塙町議会 2019-12-16
12月16日-03号
○議長(大縄武夫君) 吉田克則君。
◆6番(吉田克則君)
災害対策本部は
防災センターの1階に設置したということでありますが、これ、町民の方とかあるいは住民、あと区長さんとかは正直なところその辺がちょっと不明確みたいで、議員と語ろうというようなことで議会で意見交換会を町民の方としたときに、区長さんのほうから、今回の台風19号によっての、区長さんのほうには住民からいろいろ問い合わせがあって、そして今度は区長さんから町のほうにいろいろな問い合わせとかそういうのを電話連絡等でした場合に、どこがどこだかわからないような話をしていたので、実際、対策本部については、
防災センターの電話番号はどんなふうになっているんですか、この部分。総務課の電話番号とかあるいは連絡先、そういうのがわからないということでありますので、はっきりさせる必要があると思うので、
マニュアル等のまた確認をしたいというふうに思います。
○議長(大縄武夫君)
生活環境課長。
◎
生活環境課長(鈴木義房君) 生活環境課の直通は2146だったとは思うんですが、役場にかかってきた電話については、災害に関するものは全部、生活環境課または担当課ですね、土砂災害とかそういうものについては整備課なり、そちらのほうに行ってから状況を把握して、それから方々に回ってくるというようなことで、役場にかかってくる電話については全部、それぞれの課にまたは本部に回るような形になってございます。 以上です。
○議長(大縄武夫君) 吉田克則君。
◆6番(吉田克則君) 要は、住民とか被害に遭われた方とか、あるいは区長さんが、どこに問い合わせしているんだかわからないということだったので、ここは
災害危機管理の上で明確にして行わなければならないと思うんですが、町長、どうなんですか、これは。
○議長(大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 役場の電話番号ですか、43-2111、これは基本にこれからもお知らせをしていきたい。ここへ電話すれば各担当課で、その受けた者が振り分ける等のきちっとした対策は立てておかなければならない。できておるはずですけれども、それがスムーズにいっているかどうかちょっと検証もしてみたいなと思いますけれども、基本的には代表番号である43-2111ということで認識をいただければと、このように思っております。
○議長(大縄武夫君) 吉田克則君。
◆6番(吉田克則君) マニュアルが作成してあるということなので、二度とこういう災害はあってはならないんですが、それに対応する
危機管理体制をお願いしたいというふうに思ってございます。 あと、今回、特に住宅等浸水がありまして、大変被害をこうむったというようなことでありますが、国の床上あるいは床下浸水した場合の被災者支援あるいは見舞金等はどのようになっているのか質問したいというふうに思います。
○議長(大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 先日の一般質問の中でもお話はさせていただいております。福島県が、
被害者支援法に基づく国の支援金の対象外の世帯に対し、10万円の特別給付金を支給する補助をいたしました。それにあわせて、本町は独自の支援制度をつくり対応することにいたしました。半壊で5万円、床上浸水で3万円のお見舞金を支給するものです。これは町独自の支援であります。 また、応急処理した場合、災害度合いに応じ、修理の一部を
床上浸水世帯を対象に補助を行う予定と、被災ごみの処理に対する処理手数料の助成を行っております。 以上であります。
○議長(大縄武夫君) 吉田克則君。
◆6番(吉田克則君) 町の被害者支援ということで、それはわかるんですが、国の支援では、見舞金制度というんですか、床上浸水1メートル80センチ以上じゃないと全壊とみなさないとか、そういうものを私は聞きたかったんですが、その辺どうなっているのか。あるいは町では把握していると思うんですが、どうなっているのか質問いたします。
○議長(大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 子細につきましては担当課の長より説明をいたさせます。
○議長(大縄武夫君)
まち整備課長。
◎
まち整備課長(藤田衛昌君) 今回の台風災害、床上浸水等に関しての国の支援制度ということでのおただしでございます。 まず一つございますのは、先ほどもご質問の中で1メートル80センチ云々ということでございましたが、
被災者生活再建支援制度ということで、災害救助法の規定に基づきまして行われます支援住宅が全壊もしくは大規模半壊した場合、そういった場合については、今申し上げました
被災者生活支援再建支援制度というのがございます。ただ、これは当町に関しましては今回は該当はなかったというふうに考えております。 そのほかございますのが、今現在、受け付けておりますのが
住宅応急修理ということでございます。これにつきましては、床上浸水ということで国は規定していることではございませんで、一部損壊、損害割合が10%以上の場合に限るということでございまして、当町では、
一つ一つ調査をして判断するものでございますが、床上浸水になりますとおおむね10%は超えるということでございますので、床上浸水の場合はこの一部損壊で準半壊という制度を適用いたしまして、当町に限って言いますと、準半壊制度10%から20%未満という損壊の割合の場合は応急処理として30万円を支給するということで国の規定がございますので、それを適用しております。 ただ、あくまでも被災した部分に関してのみということになりますので、被災して全部交換しましたから、例えば30万円かかりましたから30万円請求ということではなくて、あくまでも被災と見られる部分でございます。具体的に申しますと、畳だけの交換では、これは被災にはならないということで国のほうは指針を出しております。床を交換してなおかつ畳も交換した場合は畳も該当になるんですが、畳だけの場合はならないというような指導が来ておりますので、そういった扱いで、今、対応をしております。 以上です。
○議長(大縄武夫君) 吉田克則君。
◆6番(吉田克則君) 支援の中ではいろいろあるんですが、NHK受信料についても、被災者地域というんですか、それについては受診料も免除しているというようなことで、NHKでもそういう支援をしているということであります。そんな中で、そういう周知の仕方というんですか、やはり町は、地域住民が被害に遭ったという場合にはいろんな情報を被災者に伝えたり、あるいは事務を町でも手伝ってやる姿勢が必要なのかなというふうに思ったので、国の支援等については聞いたわけでございます。 あと、床上・
床下見舞金制度、町独自ということでありますが、
東日本大震災のときにも、これは町税ですね、
固定資産税等を免除するような条例改正とかあって、今回、そういう被害に遭った住宅等の減税支援というんですか、そういうのもあっていいのかなというふうに思うんですが、その点どのように考えているか、町長の考えをお聞きいたします。
○議長(大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 課税等々につきましては、上部の行政団体の決め等もありますので、子細については担当課の長より説明をいたさせます。
○議長(大縄武夫君) 町民課長。
◎町民課長(生田目敏夫君) それでは、私のほうから町税等の減免についてお答えをしたいというふうに思います。 質問の中にございました固定資産税、こちらのほうについては、まず基本的に、地方税法では、市町村民税の減免については当該市町村の条例の定めるところによるというようなことになってございます。固定資産税におきましては、総務省の通知、それから町の税条例、そちらのほうでいきますと、土地・家屋が半壊以上の損害を受けた場合に減免が該当するというようなことになってございます。
固定資産税減免取扱要綱、こちらのほうも定められておりまして、半壊以上というようなことになってございますので、今回のただ単なる、ただ単なるという言い方は不適当だと思いますが、床上だけというようなことでいくと該当しないというようなことになってございます。 その他でございますが、
国民健康保険税は今回条例のほう上程させていただいておりますが、こちらのほうにつきましては、厚生労働省、それから総務省からの通知がございまして、今回の台風限定で今年度限りというようなことで、居住する住宅の損害、床上浸水、こちらのほうを今回に限り該当させるというようなことで、今回、条例を提出させていただいております。基本的には各災害ごとというのが基本ということになりますので、前にも
東日本大震災限定というようなことでの条例、出させてもらっていますけれども、今回も台風19号限定というようなことになります。 その他の税目でございますが、町民税のほうについては、これも総務省の通知とかの関係で、災害による減免というのは規定がございませんので、減免はなしというようなことになります。 あと、後期高齢者、医療保険料、こちらのほうは県の取扱要綱、県のほうでの決めによりまして、こちらも国保税と同様に、床上浸水の場合には減免があるというようなことになります。 あと、介護保険料につきましては、保険料のほうの減免はございません。ただし、国保、後期高齢、それから介護、こちらのほうになりますが、
利用者負担金、自己負担金の免除のほうは該当があるというようなことになってございます。 以上でございます。
○議長(大縄武夫君) 吉田克則君。
◆6番(吉田克則君) 水田には多くの水を蓄えるダム機能があると言われております。今回の大雨では、稲刈りが終了して水を蓄える機能ができていなかったというか、落水状態になっていて、降った雨が直接田んぼから川に流れて大分被害があったというふうに私は認識しているんですが、俗に言う水田には多面的機能があるということで、
多面的機能交付金等も、事業がなされて交付金が支給されているような状況でございます。 そういう大切な多面的機能を持っている水田、今回大分被害があったんですが、来年春、早急に復旧して水田作付ができるような体制にしておかねばならないというふうに思っているんですが、その
復旧見通し等をお聞きいたします。 それと同時に、小規模災害ですか、これらの補助金等も用意されているということでありますが、補助金80%、残り20%は受益者で負担してくださいということで、なぜ逆に100%補助できないのか、その2点お伺いいたします。
○議長(大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 災害復旧についてでありますが、これは国・県の補助金等による
災害復旧事業の当該事業が主流になります。事業費が決定後、着工許可を受けてからの着手となります。道路、河川以外は事業費決定作業中でありまして、今おただしの農業施設などは決定が1月になる見込みであります。その後も許可を受け着手ということになります。 一方、先ほどお話がありました国・県の補助を受けないものについては随時発注したいと考えておりますが、補助事業を優先して対応するのが基本ということでありますので、ご理解をいただきたいと思います。 復旧の見通しということでありますが、河川内工事などは渇水期の施工が求められます。そして、箇所も多数ありまして、次年度いっぱいかかるのではないかと、このように考えております。 また、町の支援等については担当課の長より説明をいたさせます。
○議長(大縄武夫君)
まち整備課長。
◎
まち整備課長(藤田衛昌君) それでは、ただいまご質問いただいたのは主に農業関係の災害ということで限定、限定ではないとは思いますが、ということでのおただしでありますので、それについてお答えをさせていただきたいと思います。 ただいま町長が申し上げましたように、現在、災害補助につきましては、いわゆる国の
災害復旧事業に該当する事業に関しましては、国の査定、国の審査を受けている段階でございます。農業施設につきましては、県内でも非常に数が多いということで、通常でしたら1週間ぐらいで終わってしまうんですが、今回につきましては、あしたが2回目の査定になりますが、それ以降、毎週のように、1月の第3週まで、うちのほうは予定をしております。 そういったことでございますので、まだ農業関係につきましてはなかなか、額についても大ざっぱなものしか見通せないということでございます。当然、災害の査定が通って県・国からの許可を得て、それからの発注となりますので、町長が申し上げましたように、特に堰の関係につきましてはなかなか早急な対応は難しいということで、今現在考えておりますのは、仮設工事をまずやって水は何とか流したいというふうに思っております。そういった関係で、見通しとしましては来年度いっぱいかかってしまうかと、復旧についてはというふうに思っております。ただ、個別の農地災、例えば田んぼが崩れている程度のものでしたら、発注はできるだけ今年度中に行いたいと思っております。 ただ、実際問題といたしまして、資材が不足しているという情報も聞きますし、あとは業者さんが果たしてそれ全部対応できるのかということでございますので、その辺で、その見通しが若干ずれ込む可能性はあるということでご理解をいただければと思います。 あとは、補助金につきまして、なぜ100%はできないのかということでございますが、この制度につきましては、そもそも、町が発注いたしまして20%負担金をいただくということが従来の制度でございました。ですので、それを踏襲した形となっております。さらに、従来の制度では、1カ所10万円以上でないとその該当にもできないということの制度でございましたが、今回の災害につきましては、細かいところが多数あるということでございますので、それに対応するために最低限の額を5万円に引き下げ、なおかつ地域でまとめて対応というようなことで、いわゆる地域づくりといいますか、地域のコミュニティーの醸成も含めまして、地域で協力してやるものに対しては、1カ所5万円ではなくて申請ごとに、申請で5万円以上と。ですから、1万円の被害が5カ所あればそれは該当させますよと、それが1人でなくても複数の人でも該当させますよというようなことで、そのほうは充実をさせておりますが、負担額につきまして、先ほどの20%負担につきましては、基本的に従来の制度を踏襲しているということでございます。 以上です。
○議長(大縄武夫君) 吉田克則君。
◆6番(吉田克則君) 次の質問に移ります。 旧常豊小学校の廃校利用が進んでいないということで、地域住民の意見を尊重して利活用していくんだということで何回か質問をしてきましたが、利活用に関してこれまでどのような町の動きをしてきたのか、その動きを具体的にお聞きいたします。
○議長(大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 ご承知のように、常豊小学校、平成30年3月に閉校となりました。29年9月に立ち上げました塙町学校施設等利活用検討委員会においてその活用方法を検討してまいりました。委員会から提出された検討結果報告と地域の方々の要望もありまして、30年5月、グラウンドと体育館を地区の体育施設に転換し、現在も地域で利用していただいております。 校舎については、文科省の「~未来につなごう~ みんなの廃校プロジェクト」に登録をいたしまして、その情報を全国に発信し、民間企業などの活用ニーズとのマッチングを図ろうと取り組んできたところであります。平成31年4月には、校舎の管理等の所管を総務課に移しまして、利活用の方法については森林アカデミーの候補地として県に要望するように、全庁的に可能性を模索してきたところでもあります。 先日の答弁の中でもお話をさせていただきましたように、今、利用方法として一番先端にありますのが農業生産法人、これを常豊小学校を拠点施設として活用して活性化や地域振興を考えております。 以上であります。
○議長(大縄武夫君) 吉田克則君。
◆6番(吉田克則君) 地域の意見として、旧常豊幼稚園を八幡地区の集会所として利用できないかという旨、町のほうに申し入れたという話を聞いたんですが、それはどのように対応したのか、その内容についてお伺いいたします。
○議長(大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) その話も伺ってはおりますが、あの校舎自体、耐震の施工をしていないということで、その耐震工事ですか、これを終了して再利用するとなると数千万円のお金がかかるだろうということでそのままになっております、話としては。ただ、また別なところの利用も可能かということで検討はいたしておりますが、常豊幼稚園の再利用は今のところ考えてはおりません。
○議長(大縄武夫君) 吉田克則君。
◆6番(吉田克則君) 地域の方々の意見というか、要望として使わせてくれよといった内容については、そうすると正式な返答とかそういうものについては、その地区の人には返答はしていないんですか、その点お伺いいたします。
○議長(大縄武夫君) 教育長。
◎教育長(秦公男君) 要望がございましたので検討をしておりますが、それについては正式な返答ということはしておりません。というのは、検討委員会においてのご意見がございましたので、全体的なところを見ながら最終的な決定をしていくということですので、正式な回答ということはございませんでした。 以上でございます。
○議長(大縄武夫君) 吉田克則君。
◆6番(吉田克則君) さまざまな地区の意見、要望を取り入れた中で、今後、利活用が進んでいくようにお願いしたいところでございます。今現在見てみると、旧校庭の、今は松の近辺あたりの、下の草がぼうぼうになっていて見苦しいような状態であって、全体的に管理が行き届いていないような状況にも見受けられます。いち早く跡地がよみがえるように、町当局のほうでも利活用に向けて積極的に取り組んでいただきたいというふうに思ってございます。 あと、地区の皆さんからの意見としても、せっかく常豊小学校は文科省から表彰を受けた施設だということでありまして、放課後児童クラブとしての育成施設ですか、そういうのも要望しているみたいでありますので、それらも取り入れた中で利用全体構想ですか、それを盛り入れた中で廃校利用を進めていただきたいというふうに思ってございます。 次に、はなわこども園開園に向けたスケジュール等について質問いたします。 莫大な建設費をかけてこども園が建設されるということでありますが、完成までに建設費、造成設備費、備品購入費等の総経費は幾らになる見通しなのか質問いたします。
○議長(大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 数字的なものでありますので、担当課の長より説明をいたさせます。
○議長(大縄武夫君)
学校教育課長。
◎
学校教育課長(佐藤光一君) ただいまはなわこども園に対する経費の見込みというお話でしたので、まず建設費用については、ちょっと今資料を離していますので時間をいただきたいと思います。 それと、備品でございますが、これはこども園の施設に係るもの、動かすことができないようなものを考えていますが、例えば、先日入札をいたしました調理器具とか、あとは園内のカーテン、遊戯室であれば組み立てのステージ、あとは園児用の木製テーブルを予算の4,000万円の中で活用するというような形で考えております。 あと、建設費用については、今、資料を捜しますので時間をいただきたいと思います。
○議長(大縄武夫君) 吉田克則君。
◆6番(吉田克則君) 全体的に幾らの税金を使ってこども園が建設されるのかということでの見込み、総費用の見込みを聞きたいので、その合計をお聞きいたします。それは後ほど、今調べているようなのでお伺いしたいというふうに思うんですが。 この開園の向けたスケジュール等については、あるいは開園に伴う内容というか、保護者への説明会とかそういうのはあったと思うんですが、とりあえずはいつ完成して、引き継ぎというんですか、移行というんですか、そのスケジュール等についてお伺いいたします。
○議長(大縄武夫君)
学校教育課長。
◎
学校教育課長(佐藤光一君) それでは、開園に向けたスケジュールについてご説明をさせていただきます。 はなわこども園の開園は令和2年4月1日でございます。現在、4月1日の開園に向け工事を進めております。 その中でのスケジュールですが、2月末には建設工事が完了すると。その間に県の検査あるいは確認検査、それらについても検査を受けると。3月に入りまして、給食室の機器等の試運転、説明等も含めた試運転を行います。その後、町の竣工検査、内覧会の実施等を行います。3月末でございますが、これからが園舎を運営するに当たっての引っ越し作業、旧幼稚園・保育園からの荷物の搬入が始まります。その後も各保育室の教材や掲示物の掲示を行ってまいります。4月に入りますと、入園式が予定として保育部4月6日、幼稚部4月8日となっておりますので、入園式の準備等を行ってまいります。 あと、これらのこども園の入園に関する保護者説明会を開催しております。10月24日木曜日と11月12日火曜日、塙町公民館大研修室において行いました。 それで、その後のソフト的な開園の日程でございますけれども、11月18日から12月5日までに、こども園の保育部・幼稚部の申し込みを受け付けております。 12月下旬には、入園希望児の面接及び説明会を行うための準備をいたします。ただいまのは保育部に関してです。保育部においては、令和2年1月18日、来月ですね、入園希望児の面接及び説明会を行い、2月中旬には入園の判定会議を開催して入園の決定を行います。3月上旬には入園決定通知書を送付し、3月21日卒園式となりまして、3月26日には保護者会総会、新入園児等の説明会を開催して、4月6日の保育部の入園式となるわけでございます。 幼稚部につきましては、11月18日から12月5日にかけましての申し込み、来月1月の中旬でございますが、就園時健康診断の通知を送付して、2月6日、2月7日にかけまして就園時の健康診断を行います。3月の上旬には入園の決定通知書を送付いたしまして、3月18日には修了証書の授与式、それ以降引っ越しを行いまして、4月8日幼稚部の入園式となる予定でございます。 以上でございます。
○議長(大縄武夫君) 吉田克則君。
◆6番(吉田克則君) お子さんを抱えている保護者の皆さんから、今いろいろはなわこども園の説明会をやったということでありますが、これも議会と語ろうというようなことで、ある保護者の方から、3歳児がいるんだけれども、何の説明もなく初めてのお子さんで不安である、そんな中で、はなわこども園の入園申し込みをしてくれというようなことで、不安の中で申し込みをしているような状況の方がおるんです。 結果的には説明会をやるとしても、全員がそれに出たわけでもないし、やはりいろいろな丁寧な説明が必要かとは思うんですが、その点については、直接、教育委員会のほうに話をしたということなので、その内容について、周知できるものについてはちょっとここでお話ししていただければなというふうに思います。
○議長(大縄武夫君) 教育長。
