円の計上されておるんですけれども、これ何分団何班のシャッターなのか。それから、この工事は劣化による修理なのか、それともぶつけてしまって交換するのか、内容のほうを詳しくお願いいたします。 ○議長(割貝寿一君) 生活環境課長。 ◎生活環境課長(鈴木康夫君) 七宮議員の質問にお答えします。 今ほどの質問ですが、台宿の消防団のシャッターでございます。劣化による修繕で、ぶつけたとかそういったことではございません。 ○議長(割貝寿一君) 5番、七宮広樹君。 ◆5番(七宮広樹君) 劣化ということになりますと、これからそういうものも増えてくるというような考え方でよろしいんでしょうか、確認です。 ○議長(割貝寿一君) 生活環境課長。 ◎生活環境課長(鈴木康夫君) お答えします。 各班のほうからそのような修繕のほう、今後上がってくるかと思いますが、その都度対応していきたいと思います。 ○議長(割貝寿一君) ほかに質疑はありませんか。 4番、吉村守広君。 ◆4番(吉村守広君) 4番、吉村守広です。 11ページ、2款1項7目日陰解消事業立木伐採委託料、それとその次の補償金ですか、場所はどこになるのかと、補償金はどのような算定になるのか、お聞きします。 ○議長(割貝寿一君) まち整備課長。 ◎まち整備課長(大森淳一君) 吉村議員のご質問にお答えしたいと思います。 まず、場所は、国道289号の八幡地内の白石石油店の先の、昔から日陰になっている場所です。ここは、平成30年から八幡区の陳情箇所でして、今回上げさせていただきました。 それと、県の道路整備計画の中で、南部地区という位置づけにされている路線でして、冬場の路面凍結等の対策のために、今回実施させていただければということで計上させていただきました。 あと、補償費の算定でございますが、今回、補償の方法は二通りあるんです。まずは、補償金を出して地権者のほうでやる方法と、あとは、うちのほうで樹代を買い取りしちゃって、起業者伐採といって、町のほうが全て委託をかけて伐採する方法があるんですが、今回、町のほうで買取りをして、町のほうで発注をして、日陰解消を図りたいと考えております。 その際、補償金の算定は、東北地区用地対策連絡会が発出しております「補償金算定標準書」というのがございます。公共事業は全てこれで算出しているんですが、その冊子に基づいて、胸高直径で各樹種ごとに積算してございます。 以上であります。 ○議長(割貝寿一君) 4番、吉村守広君。 ◆4番(吉村守広君) 八幡地区というと、あのケヤキのでかいのですか。分かりました。 もう1点、あと、私、ほかでも結構日陰になって危ないな、冬場、雪が積もって凍るというようなところも大分あると思うんですが、やっぱりそういうのは区とか地域住民の陳情をメインに考えていくんですか、その辺お聞きします。 ○議長(割貝寿一君) まち整備課長。 ◎まち整備課長(大森淳一君) 吉村議員のご質問にお答えしたいと思います。 まず、町道のほうは、沿道整備ということで、地権者のほうにご理解をいただいて、先ほど言った二パターンのいずれかで行政区さん契約をして、補償金を払って実施してございます。 今回、国・県道の場合だとどうしても、県のほうに働きかけてもなかなか予算措置が厳しいということで伺っていまして、今回、こういった形になったのは、森林環境譲与税を利用しながら、少しでもこういった凍結するようなところを解消を図りたいなということで考えています。 そのときにどういった路線をやるのかということですが、基本、国・県道でやっぱりそれなりに重要な場所を、その都度そこで判定をしていければなと思っています。あと、当然地元の陳情というのはやっぱり大きいものがあると思いますので、そういったところがあれば陳情等で、ぜひ陳情いただいて、町のほうで最終的には判断するようになるかなと思っております。 以上であります。 ○議長(割貝寿一君) 2番、菊地哲也君。 ◆2番(菊地哲也君) 2番、菊地哲也です。 8ページの災害時バルク補助金、それから9ページの道の駅はなわ改修事業債、それから17ページの燃料高騰支援給付金というんですか、この関連でお聞きするんですが、まず今年度予算で道の駅空調工事4,200万円ですか、そのときバルク補助金2,000万円つきまして、そのとき道の駅改修事業債が2,190万円ということになっていまして、その後6月補正で追加工事が出まして、そのときまたバルク補助金が出るということで、バルク補助金に1,000万円、そして改修事業債を700万円追加して1,800万円、追加工事になっています。 そして、今回、バルク補助金が対象にならない部分があるということで、今回これに出ているように1,227万6,000円が補助金来ないということで、その代わりに道の駅はなわ改修事業債が1,330万円起債したということなんですが、まずその工事費は結局、総額幾らになったのか。 