塙町議会 > 2020-12-14 >
12月14日-03号

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  1. 塙町議会 2020-12-14
    12月14日-03号


    取得元: 塙町議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-05
    令和 2年 12月 定例会(第8回)          令和2年第8回塙町議会定例会会議録議事日程(第3号)                    令和2年12月14日(月)午前9時開議日程第1 一般質問日程第2 議案第64号 塙町議会議員及び塙町長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の制定について日程第3 議案第65号 塙町表彰条例の一部を改正する条例の制定について日程第4 議案第66号 塙町一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例の制定について日程第5 議案第67号 職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について日程第6 議案第68号 塙町税特別措置条例の一部を改正する条例の制定について日程第7 議案第69号 塙町後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例の制定について日程第8 議案第70号 塙町辺地総合整備計画の変更について日程第9 議案第71号 大字及び字の区域の変更について日程第10 議案第72号 令和2年度塙町一般会計補正予算(第5号)日程第11 議案第73号 令和2年度塙町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)日程第12 議案第74号 令和2年度塙町農業集落排水処理事業特別会計補正予算(第2号)日程第13 議案第75号 令和2年度塙町公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)日程第14 議案第76号 令和2年度塙町介護保険特別会計補正予算(第3号)日程第15 議案第77号 令和2年度塙町上水道事業会計補正予算(第1号)日程第16 請願第2号 日本政府に核兵器禁止条約の調印・批准を求める意見書の提出に関する請願---------------------------------------本日の会議に付した事件 1 一般質問 2 議案第64号 塙町議会議員及び塙町長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の制定について 3 議案第65号 塙町表彰条例の一部を改正する条例の制定について 4 議案第66号 塙町一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例の制定について 5 議案第67号 職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について 6 議案第68号 塙町税特別措置条例の一部を改正する条例の制定について 7 議案第69号 塙町後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例の制定について 8 議案第70号 塙町辺地総合整備計画の変更について 9 議案第71号 大字及び字の区域の変更について10 議案第72号 令和2年度塙町一般会計補正予算(第5号)11 議案第73号 令和2年度塙町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)12 議案第74号 令和2年度塙町農業集落排水処理事業特別会計補正予算(第2号)13 議案第75号 令和2年度塙町公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)14 議案第76号 令和2年度塙町介護保険特別会計補正予算(第3号)15 議案第77号 令和2年度塙町上水道事業会計補正予算(第1号)16 請願第2号 日本政府に核兵器禁止条約の調印・批准を求める意見書の提出に関する請願追加日程第1 委員会の閉会中の事務調査の件追加日程第2 議員派遣の件---------------------------------------出席議員(13名)     1番  金澤太郎君      2番  菊地哲也君     3番  鈴木元久君      4番  吉村守広君     5番  七宮広樹君      6番  下重義人君     7番  吉田広明君      8番  青砥與藏君     9番  吉田克則君     10番  鈴木 茂君    11番  藤田一男君     12番  鈴木孝則君    13番  割貝寿一君欠席議員(なし)---------------------------------------地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名  町長        宮田秀利君     副町長       佐藤要一君  教育長       秦 公男君     総務課長      白石憲男君  町民課長      生田目敏夫君    健康福祉課長    藤成寛味君  農林推進課長    江田一寛君     まち振興課長    吉成知温君  まち整備課長    藤田衛昌君     生活環境課長    鈴木義房君  会計管理者     星 忠吉君     農業委員会事務局長 小野 浩君  学校教育課長    佐藤光一君     生涯学習課長    金澤祐介君  選挙管理委員会書記長          代表監査委員    金澤忠良君            白石憲男君---------------------------------------職務のため出席した者の職氏名  議会事務局長    藤田淳一      書記        根本雅士               開議 午前9時00分 △開議の宣告 ○議長(割貝寿一君) ただいまの出席議員は定足数に達しておりますので、これから本日の会議を開きます。--------------------------------------- △議事日程の報告 ○議長(割貝寿一君) 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配りました。 本日の会議のビデオ映像は、後日、インターネットにて配信する予定となっておりますので、ご了承願います。 また、会議規則に従い、議場内では携帯電話等の電源をお切り願います。--------------------------------------- △訂正の申出 ○議長(割貝寿一君) ここで、説明員、学校教育課長から発言を求められておりますので、これを許します。 学校教育課長。 ◎学校教育課長(佐藤光一君) おはようございます。 12月11日の一般質問の答弁の内容に誤りがございましたので、ここで訂正をお願いいたします。 1番議員、金澤議員の質問のこども園園庭の遊具設置の検討があるかでございますが、設置予定の遊具の名称、運んでくる場所に誤りがありました。遊具名、大型コンビネーション、8連鉄棒、ジャングルジム、3連鉄棒のうち、8連鉄棒を8連のぼり棒と訂正をお願いいたします。運んでくる場所を大型コンビネーションの旧塙保育園以外は、旧塙幼稚園と訂正をお願いいたします。 また、大型コンビネーションにブランコがついているのかとのおただしに、ブランコはついているとお答えいたしましたが、再確認をした結果、ついておりませんでした。大変申し訳ございませんでした。 ○議長(割貝寿一君) これで学校教育課長からの発言を終わります。--------------------------------------- △一般質問 ○議長(割貝寿一君) 日程第1、11日に引き続き、一般質問を行います。--------------------------------------- △下重義人君 ○議長(割貝寿一君) 6番、下重義人君、登壇願います。 下重義人君には、説明のために備品持込みを1点だけ許可しておりますので、ご了承願います。 持ち時間は10時3分までです。 下重義人君。     〔6番 下重義人君登壇〕 ◆6番(下重義人君) おはようございます。6番議員、下重義人です。 先週金曜日に引き続きまして一般質問を行いますが、さすがに7番目の質問者になると、内容面にも重複する面もあるかと思いますが、ご理解のほどよろしくお願い申し上げまして、一般質問を行ってまいりたいと思います。 まず初めに、今現在、新聞、そしてテレビ等で騒がれている新型コロナウイルス感染症拡大にも、経済にも大きな影響を及ぼしております。この福島県でも、毎日、何人かの感染患者が出ている状態です。当塙町でも、ついに1人の方が感染してしまいました。その後、町の対応としては、速やかな新型コロナウイルス感染患者、町内に発生における町長メッセージが各マスコミに掲載、現在の状況、そして、今後の対策、町民の皆様へのお願いが書かれていました。 この先、新型コロナウイルス感染リスクがゼロになるのは、かなり時間が要するのではないかと思われます。また、県は新型コロナウイルス感染拡大により、主食用米の需要低迷を受け、今後、生産調整を行うとともに、米余りによる米価ですね、米の価格が下落を招くおそれが見込まれるということで、そこで、町は独自の生産者の皆様の所得確保につながる対策を考えているのか、まずは伺ってまいりたいと思います。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) それでは、下重議員の質問にお答えを申し上げます。 おただしの件でありますが、この新型コロナウイルス禍と申し上げますが、これは全世界を巻き込んだ自然災害と捉えることができるのではないかと、私はそう思っております。そんな中にありますので、結果的には、国・県等の上の団体がその対応の中心となってくると、そういう中にありましても、町といたしましても、価格の動向、これ十分に注意をしながら、国・県の施策も見据えながら、町としては対応を適宜に行ってまいりたいと、このように考えております。 詳細は担当課長から説明をいたさせます。 ○議長(割貝寿一君) 農林推進課長。 ◎農林推進課長(江田一寛君) 下重議員のご質問にお答えいたします。 県は、令和3年度産主食用米の生産数量目安を示しました。塙町においては、本年度の実績面積444ヘクタールから22ヘクタール削減した、422ヘクタールが目安となっています。 また、令和3年産米の米の価格については、本年産より、60キロ当たり1,000円から1,500円程度低下するのではないかと予想しております。農家さんは、これ以上のコスト削減は難しく、非常に厳しい状況にあると考えております。 ご質問の町独自の生産者の所得確保につながる対策とのことでございますが、町独自の対策は難しい状況がございますが、今定例会でも一般質問がされておりますカメムシの薬剤防除に対する補助などを行うことで、米の等級低下と色彩選別機にかける回数を減らすことも、農家の所得確保につながるものと考えております。しかしながら、過日お答えしたように、基本的には、これまで以上に非食米への転換を促してまいりたいというふうに考えております。 もう一度ここで説明させてもらいますが、経営所得安定対策として、水田活用の直接支払交付金が支払われますが、令和3年産米の試算で、主食用米から飼料用米に転換した場合、10アール当たり9万2,000円交付されます。ここに、町産地交付金4,000円の交付金を上乗せ、9万6,000円となります。多少、要件はございますが、価格が変動する主食用米と違い、安定した助成金を受け取ることができ、飼料用米に転換しても、主食用米並みの所得を得ることができます。さらには、主食用米よりは手間が若干かからないため、農家さんの負担軽減につながることが期待されております。ちなみに、令和2年産米において、塙町では、6戸の農家が新たに飼料用米に転換して、合計で20.9ヘクタールの作付が増えている状況でございます。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 下重義人君。 ◆6番(下重義人君) 私はここで生まれて、もちろん農家なので、できれば、やはり今課長が説明の中でもありましたけれども、飼料米というような形を町は推し進めているという形、町ばかりじゃないですよね、県もですね。ですけれども、やはりできれば、食用米ですね、皆さんが食べる、人が食べる食用米を作りたいなと。また、減反が今、説明の中で22ヘクタールということですか、町の割当て。これ先月ですね、12月12日に、県やJA福島中央会なので構成されている県水田農業産地づくり対策等推進会議ですね、21年産米の作付面積を減反ですね、減らすのを3,500ヘクタール、福島県の作付面積は5万5,700ヘクタールを、目安を示していますよね。その中で、この塙町に22ヘクタールの減反数量を割当てしているというのは、これは間違いないのか、もう一度伺います。
    ○議長(割貝寿一君) 農林推進課長。 ◎農林推進課長(江田一寛君) お答えいたします。 下重議員お見込みのとおり、22ヘクタールで間違いございません。 ○議長(割貝寿一君) 下重義人君。 ◆6番(下重義人君) 思ったより少ないかなと思うんですけれども、要するに、22ヘクタールの減であれなんですか、その中で飼料米も転換していくというような形の数量なのか、全体的な作付を22ヘクタールを減らして、その中で食用米、飼料米の割当てをするのか、推し進めていくのか、お伺いします。 ○議長(割貝寿一君) 農林推進課長。 ◎農林推進課長(江田一寛君) お答えいたします。 22ヘクタールには、その飼料用米を含んでいるのかということで、それで、飼料用米で22ヘクタールを目指したいというふうに考えている状態です。 以上です。 ○議長(割貝寿一君) 下重義人君。 ◆6番(下重義人君) 塙町での今年の米の等数ですね、これは農家所得にも関係しますので、先日、10番議員も聞いたかもしれませんけれども、1等米は81.5%、2等米は16.8%ですね。ちなみに、そこまで答弁したんですけれども、3等米は1.8%かなと思います。また、参考に、昨年の1等米は92.5%ではなかったかなとは思うんですけれども、やはり、かなり去年と今年のこの開きがありますよね。 今後、農業の所得、やはり農家の皆さんを助けていくためには、やはりこのままではますます苦しくなるのかなと、やはり町の支援も必要ではないかな。減反は、初めて減反されたのは1970年、昭和45年ですね、以降、減少幅は最大限、今回の見通しの減反の幅は最大規模になっているということで、この新型コロナウイルスが続くようなことがあれば、ますます減少幅が膨れていくのかなと思って懸念しております。 このことに関して、町長の考えも一つ聞いて、答弁願えればお願いしたいと思います。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 結局、農家の減収、これは米の価格もさることながら、全体的な需要の減ということも加味しておるんだろうと私は思っております。そんな中にありまして、私、何度かお話をさせていただきました。その外食産業、そういうふうなルートがないわけではないので、その外食産業への販売、それから、その一つの会社、5,000人、6,000人という方を使っていらっしゃる会社の、その社員用のお米として売り込む等々、その町の米自体はしっかりおいしいものがある、食料は大変高いということで十分にその対応できる、対抗できるというものがあるので、しっかりとしたルート、この組立てをしながら、しっかりと売り込みをする、そして、別な形での需要を喚起するということは必要だろうと。 もし、今、私が一番やりたいとすれば、ただ、その場限りの補助という形ばかりでなくて、やっぱり将来に向けて、しっかりとした販路も、その道筋というんですかね、販路をつけるということも必要なのかなと思っておりますので、思いは、できればそっちのほうへしっかりと力を注ぎたいなと思っております。 ○議長(割貝寿一君) 下重義人君。 ◆6番(下重義人君) ちょっと話は、質問は飛び飛びになるかもしれませんが、東京都練馬区に設置してあります、塙産の米をペットボトルに入れて、自動販売機で販売しております。 今の状況と、これは販路拡大に何かつながるものなのか、伺ってみたいと思います。もし、分かるんであれば、お聞きします。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) 内容的なものでありますので、担当課の課長より説明をいたさせます。 ○議長(割貝寿一君) 農林推進課長。 ◎農林推進課長(江田一寛君) 塙産米の米の自動販売機による販売、主にその練馬区なんですが、そちらのほうのご説明をしたいと思います。 塙町は、20年以上前から、東京都練馬区、葛飾区を中心に、首都圏の物産展で物産販売をしてまいりました。物産展などでは米も販売しておりましたが、近年の都会の家族構成の変化で、単独世帯とか、人数が減っておるものですから、これまで販売していた2キロとか、5キロの袋では食べ切れないとか、買いたいけど、持って帰るのが重いとか、そういう声がありました。そういった中から、どうしたら都会の消費者に受け入れられるのかということで、検討を28年から始めまして、3つポイントを見いだしまして検討しました。 持ち運びに便利なサイズ、米も生鮮食品ということで、玄米をすると鮮度が常に落ちていくということでございます。それと、いつでも買える、これも重要なのかなというようなことで、これらを検討した結果が、360ミリリットルのペットボトルにお米を入れて販売する。そうすると、小さなバッグにも入りますし、ラベルに1合の目盛りをつけておりますので、計量カップも要らない、そういったことで非常に便利だと。 もう一つは、冷蔵庫に飲物のように入れておくだけで鮮度も保てる、保冷庫のようなものですね、いうことができる。自動販売機は、何よりも24時間いつでも購入できるので、いろいろなライフスタイルの方が購入できるということで考えました。 平成30年11月28日から販売を開始するんですが、平成18年から、毎月物産展を実施していてくれた東京都練馬区春日町本通り商店街のほうに設置しております、1台でございますが、自販機を設置しました。その中にどういうものが入っておるかということですが、コシヒカリの無洗米と玄米、これが無洗米のボトルと玄米のボトル各400円、それと、竹パウダー農法で育てたコシヒカリの無洗米と玄米が500円ということで、4種類を売っておるところです。 こういったことで、米の消費拡大ということで図っているわけですが、なお、ここのこのペットボトル米の最大のポイントは、この米を詰めたり、ラベル貼りは、町内の障害者福祉施設でございますダリア工房にお願いし、農福連携と、農業と福祉の連携というふうにつなげております。そういった状況もございます。 なかなか自販機による売上げは、ちょっと当初の状況よりは思わしくはないのですが、業界誌に取り上げられたり、いろいろな問合せが来ております。自販機の販売は、当時は、塙町は先駆的なものでございました。 それで、現在までの売上げ本数なんですが、本数だけで申しますと705本、31万8,000円という売上げということになっております。自販機は169本で、その他のイベントでの販売が536本というような、このような内訳になっております。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 下重義人君。 ◆6番(下重義人君) このペットボトル販売している自動販売機ですね、今から何年前ですかね、私も練馬区に行ったときにちょっと見せてもらって、このペットボトルのラベルにハチナナマル、要するに塙ですか、塙というラベルが貼ってあったような記憶をしています。売上げに関しては、今、初めて聞いたんですけれども、この塙産の米は、もし、塙産の米というだけで、それとも、どこか地区が、塙のどこの地区の米なのか、もし、分からないなら結構ですけれども、興味あるところなので、ちょっとお聞きします。 ○議長(割貝寿一君) 農林推進課長。 ◎農林推進課長(江田一寛君) お答えいたします。 米のものですが、主に常豊地区と、あと、竹パウダーを使って作っている生産者、そちらのお米になります。 以上です。 ○議長(割貝寿一君) 下重義人君。 ◆6番(下重義人君) 現在、塙町は東京都練馬区と、あと葛飾区とで、1998年、平成10年に防災協定締結を結んでいます。そこで、災害時に塙産の米を使って、緊急備蓄米倉庫等を塙町に建てるような計画を、町長考えているのか、持っているのか、答弁できる範囲内で結構ですので、お聞きします。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 江戸川区ですね、73万人ぐらいいらっしゃるんですけれども、ちょっと数字が正確ではないんですけれども、区民の方がいらっしゃるということで、一、二年前に友好都市ということでという話も盛り上がっておったのですが、諸所事情があって、その都市契約というんですかね、結べなかった状況下にあります。 その友好都市云々という話のときに、中には、ぜひ被災、特に、東京都内での災害時の区民の避難先として、塙町を利用させていただけないかという話をいただきました。ちょっと収容人員数が頭に入っていないんですけれども、町のその避難指定所というのを、総数で千数百人、千五、六百人が収容可能だということで、この数字は正確ではないんですけれども、この方を全部受け入れたとして、1週間、1か月ということになろうと思うんですけれども、この方を全部、町の備蓄米と申しますか、保有米でそのご飯を作ってあげるということは、まず難しいだろうという話をさせていただきました。 その中で、ぜひ塙の町に備蓄米ということを考えていただけませんかというお話もさせていただいたんですね。その話も含めて、いろいろ話合いはしておったのですが、諸所事情、それから、このたびのコロナウイルス禍ということで、その話が進展はしておりませんけれども、これがきれいにクリアされた後には、お互いの友好都市、そして、その備蓄米の話ですか、これも含めて、ぜひ進めてみたい。 ただ、あれですね、私、考えておるのは、その備蓄米を保管する保冷庫というんですかね、冷蔵施設のあるその倉庫は町で造って、そこに米を江戸川区で買っていただいて、そして、そのランニングコストというんですかね、いろいろ電気料たら何たらというのをやっぱり向こうに負担していただくということで、町に米を定期的に販売することができればということも考えております。これはこれからの課題になりますけれども、しっかりと取り組んでいきたいなとは思っております。 ○議長(割貝寿一君) 下重義人君。 ◆6番(下重義人君) 私、防災協定提携を結んでいる、あれですね、江戸川区とは思わなかったんですけれども、練馬区と葛飾区か何か思ったんですけれども、江戸川区だったんですね。私もちょっと勘違いしました。 ただ、やはり江戸川区73万人ですね、葛飾区の場合は、今、人口約大体45万人、練馬区なんかは人口約72万人、この辺のやはりこれだけの住んでいる、当塙町は、もう1万人切っていますのでね。こういう人たちの災害時、今、災害というのはすごく全国でもどこでも、どこで起こってもおかしくないぐらいですから、やはりまずは水と食べ物ですよね。やはり水はもちろん一番大切かなとは思うんですけれども、この緊急備蓄米倉庫、これは当塙町が建てるんじゃなくて、逆にそういう江戸川区であれ、練馬区であれ、葛飾区であれ、やはりそういう、これだけの人が住んでいるところなんですから、逆にそちらから、土地をこちらで用意して建ててもらって、そちらで建ててもらえれば、なお町の負担も少ないし、これ緊急時、もちろん、これだけの大都市なんですから、逆に、何か災害あっても食べ物には困らないんじゃないかなという、その区ですね、ではそういう安心感もあるんではないかなと思います。こういうのは実現できれば、大いにかなりの販路拡大につながると思われます。 飛び飛びですみません。 現在、この海外輸出を見込んで契約を交わした株式会社フラワーキングで、今、ダリア、この前、経済常任委員会で、所管事務調査で行いましたダリアの調査ですね、週1回、輸出をしているということで、その後、ドウダンツツジも輸出しているということなんですけれども、それに併せてコンニャクも輸出されると聞いておりますけれども、そこで、もし、コンニャクも輸出できるんであれば、塙産の米も輸出できないのかなと思いますけれども、聞いてみます。もし、できる可能性があるのであれば、聞いてみます。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 詳細については、担当課の課長より説明をいたさせますが、米も玄米のままですと中国への輸出は難しい、ただ、白米にすると、加工品ということで可能だというような話も聞いております。 詳細については、担当課長より説明をいたさせます。 ○議長(割貝寿一君) まち振興課長。 ◎まち振興課長(吉成知温君) まち振興課の吉成です。 ただいまのおただしの件でございます。本来、農林推進課とまち振興課、6次化商品とか、加工品なんかの部分については、お互い一緒にやっているものですから、私のほうからお答えさせていただきます。 コンニャクの輸出という件でございますが、本年度から輸出回復緊急対策事業、県の単独事業になります。塙町のふるさと産業おこし連絡協議会というところが事業主体となりまして、いわゆる塙産のコンニャクですね、加工している、刺身コンニャクになりますが、こちらを現在、香港のほうに、3回ほどですが輸出をしてございます。というのは、この香港にあります日本食屋さんで、このコンニャクを使っていただけないかということで、先ほどありましたフラワーキングさんを通して、現在こちらの輸出をしてございます。 また、お米の関係でございます。先ほど町長が申し上げましたが、現在、アジア関係になりますと、東日本大震災起因によります福島第一原子力発電所の放射性物質の拡散ということで、農産物の輸出に関しては、かなり厳しい条件で、現在もできないという国がほとんどでございます。 香港についてもそうなんですが、先ほどありました、いわゆる精米ですね、白米にすることによって、農産物から加工品という扱いになります。こちらのお米についても、加工品になりますから、当然、香港もそうですし、中国、こちらの輸出も可能だというふうには考えてございます。ぜひ、ここについては、直接、町に輸出業者がおりますので、そこを介して、お米についても、ぜひ塙のおいしいお米を今後輸出できないかということで進めていきたいというふうに考えてございます。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 下重義人君。 ◆6番(下重義人君) この白米にすれば加工品になるということで、もし、これがまた実現できれば、なお先の見通しが明るいかなと。ただ、これ中国輸出の中に福島県産、塙産も含めて、制限品目の中に米は含まれているのか。要するに、いろいろ放射能の問題とか、そういう問題で、もし制限品目の中に、中国が受け入れてくれない可能性もあるのではないかということで、質問してみたいと思います。 ○議長(割貝寿一君) まち振興課長。 ◎まち振興課長(吉成知温君) 輸出に対しての制限品目の関係でございます。 中国については、現在のところ、農産物関係、花はオーケーなんですが、いわゆる食べられるものについては、今のところ全て制限がされてございます。また、台湾なんかですと、果物なんかは一部解除はありますが、ここはやはり、まずは、白米でこう輸出をかけながら突破口を開いていくということで、ほかのやはり農産物にも、この輸出が将来的に可能になるんじゃないかなというふうに考えております。 ○議長(割貝寿一君) 下重義人君。 ◆6番(下重義人君) ぜひとも、これね、頑張ってほしいと思います。 そこで、塙町と縁の深い葛飾区で、塙町那倉地区で栽培された、長野県から取り寄せた種もみで、美山錦という種もみの種の米で醸造した特別純米酒、今、ちょっと私、議長に許可取ってお持ちしましたので。 議長、試飲は駄目ですよね。 ○議長(割貝寿一君) 駄目です。私にくれるんだらいいけれどもね。 ◆6番(下重義人君) 分かりました。 こういうような、葛飾の花ですね。これやはり原料は那倉産米の米100%です。美山錦という品種の、原料の米ですね。こういうお酒があります。恐らく皆さん、見たことあるかと思いますけれども、こういう、この葛飾の花という名前のお酒なんですけれども、今、大変話題になっております。 町長、これ聞いたことはあるか、また、試飲したことはあるか、ちょっと聞いてみてよろしいでしょうか。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 何度か試飲をさせていただいておりますとともに、昨年だと思うんです、ちょっと時期がずれたらば申し訳ないんですけれども、お披露目の会がございました、湯遊ランドで。その会にもお招きをいただきまして、この生産に関わっている方々ともいろいろお話をさせていただきまして、別な意味で、都市交流の一つとして、しっかりと頑張っていらっしゃるというような感覚は持ちました。 ○議長(割貝寿一君) 下重義人君。 ◆6番(下重義人君) これ原料はやはり那倉産のお米ですので、醸造したのは矢祭町の蔵元、矢澤酒造店さんです。なぜこのお酒が、今、話題になっているかというと、この新型コロナウイルス感染拡大の中で感染終息を願って、日本酒の新しいラベル、福の文字をデザインされています。先月の新聞ですか、に載っていたんですけれども、この福の文字の訳は、災い転じて福となすという言葉があるように、このコロナ禍が早く終息して、県民との交流を再開したいという意味合いも含まれております。 この塙町のお米、農家の作る、那倉米の会及び塙のお米を使ったお酒を、何らかのお酒の後押しをできないか、また、塙町の特産品にならないか。那倉米の会の方にちょっと伺ってみたんですけれども、やはり後押ししてもらえるなら非常に助かりますというようなお言葉も、ちょっと話の中で出ましたので、聞いてみます。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 この葛飾の花、拡販のために町がどのような行動を取れるかというか、アクションを起こせるかということだと思いますけれども、これ調べてみますと町産品とするのにも、多分縛りがあると思うので、その辺がうまくクリアできるかどうか、それができないまでにも、別な形で支援できるかどうかも含めて、検討はさせていただきたいと思います。 ○議長(割貝寿一君) 下重義人君。 ◆6番(下重義人君) 確かに、これは、今、初めて出てきたわけじゃないですから、もう何年か前から商品化されて、ものがやはりここに出てこなかったというのは、何か縛りがあるんではないかなと。原料は、たとえ塙町の那倉の地区であっても、醸造されているのがやはり矢祭町ということもある、そういう、今現在にして葛飾区で売られていますので。ただ、これ来年春には新しいラベル、福の文字の入ったお酒が塙町でも販売される予定とも聞いております。そうした場合、やはり塙町でも販売されるということは、今現在でも、塙町で販売されてはいたんですけれども、あまり日の目は見なかったのかなとも思います。ただ、今度ラベルも変わって、福という文字も入ってきますので、もし、その縛りというものでクリアできないのでれば、それはそれで仕方ないとしても、やはり何かしらのお力添えは必要ではないかなと思います。 昔から、溺れる者はわらをもつかむということで、今現在、米農家は本当に溺れる寸前だからかと思います。ちっちゃなところからやはり後押しできるとか、米生産者所得確保につながるようなことがあれば、やはり町のほうも、ぜひとも協力できることを期待して、次の質問にまいりたいと思います。 (2)番ですね。今後の農業経営及びコスト削減に関して、町はどのように推し進めていくのかということですね。 なぜこのコスト削減に力を入れなくてはならないかというと、皆さんご存じのとおり、今年の米の米価、新型コロナウイルス拡大により外食需要が減少する中、供給過剰により価格の下落が引き続いて懸念されていますね。本県中通りの米、コシヒカリの価格は11%、今年の価格が下落しています。このような観点から、今後、米生産者は、農業経営及び農地を守るためにも、何らかのやはり戦略は絶対必要かと思います。同じような質問になるかと思いますけれども、このコスト削減の件に関して、もし、コスト削減ですね、経費がかからないような経営手段があるのであれば、お聞きしたいと思います。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 このコスト削減、大変な努力を必要とするというか、今の現況から考えると大変厳しい条件下にはあるとは思います。 この件に関しましては、担当課長のほうからお話をさせていただきます。 ○議長(割貝寿一君) 農林推進課長。 ◎農林推進課長(江田一寛君) 下重議員のご質問にお答えいたします。 農業経営コストの削減でございますが、農家の皆さんもコスト削減のために努力しているとは思われますけれども、農機具代、肥料代など既に限界まで行っており、これ以上の削減は非常に厳しい状況であると認識しております。今以上にコストを削減するには、圃場の大規模化というものが考えられます。ただし、大規模化が有効であるのは、やはり町内でも平たん部の地域に限られてしまうとは考えられますが、若干ご説明させていただきます。 塙町は10アール程度の小規模な圃場が多く見られ、生産効率が悪く、利益を確保しにくい状況にあります。圃場の大規模化を行うと、例えば、理論的には、田植機が1回に8条ずつ植えていくのは4条ずつ植えていくよりも、同じ面積の田植をするときに2分の1の時間でできることになります。このように、一定の面積当たりの作業労働時間が減少し、生産時の費用を抑えることが考えられます。しかし、8条植えの田植機は、4条植えの田植機より大変値段が高いため、小さな面積だとかえって費用が高くなってしまいます。そこで、圃場の大規模化を行うと効率的に機械が使え、費用が割安になるということでございます。 ただし、圃場を大規模化するには、基盤整備が必要となりますが、多額の事業費が見込まれます。概算で1ヘクタール当たり2,000万円程度が見込まれ、通常、事業費の12.5%とされる受益者負担金も負担しなければなりません。コストを削減するために多額の負担金がかかってしまっては、逆にコスト高となってしまいますので、この負担金なしで基盤整備を行うことが可能となる方法がございます。 それは、人・農地プランの実質化というものでございます。人・農地プランとは、これまでの地域農業は、協働活動などに取り組み、農業、農地を守り、発展してきました。これらの地域農業を子や孫の世代に引き継がなければなりませんが、後継者不足など様々な問題が山積しております。そこで、地域の話合いを再活性化して、将来にわたって地域の農業を誰が担っていくのか、誰に農地を集積、集約していくのかを地域で決めていくのが人・農地プランです。 この人・農地プランは、平成24年から開始され、塙町では2つの地域で取りまとめられておりますが、他の市町村と比較いたしますと大変遅れている状況にあります。今年度は、塙町で3つの地域でプランの実質化に取り組み始めております。人・農地プランの実質化は、基盤整備事業を実施すること自体が目的ではなく、実質化した地域に対し、国から個人や地域に様々な支援が受けることができるものであり、その中の一つに基盤整備事業も含まれるというものでございます。 今後、国は、この人・農地プランの実質化が様々な補助事業の採択の必須条件としてくることが見込まれます。町といたしましても、今後、他の地域でも、人・農地プランの実質化に向けて積極的に取り組んでまいり、コスト削減等に努めたいなというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 下重義人君。 ◆6番(下重義人君) これからの農業を担っていく世代が、効率的な農地利用やスマート農業を行うため、農地の集積、集約化を推し進めていかなきゃならないというのは、今の課長の説明にもあったように、やはり今後の農業の在り方なのかなと。今まで築き上げてこられた先人の方たちのためにも、この地域の農業、農地を取り巻く伝統文化、自然、風景なども一緒に子供や孫の世代にしっかりと引き継がなければならないと、皆さん感じておると思います、農業を経験されている方たちは。それには、今の時代に合った様々な農法、そしてプランを、知恵を出し合いながら今までの農業を見直していかなければならない、ちょうど、今、言われたようなプランを考えながら、転換時期に来ているのかなとも実際強く感じております。 農業の在り方ということで、町長に、最後にこの件に関して、町はどういうふうに推し進めていくのか聞いてみます。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 今、担当課長から説明がありましたように、一つの手段として農地の集約化等々、これはしっかりと進めていかなければならない、その後の補助金等の問題もあるということで、本当に真剣に取組を進めなければならないと思っております。 あと、私の考え、先ほどからお話ししておりますように、何とか、この牛、米、しっかりと認識してもらうことで、ブランド化ですか、これがかなえば、多少の販売価格が上がることでその農家の収入増になるという、そういう方向でしっかり考えていきたい。もっともっとこのおいしい米、外に向かって宣伝していければと思っておりますので、その辺も含めて、まずは、その足りない分はその分だけ価格を高くしてもらうというんですかね、取れるような宣伝方法も含めた方法を進めていきたいと、このように思っております。私はどっちかというと、しっかりとそっちのほうに力入れたいなとは思っております。 ○議長(割貝寿一君) 下重義人君。 ◆6番(下重義人君) 今、人・農地プランということで、そういうプランがあるということで、実際、今、上渋井地区も、この前、県からご指導いただいて説明会を開いてもらいまして、今現在、これに向けて着々とというのが、第一歩、ようやくこう第一歩までいくかいかないかぐらいの段階ですけれども、やはり進めていっています。いっていますというより、いかなければならない時期に来ていると思います。このままでは本当に農地は荒れ放題で、このまま単なる農地というだけで、荒れた田んぼを次の世代に残していくようなことはしたくはないので、やはりちょっとでもいいから推し進めて、町のほうも、あらゆるところに出向いて推し進めてもらいたいと思います。 大きい2番にいきます。 この辺は、先ほど言ったように重複している点もあるかと思いますけれども、同じ質問をぶつけてみたと思います。 旧焼酎工場の再利用計画と進捗状況を伺います。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 内容的なことの質問でありますので、担当課長より説明をいたさせます。 ○議長(割貝寿一君) まち振興課長。 ◎まち振興課長(吉成知温君) おただしの旧焼酎工場の進捗状況ということで、お答えを申し上げます。 現在、さきに10番議員の鈴木議員のときにもご説明いたしましたが、本年6月17日付で、今、賃貸借契約を結んでございます、株式会社レオ・コーポレーションさんと。現在につきましては、酒造免許を取るに当たりまして、現在の施設の中のメンテナンス工事等をやっております。それが完了いたしまして、初めて酒造免許のほう税務署の方が来て検査を行うと、そこで酒造免許の可否について判断をされるということになっております。 当初、本年の12月頃目途に進んでいたんですが、今回この新型コロナの関係で、機械のメンテナンス会社、九州、四国にございますので、なかなかこちらに来ることができなかったということで、部品の調達等も含めまして、早ければ令和3年3月頃をめどに酒造免許の取得、その後、町との売買契約の関係の交渉が進んでいくという形が、今のところ予定となってございます。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 下重義人君。 ◆6番(下重義人君) そのまんま質問しますね。 計画が進み、商品化された場合、町の特産品としての考えはあるのか。これそうですね、10番議員の答弁の中にも完全に、完璧に、特産品として考えていますというような答弁をしていますので、これはいいです。10番議員ですよね。 販路拡大計画として、ふるさと返礼品、納税返礼品ですね、ふるさと納税返礼品に考えているか。これ返礼品じゃなくて、もしできれば販売拡大計画として、物産協会で行われている、はなわふるさとギフトの中にも加えてもらえませんかということで、質問をちょっと変えちゃいますけれども、もし考えがあるのか、考えられるのか聞いてみます。 ○議長(割貝寿一君) まち振興課長。 ◎まち振興課長(吉成知温君) ただいまのおただしの塙町の物産協会のほうの宅配事業とか、今、進んでおりますが、当然、物産協会のほうで受け入れていただくということが前提になりますが、塙町産の大麦を使って、塙町産で醸造するというお酒ですので、ぜひ物産協会、または、道の駅にあります一般財団法人天領の郷はなわ、そちらとも協議しながら、ぜひ塙町の特産品として、今後、進めさせていただきたいというふうに考えてございます。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 下重義人君。 ◆6番(下重義人君) しつこいようですけれども、また、同様に先ほどの葛飾の花、そして、新しいデザインがされて今後出てくる塙産の米を使ったお酒は加えられる、これもまた縛りがあるかなとは思うんですけれども、考えがあるかないかだけでもお聞きします。 ○議長(割貝寿一君) まち振興課長。 ◎まち振興課長(吉成知温君) 先ほどの葛飾の花、葛飾の酒造り本舗というグループの方がやってございます。当然、塙町に年間5回程度いらっしゃって、那倉の方と交流をしていただいたり、当然お泊まりもいただいているということで、非常に今までの20年以上交流していた部分が花咲いているというところです。当然、塙町産の原材料、酒米を使って、同じ東白川郡の中にあります矢祭のほうでお酒を絞っておりますので、ぜひ新しいこの福という文字、コロナに負けないという部分も含めて、今後、新酒ができると思われますので、まずは、湯遊ランドはなわとかに置いていただいたりとか、当然、物産協会とかにもお話をさせていただいて、道の駅なんかも、ちょっとなかなか難しい部分あるんですけれども、地産地消という部分の考えでいきますと、そういう部分も含めて、もし店頭とかに置けないかという部分ではご協議をさせていただいて、これまでの縁、この交流を進めてきたという部分も含めて、町のほうでも積極的に関与をさせていただきたいというふうに考えております。 以上です。 ○議長(割貝寿一君) 下重義人君。 ◆6番(下重義人君) そうですね、やはり深い縁で結ばれて、まずは、ひとまずこのよい方向に向かうようお願いしたいと思います。 次にまいります。 大きい3番、令和元年に大規模な改修工事が行われたB&Gプールの今年の利用状況を、リニューアルされましたからね、その後の今年の利用状況をお聞きします。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 お尋ねのB&Gのプールの利用状況ということであります。数字的なことでもございますので、担当課長より説明をいたさせます。 ○議長(割貝寿一君) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(金澤祐介君) おただしのB&Gプール利用状況でございますが、昨年度に、プール期間を延長するため、昇温設備等の改修工事を実施いたしました。それにより、今年は5月16日から10月18日までの5か月間、116日のオープンを計画しておりましたが、新型コロナウイルス感染症予防対策や学校臨時休業等により、6月17日から10月11日までの87日間プールをオープンし、利用者は、一般、団体合わせて3,556人でした。 以上です。 ○議長(割貝寿一君) 下重義人君。 ◆6番(下重義人君) 昨年の利用状況と比べてはどうなのか、今年の利用状況は3,556名ということですよね。もちろん、今年はコロナもありますけれども、参考にはならないかもしれませんけれども、一応、昨年の利用状況、者数ですね、分かればお聞きします。 ○議長(割貝寿一君) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(金澤祐介君) 昨年度でございますが、昨年は6月21日から9月8日まで61日間オープンしまして、利用者は5,429人でございます。今年の利用者は、前年度に比較しまして65%と、35%減っております。 以上です。 ○議長(割貝寿一君) 下重義人君。 ◆6番(下重義人君) そうですね、大分、今年は35%も減ったということですけれども、今後、やはりリニューアルしたんですから、来年、再来年と期待したいと思います。 今年、新しいリニューアルされた利用者の方の反応はどうだったのか、反応も去年と同じような反応では、改修工事した意味はありませんからね、反応はどうだったのかお聞きします。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 利用者全てに聞いたわけではないんですけれども、一部の利用者の方からお話を伺いました。とっても温かくて快適だった。これはもっともっと来年からもしっかりと使っていくよというような話もいただきましたので、特別問題になるようなことはなかっただろうとは思うんですけれども、その辺含めて担当課長より説明をいたさせます。 ○議長(割貝寿一君) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(金澤祐介君) 利用者の反応でございますが、昨年度までは、水温が23度未満の場合にはプールはクローズしておりましたが、今年は常に27度以上ということで、夏なんかの場合にはボイラーをつけなくても30度以上にはなりますけれども、6月、9月後半は、常に27度以上の快適な環境の中で利用できたということで、利用者の方からは喜ばれております。 特に、利用者は昨年より減っておりますが、一般利用者につきましては、昨年度より増えております。逆に、団体利用、学校関係とか、保育園、学童保育、そちらの関係が、やはりコロナの関係で利用者が減っているということで、一般の利用者は昨年より増えております。 以上です。 ○議長(割貝寿一君) 下重義人君。 ◆6番(下重義人君) そうですね、数字に表れていますよね。確かに一般の方は増えても、やはり子供たち、学校休みだったですからね。分かりました。 (2)番にいきます。最後の質問になりますよね。 リニューアルとともに新たな取組として、高齢者向け健康寿命維持の取組を図ったのか伺います。 ○議長(割貝寿一君) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(金澤祐介君) 健康寿命の取組ということでございますが、新たな取組としまして、今年度は、高齢者向けではございませんでしたが、プールを利用して体力向上、健康増進を目的に、水中ウオーキング教室を9月18日から10月2日までの毎週金曜日、3日間、午後7時から8時に開催いたしました。参加登録者は13名で、延べ28人の参加でしたが、参加年齢は12歳から83歳、65歳以上の高齢者は約半数の6名の参加を得ております。 以上です。 ○議長(割貝寿一君) 下重義人君。 ◆6番(下重義人君) 今ちょっと聞き逃したんですけれども、高齢者向けだったんですか、今の取組は。 ○議長(割貝寿一君) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(金澤祐介君) 水中ウオーキング教室につきましては、高齢者向けとは限定せず、町民向けで行っております。ただ、高齢者につきましては、6名の方が参加をしております。 以上です。 ○議長(割貝寿一君) 下重義人君。 ◆6番(下重義人君) 昨年9月の定例会に、5番議員の一般質問の中でも、高齢者向けの健康寿命維持のプログラムを取り入れてもらえないかという質問もありました。その後、塙町教育委員会点検評価報告書の中の第三者の意見にも、全く同じような意見ですね、有効活用してほしいという、これ第三者意見のやつは令和2年11月、これ先月ですよね。これやはり第三者の意見にも、こう同じようなことが全く、そういう有効活用してほしいということで、私、去年、5番議員からの定例議会に質問の中でも置かれているし、やはり反応が遅いんじゃないかなと、私はそういうふうに感じられました。皆さんのやはり受け止め方はいろいろかとは思いますけれども、そういうものはやはり皆さんの意見を大事にして、今後、こういういいものを活用してもらいと思います。これに関して、最後にお聞きします。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 高齢者支援という形の中での対応と申し上げますか、利用ですか、これ私も大いにやるべきだろうとは思っております。ただ、1年間このプールの経過というものを見て、運営状況含めて、その流れをよく把握した上で、担当課の、これは高齢者支援係等々になるだろうと思うんですけれども、一括というんですかね、一連の流れの中でのその取組というんですかね、組み込みはぜひ指示したいと思っております。 ○議長(割貝寿一君) 下重義人君。 ◆6番(下重義人君) よい成果が得られるよう、いきたいものです。 これをもちまして、言葉の中にちょっと不適切な言葉が入ったかもしれませんけれども、ご了承願いまして、6番議員、一般質問を終了します。 ○議長(割貝寿一君) これで、6番、下重義人君の一般質問を終わります。 休憩します。               休憩 午前10時04分               再開 午前10時15分 ○議長(割貝寿一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。---------------------------------------
    △七宮広樹君 ○議長(割貝寿一君) 次に、5番、七宮広樹君、登壇願います。 持ち時間は11時15分までです。 七宮広樹君。     〔5番 七宮広樹君登壇〕 ◆5番(七宮広樹君) 5番議員、七宮広樹です。 この時期にダリアと思いつつも、今日も議場にダリアの切り花が飾られ、感謝の思いであります。このたびも不肖ながら町民の代表の議員の一人として、町民の思いと塙町の発展のために、通告いたしました町づくりの諸課題について、町内の砂防ダムの状況について、商店街活性化について、役場庁舎の現状について質問をいたします。 それでは、早速、質問に入ります。 町づくりの諸課題の8項目についてであります。 初めに、10月1日から令和3年2月28日まで使用できます塙町エール商品券は、町民をはじめ190の取扱店に活気をもたらしています。まずもって、塙町エール商品券発行に当たり、協議、説明会、発行、配布の一連の作業、迅速に進めていただいた町当局と担当課職員に敬意を払うところであります。 塙町エール商品券は、全町何戸に何セットを、どのような方法で配布されたのか、また、お渡しできなかった戸数とセット数を伺います。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 数字的なものでありますので、担当課の課長より説明をいたさせます。 ○議長(割貝寿一君) まち振興課長。 ◎まち振興課長(吉成知温君) おただしの塙町エール商品券の関係でございます。 まず、対象者が8,482名、1人当たり50枚、500円の券になっておりますが、こちらが42万4,100部発行してございます。発行額については2億1,205万円となっております。現在、対象者のうち4名の方が未受領となっております。1名につきましては既に居場所が分かったんですが、残り3名については、いろいろな手段を取って調べておりますが、恐らく子供のところにいられるのか、ちょっと居場所がつかめないということで、何回かアタックはしておるんですが、3名についてはまだ未受領ということでございます。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 七宮広樹君。 ◆5番(七宮広樹君) その行き渡りができていない町民に対して、今後、何か対策を講じる考えがあるのか伺います。 ○議長(割貝寿一君) まち振興課長。 ◎まち振興課長(吉成知温君) 行き渡らなかった3名の方の今後の対策ということでございますが、3名の方につきましては、ご承知のように、住民登録をしっかり住所でやっているんですが、そこにいらっしゃらないと。行政側としまして、居場所がこれ以上、いろいろ近隣の方とかにも聞いているんですけれども、分からないという現状でございますので、分かり次第、期間的には2月28日までの券ですから、使える期間が短くなるとは思うんですけれども、もし居場所が分からない場合については、未発行という形で処理をさせていただくという形になろうかと思います。 ○議長(割貝寿一君) 七宮広樹君。 ◆5番(七宮広樹君) 今なお新型コロナウイルス感染拡大が収まらず、第3波の到来や、塙町でも陽性者が確認されるなど、以前以上に経済が冷え込み、誰もが不安を感じながら日々を過ごしています。町では、町民に対し支援策を協議しているのか、また、国から支援金などについての情報収集ができているのか伺います。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 今ほど説明がございましたエール商品券も含めましてですが、町では、国の地方創生臨時交付金、これはご承知のように2次申請分まで予算執行しております。その一応、今、2次申請分でエール商品券は発行させていただいたわけでありますけれども、その後、テレビ等の情報によりますと、3次補正、これが追加分として、地方創生臨時交付金が交付されるというようなお話もございます。その配分の中で町における新型コロナウイルス感染症対策、現状に即しました町民支援策、これは進めていく予定であります。 ○議長(割貝寿一君) 七宮広樹君。 ◆5番(七宮広樹君) 今、町長言われました3次補正、国会議員秘書のほうからの情報ですけれども、今月の21、22日に閣議決定され、その後に配分が決まってくるということですので、素早い情報収集をお願いしたいところであります。 次に、元気ふくしま、地域づくり・交流促進事業の意見交換会が、8月20日と10月2日に行われたと聞きますが、事業概要と計画、今後の展開を伺います。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 おただしの元気ふくしま、地域づくり・交流促進事業でございますが、道の駅を核としました様々な事業の展開を期待して、活動を始めていただきました。現在のところ、地域住民団体の皆様方を含めた会合は、お話しのように2回でございます。町づくり、将来の構想など様々なご意見が出されまして、活発な会合になっておると、このように聞いております。 なお、内容と詳細については担当課長より説明をいたさせます。 ○議長(割貝寿一君) 農林推進課長。 ◎農林推進課長(江田一寛君) 七宮議員のご質問にお答えいたします。少々ちょっと長く計画も含めて説明させていただきますので、少々長くなりますのでお許しください。 おただしの元気ふくしま、地域づくり・交流促進事業でございますが、そもそもの始まりは、今年6月19日に開催された、福島県県南建設事務所との令和2年度連絡調整会議でございました。この会議は、主に国・県道改良や河川整備、災害復旧などに関する町要望を伝えるとともに、県との情報共有の場でございまして、毎年開催されております。この会議の中で、上石井字薬師堂地内の久慈川の護岸工事が進捗するに伴い、道の駅から以南の堤防未整備箇所に自転車道を整備して、道の駅を基点に南下して天領大橋、台宿川サイクリングロード、塙りんりん橋、堤防、そして塙大橋歩道橋、そして道の駅に戻るという、自転車、徒歩、ランニングなどで周回できる道を整備したい旨の要望をいたしましたのが始まりでございます。 この要望に、県からは、県事業で元気ふくしま、地域づくり・交流促進事業というものがあり、行政主体ではなく、地域住民が主体となって計画を練り上げ、行政はサポートしていくというような形の事業を推奨していただきました。 その後、7月31日に、第1回の本事業に係る庁内会議を関係各課で行いまして、8月4日に、副町長、総務課、まち整備課、まち振興課、生涯学習課、そして、農林推進課の関係各課の職員で現地踏査を行い、河川の状況、サイクリングロードの状況、堤防等の状況を確認いたしました。 そして、地域住民を含めた第1回目の意見交換会を、議員さんがおただしのように8月20日に道の駅研修室で開催して、町の実現したい事業を、いわゆる周回コースですね、道の駅を核とした周回コースを説明するとともに、地域住民の団体の皆さんがどのような活動をしているのかなどの情報共有を行ったところです。 そして、10月2日には、第2回目の意見交換会をワークショップ形式で行い、様々なアイデアや意見が出され、コロナ禍のため、時間を制限して開催していることが非常にもったいないというふうに感じるほど、充実した内容でございました。 予定では、11月上旬に第3回目を開催する予定でございましたが、事務局の都合で開催できずに遅れております。今後は、意見交換会の場に県職員の出席もお願いしながら、道の駅を核として地域資源の活用、交流人口の拡大、美しい景観の継承、人が中心の施策、そして、健康づくりをキーワードに本事業を推進し、地域に誇りと愛着を持ち、未来に希望が持てる地域社会の実現を目指してまいりたいというふうな事業で進めたいなというふうに考えておるところです。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 七宮広樹君。 ◆5番(七宮広樹君) 大変丁寧な答弁、感謝いたします。 町民はもとより、この道の駅を利用される来町者の方々の憩いの場として、ぜひ若い方々の意見を取り入れ、成就することを切に願うところであります。 次に、9月定例会で旧塙保育園の跡地利用について一般質問をいたしました。宮田町長は、民間事業者が建物を含め利用したい要望が出ており、検討したいと答弁いたしましたが、その後の進捗状況と見通しを伺います。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 先ほどお話がありましたように、定例会の一般質問の答弁でも触れました、社会福祉事業者から、旧塙保育園は大変立地的にも望ましい環境、ぜひ社会福祉事業施設として利用したいとの打診がありました。 その後、事業者とその本部で協議を進め、本部で事業実施の決定があったとの連絡がございました。旧塙保育園の施設を取得したいとの申出がございました。現在、担当課で協議を進めておるところであります。町でもこの事業者に業務を委託しておりますし、郡内の社会福祉事業を担っている大変基幹事業所でもありますので、事業実施に向け協力してまいりたいと、このように考えております。 ○議長(割貝寿一君) 七宮広樹君。 ◆5番(七宮広樹君) 状況が進展しているということで、安堵している状況であります。 次に、現在、塙小学校の教室で行われている学童保育を旧塙幼稚園の教室を活用するため、用途変更に伴う建築確認に時間がかかっていると聞きますが、現状と見通しを伺います。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 学童保育関係でございますので、教育長に説明をいたさせます。 ○議長(割貝寿一君) 教育長。 ◎教育長(秦公男君) それでは、お答えをいたします。 お尋ねの旧塙幼稚園の学童保育施設の改築工事状況と移行開始時期でございますが、現在、建物の設計及び用途変更による建築確認申請を進めております。令和2年度中には改修工事を完了いたしまして、令和3年度から供用を開始したいと考えております。移行時期につきましては、放課後健全育成事業学童保育支援員の人数が不足していることもあり、令和3年度の長期休暇から移行したいと考えているところでございます。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 七宮広樹君。 ◆5番(七宮広樹君) 用途変更に伴う建築確認、実際どこの辺まで進んでいるのか、また、いつ頃から工事が始められるのか、詳細をお示し願います。 ○議長(割貝寿一君) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(佐藤光一君) それでは、ただいまの件につきましてご説明申し上げます。 まず、この設計業務委託でございますが、委託期間が令和2年10月28日から令和3年1月29日という委託期間で進められております。設計の内容といたしまして、建設の建物の用途が、幼稚園から児童福祉施設となるということになりまして、したがいまして、建築基準法上の用途変更の確認申請が必要となっております。そのため、児童福祉施設等に合わせた基準での改修、設計が必要となってきます。詳細の内容としては、まずは、2部屋を1つの部屋にすると、あとは、トイレの改修、スロープの設置、あとは、内装の変更、これが結構大きなものです。 現段階では、設計のほうはある程度仕上がっておりまして、その設計図を基に消防署との協議を進めようとしているところでございます。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 七宮広樹君。 ◆5番(七宮広樹君) 園庭にある遊具を幾つかこども園のほうに移設するということになりますが、なくなってしまった遊具の部分は、何か考えがあるのかお伺いいたします。 ○議長(割貝寿一君) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(佐藤光一君) ただいまの件につきましては、学童保育関係の担当する支援員さんとか、そういった方とも協議しながら、今後、検討していきたというふうに思っております。 ○議長(割貝寿一君) 七宮広樹君。 ◆5番(七宮広樹君) 次にいきます。 旧常豊小学校の活用は企業誘致に成功し、昨年の3月より株式会社フラワーキングが使用していますが、使われていない教室などは、今後どのような使い方、使われ方を考えているのか伺います。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 現在は、貸付けをしていない部分については、一部、文書保管場所として使用しております。校務センター側の建物については、今後、地元の方々が利用していただけるような方法があればということで、検討を続けておる状況であります。 ○議長(割貝寿一君) 七宮広樹君。 ◆5番(七宮広樹君) 地域の住民からは、現在の公民館機能を旧常豊小学校に移してほしいと聞きますが、地域からの要望に応えるお考えがあるのか伺います。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) 一部には、今、議員おっしゃられたようなお話もあります。また、他方では、今のままの場所で使ってほしい、いろいろご都合があるようで、その2つのご意見がありますので、よくその取りまとめをいただいた上で進める方向が一番いいのかなと、このようには思っております。 ○議長(割貝寿一君) 七宮広樹君。 ◆5番(七宮広樹君) 現公民館は借地ということで、毎年、地代を払うような形でございます。できましたら、常豊小学校のほうに移していただきますと、地代がかからず、支出も削減されますので、ぜひ公民館機能、常豊小学校に移すことを協議していただきたいと思います。 次に、森林アカデミーの実習に関わる新聞報道が以前掲載されましたが、現状と見通しを伺います。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 10月13日、福島県議会議長、そして農林水産部長に、森林アカデミー演習林実施のための要望活動を行ってまいりました。その時点では、かなり好感触でありまして、本当に良好な状況でございました。しかしながら、県内の月刊誌ですね、これにドウダンツツジ、誤伐の記事が掲載されましてからは、それ以降、県からの連絡がないと、このように担当課から聞いております。今は全くそんな状況下なので不透明と、こんな状況と申し上げざるを得ない状況であります。 ○議長(割貝寿一君) 七宮広樹君。 ◆5番(七宮広樹君) 非常に残念なお話を今聞かせていただきました。どうかドウダンツツジのことは、正式に何も問題がなく済んでおりますので、間違ってしまったことは、これはもう仕方ないことですので、その後のフォローをですね、町長、ぜひもう一度県に行きまして説明、それから、信頼回復をしていただけますように、ぜひ早々にお願いをしたいと思います。非常に残念です。 それでは、その関係でございますけれども、以前、誘致活動のためにつくられた塙町林業振興協議会の活用と、今後の展開を伺います。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 塙町林業振興協議会についてでございますが、町内の森林整備推進のため、林業情勢の情報交換、情報共有の場として、そして、町内企業としての担い手確保、人材育成に関することを協議、推進する場、そして、木の町はなわを強くアピールする活動をしております。これを目的として組織したものでありますから、これからも塙町の林業行政を進める中で、しっかりと情報をいただきながら共に歩んでいきたいと、このように思っております。 ○議長(割貝寿一君) 七宮広樹君。 ◆5番(七宮広樹君) 林業の町、木の町はなわを全国に発信する手段として、木材のブランド化をはじめ様々な課題や戦略について、この塙町林業振興協議会を活用して取り組んでいくお考えがあるのか伺います。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) しっかりと取り組んでまいりたいと、このように思っております。 ○議長(割貝寿一君) 七宮広樹君。 ◆5番(七宮広樹君) 先ほど、6番議員のお米のブランド化、町長、非常に力入れたいというような話をしておりましたので、この塙町の木材ブランド化にぜひ力を入れていただきたいと思います。新型コロナウイルス退散後の先を見据えたことを考えながら取り組んでいただきたいと思っております。 次に、防災ラジオの導入についてでありますが、私の認識不足のため、塙町では導入ができないことを調査の中で担当課長から伺っておりますが、導入できない理由を改めて伺います。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 内容的なものでありますので、担当課長より説明をいたさせます。 ○議長(割貝寿一君) 生活環境課長。 ◎生活環境課長(鈴木義房君) 七宮議員さんの質問にお答えしたいと思います。 防災ラジオとは、ふだんは通常のラジオとして利用でき、町から町民に対して連絡事項がある場合、コミュニティFM放送局と連携して、また、町からの防災行政無線の操作により、ラジオを自動起動させて、必要な情報を伝えることができるラジオを言います。しかし、コミュニティFMと連携が必要ですが、コミュニティFMは、現在は町にはない状態でございます。それと、防災行政無線、これは以前ありましたが、現在はない状態でございます。 町は、現在、IP告知端末機やエリアメールなどに緊急情報の発信を行っております。防災ラジオについては、現在のところ導入は考えておりません。しかし、各自において、防災用品とともにラジオも備えてあれば有効であると思っております。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 七宮広樹君。 ◆5番(七宮広樹君) 丁寧な答弁ありがとうございます。感謝いたします。 私も認識不足をしておりました。町内には光ファイバーが網羅されて、そこからの情報発信ということになるので、防災ラジオは使えないということでありました。 次に、イノシシ駆除対策の質問でございますが、今まで多くの議員が行い、町としても、できる限りの対策は講じていることは承知していますが、森林に広範囲に囲まれ、駆除隊の懸命な協力もありますが、一向に改善する状況ではありません。今後は、あらゆるものを試す必要があると思っています。 