塙町議会 2020-06-12
06月12日-02号
令和 2年 6月 定例会(第4回) 令和2年第4回
塙町議会定例会会議録議事日程(第2号) 令和2年6月12日(金)午前9時
開議日程第1
一般質問---------------------------------------本日
の会議に付した事件
議事日程に同じ
---------------------------------------出席議員(12名) 1番
金澤太郎君 2番 菊地哲也君 3番
鈴木元久君 4番 吉村守広君 5番 七宮広樹君 6番 下重義人君 7番 吉田広明君 9番 吉田克則君 10番 鈴木 茂君 11番 藤田一男君 12番
鈴木孝則君 13番
割貝寿一君欠席議員(1名) 8番
青砥與藏君
---------------------------------------地方自治法第121条
の規定により
説明のため出席した者
の職氏名 町長
宮田秀利君 副町長 佐藤要一君 教育長 秦 公男君
総務課長 白石憲男君
町民課長 生田目敏夫君
健康福祉課長 藤成寛味君
農林推進課長 江田一寛君
まち振興課長 吉成知温君
まち整備課長 藤田衛昌君
生活環境課長 鈴木義房君
会計管理者 星 忠吉君
農業委員会事務局長 小野 浩君
学校教育課長 佐藤光一君 生涯
学習課長 金澤祐介君
選挙管理委員会書記長 代表
監査委員 金澤忠良君
白石憲男君
---------------------------------------職務のため出席した者
の職氏名
議会事務局長 藤田淳一 書記 根本雅士 開議 午前9時00分
△開議
の宣告
○議長(
割貝寿一君) おはようございます。 ただいま
の出席議員は定足数に達しておりますので、これから本日
の会議
を開きます。
---------------------------------------
△
議事日程の報告
○議長(
割貝寿一君) 本日
の議事日程は、あらかじめお手元に配りました。 なお、本日
の会議は
ビデオ撮影をいたします。後日、インターネットにて配信する予定となっておりますので、ご了承
を願います。
---------------------------------------
△諸般
の報告
○議長(
割貝寿一君) これから諸般
の報告
を行います。 8番、
青砥與藏君から本日
の会議
を欠席する旨、届出がありました。 これで、諸般
の報告
を終わります。
---------------------------------------
△
一般質問
○議長(
割貝寿一君) 日程第1、
一般質問を行います。 通告順に従い、発言
を許します。
---------------------------------------
△鈴木茂君
○議長(
割貝寿一君) 10番、鈴木茂君、登壇願います。 持ち時間は10時1分までです。 鈴木茂君。 〔10番 鈴木 茂君登壇〕
◆10番(鈴木茂君) 10番議員、鈴木茂です。 通告内容に従いまして、本日3点ほどありますが、
一般質問を始めたいと思います。 まず、第1点、
新型コロナウイルスに関する質問でございますが、昨年
の12月、中国武漢で始まったというか、発生しました
新型コロナウイルス、世界中にあっという間に感染しまして
パンデミック現象が起きたと。若い
人、子供はさほど影響がないんですが、老人または持病
のある方は重篤化しやすいと、亡くなる方も多いということで、非常に世界的に恐れられている
コロナウイルスに対する
宮田町長のまずご認識
をお伺いいたします。
○議長(
割貝寿一君)
宮田町長。
◎町長(
宮田秀利君) それでは、質問にお答え
を申し上げます。 認識ということであります。
新型コロナウイルス感染症についてでありますが、この特効薬、それからワクチンがないという状況であり、先が見えない中、大変な不安
を感じておるところであります。 以上です。
○議長(
割貝寿一君) 鈴木茂君。
◆10番(鈴木茂君) 4月7日にですか、
非常事態宣言が出されまして、それから自粛という全てにおいて自粛ということで不要不急
の外出は控えるように、営業関係は全て自粛ということで経済的にダメージがひどくなったと、そのために政府で支援金
を出すと、給付金という名目ですけれども、10万円出して、塙町でも支給されたと思いますが、私どもが一番思っていたことは、政府はそれはやるんですが、町独自
の支援金、どこ
の町も支援金
を出すと。 特に事業者、非常に売上げが落ちまして、外食がしなくて全部テイクアウトでしのいでいると、
宿泊関係もほとんどないということで非常に苦しんでいる中で、町独自
の支援金は、これはいつやる
のかなと思って、早い町はもう連休前には
臨時議会を開会してやっているんですね。 我が町もと思ったんですが、いつまでたっても招集は来ないんですよね。やらない
のかなと思っていたら、定例会に案件、議案として載っていたと、その前にこの広報はなわにですか、載ったんですが、これ
を見た
人はもう決まったものな
のかなと、もうもらえる
のかなと思ったら、最後にこれは11日
の定例議会で補正予算が可決されることが前提ですと。 これちょっと、業者さんが細かい字で後からちょこちょこっと入れてごまかしするような感じで、もらえるところだけはでっかく書いてあるんですけれども、もらえないことがちょこっと書いてあると、そういうことで、私が思う
のには、これは維持
のため、
事業維持のため
の給付金、支援金ですが、私は売上げが落ちたため
の救済金だと思っています。 救済金ですから、売上げなくて困っているんですから、これは4月、5月、非常にひどかったわけですね。ですから、こういうものは早くもらいたいんですね。テレビでも言っています。やっぱり救済金という
のはまず
スピードが大事な
の、早くに出さなければならない。 それから、第2点は、面倒くさいことが駄目なんです。非常に売上げが落ちたら、20%とか何かありますけれども、そうじゃなくて、政府でも最初30万円出しますと、売上げが30%落ちたらと。でも、それは止めました。一律にしたんです。大変面倒くさくて、それでなくてもまだまだ支給がされていないということで、それは簡単に渡す、手に渡るようにしなくちゃ
人は救えない。 それから、もう一点は、公平にみんなに渡すこと、それが大事。私はこの3つ
を重要視しているんですが、我々議会もいつでも
臨時議会は受けます。夜間であっても、日曜日であってもいつでも招集されれば議会
をやって、これ
を補正
を通せば支給が始まるわけですから、なぜこの定例会まで引っ張ったか、そこ
のところ
をお聞きします。
○議長(
割貝寿一君) 町長。
◎町長(
宮田秀利君) お答え
を申し上げます。 まず、その前に、この給付金、塙町では塙町
エール給付金という名前で創設
をいたしております。 この内容でありますが、今、議員おっしゃったように、事業
の厳しい環境
を援護するということで、その給付
を決めたわけであります。決めたと申し上げますか、計画しておるところであります。 これは、令和2年1月から9月まで
の間、売上げ
のうち一月
の売上げが前年比で20%以上
の減収、または減収
の見込まれるもので、申請後3か月以上、事業継続して行うもので、商工会
の会員は全事業所
を対象としておりますし、非会員
の場合であっても、飲食店、
卸小売業、医療、福祉、
生活関連サービス、宿泊業なども対象としておるところであります。 なぜ遅れたかというお話でありますが、やはり給付
の前に商工会に委託
をいたしまして、実態
を調査
をいたしました。どのぐらい減収しておるんだろうかと、対象者がどの程度ある
のだろうかというような下調べ
をした上で、この計画
を進めてきた
のが現況であります。 そして、もう一つ付け加えてお話
をさせていただきます。本議会にこの
エール給付金について皆様
のご審議
をいただくわけでありますが、これご同意
をいただければ、明日から、もとい15日があれですから、最終日でありますから、16日から申請書
の相談、受付
を開始して17日から申請受付
を開始すると、できるだけ早い時期にお金
を振り込みたいということで体制
を整えておるところであります。 遅くなったという
のが、先ほど申し上げたように、
商工会等の下調べ
のために時間
をいただきました。
○議長(
割貝寿一君) 鈴木茂君。
◆10番(鈴木茂君) 商工会
の下調べどのぐらいかかるんだか分かんないですが、ほか
の町は早くやっているんですよ。なぜ我が町は同じく早くできない
のかと言っているんです。 どこも、ただその面倒くさくすると時間がかかるわけです。一律である程度、売上げが減ったとか、減らないで、この業者、
関連業者には一律で10万円あげると言えば、そんな手続も何も面倒くさくないわけです。 やっぱりその
スピードが遅いですよ。もう1月から9月末だって、売上げが一番落ちている
のは4月、5月なんですから、3月から始まって、そのため
の減ったお金
の分
を補填する形になるんです。9月
の金、これは第2波、第3波来るか分かりませんけれども、また
緊急事態が出れば分かりませんが、早くにするんです。 この議会通ったらすぐやると言うんですが、その前に議会
をやればすぐ出たんですよ。もう1か月前に出たはずですよ。連休前にやっているところもあるんですから、商工会にこの業者調べるって、そんな何日、1か月もかかるわけないでしょう、こんな
の。遅いですよ。こんな20%減ったか、減る見込み、これじゃないともらえないんです。これはどうやって証明
をいただくんですか。
○議長(
割貝寿一君) 町長。
◎町長(
宮田秀利君) お答え
を申し上げます。 詳細については、課長
のほうで掌握しておりますので、答弁
をいたさせます。
○議長(
割貝寿一君)
まち振興課長。
◎
まち振興課長(
吉成知温君) 議員
のおただし
の件でございます。 20%減になっている証明ということでございますが、まず売上高等
の実績が確認できる書類ということで、試算表、
売上台帳等になります。また、代わりに
売上高計算書、または
確定申告やられている方は
確定申告書の写しということで確認
をしていきたいというふうに考えております。
○議長(
割貝寿一君) 鈴木茂君。
◆10番(鈴木茂君) 売上げが減った証明ができなければもらえないんですよ、これは。青色申告やって毎月毎月売上げ
を記帳しておかなかったら、昨年と前月とか売上げが減ったという証明ができない。証明ができなかったら、これもらえなくて
泣き寝入りですよ。何ぼもらいたくたって。はっきりしている。私
のところは
白色申告であまり簡単な
確定申告しかしていないと言ったら、そういう
人は証明できないですからね、20%落ちたなんていう
のは。だから、そこは
泣き寝入りになるんです。届かないですよ、その
救済措置が。 そして、ここにもう一点ありますが、これからも事業
を続ける、これは本当、愚問ですよ。これから事業
を辞める
人は行かないですから、こんなこと。私、辞めますと言ったら必ずもらえないんですから、これ、続けることが基本だなんて。 私はこれでもらったら、10万円もらったら辞めるという
人はもらえないんだから、行くわけないでしょう。あなたこれから続けるんですかと聞いたら、はいと続けるに決まっているんです、もう、お金
をもらう
人は。こんな愚問は、私はおかしいと思いますよ。 これは一律、ある程度、商工会に加盟しているとか、はっきり商店である、業者やっている、
外部から見ても分かる、そういう事業者に関しては、一律で10万円出すべきだと思うんですが、どうですか。
○議長(
割貝寿一君) 町長。
◎町長(
宮田秀利君) お答え
を申し上げます。 この
エール給付金、この基本的な部分と申し上げます
のは、やはり継続して仕事
をやっていく、要するに町
の商店
を手助けする、その事業所
を手助けするという大きな意味合いでやっているものでありますから、次、継続するということは最低限
の条件だと、私は思っております。 以上です。
○議長(
割貝寿一君) 鈴木茂君。
◆10番(鈴木茂君) 継続が一番重要点だということで、一律には出さないと、あくまでも売上げ20%以上落ちた
のが証明できなければ出さないということでよろしいですか。
○議長(
割貝寿一君) 町長。
◎町長(
宮田秀利君) お答え
を申し上げます。 そればかりではなく、もっと底辺という言い方はあれなんですけれども、手厚いその
救済方法を今しっかりと取るべく進めておるところであります。
説明はいたさせます。課長に。
○議長(
割貝寿一君)
まち振興課長。
◎
まち振興課長(
吉成知温君) 議員
のおただし
のいわゆる
確定申告されていない、青色申告されていない方
の救済措置の部分なんですが、例えば、領収書とか台帳に記録してあるとか、それ
を1年間、いわゆる割る12で割って月額
を出して、昨年と
の比較
をしていくというところで、そういう計算
をやっぱり見るプロですか、という
のは商工会にいらっしゃいますんで、職員が、そちら
のほうと打合せ
をして、できる限り売上げが減ったという部分
の証明については、商工会
の職員、また
まち振興課の職員と打合せ
をしながら、20%減になった事業者
の皆様には10万円
の給付
のほう
を考えてございます。
○議長(
割貝寿一君) 鈴木茂君。
◆10番(鈴木茂君) なるべく申請した業者さん、その方々には給付
をしてあげるように、もし一律にしないんであれば、あくまでも売上げ減ということであれば、なるべく申請した
人がもらえるように、私はしてもらいたいと思います。 それから、次なんですが、今回
のコロナではもう多く
の人が、全て
の人が、ほとんどが影響
を受けています。影響
を受けてない
のは、申し訳ないですが、この前に座っているあなた方です。公務員ですね。公務員
の方は一切、影響
を受けていません。給料は同じくもらえます。そして、そのほかに10万円
を国からもらっていると。 私らも給料的には同じですが、農家も非常に影響
を受けています。牛肉
の値段が下がっています。もちろん野菜等も給食がずっとなかったので余って暴落、花
の鉢物
を扱う業者、生産者もかなり市場
の値が下がりまして、ひどい状態です。農家は一応、今回
のコロナでは被害
を受けています。 そういった方に一律で3万円とか2万円
を出している町が、湯川村なんかは出していますが、そういったこと
をやる考えはないですか。
○議長(
割貝寿一君) 町長。
◎町長(
宮田秀利君) お答え
を申し上げます。 議員ご承知
のように、現在、国会において
新型コロナウイルス対策関連の2次補正、通ったようでありますが、審議されております。この結果、これも踏まえながら、国
の2次補正
の内容
を注視しながら、
地域活性化対策の一環といたしまして、全戸全町民に商品券
を配布するという方向で計画
を進めておるところであります。
○議長(
割貝寿一君) 鈴木茂君。
◆10番(鈴木茂君) そのことは次
の質問でやろうかと思ったんですが、その全戸対象
のプレミアム商品券、
プレミアムはやらないですか、
プレミアムをやるという
のは石川町ですよ。1万円
の商品で50%
のプレミアムをつけるんです。これが6,000戸分用意しました。石川町
の話していますよ。そうすると、町
の戸数は3,500か4,000か分かりませんが、その残りは抽選にするということで、1.5倍
の商品券
を出すわけです。 ですから、そのぐらいやって救済しなければ、とても、例えば1万円
の商品券もらっただけでは、これは町内で消費しますから非常に消費拡大、喚起にはなるんですけれども、やっぱり
プレミアムをつけたということ、つければ、非常にありがたいなと。おらが町はよくやってくれているとみんな思うんですけれども、おらが町は何もやってくれないと、政府
の金だけだと、あとはこの維持、事業者
の維持給付金もほか
の町でやるからやらなき
ゃならないだろうといってやっているような感じでやっては、非常にまずいと思うんです。 我々議員も何やっているんだと言われます。やる
のは町がやるんですが、議員さんらも何考えてんだと、そう言っているんですよね。ですから、ぜひ私はその
プレミアムももちろんですが、もう一回聞きますが、農家にでも、農家にも、この農家という
のは限定されますから数は全戸じゃないんですから、かなり農家という
のは統計調査かなんかで調べれば面積何ぼという
のは出ますが、そういった方以上、面積ある程度持っている
人には一律で出すと、そういうことは、もう一度お聞きします。出しませんか。
○議長(
割貝寿一君) 町長。
◎町長(
宮田秀利君) お答え
を申し上げます。 先ほど来、申し上げておりますように、
プレミアム付の商品券、これは私
の個人的な見解でもあるんですが、やはりお金
を持っておる方にどうしてもその給付が偏ってしまうという部分があるので、自分
の考え方としては、町民1人頭1万円程度ですから、1万円
の商品券、全員に配りたいと、このように考えておるところであります。 この状況、まだまだ続くようであれば、この1万円
の給付、2次、3次と続けてやりたいと、これは
財政調整基金取り崩してでも、その対応にはしっかりと取り組むと、そういうつもりでおります。 そして、この進める中にあっても、最大限、町民にとって利益になるべく、そうなる、利益になるという分
を最優先にしながらやっていきたいと、このように思っております。 ただ、先ほど
の質問
の中で、私ちょっと足りなかった部分があるんですけれども、給付金
の手続ですか、
エール給付金の手続、これも担当課
の職員にはできる限り簡単にできるように、それ
を最大限、最優先してやってほしいという話もしております。
○議長(
割貝寿一君) 鈴木茂君。
◆10番(鈴木茂君)
財政調整基金の話出ましたが、昨年まで
財政調整基金は14億円あったんですよ。しかし、今度
の補正でもう7億円に減っています。7億円、もう使ってないんですね。
こども園等に使って。 ただ、まだ7億円残っていますが、私が今、思い出す
のは、昨年
の花見
の頃ですよ、町長ね、
宮田町長、各会場、花見に行ったり、神様行事に行ったりして、挨拶で何と言ったかというと、今、我が塙町にはいろんな基金集めると30億円ありますと、そういう話
を挨拶で言って歩きました。 うち
の部落でも挨拶はしました。田代地区も行って話しした
の私聞いていますが、町で30億円ありますから、決してお金に困っているわけではないと、そういう挨拶した
の覚えていますかね。 私
の隣
の区民が素人ですから聞いたんです。町で30億円、そんなに持っている必要があるんですかと。そのとき町長は何と言いましたか。いや、町で何か一朝大事な有事があったときには、そのぐらい
のお金があれば町は何とかなるんだ。安倍総理は100年に1度
の国難と言っているんですから、そういうときにそのお金
を町民に出さなかったらば、何
のためにそういう話
をしたんだか私は分かんないと思いますよ。 ですから、なるべく多く町民
の人に、これはこれで収束すると思いきや、これはまだまだ分からないわけですから、第2波、第3波が、こんなことは先は見通せないんです。ですから、まだまだ大変なことになるかも分からないし、そこ
のところはよく考えていただきたい。 だから、もう一点質問
をしますが、多く
の市町村が今回
のコロナ騒動の中で非常に市町村民が大変だと、我々町村長は何
の影響も受けていない。非常に申し訳ないということでボーナス
を3割から5割カット、かなり
の59市町村ある中で27ですかね、カットしますと、そういうこと
を言っているんです。 ですから、ここで町長、副町長、教育長、特別職
の方々はボーナスにおいてカットすべきじゃないかと思うんです。町民
の手前。現在、その点
を聞きますが、もう一点、町長は今度
の6月でボーナスが幾ら入るんだか、その額もお聞きします。給料78万円ですから、何点何か月もらえるんだか、掛ければすぐ分かると思いますが、その額とそれ
をカットするか、しないか
をお聞きします。
○議長(
割貝寿一君) 鈴木茂君、ちょっとそれは通告外に私は判断しますので、それはなしということでやっていただければと思います。 鈴木茂君。
◆10番(鈴木茂君) 額はともかく、そういった、これはコロナに関することですから、コロナでみんなそういう町村長がカットするという、出ているんですから、コロナじゃなきゃこんな誰もやらないんですから、コロナに関することですから、やる、やらないだけは答弁もらいたいです。
○議長(
割貝寿一君) 町長。
◎町長(
宮田秀利君) お答え
を申し上げます。 特別職という言葉でお話でありますから、これは私ばかりではなくてかなり
の方が特別職にあるわけですから、その方々
のご意見もいただきながら決していかなければならないと、このようには思っております。
○議長(
割貝寿一君) 鈴木茂君。
◆10番(鈴木茂君) 私は特別職3役と言っているんですけれども、特別職全員ではとてもじゃないが、別にやらなければやらなくて結構です。 次に、子供たち
の教育についてお伺い
をいたします。 非常に学校が休校になりまして、子供たち
の教育が非常に遅れ、非常に心配でございます。私
の家
の孫もいたんですが、ドリルみたいな
のを自宅に持ってきてやっているんですが、これ中身見ると復習ですよね。前には全然進まないんです。ただ復習
のドリル
をやっているだけで、その間は勉強は全然進まなかったということで、今朝
の新聞にも夏休み8日間、塙町は減らして勉強
をやるということなんですが、これは8日間、冬はやらない、夏休み8日間、その8日間
を増やすことで勉強は追いつくんですか、子供たち
