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09月09日-03号

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  1. 塙町議会 2019-09-09
    09月09日-03号


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    最終取得日: 2023-05-05
    令和 1年  9月 定例会(6回)          令和元年6回塙町議会定例会会議録議事日程(3号)                      令和元年9月9日(月)午前9時開議日程1 一般質問---------------------------------------本日の会議に付した事件 議事日程に同じ---------------------------------------出席議員(14名)     1番  七宮広樹君      2番  下重義人君     3番  吉田広明君      4番  青砥與藏君     5番  高縁 光君      6番  吉田克則君     7番  鈴木 茂君      8番  鈴木安次君     9番  小峰由久君     10番  割貝寿一君    11番  小林達信君     12番  藤田一男君    13番  鈴木孝則君     14番  大縄武夫君欠席議員(なし)---------------------------------------地方自治法121条の規定により説明のため出席した者の職氏名  町長        宮田秀利君     副町長       佐藤要一君  教育長       秦 公男君     総務課長      白石憲男君  町民課長      生田目敏夫君    健康福祉課長    藤成寛味君  まち振興課長    吉成知温君     まち整備課長    藤田衛昌君  生活環境課長    鈴木義房君     保育園長      品川亮助君  会計管理者     江田一寛君     農業委員会事務局長 小野 浩君  学校教育課長    佐藤光一君     生涯学習課長    金澤祐介君  学校給食センター所長          代表監査委員    金澤忠良君            齋藤 智君---------------------------------------職務のため出席した者の職氏名  議会事務局長    藤田淳一      書記        根本雅士               開議 午前9時00分 △開議の宣告 ○議長(大縄武夫君) おはようございます。 ただいまの出席議員は定足数に達しておりますので、これから本日の会議を開きます。--------------------------------------- △台風についての被害状況の報告 ○議長(大縄武夫君) 初めに、現在通過中の台風15号についての被害状況の報告を求めます。 総務課長。 ◎総務課長(白石憲男君) おはようございます。 それでは、現在接近しております台風15号の被害状況等についてご報告させていただきます。 被害の状況等については、現在、各課等に被害の報告はございませんので、現在の段階では被害についてはまだないとは言えませんが、報告がないということでご理解ください。 簡単に、町の対応等について時系列でご説明申し上げます。 先日、9月8日に、幼稚園、小・中学校等の休校等について、教育委員会のほうで協議をし、10時ごろに休校という判断で各保護者へのメールでの周知、あとIPで町内への周知等をやっております。保育園についても同様に休園ということで、本日は幼稚園、小学校、保育園ということで休園、休校という対応をとっております。 本日、午前2時56分に暴風警報が発令されました。警報発令とともに担当職員が待機という形。あと、午前5時35分に大雨警報が発令ということで、この時点で担当課長が庁舎に来て、複数での待機という形になっております。7時32分に土砂災害警戒情報警戒レベル4ということで、町長のほうに県からホットラインで連絡がありまして、町としまして7時35分に水防本部を設置というような形をとっております。 土砂災害の警戒情報の危険な区域という部分で、マップ上は鮫川村境、茨城県の北茨城市境の阿武隈山系の部分で、ちょっと注意が必要な範囲があるということで警戒情報が出たということになっております。 対応として、8時15分に消防団へ、各分団役員に警戒をしていただくように要請をし、各分団役員から各班へ警戒の連絡が行っているという状況になっております。 以上です。 ○議長(大縄武夫君) 以上、報告を終わります。--------------------------------------- △議事日程の報告 ○議長(大縄武夫君) 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配りました。 本日の会議のビデオ映像は、後日、インターネットにて配信する予定となっておりますので、ご了承願います。また、会議規則に従い、議場内では携帯電話等の電源をお切り願います。--------------------------------------- △諸般の報告 ○議長(大縄武夫君) これから諸般の報告を行います。 説明員、副町長、佐藤要一君から本日午後の会議を欠席する旨、届け出がありました。 これで諸般の報告を終わります。--------------------------------------- △一般質問 ○議長(大縄武夫君) 日程1、一般質問を行います。 通告順に従い、発言を許します。--------------------------------------- △吉田広明君 ○議長(大縄武夫君) 3番、吉田広明君、登壇願います。 持ち時間は10時3分までです。 吉田広明君。     〔3番 吉田広明君登壇〕 ◆3番(吉田広明君) おはようございます。 3番議員、吉田広明です。 通告に沿って、質問いたしますので、よろしくお願いいたします。 まず初めに、定番の食育関連で質問をしていきます。 広報はなわ8月号に、福島の食の基本推進事業紙ランチョンマットが同封されていました。できれば、もう少し遊び心や、説明をつけ加えた使いまわしのできるオリジナルのランチョンマットをつくり、児童生徒に配付したほうがいいと思いますので、今後、検討をしてください。これが現物の紙なので、これでは1回きりなので、なかなか意味がないと思いますので、よろしくお願いします。 それでは、次に、質問に入ります。 学校給食食材の供給で、道の駅を経由した地元野菜の供給実績について、本年3月定例でも質問をしましたが、県産品を含む使用状況は、鮫川村76.32%、塙は45.87%と聞いています。少なくても、近隣町村の先進地事例の数字を目標に、積極的な展開を望みますが、進捗状況と利用率を伺います。 ○議長(大縄武夫君) 教育長。 ◎教育長(秦公男君) それでは、吉田議員の質問にお答えをいたします。 学校給食食材の供給についてでございますが、本年2月7日に、天領の郷はなわの理事長そして道の駅駅長と懇談をいたしました。そして、その折に納入依頼をいたしまして、生産計画に利用できるように、3月1日に道の駅駅長に、昨年度、平成30年度の野菜使用実績データを渡してあるところでございます。 しかしながら、1学期中の納入はありませんでした。また、先月8月8日に、再度、両氏と懇談をいたしましたが、今般の梅雨の長雨で野菜のできが悪くて、センターに回すまでには至らなかったというようなご回答でございました。生産者も、売店の店頭売りが一番と認識が強いようで、センター分までの確保が現在困難なようでございます。今後は、出荷状況を見ながら対応していきたいという旨のお話をいただいております。 給食センターとしましては、野菜を含めた地場産品を積極的に活用していく方針でございますので、今後また、お話をしながら進めていきたいというふうに思っております。 以上でございます。 ○議長(大縄武夫君) 吉田広明君。 ◆3番(吉田広明君) 県の学校給食と地産地消推進事業補助金も30万円と少なく、県も補助額を増額すべきですが、また、生産に課題があるというお話でしたけれども、これも広く呼びかけをして、生産者との買い付け契約をすればいいと思いますので、結果を出すことが行政の仕事ですので、ひとつ進めていただきたいと思います。 それでは、次に、最近の話ですが、鮫川村のある集会に参加したときに、地元の女性からの食育の発言で、学校給食に使われる化学添加調味料について、村への要望がありました。それは、白砂糖や温糖、化学調味料の仕様を中止してほしい、そして、無添加の調味料にかえてほしいとの意見があり、その要望に前向きに応えていく議論がなされ、意識の高さに驚かされました。 このような、同じ思いを町内の子育て世代お母さんたちもですね、感じていると思います。 無添加調味料にするのは可能なのか伺います。
    ○議長(大縄武夫君) 教育長。 ◎教育長(秦公男君) それでは、お答えをいたします。 現在、調味料のみならず食材においても、可能な限り無添加のものを使用しておりますが、完全無添加というもので給食を実施することは、現在の予算の都合上、非常に難しいという状況でございますが、これからも検討しながら行っていきたいという、検討を加えていきたいというふうに思っております。 以上でございます。 ○議長(大縄武夫君) 吉田広明君。 ◆3番(吉田広明君) 前回の一般質問でもしたんですけれども、千葉県あたりは、もう無添加に移行しているという市町村もありますので、予算の関係上、非常に難しいとは思いますけれども、これは、子育て世代の人たちや行政が取り組むべき方向性なのかなという意識は持っていますので、ひとつよろしくお願いいたします。 次に、IP公報で、県主催の「ふくしまっ子ごはんコンテスト」で、町民に食育の参加を広く求めています。まだ先進地事例にはほど遠く思われますが、幾度か町関係部署には、鮫川村への学校給食へ視察に行ってほしいと話をしてきましたが、関係者の視察研修などをお約束できないものか、再度伺います。 ○議長(大縄武夫君) 教育長。 ◎教育長(秦公男君) それでは、ご質問にお答えを申し上げます。 先ほど、ふくしまっ子ごはんコンテストについてお話をいただきましたが、町給食センターとしましては、栄養教諭が中心になりまして、各学校の子供たち、先生方にも、家庭の皆様にも啓蒙をしまして、非常にたくさんのご応募をしていただいて、食育に関する関心の高さを感じているところでございます。 さて、お尋ねの鮫川村学校給食センターへの視察研修の実施についてでございますが、本年3月に農林水産省タイアップ映画「いただきます」上映会が、町公民館で開催されました。その後に、鮫川村学校給食センターのこれまでの取り組みや、いわき市の学校給食共同調理場での取り組み、あるいは学校給食甲子園出場報告等についてお話をお伺いしまして、大変参考になりました。視察研修については、今後計画してまいりたいというふうに思っております。 以上でございます。 ○議長(大縄武夫君) 吉田広明君。 ◆3番(吉田広明君) せっかく先進地事例が隣の村にあるわけですし、今言われたいわき市勿来の給食センターも全国的にはかなりハイレベルで、かなり有名と聞いておりますので、距離的にそんなに時間かかりませんので、ぜひ行政視察をしていただきたいと思います。 関連の最後に、全国的な流れとして、学校給食の無償化が叫ばれています。塙町において、学校給食の無償化の実現は可能なのか、実施時期を改めて伺います。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 おただしの学校給食の無償化ということでございますが、令和2年度から給食補助費を増額したいと、このように考えております。振興計画の中で示していきたいと、このように考えております。 ○議長(大縄武夫君) 吉田広明君。 ◆3番(吉田広明君) 令和2年ということは、来年度から振興計画に記載をして実施をしていくということの確認でよろしいでしょうか。 それでは、次に、幼児教育、保育の無償化制度の実施が本年10月から施行されますが、制度の説明をまず伺います。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) 内容的なものでありますので、担当課の長より説明をいたさせます。 ○議長(大縄武夫君) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(佐藤光一君) それでは、ただいまの幼児教育の無償化につきまして、概略説明をさせていただきます。 幼児教育無償化につきましては、子ども・子育て支援法の一部を改正する法律の施行により、令和元年10月1日より、3歳から5歳までの幼稚園、保育園などを利用する子供たちの利用料と、ゼロ歳から2歳までの住民税非課税世帯の子供の利用料が無償化となります。 塙町では、幼稚園の授業料は既に無償化されており、年収360万円未満相当の世帯の子供たちと小学生3年生以下を1子としてカウントしたときの3子以降の子供たちについては副食費の費用が免除されます。また、幼稚園の預かり保育においては、保育の必要性の認定を受けた場合、利用実態に応じて月額1万1,300円までの範囲で無償化となります。ただし、食材料費、行事等の費用は、無償化の対象外となっております。 以上でございます。 ○議長(大縄武夫君) 吉田広明君。 ◆3番(吉田広明君) この制度は、使用料の完全無償化ではなく、今言われた非課税世帯でないゼロ歳から2歳児までの子供は無償化にはなりません。若い人の定住促進政策にもつながりますので、これを完全に無償化にできないものか伺います。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 制度として、国の事業として推し進めておる事業であります。町といたしましては、これに準じてやっていきたいと、このように現在のところは考えております。 ○議長(大縄武夫君) 吉田広明君。 ◆3番(吉田広明君) 多くの父母の方、それから我々国民も、幼稚園も保育園も無償化になると、完全に無償化になると、そういう認識でいたんですけれども、いざふたを開けると、一部無償化制度という認識に変わってしまっているというのが現実だと思います。 その次に、保育の必要性の認定を受けた3歳から5歳までの預かり保育の利用料が、今言われた月額1万1,300円まで無償化されるとありますが、これもゼロ歳から2歳まで完全無償化を実施できないのか、この2つは父母の方々にとって関心の高い制度、そして願いもありますので、今言われたように国の制度設計に沿ってやっていくというのは、理解はできるんですけれども、もう少し踏み込んだお話が聞ければと思います。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 今ほど議員さんがお話しいただきましたように、国の制度に準じてやっていきたいという、そういうふうな思いを持って進めておるところでありますが、ぜひ、今の現況ですね、これをもっとしっかり洗い直しというんですか、勉強して、どのような手法がとれないか、いろいろなことは考えてはみたいなと、このようには思っております。 ○議長(大縄武夫君) 吉田広明君。 ◆3番(吉田広明君) 子育てというのは未来への投資でもあり、国を維持する根幹でもあります。消費税が10%になり、地方消費税交付金もふえると思われます。増額分を充当する形ででも、ぜひ実現を望みたいと思います。 それでは、次に、幼児保育、子育て、学校教育の関連で質問をいたします。 まず、はなわこども園開設にむけての質問です。全国的な保育士不足の問題は、待遇、課題や困難を抱える子供への対応、長時間保育など重責にして報酬が伴わず、保育士資格を持っていても一般企業に職がえをしてしまうと言われています。内閣府子ども・子育て本部の資料で、教育・保育施設等における事故報告集計を見ますと、死亡事故の報告があります。平成27年度14件、平成28年度13件と書かれており、いつ、どこでも起こり得る事故です。そのような緊張の中で保育士さんが献身的に働かれていると思いますが、これらの労働環境の負担を軽減するために、必要に応じて民間活力のサポーター補助要員などを導入することも検討すべきであり、開園に向けて職員配置に不足を生じるような問題がないのか伺います。 ○議長(大縄武夫君) 教育長。 ◎教育長(秦公男君) それでは、ただいまのご質問にお答えをいたします。 はなわこども園開園に向けましての課題は、やはり今のご指摘のとおり保育士の確保だと考えております。町といたしましても、保育士有資格者の確保はもとより支援を要する乳幼児等を支援する支援員、さらには保育補助員、あるいは預かり保育指導員等を確実に確保しなければなりません。保育士、教員等に不足が生じないよう職員の確保にしっかり努めてまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(大縄武夫君) 吉田広明君。 ◆3番(吉田広明君) さまざまな事故を未然に防ぎ、安全な管理運営体制を整えて、整備していただければと思います。 次に、不登校の児童生徒が5年連続で増加し全国で14万人になっています。教職員の先生は、その対応も含めご苦労をされていますが、働き方改革の中で教職員の時間外勤務が問題となっています。町内の保育園、幼稚園、小・中学校の教職員の休職や退職状況があるのか、教職員の時間外勤務、部活動のサービス残業などを含め、課題や改善策、取り組みの状況を具体的に伺いたいと思いますが、きのうの9月8日の福島民報の新聞の一面に、負担軽減、質の確保、両立探るということで、教職員の方々の働き方改革の記事が載っておりました。 この中で一番びっくりしたのは、教職員の先生方が、まあ、これ市まで言っていいのかどうか、あれなんですけれども、タイムレコーダーを今まで職場に配置していなかったと、それで自己申告でやっていたと。今どきそんな組織があるのかなと、まず思って、びっくりしました。塙町の場合はどういう状況かはわかりませんけれども、まあ、あるのかなと、タイムレコーダーあるのかなと思っております。 その中でも、やはり福島県の調査などでも、死亡とか、いろいろ過労死ライン、時間外労働が月80時間を超える学校があると。中学校などの例だと68.9%、高校で45.5%というような数字が出ていたり、これ平成29年度ですね。それから昨年度は、小学校で26.2%、中学校で52.2%、高校で36.0%と、少しずつ低下はしてきているそうですが、今言ったように精神疾患で休職した人は53人になって、過去5年間で毎年60人、先生方がこういう病にかかられていると。 このことを踏まえて、課題解決というんですか、教育委員会が管轄をしていますそれぞれの現場でのご状況を伺います。 ○議長(大縄武夫君) 教育長。 ◎教育長(秦公男君) それでは、ただいまのご質問にお答えを申し上げます。 塙町での出退勤、勤務時間の管理でございますが、タイムレコーダーの採用はしておりませんが、パソコン上で出勤したときにカウントし、そして入力しまして、退勤の時間にさらに入力をして、その1日の勤務時間については把握しているところでございます。 ただいま、ご質問にありました働き方改革でございますが、学校における働き方改革の目的は、現在の教師の厳しい勤務実態を踏まえまして、教師のこれまでの働き方を見直し、教師が我が国の学校教育の蓄積と向かい合って、みずからの授業を磨くとともに、日々の生活の質や教職人生を豊かにすることで、みずからの人間性や創造性を高め、子供たちに対して効果的な教育活動を行うことができるようになることでございます。 それでは、町内の小・中学校の時間外勤務状況でございますが、小・中学校月平均超過勤務時間は53時間となっております。次に、健康に影響を及ぼすとされている時間である45時間を超える教職員の割合でございますが、小学校では全体の69%、中学校では74%となっております。次に、過労死ラインとされております時間である80時間を超える教職員の割合でございますが、小学校ではございませんでした。中学校では5%となっております。 これらの超過勤務時間削減のための取り組みといたしましては、各学校では、まずはノー残業デー、これ水曜日に設定をしまして確実な実施に取り組んでおります。次に、日課表を工夫しまして、放課後に教材研究の時間を確保いたしております。3点目は、最終消灯、施錠時刻を設定し、取り組んでまいりました。次に、時間マネジメントの意識化に取り組んでおります。次に、空き時間、いわゆる担当授業のない時間を利用しての会議、打ち合わせ等を開催いたしまして、会議内容の事前通知、資料配付による会議、打ち合わせ時間の短縮を図っております。 また、教育委員会といたしましては、いわゆる調査報告もの、これ、非常に文科省も含めまして多い状況でございますが、これをできるだけ簡略化をして報告をしてもらう。そして、掲示物や印刷物等については、教育委員会でできるだけ請負をしてやっていくというような教職員の働き方改革に取り組んでいるところでございます。 休職や退職の状況でございますが、小・中学校ともに休職している職員は、現在おりません。また、都合により令和元年8月2日付で塙小学校の事務職員1名が依願退職をしているところでございます。そういった状況でございます。 以上です。 ○議長(大縄武夫君) 吉田広明君。 ◆3番(吉田広明君) おおむね、働かれている先生方の待遇改善が進んでいるのかなと。ただ、まだ力が弱いかなと感じます。特に、若い先生たちなんですけれども、子育て中の方もいますので、早期帰宅を促すなど、指導監督を進めていただければと思います。 今話の中で私がしましたけれども、部活動とかの時間外勤務で、新しい情報などがありますけれども、部活を廃止する市町村ももう出始まっていると。市まで言っていいのかという、また問題ありますけれども、西日本ではもうクラブ活動をやめる。なぜやめるのかというと、新しいカリキュラム、文科省あたりからふえてきて、その対応が時間的に難しくなってきている。そのかわり、部活をやめてもレクリエーショントレーニングというんですか、インストラクターを使いながら高齢者の人と一緒に子育てをしていくと、まあ、そのレクリエーショントレーニングというのは、楽しくストレッチ等をやるとは思うんですけれども、そのハードな部分だけではなくて、楽しくやっていくような部活もふえているように見受けられますので、こういうことも含めて今後検討していただければと思います。 それでは、次に塙工存続問題で伺いたいと思います。 県教育委員会の説明では、工業高校は設備の更新・維持費に、高額になるためにですね、維持費が。廃校はやむを得ないなど、頭からコストカットだけで判断する福島県の地方切りと言っていいのかあれですけれども、そういうふうに思えてなりません。その後、県からの説明や、町の対応状況などを伺いたいと思います。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 おただしの塙工業高等学校存続問題についてでございますが、私といたしましては絶対存続させたいと、このように考えております。 塙工がなくなれば、地元企業の人材確保が困難になる、地元企業が衰退すれば町自体が疲弊する、このような構図が見えてきます。また、工業を学びたいと、白河実業まで通学するとなると、多くの時間や交通費等かかってしまいます。その結果として、生徒の肉体的精神的負担、そして保護者の経済的負担が非常に大きくなってくるということであります。 これでは、町づくりの将来に大変大きな影響が出てくることが考えられます。今後とも、県教育委員会へ塙工の存続を強く求めていきたいと、このように思っておるところであります。 ○議長(大縄武夫君) 吉田広明君。 ◆3番(吉田広明君) 教育には親御さんも含め、行政も含め、コストがかかるのは当然のことで、未来への投資的経費と考えております。県に強く、この阻止を訴えていただければと思います。 次に、只見高校のように寮を完備して受け入れ態勢を整えてはとの意見もあります。そのほか、島根県海士町隠岐島前高校の事例など、個性と魅力あるカリキュラムの開発をしたり、地域みらい留学フェスタの参加や生徒のプレゼンの準備、これ、全国的に東京あたりでやっているやつなんですけれども、そこへ参加したり、地域の情熱と協働参画への地元の理解、また、このような積極的な取り組みがなされているということです。 しかし、行政支援の場合、財政負担が伴い、特定の子供たちに税金が投入されたならば理解されるかという問題など、これらの課題を短期間に解決するのには相当な覚悟が必要と思われます。塙工の存続の問題、もう一度ちょっと新しい情報があれば聞きたいと思います。