私が以前、一般質問で提案をいたしましたラッキョウやショウガを使い、イノシシ駆除に成功している古殿町があります。ぜひ塙町でも実証実験から始めるべきと思いますが、町長のお考えを伺います。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 このことは、私も昔ちょっと勉強したことがございまして、流行なのかなと思いもあったんですが、その後、具体的にはできなかったんでありますけれども、内容的なものでありますので、担当課長から説明をいたさせます。 ○議長(割貝寿一君) 農林推進課長。 ◎農林推進課長(江田一寛君) 七宮議員のご質問にお答えいたします。 イノシシは、人間が栽培する農作物のほぼ全てを食べますが、比較的被害が少ないとされる農作物もあります。それが、議員さんおただしの香味野菜、香辛野菜、匂いの強い野菜等で、議員から提案のありましたラッキョウやショウガも当然含まれます。ラッキョウはヒガンバナ科の植物ですが、その他ヒガンバナ科のネギ、タマネギ、ニラ、ニンニク等についてもイノシシの被害が少ないとされています。 既に各地で実証栽培が行われ、流行性が確認されている事例もありますが、ほかに食べ物がなければ掘り起こされてしまうこともありますので、100%大丈夫という保証はございません。事例においても、その作物を掘り起こさず、他の作物に被害が出ており、周囲に栽培することで一定の効果はあるかもしれませんが、容易に乗り越えて栄養価の高い、好物の農作物を荒らすと思われますので、農地周辺にやぶを作らない対策と、防護柵の設置を併せて行えば効果が高まるものと考えております。 実証実験というよりも、香味野菜等の効果はある程度判明しておりますので、いろいろなイノシシ対策をまとめたチラシを作成いたしまして、町内に配布していきたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 七宮広樹君。 ◆5番(七宮広樹君) 昨日、風呂山公園のツツジボランティアに参加してまいりました。佐藤副町長も参加されていましたので、状況はご存じですが、観光資源のツツジが、広範囲にわたり根を深く掘られるイノシシの被害を受けていた状況を目の当たりにいたしました。早急にありとあらゆる対策で被害を食い止めるよう、切に願うところであります。 町長、早急に対応していただけるでしょうか。答弁願います。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) 担当課長のほうで施策があるようでありますので、お話をいただきたいと思います。 ○議長(割貝寿一君) まち振興課長。 ◎まち振興課長(吉成知温君) 風呂山公園、まち振興課所管となっております。 今、議員おただしの風呂山公園内にイノシシが入って、掘り起こしをやっているということを先週の金曜日、報告受けてございます。金曜日ですね、捕獲とかの担当課であります農林推進課のほうにお願いしまして、猟友会のほうに捕獲の依頼をしております。ただ、あそこの周囲に電気防護柵をやるとかということは、かなり非現実的でございます、距離があります。また、草刈りという手間がもっと増えますので、まずは捕獲のほうを今年お願いしまして、対策を図っていくというのを今考えてございます。 以上です。 ○議長(割貝寿一君) 七宮広樹君。 ◆5番(七宮広樹君) 当時、青年でした先人が思いを込めて植えられたツツジでございます。塙町と言えば風呂山公園のツツジということで、多くの方が塙町に来ていただける観光資源、やはり大事に我々は守っていかなければならない。課長言われたような、何よりイノシシを捕獲してツツジを守っていただきたいと切に願います。 それでは、次の2項目めの質問に入ります。 町内の砂防ダムの現状についてでありますが、塙町には数多くの砂防ダムが設置されていますが、現状を伺います。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) 現状ということであります。町内には砂防ダム、これ41か所ございます。この管理、これは全て福島県が行っております。県にあっては、この砂防ダム、3年から5年に一度点検を行いまして維持管理をしておると、このように聞いております。点検によって、現地の状況、それから砂防機能が果たされているかなどの確認、特に著しい堆積物が認められた場合は、除去等について検討するなどと必要に応じて適切な処置を取るものと、このように認識しておりますが、町内には砂防ダム41か所ございます。 ○議長(割貝寿一君) 七宮広樹君。 ◆5番(七宮広樹君) 砂防ダムの状況確認を行うパトロールですね、こちらは町でも行っているのか、また、県からの情報提供などがあるのか伺います。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) 詳細な内容でありますので、担当課より説明をいたさせます。 ○議長(割貝寿一君) まち整備課長。 ◎まち整備課長(藤田衛昌君) 砂防ダムの点検を町でも行っているのかというおただしでございますが、町では点検は実施しておりません。あくまでも県が管理でございますので、県が行うものと認識しております。ただ、住民の方々から、今まではございませんでしたが、あそこがいっぱいなので大丈夫かというような問合せがあった場合は、当然、確認はするということで考えてはおります。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 七宮広樹君。 ◆5番(七宮広樹君) 場所によっては、長年の堆積物によって効果が薄れている砂防ダムもあるかと思いますが、この堆積物除去の対応はどのような手順で進められていくのか伺います。 ○議長(割貝寿一君) まち整備課長。 ◎まち整備課長(藤田衛昌君) 仮に、堆積物の除去が必要な案件があった場合は、それは、管理しております県が行うものと認識しておりますし、そうあるべきであろうと思っております。ただ、若干ご説明をさせていただきたいと思いますが、砂防ダムの役割でございます。 砂防ダムにつきましては、議員さんご存じのように、山の沢々に大体設置されておりますが、その効能といたしましては、まず、急流河川の勾配を和らげる、ダムを造って、そこに土砂を堆積させて渓流の勾配を緩和させるということが一つございます。もう一つは、そのダムを造って、土がたまることによって、その周辺の山、山脚と言いますが、その部分が安定して崩落が減ってくると。もう一つは、下流に流れる砂の量を調節するという大きな3つの役割がございます。そのうちの、今ご説明しました最初の2つにつきましては、砂をためることによって機能が果たされるということになります。 もう一つ、下流への砂の調整をするということでございますが、これにつきましては、砂防ダムの役割といたしまして、大きく2つございまして、土砂を掘削するダムと土砂を掘削しないダムがございます。塙町にあるダムは、ほとんど土砂を掘削しないダムだというふうに聞いております。 と申しますのは、土砂が雨でたまった場合、大体平らにたまるのが一般的だろうと思いますが、それが洪水によって、大雨が降る、土砂が流れ出るというときには、若干勾配がきつい形で土砂がそこにやっぱり堆積いたします。今度は平常時に戻って、通常の流れに戻りますと、その土砂が少しずつ下流に流れていきます。それで、またその大雨のときにためる土砂の容量が確保されると、そういう仕組みが砂防ダムの、塙町に設置してあるダムの仕組みでございますので、ちょっと大げさな言い方かもしれませんが、半永久的にそれは機能は果たすものということが、一般的な砂防の理解でございます。 ただ、去年の台風19号のような大雨によって、いわゆるその急流のときにたまる土砂が想定以上にたまってしまうと、そういった場合には当然、土砂の掘削が行われるのだろうと思いますが、今のところ、県に問い合わせたところ、ダムの堆砂、土砂を掘削する予定はないというふうに聞いてございますので、ということはそこまで、要するに機能は果たさなくなってしまうまで堆砂しているところはないんだろうというふうに推測をいたします。 以上です。 ○議長(割貝寿一君) 七宮広樹君。 ◆5番(七宮広樹君) ありがとうございます。よく分かりました。 それでは、次の3項目めの質問に入ります。 商店街活性化についてであります。 毎年、商工会には多額の補助金が支出されています。塙町監査委員からも、定期監査等報告書の中で生きた補助金とするよう願いたいと記載されていましたが、現在、取り組んでいる活性化策の現状を伺います。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 おただしの件でありますが、塙町中心市街地活性化事業補助金、これはTMO認定構想推進事業者、そして、今お話しの塙町商工会へ交付をして、商店街の活性化を支援しております。今年度においては、前年度比で40万円ほど増額しておりますが、増額した内容につきましては、商店街にある空き店舗の利活用について、これを話し合うワークショップを開催すると、若い方を中心とした話合いの場を創設するものであります。 進捗状況につきましては、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のために開催時期を見送っておる状況です。ですから、1月からワークショップ形式の会議を開催できればなと、このように思っております。また、まちおこし、商店街活性化を目的といたしました任意団体の取組等についても、県の補助金等関連のサポートも積極的に行ってはおります。当然、これらの団体と町との連携が不可欠であります。今後も積極的に町民の皆様と協働で商店街の活性化施策を進めてまいりたいと、このように思っておるところであります。 ○議長(割貝寿一君) 七宮広樹君。 ◆5番(七宮広樹君) モンベルフレンドタウンはなわや、ツール・ド・はなわなどの自転車に関わる来町者と道の駅利用者を商店街に導く取組と、今後の展開を伺います。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 あくまでも私個人的な意見になってしまうんでありますが、昨日、群馬県の桐生市の商店街の再生ということで、1時間、2時間近くですか、テレビ放映をされておりました。その中で、食、食べ物を起爆剤にして、桐生のまちの再生を進めようということで、桐生市の、ちょっと名前が覚えていないんですけれども、銀だこの創設者ですか、この方が桐生市の出身だということで、この方が中心になって進めておるという映像を見ました。これは食べ物ですね、やっぱり一番人を引きやすいということで、食べ物ということで、そのデカ盛りというやつですか、チョイ盛りとかというのも2つ作ったみたいですけれども、大変盛況に終了したという、そんなテレビ放映を見ました。 塙町にあっても、大変よその町から比べたら食べ物すごくおいしいところたくさんあります。これをぜひ売りにできないかということで、ずっとこのアイデアを持っておるんですが、現況このような状況下でありますので、また、その手法も改めて考え直さなければならん時期に来ていると、そういうふうな場所、その時期なのかな、考え直す時期に来ておるということで、これからしっかりと町の活性化、これは、まず町の中に人を呼ぶのは、一番お金かからなくて簡単だということはないですけれども、本当に投資額の割にはしっかりとしたものが期待できるというのは食べ物ということで、この辺しっかり詰めていければなと思っております。それに引っ張られる形で商店街全体が振興すればと、このようなことも考えておるところであります。 ○議長(割貝寿一君) 七宮広樹君。
    ◆5番(七宮広樹君) 私も町長と同じ思いであります。道の駅で非常に新鮮な安価の野菜が手に入ります。また、町長先ほど言われたように、商店街にはレベルの高い飲食店が物すごくあります。やはりそのような形でもっとPRしながら、塙町商店街を活性化していただければと切に願います。このコロナでありますが、このコロナ後を見据えて、先々その飲食店をPRしながら、このおいしさを伝えていきたと私も思います。 地域おこし協力隊の活躍により、ダリアや自転車ともに塙町の観光PRの推進力となっておりますが、ぜひ商店街活性化策の一つとして、地域おこし協力隊の活用を願うところでありますが、町長のお考えを伺います。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 議員ご承知のように、これまでも地域おこし協力隊、隊員が何名か塙にいらっしゃっていただきまして、しっかりといろんな活動をしていただいたところであります。現在、今一つの方向として、空き家の再生活用枠、これで地域おこし協力隊を1名、募集しておるところであります。これまでも福島県や福島復興センターの協力を得ながら、募集要項の掲載等をしていただいておりますけれども、引き続き募集方法等を工夫して、商店街の活性化につながるような活力ある人材を活用できればと、このように考えておるところであります。 ○議長(割貝寿一君) 七宮広樹君。 ◆5番(七宮広樹君) ぜひ商店街活性化のためにも、地域おこし協力隊の活用を取り入れていただきたいと思います。 最後の4項目めの質問に入ります。 役場庁舎の現状についてであります。 最近も大きな揺れを感じる地震がありました。建築士の資格を持つ議員として申しますと、昭和45年頃の全般的な施工を聞くと、材料の品質管理を含め作業工程も雑で、突貫工事の流れで、無理無理工期に合わせることが多くの現場で行われていたようです。11月14日に全員協議会で庁舎改修の説明を受けた後、議員数名で、総務課長の案内で庁舎内の状況を見ることができました。壁面のクラックも至るところに見られ、今までに行われた改修工事の状況、下水の排管の老朽化など、これはと思うほど悪い状態でした。 頻繁に起きる自然災害で約60名の職員の命を守ることができるのか、また、3密状態の職場環境で、安全確保が図られているのか伺います。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 今、議員ご指摘のように、築50年以上ということで、建物自体、見た目より中身はもっと傷んでいるんではないかという心配もございます。全くは、その検査をしたということだけで、それ以上の結果は望めないということでありますけれども、この状況下にあっては一番、私、改修ですか、改築じゃなくて改修の場合ですと、今の1階のフロア2か所に耐震壁をつけなければならないという話なんですね。耐震壁ということは、それでなくても手狭な感じのフロアを2か所で完全にふさいでしまわなきゃならないと、入り口を一部つけたにしても、大変使い勝手の悪い状況が考えられるということでもあります。そして、コンクリートの耐用年数、これも50年、一般には60年程度と言いますから、あと10年以内ぐらいにはもう耐用年数が上回るということでありますので、大変危険な環境下にはあると、このように思っております。 そして、3密対策等のコロナ対策等でありますけれども、これは日頃より、しっかり町、特に庁舎の中から、そのような発症例を出さないようなしっかりとした対策、これは各課長にしっかりとお話をしておりますので、なされておるものと私は理解しております。 以上です。 ○議長(割貝寿一君) 七宮広樹君。 ◆5番(七宮広樹君) 大規模な自然災害時、役場庁舎は避難所の役割を果たす機能が備わっているのかを伺います。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 地震もさることながら、あとは洪水ですね、冠水というんですかね、この役場の中に水が入った場合は、まず完璧に機能停止するであろうということ。それと、この庁舎の中には、機能停止した場合には、もう町民の方を受け入れる避難施設としての役目は期待できない。これを考えますと、やはり改修、改築も含めてなんですけれども、災害に十分耐え得る、これもどこまでと言われると困るんですけれども、今、考え得る精いっぱいの施設としての改修、改築は考えていくべきだろう。これが将来的にも、町の安心・安全な町づくりの中の大きな一つの標榜になるだろうと、このように思っております。 ○議長(割貝寿一君) 七宮広樹君。 ◆5番(七宮広樹君) 災い事は、重なるときには容赦なく襲いかかってくるものです。大規模な自然災害に加え、新型コロナウイルス、インフルエンザが一気に広がりを見せたとき、また、役場機能が機能不全に陥ったときの非常事態に備えた想定はされているのか伺います。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 今の施設ですね、この施設がベースになるわけです、基本になるわけでありますから、この施設を基本にしながら対策は立ち上げておるところであります。ただ、ご承知のように、これからの災害、どのような形でどのようにこの町が被災する、これが想定できない部分たくさんございます。ただ、知り得る、それから、想定できる範囲内での対策等はしっかり練っておるところであります。ただ、いかんせんこの施設がそれに耐えられるものでないということで、その負荷は大変大きなものがございます。 ○議長(割貝寿一君) 七宮広樹君。 ◆5番(七宮広樹君) これからは、5G、6Gの到来やAI化が進む中、時代の変化に対応した住民サービスを提供する役場庁舎として、今後どのように取り入れ、整備を整えていくのか伺います。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) 対応策持っております担当課長より説明をいたさせます。 ○議長(割貝寿一君) 総務課長。 ◎総務課長(白石憲男君) 5Gやデジタル推進化などの新しいようなサービスに対しての設備の対応という部分ですが、基本的に今の庁舎ですと、住民票の発行等についてのそのLGWAN系での整備等は進んでおりますけれども、今後、庁舎自体の中で、そういうものでの対応という部分では、議会の中継等なんかは、棚倉さんなんかはホールで流したりとかというふうなシステムとか、そういう電子媒体を利用した活用もされていますが、今の現状の庁舎ですとなかなか難しいという部分と、あとは、サービスの面で、一番やはり難しい部分がプライバシーの保護の部分で、相談室が1つしかないという部分で、なかなか皆さんのいるところで相談等ができないというような部分の中での対応と、そういう意味では、新しい通信機能の中で、テレビ会議的な形の相談の対応とかという部分については、まだまだ整備はされていないというのが現状です。 ですので、議員さんのおっしゃるような新しい部分でのやつについては、検討しながら、少しでも対応できるように進めなければいけないなというふうには考えております。 ○議長(割貝寿一君) 七宮広樹君。 ◆5番(七宮広樹君) 今の時代に、役場庁舎に障害者利用に対応した設備がないことは、障害者は役場庁舎を利用するなと言っているようなもので、塙町の恥ずかしいところであり、残念でなりません。現状では、障害者の利用時には、どのような対応で住民サービスが行われているのか伺います。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) 担当課の課長より説明をいたさせます。 ○議長(割貝寿一君) 総務課長。 ◎総務課長(白石憲男君) 議員さんのおっしゃるように、体に障害のある方の来庁等での対応はどうなんだという部分では、現在の本庁舎ではなかなか難しい部分がございます。基本的に、用を足すトイレ的な部分については、防災庁舎の1階には、多目的トイレは設置しておりますけれども、本庁内にはないのが現状でございます。一番は、本庁2階等にそういう方が来庁して用事がある場合には、職員等が手を貸して2階に行っていただくような対応をしておるのが現状でございます。 ただ、あとは、お年寄り等で足が不自由な人が使いやすいように、本庁舎入り口、あとは福祉会館等には、車椅子は準備しておりますけれども、決してそういう方にとって優しい庁舎ではないというのが現状ですので、そういう部分はマンパワーということで、職員のほうで何とか対応しているのが現状だということでご理解いただければと思います。 ○議長(割貝寿一君) 七宮広樹君。 ◆5番(七宮広樹君) 誰もが役場庁舎を訪れることができるように取り組んでいただきたいとともに、役場庁舎は町の顔であり、町民に対し行政の姿勢を示す場所だと思います。ぜひしっかり取り組んでいただきたいと思います。 最後に、役場庁舎の現状を見て聞いて思うことでありますが、私は、町の財政状況と返済計画の見通しが確保されていれば、チャンスは生かすべきと考えます。その時々の改修工事で庁舎の延命処置を行っても、根本的には建物は老朽化していますので、莫大な金額をかけ続けて、改修工事費こそ死に金と思います。現に、町民のニーズに対応できず、いざというときに役に立たない役場庁舎では、町民に果たす役割や安心・安全を与えることはできません。私は、子供や高齢者、弱者や障害者、多くの町民に役立つ機能を備えた多機能型役場庁舎であれば、果たす役割も大きく、より身近に感じ、町民とともに寄り添っていく役場庁舎を目指すべきだと思います。町長のお考えを伺います。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 やはり改修、それから改築ですか、これに向かうに当たっては、財政的なものが一番気になると申し上げますか、最大のポイントになるだろうと、こういうふうに思っております。 そんな中にありまして、大変早急な計画で、いろいろご迷惑をおかけすることも多々あるかとは思うんでありますけれども、今の現況下で延べ払いができる、ご承知のように、普通、庁舎の建て替えの場合は、まるきり単費、町の予算単独でやらなければならないということで、一切の借金というんですかね、延べ払いはできない、一括払い、それから、町のお金を全て出しなさいということで、庁舎の改修、建て替えには大変大きな縛りがございます。 この中にありまして、この早急な計画でありますけれども、これが進行するようであれば、延べ払いができる、なおかつ、交付税措置ということで、国のお金をある部分融通いただける。そして、町のそういうふうな庁舎等々の建て替えのための基金10億円程度あるんですが、これを3億円程度崩せば、その建物自体ができる、それから、延べ払いができる、そして、国の補助金が得られるということで、これは、この後めったにないチャンスだろうということで、私は、できたらば議員各位のご賛同いただきながらしっかりと努めていきたい、これは町の将来に対しての投資である、そして、この町が、これからもしっかりやっていくんだという大きな意思の表示でもあるということをお話をしたいと思っております。 それと、若干お話がありました、この町の中のこの庁舎の改修、ここ三、四年ですか、5,000万円近い金を投下しております。本当に私も、それすっげえもったいねえと思っております。こういうことも含めて、ぜひご一考いただけばと、このように思っておるところであります。 ○議長(割貝寿一君) 七宮広樹君。 ◆5番(七宮広樹君) チャンスはいつの時代も、振り返るといなくなっているのがチャンスであります。 これをもちまして、塙町の発展と町民の幸せを願い、5番議員、七宮広樹の一般質問を終わります。 ○議長(割貝寿一君) これで、5番、七宮広樹君の一般質問を終わります。 休憩します。               休憩 午前11時14分               再開 午前11時25分 ○議長(割貝寿一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。--------------------------------------- △鈴木元久君 ○議長(割貝寿一君) 次に、3番、鈴木元久君、登壇願います。 持ち時間は12時25分までです。 鈴木元久君。     〔3番 鈴木元久君登壇〕 ◆3番(鈴木元久君) 3番議員、鈴木元久、通告によって一般質問を行います。 現在、新型コロナウイルス、いまだに感染が拡大の傾向になっております。塙町でも1人の感染者が出ており、今後どのような感染者が出るか分かりません。皆さんとともに、注意して生活していかなければならないと思います。 質問に移ります。 コロナ対策に伴う振興券2万5,000円は全町民に配布されたかは、5番、七宮議員が質問、回答していたので、割愛させていただきます。 (1)として、近隣他町村でも同様の対策がなされたが、どのような状況かお伺いします、町長。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 担当課のほうで、郡内町村対策について電話で問い合わせ、聞き取りを行ったようであります。 その結果、棚倉町では、みんなで応援たなくら飲食応援クーポン券を1人当たり1,000円発行しております。また、給付金として、1人当たり1万円を支給しておるとのことであります。 矢祭町にありましては、暮らし応援商品券、これを1世帯当たり2万円配布しております。また、12月15日から暮らし応援プレミアム付商品券、実施するとのことであります。これは、1冊1万円の商品券を5,000円で販売するというものであります。 鮫川村にあっては、地域げんき商品券を配布しております。これは、1人頭1万円を間隔を置いて2回発行しておると、このようにお話をいただいております。 ○議長(割貝寿一君) 鈴木元久君。 ◆3番(鈴木元久君) 鮫川は1万円を2回、矢祭は2万円と12月5日に商品券、棚倉は1万円と1,000円の商品券、棚倉がそれだけなのに、塙町は財政難において、他町村より多額の振興券を配布した理由を伺います。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 今、議員、財政難とおっしゃいましたが、新型コロナウイルス感染症対策、このお金は地方創生臨時交付金、1次補正、2次補正と国のお金を全て投下しており、町のお金は一切使っておりません。そんなわけで、このエール給付金に関してのお金は、町の財政に対しては全く何らの支障もございませんので、明記しておきます。 ○議長(割貝寿一君) 鈴木元久君。 ◆3番(鈴木元久君) 町のお金は使っていない、だけれども、コロナに対するどこかに使う用途があるのではなかったのですか。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 この臨時交付金ですか、これやはり町の担当課を含めた全職員が、会議の中でその利用法、使用法、そして、どの方法が一番町民にとって有意義なものであるかという、その結論を得た上で執行しておる全ての事業でありますので、この内容については全く問題はないと、このように考えております。 ○議長(割貝寿一君) 鈴木元久君。 ◆3番(鈴木元久君) コロナウイルスに対して、町はどのような対策を考えていますか、町長。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) 対策、これからの対策と解してよろしいと思うんでありますが、先ほど申し上げましたように、3次の地方創生臨時交付金、このお金のその量と申し上げますか、ボリュームによって、町の中での対策は改めてしっかりと検討した上で、最大限町民にとって有益であるという使い方で進めていきたいと、このように思っております。 ○議長(割貝寿一君) 鈴木元久君。 ◆3番(鈴木元久君) では、予算に対しての再編成も、3次補正予算が出てから考えるということですか。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 この予算の再編成ということでありますが、この予算、先ほどから申し上げております第3次の地方創生臨時交付金、この利用、使用方法ですか、この有効的な利用の方法については、臨時会を開いて説明をし、そして、皆様、議員各位のご了承をいただくということになってくるかと思います。 ○議長(割貝寿一君) 鈴木元久君。 ◆3番(鈴木元久君) 次に移ります。 AI体温検知カメラ5台か6台、5台はどこに設置してあるか伺います。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 この設置場所ということでありますので、事務的なものであります。担当課長より説明をいたさせます。 ○議長(割貝寿一君) 総務課長。 ◎総務課長(白石憲男君) それでは、AI体温検知カメラについてですが、農林推進課で一括購入事務を行いまして、5台同時に購入いたしました。 総務課が所管しています1台につきましては、ふだんは西側の玄関に設置しまして、来客や職員等の確認に使用しております。また、福祉会館等で会議や行事等を行う場合には、そちらの会場のほうに移動し、参加者の体温測定を行っております。 あと、まち振興課が所管しております検知器については1台で、湯遊ランドはなわに設置しております。現在、フロントに設置しまして、施設利用者の検温に使用しております。 また、農林推進課が所管しております検知器については3台です。道の駅はなわに設置、配備しております。現在、レストランの入り口、販売所の南口、メインエントランスに設置し、施設利用者の検温に使用しております。 以上です。 ○議長(割貝寿一君) 鈴木元久君。 ◆3番(鈴木元久君) 1台60万円と聞きましたが、本当は幾らなんですか。 ○議長(割貝寿一君) 総務課長。 ◎総務課長(白石憲男君) 購入価格は、税込みで59万4,000円です。 ○議長(割貝寿一君) 鈴木元久君。 ◆3番(鈴木元久君) 塙町振興公社に1台、天領はなわ道の駅に3台、これは町が買ったやつを貸しているんですか。買ってあげたんですか。 ○議長(割貝寿一君) 総務課長。 ◎総務課長(白石憲男君) これは町の施設、湯遊ランドはなわ、道の駅、どちらも町の施設ですので、町の施設に置くということで買ったもので、買ってあげたとかではなくて、町が町の施設用に買って、そこに設置をしているというふうにご理解いただければと思います。 ○議長(割貝寿一君) 鈴木元久君。 ◆3番(鈴木元久君) はなわこども園、幼稚園、小・中学校の児童・生徒の体温はどのように測っていますか、教育長。 ○議長(割貝寿一君) 教育長。 ◎教育長(秦公男君) それでは、お答えをいたします。 お尋ねのはなわこども園、幼稚園、小・中学校の児童・生徒の体温はどのようにして測っているかという質問でございますが、各園、各学校の指導によりまして、登園、登校する際には、各家庭で体温を測定しております。そして、それを連絡帳とかお便り帳、あるいは、申告によりまして管理をいたしております。よって、保護者も子供もその日の体温を把握するということができまして、それぞれ子供たちが自己管理をすることができるものと考えております。忘れてきた子供たちに関しましては、学校に配置してあるもので体温測定をするということも考えて実施しておるところであります。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 鈴木元久君。 ◆3番(鈴木元久君) 小・中学校には、国庫負担金として50万円、町から50万円、計100万円を配布したのは間違いありませんか。 ○議長(割貝寿一君) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(佐藤光一君) ただいまのおただしの件でございますが、それは、令和2年度の学校保健特別対策事業費補助金(学校再開に伴う感染症対策・学習保障等に係る支援事業)として補助金が入っております。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 鈴木元久君。 ◆3番(鈴木元久君) そのお金で、笹原小学校では、30万円のAI体温計検知カメラを買って、ハンド体温計10台、あと、保健室に網戸を取り付けて、室内の角にビニール等で覆った個人用の部屋を造ったそうです。 塙小学校では、ハンド体温計6台、あと、学習旅行で密にならないようバス代として使ったと。 塙中学校では、1台30万円の冷却水3台購入と、ハンド体温計を買ったそうです。 あと、幼稚園とこども園には、支援金はなかったと、国庫負担金はなかった。 そして、こども園に対しては、保護者が毎日120名くらいの人が迎えに来ると、そして、小・中学校もこども園も、AI体温計があればいいと言っていました。まず、子供たちが優先だと思います。町民の人たちもそのように言っていますので、保護者の出入りだとか、来賓だとか、来客だとかいう人がいますので、ぜひ購入を--購入と言いませんけれども、町長の考えを伺います。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 知り得る範囲の回答になります。と申し上げますのは、先ほど文科省からの50万円、それから臨時交付金この50万円、合わせて100万円、この使い方は、各学校のそれぞれの考え方で決定したというような話を聞いております。 この件につきましては、担当課より説明をいたさせます。 ○議長(割貝寿一君) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(佐藤光一君) ただいまの学校、小・中学校の件ですが、先ほど述べたような事業で動いているような状況です。これの事業に関しては、学校再開に伴う、これはコロナウイルスで学校が休校になった後に来たものですが、学校再開に伴う感染症対策・学習保障等に係る支援事業という名目でございますので、事業の性格上、学校長に使途は委ねられているということになっておりますので、学校長の判断でそれぞれの事業に使ったということになっております。 また、幼稚園に関してなんですが、今回の補正で計上しておりますが、福島県教育支援体制整備事業補助金というのがございます。これは幼稚園に対する助成金でございます。これを使いまして、支出で、今回、こども園に1台、AIの体温計を入れるような計画をしているところでございます。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 鈴木元久君。 ◆3番(鈴木元久君) 令和3年度、来年ですね、笹原小学校は10名の生徒が減ります。その次、3年度に2年生、3年生が複式学級になります。令和4年には7名の生徒が減ります。保護者の人も心配していますが、笹原小学校、幼稚園の統廃合について、どのような状況でされるか伺います、町長。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 これは教育関係のことでございますので、教育長より説明をいたさせます。 ○議長(割貝寿一君) 教育長。 ◎教育長(秦公男君) 議員さんおただしのように、令和3年度、令和4年度については、複式があるということでございます。今後、笹原小学校、笹原幼稚園の統廃合につきまして、検討することも必要かと思いますが、現在のところ、実施する考えはございません。 ○議長(割貝寿一君) 鈴木元久君。 ◆3番(鈴木元久君) 今年度、塙町教育委員の人が笹原からいなくなったので、そういう問題もありますので、ぜひ教育委員を笹原から選出をお願いしたいと思います、教育長。 ○議長(割貝寿一君) 教育長。 ◎教育長(秦公男君) 教育委員については、今お話があったとおりでございます。ただ、今般、新しく教育委員になられた方は台宿ということで、その前に、台宿、それから高城方面の方々の中から教育委員がしばらくおりませんでしたので、まずは、高城、台宿方面でお1人ということで、現在のところは笹原のほうはおりません。ただ、方部といいますか、地区ごとに1人ずつ選出するというのは、これは慣例でございまして、法的なものではございません。町内の方から、教育委員は4名選出するということに法律でも決まっておりますので、そちらに基づいて適切な方に教育委員になっていただくということが重要かと思っております。 以上です。 ○議長(割貝寿一君) 鈴木元久君。 ◆3番(鈴木元久君) 今年度、敬老会支援事業を中止したため各地域の敬老会は行われなかったが、予算の活用をどのように行うか伺います。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 この新型コロナウイルス感染が拡大しまして、緊急事態宣言の最中であった5月上旬より、一部の行政区長より敬老行事の開催について問合せが担当課のほうへあり、協議をいたしましたところ、5月時点では緊急事態宣言が終了することも見据えまして、感染に気をつけて開催をしていただく予定だと、こういう回答を指示しておりました。しかしながら、感染拡大の第2波が見られまして、8月に入ってから一部行政区長より、区長だけで敬老行事の開催の判断をするのは難しく、町での判断を示してほしいとの相談がありました。対象者が重症化しやすい高齢者であること等を考慮しまして、苦渋の判断でありましたが、中止とすることに決定いたしました。 この予算の活用ということでありますが、これは、この行事を中止したからといって、その全てが消されるわけではなく、必要な部分は必要な額で、必要な予算で執行しておりますし、この後、新たな対策等が必要なときには、その余剰な予算も投下することもぜひ検討されるべきだろうと思っております。全てこの対高齢者対策のためのお金として十分に活用していきたいと、このように思っております。 ○議長(割貝寿一君) 鈴木元久君。 ◆3番(鈴木元久君) ぜひ高齢者に対してのほうで使っていただきたいと思います。 6番で、さつま白波焼酎工場跡地の進捗状況についてですが、10番議員、6番議員、5番議員が質問したので、私は割愛させていただきます。 次、ドウダンツツジ伐採に伴う地元住民や山林地権者、共有者への説明と了解の状況はどうなっているか伺います。
    ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 通常の場合ですと、当然のことながら、伐採前に山林所有者に説明をいたし、了解を得ております。誤って境界を越えて入ってしまいまして、誤って伐採した山林の所有者に対しては、現状を確認後、それぞれの所有者に説明と謝罪を行うと同時に、代金を観光協会のほうからお支払いをいたし、了解を得ておるところであります。 ○議長(割貝寿一君) 鈴木元久君。 ◆3番(鈴木元久君) 共有者に対しては、一人一人に行って、謝ってお金を渡したんですか、個人個人に。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) その詳細については、担当課の課長より説明をいたさせます。 ○議長(割貝寿一君) 農林推進課長。 ◎農林推進課長(江田一寛君) 議員のご質問にお答えします。 共有者、共有地の場合ですが、共有者の皆様一人一人にご説明して、謝罪をして、代金を支払ったということでございます。ただし、1名の方が見つかりません。行方が分かりません。その方については、共有地代表の方と観光協会としっかりどちら側でも書類を保存して、もし、その方が見つかった場合は、すぐにお支払いするというような約束で完了しております。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 鈴木元久君。 ◆3番(鈴木元久君) 共有林は13名ですよね。 ○議長(割貝寿一君) 農林推進課長。 ◎農林推進課長(江田一寛君) そのとおりでございます。 ○議長(割貝寿一君) 鈴木元久君。 ◆3番(鈴木元久君) 一般民有地の人は何名支払ったんですか、何か所切って。 ○議長(割貝寿一君) 農林推進課長。 ◎農林推進課長(江田一寛君) 個人で所有している方ということですか。お話を、説明をさせていただいて、取っていいですかということで説明して、刈らせていただいた民有地の方は5名でございます。 ○議長(割貝寿一君) 鈴木元久君。 ◆3番(鈴木元久君) 取って切っていいですかと言った人は5名、言わなくて切った人もいるんですか、いるでしょう。 ○議長(割貝寿一君) 農林推進課長。 ◎農林推進課長(江田一寛君) 言わなくて切ったということではなくて、あくまで今回は、境界を誤って越えて刈ってしまった共有地が1か所、それと、その後、再確認の意味で全ての町有地との境界を確認しましたところ、もう1か所、個人の方で1か所あったというのが実態でございます。 以上です。 ○議長(割貝寿一君) 鈴木元久君。 ◆3番(鈴木元久君) 町では1本単位で売ったんですか。民有林は1町歩5万円で切った面積と言っているんですが、その価格が違うんですか。 ○議長(割貝寿一君) 農林推進課長。 ◎農林推進課長(江田一寛君) 町の場合は1本幾らということで、契約というか覚書を締結して、そういうふうにしております。民有林の場合、そこは民対民のお話ですので、私のほうではお控えしたいと思うんですが、そういうお話でお願いしたということでございます。 以上です。 ○議長(割貝寿一君) 鈴木元久君。 ◆3番(鈴木元久君) 1本幾らのほうが高いと思います。今年はいいとしても、来年も再来年もあるんであれば、民有地も1本幾らの単価でやってください。 ○議長(割貝寿一君) 元久君に私からお話ししますけれども、その1本1本のほうは、民有林に関しては、民民の契約ですので、そこら辺は踏み込めないという事情も考慮していただきたいと、以上です。 次に進めていただきます。 ◆3番(鈴木元久君) 分かりました。 ○議長(割貝寿一君) 鈴木元久君。 ◆3番(鈴木元久君) 鮫川村の山林で樹木を伐採したため、山林所有者から被害届が出さたという情報を知っていますか。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) 議員のご質問にお答えをいたします。 鮫川村の山林地内の樹木伐採の件、この被害届の件、これは一切承知しておりません。ただ、鮫川村ですか、他町村のだけの事案がここで質問に出されると、この流れですね、これをぜひお話しいただきたい。 ○議長(割貝寿一君) ただいまの町長の意見で、反問権に相当する可能性がございますので、再度、もう一回。 町長。 ◎町長(宮田秀利君) それでは、反問権使わせていただきます。 本当にびっくりしておるんですが、この他町村の中での事案が、この一般質問に出されるというこの経緯、これをぜひお話を聞かせていただきたい。 ○議長(割貝寿一君) 鈴木元久君。 ◆3番(鈴木元久君) この件は、フラワーキングが他町村に入って切ったということで、フラワーキングのことは、町関係も加わっているのかなという形で質問に上げました。 ○議長(割貝寿一君) 先ほど申し上げましたが、そちらのフラワーキングさんの、そちらの事情としては、他町村にしては民民の間柄と、関係と判断しますので、そこはあまり関われないのかなということがありますので、次に進めてください。 ◆3番(鈴木元久君) 了解しました。     〔発言する人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 関係ないところはちょっと。 ◆3番(鈴木元久君) そういう話を聞いたから、知っていますかということだったんです。 ○議長(割貝寿一君) はい。 もう一回……     〔「議長、議事進行」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 一般質問なので、時間があれで進めさせていただきます。 どうぞ、先に進めてください。 ◆3番(鈴木元久君) 毎週日曜日に、車両(ダリちゃん号)を東京へ花卉を運ぶために使用していると聞くが、本当ですか。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) 詳細については、担当課長より説明をいたさせます。 ○議長(割貝寿一君) まち振興課長。 ◎まち振興課長(吉成知温君) おただしの町所有のトラックの関係でございます。 ご存じのように、株式会社フラワーキング、町農業振興を図ることを目的に町が出資をしてございます。今回、町管理の公園内の観光資源整備による販売可能なドウダンツツジですね、こちらフラワーキングに買取りしていただいておりますが、このツツジの、当初、数回ですね、輸送コスト低減ということで使用をしてもらっております。また、5月中旬以降は、東京の花卸会社、また民間の運送会社のトラックにより出荷となっております。 また、先ほど答弁いたしました県の輸出緊急対策事業、コンニャクのほうの輸出をふるさと産業おこし連絡協議会が事業主体として、コンニャクの香港輸出のほうを進めてございます。9月と10月にその段階で、コンニャクの輸出とドウダンツツジ合わせて輸出しますので、3回ほど使用をしてございます。輸送コストの実証試験という形でやっております。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 鈴木元久君。 ◆3番(鈴木元久君) 8番、町内の町が関係する団体の人事について、町としてのどのような関係を持っているか伺います。まずは、塙町振興公社です。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 株式会社塙町振興公社の人事の町の関わりについてでありますが、会社と企業では、使用者が企業運営を円滑、合理的に進めるためには、労働力の効率的な利用を図る必要があります。一般的には、企業の使用者が人事権を持ち、採用から解雇に至るまでの多岐に及び権利を持っております。したがいまして、会社等への町への人事は関わりはございません。これは現場をつかさどる使用者、その働いている方の適正等々を判断しながら人事を進めるものと、こういうふうに解しております。 ○議長(割貝寿一君) 鈴木元久君。 ◆3番(鈴木元久君) 天領はなわについて、道の駅についてはどうですか。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 一般社団法人天領の郷はなわ、定款第11条に、当法人に評議員5名を置くと定められております。この評議員には、私が選任されております。