矢祭町議会 > 2021-12-09 >
12月09日-03号

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  1. 矢祭町議会 2021-12-09
    12月09日-03号


    取得元: 矢祭町議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-30
    令和 3年 12月 定例会(第7回)          令和3年第7回矢祭町議会定例会会議録議事日程(第3号)                    令和3年12月9日(木)午前10時開議日程第1 一般質問---------------------------------------本日の会議に付した事件 議事日程に同じ---------------------------------------出席議員(10名)     1番  藤井隆治君      2番  片野一也君     3番  大森泰幸君      4番  藤田玄夫君     5番  本多勇也君      6番  郡司浩子君     7番  鈴木正美君      8番  鈴木 一君     9番  鈴木敏男君     10番  緑川裕之君欠席議員(なし)---------------------------------------地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名  町長         佐川正一郎君  副町長        大串 肇君  自立総務課長     鈴木直人君   町民福祉課長     大森秀一君  事業課長       古市 賢君   教育課長       高橋竜一君  会計管理者      菊池基之君   代表監査委員     鈴木邦美君---------------------------------------職務のため出席した者の職氏名  議会事務局長     増子智巳    会計年度任用職員   星 優香 △開議 午前10時00分 △開議の宣告 ○議長(藤田玄夫君) 皆さん、おはようございます。 ただいまの出席議員は10人です。 定足数に達しておりますので、これから本日の会議を開きます。--------------------------------------- △議事日程の報告 ○議長(藤田玄夫君) 本日の議事日程は、お手元に配付したとおりです。--------------------------------------- △諸般の報告 ○議長(藤田玄夫君) 日程に先立ち、諸般の報告をいたします。 傍聴人の方々に申し上げます。 矢祭町議会傍聴規則では、録音機、カメラ、ビデオ等の撮影は禁止になっております。また、スマートフォン、携帯電話をお持ちの方は、電源をお切りになるか、マナーモードに切り替えて静粛を保ち、傍聴されますようお願いいたします。 鈴木邦美町代表監査委員の出席をいただいております。よろしくお願いいたします。 本日も報道機関等に議場での写真撮影を許可しておりますので、ご了承願います。 これで諸般の報告を終わります。--------------------------------------- △一般質問 ○議長(藤田玄夫君) 日程第1、一般質問を行います。 一般質問については、持ち時間がなくなりましたらば、直ちに質問を終了願います。 また、執行部の答弁については、時間制限の関係から、簡潔明瞭にして的確に答弁をお願いします。 質問の通告がありましたので、順次発言を許します。--------------------------------------- △郡司浩子君 ○議長(藤田玄夫君) 6番、郡司浩子君、登壇願います。 持ち時間は80分ですので、11時21分までです。     〔6番 郡司浩子君登壇〕 ◆6番(郡司浩子君) 6番、郡司浩子でございます。いつもお世話になります。町当局にはいろいろとご尽力いただきまして、ありがとうございます。本日は、今回の定例議会は、来年度の当初予算も念頭に置きながら質問させていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。 では、通告が一般行政からというふうになっておりましたけれども、産業行政のほうから当たらせていただきたいと思います。ちょっと関連する質問がありますので、産業行政のほうから移らせていただきます。 地場産品のPR、これ、販売計画というか販売促進についてという形なんですけれども、昨日も、ほかの質問の中でも地場産品のPR販売、それから矢祭の観光という形で道の駅というような話が出ておったことでございます。これをてこ入れすることにより、道の駅を造ることにより、販売施設、PRができるというふうに思っているところでございます。その中にも、私が個人的には、前から話はしているんですが、加工施設も一緒に整備すべきではないかと思っております。この件に関して、町長は前向きなお考えをお持ちでいることは承知した上で、具体的にどうして検討していくべきかということを早い段階で計画を立案、グランドデザインを決めていくことが必要なのではないかというふうに思いまして、質問させていただきたいと思います。町長、見解伺いたいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 町長、佐川正一郎君。 ◎町長(佐川正一郎君) ただいま郡司議員の産業行政の中での、道の駅の構想というのが一番関心があると思っております。早い段階と言っても、やっぱり行政というのはスピード感を持った施策と、あとは慎重に、やっぱり長期的な、高い投資の場合の施策もしっかり計画を練って、やっぱりいろいろ感じ方としては、時間のかかるものも承知していただくということも、私の思いであります。 ただいま、やっぱり道の駅の、現在、福島県を中心に、昨日も述べたように35か所ですか、茨城県、県境、群馬県、あらゆるところを見ても、今、人の出入りというのは非常に、道の駅の成果というか、これだけ車社会の中においての移動手段ですから、その中に防災の道の駅というのは最近の考え方だと思いますね。今回、福島市が来年の春にオープンするものは、子供の遊び場とか、いろんなやっぱり地域の活性化と地域の諸問題、そういったものを兼ねた道の駅の構想というのが、これから求められるのではないかなという思いはあります。しっかり、道の駅のプロセスとか、そういうものも考えながら、この6次計画にも入れてあるように、順次、計画に従って進めたいと考えております。 ○議長(藤田玄夫君) 郡司浩子君。 ◆6番(郡司浩子君) 町長の、今、思いを教えていただきましてありがとうございました。本当に私もやはり道の駅というのは、町民が、子供たちもやはりおっしゃっていて、子供たちも意見がありましたように、そこからやはり町長自身もかじを切っているのかなというふうに思っているところでございます。未来の子供たち、それからこれからの町の人々の産業だったりとか、そういった働く場所だったりとか、そういったものの確保のためにもぜひ進めていただきたいというふうに思っています。ですから、なるべく準備を整えながら進めていくという話はとても大切なことだと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。 その中で、やはり、せっかく矢祭町として、今、産業行政として、先ほどまちなかコミュニティだったりとか、そういったものも入っておりまして、仕掛けが必要なのかなというふうに思っております。道の駅も、もう1つの仕掛けであり、女性が働いたり、それから、加工所があって、その中で仕事が、例えば、加工所って規制が厳しいんですよね。本当に売らなければいけない。だから、ユズシャーベットなんかも、かなりきれいな清潔なところでユズシャーベットも作られている。そういった実績もあったりとかして、きれいにする、実際、各地区で、今、女性たちが自分のところで自前で加工所を設けて規制の中でやったりとか、やっているところではございますが、実際のところ、加工して販売するに当たって、かなりHACCPだったりとか、いろんなことが出てきておりますので、施設だったりとか、そういうのも整えながら、今後入れていってほしいと思っています。 やはり声が上がっております。何かするのにも、加工、売るのには、そういったところがそろっていないと販売できないということもありますので、ぜひ、そういった施設というものも考えながら含めてやっていただきたい。そういうことによって、雇用の創出というのにも含まれていくし、昨日も話がありましたけれども、女性の働く場所がないというふうにありました。なので、確かに、なかなか、今から、これから農業だと思うんです、やはり。町の産業の第一、林業、産業の中で農業というのは、すごくこれからの未来のある。やはり、人間食べていかなければ生きていくことはできませんので、ここに力点を入れるためにもぜひ進めていただきたいというふうに思っています。 関係人口という形で、まちなかコミュニティで行っておりますので、それもちゃんと鑑みながら中に入れ込んで、そういった計画の中に、ぜひ含めていただきたいというふうに思っているところでございます。 また、実は、それとはちょっと外れるかもしれないんですけれども、町長からは前向きな話をいただきましたので、今現在あるものということで、まちの駅があるわけなんですけれども、実際、まちの駅、あそこ1つになっておりまして、先日、福島にちょっと出張か何かで行ったときに、こういったまちの駅のパンフレットが置いてありました。多分、ご覧になっているかなとは思ってはいるんですけれども、県内のいろいろ販売しているところなんですけれども、そこに置いてありまして、まちの駅のガイドが、まちの駅というのは規制がなくて、自分でオーケー出せばやりますという、申請を出せば通るような話は聞いておりまして、今、まちの駅があそこにありますよね。今、稼働しているところ。例えば、各地区ごとに、福島で言うと、各地区ごとに、飯坂エリア、信夫山エリア、町中エリアみたいな感じで作ってありますので、ユーパルのところにまちの駅を設置してみたりとか、あと、矢祭山のところもまちの駅を設置してみたりとか。あとはどこですか、福祉センターでもいいのかな、石井地区だと。とかそこに設置して、おトイレも使えると。 そういったものもあるので、つなげる形で、あとは、この中にも入っているのが、タクシーとか、そういった公共交通なんかもまちの駅のところに入っていて、そういったことも、今後、道の駅ができる間、既存の施設、既存のものでやっていくのもどうなのかなというふうに思うところでございますが、いかがでしょうか。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) ただいま議員おっしゃったような発想が、ちょっと今まで持っていなかったものですから、ちょっといろいろ研究したいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 郡司浩子君。
    ◆6番(郡司浩子君) ぜひ、道の駅もなかなかすぐにはできるものではないと思いますので、ちょっと考えをチェンジして、できるところからスタートするということで、ぜひ、よろしくお願いしたいと思っています。 では、以上、産業行政の道の駅についてでございますので、次に移らせていただきたいと思います。 一般行政のほうにはなってくる気はしますけれども、これも産業にも関係してくるし、いろんなことには入ってきますが、廃校した小学校の利活用について伺っていきたいと思います。 先日、視察をさせていただきまして、役場の方々にはご協力いただきまして、ありがとうございました。廃校した、の活用を決定すべきというのも、やはり見まして、もうかなりやはり使わなくなってから6年たちますね。傷んできたなと思っているところでございます。それでもちゃんとお掃除入れていただいているんだなというふうには確認のところが、黒板のところに確認しましたというふうに出ているので、やはりそういった手間もあったりとか、本当にご苦労されているということがうかがい知れました。 こちらに関して、今だったら、まだ老朽化を食い止めることができる。使わないと不思議と建物というのは悪くなるものでございますので、傷んでしまいますので、地元の理解を得ながらどう活用するかということを計画的に考えるべきだと思っています。実際、今、本当に今回、内川、関岡、関岡は本当に耐震性もあるということで、もったいないなというふうに思っております。内川も日差しが明るくて、とてもいい場所だなと思っておりますので、その件に関して、どのように考えているか見解を伺いたいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 町長、佐川正一郎君。 ◎町長(佐川正一郎君) ただいま郡司議員の廃校利用という、議員の全員協議会ですか、11月19日ですか、視察ということで伺っております。この廃校利用も、今、民間からの問合せも結構何社か来ておるのが現状ですが、関岡小学校と内川、下関は、今、バイデンさんの、稼働していますから。内川も民間の会社からもちょっと問合せがあって、今、検討中です。関岡の場合は、いろいろ数社からもあったんですが、ここの場所は、やっぱり公共の土地ですから、将来は公共物の一環として考えて見てはおります。今後、昨日、片野議員の中の計画の中でも、そういった施設等も関岡のほうには考えてみたいなという思いはあります。 ○議長(藤田玄夫君) 郡司浩子君。 ◆6番(郡司浩子君) 今、数社から、民間から、これは以前から話は出ていて、なかなか決まらないものなんでしょうかね。具体的にどういったことの会社があるのかということも、やはり、今、言えること、言えないことはあると思うんですけれど、その件について教えてもらえたらありがたいし、もう一度すみません、関岡小学校は公共の建物として何か使いたいという話はされているので、もう一度教えてもらってよろしいですか。 ○議長(藤田玄夫君) 町長、佐川正一郎君。 ◎町長(佐川正一郎君) やっぱり公共の土地ですから、何かやっぱり公共の関係、施設等は検討しながら考えていきたいと思います。今、数社の問合せは担当のほうからちょっと説明を受けていただきたいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 自立総務課長、鈴木直人君。 ◎自立総務課長(鈴木直人君) ただいまのご質問でございますが、まず、関岡小学校につきましては、消火設備等の実験室を設けたいというようなお話と、あとは、パレット関係の工場、そういったものを設置したいというようなお話をいただいております。 それから、内川小学校のほうにつきましては、バイオ関係、植物等を利用しました肥料等を製造、販売するような企業さんのほうからお問合せをいただいているというような状況でございます。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 郡司浩子君。 ◆6番(郡司浩子君) 分かりました。具体的に、どういった会社がなるのかということが想像ができたりとかいたしました。今、町長が再度教えていただきまして、公の何かというふうに話はしておりましたので、ぜひ、前に一時、関岡小学校の体育館の部分なんですけれども、子供の室内遊び場にしてはどうかという話もちょっとちらりと前町長のときに出ていたことがあったものですから、ぜひ、私はあれはいいなというふうに思っておりました。そういったものは、やはり、今、アンケート取りましても、保護者さんがそういったもの必要だという話はしているので、一応、後々にしても、造ってみてはどうかなというふうに思っているところなんですけれども、その件に関してどうでしょうか。 ○議長(藤田玄夫君) 町長、佐川正一郎君。 ◎町長(佐川正一郎君) 以前から、子供の遊び場的な公園というか、そういったものを望んでいる声は、もう前からも聞いておりますので、その辺も含めて検討課題ということにしたいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 郡司浩子君。 ◆6番(郡司浩子君) ありがとうございます。まずは検討していただければと思います。 それから、内川小学校、元、旧内川小学校のバイオという形の植物工場という形のお話がありましたけれど、実は、先ほどの道の駅の話の加工所とちょっとリンクして申し訳ないんですけれど、内川小学校のところを加工所にしてはどうかなというふうに私なんかは思っています。 というのは、今、清流の里という組織があったりとかいたしまして、いろんなことに積極的に活動されているところがありまして、そこを加工所にすると、例えば、ユズだったりとか、あと、いろんな物のジャムだったりとか、あと、本当にフランボワーズだったり、マスカットだったりとかと、本当に元気に活動してくださっている方がおります。若い人たちがメイン、年齢のいった方も、本当に知見のある方々が、知恵のある方もおりますので、その知恵のある方が元気に活動していただけるうちにエンパワーメントをしていただいて、高齢者の働く場所だったり、女性の働く場所だったり、体験をしたりとかという場所にすると、本当にいい場所なのではないかなというふうに思うのですが、私は本当にあそこはとてもそういった場所に向いているのではないかなと。だから、バイオのその企業が来たのかなとか思いながらも思っているところなんですけれど、いかがでしょうか。 ○議長(藤田玄夫君) 町長、佐川正一郎君。 ◎町長(佐川正一郎君) ただいま郡司議員の自分の思いというか、そういった利用もされれば地域の活性化になるのではないかという、もっともな話だと思っておりますので、今後、いろいろ知恵をいただきながら、検討課題というの大事なことだと思っております。 ○議長(藤田玄夫君) 郡司浩子君。 ◆6番(郡司浩子君) 今、町長、そんなふうに向き合っていただけることはありがとうございます。しっかりと、あとは、地元の理解を得ながら、やはり自分がそこの学校で育ったという住民たちもおりますので、しっかりとその辺に配慮しながらお願いしたいというふうに思っております。 では、続きまして、今、働き場所という形で話はしておりましたけれども、男女共同参画社会についての質問のほうに移らせていただきます。 現在、国のほうで、女性活躍男女共同参画の重点方針という2022骨太の方針が示されております。こういったのが多分ホームページなんかで、もしかしたら総務課のほうにはもう来ているのかなというふうに思いますけれども、それをちょっと大きくコピーさせて印刷してきました。 当町においても男女共同参画の基本の策定を進めるべきだというふうに思っております。国のほうでは、女性の経済的な自立、やはり雇用ですよね。あと、それから、女性が尊厳と誇りを持って生きられる社会の実現。一番大事なのは、次、男性の家庭、地域における活躍、それから、女性の登用目標の達成というふうなところで示されてはおりますが、以前より、これの前にも、県のほうからだったりとか、いろんな形で進められている案件ではあります。 なぜ、今回、私、何度かこの男女共同参画社会の策定についてお話をしたか。今回、3回目の質問になるかと思うんですけれども、こちらの実は、矢祭町総合計画のところには、男女共同参画というのがちょっと、実際、今回、消えておりました。ないというか、その代わりに共同という形が入っているんですね。これは私は納得なんですよ。実は、くくりもなく、属性も関係なく、みんなが共同をして社会に参画するということはとても大切なので、確かにそうだなというふうに思って納得はしているところでございますが、今回、なぜもう一回出したかと言いますと、こちらの、8月19日矢祭町教育委員会のほうから出ていた、教育に関する事務の管理及び執行の状況の点検及び評価に関する報告書のところなんですけれども、その中に、知見のある方々の中で、いろんな会議の中で、男女共同参画社会の参加と自主学級の支援という区分のところに、委員の中のほうですね、「男女共同参画という言葉は今も使われているのか」というような文言が出ていまして、そうか、確かに、当たり前になってきてしまって、共同という形でやればいいんだなというふうに思ってはいるんですけれども、待って、やはり前は、以前話をしたときは、まだちょっと検討する課題だなんていう形で、暗にそのときには、まだ早いというふうな形で言われてしまいまして、それから4、5年ぐらいたっておりますから、再度、やはり、ますます必要になってきた時代ではないかというふうに思いまして質問させていただいた次第でございます。 いろいろ町として取り組めることもあるとは思いますので、私のほうからいろいろお話しは先にさせていただきます。国では、11分野がありまして、多岐にわたって、その中で3分野になっている、先ほど見せたこの中に表示されているんですけれど、地域における役割、地域活動だったり、人口流出をどう抑えるか、あと、2分野にも雇用、女性の雇用だったりとか、それから経済的自立、そして7分野には生涯を通じた健康支援、そういったことが含まれていております。特に、私はその辺がやはりこれからの地域社会、我々市町村にも大切なのではないかとの思いがありまして、町長の考えを伺いたいと思っております。よろしくお願いします。 ○議長(藤田玄夫君) 教育課長、高橋竜一君。 ◎教育課長(高橋竜一君) それでは、ただいまの議員のご質問にお答えします。 まず、男女共同参画につきましては、令和2年矢祭町におきましても、令和2年度に男女共同参画計画のほうを策定いたしております。ただ、こちらの計画につきましては、国の示す男女共同参画の大枠の方針に沿って作成はしているものの、そこで、どういったものを具体的に進めていくかというところについては、まだまだ詰めていく必要のある段階の計画かなというふうには認識しておりますので、具体的に、特に、生涯学習分野におきましては、女性がいろいろと活躍する場面というのも多くございますので、そういった場で、どういった施策が今後、そういった先ほどの3分野、地域における役割、雇用経済については少し産業分野に寄ってしまうかなと。健康支援につきましては、福祉分野との連携の中でということになりますが、そういったもので、どういった具体的な課題、施策というものが見いだせるかということについて、参加者とも意見交換をしながら考えていきたいというふうに思っております。 以上です。 ○議長(藤田玄夫君) 郡司浩子君。 ◆6番(郡司浩子君) 今、令和2年度に参画計画を進めるという形でという形の話を伺いました。また、参加者ということについて、ちょっと詳しく教えてください。 ○議長(藤田玄夫君) 教育課長、高橋竜一君。 ◎教育課長(高橋竜一君) 先ほど申し上げました令和2年度につきましては、矢祭町男女共同参画計画ということで、こちらは男女共同参画社会基本法第14条第3項に基づき、市町村が作成を奨励されているというものでございますが、こちらのほうの計画は作成しているということでございます。 一方で、男女共同参画に関しましては、現在、教育委員会の生涯学習グループの中で所掌しているという分野でございまして、主に、女性団体連絡協議会が中心となっておりますが、生涯学習分野におきましては比較的、子供たちからお年寄りに対していろいろなイベントを提供していく中で、女性の方々にいろいろ講師であったりとか、また、サポートのほうをお願いする場面が多いということで、先ほど申し上げました参加者と言いますのは、そういった生涯学習分野のイベントであったりとか、そういった事業に参加されている方、これは支援者の側も含めて、さらに、いわゆる提供を受ける、サービス提供を受ける側の参加者も含めて、そういった女性の声を聞く機会が多いのかなという認識がございましたので、申し上げたところでございます。 以上です。 ○議長(藤田玄夫君) 郡司浩子君。 ◆6番(郡司浩子君) 分かりました。生涯学習分野から始まっていくのが、やはり自然に、もしかしたら地域もそごなく進むのかなというふうに、私は実際思っています。やはり地域があって、そして、やっぱり町民があって町があるということでありますので、ぜひ、今、教育課のほうから言っておりましたけれども、教育課だけではなくて、先ほども言いましたように、2分野の雇用、産業のほう、それから、生涯を通じた健康支援という形で、これは福祉課のほうになってきます。 それから、大事なのがもう1つなんですけれど、8分野に位置されております防災、復興、やはりこちらのほうも、ガイドラインだったりとか、恐らく、前も私話はしたと思いますけれども、防災委員の中に女性が入っていないというのが、現状、やっぱり課題なのかなと思っております。やはりそういったところにも協力するだけではなくて、参画する。参加ではなく参画するというふうにやはり捉えていかなければいけないのではないかというふうに、特に思っておるわけでございます。 いろんな意味で、こういったものが強くなったのは震災以降、やはり女性の在り方だったりとか、協力だったりとか、やはり参画することによって物事が動き出しているということもありますので、特にそういったところでもしっかりと取り組んでいただきたいというふうに思っております。 男女共同参画の計画があるということはとてもいいと思いますので、ぜひその資料、資料というか、そういうのは今後、例規集というか、そのほうには入ることはあるんですか、予定として。 ○議長(藤田玄夫君) 教育課長、高橋竜一君。 ◎教育課長(高橋竜一君) 男女共同参画計画につきましては、例規集には入らないかと思いますが、ホームページでは公表しているかと思いますので、もしまだちょっとできていなければ、早急に対応した上で、また議会のほうには冊子にしたものをお配りするようにいたしますので、よろしくお願いいたします。 以上です。 ○議長(藤田玄夫君) 郡司浩子君。 ◆6番(郡司浩子君) もし、ぜひ、議員、多分、恐らく、皆さん持っていないと思いますので、一々ホームページ開ける人も開けない人もいると思いますから、そういった情報がありましたら教えていただけたらいいし、こんなふうに、もっと進められるのではないかというふうに私たちも話ができるという、提案もできることもありますので、お願いしたいと思います。 あと、男女共同参画の中で、あと、貧困生活者だとか、各種支援という形でいろいろありますので、そういったものが並んでいるのかどうかということもあります。今回、私もまだできていないと思っていたものですから、隣町の塙町、それから那須で取り組んでいるようなことを持って来てはいたんですけれども、取り組んであるんであれば、私もそれは提示せずに、おしまいにするとは思いますが、那須町ではこういう感じで出ていたりとかしておりますので、ぜひ、後ほど配付願いたいと思います。よろしくお願いします。 続きまして、今度しっかりと教育行政のほうに移らせていただきたいと思います。 先般、ふくしま学力調査がされまして、町ではどうなっているんだろうというふうに思っておりました。私がこの質問を出したときには、もしかしたら、私、広報見ていなかったのかもしれなかったんですけれど、広報のほうには公表されておりましたね。ということで、実際、なぜそんな話をしましたかというと、全国学力・学習調査の関する事務取扱要領のところに、矢祭町も平成29年から9月20日で公表するという形が出ていた、こちらが例規集の中に入っていたもので、それがあるのを知っていたものですから、どうなっているのかなというふうに思った次第でございます。7の3の37のところに入っておりまして、今後の改善点はどうなっているかということに関して、ちょっと詳しくお話ししていただきたいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 教育課長、高橋竜一君。 ◎教育課長(高橋竜一君) まず、ご質問の趣旨に関して、一度ちょっとご確認させていただきたいところがございますが、恐らく質問通告の中にありましたふくしま学力調査、これについては県教委が最近結果のほうの概要をお示しして、新聞で報道されたことについては承知しておりますが、今般、広報のほうに載っているほうは、全国学テの結果について載せたものということになっておりますので、テストの種類については別のものになっているという状況なんですが、今のご質問の趣旨はふくしま学力調査に関するご質問ということでよろしかったでしょうか。 ○議長(藤田玄夫君) 郡司浩子君。 ◆6番(郡司浩子君) 県教委が分布状況を発表しました。福島の学力調査。全国学力調査のうちの福島県の中でのという中でなっていたと私は理解しておりまして、その中に当町においてはどのような状況で課題があるかということなので、福島の学力調査というのは、全国を調査した結果、5月にした結果、どういう状況であるかという形が出ておりました、新聞のほうに。それで見たところでございます。矢祭のほうではどうであって、その課題はどのようなものがあって、どのようにこれから改善、対策を行っていくかということを今回質問させていただきたいと思っております。 ○議長(藤田玄夫君) 教育課長、高橋竜一君。 ◎教育課長(高橋竜一君) 失礼いたしました。では、お答えさせていただきます。 まず、ふくしま学力調査につきましては、全国学力テストとは別の調査でありまして、全国学力テストの中の福島県の状況の分布を公表したものではなく、福島県が独自に行ったふくしま学力調査というものに関する分布の公表でございます。これにつきましては、市町村別の状況というものは公表はされていないという状況でありますが、教育委員会としては承知をしておりますので、それに基づいてご回答させていただきたいと思います。 全国学力テストについては、一旦ちょっと別に考えていただきたいと思いますが、ふくしま学力調査につきましては、4月に、小学校4年生から中学2年生までに、国語と算数、数学に関して実施をされている調査でございます。 小学校につきましては、どの学年についても県平均を下回る結果になっているということでございまして、特に読み取りに関する部分に課題があるというふうに考えております。対策としましては、やはり小学生ですので、基礎、基本の定着のための方法として、Q-Uテストというのがございますが、こちらで子供たちの現在の心境等々も含めた学びの環境の状況をきちっと分析をしまして、子供たちがきちっと学ぶ、そういった環境づくりというものを重視していきたいというふうに考えております。また、併せて講師や支援員を活用した個別指導やTT指導の充実、定期的な授業研究会による教員の資質向上についても力を入れていくというようなことを考えております。その結果もありまして、経年変化というものを見ていくと、県平均との差は縮まっているかなというのが状況かというふうに思っております。経年変化というのは、今の6年生が4年生のときと比べたときに、少し県平均との差は縮まってきているというような意味合いでございます。 中学校においては、2年生では両教科とも県平均を上回っておりまして、1年生は若干県平均を下回っているというのが実情かなというふうに分析をしております。国語では読むことや漢字の書き取り、数学では関数領域や図形領域における多角的な視点に課題がある生徒が多いというのが分析状況でございます。対策として、こちら授業での重点指導であったり、家庭学習での反復練習というものを強化するほか、こちらも同じくTTによる指導体制を生かした補充的な学習の確保など、テストの結果を踏まえた授業実践指導というものを心がけているということでございます。 以上です。 ○議長(藤田玄夫君) 郡司浩子君。 ◆6番(郡司浩子君) 今、詳しく説明いただきましてありがとうございました。 実は、2、30年前は、矢祭は後ろを向いたら誰もいないというぐらいに、本当に学力が少し、伸び伸びとした子たちが多かったようなイメージが平均的にいました。もちろん優秀な子もいるし、いろんな方もいましたけれども、その中で、ここだけこんなふうに伸びてきたんだなというふうに思っています。結局、それはやはり環境だったりとか人的配置だったりとか、そういうのは大きく功を奏している。今、話を聞いていまして、経年変化という形で4年生だったのが6年生になったらやはり少しもしかしたら伸びているのではないか。