◎教育長(秦公男君) お答えいたします。 事前の説明会の開催についての要望かと思います。時間がとれればそういったこともやりますよというような話をしておりましたが、今回は、新入園児につきましては就学時健診というものがございますので、そこでいろいろな説明も行いますので、そういったところで代替したいというふうなことでございます。 以上でございます。
○議長(大縄武夫君) 吉田克則君。
◆6番(吉田克則君) あと、はなわこども園ができるというようなことで、はなわ保育園については3月27日から4月4日の間、はなわ幼稚園については令和2年3月23日から4月7日の間、安全面の確保が困難なため、保育園の特別保育、幼稚園の預かり保育の実施をしないことといたしますということで説明会では説明していると思うんですが、先ほど冒頭の幾らかかったんですかというのは、莫大な金をかけて、預かれない期間が長過ぎる、そういうふうに思ったものですから、これはやっぱりおかしいんじゃないか。しかも、理由が安全面の確保ができない、これはどのように考えているのか町長のほうからお伺いしたい。 あと、この開園に当たって、町立のはなわこども園ができるということで、これまでに子供たちの保育に多大なる貢献をしてきためだか保育所ですね、その移行打ち合わせというんですか、はなわこども園が開園するに伴ってめだか保育所は閉園するような話も前にされていたので、それらの話し合いはどのようになって、あるいは移行に伴う打ち合わせとかそういうのはやっているものなのか、その2点お伺いいたします。
○議長(大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 安全面ということでありました。これは、先生方がこの引っ越しのために、引っ越しの能力と申し上げますか、その引っ越し作業のために子供たちを見ている、余裕がないという言い方はちょっと厳しいかもしれないですけれども、きっちり見ておることができないというふうな問題があるんだろうと思います。ですから、不自由をかける期間あるとは思うんでありますが、その引っ越しが終了するまでは何とか保護者の皆さんに預かっていただいて、そして完全にこども園のほうで受け入れ態勢ができた段でしっかりと受け入れるというふうな方向で進めておると、このように話は聞いております。 それと、めだかですか、これもお話し合いをるるしておるんですが、内容についてはここの場では控えさせていただきますけれども、やはり一番、預かっている子供たちにとって最高の条件の中で受け入れるべく、関係者含めて、教育委員会含め、教育長含め、関係する部署では努力を重ねておる次第であります。 詳細については担当課の長より説明をいたさせます。
○議長(大縄武夫君)
学校教育課長。
◎
学校教育課長(佐藤光一君) めだか保育園の打ち合わせ等について行ったのかというおただしだと思いますが、めだか保育園の園長先生とはお話をしています。内容的には、向こうからの質問等は、いつから入れるのかとか、そういったことを打ち合わせ等を行いまして、現在、めだか保育園には何歳から何歳までの子供が何人いて、その中で全員の入園を希望しているとか、そういった情報の交換をしておりまして、1月12日火曜日の説明会においても、こども園の園長先生に来ていただいて一緒に説明会の運営をしていただいたというようなところでございます。 以上です。
○議長(大縄武夫君) 吉田克則君。
◆6番(吉田克則君) 預かり保育あるいは特別保育の関係でありますが、2年前には浅川町でやはりこども園が開園したというようなことで、聞いてみますと、移行に伴って預かりは、保育所の閉所式が30年3月20日で、その後、30日の平日は子供を預かっているような状況であります。人数はちょっとわからないんですが、幼稚園についてはやはり子供らを預かっているような状況であったということで聞いているんですが、やはり期間が長過ぎますよ、これは。ですから、預かる日数を多くしていかないと、やはり何のためにこども園をつくったんだかわかりませんので、その点はよく検討してもらいたいというふうに思ってございます。 聞くところによると、塙町の教育委員会でも浅川町のこども園のほうに行ったということでありますが、その辺はどうなんですか、お伺いいたします。
○議長(大縄武夫君) 教育長。
◎教育長(秦公男君) お答えいたします。 浅川のこども園については、私とそれから学校教育課担当が一緒に行きまして調査をしております。そのときの状況を新しくできた場合に引き継ぐというところについては、調査はしておりませんでした。 以上でございます。
○議長(大縄武夫君) 吉田克則君。
◆6番(吉田克則君) はなわこども園開園に向けた総経費は出ましたか。 あとは、一時預かり事業でございますが、莫大な金額をかけて、これ貴重なる税金を使った中で、町民の方全員が利用できるはなわこども園でないとだめなのかなというふうに思ってございます。それで、一時預かり事業、こども園でのね、前の質問では検討するということでありましたが、どのようになっているのか質問いたします。
○議長(大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 子細につきましては担当課の長より説明をいたさせます。
○議長(大縄武夫君)
学校教育課長。
◎
学校教育課長(佐藤光一君) それでは、ただいま一時預かりというご質問でございましたが、預かり保育について説明をさせていただきます。 預かり保育につきましては、現在、平日教育時間終了後の14時…… 〔「預かり保育じゃなくて一時預かり事業のことなんで」と言う人あり〕
○議長(大縄武夫君) 一時預かり事業、やっているの、そういうこと。
◎
学校教育課長(佐藤光一君) それでは、一時預かり事業という形ですと、私のほうではちょっと答えを持っておりませんので、大変失礼いたしました。
○議長(大縄武夫君) 吉田克則君。
◆6番(吉田克則君) 時間がないものですから、その総経費と一時預かり事業については後ほどお答えをお願いします。 最後の質問になります。 森林再生事業の実施状況と今後の林業施策方針についての質問でございますが、現在までの事業実績状況と、あと森林再生事業の継続を求めることでの要請等をしておると思うので、その内容についてお伺いをして、質問を終わりたいというふうに思います。
○議長(大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 議員ご承知のように、平成27年度からふくしま森林再生事業の森林整備を実施し、令和元年度までに整備した森林は、塙町全域で実施をし、17地区24工区で面積的には444.23ヘクタールであります。総事業費は7億1,351万4,960円、国の補助率は72%補助されております。そして、残額につきましては震災復興特別交付税措置となっており、町の負担はございません。 事業の成果でありますが、原発事故発生以来、放射性物質の影響や木材価格の低迷で森林整備が停滞しておりましたが、ふくしま森林再生事業だけではありませんが、町内の林業関係団体も活気づくとともに、整備が完了した森林も下層植生が育つ適正な森林となりまして、取水、そして水源涵養機能が発揮されることが大いに期待されます。 また、これまで費用の面で間伐ができなかった森林が山林所有者の負担が少ないことで実施することができ、山林所有者にとってもメリットが大きな事業であります。 さらに、地域単位では、大規模面積を間伐するに当たり、地域の皆様が間伐の取りまとめをしていただいた結果、塙町では県内で最大面積の事業実施をすることができました。 この事業の今後でありますが、ふくしま森林再生事業においては、令和2年度に5地区130ヘクタールの森林整備計画を予定しております。この事業は令和2年度終了予定ということでお話がされているようでありますが、東白川郡4町村も含め、国・県へ事業継続への要望を強く働きかけしてまいりました。また、県内の自治体や林業関係団体についても事業の継続を要望してまいりました。その成果もありまして、11月26日、衆議院
東日本大震災復興特別委員会で、田中復興大臣が令和3年度以降も継続していく考えを示しており、今後もふくしま森林再生事業に町として取り組んでまいりたいと、このように思っております。 以上です。
○議長(大縄武夫君)
学校教育課長。
◎
学校教育課長(佐藤光一君) それでは、先ほどこども園の総経費というお話でしたので、資料に基づきまして説明をさせていただきます。 まず、この事業を進めるに当たりまして、測量設計から事業が始まっております。13節測量設計委託料、15節工事請負費、その中でも本体工事、造成工事、その他の工事と分かれております。16節原材料費、17節公有財産購入費、18節備品購入費となっております。総計いたしますと12億2,583万8,000円の予算額でございます。 以上でございます。
○議長(大縄武夫君) 吉田克則君。
◆6番(吉田克則君) 以上で、6番、吉田克則、一般質問を終わります。
○議長(大縄武夫君) これで、6番、吉田克則君の一般質問を終わります。 休憩します。 休憩 午前10時03分 再開 午前10時15分
○議長(大縄武夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
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△高縁光君
○議長(大縄武夫君) 次に、5番、高縁光君、登壇願います。 高縁光君。 時間は11時5分までです。 〔5番 高縁 光君登壇〕
◆5番(高縁光君) 5番、日本共産党の高縁光です。 質問通告に基づきまして質問をさせていただきます。 まず最初には、台風19号による豪雨災害のことでございますが、これは何人かの議員が質問しておりますので、簡単なところで質問いたします。 災害救助法で救済されない床上浸水で、1メートル未満家屋に対し30万円の見舞金を支払うということですが、それは既に県も10万円の見舞金を支払うことを表明していますが、町の対応は県見舞金を含めて30万円ということなのか、30万円プラス10万円で40万円なのか、この辺のことについてお伺いいたします。
○議長(大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 前の議員さんの質問の中にもございました。この30万円は修復のための資金援助ということになります。そして、指定外の災害を受けた方に対する見舞金、これは県が特別に10万円を用意するということであります。この10万円を用意する、そしてこれを支給するためには、町が見舞金を、そういうふうな制度をつくっておかなければならないということで、早速、町では要綱をつくりまして見舞金の制度をつくっております。 ですから、町としては床上浸水に対しては、お見舞金として県のほうから支給される10万円、これも25日の定例県議会の中で可決されなければということの条件でもあるんですが、今の予定では可決されれば10万円プラス町からの見舞金3万円ということで、13万円を見舞金として支給するというふうな予定であります。
○議長(大縄武夫君) 高縁光君。
◆5番(高縁光君) そうしますと、30万円は修復のために出すと、あとは県のほうが13万円出すと、このような考えでいいでしょうか。
○議長(大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 詳細につきましては担当課の課長より説明をいたさせます。
○議長(大縄武夫君)
まち整備課長。
◎
まち整備課長(藤田衛昌君) ただいま床上浸水は30万円というようなことでのおただしでございますが、床上浸水になった家屋、住宅全てに30万円が支給されるものではなくて、住宅の応急修理の事業に合致したものだけが30万円を上限に、あくまでも上限であります。上限に支給されるということでございますので、床上浸水の家屋全てが30万円になるわけではありませんし、仮にその事業に合致しても、30万円までの応急修理費がかからなければかかった分だけということになりますので、そのような運用になってございます。 以上です。
○議長(大縄武夫君) 高縁光君。
◆5番(高縁光君) 一応わかりました。 もう一つ問題になっているのは、田畑における流れた稲わらの処理の問題です。冠水により稲わらが田の主要用水、土手のところに集積しているのが見受けられますが、町のほうではこれらの実態をどのように把握しているのか。こういう質問もさきの議員さんもしておりますが、もう一度お願いしたいと思います。
○議長(大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 ご承知のように、台風19号による冠水によりまして各地で稲わらが流出いたしまして、特に下流部で稲わらが堆積しておりまして、大量に稲わらが流入した農地については撤去しなければと、このように考えております。 稲わらが堆積しておる水田は、稲わらだけでなく土砂や流木等も堆積しているとか、畦畔も崩壊しているという農地もあります。所管まち整備課の塙町農地等小規模
災害復旧事業または国庫補助の
災害復旧事業の対象になっており、稲わらの撤去については、現在のところ、問い合わせ及び実施は当町では1件のみとなっております。 あと、詳細については担当課の長より説明をいたさせます。
○議長(大縄武夫君)
まち振興課長。
◎
まち振興課長(吉成知温君) おただしの稲わらの関係でございます。 町内各地で、やはり大雨によりまして稲わらが水田内、また用水路内に堆積しているという事実は把握してございます。 今回、稲わらの撤去につきましては、あくまで国の補助金のほうで出しておりますのは、稲わら部分のみの補助の関係、まち振興課所管になりますが、まず農家の方が自力で行うか、またはJAに依頼するという方法となってございます。こちら、撤去・運搬の費用について補助金の該当となりまして、1立米当たり上限5,000円と、上限があくまで5,000円というふうになってございます。その後、集積いたしました稲わらの処分につきましては町が実施することとなります。 以上でございます。
○議長(大縄武夫君) 高縁光君。
◆5番(高縁光君) 国の補助が出るということですが、これは、今回の被害において広範囲のそういう堆積している箇所があると思いますので、国のほうへ予算を要求する、そういう考えがあるかどうかをお伺いいたします。
○議長(大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 今、担当課の長より説明がございました。国のほうでは、もう既にその対応のための予算化はされているようであります。 以上です。
○議長(大縄武夫君) 高縁光君。
◆5番(高縁光君) 追加ができるかどうかということをお尋ねしたわけなんですが、もうできているという、ここがちょっと、これから寒くもなるんだから早く処理しなくしちゃならないので、そういう要望ができるかどうかを伺ったわけです。もう一度お願いします。
○議長(大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) 先ほどお話をいたしましたように、当町ではこの対象というんですか、申請された方が1件ということでありますけれども、国のほうではその対応は十分にとっておると、このように解しておりますので、対象になる方には町としてしっかり応援をしていきたいなと、このように思っております。
○議長(大縄武夫君) 高縁光君。
◆5番(高縁光君) そうしますと、足りない分は町のほうでもやるということでいいんでしょうか。
○議長(大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 担当課の長より説明をいたさせます。
○議長(大縄武夫君)
まち振興課長。
◎
まち振興課長(吉成知温君) 足りない分、町のほうで補填するというお話だと思いますが、今回、台風19号の関係で国のほうで補助メニューを3点ほど用意してございます。特に農地とか稲わら関係ですが。今回、高縁議員さんおただしの件の稲わらの集積については、持続的生産強化対策事業という補助事業を活用いたしまして、こちらの事業で町のほうが申請を行い、稲わらの撤去の事務等を行うという事業でございます。先ほどご説明しましたように、定額の立米5,000円以内という事業でございます。 そのほかに、やはりこの事業は稲わらだけという限定になりますので、災害廃棄物全般を処理する場合、農業ハウスとかいろいろな被災遭っている部分ですね、こちらにつきましてもまた別な事業で廃棄物処理事業という形、あともう一点、畦畔とか用水路なんかの修繕が必要だという場合には、土木的対策による土砂等の撤去を復旧工事を行う場合という事業で
災害復旧事業と、この3つの事業をうまく活用しながら、特に稲わらについては、町のほうに要望があればJAのほうで集積をして、当然、廃棄物になりますので、その廃棄物の処理については町のほうで行うという形になります。 以上でございます。
○議長(大縄武夫君) 高縁光君。
◆5番(高縁光君) 了解いたしました。 次に、県道高萩線の湯岐地区内の災害による通行どめに関する、現在、木野反を通っているわけですが、待避所がもっと欲しいという、設置してもらいたいという要望がありますが、その辺についてお答えしていただきます。
○議長(大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 先日の一般質問の中でもお話はいたしました。湯川の崩落ですね、公民館の入り口の前の崩落、これは内堀知事さんのご厚意によりまして3月いっぱいぐらいには終了、もしくは材料等の問題もあって4月、連休前には開通するということでありますので、これから何カ月間かは木野反を経由するというんですか、町道前田・矢祭線ですか、これを利用するという方向で進めることになります。 そんな中で、私も何度も通っておるんですが、車の交差、大変難しいというところありますので、土地が拝借できて法的に問題がなければ、随所に待避する場所というか交差場所をつくっていければなと思っております。 ただ、子細については担当課の長より説明をいたさせます。
○議長(大縄武夫君)
まち整備課長。
◎
まち整備課長(藤田衛昌君) 町道前田・矢祭線が、現在、県道の高萩線の迂回路として利用されております。確かに、ただいま町長申し上げましたように狭い部分がございますので、大型車なんかが来ますとすれ違えないという状況がございます。 そういった意味では、用地のまずは協力をいただけるかということと、あわせまして簡易にできるかと。要するに、そこを片側通行にしなければならないとか、通行どめにしなければならないとか、そういうことがなくできるかというところを検討しながら進めてまいりたいと思いますが、地元の区長さんを初め地域の方々と、例えば具体的にこの辺はどうだろうかということでお話をいただければ、町のほうは積極的に進めてまいりたいと考えております。 ただ、ただいま申し上げましたように、何カ所か路肩が崩れている場所がありますが、今現在、迂回路として交通量が多くなっている状況ですので、そこに重機を入れて片側通行にしますと、かえって混乱を招くということで、現在、危険表示をしているという状況でございますので、できれば、大きな機械とかを入れて長期間といいますか、1週間とか2週間とかかかる工事はしたくないなというふうに思っておりますので、短期間に、例えばこの場所に砂利を敷けばすぐにできるというふうなところがございましたら、ぜひとも町のほうに、協力するのでここにどうだろうかということでお問い合わせをいただければありがたいというふうに思います。 以上でございます。
○議長(大縄武夫君) 高縁光君。
◆5番(高縁光君) グレーチング関係の仕様のところも見受けられるわけでございますので、とにかく今後、冬に向かって雪の季節になりますので、ひとつ地元の皆様方と相談して、そして実施していただけることをお願いいたします。 次に、木野反地区の水道問題についてお伺いをいたします。 木野反地区の水道は、もとは農業用水を利用してできたと聞いております。この水道事業はどのようなもので、町としてはどのように位置づけられているのかご答弁をお願いします。
○議長(大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 当該施設につきましては、昭和58年、町が整備し、施設の管理については地元が行っております。整備後約36年が経過し、老朽化による問題も発生してきており、水質についても問題があるということは承知しております。問題解決のための対応を進めていきたいと、このように思っておるところであります。 詳細については担当課の長より説明をいたさせます。
○議長(大縄武夫君)
生活環境課長。
◎
生活環境課長(鈴木義房君) ただいま町長が答弁したとおり、当該施設につきましては、整備後約36年経過してございます。老朽化していることということは認識しておりますが、当該施設と同時期に整備されました給水施設は、このほか片貝、田代、丸ケ草、真名畑に存在してございます。現存しております。 いずれも、施設は年1回の県南保健福祉事務所の立入検査を受けております。どの施設においても、これまでの間、給水に支障が出るような故障もなく運営されており、ひとえに地元の地区の利用者の丁寧な管理運営のもとに維持されているというふうに思っております。 なお、木野反施設は給水人口がただいま40人を割り込みまして、平成30年度からは県南保健福祉事務所の立入検査は受けていませんが、町は、設置者として年2回から3回、巡回点検を行っている状況でございます。これまで滅菌器の改良などを行っておりまして、水が供給されていると思われます。 また、今年度におきましては、ろ過材、ろ過砂というんですか、それを交換したいという地元の要望がありまして、現在、地元で見積徴収しましてそれの検討をして、何月までやるというような判断を今検討しているというところでございます。 以上でございます。
○議長(大縄武夫君) 高縁光君。
◆5番(高縁光君) これは、そうすると町ではなくて地元なのか。二、三回は見ているというお話ですが、主体はどちらのほうになるのでしょうか。
○議長(大縄武夫君)
生活環境課長。
◎
生活環境課長(鈴木義房君) 維持管理としましては、地元で管理運営組合というものをつくっておりまして、管理運営をしている状況です。 毎年、毎日の点検なり水質検査なりの報告書を月ごとにまとめて町のほうへ提出してもらっている状況です。それは、給水施設組合が8カ所ありますが、その給水施設組合全てにおいてそういう管理運営を地元で行っていただいております。 以上でございます。
○議長(大縄武夫君) 高縁光君。
◆5番(高縁光君) 今の説明になりますと、地元の今後人口が減る方向に行くのではないかと思いますので、非常に管理関係が大変になっていると思います。 それでこの湯岐の水道関係、これとの接続、水量、いろいろあると思いますが、この接続関係が可能か不可能かお伺いいたします。
○議長(大縄武夫君)
生活環境課長。
◎