の。
○議長(
割貝寿一君) 教育長。
◎教育長(秦公男君) それでは、お答え
を申し上げます。 これまで
の休業等におきまして、約100時間
の時数が必要となっております。これ
を取り戻すためには、まず第1点目は、夏休み
の期間
を8日間短縮するということで時数
の確保
を考えております。 また、それ以外に今日
の新聞では6月1日付
の町として
の対応
をどうするかと、冬休みについては休業
をしないというようなことが書いてありますが、校長会等で話
をしたところ、これから第2波、第3波
を考えたときに冬休み
の短縮も必要ではないかということで、まだ未定でございます。 それ以外に、いわゆる5校時
の授業
を6校時にしたり、行事
の削減
をしたり、あるいは土曜授業
を実施したりということで、今後時数
の確保
をしていきたいというふうに考えておるわけでございます。 休み中
の子供たちへ
の指導につきましては、先ほど議員さんおっしゃったとおり、ドリル
のとか、あるいは教科書
の復習ということも含めて課題
を出してやってきたところでございます。 そのような形で授業はもちろん遅れているわけでございますので、それ
を取り戻すために子供たちにあまりにも負荷
をかけないようにしながら、授業
の進度
を進めていきたいと、取り戻していきたいというふうに考えております。 以上です。
○議長(
割貝寿一君) 鈴木茂君。
◆10番(鈴木茂君) 非常にきゅうきゅうに私も詰め込みという
のは、私は賛成しません。ですから、今年遅れた分は今年と来年ぐらいでも追いつけるように2年で足して追いつくと、それはそれでいいかと思うんですが、問題は最終学年なんです。 6年生は来年になれば中学になって違う勉強始まりますし、それから、中学3年生なんですね。これは受験
を控えている。受験
を控えているんだけれども勉強できなかったと、だけれども受験は競争ですから自分
の志望校に行きたい
のとか、何かあるんですけれども、志望校
を諦めざる
を得ないような子供さんもいます。 ですから、特に私は中学3年生が志望校
を受験できるように、これは本当に詰め込みでやらないと駄目な
のかなと思っています。ですから、今言った土曜授業、休み
の授業、そのほかに補習が必要だと思うんですが、その点はいかがでしょうか。
○議長(
割貝寿一君) 教育長。
◎教育長(秦公男君) 文科省
のほうからもそういった学び
の補償ということで通達が来ておりますので、それにつきましては、放課後
の補習、あるいは土曜授業等も含めまして、中学校と十分相談しながら、子供たちに指導、自分
の未来が少しでも実現できるように指導
を重ねていきたいというふうに考えております。 以上です。
○議長(
割貝寿一君) 鈴木茂君。
◆10番(鈴木茂君) 私は今
の教育長
の前
の教育長
のときに、初めて子供たち
の教育にタブレット
を導入するように言って5台入れて、その後も今
の教育長さんになって、逐次導入
を進めていくように言ったわけです。 このタブレットがあれば、オンライン授業、このWi-Fi
をつながらなきゃ駄目ですけれども、お金もこれは通信費もかかるんですが、それが整えばオンラインができるんですよね。なぜオンラインが必要かと言ったときには、やっぱりその第2波、第3波でまた学校がこれからまた1か月、2か月休校、それもあり得る話ですから、そうなったらもうどうにもならないんです。追いつくも何もないんです。 ですから、最低限タブレット
をそろえておけば、できる可能性があると、それで高校なんかもやっています。双葉町、各2つ
の町がもうオンラインで授業
をやったので、あまり遅れてない町もあるわけなんです。 現在、今、塙町で小中学生にタブレットは、生徒何
人に対して何台、今持っていますか。
○議長(
割貝寿一君) 教育長。
◎教育長(秦公男君) それでは、お答え
をいたします。 タブレット
の保有台数ということでございますが、現在95台、小中学校合わせて95台確保しております。 そのオンライン授業につきましては、現在、県内
の小中学校や県立高等学校、市立学校が活用して、非常に家庭学習においても有効な手だてだと認識しております。 塙町におきましても、GIGAスクール構想
の取組に参加するなど、ICT
の活用
の授業
を計画しているところでございます。 以上でございます。
○議長(
割貝寿一君) 鈴木茂君。
◆10番(鈴木茂君) これは補正でも何でも組んで、子供
の数だけ早急にタブレット
をそろえる考えはないかどうかお伺いします。
○議長(
割貝寿一君) 教育長。
◎教育長(秦公男君) 文科省
のGIGAスクール構想について、前倒しで申込み
をしておりますので、この前その申込み
をしたところでございます。1
人1台できるだけ早急に、予算がつけば配置できるように今整えているところでございます。 以上です。
○議長(
割貝寿一君) 鈴木茂君。
◆10番(鈴木茂君) そのことについては、後から質問する
人もいますので、そちら
のほうで詳しくご
説明をお願いします。 もう一点、町関連
の商業施設ということで、道
の駅についてお伺い
をしますが、非常にコロナがひどい状態になったときに、ほとんど
の道
の駅が4月から5月
の連休という
のは休業
をしました。 これは、実際に直売所は自粛要請かからなかったんですが、もう自主的に非常に危険であるということでほとんど
の道
の駅が休業しました。しなかった
のは、飯舘村と塙町ぐらいだと思いますね。 飯舘村という
のは、そこにしか店がないから休めなかったということなんですが、非常に塙
の道
の駅、非常に茨城県に近い、もう連休前から東京
のナンバー、茨城県
のナンバー、非常に来ている。ライダーも来て、本当に関東が非常に感染者が多発している4月下旬という
のはすごかったんですが、そのときに非常にひどかった。最低、この町
の人から、コロナから感染
を守るためにはゴールデンウイーク、最低は私は休業すべきと思ったんですが、休業しなかった。なぜしなかった
のかお聞きします。
○議長(
割貝寿一君) 町長。
◎町長(
宮田秀利君) お答え
を申し上げます。 道
の駅
の運営に関しましては、町は指定管理者として道
の駅関係者と協議
を重ねながら、常に
新型コロナウイルス感染症対策
を徹底するとともに、出荷者
の皆様
の意向にも配慮しまして、さらに利用者
の方々
の旬
のものや新鮮な野菜
を購入したいという要望にも配慮して運営
を継続してまいった次第であります。 この経過について
の詳細につきましては、担当課長より
説明をいたさせます。
○議長(
割貝寿一君)
農林推進課長。
◎
農林推進課長(
江田一寛君) 鈴木議員さん
のご質問にお答えいたします。 この間
の道
の駅はなわ
の運営につきましては、道
の駅関係者と
の対応策
の協議
を頻繁に私ども事務局で行ってまいりました。また、日々
の利用者状況、つまり駐車場
の他県ナンバー等
の車両台数
を確認というか、把握しながら、運営
の維持等
を判断してまいりました。 そもそも道
の駅
の直売所は住民
の生活に欠かせない商業施設と同様であり、営業自粛
の対象ではないと判断しておりましたが、感染拡大に伴い、4月25日
の土曜日よりレストラン、軽食コーナー
の営業
を縮小することといたしました。 レストランは弁当
を製作し販売のみとすることとし、軽食コーナーはテイクアウト商品のみ
を実施することといたしました。 また、出荷者
の意欲はこのコロナ禍
の中でもほとんど低下することがなかったこともあり、その意向、意識にも配慮し、直売所、物産、集荷は通常どおり行うこととしましたが、出荷者
の除菌対策とマスク着用
を徹底し、従業員には除菌作業、マスク着用、手袋着用、カルトン使用
の徹底
を毎日指導、確認するとともに、全て
のレジに飛沫防御シールド
を設置するなど
の措置
をして運営
をしてまいりました。 また、利用者
の皆様からも、特に旬
の野菜や新鮮な野菜
を安価で購入したいという要望は強くございましたので、細心
の注意
を払いながら運営
をしてきたところでございます。 全館休業
の判断は従業員
の感染が確認された場合、もしくは郡内
の感染者
の確認された場合と考えておりましたが、その場合でも県有施設
のトイレは閉鎖できないという
のが道
の駅
の性質というか、役割となっております。 また、当町
の道
の駅は、コンビニエンスストアが併設されているという特殊性がございまして、たとえ道
の駅
を休館させても、トイレ利用者とコンビニエンスストア利用者は規制できないという状況があったこともご理解いただきたいなというふうに思っております。 以上でございます。
○議長(
割貝寿一君) 鈴木茂君。
◆10番(鈴木茂君) トイレは何ぼ使っても問題はないと思います。ただやっていくんです。コンビニエンスに関しましても、山形県
の米沢では店員が感染して、すぐに大きな道
の駅米沢という
のはすぐに止まりました。本当にたまたま感染が出なかったからいいですけれども、誰だって収益は上げたいし、収入優先したいんです。でも、命
のほうが大事なんです。 ですから、みんな店閉めて、生活に困りながら店閉めているんですね。誰も収益
を上げたいんです。だから、最低でもゴールデンウイークは止めなきゃなんない。これは
人だって大して来てないんですから、自粛なんですから、売上げも大して上がってないんですから、止めたってそんなに収入減収に影響ないんです。 そして、高齢者が出荷者には高齢者が多くて、非常に若い
人はまだいいんですけれども、危険でした。それで若い
人は無症状で来るわけなんですから、もし来た場合にね、全然熱もないし具合も悪くない。そういう
人が感染している
人が来て、普通に店に来て買物していったらば分からないで感染して、たまたまラッキーだったというほかはないんですが、もし今後、第2波、第3波
のときに、
非常事態宣言がまた出されたときに、県から自粛要請があったときには自粛すべきだと思います。 県でもこの
非常事態宣言中に県内
の各市町村
の自粛度
を調べたそうです。塙町は最低
のほうです。なぜかといったら、大きな商業施設である道
の駅
を止めなかったから、もう自粛度ランキング一番下
のほうですよ。これは県からだってよろしくないですからね。県は自粛ということ
を言っているわけですから、塙町は自粛度最低だって、そういうことでは県からもにらまれますから、非常に、もう一回お聞きしますが、また
非常事態宣言出たときもまた止めないでやる
のかどうか、お聞きします。
○議長(
割貝寿一君) 町長。
◎町長(
宮田秀利君) お答え
を申し上げます。 道
の駅でありますけれども、私、ばんきりではなかったんですが、時間があるときに車両ナンバーですか、それから所在等
を見て回ることがございましたが、首都圏
のナンバーはほとんどなかったということであります。それと、ほぼいわきナンバーが中心であって、水戸ナンバーが散見されたというような状況でありましたので、それほど問題はなかった
のかなと思った次第であります。 そして、おただし
の県から
の要請、これは十分に先ほど来申し上げておりますように、国・県
の方針に従ってやっていくということでありますから、十分にその検討はなされるべきだと、このように思っております。
○議長(
割貝寿一君) 鈴木茂君。
◆10番(鈴木茂君) 次
の質問にいきますが、町長
の1期4年間
の検証、公約
を掲げて当選して4年間、町政に当たったわけですが、その町政
の内容についてちょっとお伺い
をしますが、新聞
のコラム欄に出ていたんですが、政治家、政治
を、政策
を実行するに当たってはやっぱりコミュニケーション、
人と
人と
のつながりが大事である。それがなければいい政策は実行できない。いわゆる人脈、そういうものが政策実行には必要だと、そういうことがありました。 町長は4年間、町長としてやってきたわけなんで、どういう方とつながりが、当然、国会議員
の先生方、先生方、県会議員、知事、副知事、それから県
の農林水産部長であり、土木部長、非常に関係、町とする、そういう方とも当然仕事
を一緒にしてきたわけなんですが、ここでお聞き
をしますが、町長はこの4年間でこの国
の先生方、県
の先生方、県
の役人
の方、何
人ぐらい
の方とこれ携帯電話
を交換しているかお聞きします。
○議長(
割貝寿一君) 町長。
◎町長(
宮田秀利君) お答え
を申し上げます。 携帯電話
の交換とおっしゃると、番号
の交換、やり取りですか。ちょっと見てみないと分からないんですけれども。
○議長(
割貝寿一君) 鈴木茂君。
◆10番(鈴木茂君) 有名な大臣とか代議士
の方だったら、別に見なくても私は知っていると分かるんじゃないですか。そういうことなんですが、分かれば。
○議長(
割貝寿一君) 町長。
◎町長(
宮田秀利君) 国関係でありますと、河村建一、前
の官房長官、それから話
をさせていただきました
のは、その集まり
の中ではお話
をさせていただきました
のは、二階幹事長、それから橋本聖子オリンピック担当大臣とそれから役人
の中では財務省大臣官房審議官、それから通産省大臣官房審議官、それから林野庁長官、それから林野庁林政課長、それから調整課長等々、数多くお話
をさせていただいております。 特に…… 〔「はい」と言う
人あり〕
◎町長(
宮田秀利君) いいんですか。
○議長(
割貝寿一君) 鈴木茂君。
◆10番(鈴木茂君) 町長、勘違い
をして、お話
をしたじゃなくて携帯電話
を交換している
人がということなんですが、全く話違う。 地元
の関係
の人はあまり出てこなかったんですが、時間
の関係で次いきますが、町長
の公約について伺いますが、これが4年前に町長が出した公約ですね。老人ホーム
を造りますと、こういうふうにやります、書いてあります。このA4面
の1ページ全部、裏半分まで書いてあるんです。 地域密着型特老老人ホーム、国民年金で入れます。地元
の人だけ
を優先します。知り合いが隠居部屋でなく過ごす、暮らせる、施設が近くなので家族
の出入りが楽です。町が直接管理運営
を行う。町が入れるか、入れないか審査します。非常にすばらしい、これ
を造ると、4つ造ります。高城、台宿、常豊、笹原、塙、これがあって、もう残り
の公約は本当に数少ないんですが、これだけ
の公約
を掲げて老人ホーム
のほうは現在、振興計画にも上がってないですが、これはどういうわけなんでしょう。
○議長(
割貝寿一君) 町長。
◎町長(
宮田秀利君) お答え
を申し上げます。 今おただし
の老人ホーム建設
の件でございます。 これは私、就任以来、幾度となく述べさせていただいております。介護保険ですか、これも創設時から見ますと、施設
の在り方が変化してきております。これまで
の国主導
の高齢者福祉事業やサービス
を高齢者が住み慣れた地域で
の介護や医療、生活支援サポートしてサービス
を受けられるように、市町村が中心となって住まい、医療、介護、生活支援、介護予防
を包括的に体制整備していくという地域
包括システムに移行してきております。 また、要介護者にあっては、なるべく住み慣れた地域で暮らせるよう施設から在宅へと支援に変わってきております。 この4年間
の動き見てみますと、地域密着型
の通所介護、いわゆるデイサービス関係
の施設として、町内に3つ
の事業所が開設されております。在宅で
の介護サービスが充実してきているということであります。 また、各サービス事業所
の頑張りもありまして、ホームヘルパーによる訪問介護もしっかりと実施されておりまして、さらに介護予防教室や地域サロン等々、多く
の地域で展開されております。 町といたしましても、当初、私が考えた、当然こういうふうにしてみたいという思いよりは一歩前に進んだ形で、この地域ですか、住み慣れた地域で自分らしい生活
を続けられるよう生活介護予防、生活支援、生きがいづくり、社会参加
の推進、地域で
の支え合い
の仕組みづくり、実情に応じて進めていきたいと。 それから、前にお話
をさせていただきました。高齢者支援
のため
の基幹施設、これに重き
を置いて取り組んでいきたいと、このように思っておるところであります。公約が実現されないということではなくて、公約もやはり時々にその時期に合わせ、時節に合わせてしっかりと育っていくべきだろうと私は思っております。 この基幹施設、それから交流
の場、その地域
の高齢者
のサロンとして
の地域交流
の場という役目、そして長期
の生活支援、そこに宿泊といいますか、逗留して暮らしていただけるような施設も含め、できたれば前にもお話ししたように、ただそこに毎日
を暮らすばかりでなく、子供たちと
の交流できるような空間
をぜひ造りたい。できれば、その高齢者
の方々、しっかりとした技術持っているわけですから、できたら子供たちにご飯作って食べさせてほしい、それから囲碁、将棋、習字、男性だったらば料理
をしない方はそういうこと
を、子供たち
の交流
の中でしっかりと伝えていただきたい。それから昔話
の語りもいいでしょう。そういうふうな施設として大きく育てていきたいと、これは私
の今
の思いであります。 以上です。
○議長(
割貝寿一君) 鈴木茂君。
◆10番(鈴木茂君) いろいろ尾ひれ
をつけてお話しになりましたが、在宅が中心だとか、何かいろいろ言っていますので、老人ホームはもう造らないと。これは町長2期目も立候補するわけですが、このチラシ
の中にも全く老人ホームということはありませんので、あれだけ1期目
のときに力
を入れて老人ホーム
を造ると言ったけれども、それはもう私
の中では止めたと、そういうふうに理解
をしております。 次なんですが、町長は企業誘致はしないと、少子化対策については企業誘致
をして若者
をそこに勤めさせて、定住させて子供たち
を増やさなきゃなんないんですが、企業誘致はしないんだと、その代わりに既存
の企業
の後押し
をするというようなこと
を言っておりました。 この在任中に既存
の企業
の後押しという
のは、
宮田町長独自
の後押しという
のはどういうこと
をやりましたか。
○議長(
割貝寿一君) 町長。
◎町長(
宮田秀利君) お答え
を申し上げます。 議員ご承知
のように、何度か企業間ですか、皆さんにご参集
をいただきまして、話合い
の場
を何度か設けております。その中で、企業
の希望等々
のお話、それから今
の現況等々
の説明をいただき、これからも定期的にできれば続けていきたいと、このようにも思っておるところであります。 それと、やはり一番大きいものは、この後、奨学金
の話も出てくるんでありますが、それと絡めて
のやはり奨学金
の免除、これが地元企業にお勤め
をいただいた方、何年か、3年ですか、3年間お勤めいただいた方は免除する等々、その地域で働ける条件という
のですか、この地域に子供たちが帰ってきて就職しやすいような条件といいますか、雇用形態
をつくるということで進めております。 まず、それぞれに企業自体はそれぞれ
の企業活動
をやっているわけですから、町がどうのこうのということにはならないんでありますけれども、何かお手伝いできることがあればぜひお話
をいただければと、こういうお話は関係者と
の話合い
の中ではやっております。 以上です。
○議長(
割貝寿一君) 鈴木茂君。
◆10番(鈴木茂君) 具体的な話はなかったということなんですよね。 もう一点、もう時間がないからお伺いしますが、非常に議員も熱
を入れて取り上げた森林アカデミー
の誘致ということで、要望書提出なども行ったんですが、残念ながら県
の発表では郡山
の林業試験場跡になるというような報道があったんですが、町では要望書
を町長名でこれ
を提出しているんですから、この県
のほうからその旨、何か連絡があった
のかどうか、それ
をまずお聞きします。
○議長(
割貝寿一君) 今、3番
の町政全般ですか。
◆10番(鈴木茂君) そうです。
○議長(
割貝寿一君) 町長。
◎町長(
宮田秀利君) ご承知
のように、森林アカデミーに関しましては、その学校自体
の所在はなかなか難しいというお話はいただいておりますが、今働きかけ
をいたしております
のは、やっぱり実習
のため
の町
の町有地
の提供ということで、ここに来て実習
をしていただくという方向でできないかということで話合いはしております。 決して何もしてないわけではなく、県
のほうでも、やはり80町歩から
の山という
のは大変魅力的であるということで関心は大いにいただいておるというところであります。
○議長(
割貝寿一君) 鈴木茂君。
◆10番(鈴木茂君) 前々から県
の方にも80ヘクタール
の町有林があるからということで言ってあるので、せめて実習林
を塙町で実施していただくと、それはぜひ強く申し込んでいただきたいんです。言ってなければ、申し込んでいただきたいようにお願いというか、言おうと思ったんですが、言っていればいいですけれども、時間がないので、議長、5分延長できますか。
○議長(
割貝寿一君) 分かりました。5分だけです。
◆10番(鈴木茂君) 5分ね、はい。 じゃ、次
の塙工業高校存続問題について、奨学金制度
を今年から創設したんですが、その利用者あって効果があったかどうか、入学者は昨年と比べて比較してどうだったか、まずお聞きします。
○議長(
割貝寿一君) 町長。
◎町長(
宮田秀利君) お答え
を申し上げます。 今おただし
の奨学金
の利用者についてでございますけれども、令和2年5月7日から22日まで、5月22日まで
の設定
をいたしました。そして、高校を通して
の文書配布、IP告知端末、ミニコミ誌及びホームページ等で
の周知
を行っておりました。 しかしながら、今般
の新型コロナウイルス感染症拡大防止