それが中学校では県を上回っている状況であるということがここで確認することができました。 その中で、やはり必要なのは環境だったりとかとそういったものがすごく大切でありますので、引き続き、今後、そういった先生方の声に耳を傾け、子供たちの様子をうかがいながら進めていっていただきたいというふうに思っております。 ただ、ちょっと気になることがありまして、その中で、2番に書いてあるんですけれども、土曜日の授業実施というふうに入れてあります。これは、子供が忙しいのではないかと。特に、小学生なんですけれど、小学校1年生、2年生、低学年の子が、20年前に土曜がなくなってしまったこともあり、張りついたように4校時だったものが5校時、5校時だったものが6校時と下にこうついているんですね。要するに、4校時分が全部、月火水木金のどこかに張りついていることもあって、かなり朝7時ぐらいからバスに乗って出かけ、帰りが4時、1年生でも4時半という形になってくる現状を考えると、どういうものなのかなというふうにつくづく、私はもうおばあちゃんの年頃になりますので、何か古い話をしてはいけないかなと思いはしますけれども、その辺はどうなっているのかなというふうに思いました。 現実問題、今回、小学校のところもかなり忙しそうな感じで、英語が入りましたよね。英語が入ってますます忙しさが出てきているのかな。それプラス、今度体力がないということもあって、実際、体力のために、体育のアドバイザーだったりとか、そういったアドバイスいただいて、年3回でしたよね、形でやっているということで、それを継続的に、そういった体力づくりの時間をつくったりとかというところがあったりとかいたしまして、本当に過密なスケジュールになっているのではないかなという思いもありまして、もっとゆったりとできるのではないかというふうなので、土曜を、毎週ではなくてもいいので、月に2回、昔、ちょうど土曜を導入するぐらいのときがちょうどよかったのかなというふうに。 実際、いろんな保護者に私自身も話聞いたところ、土曜、どうせ忙しくて子供は遊んでいるんだ。ゲームしているとか。あとは児童クラブに預けているという、仕事だからというふうな部分も出てきたりとかしておりますので、その件に関して、そういった生活、本当は土曜日は家族で一緒に過ごしていろんな体験をしたりというのが本来の目的ではあるんですが、どのような、たまに月に1回とかそのぐらい2回とかそういう形であるのもいいかと思いまして質問させていただいております。よろしくお願いします。 ○議長(藤田玄夫君) 教育課長、高橋竜一君。 ◎教育課長(高橋竜一君) それでは、ただいまのご質問についてお答えいたします。 現在、子供の忙しさ解消という面では、中学校の部活動についても、平日は2時間、休日も土日どちらか3時間というような形で、学校のほうもその点については配慮をしている状況かなというふうに思います。 また、ご指摘がありましたように、英語の時間が入ったことで、小学校の授業数が増える部分につきましては、先般の議会でもお答えしましたが、県南管内につきましては、授業時間の確保については長期休業のほうを減らす形で対応しているというような状況で、現在、休みのほうが子供のほうも少なくなっていると、こういう状況があります。現場のほうの認識としましては、現在の子供の忙しさが、学校行事に起因するものだけではなく、スポ少であったりとか習い事、そういったものにも起因することを踏まえると、土曜日に登校させることがかえって負担増になるのではないかなというような認識を持っているようでございます。 また、教育委員会としましても、教員の多忙化解消という観点も配慮しなくてはいけないのかなということで、現時点では土曜授業の導入というものについては考えていないという状況でございます。 以上です。 ○議長(藤田玄夫君) 郡司浩子君。 ◆6番(郡司浩子君) いろんな考えもあるかと思います。確かに、教職員だったりとか、子供たち、今、いろんなことをやっておりますので、そういった面でも忙しさがあるのかなというふうに思いますが、ただ、小学校低学年の1、2年生を見ると、本当に大変だなという思いがありますので、その辺何とか解消してあげたい。だんだん、3、4、5、6に上がるにつれて体力もできてきますので、もう少し伸び伸びとすることによって、外で遊んだりとかする部分が増えて、体力、野山を駆け巡ったりとか、そういったことができるのではないかななんて思ったりとかしたわけで、こういった質問をさせていただいております。ぜひ、またどういったものがあるかということを検討していただいて、今後、考えていただきたいというふうにすごく思っております。 実際、本当に、かえって私が聞く中では、以前の毎週土曜日ではなくてもいいから、第2と第4が休みだったりとかがよかったよねという話はよく聞くんです。実際、子供の授業の日数見ても、中学校はある程度固まっているんですけれども、小学校は毎週変わるんです。多分、私の世代の以上の方々は、恐らく国数理社とか、火曜日とかになると決まっていたんですけれど、今毎週変わって先生方もかなり大変だなというふうな思いがありますので、その辺も鑑みまして、ぜひ、そして何ができるかということを考えていただけたらと思います。 以上、よろしくお願いいたします。 さて、その中で、重要なツールとして、小中学校のタブレットについて伺っていきたいと思います。 話題になっておりますが、大きな課題としてパスワード問題、チャット機能の問題が上がっておりました。それで、いじめだったりとか、パスワードが本当に分かるものだったので、入り込んで、そういったものにつながっていってしまったというのが、新聞で皆さんご承知のとおりであると思います。当町においては、その件に関して、どのような状況であるか、対策が講じられているかお知らせていただければと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 教育課長、高橋竜一君。 ◎教育課長(高橋竜一君) それでは、ただいまのご質問についてお答えいたします。 先ほど議員からご指摘のありましたタブレットを介したいじめ等の問題でございますが、学校現場においてそういったものが全国的に問題となっている実情については認識をしておりますが、矢祭町においては現在、そういったタブレット端末を介したいじめ問題というものは生じていない状況ではあります。ただ、今後、そういった問題が生じ得るという意識で、認識で対応していくことが大切だということについては、学校サイドとも認識を共有しているという状況でございます。 具体的な対策としましては、チャット機能につきましては、現在、タブレット端末自体のセキュリティによって利用制限をかけているという状況でございます。不要なアプリのダウンロードや学習以外のサイトへのアクセスというものも制限されているという状況でございます。パスワードに関してですが、こちらについては現時点では比較的類推しやすいものになっているというのは、生徒が忘れてしまったりとかいったときに、先生が対応する場面が多いものですから、現在そうなっておりますが、子供たちが慣れてきたら、個人管理のほうに移行していきたい。特に、中学生なんかはそろそろ個人管理に移行しても大丈夫かなというようなことを学校とも話しておりますので、そういったところに速やかに移行していくような対策は取りたいというふうに思っております。 以上です。 ○議長(藤田玄夫君) 郡司浩子君。 ◆6番(郡司浩子君) 今、丁寧に進められていることが分かりました。安心いたしました。 ところで、その中で、持ち帰りは今はないという形だったんでしょうか。もう1ついいですか、併せて。ルーターも今回50台分計上しているという形でありますので、その件についても伺っていきたいなと思っております。そうすると、ルーターだと持ち帰りをすることになって、どういうふうになるのかということも教えてください。 ○議長(藤田玄夫君) 教育課長、高橋竜一君。 ◎教育課長(高橋竜一君) 持ち帰りの件に関するご質問でございますが、ご指摘のように、現在持ち帰りについては、まだ原則行ってはいないところではございますが、この冬、12月の週末を利用して、今週末に小学生、来週末に中学生について一時的に持ち帰りの実証実験のほうを行おうというふうに考えております。 ルーターに関しては、家庭の環境でWi-Fi環境がない方に対しての貸出しということで事前にアンケートを取っておりまして、たしか現在30件ぐらい要望がありましたので、今回は実証実験ということで、通信費も含めて教育委員会負担で一度貸出しのほうをして、どの程度の利用になるのか、そういったものについても確認をしていきたいというふうに思っております。 以上です。 ○議長(藤田玄夫君) 郡司浩子君。 ◆6番(郡司浩子君) 段階を経て動いていくという形が分かりました。 ちなみに、こちらは、例えば、不登校ぎみの生徒だったりとかという形が、今、若干はいるかと思うんですね。そういう方たちには提供だったりとか、そういう形はしているのでしょうか。まだしていないのでしょうか。それと、キーボードなんですか。それともタッチでできる形なんですか。教えてください。 ○議長(藤田玄夫君) 教育課長、高橋竜一君。 ◎教育課長(高橋竜一君) 個別の事象について全て承知しているわけではございませんが、少なくとも現時点で不登校の人に貸し出すというような形までは至っていないのではないかなというふうに思います。 キーボードの件ですが、タブレットでございますので、タッチパネルでも操作できますし、キーボードをUSBでつないでキーボード操作もできるというような仕様になっております。 以上です。 ○議長(藤田玄夫君) 郡司浩子君。 ◆6番(郡司浩子君) 分かりました。一つ一つ積み上げていく形で進めていただけたらと思っています。ただ、不登校ぎみの子と、今、生徒と話ありましたけれども、実際、大子町のほうでは、ICTのほうのそのタブレットが入った時点で、早速やはりそういった方がおられるということなので、渡してやっている事例が、実際のところしているようでございます。ぜひ、学校に、少しでも教育の機会の確保という意味でも、あまりいないというふうには認識してはおりますが、もし何かのときに、そういったものができるように、ちょっと考えて、教育委員会としても協力していただくのがいいのかなと思うんですけれども、その件についてはどうでしょうか。 ○議長(藤田玄夫君) 教育課長、高橋竜一君。 ◎教育課長(高橋竜一君) ただいまのご質問でございますが、不登校ぎみの子供への対応という面では、各学校のほうで、それぞれやはり個別に事情が違いますので、タブレットの貸出しが必要な段階かどうかも含めて判断していただくべきかなとは思っておりますが、例えば、別室登校の子供にタブレットが導入される前からも、いわゆる遠隔授業というような形で、カメラで教室の様子を別室にいる子供にオンラインで飛ばして、その様子を見てもらいながら、少しずつ教室に慣れてもらうというような対応も中学校で取っていたこともありますので、そういった使い方については、むしろ積極的に提案をいただけるのではないかなというふうに思っております。 以上です。 ○議長(藤田玄夫君) 郡司浩子君。 ◆6番(郡司浩子君) 分かりました。今、遠隔で別室登校の子にもやっているという話がありますので、ぜひ、その辺を深めていただけたらと思います。どうぞよろしくお願いいたします。 では、続きまして、預かり保育施設の増築と書きましたけれど、今回の議会のほうの定例議会の資料ではなしになったというふうに形があります。こちらのほうが、増築が行われないことになりましたので、今後、その代替案とかそういうことは考えているのでしょうか。 なぜかとか申しますと、やはり今までのいろいろ資料を見ますと、今までの、昨年度でも、やはり預かり保育が必要になってしまって、職員の確保をしていたという形で、かなりニーズがあるように伺っております。やはり手狭であるということは多分承知していらっしゃるかと思いますが、その件に関してお願いしたいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 町長、佐川正一郎君。 ◎町長(佐川正一郎君) ただいま郡司議員の預かり施設の増築ということで、私も春4月には学校訪問、こども園訪問、エスポワール訪問というようなことで歩いてきます。各施設の課題等とかいろんな校長、園長からのお話を聞くんですけれど、預かり保育はやっぱり、今ちょうど乳幼児が多い時期で、今の場所ではちょっと狭いというような話が以前からちょっとあったものですから、では増築というようなことで考えていたんですが、なかなか進まないことがありますから、今後、今、代案については検討をしているところであります。また、敷地の利用方法もまた1つの選択として考えていきたいと思っております。 ○議長(藤田玄夫君) 郡司浩子君。 ◆6番(郡司浩子君) 町長としてはそのニーズがあるということが把握している。本当にやはり、先ほども男女共同参画の話でも言いましたけれども、やはり共働きだったりとか、そういった面が、今、活躍しているところが多いですので、その辺も整えていただけなければいけないと思いますので、町長どうぞよろしくお願いしたいと思っています。 ただ、やはり子ども・子育て支援法というのが2千何年でしたが、2014年とかそのぐらいに出たと思いますので、その中で、保育のやり方、家庭的保育事業だったりとか、それから小規模保育事業のABCというのがあって、それから居宅訪問型保育給付という形も、今後いろいろな形が出てくるのではないかなというふうに思っています。 あと、もう1つ、もしかしたら、大きな企業がありますので、事業所内保育、それこそそういうのもお願いできるような形で、くるみんという制度もあったりとかして、そうすると会社のイメージアップにもつながるということで、行政からそういったことを働きかけたりとかというのはどうなのかなというふうに思っているところでございますが、それに関してどうでしょうか。 ○議長(藤田玄夫君) 町長、佐川正一郎君。 ◎町長(佐川正一郎君) 非常に、そういう企業の発想もありますから、いろいろ選択肢の中で考えていきたいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 郡司浩子君。 ◆6番(郡司浩子君) ぜひ、よろしくお願いいたします。本当に今、家庭的事業所というのもやはり、こども園機能の中にそれを付加するとか、そういったのも大事なのかな。今、敷地も造るもそうなんだけれども、そこから職員を派遣するような形、居宅訪問型というのもいろいろあるのかな。今、実際のところ、ファミサポのほうでお互いに登録をして支援する者、支援される者という形で、時給幾らという形でされている状態であるようでございます。 その中で、実際のところ経費がかかってしまうところもありますので、それで利用がためらってしまうのかなという部分もあったりとか、町ではなくても、その家庭的保育だったりとか、そういった給付事業になってくれば、また少し変わるのかなというふうに思いますので、その件も鑑みながら、ぜひ、検討しながらいろんな代替案を練っていただけたらというふうに思っております。どうぞよろしくお願いいたします。それに関して教育課のほうでどう思いますか。 ○議長(藤田玄夫君) 教育課長、高橋竜一君。 ◎教育課長(高橋竜一君) ただいま議員おっしゃいましたような様々なサービスがあるということについては、教育委員会も十分承知をしておりますので、そちらの利用に関するメリット、デメリット、そういったものについても検討しながら、よりよい方法についてご提案できればというふうに思っております。 以上です。 ○議長(藤田玄夫君) 郡司浩子君。 ◆6番(郡司浩子君) よろしくお願いします。 あと、最後にもう1つなんですけれど、これはちょっとした質問なんですが、土曜日も預かり保育をしているということ、土曜日だったりとかとあるんですけれども、どうも何だか、恐らく子ども・子育て支援法の中には、保護者の通院、それから、公のところに行ったりとか、それから自分の身だしなみを整えたりとかするためにも利用してもいいようなふうには書いてはあるんですが、どうしてもその件に関して、なるべく土曜日休みの日は預けずにおうちでお願いしますねというふうに言われてしまって預けられなくて、結局は行けなかったとかというふうな声をよく聞くんですね。