生活環境課長(鈴木義房君) 質問の中では、地元から簡易水道との接続が要望されているようだが、それを実現するためにどのような問題があるかとのおただしのようでしたが、当該施設の簡易水道施設への接続の問題でございますけれども、当該施設の隣接の簡易水道施設はございませんので、湯岐は、やはり同じく給水施設というふうなことになるかと思います。 ただ、湯岐の給水施設としましても、接続の問題点としましては、木野反給水施設と湯岐施設とも整備された経過及び整備年度も同じではなく、例えば料金とか管理体制、それについてもそれぞれ別となっていると思います。木野反から過去に陳情していただいていることも十分認識はしておりますが、両施設の利用者の接続に向けた合意が基本と考えております。 現在、木野反地区及び隣接する湯岐地区には、それぞれ給水施設を整備して給水事業を行っていますけれども、簡易施設として木野反、湯岐それぞれの組合で施設の管理をしておりますので、この施設を接続という観点からお答え申し上げますが、まず両施設とも整備した経過、あとは整備年度、あと管理体制の面について異なっていると思われます。私のほうでは管理体制についてよくは把握はしていませんけれども、接続に向けての大前提としては、この両施設の利用者がお互いに合意形成ができれば接続はできるのではないかというふうに認識していますので、木野反地区、湯岐地区の利用者の認識が合意されればいいのではないかというふうに考えております。 以上でございます。
○議長(大縄武夫君) 高縁光君。
◆5番(高縁光君) 確かにこれはそのとおりだと思います。やっぱり湯岐は湯岐の組合があって、木野反は木野反の組合があって、そしてまた年数も違っておると。問題は、水量との関係で湯岐のほうの水道と接続をしてもいいか、その水量についてお伺いしたいと思います。
○議長(大縄武夫君)
生活環境課長。
◎
生活環境課長(鈴木義房君) ただいまのご質問としましては水量についてという話ですけれども、施設管理としては、整備された年度が違いますので管の耐久性、もうちょっと調べないとわからないというのと、直接つないで大丈夫な圧力なのか、減圧弁をつけなければならないのかについても調査しないとわからないと思います。ですので、どの時点で量が確保できるのかというのが、現在の水量を見ればカバーできるのかどうかについてはちょっと今のところ手元に資料もないですし、水量がどのくらい使われているかというのもちょっと今のところわからないので、何ともお答えができませんが。 あとは、統合した場合、給水施設人口を上回る101人を超えるということになると、給水施設から上の段階の簡易水道とか、そちらのほうになった場合には管理体制がまた変わってくるのかなということがありますので、一概にここで接続はできますとかできませんというのは、ちょっと回答は控えさせていただきたいと思います。 以上です。
○議長(大縄武夫君) 高縁光君。
◆5番(高縁光君) 確かにそのとおりだと思います。ですけれども、やはり古い、木野反でされている配管、つなぐとすればもちろんそれも関係してくるということだと思います。その辺で、今後、木野反さんが湯岐とつなげたいといった場合、その工費とかそういうものは町のほうで出していただけるかどうかお伺いしたいと思います。
○議長(大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 実際に接続するというような状況になりましたら補助事業とかぜひ探したいというか、探索したいなと、このようには思っております。
○議長(大縄武夫君) 高縁光君。
◆5番(高縁光君) 今後、
部落間の湯岐と木野反さんのこの話し合いがまとまれば、今、町長答弁があったようにいろいろの事業を探して、木野反さんのほうの配管をやるということの答弁をいただきましたので、ぜひそういうことでひとつお願いしたいと思います。 次に、定住促進住宅の問題をお聞きいたしたいと思います。 この問題は、県警が告発を受けて捜査し、宮田町長を地検に書類送検するという事態となっています。これと前後してマスコミも相次いで報道されています。その報道の一つが、10月10日付の福島民友の記事で、この報道の中で入札選考に係る書類の写しというものが画像としてあります。宮田町長の訂正印が鮮明になっており、いかにも宮田町長が悪いことをしたという印象操作の報道の根拠になっています。 お聞きしますが、この文書は町の正式文書なのかお聞きしたいと思います。
○議長(大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) その報道機関の新聞ですか、見る限り、正式な書類かなというふうな推察はいたしております。
○議長(大縄武夫君) 高縁光君。
◆5番(高縁光君) 正式な文書であると。しかし、不思議なことで、なぜ報道機関にその文書が渡ったかなんです。その辺はどのように考えておりますか。
○議長(大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 今回の問題にかかわる資料につきましては、これまで個人から2件、情報開示請求があり、開示いたしました。その開示した内容がどのような経過で報道機関に提供されたのかはちょっとわかりかねます。 以上です。
○議長(大縄武夫君) 高縁光君。
◆5番(高縁光君) わからないという答弁でございます。しかし、実際には報道機関に渡って、民友新聞に出ているんですよね。これは誰がこのようにされたのか。
○議長(大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 それは、それを掲載した報道機関でないとちょっとわかりかねます。 以上です。
○議長(大縄武夫君) 高縁光君。
◆5番(高縁光君) 特に、退職した元職員の問題が起こったときに、入札担当の課長だった元総務課長には聞き取り調査をよく行うことが必要なんではないでしょうか。 実は私は、この元総務課長が退職前の昨年の問題で聞き取り調査を行いました。このとき、元総務課長は、入札参加業者の指名の最初の起案文書だと思いますが、そのコピーを見せていきさつを説明したのです。ですから、関係資料のコピーを持っていても不思議ではありません。議会としても、せっかく百条委員会ができたので、元総務課長にも証人として出ていただきたい。この文書の問題で証言をしてもらうことが必要ではないでしょうか。 同時に、町としても元総務課長の聞き取りを行い、関連文書を持っているのか、他人にそのコピーを渡したのかなどを調べ、本人は既に退職しているので、さかのぼって懲戒処分は無理でしょう。しかし、コピーは役場のコピー機なのか自分でつくったものか、いずれ、町職員時代に公文書のコピーを流出させたのであれば公務員法違反に、抵触するおそれもあります。法的措置も検討し、場合によっては損害賠償的なものも検討する必要があると思います。町の考えをお聞きさせていただきます。
○議長(大縄武夫君) 高縁議員さんに申し上げます。 まだ百条委員会、これからのあれでございますので、その辺の見解はいかがなものか。きょう、最後に特別委員会の会議があるんですが、その前に、事前の課長と云々というような形の質問はちょっとここではどうかなと思うんだけれども。わからない中での答弁はちょっと。できれば違う質問にかえていただきたいと思います。 〔発言する人あり〕
○議長(大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) 関連してお答えを申し上げます。 まず、職員には守秘義務という大変厳しいおきてがございます。当然これはきっちり守られておったはずですから、そういう話がもしくはその内容が外に漏れ出したことは絶対ないと、このように確信をいたしております。
○議長(大縄武夫君) 高縁光君。
◆5番(高縁光君) 確かに町職員から直接渡っているわけじゃないと。どこからか渡っているというふうには思いますね、新聞に出るということは。だから、そういうことでいいのかどうかですけれども、これ本来ならば町民にはその文書を公開するが、しかし外部に渡るようなことはやらないという答えも得ております。ですから、誰かが、町からでなくて、職員の中からでなくて出していると。町民には、だから文書は行っていない、外部にね。町民が町に来たときに見せると、これはできると。しかし、外部に漏れ出すことはないという答えは、これはわかっています。しかし、ここが一番重要なところで、外部に渡ったんですよね、中身が。これが一番重要だと思います、答えはなかなか出てこないと思いますけれども。 さきの総務課長さんですが、今回は談合問題で書類送検となったわけですね。しかし、当時はこの談合の話はなかったんですよね。あったのは、A級、C級の資格関係での仕事のとり合い、これがああいう話だった。しかし、書類送検になったのは、談合で書類送検になったと私は考えているんですね。 ですけれども、ここでお伺いしたいのは、そういう中では贈収賄が、これは新しい角度から見た話ですが、贈収賄がいわゆる業者と町長にあったかどうかお伺いいたします。
○議長(大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) 談合問題ですか、贈収賄等々、これには全く身に覚えがありませんので、断言しておきます。
○議長(大縄武夫君) 高縁光君。
◆5番(高縁光君) そのとおりだと思います。 ここで、もう一つ不思議なことが起こっているんです。確かにそのとおりだと私は感じます。しかし、突然、1年半もおくれてからですよ、その話が出て。1年半もおくれてからこの話は出たんですよね。何のためにこれは出たのか不思議です。 これは、もう一つは塙工業高校、これは署名では福島県のトップの署名が集まっている。これとも関連するかという感じはします。そう言っている人もおります。いわゆるブレーキですね、ブレーキをかける、そして統合へ行くのではないか、こういう考え方の人もおります。
○議長(大縄武夫君) 高縁議員さん、質問は的確にお願いします。
◆5番(高縁光君) はい。 これは、最終結果は警察関係の結論が出なければ出てこないと、このように思います。それで、議会として解明すべきことは、入札参加者の選定の際、事務方が挙げてきた業者を町長が見直しの指示をしたとき、違法性を確認しながらごり押ししたのかということだと思います。私は、事務方が挙げてきたのは、町長が何でも決裁しなければならないとも思いません。業者の入れかえの考えが中小零細業者に入札参加の機会を広げた、この説明は一理あると思います。これは一理あるが、ただその手続に、町の規定に合い、同時に合法性が認められた場合はそれでいいと思いますが、それに対して町長は認識不足という答えを出しております。 ここで、当時の総務課長から、これはだめだと、違法だという話が、指摘があったかどうかをお伺いいたします。
○議長(大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 議会でも特別委員会が設置されておりますので、今までの説明内容の範囲でお答えをさせていただきます。 工事等指名運営委員会で選考後に、財務規則に基づいた契約権者の権限、これは町長の権限であります、で私が指名業者の変更を決定いたしました。この際、私を含め職員誰もが、建設業法で経営事項審査を受けていなければ参加できない入札との認識がなく事務処理をしていました。したがいまして、再度、工事等指名運営委員会に諮ることもしませんでしたし、落札後についても問題のないものとして事務を進めておりました。 後段の質問に対しましては特別委員会での対応となるかと判断しますので、ご理解をいただきたいと思います。 以上です。
○議長(大縄武夫君) 高縁光君。
◆5番(高縁光君) ここでも問題がもう一つ出るのです。結局、この差しかえにおいて、もし町長が悪いことをやればそれを全部右へ倣えするかどうかなんです。悪いことを抑えるのはどのようにして抑えればいいのかお聞きしたいと思います。
○議長(大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 法律にのっとると申し上げますか、それに準じて事業を進めていくというのが職員の使命、役目でもあります。ですから、この問題に関しては特別委員会の中でのお話ということでご理解をいただければと思います。
○議長(大縄武夫君) 高縁光君。 これが最後の質問になります。
◆5番(高縁光君) そのとおりだと思います。 これは、今回の百条委員会、これから行われるものでございますが、このときに、やはりさきの総務課長、そして町長、裏でこそこそやったってわからないから、やはりこの百条委員会の中ではっきりしていただきたい、このように思いまして、質問を終わります。
○議長(大縄武夫君) これで、5番、高縁光君の一般質問を終わります。 休憩します。 休憩 午前11時05分 再開 午前11時15分
○議長(大縄武夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
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△割貝寿一君
○議長(大縄武夫君) 次に、10番、割貝寿一君、登壇願います。 割貝寿一君。 時間は12時までです。 〔10番 割貝寿一君登壇〕
◆10番(割貝寿一君) 10番、割貝寿一です。 通告順に一般質問をします。 初めに、平成29年1月定住促進住宅新築工事入札と町長の書類送検について。 ご承知のとおり百条委員会が設置されましたので、詳しいところはそこらで調査はされると思いますが、せっかく与えられた一般質問ですので、町長忙しい中、貴重な時間でありますので、重複しますけれども、確認の意味においても質問したいと思います。 宮田町長は、今から3年半前、平成28年7月15日に就任されまして、すぐに翌月8月2日、臨時議会を招集されました。その中で、町長挨拶の中、大変すばらしいことを町長しゃべっているんですね。2期にわたって役場職員上がりの町長が合計7期、28年間、行政のプロが町長として携わりましたが、私は、議員3期やりましたけれども、素人同然だと。でも、前の町長がやられてこられた塙の町づくりを踏襲しながら、さらに、「私は民間人ゆえの価値観を取り入れた新しい風を町政に吹き込みたいと考えております。」と言われております。私は、この「民間人ゆえの価値観を取り入れた」というのが案外キーポイントかなと、この問題につきましてね。 ただ、このとき副町長は欠席していましたね。それから、初めての9月定例議会、このときも副町長は不在でありました。なぜかと思えばおやめになられた。おやめになられていたというか、やめざるを得なかったというのが現状かと思います。 副町長がいれば、私は、課長クラスと町長の間のクッション役ですから、案外、抑えられたんではないかなという、仮定の話で、過去の話ですからこれ何とも言えませんが。 ただ、この問題に対して、まず町長がいないときの10月に、この工事等請負業者指名選考内申書及び通知書というのが作成されているんですね。当然、選考委員会の会長は副町長がなるわけですけれども、それが、不在のために総務課長が副会長として通知書を出している、サインしているわけですけれども、まずこの内申書と通知書の流れをちょっとお聞きします。
○議長(大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 その流れということでありますので、担当課長より説明をいたさせます。
○議長(大縄武夫君) 総務課長。
◎総務課長(白石憲男君) それでは、業者の指名選考に係る内申と通知の流れですが、工事を行う場合に、担当課より指名、当時は指名選考委員会という形ですが、そこに内申書が担当課から上がってきます。そこで、選考委員会、議員さんがおっしゃるとおり、当時は副町長がおりませんでしたので、総務課長が副会長ということで進めまして、そこの中で審議をして担当課へ通知をすると。その通知を受けて担当課が起工をするという流れになっております。 以上です。
○議長(大縄武夫君) 割貝寿一君。
◆10番(割貝寿一君) この内申書を町長が見ると思うんですけれども、この開示された書類には手書きで加えられた業者があるんですけれども、これは、今回、8番議員の質問で、自分がこれは書き入れたと答弁されました。財務基準とかなんとかで権限を持ってやったとかとちょっと言ったような気がするんですけれども、何の権限でこれ書き入れることができたのかちょっとお聞きします。
○議長(大縄武夫君) 総務課長。
◎総務課長(白石憲男君) 指名業者の決定の部分で、財務規則に基づきまして、契約権者ということで、金額等によって契約権者は若干変わりますが、基本的には町長になります。塙町の指名競争入札実施要綱というのがありまして、経審関係とかそういうのがなくてそのまま、財務規則上、契約権者が最終的には指名業者の決定を行うというような形になっておりますので、それに基づいて行っているというふうにご理解いただければと思います。
○議長(大縄武夫君) 割貝寿一君。
◆10番(割貝寿一君) そこがちょっとわからないんですよね。この内申書、通知書には、上段の右端に工事の等級と書いて、Bと書いてあるんですよ。ということは、これはB以下を含まないんですね。B以上という意味なんです。だからBと、Aクラスはいいんです、Aランクは。それを何だかわからない、職権とかなんとかと書き入れたのが、これまたCクラスと書いてある。これが書類として通用するのかですよね。これがまた最高権者ができるのか、これをもう一回聞きます。
○議長(大縄武夫君) 総務課長。
◎総務課長(白石憲男君) 今のは格付の部分のおただしだと思いますが、基本的には、先ほどの答弁と同じような形になりますけれども、あくまで最終的な指名の業者については契約権者が指名というふうに、一応、財務規則ではなっています。 町では、公表はしているわけではないですが、内規として業者にA、B、Cという等級の格付をしております。等級によって一応設計金額で分けるような形をやっておりますが、基本的には内規ということであって、それに必ずしも縛られるということではないという部分で、最終的な部分は契約権者のほうで、あくまで、通知を受けた者に対して決定を行うというのは契約権者が行うという形になっているということです。
○議長(大縄武夫君) 割貝寿一君。
◆10番(割貝寿一君) これは公共工事でしょう。財務規定の中に、一般入札、競争入札でも、資格がない者の載った入札は無効と書いてありますね。書いてあるんですよ、財務規定の中に。それにはひっかからないのか、前からこういう説明でずるずる来ちゃったんですけれども。 それと、私が言いたいのは、国交省管轄の建設業法が、小さな塙町の内規規定のほうが強いのかどうかです。その判断をちょっとお聞きします。
○議長(大縄武夫君) 総務課長。
◎総務課長(白石憲男君) すみません。今おただしの部分で、建設業法よりも町の内規のほうが強いのかというようなおただしですが、基本的には建設業法に基づかないと業者は営業ができないという部分にはなります。塙町の指名競争の入札実施要綱の部分で、業者についての経営事項審査等については特段記述もされておりませんので、建設業法を持っている有資格者ということで名簿登録されているという部分はございます。そういう意味では、指名運営委員会なんかでもそうなんですが、あくまでその名簿に登録されているものの中から指名を行っていくという部分で、先ほど申し上げましたように、A・B・Cのランクづけについては、一応、金額的なもので分けているという部分です。 割貝議員さんが言うのは、その経営審査事項の部分を受けていないという部分では違法ではないのかと、要は資格がないんではないかというおただしだとは思うんですが、基本的には建設業法を持っているということで契約もされ、ただ経営審査事項を受けていなかったという部分では、当然、手続上の事務的な部分では問題があるということで、県のほうから業者に対しての処分とか町からの処分とかという事務部分についてのそういう対応はありましたが、契約をする上では、一応、建設業法がある業者とやっているということで、一応これについては問題はないのかなと。 といいますのは、経営事項審査を受けないで入札に参加した業者が建設業法に違反していると、その処分というものは、福島県が判断を行って公示という処分をされております。契約自体は有効でありますので、福島県から処分があっても契約解除の要件というものには当てはまらない部分と、あと建設業法の29条の3で、処分を受けた者は、「処分を受ける前に締結された請負契約に係る建設工事に限り施工することができる。」というふうな記述もあります。そういう意味では、特に契約自体は問題がないでしょうというふうな専門家からの指導も受けております。 以上です。
○議長(大縄武夫君) 割貝寿一君。
◆10番(割貝寿一君) これは百条委員会のほうで詳しくやらないとわかりませんが、今の説明ではちょっと納得いかないですよね。これ、税金が介入するから私はちょっと聞いているんですけれども。そして、先のことでちょっとあれですけれども、要は町長が資格のないC業者を入れなければ何ともないわけですけれども。 ただ、これ町長は、単独で行ったとか、それは言いづらいから言わないんでしょうけれども、この書類を見ると、多分担当、
まち整備課長が内申して、これを通知したのが、当時の副町長がいなかったから総務課長だったと思います。普通だったら、棒線を引っ張って訂正印押して手書きで資格のない業者を書き込む前に、もう一回書き直すとかなんとか、普通は言うんじゃないかと思うんです。ということは、このまま訂正印押して、手書きで、これ追加した資格のない4業者の代表者の名前もなければ住所も書いてないんですよ。ただ等級数は書いてあるけれども。ほかの、最初から4業者をパソコンでちゃんと打ってあるのは代表から住所から全部きれいに、等級も書いてある。 要するに、高縁さんも先ほど質問しましたけれども、この答申した担当とかかかわった課長2人は、これはCクラスは無理ですよというのは言ったんだと思います、完全に。ただ、そこに町長個人の事業主である民間感覚が出たんだと思います。 これは、書類は裏を返せば直さないでこのままいったということは、課長が要望に応じなかった証拠なんですよね。かかわっていないという証拠なんです。というのは、かかわっていればちゃんとこの手書きのままで直してあるはずなんです。これは小さな抵抗だったんだと思います。書かない、訂正しないということは、町長単独で職権を逸脱してやられたんではないかと。これは後でやることですからこれ以上は進めませんけれども、そもそもが、この書類が通用するかどうかというのも疑う、ひどい公文書だと思います。 そして、この件に対して県側はずっと、町側は県の判断を待っていると言いながらずっとそのままでいって、結局、8月完成しちゃったわけですけれども、これちょっと前後変わりますけれども、県からの指示とかそういうのはあったんでしょうか、ちょっとお聞きします。
○議長(大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 詳細につきましては担当課長より説明をいたさせます。
○議長(大縄武夫君)
まち整備課長。
◎
