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12月15日-02号

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  1. 塙町議会 2017-12-15
    12月15日-02号


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    平成29年 12月 定例会(第8回)          平成29年第8回塙町議会定例会会議録議事日程(第2号)                   平成29年12月15日(金)午前9時開議日程第1 一般質問---------------------------------------本日の会議に付した事件 議事日程に同じ---------------------------------------出席議員(14名)     1番  七宮広樹君      2番  下重義人君     3番  吉田広明君      4番  青砥與藏君     5番  高縁 光君      6番  吉田克則君     7番  鈴木 茂君      8番  鈴木安次君     9番  小峰由久君     10番  割貝寿一君    11番  小林達信君     12番  藤田一男君    13番  鈴木孝則君     14番  大縄武夫君欠席議員(なし)---------------------------------------地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名  町長        宮田秀利君     副町長       小松利顕君  教育長       秦 公男君     総務課長      品川亮助君  町民課長      佐藤要一君     健康福祉課長    藤成寛味君  まち振興課長    金澤祐介君     まち整備課長    藤田衛昌君  生活環境課長    白石憲男君     保育園長      八幡繁樹君  会計管理者     天沼恵子君     農業委員会事務局長 鈴木義房君  学校教育課長    佐藤光一君     生涯学習課長    木田恵子君  学校給食センター所長          代表監査委員    石川昭彦君            齋藤 智君---------------------------------------職務のため出席した者の職氏名  議会事務局長    益子和憲      書記        松本静香               開議 午前9時00分 △開議の宣告 ○議長(大縄武夫君) ただいまの出席議員は定足数に達しておりますので、これから本日の会議を開きます。--------------------------------------- △議事日程の報告 ○議長(大縄武夫君) 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配りました。 本日の会議のビデオ映像は、後日インターネットにて配信する予定となっておりますので、ご了承願います。 なお、常豊小学校児童に本日の会議の傍聴を許可しておりますので、ご了承願います。--------------------------------------- △一般質問 ○議長(大縄武夫君) 日程第1、一般質問を行います。 通告順に従い、発言を許します。---------------------------------------鈴木安次君 ○議長(大縄武夫君) 8番、鈴木安次君、登壇願います。 時間は10時1分までです。 鈴木安次君。     〔8番 鈴木安次君登壇〕 ◆8番(鈴木安次君) 8番、鈴木安次です。これから一般質問を始めてまいりますが、まず最初に塙工業高校の存続問題から質問を始めていきたいというふうに思います。 先日、議会はまず、みずから塙工業高校の現状を認識することから始めようと、11月28日に塙工業高校の視察に行ってきました。 校長先生は出張で不在だったため、教頭先生に案内をしていただきました。 実際に授業を見学し、数学の授業では、習熟度別授業ということで、複数の先生が指導に当たり、手厚い指導体制ができていることを実感してきました。実習授業も1人1台の旋盤を使って授業をしているとのことで、他校では絶対にあり得ないことなのですよというような教頭先生の説明もありました。 塙工業高校の存続のために、中高連携が果たしている役割は大きいものがあると思います。中学生の体験学習でも、大変よかった、参考になったとの意見も多数寄せられているとのことでありました。 塙工業高校水郡線沿線唯一の工業高校であり、これは誰もが認識していることであります。塙工業高校の卒業生は、大半が地元企業に就職しているとのことであり、また、定着率も非常に高いというので塙工業高校の卒業生をもっと採りたいという地元の企業の要望があるとのことであります。 また、塙工業高校は宮田町長の出身母校でもあります。そこで宮田町長は、塙工業高校が存続するために今何が一番必要であるのか、町長の考えをまず伺います。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) それでは、鈴木議員の問いにお答えをいたします。 先ほどお話がありましたように、塙工業高等学校水郡線沿線で唯一の工業高校として70年の歴史を誇る高校でございます。在籍する生徒、町内はもとより、郡内、白河市、西白河郡、石川郡、県南地域、茨城県大子、広範囲な地域から通学をしております。 このたびの福島県学校教育審議会の答申によりますと、望ましい学校の規模は1学年4学級以上として、1学年3学級以下の学校については地域の関係者の意見を聞くとともに、学校の魅力化を図りながら都市部を含めて学校の統合の推進を図るべきであると、このようなお話があったようであります。 塙工業高校、1学年2学級という状況でありまして、県立高校の統合の対象となる高校のうちの1校であるという認識は持っております。当然、この流れのままでいきますと、塙工業高校学校が統合や分校化になることは町にとりましても大変マイナスなことでありまして、第1には、日中高校生がいなくなるということによる町の活気、これが失われていくだろう。第2には、技術を持ち、地元志向が強い塙工高生がいなくなるということは就業人口の減少、そして町の人口の減少にもつながる、町の経済の活性化が損なわれるということでありますんで、そして、第3、これも一番大きな問題になるだろうと思うんですが、子供たちが通学する高校が遠くなることで、通学費がかさみ、家計が圧迫されることなどが懸念されるところであります。 このようなことから、塙工業高等学校の存続を図るため、塙工業高等学校活性化推進協議会を設置いたしまして、魅力や活力を高める方策について研究し、もって塙町の活性化に資することを目的として活動してまいりたいと、このように考えておるところであります。 ○議長(大縄武夫君) 鈴木安次君。 ◆8番(鈴木安次君) 町では、今答弁ありましたように、塙工業高校活性化推進協議会を立ち上げたということでありますが、この点に関しては7番議員が同様な通告をしておりますので、その点、詳しい質問すると思いますので、私はこの点には触れないで、2点ほど私の考えている塙工業高校存続のための提案をしていきたいと思います。 まず1点目、既に9番、小峰議員が2年前の12月議会で提案はしているんですが、塙工業高校生専用の学生寮の件であります。 水郡線沿線から通学できる生徒ばかりではないと思います。最近和太鼓部の活躍で遠くから通っている、あるいは下宿をしている生徒もいると聞いております。そういう中で町が積極的に空き家などを活用して学生寮を用意して、塙工業高校生のための利便性を高めることも方法ではあると思いますが、その辺、町長の考えをお聞きしたいと思います。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 確かに、そういう寮があれば大変便利であるし、親御さんの負担も少なくなる、こういうことは十分に認識しております。ただ、今私が考えておること何点かお話をしておきたいと思います。こういう場でありますので。 まず今、県との話し合いの中で、話をしております。これは、塙高の学区内、通学可能なエリア、この子供たちの数、生徒数も考慮した上での塙高の定員の設定、これはぜひその地域から学校をなくす統合ばかりじゃなくて、そのエリア、そこで暮らす人々、そしてその生活基盤を持っている方々のためにもやっぱりイコールじゃなくて、ここの場所はこのぐらいの子供だからこのぐらいの定員でもいいだろうというような考えを持っていただけないかというお話を県等にはお話をいたしております。 そして、前にも話題にはなりました。遠距離通学者の通学費の補助、これ実際に鮫川村さんあたりでは実施しておるそうでもあります。それと、給食の提供、これも遠距離、遠くから汽車通でいらっしゃる子供さん方の親御さん、お昼をこちらで用意することで、朝、少し時間がとれる、楽になるからというような、こういうふうな方法も一つのやり方ではないかと、検討課題ではないかと、このようにも思っておりますし、もう一つ、今すぐにできることであればすぐにできることとすれば、町内の広報紙、町の広報を含めたこの中に塙高の紹介を積極的に、大々的にどんどん広めて、広めるというか、どんどん載せて、掲載した上で、もっともっと塙高の中身を町民の皆さんに理解してもらうというようなことも大事なことではないかと、こんなふうに考えておるところであります。 ただこの広報紙への掲載は、早速指示をして、実施をしてみたいなと、このようにも考えておるところであります。 さっき、議員さんのおっしゃった、寮、なかなか金銭的な問題もあります。これも含めて検討しなければならない、一つの検討課題としてぜひこれからの塙高存続のための一案として取り入れる、考えの中に取り入れていきたいと、このように思っております。 ○議長(大縄武夫君) 鈴木安次君。 ◆8番(鈴木安次君) 次に、都合で寮に入ることのできない生徒のために、塙工業高校までのスクールバスというか、そういう運行も検討することを提案したいなと思います。 その理由として、以前は古殿町からも大勢の生徒さんが塙工業高校に通っておりました。そこで親御さんたちが金を出して、貸し切りバスを運行させていた経緯もあると思います。古殿町は交通の便が悪く、生徒の通学には大変苦労があると思います。それと、一番近い石川町には県立と私立、2つの高校があるわけですが、その県立のほうも統合、あるいは存続の危機にあるということも聞いておりますので、以前は同じ東白川郡だったというよしみもありますし、古殿町からも積極的に鮫川村を通って塙町、塙工業高校までスクールバスを運行できれば、生徒数の確保もある程度できるのかなという想定ができるわけであります。当初は大きなバスでなくてもワゴン車なり、中型、小型のバスでもそういう運行もこれからは積極的に考えるべきと思いますが、町長の考え方を伺いたいと思います。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) 今、お話の案も含めまして、存続のための一つの課題としてぜひその中に入れていきたいと考えております。
    ○議長(大縄武夫君) 鈴木安次君。 ◆8番(鈴木安次君) ぜひ積極的に検討していただきたいと思います。 次に、企業誘致についてですが、先日、若いお母さんと話をする機会がありました。そのときの話なんですが、私たちのときには都会で働きたいと思っていましたが、今の子供たちは塙町が大好きで、できれば塙町に戻ってきて働きたいと言っているんですよ。私の子供ばかりでなく、たくさんの子供たちが塙町に戻ってきたいと話をしているんですと言われて本当に私はうれしくなりました。 私たちは若い人たちが大学、あるいは専門学校の進学先で、近場で、就職してしまうのかなということばかり思っていたわけですが、やっぱり私たちの若いころとは違って、本当に塙町を愛する子供たちがふえているんだと、青少年の主張でもたびたびそのような主張をされている子供さんたちがいるわけですが、そういう中で、私たち議員や、まして町長が塙町のいいところをPRしながら、やっぱりこれからの塙町に戻ってくる、また戻ってきて働ける、そういう場所をつくる必要があるのかなと。 そのときの話で、残念ながら塙町で働くところがないんですと言われました。本当にそのとおりだと思いますので、その企業誘致、町長は就任して1年5カ月になりますが、企業誘致に向けた働きかけ、これまでどのような働きかけをしてきたのか伺いたいと思います。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) それでは、鈴木議員さんのご質問にお答えをいたします。 お話のように、人口減少を抑え若者の働く場所を確保するために、町に新たな企業を誘致すること、大変大事なことであると考えております。 町に企業を誘致するには、高速交通とのアクセス状況、水と電気の確保など、立地条件が整う必要があります。板庭工業団地南側に用地があります。企業誘致場所の候補地の一つではありますが、工場用地としての造成、のり面等の整備、調整池の新設、進入道路の整備などが必要となります。大きな工場でなくとも新たな企業の進出により少しでも働く場所が創出できる、このように各方面に働きかけはしていきたいと、このようにも思っております。 そして、もう一つ、ぜひこういう機会ですからお話をしておきたいことがあります。と申しますのは、この町外からの企業誘致、これはしっかりと取り組んでいかなくてはならないと、これは当然のことでありますが、もう一つの考え方といたしまして、在町の企業、林間工業団地内の工場を含めた企業の存在の見直しです。 先ほども話したとおり、なかなか新たな企業の進出は望めない中で、これらの企業さんの実態、実情をしっかりつかむことで雇用の増加を図る、この協力、働きかけをすると、これも立派な企業誘致の一端ではないかと、このように考えております。 以前に、私はまだ議員時代でありました。会津田島に研修にまいりまして、議会報告会の研修、見学に行ったわけでありますが、そのときの話の中で、議員さんとそれから一般の町民の方、このやりとり、その中で企業の話が出たんですが、議員さん、すばらしくその企業の内容を熟知していらっしゃる。どうなんですかと言ったら、時々に交流をする、企業を訪ねる等の情報収集はしっかりやっているんですよと。これはえらく感心をしたわけであります。 そんなこともありまして、ぜひ、これは今までも当然そういうふうな協議会等の設置もあったようでありますが、なかなか積極的な活動ができていなかったようでもありますが、今月7日、町内の企業8社にご参加をいただきまして話し合いを持ちました。その中で、大変厳しいご意見等もいただきました。よその自治体ですか、町が余りにも無関心過ぎるんじゃないかという話、そして、補助金、助成金を含む、ほかの自治体の話ですけれども、全般的なサポートにしっかりと努めていると。情報があればメール等でいち早く情報を提供する、時々にはその自治体の職員が会社を訪問する等など、きめ細かなサポートがあり、工場の増設等を考えるときはやはり当該自治体の対応は大変気になるところです、このようなお話をいただきました。 町としては、企業が収益を上げ、増設等での当然、メリットしては税収の増、雇用の増員、これは期待できるわけでありますから、これからあわせて県外からの企業誘致も含めまして、町内の在住の企業に対しましてもしっかりとしたサポート体制をつくっていきたいと、このようにも考えておるところであります。 それと、東京事務所、参ってまいりました。その中で、東京事務所長さんとの話し合いで、もうちょっとこの町の情報が欲しいと。そうすれば、そんな大きくない工場だったらば、この町の特性に合った工場、これも選択できる、このようなお話もいただいておりますので、東京事務所に向けての情報の発信、これも含めてしっかりと取り組んでいきたいと、このように考えております。 以上です。 ○議長(大縄武夫君) 鈴木安次君。 ◆8番(鈴木安次君) 塙町に働く場所を確保するということは、塙町の人口減少を食いとめるためには絶対に必要なことであると思います。先月町長は2泊3日で東京に出張し、11月28日は11時から、29日は12時から30日は10時半からそれぞれ会議が入っていたようでありますが、ただいま答弁ありましたように、東京事務所にも行ったのかなと思いますが、そのあいた時間に、企業誘致なりこども園建設のための補助金獲得するなりの、その東京事務所以外にそういう活動、行動したのかどうか、伺いたいと思います。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 2日目の午後、体があきましたので、国土交通省、これの下水道部、これからちょっとこの話とはずれるんですが、塙町の公共下水、集落排水の先を考えたときに、やはりしっかりと、そういうパイプもあってしかるべきということで、たまたまあるフォーラムで知り合いになった下水道部長さん、本省の下水道部長さんですからかなり力を持っている方なんでありますが、この方のところに訪問してまいりましたが、たまたま不在ということでよろしくお伝えいただきたいというお話はしてまいりました。 その後に、林野庁、林野庁の中でも林政課長、これも本庁の課長でありますから、かなりの力を持った方であります。この方とはこども園の話についていろいろ意見を交わしてきました。ただ、お忙しい方ですから、20分も30分もというわけにはまいりません。本当にちょっとした話し合いはやってまいったわけであります。 その後、全国肉牛事業協同組合の理事長、この方がいろんなところにパイプを持っているもんですから、この方の紹介をいただきながら中央官庁の各部門への働きかけ、これはこの後も進めていこうと、こういうふうには考えております。 東京に出かけていきまして、時間のあるときにはその限り、一生懸命1人でたかたか回るんですけれども、何だい1人かいと言われるんですけれども、1人なんですという話はするんです。それは余談でありますが、そういうことで、東京に行ったときには時間のあるときにはそのような活動も実際やっております。 ○議長(大縄武夫君) 鈴木安次君。 ◆8番(鈴木安次君) 次に、きょうは町長、答弁が丁寧なんで、時間費やして。急ぎたいと思います。 (仮称)こども園建設について伺いたいと思います。 9月議会の私の一般質問で、こども園の基本構想ができていないので、国・県に補助金獲得に動くことができなかったんだという答弁をしていますが、10月16日に議会にこども園建設についての基本設計の説明がされました。今回、今答弁されているように、東京に2泊3日で出張があったということでありましたが、いよいよ建設も、いよいよ現実味を帯びてきているという中で、新たな補助金も見込みができているのかどうか、また、9月議会では1番の七宮議員の質問による答弁でも県との関係をこれまで以上に信頼関係を築いていくとしていましたが、こども園建設に向けて、国・県への補助金獲得に向けて、今どのような方策を考えているのか伺いたいと思います。 ○議長(大縄武夫君) 教育長。 ◎教育長(秦公男君) それではお答えをいたします。 補助金でございますが、林野庁の次世代林業基盤づくり交付金や環境省の木材利用による業務用施設断熱性効果検証事業を検討したところですが、採択要件等に合致せず、補助申請にはまだ至っておりません。 現在、文部科学省学校施設環境改善交付金につきましては、平成29年6月1日付で4,545万円が交付決定となっておりまして、厚生労働省次世代育成支援対策施設整備交付金及び福島県森林環境交付金につきましては、要望に向け、関係部署との調整をしている段階でございます。 進捗状況でございますが、現在開発行為につきましては、許可申請業務を進めているところでございます。 以上でございます。 ○議長(大縄武夫君) 鈴木安次君。 ◆8番(鈴木安次君) 先日、10月16日の教育委員会議会全員協議会での説明で、教育長も国・県に出向いて要望活動していくという説明がなされたわけですが、教育長としてもそのような活動、それもしているのかどうか伺いたいと思います。 ○議長(大縄武夫君) 教育長。 ◎教育長(秦公男君) 私自身は出向いてはおりませんけれども、担当課長、あるいは副町長、そして町長のほうで国、あるいは県のほうに要望をしていただいているところでございます。 以上でございます。 ○議長(大縄武夫君) 鈴木安次君。 ◆8番(鈴木安次君) この間の振興計画の中で、9,200万円の大体、補助金が見込まれているわけですが、12億からの建設費の中では本当に少ないわけであります。これまで決定している文科省の交付金、県の森林環境交付金ということですが、こども園建設の財源はほぼ過疎債であります。過疎債、7割の交付税措置があり、3割の一般財源ということですが、このままこども園が完成したとして、その後の、新たな事業を進める上で新たな起債、仕事、新たな借金ですが、起債も本当に新たな補助金獲得できない中で進めちゃって、本当に次の仕事ができなくなる可能性があると思うんです。新たな起債もすることが可能なのかどうか、伺いたいと思います。 ○議長(大縄武夫君) 総務課長。 ◎総務課長(品川亮助君) 今の質問にお答えいたします。 こども園につきましても、全体の過疎債を見て申請しておりますので、その後についてもこのような大きな過疎債は使えないかもしれませんけれども、過疎債は可能であると考えております。 以上です。 ○議長(大縄武夫君) 鈴木安次君。 ◆8番(鈴木安次君) こども園が開設されればゼロ歳児からの入園を希望される親御さんたちがふえると思われます。議会全員協議会の説明席上でも教育長から、保育士、幼稚園教諭が足りないのでなかなか認定こども園の検討は難しいんだという答弁もありましたが、次の、国の幼児教育無料化に合わせ、いち早くゼロ歳児からの受け入れも検討すべきと思いますが、町長及び教育長の考えを伺いたいと思います。 ○議長(大縄武夫君) 教育長。 ◎教育長(秦公男君) それではお答えをいたします。 今回建設を予定しております塙こども園につきましては、定員を設けているということでございます。もちろん、スペース的に全てを受け入れるということは現在のところは若干難しいところはありますが、今後そういったところも含めて検討しなければいけないと思います。 なお、保育士の必要数が非常に、例えばゼロ歳児でありますと3人に1人の保育士が必要ということで、保育士の絶対数が少ないということは現実的なものでございますので、事故等があれば非常にまずいところもございますので、今後、必要保育士の確保に努めながら考えていきたいというように思っております。 以上でございます。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) ではお答えを申し上げます。 この需要に合わせた形でその受け入れ、これは十分に検討していくべきだろうと、このように考えておりますので、よく教育長のほうに相談しながら進めていきたいなと、このように考えております。 ○議長(大縄武夫君) 鈴木安次君。 ◆8番(鈴木安次君) 必要であるんで、本当に積極的にやっぱり予算を獲得し、優秀な保育士、あるいは幼稚園教諭の確保に町長みずから動いていただきたいと、あるいは積極的に各種学校なり、大学でも、やっぱり顔を出せば、いろんな優秀な人の情報も寄せられます。企業誘致ばかりでなく、やっぱり優秀な先生方を確保するというのはやっぱり米百俵じゃないですが、やっぱり教育が大事なんで、やっぱり、幼児教育からやっていく必要があると思いますんで、その辺、専門学校なり大学に優秀な先生を確保するために町長が動く考えがあるのかどうか伺いたいと思います。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) 状況が許せばぜひ出向いてお願いもしてみたいと、このようにも考えております。