その件に関しての運用についてはどんなふうに考えておりますか。教育課のほうでは。 ○議長(藤田玄夫君) 教育課長、高橋竜一君。 ◎教育課長(高橋竜一君) ただいまのご質問でございますが、預かり保育の必要性につきましては、原則、今のところは現場のほうが第一的に判断をしていて、悩みがあった場合には、教育委員会にも相談が来るという状況でございますが、あまり逐一報告は来るものではありませんので、今現場のほうの判断のほうに委ねているというところが実情かなというふうには思います。ただ、いろいろな問題が生じているようであれば、そちらについても、運用についても、きちっと園、現場のほうとはお話をする機会を設けていきたいというふうに思います。 以上です。 ○議長(藤田玄夫君) 郡司浩子君。 ◆6番(郡司浩子君) 現場のほうをよく知っていただいてお願いしたいなというところもありますので、多分、職員の問題だったりとか、そういうようなものもあるのかなと思いますので、強くは言うところではございませんけれども、子育て支援法に伴った支援の仕方ということをぜひお願いしたいというふうに思っております。よろしくお願いいたします。 その中で、おむつのサブスクリプションというのを入れております。現在は、おむつについては各個人で持って行って、それでおむつを恐らく持って帰る状況であるかと思います。排せつしたものを健康観察という意味で持って帰るようになっておりますけれども、今、全国で、昨今で、サブスク取組が多くやられております。これは、おむつに、保護者のメリットとして、おむつが気にかけなくて預けることができる。そして、保育園は名前を書いてあったりとかするので、気にせずに使える。結局、あと、月曜日のなどだと荷物が多いかと思うんですね。保育園のほうで。例えば、お昼寝セットとか、そういった荷物がかなり多くて、かなり持って行くのが大変だというのはよく耳にする話でございますので、どうかなというふうに思って、ぜひ、矢祭町も子育て支援の1つとして進めてはどうかなというふうに思ったところで質問を入れさせていただきました。お願いします。 ○議長(藤田玄夫君) 教育課長、高橋竜一君。 ◎教育課長(高橋竜一君) それでは、ただいまのご質問にお答えいたします。 おむつのサブスクサービスにつきましては、園児や園が指定した品を利用することで、使用枚数に限らず、1月2,000円から3,000円ぐらいの経費負担をするというような内容になっているのかなというふうに思います。 手元で調べた結果ではございますが、県内において、このサービスを導入している保育園については、私立民間の認可保育所などで10か所以上は確認できるのかなというところですが、公立保育園での導入事例というのは、現時点でちょっと確認ができなかったというようなところでございます。 園の現場のほうに、導入についての見解を尋ねてみたところではございますが、現在、保護者が子供の肌に合った銘柄のおむつを持参しているというような状況でありますので、全員がサービスを利用しないというような場合には、どれが持参した方で、どれが利用者なのかというような区別をしなければいけなかったりとか、その大量のおむつを現在保管する場所というのもちょっと難しいかなということ、それから、利用料金の徴収業務や口座振替手数料などをどう負担していくかというような、そういった課題もあるのではないかということで、少し導入については、現時点ではすぐには難しいかなというようなことでございました。 実際、そのサブスク利用について保護者から要望が高くなった場合には、こういった課題を踏まえた検討というのも必要になるのかなと思ってはいるんですが、一方で、その保護者が子供の排せつ等の自立過程を把握するということも持参型の保育の意義としては重要ではないかというような見解もありますので、そういった観点も大切にしながらの検討が必要かなというふうに思います。 以上です。 ○議長(藤田玄夫君) 郡司浩子君。 ◆6番(郡司浩子君) 今、教育課のほうでもしっかりと現場と相談していただいて話を進めていただいたこと、ありがたく思います。やはりこれは一保護者、何人かの保護者からそういった話も出まして、私、今回この質問させていただいたところでございます。いろんな肌に合うおむつだったりとか、管理とかとても大切だなというふうに私も思っているところではございますが、やはりこういった意見もあったということもありまして、これを入れさせていただいたわけなので、今後、いろいろ深めていただければと思います。ただ、現場感覚としては、やはり個々の管理のほうがいいということが分かりましたので、今後の課題にしていただければと思います。ありがとうございました。 さて、続きまして、そのおむつに関してもう質問しておりますので、今度は、いわゆるテレビで話題になっていて、皆さんご存じだと思いますけれども、生理の貧困問題についてという形で、質問させていただきたいと思います。 生理の貧困問題については、貧困問題だけではなく、社会問題や人権問題の1つだというふうに私は思って把握しております。例えば、こういったことがあるんですね。例えば、父子家庭だったりとかで、やはり言いづらくて買ってもらえなかったりとか、その場でなっていたりとか。あと、よく言われるのが、スマホ代は払えるのに、何で払わないんだというのがあるかもしれませんけれども、実際、言いにくいことである、タブー視されているので、言いづらいということもあってという形もある話でもあります。ほぼ、矢祭の子供たちはその辺はないのかなと思いはしますけれども、やはり中にはその辺をちょっと大変な状態であるということもあるかも思います。 例えば、今、現実問題、多分、中学校なんかだと、小学校、中学校なんかだと保健室なんかにそういったものが準備されているのかなというふうにはありますけれども、実際問題、なったとき、困ってしまって、そこに行けないんだという声も聞こえてくることもあります。ぜひ、これは誰もがためらわずに生理用品を手に入れたり、経済事情で入手できない子供たちをしっかりと守ってあげるということを自治体として少しずつ取り組んでいったらいいのかなと思いまして、私は提案させていただきました。 そして、地域女性活躍推進交付金というのが、国のほうでやはりこれに対してしっかりと手当てをしたいということで、様々な環境で親に頼れない、生理用品が欲しいと言えない子供、今回、ウイルスの禍によって問題が顕在化してきたということです。今、言いましたように、政府のほうは後押しするための女性活躍推進交付金のほうを無料を進めることにしておるということで、自治体が備蓄する生理用品や衛生用品を公共施設に無料ですることを可能にするというふうなこともできるのでないかというふうに思っております。 そしてまた、特に日本は生理についてタブー視することが多く、実際、あまり知られて、結構金額がかかることは思っておりません。これは妊娠と出産と同様に、女性が社会で活躍するためにも、幼い頃から、小さなときからそういったもの当たり前だというふうな意識を植えるためにも、男性の側にもその認識を深めてもらうためにも、きっかけの1つになるのではないかということで、そういったものをトイレ等に提供を考えてはいかがかと思っているところでございます。見解を伺いたいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 町民福祉課長、大森秀一君。 ◎町民福祉課長(大森秀一君) それでは、ただいまの生理と貧困の問題について、説明をさせていただきたいと思います。 まず、今、町の状況等について説明させていただければと思っております。町では、今、生理と貧困のために、生理用のナプキンにつきましては35袋ほど保有している状況でございます。これは1袋当たり22個入っているものだということでございます。これは、10月末に県のほうの男女共生課のほうから無料配布を依頼されたものとなっております。そのことを受けまして、町としての取組につきましては、小学校、中学校の保健室にそれぞれ設置、また、ひとり親世帯の低所得者、民生児童委員主任児童委員や社協と連携を取りながら、必要とされる家庭へ優先して今届けているというところでございます。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 郡司浩子君。 ◆6番(郡司浩子君) 今、35袋というふうにおっしゃってましたね。     〔「はい、そうです」と言う人あり〕 ◆6番(郡司浩子君) ありがとうございます。小学校、中学校の保健室のほうに置いていただいているという形、それから、民生委員などを通してお願いをして配布しているということが分かりました。ただ、35袋だと本当にどうなのかなという形では、少ないものなのかなと思いますけれども、町としてもちゃんときちんと取り組んでいることが分かりました。 今後、それを、例えば、公共施設、山村開発センターだったりとか、保健福祉センターだったりとか、あとはトイレなどにこうする考えはありますでしょうかね。小学校、中学校のところにちょっと設置をするようなことは考えていますか。検討していますか。 ○議長(藤田玄夫君) 町民福祉課長、大森秀一君。 ◎町民福祉課長(大森秀一君) ただいまの質問にお答えしたいと思います。 今後の提供場所ということでございますけれども、公共施設などで自由に持ち帰るスタンスですと、本当に必要な方に届かないというようなことも考えられるかと思いますので、現物を置くということではなくて、生理用品が必要な方はこのカードを窓口までお持ちください等を書いたカードを公共施設のトイレに設置し、そのカードを提示することで受け取ることができるよう進めていきたいというふうに考えているところでおります。その対象の提供場所としては、今のところもったいない図書館、それから保健福祉センター等を、今、検討しているところでございます。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 郡司浩子君。 ◆6番(郡司浩子君) 分かりました。今、そういったカードというのもいい手ですね、なかなか。やはり私も不安だったんですよ。トイレに置くことで無用ムタラになくなるのではないかと。ただ、いろんな情報聞くと案外そんなことはないぞというのもあったりとかして、どういったものなのかなというふうに思ったところでございますが、カードというのはいい手なのかなというふうに思います。自分の意思表示をするためにもすばらしいことであると思いますので、ぜひそれ進めていただいて、どういったものであるか、そして、また今後、まず、これからそれやってみて、その後広げたらどうなのかというのを検討していただけたらと思っています。よろしくお願いします。 では、続きまして、福祉行政の最後です。ひきこもり対策についてということでお話を伺わせていただきます。 私、ひきこもり等という形で出させていただいておるのは、複合課題という形で、いろんな状況の社会不安を考える方、そういった課題があるかと思います。その中で、ひきこもりがあまり入っていないんですね。この間いただいた地域福祉計画だったりとか、矢祭生涯基本計画のところをいろいろちょっと読ませていただいて、まだまだ勉強不足ではあるのですが、その中から質問させていただきたいと思っています。 現在、今、個人が抱える生きづらさ、リスクが多様化している。貧困もあったりとか、それから互助の精神だったりとか、そういったものが足りなくなってしまって、いろんな形がひきこもりだったりとか、認知症もその1つでありますけれども、なかなか外に出せないところがあります。伴走型という形で質問させていただいているところでございますが、矢祭町としてはそれについてどういう課題、どんなふうにして課題があるか伺いたいと思います。まずはお願いします。 ○議長(藤田玄夫君) 町民福祉課長、大森秀一君。 ◎町民福祉課長(大森秀一君) ただいまの質問にお答えしたいと思います。 町の課題ということでございますけれども、まず、ひきこもりの問題についてお答えしたいと思います。 ひきこもりの問題につきましては、周りの人間がこのままではいけないと変化を望んでも、本人とか家族がひきこもりの事実を公にしたくない、そういう思いがあるということでございまして、それを無視することができないというような状況でございます。当事者や家族が支援を求めない限り、現状では介入が難しい状況であるというような、そういうような課題を持っているところでございます。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 郡司浩子君。 ◆6番(郡司浩子君) そうなんです。そこがやっぱり伴走型したいという思いがあったとしてもできないところで、そこにどう手を差し伸べるというか支えていくか、つながっていくかということがとても大切な状況であるのかなというふうに思っています。現実、ひきこもりというふうにはただ単に言いますけれども、やはり、ある程度、障害が大人になってから分かったりとかという部分もあったりとか、それから、小学校、中学校を出て、ある程度、何というのかな、支援が必要な方が卒業した後、居場所がなかったりとかという部分もあったりとかするかと思います。 本当にこの件に関しては、膨大な量の中でちょっとかいつまんで話をしなければいけないかなと思ってはおりますけれども、学校に通学している間はいいのですが、その後、社会人になったときに参加できない状況、どうしても、このまま、ああ、この方は家族はどれだけ大変だろうなと思うような形の方々がおるので、そこをどう行政がアプローチしてつなげていくかというセーフティーネット、そういったものを公共には求められるのではないかな。実際のところ、民生委員とか、そういったものがすごく大きな手助けにはなってきているかと思いますが、重層的なセーフティーネットというのをどう手出して分からないけれども、何かお便りをちょっと出してみたりとか、そういった場の提供。 またそれから、そういったひきこもりの方々というのは社会との孤立が結構あって、それがどんどんますます孤立化に歯止めがかからずに、そのまま8050問題の状況になってしまう可能性もあるわけでございます。そうなる前にやっぱり民生員に頼る前に自分で参加できるようなところの仕組みを町としても、本当大変ではあるんですけれども、仕組みづくりを、そうなることが大切なのかなと思っておりまして、例えば、少しでも歯止めあれば、具体的には社会参加に向けた取組などもちょっとお示しするのもいいのかな。結局、尊厳、人間の尊厳というのも大切かと思っております。 事業というか、例えば、生活困窮者がやはりある程度おられるわけなんですけれども、生活困窮の就労体験に経済的な困窮状態のひきこもりの者を受け入れて、その自分の価値、自分が肯定感というか、自分は人のために役立っているという部分を引き込めるような、そういった事業だったりとかに引き込めるとか、あとは、個人商店などに就労の場として、対人コミュニケーションの苦手な者を受け入れるように、就労、社会参加に向けた支援を行うとか、あと、地域の空き家を使って、今度空き家が稼働し始まりましたので、不登校の生徒だったりとか、働きをつけて支援を行ったりとかと、そういう部分も、今後、こういうのがありますよというようなメニューに加えていくのも、そういった1つの対策、やはり、人間の尊厳を大切にしながら、社会のつながりにこうつなげていくということも必要なのではないかと思いまして、質問させていただいた次第でございます。 今回、矢祭町としては、この福祉計画、国のスキームにのっとって、しっかりといろんな形が入っているなというふうに思っておりました。やはり、そういった面が人的なところで、民生委員なんかが忙しくなるような形も、その辺が大変だということも出ておりましたけれども、その件に事業を、そういったものを引き込むような仕組みをつくるというのはいかがでしょうか。お願いいたします。 ○議長(藤田玄夫君) 町民福祉課長、大森秀一君。 ◎町民福祉課長(大森秀一君) ただいまの質問にお答えしたいと思います。 確かに議員さんのおっしゃるとおり、社会参加の取組、大変必要なことだというふうに私のほうでも認識しているところでございます。 町のほうとしましては、できればなんですが、今現在行っているのが、心の相談会とか、それから、メンタルサポートステーションきらりに委託して電話相談なんかをやっているところでございます。その中で、就職したいとか、いろいろな問題があると思いますので、それをそこでまず相談を受けまして、その中から、各機関の方につないでいければというふうに考えているところでございます。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 郡司浩子君。 ◆6番(郡司浩子君) 本当に相談の電話が去年から、今年でしたか、始めて、とてもいいような形であるという形が、この辺の成果のほうにも出ておりまして、やはり大切なのかなというふうに思っております。ぜひ、寄り添った形で、尊厳を大切にしながら、しっかりと社会参画という形につなげていっていただく施策を今後ともお願いしたいと思いまして、以上で私の質問とさせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(藤田玄夫君) 6番、郡司浩子君の一般質問を終わります。 暫時休憩します。 再開は11時25分といたします。 △休憩 午前11時15分 △再開 午前11時25分 ○議長(藤田玄夫君) 再開します。---------------------------------------