まち整備課長(藤田衛昌君) ただいま県からの指示ということでのおただしでございますが、特に指示とかということでの町に対しての関与はございませんでした。 ただ、一連の問題が報道されたということで、県といたしましては状況を調べるということで当町においでになって、その中で書類の確認等はいたしまして、さらにその写しを一部分、必要な部分ですが、どのような対応をしていたんですかというようなものは提出させていただきました。 その中で私どもが説明いたしましたのは、まず先ほどから話題になっている資格でございますが、資格については、地方自治法施行令によって定めることができるということになっております。その資格については、先ほど来、総務課長が説明したように塙町指名競争入札実施要綱等々で、格付基準等々で決まっております。その中には経審という言葉は特にございませんで、先ほど申しましたように、建設業法の許可を受けているかと、その他もろもろがございました。ですので、経審がなくても名簿には登載されるということで説明をいたしております。 さらに、指名業者で格付基準があるのに、例えば、先ほどのA・B・Cのランクの中でBということは、Cは入れないんでしょうということでございますが、当方の選考委員会の設置要綱におきましては、特に必要な場合、認められる工事については、いわゆるA・B・Cのランクの下のランクの業者であっても、有資格者名簿に登録されている者の中から指名することができるという規定がございます。なので、例えば経審がなくても指名はできると。 ただ、経審につきましては建設業法の中で規定しているんですが、それは発注者側を規定しているわけではなくて、受注者を規定しております。結局、私は指名されたけれども、経審がないから受注できませんということを言わなければならない義務があるんですよというのが、建設業法の規定であります。 ですので、今回処分を受けたのはそこに参加した業者であって町ではないということでございますので、町は一通りの、法律にのっとった流れの中で今回の契約行為はしているということでの認識があったから、特に県からの例えば指示、指導、そういったものはなかったんだろうというふうに解釈をしております。 以上です。
○議長(大縄武夫君) 割貝寿一君。
◆10番(割貝寿一君) 全く理解できないんですけれども、何のためにランクづけがあって経審があるのか。そして、今の説明で、建設業法が適用されるのは受注者といいますか、その入札者。結局、入札者が受注してもそこで断ればいいということなんでしょうかね、資格がないからと。多分、今の説明だと。 ただ、この場合は町長が入れたんですよね。相手は入りたい意識はなかったかわからない。町長が入れたんですよ。そして、町長が入れたのに、逆に今度ペナルティー食らったのはその本人で、意味合いが全然違うんです。県の対応がちょっとおかしいと私は思います。 それで、県側は半分の2,000万円を出さなくちゃいけないわけですね、これ。国から回っての国民の税金でしょうけれども。ただ、塙町のことだから、こちらは何とも言えないとかなんとか月刊誌には書いてあったみたいですけれども。この問題があった入札でそのまま続行されちゃって、完成されたものに2,000万円を何ともひっかからないということで出してしまったと。これが政治なのかどうか私はわかりませんが。とにかく、もっともらしいように聞こえるんですけれども、根本的なのは、町長が内申書、この書類に手書きで無資格者を参入させなければ済んだ話であって、いろんな理由をつけても私はちょっと難しいんじゃないかと思うんです。 それと、翌年の1月13日にその内申書と通知書をもとに指名業者で入札が行われて、奥久慈さんが落札したと。ところが、建設業法に違反しているんでないかというのが、たまたまこれは月刊誌のほうから県に行ったんでしょうかね。それで、県から塙町に、これはどうなっているんだということだったと思います。それで急遽、町は、5月ですね、そのときは誰もわかりませんし、私らも知る由もなかった。ところが、その月刊誌の情報でそういうことになったので、5月ですね、5月25日に我々に内容を説明して、翌日に記者会見ということになったわけですけれども。 そのときの不適切な事務処理について、そのときの資料持っているんですけれども、不適切な事務と書いてあって、町長のこのようになったいきさつを書いてあるんです。今回の工事は特殊技術を必要としない木造の在来工法であると。大工が施工できる工事とか後継者が云々とか、それを考慮して当該業者を含む指名競争入札を実施したものでありますと書いてあるんですけれども、このせりふといいますか説明は全然関係ないことだと思うんです。これでやられたんでは、ランクづけの意味もないし、どうにでもなっちゃうということですよね。 それで、この場合、全職員にはコンプライアンスを今後は徹底して町民の信頼に努めると書いてあるんですけれども、これ職員は全部知って、課長クラスは知っていたわけですから、コンプライアンスというのは、法令遵守というのは町長ひとりで済むんではないかと私は判断しているんですけれども。いまだかつて、町長単独で、私の不徳のいたすところで私のあれでしたとかなんとかと言わないと。職員も説明していますよね、一緒に。そこら辺を職員がどう感じているのか。また、町民は、課長クラスもそのように説明するものですから、ああ、町長のほうが正しいのかなとか、感じ方はいろいろあると思うんですけれども、これがもし本当に、公務員の仕事として、町民に対して奉仕する立場として、本当にこのとおりに言っちゃって、私たちは一生懸命やっていますよと言い切れるのか。それが発覚したときに、言葉は悪いですけれども共犯になるのか。これ今、すごく私は、役場内のこれからのあれで支障を来すんじゃないでしょうかね。 時間が迫っていますので、なかなか言いたいことが言えませんけれども、ただ、今回の質問の中で町長が、選考委員会で選定した4業者から、私が4業者追加で2業者削除という決定をしたと。指名業者の選定は、財務規則にのっとり契約権者の権限で行ったと、これを述べられたので一歩前に進んだのかなと思います。また下に、不適切な事務処理はあったと。業者を変更したことでなく、業者が経審を受ける必要があったとの認識がないままに指名したことであり、私を含め職員が気づかず怠ったこと、入札の資格がないことで実施をしたことで県や町から処分を受けたと。 私は、町長個人と町職員がともにわからなかったというのは、やっぱり区別してはっきりする必要があると思っているんですね。だから、いかにどこで折り合いをつけるというか、それは百条委員会の中で調査をして、これからこういうことがないように私らは、罪かどうかというのは、それは地検とか裁判所のほうですから、私らは調査をして、二度とこういうことが起きないように調査をするのが百条ですから、なるべく町民にわかりやすいように説明責任を果たせればと思っております。 そして、書類送検に関しましては、私は警察にまず告発した方というのは、これね、いろんなうわさあってわかりませんが、多分、その方は200%ぐらいの自信がある方なんでしょうね、内容。私らはその担当した課長クラスとか接触しておりませんので大体の情報でやっております、私はしゃべっておりますけれども。もう町民、県民の注目は地検の判断ですからね。裁判所にお願いするのか、まあ何ともないでしょうとなるのか、そちらのことは任せて、とにかく二度とこういうことが起きないように調査をする予定であります。 追及はし切れませんが、この辺で次の質問に入ります。 令和2年度給食無料化について。 給食費は、宮田町長になってから、1年か2年前に、30%補助ということで1食300円から200円に現在なっております。ただ、2年度に無料にしたいということでありますが、私は、町長の選挙公約ですので半分はそれはしようがないことだと思いますけれども、1食200円の材料代といいますか、給食費が払えないからただにしてくれという小中学校あたりの保護者の意見は多いのかどうか、ちょっとお聞きします。
○議長(大縄武夫君) 教育長。
◎教育長(秦公男君) お答えいたします。 アンケートで保護者の皆様からとったことがございます。それについては、ぜひしてほしいというご意見が多々ございました。数字的なところは今資料を持っておりませんのでお答えできませんが、そのようなことでございます。 以上でございます。
○議長(大縄武夫君) 割貝寿一君。
◆10番(割貝寿一君) 無料というのは、前にも言いましたけれども、1千万円も2千万円も所得ある人でも、ただだったらそれにこしたことはないんですね。ただ、学校給食法の基本としては、施設整備費とか調理人の人件費とかそういうのは設置した自治体が持って、それ以外は保護者の負担と給食法で基本はなっています。ただ、現在の文科省の判断だと、設置者の判断で保護者の負担軽減することは可能になっていると、こういう判断が出ている。それに従って、全国の1,800前後あるんでしょうか、区市長村、自治体、それの2割ぐらいはもう何かの補助をしているという結果になっていますけれども、ただ、本当に困っているのが賄い材料代の4,400万円、これは出せる余裕というのはあるんでしょうか、ちょっとお聞きします。
○議長(大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 議員ご承知のように、大変急速に人口減少が進む中、この塙町にとどまっていただく、故郷に戻る、塙町に移住いただくため、若者定住促進住宅団地の整備やこども園の整備など、子育て世代へ少しでも支援をいたしまして、少しでも人口減少に歯どめをかけるための施策が必要であります。塙町が策定いたしました子ども子育て支援施策の中に、子育て家庭を支援する仕組みづくりの基本施策に掲げる経済的負担の軽減とありますように、私の、お話のように選挙公約にも掲げておりました。ぜひ給食費全額を町が負担したいと、このように思っております。 子育て世代の負担を軽減することは、塙町に住み暮らす魅力の一つになると、このように考えております。近隣でも全額負担の町はございます。全額負担とまではいかないまでも、5割補助、実質7割補助との話も聞いておる自治体もございます。 おただしの財源につきましては、地方消費税交付金の増額が見込まれます。今後も、補助事業、交付金事業等の獲得に努めるなどいたすとともに、電力料金等の経費の縮減に努力することにより、現在の財政状況であれば十分に対応は可能と、このように判断しております。
○議長(大縄武夫君) 割貝寿一君。
◆10番(割貝寿一君) 今の説明で、消費税で入るとか何とかなるような答弁だと思うんですが、ただ、これ4,400万円、簡単なようでかなり大きいですよね、毎年。特に私が言いたいのは、まず最初に言ったように、1食200円というのは9割9分払えると思います、今の若い方。 それと、4,400万円あれば結構、町の今までの修繕とかそういうのが予算がなくてできなかったとか、1,000万円かかるんだけれども500万円にしちゃったとか、結構そういう事業があるんではないかと思います。そういうのもできないで困っているのもあるはずなんだけれども、この簡単に進む無料化、これは私は、基本的には払えるものをわざわざやる必要はないというのが私の哲学というか考え方です。確かに、町長言われましたように、全額補助のところは近くで古殿町、この間もちょっと説明しましたけれども、あと半額というのは矢祭とか石川、浅川、泉崎。 ただ、全国的に2割の自治体が補助しているというのは、大体七、八割の自治体は人口1万人以下の小さな自治体なんですね。そうすると、少子化対策がもう給食費だけで最後のとりでというか最後の手段、ということは、裏を返せば政策がもう尽き果てたというような感じに受け取られる場合がありますね。 それと、今は、二、三年前の統計で、二十から50歳までの女性の一人の方が全体の15%いると。女性で二十から50歳までの方が一人でいるのが15%ということは、男性の方はもっと多い。それから、既婚者でも男性4人に1人は無精子、精子がないと。ということは、25%は結婚しても子供はできない。そう考えてくると、4割ぐらいはお子さんには縁がないというか、あとは後期高齢者の人数がふえて、お年寄りには関係ないと。税の使い道が公平性でどうなんだと。国は、自分の保身のために、自分の金じゃないからがんがん補助は出すと思いますけれども。 これ余分な話ですけれども、これから関東直下地震、南海地震、こういうのがあると復興に何百兆円もかかると言われています。今、返せないほどの1,100兆円あるところにまた何百兆円もかかる。私の持論で申しわけないんですけれども、やっぱり借金は早く返すべきだというあれはあります。 ただ、この給食費を無料にして、問題のある水道料金ですか、もう水道料金が各上水道、農集落、公共下水、みんな1億円以上繰り出していると、一般会計から。国保に対しても1億円ね。国保は大体しようがないかなと。ただ、水道料だって、これから人口が減って使用量が減ってくるのに維持費はかかると。ということは、早目に、せめて棚倉と同じぐらいに少し料金を上げなくちゃいけないと。ところが、上げたいんだけれども片方で無料にしている、これではなかなか私は難しいと思うので、なるべくだったら、やるんであれば白河市のように在校3人目以降無料とか、西郷村みたいに在校3人目以降無料とか、やっぱり人口がふえるのは3人目ですから、2人目は半額でもいいですけれども、せめてそういう工夫は必要だと思っているんですよね。あくまでも無料という一つの考えですからそれはしようがないんですけれども。 最後、もう一回だけ、やるかやらないか意思をちょっと聞いておきます。
○議長(大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 最初にですけれども、ぜひやりたいと、このように思っております。これは一つの考え方ですけれども、教育長ともよく話をいたします。食育という面で、もっと町がしっかりと子供たちの子育てと申し上げますか、体づくり、健康づくりのためにかかわりを持ちたい、これがまず一つ。 そして、つくる農産物等もできる限り町の中のものを使いまして、できたらそのつくっている現場、畑、田んぼに子供たちを連れていって、こういうふうにしてみんな一生懸命あなた方のためにつくっているんだよと、みんなのために頑張ってつくっているんだよという姿を見せる。 それともう一つ、この給食はみんなのお父さん、お母さん、おじいさん、おばあさん、一生懸命働いて納めてくれた税金の中から、みんなにしっかり丈夫に元気に育ってほしいということで拠出して、そのお金を回してもらっているんですよ等々、その情操面も含めての教育をぜひやっていきたいということで、私は、給食費ゼロを提案していきたいと思っております。 以上です。
○議長(大縄武夫君) 割貝寿一君。
◆10番(割貝寿一君) 私は、わかりづらい税金じゃなくて、現実にお父さんが働いてお金を払っているんですよと、そういうふうに感じ取らせるのが本当の食育であって、原産地のものを食べるだけが食育ではないと思います。そして、現実にオールシーズンの野菜とか材料が賄えますか。現実は、値段も高くなって、物がなくて、きれいごとではやっぱり済まされないところがあると思います。 時間がないので、最後の水害に対してですけれども、皆さん言われておりましたので大体わかっています。ただ、広明議員でしたか、1月で切れると、期間のね、それは延長とか必要だろうし、またお年寄りは土地貸しちゃっていて、土砂が流れ込んでいるとか畦畔崩れているところがわからない。そういう場合には町が見て、ある程度、肥料とかそういうのを段取りというか、してもらえるのかが心配、そういうのはあると思います。 ただ、町の期間とかは、やっぱり私もちょっと考えたほうがいいかなとは思いますので、お願いしたいと思います。答弁はいいです。 これで私の一般質問を終わります。
○議長(大縄武夫君) これで、10番、割貝寿一君の一般質問を終わります。 休憩します。 休憩 午後零時01分 再開 午後1時10分
○議長(大縄武夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 次に、1番、七宮広樹君の一般質問の前に、左右にありますボードを許可しておりますので、ご了承願います。 説明員、給食センター所長から、午後の会議を欠席する旨、報告がありました。
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△七宮広樹君
○議長(大縄武夫君) 次に、1番、七宮広樹君、登壇願います。 七宮広樹君。 時間は2時10分までです。 〔1番 七宮広樹君登壇〕
◆1番(七宮広樹君) 12月定例議会も、最後の質問者、1番議員、七宮広樹でございます。 このたびも不肖ながら町民の代表の議員の一人として、塙町の思いと塙町発展のために、通告いたしました4項目、台風19号の対応と今後の対策と取り組みについて、気候変動に対する水の確保と整備について、子供と高齢者がともに集える居場所づくりについて、旧常豊小学校の利用と取り組みについて質問いたします。 さきの七議員が台風19号に関する質問をいたしましたので、重複するものは視点を変えて質問いたします。また、議長の了解を得て、議場内に浸水状況の写真を掲示させていただきました。撮影者は本町在住者、資料提供は夕刊はなわ社でございます。 それでは早速質問に入ります。 台風19号の対応と今後の対策と取り組みについてでありますが、初めに、台風19号では、多くの町民が不安の中、塙町消防団の活動が不安を取り除き、命を守るための最善の行動ができましたことに心から感謝と敬意を払う次第でございます。また、避難された方々には心よりお見舞い申し上げます。 さて、台風19号の町内の災害状況を見ますと、河川の氾濫により、広範囲にわたりかつてない甚大な被害に見舞われました。その後の被害状況の詳細も把握されている中、今後、同様の自然災害がふえてくると思いますが、検証と今後の対応・対策をどのように進めていくのか伺います。
○議長(大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) それでは、七宮議員のご質問にお答えを申し上げます。 今回の台風19号による被害は、現在、災害等の復旧に最大限努めております。担当部署でそれぞれ災害復旧のための申請書の書類作成に追われておるところであります。今後、検証し対応と対策を立てていきたいと思います。 町内全域に及ぶ浸水及び内水氾濫でありました。河川の氾濫による被災箇所については、災害復旧工事を実施し、内水氾濫、特に代官町、柳町の床上・床下浸水に対する被災防止策を今後十分検討していかなければならないと、このように考えておるところであります。
○議長(大縄武夫君) 七宮広樹君。
◆1番(七宮広樹君) 私は、役場、消防、警察、病院、各区長、消防団幹部が集まり、全体的な検証会議と今後の非常時の対応・対策について、記憶が残るうちに行わなければ教訓が生かされません。ぜひ危機管理の意識を深めて早急の対応を切に願いますが、具体的にいつごろそのような会議を開く思いがあるのかお聞かせください。
○議長(大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 先ほどお話をいたしましたように、今、申請書類等の作成に追われており、これを最優先にやっておる次第であります。できるだけ早い時期に消防団の机上訓練ともあわせまして、各関係機関との協議はしっかりと進めていきたい、できれば年度内ぐらいにできればというふうな思いも持っておるところでございます。
○議長(大縄武夫君) 七宮広樹君。
◆1番(七宮広樹君) 早期に対応していただくことを切に願う次第でございます。 町は、今後、町民が安心・安全に暮らせる災害に強い町づくり、地域強靭化を推し進めていくことが急務と思いますが、どのように進めていくのかお考えをお聞かせください。
○議長(大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 お尋ねの地域強靭化に対する取り組みですが、国や県が、いかなる大規模自然災害が発生しようとも致命的な被害を負わない強さと、速やかに復旧・復興できるしなやかさを備えた強靭な国土地域社会を構築し、安全で安心な地域づくりを推進するため、国土強靭化計画を策定しておりますが、塙町におきましても、今年度中の策定を目指し作業を進めておるところであります。 以上です。
○議長(大縄武夫君) 七宮広樹君。
◆1番(七宮広樹君) 町長より強靭化のプロジェクトというんですか、そのようなものを今年度に立ち上げられればというような心強いお言葉いただきました。ぜひその方向に向けてお願いをいたします。 塙町も広範囲に被害を受けましたが、両側に掲示をした写真は、塙3区、本町地内の浸水状況を撮影したものです。こちら、一番手前にあるものが、午後10時ごろの坂本屋さんの前でございます。順番に追っていきますけれども、その後ろが同時刻の勝床さんの横でございます。その次のパネルでございますけれでも、こちらも同時刻の浜つねさんの前でございます。その次のパネル、こちらは午後11時30分ごろの浜つねさんの前の写真です。次の写真が、こちらは零時ごろの浜つねさんの前でございます。一番最後の写真になりますが、翌日未明、水が少し引いた浜つねさんの前の道路でございます。こちらの東側の写真になります。一番執行部側のほうが午後10時ごろの増水した川上川でございます。真ん中の写真が午後10時30分ごろの桜木橋の様子でございます。一番最後、こちらが11時ごろの桜木橋の様子でございます。 このように、水が出ますと被害が大きく、いつも悩まされるのが塙3区であります本町や代官町地域でございます。こちらの地域住民からの要望に町はどのような対策を講じていくのか伺います。
○議長(大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 先日の一般質問の中でもお答えはいたしております。ご承知のように、代官町地内など堤防より低い河川水が高くなれば排水が滞りますので、浸水が起きやすい状況下にあります。水をためないためには、強制的に排水するか、地盤を高くするか、水がこないようにするかでありますが、いずれも多額な費用がかかりますので、どのような方法が現実的か、かつ効果的か検討してまいりたいと、このように思っております。ちょっとお話はしましたけれども、上部排水用の堰なんかもぜひしっかりと検討してみたいなと、こういう思いでもおります。 以上です。
○議長(大縄武夫君) 七宮広樹君。
◆1番(七宮広樹君) 町長お話をされたように、大型排水ポンプの設置や川底の砂上げ、水路の新設などさまざまな対策が考えられますが、できることなら早急に講じていただきたい。本町、代官町地域の住民が安心・安全に暮らせる環境づくりにぜひ全力で対応していただきたい、これを切に願うことでございます。 先日、令和2年度から令和4年度までの振興計画の中で、雨水排水施設調査事業が令和3年度に調査業務委託の記載がありました。改めてこの調査内容について伺います。
○議長(大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 詳細については担当課長より説明をいたさせます。
○議長(大縄武夫君)
まち整備課長。
◎