それとあと、燃料高騰支援給付金300万円、これの積算根拠。あと、この300万円のお金の財源、これについてお聞きします。 ○議長(割貝寿一君) 農林推進課長。 ◎農林推進課長(大寺弘文君) それでは、議員さんのご質問にお答えします。 バルク補助金なんですけれども、当初、事業費として申請したのが、5,401万9,999円で申請をいたしました。その中でバルクの補助対象金額、これにつきましては中の審査がありまして、補助対象金額が3,544万9,280円というところになってしまいました。補助金でございますので、50%を目指して申請をしたんですが、枠もあることながらそういうことになってしまいました。 あと、中身につきましても、今回、工事費は当初申請したよりも減額になりましたが、設備費については増額になってしまいました。その分は加算できるのかと思いましたら、当初に申請した上限の枠よりも増えないということなので、結果として額が下がってしまいました。その下がった分を一般会計で補填するよりは、有利な起債を探して今回補填したというところでございます。 2点目の休業補償でございます。 休業補償につきましては、過去3年間の11月の平均売上額のうち……     〔「燃料高騰のほうです」と言う人あり〕 ◎農林推進課長(大寺弘文君) 燃料高騰、ごめんなさい、失礼しました。 燃料高騰の分につきましては、電力、ガス、食料品等価格高騰重点支援地方交付金(新型コロナウイルス感染症対策地方創生臨時交付金の増額・強化)メニューが創設されたことで、その推奨メニューの中に農林水産業における物価高騰対策支援があり、電気料金高騰、化学肥料高騰に対する支援が該当という項目があります。 これにつきまして、道の駅はなわの電気料高騰の部分と、あとガス代等の高騰の部分というところで300万円を積算いたしました。積算の根拠といたしましては、電気代につきましては、昨年度の料金を基に年間電気代の値上げシミュレーションというのを電気会社にしていただきまして、その上昇分が約250万円、ガス等が実績により値上がり分が50万円、合わせて300万円ということになっております。 以上です。 ○議長(割貝寿一君) 2番、菊地哲也君。 ◆2番(菊地哲也君) そうすると、コロナ対策創生交付金ですか、これは国・県支出金の250万円ですか。     〔「はい」と言う人あり〕 ◆2番(菊地哲也君) そうですよね。そして、一般財源が26万3,000円ということは、300万円にいかないんですよね。そうすると、この改修事業債からお金が回っているのかという質問なんですけれども、要するに建物は町の建物なので、それは当然改修はお金を出すようでしょうけれども、指定管理者への補償、補填というのはまた別な、改修事業債から出ているのではないかと思うんですが、どうでしょうか。 ○議長(割貝寿一君) 農林推進課長。 ◎農林推進課長(大寺弘文君) 補償費のほうの78万7,000円と、あと上の高騰支給金の300万円、こちらについての残りについては一般財源でございまして、町債のほうの中には入っておりません。これはトータルでございますので、このような書き方になっております。 以上です。 ○議長(割貝寿一君) 2番、菊地哲也君。 ◆2番(菊地哲也君) 確認ですが、一般財源から出ていると言うけれども、ここに2目の項目には26万3,000円しかないんですけれども、この何というんですか、表示というのはどういうふうに見ればいいんですかね。国・県支出金250万円、町債改修事業債1,330万円、そしてバルク補助金の対象外が1,227万6,000円、そして一般財源が26万3,000円となっていますけれども、そのほかの一般財源というのはどこに表示されているんですかね、伺います。 ○議長(割貝寿一君) 農林推進課長。 ◎農林推進課長(大寺弘文君) すみません。調べて、後ほどご報告をさせてください。 ○議長(割貝寿一君) じゃ、休憩します。 休憩します。               休憩 午後2時27分               再開 午後2時40分 ○議長(割貝寿一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 農林推進課長。 ◎農林推進課長(大寺弘文君) 先ほどの財源の内訳でございますが、まず、道の駅はなわに対する休業補償が事業債の起債のほうに入っていないかというようなお問合せでございますが、その起債の中には、事業債のほうには入っておりません。 充当額につきまして、地方創生臨時交付金250万円、災害バルク補助金がマイナスの1,227万6,000円、道の駅はなわのバルク補助金で減額になった分で、今回借りることになっているのが1,330万円でございます。