ただ、私、いろんな集会に出ていろんなお話を聞く機会があります。とっても若くてしっかりしたお嬢さんがいらっしゃって、ぜひ来年は幼稚園、ですか試験、町の試験受けようと思うんですと言うから、頑張って勉強していい成績をとれるように頑張ってくださいねという話をしてきたこともあります。何か、この塙で暮らしたいというそういうふうに考えてくれる子供さんがいるということが私はすごくうれしかったし、また、そういう機会が設けることができるというのは大変ありがたいなと、このようにも感じたところであります。できれば、ぜひ議員さん、何かルートがあったらば出向いていきますんで、ご紹介いただければ、そういうふうなしっかりしたルートがあればぜひ行って、その学長さんなりにお願いはしてみたいなと思っております。 いつでも出向きます。 ○議長(大縄武夫君) 鈴木安次君。 ◆8番(鈴木安次君) 次に、こども園建設に関してですが、町長はたびたび分離発注の話をしております。本当に町長は分離発注が建設費軽減につながると考えているのかどうか伺いたいと思います。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 当然、厳しい財政運営の中でありますんで、これは本当に考えなければならないところでありますが、分離発注、一括発注、これも含めまして、町にとって負担の少ない、これを最優先に進めていく、そういうふうな考えでおります。 以上です。 ○議長(大縄武夫君) 鈴木安次君。 ◆8番(鈴木安次君) これ早急にやらないと間に合わないと思うんですが、10月16日の議会の全員協議会の席上でも先ほどの定住促進住宅の建設の関係で受注業者の声だと思うんですが、やっぱり、建築業者の声として、写真の管理などで、大変苦労したという話もされました。そのようなことで、分離発注をされても受注が難しいという話もされたということでありますが、その辺も十分考慮すべきではないかということであると思いますんで、その辺、町長は東北工業大学の建築学科卒業でありますから、その辺は当然熟知しているということではありますが、本当にどっちが合理的なんだか。やっぱり一括発注して塙町の業者を下請で使っていただけるような話をするのもいいのかなと思いますが、その辺の町長の考え方を伺いたいと思います。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) ご提案の話も含めまして、やはり町にとって最大限、メリットのある方法、これで進めていく、この考えでおります。また、あと分離発注と一括発注の件でもありますが、これは、教育長ともよく話し合いまして、その設計業者さんとの話し合いの中で見えてくればねと、こういうふうにも思っておりますんで、判断はもう少し後段になるだろうと、このように考えております。 ○議長(大縄武夫君) 鈴木安次君。 ◆8番(鈴木安次君) では、しっかりと検討していただきたいと思います。 次に、ことしの敬老会の開催について町長の見解を伺っていきたいというように思います。 まずことしの敬老会開催について町長はまずどのような感想を持っているのか、まず伺いたいと思います。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) それではお答えを申し上げます。 ことしの敬老会の対象者ですが、塙町に住所を有する80歳以上の方を対象者といたしまして、町主催と、行政区での開催となりました。 町主催敬老会の状況でありますが、9月17日に勤労福祉会館を会場に開催をいたしました。対象者1,084名、この方々に全部にはがきを出しまして、出欠をとらせていただきました。その中で、出席したいという方が315名でしたが、当日出席なさった敬老対象者は284名でありました。 当日、台風18号の影響による大雨を心配いたしましたが、終了のころにちょっと影響を受けたぐらいでトラブルもなく、無事開催できまして、安心したところであります。 また9月24日、これは例年どおり矢塚集会所で矢塚区民を対象に敬老会を開催いたしました。 行政区主催によります地域敬老行事助成事業は11行政区で開催されました。内訳ですが9月9日土曜日でありますが、湯遊ランドはなわを会場に田野作、山形、大蕨、大畑、田代、那倉、片貝、折篭、湯岐の合わせて9行政区が同日に開催しております。9月10日、これは森ノ根集会所で森ノ根区主催の敬老会を開催しております。12月8日には小高集会所で小高区が開催をいたしました。今年度からの利用でありましたが、各行政区長さんや地域の方々のご協力によりまして開催ができたと、大変感謝をしておるところであります。 湯岐、湯遊ランドですか、この開催、これに私も出席させていただき、各テーブルを回ったわけでありますが、参加者の皆さんからは、ほぼ来年もぜひ区主催でやってほしいと。近所の方々となかなかゆっくり話す機会もない。これは意外だったんですが、近くにおってもなかなか一緒に話す機会がないんで、きょうはゆっくり話ができてよかったと。そして、近くで気軽に参加でき、参加しやすかったとの声、たくさんいただきました。 地域敬老行事助成事業は、各行政区の自主性、そして地域住民の敬老意識の高揚のための地域で敬老をお祝いすることを目的に、敬老会、レクリエーション等、地域のニーズに合わせた敬老事業に対する助成事業ですが、さらに内容をご理解いただけますように区長さんを通じてご説明し、来年度もこの形で実施していきたいと、このようには考えております。 ○議長(大縄武夫君) 鈴木安次君。 ◆8番(鈴木安次君) 対象者は1,084人。参加者、昨年の反省だと思うんですけれども、なぜその参加者を募る必要があったのかどうか。最初、それから伺います。参加希望、何でとらなきゃならなかったのかどうか。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 昨年度までは75歳以上ということで実施いたしました。これは町営体育館で一括といいますか、一遍に、全体的にやったわけでありますが、そのときに感じましたのは、そのときは、数字が正確でないんですけれども、1,800人近い対象者でありましたが、実際に会場にいらっしゃった方、ちょっと人の動きがあったんで正確ではないんですけれども、300人を切るぐらいしか出席していなかったような話を聞きましたし、本当に少ないなと自分でも感じたわけであります。 それぞれに高齢者の皆さん、自分の体の都合だったり、いろんな事情があって、出席はしたいが出席はできないというような状況もあるでしょうから、ぜひ出たいという意識を持った方に出ていただいて、それからできれば区で皆さんと一緒にやっていただく、この2つの選択、非常に悩ましいところではあるんですが、全部区のほうの行事としてやっていただければというふうな思いもありますが、当面は今までどおり出欠をとって、そしてその上で区民の皆様、対象の高齢者の皆様方に選択をしていただく、こういう方式で進めていきたいと。当然、これからの運営の中でこれはというふうなお話をいただければ当然それを取り入れながら、より高齢者の皆様に本当に親しまれるというか、本当によかったと言われるような敬老会の形態が仕上がっていけばな、でき上がっていけばなと、このように考えてはおります。 ○議長(大縄武夫君) 鈴木安次君。 ◆8番(鈴木安次君) 当日、町主催の敬老会に参加を希望していた、でも、当時の天気や本人の健康上の理由で本人が会場に行けないために、家族がはがきを持参したが、祝い品は本人でないと渡せないと言われたという話も聞いていますが、本当にそのような事実があったのかどうか、伺いたいと思います。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) その辺につきましては、担当課長のほうから説明をいたさせます。 ○議長(大縄武夫君) 健康福祉課長。 ◎健康福祉課長(藤成寛味君) それではただいまのご質問にお答えをしたいと思いますが、基本的には出席のはがきをいただいた方の分を当日の会場での昼食等という形で準備をさせていただきました。それで、当日、出席のはがきのあった方につきましては、代理の方が来ていただいてもそれはお渡しをしております。ただ、出席のはがきを出していない、今までのように代理ではがきを持ってきた。ただはがきを持ってきた方については、原則的には出しておりませんでしたが、どうも話としても納得いただけなかった、そういう方が何名かいたので、その方々にはお渡しをしているというのが事実でございます。そこの部分はなかなか統一がとれなかったんですけれども、なかなか理解をいただけなかったということで、そこで余りこう、けんけんがくがくというわけにもいきませんでしたので、そういうことで対応した例はございました。 以上でございます。 ○議長(大縄武夫君) 鈴木安次君。 ◆8番(鈴木安次君) また、当日、80歳を超える老人が、はがきを持参して受付に行ったが、受付の方に11時までいられますかと言われたと。当日は天気が悪いのですぐ帰りますと言ったら、それでは受け付けできませんと言われたと。悔しい気持ちで帰ってきたという話も聞いているわけですが、本当にそのような事実があったのかどうか、それもあわせて伺いたいと思います。 ○議長(大縄武夫君) 健康福祉課長。 ◎健康福祉課長(藤成寛味君) 80歳以上の方がはがきを持ってきて、その方には多分お渡しを、原則という言葉を使わせていただきますが、お渡しをしているというふうには私のほうでは認識をしておりますが、もし、そういう事実があったとすれば、そこはきちっと反省をしなければならないというふうに思います。ただ、そこについてはちょっと確認はとれておりません。 以上でございます。 ○議長(大縄武夫君) 鈴木安次君。 ◆8番(鈴木安次君) 町主催の敬老会を参加を希望して、参加できなかった人は何人いたのか伺いたいと思います。 ○議長(大縄武夫君) 健康福祉課長。 ◎健康福祉課長(藤成寛味君) それではお答え申し上げます。 出席の報告がはがきであった方が315名でございました。それで、当日の受け付けといいますか、出席者は284名ということで、その差であります31名でございます。 以上です。 ○議長(大縄武夫君) 鈴木安次君。 ◆8番(鈴木安次君) その町主催の敬老会に参加した人の祝い品、どのようなものを用意し、また、出席希望して、当日出席できなかった人の祝い品の処分はどのようにしたのか伺いたいと思います。 ○議長(大縄武夫君) 健康福祉課長。 ◎健康福祉課長(藤成寛味君) それではお答え申し上げます。 まず、記念品といいますか、当日の昼食にかわるものというか、会場でということの趣旨で準備をさせていただいたものでございますが、ペットボトルのお茶、それから清酒2合瓶、それと、袋菓子とお赤飯でございます。 それから、出席希望通知がありましたが、当日来られなかった方については、あえてその方には届けるということはしておりませんでした。 以上です。 ○議長(大縄武夫君) 健康福祉課長。 ◎健康福祉課長(藤成寛味君) 申しわけございません。処分についてですが、ぴったり準備ができたということではないんですけれども、清酒、それからペットボトルのお茶につきましては、町長と協議をいたしまして、町総務課のほうへ引き継ぎをいたしました。清酒につきましては期限もまだありますので、総務課の考えのようですけれども、賀詞交歓会のほうに使うことができるのではないかということでございます。 それから、お茶につきましては各種会議での提供ということで、会議の際どうですかということで各職場に、掲示板に載せましたところ、会議でお使いをいただいたということでございます。 残ったお菓子につきましては、ダリアの花等を協力いただいた方がおりましたので、その方、それから、役場の各課へ分散をして、課のお茶菓子といいますか、そんな形で処分といいますか、食べてくださいということで各課へほぼ人数に合わせた形でお配りをさせていただきました。 その中の4袋につきましては、検品ということで、2週間程度置いておいて、処分をさせていただきました。 赤飯につきましては、消費期限もあることでございますから、5個につきましては検品ということで冷蔵庫で保管をいたしまして、残りにつきましては当日、仕事に従事いたしました健康福祉課の職員、それから社会福祉協議会、地域包括センターの職員で分配をして持ち帰ったという形で処分をさせていただきました。 以上でございます。 ○議長(大縄武夫君) 鈴木安次君。 ◆8番(鈴木安次君) 9月9日、初めての試みとしてですか、湯遊ランドはなわを利用した敬老会、先ほど答弁がありましたが、9区を対象に行われたと。対象者は178人だと思うんですが、その日に参加した人の人数と、その、聞くところによると、参加しなかった人にも湯遊ランドの人の対象になった人にはお祝い品を届けたというか、配布したということも聞いているわけですが、それのような事実があったのかどうか、伺いたいと思います。 ○議長(大縄武夫君) 健康福祉課長。 ◎健康福祉課長(藤成寛味君) それでは、内容についてお答えを申し上げます。 当日の出席者でございますが、対象者、9区合計で申し上げますけれども、対象者については70名の出席、それから来賓や区長の方が15名ということで85名が合計では出席をされているということでございます。 それから、記念品といいますか、各区で出なかった方にもお届けしたということでございますが、それは区の考え方としまして対象者の方へ記念品としてお配りしたということになります。 以上でございます。 ○議長(大縄武夫君) 鈴木安次君。 ◆8番(鈴木安次君) 後でまた詳しく聞きますが、湯遊ランドはなわを利用した敬老会の経費の支給額、これ、参加者のみ、あるいは参加対象者全員分祝い金、町からの支給したのかどうか伺いたいと思います。 ○議長(大縄武夫君) 健康福祉課長。 ◎健康福祉課長(藤成寛味君) それではお答え申し上げます。 これにつきましては、対象者1人に対しまして3,000円ということで支出をしております。 以上です。 ○議長(大縄武夫君) 鈴木安次君。 ◆8番(鈴木安次君) ということは、町主催の場合には対象者に敬老祝い品を配布しない、ランド利用者には全員に欠席をしても配布をしたと。この辺、町として、不公平だと思うんですね。敬老会というのは、老人福祉法というものに規定されていて、「国及び地方公共団体は、老人福祉に関係のある施策を講ずるに当たっては、その施策を通して豊富な知識と経験を有する者として敬愛されるとともに、生きがいを持てる健全で安らかな生活を保障されるものとする」老人福祉法の趣旨に反していると思いますが、片方は参加しないから祝い品はもらえない。片方は欠席しても祝い品が届くと。二重基準だと思うんですが、この辺の町長の判断を伺いたいと思います。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 区主催の場合は、かかる経費というんですか、これが余りないという言い方おかしいんですけれども、町主催の場合ですと、バスの設定、それから、いろんなイベントというんですか、出演者というか、この方々の謝金等々、別にお金がかかってくるということもありますんで、その、お金の流れ、これ、決して平等ではないと、そういう認識は持っておりますが、いただいたご意見、しっかり研究をいたしまして、担当課とも含めて、本当に、問題がないかどうかも含めて、よく検証してみたいと、このように思っております。 ○議長(大縄武夫君) 鈴木安次君。 ◆8番(鈴木安次君) 問題がないかどうかと。問題なんですこれは。片方は欠席したってもらえるんですよ。片方ははがき出さなけりゃもらえない。先ほど話したように、老人福祉法に規定されている。ちゃんと平等にやらなきゃならないですよ。それを、来年度も同じような方法でやりたいと、先ほど答弁がありました。不平等なままこれが行われる、塙町が二重基準でいくというのはおかしいと思うんですよ。もう一度町長の答弁お願いします。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) ご意見として、鈴木議員さんのお話はお聞きをいたしておきます。 これ、やはり持ち帰りまして、よく検証させていただきたいと、このように考えております。 ○議長(大縄武夫君) 鈴木安次君。 ◆8番(鈴木安次君) また同じようなあれなんですが、報道によれば、森ノ根区の敬老会は75歳から招待されていたと聞いております。本当にこれが75歳から招待されていたのかどうか、事実なのかどうか、また、これを事実とすれば町が承知していたのか、伺いたいと思います。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) 詳細につきましては担当課の長より説明をいたさせます。 ○議長(大縄武夫君) 健康福祉課長。 ◎健康福祉課長(藤成寛味君) それではお答えを申し上げます。 森ノ根区は75歳以上を招待して開催をしております。 招待は、内訳でございますが、招待につきましては、75歳以上というのは区で決めることでございまして、ただ、経費としては80歳以上の方を対象として町としては助成金を出しているという中身になっています。 以上です。 ○議長(大縄武夫君) 鈴木安次君。 ◆8番(鈴木安次君) では、これからも区長の判断であれば75歳からの招待も認めるということなんですか。町が80歳でやっていて、これまた二重基準なると思うんですね。やっぱり全部が80歳なら80歳で町は統一すべきと思うんですが、このままいくというのはおかしいと思うんですが。これでいいんですか、町長も。答弁願います。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) 私といたしましては、区の自主性ということでお任せをしたいと、こういうふうには考えてはおります。 ○議長(大縄武夫君) 健康福祉課長。 ◎健康福祉課長(藤成寛味君) ちょっとご説明を再度申し上げたいと思いますが、塙町地域敬老行事助成事業ということでございますけれども、これにつきましては、80歳以上の方、区民1人に対して3,000円を限度とするということで、事業に対する助成でございます。ですから、対象経費が今のところ、本年度に限っては飲食費であったり記念品という形が表に見えていますけれども、助成対象経費の中では、ある意味、アトラクションに使う場合とか、あとはこういうこと、出るかどうかちょっと予想の範囲で申しわけないんですけれども、例えば、健康づくりに対する講演会を地域の敬老行事として実施をしたと、そういう場合の講師謝礼というものも対象になるというような要綱の決め方をしておりますので、現在のところはその区の自主性ということで、年齢制限につきましては特に制限しておりませんで、ただ、対象経費につきましては、助成金につきましては、区に在住いたします80歳以上の、区民1人につきまして3,000円を限度として助成をするというような事業の内容になっております。 以上でございます。 ○議長(大縄武夫君) 鈴木安次君、時間になっておりますけれども。 ◆8番(鈴木安次君) ○議長(大縄武夫君) 早目に言ってもらわないと困るんですけれども。 ◆8番(鈴木安次君) ○議長(大縄武夫君) じゃ、5分だけです。 ◆8番(鈴木安次君) もう一点だけ。終わると思ったんですが、きょうは町長答弁丁寧なもんですから。 やっぱり平等性というか、やるためには、かなり、湯遊ランドでの敬老会の開催、好評であったということでありますので、これからは、湯遊ランド利用した敬老会の開催も、これ、全町を対象に、一遍に大変ならば方部ごとに開催すれば、先ほど答弁ありましたように、近隣の人と話もできるし、高城、塙、笹原、常豊、方部ごとにやれば平等性はある程度担保できるのかなと。なかなか経営の判断は言いたくないですが、少しは湯遊ランドにも寄与できるのかなということもあるわけですから、その辺の検討。湯遊ランドに関しては、いつもの人たちというか、芸能人というにもあれですが、いう人たちが来たんで、盛り上がったという話も聞いていますし、その辺に町としてことしは無償だったらしいんですが、やっぱりある程度の謝礼を支払うのも検討しながら、やっぱり楽しんでいただくということも検討していただきたいと思んですが、町長の判断を伺いたいと思います。
    ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 本当にありがたいご提案でありまして、ぜひ取り入れるべくしっかりと検討を加えていきたいと、このように考えております。 以上です。 ○議長(大縄武夫君) 鈴木安次君。 ◆8番(鈴木安次君) 以上で私の一般質問を終わります。 ○議長(大縄武夫君) これで、8番、鈴木安次君の一般質問を終わります。 休憩します。               休憩 午前10時04分               再開 午前10時15分 ○議長(大縄武夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。--------------------------------------- △吉田広明君 ○議長(大縄武夫君) 次に、3番、吉田広明君、登壇願います。 時間は11時15分までです。 吉田広明君。     〔3番 吉田広明君登壇〕 ◆3番(吉田広明君) 3番議員、吉田広明です。通告書に沿って質問させていただきます。 10月13日に地方自治法70周年の講演を聞いてまいりました。その中で、佐藤前総務事務次官の特筆すべき話がありました。 1つ目は、平成13年度から始まった臨時財政対策債の発行額が増加傾向にあり問題になっている。 2つ目は、2020年度までに国の基礎的財政収支の黒字化目標は無理で、8.2兆円不足すると見込まれ、今後、基礎的財政収支をゼロに近づける解決策は、さらなる歳出を減らすか、地方税を含め、税収を上げるしかないなどと言い切っています。 また、地方公共団体の基金積み立てにも言及され、さらなる取り崩しを求めてくるのではないかという発言がありました。 これから、行財政について質問をいたします。 まず初めに、議員定数の結論もこれから今後出てくると思われますが、町の行財政改革が余り進んでいないように思われます。まず2025年問題や、公共施設、町道、これらの維持に係る歳出がこれからもふえていくと思われます。総務経費削減へ向けた役場組織の再編などという話は聞こえてきません。行政コスト削減へ向けた取り組みをまず初めにお伺いいたします。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) それでは、吉田広明議員の質問にお答えをいたします。 少子高齢化や人口減少などの社会環境の変化による歳入の減少の影響や、今日の町民サービスは多種多様でありまして、扶助費を初めとした歳出は年々ふえ続けている状況にあります。このため、住民の要望に迅速かつ的確に対応するとともに効率的な行政運営を図るため、簡素で効率的な組織機構を目指しまして、必要な再編、整備を推進していきたいと考えてはおります。 行政コスト削減に向けた取り組みにつきましては、一例として、経常的に実施しております補助金、これの終期の設定、そして費用対効果の検証など、実施していくなどの必要最小限で効率的な業務に努めていきたいと、このように考えております。 ○議長(大縄武夫君) 吉田広明君。 ◆3番(吉田広明君) 今話されたように、人口が減少する中で、高齢化が進み、財政が弱くなり、今後積立基金も確実に減ってくるのではないかと推測されます。今後、職員数の削減をすべきだと思いますが、どの程度の職員数と考えているのか。人口が減っていけば当然いたし方ない方向に向かっていくと思いますので、そこらを明確にお願いいたします。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 人口は減少いたしますが、高齢化率、これは増加していく。