まち整備課長(藤田衛昌君) 振興計画に計上いたしました雨水排水調査ということでのおただしでございますが、まずはこの都市計画区域といいますか、渋井から塙にかけての地域、この雨水排水につきましてはもう30年以上前から取り組んでおるところでございます。 以前にもご説明しておりますが、平成2年度に都市計画区域内の下水路調査の基本計画ということで計画を立てております。それに基づきまして、いわゆるビル川とか、この役場との間の排水路とかが整備されてまいりました。 ただ、そのときの整備計画が現在の雨量に耐え得るのかということで、実は昨年度、簡単な見直しということで、根本的な調査ではないんですが見直し調査ということで、例えば宅地がどのぐらい広がっているか、雨の排水がどのようになっているかということをもう一度検証したところでございます。 それによりますと、平成2年と今年度調査した雨量は当然違うんでありますが、同じような結果が出ました。と申しますのは、代官町付近とあとは保育園付近にポンプ場をつくらなければならないということ、あわせまして渋井あるいは塙の境付近に調整池をつくらなければないと。それによらないと計画洪水量を全部さばくことはできないという結果になっております。そのようなことで考えますと、今つくってあるハザードマップというのはまさにそれを反映しているんであろうというふうに思います。 そういったことでございますので、基本的な考え方は整備されたと。ただ、今度は具体的にどうしようということで、調査を再度行うのが令和3年に計画している雨水排水処理の計画でございます。 以上です。
○議長(大縄武夫君) 七宮広樹君。
◆1番(七宮広樹君) この異常気象から考えますと、事の重要性というんですか、令和3年度からの計画でございますけれども、これは前倒しして令和2年度からの事業にするべきだと考えますが、町長、令和3年、1,000万円というような振興計画でございましたけれども、前倒しするようなお考えがあるのかどうか伺います。
○議長(大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 これは、来年もっと大きな出水がないということも言い切れませんので、できるだけ早くとは思っております。なお、詳細については担当課長より説明をいたさせます。
○議長(大縄武夫君)
まち整備課長。
◎
まち整備課長(藤田衛昌君) 1年前倒しできないかということでございますが、今後十分検討してまいりたいとは思いますが、令和3年に計画した根拠の一つといたしましては、久慈川と川上川の、今、流量調査を県が実施しておりまして、元年度、本年度、久慈川、来年公表ということで、前の一般質問にも答弁がありましたように、川上川については令和3年に調査及び公表ということになっておりますので、内水面の調査ではございますが、最終的にはそれを排水するということからしますと、河川計画、河川の流量等も勘案しないとなりませんので、そのような計画としておったところでございますが、できるだけ早く着手するにこしたことはないと思いますので、その辺につきましては内部で検討してまいりたいと思います。
○議長(大縄武夫君) 七宮広樹君。
◆1番(七宮広樹君) 今回計画されている調査でございますけれども、これは何年間かけて、1年単位で終わってしまうのか、その後の実行に移すまでの計画等までが考えられているのか、わかる範囲でお話ししていただければと思います。
○議長(大縄武夫君)
まち整備課長。
◎
まち整備課長(藤田衛昌君) 令和3年に予定しております計画でございますが、これはあくまでも基本的な計画ということでの考え方で思ってございます。それを次の下水道化構想ということで、下水道の部分の、雨水排水の下水道ですね、汚水排水ではなくて、それに向けていけないかということで考えております。下水道化構想をまた変更いたしまして都市計画事業で取り組んでいく、そのような考え方のまず前段として基本計画を策定していきたいと思っております。
○議長(大縄武夫君) 七宮広樹君。
◆1番(七宮広樹君) 塙町には、消防団OBが入隊いたします消防協力隊があります。台風19号時には協力要請がありませんでした。指揮系統の不備や徹底がなされていなかったのではないかと思います。実は私も消防協力隊に入っておりますが、連絡がなかったというところで、ほかの団員からも、できれば自分たちも何かの役に立ちたかったというような部分があったようで、その辺の指揮系統が徹底されていたのか質問いたします。
○議長(大縄武夫君)
生活環境課長。
◎
生活環境課長(鈴木義房君) 今回の台風19号に際しましては、消防団からボランティアさんのほうまでの要請等はございませんでしたので、特に応援を必要とはしなかったというふうに解しております。消防団員からの要請もないしということで、ボランティアさん、そちらのほうまでの要請はかけなかったと解しています。 以上です。
○議長(大縄武夫君) 七宮広樹君。
◆1番(七宮広樹君) 消防団OBも、現職の消防団同様、地域を守るという精神というんですか、その気持ちは変わりなく持っております。いざとなれば自分たちが地域を守るというような意識はありますので、ぜひ消防協力隊、今後こういう非常事態というんですか、災害時にはフルに生かされることを切に願う次第でございます。 塙町には、消防協力隊以外にも各ボランティア団体が活発に活動しています。例えば塙町の赤十字奉仕団や防犯パトロール隊、塙ライオンズクラブ、塙町婦人会などです。また、各地域で地域振興にかかわる団体も多くありますが、町では災害時に各ボランティア団体との連携確保のための体制づくりを構築していく考えがあるのか伺います。
○議長(大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 ちょっと前に戻って、消防協力隊の話なんですけれども、本当にエアポケットみたいに火災時の協力体制というのはしっかりできておったんですが、こういうふうな水防関係ではなかなか連絡していないというか、その立ち上げができていないということで、ぜひ団長とも話し合ったり協力隊長とも話し合ったりしながら、しっかりとその体制づくりはしていきたいと思っております。 そして、ご指摘のボランティアでありますが、塙町では、非常時のボランティア、特に連携をしておりますのは赤十字奉仕団、この皆様とは災害時の食事等々のお世話をいただくということで連携はとっておりますが、今お話しの協力隊と申し上げますか、ボランティアと申し上げますか、その団体、しっかりとした組織力を持っている団体がほぼでき上がっておりますので、大きな災害等にあっては、そういうふうなその他の協力ボランティアと申し上げますか、そういう団体との連携もしっかりととれれば町にとっては百人力でありますので、ぜひそういう機会をつくって話し合いをした上でそれぞれのポジションを決めるというようなことも、これからしっかりと担当課では検証していきたいと、このように思っております。
○議長(大縄武夫君) 七宮広樹君。
◆1番(七宮広樹君) ぜひ町長、塙町には活動活発な奉仕団体、ボランティアがございますので、その構築、早急に形づけていただきたいと思います。 大きな災害時には、テレビや新聞で、他県や他市町村からのボランティアの受け入れが行われている報道や活動記事を目にいたしますが、当塙町では、災害状況に応じた他県や他市町村からのボランティアの受け入れ態勢づくりや、その際ボランティアが行う作業ですとか活動内容について講じている、何か取り決めが書かれたマニュアル的なものがあるのか伺います。
○議長(大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) 災害ボランティアにつきましては、社会福祉協議会、社協を事務局として実施しております。ただ、今回の台風災害におきましては、受け入れ態勢は準備しておりましたが、実際には申し入れはなかったようであります。 しかしながら、先ほどお話がありましたライオンズクラブ等々、ご近所や有志団体等のボランティア活動が行われたことに対しましては、大変心強く、ありがたいと、このように思っておるところであります。
○議長(大縄武夫君) 七宮広樹君。
◆1番(七宮広樹君) 今回の台風19号に関しまして、縦割りの行政ではなく、危機管理の意識を持って実践モードの対応を図るべきだと思いますが、町長、今回の19号で感じた、縦割り行政というか、そういうものではなく実践的な対応について伺います。
○議長(大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 このたびの19号ですか、このような災害の場合、どうしても消防団でということになってしまうんでありますが、その縦割り行政から横につながりを持った災害の対応というのは、これは先ほどのボランティア活動も含めて大事なと申し上げますか、本当に基本的な部分ではないかという思いも強く思っておりますので、先ほどお話をいたしましたように、各種団体ともしっかりと連携をとった上でその災害に対応できるような組織づくりができればと、このようにも考えております。
○議長(大縄武夫君) 七宮広樹君。
◆1番(七宮広樹君) ぜひ町長にはそのような形で推し進めていただきたいと思います。 私が今回の台風19号のさなかに見た状況は、今の消防団の災害装備品の対応では救える命も救えない現場を目の当たりにしました。今後、必要災害備品として、消防団各屯所には水害時に使えるボートを備えるべきだと思いますが、町長のお考えを伺います。
○議長(大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 先日の一般質問の中でもお話はさせていただきました。実際に私、夜12時、1時、2時近くまで現場を回りました。その中で、本当に腰まで水が来ているよということで、脱出するのにどうするのというふうな心配をした箇所もございました。 そういうことを考えますと、このボート、必需品だろうということで、町の中に一そう、二そう、もっとあってもいいのかもしれないですけれども、準備しておくことは決してやぶさかではないと、このようにも思っておりますし、ぜひ見積もりをとった上で購入できるものであれば購入しておきたいと、こういう思いをしっかり持ったわけであります。ぜひ検討していきたいと思います。
○議長(大縄武夫君) 七宮広樹君。
◆1番(七宮広樹君) 今回、死者が福島県は非常に多かったということで、県のほうもその対応を考えているようでございます。県のほうも水害時に対しての災害備品というものを、次年度、令和2年に向けて対応を考えているというようなお話も聞きましたけれども、町長のほうには、そのような連絡というんですか、そのような次年度に向けたお話が来ているのか伺います。
○議長(大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 福島県では、来年度から、消防団に対して水難救助活動ボートに無償貸付事業が予定されておるということでありますので、要望はしたいと考えておりますが、これも多分、被災の大きいところからの順番になる可能性もあります。全部一緒ではないとすれば町での購入も十分検討に値すると、このように考えています。
○議長(大縄武夫君) 七宮広樹君。
◆1番(七宮広樹君) 財政的にも厳しいところはあるかと思いますけれども、町民を守るのがこの行政の仕事でもありますので、ぜひしっかり対応していただきたいと思います。 ことしの3月定例会で、3.11
東日本大震災以降の災害の影響で防災士が注目され、役場の課長クラスや消防団の幹部にも防災士の資格取得の提案をさせていただきました。そのときの町長の答弁は、資格の内容を検討し、「必要であれば組み入れていきたい」と議事録に記載されています。 町長は、今回19号の状況を目の当たりにして災害時の人材育成に防災士の役割は大きいと思いますが、町長のお考えを改めて伺います。
○議長(大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 防災士の資格は、防災の知識を身につけることが目的の民間の資格であります。地域や職場での減災と社会の防災力向上のための活動ボランティアとしての位置づけのようであります。消防団の災害時の活動内容と若干違うとは思われますが、やはり町民の方がボランティアとして防災の知識を身につけ、日常や災害時に地域や職場でリーダーとなるなどしていただければ大変心強い存在になると、このように思っております。 防災士は、地域の防災力を高める資格者であり、年々多様化する災害に対する大きな力となるため、防災士取得の啓発、検討する時期かと、このように思っております。
○議長(大縄武夫君) 七宮広樹君。
◆1番(七宮広樹君) 塙町が安心・安全、防災に強い町づくりを進めているというところで、私は、役場職員ですとか消防団幹部が、この防災士の資格が何人いる町なんだというところで、そういうものがいろんなところへ伝わっていくことによって、塙町って安心・安全の町なんだというところで、塙町に移り住むというか、そういう方々もいるかと思います。ですので、ぜひ、お金もかかることでありますが、防災士の資格をなるべく課長クラス、それから消防団幹部には取っていただきたい、もしくは議員でもあってもよろしいかと思います。ぜひ町長には前向きに検討していただきたいと思います。 災害直後の対応として、災害ごみの仮置き場が、どこの町村でも対応に苦慮されたと聞いております。当塙町でも、代官所跡地の広場が急遽、災害ごみの仮置き場として使われました。今後の非常時に備えて、町なかに多目的広場の確保や整備が必要と思います。今後進められる空き家対策を絡め、都市計画マスタープランの協議の中で、災害時等に活用できる多目的広場の確保を考えるべきだと思いますが、町長のお考えを伺います。
○議長(大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 お話のように、多目的に使える広場、これは町の運営に当たっても大変重要な位置づけはあるだろうと、このように思っております。特にお話がありましたように、今度の19号災害時の被災ごみを収集するに当たってしみじみと感じたことでありますが、あの程度で済みましたので代官町の代官所跡地で間に合ったんですが、もっと大きなものであればもっともっと広大な土地といいますか、その広場が必要になるだろうということもありますので、そういうことも含めまして、これからの町づくりの中で多目的な広場ということで十分に検討、検証を加えていきたいと、その必要性をこのように考えてはおります。
○議長(大縄武夫君) 七宮広樹君。
◆1番(七宮広樹君) 今現在、都市計画マスタープランが進行中でございますけれども、自主的にこの多目的広場を確保していくということは、専門的というですか、町としてそのマスタープランの中に取り入れる考えが、もう一度あるかないか、それからマスタープランの期日までに空き家対策を含めて、対応を2つとも絡めることができるのかお答え願います。
○議長(大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) 子細な計画でありますので、その基本の部分もありますので、担当課長より説明をいたさせます。
○議長(大縄武夫君)
まち整備課長。
◎
まち整備課長(藤田衛昌君) ただいまありました多目的広場等々につきましてマスタープラン都市計画の中に盛り込めるのかということでございますが、結論から言いますと盛り込めるものと考えております。 特に、マスタープランは将来構想ですので、ある程度、自由度があるということでございますが、都市計画においてもある程度、用途指定は別といたしまして、都市施設として位置づけをして、この地域にこういったものを将来つくりたいという計画は可能かと思います。 あと、空き家を活用したということもございます。それは空き家対策のほうとまた連携しながら考えてまいりたいと思いますが、いずれ都市計画マスタープランの策定は令和元年から2年にかけて行う予定でございますので、その中で都市計画審議委員会の皆様方と協議をしてまいりたいと考えます。
○議長(大縄武夫君) 七宮広樹君。
◆1番(七宮広樹君) 河川の流木は、堤防の決壊や橋脚の破壊などの被害が非常に大きく、危険でございます。1級河川ではない町管理の河川について、どのような対応・対策で取り組んでいくのか町長のお考えを伺います。
○議長(大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 子細な計画等々を持っておりますので、担当課の課長より説明をいたさせます。
○議長(大縄武夫君)
まち整備課長。
◎
まち整備課長(藤田衛昌君) 町管理の河川の今後の計画ということでございます。 基本的に、町管理河川につきましては、特に指定したものはございませんで、いわゆる法定外公共物という形で河川を管理しているのが現状でございます。その中では、基本的には底地管理を行うということで、機能管理については、地域の皆様方と連携をしまして協力をいただきながら実施しているというのが現状でございます。 ただ、そうであっても、例えば準用河川といいまして、河川法を準用して管理する河川もございますので、それにつきましては河川法に倣って計画的に進めてまいりたいと思います。 ただ、町内の河川、1級河川含めまして相当数に上ります。町の河川につきましては、名前のない河川もございます。そういった中では、なかなか前に進みにくいのが現状でございますので、今回の災害等の場所、そういったものを中心に今後検討してまいりたいと考えております。
○議長(大縄武夫君) 七宮広樹君。
◆1番(七宮広樹君) ぜひそのように進めていただきたいと思います。 それでは次の質問に入ります。 気候変動に対する水の確保と整備についてであります。 世界各地で大雨、干ばつ、熱波などの異常気象が観測され、大きな被害が出ています。たびたび被害状況がテレビや新聞に取り上げられ、以前よりも多く目にいたします。国レベルの対応・対策が国際的に行われていますが、昨今の異常気象について町長はどのような見解をお持ちですか、伺います。
○議長(大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 本年の10月12、13日に被害をもたらしました台風19号、これなんかもその一環ではないかなということで捉えております。 近年、大変な集中豪雨、そして線状降雨等々、今までの我々の生活の中では考えられなかったような水害等、それから干ばつと雨の降らない時期が、ことしの前半は田植えするころ水がないということで大変ご苦労があったようでもあります。 こういうことを考えますと、やはりこれは、何を今、自分たちができるのかなということも考え合わせますと、自然災害に対するできる限りの防災、防御のための施策を、考える得るだけのことをしておくしかないのかなというような思いもありますし、なかなか自然相手ということでその難しさは感じておるところであります。
○議長(大縄武夫君) 七宮広樹君。
◆1番(七宮広樹君) 振興計画の中でも企業誘致に向けての測量の計画が記載されておりました。 塙町は今後、企業誘致を初め、またさまざまな誘致を進めるに当たり水源の確保は必要不可欠でありますが、町長のお考えを伺います。
○議長(大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 水源の確保ということでありますが、ことしの干ばつ期、干ばつという言い方はないんですけれども、渇水期と申し上げますか、水不足の時期にありましても川上川は比較的安定した水量を保っておるということで、久慈川は水がほとんどないような状況下でありました。 それを考えると、この町はそれほど厳しい水の条件下に置かれているのではないんだなという思いも持ったわけでありますけれども、やはり水の確保、特に心配されますところの飲み水ですか、これが最優先されるだろうと思いますし、また工場を誘致するに当たっても、その企業の事業内容にもよるんでしょうけれども、水を使う、使わないということも含めていろいろ検証なさらなければならないとは思っておりますが、この水の確保についてはあらゆる手段を持って安定的なものにしていきたいと、このようには思っております。
○議長(大縄武夫君) 七宮広樹君。
◆1番(七宮広樹君) 町長も水の確保は必要だということでありましたけれども、今後、異常気象はさらに高まり、渇水が続き、町民が苦慮する状況になり得ます。現在の塙町の水量確保は十分とは言えず、町民の命を守るための水源確保は必要であり、町の大きな使命として、町民が安心・安全に、豊かに、幸せに暮らせる環境づくりを第一に考えインフラ整備を進め、将来の塙町の繁栄を見据え進めていくべきだと思いますが、町長のインフラ整備についてのお考えをお聞かせください。
○議長(大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) 先ほど申し上げましたように、やはり飲み水の確保というのが一番、私は気になるところでありまして、ぜひ水源、まだまだいい水源がいっぱいありますので、川上川、それから渡瀬川合流にあります水源も含めて、これから検証しなければならない部分、ただ、先ほどのお話もありましたけれども、だんだん人口も減っていくということでその給水量も減ってくるのかなと思いますけれども、それでも一番そこはしっかりと確保を考えて。 それと、今進めております森林再生事業、これなんかも水の涵養、それから治水という意味でいきますと大変ありがたい事業でありまして、特に川上、山間部の山の手入れが進んでおるということで水が豊富な、非常に安定した水量の川上川が形成されるんじゃないかなと、そういうような期待も大いに持っておるところであります。
○議長(大縄武夫君) 七宮広樹君。
◆1番(七宮広樹君) 塙町は以前1万2千、人口がいまして、だんだんに減ってきておりますけれども、水量は足りているのかといいますと、それほど変わりはない。人口が減ったからといってそれほど水が使われなくなったということはないというようなお話を聞きました。 私は、水源確保もそうですけれども、インフラ整備というところでは、自然再生可能エネルギーを利用した小水力発電も視野に入れまして、未来の塙町を描くインフラ整備について町民参加で議論も進めるべきだと私は思います。町長はそのあたりはどのようにお考えかお聞かせください。
○議長(大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 特に水力発電等の事案に関して特化してお話をさせていただければ、私も以前から興味は十分に持っております。それで、この周辺にはない、川上川、そして雨谷発電所ということで発電所も2つ持っております。調べてみましたら、この両発電所で大字塙ぐらいの電気を供給できる能力は持っているということでありますので、決して水力発電は侮れないということで、できれば個々、緊急災害時のときに各集落にそういうふうな緊急発電用の水力発電なんかあったらおもしろいなというような思いも持っておりますので、ぜひそういうふうな条件がそろったところであれば、それは多分、補助事業もあると思うので、そういうものも町の中で考えておくのは大変、先々にとってはプラスになるんではないかなというような思いも持っております。