これをトータルしまして、残った一般財源が26万3,000円ということでございますが、これはバルク補助金のときに、最初の補助対象額があったんですけれども、今回、それが減額になったときに、地方債を借りるときに前の一般財源の分も地方債で借りられる分がありましたので、そこを足したので、バルク補助金の減額分よりも地方債のほうが増額したために、このような表し方になりました。トータルで集計しておるため、このようになってしまいました。時間をかけて申し訳ありませんでした。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) ほかに質疑はありませんか。 12番、鈴木孝則君。 ◆12番(鈴木孝則君) 12番です。 14ページ、3款2項1目18節子育て世帯給付事業給付金なんですが、これは内容について伺います。 ○議長(割貝寿一君) 総務課長。 ◎総務課長(江田一寛君) すみません、ばたばたしておりまして。 おただしの給付金でございますが、0歳児から中学3年生まで1人当たり2万円を給付するものでございます。それと、来年度、小学校入学・中学校入学予定者については、1人当たり3万円を加算して支給するものでございます。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 12番、鈴木孝則君。 ◆12番(鈴木孝則君) 今、新入生、幼稚園生と小学校6年生に給付金を与えるということなんですが、これは時限的なんですか、それとも恒久的なんでしょうか。もし時限的であれば、これは不公平な感じも否めないので、もしやるのであれば、やっぱり恒久的な政策にしないとまずいと思うので、その辺を伺います。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 議員ご指摘のように、不公平という感、拭えないものありますので、来年からも小学校と中学校の入学者に対しては、5万円の給付を続けていくような努力はしたいと思っております。 ◆12番(鈴木孝則君) 了解です。 ○議長(割貝寿一君) ほかに質疑はありませんか。 10番、鈴木茂君。 ◆10番(鈴木茂君) 10番、鈴木茂です。 ページ16の6款1項4目18節肥料高騰支援給付金なんですが202万9,000円、これの詳細なんですが、これ、まず独自で出すんだか、県のほうからのやつなのか、ちょっと説明お願いしたい。 ○議長(割貝寿一君) 農林推進課長。 ◎農林推進課長(大寺弘文君) これは、県の補助金に、県と同じ基準で町分を上乗せするというものでございます。     〔発言する人あり〕 ◎農林推進課長(大寺弘文君) 財源は、先ほどと同じ電気・ガス・食料品等高騰重点支援地方交付金、新型コロナの中にある農水産業における物価高騰対策支援というメニューで、そちらを充当しております。 以上です。 ○議長(割貝寿一君) 10番、鈴木茂君。 ◆10番(鈴木茂君) 具体的にどのように支給するんだか、決まっていれば教えてください。 ○議長(割貝寿一君) 農林推進課長
    農林推進課長(大寺弘文君) 水稲及び水稲から転作した作物を生産している経営体293件に対しまして、耕作面積30アール以上の農家で、10アール当たり水稲500円、水稲以外1,500円、ただし、10アールの自家消費面積相当分を控除します。 以上です。 ○議長(割貝寿一君) ほかに質疑はありませんか。 9番、吉田克則君。 ◆9番(吉田克則君) 9番、吉田克則です。 今回の補正でありますが、まず観光拠点施設燃料高騰支援給付金……     〔「ページ数」と言う人あり〕 ◆9番(吉田克則君) 先ほどほかの人が質問したので。 あと、7款1項4目、町内宿泊事業者エネルギー価格高騰支援給付金650万円、説明では8業者ということでありますが、この給付金ね、農林水産直売所と、あとは観光交流費の中の宿泊事業者に支援するということでありますが、燃料とか資材高騰は、俗に言う道の駅と湯遊ランドを含めた町内事業者にとどまらないと思うんですね、実際は。 私が考えるところには、特定な場所にしかこの給付金を、新型コロナウイルス地方創生交付金というんですか、それを特定なところ、塙町にはいろいろ事業やっている事業所がいっぱいあると思うんですね。一般商店、一生懸命働いている。あるいは病院等、厚生病院もあれば、車田病院、中島医院さん、そういう事業所だっていっぱいあるのに、何でこういう新型コロナウイルス地方創生交付金、何で特定のところにだけしか補正で見られないのか、塙町で事業やっているところはいっぱいあると思うんです。その中で、みんな苦しみながら事業を継承したり、営業活動している。 また、病院なんては、特にかなり経費の増が負担になっているところは間違いないと思うんですね。