のため学校が休校となったことにより、学校としまして
の生徒に周知することが困難となり、工業高校
の要望もありまして、募集期間
を6月26日まで延長したところでございます。 現段階
の応募予定者としては、2名
の生徒が塙工業高校と手続等
を進めているところであります。 以上です。
○議長(
割貝寿一君) 鈴木茂君。
◆10番(鈴木茂君) 奨学金は2名申し込むかどうかというような話ですが、その入学者
の数はどうですか、昨年と比べて、今年
の1年生
の。
○議長(
割貝寿一君) 町長。
◎町長(
宮田秀利君) お答え
を申し上げます。 塙工業高校、今年度
の入学者36名、その中で
の塙中学校から
の入学者は13名であります。現在
の在校生は114名と伺っております。
○議長(
割貝寿一君) 鈴木茂君。
◆10番(鈴木茂君) 非常に少ないですよね、入学者が。これ県
のほうから統合廃止という
のが発表されてからさらに減ったと思う
のです。前は60名ぐらいいましたから、1学年ね。それで36名しかいないということで、1学級に、1学級40名ですから、基本は、原則、1学級にもならないということで、私、これ塙工業高校存続問題とタイトルつけたんですが、これは非常にどうするか私迷ったんですが、もう県は2024年ですか、2022年度から生徒
の募集
を停止して、3年後にはなくすと、もうこう言っているわけですから、これは3年、あと4年たてばひとりでなくなっちゃうんで、存続する、しない、これは県はもう存続しない、統合廃止ということ
を言っているわけですから、非常に迷ったんですが、この入学者
を奨学資金によって増やすという町長
のもくろみだったわけですが、
コロナウイルスのせいもあるけれども、これでは全く効果という
のはないように感じるんですが、どうですか、この奨学金制度
の効果につきまして。
○議長(
割貝寿一君) 町長。
◎町長(
宮田秀利君) お答え
を申し上げます。 今年
の4月、3月に議決
をいただいて、4月ですか、4月から
の実施でありますから、この短期間で
の成果
を望むということ、大変難しいんではないかと思っております。 これから在校生も含めて、ぜひこの利用、制度
を利用していただきたいと、そういうふうな啓発
をしっかりとやっていきたい。そして、後々はやはりしっかりと子供たちが塙
の町に残ってもらえるというような、そこまで
の長い道のりもあるんですけれども、経緯でこれ
を進めていきたいという
のが正直なところであります。 現実、この奨学金制度については、5月20日ですか、に実施されました知事と
のテレビ会談
の中でも塙町はこのように塙高存続
のために、このような制度
を制定いたしましたというお話はさせていただきました。どのように感じていただいたかは、またこれは別ではありますけれども、決して座して眺めておるわけではございません。
○議長(
割貝寿一君) 鈴木茂君。
◆10番(鈴木茂君) 座して寝ているわけではないんですが、遅かったですね。私から言わせれば、3月
の定例会で予算
を通しています。それでは遅いです。 9月に通して、各中学校に個々で
説明に行くんですが、そのときに話ができなかったと、3月
の定例会ですから、それが通ってからじゃないと予算が通らない。ですから、入学も何も決まった後
の奨学金ですから、それ前に中学校に各中学校に高校が
説明に行ったときに、塙町ではこういう制度
をつくりましたからこうですよと言えば、全然私的には違ったかな、遅きに失したんですね、今年
の入学者に対しては。私から言わせればですよ。もう少し早く手
を打たないと駄目だったと思います。 それで、もう一点、最後にお伺いしますが、これ県では粛々と統合廃止
を進めていくと思いますけれども、これに対して
宮田町長はそれ
をお認めになる
のか、それともそれに対抗して何らかの対策
を打っていく
のか、対策はどういうこと
を打っていく
のか、お伺いします。
○議長(
割貝寿一君) 町長。
◎町長(
宮田秀利君) 県内には同じような立場に置かれた市町村ございます。この情報交換
をしながら、単体で動いてもなかなか難しいということで、できたらば同じような立場にある市町村と連携して、少しボリュームアップした形で、少しという言い方はあれですね、しっかりとボリュームアップした形で県に働きかけ
をしていくと、こういうことも考えてはおります。 そして、時々に県知事
をはじめ、お会いする機会があれば、ぜひその話はしていきたいと、このように思っております。
○議長(
割貝寿一君) 教育長。
◎教育長(秦公男君) それでは、付け加えてお話
をさせていただきますが、塙町と同様に町から高校がなくなる可能性があるということで、新地町
のほうでも同じようなところがあります。 そういう状況でしっかり連携
をして、教育長同士、また町長同士で連携
をしながら進めていくということは確認
をして、実際に同じような塙町でも町民
の皆様方に署名
をいただきながら反対運動
をしてきたわけですけれども、それと同じようなことも新地町
のほうでもしていると。議会でも県
のほうに、本町もそうですけれども、そういったところで全町
を挙げて反対運動
をしているというふうに考えております。 以上です。
○議長(
割貝寿一君) 鈴木茂君。
◆10番(鈴木茂君) ぜひ我々議員
を含め、町民
の皆さんにいい報告ができるよう頑張っていただきたいと思います。 以上で私
の一般質問を終了します。
○議長(
割貝寿一君) 10番、鈴木茂君
の一般質問を終わります。 休憩します。 休憩 午前10時04分 再開 午前10時15分
○議長(
割貝寿一君) 休憩前に引き続き会議
を開きます。
---------------------------------------
△七宮広樹君
○議長(
割貝寿一君) 次に、5番、七宮広樹君、登壇願います。 時間は11時15分。 七宮広樹君。 〔5番 七宮広樹君登壇〕
◆5番(七宮広樹君) 5番議員、七宮広樹です。 今期も不肖ながら町民
の代表
の議員
の一
人として町民
の思いと塙町発展
のために、通告いたしました5項目、塙町
の新型コロナウイルスに対する対応について、はなわこども園周辺地域
の地域
の取り巻く環境について、塙町塙工業高等学校奨学金制度について、県道塙・大津港線上町地内
の通学路
の歩道拡幅について、情報通信基盤施設更新事業について質問いたします。 質問に入る前に、国から
の特別定額給付金、1
人10万円
の交付ですが、いまだに手続が進んでいない市町村
の中でも塙町は素早く対応し、問題もなく町民に届けていただきましたことに、役場職員
のご尽力に、町民
の声
を聞きました一議員として感謝いたします。ご苦労さまでした。 また、町独自
の子育て世代へ
の給付や塙
のマスクプロジェクト
をはじめ、飲食店
のテイクアウト
を応援するエール飯
の取組、地元縫製工場に依頼し、65歳以上
の町民にマスク
を2枚配るなど、できる限り
の取組に役場、観光協会、商工会
の連携と応援する町民
の姿に、塙町
の底力と頼もしさ
を感じたところであります。 それでは、早速質問に入ります。 塙町
の新型コロナウイルスに対する対応についてでありますが、さき
の10番議員も同様
の質問
をいたしましたが、
新型コロナウイルスによる影響はこれまでに誰もが経験したことがない状況下にあり、視点
を変えながら質問
をいたします。 商工業者向け
の町独自
のエール給付金については、広報はなわに分かりやすく書かれていましたが、農林業者なども救う考えがある
のか、また申請手続
の簡略化
の考え
を改めて伺います。
○議長(
割貝寿一君) 町長。
◎町長(
宮田秀利君) それでは、七宮議員
のご質問にお答え
を申し上げます。 まず最初に、農業関係者へ
の援助と申し上げますか、給付等
の話ではございますが、農業関係者
の場合ですが、一つ考えられます
のは、これは売上げ
の方ばかりではなく農作物
の収穫量によって
の収量という
のですか、収入が多い少ないということも出てきますんで、なかなかその判断が難しいだろうと、こんなふうにも思っておるところであります。 基本的には、何ですかね、農家
の方も商店
の方も一律に考えるべきではあろうと思うんですけれども、その辺
をちょっと考慮しなければならないというふうな思いは持っております。 それと、商店含め事業所ですか、この収益
の減収に関して
のその手続、先ほども申し上げましたが、担当課にお話
をしております
のは、最大限その簡略化、できるだけ難しくない、まずまず、それは私自信ももしそういうふうな手続
を取るに当たって、その定額取りという
のですかね、上策どおりにきっちりやってくださいということになれば、かなり引いてしまうという部分もあるんで、担当課
の課長含め職員はしっかりとその辺は考慮してくれるものと私は思っております。
○議長(
割貝寿一君) 七宮広樹君。
◆5番(七宮広樹君) 手続
の簡略化、ぜひそのようにお願いしたいと思います。 神社やお寺、宗教法人は今回
のエール給付金には対象になる
のか伺います。
○議長(
割貝寿一君) 町長。
◎町長(
宮田秀利君) それでは、お答え
を申し上げます。 対象者
の内容ですか、この詳細については、担当課
の課長より
説明をいたさせます。
○議長(
割貝寿一君)
まち振興課長。
◎
まち振興課長(
吉成知温君) 議員
のおただし
の神社関係とか
の対象になるかということでございますが、今回、対象としております
のは、まず商工会
の会員になられている方は全業種で、そちらに例えば神社とかお寺が入っているケースは少ないかと思いますが、入っていれば対象となります。 非会員
の場合、先ほど町長、前
の鈴木茂議員
のときにもご
説明しましたけれども、飲食店、
卸小売業、医療、福祉、生活関連、宿泊業ということで、今回限定させていただいております。 あと追加でお話いたしますが、先ほど農業と林業
の関係出ましたので、私
のほうで商工会
の会員
のほう
を調べましたところ、林業関係ですと20、農業関係、いわゆる加工品
を作られている方だと思いますが、2事業者ということで、22
の農林業関係
の方が今
のところは該当になるということでございます。 以上でございます。
◆5番(七宮広樹君) 町民は、町民という
のですか、業者もそうなんですけれども、塙町全て
の業種
を守るためにセーフティーネットが効いた給付金
の対応が今求められている
のではないでしょうか。塙町
の全体
の業種
を対応した塙町
エール給付金にするお考えがある
のか、また独自に応援給付金
を考える
のか伺います。
○議長(
割貝寿一君) 町長。
◎町長(
宮田秀利君) お答え
を申し上げます。 第1弾と申し上げますか、今回
のエール給付金、これはある程度、形が出来上っておりますので、このまま実行せざる
を得ない
のかなと思っております。 ただ、先ほどお話ししましたように、2次
の補正予算ですか、エール対策
の2次予算が決定したということで、その流れ
の中で必要であればと申し上げますか、ぜひ今、議員
のご提案
の話、検討
を加えた上で、もし参加できるものであれば、参加できるという言い方はあれなんですけれども、ぜひ一緒に給付金
を給付いただけるような条件が整えば、ぜひ考えてみたいと、このように思っておるところであります。
○議長(
割貝寿一君) 七宮広樹君。
◆5番(七宮広樹君) ぜひ、今回、
エール給付金に漏れてしまうようなことがあれば、このセーフティーネットに引っかかるような応援給付金、ぜひ検討していただければと思います。 この
新型コロナウイルスによって以前
の生活環境には戻れないと言われています。激変
のとき
を迎え、全て
の町民は不安
を感じながら日々
を過ごしています。暮らし
の中で納税
の期日が迫り、困窮する町民もいらっしゃると考えられますが、町に関わる納税
の救済措置の考えがある
のか伺います。
○議長(
割貝寿一君) 町長。
◎町長(
宮田秀利君) お答え
を申し上げます。
救済措置等
のお話でありますが、
新型コロナウイルス感染症に係る町税等
の納税に関する
救済措置については、既に徴収猶予
の特例制度
の運用
を開始しております。また、国民健康保険税等
の減免について、今定例会に議案
を提出しておりまして、実施していきたいと、このように考えておるところであります。 詳細につきましては、担当課長より
説明をいたさせます。
○議長(
割貝寿一君)
町民課長。
◎
町民課長(
生田目敏夫君) 徴収猶予
の特例制度についてご
説明を申し上げたいと思います。 この制度、地方税法等
の改正が4月30日付で行われたことによりまして、
新型コロナウイルスの影響により事業等に係る収入額がおおむね20%以上減少して納付が困難な方、これについては個人、法人
を問いません。ということで、個人
の町民税、それから法人町民税、もちろん固定資産税も法人で
の固定資産税もかかられている方も、かかられているところもありますんで、それら
の早期徴収
の方法で納めるもの
を除く全て
の地方税というような形で、そちら
のほう
の対象に、1年間徴収
の猶予
を受けるというようなことができる制度であります。 対象は、令和2年2月1日から令和3年1月31日までに納期が到来する税というような形になります。この徴収猶予、この猶予期間内につきましては、延滞金がかからないと、延滞金
の計算から除くというような制度でございます。 以上であります。
○議長(
割貝寿一君) 七宮広樹君。
◆5番(七宮広樹君) 先日
の議案40号にも国民健康保険税等
の減免
を示されました。 今、
町民課長のほうからも町民税、県民税、固定資産税など
の納税も
コロナウイルスの影響により延滞料はかからないと、免除されるということでありますが、このことは町民
の多く
の方にお示しすることは考えられている
のでしょうか。
○議長(
割貝寿一君)
町民課長。
◎
町民課長(
生田目敏夫君) この制度、当然申請が必要ということになりますので、4月
の末であったんですが、IP告知、こちら
のほうで4日間ほど放送
をさせていただいております。あと、町
のホームページ、こちら
のほうにも掲載はさせていただいております。 ただ、周知が皆さんにちゃんと徹底されているかと言えば、そこまでいっていない可能性もありますんで、再度、町
のホームページには現在掲載
をしておりますが、IP告知等でお知らせはしたいというふうに考えております。 以上であります。
○議長(
割貝寿一君) 七宮広樹君。
◆5番(七宮広樹君) 私も見逃してしまいました。どうか徹底した周知
をしていただければと思います。
新型コロナウイルスは子供たち
の心身にも大きな影響
を与えています。卒業式
の縮小から始まり、入学式、その後
の休校により教育遅れが深刻と聞いています。休校中
の生徒へ
の対応と学習支援
をどのように行った
のか
を伺います。
○議長(
割貝寿一君) 教育長。
◎教育長(秦公男君) それでは、七宮議員さん
のご質問にお答え
をいたします。 ご存じ
のとおり、令和2年3月4日から3月23日まで、国
の新型コロナウイルス感染症拡大防止
のため
の休校ということで要請
を受けまして、塙町では休校といたしました。また、4月22日から5月20日まで、政府
の緊急事態宣言に伴いまして休校としたところでございます。 まず、町
の支援といたしましては、子供たちへ
のマスク
の配付やソリューションウオーター
の配付や超音波式加湿器
の配置など
を行って、休校期間中に子供たちが利用する児童生徒
の机、椅子、ドアノブ等
の清掃
を行っております。 学習支援といたしましては、各学校ごとに登校日
を設けまして、学校より学習課題
を提示いたしました。児童生徒が各家庭において計画
を立てて学習に取り組むことができるようにしておりました。また、登校日が再度ありましたので、それについて確認
をし、指導
を行ってきたところでございます。 以上です。
○議長(
割貝寿一君) 七宮広樹君。
◆5番(七宮広樹君)
緊急事態宣言が解除され学校も再開されましたが、生徒へ
の心
のケアですとか、学習遅れ
の対応、これ改めまして伺います。
○議長(
割貝寿一君) 教育長。
◎教育長(秦公男君) 今般
の臨時休業等によりまして、減少しました時間数、これ
を調査いたしましたところ、今後約100時間
の時数が確保されなければいけないということになっております。 その時数確保
のために夏休み、あるいは冬休み等
の期間
を短縮すること、そして、あるいはふだん5校時
の授業日
を6校時にしたり、行事
の削減等、あるいは土曜授業など
を行いながら時数
を確保して、子供たちへ
の授業、年度内
の履修
を図りたいと考えております。 心
のケアということでございますが、子供たち
の中には長期、休校が長期化したことによりまして、感染に対する不安、あるいは進学進級に伴う学習
の遅れなど
を心配しております。そういった子供さんもおりますし、また保護者
の方から
のお問合せ
をいただいております。 教育委員会、学校といたしましては、子供たち
のそういった状況
を的確に把握するように各校に配置しておりますスクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカー、あるいは当然、担任や養護教諭、これらも含めまして相談体制
を確立しております。全員体制で児童生徒
の心
のケアに努めておるところでございます。 以上でございます。
○議長(
割貝寿一君) 七宮広樹君。
◆5番(七宮広樹君) 万全
の体制で子供たち
のケア
をしていただいているということは、安心したところであります。 塙町は光ファイバー網が整備されておりますが、今後あり得る
新型コロナウイルス感染拡大
のこの第2波、第3波
の休校対策として、今できる限り
のオンライン授業
の実証実験などというもの
を考えている
のか伺います。
○議長(
割貝寿一君) 教育長。
◎教育長(秦公男君) オンライン授業につきましては、今回
の新型コロナウイルス感染症拡大防止
の休業中において、家庭で
の学習においてはかなり有効な手だてだということ
を認識しております。 福島県内
の県立高等学校や私立高等学校でも、あるいは私立小中学校でも活用されておると聞いております。 塙町におきましては、GIGAスクール構想
の取組に参加するなど、ICT
を活用した授業
を今後計画しているというところでございます。 今後、第2波
のコロナウイルス感染症
の発生も懸念されますことから、まず家庭におけるICT環境
の状況についてアンケート
を今、作成
をしておりまして、それ
を6月中には保護者にアンケートで状況、状態
を捉えると、実態
を捉えるということで、進めているところでございます。 児童生徒が使えるネット環境が家庭にないとこれが使えませんので、そういったものも端末
の状況など
を調査する計画
をしております。格差解消にも十分参考にしていきたいというふうに思っております。 今後
の情勢
を踏まえ、各学校と協議しまして、オンライン授業について検討
をしてまいるところでございます。 実証実験ということになりますが、こういった環境
の状況や、あるいは現在保有しておりますタブレット等も含めまして、実験ができる部分でやっていきたいなというふうに思っております。 以上でございます。
○議長(
割貝寿一君) 七宮広樹君。
◆5番(七宮広樹君) ぜひ、そのような対応で実証実験
のほうもしっかり対応していただきたいと思います。 このたび
の新型コロナウイルスでは、故郷
を思う方や企業よりマスクや防護服、食品などたくさん
の支援物資
の寄贈があり、ありがたく思うところであります。 今後あり得る
新型コロナウイルス感染拡大
の第2波、第3波や、最近また多く地震などもあります。大きな災害時に備え、備蓄品確保
の計画、備蓄品置場、管理体制
を伺います。
○議長(
割貝寿一君) 町長。
◎町長(
宮田秀利君) お答え
を申し上げます。 実際、これこういうふうな災害が起きた場合、避難場所ですか、感染
のリスクはうんと高まるという心配はございます。 特に、2波に向けてですか、マスク、消毒用
のアルコール等はもちろんでありますが、大きな災害時は避難所で
の感染者に対する対策も必要となってまいります。 現在、感染者が出た場合
を想定して
の感染者用避難所
の設置計画
を進めているところではあります。今回
の補正にも計上させていただいておりますが、災害時
の新型コロナウイルスに備えた備品につきまして、これは詳しく担当課
の課長より
説明をいたさせます。
○議長(
割貝寿一君)
生活環境課長。
◎
生活環境課長(
鈴木義房君) それでは、ただいま
の質問にお答えいたします。 災害時に使うということで、今回、補正計上しております。9目
の諸費
のほうで210万円
の災害時に備えて
の予算
を計上しております。 まず、段ボールパーテーション
を150セット、これは2枚1セットになってございます。それから、マスク3,500枚、手指消毒剤が1箱で89本入り、次に次亜塩素酸が20箱で、これが20リットル入りが20箱です。次に、使い捨て手袋10箱、使い捨て食器1万500枚、包装ラップ大、中、それぞれ50本、ペーパータオルが200パック、200枚入り
を200パックです。次、体温計が非接触型で10本
を計画しております。 なお、金額に上限がありますので、これ予算
の内で必要以上に十分に備えていきたいというふうに考えてございます。 以上でございます。
○議長(
割貝寿一君) 七宮広樹君。
◆5番(七宮広樹君) 備蓄品
の置場、それからこのそういう物々
の管理体制も含めてお話ししていただきたいと思います。