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) 最初に私がちょっとお答えをさせていただきます。と申し上げますのは、全く新しい考え方なんですが、塙工に入学する、入学を希望する中学生、この方々に奨学金制度、これを設定できないかなと考えております。と申し上げますのは、具体的な話、これから詰めも必要になってくるんでありますが、一つの考え方として、年間50万円程度のお金を奨学金として親御さんにお渡しをすると3年間で150万円というお金になります。ただ、その後、卒業後、塙町の企業にご就職をいただいて、3年、これからこれも検討しなければならないことであるのですが、3年ほど、3年ぐらいお勤めをいただいたならば、その奨学金の返還はいらないというふうな、こういう制度も一つの考え方としてあってもいいのかなと。それもきっと、塙の町の中にある企業さん、これは追い風になるだろうと思うんですね。子供たちが何人かはきっちり地元に就職してくれるという確約がとれるわけですから、企業側としても心強い部分があるんじゃないかと。一部には、企業側からご支援をいただいてということも含めて、何かの機会に、企業の、町にある在町企業の皆様方とお話し合いをしてみたいと、こんなことを考えております。これ、ぜひ、きょうお話してご披露したかったものですから、お話をさせていただきました。 そのほかに具体的にいろいろと施策を練っております。そして、いろんな考え方もありますので、これ、教育長のほうから説明をさせていただきます。 ○議長(大縄武夫君) 教育長。 ◎教育長(秦公男君) それでは、お答えをいたします。 議員さんは議員さんの研修で、私ども教育委員会のほうも只見高校の状況、只見町と只見高校の視察をさせていただきまして、大変参考になりました。ありがとうございました。 それ以外に、塙工業高校の存続についての取り組みですが、先日、茨城県大子町に伺いをいたしまして、教育委員会、教育長初め担当の課の皆様にいろいろとご指導いただいてまいりました。そしてまた、大子町の大子清流高校へどういうふうな支援をされているかという話も伺ってまいりました。 大子町としましては、支援内容としまして、学習支援を、支援アプリを使った学習に対しての利用料金やタブレット購入基金に対する補助、あるいは部活動支援として大会出場に係る交通費、宿泊費、参加費等の支援、さらには県外あるいは町外から通学している生徒に対する下宿費の支援、あるいは給食の提供の事業、国際交流に対する補助事業などを実施しているというふうに伺っております。 これらを参考にいたしまして、只見町あるいは大子町等の取り組みを実際に参考にいたしまして、塙町に合った取り組みを実施していきたいと考えております。 現在考える支援策としては、例えば、塙町学校給食センターの給食の提供をしていくとか、あるいは新入学生への諸経費の補助をするとか、ただいま町長が申し上げましたとおり、町内の奨学金制度とか、そういったものも含めまして、いろいろな塙町として考えられる支援策を考えていきたいというふうに思っております。 また、県立高等学校入試制度の隣接県協定というものに対する改正を強く、さらに求めていきたいというふうに考えております。茨城県からの入学者の増も図りたいと考えております。大子中学校の校長先生にもお話を伺ってまいりましたが、昨年度は、3名程度の生徒がぜひ塙工業高校に入学したいという希望をしていたお子さんがいたというようなことも情報としてお聞きしてまいりました。 以上でございます。 ○議長(大縄武夫君) 吉田広明君。 ◆3番(吉田広明君) 取り組み状況は、おおむね話は理解できましたけれども、県が動かないと、これはどうしようもないことだと思います。町がいくらそういうことをやっていっても、県の理解を求めるのが究極の目的になってくると思います。 そこで、県には、県会議員さんとか国会議員さんと一緒に再度、県教育委員会へ要望書を持って出向くことも検討したほうがいいのではないかと思いますので、ぜひお考えになっていただければと思います。 それでは、次に、本年5月に官公庁が設置をした国内4番目のサイクリングコース角形の道の状況を伺います。 まず、県が町づくり健康増進、観光振興にいかす県自転車活用推進計画を2020年3月までに策定し、県中地方振興局が2019年度に自転車愛好家を対象にした観光誘客事業に着手する。さらに県内4町村でも連帯しながらの展開もあると聞いていますが、どのように展開をしていくのか、また、サイクルツーリズムに必要なのは、移送や休憩場所、故障したときに修理工具等を用意してある場所の確保など、細かいアフターを整えなければなりませんが、国や県からどのような整備等の支援があるのか伺います。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 今お話の角形の道、ことし5月にランナーズインフォメーション研究所から全国で4番目、東日本で初めて認定されたサイクリングコースで、湯遊ランドはなわを起点に国道、県道を周遊する約25キロメートルのコースです。 この認定を受けましてから、町では自転車を活用した地域おこしを目的とした塙町サイクルツーリズム推進協議会を設立しました。今後、この協議会を中心に、昨年実施したロードレース、ツール・ド・はなわの開催、さらに角形の道を利用したサイクリングのイベントなど実施したいと、このように考えております。 また、8月からは、元プロロードレーサーの菅野正明さんを塙町地域おこし協力隊に迎えまして、初級・中級向けのサイクリングコースの設定や、サイクリストから見た自転車利用の環境整備、ソーシャルネットワークサービスを活用した情報発信などの活動をしていただいております。 今後の展開としては、イベントなどを開催し、自転車を活用した観光事業の振興を交流人口の拡大を図っていきたいと、このように思っておるところであります。 もう少し子細に、担当課の長より説明をいたさせます。 ○議長(大縄武夫君) まち振興課長。 ◎まち振興課長(吉成知温君) それでは、三角形の道の関係で詳細についてご説明申し上げます。 まず、おただしの国・県の整備等についてでございますが、現在、県からの整備等支援については、町及び郡内で設置しております協議会の経費の一部につきまして、福島県地域創生総合支援事業、いわゆるサポート事業という事業ございます。こちらのほうで補助率10分の8で補助金のほうを受けてございます。 また、今回の町の協議会等につきましても、県の関係機関、建設事務所、土木事務所等の県関係機関の皆さんに構成員となっていただきまして、助言などをいただける体制をとってございます。 以上でございます。 ○議長(大縄武夫君) 吉田広明君。 ◆3番(吉田広明君) この三角形の道で、私の希望は、将来的にツール・ド・フランスのようなイベントにしていただきたいと思いますが、大規模大会のコース設定が可能なのか、それから最終的なイメージというんですか、この取り組みの最終的な目標みたいなものがあればお聞かせいただければと思います。 ○議長(大縄武夫君) まち振興課長。 ◎まち振興課長(吉成知温君) 大規模コース、イベントのコースの設定が可能かというおただしでございます。 町のほうでは既に、ことし11月17日にツール・ド・はなわという形で県内8カ所目の最後のレースを企画してございます。 また、今後、郡内4町村で自転車関係の競技会のほうの設立について今動いているところでございます。そちらの道路につきましても、事務レベルではございますが、4町村を通った1周だけ75キロのコース設定をしてございます。 そういう部分を活用しながら、今後そういう大規模レースが可能なのか、これにつきましては警察関係とか、いろいろな関係の方とご協議必要になりますが、そちらのほうについても、今後検討していくという体制をとってございます。 以上でございます。 ○議長(大縄武夫君) 吉田広明君。 ◆3番(吉田広明君) 4町村で、各町村ごとに負担額もあり、県からの補助もありということなんですけれども、その補助額、金額等も、ちょっと聞いた中では額が少ないのかなという感じがします。言ってる割には、歳入歳出の部分で令和元年あたりで800万円ぐらいの事業規模でしかないと。それから、各町村、4町村で50万円ずつ負担しますから、実質県は400万円の負担ということになるのかなと。何か、大きくしていくのに、出だしから少ない金額のような気はします。旗を上げた割には。 それで、この事業は、時間はかかっていくとは思いますけれども、魅力のある事業として育てていただければと思います。これ答弁は結構です。 言いますか。じゃ、ちょっと聞きます。 ○議長(大縄武夫君) まち振興課長。 ◎まち振興課長(吉成知温君) 先ほどの補助金につきましては、町のほうに直接事業関係で入ってくる補助金のお話だったんですが、既に本年度福島県において自転車活用推進計画を今策定中でございますが、本年度から自転車を活用したインバウンド対策等のためにですね、県独自で県内5コースのモデルのコースを現在設定しております。また、コースの動画作成、あとサイクルマップ作成、先ほどありましたサイクルピット関係、その設置等を事業化しておりまして、いずれの事業につきましてもこの塙町の角形の道等が組み込まれる予定となってございますので、県独自の事業でこちらのほうにもいろいろな事業の展開があるということでございます。 ○議長(大縄武夫君) 吉田広明君。 ◆3番(吉田広明君) 了解しました。 それでは、次、モンベルタウンについて伺います。 登録をしたが、進展が進んでいない市町村もあると聞いています。今後、塙町における事業などの、モンベルタウンの事業ですね、それを伺いたいと思います。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 モンベルタウンについての質問でありますが、今年度4月1日から株式会社モンベルが運営いたしますモンベルフレンドタウンへ登録をいたしました。昨今、豊かな自然を満喫できるサイクリングコースやウォーキングコースなどのアウトドアスポーツの人気が定着しており、当町においても、先ほどお話をしましたように自転車を活用した地域おこしに力を入れております。このような経過から、塙町の豊かな自然を生かしたアウトドアスポーツを、新しい資源と捉えまして、スポーツの振興はもとより地域の活性化を目的に株式会社モンベルとの連携を深めるために、モンベルタウンに登録をいたしました。 モンベルクラブ会員は全国に90万人おりまして、全会員に配付される冊子へ町の情報を掲載することができます。今年度は、モンベルの関連会社に塙町のアウトドアスポーツツーリズムにより、塙町の自然、農村地帯の活用、温泉等をどのように活用ができるかの調査、設定を行う業務を委託し、全体構想を構築いたします。特に、農との連携に力を入れないか、入れられないかを検討しております。 来年度から実施になりますが、モンベル会員向けの農産物等のネット販売で、これはモンベルフレンドマーケットと申しますが、塙町産の農産物販売の企画を今年度に実施する予定であります。 以上です。 ○議長(大縄武夫君) 吉田広明君。 ◆3番(吉田広明君) モンベルタウンに指定されたけれども指定取り消しのないように、地道な企画展開を望みます。 時間がないので、ちょっと飛ばしたいんですけれども、湯遊ランドの設置整備について質問します。 酸素ボックスが設置されましたが、どのような購入形態で酸素ボックスを入れたのか、それと、現在の利用状況、簡単で結構なのでお聞かせいただければと思います。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) 詳細については担当課の長より説明をいたさせますが、私も利用をしてまいりました。何かいっぱいで、時間を1時間ずらして入るというような状況であったので、関心度は高いのかなと、このように思っております。説明は課長よりさせますので。 ○議長(大縄武夫君) まち振興課長。 ◎まち振興課長(吉成知温君) おただしの湯遊ランドのほうに、株式会社塙町振興公社の設置しております高圧酸素ボックスという施設になります。こちらにつきましては、毎月の定例の町と振興公社側の経営改善の関係の打ち合わせ等の中でお話し合いをいたしまして、今回、補正予算でも計上させていただいております、あそこ、喫煙所の場所だったものですから、今あるところ。そこをどくときに、中に何を入れられるかという中でこのお話になりました。 現在、高圧酸素ボックスにつきましては、株式会社塙町振興公社がリースの契約によって行ってございます。毎月、あとどのくらいお客さんが今、利用人数かということですが、8月10日から導入してございます。現在、今お試し価格ということで500円で設定してございますが、毎日ごとはわからない状況にはなっていますが、大体500円ですとリース契約の毎月のお金が、1日8人入ると大体プラスラインになるということで、そちらについてはクリアをしているということで、最大で多いときで20人というふうにお話を聞いてございます。 以上です。 ○議長(大縄武夫君) 吉田広明君。 ◆3番(吉田広明君) お試し価格であっても、もくろみの倍近くいっているということで、はい、わかりました。 次に、湯遊ランドの遠赤外低温サウナを改修し、新たな設備が導入されると聞いております。どのような設備を設置する予定なのか、また、マーケティングはしているのか、定住自立圏、補助財源からの補助があると、きのう、おとといですか、説明されていましたが、工事費や補助額と町の負担額や導入に向けての説明をお願いいたします。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 以前の一般質問の中でお話をさせていただきました。 湯遊ランド、この宿泊施設としての役目のほかに、町民の健康増進のための施設としての役割をしっかり出していきたいということもありまして、このような計画を進めておるところでもあります。内容については、担当課の長より説明をいたさせます。 ○議長(大縄武夫君) まち振興課長。 ◎まち振興課長(吉成知温君) おただしの遠赤外線低温サウナの改修の関係でございます。 議案とあと補正予算の中でも若干ご説明申し上げましたが、岩盤浴、いわゆる低レベルの放射線を出す部分とラドンガス装置という部分のこの2カ所になります。 今回の、まず、予算の関係をちょっとご説明させていただきますが、現在、補正予算のほうでは、特定財源で公有施設等整備基金繰入金から充当するという形で現在、予算のほう組み入れさせていただいておりますが、今後、11月に特別交付税の申請がございます。八溝定住自立圏構想、こちら、福島と栃木とやっておりますが、その中で観光拠点施設整備事業、こちらに該当するというふうに思われますので、特別交付税のほうに、現在1,500万円の基金のほうの部分について申請をする予定となってございます。 また、マーケティングの部分でございます。 マーケティングの部分ですが、こちらの施設、現在二本松にある会社が本社になってございまして、近隣ですと中島村、大子町、こちらのほうに民間の方が導入されてございます。中島村につきましては、大体今6カ月待ち、予約ですね、ということで、今回条例の金額についても岩盤浴2,000円、ラドンルーム3,000円という金額を設定させていただいておりますが、こちらにつきましても、近隣の施設の値段設定に合わせた形でやってございます。また、マーケティングにつきましても、仮試算でしてございますが、令和元年度12月1日ぐらいオープンを目指しておりますが、岩盤浴については1日8人、ラドンルームについては1日4人、低温サウナが2人という形で、光熱費等を差し引きまして大体、今年度については270万円ぐらいの黒字を目指しております。 また、令和2年度以降につきましては、岩盤浴10人とか、ラドンルーム6人、低温サウナ2人という試算でいきますと、大体収支が1,200万円くらいの黒字ラインになるのかなということで考えてございます。 以上でございます。 ○議長(大縄武夫君) 吉田広明君。 ◆3番(吉田広明君) 近隣市町村で予約を入れないとはいれないという話は聞いておりますので、ブームにならないような、ブーム的商品でなく、しっかりとしたその説明とお客さんの確保に努めていただければと思います。さらに、町民には3,000円と言わず、割引チケット等を配付していただいて、高齢者の方も利用率が上がっていくと思いますので、また健康増進にもつながりますので、そこらも一つ考えていただければと思います。 次は、実績の数字だけで結構なんですけれども、乳児子育て用品購入補助事業について質問します。 一般質問で、乳幼児に紙おむつを支援してほしいと提案をさせていただき、その後、乳幼児子育て用品購入補助事業として支援を実施したと思いますが、現在の補助実績を数字だけで結構なので、よろしくお願いします。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) それでは、担当課の長より説明をいたさせます。 ○議長(大縄武夫君) 健康福祉課長。 ◎健康福祉課長(藤成寛味君) それでは、私のほうより、現在の実績ということなので、お答えをさせていただきたいと思います。 現在の登録者数でございますが、87名でございます。利用実績につきましては、4月以降の分が実施しておりまして、5月支払い分で47件、6月分で57件、7月で60件、8月で60件という実績になっております。 以上でございます。 ○議長(大縄武夫君) 吉田広明君。 ◆3番(吉田広明君) 積極的に丁寧な説明で周知の漏れがないように、今後ともよろしくお願いしたいと思います。 時間がなくなってきましたので、あわせて質問したいと思いますので、答弁するときにちょっと、お願いしたいと思います。 次は、高齢者対策などで、安心な老後をサポートするための町の対策を伺いたいと思います。 後期高齢者の国費による医療費の負担軽減の関係で質問していきたいと思います。シェアハウスに入って質問したいと思います。これは、高齢者の方は、国民年金だけでは病院や税金の負担をしながら生活するのは大変だと、さまざまな方からご意見をいただいております。町も積極的に、今言った後期高齢者の減免申請の説明を実施しながら、老後の不安解消に対処してほしいと思います。 その中で、高齢者向けシェアハウスの調査予算が計上されておりますが、現在の進捗状況と開設予定場所や受け入れ人数、想定される月額の入居費用、一番聞きたいのは月額の入居費用、また、高齢者で減免される人の場合、このことも大事なんですけれども、入居費用は月額どのくらいを想定しているのかお伺いいたします。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) それでは、お答えを申し上げます。 おただしの高齢者シェアハウスの件でありますが、前にも補正予算の中でご説明はしておるんですが、町が所有しております大町地内にございます、以前障害者のグループホームとして貸し出しておりました。現在は未使用でありますが、建物は損傷も大変ひどいというか、かなり傷みもひどいので、この維持も考え、この建物を改修しなければならないということで、これにあわせてこの建物をシェアハウスとして利用していきたいと、このような方向で、今事業を進めておるところであります。 特に山間部で冬期間一人住まいで大変ご不自由なさっている方もいらっしゃるということで、高齢者の共同住宅として、その高齢者数名で仲よく支え合いながら利用していただく、そしていつまでも健康的な生活を送っていただくことを目的にしたいと考えております。この冬期間以外、空き、その部屋が空いている場合、これなんかは、また別な考え方なんではありますけれども、塙町に移住・定住を希望するような方々に短期間、町の生活を体験していただくということで、滞在スペースとしての利用もできないかなというようなことも考えております。 改修予定の建物でありますが、現在和室が5部屋になっておりますが、交流スペースということで、少しスペースをとりたいということで、受け入れは4名程度になろうかと想定しております。 また、料金はできる限り負担軽減を考えております。電気料、水とか光熱費等、そしてリネン費を除いては、あまりお金をかけないで十分に年金でも暮らしていけるような貸し出しができればなと、こんなふうにも考えております。 ○議長(大縄武夫君) 吉田広明君。 ◆3番(吉田広明君) 年金の範囲内で入所ができて、冬期間だけでも利用するという以外に、通年利用可能な新たな施設というんですか、そういうこともしっかり事業政策に向けて取り組んでいただければと思います。 最後の質問になります。 湯遊ランドで、住民の健康増進を図る目的で酸素ボックスが導入されたり、岩盤浴も導入予定ですが、補助事業でフィットネスも開設すると聞いております。今後、町民や高齢者の人たちがどのように湯遊ランドを利活用していくのか、具体的に町の考え方を伺いたいと思います。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 先ほども、ちょっとお話はさせていただきました。湯遊ランドはなわの設置目的、1に町民に健康増進の場を提供することであり、併せて観光・レクリエーションの振興及び交流促進による町の活性を図ることであります。 開業以来、いろいろ取り組んでまいったところではありますが、この間、当初の設置主旨であります町民の健康増進という視点がややぼやけていたようにも感じております。健康増進のため、福島県が市町村を対象に各種補助事業を行っておりまして、そのうちの該当事業に積極的に取り組むよう担当課へ指示をしたところであります。また、事業も具体的な方向で進んでおるところであります。 また、現在、湯遊ランド独自でグランドゴルフ等の高齢者対象の事業も実施しておりますし、町としてできる事業、これは原点に立ち返りながら、今、町民の健康増進の視点から検討していきたいと、このように思っておるところであります。 先ほどお話しましたように、この健康維持のためのこういう施設拡充ということで、しっかりと町の方々にご利用いただけるような施設として、観光交流そして宿泊の施設としての役目もさることながら、それにプラスアルファの町の施設であるという意識をしっかり町民の方々に持ってもらうための施設として、しっかり町民の皆さんになじんでいただけるような、そして親しんでいただけるような施設改修に向けて進んでいきたいと、このように思っております。 ○議長(大縄武夫君) 吉田広明君。 時間が来ております。 ◆3番(吉田広明君) 健康増進に向けた利活用ということで、ぜひとも明確な目的をもって設備投資をしていただければと思います。 最後に、町づくり会議の早期開催と平成30年度分の公会計の開示を担当課長にお願いをし、これで質問を終わります。 ○議長(大縄武夫君) これで、3番、吉田広明君の一般質問を終わります。 休憩します。               休憩 午前10時05分               再開 午前10時15分 ○議長(大縄武夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。--------------------------------------- △鈴木茂君 ○議長(大縄武夫君) 次に、7番、鈴木茂君、登壇願います。 時間は11時15分までです。 鈴木茂君。     〔7番 鈴木 茂君登壇〕 ◆7番(鈴木茂君) 7番、鈴木茂です。 本日は、3点ほど一般質問を行いたいと思います。 まず、1点ですが、笹原地区の問題についてお伺いをしたいと思います。 笹原地区には、我が議会でもベテランの最古参の議員がいるんですが、一般質問やらないので、私がかわって行いたいと思います。 まず、笹原地区の現状について少しお話をしたいと思いますが、塙町は4つの地区があります。塙町町内ですね、上渋井から上石井、塙、区ということで、それを取り巻くように高城地区、常豊地区、笹原地区と、こう3つの地区があるわけなんですが、それぞれに現状を見てみますと、高城地区ですが、高城地区につきましては県道八槻・矢祭山線が通っておりまして、学校は閉校になりましたが非常にいろいろな施設が建っております。老人ホームもあり、会社も、学校の跡地に大きな会社が来ました。それから事業所もあり、運送業の方も、あそこに出ると会社が大きくなるというジンクスがあるみたいなんで、あそこにもう出ていますね。非常に、高城地区というのは、学校はなくなってもそんなに廃れてはいない。 一方、常豊地区ですが、常豊地区も学校はなくなりましたが、工業団地が西河内地区に入っているんですけれども、林間工業団地ですね、大きな会社もありますし流通センターもあると。常豊小学校の再利用、これにつきましても現在、私に入った情報では、海外の企業も社長が見に来ていると、使えないかという、そういう話も私には入っております。 