何でこういう限られたところしか考えられないのか、それをお聞きしたいというようなことと。 あと、町内宿泊事業エネルギー価格高騰支援給付金、8業者ということで説明はあったんですが、どこに、どういうふうに、個人が申請するものなんだかちょっと分からないんですが、どんなふうに申請をして、この補正は組み立てているのか、それをお聞きします。 それと、6款1項12目の21節賠償金、補償金78万7,000円、それと7款1項6目、これも21節の湯遊ランドはなわ休業補償金108万8,000円。これ、休業するのに、何でお金を払わなきゃならないのかなと、町で。というのは、年間のですよ、その施設を管理運営を指定管理者として指定して、365日こっちはやることになっていて、休んだから補償金を出す。逆に、もらわなきゃならないというか、管理指定料金を年間のやつ払っているんだから、休んだ分は管理してないんだから、町のほうでもらわなきゃならないんじゃないのかなと、そんな思いというか、考え方もあるので、その辺をまずただしたいというふうに思います。 ○議長(割貝寿一君) 総務課長。 ◎総務課長(江田一寛君) それでは、総務のほうから、今回の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金枠の中の電力・ガス・食料品等価格高騰重点支援地方交付金の考え方、今回の事業の組み方の説明をしたいなというふうに思います。 今回の交付金は、全額で4,591万6,000円来ております。それを、先ほど来話が出ている子育て支援、ゼロ歳児から15歳への給付金、それと肥料関係の高騰の支援、それから飼料、餌関係、それと電気・飼料高騰支援給付金ということで、こちらも同じですけれども、それと観光拠点施設の燃料高騰、それと町内宿泊者のエネルギー価格の高騰、それと既にもう実施しております塙町エール商品券のほうに振り分けるということをいたしました。 これら7つの事業に対しまして、それぞれ4,591万6,000円を配分いたしまして、これらの事業に取り組んでいるところでございます。 議員おただしのように、いろんな業者があることは承知しておりますが、様々な事業者については塙町エール商品券で応援をしたというふうに認識しておりまして、今回は特に電気代、ガス代、そういったものの影響を受けて、厳しい状況に置かれている施設を助けたいということで、今回、そのような設定をしたところでございます。 事業全体に対しての説明は以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 農林推進課長。 ◎農林推進課長(大寺弘文君) それでは、6款1項12目の休業補償についてでございます。 これにつきましては、道の駅はなわは休みがなく、ずうっと営業する予定でございましたが、私どもの施設管理の中で、空調関係の入替えのために、どうしてもレストラン等を休まなきゃいけない、休業してもらわなきゃという事態が発生したために、その休業した日数に合わせて、売上げが本当はあったであろう分を補償するものでございます。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) まち振興課長。 ◎まち振興課長(吉成知温君) それでは、私のほうから、18ページ、7款1項4目観光交流費の中の18節町内宿泊事業者エネルギー価格高騰支援給付金650万円でございます。 こちらについては、予算の説明でもお話ししたとおり、町内8事業者を予定してございます。特に、こちらの場合はやはり観光とか、仕事関係で泊まられている方、特に今、風力発電関係でもなかなか泊まるところがないというような状況でございます。 そちらの宿泊事業者、旅館業等を営んでいる業者になりますが、経営の安定と利用者のサービスを維持するために、今回、コロナの交付金を活用して交付金を支給するものでございます。 交付金の交付の方法でございますが、一般の補助金と同等に、議決いただければ、この後、交付金の交付要綱というものを定めまして、申請をしていただくと、申請、交付というような通常の補助金の流れで支給のほうは考えてございます。 また、同ページ、6目湯遊ランドはなわ施設管理費、21節の補償、補填及び賠償金、湯遊ランドはなわの休業補償金でございますが、こちらにつきましても当初10日間、振興公社は夏5日間休業、冬5日間休業ということで、会社のほうで自分たちで清掃、メンテナンスをやる休業期間がございますが、当初その期間で考えてございましたが、観光庁との補助金等で、かなり有利な補助事業が修繕費のほうにも充てられるということで、この期間を利用して集中工事を実施いたします。当然夜間も含めてですが。 そうなりますと、当初予定した10日間が15日間の工事期間になったということで、あくまでこれは公共工事ということでございます。