○議長(
割貝寿一君)
生活環境課長。
◎
生活環境課長(
鈴木義房君) これら備品
の保存場所というか、管理場所としましては、防災センター
の1階北側
の備品管理庫、あとは資材置場ということになってございますので、そこに管理する予定でございます。 なお、担当が生活安全係になると思いますので、そちら
のほうで管理していきたいというふうに考えてございます。
○議長(
割貝寿一君) 七宮広樹君。
◆5番(七宮広樹君) 備えあれば憂いなし、万全な体制で備えていただきたいと思います。 それでは、次
の質問に入ります。 はなわこども園周辺地域
の取り巻く環境についてであります。 はなわこども園開園によって、利用者
の交通量増加に伴い、周辺
の道
の危険度が高まりましたが、対応と対策について伺います。
○議長(
割貝寿一君) 町長。
◎町長(
宮田秀利君) お答え
を申し上げます。 まず、危険であるということで
のその対応ということでありますので、一番心配されます
のはこども園周辺でありますから、教育委員会
の対応として、こども園保護者宛て文書で通知
をいたしまして、安全運転
を呼びかけました。呼びかけた
の報告
を受けております。 また、整備関係、整備課関係、そして……
の話と申し上げますか、整備課関係
のお話
の中では、こども園周辺
の道路、特に、国道118号から
のこども園
の入口付近、近くにはスーパーなどもございまして、買物客、それから通勤客が利用しておるほか、工業団地、木材市場へ
の大型車が通行するなど、以前から何らかの対策が必要な箇所でもありました。 現在、ご承知
のように、議員ご承知
のように進めております118号線から上渋井間
の北野・松岡線
の改良工事、これが完成すれば交通量はかなり緩和されるものと期待
をいたしております。 完成予定はまだ先になっておりますが、そのようなことから、昨年度、こども園
の東側
の町道栄町・宮田線と併せてこども園入口付近
を整備させていただきました。 今年度は、こども園入口から国道118号まで
の間
の整備
を検討しておるところであります。この道路
の沿線には人家などが立ち並び、全面拡幅には時間
を要するということであります。当面、道路標示による歩車道
の分離など、安全対策
を取っていきたいと、このように考えておるところであります。
○議長(
割貝寿一君) 七宮広樹君。
◆5番(七宮広樹君) 町長
の答弁
の中で、まず教育委員会から
の対応がされたということで、状況が少し変わった
のだというようなお話も聞いております。 しかしながら、この状況も時間がたつことによって、また戻ってしまうこともありますが、そのときに取る手段、そのようなもの
をもう一度どのような形で進めていく
のかお考え
を伺います。
○議長(
割貝寿一君)
まち整備課長。
◎
まち整備課長(
藤田衛昌君) 教育委員会
のほうでこども園保護者宛てで文書
を通知し、安全運転
を呼びかけたということでございます。 それにつきましては、これは保護者ばかりでなくて、いろんな方が利用しているかと思いますが、特に今般、こども園開園に伴って混雑してきたとすれば、それは一定
の効果があるだろうと思いますが、議員がただいまおっしゃったように、だんだん日がたつにつれてそれも薄れてくる可能性はないわけではないと思います。 そういった場合は、改めまして呼びかけ
をするとか、そういったソフト対策
を中心に進める
のが中心だろうというふうに考えておりますが、最悪
の場合、最悪
の場合につきましては、先ほど申しました118号から踏切
の間につきましては、先ほど
のような、町長が申し上げましたようなハード対策
を今予定しておるところでございますが、それ以外
の経路といたしまして、駅側からこども園に入るという経路もございます。 そういった狭い路地的なところ
を縫って、信号機
を避けて早くにお子さん
をこども園へ送っていくと、あるいは通勤
の方が大きい混雑するところ
を避けるということもあろうかと思います。 そういった場合につきましては、当然、道路
の規制、規制といいますか、特に考えられます
のは標示、路面標示、危険ですよとか、ここは注意してくださいという路面標示
を考えていきたいと思います。 それでも駄目な場合は、例えば一方通行にするとか、そういったことも検討していかなければならなくなる可能性もあるかと思いますが、これにつきましては、いずれにせよ、その周辺に道路沿線にお住まい
の方々
の、あるいはそこで業
を営んでいる方々
のご同意
をいただきながら進めていくということになろうかと思います。 以上でございます。
○議長(
割貝寿一君) 七宮広樹君。
◆5番(七宮広樹君) ぜひ、この悲しい事故が起こる前に、学校教育課、また、まち整備課が連携しながら万全
を図っていただきますよう、これは切に願うところであります。 実際、こども園
を利用している保育部、幼稚部
を合わせて、聞きますと225名
の園児がいらっしゃるということです。駐車場は60台分
のスペースしかなく、60台分しか確保されておりませんが、今後
の、現状と今後
の確保計画
を伺います。
○議長(
割貝寿一君) 教育長。
◎教育長(秦公男君) それでは、ご質問にお答え
をいたします。 ご指摘
のとおり、はなわこども園
の駐車場は60台
の駐車スペース
を確保しております。しかしながら、保護者
の送迎、一般来客者及び職員
の駐車場として
の利用が主な利用目的でございます。 一部
のスペース
を除き、職員が駐車できる台数は限られております。現在、職員
の駐車場につきましては、役場前駐車場や旧塙保育園駐車場
を利用しておりますが、遠方にあり不便であるため、こども園近くに駐車場
の確保
を検討しているところでございます。 以上です。
○議長(
割貝寿一君) 七宮広樹君。
◆5番(七宮広樹君) ぜひ、保護者
のためにも次年度
の振興計画にこの駐車スペース
の確保
を予算化しまして、早期
の獲得
を図っていただきたいと思います。また、周辺
の整備も同時に進めていただければと思いますが、町長
のお考えがありましたらお願い
をいたします。お伺いいたします。
○議長(
割貝寿一君) 町長。
◎町長(
宮田秀利君) 周辺
の整備ということでありますけれども、この駐車場
を含めてしっかりと対応は進めていくつもりでおりますので、ご安心
をいただきたいと思います。
○議長(
割貝寿一君) 七宮広樹君。
◆5番(七宮広樹君) 改めて伺います。振興計画に載せていただける
のでしょうか、伺います。
○議長(
割貝寿一君) 町長。
◎町長(
宮田秀利君) お答え
を申し上げます。 しっかりと載せさせていただきます。
○議長(
割貝寿一君) 七宮広樹君。
◆5番(七宮広樹君) それでは、次
の質問に入ります。 塙町塙工業高等学校奨学金制度についてであります。 さき
の10番議員も同様な質問
をいたしましたが、また視点
を変えながら質問
をしてまいります。
宮田町長の熱い思いで創設した塙町塙工業高等学校奨学金制度が今年度より実施されましたが、現状については10番議員
の質問に答弁
をしていただきましたので、町、中学校、高等学校
の連携体制
を伺います。
○議長(
割貝寿一君) 町長。
◎町長(
宮田秀利君) お答え
を申し上げます。 今、おただし
の奨学金制度、これは塙高に進学する生徒に対して奨学金
を貸与することにより高校へ進学する生徒
の確保
を図るということで、その後、卒業生
の地元へ
の定着
を図ること
を目的といたしております。 この事業
を円滑に進めるためには、町、中学校、そして塙高校
の連携が不可欠であります。奨学資金
の利活用について連絡
を、調整
を図りながら推進してまいりたいと、このように考えております。 令和2年度から本制度が始まりまして、塙工業高校に依頼しまして募集時は高校が生徒に対し、募集案内と手続方法
のフォロー、受付
を行うようにするなど、一括して取りまとめ
を行うことで生徒が応募しやすい体制にしております。 また、令和3年度からは、塙工業高等学校へ
の進学予定
の塙中学生も募集対象となりますので、塙工業高校と同じく塙中学校へ取りまとめ
を依頼しまして、生徒が応募しやすい体制
をつくっていきたいと、このように考えております。
○議長(
割貝寿一君) 七宮広樹君。
◆5番(七宮広樹君) さき
の町長
の答弁では、現状では2名
の応募ということで、応募人数に達していないようですが、この制度が浸透することにより募集人数
の超過も考えられます。また、それ
を願うところでありますが、超過時
の選考基準と対応
を伺います。
○議長(
割貝寿一君) 町長。
◎町長(
宮田秀利君) お答え
を申し上げます。 選考についてということであります。今、お話がありましたように、本当に応募者が多過ぎて、その選考に困るというような状況にぜひなっていただきたいと、このようにも思っておりますが、選考についてでありますが、その願書、願い、審査するとともに、推薦調書、作文
の提出
を求め面接
を行う、また家族構成と世帯
の収入状況
を考慮
をいたします。 内容は、塙町に住所
を有し、現に居住している、経済的な理由で就学が困難と認められる、品行が方正で学業に専念すると見込まれる、高校卒業後、塙町にとどまり町内等
の企業に就職する意思
のあること、これら
を総合的に見て選考したいと、このように考えておるところであります。
○議長(
割貝寿一君) 七宮広樹君。
◆5番(七宮広樹君) 改めて伺います。町長は、この県や、県
の教育長や関係する部、そちら
のほうへは、この制度
の創設、こういうこと
を塙町では考えて行っているという伝達、それ
を行った
のか、また、郡内町村長
の連携体制にもついて伺います。
○議長(
割貝寿一君) 町長。
◎町長(
宮田秀利君) お答え
を申し上げます。 先ほどお話もいたしましたが、5月20日、知事と
のテレビ会談、この中で知事に対しては奨学金制度
の話
をいたしました。そして、さらに今年度開催されます令和2年度
の県立高等学校改革懇談会にて、塙高
の奨学資金
の創設について
説明をいたしますし、そして、この中で塙工業高等学校
の存続へ
の思い
を伝えていきたいと、このように思っておるところであります。強く要求、要請していきたいと思っております。 そして、郡内
の各町村長に対しましては、定例
の会議
の中で奨学金制度
の創設、内容
説明いたし、それら
の周知協力についてはお話
をさせていただいております。
○議長(
割貝寿一君) 七宮広樹君。
◆5番(七宮広樹君) さらなる県へ
のアピールや郡内町村
の連帯と連携強化が塙工業高等学校
の存続に重要であります。さらに、今、県内外
の水郡線沿線
の町村と
の連携体制
の構築
を図るべきと思いますが、
宮田町長のお考えと秦教育長
のアクションプランについて伺います。
○議長(
割貝寿一君) 町長。
◎町長(
宮田秀利君) お答え
を申し上げます。 拡大解釈になるやもしれませんが、やっぱりこの制度、この制度によって塙高
の存続が図られるとすれば、当然、塙高、塙中学ばかりじゃなく、その沿線
の学校等にもお話
をいたしまして、そのお金
を利活用できればというような思いもございます。 ぜひ、その子供たちが、よそ、他町村
の子供であっても塙に来て、塙高に入って、そして塙に就職するということであれば、ぜひそういうことも考慮したいという思いは強く思っております。
○議長(
割貝寿一君) 教育長。
◎教育長(秦公男君) 教育委員会として
のアクション計画ということでございますが、昨年度、大子町教育委員会、そして大子中学校に訪問
をいたしまして、大子清流高校等
のフォロー
の仕方、バックアップ
の仕方等も学んでまいりました。そして、大子中学校
の校長先生ともお会いしまして、ぜひ大子からも子供たちが塙工業高校に入学していただけるように支援
をお願いしたいというお話
をしてまいりました。 その結果であるかどうかは分かりませんが、今年度、大子町からは4名
の1年生が入学しているということでございます。 これからも大子町や東白川郡内、そして石川郡内、水郡線沿線
の町村教育委員会等
の連携、そして中学校にも訪問
をいたしまして、塙工業高校存続と生徒募集
のPR
を進めていきたいというふうに思っております。 以上でございます。
○議長(
割貝寿一君) 七宮広樹君。
◆5番(七宮広樹君) 県外、大子町からも生徒が来られたということは非常にありがたく、うれしいことであります。また、教育長には今年度もぜひ中学校に回って、そのようなお話
をしていただければと思います。また、早々
のアクション期待しているところであります。 それでは、次
の質問に入ります。 県道塙・大津港線上町地内
の通学路
の歩道拡幅についてであります。 平成29年3月
の定例会で、私、通学路で、私が質問したところでありますが、通学路である塙・大津港線上町地内
の歩道と板庭橋手前
の急カーブ
の危険度と現状認識について質問
をいたしました。
宮田町長は危険な状況にあり、認識しているという答弁でありましたが、その後も生徒は危険
を感じながら通学
をしております。また、日々恐怖
を感じながら生活している住民にはどのような対応、対策が図られていた
のか、図られている
のか伺いたいと思います。
○議長(
割貝寿一君) 町長。
◎町長(
宮田秀利君) お答え
を申し上げます。 今、議員ご指摘
のように、上町地内
の県道、中心市街地と常豊、笹原
を結ぶ大動脈となっております。車道、歩道共に幅員が狭い上に通学路ともなっていることから、これまでも諸先輩方が道路改良
をすべく様々な活動
をなされてまいりました。 もちろん現在も県に対し、有効な対策
をお願いし続けているところでありますが、河川と住宅に挟まれた全部拡幅は困難な状況にあります。 そういった点から、話はちょっと飛ぶんでありますが、常豊、笹原と塙
を結ぶ北
の松岡線は何としても改良していきたいと考えております。これによって、現在
の交通量
を緩和させることが安全性につながっていく
のではないかというような考えも持っておるところであります。
○議長(
割貝寿一君) 七宮広樹君。
◆5番(七宮広樹君) 町と中学校が毎年行う通学路
の危険箇所チェック時では、塙・大津港線上町地内
の歩道と板庭橋手前
の急カーブ
の場所は、どのような危険度レベルになっている
のかも伺います。
○議長(
割貝寿一君) 教育長。
◎教育長(秦公男君) 塙町では、毎年、塙町通学路安全推進会議
を開催
をいたしております。通学路危険箇所調査
をその都度行っているところでございます。 塙町通学路安全対策推進会議は、県南建設事務所、棚倉土木事務所、郡山国道事務所、棚倉警察署、そして、まち整備課、生活環境課、塙町校長会
を参集者としまして開催
をしております。塙町通学路交通安全プログラムに基づき、通学路
の安全
を確保するため
の合同点検
をしております。 ご指摘
の県道塙・大津港線上町地内は歩道が狭く、歩車道
の区別がなくて、もう大変危険であり、早急に交差点
の改良
を検討する必要があるとしまして、福島県では測量試験
をして改良方法
を検討することとなっておるところでございます。 以上です。 危険レベルにつきましては、危険レベルということについては、我々も確認
をしておりませんが、非常に危険であるということは言えることではあると思います。 以上です。
○議長(
割貝寿一君) 七宮広樹君。
◆5番(七宮広樹君) 危険レベルという
のではなかなか答えづらければ、優先順序ですかね、危険な、最も危険な優先順序からいいますと、ここ
の部分はどの値になる
のか伺います。
○議長(
割貝寿一君)
まち整備課長。
◎
まち整備課長(
藤田衛昌君) 危険レベルということで
のおただしでございましたが、先ほど教育長がお答え申し上げました合同調査によって危険レベル
を判定して、ABCランク
をつけるとかということはしておりません。全体的に危険といいますか、これは対策が必要か、必要か否か、そういったこと
を判定しておるところでございます。 なお、今
の優先順位ということでございますが、当然、その危険度
の優先順位もありますが、現実的にその例えば改良が必要とかと言った場合に、事業化が果たして可能な
のかどうか、あとは人家があって、それ
を移転しなければ、例えば根本的解決にならないとか、そういったことがございますので、優先順位という
のは、基本的に危険であるという
のはもちろんでございますが、さらにそういった施策が可能かというところでございます。 ですから、時によっては、本来であれば歩道
をきちっと造らなければならないところであっても、かなり物理的に困難である場合は、交通安全対策といたしまして、看板、標識
をつけるとか、あるいはそこ
のパトロール
を強化するとか、そういったことで対応
をしていくということになろうかと思います。 なお、この場所につきましては、以前から教育委員会含め、ハード担当
の整備担当
をはじめ、塙町としてぜひ必要なのでやってほしいということは、以前から申し上げてきたところでございます。
○議長(
割貝寿一君) 七宮広樹君。
◆5番(七宮広樹君) そのかいがありましてか、測量が実施されたようであります。その後
の進捗状況について伺います。
○議長(
割貝寿一君) 町長。
◎町長(
宮田秀利君) お答え
を申し上げます。 昨年度、釜藤交差点付近
の歩道拡幅
のため、道路管理者であります福島県が測量
を行いました。その後、つい最近でありますけれども、今年度は地質調査も既にもう実施済みであると、その後、県から
の連絡
をいただきまして、用地交渉に入る、用地交渉
を実施する段と聞いております。 その後、土地
の協力が得られれば、令和4年頃には工事着手になる
のではないかと、このように考えております。
○議長(
割貝寿一君) 七宮広樹君。
◆5番(七宮広樹君) 一歩一歩、この危険道路、危険な場所
を改良するということで進んでいるような状況が見えていることは非常によろしいことであります。 この非常に危険度が高い県道
を通る通学路について、実質的に町は県にどのような伝え方
をしている
のかも伺います。
○議長(
割貝寿一君) 町長。
◎町長(
宮田秀利君) お答え
を申し上げます。 本町では、通学路
の安全対策
のため、先ほどお話もありましたが、塙町交通安全プログラム
を策定しております。これは、町、教育委員会、道路管理者、警察等が主体となって、それぞれ
の機関が情報
を共有した上で対策に当たると、年に何回か
の会合
を開き、その危険場所
を対策について協議することになっておるということでありますので、県自体もこの取組
の中にあるわけでありますから、その内容はある程度、知っておるかな、このようにも思っておるところであります。 今ほど
の話
の中で、具体的には町内小中学校におきまして、通学路
の危険箇所調査
を毎年実施しております。この調査に基づいて各機関
の職員が合同で現地調査
を行い、改善が必要な箇所洗い出しや安全対策
を実施するため
の取組
をしております。 したがって、このような通学路
の安全対策
を各機関が連携して行っておりまして、危険度
の高い通学路
の情報は当然、県道
を管理する県にも伝わっておる、そういう仕組みになっておると理解してはおりますが、そのほか、毎年建設事務所と
の事業調整会議、間もなく開かれる予定であります。この中で
の情報交換、この中でしっかりとお伝え
を申し上げておりますし、また、地域連携室、これは毎月一度、対策
のためにいらっしゃる県南
の機関、関係機関と
の話合い
の中でも強く要請
をしておるところであります。
○議長(
割貝寿一君) 七宮広樹君。
◆5番(七宮広樹君) 悲しい出来事がないように、引き続き粘り強く伝えていただきたいと、これは切に、切に、切にお願い
をいたします。 最後
の質問に入ります。 情報通信基盤施設更新事業についてであります。 現在
のIP告知端末
の設置率と町民から
の意見集約、使い勝手が悪い、故障が多い、いろいろとあるかと思いますが、そこ
を伺います。
○議長(
割貝寿一君) 町長。
◎町長(
宮田秀利君) お答え
を申し上げます。 現在
の設置率、IPテレビ電話は6月1日現在
の世帯数3,271に対して、2,438世帯、約75%となっております。地上デジタル放送再送信サービスは、322世帯で約10%となっております。これが今、現状であります。
○議長(
割貝寿一君) 七宮広樹君。
◆5番(七宮広樹君) 町民から
の意見集約という
のですかね、このIP告知端末について要望等が役場
のほうに来ている
のかも伺います。
○議長(
割貝寿一君) 町長。
◎町長(
宮田秀利君) お答え
を申し上げます。 内容
の詳細につきましては、担当課
の課長より
説明をいたさせます。
○議長(
割貝寿一君)
総務課長。
◎
総務課長(
白石憲男君) 町民から
の意見とか集約
の関係
のおただしだと思いますが、今回
のIP告知端末
の更新に関しては、基本的に矢祭町さんと共同で進めているところですが、もともと
の設置目的で相互
の交流
の機器ということで
の設置
をしておりますので、基本的には現在
の機器が老朽化、部品等がなくなっているので、それ
を新しくするというイメージですので、機器的に極端に変わるわけではございませんので、特に町民
の方に意見等
の集約
の作業はしておりません。 あとは、町民
の方から更新に関して、意見等についても特段、今
のところは寄せられていないという
のが現状でございます。
○議長(
割貝寿一君) 七宮広樹君。
◆5番(七宮広樹君) 今年度
の実施計画
の詳細でございます。前年、去年
の振興計画
の中で課長より予算的なものはお示し