そうしますと、先ほど申し上げましたように、対応に時間を要するケース、そして業務が増加する職場も生じてくると、このように考えます。 人口の何%が職員数というような単なる掛け算で判断できるものではなく、年齢構成や障害者比率、男女比率、就業別比率等を総合的に加味した算定が必要になると考えます。当然、住民サービスを低下させないように徐々に職員数を減らすことになると、このようには考えております。 ○議長(大縄武夫君) 吉田広明君。 ◆3番(吉田広明君) 国も、鳥取県の事例でちょっと申し上げますと、行政手続コストを3割以上削減する目標に取り組んでおります。これが、全国の地方自治体に対し、行政手続コストの削減や効率化を求める業務改革がこれから進めてこられるのではないかと思います。今後、事務効率を上げて、職員数の削減を検討していかなければ、直近の話ですけれども、12月1日の経済財政諮問会議の中身を見ますと、もう方向づけがおおむね決まっていると思いますので、ぜひ定数削減、定数といいますか、職員数の削減はそれをやらなければ補助金が出ないというようなメニューにもなっておりますので、一度読んでいただければと思います。 それから、業務ソフトやシステム導入費は年々増加傾向ではありますが、業務効率化が求められている時代、職員のデスクにはさまざまな書類が積まれております。パソコン導入時、紙はなくなると言われ、多額の費用をかけたにもかかわらず、紙がなくなりません。どのような効率化が図られているのか、目に見えるような形ではちょっと確認できませんので、中身をちょっとお伺いしたいと思います。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 中身ということでありますんで、大ざっぱな説明になるやもしれませんが、当然、システムの導入は、これは国全体の中での組み込みということもありますんで、やっていかなければならないということであります。そして初期導入費、システムの使用料、それから保守料、セキュリティーの費用等、合算した費用として理解し説明をいたします。 各種システムが導入されまして、当然のことながら各種検索、データ製作、あるいは書類作成等の処理速度は向上しております。町民の皆様をお待たせする時間が短縮されたことにより住民サービスが向上したとも言えます。 例えば、選挙システムに関してでありますが、システムがあることによりまして、期日前投票でも有権者の皆様を余りお待たせすることなく実施できておりますし、投票日の前日夜に、翌日、各投票所に持っていく選挙人名簿を作成するわけですが、以前ですと不在者投票及び期日前投票を行った有権者を手作業で表示して、夜遅くまで、朝まで仕事をしてと、こういうような状況でもありますが、システムが入りましたことによって、期日前投票が終了すればシステムから打ち出し、製本するだけで終わるということになります。業務の効率化と超過勤務の大幅縮減に大いに役立っているということにもなろうかと思います。 今後システム関連経費についてはできるだけ削減する方法を図りながら、総合的にバランスのとれたコスト縮減に取り組んでまいりたいと、このようにも考えております。 ○議長(大縄武夫君) 吉田広明君。 ◆3番(吉田広明君) 事務効率を上げるということは、基本的に、紙を減らすとか業務の流れを簡素化していくという方向で、国も今取り組みを始まろうとしております。その中で、職員さんが、高速コンピューターを使っていくにしても、性能のいいコンピューターを使っていくにしても、それほど数を必要としない時代を迎えてくるのではないのかなというふうに思いますので、定期監査報告書にもあるように、外部委託ばかりして問題があると、システムの台帳管理とか全て外部委託をしておる状況が見られます。簡単な台帳管理はもう職員がすべきだと思います。それもできないんでは、基本中の基本なので、簡単な専用ソフトでしたら特別な訓練を受けなくても、打ち込むスペースは決まっているわけですから、はっきり言って誰でもできるというふうに私は思います。 次に、行政改革について、取り組むべき案件とか、課題、問題などがあるのか、お伺いいたします。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 取り組むべき案件といたしましては、第4次塙町行政改革大綱の基本方針の一つであった持続可能な財政構造の確立を目指すという点については、第5次の計画においても引き継ぐべきであろうと、引き継ぐべき方針であると考えております。 また、昨年度において策定いたしました公共施設管理計画との整合性を図ること、そして次のような点が重要であると考えておりますので、申し上げます。 庁舎内組織の点検整備、補助事業等における受益者負担の適正化及び補助金制度の見直し、人材育成、そして利用者視点に立った効果的、効率的な町民サービスの展開などが挙げられます。また、課題につきましては、町民の皆様が今までとは違った状況、例えば、補助金の削減や各種使用料の見直しにより痛みを伴うようなことであれば、丁寧な説明によりご理解をいただく必要があると、そういった町民の皆様のご理解をいただいていくということも課題であると、このように考えております。 ○議長(大縄武夫君) 吉田広明君。 ◆3番(吉田広明君) 正直申しますと、答弁のお答えの中で、課の再編とか、実質そういうところまで踏み込んでいただきたかったと思います。 そこで、本来、議会と町が議論すべき内容だと思いますが、町長の改革への思いをお伺いいたします。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 先ほども申し上げましたが、少子高齢化、そして人口減少などの社会環境の変化による歳入の減少の影響、そして町民サービスの多種多様化、扶助費を初めとした歳出は年々ふえ続けている状況があります。さらに昨年度は経常収支比率が2年連続で90%を超えたことによりまして、県に塙町財政計画を提出し、財政の健全化を目指す状況になっております。 このような近年の財政状況から見たときに、今後、果たして全てのサービスを維持していけるのかと言われますと、大変厳しい状況であると思われ、本町においても時代に即した行政サービスの選択、事業のスリム化を図っていかなければならないと、このように思っております。 ただ、行政改革と言えば削減ありきという負のイメージがございますが、塙町の将来を見据えた改革を行う中で、スリム化だけでなくて、町民や地域などとともに進める行政改革の実現を目指しまして、できるだけ未来の塙町の明るい姿を創造した形での行政改革を進めていければと、このように考えておるところであります。そのためには、町民の皆様の声、できるだけ反映する機会をつくる必要があると、このように痛切に思っておるところであります。 今までは計画を策定するときに何回か町民の代表の皆様にご意見をいただくことがあっても、継続的に町民の皆様の声を聞くことは少なかったというのが現況であります。本年、2月、3月にかけて行った町づくり会議では、幅広い年代層、幅広い職種の男性、女性が活発な議論を展開したと聞いております。このような町民の声を直接聞く場を月1回程度継続して開催し、常に町民の意見に耳を傾ける体制が必要であり、重要であると考えております。 したがいまして、さまざまな立場、観点からのご意見をいただきまして、これは本当に私の大好きな部分なんですが、身の丈に合った財政規模を目指すとともに塙町なりの行政改革を実現していければと、このように考えております。 ○議長(大縄武夫君) 吉田広明君。 ◆3番(吉田広明君) 次に、同じ質問で、3回目となるんですが、行政改革委員会設置に向けた質問になります。 設置される発言は聞いておりますが、町民の意見の集約としても必要です。いつごろ設置されるのか、予定をお伺いいたします。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 行政改革委員会を含めた行財政改革大綱策定作業でございますが、現在、第4次行政改革大綱の検証作業を行っておりますので、1月からの事務を進めてまいりますのでご了承いただきたいと思います。1月から開ければと、このようにも考えております。 ○議長(大縄武夫君) 吉田広明君。 ◆3番(吉田広明君) ぜひ1月から進めていただきたいと思います。危機感を持っている町民の意見は非常に貴重だと思います。行政の政策判断にもこの会議の中身が生かしていけるものと思います。湯遊ランドも今年度末で債務超過になるそうです。今後、融通資金を借り入れた場合、9月でも質問しましたけれども、借り入れをした場合、それは町民の負担責任になります。行政改革委員会等で十分な議論をしていただきたいと思います。 次に移りますけれども、去年、12月の定例の時点で、行政評価シートである基本マネジメントシートというものを議会に提出していただきましたが、平成28年度末時点で、この事務事業評価シートの提出はどのようになっているのか。8カ月以上が経過しております。一般的に申し上げれば、前年度分は年度終了後、一、二カ月以内に提出していただき、その内容の検証とともに次年度へ反映させるものと思います。事務遂行が余りにも遅いように感じます。ちょっとお伺いいたします。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 行政評価の施策評価の資料として使用しておったものが基本施策マネジメントシートでございます。主要政策については作成を行っております。策定は行っております。 ○議長(大縄武夫君) 吉田広明君。 ◆3番(吉田広明君) 去年の12月の定例のときの会期開催前にシートをいただいた記憶がありますので、このマネジメントを至急、作成しているのであれば、議会に提出していただけるように議長を通じ、申し入れをお願いいたします。議長よろしくお願いいたします。 今後、公会計導入に伴い、行政コスト計算書が作成されます。これは、費用対効果や事業を検証するための書類になると思われます。職員の経営概念を育てるためにも、ぜひ議会にこれも提出していただきたいと思います。 次に、行政事務関係で質問をさせていただきます。 マイナンバーの件で質問をいたします。 マイナンバーの普及運用に4年が経過しております。国は平成31年度末までに普及対象が1億人を超えるのを目指すとの説明ですが、マイナンバーの本格運用はどうなっているのでしょうか。交付事務コストの削減につながり、さらに自治体が住民活動の支援目的でポイントを発行し、ポイントがたまればそのポイントで公共施設の利用または地域商店街、道の駅などで買い物ができ、オンラインショップでも利用できるとの構想ですが、町民のほとんどはこのような利用方法を知らされておりません。商店、事業所などに端末機器の導入説明を含め、本格運用は可能なのか、現在の発行枚数も含めて実情をお伺いします。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) ご質問にお答えを申し上げます。 ご質問の件は、マイナンバーカードのマイキー部分と言われるICチップの空きスペースと公的個人認証の部分で国や地方自治体といった公共機関だけではなくて、民間でも活用できるものを活用して、マイナンバーカードを公共施設、そして商店街などに係る各種サービスを呼び出す共通の手段とするための共通情報基盤マイキープラットフォーム及びこれを利用して行政の効率化や地域経済の活性化というようなお話であろうと思います。 このマイキープラットフォーム構想ですか、これ、塙町では現在、取り組む予定がございません。検討は加えていくべきだろうと思いますが。 それとマイナンバーの発行枚数でありますが、11月末現在で638枚、対象の町民の7%であります。 ○議長(大縄武夫君) 吉田広明君。 ◆3番(吉田広明君) なかなか発行枚数も少ないということでありますけれども、いずれにしても国は1億人の加入を目指すということを大前提で動いております。住基ネットと同じような比較をするのはちょっと問題はありますけれども、住基ネットに加入していない市町村は国からのサービスが受けられない部分もあるというような話も聞いております。 よって、その、マイナンバーに入っていかない市町村に対しては、当然、恩恵が来ないのではないかと思いますので、よく熟知して判断していただかないと、面倒くさいとは思いますけれども、業務量が多くなりますから、やらないというのもちょっと問題かなというふうには今思います。 要は、このことに関連して言うわけですけれども、マイナンバー運用のためにシステムの導入費は高額になりますけれども、人件費を含む事務運用経費の補助額になっているのか、人件費を入った補助額になっているのか、それをお伺いいたします。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) 詳細につきましては担当課の課長より説明をいたさせます。 ○議長(大縄武夫君) 総務課長。 ◎総務課長(品川亮助君) ただいまのご質問ですけれども、基本的に該当する補助金は現在ないと認識しております。 以上です。 ○議長(大縄武夫君) 吉田広明君。 ◆3番(吉田広明君) 人件費が含まれていないという理解でよろしいかと思いますけれども、人件費が含まれないで、国の政策をやらなければいけないその苦しさはわかるんですけれども、これは、どんどん、このシステムが本格稼働、全国的にしていけば、当然、先ほど言ったように端末機器のメンテナンス、それから指導、管理、いろいろ町側が今度やっていかなくちゃいけないのかなと思います。業務委託、別にするのかもしれませんけれども、いずれにしても担当はいずれかの方がついてやっていくことになっていくと思いますので、人件費がもらえないと負担になっていくというような感じがします。 これらの事務費など、特別な決まりがないと、交渉力で増減するとの話を総務省の職員さんから聞いております。その総額に対してどうなのかわかりませんけれども、交渉力があるんであれば、補助額をふやしていただいて、事務経費をプラスするのか、それはわかりませんけれども、あるのかどうかもわかりませんけれども、そういう話は1回聞いたことあります。 それから、今後、森林環境税の導入、今テレビでたくさん話題になっておりますけれども、抜粋しますと、森林現場や所有者に最も近い市町村で行政が民有林の公有化、公的管理をする森林バンクの仕組み、森林整備をする必要があると言われております。平成35年度に個人負担1,000円で増税予定ですが、把握されている情報を伺います。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 現在のところ、新聞報道等以外には、町への直接の情報はございません。 しかしながら、森林環境税に関しましては、全国町村会の総会、そして全国過疎地域自立促進連盟総会、いずれも私、総会には出席しておるんですが、この中で議論されまして、決議され、国にどんどんと働きかけをしていくというような状況で進んではおります。かなり国のほうでも耳を傾けまして、先ほどお話がありましたように実現に向けて可能性が大きくなってきたということで、塙町のような森林80%以上の山の中で暮らしている我々にとっては新しい雇用も含めて税金が入ることで町の活性化は大いに期待できるところでありますんで、町としてもこれからも国・県等には十分に働きかけをしていきたいと、このようには考えております。 ○議長(大縄武夫君) 吉田広明君。 ◆3番(吉田広明君) この法律が施行されると、前段でもお話ししましたけれども、事務人件費の負担、これも町の財政負担になっていきますので、もし、この法律が施行されれば、国や県に事務人件費の事務費というんですか、名目では。どうなるかわかりませんけれども、負担交渉を求めていただきたいと思います。 次に、情報管理について、町の管理体制などを伺います。 町民から情報管理の問い合わせが来ていると聞いていますが、どのような内容だったのか伺います。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 内容につきましては議会だよりあるいはインターネットなどから町の情報管理に不安を抱いているので、不安を払拭するよう求めている内容でありました。 ○議長(大縄武夫君) 吉田広明君。 ◆3番(吉田広明君) インターネットに公開される情報は、議会とか通常見られる範囲なのでわかるんですけれども、これからいろいろ話していきますけれども、それだけじゃないような話も聞いております。 この内容に対して、町長の感想や対応を伺います。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 やはり、私、町の代表といたしまして、町民の皆様の不安払拭のために情報の適切な管理、これは徹底していきたいと、このようには思っております。 ○議長(大縄武夫君) 吉田広明君。 ◆3番(吉田広明君) 本当に正確な判断だと思いますけれども、答弁だと思いますけれども、私の聞いたところによりますと、下水道事業の不納欠損で職務上知り得た個人情報が漏えいしたという疑いがあるのではないかと町民からの不安の声があると聞いております。 内部調査等もこれに関してされているのか、そういう話を聞いていなければしないでしょうけれども、そのような話を耳にして対応しているのかお聞きいたします。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 これ、確たる証拠がありませんと職員からの情報漏えい、これを立証することは難しいと、このように思われます。内部調査に時間を割くことより、二度とこのような疑いを職員が持たれることのないように厳しく厳しく情報管理を行うことを徹底していきたいと考えております。 ○議長(大縄武夫君) 吉田広明君。 ◆3番(吉田広明君) これらの関連で、役場の職員さんで疑念が持たれているのではないかということですけれども、役場は個人情報を、当然扱っておりますが、コンプライアンスなどを話す課長会議が1回開かれたのは聞いているんですけれども、その後開かれているのか、内容をお伺いいたします。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 塙町コンプライアンス推進委員会設置要綱を定めまして、組織を整えました。推進委員会で議論後、課等長の会議へ協議報告いたしまして、課等長の会議で議論した後に推進委員会に対し、助言や指示を行い、法令遵守の意識を高めていきたいと、このように考えております。主に所管する事務は法令違反、事故等の防止対策、行動マニュアルの策定となっております。これは年度内を目安にいたしまして、職員の行動マニュアル等の策定を進めております。 ○議長(大縄武夫君) 吉田広明君。 ◆3番(吉田広明君) 町民からどんな文書だかわかりませんけれども、書面が来ているということは、個人情報の漏えいがあると疑われております。統治またはそのための体制や方法という意味での管理監督機能などのガバナンスが問われております。個人情報保護法に基づく職務上知り得た情報漏えいに対して、内規規則や法的処罰はどのようなものか、また、個人情報を知り得る関係者などへの対策は今言われたように規則をつくってやっていくとは思いますけれども、まずこの法律的な部分と、それを1回伺います。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 指揮監督の中身につきましては、課等長の会議におきまして、厳しく、二度とこのような事態と町民の皆様に不安を与えないように課長が率先して課員の指導に当たるよう指示をいたしました。 また、コンプライアンス推進委員会の活動として、さらなる職員研修の強化、ほかの自治体事例の周知を頻繁に行いまして、職員が常に個人情報や法令遵守の意識を持つことを徹底するように指示をいたしました。内規規則及び法律的処罰につきましては、総務課長より説明をいたさせます。 ○議長(大縄武夫君) 総務課長。 ◎総務課長(品川亮助君) それでは初めに内規規則についてでありますが、塙町職員の懲戒処分等に関する基準の第2条で定めておりまして、別表第1(第2条)関係で(8)秘密漏えい、ア、職務上知り得ることのできた秘密を漏らし、公務の運営に重大な支障を生じさせること、これは免職又は停職となります。イ、職務上知り得ることのできた個人情報を自己又は第三者の利益に供するために個人的に使用するなど、不当な目的に使用することの場合には、免職、停職又は減給となっております。 個人情報保護法による法律的処罰は、個人情報取り扱い業者は法の定める義務に違反し、この件に関する個人情報保護委員会の改善命令にも違反した場合は、6カ月以下の懲役または30万円以下の罰金の刑事罰が科せられます。加えまして、漏えいした個人情報の本人から漏えいによる被害や実被害がなくても、漏えいしたという事実による損害賠償、民事訴訟のリスクが発生します。これによりまして、大規模漏えい事件、事故の場合は、巨額の賠償金支払いに直面する可能性もあります。したがいまして、個人情報保護に関するさまざまなリスクをコントロールするためにも、個人情報保護法遵守体制を確実なものにしてマネジメントする必要があると思います。 地方公務員法による法律的処罰は、同法第34条第1項に定められておりまして、職員は職務上知り得た秘密を漏らしてはならない。その職を退いた後もまた同様とすると定めておりまして、違反した場合は最高1年の懲役又は最高50万円の罰金に処せられると定められております。 以上でございます。 ○議長(大縄武夫君) 吉田広明君。 ◆3番(吉田広明君) 町長には、今後、ガバナンスコントロールを発揮していただき、徹底した管理をお願いしたいと思います。 時間がちょっとなくなってきましたので、多少飛ばしていきたいと思います。 こども園関係に、次に移るんですけれども、先ほど鈴木安次議員さんが、補助予算等の質問されたので、これは割愛させていただきます。 それで、こども園の、ちょっと1点だけ申し上げますけれども、町民に意見を求められたという話を聞いております。多分3名の意見が集約されていたということで聞いておりますが、これ、答弁は結構なので、3名で間違いなかったと思いますけれども、意見の集約が余りにも少な過ぎると思います。内容もさることながら、この意見募集の方法にまず問題があったと思います。もし意見集約をするのであれば、多くの人が来る役場の窓口でなぜ行わなかったのか、ちょっと疑問に思います。今後こういうことをするんであれば、縦割りじゃなくて、水平でいろいろやっていただきたいなと思います。 まず、質問の一番の私のポイントをちょっとお聞きしたいと思います。 町民の多くは維持費が安い、建設費を抑えたこども園を建設してほしいと思っています。今後、さらなる仕様変更も含めて、コストを下げる検討をしているのか、もう、実施設計が完成すると思いますけれども、この1点をお聞きいたします。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 この件に関しましては、所管が教育委員会でありますので、教育長よりの答弁をいただきたいと思います。 ○議長(大縄武夫君) 教育長。 ◎教育長(秦公男君) お答えをいたします。 議員の皆様方から全員協議会でご指摘を受け、また、町民の皆様方からパブコメによる意見を頂戴いたしました。そういったものを受けまして、現在、設計の内容変更を検討しているところでございます。 以上でございます。 ○議長(大縄武夫君) 吉田広明君。 ◆3番(吉田広明君) 議会でもさまざまな意見が出ております。期間がおくれてもというのはちょっとあれなんですけれども、ぜひ検討していただいて、合意のもとで作業を進めていただきたいと思います。 次に、学校給食について質問いたします。 子供たちが食べる給食についてですが、添加物の多く含まれる加工食材が多く使われていると不安に思われるお母さん、お父さんたちがおります。