町の施設でございますので、町側のほうで一方的に全館停電にして、ストップしながら工事をしていくという形になりますので、当初予定していた10日間、15日間かかりますので、残り5日間、この部分について休業補償ということでさせていただく予算の計上でございます。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 9番、吉田克則君。 ◆9番(吉田克則君) まず、団体への給付金ね、町内にはいろいろの事業所等もあります。団体もあります。そうした中で、何で2か所なのかな。 あと、エール商品券については、あれは団体というか、会社とかにやるやつじゃなくて、実際は町民各位のほうにエール商品券としてやるやつなので、また意味が違うと思うんですが、その辺。要は、そういう困っている、町内には困っている事業者が、燃料がね、電気代が高くなって困っているという、そういうやつに対してやはり2か所じゃなくて公平にね、税金を使うべきではないんでしょうかということでの質問であります。 それと、休業補償の考え方ね。何回も言うようですけれども、年間の指定管理料を払ってですよ、指定管理するためにそれ動いて、それに対してある一定の金額を指定管理料として支払っているわけなんですね。逆に言えば、年間それで管理してくださいって、休んだから休業補償してやる。民間の企業はどうするんですかと、仮にそれ以外のところでそういう事例が発生した場合には。 そんなことがあるので、もし考え方がまたあればお願いしたいというふうに思います。 それと、26ページに給与費明細書があるんですが、この中でちょっと分からないのが、特別職の中の議員、共済費、修正後ね、1,242万円、長等ということで497万2,000円、これは補正前と補正後は長等が変わっているわけなんですが。それで、共済費、通常は福利厚生費というんですかね。健康保険料とか退職金とか、そういうやつを含めて共済費ということで、県のほうに団体があるとは聞いておりますが、組合というかね、それらのほうにも付するということなんですが、この議員の共済費というのは実際、退職金、健康保険料、そういうのは個人個人で、退職金なんていうのは当然、積立てしていないですけれども、この共済費というのはどんな基準になっているのか、分からないので教えていただきたいのと。 あと、27ページには、一般職ということでまた共済費があるんですが、恐らく共済の組合があると思うので、そこに給料の何パーセントということで納めると思うんですが、その中には失業保険とか退職金とか、さっき言った健康保険料とか、全部含まれていると思うんですが、基本給に対する何パーセントということでこれはやっているんですか、それをお聞きしたいのと。 町ではそれ、今回、条例改正でね。定年制というんですか、65歳までになったということでありますが、それ最長でね、段階的に。それで、退職金でありますが、一般会社であれば退職金の積立てということで、企業半分、あと個人半分ということで積立てはしているんですね。 それで、個人は個人でそういう、自分の懐から出して、あと会社は会社で、会社の管理費の中から出しているということなんですが、町の場合は、当然それ、退職金部分に当たる個人負担分は差し引いてやると思うんですが、それをまとめた金額等については、どこで管理をしているのか、計算をしているのか。 多く積めば積むほど、退職金を年齢に達した人に払うのは容易でないというかね。積立てしていますから、一般企業ですと、逆に多く積み立てると課税対象になるということで、ぎりぎりのところでやっているみたいですが、その辺がちょっと、今回出された給与費明細の中にちょっと分からない部分があるもんですから、教えていただきたいというふうに思います。 ○議長(割貝寿一君) まち振興課長。 ◎まち振興課長(吉成知温君) まず、指定管理者に対する施設への休業補償の関係でございます。 今回、湯遊ランドも道の駅につきましても、公共事業の施行というふうに捉えております。当然、町の施設ですから、町側が修繕を行うと。この場合、やはり営業を休まざるを得ないという部分になりますので、通常想定される営業の損失、こちらを補償するというのが今回の予算の計上となってございます。 あくまで指定管理者については、施設の管理について指定管理を委託しておりますので、施設の修繕、簡単な修繕等はやっていただきますが、大規模修繕については当然、町側がやらなくてはいけないという立場にございます。 両方の施設についても、今回、行政側の理由による、いわゆる業務の内容の変更です。一方的に休んでくださいと、その期間は。ということになりますので、休業補償は今回、出さざるを得ないという状況になってございます。 続いて、先ほどのコロナ関係の交付金の関係でございます。 