をしていただきました。実質的な計画
の詳細
を伺いたいと思います。
○議長(
割貝寿一君)
総務課長。
◎
総務課長(
白石憲男君) 今年度
の情報通信機器
の更新
の計画
の内容ということで、今年度につきましては、GE-PONと呼ばれる光ファイバー
を利用した双方向通信
のため
の装置
の更新
を行います。 このGE-PONといいます
のは、光ファイバー
の分配器といいますか、1本
の線が来たやつ
をそれぞれ
の家庭に振り分けるような、そういう分配器的なものなんですが、塙
の情報センターということで、商工会
の隣
の情報センター
のほうに6台、片貝
のサブセンターに3台、あとは矢祭
のサブセンターに6台、それに予備
を1台ということでトータルしまして、16台
の更新
を予定しております。 これは導入から10年以上が経過して、現在、運用している装置
の修理に関する部品等がもう入らないということで、安全な運用
をするため、確実な運用
をするために更新
を行うということになっております。
○議長(
割貝寿一君) 七宮広樹君。
◆5番(七宮広樹君) 次年度に設置予定される端末機、こちらは学校と生徒とか
を結ぶオンライン授業に活用することがまずできる
のか、またスペック、イメージ、今あるものと同等
のもの
のイメージがいただきたいので伺いたいと思います。
○議長(
割貝寿一君)
総務課長。
◎
総務課長(
白石憲男君) 来年予定されております端末機
の部分で、議員さんがおただし
のように子供たちがオンライン授業等みたいな形
の活用ができる
のかという部分なんですが、基本的に双方向
のテレビ電話
の機能は有していますが、テレビ会議的な形で1対多数という
のはちょっと内容的には無理ということにはなっております。 どのような形になる
のかということですが、先ほども申し上げましたように、基本的には現在設置されているものとそんなに見た目的には、性能的には変わらないという形では予定
をしております。 要は、部品等がもう入手できないので、更新
をして保守
を図っていくという部分で考えておりますので、現行
のテレビ端末とは基本的には外観的にもそんなには変わらない形になろうかというふうに思っております。
○議長(
割貝寿一君) 七宮広樹君。
◆5番(七宮広樹君) この後続機
の端末使用料
の増減、また、この設置
を拒否された住宅に対して
の対応なども伺います。
○議長(
割貝寿一君)
総務課長。
◎
総務課長(
白石憲男君) 現在、IPテレビ電話
の使用料なんですが、通信や維持管理
のため
の経費として、矢祭町と同額で年額3,300円ということで使用料
をいただいております。 端末については、矢祭、塙とも無償で貸与させていただいている形ですので、あくまで通信維持管理
のため
の使用料ということですので、金額的には更新になっても変わるということではないというふうにご理解いただければと思います。 あと、端末設置
の希望
を拒否という場合ですが、拒否された場合については、設置はしていかないという形になるということでご理解いただければと思います。
○議長(
割貝寿一君) 七宮広樹君。
◆5番(七宮広樹君) 全て
の質問に誠意ある答弁
をいただき、誠にありがとうございます。 これをもちまして、町
の発展と町民
の幸せ
を願い、5番議員、七宮広樹
の一般質問を終わります。
○議長(
割貝寿一君) 5番、七宮広樹君
の一般質問を終わります。 休憩します。 休憩 午前11時14分 再開 午前11時25分
○議長(
割貝寿一君) 休憩前に引き続き会議
を開きます。
---------------------------------------
△菊地哲也君
○議長(
割貝寿一君) 次に、2番、菊地哲也君、登壇願います。 持ち時間は12時25分です。 菊地哲也君。 〔2番 菊地哲也君登壇〕
◆2番(菊地哲也君) 2番、菊地哲也です。 初めて
の質問で大変緊張しておりますが、通告に沿って質問
をしてまいります。
新型コロナウイルスによる学校
の休業
の授業時間
の不足
の補充
の内容については、先ほど
の10番議員、5番議員
の質問で分かりましたので、割愛させていただきます。 次に、学校で
の運動会や修学旅行など
の学校行事については、今後どのような計画、予定になっている
のか
を決まっていることがありましたら伺います。
○議長(
割貝寿一君) 教育長。
◎教育長(秦公男君) それでは、菊地議員
のご質問にお答え
をさせていただきます。 まず、学校
の行事等でございますが、1学期に予定しておりました演劇鑑賞教室、全小学生が集まって行うものではございますが、3密対策が難しいということで中止とさせていただきました。 それから、運動会につきましては、5月に行う予定でございましたが、これは規模
を縮小しまして9月以降に実施
をする予定でございます。 続きまして、5年生
を対象にして今年度からブリティッシュヒルズで異文化体験研修ということ
を予定しておりましたが、今般、異文化体験研修については、残念ながら5年生は中止というふうにさせていただきました。 それから、町
の交流宿泊学習、これは6年生
の児童が2つ
の学校が一緒になって中学校でうまく交流しながら顔合わせ
をするというものでございますが、宿泊学習ということで考えておりましたが、日帰りということで今、検討しているところでございます。 以上でございます。 失礼しました。もう一点、中体連につきましては、これは中止ということで確定
をしております。また、音楽祭、これについても中止ということで、そういう方向で決定
をしておるところであります。 以上でございます。
○議長(
割貝寿一君) 菊地哲也君。
◆2番(菊地哲也君) 今年は新型コロナ
の影響で中止になる学校行事が大変多いです。子供たち、そして父兄さんへ
の説明、ケア
をよろしくお願いしたいと思います。 次に、オンライン授業ですが、やはり先ほど、10番議員、5番議員からもお話があり、後
のGIGAスクール構想で併せて伺います。
コロナウイルスは幸いに今は何とか落ち着いていますが、今後、第2波、第3波が来たときに万が一、塙町からも感染者が出た場合、治療、医療
の分野とは別に感染者やその家族に偏見や差別といった問題が出てくると思います。まして、子供さん
の場合、いじめといったことにつながっていくかもしれません。啓発、啓蒙
を含め、どのような対応策
を考えている
のか伺います。
○議長(
割貝寿一君) 教育長。
◎教育長(秦公男君) それでは、お答え
をさせていただきます。 本年5月22日に発出されました文科省
の学校における
新型コロナウイルス感染症に関する衛生管理マニュアル、学校
の新しい生活様式ということによりまして、感染者、濃厚接触者等に対する偏見や差別について、感染者あるいは濃厚接触者とその家族、
新型コロナウイルス感染症の対策や治療に当たる医療従事者や社会機能
の維持に当たる方とその家族等に対する偏見や差別につながるような行為は断じて許されるものではないということであり、ご承知
のように、
新型コロナウイルス感染症に関する適切な知識
を基に、子供たち
の発達段階に応じた指導
を行いまして、このような偏見や差別が生じないよう十分配慮するように教育
をしていきたいというふうに考えております。 以上です。
○議長(
割貝寿一君) 菊地哲也君。
◆2番(菊地哲也君) 塙町では、今までも就学支援
を積極的にやっていますが、コロナ
の影響で経済的にますます厳しくなってくる家庭が出てくると思われます。このような家庭、子供さん
を対象とした新たな就学支援について検討されていることがあるか、伺います。
○議長(
割貝寿一君) 教育長。
◎教育長(秦公男君) それでは、お答え
をいたします。 現在は新たな就学支援に関するものは考えてございませんが、奨学金についてお話
をさせていただきます。 塙町
の奨学資金貸付基金
の設置管理及び処分に関する条例第8条第2項には、災害、疾病、その他正当な事由
のために奨学資金
の返還が困難と認められるときは、願い出によって相当
の期間、その返還
を猶予するとあります。 今般
の新型コロナウイルス関連におきましては、経済的困窮により奨学資金
の返済が困難である場合は、正当な事由
のため返還
を猶予することができると判断
をしておるところでございます。 次に、塙町奨学資金就学援助費支給要項における就学支援につきましては、準要保護認定基準に該当すれば就学援助費
を受けることができるというふうにされておりますので、そちら
のほう
を利用していただくように進めていきたいというふうに思っております。 以上でございます。
○議長(
割貝寿一君) 菊地哲也君。
◆2番(菊地哲也君) ただいま教育長からお話にあった奨学金、塙町奨学資金貸付基金
の設置管理及び処分に関する条例第8条
の返済
の猶予についてですが、この正当な事由があるという場合と書いてありますが、これは今回
のコロナ
の、コロナだけ
の経済的困窮な
のか、俗に言う一般的に経済的に給料が半分、コロナに関係なく半分になったとか、そういうことも認められる
のか伺います。
○議長(
割貝寿一君) 教育長。
◎教育長(秦公男君) 該当するものがどのような形であるかは分からない
のですが、そのケース・バイ・ケースに応じてしっかりこの貸付基金
の条例に該当するかどうか
を判断
をしながら、そういった困窮されている皆様
を救うことができるように努力していきたいなというふうに思っております。 以上です。
○議長(
割貝寿一君) 菊地哲也君。
◆2番(菊地哲也君) 次に、万が一、災害で避難しなければならない場合
の対策、特にコロナなど
の感染症に対する備えは喫緊
の課題だと思います。 備品などはかなりそろっているようですが、避難する
人はもちろん
のこと、避難所で面倒
を見る、例えば区長さんはじめ、区役員
の方、役場
の人、消防団員など多く
の人たちが関係します。密集
をしないなど3密
の問題
を含め、避難所
の感染症対策について伺います。
○議長(
割貝寿一君) 町長。
◎町長(
宮田秀利君) お答え
を申し上げます。 密集した空間
の中で
の集団生活、避難生活と申し上げますか、感染症
のリスクが高まる危険性があるということは十分に認識
をいたしております。自主避難
を呼びかける前に、避難所
の開設準備
を行い、避難者
の距離が取れるようパーテーションで
の仕切り
を準備するようにしたいと、このように考えております。
新型コロナウイルス感染
の第2波に向けてでありますが、マスク、手指消毒用アルコール等はもちろんでありますが、大きな災害時には避難所で
の感染者に対する対策が必要となってまいります。避難所用
の感染対策用品について備蓄
を計画しております。 以上であります。
○議長(
割貝寿一君) 菊地哲也君。
◆2番(菊地哲也君) 福島市では、感染症対策
を入れた避難訓練
を5月16日に実施したと聞いております。新たな避難所
を見つけるとか、そういった第2波が来る前に、再びコロナが流行する前に対策
を練っておくことが必要だと思います。 改めて伺います。避難訓練とか
を実施する予定はございますでしょうか。
○議長(
割貝寿一君) 町長。
◎町長(
宮田秀利君) お答え
を申し上げます。 議員、消防団員でもありますんで、同じ思い
を持っていらっしゃるかなと私も元消防団員でありますんで考えております。と申し上げます
のは、以前に水害
の対策
のため
の机上訓練、これが実際にその災害が発生したときに大変役に立ったというふうな思いが大変強くありますので、これもこのコロナ対策、この避難所
の設置等々、ぜひ机上訓練等
を含めて実際にみんなで集まって知恵
を寄せ合って最大限、その対応できるような施策に運んでいければと、そういうふうに持っていければと考えておりますので、ぜひ関係者
を含めた皆さんと話合い
の中でその訓練は実施したいと、実施すべきと、このように考えております。 あと、担当課長
のほうからも
説明をいただきたいと思います。
○議長(
割貝寿一君)
健康福祉課長。
◎
健康福祉課長(
藤成寛味君) それでは、私
のほうから感染症対策という部分で
のお話
をさせていただきたいと思います。 まず、災害と感染症ということになりますと、複合災害というような取扱いになるかと思いますけれども、過去には東日本大震災や熊本地震
の際に、インフルエンザやノロウイルス
の感染症が発症している例もございます。 避難所につきましては、密集した空間で
の集団生活になりますから、
新型コロナウイルスやインフルエンザ
をはじめとします感染症
のリスクが高まる危険性という
のは当然あるかと思われます。 今般
の新型コロナウイルスでございますけれども、飛沫感染がございますので、飛沫が床に付着するとさらに対策が必要になってくるかと思われます。また、ソーシャルディスタンスということで意識した間仕切り、それから、そういうものによって十分なスペース
の確保にも留意する必要があると思われます。 そこで、避難所が過密な状況になること
を防ぐために、分散避難ということ
をまず周知
をしていきたいというふうに考えております。 可能な場合は、まず親戚や知人宅へ
の避難
を検討していただく、それから、水害など
の場合ですと、在宅避難で自宅で
の2階など
の高いところへ避難
をしていただく、これはあくまで可能な限りということでございますけれども、そして、避難
の行動
をする前には必ず体温
を測ったり、体
の状態
を確認しておいていただいて、そして、マスク等
の感染症対策
の用品もあれば、できればご自分で準備
をしていただくというようなことになるかと思います。 次に、避難所においてですけれども、避難者、それから先ほど議員申されましたスタッフ
の方は、基本的なことでございますが、手洗いエチケット等
の基本的な感染対策
の徹底、それから避難所
の衛生管理、そして十分な換気
の実施、スペース
の確保ということが必要になってくると思われます。 具体的になんですけれども、まず避難
の受付時には総合受付前で世帯ごと
の受付
をしていただいて、そこに避難者カード
を設置しますのでカードに記入
をいただく、その際、発熱、咳等
の体調
の確認
をすることになるかと思います。 そこで、
新型コロナウイルスの発症、または疑いがあるときは患者
を隔離いたしまして、帰国者接触者相談窓口に連絡
をして対応していくことになります。また、感染
の関係については、現在考えているところですが、接触
を避けるために外階段から入ること
のできる塙町ですと勤労福祉会館
の2階、それから塙町公民館
の2階
を専用スペースとして使っていきたいというふうに考えております。 その2階には、それぞれキッチン、トイレもございますので、ゾーン分けができるというふうに考えております。 大切なことはやっぱり一
人一
人が感染症
の意識
を高めていくということで、そういう部分も関係機関と十分協議しながら、広く周知
をしながら進めていきたいというふうには考えております。 以上でございます。
○議長(
割貝寿一君) 菊地哲也君。
◆2番(菊地哲也君) 次に、文科省
のGIGAスクール構想についてですが、先ほど10番議員、5番議員
の質問
の答弁
の中にも入っていましたが、GIGAスクール構想は先ほど
のオンライン授業とも関連してくると思いますが、県では、県立
の中学校や特別支援学校に関して前倒しして今年度中に整備
をするとしております。 このGIGAスクール構想は大変大きな事業で、とても大きな予算が来ると思います。改めて伺います。塙町として
のGIGAスクール構想へ
の考え方、方針、対応
を伺います。
○議長(
割貝寿一君) 教育長。
◎教育長(秦公男君) それでは、菊地議員
のご質問にお答え
をいたします。 失礼いたしました。それでは、菊地議員
のご質問にお答え
をいたします。 GIGAスクール
の構想につきましては、これまで令和5年度までに1
人1台
の端末、それから環境整備
をするというような文科省
の方針でございましたが、今般
のコロナウイルス対策によりまして、令和2年度あるいは3年度でできるだけ早く1
人1台
の端末
の準備
をすると、早期実現
を目指すということであります。 そして、家庭でもつながる通信環境
を整備し、災害や感染症
の発生等による学校
の臨時休校等
の緊急時においても、ICT
の活用により全て
の子供たち
の学び
を保障できる環境
を早期に実現すること、これ
を目的としているところでございます。 先ほどもお話ししたとおり、
新型コロナウイルス感染症緊急経済対策におきまして、令和5年まで
の、5年度まで
の1
人1台端末
の整備等
の達成目標
を今年度、令和2年度に前倒し
をするため、文科省
の令和元年度補正予算に計上されたところでございます。 塙町
の取組といたしましても、ICT
の活用により全て
の子供たち
の学び
を保障する環境
を早急に実現するため、公立学校情報機器整備費補助金及び公立学校情報通信ネットワーク環境施設整備費補助金
を要望しているところでございます。 先ほどお話ししたとおり、現在
のところ、これまでにタブレット等
の電子機器保有は95台でございます。575名
の児童生徒に対してはまだまだ当然足りないことでございますので、おおよそ6,100万円程度
の予算
を見込んでございますので、できるだけ早急にこちら
のほう
を要望し、国庫補助等
の準備、そして、さらにもう一つは家庭で
の通信環境、こちら
のほう
を早急に調査
をしまして、それに町としてどういうカバーができるか、補助できるかということも含めながら、オンライン授業等に向けて、GIGAスクール構想
の実現に向けて頑張っていきたいというふうに考えております。
○議長(
割貝寿一君) 菊地哲也君。
◆2番(菊地哲也君) 次に、はなわこども園について伺います。 先日、新人研修ではなわこども園
を見学させてもらったときに、外
の遊具がありませんでした。これは、例えば園児が遊具
を使わずに自分たちで遊び
を考えるとか、園庭
を広く使うためとか、遊具による園児
の事故
のおそれがあるとか、予算的に難しい
のか、今後どのような計画
を持っている
のか伺います。
○議長(
割貝寿一君) 教育長。
◎教育長(秦公男君) それでは、お答え
をさせていただきます。 最初
のコンセプトとしましては、1台
の大きな滑り台
を基にし、子供たちが遊び、そして広い園庭
を使って自由に子供たち
の遊び
を創造させるということ
をコンセプトに行ってまいったところでございます。 今年度まだこども園
の運動会も実施しておりません。9月以降に実施する予定でございますが、そのところに園庭
をどういうふうに使っていくかということも含めまして、それ
を基にしながら、こども園
の園庭
の遊具について各先生方や保護者
の要望があれば、今後
の教育活動計画に照らし合わせて遊具
の設置については検討
をしてまいりたいと考えております。 なお、遊具
を設置する場合は、旧塙幼稚園や旧塙保育園
の遊具
の移設
を検討していかなければならないと考えておるところでございます。 以上です。
○議長(
割貝寿一君) 菊地哲也君。
◆2番(菊地哲也君) こども園はかなり広い敷地で維持管理が大変だと思います。また、小中校
の学校現場では、先生方
の事務処理
の仕事がかなり負担になっていると聞きます。 はなわこども園でもできるだけ園児に対する時間
を取れるよう、用務員さんや事務員さん
をお願いすべきではないかと伺うと通告書には入れてありましたが、今回
の補正予算案に用務員1名
の予算が計上されています。 こども園
の円滑な運営にはとてもよいことだと思いますが、改めて伺います。どのような考えで用務員さん
をお願いすることになった
のか伺います。
○議長(
割貝寿一君) 教育長。
◎教育長(秦公男君) 教育活動
のもろもろ
のところ
を補填するというか、カバーするためには、やはり特に園庭やそれから敷地内
の清掃等も含めまして、様々な業務が発生しているということで、これ
をいわゆる教員に負担
をかけるということ
のないように用務員
の配置
を考えたところでございます。 また、事務員につきましては、こども園に行政職2名
を配置しておりますので、いわゆる事務に関する時間については省力化できるかというふうに思っておりますので、子供たち
の保育に十分専念できるような環境
を整えるために、今般は用務員
の配置
を考えて予算化
をさせていただいたところでございます。 以上です。
○議長(
割貝寿一君) 菊地哲也君。
◆2番(菊地哲也君) 補正予算書
を見ると、報酬が来年
の3月までで43万1,000円となっております。かなり抑えた金額だと思いますが、いつから
の予定で、どのような勤務時間、勤務内容な
のか
を伺います。
○議長(
割貝寿一君)
学校教育課長。
◎
学校教育課長(佐藤光一君) それでは、ただいま
の件についてお答えいたします。 まず、この用務員
の勤務時間でございます。1日当たり4時間勤務で、週3日で7月から
の予算
を計上しております。 それから、勤務
の内容でございますが、先ほど教育長
のほうからもお話がありましたとおり、はなわこども園、結構広い敷地
を持っておりますので、植栽
の管理あるいは館内
の高いところ
のクモの巣取りとか、そういった小さな業務も出てくるかと思いますので、そういった業務に当たっていただきながら、雨天
の日等については事務所内で
の印刷等、そういったもの
を担っていただきたいと思っております。 以上でございます。
○議長(
割貝寿一君) 菊地哲也君。
◆2番(菊地哲也君) 次に、9月入学制について伺います。