一方、我が笹原地区なんですが、笹原地区は非常に自然豊かなところでありまして、これは自慢できるんですが、これは、平坦部と中山間地に、広いですから2つに分かれます。現在、笹原地区で多くの観光に使うもみじとかそういったものは山間地、そして湯遊ランドがあり、片貝にはかっぱのすり鉢も観光地としてあり、那倉も美術館ですか、一時取り壊しの運命にもなったんですが、今残っている。最大の2,000人、年間で客が来ているという話なんですが、問題は笹原の平坦地ですよね。バス停でいうと川下七十目から川下百目という間、今はパン屋さんまであの辺は延びているんですが、昔、笹原銀座と言われたところなんですが、これが、笹原小学校あるんですが、それ以外は全く何もなくなりました。かつては、会社もあり、飲食店もあり、いろいろあったんですが、商店も20店舗くらいは、この区間内、数えるとあったんです。現在は5、6店舗しかありません。非常に冷え切っているというか、そういうことで、議会の意見交換会の中でも、笹原地区の学校周辺、何とかならないんですかと、こういうふうに町民の方からも我々はこう言われている。今現在、そういう平坦地の状況、現状を踏まえまして、町長は、笹原地区、奥の地区も含めて、今後町づくり、町政策の中で、この笹原地区をどのように位置づけていくのか、まずお伺いいたします。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 現在の塙町長期総合計画、塙町人口ビジョン及び地方版総合戦略の中では、笹原地区も含めまして、他の地域についての、地域ごとの位置づけはなされておりません。各地域については、産業を軸とした地域づくりについての記載はなされております。ご承知のように、今お話がありましたように、笹原地区、豊富な森林資源と農耕地、温泉資源を有しております。東北地区で初めてとなる、東日本で初めてとなるサイクリングコース角形の道が設定されるなど、内外から注目を集めつつあります。また、民間企業による風力発電施設の建設も計画され、これに伴って一部の町道整備なども予定されております。 これらの既存の資源を生かしまして、近隣市町村と連携しながら国・県道の整備促進、また、自転車を活用した新たな資源、観光資源の掘り起こし、農林業の担い手の育成や交流人口の増加につながるような取り組みをしっかりと進めていきたいと、このように考えております。とともに、笹原地域振興交付金、これを十分に利用しながら地域の活性化、本当に皆さん一生懸命やっておるというところで、これからの先々がしっかりと、大変楽しみな地域であると、私はこのようにも捉えております。 ○議長(大縄武夫君) 鈴木茂君。 ◆7番(鈴木茂君) 今のお話では、やはり、笹原の中山間を軸として笹原を捉えているという、そういう感じで、平坦部についてはもう今ではお話が出ないので、切り捨てるのかなとこう思うんですが、かつて笹原地区活性化協議会というのがありまして、私も会員になっていました。会長さんもここにおられますが、それも解散してなくなりまして、本当に今頼りになるのは笹原小学校だけなんですね。この頼りの笹原小学校のことについて、まずお伺いをしますが、まとめてお伺いしますが、幼稚園もそうなんですが、こども園開園に伴って幼稚園の問題も出てきていますので、幼稚園、小学校の入園・入学予定者、わかれば、新年度、あわせて笹原小の児童数が50人切ってくることが予想されるのが、ある程度わかれば、教育長にお伺いします。 ○議長(大縄武夫君) 教育長。 ◎教育長(秦公男君) それでは、鈴木議員のご質問にお答えをいたします。 令和2年度、来年度の笹原幼稚園への入園予定者、3年保育になりますので、年少児は3歳児になります。これは6名が入園予定でございます。さらに、年中児4歳児になりますけれども、これは5名となっております。それから年長児5歳児でございますが5名でございます。合計16名ということの入園予定でございます。 さらに、笹原小学校への入学予定児童数は13名の予定でございます。 続きまして、笹原小学校の児童数が50人を割ってくるのは何年度かというご質問でございますが、住民情報をもとに作成した塙町公立小・中学校学級数予測を立てておりますが、笹原小学校の児童数が50名を割るのは、5年後の2024年度、令和6年度と予測してございます。 以上でございます。 ○議長(大縄武夫君) 鈴木茂君。
    ◆7番(鈴木茂君) これ、学校が存続する目安というのは、はっきりは決まっていないと思いますが、一般に言われているのは、50名を切ってくるとか、小学校の人数が。あとは複式学級が2つ出てきちゃうと、そういった場合にはもうなかなか単独では難しく、分校化にもなるというような話なんですが、この令和6年、5年後には50名を切ってくると、そういった場合に、これは塙小に統合すると、そういう考えであるかどうかお聞きします。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 当面、統合等の考えは持っておりません。 ○議長(大縄武夫君) 鈴木茂君。 ◆7番(鈴木茂君) 今現在、ですから将来のことはなかなか語れないとは思うんですが、これ、このままで何の対策もとらなければ、こういうふうに子供はもう生まれているわけですから、これふえる可能性があるというのは、お子さん連れが移住してきて笹原地内に住むのが一番確実。塙町内ではなかなか笹原小に通わないですから。ですから、町によっては小学校は1つ、中学校1つでいいじゃなくて、小学校は2つあったほうがいいんだと、そういう施策をとっている町もあります。 英語の教育で視察に行ってきた磐梯町なんですが、磐梯町のその当時の町長は、小学校は2つあったほうがいいんだ、中学校は1つだけれども、小学校が1つになると弊害が多いと。いじめにあったりすると逃げ場がなくなって、ずっと同じでいくと弊害が多いので2つ。そのためには、片方の小学校に町政で対策をとって子供をふやす政策をとるということで、その少なくなってきた小学校のほうに若者定住住宅、私は視察に行っていない、前の日の人らが行ったものですから、私は行っていない。聞いた話なんですが、集合住宅だったと思いますが、一戸建てかそこに、わざと学校の近くに若者定住住宅をつくったそうですね。そこに若者を呼び込んで、子供の数を減らさないように、そういう政策をとったと。 ですから、笹原地区活性化ということがありますが、活性化というのは人や物が活発に動き回るということで、問題は人が交流、物流でいっぱい来るということなんですが、前、町長の公約でもあります老人ホームですね、町内に4つつくると言った場合、そういう場合は笹原でも1カ所という、該当しそうな感じなんですが、これ笹原地内に老人ホームをつくる考えは、町長、今でも持っていますか。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 まず、議員さん、初めにお話をいたしました小学校は2つあった方がいいという話ですけれども、これは、大子の前の町長さん、今の町長さんでない前の町長さんのお話を聞く機会がございました。それは、その学校を存続させるために、今お話が合ったように、そこに賃貸住宅、学校の近くに賃貸住宅をつくり、そして格安な価格で住んでいただくことで若い方にそこに住んでいただき、そして学校を利用していただくことで、学校を存続させているんだというような話をお聞きをいたしまして、大変興味深くお話を聞いた記憶がございますし、大変興味もございます。 それで、一つの考え方としてですけれども、これからの検討課題として、地域を守っていくということから考えれば、そういうふうな方法も、財政的なこともありますけれども考えていくべきだろうと、このように思っております。 そして、2つ目の老人ホームの件でありますが、やはり介護度数が高いというんですかね、その介護が3、4、5というふうな高い皆さんが、それぞれにある程度受け入れる場所が民間の中でしっかり充実してきておるということもございます。ただ、もっと介護度数の低いもしくはグレーの方というのは本当になかなか引き取りというんですか、面倒を見ていただけるところがないということで、老人ホームは必要であると。ぜひ、これからも検討を進め、そして実際に具体案を示していきたいと、このようにも思っております。 その中で、一つですね、私の個人的な考え方なんですが、今ご披露は申し上げましたが、子供たちの3の居場所、要するに給食とは言えませんけれども、食事を提供する場所ですか、これとこの老人施設、うまく融合できないかなということを、今一生懸命考えております。いろいろ課題もあるし、多分その条例とかいろいろ法律的なものもあるんでしょうけれども、まだ子供たちと、そういう施設の皆さんが触れ合う時間、それも放課後ですか、放課後の子供たちの学童保育が終わった後に、夕ご飯を食べたいという子供たちにその給食の場を提供する、その場に高齢者の皆さんもご一緒、その施設の中でお手伝いいただける方はお手伝いいただく、そして給食ですか、その一部をつくっていただけるんであればつくっていただくというような、子供とそれから高齢者が触れ合えるようなそういう施設、あまりよそでやっているという話はないんですけれども、これひとつチャレンジしてみたいなという思いもありますので、ぜひ計画の一案にそれがあることだけは、ここでお話はさせていただきます。 ○議長(大縄武夫君) 鈴木茂君。 ◆7番(鈴木茂君) 今町長から提案がありましたが、今の最後の提案については、なかなか私は実現は難しいのではないかなとは思いますけれども、子供とお年寄りが触れ合うのはこれはもちろんよいことですが、老人ホームについてつくっていきたいというような、町長が前に言われました地域密着型の老人ホームがとてもいいんだということで、ぜひ、どんどん政策がおくれてはだめですから、ちょっと考えている間に半年、1年たっちゃうので、もしつくる考えがあるんであればどんどん前に、一番先に笹原地区につくっていただくよう申し上げます。 質問が前後しましたが、今町長が早目に答えてくれましたが、若者定住住宅も学校のそばにつくる必要があるのではないかという私の提案があるんですが、結局塙町内ではなくて笹原地区になりますと、ちょっと在のほうにきますので条件悪いですよね、買い物とかそういうあれね。ですから、そういう場合には、まず、つくった場合には土地の価格とかそういうものは少し安くしないと、これは若い人は来ないのではないか。 それからもう1点、町内ということではなくて、町外ですね、町外の方から呼び込めば、これは自然環境が豊かなほうが、都会からもし来る場合はいいわけですから、かえって田舎のほうがいいと思うんですね、若者の住宅ね。ですから、今回のさくらタウンで、町外から何人の方があの区画をお買いになったか、ちょっとお聞きしたいんですが、今22区画のうち16区画は決まったという話はあるんですが、その中で町外の方、何区画を買われたかわかりますか、すぐ。答えがわかれば。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 詳細については、担当課の長より説明をいたさせます。 ○議長(大縄武夫君) まち整備課長。 ◎まち整備課長(藤田衛昌君) さくらタウン末広の販売先といいますか、購入先でございます。1件、県外が1件、町外が4件、合わせて5件が町関係といいますか、町内以外の住所から申し込みをいただいた方々です。 ○議長(大縄武夫君) 鈴木茂君。 ◆7番(鈴木茂君) 県外は1件ということです。あそこは町の中ですからね。やはり自然豊かな場所を求めてくるのであれば、本当は田舎のほうにつくったほうがかえって来るのではないかなと思います。ですから、今の小学校の近くあたりにいい場所はありますから、埋め立てれば。そんなに埋め立てもかからないで、塙地区はかなり埋め立て大変だったと思いますが、あの地区はそんなに埋め立てなくても、田んぼも余っているような状態ですので、あそこに整備、確保して定住住宅をつくると。再度、もう一回町長にお考え伺います。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 一つの地域づくりの施策として考えてみたいと、このようには思っております。 ○議長(大縄武夫君) 鈴木茂君。 ◆7番(鈴木茂君) ぜひ考えていただきたいと思います。 活性化するには、もちろんそういう施設があること、住宅、若い人がいること。それからやはりにぎやかになるというのは、飲食店とかがあると全然違うわけですね。最近、笹原地区にカフェができまして、結構お客さんがきているようです。あれがあるのとないのでは、感じが全然違いますよ。やはり飲食店さんというのは、非常に地域を華やかにするというか活性化させる。ここは外部から人がきますからね、ですからとてもいいのかなと思うんです。 先日、いわき市田人町の古民家カフェのほう、議会でも視察に行ってきましたが、別に古民家にこだわる必要はないので、空き家があればその空き家をつかって地域おこし協力隊を呼び込んでですね、ランチとコーヒー、特にランチでもカレー店なんかは、カレーは今かなりの人気な食べ物なので、カレーを中心にしたランチとか、もちろん飲み物もやる、そういうものを町として笹原地区に誘致してはどうかと。そういう提案をしたいと思うんですが、町長、どういうお考えですか。 ○議長(大縄武夫君) お答えを申し上げます。 そのご提案も地域づくりのための一案として、ぜひ考えてみたいと思っております。 ○議長(大縄武夫君) 鈴木茂君。 ◆7番(鈴木茂君) 地域おこし協力隊、自転車もいいと思うんですが、自転車で走り回っているのは結構なんですが、そういうのではなくて実際に人を呼び込めるような、自転車でもかなり人は来ると思いますが、そういう協力隊も別に制限はないんですから呼び込んで、空き家に対しても、空き家の調査から策定まで相当お金をかけているわけですから、空き家の有効利用、あまり塙町で有効利用したという話は聞いていないので、ぜひそういう空き家を有効利用してやっていただきたいなと思います。 先ほど伺った笹原小学校の存続、本当に5年後には50人切ってきた場合に、本当にそのときではもう遅いわけです。今から手を打たなかったら、これはこのままいきますから、5年たてば。そうなったときに、いやもう50人切ってきたから統合しますよと言われたって、これはもうそのまま受け入れざるを得ないわけですから、今から対策をとって、100人前後の子供がいるようなことになれば、これ存続するわけですし、ぜひそういうその笹原小をなくさないような、笹原出身の人間としてはこれ、全員のみんな願いなんですね。やはり学校なくなるというのはなかなか。ほかの地区でなくなっているから、笹原だけというのもなんですけれども、笹原地区の人間にとっては唯一頼りの笹原小学校はなくしたくないと思っているわけですから、この地区民の願いに対して町長、どう考えているか、もう1回答弁お願いします。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 強い思い、十分に感じさせていただきました。かつ、これいろんな考え方、やり方、アイデア等あると思いますので、引き続き議員さんもぜひ、ご提案等いただいて、かつ議会の中で十分にもんだ上で、1つの案として提案していただくようなことがあったら、町としても大変対応がしやすいという部分もありますので、ぜひ議員さんの中でプロジェクトチームをつくって、そしてその議案に対し、事案に対してしっかりとした対応していただければ、町としては十分にその受け皿を考えていきたいと、このようにも思っております。 ○議長(大縄武夫君) 鈴木茂君。 ◆7番(鈴木茂君) では、次の質問に行きます。 来年の4月には、こども園が開園すると思うんですが、こども園についてお伺いをしたいと思います。 まずこども園の一番先に、前回議会で視察も、工事の進捗状況を視察したんですが、そのときに現在工期が1カ月おくれていると、そういう報告を受けています。これは、おくれるのは非常に、最後は決まっていますから、恐らく4月8日ころが入園式になるのかなと思って、もうそこが後が決まっているわけですからおくれることは許されない状況だと思うんですが、それはどのようになっているのか、まずお聞きします。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 塙こども園の工事進捗状況について、現在、鉄骨の建て方が完了しました。そして、アルミニウム、窓枠の取りつけ、軒天、木下地、天井張り、板張りの工程を施工しているところでありまして、本年8月31日で進捗率が55%ということで、今後も令和2年4月1日開園に向けて整備を進めていきたいと、このように思っております。 ○議長(大縄武夫君) 鈴木茂君。 ◆7番(鈴木茂君) 開園まで大丈夫と、工期のおくれも途中であったけれども、これは取り返して開園に間に合うということでよろしいんですか。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 詳細については、担当課の長より説明いたさせますが、担当課の長は本当にいろいろ真剣に取り組んでやっておりますので、ぜひお話を聞いてあげていただきたいと思います。 ○議長(大縄武夫君) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(佐藤光一君) それでは、ただいまの工期の件でございます。 工期のおくれの、どういった形でかということを説明させていただきます。 5月の臨時議会でも皆様にお示しいたしまして変更契約を承認していただきました。それで、その中で1工区から4工区までの工事の途中に出ました有機質混入土、これらが掘削されたことから、軟弱地盤の地盤改良工事の必要が生じたわけです。それによりまして、若干の時間のおくれがでてきたということになっております。そうなった場合に、今後どうするのかということなんですけれども、先日の全員協議会で、現場のほうを視察していただいたときにもお話したとおり、約1カ月のおくれですので、工期のほうも約1カ月、2月いっぱいというような形で工期の変更させていただいて、それで2月いっぱいですね、その中で工事を完了させるというような計画でございます。 以上です。 ○議長(大縄武夫君) 鈴木茂君。 ◆7番(鈴木茂君) 2月いっぱいで完了できるとなれば、これは当然間に合うわけですから、我々としては安心していられるということになります。 次に伺いますが、こども園開園に伴っての運営体制ですよね。保育部と幼稚部に分かれるわけなんですが、保育部に関しては現在は健康福祉課が所管、幼稚部に関しては教育委員会が所管、それが合わさったこども園ということができるわけですので、あそこでゼロ歳児とか1歳児とかその健診とか、そういうものを、今公民館でやっているものもこども園でやりたいような話も聞いておりましたので、そういうこともやる。これは健康福祉課で現在やっているわけですから、その運営体制をどのようにするのか、またその運営体制に対する会議等持ったのか、持たないのか、その点についてもお伺いをいたします。 ○議長(大縄武夫君) 教育長。 ◎教育長(秦公男君) それでは、ただいまのご質問にお答えをいたします。 まず、こども園の運営会議についてでございますが、月1回定例で開催をいたしております。続いて、運営体制でございますが、こども園は、先ほど議員さんご指摘のとおりゼロ歳児から2歳児まで。ゼロ歳児は厳密にいいますと6カ月以上というふうになりますが、ゼロ歳児から2歳児までをお預かりする保育部と、3歳児から5歳児までをお預かりします幼稚部と2つに分かれるわけでございます。 こども園自体には、保育部と幼稚部とを統括する園長を1名置きます。それから、保育部と幼稚部にはそれぞれ部を統括する専門職としての主任を置きまして、その下にそれぞれの担当職員を配置する予定でございます。また、保育部と幼稚部の事務をとり行う事務職員を1名配置する計画をしております。それから、保育部の給食部門には、栄養士そして調理師を配置します。そのほか看護師、用務員等の配置も現在検討しているところでございます。 失礼いたしました。事務職員は1名ではなく3名程度も考えております。 以上でございます。 ○議長(大縄武夫君) 鈴木茂君。 ◆7番(鈴木茂君) これは、所管はどういうふうになりますか。 ○議長(大縄武夫君) 教育長。 ◎教育長(秦公男君) 所管は教育委員会に移行するということでございます。 以上でございます。 ○議長(大縄武夫君) 鈴木茂君。 ◆7番(鈴木茂君) すると、保育部のほうも教育委員会が所管ということになるんですが、子供の健診とか、そういう学級とかいろいろありますよね、にこにこ教室とか。そういったものも、どういうふうに対応するんですか、これ。 ○議長(大縄武夫君) 教育長。 ◎教育長(秦公男君) それにつきましては、担当課のほうからお答えをさせていただきます。よろしくお願いします。 ○議長(大縄武夫君) 健康福祉課長。 ◎健康福祉課長(藤成寛味君) それでは、こども園のいわゆる子育て支援施設部分ですね、そこにつきましては、運営等につきましては健康福祉課でやっていくという形になります。ですから、今公民館等でやっています乳幼児の健診であったりとか、そういう部分につきましては健康福祉課のほうで担当しているという形になります。ですから、教育委員会の所管のこども園の保育部、幼稚園については教育委員会、中身の子育て支援部分の運営については健康福祉課がやっていくという形になる予定でございます。 ○議長(大縄武夫君) 鈴木茂君。 ◆7番(鈴木茂君) そういった場合には、健康福祉課からこども園に職員が出張するという、そういう、常駐していないわけですから、行ってやるという、そういうことでよろしいですか。 ○議長(大縄武夫君) 健康福祉課長。 ◎健康福祉課長(藤成寛味君) お話のとおりですね、今と同じく、その事業のあるときに福祉課の職員がそこに出向いて事業を行うという形になります。 以上です。 ○議長(大縄武夫君) 鈴木茂君。 ◆7番(鈴木茂君) そうなりますと、こども園の園長はいるわけですが、保育園の園長はいなくなると、そういうことになると思います。このこども園の園長ですが、今、塙幼稚園の園長は臨時的になっているわけですが、こども園の園長はそういうわけにはいかないと思うんですが。常勤の園長ということでよろしいんですか。 ○議長(大縄武夫君) 教育長。 ◎教育長(秦公男君) 議員さんご指摘のとおり、常勤という形で勤務をしていただくように計画をしております。 以上です。 ○議長(大縄武夫君) 鈴木茂君。 ◆7番(鈴木茂君) この園長の人事ですが、これは町長の権限かなと思うんですが、これは職員から選ぶのか、それとも外部から要請するのか、その点お聞きします。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) 採用につきましては、その状況を判断しながら十分に吟味して選んでいきたいと。その人としての部分で選んでいきたいなと思っております。 ○議長(大縄武夫君) 鈴木茂君。 ◆7番(鈴木茂君) 状況判断でどうするって、我々理解ができないのですが、どういう状況を判断するのか、よくわからないのですが、この園長として適任であるかどうかを判断してやるということでよろしいんですね。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 今ほど申し上げましたように、人としての部分、これを重要視したいと思っております。 ○議長(大縄武夫君) 鈴木茂君。 ◆7番(鈴木茂君) 人としてという説明なんですが、町長答弁よく理解はできないんですが、この園長以外に、私聞こうかと思ったら、教育長が答えてくれたんですが、用務員ですね、用務員の配置はこれだけ大きな建物ですから、小学校、中学校にも用務員はいますが、用務員は臨時的に採用するということでよろしいんですか。 ○議長(大縄武夫君) 教育長。 ◎教育長(秦公男君) 議員さん、おっしゃいましたとおり臨時的になるかと思いますが、用務員を配置するということで計画をしております。 以上でございます。 ○議長(大縄武夫君) 鈴木茂君。 ◆7番(鈴木茂君) あと、保育部のほうですが、定員が前の保育園より10名ふえて、たぶん90名というような報告があったと思うんですが、保育園に入る場合、今までは資格があったわけですね、入れない人と入れる。全員入れるというわけでなかったんですが、こども園になってもそういう資格によって、入る入れないが継続するということでよろしいんですか。 ○議長(大縄武夫君) 教育長。 ◎教育長(秦公男君) それでは、お答えをいたします。 基本的には、現在行われている保育園、それから幼稚園の入園の資格と変わりません。変わらない状況で行っていきたいと思いますが、保育部においては、就学前の幼児、生後6カ月以上から2歳児まで、塙町に住んでいる、または転入予定の幼児が入所申し込みをすることが可能でございます。 