総務課長、先ほどまとめてご答弁させていただきましたが、いわゆるエール商品券、確かに吉田議員言っているとおり、個人へ交付しております。ただし、エール商品券については町内の登録された約222の事業者がございますが、当然病院なんかも入っております。のほうで活用いただいていると。これまで3回、エール商品券、約8,000人としても5億2,000万円、結局お釣りが出ませんから、もっと経済効果はあったと思います。 ですので、今回につきましては、商業関係についてはエール商品券のほうで当面対応したので、今回、対応が薄かった部分について、特に農業関係のほうは少し上がっていますが、そういう部分について今回、交付金のほうを活用させていただいたというところでございます。 ○議長(割貝寿一君) 総務課長。 ◎総務課長(江田一寛君) 特別職と一般職の共済費についてということでございますが、率とかではなくて、これは特別職及び一般職に係る長期、短期の共済費でございます。個人によって差はあるのかなというふうに思いますし、退職金の扱いは福島市のほうにある市町村総合事務組合というところが取り扱っております。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 9番、吉田克則君。 ◆9番(吉田克則君) 議員の共済金というのは何を指しているんですか、これは。 ○議長(割貝寿一君) 事務局長。 ◎議会事務局長(藤成寛味君) それでは、議員の共済金なんですけれども、先ほどあった1,024万2,000円でございますが、まず全国の議員の共済会のほうへ事務負担金、これが1人当たり1万5,000円で13人分納付しています。 それと、もう一つの共済の納付金は、標準報酬というものがありまして、それの率を掛けたものを納付していますが、これは議員年金分に対する負担金、共済の負担となります。 以上です。 ○議長(割貝寿一君) ほかに質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 討論なしと認めます。 これから議案第55号を採決します。 お諮りします。 本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 異議なしと認めます。 議案第55号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第56号の質疑、討論、採決 ○議長(割貝寿一君) 日程第13、議案第56号 令和4年度塙町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)を議題とします。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 討論なしと認めます。 これから議案第56号を採決します。 お諮りします。 本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 異議なしと認めます。 議案第56号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第57号の質疑、討論、採決 ○議長(割貝寿一君) 日程第14、議案第57号 令和4年度塙町農業集落排水処理事業特別会計補正予算(第2号)を議題とします。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 討論なしと認めます。 これから議案第57号を採決します。 お諮りします。 本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 異議なしと認めます。 議案第57号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第58号の質疑、討論、採決 ○議長(割貝寿一君) 日程第15、議案第58号 令和4年度塙町公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)を議題とします。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 討論なしと認めます。 これから議案第58号を採決します。 お諮りします。 本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 異議なしと認めます。 議案第58号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第59号の質疑、討論、採決 ○議長(割貝寿一君) 日程第16、議案第59号 令和4年度塙町介護保険特別会計補正予算(第3号)を議題とします。