新型コロナウイルスの流行に伴い、学校
の9月入学制
の議論が出てきました。ここに来て国は見送り
の方針
のような報道が出ていますが、先月5月18日
の朝刊に県内59市町村長に9月入学について
の緊急アンケート
の結果が出ていました。 9月入学制
を検討すべきは塙町はじめ10市町村、4月入学維持が8市町村、41市町村
の首長が議論そのものが時期尚早という回答でした。町長に伺います。9月入学制がよいと思われる理由について伺います。
○議長(
割貝寿一君) 町長。
◎町長(
宮田秀利君) お答え
を申し上げます。
新型コロナウイルスの感染拡大に伴いまして、導入議論がある学校
の9月入学制について県内
の新聞社が9月入学制について導入
を検討すべきだ、現行維持すべきだ、その他
の3つ
の選択肢
を挙げ、意見とその理由
を尋ねた5月中旬
のアンケート
のことについて
の質問かと思います。 私は、9月入学制
の導入
を検討すべきだと回答
をいたしました。これは国際的にも9月
の入学が主流でありまして、制度
の改正には大きな変革が伴いますが、今般
の新型コロナによるマイナス
の現況
を逆に変革
のチャンスと前向きに捉えることも一つ
の選択肢であると考え、検討すべきではと回答したものであります。 結果的には、安倍首相は6月2日に来年
の導入は困難と
の認識
を示し、将来的な秋入学制については検討
を続けるとしていますので、私といたしましては推移
を見守っていきたいと、このように思っておるところであります。
○議長(
割貝寿一君) 菊地哲也君。
◆2番(菊地哲也君) 次に、こども食堂について伺います。 町長もご存じ
のとおり、こども食堂が県内でもできてきております。こども食堂は食事が思うように取れない家庭
の子供さん
を支援したり、また、地域
のコミュニティーとして
の役割
を持つものなど、いろいろな考え方
の下、運営されていると思いますが、町長も以前、議会で前向きな答弁
をされておりますが、町長はこども食堂に具体的にどんなイメージ、構想
を持っている
のか伺います。
○議長(
割貝寿一君) 町長。
◎町長(
宮田秀利君) お答え
を申し上げます。 令和元年第8回、12月
の定例会
の一般質問の中で、こども食堂について答弁
を申し上げましたが、一つ
の例として日本財団
の助成
を受けて、B&G財団が海洋センター設置自治体に対し、家でも学校でもない第三
の居場所
の設置
を推進しておる事業がございます。 これは就学前から小学校低学年
を中心とした生活困窮世帯
の子供などが、将来
の自立に必要な力
を育み貧困
の連鎖
を断つこと
を目的に学習習慣、基本的生活習慣
の確立
を図る場所でもあります。この中で、食事
の提供も行う意味で
のこども食堂も取り込める内容と申し上げたところであります。 この事業、2018年から実施されておりまして、開設助成金と運営助成金
を3年間にわたり最大9,000万円
を受け取ることができます。本年度は助成事業
の募集は行わないというような方向性でもありますが、次年度実施に向けて要望してまいりたいと、このように考えております。 と申し上げます
のは、この構想、BG本部理事長とお話
をさせていただいており、大変興味
を持っていただいたということもありますので、少し一歩前に踏み出したというような思いも持っておるところであります。 イメージということでありますので、具体的なイメージといたしましては、第三
の居場所プラス高齢者
のシェアハウス、高齢者が子供たち
を放課後何時間か預かり、食事
を提供するような、こういう施設にできないかと、こういうこと
を考えております。 まず、子供
の、先ほどもちょっとお話
をさせていただきました。子供
の食事
の用意、それから、囲碁、将棋、習字、昔語りなど、子供たちに新たな高齢者と
の接触による情操教育
のチャンス、それとここで働くと申し上げますか、ここに入所する高齢者
の方々、ぜひ職業と捉えて給与
の支払いも考慮したい、こんな形でありとあらゆる新たな可能性にチャレンジ
をしてみたいと、そういうような基幹ですか、高齢者向け
の基幹支援施設プラス子供たち
の支援施設
をコラボしたようなもの、これができないかということで考えております。 ただ、この実現に対しては、かなり大きな関門等々、問題も出てくるだろうと思います。これは一つ一つ、やはり事務方
の知恵
を借りながら取り出し、そして、できればそのBG
の財団
の補助ですか、これ
をぜひ引っ張り出して、そのお金
を利用した上で実現できないか、できないものかどうかしっかりと取り組んでみたいと、このようにも思っておるところであります。 余談ではあるんですが、この考え
の一つ
の中
の私
の考え
の中に大きな基本があります。と申し上げます
のは、人間本来は、今は核家族で子供
を育てる云々ということがあるんですが、子育ては集団で行うことが動物的本能として人間は持っておると、こういうふうなテレビ
の放映
を見ております。 なかなか今、子育てに問題が出てきておるという時代でもありますので、この放映
を見た瞬間になるほど子供たちは家族……昔は大家族でありましたから、これに類する形で子供たちは育てられたわけでありますが、今は本当にお母さん独りで子供
を育てるという、大変本来
の姿から隔離した、かけ離れたところで
の子育てが強いられておると、これなんかも一つ
の考え方
のチャンスになるんではないか、それであれば、こういう施設、しっかりと造ることで町全体で子供たち
を育ててあげる、育て上げるというような大きな夢
を持ってもよい
のではないかと、このようなことも思っておりますので、ぜひいろんな形で構想
を練ってみたいなと、このように思っておるところであります。
○議長(
割貝寿一君) 菊地哲也君。
◆2番(菊地哲也君) 私が考えるこども食堂という
のは、本当に家で独りで食事
を取らなくちゃならない環境にいるとか、本当に栄養的に偏っているとか、そういう子供さん
を地域で何とか面倒
を見ようという、先ほど町長が言いましたその地域で子供
を育てるという観点になろうかと思いますが、そういった子供たち
をボランティアで面倒見てあげようといって必要に迫られて立ち上がる
のがこども食堂かなと今まで思っていたんですけれども、町長が今、語られた構想は構想でまた別な面もあろうかと思いますが、例えば町長が構想しているこども食堂
を必要としている子供さんや家庭は大体どのぐらいになる
のかという考えがあれば伺います。
○議長(
割貝寿一君) 町長。
◎町長(
宮田秀利君) お答え
を申し上げます。 令和2年度から6年度
を計画期間といたします塙町第2期子ども・子育て事業計画
を策定したところでありますが、この計画書に町民
の意見
を反映させるため、昨年2月にアンケート
を調査、アンケート調査
を実施いたしております。 この中で
の回答、小学生保護者274名中59名、21.5%ということになります。就学前児童保護者171名中44名、25.7%となりますが、この事業
を利用したいと
の希望がございました。 以上であります。
○議長(
割貝寿一君) 菊地哲也君。
◆2番(菊地哲也君) こども食堂
の形については、いろいろな形があると思います。私もこれからこども食堂については勉強してまいりたいと思います。 これをもちまして質問
を終わります。ありがとうございました。
○議長(
割貝寿一君) 2番、菊地哲也君
の一般質問を終わります。 休憩します。 休憩 午後零時03分 再開 午後1時15分
○議長(
割貝寿一君) 休憩前に引き続き会議
を開きます。
---------------------------------------
△
金澤太郎君
○議長(
割貝寿一君) 次に、1番、金澤太郎君、登壇願います。 持ち時間は1時45分までです。 金澤太郎君。 〔1番 金澤太郎君登壇〕
◆1番(金澤太郎君) 1番議員、
金澤太郎です。 事前通告に従い、3点ほど
一般質問をしたいと思います。 まず1点目としまして、私、議会だよりや広報はなわなど
を通しまして、町行政については触れる機会多かったかと思っておりますが、今後
の4年間
の議員活動に資するため、改めて町長
の1期4年間
の行政実績について伺いたいと思います。
○議長(
割貝寿一君) 町長。
◎町長(
宮田秀利君) それでは、
金澤太郎議員
の質問にお答え
を申し上げます。 1期4年間
の行政実績についてということであります。 私
のかじ取り
を任されてから4年間、それなりにしっかりと取り組んできたつもりではおります。まず、私
の一番強い思いでありました、住み慣れた地域と生活
を守るために
の行政運営ということで、かじ
を取ってまいりました。自分
の思い、少しずつは実現できてきたかとも思っております。 まず、初弾に挙げられまするは、子は宝。結局、町
の先々
を考えますと、やはりこの町
の存続ということがこの町づくり
の中
の一番基本になるだろうということで、やっぱり次世代
を担う子供たち
のどういうふうに育てていくかということ、このこと
を大変重き
を置きました。この行政実績
の中で
の子育て
の支援、これはやはり一番大きいものは、こども園
の建設。これは何度も申し上げましたように、保育園、幼稚園それぞれに40年経過もしくはもう40年に近い使用期間
をもって、かなり劣化が厳しいということで、これ
を建て直さなければならないということで手
をかけました。 これは当初、その施設
を見学に行ったと申し上げますか、施設に出かけていったときに、特に保育園、廊下はうぐいす張りと一緒で歩くたびに音がする。バケツが洗面器が置いてあります。何でこんなところにある
のと聞いたら、雨漏りするんです。そんなにひどいんだと。こんな中でこれだけ
の子供たち
を預かりながら奮闘している保育園
の先生方
の姿
をかいま見ることができました。そして、幼稚園にあっては、やはりこれも40年近い経年劣化と申しますか、本当に厳しい環境
の中で子供たち
の教育に当たっておるというところ
を見て、やっぱりこれは一番先に手がけ
をするようではないかということで、手
をかけたわけであります。おかげさまで今年
の4月に開園という運びになりました。 この間、特に私はありがたかったと思いました
のは、この建物
を造るに当たり、約12億円近いお金が必要とされたわけでありますが、この中にありまして、過疎債、これは交付税措置
をされることで国がしっかりその分お金
を充当してくれるというお金でありますが、これ
を7億円近い金
を利用することができまして、大変、町
の財政にとっては安価と申し上げますか、本当に負担
の少ない、この後
の子供たち、そして町
を担っていく方々にとっては大変負担が少ない建物として完成することができたと。しかも、1,000平米という広範な広大な面積
を有する建物でありますが、この中で当初、私も出来上がったときは、随分でかすぎてどうなるんだろうと思ったんではありますが、子供が225名ですか、満タンに入った状況でありましたらば、あれ、これでも狭いぐらい
の感じだねというような感じも持ったところであります。 そして、それ
を設計した設計士と
の話合い
の中でも、大変安価、こんなふうに安上がりという言い方はあれなんですけれども、リーズナブルな建物はありません、本当に安く仕上がりましたよということで、お褒め
の言葉
をいただきました。かなり厳しい注文も出しまして、できるだけお金はかけたくない。そして、材料も特別な材料じゃなく市販されている汎用品
を使ってほしい。このぐらい
のことしか言わなかったんですが、このことが直接に影響したかどうかは知りませんけれども、そこまでは計り知ることはできませんが、大変あの建物が完成し、子供たち
の将来
のためには大変プラスになるんではないかと、このように思っておるところであります。 そして、第2点目には、定住促進
のため
の住宅団地
の造成、販売ということで、22区画、これ
を造成、販売
をしたわけでありますが、現在17区画が契約もしくはもう既におうちが建っていると。13ですか、ちょっと数字がちゃんと出てこないんですが、そのぐらい
の建物が建っておるということで、これも町
の将来にとりましては、若い方々がこの町で暮らすこと
を選んでくれる一つ
の大きな要因になるだろうということで、子育て支援というところにつないでいけば、しっかりした事業であったんではないかと思っております。 そして、給食費
の無料化、これも私、当初
の選挙公約でもありましたので、本当に財政とその状況に鑑みながら進めてまいった結果、今年
の4月から無料化
を実現することができました。これ、我々にとりましては、それほど
のお金な
のかという方もいらっしゃいます。そして、子供
の給食費ぐらい自分で食べ物ぐらい出さないでどうするんだという、お話もいただきました。ただ、子供
の教育等々
を考えれば、食育という観念から考えますと、何でかんでその教育
の一環として子育て
の中
の一環としてその食育、給食費も組み込んでやりたいということ
を教育長ともお話
をしまして、そして実施
をしてきたわけであります。これからは子供
の教育
の一環、子育て一環、そして体
をしっかりつくるということも含めて、食育しっかりと取り組んでいきたいと、このように思っておるところであります。 そして、もう一つ、木
の町はなわということであります。こんな中でウッドスタート事業ということで木育キャラバン、これ実際にこのイベント
を開くと、塙町ばかりではなく白河等々遠くからも親子連れで会場に来ていただいて、楽しんでいただくその姿はまさに塙が木
の町はなわとして
のその力
をしっかり見せつける場になっているなと、こんなふうにも思ったところであります。 そして、積み木
の贈呈、これもヒノキ
をベースにして作った積み木でありますが、これも子育て大変です。その子供さん
を持ったお母さん、お父さん方は大変喜んでおられる。一生
の宝物になると、こんな話
をしていただいた方もいらっしゃいました。 そして、前から続けております、こども医療費
の助成事業、これもゼロ歳児から18歳まで
の子供たち、これ
をしっかり町が見守っていくということで、これからも継続していきたいと。 そして、商工会ですか、サービス会と
のコラボで実施しております、子育て世帯応援ポイントカード、そして、乳幼児子育て用品購入補助金等々、子供
をしっかりとこの町は見守っているんだという姿勢
をしっかりと示すため
の一つ
の手段として実施してきたわけであります。これは決してマイナスにはならず、この後
の大きな財産になっていってほしいと、このように思っておるところであります。 そして、産業
の振興、本当に新規
の企業
を誘致する、この努力も今、怠ったわけではありません。それなりにと言いますか、本当に真剣に取り組んだつもりでありますが、やはり立地、交通
の便等々
を考えると、なかなかこれといった企業
の進出が望めないということであれば、今あるその企業さん
をしっかり応援することで雇用
の確保、そして税収
の確保
を図るほうが得策だろうということで打ち出しております。そんな中で町
の企業さんと
の話合いも何度か持ち、そして、いろんなご意見もいただき、まず、町として
の立つべき位置ですか、立ち位置
を確認すると。そういう方向で進んできておるところであります。 そして、こういう中にありまして、つい最近でありますけれども、5月1日、そして6月1日と、町
の産業と申し上げますか、その地場
の力
を活用したそのダリア
の生産、そして、ドウダンツツジ
の輸出ですか、これとこの後、予定されております焼酎工場薩摩酒造
の再稼働ということで、地場
の麦
を利用した焼酎造り、これは将来、先々、そんな先ではないとは聞いておりますが、ウイスキー造り
をしたいと。これもききたればお願い
をしてあります、町
の中にぜひ契約栽培という形で大麦
の生産
を拡大していただき、一つ
の産業と申し上げますか、生活
のしっかりとした基盤、糧となるような基盤
をつくってほしい。そして、地場
の麦
を使うことで
の塙産
のウイスキーということ
をしっかりと打ち出してほしいと、こういうふうなお願い
をしておるところであります。 農林業にありましては、やはり特出すべきは、私が就任した当初、ふくしま森林再生事業、これ
をたまたまこの内容
を見る機会がございました。それなりに不勉強ではありましたが、内容
を何度となく読み返しました。こんなふうに有利な支援事業はないだろうと。何でやらないんだろう。ちなみに27年当時は年間5,000万円ほど
の施業ベースでありましたが、施業金額でありましたが、私これは本当に担当課長に、ぜひお願いすると。各地域
を回って、皆さんに集まっていただいて、地域
の方々に集まっていただいて、この事業
の特異性、そして、いかに自分たち
のためになるかという部分
を説明してほしいということでお願い
をいたしました。本当に真剣に担当課
の課長含め職員
の説明がありました。少しずつ周知されていき、今、28年ですか、4年たったわけでありますが、施業金額としては7億円
を超えております。これに周辺
の測量、それから承諾書
の取るため
のお金等々
を入れると、10億円近い金がこの町に下りておる。でも、これは町として
の持ち出し分は、実質的なお金
の持ち出しはない。ただ事務的な負担はありますが、これ
を差し引いても、大なる町にとって
の貢献になっておるということで、これも直接、林野庁、そして関係省庁、復興庁等に出かけていきまして、何でかんでやめるということはならぬとまでは言わないまでも、ここ10年しっかりと取り組んでいただきたい。10年取り組んでいただければ、町もしっかりきれいになるし、そして町
の基幹産業として
の大きな位置づけも見えてくるということで、お願い
をいたしておるところであります。 そして、今年大きな台風19号という災害ございました。この中で農地等
を含めた小規模
の災害復旧事業、これも今年から取り入れたわけでありますが、大変好評でありまして、事業
説明の中でもございましたけれども、かなり
の数字、金額
をそれぞれ
の被災者
の皆様方に提供することができ、そして災害復旧
の役に立てた
のではないかと、このように思っておるところであります。これは制度として、この後も続けていきたいと。そして、やはり自分
の土地でありますから、ある程度
のお金は出しますから、自分で管理してください、そして自分で指示
をして、自分で仕事
をすると、これ
を基本にしてほしいということで進めてきたわけであります。 そして、商工会、商業関係にありましては、雇用拡大奨励補助金ということで、その塙高ですか、卒業生等々に、地元に就職なさった場合にはその企業さんに補助金
を出すということで、その雇用
の確保
のために力
を注いでおるところでもあります。 そして、このたび議決
をいただいた後にぜひ実現しようとしております
エール給付金、これも町独自
の考え方で、当初は町
の単費でもいい、やろうということで進めてまいったわけであります。少なくない3,000万円
の金でありますから、これも基金
の取崩しも致し方がないだろうということでやっておりましたが、たまたまこのお金に関しては国
のお金
を十分利用できるということでありますので、先ほど来、その手続
の簡素化等々、これは十分にこのお金
の利用と申し上げますか、特にその、実際に生かした、その生きたお金
の使い方
を進めるということで、しっかりと取り組んでいくつもりであります。 観光にありましては、サイクルツーリズム、日本で4番目
のロードコースとして選定されました三角形
の道、これは関東方面では百数十万
人、二百数十万
人という方々がこの自転車
の愛好者がおるということで、これが認知されていきます、このコースが認知されていきますと、
人が来るようになるだろうと。実際、高萩から自転車で上がってくる方がもう既にいらっしゃったということも聞いております。これもこれから
の大きな課題であります。しっかりと取り組むことで、ただ自然
をいじることなく、今
の状況下
の中で道路等
を補修することで十分に対応できるということで、町にとっては負担が少ないわりに、大きな収益が見込める、こんなふうにも思っておるところであります。 そして、モニターツアー、これは農泊
を含めまして、この4年間で49回実施されております。そして、参加した方々、これが1,081名、この方々がこのツアー、農泊ツアー等、モニタリングツアー等に参加
をいただいておるところであります。これも塙
の認知度
を上げるためには大変な力になっていると、こんなふうにも思っておるところであります。 時間がないですね。あとは、地域
の振興、これは地域振興交付金ということで30万円、これ
を出すことで、地域
の皆さんが地域
をしっかりと整備していくということで努力
をし、そして皆さんで力
を合わせてやっていただいております。 それから、陳情、これも今まで
の陳情とやり方は違います。と申し上げます
のは、地域
の方々がわざわざ出向いていらっしゃるわけですから、その地域
の最新
の情報
を持ってきていただけるということで、その情報
を基に事業
を組み立て、これ
をやっていこうということでしっかりと取り組んでおるところであります。 あと、地域敬老行事、これもやっぱり地域
の方々が自分たちでその地域
をしっかりと守り育てていくというその意識啓発
のため
の大きな力になってくれるんではないかと、こんなふうに思ってやっておるところであります。 それと財政ですね。財政、先ほどもお話があったんですが、本当に交付金、過疎債、補助金など