また、保護者の就労、母親の妊娠、出産、保護者の疾病、同居親族の介護など保育の必要性の認定を受ける必要がございます。 幼稚部におきましては、就学前の幼児、先ほどからお話しておりますとおり3歳児から5歳児でありまして、原則として塙町に住所を有する幼児でございます。 また、町の外、町外に住所を有する方が入園を希望する場合は、現住所地での広域入所の手続が必要となります。基本的には、先ほどお話しましたとおり、はなわこども園保育部、幼稚部の入園要件につきましては、現在の保育所、幼稚園の入所要件と変わることはございません。 以上でございます。 ○議長(大縄武夫君) 鈴木茂君。 ◆7番(鈴木茂君) 最後にお聞きしますが、現在想定されている新年度開園予定のこども園の保育部が何名か、幼稚部が何名ぐらいなのか、もし想定されればお聞きします。 ○議長(大縄武夫君) 教育長。 ◎教育長(秦公男君) 令和2年4月1日の予想ということで見込んでいる園児数でございますが、保育部のゼロ歳児は10名、1歳児が10名、2歳児が30名、合わせて50名、定員は全部で90名となりますが、現在のところではいろいろな情報を勘案して50名程度ではないかというふうに予想をしております。 続きまして、幼稚部は3歳児が43名、4歳児が59名、5歳児56名、合わせて158名ということで考えて予想をしております。 両方合わせまして208名というふうに予想を立てております。 以上でございます。 ○議長(大縄武夫君) 鈴木茂君。 ◆7番(鈴木茂君) それでは、次の最後の質問入らせていただきます。 町長の、役場職員からの意見や提案による町政運営等、考えているのかどうかということでございますが、先ほども吉田広明議員からのお話に出ました島根県海士町という隠岐島にある町なんですが、非常にここの町長、山内さんという方がなられてから大きく町が変化したと、こう言われているんですね。言ってみれば、今はやりで言えば、奇跡の島みたいな感じなんですが、非常に財政運営が厳しくて、財政再建団体にもなりかねない町だったそうですが、この町長が就任して以来、まず給与は町長が50%カットして、それから全員1回、下が30、最終的に職員も16%くらいカットして財政を保って、それから島で唯一ある農業高校なんですが、これがもう生徒が来なくてどうしようもなかったから、只見高校と同じように寄宿舎つくって全国から集める、これ農業高校で牛を育てている学校なんですが、生徒を集めたということ。それから、その牛に隠岐牛というブランドを確立して、売り出したり、あと、島ですから魚をとって魚を商品にして売ったりして、そのもうけは大したことないんですが、その取り組みが評価されたりなんかして、話題になりまして観光客がかなり訪れるようになって、島も町も今現在よくやっているというふうな話がでていますけれども、この山内町長さんの人柄というか話題が、ある本に出ていたんですが、私は今、若い職員と時々飲みニケーションを図って、焼酎を傾けながら話し合いをして、いろんな施策を行っているんですよという話が本に載っておりまして、ああ、なるほどねということで。 大体、町を動かす政策を決めるのはもう課長さん方とか係長さんぐらい、ベテランの職員さんですから、その方と町長はよく意見を交わすことが多いのかなと思うんですけれども、ベテランの議員さんというのは慣例に従って、昔からこうやってきたんだからこうだって言うんですが、若いものはそれにはとらわれないんですね。そういう発想じゃなくて新しい発想を出します。 私も、36歳のときの息子がいるんですが、同じ話題についてその話をすると、全く意見が合いません。私は経験からいろいろ話をするんですが、若者はそういうことではなくて、あくまでもこのチャレンジ精神でもって話を出してくるということで、意見がなかなか合わないんですけれども、それをすり合わせればいいことになるのかなと思うんですが、まず、1点お聞きしますが、町長、例えば若い職員の方と意見交換をされたことがありますか。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お話をいただきましたご質問にお答えをいたします。 正直申し上げまして、ある町の首長さんなんですけれども、大変今お話があったように財政的に厳しいといわれた町、これは財政再建までもっていって、本当に庁舎の新築等々しっかりとした事業を進めている、首長さんがいらっしゃいまして、一体どうやってその厳しい財政、本当に財政再建団体までも見えるような状況下にある町が、そこまで再建したのはどうしてなんですかって、お話を聞きました。そのときいただいた答えが、職員、全職員と話し合いをもったというんですね。いろんな、町の財政の話から何から、本当にとことん突き詰めた話をして、そして、納得をしていただいて報酬の減額等々も含めて、みんなで取り組んだ結果ですと。 この話を聞きまして、私、就任以来2度、全職員さんと一人一人町長室で面談を行っております。その前に、身上書を上げていただいておるんですが、大変貴重な考え、ご意見、そして町の行政の中にある役場の中の状況ですか、これを大変つぶさに聞かせていただきまして、その後の行政運営の中では大変役立ったというふうな思いでおります。そんな中にありまして、特に若い職員さんには、これからこの町を担っていくのはあなた方なんだから、しっかりと取り組んでほしい、その力を十分に発揮して、町のために、町民のためにやってほしいとお話は本当にさせていただきました。本当にみんな、あまり町長室に入って、入ったことないという方も結構いらっしゃってびっくりしたんですけれども、話をさせていただきました。それが機会といえば機会でありますし、また、課長さん方とは酒飲みは時々はするんですが、課長補佐、そして係長クラスの方々、係長ですね、との酒飲みもやったことはあります。なかなか回数は多くは開けないんですが、そのときにすごくリラックスしたという、やはりお酒の力も多少あるんでしょうけれども、いっぱいお話をいただいて、いや、なるほどなと、こんなこと考えているんだということで、勉強させていただいた覚えもあります。 これからもぜひ、機会を持って一人一人の話を聞くいうのは、集団の中での話もいいんですが、個々の話というのはやはり個人の持っているカラーとか思いとか、それからこの町に対する不満という言葉はないんですけれども、こうあるべきだというふうな姿もいただけたので、この後もやっていければと、このようには思っております。 私の今までの取り組みは、以上のようなものであります。 ○議長(大縄武夫君) 鈴木茂君。 ◆7番(鈴木茂君) 町長室入ったことないから入るのもいいでしょうが、町長室で面談というと何か試験受けているみたいな感じで、なかなかリラックスして話はできなかったのかなとは思います。 下の者の意見が上に通る、そういう職場は風通しがいい職場だと。下の意見が全然通らないともうその職場は、全然トップダウンだけの職場になってしまう。下からの意見がどんどん上に上がるようであれば、私はいろんないい仕事ができるんではないかなと思います。 課長、係長さんあたりとは、いろいろ意見を飲みながら交わしていると思うんですが、若い職員の人との交流ですよね、なかなか町長も忙しくて大変だと思うんですが、各課あたりで忘年会とかやっているわけですから、そういうところに交ざって、ちょっと話を聞くということで、何か普段から考えていること、言いたいことあったらちょっと聞くから言ってみなさいということで、そういうところで、町長室でこうやってこう意見を聞くんではなくて、盃を傾けながら。若い方というのは、常に町民と接しているわけですから、町民の矢面に立っていると。課長さん方も若いときはみんなそういうことをやって、経験して上がってきた人ですけれども、今はそんなに町民と接する機会はない。若い職員が接しているわけですから、町の町民の考えとか意見とかを反映するのは若い職員が知っているわけです。ただ、そういう中でいろいろ言いたいことも考えていることもあるんだけれども、話せる機会もないし、そういう場所もない、それはその腹の中にしまったままですよね。 ですから、これは2つの方法があるんですけれども、町長が大変なんですけれども、話を職員から、若い人から聞くとか、それから、あとは、目安箱ではないですけれども、そういう若い職員の意見を書いたものを上に上がってくるシステムですよね。意見書、提案書というものが、そういうシステムをつくれば、何かこの施策に関して提案があったらば、自分の発想なりの新しい提案があったら上げるような、そういうシステムをつくれば、下からいろいろ上がってくるわけです。ただ、それをすぐに採用するかしないかは、それは町長以下、幹部の人が決めるわけなので、すぐ採用ということはないですけれども、そういうシステムを構築してはどうかなと思うんですが、町長いかがですか。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 今議員さん、その町長室の話をなさったんですが、決してかた苦しい雰囲気ではなくて、逆に1対1ということでかなり打ち解けた話ですか、これもできまして、本当にこの町の狙いはこうあるべきだというような話も聞かせていただいた方もいらっしゃいますし、また、これからもっと勉強したいから県に行きたいとかという、その希望もたくさん聞くとかという、本当に、ある意味でのコミュニケーションというんですかね、それもできたかなと思っております。また、飲みニケーションではないですけれども、一緒に酒席の中での話、そして今お話しいただいたような目安箱的な、まあそこまでなくとも、あの人ならば、宮田ならば話を聞いてくれるというような、そういう心持ちに職員さんになっていただければ、そういう雰囲気をつくっていければなとは思っております。 決して垣根は持っておりませんので、十分に職員の話を聞きながら、そしてその職員の持つ味というんですか、個性というのか、これを生かしながら行政の中でしっかりがんばっていただくと。こういうふうな職員を育てていきたいなと、そういうふうなおつき合いをしたいなと、こんなふうには思っております。また、目安箱は別な機会に検討させていただきたいと、このように思います。 ○議長(大縄武夫君) 鈴木茂君。 ◆7番(鈴木茂君) 町長室で、そういう話がリラックスしてできるんであれば、最低1年に1回くらいは全職員と意見を交わしていただきたいなと思います。 若い人の意見は突拍子もないこともあるし、新しい発想もありますので、ベテランの人たちの話の中に混ぜ込めば、調和されて、いい味が出るのかなと思っております。ぜひ、若い職員の意見や提案も取り入れて、よい政策を町長にはスピーディーに実行されるよう申し上げて、私の一般質問を終わります。 ○議長(大縄武夫君) これで、7番、鈴木茂君の一般質問を終わります。 休憩します。               休憩 午前11時09分               再開 午前11時20分 ○議長(大縄武夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。--------------------------------------- △下重義人君 ○議長(大縄武夫君) 次に、2番、下重義人君、登壇願います。 時間は12時20分までです。 下重義人君。     〔2番 下重義人君登壇〕 ◆2番(下重義人君) 2番議員、下重義人です。 昨日、提出した通告書どおりに一般質問を行ってまいりたいと思います。 まず初めに、現在増加傾向にある歯どめがかからない耕作放棄地の現状を、まずは伺ってまいりたいと思います。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) 下重議員さんのご質問にお答えを申し上げます。 農業委員会で掌握している耕作放棄地、平成30年11月現在で約308.5ヘクタールであります。 また詳細については、農業委員会局長のほうより説明をいたさせます。 ○議長(大縄武夫君) 農業委員会事務局長。 ◎農業委員会事務局長(小野浩君) 下重議員さんのご質問にお答えいたします。 今町長のほうからありましたように、農業委員会で把握しているのは、現在、平成30年11月現在で308.5ヘクタールであります。また、現状把握としまして、農地法に基づき、農業委員会では毎年1回、町内全ての農地について農地利用状況調査を行っています。主に、地域に精通している農地利用最適化推進委員さんが主となって利用状況調査を実施しています。 以上です。 ○議長(大縄武夫君) 下重義人君。 ◆2番(下重義人君) 耕作放棄地に関しては、前回、過去にも幾度か質問しましたが、平成28年度末で約304ヘクタールであったと答弁されました。若干、今聞いているとふえている傾向にあるのかなと思います。その中で、中山間直接支払交付金、多目的機能支払交付金により、耕作放棄地並びに荒廃農地の増加抑制に取り組んでいると思われます。このような対策案は、増加抑制につながっているのか伺いたいと思います。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 その2つの施策ですか。これは十分に原状回復と申し上げますか、放棄地の減少のためのブレーキというか、役目を果たしていると、こういうふうには思っておりますが、詳しいことは担当課の長より説明をいたさせます。 ○議長(大縄武夫君) まち振興課長
    まち振興課長(吉成知温君) ただいまの議員さんの中山間関係と多面的支払交付金の増加関係でございます。 平成28年からの統計でございますが、3年間で、中山間多面的合計農家数が53戸増加しております。いわゆる加入した農家が53戸ふえたということでございます。面積で約2.8ヘクタールを中山間と多面的のほうで新たに取り組んでいるということで、この部分で遊休農地の対策抑制のほうにつながっているというふうになってございます。 以上でございます。 ○議長(大縄武夫君) 下重義人君。 ◆2番(下重義人君) このような抑制に交付金とかを使いながら、少しでも増加抑制につながるよう今後とも、また、農家の皆さん、これ放棄地というのはあくまでも農家の皆さんの意識の問題もかかわってきますので、町が抑制につながるようなそういう交付金を考えても、農家の皆さんがそういう意識に取り組んでいくような考えがなければ、やはり進まない事業だと思います。 その中で、荒廃放棄地に、要するに荒廃を放棄した農地また遊休農地の保全管理のために、乗用草刈り機械、これは昨年も質問しましたけれども、購入する際の支援できるものがあれば、そういうものがあればお聞きしたいと思います。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) 詳細につきましては、担当課の長より説明をいたさせます。 ○議長(大縄武夫君) まち振興課長。 ◎まち振興課長(吉成知温君) ただいまおただしの乗用草刈り機、高齢化等に伴いまして刈払機ではなかなか大変だということをお聞きしてございます。助成関係です、支援策ということですが、現在のところコミュニティー助成事業、こちらにお申し込みをいただきまして、その中で支援策がございます。平成30年度、約3年間お待ちいただいたんですが、伊香地区で本年度、新たにラジコンによる乗用草刈り機、大体傾斜40度くらいまで刈れるというふうになっていますが、そちらの導入図っておりますので、ぜひ、コミュニティー助成事業のほうにお申し込みをいただきたいと思います。 また、町での支援策については、現在のところございませんが、やはりかなり農家の方、高齢化しております。やはり、中山間関係とか多面的支払交付金に取り組んでいる地域については、今後町も何らかの対策をとらざるを得ないのかなということで、今後検討させていただきたいと思います。 ○議長(大縄武夫君) 下重義人君。 ◆2番(下重義人君) この耕作放棄地とか、田んぼ、畑、農道に関しては、同じような質問になるかと思いますけれども、前回もやはりこの草の問題ですね。農家に従事している人は年々、年をとっていきます。何が大変かというと、やはり草の問題で、草刈り機、私も実際、ことし乗用草刈り機を、町の支援なんか待っていられないで自分で買って、ボランティアでやっていますけれども、草の問題、これ、草刈らないと、やはり農道も水路も何もかも管理できない。保全管理ということで考えていかなければならないのかなと。あまり縛りを設けないで、こういうのはどんどん、こういうものに関しては支援をすべきではないかと私は感じております。 原発事故で避難指示が出た12市町村でも、来年4月から営農再開に向けた地元自治体や県、JAなどの営農への再開の推進チーム編成、営農再開ビジョンを作成していると聞いております。そこで、当塙町では、昨年から圃場整備事業の中で農地中間管理機構関連農地整備事業を推し進めているようですが、この事業はどのような事業なのか、まず伺ってまいりたいと思います。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 先ほどお話の中にありましたようにも、耕作放棄地が増加している要因、これは生産者の高齢化、担い手不足、これが主な原因となっております。このようなことから、国では今後、耕作する意思がない農業者が所有する農地の耕作を放棄し、県の農地中間管理機構にその農地を登録し、生産意欲のある農業者が借り受けられる制度を発足しております。 おただしの農地中間管理機構関連農地整備事業、詳しいことについては、担当課の長より説明をいたさせます。 ○議長(大縄武夫君) まち振興課長。 ◎まち振興課長(吉成知温君) ただいまのおただしの農地中間管理機構関連農地整備事業の内容のご説明でございます。 まず、農地中間管理機構が借り受けている農地、いわゆる耕作をこれからしないよということで登録をしている農地ですが、農業者からの申請によらず、県が農業者の費用負担や同意を求めない農地の大区画等の基盤整備を実現するものでございます。これによりまして、農地中間管理機構で農地の集積、また担い手への集約化ということを進めるということが目的でございます。 細かい内容につきましてはかなりあるんですが、ちょっと概略についてご説明しますが、この基盤整備の事業を活用して行う場合、実施の要件につきましては、全て基盤整備をやる農地が農地中間管理権設定、いわゆる農地を一回出すと。出して、誰か借り手を見つけるということでございますが、その面積が10ヘクタール以上必要となってございます。また、この部分で一番基盤整備をこの事業を活用してやる中で問題になるのが、新たに担い手の方がその農地を借り受けてつくるという形になりますが、いわゆる集積率のハードルになります。おおむね5年くらいで、何ヘクタールぐらい、何10%ぐらい設定しなければいけませんよというハードルがありますので、この事業を活用して全てが圃場整備できるということではなくて、しっかりとした地域の中でお話し合いをしていただいて、誰が担い手になって、どのような形でその農地を活用していくのかというビジョンづくりをまずしていただくということが必要な条件になるかと思います。 以上でございます。 ○議長(大縄武夫君) 下重義人君。 ◆2番(下重義人君) こういう機構と契約を結んだ後のことなんですけれども、ちょっと細かい話になるかと思いますけれども、契約を中途解除した、途中で、基盤整備して途中で解約というのはできないですね。もし、貸し手側の土地名義者が亡くなった場合にはどのような対応をするのか伺いたいと思います。 ○議長(大縄武夫君) まち振興課長。 ◎まち振興課長(吉成知温君) 農地中間管理機構に農地を貸し手側のほうに、要は将来にわたって農地を耕作しませんよということになりますので、その段階で国から補助金が入ります。途中でですね、解約の申し込み、特別な理由がある場合は別ですけれども、一般的にもう一回つくりたいからということで戻すとなれば、その国庫金の返納という形になろうかと思います。 以上です。 ○議長(大縄武夫君) 下重義人君。 ◆2番(下重義人君) 国庫金の返納というと、これ大変なことになりますからね、そのぐらいで本気で身構えて、どちらにしてもみんな高齢化して亡くなるということは、次の代になるか、そのくらいの強い気持ちで契約するような形で、こういう事業に取り組んでいかなければならないと思います。 現在、中山間地はもとより平場でも耕作放棄地は年々増加しております。このような事業を導入する考えを持っている地区ですね、今現在、そういう手を挙げているような地区があるのか伺います。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 詳細については、担当課の長より説明をいたさせます。 ○議長(大縄武夫君) まち整備課長。 ◎まち整備課長(藤田衛昌君) この中間管理機構を利用した農地基盤整備の実施をどうするかということでございますが、町といたしましては基本的に、議員おっしゃるようにこの事業は実施できれば耕作放棄地を解消にもなる、あるいは水田の保全にも役に立つだろうというふうに考えておりまして、何件か、このためということではございませんが、地元説明会の中でこういった事業がありますよということでお話している地区は2地区ほどございます。ただ、その地区からの返答は特にございません。基本的に、行う行わないではなくて、まず皆さん方で説明をお聞きしませんかというような、こちらから働きかけをしているところでございますが、それに対して、まだ回答はいただいていないというところでございます。 以上です。 ○議長(大縄武夫君) 下重義人君。 ◆2番(下重義人君) 今、整備課長が言ったように耕作放棄地の今後の対策って今、聞こうと思ったんですけれども、ちらっと答弁しちゃいますけれども、集落営農を行うにはやはり担い手の問題、そして農家に預けですね、このまま農家を続けていくのに今の未整備のままでは難しいと思われます。このためには、やはりぜひとも今この町が進めている農地中間管理機構関連農地整備事業で圃場整備を実施し、遊休の農地及び耕作放棄地の打開策につながると、ぜひとも進めてもらいたいと思いますけれども、ただこの事業体を進めるにはやはり、土地の所有者のご理解と協力が最善だと思いますので、今後、幾度か、今質問していますけれども、この事業を本当に推し進めていくような考え、推し進めていくやり方が、もしあればお聞きしたいと思います。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 私たまたま、また別な集まりであったんですが、参加する機会がありまして、その中でその地域の都合もあるんでしょうけれども、若い方々はぜひ基盤整備、この事業に乗ってやりたい、こういう意見が強いんだけれども、今まで自分たちの土地を動かされるのがどうも嫌だという、年寄りの方というか高齢者の方もいて、なかなかうまくいかないというような話は聞いております。これも事業が継続しておる間に話がまとまって、そういうふうな着手できればと、こんなことも考えてはおりますが、事あるごとに担当課の職員からは地域の皆さんにお話をして、そしてよりよい方向で進んでいけばなあと、このようには思っております。 ○議長(大縄武夫君) 下重義人君。 ◆2番(下重義人君) 耕作放棄している田畑、今度どのように考えていくのか農業委員会の考えを、この問題の最後に聞いていきたいと思いますのでお願いします。 ○議長(大縄武夫君) 農業委員会事務局長。 ◎農業委員会事務局長(小野浩君) 下重議員さんのご質問にお答えします。 農業委員会の立場としましては、現況が山林化、原野化となっており、既に農業機械も機能しないような状況にある農地については、所有者からの申請により調査を行った結果、総会を経て非農地と判断した場合は、現況確認証明書を交付しております。 また、農業委員会法が改正され、施行されこれまでの農地法に基づく権利移動の許可等に加えまして、担い手への営農地利用の集積、集約化、遊休農地の発生防止、解消、新規参入の促進といった農地利用最適推進委員さんの役割が位置づけされております。推進員さんの現場活動が極めて重要となりますので、今後積極的な現場活動をお願いしていきたいというふうに思います。 以上です。 ○議長(大縄武夫君) 下重義人君。 ◆2番(下重義人君) ぜひとも積極的な現場活動を行って、この遊休農地一枚でも少なく、そして恐らく機会があれば、また質問したいと思いますけれども、そのたびにだんだん増加傾向にあるようなことのないように、ぜひとも頑張ってほしいと思います。 次にまいります。 町の観光施策について伺ってまいりたいと思います。 8月3日に開催された「代官まつりin音楽フェスタ」、これ代官町で行われましたイベントですね、に参加した「JUN&ちさ」がパーソナリティを務めるラジオ番組、埼玉県こしがやエフエムで「代官まつりin音楽フェスタ」を中心に、塙町での2泊3日の訪問体験が9月5日と12日に放送されています。これフェイスブックにも載っておりますので。