    △鈴木正美君 ○議長(藤田玄夫君) 7番、鈴木正美君、登壇願います。 持ち時間は60分です。     〔7番 鈴木正美君登壇〕 ◆7番(鈴木正美君) 7番、鈴木でございます。通告によりまして、質問させていただきます。 令和3年度の事業の中で、委託を利用して行っている事業はどれぐらいあるのかということで、各課長さんにはお忙しい中、資料提供をしていただきありがとうございました。通常の議会の資料説明の中と重複してお尋ねをするという部分もあるかと思いますが、確認の意味でひとつお答えをいただきたいというふうに思います。 まず、作成していただいた資料、ナンバーが振ってございますので、これに基づいてお話しを伺います。全て聞くわけではありませんので、私がこの内容については聞いておきたいというものについてお話をお尋ねいたします。 まず、総務費のほうで、11番、東館の駅周辺の整備事業の委託費でありますが1,980万、約2,000万ほどの委託をここで計画をしておるようでございました。いわゆる、ここで言っているのは、調査測量設計、この後も出てまいりますが、公共事業のこの調査測量設計の高いこと高いこと。びっくりするような金額だと、私は一民間人としてはそのように考えております。これほどの測量設計料をかけるんだったら、もうそこにある程度の建物建ってしまうのではないかなと思うほどの感覚がございまして、まず、この金額はどういった見積りを集めて業者の選定をされているのか、その辺についてもお尋ねいたしますが、まず、この駅周辺、これの見積りというのはどういう形で取っておられるんですか。 ○議長(藤田玄夫君) 自立総務課長、鈴木直人君。 ◎自立総務課長(鈴木直人君) こちら、予算ベースでの金額でございますので、当初予算の計上に当たりましては、こちらについては、土地関係の造成に関する調査測量設計と、建物の建設設計関係の委託料ということで、それぞれ別の会社に、造成関連の業者さんと、あと建築関係の業者さんのほうから、予算計上のための参考資料として金額をいただいているところでございます。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木正美君。 ◆7番(鈴木正美君) これはどちらの設計事務所なんですか。 ○議長(藤田玄夫君) 自立総務課長、鈴木直人君。 ◎自立総務課長(鈴木直人君) 大変、申し訳ございません。ちょっと手元に資料ございませんので、どちらの会社かということにつきましては、後ほど確認をしてお答えをさせていただきたいと思います。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木正美君。 ◆7番(鈴木正美君) この事業については、いわゆる、今までの説明によりますと、町長が昨日おっしゃったんでしたね。いろいろ費用の関係の試算の関係で、2年後あたりにやったほうが安く済むような試算もあるというようなことで、実質、この事業は、今年度からは取り下げといいますか延期になったという、そういう理解なんですが、事業自体は継続していくわけですよね。そこについて教えていただけませんか。 ○議長(藤田玄夫君) 自立総務課長、鈴木直人君。 ◎自立総務課長(鈴木直人君) ただいまのご質問でございますが、事業に関しましては継続して行っていくということでございます。ただし、今回、この予算計上しておりますものにつきましては、先ほどもお話しいたしましたように、駅前広場の造成に関する委託業務と、駅舎の建築設計に関する業務の金額でございましたが、こちらについては、現時点ではJRさん関連の事業と合わせて工事のほうは実施したほうが、建設費のコストを抑えられるということで、事業計画、多少の遅れを出すことにはなりますけれども、進めていきたいということではございますが、さきの議会のほうの質問の中でもお答えをさせていただいておりますが、現在、JRさんとの協議を行っている中で、JRとの協議のために必要な資料等の作成が求められておるところでございます。そのために、実際には、この費用の分、大部分かぶる部分もあるんですけれども、JRさんとの協議のための資料を作成するための委託料というのが必要になっておりまして、現在、そちらについては10月末に発注をしておるところではございますが、そういった形で、今年度についても事業は進めておるというような状況でございます。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木正美君。 ◆7番(鈴木正美君) そのJRと協議をするための設計料というのは幾らぐらい今年度使うわけですか。 ○議長(藤田玄夫君) 自立総務課長、鈴木直人君。 ◎自立総務課長(鈴木直人君) こちらにつきましては1,300万ほどとなっております。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木正美君。 ◆7番(鈴木正美君) これ、今年度予算を1,900万で見ていて、JRと協議するのに1,300万もかかると、そういうことの理解になると思うんですが、これ、行政が年度当初で当初予算の中でこの事業計画を組むというのは、そんなに簡単なことなんですか。我々議会はこれを承認して今年度にやるものというふうに理解をしてこれを承認しているわけなんですが、JRとの話が延びるから2年後にします、3年後にします。その話合いするために1,300万かかります。ちょっと一般町民としては信じられないような話ですよね。ちょっと感覚を疑うんですよ、僕は。行政というのはそんなものなんだと皆さんは思っていらっしゃるかもしれないけれど、一般町民は、話し合う図面づくりに1,900万もかかるのかい。そう思うと思いますよ、私は。ひとつ、この内容については、議会のほうにも丁寧にもっと説明する必要が今後あると思いますね、そこを。最後の部分で、町長さんのお考えもちょっといろいろと総括してお尋ねしたいので、次に進ませていただきます。 民生費でお尋ねをいたします。軽費老人ホームの事務費1,400万計上されておりますが、老人ホームというのは軽費老人ホームも含めて、老人ホーム自体の事業費でやるのかと私は思っておりましたが、私の勉強不足なんだと思いますが、ここでいう事務費を町が出すというのは、これはどういうことなんでしょうかね。ここの内容についてお答えください。 ○議長(藤田玄夫君) 町民福祉課長、大森秀一君。 ◎町民福祉課長(大森秀一君) ただいまの質問にお答えしたいと思います。 こちらの軽費老人ホームの事務費でございますが、1,480万5,000円ということで上がっておりますが、これにつきましては、櫻の苑に対する事務費の委託料ということになっております。こちらのほうは、事務費軽減分ということで、2分の1は財源として県からいただきまして、残りの2分の1につきまして、町のほうで負担しているということでございます。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木正美君。 ◆7番(鈴木正美君) その櫻の苑の事務費というんですが、いわゆる石井のほうに新しく造った方ですよね。東舘のほうにある軽費老人ホームのほうには払わないわけですか。この費用は。 ○議長(藤田玄夫君) 町民福祉課長、大森秀一君。 ◎町民福祉課長(大森秀一君) そうなります。それで、こちら指定管理ということで、町のほうで結んでおりますので、そのために事務費ということで、支払っているということでございます。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木正美君。 ◆7番(鈴木正美君) いやいや、お尋ねしている意味は、事務費を払っているんですが、石井の軽費老人ホームには払って、東舘の軽費老人ホームには払わなくていいんですかという。もし、払わなくていいんであれば、払うほうと払わないほうは何が違うんでしょうかと。そこを教えてくれませんか。 ○議長(藤田玄夫君) 町民福祉課長、大森秀一君。 ◎町民福祉課長(大森秀一君) ただいまの質問にお答えしたいと思います。 こちら、軽費老人ホームのほうなんですが、こちらは県内でも初めてということで、町のほうで造りまして、それで委託しているということでございまして、本来ですと、社会福祉法人とかがやる場合には、県のほうから補助が全額出るところではございますが、町が建物を建てたということでございまして、2分の1を県のほうから、2分の1を町のほうから支出しているというようなことでございます。本来ですと、県のほうからの補助で、事務費については全額、通常ですと補助金が入るということでございますが、ここに至っては2分の1になっているというようなことでございます。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木正美君。 ◆7番(鈴木正美君) 大森課長の今の説明自体は分かるんですが、私が申し上げているのは、東舘の老人ホームにも軽費老人関係の入居者の部門がある。せせらぎという。石井のほうにはここで言う櫻の苑という軽費老人ホームがある。その一方の石井にだけ出ているというように私には聞こえたんですが、であれば何で東館のほうはそういう費用がかからないんでしょうかと。同じく町が建物を建てて、同じく運営していただいているのに、一方がかかって一方がかからない理由はどこが違うんですかと、そこをお尋ねしている。 ○議長(藤田玄夫君) 町民福祉課長、大森秀一君。 ◎町民福祉課長(大森秀一君) ただいまの質問、お答えしたいと思います。 東舘のほうの軽費老人ホームにつきましては、県のほうから直接補助が、お金が入っているというようなことでございまして、こちらのほうは町のほうに1回2分の1県補助でいただいて、それに町の2分の1を足しまして、それで事務費の委託料ということで支出しているというようなことでございます。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木正美君。 ◆7番(鈴木正美君) そうすると、東舘の軽費老人ホームにも2分の1分は来ていると。石井のほうの軽費老人ホームにも県のほうから2分の1の金額が両方に対して来ているということですか。 ○議長(藤田玄夫君) 町民福祉課長、大森秀一君。 ◎町民福祉課長(大森秀一君) そうですね。その2分の1と2分の1足した分ですね。その部分、相当分については、そちらに来ているかと思います。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 町民福祉課長に申し上げますが、よろしいですか。せせらぎ荘のほうについての質問だと思いますが、せせらぎ荘についての事務費の支払いというのは県のほうから全額出ているというふうに理解していいんですか。それとも、櫻の苑と同じように2分の1県から入って、半分については町のほうから支援している、業務委託しているという形でよろしいんでしょうか。 町民福祉課長、大森秀一君。 ◎町民福祉課長(大森秀一君) そうですね。こちらの櫻の苑のほうに関しましては、その半分を県からいただいて、町で半分を足して、委託料と払っているんですけれども、そちらの軽費老人ホームに関しては、その相当分は直接入っているというふうに考えております。 ○議長(藤田玄夫君) それは県から全額入っているんですか。 ◎町民福祉課長(大森秀一君) はい。 ○議長(藤田玄夫君) 町の支出はないと。 ◎町民福祉課長(大森秀一君) ないと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木正美君。 ◆7番(鈴木正美君) 議長、ありがとうございました。僕が聞いているのは、まさにそのことで、もしそうであれば、何で東舘の軽費老人ホームと石井の軽費老人ホームの県の負担は、ありなしは何で違うんですかということをお尋ねしている。 ○議長(藤田玄夫君) 町民福祉課長、大森秀一君。 ◎町民福祉課長(大森秀一君) その違いでございますけれども、それは町のほうでその建物を建てたか建てないかということになるかと思います。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木正美君。 ◆7番(鈴木正美君) 東舘の老人ホームも町が建設したんではないんですか。石井の老人ホームも同じく町が建設したのではないですか。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木正美君。 ◆7番(鈴木正美君) 多分、先ほど議長から話があって、私の質問午後にもわたかるかもしれないので、今について午後のほうで答えてくれませんか。 ○議長(藤田玄夫君) 町民福祉課長、大森秀一君。 ◎町民福祉課長(大森秀一君) 誠に申し訳ありません。ちょっと確認取らせてもらいまして、もう一度お答えさせていただきます。申し訳ありません。 ◆7番(鈴木正美君) では、議長、そのようにお願いいたします。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木正美君。 ◆7番(鈴木正美君) 続いて、児童福祉費のほうでお尋ねをいたします。地域子育て支援拠点事業433万6,000円計上されておりますが、これは具体的に子育てと名がつくようなものは、これは誰もが反対しないし、実行されてよろしい事業なんだろうとは推察いたしますが、現実的にどういう活動に対してこのお金が支払われているわけなんでしょうか。 ○議長(藤田玄夫君) 町民福祉課長、大森秀一君。 ◎町民福祉課長(大森秀一君) ただいまの地域子育て支援拠点事業についてご説明をさせていただきます。 こちらはカンガルークラブといいまして、こちらは社会福祉協議会のほうに委託しているものでございますけれども、こちらは就園前の乳幼児と保護者が地域の中で孤立することがないよう、交流の場と子育て相談機会を提供するような、そういうクラブを運営しているところでございます。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木正美君。 ◆7番(鈴木正美君) このカンガルークラブというのは、何歳から何歳、あるいはどういう環境の人がお世話になるわけですか。 ○議長(藤田玄夫君) 町民福祉課長、大森秀一君。 ◎町民福祉課長(大森秀一君) こちらは、就園前の乳幼児ということになりまして、そちらのほうの保護者とお子さんということになりまして、特に、それ以外は縛りはないかと思います。     