を利用いたしまして、しっかりと財政組立てに取り組んでおるところでありますが、平成30年度、参考までに申し上げておきます。この30年度で交付税措置される割合、町債で交付税措置される割合が7割とよく言うんですけれども、これが78.85%と大変高い割合になっております。町
の負担がその分少なくなっているということで、これなんかも町
の財政に資するところは大きいだろうと、このように思っておるところであります。 ちょっと話が長くなったんですが、こういうこと
を基本にこの町
の運営取り組んできております。あとまだお話ししたいことは山ほどあるんですが、その一部
をお話し
をさせていただきました。
○議長(
割貝寿一君)
金澤太郎君。時間がないので配分
を考えて、早くしてもらうときは言ってください。
◆1番(
金澤太郎君) 続きまして、6月に町長選挙が実施されます。現職町長として考えられている今後4年間
の行政展望について、かいつまんでお願いしたいと思います。
○議長(
割貝寿一君) 町長。
◎町長(
宮田秀利君) それではお話
をさせていただきます。 やはり基本は先ほどお話ししましたように、住み慣れた地域と生活
を守るため
の行政運営ということで変わらず進めていきたいと、この方向性は間違っていなかったと、このように信じております。そして、この後、各事業
の連帯
の強化、それから民
の力と
の連携ということで、ウッドスタート事業、それから、ふくしま森林再生事業、それから森林アカデミー
の活用、そして花木、農業法人、ダリア
の生産農業法人等々
のしっかりとした交流
を持ちながら、町
の発展に資していきたいと、このように思っておるところであります。まずは、地域
の方が自ら地域
を元気にということで、この地域振興交付金、これも継続してやっていきたい。それから、地域敬老行事、この地域
の方々
のその自立する、その地域
をしっかり守っていくというその思い
をしっかり育てていきたいということで、これからも進めていきたい。 それから、やはりこういうふうな話
をこの場だけじゃなくて、やはり行政報告会、出かけていきまして、しっかりと報告していきたいなと、このように思っておるところであります。 そして、高齢者福祉、先ほど来申し上げております地域敬老行事、そして高齢者が外出しやすいようにということで、高齢者
の支援事業として
のタクシー
の助成金
の支給、そして先ほど来言っております、その地域、できれば各地域に地域
の子供たちと子供と、そして高齢者が交流できる高齢者支援
のため
の基幹施設
を造りたい。それと、塙高
の存続、これも全力
を挙げて訴えかけていきたいということも言いますし、この子育て
の中でやはりこの町
を守っていこうという子供
を育てるという子育て
の中で
のふるさと
を大切に思う心、これもなんかもぜひ教育長にご理解
をいただいて、教育
の一環に入れていただきたい。そして、俺は大きくなったら、塙町
を守っていくんだというような子供が何
人か出てくれれば本当にありがたいなと思ってもおります。 そして財政でありますが、今はそれほど窮屈な財政運営はしておりませんけれども、やはり身の丈に合った財政運営、そして先ほど来申し上げていますように、本当に補助率
の高い補助金
を使うと。このようなことでしっかりと取り組んでいきたい。基金に頼るわけではないんですけれども、やっぱり基金も必要なときには十分にその基金
を利活用するということも含めて、これから
の行政運営進めていきたいと。ここで大きな足かせになるであろう
コロナウイルス感染症対策、この流れによってはどのように変わっていくかもまた大変難しい面もあるんですが、それはそれなりにしっかりとこの行政側として
の対応
を進めていきたいと、このように思っております。 以上です。
○議長(
割貝寿一君) 金澤太郎君。
◆1番(
金澤太郎君) では最後となりますけれども、こども園が開園しまして、幼稚部が3年制となりました。しかし、年少組については、保育部と同様に家族による送迎が前提とされております。幼稚部全学年
のスクールバス利用について
の考え方等
をお伺いしたいと思います。
○議長(
割貝寿一君) 教育長。
◎教育長(秦公男君) それでは、お答え
を申し上げます。 幼稚部全学年
のスクールバス利用についてでございますが、現在
のこども園幼稚部
のスクールバス
の利用は、ご指摘
のように年中、年長
の利用に限定させていただいているところでございます。理由といたしましては、塙町には、まず幼児専用
のバスがまだ準備されていないということ、また3歳児がスクールバスに乗車するためには、添乗員が必要なことが理由として挙げられております。他町村
の例
を見ますと、年少児
の幼児専用バスで
の送迎につきましては、実施している町村が多い
のは事実でございます。ただ、実施している町村にあっては、年少児が幼稚園に慣れる期間は保護者
の送迎としまして、5月あるいは2学期から
の利用としている町村が多いようでございます。本町においても、今後、年少児
のスクールバス
の乗車について、幼児専用バス
の導入や乗車添乗員
の確保等
の検討
を進めてまいりたいと思います。 以上でございます。
○議長(
割貝寿一君) 金澤太郎君。
◆1番(
金澤太郎君) 幼稚園、特に幼児専用バス
の導入等々について、前向きに今後とも検討していただければと思います。 以上で質問
を終わります。
○議長(
割貝寿一君) これで、1番、
金澤太郎君
の一般質問を終わります。 休憩します。 休憩 午後1時44分 再開 午後1時45分
○議長(
割貝寿一君) 休憩前に引き続き会議
を開きます。
---------------------------------------
△吉田克則君
○議長(
割貝寿一君) 次に、9番、吉田克則君、登壇願います。 持ち時間は2時55分までです。 吉田克則君。 〔9番 吉田克則君登壇〕
◆9番(吉田克則君) 9番、吉田克則です。
一般質問をさせていただきます。 大きくは4項目あるわけなんですが、順次質問
をしてまいりたいというふうに考えております。 まず、はなわこども園関係でありますが、今年
の4月1日から開園して、この間にはいろいろ塙幼稚園、保育園から
の移行に係る作業とかいろいろあったと思うんですが、そういった中で移行している間にやはり預かり保育というんですかね、そういう関係で預かれない期間があったということでありましたけれども、その移行作業に当たって、これまでスムーズな移行がされてきた
のか、その点についてまずお伺いいたします。
○議長(
割貝寿一君) 教育長。
◎教育長(秦公男君) それでは、吉田議員
のご質問にお答え
をいたします。 はなわこども園がスムーズに移行できたかというご質問でございますが、非常にいろいろな面がありましたけれども、スムーズに移行できたというふうに考えております。 以上です。
○議長(
割貝寿一君) 吉田克則君。
◆9番(吉田克則君) 建設に当たっては、ニーズに合った施設にしていくんだというようなことでありましたが、計画では幼稚部、保育部
の中
の定員270名ということで
の施設規模ということでありましたが、現在
の入園者数というんですかね、保育部と、あと幼稚部それぞれ分かれて入園していると思うんですが、その人数についてお伺いいたします。
○議長(
割貝寿一君) 教育長。
◎教育長(秦公男君) それではお答え
をいたします。 まず、幼稚部
のほうでございますが、163名でございます。詳しく言いますと、年少児
の3歳児でございますが、49名、年中児、4歳児でございますが、60名、これ定員いっぱいでございます。年長児、5歳児でございますが、54名と。それぞれ
の学年が二クラスということで、全部で6クラスで163名ということで運営
を始めているところでございます。 続きまして、保育部
のほうでございますが、零歳児が9名、1歳児が18名、2歳児が35名、計62名、クラス数は5クラスということで、62名で開園
をしているところでございます。これは4月1日現在でございます。 以上でございます。
○議長(
割貝寿一君) 吉田克則君。
◆9番(吉田克則君) 保育部
のほうなんですが、ゼロ歳児が9名ということで、今回、待機児童が議員活動
の中で、何だか申し込んでおるんだが、待機している子供がいるという話
を聞いたものですから、定員に全然満たないような状況
の中で、あるいは今まで
の旧塙保育園関係から見ても、逆に言えば人数が少ないような状況に見えるんですが、待機児童等については今現在はいる
のか、いない
のか、その点お伺いいたします。
○議長(
割貝寿一君) 教育長。
◎教育長(秦公男君) おただし
の待機児童について、お答え
を申し上げます。 4月1日現在
の調査で、昨日
の新聞にも載っておりますけれども、はなわこども園
の保育部
の待機児童につきましては、零歳児が1名、1歳児が2名となっており、合計3名
の待機児童がおります。零歳児は定員18名でございますので、先ほどお話
をした4月1日現在
の定員には18名よりも少ないというところでございますが、保育部に入園するためにそれぞれ
の月数という
のがありまして、保育部
の場合は6か月以上が入園
の対象となります。したがって、まだ6か月に達していない園児もございますので、その子供たちも予約
をしていると。つまり予定
をしていると。今年度中に入園
をするということで、最終的に3月には18名という定員いっぱいというふうになるところでございます。その中で零歳児
の1名が待機児童ということでいるわけでございます。 続いて、1歳児については、定員は36名でございます。36名ということで定員
を設定しておりましたけれども、担任
の保育士が3名ということで、幼児数は保育士1名に対して6名となっておりますので、18名
の幼児
を見ることができると。それ以上見ることは不可能ということになりますので、定員
の条件がございますので。現在幼児が18名でございますので、それ
を超える児童、これは見ることができずに現在2名
の方が待機児童となっているところでございます。 待機児童
の解消につきましては、今後、保育士
の確保が一番であります。なかなか4月1日現在で
の保育士
の確保が完全ではなかったということが原因でございます。今後、保育士
を確保しまして、定員
の充足
を図る、あるいは待機児童
の解消
を図るように、今も保育士につきましては募集
をかけておりますが、まだ応募する方がいなくて、今後も引き続き待機児童
の解消
のために保育士
の確保に努めてまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。
○議長(
割貝寿一君) 吉田克則君。
◆9番(吉田克則君) このニーズに合った施設ということで、一番そのニーズという
のが、それ待機児童がない施設ということだったというふうに思うんですよね。それで、先ほどもそれ町長
の----
の中に約12億円かけた中で、これやっぱり町民誰もが利用できる施設ってあると思うんですね。それで、これ町長にお伺いしたいんですが、待機児童
の発生という
のはどうなんですか。これだけ
のお金
をかけて、町民
の方が利用したいんだけれども、できない。そんな状況
を町長はどう見ている
のかお聞きいたします。
○議長(
割貝寿一君) 町長。
◎町長(
宮田秀利君) お答え
を申し上げます。 受け入れるため
の容量という
のは十分にあると、このように認識しております。今お話がありましたように、その職員さんが見つからないと申し上げますか、職員さんが不足して受け入れることができないということでありますので、この後はもうちょっと採用幅
を広げまして、新年度に向かって、新年度もその保育士、それから幼稚園教諭等
の採用、これ
をしっかりと進めていく。こういう方向で考えていきたいと思いますし、また教育長含め関係課
の課長にはもうできるだけ有資格者
をさがしていただいて、一日も早く待機児童
を収容できると申し上げますか、お預かりできるよう来てもらえるよう努力
を重ねてほしいなと思っております。
○議長(
割貝寿一君) 吉田克則君。
◆9番(吉田克則君) 計画では、それ幼稚部90名ということでなっているものですからね。そうすると、この計画自体はどうだったんですか、結果的には。今頃、施設はできたけれども、保育士がいない。こんな状況ではどうなんですか、これ、計画自体が。
○議長(
割貝寿一君) 教育長。
◎教育長(秦公男君) 計画自体につきましては、当然子供たち
の保育
を充実させるということでは大変特に問題はなかったかと思いますし、しっかり対応してきたというふうに考えております。こども園
の定員については、塙町
の人口動態という
のを考慮し算定したものでございます。しかしながら、近年、塙町が取り組んでいる子育て施設施策や子育て若者定住促進住宅団地
の販売等についても、幼児
の、またあるいは幼児教育
の無償化によりまして、こども園
の入園希望が我々が予測したよりも多くなってきたという
のが原因
の一つでもあると思いますし、このようなことから非常にうれしいことでありますので、ぜひ全員
の子供たち、待機児童がないようにこれからも対応していかなければいけないというふうに思っております。しっかり保育士
の確保
をまず進めていきたい。そういうふうに思っております。 以上です。
○議長(
割貝寿一君) 吉田克則君。
◆9番(吉田克則君) こども園ができてから、認定こども園
の取扱いに移行していくような話もあったんですが、それはどのようなことで今現在進んでいる
のかお伺いいたします。
○議長(
割貝寿一君) 教育長。
◎教育長(秦公男君) 認定こども園について
のおただしでございますが、現在
のところ、こういった状況で十分な受入れについても保育士
の確保と、これが一番ネックになってきますので、保育士
の確保が十分できた上で、認定保育園
のほうに移行できればというふうに、今後
の課題として考えているところでございます。 以上です。
○議長(
割貝寿一君) 吉田克則君。
◆9番(吉田克則君) あと、こども園ができまして、何か開園直後というんですかね、完成してから有害物質
を持った植栽というんですかね、そういうやつが植えられて、その後何か引っこ抜いたとか、そういう話もちょっと聞いたんですが、その実態はどうなっていた
のか。毒性がある木が、これはそもそもどのほうから出てきた
のか、保護者等から
のご意見とかいろいろそういう中で出てきたものだか、その実態、内容ちょっと分かんないものですから、お聞きいたします。
○議長(
割貝寿一君) 教育長。
◎教育長(秦公男君) 関係
の皆様からご指摘
をいただきまして、いわゆるアセビという植物
の植栽がありましたものですから、これは子供たちがもし食べてしまえば危ないんではないかというような心配
のため
のご指摘
をいただきましたので、即座に情報
をいただいてからすぐに抜いて、子供たち
の安全確保に努めてまいったところでございます。 以上です。
○議長(
割貝寿一君) 吉田克則君。
◆9番(吉田克則君) 保護者から
の意見等というようなことで、またあと私、聞いている
のが、今回、補正予算
の中では出ていましたが、職員駐車場
の西側というんですかね、U字溝に蓋がかかっていなくて、あそこに子供が遊んで、あるいは見えないものですから、そのままU字溝などで行った場合には用水路というんですかね、直接落ちて行方不明になってしまう。そんなふうにちょっと聞いたものですから、今回それ補正
の中には入っておりましたけれども、これについても保護者から
の意見等でその補正にかかったものな
のか、その点についてお伺いいたします。
○議長(
割貝寿一君)
学校教育課長。
◎
学校教育課長(佐藤光一君) それでは、ただいま
の質問についてお答えいたします。 この駐車場
の一番西側に当たる部分にある側溝でございますが、これについては保護者等
のご意見もあった
のはあったんですけれども、実際に現場
のほうではちょうど車
の陰になってしまうということで、本当に子供たちが目につかないところでもあるということなので、まず側溝
の蓋
を設置して安全
を確保するという考え方で、今回、補正
のほうに上げた次第であります。 以上です。
○議長(
割貝寿一君) 吉田克則君。
◆9番(吉田克則君) あとは、いろいろあるんですが、今回それ、こども園についてはガラス張りというんですかね、そして、中がよく見えて防犯上、子供
の安全
を確保する意味で中が丸見えだと。そんな中でそういう対策というんですかね、そういうことはどう考えている
のか。 あと、ガラスについては強化ガラスとかいろいろあるんでしょうけれども、割れるおそれというんですかね、地震とか不慮
の外部から
の衝突やらそういうことで、どの程度
のそのガラス
の強化というんですかね、そういう
のを持っているものな
のか。 あともう一点、ガラスハウス状態になって、冷房効果というんですかね、そういう
のが効かないというか、余計な経費がかかるような、そんなことも言われておるんですが、そういう関係についてはどのように対処したり、安全
を確保していく
のか、その点についてお伺いいたします。
○議長(
割貝寿一君)
学校教育課長。
◎
学校教育課長(佐藤光一君) それでは、お答えいたします。 まず、第1点目
のガラス張りであって、外から見えて防犯上よくないんではないかというようなご指摘だと思います。 これにつきましては、一番見えやすい
のは保育部
のところが東側
の道路から近い部分にありますので、そちら
のほうにつきましては、カーテン
を設置してございます。保育部
のほう、お昼寝
の時間等もございますので、カーテン
を閉めて対応しているというような状況でございます。 それから2点目
のガラスでございますが、これはよく小中学校でも使っておりますスクールテンパという、ちょっと硬化というか、硬いガラスになっておりまして、通常
の一般的な家庭
のガラスとは違って丈夫であるというようなことになっております。 あとは、ガラス張り
の中で
のエアコン
の使用で経費がかかるんではないかということ、あとは、効率が悪い
のかということだと思いますが、現段階で暑い日が続いている中でエアコン
のほう
を使っておりますが、効きが悪いという話も聞いておりません。あとは、その電気代等に関しても、これについてはまだ私
のほうではちょっと調べておりませんので、申し訳ございませんが、今お答えできません。 以上でございます。
○議長(
割貝寿一君) 吉田克則君。
◆9番(吉田克則君) 子供たち
の安全
を優先にこれからもそれいろいろ保護者とか関係者からご意見があると思うんですが、素直というか、受け止めて改善することは改善していただければなというふうに思います。 それとあと、子育て支援施設
のことでありますが、これ町民誰もが利用できるということなんですが、現段階ではその利用計画というんですかね、これはどのようになっている
のかお伺いいたします。
○議長(
割貝寿一君) 町長。
◎町長(
宮田秀利君) お答え
を申し上げます。 子育て支援施設ぽっぽ
のことだろうと思います。この利活用ということであります。 まず、子育て支援分野として、親子が自由に集い、保護者同士や地域
の方々と
の交流
を図り、地域
の子育て
の場
を目指しております。この施設
の利活用
の詳細については、担当課
の課長より
説明をいたさせます。
○議長(
割貝寿一君)
健康福祉課長。
◎
健康福祉課長(
藤成寛味君) それでは、子育て支援施設
の利用計画ということでございますけれども、3月から
の新型コロナ感染症
の拡大が懸念されましたので、子育てサロンとか、のびのび教室等
の育児教室
のほうは見合わせ
をさせてもらっております。健康診断にも使うということで、子供
の10か月健康相談につきましては、1回4月16日ですか、それについては一度実施
をしておりますが、今後、今回
緊急事態宣言が解除されましたので、いろんな手だて
を講じながら、7月から育児教室、それから離乳食教室など
の開催
をするために現在準備
を進めておりますが、やはりまだ若干規制
をかける必要があるということもありまして、基本的には申込制ということで、7月から実施
をしていきたいというふうに考えております。 以上です。
○議長(
割貝寿一君) 吉田克則君。
◆9番(吉田克則君) あと、防犯関係と申しますか、その施設
の安全面というんですかね、はなわこども園
のその入り口
の看板がちょっと見づらいんじゃないか、小さくてね。そういうご意見も私も直接聞いたときがあるんですが、ある方についてはそんな意見と、あとは逆に今どき
の看板だという話も聞いたんですが、そんな中で出入り口
の管理というんですかね、施錠関係はこれ時間帯はどうなっているんだか、
外部の方があそこ
の仮に中に入って駐車していたり、あるいは子供
を連れ去ったなんてことは大変なものですから、そういう管理、どんなような管理
をしている
のか、出入り口
の施錠2か所あると思うんですが、その点についてお伺いいたします。
○議長(
割貝寿一君)
学校教育課長。
◎
学校教育課長(佐藤光一君) それでは、お答えいたします。 ただいま
の質問は駐車場
の道路側
の施錠ということでしょうか。それにつきましては、こども園が日々
の開園する
のは大体7時半ですので、それ以前に職員が参りますので、そのときにチェーンバリカーという、ポールが立ってチェーンがなっていて、そこで車が入れないようになっているんですけれども、それ
を立てて、職員が入って、その後、保護者
の方が続々と入ってくるというような形になります。 それから、夕方ですけれども、夕方は基本的には6時35分までが預かり保育さんで子供たち
を預かっている。その後、職員が帰るときにそこ