食材の選択方法や安全基準などはどうなっているのか、これ、一般的な質問になって、お答えも一般的になってしまいますので、これはちょっとよろしいかと思います。 その次に、鮫川村との比較をします。1食当たりの単価で、鮫川村は小学校で278円、中学校で314円、塙町の場合、小学校で267円、中学校で312円です。1食当たり比較しますと、塙町が小学校で11円、中学校で2円程度安いのですが、鮫川村は平成21年度から全国学校給食甲子園3回入賞、そのほか、毎年のように7回受賞をされております。地産地消に積極的に取り組み、地元野菜は30から40%、県内産を含めると60から70%になります。また、その副菜残菜率、残ったやつですね、これは2.13%です。塙町の給食センターの地産地消ですが、今年度は道の駅から野菜の納品はないと聞いております。納品されない理由は以前も説明された内容と同一だと思いますので、これも結構です。 私が聞いた話では、塙町の、町内の生産者が昨年度まで道の駅経由で納品していましたが、困り果てて、直接給食センターに買ってくれと相談をされているそうです。鮫川村では無添加食品の、添加物を避ける食品選びや、できるだけ野菜を使ったり手づくり献立、残食傾向の多い食材の調理方法を工夫するなどおいしい給食を日々検討し、食べ残しの課題に取り組んでいますが、塙町給食センターの残食率はどのようになっているのかお伺いいたします。 ○議長(大縄武夫君) 教育長。 ◎教育長(秦公男君) それではお答えを申し上げます。 まず第1点目の件でございますが、今後、町から道の駅に主な主要野菜の月間及び年間数量を提示しまして、加入農家に作付を促して、地場産物の購入にぜひともつなげていければというふうに考えております。 続きまして残食率についてでございますが、給食の残量につきましては、毎日計測をしております。でき上がり総量の測定ができませんので、材料の総重量をもとに推定した残食率は直近12月4日では6.8%、5日5.4%、6日6.9%、7日4.7%、8日5.9%と、7%以下で現在推移をしております。鮫川村まではいきませんが、残食率はそう多くはないなというふうには私は考えておりますが、まださらに残食率をなくすように子供たちにはおいしく食べてもらえるような工夫をしていきたいというふうに思っております。 以上でございます。 ○議長(大縄武夫君) 吉田広明君。 ◆3番(吉田広明君) 鮫川村さんのように賞をとれとは言いませんけれども、少なくてもその残食率の基準値は、先進地事例が隣にあるわけですから、2%台に抑えていただかないと、これも食品ロスということになりますので、無駄な経費なので、工夫をするという意味も含めて、調理には検討を要する問題かなと思います。 地産地消というのは本当に大事になってくると思います。真剣に取り組むべき重要な政策だと思います。今後真剣な対応をお願いし、子供たちには安全でおいしい給食を提供していただきたいと思います。 次に、常豊小学校の跡地利用について質問をいたします。 まず、跡地利用について、これから意見等も出てくると思いますが、町が思案されている内容があれば、それをお伺いいたします。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 現在、塙町学校施設等利活用検討委員会を立ち上げまして、跡地の利活用の検討を開始したところであります。これ、私の思いとしては、多くの町民が集える施設にしたいと、こういう思いがありますが、今後、町民の皆様方のお話をお聞きし、場合によっては町からの提案も必要かなと、このようにも考えてはおります。 ○議長(大縄武夫君) 吉田広明君。 ◆3番(吉田広明君) 内容等に思案されていることもあると思いますので、早目に町から公開されるように期待いたします。 この施設の運用というんですか、開始日はいつごろ予定されているのか、それの開始日に向けていろいろと今度、落とし込みが前倒しでいろいろ作業がふえてきますので、当然議会もふえてくると思いますので、開始予定日等があればお願いいたします。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 正直なところ、また、子供たちもおりますので、完全に廃校になったというかその後で真剣な討論があってもいいかなとは思うんですが、現在のところ、そういう予定というんですかね、それはまだ立ててはおりません。 ○議長(大縄武夫君) 吉田広明君。 ◆3番(吉田広明君) 15分ですね。はい。 町内の高齢者を抱えた在宅介護の方から、事情で家をあけたいとき、二、三日の一時預かり施設があれば利用したいとの要望もあります。課題、問題はあると思いますが、このような提案について、町長はどう思われるか伺います。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) そのようなお話、ぜひ検討委員会の中でまたお話がされればとも思っておりますが、これからの検討課題と考えております。 ○議長(大縄武夫君) 吉田広明君。 ◆3番(吉田広明君) これから必要になってくる、常豊だけではないんですけれども見守り、買い物、それからデマンド交通支援など、暮らしを支える地域サポート組織などの構想が含まれているのか、私はぜひ、こういう構想も今後人口減少が20年後6,000人台だったと思いますけれども、それ以下になってきていく可能性もありますので、そういうことも含めて検討されるお考えはあるのか伺います。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) ご意見といたしましては大変、貴重なお話であると、このように捉えてはおりますが、検討委員会ではまだそこまでの話には至っていないというところでありますんで、ぜひ先ほどお話ししましたように、この話し合いの中の議題、議案の一つとしてぜひご検討いただければと、このようには思っております。 ○議長(大縄武夫君) 吉田広明君。 ◆3番(吉田広明君) それでは、最後になりますけれども、プランや設計図がないと詳細は言えないと思いますけれども、ちょっと気が早いかもしれませんけれども、これらの施設、建物に対して、どのような補助金があるのか、把握している範囲内でお伺いいたします。 ○議長(大縄武夫君) 町長。
    ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 廃校利用等の補助金は、実際にあります。ただ、利用目的によって補助の種類が違ってきますので、これだと、これからの使い道というんですかね、計画によって決まってくるだろうと。今のところこれだという限定はできません。 ○議長(大縄武夫君) 吉田広明君。 ◆3番(吉田広明君) 以上をもちまして、私の一般質問を終わります。 ○議長(大縄武夫君) 休憩します。               休憩 午前11時08分               再開 午前11時20分 ○議長(大縄武夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。--------------------------------------- △諸般の報告 ○議長(大縄武夫君) ここで諸般の報告を行います。 説明員、学校給食センター所長、齋藤智君から本日都合によりこれ以降の会議を欠席する旨届け出がありました。 これで諸般の報告を終わります。--------------------------------------- △一般質問 ○議長(大縄武夫君) 引き続き一般質問を行います。--------------------------------------- △下重義人君 ○議長(大縄武夫君) 次に2番、下重義人君、登壇願います。 時間は12時10分までです。 下重義人君。     〔2番 下重義人君登壇〕 ◆2番(下重義人君) 2番議員、下重義人です。 昨日提出しました通告書どおりに一般質問を行ってまいりたいと思います。 まず初めに、私が3月の定例議会の一般質問の中で最終処分場建設前にあったごみの山はどこに消えたのかと質問しましたが、町の答弁は、過去に2回ほど自然発火をし、そのときの火災でごみの山は大半が焼失し、灰になった状態になったため、そのまま埋めたと答弁しましたが、間違いないのか町長にお伺いします。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) 下重議員の質問にお答えを申し上げます。 その前の議会ですか、一般質問のときには、そのようなお答えをいたしておると、このように認識しております。 ○議長(大縄武夫君) 下重義人君。 ◆2番(下重義人君) そのときはそのまま埋めた、そのときの状況はそういう状況でありましたが、その後、何かその埋立地から出たものがあるのかお伺いします。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 このご質問、2期の埋立建設工事に関してだろうと、このように理解をいたします。 平成28年度から平成30年度にかけてのこの建設工事継続事業でありまして、東白衛生組合が発注しておる工事であります。工事現場から産業廃棄物が出ました。概要は、5月9日に産業廃棄物、8月7日に医療系廃棄物の確認がなされております。 ○議長(大縄武夫君) 下重義人君。 ◆2番(下重義人君) そのようですね。報道機関にも報道されましたので、今の5月9日、8月7日。報道機関にはずっとおくれて10月のころに報道されたのかと記憶しております。 私はやはり、この3月の一般質問の中で、このごみの山ということで、そう簡単に全部焼失するようなものばかりじゃなかったんじゃないかな、やがてはこういうものが出るんじゃないかなと懸念して、やはり、赤坂区民もやはりそういうのをかなり心配したと思います。 それでもって私もその一般質問をしたわけなんですが、やはり何ら問題なく、今になって、それも3月の一般質問の後5月になって、そして8月7日にまた医療廃棄物ということでごみが出ました。 この、大分おくれて報道機関に報告したのは、載せたのは、何でこんなにおくれたのか、まずは伺います。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 私、ここの答弁の場に立っておりますが、きょう、町の町長としての答弁でありますので、お答えできる範囲が限られてくるということでもあるんですが、現実には、報道等ですか、新聞等々で見ますると、中身までは確認できなかったというようなことが局長のお話の中で書いてあったような記憶がございます。土がかぶっておったですからね、中に何が入っているかというのは現認できなかったことかなと、現認ができなかったのかなというような認識は持っておりました。 ○議長(大縄武夫君) 下重義人君。 ◆2番(下重義人君) これ、東白衛生組合管理のもとでということでも、やはり、これ地元に最終処分場があるわけですから、やはり、例えばこの4町村の中でごみは塙町に集約されてくるわけですから、やはり、この幾らやはり、町長、関係なくではないんですけれども、答弁の限度があるかとは思いますが、やはり、地元塙町にあるわけで、まして、この町うちからそんなに離れていないところに最終処分場があるわけですから、やはりもう少し、管理のもと、やはり、そんなに簡単なものではないんじゃないかなと私は思います。 その後、この報道機関に報道された後に、また、今現在はどのように、要するに、今現在でもそういうものがまた出ているのか、その報道機関の後に出たのか。量とかは結構です。答えられる範囲内で答えてもらいたいと思います。お願いします。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 その後ですか、これらの対応につきましては、産業廃棄物法にのっとりまして、11月末にほぼ処分が終わっておる状況であります。医療廃棄物に関しましては、衛生組合敷地内に保管をし、分別作業等行いまして、年度内にその処分を完了させる予定となっておるということであります。 ○議長(大縄武夫君) 下重義人君。 ◆2番(下重義人君) 出たものはやはり産業廃棄物ということで、やはり処分するわけですから、適切に管理、処分などはしてもらいたいと思います。 その中で、医療廃棄物が出た土出箇所付近の土壌の浸水水ですか、そこから出た水の検査を依頼しているという報告もありますが、この検査を依頼している、その水の検査依頼した結果というのももしわかれば。わからなければ結構ですけれども、わかれば、これ大事なことと思いますのでお願いします。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 産業廃棄物の取り出し前後に、その前、そして完全に運び終わってからですか、水質及び土壌検査を行っております。その値は基準値以下でありまして、環境には全く影響のない結果が出ております。そして、この前たまたま、現場見には行ったんですが、あそこの産廃物等のものは実際、現場にはございませんでした。これは補足でありますが。そのようなお話をさせていただきます。 ○議長(大縄武夫君) 下重義人君。 ◆2番(下重義人君) これやはり、水なんかは本当に、前も、3月にも言ったように、下流では田んぼもありますし、ぜひともまず、またもし万が一何かあったときには、やはりその最終処分場からのまた思ってもいないような、想定外のものがもし出たときには、もっと早くに経緯を報告する義務があるんでないかと思います。これはやはり、東白衛生組合には独自の議会がありますので、その中でもやはり、もう少しこう、議論してもらいたいと思います。 あと、残土の件なんですけれども、残土は今板庭地区に運ばれたのは、工事は終わったとは思うんですが、残土の問題なんかもかなり板庭地区の皆さんは心配しておりますので、管理もしくは流出しないよう今後十分に気をつけてもらいたいと思います。 続きまして、2番目の質問にまいります。 昨日、塙町に定住しています若い人たちの交流会の場で悩みとか意見を聞く機会がありました。その中で1人の若者が、体に障がいを持つ我が子の生活状況を切実に述べたのを記憶しております。障がい者施設に通うのには、福祉車両の運用などで改善されましたが、何らかの事情があって家族で出かけたり、買い物に行く等の際に、体に重い障がいのある人は車の乗りおりに負担がかかります。このような場合に、負担のかからないリフトアップ車がついているような車の購入の際には支援及び補助的なものがないのか伺いたいと思います。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 障がい者への支援についてですが、障がいの種類や等級に応じまして、ベッド等の日常生活用具の給付や義足等補装具の交付、自動車税の減免、身体障害者用自動車改造費補助金等がございます。高齢者家庭への支援は介護度合いに応じましてやはりベッド等の介護予防福祉用具の対応、入浴補助用具購入の補助、住宅改修費の支給等がございますが、詳細につきましては担当課長より説明をいたさせます。 ○議長(大縄武夫君) 健康福祉課長。 ◎健康福祉課長(藤成寛味君) それではお尋ねの件につきましてご説明申し上げます。 いろいろ障がい者や高齢者について一般質問の通告にございますけれども、今の部分につきましては、福祉車両といういわゆるリフトアップの部分ですので、そこの部分についてご説明申し上げますが、ちょっと金額的なものを調べてみましたら、ワゴン車クラスで、いろんな種類がありますので、一概に金額は言えませんけれども、助手席にリフトアップがついて、こう、ぐっと上がる部分については車両価格で約20万円。それから、後ろに車椅子を乗せるタイプについてはウインチというの、引き上げたり、押したりする台とかがありますので、約50万円程度高く設定されているということでございます。ただ、そういうものの購入につきましては、諸条件はございますけれども、消費税が非課税となります。それから、自動車取得税、それから自動車税が減免となるというようなことでございます。 そんなことでございますが、ちょっと補助につきましては今のところないというのが現状でございます。 以上でございます。 ○議長(大縄武夫君) 下重義人君。 ◆2番(下重義人君) リフトアップの購入の際ということで、このリフトアップ、普通の車以上にやはりそういう、リフトアップをつけると車によっては20万ないし50万ぐらいの価格が上がるということになります。そうした場合に、助手席のほうに乗るような、要するに助手席の場合は恐らくリフトアップという、こう、上げるような形と思いますが、後方、車の後ろから乗りおりできる、要するに車椅子のまま、こう、乗れるような状態であるようなリフトアップであれば今後、体に重い障がい者ばかりじゃなくて、高齢者、今後やはり高齢者、ますますふえると思いますけれども、障がいを、介護を必要な高齢者のためにもこのリフトアップ車があれば、私自身も90歳以上の親を見ていますので、やはり車椅子状態なので、やはりこの乗りおりの際には本当に大変さがわかるような感じであります。 今言われたように、支援的なものはないけれども、かなり、車重量税、所得税とか、重量税なんかは免除なっていますし、やはりそういうものでかなり、補助的なものではないけれども減税されているというわけでありますので、ただ、町としてやはり、何らかの支援とかがもし今後考えられることがあるかお聞きします。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 町も財政的なもの、予算的なものもございますので、その即答は難しいんでありますが、やはりこれは国の、県の施策の一部でもありますんで、こういう申し入れがあったということをそういう関係部局にしっかりとお話を伝えたいと、このようにも考えております。 ○議長(大縄武夫君) 下重義人君。 ◆2番(下重義人君) そうですね。障がい者並びに高齢者というのはやはり高齢者の場合には本当にまた多くなっても少なくはならないと思いますので、また高齢者に対するこういうリフトアップができる、購入の際には何かの支援なんかも考えてもられればと思います。 次にまいります。 先日、新白河駅に行ったときに、このようなJR東日本福島版のガイドブックが目に入りました。福島版のガイドブック、JRで出していますが、ごらんのように来てしか書いてないんです、表紙には。非常にこの来てということが目に入ったもんですから、私、この本を目を通してみました。福島版の秋冬観光キャンペーン、各種イベントとか観光地のご案内が非常に詳しく載っておりました。 もちろん塙町のイベントの紹介も載っていました。やはり、つるし雛とか道の駅のイルミネーションの日にち、何日から何日までとかやるような紹介は載っていましたが、イベントの案内は載っていたんですが、観光地、要するに塙町の秋冬観光地の案内は全然載っていなかったんですけれども、そういう案内するような場所がなかったのか、まずは伺います。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 実際には白河市が中心となりまして、その近隣の町村ですか、これ一体となっての観光キャンペーン等はやっておりますし、私も白河に行って、その行事の参加もいたしました。 そんな中にありまして、今度の道の駅のイルミネーションの飾りつけなどもその一環として白河から、随分離れてはおるんですが、やっぱり、その、県境入り口ということであのような飾りつけをしてもらったという経緯もあります。決して、何ですか、宣伝していないわけではなくて、できる場所で可能な限りやっておるというのが現状であると、このように考えております。 以上です。 ○議長(大縄武夫君) 下重義人君。 ◆2番(下重義人君) 今現在、町長が述べましたけれども、イベントの紹介はあったんですけれども観光地の案内はないということで、イベント、これ、塙町のイメージアップということで質問していますけれども、はなわアルクという塙町を大体7コースぐらいに分けて歩くような企画というんですかご案内もあるようなので、ちょっとこれ私も見ながら、現地確認、つい2日前ですか、議会が始まる前に真名畑のほうとかいろいろ、どういうものかということで回って歩いたんですけれども、非常にこういう簡単に塙歩くとこ、表紙には載っていましたけれども、やっぱり簡単なご案内でいいんですけれども、中のコースもやはり細かに書いてあります。こういうのなお一層PRして、塙町のイメージアップ、いろんな構想を考えても、この米山山なんかはちょっと入っていなかったんで米山山とか羽黒山の活用とか、そういうものを踏まえてPRしてもらえればと思います。 この秋の観光地として紅葉地、紅葉街道復活を目指しているモミジ会で、そういう会があるのをちょっと私もそこは那倉川の渓流のところにもみじを育てる会のあずまやが建っていましたので、ちょっといろいろと調べてみました。モミジ会というのは、平成4年に塙・大津港線の道路改良工事により多くのもみじの木が倒され、紅葉の名所がなくなったということで、地元大蕨、大畑、那倉の地域の有志の呼びかけでもみじを育てる会を会員46名で誕生したとあります。今現在活動していまして、毎年年3回ぐらいツル切りとか、下草刈り、あと、伐採の作業などを行っているというような経過があります。 今後やはり、町からの支援があれば河川内の倒木の撤去や掃除をすることも可能であるということで、モミジ会の人たちは頑張って、やがて観光地になればということで、力を入れてやっておられますが、このモミジ会などとかこういう会に支援ができることがあれば町長、何らかの考えがあれば答弁願います。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 その前に今塙町の観光環境というんですかね、現況についてちょっとだけお話をさせていただきます。 塙町、温泉、それから道の駅、ダリア園などの観光資源がございます。平成28年度観光客入れ込み数調査では年間約42万人の観光客が訪れております。しかしながら、通過型観光が主流でありまして、まだまだ地域資源を生かした滞在型観光には結びついておらないのが現状でもあります。 町の豊かな地域資源を活用した取り組みといたしまして、先ほど議員さんからお話がありました、はなわアルクですか、近年、自然志向、健康志向の高まりもありまして、ウオーキング、ドライブマップはなわアルクを活用しまして、観光資源や周辺施設、店舗、特産品等を紹介しております。 そのもみじですか、県道塙・大津港線那倉川沿いにもみじの名所を創出するため、大蕨、大畑、那倉地区の有志によるもみじを育てる会が発足し、年数回の作業を実施しておるようであります。今では、観光に訪れる方もふえまして、紅葉街道として観光の一翼を担ってきております。 また、新日本を歩く道紀行100選、この中に塙町内の3コースが選ばれておりまして、今後文化、歴史、自然を生かした観光をより一層推進しまして、体験型交流モニターツアー、SNS等を活用した情報発信を行いまして、地域経済の活性化や町のイメージアップに努めていきたいと考えております。 先ほどご提案がありましたもみじの手入れに何らかの助成、もしくは手をかすことができないと、これも担当課と協議の上、できる限りのことをやってあげることができればと考えておりますので、ぜひ検討課題として持ち帰りたいと、このように思っております。 ○議長(大縄武夫君) 下重義人君。 ◆2番(下重義人君) そうですね。やはりモミジの会というのはボランティアで今現在、当初、会員が46名ぐらいの会員がいて誕生したということありますけれども今現在が20名ぐらいで動いているような話も聞いております。年に3回、下草刈りとか伐採とかやっているわけなんですから、せめて草刈りをやる際の草刈り機械の刃、そういう刃の、やはり、3回やるということはかなり、せめて1回につき1万円でなくてもやっぱり刃の消耗、消耗品ですから、そういうもののお金じゃなくて、やはり草刈り機械の刃を支援してあげるような形で後押しできるような形になって、ぜひともやがて塙町を代表するような観光地になってもらえればと思います。 