このように公共の電波を使って塙町の観光コマーシャルにいそしんでいる団体もいますので、このような人たちを塙町観光大使に迎え入れられないのか伺いたいと思います。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 観光大使ということでありますが、私ごとでもあるんですけれども、常々思っていることであります。今までの町の活性化の中で、自転車にしてもダリアにしても、この代官まつりフェスタですか、この参加者の皆さんそれぞれに、特別にこっちからアピールしたわけではなくて、この塙町というものを外から見て認めていただいているというか、気に入っていただいているという言葉がいいですか、本当にありがたいというふうな思いを強く持っております。 こういう方々を観光大使としてお迎えするということは是非もないというような思いも強く持っておりますので、機会がありましたらばぜひ、そういうふうなきちっとした受け入れ態勢というんですかね、それぞれに受け入れ態勢というのは必要でしょうから、これをつくった上で、ぜひ本当にかけといいますか、ぜひお願いをするようなことも、これからはやっていきたいなと思っております。 ○議長(大縄武夫君) 下重義人君。 ◆2番(下重義人君) ぜひとも、やはり公共の電波を使って一生懸命塙町の観光の宣伝に当たってくれる人もいますので、ぜひともこういう人はやはり観光大使に迎え入れてもらえれば、なお一層力になってくれると思いますので、お願いはしませんけれども、私らは一生懸命後押しするつもりではいます。 塙町の顔となる観光地及びイベントの最も集客につながった企画だけで結構ですので、現状を伺います。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 町でも、観光行事と申し上げますか、その集客のためのいろんなイベント等々開いております。かなり数がございますので、担当課の担当課の長に説明をいたさせます。 ○議長(大縄武夫君) まち振興課長。 ◎まち振興課長(吉成知温君) ただいまのおただしの観光地、またイベント等の集客人数で最も多かった例ということでございますが、まず、観光地といたしましては湯遊ランドのダリア園、また春の風呂山公園のつつじ、ここがやはり一番多くなっているのかなと、あと商業施設ですと、やはり一番多いのが道の駅はなわ、こちらはかなり多く県内外からお客様が来ているということで、今申し上げたのが、町が参加している観光地等になりますが、ここ近年、議員さんの地元であります渋井のハス、こちらについても多くのお客様がいらっしゃっていますし、あとは、大津港線のもみじ街道なんかもかなり多くのお客様が写真を撮ったりして、みえているというふうに承知してございます。 また、イベントにつきましては、やはり産業祭が一番多く入っておりますし、ことし90回の記念大会でありました塙流灯花火大会、こちらにつきましても県内外から多くのお客様、またお問い合わせなんかも多くいただいております。 以上でございます。 ○議長(大縄武夫君) 下重義人君。 ◆2番(下重義人君) やはり町の後押しもなければこういうイベントとか観光地、みんな地元地元でも、今出ましたハス園の方たちも、ちょっとしたきっかけで、みんなで有志で集まって始まったのが、今では、やはりことしあたりなんかはかなりの集客につながり、だんだんとは町の顔にもなるかと思われますので、そういう地元の人たちの観光地の支援とか、そのものを今後も頑張ってほしいと思います。 10月から開催の「福が満開、福のしま」ですね、ふくしま秋・冬観光キャンペーンは県とJR東日本などが連携した企画ですが、ちょっと私わからないので、その中でちょっと見たら、11月16日に実施されるポタリングはなわ(仮称)、これ、どのようなイベントなのか伺ってみます。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 詳細については、担当課の長に説明をいたさせます。 ○議長(大縄武夫君) まち振興課長。 ◎まち振興課長(吉成知温君) ただいまの11月16日、(仮称)ポタリングはなわというイベントでございます。ポタリングというのは、自転車でゆっくり歩いたりして観光地を見ながら行くのをポタリングというふうに称するみたいですが、こちらにつきましては、ことし認定されました三角形の道、そちらを、次の日大きい大会がありますので、そうすると前日に大きい大会の選手が入ってきますし、また、皆さんにいろいろお披露目するという意味を含めまして、今回、三角形の道を中心に「ポタリングはなわ」という形でやることで企画をしてございます。 ○議長(大縄武夫君) 下重義人君。 ◆2番(下重義人君) たまたま11月16日に実施されるポタリングはなわという、ちょっと新聞で見たんですけれどもね、仮称ですけれども、私が思っているようなイメージではなかったんですけれども、なかなかちょっとおもしろいんではないかな、次の日に大きいイベントがあるということで、こういうのもやはりお客さんというのか、集客につながれば、なお一層、こういうアイデア的なものも出して集客に努めてもらえればと思っておりますので、頑張ってほしいと思います。 地域活性化につながり、5人以上の構成員で組織される団体が申請し、町長が定める塙町地域振興事業交付金とはどのような事業なのか、伺いたいと思います。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 本年度の新規事業といたしまして、多くの町民の参加と協同による市域振興活性化を目指しまして、町民の自主的な事業に対し、交付金を交付しております。新規事業であるため、町民への周知及び制度理解を深めるため事前相談期間を設けまして、町ホームページIP告知により事業の募集を行った結果、当初、予算計上で10団体を予定しておりましたが、13団体からの申請があり事業内容等の精査をした結果、今年度は12団体に交付の予定となっております。この制度で、多くの地域での事業展開となりまして、今後の地域振興策の一助になると考えておるところであります。 以上です。 ○議長(大縄武夫君) 下重義人君。 ◆2番(下重義人君) 最終的には12ということですね。ちょっと聞き取れなかったものですから。この振興事業の限度額、支援交付金ですから、限度額というのは幾らくらいなのか、ちょっと細かい話になりますけれども聞きます。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 限度額は30万円に設定しております。 以上です。 ○議長(大縄武夫君) 下重義人君。 ◆2番(下重義人君) 限度額30万円、これ何年にわたって交付できるのか、また細かくて、すみませんけれどもお願いします。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) 現在の計画では、3年間交付するということで事業の継続をお願いしておるところであります。 ○議長(大縄武夫君) 下重義人君。 ◆2番(下重義人君) これ、12団体に交付されるということですけれども、申請にあたりどのような審査があるのか。要するに、今、何件か申請があったんだけれども最終的に通ったのは12ということですから、落ちた理由、審査があって、それに何らかの不具合があったのか、そういう審査内容なものがあればお聞きしたいと思います。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) 審査の内容の詳細については、担当課の長より説明をいたさせます。 ○議長(大縄武夫君) まち振興課長。 ◎まち振興課長(吉成知温君) 審査の内容のおただしの件でございます。 まず、申請する団体の皆様から実施計画書というものを提出いただきます。目的、あとは、その地域振興にどういうふうに役立てていくのかというような内容と、あとは予算関係。その内容で、中身が事業該当といたしまして、今のところ、産業と観光、あと区が推進する事業、その他ということで分かれてございます。 こちらの審査につきましては、その計画書を町長、副町長とかも入っております事務事業調整会議、課長クラスで構成されております会議の中で審査をしてございます。その中で、事業に妥当性があるのか、将来性があるのかという部分も含めまして、今回審査をさせていただいております。 そのうち13団体のうち12団体が今回、事業に該当するということで決定をいたしましたが、1団体が大変一生懸命やられている団体なんですが、本当に単発的な事業、一日二日のイベントだけということだったものですから、もう少し年間を通して、その地域で動いているものですから、活動していただけませんかということをご要望、こちらから申し上げて、恐らく来年、またご申請があるのかなというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(大縄武夫君) 下重義人君。 ◆2番(下重義人君) 単発ではだめだということですね、要するに。 交付金の使い方にどのような、要するに交付されますよね、最大年間30万円、3年にわたって。それで、この使い方という決まり的なものがあるようであればお聞きします。 ○議長(大縄武夫君) まち振興課長。 ◎まち振興課長(吉成知温君) 交付金の使途でございます。 おおむね事業に関する経費については、余り縛ってはございませんが、飲食ですね、懇親会等の飲食についてはちょっと経費のほうでは見られない。あとは、大きい備品関係、こちらについても交付金のほうでは見れないということです。あと、今回いろいろな関係で、申請団体から計画書の中でちょっと手直しいただいた部分がありますが、いわゆる視察研修、例えばの例ですけれども、30万円のうち15万円を視察研修に行ってしまうというような部分については、ちょっとご遠慮いただいているということで、あくまで地域の中で活動していく部分の費用については、おおむね、ほとんどの費用はこちらの方で該当させるということでは進めておりますが、今言ったように、飲食関係とか大きい視察関係とか、そういうものについては、ちょっと交付金の対象外とさせていただいております。 ○議長(大縄武夫君) 下重義人君。 ◆2番(下重義人君) こういう5人以上の構成で組織される団体というと、まあ大人であれば、集まればやはり飲食をするし酒も飲むしで、楽しみもあるかと思いますけれども、勢い余ってそれ使っちゃってるんではだめだということですね。それはやはり別会計としてやるということですね。 このような事業交付金を活用して、1件でも多く地域振興及び地域活性化につながるよう願うばかりでございますので、ひとつ振興課並びに町のほうからもそういう支援をどしどし出してもらうようにお願いしたいと思います。 次、3番にまいります。 8月21日の新聞に、若者の選挙離れ、浮き彫りということで、18歳、19歳の投票率が約10ポイント減、前回24回参院選より今回の参院選は10.48ポイント下回ったというですね、これは参院選ですね、8月27日。そこで、塙町では18歳選挙権導入後、投票率はどのように推移しているのか、もし資料があればお聞きしたいと思います。 ○議長(大縄武夫君) これは、選管書記の答弁でよろしいですか。     〔「そうです」と言う人あり〕 ○議長(大縄武夫君) 選管書記。 ◎選挙管理委員会書記長(白石憲男君) 投票率の推移ということのおただしですが、大変申しわけありません、投票率等についての資料については持ってきておりませんので、お答えはできませんが、県知事選の結果については、前にも、決算のときに申し上げましたが、5割を切るような数字という部分で、投票率については、18歳の部分になったからふえたのかということですが、残念ながらそうはいっていないと。なおかつ、10代の投票率がかなり低いというのが現状であるという部分は間違いない事実です。 そういう意味では、10代、要は二十前の高校生等への選挙への啓発とか、そういう部分については高校等にも働きかけ等を行って、少しでも投票率が上がるような取り組み、明るい選挙運動推進のほうで取り組み等を行っているという現状であります。 以上です。 ○議長(大縄武夫君) 下重義人君。 ◆2番(下重義人君) これ選挙管理のあり方ということですから、通告にも余りこの18歳、19歳の投票率がどうのこうのというのは出していませんので、これは結構でございます。今、総務課長が述べられたように、確かに低いのは確かですので、11月10日執行予定の福島県県議会議員一般選挙が予定されております。そこで、今後、選挙たびに下回りつつある投票率を上げるための秘策を考えているのか、今、課長も述べたんですけれども、どういうふうな、今後これやはり下がりつつ、だけで指くわえて見ているわけにいきませんので、考えがあるのかお聞きしたいと思います。 ○議長(大縄武夫君) 下重議員、これは通告してあるんでしたか。 ◆2番(下重義人君) 今の、これ投票率を上げるためですから、もし、これが通告外に該当するんであれば、結構でございますので、選挙管理のあり方ですから何ら問題ないかと思いますけれどもだめですか。 ○議長(大縄武夫君) 選管書記。 ◎選挙管理委員会書記長(白石憲男君) 議員のおただしの投票率を上げる取り組みという部分では、新たな目新しい取り組みという部分では、大変申しわけありませんが、これといった部分については塙町の選挙管理委員会の部分ではやってはいないといいますか、今までどおりいろんな部分での広報PRのほかに、明るい選挙推進員さんの協力等で啓蒙をやっていくというような部分ということで、投票所に行って投票しましょうという部分でのPRぐらいが今のところやっている現状ではあります。 ただ、期日前投票というのが導入されまして、選挙日当日に対して、期日前に来ていただいて投票される方の割合がかなり多くなってきているという部分では、ある程度期間の中で投票がしやすいという部分で取り組んでいるということで、少しでも低下率の歯止めになっているというふうには認識しております。 以上です。 ○議長(大縄武夫君) 下重義人君。 ◆2番(下重義人君) これ最も投票率を上げるために期日前投票というのは、すごい有効な施策だと考えております。 本題にまいりますね。去る7月21日参議院選福島選挙区の開票作業で、開票終了が当初の予定より2時間おくれたと報道されました。この経緯を答えられる範囲内で結構ですので、お伺いしたいと思います。 ○議長(大縄武夫君) 選管書記。 ◎選挙管理委員会書記長(白石憲男君) 先日、行われました25回参議院議員通常選挙において、開票について時間がかかったのではないかと。そこは、なぜというようなおただしですが、開票の手順としまして、福島県の選出議員、その後比例代表選出議員というふうな形で、開票自体は同時に作業を開始し、県選出のほうを優先的に作業を進めました。県選出議員の開票作業時に、投票者数と投票総数にちょっと差がありましたので、その原因を特定するため再度、投票用紙等の開票の再確認という部分を実施しましたので、通常の開票作業に比べてちょっと時間がかかってしまったという部分はあります。 ただ、これらは数にきちんと間違いがないかという部分で点検作業の中での再確認行為ということで、最終的にはきちんと数が合って、県に対し報告をしたということで、県に、一応予定していた終了時間に対して県選出については1時間4分、比例で1時間8分おくれてしまったというような部分で、あくまで慎重に投票の内容に関して間違いのないようにということで再確認を行ったため、時間がおくれたということでご理解いただければと思います。 以上です。 ○議長(大縄武夫君) 下重義人君。 ◆2番(下重義人君) 選挙管理の中で、最も大切なのはやはり公明性そして正確性。時間なんか幾らかかったって構わないんですよ。ああいうふうに新聞に載ったものですから、これ私質問にしたんですけれども、時間なんかは、やはりこの公明性、正確性を欠けるような、今、何でもスピード化を求めますので、何でも早くしろと言われると、どうしてもこういう公明性とか正確性が欠落するようなことのないように、これを守ってもらえれば私は何ら問題ないと思います。開票作業の中で、今何でも削減と騒がれていますけれども、作業員の削減はあったのか、それもわかる範囲で結構ですのでお聞きしたいと思います。 ○議長(大縄武夫君) 選管書記。 ◎選挙管理委員会書記長(白石憲男君) 開票作業に従事する職員の数ですが、従来の選挙等と比較しましても、特段、職員数について減をしているということではございません。 以上です。 ○議長(大縄武夫君) 下重義人君。 ◆2番(下重義人君) 今後、令和元年11月10日執行される福島県議会一般選挙と令和2年3月30日に任期満了に伴う塙町議会一般選挙そして令和2年7月14日任期満了に伴う塙町町長選とあります。開票に当たっては、最も大切な、先ほど言いましたけれども公明性、正確性を貫いてもらえれば結構ですので、この質問はこれで終了します。 次に行きます。4番、公用車の安全対策に関して伺いたいと思いますけれども、平成30年6月に、定例会に公用車の安全対策に対して質問しましたけれども、先月車検切れ公用車を、県中地方で保健福祉事務所で約1カ月間使用したことが判明しました。塙町では公用車の維持管理は総務課が管理を行っていると思いますけれども、このような事例があったのか、あとまた、最近事故等などの発生状況も一緒にお聞きしたいと思います。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 30年7月以降の公用車の事故件数ですが、道路上の警察が関与する事故はございませんでした。接触による物損が7件ありました。それとその書類上の話ではありますが、これは担当課の長より説明をいたさせます。 ○議長(大縄武夫君) 総務課長。 ◎総務課長(白石憲男君) 公用車の車検等の管理については、基本的な部分、総務課が一括で管理をしているということになりますが、ただ、同じ公用車の中でも消防車両等については、生活環境課のほうで管理をしているという部分にはなります。 以上です。 ○議長(大縄武夫君) 下重義人君。 ◆2番(下重義人君) 高齢者ドライバーによる悲惨な事故や、交通ルールを逸脱したあおり運転が大きな社会問題になっております。町が所有する公用車を運転する可能性のある高齢者は、何人ぐらいいるのか、要するに公用車を運転する可能性のある方、公用車を運転する可能性のある高齢者は何人ぐらいいるのか。 ○議長(大縄武夫君) 総務課長。 ◎総務課長(白石憲男君) おただしの部分で、町の管理する公用車で、高齢者が運転する機会が可能性としてあるのは基本的にはございません。ただ、町の管理ではないですが、社会福祉協議会の社協バス等については、運転手を依頼する場合があるんで、それによってはちょっと高齢者の方が運転する場合があるかもしれません。 以上です。 ○議長(大縄武夫君) 下重義人君。 ◆2番(下重義人君) 町の公用車ですよ。75歳の方がいなくはないような気がしますけれども、もう一度伺います。
    ○議長(大縄武夫君) 総務課長。 ◎総務課長(白石憲男君) 大変失礼しました。職員で高齢者はいなかったんですが、嘱託といいますか、専門員で委託している方で高齢者という形で65歳以上で対象となる方は、現在のところ3名います。 以上です。 ○議長(大縄武夫君) 下重義人君。 ◆2番(下重義人君) 実際は何人でも結構なんですけれども、いるのではないかなと思ったんですけれども、要するに高齢者問題というと今、ブレーキとアクセルの踏み間違いということで、それをアシストするような高齢者ドライバーの運転に、要するに高齢者が運転する公用車に、そういう取りつけができないのか。 また今後、ちょっと公用車とは違うんですけれども、塙町でもそういう高齢者の運転する車にそういうアシストができるような支援なんかは、ちょっと話は飛ぶかもしれないんですけれども、もし答えられればお聞きしたいと思います。 ○議長(大縄武夫君) 総務課長。 ◎総務課長(白石憲男君) ブレーキ等の高齢者による踏み間違い等の防止の対応の部分のおただしだと思いますが、公用車で自動ブレーキ等の機能がついている車両という部分については、現在のところ町長車、あと交通指導のパトロール、青パトといわれる部分、あとは通常の公用車の商用バンの中で追突防止装置がついているのが2台と、失礼しました。商用車にはついていません。そういう意味では、公用車の中では追突防止的な形がついているのは3台程度ありますが、先ほど言いましたある程度の年齢のいった方が運転する部分では、青パトについてはそういうブレーキ機能はついております。それ以外は、軽トラックを運転する可能性があるという部分で、それについてそういう機能を追加するかという部分については、現在のところ予定はしていないと。 あとは、高齢者に対するそういう対策として、施策としてはどうなんだという部分については、今後いろんな部分での検討が必要になってくるのかなということで、なろうかと思います。 以上です。 ○議長(大縄武夫君) 下重義人君。 ◆2番(下重義人君) やはりこれは、これからの本当の高齢者ドライバーは、公用車にかかわらず考えていかなくてはならないかと私は思っておりますので、これはやはり、この先大きな問題になってくるかと思いますので、一つ一つ町のほうでも考えてもらいたいと思います。交通ルールを逸脱したあおり運転や、あおり運転に遭遇した際とか、また、交通事故に遭ったときのために、公用車のドライブレコーダー、これ前回も質問しているんですけれども、これドライブレコーダーの設置を義務化してはどうか、再度伺ってまいります。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 ドライブレコーダーの設置状況ということだろうと思うんでありますが、町長公用車及びETCを装備しております遠距離走行用の公用車2台には設置されております。そして、今後新規購入の公用車2台への設置も予定しておりますが、それ以外の公用車につきましては、結構年式が古いということもありまして、更新時期に順次、新しい車にはドライブレコーダーは必ずつけていこうと、こういう方向で考えております。 ○議長(大縄武夫君) 下重義人君。 ◆2番(下重義人君) このドライブレコーダーなんかは、私らが車の免許を取ったころには考えてもいなかったんですけれども、車のエアコンなんかは、あの当時なんか車のエアコンなんか珍しいぐらいで、それと同じく、やはり年々時代が過ぎるとこのドライブレコーダーなんかも、義務化するとかという問題ではなくて、当たり前になってくると思いますので、これからは。前回も同じ質問を行ったときに、経費等を配慮し、前向きに検討したいという町側の答弁でしたけれども、ぜひとも早急に検討ではなくて、もう義務化するような考えでこのドライブレコーダーを設置をする、設置を強く要望しまして、私の一般質問をこれで終了します。 ○議長(大縄武夫君) これで、2番、下重義人君の一般質問を終わります。 休憩します。               休憩 午後零時14分               再開 午後1時30分 ○議長(大縄武夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。--------------------------------------- △鈴木安次君 ○議長(大縄武夫君) 次に、8番、鈴木安次君、登壇願います。 時間は2時30分までです。 鈴木安次君。     〔8番 鈴木安次君登壇〕 ◆8番(鈴木安次君) ただいまより一般質問に入るわけですが、先日の議会運営委員会の席上でも、議長より通告時間を超えることのないようにという話がありました。今回は私も質問事項を具体的に示してありますので、私の質問は簡潔な質問に心がけてまいります。 また、町長も事務方が用意した答弁書を全て読むことなく、簡潔、明瞭に答弁されることを希望して質問に入ります。 まず最初に、上下水道事業経営戦略及び財源について町長に伺ってまいるわけですが、まず下水道の入札を執行するに当たって、町長はこれまでに、町長に就任してから上石井地区にある公共下水道の施設を視察に行ったことがあるのか、調査のための確認のために行ったことがあるのかどうか、まず、この点から質問に入ってまいりたいと思います。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 期日は、はっきりはしなくて申しわけないんですが、2度ほど、混じってはおるんですが、確認できるのは2度ほど行っております。 ○議長(大縄武夫君) 鈴木安次君。 ◆8番(鈴木安次君) そのときの感想を伺いたいと思います。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 まず、当初設置した施設、オゾン分解方式という方式を用いました。