を施錠して帰るという形にはなっております。 以上です。
○議長(
割貝寿一君) 吉田克則君。
◆9番(吉田克則君) 次
の質問に入らせていただきます。 旧常豊小学校、幼稚園
の利活用関係で
の質問でありますが、以前から私も何回もそれらについて
の廃校利用
の考え方
を町長に尋ねてきたんですが、今回、企業進出するという話がありまして、今までこの廃校利用については地区
の皆さんからご意見等あるいは聞いた中で、利活用検討委員会
のほうで検討して、その結果
を基に町は考えて利活用していくんだというようなこと
を言われていたんですが、この進め方、そういう意見、地区
の皆さんから意見
を聞いた中で今回それ企業誘致ということになったものな
のか。その経過がちょっと分かんないものですから、その点、町長にお伺いいたします。
○議長(
割貝寿一君) 町長。
◎町長(
宮田秀利君) お答え
を申し上げます。 平成30年5月22日付で塙町学校施設等利活用検討委員会から
の報告書では、「当面集会施設等として町管理が望ましい。体育館及び校庭は体育施設として町管理が望ましい」と
の報告がされております。また、地区
の意見として、エリアごとに分けて
の活用についても出されております。体育館及び校庭については、現在体育施設として町民が利用できるように所管替え
を行い、利活用
をいたしております。 小学校校舎については、町としても町内
の課題として取り上げ、地域や町にとって最も有益な利活用
の検討
を進めてきたところで、町財政
を考慮すれば、町に収入が確保できるような利活用が必要だろうとして、企業誘致
を含めた有効活用
を模索し、一部
を農業生産物流法人に貸し出すこととなったものであります。この結果、地域ににぎわい
をという観点から見ても、検討結果は反映されておると、そのように解しております。そのほか、文書等
の保管場所としても活用していますが、今後は学校備品等
の処分
を行い、有効な活用について、なお一層進めてまいりたいと、このように考えております。
○議長(
割貝寿一君) 吉田克則君。
◆9番(吉田克則君) 利活用関係では、特に県
のほうにそういう部署というんですかね、そういう
のがあって、そちら
のほうにも申し込んでおいたということでありましたが、そのほうはどうなっているんですか。
○議長(
割貝寿一君)
学校教育課長。
◎
学校教育課長(佐藤光一君) まず、ただいま
のご質問
の内容でございますが、それは文科省
の廃校プロジェクトということでよろしかったでしょうか。こういった廃校がありますから、いろんなところ
の企業さん来て入りませんかというような形で
の文科省にあります「みんな
の廃校」プロジェクトというところには、当初エントリーはしておりました。今回、農業生産物流法人が入ったということになりましたので、そちら
のほう
を5月、ちょっと日付は忘れましたが、5月中に文科省にその部分
の取下げ
をしたところでございます。 以上でございます。
○議長(
割貝寿一君) 吉田克則君。
◆9番(吉田克則君) これ、町長にお伺いしたいんですが、その跡地
の利用に関して、地区
の皆さんへ
の要望とかいろいろ聞いているわけですから、逆にその会社が入るということに対して、地区民へ
の説明、それはどのようにしたんですか。その点
をお伺いいたします。
○議長(
割貝寿一君) 町長。
◎町長(
宮田秀利君) お答え
を申し上げます。 地元行政区長さん並びに地元選出議員さんには、4月28日付で進出企業名、事業内容等、これ
を文書で周知
をいたしました。当初はダリア
の切り花
の出荷が始まる頃に施設利用
をお知らせする予定でありました。しかし、町有山林に自生するドウダンツツジ、今までは下刈り、枝打ち
の対象でしかなかったものが海外に輸出できることが急遽判明し、その需要は新緑
の時期からであったこと、さらに切り出したドウダンツツジ
を集積し成形し梱包する輸出拠点
を早急に確保する必要に迫られまして、急遽代表者
の方々に周知したところであります。この施設、この後は東北
の花
の輸出
のため
の集荷場として
の役目も目途にあります。施設
の利活用が最大限図られ、なお、雇用
の場として
の期待も大変大きくこれからこの常豊
の地にしっかりと根づく企業であると、このように解しております。
○議長(
割貝寿一君) 吉田克則君。
◆9番(吉田克則君) 町として、それ文書で通知
をしたとか、近く
の人に聞いても誰も分かんないですよ、これ。やっぱり利活用に対して
説明する責任があると思うんですが、ただ文書で、使うから、それだけでよろしいと、町長は思っているんですか。
○議長(
割貝寿一君) 町長。
◎町長(
宮田秀利君) それはその進出する企業によっては、いろいろ選択肢はあるだろうと、このようには思っておりますが、先ほどご案内したように、この時期
を逃がすとその利活用ができないということになれば、この施設自体がまだ眠ってしまうという可能性も出てきたわけであります。そういうふうな事情も考慮した上で
の急遽
の利用ということでありましたが、このあくまでも地域
の方々
の意に沿ったということはなかなか難しいだろうと。いろんなご意見
をいただきながら、できるだけその意に沿ったというか、そのまま
の思いでその施設が利用できるんであれば、それは一番理想的ではあるんですけれども、やはりその機
を逃す、これでその施設
の利活用が失われるというようなことであれば、町にとっても町民にとっても大変マイナスな部分でありますから、この利用に関しては、私は特別な
説明は必要ではなかった
のではないかと。逆に後でこのような結果となりましたがということで
説明はしておるわけでありますから、それで十分納得がいただけるんではないかと思っております。そして何よりもそのまま
の場所
を利用して、そのままやっているわけですから、心配はない
のかなと、このようにも思っております。これからも地域
の皆様方
のこういう利用方法があるんだというご意見は十分に伺いながら、その中で最も有効な利用方法
を選択していく
のが最大限我々にできる有効な利用選択ではないかと、このように思っております。
○議長(
割貝寿一君) 吉田克則君。
◆9番(吉田克則君) いや、企業誘致はすばらしいことですよ。何でそれ
を逆に
説明できないんですかね、利用するに当たって。そして、先ほども誰か
の質問で、それ事業報告会
をするという、そんな考えも示していたというのに、何でそういう
のができないんですかね。どういう企業が来て、それ生産活動していくということで、逆に
説明することによって、その町
の姿勢が見えるんじゃないですかね。今後も
説明はする気はないんですか。
○議長(
割貝寿一君) 町長。
◎町長(
宮田秀利君) お答え
を申し上げます。 この会社
の進出、これは以前にマスコミ等で
説明をいたしております。そして、議会
の中でも
説明はいたしておると、このように解しております。その中にありまして、やはりこの特殊性という
のはご理解
をいただきたいという
のは、やはりこの新緑
の頃に出荷
を始まりたいというその急遽
の事情ということ
を鑑みていただいて、この企業進出に関して
のご理解はいただきたいと、このように思っております。
○議長(
割貝寿一君) 吉田克則君。
◆9番(吉田克則君) いや、私、言っているやつは、企業誘致したんだから、なぜ小学校
を使って、ダリア
の振興とか、それ地場産業
の振興ということで言っているんでしょうから、何でそこ
を町長として、それ地区
の方に
説明はできない
のかなということで
の質問だったんですが、まだ時期が合わないとかそんな話
を聞いたんで、次
の今度はその企業
の進出名等についてちょっとお伺いしたいんですが、6月になってから
の塙町出資契約・締結報告会という
のを開いたということで、新たな企業誘致
のため、同町
の農業生産物流法人フラワーキングに出資したという内容
の報道があったんですが、この町が出資した60万円
の農業生産法人はいつ設立した
のか。あとは代表者名とか資本金等はどんなふうになっている
のか。町が60万円ということでなんでしょうから、そのほかにも出資した金額が設立するときにはあると思うんですが、それはどのようになっている
のかお伺いいたします。
○議長(
割貝寿一君) 町長。
◎町長(
宮田秀利君) 細かな数字、今調べております。先ほど申し上げましたように、この会社、これから先、目標としておる
のは東北
の花、これ
を集めて集積地として、あの施設
を利用して、そこで箱詰めして輸出用ですか、ほぼ飛行機になるんでしょうけれども、羽田へ運んで、そして世界中に売り出すということで取り組んでおるということでありますので、これから
の企業として
のその飛躍と申し上げますか、拡大は十分に期待できる、これから雇用も期待できる。そして、あの一角が大変なにぎわいになってくれればと、このようにも思っておるところであります。今、企業進出
の年月日等々、今調べておりますけれども、もう少々お待ち
をいただきたいと思います。
○議長(
割貝寿一君) 吉田克則君。
◆9番(吉田克則君) ダリア栽培がなかなか進んでいかないというか、減少しているという中でこのフラワーキング社ですかね、ここも農業生産ということであるので、ダリア
の生産という
のもやるんでしょうけれども、ドウダンツツジ、大分それ取り扱うんだという、塙産
のドウダンということで。これはフラワーキング社で栽培しているものなんですか、これ。その点ちょっとお伺いいたします。
○議長(
割貝寿一君) 町長。
◎町長(
宮田秀利君) 先ほど来、
説明を申し上げております、町有地にありますドウダンツツジ、これまでは雑木として支障木として、下刈り
をしたり枝打ち
をしたりとして、邪魔者にしておったわけですが、それがお金になると申し上げますか、製品として売れるということでありますので、これ
を売っていこうと。ただ、これも計画的なと申し上げますか、その生産計画がございまして、10年
を一区切りとして、10年育てたら切って、10年育てたら切ってという方向で生産
を継続していくということで、このドウダンツツジ
の育成、販売ということで進めていくと、こういう考えでおります。 それから、先ほどこのフラワーキングさん、ダリアも当然扱うんでありますが、塙町にある桜も、これも大きな輸出品目
の中に入っておりますし、この社長が目指しております
のは東北各地で作られておる花、これ
を塙町
の常豊小学校跡地に運んで、そこで製品として全部箱詰め等々
をして、そして海外へ輸出するため
の拠点にしたいということで、しっかり頑張っておるところであります。これが私が言うところ
の地場
の力
を利用した産業として、大変これから
の町にとって
のプラスになる産業だと、会社であるということ
を強く思っておるところでありますから、しっかりとこの育成、見届けたいと申し上げますか、しっかりと育成
のために協力していきたいなと思っております。
○議長(
割貝寿一君) 吉田克則君。
◆9番(吉田克則君) この出資に当たっては、それ会社
のほうから持ちかけられたものな
のか、あるいは町から60万円
を出資するから、会社として企業誘致するんだ。どちら
を考えて出資したものな
のか。 あと、なぜこういう話
をするかというと、基準になるものというんですかね、じゃ、ほか
の会社が来て、農業やるから出資してください、ある会社には駄目ですよ、ある会社にはいいですよ、町
のその基本姿勢という
のがあると思うんで、その点
を聞くためにそういう内容
の話
を聞いたんで、町長に伺います。
○議長(
割貝寿一君) 町長。
◎町長(
宮田秀利君) お答え
を申し上げます。 先ほど来、申し上げておりますとおり、この土地
の力
を利用した地場産業
の育成ということで、町も協力
をするという意味で
の出資であります。これは向こうから、ぜひ出資
をお願いしたいということで、これから
の町
を考えたときには当然力
を合わせてやっていくことも大切だろうということで出資
を決めた経緯があります。 以上です。
○議長(
割貝寿一君) 吉田克則君。時間配分
をちょっと考えてやっていただきます。
◆9番(吉田克則君) あと、設立関係は後から調べてもらいますが、次に……
○議長(
割貝寿一君) 答弁、
農林推進課長。
◎
農林推進課長(
江田一寛君) 時間がかかって、申し訳ございませんでした。資料
を見つけました。 設立関係ですが、フラワーキングとして設立された
のは令和2年3月10日でございまして、塙町が出資契約
をもう正式に結んだ
のは令和2年3月31日となっております。 以上でございます。
○議長(
割貝寿一君) 吉田克則君。
◆9番(吉田克則君) そうすると、資本金は幾らになっているんですか、全部で。
○議長(
割貝寿一君)
農林推進課長。
◎
農林推進課長(
江田一寛君) 失礼しました。資本金は3,200万円となっております。
○議長(
割貝寿一君) 吉田克則君。
◆9番(吉田克則君) 次に、町有財産
を、資産というんですかね、議会
の承認が必要な場面が出てくると思うんですが、今回はそれ議会には何にも話もないというようなことで、議決事件ということで地方自治法
の96条
の6項
のほうに云々書いてあるんですが、そういう
のには該当はしているものな
のか、いないものな
のか、それについてもお伺いいたしたいというふうに思っております。 それと、これに関連して旧常豊幼稚園、地区集会所として利用したい要望が出ていて、前もこれも質問したんですが、なかなかそれ利用できないような話も伺ったものですから、その行方についても併せて地方自治法
の関係と、この集会所
の利用
の関係について質問いたします。
○議長(
割貝寿一君) 町長。
◎町長(
宮田秀利君) お答え申し上げます。 町有財産
のその云々というお話、これは担当課
のほうから話
をさせていただきます。 それと、旧常豊幼稚園、この話はその地域
の方に常豊幼稚園
を集会所と利用したいという要望は聞いております。集会所として使用するためには、不特定多数
の方が利用するということになりますので、建物
の用途変更、これは消防法等かなり縛りが強くなりますので、この大きな改装が必要であると。また、耐震補強
を行っておりませんので、これも対応しなければならない。これら
のこと
を踏まえまして、塙町学校施設利活用検討委員会から、園舎は取り壊し、駐車場として
の利活用が望ましいと報告がされてもおりますので、集会所として
の利用は予定はいたしておりません。 あとは、課長にお答えさせます。
○議長(
割貝寿一君)
農林推進課長。
◎
農林推進課長(
江田一寛君) 地方自治法関係
のことについてお答えいたします。 地方自治法
のほうにその自治体
の条例で定めるというふうになっていると思うんですけれども、塙町
の議会
の議決に付すべき契約及び財産
の取得又は処分に関する条例
の中
の条文
の中に該当するものがございませんので、今回
の貸付けは当たらないということになります。 以上でございます。
○議長(
割貝寿一君) 吉田克則君。
◆9番(吉田克則君) 集会所、地区
の意見等それ取り入れて、
宮田町長、ああやっていくというわけだったんですが、そうすると、旧常豊幼稚園、何だか違う目的
の違う使い方
をするんだという話聞いたんですが、それはどんなふうなんですか。今、集会所としては利用できないんだけれども、何か違う施設として利用していくんだという、耐震上、取り壊すという話も今しましたけれども、6月1日から別な施設として利用していくという話も聞いたものですから、それはどのようになっていますか。
○議長(
割貝寿一君) 町長。
◎町長(
宮田秀利君) お答え
を申し上げます。 今お話がありました
のは、今まで板庭
の旧薩摩酒造が検査場として利用されていたわけでありますが、薩摩酒造が売買に向けて動き出したということによりまして、放射性物質測定所
の代替場所として、旧常豊幼稚園
をこれに移転
をいたしました。米
の全量全袋検査が今年から抽出検査となるように、自家消費野菜
の放射性物質測定もそう遠くはない未来に不要になると思われます。その時点で旧常豊幼稚園
のその解体等も考えなくてはいけない
のかなと、このように思っておりますが、今はそのように利していくということで進めております。
○議長(
割貝寿一君) 吉田克則君。
◆9番(吉田克則君) 町長に伺います。そうすると、その旧常豊幼稚園、集会所としてそれ利用したい要望したやつについては、地区
の方にこれははっきり申し上げたんですか、できないからと。町長に伺います。
○議長(
割貝寿一君) 町長。
◎町長(
宮田秀利君) お答え
を申し上げます。 先ほどからお話申し上げましたとおり、この建物に関しましては、塙町学校施設利活用検討委員会からは、園舎は取り壊し、駐車場として
の利活用が望ましいと報告がされておりますので、周囲
の方というか、周辺
のその地区
の方もそういう判断になっておる
のかと、こういうふうに理解しております。
○議長(
割貝寿一君) 吉田克則君。
◆9番(吉田克則君) いや、地区
の方に、先ほどもそれ企業さんが入るということで、まだ
説明もあんまり地区
の方に文書で通知
をしたとか、あるいはこの旧常豊幼稚園も、そうすると要望は出ていたんだけれども、その行方については、結果については、じゃ何にもその地区
の方には
説明はしていないという理解でよろしいんですか。
○議長(
割貝寿一君) 町長。
◎町長(
宮田秀利君) もう先ほど来、申し上げておりますように、この建物、今までは幼稚園として利用されておりました。これが集会所として利用する場合、不特定多数
の方
の利用となると、消防法等
のいろんな縛りと申し上げますか、警報とかかなり内部
の、それから不燃材料
の利用とか膨大なお金
をかけて改装
をしなければならないということになるかと思います。そのほかに耐震施さなければならないということで、町といたしましては、これ
を次
の地域
の集会所に供するという予定は、当初から考えてはおりませんでした。
○議長(
割貝寿一君) 吉田克則君。
◆9番(吉田克則君) 次
の質問に移らせていただきます。 塙町公民館
の2階部分にある大広間というんですかね、あそこがバリアフリー化になっていないということで、体
の不自由な方とか車椅子
の方が利用できない。そんな状況にあるんで、それら
の改善策というんですかね、町としてどう考えている
のか、町長にお伺いいたします。
○議長(
割貝寿一君) 町長。
◎町長(
宮田秀利君) これは現状
の説明もお答え
を申し上げます。現状
の説明も必要でありますので、この施設
の現状、担当課長より
説明をさせますので、お聞き
をいただきたいと思います。
○議長(
割貝寿一君) 生涯
学習課長。
◎生涯
学習課長(金澤祐介君) それでは、ご
説明いたします。 塙町公民館につきましては、昭和57年
の建築
の建物でございますが、1階につきましては、入り口スロープや多目的トイレ等についてはバリアフリーにはなっておりますが、1階
の和室につきましては段差がある状況でございます。また、2階につきましては、階段で上る方法しかございませんので、2階につきましては、2階に上がっていく方法等については現在
のところは車椅子等
の方について
の利用は厳しい状況となっております。 以上です。
○議長(
割貝寿一君) 吉田克則君。55分までですので、まとめていただきます。
◆9番(吉田克則君) そうすると、誰もが利用できる公民館ではないということで、改善策は考えていないということで理解してよろしいんですか。その点だけお聞きします、再度。
○議長(
割貝寿一君) 生涯
学習課長。
◎生涯
学習課長(金澤祐介君) 建築基準法第34条では、高さ31メートル以上超
の建物について、非常用
の昇降機
を設けなければならない、また高齢者
の住居
の安定確保に関する法律では、原則3階建て以上
の共同住宅にエレベーター
を設けなければならないと規定されております。現在
の塙町公民館につきましては、構造上エレベーター等
の設置は不可能であるとは考えております。また、利用者にはご不便
をおかけしますが、現状では改善が厳しい状況であると認識しております。 以上です。
○議長(
割貝寿一君) 教育長。
◎教育長(秦公男君) 付け加えて、お答えさせていただきます。 現在、生涯学習課等
の職員が、例えば体
の不自由な方が2階に上りたいというときはサポートしながら介助等についても行っている状況でございますので、全員が1
人でバリアフリー
のためになっている、自分で行けるということは厳しい状況でございますが、そういった形で共助という形で実践しておりますので、大きな問題等は指摘はされておりません。 以上です。
○議長(
割貝寿一君) 吉田克則君。まとめていただきます。
◆9番(吉田克則君) 2番には、
新型コロナウイルス関係について
の対応
を聞くわけだったんですが、時間がなかったものですから、また、前
の議員
の方々が質問したので以上で質問
を終わります。
○議長(
割貝寿一君) これで、9番、吉田克則君
の一般質問を終わります。
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△延会
の宣告
○議長(
割貝寿一君) お諮りします。 本日
の会議はこれで延会したいと思います。 ご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う
人あり〕
○議長(
割貝寿一君) 異議なしと認めます。 本日はこれで延会することに決定しました。 本日はこれで延会します。 延会 午後2時56分...