次にまいりたいと思います。 現在塙町に関する国・県道の改良促進期成同盟会が発足しております。目的は道路の早期実現及び沿線地域の活性化、地域住民の福祉の向上、地域振興を目指している会だと思われます。 町ではこの期成同盟会に関してどのような活動をしているのか伺います。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) どのような活動という質問でありますので、お答えを申し上げますが、期成同盟会、幾つかございます。その中で私が会長ということで就任をいたしておりまして、ここにもいらっしゃいますが、その各同盟会の会長さんともども県に陳情等に出向いておる、そういうふうな現状であります。 活動といたしましては、あとは、高萩・塙線ですか、この定期的な総会等も含めて、活発な活動をしていると、このようにも申し上げてもよろしいんではないかと思います。 よその町ではこれほど期成同盟会があってしっかり取り組んでいるところはなかなか珍しいというような話もいただきました。 ○議長(大縄武夫君) 下重義人君。 ◆2番(下重義人君) 期成同盟会は民間、町合わせて町に関するもの10件ぐらいの期成同盟会が立ち上げられると思いますけれども、期成同盟会というのは、今のところ国・県道にかかわらず、町道に関しての期成同盟会は可能なのか伺います。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 町道に関しての期成同盟会、現在は町にはございませんが、町の事業推進を図るための住民組織、これは今までございました。これらは国・県道の期成同盟会とは若干違いまして、事業予算の確保の要請だけでなく、事業を円滑に進めるために町と地元のパイプ役としての活動が主なものであったと思われます。したがって、町道の整備、促進のため、地域の皆さんが組織を立ち上げまして、町行政部局と一緒になりまして事業促進に当たっていただければ町としては大変ありがたく心強い限りであると、このように考えております。 ○議長(大縄武夫君) 下重義人君。 ◆2番(下重義人君) そうですね。やはり期成同盟会というのは皆さんみずから、やはり、この道路のやはり、改良促進、道路の整備にやはりあれですね、皆さん、会をつくって結束のもとで頑張っていると思います。この町道でと、今私も考えているのは、今、この前ですか、林間工業団地の意見交換会ということで、地元区長、西河内区長、あと上渋井区長、あと私と、林間工業団地の企業の皆さんと意見交換会、ちょっとあったときに、やはり、道路の問題というの、非常に出てきましたので、前から言われていますけれども、塙・棚倉線の幅員の狭さといい、ごみの落下ですね、木材の皮の落下とか散乱とか、騒音問題の話も出ましたが、この中でもやはり、あそこの道路はやはりこれに、町道の期成同盟会を立ち上げて、松岡と渋井の道路の整備に期成同盟会を活用してできればと思います。 この期成同盟会、もしそういうものを立ち上げる可能性があるか、もう一度町長に伺います。もしくは担当課長で整備課長でも結構ですので、伺います。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 担当課長に答弁をいたさせます。 ○議長(大縄武夫君) まち整備課長。 ◎まち整備課長(藤田衛昌君) 町道に関しての期成同盟会を町として立ち上げる気があるかというおただしかと思います。 先ほど町長が説明しましたように、町道に関しての期成同盟会、現在ありませんけれども、いわゆる国・県道を整備促進する期成同盟会というのは町が主導的にやっている部分はございますが町道を進めるのに期成同盟会というのを町が主体的にやるというのはちょっと違うのではないかなと感じております。 先ほど町長説明のとおり、地元の方々が組織をして、それで地元と町のパイプ役として役割を果たしていただくという形になろうかと思いますので、あくまでも地域の皆様方の総意でもって組織していただくということかというふうに思います。組織が立ち上がれば当然、町としてそこの団体に対して情報提供したり、あるいは意見を聞いたりということでお互いに協力しながら事業推進に向かっていくという形になろうかというふうに考えます。 以上です。 ○議長(大縄武夫君) 下重義人君。 ◆2番(下重義人君) そのとおりですね。確かに国・県道の場合は町が、町長が代表になってということ可能ですけれども、これはやはり町道でありますので、やはり町道に向けて町長に代表になってもらうということはこれ、できませんので、今後やはり地元住民の結束のもとでそういうような期成同盟会ができるよう願って、私の一般質問を終わります。 以上です。 ○議長(大縄武夫君) これで、2番、下重義人君の一般質問を終わります。 休憩します。               休憩 午後零時36分               再開 午後1時10分 ○議長(大縄武夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。--------------------------------------- △鈴木茂君 ○議長(大縄武夫君) 次に、7番、鈴木茂君、登壇願います。 時間は2時までです。 鈴木茂君。     〔7番 鈴木 茂君登壇〕 ◆7番(鈴木茂君) 7番、鈴木茂です。通告内容に従いまして一般質問をしたいと思います。本日は2点ほどお伺いしたいと思います。 まず第1点目、湯遊ランドダリア園の管理運営についてということでお伺いいたします。 我が町は花の町塙、その中でツツジとダリアということでございます。ツツジは春先のもの、そしてダリアは夏の間通してずっと町を盛り上げている、ダリアの町、塙ということでかなり町から予算を投入しまして、ダリアの町ということで売っていることだと思います。そのダリアの町の中で、老人会、小学校、いろいろやっていますが、やっぱりメーンは湯遊ランドのダリア園ですよね、これは私は、一番町の顔だと思っています。そういった湯遊ランドのダリア園が、ことし非常に後半になってひどいダリアだったと。もうぼろぼろ状態であったと。開園も8月から10月までなんですが、一応、開園もおくれたと。それから10月に入って葉っぱが真っ黒な状態になってぼろぼろで、これはもうお金も取れないんじゃないかということで、10月20日には入園料を取らなくなったと。その後も少し、幾らただだからいいというわけじゃなくて、葉をむしったという話があるんですが、お金を取らなければいいんじゃないのという作業員もいたそうですが、非常に町の顔としてのダリア、非常に恥ずかしい話です、そういう話を聞きますと、ダリアで売っている町なのに。そういうことがことしあったんですが、町長はそういうことについて報告を受けているかどうか、まず1点お伺いをしたいんですが、前に町長は経営状態についても毎月報告を受けているんだというような、一般質問で話を聞いていますが、そういうことで、これは口頭か文書か、どちらで受けているんだかわかりませんが、どのような報告か、あったのかないかお聞きいたします。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) それでは、7番議員、鈴木議員のご質問にお答えをいたします。 湯遊ランドのダリア園、8月1日から10月31日まで開園します。ことしは天候不順の影響が大きく育成不足に陥り、特に後半は雨の影響が大きく開花状況が大変悪いという報告を受けております。また、これまで施肥、管理を行っておった責任者が体調不良で業務に携わることができなかったということも原因の一つというような報告も受けております。 以上です。 ○議長(大縄武夫君) 鈴木茂君。 ◆7番(鈴木茂君) それは私が一般質問で提出してから報告を受けたんですか。いつごろそういう報告は受けましたか。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 詳細な報告は10月末に無料で開放するという時期に詳細な話は聞いておりました。その前にも、自分で湯遊ランドに出向いたときにのぞいたときにも、やはり余り状況はよくないなという思いはありましたし、台風が通過した後、風でかなり傷めつけられたところも見ております。そういうふうな状態でありましたので、ある程度現状はわかってはおりました。報告を受けましたのは、その無料にするという段のあたりで細かな報告は受けました。 ○議長(大縄武夫君) 鈴木茂君。 ◆7番(鈴木茂君) 一応、長年担当していた方がやめたという、それも大きなダリアが悪かった要因ではあるんですが、やっぱり肥培管理の不徹底ですよね。私が聞いたところ、その方がいないのでかわりの方が主任になったんですが、全然ダリアの栽培は何もわからない、名前だけの人が主任になったと。バスの運転手が主体で、その方は名前だけだと。あとの作業員にやらせていたということで、全然栽培のノウハウがない人たちでことしはダリアつくりをやってしまったと。そういうことが現状でないかと思います。植えるのにも、ダリアの球根を植えて肥料をやるんですが、元肥だけやったきりだったと、追肥はやっていない。私もダリアをつくってもう7年ぐらいになりますが、一応栽培は心得ているんですが、元肥やって追肥は2回ぐらい、最後はもう葉っぱに溶液というものをかけなくてはならないんです。消毒というものもしっかりとしないとだめになる。湯遊ランド担当者に、大分ダリアが10月になって悪いと言ったら、いや、実はひょうが降ってそれから悪くなったんですよと言うわけです。確かにひょうは降ったんですが、ひょうが降った後の管理ができなかった。葉っぱは穴があきますから、そこからばい菌が入って病気が広がるんです。その消毒管理が徹底されなかった。私のところもひょうは降りました。しかし、11月、霜が降るまで青々とした葉っぱで私のダリアは最後までちゃんとしていた。ここに差があるわけなんです、全然管理が徹底されていないと。そういうことで、確かに天候も、雨も降りましたし不順でした。しかし、私のものは、11月、霜が降るまできちっと立って咲いていたんです。ただ、一般的な作業、芋を植えて芽かきとか、そういうのは誰でもできるんですけれども、やっぱり消毒を何にするか、この時期にやるかどうかという、専門的な方がいなかったというのはもちろん大きいですけれども、それをある程度もう何年もやっているからいいだろうというふうに感じて余りダリア栽培に対して危機感を持たなかった、誰でもできるし問題はなかろうと思ったんですが、たまたまことしは気候が悪かったと、それに追い打ちをかけたので、ひどいダリアになった。やっぱりダリア園で売っていますから、広告も出しているし、ダリア祭をやるにしても何でも、もうあそこのダリアがメーンですから、そこに来ていただいてお客様が見て、何だこのダリアはと、こう言われるようなダリア園ではちょっと町として恥ずかしいと思うんです。この辺をもう来年からはちゃんとしなければならないと思うんです。 ですから、はっきり言って現在湯遊ランドにはダリアをきちっと栽培する人、管理のできる人はいないと思います。ですから、この管理主体、これを町から230万委託料を出して湯遊ランドにやってもらっている。湯遊ランドは社長が町長だから仕方ないですが、そのお金でダリアを栽培して、そして入場料を取っているということで、一応、悪く言ったら人のふんどしで相撲をとっているような状態です。 だから、それは経営状態とかいろいろありますから、それは言いませんけれども、リニューアルしてから、余り本当は評判はよくないです。ことしもう3年目ですか、リニューアルして。やはりきちっとしたダリアをつくってもらいたいので、町振興課ですね、町のほうはしっかりとした技術力を持っているんですよ、ダリアを台宿でやっていますから。地域おこし協力隊も2名来て、もう男性の方は2年やりまして、しっかりと技術をもう覚えています。広報はなわでも2万本出荷したと大きく取り上げていたんです。だからもうダリアつくりのプロですよ、地域おこし協力隊は。そのためにも呼ばっているし。 ですから、来年度から、お伺いしたのは、主体を町がやると、町といっても職員が出向くわけにはいかないから、地域おこし協力隊を使ってしっかりとした湯遊ランドのダリア園をもちろんつくる、そして湯遊ランドに技術者を養成させると、そういうことが必要だと思うんですが、どうでしょうか。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 ご指摘のように、専門家、これは必要だろうという思いでおります。町では振興公社にダリア園の管理、これを委託しております。今後はご指摘のようにダリアについての専門家を雇用するなどの計画は立てていきたいと考えておりますし、今お話しありました協力隊のお二人、これを町の専門指導員と位置づけるかどうかは別にしまして、定期的にダリア園に派遣するなどして対応を十分にとっていきたいと、このように考えております。 ○議長(大縄武夫君) 鈴木茂君。 ◆7番(鈴木茂君) 今、専門指導員を養成するということで、そういう話、大変よいと思うんですが、私はダリア園の入場料についてもちょっと、甚だ考えるところがあるんですが、お伺いしますが、入場料ですね、これ最初は200円だったような気がするんですが、リニューアルしてから350円に上げたか。リニューアルしてからですか、道路沿いに目つぶしというのを、見えないようにしたんですね、道路から車が通るところを。前は見えたんです。そうしたら、いや、大分湯遊ランドせこいなという、ちょっと評判悪かったです。誰も見たければ中に入場料を払って見るのに、車で通るだけでも見せないようにするという、そういうせこい話はあるかという話はいろいろ聞いたんですが、この入場料についてお伺いしますが、いつからどういう経緯を通って、ことしは幾らぐらいあったのかお聞きをいたします。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 現在のダリア園の入場料は350円であります。以前はお話のように200円でありました。今までは畑のような圃場であったダリア園を27年8月、パークコーポレーション協力のもとに円形の公園回遊型にリニューアルオープンをした際に、価格の改定を行いました。ことしのダリア園の入場料収入、これは1年間、1季節、これで375万9,200円ございました。リニューアル当初の平成27年、参考までにお話しさせていただきます。入場者が1万1,669人で入場料が411万4,500円、28年、入場者1万1,134人、入場料が310万3,150円、そして平成29年ですが、入場者1万1,435人で入場料は375万9,200円と、28年と比較すれば多少伸びてはおるんですが、27年から比較するとリニューアル当初よりは入場者はほぼ変わらないんですが、入場料は少し落ちております。 ○議長(大縄武夫君) 鈴木茂君。 ◆7番(鈴木茂君) これ、結構なお金取っていますよね、300万、400万、それでお金を取るんですから、しっかりとしたものを見ていただかないと、これ、恥ずかしいことだと思うんです。昨年、議会では山形県の川西町のダリア園を視察しましたが、あそこは本当に何ヘクタールあるんでしょうか、10倍できかないです、塙のダリア園の。入場料は700円ぐらいだったと思います。そんなに高い入場料は取っていません。かなり見るのに1時間黙ってかかるというような、そういうところです。そこから比べたら350円というのは非常にお高い値段かなと思っています。 それと、9月、私は那須フラワーワールドに行ってきたんですが、これは個人で経営しているんですが、非常に広大な土地で、5ヘクタールぐらいあるんですかね、種類も10種類以上栽培していて、見るのに本当に2時間ぐらいかかる。ダリア園もあったんですが、ダリア園はちょっとお粗末ではございましたが、これも入場料は700円ぐらいです。そこから比べると非常に高いなという気も思っています。 ただ、湯遊ランドに話を聞きますと、これ、先ほどの吉田議員さんの質問にありましたが、これ、監査委員から今年度中に湯遊ランドは赤字に転落するんじゃないかという予想を立てられていますよね、非常に現場は一生懸命、やれ黒字にしろとかと言われていますから、幾らでもダリアでお金を、収入を上げたいと、多分そう思っていると思うんです、わらをもつかむというか、ダリア園で入場料を取って、ダリアの球根を売って、これも今度はダリアの鉢ものまでつくって売ろうかなんていう話も聞きました。ダリアの鉢ものなんて簡単には、なかなか難しくて、専門家、プロ、8番議員いますけれども、難しいと思いますが、やっぱりそんなのでも収入を現場は得なければならないのかなと、そういう気持ちでやっているものですから、本来私はダリアで湯遊ランドで収入を上げることだとは思いません。これは温泉で収入を上げるのが本当なんですが、もう背に腹はかえられないというか、そういう感じでやってはいるんですけれども、残念ながらことしはその割にはひどいダリア園だった。本来は私は温泉でやるべきだと。だから入場料もそんなに取らないで、本当に温泉に来た人にダリアの花を見てもらって喜んでもらう。花を見てもらって喜んでもらって、それから温泉に入ってもらうので、多少の管理ということで管理費は町が出しているんですが、もうけるためでなくて、低額にして、そして取る。でなければもう無料にするとか、かえってそのほうが温泉客のほうがふえるかもわからないので、そのような考えはないかどうかお伺いします。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 ことし、やっぱり開花の時期も多少ずれがありまして、8月1日から10月31日までという開園期間ではあったんですが、8月8日までは無料開放しておりました。そして、先ほど申し上げましたように10月23日から31日まではお金は取らないということで運営をしたわけであります。 ご指摘、ご提案のお話ではあるんですが、管理の観点からすると無料にするのはちょっと難しいかなとは思いますが、減額については今後の動向をよく見きわめながら考えていきたいなと、このように思っております。 ○議長(大縄武夫君) 鈴木茂君。 ◆7番(鈴木茂君) いずれにしろ、町にとってプラス、湯遊ランドにとってプラスと、そういうようなことを考えながらよく、町長は湯遊ランドの社長でもあるわけですが、相談して考えを練って、来年は立派なダリア園だったと、来た人に褒めてもらえるような、そういうダリア園にしてもらうことを申し上げて、次の質問に行きます。 次に、塙高校存続問題について、8番議員も先ほど質問したんですが、続きまして伺いたいと思います。 これはことし3月の定例会で私が最初に一般質問をいたしまして、それは昨年の秋に高校のほうの学校教育審議会が震災以降6年たって初めて動き出しまして、そして高校の学校再編に取り組み始まったわけです。そのスピードがどんどん今加速しているような状態でございます。子供たちがかなり少子化ですので、つい最近では、新聞報道で県内の高校100学級を減らすと、40人定員なら4,000人です。満杯いるとは限りませんが、100学級は将来減らしたいんだということで非常に危機感が迫ってきているわけです。 町長には、いろんな会をつくって町で取り組まなければだめではないかという、私が話をしたので、今度その活性化推進協議会、これが11月15日の夕刊に報道されています、活性化推進協議会発足したと。この会について少しお伺いをまずしたいと思うんですが、このメンバー15人のほかに町長、副町長、総務課長、教育長と、こうずらり名を連ねているんですが、これまずお伺いしますが、誰が主体になって先頭になって進めていくのかお伺いをいたします。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) それでは、お答えを申し上げます。 この会の会長であります私が中心となって進めてまいります。 ○議長(大縄武夫君) 鈴木茂君。 ◆7番(鈴木茂君) この会、メンバーがここにずらっとあるんですが、これは当然関係者というのが入ってくるとは思うんですが、どういう考えのもとで委員の委嘱を行ったのかお伺いをいたします。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 先ほどもお話しはいたしましたが、平成29年6月16日、福島県教育委員会より諮問を受けまして、福島県学校教育審議会が答申を行いました。この答申には望ましい学校の規模は1学年4学級以上とし、1学年3学級以下の学校については地域の関係者の意見を聞くとともに学校の魅力化を図りながら都市部を含めて学校の統合の推進を図るべきとあります。先ほどお話ししましたように塙工業高校は1学年2学級という状況でありまして、県立高校の統合の対象となっております。 このような状況から早急に塙工業高等学校の存続について対策を講ずるべきと判断いたしまして、活性化推進協議会を設立いたしました。本協議会の委員といたしましては塙工業高校の現状に詳しい方として工業高校内のPTA役員、それから塙工業高等学校の同窓会役員、中高一貫の連携の進学先としての塙工業高等学校という点から塙中学校長、塙中学校PTA役員、そして高等学校の卒業生の受け入れ先であり地域の活性化を図る意味で商工会の役員、そして町関係者として副町長、総務課長、教育長に委嘱して、オブザーバーとして塙工業高等学校長を委嘱したという経緯であります。 ○議長(大縄武夫君) 鈴木茂君。 ◆7番(鈴木茂君) メンバーを見ますと、学校関係者がすごく多いんですね。後からまた触れますが、PTA会長いて副会長、何で副会長2名入らなければならないのかなと、会長がいればたくさんということはないんですが、いいんじゃないかと。副会長2名も入れて何か数合わせで15人必要だからということで、そういったメンバーなのかなと私はとれるんですよ。あと、またこの問題には触れますが、こういう活性化推進協議会が発足しまして、今後どのように内容、取り組み、スケジュールとかそういうのが決まっているのかどうか、内容はどんな、年間何回会合してやるとか、そういう内容が決まっていたらお聞かせ願います。 ○議長(大縄武夫君) 教育長。 ◎教育長(秦公男君) それでは、お答えをいたします。 第1回の協議会を11月13日に行いまして、その後、第2回目の協議会は1月に実施する予定でおります。さらに第3回目については、来年5月に行うということで現在のところ第3回まで計画をしているところでございます。 以上です。 ○議長(大縄武夫君) 鈴木茂君。