○議長(大縄武夫君) 七宮広樹君。
◆1番(七宮広樹君) ぜひ、塙町を担う将来の子供たちのためにもそのような未来の塙町が描けるようなインフラ整備は、これは少しずつでも進めていかなくてはいけないのかなと思います。 さて、真名畑トンネルの施行時に、歩道下に直径300ミリのパイプが埋設されています。これは、将来、八溝山からの水を利用して町の水道管に結び、良質の水を町民に提供するために当時の町長が布石を投じたものであります。新たな水の確保は、八溝山の水を利用し、真名畑トンネル内に埋設されているパイプ利用について調査や検討のお考えがあるのか伺います。
○議長(大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 今のお話のように、真名畑トンネル、これ延長で676メートル、管径で300ミリのもの、これは平成13年から14年にかけて工事が行われまして埋設されております。現在は利用されておりませんが、これを新たに利用し、安定的な水の確保を目指すべきとのご指摘でありますけれども、現在の町内飲料水に係る水量については、川上地区を除く塙、高城、常豊それぞれが連絡管において接続しており、不足なく供給はできております。 将来必要となれば、トンネル内に確保されております施設、これを利用しまして水の安定供給を図るということは何でかんで必要となってくるでしょう、その水が必要となれば。 内容の詳細について、担当課で資料を持っておるということなので説明をいたさせます。
○議長(大縄武夫君)
生活環境課長。
◎
生活環境課長(鈴木義房君) ただいまの町長の答弁のとおり、町内の上水道は、川上地区を除いて塙、常豊、高城、それぞれ連絡管においてつながっております。各地区の水不足が発生する事態は今のところ発生してございません。 水不足の主な要因は、水源枯渇と漏水が主な原因となっておりますが、水源については適正に管理しており、慢性的な水不足は現在のところありません。また、漏水については、毎年予算をいただいて漏水調査を行っており、漏水箇所についてはその都度、修繕等を実施しております。 さらに、将来的に必要となれば、現設トンネル埋設パイプを利用して水の安定供給を図りたいというふうには考えてはありますが、何しろ、八溝山の麓から持ってきたとしても延長が随分ありますので、その段階で事業費も膨大になるということが見込まれます。その時点においてまたさらに検討を重ねていきたいというふうに考えます。 以上です。
○議長(大縄武夫君) 七宮広樹君。
◆1番(七宮広樹君) 塙の町民に安心・安全、八溝山のすばらしい水を提供できるというのは、これは塙町の宝でもありますので、ぜひ地域住民の意見を聞きながら、これは町の大きな使命として捉えて調査・検討していただきたいと思います。 次の質問に入ります。 子供と高齢者がともに集える居場所づくりについてであります。 来年4月に開園予定のはなわこども園の建物の姿が見え初めてきました。保育、幼稚の児童たちの施設が完成し、恵まれた環境の中で育むことを願うことは町民の総意であります。町長は、さらなる取り組みとして子供や高齢者、単身世帯の孤立化を防ぐ地域づくりについてお考えをお聞かせください。
○議長(大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) おただしの高齢者、そして単身世帯の孤立化ということでありますが、日常的な見守りですね、これについては民生委員さん、そして高齢者見守り隊を初め、ご近所さん、そして地域住民によるさりげない見守り、声かけ活動に加えまして、警察や新聞、郵便配達等の民間サービスと連携した安否確認が行われております。 また、地域サロンやいきいき健康教室が開設されており、ふれあい交流の中で地域コミュニティーが図られてきております。さらには、生活支援体制整備推進協議会によりますと実態把握、福祉サービスの検討を行ってきており、内容的にはかなり充実した形で地域づくりが進んでおるなと、このようには考えておるところであります。
○議長(大縄武夫君) 七宮広樹君。
◆1番(七宮広樹君) 今、全国的に子供の貧困対策や支援が必要な家庭を地域で支える活動が行われています。また、高齢者との交流の場としてさまざまな取り組みが図られ、地域のコミュニティーづくりも担っております。全国で行われている具体例として、こども食堂を開き、地域の子供や高齢者らが地元食材を使った料理を味わいながら交流を深めたり、遊びやスポーツを通じてつながりを育んでいます。 塙町では、貧困対策や支援が必要な家庭の現状について教育長にお答えをしていただきたいと思います。
○議長(大縄武夫君) 教育長。
◎教育長(秦公男君) それでは、七宮議員さんのご質問にお答えを申し上げます。 全体的な零歳児からの貧困率ということは資料として持っておりませんが、一つの例としまして、小学校、そして中学校のいわゆる就学援助費の認定を受けている、いわゆる要保護あるいは準要保護の世帯数についてはお話しできますので、答弁させていただきます。 現在、小学生が383名、中学生が206名、合わせて589名在籍しております。そのうち準要保護世帯の児童・生徒数でございますが589名中、83名が準要保護世帯の子供でございます。そして、いわゆる要保護世帯は、1世帯で3名ということで86名おります。約15%の子供たちが要保護、準要保護の世帯の子供となっています。 そういう子供たちに対しましては、就学援助費ということで、給食費、学用品、修学旅行代等を支給しております。ただ、約15%とはいいますが、いわゆる保護世帯でない世帯ですね、ぎりぎりの世帯が非常に厳しい状況にあるということはお聞きしておりますので、十分な資料はございませんが、そこをどういうふうに救っていくかということも今後検討されなければならないというふうに思っております。 以上でございます。
○議長(大縄武夫君) 七宮広樹君。
◆1番(七宮広樹君) 町長、今、教育長から具体的な人数が出てきました。町長、それに対しまして塙町でそういうものを整えていくお考えがあるのか伺います。施設を整えていくかとか。
○議長(大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 こども園内の子育て支援施設、これは誰もが交流できることを想定しております。ぜひともご活用いただくとともに、町の事業といたしましても事業に組み入れていきたいと、このように考えております。生涯学習の面からも、長寿学園とはなわ探検隊が文化祭への合同作品を制作する交流なども行っておるところであります。 令和2年度から、第2期塙町子ども子育て支援事業計画更新を現在行っております。この計画書の中に民意、町民の意見を反映させるため、本年2月にアンケート調査を行ったところ、21.5%の保護者が居場所事業を望んでいる結果が出ております。第3の子供の居場所ということであろうかと思います。 一つの例でありますが、日本財団の助成を受けて、B&G財団が海洋センター設置自治体に対し、家でもない学校でもない「第三の居場所」の設置を推進している事業があり、着目をしておるところであります。就学前から、小学校低学年を中心とした生活困窮世帯の子供、将来の自立に必要な力を育み、貧困の連鎖を断つことを目的に、学習習慣、基本的生活習慣の確立を図る場所であります。 この中でこども食堂も取り込める内容であります。この事業は、2018年から実施されておりまして、開設助成金と運営助成金を3年間に最大9,000万円を受け取ることができますが、来年度は助成事業の募集は行わないというような方向性もあるようでありますが、事業継続に向けて要望してまいりたい。 この中でお話を申し上げたいのは、第3の居場所プラス、シェアハウスですね、これを組み合わせた施設ができないか。高齢者が子供たちを何時間か預かるような、そういうふうなシステムを、塙町、多分やっているところはないと思うんですけれども、大いに研究した上で、高齢者の生きがいづくり、子供たちの生涯学習という形でお互いにコラボできればと、こんなことを考えておるところであります。 ぜひ、この後、財団の会長さんともお会いできる機会がありますので、ぜひお話を持ちかけてみたい、やってみたいんですがという話はしてみたいと思っておりますので、ぜひこの後、具体的な試案ができましたらば議会にお示しをした上で、ご意見をいただきながら進めていければと、このような思いも持っておるところであります。多分、これをつくれば日本で最初かもしれないですね。ぜひやってみたいですよね。
○議長(大縄武夫君) 七宮広樹君。
◆1番(七宮広樹君) ぜひ町長には積極的に補助金の確保に向けてご尽力していただきたいと思います。 それでは最後の質問に入ります。 常豊小学校の利用と取り組みについてであります。 先月、塙町議会主催の議員と語ろうが行われました。町民の方々から多くのご意見をいただきました。その中に常豊小学校の利用について質問がありました。地元住民はもとより、全町民の思いは、一向に活用の方向性が見えず不安や疑問を抱いています。改めて町の考えを伺います。
○議長(大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 ここばかりの話ではないんですけれども、やはりよその自治体にあっても、廃校もしくは閉校された跡地の利用というのは大変苦慮しておるというような話も聞いておりますが、今の常豊小学校にありましては、先日の答弁の中でもお答えは申し上げましたけれども、新たな農業生産法人による活用を進めております。この新たな農業生産法人が旧小学校で活動することで、地域からの雇用創出、そして新法人は施設内で輸出用の柿の集荷・梱包作業を行う予定で、その人材の確保が必要となります。 また、その新法人は、企業として、2015年国連総会で採択されましたSDGs、持続可能な開発目標に参加を予定しておりまして、17項目のうち9項目を目標に掲げておる、その中の一つに地方活性化も含まれておりまして、地域に貢献する企業であるということは期待できると、このように思っております。
○議長(大縄武夫君) 七宮広樹君。
◆1番(七宮広樹君) 森林アカデミーの誘致が成功した場合の活用や、先ほどもお話が出ていました農業生産法人の活用が検討されていますが、全ての校舎を使用する考えでいるのか。また、農業生産法人の活用は、これは企業誘致として捉えてよいのか。そうした場合には常豊小学校を売却してしまうのか、それともテナント式で貸し出すのか伺います。
○議長(大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) 大変立派な施設でありますので、その有効利用というのは大いにみんなで議論されるべきだろうと、このように思っております。その中にありまして、今、農業法人の利用、それから森林再生事業、県の推し進める、その学校ですか、校舎と申し上げますか、その教育校舎としての利用、そのほかにも、あれだけの大きさのものでありますから、公民館だったり、郷土資料館だったり、美術館だったりというふうな利用方法もぜひ大いに検討され、そして議論されるべきであろうと思っております。その中で、最大限、皆さんとともに納得できるような利用方法、そして最大限、地域に喜ばれるような施設に生まれ変わってくれればと、このように思ってはおります。
○議長(大縄武夫君) 七宮広樹君。
◆1番(七宮広樹君) 町は地代を支出しながら八幡の公民館を設置していますが、年間、この地代の支出というのは金額的にはどのぐらいの金額なのかお示しください。
○議長(大縄武夫君) 生涯学習課長。
◎生涯学習課長(金澤祐介君) それでは、常豊地区公民館の借地料ですが、現在2カ所、お二人の方から借地していまして、年額約30万円をお支払いしております。 以上です。
○議長(大縄武夫君) 七宮広樹君。
◆1番(七宮広樹君) これ私の提案ですが、現在、町は地代を支出し、現在使用している公民館を閉館し常豊小学校の一部を公民館として利用することや、地域の、町長、先ほどお話ししておりましたけれども、郷土資料館や美術館、また音楽スタジオなどの町民が楽しめる複合施設とともに、塙町の中でも極めて安全な場所でありますので、災害時の多機能避難場所としての活用をご提案いたします。 これをもちまして、町の発展と町民の幸せを願い、1番議員、七宮広樹の一般質問を終わります。
○議長(大縄武夫君) これで、1番、七宮広樹君の一般質問を終わります。 休憩します。 休憩 午後2時10分 再開 午後2時20分
○議長(大縄武夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
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△議案第66号の質疑、討論、採決
○議長(大縄武夫君) 日程第2、議案第66号 塙町
会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の制定についてを議題とします。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(大縄武夫君) 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(大縄武夫君) 討論なしと認めます。 これから議案第66号を採決します。 お諮りします。 本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(大縄武夫君) 異議なしと認めます。 議案第66号は原案のとおり可決されました。
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△議案第67号の質疑、討論、採決
○議長(大縄武夫君) 日程第3、議案第67号 塙町
森林環境譲与税基金条例の制定についてを議題とします。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(大縄武夫君) 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(大縄武夫君) 討論なしと認めます。 これから議案第67号を採決します。 お諮りします。 本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(大縄武夫君) 異議なしと認めます。 議案第67号は原案のとおり可決されました。
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△議案第68号の質疑、討論、採決
○議長(大縄武夫君) 日程第4、議案第68号
令和元年台風19号による被災者に対する
国民健康保険税の減免に関する条例の制定についてを議題とします。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(大縄武夫君) 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(大縄武夫君) 討論なしと認めます。 これから議案第68号を採決します。 お諮りします。 本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(大縄武夫君) 異議なしと認めます。 議案第68号は原案のとおり可決されました。
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△議案第69号の質疑、討論、採決
○議長(大縄武夫君) 日程第5、議案第69号 塙町表彰条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(大縄武夫君) 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(大縄武夫君) 討論なしと認めます。 これから議案第69号を採決します。 お諮りします。 本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(大縄武夫君) 異議なしと認めます。 議案第69号は原案のとおり可決されました。
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△議案第70号の質疑、討論、採決
○議長(大縄武夫君) 日程第6、議案第70号 塙町情報公開・
個人情報保護審査会条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(大縄武夫君) 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(大縄武夫君) 討論なしと認めます。 これから議案第70号を採決します。 お諮りします。 本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(大縄武夫君) 異議なしと認めます。 議案第70号は原案のとおり可決されました。
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△議案第71号の質疑、討論、採決
○議長(大縄武夫君) 日程第7、議案第71号 塙町
職員定数条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(大縄武夫君) 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(大縄武夫君) 討論なしと認めます。 これから議案第71号を採決します。 お諮りします。 本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(大縄武夫君) 異議なしと認めます。 議案第71号は原案のとおり可決されました。
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△議案第72号の質疑、討論、採決
○議長(大縄武夫君) 日程第8、議案第72号 塙町一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(大縄武夫君) 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(大縄武夫君) 討論なしと認めます。 これから議案第72号を採決します。 お諮りします。 本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(大縄武夫君) 異議なしと認めます。 議案第72号は原案のとおり可決されました。
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△議案第73号の質疑、討論、採決
○議長(大縄武夫君) 日程第9、議案第73号 職員の分限に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(大縄武夫君) 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(大縄武夫君) 討論なしと認めます。 これから議案第73号を採決します。 お諮りします。 本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(大縄武夫君) 異議なしと認めます。 議案第73号は原案のとおり可決されました。
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△議案第74号の質疑、討論、採決
○議長(大縄武夫君) 日程第10、議案第74号 職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(大縄武夫君) 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(大縄武夫君) 討論なしと認めます。 これから議案第74号を採決します。 お諮りします。 本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(大縄武夫君) 異議なしと認めます。 議案第74号は原案のとおり可決されました。
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△議案第75号の質疑、討論、採決
○議長(大縄武夫君) 日程第11、議案第75号 職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(大縄武夫君) 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(大縄武夫君) 討論なしと認めます。 これから議案第75号を採決します。 お諮りします。 本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(大縄武夫君) 異議なしと認めます。 議案第75号は原案のとおり可決されました。
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△議案第76号の質疑、討論、採決
○議長(大縄武夫君) 日程第12、議案第76号 議会議員の議員報酬、期末手当及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。 4番、青砥與藏君。
◆4番(青砥與藏君) 議案76、77、78号につながると思うんですが、県の人事院勧告の話で値上げをしようという話になっているのかと思うんですが、基準というんですか、人事院勧告の基準というのが私にはわかっていないのですが、これはどういう形の基準が提示されて値上げするという話になるのか、これが見えない状態なので説明してください。
○議長(大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 これは担当課の課長より説明を申し上げます。
○議長(大縄武夫君) 総務課長。
◎総務課長(白石憲男君) 人事委員会の勧告の内容について、どのような形で出ているのかというおただしかと思います。 国の人事委員会については、全国の企業等の給与等の改定等を調査して決まっていますが、福島県人事委員会の場合には、県内にある企業の春闘等での賃金等の動向と比較して、現在の県職員との部分で改定が必要な場合、勧告がされると。それに基づいて、議員さん等についてもその利率的な形で改定がなされているというふうにご理解いただければと思います。あくまで民間との比較で出てきているものであるということでございます。ですから、中央と比べると地域差は若干出てきております。 以上です。
○議長(大縄武夫君) 4番、青砥與藏君。
◆4番(青砥與藏君) 私は、基準というのが何かあるのかということで聞いたつもりなんです。人事院勧告というのは、おおむね上げればいいという話だけで言われているのかなという話で、どのぐらいだったらいいのかという基準があってこの人事院勧告というのが出ているのか、ただ全体上げろという話だけで来ているのか、そこを確認したかったんです。
○議長(大縄武夫君) 総務課長。