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 討論なしと認めます。 これから議案第59号を採決します。 お諮りします。 本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 異議なしと認めます。 議案第59号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第60号の質疑、討論、採決 ○議長(割貝寿一君) 日程第17、議案第60号 令和4年度塙町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)を議題とします。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 討論なしと認めます。 これから議案第60号を採決します。 お諮りします。 本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 異議なしと認めます。 議案第60号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第61号の質疑、討論、採決 ○議長(割貝寿一君) 日程第18、議案第61号 令和4年度塙町上水道事業会計補正予算(第1号)を議題とします。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 討論なしと認めます。 これから議案第61号を採決します。 お諮りします。 本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 異議なしと認めます。 議案第61号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △同意3号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(割貝寿一君) 日程第19、同意第3号 塙町農業委員会の委員に占める認定農業者等又は認定農業等に準ずる者の割合を4分の1以上とすることについてを議題とします。 本案について提案理由を求めます。 町長、宮田秀利君。     〔町長 宮田秀利君登壇〕 ◎町長(宮田秀利君) それでは、同意第3号 塙町農業委員会の委員に占める認定農業者等又は認定農業等に準ずる者の割合を4分の1以上とすることについて、提案理由のご説明を申し上げます。 本案は、農業委員会等に関する法律第9条第1項の規定により、農業委員会委員の候補者を募集し、委員の定数である15名を選考しましたが、候補者15名に対し認定農業者は4名でありました。このため、法第8条第5項に規定している認定農業者等農業委員会委員の過半数を占めることができないため、同法8条第5項のただし書及び同法施行規則第2条第2号で規定している認定農業者が少ない場合は、認定農業者とまたこれに準ずる者が農業委員会委員の4分の1以上を占めることを適用するため、同意を得るものであります。 ご審議の上、ご同意くださるようお願いを申し上げます。 以上であります。 ○議長(割貝寿一君) これから質疑を行います。 質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 討論なしと認めます。 これから同意第3号を採決します。 お諮りします。 本案はこれに同意することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 異議なしと認めます。 同意第3号については、これに同意することに決定しました。--------------------------------------- △同意第4号~同意第18号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(割貝寿一君) 日程第20、同意第4号 農業委員会委員の任命についてから日程第34、同意第18号 農業委員会委員の任命についてまで、15件を一括議題とします。 提出者の説明を求めます。 町長、宮田秀利君。     〔町長 宮田秀利君登壇〕 ◎町長(宮田秀利君) それでは、同意第4号 塙町農業委員会委員の任命についてから同意第18号 塙町農業委員会委員の任命についてまで、一括して提案の理由をご説明を申し上げます。 