    ◆7番(鈴木茂君) どのようなことを話し合うかという内容についてはまだ何も考えていないということでしょうか。 ○議長(大縄武夫君) 教育長。 ◎教育長(秦公男君) それでは、お答えをいたします。 塙工業高等学校の存続を図るため、塙工業高等学校の魅力や活力を高める方策について研究しまして、もって塙町の活性化に資することを目的として活動していきたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(大縄武夫君) 鈴木茂君。 ◆7番(鈴木茂君) ここにも書いてありますね、魅力や活力を高める方策とあるんですけれども、これ、非常に大ざっぱな話で、その内容はどうなんだと。魅力や活力を高める方策というのは一体どういう方策なのか。それは何か考えておりますか。 ○議長(大縄武夫君) 教育長。 ◎教育長(秦公男君) 委員の皆様からたくさんのご意見をいただきながらそちらの方向を探っていくというような内容でございます。 以上でございます。 ○議長(大縄武夫君) 鈴木茂君。 ◆7番(鈴木茂君) 会はこれからということなんですが、会を1月、3月と進めていくのはいいんですけれども、私は、その会をやっていくのはいいんですよ、でも一番先に塙町がアピールしなければならないのは塙高を存続させたいという意思ですよね。その意思をはっきり、相手は県ですから県のほうには意思をはっきりさせないとだめだと思うんです。ですから、私が一番先に考えるのは、その会は進めていくのはいいんですけれども、先ほど町長は県の人といろいろ話をしてきたと。規制改革の話をしてきたという話はありましたけれども、塙町は塙高校存続を強く望んでいる、これを要望しますというその要望書をまず県に提出するのが私は一番先じゃないかと思うんです。それをやって協議会のほうを継続していくと。まず意思を発信すると。議会のほうの話もしますけれども、議会は先ほど話したように高校を視察してきて、それ以降議会の活動としましては、来年になって県の担当者に来てもらっていろいろと説明を受ける。その後、県に要望書を提出しようと、そこまで話は進んでいるんです。ですから、今だと県に対するはっきりとした意思表示をする考えがないのか、まずお伺いをいたします。 ○議長(大縄武夫君) 教育長。 ◎教育長(秦公男君) それでは、お答えをいたします。 自由民主党の福島県議会の移動政調会というものがございましたので、そちらのほうで町長のほうから塙工業高校のあり方ということで、ぜひ存続してほしいということを強く要望をしております。 そのほか、これからになりますけれども、1月20日に県のほうの公聴会というのもございますので、そちらのほうには教育委員会関係や、それから活性化協議会の委員の方々にも声をかけながら出席をして動向について話を伺ってきたりということを進めていきたいと思っております。 以上でございます。 ○議長(大縄武夫君) 鈴木茂君。 ◆7番(鈴木茂君) もちろん移動政調会、公聴会、そういった機会を利用して訴えるのも、もちろんこれはいいんですが、改めて町として県に出向いて要望書を提出すると、そういう私は考えが大事かなと思うんです。これ、ざっくり言って、そこへ行って県の担当者といろいろ意見を交わしますね、町長も前ちょっと話したと言いますけれども。その中で、塙高が存続するにはどうしたらいいんですかと、私はこうざっくり聞いたほうがいいと思うんです、どういうことをすれば存続できるんですかと。県の人はわかっているんです、残すか残さないかは。どうしたら残すかというのは。大体はっきり言わなくてもヒントでもいいですからということで、県の人にここでどういった方向で進むと存続できますかねという話が、そういう話はやっぱり公のそのときそのときの場ではできないですから、改めて行って聞いてくるのが一番かなと思うんですね。副町長は県のほうから来ていますし、県の人でも前あったわけですから、そういったことがいいと私は思うんですが、どう考えるか、ちょっと副町長にお考えを聞いてください。 ○議長(大縄武夫君) 副町長。 ◎副町長(小松利顕君) お答えいたします。 塙工業高校の存続に関しましてなんですが、実はその答申が出た後、この素案が出ると。その前に県立高校の改革官、その担当をしているトップの方です。この方のところに行ってお話はしてきております。そして、またこの移動政調会があるということでありますので、その場で自民党の県議さんにもお話をし、この活性化推進協議会を設立しましたということを、またその県立高校改革官のところにも担当課長を連れていきましてお話をしてまいりました。そういう関係を、何度か足を運んで築きながら情報をいただくということも必要ではないかというふうにも思っておりますので、今後も引き続きそういった活動を通しながら存続に向けて活動してまいりたいと考えております。 ○議長(大縄武夫君) 鈴木茂君。 ◆7番(鈴木茂君) 大変ご苦労さまでしたが、その中で何かヒントらしき言葉はありませんでしたか。 ○議長(大縄武夫君) 副町長。 ◎副町長(小松利顕君) これからでもありますし、またその改革官といいますか、そちらの県のほうの立場もありますので、その中でのヒントというのは特にございませんでしたけれども、今後ともその情報についてよろしくお願いしますという話はしてまいりました。 ○議長(大縄武夫君) 鈴木茂君。 ◆7番(鈴木茂君) 私はそういう考えを持っているということはお話しします。 この質問なんですが、これ、塙高存続というのは大変な望みなんですが、これのためには私はオール塙で臨まなければだめだなと。塙町を挙げて一枚岩で取り組むべきだと私は思っています。ばらばらではだめかなと思って。ただ、この協議会のメンバーなんですが、もう少し各分野のエキスパートというか、商工会の工業部長さんは入っているんですけれども、女性は一人も入っていない。女子高生だって塙高にいるんですよ。ですから、これに女性の考えも取り入れるべきだと思うんです。これ、メンバーを見たら皆男性ですよね、PTA関係者ですけれども、これ、女性の方に叱られそうな気もしますよね。我々は部外者かという感じになります。 それから、県に行って話をするにしても、これ、相手が県ですから、やっぱり県に行って話をするときには、これ、県議会議員さんがいるんですから県会議員さんに同行してもらうことが必要、これは仲介役ですから、早い話。ですから県議には顧問になってもらうのが私は当然ではないかと思っています。 それから、議会も全くこの協議会にはメンバーに入っていない。議会議員は蚊帳の外みたいな感じになっているんです。ですから、この協議会をもう少し幅広く、オール塙で取り組むようなメンバーに再編する考えがないかどうかをお伺いします。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 ご指摘のとおり、この協議会、オール塙、これは大変大切というか本当に重要なお話であると、このように考えておりますし、オール塙でなければ達成も難しいと、このようにも考えております。そのためにも、女性団体そして地域の方々、当然議会の皆様、議員の皆様ともども連携をしっかりと組みまして、そして県の関係機関、関係部局にしっかりと塙町の思いを届けるような運動はしっかりとやっていきたいと、このように考えております。 ○議長(大縄武夫君) 鈴木茂君。 ◆7番(鈴木茂君) この塙高が存続する一番何をすればいいかということで、先ほどもお話がありましたが、私は最大の問題は学生に対する支援と新学科が創設できるかどうか、この2点かなと私は思っているんですが、学生に対する支援は先ほど8番議員の質問で町長答弁した分には、遠距離通学者への支援をしたいと、給食の提供も考えている。それから、これ、例外的な定員数をお願いすると。これは規制緩和をして、例えば40人学級であるのを20人に認めてくださいと、そういうことだとは思うんですが、それで存続してくださいと。県議の一般質問の県の回答にもあるんですが、特色のある学科があれば、これは検討すると、残すことを、言っていますので、この新学科創設も視野に町長は入れてやるのかどうか、お伺いします。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 その前に、先ほど女性の参加がないということであったんですが、該当する役職に女性がおらなかったということが残念であります。それに、追加での委嘱、これも十分に可能であると考えておりますので、それは追加してお話をさせていただきます。 今ほどのお話の、新しい魅力のある学科です、これは大変興味もありますし、本当に条件が許されることであればぜひ新しい学科の創設なんかも働きかけをしてみたい。特に可能性として欲しいなと思うのは、この町、本当に林業の町でありますから、それに類するような学科が設置できれば、また町の魅力、学校の魅力も増すのかなというような思いもありますので、決して諦めることなく、しっかりとこれからの存続のためのいろんな手段を考えていきたいと、こういうふうに思ってはおります。当然、議員の皆様方のご意見等もしっかりかみ合わせながら、一緒にやっていければなとも考えておりますので、ご協力方、お願いをしておきます。 以上であります。 ○議長(大縄武夫君) 鈴木茂君。 ◆7番(鈴木茂君) 新学科創設についてちょっとヒントになりそうな話がありましたので、ちょっとお話ししますが、ここに「地方消滅」という書籍があります。これは岩手県知事そして総務大臣をやった増田寛也さんという人が書いて、このままでいくと東京一極集中で地方は消滅するというショッキングな題名で書いて警鐘を鳴らしたと、地方に。日本国全体に危機感を持たせるために書いた本ですが、まず町長、これ読みましたか。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 本は持っております。ただ、さらっと目を通しただけで、詳しく読むまでには至っておりませんが、ぜひ時間をつくって目を通してみたい、このように思っております。 ○議長(大縄武夫君) 鈴木茂君。 ◆7番(鈴木茂君) 持っているのならぜひ、時間忙しいとは思いますが、読んでください。ここにちょっと私も気になることがあったんですが、最後に樋口という人との対談で、その前に増田寛也さんなんですが、私は余り気に入りません。なぜかと言うと、このタイトルが地方消滅ですよ、地方衰退とか地方が衰退をたどるとかいう言葉ならわかるんですが、非常に縁起が悪いです、地方消滅なんて。こういう幾ら危機感とか持たせるためでも、ちょっと地方消滅とは余りにも縁起悪い言葉です。 それからもう1点は、東京一極集中はだめだと書いてあるんです、この中に。でも、東京都の知事になろうとしたんです、あの人は。選挙に出て負けましたけれども。それから、余り気に入らないんですが、岩手県知事をしていたときに、実は私がやったことと自慢をしているんですが、工業高校の中に自動車専攻科をつくったと。これは科名はトヨタ科です。岩手県は我々議会報で行った金ヶ崎町、あそこにトヨタの会社があるんです。トヨタを初めデンソー関係30社で、愛知、福岡、その次が岩手県なんです、トヨタの国内の工場というのは。金ヶ崎町の庁舎の前にはトヨタの車の、あそこでつくっているC-HRとアクアがでーんと鎮座しているんですね、役場の庁舎の前に。町の会社でつくっていますから。そういうところで増田さんはトヨタの会社に入るための学科をつくったんです。それで全国から生徒を募ったと、こういうわけです。これは2年間プラスしたというので、今で言う専門学校なんでしょうが、そこに全国から来て、ここにトヨタ科に入りますと、自動車専攻科ですけれども、もうトヨタに入社可能ということで、そういうことを私はやりましたと言っているんですが、私ちょっと気がつけば、トヨタほどではないですけれども、隣にSMCがありますよね。SMCは先日の結婚式だかで、1,000人会社員がいますということで、トヨタには及ばないけれども、一応世界の空圧機器のSMCです。SMCは塙高生は優先的に採りますよと、そういうことを言っています。ですから、仮に塙高校に4年制1年間もうけて、その最後の4年間はSMCの会社の仕事を覚えるための学科をつくると、これはSMCとのすごい連携というのがもちろん必要ですが、そういうことをやって、全国からこの空圧機器メーカーに入るためにはここを出ますと必ず入れますよみたいな感じでやると、これはいいんじゃないかと。定員は先ほど言ったとおり40人というわけにはいかないですから、20人ぐらいで定員でやれば、こういうのもちょっと一つの考えではないかなと思うんですが、町長、いかがでしょうか。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) それが現実的に可能であるならば大変おもしろい発想だとは思っております。当然1回調べてみたいなとは思っています。 ○議長(大縄武夫君) 鈴木茂君。 ◆7番(鈴木茂君) あと最後にお伺いしますが、オール塙でやりたいというようなことですが、これ、議会も今一生懸命高校存続に動いているんですが、議会との連携については、町長、どのように考えているかをお伺いします。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) 独自に立ち上げました協議会があるわけですから、この中で協議をいたしまして、そしてきちっとしたかみ合わせというんですか、その組み合わせをとっていければなと、そういうふうには考えております。早急に相談をした上での結論は出しますし、またその結果を議会のほうにお持ちをしたいと、このようには考えております。 ○議長(大縄武夫君) 鈴木茂君。 ◆7番(鈴木茂君) これ、町長が信念を持って高校存続に邁進するのであれば、議会としても全面的に協力するとは確実に私は言えません、個人ですから、議長ならば言えますが、議会としても全面的に協力するであろうということを申し上げて、私の一般質問を終了します。 ○議長(大縄武夫君) これで、7番、鈴木茂君の一般質問を終わります。 休憩します。               休憩 午後1時57分               再開 午後2時10分 ○議長(大縄武夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。--------------------------------------- △吉田克則君 ○議長(大縄武夫君) 次に、6番、吉田克則君、登壇願います。 時間は3時10分までです。 吉田克則君。     〔6番 吉田克則君登壇〕 ◆6番(吉田克則君) 6番、吉田克則でございます。 ただいまから一般質問をさせていただきます。 まず最初に、4項目あるわけなんですが、1番目としてデマンド交通運行実施について町の考えをお聞きしたいというふうに思います。 それで、今まで町が行ったデマンド交通の実証試験の目的、あと3カ年振興計画の中では植田地区でデマンドタクシーの運行試験をやるみたいなので、目的ですね、これをお聞きしたいというふうに思います。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) それでは、6番、吉田議員さんのご質問にお答えをいたします。 平成23年度に策定しました塙町地域公共交通総合連携計画を基本計画といたしまして、町民が移動しやすい公共交通体系の構築を目標としまして、デマンドタクシーの実証実験を常豊地区と田代・那倉地区で実施しております。実証運行の目的としましては、利用者の実態及びニーズを把握し運行内容の改善を図るとともに今後の公共交通に関する内容の検討材料とするものであります。 ○議長(大縄武夫君) 吉田克則君。 ◆6番(吉田克則君) 常豊地区でもやっておるんですが、これは何か抜けているみたいなんですけれども、どうなんですか、これは。お聞きします。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 これ、常豊地区の結果を知りたいわけですか。     〔「目的」と言う人あり〕 ◎町長(宮田秀利君) 常豊地区で先ほど、申し上げましたよね。常豊地区では実施しております。 ○議長(大縄武夫君) 吉田克則君。 ◆6番(吉田克則君) 私の知っている範囲では、実証運行試験は2地区というんですか、そこでやったということと、今度、植田地区でやるというようなことでありますけれども、目的についてはわかりました。 それで、2カ所でやったその結果ですね、要するに試験結果はどのようにまとめてあるのか。あとそれらについての検証はどういうふうにして進めてきたのか。地域の方のご意見等いろいろあったと思うんですが、そこら辺の内容をお聞きしたいというふうに思います。よろしくお願いします。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 ご質問の内容でありますけれども、平成26年12月から3カ月間、常豊地区でデマンドタクシー実証運行を行いました。対象住民518名中143名の利用登録がありまして、実際に利用した方は34名で、1日平均3.6人の利用でありました。もう一方です、平成27年10月から3カ月間は田代・那倉地区でデマンドタクシー実証運行を行いました。対象住民231名中39名の利用登録がありましたが、実際に利用した方は6名でありました。実証運行後に地域住民アンケート調査を行いまして塙町地域公共交通活性化協議会の中で検証を行っております。この中で、やっぱり常豊地区のように家並みがこぞっているというんですか、1カ所にまとまっておるところでは利用率が高いが、やはり田代・那倉地区で、一軒一軒の家というのは間があいているというんですか、散在している地域ではなかなか難しいのではというような話も聞いております。 ○議長(大縄武夫君) 吉田克則君。 ◆6番(吉田克則君) 利用者数も登録が常豊地区で148人、あとは田代・那倉地区で39名ということで、この実証実験に当たっては、PRとかそういう町が行う事業に対してPRしないとやっぱり登録する人もいないだろうし、わからないだろうし、利用するにしてもどうやって利用していいのだかわからないという方もおると思うんですね。そういう、利用者数も余りなかったようなことでの報告なんですが、そういう検証の結果、それを生かす方法というんですか、またそれらについての内容を、利用した方とか地域の方に返答というか、お知らせしていったものなのか、その点もお聞きしたいというふうに思います。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 もう1カ所、高城地区での実証実験ということもありますので、これが終了した時点で1回まとめ上げて、しっかりとその中で検証を加えた上で、これからの手法も含めて検討されていくべきだろうと、私は考えております。 ○議長(大縄武夫君) 吉田克則君。 ◆6番(吉田克則君) やっぱり今、ひとり家庭というんですか、ひとり世帯というんですか、そういう家庭がふえてきていて、町長も年末ですか、訪問をしているみたいですけれども、かなりその方についてはほとんど交通手段が恐らくないと思うんです。ですから、そういう方にとってはこの試験運行した、大分、デマンドタクシー、これを強く希望しておる方が結構おるので、町のほうにも声は届いているとは思いますが、このデマンドタクシー、そういう方には絶対必要不可欠かなというふうに思うんですが、町のほうでは運行はどのように考えているのか。先ほど、植田地区でやるというような話もありますけれども、年が経過すればするほど、せっかくのそのいいデマンドタクシーについても、だんだんまた利用者が変わっていってしまうというおそれもあるので、今考えている町の考えをお聞きしたいというふうに思います。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 議員さんお話のように、ひとり暮らしの皆さんのご訪問、これはやっております。その中で特に笹原地区の山間部ですか、そのほかもあったんですけれども、小さな軽の乗用車を持っていらっしゃる、女性の方でもそれがないと出入りできないような、かなり奥まったところに暮らしておる方もいらっしゃいました。この方もやっぱりこれからどんどん年を召していくわけですから、その後、本当にそのような交通手段しっかりと構築していかなければ出入りもままならないというような状況、本当に直前に迫っているだろうと、こういう認識もありますので、植田地区、高城地区ですか、この検証を終了後にはできるだけ早い時期に町としての方針、これを固めることができればと、このようにも考えておりますので、しっかりとした情報収集を担当課等には命じていきたいと、このように考えております。 ○議長(大縄武夫君) 吉田克則君。 ◆6番(吉田克則君) 町民の方からはそういうご意見もありますので、ぜひともデマンドタクシーの対応について、町当局のほうで実施できるように検討していただきたいというふうに思います。実施できるようにお願いしたいというふうに思います。 続きまして、次の質問に入らせていただきます。 行財政改革の進捗状況と進め方についてというようなことでの質問でございますが、町長は昨年9月、経常収支比率が悪化しているというようなことで、思い切った行財政運営の抜本的改革をするというようなことでお話しいたしました。それで、私は去年の12月定例会でどのような改革の進め方をするのだということで質問したんですが、その中で、早急に町長を本部長とする行財政改革推進本部を設置して、行政改革に取り組んでいくという話でございましたが、一向にそういう姿が見受けられないので、今の進捗状況ですね、それをお伺いいたします。どのようになっているかお伺いいたします。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 午前中に、3番、吉田広明議員のときもお話をいたしましたが、行政改革委員会を含めました行財政改革大綱策定作業、これは現在、第4次行政改革大綱の検証作業を行っておりますので、1月から事務を進めてまいります。このようなお話をさせていただきました。そのような方向で、これからはしっかりと地に足の着いたというんですか、その進め方で進めたいと、このように思っております。 ○議長(大縄武夫君) 吉田克則君。 ◆6番(吉田克則君) いろいろ検討とか原案策定については、町長の答弁によると昨年12月でありますけれども、実質的なそういう行政改革に伴う調査とか、あるいは原案の策定については、係長クラスを中心にプロジェクトチームを設置していくんだということでありました。そういうプロジェクトチームは設置したのですか、お伺いいたします。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 これは、仕事自体が本当に、朝起きたら花が開いていたというような状況に進める展開が望めるものではありませんが、担当課を含めまして各係長クラスの人間も含めまして、いろんな話を聞きながらこの大綱の構築というんですか、これを進めておると、このような状況であります。 ○議長(大縄武夫君) 吉田克則君。 ◆6番(吉田克則君) 行財政改革推進本部というのも実際は立ち上げたんですか、これは。前の答弁とちょっと違ってきてしまうので、目的が何だかちょっとわからない部分があるので、町長を本部長とする行財政改革推進本部です、この設置はどうなんですか。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 そのような答弁をした記憶もございます。その中にありましても、やはりこの行政機関の中での仕事でありますので、一番やりやすいという言い方はあれなんですけれども、進行がスムーズな方向で進めるべきだろうというような考えもございまして、今この行財政改革に関しましては、その担当課、総務課ですか、この課を中心にそれぞれに意見を持ち寄って進めておるというのが現況であります。ただ会議を開いてああだこうだの話ばかりではなく、ふだんの仕事の中からも、そして少しずつではありますが、前向きな改革を進めているというようにお話はさせていただきたいと思います。 先ほど、経常収支比率の話もございましたが、28年度の決算、皆さんご承知のように90%、86.何%まで押し下げることができたということで、それなりに課内、庁舎内の努力の結果が出てきておるのかなという判断も私なりにいたしております。 ○議長(大縄武夫君) 吉田克則君。 ◆6番(吉田克則君) 行財政改革については、やはり町長が口火を切っていることだと思うんです、結果的には。それで、町長はそういう、今では何だか総務課が中心になってやっているみたいな話を聞くんですが、そんな中でどんな指示を出しているんですか、その行財政改革に対して、指示。町長の考えがないと恐らく総務課のほうでも動けないと思うんです。抜本的な改革の指示はどうなっているんですか。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 先ほどもお話しいたしましたように、経常収支比率の改善、これを最大限頭に置いて、これからの行財政運営を進めるよう指示はいたしました。 ○議長(大縄武夫君) 吉田克則君。 ◆6番(吉田克則君) その指示は会議の中で文書でしているものなんですか。ただ口頭で言っているものなんですか、それは。