当時は、最新型ということで取り入れたわけでありますが、機械が古くなってきたこともありまして、かなり経費的な問題があるというふうなお話をいただきまして、今度、脱水方式ですか、こういう方式に切りかえていく方法も考えていかなければというお話もいただきまして、ほとんど機械なども見てきた記憶もございますが、これからオゾン方式ということばかりじゃなく、脱水と申し上げますか、こういうふうな方法でやることも検討していくべきだなというようなことは感じました。 ○議長(大縄武夫君) 鈴木安次君。 ◆8番(鈴木安次君) 本題ですが、上石井地区にある公共下水道、現在一系統で運用されているわけですが、現在の汚水処理の対象人数及び処理能力はどのぐらいあるのか、まず町長に伺ってまいりたいと思います。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 上石井地区にある公共下水道の処理能力でございますが、認可計画の計画汚水量は、1日当たり1,215立方メートルであります。平成30年度において1日平均620.4立米を処理をしておる、このような状況であります。 詳しい内容につきましては、担当課長より説明をいたさせます。 ○議長(大縄武夫君) 鈴木安次君。 ◆8番(鈴木安次君) 今回も、先ほど言いましたように、質問事項がありますので、細かいことは担当課に行って、後日確認をしたいと思います。 上下水道経営戦略の中で、農業集落排水、台宿地区との統合することも視野に入れた下水道構想について検討をするとあるわけですが、どのような検討を加えて、二系統の拡大に判断するに至ったのか、これは、先日、7月2日だったか工業新聞に載っていたんで、あれ、いつの間に二系統にすることになったのかなということがあったもんですから、この辺を伺っていきたいと思います。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) 二系統というお話でありますが、これはこれからの戦略的な部分ですね、これを視野に入れてどのような経費がかかって、どのような概況で進んで行くかというふうな方向性をつけるということで考えをいたしたわけであります。現時点においては、おっしゃるお話の中にありましたように、農業集落排水と公共下水道の統合、これは接続ですか、これは決定しているわけではありませんが、やはりこの農業集落排水のほうの処理するための機械の老朽化、この対策も含めて総合的に判断するということでいろいろ話し合い、そして、調査等を行なっているわけであります。 ○議長(大縄武夫君) 鈴木安次君。 ◆8番(鈴木安次君) 今度も先ほどと同じなんですが、台宿地区、今回、公共下水道につなぐというようなことの案があるわけですが、その台宿地区の同じく集落排水施設も行ったことがあるのかどうか伺っていきたいと思います。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 一度行って、中を見ております。まだ、新しい時期でありましたので、それほど傷んでいるという状況ではなかったのでありますが、その後はかなり機械も老朽化した状況下では見てはおりません。 ○議長(大縄武夫君) 鈴木安次君。 ◆8番(鈴木安次君) 台宿地区はかなり古い、農業集落排水では一番古いんですが、公共下水道へつなぐ前に、やはり全て橋でも道路でも、今は国を挙げて長寿命化ということが叫ばれているわけですが、台宿の農業集落排水もそのようなことを、機能診断等行なって長寿命化を検討を加えて、そういう検討をしていたのかどうかを伺っていきたいと思います。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 今、調べてある状況と申し上げました、現況について説明をさせていただきます。 農業集落排水の長寿命化、金額ですか、これを公共下水道施設を二系統にした場合の金額、この比較と申し上げますか、この数字が出ております。農業集落排水の長寿命化にかかる金額、町内、ご承知のように4施設ございます。これで、4施設を整備した場合は3億9,400万、整備期間は令和2年から順次開始したとして令和14年までの年月を必要とするとこのように見込んでおります。また、公共下水道施設を二系統にした場合の概算費用は、本年度6月に業務委託を発注した中で検討することとなっております。 以上です。 ○議長(大縄武夫君) 鈴木安次君。 ◆8番(鈴木安次君) 今の数字は、今度質問する予定だったんですが、答弁あったので、ここでは。 今、台宿地区の農業集落排水と長寿命化した場合の補助率とか補助金、それは該当になるのかどうか、また、検討してあるのか、また、同じく公共下水道を使って二系統にする場合でも、補助率、補助金等、該当になるものがあるのかどうか伺っていきたいと思います。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 数字的なものをまず出す、これが基本でありまして、その後の補助金について、これまでは踏み込んでおらない状況かなと思うんでありますが、担当課のほうで資料等、対応等あれば答えをいただきたいと思います。 ○議長(大縄武夫君) 生活環境課長。 ◎生活環境課長(鈴木義房君) 現在のところ、先ほど言いました3億900万かかるということなんですが、財源等については今のところ、これといったものを当てにしているわけではございません。ただ、今後、国土強靭化計画というものを計画しまして、その中での補助金を当てていきたいというふうに考えてございます。 ○議長(大縄武夫君) 鈴木安次君。 ◆8番(鈴木安次君) あと、これからですが、今、台宿の人たちが一番心配しているのは、公共下水道と農業集落排水が一緒になった場合に接続費の違い、あるいは使用料の違い、農業集落排水は補助率がいいもんですから使用料、あるいは接続料が安いわけですが、その辺が高く設定されてしまうのではないかというような心配が、地域の方々心配しているわけですが、その辺は今後どのように調整していくのか伺っていきます。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 接続料、そして使用料とその2つの答えでありますが、ご承知のように農業集落排水の加入分担金、これは5万1,500円。一方、公共下水道受益者負担金は36万6,000円、この36万6,000円についても、早期加入等の補助制度はあるんではありますが、それぞれにこの加入、接続に関しては現行制度、仮に接続をしたにしても、現行制度を基本に実施していきたいとこのように思っております。 それから、使用料に関しましても、農業集落排水及び公共下水道の使用料は、現料金体系を維持していくということがいいだろうということを原則的に考えております。 ○議長(大縄武夫君) 鈴木安次君。 ◆8番(鈴木安次君) 塙町では、一番大きな塙厚生病院の下水施設、処理施設は現在どのようになっているのか伺います。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 詳しく資料を持っているわけではございませんが、塙厚生病院の場合は自前の浄化槽を持っておって、それで浄化している状況とこのようには承っております。 常々、上下水道、ぜひ、これちょっと余分な話なんですが、町のご加入をいただけないかということでお話はしております。下水道、それから上水道、町のその施設に加入していただければ、随分金銭的な部分も含めて安定度が増すだろうということで、今も事務長初め県の厚生連の理事長等にお話はさせていただいております。 ○議長(大縄武夫君) 鈴木安次君。 ◆8番(鈴木安次君) ただいまありましたように、塙厚生病院の下水道を公共下水道に接続したときに、病院とはいろんな、さまざまな薬品を使っているわけですが、そのときに今までの既存の公共下水道で処理する上で、本当に影響が出ないのかどうかあわせて伺います。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 私もその辺、詳しく承知しておるわけではありませんが、当然、普段にあれば、普通の都市部であれば、そうやって接続しているわけですから、その対処方法は十分にあるだろうとこのようには思っております。 そして、十分にその対応も可能である、当然それだけしっかりとした基本的な勉強というんですかね、施設管理のための勉強は必要になるとは思うんでありますが、接続は十分に可能だろうとこのようには考えております。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) 現時点では、ご質問にお答えできるだけの資料を持っておりませんので、もしどうしてもということであれば、後日そのような資料を取り寄せて課のほうで検討した上で、ご提出申し上げたいとこのように思います。 ○議長(大縄武夫君) 鈴木安次君。 ◆8番(鈴木安次君) 塙町から諮問された上下水道委員会の答申を、町長は答申にそって値上げとなるが、町民の理解や議会からの意見を参考に、その後の実施となると、上水道の値上げの答申の件なんですが、3月議会において町長答弁しておりますが、その後、町民の理解を得るための説明や議会においての説明、町民の説明、また理解を得るため議会において説明をどのように行なわれたのか、どのようなまた指示を担当課にしたのか、町長に伺います。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) おただしの諮問から答申、その後の対応ということでありますが、私といたしましては、答申いただいたイコール議会へ議案として提出して、条例改正という段でなく、答申をいただいたということを町民の皆様にその内容をつまびらかにご説明を申し上げ、そして今、現況ですか、この塙町の上下水道、特に上水道の置かれた現況をよく説明した上で、その値上げをご承知いただくと、そういう方向の流れでやりたいと、このように思っております。 具体的にと言われると、その動きをしっかりしているわけではありませんが、少しずつ前に進めて行きたいなとこのようには思っております。 ○議長(大縄武夫君) 鈴木安次君。 ◆8番(鈴木安次君) 全く、3月議会の答弁から一歩も進んでいない。どのような理解を得るための説明会を開いたのか、答弁お願いします。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) これからの課題として、取り組んでいくということであります。 ○議長(大縄武夫君) 鈴木安次君。 ◆8番(鈴木安次君) 課題って、なぜこれから町民に説明しなければならないのですか。町民を代表した人が委員になって入ってきているんですよ。上下水道の委員は町民を代表して、また改めて町民にする、課題だと。何で説明をもう一回し直さなければならないのか。今年度も出された、平成30年度塙町上水道事業会計決算審査意見の中で事業の現状、今後の課題等のまとめとして、一般会計より補助金1億700万円で、前年度比200万円増加したと、依存率は42.5%で、類似団体平均の10.5%にはほど遠い実情を認識し、当面のさらなる圧縮に挑戦するよう期待するとあります。また、減価償却費のみでも給水収益を大幅に上回る現実に目を背けることはできない。利用者である住民に負担を強いることにはなるが、料金体系の全体的な見直しは避けられない状況にあるとありますが、町長は上下水道委員会が答申したことを、何で値上げをすることができないのか、毎年似たような監査意見が出ています。今年ばかりではありません。それを課題だと、諮問して答申が出たのに、まだ課題だと、おかしいんじゃないですか。 町長、答弁お願いします。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 私といたしましては、答申イコールその条例というのは、私の頭の中にはございません。答申をいただいて、このような内容で住民を代表する皆さんから答申をいただきました。これをもって、皆さんのご理解をいただきたいとこういうふうな方向でやりたいと、私がそう思ってその方向で進めておるわけでありますから、答申イコール条例成立、条例提案こういうふうな考え方を私は持っておりません。もう少し詳しく、このような住民代表たる答申委員の皆様方から、こういうふうな答えをいただきました、ぜひ、皆様もご理解いただいて、ご賛同いただきたいということで、値上げに入っていく、料金の負担増に向かっていくと、そういう方向でやるつもりでおります。 ○議長(大縄武夫君) 鈴木安次君。 ◆8番(鈴木安次君) その理解を得るための行動、3月から今9月まで、全然進歩してないんじゃないですか。いつになったら、やるんですか。任期終わっちゃいますよ。いつまでやるんですか。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) その必要というか来るべきときには、きちっとやっていきたいと思っております。いつまでやるというふうな限定した考えは持っておりません。答申をいただいた、これからその対応をしっかりととっていこうという、今、そういう姿勢で向かっておるところであります。 ○議長(大縄武夫君) 鈴木安次君。 ◆8番(鈴木安次君) 水かけ論になりますが、これは課題、やらなきゃならない時期なんですよ。実施しなきゃならない時期はとっくに過ぎている。町長は監査意見もらった、監査意見をどのように捉えているんですか。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) 今、これを実施しなければ、町の財政が云々ということであれば、その緊急性というのは十分に認めなければなりませんが、今、これをすぐ実施しなければ町が、その財政がということはありません。もう少し住民の理解を得る、数十年という言葉でいいと思うんですね、30年近く値上げをしていないというものを、今、一遍に上げようとするときに、それほど簡単に事が進むかとこのような思いもあります。そのご理解をいただくためには、それだけの時間も必要であろうということで慎重に進めておるというのが現況であります。 ○議長(大縄武夫君) 鈴木安次君。 ◆8番(鈴木安次君) 特段、大きな値上げだとは思えません。どんな考えを持って、じゃ、上下水道委員会に諮問をしたんですか、町長。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) どういう考えって、本当にこの負担が適正なものかどうか、それから、ちょっと数字がはっきりしないんですけれども、何十年、二十年、十年と今までいくと、二十年以上水道料金の値上げをしていない、これはなぜなんだろうということもありますね。そして、これに十分に慣らされたといいますか、それが当たり前の状況下の中でご理解をいただくためには、それだけの時間と経過の説明も必要かなということでやっております。当然、答申含めて、それから監査委員のご指摘も含めて、これはしっかりと重きを持って受け止めておりますし、その手段としてこれからしっかりと説明を加えながら、料金の負担増ということを、町民の皆様にご理解いただこうということで対応しているわけであります。 ○議長(大縄武夫君) 鈴木安次君。 ◆8番(鈴木安次君) その説明を、町民に説明を加えて、いままでやってないんじゃないですかって、半年もたったって。慎重といったって、やらない算段ばかり。基本料金1,200円を1,470円に上げるだけですよ。現行は、2カ月で40立米使用した場合で、今現在5,452円、それが値上げした場合で2カ月で6,240円になるわけです。隣の棚倉町では同じく2カ月で8,124円。はるかに棚倉町のほうが高い。石川町でも7,064円、浅川町でも6,500円。値上げした場合だって、そんなによその町村と比べて突出して高くなるわけじゃない。それなのに、何で諮問が出たのに引き伸ばすんだか。 町長、答弁。 ○議長(大縄武夫君) 鈴木安次君に申し上げます。何回も同じあれで、町側は慎重にやっているわけでありますから。 ◆8番(鈴木安次君) そうかと言って、まったく進行していないんだから、その理由はちゃんと答弁してくださいと、        。 ○議長(大縄武夫君) 今まで20年も上げなかったのも、これ上げようとすればそんな簡単にはいかないと思いますんで、その辺はご了解いただけませんか。     〔発言する人あり〕) ○議長(大縄武夫君) いや、提案です。 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 答申をいただいて、その後説明をいたしまして、そして、ある程度ご理解をいただいた上での値上げをしたいということで、今、慎重に取り組んでおるというのが現況であります。 ○議長(大縄武夫君) 鈴木安次君。 ◆8番(鈴木安次君) そろそろ指導がきそうなのでやめておきます。でも、町長の答弁はおかしいです。誰もがここで思っています。 次に、塙町の行政財産及び普通財産の活用及び財政について質問に入ります。 塙町の人口減少が止まらない中、町長は新たな企業誘致をする考えはないとしていますが、旧常豊小学校跡地の新たな利用案も進んでいないように思われますが、今、新たに何か検討されていることがあれば、町長に伺います。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 新たな企業を誘致しないということではなく、大変難しい状況であるというご説明をしたかに思っております。そして、旧常豊小学校跡地、これはいろんなところから問い合わせといいますか、その利用についての問い合わせがございます。その中で、これを一つとするか、それとも複合的に使っていくかということも含めて、一番この施設が利活用されるそういうふうな使い方ができればいいということで、それぞれに検討を加えておる段階でもあります。 ○議長(大縄武夫君) 鈴木安次君。 ◆8番(鈴木安次君) その中で、今、塙町が、先日開いた林業アカデミーの誘致ということで、有効な場所になるんではないかと、委員のみならず、町民も大きな期待をしているところでありますが、そんな意味でも予定の中に常豊小学校の跡地が、そういう場所として町長の頭にあるのかどうか伺います。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) その林業アカデミーですか、この事業形態というのがはっきり掌握されているわけではありませんが、予測的なお話ではあるんですが、そのペーパー事業というんですか、事業等には十分利用できる学校でありますから、施設であるということで講義等の授業等に利用できる可能性は十分にあると、このようには考えております。 ○議長(大縄武夫君) 鈴木安次君。 ◆8番(鈴木安次君) 次に、板庭地区にある旧薩摩白波の焼酎工場の跡地の利用でありますが、平成29年12月5日に開かれた振興計画書の中では、旧焼酎工場修繕事業、平成31年屋根修繕事業として1,500万円が一般財源からの支出で載っていましたが、平成30年12月6日説明の振興計画書から落ちていました。なぜ、落としたのか、また現在は放射性物質の検査場及びタケコの粉砕する場所として利用していますが、今後もその放射性物質の検査場、あるいはタケコの粉砕する場所として利用するのであれば、修繕しておくべきと思いますが、なぜ、落としたのか、やめた理由、またその焼酎工場の新たな利用を、利活用を考えているのかは、町長に伺います。
    ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 その1,500万円ですか、これは当時かなり傷んでいるところがあるということで、緊急的な修理ということで計上したと、このような記憶もございます。そして、工場の利活用ということでありますが、先ほどお話をいたしました森林アカデミー、この事業、講義等の教室として常豊小学校跡地を利用、そして、屋外実習等の実習場所としての利用は倒産した白波ですか、板庭の白波工場跡地でこれも可能ではないかということで、実際に修理を加えなければならない状況がありますので、これは順次計画を立てて進めて、やはりこれからもちょっと使っていけるようなそういうふうな施設として利用していきたい。 それともう一つあるんですが、これも一つの頭の中にある考え方なんですが、役場の中にある古い書類等の保管庫としての一部防水等やった上で、ある程度こういう棟をつくった中に納めることができないかなというような話も出ておりますので、工場跡地、これはこれでしっかりと利活用は考えていきたいとこのように思っております。     〔「振興計画より落とした理由」と言う人あり〕 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 詳細について、私より詳しく知っておりますので、担当課の長より説明をいたさせます。 ○議長(大縄武夫君) まち振興課長。 ◎まち振興課長(吉成知温君) ただ今の振興計画からなぜ落としているのかというご質問でございます。 そもそも、焼酎工場につきましては、あそこで塙産の特産物である焼酎をつくるというのが一の目的で購入をしてございます。その後、いろいろな経過をたどって、震災があったりとか、その後、昨年ですけれども大麦をつくったり、いろいろな実証を重ねた結果、なかなか採算ベースが合わないということで、1,500万につきましては焼酎工場を復活させるという意味で全部を修繕をかけるという計画でございましたが、焼酎については今のところ、白紙という段階になってございます。 先ほど町長からお話ありましたように、一部の修繕は行なっております。50万程度ですが、簡易の修繕ですが雨漏りしているところについては、修繕をかけたということで、振興計画から外した原因については、以上のとおりでございます。 ○議長(大縄武夫君) 鈴木安次君。 ◆8番(鈴木安次君) あの施設は、町長が現役の議員のときからあったし、町で買ったときも町長は現職議員だったと思うんですね。そのときから負の遺産に、財産になるんではないかということがその頃から危惧されていたということも、別な議員から聞いております。そんな中で、解体も含めた再利用を考えたことがないのかどうか。 例えば、今の場所を解体して、何千万かかかると思いますが、焼酎工場前にかなり高く山に盛ってある土地がありますね。あれをならして、もっと低くすればもっと広い工業団地がつくれるんではないかというような利用の方法、あるいは道が狭いんであれば、道路を広げて新たな利用の方法も考えると、道を広げればいいんです。そうすれば、午前中の質問にもあった板庭地区の開発された畑、遊休農地までの再利用も、また考えられるのではないかと。やはり焼酎工場ばかりに目がいって、広い視野で見ることなく、もっと広く、地区のせっかく開発した場所ですから、塙町の開発拠点としての考えができないものかどうか伺います。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) 再利用ですか、これについては、一部お話がまとまりかけたこともございましたが、やはりいろいろ問題がある。まずは、ご指摘の道路ですね、これが一番難題だということで、この道路が拡幅されて、ある程度大きな車が出入りできるようになれば、また利用の頻度も変わってくるだろう、利用のその範囲も広まってくるだろうというふうな考えがございます。本当にこういうふうな土地があって、このような利用を進めていく、そのために道路を拡張をするというふうなしっかりとした目算を立てた上でのその再利用、再計画、これを考えてみるのも大事なのかなと、このようには思っております。 ○議長(大縄武夫君) 鈴木安次君。 ◆8番(鈴木安次君) とにかく、あの焼酎工場は、前に出ても、後に引いても大変な負の財産ですから、もっと広い意味であの地区の開発を考えて、やはり投資するのも一つの方法だと思います。そうすれば、新たな展開も生まれてくると思います。午前中に言われた笹原平坦部にはちょっと入り口かもしれませんが、そうすれば、また違った視点で考えられると思いますので、今後、検討していただきたいと思います。 次に、塙幼稚園及び保育園の質問ですが、塙幼稚園についての質問ですが、こども園開園後について、昨年9月の私の一般質問の答弁で、塙幼稚園は学童として利用する方法もあると教育長は答弁しておりました。学童として利用するために、これまでにどのような検討がなされてあわせて、こども園開園後、塙町幼稚園を学童として利用する場合に、維持管理費、あるいはどんな改修が必要なのか、維持管理費と含めて伺っていきたいと思います。 ○議長(大縄武夫君) 教育長。 ◎教育長(秦公男君) 具体的十分な検討はまだ進んではおりませんけれども、鈴木議員がご質問されたとおりでございまして、塙幼稚園の跡地につきましては、塙の学童クラブが手狭になっておりますので、そこを教室を再利用するということで、再利用するためにも現在の教室一部屋を担当するそちらのほうというよりは、二部屋にするとか、あるいは二部屋を一つにするとか、広くしていく必要がございます。