◎総務課長(白石憲男君) 議員さんの基準というのが、何%以上の差があれば出すとか出さないとかいうおただしでしょうか。 基本的には、民間との差がある程度あると認められれば勧告をするというような形になっているので、民間が下がっていれば、当然、減額の勧告がされるということで、一番は、今回の改定で一時金の部分での月数についての差があるということで、議員さんについては出ているということでございます。ですから、どれだけあれば出すのかとかじゃなくて、あくまで差がありますよということで勧告が出ているということです。
○議長(大縄武夫君) 上げる、上げないではなくその基準を知りたいということですか。
◆4番(青砥與藏君) そうなんです。 人事院勧告というのはわかりますけれども、このレベルだったらという話です。 何と言うんですか、議員の報酬というのは結構ばらばらですよね。職員給料というのはそれほどばらつきはないんですが、議員の報酬、一番安い鮫川村さんあたりから見れば余りにも金額が違うんですね。これは、人口とか財政力とかという何かそういう基準の中で、ここは上げたほうがいいねという、そういう基準という形で勧告がされているのかどうかということを聞いているんです。
○議長(大縄武夫君) 総務課長。
◎総務課長(白石憲男君) すみません、なかなか答弁がスムーズにいかなくて申しわけないんですが、議員さんの報酬については各自治体で確かにばらばらではございます。ただ、期末手当等については大体横並び的な形にはなっていると思いますので、そこの部分で出ているものを参考に今回は改定しているということですので、報酬自体ではなく、今回の条例の改正については期末手当の月数ということで、金額ではあくまでありません。月数の改定ということでの提案でございますので、ご理解をいただければと思います。 以上です。
○議長(大縄武夫君) これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(大縄武夫君) 討論なしと認めます。 これから議案第76号を採決します。 お諮りします。 本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(大縄武夫君) 異議なしと認めます。 議案第76号は原案のとおり可決されました。
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△議案第77号の質疑、討論、採決
○議長(大縄武夫君) 日程第13、議案第77号 町長等の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。 4番、青砥與藏君。
◆4番(青砥與藏君) 先ほどの76号の議員報酬というのは期末手当、だから期末手当に対する数字はそれほどばらつきはないですよという話だったと思うんですが、ここの給与に関しては、逆に言うと77号、78号はその給与という単位でいえば、先ほどの話なんですが、ばらつきあるけれども、ここはじゃ指標というか基準点というか、そういうのは人事院から出ているわけですか。
○議長(大縄武夫君) 総務課長。
◎総務課長(白石憲男君) 77号においても、特別職のあくまで期末手当の部分の月数の改定ということで、給与等については今回の改定の対象にはなっておりません。これも県内の期末手当の部分で、人事委員会から出ているのを参考に改定を行うというものでございます。
○議長(大縄武夫君) ほかに質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(大縄武夫君) これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(大縄武夫君) 討論なしと認めます。 これから議案第77号を採決します。 お諮りします。 本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(大縄武夫君) 異議なしと認めます。 議案第77号は原案のとおり可決されました。
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△議案第78号の質疑、討論、採決
○議長(大縄武夫君) 日程第14、議案第78号 職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(大縄武夫君) 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(大縄武夫君) 討論なしと認めます。 これから議案第78号を採決します。 お諮りします。 本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(大縄武夫君) 異議なしと認めます。 議案第78号は原案のとおり可決されました。
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△議案第79号の質疑、討論、採決
○議長(大縄武夫君) 日程第15、議案第79号 職員等の旅費に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(大縄武夫君) 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(大縄武夫君) 討論なしと認めます。 これから議案第79号を採決します。 お諮りします。 本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(大縄武夫君) 異議なしと認めます。 議案第79号は原案のとおり可決されました。
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△議案第80号の質疑、討論、採決
○議長(大縄武夫君) 日程第16、議案第80号 塙町特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(大縄武夫君) 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(大縄武夫君) 討論なしと認めます。 これから議案第80号を採決します。 お諮りします。 本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(大縄武夫君) 異議なしと認めます。 議案第80号は原案のとおり可決されました。
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△議案第81号の質疑、討論、採決
○議長(大縄武夫君) 日程第17、議案第81号 訴えの提起についてを議題とします。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。 6番、吉田克則君。
◆6番(吉田克則君) 6番、吉田克則です。 今回、訴えの提起ということでございますが、相手方として甲、乙あるわけなんですが、これ同じ住所になっているということで、この乙は連帯保証人ということになっておりますけれども、これでは、町公営住宅の入居に係る部分で、同じ住所の人が保証人あるいは居住者ということで何か問題がありそうな感じも受けるんです。いつこういうふうになったかちょっとわからないんですが、後にまた同じようなケースがあると望ましくないと思うので、それらについては調査を、ほかの件があるかないかわからないんですが、調査はしてあるものなのか、保証人関係で。 それと、請求の趣旨の中には「金員を支払うこと」ということになっておりますが、上下水道の料金、そういうのが未納になっている場合については、逆にこの中に入れなくてはいけないというふうに私は思っているんですが、除かれているのかちょっとわかりませんが、その点について説明をお願いします。
○議長(大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 詳細につきましては担当課の課長より説明をいたさせます。
○議長(大縄武夫君)
まち整備課長。
◎
まち整備課長(藤田衛昌君) ただいまのご質問、まず第1点目の甲、乙の住所が一緒ではないかということでございます。 これにつきましては、同じ北原住宅の入居者ということでございまして、北原住宅全部で35世帯入居できるんですが、そのうちの住所は3種類、北原93の4と105の5と105の19という3つの地番しかありませんので、我々としては部屋番号で確認をしておりますが、住民票上ここまでしか出ていないということですので、このような記載をさせていただいております。同じ世帯としてそこに入居しているわけではございません。 2点目につきましては、上下水道云々ということでございますが、今回のものについては、基本的に住宅使用料を支払わなかったので明け渡し請求をするということでございまして、そこまでは確認はとっておりません。 以上です。
○議長(大縄武夫君) ほかにありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(大縄武夫君) これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(大縄武夫君) 討論なしと認めます。 これから議案第81号を採決します。 お諮りします。 本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(大縄武夫君) 異議なしと認めます。 議案第81号は原案のとおり可決されました。
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△議案第82号の質疑、討論、採決
○議長(大縄武夫君) 日程第18、議案第82号 令和元年度塙町
一般会計補正予算(第5号)を議題とします。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。 8番、鈴木安次君。
◆8番(鈴木安次君) 補正予算ですね。説明書の6ページ、まず収入の部でお聞きします。 16款1項2目の件をまず伺いたいんですが、3目の2万円は、20ページに塙町図書館基金積立金ということで連動しているのかなと思うんですが、上の一般寄附金は、何人からあって、扱いはどのようになっているのか。 あと、19款4項4目雑入のパイプハウスリース事業リース料、マイナス90万円ということはどういうことなのかまず伺いたいと思います。
○議長(大縄武夫君) 総務課長。
◎総務課長(白石憲男君) 16款1項の寄附金の2目一般寄附金ですが、これについては、町に対して一般の寄附金として歳入されるものの額が、当初、存目の1,000円ですので、今回の補正に合わせて、入ってきている金額に合わせて歳入のほうの補正をしたものです。 使い先については、一般寄附については一般財源になってきますので、特段、使い道等の指定というのはございません。 以上です。 〔「何人から」と言う人あり〕
◎総務課長(白石憲男君) すみません、人数については今ちょっと手元に資料持ってきていなかったものですから、すぐ確認します。
○議長(大縄武夫君)
まち振興課長。
◎
まち振興課長(吉成知温君) 続きまして、19款4項4目雑入の一番上のパイプハウスリース事業のリース料90万円の減額の関係でございます。 町で所有しておりますリース用パイプハウス、水元に5棟、台宿に5棟ございます。全部で10棟ございますが、今回の減額分につきましては台宿のハウス5棟分の減額となってございます。毎年3月に公募で使用する方の募集をしてございますが、今年度なかったということで、こちらについては、現在、オリンピック、パラリンピック用のダリアの実証とかそういう部分に活用させていただいております。 以上でございます。
○議長(大縄武夫君) 8番、鈴木安次君。
◆8番(鈴木安次君) ずっと台宿も体験学習的なものでほとんど使っているんですが、これかもそのような使い方をされていくのかなと思うんですが、すると、ずっと90万円が減額のままなっていくのかどうか。ほとんど実証圃だということでやっているので、その辺、本当はリースで貸し出すという目的だったわけですが、ほとんど直営的なことになっているので、その辺の整合性がとれないのかなと。やはり町でやるならやるような、リースならリース、はっきりしていくべきだと思います。
○議長(大縄武夫君)
まち振興課長。
◎
まち振興課長(吉成知温君) ご質問の関係なんですが、来年度以降は、再三お話ししております農業生産法人、そちらに台宿と水元をお貸しするような形で、毎年、町のほうに歳入が入るような形で、あと農場につきましても、農業生産法人のほうに普通財産の貸し付けという形で今検討してございます。 以上でございます。
○議長(大縄武夫君) 鈴木安次君。
◆8番(鈴木安次君) あと、今度は9ページです。 2款1項、9目諸費かな、カメラつきLED4機ということだったんですが、カメラでのデータの保管をどうやって集約して、保管なり管理はどうしているのか。
防災センターに集めてあるのかなというのは思っているんですが。また、それに関してこれからの運用というか、そういったものは、せっかくのカメラつきなので何事かあったときに、言われたときに出すのかどうか、運用のされ方をお伺いしたいと思います。
○議長(大縄武夫君)
生活環境課長。
◎
生活環境課長(鈴木義房君) LEDカメラのデータということなんですが、昨年度初めてつけまして、今年度まだデータの回収はしておりません。これから買う4台ということで今回計上させてもらいましたが、多分、LEDの記録装置ですか、そちらのほうについては3年が限度ではないかということが言われております。ただ、3年に一回のデータ回収なり、問題があった場合のデータ回収を行っていくような形になるとは思うんですが、今のところ、定期的に回収するということについてはまだ決まっておりませんので、これから検討していきたいというふうに考えております。 以上です。
○議長(大縄武夫君) 鈴木安次君。
◆8番(鈴木安次君) データ管理に関して、やはり運用規定なりなんなりつくって、犯罪あった場合には防犯カメラかなり有効なので、その辺の規定をしっかり整えておくべきなのかなと。これからだんだんふえていくわけですから、その辺で管理を検討していただきたいと思います。
○議長(大縄武夫君) 総務課長。
◎総務課長(白石憲男君) 大変申しわけありませんでした。 先ほどの一般寄附、何人かというようなおただしですが、10月31日時点で団体も含めて6件の寄附がありました。 以上です。
○議長(大縄武夫君) 6番、吉田克則君。
◆6番(吉田克則君) 6番、吉田克則です。 補正予算関係では、これは説明書の13ページになるんですが、3款2項1目、その中の扶助費ということで減額124万3,000円でありますが、町では子育てに関するあるいは支援に関することを積極的に町長は進めておると思うんですが、なぜこういう大きな金額が減額になっているのか、その理由、内容の説明をお願いしたいというふうに思います。 あともう一件が、20ページになりますが、10款6項1目19節の聖火リレーイベント実施協議会負担金5万円でありますが、これいつ組織された組織なのか、その協議会の内容ですね。また、この負担金の使い方、リレーとは書いてあるんですが、その内容について説明のほどお願いいたします。
○議長(大縄武夫君)
健康福祉課長。
◎
健康福祉課長(藤成寛味君) それでは、13ページの3款2項1目20節の部分でございますけれども、これにつきましては、今年度から、2歳までの子供に対して1カ月2,500円のミルク代だったりオムツ代の補助ということで予算計上しておりましたが、当初予算に比べまして実数人数が減っておることによります減額となっております。ですから、当初見込んでいた人数よりこの分が減っているということで、見込みで減額ということになっております。 以上です。
○議長(大縄武夫君) 生涯学習課長。
◎生涯学習課長(金澤祐介君) それでは、聖火リレーの関係でご説明いたします。 今月12月4日に聖火リレー協議会の第1回目の会議がございました。そこで協議会を設立するということが決まりました。それで、その内容ですが、まず今回3月28日に、白河市だけがコースになっているものですから白河市が170万円の補助金を出すと、あと残りの8町村が5万円、合わせて40万円の補助を出す、あと県が半額出すということで県から210万円の補助が出まして、合計で420万円で協議会の事業が立ち上げになります。 その内容としましては、リレー当日の会場設営費、2会場ということで、白河市陸上競技場が出発地点となります。それで、ゴール地点が小峰城になりますので、その2会場の会場設営関係、また出演者関係やアトラクション関係、あと消耗品関係で横断幕とか走るリレーのユニフォーム関係、そういうのが支出の主な内容となっております。 概要としましては、小峰城総合運動公園でのイベントステージ、あと小学生がサポートランナーとなって会場を伴走する、高校生の吹奏楽団による応援、その他、縄跳び大会等の催し、あと各9市町村の特産品等の魅力をPRするコーナー、そういうのが支出の内容となっております。 以上です。
○議長(大縄武夫君) 吉田克則君。
◆6番(吉田克則君) 扶助費のほうなんですが、見込み違いというんですか、見込み人数というんですか、子供が少なかったということで今説明受けたんですが、実際の人数とか計画した内容ですか、何人を予定したものなのか、それについてはわかりますか。もしわかればお答えをお願いします。
○議長(大縄武夫君)
健康福祉課長。
◎
健康福祉課長(藤成寛味君) 大変すみませんでした。人数の部分についてちょっと答弁が漏れていました。 当初、月額2,500円の12月掛ける対象者120人で計算しておりました。現在、実際に人数で割りますと79名、約80人程度の利用状況となっておりますので、減額ということになっております。 以上です。
○議長(大縄武夫君) ほかに質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(大縄武夫君) 質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(大縄武夫君) 討論なしと認めます。 これから議案第82号を採決します。 お諮りします。 本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(大縄武夫君) 異議なしと認めます。 議案第82号は原案のとおり可決されました。
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△議案第83号の質疑、討論、採決
○議長(大縄武夫君) 日程第19、議案第83号 令和元年度塙町
国民健康保険特別会計補正予算(第3号)を議題とします。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(大縄武夫君) 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(大縄武夫君) 討論なしと認めます。 これから議案第83号を採決します。 お諮りします。 本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(大縄武夫君) 異議なしと認めます。 議案第83号は原案のとおり可決されました。
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△議案第84号の質疑、討論、採決
○議長(大縄武夫君) 日程第20、議案第84号 令和元年度塙町
農業集落排水処理事業特別会計補正予算(第2号)を議題とします。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(大縄武夫君) 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(大縄武夫君) 討論なしと認めます。 これから議案第84号を採決します。 お諮りします。 本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(大縄武夫君) 異議なしと認めます。 議案第84号は原案のとおり可決されました。
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△議案第85号の質疑、討論、採決
○議長(大縄武夫君) 日程第21、議案第85号 令和元年度塙町
公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)を議題とします。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(大縄武夫君) 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(大縄武夫君) 討論なしと認めます。 これから議案第85号を採決します。 お諮りします。 本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(大縄武夫君) 異議なしと認めます。 議案第85号は原案のとおり可決されました。
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△議案第86号の質疑、討論、採決
○議長(大縄武夫君) 日程第22、議案第86号 令和元年度塙町
介護保険特別会計補正予算(第2号)を議題とします。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(大縄武夫君) 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(大縄武夫君) 討論なしと認めます。 これから議案第86号を採決します。 お諮りします。 本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(大縄武夫君) 異議なしと認めます。 議案第86号は原案のとおり可決されました。
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△議案第87号の質疑、討論、採決
○議長(大縄武夫君) 日程第23、議案第87号 令和元年度塙町
上水道事業会計補正予算(第1号)を議題とします。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(大縄武夫君) 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(大縄武夫君) 討論なしと認めます。 これから議案第87号を採決します。 お諮りします。 本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(大縄武夫君) 異議なしと認めます。 議案第87号は原案のとおり可決されました。