そこまでちょっとお聞きしたいというようなことと、あとは町政にすぐれた見識を有する団体の長や学識経験者で構成する行政改革推進委員会を設置するということも言っているんですけれども、これはどのようになっているのか、今2点です。指示の仕方、口頭で言っているものなのか、文書等できちんと指示項目を明確にして指示をしているのか、その2点、お伺いいたします。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 文書での指示はしておりません。これは十分、普段の話し合いの中から口頭で、というような同じ目的を持つ仲間でありますので、同じく共有するということで言葉での指示であります。そして、行財政改革の中での推進本部、学識経験者云々という話を今いただいたんですが、それに類するものとして昨年から何度か会議は開いております。先ほども質問の中で申し上げましたように、広く話を聞く、そのことも含めまして月に一度程度この会議を開く、こういうふうな目的で、目途といいますか、これから進めていくということで会議の位置づけはできたと、このように考えております。 ○議長(大縄武夫君) 吉田克則君。 ◆6番(吉田克則君) 行財政改革については町民の声を反映させる目的で、町づくり会議を設置していろいろ意見を聞いているということでありますけれども、ことしの3月末までには6回開いたふうになって、議会だよりで報告がされていますけれども、その後はどういう内容のテーマでいろいろ町民の声を上げられているものなのか。その以前については3月末までにはテーマとして敬老会、学校給食、あと上下水道、集落排水の使用料、町歳入増対策、常豊幼稚園、小学校の統合、振興公社公債費、行政組織、定住自立圏について協議したということで、3月末にはそんな協議をしているみたいですけれども、その後はどんな、町づくり推進会議のほうではどういう話し合いを持っているものなのか、そこもお聞きいたします。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 私の手元にその子細ですか、資料を持ってはおりませんので、担当課でもし用意がしてあれば説明はもらえるかとは思うんですが、用意がしていない場合、この後、資料の提出はさせたいと、このように思います。 ○議長(大縄武夫君) 総務課長。 ◎総務課長(品川亮助君) それでは、ただいまの町づくり推進会議でございますが、会議は開催しておりません。それで、今ほど話がありましたとおり、今年度になってから町のほうでいろいろ話がありまして、そちらの対応でおくれておりますので、1月からやっていきたいと思っております。 以上でございます。 ○議長(大縄武夫君) 吉田克則君。 ◆6番(吉田克則君) そうすると、今、総務課長の話では町づくり会議は開催していないということなんですが、町民の声を反映させる目的でということでありますけれども、じゃ、それは全然遠のいているような感じで、その行財政改革に対する協議もしているんだということなんですけれども、その絡み合いというんですか、整合性はどのように今現在なっているものなのか、お聞きしたいと思っています。結果的には行財政改革やるということで言っているんですが、その先が見えないから、こんなまだ質問をしているわけなんで、ご了承のほどをお願いします。 ○議長(大縄武夫君) 総務課長。 ◎総務課長(品川亮助君) ただいまの質問でございますが、まず第4次大綱要綱の中身で問題点と課題点を町のほうで出して、それで町づくり推進会議なりに、こういう課題があるということをまずこちらから示していただいて、あとは町づくり推進会議のほうから、こういう問題があるがどうだろうかということで、そういう課題をまず提供することから始めていきたいなと思っております。 以上です。 ○議長(大縄武夫君) 吉田克則君。 ◆6番(吉田克則君) 行財政改革大綱を平成29年度の前半に策定することになっているということで答弁いただいているんですけれども、平成29年の前半に策定するということになっているんですが、そうすると現時点では、いつまでに作成するんですか、それは。 ○議長(大縄武夫君) 総務課長。 ◎総務課長(品川亮助君) ただいまの質問でございますが、今年度中ということで予定しております。 以上です。 ○議長(大縄武夫君) 吉田克則君。
    ◆6番(吉田克則君) この行財政改革、何でこんなにしつこく質問するかというと、塙保育園、莫大な事業費で計画しているというようなことであるので、それらについても行財政改革の中にそれらを織り込んでいかないと、私は話にならないと思うんです。いろいろ、事業費はこれから質問しますけれども、12億円ぐらい、こども園にかかるような計画をしているみたいなんですが、全然、行財政改革の中にそういう施設関係についても当然入ってくると思うんです。それなのに、はなわこども園(仮称)を建設計画していると。これ、全然行財政改革とこども園建設については別個の話みたいなんですが、これ、やっている仕事は町がやっている仕事なんで、やっぱり連携づけは必ず必要だと思うんです。その点はどういうふうに感じますか。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 こども園との絡みということでありますが、行財政改革、お金ばかりではなくて庁舎内の人の配り等々、たくさん課題があるだろうと思います。ただ、こども園に関しましては町として返済に耐え得る範囲での事業費の構築、これに全力を傾ける。行財政改革とどういうふうにかみ合うかは、ちょっと今判断はつかないんでありますが、返せないお金は借りるわけにはまいりませんから、返せるエリアでの借金といいますか、お金は使いたいと。実際に今、保育園、何度か訪問なさっているはずですから、議員さん方も。雨漏りはする、廊下はうぐいす張り、大変40年近くたってひどい状況でありますので、あの建物を見たときには、果たしてこの町が本当に子供たちを大切にしているのかと言われたらもう一言も返答できないような大変ひどい建物でありますから、こども園の建築、これはほかのものにも優先されるべきだと、このように強く感じたところであります。幼稚園もしかりであります。そんな絡みもありまして、このこども園の建築に関しましては、十分に返済に耐え得るエリアの中での建築という方向で進めていくという考えでおります。 ○議長(大縄武夫君) 総務課長。 ◎総務課長(品川亮助君) 塙町は平成26年、27年と2年連続して経常収支比率が90%を超えてしまったために、県のほうに市町村財政計画というのを出しました。その中に、27年度から32年度までの主な重点施策の概要を入れました。その中で、こども園の整備事業についてもその中で計画をしました。それで、経常収支の見込みなんですけれども、28年が91.7、29年が90.2、30年が90.0、31年が89.4、32年度が88.6と見込んで、経常収支比率を出しました。28年度は実際には91.7と見込んでおりましたが、86.6となりましたので、90%を切りました。一応32年度まではこども園も含んで計画はしております。 以上です。 ○議長(大縄武夫君) 吉田克則君。 ◆6番(吉田克則君) 行財政改革については、ですからやはり町民の方の声も反映するということを言っているわけですから、改革大綱の中にもきちんとそれは載せた中でこども園の建設とかということになっていけばいいんですけれども、全然、行財政改革とその中に恐らく施設の設置とかいろいろ入ってくると思うんです、人件費とかいろいろ含めて。でも、それ、整合性が全く行財政改革となっていない状況なので、これについては、やはりそちらが先で、行政改革大綱作成をして、それに基づく事業計画をしていくのが一番望ましい方法かなというふうに私は思ったんですが、その点についてはどうなんですか。改めてお聞きいたします。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) 今、総務課長からお話がありましたように、31年、32年までですか、この経常収支比率、これが逆に上がるんじゃなくて下がっていくような計画も含めております。その中に、今申し上げましたとおり、こども園、これが組み込まれておってもその数字を何とか保つことができるという、そういうふうな財政運営、目途、めどがついているわけでありますから、この後も粛々と進めていきたいと。またその中にありましても、経常収支比率のアップ、これだけは最大限気遣いながら財政運営を進めていきたいと、このように考えております。 ○議長(大縄武夫君) 吉田克則君。 ◆6番(吉田克則君) それでは、さっき言った町民の声を反映させるということはどうなんですか、それ。反映させるというか、別個に考えるということですかね、そうすると。     〔「吉田議員、それも全部入っているということなんです」と言う人あり〕 ◆6番(吉田克則君) 何だか、返答は経常収支比率の改善だけで、全然町民の声が反映されていない行財政改革大綱みたいなんで、その点についてただしているわけなんです。     〔「でも、それも入っていますので了解していただければ」と言う人あり〕 ◆6番(吉田克則君) 町民の方の意見が反映できる方法で行財政改革を行っていくようにお願いするというか、ならないというふうに思ってございますので、じゃ今、議長のほうからもそういう話があったものですから、次の質問に移らせていただきます。 次の質問ははなわこども園(仮称)整備事業計画の町の考えを問いたいというふうに思っています。はなわこども園については仮称ということでありますけれども、その整備事業の建設規模、根拠はどのようになっているものなのか、それについてお伺いをしますが、まずは園児あるいは幼児人数の規模です。基本計画の中には定員270名、保育園が90名、幼稚園が180名となっていますけれども、幼保の一体の施設を計画するということでありますけれども、この保育園90名と幼稚園180名の根拠をお聞きいたします。 ○議長(大縄武夫君) 教育長。 ◎教育長(秦公男君) それでは、お答えをいたします。 園児人数につきましては、保育園・幼稚園の園児数を基本に今後の見込みも考慮しながら設定をいたしました。ただいま吉田議員さんがお話ししたとおりの定員ということで考えております。 また、こども園の規模でございますが、福島県児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例、さらに幼稚園設置基準、また福島県幼保連携型認定こども園の設備及び運営に関する基準を定める条例に基づき設定した定員に対する必要面積でこども園の規模を決定しております。 以上でございます。 ○議長(大縄武夫君) 吉田克則君。 ◆6番(吉田克則君) 建設計画については定員270名ということになっていますが、ことしの6月末までですかね、今の塙保育園の待機児童を解消するために増築をして、金額については1,479万6,000円ということでの工事契約で増設しているわけなんですが、今現在ある保育園については、待機児童はいるんですか。まずそこをちょっとお聞きします。 ○議長(大縄武夫君) 教育長。 ◎教育長(秦公男君) その件に関しましては保育園長のほうに説明をいたさせます。 ○議長(大縄武夫君) 保育園長。 ◎保育園長(八幡繁樹君) それでは、お答えしたいと思います。 現在、新たに6カ月を超えて、そして親が仕事に復帰したいという希望がございまして、そういった入れたいという方は今3名、私のほうで把握しているのは3名おります。 以上です。 ○議長(大縄武夫君) 吉田克則君。 ◆6番(吉田克則君) 保育園の定員は条例改正で80名にして行ったというようなことでありますね。それで、80名で大丈夫なのかなということで話ししたならば、おおむね2割はおおむねの範囲に入るということで90名は大丈夫だというような話を受けていたんですが、それで今回、こども園の中の保育園の園児数が90名ということでありますね。ですから、今ある保育園と幼児数については特に変わっていないような状況で認識しているんですが、あと、幼稚園についても180名と。今現在は塙幼稚園には何人、できれば年齢ごとに教えていただきたいんですが。 ○議長(大縄武夫君) 教育長。 ◎教育長(秦公男君) それでは、担当課長のほうから説明をさせます。 ○議長(大縄武夫君) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(佐藤光一君) それでは、お答えいたします。 幼稚園の現在、塙幼稚園と常豊幼稚園合わせまして4歳児が50名、5歳児が48名となっております。 以上でございます。 ○議長(大縄武夫君) 吉田克則君。 ◆6番(吉田克則君) この計画には、保育園は町に1つですから、幼稚園については塙幼稚園と常豊幼稚園を含めて考えているんだというようなことでありましたけれども、この幼稚園については、そうすると今現在98名ですか、約100名の幼児がいるということで、何でこの幼稚園180名で計画しているものなのか。 私が思うのには、保育園の人数が全然90名では足らないんじゃないかと。今、国では幼児あるいは保育教育の無償化ということで、それらを実現するのだというようなことで、またあとは待機児童のない、解消を達成するんだというようなことで保育の受け皿整備を進めている中、今現在ある保育園と同じ人数の規模で、これで新しいこども園ということで成り立っていくんですか、これは。逆に幼稚園の人数の定員をまだ少なくして、要するに保育園と幼稚園を総合的な捉え方で270名という定員に考えればいいんですけれども、全然そういうのは入っていないような人員規模というんですかね、これはどのように考えますか。 ○議長(大縄武夫君) 保育園長。 ◎保育園長(八幡繁樹君) 今の質問のお答えでございますが、(仮称)はなわこども園のまず形態なんですが、保育部と幼稚部ということで計画してございます。それで、現在の保育園は3歳児まで預かっておりますが、新しいこども園では、保育部は零歳、1歳児と2歳児までです。ですから、3歳児以上については幼稚部ということなものですから、そこで数の差が出てきているということでございます。 以上です。 ○議長(大縄武夫君) 吉田克則君。 ◆6番(吉田克則君) そうすると、この計画している保育園90名というのは零歳児と2歳児まで。     〔「はい」と言う人あり〕     〔「今度のこども園になった場合か。こども園になった場合です」と言う人あり〕 ◆6番(吉田克則君) 私は定員270なら270名で、幼児、保育あるいは幼稚園部、総合的に考えてやっぱり定員は持っていくべきだというふうに思っております。限定しますと入れない児童とか、そういうお子さんが発生してきますので、そのように考えております。 それとあと、なぜその認定こども園にできない、しない考えなのか、そこもお聞きをしたいんですが、認定こども園ですと、保護者の就労の有無にかかわらず施設の利用が可能だというようなことで、やはりそこを町民の方は望んでいると思うんですよ。ですから、やはりここの部分については、誰だって働きたいですよ。ですけれども、子育てしなければならないということもあって、なかなか仕事にもつけないような状況であっては困ると思うので、やはり認定こども園にして、保護者の就労の有無にかかわらず入園できるやっぱり施設でなければならないと思っているんですが、その点についてはどう考えていますか。お聞きします。 ○議長(大縄武夫君) 教育長。 ◎教育長(秦公男君) それでは、お答えをいたします。 もちろん、行政としましては待機児童がなくなるというのが理想でございます。これは当然そのような方向に今後もいかなければならないと思います。しかしながら、いわゆる希望者全員を受け入れた場合に、保育士の部分で子供たちの数に対して保育士が少ないということであれば、これは違法になりますので、必要な保育士を確保した上で、それでもこれから大丈夫であるということであれば、こちらのほうも、当然保育士については先ほど保育園長のほうからもありましたけれども、保育士の数がなかなか募集しても集まらないという現状を鑑みまして、必要保育士を確保すべくやっていきたいというふうに思いましたので、このような定員というふうに決めさせていただいたわけでございます。ご理解をいただければ大変助かります。 以上でございます。 ○議長(大縄武夫君) 吉田克則君。 ◆6番(吉田克則君) 保育士の人数というか、そういうことで制限されるということでありますけれども、私が言っているのは、認定こども園にすれば幼稚園教諭はほとんど保育士の免許を持っているという話じゃないですか。そうすれば相互にできるんじゃないですか、これは。それは、ですから保育士が少なければ幼稚園教諭の方がそちらのほうも担当することができるということになっているので、そこはぜひとも考えていただいて、そのような方法が一番いいのかなというふうに思っています。幼稚園教諭は保育士の免許も持っているということで。これ、時間もなくなってきたので、次に。 規模、事業費でありますが、規模については、大分1町歩の土地について、この270名が入園できる規模なのか、ちょっと疑問に思うんです。あと、事業費についても基本計画の中では消費税含めて事業費が建設費、事業費が1億円ということでしたということで、この規模というよりは事業費のほう、時間がないものですから事業費は何で10億円なんだか、ちょっとそこもお聞きします。 ○議長(大縄武夫君) 教育長。 ◎教育長(秦公男君) 現時点では基本設計をもとにして概算の予算を立てております。事業費を立てております。その基本設計のところに、おおむね議員さんのほうにもお伝えしたとおりでございますので、その内容でございます。 以上でございます。 ○議長(大縄武夫君) 吉田克則君。 ◆6番(吉田克則君) 前にも説明あったときには、予算もあるものだから10億円に設定したということでありますが、逆に言えば、じゃ、このこども園を5億円で基本設計組んでくれないかと言えば、これは組めるんですか、実際は。 ○議長(大縄武夫君) 教育長。 ◎教育長(秦公男君) 現時点の基本設計をしているものについては10億というような予算として考えられるわけでございます。したがって、5億というのは無理ではないかというふうに思っております。 以上でございます。 ○議長(大縄武夫君) 吉田克則君。 ◆6番(吉田克則君) 余りにもお金がかかるということで、仮に5億円と言ったんですが、それが逆に8億円とか7億円で建設工事の基本設計ができるものなのかを聞いたわけなんです。5億円では無理だと思うんですけれども、そういう考えもできないんですかという意味だったものですから、予算の中でよりよいものをつくるためには、総額、消費税込みで10億円というのはやはりぴったり過ぎて、逆に言えばきちんとした積み上げのもとにこの設計ができていればいいんだけれども、逆算しているみたいな感じを受けたんで、そこはやっぱり改めて再度また検討する余地があるのかなというふうに思いました。 あと、ちょっと時間がないんで、こども園整備計画の中に、常豊小学校跡地を利用したこども園にしてはということで、町民の声が寄せられるということで聞いているんですが、町としてはその声をどう受け取っているのか、お聞きいたします。 ○議長(大縄武夫君) 教育長。 ◎教育長(秦公男君) 皆様からいろいろなご意見を頂戴しております。現在、塙字材木町地内にこども園建設予定地として用地を確保し、建設に向け事業を進めている状況でございますので、設置場所の計画変更の予定はございません。 以上でございます。 ○議長(大縄武夫君) 吉田克則君。 ◆6番(吉田克則君) そうすると、町民の声は聞き入れていないというようなことで理解してよろしいんですか。 ○議長(大縄武夫君) 答弁要りますか。 ◆6番(吉田克則君) はい。 ○議長(大縄武夫君) 教育長。 ◎教育長(秦公男君) もちろん、いろいろな方々から多くのご意見を頂戴しておりますので、十分承りながら検討した結果、こちらの現在計画をしているところにやっていこうというような考えで進めているところでございます。 以上でございます。 ○議長(大縄武夫君) 吉田克則君。 ◆6番(吉田克則君) 時間延長お願いできますか。 ○議長(大縄武夫君) 何分欲しいんですか。 ◆6番(吉田克則君) 10分欲しいんですが。 ○議長(大縄武夫君) 5分でよろしくお願いします。 ◆6番(吉田克則君) はい、わかりました。 じゃ、5分延長お願いします。 あと、では、こども園に関しては建設費の財源見通しはどのようになっているのか、これは簡潔でいいですからお答え願います。 ○議長(大縄武夫君) 総務課長。 ◎総務課長(品川亮助君) それでは、お答えします。 現在のところ、国庫補助金が9,230万円、地方債、過疎債施設整備事業債が9億7,700万円、基金繰入金のほうで4,000万で、公有施設等整備基金、一般財源で9,253万7,000円。 以上でございます。 ○議長(大縄武夫君) 吉田克則君。 ◆6番(吉田克則君) この財源見通しでありますが、こども園については耐用年数は何年に設定したんですかね。これもちょっとお聞きします。 ○議長(大縄武夫君) 教育長。 ◎教育長(秦公男君) 大変申しわけありません、手元に資料がございませんので、後ほど議員さんのほうにお話をさせていただきます。 以上でございます。 ○議長(大縄武夫君) 吉田克則君。 ◆6番(吉田克則君) それで、ただいま総務課長から財源見通し聞いたんですが、地方債で9億7,700万ということでありますが、この地方債については資金別にはどういう資金を予定しているものなのか、財政融資資金とか地方公共団体金融機構資金とか、いろいろあるんですが、またあとは国にも予算総枠があるので、既に申し込みをしているものなのか。恐らく30年の国の予算については今、協議をしているかとは思うんですけれども、決まってしまうというか、既にそういうのを申し込んでいるものなのか。あと、この起債にかかる利息ですね、利息はどのようになっているのか、お伺いいたします。 ○議長(大縄武夫君) 総務課長。 ◎総務課長(品川亮助君) 地方債ですが、過疎債で7億3,300万円、施設整備事業債で2億4,400万円でございます。それで、利率についてはそのときによって変わりますので、現在はちょっと今手元に資料がございません。 以上でございます。 ○議長(大縄武夫君) 吉田克則君。 ◆6番(吉田克則君) その返済の、どのくらいまでに返済する予定なんだか、今、耐用年数というか、それを聞いたのは何年ぐらいに分けて返済する予定なのか、あるいは利率も含めて。あと、地方交付税で還元するというか、実質的には7割は地方交付税で還元してくるような話があるんですが、交付税は具体的には何年、返済ですね、何年、いつから支払うような計画なのか、あるいは交付税は実際にはどのような形で交付されて、何年交付されてくるのか、そこをお聞きしたいというふうに思うんですが。計画されていないのならばされていないで。 ○議長(大縄武夫君) 総務課長。 ◎総務課長(品川亮助君) それでは、まずわかる範囲から、ちょっとすみません。交付税は70%国から来まして、30%が町の持ち出しとなります。3年据え置きで12年返済となります。その返済する期間だけは交付税は来ます、その分だけは。 以上です。 ○議長(大縄武夫君) 吉田克則君。 ◆6番(吉田克則君) 時間がなくなったんでありますが、4番目の学校施設等利活用検討委員会の設置について。常豊小学校の跡地利用を考えて検討していくということなんですが、これまでに検討した内容、事項、あるいは検討結果は出ているのか、見通しはいつごろになるのか、あるいは学校施設等利用検討委員会での検討結果を踏まえて町は具体的にどう進めていくのか、その手順ですね、それをお聞きいたします。 ○議長(大縄武夫君) 3点まとめてよろしいんですね。 ◆6番(吉田克則君) はい、時間がないので。 ○議長(大縄武夫君) 教育長。 ◎教育長(秦公男君) それでは、お答えをいたします。 これまで検討した事項等についてでございますが、10月に検討委員会を設立いたしまして第1回目の委員会を開催いたしました。