塙町長の職として選任されております。評議委員会規則第8条に、評議委員会の議決事項が定められております。この中の第1項第1号で、理事及び監事の選任及び解任に関わりを持っておるところであります。 ○議長(割貝寿一君) 鈴木元久君。 ◆3番(鈴木元久君) 塙町観光協会についてはどうですか。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) 一般社団法人塙町観光協会の人事の町の関わりについてでありますが、会社と企業では、先ほどもお話ししましたように、使用者が企業運営を円滑、合理的に進めるためには、労働力の効率的な利用を図る必要がございます。一般的には、企業の使用者が人事権を持ち、採用から解雇に至るまで多岐に及び権利を持っております。したがいまして、会社等への町の人事の関わりはございません。 ○議長(割貝寿一君) 鈴木元久君。 ◆3番(鈴木元久君) 東白衛生処理組合について伺います。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 東白衛生処理組合は、郡内4町村で構成する一部事務組合であります。組合の管理者には塙町長がなっておりますが、人事の町の関わりについてでありますが、あくまでも管理者として人事を行っておりますので、町としての関わりはございません。 ○議長(割貝寿一君) 鈴木元久君。 ◆3番(鈴木元久君) 次、IPシステムですが、IP告知システム年額3,300円を納入書類を見て、料金を払う必要があるのであれば利用しないと解約された方が増えており、令和2年8月1日現在で、全世帯の約7割にとどまっている状態です。 質問です。IPシステムは、当初、災害時対応の導入の狙いからすれば、使用料を無料化することも検討とあるが、財政的にはどのように配分するか、また、町としてIPをどのように考えているか伺います。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 IP告知システム、これは防災無線に代わるものとして導入いたしました。使用料を頂く関係上、希望する世帯、企業等に設置することといたしておりますが、このような状況下でありますから、全世帯に設置はされていない状況であります。 なお、詳しい内容につきましては、担当課長より説明をいたさせます。 ○議長(割貝寿一君) 総務課長。 ◎総務課長(白石憲男君) IP告知放送システムについてですが、さきの全員協議会でご説明させていただきましたとおり、令和3年度にシステムのクラウド化と機器の更改、テレビ電話型の端末の新型機への交換を予定しております。IP告知システムは、以前、導入されました防災無線に代わるものとして導入いたしましたが、使用料を頂く関係上、希望された世帯や企業等に設置しており、全世帯には設置されていない状況であります。 使用料を無料化することで、全世帯に設置することが可能になるのではないかと考えてはおりますけれども、新たに年間700万円近い財政負担が生じることとなりますので、現時点では、無料化については検討をしているところであります。 IP告知放送は、町からの防災情報や緊急放送など主要な伝達手段であると考えておりますが、停電時には使用できないため、携帯電話のエリアメールやSNSの活用など、生活環境課のほうと協議しながら、伝達方法の多重化というものを検討する必要があるのではないかというふうに考えております。 以上です。 ○議長(割貝寿一君) 鈴木元久君。 ◆3番(鈴木元久君) ある人に聞いたら、お金を払うんだら私もやめようかなという人が出ていますので、ぜひ無料化のほうで進めてもらいたいと思います。 次、町はどのような起債があり、どのような起債を利用しているか伺います。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) 当然、議員詳しく目をお通しのことと思いますが、町の財政状況につきましては、当初予算、決算及び上半期、下半期の執行状況について、広報はなわ等でお知らせをいたしております。今お尋ねの数字的なものでありますけれども、令和2年度一般会計・特別会計補正予算説明書の21ページに記載しております。一般会計における令和2年度末残高の見込みでありますが68億6,036万7,000円、これが町の負債、債権額であります。 ○議長(割貝寿一君) 鈴木元久君。 ◆3番(鈴木元久君) 年度ごとの残金はどのようになっていますか。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 数字的なものですから、課長より説明をいたさせます。 ○議長(割貝寿一君) 総務課長。 ◎総務課長(白石憲男君) 2年度以降の見込みでよろしいでしょうか。     〔「はい」と言う人あり〕 ◎総務課長(白石憲男君) 先日行われました振興計画の内容でもご説明いたしましたけれども、令和2年度以降の一般会計の起債残高見込額ですが、令和2年度については68億6,036万7,000円、令和3年度が67億8,036万7,000円、令和4年度が69億36万7,000円、令和5年度が72億3,936万7,000円、令和6年度が71億3,736万7,000円というふうな形で見込んでおります。 以上です。 ○議長(割貝寿一君) 鈴木元久君。 ◆3番(鈴木元久君) 返済計画はどのようになっていますか。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 起債の返済につきましては、予算書にもお示しをいたしております。据置期間を5年以内、償還期間を30年以内とのルールの範囲内で返済しております。 例といたしまして、こども園の建設費用に関する起債につきましては、過疎対策事業債を一部充てておりますが、償還方法は3年据え置きまして、12年返済で設定しております。 今後も起債の償還に関しましては、毎年度における財政の負担のかからないように、平準化した返済計画を立てていく予定であります。そして、一つだけお話をさせていただきますが、これはあくまでも令和元年度の決算報告書の中で、監査委員が示しておりますが、この町の起債の性質上、実質的に町が返済する金額、この今ほど課長が説明した額の4分の1強のお金が実質的な町の返済額になってくると、こういうふうな計算上のものが出ておりますので、参考までにお話をさせていただきます。 ○議長(割貝寿一君) 鈴木元久君。 ◆3番(鈴木元久君) 役場庁舎についてですが、振興計画どおり、修繕しながら町財政の規模に沿って改善をすべきであると思います。そうした改修が、いつの間にか改築になっているような気がします。振興計画は、議会で通して公表されるものです。今回、10億円の庁舎改築案が、いつの間にか案が消されたみたいなような形になっているので驚いています。 振興計画で公有施設等整備基金、2年から5年まで約10億円減少しています。そして、令和5年にこの基金は約2億3,000万円しか残りません。町は、今の役場に不足しているのは何なのですか。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 まず、最初に上げざるを得ません。これは耐震強度、このコンクリートの劣化、経年劣化ということで、あと5年ないし10年、もっと上手に使っても、その周辺には建て直しという状況も予想されます。この耐震強度、これは、この後、東日本大震災級の地震が来たらば潰れないとは言うんですけれども、それもあくまでも計算上のものであって、実質的には、その揺れ方等々によっては、大きな被害を受ける可能性もあるということで、大変心配をしております。 それと、それ以上にですね、この役場が破損することで、町民への住民サービス全て機関停止ということになったら、その影響は計り知れないものがあるだろうということで、一番不足しているのは、やはりその対応に対する安全性ということであろうと思います。そして、まず……     〔「議長、時間がないので」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) じゃ、まとめてもらいます。 町長、まとめて。 ◎町長(宮田秀利君) 簡単にお話しします。 業務のためのスペース、相談室、それから利便性、それからエレベーター、トイレ、この辺が一番問題ですね。それから、先ほどからお話しのように、防災拠点としての機能。 以上であります。 ○議長(割貝寿一君) 鈴木元久君。 ◆3番(鈴木元久君) 最後になりますが、町税に滞納者はおりますか。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) それでは、簡単に申し上げます。 課長から説明をいたさせます。 ○議長(割貝寿一君) 町民課長。 ◎町民課長(生田目敏夫君) 町税等の滞納状況ですが、滞納額はございます。 以上です。 ○議長(割貝寿一君) 鈴木元久君。 ◆3番(鈴木元久君) 何人で、未納金は幾らくらいありますか、伺います。 ○議長(割貝寿一君) 町民課長。 ◎町民課長(生田目敏夫君) 12月1日現在でございますが、納期到来分、納期が来ている分につきましての未納額は、現年度分では一般会計で642人、2,838万5,986円、国保税とか介護保険料、後期高齢医療等の特別会計を含めますと906人、4,043万4,524円であります。 あと、滞納繰越分、こちらのほうが一般会計で253人、6,100万9,782円、特別会計を含めますと381人、1億847万4,164円。 合計の人数でございますが、現年度と滞納繰越分とか、あとは、一般会計と特別会計とか、重複する方もございますので、実人数でいきますと776人、合計滞納額は1億4,890万8,688円でございます。 なお、先ほどの実人数でございますが、これには個人でなく法人とか、あとは、固定資産税なんかでよくあります共有名義、これらは別でカウントされて、この分の中に含まれるというようなことでございます。 以上でございます。
    ○議長(割貝寿一君) 鈴木元久君。 ◆3番(鈴木元久君) このコロナウイルスで、今年などはボーナスの出ない、給料も少ない、もっと滞納者が来年は出るんじゃないかなと思います。 それで、徴収のほうはどのようになっていますか。 ○議長(割貝寿一君) 町民課長。 ◎町民課長(生田目敏夫君) 徴収の方法でございますが、まず、滞納が発生しますと督促状、こちらのほうを発行いたします。徴収嘱託員による臨戸訪問であるとか、電話による催告であるとか、催促を行って、その後、催告書というのが年に2回ありますけれども、それらの発布によって納付を促していくということになります。 同時に、実態調査、これは課税台帳による資産の調査であるとか、亡くなられた方のなんかの場合だと相続人調査、これは他町村への照会を含みますが、そちらのほうを行っていきます。この段階で反応あればというか、問合せとかあれば、当然そこで納税相談を行っていくというようなことになってございます。納税相談の中では、全額納付が、一括納付が厳しいというような場合なんかにおきましては分納誓約書、こちらのほうを徴取をしまして、納付をしていただくというようなことでございます。 ただ、約束が守られない場合であるとか、そちらのほうの方につきましては財産調査を行いまして、給与や預貯金、生命保険、これらの調査を行って、差し押さえて強制換価して充当をさせていただくというような形で、滞納額の解消を図っているというようなことでございます。あとは、換価できそうな土地、建物等を所有している場合は、差押えの公売に付して徴収に当たるというようなこともやってございます。 以上であります。 ○議長(割貝寿一君) 鈴木元久君。 ◆3番(鈴木元久君) 時間ですので、3番議員、鈴木元久、一般質問を終わります。 ○議長(割貝寿一君) これで、3番、鈴木元久君の一般質問を終わります。 休憩します。               休憩 午後零時24分               再開 午後1時30分 ○議長(割貝寿一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。--------------------------------------- △議案第64号の質疑、討論、採決 ○議長(割貝寿一君) 日程第2、議案第64号 塙町議会議員及び塙町長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の制定についてを議題とします。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。 9番、吉田克則君。 ◆9番(吉田克則君) 議案第64号なんですが、今回、町長及び町議会選挙の法改正、公職選挙法が改正されたことに伴う提案ということでありますが、今回は今日の提案については、自動車の仕様とかビラとかポスターを公営というんですか、公費負担ということでありますが、そのほかに、法改正の中には供託金が今度市町村議会の議員のほうにも入ってきたんですが、今回は設置の条例に入っていないので、町村長については供託金ありますけれども、町会議員の供託金についても今度の法改正で金額が入れられるようになったんですが、今回、それ条例設定の中で外れていると思うんですが、その点ちょっと分からないものでその確認と、あと選挙をやることによっての限度額ですね。限度額の設定も今回の公費負担の中の金額については、含まれるのか含まれないんだかその点分からないものですから、その2点についてお伺いします。 ○議長(割貝寿一君) 選挙管理委員会書記長。 ◎選挙管理委員会書記長(白石憲男君) それでは、議案第64号の部分で、条例上の中に供託金が入っていないのはどうなんだというおただしだと思いますが、この条例、あくまで選挙運動の公費負担に関するものを定める条例ですので、供託金に関しましては、公職選挙法が改正されますとその中に供託金を供するというような形になってきますので、それの額等については別に定めるような形になるので、これはあくまで公費負担の条例だということで、これには入っていないということです。ちなみに、供託金については15万円というような予定になっております。 あと、限度額の設定ですが、条例の中でうたっていますのが上限の金額について入っているものです。簡単に申しますと、ハイヤー等の利用の場合には、1日6万4,500円が上限。あと、個別の契約方式ですと1日自動車の借り上げが1万5,800円が上限。燃料代については1日7,560円が上限。あと、運転手は1日1万2,500円が上限ということで、これ掛ける5日間となりますと、個別の契約方式、この借り上げ、燃料、運転手合わせると大体5日間で17万9,300円というのが上限になるというような形です。 チラシについては1枚当たりが7円51銭ということで、議員さんの場合には1,600枚までということで1万2,016円が上限というふうな形になりますし、ポスターに関しましては、ポスターの掲示丁数で掲載して出すような形での上限ということで設定をしております。ですので、条例のほう見ていただければ、一応それが上限の金額になっているということでご理解いただければと思います。 以上です。 ○議長(割貝寿一君) 吉田克則君。 ◆9番(吉田克則君) 私が言ったのは、選挙を行うときに、選挙費用の総額、その限度というものがあると思うんですが、その計算方法に、今回、公費負担になる分、これは入っているんだか入っていないんだか、そういうのを含めて変更が生じてくるんだか、そのことを聞きたかったものですから。 ○議長(割貝寿一君) 選管書記長。 ◎選挙管理委員会書記長(白石憲男君) 大変失礼しました。選挙に係る費用の上限ということですね。 それについては、有権者数等で算定しますので、当然、今までと同じように公費負担に係る分も含めての上限ということで、公費があるなしにかかわらず、車代とかポスター代とかという部分での上限というのは、今までどおり同じような考えの設定になるということでご理解いただければと思います。 ○議長(割貝寿一君) ほかにありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) なしと認めます。 これから討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 討論なしと認めます。 これから議案第64号を採決します。 お諮りします。 本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 異議なしと認めます。 議案第64号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第65号の質疑、討論、採決 ○議長(割貝寿一君) 日程第3、議案第65号 塙町表彰条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 討論なしと認めます。 これから議案第65号を採決します。 お諮りします。 本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 異議なしと認めます。 議案第65号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第66号の質疑、討論、採決 ○議長(割貝寿一君) 日程第4、議案第66号 塙町一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 討論なしと認めます。 これから議案第66号を採決します。 お諮りします。 本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 異議なしと認めます。 議案第66号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第67号の質疑、討論、採決 ○議長(割貝寿一君) 日程第5、議案第67号 職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 討論なしと認めます。 これから議案第67号を採決します。 お諮りします。 本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 異議なしと認めます。 議案第67号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第68号の質疑、討論、採決 ○議長(割貝寿一君) 日程第6、議案第68号 塙町税特別措置条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 討論なしと認めます。 これから議案第68号を採決します。 お諮りします。 本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 異議なしと認めます。 議案第68号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第69号の質疑、討論、採決 ○議長(割貝寿一君) 日程第7、議案第69号 塙町後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 討論なしと認めます。 これから議案第69号を採決します。 お諮りします。 本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 異議なしと認めます。 議案第69号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第70号の質疑、討論、採決 ○議長(割貝寿一君) 日程第8、議案第70号 塙町辺地総合整備計画の変更についてを議題とします。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 討論なしと認めます。 これから議案第70号を採決します。 お諮りします。 本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 異議なしと認めます。 議案第70号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第71号の質疑、討論、採決 ○議長(割貝寿一君) 日程第9、議案第71号 大字及び字の区域の変更についてを議題とします。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 討論なしと認めます。 これから議案第71号を採決します。 お諮りします。 本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 異議なしと認めます。 議案第71号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第72号の質疑、討論、採決 ○議長(割貝寿一君) 日程第10、議案第72号 令和2年度塙町一般会計補正予算(第5号)を議題とします。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。 10番、鈴木茂君。 ◆10番(鈴木茂君) 10番、鈴木茂です。 3点ほどばかりお聞きをしたいと思います。 まず、予算説明書の9ページ、3款1項3目7節敬老行事当日協力者謝金の減額なんですが、敬老会を行った場合に当日に謝金を与えるわけだったんですが、この協力者というのはどういう方のことをいうのか、ちょっとまずそれを1点お聞きします。 次に、同じ3款1項3目12、18節で高齢者外出支援タクシー料金助成事業なんですが、まず、12の委託料の委託先、376万円、これ、どういうところに委託したのか、まず1点。 それから、18節で58万8,000円の補助金の減額になっているんですが、これ、事業終了して減額したのか、余ったお金かどうかと思うんですが、対象者の設定に、これから検証するんだかどうかちょっと分かりませんが、問題はなかったのかどうか、1点お聞きします。 それから、16ページ、10款4項1目幼稚園費の10の需用費と12の委託料、この光熱水費ですね、10節の。これは何に使うお金を追加補正なのか。それから12の清掃業務委託料、この100万円もどんな清掃に使うのかお聞きします。 ○議長(割貝寿一君) 健康福祉課長。 ◎健康福祉課長(藤成寛味君) それでは、私の担当、関係する部分についてお答えを申し上げます。 まず、1点目ですけれども、9ページの3款1項3目報償費の部分です。敬老行事当日協力者謝金ということで、どんな方なのかということですが、これにつきましては、各区で敬老行事をやる場合に随行いただきます区長さんと副区長さんへ当日の謝金ということでお支払いをしております。今までも町の敬老会にも区長さんがおいでになっていたときにも謝金をお支払いしていたんですけれども、今回は敬老行事に計画というか責任者ということで随行いただく区長さんと副区長さんへの謝金ということで、これは今回行わないので全額減額という形にさせていただいております。 