本案は、塙町大字大蕨字坂本63番地、鈴木孝久氏、塙町大字川上字花園47番地、北郷修三氏、塙町大字川上字中平27番地、斉藤幸市氏、塙町大字大蕨字長岡94番地、鈴木文芳氏、塙町大字西河内字登木戸69番地1、小松孝行氏、塙町大字板庭字板庭102番地、割貝宗一氏、塙町大字台宿字台宿32番地、金澤勉氏、塙町大字伊香字古宿160番地、鈴木仁氏、塙町大字上渋井字仲岡102番地、白坂利雄氏、塙町大字竹之内字竹之内79番地1、下重繁男氏、塙町大字東河内字豊田69番地、藤田隆美氏、塙町大字上石井字堀ノ内67番地、石井直樹氏、塙町大字木野反字押立47番地、鈴木則隆氏、塙町大字常世北野字水元165番地1、生方光明氏、塙町大字植田字中之内19番地、吉成正美氏を、塙町農業委員会委員に任命したいので、農業委員会等に関する法律第8条第1項の規定により、議会の同意を得るものであります。 さきの15名の皆様は、農業に関する見識に優れ、農地等の利用の最適化の推進に関する事項など、職務に深い理解を有していることから、委員として適任でありますので、ご審議の上、ご同意くださるようお願いを申し上げます。 以上であります。 ○議長(割貝寿一君) これから質疑を行います。 質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 質疑なしと認めます。 お諮りします。 一括議題であっても、討論、採決はそれぞれに行うのが原則ですが、討論、採決とも一括して行うこととしたいと思います。 ご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 異議なしと認めます。 同意第4号から同意第18号まで、一括して討論、採決を行うことに決定しました。 これから討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 討論なしと認めます。 これから同意第4号から同意第18号まで15件を一括して採決します。 お諮りします。 本件はこれに同意することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 異議なしと認めます。 同意第4号から同意第18号まで15件、全て同意することに決定しました。--------------------------------------- △日程の追加 ○議長(割貝寿一君) ただいま総務、経済、広報及び予算決算常任委員長並びに議会運営委員長から、閉会中の継続調査申出書の提出がありました。 これを日程に追加し、追加日程第1として議題にしたいと思います。 また、議員派遣の件を日程に追加し、追加日程第2として議題にしたいと思います。 これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 異議なしと認めます。 よって、これらの件を日程に追加し、議題とすることに決定しました。 休憩します。               休憩 午後3時21分               再開 午後3時22分 ○議長(割貝寿一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。--------------------------------------- △委員会の閉会中の事務調査の件 ○議長(割貝寿一君) 追加日程第1、委員会の閉会中の事務調査の件を議題とします。 総務、経済、広報及び予算決算常任委員長並びに議会運営委員長から、会議規則第75条の規定によって、お手元に配りました調査事項について閉会中の継続調査の申出がありました。 お諮りします。 各委員長から申出のとおり、閉会中の継続調査とすることにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 異議なしと認めます。 よって、各委員長から申出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定しました。--------------------------------------- △議員派遣の件 ○議長(割貝寿一君) 追加日程第2、議員派遣の件を議題とします。 お諮りします。 議員派遣の件については、お手元にお配りしましたとおり派遣することにしたいと思います。ご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 異議なしと認めます。 議員派遣の件は、お手元に配りましたとおり派遣することに決定しました。--------------------------------------- △閉会の宣告 ○議長(割貝寿一君) これで本日の日程は全部終了しました。 会議を閉じます。 令和4年第7回塙町議会定例会を閉会します。               閉会 午後3時23分地方自治法第123条第2項の規定により署名する。 令和  年  月  日        議長      割貝寿一        署名議員    鈴木元久        署名議員    吉村守広...