内容は具体的な活用方法の検討までは話は及ばず、検討の手法についてお話をいただいたところであります。 続きまして、見通しということでございますが、第1回目の委員会を実施したばかりでございまして、12月末に現地調査ということで常豊小、幼稚園を視察する、これを実施いたしまして、これから何度か委員会を開催して検討していく考えでございます。 続きまして、検討結果をどのように具体的に利活用を進めていくかということでございますが、検討委員会での検討結果をもとにパブリックコメントを行い、その内容を公表し、予算や実現性を考慮しまして有効活用を目指していきたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(大縄武夫君) 吉田克則君。 ◆6番(吉田克則君) 検討するに当たって、地域住民の声を十分聞くんだということでありますけれども、その点についてはどうなんですか。いつ町民のというか地区の声を聞く、どういう方法で聞くのかもお聞きいたします。 ○議長(大縄武夫君) 教育長。 ◎教育長(秦公男君) 今後の話し合いの中で、検討委員会の中で決定していくわけでございますが、第1回目のときにも、地区民の方々や、それからいろいろなアンケート、パブリックコメント等をやっていく必要があるだろうというふうなご意見を頂戴いたしておりますので、その旨で進めていきたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(大縄武夫君) 吉田克則君。 ◆6番(吉田克則君) 町民の方の、あるいは地区の方のご意見を十分聞いて、よく検討していただいて、有効に常豊小学校跡地が利用できるようにお願いをしたいというふうに思ってございます。 以上をもちまして一般質問を終わらせていただきます。 ○議長(大縄武夫君) これで、6番、吉田克則君の一般質問を終わります。 休憩します。               休憩 午後3時13分               再開 午後3時25分 ○議長(大縄武夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。--------------------------------------- △青砥與藏君 ○議長(大縄武夫君) 次に、4番、青砥與藏君、登壇願います。 時間は3時40分までです。 青砥與藏君。     〔4番 青砥與藏君登壇〕 ◆4番(青砥與藏君) 4番議員、青砥與藏です。通告どおりイノシシ対策について質問いたします。質問の仕方は提案を中心としたものであります。持ち時間は15分なので、端的なお答えをお願いしたいと思います。 環境省では、鳥獣法に基づく指定管理鳥獣保護捕獲等事業の推進に向けて、ニホンジカ、イノシシについて個体数の推定等を実施しました。その結果、全国のニホンジカ推定個体数は中央値249万頭と増加傾向が続いています。また、イノシシの推定個体数は中央値約89万頭となり、増加傾向であるもののほぼ横ばいであると明らかになりました。 また、生息分布の拡大状況調査を実施したところ、ニホンジカは昭和53年度から平成26年度までの36年間で約2.5倍、イノシシは1.5倍に拡大していることが明らかになりました。このため、環境省と農林水産省は抜本的な鳥獣捕獲強化対策を共同で取りまとめ、ニホンジカ、イノシシの個体数を10年後の平成35年までに半減することを当面の捕獲目標としました。 このように国は、そして県は対策を講じております。 ここで質問したいと思います。当町のイノシシの推定個体数、そしてこの対応策をお聞きしたいと思います。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) それでは、4番、青砥議員のご質問にお答えします。 イノシシの頭数、後段で課長より説明をいたさせますが、イノシシ被害防止対策でございますが、被害防止策としましては、塙町では塙町有害鳥獣被害防止措置牧柵設置事業補助金交付要綱により電気牧柵の設置、鉄柵の設置等に補助金を交付し、被害防止策を推進しておるのが現況であります。詳細につきましては担当課長より説明をいたさせます。 ○議長(大縄武夫君) まち振興課長。 ◎まち振興課長(金澤祐介君) ご質問のイノシシの推定個体数でございますが、福島県発表によりますと、平成26年度までになりますが、平成26年度で約4万7,000頭から4万9,000頭と報告されております。塙町におきましても近隣町村からの侵入や出て行くものもおりますが、約500頭程度かと現在推定しております。 あと、具体的な対応策としまして、ただいま町長が申し上げましたが、電気牧柵の購入費として対象事業費の2分の1以内の補助、また行政区単位で行う鉄柵等は10分の10以内の補助として、平成28年度では電気牧柵が16地区、鉄柵が4地区で実施しております。 また、ことしは特に被害が大きくて、当初予算と9月の補正で500万円の補助金の予算をしておりますが、既に予算不足となりまして、現在申請のあるものにつきましては4月以降の新年度予算で対応していく予定となっています。 以上です。 ○議長(大縄武夫君) 青砥與藏君。 ◆4番(青砥與藏君) 県内の農産物被害は平成27年6,452万と言われております。塙町においても被害は拡大し、町内の上町でも農産物被害が出ております。本日見えられています6区の区長さんからも、うちの区でも被害はあるんだぞ、そういう話がありました。間違いなく、羽黒山周りがイノシシによって被害をこうむっている状況にあります。 また、全国の狩猟免許者数について、ちょっと聞きたいのですが、今、平成2年時点での狩猟免許者数は猟銃とわなも含めてなんですが、52万人いました。平成26年になりまして19万人と半減しました。また、取得者の年齢は平成2年当時60歳以上の割合は20%でありました。しかし今、平成26年度では65%になっております。19万人の狩猟免許者数の65%が60歳を超えている、まさに高齢化しているということです。 ここでお聞きしたいと思います。塙町における猟銃の免許取得者数、そしてわな猟免許取得者数についてお聞きします。何人いるんでしょうか。 ○議長(大縄武夫君) まち振興課長。 ◎まち振興課長(金澤祐介君) 塙町内における第1種猟銃免許取得者数でございますが、現在25名でございます。また、わな猟免許取得者数ですが、まず25名は猟友会に入っておりまして、プラス1名で26名の猟友会と、あと町職員8名、合計34名がわな猟免許を取得しております。特に福島第一原発の事故以来、イノシシについては出荷制限が出ており販売ができないことから、取得者数もどんどん減少しておるのが現在であります。 以上です。 ○議長(大縄武夫君) 青砥與藏君。
    ◆4番(青砥與藏君) わな猟の登録者数が平成19年以降は相当ふえているという話になっています。一方で、第1種登録、これは猟銃の話なんですが、猟銃のほうは半減している、これは今の現状だという話です。今のイノシシの捕獲は主に猟友会という団体によってボランティアに近い形で行われております。イノシシの行動範囲は1日30キロほど動くんだという話も聞いております。棚倉の山本からすれば、塙の真名畑、矢祭の茗荷などは1日で動き回る行動範囲なのかなというふうに考えます。 そこで、広域圏で対応しなければならないというふうに考えております。広域圏連合で行っている対策についてお聞きいたします。 ○議長(大縄武夫君) まち振興課長。 ◎まち振興課長(金澤祐介君) 広域圏での対策ですが、平成28年度に東白川地域鳥獣被害防止広域対策協議会を設立しております。28年度におきましては9,000万円の予算の中で、郡内全体で箱わな3基、くくりわな222基の購入をしております。その中で箱わな3基につきましては塙支部のほうで購入しております。また、塙的にはくくりわなにつきましては51個のくくりわなを広域圏の協議会の予算を使用しまして購入しております。 なお、今年度もこの予算を活用しましてくくりわなの購入をしております。また、先日広域圏の支部長会議がありまして、年明け2月に郡内の狩猟免許取得者及び農業者を対象に講習会を開いて、電気牧柵の設置の方法とか対策を講習していく予定となっております。 以上です。 ○議長(大縄武夫君) 青砥與藏君。 ◆4番(青砥與藏君) 5分ほどの延長をいただけますか。     〔「だめ」と言う人あり〕 ◆4番(青砥與藏君) わかりました。それでは、環境省では今年、第12次鳥獣保護管理事業計画案並びに第2種特定鳥獣管理計画に対するご意見の募集を行っています。広く県民の皆様からご意見をいただくためのパブリックコメントを実施しております。今期の意見募集は硝酸塩の使用を鳥獣対策に使っていいかという課題であります。しかし、当森林面積を有する当町の中で考えますと、このチャンスにこの農産物の被害や猟友会の意見などを多く聞きまして、パブリックコメントに参加していただければと思っております。ぜひお願いします。 それから、くくりわなは1機5,000円で、つくる気であったらできるというふうに伺います。また、箱わなについても、両開きというんですか、両開きをつくっても6万円ほどでできると思います。実は、私は春、10万円ほど箱わなはかかるんだという話があったものですから、実費でつくってみました。片開きなんですが、材料費2万円、工事というんですか、鉄骨屋さんにお願いして溶接してもらったんですが、その工事費が2万円、4万円ぐらいでできるんですね。両開きでつくっても6万円ぐらいでできますので、ぜひとも町で200万もの予算を付けていただければ、これは各地区に対応するというか貸し出しができるんだろうというふうに考えます。ぜひとも、高齢化した農業生産者に対しても家庭菜園を楽しむ方々にも費用対効果を考えても満足できる対応ができるんじゃないかなというふうに考えますので、ぜひご検討ください。できますか。 ○議長(大縄武夫君) まち振興課長。 ◎まち振興課長(金澤祐介君) すみません、先ほどの答弁の中で28年度の郡内の予算9,000万円と言ったと思うんですが、900万円の間違いでございます。失礼しました。     〔「町長、先ほどの200万ぐらい追加して」と言う人あり〕 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 その箱わなですか、有効性を十分に検証した上で予算的なものも考えてみたいと、このように思っております。 ○議長(大縄武夫君) 青砥與藏君。 ◆4番(青砥與藏君) 200万程度で、私が話した予算化ができるんだろうと思いますので、ぜひ検討していただきたいと思います。 以上で一般質問を終わります。 ○議長(大縄武夫君) これで、4番、青砥與藏君の一般質問を終わります。 本日の会議は議事の都合によってあらかじめ延長します。--------------------------------------- △藤田一男君 ○議長(大縄武夫君) 次に、12番、藤田一男君、登壇願います。 時間は4時31分までです。 藤田一男君。     〔12番 藤田一男君登壇〕 ◆12番(藤田一男君) 12番、藤田一男です。通告順に従って質問をしたいと思います。 私の質問は、ある議員の発行した活動報告の内容について町長の答弁と違いがあるように思われますので、言われた当人である町長の捉え方、考え方、思いがあったらそれに対して伺いたいと思います。 まず第1番目、若者定住促進住宅工事の件で、いかにも官製談合が行われたのではないかと思っています。また、入札談合の幇助をしたこと、断定しているような書き方をされておりますが、何の証拠があって言っているのか、誤解を招きかねない記事だと思います。わざとこのような書き方をしているとかは思われませんが、町長はこの記事を見てどのように捉えたか、また反論があったら伺いたいと思います。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) それでは、藤田一男議員さんの質問にお答えをいたします。 そのような事実は全くございませんでした。それだけです。 ○議長(大縄武夫君) 藤田一男君。 ◆12番(藤田一男君) 私もそのように思っておりますので、わかりました。 次、2番目に下水道の負担金の徴収に向けてということで、徴収に向けて職員にどのように働きかけを指示したかの答弁の回答がなっていないというように書いてありますが、これは答弁を切り取りして、どこかの週刊誌みたく切り取りして要約して書いてありますので、本当の答弁の内容が正確さに欠けているということになっています。これを聞いた町民にはまじで誤解されますので、それに対して町長の思いがあったらお伺いします。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) それでは、お答えをさせていただきます。 公共下水道の受益者負担金の徴収についてでありますが、宅地への地目変更により新たに下水道処理区域となって発生した現年分の下水道受益者負担金については、早期加入奨励金等の活用を受益者に勧め、1年以内の徴収に努めるよう指示をしております。 また、滞納繰越分につきましては平成15年から平成21年に賦課された一部が滞納となっている状況であり、時効や徴収が不可能な債権については速やかに財産から減じる処置を行うなどの整備を進めていき、徴収が可能な債権については分割納付や徴収猶予申請等の時効中断の措置を講じ、交渉によって納付を促すよう指示しておるような状況であります。 ○議長(大縄武夫君) 藤田一男君。 ◆12番(藤田一男君) わかりました。 続きまして、こども園建設補助金獲得に向けてどこに働きかけをしたのかとの質問の答弁、まだ何もやっていないと書いてあります。ただ町長の答弁の中では林野庁などに働きかけをして、その話の中で、基本設計あるいは実施設計ができてからでなければ詳しい話はできないというような答弁をしております。まだ何もやっていないと、これ、どこにもそういう答弁はないんです。まるっきり、これ、うそを書いているとしか思えません。これに対して町長はどのように考えるのかをお願いします。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 こども園建設にかかる補助金につきましては、直接私が県や農水省内にある林野庁、何度か出向いております。説明や相談も行ってはまいりました。しかしながら、お話のようにきちっとした図面がない状況下ではなかなか具体的な話を進めるというんですか、こういうふうな状況下にはないというのが現状でありました。しかしながら、ご承知のようにこども園に関する補助金、これは建設費そのものに対する補助金はなくて、例えばこども園に木材、CLTを利用するので、その材積に対する補助であったり、また特殊な空調設備を使用するのでその設備に対する補助であったりと、部分的な補助であります。補助金を受けようとすればもちろん建物の仕様がグレードアップされて建設費そのものが大幅に増加します。私としてはできる限り地場産材を使用した建物、そして建設コストを抑えた建物としたいと考えておりまして、補助金獲得と建設コストの課題で調整を図ってきたところであります。ある程度お見せできるような図面ができ上がったその時点で東京へもぜひ出向いてみたいとは考えております。 ○議長(大縄武夫君) 藤田一男君。 ◆12番(藤田一男君) 確かに今町長の言うとおりで、いろんなところに働きかけをしている、これからもしていくというような答弁ありますので、ぜひ獲得に向けても頑張っていただきたいなと思います。 続きまして、所管事務調査の報告の中で、町長は挨拶以外では一度も湯遊ランドを見に行っていないと報告しているが、私も湯遊ランド職員にも聞きましたが、来ていますよと、いろんな指示はされていますと。過日、担当の課長に話を聞いたならば、説明が不足だったかもしれませんが、私と一緒には来ていないというような、そういう話をしたということで、町長本人としては行っていろんな指示、指導はされていますと言っておりますので、この部分で言い分があったらお願いします。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 この質問の件、これは29年第6回の定例会、常任委員会報告の中で報告されておりますが、本年の定期監査報告でもご指摘のあったように、振興公社、大変厳しい運営状況にある現在でありますから、社長である私が会合等の挨拶でしか行かないということはありません。取締役会を初めとしてできるだけ足を運んでおりますし、実際、時間があるときには施設を全部一周してくるようなことも何度かはしております。それで、現場で目についた点を直接指摘、改善を指導したりしております。当然、施設全体の経年劣化等についても心配をしておるところであります。 ○議長(大縄武夫君) 藤田一男君。 ◆12番(藤田一男君) ぜひ今、湯遊ランドの運営が厳しくなっております。足を運んでいただいてよき方向に向かうようなご指導をお願いしたいと思います。 次に移ります。この記事の中のつぶやきの中でですけれども、町長は各種主要会合への欠席がふえていると。体調不調なのではといった様子が見受けられると。また、町長は職員よりも早く5時前には帰ってしまうというようなことが言われております。町長になるといろんな会合に出なくてならない、それを欠席、ダブった場合は欠席する場合もあると思います。そのときには副町長なり教育長なりが対応すると思いますが、それまで欠席扱いされたのでは大変だと思います。あと、多分私の知っている限りでは、5時前というか5時半前に何も用がないときには帰ったということは聞いていないんですが、その辺に対しては何か反論があればお願いしたいと思います。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 私が出席をすべき会合の種類にはさまざまなものがございます。行政関係では全国レベルの総会及び国会陳情、県レベルの総会、会議、白河地方広域圏にかかる会議、東白川郡レベルの会議、そしてそのほか各種団体、例えばJA厚生連の会議や警察署関係の会議、東白衛生組合の会議等がございます。そしてさらに町内の行政区や各種団体からの各種会合への招待等があります。町の行事に関しては日程が重複しないようにと総務課において調整しておりますが、その他の会合等の通知はほとんどが一方的に通知されてくるものでありまして、日程が重複するケースが多々あります。このような場合には日程変更ですか、さらにできるものは日程変更して対応するとともに、どうしても無理な場合は副町長、教育長の代理出席をお願いしているところであります。私といたしましては、ご通知をいただいたものはできる限り出席をする。またできる限り町民の皆様の会合を優先するという考えで臨んでおります。 その次に、退庁時間についてでありますが、町長には勤務時間というものがございません。公人でありますので、24時間勤務ということになると認識しております。ご質問は実際に何時に役場から帰っているのかということでありましょうが、その日の行事や決裁文書の量によってまちまちでありまして、ただし役場にいるときは、基本、職員と同様に17時15分までは退庁はいたしません。そうしないと職員が私に相談や報告があってもめどが立たないと思っているからであります。 さきに申し上げましたように、行事や決裁文がなければ17時30分ごろには速やかに退庁いたします。これは、無駄に電気を使用しないことや職員に私の姿勢を見せることによって、職員も漫然と仕事をしないように考えていただきたいという思いもあるからであります。 ○議長(大縄武夫君) 藤田一男君。 ◆12番(藤田一男君) 最後になりますが、町長は町民ファーストであるべきですと書かれていますが、議員も議会もこれは同じであると思います。町民が安心して生活できるような町づくりを行政と一体となって進めるべきだと私は思っております。議会モニターの方からの意見もありますが、足の引っ張り合いをしていては町民のためにならない、町のためにもならないと言っています。町民の方からも同じような意見が多く、塙町議会は何をやっているのかわからないという声も聞かれます。このような憶測と私感うそまで書いて町民に間違って伝えては町民を惑わせることになります。町民には正確に、誤解を招かないようにしていただきたい。行政も議会も町民のため、町発展のために働くのが努めだと私は考えておりますが、町長も同様だと思います。その考えをお聞かせ願いたいと思います。 ○議長(大縄武夫君) 町長。 時間がありますから、熱い思いをゆっくり……。 ◎町長(宮田秀利君) そんなには長くしゃべらないです。 ご質問の内容であります。安心して生活できる町づくりということでありますので、これは議員さんとて思いは同じだろうと、このように考えております。まず、幾つか考え得るものを挙げてみました。やはり1番は安全・安心、快適な生活環境づくり。これは幾つか要点はあるだろうと思います。例えば災害に強い、そして犯罪のない町、道路ですか、安全に通行できる道路。それから上下水道の整備の充実。快適な住宅環境。そして子供さんのための産み育てたい町づくり。このようなことが挙げられるだろうと。 そして2つ目には農林商工業の振興による安定した収入の確保。この中には農業の振興、林業の振興、現在も森林再生事業等でかなりのお金が町にはおりております。この数字的なものは七宮議員さんの質問の中でご披露申し上げたいと思っておりますが、大変ありがたい制度も十分に利活用して町の活性化のために尽力していきたいと。そして商工業の振興、そして何度かお話がありました観光の振興と、こういうことをしっかり拡充していくことでの町づくり。これも安心・安全な町づくりにつながっていくだろうと考えておるところであります。 そして、健康・福祉の充実。当然、地域医療の充実ということでありますが、この町にありましては、総合病院、塙厚生病院という大変立派な病院が所在ありますので、本当に我々にとっては安心な部分の一部の大きなウエートは厚生病院が担っていただいていると、このようにも考えてはおります。健康づくりの推進、これは健康推進委員の皆様方のご尽力をいただきながら、こういうこともしっかり対応していく。そして福祉の充実、これも大切なことであります。そしてやはり、これからの町づくりの中で大切な教育の充実。これは当然、学校教育の充実、施設の整備、学力向上等々、そして人材の育成。これはやっぱり町にとっては決して捨てることのできないというか無視することのできない大変な課題であろうと思います。 最後でありますが、私の所見であります。子供は町の宝であります。現代社会、これは先人から私たちが預かったものでありまして、先人たちに感謝を忘れずに、これをどう子供達に託すか。これは議員の皆様方のご意見を伺いながら、安心して生活できる町づくり、この大きな基本だろうと、このように思っておるところであります。しっかりと力を合わせて、議会そして町当局が力を合わせて努力を重ねていくべきだろうというような所存でおります。 以上です。 ○議長(大縄武夫君) 藤田一男君。 ◆12番(藤田一男君) 町長の熱い思いを伺って安心しました。我々議会も塙町民が安心して住んでもらえる町づくりの一端を担えればなと思っております。議員の中には平気で約束を破る人もいますが、今後はそういうことのないように、お互い行政と議会と切磋琢磨しながら、いい智恵を出し合って町発展のために努力していきたいと思います。 以上で私の一般質問を終わります。 ○議長(大縄武夫君) これで、12番、藤田一男君の一般質問を終わります。--------------------------------------- △延会の宣告 ○議長(大縄武夫君) お諮りします。 本日の会議はこれで延会したいと思います。ご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(大縄武夫君) 異議なしと認めます。 本日はこれで延会することに決定しました。 本日はこれで延会します。               延会 午後4時03分...