それから、12節の委託料の部分でございますけれども、これは実際のタクシーの事業者への委託料ということになります。ですから、塙町には当初、塙タクシーとファミリータクシーと2社でございました。それで12月1日からは介護のあんしんタクシーというところも加わりまして、この3社への委託料の支払いということになります。 それから、18節の58万8,000円の減額でございましたが、これにつきましては、当初、考え方としましてタクシー利用なさる方への助成ということで考えて、予算の科目を18節で取っておりました。その間、途中でタクシー会社へ委託という事業にしようということで委託にしたものですから、その間につきましては18節から12節への流用という形で対応させていただいております。今回、補正のタイミングが来たもので、補正のタイミングで補助金というのを全額落としまして、それは全て委託料のほうで賄っていこうということになりまして、58万8,000円の減額という措置を取らせていただいているところでございます。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(佐藤光一君) それでは、10款4項1目10節の需用費、そのうちの光熱水費の内訳でございますが、まず、電気料でございます。電気料、これから残り4か月分があるわけなんですが、1か月約53万9,000円を見込んでの金額となっております。 それから、水道料、下水道料も含めてでございますが、残り3回分となっております。これを1回当たり15万5,000円を見込額として計上しているものでございます。 12節委託料でございます。これにつきましては、こども園のガラス面、こども園の内と外とフロアの部分の清掃業務を委託するものでございます。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 10番、鈴木茂君。 ◆10番(鈴木茂君) 再度お聞きしますが、こども園なんですが、電気代というのは夏場聞いたときは月36万円ぐらいだったんですが、冬場になってこのように50万円超すというふうに予想されるということは、まず、ランニングコスト的に非常に光熱費がかかるという印象。それから、ガラスの清掃ですけれども、今年100万円取ってこれ清掃しますが、これ毎年ガラスって汚れますから、毎年来年からもまた100万円かけて清掃するということでよろしいですか。 ○議長(割貝寿一君) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(佐藤光一君) まず、電気料でございます。 電気料ですけれども、9月の段階で約46万円、それまでは30万円台をやってきたわけなんですけれども、9月には約46万円台に入りまして、今後、冬に向けて、もう既に冬になっておりますけれども、子供たちが来る前には暖房をつけて暖かくするということでありますので、結構その部分がかかってくると見込んでおりまして、この額を設定いたしました。 また、こども園の清掃業務委託料でございますが、これは毎年この予算を計上してこども園のガラス面を清掃しているという形になります。 以上です。 ○議長(割貝寿一君) ほかに。 9番、吉田克則君。 ◆9番(吉田克則君) 9番、吉田克則です。 まず、資料については予算説明書でありまして、その中の5ページ、基金繰入金の財政調整基金繰入金▲1億1,900万円ということで、財政調整基金については、町ではなぜか自由勝手に出し入れしているみたく見えるんですが、今回も、今度減額ということでありますけれども、自由勝手に度々こう変えていいものなのか、その点をどういう考えなんだかお聞かせ願いたいというふうに思っています。 あと、同じページで町債の総務債の役場庁舎改築事業と6目の商工債8,820万円、町債に変更になった最大の理由をお聞かせ願いたいというふうに思います。 あと、7ページに入りまして、3目の財産管理費でありますが、その中の庁舎改築実施設計業務委託料でありますが、庁舎改築という言葉を使っているみたいなんですが、いろいろ、町長からの説明では、改築というよりは新築という言葉がふさわしいのかなというふうに思ったんですが、何かこの庁舎改築と庁舎新築、この使い分けがちょっと逆に誤解されるような思いもあるものですから、誤解されない、あるいは町が思っている内容の説明、逆に言えば、なぜ新築という言葉を使わないのか、名前のほうを確認したいというふうに思っています。 あと、13ページに入りまして、6目でございますが、湯遊ランドはなわ施設管理費、21節の補償、補填及び賠償金ということで、今回休業補償ということで1,337万円ということでありますが、実績の日割りだということで計算したということでありますけれども、詳細な算出、補償基礎というんですか、それをお聞きしたいというふうに思っています。 それと、資料的には今度は補正予算書5ページ、第2表の繰越明許費ということでありますが、総務管理費、役場庁舎改築事業、補正予算で上げた全ての金額が繰越明許費ということで、実質予算措置しか、そして来年に回すようなこの繰越明許費としての考えと、補正で上げた金額をそのまま繰越明許費で上げるという行為、これは今までに過去に例がないと思うので、その点、お聞きいたします。 ○議長(割貝寿一君) 総務課長。 ◎総務課長(白石憲男君) まず、予算説明書の5ページの繰入金の部分で、18款1項1目財政調整基金繰入金、今回減額となっていて財調についてどういうことで出し入れしているんだという部分のおただしだと思いますが、基本的に既存の中で財政調整基金の繰入れについては緊急的な部分とかいろいろありますが、基本的に当初の中で予算を組む上で、どうしても足りないという部分を緊急的に財調で予算化をしております。ただ、その財源の部分で財調で見ていた部分が起債が対象になった、確定したりとか補助金が来たりとかいうことで、ある程度財源が確保できたり、事業の見直し等があったりして、その分、財調としての部分を振り替えた、財源を振り替えた、そのことによって財調の繰入れを減額するということでご理解いただければと思います。 続きまして、7ページの3目、12節委託料です。改築と新築の使い分け……失礼しました。5ページ、町債の1総務債と6商工債の部分ですが、1総務債の役場庁舎改築事業債というのは、取りあえず全協なんかでも説明しましたが、役場庁舎の緊急対策保全事業の関係で起債が対象になるという部分で考えた場合に、起債申請の場合には予算化されていないと申請できないものですから、説明の段階で申し上げましたとおり、一応、まだ方向性は決まったという形ではないですが、予算化をして、もしその方向で行くとなったときに予算の組替え等をやる時間的な部分がかなり厳しくなってくるのを考えたときに、一応、対応できるように予算として上げさせていただいていますということでご理解をいただければと思います。 あと、商工費の関係は、辺地債のほうで計画を変更しました。それによって、辺地債の借入れの部分として、一応、起債として予算化をしているということでご理解をいただければと思います。 7ページになります。3目12節委託料で庁舎改築実施設計の改築という表現が新築ではないのかというおただしだと思いますが、基本的に何もないところに建てる場合には新築という言葉を使っております。ただ、今ある施設を新たに建て直す場合には改築という言い方をしてやっておりますので、基本的にはそれの流れに応じての言葉の使い分けだということでご理解いただければというふうに思います。 あと、予算書の5ページの繰越明許、全額上げているという部分なんですが、基本的に、もし事業として進める場合には、当然、1月から3月では終了しませんので、来年まで1年かけて行うという想定でいきますので、予算については支払いが来年度以降になるということで、全額繰越明許として計上させていただいているということで、全額上げるのは過去に例がないというおただしですが、かなり3月等でぎりぎり発注するのに、予算組んだやつなんかには3月で繰越明許で全額予算を上げているというような形で事業は進めておりますので、こういう形で進めるということでご理解いただければと思います。 以上です。 ○議長(割貝寿一君) まち振興課長。 ◎まち振興課長(吉成知温君) 予算説明書13ページ、7款1項6目湯遊ランドはなわ施設管理費、21節の補償、補填及び賠償金、湯遊ランドはなわ休業補償の1,337万7,000円の経費の算出の根拠ということでございます。今回、ボイラー等の修繕工事によりまして1月12日から2月13日の間まで約33日間の休業となりますが、当然、振興公社としてみれば営業休止になるわけですから、これまでの営業収益がないと売上金がないという中で、予想される部分で、休止期間中の固定費のいわゆる予想される経費を今回営業補償ということで算出してございます。 通常、こういう場合の固定的経費の科目で言われているのが、例に挙げますと公租公課、電話等の基本料金、減価償却費、機械器具等の賃借料、借入金の利子、法定福利費、厚生福利費、もろもろ人件費等々もございますが、今回、町のほうで算定してございますのが、まず、固定費の部分でございます。リース料、法定福利費、減価償却費、維持管理費、こちらが1月分が20日間で264万2,907円、2月分が13日間で156万7,788円という金額を算定してございます。 また、人件費の部分です。給与になりますが、同じく1月の20日間の分で518万6,312円。2月の13日間、休業の分で397万9,180円ということで今回の補正予算額でございます1,337万7,000円という算定をしてございます。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 9番、吉田克則君。 ◆9番(吉田克則君) 7ページの改築実施設計業務委託料1億300万円でありますが、町長からのいろいろな説明では「緊急に予算化をしないと、着手しないと、この事業に対して該当しないんだ。それを該当させることが町民にとって最良の手法」みたいなことを言うんですが、前にいただいた資料の中に、町村役場機能緊急保全事業、これ見ますと、平成29年度にこの保全事業、創設されているんですよ。そして、この中身では令和2年度までということでちゃんとうたっているんですが、この説明を実際10月の全員協議会で話をされました。そのときも「緊急だ、緊急だ」ということで、これ緊急事業ということで保全事業でありますけれども、なぜ29年度に創設したやつが、今ですよ、1億300万円もかけての委託設計、これが通れば結果的にはこの事業をやっていく、そういう予算計上をしている。 なぜなんですか、これ。まずは29年度に創設ということでちゃんとこれ役場から全員協議会のときにもらった資料、なぜこんなに早くやらなきゃならないか。何回も申していますけれども、計画が全然なっていないというか、その一番の理由ですね、それ。何で29年度に創設ということで書いてあるのに、何で今なの。 それと、行く行くはこれが通れば、庁舎の改築ということになると思うんですが、人口減少が進んでいく中、塙の町民人口は激減しているんですよね。それで、前の説明だと約15億円の事業費、改築ということでありますが、仮に改築して、借入金をするような計画にもなっています。それで起債、返済、最終年度、その年度と塙町で人口ビジョンというのを作成していますが、その最終年度の人口見通しは何人になっているのか、それをお聞きしたいというふうに思います。 それと、13ページの湯遊ランドはなわ休業補償でありますが、事細かくは説明はいただいたんですが、6月定例会においてやはり湯遊ランドはなわに休業補償をやっているんですよね。私なりに計算してみました。湯遊ランドはなわでは4月18日から6月末まで、日数的には74日であります。そのときの補償金額、休業補償というやつですね。これは当然、国のほうから出ているやつは承知していますけれども、町から休業してくれよということで休業したものなんだか、塙町振興公社でお客さんが来ないんだから自分のところで進んで休業したんだか、それによっても算出の仕方とかいろいろ違うとは思うんですが、それは6月のやつなんでね。ただ、74日間で1,283万円を補償金として支払っているんですよね。休業補償ということで。1日当たりの金額、割ってみますと17万3,378円です。 今回、令和3年1月12日から2月13日までということで、先ほど課長は、日数はメモ取らなかったんですが、私の計算では1月が15日間、2月が13日間、計28日間ということで計算してみました。それで、今回、1,337万7,000円、これ28日間で割ってみますと、47万7,750円です。ですから、6月の休業補償から比べると3倍、1日当たり。3倍以上ですね。そのような補償を支払うこの補償料についても、これは町から俗に言う振興公社に補償料を支払いますからといった金額なものなのか、逆に言えば、補償料として塙町振興公社からこのくらいお金が必要だからということで計算されたものなんだか、その点もどちらから言い始まったのかも分からないものですから、お聞きをしたいというふうに思います。 以上のようなご回答というか説明をお願いします。 ○議長(割貝寿一君) 総務課長。 ◎総務課長(白石憲男君) まず、7ページの3目財産管理費の中の12節庁舎関係の委託の部分で町長のほうは今回、市町村役場機能緊急保全事業が最良だということで、平成29年からある事業なのに何で最終年度なのかというおただしだと思います。 平成29年当時、役場庁舎については改修と、しかも確認申請等を取らない簡易なものという形で進めておりましたが、やはり町民の方の利便性を考えたときに、もっと大がかりな改修が必要だろうということで、振興計画なんかにも改修について上げさせていただいている経過はございます。それについて、具体的に進めていく中で構造的な部分での耐震の補強とか、あとはスペースの確保、昇降機等の附属設備等、当初想定よりもかなり大がかりな改修が必要となってくるというのが分かってきた現状がございます。 そういう中で、基本的に庁舎の改修等については財源措置として起債等は一切借りられません。あくまで、基金で対応しなければいけないというのが現状でございます。そういう中で、現在手持ちの部分の基金の中で、公有施設等整備基金が大半使い込まないとなかなか厳しいのかなという現状がございました。そういう中で、ほかに方法がないかとか、有利な財源がないかという部分で、この市町村役場機能緊急保全事業という部分で、改築であればこの事業が使えるとなったときに、やはりこれはどうだろうということで検討を進めた経過がございます。 そういう中で、方向性としますか、町としてどちらがいいかという部分で議員さんにご意見をいただく部分が今年度になってしまったという部分は、時間がかかってしまったということで申し訳ないとは思いますが、町としてできるだけ町民に負担のかからないように有利なものがないかということで、いろいろ検討した中で、やはりこの事業を使えるのはかなり町民にとっても有利だろうという部分になったので、こういうふうな形で予算の要求をさせていただいている経過がございます。 確かに、今までなかった部分が出てきているという意味ではちょっと急な話にはなろうかと思いますが、基本的に、手をこまぬいていてもいずれ今の庁舎では改修等または建て直し等というのは来ます。ただ、それに向けて財源を確保するのには、やはり、地道な基金の積立てしかないというのが現状でございます。それに比べると、起債が借りられるという部分は物すごく役場の庁舎の関係にとっては大きい事業だなという部分で、それを活用するのには確かに期限がないという部分はございますが、今年度中に発注をすればその事業の対象になるという特例もございますので、そういう意味では、やはり、真に町のことを考えたときには、どちらがいいのかなという部分で上げさせていただいた経過はあります。 ただ、最終的なまだ判断となっていない部分がございますが、一応、それで動いた場合には起債申請等には予算化がないとできないというような部分もありますので、一応、上げさせていただいているということでご理解いただければと思います。ただ、平成29年からの部分の最終年になったという部分では、その間いろいろ検討していた経過があったということでご理解いただければと思います。 あと、人口減少が激減していく中、改築の返済期限はどうなんだというようなおただしですが、今のスケジュールで簡単に言いますと、順調にもしいった場合、令和6年4月ぐらいに新しい庁舎ができたとすれば、令和6年から据え置く期間を5年以内ということになっております。一応、最大5年を取ったとすれば、令和11年からの返済の開始と、最長30年ということになっていますので、令和41年までというような形なものですから、人口見通しの関係なんですが、振興計画の中でもお示ししましたが平成47年、令和で言いますと17年までの見通ししか持っておりません。その中で6,684人というような一応推計としてはなっております。 ですから、令和40年代となればこれよりは減っていく可能性は十分ありますが、それまでに約10億円の仮に基金を積むとなれば、毎年5,000万円で20年かかります。本当に庁舎を建て替えるのに自己資金でやろうとなった場合には、正直、今の基金の残高ではちょっとおぼつかないと。最低10億円はあとプラス欲しいとなれば、庁舎の改築は20年後と。ただ、その間の改修というのを無視した場合、20年かかって初めて庁舎改築というような形ができるのかなという部分を考えれば、町長が申し上げていますように、先に借り入れて年賦払いができるという部分では、基金は今までの住民の方にお世話になって蓄えた部分、起債となりますと、これから先の町民の方にもご負担をいただくという意味では、負担の公平性も図られるのかなという意味では大変有利であろうというふうには考えておりますので、ご理解のほど、よろしくお願いしたいと思います。 以上です。 ○議長(割貝寿一君) まち振興課長。 ◎まち振興課長(吉成知温君) おただしの湯遊ランドの休業補償の関係でございます。 議員のご説明の中でございましたように、6月にコロナ関連の交付金で1,283万円の補助金を出してございますが、これにつきましては、コロナでお客さんがどうしても、緊急事態宣言も出ておりましたので、町のほうで、町の公の施設ということで休業をするということで指定管理の変更をしてございます、その中で。その分につきましては、固定費のみの補助でございます。人件費については、当時コロナ対策の雇用調整助成金、こちらをいわゆる振興公社のほうがハローワークのほうに申請をして、人件費の部分はそちらで賄っておりました。 今回につきましては、コロナ関連ではなくて、一方的に施設の改修工事ということで今回、固定費と人件費という形で昨年の実績に合わせて出していただいているところでございます。1月12日から1月31日までですと20日間、2月1日から13日までですと13日間、33日間になります。人件費の部分でどのくらいの率を占めているのかといいますと、今回の予算計上している額の約68.5%が人件費になってございます。金額ベースでいいますと916万5,493円ということで、今回、6月の3倍ぐらいになっているというおただしでしたが、この人件費の部分が6月には含まれていなくて、今回含まれているということで、約3倍ぐらいの数字が見えるという形になってございます。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 9番、吉田克則君。 ◆9番(吉田克則君) 町長は補助金等を活用していくんだということで、口々に言っておりました。しかし、何ですか、この29年度に創設したやつに対して、全然そういう活動も何にもするどころじゃなくて分からなかったんですかね、これ。実際はいつ分かったんですか、これ。それはお聞きしたいと思います。これは、やはりはっきりしておかないと計画もへったくれもないものですから、きちんとやっぱり説明できるようにお願いしたいというふうに思います。 それと、人口ビジョン、次世代に借金を回していく、こういう町政でいいのか。それも人口減が6,000人台、そういう政策の下に、役場の新築といってもいいでしょう、ツケを人口が減少する中で町民に負担をさせていく。結果的には余の事業が返済に回っていくものですから、できないわけですからね。そういう考えで町長は町の施策を今後もやっていくんですか。3回目なんで、その点、ご説明をお願いしたいというふうに思います。 あと、湯遊ランド休業補償に係る部分でありますが、町では指定管理料ということで幾ら払っているんですか。なぜその金額を差し引かないで、言いなりの、もっとも町で計算したように伺ったんですが、何で指定管理料を支払っているのに、なぜ差し引いて塙町振興公社に休業補償しなければならないのか、何で計算に入れられないのか、それをお聞きいたします。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) おただしの補助金の件でありますけれども、やっぱり補助金は先ほど課長が説明をいたしましたように、その中で認知したものであります。私はそういうふうに報告は受けております。そして、今度の起債を利用しないでやった場合、この建物、先ほど課長からも説明がございましたけれども、約20億円くらいかかるであろうと、そのぐらいかかる。全部10年、20年後に建て替えたとしたらですけれども、そのぐらいのお金がかかってくるだろうと。そうすると、今から毎年5,000万円ずつ全く何にも使わないで、ほかのものを削って5,000万円ずつ積んで、20年たってようやく10億円の金が残る。そして、公有財産とか公有施設保全のための基金を合わせて20億円の中で仕事をする。 この20年間、ざっと見てもここ4、5年の間に約1,000万円、毎年1,000万円のお金がかかっております。20年間、単純に計算すると2億円以上のお金、もっともっと壊れてくるでしょうから、もっと大量のお金を修理のために投下しなければならない。その負担が果たして人口減の状態でできるかどうかということがまず第一。そして、今度の起債の利用というのは、やはり、今まで絶対認められなかった庁舎建築、庁舎改築に対して起債を認める、分割払いをしていいですよという大変ありがたい……。 まず、町民の利益を最大限考えたときには、今度の方策が最大限迷惑のかからない、そして町の先々にとっては大変負担の軽減をいただける起債であると、このようなことでお話をさせていただいているわけであります。 以上です。 ○議長(割貝寿一君) 総務課長。 ◎総務課長(白石憲男君) 議員さんのほうのご質問で、起債を借りるということは次の世代の人に借金を負わせる形になるのではというようなおただしですが、基本的に新たな施設は次の世代の方々が使っていくという部分では、基金というのが前の世代の人の貯金というものを使うのと、あと、一番の問題は、何にもしなくても役場庁舎は何かしなくちゃいけないというのは間違いなく来るというのだけはご理解ください。 ただ、同じ役場庁舎を何とかしなくちゃいけないという中で、できるだけ有利な財源を探した結果が、こういう事業があったと。