〔「わかりました。ありがとうございます」と言う人あり〕 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木正美君。 ◆7番(鈴木正美君) 次ページのほうに移らせていただきます。 農林水産業費の農業費の中で農地費ですね。5番、05と振ってありますが、農地費の中で農業施設等補修工事設計業務ということで、これも1,300万弱のような大きな金額がここもまた設計業務で出ておりますが、この農業施設補修というのはどこを指しているわけですか、これ。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) 農道等の舗装の補修であったり、改良等の箇所について業務委託をしているものでございます。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木正美君。 ◆7番(鈴木正美君) そうしますと農業施設ではないわけですね、農道ですと。それを含めて農業施設とおっしゃっているわけですか。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) 農業に関わる施設ということで、農道であったり、用水排水路、そういうものを含めて農業施設と申しております。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木正美君。 ◆7番(鈴木正美君) これについては理解をいたしました。農道がほとんどであるというふうな解釈でよろしいでしょうかね。ありがとうございます。 その下の林業費に移らせていただきます。スマートコミュニティ構築基本調査計画策定業務650万ほど計画してありますが、これはどういう事業で、どういう内容のものに支払われるわけでしょうか。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) 平成30年度から令和元年度にかけまして、地域内エコシステム構築事業を実施しまして、町の森林資源をエネルギーとして地域内で持続的に活用するための担い手の確保から、発電、熱利用に至るまでの調査を行ってまいりました。ここで得た調査結果を踏まえまして、ユーパル矢祭とスインピア矢祭において、バイオマス設備導入の検討をするために、その導入後の採算性であったり、今後の維持管理に係る費用等を調査して、設備導入の適否を図るということで調査をしております。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木正美君。 ◆7番(鈴木正美君) 多分そういうことの方向なんだろうなとは推察をいたしましたが、これ、いわゆる木質バイオマスですよね。この辺では会津方面に大きなプラントが、猪苗代の先ですけれども、できたり、それから、近隣では大子町にも木質バイオマスのシステムができております。通常、その木質バイオマスの関連の事業ですと、半径50キロ圏内ぐらいの林地残材が必要とされるというのが定番でよく話をされております。付け加えますと、この福島県で、この50キロ圏内の林地残材を集めようとすると冬場の雪が堆積してしまって、猪苗代から北のほうでは山にそれが根雪で残ってしまいまして、なかなかこういうところの搬出なりが大変困難を極めて集まりづらいという状況がございます。近隣でそういった状況で、隣の大子町辺りも2か所できておりますよね。そういうことを考えますと、果たしてその木質バイオマスでユーパルとかスインピアのその原料が集まるのか、安価に。 それから、木質バイオマスとか再生エネルギーは今非常に過渡期というか、ちょっと方向性が変わってきていまして、昔は木質バイオマスは、通常の木から排出するCO2、これと、それからバイオマスで利用して出る、煙から出るCO2、これでもってカーボンニュートラルといってプラスマイナスこれでゼロなんだよ、だから自然に優しいんだよというふうな推進の仕方をしておりましたが、近年ここに来て、やはり燃焼してCO2を発生させるんで、これもカーボンニュートラルがどうなんだという、そういうことも出てきているわけですよ。 そういう中で、下関河内小学校の木質バイオマスを言っているんだと思うんですが、あの方、実際は猪苗代で1回、木質バイオマスの工場を潰しているんですよね。その後、相双地区に行ってその話を相双地区の町村にしましたが、相双地区ではどこの町村も関わらなかった。その後、ここの矢祭に来た。そういうことがあるわけですよ、現に。 私たちはそれの流れを知っておるものですから、あの方があそこに入るときもどうなんだということで私は議会で質問したのを覚えておるんですが、果たして、林地残材の問題、原料供給の問題、それからあそこに、下関河内小学校にあの会社が入るときに、地域に対してどういう貢献ができるんだということで、ここで、例えば木質バイオマスプラントで燃焼したやつを水を循環させて温水にして、花卉栽培の方のほうの利便を図るのか、あるいは、地域の雇用促進が図られるのかということで期待をいたしましたが、現実そういった経済的な交流効果はない。あるいは、地域の人を数多く雇っているという、そういうことも私には見受けられない。もう何年もあそこでやっている。ただ、あそこの会社の救済のために、もしユーパルにそういうものを入れるのであれば、これは成功しませんよ。 ここに来ている、こういったスマートコミュニティの補助金も、これは町単独ではなくて、多分、国・県から来ているものに沿って申請したんだろうと思いますが、これはよくよく熟慮を重ねてやっていただきたいなと。まして、ユーパルとスインピアというのは、今、町の中にとって費用が大変多額にかかっておる分野でありますから、ここは念には念を入れてご検討いただきたいなと、そういう気がしております。これは、担当部署というよりは、町長の見解もということだと思いますので、一言お願いできますか、お考えを。 ○議長(藤田玄夫君) 町長、佐川正一郎君。 ◎町長(佐川正一郎君) 今、鈴木正美議員のスマートコミュニティの構築基本調査ということで、先日この委託された会社の説明というか、中間説明というか、ちょっと受けて聞いて、私も一番こうしているのは、ユーパルのお客さんがちょっと、今、少ないということで、当時の資料を見ると年間3万人ぐらいを見て、私も説明したときには、一番の懸念なのが、今、コロナ禍の中で1万人、スインピアのほうも、今、そういうわけで、コロナ禍のほうで、あとは原発の影響で、大学等の合宿等も減っているというふうなことも説明をしました。 ただ、今、このエネルギー対策ですね。国・県の方針のエネルギー対策もありますから、そういった観点から、エネルギーの再利用というか、こういったものも考えていかなければならないんだなという思いと、今の現状は、しっかりやっぱり、今、鈴木議員が言われたように考えなければならないとは私は思います。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木正美君。 ◆7番(鈴木正美君) ありがとうございます。どうか、万が一進めるのであれば、よくよく熟慮を重ねた形で、後で町民から不平不満が出ないようにひとつ熟慮をしていただきたいと。それをお願いしておきたいと思います。 次に進ませていただきます。 商工費、観光費の中で滝川渓谷整備測量設計業務、これも測量設計なんですが、ここで多額の1,300万がまた計上されている。昔の話を言って恐縮ですけれども、滝川渓谷というのは、そもそも富三さんでしたっけ、という方が、それこそ日常の中でボランティア的にあそこを整備されたというのがきっかけであったと思います。そこが、ある時期から町のほうも介入して一緒に観光開発をするようになったと。その経過は存じておりますが、そのほとんどを富三さんが一生懸命やられて発掘した、あるいは整備をしたということを考えますと、1,300万もの測量設計費がかかるんだったら、当時俺にもくれよと言うようなことにはなりはしないかと。これは推測の域でありますが、思うわけです。 ここでまた測量設計費用1,300万かけて、またこの後工事費が出てくるということになってまいりますので、この辺についても、前段、全協か何かで、これは議会にも出ましたかね。滝川渓谷の新たな歩道といいますか、道順といいますか、そういうのを検討しているという話がありましたので、多分そちらだと思うんですが、この測量設計も含めて、今後の工事も含めて、そういった当時の富三さんの志を考えると、行政というのはすごい金額を使えるんだなということで考えておりますが、これはその新しい歩道の測量設計ということの理解でよろしいんでしょうか。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) これは2つの事業がございまして、1点目は駐車場の整備に係る測量設計です。新しくauの電波塔が立ちました、田んぼに。それから、馬渡戸地内の住宅が集まっているところから滝川の里に下りて来るところの左側に新しく田んぼを町のほうで購入した土地がございまして、そこを、今後、駐車場、それから公園等で整備していくというものの業務委託、そこから、その公園となるところから滝川の里のほうに来る川の南側沿いに通路を造ろうと思っているんですけれども、そこが国有林ですので、国有林を借りるために境界をはっきりさせなくてはいけない。その貸付事業に係る業務委託の2つから成っております。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木正美君。 ◆7番(鈴木正美君) そうしますと、新たな話で出ているほうの角度のものではなくて、今現在のものをちょっと見直す、あるいは手を加えるといった、そういった測量設計なんですね。確認させてください。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) そうです。それで、新たなルートにつきましては、今後、別に、予算要求をして行っていきたいと考えています。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木正美君。 ◆7番(鈴木正美君) 分かりました。こういう設計デザインがもし進むんであれば、議会のほうにもこんなことでというようなことで、後でその図面なりデザインをお示しをいただきたいなというふうに思います。矢祭町の中では、数少ないお客様を招き入れる場所でありますから、不都合のないようにひとつ設計をいただければなというふうに思います。 ○議長(藤田玄夫君) では、暫時休憩します。 再開は13時零分といたします。 △休憩 午前11時56分 △再開 午後1時00分 ○議長(藤田玄夫君) 再開いたします。 7番、鈴木正美君、登壇願います。     〔7番 鈴木正美君登壇〕 ○議長(藤田玄夫君) 持ち時間は残り29分ですので13時29分までです。 なお、午前中の鈴木議員の質問に対し、自立総務課長町民福祉課長より答弁の申入れがありましたので許可いたします。 自立総務課長、鈴木直人君。 ◎自立総務課長(鈴木直人君) 午前中にご質問をいただきました、東館駅整備事業に関する令和3年度の当初予算編成時に見積りを徴収いたしました業者でございますが、こちらにつきましては、駅舎建築設計につきましては、郡山市にございます株式会社清水公夫研究所、駅前広場造成測量設計につきましては、こちらも郡山市にございます株式会社開成測量設計社のほうに見積りのほうをお願いをしたというようなことでございます。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 町民福祉課長、大森秀一君。 ◎町民福祉課長(大森秀一君) それでは、午前中、鈴木正美議員のほうから質問がございました軽費老人ホーム事務費についてお答えをいたします。 まず、この事務費につきましては、確認しましたが、せせらぎ荘につきましては、事務費を直接県のほうから全額そちらのせせらぎ荘のほうの法人のほうに入っているというようなことでございまして、櫻の苑につきましては説明のとおり、県から2分の1をいただいて、残りの2分の1を足しまして、それを事務費として委託金として櫻の苑に出しているというようなことでございます。 何でこういう違いが出たのかということでございますが、それは建物を建てた団体がそれぞれ違うからというようなことでございます。まず、櫻の苑につきましては町のほうで建物を建てたと、それからせせらぎ荘につきましては、矢祭福祉会のほうで建てたということでございます。それによりまして、福祉法人のほうにつきましては全額事務費が出ると。それで、町のほうで建てたものについては2分の1の補助が県からもらえるというようなことで、そこで違いが出ているというふうなことでございます。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木正美君。 ◆7番(鈴木正美君) かくかくありがとうございました。福祉課長にちょっともう1点だけお尋ねしますが、せせらぎ荘のほうは福祉法人が事業主となって建てたということですが、そうするとあの物件は町のものではなくて社会福祉法人の所有物件だということになるわけですね。 ○議長(藤田玄夫君) 町民福祉課長、大森秀一君。 ◎町民福祉課長(大森秀一君) ただいまの質問にお答えします。 建物の所有者につきましては、矢祭福祉会ということになるかと思います。
    ○議長(藤田玄夫君) 鈴木正美君。 ◆7番(鈴木正美君) 了解いたしました。ありがとうございました。お2人の昼休み削ってしまって大変気の毒だったと思うんですが、ありがとうございました。 では、引き続きまして、質問を続けさせていただきます。 下のほうにまいりまして、教育費をお尋ねいたします。前からも説明に出ておりますが、幼稚園費で預かり保育施設増築工事設計業務。かなり大きな額、3,660万ですか、出ております。これは、冒頭、私が申し上げましたように、町民目線の話ですと3,600万も設計費にかけているのかという、そういうことになるわけですよ。3,600万あったら増築終わってしまうのではないかみたいな、そういうふうに思うわけです。もちろん公共事業ですから、いろんな基準をクリアしたいという、あるいはしなくてはならないという、その責務は分かりますが、一方で血税を使わせていただくのであれば、町民の理解を得て、これほど設計費にかけるんだったら、町内の大工さんに任せてもっと安価に収めるという、そういう町民理解の方向だってあるのではないかなと、私はそのように考えるんですが。 それとともに、この事業が説明にあったように、先送りというか、見直しというか、ちょっとあまりはっきりしない説明であったように私は受け取っております。この両面についてひとつご質問をさせていただきたいので、お答えお願いいたします。 ○議長(藤田玄夫君) 教育課長、高橋竜一君。 ◎教育課長(高橋竜一君) ただいまのご質問にお答えいたします。 預かり保育施設増築工事の設計業務につきましては、現在のこども園の裏手の土地を候補地としまして、そちらのほうに預かり保育に必要な施設一式を建築するということで、規模としてはそれなりの大きさの建物が建つということなので、公共工事として発注する規模としては3,600万の設計費というのは、他の工事と比べても割高ではないと考えて、予算要求をしたところではございます。議員がおっしゃるように、民間と比べると公共工事の設計は、用意する書類の数であったり、成果物についても膨大になるということで、高く見えるのかなという相場観については十分承知しながら事業のほうは進めていきたいというふうに考えております。 また、この事業が先送りになった件でございますが、1つ、用地等の問題もありまして、少し用地の利用方法について見直しをかける必要が迫られたということでございます。