また、トイレも幼稚園の子供たち用になっておりますので、小学生用というふうに改修をする必要がございます。現在のところ、十分な検討、まだ予算等も含めて具体的なことは、これから振興計画の中に入れて、皆さんにご提案をさせていただきたいというふうに考えております。 すぎのこ園につきましても、当然、今と同じような状況で、障害児の療養支援を行なう施設として多目的室等の継続使用を考えております。 以上でございます。 ○議長(大縄武夫君) 鈴木安次君。 ◆8番(鈴木安次君) 保育園でありますが、こども園開園後は地主に返還すると前に答弁していますが、その考えに変更はないのかどうか町長に伺います。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 保育園の跡地であろうと思いますが、これはほとんどが借地でありまして、前にもご答弁申し上げましたように、建物を解体して返却ということが原則であります。この施設利用のための、それを十分に、借地もしくはもう買い上げですか、これを含めて、これが利用度と申し上げますか、その利用価値、これをなんででかんで使わなければならないという状況下であれば、しっかりと検討は加えるべきであろうと、このようにも考えておりますが、現時点におきましては、整地してお返しするというのが基本であります。 ○議長(大縄武夫君) 鈴木安次君。 ◆8番(鈴木安次君) 今、その保育園の地主さんというのは、何人いるんですか。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 土地の持ち主は3人おるそうです。1人は塙町でありますが、あと2人は民間の方の土地をお借りしているそうであります。 ○議長(大縄武夫君) 鈴木安次君。 ◆8番(鈴木安次君) これからだということなんですが、まだ交渉はしていないという段階ですね。時間もないんですが、開園はわかっていても、こども園、全部、今回の質問は、その施設、建物は建ててもほとんど壊さないでずっと維持し続けているというので、塙町の財政が厳しいという中では、そういうものがずっと存続しているということで、心配して質問を大きな意味ではしているわけであります。 次に入ります。こども園の944万円増額し新たな工事負担の発生もあるよということは、先日のこども園視察のときに話をされていましたが、最終的にこのままでは済むとは思いませんが、どのぐらいにかかるのかなという現在の見込み額というか、そういうようなものがあれば伺います。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) 資料と数字と担当課の長が持っておりますので説明をいたさせます。 ○議長(大縄武夫君) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(佐藤光一君) それでは、ただいまの質問に対してお答えをいたします。 先日の現地での全員協議会の中でも、増額があるというようなお話をさせていただきました。その増額を現在見込んでおります額は、約300万を見込んでおります。それを含めますと工事請負費としましては9億8,900万円でありますが、今後、残すところ6カ月もないんですけれども、その中でどういった変更が生じるかというのもまだ未知の部分もございますので、最終的な本体工事の新築費用といたしまして、おおむね10億円を考えているところでございます。 以上です。 ○議長(大縄武夫君) 鈴木安次君。 ◆8番(鈴木安次君) 大分時間が迫ってまいりましたので、湯遊ランドはなわに指定管理料として毎年2,500万円出して支出していくわけですが、10日に、あした、全協でセクターとの経営健全化の方針の説明が担当課よりあるということなんですが、これからも指定管理料増額することなく、経営健全化を図ることができるのか、また、誰がどのような検討を加えて健全化の方針を作成したのか、町長に伺います。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) まず、取り組みでありますが、これ振興公社に2,500万の指定管理料ということで、これを値上げすることなくということでありますが、これは現場の人間ですか、振興公社の社員たる現場の方々が、私もその一人ではあるんですが、しっかりと経営に踏み込んでおるというか、自分のものとして一生懸命やっております。おかげさまで上向きな経営状況、総額で言いますと今のところは、この月数を合わせた形でも、プラスに決算が進んでおるということであります。本当に努力の成果が出ておる。 それから、この中にあって、経営改善計画、これも振興公社の現場の人間がつくったものでありますから、かなり実践的といいますか、本当に中身のしっかりしたものができ上がっていると、このように捉えておるところであります。 ○議長(大縄武夫君) 鈴木安次君。 ◆8番(鈴木安次君) 振興公社、湯遊ランド、今はいいと。問題は、毎月何回も話の話題になっているように冬場なんですね。私は、あしたのやつは振興公社の人間が検討したんだということでいいんですね。訂正する場所があるんならば、伺いますよ。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) それでは、追加説明させていただきます。 振興公社でつくりました経営改善計画書のほかに、町の部署でつくったセクター等経営健全化方針という、ここに持っております。これも経営改善計画に資するものとして提出されております。 ○議長(大縄武夫君) 鈴木安次君。 ◆8番(鈴木安次君) その内容は、あした説明あるということなので、余り触れはしません。 また、ダリア園管理料として200万円支出しているわけですが、ダリア園改修後、本当に町が対外的にPRしているほど、ダリアがきれいに咲いていないというのが感想であります。そのような中で、台宿地区にあるダリア栽培の指導員、あるいは地域おこし協力隊もほとんどかかりきりでいるという状況であります。本当にそのうちの一名を、やはり専属で塙町のダリア園をやらなかったら、本当にあのまま対外的には恥をさらすような場所になってしまうと。本当に見事なダリアを咲かせていかなかったら、塙のダリアが泣くということになってくると思います、はやなっています。私もそう言われました、「もう、一回行けばいいね。」と。 ましてや、今回、役場前のサツキは本当は全部取っ払うつもりで、今まで指摘してきたつもりじゃないんですね。まさか一本残らず抜いてしまうとは思いませんでした。その中で、町のシンボルのダリアまで抜いてしまったと、じゃ、塙町のダリアどこでPRするのか。ダリア園もみすぼらしい、役場の庭にもダリアが一本もない。これで塙町のダリアはどこでPRするんだか、町長に伺います。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答え申し上げます。 確かにダリア園、私も昔、ああいうふうな庭園状況じゃないとき咲いておったダリア、まだ目に残っております。大変見事なダリアで、どこから見ても遜色のないすばらしいダリア園でありました。ここ数年、その飾りつけというんですかね、植えつけのパターンを変えたこと、それともう一つ、去年にしても、ことしにしても天候が不順であったということも本当に不幸であったなと思っております。成育が悪くて、これでダリア祭、あそこでお金を取るのはいかがかなと思うくらいに状況がひどいということでありますので、ことしは徹底した管理計画をつくりましたし、来年に向けての土つくりからしっかりやってほしいということを申しつけております。もう、こういう状況は、ぜひ、先ほど議員さんがおっしゃったように、大変恥ずかしいと言ってもおかしくないぐらいの状況でありますから、徹底した改善をしたいとこのようにはわかっております。多少お金がかかっても、もう根本的にやり直そうということでやりたいとこのように思っております。 そして、町の庁舎前、ここにダリアを植えることもよろしいかとは思うんですが、私としてはあそこには芝生を植えて、そして、庁舎をきっちりと見てもらう、それから一番、行政側で中で働く方は「えっ」とも思うんでしょうけれども、中がよく見えて、皆さんの就業状況がよく見えるということであって、今の状況を変えないで、あそこには今の土が露出しているところには芝生を張って処理をすると。ダリアはダリアで鉢等に植えるということでPRのためのその一角をつくってもよろしいかと、このように思っております。 ○議長(大縄武夫君) 鈴木安次君。 ◆8番(鈴木安次君) 昨年も質問したときに、ランドのダリア園、しっかり来年こそ咲かせます。毎年同じ答弁なんです。新聞社が来てもテレビ局が来ても恥ずかしい状態で、とにかく専門家を専属に当てる気があるのかどうか伺います。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答え申し上げます。 今ほど申し上げましたとおり、ことしは、なんでかんで土の入れ替えも含めてしっかりとした対応したいということで考えておりますので、担当課にはぜひ、専属の者一人をつけるということで、しっかりとしたダリアづくりをしていきたいと、こういうふうに思っております。 ○議長(大縄武夫君) 鈴木安次君。 ◆8番(鈴木安次君) 前も私言いました、「ダリア園、あれウィルスだよ」と、そうしたら「秋田に確認したら、ウィルスです。来年は大丈夫です。」と。ここ、四年、同じ話をしています。本当に、来年こういう話をすることがないように希望します。 次に、上石井地区にある広域圏常備消防屯所建設用地を毎年95万円賃貸料として支出する根拠、面積と平米単価、これ周囲の状況もあるということなんですが、その辺の単価の根拠と一括買収した場合にはどのぐらいになったのか、町長に伺います。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 まず、借地料、これは地権者との協議によって決定をいたしております。金額については、先ほど議員さんのお話にありましたとおり、現況の状況を調査し参考に協議を行い、そして、合意で決定となっております。借地面積は1,578平米、平米当たり602円、年額95万ということになります。 買収の場合の金額、これは不動産鑑定を行い、普通に買い入れる場合でありますれば、不動産鑑定評価を行ないまして買収を行ないますが、ここに関しては買収は予定していませんでしたので、あくまでも参考でありますが、県の地価調査書と町の標準価格等で算定しますと、平米当たり1万4,000円から1万9,000円程度。面積を掛ますと、金額的には2,200万から3,000万ぐらいの金額だろうと思われます。これはあくまでも仮の算定ですので、本格的な買収に当たっては不動産鑑定評価が必要となります。 ○議長(大縄武夫君) 鈴木安次君。 ◆8番(鈴木安次君) 以前、町長は施政方針でスクラップアンドビルドで進むという施政方針を示していましたが、今までに一度もスクラップはしていないということですが、このままでは、先ほども話をしていますが、町の財産、財政負担が増すばかりであります。今後、そのようなスクラップアンドビルド、やはり、どのような考えで町長は進むのか、町長の方針を伺います。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 スクラップに関してですけれども、その質問でありますが、ハードの面で言いますと矢塚の教員住宅であったり消防屯所、そして、町営住宅で若宮と那倉で一棟、それからことしは那倉の地区体育館一棟を解体、また5分団1班の屯所なんかも、これも解体する予定でおります。 そして、ソフトの面ですね、このスクラップ、敬老会事業ですか、改善を行いました。これは地域主体で実施することによりまして、以前と比べまして、およその数字でありますが、500万円程度の経費が節減となっております。そのほか、補助金の見直しにより幾つかの補助のスクラップの実施をしております。その中には参考ではありますけれども、住まいリフォームの補助金、住宅用太陽光発電機の補助金、カラー球根の補助金等、これは見直しということで、スクラップの類いにあるだろうと、このように思っております。 ○議長(大縄武夫君) 鈴木安次君。 ◆8番(鈴木安次君) 以上で私の一般質問は終わります。 ○議長(大縄武夫君) 休憩します。               休憩 午後2時25分               再開 午後2時35分 ○議長(大縄武夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。--------------------------------------- △七宮広樹君 ○議長(大縄武夫君) 次に、1番、七宮広樹君、登壇願います。 時間は3時35分までです。 七宮広樹君。     〔1番 七宮広樹君登壇〕 ◆1番(七宮広樹君) 本日、最後の質問者、1番議員、七宮広樹です。 このたびも不肖ながら町民の代表の議員の一人として、町民の思いと塙町の発展のために通告いたしました6項目、木育の取り組みと今後のさらなる展開について、はなわこども園全般について、給食センター敷地内の衛生管理について、役場内の改修整備と危機管理について、山・水・花自然の魅力ある町づくりについて、町民の健康維持の取り組みと、B&Gプール利用促進について質問いたします。 それでは質問に入ります。 木育の取り組みと今後のさらなる展開についてでありますが、去る6月15、16日に4回木育キャラバンinはなわが開催され、広報はなわ7月号に、表紙の裏でございますけれども、木育キャラバンのすばらしい子供たちの写真が掲載されていました。子供たちの生き生きした写真が掲載されていました。私も初日だけですが、会場に行き、様子をうかがうことができました。会場は前回の公民館から福祉会館に移し、さまざまな取り組みも行なわれていましたが、実施状況と新たな取り組みの成果について伺います。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 今、議員さんお話のように、平成28年度から毎年開催し、今年で4回目の開催となりました木育キャラバン、ことしはお話のように6月15、16日の2日間にわたり、勤労福祉会館大研修室で開催をいたしました。延べ約1,500人以上の来場があり、大変好評でありました。 取り組みといたしましては、観光協会やNPO法人木の町まちはなわつくり隊のPRブース、おもちゃコンサルタントによる工作コーナー、木工組合による木工教室、キャラバンスタッフによるステージ、観光協会によるフリーマーケーット、商工会青年部と有志によるテント出展等がございました。木育キャラバンを通して、各団体との連携が生まれてきており、徐々に確実に町の活性化が図られてきていると強く感じております。 ○議長(大縄武夫君) 七宮広樹君。 ◆1番(七宮広樹君) 今回初めて福祉会館が利用されました。駐車場としては、役場の駐車場が利用されまして、ロケーション的には非常に子供たち、ご父兄の方が来やすいような状況になっていたかと思いますが、特に、福祉会館でやりましたけれども、そこらあたりのさらなる取り組み、また、今後のこともありますけれども、利用者、来られた方々のご意見などというものが、アンケートなりで聞き取ることができたのであれば、お知らせしていただきたいと思います。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) 私も会場に行きまして、どうです、というお話をさせていただきました。大変珍しいというか、子供にとって、本当に楽しい場所ですということで、お褒めの言葉をいただきましたが、そのほかに資料等あれば、担当の課の長より説明をいたさせます。 ○議長(大縄武夫君) 健康福祉課長。 ◎健康福祉課長(藤成寛味君) それでは、補足という形で説明させていただきたいと思いますが、ちょっとアンケートというか、当時のアンケートの資料はちょっときょうは持ってないんですけれども、実際に昨年まで公民館というか体育館の下を利用しまして、やはり福祉会館にしたことによって、非常に駐車場の関係はよかったという声がかなりありまして、当日、若干雨模様のところもあったんですけれども、福祉会館との行き来がよかったということで、今回、福祉会館にしたのは、前回の質問にもございましたけれども、行く行くは、来年度もですけれども、行く行くはこども園の子育て支援施設を中心にしてやっていきたいという思いがあったもんですから、体育館のあちらの場所ではなくて、駅から近い場所でということで、今回は開催したところでございます。実際に来られた方々は、やはりそんなに子供たちと遊んだりもするのに、やはり木に触れ合う機会も少ないし、今回非常に、おもちゃ美術館から来ていただいた方がいろんなパフォーマンスをやっていただきまして、手品があったり、物の工作もあったり、そう意味では非常によかったという声は聞いておるところでございます。 以上です。 ○議長(大縄武夫君) 七宮広樹君。 ◆1番(七宮広樹君) 今、課長にも少し触れていただきました、来年4月にははなわこども園が開園し、その中に木育広場が設けられていますが、次回、5回目になるかと思いますけれども、木育キャラバンinはなわの取り組みと構想がありましたら、伺わさせていただきます。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 今、課長のほうからもお話がありましたように、来年はこども園が開園ということで、その施設の中で、本当に、この施設の中をメーンにして開催したいとこのように考えております。こども園の子育て施設としてのその役目、その一部を担うということであって、大変重要な位置づけになるんではないかと、こういうふうにも思っておりますので、詳細については、課長より説明をいたさせます。 ○議長(大縄武夫君) 健康福祉課長。 ◎健康福祉課長(藤成寛味君) それでは、現時点での構想といいますか、考え方をお話しさせていただきたいと思いますが、基本的には、キャラバン本体のスタイルは例年どおりのスタイルになって、おもちゃ美術館からおもちゃを借りてくるような形になると思いますけれども、その中でも広場も含めまして施設を有効に活用していきたいというふうに考えております。 ことしは、継続しておりました木工教室や観光PRのほかに、新たに観光協会によるフリーマーケット、それから、商工会青年部、あとは地元の商店によりますけれども、そういうテントの出展がありました。木工教室は整理券を配るほど大変好評でありまして、出展関係も焼き鳥とかコロッケとかの販売だったんですけれども、完売とい形で非常に好評だったんですけれども、特に観光協会のフリーマーケットでは、ベビー服であったり、ぬいぐるみであったり、バッグであったり、あとはベビーチェア、家具なども取り揃えて取り組んでいただきまして、また、親子で写真を撮って缶バッチ製作というようなコーナーも設けました。また、福祉団体の手づくり用品でありますティッシュボックスとか、そういう物も販売にも取り組んでいただきまして、来年も多くの方に声をかけて実施していきたいというふうに考えております。 もう一つお話しさせていただきたいのは、水郡線の近くということもありまして、水郡線の活性化も考えまして、ことし水郡線の水戸営業所に出向きまして、水郡線の各駅にポスターとチラシを置いてくれないかというはたらきをかけてきました。それで、水郡線営業所のほうも快くお引き受けいただいて、実際にはマイカーで来る方が実際、多いんですけれども、水郡線の利用者も利用組も何組かあったということで、来年はますます駅に近いところということもありますので、そんなことも含めて少しずつ効果は出ているかなと思いますけれども、施設を有効に使いながら、多方面に声をかけながら実施をしていきたいというふうに考えております。 以上です。 ○議長(大縄武夫君) 七宮広樹君。 ◆1番(七宮広樹君) 来年は5回目の節目の開催になります。ぜひ、今回以上の実施計画で取り組んでいただきたいというふうに思います。 去る8月15日に記念すべき90回塙流灯花火大会に塙小学校、笹原小学校の6年生が木製小型灯篭を製作し、協力していただきました。教育委員会が授業の中で木育を取り入れていただけたことは、ウッドスタート宣言をした町ならではの取り組みとしてすばらしいことだと思います。今回、生徒たちは1時間の中で灯篭を製作しましたが、今後の継続性と時間枠の拡大、今後の木育の取り組みについて伺います。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 町の行事に子供たちが関わることで、町への愛着、そして、交流を高めること、そして、木の灯篭を製作することで、木、森林への理解を深めるとともに、先ほどお話がありました木育の町、木の町はなわを代表するこの90回大会ですか、この中で実施いたしましたこの灯篭づくり、大変有意義なものであったと、このように捉えております。 この製作に当たりましては、塙木工組合、そして、木育インストラクターさんに指導に当たっていただきまして、また、これを道の駅ほか町内5カ所に展示したということも塙の流灯大会PRのためには大変お役に立ったと、役に立っていただいたとこのようにも思っております。そして、大変昔のことではあるんですが、私らも子供のころは灯篭をつくるのが大変楽しみで、幾つも灯篭をつくって、引換券をもらって、そして抽選をしてというふうな思い出がまだ頭に残っております。そういうふうないい思い出を子供たちにもぜひ、つくっていただければなあとこんなふうにも思っております。そして、この流灯大会での流しということで、消防団にも大変ご協力をいただきましたことを感謝申し上げたいと思います。 来年も学校と協議しながら、ぜひ木育の一環として継続していきたいと、できればこれから継続して長くやっていければなと、このようにも思っておりますので、ご理解をいただければとそういうふうに考えております。 ○議長(大縄武夫君) 教育長。 ◎教育長(秦公男君) 教育委員会の立場としましても、各学校の校長、あるいは先生方に協力いただいて、来年度の教育課程の編成が、ことし12月ごろから開始をされる予定でございますので、そちらのほうに位置づけられるように学校と十分協議をして、どのような形で入れられるかと、特にふるさと塙ということをメインにしながら、この灯篭をつくることによって町を愛するとか、あるいは思い出をつくるというようなことに活用していきたいというふうに思っております。 以上です。 ○議長(大縄武夫君) 七宮広樹君。 ◆1番(七宮広樹君) 今、小学生の学校の授業を取り巻く環境というのは非常に厳しくてですね、プログラミングの授業ですとか、英会話も加わってくるかというふうに思われますが、木育の授業枠の確保、拡大、非常に難しいと思いますが、夏休み、冬休みを活用しながら、継続は力なり、続けていっていただければと思います。 宮田町長は東白川郡森林組合の職員の方が名札ですかね、木製の身分証、現在、私お借りしたものをつけてきました。町長、多分お目にかかっていると思います。この名詞サイズの左胸につける、この木製の名札でございます。これには、組合名ですとか、役職、氏名が彫られております。私もつけておりますけれども、とても目に引く身分証だというふうに思います。 当塙町では、木の町はなわ、ウッドスタート宣言をしている町として、町職員の現行のプラスチック製の身分証というんですか、名札からこの木製身分証に改めてつくり直しまして、町をアピールすることも一つの手段と考えますが、宮田町長のお考えを伺いさしていただきます。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) おただしの件でありますけれども、私、ちょっと小さいんですけれども、同じ名札をつくっていただいております。ちょっと小さめですけれども、確かにいい考えだなと思うんですけれども、この顔写真をどうするかという問題もありますので、表面を木で、後ろ側にこれを挟み込むということで対処すれば、写真入りのその証明書を挟み込むことで利用できるかということで、ぜひ、担当課等、検討してみたいと思います。大変すばらしい名札だとそういうふうに認識しました。 ○議長(大縄武夫君) 七宮広樹君。 ◆1番(七宮広樹君) 先に町長から答弁していただいてしまったんですけれども、まずは町長からつくって県や国へと出向いていってほしいというふうに考えておりましたが、もうつくっておられるということであれば、それはそれでということで、町長だけ、執行機関の役場職員の方だけではなくて、我々議員も、そのような名札をつけまして、行く所々で塙町のPRするということも一つの使命、責任なのかなというふうに思っております。