それの認知が平成29年に何で分からなかったのかという部分では、確かに事務方のほうの部分の確認ミスというのもございますが、その29年当時は、まだ改築という考えまでは至っていなかったというのが正直ございます。この事業、昨年のうちにこういうのはあるというのは分かっておりましたが、それですぐに事務方のレベルで簡単に改築というわけにはいきませんので、いろいろ検討を重ねた結果、今の時期に議員さんらにお示しをしたというような部分になっているという意味では、大変時間がぎりぎり的な形で申し訳ないというのは感じておりますが、町長が言うように、最大限、町民の方にとってどれが一番いいんだろうという部分で判断をしてきた結果だということでご理解いただければと思います。 以上です。 ○議長(割貝寿一君) まち振興課長。 ◎まち振興課長(吉成知温君) 休業補償の関係で指定管理料、令和元年度2,500万円、指定管理料としてお支払いしておりますが、今回の休業補償の分については、指定管理料とはまた別に計算をしてございます。指定管理料については、前にもご説明しましたように、電気料、燃料費等の係る水道光熱費の分の60%という試算で2,500万円の指定管理料を見ております。 今回の休業補償につきましては、当然、その分を見るわけにはいきませんので、その分を除いた金額で先ほどご説明しましたリース料、法定福利費、減価償却費、維持管理費という部分の固定費を今回、休業補償で見ておりますので、指定管理料とはしっかり区別をして、そこについては試算をしてございます。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 2番、菊地哲也君。 ◆2番(菊地哲也君) 2番、菊地哲也です。 13ページ、7款1項6目湯遊ランド委託料ということで、改修工事基本設計業務委託料300万円、これがなくなって、その代わりに塙町振興公社事業分析及び実態調査等業務委託料330万円とあるんですが、何を目的とした調査、分析をやられるのか伺います。 ○議長(割貝寿一君) まち振興課長。 ◎まち振興課長(吉成知温君) ただいまの13ページ湯遊ランドはなわの関係の委託料、振興公社事業分析及び実態調査等業務委託料330万円の計上の内容でございます。 湯遊ランドについては、ご承知のように健全化計画というのを提示して作っておりまして、3か年の目標値、定めてございます。ただ、去年の台風19号から始まりまして、現在、新型コロナ禍ということで非常に営業スタイルを変えなければならない。お客様の層も当然、考えていかなくちゃいけない。部屋の中身も考えていかなくちゃいけない。ということで、今のマンパワーで新しい営業スタイルに変えていくというのはとても難しいということで、今回、いわゆるプロ、コンサルのほうにお願いしようというふうに考えております。 もともとは国の産業再生機構による国の資本で温泉旅館施設の再生支援を目的とし、設立された会社なんですが、ここの会社で、結構、第3セクターの立て直しとかを手がけているというお話をいただきまして、一回、私のほうでもヒアリングさせていただいております。非常に、契約は当然しませんが、中身的にいろいろなところのやっぱりサポートをされているということもありまして、一回、ここでやはりプロの目で内容を、企業の内容、振興公社の内容というものを一回精査していただいて、年度内に作ったものを4月から新しくそのスタイルでやっていくということがまず一つ。 あとは、新型コロナのお話をさせていただきましたけれども、施設も老朽化してございます。このまま内装とか今までの設備を改修するというのは簡単なんですが、やはり、ちょっとやはりスタイルを変えなければならない。5人、6人でお泊まりいただくというスタイルよりも家族スタイルになるのか分かりませんが、そういう部分も含めて、今回委託の中で行いながら、どういう施設にこれからしていかなければいけないのかというものを検討していくと。これは町のほうと委託会社になると思いますが、それをもって振興公社のほうと打合せをしながら、今後よりよい施設運営というものを図っていきたいということで、今回計上させていただいているところでございます。 ○議長(割貝寿一君) ほかに。 5番、七宮広樹君。 ◆5番(七宮広樹君) 予算説明書の15ページになります。 8款4項3目14節工事請負費でございます。 30万円の大町コミュニティ公園立木伐採工事、この経緯と工事の詳細について伺います。 ○議長(割貝寿一君) まち整備課長。 ◎まち整備課長(藤田衛昌君) 都市計画費の中の公園費の工事請負費のおただしでございます。 大町コミュニティ公園は、役場と商工会の間にあるコミュニティ公園でございまして、あそこに大きなケヤキの木がございます。昨年度、地元の方々の要請によりまして枝払いを若干やったんですが、まだ足りないというようなことで、枝払いを実施しようと。幹から切るんではなくて、枝を払うということで考えてございます。地域の、近隣の方々から、葉っぱが落ちて困るというような苦情が今までも寄せられておりましたし、あとは公園内に木の葉がかなり落ちて、遊ぶのもどうかなという状況だということでございましたので、ある程度それを減少させるためと、まるっきり切るのはちょっと問題かなと考えておりまして、今のところは大きく剪定をしようと考えております。 以上です。 ○議長(割貝寿一君) 5番、七宮広樹君。 ◆5番(七宮広樹君) 根元から切らないということでありましたけれども、実はこの役場の南側の桜、それからケヤキが区の要望でこの間切られました。これは区の要望ということで、その対応だと思いますけれども、町民の方の中には、ここは小学校であって記念の思い出のある桜だったということで、非常にその切り方も大分切ってしまったので、これは桜はもう一度咲くのだろうかというようなことを言われる町民がおられました。 ですので、今回の大町のほうもなるべく丁寧に工事されるといいというふうにしていただければと思いますけれども、大きな記念樹ですとか、そういうものに対しては十分気をつけていただきたいと。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 答弁はよろしいですね。     〔「いいです」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) ほかに。 9番、吉田克則君。 ◆9番(吉田克則君) 先ほど、湯遊ランドの補償の休日日数なんですが、ちょっと確認してこれも計算間違っていたみたいなものですから、32日間ということでよろしいのか。32日間ということになれば1,337万円を割ってみると1日当たり41万8,000円ということになるんですが、間違いないですか、32日間ということで。そこだけ確認でお願いします。
    ○議長(割貝寿一君) まち振興課長。 ◎まち振興課長(吉成知温君) 日数については、先ほどから申し上げていますように1月が12日から31日まで20日間、2月が1日から13日までですと13日、足して33日間となります。 ○議長(割貝寿一君) ほかにありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 まずは、原案に反対の方の討論を許可します。 9番、吉田克則君。     〔9番 吉田克則君登壇〕 ◆9番(吉田克則君) 9番、吉田克則です。 反対の立場で討論いたします。 町長から提出された12月定例会、令和2年度一般会計補正予算案について慎重なる審議をしてまいりました。補正案では、特に役場庁舎改築実施計画設計業務委託料が、突然に、新規に計上されてきました。1億356万2,000円の補正増であります。 宮田町長は、2期目の町政ビジョンは長期総合計画にある施策が基本理念と就任直後の9月定例会で今後の塙町の方向を示し、強調していました。しかし、塙町の長期総合計画や平成31年3月改定した町公共施設等総合管理計画の今後の10年間の予想される公共事業にも一言もない役場庁舎改築計画が出されました。12月定例会で突然に役場新築実施計画の予算化、しかも予算全額を次年度に繰り越す提案です。町で最優先する施策は、新型コロナウイルス関連対策や町の人口が急激に減少している中、少子化対応を優先すべきと町民誰もが思っていると考えます。町民感情を考えれば、議会としては塙町公共施設の在り方や無計画性を許すことはできない思いです。 次に、株式会社塙町振興公社に対する湯遊ランドはなわ休業補償問題です。 町では指定管理料を支払いながら、株式会社塙町振興公社に補償料を差し引きすることなく支払うことで補償を算出しています。補償料の積算が不透明です。33日間の休業に対する1,337万7,000円補正増であります。湯遊ランドはなわ施設を考えたものではなく、株式会社塙町振興公社代表取締役社長、宮田町長を最優先先とした単なる株式会社塙町振興公社の運営資金の利益供与とも取られる湯遊ランド施設管理費であるがための仕業とも取れます。 以上の理由から、令和2年度一般会計補正予算案に反対し、討論とします。 ○議長(割貝寿一君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。 討論ありませんか。 4番、吉村守広君。     〔4番 吉村守広君登壇〕 ◆4番(吉村守広君) 4番議員、吉村守広です。 私は、今回出された予算案について、賛成の立場で討論させてもらいます。 役場庁舎の改築に関してですけれども、現状も見ましたし、これからの長期的な支払いの便に関してもかなり有利な起債があるということであって、決して町民にそんなに負担をかけるものではないのではないかなということで、この予算は適正であると思いますので、どうか議員の皆様方のご賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(割貝寿一君) ほかに討論はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) これで討論を終わります。 これから議案第72号を採決します。 この採決は起立によって行います。 なお、起立しない場合は反対とみなします。 本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(割貝寿一君) 起立多数です。 したがって、議案第72号は原案のとおり可決されました。 休憩します。               休憩 午後2時46分               再開 午後2時55分 ○議長(割貝寿一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。--------------------------------------- △議案第73号の質疑、討論、採決 ○議長(割貝寿一君) 日程第11、議案第73号 令和2年度塙町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)を議題とします。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 討論なしと認めます。 これから議案第73号を採決します。 お諮りします。 本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 異議なしと認めます。 議案第73号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第74号の質疑、討論、採決 ○議長(割貝寿一君) 日程第12、議案第74号 令和2年度塙町農業集落排水処理事業特別会計補正予算(第2号)を議題とします。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 討論なしと認めます。 これから議案第74号を採決します。 お諮りします。 本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 異議なしと認めます。 議案第74号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第75号の質疑、討論、採決 ○議長(割貝寿一君) 日程第13、議案第75号 令和2年度塙町公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)を議題とします。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 討論なしと認めます。 これから議案第75号を採決します。 お諮りします。 本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 異議なしと認めます。 議案第75号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第76号の質疑、討論、採決 ○議長(割貝寿一君) 日程第14、議案第76号 令和2年度塙町介護保険特別会計補正予算(第3号)を議題とします。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 討論なしと認めます。 これから議案第76号を採決します。 お諮りします。 本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 異議なしと認めます。 議案第76号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第77号の質疑、討論、採決 ○議長(割貝寿一君) 日程第15、議案第77号 令和2年度塙町上水道事業会計補正予算(第1号)を議題とします。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 討論なしと認めます。 これから議案第77号を採決します。 お諮りします。 本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 異議なしと認めます。 議案第77号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △請願第2号の委員長報告、質疑、討論、採決 ○議長(割貝寿一君) 日程第16、請願第2号 日本政府に核兵器禁止条約の調印・批准を求める意見書の提出に関する請願を議題とします。 去る12月10日、総務常任委員会に付託した請願第2号について請願審査報告書が提出されました。 本件について委員長に報告を求めます。 総務常任委員長、七宮広樹君、登壇願います。 七宮広樹君。     〔総務常任委員長 七宮広樹君登壇〕 ◆総務常任委員長(七宮広樹君) 塙町議会議長、割貝寿一様。 経済常任委員会委員長、七宮広樹。 委員会審査報告書。 本委員会に付託された請願を審査した結果、次のとおり決定したので、塙町議会会議規則第94条第1項の規定により報告します。 受理番号2。 付託年月日、令和2年12月10日。 件名、日本政府に核兵器禁止条約の調印・批准を求める意見書の提出に関する請願。 審査の結果、不採択とすべきもの。 委員会の意見、趣旨に沿い難い。 以上であります。 ○議長(割貝寿一君) これから委員長報告に対する質疑を行います。 質疑はありませんか。 11番、藤田一男君。 ◆11番(藤田一男君) 11番、藤田です。 今回、不採択に至った経過をどういうものか、ちょっとお聞きしますが、原爆というのは世界中で日本はただ1か国だけです、原爆投下された被害者になっているのは。それで、まして、さきの東日本大震災においても、原発事故で放射能の被害というのはいまだ風評被害が払拭されていないという状況下にある中、福島県民だったらば、なおさらこの原爆、核兵器には反対するのが普通ではないのかなと思いますが、これ不採択ということは、原爆も容認するというようなふうに認識されますが、そういうところはどういうふうな見解の下で不採択になったのか、お伺いします。 ○議長(割貝寿一君) 今、藤田一男議員から個人の感覚を述べられましたが、それはあまり言わないとして、ただ、個人的な感想で、個人的な委員にはなっておりませんので、我々のほうの七宮議員の委員長のほうの委員でそういう採決したのでそうなったと思うんですが、一応、委員長に今の質問に対して答弁させます。 七宮広樹議員。 ◆総務常任委員長(七宮広樹君) 初めに、経緯をご説明をいたします。 まず、金澤紹介議員から趣旨説明を求め、その後、趣旨説明に対する質疑を行いました。討論、その後採択という形で進めさせていただきました。 採択の結果、賛成が3名、反対が3名のため私、委員長が反対し、不採択とさせていただきました。 特に、不採択の理由として、核兵器を持っている国がその核兵器廃止条約の調印・批准がされていないということと、日本は核兵器廃絶の国連に加盟もしておりますので、そちらのほうで日本国は進めているという認識でございます。 以上です。 ○議長(割貝寿一君) ほかに。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) これで質疑を終わります。 これで委員長報告を終わります。 次に、本請願については1番、金澤太郎君から会議規則第76条第2項の規定によって少数意見報告書が提出されています。 ここで、少数意見の報告を求めます。 1番、金澤太郎君、登壇願います。 金澤太郎君。     〔1番 金澤太郎君登壇〕 ◆1番(金澤太郎君) 1番議員、金澤太郎です。 令和2年12月10日の総務常任委員会において留保した少数意見について、塙町議会会議規則第76条第2項により発言いたします。 意見の要旨として、本年10月24日、国連において核兵器禁止条約が50か国の批准により、2021年1月22日より発効されることが決定しました。 条約は、核兵器は非人道的な兵器であり、国連憲章、国際法、国際人権法に反するものであるとし、歴史上、初めて明文上も違法なものとなりました。被爆者や多くの平和を希求する国民が長年にわたり切望してきた核兵器完全廃絶につながる画期的なものです。しかし、日本政府はこの条約を批准していません。日本政府は核保有国と非保有国の「橋渡し」を唱えていますが、世界で唯一の戦争による被爆国として、核兵器全面禁止を目指すよう、具体的に努力すべきと考えます。 当塙町におきましても1998年、平成10年3月議会におきまして、議員発議で、全部読み上げさせていただきます。「世界恒久平和実現のために核兵器を廃絶することは、人類共通の願望であり、緊急課題でもある。核兵器は人類と地球の運命を左右するにもかかわらず、その開発が続けられている。我が国は世界唯一の核兵器による被爆国として、核兵器の脅威と今なお続く被爆者の苦しみを全世界に訴え、この人類社会においてかかる惨禍を再び繰り返さないため、不断の努力を続けるべきであると確信する。よって、塙町は日本国憲法の精神に基づき、核兵器の廃絶を誓う全世界の人々とともに恒久平和を希求し、ここに非核平和自治体であることを宣言する」という非核宣言をした町であります。 ぜひ、核兵器禁止条約に署名・批准することを強く求め、国への意見書を提出することに賛同を求めます。 以上であります。 ○議長(割貝寿一君) これから、少数意見の報告に対する質疑を行います。 質疑はありませんか。 ありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 質疑なしと認めます。 これから本請願について討論を行います。 本案は委員長報告が不採択でしたが、少数意見がありましたので、原案反対者、原案賛成者の順で行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 討論なしと認めます。 これから請願第2号を採決します。 この採決は起立によって行います。 なお、起立しない場合は反対とみなします。 この請願に対する委員長の報告は不採択です。 請願第2号を採択することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(割貝寿一君) 起立少数です。 したがって、請願第2号は不採択とすることに決定しました。--------------------------------------- △日程の追加 ○議長(割貝寿一君) ただいま総務、経済、広報及び予算決算常任委員長並びに議会運営委員長から閉会中の継続調査申出書の提出がありました。これを日程に追加し、追加日程第1として議題にしたいと思います。また、議員派遣の件を日程に追加し、追加日程第2として議題にしたいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 異議なしと認めます。 よって、これらの件を日程に追加し、議題とすることに決定しました。 休憩します。               休憩 午後3時10分               再開 午後3時11分 ○議長(割貝寿一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。--------------------------------------- △委員会の閉会中の事務調査の件 ○議長(割貝寿一君) 追加日程第1、委員会の閉会中の事務調査の件を議題とします。 総務、経済、広報及び予算決算常任委員長並びに議会運営委員長から、会議規則第75条の規定によって、お手元に配りました調査事項について閉会中の継続調査の申出がありました。 お諮りします。 各委員長から申出のとおり、閉会中の継続調査とすることにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 異議なしと認めます。 よって、各委員長から申出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定しました。--------------------------------------- △議員派遣の件 ○議長(割貝寿一君) 追加日程第2、議員派遣の件を議題とします。 お諮りします。 議員派遣の件については、お手元にお配りしましたとおり派遣することにしたいと思います。 ご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 異議なしと認めます。 議員派遣の件は、お手元に配りましたとおり派遣することに決定しました。--------------------------------------- △閉会の宣告 ○議長(割貝寿一君) これで本日の日程は全部終了しました。 会議を閉じます。 令和2年第8回塙町議会定例会を閉会します。               閉会 午後3時12分地方自治法第123条第2項の規定により署名する。 令和  年  月  日        議長      割貝寿一        署名議員    吉田克則        署名議員    鈴木 茂...