用地を縮小するというようなことも含めて考えますと、機能の絞り込みといったものも考えていかなければいけないということで、機能を絞り込めば当然利便性に影響が出てくる面もありますので、どの程度まで絞り込んで、どの程度まで用地のほうを有効に活用することで、十分ニーズを満たす事業が執行できるかという点を、改めて現場サイドとも協議をして見直しをしたいということで、今回、先送りという決断をさせていただいたというところでございます。 以上です。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木正美君。 ◆7番(鈴木正美君) 分かりました。公共事業ですから、今ほど申し上げられたことが、説明されたことは理解はしております。ただただ、一般的にやっぱり国民目線から言っても、国も県もこの公共事業の在り方というのは、何か下請け、孫請けまで落としてもやっていけるんだ、この金額があればというような、そういうかなりの保険がかかった割増しの料金であるような見方もされております。ですから、その辺がもう少し分かりやすくなっていかなくてはいけないのかなという気も一方でいたします。 教育課長にお尋ねをいたしますが、いわゆる今回の増築、今、説明にあったように、単なるちょっと一部増築というのではなくて、ある程度の面積を保有した施設なんだというように私は受け止めておりますので、そうであれば、ただ単に人数が入るだけの面積確保という増築ではなくて、今のニーズに合った機能を備えた、そういうような部屋を造るとか、あるいは備品をそろえるとか、これからを見越したような形で、ある程度、進化させた施設の増築というような目も持って今後当たっていただけないかなというふうに考えますが、その点についてはいかがでしょうか。 ○議長(藤田玄夫君) 教育課長、高橋竜一君。 ◎教育課長(高橋竜一君) ただいまのご質問にお答えいたします。 議員のご指摘いただいた点については全くそのとおりかと思います。これから子供の数の見通しも含めて、必要となる機能というものをきちっと改めて精査することで、適正規模でより効率的な施設の建築というものを、増築というものを目指していくべきかなと考えております。 以上です。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木正美君。 ◆7番(鈴木正美君) 今年度計画したものが先送りになって、少し考える時間が増えるということでございますから、どうかその点も十二分に考慮してお取り組みをいただきたいというふうにお願いをしたいと思います。 遡る事業になりますが、ここでその当時担当した事業課長にお尋ねしますが、アカデミー事業とかとありましたよね。あれの関係で、実は、あれを受講した人がこの町で起業する、あるいはこの町で居住をするといった場合に、100万、200万といった積み上げの金額の助成をするということがありましたが、実は私が情報として知っている範囲の人が、この町に家族で帰ってきて、この町で事業、なりわいを起こすということで、今、始まった方がおりますが、そういった方にはこの町の方向として補助金は該当しないんでしょうかね。あるいはその考え方にどういった差があって、片方ではアカデミーの受講があったからということで出しているのかもしれませんが、結果的には、この町の人口増につながる、あるいはこの町で産業振興につながるという点では合致しておりますので、そういった方に町がどうか頑張ってくださいという意味合いで同じようなものを出せるというのはないんでしょうか。お尋ねをしておきたいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) アカデミー事業を開始した経緯につきましては、総合計画策定時にアンケート取りまして、というのも、矢祭で育った子が高校卒業すると就職したり、大学進学したりで首都圏に出て行ってしまう。戻って来られない事情があるようでして、そのアンケートの結果から見ると、矢祭に残って就きたい職業がないというものがございました。大学等を出ても、工場勤めというよりはまた別な仕事に就きたいという方が多かったようです。そういった中で、就きたい職業がないんだったら、自分で起こしたらどうでしょうかというところで、アカデミーというところで、起業するための知識を蓄えるために、大学の先生3名の方おいでいただいて、1年をかけて企業を起こすための企画等の作成を行ってまいりました。その企画に基づいて企業を起こした方については、初めのスタートをバックアップするために、設備投資等に係る費用について、3分の2、上限200万円で出しましょうということで始まったものでございます。 残念ながら、今、アカデミーは休業状態となっておりますけれども、そのほか、今後も町において、そういう新たに仕事を始めたいという方がおりましたら、今のところ町独自の補助金はございませんが、県等の補助事業等もありますので、そういうものをまずはご紹介しているような状況でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木正美君。 ◆7番(鈴木正美君) 聞くところによると、地域おこし協力隊の方がこの町で農業に就かれるといったものには、あれは補助金がついているのではなかったでしたっけ。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) 地域おこし協力隊の制度上、3年間が任期で、3年間が上限というか期限があるわけなんですけれども、その3年の任期満了後にその地域に残って新しく事業を始めるという場合には、100万円を上限として補助事業がございまして、これは特別交付税措置されているものでございます。また、就農したいということであれば、これはこれで、農業、農政関係の補助金が、これも5年間使える補助金がございます。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木正美君。 ◆7番(鈴木正美君) 私がここでお話ししたいのは、いわゆる同じような志を持って、この町に家族ぐるみに定住しようとしているんだけれど、一方の形では、そういうものが該当して200万余、あるいはそれ以上の金額が出て今後のスタートの助けになる。ところが、子供何人か連れてこの町に帰ってきて、この町で起業しようとしても、それは町独自で何も関わってもらえない。でも、周りを見て、広報誌を見ていると、何かこの人は何百万もらっている、この人は幾らもらっているというニュースが飛び込んでくる。私らは何か歓迎されていないのかなみたいな、そういう不公平感が残ってしまうような気がするんですが。 今、事業課長が言ったのは、そういう人が各方向性で該当する補助事業の話でしょうから、町として、この目標にあるように、交流人口を増やそうとか、それから定住人口を増やしていこうとかという高い目標を掲げておるわけですから、そういった点で、こういった何にも該当しないという人が、むしろいることがおかしいというような、そういう気が私はするので、今は事業課長は補助事業の話をなさったんですが、これは町からの助成の在り方として何かご検討いただきたいということを併せてお願いしておきたいと思います。 時間の関係もありますので、冒頭に申し上げましたように、町長のほうに質問をさせていただきます。ひとつよろしくお願いいたします。 5,300人台の人口になったこの町が少子高齢化、人口減少がなかなか歯止めがかからない。これは本当に難しい問題だというのは私も存じております。ただ、1万1,000人余あったこの人口が半減した今、いろんな事業を町は取り組んでおりますが、今回私が町が振り出している委託料を質問させてもらったのは、やっぱりこれほどの委託をして、いろんな事業を今やろうとしているわけですよ、新しい事業も。ところが、一方では、これは全て支出に関係するものですから。でも、一方で財源というものもあるわけです。なかなかこの財源というのは、質問する議員の立場にとってはマイナスな要因のことを聞くことになるので、皆さん新しくその足を前に出すことが数多く質問に出てくるんですが、私はやはり財源をきちんと見通して、今後この矢祭町が永久に困らない方向に持っていくのも、これもまた、町長を筆頭とした町の責務だろうと思うんです。 古い話をしますが、根本良一さんはそういうことで、再三支出を抑えて正職員を半減化して、当時の新聞によれば、トイレ掃除のモップまで副町長が持ってやるような写真まで掲載され、全国から消防のホースが寄附されたり、その後、もったいない図書館の本が寄贈されたというのもその流れでございます。ここに来て堰を切るようにいろんな事業が振り出されておりますが、果たしてこれを続けて矢祭町はこれから本当にやっていけるんだろうかという心配も私は常日頃から考えております。 各県の各市町村の中では、スモールタウン化と称して、結局、町の中心部をある程度絞って、そこに居住者を集中する方向に持っていくことによって、いろいろな町の財政支出負担を減らしていこうという、そういう努力をしている町村も今現在あります。この町も新しい事業をやるなではないんですが、やる際にはよくよくひとつ調査をして、先ほどのまちの駅もそうです。私は、まちの駅に決して反対と言っているわけではないんですが、ここの道路を通る台数調査、あるいは利用者の数の調査、そういうのもしっかりしてやらないと、ただ単に花火に火を点火したように物だけ造るということでは、これはうまくいかないと思うんです。 今、東京にもったいない市場というものを走らせておりますが、私もあれを始めた一員でありますので。大きなワゴン車の中に100円、150円の葉っぱを積んで、東京へ行って売ってきます。満載に積んで全部売ったとしても、恐らく30万程度。30万程度の中で手数料を取って販売に行く担当者3名の手当てを出そうとすると赤字になります。その赤字になっているのに何でやっていられるんだというと、これは国なり県の補助金をもらっているからやっていられるだけの話なんです。 ですから、これがいろんなものにも該当すると思うんですが、それ以降の維持経費、それから収益性というのをよくよくやっぱり試算していただきたい。そして、その辺をきちんと町民に見せた後にどうかやっていただきたい。ただ単に建設ありきということは、ひとつ念頭から外していただけないかなとそういうふうに思いますが、これからの事業執行の姿勢、あるいは、他町村、他県で取り組まれている町のスモールタウン化、こういう方向について町長のお考えを聞かせいただきたいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 町長、佐川正一郎君。 ◎町長(佐川正一郎君) ただいま鈴木正美議員の全体の町のこれからの運営というか、建物、道の駅というようなことも今出されて。確かに、こういう箱物の施策というのは、造ってこの後の運営というのも大変な場合もありますから、しっかり、やっぱり限りある財政の中での町の発展を考えるという、非常にやっぱり情報収集。いろんな考えを持った意見等もやっぱり聞きながら、やっぱり時代の流れもありますから、必ずこれ昔の部分がそっくりというわけには、やっぱり時代は変化していきますから、そういった町政も、町民からの目線で始まる町政が、一番の町民に対する幸せのシステムがやっぱり町政ですから、その原点から外れれば、これは町政ではないというのは私も重々これは責任持って考えてはおります。 今、鈴木議員のこの委託料というのも、非常にこの今町政を運営するの中でのこの経費というのは避けられない部分も必ずありますから、これは。全てがこれは3,000万、これは1,000万といっても、金額というのは確かにその施策の中の大きさのやっぱり安全、安心のものも入るから、なかなかこの金額で判断するというのは厳しいものがあると思うんですね。確かに私もやっぱり経済、商売していると、初めて行政見るとこれだけの委託料が払って、どうしてこういう設計だけで払うのかなという自分でも思いながら、やっぱり携わって来ていますから。やっぱりこれは財源というのはしっかりこれ確保しての運営ですから。 だから、やっぱり見積りというか、入札方式だって、これは取っていますからね。入札取りながら公平な金額を出していただいて、運営するということですから、非常に町民から見ても、やっぱり、これだけのものに何でこんなに金額がかかるんだというのも当然、私の耳にもこれ入っておりますので、なかなかその辺は。でも、最後はやっぱり町民のための町政運営の委託料ですから、そこをやっぱり考えてほしいということも十二分にあります。 私もやっぱり、これからの運営の仕方というのは、少子化でコロナ禍の経済政策もなかなか厳しい時代に入ってきますから、今度は人口減とともに入ってきますから、行政の運営としてやっぱり関係人口、交流人口、やっぱり人の出入りがあって初めて活性化もありますから。だからこれ、町中のいろんな施策もこれからも1つの考え方では挑戦していかなければならないものもあるし、やっぱり省いていくものもこれからもしなければならない。 今、鈴木議員の、職員の適正配置というようなこともありますから、恐らくこれだけの委託料を払って何でこれだけの職員配置は適正なのかという思いもあるのではないかなというのは、私も察しはしたんですが。今現在、職員も正規で、今61名ですか。今、任用職員とかで、大体130人ぐらいは全ているんですけれど。ただ、ここ職員も、私がなってから、2年に4名ずつは正規職員を採るということは、やっぱり緊急事態のときの配置がなかなか、今回は厳しかったのは厳しかったです。あれだけの風、あれだけの災害に対応するというのは、非常にやっぱり厳しい面がある。住民にも不安もかける。だから、やっぱり、町政懇談会の中でも、ちょっと職員が足りないのではないかという話もやっぱり聞いていますから。ある意味では、経費節減で10年間職員も採らなかったという時代もありましたから。その分やっぱり今、中途採用とかいろんなあれで、やっぱり最後はこの住民サービスの提供というのが、私は念頭に思っております。 ですから、やっぱり委託料の適正化と、あとは職員の適正な配置と、あとは人員確保ですね。やっぱり、多くても駄目、少なくても駄目ですから、やっぱりこれはサービスにこれ関わりますから、必ず何か事故が起きた、何か必ずありますから。そういったこと起きれば、また町政の中では失敗の部類にこれ入ってきますから、当然そういう視点の上でやっぱり人員の配置を考え、定数の人員を考え、そして委託料もやっぱり適正な委託料をやっぱり構築していかないと、やっぱり町民からの行政の信頼性も薄れるということがありますから、その辺は私も公明正大にやっていくようにします。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木正美君。 ◆7番(鈴木正美君) 了解をいたしました。まさにそのとおりだろうと思います。 1点だけそのスモールタウン化が、今後念頭にあるかどうかということだけ、後でお答えというかお聞かせをいただきたいと思いますが、今の全体的には町長がおっしゃったように、その考えの下に、一方で経費節減的なマイナスイメージもある。ただ、その一方で、町民に希望の光を消さないというか、そういった姿勢も併せて必要だろうと思いますので、どうか今おっしゃったことを継続していただくことによって、町民も喜んでくれるんではないかなということを思っております。 スモールタウン化について一言だけお答えいただければ、それで私の質問を終わりたいと思います。スモールタウン化について。スモールタウン化、結局、町を小さく集約して今後の人口減少に耐え得る町づくりをしようというのが、今、各町村でやっているんですが。 ○議長(藤田玄夫君) 町長、佐川正一郎君。 ◎町長(佐川正一郎君) そうですね。これからのやっぱり町の未来像を考えていくのには他町村の情報、そしてこのやっぱり矢祭に合った施策というものもしっかり考えていかなければならないですから、今、鈴木議員のおっしゃったことを参考にしながら、町づくりには入っていきたいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木正美君。 ◆7番(鈴木正美君) どうもありがとうございました。