ぜひ、現実に向けて取り組んでいってほしいと思います。 それでは、次の質問に入ります。 はなわこども園全般についてであります。今定例会の提出議案53号では、塙保育園の入所定員80人から、はなわこども園保育部の入所定員を90名に改正を求め、児童待機ゼロを目的とした改正案と思われますが、幼稚部のほうでは、先ほど教育長から答弁がありましたけれども、3歳児43名、4歳児59名、5歳児56名、計158名ということで、こども園の幼稚部を進めていくというようなお話でありましたけれども、笹原幼稚園児の保護者からのヒアリングですとか、今取り巻いている環境を考慮した見通しや対応についても考えているのか伺います。 ○議長(大縄武夫君) 教育長。 ◎教育長(秦公男君) それでは、お答えをいたします。 ヒアリングという形でお一人一人のお話を伺ったことは今までございませんが、アンケート等をこれは健康福祉課のほうでとっていただいたアンケート等もありますので、そちらも参考にしながら、これから進めていきたいというふうに思っております。 はなわこども園の3歳児から5歳児までの定員は、それぞれ60名ということになっておりますで、現時点では想定では、定員以内というふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(大縄武夫君) 七宮広樹君。 ◆1番(七宮広樹君) 笹原幼稚園児の問題、非常にナーバスな問題でもありますので、慎重に対応しながら、ご父兄の思いのあるような形で進めていっていただければというふうに思います。 はなわこども園開園に向けて、新規調達備品も当然必要になってきますが、現施設で使用している備品も活用しながら子供たちの受け入れ体制の整え、準備が進められていくと思いますが、現在、塙保育園に増設されているプレハブ教室、園庭遊具の活用などはどのように考えているのか伺います。 ○議長(大縄武夫君) 教育長。 ◎教育長(秦公男君) 塙保育園に増設されたプレハブ教室等でございますが、保育園につきましてはほとんど借地でございまして、建物を解体し、返却する予定ということで、先ほど答弁が町長のほうからありました。そのほかの備品、その他について、これから検討するところでございますが、まだ確定しているところではございません。 ○議長(大縄武夫君) 七宮広樹君。 ◆1番(七宮広樹君) 再度確認ですけれども、まだプレハブはどこへ持っていくかということは、まだ決めていないですよ。園庭遊具についてもまだどこへ移すかも考えていません、まだこれから検討するというようなことでよろしいんでしょうか。 もう一度お願いいたします。 ○議長(大縄武夫君) 教育長。 ◎教育長(秦公男君) そのとおりでございます。 ○議長(大縄武夫君) 七宮広樹君。 ◆1番(七宮広樹君) 4月からこども園が開園いたしますので、その後の、先ほど8番議員からの質問の答弁にもありましたとおり、先々どのような形でどうしていくのか、どこへ持っていくのかということも、もう早々に協議をする必要もあるかと思いますので、それはしっかり協議をしていただきたいと思います。 はなわこども園に木育広場の利用方法と利用の規約、使用される遊具の調達とスタッフ配置についても伺います。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 おただしにあるのは、木育広場の利用方法ということであろうと思います。これは先ほどお話しましたように、木育のためのウッドスタート含めてのその総合的なと申し上げますか、その中心となる施設として活用したい。利用方はそのほかにもあるんでしょうけれども、子育ての支援ということだけではなくて、交流の場としての位置づけ、これもしっかりと二本立てで考えていきたい、将来的には、休日の開園も含めて利用を促進していきたいと、このような考えをもっておるところであります。 ○議長(大縄武夫君) 人員配置について。 町長。
    ◎町長(宮田秀利君) 少し、答弁が不足しました。 スタッフでありますが、現在の子育てサロン、この基本に運営してまいりたいと、人員配置はスタッフを含めまして、現在の子育てサロンを基本に運営してまいりたいと、そして、その時々に必要であれば改正していくということで進めていきたいと、このように思っております。 ○議長(大縄武夫君) 七宮広樹君。 ◆1番(七宮広樹君) はなわこども園の中に木育広場ができまして、これを利用するのには、日曜日ですとか、祝祭日が利用が多いのかと思います。そのときに、いつでも使えるような形で利用規約等々がこれから組まれていくんだと思いますが、ぜひ、その木育インストラクターという方々が大分塙町にも育ってきているというふうに思われますので、その充実した体制作りというんですか、せっかく資格を持たれたわけですから、そういう方々の活用というんですか、居場所というんですか、そういうものをぜひ、組んでいただきたいと思います。 町長言われたように、その場所をもう少し具体的に方向性が決まっているんであれば、詳細について詳しくお話していただきたいと思います。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) 木育広場のその利用方法と申し上げますか、そういうふうなおただしだと思うんでありますが、これは現在、子育てサロンで使用しております木のボールのプールを初めまして既存の遊具でのオープンとなりますけれども、その後は少しずつ予算を取りながら、新しいおもちゃ、木のおもちゃ等々を導入することで、施設の拡充を図っていきたいとこういうのが基本であります。そして、先ほど申し上げましたが、人員配置については、スタッフを含めて、現在の子育てサロンを基本でやっていきたいと、このように思っております。そして、組織としてもっとしっかりしたものにするための助言、助力、そして、手助け等、ぜひ、担当のほうでもかかわっていきたいなと、このようには思っております。 ○議長(大縄武夫君) 七宮広樹君。 ◆1番(七宮広樹君) それでは、次の質問に入ります。 役場内の改修整備と危機管理についてであります。 ○議長(大縄武夫君) 3番、給食センターは。 ◆1番(七宮広樹君) すみません。 次の質問に入ります。 給食センター敷地内の衛生管理についてであります。 特に5月、6月に野鳥のふん害がひどく、関係者は対応に苦慮されていると聞きます。子供たちへの給食自体には問題ありませんが、敷地内の衛生管理の点では好ましくない状況と考えられますが、今後の対応、対策について伺います。 ○議長(大縄武夫君) 教育長。 ◎教育長(秦公男君) それでは、お答えをいたします。 野鳥のふんということでございますが、まず、ツバメのふんもございましたので、ツバメに対しては巣の排除等の対策はとりました。それによって、そのツバメによるふん害はございませんでしたが、その後、スズメが施設を止まり木のようにするために、施設周りにふんが見られるようになりました。最近は余り姿を見かけることも少なくなってはまいりましたが、特に影響はないとは考えております。 現在、毎日のように洗浄清掃をしておりまして、きれいにして対応をしているところでございます。ご指摘をいただきましてありがとうございます。 以上です。 ○議長(大縄武夫君) 七宮広樹君。 ◆1番(七宮広樹君) 敷地も広く、大変な作業だとは思いますけれども、これは地道にそのとき、そのときの対応をして、大きな問題にならないようにしていくしかないのかなというふうに思います。大変ですけれども、一つ一つ実施に向けてしていっていただきたいというふうに思います。 次の質問に入ります。 先ほど先走りまして、質問しようと思ったところでございますけれども、役場内の改修整備と危機管理についてであります。 駐車場の白線工事の実施時期を伺うところでありましたが、7日の日に無事に工事が完了しておりました。利用者が安全・安心に効率よく駐車できることは、まず何よりだというふうに思います。 さて、最近町民の方々から、庁舎南側の緑地帯について一議員としてよく聞かれます。賛否はいろいろご意見ともございますけれども、先ほど8番議員の答弁の中で、町長は芝生を植えるんだというようなお話をいただきました。町民の声を二つばかりお知らせをしていきたいと思います。 花の町として山ツツジやダリアを植え、来庁者を迎えるべきだと、そのような花壇をつくったらどうなんだろうというような意見も私のほうにもきておりました。あと、もう一つは木の町はなわをイメージしたモニュメントの設置などというようなそういうものをぜひ、塙町の一番見やすいようなところに、確保できておりますので、そういうものを設置したらどうですかというようなご意見もありましたけれども、町長、芝生を植えるというようなことでお決めになっておりますので、環境改善のためにも早めに、早めということで実施をしていただければと思います。 そして、庁舎内のトイレで改修工事を行なうべきだと思う箇所が幾つかあります。特に庁舎西側の1階のトイレは、町長室に来られる来賓、来客の方も使用します。その2階のトイレも議会傍聴、きょうは来られておりませんけれども、そういう方々も利用しますので、庁舎内の環境改善のためにも改修工事を行なうべきと思いますけれども、宮田町長のお考えをお聞かせください。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 平成30年度に1階の女子トイレを洋式に改修する工事をして、1階の男子トイレと2階のトイレは男女それぞれにシャワーつき便座を取りつける工事を行なっております。トイレの改修につきましては、庁舎の一部改修とあわせての実行を考えております。 以上であります。 ○議長(大縄武夫君) 七宮広樹君。 ◆1番(七宮広樹君) 具体的にいつごろというようなことがお示ししていただけるのであれば、お願いをいたします。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 今年度中に、この改修計画、これをつくるということで進めておりますので、それができ上がり次第、ご披露申し上げたいと、開示申し上げたいとこのように思っております。 ○議長(大縄武夫君) 七宮広樹君。 ◆1番(七宮広樹君) ぜひ、早々に進めていただきたいと思います。 というのは、私も町長室のほうへ来賓、来客をお連れしたことがありました。町長とお話をした後に、ちょっと少しトイレをお借り願いますということで、トイレをご案内したんですけれども、非常に申しわけないぐらいにトイレの設備が、設備というんですか、トイレの明るさというんですか、雰囲気が余りよくないので、ぜひ、そこは、非常にトイレは大事です。ぜひ、お願いしたいと思います。 それでは、少し古い記事になりますが、6月26日の福島民報の新聞でございます。切り抜きでございます。この新聞の中に、「小野町役場で火災、出納室から出火、けが人なし」という記事が掲載されておりました。非常にあっては困ることなんですけれども、当塙町では、庁舎の火災や災害時の対応や火災訓練の実施、また、最重要書類の管理などは、どのようにされているのか伺います。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 戸籍関係等の書類につきましては、施錠式の耐火金庫とRC造または、ブロック造の書庫に保管しております。また、永久保存等の重要書類についても書庫に収納していますので、火災の場合は、延焼までに消火等の対応は可能であると、このように考えております。 災害時で想定されますのは浸水被害ですが、ハザードマップでは、役場庁舎付近は約50センチメートル程度の浸水が想定されております。一部の書庫では、一番下の棚が被害を受ける可能性があります。対応としては、土嚢等により浸水を防ぐほか、書類の移動等を予定しておるところであります。 ○議長(大縄武夫君) 七宮広樹君。 ◆1番(七宮広樹君) 火災訓練等についてもお願いいたします。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) 今、おただしの話は担当課長のほうでそれを仕切っておりますので、担当課長のほうから説明いたさせます。 ○議長(大縄武夫君) 総務課長。 ◎総務課長(白石憲男君) 火災訓練等の状況についてのおただしですが、役場庁舎としての火災訓練、避難訓練等の訓練については、10年近く行なっておりません。ただ、毎年、勤労福祉会館については、不特定多数の方が集まる集会施設ということで、必ず実施をしておりますので、職員については福祉会館も含めて避難訓練の状況、あとは消火器の取り扱い等については、必ず参加していただくようにしていますので、庁舎の部分については、来客等も多いという部分もあって、なかなか実施はできていない状況ですが、訓練自体は福祉会館を利用しながら、職員に対しては行なっているというふうにご理解いただければと思います。 以上です。 ○議長(大縄武夫君) 七宮広樹君。 ◆1番(七宮広樹君) もう少し、深くつっこんでいきます。ちょっとお聞きします。 きょうのような大きな台風があったり、いろんな災害これからもふえてくるかと思います。雷ですとか。そういうときに電気系統というんですか、電力がアウトしたときの皆様、各デスクでお持ちのパソコン、この対応、電力の供給というんですか、町独自の発電機というものが防災センターにはあるかと思うんですけれども、そこからこの本庁舎のほうまで電力が供給されるのか、伺います。 ○議長(大縄武夫君) 総務課長。 ◎総務課長(白石憲男君) 非常時の電源等のおただしですが、防災庁舎につきましては、太陽光発電の蓄電及び非常時用の発電機が設置されております。ですから、万が一、停電等の場合には対応になっておりますが、その電源が本庁舎のほうまで来るのかというおただしですが、本庁舎のほうには残念ながら来ません。ということで、非常時については、防災庁舎で会議等とか対応をするという部分にはなります。長期間の停電でなければ、基本的には職員等のパソコンは、ノートパソコンタイプが多いもんですから、バッテリーがあるので、ある程度の部分については、シャットダウンせずに動けるという部分になります。 ただ、プリンター等の機器等については、ちょっと停電になると本庁舎のほうは、なかなか厳しいと。ただ、サーバー室のサーバーとかそういうメインになる部分については、非常電源用の機器も備えてありますので、復旧までの数時間等については、停電、電気の供給がなくても短絡しないような形の体制はとっております。 以上です。 ○議長(大縄武夫君) 七宮広樹君。 ◆1番(七宮広樹君) 町民の方々に知らせる今のIP告知端末を利用したりするわけですけれども、そのときには各家々も停電になっているので、多分聞けないのかもしれませんけれども、役場から発信する危機的な状況というものは、そういうときにはどのような形で町民に知らせていくのか、どうされているのかをお聞きします。 ○議長(大縄武夫君) 総務課長。 ◎総務課長(白石憲男君) IP等の機器が停電時の部分はどうなんだというおただしだと思います。各家庭が広域的に停電になってしまったという場合には、IP告知は確かに作動しないという部分にはなります。非常時のそういう周知、連絡等はどういうふうな形になるんだという部分ですが、基本的には各地域への、そういう緊急的な誘導とか避難等の呼びかけ云々については、基本的に職員及び消防団の協力を得ながら、周知等については実施されるような形になると思います。 本日の水防本部設置についても消防団の幹部の方に連絡をして、その幹部の方から各班の団員の方にいって、警戒をとってもらっていただいているように、停電時であっても、電話会社のメール等が動いていればメール等でいきますし、それがない場合には、幹部等集めて口頭での連絡、その後は消防でしたらば無線機がありますので、それはバッテリーで連絡がとれるというような形になると思います。そういう意味では、万が一、停電で何の連絡もつかないという場合には、昔ながらのアナログの形で集まり、離散して伝達をするというような形での対応になるというふうに思います。 以上です。 ○議長(大縄武夫君) 七宮広樹君。 ◆1番(七宮広樹君) 私は、この塙町というのは非常に恵まれている、大きな災害がないという所で、備えあれば憂いなしという言葉もありますので、その準備等もしっかりしていっていただければと思います。 次の質問に入ります。 山・水・花自然の魅力ある町づくりについてであります。 塙町の魅力はこれはなんといっても、この山と水と花、自然の豊かさであります。毎年、漁業組合ではヤマメ、イワナ、アユを放流し、釣り人たちが楽しめる環境づくりの一助を担っていただいております。ことしからは、「モンベルフレンドタウンはなわ」や、「三角形の道」、「ツール・ド・はなわ」など塙町を訪れる人たちがふえる要素が整ってきました。また、最近では、福島県を代表する観光ポスターに、塙町のツツジの写真が使われていると聞いています。今後のさらなる魅力ある町づくりの一環として漁業組合の協力を得て、川の一部を禁猟区と定め、戻り区域指定にも取り組むべきだと考えますが、渓流好きの町長にお考えを伺います。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) おただしの件でありますが、確かに昔の塙の川、川上川にしても久慈川にしても本当に自然いっぱいの川で、魚がたくさんおりました。特に今、記憶に残っておるんですが、その時期とその期間は忘れてしまったんですが、川上川合流地点、久慈川との合流地点から釜渕の堰まで、これはしばらく禁漁にして、その後解禁したときに大変すばらしい大きなアユがとれる、魚が育っていたという話がございました。確かにその禁漁するということで、魚の出現を回復させるということは、大変おもしろい手法ではないかなとこういうふうに思っております。ぜひ、町としても、観光の一環としてそういうことも含めて、この所管をいたしております久慈川漁業協同組合ですか、働きかけをしながら、その町の再生の一環としての禁漁の設定などもぜひ、相談してみたいとこのように思っております。 それと、ちょっと余談なんですが、久慈川と川上川が合流する下、道の駅の下あたりにやな場をつくれないかという話もございます。久慈川に1カ所だけ、やな場をつくる漁業権というそういうのがあるんですか、ちょっと詳しくわからないんですが、それを今は矢祭のほうでは、やなはやっていないということで、塙でつくるとなれば実現も可能だというような話も聞いておりますんで、あの辺にやな場なんかをつくれたらば、観光やな場、そして、道の駅と一緒にうまくリンクされれば、また一段と道の駅の魅力も上がるということで、川、山・水・花ということで、その川という部分にしっかりと目を向けていくことも、これかの町の観光、それから町づくりの中では、大変重要な位置を占めるのではないかと、このようには認識しておりますので、しっかりときょうのお話、頭にとめ置きたいとこのように思っております。 ○議長(大縄武夫君) 七宮広樹君。 ◆1番(七宮広樹君) 今ほどの町長の、そのやな場なんですけれども、私の情報ですと、矢祭町でこのたび漁業組合というんですか、そちらのほうで1カ所つくられたというようなお話も聞いております。そこは定かではございませんけれども、そうなれば一番よろしいかと思います。実際に町長のお話ですと、前にやられたこと、禁漁区をつくられたというようなこともあるのであれば、これは漁業組合さんの実際たる協力がないとできないですし、また、地域の方々の監視の目というものも大事なものも必要かと思いますので、ぜひ、前向きに検討、しっかりしていただければと思います。 それでは、最後の質問に入ります。 町民の健康維持の取り組みと、B&Gプールの利用促進についてであります。 このたび、町長も大分ご苦労されたようですけれども、財団の補助金が該当となり、大規模な建築設備改修工事が進められ、諸問題の解決と利用期間の長期化ができ、次年度に向けてさまざまな展開が見込まれます。 塙町では健康をキーワードにさまざまな取り組みがなされていますが、新たな取り組みとして高齢者向け健康寿命維持のプログラムをB&Gのプールを活用し、視野に入れ、利用促進につなげるべきと考えますが、宮田町長のお考えを伺います。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 本当に議員の皆様、ご理解もいただきながら、B&Gの改修ということで着工、着手できるということで、大変ありがたく思っておるところであります。そして、プールの実用性と申し上げますか、温水プールということで言えば、棚倉、それから矢祭にセットされておるということでありますが、塙のB&Gのプールも加温することでその利用期間を少し延長し、そして、町民の健康づくりの一環として、その中にプールの利用をぜひ、組み込むということは、私は絶対やっていただきたいと思います。 ただ、余りプールってなじみがないもんですから、細かな取り組みというのは、なかなか招致できなくて申しわけないんですが、その辺、担当課も含めまして、そのB&G関係者等も含めまして、ぜひ、高齢者、自分たちもその群になりますけれども、自分の健康づくり、体づくりの一環として、そのプールの利用をしっかりと組み立てていきたいと、そして町民の皆様にもアピールし、そしてご利用いただけるような環境づくりをやってきたいとこのようには思っております。 ○議長(大縄武夫君) 七宮広樹君。 ◆1番(七宮広樹君) 私、今後リニューアルされるB&Gプールとともに、運営姿勢にも変化が必要だと思います。県内の市町村でもさまざまな取り組みがなされています。実例を挙げますと、民間の健康増進施設、言ってみればジムですとか、フィットネスクラブ、そちらとの連携ですね、この連携によってプールの利用促進が図れるということで、いろんな市町村でされておりますので、塙町としては、じゃ、どのような形ができるのかな、民間のフィットネスクラブもありますけれども、塙町は非常に健康重視している町としてこのB&Gプールと湯遊ランドはなわの連携の確立、これを展開することによって非常にまた、健康を大事にしている町だというアピールもできまして、町民も健康になるということで、非常にウィンウィンの形になると思いますけれども、宮田町長のお考え伺いたいと思います。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 湯遊ランド、先ほどから答弁の中でもお話をいたしておりますが、町民の健康づくりの施設としてのその位置、地位をしっかりと確立したい、そして、ぜひ、町民の皆様の愛される施設として、これから再出発ということではないんですが、しっかりと利用頻度を高めていきたいと、その中にシステムとして、また夏場であればこのプールの利用も組み込むということで、また一段と色合いがよくなると申し上げますか、その幅が広がるということで、ぜひ、そういう専門家ですか、きちっとした指導機関等々もあるはずでありますから、そういうところと相談をした上で、担当課でその利用計画等つくってご提示できればなというような思いもありますので、ぜひ、その辺もしっかりと手がけていきたいとこのようには思っております。 ○議長(大縄武夫君) 七宮広樹君。 ◆1番(七宮広樹君) 私、このたびはいろんな面で追い風というんですか、いい方向に行っているのかなというふうに思うのは、今回、町長もご苦労されてB&Gの財団に行きまして、どうにかということで補助金を獲得してきました。湯遊ランドは、湯遊ランドで健康というところをキーワードにしまして、いろんな設備がされていると、点と点を結ぶことによって、非常に本当にこの塙町というのは健康を大事にして、楽天、何ていうんですか、年寄りにとりまして、年配者にとりまして、先輩にとりまして本当にいい所だな、住みやすい所だなというふうな形になりつつあると思います。ぜひ、町長にはその健康を重視したような町づくりをしっかり組み立てていただきたいと思います。 また、湯遊ランドもこの健康を大事にすることによって、多くの方々が使われると。課長からもお話がありましたように、順番待ちだというようなところもありますので、これはこのチャンスを逃す手はないなというふうに思っています。しっかり、町長取り組んでいっていただきたいと思います。 これをもちまして、町の発展と町民の幸せを願いまして、1番議員、七宮広樹の一般質問を終わります。 ○議長(大縄武夫君) これで1番、七宮広樹君の一般質問を終わります。--------------------------------------- △延会の宣告 ○議長(大縄武夫君) お諮りします。 本日の会議はこれで延会したいと思います。ご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(大縄武夫君) 異議なしと認めます。 本日はこれで延会することに決定しました。 本日はこれで延会します。               延会 午後3時28分...