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△発議第4号の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(大縄武夫君) 日程第24、発議第4号 厚生年金への
地方議会議員の加入を求める意見書案を議題とします。 職員に議案を朗読させます。
議会事務局長。 〔
議会事務局長朗読〕
○議長(大縄武夫君) 本案について趣旨説明を求めます。 提出者、10番、割貝寿一君、登壇願います。 〔10番 割貝寿一君登壇〕
◆10番(割貝寿一君) 発議第4号の趣旨説明を行います。 地方分権時代を迎えた今日、地方公共団体の自由度が拡大し、自主性及び自立性の高まりが求められる中、住民の代表機関である地方議会の果たすべき役割と責任が格段に重くなっている。このため、
地方議会議員の活動も幅広い分野に及ぶとともに、より積極的な活動が求められている。 しかしながら、最近、住民の関心の低下や
地方議会議員のなり手不足が大きな問題になっている。 こうした中、
地方議会議員が厚生年金に加入できるようになれば、老後や家族を心配することなく選挙に立候補できる環境が整うことになり、議員を志す新たな人材確保につながっていくと考える。 よって、国民の幅広い政治参加や地方議会における人材確保の観点から、
地方議会議員の厚生年金制度加入のための法整備を早急に実現するよう国へ本意見書を提出する。 以上であります。
○議長(大縄武夫君) これから質疑を行います。 質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(大縄武夫君) 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(大縄武夫君) 討論なしと認めます。 これから発議第4号を採決します。 お諮りします。 本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(大縄武夫君) 異議なしと認めます。 発議第4号は原案のとおり可決されました。
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△議案第88号の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(大縄武夫君) 日程第25、議案第88号 令和元年度塙町
一般会計補正予算(第6号)を議題とします。 本案について提案理由の説明を求めます。 町長。 〔町長 宮田秀利君登壇〕
◎町長(宮田秀利君) それでは、議案第88号 令和元年度塙町
一般会計補正予算(第6号)についてであります。 本案は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2億3,633万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ67億2,958万5,000円とするものであります。 歳入の主なものは、国庫支出金、県支出金、繰入金、町債を増額するものであります。歳出の主なものは、災害復旧費を増額するものであります。 以上です。
○議長(大縄武夫君) 続いて、内容の説明を求めます。 総務課長。 〔総務課長 白石憲男君登壇〕
◎総務課長(白石憲男君) それでは、議案第88号 令和元年度塙町
一般会計補正予算(第6号)についてその内容のご説明を申し上げます。 「12月定例議会・追加」と記載があります予算書と予算説明書をごらんいただきたいと思います。歳入につきましては、事項別明細もあわせてご説明申し上げます。なお、歳出に係る事項別明細につきましては担当課長よりご説明申し上げますので、どうぞよろしくお願いいたします。 予算書の1ページをごらん願います。 第1条では、歳入歳出予算の総額を67億2,958万5,000円とするものであります。 第2条では、繰越明許費であります。第2表の繰越明許費によりご説明申し上げます。 第3条では、地方債の補正であります。第3表、地方債補正によりご説明申し上げます。 予算書は2ページ、予算説明書は3ページをお開き願います。 第1表、歳入歳出予算補正、歳入であります。 11款1項分担金18万7,000円の増額で、款計を2,749万5,000円とするものであります。4目災害復旧費分担金は受益者分担金であります。 13款1項国庫負担金1億2,620万7,000円の増額で、款計を5億6,115万1,000円とするものであります。3目災害復旧費国庫負担金を増額するものです。 14款2項県補助金3,373万9,000円の増額で、款計を4億8,197万8,000円とするものであります。9目災害復旧費県補助金を増額するものです。 17款1項基金繰入金560万2,000円の増額で、款計を6億9,724万8,000円とするものであります。1目財政調整基金繰入金を増額するものです。 20款1項町債7,060万円の増額で、款計を8億560万円とするものであります。8目災害復旧債を増額するものです。 歳入合計では、補正前の額64億9,325万円に2億3,633万5,000円を増額し、計を67億2,958万5,000円とするものであります。 次に歳出であります。 11款1項公共土木施設災害復旧費1億9,331万1,000円の増額、2項農林水産施設災害復旧費4,302万4,000円の増額、合計2億3,633万5,000円の増額で、款計を3億8,944万6,000円とするものであります。 歳出合計では、補正前の額64億9,325万円に2億3,633万5,000円を増額し、計を67億2,958万5,000円とするものであります。 予算書の3ページをごらん願います。 第2表、繰越明許費であります。 11款災害復旧費、1項公共土木施設災害復旧費、現年災土木施設
災害復旧事業1億9,331万1,000円でございます。2項農林水産施設災害復旧費、現年災農地等
災害復旧事業4,302万4,000円でございます。 第3表、地方債の補正であります。 1、追加であります。農地等
災害復旧事業費、限度額を750万円、公共土木施設
災害復旧事業費、限度額を6,310万円に定めるものであります。 起債の方法、利率、償還の方法は記載のとおりであります。 以上で議案第88号 令和元年度塙町
一般会計補正予算(第6号)についてその内容の説明を終わります。よろしくお願い申し上げます。
○議長(大縄武夫君)
まち整備課長。 〔
まち整備課長 藤田衛昌君登壇〕
◎
まち整備課長(藤田衛昌君) それでは、予算説明書4ページをごらんください。 3、歳出であります。 11款1項1目現年災土木施設災害復旧費、補正額が1億9,331万1,000円でございます。河川11カ所、道路6カ所の災害復旧工事費でございます。これにつきましては、過日、国の災害査定の審査を受け、申請額として国に上がる数字でございます。 なお、国県支出金は、国の負担金でございますが、3分の2の基本額を計上しております。当町においては、激甚災の影響は、もしかするとこの災害復旧工事、公共土木についてはさほどないものということで基本額を計上しておるところでございます。 次に、2項1目現年災農地等災害復旧費4,302万4,000円を補正増するものでございます。農地災害復旧への申請予定は19地区30カ所ございますが、既に申請額が固まったものにつきまして、全体のうち7地区9カ所分を今回計上するものでございます。これ以降につきましては、今後、災害査定がある程度進んでまいりますので、その中で申請額が明らかになった時点でまた補正をさせていただければというふうに考えております。 ちなみに、あくまでも概算でございますが、農地災全体では2億8,200万円ぐらいになるのではないかということで予想をしているところでございます。 個々の財源につきましては県支出金が主になってございますが、いわゆる激甚災とは別に補助率増嵩ということで、例年の計数を参考にいたしますと約8割の補助になるのではないかということで、8割の県支出金を見込んでおります。さらに、激甚災の部分はそれに上乗せになるだろうというふうには見込んでおります。 これらはいずれも、先ほどの説明にもございましたように、次年度への繰越事業として発注してまいりたいと考えております。 以上でございます。
○議長(大縄武夫君) 総務課長。 〔総務課長 白石憲男君登壇〕
◎総務課長(白石憲男君) それでは、予算説明書の5ページをお開き願います。 地方債の前々年度末及び前年度末の現在高並びに当該年度末における現在高の見込みに関する調書でございます。 合計で申し上げます。当該年度中記載見込み額12億2,460万円、当該年度中元金償還見込み額6億1,337万3,000円、当該年度末現在高見込み額65億4,650万7,000円としたものであります。 次の6ページをお開き願います。 参考資料で、財政調整基金の現状でございます。 令和元年度中の取り崩し予定額4億9,841万1,000円を差し引きまして、令和元年度末現在高見込み残額は10億1,316万2,000円と見込んでおります。 以上でございます。
○議長(大縄武夫君) これから質疑を行います。 質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(大縄武夫君) 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(大縄武夫君) 討論なしと認めます。 これから議案第88号を採決します。 お諮りします。 本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(大縄武夫君) 異議なしと認めます。 議案第88号は原案のとおり可決されました。
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△同意第5号の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(大縄武夫君) 日程第26、同意第5号
教育委員会委員の任命についてを議題とします。 本案について提案理由の説明を求めます。 町長。 〔町長 宮田秀利君登壇〕
◎町長(宮田秀利君) それでは、同意第5号
教育委員会委員の任命について提案理由のご説明を申し上げます。 本案は、塙町大字塙字大町二丁目19番地1、星春美氏を
教育委員会委員に任命したいので、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項により議会の同意を求めるものであります。 星春美氏は、教育への情熱が熱く、地域の信望を集め、人格高潔で教育委員として適任であります。委員に任命したく、ご審議の上ご同意くださるようお願い申し上げます。
○議長(大縄武夫君) これから質疑を行います。 質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(大縄武夫君) 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(大縄武夫君) 討論なしと認めます。 これから同意第5号を採決します。 お諮りします。 本案はこれに同意することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(大縄武夫君) 異議なしと認めます。 同意第5号についてはこれに同意することに決定しました。
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△同意第6号の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(大縄武夫君) 日程第27、同意第6号 塙町農業委員会の委員に占める
認定農業者等又は
認定農業者等に準ずる者の割合を4分の1以上とすることについてを議題とします。 本案について提案理由を求めます。 町長。 〔町長 宮田秀利君登壇〕
◎町長(宮田秀利君) それでは、同意第6号 塙町農業委員会の委員に占める
認定農業者等又は
認定農業者等に準ずる者の割合を4分の1以上とすることについて提案理由のご説明を申し上げます。 本案は、農業委員会等に関する法律第9条第1項の規定により
農業委員会委員の候補者を募集し、委員の定数である15名を選考しましたが、候補者15名に対し
認定農業者等は4名でありました。 このため、法第8条第5項に規定している
認定農業者等が
農業委員会委員の過半数を占めることができないため、同法第8条第5項のただし書き及び同法施行規則第2条第2号で規定している認定農業者が少ない場合で、
認定農業者等、またこれらに準ずる者が
農業委員会委員の4分の1以上占めることを適用するため、同意を得るものであります。 ご審議の上ご同意くださるようお願い申し上げます。 以上です。
○議長(大縄武夫君) これから質疑を行います。 6番、吉田克則君。
◆6番(吉田克則君) 6番、吉田克則です。 今回、4分の1としたいということで、割合というんですか、その中で
認定農業者等に準ずる者、これは具体的にどういう方なのかちょっとわからないものですから質問いたします。
○議長(大縄武夫君) 総務課長。
◎総務課長(白石憲男君) おただしの認定農業者に準ずる者という部分で、基本的には認定農業者はもう認定ということになりますので、県の農業指導士とかそういうふうな形で認定農業者と同等の能力を有する者という解釈で、今回の農業委員さんの中には準ずる者としては入っておりません。 ただ、そういう人も入れる場合に、準ずる者という扱いにできるような規定になっているというふうにご理解ください。 以上です。
○議長(大縄武夫君) これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(大縄武夫君) 討論なしと認めます。 これから同意第6号を採決します。 お諮りします。 本案はこれに同意することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(大縄武夫君) 異議なしと認めます。 同意第6号についてはこれに同意することに決定しました。
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△同意第7号の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(大縄武夫君) 日程第28、同意第7号
農業委員会委員の任命についてを議題とします。 本件は、11番、小林達信君本人に関する事件ですので、地方自治法第117条の規定によって、11番、小林達信君の退場を求めます。 〔11番 小林達信君退場〕
○議長(大縄武夫君) 提出者の説明を求めます。 町長。 〔町長 宮田秀利君登壇〕
◎町長(宮田秀利君) それでは、同意第7号
農業委員会委員の任命について提案理由のご説明を申し上げます。 本案は、塙町大字塙字桜木町142番地、小林達信氏を
農業委員会委員に任命したいので、農業委員会等に関する法律第8条第1項の規定により議会の同意を求めるものであります。 小林達信氏は、農業に関する見識にすぐれ、農地等の利用の最適化の推進に関する事項など職務に深い理解を有していることから、委員として適任でありますので、ご審議の上ご同意くださるようお願い申し上げます。 以上です。
○議長(大縄武夫君) これから質疑を行います。 質疑はありませんか。 7番、鈴木茂君。
◆7番(鈴木茂君) 7番、鈴木茂です。 小林氏は議員との兼職でございます。塙町議会、非常に活発で、議員活動忙しい中の全期3年間の農業委員の中で、早退、遅刻、欠席などがありましたらご報告願います。
○議長(大縄武夫君)
農業委員会事務局長。
◎
農業委員会事務局長(小野浩君) 欠席等はありましたけれども、今、手元に資料がありませんので調べて報告するでよろしいでしょうか。 〔「はい」と言う人あり〕
○議長(大縄武夫君) ほかに質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(大縄武夫君) 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(大縄武夫君) 討論なしと認めます。 これから同意第7号を採決します。 お諮りします。 本件はこれに同意することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(大縄武夫君) 異議なしと認めます。 同意第7号についてはこれに同意することに決定しました。 11番、小林達信君の除斥を解きます。 小林達信君、入場してください。 〔11番 小林達信君入場〕
○議長(大縄武夫君) 小林達信君に申し上げます。 ただいま農業委員会の委員の任命については全会一致で同意しました。
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△同意第8号~同意第21号の一括上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(大縄武夫君) 日程第29、同意第8号
農業委員会委員の任命についてから日程第42、同意第21号
農業委員会委員の任命についてまで14件を一括議題とします。 提出者の説明を求めます。 町長。 〔町長 宮田秀利君登壇〕
◎町長(宮田秀利君) 同意第8号
農業委員会委員の任命についてから同意第21号
農業委員会委員の任命についてまで一括して提案理由のご説明を申し上げます。 本案は、塙町大字大蕨字坂本63番地、鈴木孝久氏、塙町大字台宿字台宿32番地、金澤勉氏、塙町大字真名畑字向猟師28番地、石井久雄氏、塙町大字西河内字登木戸69番地1、小松孝行氏、塙町大字常世北野字水元165番地1、生方光明氏、塙町大字那倉字吉元99番地、小峰保広氏、塙町大字伊香字箒戸38番地8、青砥繁藏氏、塙町大字東河内字一本木8番地、天沼芳美氏、塙町大字中塚字中塚189番地、金澤勉氏、塙町大字竹之内字竹之内79番地1、下重繁男氏、塙町大字木野反字押立47番地、鈴木則隆氏、塙町大字伊香字古宿160番地、鈴木仁氏、塙町大字片貝字滝ノ入94番地2、鈴木良一氏、塙町大字上渋井字仲岡102番地、白坂利雄氏を
農業委員会委員に任命したいので、農業委員会等に関する法律第8条第1項の規定により議会の同意を得るものであります。 さきの14名の皆様は、農業に関する見識にすぐれ、農地等の利用の最適化の推進に関する事項など職務に深い理解を有していることから、委員として適任でありますので、ご審議の上ご同意くださるようお願い申し上げます。 以上であります。
○議長(大縄武夫君) これから質疑を行います。 質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(大縄武夫君) 質疑なしと認めます。 お諮りします。 一括議題であっても、討論、採決はそれぞれに行うのが原則ですが、討論、採決とも一括して行うことにしたいと思います。ご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(大縄武夫君) 異議なしと認めます。 同意第8号から同意第21号まで一括して討論、採決を行うことに決定しました。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(大縄武夫君) 討論なしと認めます。 これから同意第8号から同意第21号まで14件を一括して採決します。 お諮りします。 本件はこれに同意することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(大縄武夫君) 異議なしと認めます。 同意第8号から同意第21号まで14件全て同意することに決定しました。
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△日程の追加
○議長(大縄武夫君) ただいま総務、経済、広報及び予算決算常任委員長並びに議会運営委員長から閉会中の継続調査申出書の提出がありました。これを日程に追加し、追加日程第1として議題にしたいと思います。また、議員派遣の件を日程に追加し、追加日程第2として議題にしたいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(大縄武夫君) 異議なしと認めます。 よって、これらの件を日程に追加し、議題とすることに決定しました。 休憩します。 休憩 午後3時31分 再開 午後3時40分
○議長(大縄武夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
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△発言の申し出
○議長(大縄武夫君)
農業委員会事務局長より発言を求められておりますので、これを許します。
○議長(大縄武夫君)
農業委員会事務局長。
◎
農業委員会事務局長(小野浩君) 先ほど鈴木茂議員から、小林達信議員さんが農業委員会のほうで何回欠席しているかというようなご質問がありました。これについてご報告いたします。 平成29年2月に就任いたしまして、現在まで30回ほど総会のほう開催しております。それで、欠席が5回、遅刻が2回、早退1回ということでございます。 以上です。
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△委員会の閉会中の事務調査の件
○議長(大縄武夫君) 追加日程第1、委員会の閉会中の事務調査の件を議題とします。 総務、経済、広報及び予算決算常任委員長並びに議会運営委員長から、会議規則第75条の規定によって、お手元に配りました調査事項について閉会中の継続調査の申し出がありました。 お諮りします。 各委員長からの申し出のとおり閉会中の継続調査とすることにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(大縄武夫君) 異議なしと認めます。 よって、各委員長から申し出のとおり閉会中の継続調査とすることに決定しました。
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△議員派遣の件
○議長(大縄武夫君) 追加日程第2、議員派遣の件を議題とします。 お諮りします。 議員派遣の件については、お手元にお配りしましたとおり派遣することにしたいと思います。ご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(大縄武夫君) 異議なしと認めます。 議員派遣の件は、お手元に配りましたとおり派遣することに決定しました。
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△閉会の宣告
○議長(大縄武夫君) これで本日の日程は全部終了しました。 会議を閉じます。 令和元年第8回塙町議会定例会を閉会します。 ご苦労さまでした。 閉会 午後3時42分地方自治法第123条第2項の規定により署名する。 令和 年 月 日 議長 大縄武夫 署名議員 高縁 光 署名議員 吉田克則...