かくかくご要望も申し上げさせていただきましたが、どうか町に先ほどお話ししましたが、この町に定住しようとする人に何か不公平感が残らないような、そういったようなことも今後ぜひご検討いただきたいと、それによって初めて推進ができるんだろうなというふうに考えておりますので、再度お願い申し上げて私の質問を閉じさせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(藤田玄夫君) 7番、鈴木正美君の一般質問を終わります。 暫時休憩します。 再開は13時35分といたします。 △休憩 午後1時27分 △再開 午後1時35分 ○議長(藤田玄夫君) 再開いたします。--------------------------------------- △本多勇也君 ○議長(藤田玄夫君) 5番、本多勇也君、登壇願います。 持ち時間は30分ですので、14時5分までです。     〔5番 本多勇也君登壇〕 ◆5番(本多勇也君) 5番、本多勇也です。通告に従いまして質問をしたいと思います。 まず、旧関岡小学校並びに内川小学校の今後についてということで、多くの議員と質問がかなりダブりますんで、確認の意味でもお答えいただきたいと思います。 11月19日の全員協議会で、関岡小学校、内川小学校、そして、追分分校と視察をしました。内川小学校につきましては、やはり地元内川区民の皆さんの考えもあると思うんで、取りあえず関岡小学校、私の地元、関岡区民の思いが詰まった小学校について、今後どのようにするのか、町の考えをお伺いします。 閉校して6年が過ぎ、この間視察したときには、年々老朽化して進んでいるということが目に見えて感じました。以前、古張前町長のときに、関岡小学校を役場庁舎に再利用してはどうかという質問をしました。これは、関岡区民の皆さんの思い、あるいは卒業生の思いとかを質問したんですが、当時、やはりこの役場庁舎が東日本大震災のときにびくともしなくて、まだまだ使えると、もったいないというようなお答えをいただきました。しかし、今ある関岡小学校を見てみると、やはり6年が過ぎて、やはり、今、今後どうするか町が決定する時期に来ているのではないか。やはり、再利用するとも、あるいは解体するのも町の考えだと思うんですけれども、先ほど、町長から、何らかの形で公共の施設か何かで使いたい、関岡小学校もったいないんでというような考えもありました。その辺について再度町長の考えをお伺いします。 ○議長(藤田玄夫君) 町長、佐川正一郎君。 ◎町長(佐川正一郎君) ただいま本多議員の質問ということで、今回の議会は大変皆さんが11月19日に学校視察したということで、複数の議員からの廃校利用というようなことで質問を受けまして、今回、本多議員も以前そういう質問があったわけでございますけれど、私も先ほど申したように、関岡小学校跡地には公共施設というものを考えていきたいと思います。なぜなら、やっぱり公共の土地ですから、有効に活用しながら考えていくべきと思っております。また、内川小学校に関しては、先ほど担当課長のほうからも説明あったように、複数の企業からのあれがあるというようなことで、再度検討しながら考えてまいりたいと思っております。 ○議長(藤田玄夫君) 本多勇也君。 ◆5番(本多勇也君) 全員協議会で、やはり議員の中から隣町の塙町の高城小学校の跡地のように、更地にして企業誘致というような形で利用する考えもあるのではないかというような意見も出ました。やはり、今、高城小学校に来ているあの会社は、やはりSMCさんとの関係で、やはり鮫川の奥にあったのが、どうしても、雇用の関係とか、SMCさんとの関係で考えが一致して高城小学校に来たというような経緯を聞いてます。 やはり関岡小学校の場合は、やはり何らかの形で再利用をしてほしい。どうしても、やはり、地元と言えば、役場庁舎ということで、やはり今回、双葉町の新庁舎が15億ぐらいですか、予算。あと、隣の塙町が庁舎の建設基金だの蓄えたのが20億ぐらいあるのを使って新しく建てると。また、何年か前に、会津に行ったときに、会津美里町の庁舎が16億、南会津のほうもやはり16、7、8億と。これは平成の大合併の国からの、合併するのなら庁舎建て替えるよというような感じで、補助金を使って建てたというような話も聞いています。やはり、矢祭町のこの庁舎も、限りある財源の中で、やはりできれば関岡小学校のあれを改装して、再度利用して、財源を少しでも軽くして、やはり無駄のない、既存の建物を使ってはどうかと思います。その辺について町長、どうでしょう。 ○議長(藤田玄夫君) 町長、佐川正一郎君。 ◎町長(佐川正一郎君) 本多議員がおっしゃったように、限りある財源の中でしっかり考えていかなければならないということは非常に思っております。また、一昨年の台風19号の被害というようなことで、やっぱり庁舎もある程度、この地区も急斜地の危険地にも入っておりますので、安全な場所、高台というか、そういったもので、あとは堤防も整備されてきますから。そういった形で、公共施設というものをしっかり考えていきたいと思っております。 ○議長(藤田玄夫君) 本多勇也君。 ◆5番(本多勇也君) また、今ある関岡小学校の隣に須藤製作所が所有している、以前、はや何十年にもなると思うんですけれども、そこに宿舎あるいは須藤製作所の関係の何かを建てようということで土地を持っています。そういう意味でも、やはり悲しい思いではありますが、関岡小学校を解体して、あそこを更地にして、民間の企業を誘致したり、いろいろな方法があると思うので、今後、やはり、関岡小学校の跡地、あるいは建物を有効に利用できるように、区民の皆さんの思いがありますので、ひとつよろしくお願いしたいと思います。 次に、教育行政について質問します。 令和3年度全国学力学習状況調査について質問します。これ、先ほど6番議員も質問しましたので、再度繰り返しになるとは思いますが、広報11月号で結果について公表をしてありました。以前、矢祭町は結果を公表しないと、個人情報を守るというようなことであったんですが、今回公表してあったので、教育課のほうに問い合わせました。再度、教育課長、お願いします。 ○議長(藤田玄夫君) 教育課長、高橋竜一君。 ◎教育課長(高橋竜一君) ただいまのご質問にお答えいたします。 今回、ご質問いただいた全国学力学習状況調査ということで、6番議員にお答えしたのがふくしま学力調査です。また、ちょっと別の試験というか、テスト調査になるんですが、こちらについて、広報11月号に出していた内容でございますが、実は、これまでも今回と同じようにいわゆる詳細な数字を出さない形での公表というような形を取って、町広報誌に出しておりました。ですので、今年特に方針転換をしたということではなく、今年も同じ方針に従って、11月号に概要のほうの公表を行ったということでございます。 以上です。 ○議長(藤田玄夫君) 本多勇也君。 ◆5番(本多勇也君) 確かに数値は出ていませんでした。ただ、隣の東白川郡の町村は、一応県の平均、あるいは国の平均ということで出して、町民に結構公表しています。ただ、矢祭の場合は、今回県あるいは国の平均点から下がっているというような棒グラフでした。その辺について、やはり今後の改善のポイントなど、教育委員会のほうでありましたら教えてください。 ○議長(藤田玄夫君) 教育課長、高橋竜一君。 ◎教育課長(高橋竜一君) ただいまのご質問にお答えいたします。 議員ご指摘のように、中学校につきましては、全国平均、県平均を上回るような形で、3年生になりますが、結果を出しているところですが、小学校6年生が国語、算数ともに県平均を下回っているという状況でございます。こちらについて、6番議員にお答えした内容と重複はいたしますが、小学校に関しては、まずは学びの環境づくりというところに重点を置いて対策をしていくということで、Q-Uテストと呼んでおりますが、子供たちの心理性、あと人間関係、こういったものについても分析できるツールを活用して、まずは学校でのルールとリレーションづくりを大切にした指導に努めるとともに、学力の部分のフォローとしましては、町講師や支援員等を活用して、個別指導やTT指導をさらに充実させていって、定期的な授業研究会等での教員の指導力向上にも努めてまいりたいというのが方針としてのお答えになります。 以上です。 ○議長(藤田玄夫君) 本多勇也君。 ◆5番(本多勇也君) やはり今回、新型コロナ感染で休校とか、子供たちの心にかなり影響があったということで、学習や生活への影響は、他地域と比べるとかなりあったのではないかと思います。 なお、基本的な生活習慣、朝食を食べるとか、就寝時間や起床時間を決まっているとかといった家庭での改善や質の向上に努力する必要があると思うんですが、その辺の考えはいかがでしょうか。 ○議長(藤田玄夫君) 教育課長、高橋竜一君。 ◎教育課長(高橋竜一君) ただいまご質問いただいた件についてお答えさせていただきたいと思います。 まず、先ほども申し上げたように、特に小学校においては、まずは何を学ぶかよりも、学びの環境と、こういったものを整えていくことが肝要かなというふうに考えているところでありまして、その際、学校だけではなくて、家庭環境等々、朝食の問題等もございますので、そういったところに、学校にどこまで責任を持たせるべきなのかというところについては議論もあろうかと思いますが、朝食調べであったりとか、メディアコントロールというような形で、家庭と協力したそういった環境づくりについては、これまでも実施してきたところでございますので、そういった観点について学校とも改めて重要性を認識、共有しながら進めてまいりたいと思います。 以上です。 ○議長(藤田玄夫君) 本多勇也君。 ◆5番(本多勇也君) また、やはり学校と家庭、あるいは地域、先日ありましたコミュニティ・スクールといって児童、生徒に関わる、生徒一人一人が自信を持って頑張って、頑張りを認めたり、励ましたり、活動を支えたりするような地域の力というか、地域のエネルギーも借りなければならない面も出てくると思うんですが、その辺に関してはいかがでしょうか。 ○議長(藤田玄夫君) 教育課長、高橋竜一君。 ◎教育課長(高橋竜一君) ただいまのご質問にお答えいたします。 議員がおっしゃるように、地域というキーワードにつきましては、今回、昨年、今年とコミュニティ・スクール、そしてGIGAスクールが目指す新しい教育の形として、より地域と関わりのある学校というものを掲げてまいりました。現在、コミュニティ・スクールも動き出したばかりというところもありまして、まだまだ先行きに、方向性につきましては、むしろ委員の皆さんとも検討していく、そういう途上かなというふうには思ってはおりますが、今回も、コミュニティ・スクールの中で、メディアに関して、これはGIGAスクールも関わってくるんですが、メディアとの、インターネットとの関わり方についての5か条というものを子供主体で決めたらどうかとか、そういった話題も出まして、そういった学校の諸問題に関して地域の方にも関心を持ってもらう1つのきっかけになってきたかなというふうに感じているところでございます。 以上です。 ○議長(藤田玄夫君) 本多勇也君。 ◆5番(本多勇也君) やはり、矢祭の子供一人一人、町にとっては宝物と。やはり佐川町長もそういう考えだと思います。子供一人一人、すばらしい能力を持って、無限の可能性を持っている子供たちなんで、それを引き出すような教育を今後ともしっかりとやっていっていただきたいと思います。 最後に、コロナの収束を願って、やはり今後、子供たちが伸び伸びと、矢祭町の未来を背負うということで頑張ってほしいと思うので、町としても一生懸命、昨日、1番議員が言ったような、先生方の生々しい、初めて聞くようなお話もありましたが、ただ、先生方も一生懸命頑張っていると思うので、町のほうでもバックアップをしながら、やはり子供たちのことを思っていただきながらお願いを申し上げまして、質問を終わります。 ○議長(藤田玄夫君) 5番、本多勇也君の一般質問を終わります。 これで本日の一般質問を終わります。--------------------------------------- △散会の宣告 ○議長(藤田玄夫君) 以上で本日の日程は全部終了しました。 なお、明日5日目、12月10日の定例会の会議は、午前10時零分といたします。 本日はこれにて散会します。 ご苦労さまでした。 △散会 午後1時51分          一般質問通告一覧表通告 順位質問者質問事項及び質問内容56番 郡司浩子1.一般行政について(町長) (1)廃校した小学校の利活用について ①廃校した小学校の活用について決定すべき時にあると思う。地元の理解を得ながら、どう活用するかを計画的に考えるべきだと思うが、見解を伺います。 (2)男女共同参画社会について ①当町においても、男女共同参画社会基本計画の策定を進めるべきだと思うが、いかがか。 2.産業行政について(町長) (1)地場産品のPR、販売計画について ①地場産品のPRや販売により、テコ入れをするためにも道の駅のような販売施設及び加工施設を整備すべきだと思うが、この件に関して町長は前向きなお考えを持たれていることを承知したうえで、具体的にどうしていくか検討すべきだと思っており、早い段階で計画を立案すべき時であろうと思います。見解を伺います。 3.教育行政について(町長) (1)ふくしま学力調査について ①先般、ふくしま学力調査について県教委が分布状況を発表しましたが、当町においてはどのような状況で、課題があるか、その対策について考察等がまとまっているのかを伺います。 (2)土曜日の授業実施について ①子供の忙しさ解消、学力向上のためにも、適宜土曜日を利用した授業を実施してはと思うが、見解を伺います。 (3)小・中学校で導入されたタブレットについて ①大きな課題としてパスワード問題、チャット機能の問題が上がっているようですが、当町においてはどのような状況であるか、対策が講じられているのかを伺います。 4.福祉行政について(町長) (1)預かり保育施設の増築について ①預かり保育施設の増築が行われることになっているが、延期とのことで代替案等はあるのか伺います。 (2)オムツのサブスクについて ①昨今において、保育園でのオムツのサブスクという取り組みが多くの施設で行われているとのことですが、是非子育て支援のひとつとして当町でも進めてはどうかと考えますが、いかがか。 (3)生理の貧困問題について ①生理の貧困問題について伺います。この件に関しては、貧困問題だけではなく、社会問題や人権問題のひとつとしての問題であるので、当町でも向き合っていく必要があるかと思います。公共施設や学校のトイレ等に生理用品の提供を考えてはと思いますが、いかがか。 (4)引きこもり等の町の対応について ①引きこもり等、複合課題の町の対応について伺います。伴走型の支援が構築されるべきだと思いますが、しっかり整っているのか。また、課題等はあるのか伺います。67番 鈴木正美1.一般行政について(町長) (1)業務の外部委託と職員の適正配置について ①町が業務を外部委託することが増えてきていると思われるが、その必要性と町職員の適正配置について伺う。また、各課ごとに委託している業務内容と委託金額を伺う。 ※説明資料を提供いただきたい。75番 本多勇也1.一般行政について(町長) (1)旧関岡小学校、内川小学校の今後について ①閉校して6年が過ぎ、11月19日の全員協議会で視察を行ったが、年々老朽化が進んでいる。以前、関岡小学校を役場庁舎に利用してはと質問をしましたが、現在の庁舎が利用できるうちは使用したいとの事であった。再利用するも解体するも今が判断の時期ではないか伺います。また、建物を解体するのはもったいないと思うが、更地にすれば再利用しやすいのではないかと考えるが、町の考えを伺います。 2.教育行政について (1)令和3年度「全国学力・学習状況調査」について ①広報11月号で結果について公表していました。今まで結果の公表を控えていたと思うが、今回公表した思いは何か伺います。 ②小学校6年生の国語、算数共に県の平均を下回っている。今後の対策として、どのようにするのか伺います。また、園・小・中の連携を強化し、教師の交流授業を図るとのことですが、英語や体育の授業など「相互乗り入れ授業」を進めるのか伺います。...